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平成12年第4回定例会(第2号 6月 8日)

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  1. 扶桑町議会 2000-06-08
    平成12年第4回定例会(第2号 6月 8日)


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    平成12年第4回定例会(第2号 6月 8日)    平成12年6月8日(木曜日)午前9時30分開議  第1 一般質問            ──────────────────── 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり            ──────────────────── 出席議員(20名)         1  番    澤  木     昭  君         2  番    千  田  金  房  君         3  番    浅  井  捷  史  君         4  番    佐  橋  英  俊  君         5  番    高  木  武  義  君         6  番    大  藪  三  郎  君         7  番    児  玉  孝  明  君         8  番    伊  藤  伊 佐 夫  君         9  番    長 谷 川  鉦  三  君        10  番    仙  田  岑  夫  君        11  番    小  室  幹  男  君        12  番    小  川  郁  子  君
           13  番    佐  橋  稜 威 男  君        14  番    長  瀬  郁  雄  君        15  番    近  藤  兼  雄  君        16  番    江  口  勝  敏  君        17  番    小  室  美 代 子  君        18  番    小  林     明  君        19  番    高  木  鎬  逸  君        20  番    片  野  春  男  君            ──────────────────── 欠席議員(なし)            ──────────────────── 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    河  田  幸  男  君      助     役    亀  井  政  寛  君      収  入  役    近  藤  祐  康  君      総 務 部 長    今  井  義  則  君      厚 生 部 長    今  枝  龍  雄  君      経済建設部長     長 谷 川  義  忠  君      教  育  長    橋  本  正  賢  君      教 育 次 長    沢  田  峰  雄  君      企画人事課長     六  鹿     博  君      総 務 課 長    宮  川  信  夫  君      財 政 課 長    山  内  直  之  君      税 務 課 長    江  口  正  利  君      住 民 課 長    千  田  勝  文  君      生きがい課長     戸  嶋  民  生  君      保健福祉課長     千  田  高  伸  君      環 境 課 長    田  内  幸  一  君      経 済 課 長    脇  田  博  正  君      土 木 課 長    関     芳  雄  君      都市計画課長     古  池  芳  広  君      下水道課長      河  村  忠  生  君      教 育 課 長    土  井  秀  敏  君      生涯学習課長     伊  藤     猛  君      文化会館長      天  野  末  光  君      監査事務局長     近  藤  五 四 生  君            ──────────────────── 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長        間  宮  寿  彦  君      議会事務局長補佐      大  森  雅  広  君            ──────────────────── ◎午前9時30分 開議 ○議長(高木鎬逸君) ただいまの出席議員は20人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表を略させていただきましたので、よろしくお願いをいたします。             ────────────────── ◎日程第1 一般質問 ○議長(高木鎬逸君) これより、日程第1、一般質問を行います。  最初に、長瀬郁雄君に質問を許します。長瀬郁雄君。    〔14番 長瀬郁雄君登壇〕 ○14番(長瀬郁雄君) 皆様、改めまして、おはようございます。本日、さきに通告をいたしました2項目につきまして質問をさせていただきますで、よろしくお願いをいたします。  初めに、休日の窓口サービス開設について、町当局のお考えをお伺いいたします。  現在社会の生活は非常に多種多様で複雑な形態となっています。住民のニーズにおいてもさまざまなものがあると思われます。このような中で、町行政において、住民サービスの立場から少なからず施設を考える必要があると思われますが、いかがでしょうか。そこで、休日の窓口サービスの開設をぜひお願いしたいと思います。  住民よりの声では、「せめて土曜日の午前だけでも窓口を開設してもらえたら助かるし、ありがたいなあ」の声もお聞きをしています。窓口開設に当たっては、身近な事柄の多い住民課あたりが一番多いと思われます。ほかの問題も多々あるだろうとは思いますけれど、町においては現在、事前に依頼しておけば、必要に応じてできるだけの対応はしてみえるとお聞きをしておりますが、中には緊急な場合や、平日に頼むことを忘れる方もおられます。開設に当たりいつも問題になるのが職員の配置の問題だと思います。例えば職員においては、平日に半日休暇をとるとか、その休んだ分を土曜に振りかえるようにするとか、時間差出勤も考えたり、そのようなことを考えながらローテーションを考え、行えないものか、多様化時代の対応も必要と考えますので、当局のお考えをお尋ねをいたします。  2項目めといたしまして、INS、ホームページの開設についてということでお伺いをいたします。  いつも住民の皆様より聞かされる言葉です。扶桑町のホームページをアクセスしても応答がないがどうなっているのか、せめてふそう広報や各種法律条例等インターネットで検索できるようにしてもらえないか。そうすれば、一々役場に聞きに行く必要もなくなる。議員さん、早くできるようにしてくださいよと言われています。  現在、国内外においてはIT、インフォメーション・テクノロジーということで、世界の産業経済と政治を大きく変えているのが現状であります。アメリカの景気、経済を支えているのはいち早いITの取り組みにあると言われています。わが国の経済がいまだ低迷を続けているのは住専による金融問題だけではなさそうです。行政はもとより、産業経済においてもITの取り組みがおくれていると言われています。そこで、わが国内においてもITの取り組みが急務となっています。行政が後手後手に回るといつも言われるゆえんです。  扶桑町役場においても以前よりインターネット取り組みの話がありました。昨年度においては庁舎内のLAN配線も整備されました。OA化とINSについて、現段階における取り組みと計画についてどのようになっているのか、わかりましたら、お示しをお願いをいたします。  どうかよろしく、この点につきましてご答弁の方をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。    〔町長 河田幸男君登壇〕 ○町長(河田幸男君) おはようございます。ただいまの長瀬議員さんからの一般質問に対しましてお答えをさせていただきたいと存じます。  最初に、休日窓口サービスの開設についてのご質問でございます。  現在につきましてはご承知のとおりでございまして、土曜、日曜、祝祭日、年末年始という関係がお休みになっておりまして、通常の業務は8時半から5時15分ということになっております。そんな中で、例えば先ほどご質問の中にありました住民課の窓口の関係、そういった関係につきましても、現在では、事前に電話等で申し込みいただければ、作成をいたしまして、休日等でもお渡しするようなことにいたしております。また、もちろん住民票も、それから戸籍なんかにつきましても、それぞれ手紙等で郵送していただければ、そのような交付も郵送でいたしておるのが現状でございます。  また、いろんな形で、県下の中でも住民票の写とか印鑑証明につきまして、自動交付機の導入というようなこともいろんなところで話題になっておりますが、なかなかこれも多額な経費が必要になってくるというようなこともございまして、県下の中で、調べてみますと、まだ1市のみが導入されておるということで聞いております。  一方、住民基本台帳法の一部改正が昨年の8月18日に公布をされまして、住民基本台帳ネットワークシステムというのがこの法律の中で規定をされまして、全国の市町村どこでも住民票の写というのを交付が受けられるような準備が現在進められておるところであります。これにつきましては、大体14年度ぐらいからというようなことを伺っておりますので、来年あたりからは諸準備に入る、それぞれの各市町村も準備に入るということに思っておりますが、それまでの間は、何とか今の方法をもっと皆さん方に知っていただいて、事前の電話予約等によりまして対応していきたいというふうに考えております。  行政改革の中でもいろいろそういった時間延長、また、休日のことにつきましても検討はしてまいったわけでありますが、他市町の動向、やっておるところの動向を踏まえましても、なかなか利用度が少ないというような面もございまして、まだそういったところまで至ってないのが現状でありますが、先ほど申し上げました14年を目指して、全国のネットワークシステム住民基本台帳ネットワークシステムが、このシステムにより動くというようなことになってまいりますので、それについてこれからも早急に取り組んでいきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。  続きまして、INS、ホームページの開設につきましてでございますが、現在はパソコンの急激な普及によりまして、家庭とか職場で、インターネットによりましてさまざまな情報を入手するようなことが現在行われるような時代になってまいりました。近隣市町でもそういったホームページの開設が行われておりまして、住民に向けても情報の発信が行われておるというふうに聞いております。  ご質問のように、まだ本町はホームページの開設までは至っておりませんで、町の行政改革の大綱の実施計画の中でもホームページの開設ということをうたっております。今後さらにパソコン利用者等がふえてまいりますので、そういった情報網がさらに発達してまいります。また、ホームページによる扶桑町の情報を必要とする住民がますますふえてくるということが見込まれます。現在、早急にできないかということで、私もそういったことで担当部課の方へは検討するようにしておりますが、なかなか初めの取り組みというか、どういう情報をどういうふうにやっていくのか。また、それの情報につきまして定期的に情報を変えていくというようなこともあるようでありますので、いろんなこと、周辺の市町のそういったホームページ等も十分参考にさせていただいて、これも早急に開設するよう検討してまいりたいと思っております。  よろしくお願いします。 ○議長(高木鎬逸君) 長瀬郁雄君。 ○14番(長瀬郁雄君) それでは、少し再質問をさせていただきます。  初めに、休日の窓口サービスですけれど、14年ごろからネットワークシステムによってそういうことも行っていく。現在、自動機でもってそういうことを取り入れているのは県下でも1市のみだと、このようなお話でございますけれど、そうした自動機は確かに入れれば非常に高額な機械代が必要だと、こういうことをお聞きしておりますので、財政的にも非常に無理なところがあるかなと、こんなことを考えます。しかし、先ほど申しましたように、土曜日半日ぐらいなら人員のやり繰り、そうしたことにおいて、何とか町の方でもやっていけるじゃないだろうか。またお考えをいただけるではないだろうかと、こんなことを思っております。これもやはり、今、行政改革という言葉だけでただ進んでいる現在の行政、これではなかなかいけない。やはり一つ一つ実施に移して、少しでも町の姿勢を住民の方々にもおわかりいただいて、その中で徐々にご理解をいただいて改革もしていかなければならない。ただ、金をかければやれるんだよというだけでは難しい問題があろうかと思いますので、その点についてももう一度お答えをいただきたいと、そんなことを思います。  それから、インターネットサービスホームページということです。  これにつきましても、実際に町の中でやろうやろうという話もあったわけなんですけれど、今お答えになったように、現在もやられていないのが実情でございます。近隣の市町、大口でも犬山でもそうしたものについて、本年においては、おくればせながら、そうした情報化社会に向けて非常な力を注いでいきたいというような声も聞いております。やはり現在が動いていく、その中には一番大事なのは何よりも情報化じゃないだろうか。やはり収集するとともに自分のところから情報を発信する、そうした姿勢というものが絶対的にこれは避けて通れない。やはり先ほど言ったように、国際的にもITということで、今非常に大きな、それでもって政治、産業、経済が動いておる。その中で扶桑町も立ちおくれない、そうした姿勢をとる。それにはただどうやってやるだ、どうやってやるだということでは非常に策がないと、こんなことを思います。その中では、やはりグループ活動とか、そういうことを中心にして、その中で必要なことにおいては、町長の諮問機関で結構だと思います。シンクタンク等も考えて、いろいろな立場からそうしたものをやっていく。さらには、この3市2町、当然、扶桑町1町ではやれないということは、プロバイダーということ、ただこちらは現在プロバイダーにつないでやっていただくということなんですけれど、3市2町ぐらいでプロバイダーをつくって、そうしてやるくらいの熱意、そうしたものが私必要ではないだろうかと、こんなことを思っておりますので、その点につきまして、もう一度ご答弁をよろしくお願いをいたします。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 休日の窓口サービスの関係につきまして、特に住民課の方が主体でございますが、土曜日で半日でもというようなことのご質問であります。先ほど申し上げましたとおりでありますが、いずれにいたしましても、そういったことも踏まえましてよく検討をさせていただきたいと存じます。  また、ホームページの関係につきましては、これは本当に早急に、何とか早くやるようなことで今指示もいたしておりますので、なるべく早い時期に予算も計上しながら、またお願いしたいと思っております。 ○議長(高木鎬逸君) 長瀬郁雄君。 ○14番(長瀬郁雄君) それでは、最後になりますけれど、今言われましたように、窓口サービスにつきましてもご検討をいただきたいと思っておりますし、それからホームページの開設ですけれど、できるだけ早い時期に行いたいということではなかなか、私これがはっきりしない。いつまでが早い時期だ。いや、ことしの夏までが早い時期なのか、来年までかかって早い時期なのか、そこらがよくわからないんですけれど、そこらのところもお示しができましたら、よろしくお願いがしたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) ホームページにつきましては、とにかく早急に、各ところのやつを今検討、いろんなのを取り寄せて検討しとるところでありますので、ご理解賜りたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) よろしいですか。  以上で、長瀬郁雄君の質問を終結いたします。  次に、質問者、大藪三郎君に質問を許します。大藪三郎君。    〔6番 大藪三郎君登壇〕 ○6番(大藪三郎君) おはようございます。議長のお許しを得ましたので、さきに通告させていただきました3項目、7点につきまして質問させていただきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  まず、質問に入る前にお願いをしておきたいと思いますが、ご承知のとおりの1年生議員の初登板でありますので、質問内容に種々不備の点が出てくるかと思います。どうかその辺は、一を聞いて十を知る賢明な皆さん方のご理解をいただきますよう、前もってお願いをしておきまして、質問に入らせていただきたいと思います。  まず最初に、第1項目めは、青木川の治水対策につきましてお尋ねをしたいと思っております。  改めて今さら申し上げるまでもありませんが、私どもの生活の基盤は快適な生活環境が確保されていてこそ成り立っているわけであります。このことは町の第3次総合計画でもうたっておられるとおりでありますが、さらに快適環境は何かと言えば、総合計画全体がそうだと言ってしまえばそれまでですが、一つには、災害のない安全な住環境の確保ということが言えるのではないかと思います。幸いにして、私どもの扶桑町は木曽川のいわゆるお囲い堤に守られて、大河川によるはんらん災害は心配ないことだと思っております。しかし、近年になりまして、町内も生活様式の都市化、あるいは都市構造自体の変化、それから住宅の増加等々によって大雨のときの排水能力に限界を来しているところもあることは、町内のあちらこちらで床上床下浸水が発生していることから見ても明らかであります。このことは河川管理者も既に十分ご承知のとおりであろうかと思っております。特に斎藤を通過している青木川につきましても、御多分に漏れずでありまして、その対策の実施が待たれるところであります。  この斎藤地区の青木川対策につきましては、今までにも私どもの先輩議員が再三にわたりまして一般質問で取り上げてきたところですので、またかの感なしとしないでもありませんが、しかし、何回も取り上げられること自体、事の重大性をあらわしているわけであります。  そこで、毎日寝起きしている住民にとっては、時には命にかかわる大きな問題でもあり、特に、これから雨量の多い梅雨時を迎えるに当たり住民の関心は高まってきてもおりますので、ここで、町長の考えはこうだ、町当局の計画はこうだということをきちっと表明していただくことが、住民の皆さんの不安を取り除くことになるのではないかと思いますので、そのことを踏まえて、まず、治水対策に関する次の4点をお聞きしたいと思います。  まず、1点目として、町の第3次総合計画の中でうたわれておりますが、人と自然にやさしい快適環境まちづくりを目指しておるわけです。それの大切な目標を目指しておるキャップの町長とされまして、河川のこういうはんらん対策の早期実現を切望する住民の声を、先ほども言いましたように再三にわたり一般質問でも出ておったわけですが、どのように受けとめてみえるのか、町長の姿勢をお聞かせ願いたいと思うところであります。  2点目といたしまして、昨年8月に青木川周辺の詳細測量が実施されたようであります。その測量結果に基づきます、特に斎藤の前利神社の参道沿いの改修計画はその後具体的にでき上がったでしょうか。もしできておれば、その内容と実施時期はどうですか、お聞きしたいと思います。  治水対策の3点目といたしまして、それに関連しまして青木川全体の治水計画はどうなっておるか。既に発表はされておるところだと思いますが、あわせて確認をして、住民の皆さんの安心を来しておきたいと思っております。  治水対策の4点目といたしまして、やはり町の第3次総合計画の中で、治水対策の柱の一つに水辺空間の整備を掲げておられます。水を厄介者扱いではなく、共生する姿を実現することは楽しくもあり、大変よいことだと私自身も思っております。
     そこで、町内全体としてどこにどのような構想を描いてみえますのか。楽しい計画を聞かせてほしいと思っておるところであります。  治水対策関係は以上ですが、昔から水を制する者は国を制するとの格言がありますことはご承知のとおりであります。ひとつ内容のある回答をお聞かせいただいて、町民の信頼につなげてほしいと思っております。  次に、第2項目めですが、電波障害対策について2点お尋ねをしたいと思います。  町内にも公共、民間を問わず、これを通じて大きな建物ができるようになってまいりました。反面、その都度いろんな問題も出ておるようです。その中で、電波障害も一つの問題になっております。この電波障害の問題はわれわれみんなが家庭で最も楽しみにしているテレビの受信障害、言うなれば、テレビの映りが悪くなる現象となってあらわれるために、せっかくの楽しみを奪うものとして憎っくきやつだというのが住民感情であります。現在も民間で大きな建物ができつつあるところがありまして、これも同じような電波障害が発生している箇所もあるようです。現在、原因元の業者の手で対策工事が進められていますが、事前説明も全くなされないままに工事が進められて、住民が騒ぎ出してようやく、あるいは、地元町内の役員が業者に申し入れをしてからようやくチラシを配布するというやり方、そのチラシの配布も郵便受けへ一方的に投げ込みだけというやり方で、言うなれば、対策をやっておってやるといった傲慢的な態度が見受けられるところでありまして、関係住民のひんしゅくを買っているところがあります。  一方、町に対しては、業者から確認申請などで、事前にこれらの電波障害の資料も当局に提出されておるようであります。したがって、この関連で二つばかり質問したいと思います。  第1点目は、町側はこういう資料が出された時点で業者にはどのような指導をしてみえるのか、お聞きしたいと思います。  2点目に、電波障害の対策はどういう対策かといいますと、既にご承知のとおり、CATVと呼ばれているケーブルテレビと同じような方式が導入されるわけです。したがいまして、これと関連して、この町内にもこういうケーブルテレビ放送のような参入の動きがあるかないか。その辺をどんなものか、お尋ねをしたいと思います。  電波障害関係についてはこの2点、よろしくお願いをしたいと思います。  終わりに、第3項目めといたしまして、この4月に行われました私どもの町議会議員選挙開票作業の関連で一つお聞きしたいと思っております。  このたびの開票作業は、一般の新聞でも大変話題になったほど、大方がこの結了の遅さに驚いたものです。が、それはそれといたしまして、今月はご承知の総選挙であります。一この扶桑町のみでこういうことがまた発生しては済まないわけでありまして、この10区、あるいは、大きくは比例代表の東海地方全体に影響するかもしれない心配もあります。したがって、この4月の不手際といいますか、この件が再発をしないか懸念をするところであります。そこで、4月の経緯を見るときに、総選挙での開票は大丈夫だろうかというのが素朴な疑問でもあります。ひとつこの点を町としてどういうふうに考えておみえになるか、お尋ねをしたいところであります。  開票作業についてはこの1点、全体で、治水対策で4点、電波障害で2点、ただいまの開票作業の1点、合計7点でありましたが、よろしくお願いをいたしたいと思っております。ありがとうございました。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 大藪議員さんのご質問に対しましてお答えをさせていただきます。  青木川の治水対策についてのご質問、4点ほどご質問をいただいております。  青木川の治水対策につきましては、今まで各議員さんの方からいろんな形でご質問をいただいておるところであります。根本的にはこの改修が県の事業でありますが、河川改修をいち早くやっていただくということが一番大事でありますが、なかなかそんなこともまいりませんので、現在の状況等も踏まえまして、ご質問にお答えさせていただきます。  最初のご質問でありますが、人と自然にやさしい快適環境まちづくりを目指す町長として、はんらん対策の早期実現を切望する住民の声をどのように受けとめるかというようなご質問であります。  この青木川につきましては、扶桑町、当町のほぼど真ん中を流れるということで、一番大きな流域を持つ重要な河川でございます。そんな本当に重要な河川であるにもかかわらず、非常に断面が小さいために、流下能力不足によりまして浸水被害がたびたび起こるというのが現状でございます。特に斎藤地区におきましては、低地とか、青木川沿いの住宅が多い地域でもございますので、家屋や道路の浸水被害が発生をいたしておりまして、地域の皆様方には大変深刻な問題であり、ご迷惑をかけておるというのが現状であろうかと思います。  そこで、根本的な治水対策としましては、先ほど申し上げましたように河川の早期改修が必要でございます。このことにつきましては町を挙げまして取り組んでおるところでございますが、はんらんでお困りになっておる地域住民に対する町の責務として十分認識をいたしておりまして、あらゆる機会を通じまして県当局の方へいろんな形で今お願いをしておるところでございます。  二つ目のご質問で、昨年8月に青木川周辺の詳細測量が実施されたが、それに基づく、特に斎藤の前利神社の参道沿いの改修計画はというような内容であろうかと思います。  青木川のことにつきましては、平成9年度に、ご承知のように中島調整池北側から上流へ約500メートル区間につきまして現況測量を行っております。それからさらに平成10年度から昨年、11年度にかけましてその上流部、柏森の平塚地内、名鉄犬山線の柏森13号踏切の付近まで約1,600メートルでございますが、これについても現況測量、また横断測量等を行っておるところであります。  ご質問の中での、前利神社の参道沿いにつきましては、これも測量区間に含まれておりますが、河川とその周辺の地形等、現況調査をいたしまして、用地買収の計画を立てるためのものであるというようなことであります。具体的な改修計画の段階にはまだ至っておらないのが現状であります。河川改修につきましては、周辺の土地に広範囲に影響を及ぼすというようなこと、また、膨大な費用と時間がかかるというようなこと、そんなことで早急な解決はなかなか難しい面がございますが、この測量につきましては、長期に及ぶ河川改修実現への第一歩というような位置づけでわれわれは受けとめております。そういったことで、第一歩につきましてそれに期待をするものであります。そんなことでご理解が賜りたいと思っております。  続きまして、青木川全体の治水対策はどうかということであります。  現在、青木川改修につきましては、ちょうど江南市境のところから下、下流の方へ約700メートルにつきまして、そこの位置まで用地買収が進んできております。その上流につきましては、今後、改修計画が逐次されていくところでありますが、名鉄の線路の交差部分、そういったもので調整等が難しい問題もあるようでありますが、まだ時間もかかるというふうに県からはお聞きをいたしておるところであります。  江南市内では、大雨時の雨水を木曽川に放流するための青木川放水路の工事が進められております。これは木曽川へ直接、青木川の途中からショートカットをして流すというものでございまして、江南市内、宮後地内で青木川に接続されることになっておるところでございます。  この青木川の改修につきましては、県によりますと、まだいつというようなめどが立ってないのが現状でございますが、河川改修のこのおくれを補うために、現在、高雄と平塚のところにございます調節池の整備事業が進められておるということでございます。現在は用地買収が、平成12年度までにはほぼ完了の予定になっております。そんなことで、青木川の早期改修につきましては引き続き県に強く要望してまいりたいと思っております。  四つ目の関係では、第3次総合計画治水対策の柱の一つに水辺空間の整備を掲げておるというようなことで、全体としてどんな構想を描いておるかというような内容であります。  ご質問で、水辺空間の整備につきましては、第3次総合計画の第2章の中で、人と自然にやさしい快適環境まちづくりの中で掲げておりまして、自然と共生型河川づくりと改修の促進ということでございまして、河川整備に当たりましては、自然と共生する水辺空間の整備に努めるということで、新川流域の総合治水計画対策特定河川事業、この一環として推進をいたしまして、関係機関に要請するということについておるわけであります。また、平成9年に改正されました河川法では、従来の治水利水に加えまして、河川環境の整備と保全の目的として位置づけられておりまして、河川整備の計画について、その地域の意見をより積極的に取り入れていくことになっております。21世紀に向けての新しい時代を迎える現在でございます。地域の合意形成を図りながら、今後とも河川の整備に努めるとともに、自然豊かな潤い空間としての河川が有する本来の機能を有するような河川で守り育てていくことが必要と考えております。  二つ目のご質問でございます。電波障害についてであります。  扶桑町の宅地開発事業等に関する指導要綱というのがございまして、建築物につきましては、窓口でこの要綱に基づきまして内容を説明をして、そして事業者へお願いをいたしておるのが現状でございます。今回の電波障害に関する問題につきましては、この要綱の4条によりまして、事業の内容について、付近住民その他関係者に対しまして説明会の開催等、適切な対応に努めるというようなことで、その都度お願いをしておるところであります。  この件につきましては、5月初旬に斎藤住民の方から、ケーブルテレビ工事を何も地元に説明がなく業者がしておるというような通報をいただきまして、地元によく話をされ納得した上で進めるよう、その業者に指導、注意をしてきたところでございます。この業者につきましては、本町の役場の方へ、すぐそのときにはこちらの方へ来庁をしていただくように求めまして、斎藤地区の工事箇所、電波障害等に対する現地調査日程表を提出をさせまして、地元説明なしでの工事に入ることについて厳重注意をしてきたところでございまして、早急に地元に説明に行くよう指導してきたところでございます。  窓口においても、今後同様な、こうした事態を引き起こすことがないように十分事業者に理解を求めて、また工事期間内には逐次経過報告等を提出をさせまして、地元の方々の安心した生活の確保に努めてまいりたいと思っております。  また、二つ目のご質問の中で、CATVの関係のご質問がございましたが、現在では、そういったケーブルテレビ等の参入はいたしておりません。今回の業者の関係につきましては、電波障害の設置後の管理につきましては、ケーブルテレビ業者に委託をされるというようなことで、この管理に万全を期すということになっておりますので、ご承知おきが賜りたいと思います。  続きまして、3番目の質問でありますが、開票作業の遅延対策について、4月の町議選の開票作業につきまして、新聞等で話題になったほど今回はおくれたというようなことのご質問であります。  まことに、この関係につきましては申しわけなく思っておりますが。一つには、従来ですと6時までの終了時間であったのが8時になったということが、これはどこでもそうなんでありますが、そういったことが一つの要因となっておりますが、この関係につきましては、新聞報道されましたように、終了予定時間が大体1時前後というふうに読んでおりましたが、実質は2時20分の開票終了というようなことになったわけであります。そのために翌日の朝刊等で開票の結了が掲載できなかったということで、大変ご迷惑をかけた点は深くおわびを申し上げたいと存じます。  これにつきまして、このおくれにつきましては、いろいろ原因を、その後調査とかいろいろな形でやっております。また、やはり選挙立会人の方への説明不足じゃないかというようなことも、いろいろなことで反省もしながら行っております。また、他の市町の、早い時間にそうした開票が行われる市町村等も調査研究をしたりして、これからこの対応をしてまいりたいと思っておりますが、いずれにいたしましても、今回の衆議院選挙につきましては、本町のみにかかわることではありませんので、全体にかかわることになってまいりますので、今から心を引き締めてその開票事務に当たりたいということで、選管の事務局でもそんなことで、今いろんな形で対応策を練っておりますので、この次は迷惑をかけないような形でお願いができるというふうに確信をいたしております。  以上であります。 ○議長(高木鎬逸君) 大藪三郎君。 ○6番(大藪三郎君) 関連でちょっと再質問をさせていただきたいと思います。  まず、治水対策の関係で、実は私、最近こういう立場になりまして、町の方からも第3次総合計画というものをいただきまして、それを勉強のつもりでよく眺めさせていただいたわけですが、特に治水対策の項目を眺めてみますと、これが現在、本年度を初年度とするローリングの3年計画の実施計画ですね。今ちょっと持っておりませんが、その前の黄色いような表紙の基本計画が、平成8年を初年度とする10年間計画で17年までのものがあるわけですが、それを基本に毎年3カ年計画ということでこういうものが設けられて、本年が12、13、14年度の3カ年の実施計画ということになっておりますが、それは毎年見直しをされて、3年ずつのローリングされていくというように勉強させていただいたわけですが、それを眺めてみますと、例えば基本計画の方が始まったのは平成8年から17年といいますと、この12年はちょうど中間地点でありまして、もうそろそろ基本計画の内容から一歩踏み出して、具体性を帯びてこなけりゃならんという時期ではなかろうかと思っております。何が言いたいかといいますと、要するに、治水計画だけを眺めてみますと、当初つくられた、平成8年度から17年度の基本計画と、全く今回を初年度とする3カ年の実施計画が同じ内容だということで、一歩も具体的に進展しないようなことになっておるわけです、その表現を見る限り。極端な言い方をすれば、一言一句変わらない基本計画とこの実施計画の内容だ。あと余すところ17年までということで、5年そこそこ。後半にこれから入るわけですが、もうそろそろ表現も具体性を帯びた内容になってこないと、せっかく多数の知恵をお借りしてつくったこの基本計画が、実施計画の中で生かされてこないんではないかというような懸念もありまして、その辺の基本計画と実施計画のあり方というものも踏まえて、いま一度、治水計画、先ほどの青木川自体の具体的な問題については、町独自ではなかなかやり得ない問題が多数あろうかと思います。大きな問題は県にということでありますが、その辺の町としてできる治水計画が、基本計画の中へ盛り込むようなことで基本計画をつくったことだと思いますが、それを踏まえての実施計画が毎年毎年、道半ばへ来ても同じ文章を使っておるということになりますと、あと5年大丈夫だろうか。それこそ基本計画どおりじゃないかという危惧が今からするわけです。そういう意味で、さらに、今の治水計画の具体化についてどうなのかということを1点再質問させていただきたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 治水計画の具体的なことというご質問でありますが、現在、先ほどの青木川につきましては、ご質問にありましたとおりでありまして、県の事業でこの青木川の改修には当たっていただくということであります。それにつきましては、こちら側としては、改修につきましての陳情をしていくということで、いろんな形で今やっております。先ほど申し上げましたように、一つには、全体の現況測量が行われたということは、大きな第一歩を踏み込んだということで私どもは解釈をいたしております。当面、全体の改修というのは、先ほど申し上げましたように予算が多額に必要になってまいりますので、そういった点で、当面は中島の調節池、またこちらにあります平塚、定松のところに今回新しくでかします調節池によりまして、この被害を最小限に食いとめる、臨時的な措置ではありますが、そういったことで今回はお願いをしていくということで、そちらの方に全力投球をしております。  当面、平塚、定松の地区の調節池につきましては、本年度で用地買収も終わるというようなことになっておりまして、来年度からは早急のこの設計、施工につきまして逐次行っていただくということで、そういったことに期待をいたしておるところであります。  町全体といたしましては、治水計画の中では貯留槽の設置等も行っておりますが、新川流域の関係で、特に扶桑町では10万トンをためるようなことを言われております。現在のところ4万トンぐらいしか貯留能力がないわけでありますが、さらにこれも、本年も予算の中にも200トンほどの貯留施設をお願いしております。そんなことで逐次、なかなか金のかかることでありますが、治水対策についてもそういった浸水被害のあるところを中心にいたしまして、何とかそういった貯留施設等を踏まえまして、被害を最小限にとどめるような形でこれからも進めてまいりたいと思っております。 ○議長(高木鎬逸君) 大藪さんよろしいですか。大藪三郎君。 ○6番(大藪三郎君) なかなかこういう治水対策につきましては、一朝一夕には進められないということは、私どもといいますか、私も十分承知はしておるところですが、どうか、基本計画にも大きくうたわれて、毎年毎年それを見直ししながら、専門の方々が知恵を絞って、それをどう具体化していくか、知恵を絞って進められておるところでありますので、基本計画どおり今後とも進められていくことを、特にお願いをするところであります。  それから、電波対策につきましても、いろいろ指導のしっぱなしということでなくて、その後のフォローを業者がどう動くかということをあわせて、指導どおり実施しておるかどうかということも含めてチェックをされて動いていただければなおよろしいかというような気もしております。そんなことを若干要望的に付しまして終わらせていただきます。 ○議長(高木鎬逸君) 以上で、大藪三郎君の質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。               午前10時24分 休憩               午前10時45分 再開 ○議長(高木鎬逸君) それでは、休憩を閉じ、会議を開きます。  近藤兼雄君は、葬儀のため途中暫時退席の届けが出ております。  次に、質問者、伊藤伊佐夫君に質問を許します。伊藤伊佐夫君。    〔8番 伊藤伊佐夫君登壇〕 ○8番(伊藤伊佐夫君) 議長のお許しを得ましたので、さきに通告しました2項目について一般質問させていただきます。  1項目め、資源循環型社会について。  ごみゼロ社会の実現を目指す循環型社会形成推進基本法が去る5月26日に成立をいたしました。循環型社会とは、一言で言えば、ごみをなくし資源を有効活用する社会であります。日本はこれまで大量に物を生産し、使ったものはどんどん捨てる社会であったと思います。経済的には確かに豊かになりましたが、結果として大量のごみが生まれ、それを焼却処分することが原因となり、猛毒のダイオキシンや地球の温暖化などの環境汚染が深刻になってまいりました。そこで、ごみの発生を抑制し、リサイクルを推進して地球環境を守っていく必要に迫られております。この法律はごみの発生を抑えることを最優先として、リユース・再使用、リサイクルなどごみの扱いの優先順位を定めております。具体的には、生産者は物をつくる段階からできるだけごみを出さず、リサイクルをしやすいようにする。自治体は環境にやさしい製品を購入する。国民はごみの分別を徹底することを義務づけております。リサイクルしやすいように企業が工夫すれば、新しい製品が次々に生まれてきます。技術が進めば、今までにない素材の開発もされてくると思います。  新聞報道によりますと、解体した家屋の廃材から耐久性のある新しい木材を製造したり、生ごみから質の高い有機肥料をつくる企業も出てきております。こうして、法的にも環境への負荷を少なくするエコロジー社会構築への取り組みが義務づけられてきたわけでありますが、本町は地球環境保護宣言のまちであります。資源循環型社会実現に向けての施策についてお伺いをいたします。  1点目、環境管理の国際標準規格、ISO14001の認証取得について。  第3次扶桑町総合計画の中で、環境保全について町が率先して地球環境を保護推進していくため、ISO14001の認証取得を検討していくとありますが、どのような目標と計画を持っておられるのか、お伺いをいたします。行政がまず手本を示してこそ住民の理解も得られ、町民、事業者、行政それぞれの役割を果たしながら連携協調し、一体となった取り組みが期待できると思うわけでありますが、当局の考えをお伺いいたします。  2点目、リサイクルセンターの設置について。  本町では、早くから分別収集に取り組みをされてきた点は高く評価したいと思います。さらに徹底したごみ減量化と再利用化を推進するために、意識の啓発が必要であると思います。ごみとして燃やせばお金もかかり、環境も悪化する。リサイクルして有効費利用すれば資源となる。私はぜひリサイクルセンターを設置し、再利用に向けた拠点をつくっていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。  2項目め、青少年問題と教育について。  最近、10代を中心とした若者の犯罪が目立っております。恐喝事件、バスジャックなど、以前では考えられなかったような凶悪事件が相次いでおります。中でも、ごく普通の子が「人殺しの経験をしてみたかった」という理由で、老人を刺殺する事件にショックを受けたのは私一人ではないと思います。  こうした事件を防止するためにはどうすればよいのか。私は、学校教育と家庭環境が重要であると考えます。学校ではEQ・心の知能指数を高めるような教育が求められていると思います。そのためには老人介護の手伝いをさせるなどの活動を充実して、人に対するやさしさ、思いやりの心を身につけさせていくべきではないでしょうか。また家庭では、夫婦円満の明るい家庭が必要ですから、各家庭が夫婦円満、親子同士のふれ合いを家庭に訴えていく必要があるのではないでしょうか。昔は聖職といわれて地域の人々からも尊敬の念で迎えられていた学校の先生も、時代の移り変わりとともにサラリーマン化し、質の低下を云々される方もみえます。教員の採用試験の見直しや研修制度を充実させる必要があるのではないでしょうか。毎日のように報道される少年犯罪を見るにつけても、私はその少年の行動の規範となった人間形成、人間教育に光を当てて、その防止策を探る必要があることを強く訴えたいと思いますが、いかがでありましょうか。  以上、2項目につきましてご答弁の方、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。    〔町長 河田幸男君登壇〕 ○町長(河田幸男君) 伊藤議員さんのご質問に対しましてお答えをさせていただきます。  資源循環型社会につきましてのご質問であります。  循環型社会形成推進基本法は、具体的には廃棄物の発生量の高水準での推移、リサイクルの一層の推進、廃棄物処理施設の立地の困難性、不法投棄の増大等の問題解決のために、大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済社会から脱却をいたしまして、生産から流通、消費、廃棄に至るまでの物質の効率的な利用、また、リサイクルを進めることによりまして資源の消費が抑制をされ、環境への負荷が少ない環境型・循環型社会を形成するためこの法律が制定されたところでございます。  本町につきまして、ごみ原料対策としまして、先ほどご質問にありました分別収集、これはもう20年近く、20年以上前から行っておりますし、また、生ごみ処理機の補助、ぼかしの販売、新聞、雑誌等の集団回収、また事業系ごみの透明化、廃プラの民間処理、また剪定の枝葉等のリサイクルということ、また木製の粗大ごみのリサイクル、そういったことも実施しておるところであります。  最初のお尋ねの中で、ISOのことでお尋ねがございました。これにつきましては、ISOというのは国際標準化機構というものの略語でございまして、電気関係を除く標準化のための国際規格を扱う世界的な民間組織ということで、環境に関する規格が14000代に当てられており、ご質問にありましたように、近年、先ほど申し上げました大量生産、大量消費、大量廃棄型社会への反省と見直しの機運が高まってまいりまして、持続的な発展のために継続的な社会への取り組みが必要となってきておるところであります。環境破壊を最小限に食いとめ、環境に与える影響をできるだけ少なく、限りなく少なくするために規格が14001に環境マネジメントシステムとして定められております。  愛知県では春日井市が平成10年3月にこの調査研究を始められ、県下では初めて、ことしの2月25日にこのISO14001の認証を取得されたところであります。この認証取得につきましては、非常に多額の経費も必要になってきておりますので、春日井市の場合で申し上げますと、人件費を除いて約860万円ほど必要だというふうなことも聞いております。そういったことも、認証取得後もまた半年ごとで維持審査と3年ごとの更新審査、こういったことを受けることになっておるようであります。  本町といたしましては、現在、印刷物の両面印刷とか、紙ごみの分別収集、そういったことを全庁的に行っておるところでありまして、ごみゼロに向けてさまざまな施策を実施していくとともに、ISO14001の認証取得につきましては、さらにこれは研究をしているところでありまして、西春町あたりもやはりこういった14001の研究をされた中で、非常に金がかかるということで、一つには、こうしたエコプランというようなことで、それぞれ町の中で目標数値を定めて、目標設定をした上で、それに向けて努力をしていくというようなことで取り組みはされておるようでありますが、そういったことも含めまして、十分研究をしてまいりたいと思っております。  また、リサイクルセンターの関係でのご質問がございました。  リサイクルセンターにつきましては、江南丹羽環境管理組合の中でごみ処理基本計画がございまして、そこの中で位置づけがされておりまして、運営方法、施設規模、維持管理について、効率的に運用するためにリサイクルセンター、そういったものをここで設置するというような位置づけはされておりますが、具体的にはまだこの取り組みはされておりませんが、そういった面でも、十分このセンターにつきまして検討をしてまいりたいと思っております。  その次の項目でありますが、青少年問題と教育につきまして、教育長の方から答弁をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(高木鎬逸君) 橋本教育長。 ○教育長(橋本正賢君) 伊藤議員さんからの青少年問題と教育についてにお答えを申し上げたいと思います。  最近の情報によりますと、最近の少年非行は非常に凶悪化し粗暴化しております。また覚醒剤だとか薬物乱用、性非行、あるいは学校におけるいじめ、暴力行為、不登校、中には、家庭において児童虐待などの非常に厳しい状況に子供たちが置かれております。このような問題の背景には、青少年を取り巻く社会環境の変化や価値観の多様化の中で社会全体のモラルが低下しているように思っております。ことしの4月におきましては、名古屋での5,000万円事件、17歳少年、本当に近所で起きた17歳の少年の殺人、あるいはバスジャック、非常に憂慮する事件がどんどん起きております。これは学校、それから家庭、地域が協力しなければいけないと思います。特に心豊かな子供を育てるために、学校、家庭、地域社会が相互に連携しながら、青少年に感動を覚えさせる機会を与えたり、自然に触れ合いながら深める場を提供することが必要かと思っておりますので、お願いします。  具体的なことにつきましてお答え申し上げますが、柏森小学校では、平成10年度より、ほかの小学校は前のときにもしていただいたことがありますが、子供に語ろうふれ合い活動事業というのをいただきまして、ずっとやっておりまして、3年目に入ります。本年度も引き続き家庭教育推進事業ということで補助金をもらってやっております。  それから2番目に、生涯学習課の方では教育相談員を設けておりまして、電話相談によるいろいろな相談を受け付けております。いろんな相談がありまして、月平均5人か6人の相談が来ておるようであります。こころの相談ということでやっております。  それから、これも生涯学習課の方で、7月、8月には青少年を非行から守る県民運動で、11月には青少年健全育成県民運動があり、無線放送や広報誌等、広報活動、チラシ、懸垂幕等による啓発活動を行っております。  それから、扶桑町では、町長さんから先頭に立ちまして、あいさつ運動を行っております。特に、これはきっかけは、前に扶桑北中学校が道徳の研究を受けましたときに、あいさつ運動をすごくやりまして、ほとんどの中学校の子が近所のおじさん、おばさんにもあいさつをするようになりました。扶桑町はそれがあいさつ運動に動いていってるように思います。「おはようございました」とか「ありがとうございます」というような言葉を出す指導を、各学校でもしております。  それから、先ほどおっしゃいました福祉活動ですが、福祉活動につきましては、扶桑町6校全部、福祉協力校になっております。で、3年を過ぎると終わりますが、3年終わっても全部、各学校が福祉協力校としてやっております。  それから、福祉につきましては、今年から始まりました総合的な学習というのがあります。これの中に福祉というものがありますので、それを通じて福祉を勉強しております。  それから、中学校におきましては、こころの相談員というものが置いてあります。それで、こころの相談室を設けて、中学校の友人関係だとか、進路の悩みだとか、家庭の問題、部活動等の相談を行っております。  また、校長講話等を通じて命の大切さをいつも指導したり、道徳の時間や保健の時間を利用して、命の大切さについて訴えております。  また、教師のレベルアップということがありましたが、これは愛知県の総合教育センターというところがありまして、道徳教育講座だとか、養護教諭、教職経験11年目研修だとか、学校教育相談初級講座等でいろいろな教員の資質の向上に努めておりますが、これは一部の人しか行きませんので、勉強してきたことを各学校で、現職教育等で下へ流すようにしております。  それから、教員の採用試験の問題が出ましたが、教員の採用試験につきましては現在は非常に厳しい状態にありますが、現在、学科試験と面接と、いわゆるディベートといいますね。討論をやるわけです。そういうので採用試験を行っております。大体、面接だとかディベートいたしますと、その人の人間性がわかりますので、そういう方面で採用しておりますが、また、特に慎重に採用するように要望していきたいと思っております。  何にいたしましても、学校と、保護者と地域が協力していかなければ、なかなかいい子供はできていきません。特にPTA活動とか、あるいは、私は民生委員協議会へ必ず出させていただいておりますので、民生委員協議会で児童委員さんも兼ねてみえますので、ぜひいろいろなことにご協力をいただくようお願いしまして、いろいろな面から指導していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(高木鎬逸君) 伊藤伊佐夫君。 ○8番(伊藤伊佐夫君) 少し再質問させていただきたいと思います。  まず、環境型社会の方についてでございますが、特にその中でISO14001の取得についてでございますが、もちろんこれは総合計画の中で検討することをうたってあるわけでございまして、私のお聞きしたかったのは、先ほどの長瀬議員さんでございませんけれども、やはり目標年次をきちっと定めて、こういう取り組みをしていくと、そういうことを示される必要があるんじゃないかと思います。  実は、私もISOの認証取得につきまして、行政視察で上越市の方へ視察に参りまして、上越市はたしか全国で2番目だったと思います。平成10年の10月におじゃましたんですけれども、その中の資料を見せていただきまして、いろんな経緯で、まず最初、平成9年の4月に「ワールドパートナーシップフォーラム上越」、こういう席において市長さんが認証取得への宣言をされた。そして、いろんな経過がございまして、翌年の3月2日に登録が交付された。大体1年ぐらいかかっているようでございますけれども、私は、この中でも一番あっと思ったのは、何と言いますか、補正予算を組まれてされてたということですね。これは6月の20日にISO関係経費として475万円補正されて、補正予算まで組んで取り組み姿勢を示されたということが非常に関心を持って見てたわけでございますけれども、やはりそういうリーダーシップを発揮されて、そして、そういった環境問題に本当に行政が率先して取り組んでいきますよ。そうすれば、いろんな面でごみ減量についての町民の理解も得られますし、また違った面で、かかった費用以上の成果を私は得ることができるのではないか。先ほど、春日井市さんの例を引かれましたけれども、いろんな今取り組みをされたのを見ましても、住民の関心が非常に高まってきたというようなことが報道されておりますし、扶桑町でもし実施をした場合には、担当にお聞きしますと、400万円ぐらいかかるんではないかというようなことでお聞きしておりますが、私は、確かに皆さんの税金ですから、それだけの費用をかけるということは、ある面で言えば、そうした住民の理解を得られるだけの行政が取り組みをしていく。そして本当に環境負荷をなくしていくという取り組みが皆さんに理解がされるように、もっともっといろんな面で減量化がされ、そういう環境保全に生かされるんではないかと思いますので、町長さんのそうした取り組みの姿勢を、計画年次をもってお示しがいただければと思うわけでございますが、いかがでございましょうか。  あと、青少年問題と教育につきましては、いろんな今取り組みがされているということを教育長さんの方からお話がございましたので、私の方からは、確かに今そういった問題が本当に社会問題になっておりますが、やはり21世紀を担う青少年の健全育成をしていただくためにも、次のことをご提案申し上げておきたいと思います。  確かにいじめとか不登校、学級崩壊と、教育現場では非常に大変であるということは私も理解をいたすわけでございますけれども、1点目としましては、子供や保護者の選択肢をふやすために、民間による多様で特色のある学校ができるように、そうした規制緩和をされる必要があるんではないか。
     二つ目には、公立小・中学校の学級編成も30人以下で、学校が主体的に編成ができるようにしていくべきじゃないか。  3点目には、体験学習の普及拡充を図っていく必要があるのではないか。  4点目には、教員の資質向上策として、長期の教育実習や実務経験を重視した、そうした教員養成システムの見直しを図っていく必要があるんではないか。  5点目としまして、障害者の方とかそういう方を積極的に採用し、年齢制限の撤廃とか、福祉分野との人的交流を図って、多彩な人材の確保をしていく必要があるのではないか。  6点目としまして、デジタル教科書や教育用教材などを整備して、家に閉じこもりがちな不登校の生徒にも教育の道を開いていく必要があるのではないか。  7点目としまして、テレビ、映画、ゲームなどに、年齢指定によるランクづけを導入していく必要があるのではないか。有害図書、有害広告、インターネットの有害情報に対する規制の強化、こうした点を提案していきますので、さまざまな機会をとらえまして、ぜひ反映できるような形をとっていただけたらと思うわけでございます。  ごみのリサイクルにつきましては、3月定例会で後藤議員さんも質問されておりまして、私はもう少し踏み込んだお答えがいただけたらと思っておりましたけれども、非常に財政というものが厳しい状況でございますが、減量化に向けて取り組みをさらに進めていただきたいということを要望しておきますが、ISOにつきましては、ひとつお答えをいただきたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) ISO14001の関係のご質問であります。目標年次を定めて取り組めというようなことであります。もう既にこれは、先ほど実施計画の中にもお示しをいたしておりますように、今年度既に取り組みを、この準備段階にいろんな形でしております。職員の研修もそうでありますが、2回、3回そういった研修をしておりまして、どんな形で本町がISOにどんな取り組みをしていくかというようなことで、今いろんな形で検討の最中であります。やはり先ほど言われましたように、約四百何万円とかかるわけでありますが、これも人件費を含めずにというようなことだと思います。そんなことで、何とか金をかけずにやれんかというようなことも実は考えております。先ほど言いましたように、西春なんかの取り組みが、エコプランというようなこともやっておられるような状況もよく把握しながら、どんな形で、一番効率よく町として取り組める方法はどちらがいいかというようなことも含めまして、今検討の最中であります。来年に向けてということで、ここで申し上げておきたいと思っております。  以上です。 ○議長(高木鎬逸君) 伊藤伊佐夫君。 ○8番(伊藤伊佐夫君) 今、町長さんの方から、そうした来年に向けてというお言葉がございましたので、ぜひ私は、別に1番、2番とか、3番とか、そういうことを競う必要はございませんけれども、本当に町として、これからのそうした自然環境破壊につながらない環境を守っていく、そういう立場に立ちまして、ぜひとも早い機会にこうしたものを取得をしていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。 ○議長(高木鎬逸君) 以上で、伊藤伊佐夫君の質問を終結します。  次に、質問者、浅井捷史君に質問を許します。浅井捷史君    〔3番 浅井捷史君登壇〕 ○3番(浅井捷史君) 議長さんのお許しを得ましたので、さきに通告いたしました6月定例会における一般質問を、次の5項目について端的に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  1点目は、愛岐大橋線についてであります。  この質問に関しましては、今までにも何回も質問させていただいておりますが、先ほど選挙がありまして、選挙後初めての議会ということで取り上げさせていただきました。過去4年の間には、中央道までは開通いたしております。あと600メートルほどが開通しておりません。今後の見通しといいますか、今までのお答え、3人の地主さんの同意が得られないという内容ではなく、一歩踏み込んだ前向きな答弁をできたらお願いしたいということを思います。  次の2点目は、高雄調節池についてであります。  これは先ほど大薮議員の質問でも少し触れられておりましたが、現在の進捗状況をお伺いしておきたいと思います。要するに、計画は順調に予定どおり進んでおるかということをお聞きしたいと思います。  次に、3点目の県道草井羽黒線についてであります。  これはここの役場西交差点の西側、高木地区になるわけですけれども、道路拡幅計画についてであります。たしか、現地測量とくい打ちまでは終わっているというふうに判断といいますか、思いますが、その後、推移をしたというお話を聞いておりませんが、今現在はどういう状況なのか、どうなっとるのかということと、これも、先ほどの質問と同じように今後の見通しはどのように考えてみえますか、お聞きしたいと思います。  それと、4点目でありますが、現在町内の地名が、なかなかややこしい地名が町内のあっちこっちで多く見受けられますが、地域的、場所的に見ても、この場所がこういう地名かと首をかしげるような地名があります。地名変更などは、簡単にといいますか、即できるかできないかということもお伺いしたいと思います。  それで、最後、5点目でありますが、昨年度におきまして、町助成による2級、3級のヘルパーの資格取得講座というものが開かれておりまして、聞くところによりますと、全員が取得をされたということを聞いておりますけれども、取得された方々のその後、現在の活躍状況といいますか、その方たちは、町の助成でありますので、町のためにいろいろお骨折りをいただいとるかどうかということをお聞きしたいと思います。  以上、5項目につきましてのご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。    〔町長 河田幸男君登壇〕 ○町長(河田幸男君) 浅井議員さんのご質問に対しましてお答えをさせていただきます。  最初のご質問で、愛岐大橋線についてのご質問であります。  ご承知のとおりでございます。中央道より東側につきましては既に開通がされ、本当に多くの方が利用されておるところでありまして、問題はその西側、これから約600メートルということでご質問でありますが、これは土地改良区の方で、この換地と合わせて道路用地を取得というようなことで、現在進めておるところであります。平成14年度の権利者会議に向けて換地事務を進めておるということでございます。したがいまして、この14年度の権利者会議が進むということになりますれば、用地も確保できるということになってまいるわけであります。今現在では、そういった14年度の権利者会議に向けて調整地の処分等も現在行っておるところでありまして、これからにつきましても、そうしたことで鋭意努力していただくということで、土地改良の方でいろんな形で今お願いしておるところであります。  先ほど出ておりましたように3名の方の同意が得られないというようなことも現実でありますが、やはりいろんな形で、換地処分の法的な手段というようなこともあろうかと思いますが、でき得るなら円満な形で同意が得られるような努力をしながら、そういった換地処分に向けて、14年度に向けて努力はしてまいりたいというふうに思っております。町といたしましても、全面的にこれは土地改良と一体となって進めてまいりたいと思っております。  それから、その次の関係でございますが、その次の質問で、高雄調節池の進捗状況でございますが、大変関係地主の皆様方、また関係地域の皆様方には本当にいろんな形でご協力いただいております。ありがとうございます。これにつきましては平成10年度から用地費が予算化をされまして、昨年度までに地権者23名、用地としまして25筆、1万1,000平方メートルほどの用地が確保できております。残る地権者につきましては、1名の方で、用地が1筆、面積は約1,064平方メートルぐらいになっておりますが、この関係につきましても地権者といろいろ接触をいたしておりまして、一部、代替地の希望もされておりますので、そういった調整で若干時間を要しておりますが、本年度中にはこの用地買収を完了するような計画で、現在町としても、全面的に用地交渉について関係地主さんとお願いをしておるところでありますので、よろしくお願いいたします。  また、調節池の工事着工につきましては、大体平成13年度から二、三年後にはというようなことを聞いておりまして、この用地を取得した暁には早期に完成ができるようなふうで、これも引き続き陳情をしてまいりたいと思っております。  その次のご質問でありますが、県道草井羽黒線につきましてであります。役場西交差点より西側の関係でございます。  東側につきましては、ご承知のとおり役場前のところでありますが、既に11年度ですべての用地買収が終わりました。ただ、建物の移設の関係がまだございまして、そうした関係者の皆さん方の建物移転等の関係がございますので、今年度ということでお願いしておりましたが、この整備工事が13年度にずれ込むことになるようでございますので、これをあらかじめご了解を賜りたいと思います。  また、役場西交差点から西側につきましては、既に平成10年度で用地測量も終わっておりますので、今年度、平成12年度に物件調査と一部の用地買収にかかっていただくということで、用地買収と物件補償、そういったものにかかっていただくということで現在予定がされておりますので、引き続き、これも早く完成ができるように努力はしてまいりたいというふうに思っております。  その次のご質問であります。扶桑町内の地名につきましてでありますが、現在扶桑町では七つの大字と237の小字がございます。地名につきましては、やはり古くから歴史的な意味というようなこともございまして、現在まで引き継がれてきておるところであります。非常に住居表示が長いという意見とか、大字を越えた地区つき合いというようなことが見られるというようなことでございます。いろんな形で、いま土地改良等によりまして地名変更が行われてきて、大分、小字単位も少なくなってきておるところでありますが、やはりそういった関係でも、いろんな個人の方から、やはり歴史的なことで余りこうしたことをなくしてほしくないとか、いろんなご意見があるのが現状でございます。土地改良で換地事務を行った中でも、そういったことでいろんなご意見がありまして、困難なことがございましたが、現在では237の小字になっております。そんなことで、これからにつきまして、この地名変更につきまして大変難しいことでございますが、引き続きこういったこと、大字、字というようなことで住所のあれが非常に長くなりますので、そういった点も十分承知いたしております。十分これからそういったことにつきましても調査研究をしてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。  それから、最後のご質問でありますが、2級、3級ヘルパーの取得について、その後どうなったかというようなことであります。活動状況とかいうことであります。  最近の2級ヘルパーの養成講座につきましては、終了者が、50名中4名の方が社会福祉協議会に対してヘルパーとしての登録をしていただいておりまして、また、13名の方が宅老事業とか移送ボランティアとして活動をいただいておるところであります。また、それ以外の方につきましては、家族の介護のためとか、あるいはまた将来、子育てや介護の手があくようになれば参加したいというようなことで、いろんな事情があるわけでございますが、今後におきましても、町社会福祉協議会の各種事業へのボランティアの参加などを呼びかけまして、せっかく取得していただいた資格でありますので、十分有効に生かしていただけるような形で私どもの方も進めをして、また、そういったことで取り組みをいただくような形で指導してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高木鎬逸君) 浅井捷史君。 ○3番(浅井捷史君) 少し再質問をさせていただきたいと思います。  1点目の愛岐大橋線についてでありますけれども、私も勉強不足かどうかわかりませんけども、14年に権利者会議が行われると。それを待ってその次の段階でというお話でしたけれども、もう少し詳しくご説明いただきたいと思います。  それと、今地元はなかなか同意が得られんという状況ですので、県の対応策が見えてこないわけですけれども、県は果たして今の愛岐線につきましての考え方、どういうふうに取り組んでみえるかということも、ちょっとわかる範囲内でよろしいですけれども、お聞きしたいと思います。  それと、調節池につきましては、計画は1人の地主さんを除いて順調に行っとるというふうに判断をするわけですけれども、以前、周辺利用で町長さんからお答えが、3月の定例会だったですかね、お聞きしてますが、花のそこへ、花壇ですとかそういうのを設けて、美化環境といいますか、とお聞きしてるわけです。それも今の工事自身がそういう具体化してますので、周辺利用の計画もありましたらちょっとお聞きしたいと思います。  それと、私が認識してる中では、地主さんなんかの打合わせ、説明会はあったと思いますけれども、そこの周辺の地区の方にも一遍説明会といいますか、地元説明、工事やったりなんかすると、いろいろな問題が起こってくると思いますので、そういうこともお願いできないかということを質問させていただきたいと思います。  それと、3番目の県道草井羽黒線についてでありますけれども、これは昨年ですか、地元の現地測量ですか、くい打ちのときに地主さんの同意が得られなかったということで、私自身が出向いていって説得して、納得していただいたと。そこの工事やるやらん前の段階でですね。それで、それ以後、県の財政が非常に窮屈だというようなことで中断しとるわけだと思いますけれども、なるべくなら、私自身もやらないかんということだと思いますけれども、地主さんに現地でどうなってるかと。つなぎといいますか、ほったらかしにして2カ月も3カ月も、半年ぐらいほかってあるわけですけれども、この間も少しお話し聞くところによりますと、今度頼みに来ても承諾といいますか、認めぬぞというようなことも言われてますので、なるべく現状を関係者といいますか、にご説明をいただきたいというふうに思います。  それと、4番目の町内の地名ですね。これに関しましては、本当に具体的に申し上げますと、斎藤、高木、柏森の境目ですとか、花立、平塚地区ですとかいう部分が、わけのわからん、柏森も入っとるわ、高木も入っとるわという地名があります。斎藤についても一緒です。斎藤、高木、境というようなスタイルでなっておるわけで、ご存じの方はそれでいいわけですけれども、非常にわかりにくい地名ということと、先ほどご答弁にありましたように、地元つき合いは今の地名によらず、つき合いやすい方々で、地名は斎藤であっても高木でつき合っとるとか、そういう部分がありますので、なるべくならそういうことをすっきりできないかなあと。住民の方にもそういうことを言われてます。つき合いはつき合い、地名は地名、ややこしくてしようがないということと、それと、今申し上げましたように花立と平塚地区に関しましては、プールの横に1軒家があるわけです。具体的なお話で申しわけないですけど、あそこに1軒あるわけですけども、あれは平塚に密着というか、すぐお隣でありながら花立だということで花立づき合い、子供さんもおみえになるわけですけれども、あそこから柏森小学校へ通ってみえる。東小へ行けばすぐそばだというようなこともありますので、そこら辺はいろんな判断の仕方があると思いますけれども、そこら辺のことも、ああいう遠隔といいますか、離れてるところに対しての対応もできないかなということを思いますので、お願いしたいと思います。  それとヘルパーでありますけれども、どうしてこういう質問させていただいたかというと、実は中日新聞の5月22日の記事に、夕刊だったと思いますけれども、「ホームヘルパー収入減でヘルプ」と書いた見出の新聞記事が載ってます。「介護保険の追い風吹かず」、安いサービスを選ぶ人がふえてきたからこういう状況だというような新聞記事が載ってます。これがすべてではないと思います。決して介護保険に反対しとるわけでも何でもないですから、そこら辺はあれなんですけれども、要するに、ヘルパーの取得者が働く場がないというような現状が見えてくるわけです。いろいろな問題はあると思いますけれども、それでは、せっかくこういう助成なりしてやってきた事業がむだなといいますか、そういうような感じがしましたので質問させていただきました。ぜひ今後、働きやすい環境、行政側でも少し考えていただいてやっていただけたらなあと。ただ、ぶっときゃ人余り現象、ヘルパー余り現象ですわね。せっかくそういう資格取っても何にも意味あれへんということになりますので、ぜひお願いしたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 最初のご質問でありますが、愛岐大橋線の関係でございます。  14年度の権利者会議ということでございまして、ここの中ですべて、高木、斎藤、柏森工区の本換地に向けての権利者会議をやるわけでございますので、これが一つの大きな節目になりまして、これで確定をしていくというような段階になってまいります。したがいまして、そんな中でこの用地も、道路用地も確定していくというような私どもはとらえ方をしておりまして、これに向けて、先ほど言いました、できるなら円満な形で同意を得た上でというようなことを前提に、われわれも進めなきゃいかんということで努力するわけでありますが、目標年次としては14年度ということを考えておりますので、これに向けて一生懸命頑張ってまいりたいと思っております。  また、県の取り組みにつきましても、もちろんこちらの用地の問題が解決すれば、それに向けてこちらの予算をつけていただくような形で、これもお願いをしてまいりたいと思っております。  それから、調節池の花、以前にヒマワリの花をというようなことも申し上げたと思います。これにつきまして、今の状況等はまた担当の部長の方からご説明申し上げますが、お願いいたします。  それから、草井羽黒線の関係につきましては大変ご心配をかけておりますが、早速地主さん等へ出向きまして、現在の状況等もよくご説明を申し上げてまいりたいと思っております。  それから、地名の関係につきましては、これは大変難しい問題でございますが、いろんな表示の仕方、例えば住居表示法による方法もあるわけでありますが、いろんなことで、現在の地名とは違った住居の表示の方法もあるわけでございますが、いろんな形で、またこれもなかなか難しい問題でありますので、十分研究をしてまいりたいと思っております。  それから、ヘルパーの関係につきましては、せっかく取得されたものでありますので、やはり活動されて生きてまいりますし、いろんなことでまた忘れがちになりますので、何らかの形で生かしていただくことが重要でありますので、引き続きそんなことで参加していただくような、いろんな形で参加していただくような形でお進めをしてまいりたいと思っております。 ○議長(高木鎬逸君) 長谷川経済建設部長。 ○経済建設部長(長谷川義忠君) 高雄調節池の関係でございますが、このところにつきましては、まだ工事に入っていくのが13年度ぐらいということですので、それまでの間、草ばえではいけませんので、私どもの中で考えて、ヒマワリを咲かせていこうということで、田んぼの整地をして、この前種をまきまして、今四、五センチぐらいですかね、芽が出てきております。とりあえず工事に入るまでの段階をそういうことで対応させていただくということでございますし、また周辺利用の関係等につきましては、今後もそうした関係について、地元の方にも、議員さんの方にも、そうした関係については説明会等もしていきたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高木鎬逸君) 浅井捷史君。 ○3番(浅井捷史君) 済みません。最後に、地名なんかが、今この時代ですから、番号制といいますか、国民総背番号制ではありませんけれども、ああいうようなコンピューター管理ができるような体制はできないもんですかね。  それと、結局、プラスアルファといいますか、新しい地名にプラス新しい、例えば高木の白山前ですとか、そういう地名をつけるときは即座に、住民の方へ連絡来てるわけですけど、ああいうことは簡単にできるものですかね。それだけとちょっと済みませんけど。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) ご質問は、多分、高木ですと、ほとんどが高木何番地というのが普通であろうと思います。扶桑町の場合、高木と小渕もそうなんですけど、大字小渕、山那もそうなんです。大字山那何番地で終わりですね。高木の中では白山前だけだと思ったですけど、桜木もですか。そこの中で、これも昔からのことで何ですが、部分的に字名があるところがございますが、先ほど申し上げましたように地名というのは難しい問題がありますので、引き続き十分、いろんな形でまた研究をしてまいりたいと思っております。 ○議長(高木鎬逸君) 浅井さんよろしいですか。  以上で、浅井捷史君の質問を終結いたします。  ここで昼食休憩といたします。午後は1時から再開いたしますので、よろしくお願いをいたします。               午前11時41分 休憩               午後1時00分 再開 ○議長(高木鎬逸君) それでは、休憩を閉じ、会議を開きます。  次の質問者、小林 明君に質問を許します。小林 明君。    〔18番 小林 明君登壇〕 ○18番(小林 明君) 6月定例議会に6項目にわたって通告いたしましたので、順を追って一般質問をさせていただきたいと思います。  まず第1に、総合福祉センター等の運営についてであります。  総合福祉センターは、2月1日に福祉センターの部分が供用開始になりました。多くの皆さん方が待望していた施設で、現在も本当に多くの方々から利用されている施設であります。ただ、利用者の皆さん、あるいは、まだ利用していない方からの意見を聞いておりますと、総合福祉センターの風呂の利用時間が3時で終わってしまう。何とか6時ごろまで延長してもらえないだろうかという、こういう声がたくさん出されてきております。特に利用者の方々はカラオケをやったり、囲碁、将棋等を行って楽しんでいるわけですけれども、囲碁、将棋等を行って、その後風呂に入って帰りたいと思っても風呂に入れないという、こういう状況になっておりまして、そうした方々からも、5時まで囲碁、将棋をやって、その後風呂に入りたいわなあという、こういう意見がたくさん出されてきております。  3月の定例議会に、私は総合福祉センターの風呂の利用時間を6時までにという請願書を出させていただきました。残念ながら、この請願書は継続審査となって、議員の任期満了に伴って廃案になってしまいました。議事録を若干見せていただきましたら、総合福祉センターの問題は風呂の問題だけじゃない、いろいろの問題があるんだという、こういう意見もありました。私は、問題点をすべて一緒に解決するというよりも、現在出ている問題点を一つ一つ解決して、利用者の皆さんに利用しやすくしていく、このことこそ必要ではないかと思うんです。問題点をまだあるからということで、今の問題を先送りするという、こういうやり方は、利用者の皆さんにとってみたら、今の問題点を解決するということの方がありがたいんではないかというふうに思います。  で、5時がいいか、6時がいいかという論議もあったようですけれども、もし5時がいいか6時がいいか、まだわからないということだったら、住民の皆さんに意見を聞いて、議会として結論を出せばいいことであって、継続審査にするという理由が、私は3月議会においてもなかったんではないかというふうに思います。私は、利用者の皆さんや、まだ利用されてない、3時に風呂が終わってしまうから行っても仕方ないという、こういう方の意見を聞いておりますと、大方、6時ごろまではやってほしいわなあと、遅ければ遅いほどありがたいけれども、そんなわけにもいかんから、6時ごろまで延長してもらうとありがたいわなあという、こういう声が多数を占めているというふうに思っております。そういう点で、総合福祉センターの利用をもっと利用率を高めていくという上からも、風呂の利用時間を6時まで延長したらどうかというふうに思いますけれども、町当局はこの利用者の皆さんの意見についてどう考えているのか、お尋ねしたいというふうに思います。  総合福祉センターの問題の二つ目のことですけれども、教養娯楽室があります。カラオケをする部屋は、大きな教養娯楽室ともう一つ小さな部屋があるわけですけれども、一時、両方とも、娯楽教養施設というんですか、二つとも部屋が団体に貸し付けられちゃって、個人でカラオケをしたくても、支度して出かけていったけれども、カラオケできなんだと、こういう意見が出されましたし、かなり当初のころは団体利用ということで、個人的に利用しようと思ってもなかなか難しかったという、こういう状況がありました。この問題について、何とか団体利用について一定の規制をできないのかということで総合福祉センターの方に出かけました。社会福祉協議会の職員だと思うんですが、3階におるね、女性の方ですけれど、何を言ったかというと、これは条例で決まってるから、何というんか、施設というんか、教養娯楽室の借り入れの申請が出れば許可せざるを得ない、拒否はできないんだと、こういう態度でありました。何のために総合福祉センターができたんだろうなというふうに思ったんです。条例を見ても、運営上支障がある場合は許可をしなくてもいいようになっておるわけですから、総合福祉センターの設置目的に照らしてどうなのかという、こういうことを考えれば、私はもっと弾力的に運営できるんじゃないかと思うんです。よく民間委託すると弾力的に運営できるからという理由で民間委託するわけですけれども、実際にやられてることは弾力的な運営じゃなくて、硬直的な運営がされてるというふうに、その時は思いました。  要するに、カラオケをやりたくて出かけたけれども、両方の部屋がふさがっちゃってるというような、そんなことは避けるべきだというふうに思いますけれども、社会福祉協議会の職員の言うように、条例を改正しなければできないというものであれば条例を改正すればいいことであるし、条例を改正しなくても弾力的に運営すればできるというものあれば弾力的に運営すればいいことであるわけですから、そうした点、町当局として条例を改正するのか、弾力的に運営して、団体利用というか、団体に貸し付けるという、両方の部屋を貸し付けるんじゃなくて、個人的にも利用できるように一つの部屋をあけとくとかいうようなことはできないものなのか、どちらを考えているのか、お尋ねしたいというふうに思います。  三つ目の問題ですけれども、総合福祉センターや老人憩の家の独自事業についてですけれども、風呂に入っておりまして、一緒に風呂に入っていた方とちょっと話をしてたんです。風呂から出てからカラオケでも楽しんでいったらという話をしたら、実は、わしカラオケできないんだわ、カラオケ教室でも開いてくれると本当にいいんだけれどもという、こういう意見がありました。将棋や囲碁を見てる方に聞きましたら、私も将棋についてはあんまりわからんし、囲碁は全然知らないから、こういうこともできるといいわなという意見があったわけですけれども、そういう意味で、私は総合福祉センターや老人憩の家で、カラオケ教室や、囲碁、将棋教室や、あるいは陶芸教室など、そうした施設としての独自事業を展開していく必要があるんじゃないかと思うんです。今、高齢化社会ということで、サラリーマンの方が60歳で定年を迎えて、やることがないで困ってるという人もかなりいるわけですから、こういう人たちも、総合福祉センターで教室を開くことによって、趣味を広げるということもできると思うんです。そういう意味で、総合福祉センターや老人憩の家の独自事業を展開していく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、当局としてはどのような考え方を持っているのでしょうか、お尋ねをしたいと思います。  2番目の問題として、扶桑町の産業振興についてであります。  扶桑町の産業というのは、以前は農業で養蚕が中心であったわけですし、地場産業として織物というんですか、があったわけですけれども、だんだん農業も衰退する、地場産業の織物も衰退する、そういう状況になってまいりました。商店街についても大型店の出店等によって本当に寂れてきてしまっているというのが実態であります。柏森の通りを見ても本当にシャッターの閉まっている、そういうところが非常に多く見受けられるわけですけれども、このまま放置しておいていいものなのかどうなのかということであります。扶桑町の産業を振興するに当たって、一部には財源を確保するために企業誘致をしたらどうかという、こういう考え方もありますけれども、しかし、私は企業誘致して、これまでの扶桑町の伝統的な産業というんですか、そういうものを見捨ててしまっていいんだろうかというふうに思うんです。本当に、扶桑町がこれまでの産業を別の角度から研究して、生かしていって経済の振興を図っていくということが必要ではないかというふうに思います。  例えば農業の問題で言えば、守口漬の守口大根が扶桑町の特産物としてあるわけですけれども、それと同時にゴボウも扶桑町の主な農産物として生産されているわけなんです。そのコボウを活用して新たな産業を起こすことはできないだろうか。今、ゴボウは掘り出したまま出荷するというのが実態だと思うんですね。一部にはゴボウを漬けるということもやられてるわけですけれども、このゴボウを加工して、産業を起こすということができないだろうかという一つの例ですけれども、いつも私が思っているわけですけれども、また織物についても、今の織物というんですかね、カーテンの布を織ってるわけですけれども、仕事がなくて多くの織物をやられてる方が大変な状況に陥っているわけですけれども、そうした地場産業といわれる織物を活用した新たな産業はつくり出すことはできないだろうかというように思うんです。私もそういう経済的なことというんですか、産業のことについては素人ですので、こうやったらいい、ああやったらいいということを言い切ることはできませんけれども、ただ、このまま放置しておいて扶桑町の産業は振興するということは言えないと思うんです。  そういう点で、私は専門家も含め、あるいは農家というか、直接それに携ってる人たちも含めて研究グループをつくる。そして研究グループをつくって、新たな産業、扶桑町の産業はどうあるべきか、どういうものを扶桑町が産地として成り立っていけるものだろうか、こういうことを行政の責任でやっていく必要があるんじゃないかと思うんです。商店街についても同じように、柏森にしても、扶桑の発展会にしてもみんな苦労されとると思うんです。商店街を守っていく、そういうことをやっぱり行政の責任として、今の状況のもとでやっていかなければ成り立っていかないというふうに私は思うんです。そういう意味で、産業の振興という点で研究グループをつくる、商店町を振興させていく上からも研究グループをつくるという、そういうことについて町当局の考えはいかがなものか、お尋ねしたいと思います。  第3点目の問題ですけれども、福祉と県民犠牲押しつけと、万博、新空港推進についての町長の見解をお伺いしたいと思います。  ことしの初めに福祉医療の入院給食費の助成が打ち切られました。入院給食費については、福祉医療の無料制度を守るという、こういうことから入院給食費の助成をしていこうということになったわけであります。それまでは入院のときの食事代は医療保険の中で見られていたわけです。それが国の方針というんですか、法律が医療保険の改悪がされて、入院時における食事代は自己負担とするということで、福祉医療の方も自己負担になるという、こういう状況のもとで医療の無料制度を守っていこうという、こういう観点から入院のときの食事代の助成制度ができたわけであります。ところが、いとも簡単に、県が補助金を打ち切るからということで、扶桑町も医療無料制度を守るという立場から、入院時の食事代の補助の立場を放棄して、入院時の食事代の助成を打ち切ってしまいました。こういう形で県民に愛知県は犠牲を押しつけてきている。この8月からも乳幼児医療や障害者医療や母子家庭医療などの医療費無料制度に一部負担を導入するという、こういうことで補助金を削ってきてるわけですけれども、そういう形で県民には犠牲を押しつける、市町村に対しては補助金をカットして、市町村の財政を一層圧迫させる。こういうことをやりながら、一方、万博や新空港、本当に必要なんだろうかという、万博なんかは1回やればそれで終わりなんですわね。そのために県民の福祉や暮らしや教育の予算を削って犠牲にするという、こういうような県政が果たして県民本位の県政なんだろうかというように思うんです。新空港についても、本当に名古屋空港が満杯で、もう離発着ができないという状況じゃないわけであって、名古屋空港でも十分対応できるにもかかわらず新空港を建設すんるだということで、今必死になってるんですね。漁業補償で300億円を出すだとかいうようなことをやっている。幡豆の山を削って海を埋め立てする。常滑沖の海は死の海になるんじゃないかと言われてるように、万博にしろ、新空港にしろ、自然を破壊すると同時に県民犠牲も押しつけるという事業だと私は思うわけです。ですから、私は万博や新空港は本当に一たん見直していく必要があるんじゃないかというふうに思うわけですけれども、町長の見解はどうでしょうか。  第4点目の問題ですけれども、浸水対策についてであります。  きょうも午前中に斎藤の問題が中心に論議されましたけれども、浸水問題は本当に大変なというか、ちょうどこれから秋にかけて大変な状況になってまいります。浸水の箇所は、当局は私よりも本当に詳しいと思うんです。天神の地域においても床下浸水がありますし、中島調節池の付近についても、2号下水路から雨水があふれ出るというか、吹き上げて、あの一帯が浸水する。その関係だと思うんですけど、中島調節池の管理道が崩壊するという事態が起きました。斎藤についても同じですし、斎藤の緑ケ丘の地域でも水がつきますし、柏森と斎藤の境の亀井医院の付近も本当に水がついて通行できない状態になってしまいます。本当にこうした雨季というんですか、雨が多い時期になりますと、その付近の人たちはおちおち眠れないという状況が続いてまいります。  当局としては、私は一つは、青木川の改修は本当に緊急で大きな問題だと思うんです。それと同時に、天神などは天神排水の下流が改修されましたけれども、今まで水のついたところで湛水しとるところは、一たん雨がやめば水がすっと引くというような状況になりましたけれども、そのちょっと上流が非常に水がつくという、通行止めがしばしば幹線道路でありながらあるわけですけれども、そうしたところについてどのような対策を講じていくのか。その点についてお尋ねしたいと思うんですが、具体的に言うならば、天神の地区については、私は、もうあそこは貯留槽を設けるのが対策としては一番いいのではないかというふうに思いますし、中島調節池の柏森第2下水路からあふれ出る水については、下水路の出口をもっと拡大していくということが必要だと思いますし、斎藤については青木川の全面改修を進めていくということが必要だというふうに思いますが、どのような対策を講じていかれるのか、お尋ねしたいと思います。  5番目の問題ですが、御字神地内の交通安全対策であります。  昨年5月、そしてことしの3月に同じところで死亡事故が発生をいたしました。こうした状況のもとで、当局も放置できないということで、死亡事故の現場の付近は対策が講じられてまいりました。今、通ってももうちょっと明るくした方がええなあという気がするわけですけれども、一応対策が講じられてまいりました、しかし、対策を講じた後においても自動車同士の衝突事故がありました。そのちょっと後に、先週の木曜日ぐらいに子供の自転車と自動車の接触事故があったそうであります。で、問題は、ここが通学道路になっているわけであります。通学道路になっているという関係で、PTAやこども会の関係者から私のところに歩行者専用の信号をつけることはできないだろうかという、そういう意見が寄せられました。当局に早速要望しましたら、当局も警察に言ったところ、今の踏切のところから出てすぐ歩道という、こういう状況なので、退避するところがないから不可能だという話だったそうであります。もう少し北の方に行きますと、もう一本小さな踏切があるわけですが、その踏切を通学道路にするということも可能だと思うんです。若干用地買収することによって退避する場所も確保できるところでありますが、一度、PTAや学校や関係者の方々と話し合って、そこを通学道路にして、歩行者専用の押しボタン式の信号が設置できないものなのかどうなのか、そういうふうに思いますけれども、交通安全対策としてそういう対策を講じていくという考え方はないのかどうか、お尋ねしたいと思います。  6番目の問題であります。私はきょう、正直言って、この問題を一番最初に取り上げたかったわけですけれども、余り皆さんを刺激してはいけないと思って、一番最後にさせていただきました。議員のモラルと選挙違反についてであります。  私のところに一通の手紙が来ました。こんなことがあっていいものなのかということですが、全文読むと長くなりますので、全文は読むのをやめますが、途中から読みますと、その中で今うわさとなってる議員の一人は、税金すら納めていなかったといううわさが流れていますが、選挙管理委員会の審査、ここは被選挙権は税金を納めておろうが、国民であり、一定の条件があれば被選挙権はあるわけですので、候補者の審査というのは間違いだと思うけれども、ただ、書かれていることを読みますと、選挙管理委員会の審査において、こうした住民としての当然の義務である納税すらできない人を町会議員候補として認定したり、全く節操もないように思われますということ。で、扶桑町では納税額が1億円を超えていると聞いていますが、その中で町会議員になったある若手議員は納税すら滞納していたようです。聞くところによると、当選したために早速税金を納めたことにして、恥をさらすことを逃れたと聞いています。このような人に対して選挙の推薦人に町長がなったり、また、このような人のために県会議員までが応援演説をすることに至っては大きな問題で、閉ざされた町政が当然発生し、このような人たちのやりたい放題の場となります。公人となるに当たってはこのようなことは許されるのでしょうかというような手紙がありました。  いろいろと私自身も聞いておりますと、やっぱり税金を長期に滞納していたということが事実のようであります。私は、議会というものは、よく町当局と議会は両輪の輪だと、うまく円満に行って初めて前へ進むということを言われるわけですけれども、要するに、町政を監視する人が税金を納める義務がありながら納めていなかった。町会議員に当選したから早速滞納分を納めたと、こういう人で本当に町政がチェックできるだろうか。町政をチェックするにはそれなりの正義的なモラルというものが私は必要だと思うんです。モラルに欠けた人が行政のチェックをしようたって、やっぱり無理な部分があると思うんです。ですから、この問題について私は議員の政治的、道義的な面から明らかにしていく必要があると思うんです。そして、町政を住民の皆さんから信頼されるものにしていかなければならないと思うんです。この問題を放置していて、住民に町政を信頼してくれと言っても無理な話だと思うんです。ですから、議員として政治的、道義的責任を感じるならば、実際に自分はどうだったんだと、該当者自身が住民の皆さんに全容を明らかにするのが当然だと思うんですけれども、なかなかそういうことは勇気の要ることでできないと思うんです。ですから、当局に、町政の信頼を勝ち取っていく上からも、議員の税金滞納部分について全容を明らかにしていただきたいと思うんです。  そこで、一体いつごろから滞納がされとるのか。5年間たつと時効になります。税金を5年間たって時効になって税金を納めなかった。よっほどの理由があって、経済的な理由だとかいうような理由があって、やむを得ず滞納するだとかいうようなことで時効になってしまうという場合もあると思うんですけれども、そういうやむを得ない理由ではないと思うんです。議員の選挙に立候補する人ですから、経済的にやむを得ない理由で滞納していたというふうに私は思いません。ですから、一体どの時期から滞納が始まっておったのか。時効になった部分はないのかどうなのか。これについて明らかにしていただきたいと思います。  それと、滞納部分の納税された額は一体幾らであったのか。その点についても明らかにしていただきたいと思います。  できたら、名前も、私はいろいろな話を聞くと特定できますけれども、当局の方から、どの議員がどういう実態だったんだということを明らかにしていただければ幸いだと思います。その点について、全容を明らかにしていただきたいし、延滞金についてもきっちり取っているのかどうなのか、まけてやっとるというようなことはないのかどうなのか、明らかにしていただきたいと思います。  2番目の、議員のモラルと選挙違反についての問題ですが、町会議員選挙における選挙違反に対する町選挙管理委員会の対応と警察の対応に対する町選挙管理委員会の見解及び町長の見解についてということで質問を通告しております。
     3月の定例議会に議会で決議をしとるんです。扶桑町における公正な選挙のための決議と。議会性民主主義の健全な発展は選挙は常に公正に行われることが基本である。議員はもとより町民一人一人が政治に関心を持ち、選挙は選挙人が自由に表明する意思によって公正かつ適正に行われなければならない。公職選挙法の定めに従い、金のかからない清潔で公正な選挙の実現を図るための呼びかけを有権者に対して強く訴えるとともに、候補者はもとより運動員、後援会関係者もこれを自覚し、政治倫理の高揚に努め、本町発展のために一層の努力を期す。以上決議するということで、3月の23日に決議されております。  ところが、実際とは全く違ったことが今度の選挙ほどやられたことはないんです。僕も9回選挙やってますけれども、こんなめちゃくちゃな、無法選挙というような状況が行われたというのは、私が経験した中で初めてなんです。平成12年4月吉日と、これは開いたら出てきましたので、失礼ですが、この文書を見ますと、仙田岑夫後援会事務長千田利美、出陣式のお知らせ。出陣式のお知らせというのは、選挙前に出陣式のお知らせをしなかったら、出陣式が終わってからお知らせしとっても仕方ないわけですから、選挙前ということは18日以前なんです。これもう明らかに選挙違反なんです。違法文書なんです。事前運動なんです。こういうことがやられております。これは選挙管理委員会のやる仕事だと思うんです。不在者投票が簡単になりました。千田金房を育てる会、選挙中にこんなことを候補者の名前を書いて、しかもこんなものがまけるのか。個人演説会4月21日と22日にある、河田町長も弁士になる。こういうようなことがまだいっぱいあるんですよ。ほとんどの方がやってるんです、今度の選挙に関して言うと。こんなようなことが、こういう決議をしながらこういう違反を、自分たちが決議して自分たちがこの決議を踏みにじっとるんです。こんなことが今度の選挙であっちこっちでやられとったんです。選挙管理委員会はこの問題について、僕いっぱい持ってます、違法文書を。警察に対してどういう対応をしたんですか。僕も直接出かけて、選挙管理委員会事務局の人とは話して、こんなもの違反じゃないかと。警察に言いましたと言うけれども、実際にどうだったんでしょうか。  それと、今度の選挙のもう一つの特徴は、金は使わないと決議しとるんですけれども、金をかなり使っとるんじゃないかというふうに思う節のチラシがあります。喫茶店の8周年謝恩記念パーティーということでやっとるんです。それと、選挙の出陣式と演説会のチラシを一緒に配っとるんです。これはもう、4月15日に謝恩パーティーやるというのを一緒に配っとるということは4月の14日に配ったんですけれども、この謝恩パーティー、何と書いてあるか。飲み放題、食べ放題、ご来店の方全員に粗品を差し上げますと。これ、喫茶店のパーティーのように思うんです。実際には出陣式と個人演説会のチラシが印刷してあったものと一緒に配っとるんです。で、後援会の申込用紙、その裏に、同じ日だよ、同じ日に集会を開くということでなっとるんです。4月の15日に後援会活動のご案内ということで、喫茶店レストランでやることになっとるんです。で、弁士も候補者がなっとるんです。演説会のチラシと出陣式のチラシ、それで8周年記念パーティーのチラシ、後援会の活動のご案内ということで、集会か何かやられたと思うんです。その席で飲みたい放題やって、500円で飲みたい放題、そんなことが許されるんだろうか。これはずっとこの喫茶店が一つの中心になった活動がかなりあるんです。だから、わしは知らぬと言ったって、その喫茶店の人と意を通じてやっとることははっきりしとると思うんです。こんなことが許されるんだったら、選挙なんていうのはめちゃくちゃなことになっちゃう。みんながこんなことをやり出したらどうなるか。私はそう思うんです。だから、これもきっちり警察に、こんなことが許されるのかどうなのか。多分、共産党の方からも選挙管理委員会に申し入れしてあると思うんです。選挙管理委員会の方は警察にそういうことをきっちり伝えてあるのかどうなのか。それに対して警察はどういう対応をしたのかということを聞きたいと思います。  もっとひどいのがあるんです。もう明らかにこれは選挙違反なんです。選挙法に、公職の候補者や公職の候補者になろうとする者は、その選挙区域内の者に寄付をしてはならないという規定があるんです、皆さん知っとると思うんですね。寄付をしてはならないという規定があるんです。それに違反すると刑事罰になって、当選無効になるということもあるんです。そういうことがやられとるんです。前利神社にのぼりを寄付したという。ちゃんとこれ前利神社に、今は名前を伏せてありますよ。板を打って名前を伏せてある。だけど、実際にはこうやって寄付したということでずっと名前がありますわね、寄付した人の名前が。わざわざ大きなやつにしたのかどうか知りませんけれども、大きな、人のやつの倍、5倍くらいあるようなやつで張ってあるんですよ。これ選挙違反じゃないですか。これは昨年の7月吉日となってますけれども、候補者だけじゃないね、候補者になろうとする者は寄付することはできないということ。もし寄付したら買収でやられるんですね。こんなことがやられとる。同じ人が、選挙の直前にシマノリという海苔を配っとる、有権者の人に。聞くところによると、60人ぐらいの人たちに配っとる。3月の下旬に配ったんです。これはあかんということで、4月の上旬に皆さんのところに回って口止めしたというんです。警察が来ても、もらったということを言わんでくれと。現にこんな証拠があるんです。こんな証拠があって、多分、選挙管理委員会の耳に入っとると思うんですよ、こういうことは。もし入ってないというんだったら、皆さんが知ってる以上、私が知っとって、選挙管理委員会の方は知らぬというのは一体何やってるかということになると思うんですが、こういう事実があるんです。ですから、こういう事実、もし知らなかったというんだったら、今からだって遅くないですから、証拠の写真まであるんですから、警察に告発して、やってもらわにゃいかんと思うんです。選挙管理委員会の仕事というのは、選挙が公正に行われるかどうかということを皆に周知徹底しとるということも一つの仕事ですけれども、選挙違反というのはいけませんよと、こういうものは選挙違反だよということを周知徹底するということも仕事なんですけれども、公正に選挙をやらせるという、その責任があると思うんですよ。だけど、実際には公正に選挙がやられていなかった、選挙違反が数々あったわけですから、この問題についてやっぱりきっちりと、買収行為があったということが疑われるわけですから、警察に告発していただきたいと思うんですが、どうなんでしょうか。  これまで、選挙管理委員会が警察に通報した件数はどのくらいあって、警察はどういう対応をとったのか、そのことを明らかにしていただきたいと思いますし、それに対する町選挙管理委員会の見解をお尋ねしたいと思います。  町長にもお尋ねしますが、要するに、こういういろいろな選挙違反が行われた選挙なんです、今度の町会議員選挙というのは。これに対して町長自身どう思われているのでしょうか。一遍その辺の選挙違反に対する見解をお尋ねしたいと思います。  もう一つ、最後ですが、先ほど言った幾つかの文書の中に町長の名前がかなり出てきとるんです。違反文書の中に町長名が記載されているんです。私は、少なくとも町長自身の政治的、道義的な責任もあるんではないかというふうに思います。町長自身、こういう違反文書の中に自分の名前が記載され、自分が応援演説するということになっとることについてどう思われるのか、お尋ねしたいというふうに思います。  それと、先ほど言った税金を納めてなかった方に対しても、町長自身が弁士になっとるわけですので、実際やられたか、町長自身が出かけたかどうか知りませんけれども、チラシによりますと、4月の22日、投票日の前日ですね。高雄西学習等供用施設において演説やっとるんですが、そうした町会議員としての政治的、道義的な問題を抱える人の応援演説をやったことについてどう思ってるのか。また、そういうところに町長の名前が書かれとるということについてどう思われてるのか、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。  まとまりがなかったかと思いますけれども、整理して答弁していただきたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) ここで、暫時休憩いたします。               午後1時50分 休憩               午後2時10分 再開 ○議長(高木鎬逸君) それでは、休憩を閉じ、会議を続けます。  小林議員に議事の取り消しの発言がありますので、小林 明君。 ○18番(小林 明君) 先ほど一般質問の中で、ちょうど開いたら仙田岑夫さんの関係が出てまいりました。仙田岑夫後援会と事務長の千田利美さんという発言をしましたけれども、ほとんどの場合、特定の名前を上げてなかったようですので、その部分だけは取り消させていただきます。その発言については取り消させていただきます。名前を言った部分についてはね。    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高木鎬逸君) 仙田岑夫君。 ○10番(仙田岑夫君) 名前だけを削除されても何にもならない。選挙違反だと言った。選挙違反文書を発行した。選挙違反文書をよく勉強してほしいけれども、不特定多数の人に出陣式がいつだと言えば、それは選挙違反だ、違反文書。しかしながら、不特定の多数の人に言わないで後援会の人に、特定の人だけに忘れないように備忘的にそう書いたやつを渡したんだから、それは全然必要な、選挙違反文書の構成要件を満足させてない。したがって、それ全部消してもらわなきゃ困る。もし選挙違反というなら、それ文書が違反だというなら、配って初めて違反なんだから、不特定多数の人に配って初めて違反なんだから、不特定の多数の人に配ったという事実を提示してもらわん限りは、選挙違反文書とは言えないはずです。したがって、その部分まで削除されることを要求します。 ○議長(高木鎬逸君) ちょっとここで、暫時休憩いたします。               午後2時12分 休憩               午後2時18分 再開 ○議長(高木鎬逸君) 休憩を閉じ、会議を続けます。  この問題につきましては、まだ選管の意見も聞いておりませんので、選管の意見をよく聞くことにしますので、河田町長。    〔町長 河田幸男君登壇〕 ○町長(河田幸男君) 小林 明議員のご質問に対しましてお答えをさせていただきます。  最初のご質問であります総合福祉センターの運営につきまして、総合福祉センターの風呂の利用時間延長につきましてのご質問であります。  扶桑町の総合福祉センターにつきましては、福祉センター部門とデイサービス部門、また、在宅介護支援センター部門の三つの機能がございまして、1階部分が在宅支援ホール、2階が福祉拠点ホール、3階がふれあいホールというふうに位置づけをして運営をいたしておるところであります。  本年の2月1日にオープンいたしまして、たくさんの方々にご利用いただいております。風呂の関係につきましては、2月から5月の実績を申し上げますと、4カ月で1万1,158名、一日当たりの平均に直しますと、113人のご利用をいただいておるというのが実情であります。また、そのうちで有料で、お金を出しての入浴者は526人という内容になっております。  利用時間の決定に当たりましては、建設計画の段階におきまして、町内にお風呂屋さん等がおみえになりましたので、そういった関係もありまして、午後3時というような経緯をたどったのも事実であります。また、先ほど言われましたように、厚生常任委員会の中で請願書、6時までとする請願書が提出されまして、それを協議されたわけであります。先ほど申し上げられたとおりでありまして、継続審査、廃案というようなことになったわけでありますが、そこの中ではいろいろ議論がされてきております。お風呂だけでなくて、いろんな面でまた総合的に見直すべきではないかとか、もう少し時間を、様子を眺めてからでどうだとか、また、特に今回建設に当たりまして、周辺の皆さん方との話し合いの中でも、そういったことを含めましての話し合いをいたしておりまして、近隣の周辺の皆さん方への配慮、そういったことも考慮すべきというようなこともございまして、そういったことで経緯を踏まえてきております。  利用時間の延長についてでございますが、施設管理、また清掃管理等の問題もございますので、建設のときの地元の方等との話し合いも申し上げて、また議会の皆さん方ともよく協議を申し上げまして、この利用時間延長の問題につきましてはよく相談をして決めてまいりたいと思っております。  また、福祉センターの中で教養娯楽施設の団体利用につきまして、これは今までにそれぞれ敬老会等で、斎藤、南山名、また老人クラブ連合会の主催、そういったことで、敬老会、また映画会、そういったものの利用があったわけでございます。主にカラオケに使われてる学習室につきましても、21件ほどのご利用があったようであります。団体で利用いただく場合に、それぞれ申込書によって必要事項を記入していただいて、7日前までに利用願いをしていただいておるところでありますが、教養娯楽室につきましては、和室の2部屋、洋室1部屋で、間仕切りを行うことができまして、使用人数によりまして調整を図って利用していただくようにしておるわけであります。教養娯楽室を全部使用されるときにつきましては、事前に張り紙等で、この日は何時から何時まで団体利用がありますというようなことで、張り紙をした上でご利用いただいておるのが実情であります。  また、団体利用のときにも、浴場等の個人利用の制限は特にいたしておりませんが、カラオケ利用についても、利用の方はできるだけ譲り合っていただいて、皆さんにご利用いただけるようなことも管理者と話をしておるところであります。特に、この中で言われておりましたのは、条例の改正をしてまでこのあれは必要かというようなこともありましたが、私の考えとしては、特に今すぐ条例の改正じゃなくて、弾力的な運用の中でやっていけばいいように私は思います。  それから、総合福祉センターと老人憩の家の独自事業につきましてのご質問がございました。  総合福祉センターの3階部分につきましては、ふれあいホールとして、世代を超えた交流が図れる場として各種設備を整備しておるところでありますが、一つには、教養娯楽室におきますDVDビデオを利用した映像機器を初めカラオケ設備、囲碁、将棋等の娯楽施設設備、そのほか機能回復訓練室兼トレーニングルーム、トレーニングルームには機能回復訓練機器や体力づくり、こういったものを配置しておるところであります。またおもちゃ図書館には、障害を持ったお子様を初めとする乳幼児とお母さんが一緒に遊べるような手づくり玩具だとか、そういったものを配置して、お年寄りから小さなお子様まで、一日ゆっくり過ごしていただけるような計画をしておるわけであります。いろいろなそうした利用者とか、利便性を重視して、独自事業につきましては若干手控えてきたようなこともございますが、運営主体であります社会福祉協議会とよく調整をいたしまして、教育娯楽施設の団体利用状況にもばらつきがございますので、映像とか、また音響装置の設備も整備しておりますので、手初めとしてDVDのビデオを使った映画会等も、これも早い時期から定例的に実施できるように進めていきたいと考えております。  また、ほかのことにつきましても、運営のボランティアの育成などに合わせて、逐次この独自事業も組み入れてまいりたいと思っております。  また、老人憩の家の独自事業につきましては、総合福祉センターがオープンの当時につきましては、若干憩の家の利用も少なかったわけでありますが、最近では茶道とか民謡、囲碁などクラブのほか、ボランティアグループの打ち合わせなどにもご利用いただいて、また新たなカラオケグループの誕生などもございまして、引き続きまた増加傾向にありますので、まことにいいことだと思っております。  また、介護保険の施行にあわせまして、この5月から宅老事業を老人憩の家の会場の一つとして開始しておるところでございます。福祉センター、老人憩の家の独自事業についてご質問のとおりでございますが、老人憩の家につきましては、これまでの場所の提供にとどまらず、高齢者の社会参加の場として積極的な運営を図る必要があると考えております。ご指摘の点も踏まえて十分検討をしてまいりたいと思っております。  続きまして、2番目の扶桑町の産業振興についてであります。  産業振興につきましては、現在、統計によりますと、商業が260、工業が122、事業所で、農家数が576というようなことでございます。商工業におきましては、バブル崩壊後、長く厳しい不況に苦しんでいるというようなこと、また、農作物の低価格ということで、ご質問にありましたような厳しい状況が続いておると思います。守口大根におきましても、以前より25%ほど注文量が減っておるというようなこと、また、ゴボウにつきましても価格がなかなか低価格であるというようなこと、そんなことで、今年度も下落傾向がまだ続いておるというような内容でございます。ゴボウの加工製品につきましては、現在、ゴボウの味噌漬けがございまして、これはなかなか好評の面もありますが、漬物以外の加工につきましては、またいろんな許可が要りますが、そういった点で、またいろんなことでこれから、いろんなまた指導やら受けて、これから進めてまいりたいと思っております。  また、商工業の振興につきましては、商工会におきまして活性化のための専門のコンサルタントを招いたり、勉強会、また企業診断等を行っておるところでありますが、発展会の役員会におきましては、商店の活性化の勉強会を行って、若い人の意見を参考にしたり、優良商店街の視察を行ったり、いろいろ参考にして進めておるところであります。町と商工会との商工業者による懇談会も毎年行っておりまして、まだ今年度は行っておりませんが、早い時期にこれも行ってまいりたいと思っております。  また、中小企業センターのコンサルタントを招きまして、これは町が中心になりまして、この商店街の活性化の振興につきましての計画をしてまいりたいと思っております。  また、研究機会につきましては、状況を見ながら今後もさらに進めてまいりたいと思っております。  農業の振興につきまして、加工設備施設等につきましては、保健所の許可等の問題もございますが、農協、農家の方々と一緒になって相談しながら、町で補えるところは十分補いながら、これから進めてまいりたいと思っております。  また、農業振興につきましても、農業委員会を中心にいたしまして、いろんなところの視察等も得ながら、またいろんな農家の意見を出し合いながら、これからさらに農業活性化に向けて進めてまいりたいと思っております。  この中で、織物等のことも具体的な例として挙げましたが、織物等につきましても、研究グループ、専門家を交えて研究グループというようなことも言われておりました。そういった点も十分、商工会ともよく相談申し上げてまいりたいと思っております。  それから、三つ目でありますが、福祉等の県民犠牲の押し付けと、万博や新空港推進についての町長の見解ということであります。  県におきましては、県民の期待にこたえまして、21世紀の活力を築く行財政体制の整備ということを基本目標にされまして、平成10年の12月に行政改革の方針となります第3次の行政改革の大綱が策定をされております。この中で、愛知県につきましては、財政の健全化、また簡素で効率化、自主・自律性の強化、また県民参加の拡大というような四つの視点に立ちまして、数々の課題に取り組みをされております。その一つが、健全な財政運営ということでございます。ここでは、歳出構造の抜本的な改善と歳入の的確な確保に早急に取り組み、健全な財政運営を目指しておりまして、具体的な方策といたしまして、経費の節減、合理化、補助金の整理、合理化、公共工事の削減、県税徴収率の向上、自主財源の確保等を挙げておるところであります。  昨今の福祉関係補助金の補助率の見直し等、対象経費の見直し等につきまして、行政の責任分野、費用負担のあり方、補助効果、必要性、緊急性等の観点から見直しがされるというふうに承知をいたしておりますが、町におきましても、行政改革大綱実施計画に基づきまして、経費の節減、合理化、自主財源の確保に努めていかなければならないと思っております。  ご質問の中にありました万博につきましては、愛知県全体の発展をもたらすというような効果は一面では大きいものがあろうかと思っております。また、先般は市民参加の愛知万博検討会議が設立をされまして、環境面に配慮されて十分見直しが検討される方向というふうに聞いております。この万博につきましては、徹底的な歳出、経費の削減等、行財政改革の中でそういった方向での取り組みがなされている状況であるというふうに思っております。無理のない博覧会の開催を目指して、今後も当初の理念を堅持しながら、本当に県民が喜んで迎えられるような博覧会を期待するものであります。  新空港につきましては、現在の名古屋空港の処理能力とか、また、国際空港の需要等、そんなことから必要性も言われておるわけでございますが、先ほど言われました漁業補償等の問題で大変だというようなことも、そのとおりであろうかと思います。これも県民の皆さんに十分意見を聞いた上で、さらにまた推進をしていただければと思っております。  次の、4点目の浸水対策につきましてであります。  当町におきましては、特に、急速な都市化が進む中で河川への流出量が著しく増大いたしておりまして、大雨時には河川のはんらんとか家屋への浸水などが発生しておる状況は、先ほどご質問のあったとおりだと思っております。当町では河川改修を補うという意味で、道路や公共施設に県の施設を含めて約30カ所、約4万トンの貯留施設を整備をしておりまして、さらに本年度は、先ほどもご説明申し上げましたが、保健センターの北側のところで約200トンの貯留槽を設置する計画を持っております。新川流域総合治水対策推進協議会によりますと、扶桑町の必要対策量は10万2,000トンということになっておりまして、まだまだ十分ではありませんが、これからもそういった点で配慮してまいりたいと思っております。  ご質問の中にありました天神排水路と町道柏森大口線の交差部分のところでございますが、たびたび浸水被害が発生しておりまして、ただし、大口町地内のミサワのセラミックス付近から下流につきましては平成10年度までに改修済みでございまして、さらに大口町地内で、天神排水路と巾下用排水路の合流部分で、来年3月には貯留容量が8,100トンの貯留池が完成されるというようなことも伺っておりまして、この浸水の解消が少しでもされればと期待をいたしております。  こうした中でございまして、町道柏森大口線の浸水対策につきましては、さらに検討してまいりたいと思っております。  また、中島調整池付近における、先ほど言われました2号下水路につきましての、青木川への川の満水時におきまして下水路が流れにくくなるというようなことで、集水ますから水が吹き出すというような現象が起きておるわけであります。このことにつきましては、中島調整池も間近にあるために、あふれた水を何とか調整池に直接放流できるようにということで県と交渉しておるところであります。  また、青木川の前利神社付近につきましては、地形が低いために扶桑町の中でも最大の浸水箇所でございます。この道路は県道斎藤羽黒線との交差点付近から県道一宮犬山線との交差付近までの区間すべてに貯留槽が設置されておりまして、ここだけで約1,000トンが貯留できるようになっておりまして、平成9年度には自動排水装置もつけまして、休日や夜間においても効果が十分発揮できるように対策を行っておるところであります。いずれにいたしましても、根本的な浸水対策は河川改修の早期実現が不可欠でございますので、今後もあらゆる機会をとらえまして関係機関に要望してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。  その次でありますが、御字神地内の交通安全対策につきまして、6号踏切のことにつきましては、先ほどご質問の中にございましたように、いろんな形で、昨年の5月、ことしの3月と2件続けてこの場所で死亡事故が発生したという面もございまして、警察、町挙げまして、また指導面、また施設面、いろんな面で、また地元の関係者等のご意見もいただきながらいろいろ検討した中で、今のこの施設、いろんな施設をやって、できるものはすべてやったということでありますが、若干、横断歩道の関係で、横断歩道の標識を電照式といいますか、電気がつくようなことで、まだ若干これが残っておりますが、これで一通りのことはすべてやり終えるということになろうかと思います。  いずれにいたしましても、ここは危険箇所でありますので、先ほど言われました上といいますか、上のところの7号踏切の関係で、こちらの方へ小学校の通学路を変えてはというようなご質問でありますが、これは柏森小学校の方へもその点を伺っております。教育委員会も既に承知をいたしておりまして、そちらの方が、子供たちが踏切で待つ場合に避難場所といいますか、退避場所があるというようなことで、そちらの方がいいじゃないかというようなことも今やっております。そうした場合には、またそちらの道路の方の手当をしなきゃいかんということになりますので、いろんな点でまだこれから検討をしてまいるわけでありますが、より安全な方向へこれも進めてまいりたいと思っております。  それから、その次、最後の議員のモラルと選挙違反について。  議員の町税長期滞納の全容についてということでございますが、いろいろご質問いただいたわけでありますが、これはいろいろ制約がございまして、税法上、また地方公務員法上で職員の守秘義務の関係がございまして、なかなか的確な答えができかねるわけであります。そういった点については、まことに申しわけございませんが、ここでお答えを控えさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  その次の関係でございますが、町議選における選挙違反に対する町選挙管理委員会の対応と、警察対応に対する町選挙管理委員会の見解及び町長の見解、違反文書に町長名が記載されていることについてというようなことの内容でございます。  さきに行われました町議会議員一般選挙につきましては、町民の方などからチラシが配布されておるというようなこと、数件の通報、または町選挙管理委員会にチラシを持参されたことがございました。町の選挙管理委員会としては、その都度、犬山警察署の方へ通報の内容を連絡いたしまして、チラシを配布した関係者にはそれぞれ指導したところであります。町選挙管理委員会としては、犬山警察署の対応につきましては、それぞれその都度迅速に、また、それぞれ取り締まりが実施されたというふうに私どもは考えております。  また、チラシ等に町長名が記載されとるというようなことでございますが、これはまことに申しわけございませんが、私もそういった事態、今回のこの質問いただいた中で、そういった名前が載っとるということを発見したようなわけでございまして、その内容につきましては知らなくて申しわけないと思っております。この違反かどうかにつきましては、また選挙管理委員会の事務局からもいろいろあるかもしれませんが、回答があるかもしれませんが、いずれにいたしましても、こちらからはいろんな事実、そういったあったことをそのまま警察の方へお伝えをするというようなことで対応させていただいておりますので、その点よろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(高木鎬逸君) 今井総務部長。 ○総務部長(今井義則君) 選挙の関係でございますが、私どもの選挙管理委員会、職務権限ということでは、地方自治法の中で、選挙に関する事務及びこれに関係のある事務を管理するということで仕事をさせていただいております。  それから、今町長の方からお話がありましたように、選挙違反の捜査、取り締まりというのは警察の権限でございます。そういうこともございまして、違反の疑い的な通報があった場合については、今回の場合10件ほどございましたが、そういうケースについては警察の方へ連絡をさせていただいております。ただし、連絡させていただいておりますが、その結果については具体的に選管の方へは何も連絡は入っておりません。  それから、ほとんど起きておるような問題の通報案件だったと思いますので、警察の方へ事実関係をということで通報をさせていただいておるような次第でございます。  これらにつきましては、公職選挙法の中にも、選挙の取り締まりの公正確保ということで、警察官は選挙の取り締まりに関することを公正に執行しなければいけないというふうなことで位置づけはなっておるのでございます。  それから、先ほど演壇で小林議員が説明されておりました後段の部分の、選挙違反でないかというような、写真とか何かでお示しされた件については、私の方、選管の方へは一報も入っておりません。私も細かい内容が説明できないので恐縮ですが、たしか、最後の方、後段の方で、写真とか何かの資料をお示しになって言われたときに、選管の方へ入ってるのかどうか確認されましたので、そのケースについては今の10件の中には入っておりませんし、私の方へも通報は入っておりません。  以上です。 ○議長(高木鎬逸君) 小林 明君。 ○18番(小林 明君) まず、中小業者というか、産業振興の関係でまずお尋ねしたいんですが、問題は、専門家の人たちも含めて研究グループはつくっていく必要があると思うし、例えば製品ができても、販路はどうするのかということも検討しないかんわけなんですね。で、扶桑町の農業にしろ、中小商工業の皆さんにしろ、そんなに大きな販路を持ってるわけではないと思うんですね。ですから、販路も含めてこういう製品はこういう分野で利用できるからというような、そういう研究というか、専門的な知識を持つ人たちを含めて、僕は本当にグループをつくって研究をしていかないと、扶桑町の産業はどんどん衰退していくんじゃないかという気がするんです。ですから、役場の職員で、正直言って、個々の専門的な知識を持って活躍できる、失礼だけども、みえないと思うんですね。事務的な仕事は堪能かもしれないけども、そういう事業というんですか、そういうものを起こしていくということはなかなか経験も必要だし、できないと思いますので、経験を積んでる方や、実際にそういう仕事に従事してる方や、大学の教授のような人や、教授の人はいろいろなところで実際に実践してる人がいると思うんですね。ですから、そういう人たちを含めたグループをつくっていくということが必要じゃないかと思うんですけれども、今までの産業の問題で言うと、町当局の対応が商工会を通じていろいろなことをやってるという考え方なんだわね。僕は、商工会を通じるんじゃなくて、扶桑町が主体になって商工会の人たちにも入ってきてもらってやっていくというか、行政を進めていくという、こういうことが必要じゃないかなと思うんです。そういう意味で、扶桑町が主体性を持ってグループづくりというか、研究グループをつくっていったらどうかと思うんですけど、もう一度、その辺明確にお答え願いたいと思います。  万博、新空港なんですけれども、万博、新空港を推進しながら、一方、県は財政危機だとかいうようなことで、先ほども言いましたように、県民にかかわる予算をどんどんカットしてくる。それも行政改革の名のもとにカットしてくるわけですけれども、実際に多くの人たちは、金がない金がないと言いながらなぜ万博なのなというのが多くの人たちの意見だと思うんです。日本共産党としては、これまでも万博については全面的に反対という態度はとってないんです。自然を破壊するような海上の森での万博開催じゃなくて、別のところで経費を本当に節減してやるという、こういうことも考えるべきだという考え方というか、そういう提言もしてきたわけですけれども、だから、そういう意味で、万博反対ということを言ってないです、見直しをしようと言ってるんですね、日本共産党は。だから、万博については本当に県民の意見を聞いて、見直しをしていく、開催するかどうかということも含めて見直しをしていくという、こういうことが必要じゃないかと思うんです。県民の暮らしを守るという立場に立った場合に、今の町長の考え方で本当に住民の皆さんの暮らしを守っていくことができるだろうかという気がするんですが、万博を開催する一方、市町村に対する補助金カットがどんどんされてきてることについてはどういうふうに思うんですか。  それと、排水問題ですけれども、排水問題については、例えば、僕は天神の問題なんかは、下の方に、大口町地内に貯留池をつくったとしても、実際に流れてくる水、東久の辺からものすごく坂になってるんですね。一挙に流れてくるんです。で、柏森の駅の方から一挙に流れてくるという、それと上流からも天神排水を伝わって流れてくるという、そういう関係もあって、あそこは浸水すると思うんです。というのはその、ちょっと下流については以前より被害が少なくなった。水のたまる量も少なくなった。雨がやんだらすぐに引いてしまうという、そういうことから考えると、僕は下流が整備されたという関係で、天神排水からの水というよりも、付近一帯からそこに集中する水の方が被害を大きくしてるんじゃないかと思うんです。そういう点で、そのためにはやっぱり貯留槽というか、今までもずうっと道路の下につくってきたわけですけれども、そういうものをつくった方が効果があるんじゃないかなと思うんですけれども、その点はどういうふうに考えておるんでしょうか。  御字神の交通安全対策ですけれども、一本北側というんですか、町長は上と言ったんですけど、上の方の7号踏切を通学道路に僕はできるなら、PTAの人たちも同意してくれると思うんですけれども、話し合っていく必要があると思うし、もしそういうことになれば、町としても用地を多少買収して、道路としてきちんと確保しないかん、細い道ですから確保しないかんと思うし、その時点になれば、当然警察にも信号の設置は、そういう事態になれば要望していくということなんでしょうか。  税金の滞納の問題ですけれども、公務員の守秘義務というのは、守秘義務を犯して秘密を漏らしたことによって公に著しい害が及ぶというか、そういう場合は守秘義務は守らないかんわけで、公のために、公共の秩序を守っていくためには必要なんだという場合は、僕は守秘義務の対象にならないと思うんです。今まででもありますね。情報公開条例で、裁判で、非公開だと言って裁判所で引っ繰り返るということがよくあるんですね。当局の守秘義務なりプライバシーの保護だという、こういうことは、結局そういうことを理由にして非公開にしとるわけですけれども、実際には裁判ではそういうことは公開すべきだという判決が出るという場合が多いわけで、今度の場合でも、僕は住民が町政を信頼、住民の皆さんに町政を信頼してもらうためにも、実態はどうなのかということをやっぱり明らかにしていくということが必要だと思うんです。そういう問題がありながら、町当局が隠しといて、住民の皆さんに明らかにせずにおいて、町政を信頼してくれ町政を信頼してくれと言ったって、信頼できないと思うんです。ですから、僕は守秘義務を盾に答弁ができないということは公の利益に反する、答弁しないことが公の利益に反することだと思う。ですから、その実態についてはもう一度、最初は答弁は、地方公務員法だとか税法によって、守秘義務があって答弁はできないというんですけれども、僕はそうじゃないと思いますので、もう一度、実態について明らかにしていただくよう質問をいたします。  それと、まず、選挙運動の文書等の配布とかそういうものについては公職選挙法で決められとるわけで、候補者の事前説明会のときにも、運動員のためにという冊子をくれて書いてあるわけですね。それによると、選挙にかかわる文書とはというのは、ポスターとはがきだけなんですわね。それ以外の選挙運動にかかわる文書というのは、それこそ部内の人にしか配布できないわけで、不特定多数に配布するということはできないんです。そういうものを不特定多数の方に配るということは、選挙法で言う違反になるんです。そういうことが実際に今度の選挙では本当に数多くあったわけなんです。選挙管理委員会の方でも言うように、10件の通報があったというんです。  だから、僕は個々の問題について、一人一人のだれだれがこういうふうだというつもりは、正直言って、多くの人たちがやっとったということで、この問題については終わりたいと思うけれども、ただ問題なのは、文書違反というのは、正直言って、そのことによって罰せられたって当選無効というまでには至らぬわけですわね。だけど、寄付の禁止に抵触すると当選が無効になるという、こういう重大な、選挙法で言う犯罪なんです。だから、その問題について僕は正直言って今度の質問ではしたかったわけ。先ほど名前言ったけれども、仙田さんの名前を出した、それはたくさんの人の中の一つとして、ぱっと開いたら出てきたという、ちょうど何か出てきたという、こういう関係だけですので、その辺は理解していただきたいと思うんですけれども、実際に買収ではないかと言われてる、そういうことが僕は重大なことだと思うんです。  先ほど言った8周年記念パーティー、これとセットで出陣式のご案内と、個人演説会のご案内が特定の地域に全戸配布されとった。この喫茶店の8周年謝恩記念パーティーということで、これは4月15日に午後7時からやるという、こういうチラシなんです。会費は500円、飲み放題、食べ放題、ご来店の方全員に粗品を差し上げますという、こういうチラシ、そういうのと、出陣式と演説会の案内のチラシと、もう一つ別個に後援会のご入会のお願いというチラシがあるんです。そのチラシを見ると、後援会活動のご案内ということで、表があって、15日土曜日、喫茶レストランで、弁士並びに応援弁士の欄があって、そこに候補者の名前が書いてある。そうすると、これを一つの、さっき言った2枚のチラシとこれ一つとすると、3枚をセットにすると、結局これは買収というか、飲食物の提供に当たるんじゃないか。こういうようなことが選挙期間中に大問題になっとったんです。  僕はこれは、それこそ警察が判断するというか、警察が捜査するかせぬかは選挙管理委員会が決めることやない、警察が決めることですけれども、こういうようなことが行われていることが明るみに出て、選挙管理委員会がそういう事実があるということをわかっておるのに黙っておって、選挙管理委員会の役割が果たせるのかというふうに思うんです。公職選挙法は第1条で、この法律は日本国憲法の精神にのっとり、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長を公選する選挙制度を確立し、その選挙が選挙人の自由に表明させる意思によって、公明かつ適正に行われることを確保し、もって民主政治の健全な発達を期することを目的とするという、公職選挙法の目的はこういう目的で、その選挙を管理するのは選挙管理委員会なんです。選挙管理委員会の規定は、選挙に関する啓発周知等ということで公職選挙法の6条に定められとるわけですけれども、市町村の選挙管理委員会は、選挙は公明かつ適正に行われるよう、常にあらゆる機会を通じて選挙人の政治常識の向上に努めるとともに、特に、選挙に際して投票の方法、選挙違反その他、選挙に関し必要と認める事項を選挙人に周知させなければならない。こういう問題について違反じゃないかという照会があった場合に、選挙管理委員会は違反か違反でないかということを回答するという行政実例があるんですわ。自分たちで判断できない場合、こういう疑いがあるということで警察に通報するというようなことだってできると思うんです。  ですから、これなんかは、僕は喫茶店で500円の会費で、飲ませ、食わせをしますよというような、それで話も聞いてくださいという、こういうものになるんじゃないかと思うんです。これをずっと見ますと、予定表というんですか、見ますと、その喫茶店でやるのは15、16、17で、20日の日もまた開催場所、学供かあるいはそこの喫茶店だと。また21日もそこの喫茶店でやるんだということになっとる。そういうことを考えると、喫茶店の方と候補者の方と意思が通じてやられとるんじゃないかという見方ができるんじゃないかと思うんです。もし、それは別個だよといって、そういう判断をすれば、みんな、そういう飲ませ食わせやって、チラシをこっちで2枚セットしといて、後から別なチラシを配ってやればいいんだと言うんだったら、それこそ公正な選挙どころか秩序の乱れた選挙になっちゃうと思う。  この問題について、選挙管理委員会の見解を伺いたいと思うんですけれども、選挙管理委員会そのものがそういう買収の疑いというか、飲食の提供というか、そういう疑いがあるということで警察の方には通報すべきだと僕は思うんですけれども、選挙管理委員会としてどういうふうに判断するんでしょうか。  それともう一つ、最後に質問させていただいた、これなんかは前利神社に行けばわかることなんです。これはね、前利神社に行けばわかることなんです。現にそういうようなことがあって、これも、僕はこんなもの写真とるわけない、要するに、そこの住民の人が写真とって僕のところに持ってきてくれたんですけれども、こんなことがやられとったということでね。こういうような問題について選挙管理委員会は目をつぶっとるんです。僕は警察だってつかんでると思うの、実際は。実際、警察はつかんどると思うけれども、どういうふうに警察が動いとるか知らないですけれども、こんなようなことがもし警察が、今いろいろと警察不祥事が問題になってますけれども、それと同じように仮にうやむやに済まされたということになれば、警察の信頼も失墜するということと同時に、扶桑町の選挙管理委員会も一体何やっとるんだということを言われにゃならなくなると思う。そこの辺、もう一度、選挙管理委員会としてはっきりと、選挙管理委員会にそういう話はなかったというのだけじゃなくて、今ここで僕が明らかにしましたので、選挙管理委員会としてはどう対応されるのか、お尋ねしたいと思うんです。もう一度、そういう点で答弁していただきたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 最初のご質問であります。産業振興の関係で、専門家を含めて研究グループをつくって、町が主体性を持って行ったらどうだという話であります。これは先ほど答弁の中でも申し上げましたが、やはりそういった方向で、十分そういう観点で研究をしてまいりたいと思っております。  それから、万博と新空港の関係で、見直しということでございます。この関係につきましては先ほど答弁の中で申し上げましたが、市民参加による愛知万博検討会議というのが設立されて、今、いろんな観点でまた検討がなされておるというふうに聞いておりますし、新聞報道もされておりますので、十分そういった点で、県民の皆さんが総意でもって喜んでやれるような万博を望みたいなと思っております。  それから、排水の関係でございますが、貯留槽の関係、天神というような主張をされておりますが、いずれにいたしましても、そこら辺で効率的な、そういった貯留槽がそこでいいということであれば何ですが、いずれにしても、技術者がいろんな点でまたそういったものを十分検討した上で、また町の方に予算にも反映してまいりたいと思っております。  7号踏切の関係につきましては、通学路で、道路拡幅、用地買収というようなことがあるんじゃないかというようなことでありますが、あそこの地域は私もよく通りますので、知っておりますが、若干東側の道路が狭いように思いますが、まだ境界まで確認したわけではありませんので、十分そういった点も調査の上、そこへ通学路を変えるということであれば、そういった点も十分検討してまいりたいと思いますし、もちろん警察の方とも連絡をとりながらやらなきゃいかん問題だと思っております。  それから、議員さんの税金の滞納問題でございますが、これは先ほど申し上げましたように、やはり公務員の守秘義務等の関係、またいろんな法の規制もございますので、その点は何とかご理解が賜りたいと思っております。  選挙関係は、選挙管理委員会の方から申し上げます。 ○議長(高木鎬逸君) 今井総務部長。 ○総務部長(今井義則君) 選挙管理委員会の方からお答えをさせていただきます。  先ほどのパーティー関係、後援会の関係のチラシのこと、具体的にお話が出ました。この件は先ほどの10件の中に、通報というんですか、疑いがあるということでありましたので、これは通報させていただいております。ただ、結果は何も来ておりません。それで、きょうこの場でお話がありました件については、選管としても聞いておりませんし、私個人的にもこの場で初めてお聞きしたような次第でございますので、もし小林議員さんの方からそういうお話であれば、またよくお聞かせ願って、警察等の方へ、私の方で調査とかそういう取り締まりの内容には事務的には入れませんので、この場ではそういうことで答弁させていただきますが、後ほど、そういうことであれば具体的にお話しいただければと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 小林 明君。 ○18番(小林 明君) 先ほどちょっと忘れとったというか、ただ、違うんじゃないかなと。総合福祉センターの関係で、団体利用の関係で、これは3月ごろだったと思うんですけれども、一番問題になったのは、羽黒カラオケ同好会というところが両方と借りたという、部屋を両方借りちゃって、長時間ほかの人が全く利用できなかったという事態があったんですわ。それで、そんなような長時間両方と部屋を借りて、ほかの人が利用できないというような状況は避けるべきだということで、その関係で僕は総合福祉センターに行ったんです。そしたら、さっき言ったように条例がそうなっとるので、貸せないかんといって言うから、それで、僕はそのとき条例持ってなかったから、条例どうなっとるのかと言ったら、運営上支障がある場合は許可しない場合があるよというようなことも書いてあったと思うんです。だから、そういう点では弾力的な運営ができるんじゃないかということですので、老人クラブだけじゃないということを言っておきたかっただけです。
     税法上、地方公務員法上、守秘義務だと言うんだけども、だけど、だれがどういうふうにどんだけ滞納しとったとか、時効消滅になったものがあったんだと、個人の名前上げて、一般住民の人に対してはそれ言うことはできんと思うよ。一般の人に対しては。だけど、少なくとも一般的に言われる公人なんですわ、議員はね。町長だって、収入役だって、助役だって資産公開するじゃないですか。資産公開、自分でしとるじゃないですか。町として、それを公開しとるじゃないですか。だから、僕は一般住民と公の人、公人と僕は区別すべきだと思う。守秘義務という関係について言うならばね。だから、僕は公人の、住民の皆さんからいろいろな批判が出てるときに、公人としてあるべき姿でない状態があったなら、こういう事実があったんだということは明らかにしてもいいと思うんです。例えば名誉毀損の罪がありますわね。これは公務員だったら事実を公表されたって名誉毀損にならないんです。だけど、公務員でない一般の人たちが事実を公表されて名誉を毀損されれば、名誉毀損が成立するんです。公務員はそれが事実だということであれば名誉毀損にならないんです。だから、そういうことを考えたら、公人の場合、やってはならない行為や、実際に公人としての政治的、道義的モラルに欠けるような、こういう事態が起きていたんなら、それは当然住民が疑問に思うわけですから、議会で質問して、それに対して答えたっていいじゃないですか。僕は名前上げて答えてほしいと思ってます。もし百歩譲っても、名前を公表できないけど、滞納の事実があったかどうかということについても答えれないと言うの。それで、時効消滅があったかどうかということについても答えれないということ、滞納金額がどんだけあったかということについても答えれないということ、すべて答えれないということですか。 ○議長(高木鎬逸君) 河田町長。 ○町長(河田幸男君) 最初のご質問の中で、総合福祉センターの関係につきましては、先ほど申し上げましたとおりであります。弾力的な運用でもっていきたいと思いますし、独占するということ自身、僕は初めて聞きますが、そんなことはあってはならんと思っております。  以上です。  あとは、総務部長の方から答えさせていただきます。 ○議長(高木鎬逸君) 今井総務部長。 ○総務部長(今井義則君) お答えがすぱっと歯切れのいい答えにならないかもしれませんが、一応、参考例ということで、地方税に関する事務の職員の秘密義務ということで通達が来ておりまして、その中で具体的なところを読ませていただきますと、滞納者名簿、あるいは滞納税額の一覧表というんですか、一覧であっても、納税者等の利益を保護し、行政の円滑な運営を確保するため一般に公表すべきでないということはもちろんであるが、議会の審議の場においての開示を求められた場合においても、原則として開示すべきではないという通達文が来ております。原則というのは、いろいろ含みはあろうかと思いますが、基本的にそういう点で、町長も守秘義務等で申し上げておるようなことでございます。 ○議長(高木鎬逸君) 質問者に申し上げます。今、守秘義務でこれ以上答えれんということでございますので……。小林 明君。 ○18番(小林 明君) 個人の名前を上げて、だれが滞納しとったと、納税者といっても、納税者には私人も公人もあるんですわ。私人の場合は一般的に原則、僕は原則というのは、私人も公もあるから、原則としては公表できないけれども、だけども、特別の場合は公表はやむを得ないのじゃないかということも含んどるんじゃないかと思うんですよ。例えば、個人の名前まで出せということは不可能だと言うんだったらわかるわ。個人の名前まで出して、幾ら滞納額があってどんだけあったということまでえうということは無理だと言われれば、それはそうかなという気もするけれども、特定しない人、こういう事実があったんだと、滞納の事実があったんかどうなのか。滞納の額はどんだけあったのか。時効の部分はどんだけあったのか。そういうことも個人の名前を言わなくても言えないということですか。 ○議長(高木鎬逸君) 今井総務部長。 ○総務部長(今井義則君) 基本的には、たとえの中で一覧表であってもというような言い方にもなっとるわけですが、税の一つの考え方として、それから、地方公務員の守秘義務としてご理解を賜りたいと思います。 ○議長(高木鎬逸君) 小林 明君。 ○18番(小林 明君) 一覧表であってもと言ってるのは、個人の名前を書いて一覧表という意味じゃないの、それ。一覧表であってもあかんということは、別に一覧表でない形で公表するのはますますあかんよと。一覧表であってもあかんよということだと思うんだけれども、そこに個人の名前が書いてない場合、滞納の総額をずっと書いて計算することがあると思うんですね、名前伏せて。名前を伏せてでも公表できないということですか。そういうことですか。    〔「動議」と呼ぶ者あり〕 ○10番(仙田岑夫君) 質疑打ち切りを動議します。これ以上、幾ら議場でやってもしょうがない。したがって、質疑打ち切りの動議をいたします。 ○議長(高木鎬逸君) ここで暫時休憩します。               午後3時20分 休憩               午後3時21分 再開 ○議長(高木鎬逸君) 休憩を閉じて、会議を続けます。  質問者に申し上げます。もうこれ以上どんだけ質問されても、絶対だめだという当局のあれでございますので、これの件につきましてはこれで打ち切らせていただきますので、よろしくお願いいたします。  ほかの方でありませんか。よろしいですか。  以上で小林 明君の質問を終結します。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(近藤兼雄君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。どうもありがとうございました。               午後3時22分 延会...