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  1. 茨城県議会 2008-12-10
    平成20年環境商工常任委員会  本文 開催日: 2008-12-10


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時30分開議 ◯森田委員長 おはようございます。  それでは,ただいまより,環境商工委員会を開会いたします。      ─────────────────────────────── 2 ◯森田委員長 初めに,本日の委員会記録署名委員を指名いたします。  今委員と舘委員にお願いいたします。      ─────────────────────────────── 3 ◯森田委員長 次に,審査日程について申し上げます。  審査日は,本日とあす11日の2日間でございますが,終了予定につきましては,審査の状況に応じて適宜判断させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  なお,審査は,初めに生活環境部,次に商工労働部及び労働委員会の順に進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  それでは,これより早速議事に入り,生活環境部関係の審査を始めます。  生活環境部関係の付託案件は,第118号議案,第127号議案及び第137号議案であります。  これらを一括して議題といたします。  これより執行部の説明を求めます。  初めに,馬場生活環境部長,お願いします。 4 ◯馬場生活環境部長 本委員会に付託されました案件の説明に先立ちまして,出席説明者の変更と,生活環境部が所管しております主な事務事業等の概要につきまして御報告をさせていただきます。  初めに,出席説明者の変更についてでございますけれども,12月1日付の人事異動によりまして,生活環境部参事の園部実及び生活文化課国民文化祭推進室副参事の柴崎太郎がそれぞれ異動になり,当部の出席説明者から外れましたので,御報告いたします。  それでは,続きまして,主な事務事業等の概要につきまして,6点ほど御報告させていただきます。  お手元にお配りしてございます資料1,環境商工委員会資料の1ページをお開き願います。  最初に,第23回国民文化祭・いばらき2008の開催結果についてでございます。
     11月1日から9日までの9日間にわたりまして開催いたしました国民文化祭は,県内外から,来場者目標の100万人を上回ります118万人という方々に御来場いただきまして,大きな盛り上がりを見せました。委員の皆様方には,各事業への御出席を初め,さまざまな御支援をいただきましたこと,厚く御礼を申し上げます。  開催結果の詳細につきましては,後ほど,担当室長より御説明申し上げますけれども,今後は,祭典を機に,県内各地で高まりました文化の息吹を継承,発展させてまいりたいと考えております。  次に,2の旅券事務の市町村への権限移譲についてでございます。  一般旅券の発給申請の受理等の旅券事務につきましては,本県では,既に,本年6月1日より,つくば市に権限を移譲しているところでありますけれども,新たに,町の希望に基づきまして,そこにございます河内町と利根町へ平成21年4月1日から権限を移譲するものでございます。  このため,茨城県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の改正案を今定例会に提出し,付託先の総務企画委員会で御審議をいただいているところでございます。  次に,3の民間企業からの環境保全関係寄附金の受け入れについてでございます。  民間企業からの寄附金につきましては,これまでも,有害廃棄物等撤去基金などに御協力をいただいてきたところでございますけれども,本年は京都議定書の第1約束期間や森林湖沼環境税がスタートした年でもございまして,地球温暖化対策や水質浄化対策など,環境対策に役立ててほしいということで,資料にございます3社から相次いで寄附をいただいております。  株式会社板東太郎様からは,生ビールの売り上げの一部などから400万円をちょうだいし,国民文化祭の全会場でのグリーン電力の導入を実現したところでございます。  また,株式会社常陽銀行様からは,エコ定期預金の一部から500万円,アサヒビール株式会社様からは,いばらきの美しい水と緑をイメージしたデザインラベルのビールの売り上げの一部などから100万円をちょうだいしたところでございます。  今後とも,寄附の御趣旨を踏まえ,環境保全のために有効に活用してまいりたいと考えております。  次に,2ページの方をごらんいただきます。  4の有機ヒ素化合物高濃度汚染対策事業についてでございます。  本事業は,環境省からの委託事業でございまして,神栖市のヒ素汚染対策として,地下水の浄化を行うものでございます。本年度は,コンクリート様の塊を掘削除去した跡地の東側隣接地に地下水浄化施設を建設いたします。今月から施設の工事に着手しておりまして,来年3月に完成し,4月から2年間,浄化処理を行う予定でございます。  本事業の詳細につきましても,後ほど,担当課長より御説明申し上げます。  次に,5の平成20年度茨城県原子力総合防災訓練の実施結果についてでございます。  今年度は,去る9月30日に,日本原子力発電株式会社東海第二発電所を訓練対象事業所といたしまして,87機関,約1,000名の参加のもと,実施をしたところでございます。  今回の訓練は,震度6強の地震により,原子力発電所内で火災が発生したという想定で,原子力事業所の初期消火活動や,自家用車195台が参加した避難訓練などを実施いたしました。今後,訓練結果を評価,報告書に取りまとめますともに,原子力災害対策計画等の修正や,原子力防災体制の確立に役立ててまいりたいと考えております。  次に,県の核燃料物質使用施設(旧環境監視センター)における排水経路の無許可変更についてでございます。  旧環境監視センターにおきまして,過去,2度にわたりまして,排水経路の無許可変更という原子炉等規制法に違反する行為が判明し,去る10月24日,文部科学省より文書にて厳重注意及び指示を受けたところでございます。原子力事業者を指導する立場の県が法令違反を行っておりましたことにつきましては,県民の信頼を損なうことであり,改めて深くおわびを申し上げます。  本件につきましては,後ほど,担当課長から詳しく御説明いたします。  また,お手元にお配りしてございます水色の冊子でございます。平成19年度のご近所の底力活性化推進事業による助成団体を活動事例集として取りまとめたものでございます。地域コミュニティー活動のモデルとなるよう,わかりやすく紹介してございますので,後ほど,ごらんおき願います。  報告事項は以上でございます。  続きまして,本委員会に付託されております案件について御説明いたします。  当部の関係する案件は3件でございますが,初めに,お手元の平成20年第4回茨城県議会定例会議案1)の1ページをお開き願います。  第118号議案平成20年度茨城県一般会計補正予算(第5号)でございます。  このうち,生活環境部に係るものといたしましては,債務負担行為の補正,恐れ入りますけれども,5ページをお開き願います。  5ページの表の上から2段目の茨城県鳥獣センターの管理運営に関する協定でございまして,指定管理者との協定締結に係る債務負担行為の設定でございます。  次に,31ページをお開き願います。  第127号議案茨城県霞ケ浦水質保全条例の一部を改正する条例でございます。  昨年10月に施行いたしました霞ケ浦水質保全条例では,霞ケ浦流域において,窒素,燐の除去性能の高い高度処理型浄化槽の設置を義務づけたところでございますが,今般,高度処理型浄化槽の設置をさらに徹底するために,新たに変更命令の規定を設けるなど,条例の一部を改正するものでございます。  次に,53ページをお開き願います。  第137号議案指定管理者の指定についてでございますが,これは茨城県鳥獣センターの指定管理者を指定するものでございます。  以上,議案の概要を申し上げましたが,詳細につきましては,後ほど,担当課長より御説明申し上げます。  私からの説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 5 ◯森田委員長 御苦労さまでした。  次に,安生活文化課国民文化祭推進室長。 6 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 第23回国民文化祭・いばらき2008の開催結果について御説明いたします。  お手元の生活環境部資料2の環境商工委員会資料,1ページをごらんください。  去る11月1日から9日までの9日間,県内34市町村を舞台として,第23回国民文化祭・いばらき2008を開催いたしました。  この国民文化祭では,1の(5)特色に記載しておりますように,本県の文化を全国に発進するための広域文化交流事業の実施や,環境と調和した祭典を目指した取り組みなどを行いました。  大会には,2の参加状況にございますように,4万1,000人を超える方々の御出演と,美術展や文芸祭等へ10万点を超える作品の御応募をいただき,2ページをお開き願います。また,県内外から118万人という目標人数の100万人を上回る多くの方々に御来場いただき,盛大に開催することができました。  次に,3の主な事業の開催状況を御紹介させていただきます。  1の総合フェスティバルの開会式は,メイン会場である県民文化センターに皇太子殿下の御臨席を仰ぎ,国民文化祭では初めて,3会場を中継で結び,本県ゆかりの文化人と多くの県民が共演し,華やかに国民文化祭を開幕することができました。  3ページの3)の分野別フェスティバルでは,美術展や文芸祭を実施したほか,弘道館などを会場に,茶道の魅力を楽しんでいただいた茶道フェスティバル,真夏に咲くひまわり25万本を見事に咲かせ,多くの来場者で大きな盛り上がりを見せたひまわりフェスティバル2008などを実施いたしました。  4ページ,5ページでございますが,4)の広域文化交流事業では,霞ヶ浦の帆引き船の歴史の中で初めて,白い帆を七色のパステルカラーに彩った七色帆引き船合同操業,文芸作品で包まれたあんどんで幻想的な町並みを演出したあんどんで彩る文学の小径,また,真壁城跡を2,000本ののぼりで戦国時代さながらの合戦絵巻を演出し,人形浄瑠璃等を上演したアースワーク土舞台戦国アート絵巻など,地域の特色ある文化資源などを生かした,本県ならではのさまざまなイベントを実施いたしました。  なお,特に多くの御来場をいただいた事業といたしましては,県民まつりとあわせて開催し,21万人を集めました生活文化総合フェスティバル,15万人を集めましたひまわりフェスティバル初め,龍ケ崎市の食の祭典,笠間市の匠のまつり,七色帆引き船合同操業などがございます。  国民文化祭を契機といたしまして,新しい文化団体の結成や,各事業で実施しました体験コーナー,ワークショップなどを通じまして,文化の担い手のすそ野を広げることができたと考えておりますが,大会の成果につきましては,近々,市町村等に調査,ヒアリングを実施し,詳細に検証してまいりたいと考えております。  国民文化祭推進室関係は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 7 ◯森田委員長 次に,宮本参事兼環境政策課長。 8 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 それでは,環境政策課関係の議案につきまして御説明いたします。  第118号議案及び第137号議案でございます。  議案の内容につきましては,茨城県鳥獣センターの指定管理者の指定と,指定に伴います債務負担行為の設定についてでございますが,お手元の生活環境部資料3により御説明させていただきたいと思います。  1ページ目をごらんいただきたいと思いますが,まず,指定管理者の指定でございますけれども,1に記載のとおり,財団法人茨城県農林振興公社を指定しようとするものであります。  指定期間は,平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間を予定しております。  同公社の概要は,2に記載のとおりでございます。  なお,同公社は,現在も茨城県鳥獣センターの指定管理者として指定されております。  次に,候補者の選定等の経緯でございますが,4の(1)にございますように,7月31日から9月30日までの2カ月間を公募期間として公募いたしました。  応募がありましたのは,財団法人茨城県農林振興公社1団体でございます。  選定に当たりましては,4の(2)の1)にございますように,外部委員3名,県側委員2名で構成する選定委員会を設置し,主に3)に記載の観点からの審査を行っております。  同公社は,これまでの実績もありまして,今回の事業計画書でも適切な管理運営計画を立てていることなどが高く評価されたことから,候補者として選定をいたしました。  次に,債務負担行為でございますが,5に記載のとおり,期間は平成21年度から平成25年度までの5年間で,4,390万円を限度額として,財団法人茨城県農林振興公社と管理運営に係る協定を締結しようとするものでございます。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。 9 ◯森田委員長 次に,礒環境対策課長,お願いします。 10 ◯礒環境対策課長 有機ヒ素化合物高濃度汚染対策事業につきまして御説明申し上げます。  生活環境部資料2の6ページをお開き願います。  まず,1の事業の目的でございますが,神栖市における有機ヒ素汚染につきましては,地下水の汚染源とされるコンクリート様の塊及び周辺の汚染土壌は既に掘削除去されまして,昨年12月までに焼却処理が終了したところでございます。  しかしながら,平成15年3月に最初に汚染が確認されましたA井戸周辺地域では,濃度の低下は見られますが,現在も地下水から高濃度の有機ヒ素が検出されております。本事業では,残存する有機ヒ素の約90%を除去することを目標に汚染地下水の浄化処理を行います。  2の事業の概要でございますが,下に施設等の配置図がございます。コンクリート様の塊を掘削除去しました跡地の東側隣接地に地下水浄化施設を設置いたしまして,掘削除去した跡地に水道水を注水しながら,地下水を揚水して浄化処理を行います。  浄化施設では,有機ヒ素を粉末活性炭に吸着させた後,凝集剤で沈殿除去し,処理した水は,排出管理基準値以下であることを確認した後,下水道を経由して公共用水域に放流いたします。  3の今後の対応でございますが,工事は12月に開始しておりまして,施設は来年3月に完成し,4月から2年間で浄化処理を行う予定でございます。  住民の皆様への情報提供でございますが,工事の進捗状況につきましてのお知らせを作成し,配布いたしております。施設完成時には見学会を実施する予定でございます。  有機ヒ素化合物高濃度汚染対策事業につきましては以上でございます。  続きまして,環境対策課関係の議案でございます。  第127号議案茨城県霞ケ浦水質保全条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが,お手元の生活環境部資料3の2ページをお開き願います。  まず,1の改正の理由でございます。  現在の霞ケ浦水質保全条例では,窒素,燐の除去性能にすぐれた高度処理型浄化槽の設置を義務づけているところでございますが,条例に違反する通常型浄化槽を設置された場合,指導,助言,勧告の規定だけでは高度処理型浄化槽への改善が困難であります。こういったことから,強制力を持った是正指導ができるよう,条例の一部を改正しようとするものでございます。  また,同時に,土木部におきまして,高度処理型浄化槽の設置を建築確認の審査要件とすることといたしております。  恐れ入りますが,資料の4ページをお開き願います。  浄化槽設置のフロー図でございます。現在の建築確認におきましては,通常型の設置が認められておりますことから,行政指導は行っているものの,申請に基づき,通常型が約7%程度設置されている状況でございます。  これに対しまして,改正後は,高度処理型の設置が建築確認の審査要件となりますので,通常型の設置は認められなくなります。  また,虚偽の申請により通常型が設置された場合には,霞ケ浦水質保全条例の変更命令を適用し,高度処理型への是正を図ってまいりたいと考えております。  下の表にございますように,ことしの4月からは,森林湖沼環境税を活用いたしまして,高度処理型と通常型の設置者の負担が同程度となるように,補助制度の拡充を行っておりまして,これまでの間の高度処理型浄化槽の設置状況は90%を超えるまでに至っております。  恐れ入りますが,資料の2ページにお戻りいただきたいと思います。  4の改正内容でございますが,ただいま御説明申し上げましたとおり,通常型浄化槽を設置した者には,高度処理型浄化槽への変更を命じ,命令違反者には50万円以下の罰金を科す規定を設けようとするものでございます。  次に,6の施行日でございますが,3カ月間の周知期間を置きまして,平成21年4月1日としたいと考えております。  なお,5ページから6ページに新旧対照表がございますので,後ほど,ごらんおきいただければと思います。  条例の規制強化,それから,建築確認との連携につきましては,さきに開催しました環境審議会におきまして,委員から御意見をいただいておりますし,また,流域の市町村長からも同様の御要望をいただいているところでございます。  最後になりましたが,今回,茨城県霞ケ浦水質保全条例の一部を改正いたしまして,高度処理型浄化槽の設置徹底を図ることにより,霞ヶ浦の水質浄化を推進してまいりたいと考えております。  環境対策課関係の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 11 ◯森田委員長 御苦労さまでした。  最後に,山田原子力安全対策課長。 12 ◯山田原子力安全対策課長 それでは,恐れ入ります,環境商工委員会資料2の7ページをお開き願います。  県の核燃料物質使用施設におきます排水経路の無許可変更についてでございます。  水戸市石川の旧環境監視センターにつきましては,平成19年3月に廃止されまして,現在はひたちなか市に移転整備されたところでございますが,平成7年,平成12年の過去2度にわたりまして,排水経路を国の許可を得ずに変更するという原子炉等規制法に違反する行為があったことが判明いたしまして,去る10月24日に,文部科学省から文書によりまして厳重注意と指示を受けたところでございます。原子力事業者を指導する立場の県が法令違反を行っておりましたことは,県民の信頼を損なうものであり,改めて深くおわびを申し上げます。  県では,同日,委員の皆様には,電話,ファクシミリによりお知らせいたしました後,記者発表を行いました。また,新しい環境放射線監視センターにおける放射性物質の管理強化,法令遵守の徹底など,再発の防止策を講じたところでございます。  なお,旧環境監視センターの敷地内におきまして,排水が流れたと考えられますすべての経路,合計で186カ所になりますが,すべて放射能の測定分析を行いましたところ,建屋のすぐ外側にございます貯留槽の残渣,沈殿物でございますが,ここからのみ,分析に使用していたプルトニウムが検出されましたが,ごく微量であり,環境や人体に影響のないことを確認しているところでございます。  今後,無許可で変更いたしましたこの排水経路につきまして,文部科学省に変更許可申請を行い,改めて許可を得ました後に,旧環境監視センターの廃止措置を,遺漏のないよう,確実に進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  原子力安全対策課からの説明事項は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 13 ◯森田委員長 御苦労さまでした。
     以上で説明聴取を終了いたしますけれども,説明漏れ,あるいは訂正等はありませんか。  ないようですので,以上で説明聴取を終了いたします。  それでは,これより質疑に入ります。  最初に,付託案件に係る質疑を行います。  委員の中で質疑のある方は挙手願います。  ないようですので,付託案件に関する質疑は終了いたしました。  次に,所管事務全般に関する質疑に入ります。  質疑のある方はお願いいたします。  白田委員。 14 ◯白田委員 最後ですので,今,説明がありましたけれども,前回も質問をしましたけれども,消防と原子力と,その2つについてお伺いをします。それともう1点は,ヒ素についてもお伺いをいたします。  最初に,こくぶん祭の開催につきましては,皆さんの努力によりまして,思った以上にいい結果が出たように思っております。皆さんの努力に対しまして,本当に敬意を表して,大成功に終わったこと,委員としてありがたく思っております。本当にありがとうございました。  まず第1点は,ヒ素に関しましては,いろいろと長らくこの問題をやっておりますけれども,井戸が2つありまして,これが終わって,いつごろまでに正常に戻れるのか。そういったことをきっちりとある程度出していただかないと,いつまでも長く,道路ではないですけれども,20年も30年もかかってできた。そういうものになってはしようがないので,地元に対しては結構説明はしておりますけれども,いつごろまでに,この2つの井戸に対して,水を吸い上げて流せば,完全に,ある程度安心してそこに住めるようになるのか。飲むのは水道を持ってくればいいでしょうけれどもね。ただ,いろいろなものつくったり何か,土地の価格とかいろいろありますから,これをきちっとした形で明示をしていただければ,どのようになっているか,これが第1点です。  第2点目は,消防についてお伺いいたします。  この間,委員の皆さんと一緒に消防学校に行かせていただきました。大変一生懸命やっているのがよくわかります。しかしながら,やっていますと,ある程度は研修所みたいな形で,そこできちんとした形で鍛えて,結果を見ましても,例えば,懸垂がゼロの子供が幾つかいたというようなことが出ておりますけれども,こういうのは問題のほかでありまして,前にも述べましたように,ある程度はきちんとした形で体を鍛えていかなければ消防士でない,私はそう思います。いろいろなときに,いざ災時というときには勇気も必要です。勇気の裏づけは,不断の努力と忍耐と力でありますから,それをきちんとした形で消防学校で認定ができなければ,私は,消防士として認定するのはおかしいのではないかというように思います。  そこで,一挙に変えるのは難しいですから,一次試験は各市町村で当然やってまいります。一次試験だけ通して,消防学校で,きちんとした体力,いざというときに勇気を持っていける体力をまずつくっていただいて,これが勇気につながりますから,まず体力がきちんとなければ,その学校を卒業しなければ二次試験が受からないというような形を,各地域でいろいろ組合をつくってやっておりますけれども,そういったところと相談をして,これからの消防士のなり方について,これをきちんとした形でやっていただきたい。これからどういうように考えているのか,この点をお聞きをいたします。  最後に,原子力でありますけれども,今度は出力を5%上げるということで,古いものをあと30年延ばす。これはだれが見ても実際には大変なことです。今まで予測できないものが,地震が新潟でも起きまして,予測していなかった想定外のことでああいうことになりました。今度も,今の説明を聞きますと,震度6での安全対策をやっているということでありますけれども,震度6以上は現にこの茨城でも何回か起きております。そういうことで,それ以上の対策をしなくてはならない。  前にも申し上げましたように,いろいろな事故が想定されますけれども,特にパイプですか。ああいったものは,新潟の方でも私も見に行ったことがありますけれども,だれがナトリウムの液をとめるのか。だれかがやらなくてはいけないです。多分,いるとは思うのですが,そういった体系をもっときちんと見せていただいて,この間のJCOの事故のように,一般の消防士のわからない人が行って死ぬようなこと,こういうことはぜひ避けていただかなくてはいけない。それには,きちんとした形で,こういうようにするという体制づくりを各原子力関係はして,公表しなくてはいけないのではないか。こういうことをしているということだと思うのですが,現状についてどのようにしておるか。そして,本当に出力を上げていって,あと30年余計にやって大丈夫なのか。今までそういうように長くやったことはないわけですから,例はないわけですから,その根拠についてもお示し願えれば。  この3点だけお願いします。 15 ◯森田委員長 3点の質問がありました。  最初の有機ヒ素化合物について,礒環境対策課長,答弁願います。 16 ◯礒環境対策課長 神栖市における有機ヒ素汚染でございますが,平成15年に発覚しまして5年,この間,汚染源が見つかり,汚染の除去処理が昨年の12月に終わったところです。  そういったことを受けまして,環境省は,地下水に残っております有機ヒ素を処理する。推定ではおよそ560キログラムがここにあるということです。およそ3分の2が焼却処理された。残った3分の1はございます。これが地下水に拡散しているわけでございますが,これを放置しておきますと,昔の環境基準以下の水質に戻るにはおよそ60年かかるというシミュレーション結果になってございます。  これを,今回,3月までに浄化施設を設置しまして,向こう2年間で1日300トンを処理しますと,およそ昔の環境基準以下の水質に戻るということを予定しておりまして,あと2年間で昔の水質にほぼ戻るのではないかというふうに考えております。 17 ◯森田委員長 続いて,小田消防防災課長。 18 ◯小田消防防災課長 消防学校での教育訓練でございますけれども,総務省消防庁が示しております消防学校の教育訓練の基準というのがございまして,教育訓練の目的ということでございますけれども,消防士となって,住民から期待される水準を満たす消防に係る知識及び技能の効率的かつ効果的な習得を図り,もって適切,公正,安全かつ能率的に業務を遂行できるよう消防職員を教育するということになってございます。  住民から期待される消防士としての責任を果たすという意味で,体力は当然必要でございます。各市町村で消防士として採用するに当たりましては,体力面につきましても選考の対象となっておりまして,ある程度は基礎体力を持っている者が職員として採用されている状況にございます。その職員を,消防学校で7カ月にわたって消防士として活動できるように教育しているわけでございますけれども,さらに,委員御指摘のとおり,体力がないというようなこともございますので,これからは,決められた訓練課程に加えまして,任意ではなくて,ある程度体力錬成に努めるように消防学校でも指導していきたいというふうに思っております。  さらに,消防学校を卒業しますと,各消防本部に配属になりまして,それぞれ各消防本部で体力錬成ということで取り組んでおりますので,結果的には,消防士としての責任を果たす体力というものはある程度そこで養成できているのではないかと思いますが,体力の面から,消防士としての業務を果たすべき体力を一層培うように,消防学校でも努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 19 ◯森田委員長 続いて,山田原子力安全対策課長。 20 ◯山田原子力安全対策課長 お尋ねの点,2点ございました。  まず第1点でございますが,原子力施設で大きな事故が起きたときの対応ということでございます。これにつきましては,まず,第一義的には,事故を起こした事業者が対応するというのが原則でございます。ここで,例えば,小さな事業所で,十分な人員,資機材がないといったようなときには,その周りにおります事業者が,これの技術的な支援,あるいは資機材の支援というのが行えるような体制というのを,JCO事故の後に事業者が協定を結びまして,そういう体制ができているところでございます。  そういう体制につきまして,県民の方に安心していただくように公表すべきではないのかということでございますが,確かにおっしゃるとおりでございます。こういうものにつきましては,今後,積極的に公表していくように,事業所の方に働きかけてまいりたいというふうに思います。  それから,2点目でございます。東海第二発電所,御指摘のとおり,ことしでちょうど運転開始から30年を迎えております。国──これは経済産業省でございますが,30年を超えるような原子力発電所につきましては,今後,さらに30年運転しても,安全上,問題がないかどうかということについてきちんと調査を行って,今後30年を超えて,さらに10年間の長期的な施設設備の保全計画というものをきちんとつくらせて,それで国が検査を毎年行っておりますが,そういう中で確認をして,運転の継続を認めていくというような体制が既にスタートしているところでございます。  東海第二発電所につきましても,原子力発電の方で,今後30年間運転に対する安全評価と,それから,今後10年間の施設設備をどういうふうに保全していくかという計画を国に提出しまして,国の審査がことしの7月に終わって,経済産業省の方では,原電の方で提出された内容については妥当であるという評価がされたところでございます。  県といたしましても,専門家の方何人かにお集まりいただいた高経年化のそういう委員会をつくりまして,私どもも,地元の立場として,妥当なものかどうかという検討を行っているところでございます。  それから,出力の5%アップということでございますが,これにつきましては,私ども,そういうお話は聞いてございますが,では,具体的にどういうふうにして5%アップをするのかということについての詳細な内容,まだ計画が提出されておりません。これにつきましても,当然のことながら,国,経済産業省の方で改めて安全審査をして許可を得ませんと,そういった出力の向上はできませんし,私ども県や地元市町村も,そういった計画について,きちんと安全性というものを確認して,そういう計画について了解するかどうかという判断をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 21 ◯白田委員 ありがとうございました。大体概略はわかりましたけれども,特に消防に対しては,聞いたことと答えが返ってきたことと幾らかずれがありまして,最後に,部長に聞きますけれども,部長にぜひ判断をしていただきたい。各市町村の広域組合で消防士として認めて,その体力面のハードルをもう少し高く上げないと,学校に来たら学校の役目があるし,総務省から,こういう形でやれというようなある程度の指導はありますけれども,県としての,条例までいかなくても,内規として,きちっとした形で,最低限このぐらいはというようなものを各広域組合と話をして,この間出てきたデータでは,余りにもひどいのがいっぱい受かっている。ああいう人に金を払うのは恥ずかしい。とんでもない。こういった人が,果たしてアメリカのように本当に尊敬されて,いざというときに,災時のときに入っていけるか,私は疑問に思います。  その裏づけは何といっても不断の体力と自信です。要するに,重い物を,50キログラムしか持てない者が100キログラムの人を担いでこれるわけがないのだから,そういったことを最低基準として,きちっとした形で,消防体制の体力,その中で一番必要なのは勇気と誇りですから,その根源をつくる体力をもっときちんとした形で明白に県民に知らしめて,各広域組合と話し合いをして,そういった内規でもいいですから,きちんとしたものをつくってほしいと思うのですが,そういったことをやっていかないと,事務屋さんも必要です。いろいろな化学面とか必要ですけれども,ただ,いざというときには,勇気ある人をつくっていかなくてはいけない。これが一番重要に感じますので,それを再構築していただいて,考えていただいて,そういった協議会でもつくってもらって,ちゃんとした形でみんなで考えながら,県民が税金を払ってもいいと思うようなシステムをもう少しつくっていただくように。  一般質問でも,救急車のことについて,小田木議員からも質問がありましたけれども,私も実は行ってまいりました。みんながだれもが誇りにする。その裏づけには,そういった体力と,頭のよさとかそういうのもありますけれども,競争率もすごいです。ハーバード大へ入るより難しいと言われておりました。そういったことでもありますので,まず第1番目には,勇気が持てる,そういう基礎をきっちりとつくった形を構築してもらいたいと思っておりますので,これは最後ですから,後はなかなか言えませんから,改めて申し上げたいと思います。  それと,山田さんの方につきましては,私は反対でも何でもないのですが,ただ,こういうふうになったときには,今までいろいろな事故が出ておりますけれども,福島もそうですけれども,新潟もそうですけれども,こういったときには,こういうような形ですぐ処理を抑えているというのは我々はわからないわけです。見にも行きました。行ったけれども,でも,それをある程度は,第一次的にはここでこうとめて,第二次的にはこことめて,第三次,第四次ぐらいまできちんと持っていけるような体系をつくれるような。  あとは,出力をこれから上げていく,古いのをやっていくのでしょう。その安心感をどういった形かで,もう少しわかりやすいように,県民に大丈夫だというように,そういったことも必要ではないかと思うので,これからみんなに危険度を感じさせないような,そういった広報活動,それから,実際にやっていく,そういったことをしていただきたいと思うのです。それで結構ですので,ぜひそれでやっていただきたい。  あと,ヒ素に関しましては,あと2年で本当になくなればいいですけれども,完全になくなると公表できるような形で,そういった地域がまた変わってまいりますし,地価も上がります。今はだれも買う人はいないですからね。もう長くかかりすぎていますから,それをきちっとした形で約束できるような形をとって,2年間でそういった形にしていただけるようにお願いをします。  以上です。 22 ◯礒環境対策課長 先ほど,神栖市のヒ素で,向こう2年間で90%以上できるということで,ほぼその程度で環境基準以下になるというふうに申し上げましたけれども,1日300トン,24時間で予定してございますけれども,その状況,あるいは,必ずしもシミュレーションどおりいかない場合も想定されます。今のところ,計画は2年間ということでございまして,地下水中に10%弱残るということでございます。その辺はきちんと浄化効果を見ながら進めていくということでございまして,今のところ2年間でございますが,状況によっては少し延びるかもしれませんということをつけ加えさせていただきたいと思います。私どもとしては,できるだけ短期間に終わるように,環境省,それから,神栖市と連携しながら進めてまいりたいと思っております。 23 ◯馬場生活環境部長 消防職員の体力の件について,少し補足して申し上げます。  確かに,今現在,26消防本部なので,いろいろ採用基準というのがあって,消防職員の採用がなかなかできないところ,それから,応募がたくさんあるところ,いろいろあるかと思いますけれども,そういうこともあるいは影響しているのかもしれません。しかし,これから,消防の司令の一元化なり消防広域化ということを進めていく中で,消防職員の資質にばらつきがあっては困りますし,県民も困ります。そういうことから,今,一元化に向けた話し合いを消防長会などで進めておりますけれども,その中で,消防長会の皆さん方に,議会からこういう提言もありますということを申し上げて,その上でどういうことができるのか,県の消防学校とも一緒になって検討をしていってもらいたいと思っております。 24 ◯白田委員 提言をしていくと今言いましたけれども,提言など要望していない。やってくれ,やらなくてはだめなんだ,そういうことですよ。提言など幾らしてもやらなくては終わりですよ。必ずやってくれ。でなくては,我々,いろいろな形で税金を払っている意味がない。この間の数値,我々は見ましたけれども,ひどすぎる。そういったことを認めて,これから指導していっては,あれ,県民にわかったら大変です。懸垂ゼロ回の人が受かっているのですよ。そういったのは提言ではない。やらせる。それが部長の力です。しっかりしてください。 25 ◯馬場生活環境部長 わかりました。消防学校の権限の中において,各消防本部にそういうような指示をいたします。 26 ◯森田委員長 白田委員からは,消防士の資質の向上,あるいは能力の向上,体力の向上については前回でも触れておりますので,具体的に効果が上がるようにお願いしたいと思います。  続いて,田所委員。 27 ◯田所委員 国民文化祭につきまして,しっかりとできて,先ほど報告もありましたが,ちょっと聞いておきたいと思います。これ,費用はどのぐらいかかったのか。県と,あるいは市町村等もお金を出していると思うのですけれども,その内容と,118万人の参加者があったということで,一つのボリュームをちゃんと示されたわけですけれども,これは,ほかの県等でやってきたのと比較してどんな状況なのかということと,私は,別の商工労働部のところの観光物産課の方でも言ったのですが,どのように人数を把握しているのかということです。観光の中で5,000万人目標などと言っているので,5,000万人といっても,この前,別のあれで,皆さん,聞いていないから言うのですけれども,県外から除くと大体3,000万人以上なのです。茨城県は300万人ぐらいしかいないわけですから,10回以上,老若男女,赤ちゃんから高齢者まで,みんなそのぐらい歩いているという話です。どうもその数値というのは,もうちょっと指導原理が生まれるようなものでなくてはならないということを言っているのですが,どんなふうに把握してきたのか,その辺を聞きたいと思います。 28 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 まず,費用の点でございます。費用につきましては,県が9億5,000万円でございます。国が約2億円,それと,市町村が約3億5,000万円でございまして,合わせて15億円かかってございます。これにつきましてはまだ精査中でございますので,今現在の数字ということで御了解いただければと思います。  あと,参加者の他県との比較でよろしいかと思います。過去6年間の他県の平均からいきますと,約100万人でございます。ちなみに,昨年行いました徳島は70万人強でございまして,ほぼそれと平均並みの数字になってございます。  次に,参加者の把握の仕方でございます。参加者の把握の仕方につきましては,施設につきまして,例えば,座席等があるものにつきましては,当然,そこの座席がどのぐらい埋まったかということで数字を出させております。ただ,外のイベントにつきましては,駐車場に駐車しました車の数,あるいはシャトルバス等を運行していますが,シャトルバスの運行回数等々を踏まえまして主催者が判断しておるところでございます。そういう意味では,正確な数字かと言われるとちょっとつらいところもあるかと思いますけれども。  以上でございます。 29 ◯田所委員 わかりました。主催者発表というのはありますよね。我々もやるときがありますけれども。いずれにしても,今後,これを分析をするという話が先ほどありました。市町村等と歩調を合わせてやるのだろうと思いますけれども,これはどういうふうにやっていくのか,そこからどんなものを得ようとして,どう行うのかということを聞きたいと思いますけれども。 30 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 調査,ヒアリングでございます。まず,調査対象と考えておりますのが,市町村,それから,県内の文化団体等でございます。  やり方でございますけれども,今,調査票をつくっておりまして,その調査票の中で,それぞれ択一で選んでいただく成果の部分と記述で書いていただく成果の部分等がございます。今,私どもが把握しておる成果といたしましては幾つかございます。例えば,県漢詩連盟とか,県詩人協会とか,城里川柳会など,幾つかの文化団体が生まれているので,そのような文化団体が生まれてきたかどうかのような視点が一つあるかと思います。  また,新しい文化資源としまして,例えば,日本舞踊とか,オペラとか,市民劇などでは新しい作品をつくり上げたところでございますので,これらが今後とも継続して使われていくことになっていくのか。すなわち,貴重な文化財としてそういうのが残っていくのかどうか。  それと,もう一つ,例えば,今現在,七色帆引き船,あるいは筑波の山麓秋まつり,これは北条商店街とかあそこら辺でやった事業でございます。それらにつきましては,今,地元の方では,今後とも継続していくという考え方があるようでございますが,そのように,地域づくり等で今回生まれました新しい取り組みが今後とも残っていくのか,それらを調査票とヒアリングの中で明らかにしていくという考え方でおります。 31 ◯田所委員 それはいいですね。どんな文化が残っていくのか,あるいは継続性がどうあるのかということは非常にいいと思うのです。私は,それにあわせて,どういうコストがかかって,どういうふうな内容で,それが効果的だったのかということをよく分析して,残してもらいたいと思うのです。単なる報告ではなくて,これからの指導原理が生まれるように。というのは,これを聞いた私のもともとの思いというのは,15億円かかっているわけですが,イベントというのは非常にいいと思うのです。こういうものでいろいろな活力をつくっていくというのはいいと思うのですけれども,将来負担比率が非常に上がっていって,どうなってしまうのだという財政の中で,いろいろなイベントをやっていくということを考えなくてはならないと思うのです。そういう予算が取れないからやらないというのではなくて,私は,お金をかけなくても,県と市町村とが協力をして,こういったイベント,食のイベントとか,旅行のこととか,観光のこととか,伝統のこととか,文化とか,そういうものが促進できるような,そういうことをできるように,私はこういうイベントから学ぶべきだと思うのです。いつも15億円もかけるようなことはできないわけですから,これから活力が得られるようないろいろな仕掛けができるように,そんなように結んでいってもらいたいなというふうに思うのです。  次の質問に行きたいと思うのですけれども,先ほど浄化槽の話が出まして,公共下水道,あるいは農集排等と比べても非常に対応もうまくできますし,コストからも非常に有利だと思うのです。何回も言いますけれども,筑西市あたりでも公共下水道には1,000億円オーダーの金が入っているのです。そういう中でのきめ細かな役割というものがあると思うのです。  そこで,皆さん,私のところではないと言われれば,それで聞いておいていただければ結構ですが,これは排水が必要なのです。合併槽をつけても,実は,隣にあるのは用水だったとか,道路の側溝は合意しませんとかいって,実は流せないのがあるのです。県によって違うのですが,蒸発散槽,あるいは浸透槽というやり方をしているのですが,なかなか効率は上がらないのです。狭いところで,毎日出す水がうまくなくなるようにするというのは難しいことなので,その末端のところの許容というのを広げていけば対応ができるのではないかと思うのですけれども,これについては,皆さん,わかっているのかしら。それを発表してもらいたい。 32 ◯礒環境対策課長 浄化槽の排水でございますが,必ずしも住宅の近くに排水路があるというわけではありませんが,流す場合も,一部,管理者の同意が必要だということで,そういった手続も必要でございますが,管理者の同意があれば流せるわけでございます。  また,道路でございますけれども,県道の場合につきましては,家庭排水については,きちんと維持管理をすれば容認しているという状況にございます。 33 ◯泉廃棄物対策課長 私どもで補助している案件につきましては,市町村事業としてやっているわけなのですが,補助の申請時に,放流,また,蒸発散の状況などの計画を確認して補助をするということにしております。 34 ◯田所委員 今聞いたのですけれども,県道に面している家など余りたくさんないですよね。確かに,何年かの雨水を平均して,いろいろ開発行為をやったり何かするときに,側溝をつけるのは計算してやるのですけれども,だから,こういうものは受け入れられないと,これはなかなか容認されないのです。ということは,これが対応できる敷地というのは割合少ないのです。今言ったように,蒸発散槽,浸透槽の性能というものもありますし,なかなか問題もあるので,高度浄化槽で非常によくなって,霞ヶ浦の方まで汚染しないようになるというのだから,できればそういったものも許可して流せるように,そういうものの働きかけというものも,直接の所管でないといえばそれまでかもしれませんが,よく考えて,ここでつくっても,その先は構わないというのでは,どうなっているのだというのでは余り効果的だと思いませんので,その辺のことをよく調べて,対応できるようにしてもらいたいというふうに思っています。  あとは,指定管理者制度,継続というようなことになって,もともとの趣旨,競争して,コストを低減して,さらには,管理品質,あるいはサービスの品質も向上するということもあるのだろうと思うのですけれども,そういったもともとのことを離れて,ただ同じように流れていったのでは,指定管理者制度のよく言われている問題というものがあるわけです。ですから,今度も,こういう切りかえのときに当たって,管理等をどういうふうにしているのかということをまず聞きたいと思いますけれども。 35 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 指定管理者の選定に当たりまして,より多くの方々の応募を期待しておりまして,県の方では人事課が統括しておりますけれども,人事課の方で新聞広報,私どもの方はホームページを通じて広く広報いたしました。  また,3年前になりますけれども,3年前のときには3社の応募がありましたので,3年前に応募があったところにも声かけをして,広く応募していただこうということと,それから,公募期間につきましても2カ月間ということをとりまして,期間についても長く持ったという工夫をしております。  それから,管理の面ですが,3年間やらせていただいた中で,鳥獣センターの場合には,どうしても傷病鳥獣の保護という業務がありますので,傷病鳥獣の保護という業務について,3年間の中で,効率的,効果的な業務ができるということとあわせまして,施設の管理運営につきましても,3年間継続する中でもって,より効率的な運営ということが見られております。そういった経過,成果というものを感じております。 36 ◯田所委員 競争相手も出てこないというので,競争の原理も働かない感じもしますけれども,受けるのは,理事長橋本昌という名前ですから,自己契約みたいな感じにもなりますけれども,だから,そういう中で,皆さんも,独立したものであるということを踏まえて,よく管理して,サービス向上にもなるように,コストも低減されるようにということをしっかりやってもらいたいというふうに思います。  以上で終わります。 37 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 先ほど,先催県の参加人数につきまして御説明しましたが,100万人と御説明したかと思うのですが,150万人の間違いでございました。過去の先催県の平均人数です。 38 ◯田所委員 過去5年間の県別の人数を言っているわけ。 39 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 過去5年間の県別の人数を言わせていただきますと,山形県が108万人,福岡県が345万人,福井県が78万人,山口県が144万人,それと,徳島県が76万9,000人です。 40 ◯森田委員長 平均すると150万人いるのだね。 41 ◯安生活文化課国民文化祭推進室長 はい。 42 ◯森田委員長 ほかにございませんか。  鈴木(せ)委員。 43 ◯鈴木(せ)委員 1年間,いろいろお世話になりました。  そこで,レジ袋削減運動の取り組みについてお伺いしたいと思います。  レジ袋の削減運動というのは,要するに,買い物の際に,マイバッグを持って,なるべくレジ袋をいただかない。そういう運動というのは,地球温暖化防止とか資源の有効活用などというので,家庭の多くの皆さんは,環境にやさしい生活を実践していくためのきっかけづくりとなって,非常にわかりやすいのではないでしょうか。  私は石岡市に住んでおりますけれども,あるスーパーではレジ袋が有料でございます。しかし,そのスーパーはほかの地区へ行くと無料でございます。有料のときは,皆さん,大体それが浸透しておりますから,マイバッグを持って買い物に行っております。  そして,そのレジ袋1枚つくるのに必要なエネルギーというのは,石油で約32グラムが必要ということを聞いておりまして,日本人1人当たり年間250枚のレジ袋が使われているそうでございます。  そこで,茨城県においても,市町村において,スーパーマーケットなどの販売店などと協定を締結してレジ袋の有料化を進めている市町村が出てきております。それで成果を上げているということもお聞きしておりますが,現状としてはどういうふうになっておりましょうか,お聞きしたいと思います。 44 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 レジ袋の有料化の取り組みでございますが,今年度,ひたちなか市がスタートとなりまして,実施に入っております。これまでに5市,ひたちなか市,常陸太田市,それから,笠間市,つくば市,高萩市の5市で既に有料化に入っております。現在,協定が締結されておりまして,来年2月もしくは3月から実施されるところが7市町村あります。水戸市,日立市,土浦市,それから,神栖市,下妻市,大洗町,東海村の7市町村が有料化に入ります。これを合わせますと,12市町村で有料化の取り組みが行われるというのが今の現状であります。  成果につきましては,これまでマイバッグを持って買い物に行きましょうというキャンペーンをやっていたのですが,よくて1割5分ぐらいの持参率でありましたが,有料化に伴いまして,8割から8割5分の方がマイバッグを持って買い物に行くという状況がありまして,結果的に見ますと,レジ袋の消費量の削減で見ますと,前に比べますと,8割5分ぐらい消費量が減っているという成果が出ております。 45 ◯鈴木(せ)委員 まだ一部の市町村の取り組みのようでありますけれども,今後,さらに県内の多くの地域でレジ袋の有料化の取り組みというのを進めた方がいいのではないかと思うのですけれども,それについてはいかがでしょうか。 46 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 御指摘のとおり,まだ12市町村ということで,広げていきたいと思っております。市町村の方とアンケートをとりましたところ,やっていきたいというところが数多くありました。また,現在協議中というところもあります。より多くの市町村に実施していただくということで,形的には市町村と事業者と市民団体の三者協定というところになりますけれども,一番注意しなければならないのが,事業者さんの参加を求めるときに,自分のところだけがやり,ほかのところがやらないと販売が落ちてしまうのではないかということで,みんなでやらないとなかなか乗れないという点があります。  それから,持っていかない方もおりますので,その場合には買っていただくということになりますが,それは販売代金,収益金ということになりますけれども,それは会社の方で利益として上げるのではなくて,環境活動に還元したいというふうな考え方を持っている事業者さんもおりますし,消費者の方にポイント制ということで還元していきたいということで,事業者さんによって販売代金の扱いについての差が出ているということがあります。  それから,有料化になったときに,一部の市民の方,消費者の方から,きのうまでただだったのが何で有料なのだということでクレームが出たりすることもあります。そういった三者協定を結ぶに当たりましては,いろいろな点で配慮して,注意してやらなければならない点が数ありますので,県としても,これまでそういった面に注意して助言,アドバイスをしてまいりましたが,12市町村,できれば全県でやっていただければありがたいと思っておりますので,引き続き,市町村に対して働きかけをすると同時に,そういった助言,アドバイスをして,早く県下ですべて有料化の取り組みが実施できればというふうに思っておりまして,今後も努めていきたいと思っております。 47 ◯鈴木(せ)委員 ありがとうございました。 48 ◯森田委員長 ほかにございませんか。  今委員。 49 ◯今委員 1年間やってきて,ダブる部分もあるかもしれませんけれども,よろしくお願いします。  まず,前回も出ましたけれども,産業廃棄物の件ですけれども,県の方では,独自に電子マニフェストを充実させていくのだという話がございましたけれども,現在,どのような状態で,最終的に,いつからそれを適用して,効果が上がってくるのはいつごろかというようなスケジュールもあわせて回答をお願いしたいのですけれども。 50 ◯泉廃棄物対策課長 電子マニフェストでございますけれども,導入されましたのは平成17年度でございます。現在,普及率が,平成19年度の実績で,国全体でまだ9%でございます。県がほぼ同じなのですが,県は大体8%ぐらいということでございます。  電子マニフェストは全国的な取り組みでございますので,政府の普及目標というのがございまして,平成22年度に50%,全部のマニフェスト──紙のマニフェストもございますけれども,全部のマニフェストが50%に普及させるという目標で,研修会等をやって普及に努めているところでございます。
    51 ◯今委員 8%という話でしたけれども,効果のほどなのですけれども,例えば,前回,私が質問しました新しい方法といいますか,そういう方法でやるべきなのか,電子マニフェストを徹底してやるべきなのかというところなのですけれども,そこら辺はどのように考えていますか。 52 ◯泉廃棄物対策課長 電子マニフェストの効果は,一般的に,事務処理の効率化などのほかにも,データの透明性,すなわち,処理の確実化というふうに言われておりますけれども,普及が進めばその効果が高まるということでございます。  前回の定例会で今委員の方から御質問がございました,条例によりまして排出事業者に確認を義務づける方法というのがございますけれども,これ,前回の定例会の後,私どもで調査をいたしまして,現在,全国で8つの県で条例化がされておるのですけれども,その方法につきましては,例えば,契約時に1回だけ確認する,それから,1年に1回,または1年に2回とか,いろいろな方法があって,電話で確認などというやり方もしたり,効果などについても確認をしたのですけれども,意識が高揚したというのは,排出者がそういう反応を示しているというのはあるのですけれども,排出事業者の負担が大きいという声がかなりあります。例えば,うちの県でも九州の事業者に処理を委託している排出事業者もいますけれども,九州までわざわざ出かけていって処理状況を見てくるというのは非常に負担が大きいというような声もありますので,この条例化については一定の効果は見込まれると思いますけれども,なおちょっと慎重な検討を要するのではないかと。国の施策として進めている電子マニフェストを主に進めていきたいという考えを持っております。 53 ◯今委員 平成22年で50%という話ですけれども,今,産廃問題がたくさん出ているのに,非常に悠長ではないかなと思うのです。また後ほど,うちの近所の話を出させてもらいますけれども,もう10年来やっているのです。ですから,今みたいなペースでやっていくとなかなか処理できない。要するに,最終的には,産廃の問題というのは公費を使うという話になっていくのです。ですから,そういうふうにならないように,本当に効果のあることをやっていかなければだめだと思うのですけれども,今のペースだと,とてもじゃないけれども,ますますそういう産廃の拡散といいますか,隠れて捨ててしまうというのがますますふえてくるのではないかと思うのです。  要するに,中小メーカーが多くて,つぶしてしまうと大変だという話もよく聞いていますけれども,そういうことを言っていたらいつまでたってもこの問題は解決しないと思うのです。ですから,国の流れもあると思うのですけれども,茨城県もかなり産廃が多いと思うのです。東京の近くということもあって,県境などすごくあるという話もありますし,ですから,そういう意味で,もっと積極的に茨城県はやっていくべきではないかと思うのですけれども,そこら辺はどんな考えですか。 54 ◯泉廃棄物対策課長 マニフェストはマニフェストの電子化は電子化として,これは積極的に進めていきたいというふうに思っております。委員御指摘の不法投棄のようなもの,中には不法投棄と判断できない,不法といいますか,山積されているようなものにつきまして,確かに処理に時間がかかっているようなものもございますけれども,中には,悪質に意識的に少しずつ片づけて,またやめてなどという事例もあるようですけれども,法にのっとって厳しく対処していきたいというふうに思っております。  また,不法投棄につきましては,早期発見,早期対応というのが重要でございますので,今,監視体制の充実の方に力を注いでいるところでございまして,ことしも2つの団体と監視協定を結んで,監視網を充実しようとしているところでございます。 55 ◯今委員 具体的に入りますけれども,日立市の滑川,常磐線の線路わきに産廃業者がもう10年ぐらい捨てている場所があるのですけれども,前は焼却炉もあって,物を燃やして,夏になると,表に洗濯を干すと真っ黒になってしまうということがありまして,5年ぐらい前には炉を撤去という話になりましたので,今はそういう話もないのですけれども,何回もやっているのはわかるのです。県でも行って,市でも行って,対策,こうやれという話は,要するに,マニフェストみたいなのをつくってやらせているみたいですけれども,一向に変わらないのです。山積した産廃はそのまま置いてあるし,県でいろいろやっていても減らない。減るという話をしながら減らない。しからば強引にやるかというと,つぶれてしまったらそのままになっているという話もありまして,この滑川の話は,具体的に今後どうされるかお聞きしたいのですけれども。 56 ◯泉廃棄物対策課長 指導中の個別事案についてはなかなかお答えしにくいのでございますけれども,一般的なお話として申し上げますと,山積して適正処理されない場合には,司法機関に告発まで考えて対応するというふうにしてございますけれども,例えば,ことしの6月あたりに少しぐらい片づけたり,片づけますという計画書なり誓約書なりを出したり,また少し積み上がったり,一番指導のやりにくいパターンの事案があるというような話を承知しております。  そういう場合には,今後,土地の権利関係などを洗い出しまして,実行行為者が一番責任があるのですけれども,そのほかにも,その土地を貸している者に対して撤去の指導をするとか,さまざまな手法を駆使して進めたい。  ただ,事業者がいなくなってしまってはそのままになってしまいますので,事業者に対して,なるべく撤去させる方向で指導していきたいということは共通して行っていることでございます。 57 ◯今委員 今までも10年間ずっと同じ話で聞いてきているので,市毛さんが前にいますけれども,市毛さんのころから,ずっと前から,福地さんのころからずっとやっている話なので,私もその話は何回も聞いているのです。そうすると,今後また10年ぐらい続きそうなのです。ですから,こういう問題は確かに難しいのはわかるのですけれども,根本的にしっかりとした,本当に撤去のできるような方向に向けて頑張ってもらいたいと思うのです。いろいろな法律を適用しようとしてもできないという話もありますし,そこら辺は確かにわかるのですけれども,実際問題,その住民にとってみれば,いつまでやっているのだという話になるわけです。本当に解決する方向でやっていただきたいなと思うのですけれども,具体的にどうこうという話は今はないと思うのですけれども,本当に困っている住民のために対策をお願いしたいというふうに思います。 58 ◯泉廃棄物対策課長 案件については承知しておりますので,撤去に向けて全力を挙げたいというふうに思います。 59 ◯今委員 それでは,地球温暖化を横断的にやるということで,部長からも,前回,話がございました。そういう組織を設けろという話をしましたら,全国にそういう例がないという話もいただきましたけれども,名前は覚えてないのですけれども,地球温暖化防止協議会ですか,宮本課長,具体的にこの協議会自体がどのように開催されて,どういう内容を検討していたか,この1年間の状況をお聞きしたいのですけれども。 60 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 県の組織の中に地球温暖化対策本部というのがありまして,その中で幾つかの部会があります。温暖化対策部会ということで現在もやっておるのですが,環境政策課に温暖化対策室ができまして,各部との連携を図っていくということで,今,まさに来年度の予算とか来年度の事業に向けて検討している段階でありますが,私どもの方で,温暖化に関係する,エネルギー関係ですと企画部とか,建物の省エネですと土木部とか,エコ農業になりますと農林水産部とか,環境教育になりますと教育庁とかというところで,各部局,これまでにどういう取り組みをしてきたのかということとあわせまして,今,国の方でも低炭素型社会づくりということでいろいろな提言があります。そういったいろいろな提言,施策について県の施策の中でどういうふうに取り組んでいけるのかということ,それから,各事業者さん,商工労働部ですと,中小企業とかたくさんありますので,そういったところに対して働きかけをしていく,また,県民運動として展開していくということにつきまして,温暖化対策室が中心になりまして,今,各部各課とヒアリングという形で,個別のテーマごとに,実施に当たってのいろいろな課題,問題というのもありますので,そういったことについて,検討,協議を進めているというのが今の現状でございます。 61 ◯今委員 要するに,定期的に1カ月に1回とか,そういうような頻度で会議をやっておられるのですか。 62 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 定例的な会議というよりは,必要に応じてということで,例えば,国の方で,先ほど申し上げました低炭素型社会づくりの提言があった場合に,それを受けて,県としてどういうふうに展開していくのかということ,それから,環境配慮型の契約法とかができた場合,それをどういうふうに県として取り入れて実施していくのかという節目節目の温暖化対策につきましての国際的な動き,それから,国内的な動きの中でいろいろな施策提案がありますので,そういった機会をとらえて,温暖化対策室が中心になりまして関係各課と協議をするというふうなことで実質的に進めてきております。 63 ◯今委員 要するに,関係者が集まってやる横断的な会議というのはないのですか。 64 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 横断的な会議というのは年に2回程度はあります。ただ,それは,どちらかというと,協議をするというよりは,私どもの方から,こういったことでこんなのがありますからということで,説明とか提案という形になりますので,実質的な協議になりますと,先ほど言いました関係課も,個別にやるのではなくて,関係する課というのは複数課がありますので,テーマによっては1つの課もありますが,複数の課で協議するというふうな形でやってきております。 65 ◯今委員 それで本当に効果が上がっているのですかね。そういう本部というのがあって。何かローカルにちょろちょろちょろちょろやっていて,だから,私はこの間言ったのです。そういう部門をつくって,知事をトップにしてやったらどうですかという話なのです。部長,本当にそれでいいのですか。そういう対策本部で。全然真剣味が伝わってこないのですけれども。2回しかみんなで集まってやっていないとか,ちょっと信じられないのだけれども,そんなことで本当にいいのですかね。  そういう対策本部があるということで,関係ある話を私は全部言いますけれども。  この間も,川松会長ですか,ヒアリングのときに私も質問をしましたけれども,今,クリスマスを控えて,各家庭がこぞって,要するに,市町村もイルミネーションを大々的にやっています。これはおかしいですよ。県の方で,きちっとそういうむだな電気を使うのをやめよう。一方では節電節電と言ってね。ですから,これは各家庭でやるのはおかしいです。それなら防犯灯をもっとつけてやるというのがあるべきだと思うのですけどね。報道がそれをまた取り上げるのです。そうすると,また,うちでもやろう,うちでもやろう。だんだんエスカレートしているのです。公はある程度いいと思うのです。だけど,各家庭が競ってやるというのは僕はおかしいと思います。それなら防犯灯をちゃんとつける。要するに,自分の家の玄関の電気をつけて,そして,防犯の役目をするというのが筋だと思うのです。これがまず一つです。  それから,今,エコドライブの講習会が始まったという話を見ました。月1回ぐらいで,20名ぐらいという話ですけれども,これはもっともっとやってほしいです。私も一生懸命エコドライブをやるのですけれども,信号が変わると,みんなぶあーっと飛ばしていくのです。一番ガソリンを食うパターンです。こっちはゆっくり行こうとすると,邪魔にされて,ばーっと行ってしまうのです。要するに,みんながエコドライブしていくという方向に変えていかないと。何を言いたいかというと,若い人を中心にもっと講習会をやってほしいのです。高齢者はゆっくり運転する人は多いですけれども,車間距離をあけるとか,そういうことをきちんと,若い人を中心に講習会をもっともっとやってほしい。それが2番目です。  それから,エコグッズの普及ということで,県のホームページにこれをぜひ載せてほしいのですけれども,エコグッズというのは,こういうものがあります,こういうことをやると省エネになりますというようなことを載せてほしいのです。ぜひそういうこともホームページの方で推奨をお願いします。  それから,これはきのうの新聞情報ですけれども,NEDOがやっている太陽光発電の実証システム,群馬県の太田市でパルタウンという団地をつくって,そこの7割,553戸が太陽光発電を利用してやっていまして,ことしで終わるらしいのですけれども,それを2年延長するという話がありました。そして,2020年にはこの発電装置を現在の10倍にする。そして,2030年には40倍にするというような目標を立てて今やっているのですけれども,茨城県は,これに対してどういうふうな考えを持っていますかという話です。新しい団地には政策的にこれを採用するとか,そういうことを考えているのかどうか。  それから,これも温暖化対策に結びつく話なので,ドギーバッグという話がありまして,これはアメリカが発端なのですけれども,要するに,犬にやるようなえさを,食べた後,持ち帰って,家庭で食べるということで,恥ずかしいので,犬にやるよということで,家庭に持って帰るという話なのですけれども。福井県でも,「おいしいふくい食べきり運動」というのがありまして,食べ残しはやめましょうという運動を県でやっているのです。  現在の食品ロス率といいますと,食堂,レストランでは3%,宴会では15%,披露宴などでは23%の食べ残しで捨てているというのが現状でありまして,そういうことを県としていろいろな機関に提唱していくということも私はぜひやってほしいなと思いますけれども,たくさんありますけれども,このぐらいで,考え方をお聞きしたいのですけれども。 66 ◯宮本生活環境部参事兼環境政策課長 最初のイルミネーションの関係ですが,まちづくり活性化ということもありますし,また,個人の家庭で楽しまれているということもありますので,規制という点ではなかなか難しいかなと思います。現在,国民文化祭でもグリーン電力を使って各会場でやりましたけれども,今,私どもの方でグリーン電力を使ったイルミネーションという呼びかけをしておりまして,日立市で行われているイルミネーションはグリーン電力を使っていただいております。それから,県民文化センターでもありますが,ここもグリーン電力を活用したイルミネーション,これから牛久市が入ってきますけれども,県内各地にイルミネーションがありますので,市町村を通じて,大体商工会議所が多いのですが,イルミネーションを使う場合はグリーン電力の活用ということで,温暖化対策に配慮しながら実施していただけるような形で,協力要請というようなことをさせていただいております。  それから,エコグッズの関係ですが,今,特に冬の時期になりまして,暖房関係ですけれども,省エネ関係の製品がたくさん世の中に出てきております。特に電気製品とか住宅の中でのいろいろな創意工夫のための省エネグッズがたくさん出ております。県のホームページを使っての紹介ということですが,個別の商品を県のホームページで御紹介するというところにつきましては課題もあるのではないかなというふうに思っております。  ただ,温暖化対策を進めるに当たりまして,省エネ製品を積極的に使っていくということは極めて大切なことでありますので,昨年6月ですか,温暖化防止の県民総決起大会を開催しましたが,その中で,県民宣言として,省エネ製品を進んで使いましょうというふうな,一般的な言い方ですけれども,県民宣言をさせていただいたところであります。ですから,そういった県民宣言を使いまして,県民の方々に,個別の商品はなかなかこちらからはPRできないのですが,省エネ製品を選んで使いましょうという呼びかけは引き続きやっていきたいと思っております。  それから,NEDOのソーラー関係の住宅の関係ですが,まちづくりという観点では,つくばエクスプレスの沿線開発の中で宅地分譲がありますが,これまでに行われた例といたしましては,建築条件つき宅地分譲ということで,具体的には,ソーラーを乗せた住宅の販売を既にやってきております。そういった意味では,私どもからすれば,そういった宅地分譲の担当課を通じまして,事業者の方に,ソーラーを乗せた宅地分譲については引き続き協力要請をしてまいりたいと考えております。  それから,ドギーバッグ,いわゆる食べ物の持ち帰りということですけれども,エコライフということを進めるに当たって,食の問題というのは確かに大きいものがあると思います。ある統計によりますと,日本国内で3分の1程度の食品が廃棄されているという状況がある中で,食を通じたエコライフを展開する場合に,いろいろな形があると思っておりまして,余り多く頼まないで食べ切るということ,それから,持ち帰りをするということ,それから,エコクッキングをするとか,地産地消とかといういろいろな分野があると思っておりまして,食を通じたエコライフの推進につきましては,大好きいばらき県民会議の方でエコライフの県民運動を推進しておりますので,連携しながら検討を進めて,取り組めるものは取り組んでいきたいというふうに考えております。  環境政策課関係は以上でございます。 67 ◯礒環境対策課長 エコドライブ関係でございますけれども,エコドライブにつきましては,CO2の削減,それから,大気汚染物質の排出抑制にもつながるということで,環境対策課が所管しておるわけでございますけれども,このエコドライブの講習会につきましては,県民や事業者のエコドライブを推進するための一つの事業として,今年度取り組んでいるわけでございますけれども,既に,ことし,5回のうちの2回が終了しておりまして,60名ほど来ていただいております。  この講習会をもう少しふやせないかということでございますが,講習会に当たりましては,実際,エコドライブの技術を持った方にインストラクターになっていただきまして,指導していただいているというようなことでございますが,まだ全国的にもインストラクターとしての資格を持っている方が少ないというような状況がございます。  それから,現在,県警の運転免許センターをお借りしていまして,これの休みが土曜日なものですから,なかなか回数が確保できないということでございます。  それから,講習を受ける方には乗っていただいて,自分が実際に運転するケースと,それから,指導を受けた後のケース,燃費の変化のデータをとります。そういったデータを回収するための装置をお借りしてやるということで,なかなか難しい状況があるわけでございます。  そういったことで,限られた受講回数ということから,できるだけ波及効果が大きくなりますように,運送業者に置かれています運行管理者,これは4,500人ほど県内におります。それから,安全運転管理職事業者,これは約1万人ぐらいいらっしゃるのですけれども,そういった事業者を中心に,エコドライブの推進リーダーとなる方を中心に今年度は進めているところでございます。 68 ◯今委員 エコドライブですけれども,実際に体験しないとわからないのですよ。自分でどのぐらいアクセルを踏んだらいいかとか,だから,実際に体験しないとだめなので,毎週でもいいからやるべきだと思いますけどね。どういうことをやるかというのは私はわかっていますけれども,だから,もっともっと回数をふやしてほしいのです。それは無理ですかね。 69 ◯礒環境対策課長 ただいま申し上げたような制約条件がありますので,なかなか難しいところでございますが,一方で,国の方で,省エネルギーセンターが,今,自動車教習所といったところで,自動車の教習指導員に認定講習を進めていまして,自動車教習所の方で御要望を受けて──これは有料になるそうですけれども,県民の方にそういった体験をしていただくというようなことも今取り組んでいるところでございまして,これが広まっていけば,私どもの事業とあわせて進んでいくのかなと思ってございます。 70 ◯今委員 できない言いわけはよくわかるのですけれども,本当にやってほしいのです。どんな形でもいいですから,経験してもらわないとこれは絶対わからないですから,来期からでもいいですから,数をふやしてください。ぜひそれはお願いします。  なかなか解決しない問題がたくさんありますけれども,いずれにしましても,効果が上がる方向でお願いしたいと思うのです。先ほどのイルミネーションも,やれというのではなくて,こういうことがあるので自粛しましょうとか,そういう形で呼びかけるというのは大事だと思うので,それもやっていってほしいのです。だめだということは当然言えませんから,それはわかるのですけれども,個人による話は,ですから,エコグッズの話も,具体的に言ってやらないと何をしていいかわからないのですよ。そこが大事なのです。そこがわからないから,ただ漠然と言ったって,わからないから,それじゃいいかとなってしまうので,具体的に言わなければだめなのです。そこをどういう形でやるかは,ホームページからリンクさせるとか,そういう方向でぜひやってほしいのですよね。  1年間言ってきましたけれども,なかなか世の中変わらないというのはわかりました。ぜひ部長も,今言ったような横断的な組織を,しっかりと定期的にお互いの意見が交換できるようなシステムにしてほしいのです。お願いします。 71 ◯森田委員長 実効ある取り組みを期待します。  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯森田委員長 ないようですので,以上で質疑を終了し,早速,付託案件の採決を行います。  第118号議案中生活環境部関係,第127号議案及び第137号議案について,原案のとおり決するに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯森田委員長 御異議なしと認め,原案のとおり決しました。      ─────────────────────────────── 74 ◯森田委員長 以上で,本委員会に付託されました生活環境部関係の審査は終了いたしました。  次に,閉会中委員会の活動テーマであります「地球温暖化対策の推進」についてでございますが,去る10月21日に開催した本委員会におきまして,委員長が作成することとなっておりました提言の案文をお手元にお配りしておりますので,ごらん願います。  ただいまの案文により執行部に対して提言を行いたいと思いますが,御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯森田委員長 御異議なしと認め,本案文により提言することと決しました。  提言書につきましては,この場において,馬場生活環境部長にお渡ししたいと思います。  それでは,馬場部長,前の方にお進みください。  どうぞよろしくお願いいたします。 76 ◯馬場生活環境部長 ありがとうございました。 77 ◯森田委員長 それでは,この際,執行部の皆様方に一言御挨拶を申し上げます。  御案内のとおり,我々委員の任期は今定例会をもって満了になります。  昨年12月に委員会が構成されて以来,議案の審査,あるいは県内外の調査活動,また,閉会中の委員会活動に際しまして,馬場生活環境部長を初め執行部の皆様方には,懇切丁寧なる御説明,あるいは御案内をいただきました。厚く感謝を申し上げます。  これまでの委員会活動を振り返ってみますと,閉会中に開催いたしました委員会等において,参考人から貴重な意見を聞くなど,充実した委員会活動ができたものと思っております。  言うまでもなく,地球温暖化対策は地球規模の問題でありますけれども,本年7月に開催されました洞爺湖サミット等におきまして,2050年までには温室効果ガスの排出量を少なくとも半減するという世界的な約束が合意されたわけであります。  地球温暖化対策は待ったなし,できることは何でもやっていくということで,大変重要ではないかと感じるところであります。  執行部の皆様方におかれましては,これまでの委員会におきまして,各委員から示されました意見等を十分御配慮いただき,実効ある地球温暖化対策に取り組まれるようお願いするものであります。  また,生活環境部は,所管業務が幅広く,かつ県民生活に直接結びつく業務が多いわけでございまして,今後とも,県民が安全に,そして,安心して生活できるような環境づくりのために,県民の視点に立って御尽力をお願いするものであります。  また,皆様方の御努力によりまして盛大に開催されました第23回国民文化祭は,118万人以上の県内外の出演者,またはお客様をお迎えして,大成功裏に終わったわけでありまして,関係各位に心から敬意を改めて表するところであります。  結びに,皆様方におかれましては,ますます御活躍され,御自愛の上,県勢の発展のためになお一層の御尽力を賜りますようにお願い申し上げます。  以上をもちまして御挨拶にかえます。  ありがとうございました。  ここで,馬場生活環境部長から発言を求められておりますので,これを許します。 78 ◯馬場生活環境部長 生活環境部を代表いたしまして一言御礼申し上げます。  森田委員長さん,錦織副委員長さんを初め委員の皆様方には,生活環境行政の推進につきまして,格別の御指導,御鞭撻を賜りまして,まことにありがとうございました。  また,ただいまは,地球温暖化対策の推進に対する提言書をいただきました。この貴重な御提言を,今後,私ども,胸に秘めて行政に携わっていきたいと思います。  私ども生活環境部といたしましては,これまで審議を通していただきました貴重な御意見,それから,御提案を念頭に置きまして,安心・安全で快適な生活環境づくりに取り組んでまいりたいと思います。  委員の皆様方におかれましては,今後ますますの御活躍と御健勝を心からお祈り申し上げまして,簡単ではございますが,お礼の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 79 ◯森田委員長 ありがとうございました。  ここで暫時休憩をいたします。  再開は午後1時15分といたします。                 午後12時13分休憩      ───────────────────────────────                 午後1時15分開議 80 ◯森田委員長 それでは,休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  これより,商工労働部及び労働委員会関係の審査を行います。  商工労働部及び労働委員会関係の付託案件は,第118号議案中商工労働部関係であります。  まず,執行部の説明を求めます。  初めに,細谷商工労働部長,お願いします。 81 ◯細谷商工労働部長 それでは,報告に先立ちまして,去る12月1日付で人事異動がございまして,出席説明者の変更がございましたので,御報告申し上げます。  商工労働部参事の園部実でございます。  それでは,商工労働部資料1,A4縦長でございますが,これに基づきまして概要について説明させていただきます。  まず,1の最近の経済情勢でございます。  御案内のとおりでございまして,米国から始まりました金融危機が我が国の実体経済にも相当影響しておりまして,厳しい経済状況というふうになってございます。  (1)に,月例経済報告で,これは内閣府,全国でございます。(2)が茨城県金融経済概況ということで,これは日銀の水戸事務所,県内でございますが,若干表現に差はありますが,厳しくなってきているというような表現になってございます。  ちなみに,先日発表されましたことしの7-9月期の──ここには載っていませんが──実質のGDPの成長率が発表になってございます。前期比で0.5%減,年率で1.8%減という非常に厳しい数字が発表になってございます。まだこれは7-9月期でございますので,この後はまたもっと厳しくなるということも想定されるわけでございます。  (3)に雇用情勢が載ってございます。このところ,雇用情勢,いろいろなところで相当話題が出ておりますけれども,本県の有効求人倍率は,現在のところ,これは10月ですが,0.8倍というふうになっております。前月よりも若干下がりまして,対前年同月比でも相当の下がった傾向にございます。完全失業率,完全失業者数は全国の数字でございまして,3.7%,255万人というふうになってございます。  それから,主な事務事業について申し上げます。  地域資源活用・農商工等連携ですが,これは最初のぽつにありますように,基金の造成等を行ってございまして,造成時期が,今年の10月24日,75億円でございまして,これに基づきまして助成する事業の採択を行ってございます。21件でございます。それ以外にも,法に基づく認定を受けておりまして,地域資源活用促進法で1件,農商工関係で2件の法の認定を受けているところでございます。このように地域資源活用・農商工等連携による新しい事業の展開も図られているところでございますけれども,このためには推進組織の充実が必要でございますので,体制の整備を進めているところでございます。
     次のページをごらんいただきたいと思います。  中性子利用関係でございますが,御案内のとおり,J-PARCが,今年,間もなく供用開始になるわけでございまして,県内の企業にどうやって利用していただけるかというのが課題になってございます。協議会については御報告したとおりでございますが,今回,補助金について,2社について補助金の交付決定をしております。ぽつの2つ目でございます。  3つ目ですが,企業訪問マネジャーによります県内の企業に情報提供等を行っております。120社ほど訪問しております。  それから,(3)でございまして,水戸ひたち観光圏,これは前々から御説明,御報告してあるとおりでございますが,点の3つ目,水戸ひたち観光圏の計画につきまして,国土交通大臣の認定を10月1日に受けたところでございます。この観光圏整備計画に基づきまして,着実に事業を実施しているところでございます。  (4)番が,技能五輪の全国大会,それから,いわゆるアビリンピックの──今回千葉で開催されておりますが──本県選手団の状況でございます。  まず,技能五輪の方ですが,26職種,74名の選手が参加いたしまして,入賞者数が28名というふうになってございます。  それから,下の方が30回のアビリンピックの方でございまして,14名の選手が参加しまして,7名が入賞するということでございます。入賞者数は過去最多というふうになってございます。  御案内のとおり,来年は技能五輪全国大会並びにアビリンピックが本県で開催するということになりますので,多くの県民の方々にも御来場いただいて,それから,人材育成につながりますよう,PR,選手の育成等の諸準備を進めていきたいというふうに考えております。  続きまして,本委員会に付託されております案件につきまして御説明させていただきます。  お手元の平成20年度第4回茨城県議会定例会議案1)の1ページをごらんいただきたいと思います。  第118号議案でございます。平成20年度茨城県一般会計補正予算(第5号)でございます。  恐れ入りますが,4ページの方をごらんいただきたいと思います。  歳入歳出予算補正の歳出でございまして,商工労働部関係は8款の商工費でございます。ここに書いてありますとおり,産業政策費23億1,103万6,000円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして,7ページの方をごらんいただきたいと思います。  債務負担行為の補正の変更分でございます。セーフティネット融資損失補償につきまして,今回,融資枠を拡大することに伴いまして,損失補償の限度額を引き上げようとするものでございます。  本委員会に付託される案件につきましては以上でございます。  詳細につきましては,担当課長から御説明させますので,よろしく御審議のほどお願いいたします。 82 ◯森田委員長 御苦労さまでした。  次に,吉田産業政策課長,お願いします。 83 ◯吉田産業政策課長 産業政策課関係につきまして御説明いたします。  初めに,主な事業でございますが,お手元の商工労働部資料2の方をお開きお願いいたします。  2ページでございます。  地域資源活用・農商工等連携による新事業展開等の推進についてでございます。  まず,2のいばらき産業大県創造基金の造成と助成対象事業の交付決定でございますが,造成いたしました基金の運用益としましては,この(4)にございますように,年間で約1億1,000万円,ただ,今年度は約4,700万円程度を見込んでございます。  基金造成の手続と並行しまして助成対象事業の公募を行ってまいりましたが,この(5)にございますが,1)の地域資源等を活用した取り組みの支援としては,ここに記載はありませんが,霞ヶ浦での屋形船を利用した観光事業,それから,2)のものづくり関係では,最古のビール麦を使ったビールの復元といった産学官連携の取り組みなど16件,それから,3)のサービス産業の新時代対応関係では,石岡市街地での共同宅配事業など2件,合わせまして21件を助成対象として決定したところでございます。  次に,3の国による事業計画の認定でございますが,(1)に記載してございますように,写真もございますが,地域資源活用促進法に基づく第5次の認定で,ここにあります凍みこんにゃくの活用について,これが認定を受けております。  それから,3ページの方になりますが,(2)でございますが,これは農商工等連携促進法に基づく第1次の認定で,パプリカ,それから,その下の新鮮レタスの開発,これらが第1次の認定で2点が本県関係で新たに認定されまして,新商品の開発の取り組みを開始しているところでございます。  また,農商工連携の推進体制でございますが,3ページの4の推進に係る組織体制にありますとおり,8月に,農林水産業と商工業にかかわる庁内の連携推進組織といたしまして,商工労働部,農林水産部で茨城県農商工連携推進会議を立ち上げたところでございますが,さらに,県全体を挙げた農商工連携の動きへと波及させるために,商工団体,金融機関,それから,農林漁業関係団体等で構成する茨城県農商工連携推進協議会の設置に向けまして,今月の1日に設立発起人会を開催いたしました。来年1月には第1回目の推進協議会を開催する予定でございます。この協議会の場を活用しまして,案件の発掘,それから,事業化等の支援を行っていきたいと考えております。  続いて,4ページをお開きお願いいたします。  中性子利活用新製品開発支援事業についてでございます。  今月下旬にJ-PARCの供用が開始されますが,その後,できるだけ早く中小企業による利用を促進するために,2の事業概要の(1)にありますが,7月に設立しました県内中性子利用連絡協議会を通じまして,J-PARCの利用状況とか,それから,利用法についての勉強会,研修会,それから,中性子関連の視察会などを実施することによりまして,利用企業の発掘等を図っていくこととしてございます。  また,本年度,新たに設けました(2)の中性子利活用新製品開発補助金につきましては,この10月1日には,県のビームラインの材料構造解析装置及び生命物質構造解析装置を利用して,効率的な光触媒材料の開発を目指した企業,それから,J-PARCによる解析の資料となる大型たんぱく質の結晶作成装置の開発を目指す2つの企業を補助事業者として決定いたしました。現在,そこにおいて準備を進めているところでございます。  また,この2件につきましては,J-PARC,それから,県のビームラインを利用する平成20年度の研究課題,全部で32件あるのですが,それにも採択をされてございます。  次に,5ページをお願いいたします。  地域間交流支援事業の推進についてでございます。  2の事業概要にございますように,環境ビジネスの分野で強みを有する県内企業の参加のもと,上海へのミッション団派遣等を通じて,企業の持っている技術,製品等の販路の拡大,さらに,パートナーとの事業展開などの可能性を探るなど,日中両国におけるビジネスの交流を促進してございます。  これは,県の中小企業振興公社と,それから,ジェトロとの事業になりますが,今年度を含めて3年間の予定でございます。  事業内容といたしましては,2の(3)のとおり,公募した企業等の参加によりまして,上海周辺の環境ビジネス研究会の開催を初め,それから,中国側の有識者の招聘,それから,日本からの中国国際工業博覧会への出展,それから,商談会の開催等の交流を実施してきたところでございます。  この11月3日から7日にかけて実施しました上海のミッション派遣におきましては,期間中に中国企業と52件の商談が行われたところでございます。5ページの最後から6ページにかけて,そのときの状況,写真等がございます。  続きまして,産業政策課関係の議案の概要について御説明いたします。  一般会計の補正予算関係でございます。  お手元の3)平成20年第4回茨城県議会定例議案概要説明書をお願いいたします。  11ページでございます。  商工金融対策費についてでございますが,備考欄をごらん願います。  まず,上の段の中小企業融資資金貸付金22億8,500万円でございます。この説明資料といたしましては,今使いました商工労働部資料にございますので,これの7ページをあわせてごらんいただきたいと思います。  原油,原材料の価格高騰,それから,資金需要の逼迫などによりまして,中小企業を取り巻く経営環境が厳しさを増している中,国では,安心実現のための緊急総合対策として,緊急保証制度を創設したところでございます。これはセーフティネット保証の対象業種を大幅に拡大しまして,また,保証の条件も緩和されてございます。この指定業種につきましては,きょうづけでさらに80ふえて,698業種となってございます。  この国の制度を受けまして,県といたしまして,2の(1)の融資の概要にございますが,セーフティネット融資に,従来の5,000万円の融資限度額とは別枠で,新たに5,000万円まで利用可能な原材料価格高騰対応等緊急保証枠を創設するものでございます。  この融資は,年末の資金需要にこたえるために,既存の融資枠を活用する形で,去る11月21日から運用を開始させていただいているところでございます。  この一番下の方の(3)記載の補正をお願いする予算額22億8,500万円は,今年度分の融資枠160億円の新規分を設けるために必要となる原資の一部でございまして,金融機関への預託金となるもので,それを増額するものでございます。  なお,配付資料の中に,融資制度の周知を図るための黄色いパンフレットを用意してございますので,後ほど,ごらんいただければと思います。  続いて,大変お手数でございますが,再度,3)の平成20年第4回茨城県議会定例議案概要説明書の11ページにお戻りいただきたいと思います。  商工金融対策費の備考欄の2番目の項目でございますが,中小企業信用保証料助成費2,603万6,000円でございますが,これは,中小企業が,今,御説明しました緊急保証枠を利用する場合に,これまでのセーフティネット融資と同様に,県が保証料の10%を補助することになりますので,その保証料への助成額を増額するものでございます。  以上,あわせて,ここにございますように,23億1,103万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。  産業政策課関係の説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 84 ◯森田委員長 御苦労さまでした。  次に,松下産業技術課長。 85 ◯松下産業技術課長 それでは,この秋に開催されました地場産業関連イベントについて御説明申し上げます。  商工労働部資料2の8ページをお開き願います。  ことしは,第23回国民文化祭の広域文化交流事業といたしまして各種のイベントが開催されました。  まず,2の(1)のきものサミットIN結城でございますが,このイベントは,着物の振興と和装産地の連携強化を目指すために結城市で開催されたものでございます。落語家の三遊亭楽太郎師匠の独演会や,着物に関するパネルディスカッションが,約800人の来場者を集め開催されました。  次に,(2)のいなだストーンエキシビジョン並びに(3)のいばらきストーンフェスティバルが笠間市において開催されました。稲田の石職人と日本を代表するグラフィックデザイナーとが共同で製作いたしましたモニュメントの展示や,筑波西部地域で産出されました石材製品の展示販売などを行い,ここに記載してありますとおり,それぞれ多くの方々に御来場をいただきました。  最後に,(4)の2つ目の丸の熟成された技・味わい展でございます。このイベントは,本県にございます豊かな食を支える醤油,味噌,納豆,地酒などのすぐれた製品を紹介することで,本県地場食品の技術,質といったものの高さをアピールするために開催したものでございます。きのうまで,県庁舎2階で2日間開催いたしました。  なお,お手元に,白い小さな冊子でございますが,IBARAKI DESIGN SELECTION 2008を配付してございます。これは,御応募いただきました工業製品などの中からすぐれたデザインを選定したものでございます。後ほど,ごらんおきいただきたいと存じます。  産業技術課関係は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 86 ◯森田委員長 続いて,鈴木観光物産課長。 87 ◯鈴木観光物産課長 それでは,隣の9ページをごらんいただきます。  この10月に国の認定を受けました水戸ひたち観光圏の進捗状況,それから,12月20日に北関東道が東北道までつながりますので,これに伴う栃木・群馬との三県連携につきまして御説明申し上げます。  水戸ひたち観光圏でございますが,まず,補助事業でございます。平成20年度の補助事業といたしまして,高速道路料金企画割引モニタリング事業を行ってございます。これは,桜土浦から北茨城にかけまして一定額で乗りおり放題というものでございますが,12月1日まで行いましたところ,申し込み件数2,200件ということで,非常に好評をいただいてございます。  この他,かさまの菊あかり回廊事業ということで,笠間稲荷神社等のライトアップを行ったものでございますが,この結果も受けまして,集客実績が80万人ということで,昨年の約1割増を達成をいたしてございます。  その他,今年度実施予定の主な補助事業でございますが,トレイルランニングによる滞在・宿泊促進事業ということで,これは,登山用の山をランニングで駆け抜けるという競技でございますけれども,竜神吊り橋から袋田の滝までのコース整備等をことし予定してございます。  それから,補助対象ではございませんけれども,袋田の滝の関連事業につきまして御説明を申し上げます。  袋田の滝でございますが,9月に新観瀑台をオープンをいたしまして,それ以降,11月まで47万人ということで,昨年同期比で8割増を達成してございます。これに伴いまして,県といたしましても,周遊促進のパンフレットでございますとか,モニターツアーを実施いたしまして,所要の成果を上げてございます。  続きまして,北関東自動車道の開通に伴います栃木・群馬との三県連携でございます。  まず,こくぶん祭におきまして,11月8日,9日,霞ヶ浦で3県の観光PRブースを出展いたしました。それから,北関開通フェアということで,それぞれ,茨城は佐野サービスエリア,あるいはアクアラインといったところで観光キャンペーンを行ってございます。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 88 ◯森田委員長 次に,鈴木労働政策課長。 89 ◯鈴木労働政策課長 1ページおめくりいただきまして,10ページをごらんいただきたいと存じます。  雇用情勢と雇用対策の動向についてでございます。  1の最近の雇用情勢等についてということでございますが,(1)に掲げてございますが,有効求人倍率の近県比較でございます。本県は,先ほど部長が御説明いたしましたとおり,10月現在でございますが,0.80ということで,全国平均と同じ数値を示してございますが,右の欄の各県を見ていただくとおわかりのように,本県も例外ではなく,0.04ポイント下がってございますが,各県も同じように有効求人倍率が下がってきている状況にございます。表下に書いてございますが,本県の順位は,全国23位という状況にございます。  続きまして,新規高卒予定者,来年の3月卒業する高校生の就職内定の9月末現在の状況でございますが,本県におきましては49.1%ということでございまして,昨年よりは,若干ではありますが,内定率が上がってございます。ただし,全国平均よりは若干低いという状況でございますが,本県順位は,ここに書いてございますように,全国29位ということで,昨年同期よりは1位ほど上がってございます。  なお,10月末現在でございますが,表の下段に記載してございますように,67.8%まで上がってきているという状況でございます。  今後の高卒者の就職の内定の取り組みでございますけれども,12月まで,県内5カ所で就職面接会を開催する予定でおります。  (3)の非正規労働者の雇止め等の状況ということでございますが,全国の労働局がハローワークを通じて電話で聴取した内容が新聞に載ってございますが,その内容をこちらに記載してございます。本県におきましては7件,626人の雇止めが今後行われる可能性があるという状況でございまして,全国としましては,この表の一番右側に書いてございますが,477件,約3万人の方の雇止めが行われる見込みになっているということでございます。  業種的に見ますと,全国的に,3万67人のうち約2万8,000人,94%が製造業に従事されている方という状況と聞いてございます。  なお,労働局の方に問い合わせをしたのでございますが,626人,あるいは7件の内訳は公表してないということで,手元にはございません。まことに申しわけございません。  このような雇用情勢を受けまして,国の経済対策でございます。  (1)は,もう既に国の補正予算として10月に成立したものでございまして,非正規雇用対策,あるいは中小企業への雇用維持支援,それから,女性,高齢者,障害者の就労支援ということで,補正予算として成立したものでございますが,隣の11ページをごらんいただきますと,その後の雇用情勢の悪化に伴いまして,政府・与党の閣僚会議,合同会議でございますが,10月30日に生活対策というものを決定したところでございます。  その主なものを若干申し上げますと,片仮名のイに書いてございますが,雇用セーフティネット強化対策ということでございますが,非正規労働者の雇用安定対策の強化ということで,年長フリーターを雇った事業者に対する特別奨励金,中小企業ですと,1人当たり100万円を支給するというものを創設しろというような決定がなされたところでございます。  白丸2つ目,中小企業の雇用維持支援対策ということでございますが,事業経営が悪化している中小企業が,例えば,休業,それから,教育訓練,出向等に従業員を出した場合に,その助成金を支給するというものの制度の拡充をしたところでございます。  それから,白丸3つ目でございますが,ふるさと雇用再生特別交付金というものの創設というのがうたわれてございまして,雇用情勢の厳しいところに対しましての雇用創出,職業訓練の強化というものがうたわれたところでございます。  ウにつきましては,生活安心確保対策ということでございますが,いわゆる,今,介護従事者が不足しているという状況を踏まえまして,年長フリーターを人材として確保,定着させた事業所への助成金等が盛り込まれたところでございます。  (3)に書いてございますが,このような生活対策を受けまして,去る12月5日,3年間,総額2兆円規模の予算を確保し,140万人の雇用の下支えを目指すというものの提言がなされたところでございますが,(2)の生活対策,あるいは(3)の提言を踏まえまして,大変申しわけないのですが,昨日9日に新たな追加雇用対策というものが決定されたところでございます。政府といたしましては,この追加の雇用対策の決定を受けまして,矢印に書いてございますが,今後,二次補正,あるいは来年度予算での対応を含めまして,雇用対策を予算的な裏づけを伴って決定していくというふうに聞いてございます。  県といたしましては,今後,国の予算編成の動向を見きわめながら,適切に対応してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 90 ◯森田委員長 御苦労さまでした。  最後に,後藤職業能力開発課長。 91 ◯後藤職業能力開発課長 続きまして,職業能力開発課関係につきまして御説明申し上げます。  同じく資料2の12ページをお開きいただきたいと思います。  まず,平成20年度現代の名工の受賞者について御報告いたします。  現代の名工は,卓越した技能を持ち,その道で第一人者と目されている技能者を厚生労働大臣が表彰するものでございます。昭和42年の創設以来,技能尊重の気風と技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに,青少年が誇りを持って技能労働者としてその職業に精進する機運を高めることを目的といたしております。
     本年度は全国で150名の方が受賞されておりまして,本県からは,造管工の福川賀皓さんを初め4名の方が受賞されております。  なお,受賞されました方々に,去る11月26日に,県庁におきまして,第38回茨城県職業能力開発促進大会におきましてその業績を紹介いたしまして,知事より記念品の贈呈を行ったところでございます。  続きまして,13ページをごらんいただきたいと思います。  10月下旬に,千葉県を主な会場といたしまして開催されました技能五輪とアビリンピック大会における本県選手の成績でございます。  先ほど部長が御報告いたしましたように,39職種,953名の全国の選手でございまして,茨城県は,26職種に,過去最多で,全国2位となる74名の選手が参加いたしております。  次に,アビリンピックの方でございますが,この大会は15歳以上の障害のある技能者がわざを競うものでございまして,全国から20職種,246名の選手が参加いたしております。  本県からは,過去最多の14職種,14名の選手が参加いたしております。このうち,縫製に出場いたしました水戸高等養護学校の生徒が,県立養護学校の生徒では初めて銅賞に入賞いたしております。  また,閉会式に当たりまして,千葉県堂本知事より,本県の川俣副知事が大会旗の引き継ぎを行ったところでございます。  14ページにつきましては,選手団の結果でございますので,後ほど,ごらんいただきたいと思います。  職業能力開発課関係につきましては以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 92 ◯森田委員長 以上で説明聴取は終わりますけれども,説明漏れ,あるいは訂正等はありませんか。  ないようですので,以上で説明聴取を終了いたし,これより質疑に入ります。  初めに,付託案件に係る質疑を行います。いかがでしょうか。  田所委員。 93 ◯田所委員 セーフティネット融資制度等について予算化もされていますので,その件はいいのですね。  つきましては,こういう厳しい経済状況の中でしっかり支援をするということで制度がいろいろ対応していくわけでありますけれども,まず,私は,素朴な疑問としてお聞きしたいと思うのですが,11月21日から運用開始ということでやっておりまして,10月31日が創設されて,運用開始ということになってますね。いずれにしても,それは今答えてもらって,まず,その前提となります原材料価格高騰対応等緊急保証枠ということで,県の方で5,000万円をやっていますね。その原因というか,こういう前提がここにあるわけですけれども,一時,ガソリン等,そういう燃料が値上がりをしまして,大変な社会問題になりまして,運輸とか漁業とか,どうなのだ,やっていけるのかというようなときがありました。何月ごろだったかよくわかりませんが。  いずれにしましても,そういう中にあって,その後にサブプライムローンから後を引いてきて,リーマン・ブラザーズの破綻の問題とかがあって,一挙に投機マネーが引き揚げてしまったということであって,ガソリンは下がりましたし,大分落ち着いてしまったので,円高になりましたね。日本は比較的既に経験してうまくいったというので,総体的に評価をされて円高になったということで,これは余り妥当しないのではないか。輸入しているものが多いので,むしろ違っているのではないかと思うのですけれども,その点はどうでしょうか。まず最初に。 94 ◯吉田産業政策課長 今,委員がおっしゃられたように,県のセーフティネットの融資の制度は,国の保証についての予算措置に基づいてやっているものでございまして,今言われましたように,原材料価格,あるいは石油等の価格,それの影響による経営の圧迫というような状況が原因だった。それに対応する業種を指定して,それらの企業に対する保証ということでスタートしてございます。  ただ,今言われましたように,円高も進行したり,原材料の方も下がってきたということもあるのは事実であると思いますけれども,我々県内の企業,全国の傾向もそうでございますけれども,企業側,金融側からの意見などを聞きましても,そこに端を発してございますけれども,一時,原材料等で落ち込んだ状況から,金融面の逼迫で経営が苦しくなっているという状況は変わっていないということで,同じような企業からのこのセーフティネット融資への緊急保証枠への需要はあるものというふうに考えてございます。 95 ◯田所委員 緊急で早くからやれるということでやったのであるならば,それで苦しかったときに需要を満たしている必要があったのでないのかと思うのです。形は変わったけれどもまだ必要なのだというのも,本当に原因と結果を踏まえた融資制度なのかなという感じはするのです。  であるならば,そこで聞くのですが,セーフティネットとかパワーアップ融資,非常に原材料も上がってしまって厳しいときもあったのですが,その当時,そのぐらい使われたの。今の利用枠と利用されている額という概要を説明してもらいたいと思うのです。 96 ◯吉田産業政策課長 新しい枠の以前のセーフティネット融資と,それから,パワーアップ融資の使われ方でございますけれども,10月末現在で,これらについては対前年度比で約90%ぐらいございます。ですから,額といたしましては,昨年度と比べましても伸びているというわけではございません。 97 ◯田所委員 全体額を言わなければわからないでしょう。 98 ◯森田委員長 課長,利用額,すぐ出ますか。 99 ◯田所委員 セーフティネット150億円,パワーアップが340億円,違っていたら逆に教えてください。 100 ◯吉田産業政策課長 予算の数値はそういうことです。 101 ◯田所委員 490億円,今,300億円以上残っているのではないですか。160億円ぐらいが今度枠ができて,470数億円あるということでよろしいのでしょうか。 102 ◯吉田産業政策課長 そのとおりでございます。 103 ◯田所委員 わかりました。であるならば,原材料が上がったときの効果というのは全然使ってないのだよね。名前とやっていることが違うのだけれども,そういうものだと思わなくてはならないのかな。 104 ◯吉田産業政策課長 セーフティネット融資,夏の前までは185業種に対して対応されておったのですが,その後,対象業種をふやしまして500,今は約700になってございますので,業種が拡大すれば需要がふえるという状況にあろうかと思っております。 105 ◯田所委員 ともいえるでしょうね。ともいえますが,まだたくさん余っているでしょう。そういう中で,どういうふうにこれから貸し付けをして効果を上げていくのかということだと思うのです。そういう中で,そういう経験はしてきているわけですね。私は非常に印象に深いのが金融安定化特別保証,県内は6,000億円以上のものを行ったわけです。これが,あのときの経済対策の決算,私はこの委員会にずっといましたから,白田委員といつもここにいたものですからわかっているのですが,そのとき,リスクまで聞いたのです。そのとき,10%と言ったのですが,今でもよく覚えています。皆さんはかわってしまったかもしれませんけれども。その状況を,今の代位弁済とかリスクというふうなことについてちょっと説明してもらいたいと思うのです。緊急的な経済対策ですから比較しなくてはならないと思うのです。どうですか。 106 ◯吉田産業政策課長 確かに,今,委員が言われたように,平成10年の安定化特別保証のときには事故率10%としてカウントされたのですが,若干10%を超えるような数字になっておりまして,出捐金を持っておりました保証協会の方でも,国からのお金の方では間に合わなくて,若干赤字になっているという状況にございます。 107 ◯田所委員 わかりました。それは大体わかってますよ。数字も大体調べてあるのですが,いずれにしても,そういう状況なのです。だから,確かに,こういう緊急事態にどう判断するかというのは非常に難しいですよ。でも,そんなにリスクがあったり,東京都の銀行を引き合いに出すまでもなく,モラル・ハザード。どう貸して,どう効果が上がるのか。今まで使われていない枠がたくさんあるわけですが,これをどうはめ込むかでは,今回,何パーセント見ているのか。多分8%ぐらい見ているのですか。  いずれにしても,そういう中で,どう損失,これは,いろいろ県でも出捐して,損失を出すためにやっているわけではありませんから,そういう中で,この前の金融安定化特別保証の轍のようなことのないように,しっかりと回収できて,各企業の経済状態が回復して,それで回収できるような,効果が上がるような,そういうやり方を,今になって大きな枠ができたわけですから,やらなくてはならないわけです。どんなふうにリスクを踏まえてやろうとしているのか,それを聞きたいです。 108 ◯吉田産業政策課長 平成10年のときの安定化特別保証と今回の国の制度の違いということが根底にございますので,そこを簡単にお話ししますと,前回の安定化保証では,基本的に,会社が破産の会社であるとか,会社整理法の対象になっていない限りは,いわゆるネガティブリストに入ってない限りは保証を認めました。ただ,今回の緊急保証は,先ほど言いましたように,指定業種にまず入っていなければいけないということです。それから,保証の条件といたしましても,売り上げ減少の条件が3%減っているということ等がございます。さらに,保証協会において,信用の調査,さらに審査をするということになっておりまして,今言われましたようなモラル的なハザードというか,それは生じにくい形になっているのではないかと思います。  それから,国の支援の形も,前回の安定化保証のときには,保証協会の方に全額損失補てんの形で初めから出捐した形になってございます。これは保証協会の方にお金を,それで事故が起きた場合のお金を賄うという形でございました。ただ,今回の緊急保証では,代位弁済は想定はしていますけれども,その一定分だけを国が支援するという形で,今回の6兆円のもとになっている4,000億円という数字を計算していると言われております。  県との関係になりますけれども,前回の安定化保証のときは,県の制度融資には,はっきり言って,一切関係しない形でやってございます。ですから,県の財政的な負担というのは生じない形でございました。ただ,今回は,国の保証制度を利用して県が制度融資の枠をつくりましたので,おのずとこれに関係する部分で,一つは,保証協会の方に,県が代位弁済が生じたときの損失補償をしてございます。その分の負担は将来生じてくる可能性がございますし,また,保証料補助,先ほど予算の方で御説明しましたが,あの分についても広い意味での県の負担ということになってございます。 109 ◯田所委員 国がちゃんとやってくれているといっても,私は思うのだけれども,最初に言ったように,最初からずれているのだよね,タイムラグも大分あるでしょうよ。今言ったような問題,石油製品等の問題とは今違った時点ですから,金科玉条のごとく国の制度をあれしなくて,地元の,県のことをちゃんとわかってやらないとだめなのではないかと思うのです。  それと,今言ったように,今までそんなに使われていなかったのです。その枠がしっかりあるのですから,これをどうするかというのをちゃんと考えてやってもらいたいと思います。これは金融安定化のときもそうでしたが,借りかえなどしてはいけないのでしょう。これはそうではないの。それは強い縛りだったのだけれども,この前は大分そういうふうにも使われたのだよね。その辺のところも,3%減少とか,何カ条ぐらいしか書いてないので約款まではわからないのだが,そういうことを踏まえて,しっかりと効果が上がるように,県だって財政が厳しい中ですから,経済としてちゃんと戻ってくれるような運用をしてもらいたいのです。今の件を含めてお答えください。 110 ◯吉田産業政策課長 今回の県の緊急融資の部分につきましては,先ほど説明いたしましたけれども,これまでの5,000万円の枠にさらに5,000万円を追加する形になっておりますので,そこのところは新たな需要が十分にあって利用されるというふうに考えてございます。 111 ◯田所委員 借りていて,新たな枠を借りるという対象がどのくらいあるのか。3%落ち込んだ企業がどうなっているのかとか,そういうことはいろいろ調べてあるのですか。今までこれだけの何分の1なのに,急に大きくなっているわけですから,その辺のところをどうとらえているのかということと,さっきの件と。 112 ◯吉田産業政策課長 かなり既存の枠が残っている中で新しく枠を設定したわけでございますので,当然,それらが全部使われるかどうかというのが疑問だということだと思いますが,まず,国の方で設定しました6兆円というのが国なりの調査を踏まえた全国的な需要ということでございますので,これをもとに,県として,今年半年期分に必要な160億円という数字をまず出したところでございます。  従来の分が余っているとはいいますが,9月時点では80%ほどの消化率でしたが,10月末では既に90%まで行っておりますので,既存の部分は既存の部分で使われていくというふうに考えてございますので,この後の緊急保証枠につきましては,現在,スタートしたばかりですけれども,大変好評で,多く使われておりますので,この枠を使い切るとまでいくかどうかはっきりしませんが,かなりのところまで使われるのではないかというふうに思っております。 113 ◯田所委員 使途の縛りはどうなの。借りかえをやったらいいのかだめなのかどうかというのがあるでしょうよ。 114 ◯吉田産業政策課長 県の制度保証につきましては,同じセーフティネットの中で借りかえる場合に,1年間以上返済していれば借りかえを認めてございます。 115 ◯田所委員 同じ中だけでしょう。 116 ◯吉田産業政策課長 はい。 117 ◯田所委員 ほかはだめなのでしょう。 118 ◯吉田産業政策課長 ほかの融資ということでは認めてございません。 119 ◯田所委員 だから,そういう厳格な運用というのも重要なのだよ。 120 ◯森田委員長 ほかにいかがですか。付託案件です。  それでは,以上をもちまして付託案件についての質疑を終了いたしまして,次に,所管事務全般に関する質疑に入ります。  質疑のある方はお願いをいたします。  臼井委員。 121 ◯臼井委員 地場産業の関係で質問をさせていただきます。  きものサミットで,県の方からも,皆さん,見えていただきましたけれども,私もサミットの会場で講演会やら質疑応答を聞かせていただきました。そのときに,地場産業の状況で,結城の場合は結城紬を例にとりますと,私は議員になって10年ですけれども,最近にないほど非常に生産反数も落ち込んでおりますし,販売の方も非常に苦戦しているのです。その辺は,今,県の方ではどのような状況でとらえておりますか。 122 ◯松下産業技術課長 今,委員御指摘の地場産業の生産状況でございますが,数字につきましては後ほど御説明させていただきますが,非常に落ち込んでいる厳しい状況にございます。  数字につきましてはすぐに出させていただきます。 123 ◯臼井委員 毎年,生産者の方の組合で作品展があるわけでありますけれども,本年もこくぶん祭にあわせて開催をしたわけでありますけれども,関係者の皆さんからお話を聞きますと,作品展に出されたものは,問屋さんが買いをすることに対してスムーズにいっていない。そういうものが作品展として残ってしまったというような話がありまして,不況の状況もものすごい状況であると。製品が仕上がっても問屋の方に納めることもできない。一方で,生活が厳しい状況でありまして,伝統と,重要無形文化財になっている紬の後継の問題も非常に将来に不安を感じておりますので,県の方でも,結城紬は栃木県と共有する部分もありますけれども,今まで問屋さんや流通関係に流れていくと維持できないというような状況を聞いているのですけれども,その辺についての見解はどうでしょうか。 124 ◯松下産業技術課長 まず,後継者育成の方に限定させていただきますと,結城紬の後継者につきましては,現在,工業技術センターの出先機関でございます繊維工業指導所の方で,いわゆる結城の紬の織り手関係を中心に後継者育成を県費で行っております。したがいまして,織り手関係の後継者については,私の聞いている限りでは,ある程度確保できるというように聞いておりますが,むしろ,今まで手で高齢者の方が糸などを紡いでいたわけですが,そちらの方の確保が非常に厳しいというような話を聞いております。具体的な対策というのがまだ考えておりませんが,後継者育成をどんなふうにしていっていったらいいかというのを今後検討していかなければならないと思っております。  それから,お答えがおくれてしまいまして申しわけございませんでしたが,私どもの方の手元の資料でございますが,本場結城紬の織物協同組合の平成10年の生産額でございますが,平成10年が8億円ほどでございました。それが,平成19年,これは一番新しい数字でございますが,5億6,000万円ほどということで,こういうような落ち込み状況でございます。  以上でございます。 125 ◯臼井委員 大変厳しい状況でありまして,地元としては,非常に市としても力を入れている分野でもありますし,県の方も,出先の繊維工業指導所の方でも,新商品の開発やら,先ほどの後継者の育成やら,大変地元としては感謝しているわけでありますけれども,全体的にはパイが小さくなってしまいまして,京都の副会頭ですか,サミットの会場に見えておりましたけれども,物が動かなくなってしまっているのです。だから,現金収入がとまってしまっているというような状況でありますので,知恵を出していただいているわけでありますけれども,再度,厚い御指導を要望させていただきます。  もう1点,質問させていただきます。  先ほど,産業政策課の方から,中国上海の地域間の支援の交流事業ということで,ジェトロと中小企業振興公社を踏まえて,先月開催をされて,7社ほど県内で参加をしたということでありますけれども,日本の状態も,先ほど,田所委員が言うように,100年に1度,50年に1度ぐらいのものすごい状態をくぐるわけでありますけれども,私も,ことし,東京のビッグサイトで作品展とかすばらしい技術を見せていただいておりまして,私はプロではありませんけれども,あのようなすばらしい技術が,日本国内ではなくて,世界に販売できるビジネスチャンスが相当あるのではないかというような感じをしているわけでありますけれども,本年,特に隣国中国上海とのこういう成果についてまず質問させていただきます。 126 ◯吉田産業政策課長 まず,地域間交流支援事業に参画している企業は県内で全部で14企業あるのですが,そのうち,今回,行ったのが7企業ということでございます。行くまでも,中国ビジネスのセミナーを事前に開催したり,それから,中国の中の有識者を招いて事情をいろいろ聞いたり,そういうことをやった上で,先日,行ってきたわけでございます。  成果といたしましては,中国上海で国際工業博覧会が行われておりましたので,ここに茨城ブースが設けられてございまして,そこに出展しまして,製品の展示とかパネル等でPRを行ったところでございます。同時に,ここで商談も行われまして,ここでも8件ほど商談が成立してございます。その次の日には商談会だけを上海のホテルで行いまして,ここでは22社が来ていただいて,商談件数も44件に達してございます。  その後,企業が帰国した後,相手の企業からもいろいろサンプルを送られてきたり,あるいはこっちでサンプルを送ったりというやりとりがございまして,個別に企業と連絡をとったり,あるいは交渉をしたりしているところでございます。あるいは自社の工場が中国にあるという企業もございまして,そちらとのコンタクトなどで進めているところもあるということでございまして,この商談を経たビジネスは継続されているという状況にございます。 127 ◯臼井委員 特に中国は,北京オリンピックが開催された当時も,マラソンの選手は出場しないとか,環境問題は非常に地球的な規模で心配をされるし,特に隣国日本の場合は,黄砂の問題とか,光化学スモッグとか,たくさんの酸性雨を含めてもろに受けてしまうのです。特に九州地方あたりは,日本ではもう終わっている光化学スモッグあたりが常時発生しているというような話を聞きますけれども,環境問題は日本にとっても大きな問題でありまして,中国政府の方でも,最近,中日大使がプラザホテルで講演会を行っておりますけれども,環境問題は一番力を入れている分野だと思うのです。茨城県の水とかそういう環境部分の強い技術力を生かすことは,ジェトロのこういう機会でありますけれども,非常に大事だと思うのです。  しかし,一方では,中国も労働費が上がったり,法律がある面では厳しくなってきておりまして,非常にトラブルも多くなっているのではないかと思うのです。そういう部分で,企業が,特に中小企業の人たちが中国のそういう部門で進出した場合のフォローアップ,その辺は県の方としてはどのように対応できるのでしょうか。 128 ◯吉田産業政策課長 今,委員が言われますように,1回目,向こうで商談をやってきた段階では恐らく問題はなかったようですけれども,帰ってきた後,各企業では,今,委員が言われましたような技術力をどう生かすかの話も,トラブル等の問題も懸念はあるようでございまして,この後,専門家に現地の方に行って,いろいろ継続的な各課題に対して交渉などやっていただきたいというような意向が強いようでございます。  そのために,県の中小企業振興公社の方の専門のテクノエキスパートがございまして,こちらの方で,これらの企業の意向を受けて,これは水環境の専門家でもございますが,この13日から19日にかけて上海の方に出かけていきまして,各個別企業の課題とするところ,要望するところ,あるいは相手等,継続的な課題の解決を図るためのいろいろな調整等をやってくるという段取りになってございます。 129 ◯臼井委員 中小企業の場合は,そういうノウハウにはいろいろな面で厳しいところがあるので,先ほど課長が言われたように,フォローアップをきちっとしていただければと思います。  私も3月に広東省の方に伺ったことがありますけれども,上海事務所では,嘱託ですか,顧問の弁護士を抱えているのですね。そういう分野でいくと非常に日本通でありますし,茨城県の状況も非常に明るいので,せっかく新しい商品をビジネスとして投資をして,いろいろな部分で苦労なされないように,課長が今言われたようなフォローアップをきちんとして,ぜひビジネスチャンスを広げてほしいと思います。よろしくお願いします。 130 ◯森田委員長 ほかにございませんか。  白田委員。 131 ◯白田委員 2点だけお願いします。  まず,第1点目は,過日,伝統工芸士の大賞を得まして,中里次長と松下課長が来て,お祝いをいただきました。真壁の伝統工芸士が経済産業大臣賞をいただいたということで,まさに,これ,4人目でありまして,誇りに思うところでありまして,今,臼井委員も地元のことを大変心配している。いろいろと後継者問題やら,あるいは売れ行きが悪いということでやっておりまして,真壁の方の石も同じことで,でも,そういう中でも,皆さんの御尽力のおかげで,幾らかずつでもよくなっているように私は見てまいりました。  そういう中で,いただいた資料によりますと,今,伝統工芸士が,結城では62名,真壁で26名,笠間で13名,これが国で伝統工芸士として認定している人間でありまして,その中で真壁では4人の大臣賞をいただいておるのですけれども,今までに,結城とか笠間で,そういった形で,前は伝統工芸士ですから通産省ですね。こっちからそういった表彰を受けた方はどのぐらいおりますか。 132 ◯松下産業技術課長 大臣賞でございますが,伝統工芸士のうちで受けた者は,結城紬関係者では7名ございます。笠間焼関係では大臣賞はございません。その他の賞は,大体厚生労働省等でございまして,伝統工芸士の部分は独立しておりますので,それとの重複は調べてございません。 133 ◯白田委員 そういう中で,せっかく伝統工芸士賞をいただいて,国の経済産業省でも認定しているわけですから,伝統工芸士に対する県の優遇措置というものはどういうものがございますか。 134 ◯松下産業技術課長 優遇措置としては特に設けてはございません。 135 ◯白田委員 我々もいろいろなところに視察に行ったり,あるいは観光に行ったりしますと,どうしてもお土産品を見ます。そのときに,昔,労働省でやっていましたが,何々技術者とか,技能士とか,技能士がつくった品物,そして,伝統工芸士がつくった品物,こう見ますと,同じつくったものが,前にも話したかもわかりませんけれども,伝統工芸士の方に手が行きます。そういう中で,きちんとした技術を持った者を認定していかなくてはいけないとは思っておりますけれども,この活用について,人は,誇りがあれば,あるいはほかより名がきちっと出ていればそっちの方に目がいく。これは当たり前の話でありまして,実は,県としても,国が特別にやっていないのだから県としても特別にやっていないのは当たり前でありますし,そういう中で,ぜひやっていただきたいのですが,もっと簡単に言いますと,よく民間では,例えば,そば打ち名人とか,あるいは何々名人とか,名人と名のつくものがたくさんあります。そういう中で,優遇策がないのならば,もう少しきちっとわかるように,茨城でも,例えば,結城紬名人とか,それはあくまでも大臣賞をいただいた人に限って,茨城県として名人の称号を与える。そういったことを少し考えてやっていただきたい。ここですぐやれとは言えないと思いますけれども,その点について,松下さんでも中里さんでもどっちでもいいのですが,どう思いますか。ぜひやっていただきたい。 136 ◯松下産業技術課長 伝統工芸士につきましては,先ほど優遇策がないというふうに申し上げましたけれども,本県におきましても,さまざまなイベントに御参加いただきまして,製造実演していただくなど大変御協力いただいております。今,委員にいろいろ御提案をいただきましたけれども,うちの県としましても,伝統工芸士の方々につきましては人的な財産だと思っております。ですから,そういう人的な財産である伝統工芸士を活用して地場産業の振興を図るという,特に認知度をもっと広めていくということは大変大事だとは思っております。  しかしながら,ただいま御質問をちょうだいしたばかりでございますので,この場で,その御提案に対しまして,できるとかできないとかというのはちょっとお答えできませんが,今後,地元の3つの組合ともいろいろ相談させていただきながら,やれるかどうか,やるとしたらどんなものがいいのか,そういったものを検討させていただきたいと思っております。 137 ◯白田委員 松下さん,地元とは相談しなくてもいいのではないですか。決めるのは,県がきちっと決めていただきたい。決めるのは,部長とその担当で話し合ってもらって,知事が名人と認定してくれるのが一番いいのですが,数はそう多くないわけです。経済産業大臣が一番だと表彰しているのだから,名人として県が認定してもおかしくない。これは当たり前ではないかと思っておりますので,ぜひそういったことを前向きに考えていただいて,もう少し違った角度からの応援もしていただきたい。後継者に対しても応援をいただいております。実は,ことしの初めに,この委員会から,まちづくりで総務大臣賞を真壁の町がいただきました。そのときに,真壁高等学校の子供たちが1,000個のフラワーポットを町に協力しまして,来る人来る人にやって,そういうことで,表彰状は学校は結構もらうのですけれども,感謝状をいただきたいということで申し上げましたら,早速,部長並びに県の方で知事から学校に感謝状をいただきました。  そういったことで,みんながやる気も出るし,そういったことをやっていけば,金がなければ,そういったことで後から応援するというのも一つの方法でありまして,人間だれしも一生懸命やるのは,ぐっと突き詰めていけば,一生懸命やれば,汗をかけばお金になる。あるいは誇りが得られる。名誉が得られる。この2つに尽きると思います。そういうことで,名人制度をぜひ県で認定を,そういう大臣賞をいただいた方に対してお願いしたいと思うのですが,まず,部長の方から御見解をお願いします。 138 ◯細谷商工労働部長 確かに,伝統工芸士そのものが非常に技術の高い人で,県内でも100名ちょっとしかおりません。さらに,大臣表彰となりますとそのまた1割,先ほど課長の方から申し上げましたように,10名ちょっとということでございます。  委員おっしゃいますように,確かに,県としても貴重な人的な財産というものもございますので,何らかの形で,認定とか顕彰とか,そういう形でできますよう,今後,検討させていただきたいというふうに思っております。 139 ◯白田委員 ぜひ考えていただいて,誇りのある伝統工芸士として後押しをしていただきたいと思いますので,特に結城紬の着物と石と焼物ですから,ぴったり3つとも合います,飾っても合いますし,いろいろなことをやっても,ちょうど伝統工芸士に指定されているこの3つは合うような気がするのです。だから,そのようなことをこれからもぜひ進めていただきたいと思います。  もう1点です。いろいろとお世話になって,真壁のひな祭りはことしも割と大繁盛でした。これは多くの人たちの手によってできていることは間違いないのですけれども,県の人の力も大変おかりしました。  そして,真壁のひな祭りの件でも,バスの方ですが,1,181人がそれを利用してくれたということで,その当時,鈴木課長には,バスの置き場所がちょっと上のほうに行ってしまって,城跡の方に行って,体育館の方に行ってしまって,道路を横断して,なかなか町内まで来るのに大変だということでお願いをした経緯があります。でも,なかなか曲がれないからということでだめだということになったのですが,無理して曲がれば曲がれたと私は思いますけれども,安全を期してだろうと思うのですが。  そこで,来年,また2月から始まるわけでありますけれども,県として,どのような形で,また同じようにバスを繰り出していただけるのか。できましたら,大体来ているのは60歳前後の人が非常に多いのですが,そういう中で,バスを利用している人の年齢の区分けぐらい,わかる範囲で結構ですので,お願いします。 140 ◯鈴木観光物産課長 真壁のバスにつきましての御質問でございますが,まず,来シーズンの運行予定でございますけれども,御指摘ございましたとおり,真壁のひな祭りにつきましては,日本観光協会の観光地づくり大賞ということで,ことし,金賞総務大臣賞ということでいただいてございますが,一方で,足については,ふだん,非常に厳しいと。今,大体筑波山口から一日二,三本のバスだということでございますので,この足の確保というのは来シーズンも課題になってこようと考えてございます。  そういう中で,県といたしましても,真壁のバス,委員御指摘のように,今シーズン,評判がよかったものですから,特に桜川市からも強い要望がございまして,関係の市でございますとか,あるいは関鉄観光さん,あるいはTXさんといったところに呼びかけまして,どうにかならんものかなという打ち合わせをいたしてございます。  その結果,運行経路の一部につきまして,桜川市,あるいはつくば市といった地元の市から一定の助成をするということ,それから,広報宣伝につきましては,県も入りまして関係者でしっかりやっていくということのもとに,関鉄観光さんにおいて,これは採算ベースに乗るのではないかというような非常に前向きな御判断もいただいてございますので,そういったことで,来シーズンに向けても積極的に対応していきたいというふうなことで聞いてございます。  もう1点,御指摘のございました電柱,あるいはバスの停留所,どこでおりるかという点でございますけれども,御指摘にありましたとおり,今までにやりました停留所が幹線の向こう側と,駐地の反対側にあったものですから,高齢者の方など渡るのに非常に不便だという声もございました。こういったこともありまして,委員御指摘のありました電柱につきまして,地元とNTTさんの方で打ち合わせをしまして,できれば,来シーズンからは,ネックになっているところを移設するような形で対応していきたいというような方向で検討が進められておるというふうなことで承知してございまして,できるだけ利用者が使い勝手のいいバス運行サービスになるようにということで,県としても応援をしてまいりたいと考えてございます。  それから,年齢層につきましては,アンケートをとったりはしてございますが,正確な数字としては,申しわけございません,手元にはございませんが,よりきめ細やかなセグメントといいますか,対象者の把握とそれに応じた対応というのは,このことだけでなく,観光政策全般にこれからもっともっと必要だと思いますので,来シーズンにつきましては,今の御指摘も踏まえまして,積極的な対応をしてまいりたいというふうに思ってございます。 141 ◯白田委員 特に体育館の方は,みんな駐車場がないということで,駐車場のスペースとしても使いますので,できましたら,もっと便利なところ,町中まで来ていただいて,旧駅のところでやっていただければもっともっと地元にとっては助かるのではないかなと思いますので,その辺のところはよく考えていただいて,やっていただきたいと思います。  また,天候によってはもっともっと人がふえそうな気もします。それは,筑波の梅と,帰り,筑波山神社に寄るような形になっておりますので,筑波の梅でももう少し早く咲きますと,また違って見えて,真壁と筑波とということで,いい方向に動き出しそうな気もしますので,いろいろなところを注視しながら,観光面で後押しをしていただけるようにお願いします。
     以上であります。 142 ◯森田委員長 ほかにございませんか。  今委員。 143 ◯今委員 資料2の10ページ,11ページです。雇用の状況関係が載っていますけれども,最初に,きょうの新聞も,ソニーが1万数千人の非正規社員を少しかえていきたいという話もございました。ここに求人倍率が書いてありますけれども,県としましては,今後,どのように推移するかという見方です。余り表面に出てきていない部分もまだあると思うので,これからますます悪化するのではないかなと思うのですけれども,どのような見方をしておりますか。 144 ◯鈴木労働政策課長 今後の予測というのは大変難しいというのは御了解いただきたいのですが,ちなみに,10月の有効求人倍率の0.80という数字でございますが,これはさかのぼること平成16年8月の数値でございます。ですから,4年ぐらい前,0.8ということで,その間は1.0を超えたときもあったので,昔──昔というのは変ですけれども,悪い時代に若干戻りつつあるのかなという感じは持っております。 145 ◯今委員 わかりました。なかなか予測は難しいかなと思うので。  その次に,高卒予定者の内定が書いてあるのですけれども,内定取り消しというのはまだ表面に見えてこないですかね。 146 ◯鈴木労働政策課長 高校教育課の方にも一応連絡を取り合っていまして,それから,労働相談センター等,我々が所管してございますので,その辺の今のところの状況は聞いてございますが,結論から申し上げると,そのような相談は今のところ来ていない。高校教育課の方でもまだ報告は受けていないということは聞いてはございます。ただ,すべてがフォローしきれているわけではない部分もございますので,ただ,公式的というか,そういう相談はまだ我々としては聞いていないという状況ではございます。 147 ◯今委員 わかりました。先日,新聞で,トライアル雇用という国の方で行っている支援,非正規労働者を訓練してどうこうという話らしいのですけれども,詳細がわかりましたら,ある程度内容をお願いします。 148 ◯鈴木労働政策課長 今委員がおっしゃっているトライアル雇用,奨励金のことだと思うのですけれども,いわゆる仕事の経験が余りなかったりした経験不足の方が,就職困難な求職者ということでハローワークに求職の相談に行きます。ハローワークに行ったときに,その方がも試験的に短期間雇用を,3カ月なのですが,そういうところに回すということを試行的にやっている事業でございまして,対象者としては,中高年とか,今,委員がおっしゃったような若年者,母子家庭の母等がやっておりまして,その後,3カ月の試用期間が終わりましたら,そこの会社で正社員として雇っていただくような仕組みになっている。その3カ月間におきましては,事業主に,国の方から月額1人当たり4万円の奨励金が支給されているという状況でございます。 149 ◯今委員 これは,多分,去年から始まった制度かなとは思っているのですけれども,非正規の方がしっかりとした職につけるという国の実績,県内の企業でそういうのがわかれば,実績もお願いしたいのですけれども。 150 ◯鈴木労働政策課長 全国トータルの数字では,これは新聞情報で恐縮なのですが,3万6,000人ほどと聞いてございます。そのうち約8割が正社員に移行したという,これは全国ベースでございます。  県内の状況につきまして,一応労働局の方に確認させていただきましたが,全体でこのトライアル雇用を利用された方は平成19年度で444人ほどいらっしゃいます。そのうち,いわゆる35歳未満の若年者という方が369人ということで,444人に占める割合としては,83%が若年者だったということでございます。  さらに,この369人のうち,国の傾向と同じように,8割程度の方が,3カ月の試用期間が終わった後,正規雇用に移行したというような数値を労働局の方に確認させていただいております。 151 ◯今委員 やってみて,雇用者の方はまだ少し補助が足りないのではないかという話も出ているみたいですけれども,これに対しては国の方は何か対策したのですかね。 152 ◯鈴木労働政策課長 トライアル奨励金の対策としましては,対象者の拡充というのはやってございます。金額については,まだそこまで踏み込んではおらないと思います。ただ,対象者を拡充することによって,予算的には,68億円ほどだったと思いますが,国の予算はふえてございまして,ただ,奨励金の額そのものをふやしたということは聞き及んでおりません。 153 ◯今委員 わかりました。フリーターに対してはちゃんと職につけるように,県としての対応もよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから,先ほど融資の話が出ましたけれども,こういう場合は対象になるのですか。会社が開発部門がたくさんありまして,客から頼まれまして,こういう製品を開発してほしいということで開発に入ったのですけれども,要するに,経済が悪化して,客の方も,製品の納入を延ばしてほしい。要するに,6カ月がまた延びるという話の場合,製品開発している段階でのお金が入ってこないということになって,業種は別にしまして,そういう場合には,今回の融資というのは受けられるのですかね。 154 ◯吉田産業政策課長 今回の融資,まず,業種的にどうかというのが一つございます。ただ,そのほかには,先ほど言いましたように,売り上げの伸びの問題がございます。そちらがクリアされているかどうかということもあるということでございます。それが合致すれば対象になるというふうに思います。 155 ◯今委員 そうすると,売り上げが落ちていなくて,3%でしたか,そこまで行っていない場合には受けられないだろうということになるのですかね。 156 ◯吉田産業政策課長 そのほかの条件では,原材料を転嫁できない場合がございますが,これも今のお話ですと該当しないような感じもするのですけれども。 157 ◯今委員 結局,製品が完成しても納められないということになってしまうわけですよね。お金はもらえない。今の条件だと,こういう場合はかなり難しいのですかね。 158 ◯吉田産業政策課長 通常,そのような御相談もありまして,かなり期間が限定された資金の融資だと思いますので,短期融資の方が該当するのかなというような感じがいたします。 159 ◯今委員 結局,お金が高いのですよ。1億円ぐらいいってしまうみたいなのですけれども,そうするとちょっと難しいのかなということがあるのですけどね。 160 ◯吉田産業政策課長 これまでどのように金融機関の方から融資を受けているかとか,あるいは保証を受けているかということも関係いたしますので,個別的な話になると思いますので,商工会議所,あるいは県の方に個別に御相談いただければと思います。 161 ◯今委員 かなり難しいですね。  私もわからなかったのですけれども,ヘルスツーリズムというのですか,これが,今,国の関係でもやっているみたいですけれども,日本観光協会ですか,この話が,先日,情報が入りまして,そうしたら県でもやっているみたいなのですね。昨年やりまして,奥久慈大子温泉ヘルシーツアーというのをやったみたいですけれども,これを見ますと,上野から袋田に来て,袋田で集合して,ここでヘルスロードを歩いて,そして,マイナスイオンを浴びて,そして,昼食を食べて,公民館に行って講演会を受けて,それで,余暇活用センターやみぞに行って泊まった。次の日はまたヘルスロードを歩いて,茶の里公園へ行って,眺望ということで,最後は上野に帰るというコースらしいのですけれども,これだと1泊ですよね。ですから,もう少しいろいろな要素を入れて,二,三日から1週間ぐらい泊まって,健康になったという実感を持つようなコースの設定というのはできないものですか。 162 ◯鈴木観光物産課長 ヘルスツーリズムという若干耳新しい言葉なのですが,委員御指摘がございましたように,こんな調査報告書がございます。日本観光協会,昨年でしたか,まとめておりまして,県の方でも,こんな形でヘルシーツアーということで催行いたしました。私も話を聞いておるだけなのですが,こちら側のまとめといたしましては,まさに御指摘のとおりでございまして,もう少し長くないといかんなというのが率直なところでございました。というのは,ヘルシーツアーというのはなかなか難しくて,皆さんがお求めになるものというのは,せっかく旅に出るのならうまいものを食いたいというようなところでございます。事実,これは大体20名ぐらいの方が御参加,大体団塊世代の女性とか,そのぐらいの層が中心だったやに聞いておりますが,感想は,もう少しこってりしたものを食べたいわねと。湯葉などをお出ししたのですが,そういう感想は結構聞かれました。  ここにございます茨城県立健康プラザの大田先生に講演会などをしていただいたり,あるいは旅行プランの監修などもしていただいたのですが,御指摘は全く同じでございまして,何回も何回も続けないとなかなか意味がないぞと。我々の中でも,健康の数値などもとって,最初と2日目と少し数値がよくなったというようなことをやりたいと思うのですが,どうでしょうというふうに先生にお聞きしたら,ふだんと違うことをやればかえって悪くなるぞと言われまして,断念したようなこともございます。  いずれにしても,ヘルスツーリズムにつきましては,先ほど御紹介しました調査報告書の中で,これから10年で参加したい活動種目という中に健康づくりというのは非常に高い数値が出てございますので,今,全体の大きな流れとして,旅行そのものにそれが来ているかというのは,実は,同じ調査で,これから10年で参加してみたい旅というのがございますが,これだと旅先での健康増進みたいなものは実は余り高くない。ただ,これから10年で参加したい活動種目そのものについては非常に高い数字が出ておりますので,これが旅行分野に波及してくるということは,委員御指摘のとおり,十分あり得るかなと思いますので,今後もいろいろ試行したりとか,情報をとったりとか,注目はしてまいりたいと思ってございます。 163 ◯今委員 今,茨城はいかに泊まってもらうかというのが一番問題なので,うまく組んでもらって,長い間泊まってもらう。あちこちでもいいですけれども,そういう策を専門家を交えながら研究していただきたいと思います。よろしくお願いします。 164 ◯森田委員長 ほかにございませんか。  田所委員。 165 ◯田所委員 それでは,お聞きします。  伝統工芸士と先ほど出てまいりました。非常に重要だと思います。しっかりと伝統を伝承するということですけれども,一方で,新しい現代の技術というものもしっかり習得しなければならないのだろうと私は思っています。筑西の産業技術専門学院などでも,今までみたいな古い板金ばかりでなくて,メカトロニクスみたいなこともやってほしいということ,いろいろ改革していただきましたけれども,そういう中で,技能五輪も行われるということでありまして,そういうことも備えなくてはならないのだけれども,イベントのためにやるわけではありませんから,経済のためにやるわけでありますから,そういう中で,どのようにこれからの技術をしっかりと定着するようにやっていくのかということをお聞きしたいと思うのです。  技術者の表彰とかいろいろ見ても,昔の技術に随分とらわれていますよね。だから,どういうところに今のニーズがあるのか。こういうコンピューター時代に合わせた時代のニーズと,どういうマーケットがあるのか,どういう技術者が求められるのかといったこともちゃんと踏まえて技術者の育成というものをしていかなくてはならないというふうに思っていますけれども,特に技能五輪も行われ,非常に重要な時期にそれらをどのようにとらえているのか,その点を聞きたいと思いますけれども。 166 ◯後藤職業能力開発課長 私どもの第8次職業能力開発の計画というのがございまして,その中で,随時,今求められている技能は何がいいかということで見直しをやっております。これは,各学院において,企業のアンケート等をとりまして,今,地域で求められている職種は何かということで,それに見合った訓練科目の見直しをやっております。  筑西産業技術専門学院に当たりましては,機械科において,メカトロニクスを現在取り入れておりまして,これは,過日の若年者のものづくり大会というのがございまして,そこでもかなり優秀な成績をとっております。民間からはそういう要望が出ておるところでございます。 167 ◯田所委員 私がそういうふうなことを聞きますのは,先ほど来,100年に一度の金融恐慌というふうな話が出ておりますけれども,この意味するところはいろいろあると思いますが,私,思うに,債券市場などが非常に大きくなって,我が国でも破綻したようなことを追いかけている。金融と証券の垣根を取り除くのだなどと言っていますけれども,そんなのは早く看板をおろさなくてはいけないので。要するに,そういう経済というものの限界,終えんというものがあるのだろうと。そういう中で,実体経済の重要さということが非常に見直されるときだろうと思うのです。  そういう中にあって,しっかりとした技術を身につけるようなそういうことが最もこれから重要だ。特に我が国は資源がないわけですので,そういう人材の育成というふうなことも非常に重要だと思っております。教育庁の方でもそういったものづくりの育成もやっておりますが,そういう点をとらえて,ぜひしっかりとやってもらいたいというふうに思っております。  そういう中で,ちょっとまた話は変わりますけれども,ここの所管だろうと思いますが,私,以前にも取り上げたことがあるのですが,起業率と廃業率,全国の平均というようなものがわかりましたら教えてもらいたいと思います。  あと,我が県の公的研究機関の割合,かなりの割合なのですけれども,これが正確にわかったら,どなたか答えてもらいたいと思います。 168 ◯森田委員長 まず,起業率と廃業率と言いましたけれども,どなたかつかんでいますか。これは何か出ているのかな。 169 ◯田所委員 これは数字はちゃんとあるのだよ。我が県は,今までの話をすると,研究機関がいっぱいあっても,全国より低いのだよ。 170 ◯森田委員長 全国の数と本県の数わかりますか。 171 ◯吉田産業政策課長 ことしの5月の数字でございますけれども,全国の開業率が6.4%,廃業率が6.5%でして,それに対して,本県は,開業率が3.4%,廃業率が5.4%と,廃業率の差が随分大きく下がっております。 172 ◯田所委員 研究機関は。 173 ◯吉田産業政策課長 ちょっとそちらは。 174 ◯田所委員 わかりました。組織も変わりましたから,私らがいろいろやっていたころと,独立行政法人みたいなことになったり,研究機関もそういうようなものになってきました。  いずれにしても,今聞いてわかるように,研究機関はものすごくたくさんあるのです。ある割には,全国の半分とは言いませんけれども,半分近い廃業率ということで,なかなか生かせないのが我が県の姿だというのがこの数字に出ているのです。そういう点も踏まえていろいろな政策をやってもらいたいというふうに思っています。  そういう中で,中性子線利用というJ-PARCができてきたわけであります。これが12月16日にオープンということで,今回も助成制度がこの部でありまして,2つ提案されておりますけれども,これは,全体の23ビームの中の2つ,多分,県で使っていくのだろうと思いますが,この投資コストと,応募に対する選定,そういった概要について説明してもらいたいと思いますが。 175 ◯吉田産業政策課長 私ども県のビームライン,使用全体の中で,先ほども御説明しましたけれども,32のテーマが使われたうちの2件について,商工労働部の方で今回採択したわでございまして,本来の所管する分野ではないというところがありまして,施設の投資分と今回の回収分というのですか,その辺の算定はうちの方でしていないのでございますが。 176 ◯田所委員 2ビームで,私はよくわかりませんよ。私は答えるほうではないから。多分,20何億円ぐらいであろうと思うのだけれども,それはわからなくてもいいのだけれども,この採択したものはわからなくては困るでしょう。300万円と150万円助成したでしょうよ。その概要を説明してくださいよ。それがわからないというのでは困ってしまうよ。 177 ◯吉田産業政策課長 先ほど,事業の概要でも御説明しましたけれども,材料構造解析装置の方の案件の補助額が300万円でございます。それから,生命物質構造解析装置の方が135万円でございます。 178 ◯田所委員 わかりました。これは,たしか予算は600万円ありましたね。そういう中でこの2つが決まったわけですけれども,応募がどのぐらいというのが答えられていませんが,よろしいですよ。いずれしても,そういう中でこの2社が決まってきて,多分,応募はこの2社だけだったのではないかと思うのですけれども,よくPRして,ちゃんと活用されるように,これだけ投資してやっているわけですから,こういう先端技術というものを,我が国が,我が県が生かせるようにしないと,今言ったような,こういう新たな時代の中で非常に重要な意味を持ってくると思うのです。そういうことを,皆さんは一番重要な部局なのですから,理解して政策を進めてもらいたい。  大まかなことを言って終わりますから。以上でいいです。 179 ◯森田委員長 では,今の趣旨をよくつかんで,よろしくお願いします。  ほかに最後になるかな。  舘委員。 180 ◯舘委員 この環境商工委員会に希望しましたのも,偕楽園がやりたくて,また,水戸の町中の商店街を含めて,偕楽園があったからでございまして,一番最初の委員会でも偕楽園について質問させてもらいましたので,最後の委員会でございますから,思いを込めて,偕楽園についての御質問をさせていただきます。  最初の委員会のときに,部長はかわられましたが,前武藤商工労働部長の際には,3月の観梅,これからまた3カ月後でございますが,水戸の偕楽園の中で,観梅中,夜・梅・祭と言いまして,夜のライトアップを含めたイベントがあるわけでございます。その際,以前の商工労働部長は,ぜひとも続けてほしい事業だと,県の方でも協力をしていきたいという話をされました。また,鈴木課長におかれましても,いろいろな予算の面,いろいろな協力の面,1年間かけて考えていきたいという答えでございましたので,ちょうど1年間かかりましたので,その成果をぜひお聞かせください。 181 ◯鈴木観光物産課長 偕楽園の夜・梅・祭につきましてでございます。夜・梅・祭でございますが,ことしで申しますと,3月8日に,1日,通常でありますと,この時期は偕楽園は7時まで臨時開園をしておるのですけれども,梅まつり期間中でございますけれども,このときだけは9時まであけておるというようなことで,これがこれまでの県としての協力といいますか,ライトアップでありますとか,あるいは人の誘導というのは水戸商工会議所などを中心といたします,あるいは観光協会を中心といたします実行委員会において対応されていたというところでございます。  委員御指摘の点,これからも夜・梅・祭をもっともっと盛り上げていくためにはどうしたらいいかということでございまして,これについては,まず,今,実行委員会の方で大きく悩みに思っておられる点というのが,照明を自分たちでやっていただいておりますので大変であるということと,そのときに梅そのものもライトアップいたしますし,あるいは足元,梅林ですとか,それから,駐車場から梅林までの坂道のところ,こういったところのライトアップというのが自分たちでやっていただいているので非常に大変であるというようなことがあったかと思ってございます。  足元のライトアップでございますが,これは直接の所管は土木部の方になりますので,こちらの方で検討をしておるかと思いますが,問題意識は強く持って,街路につきましてはバリアフリーをどうするかというような話もあるやに聞いておるものですから,そういうことの設計とあわせて前向きに検討していきたい。ただ,文化庁との協議とか,そういったこともあるので,時期についてははっきりとはということなのですけれども,いずれにしても,問題意識は持っていますということでございますので,我々といたしましても,ぜひそういったことでは前向きな対応が,あるいは柔軟な対応ができるようにということで,関係部局に働きかけてまいりたいというふうに考えてございます。  それから,今のは足元のライトアップの話でございますが,梅そのもののライトアップというものが,これは土木部の方がどこまでできるかというのはあるのかなと思っておりますが,御案内のとおり,きょう,御説明申し上げました観光圏整備事業というのもございまして,こちらの方で補助対象事業という形で,例えば,水戸市の協会なりがある程度のお金を出して,それに国の補助なども,要は,宿泊を促進するイベントということで入れていくという仕組み方もあり得るのではないかというふうに思ってございます。  今回,申請をするときに,ちょっとそういうようなことも御相談しかけた経緯は実はあるのですけれども,そのときは,手続がなかなか煩雑ではないかというような形で,今,まだ協議中のところはあるのですが,いずれにしても,もう少し我々の方も制度の中身をしっかり説明をして,うまく仕組めるものであれば,事業の対象に加えることも視野に入れて検討してまいりたいというふうに思ってございます。 182 ◯舘委員 確かに,所管の方が,ハードの面では土木部の公園街路課になるかと思いますけれども,逆に言うと,観光圏のは,今年度,こうやって制定をされて進めている中で,水戸も含めた県北地域の中で核になるものは何なのかというのをもう一回,御認識をいただいているとは思いますけれども,その中で,今までの観光のルートというのがどういう形であったのか。例えば,水戸の偕楽園であれば,昼間しかいない。夜は泊まらずにどこかへ行ってしまうというものが,こういうものの一つのイベントで変わってきているわけであります。  例えば,私,1日と言わずに,観梅の期間中,そういったものをやるのか。梅だけではないわけでございます。有名な竹林もある。こういった部分もきちんとそういったライトアップすることによって,例えば,京都などでもそういったライトアップで人が集まってきているということをもう一回認識をしてほしいなという思いをしております。  そういう中で,民間の部分が一生懸命やっていて成功しているものというのに協力していけない。お金の部分も含めてですけれども,設備の部分でも協力がしづらい。今のところまだお金の部分も何も出ているわけでも何でもないので,正直言うと,1年間の中でそういった部分も全然出ていない中で若干不満を持ってはいます。ただ,逆に言うと,認識を変えられて,来年度,場合によっては,そういう土木部との話し合いの中で,観光の核である偕楽園でどういった金が必要なのか。どういったもので人が呼べるのかというという,その辺の認識をきちんと改めてしていただきたい。その上で偕楽園に対しての整備,昼間,水戸も,中心商店街についても,今,新聞で報道があるように,百貨店がなくなっていく。そういう中で,ある意味のこれが一つの起爆剤だというふうに思っております。ある意味,同じ部署の中で連動する事業であるわけでございますから,県都の水戸の再生という意味も含めて,重い意味でぜひとも今後とも受けとめていただきたいし,最初の委員会のときに,土木部からお金をぶん取ってくるくらい頑張ってみますという意見があったわけですので,言った発言の重みを,課長自身が言った重みをもう一回思い起こして,ことしも12月で終わりですから,次の委員会の中で,土木部から金をぶん取ってくるのだ。観光はあくまでも観光の部分で商工労働部でやるのだという意気込みをぜひとも聞かせてほしいなと僕は思っているのです。 183 ◯鈴木観光物産課長 ぶん取ってくると申しますと,なかなか不穏当でございますので,協力,協調いたしまして。  ただ,先ほど御説明申し上げたとおり,土木部の方でも極めて問題意識は明確に持って,対応は前向きにしたいということは言ってくれておりますので,引き続きそういう調整は真剣に図っていきたいと思ってございます。  それから,先ほど委員がおっしゃいました中で,関係者,これは土木部も非常に大きな関係者としてあるのですが,これによってメリットを受ける人たち,これは市の方でもありましょうし,地元の例えばホテル,旅館ということもございますので,こういった人たちにもできるだけ数字をきちっと挙げて,例えば,夜・梅・祭のときはホテルが非常に好調だという話も,数字としてしっかりとしたものが手元にはございませんが,そういうこともしっかり我々としても携えて,できれば,メリットを受ける人たちがどうやって前に転がすように場をつくっていくかというようなことも水戸市に働きかけて,しっかりやっていきたいというようなことも思ってございます。  いずれにしても,委員御指摘のとおり,水戸ひたち観光圏の核になる非常に大きな資源だと思ってございますので,しっかりやってまいりたいと思ってございます。 184 ◯舘委員 先月の11月ですが,初めて偕楽園に関しましては,土木部の方で,今,県の財政事情で,懇談会というものを廃止している中で,偕楽園公園魅力向上懇談会というものが設立をされて,初めて市民と県民の声を聞く機会をいただくわけでございます。1年間かけてやるということでございますから。あくまでも土木部の主管だとは思いますけれども,この商工労働部で,懇談会の中で市民や県民の声を聞いて,いかに生かしていくかというものを部署全体で考えていただくことを御希望を申し上げるところでございます。  もう1点,お菓子についてもずっとさせていただきました。デザインセレクション,ちょうど載っておるのですけれども,僕は,何回もいろいろなお菓子づくりプロジェクトでとこよの國のところを見させてもらいました。残念ながら,このお菓子の箱,デザインセレクションで選ばれているのですけれども,ディスプレー用しか見ていません。果たしてこれはすばらしいデザインなのかな,僕は正直思っておりまして,逆に言うと,つくり方も共同でやったというよりも,見かけだけよくで,デザインさんの方に丸投げしてしまったのかな。機能的になってない。売っているところを僕はすべて回りましたけれども,このパッケージで売ってくれたところはどこもございません。この辺はどうなのか。 185 ◯松下産業技術課長 とこよの國いばらき三ツ栗のパッケージの件でございますが,実は,一つ大きな問題点がございまして,このパッケージにつきましては単価がちょっと高いということがございまして,たしか200円くらいしたかと思いますが,販売店さんの方でも箱代を込みで売ってしまうと売り切れないのではないかというような御懸念がございまして,今,箱で売っているというようなところはほとんどございません。箱で売っているところは,新妻製菓さんのように,自分のところの独自の箱で売っているというような状況でございます。  私どもの方としましては,この箱のほかに,紙の袋をデザイナーの方にデザインしていただきまして,その袋でお菓子を売っていただけないかというようなことはさせていただいておりますが,法人などの大規模な方がお土産にお買い上げのときには,こういった箱がある程度お土産用として非常に華やかになるというようなお話もございます。パッケージについて,これは菓子組合の方でやっている事業ではございますが,向こうの方に御提案してみたいと思っております。 186 ◯舘委員 それと,つくっておられる方,何軒か回らせてもらっている中で,非常に心配,危惧するお声を聞いているわけでございます。それは,正直言うと,これだけのお菓子づくりプロジェクトをやって,名誉総裁賞はいただいた。それなりに売れているけれども,茨城県を代表するお菓子になるのかなというと,なかなか疑問な部分もある。ただ,行政側から見ますと,何か一回つくって,賞をもらったからこれで終わりだねという,非常につくっておられる方々も,県の対応について好意的に思っているようには思えないなという気がするのです。県の姿勢が,これは第一歩であって,これから茨城県を代表するお菓子をつくっていくのだという気構えが見えてこない。そういうものが生産者については非常に不安な部分,何だ,ただ単に一過性の事業だったのかというような思いを抱かせているのかなという気がしております。  ですから,一つの起点としてはいい事業だとは思いますが,果たして,これからの中でどう菓子組合さん方と努力していいお菓子をつくっていくのか。一回で終わりなのか。逆に言うと,前に来られた秩父のみやのかわ商店街のように,モンドセレクションに応募して,もっと世界的なものにしていくのか。それとも,切磋琢磨して,ほかの店同士で新しいそういったものをつくっていくのか。そういったものがなかなか見えてこない。場合によっては,前にも私は言いましたが,なかなか財政は厳しいと思いますが,菓子博の部分も含めて,ただ1回やればいいという行政側の悪い癖,それが非常に見えている気がしております。  その辺について,もう一回,これからどういうように考えていくのか,お聞きしたい。 187 ◯松下産業技術課長 大変厳しい御指摘を受けまして,反省すべきところは反省しようと思っております。  現在,このお菓子づくりプロジェクトにつきましては,22のお店で同じようなお菓子をつくって販売しております。これまでも,昨日,県庁の2階で行いました場合でもこのお菓子を売りました。あと,先ほど,秋のイベントでいろいろなイベントを御紹介しましたが,そういったところにも出店を出しまして,先ほど言いました関係のお菓子屋さんに交代に来ていただいて売ってきたところでございます。  私どもとしましては,ともかく,こうやってつくり上げたお菓子につきまして,粘り強くまず売り続けるということを一つの目標で考えております。確かに,売り方,パッケージ,そういったまだまだ改善すべきところがあるとは思いますが,私どもとしましては,まず,とりあえず,つくり上げました3つにつきまして,いろいろなイベントに御出展させていただいたり,私どもの方のいろいろなイベントを開催するときにもお呼びしたりして,ともかく,PRといいますか,売り続けていく。  それから,味の方につきましても,いろいろな御指摘がございますので,そういったものについても改善していきたいというのがまず基本的な考え方でございます。  また,一方で,新しいお菓子づくりにつきましては,こういうようなお菓子づくりプロジェクトという形でやるかどうかまだ十分な検討しておりませんが,例えば,空港ができまして,空港でのお土産というのがこれから注目されてくると思っております。そういった中で,先ほど産業政策課長の方から御説明申し上げました,いろいろなファンドを使った支援制度といったものを活用して,お菓子づくりに積極的な企業に対しましては,お菓子づくりにつきましてもこういう個別の支援といったものをやっていきたいと考えております。 188 ◯舘委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  最後に,県都水戸は,お菓子も,偕楽園も,中心商店街も,すべて関係をするところでございます。私の地元でもありますから,ぜひとも皆さん方の知恵をいただいて,いい県都をつくっていただきたいと思います。  1年を大変ありがとうございました。 189 ◯森田委員長 鈴木(せ)委員。 190 ◯鈴木(せ)委員 急に質問ができてしまいました。  先ほど,今委員からのヘルスツーリズムのことなのですけれども,私はこれはこれからは非常にいい案だと思います。ヘルスツーリズムというのは,要するに,医療的な要素と楽しみな要素が入ってくるわけでございます。そして,ヘルスロードのこれは大田先生が企画したものでしょうか。 191 ◯鈴木観光物産課長 監修をいただいたということです。 192 ◯鈴木(せ)委員 そして,大田先生は,テレビ,ラジオ,非常に皆さんおなじみの先生なのです。ですから,そこの募集をかけるとき,大田先生のファンのところへばっと持っていけば,これは必ず20人と言わず,40人と言わず,私は集まると思います。  今回は大田先生のあれですけれども,これからは,先ほども申し上げたように,医療的な要素,楽しみの要素,そういうこともひっくるめますと,医食同源の旅とか,脳活性化の体操とか,それから,ウオーキング,健康講座,タラソテラピー,いろいろなものの組み合わせができると思うのです。そして,場合によっては,健康診断までひっくるめて入れられるような,そういうふうなものはこれからの時代に非常に合っていると思います。ですから,よく御検討いただきたいなという思いがいたしております。  今,急にそういう要望が思い立ったものでございますから,いきなり言われても,どうしますということもお答えできないと思いますから,こういうものを検討していただければありがたいなという思いでございます。  以上でございます。 193 ◯鈴木観光物産課長 御指摘のとおりでございまして,健康市場,あるいはアンチエージングに向けたあこがれといいますか,市場といいますか,そういうものはこれからますます拡大していくであろうということでございます。  一方で,悩ましく感じておりますのが,まさに委員御指摘のとおり,これは大田先生の名前でもう少し引っ張ってくるというのは十分にあり得るかなというふうには思います。ただ,供給力というところで,結局,では何をやるかというと,ここは試みに少し森を歩いてみましょうだとか,あるいは茶の里公園へ行ってみましょうというようなこともしておるのですが,例えば,温泉ですとか,あるいは森林だとか,そういったものをヘルスツーリズムということでやっていけばうまくはまるところも出てくるのかなと思うのですけれども,少し凝った内容で,例えば,健康診断とか,おっしゃるように,すごくプランとしては充実してくるのですけれども,たくさんのお客さんに来ていただくように,どれだけの体制を整えて,どういうふうに供給力を持たせるか。これは県が試みにやったものでございますので,当然,JTBさんなり,近畿日本ツーリストさんなり,民間企業さんがこういう商品の企画をしていただくというのが最終的なゴールだと思っておるのですが,それにどういうふうにつなげていくかというところで,今は本当に供給力の体制のところが,正直申し上げると,若干ネックになっているところもありますので,そういうところをどういうふうに解きほぐしていくかというのを勉強材料にして,しっかり検討してまいりたいと思ってございます。 194 ◯鈴木(せ)委員 このヘルスツーリズムというのは,観光,それから,旅行業を初め医療業界,農林,畜産,漁業,いろいろなものがかかわり合っているためと書いてあるのですけれども,地域全体として大きな活性化につながる。ここに書いてあるとおりだと私は思いますので,これからいろいろと勉強して,御検討いただきたいと思います。  ありがとうございます。
    195 ◯森田委員長 それでは,以上で質疑を終了いたします。  これより付託案件の採決を行います。  第118号議案中商工労働部関係について,原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯森田委員長 御異議なしと認め,原案のとおり決定いたしました。  次に,閉会中所管事務調査事項を議題といたします。  本件につきましては,お手元に配付してあります一覧表のとおりとし,議長にその旨を申し出ることとしたいと思いますが,御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯森田委員長 異議なしと認め,そのように決しました。  なお,本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては,委員長に御一任願いたいと思いますが,御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 198 ◯森田委員長 異議なしと認め,そのように決しました。  次に,閉会中委員会の活動テーマであります「地域商業活動の支援」についてでございますが,去る10月21日に開催した本委員会におきまして,委員長が作成することとなっておりました提言の案文をお手元にお配りしておりますので,ごらん願います。  ただいまの案文により,執行部に対して提言を行いたいと思いますが,御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯森田委員長 御異議なしと認め,本案文により提言することに決しました。  提言書につきましては,この場において,細谷商工労働部長にお渡ししたいと思います。  細谷部長,前にお進みください。  よろしくどうぞお願いいたします。 200 ◯細谷商工労働部長 ありがとうございました。      ─────────────────────────────── 201 ◯森田委員長 この際,執行部の皆様方に一言御挨拶を申し上げます。  御案内のとおり,我々委員の任期は今定例会が満了でございます。  昨年12月に委員会を構成して以来,議案審査,あるいは県内外調査,また,閉会中の委員会等におきまして,細谷商工労働部長を初め,執行部の皆様方には,丁寧なる御説明,あるいは御案内等いただきまして,厚く御礼を申し上げるところであります。  これまでの委員会活動を振り返ってみますと,閉会中に開催いたしました委員会等において,参考人から貴重な意見を拝聴するなど,大変充実した委員会活動であったと振り返っております。  地域商業を取り巻く環境は,依然,厳しい状況にございますが,どうか執行部の皆様方におかれましては,これまでの委員会において,各委員から出されました御意見等を十分に御配慮いただきまして,実効性のある地域商業の活性化に取り組まれるようお願いをするものであります。  また,産業大県づくりの構築に向けて,今後とも,雇用の拡大や労働環境の整備,あるいは中小企業の人材育成等に御尽力をいただきますよう重ねてお願いするものであります。  皆様方には,健康に十分留意されまして,一層御活躍されますよう御祈念申し上げまして,簡単ではございますが,御挨拶にさせていただきます。  ありがとうございました。  ここで,細谷商工労働部長から発言を求められておりますので,これを許します。  細谷商工労働部長。 202 ◯細谷商工労働部長 商工労働部並びに労働委員会を代表いたしまして,一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。  森田委員長さん,錦織副委員長さんを初め委員の皆様方には,本日まで大変御熱心な御審議をいただきまして,また,格別なる御指導,貴重なる御意見を賜りまして,まことにありがとうございました。改めて御礼申し上げる次第でございます。  先ほどいただきました「地域商業活動の支援」についての御提言につきましては,これまでいただきましたさまざまな御意見等を十分に踏まえまして,実現に向けて各種施策を推進していきたいというふうに考えているところでございます。  また,商工労働部といたしましては,ただいま,厳しい経済状況というのを踏まえまして,中小企業対策とか雇用の確保というのを初め,産業大県の実現に向け,各種の施策の推進に取り組んでまいる所存でございます。  どうか委員の先生方におかれましては,今後とも,なお一層の御指導,御鞭撻を賜りますよう改めてお願い申し上げる次第でございます。  最後になりましたが,委員各位の今後ますますの御健勝と御活躍を御祈念いたしまして,甚だ簡単ではございますが,お礼の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 203 ◯森田委員長 結びになりますが,委員各位におかれましては,委員会の運営に当たりまして,種々,御支援,御協力を賜り,おかげさまをもちまして,1年間,円滑な委員会運営をすることができました。錦織副委員長とともに,心から御礼,また,感謝申し上げる次第でございます。  ありがとうございました。  以上で,委員会を閉会といたします。  本日は大変御苦労さまでございました。                 午後3時20分閉会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...