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  1. 船橋市議会 2018-12-13
    平成30年12月13日予算決算委員会建設分科会−12月13日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成30年12月13日予算決算委員会建設分科会−12月13日-01号平成30年12月13日予算決算委員会建設分科会  平成30年12月13日(木)                                      建設委員会散会後                                      第4・第5委員会室議題] 1.審査方法等について 2.担当事項審査質疑) 〈順序1〉 ・議案第1号 平成30年度船橋一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項    ………………………………………………………………………………………………          14時55分開会 ○分科会長関根和子) ただいまから、予算決算委員会建設分科会を開会する。    ────────────────── 1.審査方法等について ○分科会長関根和子) 議案1案を議題とし、質疑を行う。なお、分科会での審査は、分科会運営要領のとおり、質疑のみを行い、総括質疑、討論、採決は全体会で行うこととなるので、ご承知おき願う。  次に、本日の休憩だが、適宜とっていくこととする。    ──────────────────
    分科会傍聴について  全ての順序に関し、1人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、分科会長から報告があった。    ────────────────── 2.担当事項審査質疑) 〈順序1〉 ・議案第1号 平成30年度船橋一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項    ……………………………………………… [質疑] ◆うめない幹雄 委員  土木費道路維持費についてお聞きする。  年度内の工事量の偏りを解消し、年間を通じて工事量一定化平準化目的とし、その工事費を、限度額を設けて債務負担行為で行うことについてはとても評価する。  議案質疑で同会派の議員からもお聞きしたが、まず、なぜこの4路線を選択されたのか。 ◎道路維持課長 今回選出した4路線については、議案質疑の際にもご答弁申し上げたが、工業団地内の大型車両交通量の多い路線だとか、抜け道として交通量が多い路線などが、舗装状態が非常に悪くて、住民からのご要望を受けて、数年前より継続的に修繕を行ってきた路線であり、平成31年度に工事を予定していた中で、発注準備並びに関係機関等との調整が整っているものを優先的に4路線選定したものである。 ◆うめない幹雄 委員  私、この4路線とも近いこともあり、たびたび通るが、今回のこの4路線道路状況という部分自分確認してきた。さすがによい状態とは、ちょっと言えないが、早急に、あるいは緊急性を要するような状態ではないと感じたが、普通に走行には支障がないと思った。この路面の、いろいろ住民からの要望とかあったとしても、この路面状態の判断というのはどのように行っているのか。 ◎道路維持課長 路面状態確認だが、我々職員によるパトロールだとか、ご要望いただいた箇所を職員等確認して、総合的に判断した中で工事の必要の有無等確認しているところである。 ◆うめない幹雄 委員  自分一般質問道路の問題、船橋にとっては道路が重要な事業であるということは主張してるし、予算措置についても適正に行っていただきたいということを伝えてきた。そんなところで道路部所管予算について、道路維持費とか道路計画費とかいろんな部分では振り分けられると思うが、道路の保全、補修、改修という部分は大事な事業であると思うが、少しでも我慢してというか、長く使っていくというか、少し経費を削減して長寿命化というか、我慢して使う、直しながら使う、そういう部分で全体工事の費用を下げて、その分を歩道整備とかあるいは交差点の改良とかそういうふうに、逆にこう、部署を振り分けていくとか、そういう部分はできないのか。 ◎道路部長 ご指摘のとおり、道路、さまざまな要望が果てしなく来ている。もちろん改良系改築系というのが……渋滞対策とかそういう面では当然必要であるし、今も毎日のように来ている要望は、やはり道路振動で眠れないとか、そういう話もかなり多く来ている。そういうものに対して、やっぱり舗装修繕とか、そういう面も一緒に並行してやっていかなきゃいけないという中で、委員おっしゃったとおり、計画的にやるというのが一番いいが、私たちも今考えているのはそういった、今回も、ことしの予算にもあるが、空洞化調査であるとか、そういう調査をした資料をもとに、そういった長寿命化を図っていくための計画をつくることも今考えているが、実際のところはそういった要望を、その都度というか……直していってるのがいっぱいいっぱいという状況である。 ◆うめない幹雄 委員  豊富工業団地の中のところとかも見たが、本当、これ直す必要あるのかなというふうに……確かに車線は消えちゃってるが、路面状態はそんなに悪くないかななんて……本当まだまだ使えるんじゃないかなと感じてる部分があって、ちょっと違う路線の、八木が谷町のところだが、船橋北高のほうから神保方面に向かう林道というか、林の中の抜け道で、これ自然の散策路と言って何か、これ、市がしているのかわからないが看板が、散策路というところで指定されてるが、ここもそれほど路面状態は悪いとも思わなかったし、ちょっと言いたいところとすると、今の時期みたいな冬場、4時半とかになると真っ暗である。そこの路線、1個も街路灯というか、道路街路灯というか、1つもない、この赤い部分の、今回の舗装するところが。そういう部分で、これは路面舗装という以前に、道路街路灯というか、その設置考えられないのか。 ◎道路維持課長 ただいまご指摘あった道路照明灯道路街路灯設置であるが、平成27年に船橋道路照明灯及び道路街路灯設置基準を改定して、船橋市でも防犯灯クラス道路街路灯設置できることとなった。これは、町会自治会商店街等がない公道について対象としているので、当該道路についてはその辺の設置者がいるのかいないのかを確認した中、また現場調査をした中で設置有無等考えていきたいと思う。 ◆うめない幹雄 委員  ぜひとも安全のために設置していただきたい。  いろいろ道路補修という部分も必要だが、あそこの道路に関して言うと、やはり道が狭いので拡幅工事とか、あるいは散策路と指定しているのであれば、安全な歩道設置という部分、そういうところまで踏み込んでいただきたい。しかし、予算があるものなのであれだが、この道路維持補修費と言うのか、これは、今年度の予算としては幾らぐらいあったのか。 ◎道路維持課長 今回上げさせていただいているこの舗装修繕費については、今年度6億5000万円の予算である。 ◆うめない幹雄 委員  そうすると、来年度予算はわからないが、今年度と同等と考えると、6億5000万円の中の1億円程度、今回債務負担行為するということで、年間の6分の1程度を使うということ──6億5000万円のうちの1億円を使うということだが、バランス的にこの6分の1という値、あるいは1億円という数字は、今後変わっていくのか。もうちょっとふやしていくとか、もうちょっと減らそうとか、そういう年間のバランスとしての債務負担行為の率というのはどうお考えか。 ◎道路維持課長 今回提出させていただいたのは、4路線で合計が1億円ということだが、こういった工事発注準備とか関係機関等調整が整えば、もっと路線をふやして、金額も上げるということは可能だとは考えている。 ◆うめない幹雄 委員  それが、今後の推移を見ながらというところだと思うが、できるだけ平準化を目指してうまく工事が進んでいくことを願う。  最後、要望になるが、道路維持とか補修修繕というのは、市民にとって安全という部分で大事なことというのは否めないが、やはり道路のある程度順位づけというか、補修をしなきゃいけないA、B、Cとか、いろんな順位をきちんと査定して、できるだけ長寿命化という部分を図っていただいて、コスト削減というところに取り組んでいただきたいと、これは要望とする。 ◆坂井洋介 委員  先番委員質問の中では、市民からの要望が出ているところの中から、今回のその道路維持費については、要望が強いところ等を選んだという答弁があったと思う。  確かに、高根台道路については、私どものほうにも振動がひどいという声がたくさん寄せられており、私どものほうでは、もう長年にわたって改修していただきたいという要望は出させていただいていた経緯があるので、その点については評価をしたいと思うが、その中で、この債務負担行為で持ってくるものの中には、例えば、工事を選んでいく基準で6分の1以上、もっと条件が整えばふやしていくという答弁もあったと思うが、確認で伺うが、そういう中では条件が整う以外に、国とかそういったところからの補助金が入ってくるようなものについては、これは行えないということか。 ◎技術管理課長 補助金については、今のところまだ、例えば社会整備総合交付金とかそういったものは使えるという話は聞いているが、これは、補助金については交付決定前に、これ、議会のほうに審査いただくことになるので、これについては、国の確約がないので、まだこれから本当に使えるかどうかというのを調査研究しながら、国の補助金についても拡大していきたいとは思っている。ただ、今のところ、リスクがあるということで、まだ市町村クラスでは補助金についてはやっていないので、今後の状況を見ながら検討していきたいと思っている。 ◆坂井洋介 委員  今後、条件が整えば進めていくというお話だが、それで、この工事平準化するという目的だというお話だが、この平準化目的の中では、今人手不足の問題なんかも上げられるのではないかなと思っている。今後もこういった債務負担行為は続けていくという答弁もあったが、これは、そういったオリンピックなんかも含めての、そういう人手不足対策ということも考えてのことなのか。それとも、オリンピック後も続けるというような考えなのか。 ◎技術管理課長 確かに、この施策については担い手不足対策という側面が大きく、1年を通して、工事現場稼働状況が安定している状態にして、建設業を魅力ある産業にしていくというものである。なので、オリンピックとは関係なく、今後、オリンピック後も継続してやっていきたいと思っている。 ◆藤川浩子 委員  私のほうからは、工事工法というか、その内容についてお尋ねしたい。  説明資料をいただき、高根台3丁目のところと豊富町の金額的に、この舗装修繕工事については、大体工事の面積については、平米数が2,400平米と2,500平米とそんなに変わらない。工事の仕方が舗装の打ちかえ工法切削オーバーレイ工法ということで、その工事の違いによって金額の差が、3800万と2400万のうちの1400万円の工事金額の差が出ると伺っている。ちょっと調べて、切削オーバーレイ工法というのは、表層面を削って平らな状態にして、改めて舗装材を重ねるということで、また舗装の打ちかえ工法というのは、表層とそのまた下の部分、基礎の部分まで復旧させる舗装修繕工事ということで、やはり道路が傷んでいるのかなと思う。なおかつ、高いコストを要するということになっている。この2つの高根台豊富町、道路状態とか、また工事費がこれだけ違うという点について、これだけの金額の差が出るその工法の違いというか、そのあたりをお尋ねしたい。 ◎道路維持課長 高根台3丁目の工事については、舗装状態が劣悪であり、原因路盤に及んでると考えている。舗装を剥がして路盤を生成し、再度舗装を施す舗装打ちかえ工を選択してやっていくものである。  一方、豊富町については、わだち掘れが目立つなど、舗装面経年劣化原因であると考えており、舗装面を削り、再度その上にアスファルト舗装を施す切削オーバーレイ工を選択したものであり、この施工方法の違いにより工事金額に差が出ているところである。 ◆藤川浩子 委員  その工法によって道路状態がそれだけ違うということで、できればそこを、舗装の違う工法まで行かないで、その手前で工事ができればいいのかなと思うが、道路状態とかもあるだろうから、道路要望というのは、本当に多く寄せられているところなので、道路がよくなったと言われるように、努力をしていただければというか、予算もあると思うが、そのあたりはよろしくお願いしたい。 ◆松嵜裕次 委員  私からも平準化という考え方について幾つか、2つほど伺っていきたいと思うが、この工事量平準化というのは、おととしぐらいから、たしか国のほうでも実施をされて、また推奨されているものだと思うが、これは恐らく市長のほうからだと思うが、本市においても積極的な検討というものを指示されてきたと思うが、今回、その舗装修繕工事対象になったということ、例えば歩道整備工事とか、ほかにもそういういろんな事業があると思うが、舗装修繕工事対象になった理由について、まず伺いたい。 ◎道路維持課長 今回、舗装修繕工事を選択した理由ということであるが、工事発注に当たっては、例えば舗装修繕工事だと、その近隣住宅等が張りついているので、そちらの調整とか、あとは、道路排水整備工事などについては、排水勾配等設計に時間がかかるということで、比較的設計が容易にできて、近隣との調整が整っていたこちらの工事を選択したものである。 ◆松嵜裕次 委員  ちょうどニーズに合った工事なんだろうとは思う。あとは、この平準化を志していくという上では、もちろんこの債務負担行為の積極的な活用であるとか、そのほかにもその余裕期間設定等々、いろんな手法が示されている。特に、フレックス方式とかそういう、これは受注者側のとっていく手法だとは思うが、別に全く市のほうが無関係というわけじゃないと思うので、今回の対象工事とこの平準化取り組み、この手法について、債務負担行為活用したということの関係性について伺っていきたい。 ◎技術管理課長 確かに、国土交通省平準化に向けた取り組みの中にフレックス方式などの余裕期間設定がある。これは、余裕期間現場技術者専任配置を不要とすることから、受注機会をふやして、受注者が定めた余裕期間内であれば、受注者の都合で工事着手が可能となる仕組みである。受注者建設資材建設労働者の確保を円滑に行えるようにするものである。したがって、受注者側の観点からの平準化ということである、今委員からお話があったように。  それに対して、債務負担行為活用というのは、公共工事閑散期と言われる4月から工事着手を義務づけることから、発注者側でできる最も効果のある方法だと思って、今回の債務負担行為活用することにした。 ◆松嵜裕次 委員  両者の関係性よくわかった。発注者による取り組みとしては、この債務負担行為の積極的な活用というものが考えられると。また、受注者側によるものについては、そのフレックス方式とか、あと発注者指定方式とかいろんな方式があったと思うが、例えば、そういうものを考えなさいと、積極的な検討しなさいと言われたときには、全てセットで示されていて、手法がこういう方式もあるということで示されて、各所管課でどれが適用できるかとか、適用できるかどうかということを考えることになっているのか。今回、ここに至った経緯というのは、そういう示された上なのか。 ◎技術管理課長 国のほうでいろんな手法があって、まず、何が効果があるのかというところと、あとすぐにはできないもの、例えばフレックス工期というのは、受注者側が、発注者が定めた期間内で自由にできるというものである。そうすると、例えば、工事過密地区下水道工事とか、あと道路工事をやった場合に、重ならないように通行どめをすると、迂回路というものをつくる。迂回した先でさらに通行どめとか、あるいはさらに迂回をさせるとか、そういったことがないように調整している。このフレックス方式というものは、受注者着手時期を決めるので、これができなくなる。ということで工事過密地区、こういったところには採用できないという問題もある。ただし、そうではないものはできる。こういった平準化に向けた施策については、船橋市でできるかどうかということを、今後検討していきながら、さまざまな方法平準化をしていきたいと考えている。 ○分科会長関根和子) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長関根和子) それでは、質疑を終結する。    ────────────────── ○分科会長関根和子) 以上で本日の議題は全て終了した。    ────────────────── ○分科会長関根和子) これで、予算決算委員会建設分科会散会する。          15時20分散会    ────────────────── [出席委員]  分科会長  関根和子日本共産党)  副分科会長 岡田とおる民主連合)  委員    小平奈緒自由市政会)        滝口一馬自由市政会)        藤川浩子公明党)        松嵜裕次公明党)        坂井洋介日本共産党)        うめない幹雄市民共生の会)        朝倉幹晴市民共生の会)        浅野賢也(自由民主党) [説明のために出席した者]  大石建設局長  中村都市計画部長  鈴木技術管理課長  中村道路部長  宗意道路維持課長      その他 課長補佐議会事務局出席職員]  委員会担当書記 深澤議事課議事第二係長(主査)          荒木議事課主事...