◎市長(
皆川圭一郎君) 福祉
のホームヘルパーに関しては、究極はやはり
マンパワーの問題だというふうに思います。そういう中で、それぞれが今模索しながら進めているわけでございますけれども、これから
の在宅福祉の中においては、ある意味では
ホームヘルパー制度ということを充実する
のはもとより、地域
の中で、例えば病院に行く場合、ちょっとお手伝いをできるというようなこと
の中では、これは
社会福祉協議会がいろいろと音頭を取りながら、ふれあい委員という
のをつくりながら、そういうことをやっております。 ですから、備えあればいいわけでございますけれども、逆に言いますと、
マンパワーだけをどんどんどんどん果たして充実していった場合に、これは有償でございますから、あくまでもそれに見合う対価を払うわけでございますので、これも限度があると思います。ですから、これはもうそれぞれ障害を持っている方とか、高齢者になった場合には、いろいろな場合があるわけでございますから、逆に言いますと、例えばいろいろなヘルパーが行く場合において
の一つ
の問題点という
のは、最終的にはヘルパーを何人、何百人単位で用意できるかということになる
のではないかと思いますけれども、一番大事な
のは、その地域
の方がどのような形でちょっと手を差し伸べていただくかと。それに関しては、鎌ケ谷市はかなりいろいろな会を通じながら、福祉協議会、
民生委員、そういう中で充実している
のではないかというふうに認識しております。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 26番、
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) 私がこの問題に触れましたときに、市
の方でもご近所
の方はどうですかと言われた
のです。ところがそのお宅は周りに、うちがありますけれども、離れている
のですね。そういう場合に急に、それは私がかかわった方は、老人ご夫婦で70歳な
のです、お2人とも。何カ月違いかで70歳な
のです。それで、今までは奥さんがある程度気丈な方ですので、ご主人がちょっと脳卒中という
のか、少し脳を冒されている状態で、足も不自由という中で、お2人で生活していましたから、それで奥さんが倉本にかかるのにちょっと、それは突然な
のですけれども、おふろ場で倒れまして、それで身動きができない中で救急車をご自分で頼んで、倉本まで連れていったという事件があった
のです。 そのときに感じました
のは、ご主人は何していいかわからないと、とにかく奥さんが自分でさっさと救急車に電話するだけ
の元気があった
のでしょうけれども、頼んで行ってしまったと。残されたご主人が3日間ぐらい、自分でやっと歩ける状態ですけれども、パンを買ってきて食べたとか。1軒置いて隣ぐらい
のところにはおうちがありますけれども、なかなかそこにも連絡できないという状態があった
のです。それを見たときに、もちろん市長
の言われるようにご近所なんか
の地域的な援助があれば解決はできたと思う
のですけれども、それを知らせるすべもなかったと。 そういうことからも、私このパンフレット見まして、この中でもこういうときはこうしなさいというふうな、詳細に書いてある
のですけれども、そのパンフレットも、聞くところによりますと、公共施設とか、窓口に来た人、
民生委員、
老人相談員に配ってあるということですが、市役所に、窓口に来るという方
の以前
の問題として、せっかくパンフレットにいろいろ手引きがあっても、これを見る機会がない人は、そういうときにはどうしていいかわからないという状態があるわけです。 ですから、今後
の課題としては、やはり地域にちょっとお世話できる人を募るというか、ふれあい
サービスは限られておりますし、お年寄りがいるいない
の関係でなく、協力するという方が近所にいるからということではなくて、ご自分が
ボランティアでおやりになりたいということで協力員になっていらっしゃるわけですから、地域格差もあると思う
のです。 私は後段でこれから質問しようとしておりましたけれども、
民生委員なども、そのお宅には、ちょっとそうですね、200メートルぐらい
のところに
民生委員がいる方な
のです。ですけれども、その
民生委員に連絡するというすべもわからないという状況があったわけです。ですから、そのようなご家庭に対して
の対策は、そのときにはどうしたらいい
のかなと思いまして、今回取り上げたわけですから、まず
ホームヘルパーの問題からちょっと脱線しましたけれども、
ホームヘルパーが派遣される状態になれば、実態はつかまれますけれども、その前にふれあい
サービスは決めておりませんので、そのときそのときに伺ってやっているということ
の中では、連携がとれていない
のだと思う
のです。 ですから、そういう方
の独居老人とか、老人夫婦
の世帯を周り
の人がどういうふうに気をつけてあげられるかという状態をつくり出すことも、もちろん地域
の問題として必要だと思いますけれども、当面はやはりそれに及ぶまでに、そのようなお宅に対して
の手が差し伸べられるような方法がどうしたらよい
のかと。私がたまたま伺いましたので、実態がわかりましたけれども、私が行かなかったら、そのお年寄りはなんとなく自分で動けないけど、あるものを食べて、まあしようがないというような感じでいる状態があったわけです。 ですから、市長
のおっしゃるように確かに地域
の方と
の連携が必要であり、何でも公的ではだめな
のだという
のはわかりますけれども、その公的なものが責任持つ中で、地域と
の連携がとれたらいいと思う
のです。そういうことについて、前はヤクルト
の配達で
ひとり暮らしのところを訪問毎日するというようなことがありまして、だから、それは今廃止されておりますけれども、やはり後段で申し上げようと思いましたけれども、
老人相談員の方とか、そういうことに対してかかわれる人をつくる必要がある
のではないかと思いますけれども、その辺はどのようにお考えでございましょうか。
民生委員の連絡ということで、
老人相談員が動くということですけれども、それ以前にお年寄り
のひとり暮らしとか、
老人世帯に対して、市
の方は名簿があると思いますので、地域的にどういう施策をしていったら、私が申し上げたようなこと
の起きないようにできるか、それをお答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎市長(
皆川圭一郎君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 市長。
◎市長(
皆川圭一郎君) 一つ
の例を上げてご質問になったわけでございますけれども、いわゆる今福祉協議会では地区社協という
のをつくっております。各公民館とかコミュニティセンターに地区社協を置いております。その下にはそれぞれ
民生委員とか、いろいろな形
の、はっきり言いまして国から直接委嘱されました方々がいらっしゃると。それとまた相まって、いわゆるふれあい委員制度ということ
の中で自治会がふれあい委員を置いております。 それとまた、全然別個にそれぞれが
ボランティア精神、これ全部
ボランティア精神な
のですけれども、月1回とか何カ月に1回、
独居老人とか高齢者を集めた中で、それぞれふれあいを持とうということで、多くは
民生委員の方が主体としてやっているわけでございますけれども、ある程度パーティー的なものですね、おでんをつくったり、そういう中で何カ所かでやっております。また、逆に地域ごとにそういう職、自治会長とか、PTA
の方とか、青少年相談員とか、直接高齢者に対して
の福祉ではないわけですけれども、そういうかかわり
の方々が一つ
のふれあいまつり的なものを各公民館でも開いております。 こういう中で、先ほど地域と言った
のは、そういう方々が一生懸命やっていただいている中で、顔見知りにはなっているはずです、ある意味ではそういうところに参加した場合は。そういうお祭りとか、集めてやるところに来た場合にはある程度顔見知りになって、まずそれから始めるわけでございますけれども、いわゆるこれから
のボランティアということを考えた場合、有償な
のか無償な
のかという形をとっていった場合には、ある意味では、ある線まではこれはもう当然有償でなければ、これはもう市町村
の財政、または国
の財政も破綻してしまうわけでございますから、そういう中でどうしても介護が必要な方においては、それなり
の施設を用意していくわけでございますから、今質問あった
のは、そのどちらかという
のはちょっと定かでない
のですけれども、例えばその方が食事をするためにパンを買いに行けるということになりますと、これはかなり自分で自由がきく方でございます。 ですから、そういう意味では病院に行くために救急車を自分で呼べるということとか、そういうことを一つ一つ取り上げますと、その日その日
の中でヘルパーが必要なときと必要でないときという
のはあると思いますけれども、逆に言いますと、その度合いによってそれぞれやはり自分たちが判断して、ヘルパーをお願いする
のか、しない
のかという
のは、この辺はある程度、それに対する対価を払うわけでございますから、これは判断をしていかなければいけない
のではないかと思います。 ただ言える
のは、それだけ鎌ケ谷市
の場合は福祉協議会を通じながら、またいろいろな会ということ
の中で、福祉に対する考え方
の認識を持っている住民はかなり多いということになりますので、今後はヘルパーを具体的にどうやって派遣するかどうかという
のは、それはもう一人ひとりが状況等が違いますので、これはそれぞれがまた判断しながら、派遣するとかしないという問題に関しては、その横にそれだけ
のお金がかかるということになりますので、それぞれ
の判断にかかっている
のではないかなという
のが、家族
の判断とかそういうふうに私自身は思っているわけでございますけれども、やはり隣近所に一言声をかける方がいれば、これは一番いいわけですから、この辺をやはり充実しながら、
市民にはお願いしていこうというふうに考えております。
○議長(
野山慶蔵君) 発言を許します。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 26番、
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君)
ホームヘルパーの訪問についても、人によっては家に入られては困るとか、いろいろあるらしい
のですね。ですから、一概に派遣すべてにしろということは言えないわけですけれども、私はその前段として、隣近所に声をかける
のも、ご本人というよりも、市が名簿を持っていらっしゃるようですから、70歳以上
のご家庭とか、65歳以上
の身障者とか、そういう名簿によりまして、地域に自治会
のつくっているふれあい委員ですか、そういう方がいるそうですけれども、その方に耳に入れる、会議をやってそのときに話をするということを聞いておりますけれども、実際にはご自分でお年寄り夫婦が、ふだんでしたらお世話にならないでもやれたけれども、今はだめだという状況
の中で、隣近所に、ちょっと離れているところなんか、わざわざ行って話するという状況ができないと思う
のです。ですから、そういうことも市
の方で
老人世帯とか、お年寄り
のいるお宅なんか
の実態をつかんだ上で一声かけていただく
のが、市がやっていただけたらいいなと思いまして、今
の問題については、私は切望しております。 それともう一つ
の事例としては、全く
ひとり暮らしのお年寄りがいる
のです。その方は83歳くらいになる
のですけれども、ちょっとぼけて、ぼけるという言い方はいけない
のだけれども、痴呆
の前兆みたいで、私
のことも顔を忘れたなんて言う人な
のですけれども、やっぱり福祉
の、いわゆるそういう人が訪問している形跡がなかった
のですね。係に聞きますと、何かテレホン
サービスでそういう実態はつかんでいる
のだと、訪問しなくてもやっている
のだということでございますけれども、果たしてその電話だけで事足りる
のかなという方もございました。 ですから、やはりその方なども地域から行ったらいい
のかなと思いまして、今せっかく自治会がふれあい委員をつくっていらっしゃる
のでしたら、
老人相談員などと力をあわせて漏れなく訪問していただけたらと思う
のです。まず訪問して、その実態で
ホームヘルパーを派遣した方がいいか、またはちょっと何かあったらうちに連絡くださいよというふうなことが言える状態をつくっておく
のがいいかということになるわけですけれども、やはり日本人て、なかなか自分が弱っているとか、困っていることを人に率直に言えない人が多い
のですよね。特に年配
の方なども、世話にならないなどと言いながら、実際は世話にならなければならないという状況があるわけです。 ですから、その点では、もちろん公的な
ホームヘルパーを充実することが望ましいわけですから、その点は私、今後
の課題として、ぜひとも10カ年戦略、ゴールドプラン
の中で目標を達成していただく。そして、それでもまだちょっと足りないですから、
ホームヘルパーお金がかかると市長言われますけれども、有料
の場合は収入によってある程度有料になりますし、全く収入
のない非課税
の方はゼロですけれども、そういう点ではただお金が出ることでは片づけられないと思う
のです。 それで、この計画書
の冒頭にも目標
の中で
老人福祉法とか、老人保健法、社会事業ですか、そういうこと
の法にのっとって、これをやっていくということですから、老人保健福祉法
の制定についてはもちろんいろいろ問題ございますけれども、
老人福祉法は長年社会
のために貢献されたお年寄りが老後を安心して暮らせるようなことをしなければならないというふうにうたっておりますので、その精神を貫くということをもう一度市長からお答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎市長(
皆川圭一郎君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 市長。
◎市長(
皆川圭一郎君) その精神は貫いていっているつもりでございますし、今後ゴールドプランというものに対して
のやはり一つ
の公平性というものを考えながら、充実をしていきたいというふうに考えております。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) 市長からそのようなご返事をいただきましたので、ぜひ充実させるために鎌ケ谷市に本当に住んでいてよかったと言えるようなお年寄り
の生活が保障されるように、これから施行していただきたいと思います。
ホームヘルパーの件も何としても頼みやすい状況、もう少し気軽に頼める状況をつくってもらえたらいいと思う
のです。ふれあい
サービスの方が頼みやすい
のですよね。それは公的な人はいろいろ事情があるから、その活動が悪いということではない
のですけれども、パンフレットを見た限りでも何かかたい
のです。そういう点ではもうちょっと頼みやすい形に持って行っていただけたらと思います。その点は今後
の課題としてぜひとも改善していただき、頼みたい、何かあれですね、結局診断書がなければ
ホームヘルパーが派遣されないなんていうこと、私はこの間、かかわる中で初めて聞いた
のですけれども、今までもそうでございましたでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 今
のご質問にお答えする前に、先ほど
の80歳
のお年寄り
の話だった
のですけれども、現在、ことしからスタートいたしました在宅介護支援センター、これは電話訪問をしている
のですけれども、ご指摘
のとおり、電話だけではございません。これは職員
の方が今後電話でお話をしていく家庭には必ず一度家庭訪問して、お互い
の顔を知っていると。ですから、この前訪問したときも、ほか
の方が出ると、例えば私が家庭訪問して顔を知っていますと、杉山ですと言うとぱっと向こうもわかる
のですけれども、逆に吉村が出ると電話をガチャンと切ってしまうとか、そういう形で
の非常にスムーズなニーズとかあるいは悩みとか、そういうものを聞いた上で電話訪問事業を実施しているという
のが事情でございます。ご理解
のほどをお願いいたします。 それから、ヘルパー
の派遣
の申し出については、まず必要性があって申し出がありますと、ケースワーカーが家庭訪問いたしまして、その実情を把握いたします。その上で身体的な状況等
の必要性から診断書等をお願いしているわけです。したがいまして、これは従前からずっとやっておりますし、お年寄りは先ほどお話がありましたように、身体的状況という
のは急変する場合もありますので、見かけだけではございませんので、その辺
の安全性を踏まえて診断書
の提出をお願いしているところです。 なお、ふれあい
のパンフレット
の問題あるいは受けやすい応対とか、そういう点については、私どもは今後とも窓口における対応、そういう面についてもご指摘
のような形でいけるように努めてまいりたいというように思っています。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) 今
の杉山部長
のお答えでちょっと確認したい
のですが、要するにケースワーカー
の人が訪問することがやっぱり漏れなくできる状態をつくる必要がある
のではないかと思う
のですよ。それも、どういう形で実態をつかんでケースワーカーを派遣するか、その点をちょっとお答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 申し出
のあった方については、これは必ずケースワーカーが訪問して、その方
のニーズ、極端なことを申し上げれば、回数とか、それから希望する
サービスの内容、家事援助な
のか身体介護な
のか、そういった点を踏まえて回数
の決定あるいは曜日等
の決定等を調整しております。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) 今
の問題はぜひとも徹底していただきたいと思う
のです。あとお年寄り
の場合は、電話をもらってもわからない場合もありますので、電話で事足らせずに、そういう名簿によりまして訪問する組織をつくっていただきたいと思う
のです。そして、ケースワーカーにゆだねる段階をつかんでいただければ、
独居老人なり、そういう老人夫婦が急に何かあっても対応できると思いますが、その点でぜひともやっていただきますこと、この件はその要望にとどめさせていただきます。今後
の活動を期待いたします。 2点目
の給食サービスでございますが、今やっていらっしゃる
友愛ボランティアの方々
の活動は本当に大変だと思いますし、ご苦労なことだと思う
のです。ですけれども、やはり限度がございますので、なかなか、これはこの方たちは本当に誇りを持って献身的にやっていらっしゃることは、私も感謝するわけですけれども、実際に市内を見たときに、こういう
給食サービスを受けられることを望む方がもっといると思う
のです。そのことに対して、市はせっかく
保健福祉計画をつくって、お年寄り
のことを充実させるという立場でしたら、この幅を広げることを、この方たち
のやっていらっしゃる
のは、それでいいわけですけれども、そのほかにそういうことをやる組織ですか、余りかたく言いますとあれですけれども、つくって
市民にこたえていけるようなことをお考えにならない
のでしょうか。その点お答えいただきたいと思います。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君)
給食サービスの提供については、
老人保健福祉計画の中にもきちっと位置づけているところでございます。ただ、先ほど申し上げましたように、
給食サービスは二つ
のスタイルがあります。一つは友愛がおやりになっているような、いわゆるふれあい型でございます。それからもう一つは、日常
の食事を、これは1食になるわけですけれども、支えていく、いわゆる生活援助型
の給食になります。やはり行政が今後求めていく
のは、どうしても生活援助型
の給食サービスになろうかと思います。 そうなってまいりますと、これはいわゆる量的な問題あるいは搬送
の問題、それからつくっていく調理場
の問題、それからつくってくださる内容
の問題、そういったさまざまな検討をしていかなければいけない内容がたくさんございます。私ども、ご指摘
のとおり、いわゆる
給食サービスをぜひ実現したいということでは考えて、友愛とも話をしておりますし、作業等もしているわけですけれども、まず実現までにはもっと時間がかかっていく
のではなかろうかというふうに思っています。これはお隣
の松戸市においても、今後は公社
の中で
の事業
の一環として位置づけていらっしゃいますし、そういった時期が一つ
のめどになってくる
のではなかろうかというふうに思っています。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) これから計画にある
のだからということで、とりかかるご予定はあると思う
のですけれども、私はこういう言い方はいけない
のですけれども、私など率直に申し上げますと、確かに無料で配られる
のもいいですけれども、ある程度低い価格で希望する人に配付できるような状態も考える必要がある
のではないかと思う
のです。中には男
の人で、今
の若い人はかなり家庭
のことやりますけれども、昔
の人は食事
の支度もなかなかできないという人がある
のです。そういう方が70過ぎたらなおやれませんので、まず希望を聞いてから、それは準備することになると思う
のですけれども、こういう場合は余り高いものではなくても、本当にお年寄りが好むようなお弁当をつくるとか、そういうことがやれたらいいと思いますので、ぜひとも計画
の中で時間をかけずに実施できる方法を考えていただきたいと思います。
給食サービスは、ですから、ふれあいさん
の、友愛
のやっていることを否定しているわけでございませんので、私その点誤解されないように、むしろ公的なものでやる
のも両立させることが必要だと思う
のです。かつて
友愛ボランティアをやっていた方にお会いしましたら、私たちはそれはそれでやっていくけれども、もちろんほかにそういう方法でやれるにこしたことないですねという言葉もいただいておりますので、その点は十分にお話し合い
の上に、一刻も早く踏み切っていただきたいと思う
のです。 きのうも財政計画
のことでいろいろ出ましたけれども、私が取り上げたことはみんな何か金がかかることではないかと皆さん思うかもしれませんけれども、これは福祉でございますので、ぜひとも金銭問題はともかくとして、お年寄りが安心できる暮らしをさせるためには、こういうことも必要だということで今回取り上げましたので、ぜひとも、市長もぜひ実態をよくつかんでいただきまして、市長
のお母さんなんかも私と同じ年なんですよね。ですから、個人的なことになりますけれども、本当にお年寄りが身近なことで感じることが多うございますので、ぜひとも考えていただきたいと思います。 それから、前後しましたけれども、
福祉公社の件でございますが、これはいろいろ面倒なことがあったりして、はっきり言えば私が主張していることと反対
のことをやられそうですので、これは計画
の中身は十分に
市民と
市民なり専門家ですか、話し合って内容を考えていただくという形で、踏み切るとしたらやっていただかなければと思います。 次、4点目
の独居老人の実態把握、このことでは
民生委員が調査し、そして
老人相談員に話しして、具体化させるということがご答弁ございましたけれども、先ほども申し上げましたように本当にお年寄り
のことを知ってもらえている
のかなと私は心配したからここでお尋ねした
のです。名簿で訪問していただいて、
老人相談員の方も大変だと思う
のですよね。ですけれども、やっぱりその責務を持たれた以上は、十分に地域にこたえていただくようにやっていただく
のが必要だと思う
のです。 金銭的なことには関係ないということですが、1カ月7,800円な
のです、手当が。そういうことなどもちょっと活動に見合っている
のかなと思いまして、やっぱりその方たちが活動しやすい状況もつくる必要があるなということを考えました。その点でもう一度把握
の方法が、この
民生委員を通してでなくて、もっと幅広くやれないものかと思いまして、その点お尋ねしたいと思います。もう一度お答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) まず寝たきり老人あるいは
独居老人の方
の実態把握については、ご指摘
のとおり、調査
のために参りましたよとか、そういう形ではなくて、お体
のぐあいはどうですかとか、あるいは何かお困り
の点はありますかといった中で調査に入っています。 それから
老人相談員は、これは現在16人
の方にお願いしているわけですけれども、市内を6地区で16人というと、非常に面積的にも大変だという
のはよくわかります。ただ、報酬
の点につきましては、これは非常勤特別職ということで議会
のご承認も得ているわけですし、他
の非常勤特別職
の職種等々見ていただければわかる
のですけれども、そんなにめちゃくちゃに低額であるというようにはちょっと思ってはいない
のですけれども、大変なお仕事でありますし、ご指摘
の点はわかる
のですけれども、今後とも福祉に対するご理解を得て頑張っていただきたいというように思っています。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君)
老人相談員の件でちょっと私、金額的なことを申し上げましたけれども、もちろん選定される
のにはその人柄とか十分に検討されて、ご相談して、相談員になっていただいていると思う
のですね。ですけれども、もうちょっと実態に合った形で配置できないかなと思いまして、ちょっと少ないと思う
のです、人数が。先ほど市長からも自治会
のふれあい委員がいるということですけれども、その方が何名いられるかわかりますか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君)
老人相談員につきましては、先ほど申し上げましたように16人でございます。ただ、この人数が少ないということについては、実際には選出に当たっては自治会長
の推薦を得ながらやっているわけですけれども、条例設定でございますし、ちょっとこの人数については早急にふやしていくという
のは非常に難しいかと思います。基本的にはこの数字、16人は、400人に1人というような割合になろうかと思います。 大変失礼しました。現在地区社協でそれぞれいらっしゃるふれあい委員
の人数は約400人でございます。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) 400人いらっしゃるということですけれども、私、地域で余り見かけない。見かけないと言うと変ですけれども、その辺歩いているわけではないでしょうけれども、それにしてはちょっと実態がつかめていないことがある
のではないかと思う
のですけれども、その活動スタイルはどういうことでございましょう。 それと、
老人相談員の設置条例によりますと、もちろん人格云々はある
のですけれども、地域
の実情に精通し、老人が気軽に相談に行けるような者ということな
のですね。どうもその辺で、果たして気軽に行ける人がなっている
のかなということを感じた
のですけれども、その辺では具体的に会合などで実態
の報告し合いをすると思う
のですけれども、その辺どうでございましょうか。 それと、さっき
の400人
の方がどういう形で配置していられる
のか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁は簡潔に願います。 答弁を求めます。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 前段
のふれあい委員
の活動実態ですけれども、これはもう50世帯に1人
の割合で選出されていますので、非常に身近なところ
の実態に努めていらっしゃるというように聞いております。 それから、
老人相談員については月1回
の会合を持ちながら、情報交換等を行っております。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) ちょっと前段が、部長が早口で、ちょっと私聞き取れなかったので、もう一度お答えいただきたい
のですけれども。 それと、相談員が月1回
の集まりでいろいろ情報交換されるということですけれども、私が申し上げたようなことなど話題に出ておりますでしょうか。その点お答えいただきたいと思います。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(杉山巖君) 先ほど
の地区
社会福祉協議会ごとに設置されておりますふれあい委員は、これは選出
の基盤としてはいわゆる50世帯に1人ぐらいを目標としながら選出されておりますし、その方
の担当としては日常接している身近な地域を担当していらっしゃいますので、そういった中でお年寄り
の方
の実態把握に努めていらっしゃるというように認識しております。 以上です。
◆26番(
木本千代子君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
木本千代子君。
◆26番(
木本千代子君) もう時間がございませんので、私が最後ちょっと申し上げまして終わりたいと思う
のですけれども、私が今回取り上げた件は、あくまでも
高齢化社会を迎える中で、市が取り組む課題
の中で、ぜひともそれが達成、もちろん達成というよりも、これから継続していきまして、11年以降でもやらなければならないことでございますけれども、それまで
の間に本当に
老人福祉法をもとにお年寄りが地域で安心して暮らせるような実態を生み出していただくために取り上げたわけです。 そして、市長が先ほど隣近所と言われましたけれども、実際に日中独居という
のも問題になっている
のです。お隣
の人も昼間はお勤めと、もちろんその日中独居
の方は家族はそういうことでいない
のですけれども、近所
の方も今働いている方が多い
のですね。ですから、ちょっと気軽にうち
のことを頼むなんということもできないという
のが実態でございます。民家がうんと集中しているところで、いわゆる下町的にちょっと隣に声をかけられる状態はいい
のですけれども、なかなかそういう
のも少なくなっておりますし、近所に声をかけない、つき合いが悪いということでは片付けられないと思いますので、その点はあくまでも実態把握を
高齢者福祉の方でよく見ていただくことが必要だと思います。そして、本当に安心して暮らせる、鎌ケ谷市にいてよかったと言えるようなことが進められれば、私は本当にほっとするわけです。その点についてもう一度市長にお答えいただいて、終わりにします。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎市長(
皆川圭一郎君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 市長。
◎市長(
皆川圭一郎君) やはりそれぞれあすは我が身という中で、この高齢者という
のを今対応をしているわけでございます。ですから、どうしてもそういうなかなか隣近所ともつき合えないという場合には、何らかの対応を今も、緊急ブレスレットとか、通報システムとか、そういうことでやっておりますし、やはり最終的には安心して健かに老いていくという
のが一番いいわけでございますから、それに対して私たちはやはり福祉
の向上という中で、今
の施策はもとより推し進めてまいりたいというふうに考えています。
◆26番(
木本千代子君) 頼みます。 終わり。
○議長(
野山慶蔵君) 以上で26番、
木本千代子君
の一般質問を終結します。
○議長(
野山慶蔵君) 次に、3番、鈴木道雄君に発言を許します。
◆3番(鈴木道雄君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。 〔3番 鈴木道雄君登壇〕(拍手)
◆3番(鈴木道雄君) 議席3番、鈴木道雄、12月定例議会に当たり市政に関する
一般質問を行います。行政当局におかれましては、私
の質問
の論旨に逸脱しないように的確にお願いすることを、前もって申し上げておきます。 今回私は、一般行政、人事行政、財政問題ということで、計3点取り上げました。順次通告に従って質問させていただきます。20分ほどかかりますので、後
の質問
の時間
の関係がありますので、少し早目にしゃべらせていただきたいと思います。 まず通告1、
市民サービスと接遇について。 すべて自治体に携わる公務員は、日々
の仕事を通じて住民に対し実質的によりよい行政、よりよい
市民サービスに一生懸命に取り組んでいるとしても、そこに携わるたった一人
の職員
の接客、接遇態度等々が悪いと、決してよい評価は得られません。そして、その役所全体
の評価
のイメージは大幅に低下し、そのことが時として行政と住民と
の間にぎくしゃくする要因にもなりかねません。 こうした接客、接遇態度
の悪い職員、公務員として
の心構え、心得
の欠如
の職員は、それぞれ
の自治体
の中ではそれ相応にいると聞くが、何といってもこのような行為が日常積み重なっていくと、結局その自治体全体
のイメージはさらに悪くなっていくことは明らかであります。しかも、行政に対する住民
の近親感や信頼度も失われていくことにもなります。 こうして考えてみると、接遇はまさに住民関係
の基本にかかわる問題と言える
のであります。そして、行政は日々休むことがなく、永遠に続くものであり、このことはすべて住民あって
のことであります。このような基本的なことを考えると、日々
の行政事務に携わっていく上で、職員としてはいかに接遇
の大切さがおのずからわかってくるものと思います。 では、当市における職員一人ひとりは公務を通じて対
市民に接する場合、一体どんな心構え、どんな接客、接遇態度で取り組んでいる
のだろうかと思うときがあります。特に、
市民サービスの第一線で仕事をされている窓口職員は、それぞれが自己
の職責を十分熟知した上で、窓口業務に取り組んでいることと思いますが、果たして実態はどうな
のだろうか。あるいは行政はすべて法令等に基づいて行われているものであるが、画一的お役所主義発想から、中には
市民と
の応対
の中で親切心に欠け、時に不快感な言葉や不真面目な態度で接する職員は全くいない
のだろうかと素朴な疑問を時に抱きます。 しかしながら、当市における職員
のほとんどは勤勉で、しかも奉仕に徹し、法令を遵守し、公僕として
の勤めを真摯に果たしていることが、私
の視覚
の中で理解と認識を深めておりますが、その一方で、中にはただいま申し上げたように日常
のあいさつや応対について満足にできない職員がいることもまた確かであります。 そこで、以上
のことを申し上げて、次
の3点についてご質問させていただきます。 まず質問1としてお尋ねいたしますが、職員が職務において
市民と接する機会が多い職場と申せば、ただいま申し上げたように、窓口業務
のある係が挙げられますが、中でも
市民課は諸証明
の交付等で一番と思われます。では、当局はこれら窓口業務に携わっている職員が
市民と接する時において、一体どのようなことに心がけ、気配りさせて事に当たらせている
のか、まずお聞かせください。 質問2としてお尋ねいたしますが、9月議会において私は通告名、
市民憲章と接遇について
の問い
の中で、
市長公室長の答弁によれば、接遇
の研修はたしか12時間ほど設けて取り組んでいると
の答弁があったと思いますが、では、具体的にその研修内容についてお聞かせください。 質問3としてお尋ねいたしますが、接遇
の基本は通常一対一
のマンツーマンで
市民と接することになります。この場合、職員は時には行政全体
の代表者あるいは行政
の顔として
の役割を果たすことにもなるわけでありますが、では、接遇という観点から見て、一体職員は
市民憲章をどうとらえ、どう認識されていると見ている
のか、当局
のお考えをお聞かせください。 次に、機構改革と人事配置について。 私は過去、人事に関する
一般質問では、計5回ほど視点を変えて取り上げ、行政当局に問いただしてきたところであります。特にこの中で本年4月1日付で異動発令に絡めて実施された組織
の中身について種々問題があるために、私は6月議会で通告名を人事異動と組織
の統廃合における問題点と題して取り上げ、質問させていただきました。その組織
の統廃合も既に9カ月を経過した今日、いまだに機能が十分発揮されず、また部署によっては事務量がふえ、かえって残業が従来よりふえたところもあるやと聞くに及んでおります。 そこで、私は今回次
の3点についてご質問させていただきます。 質問1として、本年4月に実施された組織
の統廃合は、私は全体を通じて見ると、決して是とは評価を下していないが、当局としては9カ月を経過した今日どう見ている
のか、所見をお聞かせください。 また、現状を踏まえた中で新たなる組織体制を来年度考えている
のかあわせてお聞かせください。 質問2として、現行部付主幹
の職制ポストは、現状
の機構、組織体制から見ると、私は組織
の頭でっかち、税金
のむだ遣い、非能率、非効率
の職制ポストと見ております。したがって、優秀な職員を現行
のポストに配置させておくことは、人材を埋もらせると同時に、機能が生かされず、また十分に働いているとは思えません。そこで、このポストは来年度廃止して何らかの職制を考えるべきと思うものだが、当局
の所見をお聞かせください。 質問3として、お尋ねいたします。人事異動
の実施
の中で職制上
のポストを考えるとき、人事、総務、財政は組織上中枢
の位置を占めるポストと私は認識しております。したがって、人事異動においては事務取扱、また兼務職で
の発令は適切ではなく、避けるべきと思うものだが、このことに対する当局
の所見をお聞かせください。 次に、通告3、財政問題。これは一般行政等もろもろ入る
のですけれども、一応財政問題ということでとらえております。通告名は市税
の確保と国保料
の収納及び時間外勤務
の問題点について。 91年5月から始まった平成不況について経済企画庁は11月17日政府見解として、平成不況
の谷は93年10月に既に終わっていると
の回復宣言を出されました。そして、その後
の景気は徐々にではあるが上向きになっていると述べられているが、この政府発表がおくれること11カ月後になったその理由としては、昨年6月に一たん景気底入れ宣言したものの、その後
の冷夏、長雨、円高、ゼネコン汚職などで腰折れし、宣言撤回に追い込まれた苦い経験があるため慎重にならざるを得なかったと述べられておりました。そして後段では、この不況
の長さは30カ月で第2次石油危機による不況に続いて戦後2番目という長さで、まさにバブル
の傷跡がいかに深刻であるかということも述べられておりました。 このような不況
のあおりによって、国はもとより各自治体における財政収入にも大きな影響を及ぼし、特にその中で税収
の伸びは著しく鈍化
の傾向をたどった結果、それぞれ
の自治体においては歳入不足が生じ、その後
の結果、年次における予算編成には大変苦心、苦慮なされていることが新聞報道等で知らされております。このような状況
の中で、では一体この間における当市
の財政状況はどうであったかといえば、各位ご承知
のとおり、当市
の財政構造は景気
の変動で一番影響を受ける法人
市民税
の割合が低く、その一方で財産税である固定資産税と住民税である個人
市民税
の両2税
の割合が高いために、極端に市税全体
の落ち込みはないものの、この間における当市
の税収
の伸びには少なからず影響を与えたことは確かで、そのあおりを受けたことは歳入面から見ても如実に知ることができます。 しかも、当市はこれから向こう4年間は歳出面においてし尿処理施設
の立てかえ、ごみ焼却施設
の建設等大きく財政支出がいや応なしに生じることが目前に迫っておりますので、したがって景気は徐々に回復しているとは申せ、税収面で
のその効果が出る
のは先々
のことであり、当面は歳入
の根幹である市税
の確保をいかに図るかが至上命令であると考え、そのことから行政内部においては、行財政改革推進本部なる組織を本年7月25日に発足させて、目下経常経費
の見直し、歳出削減を図って、投資的経費を生み出す努力をしているが、これにもおのずから限界があります。 しかし、私たち市政にかかわる者は、いかなるこのような状況下でも、
市民生活を最優先にした施策に最善
の努力を傾注していくことが、私たちに与えられた課題であります。 そこで、以上
のことを踏まえて次
の5点についてご質問させていただきます。 質問1として、課税部門にお尋ねいたしますが、では、平成景気から平成不況になってこの間、当局は市税
の調定確保ということで、一体どのようなことに鋭意力を入れて取り組んできた
のかお聞かせください。 質問2として、収税部門にお尋ねいたしますが、質問1と同様ですが、では収税課はこの間、現行に合わせた徴収額、徴収率を引き上げるために一体どのようなことに力を入れてまた取り組んできた
のか、あわせてお聞かせください。 質問3としてお尋ねいたしますが、現在保険税、保険料
の収納事務に携わっている収納員
の身分は非常勤特別職ということで、収納に当たっては種々ご苦労があると思います。私は常々この人たちに感謝をしている一人であります。 そこで、ご質問しますが、この人たちに対する収納に当たってはどの程度
の収納一般研修をさせた上で事務に当たらせている
のか、まずお聞かせください。あわせて、いよいよ今日厳しい財政状況下において、国保会計
の現状認識をどの程度把握させながら収納事務に当たらせている
のかいない
のか、あわせてお聞かせください。 質問4としてお尋ねいたしますが、5年度決算資料によると、被保険者
の加入状況は1万1,732世帯、2万6,262人と報告されているが、では6年11月末現在では何人な
のか。そして、加入者に対する現行
の収納体制は何名で対処している
のか。また、現体制で十分と当局は見ている
のか、所見をお聞かせください。 質問5としてお尋ねいたしますが、職員手当
のうち時間外勤務手当年間2億6,926万6,000円
の支給額等については、さき
の決算審査特別委員会で取り上げられました。それは、本日提出された資料にもあるとおり、職員
の勤務時間と支給額が突出している職員がいる現状にかかんがみ、これは一体どういうことな
のかるる質問が出ました。今当局は行革
の中で項目としては超過勤務手当
の抑制として6年度実施ということで取り上げているが、では当局は是正改善策に向かって実際に現在どう取り組んでいる
のか、まずお聞かせ願います。 あわせて、通常
の超勤に対する基本的な考えと当局から見て一番
の問題点はどこにあると考えている
のか、率直な所見をお聞かせください。 以上をもって第1回目
の質問を終わります。(拍手)
○議長(
野山慶蔵君) ただいま
の質問に対し答弁を求めます。
◎
市長公室長(菅原正已君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
市長公室長。 〔
市長公室長 菅原正已君登壇〕
◎
市長公室長(菅原正已君) それでは、鈴木議員
の質問にお答えいたしたいと思います。 まず第1点目
の質問でございますが、
市民サービスの接遇問題について
のご質問でございました。これは平成6年
の3月、6月、9月と、同じようなご質問がされたわけでございますが、その中で基本的には接遇
のあり方についてご答弁申し上げてきたところでございます。今回
の質問につきましては、特に役所
の顔と言われております窓口業務について
の接遇
のご質問でございました。 まず接遇
の基本的な考え方としては、いわゆる三つ
の基本があるわけでございますけれども、順序はいろいろありますが、誠実に対応すると、それから公平に対応する、しかも迅速にやるという、この三つ
の基本的な考え方がございますので、すべて鎌ケ谷市
の職員研修
の接遇関係につきましては、これらを基本に実施しているところでございます。また、この関係につきましては、平成6年
の5月に各所属長に接遇ハンドブックというような、こういう冊子でございますけれども、こういうものを配付し、それぞれ職員
の指導に当たっていただいているというところでございます。 それから2点目
のご質問でございますが、しからばこの接遇研修
の指導内容はどうかということで、この関係につきましても9月議会でご答弁申し上げておりますが、まず新規採用職員につきましては、前期、後期という形で2回に分けて1年間で研修をやっております。まず前期
の研修
の中で12時間やっていますが、そのカリキュラム
の主なものを申し上げます。項目的には10項目あるわけですけれども、その中で新規職員ですので、丁寧な言葉遣い、それから電話
の応対
のポイント、それから来客対応に対する取り扱いと、大きくはこういうところでございます。そのほか7項目あるわけでございます。それから同じ新規職員
の後期、6時間これは実施しておりますが、この中でもやはり7項目ございますが、敬語
のテストだとか、丁寧な言葉遣い、電話応対、自己チェック、それから来客対応マナーという形で、これらが主な内容でございます。 それから次
の接遇研修は、初級職員に対して行っておりますが、これも12時間行っておりまして、対応
のポイントとして接遇
の基本的な考え方、それから来客応対
のポイント。次、中級職員もやはり同じように12時間実施しております。これは内容的には、
サービスとは、コミュニケーション
の重要性、対応マナー、それからこれは最後になりますが、課長以上
の職員に対して12時間やっておりますが、魅力的なリーダーとは、正しい言葉遣い、それから指導
のポイント、窓口対応
のポイントというような形で実際に研修を行っている
のが実情でございます。 それから、次
の3番目
のご質問が
市民憲章と接遇
の関係について
のご質問でございました。これは非常に大きな問題だろうと思いますが、我が市
の市民憲章
の中には究極的な理念は
市民憲章
の中に象徴的に表現されております。これが接遇と
市民憲章
の理念にかなうものというように私は考えております。 それから、次
のご質問が人事、組織
の関係でございますが、一部組織
の関係につきましては、後ほど総務部長
の方からご答弁あろうと思います。 私
の方からは、さき
の質問
の中で池ヶ谷議員
の方から
の質問もございましたが、部付主幹について
の問題でございますが、今回
の鈴木議員
のご質問は、この制度を来年度廃止してはどうかというご質問でございました。これについては今後
の組織
の見直し
の中で、後ほど総務部長
の方からご答弁あると思いますが、それらを踏まえた中で今後は対応が迫られてくるというふうに私は考えております。 それから、次
のご質問がいわゆる中枢部門と言われているポスト
の事務取り扱い
の問題について
のご質問でございました。この問題につきましても一概にこの方法
の是非について、いろいろあると思いますが、これもやはり全体
の職員
の配置によってそういうものも今後は出てくる可能性はあるということでございます。 以上でございます。
◎総務部長(小鹿原直君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 総務部長。 〔総務部長 小鹿原 直登壇〕
◎総務部長(小鹿原直君) 鈴木議員
のご質問にご答弁申し上げます。 私
の方からご答弁申し上げます
のは、人事機構
の関係につきまして
の、いわゆる本年4月に組織を若干改定をしたわけでございます。その辺
の評価というようなことでございますが、今年
の4月に市長部局におきましては5部5係を減少いたしまして、新たに6部25課体制というような形にいたしたわけでございます。今日に至りまして
のその評価というようなことでございますけれども、従来当市におきましては組織機構をいわゆる部であるとか課であるとか、そういうようなものを拡大したというようなことはございますけれども、いわゆる縮減方向に持ってきた
のは今回が初めてでございます。 そういうようなことで、やりました当初は戸惑いがあったというようなことは事実でございます。しかしながら、現在におきましては、その辺については一応
の落ちつきを見せておるというような形でございますし、またこの組織
の簡素合理化というような形でやらさせていただいたことにつきましては、今回いろいろ議員
の方からご質問出ております行財政改革に向けて
の職員意識
の改革が、やはり組織
の方
の関係まで行かざるを得ない
のだというようなことを含めまして
の、そういうような面で
の意識
の改革
の一助になった
のではないかというような評価を私としてはいたしておるところでございます。 それで、次に今度来年度に向けまして
の新たな組織等
の改定というようなものを考えていられるかどうかというようなことになるわけでございますけれども、行財政改革につきまして
の計画を現在進行をさせているところでございます。そういうような中で退職者が発生いたしましても、いわゆる採用不補充というようなことを理念としておるわけでございますので、当然その辺
のことも考えていかなければなりませんし、それから昨日市長
の方が、岩波議員
のご質問にご答弁申し上げましたとおり、組織改革機構というようなものを考えていかなければならない
のだというようなことも申されておるわけでございます。したがいまして、平成7年度に向けまして
の組織
のことにつきましては、現在いろいろな角度から煮詰めておるところでございます。 特に先ほど申しました職員
の実質的に減というようなことになるわけでございますので、これらあたりにつきましては
市長公室と
の打ち合わせを密にしてまいりたいと思いますし、それから当然部であるとかあるいは課であるとかというようなもの
のさらなる見直しというようなものを考えてまいりますし、また係というようなものについても考えていく。特に係
の中におきましては人員
の縮小というようなことで、人数的に少数
の係というようなものもあるわけでございますので、これら
の統廃合であるとか、あるいはグループ制あるいは班制というような形
の組織
のあり方というようなものも現在いろいろな角度から研究をさせていただいているところでございますので、まだ成案はもちろん得ておらないわけでございますので、効率ある組織に向けまして
の検討を重ねてまいる所存でございます。 それでは、引き続いて財政問題
の方
の関係で、私ども
の方
の所管にかかわるものにつきましてご答弁申し上げます。 まず市税
の確保でございます。この市税
の確保
の中で、まず課税面
の方
の関係につきまして
のご質問にご答弁をさせていただきたいと思います。 課税
の方
の関係でございますが、まず
市民税
の関係でございます。非常に当市におきましては
市民税に負うところが多いわけでございますけれども、この
市民税
の課税客体
の捕捉といいますものは、その
所得に対しまして、勤労者
の場合でございますと、給与
の支払い者から提出されます給報、それから公的年金
の支払い者から提出されます支払い報告、あるいは税務署
の方に出されます
所得税
の確定申告、さらには住民税
の申告というようなものによりまして、それぞれ
の所得に応じまして
の市民税
の賦課計算をしておるところでございますけれども、不申告者というような方がいらっしゃるわけでございます。 この未申告者につきまして
のやはり調査等をし、その未申告者につきまして
の申告をしていただくというようなこともしていかなければならないわけでございます。本年でございますか、本年におきまして
のやはり未申告者というようなものが、数字で申し上げますと約2,500人程度おったわけでございますけれども、その後、申告につきまして
の呼び出しをしたり、あるいは臨戸
の調査というようなものをかけまして、そのうち
の約半数が申告に及んでいるというような内容でございます。
市民税につきまして申し上げますと、今年度
の所得の捕捉率を計算いたしますと、大体97.6%ぐらいになろうかというような現在把握をしておるところでございます。 それから、固定資産税につきましては、新築家屋等については登記所あるいは確認申請、そういうようなものと連動して把握をしてございますし、それから毎年いわゆる航空写真を使いまして
の客体
の把握、それから住宅地図によります把握、そういうようなことでつぶしていっておるわけでございます。したがいまして、ほぼ固定資産税につきましては捕捉率といいますものが、大体100%とは申しませんけれども、高率になっているというように考えております。ただ、家屋等につきまして
のいわゆる増改築、そういうような形につきましてはなかなか捕捉が困難でございますので、その辺については若干
の問題があろうかというような考え方でございます。そういうようなことで、さらに航空写真あるいは住宅地図等を踏まえ、さらには臨戸徴収等をしておるわけでございますけれども、そういうような中におきまして発見できたものにつきまして
の捕捉もしていくというようなことをしておるわけでございます。 それから、収税面
の今度関係でございますけれども、税をお納めいただくというようなこと
の仕事につきましては、特段事新しいというような形
のものが際立ってあるわけではないわけでございますけれども、通常行っております事務をさらに強化をしていくというようなことをしてございます。滞納処分につきましても強化してまいりましたし、それから税
の広報事業、PR
の関係でございますけれども、これも駅
のコンコース等にポスターを張るとか、あるいは保育園
の子供さん方にそのポスター
のご協力をいただくというようなこと、それから自主納税
の推進というようなことから、口座振りかえ
の勧奨促進というようなことを積極的に行ってきておるということでございます。 それから、滞納整理
の関係につきましては、もちろん過年度
の滞納整理をおろそかにするわけではございませんけれども、現年度
の税を現年内に納めていただくと、要するに現年
の税を滞納に持ち込まないというようなことで、従来でございますとどうしても現年
の滞納分
の捕捉といいますものが11月過ぎてしまうというようなこともございましたので、それを改善いたしまして、さらに早く現年
の滞納リストができるというようなことに切りかえてきておることもしておるわけでございます。それから、高額滞納者
の整理
の優先着手あるいは累積滞納者
の進行管理というようなことをしてございます。 それから、延滞金
のさらには完全徴収を実施するというようなこと、それから納税指導及び実態調査にかかわります臨戸重点主義
の確立というようなことで、これはどういうことかと申しますと、とかく臨戸徴収に参りますと、税を納めていただくため
のいわゆる集金人的な考え方が出てきてしまうわけでございますけれども、そうではなくて、その中において接触した場合において
のいわゆる指導と申しては口はばったいわけでございますけれども、要するにどのようにしたら納められるかというようなこと、それから滞納がある場合にはあわせて資産等
の関係
の調査も考えていくというようなことをいたしてございます。 それから、執行停止
の関係、これは前々鈴木議員
の方からご指摘をいただいておるわけでございますけれども、この辺につきまして本当にその執行停止が妥当な
のかどうな
のかというようなことについて
の調査も行っておるところでございます。そして、市税
の徴収
の特別対策というようなことで、収税課はもちろんそうでございますけれども、もう既に今月
の7日から全庁的に応援を得まして、現在特別対策を実施しておりますけれども、そういうようなこと、あるいは休日
の臨戸を行うというようなこと等をやらさせていただいてきておるような状態が、現在
の収税
の対策でございます。 以上でございます。
◎
市民部長(川井彰君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
市民部長。 〔
市民部長 川井 彰君登壇〕
◎
市民部長(川井彰君) ご質問
の中
の国民健康保険料
の収納員
の関係につきまして、私
の方から答弁したいと思います。ご質問3点あったと思いますが、順次ご説明したいと思います。 まず1点目
の収納員に対する研修、指導
の内容でございますけれども、この点につきましては、採用時に研修といたしまして5日間、国保制度、国保料
の賦課、徴収
の心構え、収納員制度について、あるいは徴収
の実務について、こういうことで5日間かけて研修をしております。それから、年に2回研修会を実施いたしております。職務
の遂行に必要な知識
の取得と資質
の向上を図っております。さらに、収納員は週に1回登庁して職務
の報告を行っているわけですけれども、この段階で係長、課長等によりまして、指導を含めた職場研修を実施しているということでございます。 それから2点目でございますが、収納員に対し国保
の現状認識をどのように把握させているかという点でございます。私ども国保会計においては特に歳入
の確保が最大
の課題であるというふうに認識しております。数字をちょっと申し上げますと、平成5年度
の現年分
の収納率は93.93%、県下30市
の中で第3位という成績でありました。ただ、これは対前年度比で見ますと0.46%
のマイナスになっております。本年度につきましても収納状況は厳しい状況にございます。したがいまして、毎月
の収納状況が確認できるたびに収納員に対してその結果を伝え、現状把握をしてもらっておりますし、先月には研修会を開催し、厳しい国保会計
の内容を説明いたしました。さらに今後今年度中に研修会を実施し、現状を説明していきたいというふうに考えております。 それから3点目でございますが、平成6年11月末現在
の国保加入世帯数と保険者数でございますが、世帯数が1万2,142世帯、それから保険者数が2万6,745人であります。これは平成5年度末から世帯で410世帯、人数で483人
の増になっております。こういう状況でございますけれども、現行
の収納体制で人員不足はない
のかということでございますが、現在
の収納体制は職員4名、それから収納員8名で行っております。このうち職員4名につきましては、徴収だけではございませんで、賦課収納管理等も担当しております。 したがいまして、現状では滞納処分あるいは市外滞納者に対する徴収等
の面で若干手が回らない部分がございます。この辺
のカバーにつきましては、全課体制によります休日
の徴収等を実施しておりますので、他
の係から
の応援という形でいたしております。とにかくこの収納につきましては、収納員を含めて職員一丸となってよく頑張っていてくれているというふうに感じております。 以上です。
◎
市長公室長(菅原正已君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
市長公室長。 〔
市長公室長 菅原正已君登壇〕
◎
市長公室長(菅原正已君) 財政関係
の最後になります時間外勤務手当についてご答弁申し上げます。 この関係につきましては、さき
のご質問でもございましたように、さき
の決算委員会等でるるご説明申し上げたわけでございます。その中でこの時間外
の抑制、是正策はどうなっているかということでございますが、さきに示された推進計画書
の中でもありますように、平成6年度になって数字的には落ちてきております。その中で
のご質問は、基本的な考え方と今後
の問題点ということでございます。まずこの超過勤務手当
の基本的な考え方は、正規
の勤務時間に割り当てられた以外
の勤務命令されたものについて超過勤務を支払っているわけでございますが、これは例外的な臨時的な措置として行っている
のが、この超過勤務
の関係でございます。 ここで
の議論は、超過勤務手当を少なくせいということですので、今後
の問題点として現在考えられることは、やはり週1回なり
のノー残業デー
の設定とか、もっと大きな問題としては各所属
の、全体
の業務量
の再チェック、これをかけたいと、それから現在では係ごと
の担当制を敷いているようにも見受けられますので、この辺
の是正も今後考えていきたいということ、それから一般的な職員
の配置がえについては、現在
の方針では5年程度を一つ
の目安にしておりますけれども、やはりこの配置がえがしょっちゅうあるということによって
のマイナス面も出てきておりますので、この辺も再考してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
野山慶蔵君) 発言を許します。
◆3番(鈴木道雄君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。
◆3番(鈴木道雄君) ありがとうございました。 最近になく非常に質問
の論旨に的確に答えてくれた
のではないかなというので、一応、一応というか、心から感謝を申し上げるということをまず冒頭に。 時間が15分でございますので、順次質問させていただきたいと思う
のですが、まず第1点
の通告
の接遇ということでございますが、具体例を申し上げましてご答弁願いたいと思う
のですが、職員はいろいろとそういう研修を受けて、ただいまそれ相応にやっているということは一応私は理解はしました。実際に私は
市民の代表ですから、私が実際にいろいろと窓口で、一体職員はどういうふうに来たときに接する
のかということは、自分が実際に窓口に行くということです。これが一番わかるわけです。人に頼みますと、人を通じるとわかりませんので、できるだけ私は所用がありますと自分で行くことにします。そんなことで、大変接遇が立派な方、応対も適当、それから立派、質問
の内容にも的確に答えるという優秀な職員は全体としては多いということは、私は前段にまず申し上げてご質問させていただきたいと思う
のですが、実はこういうような問題、3点ほどちょっと取り上げて、その都度私も書いておく
のですよね。後で思い出すとわかるように。 これは接遇ということで、10月
の5日12時50分、私は
市民課に行った
のです。当時12時50分ですから、間もなく、10分という時間があった
のですけれども、私は入るときにはできるだけ「こんにちわ」とか「失礼します」というふうに入っていきます。議員という
のは別に特権が、偉くもないですから、いつも一般
市民と同じような気持ちで私は入っていくように心がけております。そのときに、ちょっと
市民課長
の近くへ行って、もの
の1メートルもないところに行ったときに、女性が4人座っておりました。私はそのテーブルに向かってあいさつした
のです。「こんにちわ」、そしたらその4人は私を、こんな近くですかね、見ました。一言もあいさつしなかったです。私は、その女子4人に言いました。「人があいさつをしているのに、うんとかすんとか、会釈かなんかしたらどうな
のだろう」、私は大きい声で言いました。 そして当該
の課長に、「君はどういう接遇をしてる
のだ」というふうに担当
の課長に言いました。これは私に限らずほか
の市民にもそういうふうな方法でしている
のだと、こういう発想は、思う
のは当然であります。そういう前提で、そのとき
の課長が、つい私は名前を出してしまう
のですけれども、出さないようにしますけれども、「聞こえなかった
のです」。ばかなことを言い出した
のです。面と向かっているし、「何だ、何」って、私は課長に一喝しました。課長、失礼いたしましたとなりました。こういうまずいいきさつがあったということです。いかに、外部から見ますと、嘱託だ臨時だ何だと、すべて中に座っている方、職員な
のです。そういう前提で接するわけですから、あとであの方が嘱託だ、あの方がでは通じない
のです、それでは。現実問題こういうことが一つありました。 それからもう一つ、これは11月
の19日3時50分、これは財政課に行きました。そのとき、これもまた、もう接遇以前
の問題な
のですけれども、私はちょうど行ったときに、予算
の説明会があった
のです、11月19日。そのときに私は財政課長に用事があって行きまして、行きましたらいませんで、財政課と契約課ですか、職員が1名ずついました。それで、その職員が契約課
の方が財政
の問題だということで来ました。「私が課長を訪ねて来た
のですけれども、君にわかるかな。わかるなら教えてください」と言ったです。いつになっても座れと言わない
のですね。みんなあいているのに。だから、私が「一体どこに座ればいい
のだ」と、こう言った
のです。そしたらその職員は何と言いました。私
の前を2回、犬ではないですけれども、2往復しながら、座るところない
のですよとこう言う
のです。いっぱいある
のです。 そして私は、ですから課長席でいいよと言った
のです。全部いない
のですから。そしたらその職員が次に何と言いました。いいですか、私ちょっと書いた
のです。どこに座ったらいい
のかと言った。そしたら困ったように、座る場所がなくて右往左往している。課長席でと私が言った。そう言ったらその職員、私
の耳もとで、大体この課はそのようなシステムになっていない。接遇とかそういうことはしてない
のですね。で、私はまた一喝しました。そういうことを
市民が来たときに君たちはやっている
のかというようなことをして、いろいろな問題から今回取り上げた
のですが、時間がこれはいろいろとやっていきますと、まだいっぱいこうやって書いてある
のです。 それからもう一つ、これは1点申し上げたい
のですけれども、12月
の14日9時50分、
市民課
の窓口に行った
のです。これは接遇というより、一般研修という考えな
のですけれども、接遇という時点でとらえて申し上げたいと思う
のですけれども、私は「印鑑証明を下さい」と言った。そしたら窓口
の職員は、印鑑証明という
のは事後
の問題がありますから、必ず本人を証するということを確認して出すという、これは常識です。当たり前です。私は、普通
の方は運転免許証か何かないですか。当然ですよね。私はそのとき、議員手帳を出した
のです。議員手帳という
のはまず写真と
鎌ケ谷市議会と、こうなっている
のです。出した
のです。その職員が何と言いました。隣
の職員に、これわからないで、「これでいい
のかしら」とこう言った
のです。これでいい
のかしら。私をばかにしている。あなたどう思われますか、立場で。 鎌ケ谷市
の議会で、私はこれ一般
の手帳ではないです。身分を証する。人物も私いる
のです。そうしたら職員はこうして、隣
の職員に申したわけです。これでいい
のかしらと。そうしたら隣
の職員はうんうんと、こう言った
のです。こういうことが鎌ケ谷市であるということで、私は今回
市民憲章を何だ。では、一体研修という
のはどうやっている
のだと。これは私は
市民の代表ですから、多く
の話を
市民から受けている
のです。そういう問題があるということを現実、私はこうやって書いてある
のです。どういういきさつ。そういうことが、果たしてあるという認識を、あなたたちは一体知っている
のかどうか。その辺
のところ的確に、そして本当
の意味
の接遇ということをやっている
のか、もう一回答弁願います。これは現実問題としてあるわけです。まだある
のですよ。
○議長(
野山慶蔵君) 答弁を求めます。
◎
市長公室長(菅原正已君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君)
市長公室長。
◎
市長公室長(菅原正已君) 実際
の例をお話されますと、私としてもどのように答弁していい
のか、非常に困っているところでございますけれども、最後
の身分
の関係については、いろいろ今
の規定ですと、運転免許証、それから公的機関
の発行した云々というようなことが多分あろうと思う
のですけれども、その辺について
の問題については、やはり現場
の方で研修をしていただければそういうことはない
のかなというふうに感じております。 それから、一般
の職員は先生方が自分
の事務所に来られますと、やはり相当緊張している部分もあろうかと思います。そういった面では、鈴木議員から大きな声でどうだなんて言われますと、やはりびびってくる部分もあろうかと思います。そんなところで、今後はそういうこと
のないように、全職員に周知していきたいと、このように思います。
◆3番(鈴木道雄君) 議長。
○議長(
野山慶蔵君) 3番、鈴木道雄君。
◆3番(鈴木道雄君) ありがとうございます。 ひとつしっかり担当
の所管
の公室長な
のですから、ひとつ的確にそういう状況を把握して、机に座っているだけが能ではないから、ひとつぐるぐるよく職員
の実態を本当にやっていただきたいなと思います。 時間がもう7分ぐらいしかありませんので、毎回少し欲張って、いつも最後
の質問だけがしり切れトンボになってしまうので、今後は十分1問ぐらいでじっくりとやりたいと思う
のですが、時間がありませんので、接遇はまだある
のですが、これでやめます。 それから、機構と人事です。これについては先ほど出ました。これは後回しにして、先に通告3
の方をしたいと思う
のですが、この中で、問題でこれをかけていますと、1時間ぐらい
の応答があろうかと思う
のですが、若干ないので、保険料
の、この問題について一応私ちょっと先にご質問したいと思う
のですが、ただいま担当
の方から職員4名、収納員が8名体制という中で、今保険事務に携わっていると、大変ご苦労さまと思います。実際、今
の12名体制
の中でやるということはなかなかご苦労があろうなと、私は痛切に感じております。この中で、ただ収納員
の8名ですね、これは私は今回収納員
の立場でひとつ問題を取り上げてみようというふうに私は考えています。 8名という
のは特別職
の非常勤ですから、一般職ではないですから、ある意味では市長職がある、現業職がある、何々職というようにあるように、そういう仲間
の中で、とかく団結という
のは弱い
のです、8名という
のは。8名で頑張ってもなかなか機構が、いろいろな待遇改善したい、何々したい、こうしてもらいたいと言ってもなかなかない。そういう問題については一体やっぱり我々が
市民の立場になる、そういう人
の立場になって問題を提起しなければならないだろうというようなこと。今、いろいろな待遇関係も含めて一体どうなっている
のだろうというようなこともあわせて。 何か収納に対しては、一定
の固定給プラス云々となっているということな
のですが、時間がないから私
の方で端的に聞きますけれども、現在
のこの人たち
の待遇面に対して、いわゆる改善する余地は、さらにですよ、余地はない
のか。財政非常に厳しいという状況下ですが、近隣市等考えて、本市
の収納員
のいわゆる待遇条件という
のですか、この辺
のところをまずどうな
のか、率直にお聞かせ願いたいと思います。