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2020-06-15 令和2年第3回定例会(第3日)  名簿
2020-06-15 令和2年第3回定例会(第3日)  本文

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  1. 碧南市議会 2020-06-15
    2020-06-15 令和2年第3回定例会(第3日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
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    2020-06-15 : 令和2年第3回定例会(第3日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(新美交陽) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより令和2年第3回碧南市議会定例会第3日の会議を開きます。  これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(新美交陽) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において4番加藤厚雄議員及び15番林田要議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(新美交陽) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたしますが、2点、お伝えいたします。  まず、傍聴される方へお伝えしますが、今期定例会一般質問においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議員及び執行部において、一部離席をすることがありますので、御承知おき願います。  また、各議員にお伝えします。ただいま御案内した趣旨をお酌み取り頂き、議席番号の奇数、偶数で交互の出席となるよう御協力をお願いします。  では、まず議席番号の奇数の方、退席の御協力をお願いします。順次質問者の交代の都度、議席番号の偶数の方との出席交代をお願いいたします。  山口春美議員一般質問を許します。 4 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 5 ◆議長(新美交陽) 1番。 6 ◆1番(山口春美) 皆さん、おはようございます。傍聴者の皆さんも、おはようございます。御苦労さまです。日本共産党山口春美です。  禰宜田市長も4期目、私も10期目のスタートを、この市議選を通じて、市民から負託を受けて行うことになりました。今後4年間の市政で、何を進め、何をやめていくのか、その責任を果たすことになりました。  新型コロナウイルスという見えない脅威の中で、仕事も商売も自由にできない、学校も保育園も行けない、外出と人との接触も駄目という社会に突き落とされました。今後4年間は、この新型コロナウイルスとどう対峙し、当たり前の人間らしい暮らしを守っていくのかを考えざるを得ない状況になることでしょう。
     私たちは、2月23日の日本共産党演説会で、新型コロナ対策党中央委員会から指示され、マスクと消毒液を徹底して開催したことから始まり、選挙期間中も、どんどんコロナが広がっていくというかつてない状況の中で戦わざるを得ませんでした。毎朝、テレビやネット配信最新情報を得ながら、国民の苦難解決のためという立党の精神に立って、可能な限りの対策を国や市に対して行ってきました。  3月2日の日には小中学校の一斉休校に対して、3月11日には第2次の緊急申入れを行い、3月25日には、選挙目前ということもあって、期日前投票の3密対策や投票所の増設、4月9日には第3次、5月15日第4次と、市の対策と自粛と補償はセットでという緊急要望をしてきました。  そこで、改めて確認した以下の各項目について、質問を行います。  1、新型コロナウイルスに対して。  ア、市の対策本部の開催状況と検討内容について。  具体的には市民の中に明らかにされてきませんでしたので、この場を借りて、つまびらかに、その結果を御報告頂きたいと思います。 7 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 8 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 9 ◆健康推進部長山本政裕) 1月26日に愛知県で初めて感染が確認をされております。その後も、市としても情報収集に努めてまいりました。2月20日に、厚生労働省よりイベント開催の基準が公表されたことを受けまして、同月25日に、各種事業についての検討を行うための対策会議を開催いたしました。その場にて、継続的に全庁的な協議の必要が確認され、同月28日に、碧南市新型コロナウイルス感染症対策本部設置規程を作成し、これに基づく本部会議を同日開催しております。その後は、毎週月曜日の定期的な開催を基本とし、必要に応じてその都度開催をしており、現在までに21回開催をしております。  4月7日に政府の緊急事態宣言を受けて、同会議は、新型インフルエンザ等対策特別措置法第34条の規定に基づき、碧南市新型インフルエンザ等対策本部会議へと変更をされております。  なお、この会議では、各部署にて検討する際の対応の基本を決定するとともに、部署ごとで対応にばらつきが生じないよう確認を行うこととしており、各事業における個別な対応などの全てを検討しているわけではございません。  また、この会議にて協議し決定された事項については、随時実行されており、公共施設の利用制限や、小中学校の休校などの情報は、ホームページ等により公表をさせていただいております。  以上です。 10 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 11 ◆議長(新美交陽) 1番。 12 ◆1番(山口春美) 国の対策会議も議事録を取らないということで、国会でもさんざん責められて、会議録を作ることになりました。この碧南市におきましても、会議録も持たず、結果の報告もなく来ています。  今後の第2波、第3波への取組や、これは歴史的なことなので、今後新たなウイルスも発生してくることでしょう。こういうときに、ちゃんと過去にはどう対応したのかということが分かるように、会議議事録や市民への周知内容を明確にしておくべきではないでしょうか、いかがでしょうか。 13 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 14 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 15 ◆健康推進部長山本政裕) 碧南市におけます対策本部会議につきましては、会議としましては非公開という取扱いをさせていただいております。それにつきましては、決定過程の情報だったりだとか、また個人情報が入ってくるという可能性もありますので、会議自体は非公開という取扱いにしております。  会議録につきましては、作成はさせていただいております。ただし、ホームページ等につきまして掲載するということはしておりませんが、会議録につきまして、作成のほうはしておるということでございます。 16 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 17 ◆議長(新美交陽) 1番。 18 ◆1番(山口春美) 確認しますが、専門家は入っていないんですね。市の職員だけで構成したということで、今後も、会議録は取っているけれども、場合によっては、未来の歴史上必要になれば出すことができるということで、確認してよろしいですか。 19 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 20 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 21 ◆健康推進部長山本政裕) 必要に応じて、本部長が関係機関の職員を呼び寄せることができるということになっております。緊急事態宣言が発令された以降の対策本部会議につきましては、衣浦東部広域連合の職員に参加していただいております。  以上です。 22 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 23 ◆議長(新美交陽) 1番。 24 ◆1番(山口春美) それでは、専門家も保健所止まりということで、なかなか深い中身が分からなかった。皆さんの、市の職員の持っている力量で、病院も含めて検討してきたということですね。  次のイの、市独自に取り組まれたことは何かという質問です。  この間、毎日、テレビではテロップで、どこそこがこういう市独自の制度をやった、これをやったということが、連日報道されていました。ところが、ちっとも碧南市は出てきません。何度も何度も私たちも申入れをやってきたので、減免だとか様々な制度を、各市でやっていることなんかも求めてきたんですが、やっと出たのが、水道料金の基本料金を4ヵ月分無料にするということだけで、こういう情勢は、その中では論議がされたんですか。あそこの市もこの市もやっているなと、碧南市はどうしましょうかという話合いはなかったんでしょうか。それだとするならば、対策本部の役割を果たしていないと思うんですが。 25 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 26 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 27 ◆総務部長金沢宏治) 市の独自の対策といたしましては、予算上では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を迅速に支援することを念頭に、着手をしてまいりました。具体的には、過日の本会議におきまして、19番議員に申し上げたとおりでございます。  以上でございます。 28 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 29 ◆議長(新美交陽) 1番。 30 ◆1番(山口春美) 結局、ここに来るまでは、水道料金や就学援助の給食代以外は、全部国や県の指示で動くのが精いっぱいということで、そのテロップの情報についても論議もされなかった。これは市長の怠慢と、それと熱意のなさというふうに思いますが、どうぞ手を挙げて言ってくださいね。結果としてそういうふうになっているわけですから、また後でも質問しますけれども、そういうふうに断じざるを得ないですよ。  それから、次のウのところです。  市内の医療・介護・福祉施設との連携の構築はということで、富山市の方式なんですが、6月2日の日に、NHKのクローズアップ現代では、介護クラスター第2波への備えとして、59人の感染者を出した特別養護老人ホームなんかを中心に、富山市での取組を行っていました。  市は、防護服やマスクの不足も一遍だけ国から調査が来て、7,000枚全部丸ごとで、民間施設は7,000枚足らないということを把握しただけですが、こういう介護や福祉、それから市民病院でのその備蓄の状況だとか在庫の状況だとか、それから感染に対する検査の状況だとかは把握されていたんでしょうか。それから、富山方式というのは御存じでしょうか。 31 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 32 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 33 ◆健康推進部長山本政裕) 本市では、市内の全ての介護サービス事業所が加入します、碧南市介護サービス連絡協議会があります。現在、近隣市の一部の事業所を含めまして、96の事業所が加入する組織でございます。活動は、介護に関する情報共有や、質の高いサービス提供のための研修会等を行い、事務局は市の高齢介護課が担当をしております。  このたびの新型コロナウイルス対策においても、協議会が中心に、事業所における感染予防蔓延防止のための対応や、情報共有などのルールづくり市内事業所が一体となって対策を図ってきました。  また、医療と介護の連携においては、平成29年度から運用しております在宅医療・介護連携システムを活用しまして、対策を図ることができました。システムには、市内の医師会、歯科医師会薬剤師会介護サービス連絡協議会等の病院や事業所が登録しておりまして、オンラインで情報交換が行え、外出や人との接触を控えながら、同意を得た介護サービス利用者に関する相談や、新型コロナウイルス対策情報交換を行うことができました。  このような本市の連携基盤の強化を図るとともに、富山市さんのような先進的な取組も参考にしながら、しっかりと対応していきたいというふうに考えております。 34 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 35 ◆議長(新美交陽) 1番。 36 ◆1番(山口春美) 今回、障害者施設や介護の施設で感染者が出なかったと、検査もやっていないんですけどね。検査をやらなければ明らかにならないので、検査の状況も、一つもやっていないということですかね。そういうふうで、取りあえず第1波は終わろうとしていますけれども、次の第2波に備えて、やはり会議は持てないので、何らかの形で、富山市のように行政がリーダーシップを取って、備品を急いでそこに運んだり、それから医師や介護士、ヘルプのほうを派遣したり、そういうシステムづくりをこの間やらないと、もしどこかで感染がばっと広がった場合に対応できない状況になってしまうと思うので、ぜひ、国の専門家会議でもこうした方法をやっていくべきだと。  PCR検査や、30分でできる抗体検査もやっていますので、こういうところを急いで、今からずっと検査をやっていくべきだということで指摘されていますので、国の動向についても把握されてみえますか。医療や介護や障害者施設の中で、こういう対応を行政が取るべきだという指示が出ているということは御存じですか。 37 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 38 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 39 ◆健康推進部長山本政裕) 国のほうがそういった指示を出しているということについての承知はしております。そういった中で、うちのほうとしても、介護事業所の、先ほど言いました協議会等がございますので、そういった協議会の役員さん、また各部会がございます。そういったところの中で情報を共有して、今後の対策も練っていきたいというふうに考えております。 40 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 41 ◆議長(新美交陽) 1番。 42 ◆1番(山口春美) それでは、エの第2波、第3波に備えて何を充足していくのか。  対策本部は、半ばもう閉鎖してしまったんですよね。第2・第3波に備えていくことなんかも課題としては明確にされた上で、事実上閉鎖されてみえるのか。具体的に何をやっていこうとしているのか、教えてください。 43 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 44 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 45 ◆健康推進部長山本政裕) まず、特措法に基づく対策本部会議というのはなくなったわけなんですけれども、緊急事態宣言が解除されて、ただし、市の設置規定に基づきます新型コロナウイルス感染症対策本部というのは存在し、今後もその中で協議していくというところであります。  第2波、第3波に備えて何を充足していくのかというところでございますけれども、現在も、第2波が発生しないように、感染防止のための対策を検討しながら実行をしております。その中で、マスクや手指消毒液、防護服などの感染防止のために必要となる物品、体温計などの症状を把握するために必要となる物品など、現在必要な物品の確保に努めておるところでございます。また、今後の新しい生活様式にて求められる物品の必要量も把握しつつ、感染防止用具の備蓄について、併せて確保に努めてまいります。  以上です。 46 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 47 ◆議長(新美交陽) 1番。 48 ◆1番(山口春美) これは、ちゃんと現況と目標を明確にして、随時確保されているかを確認していただかないと、秋から来年の冬あたりに2波が来るかもしれないということなので、ぜひ。それから、防災倉庫への、もちろん手袋だとかマスクだとか防護服の備蓄も相当な数でやらないと駄目なので、まだ値段との調整もあるでしょうけれども、やっていただきたいと要望しておきます。  オについて、病院、介護施設、高齢者施設で働く人に検査をしていただきたいということです。  陽性か陰性か、それから抗体があるのかないのかという検査をきちっとやらないと、終息に向けても、本当に検査数が他の外国の国からも比べて少ないということで、大変危険じゃないかということを、日本共産党も国会でも何度も何度も求めています。これについては、市民病院では一定のPCR検査が行われましたが、何度も、1回やっても陰性で、次は陽性でということでありましたので、市民病院では、結局、総合的に全体の人数の中のどのぐらいやったのか、施設など、全員がやるとなるとどの程度の数になるのかについても併せてお答えください。 49 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 50 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 51 ◆健康推進部長山本政裕) 私のほうからは、介護施設や高齢者施設というところの中でということでお答えをさせていただきます。  国においても、PCR検査の実施件数が増加しないとの指摘を受けまして、民間検査機関等の活用した検査を可能とする事前の抗原検査を導入して、PCR検査の省略を可能とする等の取組が行われてきております。  また、愛知県では、PCR検査能力の拡充として、県の衛生研究所における検査体制の強化、充実などによりまして、現在では、1日当たり1,000件程度の検査が可能となっております。  今後も、医師がPCR検査を必要と判断した方が確実に受けることができる体制が重要だと考えておりますので、介護施設や高齢者施設におかれましては、施設ごとのガイドラインを遵守していただき、感染予防策の徹底を図っていただくとともに、市民の方には、日頃から体調管理に十分注意していただくよう、新しい生活様式の実践例を周知していきたいというふうに考えております。 52 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 53 ◆議長(新美交陽) 1番。 54 ◆1番(山口春美) 日本共産党は、6月4日に、経済活動と、それから感染2波、3波に備えた活動を同時に成功させていくためにという緊急提案をさせていただいて、市長のところにもお届けさせていただきましたが、もう既に18の道県の知事、愛知県の大村知事も入っています、は、5月11日に、日常を取り戻すための緊急提言を発表されています。  今回、愛知県はとても頑張られたと思うんですね。今も、検査上まだまだ十分じゃないですけれども、増やしていく努力も盛んにしてみえて、それで、やっぱり1,000件やれるとなると、順番に、病院あるいは介護施設というふうにやっていけば、検査方法も機器も増えていくわけですから可能だと思うんです。ここの中に、積極的な検査実施をということを知事も求めていますので、これは、十分、市長も含めてこの要望書を出されたことは御存じで、中身も熟知されてみえるんですよね。  そういう形で、ぜひ碧南市としても国に声を上げていっていただきたい。そして、このお金がただじゃないですから、実際に自治体がやろうと思うと、施設がやろうと思うとただではなくなっていくので、その財政補填も含めて、拡充と検査のそのものの費用も含めて求めていくという姿勢は、市長は取らなければいけないと思うんですが、熟知しているかどうかも含めてお答えください。 55 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 56 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 57 ◆健康推進部長山本政裕) 先週の新聞のほうで、岡崎市さんのほうが、この6月補正でPCR機器を購入するという記事がございました。その中で、16人から40人に拡大していくというそういうものでございました。  岡崎市さんにつきましては中核市ということで、保健所機能を有するところだというところからそういったことが来ているのかなというふうには推測されるわけなんですけれども、近隣自治体で、そういった機器を持っておられるところもございますので、そういった方々のところが、どういうふうに使われておって、どういうふうに対処されておるのかというところは、うちのほうとしても注視させていただきながら、参考にさせていただきたいなというふうには思っております。 58 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 59 ◆議長(新美交陽) 1番。 60 ◆1番(山口春美) 市民病院のところで、また再度聞きますが、次のカの碧南市独自の救済制度でございます。  幼稚園、保育園、小中学校の給食費無料化、国・県制度から外れた商業、工業、農漁業などへの経済的支援、こういうものが碧南市はやっていないということを思うんですが、他市比較もされて、さっきも対策会議の中ではあんまり論議にならなかったということで、市長は慌てて手を挙げようとされたので、どうぞ手を挙げて、何でやらないのか教えていただきたいと思います。今からでも遅くないので、国の2次補正も含めて対応されるんですか。 61 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 62 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 63 ◆総務部長金沢宏治) 既に、碧南市独自の対応策ということでは、先日の19番議員にも申し上げましたが、プレミアム食事券、信用保証料補助、雇用調整助成金、水道はおっしゃったとおりですが、あと、就学援助児童生徒への食事代支援というような独自支援については実施をしておるところでございますので、御理解頂きたいと思います。  それで、今後の救済制度ということでございますが、これも19番議員に申し上げましたが、今、国の第2次補正予算、これを検討中でございます。これを踏まえながら、早急に制度的あるいは予算的に検討を進めて、早いものでは、最終日の補正予算に追加上程という形で載せさせていただければなというふうに考えております。  以上です。 64 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 65 ◆議長(新美交陽) 1番。 66 ◆1番(山口春美) 学校の給食費、幼稚園、保育園も含めてですが、安城は6月から12月まで無料、岡崎市は9月まで無料、豊田市は10月まで無料、みよし市も10月まで無料、こういうふうになっています。碧南市は、6月から給食をやっていただいてありがたいんですが、1食幾らという形で全部お金を取っていくと、この子供たちの格差はどう考えるんですか。それは、一方では大変だっただろうと、子を持つ家庭の経済的な苦労や、この間ずっとおうちで見てきた苦労も考えると、これを英断されたということですが、碧南市は、最小限度の1,000万円でしたかね。就学援助受給者しかやらないというところでは格差はできてしまうので、検討していただきたいと思います。  なお、紹介しておくならば、大学生の学費支援も、西尾市は1人5万円の支給、幸田は50万円の貸付けを行うというふうにしています。  それから、県の休業補償は、後半部分は全然該当されませんでしたので、この後半に近いところからスタートされた人は何の協力金もありません。安城市は10万円と、テナント料を加えて10万円、岡崎市は25万円と、田原市は25万円という形でやっていますので、これはやっていくのか、2次補正でやっていくの?これ、市単の制度で、みんな気の毒だからということで、業者の実態を見ながらやってみえるんですが、どうなんですか。 67 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長
    68 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 69 ◆総務部長金沢宏治) 今いろいろ御質問を頂きましたが、先ほど来から申し上げておるように、今検討中でございます。それぞれ財政的な状況も含めて、いろいろ差がございます。それについては、それぞれ市の中でお考え頂いておるということで、碧南市で申し上げれば、市民病院への支援というところも大きな、財源的には問題となっておるということも御理解を頂きたいというふうに考えています。  以上です。 70 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 71 ◆議長(新美交陽) 1番。 72 ◆1番(山口春美) 私のほうから紹介しただけで、あなたたちはどこまで把握してみえるんですか。県下の市単の休業補償については把握されてみえるんですか。学校給食の無料化については把握されているんですか、お答えください。 73 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 74 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 75 ◆総務部長金沢宏治) 把握はしておりますが、今資料は持ち合わせておりません。  以上です。 76 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 77 ◆議長(新美交陽) 1番。 78 ◆1番(山口春美) 県下に恥じないようにやっていくということですよね、ぜひ。私、ここに市長の費用対効果の姿勢が出ていると思うんです。子供たちは選挙権を持っていません。ですから、ここにばらまいても選挙には影響しないという、こういうこそくな考えがあるんじゃないかと、意地悪く見るとそういうふうに思えてしまいますので、やっぱり子供たち、将来を担っていくこういう大切な子供たちに、心のケアも含めて、こういう対策をどうぞ答弁なさってください。するべきだと思う。ぜひ御答弁求めます。 79 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 80 ◆議長(新美交陽) 市長。 81 ◆市長(禰宜田政信) 要は、いろいろ各市で、いろんなそういう独自の支援策をやるわけでございますが、碧南市は碧南市としての独自の支援策を先ほど総務部長が述べられたとおりでございますし、また第2次、国の補正に合わせてやるものにつきましても、何億円規模のものをやるということを言っているわけでございますので、御理解頂きたいと思います。 82 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 83 ◆議長(新美交陽) 1番。 84 ◆1番(山口春美) また補正で伺います。  キのパンデミック後の社会への市長の考えを問うです。  今度のコロナウイルスの問題では、やはり新自由主義のお金もうけが最優先、そして格差、貧困、これがどんどん進んでいく。正規で働けない非正規雇用、それから独り親の子供たちの貧困問題など、こういうものが一挙に一番弱いところに影響が出てきていると思います。費用対効果や民営化など、利益第一主義、競争をあおる新自由主義から、暮らしや福祉優先、人間を大切にする政治と経済へと転換せざるを得ないと思うんですね。私たちは、自分の身を守ろうと思うと、今こそ他人のことを考えないと自分も守れないという、こういうところにいや応なしに立たされています。  それで、このコロナウイルスの発生原因も、人間たちのエゴイズムな環境破壊だとか、そういうもので自然の場を失われた動物たちが、このコロナの菌を、人間がとても世界中で移動しているので、そこに移り込んだということになっています。ですから、本当にコロナ問題を考えていくときには、この新自由主義を見直していく、変えていく、そして、環境破壊もやらないために最大限の努力をつくっていくという。コロナでこんなに自粛要請を真面目に素直に受け入れた日本の国民ですから、やっぱり環境を守りましょうと行政が発信してやっていったならば、国や県に働きかけてやっていく、本気でこの地球を守ることができるというふうに私は確信しています。  それで、碧南市も石炭火力発電所のエネルギー転換など、地球温暖化防止で危機打開のための努力をするべきだと思うんです。持続可能な社会にするためということを第6次の総合計画にもうたっておられますが、やっぱり本当に実のある、持続的な社会をつくるための努力を今こそするべきだと思うんですが、ぜひ市長の決意を、そしてこのコロナで学んだことを、改めて披瀝していただきたいと思います。 85 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 86 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 87 ◆総務部長金沢宏治) 新自由主義とか、コロナの発生が環境破壊だとか地球温暖化ということは、私ちょっとよく分かりませんが、新型コロナウイルスの第2波、第3波ということも想定をされておりまして、ワクチンの開発など、感染症に対する対応策ができるまでは、感染症が拡大しないような取組の継続、あるいは経済の活性化とバランスを取りながら対応していくことが必要だと考えております。持続可能な社会を維持するためには、しっかりとした感染症対策を行いながら、経済活動も継続していくことが必要だというふうに改めて感じております。  国や県とも協調しながら効果的な施策を進めてまいりますが、地球温暖化防止を含む持続可能な社会を目指すということであるならば、2015年9月の国連サミットで採択をされました、国際目標でありますSDGsの、誰一人残さないという視点であると考えております。社会的弱者、高齢者、若者、女性、外国人など、全ての方が活躍できるような社会を目指すと理解しておりまして、本市から従来から取り組んでおる施策、事業もございますが、今後という御質問でございますので、第6次総合計画にお示しをしていくということを考えております。  以上です。 88 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 89 ◆議長(新美交陽) 1番。 90 ◆1番(山口春美) こういうときこそ、市長にちゃんと自分のモチベーションを披瀝してほしかったです。世界の哲学者や科学者や先見性のある知的な人たちが、みんな一様に、新自由主義がこれを暴露されたというふうに言っておりますので、またぜひ今後とも、その立場でやっぱり分析して、日本だけがまた同じ古巣に戻ろうとしているという批判も受けています。こういう立場に立たないようにしていきたいと思います。  実際に、工業用地の新たな建設等を含めて、中電には灰捨場の用地があるということで、この間の一般質問の答弁にもありましたが、もう中電は1号機が30年近くたっておりますので、この灰捨地については、新たなエコエネルギーにしていくことだとか燃料転換をすることだとか、こういったことは、目前の最大の課題として私たち碧南市民と行政にはかけられていると思いますが、これはどうされるんですか。ここで聞いておきたいと思います。 91 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 92 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 93 ◆経済環境部長(永坂智徳) 御質問がございました事業所につきましては、グループとして、総合エネルギーサービス企業としての社会的責任を果たすために、環境基本方針というものを示しておられます。その内容は、環境経営を的確に実践するとともに、自ら律して行動して、地球環境に配慮した持続可能な社会の発展に貢献するというものでございます。  この環境基本方針の中でも、低炭素社会の実現を目指すということもしっかりとうたっておられます。碧南市としては、一企業の経済活動につきまして個別に申入れ等を行うことはいたしませんが、環境基本方針を示されているということも十分に認識しつつ、事業活動について注目をしているところでございます。 94 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 95 ◆議長(新美交陽) 1番。 96 ◆1番(山口春美) ぜひ、そんなことを言わないで、行政としてアプローチをしていく、先頭に立っていくということを強く求めたいと思います。  そして、クの新しい生活スタイルに対する市政や公共施設への対策はということで、3密回避なども含めて、学校、保育園、幼稚園、公民館、文化会館、いろいろとあります。それから、備蓄目標と達成や、日常的な確認についてもそれぞれあると思うんですが、どんなことを考えておみえでしょうか。 97 ◆健康推進部長山本政裕) 議長、健康推進部長。 98 ◆議長(新美交陽) 健康推進部長。 99 ◆健康推進部長山本政裕) 長期間にわたって感染拡大を防ぐには、3つの密を避ける、また、新しい生活様式を実践することによりまして、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話による感染対策をしていただき、これまで以上に日常生活に定着をさせ、持続していくことが重要だと考えております。  しかし、国等の示す指針等は、当面の段階的な緩和の目安として示しているとおり、感染の状況を考慮しつつ、制限を緩和する方向へと変化していくものと想定されます。  碧南市としましても、現段階では、これらの感染防止対策を周知徹底するとともに、国や愛知県が示す、業種ごとに策定される感染拡大防止ガイドライン等を参考としまして、また、市にて作成しました碧南市におけるイベント等の開催に関する基本的な考え方によりまして、市行事や公共施設利用時における対策を講じているところでございますが、国等の指針に合わせて対応していくということとしております。 100 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 101 ◆議長(新美交陽) 1番。 102 ◆1番(山口春美) 学校なんかでは、私たちも少人数学級を導入して、1年生、2年生と中学1年生は国や県の制度でやっているわけですから、20人ぐらいの人数になるように、今40人近いところもあるわけですから、それをやっていくという、これは機会は別に回しますけれども、10万人の教員増で、退職者や、合格したけれども採用されない人を集めて、小学校に3人、中学校に3人、各学校ごとに配置するようにということで求めていますので、ぜひ御一緒に運動していきたいと思います。  それでは、2番目に、市民病院を守るためにということです。  写真をお願いします。  これは、市民病院の玄関前の屋外です。こうやって、トリアージに看護師さんが三、四人で、暑い日も雨の日も外で対応してみえます。  はい、お願いします。  これが、通過すると温度が瞬時に出る、120万円でロータリークラブが寄附された2台あるそうですが、ものです。  はい、お願いします。  これが、その結果、私が行ったのが午後でしたので、どこに行きますかって電話番号を書いたりして、名札をもらってきます。  はい、どうぞ。  これは受付で、ビニールシートがちょっと見にくいですけれども、全部張ってあります。  はい、どうぞ。  これは、救急外来の、1つ置きに間隔を守ってくださいねということで書いてある。  ありがとうございました。  こういうふうで、今も市民病院のスタッフの皆さんは本当に大変な努力をされてみえて、心から感謝したいところでありますけれども、この市民病院で、残念ながら感染者が12名発生し、そのうちの4名が亡くなるという結果についてどう総括されたのか、まずは伺いたいと思います。 103 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 104 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 105 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) まずは、新型コロナウイルスの感染に伴いまして、4名の患者様がお亡くなりになられましたことに対しまして、謹んでお悔やみ申し上げます。  また、外来休止、手術中止、新入院中止などの診療制限について、通院中、入院中の患者様やその御家族、地域の医療、介護、福祉等の関係者をはじめ、皆様に御負担と御迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。  4月当初に救急外来で診察された患者様をはじめとしまして、入院患者5名、医師1名、看護師6名の合計12名が新型コロナウイルスに感染しました。感染者が判明して以来、院長を筆頭に、院内及び院外に感染を広げないこと、そして、院外から感染を持ち込まないことを目標に、職員一丸となって対策を講じてまいりました。院内での広がりは、最初の患者の入院病棟内にとどまり、病院内のほかの部署に感染が広がることは防げたと考えております。  4月21日の再診外来の再開をはじめ、徐々に診療制限を解除し、6月1日からは、深夜の救急外来を含め病院の機能はほぼ全て再開しております。  今後は、新型コロナウイルス感染症に対する検証をしっかり行いながら、これからの病院運営に生かしていきたいと考えております。 106 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 107 ◆議長(新美交陽) 1番。 108 ◆1番(山口春美) 私たち議員には、5月13日付で発生状況について伺いました。この中に、第1例目の方ですが、西尾市の80歳男性ですが、初めからコロナのPCR検査はやらずに、個室も空いていなくて大部屋に入ったということに説明がされています。  そのほかの方たちは、大体、この文章から読み取ると、6日間から11日間の間、この市民病院に入院していたということになりますね。それで、医師の方は、4月10日から4月21日の11日間、30歳の男性の方です。それから、看護師さんは40歳の女性の方で、4月10日から21日の11日間ですが、この人たちも含めて個室だったのかそうでなかったのか。個室だとするならば、そこにトイレはあったのか、それからシャワー等はあったのか。トイレや入浴、体の清潔についてはどうやって確保していたのか。そのほかの方たちも含めて、この8例目から12例目はよその大府に行ったりしていたのであれなんですが、碧南市の市民病院に入院した方の中で、個室対応されたのか、その個室にはトイレがあったのか、シャワーがあったのか、教えてください。 109 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 110 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 111 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) まず、3月31日に緊急搬送された患者様が第1例目のコロナの感染者になったわけなんですが、緊急搬送された際には、肺炎の症状があって緊急搬送されました。その際に、当然コロナを疑い、海外渡航歴が家族にあるか、濃厚接触者がいるかなどの問診を行い、そういう報告がなかった、なおかつ、その患者さんの肺炎の状況で酸素レベルは通常であったため、その方については4人部屋のほうに入室していただきました。個室の制限もございますので、そういう状況でありますと、総合的に判断して4人部屋に入っていただくことになる状況でございます。その以後、その患者さんの御家族がコロナの陽性が出たという情報を得まして、その方にPCR検査をして、陽性が出たという状況でございます。  ほかの患者さんにつきましては、初めに4人部屋に入りましたので、その同室の方が全て感染したという状況でございます。当然、陽性反応が出た際には感染指定病院に移るわけですが、陽性の判定が出るまでその患者さんと同室であった方は、残念ながら陽性の判定が出たという状況でございます。 112 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 113 ◆議長(新美交陽) 1番。 114 ◆1番(山口春美) ですから、その4人の方全員が亡くなられているわけです。それで、PCR検査を出して帰ってくるまで1日ぐらいかかるんですかね。タイムラグがありますので、その間、結果が出るまでは大部屋にいたと。個室に移したと言われましたけれども、果たして、それが出ればほかの感染病院に行くわけですから、1日ぐらいいたのかいないのかってことですが、トイレがあったのかなかったのかということを聞いているんですよ。  特に、医師や看護師を11日間、自宅対応していたのにわざわざ入院させてきたんですが、この人たちは個室で、トイレやシャワーがあったのかなかったのか。この人たちが昼間トイレに行くんじゃないですか。そうしたらそのトイレを媒体にして、みんな共有ですから、うつってしまうということになると思うんですが、そこは明確にお答えください。ここは1つのポイントですよ、私たち、これを総括する場合の。 115 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 116 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 117 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) まず、PCR検査の検体を保健所に出す際は、その方は、病院としては陽性者であるという判断の下に個室のほうに移っていただいております。先ほどおっしゃいましたように、うちの職員が市民病院に一時入院しておりましたが、そこについては大部屋を個室という扱いで、4人部屋のところにそれぞれ1人で入っていたという状況でございます。  トイレ等は共同のトイレを使うわけですが、そこの病棟は、コロナの感染者がいた病棟だというふうな認識の下に病院スタッフも取り扱っておりますので、当然、その辺の消毒等はしっかりやっておった状況でございます。 118 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 119 ◆議長(新美交陽) 1番。 120 ◆1番(山口春美) 明確に言われなかった。看護師さんもみんな、一応個室は全部埋まっていたので、大部屋扱いのところに1人で入った。トイレは共用のところを使ったということですね。それで、タイムラグのある人たちは、感染が決まる、PCR検査に出す前は、もしかしたら陽性になっていたかもしれないけれども、普通にトイレも使っていたということでいいですか。  それから、この医師も看護師も重症じゃなかったということなので、11日間も一遍もお風呂に入らないということはないので、シャワーなんかはどうしてみえたのかということになるんです。  大体、それで、感染の専門ベッド、専門病室というのは、1月、2月のコロナ感染の時期に病院としては確保していたのかどうか。一体、いつから非感染通路を通じてここに入ってこられる、出すことができる。それから、トイレも、いわゆる通常やれるようにしておくような体制はつくってあったんですか。  もうそれの準備をしているということをかすかに聞いたことはあるんですが、その結論は聞いていませんので、いつから、この感染病床があったならあったで教えていただきたいし、必ず、今後第2波、第3波で、陽性でも陰性でも分からない人たちが入ってくるわけで、タイムラグも出てくるわけで、今30分で、手術前には検査をやっているからって言われましたけれども、必ずこの専門のベッドやお部屋が必要ではないですか、トイレもシャワーもついたところが。どうなんですかね、そこは総括されたの。 121 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 122 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 123 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) まず、碧南市民病院につきましては、感染指定病院ではございませんので、1例目の患者さんが出た際に、そこの病棟はコロナの患者さんがみえたので、ほかの患者さんについても当然うつっているかもしれないという判断の下で、病棟については閉鎖をしております。ですから、そこには新たに患者さんは入りませんし、そこからほかの病棟へ患者さんが動くこともしておりません。  PCR検査はちょっと時間がかかるんですけれども、1例目が出てから、2例目の患者さんは出ましたが、ほかの患者さんについては、PCR検査をした結果、全て陰性になっております。  そこで、一応、あくまでもPCR検査というのは確実なものではありませんので、今後も出る可能性はあるという判断の下で対応はしておりましたが、その後、ほかの患者さんについては、熱、微熱等の発症が出ましたので、再度検査をしたら陽性になったという状況でございます。ですので、陽性になれば個室に移って、感染指定病院に移っていただきますので、その都度その都度ではコロナの感染者はいないという状況でございます。 124 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 125 ◆議長(新美交陽) 1番。 126 ◆1番(山口春美) 今日は事務方だけで、病院の関係者は出てお見えになりませんので、全く私の質問に答えていません。だから、補正予算でもまた伺いますけれども、トイレ、シャワーは個室にあったのかなかったのか。通常の方たちは、入院された方たちはどこのトイレを使っていたのか。それから感染病のベッド、あるいはお部屋をいつから確保していたのか、それはなかったのか。  今後必要だということで、第2波、第3波に備えて、幾ら感染病院に送るにしたってタイムラグがあるわけですから、そこは急いで来ていただくための対応が絶対必要ですよ。専門病床を確保する用意があるかどうか、それから減圧装置も本来なら必要なんですよ、こういうところは。それはあったのか、なかったのか。  それから、感染、非感染の動線は確保されていたのかどうか。エレベーターの増設は、今3基ですから、通常で使うと、感染している人たちの専用のエレベーターというのはなくなってしまうんですが、そういった総括はされたの?それで、第2波に備えてみえる動きがあるんですか、確認します、それだけ。それで、もし分からなかったらちゃんと調べて、これ、全部答えてくださいよ。
    127 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 128 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 129 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) まず、個室についてはトイレはございます。今現在、第1波もまだ終息しているわけではございませんが、市民病院としましては、5月末までは毎日、土日も必要に応じてやっていましたが、ほぼ平日毎日、コロナの対策会議は開いております。6月に入ってからは、月曜日と木曜日、週2回開いておりまして、その都度、病院の入院患者さんのベッドコントロール等を議題に話し合われております。  今後、第2波が発生した際には、まず、どういう形でその方を病院の中に入っていただくかということも常に考えながら、第2波に備えて打合せをしている状況でございます。 130 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 131 ◆議長(新美交陽) 1番。 132 ◆1番(山口春美) 全く答えられていないので、ちゃんと、そういうさっき言ったことをもう一回起こしてもらって、確認してください。  今後の改善点としては、具体的に何を上げてみえるんですか。喫緊の課題です。第2波に向けてということで。 133 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 134 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 135 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 先ほど言いましたように、まだ週2回コロナの対策会議を開いておりまして、院内の発生後の対応について、現在、反省、分析作業を行っている途中でございます。まだ、今現在でもその状況でございます。その結果を見守る中で、新しい業務の手順や危機対応策を作成しまして、新規の感染症やその他の不測の事態に対応できるような組織・体制づくりを構築していく予定でございます。 136 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 137 ◆議長(新美交陽) 1番。 138 ◆1番(山口春美) 大急ぎの課題として、トリアージの屋外の、さっきの画像でも見ましたけど、雨の日も、これから暑くなってくるときも屋外でやることになりますよね。それから、暑さ対策だとか座るところだとか、患者さんも全部、朝はあそこへ並ぶんですよ。だから、その対策も含めて緊急に取るべきだというふうに思います。それから、エレベーターの関係もね。ということですので、よろしくお願いします、これは。  それから、3つ目の、備品や機材の購入実績や、今後の対策についてはどうなんでしょうか。何をこの間買ってきたのかも全然明らかにされていないので、このコロナ対策として改めてやったこと、金額も含めて教えてください。 139 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 140 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 141 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 先ほど言っておりますが、週2回のコロナの対策会議で日々変わっております。病院に入るときのトリアージにつきましても、おっしゃるように外では暑いという状況で、看護師も含めて体力的につらいということで、今現在、中で入っていただいてトリアージをやっております。ただ、その際には、病院の中に入ることによって、今まで会計で待ってみえていた方との密になる可能性もあるので、その辺を今どうするかということは、常に検討をしている状況でございます。  備品や機材の購入実績につきましては、今回の新型コロナ感染症対応として、当院においては、パーティション型空気清浄機を2台、救急外来に配置しております。  また、碧南ロータリークラブ様より、先ほど写真で紹介していただいた大型モニターつきサーモグラフィー検温システムを2基、医療用陰圧テントを1張り、あと、防災・介護用ラップ式簡易トイレを2台寄附していただきました。  今後、感染対策としての備品や機器の購入については、新型コロナウイルスの感染状況、新たに必要とする感染予防対策など、社会動向を注視しながら検討してまいります。 142 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 143 ◆議長(新美交陽) 1番。 144 ◆1番(山口春美) おいおい確認していきます。  5番目のリニューアル計画ですが、どう変わり、この経験が生かされていくのかということです。  現場での努力は職員のスタッフの皆さんの努力ですが、リニューアルを進めていくことは市長の責任です。トイレも、こういう形で感染患者が出た場合に、共同で使わなければならないような、こういう対応をやっぱり一刻も早く直していくってことが、このコロナにも対応できない、こんな状況を脱却することにもなると思いますが、具体的に、トイレ、シャワー、個室のものをどういう形で作っていくのか、あるいはエレベーターの増設も含めて、どの程度考えてみえるか。大体、どのぐらいの先回しになってしまう。  もう既に、統廃合計画が出たときに、市長が一遍に腰が引けて1年遅れにしてしまったんですから、これは早くやっていただかなければいけない。もう2波、3波のことも含めて、臨時的な措置も含めて考えていくべきだと思うんだけど、市長、お答えください。 145 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 146 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 147 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 4月5日以降の新型コロナウイルス感染者の判明以来、感染予防対策の観点から、改修計画の見直しの必要性を感じておるところでございます。  具体的には、過日の本会議で19番議員に回答したとおりでございまして、感染症の抑制とスムーズな看護体制のための病床の在り方や、入院患者のゾーニングの考え方、あと、病棟内での患者と職員スタッフの動きなどを再度検討する中で、病院機能の向上とともに、経営改善にもつながるよう、改修計画の見直しを行ってまいりたいと考えているところでございます。  現在、コロナの対応で、まだ病院の中では完全に終息している状況ではございませんので、病院長からは、改修計画の着手も今後考えていかないかんという、職員に対して話はありましたが、今現在、ちょっとコロナの対応で手いっぱいというところがございますので、リニューアル計画につきましては、もう少しお時間を頂きたいと思っております。 148 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 149 ◆議長(新美交陽) 1番。 150 ◆1番(山口春美) やっぱりみんなが民主主義で、自分の意見がちゃんと反映されるような形でやっていくことを、早急にリニューアル計画でも反映させていただいて、今指摘したこの感染病床の確保なども含めて、ぜひ早急に計画を見直し、実施してください。  それから、4番目に、職員全体、いろいろ施設はあるんですが、特に、ここは市民病院の職員全員の検査を実施するということで、先ほど言った18の道県知事の緊急提言も含めて、碧南市民病院では、全員の中で、何名の中で何人もう既に終わっていて、可能ならば、抗体検査も30分前にやれるので、やる意思はあるのかないのか。そして、国にもこのことをちゃんと言っていく意思があるのかどうか、伺います。 151 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 152 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 153 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 碧南市民病院では、院内での感染を最小限に抑え、早期に終息を図るため、患者が確認された後、院内のマニュアルに基づき、少しでも接触のある患者及び職員スタッフ、延べ169人のPCR検査を実施してまいりました。  病院の全ての職員に検査することは、本来必要とする方の検査や検査結果の遅れを招くおそれもありますので、考えておりません。今後、病院職員、スタッフへの感染予防策の徹底を図るとともに、病院スタッフの体調には十分に注意し、安全な医療の提供ができるように努めてまいりたいと思っております。  その169人のPCR検査をしたうちに、職員は96名でございました。病院の職員は大体580名ほどいますので、少しでも陽性の患者さんと接触した職員を検査して、96名検査したというところでございます。 154 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 155 ◆議長(新美交陽) 1番。 156 ◆1番(山口春美) 6月4日の日本共産党の提言、18県知事の提言も含めて不勉強ですね。だから、本当にちゃんと、せめて職員の580名はやっていく。このロードマップをちゃんと市も作って、国や県に要請していくことは必要です。とりわけ感染患者が出てしまった碧南市民病院ですから、今は感染病棟だけ、感染病院だけを対象にしていますから、それをねじ込んでください。  そして、6つ目ですが、唾液や遺伝子などの検査機器の設置についてはどうなんでしょうか。 157 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 158 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 159 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) PCR検査につきましては、保健所や半田医師会に検体を運んで検査しております。それとは別に、市民病院では、現在、5年ほど前に中央検査室に設置しました遺伝子増幅装置により、必要に応じてランプ法という検査方法で、新型コロナウイルスの検査を、感染を判定しております。  唾液でのPCR検査につきましては、受診者御自身で唾液による検体を採取することができますので、医療従事者にとっては感染のリスクも軽減されます。しかし、唾液よりたんのほうがウイルス量が多いと言われておりまして、従来の検査方法と比べ検出率が低下する可能性もあることから、発症からの日数などの状況も考慮し、使い分けが必要となります。唾液の検査についても、従来のPCR検査と同様、保健所や半田医師会での検査となります。 160 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 161 ◆議長(新美交陽) 1番。 162 ◆1番(山口春美) 試薬がないということで、そのランプ方式はなかなかやれないということでしたけれども、今後飛躍的に増えていくと思いますので、ぜひ、その職員全員、何も自分が分からなくて対応している不安というのは計り知れないと思いますので、お願いします。  7つ目に、いよいよこうなると、医療破壊も含めて、国に公的・公立病院の再編・統廃合の計画を見直し、撤回するように、今こそ求めていくべきだと思うんですが、市長、黙っておみえなんですが、この市民病院を守るということを宣言していただけるからには、国が鎌を持って立ち上がってきているわけですから、これに対してストップの声を上げていくことが必要じゃないですか。 163 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 164 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 165 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 厚生労働省から、再検証要請対象医療機関の指定を受け、令和2年9月までに、具体的対応方針について、西三河南部西医療圏の地域医療構想推進委員会で、再検証、合意を得ることとなっておりました。  令和2年2月19日に開催された西三河南部西医療圏の地域医療構想推進委員会において協議し、その結果、碧南市民病院は、地域医療、救急医療を守る上で必要不可欠であるとの意見を頂いておるところでございます。  そうした中、令和2年3月4日付で、厚生労働省から、具体的対応方針の再検証等の期限についてという通知が送られてまいりまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、改めて整理すると通知がございました。  公立・公的医療機関等の具体的対応方針の再検証等についての通知は、強制力を伴うものではございませんで、社会保障費が国の財政を圧迫する現状では、このような手法を取ったことに対してはある程度理解ができるものと思っておりますので、見直し、撤回は必要がないものと感じております。 166 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 167 ◆議長(新美交陽) 1番。 168 ◆1番(山口春美) 部長にそうやって答弁させて平気でいる市長について、本当に市民病院を守る気があるのかと、市民の命を守る気があるのかというふうに思いますよ。  じゃ、次の8番目です。そういう市長が、中日新聞の4月16日付の三河版に掲載された無投票当選の市長のコラムに、赤字を減らすために、7万3,000人の人口規模を考えて、病床数を2割から3割減らすと。医師不足解消は困難なので、早々に手を上げてしまって、現状に見合った的確な、適正な規模にすることを検討すると答えています。  まさにコロナ真っただ中に、職員が汗水垂らしているときにこの言葉ですよ。どういう真意でこういうことを発言されたのか、改めて御本人の口からお答えください。 169 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 170 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 171 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 碧南市民病院は昭和63年5月に開業しまして、今年で32年が経過し、近年は、施設の老朽化とともに、医師不足や近隣病院の開院もございまして、厳しい経営環境に置かれております。今後、高齢者人口の増加や医療政策の変化など、市民病院を取り巻く環境が変化していく中で、地域の救急医療機関としての役割を果たしていくことが市民病院の使命だと考えております。  今後、老朽化した施設を更新し、病院の機能を高め、集客力を備えることが、経営基盤を確立させ、市民病院の維持存続につながることだと考えております。碧南市の財政規模、財政状況を十分考慮する中で、具体的な病床数については、今後改修計画を進める上で検討してまいりたいと思います。 172 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 173 ◆議長(新美交陽) 市長。 174 ◆市長(禰宜田政信) その部分は新聞記事がありまして、私もインタビューを受けたわけでございますけど、やはり前提になるのは、碧南市側の今の市民病院をずっと存続させるためには、ある範囲の中でしかやれないわけで、これを無理にやると元も子もないと、全てが破綻してしまうようなことはやらないので、それを防ぐためには、ある程度地域医療を守るという前提の上、あるいは救急の部分をやるということの中で、最小限、そういう市民の願いを受け止めて、それは守るということの中でやれる方法は何かということで、二、三割減らさせていただいて、この地域の地域医療、救急を守りながら、なおかつ持続可能な病院としてはこういう選択がいいのではないかと今思っています。  これにつきまして、またコロナ等ありまして、今はまだばたばたしておりますので、ある程度一段落して、2波、3波とかいろいろあるとまたばたばたするでしょうから、そのあたりも含めまして、また落ち着いたらしっかり検討して、持続可能な市民病院をどうやってやっていくかということを本格的に考えていきたいと考えております。 175 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 176 ◆議長(新美交陽) 1番。 177 ◆1番(山口春美) 3割減となると約100床ですが、これは市長の単独プレーと見ていいですね。病院側の何かの会議で決めたとかそういうことは一切ないというふうに私は判断しますが、よろしいですね。  それで、次の9番目の……。 178 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 179 ◆議長(新美交陽) 市長。 180 ◆市長(禰宜田政信) だからさっきも言いましたよね。単独プレーとかそういう問題じゃなくて、市民病院が今後も市民の皆様の救急医療等を対応できるような、財政的な市の負担というのはあるんですね。これがずっとやれるような状況にするためのことを言っているわけで、スタンドプレーとかそういう問題ではありません。 181 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 182 ◆議長(新美交陽) 1番。 183 ◆1番(山口春美) 私たちは、280でリニューアル構想を承認したんですよ、1年遅れにしたやつ。それ以上のことは聞いていませんので、よろしくお願いします。  それから、9番目の、医師の高度医療や大規模病院に集中していることを改善して、地域医療に対しては、国の見方を大きく変えてもらって、医師の確保を国が責任持って回してもらうということをちゃんと言わなきゃ駄目だと思うんです。  それから、財政が大変だって言われるけれども、今回、2次補正10兆円のうちの5兆円はまだ白紙委任なんですね。その中で、感染病院は財源補填の対象になっています。大したお金は来ないかもしれませんけど、でも、うちみたいに感染が実際に出て休院してしまったところも、やっぱり財政補填をしてほしいということを、これを国に言うことはできるでしょう。言いますか、言ってくださいよ。 184 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 議長、病院経営管理部長。 185 ◆議長(新美交陽) 病院経営管理部長。 186 ◆病院経営管理部長(遠山隆夫) 医師の確保の関係なんですが、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が施行され、医師の偏在や働き方、国民の医療の関わり方などについて議論されているところでございます。  国においても、医師少数区域等で勤務した医師を厚生労働大臣が評価する制度の創設や、都道府県における医師確保対策の実施体制の強化、医師養成課程を通じた医師確保対策の充実など、医療法や医師法が改正され、地域間の医師偏在の解消に向けて取り組んでおり、今後こうした動きを注視していきたいと考えております。  なお、市民病院においても、医師確保修学資金の貸与や、医局への訪問、医科大学へのPR活動を通じて、医師確保に努めているところでございます。 187 ◆議長(新美交陽) 山口議員、残り1分を切りました。 188 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 189 ◆議長(新美交陽) 1番。 190 ◆1番(山口春美) 3つ目の地産地消への大転換をです。  ガーゼ、マスク、防護服、それからいろんなものが外国頼みで、いきなり止まってしまった。これがもし食料だったらどうしましょうと、ごみ袋もこういう影響を受けました。今碧南市の中で、外国頼みでやっているごみ袋、そういうものや何かを市内や県内産に切り替えていく、そういうことは、あちこちでももう既に企業が転換して、そういうものを生産する体制がされていますが、こういう地産地消についてはどういうことになっています?ごみ袋からお答えください。 191 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 192 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 193 ◆経済環境部長(永坂智徳) 今御指摘のございました市の指定のごみ袋でございますが、現在の仕様では生産国の指定をしておりません。  令和2年3月に納入予定であったごみ袋につきましては、新型コロナウイルスの影響で中国の生産工場が稼働できなかったことが原因で、納入が遅れまして、年度内配布はできましたが、市民の皆様には大変御心配をおかけいたしました。  ごみ袋の生産につきましては、国内での生産工場は少なく、県内ではないというふうに聞いております。こうしたことから、現状では、燃やすことのできるごみ袋の国内生産を指定することは困難であるため、落札した業者が国外生産をしている場合には、生産している国の情勢を注視しつつ、非常事態が起こった場合には早急に、落札業者と契約の履行やごみ袋配布の対応を協議してまいりたいと考えております。  続きまして、地産地消につきましても御答弁させていただきます。
     地産地消の推進につきましては、引き続きまして、碧南市地産地消推進協議会の取組を通じて、地元の農水産物の利用拡大、地産地消に努めてまいります。この地産地消推進協議会でございますが、農業者はじめ消費者の代表、また、学校給食の関係者、JAあいち中央の職員など20名の委員で構成をされておりまして、地元農畜産物の消費拡大や、児童生徒の食育推進に関する事業等を推進していくこととしております。これらの関係団体の皆様と協力をしながら、児童から一般の方を対象に、引き続き、市全体の取組といたしまして、地産地消を推進してまいりたいと考えております。 194 ◆1番(山口春美) 議長、1番。 195 ◆議長(新美交陽) 1番。 196 ◆1番(山口春美) それで、地産地消の協議会は5月18日コロナで中止されました。45万5,000円という僅かな予算のために、そうそうたるメンバーの20名が集まっています。給食の食材の碧南産、県内産の目標数値もここでは議論することになっているんですが、現況の数字をここで示していないね。食育計画は33年ですから、再来年実施なので、今後の見通しを教えてください。この開催の見通し、これを盛り込んでくださいよ、ちゃんと。形ばかりのものを何回もやっておるじゃない。いつやるんですか、5月18日の代わりに、地産地消。 197 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 198 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 199 ◆経済環境部長(永坂智徳) 地産地消推進協議会につきましては、今回新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、会議としては中止をしております。ただ、会議の構成メンバーの方におかれましては、当然、今年度も引き続きそれぞれの立場の中で、最大限地産地消を図るように努力をしていただいておりますので、今後も情報共有を図ってまいりたいと思っております。 200 ◆議長(新美交陽) 以上で、山口春美議員一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 9分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 20分 再開) 201 ◆議長(新美交陽) 次に、大竹敦子議員の一般質問を許します。 202 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 203 ◆議長(新美交陽) 3番。 204 ◆3番(大竹敦子) こんにちは。公明党の大竹敦子でございます。1年ぶりになります質問でございます。  議長よりお許しを頂きましたので、通告書に従って質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。  いまだかつてない世界的規模で影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症が拡大の中、碧南市におきましても、市民病院で感染者が出るなど本当に大変な中、さらなる感染拡大防止に取り組んでいただき、また、新たな感染者への対応、また、一刻も早い支援策への実施に向けての不眠不休の対応をしていただいております職員の皆様に、改めてここで敬意を表したいと思います。本当にありがとうございます。  その中で、今回の一般質問ということでございます。コロナ禍の新しい生活様式を推し進めていく中で、コロナへの対応も急務でございますが、一回一回の一般質問は、私たちにとってもとても大切な機会でございますので、日常の様々な問題への取組も重要なことと捉えまして、今回質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  最初に、件名1、地域公共交通の整備について、お尋ねいたします。  昨今、高齢化が進むにつれて、アクセルの踏み間違いなど、高齢者による交通事故が多く報道されるようになりました。それを受け、自動車の安全運転装置の設置が推奨され、国、県、市による補助金などの制度も進んでいるところでございます。一方では、高齢者の方の免許証の返納についても進められております。どちらを選ぶにいたしましても、高齢者ドライバーにとって、とても厳しい判断が求められていることは間違いありません。できることなら、危険な思いをして運転をするよりも、公共交通を使い、家族にも心配をかけず、また、気兼ねをすることなく安心して出かけられることを最も望まれていると思っております。  しかし、現在の状況、ほぼほぼくるくるバスのみに頼った市内の公共交通システムでは、高齢者の免許証返納を後押しするほどの、交通弱者の足を補完することはできていません。抜本的な公共交通システムを構築する必要があると強く考えます。くるくるバスを生かしながら、そのバス停の先自宅まで、ドア・ツー・ドアに近づけるサービスの構築を目指し、高齢者などの外出支援、そして、まちの活性化にもつながる体制をつくるべきと考えます。  国の動きも、5月、今国会で、地域公共交通活性化再生法など、地域公共交通関連法案の改正案が可決をいたしました。その法律の主な変更点は、地域公共交通網形成計画(ネットワーク計画)と言われていますが、これが、地域公共交通計画(マスタープラン)に変わりまして、その内容としては、従来の公共交通サービスに加え、自家用有償旅客運送、福祉輸送、スクールバスなど、地域の多様な輸送資源も計画に位置づけられ、高齢者、障害者などの移動手段として、地域の必要性に合わせて計画ができるようにするというものになっております。  このような動きの中で、碧南市としましても、これからの時代に合った地域公共交通を整備していく必要が出てきていると思います。碧南市では、昨年度策定されました碧南市都市計画マスタープランでは、2030年度を目標に策定をされています。しかし、そこには、ふれんどバス、くるくるバスの利便性の向上に努めるとしか言及をされておりません。その先のビジョンが今必要です。  地域公共交通計画の施行は半年後でありますが、今回は、その計画の作成が努力義務化されるということです。計画を整備していくにはかなりの時間がかかります。碧南市の市民の皆様の安心・安全な暮らしを守るためには、必須の取組であるとも考えています。少しでも早く取組を進めていただきたいと思いますので、ここで、国の計画の策定に併せて、地域公共交通の整備について、市のお考えを確認させていただきます。  (1)地域公共交通の策定についてどのようなお考えをお持ちか、お聞かせください。 205 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 206 ◆議長(新美交陽) 市長。 207 ◆市長(禰宜田政信) 本市の公共交通といたしましては、高齢者や障害者等の交通弱者の利便性を図るとともに、広く地域社会参画を促進するため、平成10年4月からくるくるバスを運行しております。また、名鉄三河線碧南駅から吉良吉田駅までの廃線に伴い、平成16年4月からふれんどバスの運行を確保しております。名鉄三河線では、高浜市、刈谷市、知立市の沿線市と連携し、利用促進事業を進めるとともに、利便性の向上に努めているところでございます。  また、これらの公共交通のほかに、新たな交通システムとの組合せも含めまして、どのような移動手段を提供するほうがよりよいか、利便性向上や費用対効果、社会状況や公共交通の在り方などを総合的に研究しているところでございます。  今回の地域公共交通関連法の改正では、地方のバスや鉄道の路線維持に向けて、自治体が積極的に関与する仕組みが盛り込まれておりまして、全ての市区町村に対し、住民に最適な生活交通の在り方を示す、地域公共交通計画の作成を努力義務として課すことや、地方でバス路線などの維持が困難になった場合、自治体が、既存事業者を含む関係者とサービス維持に向けた方針を策定し、地域住民の移動手段の維持につなげることとされております。  日本全国、地域ごとで、高齢化率や人口増減、公共交通の整備状況など、置かれている状況が異なっておりますので一概には言えませんが、地域公共交通計画の策定が、本市における高齢者等交通弱者の外出手段の確保に必要なツールとなり得るかどうかということを見極める中で、検討してまいりたいと考えております。 208 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 209 ◆議長(新美交陽) 3番。 210 ◆3番(大竹敦子) お答えの中で、既に新たな交通システムについて総合的に研究を進めていただいているという御回答を頂きました。本当に安心いたしました。  碧南市は、先ほど御説明頂きましたように、くるくるバスがもう21年にもなります。高齢者を含む交通弱者、住民の移動手段の維持のため、無料で運行されております。それは、他市にも誇れる碧南市の取組でございます。そして、この21年余りが経過し、今まさに、時代が必要とするその先を考えるべき局面に立っていると考えます。計画にはしっかりと着手するときでございます。その点、総合的に検討されているということですので、ぜひ具体的に進めていただきたいと思います。  これからの公共交通は多岐にわたっておりますので、これを機会に、利用者となる市民や民間企業など、それに関わる全ての関係者の御意見をお聞きし、それを形にしていくべく、商工課、市民協働課、福祉課、高齢介護課など、各関係課によります庁内での実務的なプロジェクトチームも立ち上げ、計画を進めていくべきではないかと考えます。そこで、お尋ねいたします。  (2)、仮称でありますけれども、地域公共交通の推進プロジェクトチームを立ち上げ、進めていくべきではありませんか、お考えをお聞かせください。 211 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 212 ◆議長(新美交陽) 市長。 213 ◆市長(禰宜田政信) 仮に地域公共交通計画を策定していくという場合は、私も4期目のマニフェストに、高齢者等交通弱者の外出手段の確保を検討という項目を1項目上げておりますので、関係所管などと協議をしてまいりたいと考えております。 214 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 215 ◆議長(新美交陽) 3番。 216 ◆3番(大竹敦子) 禰宜田市長がマニフェストに掲げていただいているということで、とても心強く思っているところでございます。  計画を策定していく場合はと言われましたけれども、マニフェストに掲げられているわけですので、しっかり前向きに取り組んでいただきたいと思います。大きなプロジェクトになると思います。この際、新しい部課を発足してもいいのではないかと考えるぐらい重要なことだと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  地域公共交通には様々な手法が考えられます。他市で効果があったからと、碧南市でも期待ができるわけではありません。碧南市に合った地域公共交通システムを構築するためには、地域、風土、環境などの総合的、専門的判断も必要となります。そのため、その道の引き出しを多く持ったエキスパート、専門家によるアドバイスは必ず必要でございます。ぜひ学識経験者を計画策定の場にお招きし、御助言していただきたいと思います。  (3)といたしまして、アドバイザーとして学識経験者の招請についてのお考えを、ここでまずお聞かせください。 217 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 218 ◆議長(新美交陽) 市長。 219 ◆市長(禰宜田政信) 一般的に、計画の策定に当たっては、市内の関係機関のみの意見集約ではなく、碧南市を外から見る目や、他市の状況と比較するといった視点が必要な場合も多いと思います。  また、地域公共交通の専門家や学識経験者に加わっていただくことによりまして、よりよい計画になれば、市民の皆様にとって有益であると考えております。実際に計画策定を進めていくこととなった場合には、構成員がそれぞれの立場でお互いの議論を深め、よりよい計画が策定できるような会議体を組織しなければならないと考えております。 220 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 221 ◆議長(新美交陽) 3番。 222 ◆3番(大竹敦子) ぜひよろしくお願いいたします。  公共交通システムの最先端は、今や、ドア・ツー・ドアを目指した地域の特性に合った交通手段の在り方でございます。すぐにできるものとは思っておりません。この4年間、8年間ずっとかけながら、最もこの碧南市の少子高齢化の進んだときに、碧南市に住んでいて暮らし続けてよかったと思えるような碧南市をつくっていくためには、必ずこの公共交通システムの今の計画策定が重要でございます。  ほかの国においても、ドア・ツー・ドアをしっかりと今研究されておりますし、その道の専門家の方々も先生方も、一生懸命、それを今目指して研究しております。その知恵をしっかりとこの碧南市に持ってきていただきまして、市民の皆様の安心・安全の公共交通システムの構築を、着実に進めていただきたいことを要望しておきます。  今日はこのくらいで終えますけれども、今後これを機に、皆様に、市のほうに御提言をいたしましたので、しっかりと進めていただきますように、これからの本会議のほうでお聞きしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、次、件名2、地域猫の支援活動について、お尋ねいたします。  碧南市では、この地域猫活動は、猫たちの小さな命を大切に思う有志の方々により進められてまいりました。この方々の進めているTNR活動により、むやみに増える猫の数を抑え、野良猫により起きている様々な地域での問題を確実に減らしてきております。目立たない活動ですが、大変地域にとっては有益な活動と思っております。それは、ここにいらっしゃる皆様方も周知のことと思っております。  私も、今回選挙戦で、複数の市民の方から、野良猫のことで大変困っているとの御相談を受けてまいりました。そうした野良猫による被害を解決するには、このTNR活動を地道に進め、新たな子猫の誕生を抑え、野良猫の数を減らしていくしかありません。  ここで一番の問題は、そのために行われなければならない野良猫の避妊・去勢手術にかかる費用でございます。現在は、集まった募金と個人の費用で賄っている状況です。施術後も、地域猫がその寿命を全うできるようにサポートしていく必要もあります。  また、この地域猫の活動は、猫が好きな人が集まって、好きでやっていると済ましていい問題ではありません。地域には、猫がかわいくて食事だけ与える方もおられます。それは、地域猫活動について知らないからではないかと思っております。  TNR活動は、術後、地域に帰してからの餌やり、トイレやすみかなど、管理が重要であります。それによって、地域のトラブルも自然と解消されていくことでございます。しかし、そこまでやることは本当に大変です。ただかわいそうだからと餌だけやってしまう、そうした行動が、新たな住民同士の争いの火種となり、大きな地域の問題となってきているのが現状でございます。  市の取組といたしまして、これまで地域猫活動について、周知のための講演会などの開催をはじめ、PR活動に力を入れていただいてきたことは知っております。大変感謝しているところでございます。今後は、市として、地域猫活動の支援は、財政的な面からの支援ではないでしょうか。市から確実に支援が頂けるのであれば、被害を受けている住民の方にも、被害を減らすための地域猫活動ですとしっかりと説明ができ、理解をしていくこともできるでしょう。また、多くの猫好きの方には、積極的にTNR活動に御協力を頂き、それにより野良猫の数を確実に減らしていくことができると考えます。そうした体制を、ぜひこの碧南市でもつくっていくべきと考えます。  そこで、(1)地域猫活動について、財政的な支援、お考えはないかお聞きします。 223 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 224 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 225 ◆経済環境部長(永坂智徳) 地域における飼い主のいない猫への対策としての行政、地域、ボランティア団体や個人の連携は大変に大切であると考えております。こうしたことから、碧南市といたしましては、地域猫活動を行ってみえる団体からの依頼を受けまして、地域猫活動の市民講座を毎年開催しており、これまでに5回の開催実績を積み重ねてまいりました。  財政的支援ということで、地域猫活動としてはTNR活動が進められておりまして、他の自治体では、不妊・去勢手術に対する補助制度を設けているところもございますが、補助内容や対象は各市様々でございます。こうした不妊・去勢手術に対する補助制度は現在のところ考えておりませんが、碧南市では、市民の皆様が、自主的、自発的に行う公益的な活動を支援するために、ボランティアのグループやNPO法人などに、市民公益活動活性化補助金制度がございまして、現在碧南市で地域猫活動を行ってみえる団体も、平成27年度から、この補助金の交付を受けて活動をされておられます。  碧南市といたしましては、より多くの市民の皆様に地域猫活動を周知するなど、ソフト面を支援しつつ、活動を注視してまいりたいと考えております。 226 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 227 ◆議長(新美交陽) 3番。 228 ◆3番(大竹敦子) まだ今のところは考えていないということでございますけれども、本当に、これは大きなまちづくりにつながる活動になっております。市民の皆様が自主的に、自発的に行う公益的な活動には、碧南市には、先ほど言われましたように、市民公益活動活性化補助金制度があるとおっしゃいました。地域猫活動は、市民の皆様の自主的、自発的に行う公益活動をはるかに超えた活動でございます。ですから、他市でも補助金制度がつくられているわけでございます。  また、避妊・去勢手術には、獣医さんの御協力を頂いていても、少なくとも避妊手術には1万円、去勢手術には5,000円かかってまいります。10万円の補助金では十分に活動できるとは言える金額ではございません。あればあったほうがいいということで、こちらのほうも活用させていただいておりますけれども、どうにかもう少し市の補助をしっかり受けて、地域の皆様にもしっかりと、この地域猫活動について理解を求められるよう、今は大変立場の弱い状況でございますので、ぜひとも市の支援を受けた中での地域猫活動にしていただけるように、よろしくお願いをしたいと思います。改めて要望したいと思います。今すぐには補助金のほうは考えていないということでございますけれども、将来的には、できるだけ早く考えを変えていっていただきたいと思います。  資金の調達法として、今私が要望しております市の補助金ほど確かな方法はないと思っておりますけれども、他市では、クラウドファンディングという手法を使って資金を集めている自治体もございます。  (2)といたしまして、クラウドファンディングという手法での資金調達についてどのようなお考えか、お聞かせ頂きたいと思います。  まずは、アとして、メリット、デメリットについて教えてください。 229 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 230 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 231 ◆経済環境部長(永坂智徳) クラウドファンディングにもいろいろなパターンがございますが、最大のメリットは、企業では実現が困難な事業の資金調達が、個人、団体問わず、幅広く可能になるということでございます。例えば、今回のようなケースで申し上げますと、寄附型クラウドファンディングに該当しますが、比較的簡単に他人を支援することが可能となります。これにより、支援者も社会的意義を得られるというメリットもございます。  一方、デメリットといたしましては、資金を募集したからといって、必ずしも必要な金額が集まるわけではございません。また、寄附した側も、自分が考えていた内容と違っていても、提供した資金が返還されないということもございます。クラウドファンディングには、こういったデメリットも存在すると認識をしております。 232 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 233 ◆議長(新美交陽) 3番。 234 ◆3番(大竹敦子) ありがとうございました。よく分かりました。  お話を伺っても、デメリットとしてはあまりないように思いますけれども、必ずしも資金が集まるわけではないということで、では、ガバメントクラウドファンディングということであれば、寄附者も、自治体が運営母体としているという安心感もあり、碧南市が支援している活動として資金も集まるのではないかと思います。  地域猫活動のために、イとしまして、碧南市がガバメントクラウドファンディングを実施していただけませんか、お考えをお聞かせください。 235 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 236 ◆議長(新美交陽) 経済環境部長。 237 ◆経済環境部長(永坂智徳) 地域猫の問題でございますが、碧南市においても、飼い主のいない猫によるふん尿被害、また、車等への爪による傷つけの被害、また、猫好きな方と嫌いな方との間で御近所トラブルに発展しているケースも少なくございません。こうした問題を解決するためにも、不妊・去勢手術も大切であるとは思いますが、まずは、地域の方々とともに地域猫活動に関する理解を広げ、深めていくことが何よりも大切であるというふうに考えております。  県内では、豊川市さんが、地域猫活動の不妊・去勢手術の費用面の支援といたしまして、ガバメントクラウドファンディングを今年度実施しておみえになります。また、碧南市では、碧南海浜水族館が、絶滅危惧種の淡水魚の保護を目的としたガバメントクラウドファンディングの実績がございます。これらのケースを参考にしまして、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 238 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 239 ◆議長(新美交陽) 3番。 240 ◆3番(大竹敦子) 豊川市のほうも、ガバメントクラウドファンディングで100万円余りが集まっているというふうに聞いておりますし、碧南市のほうの水族館のガバメントクラウドファンディングも、やはり碧南市がやっているということの信頼感の中で成功している実例でございます。碧南市におけるガバメントクラウドファンディングも、企業さんにもやってみえると思いますけど、成功しているというふうに思っております。  ぜひとも、地域猫活動の活動は小さなことだと思われるかもしれませんけれども、やはりそうした活動に対して、市が少しでも力を貸していただけるようであれば、1つでも進んでいくと思いますので、他市でも実施をされております。ぜひ前向きな御検討をよろしくお願い申し上げまして、地域猫活動についての支援への御提案を終わらせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。今後に期待をしておりますので、お願いいたします。  3番目、件名3、コロナ禍を踏まえた防災・減災対策について、お尋ねをしてまいります。  新型コロナウイルス感染症拡大の第2波、第3波が懸念される中、これから本格的な台風シーズンを迎えます。また、今全国各地で地震が頻発している状況でもあり、この地域でも、いつ起きても不思議ではない南海トラフ巨大地震の脅威は、コロナ禍にあってさらに高まっているところでございます。コロナ禍の今最も恐ろしいのは、地震などの災害が起きた避難所でのクラスターといわれる集団感染の発生です。  その対策として、これまでのような避難所の体制ではなく、ソーシャルディスタンスの取れた避難所の体制の整備が必要となり、そうなると、収容人数は3分の1から6分の1に激減をすることになります。  そこで、(1)避難体制及び避難所の整備について。  アとしまして、そのために不足する避難所の対応についてお聞きする予定でしたけれども、既に11番議員への詳しい御答弁でお答えを頂いております。  職員の配置等の問題で、新たな公民館・区民館の整備、また、ホテルなど民間の宿泊施設など、発生時の避難所としての拡充は現状困難という状況が分かりました。そこで、分散避難についての関連で質問させていただきたいと思います。
     市が、防災・減災対策計画の中で示された避難者の数は、発災時に家が倒壊をしたり流されるなど、どうしても避難所へ避難しなければならない方々の数であります。避難所の確保ができないと言っても変わるものではないと思います。避難所は、被災後の状況で対応するという答弁もございましたが、それでは混乱を招きかねないと考えます。そうならないようにするための、事前の防災・減災対策です。  コロナ禍により大きく状況が変わっております。避難所に収容できない避難者には、分散避難をしていただく必要があります。ハザードマップを参考に、津波、水害などに見舞われることが想定される危険な地区にお住まいの方には、個人的に避難できる先をあらかじめ確保していただくなど、まず、市民に対して分散避難への意識改革が必要です。その点、どのようにお考えでしょうか。  また、分散避難した場合の避難者の掌握について、在宅避難者と同様に、分散避難された方の安否確認、支援物資が行き渡るのかは心配になります。どのようにされるのか、その点について、2点、お答えをお願いいたします。 241 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 242 ◆議長(新美交陽) 市民協働部長。 243 ◆市民協働部長(鳥居典光) 公共施設や民間施設等の活用にも限界があるため、質問者の御指摘のとおり、市民が避難所以外の場所で避難生活ができるようにすることが重要で、まずは、自宅の建物の耐震補強を図っていただきたいと考えております。自宅が危険な状態であれば避難しなければいけませんが、あらかじめ親戚や友人の家等へ避難することを視野に入れておくことが必要で、分散避難の必要性を防災講座等でも周知していきたいと考えております。  また、友人の家等に避難した場合の安否確認や物資提供につきましては、友人の家等から最寄りの避難所において、避難者名簿に登録をしていただくことで、安否の確認ができ、物資が避難所に届くようになります。名簿登録の必要性については、今後も市民の方々に周知を図ってまいります。 244 ◆3番(大竹敦子) 議長、3番。 245 ◆議長(新美交陽) 3番。 246 ◆3番(大竹敦子) まずは耐震化を進めていただき、自宅での在宅避難を勧めるということと理解をいたします。様々なリスクのある避難所への避難を避け、在宅で避難ができることは最も適切な避難方法だと考えます。しかし、各家庭での備蓄も、今現在、碧南市内では十分でないようにアンケート等で分かります。ぜひ、そのための備えについても、あらゆる機会を通して市民の皆様の意識の向上に努めていただきたいと思います。その上での分散避難への周知もよろしくお願いをいたします。  また、次のイの質問につきましても、避難者の健康管理と感染予防のための衛生環境、備蓄品の整備についてのお考えについても、11番議員また20番議員への御答弁で頂いておりますので、これも了解とさせていただきたいと思います。  (2)地方創生臨時交付金の活用についての質問も重複しております。必要な感染症対策用品については確保されるとの御答弁を頂いておりますので、これも、しっかりと必要な感染症対策用品を、この地方創生臨時交付金の活用でしっかりと実行していただけることを確認させていただいて、了解といたしたいと思います。  今回、コロナ禍に対応した避難所の整備については質問する議員も多く、質問が重複をしております。それだけに重要度も高い喫緊の課題であるということが分かります。特に、物資の備蓄については、碧南市、まだまだ不十分だと思っております。現在収納スペースがいっぱいであり、そのために、これ以上の物資の備蓄ができないというふうにも聞いております。  本年は、夏場の台風情報によりますと、前半よりも後半、9月、10月に台風が多く襲来するというふうにも聞いております。地震だけではなく、そうした方々が、猛暑の中、避難所で生活をすることにもなってまいります。苛酷になりがちな避難生活を少しでも快適にするための様々な製品が、今現在開発をされております。  先ほど申し上げましたように、自宅の耐震化、また友人宅等への、親戚宅等への分散避難、そうしたことができなくて、どうしてもやむを得ず地域の公共の避難所に避難しなければならなくなった避難者の皆様が、コロナ禍でも安心して避難生活を送っていただけるように、この地方創生臨時交付金、しっかりと防災・減災に活用していただいて、収容スペースの拡充を含め、市の防災・減災対策に対する取組の姿勢をぜひとも示していただき、避難所の整備を進めていただきたいと切に望むものでございます。  今回は、これで私の一般質問は終わらせていただきますけれども、入り口でございます、全て。この4年間、また皆様の御意見を伺いながら、議員として活動させていただくわけでございますけれども、この今日質問させていただいた3点につきまして、特に、交通システムの構築、そして地域猫の問題もずっと喫緊の課題でございましたし、また、このコロナ禍にありましても、避難所でありますとか防災・減災対策、公明党として皆様のために全力で取り組んでいきたいと思っておりますので、どうかこの今日の質問は入り口でございますので、こういう考えの下、また進めていただきたいと切に望みまして、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 247 ◆議長(新美交陽) 以上で、大竹敦子議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩いたします。                            (午前 11時 52分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 248 ◆議長(新美交陽) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、鈴木みのり議員の一般質問を許します。 249 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 250 ◆議長(新美交陽) 22番。 251 ◆22番(鈴木みのり) こんにちは。みらいクラブの鈴木みのりでございます。  ただいま議長より質問の許可を頂きましたので、通告書に沿って、一問一答にて質問したいと思います。すっきりした御答弁、よろしくお願いいたします。ただ、久しぶりの質問ということと、今期初議会のトリということで、ちょっと緊張はしておりますので、ぜひその辺忖度をしていただいて、お答え願えればというふうに思います。  今回は、予想されたとおり、新型コロナウイルス感染症関係の質問が多くの議員よりありました。我々みらいクラブも、友好会派7名とともに、5月19日、21の項目に及ぶ要望書を提出させていただきました。また、みらいクラブといたしましても、昨年秋、要望書を出させていただきました。それぞれにつきましては、今後しっかりとチェックをしていきたいと思っております。  そこで、今回は、これからこの新型コロナ感染症対策、あるいは対応にどれだけ費用がかかるのか全く読めない状況ですので、特に、昨年あたりから顕著になってきたと感じております今回のこの問題提起を、早急に解決、対応していただいて、少しでも必要のない出費は控えていただき、そして、この浮いた費用で感染症対策を推し進めていただけたらと考え、質問をし、提案をしますので、よろしくお願いいたします。  件名1、工事入札について、お聞きをいたします。  (1)として、ここ3年間の工事入札の本数をお聞かせください。 252 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 253 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 254 ◆総務部長金沢宏治) 直近3年間の実績を申し上げますと、令和元年度の件数は159件、平成30年度127件、平成29年度137件でございます。  以上です。 255 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 256 ◆議長(新美交陽) 22番。 257 ◆22番(鈴木みのり) 私が理解しておりました数字とはかなり乖離をしているというか、多分今までだったら250とか280本ぐらいあったと思うんですけれども、非常に少ないと。それで確認なんですけど、工種別の本数をお聞かせ願えますでしょうか。 258 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 259 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 260 ◆総務部長金沢宏治) 元年度の実績で申し上げます。建築業種としては29種類ございますが、碧南市が発注するものにつきましては主に15種類で、そのうち発注件数の多い8つの種類について、多い順から、土木一式工事が52件、管工事が24件、水道施設工事が20件、建築一式工事が16件、舗装工事が13件、電気工事が12件、造園工事が8件、機械器具設置工事が7件、その他業種合わせて7件となっております。  以上です。 261 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 262 ◆議長(新美交陽) 22番。 263 ◆22番(鈴木みのり) やはり四、五年前と比べるとかなり、土木建築ですか、その辺が極端に少なくなってきているなというのは感じます。  では、(2)、今お答えになったこの年間本数の中で、設計委託をされているのはどの程度でしょうか、お教えください。 264 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 265 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 266 ◆総務部長金沢宏治) これも直近3年間の実績で申し上げますと、令和元年度が64件で、率にして約40%、平成30年度、50件で、率にして39%、平成29年度の件数が71件で、約52%ですので、年間4割から5割程度ということでございます。  以上です。 267 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 268 ◆議長(新美交陽) 22番。 269 ◆22番(鈴木みのり) ありがとうございます。  それでは、(3)として、委託をされる明確な判断基準、これは委託をするしないという、その判断基準は何かあるのでしょうか、お答えください。 270 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 271 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 272 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 委託を行うかどうかの具体的な判断基準はなく、工事の規模や設計の難易度など様々な要因に応じまして、所管課で判断しております。 273 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 274 ◆議長(新美交陽) 22番。 275 ◆22番(鈴木みのり) いつもは、線を引くことが市役所のお仕事というふうに理解しておりましたけれども、珍しく行政っぽくない御答弁というふうに感じました。ただ、そういったらしくない曖昧な判断が、結果として幾つかの設計ミスにつながってきたのではと感じてしまいます。  それでは、(4)として、委託に要した費用の直近3年の決算額は、各年それぞれどのぐらいだったでしょうか、お聞かせください。 276 ◆総務部長金沢宏治) 議長、総務部長。 277 ◆議長(新美交陽) 総務部長。 278 ◆総務部長金沢宏治) これも直近3年間で申し上げます。令和元年度決算額が2億200万円余、平成30年度、2億6,800万円余、平成29年度、1億9,000万円余でございます。  以上です。 279 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 280 ◆議長(新美交陽) 22番。 281 ◆22番(鈴木みのり) 結構委託費というのは高いというイメージがありますけれども、(5)の委託されないほう、そのときの設計と入札までは、じゃ、どのような形で、流れで行われているのでしょうか、お聞かせください。 282 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 283 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 284 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 市職員が現地調査、測量等を行いまして、工事目的物の設計図書を作成し、数量計算を行います。これを基に工事価格を積算しまして、予定価格を取りまとめた後に、入札、発注の手続を行っております。 285 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 286 ◆議長(新美交陽) 22番。 287 ◆22番(鈴木みのり) そうしますと、ただいまの御答弁の中で、現地調査、測量等を行いというふうに言われましたけれども、実際には、どのような調査、測量を行っているんでしょうか。 288 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 289 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 290 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 現地調査におきましては、主に工事箇所において、既設構造物の種類や位置、地下埋設物の有無などを目視により確認しております。  測量におきましては、設計に必要な工事目的物の延長や、現況の地形、構造物の高さなどを計測するなど、簡易的な測量を行っております。 291 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 292 ◆議長(新美交陽) 22番。 293 ◆22番(鈴木みのり) 申し訳ありません。測量のほうは理解できるところなんですけれども、今の御答弁、現地調査の説明のほうの中で、地下埋設物を目視によって確認といって、どんな特殊能力を持っているんですかね、地下のものを見て分かるという。  正直、今の答弁を聞くと、本当にこれ大丈夫なのかなと、かなり今後についても不安になりますけれども、都合があって先に進めますので、後でこれは聞きますけど、(6)ここ数年で、自前設計の工事において問題はなかったのかというこの質問なんですけれども、私には、今の御答弁からして既に問題だというふうに思うんですけれども、当局としても、なかなかありましたという答弁はないとは思いますけれども、どのようなお考えでしょうか、お答えください。 294 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 295 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 296 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 特段の問題はなかったと認識しておりますけれども、現地調査時に把握できなかった事項が、工事現場の着手後に発生することなどによる設計変更は避けられないものと考えております。 297 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 298 ◆議長(新美交陽) 22番。 299 ◆22番(鈴木みのり) 把握できないことが目視では多いですよね。ただ、実際には照明機器が建てられないところに設置するような図面を引いてしまっていますよね。これは、現地を見れば誰でも分かることが、うちの職員では分からないと、そういうふうに言われているようで、少しこれ、寂しいです。  では、もう一つの問題も、最近多いようですのでお聞きします。市内の民間事業での土地取得の際に実際に起こった事案ですので、念のために確認しておきます。市または公社が土地を取得する際に交わす契約書において、地中の廃棄物等の処理費用に関する定めというのはあるんでしょうか、お聞かせください。 300 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 301 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 302 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 特に定めておりません。 303 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 304 ◆議長(新美交陽) 22番。 305 ◆22番(鈴木みのり) とにかくびっくりの一言です。民間においては、今では常識的に、契約内容のほうに、地中に廃棄物や汚染物質があった場合、売り側のほうが、責任として処分費を負担するというふうになっているのは常識であります。では、もしそうなった場合、碧南市の場合はどう対処されるんでしょうか。 306 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 307 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 308 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 土壌汚染があった場合におきましては、県条例、いわゆる県民の生活環境の保全等に関する条例ですけれども、そこに、汚染除去物等の措置を講じ、土地の形質の変更を行うとされ、汚染原因者が存在する場合は、原因者に汚染除去等の措置の実施を求めることとされております。  市または公社が取得しました土地におきましても、この県条例に基づきまして、対応していくことになるかと思います。 309 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。
    310 ◆議長(新美交陽) 22番。 311 ◆22番(鈴木みのり) 土壌汚染につきましては、今言われた県の原因者負担措置というものを取られているということですので、ぜひ廃棄物についても同様に、かつ早急に定めていただくように、これは強く要望しておきます。  ここからがそろそろのメインですけれども、(7)問題になったあいくる屋根工事、鷲塚第2・第4処理分区工事、スケートボードパーク工事、これはどのように検証されたのでしょうか。 312 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) 議長、福祉こども部長。 313 ◆議長(新美交陽) 福祉こども部長。 314 ◆福祉こども部長(杉浦秀司) まず私からは、あいくる屋根工事について、お答えをさせていただきます。  平成28年度に行いました、福祉センターあいくる2階駐車場屋根工事の主な問題点としては、本来、市が入札に付すべき事案であったにもかかわらず、市及び社会福祉協議会が、それぞれ費用を分けて、随意契約として工事を行ったこと。その際、指定管理者が、支出することのできない工事費を、修繕費として社会福祉協議会に支出させたこと。また、建築確認申請が必要な建築物であることを認識せず、違法性が疑われる建築物となったことが挙げられます。  その後の対応といたしましては、まず、あいくるの施設管理について、事務処理の適正化や明確化を図るため、指定管理から市の直営にするように変更し、その上で、所管課処理で発注する工事、修繕等については、建築物等に関する法令違反の有無を必ず関係部署に対して確認すること、また、担当者工事説明会、予算執行庶務担当者説明会等において、工事費と修繕費との区別の認識、契約内容の確認、契約内容に沿った適正な事務の執行及び法令遵守の徹底を図っているところであります。  以上です。 315 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 316 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 317 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 私からは、鷲塚第2・第4処理分区の下水道工事と、碧南スケートボードパーク整備工事につきまして、お答えします。  初めに、鷲塚第2・第4処理分区の下水道工事におきましては、小規模な排水路構造物を横断する本管や取付け管の、人力による下越し施工を採用してまいりました。ただし、これを採用する際の明確な基準は設けておらず、過去の実績や周辺地盤の状況を考慮しまして、その都度決定してまいりました。  しかし、令和元年度の発注工事におきまして、周辺地盤の土質状況などから、工法変更せざるを得ない状況となりましたので、この人力による下越し施工を採用する際の内規基準を設定し、本年度の発注工事より採用しております。  次に、碧南スケートボードパーク整備工事におきましては、照明灯や転落防止柵の構造物の一部が現地に適合しなかったことにより、工事発注後、設計変更しております。工事発注前の精査が十分でなかったことは、今後改善していく必要があるものと考えております。 318 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 319 ◆議長(新美交陽) 22番。 320 ◆22番(鈴木みのり) それぞれ丁寧な御答弁、ありがとうございます。  まず、あいくるの件なんですが、正直、請負業者の責任も大きかったように感じます。なのに、なぜか発覚したその月、優良企業の表彰をされておりました。どちらかというと、そちらのほうが不思議で違和感を感じました。ただ、取りあえずあいくるにつきましては、ある意味特殊な予算執行と設計であったということで認識しておりますので、今後は、あのようなことはないと理解をしております。  それと、鷲塚第2・第4処理分区の件ですが、内規基準を設定しというふうに今お答えになられましたけれども、基本的に、この人力による下越し施工、俗に言うたぬき掘りですね。要するに、小さな水平トンネルの場合には、人間がしゃがんで、保持なく掘っていくという大変危険な工事なんですけど、それをたぬき掘りというんですけれども、これは、労働安全衛生法規則第534条において、作業の安全性を無視した無謀な掘削方法ということで、当然のこととして禁止された作業であるというふうに法令にうたわれております。ただし、下水道でのたぬき掘りは、条件つきで限定的に認めてはいますが、できることならばしないほうがよいというふうにもされております。したがいまして、それでもやろうとしています碧南市のことですので、ざっくり言うと、どのような内規基準を設定されたのでしょうか、お教えください。  それから、次のスケートボードパークなんですが、これは、別にたぬきつながりで質問したわけじゃなくて、私にとっても、大変これ、思い出のある場所でございますので、気にかけて12年ほど追い続けているわけなんですけれども、先ほども言ったように、ちゃんと現地を見てくれば、そこに照明機器が建てられないということは一目瞭然だったはずなんですけれども、御答弁では、現地に適合しなかったとか、工事発注前の精査が十分でなかったというふうに言われましたけれども、逆に、(5)のときの御答弁では、市職員が現地調査、測量等を行い、図面を作成しておりますとさっき言われたばかりだったんじゃないでしょうか。  また、柵を取り付けてあります護岸部分ですね。ここについても、当初、構造計算なしで照明機器を設置する設計をしたりということで、例えば、少しでも土木をかじっている人なら考えられない設計だったわけなんです。  今月10日にも、私、現地に行ってきました。小雨の中、何人かの方が楽しまれておりましたけれども、やはり水がたまって、水が抜けておりませんでした。また、ほうきやちり取りや水切りレーキ、これも3セット無造作に置かれておりました。この管理は一体誰が行うのでしょうか、御答弁の改善策とはどのようなものなんでしょうか。  さらには、防犯カメラ、何台、これは設置をされて、映像のチェックはどのように行うのか。例えば定期的に行うのか、あるいは何かあったときだけ行うのか。  5点ほどまとまりましたけれども、御答弁お願いします。 321 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 議長、開発水道部長。 322 ◆議長(新美交陽) 開発水道部長。 323 ◆開発水道部長(黒田敏裕) 初めに、下水道工事での人力による下越し施工につきまして、コンサルタントの協力を受けまして、参考資料等により考察しました結果、下水道管渠の設計に関する一般書籍によりますと、下水道の面整備工事では、人力による下越し施工は避けられない掘削方法であり、設計は認められるべきもので、効率的な面整備工事に大きく貢献していると記載があり、また、下越しする既設構造物が地中梁の役目をなし、その一部が限定的に掘削することに相当すると明記されており、具体的には、作業員が掘削空間に入らずに施工が可能な延長限界は、おおむね1.5メートルと表現されておりました。そのため、今回の経験を踏まえまして、今後、人力による下越し施工を実施する場合の施工延長を最大1.5メートルとした基準を新たに設けました。  次に、碧南スケートボードパークにつきましてでございますが、質問内容の管理につきましては、都市整備課で行っております。工事発注前の精査が十分でなかったことの改善につきましては、自前設計において、検討事項など漏れがないよう、チェックシートを作成して確認するなど取り組んでおります。  防犯カメラにつきましては、照明灯と一体のものを5台設置しており、映像は、防犯カメラ内のSDカードに約1ヵ月分保存することができます。映像の確認におきましては、現地でSDカードを抜き取りまして、パソコン等で見ることができ、必要があった場合に確認することとしております。 324 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 325 ◆議長(新美交陽) 22番。 326 ◆22番(鈴木みのり) ありがとうございます。  ただ、墓穴をとは言いませんけれども、下水道の面整備工事のたぬき掘りは認められるべきというような表現をされたということは、実際認められないので、認められるべきではないのかという今の文献だということです。あくまでもコンサルの言い分であって、国土交通省は、危険なのでやるべきではないというふうに言っております。  ただ、コストの縮減とのバランスは分かりますので、内規基準もそれをはっきりうたったと、1.5としたわけなので、最大その1.5メートルの基準を厳守していただいて、人命を第一に、これからは設計、施工してください。  では、ここまで、(1)から(7)までの質問の根幹といいますのは何かと。全て同じことが原因であるため、(8)は、この解決策の方法論として提案するわけです。  (8)今後の対応策として、本来はできなくてはいけない構造計算や安定計算、そういったものができていない以上、できる専門職を置く考えはあるのかという観点でお聞きをいたします。  ア、定年退職をされたスーパーゼネコンからのリクルートはどうかと。  例えば、会計年度任用職員として、週に二、三日出ていただければ十分だと思うんですけれども、いかがでしょうか。  もう一つ言えば、平成27年6月1日施行の建築基準法の一部改正に関する法律として、構造計算適合性判定を建築主事等の審査から独立をさせて、建築主が、建築確認とは別に構造計算適合性判定を、これからは指定構造計算適合性判断機関等に直接提出をする仕組みになりました。それだけ、この構造計算というのは重要であるということだと思いますので、考えをお聞かせください。 327 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 328 ◆議長(新美交陽) 副市長。 329 ◆副市長(松井高善) 私よりお答えをさせていただきます。  御提案の内容は、スーパーゼネコンなど、民間企業を退職された経験豊富な方を雇用し、直接構造計算などの専門的な業務に携わっていただき、職員が共に業務を行う中で、知識を高めていくことと理解をするところでございます。  これにつきましては、効率的に事業を推進する面からも、専門的な知識を要するこの設計業務につきましては、コンサルタントへ委託をし、業務を通じて職員の知識を高めていくよう取り組む考えでございますので、御理解をお願いしたいと思います。 330 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 331 ◆議長(新美交陽) 22番。 332 ◆22番(鈴木みのり) ちょっと待ってくださいね。(2)で御答弁されたのは聞いていられたんでしょうか。総務部長のほうから、4割、5割はコンサルへ委託しているというふうに答弁をされましたので、そこは分かっております。  私がここで言っているのは、問題が起きた、そこに外れたグレーな部分、構造計算したほうがいいのかしなくていいのか非常に難しいところの、今お話をしているわけなんですけれども、ただ、私としては、この提案というのは、次のイの提案とセットで考えておりますので、ひとまず先に進みます。  イとして、育成条件つきの採用の考えはあるのかということで、じゃ、お答えください。 333 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 334 ◆議長(新美交陽) 副市長。 335 ◆副市長(松井高善) 育成条件つきということでは、専門的な知識を有する方を雇用し、職員の育成指導に当たっていただくこと、あるいは専門的な知識の習得を目的として職員を採用し、育成していく、こういうことではないかと思っております。  技術職員が担当する業務というのは、工事に限らず、施設の維持管理や地域からの御要望、苦情への対応など多岐にわたりまして、技術力に加えまして、幅広い知識と調整力が求められるものでございます。  また、近年は、技術職員の採用も順調ではなく、必要な人員が確保できていないというのが現状でございます。このような状況からも、育成条件つきということでの採用は、現在考えておりません。 336 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 337 ◆議長(新美交陽) 22番。 338 ◆22番(鈴木みのり) 今御答弁を聞いていた皆さん、やるんだなというふうに思ったら、最後の1行で、このような状況からも育成条件付採用は考えておりません。あれと、不思議な、分かっているんですね、全部。育てていかなくちゃいけないだとか、採用したい、専門職がいないと。だけど採用は考えていないと。結果が真逆なのは、これ、なぜなんでしょうか。  高校生の方などを対象にして、スーパーゼネコンだとか専門学校だとか、そういったところに研修派遣、この研修派遣という言葉は後大切なキーワードになりますが、頂いて、専門性を身につけてもらって、職員としてその技量を十二分に発揮していただければよいのではと考えますし、人事院においても、政治任用や資格任用、あるいは自由任用などの制度を経て、専門職を採用しております。我々地方自治体も、これからは専門性を持った職員の育成、採用を進めるべきと考えます。  もう一度お聞きします。アとイをセットとして考えていただいて、即戦力と将来のための準備としての併せての採用ということはどうでしょうか。答弁にもあったように、工事をするだけじゃないんです。市民との交渉術ですとか対応力などの接遇も、ぜひ民間で研修していただければ、かなり効果が期待もでき、予算にも大きく影響されるのではないでしょうか、お答えください。 339 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 340 ◆議長(新美交陽) 副市長。 341 ◆副市長(松井高善) 職員の採用面におきましては、平成24年4月採用から、技術職員の受験資格をそれまでよりも広げまして、短期大学や高等専門学校の学歴を有する者、ここまで広げております。さらに、高等学校卒業生の採用についても検討を進めているところでございまして、幅広く有能な人材の確保に努めております。  また、職員の育成という観点では、OJTといいまして、オン・ザ・ジョブ・トレーニングなんですけれども、OJTの取組に加えまして、国土交通大学の研修や、研修生として愛知県へ派遣をし、県の業務を経験することなどを現在行っております。専門的な知識や技術の習得につきましては、OJTの取組の充実とともに、議員御提案頂きましたことも今後の課題と考えてまいりたいと思っております。 342 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 343 ◆議長(新美交陽) 22番。 344 ◆22番(鈴木みのり) ありがとうございます。  ただ、あまりオン・ザ・ジョブ・トレーニング、OJTを過信するのはどうかと思う最近の、昨年のデータがあります。OJTが機能しているというふうな回答をした企業は、全体の1割強だそうです。ましてや、私が提案をしているアとイはそういった狙いではなく、設計のミスや入札不調を極力なくして、不必要な出費を防ぐ意味での提案ですので、よろしくお願いいたします。  ただ、その中で光明の光というか、高校生の採用を検討していただけるという御答弁は、今回の一番の御答弁かと思いますので、期待しております。  では、最後、ウとして、コンサルと年間契約をして、チェック機能を強化することはどうかというこの提案なんですけれども、(4)の質問の答弁で、毎年、平均すると約2億2,000万円ほど、設計委託を4割、5割にかけているわけですね。私が今提案しているのは、先ほども言いました、今までに委託されていない、難しいグレーの部分、問題の起こるところのために顧問コンサルとして契約をして、今はやりの、例えばテレワークだとか、そんなので十分チェックができますので、やっていただけるような契約をされたらどうかという質問ですので、よろしくお願いします。 345 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 346 ◆議長(新美交陽) 副市長。 347 ◆副市長(松井高善) 構造計算などをチェックするという点では、これまでもお答えをしておりますように、専門的な知識を要する設計業務はコンサルタントへ委託をし、受注をしたコンサルタントが自ら設計照査を行い、構造計算などの設計成果に責任を持つこととしておりますので、あえて別のコンサルタントにチェックをお願いするという考えはございません。  検討すべき事項の漏れを防ぐという点では、職員がこれまでの経験から得た知識や情報を生かし、職員同士確認し合って取り組むことが望ましいと考えております。この職員の中にも、ゼネコンや設計コンサルタントなど、民間の経歴を持つ者もおりますので、こうした経験や知識も生かせるように努めてまいります。 348 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 349 ◆議長(新美交陽) 22番。 350 ◆22番(鈴木みのり) なかなか質問と答弁がかみ合わないというか、何もコンサルに出したやつをまたコンサルという話は一言も言っていませんけれども、そういう考えはありませんと、私もそれはありません。  ですので、専門的な知識がうちの職員であればいいんですけれども、構造計算も安定計算も、残念ながらうちの職員ではできないというのが現状ですし、構造計算が要るかどうかの判断ができる人間も、うちには残念ながらいないというのが、ちょっときついですけれども、今の現状はそういうところですので、今こういった提案をさせてもらっているんですね。  今、経験者は何人か職員にいらっしゃるということをちらっと聞いて、私は、碧南市にスーパーゼネコンはいないと思っていたんですけど、もしいるのであれば大変失礼しました。認識不足でした。では、もしいたら、何名ぐらい、スーパーゼネコンからうちへ入っていらっしゃるんでしょうか。あと、さっきのコンサルとの顧問契約のことも、もう一回併せてお聞かせください。 351 ◆副市長(松井高善) 議長、副市長。 352 ◆議長(新美交陽) 副市長。 353 ◆副市長(松井高善) 御指摘のとおり、碧南市にはスーパーゼネコン出身の者はおりません。技術職員の66名のうち21名は、ただ民間の経験がございます。  コンサルタントの顧問契約についてでございますが、(3)の御質問で、委託を行うかどうかの具体的な判断基準はないとお答えをしておりますが、基本的には、計画段階におきまして、専門的な知識が必要と考えられる案件の設計業務はコンサルタントへ委託をし、そのほかの案件は自前の設計で行うというこのような考えでございますので、コンサルタントと顧問契約を結ぶ必要性はないと考えております。  なお、本来コンサルタントへ委託するような案件でございましても、事業計画、スケジュールや予算的な理由などによりまして、自前の設計で行う、こういう場合もございます。こうした場合における対応につきましては、御提案を頂いた内容も踏まえまして、今後の検討課題として考えてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 354 ◆22番(鈴木みのり) 議長、22番。 355 ◆議長(新美交陽) 22番。 356 ◆22番(鈴木みのり) そうしていただければいいんですけれども、今の考え方からすると、今後も何回か設計ミス、入札のやり直しというのが起こるんだろうなということはここで言っておきたいなと。  であるならば、この3月いっぱいで、第2・第4処理分区の工事は本来終わっていたわけです。でも、今回、補正も3月ですか、出ましたけれども、2年先延ばしまでして、予算が足りないものですからやっているわけですが、そういった分かりづらいところは、やっぱりチェック機能がないと、チェックというのは、できる人がおって初めてチェックなんです。できる人がいないのにチェックしたって何の意味もないわけですから、時間がかかるだけでね。その辺は、ぜひちょっと前向きに考えていただきたいなというふうに思います。  これで、私、今回の一般質問ということで終わるわけなんですけれども、ことわざの中にも、災いも三年たてば用に立つという言葉がございます。どんな災いも、時間がたてば役に立つことがあるものだというそういう意味でございます。新型コロナ感染症は、世界を震撼させている災いでございます。しかし、必ずこのことによって進化や改革が進むこともあると思いますので、希望を持った政策をトリアージしていただいて、市執行部と議会で推し進め乗り越えていく、その強い決意を今持っているところでございます。  また、最後の最後に松井副市長には御答弁をしていただき、誠にありがとうございました。私が、20年前、2000年の初当選をしたとき、たしか、副市長は市民病院の管理課庶務係長という役職だったと思います。年上の方に大変失礼なんですけれども、その当時から、何かアルパカのような人懐っこさはあって、そのままの感じで副市長まで駆け上がったように感じます。取りあえずこれで、6月いっぱいで第2の人生ステージは終わるわけですけれども、もしかしたら、次の第3のステージでは、地元に帰って政治家を目指されるのか、はたまたウクレレを持って地方巡業をされるのか、これは分かりませんけれども、いずれにいたしましても、この松井高善さんという人間の周りには必ず人が集まります。それは松井さんの人徳だと思いますので、これからも大いに人生をエンジョイしてください。本当に長い間御苦労さまでした。  以上で、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 357 ◆議長(新美交陽) 以上で、鈴木みのり議員の一般質問を終わります。  議場外の議員の皆さんは議席にお戻りください。  それでは、これにて一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 358 ◆議長(新美交陽) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は明16日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 1時 33分 散会) ───────────────────○────────────────────
     地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年6月15日                   碧南市議会                     議 長  新 美 交 陽                     議 員  加 藤 厚 雄                     議 員  林 田   要 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...