船橋市議会 2018-12-13
平成30年12月13日建設委員会−12月13日-01号
│ 4
│議案第12
号 │市道の
路線認定及び変更について
│ 可決 │可決 = 自由 公明 共産 │
│ │ │ │ (全)
│ 市民 自民 民主 │
├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤
│ 5
│議案第9号
│船橋市
地区計画の区域内における
建│ 可決 │可決 = 自由 公明 共産 │
│ │ │築物の制限に関する
条例の一部を改│ (全)
│ 市民 自民 民主 │
│ │ │正する
条例 │ │ │
├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤
│ 6
│議案第10
号 │船橋市営住宅条例の一部を改正する
│ 可決 │可決 = 自由 公明 共産 │
│ │ │条例 │ (全)
│ 市民 自民 民主 │
└──┴──────┴────────────────┴────┴─────────────┘
2.
行政視察の振り返りについて
………………………………………………………………………………………………
12時58分開会
○
委員長(
関根和子) ただいまから、
建設委員会を開会する。
──────────────────
△
審査順序等について
○
委員長(
関根和子) お手元の
審査順序表のとおり、まず、議案6案の審査を行い、その後、
行政視察の振り返りを行いたいと思う。
以上を今申し上げた順序で進めたいと思うが、よろしいか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○
委員長(
関根和子) では、そのように決定する。
次に、
審査方法についてだが、本
委員会の
運営要領のとおり、議案について、
提案理由説明を省略し、質疑、討論、採決を行うこととする。
次に、本日の休憩についてだが、順序2から順序6までの各
順序終了時、それぞれ
理事者交代のため休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の休憩については適宜とっていくこととする。
──────────────────
△
委員会の傍聴について
全ての案件に関し、1人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、
委員長から報告があった。
──────────────────
1.
付託事件について
@議案審査
△議案第6号 船橋市
自転車等駐車場条例の一部を改正する
条例
[質疑]
◆
坂井洋介 委員 1点だけ確認でお伺いする。
二和向台の駅前の
駐輪場だが、
改修工事前の
利用料金、それぞれ、1階、屋上、2階、屋外とあるが、この料金については、
改修工事前と新しいのと、違いがあるのかないのかだけ伺いたい。
◎
都市整備課長 改修前と同じ料金である。
◆うめない幹雄
委員 二和向台駅の第一
駐輪場だが、新しく改修されて移転ということだが、仮に……要するに
国有地の跡地にあった、その仮設のところ、今後どのように活用するのか。
◎
都市整備課長 さまざまな部署でいろいろな暫定的な活用の方法を検討されているようだが、具体的には決まってないと聞いている。
◆うめない幹雄
委員 ということは、とりあえず何も使わないで、閉鎖しておくということか。
◎
都市整備課長 現段階の話では、3月31日で
駐輪場は閉鎖するが、その後の
利用については、ほかの部署でいろいろ暫定的な
利用を考えているので、ちょっと今の時点ではまだ決まってないということである。
◆うめない幹雄
委員 要求のないうちは、人が入らないように閉鎖というか、ある程度囲って……仕切りをつくるみたいな、そういう感覚でよろしいか。
◎
都市整備課長 駐輪場が閉鎖されて次の
利用になるまでの間ということ……と思うので、それは
施錠等しっかりして、人が入らないように、そういう措置をする。
◆
藤川浩子 委員 日決め利用のことについて、お伺いしたい。これまでは午前0時から午後12時までの間に、1回の
利用となっていた。
利用者からの苦情、日をまたぐ方とかもいらっしゃると思うので、その方たちからの、24時間以内でもそういう方がいらしたと思うので、苦情などはあったのか。また、それに対して、どのように対応されていたのかお伺いする。
◎
都市整備課長 日をまたぐ
利用者が2回分の料金を支払うことになることから、普通の
駐輪場の
利用者と比べて不公平があるんじゃないかと、そういう苦情を何件かいただいてた。それに対する対応だが、今の
条例の中身等説明させていただいて、2回分の料金をお支払いいただいたという対応をしている。
◆
藤川浩子 委員 私もご相談いただいたことがあり、夜勤の方で、ちょうど
整理員さんもいらっしゃらないときに、次の日帰ってきたら
自転車がなかったと、そんなようなことがあったようで、回収されてしまったということがあったので、それに対してやっぱり対策をというのは言われていたので、その方たち──日をまたぐ
利用者に対しての対応については、本当によろしくお願いする。
で、その中で、日をまたぐ
利用者、どのようにカウントするのか。
機械式であれば、きちんと24時間カウントされると思うが、置いていかれる方たちに対してのカウントの仕方と、
整理員さんも回っていらっしゃるが、どのようなチェックをされるのか。また、
回数券の導入というのはこれまでされていたのかどうか、それについて3点お伺いする。
◎
都市整備課長 日決めの
駐輪場を
利用される方は、
日ぎめ利用票という券を交付させていただいてる。その
日ぎめ利用票には、現在、
利用日──日にちしか記載されてないので、今後は入庫の時間を記す欄を設けて、それをまず記載するようにする。
整理員さんはそれに基づいて、何時に入ったなというふうにわかりやすく対応をしていく。
あともう1点ですね。(
藤川浩子委員「あと、はい、
回数券」と呼ぶ)これまで
回数券は船橋駅南口の
地下駐輪場のみで導入してきた。
◆
藤川浩子 委員 この
回数券の
利用についてうまく、特に日をまたぐ方たちには
利便性が高いのかなというふうにも思うし、1回分の料金も無料になるというお得感もあるので、ぜひこれは進めていただきたいし、周知のほうもお願いしたい。
◆
朝倉幹晴 委員 本会議でもけっこうしっかりあったので、追加で細かいところだが、
駐輪場整理員がいるところの
駐輪場について、24時間券の導入は歓迎しているが、実は西船橋駅の始発が4時33分で船橋は31分である。始発で出かける人が西船の
駐輪場にとめた……私もけっこうあったが、
駐輪場にとめると
整理員の方がいらっしゃらない。で、そうするとやっぱり違法認定されてしまうので、私はかつて100円玉張りつけて行ったことあるが、それはやむを得ない……そういう4時半から6時くらいはやむを得ないかなと思ってるが、今後例えば、
回数券をサドルに張りつけるとかそういうようなことに対してはどうか……可能なのか。
◎
都市整備課長 今、
委員のほうからお話があった、始発の方が料金支払えないということがあるので、それに対応するためにも、この
回数券を
利用して、1枚こう、ちぎっていただいて、ハンドルに巻きつけていただいて、そういう対応をしたいと考えている。
◆
朝倉幹晴 委員 それと、今、私も
フェイスの
地下駐輪場も
利用してるが、私は経過知ってるが、市民の方にちょっと整理の説明として、今現状では、35枚つづり1,800円なので、単価51円という非常に安い形になっている。それが今後は……。
○
委員長(
関根和子)
朝倉委員。今、議案第6号をやってるが、7号に関してか。
[
朝倉幹晴委員「7号か、それ」と呼ぶ]
○
委員長(
関根和子) どっちで質問するか。
◆
朝倉幹晴 委員 あっ、7号ですね。済みません。
○
委員長(
関根和子) よろしいか。
◆
朝倉幹晴 委員 はい、以上でいい。
………………………………………………
[討論]
◆うめない幹雄
委員 【
原案賛成】質問でもお聞きしたが、
仮設駐輪場の跡地──
国有地のところだが、今後、どのように開発していくかという部分はいろいろあると思うが、
駐輪場のところは舗装されてある程度整備されているので、仮の
駐車場……図書館とか公民館の
利用の多いときの
駐車場とか、そういう部分も含めて、
有効活用ということも考えていただきたいということを要望して、
賛成討論とさせていただく。
◆
坂井洋介 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論をする。
二和向台駅の第一
駐輪場の
改修工事は市民の長年の要望に応えたものであるので、歓迎をしたい。そして
利用料金も、質疑の中で聞いたが、
改修工事前と変わりはないという点、また
日決め利用の
利用時間の記載が24時間以内で1回という改正が行われて、市民にとっては非常に
利用しやすくなったということも評価をして、
賛成討論としたい。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論させていただく。
まず
二和向台、
駐輪場利用者多いので、ぜひその
利用者に対しても、安全・安心の
駐輪場になるようにと思っている。その中での
利用者の
利便性向上のために、
日決めの
利用者の
利用時間を改めることというのはとても必要であると思うので歓迎する。しかし、24時間以内の
利用者でも日をまたぐ人とそうでない人との
利用の仕方に不公平が生じるようではいけないと考えるので、
施行日までに最善の方法で準備をしていただくこと。また、不便さの解消に努めていただくよう、意見を添えて賛成とする。
………………………………………………
[採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
──────────────────
△議案第7号 船橋市船橋駅
南口地下駐車場条例の一部を改正する
条例
[質疑]
◆
藤川浩子 委員 南口の
地下駐車場のことだが、今回の改正は
利用者への
サービス向上のために行われる。その1つに
回数券の
普通駐車券、60分と120分の券種をふやすということである。
利用者へ
サービス券を発行している
商業施設にどのような影響があるのかということと、それから南口の
駐車場の
利用促進が図られたらいいなと思うが、図られるのか。収入が少しでも増加するようなことが見込まれるのかお伺いしたい。
◎
都市整備課長 現在、この
駐車場では、
デパートなどの大店舗の方が
一定金額の買い物をした際には、2時間無料の
利用券を配っている。この配る
回数券が30分の
回数券しかないもので、
デパートさんとかがお客さんに2時間分──4枚配らなくちゃいけないということで、不便だ、煩わしいという声が結構あり、1時間券とか2時間券をつくってほしいという声を前々からいただいていた。それに対応する形で、今回1時間券とか2時間券を、券種をふやすものである。
次に
利用促進、これについて、
サービス向上が図れるので、
利用促進にもつながるものと考える。
あと3番目、収入がと少しでも増加が見込まれるのかという質問だが、今回の改正は、
利用者の声を聞いて、
サービス向上を目指して券種をふやしたことであるので、増収という面は余り考えていなかったが、
利用促進が少しでも図れると思うので、それに応じて収入も多少なりともふえるものとは考えている。
◆
藤川浩子 委員 ぜひ増収につながるといいなと思う。
自転車の
回数券だが、地上の
駐輪場と比率を同じにしたとのことだが、これまで1回
普通駐車券、35枚で1,800円だったということで、それが1回
普通駐車券、33回分で3,000円に
値上げをされることになるということで、その
あたりで市民の理解というか、得られるのか。また、
値上げを決定するまでどのような、庁内でというか、その関係の部署の中でどのような議論がされてきたのかお伺いしたい。
◎
都市整備課長 この
駐輪場は、平成15年4月に開設された。開設当時はこの
回数券が35枚で3,150円、つまり1回分90円で開設、運用していたが、
駐輪場の
利用率も非常に低くて、
駅周辺の
放置自転車も多かったことから、この
駐輪場に呼び込もうと、
利用促進を図ろうとして、今の35枚で1,800円という
回数券の料金に値下げした経緯がある。現在、この
駐輪場はほぼ満車の状況で非常に多く
利用していただいていることと、
駅周辺の
放置自転車の数も減って、減少が図れているので、この地上の
回数券と同じタイミングでというか、同じ割合で
値上げさせていただくものである。
市民の理解が得られるのかということだが、
通常回数券というのは、現金で支払う1回分の料金の大体1割減のもので
利用できるというものが
回数券になっているので、今回33回分3,000円という設定にするが、1回分の料金が100円なので、1割安で
利用していただけると思うので、これは市民の皆様にも理解していただけると思っている。
◆
藤川浩子 委員 では、丁寧な説明をお願いしたい。
◆
朝倉幹晴 委員 ほぼ同じことだが、ちょっともう少し深めてだが、35枚つづりの1,800円だと単価51円である。すごい安い感がある。私、年に3セットくらい……だから100枚くらい、けっこうこれ使ってるわけだが、
ヘビーユーザーだが、多分すごいお得感がこれまであったので、それが標準になるので、多分理解は……それで1,200円の
値上げはみなさん許容するんじゃないかと、私も別にいいかなと思っている。ついては、
移行期の話だが、当然ながら移行前に買いだめすることは考えると思うが、それは可能なのか。移行したときに、つまり
追加料金を払う形になるのかどうか。
◎
都市整備課長 4月1日からこの33枚3,000円になるが、それ以前に買った
回数券が4月1日以降使えるのかどうかというご質問だと思うが、これはやっぱり以前に買ったものは改正後も使えると考える。
○
委員長(
関根和子) よろしいか、それで。
◎
都市整備課長 追加料金は考えていない。
◆
朝倉幹晴 委員 何枚か買っとこうと思うが、それに加えてあれだが、実は、欲を言えば、これはちょっと
整理員の雇用にも関係するので、すぐには難しいと思うが、港区では始発から終電まで──4時半から25時30分まで
利用できる。でも船橋の場合は6時から24時なので、始発や終電のときには
利用できない。私は始発で行くときには、しようがないから民間の一九の奥にある
有料駐輪場を使うが、6時を過ぎたときには
フェイスを使うが、将来的に始発から終電まで対応するという
可能性は考えるか。
◎
都市整備課長 今、この南口の
地下駐輪場というのは、
フェイスとかの
地下の
自由通路とかともつながっているので、そこら辺の
セキュリティーの問題もあって6時からという開設時間を設けているが、やはり始発からの人が
利用できないとか、そういう声も何件かいただいているので、この
セキュリティーの面とかもいろんな面を検討しながら、そういう声が多いようだったら、それも今後検討していきたいと思う。
◆
朝倉幹晴 委員 他の自治体でそういう港区の例があるので、ちょっと研究していただいて、検討して、すぐにとは言わないが、検討していただければと思う。
◆
坂井洋介 委員 先番委員からも質問あったが、その
回数券35枚で1,800円だったものが33回で3,000円になったということで、
利用している市民の方にとってはびっくりするぐらいの
値上げなのかなと私は感じている。そういう中で
先ほど質問の中であったが、
放置自転車があったり
利用がなかなか進まないという中で、こういう
料金設定になったというような答弁もあったが、こういう中で
値上げをしないというか、高いほうに合わせているような形になっているが、逆にこの南口を、
放置自転車もなくなって、
利用も進んだというものを考えれば、逆に
値上げをせずに安いほうに全体を合わせていくという
考え方はなかったのか。
◎
都市整備課長 この
回数券だが、もともとの料金に戻すということなので、安いほうに合わせるというそういう考えではなくて、もとの料金に戻すということなので、低いほうに合わせるという考えはなかった。
◆
坂井洋介 委員 今後
放置自転車だが、
値上げをして、仮にふえた場合とかって……ふえるのか減るのかわからないが、
万が一放置自転車がふえたりした場合の対策は考えているか。
◎
都市整備課長 今、駅前には
街頭指導員──
放置自転車の抑制を図るための
指導員を配置させていただいている。この
放置自転車が多くなるようだったら、その
街頭指導員の数をふやしたり、そういう
放置自転車の抑制に、より努めたいと思う。
◆
坂井洋介 委員 それから、
市外格差を設けたということ、
自転車の
利用に係る、1.5倍の料金にするというようなお話だが、この
市外格差については、学生の方とか高校生以下がとか……そういう全部に
市外格差を設けるのか。それとも学生は設けないとか、そういったことになっているのか確認をしたい。
◎
都市整備課長 市内に住所を有しない方は市外ということで、学生とかいう区別はしていない。
………………………………………………
[討論]
◆
坂井洋介 委員 【
原案反対】
原案反対の立場で、討論をする。
今回
自転車の
回数券の
利用料金が35枚1,800円であったものから、33回で3,000円ということで、市民にとっては大きな
負担増になってしまう。また、
市外格差を設けるという中で、私はその学生に対しては格差を設けるべきではなかった、そういう検討もするべきだったのではないかと考えるので、原案については反対をしたい。
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案賛成】今回、この
条例に関して
南口地下駐輪場の
回数券が現状の35枚綴り1,800円、約単価51円から33枚綴り3,000円、90円くらいになることについては、私も非常にたくさん
利用しているので、実は
南口地下駐輪場というのはそのほかの
駐輪場と比べて非常にいい。と言うのは、
雨ざらしにならないし、
管理人さんがずっと守ってくれてるし、非常に
駐輪場としては
満足感が高いところなので、多分、私は納得するし、
利用者の方も他の市内の
駐輪場と均一になり、他の市内の
駐輪場に比べても非常にいい環境なので、納得されるのではないかなと考えている。ただ、欲を言えばだが、船橋駅の始発が4時31分御茶ノ水行きがある。そうすると始発を
利用するときには6時から始まる
南口地下駐輪場は
利用できない。なおかつ終電が25時近くになるが、24時で閉まっている
駐輪場は
利用できないので、私はそういう場合には民間の
雨ざらしの
有料駐輪場を使う形になるので、多分その点についてはご不満があるかなと思うので、すぐにとは言わないが、長期的に、港区がやってるような始発から終電までの対応を検討していただくことを要望して、賛成する。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論する。
南口の
地下駐車場の件だが、
自転車の
回数券だが、
地上駐輪場と比率を同じにするというよりは、
先ほどご説明のときにもあったように、もとの料金に戻すという、その
考え方の理解を市民に得られるように、また
利用者の方からも、
先ほども質疑の中でも理解が得られるんではないかというご意見もあったので、理解が得られるような説明をしていただきたいのと、
回数券の金額だけを見てしまうと
値上がり感が高いので、その
あたりに対しても、とにかく
利用者への丁寧な説明をしていただくこと、それをお願いをして、
賛成討論とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で可決すべきものと決した。(
賛成者 小平奈緒・
滝口一馬・
藤川浩子・
松嵜裕次・うめない幹雄・
朝倉幹晴・
浅野賢也・
岡田とおる委員)
13時32分休憩
──────────────────
13時34分開議
△議案第8号 船橋市
道路占用料条例等の一部を改正する
条例
[質疑]
◆
坂井洋介 委員 確認でお伺いするが、今回の改正によって収入がどれくらいふえるという
見込みになっているのか。
◎
道路管理課長 今年度は、前年度に引き続き、約2億9000万円の
占用料収入を見込んでいるが、新
占用料になった場合には約3億4000万円の収入を見込んでいる。5000万円程度の増収となる予定である。
◆
坂井洋介 委員 それで、こういった
占用料というのは電信柱だったり
ガス管などが主なものになると思うが、こういった大口で
利用している企業の
利用料のふえる割合というか、大口
利用しているところがどれくらいふえる
見込みになるのかというのが、もし今、数字をお持ちだったら教えていただきたい。
◎
道路管理課長 旧
占用料の
収入状況としては、平成29年度の
決算額ベースで額の大きい順に、
京葉ガスが約1億500万円、
東京電力が約7800万円、
NTTが約7300万円となっている。これらの
事業者で
占用料全体の約90%占めている。新
占用料ベースで
見込み額は、
京葉ガスが約1億2500万円で約2000万円の増加、
東京電力が約9300万円で1500万円の増加、
NTTは約8700万円で1400万円の増加を見込んでいる。
◆うめない幹雄
委員 今回、
地下に設けられるものが一定程度認められることになったと、それを踏まえて「
地下に設けるもの」に係る区分を新たに設ける所要の改正という部分があるが、この「
地下」という部分には新しくどのようなものが当てはまるのか。
◎
道路管理課長 国において新規に設けられた基準であり、道路の
地下に設けられた
地下通路を
食事施設などが占用する場合を想定した
占用料算出のための新基準である。本市においては、
東葉高速鉄道の
北習志野駅が市道の
道路区域の
地下に位置していることから、この駅の
地下通路部分にコンビニエンスストアが設けられており、このことから、市内においてはこのケースが
新規基準に該当すると考えている。
◆うめない幹雄
委員 今の説明だと、とりあえず当てはまるところは
北習志野のそこのコンビニエンスということでよろしいか。
◎
道路管理課長 おっしゃるとおりである。
◆
藤川浩子 委員 今の関連だが、北習のコンビニというお話があった。その
地下に設けられたこの施設の
占用料というか、今回の改正で通常よりもどのくらいの影響があったのかというがわかればお答えいただきたい。
◎
道路管理課長 改正前のコンビニエンスストアの
占用料については、土地
利用的に特段制約を受けない、地上部における基準で算定していたが、改正後の
占用料については、
地下部における土地
利用の制約状況なども考慮した新たな基準により
占用料を算定することとなるので、その分安くなる
見込みである。
………………………………………………
[討論]
◆
坂井洋介 委員 【
原案賛成】
原案賛成の立場で討論したいと思う。
今回の改正は30年の固定資産税評価額の評価がえを踏まえての改正ということであり、
先ほどの質問では今回の改正によって5000万程度の増収になるということである。今回の改正については、適正な
占用料にするための改正であると私どもは考えるので、賛成をしたい。
………………………………………………
[採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
13時41分休憩
──────────────────
13時42分開議
△議案第12号 市道の
路線認定及び変更について
[質疑]
◆
坂井洋介 委員 1点だけ確認をさせていただく。議案書の38ページのところ、芝山7丁目の部分だが、道路の幅員が5.49、8.51メートルと出てくるが、これだけ見ると、ちょっと、非常にわかりにくいので、この道路、どういう形態になっているのか、途中で道路の幅員が膨らんだり、しぼんでいったりするのか。8.51の部分がどこに当たるのかというのを教えていただきたい。
◎
道路管理課長 今のご指摘の件だが、そこについては、既存の道路があり、もともと既存の道路については行きどまりになっていたので、そこにいわゆる回転広場が設けられており、そこの回転広場についてはそのまま残る形になるので、ちょうどそこが広いほうの幅員なので8.51メーター、広いほうの幅員になる。あと、5.49メーターについては、これ、既存の道路の一番狭いところの幅員となっている。
………………………………………………
[討論]
なし
………………………………………………
[採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
13時45分休憩
──────────────────
13時46分開議
△議案第9号 船橋市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する
条例の一部を改正する
条例
[質疑]
◆
松嵜裕次 委員 今回の
条例改正、この、法改正がなされたところによる
条例改正になるが、今回は宅配ボックスを、オフィス、また
商業施設等でも設置しやすくされると。もともと容積率が上限近くまで建築された建物が多いというところで、改正がされたわけであるが、共同住宅が昨年11月に規制緩和対象になっているが、今回はオフィスとか
商業施設。で、共同住宅も規制緩和対象になっているが、これについては、特に
条例改正はしなくてよかったという判断でよいのか。
◎建築指導課長 共同住宅については、従前より廊下とか、共用の部分については容積対象から除外されているので、今回は……(
松嵜裕次委員「大丈夫か」と呼ぶ)はい。
◆
松嵜裕次 委員 わかった。
あとは、今回のオフィス、また
商業施設等に宅配ボックスの設置部分と言っても、取り出し面から水平距離1メートル、結構な……要は、今の施設というか、建物から飛び出すというような形になってくると思うが、いろいろ使い勝手も含めて、きちんとこれ、施設持っている方についても情報は行くのだろうが、丁寧な情報みたいなものが求められてくるんじゃないかなと思うが、これは、市としての周知みたいなものはしていくのか。国交省は国交省でしているみたいだが、どうか。周知については、していくのか。
◎建築指導課長 特に周知というのは考えてないが、
地区計画区域内においてそのような相談があった場合には丁寧に対応していきたいと考えている。
◆
坂井洋介 委員 今回の、この
条例の一部を改正することによって、新たに設置しようというか、宅配ボックスを設置しようというニーズがどれくらいあると考えているか。
◎建築指導課長 昨今の宅配ニーズの増加により、不在時の再配達等が社会問題となっているので、宅配ボックスについて設置のニーズはあるものと考えている。しかしながら、
地区計画の区域内においては、現在のところ、まだ相談等はない。
◆
坂井洋介 委員 それから、この宅配ボックスを設ける場合の建築物の容積率の、面積の100分の1を乗じた面積が限度ということになっているが、この面積についてだが、宅配ボックス、純粋にその宅配ボックスの部分だけの面積を言うのか、例えば建物から飛び出して、小屋というか何と言うか、別室を設けた場合に──宅配ボックス室みたいなものがあったとして、そういう場合は部屋そのものもこの中の算定に含めていいのか、それとも宅配ボックスの箱だけなのかというところが知りたい。
◎建築指導課長 国の技術的助言によれば、宅配ボックスを設置する部分のほか、物品を預け入れ、または取り出すためのスペースを含む部分となっているので、それが部屋として区画されていればその部分が対象になる。また、
利用する部分がその壁等による明確な区画がない場合は、宅配ボックスから前方に水平距離で1メートルまでの部分となっている。
◆
松嵜裕次 委員 ちょっと議案から外れてしまうかなと思ったのでちゅうちょしていたが、もし、外れていたら指摘してほしい。
今回の
条例の中に、今まで規制緩和対象であったところ、例えば規制緩和対象であった、車庫、備蓄倉庫、蓄電池、自家発電、貯水槽というものが、
条例に含まれているわけであるが、各々面積に対する限度みたいなものが違うが、車庫なんていうのは、結構あるのかもしれないと思ったが、例えば貯水槽とか、自家発電とかっていうものに適用された事例というのはあるか、本市で。
◎建築指導課長 詳しい、個々にはちょっとわからないが、備蓄倉庫については事例があるということである。詳細はちょっと、今はわからないが。
◆
松嵜裕次 委員 今までもこういう形で容積率の規制緩和みたいなものがされてきて、こういうものについて、一つ一つが時代の要請であるとか、必要性みたいなもので緩和をされてきたと理解をしているが、その都度、やはり一定の情報みたいなものは、いろんなところから……そういう……自家発電とか、蓄電池とかって、
事業者さんからも恐らく与えられるとは思うが、船橋市としては、特にそれについて、周知してきたことというのは今までなかったのか。
◎建築指導課長 個々の緩和については相談があった時点で、個々に内容を聞いた上で対応するような形となっている。
………………………………………………
[討論]
◆
松嵜裕次 委員 【
原案賛成】今回の
条例改正のもととなる法改正も、この宅配……再配達の減少、また宅配
事業者の労働環境の改善等々、時代的な背景からなされたものであると理解をしている。今回は、宅配ボックスの設置についての規制緩和であるが、やはり正しい情報を市民の方にも伝えていけるような周知に努めていただきたいということを申し添えて、賛成の討論とさせていただく。
◆
坂井洋介 委員 【
原案賛成】今回の
条例改正案については、宅配ニーズの増加する中で、再配達の問題、再配達を減少させるための宅配ボックスを、設置をしやすくさせる改正であると考えるので、賛成をしたい。
………………………………………………
[採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
13時55分休憩
──────────────────
13時57分開議
△議案第10号 船橋市営住宅
条例の一部を改正する
条例
[質疑]
◆
坂井洋介 委員 確認でちょっと質問するが、今回、新たに市営住宅を借りることによって、市営住宅の数がどのようになるのか。そして、32年までの、たしか市営住宅というのは計画があったと思うが、そことの関係で、幾つまでふやすというのがあったと思うが、それに対して達成率がどれくらいになるのかというのを伺いたい。
◎住宅政策課長 今回の
条例改正により、20戸借り上げを行いたいと考えている。このため、今年度既に10戸借り上げているので、今年度については30戸の借り上げ、平成32年度までの計画で110戸ふやす計画になっているので、最終的に今回、30年度末で1,437戸となり、残りですね……失礼した。110戸のうち60戸達成になるので、残り50戸をプラスで1,487戸目指しているところである。
◆
坂井洋介 委員 31年の、たしか3月で借り上げている住宅の契約満了になるというところがあると思うが、それによって、今新たな20戸の借り上げをしたところで、
先ほどの5年間で110戸ふやすというところの数でいくと、また減ってしまうのではないかと思うが、今回、32年までの残りの計画で、来年度に何戸ふやすのか。
○
委員長(
関根和子) 年度ごとに、だそうである。
◎住宅政策課長 当初は5年間の計画で、残り2年で50戸と考えていて、半数ずつぐらいに考えていたが、今後、借り上げ、再契約終了する予定の住宅とかもあるので、それについても考慮に入れながら、5年間で実質110戸ふやせられるように、目標ではあるが、40戸ずつ供給できるように、URと協議を続けていきたいと考えている。
◆
坂井洋介 委員 今、答弁の中でURとの協議というお話だったが、以前、たしか市が直営で建物を建てて、何十年とかという経過をしていく中で、長いスパンで見ると最終的には市がつくってしまったほうが、URとかから借り上げる市営住宅よりも安くなるというような話もあったかと思うが、そういう意味で今後の計画、老朽化してきている市営住宅もあると思うが、そういう中で、今後市として新たに建設をしていくというような考えはあるのか。
◎住宅政策課長 当面は5年間で110戸ふやすという計画でURとの協議により、URからの借り上げ中心に進めていくが、32年度までの計画になっているので、32年度に次の計画、改定する際には、今後市営住宅を、戸数もそうだし、借り上げ、直営のあり方等も含めてもそのタイミングで検討して、33年度以降の方針を決めたいと考えている。
◆
坂井洋介 委員 最後に、今の市営住宅の募集するときの倍率って、どれくらいになっているのか。
◎住宅政策課長 平均すると、最近は4.5倍程度で推移している。
◆
松嵜裕次 委員 今回の芝山第一、第二、あと行田第三。これの借り上げ期間は、ほかの借上公営住宅──URからの借上公営住宅と同じ、43年度末ということでよろしいか。
◎住宅政策課長 URについては、43年3月末(後刻「44年3月31日」と訂正)で契約期間満了がそろうような形で契約を進めている。
◆
松嵜裕次 委員 今、43年3月……44年の3月31日ですよね。
○
委員長(
関根和子) 43年って言ったね。
◆
松嵜裕次 委員 43年度末だから……。
○
委員長(
関根和子) そうだね。
◆
松嵜裕次 委員 そうですよね。
◎住宅政策課長 42年度……(
松嵜裕次委員「42年度ですか」と呼ぶ」はい、43年3月末(後刻「44年3月31日」と訂正)である。
◆
松嵜裕次 委員 ホームページは……。
◎住宅政策課長 済みません、訂正する。43年度の末なので、議員ご指摘のとおり44年3月31日である。
◆
松嵜裕次 委員 これは、もともとの決まりというか、URが改革工程表だったか、あれに基づいて意向調査をして、買い取りとか、借り上げとかっていう意向調査をしたときに、恐らく示されていると思うが、例えば、もう一番初めに船橋市が借り上げた芝山から、もう6年経っていて、6年間はその分、芝山は20年間の借り上げだと思うが……20年弱ですかね、これがもう14年くらいになってしまっている。これから考えたときに、恐らくこれからもURの団地の活用というのはされていくと思うが、いたし方ないのか、これは。期間が、やはり43年度末ということで切られちゃっていることについては。
◎住宅政策課長 これ、当初URと結んだ際の年限に合わせてその後の追加借り上げもそろえてはいるが、決してそこで終わりとは考えていないので、団地ごとによるかと思うが、団地の再生の動きなどを見ながら、再契約できる団地については、引き続き再契約できるような協議を続けていくつもりではいる。
………………………………………………
[討論]
◆
浅野賢也 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論させていただく。
先ほど、答弁にあったとおり、市営住宅供給計画では、平成28年度から32年度までの5年間で、新たに110戸供給するということになっている。残りがあと50戸ということであるが、市営住宅は、低所得者向けの住宅であり、応募も多いようである。今回の改正では、市営住宅供給計画に基づき、安定的に借り上げられるURの管理する住宅を借り上げ、新たに市営住宅として供用を開始するための改正であることから、賛成をする。
◆
坂井洋介 委員 【
原案賛成】賛成の立場で、討論をしたいと思う。
平成32年までに110戸、5年間でふやしていく計画であるということだが、
先ほど、質問の中で明らかになったとおり、市営住宅を求めている市民の方も多いのではないかと思う。募集倍率も4.5倍ということであるので。今後については、新たな、URだけでなく、市が新たな市営住宅の建設をすることも含めて検討をしていただきたいということを申し添えて、
賛成討論とする。
………………………………………………
[採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
──────────────────
以上をもって
付託事件の審査は終了。
──────────────────
委員会審査報告書の作成及び
委員長報告の内容については、正副
委員長に一任することを了承。
14時10分休憩
──────────────────
14時13分開議
2.
行政視察の振り返りについて
○
委員長(
関根和子) 10月24日水曜日に、鹿児島市にて、中央町19並びに20番街区の市街地再開発事業について、呉服町6番街区の暮らし・にぎわい再生事業について、10月25日木曜日に、北九州市にて、北九州市環境都市総合交通戦略、北九州市地域公共交通網形成計画について、宇部市にて、ときわ公園についてをテーマとして、それぞれ視察した。
視察を振り返り、皆さんそれぞれ得たものがあるかと思うので、
委員会としての共通認識とするために、皆さんにご所感をお話しいただきたいと思う。
それでは、ご発言をお願いする。どうぞ、どなたからでもお願いする。挙手をしていただきたい。
◆
浅野賢也 委員 少し視察から間があいてしまったので、思い出しながらお話ししたいと思っている。
鹿児島の再開発事業については、私も提案させていただいて、視察をさせていただいた経緯もあり、非常に再開発について、私も地元が駅前なので興味があった。その中の鹿児島の再開発の事業とやっぱり船橋の駅前の西武百貨店の跡地の再開発事業とかなりかぶるところもあり、非常にやり方の面とか、県の予算の取り方とかっていうのが大分船橋市と違うのかなというのを非常に感じたところである。県と市とかなり連携して、国の予算はつくが、連携して再開発事業が行われているなというのは非常にうらやましいなと思った限りである。
また、新幹線の終点駅なので、少し行きどまりのところなので、駅前再開発して、マンションを建ててもそんなに需要がないのかと思っていたが、そうではなくて、大分高層階では1部屋2億円ぐらいの部屋もっていう話もしていたので、船橋もそう考えると駅前2億円ぐらいのマンションも計画の中に入ってくるのかなと、そんなところが思ったところである。
それと、順番に行かせていただくと、北九州の総合交通戦略のところだが、非常にバスの会社と公共交通機関を提供してくれる
事業者と連携が非常にうまくいってるのかなというのを感じたところである。コミュニティーバスの計画は、船橋市は今ないが、少しその辺の再編っていうのも考えていかなきゃいけないところに来てるのかなと。それと、民間の事業の連携というところも考えていかないと、公共交通は買い物の支援とかっていうところにも非常に直結するところも出てくるので、この辺も船橋に取り入れられるところがあればなと思ったところである。
最後、ときわ公園のところだが、アンデルセン公園に視察も来ていただいているそうで、事業規模も大分違うところだが、自然をそのまんま生かしたっていうところが上手に使えてるなというのを非常に感じた。これ、人造のダム湖みたいな形の湖だが、非常にそんな雰囲気はなくて、上手に自然と公園が一体してつくられているのかなというのはすごく非常に関心したところである。うちのアンデルセン公園でもしっかり取り入れられるところがあれば、取り入れられるんじゃないかなと思うところもあったので、私ももう少し勉強させていただきながら、また携わっていきたいなと思っているところである。
◆
松嵜裕次 委員 今、浅野
委員が全箇所言われたのでちょっとプレッシャーになったが、少しだけお話しさせていただく。
鹿児島については、本当にうまく国の制度、また国の補助金等々を活用しているなという印象を受けた。というか、これはとりもなおさず、まちづくりに対してのビジョンというものが明確であるということ、それから、それが計画的にきちんと行われているということにほかならないと思う。やはりまちづくりというものは、長い時間かかるが、将来をしっかり見据えたあるべき姿というものを見ていきながら、そこにきちんと適切なお金を当てていくというのが恐らく求められていくんだろうなということを強く感じた次第である。
それから、北九州については、立地適正化計画と公共交通網の再編っていう密接な関係性が、また再認識できたかなと思っている。もちろん北九州市は、人口が今、人口減少が非常に顕著で、それが悩みであるということであるとか、船橋市と全く市域の面積が違うという点であるとか、高規格な道路が北九州市はあるので、バス専用レーンなんかも実際もう既に今ある……あるにはある。そういうふうな違いっていうのはもちろんあるが、非常にこの将来の、船橋も人口が減少してく中で、どのような形で市民の生活と公共交通というものを、関係性を考えていくべきかっていうことについては、非常に示唆に富んだ視察だったと思う。北九州市はお出かけ交通っていう先行事例があるが、やはり新たに検討する西鉄バス等のバス路線、フィーダーバスなんかもそうだが、そういうことについての支援は当面考えてないというふうなことだったかなと思う。ただ、持続
可能性ということを考えれば、やはりこれは公的支援ってものがないと、いかに現在優良なバス
事業者としてもこれはなかなか立ち行かなくなってくることも考えられるだろうなっていうことを思うと、やはりそれも考えていかなければいけないと。いずれにせよ、船橋市でもその公共交通の再編計画と立地適正化計画をしっかりとリンクをさせて検討していく必要性っていうのがあると思うし、議会としてもきちんとこれはさらに研究をしていく必要があると思う。公共交通の問題、船橋市は今、バス導入編っていう仕組みがしっかりできてはいるが、これは非常に合理的な中身であるとは評価しているが、これからバスのあり方、それから公的支援のあり方っていうものについての考えるタイミングは、立地適正化計画ができるときであると思う。このタイミングをしっかり逃さずに、議会としてもしっかり研究をし、そして、市のほうにもいろいろと私たちの研究というものを反映させていかさなければいけないかなということを考えた。
◆うめない幹雄
委員 まず、宇部市のときわ公園だが、隣町の山陽小野田市に山陽オートレース場というのがあり、30年来、年に2〜3回宇部空港を
利用しているので、ときわ公園の近くは本当幾度となく通っていたが、伺わせていただいたのは今回が初めてということで、運営としては、
駐車場や遊園地を一部は民間で行っているが、ほとんどの部分を基本的には市で、直営で運営してるということで、大変頭が下がるかなと思う。ときわ公園の入場者が一時的にはすごい下がったという時代もあったらしいが、活性化基本計画というものを策定して、イベントや施設の更新などで復活を図って、平成28年には70万人いって歴代3位の入場者になったということで、こういう取り組みについて、やはり本市においてもアンデルセン公園や三番瀬海浜公園などについても、公益財団法人の船橋市公園協会がやっておられるが、見習って、いろんな施策等も研究しながらよりよい公園づくりというのに取り組んでいただきたいと感じた。
また、鹿児島市の再開発事業や北九州の総合交通戦略、非常に勉強になった。
鹿児島の再開発については、
先番委員も言われたとおり、非常に県がすごい力を入れており、やはり新幹線が乗り入れて、鹿児島県の顔というか、窓口っていう部分になってるというのが非常に強みなのかなと感じる。そういうところで本市とはちょっと県との力の入れ方とか、そういう補助っていう部分では変わってきてしまうのかなと感じた。
あと、北九州の公共交通網形成計画についてだが、これもやはり船橋市とはちょっと状況が異なっているのかなというふうに思っている。1つ挙げるとすると、
BRT──バス・ラピッド・トランジットっていうバスによる大量高速輸送システムだが、日本では地方都市の福岡、新潟等で導入されてるようだが、本市も、今回の一般質問で先番議員が取り上げていたが、路線バスの遅延が非常に激しいと。私もこの間、ちょっとたまたまバス乗ったが、停留所で10分ぐらい待たされた。なおかつ、船橋中学校の前からもう大渋滞で、北口まではそこからもう15分ぐらいかかってしまった。こういう中で、本市の場合は道路状況がまだまだ本当に整備されてない中で、
BRTにするにはバス専用レーンとか、優先車線とか交差点の改良っていうのが必要な中で、なかなかそこに追いつくのは難しいのかなというのは思う。そういう中で、本市のやり方としては、小型のバスをシャトル運行、例えばだが、船橋駅と
北習志野を結ぶとかそういうような船橋独自のそういう部分も今後考えていったほうがいいのかなと……。しかしながら、根本的に道路状況っていうのは非常に悪いのが現実なので、幹線道路とか生活道路っていう部分の渋滞解消、道路改良について重点的にやはり進めていっていただきたいと感じた。
◆
朝倉幹晴 委員 皆さんたくさん言われたので、私は1点だけ。
鹿児島市を見せていただいて、駅前開発について、高層階が住居で、中層
あたりに公共的なものを入れて、低層に
商業施設が入るという、全く同じ手法が西武跡地について民間から提案されているので、提案されたときにびっくりしなかったというか、事前に見ていたために、1つの手法としてあるということを認識できてよかった。今後、船橋市としてはあの提案についてどう考えていくべきかは市議会の中でも、市民の中でも慎重に検討すべきだと思っているが、1つの、いろんな条件違うところがあるとはいえ、その似た例を見させていただいたことで非常に参考になったと思う。
◆
坂井洋介 委員 私は鹿児島の再開発事業の中で1点、私が印象に残ったのはトリックアートである。本市で西武の跡地のところに、何でしたっけ、船橋の景観80選が続いていて、これもできたときには非常におもしろいなと思ったが、トリックアートがあったというのは非常にユニークであり、個人的に子育て中でもあるので、ああいうのがあると子供と一緒に写真を撮りに行ったりもできるのかななどというふうにも考えたので、非常に参考になった。
それから、あとは北九州だが、やっぱり高齢化が進んでいる地域の方とお話をすると、やっぱり免許手放したいが、足がやっぱりないと困るというようなお話も幾つか伺ってる中で、交通不便地域の解消をどうしていくのかというのは、今後本市でも北九州の例なども参考にしながら検討していかなければならない課題だなと思った。
そしてあと、宇部市のときわ公園だが、市直営で非常に立派な公園の運営がされていて、中でも印象的だったのが、市直営でやってることによって、そういったノウハウというか、技術がしっかりと残していけるという点から直営を選んでいるというような職員のお話も非常に参考になった。今後の船橋の公園づくり、公園の面積が国レベルでも県レベルでも比較して、1人当たりの公園面積が船橋市は少ないというところで、今後船橋市の公園をいかにしてつくっていくかというのも課題にあるので、そういったことも参考にしながら今後の活動に生かしていきたいなと思う。
◆
藤川浩子 委員 私も、今回それぞれ違った形での視察になってよかったなと思っている。
ときわ公園については、本当にあの公園に呼び込むためにいろんなさまざまな工夫をされながらイベントとかもされていたが、障害者の方もしっかりと採用しながらやってるというのはとてもいいなと思った。
それからあと、私は北九州の立地適正化計画と公共交通ですかね。本当に、その北九州にどのように人口集中させながら、また市外の方も呼び込む、そういうような対策というか、政策を立てながら魅力をアップしていくということとか、あとは市民の方の意識の向上、公共交通を使っていくんだとか、その
あたりのこともよくされていたので、あとお出かけ交通とか、本当いろんな面で何かすごくおもしろいというか、興味があるところがたくさんあったので、その点についてもとてもよかったと思っている。
◆岡田とおる
委員 今回、皆様のご提案もいただいて、大変いい各所というか、参考になるところを視察に行かせてもらったなと思う。まず御礼を申し上げる。
鹿児島に関しては、
先ほど先番委員の皆さんからもお話があったように、お金というか、予算の取り方も非常に充実してるなと思うが、やっぱりあそこの地域の地元民間企業さんの力が、非常に、こう入っていて、地場でやるんだっていう気概がすごく伝わってきた開発の様子を見せていただいて、大変参考に、勉強になったというところであり、あとは船橋の西武の開発の提案もそうだが、
先ほど来お話あるように、やっぱり全国的にこういう中規模もしくは政令市で大きな機関、交通機関が入る地域には、ああいったマンションと
商業施設をセットにした形の駅前開発というのが、やっぱり全国的にこういう流れになってきてるんだなっていうのも非常に実感できるところだった。
北九州に関しては本当に、一般質問でもちょっと取り上げさせていただいたが、
先番委員も申し上げていただいたみたいに、モビリティーマネジメントという発想で、私が印象に残ったのは、小学校とかの子供たちに授業というか、やったり、地域の自治体の皆さんとの意見交換会を結構まめにして、交通機関
利用への
考え方の発想を変えてくというか、よりよい方向にというところにも取り組んでるということがすごく印象……いい取り組みだなと思って、やはり船橋市の場合は、じゃ、大きな計画道路通し直しましょうとか、狭隘地区をこう再開発で整理しましょうっていうのは、恐らく物理的にもお金の問題も含めて、いろんな壁とか段があると思う。それもやっていく必要性が十分あると思うが、プラス、やっぱり市民の皆さんの発想をいい意味で、この船橋の地元の地形をうまく生かしながら、かつ公共問題を解消していけるような発想をお持ちいただくような働きかけというか、そういうリーダーシップみたいのを、やっぱり市のほうでしっかりとっていく必要性があるんじゃないかなと思い、そういう意味では非常にいいお話を聞かせていただいたなと思っている。
ときわ公園については非常に広いと。とにかく広いと。いろんな施設もあり、アンデルセン公園が参考になるところたくさんあると思うが、またやっぱり地域的に土地の特徴っていうのが多分、船橋は船橋の特徴があると思うので、いろいろ刺激し合って、そういう公園の情報もとりながら、また船橋の各公園も活発に活動していただいて、いい公園づくりに取り組んでもらえればなというのを印象として持った。
本当に皆さんのおかげでいい視察になった。重ねてお礼を申して、私の報告とする。ありがとうございます。
◆
小平奈緒 委員 皆様がいろいろ感想を述べていただいたので、私は一番個人的に気になったというか、感想を持ったところを伝えさせていただく。
私、車の運転できるが、バス
利用をすることが多かったので、この北九州市さんが取り組んでいるバスの事業は非常に興味があり、副
委員長も述べられたとおり、このモビリティーマネジメント、公共交通にこう、自家用車の
利用から公共交通への
利用転換を図る啓発活動ということで今回勉強させていただき、実際、船橋でバスを
利用していると渋滞が特に多くて、本当に夕方のバスは全く来なかったりとか、それに伴って乗りたい人がたくさんあふれて乗車をお断りする場面みたいなところも実際私目にしたことがあるので、船橋のこの公共交通をどうしていったらいいものかなと思って、道路をよくすればいいのか、それともバスの本数をふやせばいいのかなとかいろいろこう考えてることがあったが、こういったモビリティーマネジメントという、
利用者の皆様、自家用車の
利用をされる皆様が公共交通へ転換していただくという啓発活動はまさに目からうろこというか、ちょっと新しい
考え方というか、そういった感動があった。船橋はこれからまたいろいろやっていっていただきたいと思うが、お金をかけてそういった何かを設置したりとか道路をよくしたりってするだけではなく、こういった啓発活動なども含めてこういう公共交通のあり方を考えていかなければならないのかなと、ここは個人的にすごく感じたところであるので、述べさせていただく。
◆
滝口一馬 委員 1点だけ申し述べさせていただきたいと思う。
皆さんいろいろとお話あった中で、私はやはり一番印象に残ったのはやはり鹿児島。やはり私南部の人間なので、本当まさに西武の跡地の今議会での提案が出たときと、まさにタイムリーだなというふうに思った。やはり鹿児島市、国・県・市、そして副
委員長もおっしゃったとおり、地場産業としっかりとタッグを組んで、保留床も地場産業がしっかり買ってくれるという安心感、こういったものはなかなか本市においてはないところなのかなというところで非常に勉強になったところである。
○
委員長(
関根和子) どうもありがとうございました。
全員の方からご発言をいただき、本当にありがとうございました。皆さんのご意見を伺っても、三市三様、本当に私どもの船橋にとって参考になる視察であったんだろうということを感じたので、
委員長としても大変よい視察先を提案していただいたことに感謝を申し上げて、以上で本件を終了したいと思う。ありがとうございました。
──────────────────
○
委員長(
関根和子) それでは、他に何かあるか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
委員長(
関根和子) なければ、これをもって本
委員会を散会する。
14時38分散会
──────────────────
[出席
委員]
委員長 関根和子(日本共産党)
副
委員長 岡田とおる(民主連合)
委員 小平奈緒(自由市政会)
滝口一馬(自由市政会)
藤川浩子(公明党)
松嵜裕次(公明党)
坂井洋介(日本共産党)
うめない幹雄(市民共生の会)
朝倉幹晴(市民共生の会)
浅野賢也(自由民主党)
[説明のために出席した者]
大石建設局長
伊藤都市整備部長
木村
都市整備課長(参事)
竹田公園緑地課長(参事)
中村道路部長
渡辺
道路管理課長
高橋下水道部長
平山下水道河川管理課長(参事)
井上建築部長
峰村建築指導課長
木村住宅政策課長
その他 課長補佐、係長
[議会事務局出席職員]
委員会担当書記 深澤議事課議事第二係長(主査)
荒木議事課主事...