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  1. 滋賀県議会 2019-05-10
    令和 元年 5月10日土木交通・警察・企業常任委員会−05月10日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    令和 元年 5月10日土木交通警察企業常任委員会−05月10日-01号令和 元年 5月10日土木交通警察企業常任委員会           土木交通警察企業常任委員会 会議要録                                開会 11時33分 1 開催日時      令和元年5月10日(金)                                閉会 11時58分                         (休憩 11時41分〜11時42分) 2 開催場所      第二委員会室 3 出席した委員    有村委員長江畑委員長             重田委員、清水(ひ)委員松本委員大橋委員、             岩佐委員富田委員今江委員 4 出席した説明員   川浦土木交通部長鎌田警察本部長および関係職員 5 事務局職員     大倉主査小橋主任主事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり                  議事経過概要 臨時委員長の紹介   委員会条例第7条第2項の規定により、年長の松本委員臨時委員長となった。 開会宣告  11時33分 1 委員長互選について    臨時委員長一任の声があり、松本臨時委員長からの指名により、有村委員委員長に当選された。 2 副委員長互選について    委員長一任の声があり、有村委員長からの指名により、江畑委員が副委員長に当選された。 《警察本部所管分》 3 議第130号 損害賠償の額を定めることにつき議決を求めることについて (1)当局説明  時田警務部参事官 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 休憩宣告  11時41分 再開宣告  11時42分 《土木交通部所管分》 4 議第129号 滋賀道路法に基づく県道構造に関する技術的基準を定める条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  池田道路課道路保全室長 (2)質疑意見等松本利寛 委員  条例改正の中身としては、県道歩道部分構造基準緩和して、歩道への自転車の乗り入れを可能にするということですか。 ◎池田 道路課道路保全室長  歩道という位置づけから、歩行者自転車も通行できる専用道路にするということです。 ◎吉田 土木交通部技監  歩道と申し上げましたが、通常の歩道にも普通自転車通行可という規制をかけて、自転車も通行できる空間があります。今、その部分ビワイチで主に利用されているのですが、それについて、今回、新たな基準を設けて指定できるようにするという趣旨です。 ◆松本利寛 委員  本来は、いわゆる車道部分通行区分です。現状は何も変えないで、歩道として使われている部分について、今回の条例改正によって自転車も走ることを可能にして、実態に即した条例にしようということでしょう。そこは間違いないですか。実態として、今回、自転車が乗り入れる部分歩道ですね。 ◎吉田 土木交通部技監  そもそも自転車は車両ですので、車道を走るのが大原則です。しかしながら、道路交通状況にもよりますが、車道を走る場合に、怖いときなどには、歩道を通行してもいいという指定がかかっているのが、普通自転車通行可歩道です。 基本的には、実態に即した形で専用道路指定するのですが、速く走りたい方は変わらず車道を走ることになると思います。ビワイチは、いろいろな方に利用していただきますので、例えば家族で利用していただく場合、車道を走るのは難しいと思います。サイクリング道としてしっかり安全を確保した上で、走っていただこうという趣旨です。 ◆松本利寛 委員  本来、自転車車道通行ですが、実態としては歩道を通行されています。家族連れやママチャリなど遅いスピード自転車は、実態としてそういう部分があります。そういった家族連れ子供自転車スピードが出ないから、歩行者が歩いていても、基本的にそれほど大きな事故は起きないという前提で議論をしているわけです。 今回、車道を走るべき高速自転車ビワイチで、ヘルメットをかぶってスポーツ用自転車で走る人たちが、歩道に乗り上げて走ることになれば、より自転車自転車事故自転車と人との事故が起きかねないと思います。道路構造基準緩和することで、こうした状況になりませんか。 ◎池田 道路課道路保全室長  既にビワイチの中でも、専用道路として指定されているところがあります。もともと水資源機構がつくった道路で、実際に、3メートルの状態で自転車専用道路として指定されている部分があります。その部分で、特に事故もありませんので、今回、3メートルの縮小規定を使って自転車歩行者道に変えたとしても問題がないと思っています。 ◎吉田 土木交通部技監  速い自転車をここに誘導するものではありません。今後、ビワイチを進めるに当たっては、上級者用と少し低速で走るものの2種類に分けて、それぞれを整備しようと考えています。今、スピードを出して走っている自転車を乗せるために、これをしようとしているものではありません。 ◆松本利寛 委員  遅いスピード自転車歩道を走っている実態の中で、歩道の場合には徐行義務があります。遅いスピードで走るのが、交通規則上の前提になっています。自転車歩行者専用道路として、スピードが速い人たちが乗り入れたときには、徐行義務は外れるのですか。 ◎池田 道路課道路保全室長  今の専用道路を見ていますと、段差などがあって速いスピードでは走れませんので、やはり速い自転車車道側を走られるのが現状です。速い自転車も入ってしまうのではないかとのことですが、速いスピードでは走れませんので、ある程度のスピード以下になります。 委員御指摘のように、歩道の場合には、道路交通法上、徐行義務がありますが、この専用道路になったとしても、歩行者がおられるときには、歩行者の保護の条項があります。歩行者がおられるときは、距離をあけて走る、ゆっくり走るということが、道路交通法の中で決まっています。歩道徐行になりますが、当然、普通の道でも人がいればゆっくり走ることになり、これは専用道路でも適用されますので、ビワイチでも、人が歩いておられる横を通る時はやはり徐行することになります。 ◆松本利寛 委員  実態として構造が何も変わらないのに、今回のように歩行者自転車専用道路に位置づけるということですが、高速で走る自転車歩道に乗り上げたとしても取り締まりをする余裕はありません。自転車歩行者専用道路にしてしまえば、実態として、スピードを出す自転車が走ったとしても、何ら監視の対象になり得ないのではないかと思います。 話が変わりますが、先日起きた瀬田の保育園児事故の問題で、本来、保育園には園庭を設置する義務がありました。それが園庭設置義務が外れて、園庭がない保育園が全国至るところにあり、滋賀県内にも相当数あります。園庭があれば子供たちがそこで遊んだり、運動したりすることもできたのに、園庭がなくなったために、園外に出かけてあのような事故に遭ってしまっています。 規制緩和については、そういった想定されない事故が起き得ることに対して、どのように防止するかという担保を必ず設けておく必要があるのではありませんか。今回の道路構造基準規制緩和についても、そういった対応をきちんととるべきだと思います。自転車同士事故自転車歩行者事故について、きちんと防止する担保を確保することが必要です。何ら実態が変わらない状況で、基準緩和をすれば、事故につながりかねないと思います。 ◎池田 道路課道路保全室長  今回の縮小はどこでも行うわけではなく、ビワイチのように歩行者が極端に少なく、実態として自転車が走っておられるところで適用しようと思っています。先ほど言いましたように、実際に専用道路も運用されている中で、さらに今回、この条例の中で、安全対策をつけて3メートルを適用します。注意看板路面表示をした上で、この規定を設けたいと思っています。 ◆松本利寛 委員  安全対策の予算はどうなっていますか。どれくらいの金額を確保しているのですか。 ◎池田 道路課道路保全室長  今回の専用道路指定で、標識と路面表示等で300万円から400万円くらいの費用が発生すると思っています。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 5 委員長報告について    委員長に一任された。 閉会宣告  11時58分  県政記者傍聴:中日  一般傍聴  :なし...