鹿角市議会 > 1997-04-10 >
平成 9年第2回臨時会(第1号 4月10日)

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  1. 鹿角市議会 1997-04-10
    平成 9年第2回臨時会(第1号 4月10日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    平成 9年第2回臨時会(第1号 4月10日)    平成9年4月10日(木)午前10時開会  開  会  第1. 仮議席の指定  第2. 議長の選挙 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 議事日程第1号の2  第 3. 議席の指定  第 4. 会議録署名議員の指名  第 5. 会期の決定  第 6. 副議長の選挙の選挙  第 7. 鹿角広域行政組合議会議員の選挙  第 8. 常任委員の選任  第 9. 議会運営委員の選任  第10. 議案第48号 監査委員の選任について  第11. 議案第49号 専決処分の承認を求めることについて       (鹿角市市税条例の一部を改正する条例)  第12. 議案第50号 専決処分の承認を求めることについて
          (平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第10号))  第13. 議案第51号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第11号))  第14. 議案第52号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号))  第15. 議案第53号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第5号))  第16. 議案第54号 専決処分の承認を求めることについて       (平成9年度鹿角市一般会計補正予算(第1号))  閉  会 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  第 1. 仮議席の指定  第 2. 議長の選挙  第 3. 議席の指定  第 4. 会議録署名議員の指名  第 5. 会期の決定  第 6. 副議長の選挙  第 7. 鹿角広域行政組合議会議員の選挙  第 8. 常任委員の選任  第 9. 議会運営委員の選任  第10. 議案第48号 監査委員の選任について  日程追加       議案第48号の撤回について  第11. 議案第49号 専決処分の承認を求めることについて       (鹿角市市税条例の一部を改正する条例)  第12. 議案第50号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第10号))  第13. 議案第51号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第11号))  第14. 議案第52号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号))  第15. 議案第53号 専決処分の承認を求めることについて       (平成8年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第5号))  第16. 議案第54号 専決処分の承認を求めることについて       (平成9年度鹿角市一般会計補正予算(第1号))  日程追加      閉会中審査事件の付託 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員(26名)       1番  石 川   徹 君     2番  石 井 照 光 君       3番  村 木 繁 夫 君     4番  小田切 康 人 君       5番  黒 澤 一 夫 君     6番  福 島 壽 榮 君       7番  石 川 幸 美 君     8番  米 田 健 一 君       9番  伊 藤   進 君    10番  奈 良 喜三郎 君      11番  阿 部 節 雄 君    12番  大 里 恭 司 君      13番  児 玉 政 芳 君    14番  中 西 日出男 君      15番  畠 山 玄 介 君    16番  岩 船 正 記 君      17番  阿 部 邦 宏 君    18番  阿 部 佐太郎 君      19番  佐々木 義 隆 君    20番  勝 又 幹 雄 君      21番  大信田 喜 一 君    22番  齋 藤 啓 一 君      23番  佐 藤 洋 輔 君    24番  成 田 吉 衛 君      25番  黒 沢 直 弥 君    26番  高 杉 英次郎 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事務局出席職員  局  長      大 里 博 志 君  次 長      畠 山 修 三 君  次長補佐      廣 林   剛 君  主査       今 泉   修 君  主任        菅 原   勤 君  主任       安 保 一 雄 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 説明のため出席した者の職氏名  市 長       杉 江 宗 祐 君  助 役      佐 藤 秀 朗 君  収入役       木 村 正 司 君  教育長      淺 利   忠 君  代表監査委員    三 村 陽 一 君  総務部長     勝 田   尚 君  市民福祉部長    花ノ木 一 好 君  産業振興部長   阿 部   正 君  都市建設部長    千 田 俊 夫 君  総務部付部長待遇 大 里   勲 君  教育次長      高 畑   直 君  総務部次長    工 藤 利 栄 君  農業委員会事務局長 阿 部 勝 男 君  産業振興部次長  木 村 久 男 君  総務課長      児 玉 弘 志 君  財政課長     児 玉   一 君 ○議会事務局長(大里博志君)  本日の臨時会は、一般選挙後、最初の議会でありますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定により、出席議員中の最年長議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。  本日の出席議員中、大信田喜一議員が最年長議員でありますので、ご紹介申し上げます。大信田喜一議員、議長席にお着き願います。               (大信田喜一君 議長席に着席) ○臨時議長(大信田喜一君)  ただいま紹介にあずかりました大信田でございます。  地方自治法第107条の規定により、年長のゆえをもちまして議長の選挙が終わるまでの間、臨時議長の職務を務めさせていただきます。  よろしくご協力のほどをお願い申し上げます。  お諮りいたします。このたびの一般選挙におきまして、お互いに当選の栄誉を担われ、議席を得られたのでございますが、同じ市内に住みながら初対面の方々も少なくないものと思いますので、この際、住所、氏名、職業程度の簡単な自己紹介をお願いしたいと思いますが、いかがでございますか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○臨時議長(大信田喜一君)  ご異議がないようですので、ただいまより自己紹介をお願いしたいと思います。1番議員より順次、自席にて自己紹介をお願いいたします。       (各議員、市長以下出席職員自己紹介、並びに議会事務局職員紹介) ○臨時議長(大信田喜一君)  自己紹介が終わりましたので、会議を進めてまいります。                午前10時16分 開会 ○臨時議長(大信田喜一君)  ただいまの出席議員数は26名であります。地方自治法第113条の規定による定足数に達しております。よって、平成9年第2回市議会臨時会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  会議は議事日程第1号により進めてまいります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――               日程第1 仮議席の指定臨時 ○議長(大信田喜一君)  日程第1、仮議席の指定をいたします。  仮議席はただいまご着席の議席を指定いたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――― ○臨時議長(大信田喜一君)  次に、市長より発言の申し出がございますので、この際、これを許可いたします。市長。               (市長 杉江宗祐君 登壇) ○市長(杉江宗祐君)  本日、ここに平成9年第2回市議会臨時会を開催するに当たり、ごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、去る3月23日執行されました市議会議員の選挙に当たり、市民の輿望を担ってめでたく当選の栄誉を得られ、本日初の議会を開会する運びとなりましたことは、市勢進展のため、まことにご同慶にたえないところであります。  さて、政府の経済報告では、景気の現状を昨年2月以降現在まで緩やかな回復と表現いたしておりますが、実感に乏しく、加えて特別減税の廃止や4月からの消費税率引き上げなどにより景気拡大が減速する可能性もあり、先行き不透明な状況にあります。  また、国は250兆円を超す公債残高を抱え、危機的状況にある財政の健全化を目指し、財政構造改革を強力に推進していく考えを表明しており、国に多くを依存しておる本市におきましても同様の改革を迫られることは自明の理であります。  こうした厳しい状況を乗り越え、美しい自然に調和した活力あるまちづくりを推進し、豊かで潤いのある生活を実現するためには、市民の英知を結集するとともに、市民の負託を受けた議員各位のご意見をお伺いしながら、地域の特性を生かした思い切った施策を実施することが重要と考えております。  議員各位におかれましても、特段のご指導とご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げる次第であります。  本日の議会は、議長、副議長の選挙を初め、常任委員の選挙など、今後の議会運営に関する極めて重大な議会であると存じますが、あわせまして議会選任の監査委員の人事案件1件、専決処分の承認6件を提案いたしております。  各議案の詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご承認、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単でございますがあいさつといたします。               (市長 杉江宗祐君 降壇) ○臨時議長(大信田喜一君)  これをもちまして、市長の発言を終わります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                日程第2 議長の選挙 ○臨時議長(大信田喜一君)  次に、日程第2、鹿角市議会議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  この際、暫時休憩いたします。                午前10時19分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午前10時21分 開議 ○臨時議長(大信田喜一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより投票を行います。議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○臨時議長(大信田喜一君)  ただいまの出席議員数は26名でございます。  投票用紙を配付いたさせます。                 (投票用紙配付) ○臨時議長(大信田喜一君)  投票用紙の配付漏れはございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○臨時議長(大信田喜一君)  配付漏れなしと認めます。投票箱を点検いたします。                 (投票箱点検) ○臨時議長(大信田喜一君)  異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員から順次投票をお願いいたします。                  (投 票) ○臨時議長(大信田喜一君)  投票漏れはございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○臨時議長(大信田喜一君)  投票漏れなしと認めます。よって、投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                (議場閉鎖解除) ○臨時議長(大信田喜一君)  これより開票を行います。
     会議規則第31条第2項の規定により、立会人として大里恭司君、岩船正記君、黒澤一夫君を指名いたします。  開票立会人は直ちに立ち会いをお願いいたします。                 (開 票) ○臨時議長(大信田喜一君)  ただいまの選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。 ○議会事務局長(大里博志君)  選挙の結果をご報告申し上げます。  投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  有効投票 26票 無効投票0票  有効投票のうち          佐 藤 洋 輔 議員 14票          阿 部 佐太郎 議員 12票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票は7票であります。  報告を終わります。 ○臨時議長(大信田喜一君)  ただいまの報告のとおりでございます。よって、佐藤洋輔君が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました佐藤洋輔君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定によって、当選の告知をいたします。  議長に当選されました佐藤洋輔君の議長当選承諾及びあいさつがございます。演壇へお願いいたします。               (議長 佐藤洋輔君 登壇) ○議長(佐藤洋輔君)  一言ごあいさつ申し上げます。  ただいまの投票によりまして議長に選任されました。身に余る光栄で、深く感謝申し上げます。  今さらながら、議長の重みというのを痛感しております。この上は、市勢発展と円滑な議会運営に全力を傾注する所存でございます。  どうか同僚議員の各位、理事者の皆様、そして報道関係の皆様、ご協力を切にお願いを申し上げまして、まことに簡単でございますが、就任のあいさつといたします。  ありがとうございました。               (議長 佐藤洋輔君 降壇) ○臨時議長(大信田喜一君)  佐藤議長、議長席にお着き願います。  どうも皆さんご協力、大変ありがとうございました。  暫時休憩いたします。              (佐藤洋輔議長 議長席に着席)                午前10時37分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午前10時38分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。               (「議長休憩」の声あり)  暫時休憩いたします。                午前10時39分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後 1時28分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、議事日程第1号の2により会議を進めてまいります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 日程第3 議席の指定 ○議長(佐藤洋輔君)  日程第3、議席の指定を行います。  議席は会議規則第4条第1項の規定により議長において指名いたします。  事務局長より朗読いたさせます。 ○議会事務局長(大里博志君)  議席番号と氏名を朗読いたします。  1番石川 徹議員、2番石井照光議員、3番村木繁夫議員、4番小田切康人議員、  5番黒澤一夫議員、6番福島壽榮議員、7番石川幸美議員、8番米田健一議員、  9番伊藤 進議員、10番奈良喜三郎議員、11番阿部節雄議員、12番大里恭司議員、  13番児玉政芳議員、14番中西日出男議員、15番畠山玄介議員、16番岩船正記議員、  17番阿部邦宏議員、18番阿部佐太郎議員、19番佐々木義隆議員、20番勝又幹雄議員、  21番大信田喜一議員、22番齋藤啓一議員、23番佐藤洋輔議員、24番成田吉衛議員、  25番黒沢直弥議員、26番高杉英次郎議員。  以上でございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま朗読したとおり、議席を指定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――              日程第4 会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第4、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、1番石川 徹君、2番石井照光君を指名いたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                日程第5 会期の決定 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第5、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期臨時会の会期は本日1日と決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)
     ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                日程第6 副議長の選挙 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第6、鹿角市議会副議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  これより投票を行います。議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの出席議員数は26名であります。  投票用紙を配付いたさせます。                 (投票用紙配付) ○議長(佐藤洋輔君)  投票用紙の配付漏れはございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  配付漏れなしと認めます。投票箱を点検いたします。                  (投票箱点検) ○議長(佐藤洋輔君)  静粛に。異状なしと認めます。  これより投票を行います。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番から順次投票をお願いします。                   (投 票) ○議長(佐藤洋輔君)  投票漏れはございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  投票漏れなしと認めます。よって、投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                  (議場閉鎖解除) ○議長(佐藤洋輔君)  これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定による立会人として大里恭司君、岩船正記君、黒澤一夫君を指名いたします。  開票立会人は直ちに立ち会いをお願いいたします。                   (開 票) ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。 ○議会事務局長(大里博志君)  選挙の結果をご報告申し上げます。  投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  有効投票 14票 無効投票 12票  有効投票のうち         黒 沢 直 弥 議員 14票  以上のとおりであります。  この選挙の法定投票数は4票であります。  報告を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの報告のとおり、黒沢直弥君が副議長に当選されました。  副議長に当選されました黒沢直弥君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。  副議長に当選されました黒沢直弥君の副議長当選承諾及びあいさつがございます。演壇へお願いいたします。              (副議長 黒沢直弥君 登壇) ○副議長(黒沢直弥君)  私から一言ごあいさつを申し上げます。  今回議員の皆様方のご推挙によりまして、副議長に選ばれましたことは、この上もなく光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたしております。幸いにいたしまして、すぐれた佐藤洋輔議長のもと、議会が公正に、しかも円満に運営されますよう、及ばずながら誠心誠意努力をいたしたいと存じております。  皆様方のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。              (副議長 黒沢直弥君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  副議長のあいさつを終わります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――            日程第7 鹿角広域行政組合議会議員の選挙 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第7、鹿角広域行政組合議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議なしと認めます。よって、指名推選により行います。  指名の方法については、議長において指名することといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
     鹿角広域行政組合議会議員として、石川幸美君、奈良喜三郎君、佐々木義隆君、勝又幹雄君、岩船正記君、黒沢直弥君。  以上、6名を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました6名の方々を鹿角広域行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました6名の方々は鹿角広域行政組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸氏が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。  当選人におかれましても、ご異議ないようでありますので、受諾したものと認めます。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                日程第8 常任委員の選任 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第8、鹿角市議会常任委員の選任を行います。  常任委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により次のとおり指名いたします。  常任委員会所属の委員を事務局長より朗読いたさせます。 ○議会事務局長(大里博志君)  朗読いたします。  総務財政常任委員小田切康人議員、石井照光議員、伊藤 進議員、阿部節雄議員、齋藤啓一議員、黒沢直弥議員。6名でございます。  次に、教育民生常任委員でございますが、黒澤一夫議員、村木繁夫議員、奈良喜三郎議員、阿部邦宏議員、岩船正記議員、佐藤洋輔議員。以上6名でございます。  次に、産業経済常任委員でございますが、福島壽榮議員、石川幸美議員、石川 徹議員、阿部佐太郎議員、勝又幹雄議員、畠山玄介議員、高杉英次郎議員。以上7名でございます。  次に、建設水道常任委員でございますが、米田健一議員、大里恭司議員、佐々木義隆議員大信田喜一議員、児玉政芳議員、中西日出男議員、成田吉衛議員。以上7名でございます。  以上でございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま朗読したとおり、常任委員を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、常任委員は指名のとおり選任することに決定いたしました。  各常任委員会におかれましては、正副委員長の互選をしていただきます。  総務財政常任委員会は第1委員会室、教育民生常任委員会は第2委員会室、産業経済常任委員会は第3委員会室、建設水道常任委員会は第4委員会室において、それぞれ互選をお願いいたします。  この際、暫時休憩いたします。                午後1時48分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後2時13分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました各常任委員会において、次のとおり委員長、副委員長が互選されておりますので、ご報告いたします。  総務財政常任委員長、齋藤啓一君、同じく副委員長、小田切康人君。  教育民生常任委員長、岩船正記君、同じく副委員長、黒澤一夫君。  産業経済常任委員長、畠山玄介君、同じく副委員長、石川幸美君。  建設水道常任委員長、児玉政芳君、同じく副委員長、米田健一君。  以上のとおりであります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――              日程第9 議会運営委員の選任 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第9、鹿角市議会運営委員の選任を行います。  議会運営委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により次のとおり指名いたします。  委員会所属の委員を事務局長より朗読いたさせます。 ○議会事務局長(大里博志君)  朗読いたします。  議会運営委員に福島壽榮議員、伊藤 進議員、奈良喜三郎議員、大里恭司議員、大信田喜一議員中西日出男議員、齋藤啓一議員、高杉英次郎議員。  以上でございますが、議長佐藤洋輔議員、それから副議長の黒沢直弥議員はオブザーバーとして出席されます。  終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま朗読したとおり、議会運営委員を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議会運営委員は指名のとおり選任することに決定いたしました。  これより正副委員長の互選をしていただきます。議会運営委員の諸君は直ちに第1委員会室にご参集願います。  この際、暫時休憩いたします。                午後2時15分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後2時29分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました議会運営委員会において議会運営委員長に中西日出男君、同じく副委員長に福島壽榮君が互選されましたので、ご報告いたします。  暫時休憩いたします。                午後2時30分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後2時34分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  再開いたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――            日程第10 議案の上程(議案第48号) ○議長(佐藤洋輔君)  日程第10、議案を上程いたします。  ただいま上程されました議案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
     議案第48号監査委員の選任についてを議題といたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 提 案 説 明 ○議長(佐藤洋輔君)  提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(杉江宗祐君)  議案第48号についてご説明を申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、青山善蔵委員が去る3月31日をもって任期満了となりました。その後任として成田吉衛氏を選任いたしたいので提案した次第であります。  成田氏は、旧十和田町町議会議員を経て鹿角市議会議員として今日まで市政に尽力され、豊富な知識を有している方でございます。したがいまして、鹿角市監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意を得たくご提案申し上げた次第でございます。何とぞご同意くださいますようお願い申し上げ、提案の説明といたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  説明を終わります。これより質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部君。 ○11番(阿部節雄君)  議案第48号の提案の取り扱いについて、理解ができないものがありますので、お尋ねをしたいと思います。  自治法の逐条解説を見ますと、議員のうちから選任される監査委員の選任については、議長を通じて適任者の推選を求め、あるいは各党派の了解を求めておくなど、事前に議会と十分に連絡しておくことが適当であると、こういうふうになっておるわけであります。そのようなことからすると、一般選挙後の初議会に監査委員の選任議案を提案することはなじまないのじゃないか。  これが1つであります。  それから、法律の運用について適当な方法が示されているのに、なぜそのような方法をとれなかったのか。過去の例を見ましても、提案の時期でありますが、昭和48年、昭和52年、56年は確かに臨時議会に提案されておりますが、60年以降今回で4回目となるわけでありますが、これを改めまして、6月定例会に提案されているわけであります。こういうことを考えますと、今回の提案そのものが非常に議会を軽視した、そういう取り扱いになっておると、こう言わざるを得ないのであります。きのういきなり内示だということで、私、会派の会長として受けたわけでありますが、比較第一会派である我が会派に何らの協議、説明もなかったと、こういう経緯であります。そういうことで、ひとつ市長からこの点について明快な答弁を求めます。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  ただいまの監査委員の選任につきまして、今の議会に出した件でございますが、いろいろの臨時議会、または5月、それからさらにそれ以降の定例議会にご提案申し上げた過去の事実はございます。ただ、今回の場合は、本日の選挙後の初議会の議会構成に合わせまして、議会選出の監査委員の同意をお願いしたいという一心でご提案申し上げたのでございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○11番(阿部節雄君)  どうもそれは答弁になっておらないと思います。  臨時議会に付議する案件というのは、予算とか条例、同意などの議案のほかに、選挙その他およそ会議に付されるものすべてを指すわけでありますから、今回はこの件がなくても議会が開かれるはずであります。そういう点、ちょっと検討が足りなかったのじゃないかなと、そう思います。  また、もう一つは、自治法の第197条を見ましても、その凡例のところに議会選出議員の任期満了後においても後任者が選任されるまで職務を行うことを差し支えないと、こういうふうな凡例もあるわけでありますから、そういうことをなぜもっと広く検討の上に提案されなかったのか、もう少し答弁になるような答弁をしてください。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  今、ちょっと説明不足でした。このことにつきましては、そういうふうな後日提案申し上げるという方法もあったわけですが、今回の場合につきましては、いろいろの方法がある中から議会事務局とも十分相談いたしまして、このように提案申し上げたことでございます。 (「そういう答弁おかしいよ。議会事務局じゃないよ。議員の問題ですよ」の声あり)  事務手続上につきましては、議会事務局と協議して進めてこのようにしたということでございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  ちょっと説明不足なようでありますが、まずひとつ手順についてご説明申し上げたいと思いますが、従来は今ご質問ありましたように、例えば議長の選挙とか、副議長の選挙というものを告示して招集してあったわけであります。ですが、今までのその進め方について、いろんな法律を照らし合わせた場合、どうも適切ではないと。それは発議として内部で行うべきものであって、市長が招集する場合には、もちろんできないわけじゃありませんよ。その前段としてやるべき手順があるわけですが、そのいとまが少ししかないということで、市長招集する場合に、市長招集する議案としての根拠を明白なものを出した方がいいということで、市長招集になるとするならば監査委員の選任が主要議題になってくるということで今回の招集になったわけであります。そんなことで、通常よりも早い監査委員の選任についての議案というふうなことになったわけでありますから、その辺のところをひとつご理解をいただきたいというふうに思います。  それから、第2点目の議会との事前の協議の問題でありますが、今ご指摘がありましたように、議会選出であっても、やはり十分時間をかけてそれぞれの会派の皆さんなり、いろいろな方々と協議なさるということが前提であるわけでありますが、このたびの日程等を考えますと、ご承知のように7日に会派の届け出、そしてきょうの初議会ということになりますと、極めて日程的に容易でないところがあったわけであります。そういう意味で十分な事前の協議、相談がなかった、できなかったということについては大変申しわけないと思っていますけれども、その辺の日程等をご理解をいただければというふうに思っています。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君、あと1回ですので。 (「1回目は答弁になっていない。だからそれを3回、3回と言えば答弁漏れを1回とやっていけばだめなんですよ、議長」の声あり) ○11番(阿部節雄君)  市長の今、答弁でいろいろな法令を調べたと、こう言いますけれども、私が先ほど申し上げたように、いろいろな法令というのは今市長の言っていること、ちょっと違うんですね。そういうことがありますし、それから議会の協議がなかったということについては遺憾の意が出されたわけでありますが、しかし、先ほど以来過去の例を申し上げて、60年以降は前例を改めているわけですね。それをなぜ今回逆にまた以前のものに戻したのかと。  それから、日程を考える云々と、こうありましたが、これは先ほど私は行政実例のところで申し上げましたとおり、これは監査委員の任期が切れても後任者が決まるまでは前の監査委員がやれるということですから、そういうことを考えますと、今回の提案というものはいたずらに混乱させるものだと。私は了解してくれと言っても、これは了解できないと。私は法律に基づいた根拠で質問しているわけでありますから、その点はひとつあしからず。再答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  手続上のことですので、私の方から申し上げたいと思います。  もう少し経緯を申し上げますが、以前には、初議会の場合は議長の選任から選挙、いわゆる議会構成関係を議題として市長が招集してございました。事務局との協議の段階で、それは議会本来のことで地方公共団体の長の意思によってそれを進めるべきではないと、こういうふうなことになったわけです。したがいまして、初議会を招集する議題ということで、監査委員の選任についてを表面に出して議会を招集、お願いしたものでございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  暫時休憩いたします。                午後2時46分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後2時48分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  再開いたします。阿部議員。 ○11番(阿部節雄君)  今申し上げたように、私もいろんな法律を調べてみました。あるいは実例も調べてみました。臨時議会に付議できる事件というのを二、三冊の図書を見ましたが、それを見ますと条例、予算、同意などの議案に限らず選挙その他、およそ会議に付されるすべてを含むのだと、こうありますから、ただいまの執行部の回答、答えというのは私は根拠がないのじゃないのかと、こう思うわけです。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  招集について臨時議会にすべて含むと、こういうことでございますが、私の方で調べましたのは、議会の権限に属する選挙については云々とありまして、議会は必然的に選挙を行うべき義務があると。ちょっと不必要なところを省略します。地方公共団体の長によってその動機が与えられるのではないと。それから、議会において行う選挙は議会において議決すべき事件ではないと。それから、また選挙を議題とすることもできないと。単に議事日程に、例えば議長の選挙、または副議長の選挙と記載し選挙を行えばよいと、こういうふうなことから、先ほど申し上げましたように議会事務局と事務レベルを交渉いたしまして、それでいきましょうということで招集の手続になったと、こういうことでございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。大里君。 ○12番(大里恭司君)  ただいまの阿部節雄議員への答弁は、じゃ、それだったらなぜその方法に基づいて招集できなかったのか。議長とか副議長の選挙しなきゃいけないわけでしょう。何か理由がないとそれが招集できないというわけじゃないわけですよね。それだけでもできるわけですよね。方法があるはずです。でなければ勝手に議案、適当な何か招集のための議案をつくって招集するしかないわけ。それこそインチキじゃないですか。だって、やはり選挙が終わったら速やかに議長とか、議会の人事、決めなければならないわけですよ。何の名目もなかったら半年もほうっておきますか。すぐやらなければいけないでしょう。そういうときはどうします。ほうっておくかどうか。  あと1点。先ほど答弁漏れがあったんだけれども、やはり監査委員は、先ほど阿部節雄議員が言ったように、議長の承諾とか、もしくは議会に会派が構成されている場合には会派の会長の同意に基づいてやられなきゃならないと。これが原則的なものなわけです。ですから、60年、平成元年、平成5年においては、やはりそういうことを考慮して、やはり議長人事も決まらない、それから会派の会長の同意もとってすぐというわけにいかないわけですから、内示もしたりするんでね、それで6月、もしくは私の記憶では5月の人事案件のときに出されたことがあったかもわかりませんが、新たに臨時議会、もしくは定例会を開いて出されてきたわけですよね。ですから、仮に時間がないためにそうしたというんであれば、あくまでも議会から出す監査委員は議会の選出の監査なんですよね、市長が提案であっても。やはり議会のある程度の同意を持っていないと。それを時間がないからといって、市長が勝手に議員のある1名の名前を内示したと。いろいろ調べましたら、どの会派にもこれこれの人を選びたいという申し入れがなかったということです。私の会派含めて2会派に確認しました。そうしたら、そういう相談は何一つなくて出された。出された我々もびっくりしているということです。これは他2会派の会員の人たちの言うことですから、当然うそをついていると思いませんので、議員ですから。そうすれば、先ほど阿部節雄議員が言ったように、もし議会に何ら相談なく議会の1議員を監査委員に選任してきたということは議会軽視であると考えざるを得ない。その辺のことを説明願います。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  2点のうち、1点目、まずお答えしたいと思います。  臨時議会の招集の件ですが、これはまず1つは臨時議会の招集というのはいろいろあると思いますが、まず1つは、1つはということじゃなくて、議会の招集については市長に招集権がございます。それから、臨時議会の場合は議員さんの4分の1の要求と。こういうことがあろうと思います。そのほか考えられますことは、全員協議会等を開きまして、議長がまだおらない場合は全員協議会等を開催いたしまして、その議会招集依頼といいますか、を議会事務局長にゆだねて、議会事務局長から市長に対して招集をしてもらうようにお願いしたいと、こういうふうなことがあろうと思います。  その他につきましては、議案を提示いたしまして、議案を示しまして招集する方法があろうと思います。それが今回の招集した事務手続上のことでございます。この件につきましては、先ほども私からお話し申し上げましたように、どのような方法があって、どのような方法でお願いすれば一番いいのかということを事務レベルで協議してございます。そういう中からこの方法が1番いいのではないかということで、このような方法をとらせていただいたものでございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  先ほど来お話ししておりますが、まず手順のところで若干考え方が私どもと違っているだろうと思いますが、先ほど阿部議員からは行政実例など話がありましたが、私どもが調べたところではそうじゃなくて、やはり今までの進め方については違法とは書いていないけれども不適切なんだと。やっぱり改めるべきじゃないかということで、議会事務局内部でもそういう検討会をされて今回からちょっと是正をしていただきたいという話し合いにお互いになりまして、それでこういう告示をしてきょうに至ったわけであります。そういう意味で、大変日程が早まったということが、まず第一に挙げられることであります。  それから、通常でありますと、議長とかあるいはまたそれぞれのいろんな会派の皆さんとじっくり相談できるぐらいの時間をとるのがベターなわけでありますけれども、今回ご承知のように選挙終わって日が浅いということもありますし、今日に至るまで大変厳しい日程が続いておりますので、その時間的にゆとりがなかったということについては事実でありますので、今後このようなことのないようにしてまいりたいというふうに存じております。 ○議長(佐藤洋輔君)  大里君。 ○12番(大里恭司君)  何か、私が聞いているのとちょっと違うんですけれども。  まず、総務部長は議会招集の方法を今言われましたね。議員の4分の1の要求があれば、もしくは全員協議会を開いてやれば議会が招集できるということを言われました。そのとおりですね。そうしたら、なぜその手順を踏まなかったのか。監査委員選任を出して招集するのはおかしいということですね。こういう方法があるんなら、これがベターなわけですよ。  私の言っているのは、監査委員を時間があるなしでなくて、過去だってあるわけです。数年間も監査委員不在でやった経験もあるんですよね、鹿角市は、議会選出の。市長が提案しないためにずっと空席でやった経験もあるでしょう。そういうことで、監査委員はやはりもう今までやっているわけですから、事例にもあるとおり、やはり議長選任されたら議長に相談するとか、もしくはそのほか会派があれば会派の会長、もしくは会派の代表というんですか、その人たちと相談してだれを出すかと、まず議会の意見を聞かなきゃいけないはずなんですよね。そうして出すのが本来の姿なわけです。それを今回、議会の意見を聞く暇もなかったとか、時間がなかったと、これは理由にならないと思いますよ。だから、今まで議会の意見を聞くために6月とかに提案されてきた、過去3回ですね。それをいろんな理由をつけて、議会の何ら意見を聞かないで出すということは、議会に対する軽視であると私は思います。  やはり、今まで議会から出していくものについては、議会の意見を十分に尊重してきたはずです。市長も4年前もそのとおりだったはずです。なぜ今回限り議会の意見も聞かないで、議会から選出したんですか。これを私、聞きたいんですよ。この点について答えてほしい。私はもしそういうふうに議会に何ら相談しなくて出したのであれば、議会軽視だと言わざるを得ない。市長権限で1人で、私なら思いどおりにできるというやり方にしか、私、意味酌み取れない。私の言いたいのはそこなんです。ですから、3会派にでも相談して、もし会派がまだできなかったら全員協議会、いろいろありますよね、いろんな意見を、議会の人たちのどなたが適当なのか意見を聞いて出すのが筋でしょう。私の言いたいところはそこなんですよ。だから、26名から勝手に1名を選んで、本人が同意したかどうか知りませんが、それは越権行為に当たると、私、あえて言えば。やはりある程度の人たちの意見を出して、聞いて、提案なさるのが筋ではないでしょうか。その辺について答弁願います。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  1点目の議会招集の件について、私の方から。  私が最初3方法ぐらいあることをご説明申し上げました。その中で、3点目の今回のような招集のあり方が一番ベターではないかと、こういうふうなことを議会事務局とも協議して進めたわけでございます。ただ、その方法に、今回はこういう形でお願いいたしましたが、今後のあり方につきましては、これでいいのではないかなとは思っておりますけれども、再度その方法についてはもっと勉強、研究してみたいと思っております。 (「あなたは自分でベターだ、事務局と相談してベターだと、別な方法がある。我々を無視してあんたたち勝手にベターだとやるんですか」の声あり)
    ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  今の手続の関係についてはちょっと誤解をされていると思いますが、手法としては、総務部長が言ったようにこういう方法とこういう方法ありますよということを言っているわけですよ。今回はこういう仕方をさせていただきましたので、         (「それではおかしいと言っているんですよ」の声あり) 今後もし皆さんからご意見がそうあるならば、再度あり方については検討させてくださいという意味で総務部長は答弁したと、私は理解しております。  それから、私の答弁にかかわる分でありますが、先ほど来いろいろご質問あるわけですが、議員のいろんな皆さん方からご意見をいただきながら人選を進める方法もあるでしょうし、あるいはまた提案者として、私がある程度絞り込みながら、こういう方はいかがですかという出し方もあるはずであります。むしろ提案者という立場からいくと、そちらの方が私は任が重いのじゃないかなというふうに思います。どなたでもいいですからどうですかというのは、やはりちょっと私は提案者としておかしいのであって、ある程度絞り込んでこういう方はいかがですかというお話を申し上げると、こうあるべきじゃないかなと、こう思います。その過程の中において、先ほど来話ありましたように、いろんなご意見を聞くような時間がとれればよかったわけですが、今回は4年に1回ということで、大変異常な時間帯だったわけでありますから、この辺はご理解いただきたいということであります。  それから、内定で一方的にということでありますが、それは内定という言葉の解釈もあると思いますが、この方でいかがでしょうかという意味を私は含んでいるというふうに見ております。 ○議長(佐藤洋輔君)  大里君。 ○12番(大里恭司君)  市長、この方でいかがですかと言うけれども、やはりそれはおかしいと思います。やはり議会から代表者を送り込むわけですから、監査委員として、議会からの代表者なわけですよ。それを市長がこの方がいかがですかというのは、私はちょっとおかしい。やはり議会から送り込むわけですから、議会からある程度、議会の方からの意見も聞いてこの方を議会が出したいと、それを受けて初めて、それに市長が不満あったら出さなきゃいいわけですよね。過去提案しなかったときもあるわけです、不満だったために。議会から、例えばAさんを出したと。でもAさんに私は納得できんと言ったら、市長は提案者ですから提案しなきゃ済むことです。  それを議会に何にもなく、市長がこの方ならいいと勝手に選んで出すことはおかしい。恐らく議会選出の監査はどの議会を見てもこんな方法とっていませんよ。もしそれが、今市長の言ったのが事実とすれば、恐らく全国鹿角市議会が初めてでしょう、こういうケースは、この提案の仕方は。私はそう思います。  ですから、やはり議会が送り出す代表ですから、やはり議会のある程度の同意が必要です。必要だろうと。だろうじゃなく、必要なんです。ですから、どこの全国議会もそうやっているはずなんです。それをあえて市長だけが、私が選んで出しますと、議員をですよ、議会の代表者を市長が選んで出しますというのは、私はおかしい、納得いかない。だれが考えても、恐らくこの議員26人、みんなおかしいと思っておりますよ。言いたくても言えない人もいるでしょうけれども、私、そう思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  今のお話でありますが、言葉の関係もあると思いますが、「私が」と言うと、一方的にこの人だけばしっと決めて、どなたも聞かないで一方的に出したというようにとられるわけですが、やっぱりその過程の中においては、もちろん三役の中でもいろんな詰めもしてきますし、何人かいろんな方々から打診もしてみます。そんなことをしながら進めているわけでありますが、ただ、オーソドックスな、先ほど来説明ありますような、そういう進め方をできなかったという点は大変遺憾であるということを申し上げているわけであります。 (「執行部の相談じゃないですよ。私が言っているのは議員と相談していますかということを言っているんです。三役は議員と関係ないでしょう」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  10番でございます。  ただいまいろいろ議論があったわけですけれども、手続上の解釈とか、それから欠員中のいわゆる業務の範疇といいますか、そういったものについてはいろいろ凡例で申し上げたようですけれども、そのことについては何か平行線のように思いますので、こちらの方ではこう思っている、そちらの方ではこう思っているというようなことですから、どっちが正しいかということをここで認定できれば一番いいわけですけれども、こうなった以上はそこまで到達しないでしょう。  私は何よりも考えたいと思いますのは、やっぱり監査委員の選任ですから、きょうここですぐ監査委員を選任しておかないとあしたからの業務に支障があって市民に迷惑をかける結果になるんだというような赤裸々な事実でもあれば、それは何らかの方法で早くというようなことも、やはりその手続上は別としても、そういう議論が優先されても仕方がないかなと思うわけですが、2人の監査委員がまだ現実におられるわけですし、そのほかやっぱり選任されなければその期間が補完し得るというような解釈もあるわけですから、そんなに急がなくてもよかったのではないかなというような実感があります。いわゆる直ちに支障を来すというような性格のものではなかったのではないかということが1つです。  それから、もう一つは、先ほど来から何回も言われておりますように、議会の議員から選出する監査でございますから、根底が議会の中から選ぶということですので、やっぱり従前の例にやってほしいということは、これ慣例になっておるわけですから、これは私ども疑問を投げかけるのは当然なことだと思うんです。しかも、きょうの場合は、きょう議長さんが選出されているわけですから、議長どうですかというような協議をなされるとすれば、きょう選任された議長さんに、やっぱり議会としての一応協議をするというのは当然建前なことですから、きょう以降に行われるべきなものであって、手続がこう解釈したから、事務局がこう言ったからそれでよかったというようなことでは、事務局とて議会の代表ではないわけですから、議長が任命した、やはり事務局で、議会のために働いていただく人方ですから、議会を代表して議員の立場から物申し上げるということは多分私はしていないだろうと。ただ、こういう解釈ありますということについては、あるいは同意したかもしれませんが。  そういうようなことを考えてみますと、やっぱりきょう出されたということは、議員側からすれば議員でなくてもほかの、例えば教育委員さんでも何でも、事前に回って今度の議会ではこれこれの人出したいと思うので、ひとつご理解いただきたいと、ご同意いただきたいということを話をして、そして出しているわけですから、まして議会から出す委員が、まだ選任されていない議長に相談もできない、我々にも相談ができない、そしていきなりきょう選ばれたからってきょう出されるということは、やっぱり私どもの今までの慣例的な頭からいくと、あるいは感覚からいって、市長が横暴でないだろうかなと、こう思うのは当然じゃありませんか。私はそう思うんです。恐らくそうでないという人方は別として、疑問に思っている人方、みんなそう思っていると思うんです。  もしも、もしも、それさえも乗り越えてやっぱりきょうしなきゃいけなかったという重要な問題でもあって、災害でも起きて、これ何とかして今監査してもらわないと次に進まないのだというような事実でもあったとすれば、これはやむを得ないという部分もあるわけですけれども、その辺のことが私どもに納得いたしかねるわけであります。したがって、私は、結論を急いでまことに申しわけありませんが、その辺の解釈がひとつあればいただきたいということと、もし差し支えなかったならば、やっぱりきょう一たんこの議案を留保していただいて、そしてもう一度時間をかけてもらって正規に議会に相談してやったという方向がこれからも大切だし必要でないだろうか。市長さん、口を開けば、議会と当局は両輪であると。両輪であると、権利上は両輪ですけれども、輪の大きさはおたくの方がうんと大きいということは私ども認めているんです。ただ、輪が片方側いってぐるぐるぐるぐる回っているわけですから、それでは進まないという部分もあるわけで、少なくとも両輪である以上はお互いの理解の中に立って、やっぱり進められていくべきものだと、そう思うときに、若干留保されるということも必要ではなかろうかと、こう思うのです。そうすると、議会側の感情もおさまるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。この2点だけです。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  先ほど来、お話し申し上げているわけですが、1つは手続上からこういう早まったということはまずご理解いただけたと思います。  それから、議会との関係について十分な時間をとれれば、これは一番ベターであることも事実でありまして、この点については反省をいたしております。ただ、特殊な事情下にあるということだけはご理解いただきたいと思います。事情下というのは日程的にですよ。それは手続とかいろんな関係もございましたということをご理解いただきたいというふうに存じます。  それから、もう一つは、欠けたから支障があるということで急に招集、議題として出したわけではございません。それは先ほど来お話しありましたとおりであります。ただ、やはりルールとしては、願わくは早い時期に、議会も新しく選任されたわけですから、早く選任したいという一願のもとに、希望のもとに今回こういう手続をさせていただいたわけですから、ご指摘された点については今後十分反省をしてまいりたいと思いますが、よろしくひとつお願い申し上げたいと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  今市長の言われることも全くわからないというわけではないですけれども、ただ、専決処分なんかとこの問題は違うと思うんですね。専決処分の場合はやっぱり会議を開くいとまがないので、一番近い議会に処分をして報告をするというようなことですからいいとしても、日程の事情はわかるとしても、やっぱり議会から選ぶ監査委員ですから、やっぱり議会の同意をほぼ得た形で円満にやっていただかないと、やっぱり今までの慣例からいっても、私どもの認識もそうなんです、少なくとも。先ほど来からなるべく名前を出してもらう前にこういう議論をしていきたいというようなことで、まず出す前に、出す前にというような話になったろうと思うんですけれども、ここにこう名前が出てくるというと、じゃあそれを阻むのかというふうな感じにとられるということについては非常に誤解されれば困ると思います。ただ、こういった形で進められるということになると、私どもの議会の存在感というのは少なくとも薄められたという感じがしてならないわけです、私は薄められたと。もっと強く言えば軽視だということになるかもしれませんが。そういう感で、非常に思いも寄らないという感じがするわけです。ですから、この辺はまだまだ私以外にもそう思われている方もあろうかと思うんで、もう一度その辺を伺っておきたい。  ただ、ちょっと私なりに調べてみたら、例えば市にだって会議を開いたり、それから組織があったり、言ってみれば今のような事務手続上があるわけですが、その段階でもう既に監査委員の選任ということが告示行為がなされてから庁議を開かれているという、まるっきり裏腹な現実があるというようなことも私は耳にしておるわけですから、やっぱり部長さん方の中にも、これはやっぱりおかしいのではないのかなというような疑問を持たれている方もあると思うんですよ。  そういうような手順がなされないままにもう告示行為をしてしまったと。告示行為をしてしまってから意見を聞くというような手続になっていたやにも聞かされるわけですから、その辺はそうだとすれば甚だ遺憾なことであるし、やっぱり議会の慣例、認識からいってもなかなか納得しかねるものだと思うわけです。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  ただいま奈良議員からの後段の方でございますが、確かにそういうふうな遺憾な点はございました。ひとつ今後気をつけます。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○18番(阿部佐太郎君)  随分論議されたわけですけれども、私は今回の選挙が終わって、やはり新人が10人中9人も選出されたということは、議会は地方行政を監視する機関であると、こういうふうに認識しておりますし、やはり監査委員制度は公費が適正に使われているのか、あるいは市民福祉の増進のために施策が展開されているのか、そういったことをチェックする機関であるにもかかわらず、今日まで地方議会が非常に職員の独自性というか、市長部局からの職員の派遣、あるいは外部監査制度が導入されておらないために今日の食糧費問題とかいろんな問題が発生してきたと。したがって、今後外部監査制度の導入といったものが検討されておると伺っております。こういった矢先であるがゆえに、やはり今回の何というか、告示なってからそれこそ話をし合ったとか、市長がやはり議会の選出する監査委員でありますから、今回提案された人が適任ではないということではないけれども、やはり議会26人のその意見を聞いた上で出すのが今後の、例えば監査制度に対する議会選出の人事は間違っていなかったと、こういうことを示していかなければ、やはり新しい初議会にしては私は市長が軽々であったなと、こう思いますので、この点について、ただいま申し上げたチェック機能であるのだということをどう解釈しておられるのか伺いたいと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  助役。 ○助役(佐藤秀朗君)  先ほど来市長もるる答弁しておりますけれども、外部監査委員につきましては、いろいろ検討されまして、県でも早々に導入するということのようでございます。私どもにおきましても、その点は今準備を進めているところでございます。  私どももいろいろ問題になっております食糧費関係につきましては、早急に公開すべくただいま準備中でございます。なぜそう監査委員の選任を急ぐのかという話でございますけれども、3月31日で任期が切れる関係もございまして、できれば早い機会に選任をしたいということでお願いしているわけでございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○18番(阿部佐太郎君)  単刀直入に聞きますけれども、今提案されました。そしていろいろな意見が出ました。市長も議会のそれこそ、何というか、日にちもなかったし、やはりこういう形をとったけれども十分尊重したいということでありますので、議題として出して、やはり市長みずから議会の皆さんの意見を聞いて再度というお考えになれるのかならないのか、単刀直入にお尋ねいたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  先ほど来ご答弁申し上げておりますが、ご指摘されるような、今後十分検討すべき余地のあるところも事実であります。それはそのとおりでございますが、今回の件については、だからと言われるかもしれませんけれども、お名前もここに出させていただいたわけですし、そういう意味でひとつご理解をいただければ大変ありがたいというふうに存じます。                (「議事進行」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  高杉君。 ○26番(高杉英次郎君)  いろいろこの問題について議論されておりますけれども、やはり私たちも一見考えるところは、やはりもう少し提案する側としても十分提案の仕方に配慮してもらいたいものだと、こういうふうに考える余地もたくさんありました。そこで、これは市長の専権事項でありますけれども、違法ではないけれども、出し方においては適切を欠くのではなかったのかと。議会から選出される委員でありますから、もう少し事前の根回し、そういうものも十分配慮してやるのが適当ではなかったのか。その点に欠ける点が考えればあると、こういうふうに思うわけで、今それぞれ議員から意見が出ておると思いますので、その点を改めて今後このように再びないように十分配慮して、監査委員のやはり重要性というものは十分今も議論の中にありましたように大変な重要な役目を果たす監査委員でありますから、そういうものに対しても十分に配慮して市民の誤解のないようにひとつやってほしいと、こういうことでこの問題は今十分議論の中で出ましたように、それを尊重しながらこの問題は終わっていただきたいと、こういうふうにお願いします。 ○議長(佐藤洋輔君)  暫時休憩いたします。                午後3時22分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後3時23分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  再開します。奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  やっぱり人事案件ですし名前が出てしまいましたから、今度は態度を決めなければいけないと思います、どうするかということを。そのために態度を決めるということは少し時間が要するので、休憩していただきたいと思いますが。 ○議長(佐藤洋輔君)  暫時休憩いたします。                午後3時24分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後4時07分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 日 程 追 加 ○議長(佐藤洋輔君)  本日市長より提出された議案第48号監査委員の選任について、撤回したいとの旨申し出があります。この際、議案第48号の撤回の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議なしと認めます。よって、この際、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――               議案第48号の撤回について ○議長(佐藤洋輔君)  議案第48号の撤回についてを議題といたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 提 案 説 明 ○議長(佐藤洋輔君)  市長より撤回の理由の説明を求めます。市長。 ○市長(杉江宗祐君)  議案第48号の撤回理由でありますが、このたびの提案につきましては、議会の招集方法を変更したことにも起因しますが、各会派に対し、内示から本日まで極めて時間が不足であり、皆様から十分ご審議をいただくいとまがなかったので、今回は撤回をさせていただき、期日を改めて提案いたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号監査委員の選任について撤回の件を承認するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第48号撤回の件は承認することに決定いたしました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――  日程第11から日程第16まで 議案の上程(議案第49号から議案第54号まで) ○議長(佐藤洋輔君)  次に、日程第11から第16までの議案第49号から第54号までの6件について、一括議題といたします。  お諮りいたします。ただいま提案されました議案6件につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 提 案 説 明 ○議長(佐藤洋輔君)  順次提案者の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  議案第49号専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  次のページをお開きください。  専決処分書でありますが、まず専決処分の理由につきましては、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律及び租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律がそれぞれ公布されたことに伴い、市税条例を改正する必要があることから、3月31日をもって専決処分をいたさせていただいたものであります。  次のページをお開きください。  鹿角市市税条例の一部を改正する条例につきましては、最終ページまで7ページにわたることから、その改正の内容を要約して説明いたします。  まず、第16条の3の関係でございますが、これは市民税所得割の税率の関係でございます。個人市民税所得割の税率の改正でございます。これにつきましては、県から市へ財源移譲による税率の調整でございます。課税総所得金額が700万円を超える場合の税率でございますが、現行市民税が11%でありますが、改正後は12%になるものでございます。なお、県民税につきましては、4%から3%になるものでございます。それから、これに関連する短期譲渡所得金額に適用する税率でございますが、これは市民税が8%から9%に、反対に県民税が4%から3%になるものでございます。  第33条第7項のところでございますが、これは地方税法の改正による条例を改正するものであります。これは信託会社等のことでございまして、鹿角市には適用になりません。  それから、第50条の関係でございますが、これは本条を削除いたしまして、附則の第7条の2へ規定がえするものでございます。新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用の関係でございます。  次に、第51条、第52条、第52条の2につきましては、第50条を削除したことにより、1条繰り上げしてそれぞれ第50条から第52条とするものであります。  第56条の2につきましては、固定資産審査委員会の委員の定数でございまして、これは本法で15人以内とあるものを、市税条例の中に審査委員会の委員の定数を3人とするものでございます。  第60条の関係につきましては、これは軽自動車税の税率でございます。道路交通法の改正によりまして従来の大型トラクター等が今度小型特殊自動車に含まれたことによる改正でございます。  次に、第66条の関係でございますが、これは身体障害者に対する軽自動車税の減免でございます。今までは単身で生活する障害者について適用になっていたものを、今後その人を介護する方の軽自動車税についても減免することとした規定でございます。以下、条文の整理であります。  第71条の関係でございますが、これは市たばこ税の税率でございます。これも市民税の所得割の税率と同じように県から市への税源移譲による税率の調整でございます。第71条中、たばこ1,000本について1,997円のたばこ税でありましたものを、今度2,434円、437円のプラスになるものでございます。この分につきましては、437円分につきましては、県のたばこ税が低くなるというものでございます。  附則第7条の2の関係ですが、これは阪神・淡路大震災の関係でございまして、これは当市には関係ございません。  次のページをお願いいたします。  附則第7条の2の関係につきまては、これは先ほどの第50条を削除いたしまして規定がえをしたものであります。  次に附則第8条からでございますが、固定資産税の改正でございます。第8条から次の次の次の3枚目の中ほどまでにつきましては、固定資産の関係でございまして、平成9年度の評価がえに伴う負担水準の高い土地につきましては、その税負担を抑制しながら負担水準の均衡化を図る改正でございます。なお、若干説明させていただきますが、従来は上昇率を出しまして、その上昇率に率を掛けまして課税してきてございましたが、今度は負担水準という言葉に変わってございます。負担水準につきましては、前年度の課税標準額を新評価額で除して、掛ける100というふうな出し方をしてございます。  その額等については、次のページをお開き願いたいと思います。  真ん中の表でございますが、この表につきましては宅地でありまして、宅地の商業地の場合の負担調整率を記載してございます。具体的に申し上げますと、負担率が前年の80%を超える場合は80%の額に抑えます。また、60%から80%未満は据え置き、以下表のとおりとなってございます。住宅用地につきましては、80%以上は据え置き、以下それぞれ調整率を乗じるものであります。  次のページをお開き願います。  附則第10条の関係でございますが、中ほどに表がございます。これにつきましては、農地の関係をあらわしてございます。具体的に説明いたしますと、負担水準が0.9以上のもの、鹿角市の場合はほとんどがこの区分に入ります。この場合は負担調整率が1.025となるものでございます。つまり、2.5%のアップとなるものでございますが、鹿角市の場合、ほとんどの場合、実際には評価額が上がっておりませんので、実際には1%も上がらない見込みとなってございます。  次に、下から3行目でございます。  特別土地保有税につきましては、従来固定資産税相当分が入っておりましたが、今度固定資産税分を引きまして、引いた残りに固定資産税を課税すると、こういうふうに改正になるものでございます。  次のページをお開き願います。  附則でありますが、退職所得にかかわる改正につきましては、平成10年1月1日から施行するものでございまして、その他のものにつきましては、9年度より適用となるものの規定でございます。  次に、議案第50号専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  専決処分をした事項につきましては、平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)であります。内容につきましては、別冊補正予算書で説明させていただきます。  1ページをお願いしたいと思います。  平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第10号)でありますが、歳入歳出それぞれ703万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ189億6,548万2,000円とするものであり、補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるものであります。  2ページをお開きください。  歳入総務費委託金でございますが、これは県知事選挙に係る委託金703万3,000円であります。  歳出につきましては、歳出の主な項目でございますが、2款6項9目11節需用費につきましては、消耗品、これはポスターの掲示場、また加工済みのプロセス板の購入費でございます。13節委託料につきましては、ポスター掲示場等の設置の委託料430カ所に係る分でありまして、歳入の703万3,000円以内の執行となってございます。  議案第50号につきまして説明を終わります。  次に、議案第51号専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  専決処分をさせていただいた事項につきましては、平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第11号)でございます。内容につきましては、別冊の補正予算書で説明させていただきます。  1ページをお開き願います。  平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第11号)でありますが、歳入歳出それぞれ5,463万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ190億2,011万5,000円とするものでありまして、歳入歳出予算の総額につきましては、第1表歳入歳出予算補正によるものであります。地方債の補正につきましては、追加及び変更については、第2表地方債補正によるものであります。  次に、4ページをお開き願います。  第2表地方債の補正でありますが、この地方債の補正につきましては、事業費の精算及び補助金の確定に伴い、最終的に起債の額が確定見込みとなったことから、それに合わせまして財源の振りかえ調整と基金の積み戻しなどの措置を講じ、3月31日付に専決処分させていただいたものであります。  追加でございますが、下水道事業会計繰り出しといたしまして1,200万円、これは一般公共事業債の臨時公共事業債分の調整分の充当でございます。  次に、圧雪車整備事業でございますが、花輪スキー場の圧雪車3,990万円、事業費調整による追加でございます。  次に、変更でございますが、地域経営公社整備事業につきましては、130万円の減額をいたし、補正後の額を1億570万円としてございます。これは予定しておりました追加補助の割り当てがなかったための減額でございます。ため池等整備事業につきましては、80万円の増額をいたしまして、補正後の額を1,480万円としてございます。これは充当分の調整でございます。柏木森、一の渡、末広等の事業でございます。  林道整備事業でございますが、これは充当分の事業費調整でございます。60万円追加いたしまして、補正後の額を1,340万円。  それから、アンテナショップにつきましては、10万円の調整分の充当でございます。補正後の額を3,810万円でございます。  公害防除特別土地改良事業につきましては、甚兵エ川原の分でありまして、調整分の充当10万円、補正後の額が210万円でございます。  農村環境基盤整備事業でございますが、これは130万円を追加いたしまして、補正後の額を2,130万円としてございます。  道路整備事業につきましては、これは調整分を充当してございます3,220万円を調整いたしまして、補正後の額を2億2,110万円でございます。  除雪機械整備事業につきましては、100万円の増でありまして、補正後の額を1,000万円であります。  急傾斜地崩壊対策事業につきましては、3,540万円の減として、補正後の額を1,500万円としてございます。これは、一部起債取り下げでございます。  次に、都市計画街路整備事業でございますが、これは調整分でありまして、1,510万円を追加いたしまして、補正後の額を6,060万円としてございます。  総合運動公園整備事業につきましては、調整分として20万円、補正後の額を5億5,720万円としてございます。  次に、消防施設整備事業につきましては、調整分充当ということで80万円の増、補正後の額を3,000万円としてございます。  中学校建設事業につきましては、これは尾去沢中学校分でありますが、起債分調整とそれから事業費調整によるものがございまして、プラスマイナスの1,760万円の増でありまして、補正後の額を3億5,080万円としてございます。               (「もう少し簡単に」の声あり)
     いいですか。これはほとんどが起債調整分の充当でございます。農地災害は10万円、それから災害復旧については70万円、林道につきましては40万円、公共土木災害復旧については事業費調整による1,240万円の減であります。合わせまして18件の15億5,920万円であります。  なお、追加分といたしましては5,190万円、変更分といたしまして1,830万円であります。起債追加分合計7,020万円でございます。  次のページをお願いいたします。  歳入の消費譲与税でございますが、これは減額の2,065万1,000円でございますが、これは消費税収入額の5分の1の、市が11分の5となってございますが、これは前半の景気が思ったより悪く、消費者の財布のひもが固かったのではないかなと考えてございます、による減額でございます。  3款の利子割交付金でございますが、これは金利低下により交付税が落ちたものと考えてございます。  5款の自動車取得税交付金、これもマイナスでございますが、これは自動車の取得の際に自動車取得税が3%かかるわけですが、それの70%の交付がありますが、これも伸びなかったものと考えてございます。  次に、6款地方交付税でございますが、普通交付税でありますが、これは1,301万8,000円の追加、それから特別交付税といたしまして5,707万円の追加でございますが、これは普通交付税におきましては平成8年の7月の決定の際、財源調整ということで一部調整されておりますが、今回調整額が復活したと、全額復活したことによるものでございます。特別交付税につきましては、9億4,623万5,000円と決定したことによる補正でございます。  7款でございますが、交通安全対策特別交付金でございますが、これはマイナスとなってございますが、これは市町村内における過去2カ年の交通事故の反則金の配分でありますが、これは事故数等、反則金額等の減少による減額と考えてございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長、もう少し簡略でもいいです。 ○総務部長(勝田 尚君)  わかりました。  歳入でございますが、10款2項6目につきましては、先ほど説明いたしました尾去沢中学校事業の単価アップ等による増額となってございます。  それから、14款2項の基金繰入金でございますが、当初予定しておりました減債基金を同額、若干余裕が出ましたので、積み戻しするものであります。  17款市債でありますが、地方債補正で申し上げましたように、事業債の精算及び補助金の確定に伴う補正をしたものでございます。省略させていただきます。  次に、歳出の9ページをお願いいたします。  大部分は歳入でご説明申し上げました起債確定見込みによる財源の調整であります。そのほか主な点につきましては、工事請負費の関係が51万2,000円、それから、まちづくり基金積立金といたしまして6,988万円となっております。  以上でございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(千田俊夫君)  私から議案第52号専決処分の承認を求めることについて説明させていただきます。  専決させていただいた事項は平成8年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)についてでございます。  内容について、補正予算の第4号の1ページをお開きお願いしたいと思います。  まず、第1条の歳入予算の補正でございますけれども、これは歳入予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は第1表歳入補正予算によると。次に、第2条でございますけれども、地方債の変更は第2表の地方債補正によるということです。  2ページをお開き願います。  歳入でございますけれども、これについては起債の確定に基づいて一般会計への繰入金を減額しております。これが1,590万円、そして市債の方で1,590万円を足しております。そういう形の中でここで歳入を見ております。  それから、地方債の補正でございますけれども、補正前の限度額1億4,410万円に対して1,590万円を補正後に足しております。したがって、限度額は1億6,000万円という形になります。  次の3ページでございますけれども、先ほど申し上げたように、要するに起債の確定に基づいて一般会計からの繰り入れ金を減額して、そして市債の方に1,590万円を足しておるというふうな内容でございます。  次の4ページでございますけれども、歳出でございます。  歳出については、これは特定財源と一般財源の組み替えとなっております。  次に、議案第53号専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。  これは平成8年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について専決させていただいておるものでございます。  内容については、補正予算の第5号に基づいてご説明申し上げたいと思います。  1ページをお開き願います。  まず、第1条の歳入予算の補正でございますけれども、これについては第1表の歳入補正予算によります。  次に、地方債の補正でございますけれども、第2条でございますけれども、これも第2表の地方債の補正に基づいております。  次のページをお開き願います。  これについては、決算見込みがついた関係で、ここで受益者負担分について補正を850万円お願いしております。そして、市債の方で850万円を減額しておるというふうな内容になっております。  そういうようなことで、次、地方債の補正でございますけれども、補正前は5億2,800万円ですけれども、これに減額の850万円というふうなことで、補正後の限度額が5億1,950万円というふうになっております。  次、3ページ歳入でございます。  これについては、分担金、要するに下水道受益者負担金が850万円の決算見込みとなっておりますので、市債についてその分を減額するというふうな内容でございます。  次、4ページでございます。  これも地方債と一般会計、その他の調整というようなことになっておりますので、ごらんになればわかりますので、これで説明を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  議案第54号専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  専決処分いただいた事項につきましては、平成9年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)でございます。内容につきましては、別冊の補正予算でご説明申し上げます。  平成9年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ2,385万1,000円を追加するものであります。歳入歳出予算の総額をそれぞれ172億8,350万2,000円といたしまして、補正後の歳入歳出の予算につきましては、第1表の歳入歳出予算補正のとおりでございます。  歳入でございますが、知事選挙でございまして、その委託金2,385万1,000円の歳入の範囲内で歳出も執行するものであります。  終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  提案説明を終わります。  これより質疑を受けます。  まず、議案第49号について質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部君。 ○11番(阿部節雄君)  議案第49号の専決処分による市税条例の改正において、市民税、固定資産税及びたばこ税など、一部税率の引き上げ、あるいは市民税、固定資産税の特例措置の改正がなされておりますが、9年度ベースで見た場合に税目ごとの増減収見込み額はどの程度になるのか。もし、試算をしておりましたらお答えいただきたい、こう思います。  なお、同議案の附則第3条第1項においてミスプリントがございますが、訂正されたらいかがでしょうか。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  まず、最初に税率の引き上げ、いわゆる改正によりましてどうなるのかということでございます。これは全く試算でございますので、動くのもございますので。1つは大きく分けまして評価がえに関連するのがございます。その評価がえに伴いますのは、まず土地の関係でありますが、宅地がマイナスの2,200万円ほどではないかなと思います。それから、田んぼの関係につきましては、微増ということで40万円ほどの増と。それから、家屋につきましては、9,400万円ほど下がるのではないかなと考えてございます。それから、税源の移譲にかかわる分でございます。含めまして、市民税の特別減税が時限でございますので、9年度から課税になります。戻ってまいります。その金額がおおむね8,700万円ほどと見てございます。それから、市民税の関係でございますが、これは1,110万円ほどと見てございます。また、たばこ税に関係いたしましては、4,000万円ほどと見てございます。端数の関係もあるかと思いますが、一応評価がえに伴う分につきましては、合計1億1,600万円ほど減になるのではないのかなと。反対に財源移譲に伴うものにつきましては、1億3,800万円ほどの増になるのではないかなと考えてございます。  なお、第3条の関係については、少し時間をください。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○11番(阿部節雄君)  小さいあれですからですね。第3条の固定資産税に関する経過措置のところの3行目ですね、税が1つ多く入っていますので、これは消した方がいいと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  大変失礼いたしました。この件につきましては、削除いたしまして、訂正しておわびいたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  ただいま阿部議員が質問されました内容に生ずる補正額の関係ですけれども、今後の補正見積もりはいつごろになるのですか、変更による。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  税目の改正に伴うものでございましょうか。最初から予定しておりました分については、平成9年度の当初予算の中に満額きちっとではございませんが、積算いたしまして、できる範囲内と言えばちょっとあれですか、ある程度の織り込み済みということでございます。                 (「了解」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第50号から議案第54号までの5件について質疑を受けます。質疑ございませんか。  奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  議案第51号の平成8年度の補正予算第11号でありますが、これは財源内訳の変更が主なるものですからおおよそわかりますけれども、問題は急傾斜地の事業の一部起債の取り下げで3,540万円生じたということは、事業の関連では関係がなかったのかどうかということです。やはり事業は完全にやったけれども、起債だけの取り下げでこういう変更になったかどうかということと、それから、各欄に及んで一般財源と地方債との財源組み替えが主なるものでございますが、今回のいわゆる起債、概論でいいんですけれども、起債の見込み額が2月議会ないし3月議会で見込みのあった部分が確保されておったのかどうかと。その程度お伺いします。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  1点目につきましては、そのとおりでございます。事業はやっております。財源が見通しがついたので、またそういうことで1番については、でございます。  2番につきましては、2月議会でも若干の調整をお願いして、含まっているのもございます。  その後最終的に財源調整充当といいますか、そういう形で配分がされてございまして、そのルールに従いまして、優先順位をつけて配分調整をしたのが今回の最終見込みということになってございます。
    ○議長(佐藤洋輔君)  奈良君。 ○10番(奈良喜三郎君)  それはわかるんですけれども、おおよそ起債をこの程度確保できる見込みだとかというようなことで、総務財政常任委員会でこの前説明を受けておったんですが、それとの合致点はどうですか。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  額はちょっとあれですが、若干多くなってございます。                (「了解」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。黒沢君。 ○25番(黒沢直弥君)  補正第11号で私もひとつ質問してみたいと思います。  それは起債の件なんですが、今回の起債7,020万円、こういうふうに追加なっております。それで起債総額が20億1,000万円。こういう膨大な起債になるわけなんですが、起債の中にはいろいろ種類があるわけなんです。そこで端的にお聞きいたしますが、全くの税金で支払われる、いわゆる起債といいますか、それから地方交付税なんかで見込まれておる、かなり優遇措置のある起債もあると思うわけなんです。全く税金で支払われる額はどれくらいか。それから、地方交付税なんかに含まれて返済償還される額はどれくらいになられるのかということをひとつお聞きいたしたいと。 ○議長(佐藤洋輔君)  総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  今回の起債の総額でございますが、15億7,750万円ほどになってございます。そのうち、起債等で見られる額が11億550万円ほどと見込んでございます。交付税等に算入される額を11億550万円ほどと見てございます。一般財源的には4億七千二、三百万円ほどと、こういうふうに見てございます。割ってみますと、7割ほどが交付税算入されるという、有利といいますか、そういう感じを受けてございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  黒沢君。 ○25番(黒沢直弥君)  15億といいますと、ちょっとあれと合わなくないですか。20億1,000万円の中で、そうしたものが区別した場合にどういうふうになっておりますかと。このままいきますと、また20億1,000万円借金するんじゃないかなと、こう思われるわけなんですから、全くの税金で、市民からいただいた税金で支払われる借金、それからこっちは地方交付税なんかで含まれて返していく分がどれくらいかと、わかりやすく説明していただければありがたいと思うわけなんです。かなり大きい過疎債なんかも入っているでしょう、これにも。 ○議長(佐藤洋輔君)  本日の会議時間は審議の都合によりまして、5時30分まで時間延長いたします。総務部長。 ○総務部長(勝田 尚君)  交付税算入されるもとの額ですが、14億程度と、こういうふうなことでございます。 (「20億円のうち14億円ということですか。あとは、税金で支払われるのは、全くの一般財源は6億円、そうですか」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。阿部君。 ○11番(阿部節雄君)  議案第53号ですね、下水道事業特別会計の補正予算第5号でちょっとお伺いしたいんですが、市債の減額に伴い受益者負担の850万円を追加しておりますが、8年度末における受益者負担の収入見込み額はどの程度の額になるのか。なお、この事業実施に当たりまして、さきに財政計画を立て議会全員協議会で説明しておるわけでありますので、その財政計画額と比較した場合に実収入見込み額はふえるのか、それとも減るのか、確認しておりましたら、ひとつお答えいただきたいなと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  市長。 ○市長(杉江宗祐君)  今のご質問ですが、総体としては当初の計画よりふえています。それで、当初の長期計画と実際の比較については、後日お上げしたいと思います。                (「了解」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論を省略し、直ちに採決いたします。  議案第49号について原案のとおり承認するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第50号から議案第54号までの5件について原案のとおり承認するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第50号から議案第54号までの5件については原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 日 程 追 加 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、継続審査事件の承認を議題といたします。  議会運営委員長から会議規則第104条の規定により、議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、平成9年6月定例会まで閉会中の継続審査をしたいとの申し出がありますので、これを本日の日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                閉会中審査事件の付託 ○議長(佐藤洋輔君)  お諮りいたします。 議会運営委員長からの申し出どおり、閉会中審査事件の付託については、お手元の閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議こざいませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。  以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしましたので、ただいまの時間をもって第2回市議会臨時会を閉会いたします。                午後4時55分 閉会                閉会中審査事件付託表   委員会名        付託事件  議会運営委員会  地方自治法第109条の2第3項に規定する事項、及び議会の歳出見積に関する事項、全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項
                 平成9年第2回鹿角市議会臨時会        阿部節雄君の議案第53号に関する質問事項に対する答弁書  財政計画上の受益者負担金は、平成7年度では計画60,300千円に対し実収入額は198,834,140円となっております。平成8年度では計画72,200千円に対し実収入見込額は約86,000千円程度になります。  財政計画では負担金を5年分割で計上しておりますが、実収入においては平成7年度で納入者数1,229件のうち661件、平成8年度で納入者数100件のうち53件が一括納入しており、一括納入率が53%と非常に高い状況であります。  したがって、実収入額が計画よりふえている状態であります。       臨時議長       大信田 喜 一       議  長       佐 藤 洋 輔       署名議員       石 川   徹       署名議員       石 井 照 光...