鹿角市議会 > 2017-12-20 >
平成29年第7回定例会(第4号12月20日)

ツイート シェア
  1. 鹿角市議会 2017-12-20
    平成29年第7回定例会(第4号12月20日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    平成29年第7回定例会(第4号12月20日)     平成29年12月20日(水)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第 92号      議案第 93号      議案第 94号      議案第 95号      議案第 96号
         議案第 97号      議案第 98号      議案第 99号      議案第100号      議案第101号      議案第102号      議案第103号      議案第104号      議案第105号      議案第106号      議案第107号      議案第108号      議案第109号      議案第110号      議案第111号      議案第112号      議案第113号      29請願第 5号      29陳情第 6号      29陳情第 7号      29陳情第 8号      29陳情第 9号      29陳情第10号      29陳情第11号      議案第114号   3 日程追加      議案の上程      発議第  8号 核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書の提出について      発議第  9号 介護保険制度の改善、介護報酬引き上げ介護従事者の処              遇改善と確保を求める意見書の提出について      発議第 10号 国民健康保険都道府県単位化に係る意見書の提出について      発議第 11号 米の生産費を償う価格下支え制度を求める意見書の提出につ              いて      発議第 12号 種子法廃止に伴う万全の対策を求める意見書の提出について      発議第 13号 道路整備予算の拡充及び道路整備に係る補助率等嵩上げ措              置の継続を求める意見書の提出について      議案第114号 鹿角市介護保険条例の一部改正について   4 日程追加      議員派遣の件について   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  戸 田 芳 孝 君     2番  金 澤 大 輔 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  舘 花 一 仁 君     6番  児 玉 悦 朗 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  中 山 一 男 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 政 明 君       11番  吉 村 ア イ 君    12番  宮 野 和 秀 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  田 中 孝 一 君    16番  兎 澤 祐 一 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    理事        安 保 一 雄 君  総務部長      児 玉   晃 君    市民部長      海 沼   均 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      山 口 達 夫 君    教育部長      奈 良 義 博 君  総務部次長     佐 藤 康 司 君    建設部次長     中 村   修 君  総務部付次長待遇  田 中 政 幸 君    会計管理者     黒 澤 香 澄 君  教育次長      加 藤   卓 君    農業委員会事務局長 大 森   誠 君  財政課長      大 里   豊 君    監査委員事務局長  佐 藤 千絵子 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      渡 部   勉 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       熊 谷 純 明 君    主査        石木田   慎 君     午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る11月30日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第92号から議案第113号までの議案22件及び請願1件、陳情6件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長成田哲男君。    (総務財政常任委員長 成田哲男君 登壇) ○総務財政常任委員長成田哲男君) 私から、去る11月30日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案3件、請願1件及び陳情2件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第92号字の区域の変更についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、刈昼前の中に屏風田が飛び地となって入り込んでいる部分があるが、このようになった経緯についてただしております。  これに対し、この周辺は今回の公害防除特別土地改良事業により、換地処分の前に県営の圃場整備を実施しており、この際、対象外となった部分について飛び地となったものである旨の答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第104号議員育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、非常勤職員育児休業取得状況及び、今回、特に必要と認められる場合に、育児休業の期間を2歳に達する日までに延長できると改正するものであるが、本市において該当する見込みがどの程度あるかただしております。〔発言訂正あり P.164〕  これに対し、今回の改正の対象となる非常勤職員取得状況について、今年度3名が取得しており、育児休業を利用できる女性職員の全てが利用した状況となっている。また、本市において保育園の待機児童がゼロであることから、保育園における保育の実施が行われないなどの、特に必要と認められる理由により2歳に達する日まで延長するケースはほとんどないとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、職員全体について育児休業の取得に当たって、1歳6カ月まで取得する方が多いのかについてただしております。  これに対し、育児休業の取得については、状況によりすぐに復帰できる職員もいるが、1歳到達までの育児休業取得が多いとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第109号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、13款諸支出金についてでありますが、条文第1条、歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれに3億4,200万5,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ194億1,698万5,000円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、歳入についてでありますが、13款2項1目総務費国庫補助金社会保障税番号制度システム整備費補助金に関連して、マイナンバーカード取得状況についてただしております。  これに対し、11月末時点で2,651枚が発行されており、人口から見た交付率は8.37%であるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、証明書コンビニ交付などを進めるとするとマイナンバーカードのさらなる普及が必要と考えるが、その対策についてただしております。
     これに対し、マイナンバーカード取得促進については、国でも命題として取り組んでいるところだが、現状ではマイナンバーカード活用機会が限られているため、市としては、マイナンバーカードを利用した証明書コンビニ交付を開始するなど、具体的にカードを利用できる環境を整備しながら、さらなる普及に努めたいとの答弁がなされております。  次に、14款2項3目1節保健衛生費補助金市町村健康づくり人材交付金について、市で研修等を行うとのことだが、具体的にどのような進め方を考えているのかただしております。  これに対し、市町村健康づくり人材交付金は、県の交付金であり、今年度から3カ年の人材育成に関する事業を対象とした交付金である。今年度は、人材育成を図るために、まずは健康づくりに関心を持ってもらうことを目的とした講演会の開催を2月下旬に予定している。今後も交付金を活用しながら健康づくりの事業を推進していくとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項総務管理費の6目財産管理費市有財産整備費について、新堀浴場解体工事に係るアスベスト処分費用の追加とのことだが、解体発注時点アスベストの処理についてはわからなかったのかただしております。  これに対し、旧浴場施設ということである程度のアスベストが含まれることは想定していたが、今年度に入ってから、建物外壁などの塗装部分におけるアスベストの混入についても処理を適正に行うよう国などから通知があったもので、当初設計の段階では見込めない部分があったとの答弁がなされております。  次に、13目諸費の返還金において、一部交付税対象外となったものがあったとの説明であるが、返還金12項目のうち、どれが対象外となったものかただしております。〔発言訂正あり P.164〕  これに対し、地元の元気臨時交付金返還金について、工事の前払金交付対象として実績報告していたが、出来高のみが対象となるとのことで、一部が対象外となったものである。また、地方創生推進交付金返還金については、市から委託事業として行ったものについて消費税分を含めて実績報告していたことから、今回、消費税分を返還するものとなったものである。一部が交付対象外とされたものは、以上の2項目であるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、地域の元気臨時交付金返還金の金額が1,134万8,000円と大きいことから、市に損害を与えたと捉えることもできるが、どう考えているのかただしております。  これに対し、交付金の対象としていた空調整備事業については、平成25年度の当初予算において、市の一般財源や借入金を財源にして歳出予算を計上していたが、これに交付金が活用できるとなったことから、平成24年度の3月に補正予算を組み、一般財源対応部分に充当したという経緯であるため、損害を与えたものとは考えていない。  また、本交付金の返還については、年度末での実績報告は県を通して国に提出し、適正に受理していただいた後に、会計検査院の検査において交付金対象外との見解が示されたものであり、事後的な対応となったものである。ただし、県や国ともう少しやりとりをしていれば防げていたところであるため、今後は誤りがないようにしたいとの答弁がなされております。  同じく、13目諸費の返還金について、受給者不正受給により返還となったものはなかったかただしております。  これに対し、前年度の実績によるものであり、不正受給の事案はないとの答弁がなされております。  次に、13款諸支出金北野分収造林事業について、委員から、大湯財産区から市に移管となったものであるが、市の財産管理の観点から、しっかりと現地確認していただきたいとの意見が出されております。  以上の審査により、議案第109号中、当委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29請願第5号準市民制度の創設を求める請願につきましては、かづの観光ファン制度と同様の制度であり、名前を変えて新たな制度をつくる必要はないが、古民家等の活用などにより民間に活力を与えてくれることを期待したいなどの意見が出され、全会一致趣旨採択とすべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第6号核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書提出を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第7号消費税を10%に増税することを中止とすることを国に求める意見書提出を求める陳情につきましては、さらなる精査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 何か訂正があるようですから。 ○総務財政常任委員長成田哲男君) 訂正させていただきます。  議案第104号職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、職員を「議員」と読んでいましたので、「職員」と訂正させていただきます。  次に、13目諸費の返還金において、「一部交付税対象外」と言いましたので、「一部交付対象外」と訂正させていただきます。以上でございます。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対して質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。  29請願第5号準市民制度の創設を求める請願についてお尋ねいたします。  先ほどの説明で、鹿角市観光ファンと同じようなものなので趣旨採択というお話がありましたけれども、全会一致ということなんですが、私もこのことに関しては何年か前からお話を聞いておりまして、紹介議員となっております。そのほかはもう3名の議員の方も紹介議員となっておりますが、このことに関してもう少し詳しく趣旨採択になったご説明をお願いいたします。 ○議長(宮野和秀君) 暫時休憩いたします。     午前10時16分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時17分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  成田哲男君。 ○総務財政常任委員長成田哲男君) ただいまの趣旨採択の結果までの流れなんですが、5人の委員から、観光ファンと同様なのでそのことについては必要ないと。ただし、鹿角に活気を与えるための古民家利用等も含まれているので、その趣旨は採択しますという意見がまず1つ。  それから、この準市民制度については、鹿角ファンと同一の方向と思われるけれども、名前がちょっと変わっているだけで中身については同様だろうということで、ただし、先ほど言いましたように、最終的には趣旨は賛同できるという意味で、全員が趣旨採択という言葉で一致しております。  ということで報告させていただきました。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村アイ君。 ○11番(吉村アイ君) 紹介議員は委員の中にはいなかったんですね、そうすれば。紹介議員は、総務財政委員会の中に。(「おりません」の声あり)いなかったですか。  それで、観光ファンと同等という、私も鹿角市観光ファン制度については、いろいろご説明受けたり現在どうなっているか質問したり、いろいろ聞いておりますけれども、それはたしかに観光ファンの人数は多いんですけれども、鹿角市出身者でこのことを考え、他県にもこのような事例があると。すごくこの考え方に対して賛成して、2年ぐらい前から八幡平会の会長さんからお話を聞いていましたので、すごくいいことだなと思ったんですけれども、趣旨採択をいただいて、今後の展開を考えていきたいと思いますので、ぜひいい方向に行くようにお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 成田哲男君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長浅石昌敏君。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 登壇) ○教育民生常任委員長浅石昌敏君) 私から、去る11月30日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案9件及び陳情2件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第93号指定管理者の指定について(鹿角市市民センター)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第94号指定管理者の指定について(鹿角市立図書館)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第95号指定管理者の指定について(鹿角市記念スポーツセンター城山野球場毛馬内野球場)についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、城山野球場について、冬期間野球場の周りの除雪などもされておらず管理がされていないと感じるが、冬期間における管理棟内の機材や電気、水道等の管理はどのようにされているのかただしております。  これに対し、城山野球場については、冬期間の利用がないことから、貴重品については球場とは別の場所へ移して保管しており、また電気や水道についてもとめているものであるが、冬期間においても異状がないか適宜巡視する体制とするよう、指定管理者と協議してまいりたいとの答弁がなされております。  また、委員からは、野球場の管理に関連してスコアボードのBSO表示について、小中学生にもきちんとBSO表示がされている球場での試合をさせたいとの思いから、やはり早期の改修が必要であると考えるが、当局の改修に当たっての考え方についてただしております。  これに対し、現在の表示でも試合の進行上は支障がないものであるが、広く要望も寄せられているため、今後、改修について協議、検討してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第96号指定管理者の指定について(鹿角市高齢者センター)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第105号鹿角特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第106号鹿角大湯温泉保養センター条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第109号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)中、歳出、2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費、7款1項3目消費者行政推進費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、4款1項1目保健衛生総務費における未熟児養育医療扶助費について、予算を計上する基準についてただしております。  これに対し、本扶助費については、身体の育成が未熟なまま出生した乳幼児や、先天的な疾患を持って出生した乳児に対し、医師が入院加療が必要と認めた場合に、必要な医療の給付を行うものであるが、今後、双子3組の出産が見込まれており、双子については低体重で出生する可能性が高いことから、支給対象となる可能性を想定し、追加予算を計上しているものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第110号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第111号平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第8号介護保険制度の改善、介護報酬引き上げ介護従事者処遇改善と確保を国に求める意見書提出を求める陳情につきましては、内容は理解できるが財源等の問題もあることから趣旨採択とすべきとの意見と、願意妥当と認め採択すべきとの意見が出されましたが、採決の結果、採択すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第9号国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出を求める陳情につきましては、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長田中孝一君。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 登壇) ○産業建設常任委員長田中孝一君) 私から、去る11月30日の本会議において当産業建設常任委員会に付託されました議案12件、陳情2件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第97号指定管理者の指定について(鹿角市定期市場)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第98号指定管理者の指定について(鹿角市交流プラザ)でありますが、本案の審査に当たり、委員から、現在の交流プラザ指定管理者国際交流協会及び花輪ばやし祭典委員会事務局も兼ねているが、指定管理者が変更となることに伴い、現在の職員の雇用は継続されるものかただしております。  これに対し、現在の指定管理者においては、国際交流協会花輪ばやし祭典委員会の事務委託を請け負っていると伺っているが、その事務委託については現指定管理者の自主事業としているものであり、市としては深く関与することはできないが、指定管理者が決定次第、意向を確認したいとの答弁がなされております。  次に、委員から、指定管理者が変更となることで、これまで2つの団体の事務請負の条件が不利になれば撤退するおそれがあるため、市でアドバイスをしながらこれまでと同じ環境で進めることはできないか、ただしております。  これに対し、管理運営のための適正な指定管理料を支払っており、本業務以外のその他の業務を行う、行わないに関係なく交流プラザの管理運営については問題ないと判断している。また、地域の方々との関連事業や委託事業を行うことは現行でも問題なく、推進していることからも、新しい指定管理者になったとしても、引き継いでいただけるのなら促してまいりたいとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、新しい指定管理者が運営することで困難になり撤退した場合を想定した対策はあるものか、ただしております。  これに対し、指定管理者選定委員会でのプレゼンテーションにおいて、事業者の文化の杜交流館コモッセの舞台運営も担っているノウハウを生かし、イベントを多く開催するなど、本施設を盛り上げていきたいという企画運営に関する提案が非常にすぐれていると判断され、指定するものである。施設運営には、市から適正な指定管理料が支払われることになるため、金額的には運営ができなくなる事態は考えにくいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第98号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第99号指定管理者の指定について(鹿角市草木地域活動センター)及び議案第100号指定管理者の指定について(鹿角市かづの牛生産育成施設)については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第101号指定管理者の指定について(鹿角市肉用牛担い手育成施設)でありますが、本案の審査に当たり、委員から、引き続き鹿角べこセンター利用組合が指定管理するとのことであるが、現在の組合員の人数、飼養している頭数及び本施設で新たな担い手となった人数と現在の状況について、ただしております。  これに対し、現在の利用組合には組合員が7名おり、平成19年から1名ふえている。また、飼養頭数については、繁殖牛56頭と出荷向け子牛が29頭の合計85頭である。新たな担い手となる人数については、世代交代を含め2名の予定であるとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、本施設の利用を希望する新たな人はいるものかただしております。  これに対し、新しく利用組合に加入を希望する方には、随時、本施設の利活用を促しているとの答弁がなされております。  次に、委員からは、本施設の本来の目的は担い手育成であるが、今後、畜産農家が高齢化になっていくことをあわせて考えると、農家から委託を受けて本施設で飼育するといった、これまでと違う形態の施設利用も考えていかなければならないと思うが、その点についてどう考えているのかただしております。  これに対し、これまでの5年間において畜産農家と頭数は減少している状況にある中で、その情勢や背景を見ながら本施設の利用等については考えなければならないと思っている。しかし、現段階においては、本施設の設置目的である農家の経営安定と肉用牛生産の一層の振興を図ることであることや、本施設利用者が平成19年から頭数を約2倍にふやしていただいているので、新規就農の方だけでなく、現在の利用農家も担い手として位置づけ、引き続き維持、増産していただくことを第一に考えていきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第101号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第102号市道路線の認定について、議案第103号市道路線の廃止について、議案第107号鹿角市企業立地促進条例の一部について、議案第108号鹿角市工場立地法準則条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。〔発言訂正あり P.171〕  次に、議案第109号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)中、歳出、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、2項観光費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、7款1項1目商工総務費における市出資法人清算支援補助金について、市で支出する理由についてただしております。  これに対し、株式会社花の輪の清算手続に対して、本市の地域やまちづくりに与える影響を勘案し早期解決を図るため、清算整理を支援するかづの商工会に対し、市が拠出するものである。市が拠出するための補助金交付要綱においては、取締役会等において清算の意思決定がなされ、財務状況からどうしても破産手続に要する費用の捻出が困難と認められた場合に限ること。また、市の出資比率が25%以上であることを補助要件とするものであるとの答弁がなされております。  委員からは、目的は早期解決を図ることであるので、その点を達成していただきたいとの意見が出されております。  次に、同じく市出資法人清算支援補助金に関連して、花の輪から12月10日にテナントが1店舗撤退したが、残る2店舗に対してどのような説明をしているのかただしております。  これに対し、花の輪から、テナントには会社の清算のため弁護士に依頼することになったが、借地借家法により継続して営業ができることを説明している。なお、残る2店舗は継続して運営していくと伺っているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、冬期の駐車場等の管理についてただしております。  これに対し、清算手続に入っているものの、花の輪には弁護士に引き渡した後も管理運営は徹底するよう伝えてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、8款2項3目除雪対策費における除雪委託料について、委託料の支払いの手続きはどのような流れなのかただしております。  これに対し、委託料の支払いについては、契約書に基づき、毎月の実績報告を確認しながら月締めで支払っているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、除雪の実績確認はどのように行っているのかただしております。  これに対し、市のパトロールのほか、業者から提出されたタコメーター等の稼働記録や出動日報などを詳細に確認しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第109号中、当常任委員会の所管する補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
     次に、議案第112号平成29年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第113号平成29年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、29陳情第10号米の生産費を償う価格下支え制度を求める陳情及び29陳情第11号種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情については、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。  訂正いたします。議案第107号鹿角市企業立地促進条例の一部についてということですけれども、「改正」の文言が抜けておりましたので訂正いたします。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 田中孝一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第92号字の区域の変更について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第92号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第92号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号指定管理者の指定について(鹿角市市民センター)から議案第96号指定管理者の指定について(鹿角市高齢者センター)までの4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第93号から議案第96号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第93号から議案第96号までの4議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第97号指定管理者の指定について(鹿角市定期市場)から議案第101号指定管理者の指定について(鹿角市肉用牛担い手育成施設)までの5議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本5議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第97号から議案第101号までの5議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第97号から議案第101号までの5議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第102号市道路線の認定について及び議案第103号市道路線の廃止についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第102号及び議案第103号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第102号及び議案第103号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第104号職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第104号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第104号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第105号鹿角特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第106号鹿角大湯温泉保養センター条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第105号及び議案第106号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第105号及び議案第106号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第107号鹿角市企業立地促進条例の一部改正について及び議案第108号鹿角市工場立地法準則条例の一部改正についての2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第107号及び議案第108号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第107号及び議案第108号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第109号平成29年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第109号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第109号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第110号平成29年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第111号平成29年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第110号及び議案第111号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第110号及び議案第111号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第112号平成29年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第113号平成29年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)の2議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第112号及び議案第113号の2議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認め、よって議案第112号及び議案第113号の2議案については原案のとおり可決されました。  次に、29請願第5号準市民制度の創設を求める請願について、委員長の報告は趣旨採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29請願第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29請願第5号については趣旨採択と決します。  次に、29陳情第6号核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第6号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第6号については採択と決します。  次に、29陳情第7号消費税を10%に増税することを中止とすることを国に求める意見書提出を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。
     29陳情第7号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第7号については継続審査といたします。  次に、29陳情第8号介護保険制度の改善、介護報酬引き上げ介護従事者処遇改善と確保を国に求める意見書提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第8号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第8号については採択といたします。  次に、29陳情第9号国民健康保険都道府県単位化に係る秋田県への意見書提出を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第9号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第9号については採択と決します。  次に、29陳情第10号米の生産費を償う価格下支え制度を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第10号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第10号については採択と決します。  次に、29陳情第11号種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  29陳情第11号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、29陳情第11号については採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時53分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時04分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま、発議6件及び議案1件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議6件及び議案1件について、本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議6件及び議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議6件について提案者の説明を求めます。児玉政明君。     (10番 児玉政明君 登壇) ○10番(児玉政明君) 私から、発議第8号から発議第13号の6件について提案理由をご説明申し上げます。  初めに、発議第8号核兵器禁止条約に署名・批准を求める意見書の提出についてでありますが、被爆国として世界諸国からかけられている期待の大きさを踏まえ、核兵器禁止条約の署名・批准を早期に決断することを求め意見書を提出するものであります。  次に、発議第9号介護保険制度の改善、介護報酬引き上げ介護従事者処遇改善と確保を求める意見書の提出についてでありますが、高齢化が進展する中、介護保険の充実は全ての国民の願いであり、さらには介護を担う職員が誇りを持って働き続けられる条件整備を一刻も早く実現させるため、介護保険制度の改善や介護従事者処遇改善等を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第10号国民健康保険都道府県単位化に係る意見書の提出についてでありますが、来年度からの国民健康保険都道府県単位化に向け、県でも制度設計の検討が進められておりますが、2回目の保険料試算内容がまだ公表されておらず、何の説明もないまま事業方針だけが決定されようとしていることから、一刻も早い保険料試算の公表等を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第11号米の生産費を償う価格下支え制度を求める意見書の提出についてでありますが、平成30年産米からの直接支払交付金制度の廃止は、稲作農家の経営の困難に拍車がかかることは避けられず、また生産調整の廃止も米価の不安定要因になりかねないことから、国民の食料と地域経済、環境と国土を守るため、米の不足払いなどで生産費を償う米価下支え制度を確立することを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第12号種子法廃止に伴う万全の対策を求める意見書の提出についてでありますが、主要農作物種子法が廃止されることにより、これまでの種子法に基づいた都道府県の取り組みが後退することがないよう予算措置の確保等万全な対策を求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第13号道路整備予算の拡充及び道路整備に係る補助率等嵩上げ措置の継続を求める意見書の提出についてでありますが、人口減少が進行する中、生産性の向上や交流人口の拡大により地域を活性化させるため、物流の効率化や産業振興に資する道路のより一層の整備促進が不可欠であることから、道路整備に必要な予算の拡充等を求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第8号から発議第13号までの発議6件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (10番 児玉政明君 降壇) ○議長(宮野和秀君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第8号から発議第13号までの発議6件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第8号から発議第13号までの発議6件については原案のとおり可決されました。  次に、議案第114号鹿角介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 議案第114号をお開きください。  鹿角市介護保険条例の一部改正について。  鹿角市介護保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成29年12月20日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、平成29年度における低所得者の介護保険料の軽減を図るため、条例を改正するものです。  今回の改正は、65歳以上のいわゆる第1号被保険者のうち、生活保護受給者など所得の少ない第1段階の人に適用している軽減保険料率について、消費税の増税が先送りされたことにより軽減措置の拡大が見送られ、平成28年度の軽減措置を平成29年度まで延長する必要があるため、改正を行うものです。  なお、対象となる第1段階の被保険者は2,134人になりますが、返還等の手続は必要ない予定です。  次のページをお願いします。  一部改正する条例案ですが、議案資料1ページ、新旧対照表もあわせてごらん願います。  鹿角市介護保険条例の一部を次のように改正する。  第4条第2項中、「平成28年度」を「平成29年度」に改める。  第4条は、介護保険料率を規定しているものですが、第2項において第1項第1号に規定する所得の少ない第1号被保険者について、国の軽減強化策に基づき、減額した保険料を規定しております。この軽減策は平成28年度末で終了し、平成29年4月に予定されておりました消費増税が行われた場合、さらなる軽減を行う予定でしたが、増税の先送りに伴い、現行の軽減のみを継続することとなり、第2項中の「平成28年度」を「平成29年度」に改めるものです。  附則の1として施行期日等ですが、この条例は公布の日から施行し、改正後の介護保険条例の規定は平成29年4月1日から適用します。  附則の2として経過措置ですが、平成29年度の賦課期日において、この条例による改正前の鹿角市介護保険条例第4条第1項第1号に規定する第1号被保険者に係る保険料の額は、新条例第4条第2項の適用を受けて減額賦課された保険料の額とみなします。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第114号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第114号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第114号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について、本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件について、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、平成29年第7回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る11月30日から本日までの21日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられました協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審査の過程で出されました議会の意見等を十分に尊重され、効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。  以上で、平成29年第7回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時16分 閉会             平成29年 第7回鹿角市議会定例会                 閉会中審査事件付託表                             (平成29年12月20日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │29陳情第7号 消費税を10%に増税することを中止することを国に求める意見書提出│  │常任委員会 │を求める陳情                                │  │      │市総合計画の推進について                          │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  │常任委員会 │                                      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条第3項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、     │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   宮  野  和  秀        署名議員   吉  村  ア  イ        署名議員   浅  石  昌  敏...