◎
中嶋 県民生活部管理監 おっしゃるとおり、今後つくっていく
パンフレット等については
国民スポーツ大会という名前を使用していきます。
ただ、対象や内容によっては、いつから
国民スポーツ大会という
名称に変わりますと
注意書きをつけます。今も
注意書きをつけている
資料がありますが、基本的には
国民スポーツ大会という
名称でPRしていきたいと考えています。
◆
奥村芳正 委員 既に新聞報道されていました
国スポの
スローガンはもう決まったのですか。
◎
中嶋 県民生活部管理監 公募した愛称と
スローガンの
候補作を広報の
専門部会でそれぞれ5点選んでいただきました。その中から1万票を超える
一般投票により決まりました。
発表は、今年度末に
スローガンをロゴ化したような形で発表させていただく
予定です。
◆
奥村芳正 委員 新聞報道されたとおり、あの何点かの中から絞り込まれると思いますが、この
スローガン募集の発表があった時点で、今の
滋賀県の
イメージで考えれば、
応募作品に「健康」などのキーワードが入ってくると思っていました。
滋賀県は
平均寿命で
全国1位をとり、「健康しが」を
テーマに頑張っているので、「健康しが」
国体などになるかと思っていたら、全然そんな
イメージも入っていません。これは、ある意味県の
ミスリードなのかと思うくらい、募集の前に、
滋賀県が今、
全国の中でどのような位置にあるか、どのような評価を受けているのか、どのようなことを
テーマに取り組んでいるかなどを伝えておくべきだったのではないかと思います。これはいけないことかも知れないけれども、携わっている我々はそのようなものを
イメージして聞いていただけに、実際は全然違うものばかりが5つほど出てきました。応募された
皆さんは、
滋賀県の受けている評価や取り組んでいる
テーマを知らない人なかりではないか、器の小さいところで我々はそのようなことを議論していたのではないかと、少し反省をしました。これからいろいろなところで
サブタイトル等も考えられると思いますが、そういった
場面では、今、
滋賀県が
全国で一番誇らしくしている点であるとか、これで
滋賀県を引っ張っていこうというのをうたい込んでいただけたらと思っています。来年度から
文化スポーツ部もできるので、しっかりとその
あたりをリードしていただけたらと思います。今聞いているだけでも
観光交流局や
健康医療福祉部等と
連携する
部分が多々ありますが、
国体に向けて
部局連携は大切な
テーマだと思いますので、そのようなところからの
意見も吸い上げて考えてもらいたいと思います。
◎
中嶋 県民生活部管理監 先ほどの
スポーツ実施率の中でもありましたように、
スポーツをする
目的や理由というのは、やはり健康です。健康に
スポーツが大きく寄与するということは、
委員御指摘のとおりです。
今回、愛称と
スローガンは、高校生、中学生が中心となって応募いただいたこともあり、
名称で商標上に問題があったものがありました。結果的には候補として残らなかったものもありますが、
開催基本構想でも、
滋賀県が
健康長寿日本一であるとか、健康と
スポーツ、あるいは
滋賀県と健康はくっつけてPRしていきたいと思います。また、
部局連携もしっかりやっていきたいと思います。
◆
奥村芳正 委員 それと、このような議論をするときに、我々は、県と
市町の
協力体制が当然できていると
イメージしているのです。そんな中、
滋賀県は過去にも
財源不足により、一番
スポーツをする方への
応援体制がとれていませんでした。そのため、
国スポを一つの契機として、
県民の
皆さんの
スポーツ熱や
スポーツに対する
取り組みを拡大していき、ますます
スポーツに取り組んでいただけるよう、今まで全然取り組んでこなかった
施設整備に着手し、
市町と
一緒に
取り組みを進めていただきたい。私は、ここからますます
健康長寿に取り組んでいくという
滋賀県の姿勢を見せていただきたいと、常々考えています。
施設整備が無駄遣いと言われがちですので、今までほったらかしていたことを大いに反省し、いいスタートを切れるよう、
スポーツをする
若者等を応援するためにも、これは必要な
取り組みであると、どこかの
場面でしっかりとうたい込み、
市町連携で取り組んでいただけるように思います。
◎
中嶋 県民生活部管理監 市町には、
国民スポーツ大会を契機に、あるいは
会場地が決まったことを契機に、非常に積極的に
取り組みを進めていただいております。
また、
施設整備につきましても、この
機会に大きいものから小さいものまで積極的にやろうと、いろいろお話もうかがっているところです。
国民スポーツ大会に絡めた
施設整備の枠組みは、既に
市町に示していますが、具体的にやっていくといろいろな課題もあるとうかがっています。
市町のお話も十分うかがい、きちんと相談をさせていただきながら、ともに一生懸命に取り組んでまいりたいと思っていますので、どうぞよろしく
お願いします。
◆
藤井三恵子 委員 今、
奥村委員から無駄遣いというお話がありましたが、私どもは大きなお金が動く
大会になると考えています。
そういった点で、
資料3-④では2023年に
施設整備完了(改修・修繕)となっており、今いろいろな課題があるということですが、見通しはどのように立てていますか。あと4年ほどの中で、各
競技の
会場のあり方、
市町と
協力という話がありましたが、その点はどのように検討しているのか、もう一度確認したいと思います。
◎
中嶋 県民生活部管理監 施設の
整備については、当然、リハーサル
大会の前年までには終える必要があり、県立
施設で大きなものについては、今お示ししているようなそれぞれの計画に沿って進めていきます。各
市町の
施設でも、
資料3-③の
市町協議
施設設備費補助にありますように、現在それぞれで
整備されている体育
施設に、助成をさせていただいているところです。
ただ、中央
競技団体の正規視察が今年度から始まっており、今後も続きますが、例えばバレーボール
会場の
体育館の天窓は、
競技場として遮光が必要という指摘を受け、来年度
予算で対応費用を計上しています。このような事例がこれから出てまいりますし、
全国障害者
スポーツ大会会場として使い勝手を検討していく場合に、安全上必要なものもあろうかと思います。その
部分の
施設改修、あるいは本番で仮設対応する
部分などもこれから具体的に検討し、リハーサル
大会の前年までには必要な改修を終えるなり、方向性を出すといったことで進めたいと考えています。
◆
藤井三恵子 委員 全国障害者
スポーツ大会もあるということで、今言われたようなバリアフリーや遮光などのようなものは本当に大事だと思います。そのような手だては早く検討していただく中で、
皆さんの御
意見も踏まえた
協力的な配置も進めてもらいたいと思っていますが、私どもは華美で大きな
施設整備は見直したほうがいいと提案をしています。財政運営を大きく圧迫しますので、身の丈に合ったものにという検討を、最後まで進めていただきたいと要望しておきます。
○粉川清美 副
委員長 施設整備について、
県民の皆様の御理解がまだまだ浸透してないというのはすごく感じています。
先ほど
奥村委員からも話がありましたように、本当なら今まで計画的に進めてこなければならなかった
スポーツ施設、体育
施設の
整備を何十年もしてこなかった事実を、
県民の皆様にはっきりとわかっていただくことが、
施設整備を御理解いただくスタートだと思います。そこがなかなかできていないので、この
機会に
市町施設の
整備を、またこの
機会に立派なものをつくろうという少し曲がった主張と理解されやすいところがあります。ぜひ、これまで
整備してこなかった体育
施設を、「健康しが」実現のため、また
県民の皆様に利用いただくために
整備をしているんだ、それは無駄遣いではないということを、
県民の皆様に正しく御理解いただけるよう、
説明にも心を砕いていただきたいので、
意見として申し上げます。
◎
中嶋 県民生活部管理監 委員御指摘のとおり、我々の
説明、あるいは今後政策を進めていくためには、
県民に理解いただくのが大事です。また、広報や
説明については、理解していただくためにするので、今いただいた御
意見を踏まえながら、多くの方に正しく理解していただき、しっかりと応援していただける広報を目指し、いろいろ考えてやっていきたいと思います。
4
委員長報告について
2月定例
会議において、
委員長報告を行うことが決定された。
内容については、
委員長に一任された。
閉会宣告 11時40分
県政記者傍聴:京都
一般傍聴 :なし...