千葉県議会 2016-06-03 平成28年6月定例会(第3日目) 本文
世界保健機関(WHO)は、全世界の胃がんの8割がヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因であると発表しました。胃がんは肺がん等と同様に死亡数が多く、その原因となるピロリ菌は、ほとんどが5歳以下の幼児期に感染するとされております。20代では感染率は10%前後、10代のピロリ菌感染率が5%ということから、学校健診にピロリ菌検査の項目を追加、ピロリ菌の有無を調べることで胃がん対策につなげることができます。
世界保健機関(WHO)は、全世界の胃がんの8割がヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因であると発表しました。胃がんは肺がん等と同様に死亡数が多く、その原因となるピロリ菌は、ほとんどが5歳以下の幼児期に感染するとされております。20代では感染率は10%前後、10代のピロリ菌感染率が5%ということから、学校健診にピロリ菌検査の項目を追加、ピロリ菌の有無を調べることで胃がん対策につなげることができます。
また、疾病予防の取り組みとして、本年度から、胃がんの発症予防を目指したピロリ菌の除菌治療に対し、助成を行うこととし、六月一日から申請の受け付けを開始したところでございます。 さらに、糖尿病の重症化予防を目的とする医科歯科連携については、本年夏ごろを目途に検討会を設置し、体制の構築を進めてまいりたいと考えております。
特に、罹患率の最も高い胃がんについては、主な原因とされているピロリ菌の除菌に対する保険適用範囲が三年 前から拡大されていることや、佐賀県においては平成二十八年度から県内の中学三年生を対象にピロリ菌の感染検 査が行われ、検査費用を全額県が負担するなど新たな取り組みが行われていることから、広島県においても検討を 進めること。
胃がんの原因はさまざまですが、二〇一四年のWHOの専門組織である国際がん研究機構の報告によると、胃がん発病の八割はピロリ菌感染が原因であるとし、特に胃の入り口以外の胃がんでは九割が原因であると同時に、ピロリ菌を除菌することにより胃がんの発症は三割から四割減らせるとのことです。
次の質問ですが、中学生のピロリ菌検査についての質問に移らせていただきます。 WHO──世界保健機関の発表によりますと、胃がんの原因のほとんどがピロリ菌によるもので、ピロリ菌を除菌することで発症を大幅に減らすことができると言われております。 ピロリ菌除菌については、二〇一三年、平成二十五年に慢性胃炎も医療保険の対象に拡大され、検査や除菌を受ける人がふえている。
現場を意識した査定の例として一つだけ御紹介をしたいと思いますが、今回、県内の全中学三年生にピロリ菌検査を実施するという予算の審議をお願いしております。この事業につきましては、担当本部による当初の要求の段階では五つの市町の十校ぐらいでモデル的にやってみたいというものでございました。
本会議におきまして、佐賀県の中学校三年生への検尿を活用したピロリ菌検査事業を紹介し、質問いたしました。 ピロリ菌というのは、胃の粘膜に生息する菌で、子供のころに衛生状況のよくない水を飲んだことなどで感染します。除菌しない限り胃の中で生き続けます。感染によって胃の萎縮が進むと、一部が胃がんに進展していきます。
それからあと2点、他県の事例を参考にさせていただいて本県で導入すべきだと思うという考えのもとでお伺いをさせていただきますが、1点目は佐賀県で胃がんの原因となりやすいと言われておりますピロリ菌の検査を平成28年度から中学3年生を対象に行うという報道がありました。本県でこのピロリ菌の検査を中学校3年生全員を対象として行った場合の負担というのは幾らぐらいになるんでしょうか。
今年度は、胃がん検診の受診率向上のため、市町の健康診断において、簡易な血液検査によりピロリ菌を調べるリスク検査に助成を行い、約3,000人が受診した。新年度は、これを事業所の健康診断にも拡大する。 また、次世代のがん検査として、現在、国立がん研究センターが1回の採血で13種類のがんを発見できる検査システムを開発中であり、平成29年度からは乳がんを皮切りに順次開始予定となっている。
先日の代表質問で我が会派の吉岡議員からピロリ菌検査の推進について質問がありましたので、趣旨は省略させていただきますが、改めて質問をさせていただきます。 代表質問で紹介があったとおり、佐賀県が中学三年生を対象にピロリ菌検査と除菌を行うことを決めました。本県においても、市町村で言えば、別府市が中学二年生を対象に市町村検診を導入する二十八年度予算案が出されています。
去る一月二十日、参議院本会議で、我が党の秋野公造議員は、胃がんの主な原因とされるヘリコバクターピロリ菌の除菌が保険適用となったことに触れ、その上で、豊後高田市のピロリ菌除菌プロジェクト事業の結果を紹介しています。同市はピロリ菌検査を二十六年四月一日から二十七年三月三十一日の一年間実施しました。
なお、減塩の取り組みの定着や一般的に胃がんの原因の一つと言われているヘリコバクター・ピロリの感染率減少などにより、胃がんの罹患率は長期的に見ると低下傾向にあるところです。 今後も引き続き、減塩などの生活習慣改善に取り組むとともに、全国より高い水準にあるがん検診受診率の一層の向上を図るなど、総合的ながん対策を進めてまいります。
ピロリ菌に関してでありますが、昨年11月議会における我が会派の河野議員の質問に引き続いてということになります。「佐賀県は来年度から、中学3年生全員の約9,000名を対象に、胃がんの主な原因とされるヘリコバクター・ピロリ、いわゆるピロリ菌の感染検査を実施する」、今月2日の佐賀新聞1面のこの記事は、瞬く間に我が九州公明党を席巻したというふうに感じております。
佐賀県知事は、御自身の胃がんによる入院を機に、来年度から、中学三年生を対象に、胃がんの主な原因とされるピロリ菌の感染検査を実施されます。 ピロリ菌は土にすみます。現在の日本の水道水は品質が高く、浄化槽も整備されました。しかし、これまでの間、土壌にすむピロリ菌と地下水との関係で日本人の多くが、胃が完成する幼児期の前にピロリ菌に感染しました。
「未来へ向けた胃がん対策推進事業」として、県内すべての中学校三年生にピロリ菌の検査と除菌治療を行うと表明されました。当該中学生だけでなく、その周りの大人たちへの注意喚起のメッセージも含まれており、胃がんを防ぐための有効な一つの方法として取り組まれることは歓迎します。
一、「中学三年生を対象としたピロリ菌検査、及び除菌治療の推進事業」 について、事業実施の際は、生徒や保護者の不安払拭のため、専門的 な相談支援体制を整備されたい。 また、検査結果の通知方法については、生徒のプライバシーに十分 配慮されたい。
御承知のとおり罹患率の最も高いのが胃がんでありまして、その主な原因とされるのがピロリ菌であるということで、除菌の保険適用範囲というのが、3年前から拡大しております。
その原因とは、ピロリ菌であります。 ピロリ菌は、胃酸を出す細胞が完全にでき上がる前の新生児期、乳幼児期に井戸水や保菌している親からの食べ物の口移しが原因で感染することがわかっております。ピロリ菌に感染すると、ほぼ全ての人が慢性胃炎にかかり、その後、数十年かけて萎縮性胃炎に進行します。
このような中、県では、来年度事業として県内中学校三年生を対象にピロリ菌検査、除菌治療を行う「未来へ向けた胃がん対策推進事業」を提案されております。このほか、県では、従来から肝がんの原因とされる肝疾患対策に力を入れてきているところであり、こうした部位ごとの対策は今後も重要であると思います。
胃がんの主な原因でありますピロリ菌を除菌治療すれば、胃がんの発症リスクは大きく低減されるものと思います。そのために県内の中学校三年生を対象にピロリ菌検査を実施し、ピロリ菌に感染していた場合には除菌治療費まで助成する「未来へ向けた胃がん対策推進事業」の実施に必要な予算を今議会に提案させていただいております。