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平成30年予算特別委員会−03月19日-05号

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  1. 滋賀県議会 2018-03-19
    平成30年予算特別委員会−03月19日-05号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    平成30年予算特別委員会−03月19日-05号平成30年予算特別委員会  予算特別委員会 会議要録                                開会 10時02分 1 開催日時      平成30年3月19日(月)                                閉会 10時22分 2 開催場所      議場 3 出席した委員    西村委員長、清水副委員長             村島委員加藤委員竹村委員佐藤委員目片委員、             海東委員田中委員角田委員塚本委員下村委員、             藤井委員杉本委員節木委員駒井委員、山本(正)委員、             大橋委員冨波委員井阪委員中村委員有村委員、             大野委員岩佐委員、山本(進)委員、富田委員細江委員、             高木委員生田委員野田委員佐野委員家森委員、             吉田委員成田委員九里委員柴田委員今江委員、             中沢委員(欠席:粉川委員
    4 出席した説明員   三日月知事、西嶋副知事、池永副知事、宮川総合政策部長、             村上総務部長福永県民生活部長高砂琵琶湖環境部長、             藤本健康医療福祉部長江島商工観光労働部長、             高橋農政水産部長池口土木交通部長辻井会計管理者、             廣瀬企業庁長笹田病院事業庁長青木教育長、             鎌田警察本部長 5 事務局職員     西出議会事務局次長入江議事課長吉田議事課参事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり 7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事の経過概要   別紙のとおり                  議事の経過概要 開会宣告  10時02分 1 議第1号から議第18号まで(平成30年度滋賀県一般会計予算ほか17件) ○西村久子 委員長  ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付いたしております次第のとおりであります。  本委員会に付託されました議第1号から議第18号までの18議案を一括議題といたします。  これより、各分科会長調査報告を求めます。  まず、総務・政策・企業分科会長の報告を求めます。細江正人委員。 ◎細江正人 総務・政策・企業分科会長  総務・政策・企業分科会に依頼されました議案の調査の経過について、御報告を申し上げます。  本分科会調査依頼を受けました議案は、議第1号平成30年度滋賀県一般会計予算のうち本分科会所管部分を初め、議第2号、議第9号、議第13号および議第14号の4特別会計予算ならびに議第15号、議第17号および議第18号の3企業会計予算予算案8件でありました。  去る9日および12日に分科会を開き、当局の説明を求め、慎重に調査を行いました。  議案の調査の過程では、各委員からは、まず、総合政策部所管予算では、滋賀の未来戦略推進事業について、次期基本構想は、12年間の計画期間とされており、そのような長期の目標を立てることも大事ではあるが、数年経過すれば状況も変化することから、例えば4年などの中期の計画もしっかりと策定し、事に当たられたい、SDGsを活用した持続可能な滋賀づくり事業について、滋賀県がSDGsの視点を取り入れることを、県民に認知していただく必要があることから、本事業だけでなく、もっと広く認知されるように、他の方策も検討されたい、滋賀県公式ホームページの更新について、この機会に、観光大使本県出身の著名人に働きかけて、その方々のブログにリンクさせていただくなど、もっとホームページを見てもらって、県のことをより広く知ってもらうための努力をされたい、原子力防災対策費について、湖西、湖北を中心とした住民に対する避難計画の周知については、十分配慮して取り組まれたい、などの意見が出されたところであります。  次に、総務部所管予算では、今後の県財政のあり方について、一歩踏み込んだ行財政改革に当たっては、一般会計のみならず、特別会計企業会計も含めて、本県の財政全体を視野に入れて、聖域を設けることなく、危機感を持って取り組まれたい、滋賀県モーターボート競走事業会計予算について、今後、公営事業の経営が厳しくなることも想定され、事業の存続にかかわってくる可能性もあるので、その点を十分認識した上で、次年度は、例えば駐車場や南側の旧スタンド跡地など、資産活用に関する具体の取り組みをされたい、また、本事業の目的は、本県が実施する施策に必要な財源の確保であることを十分踏まえた上で、現状の収支の状況から、将来どうするべきか、速やかに抜本的な方策について議論をするべきである、などの意見が出されたところであります。  最後に、企業庁所管予算では、水道施設耐震事業について、これから本格的に耐震化を進めるとのことだが、水はライフラインの最たるものであることから、大規模災害が起きた場合に、できるだけ県民に支障が出ないよう、他の機関との連携だけでなく、とり得る対応策を今から十分に想定して事に当たられたい、水道用水のかび臭対策について、平成28年度の発生後、いまだにその原因がはっきりしない中で、引き続き活性炭費用が計上されているが、現状では異臭の発生を完全に防ぐことはできないので、今後は、例えば専門機関に対して、当該事案の研究の実施についての働きかけを行うなど、異臭の原因究明と解決に向けた取り組みをされたい、などの意見が出されたところであります。  当局におかれましては、各委員から出されました意見等を十分に踏まえ、今後の取り組みに反映されるよう、求めておいたところです。  以上をもちまして、総務・政策・企業分科会の報告を終わります。 ○西村久子 委員長  次に、県民生活土木交通分科会長の報告を求めます。岩佐弘明委員。 ◎岩佐弘明 県民生活土木交通分科会長  県民生活土木交通分科会に依頼されました議案の調査の経過について、御報告を申し上げます。  本分科会調査依頼を受けました議案は、議第1号平成30年度滋賀県一般会計予算のうち本分科会所管部分および議第12号の特別会計予算のうち本分科会所管部分予算案2件でありました。  去る9日および12日に分科会を開き、当局の説明を求め、慎重に調査を行いました。  議案の調査の過程で、各委員からは、まず、県民生活部所管予算では、展覧会開催事業費について、新生美術館オープンに向けた展覧会等準備経費として多額の経費が計上されているが、まずは入札不落を受けての対応に注力して、開館のめどが立ち、館長や運営方針が決まってからオープンに向けた展覧会等の準備を進めるべきである、子どもの運動習慣アップ支援事業について、管理されたプログラムによって運動させるよりはグラウンドを芝生化するなど、環境を整えて自発的な運動を促すほうが効果的だと考えるので、運動しやすい環境の整備にも努められたい、などの意見が出されたところであります。  次に、土木交通部所管予算では、大戸川ダム勉強会にかかわる直接的な予算は計上しておらず、ほかの事業予算の中で対応するとのことだが、知事が大戸川ダム勉強会をすると明言された以上、勉強会のための予算が計上されて初めて動きが見えてくることになるので、そのことを踏まえ、スピード感を持って対応されたい、水害に強い安心安全なまちづくり推進事業について、毎年度予算計上されながら、既存住宅の増改築時のかさ上げ等への助成が執行されていない、取り組みのアピールをするための予算計上となっている感がある、具体的な執行見込みがあるものについては必要なときに補正予算で対応すべきである、などの意見が出されたところであります。  当局におかれましては、各委員から出されました意見等を十分踏まえ、今後の取り組みに反映されるよう求めておいたところであります。  以上をもちまして、県民生活土木交通分科会の報告を終わります。 ○西村久子 委員長  次に、環境・農水分科会長の報告を求めます。清水鉄次委員。 ◎清水鉄次 環境・農水分科会長  それでは、環境・農水分科会に依頼されました議案の調査の経過について、御報告を申し上げます。  本分科会調査依頼を受けました議案は、議第1号平成30年度滋賀県一般会計予算のうち本分科会所管部分を初め、議第5号から議第8号まで、議第11号および議第12号のうち本分科会所管部分の6特別会計予算予算案7件でありました。  去る9日および12日に分科会を開き、当局の説明を求め、慎重に調査を行いました。  議案の調査の過程で、各委員からは、まず、琵琶湖環境部所管予算では、全国植樹祭開催準備事業について、開催候補地は甲賀市の鹿深の森に決定されたが、開催候補地以外の立候補地においても、熱心に取り組もうとされているので、サテライト会場を設置するなどして、みんなが一緒に取り組めるものとなるよう準備を進めていただきたい、ニホンジカにかかる獣害対策事業について、ニホンジカが森林の下草を食べると、生態系が崩れ、元に戻すことが難しくなるので、できる限り早期に適正頭数に近づけられるよう、しっかり取り組まれたい、平成30年度滋賀県流域下水道事業特別会計予算について、今後、公営企業会計へ移行するに際して、独立採算受益者負担の原則のもと、県からの一般会計繰入金の正当性および透明性に留意していくべきである、などの意見が出されたところであります。  次に、農政水産部所管予算では、「世界農業遺産プロジェクト推進事業について、農業者はもちろんのこと、農業者以外の方にとっても、世界農業遺産が県民の誇りになるのだと理解いただけるよう、気運を醸成して取り組まれたい、近江牛魅力発信事業について、多くの県費を投入しているのは、近江牛というブランドが滋賀県の発信力を高め、観光やほかの産業につながると思われるからで、今後は滋賀県の経済にどれだけ貢献しているのかをしっかりと説明できるように、県全体として魅力を広げていく工夫をされたい、などの意見が出されたところであります。  当局におかれましては、各委員から出されました意見等を十分踏まえ、今後の取り組みに反映されるよう、求めておいたところであります。  以上をもちまして、環境・農水分科会の報告を終わります。 ○西村久子 委員長  次に、厚生・産業分科会長の報告を求めます。駒井千代委員。 ◎駒井千代 厚生・産業分科会長  厚生・産業分科会に依頼されました議案の調査の経過について、御報告を申し上げます。  本分科会調査依頼を受けました議案は、議第1号平成30年度滋賀県一般会計予算のうち本分科会所管部分を初め、議第3号、議第4号および議第10号の3特別会計予算、ならびに議第16号の企業会計予算予算案5件でありました。  去る9日および12日に分科会を開き、当局の説明を求め、慎重に調査を行いました。  議案の調査の過程で、各委員からは、まず、健康医療福祉部所管予算では、小児在宅療育支援事業について、医療ケアの必要なお子さんを抱えておられる家族の負担は大きいことから、地域の開業医との十分な連携に努められたい、障害福祉サービス事業所仕事おこし支援事業について、一般社会の中で一人一人の力が生かされるよう、どうすれば自立できるかという観点を持って、障害者一般就労に向けた取り組みに努められたい、児童虐待防止対策事業について、児童虐待相談件数が年間6,000件を超える非常に深刻な状況であることから、今後とも人員体制の整備も含めて継続的な支援に努められたい、などの意見が出されたところであります。  次に、商工観光労働部所管予算では、県内の産業振興全般について、働き手不足や消費のあり方といった時代の変化を認識し、時代に沿った事業支援を行うとともに、新たな展開が期待できる産業に対しての支援も進められたい、中小企業への支援について、本当に支援を必要とする事業者に対して支援が行き届いていないことから、産業支援プラザ商工会議所とも連携して、より多くの事業者に周知を行い、支援がされるよう努められたい、チャレンジドWORK運動推進事業について、障害者の方が自分たちも税金を払い、社会参加をしていると意識していただくことはさらなるやる気につながることから、地域と連携して取り組まれたい、などの意見が出されたところであります。  最後に、病院事業庁所管予算では、病院事業会計全般について、国体にかかる経費の全体が見えていない中、県からの繰入金40億円弱は大きい金額であることから、その点も意識して、今後の経営を十分に考えられたい、などの意見が出されたところであります。  当局におかれましては、各委員から出されました意見等を十分踏まえ、今後の取り組みに反映されるよう求めておいたところであります。  以上をもちまして、厚生・産業分科会の報告を終わります。 ○西村久子 委員長  最後に、文教・警察分科会長の報告を求めます。高木健三委員。 ◎高木健三 文教・警察分科会長  文教・警察分科会に依頼されました議案の調査の経過について、御報告を申し上げます。  本分科会調査依頼を受けました議案は、議第1号平成30年度滋賀県一般会計予算のうち本分科会所管部分予算案1件でありました。  去る9日および12日に分科会を開き、当局の説明を求め、慎重に調査を行いました。  議案の調査の過程で、各委員からは、まず、教育委員会所管予算では、琵琶湖文化館機能移転準備事業について、約9,000点の収蔵品にかかる調書の作成等を進めるとのことだが、単に調書の作成にとどめるのではなく、デジタルアーカイブなど、ほかに利活用できるようにも取り組まれたい、退職教員の豊かな経験を活用した学校教育活動支援について、小学校2年目教員の指導力の向上のため、退職教員指導員として配置するとのことだが、新年度からの運用にあたっては、2年目教員に対して指導員配置の意義を周知するとともに、配置される指導員には、その自覚を促すなど、漠然とした取り組みとならないように進められたい、などの意見が出されたところであります。  次に、警察本部所管予算では、県民を特殊詐欺から守る安全安心コール事業について、犯人が使用している電話に対して、集中的に自動架電を行って無力化するシステムを導入することで、被害の防止を図るとのことだが、このシステムを県民に広く周知するとともに、特殊詐欺の電話を受けた方の経験を新たな被害防止に役立てる観点で広報することにより、県民の意識が高まり、特殊詐欺抑止力向上につながると思うのでそういった取り組みを進められたい、信号機の移設については、周辺住民信号機の撤去に戸惑うことのないよう、関係団体と連携してあらかじめ周知するとともに、撤去後の交差点には一旦停止等の規制を新たに加えるなど、総合的な取り組みで県民の理解を得て進められたい、などの意見が出されたところであります。  当局におかれましては、各委員から出されました意見等を十分踏まえ、今後の取り組みに反映されるよう求めておいたところであります。  以上をもちまして、文教・警察分科会の報告を終わります。 ○西村久子 委員長  以上で、各分科会長の報告は終わりました。  これより採決をいたします。  まず、議第1号議案、議第10号および議第12号議案を一括採決いたします。  以上の各議案を、原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の方は、御起立願います。  (賛成者起立) ○西村久子 委員長  御着席願います。  起立多数であります。よって、議第1号議案、議第10号および議第12号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第2号から議第9号まで、議第11号および議第13号から議第18号までの15議案を一括採決いたします。  以上の各議案を、原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の方は、御起立願います。  (賛成者起立) ○西村久子 委員長  御着席願います。  起立全員であります。よって、各議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 2 委員長報告について ○西村久子 委員長  次に、委員長報告について、おはかりいたします。  委員長報告の内容につきましては、本職に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」) ○西村久子 委員長  御異議もないようでありますので、そのようにさせていただきます。  閉会にあたり、一言 御挨拶申しあげます。  当委員会は、去る2月28日に設置され、全体質疑、分科会において慎重な審査を行ってまいりました。  この間、委員の皆様には、委員会の円滑な運営に御協力いただきましたことに厚く御礼申しあげます。  それでは、以上をもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。 閉会宣告  10時22分...