滋賀県議会 2019-03-05 平成31年予算特別委員会−03月05日-03号
この新旭エリアはヨシの増殖事業をされているとおり、ヨシ群落保全条例で指定された保全すべき3つのヨシ群落の1つであり、周辺はコイ、ホンモロコ、アユなどの産卵地で、シジミもたくさんとれたところであります。 先ほど紹介した今森光彦さんの、映像詩里山2の舞台となった場所です。湖底環境の悪化の心配は、南湖も北湖も同じであります。
この新旭エリアはヨシの増殖事業をされているとおり、ヨシ群落保全条例で指定された保全すべき3つのヨシ群落の1つであり、周辺はコイ、ホンモロコ、アユなどの産卵地で、シジミもたくさんとれたところであります。 先ほど紹介した今森光彦さんの、映像詩里山2の舞台となった場所です。湖底環境の悪化の心配は、南湖も北湖も同じであります。
ニゴロブナやホンモロコ、セタシジミやビワマスといった固有種を漁獲対象とする琵琶湖漁業は近年漁獲量が低迷するとともに、一昨年のアユの記録的不漁や昨年の台風第21号の影響によるシジミの漁獲量の激減など大変厳しい状況が続いていますが、さきに日本農業遺産に認定され、世界農業遺産への認定申請にかかる承認を受けられた森・里・湖に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システムの中核の1つであり、水産資源の着実な回復と
砂利採取は、琵琶湖の各地で行われてまいりましたが、とりわけ魚の揺りかごとして重要な南湖の東岸域においては、琵琶湖保全再生施策に関する計画を踏まえ、今後、くぼ地の平坦化などによる砂地の回復を検討することとしており、湖底環境改善の取り組みをしっかりと進めることにより、セタシジミやホンモロコなどの水産資源を初め、豊かな生態系への回復につなげてまいりたいと存じます。
従前は、ホンモロコの主要産卵場であるとともに、砂地にはセタシジミなどの二枚貝が豊富に生息していました。そして、最近では、ホンモロコやニゴロブナのゆりかご水田や稚魚の放流、さらには北湖への移動経路を確保するため、赤野井湾沖で85ヘクタール、湾内で10ヘクタールの水草根こそぎ刈り取りが実施され、琵琶湖大橋方面まで伸びております。
資料1に上げられた四つの取り組み事例の中で、伊庭内湖でのホンモロコの繁殖は大きな貢献をしていて、成果を出していると思います。なぜこれだけ伊庭内湖でホンモロコが再生産できるようになったのかを教えてください。それから早崎内湖や西の湖で、ニゴロブナの産卵などは全然進んでいないので、いつになったらできるようになるのかを教えてください。
◆12番(杉本敏隆議員) (登壇)次に、先日、塚本議員の代表質問への答弁で、「水産資源の目に見える回復に努める」と答弁されておりますけども、行政経営方針の原案では、外来魚駆除促進対策事業費補助金、外来魚駆除フォローアップ事業委託料、人工河川管理運用委託料、南湖ホンモロコ標識種苗放流委託料の削減などがめじろ押しであります。これで資源を回復し、基本計画の漁獲目標が達成できるのか、お尋ねします。
また、同計画の農林水産業、観光、交通その他の産業の振興に関する事項の中では、赤野井湾を初めとする琵琶湖南湖の漁場を再生するため、水草除去による漁場の改善と魚類の移動経路の確保、砂地の造成、ニゴロブナやホンモロコ、セタシジミ等の放流および外来魚の集中駆除等を実施すると位置づけているところでございます。 ◆18番(井阪尚司議員) (登壇)位置づけていただいていると。
一方、水位操作につきましては、水位の低下により大きな影響を受けるホンモロコにつきまして、現在、水産試験場において産卵生態の調査研究に取り組み、その経過を随時関係機関と共有し、資源回復に向けた意見交換を行っているところでございます。
したがいまして、水産的な立場といたしましては、現在のところ積極的にマゴイの増殖、種苗放流等をすることはない状況ですけれども、あわせまして、ニゴロブナ、ホンモロコ等を増殖するために外来を駆除、そういったところに取り組んでおりますので、それがひいてはマゴイの産卵、繁殖上の再生にもつながります。再生産を助長する取り組みについては、しっかりやっていきたいと考えています。
ヤナギにつきましては、根っこにホンモロコが卵を産んで、ヨシでも産むのですけれども、特にヤナギの根っこで産みます。やっぱり琵琶湖の生態系にとってみても、ヤナギとヨシは非常に大切だということで、ずっとヤナギにつきましてもそういう認識でした。
漁業者の方々等の聞き取り、あるいは今まで出ている漁獲統計等で見てまいりますと、ニゴロブナ、ホンモロコにつきましては、まだまだ本格的な回復には至っておりませんけれども、近年、若干増加の傾向があります。 また、昨年は、ヨシノボリ、ウロリが豊漁であったと聞いていますが、ことしは、昨年ほどはとれていないと聞いております。
そこで取り上げた一つの話題は、琵琶湖総合開発以降、産卵場所がなくなったり、外来魚が繁殖したりして、湖辺で産卵するニゴロブナやホンモロコは激減しました。
ホンモロコの件に関しては、ヨシの増殖を図るために水産課で予算をかけて、何年か前から各箇所でしていただいていると思います。深さを設定するときとか、その部分としっかり連動しているのか、状況を教えていただきたいと思います。 ◎澤田 農政水産部技監 水産課で造成しているヨシ帯につきましては、奥行き30メートル以上の幅を持ったヨシ帯を造成しています。
◆海東英和 委員 ホンモロコのことです。ちょっと説明で気になる表現があったのでお伺いしたいのですけれど、ホンモロコの資源回復で、委託を補助事業に切りかえるという説明でした。 委託とは、県が本来することを県にが成りかわってしてもらうもので、県のしたいことを丸々する事業です。
ホンモロコを初めとするコイ科の魚の産卵場所の再生は効果があると思うので、その次に、在来のコイの生息環境の保全を検討することを入れておくべきではないでしょうか。 ◎澤田 農政水産部技監 今、おっしゃいましたように、確かに、琵琶湖には在来のコイ、いわゆるマゴイと、品種改良されましたコイ、ヤマトゴイがおります。
◎高橋 農政水産部長 琵琶湖八珍はビワマス、コアユ、ハス、ホンモロコ、ニゴロブナ、スジエビ、ゴリ、イサザの8種でありますが、琵琶湖の魚介類にはほかにもセタシジミあるいはウナギなど、大変すばらしい食材がありますことから、本事業では八珍に限らず、琵琶湖のおいしい魚介類全般を対象としてアピールし、その価値を高めてまいりたいと考えております。
その結果、近年ではニゴロブナやホンモロコの漁獲に回復の兆しが見えてきたところでございますが、まだまだ本格的な回復に至っておりません。 また、琵琶湖の最重要魚種でアユが昨シーズンは記録的不漁となり、その原因について、昨年5月以降は国立環境研究所琵琶湖分室にも参加いただき検討を重ねてきたところでございます。
ただ、まだTOCが導入されたわけではありませんので、施策にまでは至っていませんけれども、感覚的に言いますと、今おっしゃっていただいたような施策を行うことによって、アユ、ホンモロコ、ニゴロブナを食べることができる、そういうにぎやかな琵琶湖にふさわしい水質をつくることになるのではないかと思っているところです。
数十億円、あるいは100億円を超えるかもしれないような規模になったら、来年度予算で一歩踏み込んだ行財政革として外来種駆除やホンモロコ増殖の予算を減らしたり、学校の長寿命化見直しをするような財政状況の中で、そんな規模の計画が実現できるかどうかの問題だと思います。
次に、一歩踏み込んだ行財政改革では、ホンモロコの資源量が緊急対策開始前並み、12トンなんですけども、並みに回復しつつあるから県負担を減らすとしていますが、もともとホンモロコは一番たくさんとれたときは370トンの漁獲がありました。これから見れば、わずか十数トンで資源量が回復などとは全く言えません。 ホンモロコの資源回復をどのような水準で考えているのか、農政水産部長の答弁を求めます。