〔
理事者一部退席〕
──────────────────────────────────────
●
陳情審査
・
令和4年
陳情第3号
国立八戸病院の
機能強化についての
陳情
○
岡田 委員長 それでは、
陳情の
審査に入ります。
継続審査となっておりました、
令和4年
陳情第3
号国立八戸病院の
機能強化についての
陳情を
議題といたします。
本
陳情の
審査の参考に資するため、
理事者からその後の
経過等について
説明を願います。
◎
小笠原 保健所副
所長兼
保健総務課長 それでは、
令和4年
陳情第3号に関しまして、
資料に基づき御
説明申し上げます。
タブレットの
資料を御覧ください。
なお、
国立病院機構八戸病院の沿革や働き、
独立行政法人国立病院機構運営等につきましては、
前回の
審査の際に御
説明しておりますので、その後の
経過等について御
説明させていただきます。
厚生労働省医政局の
令和4年度
予算案の概要を御覧ください。
医政局の
予算のうち、
独立行政法人国立病院機構に関わるものにつきましては、
資料の3ページ目、中段になります。
5といたしまして、
国立病院機構における
政策医療等の実施に関しまして、
国立病院機構の円滑な
運営に必要な
経費を確保するため、10億2700万円が計上されております。
また、
資料はございませんが、
令和4年の
診療報酬改定におきましては、
独立行政法人国立病院機構八戸病院に係る大きな
改定の
内容はなかったものであります。
説明は以上でございます。
○
岡田 委員長 これより
質疑を行います。御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
岡田 委員長 御
質疑なしと認めます。
これより
意見を徴します。御
意見ありませんか。
◆豊田
委員 前回も申し上げたとおり、こちらの
病院につきましての
重症児をはじめとする
政策医療、
医療的ケア児支援及び
感染者対策に果たす
役割につきましては、
職員数の確保の難しさ等も
医療現場の厳しい中で御尽力いただいておりますことには、敬意と謝意を持って理解はいたしております。しかしながら、
独立行政法人は、
企業経営を基本といたしておりますので、自立的な
業務運営の確保が求められております。
したがいまして、国への
事業予算査定に向けて組織内で
企業経営をしっかり固めていただいて、いま一歩国への要求に努めていただきたいと思っております。
したがいまして、いま一度その議論の結果を待ちまして、また新たに判断いたしたいと考えますので、今回は不
採択とさせていただきます。
○
岡田 委員長 ほかにありませんか。
◆三浦
委員 豊田委員の
意見に大変賛同するところでございます。やはり
予算措置という中で、
機構内部での
話合いが大事だというところで、不
採択という形でお願いしたいんですが、ただ、やはり
国立八戸病院の
役割、貢献ということを考えれば、どうか
国立病院機構におかれましては、
八戸病院の
陳情事項にしっかりと誠実に向き合って、建設的な
話合いをするように、そういう
意見と要望を付して不
採択といたしたいと思います。
○
岡田 委員長 ほかにありませんか。
◆伊藤
委員 結論とすれば
採択をお願いしたいということであります。
前回の
定例会のときに、
陳情者の御
意見を伺いました。いろいろともっと深く考えればよかったんですが、その後、いろいろと多方面からもお話を伺いながら、感じたところを含めて賛成の
意見を申し上げます。
この
国立八戸病院というのは、
結核療養診療所として発足して以来、様々な変遷をして、今日に至っております。特に
重症心身障がい児・者の
医療に関しましては、本当にその
方々にとって、そして御家族にとってなくてはならない
施設でありまして、ここのところで少しでもこの
医療サービスというものが低下してはならない。これは
八戸市民の
方々に対する
サービスに関して、やはり十分でないということを市議会として取り上げるということは、これは大変当たり前のことだと思っておりますので、その重要な
役割に関して十分に理解をし、この
陳情を
採択していただきたいと思うわけです。
2016年度に移行するに際しまして、
医療の
方向性というものを、満足、安心、質が高い
医療かつ我が国
医療の向上への貢献と示しております。一方、組織
運営の
方向性として、強く効率性が示されております。徹底した人件費の比率の引下げ等々を高らかにうたっている
医療の
方向性の実現に抑止を働かせていると現場に感じざるを得ないものがあり、今般の
陳情になったと理解をいたしております。
したがって、この国立
病院側の立場のみならず、
患者本人や御家族にとっても同様の願いであるものと受け止めました。
したがいまして、この重要な
医療機関として、より高みを目指すことを期待し、
陳情の
採択に賛成いたします。
ちなみに地方議会においてですけれども、岡山市議会では
令和3年11月の
定例会において、議員発議のコロナ対応のため国立
病院の
機能強化などを国に求める
意見書というものを
採択されております。
また、国会におきまして、昨日閉会した第208回の通常国会では、国立
病院の
機能強化を求める請願について、衆参合わせて105名もの国会議員が紹介議員になっております。その中には地元議員も含まれております。
以上のことからしても、やはり国に対してこの現場の状況というものをしっかり理解していただき、そして是正していただくという意味で、ぜひとも
採択をお願いしたいと思っております。
○
岡田 委員長 ほかにありませんか。
◆
夏坂 委員 同
病院は、
重症児・者
医療、また
医療的ケア児支援の政策的
医療として大変重要な役目を担っていることは理解をしております。ただ、先ほど来からお話があったように、法人の性質上、自助努力で経営の見直し、再建というのを図っていくということが筋なのかと思っております。そのことからも本
陳情を不
採択といたしたいと思います。以上でございます。
○
岡田 委員長 それでは、
採択、不
採択との御
意見がありますので、
令和4年
陳情第3号を採決いたします。
本
陳情を
採択することに賛成の
方々の起立を求めます。
〔賛成者起立:賛成1、反対6〕
○
岡田 委員長 御着席願います。
起立少数であります。
よって、本
陳情は不
採択とすることに決しました。
以上で当
委員会に
付託されました
議案等の
審査は全て終了いたしました。
なお、報告
内容については
委員長に一任願います。
ここで、
理事者の
方々は退席されて結構です。
御苦労さまでした。
〔
理事者退席〕
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● その他
・ 議会ふれあいミーティングへの
出席委員について
○
岡田 委員長 それでは、議会ふれあいミーティングへの
出席委員についてお諮りいたします。
本年11月20日日曜日に、豊崎地区、柏崎地区の2地区で開催予定の議会ふれあいミーティングへの
出席委員につきましては、各常任
委員会において調整することになっております。
出席委員の調整に当たりましては、年齢や性別、
会派、会期、開催地区在住議員などに配慮していただきたいと広報広聴
委員会から依頼があり、当
委員会以外の常任
委員会との調整も必要となることから、
委員長である私に御一任いただきたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
岡田 委員長 それでは、議会ふれあいミーティングへの
出席委員の調整につきましては、
委員長一任といたします。
出席について希望等がある場合には、当
委員会終了後にお知らせいただければと思います。
なお、調整の結果につきましては、本
定例会中に、皆様の
タブレット宛てにメールを送信いたします。
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○
岡田 委員長 以上で
民生常任委員会を閉じます。
午前10時30分 閉会...