行方市議会 2018-12-07
12月07日-03号
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) 15番、
大原議員のご質問にお答えします。 確かに年間それ相応の額が現在かかっております、この地域には。その中で最も高額な部分、借地料ということでございますけれども、こちらについては過去に相続等の
チャンスがあったときに相続される方に交渉したこともございます、なるべくならお譲りいただきたいということで。 今後、32年が
契約期間の満了になりますので、そのときにまた改めて皆さんには、こちらの土地を譲っていただけるような交渉に持っていくことで今考えております。その前段として評価額とかいろんなデータをそろえた上で買い取れれば、借地料に関してはこれから先の部分が大分抑えられるのではないかと現在考えておるところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) ほかにも、部長ね、区でやっているところとか有志がやっているところがあるので、例えば
天王崎公園やら
小牧板峰公園などは地元の人に頼むようなことはこれからもないですか、ありますか、そこをちょっと聞きたい。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) 15番、
大原議員のご質問にお答えします。 確かに
地元有志とか地元の区にお願いできれば、非常に安価に
維持管理ができるのかなと考えられます。そういった中で、それも一つの方法として、今後、地元の区と相談をするという可能性は十分考えられる政策かと思われます。今後、そういった部分に関しても考慮しながら管理に努めてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) いろんな面で
公園管理費が余り高いものですから、ぜひ努力していただきたいと思います。
公園管理についてはこれで終わらせていただきます。 次、子供の遊べる公園について、答弁さっき部長さんからもらいましたので、じゃこちらのほうから再質問させていただきます。 遊具を設置している公園が12カ所あると聞きましたが、
児童公園の9カ所、これ全てが玉造地区にありますよね。北浦には
吉川農村公園以外にも4地区はあったんですけれども、これ廃止と聞いていますが、その後、新しい公園をつくる予定はあるのか、それともその遊び道具というか、そういうあれをつくることがあるのかちょっとお聞きしたい。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えします。 先ほどお答えしましたとおり現在12カ所になってございます。
農村公園4カ所については使用頻度がゼロに近いということで、老朽化の一途をたどる、それをたまに利用したときの危険性を考えて地元と相談しながら撤去ということになったわけでございますけれども、
児童公園に関しては比較的利用頻度が高くなってございましたので、こちらの遊具に関しては
維持管理の方向で考え、さらに、もっと子供の遊べる場というものをふやしていきたいと、ふやしてはということでございますけれども、確かに、特に麻生地区でございましたけれども、市民の声としては、ちょっとでも子供を遊ばせる場が欲しいという声も聞いております。 かつては小学校が、日中の閉鎖がなかったときには
大分お子さん方を遊ばせている親御さんの姿を見かけたのでございますけれども、学校の危険性を考えて日中の閉鎖ということになってから、余計、子供を遊ばせる場がないということを聞いております。 そんな中、あくまでも未就時期の方が大分要望されておりますので、これから先、要するにポケットパーク的なものを子育ての一環の中で考慮していく必要もあるのかなと考えております。今後、それについては検討を始めたいと思っております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) わかりました。 それとまた、玉造に9カ所あると思うんですが、これもほとんど使っていないというような話も聞いていますので、大分古いと思うんですが、この辺の撤去などは考えているのか、それとも新しくまたつくるのか、その辺もちょっとお聞きしたい。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) 15番、
大原議員のご質問にお答えします。 こちら現在9カ所の
児童公園の遊具に関しては、新たなものというよりは適切な
維持管理で補っていきたいと思っております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) いろいろな
子育て支援を大分そちこちで行方市もやっていると思うんだけれども、子供が少ないせいもあるとは思うんだけれども、やはり子供の遊び場が少ないと思うんですよね。これ見ると北浦には吉川の1カ所しかないということで、
玉造あたりにも、9カ所でもう古くて魅力のない遊具だと思うんです、今。もう二、三十年前の遊具だと思うんです。新たに今のはやりの遊具、今のはやりはブランコだとかということで同じだと思うんだけれども、そういうものも考えていかなければ、多分、表で子供の遊ぶ声なり笑い声や泣き声が聞こえないと思うんですよね。ますます子供が減っているわけですから、その辺は部長どう考えているかちょっとお伺いしたい。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) 15番、
大原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 確かに、子育てしやすい環境というのはたとえ少子化になっても必要かなと思います。そんな中、現在残っている遊具に関しては
児童公園等に関しては比較的新しいものでございますので、適切な維持、そしてまた古くなったものに関しては交換という考えもございます。 そういった中で、新たな公園、そういったものに関しては、先ほども答弁させていただきましたけれども、これから
ポケットパーク程度でもとも考えられますので、人口の集中地区というものを考えながら設置のほうも考慮していく必要があるのかなと考えます。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) それじゃ、
児童公園は終わって
都市公園について。 その他6カ所あるが、子供の遊べる公園はほとんどないと思うんですよね。
都市公園では
小牧板峰公園以外ないと思いますが、
小牧板峰公園は恐竜でかなり人が来ているんです。各保育園のバスが来てみたり、かなり遊んでいるところもあるんですけれども、やっぱり親御さんから、これじゃ遊ぶ道具が少ないといろいろ言われるわけです。 そこでちょっと市長に聞きたいんですが、高台を利用してあそこへループ、滑り台などをちょっと。それはなぜかというと、白浜で、今ビレッジで年間63万人来ているような話も聞きましたので、かなり子供さんが来ていると思うんです。そこへそういうループみたいな、できればですよ、できればかなり行方市も売れると思うんですが、その辺は市長どうですか。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 15番、
大原議員のご質問にお答えいたします。 公園ということは、やはり子育ての位置づけというところにもなります。ただいまいただきました
板峰公園でありますけれども、滑り台、隣の鹿嶋市にはまなす公園あると思います。あそこもたしか長い滑り台があったという記憶がございますけれども、そういう遊具の関係のところでいえばそういうのも、いわゆる高台、斜面を使った遊び場というのは実はこの行方市にはありません。そういう観点からいうとなると、そういう滑り台みたいな形のものも私としては魅力の一つになるというふうに思います。 また、今までの質問の中でもありますけれども、一つ考えなければならないのは、安全性と同時に
子供たちのセキュリティー、危険性がないようにというところも市としては考えなければなりませんので、いわゆる目が届くところの関係のものがうまく地域と連携できることが一番ベストかなというふうに思います。 またさらに言えば、近くの方々が、あそこにあれば、先ほど部長が答弁しましたようにポケット、小さい公園も、これはそれほど大きな遊具は要りませんので、大きなもの、そして小さなもの、それぞれを組み合わせた公園ということで考えていきたいと思います。 その目玉となるものを設置するのも、観光客だけではなくて子育てがしやすいまちという意味では非常にすばらしい、面白い提案だと思いますので、こちらも設計上できるような形のものを考えていきたいというように思っています。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 市長、よろしくお願いします。 それと、
企画部長にちょっと聞きたいんだけれども、
地方創生の中でも
公園施設の中に遊具などのいろいろな取り組んだ事業が多分あると思うんです。第5章の9、
公園環境施設の
公園施設ということでそういうものは使えないか使えるものかちょっとお聞きしたいんだけれども。
○議長(
鈴木義浩君)
企画部長。
◎
企画部長(
大久保雅司君) 15番、
大原議員の質問にお答えします。
地方創生というよりも、行方市の総合戦略の中には、当然アンケート結果の中では、行方市で子供の遊ぶ場所としての公園が欲しいという要望が非常に多うございました。その内容については、先ほど市長申し上げましたとおり、それの整備のほうは随時進めていきたいと。 ただし、施設としての建物と、そういうものについては、今、公共施設の
総合管理計画というものを実施しておりますので、そちらのほうについては統廃合していきたいと。ただし、敷地的なものについては、やはり行方市の中で普通財産である場所等をうまく活用してそういう公園を整備するのはできると思います。ただし、国のほうの
地方創生の
推進交付金としては市内では使えないと。先ほど市長のほうも言いましたように、交流人口として集まれる場所としてはそういう整備のほうも今後対象となりますので、検討はしていきたいと思っております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) そうだよね、この公園もなかなか整備も難しいよね。やはり子育て、子育てと言っていても、定住しても遊ぶところもない、何もないと言われれば、宣伝にもちょっと差し支えると思うんです。行方市は公園が、子供も遊ぶものないと言われちゃったら、ああ、俺はあそこには行かないで潮来市さ行くよなんて、それは別ですけれども言われる可能性もあるわけですから、ぜひ何かの形で引っ張ってつくっていただきたい。よろしくお願いします。 それじゃ、借地料に入らせていただきます。
公園借地料についてお伺いします。現在、借地料を支払っている公園は、
部長答弁にありましたけれども、
羽黒山公園、
高須崎公園、
小牧板峰公園、
養神台公園、4カ所あるが、どのように契約をしているのかお伺いしたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えします。
先ほど答弁をさせていただいた中で、それぞれの公園について、また何件という形をお答えさせていただきました。それについてはそれぞれ単価が異なります。その当時の契約ということになるかと思いますが、我々どうしてもこの格差があるなと。それから、
契約期間も長いもので10年とかになってございますので、そういった面から今後はちょっと考えを新たにする必要があるのかなと。 というのは、底地というものは値段が変化します。評価額が変化します。こういったものに合わせた適切な借地料というのも今後考えていく必要があるのかなと思っております。その当時の値段よりは、現在は恐らく下がっているところが多いのではないかと考えられますので、そういったものをご理解いただきながら、先ほど言いましたように、高須崎が
契約期間満了になりますのが目の前に来ておりますので、こういった
チャンスを利用しながら地権者と交渉を重ねていき、そういったものの見直しをさせていただきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 確かにこれ、その地域の土地の値段が違うからこういう値段が出てくると思うんだけれども、かなり違うよね。1
平米当たり160円と一番安いのは70円だったかな。それで、これは毎年、
不動産鑑定士を入れて査定しているのか、それとも10年ぐらいはずっとそのままでやっているのか。
不動産鑑定士は予算書にも入っているんだよね、毎年。その辺はどうだかちょっとお聞きしたい。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 公園の借地料に関しましては、長いもので10年、こういったものに関しては毎年見直すという項目が今までございませんでした。したがって、その
契約期間内、同一単価での契約とならざるを得なかったというところでございます。そういった中で、地価はやはり変動しているという事実がございますので、今後、先ほど言いましたように、見直しの
チャンスを踏まえて鑑定なりを入れて行っていきたいなと、ご理解をいただきたいと思っております。 ただ、
不動産鑑定という予算書の項目ですけれども、こちらに関しましては別な事業でのものが今までは多かったんですが、今後は、こちらにも向けて使用させていただきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) ぜひそうしていただきたい。この
高須崎公園にしては、平米160円というと1反歩にすると16万だよね。今、田んぼ1反歩借りると3万か1万5,000ぐらいで借りられるわけです。かなり格差があるわけですよね、これ。だから、ぜひ部長、見直して、さっき市長も言ったけれども、買えられればなるべくだったら買えるように。これもう玉造を入れると何億も払っているわけですよ、正直な話。ぜひそうしていただきたい。 それと、前に、
高須崎公園や道の駅たまつくりの水の科学館を巻き込んだPFI事業があったと思うんです。ああ、これは
高須崎公園、借地も管理費も払わなくていいなと思っていたら、そのPFI事業はいつの間にか聞かないと思うんだけれども、とりあえず今はどのようになっているのか、それとも消滅しちゃったのか。ただ、前に私も経済のほうにいましたので、A4判ぐらいの紙で構想だけぱっと見せられて、800万も払ったような記憶があるんですけれども、今はどのようになっているのか、そこだけちょっとお聞きしたいんだけれども。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君)
大原議員のご質問にお答えさせていただきます。 現在、水の科学館取得後の計画を現在進めている状況でございます。これにつきましては、庁内の関係する各課で構成いたします水の科学館リニューアル検討委員会というものを立ち上げまして、いろいろな角度から、例えば財源的なものについては
地方創生交付金またはPFI事業方式などを取り入れられるかとか、そういうものについて現在協議を進めております。 その中で、
高須崎公園を含めますエリアをどうするかと。水の科学館のみそういう事業を入れるか、またはエリア的に、水の科学館のほかにふれあいランドの中にありますあの親水公園等も整備していくのか、今後検討を進めていくような現段階では状況でございます。まず、水の科学館のリニューアル関係について現在進めているというような状況でございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 15番、
大原議員のご質問にお答えいたします。 水の科学館、先ほど部長の答弁もありますけれども、一つ、PFI事業のところについての説明がなかったのでそれを追加させて説明させていただきますが、数年前につくりました絵につきましてはそれはそのままの状況なんですが、PFIですので、受け手側、企業さんがこれを見てやるよという話がなければPFI事業にはなり得ないということになります。 まだ手を挙げてくれる企業自体がほとんど見当たらないというか、そのような状況ですので、ということは、その計画計画は変えずに絵の描き方もしくは動線の仕方をもう一度見直さないと、市単独でお金を入れるということでは結構財政負担が大きいですので、企業さんと一体とならないと効果が出ませんので、その点を今探りながらというか、企業との連携をかけるためのいわゆる絵の描き方をしている最中です。 何件か企業のほうにも当たらせていただいている中で感触がいいところに、これはプロポーザルになると思いますけれども、そういう形のもので水の科学館取得後の展開を今策定中、そして企業に対してアタックをしているところであります。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 市長、答弁ありがとうございました。市長、ぜひ、やっぱりあそこが行方市の発展地と言ったらまた麻生の人に怒られるかもしれないけれども、あそこへ力を入れてぜひやっていただきたいと。 じゃ、次に、道路管理について。 先ほど
部長答弁の中にもありましたが、本市では延長が1,800キロ、それの管理が大変だと思うが……
○議長(
鈴木義浩君)
大原議員、2についてはまだ答弁がありませんので質問をしてください。
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 道路管理についてお伺いします。
○議長(
鈴木義浩君) 要旨を。
◆15番(
大原功坪君) 要旨ね、道路管理について、①どのように管理をしているのかお伺いします。
○議長(
鈴木義浩君) 要旨2も、すみません。
◆15番(
大原功坪君) ②(麻)の1-15号線の現状についてお伺いします。 申しわけありませんでした。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、
大原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 道路管理について、どのように管理を行っているのかということでございますけれども、本市の管理道路につきましては、延長が約1,800キロメートル、県内では8位、全国でも99位の長さです。市民1人当たりの道路延長を見ても、県内自治体平均が17.4メートルに対し本市は48.8メートルと、3倍近い長さとなってございます。これらを管理するには職員のパトロールだけでは対応し切れないため、
ふぐあい箇所等があった場合には、各区の区長を通じて補修等の申請をいただいておるところでございます。 平成29年度に区長から申請のあった件数は520件、対応済みの件数は446件、今年度は、11月末現在でございますけれども、申請件数502件、対応済みが406件となってございます。約81%の対応状況ということでございます。残りの未処理及び保留案件の箇所については、他の案件と比べ明らかに状態がよいなどの優先順位が低い場合や、それから道路用地の境界がはっきりしていない箇所、設計や測量が必要ですぐには工事できないところなどがあり、これらについては次年度以降の対応とさせていただいております。 対応方法としては、簡易な穴埋めや砕石の敷きならし、除草、土砂の撤去など直営でできるものについては職員と嘱託職員で行い、それ以外のものについては業者へ発注し工事を行っているところでございます。また、区長より申請があった箇所については、現地を確認して2週間以内には対応の方針を回答できるよう努めておるところでございます。 道路維持補修費用については年々増加の傾向にございます。除草や土砂撤去については、地元の各区の協力で行っていただけるよう、補助金等を活用しながら対応しているところでございます。今後とも、費用を抑えながら適切な
維持管理を行っていけるよう、地域との連携や建設業者への委託等を適宜に行っていきたいと考えております。 次に、(麻)の1-15号線の現状でございますが、市道(麻)1-15号線は、県道繁昌潮来線の小牧地内から新宮、天掛地内を通り、再び県道繁昌潮来線に出るルートでございますが、現在、地元からの道路改良要望を受け、新宮地内及び天掛地内において道路改良事業を行っているところでございます。 新宮地内の工事は、道路の一部拡幅及び拡幅に伴う土地改良区内のパイプラインの移設を実施しており、平成31年度以降も継続して拡幅工事を進める予定でございます。天掛地内の工事については、道路拡幅部分がハス田となっていることから、土どめと盛り土の工事を施工後、自然転圧の期間を置いて排水構造物、舗装等の工事を実施するため、通常の改良舗装工事に比べ完成まで時間がかかっております。やはり地盤が不等沈下ということを起こしかねないので、どうしても時間が必要かなというところでございます。今年度の工事は、盛り土が完了している箇所の改良舗装工事及び拡幅部分の土どめ、盛り土の工事を実施しているところでございます。 この道路は、スクールバスの経路になっておりますが、現在の幅員ではバスと他の車両がすれ違うことは難しい状況となっているため、工事未着手となっている県道側約700メートルの区間には待避所が3カ所ありますが、簡易的な過去に行ったものであるため、バスを避けるのには不十分と思われます。このため、用地取得が済んでいる箇所を待避スペースとして利用できるよう、拡幅、盛り土を先行して実施することを検討し、平成31年度に一部実施を予定しているところです。 今後も、地元の皆様の協力をいただきながら、安心・安全に通行できる道路を早期に完成させるよう事業を進めてまいります。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 部長、ありがとうございました。
部長答弁にもあったとおり、1,800キロという長い道路が行方市には自在に歩いているわけですよね。これを管理するのには大変だと思います、実際。年間、区長要望が500以上も毎年あるということで、本来なら地域に草刈りだとかいろんなものがあると思うんです。そういうものを地域に任せてやってもらえないか、そうすればかなり数が減ると思うんです。 穴ばかりじゃなく、よく道路ののり面が崩れているようなところも結構見受けられる。それは、のり面、前も部長に言ったかもしれないけれども、農家の人が除草剤まいちゃうんだよね。のり面が崩れるのはほとんど除草剤まいちゃう根っこ枯れちゃうとみんな崩れちゃうんですよ、大雨降ると。そういう工事もかなりこれは来ていると思うんです。だから、区長さんを通してでもいいですからそういうのをきちっとまかないようにしてもらえればかなり違うと思うんです。そういうところは結構やっているんですかね、そこらをちょっと。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えします。 確かに今おっしゃったとおり、住民、それから農家の方にとっては、のり面の草木、こういったものの作物等への影響を考え、除草剤等をまかれるというのは現実にございます。そんな中、やはり農家としては生産性の問題から行っている行為でございますので、なかなか使わないでほしいというようなことも言いづらい点もございます。 そんな中、改良等が終わった中で、特に改良時には芝生等をのり面に植えてあったわけですけれども、ほとんど枯れてしまったというような箇所ございます。これが毎年やはり大雨で路面に流出、こういった箇所が多数ございます。これについては土砂撤去等を随時行っていくしかないのかなと。ただ、簡易な土どめの作業、こういったものも入れていく必要があるのかなと、農家サイドとしては余り草は生やしてもらいたくないと思っておりますので。ただ、簡易な土どめといいましてもやはり費用的な面が大分かさむことは事実ですので、スピードは遅いですけれども、そういった対応をとらざるを得ないのかなと考えます。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) そういうところも指導していっていただきたいと思いますけれども、あとは、道路のり面の草ですね、セイタカ何とか草とかいうやつが物すごく多いところがあるんですよ、カーブなんかに。それは、いや、地主さんがこれ刈ってもらわなきゃしょうがないとか、耕作している人が刈ってもらわなきゃならないというよく話をするんですが、これは市ののり面だから俺は刈らないよと、そういう人が、意地悪い人が何人かいるんですよね、どこの地域にも。ああいうのはどうするんだか、市のほうでも対応なかなか、1カ所刈ると、じゃうちも刈らない、じゃこっちも市でやってもらわなきゃなんというのが出てくると思うんです。そういうのはぜひ耕作者か地主に刈らせるような指導をやらなきゃだめですよ、あれは。あとは区長さんを通して区でやるか、いちいち市でやっていたらもう何でも市でやってくれると思っていますから、その辺はどうですか、部長。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えします。 道路敷きののり面、こういったものは基本的に道路管理者ということになろうかと思いますが、なかなか手が回らないというのが実情でございまして、そのために、先ほどもちょっとお答えさせていただきましたけれども、道路管理に関して除草と土砂撤去等、こういったものにご協力いただき、補助金制度というものを利用していただければと考えております。 確かに危険な箇所もございます。急なのりがさらに大きく、そういった場所は当然ながらこちらの範疇であり行っていくのが当然でございますので、それ以外、比較的緩やかないしは落差がないというようなところに関しては、今後も、そういったご協力を地元の方々にいただければなと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) よろしくお願いします。 それと、これから冬の時期迎えて、道路に木がかぶって全然日が当たらないで凍結する道路が結構あると思うんです。それが行方市には何カ所ぐらいあるか把握していますか。把握していなければいいですよ。ぜひそういうところを点検して木を切っていただいたりやらないと、これ、穴ぼこの事故よりは多分大きな事故になると思うんです。確かに手が回らないといえば、1,800キロぐらいのもう本当にとんでもない、茨城県でも8位ですか、その長さですので、それは大変だと思いますけれども、これからは冬場になると、多分皆さんも経験済みだと思うんですけれども、結構そういうところがあると思うんです。そういうところを点検してぜひやっていただきたい。 それと、これは前々から頼まれてなんですけれども、U字溝の伏せ方によって、ピアノみたく音がタタタと鳴るようなところが多分あると思うんです。田んぼあたりのお隣ならいいと思うんですが、町なかでやられると物すごい音なんです。俺もその箇所へ行ってお茶呼ばれたりなんかしましたけれども、本当、話も聞こえないようなところがあるんですよ、部長知っていると思うんですが。あそこだったら本当は一方通行がいいと思うんだけれども、一方通行にさせるわけにもいかないと思うから、夜中なんかは寝ていられませんよ、あれでは。本当にすごい音ですから。そういうところも、一方通行にもなかなかできないと思うので、ぜひ市長、対応していただきたい。市長も場所、多分知っていると思います。何回か聞いていると思いますので。じゃ、これはこれで終わります。 じゃ、(麻)の1-15号に入ります。 部長、本当にこれは両方ハス田で大変な事業だと思うんです。上下ハス田だからね。でも、やっぱり幹線道路にも満たない、通学道路にも満たない、そういう生活道路だからなかなか進まないと思うんですが、ここ通学バスが通るようになったので本当に道幅狭いんです。 ずっと見ていると、これ、天掛から籠田、六万部までが1,300メートルあるんだよね、多分。地盤が多分大変だと思うんだけれども、今の状況で盛り土をやっていると、約100メートルなんですよ、1年間にやっているのが。そうすると盛り土だけで13年かかっちゃうわけです、単純に計算すると。その上、舗装すると26年間かかるわけ。これじゃ地域の人らも多分大変だと思うので、
先ほど答弁あったんだけれども、道路ができた後から舗装するんじゃなく盛り土だけでも一気にやってもらえれば、待避所なんかは多分、
先ほど答弁にありましたようにやらなくてもいいと思うんだけれども、その辺はどうですか。 500メートルというのはむちゃかもしれないけれども、その辺は一気にちょっとやってもらえれば、あとはいいんじゃないですか、舗装工事はあとおくれても。これ100メートルずつやってちゃ、13年もかかっていたら大変ですよ、地域に迷惑もかかるし。その辺は部長どうですか。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、15番、
大原議員のご質問にお答えします。 確かに、この地区に関しては非常に時間を要するなということは思っておりました。さらに、幹線道路から幹線道路とをつなぐというような道路でもないということで、残念ながら補助の対象にはならないということで一般財源で行っているわけでございますけれども、地元にとっては幹線だと。まして、今後スクールバスの往来が決まったルートだということで、非常にご迷惑をおかけしているとは考えております。 そんな中、今、議員のほうからご提案いただいた施工の方法、だんだん仕上げていくのではなくてまず基礎をというご提案、こういったことも逆に一般財源等であればある程度自由な面もあるのかなと考えますので、今後やり方については検討していきたいと。それから、来年度に関してはとりあえず買えているところをまずは着手していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) ぜひ、道、埋め戻すというか盛り土を先にやっていただきたい。そうすれば待避所もつくらなくても緩和できると思うんです、何メートルかやると。あと残りは700メートルぐらいですか。そうすると7年かかっちゃうわけだから、そうでなく予算をちょっと入れてもらって、その辺、市長どうですか。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 15番、
大原議員のご質問にお答えいたします。 工法的なところですね、先ほど
部長答弁にもありましたとおり、一般財源のところでありますので、いわゆる国・県の予算ではないので、工法が違うという形でもできるというふうになります。ですので、やはり土地の買収が一番大きいことだと思うんです。ですので、この土地の買収につきましての力のまず入れ方と、要は虫食い状態にならないような状態にどこまでなるのか、そこを見計らいながら検討というか、虫食いにならないように道路の幅をちゃんと、ある程度の距離を確保できるような形まで持っていけばこの話は進むと思いますので、できる限り、買収のほうに力を入れつつ、工法をできるだけ、安価と言ったら失礼かもしれませんが、効率よくできるような手法をとっていきたいというふうに思います。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) ぜひ一日も早くできるようにお願いして、この件は終わります。
質問事項の3、後期高齢者医療について。 要旨の①行方市の後期高齢者の人間ドックについて。 これは
一般質問というより、茨城県後期高齢者、議会において議案が出てきましたので、44町村の中に5カ所ですかね、3市2町が入っていなかったので、そこに行方市が入っていたんですよ、入っていないところへ。なぜ行方市がそこに加入していなかったのか、それだけちょっとお伺いしたい。
○議長(
鈴木義浩君)
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(
宮内美佐夫君) 15番、
大原功坪議員のご質問、3、後期高齢者医療費について、①行方市の後期高齢者の人間ドックについてにお答えをいたします。 人生100年時代、総活躍社会を見据え、いかに健康で豊かな生活を送れるかは大変重要なことと考えております。そのためには、日ごろから市民みずからも健康管理に努めていただくことが何より大切なことです。 ご質問の人間ドックですが、これまでも後期高齢者医療制度の被保険者に対しまして人間ドック等の助成については検討してまいりました。当制度の被保険者の方々におかれましては、医療機関を受診する機会が多く、既に詳細な検査を行っている傾向にあることから、これまで人間ドック等の助成の実施には至っていないところです。 しかし、最近、脳の病気である認知症や脳梗塞、脳出血については年々増加しているといった状況からも、高齢者の脳ドックは健康保持・増進に大変有効な手段となっていると思います。脳ドックの検査費等の一部助成については今後検討していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 15番、
大原功坪君。
◆15番(
大原功坪君) 今、部長言われたように、ぜひ脳ドックを推進していただきたいと思います。今ちょうど後期高齢者の中に突入した中にいるね。やっぱり日本を支えた年代だと思いますよ。昔、金の卵と言われた人らがちょうど今、そういう後期高齢者の中に入っていると思いますので、ぜひ人間ドックなり脳ドックなり行方市でもやっていただきたい。 これにて私の
一般質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(
鈴木義浩君) ご苦労さまでした。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は10時25分といたします。 (午前10時09分)
---------------------------------------
○議長(
鈴木義浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時25分)
---------------------------------------
△栗原繁君
○議長(
鈴木義浩君) 引き続き
一般質問を行います。 6番、栗原 繁君。 〔6番 栗原 繁君登壇〕
◆6番(栗原繁君) 皆さん、こんにちは。6番、栗原 繁であります。 師走を迎えてなお夏日を観測した地点があるということでございます。おおよそ小春日和とはほど遠く、セミやカエルの声を聞いたとのうわさも荒唐無稽とばかり思えない陽気でございます。きのうより冬らしい気温となってはおりますけれども、四季の移ろい、日本の情緒は一体どこへ行ったのでしょうか。越冬に備え採餌を終えた生き物たちは体調を崩さないだろうかと心配になります。その年のエルニーニョ現象がたまたま強く働いたせいだと思い出話になるのか、異常気象がこのまま常態化してしまうのか、これからの冬本番を迎えるには覚悟が要りそうです。気まぐれともいえる気候の変化に体調を崩さぬようお気をつけください。 今定例会、私の
一般質問は、
質問事項1、学校教育新教育課程への移行について。 要旨1、準備段階にある新教育課程への移行、進捗について。 要旨2、プログラミング教育の概要、対策はどのようなものか。 要旨3、新たなカリキュラム導入へ向けた取り組みにはどのようなものがありますか、ご教示ください。
質問事項2、保健衛生について。 要旨1、5年ぶりの流行の兆しを見せた風疹を初め、感染症等の予防と対応策はどのようなものがありますか。 要旨2、主導する県保健所との連携が必要であると思いますが、市にできることは何があり、何をすべきかご教示ください。
質問事項3、霞ヶ浦の環境保全について。 要旨1、霞ヶ浦湖水浄化のための国、県、市、それぞれの役割には何があるのか。 要旨2、我々市民にできること、すべきことは何か。 要旨3、市長のご挨拶の中でも紹介されました環境自治体会議、主催することによって得られた成果はどのようなものか。 要旨4、環境をテーマに行われた第5回行方ふれあいまつりの結果について。 以上を一括にてご質問申し上げます。答弁をいただいた後、一問一答にて再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。 〔市長
鈴木周也君登壇〕
◎市長(
鈴木周也君) 6番、栗原 繁議員のご質問、私からは3の霞ヶ浦環境保全についてお答えいたします。 霞ヶ浦は、水資源として、また豊かな水産資源を育む湖として、良好な景観とともに古くから市民に多様な恵みをもたらせてきた貴重な財産です。霞ヶ浦は、湖面積が広く水深が浅いため水質が汚濁しやすい湖でもありますが、水質の改善対策は本市の重要課題でもあります。本市では、その課題解決のために、平成28年3月に行方市環境基本計画を策定いたしました。 霞ヶ浦の環境保全につきましては、「身近な自然の保全と活用」、「生活環境の保全」を基本目標として各種施策に取り組んでいるところであります。本年10月15日から17日まで、本市において第26回環境自治体会議なめがた会議(全国大会)が開催されました。基調講演や分科会などを経て、なめがた会議宣言が採択され、霞ヶ浦、北浦に代表される湖沼や河川などの保全活動を通じた水辺の保全と生物多様性保護、水質改善と経済活性化、水供給と防災、水に係る教育とパートナーシップの4つの取り組みを市民、事業者、行政がより連携を強固にし、進めていくことが決定されました。 霞ヶ浦の環境問題については、国・県並びに霞ヶ浦流域市町村、水資源機構等の関係機関が一体となり水質浄化等の対策を実施してまいります。今後も、霞ヶ浦湖岸に位置する本市としまして霞ヶ浦の水質改善対策を積極的に進め、市民が安全で安心な持続可能な環境のもとで暮らせるまちづくりを進めてまいります。 詳細については副市長、
担当部長に答弁をさせます。 また、
質問事項1は教育長、
質問事項2につきましては
担当部長に答弁をさせます。
○議長(
鈴木義浩君) 副市長。
◎副市長(武内康彦君) それでは、6番、栗原議員のご質問3、霞ヶ浦の環境保全の①湖水浄化のための国、県、市の役割についてお答えいたします。 湖水浄化のための取り組みは、その一つとして、昭和63年3月に施行されました湖沼水質保全特別措置法に基づき行われております。この法律は、下水道の整備や農業対策などの特別の措置を講じることにより湖沼の水質保全を図るために制定されたものです。 国、ここでいう国は環境省でございますけれども、国は、この法律に基づき、湖沼の特性及び汚濁原因に応じた均衡ある水質保全対策を適切に講じることを基本理念とした湖沼水質保全基本方針を定めました。さらに、茨城県は、この法律の規定に基づきまして霞ヶ浦に係る湖沼水質保全計画を策定しており、現在は平成29年3月に策定されましたこの計画の第7期計画に基づきまして、平成32年度を目標年次として霞ヶ浦の水質保全に向けた取り組みが実施されているところでございます。 この計画の中で、国、県、関係市町村の役割、取り組みが定められてございます。その中で国の取り組みとしましては、霞ヶ浦へ流入する河川の直接浄化対策、水質汚濁メカニズムについての調査・検討、利根川と那珂川の水を導水する霞ヶ浦導水事業の推進、そして北浦におけるしゅんせつ等の調査・検討などを国として進めることとしてございます。 次に、茨城県の取り組みとしましては、目標年次平成32年度における下水道等普及率や生活排水処理率の設定、水生植物帯の整備、霞ヶ浦水質保全条例を制定し、工場・事業場からの排水基準の設定、また、その基準の遵守の徹底、農畜水産業への対策などを進めることとしてございます。 さらに、本市としましては、農畜水産業からの窒素分の流出を抑制することや、生活排水による水質汚濁防止の推進に取り組んでございます。また、環境保全活動として、年2回の霞ヶ浦・北浦一斉清掃大作戦の実施や流入河川の水質調査を実施してございます。さらに、環境教育として、児童環境科学セミナーを毎年7月、8月に霞ケ浦ふれあいランドで開催してございます。 このような取り組みの継続によりまして流入河川の水質に改善傾向は見られるものの、湖内の水質は環境基準に対しCOD、全窒素、全リンともに依然として高いレベルで推移しており、アオコの発生も依然として見られているという状況でございます。 今後も、国、県の取り組みに連携しながら、本市としましても霞ヶ浦の環境保全に取り組んでまいります。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 教育長。
◎教育長(正木邦夫君) それでは、6番、栗原 繁議員のご質問、1、学校教育・新教育課程への移行、①新教育課程への移行、進捗への取り組みについて、また③新カリキュラム導入へ向けた取り組みについては、関連がございますのであわせてお答えいたします。 本市におきましては、新学習指導要領の完全実施に向け、前倒しして計画的に準備を現在進めているところでございます。学習指導要領改訂により新たに導入されるものとして3点挙げることができます。1つ目は道徳の教科化、2つ目は小学校外国語の導入、3つ目といたしましてプログラミング教育の導入でございます。 まず、道徳の教科化についてですが、昨年度平成29年度に大学の先生による講演会を実施しまして、道徳の理論に関する理解を深めました。さらに、授業力の向上を目的に内地留学者によるモデル授業研究会を実施し、授業実践に関する協議を行っております。また、指導主事よる助言・指導を継続的に実施しているところでございます。 次に、小学校外国語の導入についてですが、具体的には、小学校高学年で週1時間実施していた外国語活動を週2時間の外国語科に格上げいたしまして、そのほか、小学校中学年で新たに週1時間の外国語活動を導入するというものでございます。小学校中学年以上で1時間の授業増にも対応しなければならないところではございますが、本市におきましては本年度先行実施しておりまして、県においては来年度から先行実施する予定でございます。 各小学校とも、下校時刻をおくらせることなく授業時間をふやす工夫をそれぞれしております。本市のカリキュラムは、今年度先行実施していない他の市町村のモデルとして紹介されているところでございます。 授業力向上については、大学の先生を招いての理論研修と実践研修を実施しているほか、ネーティブスピーカーとのオンライン研修もこの夏、実施したところでございます。さらに、ALTを小・中学校全校に配置いたしまして小・中の円滑な接続を目的とした授業研修会を実施したりするなど、県内でも先進的な取り組みを行っております。 次に、②プログラミング教育の概要、対策についてお答えいたします。 プログラミング教育について、新学習指導要領では、新たな教科として導入するのではなく、プログラミング的思考を育むために現在ある教科・領域などで指導することとしております。どの教科で実施するかは学校の判断に委ねられているところでございますが、教育委員会といたしましては、義務教育9年間を見通した系統的な指導が必要と考え、行方市教育会と連携を図りながらプログラミング教育推進委員会を立ち上げたところでございます。2020年の完全実施を見据え来年度は試行的に実施する予定で、現在はそのための指導計画を立案中でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君)
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(
宮内美佐夫君) 6番、栗原 繁議員のご質問、2、保健衛生について、1の感染症等の予防と対策等についてお答えをいたします。 感染症は、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、せき、嘔吐等の症状が出ることをいいます。感染経路としては、インフルエンザのように人から人に感染するほかに、破傷風や日本脳炎のように傷口や動物、昆虫から感染するものもあります。感染して発症する場合もあれば、ほとんど症状が出ずに終わってしまうケースもございます。 感染症対策としては予防接種が挙げられます。各種の病原体に対して免疫を持たない方へ免疫の増強効果を目的に行われるもので、感染予防、発病予防、重症化予防、感染症の蔓延予防、感染症の排除・根絶等を目的としております。本市においては、各種予防接種を推奨するとともに、予防接種法に基づき小児定期予防接種については全額助成をしているところです。また、成人の風疹等予防接種については一部助成をしております。 続きまして、2の県との連携、市にできることは何かについてお答えをいたします。 県との連携については、各種感染症の発生状況について情報を共有し、感染拡大を防止すること、感染予防に努めております。具体的には、市のホームページ等での広報、乳幼児健診時等に未接種者への勧奨を行っているところでございます。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) それでは6番、栗原議員のご質問、
質問事項3の霞ヶ浦の環境保全、質問要旨の2番目、市民にできることについてお答えをいたします。 今日の環境問題の多くは、市民一人一人の日常生活に起因する環境への負荷の増大が要因の一つと言われております。このため、市民一人一人がみずからの日常生活と環境とのかかわりについてより理解を深め、環境への影響に配慮した生活様式に見直すことが大切でございます。 住民主体の環境保全活動といたしましては、市民参加によります霞ヶ浦・北浦一斉清掃大作戦を初め、行方市家庭排水浄化推進協議会におきまして、水質浄化キャンペーンや節電キャンペーン等を実施いたしております。 また、本年度も、行方ふれあいまつりで、水質浄化のPRの一環といたしましてアクリルたわしを来場者へ配布するなど啓発活動等を行っております。そのほかに、北浦水質レスキュー隊連絡会議では、毎年1回、たすきで繋ぐ北浦一周ウオーキングを開催いたしまして、湖岸周辺のごみ拾いや北浦という湖の魅力の発見、周辺にある歴史探訪等をすることで、参加者への北浦周辺の環境保全の必要性を再認識していただいております。 今後も、市民が地域の環境を担う重要な主体として、民間団体や事業者、市、県といった各主体との協力・連携のもと、地域における環境保全活動の場へ積極的に参加することで、より一層の地域環境の保全が図られることが期待をされております。 次に、質問要旨の3番目、環境自治体会議の成果についてにお答えをいたします。 本年10月15日から17日の3日間におきまして、第26回環境自治体会議なめがた会議の全国大会を、レイクエコーを主会場といたしまして、県内外の市町村長、議会議員、自治体関係者及び環境関係団体で226名の参加を得て開催することができました。本市議会議員の皆様のご協力に深く感謝するところでございます。 現在、環境自治体会議の事務局で、本大会の会議記録集として報告書をまとめている状況でございます。その報告書の内容といたしましては、市町村長パネルディスカッション、論点提起、各分科会、総括セッション、一般発表等の発言要旨を取りまとめたものになります。 今後、報告書等について環境自治体会議のなめがた会議実行委員会へ1月下旬ごろに事業報告、また決算報告等をする予定でございます。その後、議員皆様方にはその報告書を配付させていただきたいと思っております。 次に、質問要旨4のふれあいまつりの結果についてお答えをいたします。 地域振興と活性化を図ることを目的として今年度で5回目を迎えた行方ふれあいまつりですが、2日間天候にも恵まれ、市内外より約6万人の来場者を迎えることができました。また、127団体、130を超える飲食、物販等のさまざまなブースを設置し、盛大に開催することができました。これもひとえに、皆様はもとより関係各所、各種団体のご理解、ご協力のたまものであると感謝を申し上げます。 さて、この行方ふれあいまつりは、来場される方々に楽しんでいただくため、日々の生活に欠かすことのできない体験の場、学習の場の提供を行っております。今年度は、環境をテーマに、さまざまな観点より気軽にできる体験や学びの場を設けました。その中でも、霞ヶ浦の水質や生き物について学んだり、茨城大学による水に関する体験型ワークショップの開催などと、親子で楽しみながら学ぶことや環境について考えるきっかけづくりができたものと思っております。 また、同会場にて畜産まつり、秋の漁師市、地元野菜のチャリティー配布等を同時開催することで、本市の農畜水産物のPR及び展示物販等による商工業の活性化のため絶好の場として提供ができ、来場者の皆様方にも楽しんでいただけたのではないかと思っております。今後も、本市産業の活性化に向け、さらなるイベント内容の向上を目指していきたいと考えております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ご答弁ありがとうございました。 順を追って再質問させていただきたいと思います。 まず、教育長より学校教育についてのご答弁をいただきました。 新教育課程への移行の準備を前倒ししてなさっているというところでございます。きのうのご答弁の中にもありましたので、こちら確認をさせていただきたいんですけれども、先生方、お休みを返上してその準備のための研修会等々にご参加されておられるということを伺いましたが、たしか、準備のため、新学習指導要領ですか、こちらに対して3項目新たにご負担になるという部分に関しての研修の割合というのは、さほど多くはなかったようにきのう拝聴いたしました。もう一度、研修の種類、対象者、そして行われた研修の中で、この新教育課程という部分についての研修の割合について、確認させていただけたらと存じます。
○議長(
鈴木義浩君) 教育長。
◎教育長(正木邦夫君) それでは栗原議員のご質問にお答えしたいと思います。 私、危惧するところは、3項目新たに、道徳の教科化、そして小学校高学年の英語、また中学年の外国語活動の導入、そして3点目のプログラミング学習の導入ということで、この研修、いかに先生方の負担を少なくしながら自主的に研修のほうを進めていくかというところで、昨日、夏季休業中の先生方の研修についてはお話しさせていただきましたけれども、県主催あるいは市主催の研修会、それ以外に一番もとになりますのは各学校の教育課程の編成ですね、要するにカリキュラム編成においてどのように計画を立てて事前研修を進めて実施の準備をしていくかということで、現在、それぞれの学校で取り組んでいるところでございます。 負担をかけずに導入ということで、前倒しの部分を含めまして、昨年が道徳の研修、先ほどお話しさせていただきました。また、今年度、英語の研修ということで来年からプログラミング学習のほうを前倒しで導入してまいりますが、これも非常に新たな取り組みという、特にプログラミング学習については、これは文科省のアンケート調査のほうでございますが、やはりプログラミング教育の趣旨あるいは目的、基本的な考え方などの情報が不足しているということで、60%以上の教育委員会が不安を抱えているところもございます。 本市のほうは今どの段階にあるかというところで、ステージを4つに分けまして、全国的にはステージゼロ、特に取り組みをしていないというのが率で57%、またステージ1ということで担当を決めて検討中が13%、ステージ2が研究会や研修を行っている、13%、ステージ3、事業を実施しているが16%でございますが、本市は、先行的に取り組みを開始しているところで、現在このステージ1からステージ2、研修会等に向けて今年度取り組みを始めているところでございます。 いずれにしても、働き方改革もございますので、教育委員会でいろいろなことを配慮を含めて取り組んでまいりたい、そのように考えております。また、特にプログラミング学習につきましては、予算あるいは人材の不足は否めないところではございますが、特に人材については企業あるいは団体、あるいは大学等のご支援を仰ぎながら来年度実施に向けて検討をしているところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) プログラミング教育まで言及していただきました。ちょっと先にこの点についてお伺いしたいと思います。 私も、以前より興味がありましたので、プログラミングなるものをちょっとかじるといいますか、経験をしました。昔の言語がどうのこうのとかいうころはかなりハードルが高くて経験できなかったんですけれども、この年になりましてやりますと結局ハードが要るんですよね。簡単にできるソフトはフリーソフトでもあるらしいんですけれども、この必須として取り入れられるプログラミング教育なるものが新たな格差の要因とならないかというのがちょっと考えたものですから、結局、学校へ行けば端末に接して経験することはできると思うんです。ただ、その中で誰もが果たして同じレベルで習得できるのかというところが一番心配なところなんですけれども、その辺のところについて、教育長、これは予算とか人材とか大がかりな準備になっておるようでございますけれども、お考えをちょっとお伺いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 教育長。
◎教育長(正木邦夫君) それでは、6番、栗原議員のご質問にお答えいたします。 予算的には、31年度の主要事業の目玉といたしまして、ICT教育推進事業の中でプログラミング教育の推進を図る計画でございます。予算額といたしましては、一応希望でございますが44万8,000円、これが予算として要望を出しているところでございます。ただ、言語ということで、各学校でそういうソフトをそろえながら授業で使うというところでは、いろんな使い方、導入の仕方がございますけれども、できる限り基本的なプログラミングの考え方、論理的な思考に重点を置きながら、できる限り
子供たちが理解しやすいような、そういう指導を行ってまいる考えでございます。 ここで、なぜプログラミング学習なのかというところについて若干確認しておきたいと思いますけれども、これは、小学校の学習指導要領の中で、各教科の特質に応じて
子供たちがプログラミングを体験しながらコンピューターに自分の意図した処理を行わせる、こういうことを学ぶ、そういう活動を通して論理的な思考を身につけるというところでございます。 議員おっしゃるように、ソフトウエアでいろんな命令、コマンドを入れながら動作を確認して、そして達成させるというようなことを学んでいくわけでございますが、学校ばかりじゃなくて、紙ベースで駒を動かしていくような、そういう方法もプログラミング学習の一環の中で提示されておりますので、できる限り
子供たちの思考が無理なくこのプログラミングに親しめるような、そういう方法を今後導入していきたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) このプログラミングに関しましては、言語を覚えたり技能を習得すること自体を目的としないというような記述が見られました。それで、A群からC群まであって、このプログラミング教育はそのC群に属するんだということなんですね。C群というからC言語なのかなと思ったらそうではなくて、各学校の裁量によって実施できるというようなことらしいです。 であれば、当然このICT社会、それも日進月歩で進んでいく中で、当然
子供たちも日常で、そういう部分にさらされて経験もしているんだろうと思うんですね。この必要性は十分に考えられるんですけれども、教育課程への取り入れ方というのがもし裁量が許されて可能であれば、例えば地域の高齢者とか一緒にそういう機械に触れる機会を持っていただけたらいいのではないかななんて考えたんですけれども、そういったことは可能でしょうか。
○議長(
鈴木義浩君) 教育長。
◎教育長(正木邦夫君) それでは、6番、栗原議員のご質問にお答えしたいと思います。 議員おっしゃるように、高齢者とのふれあいあるいは学び直しというところで、
子供たちと高齢者の方がともに学ぶという中での、これはコンピューターあるいはプログラミング学習に限らず、そういう場面は今後やっぱり学校教育の中で積極的に取り入れてまいりたいと、また検討していきたい、そのように考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) それで、先ほど当初の質問の中で、この新指導要領に向けた取り組みということで、やはりプログラミングであるとか、それと、道徳はこれまでもあったということですけれども、英語であるとか、大変な現場のご苦労が想像されるんですけれども、実際に授業を行う段階になりますと果たしてこの辺が、全体の枠の中に含まれて、全体の枠が果たして、1.5倍とは言われていますけれども、じゃ1.5倍の時間がかかるのか、1.5倍の労力がかかるのか、この辺のところは教育長どうなんでしょう。例えば、きのう聞いたところの研修時間というのも1日程度かなと想像したんです、自分は。また、英語に関しても多くて週2時間ぐらいなんですよね。これらをうまく効率的に授業の中に取り入れて、全体としては無理のないものにできるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の目標をどの辺に掲げていらっしゃるのか、それだけ伺っておきます。
○議長(
鈴木義浩君) 教育長。
◎教育長(正木邦夫君) それでは、6番、栗原議員のご質問にお答えしたいと思います。 教育というものは、この新学習指導要領改訂におきましても、5年先、10年先に生きる
子供たちが大人になりまして必要とされる資質、能力について学んでいく。ですから、道徳で学ぶもの、また英語で身につけるもの、そしてプログラミング学習を通して思考力を高めていくというようなところで、これはもう必要なものだと考えております。 議員おっしゃいますように、これらを全て取り入れていきますと授業時数がふえるということは一番懸念されるところではございますが、道徳においては、年間で最低限35時間を確保しながら、従来の時間の中で教科として実施するものでございます。また、英語につきましては、高学年の英語科、これは週当たり2時間が目標でございますが、これについてはプラス1時間、また3・4年生の外国語活動については週当たり1時間増となります。 そして、3つ目のプログラミング学習につきましては、総合的な学習の時間を利用しまして、その中で各教科でできるものとまた主に総合的な学習の時間で学ぶものと、特性に応じて学んでいくわけでございます。その時間の確保については、行方市各学校の努力もございますが、例えば清掃の時間を必要に応じてカットしたり、帰りの会の時間を調整したりとか、また、ある小学校では月曜日の6校時目に英語の時間をふやす工夫とか、あるいはそれ以外の小学校3校におきましては水曜日の7校時目に設定するなどの工夫をしております。 ただ、先ほど申し上げましたように、下校時刻については遅くならないように、そこは今までと変わらず、時間の調整を含めて工夫して実施しているところでございます。その辺よろしくご理解のほどお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) 試行期間を経て、行方市の場合、ソフトランディングといいますか、無理のない導入、移行というものができるのであろうと存じ上げます。ICT教育もやっていかなければ当然世間におくれてしまう。ことし世界で一番稼いだユーチューバーは7歳の少年らしいです。逆に、そういったものに触れることによって
子供たちに大きな隔たりができてしまったりすることがあってはならないと危惧をしたものですから、今回、以前にもお伺いしている部分について確認をさせていただきました。 市長にとって、行方市らしい教育、これ、つまりはこの新しい指導要領の流れに乗ってよそに先んじるのか、またそれとは違ってじっくり、地域とのつながりとかそういったものを大事にして制度に流されず行方らしさを追求していくのか、この辺のお考えをお伺いしてみたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 6番、栗原議員のご質問にお答えいたします。 教育につきまして、行方市におきましては、先ほど教育長からお話がありましたとおり、さまざまな国の施策によりまして道徳教育、外国語教育、プログラミング教育と3つのものがあります。行方市におきましては、まずは郷土教育を今まで続けてきておりますので、地域との密着の中で道徳なりの教育をしていく。国が言います道徳、これは全体的な道徳でありますからさまざまな考え方があるだろうというところであります。学校の先生たちも、この道徳というところの部分というのはどうしても、わかりづらいと言えば失礼ですけれども、それぞれの個性があり、それぞれの考え方がある中での道徳というものを教育していくというのは一番大変かと思いますが、やはり地域とのつながり、いわゆるコミュニティーというところからやれば、これも一つの道徳であるというふうに思うわけであります。 また、外国語、プログラミングにつきましては、これは先んじていかなければならないと思います。いろんな議論の余地になるかもしれませんが、今、インバウンドだとかグローバリズムになってまいります。第1次産業ですら、海外への輸出というところとなれば外国の者と接触もしくは対応というものも含まれてまいりますので、その点の対応を先んじて、今回、ALTのほうの導入もきちんとやらせていただいております。 また、プログラミングのことに関しましては、これは2020年をスタートという前に、行方市としましては先んじてこの研修をスタートさせる、これ31年度にスタートさせるということにさせていただきたいと思います。ICTの環境につきまして、ハードにつきましては各学校におきましてはWi-Fiも完備しておりますし、今、タブレットによります教育もしております。 その中で、やはりプログラミングというのは、実はよく考えるとこれは難しい考え方ではなくて、論理的思考、例えば機械を動かすときに、真っすぐ行け、何センチ前に進め、もしくは右に50度曲がれ、左に50度曲がれというような、これをパズルのように組み立てていくような今はプログラミングのやり方になっているというふうに伺っております。 したがいまして、このプログラミングの思考ということ、これを全てマスターしろというのではなくて、社会も今AI化もされておりますが、その中での時代とマッチングできるような
子供たちもしくは地域の人たちをつくり上げるということがありますので、小学校教育だけではなく生涯学習の中でもこのプログラミングなりの、時代のところにつきましては先んじて進められるような地域にしていきたいというふうに思っております。そのような考え方からすれば、時代の時流もしくはその流れに乗りおくれないような地域にしていきたいというふうに思っております。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ありがとうございました。 いずれにしましても、先生方の余りにも過剰なご負担にならないよう、そして何より
子供たちに受け入れてもらえるような形を試行期間の中でつくっていただければ幸いかなと思います。
質問事項2番、保健衛生についてのご答弁をいただきました。 具体例としてお伺いはできなかったんですけれども、風疹についてはその発症例はなかったと存じ上げます、市内ではですね。ただ、この県域では各所で5年ぶりに流行の兆しが見られたということで新聞等で見ておりますけれども、その中でも性感染症、梅毒の増加が危惧されるというようなこともありましたけれども、その辺ですね。 あと、行方市では過去にレジオネラ菌が見られたという記憶がございます。現在の性感染症、そしてレジオネラ症等の発生のおそれというのは全く払拭されているのかどうか、その点だけちょっとお伺いしてみます。
○議長(
鈴木義浩君)
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(
宮内美佐夫君) それでは、6番、栗原議員のご質問にお答えをいたします。 まず、性感染症ということで、梅毒というところが増加傾向にあるということで、県内でも11月25日時点で111件が報告をされております。行方市ではそういう数字は上がってございませんので、これについてはそういう情報を注視しながら健康増進課のほうで対応していきたいと思っております。 また、レジオネラ菌につきましては、以前、行方市の北浦荘ですか、そちらのほうで2度ほど発生をしております。1回目が24年8月ですか、2回目が26年2月、いずれも原因的なところはなかなか発見できなかったんですけれども、もともとレジオネラ菌というのはそれほど強い毒性があるわけではないので、掃除をするとか、お風呂であれば塩素をまくとかそういうことで対応できると。26年以降はそういう事例はないということで、その辺が徹底されているのかなと思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ありがとうございます。 ほとんど心配がないということですけれども、風疹などもそうですけれども、胎児に感染するというようなことがございます。大人たちが予防するということは、そういった不幸な児童の発生をも予防するという意味でこれからも予防についてのご活躍を期待するところですけれども、性感染症についてもそうですね。せっかく少子化対策とうたって授かった貴重な宝が病に侵されるというような、そういう悲劇の起きないような体制づくり、予防が可能な疾患については予防していただくというような体制の維持をお願いいたしたいと思います。 それと、保健所の再編、保健所に限らないんでしょうけれども、これを前提に利便性の向上が期待できるとし、市町村への権限移譲、業務委託を進めることを検討するというような見解がございましたけれども、市としてそれに向かった体制整備みたいなところは進んでおりますか。まだそういう段階に入っていないのかもしれませんけれども、その辺のところをお伺いいたします。
○議長(
鈴木義浩君)
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(
宮内美佐夫君) 6番、栗原議員のご質問にお答えをいたします。 保健所再編ということで、昨年来、県のほうからそういう案を示されているところでございます。保健所再編につきましては、12保健所を9保健所に再編しながら3つの保健所は廃止するとともに常陸太田、鉾田に窓口を置くということで、そういう案が出されております。これについては、県のほうにも確認はしましたけれども、今のところ大きな動きがないということなので、その辺は注視しながら、今後の県の動向を見きわめながら、もしそういうことになれば市のほうとしても市民への周知徹底も図りながら対応していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ありがとうございました。 次に、霞ヶ浦の環境保全についての質問をさせていただきました。副市長まで多大な知見のもとのお話とご答弁をいただきまして、ありがとうございました。 もともと海であった霞ヶ浦が、江戸期の東遷事業を初めとして大正期以降の干拓事業の進展とともに、治水のための築堤と淡水化のための水門の整備によって汚れやすい湖になったと。市長のお話では、もともと浅いので汚れやすいということでありますけれども、国の政策によってこういった環境が、国の責任とは申し上げられませんけれども、それがまた導水ですか、導水と北浦のしゅんせつ、霞ヶ浦も長い時間しゅんせつは行っているはずなんですけれども、なかなかきれいにならないというところで、この導水の効果というのを副市長お尋ねしてもよろしいですか。今抱えている課題等とかも、お立場上お話しいただける範囲で結構でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 副市長。
◎副市長(武内康彦君) それでは、6番、栗原議員のご質問にお答えします。 今のご質問にお答えする前に、すみません、私の先ほどの発言の褒め言葉をいただいて恐縮なんですが、1点ちょっと訂正がございます。数字の訂正でございます。それを先に申し上げたいと思います。 私の先ほどの発言の冒頭で、湖沼水質保全特別措置法の施行の年数を、私、先ほど「昭和63年」と申し上げてしまったのですが、「昭和60年」が正しい数字でございます。冒頭に訂正をさせていただきます。大変申しわけございませんでした。 それでは、今のご質問ということで、国が行っております霞ヶ浦導水事業の導水効果とそれから課題ということのご質問をいただきましたので、私の知り得る範囲でお答えしたいと思います。 霞ヶ浦導水事業につきましては、訴訟の関係で工事が停滞しておったわけなんですけれども、訴訟のほうが今年度和解ということになって、今、工事が再開ということは発表されたところでございます。具体的には、那珂川のところの取水口の工事を再開すると。ただ、再開するに当たってはまだいろいろ、実物大の試験をして検証してからというのが和解の内容になっているというふうに聞いておりますので、そういったやりとりをしてから本格的にその工事が始まるということかと思います。 それと、霞ヶ浦と那珂川を結ぶトンネルについても、一部まだ未施工区間がございますので、そこのほうも順次工事を再開していくということで、工事の完成予定はたしか5年後を予定しているというふうに記憶してございますので、まだ効果が発動するのは、その工事が完成後という形になるのでもう少し先なのかなというところでございます。 実際に工事が完成後に導水が始まると、那珂川と霞ヶ浦とそれから利根川の流況を、いい流況を見ながらそれぞれ相互交通しながら導水していくわけなんですけれども、当然、霞ヶ浦の浄化ということの目的からすると、那珂川から水を最大15トン持っていくということと利根川からも時期によって持ってくることによって、霞ヶ浦のほうに那珂川のきれいな水と利根川のきれいな水を入れるということで希釈させていくということの効果を期待しているというところです。 具体的には、霞ヶ浦、先ほど栗原議員のほうからも水門を閉めたことによって淡水化という事業を行っているという話がありましたけれども、そういったことによって霞ヶ浦の水がなかなか回転率が悪いという話にはなってくるかと思うんですけれども、その回転率を上げるというところが霞ヶ浦導水の大きな効果になってくるかなというふうに思います。数字的なところはちょっとすみません、申し上げられないんですけれども、導水、那珂川、利根川の水を入れることによって霞ヶ浦の回転率を、入れかえ率を上げていくということで水質を改善していくという効果が期待されているというところでございます。 課題については、実際に入れてみないとどうなるかわからないというところではあると思うんですね。もちろん、いろいろ模型実験とかして検証して、数字的にはこのぐらい希釈されるとか、このぐらい改善されるという数字はあると思うんですけれども、それが実際にやってみないとわからないというところではありますけれども、まずは実物大の試験をやって検証していくというふうに聞いてございます。 すみません、私の知り得る範囲では以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) 霞ヶ浦の湖水が、大体200日でしたか、平均で滞留するということで、それが改善に向かうという期待をさせていただきます。ありがとうございました。 環境自治体会議の成果ですが、なめがた会議宣言ということで4項目お聞きいたしました。自分も参加させていただいて、事例報告と言ったらちょっとおかしい、言い方悪いのかもわからないですけれども、そういったものに終始してしまったかのように、課題や対策はさまざまだったと思うんですね。果たして共通認識に至るのかどうかというところだったんですけれども、当然、情報や技術の共有が重要なことは理解できるんですけれども、この導き出された4項目の宣言につきましてそれぞれ、市長かな、お聞きしたいんですけれども、4項目の中身、お題目だけ伺ったので、これをどう解決していくのかというところをもしお伺いできましたら。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 栗原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず1点目、なめがた会議の中で宣言されたものでございますが、1点目が水辺の保全と生物多様性の保護というようなことでございます。内容的には、霞ヶ浦、北浦に代表される湖沼や河川などの保全活動を通じ、生き物のにぎわいとつながり、すなわち生物多様性が確保された健やかな水辺環境を育むと、生んでいくというようなことが1点でございます。 2点目といたしましては、水質改善と経済活性化についてでございます。湖沼や河川の水質改善や自然環境保全の成果を農畜水産物・加工品のブランド化や観光振興、これらを通じた雇用機会の創出など地域経済の活性化につなげていくということでございます。 3点目が、水供給と防災、災害や有害化学物質等から水を守る対策を強化するとともに、災害時においても水利用を可能とする対策を市民とともにつくり上げ、安全・安心な暮らしを目指していくということでございます。 4点目につきましては、水に係る教育とパートナーシップ、ただいまの水供給と防災の取り組みを下支えするということで、多様な主体の参画のもと、ESD、持続可能な開発のための教育に取り組んでいくと。地域の課題から世界を学び、主体的な考え、課題解決に当たる人づくりを進めていきますという、この4点でございます。 以上4点の取り組みをそれぞれの地域特性に合わせて実行するということで持続可能な地域づくりを進め、地域からのSDGsの達成に向けた動きを加速していくというようなことを宣言されました。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ありがとうございました。報告書の完成を待てば全部あれだったんでしょうけれども、せっかくでしたので。 それで、最初にこの水辺の保全と生物多様性の保護、健やかな水辺環境というところで、今回議案に出ておりますふるさと納税の使途に水辺周辺整備事業というのが加えられたと思います。こちらの具体的な使用例というか、そういった構想といいますか、もしあればお伺いしておきます。
○議長(
鈴木義浩君)
企画部長。
◎
企画部長(
大久保雅司君) 6番、栗原議員のご質問にお答えします。 今回、ふるさと応援寄附金の項目の中に水辺環境整備という形の項目を今入れさせていただいて提案のほうをさせていただいておりますけれども、内容としましては、当然、あの水辺周辺にあります行方市の優位性でありますいわゆる水際線の整備の中で、主要な項目につきまして、ふるさと応援寄附金の賛同者の方々に同意いただいた寄附の中からそれを活用して整備を進めてまいりたいと思っております。 特に今、
地方創生の中で新しく、先ほどから話が出ていますSDGsですね、そちらの項目を取り入れていくということになっておりまして、SDGsを原動力とした
地方創生、強靭で環境に優しい魅力的なまちづくりをすることが求められております。その観点からもこの事業のほうを取り入れていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) 了解いたしました。有効に、そしてたくさん賛同が得られることを願っております。 ふれあいまつり、ことしも6万人の来場者を迎えて開催されたというところですけれども、前回もお伺いしております。駐車場がどうしても確保できなくて、入場者もこの辺が頭打ちなのではないかと私は推測したんですけれども、ことしの駐車場、これ伺っていいですか。どのように手配され、そしてまた借り上げたようなところもあると拝見しましたけれども、果たしてコスト的にどのようにかかっているのか。これも決算待ったほうがいいんですかね、大ざっぱにご答弁いただければと思います。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 栗原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 駐車場は、近隣の商店街、
高須崎公園等含めまして近隣で約1,200台の駐車場を確保しております。それに加えまして、麻生庁舎、北浦庁舎、また玉造小学校跡地のほうからも一部駐車場を確保して、シャトルバス等においてピストン輸送等を行っております。また、来場者数が多いということで駐車場が大変混雑したという報告は受けております。 また、その金額等につきましては、まだ実行委員会等を開催しておりませんので事業の報告並びに決算について確定しておりませんので、その点については後日ご報告させていただきたいと思います。駐車場そのものの借り上げ料金的には、厚意でお願いをしているということがございますので、かかっていないのかなとは思いますが、はっきりした数字等につきましては決算の報告を後日、議員のほうへご報告させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) 駐車場については今ので十分でございます。 127団体、130ブースの出店があったということです。これ、環境をテーマにしているにもかかわらず出店者に環境への配慮というのは求めておりましたか。結局、浄化のPR等々、果たしてテーマに基づいた展示は130のうちの幾つぐらいあったのか。そして、ごみの減量というのは環境にとって大命題だと思うんですけれども、この辺の配慮があったでしょうか、お伺いします。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 栗原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 環境の関連の出店ブース等につきましては全部で5団体にご協力をいただきました。まず、国土交通省の霞ヶ浦河川事務所さんのほうで、事業の広報のパネルの展示やまたパンフレット、内容としては、霞ヶ浦の波なんかの模型ですか、波浪対策の模型、また水の透明度をはかる透視度計のお子様たちに対して体験をさせたというようなことでございます。 また、ほかの重立ったものといたしましては、茨城県環境管理協会さんのご協力によりまして、霞ヶ浦の生き物調べ隊というようなテーマで、霞ヶ浦に網を設置いたしまして採取した生き物について学習したというようなことでございます。 また、霞ヶ浦アカデミーさんにおかれましては、霞ヶ浦に生息する生物の観察、またカヤック乗りの体験、霞ヶ浦の生物に興味を持ってもらうというようなことをテーマにご協力をいただいております。 基本的にはそういうもので、ブース的には全体で、ちょっと人数的な集計がまだできておりませんので、200名程度のお子様、家族連れが多かったという報告だけはいただいております。 ごみの配慮等につきましては、各出展者の責任において対応していただくということを基本としております。また、店内に散乱したごみ等については、スタッフ等で回収をいたしまして処理のほうをしているというような報告を受けております。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 6番、栗原 繁君。
◆6番(栗原繁君) ありがとうございます。 後始末はして当然なんです、当然、責任それぞれに持っていただいて。一歩踏み込んで、今回は何か環境に配慮したやり方をやってもらえないかなということでやってもらえれば、その方たちの意識を変えられると思うんですよね。本当に残念でございます。 フランスでお弁当がはやっているというような特集がございまして、日本人の方が向こうへ行ってご商売なさっているんですけれども、そのお弁当におかずの区分け、バランというんですか、あれがプラスティック製だと売れないらしいです。買わないらしいです、フランス人は。それだけ環境に対する意識を持っている。残念ながら、環境自治体会議で提供されたお弁当の容器は使い捨てでした。そして、お茶も気をきかせて出していただきました。今問題になっているプラスティックのストローでした。ちゃんとそれを処理すれば特に問題ではないんですけれども、来場者さんたち、そして市民への意識づけというところで、もうちょっとできたんじゃないかななんて、私、個人は思いました。 環境の劣化は、人間の体や病気と同じで不可逆的なものだと思います。今ある状態を維持することはできても霞ヶ浦がもとの状態に戻ることはありません。環境を維持するという大きな課題を解決するためには、汚濁の被害者であり加害者である流域の全ての住民が意識を一つにして向き合わなければなりません。霞ヶ浦の真ん中に暮らす我々が率先して実践しなければ、劣化、汚濁をとめることはできないのです。行方市が何に重きを置いて行動するのか、これを明確に示して実践することが、市民の気概、存在を示し、周辺自治体に対してあらゆる連携、協働の働きかけになるのではないでしょうか。 片や、湖沼会議、西浦周辺の自治体が中心だったと思いますけれども行っている、市長が開催された環境自治体会議も意義のあるものではあったでしょうけれども、広域な周辺自治体との連携というところでいかがだったのかなという思いがちょっとだけございます。市民の代表としてだけではなくて、行方地域の、鹿行地域のリーダーとしてご活躍くださるようお願い申し上げまして、質問を終わります。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) ご苦労さまでした。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は13時ちょうどといたします。 (午前11時47分)
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○議長(
鈴木義浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午後1時00分)
---------------------------------------
△小林久君
○議長(
鈴木義浩君) 引き続き
一般質問を行います。 12番、小林 久君。 〔12番 小林 久君登壇〕
◆12番(小林久君) 改めまして、こんにちは。 今定例会、
一般質問も私7人目で最後の質問者となりました。
一般質問は市議会議員の特権と申しますか、やらせていただける年4回の権利でございます。それが今回は少々寂しいような思いも持っております。市議会議員は何があろうと、どういうことが世間で起きていようと、市議会は市議会として考えなければならないんではないかなと思います。 12番、小林 久です。通告により
一般質問を行います。 季節の移り変わりは早いもので、比較的暖かな秋から初冬へと変わり、12月も4分の1がはや過ぎ去りました。今年10月15日、16日、17日の3日間、第26回環境自治体会議が、ファーマーズヴィレッジ、レイクエコーにおいて実施されました。開催に当たり、議員各位はもとよりオール行方にて、市職員を初め執行部、各種団体や女性団体には、スタッフとしたりお手伝いとしたり、行方の食材を使った行方の味を振る舞っていただけた。おかげさまにて大会も成功裏に終了したこと、主催の実行委員会委員長として、この場をおかりして御礼を申し上げる次第です。遅くなりましたがご苦労さまでした。そして、ありがとうございました。 11月29日に鹿行広域議会が開催された際、さきの行方市議会第3回定例会において審議した広域ごみ処理に関する議案の説明は各構成市に十分になされたのかと、岸田管理者としての責任はという疑問について
一般質問を行ってまいりました。答弁の内容としては、構成5市への説明については十分な説明はごみ処理事務所職員に行わせた、そして管理者としての責任はない、否決されたのは残念であったと答弁をされていました。 また、平成30年12月末をもって休止とし、職員は3市へ1月1日から帰り帰属し、各市の職員付になることも全員協議会で報告がありました。ご報告申し上げます。 さて、我々の任期も4月25日までの残り4カ月となってきました。来年4月21日には春の統一地方選挙で改選になる予定です。この4年間、私は、「経験と実績で全力投球」のフレーズのもと、住民の方々の身近な問題や質問に対して取り組んできたつもりでありました。一部に全く事実にないことを中傷されましたが、残りの任期を、皆様住民のためになるよう、身近なことに対して力の限り全力投球で臨んでいきたいと気持ちを新たにしております。 質問に入ります。今回の
質問事項は2項目でございます。 1項目めとして、新年度事業の取り組み。まさに今、行方市の新年度予算編成は大詰めを迎えているころと思います。 そこで、①行方市の基幹産業、農業に対して大きな影響、害を及ぼすと思われる千葉県旧ナメガワシからの原因と思われる害獣への対策と対応予算ということで質問を行います。 ②農業用ため池の
維持管理と保全補修策について。 また、③道路維持に係る土砂、落葉等の撤去と路面上の立ち木の対応というようなことで、新年度予算の取り組みについてお聞かせをいただきます。 私は、自分の所管には極力質問はしないという政治信条でありましたが、一律マイナスシーリングの中で、根幹にかかわる予算まで一律マイナスシーリングではままならないことが起きるであろうと思い、ここに質問をさせていただきます。 2問目、
地方創生策。これは、本年3回、骨太の基本方針というようなことで質問をさせていただきましたが、今回は
地方創生策ということで、本市の基幹産業農業でも労働力の必要性を訴えるものとして、今まさにこの時間、参議院で本会議が開催されているかどうかはちょっと確認できませんが、午前中は法務委員会の委員長の解任決議に対して参議院では否決をしたというところまではお伺いしております。 その中で、質問要旨①外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法改正案、衆議院通過段階での内容と行方市に及ぼす影響はについてお聞かせをいただきます。 また、②宅地への課税、減免策の審議状況、宅地に建っている建物の解体後の固定資産税についてお伺いをいたします。これは6月定例会、9月定例会でも執行部の見解を問いただしましたが、いよいよ来年4月からこれが減免されていくのかどうか、最終の確認をさせていただきたいと思います。 再質問については質問席から行います。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。 〔市長
鈴木周也君登壇〕
◎市長(
鈴木周也君) 12番、小林 久議員のご質問2、
地方創生策についてお答えいたします。
地方創生は、人口急減、超高齢化という日本が直面する大きな課題に、国とともに各地域が自律的で持続的な社会を創生していくことというものです。 国は、平成26年に、人口減少の克服、将来にわたっての成長力の確保を目指し、まち・ひと・しごと創生「長期ビジョン」及び「総合戦略」を策定しました。その現在の取り組みの基本方針であります「まち・ひち・しごと創生基本方針2018」では、ライフステージに応じた
地方創生の充実・強化策として、U・I・Jターン対策の強化、女性・高齢者の活躍の推進、地域おこし協力隊の拡充、議員のご質問に関連あります地方における外国人材の活用などが挙げられております。 また、本市の総合戦略書では、「働く場の拡大プロジェクト」において、農業の担い手の不足、産業の活性化という課題に人材の育成、確保、マッチングで対応していくことによって働く場を広げていく、そして外国人労働者の受け入れも視野を入れていくということになっております。 平成30年10月末日現在で住民登録のある外国人992人のうち技能実習生が698人であるということになっております。本市にとって今回の法改正は、新たな在留資格を盛り込んだものとなっております。今後の市政運営、
地方創生に深く関連があるものと注視をしているところでもあります。
質問事項1及び詳細につきましては
担当部長より答弁をさせていただきます。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) それでは、12番、小林議員のご質問、1、新年度事業の取り組み、質問要旨1、害獣キョンへの対策と対応予算についてお答えいたします。 キョンは、中国南東部及び台湾に自然分布しているシカ科の小型草食獣で、成獣の体重は約10キロほどで小さく、国内では千葉県のほか伊豆大島等で野生化をしているということでございます。また、千葉県における移入源、起源は勝浦市にあった私立の観光施設、これは平成13年に閉園した私立の観光施設と考えられております。キョンによる植生への影響は房総や伊豆大島で報告されており、房総でも生態系への影響が危惧され、またキョンによる農作物の被害も報告をされております。 また、平成17年6月に施行された特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律、外来生物法において、キョンは、特定外来生物に指定をされ、狩猟や輸入及び販売は原則禁止となっております。 今回の取り組み、対策といたしまして、外来生物による生物多様性等への影響という大きな枠組みの中でキョンの防除事業は重要な施策になると考えておりますので、行方市鳥獣被害対策協議会にお願いをいたしまして、外来種問題の現状と防除の必要性について理解を得ることが必要であると考えております。そのための対応策といたしまして、外来種講習会等の一環として、千葉県のキョン防除事業の実施自治体への防除の実施方法や、農作物の被害状況などの現地の状況の視察等を開催し、検討し、また早目の対策を講じていきたいというふうに考えております。 次に、質問要旨2、農業用ため池の
維持管理と保全補修策についてお答えをいたします。 本市の農業用ため池は全体で110カ所あります。これは、古くから先人たちが築造され管理されてきた貴重な財産であると考えております。しかしながら、近年、局地的な集中豪雨や大規模地震など自然災害が多く発生しており、適切な保全管理が求められております。本市においては、ため池台帳をもとに簡易な修繕については市が行っており、日ごろの
維持管理等につきましては地元、また土地改良区等にお願いをしているところでございます。また、大規模な改修工事が必要な箇所は、国・県等の補助事業を活用しながら、今後、計画的に改修を行ってまいります。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君)
建設部長。
◎
建設部長(
内田博明君) それでは、12番、小林議員のご質問、新年度事業の取り組みについて、3番目の道路維持に係る土砂、落葉等の撤去と路面上の立木の対応についてお答えをさせていただきます。 道路維持に係る土砂、落葉等の撤去については、職員によるパトロールや区長からの申請等により対応し、新年度予算として道路維持補修事業の中に盛り込んでございます。また、地元区による土砂撤去等作業を行った場合には、道路
維持管理作業補助金として協力いただいた区に交付を行ってまいります。こちらについても、今年度同様、予算化を予定しておるところでございます。 路面上の立ち木の対応についてですが、道路敷地内から出ている立ち木については市で伐採等を行い、管理を行っていくことはもちろんでございますけれども、民地から道路上に張り出している樹木等については、地権者が適切に管理しなければならないこととなっております。 市報でもお願い申し上げておりますように、道路法第30条及び道路構造令第12条で、道路を安全に通行するため、車道の上空4.5メートル、歩道の上空2.5メートルの範囲に通行の障害となるものを置いてはならないと規定されてございます。樹木とはいえ個人の財産になりますので、公費で伐採することは法的に問題があります。しかしながら、風雨等において倒木等が起き道路通行への障害及び危険が迫ったときには、やむを得ず、緊急措置として道路管理者において剪定または伐採を行っておるところでございます。道路の通行の安全確保をこれからも行ってまいりたいと考えております。 このようなことから、民地から張り出している樹木等については、
道路維持課、都市建設課と協力しながら地権者に適切な管理をお願いするとともに、地元の区が主体的に行う伐採作業に関しては道路管理者としてできる限りの協力をしていきたいと考えております。実際、これに関しましては実例がこれまでに数件ございます。また、これからの道路管理については、市報を利用しご理解、ご協力を得ながら
維持管理に努めてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君)
総務部長。
◎
総務部長(福田哲也君) それでは、私のほうから、12番、小林 久議員の
地方創生策①外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法改正案、衆議院通過段階での内容と行方市内に及ぼす影響についてお答えしたいと思います。 出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案の趣旨については、人手不足が深刻化し、生産性向上や国内人材の確保のための取り組みを行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性、技能を有し即戦力となる外国人を受け入れ、活躍していただく仕組みを構築すること、さらには我が国を訪れる外国人、在留する外国人数も増加を続ける中で厳格かつ円滑な入国審査を両立し、特に増加する在留管理を的確に行うため、法務省の外局として出入国在留管理庁を設置することとなっております。 法律案は、平成30年11月2日に閣議決定されまして11月27日に衆議院を通過し、現在、参議院に送られ審議をされているところであります。 このような状況の中で本法案が施行された場合の本市への影響でありますが、市内事業所では外国人の労働力が一定程度定着しており、労働の担い手として就労しておりますけれども、現在のところ、市内には、相当程度の知識または経験、技能を要する業務の介護職など新たな在留資格に該当する外国人の在留は現在ない状況にあります。 今後、市内の事業所にも、ある一定の専門性、技能を有する新制度での外国人材が就業することとなれば、生産性の向上、また労働力不足の解消にもつながり、地場産業の活性化に資するものと考えており、法律の施行に合わせ、対象業種を営む市内事業所等に関係機関と連携しながら積極的に情報の提供をしてまいりたいと思います。 続きまして、②宅地への課税、減免策の審議状況(建物解体後の固定資産税)についてお答えいたします。 住宅用地に居住用の住宅が建っている場合、土地に対する固定資産税が最大6分の1になるという特例がありますが、建物撤去後はこの特例が適用されなくなり、本則課税になります。このように、撤去した後の税の大幅な増加が空き家を撤去することへの妨げの一つの大きな要因となっておりまして、全国的に見ると独自の緩和策をとっている自治体もございます。 一例を紹介いたしますと、一定期間減免を行っている自治体は、新潟県見附市、富山県立山町で2年間の減免、福岡県豊前市と鳥取県日南町で10年間の減免をしているという事例がございます。 現在、本市で減免制度を導入した場合どのぐらいの減収、減免額になるのか、対象物件はどのぐらい見込むのか等、他自治体の事例等を研究し、本市にはどのような制度がふさわしいかを関係各課で協議・検討しているところであります。 なお、先般11月に開催いたしました市の空家対策等協議会におきましても、空き家除却跡地の固定資産税の減免について内容を説明いたしまして、今後検討していくことを報告したところであります。 さらには、税制面以外にも、接道のない敷地に建設されている空き家、それから建築確認申請が行われていない空き家(法以前の建物)等、現行法に適合しない物件も存在し、解体後、再建築が困難なことが空き家撤去の妨げの要因になっていることなどもあることから、今後、空き家対策が進むにつれてそういうことについても大きな課題になってくるということで考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 丁寧なご説明ありがとうございました。 それでは、順を追って再質問させていただきたいと思います。 害獣のキョンに対していろいろと担当課のほうで調べていただきまして、ありがとうございます。先ほどあった勝浦というようなことで、そこで閉園した。キョンよりは鳥のフラミンゴのほうが有名だったと思われるんですけれども、今は勝浦、前はナメガワマチか何かだったんですよね、首都圏よりはかなり遠距離であると、交通事情の問題等々も含まれて観光客がやっぱり少なくなったのが閉園のもとになるのかなと思いますが、そこで飼われていたものが、最初はフェンスを越えることはなかったというように聞かされております。そこで、管理に適した管理ではなくてだんだんおざなりになってきて、フェンス、網等が破られ外へ逃げ出したというのが一つ。 あとは、確かな話ではありませんが、当時、その周辺で議員として活躍されていた方もキョンを飼っていたと。そういう中で、だんだん邪魔者と申しますか、飼育ができなくなり放してしまったというようなことも言われているのが今回のこのキョンの。だんだん北上してきたと申しますか、伊豆大島にいるものに対してはやっぱり個体が違うと思うんですよね。伊豆大島までは多分、泳いでいったものではなくて誰かが連れていったものなのかなと思います。 そういう中で、鳥獣に対する、猟友会に一方的にお願いするしか今のところは策がないと思うんですね、実際問題として。そこで、その猟友会の方々も、駆除はしていただけるわけでありますが、だんだん高齢になってきたというようなこともあると。活動できる人数がだんだんふえはしないと、減っているというような中で、先手をとって、農家の担い手ではありませんけれども、鳥獣被害対策のメンバーもやっぱりふやしていかなければならない。その中で、その対策も含めて早く対応しないと、イノシシがあの1カ所の山と申しますか、平地林の中にいたものが今は行方市内へ大分拡散して、それぞれ個体をつくっているというような状況になり、1カ所の個体数は減ったけれども範囲が今度は散らばってきたと、そういう状況に今なっているというような話も伺っております。 そこで、先ほどの答弁にありましたように、早目の対応として今どのようなことが考えられるか、
経済部長より再度お願いをしたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 小林議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず、猟友会のほうの人数的なものでございますが、北部、南部合わせまして47名の猟友会員の方がおられます。また、平均年齢が65歳ということでございます。 そうした中で、今回の早目の対応・対策の中で、猟友会員の協議会の中でまずもって外来種キョンとはどういうものかという講習会、外来種の講習会の一環として、キョンをテーマというか講習の内容といたしまして、千葉県のキョンの被害を受けている自治体のほうへ研修、視察等を計画して、どういう対策・対応をとっているかという勉強会的なものを開催させていただきたいなというふうに思っております。それをするに当たりましても、猟友会の皆様方のご理解をまず得て、その中で事業計画といたしまして、できれば新年度早々そういう対応をとっていけたらということを考えております。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 今、新年度早々というようなことでありました。この被害の先進と言ったらまことに言葉が不適切だと思うんですけれども、早くから被害に遭っている自治体、その地域は、駆除をする猟友会の皆さんももちろんでありますし、我々経済建設委員会としても、経済のことでございますから、やっぱりそれは知り得ていなければ市民からの問いに答えられないということもあると思いますので、早期にこの定例会でも終わりましたらそういう場を積極的につくっていただいて、キョンに対する勉強をして、どういう方法で被害を減らすかと、そういう策をみんなで共有するという意味で勉強させていただきたいということをお願いしたいと思います。 また、キョンというのは草食動物でありまして、肉獣なくて葉物を食べる。ということは、先ほども壇上で申し上げましたが、この基幹産業で農業の水菜、パクチー、ワサビナ、ホウレンソウ、小松菜等々、葉物野菜が行方にたくさんございます。そういうものがハウスの中だから大丈夫だろうとか、露地だから被害に遭うだろうとか、そういうことではないと思いますので、ぜひ
経済部長、そういう機会を新年度と言わず、千葉の被害に遭っているところにお願いして勉強させてもらうということは大切だろうと思いますので、新年度と言わず早期の対応のためにお願いをしたいと思います。多分、農業委員会のほうではまだ把握していないと思いますので、機会があったときに把握をお願いしたいと思います。 では、次の農業用ため池の
維持管理と保全・補修のほうへ入らせていただきたいと思います。 行方市には110カ所のため池があるということで、大なり小なりあるというようなことであると思いますが、ため池は何のためにあるんだというのは今の若者はご存じないと思いますが、水稲も含め農業には欠かせないものだったはずであります。アメリカ農業やオーストラリアの農業は、このため池の面積で経営状況を外にアピールする。耕作面積じゃなくて、ため池にたまっている水の量で経営をあらわすんだというようなところがあるわけでありますが、今はそのため池がほぼ必要とされていない地域が多いと。それは、土地改良という永遠にお金のかかるものを利用しているからこのため池が忘れ去られてだんだん放置され、周りの木が湖面に繁茂したりヨシやいろんなものが生えてきて、その上に土砂が流入し堆積し、だんだん浅くなって池の保水力が低下していっていると。一番いいのは、お金があればしゅんせつを順番にしていただくのが今後にも役立つし、その池で生育している魚とかトンボの幼虫とかいろんなものがいると思いますが、そういうものも元気に生きられるんじゃないかなと思います。 先ほど6番議員が、私が実行委員長ということで行った環境自治体会議に若干苦言を呈されたというように思いますけれども、やっぱりそういうみんなで問題を共有してこのため池にも目を向けていただき、のどかな行方を維持していってほしいなと思います。 110カ所のため池で、しゅんせつは毎年どれぐらいの数が行われているかまず教えていただきたい。そのため池の周辺の除草作業、これは10年前は年2回は行われていましたが、今は年1回に減らされています。それで、大体が稲刈り終了後にやっと年1回の除草がされると。それまでにため池は大分利用されているんですけれども、下流の人は幾ら草が生えていても何でもそんなに問題はなく水が利用できるということでございますけれども、そのため池の上流にいる耕作者は道路を通行するのにかなりの労力と申しますか、迷惑と申しますか、自分で除草をしたり、田んぼへ行くまで時間がかかる耕作者もおるというようなことで、年に幾つぐらいのため池がしゅんせつをされているか、そして除草の予算というのは、年1回しか条件的に予算措置がとれないのか、あわせてお願いしたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 小林議員のご質問にお答えをさせていただきます。 近年、しゅんせつ的なものは
維持管理の中では現在は行っておりません。随時、土地改良区等と調整をしながら、小規模なしゅんせつになってしまいますと市の単独の予算の中で対応せざるを得なくなってしまうということでございますので、ゲート、張りブロック等の補修が入ったときに、県単事業等を入れましてその中でしゅんせつを場合によっては行っているというような状況でございます。 また、草刈り程度の簡易なものにつきましては、基本的には改良区の区域内にあるものは改良区のほうでお願いをしているというような状況でございます。 また、それ以外のものにつきましては、池番という言い方をしているんですが、池番の報酬を少額ではございますが、地元の区長さんまたは受益者の代表の方へ年1回お支払いをさせていただいて、その中で、受益者の方々の中で草刈り等の管理をしていただいているというのが現在の状況でございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 毎年しゅんせつは幾つぐらいやっているかということを最初に聞いたと思うんですけれども、それは今調べていただきたいと思います。 やっぱり順を追って、全てのため池が土砂が堆積するとは思わないんですけれども、堆積度がひどい、水ですから上から流れてきて下へ流れるわけですけれども、上から下まで流れるまでの中間が堆積物で覆われると、河川になるわけですけれども、その上流部へとだんだん堆積物がたまって、本来の河川の役目を果たさなくなってしまうということでございます。特に毎年何面というのは、幾つの池というのはないんですか。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 小林議員のご質問にお答えをさせていただきます。 昨年はございませんでしたが、本年度につきましては七淵ヶ池のほうを事業のほうで計画してございます。また、現在、当該七淵ヶ池につきましては水を抜きまして、張りブロック等の一部破損があるかもしれないということでございますので、水を抜いた中で張りブロック等の確認をさせていただくような計画でございます。その中で、一部上流側のしゅんせつは今回の計画の中に入っております。また、全体的なものにつきましては、張りブロック等の大きな修繕等が生じた場合においては、補助事業を申請いたしましてその中で対応をしていくというような計画でおります。 また、各改良区のほうから、随時ではないんですが年に何回程度か打ち合わせ等を行った中で、しゅんせつが必要になってくるんではないかなというようなため池等がございましたらご報告のほうをしていただいて、その中で今後計画的に対応をしていくようなことになるかとは思いますが、なかなか、単独の予算でしゅんせつを入れていくというのが非常に費用がかかってしまうということでございますので、ある程度たまった段階で大規模な県単の補助事業等を入れまして、小規模ではなくてある程度大きなしゅんせつ等を計画的に入れていくというようなことで現在進めておりますが、まだそういうところから上がってきていないというのが現状でございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 七淵ヶ池の話が出てきましたので少々触れさせていただきたいと思うんですけれども、七淵ヶ池の周辺、上流・下流は土地改良が行われていない地域であります。部長が答弁したのは30年度と言いましたけれども、これは新年度、31年度の計画と理解してよろしいですか。
○議長(
鈴木義浩君)
経済部長。
◎
経済部長(平山信一君) 小林議員のただいまのご質問にお答えいたします。 本年度につきまして水抜きを現在行っております。6割方抜けたかなというふうには思っておるんですが、全体的に抜けた中で張りブロックのほうの調査をさせていただくということで、本年度の計画はそれです。ただし、一部上流側につきましては予算の中でしゅんせつのほうはさせていただくと。全体的なしゅんせつ的なものにつきましては、今年度、張りブロックの中に修繕箇所が多数見受けられた場合は、来年度に県単事業を取り入れて、張りブロックの修繕及びしゅんせつを行っていくというような流れでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) わかりました。あそこは、3.11のときに張りブロックがずるんずるんになりまして、冬場に水を抜いて張りかえたと思います。そこで、せっかく水を抜いたときに、底地にレンコンが繁茂しているんですね。あのときに当時の経済部へ話したことがあるんですけれども、レンコンのしゅんせつはしないんですかと、じゃなかったら除草剤でも振ったらいいんじゃないですかというようなことを言ったんですけれども、予算がないで現在に至り、また張りブロックが崩れているというような状況で、その上流部も土砂等が堆積し、そこに植物が生えてかなりの流入の抵抗になっているということでございますので、ぜひとも新年度予算でしゅんせつ、あそこは池が3つに分かれておりますので、七淵ヶ池本体が2面とあともう一つ上の池が1面あります。ぜひ県予算を取り入れてしゅんせつをお願いしておきたいと思います。 後々の
維持管理にかかわる除草等も、土地改良の管轄ではないところ、例を言ったこの七淵ヶ池等は極力、耕作者もできる限りは協力してもらえると思うんですけれども、行政のほうでも管理に。きのう子供がいなくなってしまったと、地元で捜したというようなこともあると。万が一そういうことが起きた場合にいろんなものが繁茂していれば発見もおくれるというようなこともありますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 ③の道路維持に係る土砂、落葉等の撤去と路面上の立ち木というようなことで、歩道上は2.5メートル、そして道路上は4.5メートルが道路法で決められているというような中で、今は道路をつくったときにはすばらしいいい道路で、路肩の部分も木があろうがなかろうがすばらしい道路ができるわけでありますが、それが切り土をしたりするとどうしても残っていたものがだんだん、枝等は明るいほうへ繁茂してくるというようなことで、県道においては路肩の部分を刈るんですけれども、上の歩道上にかぶっているものは改善されない。 これは、県道の場合はなかなか地元の労力が受けづらい部分があるのかなと思うんですね。市道の場合には結構地域で、まだ地域コミュニティーで除草や立ち木の伐採、管理等も行っていただけると思うんですけれども、それは今後も市報を通し、あとは区長会で区長さんが集まったときに申し入れをして、適正管理を地元で行っていただいた場合には、道路の草刈りと同じように地元の区のほうへ少しですけれども還元しますというふうなことで、どんどん地域コミュニティーを活用して財政に響かないような運営管理をこれからしていけば、新年度予算もそんなに上乗せしなくていいと思うんですけれども、財政のほうはどうですか。 新年度、
道路維持課のほうについてどのような見解をお持ちですか。維持予算はやっぱりマイナスシーリングですか。マイナスされないのは職員給与と、特別職はもちろんですけれども、そういうことになるんでしょうか、あとは扶助費。扶助費はゼロベースで据え置きということはないですよね。必ず上がりますよね。総体でマイナスシーリングにするとどこかにしわ寄せが来ているわけですよね。それで、道路維持の部分に対して財政はどのような見解をお持ちか。
○議長(
鈴木義浩君)
総務部長。
◎
総務部長(福田哲也君) それでは、12番、小林議員の質問にお答えしたいと思います。 現在、予算につきましては31年度予算の編成作業中でございます。各部各課のいろんな予算の積算をこちらで査定している状況というところでございますが、道路維持費に特化しての話ではございませんけれども、必要なものについて必要な予算に応じて配分をしていくという考えでやっておりますので、そういう形で対応していきたいとは思います。ただ、全体の中でどうしても事業として見直す部分というのも出てまいりますので、そういうものについては今後、12月、1月の中で査定をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) ぜひ財政も含めて、市長、切りたい気持ちはわかるんです。それは予算編成上わかります、きゅうきゅうでマイナス予算を組む場合には。ただ、扶助費が今どんどん上がっている中で、そのほかのものをマイナスで持っていくのにはかなりの無理があると思うんです。先ほど農水のほうの害獣キョン対策、そしてため池等にも触れさせていただきましたが、まだまだ基幹産業農業に関する要望はあると思います。そういう中で、既存のものを維持するということでございますから、農水に関しても建設部に関しても極力ご配慮を賜ればと思います。最後は市長の判こだと思うんですが、市長、見解を。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 12番、小林議員のご質問にお答えいたします。 先ほど
総務部長からも話がありましたとおり、予算編成の時期というか、今やっているところであります。ゼロベースというところが今回の基本ということになりますが、やはり中身を精査させていただかなければなりません。事業内容自体が、どこに力を入れていくべきかというところは確かに議員のおっしゃるとおりであります。 本来であればベーシックなところに関してはできればシーリングをかけたくないのはあるんですが、ただ財政の問題上、今の行方市の財政からいうとなるとまだまだ一般財源というか、総体的に言うとなると一般会計からいうとちょっと大きいんではないかという部分があります。そういったところを今現在確認しているところでありますので、かけるべきところはかける、そして削るところは削るという形で進めなければ今後の財政圧迫になりかねないところもあります。ベーシックなところ、いわゆる生活に直結するものとかにはやはり予算のほうもつけていかなければならないというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) ありがとうございます。そういうことですので
建設部長、予算のほうは建設部のほうから財政のほうへやんわりとお願いをしていただいて、行方市の安全・安心な道路の
維持管理に努めていっていただきたいと思います。 あとは、草刈り作業と樹木を伐採した場合にけがをするのが一番怖いというようなことがあります。なかなか労力奉仕をしている地域の皆さんは、けがをした場合の対処法が広く知られていないと思うんです。これは自分で草刈り機械で切っちゃったんだから、痛いのと弁当は自分持ちだというようなことで、そういう方もおると思いますので、その辺も対処方法があると思うんです。その辺わかっている範囲でご答弁賜ればと。
○議長(
鈴木義浩君)
総務部長。
◎
総務部長(福田哲也君) それでは、12番、小林議員の質問にお答えしたいと思います。 市民の方々が行政区の活動とかそういうことでいろいろな、例えば草刈りをやっていただいたりとか枝払いをやっていただいた、そういう奉仕作業をやっていただくときには自治会活動保険という保険に加入してございます。自治会活動保険ですので、あくまでも自分でけがをしてしまった方については見舞金という形での支給になります。それから、逆に第三者に対して被害を与えてしまった場合には、基本的に実費を全部弁償するような形の保険に入っておりますので、万が一、そういう事態がないのが一番なんですけれども、あった場合には総務課のほうに連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 第三者行為、第三者は発生しないのが一番いいわけですよね。それは起こらないように十分気をつけていただいて、先ほど建設部のほうへも申しましたが、区長会の会合のときにぜひそういうことも、道路の
維持管理にも努めてもらいたい、もし万が一そういうことがあった場合にはこういうことでも対応できますから報告くださいというのはやっぱり総務部の管轄だと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問事項の2、
地方創生策というようなことで、①の通告は、11月28日が行方市議会の
一般質問の通告締め切りでありました。そのときには、衆議院の委員会で法案が通り、衆議院本会議で現段階での入管難民法の改正が衆議院を通過したというようなことで、そこまでの質問というようなことでお願いをしたわけでありますが、この審査の内容というのは総務部のほうでは把握していますか、詳しい内容。それがないとどうしても行方市で対応することが難しくなってくると思うんですね。私の質問に対して調べていただいた内容はどの辺まで調べていただいたか、よろしくお願いします。
○議長(
鈴木義浩君)
総務部長。
◎
総務部長(福田哲也君) それでは、12番、小林 久議員の質問にお答えしたいと思います。 前回の
一般質問のほうでも法制度の概要につきましてはお話をさせていただきまして、法制度の内容につきましては基本的にその骨子のとおり今回提案されているものと思います。ただ、その提案された中でいろいろ議論を呼んでいるところといいますか、まだ法ではなくて省令とか決めなくてはいけない部分というものが何点かございます。そういうものについて、今、国のほうで議論をしていただいているということで、そういう点を何点か申し上げたいと思います。 1点目ですけれども、受け入れの制度設計の具体的なものについては法案成立後に政府が決めるというところになっておりまして、そこが見えないところが1点ございます。 それから2点目でございますが、14業種で5年間に最大34万5,000人の受け入れを見込んでいるというところですが、実際に分野別の運用方針というものを受け入れ業種と人数について法案成立後に決めるということですので、受け入れ人数の上限が流動的で、現在の段階ではどこまで上限があるかがわからないというところが2点目の問題となっているところであります。 それから3点目でございますが、現行の技能実習制度の中で、残業代の未払いとか最低賃金割れ、長時間労働などいろんな問題が浮き彫りになっているところでございます。そういうものの実態把握と検証ができていないということが現在問題視されているというところでございます。 それからあと1点ですけれども、外国人労働者の方々に対する賃金水準や悪徳なブローカー行為等のトラブル防止策について省令で定めるということになっておりますけれども、まだ現在、技能実習生がどういう実態になっているかということがわからない中で解決策が見出せるのかというのが問題になっているというところでございます。 それから最後に、外国人労働者の方が例えば行方市に住まわれた場合には、国籍が違うだけでありまして行方市の市民になります。そのときに、社会保障制度とか生活支援とかそういうものについても基本的に市民と同じになります。そういうものについての支援制度というものもまだ決まっていないと、そういうところが問題になっているということで、そういうところを今どんなふうに詰めていくかというところが課題かなということで注目しているところであります。 以上です。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) 現段階でわかるところまで調べていただいたということでお疲れさまでございました。 法案可決後というのは何でもできるわけですね。後出しじゃんけん、先がパーならこっちはチョキだと。先がパーを出しているのにグーを出す人は誰もいないと思うんです。今回の入管難民法の改正に当たってはそういうものだと。これは、数の論理で通すのはできると思います。通ると思います。もう通ったかもしれません。そういう中で、詳細がわからず迷惑するのはやっぱり自治体の職員だと思います。少なからず、どういう方が来るかはわかりませんけれども、今の閉鎖的な日本の社会の中へ住民として登録される方が、旅行じゃなくて住民登録される方がふえてくると、国民性の違いからなかなか理解されない部分が発生してくると思います。 けさのニュースでしたが、九州でレンタカーを借りる交通事故が多い。高速道路上でブレーキをかけるというようなところで、中国語と台湾語は若干違う漢字があるみたいですけれども、韓国語で表示をしたら急ブレーキが減ったというようなことで、あとは「止まれ」の標識が、国際的には八角形の標識がとまれの標準的な形だそうです。それを日本は逆三角形で、「止まれ」の「止」だけ漢字で「まれ」は平仮名。そこへストップとアルファベットで表示をしたらそれだけでも見やすくなったと。あとは、道路標識が国際基準に合致していないというようなことで、駐車禁止を何とかと違う解釈をされていた方が日本の道路を走っているというようなことで、この行方市においてもそういうこともままあると思います。免許を取るまでにはちょっと時間がかかると思うんですけれども、車は自分の名前で買えますので、車庫証明も出ますので、そういう治安の心配も発生してくるわけであります。 今回の入管難民法、片方では人手不足解消に大変いい制度だと私も思います。もう片一方では、どういう法案の内容が繰り入れられるのかいささか心配になってきているのが、このところの参議院、衆議院のそれぞれの委員会での審議状況、そして国会の法案通過のことであります。ある程度はやっぱり与野党別として内容は把握して議決しなければ、壇上でも申しましたが、3市のごみ処理の問題、十分説明されたのかと、そうしたら提案者のほうは十分説明したよというようなことで今回のごみ処理に関してはなりました。一方、国のほうではそういうことでございますので、これも難しい問題に発展しなければいいなと思います。そういうことで2つの、片や求人に対してはどういう制度かわからないけれども、技能実習制度よりは人数が多く入ってくるか。あとは、片や心配事がふえる種だというようなことです。 マスコミのほうでは報道されておりませんが、失踪者がかなりいると。亡くなる方もいると。これはやっぱり生活の違いで、みずから絶ってしまう人がいるというのも事実みたいですが、失踪する方は本国からそういう計画をされている方もいるみたいです。最初の研修期間、そして1カ月の研修ですが、その中で最低限の生活費はいただけるはずですから、そのころが一番危ないと。ということは、日本へ来てからそういうことを考えるのか、それとも、今スマホ、ネットの社会でございますから情報は瞬時に得られていると思いますけれども、そういうこともあって、今、新聞、あとはテレビのほうでもそういうことが表にはなっていないというのが実情だと思います。逃げる方は逃げると。最初から不満があって逃げるんじゃなくて、逃げたくて逃げる人も中にはいると思います。 先ほど最低賃金の未払い、残業代の未払いですか、いまだにそういうことをやっているから、日本は好きな国だったんだけれどももう日本は嫌いになりましたというベトナムの女性たちが、この間、テレビで報道されておりました。ベトナムというのは親日です。日本を慕ってくれている国なんですけれども、日本で技能実習生として勉強したいという彼女たちにと申しますか、そういうようにテレビでインタビューをしていました。まさにかわいそうだなと。日本国もそれは国民みんなで考えていかなければならないことだと思います。もしこの入管難民法が改正され労働者として入ってきた皆さんには、行方市からはそういう失念の話とか、あとは失踪とか事件に巻き込まれないような説明をぜひ窓口でしていただきたいと思います。これは市長も先頭に立って職員に指示をしていただきたいと思います。 最後、これは3回目なんですけれども、まだ先ほどの答弁では決まっていないと。市長、3回目ですから、何月から何年でやりますという力強い返答が来るのかと思ったんですけれども、とりあえず10年と理解していいですかね。新年度から減免は、先ほど新潟県見附市、あとは富山県立山町で2年の時限立法だと。あと、豊前市と言ったんですかね、ちょっと聞き逃したんですけれども、あとは鳥取県日南町では10年の時限立法で減免をするというようなことでございますが、力強く10年、じゃ行方市も新年度から取り入れますよと明確な答弁を市長ぜひお願いします。
○議長(
鈴木義浩君)
鈴木市長。
◎市長(
鈴木周也君) 12番、小林議員のご質問にお答えいたします。 この減免につきましては、ご質問いただいているとおり、行方市においてはさほど、減免したからといって財政的に大きく影響するというものではありません。ただ、固定資産の基準日が1月なものですから、その部分に合わせるべきだと思います。ですので、それに合わせるための財政計算をやっている最中なものですから、来年度に合わせられるかは、制度設計をきちんと31年度にしてしまって、それは何年かというとなると計算していかなきゃなりませんけれども、複数年で決めていきたいと思います。 ですので、本当に年内に決めなきゃならない話になってしまいますので、固定資産の確定を見て、そしてそれで税収の計算をし、そして複数年の制度確定というふうに持っていきたいと思いますので、税制の規約改正は31年度の予定ということでいきたいと思います。
○議長(
鈴木義浩君) 12番、小林 久君。
◆12番(小林久君) わかりました。1月1日が基準日というようなことでございますので、できればそれに間に合うのが一番いいんですけれども、今やれば市長、全国で5番目です。だって、例が2年が2カ所、10年が2カ所ですから。行方市が全国に情報発信、日本一を目指して、減免が5番目じゃちょっと低いかもしれませんけれども、まだまだそういうところに注目しているとか目を向けているとかそういう考えの自治体がないということでございますから、全国に先駆けてぜひ早期に取り上げていっていただきたいと思います。 この間、隣の市で道路上にパイロンがあるところがありました。家が傾いているんですね。ある場所と言っておきましょう。場所を言ってもいいんですけれども、それは言わないことにしますが、道路のほうに傾いているんですね。あれはちょっと大きな地震が来たらもう道路にガシャンと。たまたまそこで信号待ちで何台か後ろにいたらばその車は潰されるような状況で、あれは特定空き家そのもので、代執行をかけて解体しなければならないようなものがありました。今回ちょっと私用で歩いていましたらそういうこともあるので、それが減免になるから解体がというふうなことには結びつかないかもしれませんけれども、ぜひ少しでも市民のために、いただくものはいただきますけれども、優しくするところは優しくしますよという行方市でなければ市民の心はつかめないと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上で私の
一般質問は終わります。ありがとうございました。
○議長(
鈴木義浩君) ご苦労さまでした。
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△休会の件
○議長(
鈴木義浩君) お諮りいたします。 あす12月8日から12月10日までの3日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
鈴木義浩君) ご異議なしと認めます。 よって、12月8日から12月10までの3日間は休会することに決しました。
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△散会の宣告
○議長(
鈴木義浩君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、12月11日午前10時から本会議を開きますので、ご参集ください。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 (午後2時13分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成 年 月 日 議長
鈴木義浩 署名議員 宮内 守 署名議員
高橋正信 署名議員 小林 久...