• 肢体不自由(/)
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  1. 大府市議会 2019-02-28
    平成31年第 1回定例会−02月28日-01号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    平成31年第 1回定例会−02月28日-01号平成31年第 1回定例会 第1日目  平成31年2月28日(木曜日)   午前 9時00分 開議   午後 1時44分 散会 1 出席議員    1番  小山昌子    2番  大西勝彦    3番  久永和枝    4番  森山守    5番  守屋孝    6番  木下久子    7番  加古守    8番  鷹羽琴美    9番  日高章   10番  山本正和   11番  早川高光   12番  酒井真二
      13番  鷹羽登久子   14番  上西正雄   15番  三宅佳典   17番  深谷直史   18番  柴崎智子   19番  窪地洋 2 欠席議員   16番  鈴木隆 3 職務のため議場に出席した議会事務局職員    事務局長   末廣昭一    議事課長   竹田守孝    議事係長   原田好美    議事係主任  野崎雄介 4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者    市長        岡村秀人    副市長       山内健次    教育長       宮島年夫    企画政策部長    新美光良    健康都市推進局長  林正実    総務部長      久野幸信    市民協働部長    丸山青朗    福祉子ども部長   玉村雅幸    健康文化部長    今村昌彦    都市整備部長    近藤晃司    建設部長      長谷川重仁    産業振興部長    木學貞夫    水道部長      杉山鐘辞    会計管理者     久野信親    教育部長      内藤郁夫    監査委員事務局長  相羽政信    消防長       上山治人    秘書人事課長    白浜久    企画政策課長    福島智宏    財政課長      信田光隆    青少年女性課長   間瀬恵    環境課長      猪飼健祐    地域福祉課長    近藤恭史    保育課長      内藤尚美 5 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸報告   例月出納検査の報告について   定期監査等の報告について   報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償)   報告第2号 専決処分の報告について(損害賠償)  第4 市長の施政方針について  第5 議案第1号 平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)  第6 議案第2号 平成30年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第7 議案第3号 平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第8 議案第4号 大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について  第9 議案第5号 大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について  第10 議案第6号 大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について  第11 議案第7号 大府市青少年問題協議会条例の一部改正について  第12 議案第8号 大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  第13 議案第9号 大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第14 議案第10号 大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  第15 議案第11号 大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  第16 議案第12号 大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について  第17 議案第13号 大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について  第18 議案第14号 大府市国民健康保険税条例の一部改正について  第19 議案第15号 大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について  第20 議案第16号 大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について  第21 議案第17号 大府市乗合自動車使用条例の廃止について  第22 議案第18号 財産の無償貸付けについて  第23 議案第19号 市道の路線廃止について  第24 議案第20号 市道の路線認定について  第25 議案第21号 土地改良事業に伴う字の区域の変更について  第26 議案第1号 平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)  第27 議案第2号 平成30年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  第28 議案第3号 平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 6 会議に附した事件   議事日程と同じである。 ○議長(早川高光)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は18名で定足数に達しております。よって、平成31年大府市議会第1回定例会は成立しますので、開会します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布しました日程表により進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長以下、関係職員の出席を求めましたので御報告します。  なお、報道機関及び広報広聴課より、それぞれ撮影又は録音の申出がありましたので、傍聴規則第9条ただし書の規定により、議長においてそれぞれ許可をしましたので、御報告します。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において17番・深谷直史議員及び18番・柴崎智子議員を指名します。  日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月22日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定しました。  会議に先立ち、市長より挨拶をいただきます。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  皆さん、おはようございます。  平成31年大府市議会第1回定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
     議員各位におかれましては、日頃から、市政運営に御理解、御協力を賜わり、厚くお礼申し上げます。  去る1月8日に、大府市民の吉田沙保里さんが、レスリングの現役引退を表明されました。吉田さんは、オリンピック3連覇を含む世界大会16連覇と輝かしい成績を残され、これまで、市民に多くの夢と希望を与えていただくとともに、大府市広報大使として大府市の魅力を発信していただくなど、「金メダルのまち大府」の象徴として活躍していただいております。吉田さんのこれまでの功績をたたえ、感謝の思いを伝えるため、新たに大府市民栄誉賞を創設し、授与することにいたしました。加えて、吉田さんのこれまでの功績を市民の皆さんに広くお知らせするため、市役所北側の壁面に懸垂幕を掲示しておりますが、3月11日から市役所1階市民健康ロビーでパネル展示を行います。吉田沙保里さんが新たなステージで御活躍されることをお祈りするとともに、今後も引き続き応援してまいりたいと思っております。  また、2月5日には、本市出身で世界的なバイオリニストであります竹澤恭子さんに、大府市広報大使に就任いただきました。広報大使は、吉田秀彦さん、吉田沙保里さんに次いで、3人目となります。竹澤さんは、大府市においても、これまで、市内の中学生を対象とした学校訪問コンサートの開催や、3月10日にはおおぶ文化交流の杜でコンサートを開催されるなど、市民の皆さんが文化に触れる貴重な機会を提供いただいております。今後も、大府市広報大使の皆さんのお力添えをいただきながら、大府市の魅力を積極的に全国に発信してまいります。  そして、2月24日にうれしい便りが届きました。本市に本社がある東海興業株式会社男子バドミントン部が、見事、トップリーグに当たる「S/Jリーグ」への昇格、10年ぶりの復帰を果たされました。本市はバドミントンが盛んなまちであり、子供たちに夢と希望を与えていただき感謝申し上げるとともに、「S/Jリーグ」での更なる活躍を期待しております。  さて、第1回定例会へ御提出申し上げます案件につきましては、報告2件、補正予算3件、条例の制定3件、条例の一部改正10件、条例の廃止1件、財産の無償貸付け1件、市道の路線関連2件、土地改良事業に伴う字の区域の変更1件、そして、当初予算6件でございます。  また、最終日には、監査委員の選任を始め人事案件2件の御提出を予定させていただいておりますので、よろしく御審議の上、お認め賜わりますようお願い申し上げ、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  日程第3、「諸報告」を行います。  まず、私から御報告申し上げます。  過日、監査委員から議長宛てに、地方自治法第235条の2第3項の規定により、平成30年11月分、12月分及び平成31年1月分の例月出納検査の報告が、地方自治法第199条第9項の規定により、定期監査等の報告が、それぞれ提出されております。  お手元にそれぞれの報告書の写しを配布しておりますので、これをもって報告とさせていただきます。  次に、報告第1号及び第2号について報告をいただきます。  お手元に報告第1号及び報告第2号の写しが配布してあります。  補足説明をお願いします。建設部長。 ◎建設部長(長谷川重仁)  報告第1号及び報告第2号は、いずれも、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の指定した専決処分事項につきまして専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  まず、報告第1号の内容につきまして御説明いたします。  平成30年8月26日午後7時頃、大府市吉川町五丁目地内の市道3287号線において、被害者の運転する普通自動車が、駐車場に入るため後退したところ、破損した側溝の端部と当該側溝に敷設されていたグレーチング蓋との段差にはまり、車両の左側前方のタイヤを損傷させる事故が発生いたしました。  この事故につきまして、道路の管理上の瑕疵を認めたもので、被害者に対する市の損害賠償額を3万7,920円と定め、賠償いたしたものでございます。  次に、報告第2号の内容につきまして御説明いたします。  平成30年10月28日午後4時頃、大府市共和町荒池地内の市道1304号線において、被害者の運転する自転車が、横断側溝の上を通行したところ、当該側溝に敷設されていたグレーチング蓋の隙間に前輪がはまり、当該前輪を損傷させる事故が発生いたしました。  この事故につきまして、道路の管理上の瑕疵を認めたもので、被害者に対する市の損害賠償額を3,758円と定め、賠償いたしたものでございます。  なお、いずれの箇所につきましても、事故後、直ちに修繕しており、今後も道路パトロールの実施など事故防止に努め、道路の安全性の確保に十分注意してまいります。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  説明が終わりました。ただいまの報告について、何かありますか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で諸報告を終わります。  日程第4、「市長の施政方針について」、市長よりお願いします。市長。                (市長・岡村秀人・登壇) ◎市長(岡村秀人)  平成31年大府市議会第1回定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信と予算の大要を申し述べ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  私が市長に就任して、間もなく3年がたとうとしております。市長に就任以来、「今を超え明日へ トゥモロー アンド ビヨンド」をスローガンに、「改善改革」を基本姿勢に掲げて、「日本一元気な健康都市おおぶ」の実現のため、全力を傾注しているところでございます。市政運営に当たり、市民の皆様並びに議員各位から多大な御支援と御協力をいただいておりますことに、改めまして深く感謝申し上げます。  さて、我が国の経済状況を見ますと、平成31年2月の月例経済報告では、個人消費は持ち直し、雇用情勢は着実に改善するなど、景気は緩やかに回復しているとしておりますが、一方で、企業収益については、高い水準にあるものの、改善に足踏みが見られるとしております。先行きにつきましては、雇用と所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されるものの、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済を始めとした海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしております。今後も、世界経済や日本経済の動向をしっかり注視してまいります。  平成31年度の国の予算は、地球環境と両立した持続的な成長経路の実現に向けて潜在成長率を引き上げるため、「経済財政運営と改革の基本方針2018」に基づき、一人一人の人材の質を高める「人づくり革命」と、成長戦略の核となる「生産性革命」に最優先で取り組むこととしております。  財政健全化につきましては、「経済財政運営と改革の基本方針2018」に盛り込まれた新経済・財政再生計画を着実に推進することにより、2025年度の国・地方を合わせた基礎的財政収支であるプライマリーバランスの黒字化を目指し、同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指すことを堅持するとしております。  平成31年度の国の一般会計の予算規模は、平成30年度当初予算に比べ3.8パーセントの増額となる101兆4,571億円と過去最大となっております。税収についても62兆4,950億円で、平成30年度に比べて5.8パーセントの増額となっており、公債依存度については、32.2パーセントで2.3パーセントの改善となっております。  そうした中、本市の財政状況でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率資金不足比率は、直近の決算である平成29年度で見ても、早期健全化基準及び経営健全化基準に照らして、いずれも極めて健全な財政状況にあります。引き続き、健全な財政状況を堅持し、市民の皆様の声を反映させて行財政運営を行うとともに、計画期間の最終年度を迎える第5次総合計画の総まとめと、新しい時代を見据えたまちづくりの指針となる第6次大府市総合計画の策定に英知を結集してまいります。  平成31年度当初予算の編成に当たりましては、スピード感と計画性を持って、直面する課題に果敢に取り組むとともに、第5次総合計画の着実な目標達成のため、限られた財源を最も効率的に活用した、より質の高い予算編成を目指しました。  平成31年度の全ての会計を合わせた予算総額は、平成30年度当初予算と比較して5,296万5,000円、率にして0.1パーセントの減となる455億7,792万6,000円でありますが、会計間の重複分を差し引きますと、432億9,948万8,000円で、平成30年度当初予算と比較して6,715万4,000円、0.2パーセントの増となっております。  一般会計につきましては、平成30年度当初予算に比べ10億9,900万円、率にして3.5パーセントの増となる322億8,000万円で、当初予算として、初めて300億円を超えた平成30年度を上回る過去最大の予算額となっております。  歳入の主な内訳を見てみますと、市税全体では、185億415万9,000円で、平成30年度当初予算と比較して3億4,105万4,000円、1.9パーセント増額すると見込んでおります。  主な税目では、個人市民税は、1億3,298万7,000円、率にして2.0パーセントの増となる68億382万5,000円、法人市民税は、5,201万3,000円、率にして2.8パーセントの減となる18億1,892万6,000円、固定資産税は、2億5,647万7,000円、率にして3.3パーセントの増となる79億2,506万9,000円を計上しております。  地方消費税交付金は、平成31年10月に消費税率の引上げが予定されておりますが、歳入への影響は平成32年度以降と見込み、前年度と同額の16億8,000万円を計上しております。  繰入金のうち、財政調整基金からの繰入金は、平成30年度当初予算に比べ3億5,000万円の減額となる4億5,000万円、特定目的基金からの繰入金は、平成30年度当初予算に比べ2億7,667万6,000円の増額となる8億8,305万9,000円といたしました。  また、市債は、発達支援センターみのりの整備が完了したことなどから、平成30年度当初予算に比べ1億1,570万円の減額となる7億3,000万円としております。  この結果、一般会計の平成31年度末の市債残高は、約84億4,300万円で、平成30年度当初予算時と比較して約1億4,900万円減少し、全会計の平成31年度末の市債残高は、約205億5,900万円で、平成30年度当初予算時と比較して約11億1,900万円減少すると見込んでおります。  歳出の内訳を目的別の構成比で見てみますと、民生費が全体の41.1パーセントと最も大きな割合を占めており、続いて総務費、土木費、教育費の順になっております。  性質別では、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費の構成比が42.8パーセントで、投資的経費の構成比は10.7パーセントとなっております。  それでは、平成31年度の事業につきまして、順次、御説明いたします。  始めに、重点的に進めている子育て支援についてでございます。  本市は、第1次総合計画から現在に至るまで、一貫して「健康都市」をまちづくりの基本的な理念といたしております。全ての市民が安心して暮らせる健康都市であり続けるためには、その将来を担う子どもたちが、元気で健やかに育つ環境づくりが最も重要であると考え、平成29年度から、「子ども子育て八策」といたしまして、様々な子育て支援の施策を重点的に実施しております。  その初年度であった平成29年度には、まず、財源確保の観点から、次世代を担う子どもの健やかな成長に資するための子ども・子育て応援基金を新たに設置するとともに、産後ケア支援や中学生への英語検定料補助など、積極的に子ども・子育て事業を展開してまいりました。  平成30年度には、その財源を活用し、新規事業として、新生児聴覚検査の実施、小児がん治療児の再接種費用助成、中学校3年生・高校3年生を対象とした受験生へのインフルエンザ予防接種費用助成国民健康保険税子ども減免制度の創設などを行うとともに、対象者の拡充といたしまして、障がい児日中一時支援の未就学児への拡大など、多くの新規事業や既存事業の充実を図ってまいりました。平成31年度につきましても、子ども・子育て応援基金を活用して、これらの事業を引き続き実施してまいります。  近年課題となっている子どもの運動能力低下への対応策として、平成29年度に体力向上プロジェクトを創設し、平成30年度に運動遊び講座児童老人福祉センター等4館で実施しておりますが、その効果が認められ、保護者の満足度も高いことから、平成31年度は、全ての児童老人福祉センター等に実施を拡大するとともに、保育園で使用している跳び箱やロイター板等の用具を大幅に新調し、子どもの体力向上を更に促進してまいります。  また、出産後の心身が不安定になりがちな時期にも安心して子育てをしていただけるよう、産後ケアに力を入れており、平成29年度から、宿泊型の産後ケア事業として、からだ、こころ、育児のサポートを実施してまいりました。平成31年度は、新たに日帰り型の産後ケア事業を実施し、更に利用しやすい環境で支援の充実を図ります。  従来は、医師、保健師で実施してきた子どもの「ことばの相談」について、新たに言語聴覚士、心理士による相談を実施することで、幼児のことばの発達や発音などにも対応できるよう、相談支援の充実を図り、子ども・子育て支援を更に推進してまいります。  次に、子育て支援の中でも特に喫緊の課題となっている保育需要への迅速かつ的確な対応についてでございます。  緊急事態とも言える保育需要の増大に対応するため、平成30年度に、市単独での補助を実施することにより、民間の認可保育所等4施設の誘致を進めてまいりました。また、あわせて、従来から認定保育室として市単独での運営補助を実施している認可外保育所の認可化を進めることにより、平成31年4月には、新たに誘致した民間保育所3施設と認定こども園1施設、今回認可化される保育所1施設と小規模保育所1施設の開所により、0歳児から5歳児までの合計で537人と、定員を大きく増加できる見込みとなっております。  しかしながら、全国的に多くの自治体が人口減少にある中、本市では、人口の増加に伴う子育て世代の転入や女性の社会進出による共働き世帯の増加等により、保育需要が拡大していることに加え、平成31年10月には幼児教育・保育の無償化が予定されていることから、それに伴う保育需要の更なる高まりなどを見据えて、待機児童を出さない対策を強力に推し進める必要があると考えております。  なお、幼児教育・保育の無償化に伴う財源措置は、平成32年度以降、普通交付税措置となる見込みであり、不交付団体である本市にとっては大変厳しい状況でありますので、保育所運営の在り方について早急に検討を進めてまいります。  待機児童を出さないための更なる対応策として、平成32年4月の開所を目指し、新たに民間保育所3施設を誘致することといたしました。通常交付している法定の整備費補助金に加え、市単独での補助金を上乗せで交付することや市有地の無償貸付けを行うことなど、市独自の充実した支援策により、確実に良好な保育施設を誘致いたします。また、認定保育室の認可化に向けての支援を実施し、2施設を認可外保育所から認可保育所とすることで、更に定員を拡大してまいります。  市立保育園の保育環境の向上のため、平成29年度から子ども用トイレの洋式化を実施しており、平成30年度に全ての子ども用トイレの洋式化を完了いたしましたが、平成31年度は、保育園の大人用トイレの洋式化を実施することにより、全市立保育園の全てのトイレの洋式化を完了いたします。  さらに、子育て施設を快適に利用していただくため、平成31年度に児童老人福祉センター等7館のトイレの洋式化を実施することで、児童老人福祉センター等についても、全てのトイレの洋式化を年度内に完了できる見込みであります。  子どもが病気になっても安心して保育を受けられる環境を整備することは、子育て支援を行う上で、とても重要な要素だと考えております。  本市では、補助金を交付することにより、平成23年度から3事業者により派遣型の病児・病後児保育を実施してまいりましたが、それに加え、平成27年度からは施設型での病児・病後児保育事業者が2施設加わり、それぞれの事業者との協力により実施しております。平成31年度は、施設型の2事業者に対し、従来から交付してきた病児・病後児保育運営費の法定補助金に、利用人数に応じた加算分を追加で交付することにより、市民の利用料金を優遇するとともに、病児・病後児保育事業を更に支援し、子育て世帯の皆様がいつでも安心して子どもを預けることのできる環境の充実を図ってまいります。  共長保育園の事務室、給食室及び遊戯室の空調設備、柊山保育園の全ての空調設備を一括で更新し、保育環境の向上と園児や職員の健康維持に努めてまいります。  次に、障がいをお持ちの子どもの発達、健やかな成長の支援でございます。  肢体不自由や知的障がいのある未就学児の日常生活における基本動作や知識技能習得のための訓練の場として、平成30年10月に、市立では2施設目となる発達支援センターみのりを開設いたしました。平成31年度は、日常生活を送る上で医療的なケアを必要とする重度の心身障がい児への支援を更に充実するため、市職員を、総合的な調整を担うことのできる「医療的ケア児等コーディネーター」として養成し、配置することにより、障がいをお持ちの子どもが地域で安心して暮らしていけるよう、支援体制の充実を図ってまいります。  次に、小中学校の学習環境の整備・充実についてでございます。  児童生徒の学びを支援するため、小中学校のPTAや学校長との教育懇談会における要望などに応じて、平成28年度から、学校施設や通学路の安全施設・設備について、集中的に改修や整備を実施してまいりました。  昨年は記録的な暑さに見舞われ、他市では、小学生が亡くなるという痛ましい事故も起きました。そこで、災害とも言える夏の猛暑から子どもたちを守り、快適な環境で授業が受けられるよう、昨年8月に急きょ、市内全小中学校に空調設備を設置することを決定いたしました。現在進めております市内全ての小中学校の普通教室269教室及び特別支援教室47教室への空調設備の新設工事につきましては、この夏までの完了に向けて万全を期してまいります。  児童生徒の生活環境の変化を踏まえて、小中学校の校舎のトイレの洋式化を平成28年度から集中的に実施しております。平成31年度は、小学校4校及び中学校1校を対象に実施いたします。これにより、全小中学校の校舎のトイレの洋式化について、平成31年度中に全て完了できる見込みでございます。  小学校の児童が安全に登下校できる通学路の整備といたしまして、北山小学校の北側道路に新たに横断歩道橋を設置するとともに、小学校の敷地内においても、児童が安全に通行できるよう、歩道橋からつながる北山小学校敷地内の歩車分離工事を実施いたします。  老朽化が進む学校プールの代替として、授業内容が天候に左右されず、専門のトレーナーによる指導も受けられる、民間の屋内プールを活用した授業を、平成30年度は、石ヶ瀬小学校の6年生を対象に先行的に実施し、その効果を検証してまいりました。平成31年度は、その検証結果を踏まえ、石ヶ瀬小学校の全学年に対象を拡大して実施いたします。  学習指導要領の一部改正により、小学校では平成30年度から、中学校では平成31年度から、特別の教科「道徳」が実施されます。道徳の教科化にあわせて、大府市ゆかりの偉人を学び、郷土愛が育まれるよう、副読本として新たに小学校版及び中学校版の「大府市にゆかりのある人」を作成し、全小中学校で活用します。  増加している外国人児童生徒や保護者への支援といたしましては、日本語指導が必要な外国人児童生徒が1日でも早く学校生活に慣れることができるとともに、その保護者にも学校での行事や連絡事項などを円滑に伝えることができるよう、小中学校に母語を話せる日本語指導講師を派遣し、学校便りを5か国語に翻訳いたします。  中学生の放課後の活動を充実させ、部活動の指導を支援するため、これまでも、市単独の施策として、地域の方々などの御協力により部活動の指導をしていただいておりましたが、指導する上での制約もございました。平成31年度は、学校長の監督を受け、部活動の技術指導や大会への引率等を行うことを職務として制度化された「部活動指導員」を派遣することにより、中学校の部活動指導を充実するとともに、教員の負担軽減を図ってまいります。  次に、先進的な高齢者支援や認知症施策、地域包括ケアシステムについてでございます。  全ての団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる2025年問題への対応は、社会問題となっており、介護予防への対応は、本市にとっても大きな課題と認識しております。  本市は、国立長寿医療研究センターと連携し、先進的な取組として、フレイル予防を目的としたプラチナ長寿健診の実施や認知機能の維持・向上に役立つ運動である「コグニサイズ」の普及、介護予防のための健康長寿塾などを実施しております。  平成29年度には、全国で初めてとなる「大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例」を制定し、平成30年度は、条例に基づき、認知症に対する知識や理解を深めるための認知症フォーラムを開催するとともに、「徘徊」という言葉を使用しない宣言とあわせ、認知症施策のシンボルとなるオレンジリングモニュメントを大府駅西ロータリーに設置いたしました。  平成31年度は、さらに、条例の理念を市内外へ広く発信するため、関係機関や団体などと連携し、9月の世界アルツハイマー月間に市庁舎のライトアップ等のイベントや介護者向けセミナーなどの啓発事業を実施するとともに、2万人の認知症サポーター養成を目指し、平成30年度から重点的に実施しております「認知症サポーター養成2万人チャレンジ」を進めることにより、市民や関係機関などと一体となって、認知症施策を強力に推進してまいります。  市内在住の高齢者を対象に、理学療法士、歯科衛生士、保健師による健康相談などを行う健康長寿塾を、平成30年度は、大府公民館、東山公民館で実施してまいりましたが、高齢者の健康づくりの効果が高いことから、平成31年度は、吉田公民館を新たに加え、計3か所で実施することで、高齢者がいつまでも元気で健康に暮らせるよう応援してまいります。  2025年に向けては、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられることを目的に、必要なサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が必要となっております。本市独自の地域包括ケアシステムの構築に向けて、システムの全体像や取組の方向性を市民や関係者との間で共有するとともに、関連する個別計画や施策を相互に連携でき、地域包括ケアシステムについての長期的かつ総合的な方針となる「大府市地域包括ケア推進ビジョン」を策定してまいります。  次に、市民の健康支援についてでございます。  市庁舎等での敷地内禁煙などが盛り込まれた改正健康増進法が、平成31年7月1日に施行される予定であります。先に述べましたように、本市は、第1次総合計画から現在に至るまで、一貫して「健康都市」をまちづくりの基本的な理念としており、積極的に取組を行ってまいりました。  その健康都市にふさわしい事業といたしまして、改正健康増進法の趣旨及び改正内容を踏まえ、喫煙や受動喫煙による健康被害を未然に防ぐため、改正法の施行に先立ち、平成31年4月1日から、市内公共施設における敷地内禁煙、屋内禁煙を積極的に推進するとともに、受動喫煙による健康被害を受けやすい児童が利用する公園などでの啓発を積極的に進めてまいります。また、現在、喫煙している方に1人でも多く禁煙していただけるよう、禁煙したいという意向のある市民を対象に、禁煙外来治療に係る費用の一部を新たに市単独で助成いたします。  歩くことは、最も身近で最も手軽な健康づくりの第一歩と言われております。後ほど申し述べますが、これまで市内に整備してまいりましたウォーキングコースや新たに整備を進めておりますウォーキングコースについて、よりわかりやすく、誰もが歩きたくなるような、イラスト入りのウォーキングマップを作成し、ウォーキングによる健康づくりを推進してまいります。  また、本市の健康づくりの今後の指針として、健康増進法及び「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例に基づき、平成30年度から検討してまいりました健康おおぶ21プラン(第3次)につきましては、現在策定中の第6次大府市総合計画との整合性を図り、より実効性の高い計画として策定いたします。  次に、健康づくりや憩いの場となる公園や緑道の整備についてでございます。  本市の中央部を流れる鞍流瀬川や、市内に多く存在しているため池、調整池などを有効に活用し、水と緑を感じながら楽しく歩ける空間づくりを積極的に進めております。  平成31年度は、計画的に進めてきた鞍流瀬川沿いの緑道を更に延伸し、伊勢木橋から市道柊山大府線までの右岸を緑道として整備するとともに、柊山保育園から矢戸川上流の深廻間1号調整池までの左岸の河川管理用通路を緑道として再整備することにより、登下校で通行する子どもたちや地域の方々が安全に楽しく歩けるような空間を創出いたします。  さらに、新池の東側道路は、道幅が狭く、現在、カラー舗装などにより安全確保をしておりますが、平成31年度は、池の東側護岸に、水辺の景観を眺めながら安全に池を周回できる、張り出し遊歩道の新設工事を実施いたします。  平成29年度に市民ワークショップを開催して協議してきた川池についても、潤いと安らぎを感じながら歩くことのできる、水に親しむ親水空間をつくるため、平成31年度と平成32年度の2か年で計画的に整備を進めてまいります。  平成27年度に国の登録有形文化財に登録された大倉公園のかやぶき門は、本市の文化のシンボルとして市民の皆様に親しまれております。平成31年度は、友好都市である岩手県遠野市の協力を得て、かやぶき門のふき替えを行うことにより、貴重な文化財の保全を行います。また、園内のひょうたん池のほとりに、以前、遠野市から寄贈されたカッパの母子像にあわせて、新たに寄贈される父親のカッパ像を設置いたします。  屋外トイレの洋式化及び照明灯のLED化をあわせて実施し、大倉公園が更に市民の皆様に愛される公園となるよう、整備を進めてまいります。  二ツ池公園周辺には、フジバカマを植栽することにより、渡り蝶のアサギマダラが飛来する自然環境を創造し、アサギマダラの観察を通して、自然環境に対する意識の高揚を図るとともに、地域団体と環境保全に対する連携を図り、地域交流の輪を広げてまいります。  次に、誰もが安心で安全に暮らせるまちづくりについてでございます。
     異常気象や、いつ起こるかわからない大規模災害等への備えのため、老朽化した共長出張所を新築移転し、消防拠点施設の充実強化を図ります。また、地震災害や水害の疑似体験等を通じて災害への対応策や知識を学ぶことができる防災学習センターを、新設する共長出張所との複合化により整備してまいります。市制50周年となる平成32年度の完成を目指して、平成30年度には設計を実施しており、平成31年度から2年間で建設工事及び展示設備等の整備を実施いたします。  民間木造住宅の耐震化を進めるため、建築物の耐震診断や耐震改修費の補助を行ってまいりましたが、工事費用や生活スタイル、所有者が高齢などの理由により、一度に大規模な耐震改修工事を実施することができない方もいらっしゃいます。それらの方を支援するため、二段階で耐震改修をしても助成の対象となる、木造住宅段階改修費補助制度を創設いたします。  夜間でも安心して歩くことができ、犯罪の抑止となることを目的として、計画的に道路照明灯及び防犯灯のLED化を推進してまいりました。平成31年度は、電気料金に係る財政負担・環境負荷の軽減を図るとともに、民間企業のノウハウ、資金及び技術力を活用した省エネルギー改修手法であるESCO事業を活用して、市内の全道路照明灯、約1,500基のLED化を単年度で実施いたします。なお、道路照明灯については、あいちオレンジタウン構想にちなんで、暖色系の照明を採用いたします。  次に、文化振興についてでございます。  本市にゆかりのある偉人を通して文化を振興するため、鈴木バイオリンの創始者で国産バイオリンの父、鈴木政吉氏の銅像復元や、世界的なバイオリニストである竹澤恭子さんの中学校訪問コンサートを始め、様々な文化振興事業を展開してまいりました。引き続き、市民の皆様の文化活動を支援し、良質な文化に触れる機会を創造することで、こころの健康づくりを推進してまいります。  平成31年度は、鈴木政吉氏レクチャーコンサートといたしまして、鈴木政吉氏に関するレクチャー講演と、鈴木政吉氏製作のバイオリンを演奏するコンサートを開催し、鈴木政吉氏の功績を広く市民に伝えるとともに、質の高い文化芸術に親しむ機会を提供いたします。  平成17年度から実施してまいりました子ども落語教室「大府の笑学校」が開校15周年を迎える平成31年度は、それを記念し、「大府の笑学校」の卒業生や歴代講師による落語会を開催いたします。  市制50周年に向けて、市民の芸術活動を支援するとともに、本市の魅力をより多くの市民と共有するため、本市を舞台とした映画制作に対して助成する、企画提案型文化振興事業を実施いたします。  笑うことは、免疫力を高め、健康につながると言われており、新たな試みといたしまして、「笑い」をキーワードにした事業を展開してまいります。平成31年度は、市民が笑いの作り方・演じ方を基礎から学ぶ、健康お笑い事業ワークショップを開催いたします。  また、先に述べました大倉公園のひょうたん池に設置するカッパ像をモデルにした物語を創作し、絵本を製作して販売いたします。  次に、スポーツ推進についてでございます。  本市は、先日引退された吉田沙保里さんを始めとして、金メダリストを多く輩出しているスポーツのまちでございます。スポーツによる健康づくりを積極的に進め、市民の皆様が継続してスポーツに親しむことができるよう、事業を展開してまいります。  平成30年11月に都市間交流協定を締結した愛媛県新居浜市とスポーツを通した交流を図るため、両市で盛んなバドミントンによる小学生交流試合を本市で開催いたします。  市民の皆様がレスリングを更に身近に感じ、将来は本市出身のメダリストの輩出を目指し、大府市レスリング協会設立に向けた協会設立準備委員会を設置してまいります。また、平成30年度にメディアス体育館おおぶに整備したレスリングマットを活用して、全国高等学校選抜レスリング大会東海地区予選会を開催し、協会設立に向けた機運の醸成を図ります。  次に、活気のあるまちづくりについてでございます。  市民意識調査によると、「駅周辺のにぎわいづくり」や「バスや鉄道等の公共交通の整備」は、市民の皆様の重要度が極めて高い施策でございます。  平成30年度に大府市健康にぎわいステーション「KURUTOおおぶ」を開設するなど、積極的に施策を展開してきた結果、市民の満足度は大きく上昇いたしましたが、同時に重要性も更に高くなってきております。  このため、利用者や「まちトーク」の意見などを踏まえ、循環バスの利便性向上と利用促進を図るため、平成31年9月に路線改正を実施し、時刻表を全戸に配布いたします。  この路線改正では、大府駅・共和駅を発着点とすることにより、JRや民間バスなど、他の公共交通との連携による利便性の向上を図るとともに、広域での移動をスムーズに行えるよう、新たに豊明市・東海市への乗り入れを行います。  さらに、中学生以下の運賃を無料にするほか、現在の始発である第1便の前に、大府みどり公園から大府駅東、知北平和公園から大府駅西、大府みどり公園から共和駅東に向かう、ゼロ便を設けることなどにより、通勤・通学でも使いやすく、より多くの市民に親しまれるよう、大幅な見直しと充実を図ります。  また、循環バスの路線改正にあわせて、循環バスの発着点となる大府駅前広場においては、バス停留所のバリアフリー化や、雨や日差しを遮るシェルターと呼ばれる屋根の設置を行うとともに、大府駅西広場にはバス停留所を新たに設置し、循環バスを快適かつ便利に利用していただけるよう、施設の整備もあわせて進めてまいります。  パークアンドライドを促進するとともに、駅利用者の利便性を向上するため、大府駅東側には、民間企業との協力により、自動車と自転車の立体駐車場及び生活サービス施設を複合施設として整備してまいります。  大学生等の若者による実行委員会を組織し、地域住民や大府中央通商店街振興会と連携し、大府駅東西のロータリーを中心に、イルミネーションでまちを盛り上げてまいります。点灯式イベントも実施し、実行委員として参加する若者の自己肯定感、自己有用感を高めながら、駅前のにぎわいづくりを創出することのできる、若者駅前プロジェクトを実施いたします。  次に、第5次総合計画の六つの施策の体系に基づき、主な事業について御説明いたします。  始めに、大分類の1番目「健康で生きがいあふれる生活づくり」の事業について、それぞれの分野ごとに御説明いたします。  「市民が主体となった健康づくりの推進」の分野では、妊婦健診や乳幼児健診等の結果などの情報は、これまで、主要な項目のみ母子手帳に記載されておりましたが、更に詳細な情報をパソコンやスマートフォンなどを使用して、いつでもどこでもマイナポータルで確認できるよう、情報システムの改修を行います。  認知症不安ゼロ作戦として、フレイル予防を目的としたプラチナ長寿健診を愛知県と協力して実施いたします。市が75歳以上の高齢者を対象に、県があいちオレンジタウン構想のアクションプランとして65歳から74歳までの高齢者を対象に実施することで、ハイリスク者への適切なサービスにつなげます。健康増進のための活動記録手帳である「コグニノート」の活用による評価・分析も実施いたします。  流行が不安視されている風しん流行防止対策といたしまして、抗体保有率の低い世代の男性に対して、抗体検査・予防接種を無料で実施いたします。  骨髄等移植のドナーの方は、提供を行うとき、数日から1週間程度の入院や通院が必要になります。その経済的な支援を目的として、平成30年度に、新たに市単独施策として補助制度を創設いたしました。平成31年度は、県の補助事業を活用し、補助の対象を個人から事業所へも拡大することにより、支援を充実いたします。  「安心して子育てができる地域社会づくり」の分野では、平成27年度に子ども・子育て関連法に基づき、大府市子ども・子育て支援事業計画を策定し、教育、保育と子ども・子育て環境の充実を図ってまいりました。  変化し続ける子育て環境や、更に増大する保育需要に対応するため、平成30年度にニーズ調査を実施いたしましたが、平成31年度は、今後の新たな指針として、次期子ども・子育て支援事業計画の策定を行います。  「しろかねも くがねも玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも」。奈良時代に山上憶良が「銀や金や宝石よりも子どもが何よりの宝である」と歌いました。子どもは宝であります。子どもは未来そのものであります。  本年1月、千葉県内で小学生が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕されるという痛ましい事件が発生しました。悲劇を二度と繰り返してはいけません。市を挙げて、関係機関、地域との連携を深め、相談体制の充実を図り、児童虐待防止対策等に全力で取り組んでまいります。  「高齢者が活動できる地域社会づくり」の分野では、大府市認知症に対する不安のないまちづくり推進条例に基づき、認知症の家族を持つ方を対象に家族交流会を開催するとともに、あいちオレンジタウン構想に基づき、認知症介護研究・研修大府センターや東浦町と連携して、地域の介護事業所に向けた研修を実施いたします。  また、在宅医療・介護に関する市民の理解の促進を図るため、専門職によるふれあいサロン等への出前講座を実施いたします。  ふれあいサロンについては、従来から支援を実施しており、平成29年度からは新たに常設サロンについても開設や運営に係る経費の補助をしております。その結果、平成30年度においては、ふれあいサロン109か所、常設サロン6か所が地域の皆様により運営されており、高齢者の居場所として、閉じこもりの防止や外出の促進に寄与しております。平成31年度においても、引き続き、その拡大を図ってまいります。  「障がい者が自立して生活できるまちづくり」の分野では、これまで、障がいがあっても地域で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりました。平成31年度は、施設や病院等から地域での生活に移行を希望する障がい者等を対象に、新たに定期巡回訪問による支援を実施いたします。  「共に支え合う地域社会づくり」の分野では、災害発生時に避難の支援を必要とする方が迅速に避難できるよう、平成30年度に、全国的に先進事例である「大府市避難行動要支援者名簿に関する条例」を制定いたしました。平成31年度は、条例に基づき、避難行動要支援者名簿を整備し、地域の防災組織と共有いたします。  次に、大分類の2番目「まちを支え将来を担う人づくり」の事業についてでございます。  「学校教育の充実」の分野では、児童生徒の支援を充実する方策といたしまして、特別支援学級に在籍している児童生徒には特別支援学級補助員を、小学校高学年の通常学級に在籍している児童のうち特に支援を必要とする児童には通常学級特別支援員を、小学校低学年の児童にはスクールライフサポーターを、中学校には心の教室相談員を、適応指導教室「レインボーハウス」にはスクールカウンセラーをそれぞれ配置して、相談や学校生活の支援を行います。  小学校の授業で必修化されるプログラミング教育に対応するため、現在導入している教育用タブレットに加え、授業で必要となるプログラミング用のタブレットを各校に40台を目途に新規で導入いたします。  中学生の国際理解を深め、世界と自らのつながりが意識できるような場を提供するため、「命の教育」と呼ばれる「地球のステージ」を、平成30年度は、大府南中学校、大府西中学校の総合学習で実施いたしましたが、平成31年度は、大府中学校、大府北中学校で開催し、中学生の世界の平和や平等への意識づくりを支援いたします。  いじめ問題への対策といたしましては、平成30年4月1日施行の「大府市いじめの防止等に関する条例」に基づき、いじめ問題対策連絡協議会等を開催し、関係機関との連携を図り、「みんなでつながり、いじめをしない、させない、見逃さないまち」の実現を目指します。  「文化・学習活動を通した豊かな心の醸成」の分野では、愛三文化会館を市民の皆様が安心して快適に利用できるよう、外壁改修工事、もちのきホール屋根改修・音響更新工事、くちなしホール客席照明更新工事、研修室・つつじの間空調機器更新工事、トイレ洋式化改修工事、キャノピー改修工事などの大規模なリニューアル工事を実施いたします。  文化振興におけるソフト事業といたしましては、大府市文化振興指針を改定するとともに、文化芸術活動を継続して支援してまいります。  また、平成30年度に引き続き、「おやこまつりwithキネコ映画祭」、アートオブリスト関連講座、文化財の企画展示等を実施してまいります。  文化財の保護といたしまして、全国的にも珍しい、たたき工法(人造石工法)で明治期に施工された歴史的価値の高い樋門を後世に引き継ぐため、明神川と五箇村川が交差する明神樋門の国の登録有形文化財の登録を促進してまいります。  「国籍・性別を越えてお互いを尊重し合える社会づくり」の分野では、外国人への情報提供や各種相談の充実など、窓口サービスの向上を図るとともに、児童生徒の国際理解教育への支援にも活用できる、携帯型音声翻訳機を導入いたします。  「スポーツを通した豊かなライフスタイルの実現」の分野では、メディアス体育館おおぶのエレベーター更新工事、大府市総合型地域スポーツクラブOBUエニスポ事務所の拡張整備を実施いたします。  次に、大分類の3番目「安心・安全な生活を守る環境づくり」の事業についてでございます。  「循環型社会の構築」の分野では、平成29年4月から、保育園・小中学校の給食の残菜を横根バイオガス発電施設へ搬入し、発電に活用してまいりました。平成31年度は新たに、家庭系生ごみの分別収集の実現に向けた調査研究を行うため、地域の方々の協力によりモデル事業を実施いたします。  「消防・救急の充実」の分野では、救急出動件数の増加に伴い、高齢者や重篤な傷病者の搬送も増加しており、様々な状況に的確に対応し、救命率の向上を図る必要があります。平成31年度は、老朽化が進む現行の救急自動車を、高度救命処置用資機材を搭載した高規格救急自動車に更新いたします。  「災害対策の推進」の分野では、大規模災害時における被災者の心身の負担軽減のため、新たに、被災者支援システムを導入します。また、現在活用している河川の水位が一目でわかる県河川情報システムに加え、降雨量で河川水位を予測することにより、避難勧告等を発令すべき時間帯がおおまかに予測できる、市町村防災支援システムを新たに導入することにより、防災・減災対策を強化いたします。  災害が起こった場合には広域での対策が有効であることから、これまで、滋賀県長浜市を始めとして、遠野市や富山県小矢部市と「大規模災害における相互応援に関する協定」を締結しております。平成31年度は、新たに都市間交流協定を締結した新居浜市との大規模災害時の相互応援協定に向けた準備を進めます。  「防犯対策の推進」の分野では、防犯カメラの設置を地域にも重点的に進めております。平成30年度は、中部電力株式会社と愛知県内初の「『みまもりポール 街頭防犯サービス』の利用に関する契約」を締結するとともに、自治区との協議により、防犯カメラの最適な設置場所を選定し、地域に設置を進めております。  平成31年度も、自治区との協力により効果的な設置場所を選定するとともに、電柱等の活用により効率的に防犯カメラを設置するなど、防犯対策を進めてまいります。  「交通安全対策の推進」の分野では、自転車の対人事故やそれに伴う多額の損害賠償などが社会問題となっていることから、平成29年12月に大府市交通安全条例を改正し、自転車の利用者に保険加入の努力義務を定めたところであります。平成31年度は、市民の方々が安心・安全に自転車を利用できるよう、自転車損害賠償保険等への加入を促す啓発チラシを作成し、小中学生を対象に配布いたします。  次に、大分類の4番目「大府らしさを活かした賑わいづくり」の事業についてでございます。  「企業活動の活性化」の分野では、東浦町と共同でウェルネスバレー構想を推進しており、ウェルネスバレー地区における関係機関がニーズを発表することで、企業との共同開発や研究につながるよう、機会を創出してまいりました。平成31年度は新たに、医福工連携マッチング支援といたしまして、国の交付金を活用し、専門家による技術支援や販路開拓への支援を実施し、医療や福祉機器などの開発・事業化を支援してまいります。  「商業機能の充実」の分野では、市内での買物を支援するため、店舗やスーパーに加え、宅配や移動販売などの買物サービスをわかりやすくまとめた買物支援ガイドブックを作成し、高齢者関係団体等の会議の場などで配布するとともに、利用方法を説明してまいります。  「就労環境の充実」の分野では、近年、愛知県における20歳から24歳までの女性の東京圏への流出による転出超過が問題となっております。平成31年度は、東京23区から本市に移住して中小企業に就職する人を対象に、国及び県と連携して補助金を交付する、首都圏人材確保支援事業を実施してまいります。  「都市近郊農業の活性化」の分野では、安定した農業を継続して実施できるよう、平成31年度は、新規就農者を応援するための市単独での新たな支援といたしまして、農業用機械購入や施設整備、既存施設の更新・修繕に係る費用の一部助成と、果樹の生産・販売を行う農家に対して、鳥獣被害の防止施設の設置に係る費用についての助成を実施し、都市近郊農業の活性化を図ってまいります。  生産者自らが流通や販売を行う6次産業化に取り組む事業者に対しても、国の制度を活用して、事業に関する経費を助成いたします。  どぶろく特区の推進を図るため、先進市の取組について調査を実施いたします。  また、優良農地の確保と保全を行うための農業振興地域整備計画の見直しをあわせて実施します。  農業用施設などのハード整備といたしましては、藪ヶ池の護岸改修に伴う測量設計及び工事、宮池下の護岸改修工事を土地改良事業として実施いたします。  「地域資源を活かした観光の活性化」の分野では、大府市産業文化まつりが第50回記念となることから、記念イベントといたしまして、横根藤井神社山車の展示や夢のくるまコンテストでグランプリ・準グランプリを獲得した歴代モデルカーの展示などを行います。  次に、大分類の5番目「快適で便利な暮らしの基盤づくり」の事業についてでございます。  「良好な土地利用の推進」の分野では、第6次大府市総合計画とあわせて策定している第4次大府市都市計画マスタープランについて、まちづくり方針等を協議するため、策定委員会及び作業部会を開催いたします。  横根平子地区、北山地区への土地区画整理事業の促進及び財政的支援のため、平成30年度に引き続き、補助金を交付いたします。  「スムーズに移動できる道路の整備」の分野では、市内の渋滞回避や東西交通の円滑化のため、市道柊山大府線の市道大府共和線から市道上原殿田線までの区間の橋りょう新設工事を平成29年度から実施してまいりましたが、平成31年度は、整備の完了に向けて、舗装及び道路附属物工事を実施するとともに、県道名古屋碧南線までの区間の電柱の移設補償及び待避所設置工事を実施いたします。  また、県道横根大府線の歩道設置に向け、用地の取得と物件補償を引き続き実施するほか、市道養父森岡線の東海市境から石ヶ瀬川までの区間の用地取得、石ヶ瀬川から県道大府常滑線までの区間の予備設計を実施するなど、幹線道路を整備してまいります。  大府駅自由通路の耐震補強につきましては、平成28年度から計画的に改修工事を実施してまいりましたが、平成31年度は、塗装・補修工事を実施いたします。  また、市道共和駅東線及び市道井田上線の用地買収・物件補償、市道上原殿田線の用地買収・詳細設計、共和人道橋の補修など、補助幹線道路の整備を実施いたします。  道路の経年劣化を把握するため、路面性状測定車を用いた路面性状調査を実施するとともに、橋りょう定期点検において補修が必要となった新石ヶ瀬橋など6橋の補修工事を実施し、道路の機能維持のための事業を進めてまいります。  「利便性の高い公共交通の充実」の分野では、本市の公共交通の要所であり、多くの市民が利用する大府駅の大府駅西駐車場について、先に申し述べました道路照明灯のLED化と同様、民間企業と連携した省エネ改修の手法であるESCO事業の活用により、照明のLED化を実施いたします。  大府駅周辺の自転車放置禁止表示や禁煙表示を、わかりやすさや景観に配慮して、刷新いたします。  持続可能な公共交通ネットワークを形成し、それぞれの地域の実情に即した公共交通施策を推進するため、大府市地域公共交通活性化協議会を設置し、市民と専門的な知識を有する委員での協議により、地域公共交通網形成計画を新たに策定いたします。  「水の安定供給」の分野では、災害に対応し、安定的に水道水の供給を行うことができるよう、計画的に耐震対策等を実施しております。平成32年度の上水道施設の基幹管路の耐震化完了に向けて、平成31年度も引き続き、計画的に実施してまいります。  「下水処理対策の推進」の分野では、下水道資産である下水道管きょ、マンホールポンプ、雨水ポンプ場などを、平成31年度に策定する下水道ストックマネジメント計画に基づき適切に維持管理し、平成32年度からの公営企業会計の適用に向けた準備を引き続き進めてまいります。  「災害に強い都市基盤整備の推進」の分野では、河川施設等の老朽化による破損箇所の修繕や機能強化のための改修、しゅんせつなどの工事を実施しております。平成31年度は、石根川及び長草川の景観に配慮した河川改良工事を実施するとともに、矢戸川等のしゅんせつ工事及び樹木の伐採を実施いたします。  「水と緑の環境づくり」の分野では、北崎地区・北尾自治会のメンバーによる「辰池公園化委員会」の協力により、辰池周辺の維持管理を進めてまいりました。メンバーにより実施されている辰池周辺の公園的な整備につきましては、平成31年度は、辰池堤防下の農地を購入し、地域の皆様と整備内容を協議してまいります。  次に、大分類の6番目「戦略的で効果的な行政経営の仕組みづくり」の事業についてでございます。  「機能的で弾力的なマネジメント体制の強化」の分野では、まちづくりの新しい指針となる第6次大府市総合計画の策定作業を平成29年度から進めてまいりました。平成31年度は、市民の皆様から広く意見をいただくため、計画原案についてパブリックコメントを実施いたします。また、計画を地域の皆様に周知し、意見をいただくため、自治区ごとに地域別懇談会を開催いたします。  「効率的で効果的な事務事業の推進」の分野では、平成30年度に他市に先駆け、職員が利用していた事務用ノートパソコンに替えてタブレットを導入することにより、業務の効率化とペーパーレス化を推進しております。平成31年度は、業務の一部にロボットを活用して作業を自動化する仕組みである、RPAを導入してまいります。  「市民との対話の推進と都市ブランドの発信」の分野では、平成30年度は、「市民と市長のまちトーク」を実施してまいりましたが、平成31年度は、先ほども申し述べました、市民参画により策定している第6次大府市総合計画を広く市民に周知するため、全自治区において地域別懇談会を開催いたします。  これまで、広報おおぶやホームページ、SNS等の様々なメディアを活用することにより、積極的な広報活動を行い、大府市の魅力を広く発信してまいりました。  平成30年度は、先進的な認知症施策などの発信に加え、ゆるキャラグランプリ全国6位や住みよさランキング全国6位など、全国に向けて大府市をPRすることができたと考えております。引き続き、広報大使や公式マスコットキャラクター「おぶちゃん」の活用、PRポスターの作成などにより、全国や世界に向けて、「日本一元気な健康都市おおぶ」を効果的に発信し、大府市に住んでみたい、大府市に住んでよかったと感じていただけるよう、シティプロモーションを強化してまいります。  最後に、総合計画の「体系外」の事業についてでございます。  平成31年10月に予定されている消費税率の引上げに伴い、国の補助事業として実施するプレミアム付商品券につきましては、住民税非課税者及び3歳未満の子どもがいる家庭を対象に発行いたします。  また、平成32年9月1日の市制50周年に向けた準備といたしまして、市勢要覧の作成や記念映像の制作のほか、過去の広報記事の協力者を取材し、広報おおぶに掲載するなどの事業を展開してまいります。  以上、新年度を迎えるに当たり、所信の一端を申し述べさせていただきました。  平成31年度は、平成が終わり、次の新しい時代への転換期となります。そして、来年は、市制施行50周年という節目の年を迎えます。  本市においても、第5次総合計画の最終年度として、その集大成となるよう施策を推進するとともに、次の時代に向けた新しいまちづくりの指針となる第6次大府市総合計画を市民参画により策定し、広く市民の皆様にお示しし、今後の大府市の将来像を共有するとともに、協働により取り組んでまいります。  平成30年度に実施した市民意識調査では、全ての分野の施策において、市民満足度が大きく上昇いたしました。しかしながら、私の役割は、将来の大府市のあるべき姿を見据え、さらに全力で取り組むことにより、全ての世代の方が安心して住み続けることのできる持続可能なまちづくりを進めていくことであると考えております。  近年、国際社会では、SDGs(持続可能な開発目標)を国際社会共通の理念として、様々な分野で長期的な視点で事業を進めることが重要とされています。現在策定中の第6次大府市総合計画では、基本施策とSDGsの視点に基づく施策体系との関連付けを行うことにより、「見える化」を図ってまいります。  昨年、初めて新居浜市を訪れる機会を得ました。今から100年以上前、幕末・明治の動乱期に広瀬宰平氏は、別子銅山の危機を回復し、近代化を達成し、さらに製鉄・化学事業にも挑戦するとともに、我が国の産業の育成にも力を注ぎました。住友グループと工業都市新居浜市の発展の基礎を築いた方とも言えます。氏の雅号は「遠図」で、「百年先、二百年先の将来を見据えた事業を企画する」を意味します。遠大なる計画と進取の気性に思いをはせながら、平成のその先の時代を見据え、未来を切り開いてまいる所存であります。  安易な前例踏襲を廃し、常に「改善改革」を意識し、一歩踏み出す勇気と果敢なチャレンジ精神の下、スピード感を持って、オンリーワン、ファーストワン、プラスワンの施策・事業に積極的に取り組んでまいります。  平成31年度も、市民の皆様並びに議員各位と一緒になって、大府市を更に一歩前進させ、「日本一元気な健康都市おおぶ」を実現するため、一所懸命に取り組んでまいりたいと考えております。  市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を心からお願い申し上げまして、私の平成31年度の施政方針の表明とさせていただきます。
    ○議長(早川高光)  日程第5、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」から、日程第7、議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、5億8,664万7,000円の減額で、補正後の予算総額は、325億1,608万6,000円となるものでございます。  歳出予算の主な内容といたしましては、協働のまちづくり推進基金積立金、文化振興基金積立金及び緑化基金積立金を新たに計上し、退職手当、幹線道路整備工事費、小学校整備工事費、中学校整備工事費等を増額するものでございます。  また、年度内の予算の執行状況を踏まえ、ふるさとおおぶ応援基金積立金を始め、給料・職員手当等・共済費、児童手当等、東部知多衛生組合負担金、生活道路等整備促進工事費等を減額するものでございます。  歳入予算の主な内容といたしましては、協働のまちづくり推進事業寄附金、文化振興事業寄附金、緑化事業寄附金及び後期高齢者医療療養給付費負担金を新たに計上するとともに、市税、地方消費税交付金、土地売払収入等を増額し、一般寄附金、財政調整基金繰入金等を減額するほか、国県支出金について歳出予算の補正に伴う増減調整を行うものでございます。  繰越明許費におきましては、駐車場事業、道路維持事業、幹線道路整備事業、小学校施設整備事業及び中学校施設整備事業を新たに設定するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(今村昌彦)  議案第2号「平成30年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、1億7,139万9,000円の増額で、補正後の予算総額は、76億1,073万3,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、一般被保険者療養給付費を増額するものでございます。  また、歳入予算では、保険給付費等交付金普通交付金及びその他一般会計繰入金を増額し、保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)及び保険基盤安定繰入金(保険者支援分)を減額するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  水道部長。 ◎水道部長(杉山鐘辞)  議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第218条第1項の規定に基づきまして補正予算を調製し、議会に提出するものでございます。  歳入歳出補正予算額は、1億4,900万5,000円の減額で、補正後の予算総額は、21億9,538万4,000円となるものでございます。  補正内容につきましては、歳出予算では、市債元金償還金を増額し、消費税及び地方消費税、雨水管渠等維持管理事業に係る施設維持管理委託料、汚水整備事業に係る管渠等整備工事費及び物件等補償費、境川流域下水道事業建設費負担金並びに市債利子償還金を減額するものでございます。  また、歳入予算では、消費税還付金を新たに計上するとともに、公共下水道受益者負担金現年分及び社会資本整備総合交付金をそれぞれ増額し、公共下水道工事負担金現年分、前年度繰越金、公共下水道債及び流域下水道債を減額するものでございます。  また、繰越明許費として、汚水整備事業を新たに設定するものでございます。  詳細につきましては、補正予算の概要を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  それでは、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」につきまして、入りと出、全体からの基金の増減ということで、1点確認をさせていただきたいと思います。  年度末の補正予算でございますので、御説明にもあったとおり、年度内の事業の執行をした結果による減額補正というものがまず大きくございます。  加えまして、歳入のほうを見ていきますと、法人市民税法人税割の増額が4億8,000万円、これは、見ようによっては臨時ボーナスということができるかと思うんですが、これが予算よりも多く入ってきたということが大きくあるというふうに私は読んで取っております。  それで、それをどう充て込んでいくかということでございますけれども、この御提案の中を読んでいきますと、これを財政調整基金繰入金の減額ということで8億9,901万2,000円、約9億円を、財政調整基金繰入金の減額ですから、年度途中の臨時の出費に対して使った財政調整基金を戻すということに、これらのお金を充てたという御提案と読んで取りました。  そこで確認をさせていただきたいんですが、一度使ってしまったお金を、こうして年度末に出てきたお金をどこに充て込んでいくかというものの中に、基金として戻すにしても、ほかにも目的基金というものがございます。その中で財政調整基金繰入金を戻すという判断をされた理由について御説明ください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。財政課長。 ◎財政課長(信田光隆)  昨年の9月補正予算におきまして、小中学校の普通教室、特別支援教室のほうに約9億円の歳出という形で空調を整備させていただきました。そのときに、財政調整基金を使わせていただいておりますので、今回、約9億円を財政調整基金に戻すという形で計上させていただきました。  よろしくお願いいたします。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。13番・鷹羽登久子議員。 ◆13番議員(鷹羽登久子)  おっしゃるとおり、学校施設の空調整備工事で、年度当初に想定していなかった9億円という工事費が臨時で掛かってきたということは私も承知しておるんですが、これに関しては、再々、本会議や委員会でのやり取りの中で、災害に等しいという認識をお示しいただいております。  それで、財政調整基金というのは、災害時には使わざるを得ないものという位置付けもございまして、一方で、目的基金、中でも公共施設等整備基金につきましては、将来的な財政負担を見越して、長期的な基金として積んでいく運用が必要であるという認識の下に設定された基金という御説明を以前いただいてきたと思っております。  ですので、長期的に基金を積んでいかないと将来の財政負担になるよと言われていることに対して、この目的基金を積まなくても問題ないという判断をされたのかどうか。その辺りを勘案した議論をされたのかどうか、お聞かせください。 ○議長(早川高光)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  一番大きな理由は、先ほど財政課長がお答えしましたように、災害に匹敵する猛暑に対応するための緊急的な支出であったということで、それを取り崩した分を、財源が出てきましたので取崩しをやめたというのが一番大きな理由ですけれども、もう一つは、議員も今おっしゃられましたけれども、目的基金については、全てではないんですけれども、目標額を設定しているというのもございます。  例えば、先ほどおっしゃられました公共施設等整備基金ですと、10億円を目標にということになっていまして、あと、みちづくり基金も同じように10億円ということで、10億円を超えて、今、公共施設等整備基金についても使い始めたんですけれども、ほぼ目標どおりだということで、今回は全額を財政調整基金のほうへ入れさせていただいたということでございます。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第1号から議案第3号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」から、議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  お諮りします。ここで、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。なお、再開は、午前10時45分とします。                 休憩 午前10時30分                 再開 午前10時45分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第8、議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、小規模貯水槽水道の適切な管理を推進し、「健康都市おおぶ」にふさわしい、安全で衛生的な水を全ての市民に提供するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の目的について、第2条では、この条例における用語の意義について、第3条では、小規模貯水槽水道の届出について、第4条では、衛生上の措置について、第5条では、緊急時の措置について、第6条では、改善の指示について、第7条では、給水停止命令について、第8条では、報告の徴収及び立入検査について、第9条では、委任について、第10条から第12条までは、罰則について規定しております。  施行期日につきましては、平成31年10月1日とするものでございます。  また、附則において、規定を整備するため、大府市水道事業給水条例を改正するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第4号「大府市小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の制定について」は、総務委員会に付託することに決定しました。  日程第9、議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき、知多都市計画大府長草工業地区計画の区域内における建築物に関する制限を定めるとともに、本市の地区計画に係る建築物の制限に関する条例の一本化を図るため、条例を制定するものでございます。
     内容につきまして御説明いたします。  第1条では、この条例の目的について、第2条では、この条例の適用区域について、第3条では、地区の区分及び名称について、第4条から第9条までは、適用区域内における建築物に関する制限について、第10条では、建築物の敷地が対象区域の内外にわたる場合の措置について、第11条では、建築物の敷地が2以上の計画地区にわたる場合の措置について、第12条では、公益上必要な建築物の特例について、第13条では、委任について、第14条及び第15条では、罰則について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、知多都市計画大府長草工業地区計画に係る都市計画法第20条第1項の規定に基づく告示の日とするものでございます。  詳細につきましては、「知多都市計画地区計画の決定(大府市決定)」を参考にしていただきたいと存じます。  なお、この条例の制定に伴い、それぞれの地区計画ごとに定めておりました建築物の制限に関する条例11件全てを廃止するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。本案については、会議規則第36条第1項の規定により、建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第5号「大府市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、建設消防委員会に付託することに決定しました。  日程第10、議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」及び日程第11、議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」を、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(岡村秀人)  議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、子ども・若者育成支援推進法に基づき、子ども・若者が社会生活を円滑に営むことができるようにするための支援その他の取組について協議を行う「大府市子ども・若者支援地域協議会」を設置するため、条例を制定するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条では、協議会の設置について、第2条では、所掌事務について、第3条では、組織について、第4条では、委員の任期について、第5条では、会長及び副会長について、第6条では、会議について、第7条では、秘密保持義務について、第8条では、委任について、それぞれ規定しております。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  市民協働部長。 ◎市民協働部長(丸山青朗)  議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、大府市青少年問題協議会の構成を見直し、青少年の健全育成に重点を置いた協議を行うため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、子ども・若者支援及び専門部会等に係る規定を削除するとともに、委員構成を見直すものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入りますが、質疑については、両案一括で行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第6号及び議案第7号については、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、総務委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第6号「大府市子ども・若者支援地域協議会条例の制定について」及び議案第7号「大府市青少年問題協議会条例の一部改正について」は、議事日程に記載のとおり、総務委員会に付託することに決定しました。  日程第12、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」から、日程第21、議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、国家公務員の一般職に準じて、職員の正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し必要な事項を定めるため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、正規の勤務時間以外の時間における勤務に係る規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  市民協働部長。 ◎市民協働部長(丸山青朗)  議案第9号「大府市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、大府市農村環境改善センターの位置付けの見直しを図るため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、大府市農村環境改善センターについて、昭和58年の開館当時から地域に愛され定着している名称である「吉田公民館」を施設の正式名称として位置付けるものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  また、このことに伴い、大府市農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例を廃止するとともに、大府市使用料条例中の用語を整理するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(早川高光)  福祉子ども部長。 ◎福祉子ども部長(玉村雅幸)  議案第10号から議案第12号までにつきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第10号「大府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる第8次一括法による災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、災害援護資金の貸付利率を現行の年3パーセントから引き下げ、無利子とするとともに、保証人及び月賦償還に係る規定を追加するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  次に、議案第11号「大府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、代替保育の提供に係る連携施設の確保の特例を創設し、家庭的保育事業に係る利用乳幼児に対する食事の提供の特例を拡大するほか、小規模保育事業者A型等における職員配置の特例及び准看護師の配置に係る特例を創設するとともに、建築基準法施行令の一部改正に伴う規定の整備を行うものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  次に、議案第12号「大府市保育所の設置及び管理並びに保育の実施に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、大府市立共和東保育園の運営を民間事業者に移管することに伴い、並びに公立保育園における給食の実施及び費用の徴収に係る規定を整備するため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、共和東保育園の規定を削除するとともに、給食の実施及び費用の徴収に係る規定を整備し、引用条項を改正するものでございます。  施行期日につきましては、平成32年4月1日とするものでございますが、給食の実施及び費用の徴収に係る規定の整備並びに引用条項の改正に係る部分は、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  健康文化部長。 ◎健康文化部長(今村昌彦)  議案第13号及び議案第14号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第13号「大府市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、児童扶養手当法の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、受給資格者の所得制限に係る適用期間を変更するもので、これまで「1月から7月まで」であった前々年の所得を基準とする期間を「1月から10月まで」に変更するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  次に、議案第14号「大府市国民健康保険税条例の一部改正について」でございます。  提案理由といたしましては、大府市国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえ、被扶養者であった者の被保険者均等割額及び世帯別平等割額に係る減免の期間の見直しを図るため、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、平成33年度以後の年度分の国民健康保険税における被扶養者であった者の被保険者均等割額及び世帯別平等割額に係る減免期間について、資格取得日の属する月から2年間とするとともに、非自発的失業者に係る手続規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  建設部長。 ◎建設部長(長谷川重仁)  議案第15号「大府市道路占用料条例及び大府市公共用物管理条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、道路法施行令の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  第1条「大府市道路占用料条例の一部改正」につきましては占用料の、第2条「大府市公共用物管理条例の一部改正」につきましては使用料の改定を行うものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  水道部長。 ◎水道部長(杉山鐘辞)  議案第16号「大府市水道布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、水道法施行規則の一部改正に伴い、条例を改正するものでございます。  内容につきましては、技術士第2次試験の選択科目の変更に伴い、規定を整備するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。
     これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  総務部長。 ◎総務部長(久野幸信)  議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、本条例において規定する内容が条例で定めるべき事項に該当しないため、条例を廃止するものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  本条例は、昭和45年に制定されたものでございますが、今般、内容の見直しを行ったところ、市の公務で使用する乗合自動車の使用の範囲や使用上の注意事項といった行政内部の管理運営に関する事項を定めており、訓令方式で定めることが適切であるため、条例を廃止するものでございます。  施行期日につきましては、平成31年4月1日とするものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」、職員の働く実態について、1点お伺いいたします。  正規職員の今回の議案ですけれども、正規職員の残業時間に月45時間、そして、年間で360時間と上限を設けるものというふうに聞いておりますが、例年、この上限を超えずに働くことができているのか。実態について、お伺いいたします。 ○議長(早川高光)  お答え願います。秘書人事課長。 ◎秘書人事課長(白浜久)  今現在、私どもは、年間の総労働時間の中で360時間を超えないというような目標を持って対応しております。それで、その結果を公表しておりまして、平成29年度の実績でございますけれども、年間360時間を超えた職員につきましては、平成29年度で30人というふうになっております。  以上です。 ○議長(早川高光)  答弁終わりました。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  今、答弁でありましたように、実際に外から見ましても、市役所の電気が夜の8時、9時までついている現状の中で、あらかじめ把握できそうな残業、例えば制度の改正とか、今年ですと選挙が続きますので、そういった場合は残業になる可能性が高いかなというふうに感じます。  このように、年間又は月で調整していけるものだと思うんですけれども、常態化している課については、人材の確保などが必要だというふうに考えるわけですけれども、どのように対応していく考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(早川高光)  お答え願います。企画政策部長。 ◎企画政策部長(新美光良)  お答えいたします。  各所属における人員につきましては、毎年度、各部長から人事のヒアリングを行いまして、適正に配置をいたしております。  以上でございます。 ○議長(早川高光)  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第13号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第14号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第15号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第16号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第17号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第8号から議案第17号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第8号「大府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」から、議案第17号「大府市乗合自動車使用条例の廃止について」までは、議事日程に記載のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。  日程第22、議案第18号「財産の無償貸付けについて」から、日程第24、議案第20号「市道の路線認定について」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  議案の朗読を省略し、順次、提出者から提案理由の説明を求めます。福祉子ども部長。 ◎福祉子ども部長(玉村雅幸)  議案第18号「財産の無償貸付けについて」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、財産を無償で貸し付けるため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、共和東保育園の運営を民間事業者に移管することに伴い、児童福祉法に規定する公私連携保育法人として運営を行う株式会社日本保育サービスに対し、共和東保育園の土地及び建物を無償で貸し付けるもので、貸付期間は、平成32年4月1日から平成42年3月31日までとするものでございます。  詳細につきましては、「共和東保育園 無償貸付地位置図」を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  建設部長。 ◎建設部長(長谷川重仁)  議案第19号及び議案第20号につきまして、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  まず、議案第19号「市道の路線廃止について」でございます。  提案理由といたしましては、道路法第10条第1項の規定に基づき、市道の路線を廃止するため、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  市道1072号線ほか16路線は、大府共和西特定土地区画整理事業により道路形態が変更されたため、市道2047号線は、(仮称)大府パーキングエリア下り線の整備に伴い、市道2490号線は、大府市消防署共長出張所及び防災学習センターの整備に伴い、それぞれ廃止するものでございます。  次に、議案第20号「市道の路線認定について」でございます。  提案理由といたしましては、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道の路線を認定するため、同条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきまして御説明いたします。  市道1308号線ほか93路線は、大府共和西特定土地区画整理事業により新たに道路が築造されたため、市道2496号線は、(仮称)大府パーキングエリア下り線の整備に伴い、市道2497号線及び市道2498号線は、大府市消防署共長出張所及び防災学習センターの整備に伴い、それぞれ新たに認定するものでございます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。  まず、議案第18号について質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、議案第19号及び議案第20号について、一括して質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。議案第18号から議案第20号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、議事日程に記載のとおり、厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第18号「財産の無償貸付けについて」から、議案第20号「市道の路線認定について」までは、議事日程に記載のとおり、厚生文教委員会及び建設消防委員会に付託することに決定しました。  日程第25、議案第21号「土地改良事業に伴う字の区域の変更について」を議題とします。  議案の朗読を省略し、提出者から提案理由の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(久野幸信)  議案第21号「土地改良事業に伴う字の区域の変更について」、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  提案理由といたしましては、地方自治法第260条第1項の規定に基づき、下入道土地改良事業共同施行に係る換地処分に伴い、共和町下入道及び児子廻間において、字の区域を変更するため、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、土地改良事業の換地手法による土地の区画形質の変更及び道路等の公共施設の新設又は変更が行われ、従来の字の境界にまたがる筆が生じることとなるため、換地処分の公告があった日の翌日から、別図第1に示す区域において、字の区域を別図第2のように変更するものでございます。  詳細につきましては、「下入道土地改良事業 字の区域の変更図」を参考にしていただきたいと存じます。  これで提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(早川高光)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。
     お諮りします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第21号「土地改良事業に伴う字の区域の変更について」は、委員会の付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第21号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第21号「土地改良事業に伴う字の区域の変更について」は、原案のとおり可決されました。  お諮りします。ここで、先に付託されました議案第1号から議案第3号までの審査の委員会を開いていただくため、しばらく休憩したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、休憩することに決定しました。休憩します。                 休憩 午前11時18分                 再開 午後 1時30分 ○議長(早川高光)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第26、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」から、日程第28、議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」までを、会議規則第34条の規定により一括議題とします。  本案は各常任委員会に付託してありましたので、各常任委員会における審査の経過と結果について、順次、各委員長の報告を求めます。  まず、建設消防委員長の報告を求めます。建設消防委員長。              (建設消防委員長・大西勝彦・登壇) ◎建設消防委員長(大西勝彦)  議長の御指名がありましたので、建設消防委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、全員協議会室において委員6人全員が出席し、副市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  まず、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、共和駅西自転車駐車場の整備は、いつ頃をめどにできるのか。  答え、平成31年度に業者選定を行い、JRと協議をして、年度内に完了できるように進めていく。  問い、改めて業者選定を行うとのことだが、無事に入札できる見込みはあるのか。  答え、平成31年度早々に発注を行い、業者を確保する予定である。  問い、経営体育成支援事業費補助金の対象は、どのような被害か。  答え、台風21号では4名、台風24号では1名の農業ハウス損壊に対して補助金を出している。作物の被害は対象外となる。  問い、大府東浦花火大会補助金の減額理由が事業計画の縮小ということだが、その内容は何か。  答え、実行委員会で予定していた協賛金収入額が見込みより少なかったため、当初の事業規模より縮小して事業総額を減額したため、補助金も減額することとなった。  問い、柊山大府線の工事は、鋼材の値上がりやガラの処分により増額となったが、工事の遅れはないか。また、供用開始はいつか。  答え、工事は平成30年度に完了となる。供用開始は平成31年秋を予定している。  問い、柊山大府線の待避所設置工事が繰越しとなったが、供用開始はいつ頃になるか。  答え、土地登記手続の完了後、平成31年度中の供用開始を予定している。  問い、防火水槽に係る工事請負費の減額の理由は何か。  答え、防火水槽に接続する道路及び民家の状況から、矢板を打ち込む工事を予定していたが、掘削をしたところ、全面に矢板を打ち込む必要がなかったため、工事費の削減が可能となった。  次に、議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの建設消防委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、厚生文教委員長の報告を求めます。厚生文教委員長。              (厚生文教委員長・山本正和・登壇) ◎厚生文教委員長(山本正和)  議長の御指名がありましたので、厚生文教委員会における審査の経過と結果について御報告します。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室2において委員6人全員が出席し、教育長以下、関係職員の出席を求め開会しました。  まず、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  次に、議案第2号「平成30年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。  審査の過程において、質疑はありませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの厚生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、質疑を終わります。  続いて、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。                (総務委員長・森山守・登壇) ◎総務委員長(森山守)  議長の御指名がありましたので、総務委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当委員会は、ただいま休憩中、委員会室1において委員7人のうち6人が出席し、市長以下、関係職員の出席を求め開会いたしました。  議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」は、審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。  審査の過程における質疑応答のうち、主なものを簡潔に御報告いたします。  問い、ふるさとおおぶ応援寄附金事業について、昨年12月定例会で3億5,000万円の増額補正をしたが、その際の見込みを下回り、今回、1億円の減額補正となった理由は何か。  答え、昨年の段階では、寄附額が前年の2.5倍ほどあったため増額補正をしたが、その後の伸びが当初の推移を下回ったため、1億円を減額補正することとした。  問い、大府市は、ふるさと納税業務委託料が他市よりも高いという報道を見掛けたが、委託料は返礼品1件に対して幾らという計算で支払われているのか。  答え、委託業者へは、寄附の返礼品、発送料、広告料を含んだ金額として、寄附額の59パーセントを支払っている。報道で取り上げられたことは承知しており、全国的に見ると特別高いわけではないが、現在、委託料を若干下げる方向で調整を行っている。  問い、人事給与システム元号改正対応委託料が減額されているが、改元後もきちんと稼働できる態勢は整っているのか。  答え、元号改正に対応するため、通常の委託料とは別枠で予算計上していたが、通常の委託の範囲で対応できるため全額を減額することとした。元号改正への対応については、特に問題はない。  以上で報告を終わります。 ○議長(早川高光)  ただいまの総務委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、議案第1号について討論を行います。討論はありませんか。あれば、最初に、委員長報告に反対の討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  それでは、賛成の討論はありませんか。3番・久永和枝議員。 ◆3番議員(久永和枝)  それでは、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」に賛成いたしますが、歳出の2款・総務費、退職手当の増額について意見を申し上げます。  全ての職員の方に定年まで働いていただきたいと思っていますが、様々な理由で早期の退職をされているかと思います。今年度は8名が早期退職をされる予定であります。その中の消防職員について、今回はベテランの方が2名、早期退職されます。  消防職員の定数については、この間、95人から105人になりましたが、採用が追い付いておらず、新年度も5人不足してスタートする予定であります。代わりのきかない専門職の消防職員は、日々、個々の職員で体調管理を行っていても、休みの日に応援で出勤する非番召集が、ここ2、3年で見ましても年間40件弱ある状態では、体を休めたり鍛えたりという時間が十分取れません。  業務の工夫や協力で、数年前の年間100件という実態は免れてはいますが、非番召集をなくし、市民の安心安全を守るためにも、まずは大府市の責任で、定数であります105人へ早急に増やしていくべきと意見を述べ、討論といたします。  以上です。 ○議長(早川高光)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第1号を採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第1号「平成30年度大府市一般会計補正予算(第7号)」は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第2号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第2号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第2号「平成30年度大府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号について討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  ないようですので、討論を終わります。  これより議案第3号を採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。  お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。                   (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第3号「平成30年度大府市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。明日3月1日から3日までの3日間は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)  御異議なしと認めます。よって、明日3月1日から3日までの3日間は休会とすることに決定しました。  来る3月4日は、午前9時から本会議を開き、新年度予算の上程を行います。  本日は、これにて散会します。                 散会 午後 1時44分...