新潟県議会 1947-11-01 11月01日-一般質問、委員長報告、採決、閉会-02号
又これは、脱穀、精米等現下緊要な る食糧加工を阻害して供米を遲延せしめ、夕食時停電は縣民生活を文字通り暗黑にして居ります。 依つて、此の重大なる電力危機を打開する爲、電力供給者、消費者、關係機關、縣及び縣議會を包含する對策 委員會を構成し、速かに左の手段を盡す樣要請するものであります。
又これは、脱穀、精米等現下緊要な る食糧加工を阻害して供米を遲延せしめ、夕食時停電は縣民生活を文字通り暗黑にして居ります。 依つて、此の重大なる電力危機を打開する爲、電力供給者、消費者、關係機關、縣及び縣議會を包含する對策 委員會を構成し、速かに左の手段を盡す樣要請するものであります。
たとえば、白石の種畜場は農産加工、それから加美種畜場は馬なり牛なり、もつと家畜に重点を置いてやつていただきたいと思いますので、知事の再答弁を要求します。 〔知事 千葉三郎君登壇〕 ◎知事(千葉三郎君) 本予算においては小家畜にとどめたのであります。財政の許す限り畜産各方面に及ぼすというふうに、包括的に御答弁したのでありますが、東北の農村に畜産が必要であるということには異論がないのであります。
終戰後此の方向に着目し神奈川縣の厚木に國立園藝試驗場を設け各地區に支場を設けて愈々試驗研究指導機關の完備を整へ今後の日本農業に對處することゝなつて靑森縣に東北支場靜岡縣に東海支場福岡縣に九州支場廣島縣に中國支場の設置が決定し北陸支場が殘されて長野縣と本縣とが候補地として擧げられて居る現状である而して長野縣は縣内の一致誘致運動の結果稍々有望視さるゝに到つた長野縣の誘致條件の主なるものは果樹と高冷地の蔬菜及加工等
また魚の加工品についてもかような計画があるらしい。しかるに仙台市において公聴会を開いて、青果物の登録制の可否について輿論を集めてみたところ、ほとんど全部が反対であります。新聞の報ずるところによると、それをやらせるか、やらせないかは知事の権限内にあると言つているが、もし知事の権限内にあるとすれば知事は一般輿論に聞いて直ちにやめることを声明すべきである。
この原料をよそから買つて来て加工するということでは農村に利益はどうしても生じません。どうしても自分たちのつくつた農作物を生産加工し、それによつて高く売つて行く、それによつて農村は賃金を自村に残すくふうをしなければならない。日本としては現在の供米制度を根本的にかえなければならないと思つておる。
私生鮮食料品の問題について当局に質問しましたときに、知事は魚以外の生果物並びに水産加工品については、統制をしないとは言明しないが、する意思はなさそうなお答えがあつたのであります。そのとき生果物についてもそのようなお話を承りたかつたのでありますが、それに関しては御答弁がなかつたのであります。もちろん私も質問していませんが、私の意思はこれらを含めた気持であつたのであります。
一方さらに正規のルートに乗せる経済行政の監視取締りの強化に伴い水産物並びに水産加工品、日用雑貨業者、纖維業者、野菜販売業者、露店業者、その他大やみ小やみの商売も軌道に乗つてきたが、従来税務署において課税の基本にしていたものを、そのまま受入れて、県庁、地方事務所に経験のない者を配置して、これらの税源を適正に捕捉するについては、税務署の考えのみを聴いてやつておつたならば、大きな穴があいてしまう状況であります
第三の輸出貿易の点でありますが、これはどうしても現在本県といたしましては、水産加工業を中心に考えなければならぬと思います。今日三越におきまして見返り物資すなわち輸出品が相当掲示をされてまことに頼もしく心強く感じておりますが、あのいずれを見ても立派ではありますけれども大量を期することができない。
最後に生まのままの生産物をそのまま販売せずに、いわゆる再生産をして利潤を得ること、すなわちわれわれの農産物の加工と大にしては農村工業及び、今後の農業経営上最も必要なことであります。これについて今回何ら計画がでていない。この計画のあるなしは、今後の農業経営に暗影を投ずるものであつて、速やかに具現化されんことを希望するものであります。