平成28年 9月 定例会本会議(1) 第八号 十月二十五日(
火)◯議員出欠状況(出席八十五人 欠席一人 欠員二) 一番
上田健二君(出席) 二番
永井公大君(〃) 三番
前田洋輔君(〃) 四番
永野耕平君(〃) 五番 山本 大君(〃) 六番 いらはら 勉君(〃) 七番
河崎大樹君(〃) 八番
泰江まさき君(〃) 九番 原田 亮君(〃) 十番 うらべ走馬君(〃) 十一番 原田こうじ君(〃) 十二番
田中一範君(〃) 十三番
冨田忠泰君(〃) 十四番
今西かずき君(〃) 十五番
松本直高君(〃) 十六番 中野 剛君(〃) 十七番 石川たえ君(〃) 十八番
藤村昌隆君(〃) 十九番
中村広美君(〃) 二十番
山下浩昭君(〃) 二十一番
大橋章夫君(〃) 二十二番
冨山勝成君(〃) 二十三番
橋本邦寿君(〃) 二十四番
西川のりふみ君(〃) 二十五番
奥田悦雄君(〃) 二十六番 豊田 稔君(〃) 二十七番
杉本太平君(〃) 二十八番
西林克敏君(〃) 二十九番
松浪武久君(〃) 三十番 笹川 理君(出席) 三十一番
横山英幸君(〃) 三十二番 やまのは 創君(〃) 三十三番
杉江友介君(〃) 三十四番
永藤英機君(〃) 三十五番 池下 卓君(〃) 三十六番 うるま譲司君(〃) 三十七番 徳村さとる君(〃) 三十八番 欠員 三十九番 欠員 四十番
金城克典君(〃) 四十一番
橋本和昌君(〃) 四十二番
和田賢治君(〃) 四十三番
富田武彦君(〃) 四十四番
中野稔子君(〃) 四十五番
坂上敏也君(〃) 四十六番
中谷恭典君(〃) 四十七番
青野剛暁君(〃) 四十八番
久谷眞敬君(〃) 四十九番 鈴木 憲君(〃) 五十番 西田 薫君(〃) 五十一番 みつぎ浩明君(〃) 五十二番
徳永愼市君(〃) 五十三番
釜中優次君(〃) 五十四番
しかた松男君(〃) 五十五番
肥後洋一朗君(〃) 五十六番
内海久子君(〃) 五十七番
加治木一彦君(〃) 五十八番
八重樫善幸君(〃) 五十九番
川岡栄一君(〃) 六十番
大山明彦君(〃) 六十一番
垣見大志朗君(〃) 六十二番 くち原 亮君(出席) 六十三番
中村哲之助君(〃) 六十四番 宮原 威君(〃) 六十五番 林 啓二君(〃) 六十六番
三浦寿子君(〃) 六十七番
三宅史明君(〃) 六十八番 西 惠司君(〃) 六十九番
吉村善美君(〃) 七十番
西野しげる君(〃) 七十一番 森 和臣君(〃) 七十二番
上島一彦君(〃) 七十三番 中司 宏君(〃) 七十四番
松本利明君(〃) 七十五番
西野修平君(〃) 七十六番
土井達也君(〃) 七十七番
中川隆弘君(〃) 七十八番
三田勝久君(〃) 七十九番 大橋一功君(〃) 八十番 岩木 均君(〃) 八十一番 今井 豊君(〃) 八十二番
岡沢健二君(欠席) 八十三番
横倉廉幸君(出席) 八十四番 奴井和幸君(〃) 八十五番
花谷充愉君(〃) 八十六番
朝倉秀実君(〃) 八十七番
岩見星光君(〃) 八十八番
吉田利幸君(
〃) ~~~~~~~~~~~~~~~◯議会事務局 局長
上田達也 次長
辻本秀也 議事課長 武田一雄 総括補佐 中島茂雄 課長補佐 米澤清美 課長補佐(委員会)
中村靖信 主査(
議事記録総括)
高山泰司 主査(
議事記録総括)
松井博之 主査(
議事記録総括)
山本英次 主査(
委員会総括)
松永充宏 ~~~~~~~~~~~~~~~◯議事日程 第八号 平成二十八年十月二十五日(火曜)午後一時開議 第一 議案第一号から第十九号まで、第二十三号から第三十一号まで、第三十三号、第三十五号から第四十七号まで、第四十九号から第五十三号まで及び第五十五号並びに報告第一号及び第二号(「平成二十八年度大阪府
一般会計補正予算(第三号)の件」ほか四十九件) (各
常任委員会委員長報告・討論・採決) 第二 請願第十五号から第十九号まで(「
腎疾患総合対策の
早期確立等に関する件」ほか四件) (
関係常任委員会委員長報告・採決) 第三 報告第二十六号から第四十七号まで(「平成二十七年度大阪府
一般会計決算報告の件」ほか二十一件) (知事の説明・
委員会付託) 第四
意見書案第一号から第三号まで(「
食品ロス削減に向けての取組を進める意見書」ほか二件) (
委員会付託省略・採決) 第五
大阪府議会議員派遣の
件 ~~~~~~~~~~~~~~~◯本日の会議に付した事件 第一 日程第一の件 第二 日程第二の件 第三 日程第三の件 第四 日程第四の件 第五 日程第五の
件 ~~~~~~~~~~~~~~~午後三時四十五分開議
○議長(今井豊君) これより本日の会議を開きます。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 日程第一、議案第一号から第十九号まで、第二十三号から第三十一号まで、第三十三号、第三十五号から第四十七号まで、第四十九号から第五十三号まで及び第五十五号並びに報告第一号及び第二号、平成二十八年度大阪府
一般会計補正予算(第三号)の件外四十九件を
一括議題といたします。 各
常任委員会の
審査報告書は、お手元に配付いたしておきましたので、御了承願います。 (
審査報告書は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) 委員長の
口頭報告は、省略いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) これより討論に入ります。 通告により
釜中優次君を指名いたします。
釜中優次君。
◆(
釜中優次君) 自由民主党・無所属
大阪府議会議員団の
釜中優次でございます。 採決に先立ち、今次定例会に提案されている諸議案について、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。 まず、
大阪湾諸港の管理の一元化に関する第十八
号議案について申し上げます。 私
たち会派は、
大阪湾諸港の
国際競争力の強化は喫緊の課題であると認識しており、そのためにも、
港湾運営会社である
阪神国際港湾株式会社と
堺泉北埠頭株式会社の統合を最優先に取り組むべきであると、かねてから強く主張してまいりましたが、今回の議案は、その
運営会社の統合ではなく、港湾の管理者の一元化を図ろうとするものであります。 そのため、理事者に対して、なぜ
運営会社の統合ではなく管理者の一元化を先に進めようとするのか確認いたしましたが、納得のいく答弁は得られませんでした。
港湾運営会社である
阪神国際港湾株式会社からは、港湾の管理者の一元化については、特段の意見はないとの見解が示されていますし、将来的な
カウンターパートである兵庫県や神戸市からも、港湾の管理者の統合を具体的に打診されているわけでもありません。 このような状況の中、大阪府と大阪市という港湾の管理者だけを連携しても、かえって
組織体制が複雑となり、責任の所在が曖昧となるだけで、とても
国際競争力の強化につながるとは思えません。 よって、この議案には反対いたします。 次に、
大阪府立産業技術総合研究所と
大阪市立工業研究所の統合に関する第十九
号議案、第二十八
号議案について申し上げます。 今回の産技研と市工研の統合は、単なる
経費削減のためであってはなりません。両研究所の強みを生かし、
相乗効果を生み出していくことが、とても重要であります。 したがって、リストラのための統合とならないよう、また統合後も安定して
法人運営が行えるよう、引き続き府市それぞれが必要な
財政措置を適切に実施するなど、統合後も
府市双方で両研究所をしっかりと支え、研究所の体制の維持、確保にも万全を期すよう強く求めておきます。 あわせて、今般の
法人統合によって、これまで受けられていた
公益社団法人JKAの補助金が、減額となってしまうおそれのあることが明らかとなりました。 よって、府民に対し、統合の
メリットばかりを説明するのではなく、
デメリットについてもきちんと情報を開示されるよう申し添えます。 次に、
大阪府立大学と
大阪市立大学の統合に関する第二十四
号議案について申し上げます。 私
たち会派は、今般、
経営統合後も阪急、阪神の二
百貨店体制を維持されているエイチ・ツー・オー
リテイリング株式会社様から、
経営統合に至った経緯を初め、統合後も阪急、阪神の二
百貨店体制を維持するに至った理由、一法人二百貨店の
メリットと
デメリット、運営上の課題などについて
大変参考になるお話を伺うことができました。この場をおかりしまして、改めて感謝を申し上げる次第であります。 私
たち会派としては、府大、市大について、まずは阪急、阪神の両百貨店と同様、法人を統合し、一法人二大学の体制として、統合後の法人において歴史と伝統ある両大学を保持活用しながら、それぞれの強みを生かし、一体となって
経営基盤を築いていくことで統合による
シナジー効果の最大化を図っていくべきであると考えます。 しかしながら、今回の知事の姿勢は、私
たち会派のこのような具体的かつ前向きな提案について、全く議論、検討しようともせず、初めから一法人一大学という答えありきで進もうとするものであり、とても容認することはできません。 よって、この議案についても反対いたします。 次に、
大阪府立公衆衛生研究所と
大阪市立環境科学研究所の統合に関する第二十五号、第二十九
号議案について申し上げます。 さきのはしかの
集団感染並びに
消防学校における食中毒の事象を受け、私
たち会派としては、研究所の職員に対して、知事が直接必要な指示を行うことができる現在の
直営体制の重要性、必要性を再認識したところであり、今般、直営の研究所をわざわざ
独立行政法人とすることで、本当に府民の
安全安心が強化されるのか、大いに疑問であり心配であります。 また、私
たち会派は、今般、知事がお手本にしようとしている
都衛研--東京都
健康安全研究センターを視察いたしましたが、御対応いただいた職員から、東京都においては、この都衛研以外のほかの研究所は、全て独立法人化したものの、検査結果が
営業停止などの
行政処分に直結するこの都衛研だけは、
エボラ出血熱ウイルスを扱える
国立感染研究所と同様、
唯一直営を堅持しており、行政としての責任を果たしていく道を選択したとのお話をお伺いいたしました。
大阪府民の命にかかわる重要な施策を展開していく上で、その拠点となる
公衆衛生研究所については、やはり国や東京都と同様、直営を堅持すべきであると考えます。 よって、これらの議案について反対いたします。 次に、
難病センターの
早期設置に関する請願第十六号について申し上げます。
大阪府議会では、平成十二年九月定例会において
難病センターの
早期設置に関する請願が採択されましたが、いまだ
センターの建設には至っておりません。 今般、私
たち会派は、全国で
唯一都道府県で設置されている
北海道難病センターを視察させていただきましたが、大阪府においても、
難病センターの
早期着手、
早期設置に向け、
所管部局である
健康医療部が一丸となって全力で取り組まれるよう強く求めます。 なお、その際には、今般、新設されることとなった福祉三
センターとの合築を前提に検討されるよう申し添えておきます。 以上、申し上げてまいりましたが、今次定例会に提案されている諸議案のうち、第十八号、第二十四号、第二十五号及び第二十九
号議案並びに請願第十八号及び第十九号については反対、そのほかの諸議案については全て賛成であることを表明し、我が会派の討論といたします。御清聴まことにありがとうございました。
○議長(今井豊君) 次に、
上島一彦君を指名いたします。
上島一彦君。
◆(
上島一彦君)
大阪維新の
会大阪府議会議員団の
上島一彦でございます。 会派を代表いたしまして、今次定例会に上程されております諸議案について、我が会派の態度と意見を表明させていただきます。 まず、第一
号議案中
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所整備事業費及び第二十五
号議案について申し上げます。
府立公衆衛生研究所及び
市立環境科学研究所の統合は、単なる府市統合の問題ではなく、周辺の市町村からも統合による保健所などの
研修機能の強化が期待されています。 また、新たな
整備計画では、機能面、施設面におけるさまざまな
機能強化が期待でき、府民の
健康危機事象に確実に対応し、府民の
安全安心を高めることにつながるだけでなく、副
首都大阪にふさわしい西日本を代表する研究所としての役割も期待でき、
スピード感を持って積極的に進めていただきたいと考えます。 その際は、
縦割り行政の弊害に陥ることなく、部局横断的に協力し、横の連携を図りながら取り組んでいくべきであります。 ただ、新研究所の整備に当たっては、
近隣住民から不安の声もあります。今回の
施設整備については、皆様に御理解いただけるよう丁寧に説明しながら進めていただきたいと思います。 次に、第二十四
号議案について申し上げます。
大阪府立大学と
大阪市立大学の統合は、これまで府、市及び両大学で議論されてきた経緯もあり、本
中期目標を策定するに当たっては、
大学法人に意見を聞いた上で今定例会に上程されたものであり、今後六年間の目指す方向が記載されていると
教育常任委員会で確認しています。 今後、
法人統合から
大学統合による新大学の実現に向けた準備が円滑に進むよう四者で検討を行い、着実に進めていただくようお願いします。 次に、第二十八
号議案について申し上げます。
府立産業技術総合研究所と
大阪市立工業研究所の統合は、それぞれ
技術支援や
研究分野において異なる強みを有しており、これを合わせることで
機能強化が図られ、
府内中小企業の
競争力向上、大阪の
ものづくり産業の活性化に大きく寄与するものであります。 両研究所の統合は、単なる効率化を目指すのではなく、一元化により
スーパー公設試として
相乗効果が発揮できる分野であり、一プラス一が三にも四にもなると確信しており、一日も早い
大阪産業の活性化につながる統合を望みます。 先日、我が会派の
代表質問で、あらゆる分野でビジネスが生まれるよう各部局の縦割りを一元化し、
商工労働部を
経済産業戦略を担う司令塔として組織再編すべきとの質問をしました。 これに対し、
松井知事から、
大阪産業の成長を強力に推し進めるため、どのような体制、名称がよいか検討したいとの答弁がありました。 今の部局の枠を超えた大阪の
産業振興の司令塔となる
組織づくりを検討いただくようお願いします。 次に、第三十
号議案について申し上げます。 大阪府の
水道事業は、
給水人口の減少や施設の老朽化による
収益環境の悪化、技術力の継承の問題など危機的な状況に置かれており、府域一水道の実現による経営の効率化は、待ったなしの状況です。 将来の
経営状況、
経営課題や統合した場合の事業費の
削減効果、
水道料金の
上昇抑制効果、さらには今後の運営のあり方のシミュレーションを示す中で、大阪府が調整役としてリーダーシップを発揮し、府域一水道に向けた統合と
経営改善の
取り組みを進めていただきたいと強く要望します。 次に、港湾に係る
関連議案について申し上げます。 現在、大阪湾の港は、狭い区域で大阪府、大阪市、兵庫県、神戸市がそれぞれの港ごとに
施設整備や
管理運営を行っており、大阪湾全体が持つ能力が十分に発揮されておらず、上海や釜山などのアジアの主要港との格差は、日々拡大する一方です。 世界における
大阪湾諸港の
相対的地位の低下は著しく、
国際競争力強化は待ったなしの状況であり、これ以上の時間の浪費は、
府市港湾の未来のみならず、
関西経済の成長にも影を落とすものとなります。 港湾の
国際競争力の低下に歯どめをかけ、
ベイエリアの活性化につなげるため、最終的に目指すのは、兵庫県管理の
尼崎西宮芦屋港と神戸市管理の神戸港を含めた
大阪湾諸港の
港湾管理の一元化です。 まずは、大阪府
市港湾委員会による
府市港湾の
業務統合を行い、大阪としての
機能強化の
取り組みを進め、その
統合効果を示すことで、兵庫県、神戸市と一緒になった
大阪湾諸港の
港湾管理の一元化につなげていくべきです。 今回、大阪市会では、
連携協約だけが可決され、一歩進んだと言えなくもありませんが、
連携協約は、単に理念を共有するものであり、
連携協約だけでなく、
意思決定の一元化が可能となる仕組みや実務を一元的に担う組織など実効性のある体制の構築が不可欠です。 そのためには、今議会に提案されている民の視点による
意思決定の一元化が可能な
行政委員会を軸とした
制度設計により、早期に
府市港湾管理の一元化を進めていく必要があります。 今定例会中には、
全会一致で可決できるよう議論を尽くしたいと考えています。 次に、
地方議員の新たな
年金制度について申し上げます。
地方議員の
年金制度は、平成二十三年六月に破綻により廃止されましたが、本年七月、
全国都道府県議会議長会において、廃止された
地方議員年金にかわる新たな
地方議員の
公的年金制度への加入を求める決議がなされました。 しかしながら、
地方議員を
厚生年金に加入させることは、厳しい
財政状況にある都道県に新たな
公費負担を生じさせることになります。 景気が低迷するなど国民の
日常生活が依然厳しい環境に置かれている中で、税金の使途について率先して厳しい立場で臨むべき
地方議員が、既に廃止された
年金制度を形を変えて復活させることは、到底国民の理解を得られるものではありません。まさに、本事案は、国民の判断を仰ぐべき事案であり、決して議員のみで決めるべきではありません。 新たな
年金制度の導入には、断固反対であることを改めて表明いたしたいと思います。 最後に、本府の
危機管理に関連して、先日、
岩井コスモホールディングス株式会社より、消防団の活性化につながる事業に活用するためとして一千万円の御寄附をいただきました。
南海トラフ巨大地震などの大災害が発生したときに、頼りになるのが
地元消防団の
初動対応であり、このような御寄附をいただいたことは大変ありがたいことと感謝しています。 今後、このような寄附の受け皿を準備する
取り組みも進めていただきますよう要望します。 また、我々
大阪維新の会は、
松井知事とともに、大
規模広域災害に即応できる
消防力強化のため、
大阪消防庁の実現を目指していることを申し添えます。 以上、申し上げましたが、議案第二十号、第二十一号、第二十二号、第三十二号、第三十四号、第四十八号は、さらに継続して審査することとし、残余の議案は全て賛成であると表明し、我が会派の討論とします。御清聴ありがとうございました。
○議長(今井豊君) 次に、
藤村昌隆君を指名いたします。
藤村昌隆君。
◆(
藤村昌隆君) 公明党の
藤村昌隆でございます。 会派を代表して、今次定例会に提案されております諸議案等の採決に当たり、我が会派の見解を申し述べます。 初めに、第一
号議案 平成二十八年度大阪府
一般会計補正予算の件のうち
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所整備事業費について、万一
健康危機事象が発生した際に、
地方独立行政法人となることにより、新研究所が果たして迅速かつ的確な対応が可能なのか懸念されています。第二十五
号議案に新研究所に係る
中期目標の一部を変更する件も提出されていますが、実効性のあるものとしていただくよう求めます。 また、移転先の住民の皆様からは、新研究所の
建設用地の再考を求める請願書が提出されるなど、さまざまな声を伺っています。地元との調整、指摘されている課題等に丁寧に対応していただくよう求めます。 次に、大阪
府市港湾局の
共同設置に関する第二十号、二十一号、二十二号、三十二号、三十四号及び第四十八
号議案についてです。 大阪
府市港湾局の
共同設置においては、実際に
意思決定の
かじ取り役を担う
行政委員会の委員の選任は、極めて重要です。
港湾運営には、すぐれた知見と責任を持った判断ができる人材が必要ですが、適任者がいるのか、委員会が有効に機能する委員の人選ができるのかなど
不安要素もぬぐえません。 また、先日の大阪市会において採決されていないことを踏まえると、大阪府
市港湾委員会及び同事務局の
共同設置については、さらに議論を重ねる必要があると考えます。 次に、第五十五
号議案 平成二十八年度大阪府
一般会計補正予算の件について、
盲人福祉センター、障がい
者社会参加促進センター、
谷町福祉センターの
移転集約に当たっては、耐震化や
バリアフリー対策など三
センターのこれまでの
課題解決はもとより、
福祉情報の発信や
コミュニケーション支援拠点として全国に誇ることのできる実用的かつ魅力的な施設となるよう強く求めます。 次に、
福祉医療費助成制度の再構築について、本制度は、障がい者、
ひとり親家庭、乳幼児に係る医療費の負担を軽減する医療の
セーフティーネットという
福祉施策の中でも特に重要な制度です。議論を拙速に進めることがあってはなりません。 また、
代表質問、
委員会質疑を通じて再三申し上げてまいりましたが、制度の再構築に係る費用の増加分を受益者に新たに負担させることのないよう強く求めます。 次に、阪神圏の
高速道路料金一元化について、
高速道路の
短距離利用料金については、
渋滞緩和の観点からも、利用者にとって今以上に
メリットがあることが重要です。したがって、
下限料金のさらなる引き下げとその
適用範囲の拡大を求めます。あわせて、新料金の導入に当たっては、利用者が混乱しないよう周知に全力で努めるよう求めます。 最後に、
性犯罪等犯罪被害者支援の
取り組みについて、今議会での
代表質問や
一般質問において、全国に先駆けて設置された性暴力・
性犯罪被害者に対する
ワンストップ支援センターである
性暴力救援センター--大阪SACHICOに対する支援の拡大など、我が会派を含め各会派から
犯罪被害者支援の
取り組みについて議論がなされました。相模原の障がい
者施設殺傷事件や門真市での
一家殺傷事件など本当に理不尽な事件は後を絶たず、犯罪の
未然防止策の強化とともに、
犯罪被害者やその御家族に寄り添った支援策の充実が不可欠です。 知事におかれましては、支援策の充実はもとより、施策の根拠となる
犯罪被害者支援の
条例制定に着手していただきますことを強く求めます。 以上、申し述べましたが、今議会で採決される諸議案につきましては、第二十号、二十一号、二十二号、三十二号、三十四号及び第四十八
号議案については態度を留保とし、残余の諸議案については全て賛成であることを表明し、我が会派の討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(今井豊君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これをもって討論は終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) これより日程第一の諸議案につきまして採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(今井豊君) まず、議案第一号、第九号、第十号、第十九号、第二十八号、第三十一号、第四十三号及び第五十一号の八件を一括して起立により採決いたします。 以上の議案に対する
関係常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決であります。 以上の議案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立多数であります。よって、以上の議案八件は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、議案第十八号、第二十五号及び第二十九号の三件を一括して起立により採決いたします。 以上の議案に対する
関係常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決であります。 以上の議案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立多数であります。よって、以上の議案三件は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、第二十四
号議案 公立
大学法人大阪府立大学に係る第三期
中期目標を定める件を起立により採決いたします。 本案に対する
教育常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決であります。 本案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立多数であります。よって、第二十四
号議案は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、残余の諸議案三十八件を一括して採決いたします。 残余の諸議案に対する各
常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決、同意、承認であります。 お諮りいたします。残余の諸議案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認めます。よって、残余の諸議案三十八件は、原案のとおり可決、同意、承認することに決定いたしました。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 日程第二、請願第十五号から第十九号まで、
腎疾患総合対策の
早期確立等に関する件外四件を
一括議題といたします。 関係
常任委員会の
審査報告書は、お手元に配付いたしておきましたので、御了承願います。 (
審査報告書は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) これより請願の採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(今井豊君) まず、請願第十七号を起立により採決いたします。 本請願に対する健康福祉
常任委員会委員長の報告は、不採択であります。 本請願につきまして、採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立少数であります。よって、請願第十七号は、不採択とすることに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、請願第十八号第一項、第二項、第六項及び第十九号の二件を一括して起立により採決いたします。 以上の請願に対する
関係常任委員会委員長の報告は、不採択であります。 以上の請願につきまして、採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立少数であります。よって、以上の請願二件は、不採択とすることに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、請願第十八号第三項から第五項までを起立により採決いたします。 本請願に対する
関係常任委員会委員長の報告は、不採択であります。 本請願につきまして、採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立少数であります。よって、請願第十八号第三項から第五項までは、不採択とすることに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、請願第十六号第四項を起立により採決いたします。 本請願に対する健康福祉
常任委員会委員長の報告は、採択であります。 本請願につきまして、委員長の報告のとおり採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立多数であります。よって、請願第十六号第四項は、採択することに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、残余の請願二件を一括して採決いたします。 残余の請願に対する
関係常任委員会委員長の報告は、採択であります。 お諮りいたします。残余の請願につきまして、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認めます。よって残余の請願二件は、採択することに決定いたしました。 なお、ただいま採択されました請願二件につきましては、知事に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求いたします。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 日程第三、報告第二十六号から第四十七号まで、平成二十七年度大阪府
一般会計決算報告の件外二十一件を
一括議題といたします。 議案は、お手元に配付いたしておきましたので、御了承願います。 (議案は巻末に掲載)
○議長(今井豊君) 議案につきまして、知事の説明を求めます。知事松井一郎君。
◎知事(松井一郎君) 今次定例府議会に追加提出をいたしました第二十六号報告から第四十七号報告について説明をいたします。 第二十六号報告から第四十三号報告は、地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づき、平成二十七年度大阪府一般会計、特別会計及び企業会計の決算の認定をお願いするものです。 第四十四号報告及び第四十五号報告は、地方自治法の規定に基づき、基金の運用状況を報告をするものです。 第四十六号報告及び第四十七号報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、平成二十七年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を報告をするものです。 よろしくお願いします。
○議長(今井豊君) 以上で、知事の説明は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) 議案に対する質疑は、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) お諮りいたします。議決不要の報告四件を除く報告第二十六号から第四十三号までの十八件は、決算特別委員会に付託することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認めます。よって、以上の報告十八件は、決算特別委員会に付託することに決定いたしました。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 日程第四、
意見書案第一号から第三号まで、
食品ロス削減に向けての取組を進める意見書外二件を
一括議題といたします。 議案は、お手元に配付いたしておきましたので、御了承願います。 (議案は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) お諮りいたします。以上の議案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、提出者の説明及び委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) 討論は、通告がありませんので、討論なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) これより
意見書案の採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(今井豊君) まず、第一号
意見書案 食品ロス削減に向けての取組を進める意見書を採決いたします。 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認めます。よって、第一号
意見書案は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(今井豊君) 次に、
意見書案第二号 チーム学校推進法の早期制定を求める意見書及び第三号 無年金者対策の推進を求める意見書の二件を一括して起立により採決いたします。 以上の
意見書案につきまして、原案のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(今井豊君) 起立多数であります。よって、以上の
意見書案二件は、原案のとおり可決されました。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 日程第五、
大阪府議会議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。会議規則第百二十五条第一項の規定により、お手元に配付のとおり、地方議会活性化シンポジウム二〇一六及び第十六回都道府県議会議員研究交流大会にそれぞれ派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、お手元に配付のとおりそれぞれ派遣することに決定いたしました。 (文書は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(今井豊君) お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、十二月九日午後一時より会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(今井豊君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。 十二月九日の議事日程は、当日配付いたしますので、御了承願います。 -------◇-------
○議長(今井豊君) 本日は、これをもって散会いたします。午後四時二十五分散会
△(イメージ)提示資料目次
△(イメージ)
青野剛暁議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)
青野剛暁議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)
青野剛暁議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)みつぎ浩明議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)
肥後洋一朗議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)
肥後洋一朗議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)
肥後洋一朗議員
代表質問中の提示資料
△(イメージ)やまのは創議員質問中の提示資料
△(イメージ)やまのは創議員質問中の提示資料
△(イメージ)やまのは創議員質問中の提示資料
△(イメージ)やまのは創議員質問中の提示資料
△(イメージ)
田中一範議員質問中の提示資料
△(イメージ)
和田賢治議員質問中の提示資料
△(イメージ)
和田賢治議員質問中の提示資料
△(イメージ)
大橋章夫議員質問中の提示資料
△(イメージ)
大橋章夫議員質問中の提示資料
△(イメージ)池下卓議員質問中の提示資料
△(イメージ)池下卓議員質問中の提示資料
△(イメージ)石川たえ議員質問中の提示資料
△(イメージ)石川たえ議員質問中の提示資料
△(イメージ)
中川隆弘議員質問中の提示資料
△(イメージ)
中川隆弘議員質問中の提示資料
△(イメージ)
冨山勝成議員質問中の提示資料
△(イメージ)
杉江友介議員質問中の提示資料
△(イメージ)
杉江友介議員質問中の提示資料
△(イメージ)
杉江友介議員質問中の提示資料
△(イメージ)
杉江友介議員質問中の提示資料
△(イメージ)
内海久子議員質問中の提示資料
△(イメージ)
内海久子議員質問中の提示資料
△(イメージ)
内海久子議員質問中の提示資料
△(イメージ)
西野修平議員質問中の提示資料
△(イメージ)
西野修平議員質問中の提示資料
△(イメージ)
西野修平議員質問中の提示資料
△(イメージ)
西野修平議員質問中の提示資料
△(イメージ)
奥田悦雄議員質問中の提示資料
△(イメージ)
三田勝久議員質問中の提示資料
△(イメージ)
三田勝久議員質問中の提示資料
△(イメージ)
八重樫善幸議員質問中の提示資料
△(イメージ)
八重樫善幸議員質問中の提示資料
△(イメージ)
八重樫善幸議員質問中の提示資料
△(イメージ)徳永愼市議員質問中の提示資料
△(イメージ)議案の議決状況
△(イメージ)議案の議決状況
△(イメージ)議案の議決状況
△(イメージ)請願の議決状況
△(イメージ)
意見書案の議決状況
△(イメージ)決議案の議決状況
△(イメージ)説明者職氏名
△(イメージ)説明者職氏名
△(イメージ)配付文書目次
△(イメージ)議席変更一覧表・第1号議案
△(イメージ)第1号議案
△(イメージ)第1号議案
△(イメージ)第1号議案