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令和 6年(常任)建設委員会−05月07日-記録
令和 6年(常任)総務委員会−05月07日-記録

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  1. 札幌市議会 2024-05-07
    令和 6年(常任)建設委員会−05月07日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年(常任)建設委員会−05月07日-記録令和 6年(常任)建設委員会            札幌市議会建設委員会記録            令和6年5月7日(火曜日)       ────────────────────────       開 会 午後3時59分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  ただいまから、建設委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  関係理事者の紹介及び所管事務概要の説明聴取を議題といたします。  最初に、下水道河川局からお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎小泉 下水道河川局長  委員の皆様におかれましては、日頃から下水道事業及び河川事業にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。  それではまず、下水道河川局の各部長から自己紹介をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎小泉 下水道河川局長  それでは、お手元の資料に沿って、順次、ご説明をさせていただきます。  まず、1ページ目から3ページ目は、下水道河川局の機構及び役職者名が一覧できる機構図となっております。  局全体としましては2部3担当部15課体制、定数は495名となっております。
     4ページ目以降は、関係部長から下水道事業及び河川事業について説明をさせていただきます。 ◎吉田 経営管理部長  私からは、企業会計であります下水道事業の令和6年度の収支状況と一般会計であります河川事業歳出予算についてご説明申し上げます。  資料の4ページをご覧ください。  まず、下水道事業会計予算につきましてご説明いたします。  読み上げます金額につきましては、100万円未満を切り捨ててご説明させていただきます。  最初に、表の上段の収益的収入及び支出でございますが、網かけ1のとおり、収入は529億200万円、支出は、網かけ2のとおり、521億3,500万円を計上しており、差引きで、右端3のとおり、7億6,700万円の残額となっております。  次に、資本的収入及び支出でございますが、収入は、4のとおり、330億6,400万円、支出は、5のとおり、502億5,000万円を計上しており、差引きは、6のとおり、171億8,600万円の不足となっております。  この不足額を、先ほどの3の収益的収支の残額7億6,700万円と減価償却費などの当年度分の損益勘定留保資金等153億8,800万円及び表の下から2段目の過年度分内部留保資金43億800万円で補填をした結果、令和6年度の資金残は、表の一番右下7に記載のとおり、32億7,800万円となります。  下水道事業会計につきましては、以上でございます。  続きまして、河川事業についてご説明申し上げます。  下表の一般会計歳出予算河川事業をご覧ください。  河川費は、総額30億3,700万円となっております。  その内訳は、河川改修しゅんせつ環境整備などの河川整備費として22億4,800万円、また、草刈りや護岸補修などの河川維持管理費として7億8,900万円を計上しております。  引き続き、各事業の内容につきまして、所管の部長からご説明申し上げます。 ◎清水 事業推進部長  私からは、下水道事業の概要につきましてご説明いたします。  まずは、資料5ページの札幌市の下水道の整備状況でございますが、表の右から2列目の網かけ部をご覧ください。  令和5年度末で、管路延長は8,325.1キロメートル、処理面積は2万4,825ヘクタールとなり、処理人口の普及率は99.8%に達してございます。  次に、資料の6ページの建設事業の概要をご覧ください。  (1)の表の合計欄に記載のとおり、令和6年度当初予算で318億3,400万円を計上してございます。  主な事業内容ですが、まず、下水道施設の再構築に総事業費の約9割を占める293億7,100万円を計上し、老朽化した管路やポンプ場等の設備の改築を行います。  また、その下、災害に強い下水道の構築では、近年の集中豪雨を踏まえた雨水拡充管の整備や、大雨で度々浸水が発生しているくぼ地など、浸水に弱い地区への対策を行うほか、地震対策として、マンホールやポンプ場耐震化工事などを行います。  さらに、公共用水域水質保全では、合流式下水道改善事業の完了に伴い、その評価に係る調査検討業務を行います。  最後に、下水道エネルギー・資源の有効利用では、下水熱を利用したロードヒーティングの実施設計を進めるほか、東部水再生プラザでの融雪施設の新設、太陽光発電設備調査検討業務などを実施してまいります。  なお、建設費の施設別の内訳につきましては、表(2)に記載のとおりでございます。  続きまして、資料の7ページ、(1)の表をご覧ください。  管路施設維持管理につきましては、東西二つ下水管理センターで、点検、調査、修繕、清掃などを行っております。  また、その下、表(2)の水再生プラザポンプ場の概要でございますが、10か所の水再生プラザで、1日当たり114万7,000立方メートルの汚水処理能力を有してございます。これは、およそ札幌市役所本庁舎の6杯分の量となります。また、ポンプ場は合計16か所となっております。これらの施設は、汚水を処理するとともに、台風などの大雨のときには浸水を防ぐ役割を担ってございます。  次に、資料の8ページをご覧ください。  表の(3)は、水処理に伴い発生する汚泥などを処理する施設の一覧でございます。  汚泥の脱水、焼却は、東西二つスラッジセンターで行っております。これらの下水道施設維持管理にかかる経費としましては、表(4)に記載のとおり、令和6年度当初予算で229億1,300万円を計上しております。 ◎奥原 河川担当部長  私からは、河川事業の概要につきましてご説明いたします。  資料の9ページをご覧ください。  まず、表1の所管施設ですが、市内の598河川のうち、札幌市では425河川、延長573キロメートルと排水機場1か所を所管しております。  次に、表2の河川整備費の概要ですが、表の合計欄に記載のとおり、令和6年度予算として22億4,800万円を計上しております。  河川改修では、厚別西川など5河川において整備や実施設計を、また、米里排水機場について、建物や設備の更新を行います。  流域貯留施設整備では、河川改修と併せた総合的な治水対策として、伏籠川流域の学校や公園3か所を利用して、雨水を一時的に貯留する施設を整備いたします。  環境整備では、盤渓川における魚道整備河川環境の保全、改善を目的とした調査などを行います。  しゅんせつ、樹木伐採では、丘珠藤木川など9河川において、河道内に堆積した土砂を取り除くしゅんせつ河道内樹木の伐採を行います。  なお、調査費等につきましては、巡視パトロールなど、記載のとおりでございます。  次に、表3の河川維持管理費ですが、7億9,000万円を計上しております。  表の区分の河川につきましては、河川敷地内の草刈りや護岸補修などを行います。  また、排水機場、その他管理的経費につきましては、点検整備など、記載のとおりでございます。 ○小形香織 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後4時9分       再 開 午後4時10分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  委員会を再開いたします。  次に、水道局の理事者の紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎村瀬 水道事業管理者  委員の皆様には、日頃より、札幌市の水道事業にご理解、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。  本年度につきましても、安全・安定給水の確保と経営基盤の強化を中心に、後ほどご説明いたしますけれども、札幌水道ビジョンに基づく様々な取組を展開してまいりたいと考えております。  それでは、各部長から自己紹介させていただきます。  なお、本日、申し訳ありませんけれども、給水部長の住友は欠席させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎村瀬 水道事業管理者  続きまして、お手元の主要事業概要に沿いまして、総務部長配水担当部長から、ポイントについてご説明いたします。 ◎加藤 総務部長  まず、資料の1ページ目から4ページ目まででございます。  水道局の機構図をお示ししてございます。  水道局は、総務部と給水部の2部体制となってございます。4月1日現在の職員定数は616人となってございます。  5ページ目をご覧いただければと思います。  2 業務量の一番上の表でございますが、左から3番目、給水人口(B)欄ですけれども、令和5年10月1日現在で196万2,954人、普及率で申し上げますと、99.9%になっております。  続きまして、3 令和6年度事業の概要の(1)予算でございます。  太枠の部分を中心に、1,000万円未満を切り捨ててご説明申し上げたいと思います。  この表上段の収益的収入及び支出につきましては、1の収益的収入が464億1,000万円、2の収益的支出が386億3,000万円で、3の収益的収支差引きは77億7,000万円となっております。  このうち、消費税の要素を除いた当年度純利益は、矢印下にありますとおり、53億4,000万円で、さらに予定処分後純利益はゼロ円となります。  次に、表中段の資本的収入及び支出につきましては、4の資本的収入が94億3,000万円、5の資本的支出が330億2,000万円で、6の資本的収支差引きは235億9,000万円の不足となります。  この不足分につきまして、3の収益的収支差引きと下から4段目の当年度分損益勘定留保資金等、さらに、下から2段目の過年度分内部留保資金で補填をし、表の右下、7の令和6年度末の資金残高の見込み額は62億3,000万円となります。  最後の6ページの主要事業につきましては、配水担当部長からご説明申し上げます。 ◎上田 配水担当部長  ビジョンで設定した五つの重点取組項目に関わる令和6年度予算の主な取組についてご説明いたします。  初めに、重点取組項目1 水源の分散配置と水質の安全性の向上の1豊平川水道水源水質保全事業は、令和7年度の供用開始に向けて順調に事業が進んでおります。令和6年度は、過年度より継続して実施している放流調整機能を有する管理センターや、排水処理施設である天日乾燥床等の完成を目指して工事を進めてまいります。  2の石狩西部広域水道企業団への参画は、令和7年度からの札幌受水に向けて、企業団において当別浄水場浄水処理施設増設工事などが進められることから、その工事に対する出資金などを支出するものです。  次に、重点取組項目2 施設の更新・耐震化と危機管理体制の強化ですが、1白川浄水場改修事業は、既存浄水棟の改修時に不足する給水能力を補うため、新たに第4浄水棟を建設します。令和6年度は、5年度までに着手した第4浄水棟、白川新沈砂池などの新設工事を進めてまいります。  2の白川第1送水管更新事業は、経年劣化が進み、耐震性も不足している白川第1送水管を更新することで、送水ルートの耐震化及び多重化を維持し、強靱な送水管網を構築します。事業の初年度に当たる令和6年度は、各種調査や設計に加え、工事発注も行う予定です。  3の排水管更新事業では、漏水リスクの高い排水管を耐震性のある管に更新する事業を進めており、令和6年度は40.1キロメートルを予定しております。  4の配水施設耐震化事業では、配水池・ポンプ場耐震改修工事を行っております。令和6年度は、5年度に引き続き、硬石山配水池の工事を進めるとともに、南沢第2ポンプ場工事発注を予定しております。  5の配水幹線連続耐震化事業では、基幹配水池から配水区域末端までをつなぐ口径400ミリメートル以上の基幹管路の耐震化を進めており、令和6年度は、清田第2幹線や北幹線など1.6キロメートルを整備いたします。  6の災害時重要管路耐震化事業では、は配水幹線の分岐から医療機関や小・中学校などの指定避難所へ向かう配水管までの耐震化を行っており、令和6年度は、医療機関7か所、指定避難所4か所への耐震化を行います。  続いて、重点取組項目3、利用者とのコミュニケーションの充実の水道事業に対する理解促進は、水道記念館の運営や水道事業PRイベントなどを通して様々な情報発信を行うものです。  一つ飛びまして、重点取組項目5、エネルギーの効率的な活用の環境に配慮した事業運営の推進では、豊平川水道水源水質保全事業で建設したバイパス水路の高低差約70メートルを利用した水力発電設備の整備を、前年度に引き続き進めてまいります。  最後に、配水管延長耐震管率でございます。  令和6年度に実施する事業の結果、配水管総延長は6,104.1キロメートル、配水管の耐震管率は36.0%になるものと見込んでおります。 ○小形香織 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後4時20分       再 開 午後4時21分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  委員会を再開いたします。  次に、建設局の理事者の紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎荻田 建設局長  所管事務概要をご説明させていただく前に、私から、一言、おわびを申し上げさせていただきたいと思います。  去る4月18日、建設局維持担当部の職員が、北海道迷惑行為防止条例違反によりまして、逮捕されました。  私たち札幌市職員は、地方公務員といたしまして法令を遵守すべき立場にありますが、このたびの建設局職員の行為によりまして、行政に対する信頼を大きく損なう結果となりましたことを、市民の皆様、議会の皆様に対し、心より深くおわび申し上げます。
     二度とこうした事態を発生させないよう、今後さらに職員の服務規律の徹底を図りまして、建設局一丸となりまして、再発防止と信頼回復に努めてまいりたいと考えております。  誠に申し訳ございませんでした。  それでは、各部長から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎荻田 建設局長  続きまして、お手元の資料に沿いまして、担当の部長より、順次、ご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎藍原 総務部長  それでは、お手元の資料に沿ってご説明をさせていただきます。  初めに、資料の1ページから4ページでありますが、こちらは建設局の機構についてでありまして、局全体といたしましては、総務部、土木部、みどりの推進部の三つの部と五つの担当部から成る体制となっており、職員定数は401名でございます。  次に、部ごとの組織、担当事務についてでございます。  初めに、総務部でありますが、2部長と5課、一つの担当課で構成されておりまして、道路の管理、自転車対策、市道の認定、道路事業用地の取得などの業務を所管しております。  続いて、土木部でございますが、4部長と9課、六つの担当課で構成されており、道路、橋梁などの整備や維持管理、雪対策などの業務を所管しております。  最後に、みどりの推進部でありますが、2部長と2課、二つの担当課で構成されており、公園や緑地の計画、整備、維持管理などの業務を所管しております。  次に、資料の5ページ、令和6年度建設局予算総括表をご覧ください。  一番下の合計欄にありますとおり、令和6年度の予算額は803億6,400万円でありまして、前年度予算額750億3,500万円と比較しますと、金額で53億2,800万円、率にして7.1%の増となります。  続きまして、各部の事業概要についてご説明をさせていただきます。  資料の6ページをご覧ください。  最初に、総務部でございます。  上から2段目、総務部の本年度の予算額でありますが、合計で20億7,500万円でありまして、前年度と比較いたしますと、金額で3,800万円、率にして1.8%の減となっております。前年度と比較して減となった主な理由でありますが、北5西1・西2の再開発事業に伴います札幌駅周辺駐輪場の移設が完了したことによる事業費の減などによるものであります。  次に、総務部の主な事業でございます。  まず、ゴシック文字で書かれております事業名の上から二つ目、道路管理費でありますが、本市が管理する道路のパトロールに要する費用などといたしまして6億6,500万円を計上しております。  次に、その一つ下のゴシック文字道路認定推進費でありますが、市道の認定のための測量などにかかる費用として、1億2,900万円を計上しております。  次に、7ページをご覧ください。  ゴシック文字の一つ目、自転車等駐車場費でありますが、こちらは放置自転車対策駐輪場等整備費用として6億8,100万円を計上しております。 ◎小林 土木部長  続きまして、土木部の事業概要についてご説明いたします。  資料は、そのまま7ページをご覧ください。  初めに、ページ中段にあります土木部の本年度予算額は686億1,700万円を計上しており、前年度と比較し51億2,700万円、率にして8.1%の増となります。その主な要因は、オーバーレイ工事事業費増、屯田・茨戸通の工事が最盛期を迎えることによる事業費の増などとなっております。  次に、主な事業について説明いたします。  ゴシック文字の三つ目、道路橋りょう維持関係費は、本市が管理する道路や橋梁などを維持管理する経費として、38億5,500万円を計上しております。  次に、8ページをご覧ください。  ゴシック文字の二つ目、舗装等整備費は、幹線、補助幹線などのオーバーレイ道路防災対策箇所の調査、補修にかかる経費として、72億8,800万円を計上しております。  次に、9ページをご覧ください。  ゴシック文字の二つ目、道路除雪費は、車道や歩道の除排雪のほか、雪堆積場の管理や凍結路面対策などに要する経費として、223億8,300万円を計上しております。  次に、10ページをご覧ください。  ゴシック文字の二つ目、生活道路等整備費は、189路線の整備などに要する経費として、46億1,600万円を計上しております。  続いて、一つ下のゴシック文字道路新設改良費は、札幌北広島環状線など7路線の道路改良や無電柱化などに要する経費として、36億8,900万円を計上しております。  続いて、二つ下のゴシック文字橋りょう長寿命化修繕費は、藻岩橋など28橋の橋梁長寿命化に要する経費として、19億7,300万円を計上しております。  次に、11ページをご覧ください。  ゴシック文字の二つ目、街路新設改良費は、環状通や屯田・茨戸通など16路線の街路改良や無電柱化などに要する経費として、76億4,500万円を計上しております。 ◎高橋 みどりの推進部長  続きまして、みどりの推進部の事業概要についてご説明いたします。  資料は、引き続き、11ページをご覧ください。  初めに、ページ中段でありますが、みどりの推進部の予算額は96億7,100万円を計上しており、前年度比2億3,900万円の増、率にして2.5%増となっております。前年度比で増となった主な理由は、大規模公園の造成費用の増等によるものであります。  続きまして、主な事業についてご説明いたします。  ページ一番下のゴシック文字公園造成費は、新たな公園を整備するものであり、総合公園である厚別山本公園の工事等にかかる費用として、8億1,100万円を計上しております。  次に、12ページをご覧ください。  ゴシック文字の二つ目、既設公園等整備費は、個々の公園施設の補修や更新、バリアフリー化改修等を実施するほか、大通公園、中島公園の魅力向上に向けた検討を行うもので、28億3,800万円を計上しております。  次に、ページ一番下のゴシック文字都市林等保全費は、森林が持つ災害防止等の機能を発揮させるため森林整備維持管理を行うものであり、具体的には、市有林である白旗山都市環境林の間伐の実施などにかかる費用として、1億1,400万円を計上しております。 ○小形香織 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後4時32分       再 開 午後4時33分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  委員会を再開いたします。  最後に、都市局の理事者の紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎釜石 都市局長  都市局の事業概要のご説明の前に、各部長から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎釜石 都市局長  それでは、都市局の概要につきまして、お手元の資料に沿ってご説明させていただきます。  まず、機構についてでございます。  資料1ページから2ページにかけて記載しておりますとおり、2024年4月1日時点におきましては、市街地整備部、建築部、建築指導部の3部で構成されており、職員定数は254名となっております。  続きまして、部ごとの組織、担当事務についてでございます。  まず、市街地整備部は、市街地整備部長住宅担当部長と3課3担当課から構成されており、開発行為等に関わる許可、土地区画整理事業、市営住宅の計画、調査、管理などを所管しております。また、一般財団法人札幌住宅管理公社に3名の職員を派遣しております。  建築部につきましては、建築部長設備担当部長と4課1担当課から構成されており、本市の公共建築物のうち、企業会計を除いた建築工事設備工事全般の施工及び市有施設保全業務などを所管しております。  建築指導部につきましては、建築指導部長建築安全担当部長と3課2担当課から構成されており、建築確認申請の審査、違反建築物の是正指導、民間建築物耐震化の促進及び空き家対策に関する業務などを所管しております。  次に、資料3ページの令和6年度の歳出予算についてでございます。  一般会計が226億5,300万円、特別会計が10億3,700万円、合計236億9,000万円となってございます。  各部の主要事業につきましては、各部長からご説明申し上げます。 ◎高田 市街地整備部長  まず、市街地整備部の令和6年度事業概要につきましてご説明いたします。  資料の4ページをご覧ください。  市街地整備部歳出予算は、2段目のとおり、予算額は117億2,100万円でありまして、前年度予算額97億5,900万円と比較いたしますと、19億6,200万円の増となってございます。増額の主な要因は、市営住宅整備費におきまして、約16億円の増となったことなどによるものでございます。  続いて、主な事業の概要をご説明いたします。  金額につきましては、資料に記載がございますので、省略させていただきます。  最初に、宅地造成指導費の2項目め、大規模盛土対策費では、詳細調査対象の35か所の盛土のうち、5か所の調査を継続するほか、新たに4か所で地盤調査や解析等に着手する予定でございます。  続きまして、民間住宅費の1項目め、分譲マンション適正管理推進費では、昨年4月に策定いたしました札幌市マンション管理適正化推進計画に基づき、マンション管理士の派遣や管理計画の認定など、マンション管理に対する支援や普及啓発を行うものでございます。  同じく、民間住宅費の2項目め、住宅エコリフォーム補助費では、浴室の改良や段差の解消など、省エネやバリアフリーに係る住宅のリフォームに対し、工事費の10%を上限に補助を行うものでございます。  次に、5ページをご覧ください。  市営住宅整備費の2項目め、市営住宅維持更新費では、市営住宅の建て替え事業と改修事業を行います。  建て替え事業では、伏古、発寒、美香保の各団地で合計6棟341戸の建て替えを、改修事業では光星団地5号棟の耐震改修工事ほか住戸改善等の工事や里塚団地など九つの団地で外部改修工事などをそれぞれ予定してございます。  次の3項目め、市営住宅設備更新費では、老朽化の進んでいる設備の更新計画を作成するため、調査対象の市営住宅642棟のうち、令和6年度は185棟の設備調査を行います。  このほか、緊急度の高い設備更新といたしまして、もみじ台団地の給湯設備の改修や、グリンピア篠路北団地のオール電化設備の更新などを予定してございます。  続いて、4項目め、市営住宅空き住戸修繕費では、入居者の退去後に行う修繕が追いつかずに、次の募集をかけられずにいた空き住戸などについて、新たな入居を促すため、550戸程度の修繕を追加で実施いたします。  続きまして、資料の7ページをご覧ください。  土地区画整理会計についてご説明いたします。  土地区画整理会計における令和6年度の予算額は10億3,700万円でございまして、前年度予算額6億6,600万円と比較いたしますと、3億7,100万円の増となってございます。増額の主な理由は、JR篠路駅の東側における事業区域内で、地権者への移転補償や区画道路整備などを行う篠路駅東口地区土地区画整理費におきまして、仮換地指定などの事業進捗に伴い、移転補償費が増加したことによるものでございます。 ◎都築 建築部長  私から、建築部の事業概要についてご説明させていただきます。  資料は、お戻りいただきまして、5ページをご覧いただきたいと思います。5ページの下段からが建築部の記載になってございます。  建築部の歳出予算についてでございますが、予算額は106億1,700万円でございまして、前年度の予算額77億円と比較いたしますと、29億1,700万円の増額となってございます。増額となりました主な要因は、保全推進費が大規模施設の保全工事により増となったことなどによるものでございます。  続きまして、主な事業につきましてご説明申し上げます。  まず、5ページの一番下の保全推進費でございますが、こちらの事業につきましては、市有建築物の計画的な保全を建築部で一元的に実施するものでございまして、学校と市営住宅を除く一般施設423施設を対象としたものでございます。  続きまして、次の6ページの一番上をご覧いただきたいと思います。  1行目でございます。  市有建築物特定天井対策費についてでございます。  こちらの事業は、平成26年の建築基準法改正によりまして、6メートルを超える高さにある大空間のつり天井の基準が強化されたことに伴いまして、市有の既存施設の天井改修を順次行っているものでございます。  次に、ページがちょっと飛ぶのですが、資料の8ページをご覧いただきたいと思います。  資料の8ページの保全推進費の概要につきましてご説明いたします。
     項目1に記載のとおり、予算額は96億4,800万円でございまして、昨年度比133%となってございます。内訳につきましては、項目2、項目3に、主な事業に関しましては項目4に記載のとおりでございます。  なお、この事業の一部につきましては、札幌市住宅管理公社へ委託して実施をしているところでございます。  続きまして、資料の9ページをご覧いただきたいと思います。  資料の9ページは、令和6年度に建築部が他部局から予算を受託して実施をする予定の事業についての概要でございます。  項目1に工事発注予定を記載してございます。  今年度は、建築工事、設備工事を合わせまして、およそ539億円の工事を発注する予定でございます。  次に、主な工事は項目2と項目3に、委託業務につきましては項目4及び項目5に記載のとおりでございます。 ◎二宮 建築指導部長  私から、建築指導部の令和6年度の事業概要についてご説明いたします。  資料6ページをご覧ください。  建築指導部歳出予算についてでありますが、予算額は3億1,400万円でありまして、前年度予算額7億4,000万円と比較いたしますと4億2,600万円の減額となっております。減額となった主な要因は、民間建築物耐震化促進費の減などによるものであります。  続きまして、主な事業の概要について説明いたします。  まず、建築確認及び相談指導費についてでありますが、建築物の審査、確認、違反是正、許認可などの業務を行うものであります。  次に、民間建築物耐震化促進費についてでありますが、建築物の耐震化を促進するため、耐震診断、耐震設計、耐震改修工事費に対する補助やブロック塀等の撤去工事に対する補助及び耐震化に関する啓発等を行うものであります。  最後に、空き家対策費についてでありますが、空き家の適正管理に関する普及啓発や、危険な空き家の除却工事費に対する補助等を行うものであります。 ○小形香織 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後4時46分...