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  1. 広島県議会 2018-11-14
    2018-11-14 平成30年広域・国際観光振興対策特別委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年広域・国際観光振興対策特別委員会 本文 2018-11-14 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 36 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑福知委員選択 2 : ◯答弁観光課長選択 3 : ◯要望質疑福知委員選択 4 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 5 : ◯質疑福知委員選択 6 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 7 : ◯要望福知委員選択 8 : ◯質疑金口委員選択 9 : ◯答弁観光課長選択 10 : ◯要望質疑金口委員選択 11 : ◯答弁観光課長選択 12 : ◯質疑金口委員選択 13 : ◯答弁観光課長選択 14 : ◯質疑緒方委員選択 15 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 16 : ◯質疑緒方委員選択 17 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 18 : ◯質疑緒方委員選択 19 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 20 : ◯要望質疑緒方委員選択 21 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 22 : ◯質疑緒方委員選択 23 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 24 : ◯要望質疑緒方委員選択 25 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 26 : ◯質疑緒方委員選択 27 : ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 選択 28 : ◯要望質疑緒方委員選択 29 : ◯答弁観光課長選択 30 : ◯要望緒方委員選択 31 : ◯答弁観光課長選択 32 : ◯要望緒方委員選択 33 : ◯質疑(児玉委員) 選択 34 : ◯答弁観光課長選択 35 : ◯質疑(児玉委員) 選択 36 : ◯答弁観光課長) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午後1時31分  (2) 記録署名委員の指名        福 知 基 弘        森 川 家 忠  (3) 当局説明   1) 観光課長が報告事項(1)、(2)について、別紙資料1、2により説明した。   2) 観光課政策監(観光魅力創造担当)が報告事項(3)について、別紙資料3により説明    した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑福知委員) きょうの資料の関係ではないのですが、医療ツーリズムについてお尋ねします。海外からを含め、広島に来ていただく観点からすると、他県でも外国から医療を受けるために来る医療を通じたツーリズムというケースもあろうかと思いますけれども、県として医療ツーリズムを振興していくのか、考えをお尋ねします。 2: ◯答弁観光課長) 本県といたしましては、医療ツーリズムに関して現段階で具体的な取り組みをしている状況はございません。ただ、本県の基本方針としましては、観光による集客増が大きな目標でございます。医療ツーリズムで来日される外国人は富裕層の方が多いと伺っておりますので、いろいろな情報を集めて研究していく必要があると考えております。 3: ◯要望質疑福知委員) 今から研究するとのことですので、広島空港民営化の流れもありますし、空港近辺に海外から来てもらえる医療施設を誘致することも含めて、健康福祉局と部局横断的に連携をしっかりしながら、海外からも含めて広島に来ていただけるような環境整備を進めていただければというのが1点と、もう一つ、障害者の方に観光に来ていただける整備を進めていただきたいと思います。福井のほうで3年ぐらいかけて障害者団体が障害者に優しい観光マップをつくられたという記事を拝見しました。県として障害者の方に観光に来ていただける対策についてどのように考えておられるか、お尋ねします。 4: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 障害者の方の旅行に関してでございますが、障害のある方や社会的配慮の必要な方が困っているところを見かけたら、積極的に声かけを行うなど、ソフト面でいかにカバーできるかということが必要になると考えております。このため、障害のある方や社会的配慮が必要な方々に個々の状況に合わせたバリアの情報を明らかにする取り組みや相談の受け付けなどを行うことにより、誰もが満足し、楽しめる観光を実現しようというパーソナルバリアフリー基準という考え方で、ソフト面の充実を図っていく必要があると考えております。広島県においては、このパーソナルバリアフリー基準に沿った対応についてアドバイスしており、広島バリアフリーツアーセンター、呉バリアフリーツアーセンターがございまして、この題材について、昨年10月に開かれましたおもてなしネットワーク向上会議においても活用を呼びかけたところでありますが、今後とも引き続きバリアフリーツーリズムに向けた取り組みを関係機関と連携しながら進めてまいりたいと思います。 5: ◯質疑福知委員) ソフト面で進めていくということですけれども、やはりハード面もきちんと整備されていないと障害のある方はなかなか来づらいということももちろんあると思います。ハード面で進めていらっしゃるところはありますか。 6: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 把握しておりません。 7: ◯要望福知委員) 観光と障害はリンクしにくい部分もあるかと思いますが、やはり先ほどの医療ツーリズムもですが、健康福祉局も含めてしっかりと連携をとっていだだき、横断的に対策をしていただくように要望して、質問を終わります。 8: ◯質疑金口委員) 資料番号4に関連した観光客の動きについてお尋ねします。以前の委員会におきまして私から、このデータでは日本人、外国人も含めて来られた全体的な人数はわかるけれども、DMOを含めて、広島県もインバウンドに力を入れている中、外国人の数字というのが見てとれません。やはりきちんと皆さん方が一生懸命やっておられるのだから、これだけお金を使い、これだけインバウンドの方が来られましたと表の中に出して、我々にもそうですが、県民にPRすることが大切ではないかと話をさせていただいたことがあります。特別委員会で議事を整理する中で、今後検討したいと1月の委員会でも答弁がありましたし、最終的には観光統計調査の精度向上で、統計指標の目安であるガイドラインを市町に示すのを、11月を目途にやっていこうという答弁をいただいています。しかし、きょうのこの資料番号4の中に、そういったものは見当たりません。皆さん方からしたら、あの話はなかったことにしようと言われるのか。私は、きちんとお金をかけて観光客を呼び、どこの国から何人来られたか、できるだけ高い精度の数字を出していくことが、これから観光行政を進めていく上で大変必要ではないかという話をさせていただいて、結局そのことがどうなったのか、お尋ねします。 9: ◯答弁観光課長) まず、今回提出しております観光客の動きについての1~6月の推計につきましては、外国人も国内客も含めた全体のものとなっております。この数値は、県内の主要な観光施設をベースに増減を見まして、前年同期をベースとして推計しています。一方で、外国人観光客の動向につきましては、国で行っている、全国共通で収集できる外国人観光客の宿泊旅行統計のデータを毎月入手し、モニタリングをしています。これはあくまで宿泊数ですので、観光客数とは合致しないのですが、この宿泊客数の状況を対前年比で把握することにより、外国人観光客数が順調であるのか、それともこの月は不調であるのかの比較はできるように、モニタリングデータをとっております。また、委員御指摘のガイドラインですけれども、申し上げましたとおり、11月にガイドラインを作成し、市町に示し、できるだけ同じ基準で統計値が集められるように作業を行ってまいりました。ただ、7月の災害以降、市町との合同会議が開けなくなり、10月にようやくその会議を行い、ガイドライン案を示し、各市町から御意見をいただき、整理しています。できるだけ平成31年の統計からこのガイドラインに基づいた集計をしていきたいと考えておりますので、12月中には取りまとめを行いまして、各市町へ示す計画で準備を進めています。 10: ◯要望質疑金口委員) 作業を進めていただいているなら結構でございますし、おっしゃったように、7月豪雨があり、全体的に作業がおくれているのは理解しますので、この後、順調にレールに乗ってから作業も進められるように要望します。
     次に、資料番号9と平成30年8月9日にいただいた資料番号7の地域通訳案内士の育成研修事業ですけれども、地域通訳案内士の意義については私も当然必要なことと思います。多くの方にこの資格を取っていただき、今の広島県のいろいろないいところを外国の方に案内していただくのは、これからの観光行政を進めていくのに本当に大切なことだと思います。そのことについて意見を挟むわけではありませんが、平成30年8月9日の資料では、80名の募集人員ということになっていました。しかし、このたびいただいた資料を見ますと、申し込み者数200人で、受講者数は107人ということで、結果的には80人を大きく上回ったわけであります。ふえたからよかったとするのではなく、毎年やられるのかわかりませんけれども、最初からもう少し募集人員をふやしたほうがよかったと私は思います。そのあたりの県の思いと、募集人員と受講者数との乖離をどのように考えておられるか、お尋ねします。 11: ◯答弁観光課長) こちらの資料にありますとおり、当初、英語、中国語を合わせて80名定員で募集いたしました。そうしたところ、非常に反響が大きく、200名の申し込みをいただき、それにできるだけ対応したいと考え、受託事業者と相談し、会場のキャパシティーであるとか、実地研修のグループとして組める人数のキャパシティーを勘案して、100名程度であれば受講者を受け入れることが可能と受託事業者から返答いただき、抽せんをいたしました。その結果、107名に受講いただくこととなりました。今後ですけれども、委員御指摘のように、非常に申し込みが多かったということもあり、その際に我々が想定していた受講会場ではやはり小さかったという反省点もございます。11月10日をもってこの研修は一旦終了しましたので、次回研修に向けましては、今回の反省点、課題等を抽出し、どのように対応していくか検証しまして、来年度からの研修計画を立てていきたいと思っております。 12: ◯質疑金口委員) 来年度からの研修計画を立てるということですので、来年度もやはり同程度の人数で募集していくのですか。また、その先はどう考えておられるか、お尋ねします。 13: ◯答弁観光課長) 私どもとしましても、来年度この研修は実施していくことで今後検討を進めさせていただきたいと思っております。また、それ以降ですけれども、私どもとしてこの地域通訳案内士を英語、中国語と何名程度育成するか、細かな制度設計がまだできておりません。その点も含めて、今回受講いただきました方からのアンケートにより、研修としてこういう内容をしたほうがいい、研修内容をこう改めたほうがいい、また、ガイドとしてどの程度の力量、質を確保したほうがいいという御意見も踏まえて研修計画、育成計画も立てていきたいと思います。 14: ◯質疑緒方委員) きょうは外国人観光客になったつもりでお伺いします。自分たちが実際に海外に行ったときに感じることは、やはり海外から来られた人も感じていらっしゃることが多々あるのではないかと思います。これから秋の観光シーズンや冬のスキーで、たくさんの方にお越しいただきたいと思いますが、例えば、自分が海外に行ったときに、突然地震が襲ってきた、突然豪雨災害に見舞われた場合にどう対応するか考えたときに、結局は自分で自分の身を守るしかないというのは究極的にはそのとおりだと思いますが、やはりそうは言いながらも、そのときに不安になり、自分ひとりではなく、家族や友達と一緒にいた場合にどうしたらいいのか、間違いなく心配すると思います。今回、広島県でも豪雨災害などがありました。国では災害時の対応についての対策は打っているようですけれども、災害が発生したときの外国人観光客への対応について広島県独自の指針等はあるのか、お伺いします。 15: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 県としての指針はございませんが、広島県においては多言語化しているホームページの広島県防災Webで外国人観光客が広島を訪れる際の情報収集源としています。また、観光客が見ているVisit Hiroshimaのフェイスブックにもこの県の防災Webの情報のリンクを張り、気象情報、観測情報、避難情報などを提供しています。 16: ◯質疑緒方委員) ホームページ等が整備されているならば、それを見たら外国人観光客は全員不安を感じることなく、災害時にも対応できるのでしょうか。決してそういうわけではないと思います。もちろん、つくっていればいいというものではなく、大事なことは、広島のホテル、旅館の人にそういったことを案内していただけるのかということです。例えば外国人観光客に何かがあって、ホテルの人に言ったときに、ホテルの人が今おっしゃったようなことが言えるのであれば、それは生きた政策と言えると思います。そういったものがあるのであれば、気象情報を見て、一人一人がホスピタリティーを持って対応できるよう広げていくことが、大事ではないかと思います。実際、災害が起きたときには、全てをカバーするのは間違いなく難しいと思いますけれども、こういったおいしいものがある、こういった見どころがあるだけではなく、そういったことも実はケアしているということをみんなが心の中に押さえているかが大事だと思います。もう少しハードルを下げて、急病になった場合等を含めて、お考えをお伺いします。 17: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 急病になった場合につきましては、健康福祉局において、県内の医療機関のさまざまな情報を網羅する救急医療NET HIROSHIMAをホームページに掲載しております。本サイトでは、対応可能な外国語の検索機能もついております。また、このVisit Hiroshimaのホームページにおいても訪日外国人への情報を提供しています。 18: ◯質疑緒方委員) 情報提供はもちろん大事です。では、外国人観光客が電車の中でおなかが痛くなりました、あるいはどこかで調子が悪くなりましたというときに、店先、旅館の人が、私は英語はできないけれども、ここのホームページが多言語化対応していると言えるのかだと思います。整備されているのはいいのですけれども、実際に使われているかチェックされていますか。多言語化ホームページが救急や、外国人の方で急病になった方に実際にどれぐらい使われているのですか。 19: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 数字は把握しておりません。 20: ◯要望質疑緒方委員) つくってあるとおっしゃるのであれば、数まで言わないとやっていると言えないのではないかと思います。ぜひ一度見ていただき、もし全く使われていないようで何かネックがあればそれを外せばいいです。要は、そういうことをされているのは理解しますし、大事なことだと思うので、今度はぜひ皆さんに周知していただいて、究極的には、県民一人一人が知っていていいと思います。道で困っている外国人の方がいたら、こういうところがあると言えることこそがやはり観光立県の本物になっていく道筋と個人的には思いますので、ぜひ御案内いただければありがたいと思います。  そして、外国人観光客が広島にやってきて非常に困ったことはアンケートにも書いてあり、その全部をケアすることはできません。例えば、日本の料理が少ないという不平不満に対して、料理を2つ頼んでお金を落とせばいいと個人的には思います。例えば両替対応について、私たちが外国へ行き、まずお金をどうするかというと、ホテルは結構レートが悪く、現地のマネーエクスチェンジに行くと思います。広島だけではないと思うのですけれども、やはり外国人観光客の方が日本に失望したことのランキングの中に、両替やお金を引き出す場所がなさ過ぎるという声がいまだに多いです。それについて何か対応等を考えていらっしゃいますか。 21: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 県としては、ゆうちょ銀行や県内の主要金融機関に対して外貨両替を取り扱う店舗の拡大と自動外貨両替機の設置について、昨年度協力を依頼しました。 22: ◯質疑緒方委員) 依頼をしたのはいいのですが、結果はどうですか。 23: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 件数は把握しておりません。 24: ◯要望質疑緒方委員) 銀行で両替できるようにするという趣旨は理解するけれども、いきなり無理ならば、インセンティブをつけ、県内の各観光スポットに、ATMのようにお金を入れたらそこで両替して出てくる機械の導入を図るということもありましたし、マネーエクスチェンジの利便性は大事だと思います。ただ、コンビニエンスストアが海外のお金にも対応した形に変えていくという声もありますので、今すぐではないかもしれませんが、ぜひそういうことも考えていただければと思います。  続いて、資料番号13のナイトエンターテインメントですが、非常にいいと思います。こういったことは今までもずっと要望があったと思いますし、ぜひ発展してやっていただければと思います。この中で、例えば外国人観光客向けの夜神楽の費用は幾らぐらいかかりますか。アンケートに、いいことばかり書いてありますが、要望や課題はなかったのでしょうか。あわせて教えてください。 25: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) まず、ナイトエンターテインメントには、1回公演当たり70万円近くの費用がかかっております。昨年度、今年度につきましては、神楽などではその口上、せりふを翻訳したものをモニターに流して見ていただく取り組みをしております。翻訳料、機器を調達するための初期投資がかかっておりますので、現在は1回当たり70万円程度です。これは今後、続けていきたいと思っていますが、1回当たりの経費はもう少し削減していきたいと考えております。また、課題ですけれども、来ていただいた方には非常に楽しんでいただいているものと考えておりますが、アンケートなどでもやはりもっと情報の周知を図って、より多くの人に来て、楽しんでもらえる取り組みをしたほうがいいのではないかと来場者の方からも言われておりますので、今後、そうした周知につきましてももう少し力を入れて、より多くの方に楽しんでいただける取り組みを考えていきたいと思っております。 26: ◯質疑緒方委員) 利用者の方は幾ら負担しているのですか。 27: ◯答弁観光課政策監おもてなし推進担当)) 利用者につきましては、入場料が1,000円です。 28: ◯要望質疑緒方委員) こういったものはまずやって、非常に反応がいいのであれば次のフェーズを考えていけばいいと思います。ニーズがあれば、利用者負担を上げて、その分、質を上げてもいいと思います。私は70万円かかるのを抑えてやるのではなく、70万円が必要であれば、70万円を確保すればいいという考えです。例えば、6時からの夜神楽が8~9時ぐらいに終わり、そこから飲食店に導き、お金を使っていただくルートを考えてもいいと思います。飲食店にスポンサーになってもらい、パンフレットの中に飲食店の広告を出すかわりに費用負担をしてもらってもいいのではと思います。単発ではなくて動線として盛り上がり、神楽を見てエキサイトした後は、広島のお酒でも飲んで盛り上がり、さらに盛り上がる続きをつくり民間と力を合わせて活性化させていく。せっかくまいた種がいい形で育ってきているのであれば、みんなの力を合わせてもっと盛り上げて、活性化させていく手段をぜひ観光課がリードしてやっていただくともっとおもしろくなるのではないかと思います。私は決して費用を落としてやってほしいとは思いませんし、むしろ、お金をもっとかけて、もっと客に来てもらうように、アグレッシブに攻めていただければと思います。だから、利用者負担も上げるかわり、いいものをもっと出し、情報も発信していくことが必要だと思いますので、各地でやっていただければと思います。  次に、資料番号15で、外国人観光客、海外旅行者向けパンフレットの1万部は、県費でつくられているのだと思いますが、大体予算が幾らで、どのように使い、パンフレットをどの国にどれくらい配付予定かをもう少し詳しく教えてください。 29: ◯答弁観光課長) この製作予算は、今手元に持っておりませんので、後ほど報告させてください。それから、このパンフレットの使い方は、海外の旅行会社向けとして製作しております。基本的には初めて日本、そして広島の旅行商品をつくるという旅行会社にお渡しするパンフレットとしてつくっております。入門編のような内容ですので、私どもで海外へセールスに伺いました際にお渡しし、海外での旅行博、旅行展に旅行会社として見学に来られた方といった、主に旅行会社の方へのお渡し用として製作しております。 30: ◯要望緒方委員) 英語でつくっているのだから英語圏で配り、フランスとかイタリアには配らないのかもしれないですけれどもどこの国ですか。なぜあえてお伺いするかというと、やはり行政である以上は予算を使うことに対しては当然費用対効果を検証しなくてはいけない。それは全てが検証できるものではないと理解していますが、やはりこれだけの費用をかけて1万部のパンフレットをつくる以上は、これだけのインバウンドを目的としていると課内では共有しておくべきだと私は思いますし、そこは大事なことではないかと思います。だからといって、それが達成できた、できないは責めても仕方がありませんが、そのコスト意識はやはり絶対必要になってくると思います。この中身も、きれいで美し過ぎます。先ほど言った夜神楽とかエンターテインメントとかがないような気がします。これは富裕層向けだけではないと思いますが、海外に行って、鉄板と言われるいいところも見たいけれども、路地裏を見たい人も中にはいるならば、番外編で、夜神楽もある、安く広島の文化に触れられるエンターテインメントはこういったものがあるという訴えもあるべきだと思いますし、一番冒頭にお伺いした災害時のことも、実はその外国人観光客の方も日本について本当にセーフティーなのかと言われております。災害対応はばっちりですということを前面に出しているのは、裏を返せば、災害があるとPRしているととられかねないので、扱いの幅は考えないといけないとは思いますが、広島はとても安全で大丈夫なところだ、一人一人がホスピタリティーを持って皆さんをお迎えしているというところも前面に出していいのではと思います。ぜひ楽しく、わくわく感のあるパンフレットをつくっていただいて、世界に広めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 31: ◯答弁観光課長) 先ほどの説明の補足をさせていただきます。先ほど申しましたように、これは旅行会社向けの入門編になる形ですので、コンセプトとしては、まずは目を引く、美しい写真を使いたいということです。また、担当者はこの冊子とは別に、プリントアウトした紙の別冊を準備して必ず持っていき、もう少し詳細な観光情報であるとか、こちらには掲載していないものも話をし、その内容についてもっと深掘りした内容が欲しいということでありましたら、その旅行会社に後ほどメールで補足するといったセールス活動をしています。 32: ◯要望緒方委員) それは理解しました。お迎えするのであるならば、応用編があるのかはわかりませんが、人を前面に出してもいいと思います。これは全部美しい景色で、確かに目を引く宮島、原爆ドーム、鞆の浦の景色です。人は、少し出ていますが、広島にいる人の笑顔といったものもおもてなしの大事な要素だと思います。子供たちが笑っている姿があってもいいですし、これは全部景色なので、次はまた応用編でいろいろな人が待っているといった形で考えていただければありがたいです。 33: ◯質疑(児玉委員) 資料番号2で豪雨災害後の広島県の観光の状況ということで説明がございましたが、順調に回復してきているという数字が出ているのだと思います。マイナス37%からマイナス4%まで行っているとのことでございますが、これは県内の主要な観光地とか主要なホテルからの聞き取りなので、どこまで全体の数字になっているのか、少し疑問があります。そうした中で、ふっこう割の話がありました。ここに書いてある数字より、現在は大分いいということで、3割が6割になっているとか、個人旅行の場合には9割まで行っていると説明がありました。例えば、個人の場合は、ホームページを見ていると、11月15日が締め切りで、これ以上伸び代がほとんどない状態だと思います。1月31日まで延長していただいたことは大変うれしいのですが、しっかりと利用の上限額を使っていただくのがやはり広島県にとっては大変助かるのではないかと思っております。上限額が6万7,000人泊、4億円程度ということでございますので、この目標達成に向けて、どういったことでこれからまた頑張られるかを聞かせてください。 34: ◯答弁観光課長) 委員がおっしゃったように、個人旅行分については11月15日までで一旦線を引かせていただいているのが現状でございます。これは、支援原資を個人旅行者支援分、旅行会社支援分、ボランティアの宿泊支援分等とそれぞれ内部的に枠を設けております。個人旅行者支援分の枠を設けているものに、9割を超える利用申請が出てきているものですから、これ以上予算額を超えての申請がありますと、今後支援ができず、かえって混乱が生じますので、11月15日まででお願いいたしますとホームページにアップをしたというのが現状でございます。それ以外に旅行会社のつくる旅行商品で6,000円を割り引きして宿泊ができるものも販売されておりますし、枠としてもまだ残っていますので、私どもとしましては、個人旅行で、これから個人で予約をし、申請予定の方は、できるだけ旅行商品に予約をしていただき、旅行商品購入に誘引していかなければと思っております。そのために、ホームページ等にも、旅行商品はまだ枠が残っているので、そちらの商品購入を御検討くださいといったことを掲載していきたいと考えております。いずれにしましても、国からの補助金の支援原資を全て使うことを大原則といたしまして、現在、1月31日までの期間で全ての額を支援していきたいと考えます。 35: ◯質疑(児玉委員) 広島県にいると、ふっこう割が情報としてなかなか入ってきません。当然、広島県に来てもらう政策ですから、よそに打って出ていると思いますが、しっかり予算が消費できるように頑張っていただきたいのと、広島県はここ数年間、ずっと観光客は伸びていて、平成30年も前年並みになるということは、計画はかなり上まで行っているのでしょうけれども、やはり前年よりは伸びる形を来年度以降、しっかりとっていく必要があるのだと思います。今年度がベースになって来年度ではなくて、今までの流れの中で来年度の計画が必要になってくると思います。そういった点で、しっかりと県としても予算取りをフォローしていただくことが必要になると思うのですが、いかがでしょうか。 36: ◯答弁観光課長) おっしゃるとおりで、ことしで従前どおりの推移まで戻していくのはほぼできないと考えています。よって、来年以降、昨年以前からの上昇基調にできるだけ早期に戻しまして、その基調を安定化させて、さらに目標の上を狙っていきまして、来年度、目標以上の数値をまた確保していきたいと思います。  (5) 閉会  午後2時23分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...