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  1. 茨城県議会 2008-09-26
    平成20年第3回定例会(第8号) 本文 開催日: 2008-09-26


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成20年9月26日(金曜日)午後1時5分開議          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長(桜井富夫君) これより本日の会議を開きます。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 諸般の報告 2 ◯議長(桜井富夫君) 諸般の報告をいたします。  知事から,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定による平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率が報告されましたので,お手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,議員等及び知事から議案が提出されましたので,報告させます。議事課長。                    〔根本議事課長報告〕  初めに,議員等提出議案を報告いたします。 議第10号       行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会総務企画委員会委員長    飯   塚   秋   男          ────────────────────────────── 議第11号                 たばこ税の増税に反対する意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。
     平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会総務企画委員会委員長    飯   塚   秋   男          ────────────────────────────── 議第12号                新たな過疎対策法の制定に関する意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会総務企画委員会委員長    飯   塚   秋   男          ────────────────────────────── 議第13号     地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会環境商工委員会委員長    森   田   悦   男          ────────────────────────────── 議第14号           元気な農林水産業の実現と国内食料供給の強化を求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会農林水産委員会委員長    加 倉 井   昭   喜          ────────────────────────────── 議第15号                  教育予算の拡充を求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿           提出者   茨城県議会文教治安委員会委員長    小 田 木   真   代          ────────────────────────────── 議第16号               投機マネーの実効ある規制を求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿                    提出者   茨城県議会議員   大   内   久 美 子                             同      山   中   た い 子          ────────────────────────────── 議第17号          社会保障費を毎年2200億円削減する方針の撤回を求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿 提出者につきましては,議第16号と同一議員のため,氏名朗読を省略させていただきます。          ────────────────────────────── 議第18号             国民が安心で信頼できる医療体制の確保に関する意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿                    提出者   茨城県議会議員   山   口   武   平                             同      関       宗   長                             同      海   野       透                             同      石   川   多   聞                             同      鶴   岡   正   彦                             同      長 谷 川   修   平                             同      足   立   寛   作          ────────────────────────────── 議第19号            真の地方分権の実現に向け真摯な取り組みを求める意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿      提出者   茨城県議会財政再建等調査特別委員会委員長    石   川   多   聞          ────────────────────────────── 議第20号                食の安全・安心の確保に関する意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。  平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿      提出者   茨城県議会安心できる食の確保や提供等に関する調査特別委員会委員長                                    田   山   東   湖          ──────────────────────────────  次に,知事提出議案を報告いたします。                                         財   第188号                                         平成20年9月26日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿                                   茨城県知事   橋 本  昌                議 案 の 送 付 に つ い て  平成20年第3回茨城県議会定例会に下記の議案を提出するため,説明書を添えて別添のとおり送付します。                        記 認定第2号 平成19年度茨城県一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第1 第97号議案=ないし=第114号議案,報告第3号,請願 3 ◯議長(桜井富夫君) これより議事日程に入ります。  日程第1,第97号議案ないし第114号議案及び報告第3号並びに請願を一括して議題といたします。  これより,各委員会の審査の経過並びに結果について,順次,委員長の報告を求めます。  環境商工委員会委員長森田悦男君。                〔環境商工委員会委員長森田悦男君登壇〕 4 ◯環境商工委員会委員長(森田悦男君) 環境商工委員会に付託されました請願2件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  いずれの請願も執行部からの関連説明を求め,慎重に審査いたしましたが,20年第8号原油・穀物等の高騰による経営危機を打開する緊急対策を求める請願につきましては,採決の結果,願意不適当と認め,不採択とすることに決定した次第であります。  20年第12号地方消費者行政抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書の採択を求める請願につきましては,願意妥当と認め,全会一致をもってこれを採択すべきものと決し,先ほど議長から報告がありましたとおり,その願意を受け,地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書を,本委員会により発議した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対し,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,報告を終わります。 5 ◯議長(桜井富夫君) 次に,保健福祉委員会委員長黒部博英君。                〔保健福祉委員会委員長黒部博英君登壇〕 6 ◯保健福祉委員会委員長(黒部博英君) 保健福祉委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係以外の議案1件につきまして,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず,議案の内容を申し上げます。  第105号議案茨城県地域医療医師修学資金貸与条例は,県内の医師が不足する地域や特定の診療における医師の養成及び確保を緊急に図るため,本条例を制定しようとするものであります。
     審査の結果,その内容を適切なものと認め,全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対しまして,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,御報告を終わります。 7 ◯議長(桜井富夫君) 次に,農林水産委員会委員長加倉井昭喜君。               〔農林水産委員会委員長加倉井昭喜君登壇〕 8 ◯農林水産委員会委員長(加倉井昭喜君) 農林水産委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係以外の議案3件,報告1件,請願2件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第108号議案県が行う建設事業等に対する市町の負担額については,平成20年度において,県が行う広域漁港整備事業等に対する市町の負担について,地方財政法の規定に基づき,その額を定めようとするものであります。  第109号議案国及び県等が行う土地改良事業に対する市町村の負担額については,平成20年度において,国及び県等が行う土地改良事業に対する市町村の負担について,土地改良法等の規定に基づき,その額を定めようとするものであります。  第114号議案訴えの提起については,揚水機場敷地の土地について,県への所有権移転登記手続を命ずる判決を求めるため,裁判所へ訴えを提起しようとするものであります。  報告第3号地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分についてのうち,別記1和解については,職員が県有車を運転して出張途中に発生した交通事故の和解について,承認を求められたものであります。  審査の結果,各案件は,いずれもその内容を適切なものと認め,全会一致をもって原案のとおり可決または承認すべきものと決定した次第であります。  次に,請願の審査について申し上げます。  20年第7号ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願,20年第9号原油・穀物等の高騰による経営危機を打開する緊急対策を求める請願につきましては,いずれも願意不適当と認め,不採択とすることに決定した次第であります。  なお,先ほど議長から報告がありました意見書の発議について申し上げます。  我が国の食料自給率は40%と主要国の最低水準まで下落し,日本の食は,輸入食品の存在なくしては成り立たない状況に至っています。  そのような中,食料の供給を担うべき農林水産業は,燃油,配合飼料などの価格高騰により深刻な経営状況にあるほか,農業従事者の高齢化や後継者不足など大変厳しい状況にあり,崩壊の危機に瀕しているといっても過言ではありません。  農林水産業は,国民に対する食料の供給に加え,水源涵養や洪水調整機能などの多面的な役割を果たしており,そこに居住する人々のために,また,国民の暮らし・財産を守るために重要な産業であります。  そこで国においては,農林水産業の振興が地方の活性化に不可欠であるという認識のもと,元気な農林水産業の実現と国内食料供給の強化のための対策を早急にとられるよう,本委員会により意見書の発議を決定した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対し,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,報告を終わります。 9 ◯議長(桜井富夫君) 次に,土木委員会委員長飯泉淳君。                 〔土木委員会委員長飯泉淳君登壇〕 10 ◯土木委員会委員長(飯泉淳君) 土木委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係以外の議案3件及び請願1件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第106号議案茨城県風致地区内における建築行為等の規制に関する条例の一部を改正する条例は,独立行政法人緑資源機構の解散に伴い,所要の改正をしようとするものであります。  次に,第110号議案県が行う建設事業等に対する市町村の負担額については,平成20年度において,県が行う河川事業等に対する市町村の負担について,その額を定めようとするものであります。  第111号議案茨城県土地開発公社の定款の変更については,民法及び公有地の拡大の推進に関する法律等の一部改正に伴い,茨城県土地開発公社の定款を変更しようとするものであります。  審査の結果,各案件は,いずれもその内容を適切なものと認め,全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に,請願の審査について申し上げます。  20年第6号包括承認基準12に関する請願につきましては,全会一致をもって願意妥当と認め,採択すべきものと決し,執行部に送付し,処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対し,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,報告を終わります。 11 ◯議長(桜井富夫君) 次に,文教治安委員会委員長小田木真代さん。               〔文教治安委員会委員長小田木真代君登壇〕 12 ◯文教治安委員会委員長(小田木真代君) 文教治安委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係以外の議案3件,報告1件及び請願1件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第107号議案茨城県県立学校設置条例の一部を改正する条例は,県立高等学校を統合し新校を設置するなど,所要の改正をしようとするものであります。  第112号議案工事請負契約の締結については,県立玉造工業高等学校管理普通教室棟改築工事について,神栖市賀2108番地8常総・朝日特定建設工事共同企業体代表者常総開発工業株式会社代表取締役石津健光と,7億7,175万円をもって請負契約を締結しようとするものであります。  第113号議案和解については,神栖高校水泳事故損害賠償請求事件について,和解しようとするものであります。  報告第3号地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分についてのうち和解については,別記2自動車警ら隊所属普通特種自動車の運行に係る交通事故の和解について,別記3太田警察署所属普通特種自動車の運行に係る交通事故の和解について,別記5古河警察署所属小型特種自動車の運行に係る交通事故の和解について,それぞれ承認を求められたものであります。  審査の結果,各案件は,いずれもその内容を適切なものと認め,全会一致をもって原案のとおり可決または承認すべきものと決した次第であります。  次に,請願の審査について申し上げます。  20年第11号教育予算の拡充を求める請願につきましては,願意妥当と認め,全会一致をもってこれを採択すべきものと決し,先ほど議長から報告がありましたとおり,その願意を受け,教育予算の拡充を求める意見書を,本委員会により発議した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対し,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,報告を終わります。 13 ◯議長(桜井富夫君) 次に,総務企画委員会委員長飯塚秋男君。                〔総務企画委員会委員長飯塚秋男君登壇〕 14 ◯総務企画委員会委員長(飯塚秋男君) 総務企画委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係以外の議案5件,報告1件,請願2件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容について申し上げます。  第100号議案一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例は,一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い,関係条例を一括整備しようとするものであります。  第101号議案茨城県行政組織条例の一部を改正する条例は,地方自治法の一部改正に伴い,所要の改正をしようとするものであります。  第102号議案茨城県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例は,市町村へ移譲している鳥獣の捕獲許可等の事務について,対象鳥獣の種類を追加するため,所要の改正をしようとするものであります。  第103号議案いばらき量子ビーム研究センターの設置及び管理に関する条例は,いばらき量子ビーム研究センターの設置及び管理について,必要な事項を定めようとするものであります。  第104号議案水海道及び伊奈都市計画事業伊奈・谷和原丘陵部一体型特定土地区画整理事業施行規程を定める条例の一部を改正する条例は,土地区画整理事業の名称変更に伴い,所要の改正をしようとするものであります。  報告第3号地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分についてのうち,別記4平成20年度茨城県一般会計補正予算(第1号)は,県議会議員水海道市選挙区補欠選挙の執行に係る歳入歳出補正を専決処分したことについて,その承認を求められたものであります。  審査の結果,第100号議案については賛成者多数をもって,その他の案件については,全会一致をもってその内容を適切なものと認め,原案のとおり可決または承認すべきものと決定した次第であります。  次に,請願の審査について申し上げます。  20年第10号行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める請願及び20年第13号たばこ税増税反対に関する請願につきましては,いずれも全会一致をもって願意妥当と認め,採択すべきものと決し,先ほど議長から報告がございましたとおり,その願意を体し,20年第10号については,行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書を,20年第13号については,たばこ税の増税に反対する意見書を,それぞれ本委員会により発議した次第であります。  なお同じく,先ほど議長から報告のありました新たな過疎対策法の制定に関する意見書の発議について申し上げます。  現行の過疎地域自立促進特別措置法は,来年度末,平成22年3月末をもって失効いたしますが,本県の過疎地域の現状を見ますと,人ロ減少・高齢化等による地域活力の低下や財政基盤の脆弱さなど,解決すべき課題が依然として残されており,産業の振興や生活環境の整備,過疎対策事業債などの財政支援措置等を,引き続き講じていく必要があります。  このため,新たな過疎対策法の制定を国に求めるべく本意見書を,本委員会により発議した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げましたが,本委員会の決定に対し,議員各位の御賛同をお願い申し上げまして,報告を終わります。 15 ◯議長(桜井富夫君) 次に,予算特別委員会委員長新井昇君。                〔予算特別委員会委員長新井昇君登壇〕 16 ◯予算特別委員会委員長(新井昇君) 予算特別委員会に付託されました第97号議案ないし第99号議案について,その審査の経過と結果を御報告いたします。  これらの案件につきましては,9月24日に委員会を開催し,慎重に審査を行った次第であります。  付託されました議案の内容につきましては,当案件が,本委員会に付託された去る9月18日の本会議において,各常任委員長から報告されておりますので割愛させていただきますが,審査の過程では8名の委員が質疑に立ち,県政の重要課題についてさまざまな観点から活発な質疑が行われました。  論議の対象となりました主な事項について申し上げますと,まず,県政全般では,税収の確保と今後の財政運営,県等が保有する土地の処分と金利負担の抑制,国と地方の役割分担の明確化とその推進に向けた取り組み。地域振興関係では,茨城空港を中心とした地域振興,県域統合型GIS(地理情報システム)の運用方針,霞ヶ浦の今後の明るい見通し,水質浄化から見た霞ヶ浦導水事業。商工労働関係では,ご当地検定の活用や観光客の戦略的誘致などの観光行政,観光新法への取り組み,環境産業への支援,原油等の高騰による企業への影響と連鎖倒産防止などの中小企業への支援。保健福祉関係では,病院改革前半の取り組みに関する総括と今後の改革の方向性,子育て世帯に対する経済的負担軽減などの少子化対策,保健福祉関連予算に係る三位一体改革の影響と予算硬直化への今後の対応,障害者への優しい社会づくりの取り組み,予防接種の未接種者防止対策。土木関係では,来館者に優しい施設整備などの魅力ある弘道館づくり,道路整備財源の確保に向けた取り組み。教育関係では,小中学校の統廃合に対する県の対応,教員の採用,昇任のあり方,小中学校の耐震化対策,警察関係では,県民の目線に立った警察のあり方などであります。  これらの論議の後,採決の結果,第97号議案及び第98号議案については賛成者多数をもって,第99号議案については全会一致をもって,それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上,本委員会の審査の経過と結果について申し上げましたが,この決定に対し,議員各位の御賛同をお願いいたしまして,報告を終わります。 17 ◯議長(桜井富夫君) 以上で,委員長報告を終わります。  なお,各委員会の審査報告書の写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。          ────────────────────────────── 18 ◯議長(桜井富夫君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので,これを許します。  大内久美子さん。                  〔13番大内久美子君登壇,拍手〕 19 ◯13番(大内久美子君) 日本共産党の大内久美子です。通告した議案について討論を行います。  第97号議案は,一般会計補正予算です。前年に比べて3分の1の16億2,800万円,原油高騰対策はわずか2,300万円です。89%は土木費で,そのほとんどが国補公共事業という偏重予算です。常陸那珂港と鹿島港だけで4割も占めています。常陸那珂港の4億7,000万円は,東防波堤ケーソン2函としゅんせつ工事費です。  常陸那珂港は,約7,300億円の巨大な公共事業で,既に3,600億円余も費やしました。平成19年の取扱貨物は,422万トンです。この4年間,取扱量は増加せず,前年より減ってしまいました。北埠頭の東電火力発電所用の輸入石炭が約半分以上を占め,輸出取り扱いはわずかに5.4%の状況です。このまま中央埠頭建設を進めていいのか,間われています。  しかし,新たに中央埠頭にしゅんせつ土砂の埋立護岸整備を,平成21年から29年まで計画しました。コマツと日立建機工場の目と鼻の先です。中央埠頭には,既に東電火発の石炭灰の埋立地があります。まるでコマツ,日立建機などの専用埠頭ではないでしょうか。  県は,来年度国への要望で,新たに中央波除整備を盛り込みました。「外洋に面しているため,うねりや長周期波の影響が大きく,荷役障害が生じており,港内静穏度の向上が重要」と理由に挙げています。陸から2.3キロメートル沖に,6,000メートルの防波堤をつくる日本では例のない港です。防波堤の進捗状況は5,050メートル,既に600億円も投入しました。  しかし,荒波は防ぐことはできず,荷役障害が生じているという重大な間題に直面しているのです。この事業は,阿字ヶ浦や原研海岸を侵食し,深刻な環境破壊を引き起こしています。これ以上の中央埠頭建設はやめるべきです。よって,同意できません。  第100号議案は,公益社団と財団法人の認可についてです。2年前の国会で決まった公益法人制度改革三法によるものです。  本県には351の法人があり,ことし2月から3月にかけて県が調査したところ,申請を決めていないとの回答が3割もありました。公益法人に認定されない法人は,税制優遇がなくなってしまいます。まじめに公益のために活動する民間の非営利法人の活動抑制となる危険性が大きいと指摘されており,同意できません。  第107号議案は,県立高校の統廃合です。那珂湊第二,上郷,境西を廃止します。1クラス30人以下にするなど,教育条件を改善していくことが求められており,統廃合には反対です。  20年第7号は,ミニマムアクセス米の輸入中止を求めたものです。県内学校給食への汚染米混入が確認されるなど,食の安全に不安が広がっております。汚染米の8割が,ミニマムアクセス米です。政府はWTO協定に基づくとして,義務づけがないのに,年間77万トンを輸入してきました。汚染米を国内に流通させ,その上,4年前に米業者の許認可規制を撤廃し,米流通の管理を放棄してきました。これら政府の責任は重大です。  我が国の食料自給率は39%,米輸入をやめ,自給率向上を最優先にした取り組みが求められております。よって,本請願の不採択には同意できません。  20年第8号,9号は,農漁業者や中小業者が燃油・飼料・資材高騰分の直接補てんなどを求めたものです。補正予算では直接補てんは盛り込まれず,大変不十分なものでした。早急に福祉施設などを含め実態調査を行い,生活支援に取り組むべきです。そして,投機マネーを規制しなければなりません。よって,本請願の不採択には反対です。  なお,この後議題となる議第17号は,政府の社会保障費削減方針の撤回を求めたものです。  7年に及ぶ抑制策は,各分野に深刻な影響を及ぼしました。茨城県医師会は,社会保障費抑制が続く限り,救急体制の弱体化,医師不足,介護の人材不足等は解決しないと,本議会に陳情しました。日本看護協会も「結果として,医療や介護を利用する国民生活を脅かす」と訴えています。消費税増税に頼らず,税の不公平や浪費を見直して,社会保障予算を増額すべきです。よって,本意見書の採択を求め,討論を終わります。(拍手) 20 ◯議長(桜井富夫君) 以上で,通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終了いたします。          ────────────────────────────── 21 ◯議長(桜井富夫君) これより採決に入ります。  まず,第97号議案,第98号議案,第100号議案,第107号議案ないし第110号議案を一括して問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 22 ◯議長(桜井富夫君) 挙手多数であります。よって本件は,原案のとおり可決されました。  次に,第99号議案,第101号議案ないし第106号議案,第111号議案ないし第114号議案及び報告第3号を一括して問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決及び承認するに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決及び承認されました。
     次に,委員長より報告がありました請願で,環境商工委員会に付託されておりました20年第8号,農林水産委員会に付託されておりました20年第7号及び20年第9号を問題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は,不採択であります。本件は,委員長報告のとおり,不採択と決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 24 ◯議長(桜井富夫君) 挙手多数であります。よって本件は,委員長報告のとおり不採択と決しました。  次に,土木委員会に付託されておりました20年第6号を問題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は,採択であります。本件は,委員長報告のとおり,採択と決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 25 ◯議長(桜井富夫君) 挙手多数であります。よって本件は,委員長報告のとおり採択と決しました。  次に,総務企画委員会に付託されておりました20年第10号及び20年第13号,環境商工委員会に付託されておりました20年第12号,文教治安委員会に付託されておりました20年第11号を問題といたします。  お諮りいたします。本件についての委員長報告は,採択であります。本件は,委員長報告のとおり採択と決するに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,本件は委員長報告のとおり,採択と決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第2 第115号議案=ないし=第117号議案 27 ◯議長(桜井富夫君) 日程第2,第115号議案教育委員会委員の任命について,第116号議案監査委員の選任について及び第117号議案公安委員会委員の任命についてを議題といたします。          ────────────────────────────── 第115号議案 教育委員会委員の任命について 第116号議案 監査委員の選任について 第117号議案 公安委員会委員の任命について          ────────────────────────────── 28 ◯議長(桜井富夫君) お諮りいたします。本件につきましては,茨城県議会会議規則第38条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。  続いて,お諮りいたします。本件は,原案のとおり同意するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 30 ◯議長(桜井富夫君) 挙手多数であります。よって本件は,原案のとおり同意されました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第3 認定第2号 31 ◯議長(桜井富夫君) 日程第3,認定第2号平成19年度茨城県一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  この際,知事から,追加提出議案の説明を求めます。  橋本知事。                     〔橋本知事登壇〕 32 ◯橋本知事 本日,追加提出いたしました議案は,認定1件であります。  認定第2号は,平成19年度茨城県一般会計及び同特別会計の歳入歳出決算について,認定を求めるものであります。  よろしく御審議の上,認定を賜りますようお願いを申し上げます。 33 ◯議長(桜井富夫君) 続いて,お諮りいたします。  本件につきましては,決算特別委員会に付託の上,閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第4 議第10号=ないし=議第20号 35 ◯議長(桜井富夫君) 日程第4,議第10号ないし議第20号を一括して議題といたします。          ────────────────────────────── 議第10号 行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書 議第11号 たばこ税の増税に反対する意見書 議第12号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書 議第13号 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書 議第14号 元気な農林水産業の実現と国内食料供給の強化を求める意見書 議第15号 教育予算の拡充を求める意見書 議第16号 投機マネーの実効ある規制を求める意見書 議第17号 社会保障費を毎年2200億円削減する方針の撤回を求める意見書 議第18号 国民が安心で信頼できる医療体制の確保に関する意見書 議第19号 真の地方分権の実現に向け真摯な取り組みを求める意見書 議第20号 食の安全・安心の確保に関する意見書          ────────────────────────────── 36 ◯議長(桜井富夫君) お諮りいたします。本件につきましては,茨城県議会会議規則第38条第3項の規定により,提出者の説明及び委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。  まず,議第16号投機マネーの実効ある規制を求める意見書及び議第17号社会保障費を毎年2200億円削減する方針の撤回を求める意見書を一括して問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 38 ◯議長(桜井富夫君) 挙手少数であります。よって本件は,否決されました。  次に,議第19号真の地方分権の実現に向け真摯な取り組みを求める意見書を問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                      〔賛成者挙手〕 39 ◯議長(桜井富夫君) 挙手多数であります。よって本件は,原案のとおり可決されました。  次に,議第10号行政書士に行政不服審査法に係る不服審査手続の代理権の付与を求める意見書,議第11号たばこ税の増税に反対する意見書,議第12号新たな過疎対策法の制定に関する意見書,議第13号地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書,議第14号元気な農林水産業の実現と国内食料供給の強化を求める意見書,議第15号教育予算の拡充を求める意見書,議第18号国民が安心で信頼できる医療体制の確保に関する意見書及び議第20号食の安全・安心の確保に関する意見書を一括して問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決されました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第5 行財政改革の徹底を図り,財政再建を進めるための諸方策に関する調査の件 41 ◯議長(桜井富夫君) 日程第5,行財政改革の徹底を図り,財政再建を進めるための諸方策に関する調査の件を議題といたします。  財政再建等調査特別委員会委員長から,同委員会の調査の経過並びに結果について報告を求めます。  財政再建等調査特別委員会委員長石川多聞君。             〔財政再建等調査特別委員会委員長石川多聞君登壇〕 42 ◯財政再建等調査特別委員会委員長(石川多聞君) 財政再建等調査特別委員会委員長報告をいたします。  財政再建等調査特別委員会の調査経過及び結果について,報告をいたします。  本委員会は平成19年第1回定例会に設置され,これまで21回にわたり調査審議を進めてまいりました。  まず,調査経過について申し上げます。本委員会は,本県財政の概況や部局ごとの現状課題などを聴取した上,行政組織,歳出,歳入,その他の4分野ごとに調査項目を立てました。そして,調査項目ごとに執行部からの改革案を導き出し,それに対して,委員会からの意見を提言していく形で調査を進めてまいりました。  また,平成19年第4回定例会においては,平成20年度予算編成が本格化しつつある状況を踏まえ,当面の改革方策を中間報告として提言するとともに,中間報告後の審議においては,改革効果額の算出など中間報告の提言内容の明確化,本庁初め知事部局全体,教育庁,警察本部などのさらなる組織や事務事業の見直し,改革の進捗状況がチェックできる枠組みの検討の3点に力点を置いて調査いたしました。  続きまして,調査結果についてであります。お手元の調査結果最終報告書に細かく記述してあります。  まず,報告書の第4章に,中間報告を踏まえた改革の取り組みを記載しました。詳しくは,資料5委員会期間中における行財政改革の取り組みの表をごらんください。  この表の左の欄が,委員会が立てた調査項目です。中間報告後に追加した項目も加えてあります。  真ん中の欄は,項目ごとに委員会が中間報告で提言した内容を,執行部が具体の改革案に仕上げたものです。右側の欄は,その改革によってどれほどの歳出削減あるいは歳入確保ができるかを算出したものです。  中間報告後の3つの調査ポイントのうちの「提言内容の明確化」,「更なる組織等の見直し」として,執行部からこれらの改革案を導き出したわけであります。金額的に見ますと,平成20年度で150億円規模,平成22年度までにさらに450億円規模,合わせて600億円規模の改革効果額が見込まれます。  報告書本体に戻っていただきまして,委員会は報告書の第5章で,この執行部案に対して提言を述べております。執行部案に追加して取り組むべき視点などを,多岐にわたって提言いたしました。  かいつまんで申し上げますが,5ページになります。  まず,行政組織等改革については,知事部局,教育庁,警察本部,議会の4分野に対して提言いたしました。  知事部局については,総合事務所を含むほぼすべての出先機関の改革を提言し,現在,実現に向けて事務作業が行われているところであります。その他,審議会等附属機関や試験研究機関の見直しなど提言いたしました。  教育庁につきましては,教育委員会等の指導体制の見直しに具体的な道筋をつけたほか,小中学校の適正規模,県立高校の再編整備,教員の業務軽量化など,多岐にわたり提言を行いました。  警察本部につきましては,警察施設の再編整備,知事部局との人事交流,警察行政に対する県民理解の醸成などについて提言してまいりました。  また,議会みずからも改革すべきであるとの考えから,議員公舎の廃止について提言いたしました。  次に,歳出面に対する提言です。9ページになります。  人件費の抑制から,14ページの特別会計等の見直しまで,7点について提言いたしました。  主なものを申し上げますと,まず,人件費の抑制についてでありますが,今後数年間,大量の職員が退職する時期が続くわけですが,この機を逃しては大幅な定数削減はできないため,あらゆる努力で定数削減を行うべきであるなど,記載の提言をいたしました。  出資団体については,低価法導入等により,茨城県開発公社が22年度にも債務超過になることが予想されるため,総合的な支援策を早急に検討するよう求めました。また,県は,事実上この団体のほとんどの事業を指導監督していることを重く受けとめ,県と公社それぞれの責任問題についても,整理するよう求めました。  次に,歳入面についての提言です。14ページになります。  県税徴収率の向上を初め,7点にわたって提言いたしました。  中でも,保有土地の処分促進についてであります。大量の保有土地が県財政を苦しめていることから,TX沿線の土地や開発公社に委託している県の工業団地などについて,財政状況を勘案しながら一般財源による買い取りや損切りによる土地処分,また,それに伴う損失処理について議会との合意形成などを進めるよう,記載のように,これまでにない踏み込んだ提言を行いました。
     17ページには,その他の方策として,政策評価の充実など3点の提言をしております。  続きまして,19ページをごらん下さい。  中間報告時に今後の調査ポイントとした3点のうちの最後の1つ,「改革の進捗をチェックする枠組み」について述べております。  今回の執行部の改革努力によって,600億円規模の改革効果額が見込まれるわけですが,それでもなお,本県財政は危機的な状況にあります。  特に繰り替え運用という,いわば禁じ手を使った予算編成が常態化することは,財政破綻の始まりであると考えます。何としても繰り替え運用だけは,とめなければならない。この思いから,当面の財政運営目標として「概ね5年後を目途に繰り替え運用無しの予算編成を目指すべき」など,四角枠の中に記載の提言をいたしております。  また,執行部みずから改革の進捗状況をチェックするため,繰り替え運用なしの予算編成を達成するまで,毎年第1回定例会に,今回の提言に係る改革の進捗状況を報告するよう求めております。  政策的経費として使える一般財源がわずか450億円という,極めて硬直化した財政構造のもとで,さらに保有土地の対策なども進めていかなければならない非常に厳しい状況にありますが,執行部には本委員会の提言を踏まえ,ぜひともこの目標を達成していただくよう強く求めます。  また,現在作業中の新しい行財政改革大綱は,今回の提言を十分に踏まえて策定されるよう,重ねて求めたいと考えております。  以上が,執行部に対する提言の概要ですが,そもそも今般の財政危機を招いた最大の原因は,三位一体の改革による地方交付税の一方的かつ大幅な削減であります。今回,財政運営目標として提言した繰り替え運用なしの予算編成は,県みずからの努力のみで達成するのは困難でもあり,あわせて地方交付税の復元や税財政制度の抜本的見直しなど,国に対して強く要請していくことも不可欠であります。これにつきましては,先ほどお決めいただいた意見書も含め,議会としても,国に強力に働きかけてまいる所存であります。  本県の輝かしい未来を切り開くため,知事の強力なリーダーシップのもと,全部局,全職員が共通の危機意識を持ち,一丸となって改革を断行されるよう望むものであります。  最後に,本委員会の21回,60時間にも及んだ調査審議に,改革案を提出し続けた執行部のすべての関係職員の皆さん,また,お忙しい中,貴重な御意見をいただきました参考人の方々,また,未曾有の財政危機からの脱却のため,危機感を持って精力的に議論していただいた委員各位に心から感謝申し上げ,報告を終わります。  御清聴ありがとうございました。 43 ◯議長(桜井富夫君) 以上で,委員長報告を終わります。  なお,同委員会の調査結果報告書の写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第6 認定第1号継続審査の件 日程第7 閉会中事務調査の件 44 ◯議長(桜井富夫君) 日程第6,認定第1号継続審査の件,日程第7,閉会中事務調査の件を一括して議題といたします。  お諮りいたします。本件は,お手元に配付してありますとおり,それぞれ閉会中の継続審査または事務調査に付することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 46 ◯議長(桜井富夫君) 以上で,今期定例会に付議されました案件は,すべて議了いたしました。  これをもって,平成20年第3回茨城県議会定例会を閉会いたします。                     午後2時5分閉会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...