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12月07日-一般質問-04号

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  1. 鎌ヶ谷市議会 1994-12-07
    12月07日-一般質問-04号


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    平成 6年 12月 定例会(第4回)        平成6年鎌ケ谷市議会12月定例会    議 事 日 程 (第4号)         平成6年12月7日                          午前10時開議日程第1 市政に関する一般質問 〇本日会議に付した事件 議事日程とおり 〇出席議員(30名)  1番 岩 波 初 美 君    2番 津久井 清 氏 君  3番 鈴 木 道 雄 君    4番 三 橋 渉 三 君  5番 大 野 幸 一 君    6番 中 丸   徹 君  7番 石 井 一 美 君    8番 月 野 隆 明 君  9番 大 野 博 道 君   10番 皆 川 武 志 君 11番 吉 野 良 一 君   12番 丹 原 恒 忠 君 13番 池ヶ谷 富士夫 君   14番 石 田 裕 徳 君 15番 染 谷 利 夫 君   16番 勝 呂 幸 一 君 17番 松 澤 一 男 君   18番 野 山 慶 蔵 君 19番 塩 澤 敏 行 君   20番 平 原 俊 雄 君 21番 石 神 長 治 君   22番 石 井   實 君 23番 石 井   清 君   24番 下 谷 喜 作 君 25番 駒 崎 年 子 君   26番 木 本 千代子 君 27番 澁 谷 喜 市 君   28番 田 澤 進二郎 君 29番 岡 田   猛 君   30番 太 田 恒太郎 君〇欠席議員(なし) 〇説明ため出席者     市     長  皆 川 圭一郎 君     助     役  粟 生 幸 雄 君     収  入  役  小 城 祥 文 君     市長公室長    菅 原 正 已 君     市長公室参事(政策担当)  塩 田   満 君     市長公室次長(人事課長)  遠 藤 孝 典 君     総務部長     小鹿原   直 君     総務部次長(総務課長・選挙管理委員会事務局長市長公室副参事・球場建設推進担当)              大 高 勇 治 君     市民部長(市長公室参事球場建設推進担当)  川 井   彰 君     市民部次長    吉 村   彦 君     保健福祉部長   杉 山   巖 君     保健福祉部次長  斉 藤 正 勝 君     土木部長     江波戸 俊 夫 君     都市部長     谷 川   俊 君     課税課長     佐 藤   潔 君     収税課長     田 中 眞 人 君     保険年金課長   土 田 三 好 君     社会福祉課長   勝 見   武 君     児童家庭課長   藤 井 雅 子 君     高齢者福祉課長  吉 村 和 久 君     消防長      益 田   光 君     教育委員会委員長職務代理者  吉 田   清 君     教育委員会教育長 酒 井 三 郎 君     生涯学習部長   萩 原 正 二 君     生涯学習部次長  長谷川   明 君     選挙管理委員会委員長  國 松 喜 一 君     代表監査委員   村 上   優 君     監査委員事務局長 中 村 孝 一 君     農業委員会会長  小金谷   清 君     農業委員会事務局長  佐 野 運 吉 君 〇議会事務局職員出席者     事務局長     林   清 司     事務局次長    片 山 正 隆     事務局副主幹   大 野   要     議事調査係主査  大 石 一 男          午前10時00分  開 議 ○議長(野山慶蔵君) 皆様、引き続きご苦労さまです。 ただいま出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより本日会議を開きます。 △議事日程について ○議長(野山慶蔵君) 本日議事日程はお手元に配付してあるとおりであります。 △市政に関する一般質問 ○議長(野山慶蔵君) 日程第1、これより市政に関する一般質問を行います。 順次発言を許します。 まず、26番、木本千代子君に発言を許します。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 26番、木本千代子君。          〔26番 木本千代子君登壇〕(拍手) ◆26番(木本千代子君) 皆さん、おはようございます。 日本共産党木本千代子、12月議会に当たりまして、通告に基づき一般質問を行います。今回は老人福祉問題に絞りました。市長政治姿勢を伺いたいと思っております。誠意あるご答弁をご期待いたします。 さて、本年3月鎌ケ谷市老人保健福祉計画が発表されました。市長は、この計画書冒頭に鎌ケ谷市65歳以上人口は平成5年4月1日現在7,269人で、全人口7.5%と全国的に若く、活力ある市と言われているが、本市も速いスピードで高齢化が進展している。本格的な高齢化社会到来に伴う課題に対処し、地域特性に合った保健福祉計画保健福祉サービス提供体制を確立するために道しるべとして老人保健福祉計画を策定したと述べております。この計画では、市民と行政共同により、ともに暮らし、ともに助け合い、喜び感じ合える高齢化社会構築をテーマにしていると掲げております。 さらに、基本目標、1、地域における総合的ケアシステム確立、2、在宅ケアサービス推進、3、利用しやすい保健福祉サービス及び医療と連携、4、寝たきりや痴呆性老人予防対策推進、5、地域性を踏まえた計画となっています。この計画内容は、大変よいことであり、このとおりに事業が進めば、まさに老人福祉は充実されます。しかし、この計画目標達成は平成11年であり、これが済むまで、今まで論議中でもあらわれておりましたが、私は今現在切実な問題が山積みされているような状況中で、今観点からご質問いたします。 社会福祉協議会活動、ふれあいサービスと市政高齢者対策かかわりについて4点お尋ねいたします。 まず1点目、ホームヘルパー活動あり方でありますが、本年10月末現在、ホームヘルパー本職7人、パート10人が老人世帯48人、身障者19人お世話をし、階層によっては無料、有料で派遣しております。一方社会福祉協議会、ふれあいサービス事業利用者会員が登録138人、協力会員登録100人で、サービス内容も幅広く、利用しやすくなっています。しかし、すべてが有料で、午前9時から午後5時まで、月曜日から土曜日ということで、1時間700円ということです。そして、その前後2時間延長したときは、1時間800円、また特別なときは900円となっています。病院に通院などは3時間かかることもあり、年金生活者やお年寄りには利用しにくい実態があります。この点、市長はどのように感じておられますか、お尋ねいたします。 2点目、給食サービス充実についてでありますが、現在ボランティア方々が年に1回チャリティーを開いて資金をつくり、無料で70歳以上ひとり暮らし老人世帯給食サービスを実施しています。聞くところによりますと、180食をつくり、月に3回無料で配付しているということでございます。このことなども当然市施策として行うべきではないかと考えております。また、この方たちに言わせれば、もちろんご自分たちやっていることについてはそれなりに努力していらっしゃいますし、市がやることについては別問題として考えてほしいというような声もございます。 しかし、受け取るお年寄り中には、この給食を大変お楽しみにしている方がおります。私が聞いたところでは、ひとり暮らしでいながら、そのようなサービスを受けていないという実態もございます。その点につきまして、やはり70歳以上ひとり暮らし老人世帯方に十分な給食、月に3回でございますが、このようなことができれば大変よいことだと思いますので、この点についてお考えをお伺いいたしたいと思います。 3点目、今回発表されました行財政改革推進計画中で、15ページ施策で、現場部門切り離し中で福祉公社設立が7年度以降に実施するようなふうに書かれております。このことは老人保健福祉計画中にもございます。この点についてどのようにお考えになっているか、お答えいただきたいと思います。 4点目、独居老人実態把握方法あり方についてどのようにしておられるか。 まずこれはお答えいただいてから、再度内容についてお示しいたしたいと思いますので、以上で第1回目質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(野山慶蔵君) ただいま質問に対し答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。          〔保健福祉部長 杉山 巖君登壇〕 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 木本議員老人福祉充実について4項目について、基本的な事項について私方からお答えしたいと思います。 まず1点目ホームヘルパー活動あり方についてお尋ねでございます。 ホームヘルパーサービスというものは、ヘルパー自身が担ってくださるもので、いわゆる高齢者福祉対策中でも在宅福祉3本柱ということで、非常な重要性と今後ますます増大してくるではなかろうかというように考えております。また、その実施方法も、先ほどご指摘とおり、市が行っていく部分と民間サイドで行っていく部分、この場合はいわゆる住民相互扶助型で実施する場合とそれから市が福祉公社等で関与していく場合と、さまざまなサービス提供仕方がございます。 先ほどご質問中で、いわゆるサービスニーズに現実合っていないではなかろうかというご質問がありましたけれども、現在社会福祉協議会で行われている在宅福祉サービス、これは愛称、いわゆるふれあいサービスという形で、平成3年度から実施してきているですけれども、現在会員数が103人、それから85人実際に活動している方がいらっしゃいます。実際には53世帯に派遣してサービスを実施しているわけですけれども、こういうようにまずサービスを提供する方を協力会員と呼び、利用される方を利用会員と、そしてこの趣旨に同意する方を賛助会員ということで経済的な援助をしていくと、こういういわゆる会員式をとっております。これを言葉で言いますと相互扶助方式、いわゆる市民同士相互扶助方式ということで、行政は関与していないわけです。 これを、先ほどご指摘では時間帯問題、回数問題、それから有料問題、それぞれにおいて問題があろうかというご指摘ですけれども、現在市が行っているサービスにも当然法的な制限がございます。あるいは財政的な制限もございます。有料もそれから無料も市は実施しているですけれども、時間帯におきましても、夜間あるいは早朝等については、公務員が訪問するには非常に無理があります。そういう点、ふれあいサービス場合は実際に時間は決められておりますけれども、要望等があれば、その要望にできるだけこたえていく努力をしていらっしゃるというようにお聞きしております。それから、時間も市場合は制限がございますけれども、先ほど市サービスよりも長い時間がサービスがあるということでは、民間におけるこういったサービスが現状ではすばらいしいではなかろうかというように思っています。 それから、2点目給食サービスについてでございますけれども、ご存じとおり本市給食サービスは、ボランティア団体友愛ボランティアがおやりになっている給食サービスのみでございます。既に友愛活動も17年経過しておりまして、現在70歳以上独居で月三、四回、1回が約70食というように聞いております。これ財源としては、ご指摘とおり、年1回バザーによる収益を財源にしているわけでございます。あるいはその他には寄附金あるいは社会福祉協会助成という形になっておりますけれども、ご指摘とおり、これを公的扶助で支援して、もう少し回数をふやしていくというご指摘については非常に難しい要素があろうかと思います。 これはボランティア自身活動目的も、いわゆる毎日型給食サービス、これはもう義務的に、しかも栄養要素あるいは日常生活を維持していく最低限度サービスになってきますので、非常にこれは負担が多いようになってございます。ボランティア自身は現状でやっているサービスというものは、あくまでも独居老人触れあいを重点にしたサービスになっています。この辺、実際に老健計画をつくる過程中でもいろいろと話し合いをしてきているですけれども、これをご指摘とおり毎日型に変えていくについては、現在会員も90人を3チームに分けている現状ですし、物理的にも無理ですし、それから、先ほど申し上げましたように、市民の皆さんバザーということで、もう現状では友愛ボランティア自身事業というよりは、もう市民ぐるみ事業になってきているではなかろうかというように思っています。 そういったサイクルで考えていきますと、これを公的な支援だけで回数をふやし、物理的に事業を拡大していくだけでは済まない問題が出てくるではなかろうかというように思っています。 それから、3点目福祉公社問題でございます。 そうなりますと、今申し上げたようにヘルパー派遣事業も、給食サービスも、すべて民間に委ねて、行政はどうしていくかというおしかりを受けるわけですけれども、今後はやはりご指摘とおり福祉公社的ないわゆる行政関与型、端的に申し上げれば、第3方式型といいますか、こういった形が出てくるではなかろうかというように思います。これは、先ほどふれあいサービスはあくまでも市民相互扶助型ですけれども、福祉公社は市が、地方公共団体が出資して、あるいは運営を事業等についても委託し、独自委託もやっていく、いわゆる行政関与型組織でございます。これについては現実行政サービスは時間的な制限、財政的な制限あるいは法的な制限もありますので、今後民間に移っていけば、先ほどご指摘ような早朝あるいは夜間、日曜日等ニーズにも対応していける可能性が大であろうというように思っています。 ただ、当鎌ケ谷市場合平成3年度から地区別に社会福祉協議会が設置されております。6カ所ございますけれども、これがふれあい員活動等支えもありまして、非常に地域中で定着してきている現状がございます。そういった中では、今後一挙に福祉公社に転換していくについては、いろいろなヘルパー等人材育成条件整備とか、出捐金問題等種々ございますので、当面はこういった地区社協活動等をベースとしながら、私ども調査研究をしてまいりたいというように思っております。 それから、最後に老人実態把握問題でございます。これにつきましては独居老人あるいは寝たきり老人等在宅福祉実態を年1回、これは民生委員ご協力をいただきまして調査しております。この段階では、老人相談員は参加していらっしゃいません。むしろ老人相談員はその調査結果をもとにしながら、在宅福祉あるいは地域福祉に活動上で使っていただいているというが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(野山慶蔵君) 発言を許します。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 26番、木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) まず1点ずつお尋ねします。 1点目ホームヘルパー件でございますが、杉山部長がお答えになることはもう決まっておりましたのでわかるわけですけれども、市長がこの実態についてどの程度おわかりなかということで、私は具体的に示しまして伺いましたので、市長にこの面でお答えいただきたいと思います。 そして、決してふれあいサービスが悪いとか、今ヘルパー活動が悪いとかという観点ではないです。私がここで申し上げましたは、実際には希望してもなかなか派遣してもらえないという声があったです。そういう形中で、もちろんふれあいサービスも連絡をもらえばできるだけ行かれると思うですけれども、要求した方が実際は、この項目中にも要するにホームヘルパーお仕事としては居宅清掃とか、その生活に困難な者に対してということで、いろいろなことを取り上げておりますが、この市が発行しております高齢者福祉、この内容を見ますと、大変何かもう最初に病気や障害などために日常生活を営むに支障がある老人いる家庭というふうに決め込んでおりますけれども、実際にそれも強度なものでないとお願いできないではないかという印象を受けたわけです。 それに比べまして、ふれあいサービスなどはもっと具体的に列挙していまして、利用しやすい感じを受けるパンフレットになっております。そして、公的なものでは、実際には課税世帯場合にどうとかということで、段階を踏んでおりますが、この方についても、やはり年金生活者場合は所得税は若干納めていると思うです。ですから、もちろん有料になる家庭があると思いますけれども、本当に頼むに頼みにくいというが、公的なこのあらわし方にあると思いまして、私はもう少し柔軟性があったらよいではないかと考えまして、ご質問したわけです。 ふれあいサービス方は、1時間700円、時間外は800円、特別は900円ということで、公的方に比べますと、公的で最高は880円でございますから、250円から利用できるということで、お金で済むことなら頼みたいと思う方もあるでしょうけれども、実際に700円払うは容易でないと思うです。それで、私なども聞いた方は、病院に行くにやはり、倉本が向こうに越しまして、それでバスで行けるようになっていますけれども、お1人ではとても行けない状況ために、ふれあいサービスを頼んで、そうすると3時間かかるというです、行って帰ってくるまで。そうしますと2,100円、月に2回かもしれませんけれども、それだけ払っていくは大変だというふうにこぼされました。 そういう状態でもなかなか自分が希望したときには来てもらえないという悩みもございましたので、やはり公的方でそのようなことに対応できるようなホームヘルパー派遣ができたらと思います。この派遣事業中は、全くふれあいサービスと同じようなことでございますが、冒頭に申し上げたように、何か本当に頼まなければならない人でなければ来てもらえない。本当に頼まなければならない人っておかしいですけれども、少しぐらいは自分で動けるけれども、やはりホームヘルパーに一緒に来てもらいたいという程度では、どうも市方では受けてもらえないようです。 この前もちょっと私が相談を受けたときに聞きましたら、医者診断書を持ってきてくれとか、急な場合に診断書どころではないと私は怒りを覚えたです。それで、ふれあいサービス方はあくまでも民間でございますので、善意ボランティア方がやっている。協力するという立場ですから、本当にその方お気持ちで病院なども一緒に行ってくれる人もいるでしょうけれども、そこまではやれないという方もあるという実態があったわけです。 ですから、私は別にふれあいが悪いと言うではございませんけれども、やはり公的なところで有料は収入によって払わなければなりませんけれども、もう少し住民が申し込み、それがこたえられる状態がつくられればいいなということでご質問したわけでございますので、その点について、市長などどのようにお感じ取りでございましょうか。私は、本当にそのようなお年寄りを見ると胸が痛くなるわけです。ですから、その点で何とか改善していただきたいと思いまして質問いたしましたので、お答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。
    ◎市長(皆川圭一郎君) 福祉ホームヘルパーに関しては、究極はやはりマンパワー問題だというふうに思います。そういう中で、それぞれが今模索しながら進めているわけでございますけれども、これから在宅福祉中においては、ある意味ではホームヘルパー制度ということを充実するはもとより、地域中で、例えば病院に行く場合、ちょっとお手伝いをできるというようなこと中では、これは社会福祉協議会がいろいろと音頭を取りながら、ふれあい委員というをつくりながら、そういうことをやっております。 ですから、備えあればいいわけでございますけれども、逆に言いますと、マンパワーだけをどんどんどんどん果たして充実していった場合に、これは有償でございますから、あくまでもそれに見合う対価を払うわけでございますので、これも限度があると思います。ですから、これはもうそれぞれ障害を持っている方とか、高齢者になった場合には、いろいろな場合があるわけでございますから、逆に言いますと、例えばいろいろなヘルパーが行く場合において一つ問題点というは、最終的にはヘルパーを何人、何百人単位で用意できるかということになるではないかと思いますけれども、一番大事なは、その地域方がどのような形でちょっと手を差し伸べていただくかと。それに関しては、鎌ケ谷市はかなりいろいろな会を通じながら、福祉協議会、民生委員、そういう中で充実しているではないかというふうに認識しております。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 26番、木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 私がこの問題に触れましたときに、市方でもご近所方はどうですかと言われたです。ところがそのお宅は周りに、うちがありますけれども、離れているですね。そういう場合に急に、それは私がかかわった方は、老人ご夫婦で70歳なです、お2人とも。何カ月違いかで70歳なです。それで、今までは奥さんがある程度気丈な方ですので、ご主人がちょっと脳卒中というか、少し脳を冒されている状態で、足も不自由という中で、お2人で生活していましたから、それで奥さんが倉本にかかるのにちょっと、それは突然なですけれども、おふろ場で倒れまして、それで身動きができない中で救急車をご自分で頼んで、倉本まで連れていったという事件があったです。 そのときに感じましたは、ご主人は何していいかわからないと、とにかく奥さんが自分でさっさと救急車に電話するだけ元気があったでしょうけれども、頼んで行ってしまったと。残されたご主人が3日間ぐらい、自分でやっと歩ける状態ですけれども、パンを買ってきて食べたとか。1軒置いて隣ぐらいところにはおうちがありますけれども、なかなかそこにも連絡できないという状態があったです。それを見たときに、もちろん市長言われるようにご近所なんか地域的な援助があれば解決はできたと思うですけれども、それを知らせるすべもなかったと。 そういうことからも、私このパンフレット見まして、この中でもこういうときはこうしなさいというふうな、詳細に書いてあるですけれども、そのパンフレットも、聞くところによりますと、公共施設とか、窓口に来た人、民生委員老人相談員に配ってあるということですが、市役所に、窓口に来るという方以前問題として、せっかくパンフレットにいろいろ手引きがあっても、これを見る機会がない人は、そういうときにはどうしていいかわからないという状態があるわけです。 ですから、今後課題としては、やはり地域にちょっとお世話できる人を募るというか、ふれあいサービスは限られておりますし、お年寄りがいるいない関係でなく、協力するという方が近所にいるからということではなくて、ご自分がボランティアでおやりになりたいということで協力員になっていらっしゃるわけですから、地域格差もあると思うです。 私は後段でこれから質問しようとしておりましたけれども、民生委員なども、そのお宅には、ちょっとそうですね、200メートルぐらいところに民生委員がいる方なです。ですけれども、その民生委員に連絡するというすべもわからないという状況があったわけです。ですから、そのようなご家庭に対して対策は、そのときにはどうしたらいいかなと思いまして、今回取り上げたわけですから、まずホームヘルパー問題からちょっと脱線しましたけれども、ホームヘルパーが派遣される状態になれば、実態はつかまれますけれども、その前にふれあいサービスは決めておりませんので、そのときそのときに伺ってやっているということ中では、連携がとれていないだと思うです。 ですから、そういう方独居老人とか、老人夫婦世帯を周り人がどういうふうに気をつけてあげられるかという状態をつくり出すことも、もちろん地域問題として必要だと思いますけれども、当面はやはりそれに及ぶまでに、そのようなお宅に対して手が差し伸べられるような方法がどうしたらよいかと。私がたまたま伺いましたので、実態がわかりましたけれども、私が行かなかったら、そのお年寄りはなんとなく自分で動けないけど、あるものを食べて、まあしようがないというような感じでいる状態があったわけです。 ですから、市長おっしゃるように確かに地域方と連携が必要であり、何でも公的ではだめなだというはわかりますけれども、その公的なものが責任持つ中で、地域と連携がとれたらいいと思うです。そういうことについて、前はヤクルト配達でひとり暮らしところを訪問毎日するというようなことがありまして、だから、それは今廃止されておりますけれども、やはり後段で申し上げようと思いましたけれども、老人相談員方とか、そういうことに対してかかわれる人をつくる必要があるではないかと思いますけれども、その辺はどのようにお考えでございましょうか。 民生委員連絡ということで、老人相談員が動くということですけれども、それ以前にお年寄りひとり暮らしとか、老人世帯に対して、市方は名簿があると思いますので、地域的にどういう施策をしていったら、私が申し上げたようなこと起きないようにできるか、それをお答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) 一つ例を上げてご質問になったわけでございますけれども、いわゆる今福祉協議会では地区社協というをつくっております。各公民館とかコミュニティセンターに地区社協を置いております。その下にはそれぞれ民生委員とか、いろいろな形、はっきり言いまして国から直接委嘱されました方々がいらっしゃると。それとまた相まって、いわゆるふれあい委員制度ということ中で自治会がふれあい委員を置いております。 それとまた、全然別個にそれぞれがボランティア精神、これ全部ボランティア精神なですけれども、月1回とか何カ月に1回、独居老人とか高齢者を集めた中で、それぞれふれあいを持とうということで、多くは民生委員方が主体としてやっているわけでございますけれども、ある程度パーティー的なものですね、おでんをつくったり、そういう中で何カ所かでやっております。また、逆に地域ごとにそういう職、自治会長とか、PTA方とか、青少年相談員とか、直接高齢者に対して福祉ではないわけですけれども、そういうかかわり方々が一つふれあいまつり的なものを各公民館でも開いております。 こういう中で、先ほど地域と言ったは、そういう方々が一生懸命やっていただいている中で、顔見知りにはなっているはずです、ある意味ではそういうところに参加した場合は。そういうお祭りとか、集めてやるところに来た場合にはある程度顔見知りになって、まずそれから始めるわけでございますけれども、いわゆるこれからボランティアということを考えた場合、有償なか無償なかという形をとっていった場合には、ある意味では、ある線まではこれはもう当然有償でなければ、これはもう市町村財政、または国財政も破綻してしまうわけでございますから、そういう中でどうしても介護が必要な方においては、それなり施設を用意していくわけでございますから、今質問あったは、そのどちらかというはちょっと定かでないですけれども、例えばその方が食事をするためにパンを買いに行けるということになりますと、これはかなり自分で自由がきく方でございます。 ですから、そういう意味では病院に行くために救急車を自分で呼べるということとか、そういうことを一つ一つ取り上げますと、その日その日中でヘルパーが必要なときと必要でないときというはあると思いますけれども、逆に言いますと、その度合いによってそれぞれやはり自分たちが判断して、ヘルパーをお願いするか、しないかというは、この辺はある程度、それに対する対価を払うわけでございますから、これは判断をしていかなければいけないではないかと思います。 ただ言えるは、それだけ鎌ケ谷市場合は福祉協議会を通じながら、またいろいろな会ということ中で、福祉に対する考え方認識を持っている住民はかなり多いということになりますので、今後はヘルパーを具体的にどうやって派遣するかどうかというは、それはもう一人ひとりが状況等が違いますので、これはそれぞれがまた判断しながら、派遣するとかしないという問題に関しては、その横にそれだけお金がかかるということになりますので、それぞれ判断にかかっているではないかなというが、家族判断とかそういうふうに私自身は思っているわけでございますけれども、やはり隣近所に一言声をかける方がいれば、これは一番いいわけですから、この辺をやはり充実しながら、市民にはお願いしていこうというふうに考えております。 ○議長(野山慶蔵君) 発言を許します。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 26番、木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) ホームヘルパー訪問についても、人によっては家に入られては困るとか、いろいろあるらしいですね。ですから、一概に派遣すべてにしろということは言えないわけですけれども、私はその前段として、隣近所に声をかけるも、ご本人というよりも、市が名簿を持っていらっしゃるようですから、70歳以上ご家庭とか、65歳以上身障者とか、そういう名簿によりまして、地域に自治会つくっているふれあい委員ですか、そういう方がいるそうですけれども、その方に耳に入れる、会議をやってそのときに話をするということを聞いておりますけれども、実際にはご自分でお年寄り夫婦が、ふだんでしたらお世話にならないでもやれたけれども、今はだめだという状況中で、隣近所に、ちょっと離れているところなんか、わざわざ行って話するという状況ができないと思うです。ですから、そういうことも市方で老人世帯とか、お年寄りいるお宅なんか実態をつかんだ上で一声かけていただくが、市がやっていただけたらいいなと思いまして、今問題については、私は切望しております。 それともう一つ事例としては、全くひとり暮らしお年寄りがいるです。その方は83歳くらいになるですけれども、ちょっとぼけて、ぼけるという言い方はいけないだけれども、痴呆前兆みたいで、私ことも顔を忘れたなんて言う人なですけれども、やっぱり福祉、いわゆるそういう人が訪問している形跡がなかったですね。係に聞きますと、何かテレホンサービスでそういう実態はつかんでいるだと、訪問しなくてもやっているだということでございますけれども、果たしてその電話だけで事足りるかなという方もございました。 ですから、やはりその方なども地域から行ったらいいかなと思いまして、今せっかく自治会がふれあい委員をつくっていらっしゃるでしたら、老人相談員などと力をあわせて漏れなく訪問していただけたらと思うです。まず訪問して、その実態でホームヘルパーを派遣した方がいいか、またはちょっと何かあったらうちに連絡くださいよというふうなことが言える状態をつくっておくがいいかということになるわけですけれども、やはり日本人て、なかなか自分が弱っているとか、困っていることを人に率直に言えない人が多いですよね。特に年配方なども、世話にならないなどと言いながら、実際は世話にならなければならないという状況があるわけです。 ですから、その点では、もちろん公的なホームヘルパーを充実することが望ましいわけですから、その点は私、今後課題として、ぜひとも10カ年戦略、ゴールドプラン中で目標を達成していただく。そして、それでもまだちょっと足りないですから、ホームヘルパーお金がかかると市長言われますけれども、有料場合は収入によってある程度有料になりますし、全く収入ない非課税方はゼロですけれども、そういう点ではただお金が出ることでは片づけられないと思うです。 それで、この計画書冒頭にも目標中で老人福祉法とか、老人保健法、社会事業ですか、そういうこと法にのっとって、これをやっていくということですから、老人保健福祉法制定についてはもちろんいろいろ問題ございますけれども、老人福祉法は長年社会ために貢献されたお年寄りが老後を安心して暮らせるようなことをしなければならないというふうにうたっておりますので、その精神を貫くということをもう一度市長からお答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) その精神は貫いていっているつもりでございますし、今後ゴールドプランというものに対してやはり一つ公平性というものを考えながら、充実をしていきたいというふうに考えております。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 市長からそのようなご返事をいただきましたので、ぜひ充実させるために鎌ケ谷市に本当に住んでいてよかったと言えるようなお年寄り生活が保障されるように、これから施行していただきたいと思います。 ホームヘルパー件も何としても頼みやすい状況、もう少し気軽に頼める状況をつくってもらえたらいいと思うです。ふれあいサービス方が頼みやすいですよね。それは公的な人はいろいろ事情があるから、その活動が悪いということではないですけれども、パンフレットを見た限りでも何かかたいです。そういう点ではもうちょっと頼みやすい形に持って行っていただけたらと思います。その点は今後課題としてぜひとも改善していただき、頼みたい、何かあれですね、結局診断書がなければホームヘルパーが派遣されないなんていうこと、私はこの間、かかわる中で初めて聞いたですけれども、今までもそうでございましたでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 今ご質問にお答えする前に、先ほど80歳お年寄り話だったですけれども、現在、ことしからスタートいたしました在宅介護支援センター、これは電話訪問をしているですけれども、ご指摘とおり、電話だけではございません。これは職員方が今後電話でお話をしていく家庭には必ず一度家庭訪問して、お互い顔を知っていると。ですから、この前訪問したときも、ほか方が出ると、例えば私が家庭訪問して顔を知っていますと、杉山ですと言うとぱっと向こうもわかるですけれども、逆に吉村が出ると電話をガチャンと切ってしまうとか、そういう形で非常にスムーズなニーズとかあるいは悩みとか、そういうものを聞いた上で電話訪問事業を実施しているというが事情でございます。ご理解ほどをお願いいたします。 それから、ヘルパー派遣申し出については、まず必要性があって申し出がありますと、ケースワーカーが家庭訪問いたしまして、その実情を把握いたします。その上で身体的な状況等必要性から診断書等をお願いしているわけです。したがいまして、これは従前からずっとやっておりますし、お年寄りは先ほどお話がありましたように、身体的状況というは急変する場合もありますので、見かけだけではございませんので、その辺安全性を踏まえて診断書提出をお願いしているところです。 なお、ふれあいパンフレット問題あるいは受けやすい応対とか、そういう点については、私どもは今後とも窓口における対応、そういう面についてもご指摘ような形でいけるように努めてまいりたいというように思っています。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 今杉山部長お答えでちょっと確認したいですが、要するにケースワーカー人が訪問することがやっぱり漏れなくできる状態をつくる必要があるではないかと思うですよ。それも、どういう形で実態をつかんでケースワーカーを派遣するか、その点をちょっとお答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 申し出あった方については、これは必ずケースワーカーが訪問して、その方ニーズ、極端なことを申し上げれば、回数とか、それから希望するサービス内容、家事援助なか身体介護なか、そういった点を踏まえて回数決定あるいは曜日等決定等を調整しております。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 今問題はぜひとも徹底していただきたいと思うです。あとお年寄り場合は、電話をもらってもわからない場合もありますので、電話で事足らせずに、そういう名簿によりまして訪問する組織をつくっていただきたいと思うです。そして、ケースワーカーにゆだねる段階をつかんでいただければ、独居老人なり、そういう老人夫婦が急に何かあっても対応できると思いますが、その点でぜひともやっていただきますこと、この件はその要望にとどめさせていただきます。今後活動を期待いたします。 2点目給食サービスでございますが、今やっていらっしゃる友愛ボランティア方々活動は本当に大変だと思いますし、ご苦労なことだと思うです。ですけれども、やはり限度がございますので、なかなか、これはこの方たちは本当に誇りを持って献身的にやっていらっしゃることは、私も感謝するわけですけれども、実際に市内を見たときに、こういう給食サービスを受けられることを望む方がもっといると思うです。そのことに対して、市はせっかく保健福祉計画をつくって、お年寄りことを充実させるという立場でしたら、この幅を広げることを、この方たちやっていらっしゃるは、それでいいわけですけれども、そのほかにそういうことをやる組織ですか、余りかたく言いますとあれですけれども、つくって市民にこたえていけるようなことをお考えにならないでしょうか。その点お答えいただきたいと思います。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 給食サービス提供については、老人保健福祉計画中にもきちっと位置づけているところでございます。ただ、先ほど申し上げましたように、給食サービスは二つスタイルがあります。一つは友愛がおやりになっているような、いわゆるふれあい型でございます。それからもう一つは、日常食事を、これは1食になるわけですけれども、支えていく、いわゆる生活援助型給食になります。やはり行政が今後求めていくは、どうしても生活援助型給食サービスになろうかと思います。 そうなってまいりますと、これはいわゆる量的な問題あるいは搬送問題、それからつくっていく調理場問題、それからつくってくださる内容問題、そういったさまざまな検討をしていかなければいけない内容がたくさんございます。私ども、ご指摘とおり、いわゆる給食サービスをぜひ実現したいということでは考えて、友愛とも話をしておりますし、作業等もしているわけですけれども、まず実現までにはもっと時間がかかっていくではなかろうかというふうに思っています。これはお隣松戸市においても、今後は公社中で事業一環として位置づけていらっしゃいますし、そういった時期が一つめどになってくるではなかろうかというふうに思っています。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) これから計画にあるだからということで、とりかかるご予定はあると思うですけれども、私はこういう言い方はいけないですけれども、私など率直に申し上げますと、確かに無料で配られるもいいですけれども、ある程度低い価格で希望する人に配付できるような状態も考える必要があるではないかと思うです。中には男人で、今若い人はかなり家庭ことやりますけれども、昔人は食事支度もなかなかできないという人があるです。そういう方が70過ぎたらなおやれませんので、まず希望を聞いてから、それは準備することになると思うですけれども、こういう場合は余り高いものではなくても、本当にお年寄りが好むようなお弁当をつくるとか、そういうことがやれたらいいと思いますので、ぜひとも計画中で時間をかけずに実施できる方法を考えていただきたいと思います。 給食サービスは、ですから、ふれあいさん、友愛やっていることを否定しているわけでございませんので、私その点誤解されないように、むしろ公的なものでやるも両立させることが必要だと思うです。かつて友愛ボランティアをやっていた方にお会いしましたら、私たちはそれはそれでやっていくけれども、もちろんほかにそういう方法でやれるにこしたことないですねという言葉もいただいておりますので、その点は十分にお話し合い上に、一刻も早く踏み切っていただきたいと思うです。 きのうも財政計画ことでいろいろ出ましたけれども、私が取り上げたことはみんな何か金がかかることではないかと皆さん思うかもしれませんけれども、これは福祉でございますので、ぜひとも金銭問題はともかくとして、お年寄りが安心できる暮らしをさせるためには、こういうことも必要だということで今回取り上げましたので、ぜひとも、市長もぜひ実態をよくつかんでいただきまして、市長お母さんなんかも私と同じ年なんですよね。ですから、個人的なことになりますけれども、本当にお年寄りが身近なことで感じることが多うございますので、ぜひとも考えていただきたいと思います。 それから、前後しましたけれども、福祉公社件でございますが、これはいろいろ面倒なことがあったりして、はっきり言えば私が主張していることと反対ことをやられそうですので、これは計画中身は十分に市民市民なり専門家ですか、話し合って内容を考えていただくという形で、踏み切るとしたらやっていただかなければと思います。 次、4点目独居老人実態把握、このことでは民生委員が調査し、そして老人相談員に話しして、具体化させるということがご答弁ございましたけれども、先ほども申し上げましたように本当にお年寄りことを知ってもらえているかなと私は心配したからここでお尋ねしたです。名簿で訪問していただいて、老人相談員方も大変だと思うですよね。ですけれども、やっぱりその責務を持たれた以上は、十分に地域にこたえていただくようにやっていただくが必要だと思うです。 金銭的なことには関係ないということですが、1カ月7,800円なです、手当が。そういうことなどもちょっと活動に見合っているかなと思いまして、やっぱりその方たちが活動しやすい状況もつくる必要があるなということを考えました。その点でもう一度把握方法が、この民生委員を通してでなくて、もっと幅広くやれないものかと思いまして、その点お尋ねしたいと思います。もう一度お答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) まず寝たきり老人あるいは独居老人実態把握については、ご指摘とおり、調査ために参りましたよとか、そういう形ではなくて、お体ぐあいはどうですかとか、あるいは何かお困り点はありますかといった中で調査に入っています。 それから老人相談員は、これは現在16人方にお願いしているわけですけれども、市内を6地区で16人というと、非常に面積的にも大変だというはよくわかります。ただ、報酬点につきましては、これは非常勤特別職ということで議会ご承認も得ているわけですし、他非常勤特別職職種等々見ていただければわかるですけれども、そんなにめちゃくちゃに低額であるというようにはちょっと思ってはいないですけれども、大変なお仕事でありますし、ご指摘点はわかるですけれども、今後とも福祉に対するご理解を得て頑張っていただきたいというように思っています。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 老人相談員件でちょっと私、金額的なことを申し上げましたけれども、もちろん選定されるにはその人柄とか十分に検討されて、ご相談して、相談員になっていただいていると思うですね。ですけれども、もうちょっと実態に合った形で配置できないかなと思いまして、ちょっと少ないと思うです、人数が。先ほど市長からも自治会ふれあい委員がいるということですけれども、その方が何名いられるかわかりますか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 老人相談員につきましては、先ほど申し上げましたように16人でございます。ただ、この人数が少ないということについては、実際には選出に当たっては自治会長推薦を得ながらやっているわけですけれども、条例設定でございますし、ちょっとこの人数については早急にふやしていくというは非常に難しいかと思います。基本的にはこの数字、16人は、400人に1人というような割合になろうかと思います。 大変失礼しました。現在地区社協でそれぞれいらっしゃるふれあい委員人数は約400人でございます。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) 400人いらっしゃるということですけれども、私、地域で余り見かけない。見かけないと言うと変ですけれども、その辺歩いているわけではないでしょうけれども、それにしてはちょっと実態がつかめていないことがあるではないかと思うですけれども、その活動スタイルはどういうことでございましょう。 それと、老人相談員設置条例によりますと、もちろん人格云々はあるですけれども、地域実情に精通し、老人が気軽に相談に行けるような者ということなですね。どうもその辺で、果たして気軽に行ける人がなっているかなということを感じたですけれども、その辺では具体的に会合などで実態報告し合いをすると思うですけれども、その辺どうでございましょうか。 それと、さっき400人方がどういう形で配置していられるか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁は簡潔に願います。 答弁を求めます。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 前段ふれあい委員活動実態ですけれども、これはもう50世帯に1人割合で選出されていますので、非常に身近なところ実態に努めていらっしゃるというように聞いております。 それから、老人相談員については月1回会合を持ちながら、情報交換等を行っております。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) ちょっと前段が、部長が早口で、ちょっと私聞き取れなかったので、もう一度お答えいただきたいですけれども。 それと、相談員が月1回集まりでいろいろ情報交換されるということですけれども、私が申し上げたようなことなど話題に出ておりますでしょうか。その点お答えいただきたいと思います。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(杉山巖君) 先ほど地区社会福祉協議会ごとに設置されておりますふれあい委員は、これは選出基盤としてはいわゆる50世帯に1人ぐらいを目標としながら選出されておりますし、その方担当としては日常接している身近な地域を担当していらっしゃいますので、そういった中でお年寄り実態把握に努めていらっしゃるというように認識しております。 以上です。 ◆26番(木本千代子君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 木本千代子君。 ◆26番(木本千代子君) もう時間がございませんので、私が最後ちょっと申し上げまして終わりたいと思うですけれども、私が今回取り上げた件は、あくまでも高齢化社会を迎える中で、市が取り組む課題中で、ぜひともそれが達成、もちろん達成というよりも、これから継続していきまして、11年以降でもやらなければならないことでございますけれども、それまで間に本当に老人福祉法をもとにお年寄りが地域で安心して暮らせるような実態を生み出していただくために取り上げたわけです。 そして、市長が先ほど隣近所と言われましたけれども、実際に日中独居というも問題になっているです。お隣人も昼間はお勤めと、もちろんその日中独居方は家族はそういうことでいないですけれども、近所方も今働いている方が多いですね。ですから、ちょっと気軽にうちことを頼むなんということもできないというが実態でございます。民家がうんと集中しているところで、いわゆる下町的にちょっと隣に声をかけられる状態はいいですけれども、なかなかそういうも少なくなっておりますし、近所に声をかけない、つき合いが悪いということでは片付けられないと思いますので、その点はあくまでも実態把握を高齢者福祉方でよく見ていただくことが必要だと思います。そして、本当に安心して暮らせる、鎌ケ谷市にいてよかったと言えるようなことが進められれば、私は本当にほっとするわけです。その点についてもう一度市長にお答えいただいて、終わりにします。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) やはりそれぞれあすは我が身という中で、この高齢者というを今対応をしているわけでございます。ですから、どうしてもそういうなかなか隣近所ともつき合えないという場合には、何らかの対応を今も、緊急ブレスレットとか、通報システムとか、そういうことでやっておりますし、やはり最終的には安心して健かに老いていくというが一番いいわけでございますから、それに対して私たちはやはり福祉の向上という中で、今施策はもとより推し進めてまいりたいというふうに考えています。 ◆26番(木本千代子君) 頼みます。 終わり。 ○議長(野山慶蔵君) 以上で26番、木本千代子一般質問を終結します。 ○議長(野山慶蔵君) 次に、3番、鈴木道雄君に発言を許します。 ◆3番(鈴木道雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。          〔3番 鈴木道雄君登壇〕(拍手) ◆3番(鈴木道雄君) 議席3番、鈴木道雄、12月定例議会に当たり市政に関する一般質問を行います。行政当局におかれましては、私質問論旨に逸脱しないように的確にお願いすることを、前もって申し上げておきます。 今回私は、一般行政、人事行政、財政問題ということで、計3点取り上げました。順次通告に従って質問させていただきます。20分ほどかかりますので、後質問時間関係がありますので、少し早目にしゃべらせていただきたいと思います。 まず通告1、市民サービスと接遇について。 すべて自治体に携わる公務員は、日々仕事を通じて住民に対し実質的によりよい行政、よりよい市民サービスに一生懸命に取り組んでいるとしても、そこに携わるたった一人職員接客、接遇態度等々が悪いと、決してよい評価は得られません。そして、その役所全体評価イメージは大幅に低下し、そのことが時として行政と住民と間にぎくしゃくする要因にもなりかねません。 こうした接客、接遇態度悪い職員、公務員として心構え、心得欠如職員は、それぞれ自治体中ではそれ相応にいると聞くが、何といってもこのような行為が日常積み重なっていくと、結局その自治体全体イメージはさらに悪くなっていくことは明らかであります。しかも、行政に対する住民近親感や信頼度も失われていくことにもなります。 こうして考えてみると、接遇はまさに住民関係基本にかかわる問題と言えるであります。そして、行政は日々休むことがなく、永遠に続くものであり、このことはすべて住民あってことであります。このような基本的なことを考えると、日々行政事務に携わっていく上で、職員としてはいかに接遇大切さがおのずからわかってくるものと思います。 では、当市における職員一人ひとりは公務を通じて対市民に接する場合、一体どんな心構え、どんな接客、接遇態度で取り組んでいるだろうかと思うときがあります。特に、市民サービス第一線で仕事をされている窓口職員は、それぞれが自己職責を十分熟知した上で、窓口業務に取り組んでいることと思いますが、果たして実態はどうなだろうか。あるいは行政はすべて法令等に基づいて行われているものであるが、画一的お役所主義発想から、中には市民応対中で親切心に欠け、時に不快感な言葉や不真面目な態度で接する職員は全くいないだろうかと素朴な疑問を時に抱きます。 しかしながら、当市における職員ほとんどは勤勉で、しかも奉仕に徹し、法令を遵守し、公僕として勤めを真摯に果たしていることが、私視覚中で理解と認識を深めておりますが、その一方で、中にはただいま申し上げたように日常あいさつや応対について満足にできない職員がいることもまた確かであります。 そこで、以上ことを申し上げて、次3点についてご質問させていただきます。 まず質問1としてお尋ねいたしますが、職員が職務において市民と接する機会が多い職場と申せば、ただいま申し上げたように、窓口業務ある係が挙げられますが、中でも市民課は諸証明交付等で一番と思われます。では、当局はこれら窓口業務に携わっている職員が市民と接する時において、一体どのようなことに心がけ、気配りさせて事に当たらせているか、まずお聞かせください。 質問2としてお尋ねいたしますが、9月議会において私は通告名、市民憲章と接遇について問い中で、市長公室長答弁によれば、接遇研修はたしか12時間ほど設けて取り組んでいると答弁があったと思いますが、では、具体的にその研修内容についてお聞かせください。 質問3としてお尋ねいたしますが、接遇基本は通常一対一マンツーマンで市民と接することになります。この場合、職員は時には行政全体代表者あるいは行政顔として役割を果たすことにもなるわけでありますが、では、接遇という観点から見て、一体職員は市民憲章をどうとらえ、どう認識されていると見ているか、当局お考えをお聞かせください。 次に、機構改革と人事配置について。 私は過去、人事に関する一般質問では、計5回ほど視点を変えて取り上げ、行政当局に問いただしてきたところであります。特にこの中で本年4月1日付で異動発令に絡めて実施された組織中身について種々問題があるために、私は6月議会で通告名を人事異動と組織統廃合における問題点と題して取り上げ、質問させていただきました。その組織統廃合も既に9カ月を経過した今日、いまだに機能が十分発揮されず、また部署によっては事務量がふえ、かえって残業が従来よりふえたところもあるやと聞くに及んでおります。 そこで、私は今回次3点についてご質問させていただきます。 質問1として、本年4月に実施された組織統廃合は、私は全体を通じて見ると、決して是とは評価を下していないが、当局としては9カ月を経過した今日どう見ているか、所見をお聞かせください。 また、現状を踏まえた中で新たなる組織体制を来年度考えているかあわせてお聞かせください。 質問2として、現行部付主幹職制ポストは、現状機構、組織体制から見ると、私は組織頭でっかち、税金むだ遣い、非能率、非効率職制ポストと見ております。したがって、優秀な職員を現行ポストに配置させておくことは、人材を埋もらせると同時に、機能が生かされず、また十分に働いているとは思えません。そこで、このポストは来年度廃止して何らかの職制を考えるべきと思うものだが、当局所見をお聞かせください。 質問3として、お尋ねいたします。人事異動実施中で職制上ポストを考えるとき、人事、総務、財政は組織上中枢位置を占めるポストと私は認識しております。したがって、人事異動においては事務取扱、また兼務職で発令は適切ではなく、避けるべきと思うものだが、このことに対する当局所見をお聞かせください。 次に、通告3、財政問題。これは一般行政等もろもろ入るですけれども、一応財政問題ということでとらえております。通告名は市税確保と国保料収納及び時間外勤務問題点について。 91年5月から始まった平成不況について経済企画庁は11月17日政府見解として、平成不況谷は93年10月に既に終わっていると回復宣言を出されました。そして、その後景気は徐々にではあるが上向きになっていると述べられているが、この政府発表がおくれること11カ月後になったその理由としては、昨年6月に一たん景気底入れ宣言したものの、その後冷夏、長雨、円高、ゼネコン汚職などで腰折れし、宣言撤回に追い込まれた苦い経験があるため慎重にならざるを得なかったと述べられておりました。そして後段では、この不況長さは30カ月で第2次石油危機による不況に続いて戦後2番目という長さで、まさにバブル傷跡がいかに深刻であるかということも述べられておりました。 このような不況あおりによって、国はもとより各自治体における財政収入にも大きな影響を及ぼし、特にその中で税収伸びは著しく鈍化傾向をたどった結果、それぞれ自治体においては歳入不足が生じ、その後結果、年次における予算編成には大変苦心、苦慮なされていることが新聞報道等で知らされております。このような状況中で、では一体この間における当市財政状況はどうであったかといえば、各位ご承知とおり、当市財政構造は景気変動で一番影響を受ける法人市民割合が低く、その一方で財産税である固定資産税と住民税である個人市民両2税割合が高いために、極端に市税全体落ち込みはないものの、この間における当市税収伸びには少なからず影響を与えたことは確かで、そのあおりを受けたことは歳入面から見ても如実に知ることができます。 しかも、当市はこれから向こう4年間は歳出面においてし尿処理施設立てかえ、ごみ焼却施設建設等大きく財政支出がいや応なしに生じることが目前に迫っておりますので、したがって景気は徐々に回復しているとは申せ、税収面でその効果が出るは先々ことであり、当面は歳入根幹である市税確保をいかに図るかが至上命令であると考え、そのことから行政内部においては、行財政改革推進本部なる組織を本年7月25日に発足させて、目下経常経費見直し、歳出削減を図って、投資的経費を生み出す努力をしているが、これにもおのずから限界があります。 しかし、私たち市政にかかわる者は、いかなるこのような状況下でも、市民生活を最優先にした施策に最善努力を傾注していくことが、私たちに与えられた課題であります。 そこで、以上ことを踏まえて次5点についてご質問させていただきます。 質問1として、課税部門にお尋ねいたしますが、では、平成景気から平成不況になってこの間、当局は市税調定確保ということで、一体どのようなことに鋭意力を入れて取り組んできたかお聞かせください。 質問2として、収税部門にお尋ねいたしますが、質問1と同様ですが、では収税課はこの間、現行に合わせた徴収額、徴収率を引き上げるために一体どのようなことに力を入れてまた取り組んできたか、あわせてお聞かせください。 質問3としてお尋ねいたしますが、現在保険税、保険料収納事務に携わっている収納員身分は非常勤特別職ということで、収納に当たっては種々ご苦労があると思います。私は常々この人たちに感謝をしている一人であります。 そこで、ご質問しますが、この人たちに対する収納に当たってはどの程度収納一般研修をさせた上で事務に当たらせているか、まずお聞かせください。あわせて、いよいよ今日厳しい財政状況下において、国保会計現状認識をどの程度把握させながら収納事務に当たらせているかいないか、あわせてお聞かせください。 質問4としてお尋ねいたしますが、5年度決算資料によると、被保険者加入状況は1万1,732世帯、2万6,262人と報告されているが、では6年11月末現在では何人なか。そして、加入者に対する現行収納体制は何名で対処しているか。また、現体制で十分と当局は見ているか、所見をお聞かせください。 質問5としてお尋ねいたしますが、職員手当うち時間外勤務手当年間2億6,926万6,000円支給額等については、さき決算審査特別委員会で取り上げられました。それは、本日提出された資料にもあるとおり、職員勤務時間と支給額が突出している職員がいる現状にかかんがみ、これは一体どういうことなかるる質問が出ました。今当局は行革中で項目としては超過勤務手当抑制として6年度実施ということで取り上げているが、では当局は是正改善策に向かって実際に現在どう取り組んでいるか、まずお聞かせ願います。 あわせて、通常超勤に対する基本的な考えと当局から見て一番問題点はどこにあると考えているか、率直な所見をお聞かせください。 以上をもって第1回目質問を終わります。(拍手) ○議長(野山慶蔵君) ただいま質問に対し答弁を求めます。 ◎市長公室長(菅原正已君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長公室長。          〔市長公室長 菅原正已君登壇〕 ◎市長公室長(菅原正已君) それでは、鈴木議員質問にお答えいたしたいと思います。 まず第1点目質問でございますが、市民サービス接遇問題についてご質問でございました。これは平成6年3月、6月、9月と、同じようなご質問がされたわけでございますが、その中で基本的には接遇あり方についてご答弁申し上げてきたところでございます。今回質問につきましては、特に役所顔と言われております窓口業務について接遇ご質問でございました。 まず接遇基本的な考え方としては、いわゆる三つ基本があるわけでございますけれども、順序はいろいろありますが、誠実に対応すると、それから公平に対応する、しかも迅速にやるという、この三つ基本的な考え方がございますので、すべて鎌ケ谷市職員研修接遇関係につきましては、これらを基本に実施しているところでございます。また、この関係につきましては、平成6年5月に各所属長に接遇ハンドブックというような、こういう冊子でございますけれども、こういうものを配付し、それぞれ職員指導に当たっていただいているというところでございます。 それから2点目ご質問でございますが、しからばこの接遇研修指導内容はどうかということで、この関係につきましても9月議会でご答弁申し上げておりますが、まず新規採用職員につきましては、前期、後期という形で2回に分けて1年間で研修をやっております。まず前期研修中で12時間やっていますが、そのカリキュラム主なものを申し上げます。項目的には10項目あるわけですけれども、その中で新規職員ですので、丁寧な言葉遣い、それから電話応対ポイント、それから来客対応に対する取り扱いと、大きくはこういうところでございます。そのほか7項目あるわけでございます。それから同じ新規職員後期、6時間これは実施しておりますが、この中でもやはり7項目ございますが、敬語テストだとか、丁寧な言葉遣い、電話応対、自己チェック、それから来客対応マナーという形で、これらが主な内容でございます。 それから次接遇研修は、初級職員に対して行っておりますが、これも12時間行っておりまして、対応ポイントとして接遇基本的な考え方、それから来客応対ポイント。次、中級職員もやはり同じように12時間実施しております。これは内容的には、サービスとは、コミュニケーション重要性、対応マナー、それからこれは最後になりますが、課長以上職員に対して12時間やっておりますが、魅力的なリーダーとは、正しい言葉遣い、それから指導ポイント、窓口対応ポイントというような形で実際に研修を行っているが実情でございます。 それから、次3番目ご質問が市民憲章と接遇関係についてご質問でございました。これは非常に大きな問題だろうと思いますが、我が市の市民憲章中には究極的な理念は市民憲章中に象徴的に表現されております。これが接遇と市民憲章理念にかなうものというように私は考えております。 それから、次ご質問が人事、組織関係でございますが、一部組織関係につきましては、後ほど総務部長方からご答弁あろうと思います。 私方からは、さき質問中で池ヶ谷議員方から質問もございましたが、部付主幹について問題でございますが、今回鈴木議員ご質問は、この制度を来年度廃止してはどうかというご質問でございました。これについては今後組織見直し中で、後ほど総務部長方からご答弁あると思いますが、それらを踏まえた中で今後は対応が迫られてくるというふうに私は考えております。 それから、次ご質問がいわゆる中枢部門と言われているポスト事務取り扱い問題についてご質問でございました。この問題につきましても一概にこの方法是非について、いろいろあると思いますが、これもやはり全体職員配置によってそういうものも今後は出てくる可能性はあるということでございます。 以上でございます。 ◎総務部長(小鹿原直君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 総務部長。          〔総務部長 小鹿原 直登壇〕 ◎総務部長(小鹿原直君) 鈴木議員ご質問にご答弁申し上げます。 私方からご答弁申し上げますは、人事機構関係につきまして、いわゆる本年4月に組織を若干改定をしたわけでございます。その辺評価というようなことでございますが、今年4月に市長部局におきましては5部5係を減少いたしまして、新たに6部25課体制というような形にいたしたわけでございます。今日に至りましてその評価というようなことでございますけれども、従来当市におきましては組織機構をいわゆる部であるとか課であるとか、そういうようなものを拡大したというようなことはございますけれども、いわゆる縮減方向に持ってきたは今回が初めてでございます。 そういうようなことで、やりました当初は戸惑いがあったというようなことは事実でございます。しかしながら、現在におきましては、その辺については一応落ちつきを見せておるというような形でございますし、またこの組織簡素合理化というような形でやらさせていただいたことにつきましては、今回いろいろ議員方からご質問出ております行財政改革に向けて職員意識改革が、やはり組織関係まで行かざるを得ないだというようなことを含めまして、そういうような面で意識改革一助になったではないかというような評価を私としてはいたしておるところでございます。 それで、次に今度来年度に向けまして新たな組織等改定というようなものを考えていられるかどうかというようなことになるわけでございますけれども、行財政改革につきまして計画を現在進行をさせているところでございます。そういうような中で退職者が発生いたしましても、いわゆる採用不補充というようなことを理念としておるわけでございますので、当然その辺ことも考えていかなければなりませんし、それから昨日市長方が、岩波議員ご質問にご答弁申し上げましたとおり、組織改革機構というようなものを考えていかなければならないだというようなことも申されておるわけでございます。したがいまして、平成7年度に向けまして組織ことにつきましては、現在いろいろな角度から煮詰めておるところでございます。 特に先ほど申しました職員実質的に減というようなことになるわけでございますので、これらあたりにつきましては市長公室打ち合わせを密にしてまいりたいと思いますし、それから当然部であるとかあるいは課であるとかというようなものさらなる見直しというようなものを考えてまいりますし、また係というようなものについても考えていく。特に係中におきましては人員縮小というようなことで、人数的に少数係というようなものもあるわけでございますので、これら統廃合であるとか、あるいはグループ制あるいは班制というような形組織あり方というようなものも現在いろいろな角度から研究をさせていただいているところでございますので、まだ成案はもちろん得ておらないわけでございますので、効率ある組織に向けまして検討を重ねてまいる所存でございます。 それでは、引き続いて財政問題関係で、私ども所管にかかわるものにつきましてご答弁申し上げます。 まず市税確保でございます。この市税確保中で、まず課税面関係につきましてご質問にご答弁をさせていただきたいと思います。 課税関係でございますが、まず市民関係でございます。非常に当市におきましては市民税に負うところが多いわけでございますけれども、この市民課税客体捕捉といいますものは、その所得に対しまして、勤労者場合でございますと、給与支払い者から提出されます給報、それから公的年金支払い者から提出されます支払い報告、あるいは税務署方に出されます所得確定申告、さらには住民税申告というようなものによりまして、それぞれの所得に応じましての市民賦課計算をしておるところでございますけれども、不申告者というような方がいらっしゃるわけでございます。 この未申告者につきましてやはり調査等をし、その未申告者につきまして申告をしていただくというようなこともしていかなければならないわけでございます。本年でございますか、本年におきましてやはり未申告者というようなものが、数字で申し上げますと約2,500人程度おったわけでございますけれども、その後、申告につきまして呼び出しをしたり、あるいは臨戸調査というようなものをかけまして、そのうち約半数が申告に及んでいるというような内容でございます。市民税につきまして申し上げますと、今年度の所得の捕捉率を計算いたしますと、大体97.6%ぐらいになろうかというような現在把握をしておるところでございます。 それから、固定資産税につきましては、新築家屋等については登記所あるいは確認申請、そういうようなものと連動して把握をしてございますし、それから毎年いわゆる航空写真を使いまして客体把握、それから住宅地図によります把握、そういうようなことでつぶしていっておるわけでございます。したがいまして、ほぼ固定資産税につきましては捕捉率といいますものが、大体100%とは申しませんけれども、高率になっているというように考えております。ただ、家屋等につきましていわゆる増改築、そういうような形につきましてはなかなか捕捉が困難でございますので、その辺については若干問題があろうかというような考え方でございます。そういうようなことで、さらに航空写真あるいは住宅地図等を踏まえ、さらには臨戸徴収等をしておるわけでございますけれども、そういうような中におきまして発見できたものにつきまして捕捉もしていくというようなことをしておるわけでございます。 それから、収税面今度関係でございますけれども、税をお納めいただくというようなこと仕事につきましては、特段事新しいというような形ものが際立ってあるわけではないわけでございますけれども、通常行っております事務をさらに強化をしていくというようなことをしてございます。滞納処分につきましても強化してまいりましたし、それから税広報事業、PR関係でございますけれども、これも駅コンコース等にポスターを張るとか、あるいは保育園子供さん方にそのポスターご協力をいただくというようなこと、それから自主納税推進というようなことから、口座振りかえ勧奨促進というようなことを積極的に行ってきておるということでございます。 それから、滞納整理関係につきましては、もちろん過年度滞納整理をおろそかにするわけではございませんけれども、現年度税を現年内に納めていただくと、要するに現年税を滞納に持ち込まないというようなことで、従来でございますとどうしても現年滞納分捕捉といいますものが11月過ぎてしまうというようなこともございましたので、それを改善いたしまして、さらに早く現年滞納リストができるというようなことに切りかえてきておることもしておるわけでございます。それから、高額滞納者整理優先着手あるいは累積滞納者進行管理というようなことをしてございます。 それから、延滞金さらには完全徴収を実施するというようなこと、それから納税指導及び実態調査にかかわります臨戸重点主義確立というようなことで、これはどういうことかと申しますと、とかく臨戸徴収に参りますと、税を納めていただくためいわゆる集金人的な考え方が出てきてしまうわけでございますけれども、そうではなくて、その中において接触した場合においていわゆる指導と申しては口はばったいわけでございますけれども、要するにどのようにしたら納められるかというようなこと、それから滞納がある場合にはあわせて資産等関係調査も考えていくというようなことをいたしてございます。 それから、執行停止関係、これは前々鈴木議員方からご指摘をいただいておるわけでございますけれども、この辺につきまして本当にその執行停止が妥当なかどうなかというようなことについて調査も行っておるところでございます。そして、市税徴収特別対策というようなことで、収税課はもちろんそうでございますけれども、もう既に今月7日から全庁的に応援を得まして、現在特別対策を実施しておりますけれども、そういうようなこと、あるいは休日臨戸を行うというようなこと等をやらさせていただいてきておるような状態が、現在収税対策でございます。 以上でございます。 ◎市民部長(川井彰君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市民部長。          〔市民部長 川井 彰君登壇〕 ◎市民部長(川井彰君) ご質問国民健康保険料収納員関係につきまして、私方から答弁したいと思います。ご質問3点あったと思いますが、順次ご説明したいと思います。 まず1点目収納員に対する研修、指導内容でございますけれども、この点につきましては、採用時に研修といたしまして5日間、国保制度、国保料賦課、徴収心構え、収納員制度について、あるいは徴収実務について、こういうことで5日間かけて研修をしております。それから、年に2回研修会を実施いたしております。職務遂行に必要な知識取得と資質の向上を図っております。さらに、収納員は週に1回登庁して職務報告を行っているわけですけれども、この段階で係長、課長等によりまして、指導を含めた職場研修を実施しているということでございます。 それから2点目でございますが、収納員に対し国保現状認識をどのように把握させているかという点でございます。私ども国保会計においては特に歳入確保が最大課題であるというふうに認識しております。数字をちょっと申し上げますと、平成5年度現年分収納率は93.93%、県下30市中で第3位という成績でありました。ただ、これは対前年度比で見ますと0.46%マイナスになっております。本年度につきましても収納状況は厳しい状況にございます。したがいまして、毎月収納状況が確認できるたびに収納員に対してその結果を伝え、現状把握をしてもらっておりますし、先月には研修会を開催し、厳しい国保会計内容を説明いたしました。さらに今後今年度中に研修会を実施し、現状を説明していきたいというふうに考えております。 それから3点目でございますが、平成6年11月末現在国保加入世帯数と保険者数でございますが、世帯数が1万2,142世帯、それから保険者数が2万6,745人であります。これは平成5年度末から世帯で410世帯、人数で483人増になっております。こういう状況でございますけれども、現行収納体制で人員不足はないかということでございますが、現在収納体制は職員4名、それから収納員8名で行っております。このうち職員4名につきましては、徴収だけではございませんで、賦課収納管理等も担当しております。 したがいまして、現状では滞納処分あるいは市外滞納者に対する徴収等面で若干手が回らない部分がございます。この辺カバーにつきましては、全課体制によります休日徴収等を実施しておりますので、他係から応援という形でいたしております。とにかくこの収納につきましては、収納員を含めて職員一丸となってよく頑張っていてくれているというふうに感じております。 以上です。 ◎市長公室長(菅原正已君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長公室長。          〔市長公室長 菅原正已君登壇〕 ◎市長公室長(菅原正已君) 財政関係最後になります時間外勤務手当についてご答弁申し上げます。 この関係につきましては、さきご質問でもございましたように、さき決算委員会等でるるご説明申し上げたわけでございます。その中でこの時間外抑制、是正策はどうなっているかということでございますが、さきに示された推進計画書中でもありますように、平成6年度になって数字的には落ちてきております。その中でご質問は、基本的な考え方と今後問題点ということでございます。まずこの超過勤務手当基本的な考え方は、正規勤務時間に割り当てられた以外勤務命令されたものについて超過勤務を支払っているわけでございますが、これは例外的な臨時的な措置として行っているが、この超過勤務関係でございます。 ここで議論は、超過勤務手当を少なくせいということですので、今後問題点として現在考えられることは、やはり週1回なりノー残業デー設定とか、もっと大きな問題としては各所属、全体業務量再チェック、これをかけたいと、それから現在では係ごと担当制を敷いているようにも見受けられますので、この辺是正も今後考えていきたいということ、それから一般的な職員配置がえについては、現在方針では5年程度を一つ目安にしておりますけれども、やはりこの配置がえがしょっちゅうあるということによってマイナス面も出てきておりますので、この辺も再考してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(野山慶蔵君) 発言を許します。 ◆3番(鈴木道雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。 ◆3番(鈴木道雄君) ありがとうございました。 最近になく非常に質問論旨に的確に答えてくれたではないかなというので、一応、一応というか、心から感謝を申し上げるということをまず冒頭に。 時間が15分でございますので、順次質問させていただきたいと思うですが、まず第1点通告接遇ということでございますが、具体例を申し上げましてご答弁願いたいと思うですが、職員はいろいろとそういう研修を受けて、ただいまそれ相応にやっているということは一応私は理解はしました。実際に私は市民の代表ですから、私が実際にいろいろと窓口で、一体職員はどういうふうに来たときに接するかということは、自分が実際に窓口に行くということです。これが一番わかるわけです。人に頼みますと、人を通じるとわかりませんので、できるだけ私は所用がありますと自分で行くことにします。そんなことで、大変接遇が立派な方、応対も適当、それから立派、質問内容にも的確に答えるという優秀な職員は全体としては多いということは、私は前段にまず申し上げてご質問させていただきたいと思うですが、実はこういうような問題、3点ほどちょっと取り上げて、その都度私も書いておくですよね。後で思い出すとわかるように。 これは接遇ということで、10月5日12時50分、私は市民課に行ったです。当時12時50分ですから、間もなく、10分という時間があったですけれども、私は入るときにはできるだけ「こんにちわ」とか「失礼します」というふうに入っていきます。議員というは別に特権が、偉くもないですから、いつも一般市民と同じような気持ちで私は入っていくように心がけております。そのときに、ちょっと市民課長近くへ行って、もの1メートルもないところに行ったときに、女性が4人座っておりました。私はそのテーブルに向かってあいさつしたです。「こんにちわ」、そしたらその4人は私を、こんな近くですかね、見ました。一言もあいさつしなかったです。私は、その女子4人に言いました。「人があいさつをしているのに、うんとかすんとか、会釈かなんかしたらどうなだろう」、私は大きい声で言いました。 そして当該課長に、「君はどういう接遇をしてるだ」というふうに担当課長に言いました。これは私に限らずほかの市民にもそういうふうな方法でしているだと、こういう発想は、思うは当然であります。そういう前提で、そのとき課長が、つい私は名前を出してしまうですけれども、出さないようにしますけれども、「聞こえなかったです」。ばかなことを言い出したです。面と向かっているし、「何だ、何」って、私は課長に一喝しました。課長、失礼いたしましたとなりました。こういうまずいいきさつがあったということです。いかに、外部から見ますと、嘱託だ臨時だ何だと、すべて中に座っている方、職員なです。そういう前提で接するわけですから、あとであの方が嘱託だ、あの方がでは通じないです、それでは。現実問題こういうことが一つありました。 それからもう一つ、これは11月19日3時50分、これは財政課に行きました。そのとき、これもまた、もう接遇以前問題なですけれども、私はちょうど行ったときに、予算説明会があったです、11月19日。そのときに私は財政課長に用事があって行きまして、行きましたらいませんで、財政課と契約課ですか、職員が1名ずついました。それで、その職員が契約課方が財政問題だということで来ました。「私が課長を訪ねて来たですけれども、君にわかるかな。わかるなら教えてください」と言ったです。いつになっても座れと言わないですね。みんなあいているのに。だから、私が「一体どこに座ればいいだ」と、こう言ったです。そしたらその職員は何と言いました。私前を2回、犬ではないですけれども、2往復しながら、座るところないですよとこう言うです。いっぱいあるです。 そして私は、ですから課長席でいいよと言ったです。全部いないですから。そしたらその職員が次に何と言いました。いいですか、私ちょっと書いたです。どこに座ったらいいかと言った。そしたら困ったように、座る場所がなくて右往左往している。課長席でと私が言った。そう言ったらその職員、私耳もとで、大体この課はそのようなシステムになっていない。接遇とかそういうことはしてないですね。で、私はまた一喝しました。そういうことを市民が来たときに君たちはやっているかというようなことをして、いろいろな問題から今回取り上げたですが、時間がこれはいろいろとやっていきますと、まだいっぱいこうやって書いてあるです。 それからもう一つ、これは1点申し上げたいですけれども、12月14日9時50分、市民窓口に行ったです。これは接遇というより、一般研修という考えなですけれども、接遇という時点でとらえて申し上げたいと思うですけれども、私は「印鑑証明を下さい」と言った。そしたら窓口職員は、印鑑証明というは事後問題がありますから、必ず本人を証するということを確認して出すという、これは常識です。当たり前です。私は、普通方は運転免許証か何かないですか。当然ですよね。私はそのとき、議員手帳を出したです。議員手帳というはまず写真と鎌ケ谷市議会と、こうなっているです。出したです。その職員が何と言いました。隣職員に、これわからないで、「これでいいかしら」とこう言ったです。これでいいかしら。私をばかにしている。あなたどう思われますか、立場で。 鎌ケ谷市議会で、私はこれ一般手帳ではないです。身分を証する。人物も私いるです。そうしたら職員はこうして、隣職員に申したわけです。これでいいかしらと。そうしたら隣職員はうんうんと、こう言ったです。こういうことが鎌ケ谷市であるということで、私は今回市民憲章を何だ。では、一体研修というはどうやっているだと。これは私は市民の代表ですから、多く話を市民から受けているです。そういう問題があるということを現実、私はこうやって書いてあるです。どういういきさつ。そういうことが、果たしてあるという認識を、あなたたちは一体知っているかどうか。その辺ところ的確に、そして本当意味接遇ということをやっているか、もう一回答弁願います。これは現実問題としてあるわけです。まだあるですよ。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長公室長(菅原正已君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長公室長。 ◎市長公室長(菅原正已君) 実際例をお話されますと、私としてもどのように答弁していいか、非常に困っているところでございますけれども、最後身分関係については、いろいろ今規定ですと、運転免許証、それから公的機関発行した云々というようなことが多分あろうと思うですけれども、その辺について問題については、やはり現場方で研修をしていただければそういうことはないかなというふうに感じております。 それから、一般職員は先生方が自分事務所に来られますと、やはり相当緊張している部分もあろうかと思います。そういった面では、鈴木議員から大きな声でどうだなんて言われますと、やはりびびってくる部分もあろうかと思います。そんなところで、今後はそういうことないように、全職員に周知していきたいと、このように思います。 ◆3番(鈴木道雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。 ◆3番(鈴木道雄君) ありがとうございます。 ひとつしっかり担当所管公室長なですから、ひとつ的確にそういう状況を把握して、机に座っているだけが能ではないから、ひとつぐるぐるよく職員実態を本当にやっていただきたいなと思います。 時間がもう7分ぐらいしかありませんので、毎回少し欲張って、いつも最後質問だけがしり切れトンボになってしまうので、今後は十分1問ぐらいでじっくりとやりたいと思うですが、時間がありませんので、接遇はまだあるですが、これでやめます。 それから、機構と人事です。これについては先ほど出ました。これは後回しにして、先に通告3方をしたいと思うですが、この中で、問題でこれをかけていますと、1時間ぐらい応答があろうかと思うですが、若干ないので、保険料、この問題について一応私ちょっと先にご質問したいと思うですが、ただいま担当方から職員4名、収納員が8名体制という中で、今保険事務に携わっていると、大変ご苦労さまと思います。実際、今12名体制中でやるということはなかなかご苦労があろうなと、私は痛切に感じております。この中で、ただ収納員8名ですね、これは私は今回収納員立場でひとつ問題を取り上げてみようというふうに私は考えています。 8名というは特別職非常勤ですから、一般職ではないですから、ある意味では市長職がある、現業職がある、何々職というようにあるように、そういう仲間中で、とかく団結というは弱いです、8名というは。8名で頑張ってもなかなか機構が、いろいろな待遇改善したい、何々したい、こうしてもらいたいと言ってもなかなかない。そういう問題については一体やっぱり我々が市民の立場になる、そういう人立場になって問題を提起しなければならないだろうというようなこと。今、いろいろな待遇関係も含めて一体どうなっているだろうというようなこともあわせて。 何か収納に対しては、一定固定給プラス云々となっているということなですが、時間がないから私方で端的に聞きますけれども、現在この人たち待遇面に対して、いわゆる改善する余地は、さらにですよ、余地はないか。財政非常に厳しいという状況下ですが、近隣市等考えて、本市収納員いわゆる待遇条件というですか、この辺ところをまずどうなか、率直にお聞かせ願いたいと思います。
    ○議長(野山慶蔵君) 答弁は簡潔に願います。 ◎市民部長(川井彰君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市民部長。 ◎市民部長(川井彰君) 待遇、金銭的な待遇からまず言いますと、ほかにも嘱託制度ございます。その金額と比べてみても、まあ激務であることは激務なですけれども、遜色ないということで考えております。 ◆3番(鈴木道雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 鈴木道雄君。 ◆3番(鈴木道雄君) 一般論でそう言われてしまうと、次問題展開が始まらないですがね。そうしますと、待遇関係はいわゆる金銭的な問題、勤務条件体制、すべてもろもろ考えて、他市と今現状当市に携わっている収納員勤務体系はそう著しく待遇が悪くはないと、こういうふうに認識してよろしいでしょうか、もう一度お願いします。 ◎市民部長(川井彰君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市民部長。 ◎市民部長(川井彰君) そのとおりでございます。 ◆3番(鈴木道雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 鈴木道雄君。 ◆3番(鈴木道雄君) ありがとうございます。 できるだけ、今財政厳しい状況ですから、特別職というはほか業種方もいるわけでありますから、現状中で国保収納員に特別云々ということは非常に無理だと思うですけれども、できるだけ今後厳しい状況下中でも、現場第一線で職員に、職員にかわらないですけれども、一般職とは実際違うという位置づけでお聞き願いたいと思うですけれども、いわゆる寒い中で実際に携わっているそういう人たちご苦労は大変だと思いますので、今後財政状況も踏まえながら、できるだけそういう改善措置を図るように、これはひとつ要望としてお願いいたしたいと思います。 それでは、人事配置について。これは去年だったですか、税務担当に税務参事というを設けましたね。市長にご答弁いただきたいと思いますから、市長、設けましたね。そのときに、これは私、何月議会だったですか、質問したときに、今回職制で新しく市長公室に政策担当とそれから税務参事を設けたと。これは簡単に言えば何だということをしたときに、市長はいろいろ位置づけをしながら、重要なポストだと、簡単に言えば。重要なポストでつくっただということで、私は一応こういうバブルはじけた状況ですから、とにかく税というものは歳入根幹ですから、そういう位置づけだと思ったです。 ところが、まだ状況から1年たらずでポストを空白にさせて、大変お名前出しては、事実当たり前、部長級ですから、いわゆる消防長方へ、結果的には栄転ですからいいと思うですけれども、それにしても、その税担当重要なところ、今財政が厳しい状況中で、それをあえてそうするということは、非常に整合性がないし、何か無計画、私はいつも言うように無計画な人事配置ではないかと。いわゆる無節操な人事配置だと思うですが、この点について1点だけ、時間がないですから、市長にご答弁いただきたいと思います。そういうはどう考えているか。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) 今後も、組織、人事というは一体でございますので、対応中では税担当というは特に重要視しながら、考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(野山慶蔵君) 以上で3番、鈴木道雄君一般質問を終結します。 休憩します。再開を13時とします。 なお、関連質問発言通告は12時10分までに提出願います。          午後 零時01分  休 憩           午後 1時02分  再 開 ○議長(野山慶蔵君) 再開します。 △一般質問続行 ○議長(野山慶蔵君) これより関連質問を行います。 まず、16番、勝呂幸一君に発言を許します。 ◆16番(勝呂幸一君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 16番、勝呂幸一君。 ◆16番(勝呂幸一君) 昨日岩波議員行財政改革推進計画経常的経費による事業へ重心置き方中で、昨日助役は何があっても、何でもかんでもこれからはし尿、ごみを再優先してやっていくだということは、その前後に何か言葉がつくではないかと確認意味でお尋ねをしておりますので、その辺ものをご答弁願いたいと思います。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎助役(粟生幸雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 助役。 ◎助役(粟生幸雄君) 昨日答弁中で、確かに言葉が足りなかった気がいたします。あの際に申し上げましたは、何でもかんでもこの二つ施設だけでいいだという趣旨で申し上げたわけではなかったでございますが、私真意はし尿処理施設、それからごみ焼却施設建設を生活環境整備一環として進めてまいりたい。その中でも特にこの両施設については客観的な情勢から見ましても急がれておりますので、最優先で実施するような方針で進めてまいりたいという趣旨答弁でございましたので、ご理解いただきたいと思います。 ◆16番(勝呂幸一君) 議長、16番。 ○議長(野山慶蔵君) 16番、勝呂幸一君。 ◆16番(勝呂幸一君) わかりました。確認をとっておきませんと、昨日答弁だけを聞いておりますと、では、市長がよく常日ごろ言われている生活基盤を今後は中心にやっていこうということとかなりかけ離れてしまいまして、傍聴に来た人たちも、では我々の市民生活中において生活基盤は、ではごみだけを中心にほかは何も考えないかという誤解が若干生じておりましたので、このような質問をいたしました。 では、今後は生活基盤中心中でし尿、ごみを考えていくというふうに理解してよろしいわけですね。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎助役(粟生幸雄君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 助役。 ◎助役(粟生幸雄君) おっしゃるとおりでございます。そのとおりにしてまいります。 ○議長(野山慶蔵君) 以上で16番、勝呂幸一君質問を終結します。 次に、13番、池ヶ谷富士夫君に発言を許します。 ◎市長公室長(菅原正已君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 13番、池ヶ谷富士夫君。 ◎市長公室長(菅原正已君) 岩波議員と塩澤議員行財政改革について関連質問をさせていただきます。 昨日、市長は行財政改革ことについて、これは塩澤議員に対して答弁ですけれども、第2弾的な要素として市民参加を計画しているという、そういうことを言われたですけれども、その時期というはどういうふうに考えているか。岩波議員に関しては、市長は財政計画その次に来るものは人事と組織だと、そういうふうに答弁されたですけれども、そこでこの組織ことについては、要するに組織機構を変えていくか、それとも人材を発掘していくかという、そういったことで、人を重視していくか、それとも組織を重視していくか。そのことでどういった難局を乗り越えていくかという、その辺2点だけお答え願います。 ○議長(野山慶蔵君) ただいま質問に対し答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) まず行革の市民会議的なものに関して2段階ございます。まず1点目は、これはもう本当に早急につくらなければならないというは、チェック機能を有する組織をつくりたいと思っています。具体的には例えば企業経営者、または公認会計士とか、あとは学識経験者中で弁護士とか大学先生とかと入ると思いますけれども、これは小人数的な中で施策そのものをチェックする機能ということで、まずこれははっきり言いましてこれも一、二カ月でできると思います。そういう市内人材を、まずやっていく体制中でチェックを外からしてもらう。部会に分かれていますから、それぞれ部会を呼びながらチェックするという機能がまず1点ございます。 もう一つは、その方々も当然入ってもらうことになると思いますけれども、完全にリストラ委員会ということ中で、今度は10名規模からぐらいでその他いわゆる市民団体とか、そういうもので運営する、逆に言いますと今後いろいろなこと中で行財政というものをきちっと、市民から見た形をつくってもらうということです。これは恐らく発足するには、これも同じように二、三カ月でできると思いますけれども、具体的な案が出るは恐らく1年ぐらい最低でもかかるではないかと、半年ぐらいでやっていただければ非常にいいわけなですけれども、その辺を考えております。 ですから、それぞれ組織形態としては、一つは、今市が内部的につくったものをきちっとチェックしてもらう外部団体、それとみずからそれぞれもっと他に考えられるリストラ策というが出てくると思います。それを考えてもらう団体という2段階的なもので、この設置というはこの2カ月ぐらいで可能だと思います。これはそのくらいでもつくっていきたいというふうに考えております。 それと、人事、組織ということでございますけれども、お互いこれはどちらがどっちということは言えないですけれども、もうはっきり言いまして人材を発掘するはもう常に考えておりますし、もう一つは、組織スリム化というものを考えた場合には、例えばよく言われるように大部屋制にした方がいいとかということが出てきますから、そうしますと当然組織機構そのものもいじらないと、これは幾らいい人材を発掘しても、その一つ方針に従ってやるわけでございますので、これはもうどちらが重視ではなくて、相関関係中できちっと密接な連携をとる場合には、両方、どちらが先ということは考えない。当然一番根源は人でございますから、人材発掘を考えた中でどういうポジションというものを与えた場合に発揮できるかということ中ですから、重きを置くということはもう当然人に重きを置くということになると思います。 ◆13番(池ヶ谷富士夫君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 13番、池ヶ谷富士夫君。 ◆13番(池ヶ谷富士夫君) 今、市長が人材だということを言われましたけれども、それは抜てきということもあり得ますか。 ○議長(野山慶蔵君) 答弁を求めます。 ◎市長(皆川圭一郎君) 議長。 ○議長(野山慶蔵君) 市長。 ◎市長(皆川圭一郎君) 一概に抜てきというは、何階級特進かということあるですけれども、これはもう当然あり得ることです。 ○議長(野山慶蔵君) 以上で13番、池ヶ谷富士夫君質問を終結します。 以上で市政に関する一般質問を終結いたします。 △散会宣告 ○議長(野山慶蔵君) なお、明8日会議は議事都合により、特に午前10時に繰り上げて開くことにいたします。 本日はこれにて散会いたします。 長時間ご苦労さまでした。          午後 1時10分  散 会...