各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第九十二号議案及び第九十三号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
8:
◯議長(
神野博史君) 農林水産委員長
南部文宏議員。
9: ◯四十七番(
南部文宏君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第九十二号議案
令和元年度愛知県一般会計補正予算一件であります。
本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
10:
◯議長(
神野博史君) 建設委員長
新海正春議員。
11: ◯四十八番(
新海正春君) 建設委員会に付託されました議案は、第九十八号議案愛知県事務処理特例条例の一部改正について一件であります。
本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
12:
◯議長(
神野博史君) 教育・スポーツ委員長
福田喜夫議員。
13: ◯二十三番(
福田喜夫君) 教育・スポーツ委員会に付託されました議案は、第九十二号議案
令和元年度愛知県一般会計補正予算外二件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第九十二号議案、第九十九号議案及び第百三号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
14:
◯議長(
神野博史君) 警察委員長
朝倉浩一議員。
15: ◯十九番(
朝倉浩一君) 警察委員会に付託されました議案は、第九十四号議案ヤードにおける盗難自動車の解体の防止に関する条例の制定について一件であります。
本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
16:
◯議長(
神野博史君) 総務企画委員長
青山省三議員。
17: ◯六十七番(
青山省三君) 総務企画委員会に付託されました議案は、第九十二号議案
令和元年度愛知県一般会計補正予算外六件であります。
各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第九十二号議案、第九十五号議案、第九十六号議案、及び第百四号議案はいずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、第百五号議案から第百七号議案までは、いずれも全員一致をもって同意すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
18:
◯議長(
神野博史君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。
─────────────
─────────────
19: ◯四十番(
寺西むつみ君) 各常任委員長の報告のとおり、第九十二号議案から第百四号議案までは原案のとおり可決され、第百五号議案から第百七号議案までは同意されたいという動議を提出いたします。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
20:
◯議長(
神野博史君)
寺西むつみ議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
21:
◯議長(
神野博史君) 御異議なしと認めます。よって第九十二号議案から第百四号議案までは原案のとおり可決され、第百五号議案から第百七号議案までは同意されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第二 意見書案(高齢運転者の交通事故防止及び歩
行者の安全確保について外五件)
22:
◯議長(
神野博史君) 次に、意見書案でありますが、高齢運転者の交通事故防止及び歩行者の安全確保について、中小企業支援の更なる充実について、食品ロスの削減に向けた更なる取組の推進について、太陽光発電事業の適切な推進について、女性の活躍の更なる促進について、学校におけるICT環境の整備等について、以上、六件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。
これを直ちに議題として、提案者から提案理由の説明を求めます。
23: ◯四十一番(田中泰彦君) ただいま議題となりました六件の意見書案中初めの三件について、私から提案理由の説明をいたします。
文案はお手元に配付してあるとおりであります。
まず、高齢運転者の交通事故防止及び歩行者の安全確保についての意見書案であります。
本年四月、東京都豊島区で、また、五月には滋賀県大津市で、痛ましい交通事故が相次ぎ、高齢運転者の交通事故防止対策や、歩行者の安全確保対策が急務となっております。
本県においても、運転免許証の自主返納制度の周知を図る啓発活動等を行うとともに、交通安全施設の整備等を進めているところでありますが、近年の交通事故情勢によると、交通死亡事故全体に占める高齢運転者の割合は上昇傾向にあるとともに、交通事故死者数の約四割を歩行者が占めていることから、高齢運転者の交通事故防止や、安全な歩行空間確保のための取り組みを、一層強力に推進していく必要があります。
そこで、本意見書案は、国に対し、高齢運転者の交通事故防止に向け、高齢運転者の安全運転技能の改善に向けた取り組み等を促進するとともに、高齢運転者が運転免許証を自主返納しやすい環境の整備や高齢者の移動手段確保の取り組みを推進することなどを要望する内容となっております。
次に、中小企業支援の更なる充実についての意見書案であります。
我が国の中小企業は、経済や雇用を支える重要な役割を担っておりますが、少子・高齢化による後継者不足等の事業承継問題、生産年齢人口の減少による恒常的な人手不足など、さまざまな課題を抱えております。
そのため、国においては、事業承継税制、事業引継ぎ支援センターの全国展開や、多様な人材を確保することを支援するイベントの開催等に取り組んでおります。
本県においても、県内中小企業の事業承継を準備段階から支援する取り組み等を進めておりますが、県内の中小企業に関する実態調査によると、廃業を検討している企業の約四割が、後継者がいないことをその理由に挙げていることなどから、我が国の経済や雇用を持続的なものとするためには、事業承継税制をさらに拡充するとともに、中小企業における多様な人材確保の取り組みや人材育成を強力に支援する必要があります。
そこで、本意見書案は、国に対し、事業承継税制のさらなる充実を図ることなどを要望する内容となっております。
次に、食品ロスの削減に向けた更なる取組の推進についての意見書案であります。我が国では、食品ロスの量が年間六百四十三万トンと推計され、これは国連の食糧支援機関による発展途上国への食糧支援量の約二倍に上っていることから、国は具体的な削減目標を掲げ、食品ロスの削減を重要な課題と位置づけております。
こうした中、本年五月に食品ロスの削減の推進に関する法律が成立し、国及び地方自治体は、消費者、事業者等に対する普及啓発活動、食品関連事業者に対する商慣習の見直し等を促進する取り組みや、フードバンクの活動への支援を行うこととされました。食品ロスを削減するためには、国、地方自治体、消費者、事業者等の多様な主体が連携して取り組み、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要であります。
そこで、本意見書案は、国に対し、実効性のある基本方針を早期に策定するとともに、地方自治体が食品ロスの削減に関する施策を着実に実施することができるよう、十分な財政支援を講じることを要望する内容となっております。
以上、三件の意見書案について、提案理由の説明をいたしました。
なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。
切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
24: ◯四十番(
寺西むつみ君) 次に、残りの意見書案三件について、私から提案理由の説明をいたします。
文案はお手元に配付してあるとおりであります。
まず、太陽光発電事業の適切な推進についての意見書案であります。
再生可能エネルギーについては、我が国のエネルギー基本計画において、長期安定的な主力電源として持続可能なものとなるよう、円滑な大量導入に向けた取り組みを積極的に推進していくこととされており、とりわけ太陽光発電設備については、固定価格買取制度の創設以来、その導入が大幅に拡大されております。
一方、大規模な太陽光発電設備の設置には、土砂流出や濁水の発生、景観への影響等の問題のほか、地域住民と事業者との間でトラブルが生じており、さらに、設備の適切な撤去及び処分を担保する仕組みが十分に整備されておらず、不法投棄や不適切な処分による有害物質の流出等も懸念されております。
そこで、本意見書案は、国に対し、太陽光発電設備が防災、環境、景観等の観点を踏まえて適切に設置されるとともに、一定規模以上の設備については、事業者が地域住民や地元自治体と十分に調整をした上で設置されるよう、必要な措置を講じることなどを要望する内容となっております。
次に、女性の活躍の更なる促進についての意見書案であります。
少子・高齢化が進み、人口減少社会に突入した我が国では、社会の多様性と活力を高めていくため、最大の潜在力である女性がその力を発揮していくことが重要となっております。
こうした中、国は、女性の活躍に向けた取り組みを強化しているところであり、本県においても、あらゆる分野における女性の活躍に向けた取り組みを進めているところであります。これらの取り組みにより、我が国の各分野において指導的地位に占める女性の割合は緩やかに上昇しておりますが、国が掲げる目標には、多数の分野で及んでいないことなどを踏まえると、社会の機運醸成を初め、あらゆる分野において女性が活躍できるような環境整備を一層促進していく必要があります。
そこで、本意見書案は、国に対し、企業経営者の意識改革を初めとする社会全体の機運醸成のため、マスメディアを活用した効果的な広報啓発や経済界への働きかけを強力に推進することなどを求める内容となっております。
次に、学校におけるICT環境の整備等についての意見書案であります。
学校におけるICTを活用した学習活動は、ICTの特性や強みを生かすことにより、学びの質を向上させるものであり、児童生徒の生きる力を育む上で、ICTの効果的な活用が重要なものとなっております。
このため、新学習指導要領では、情報活用能力を学習の基盤となる資質、能力として育成していくこと、また、学校において、ICTを活用できる環境を整備していくことが重要であると位置づけられました。しかしながら、学校におけるICT活用の有効性や必要性に対する認識は地方自治体ごとに異なるため、ICT環境の整備状況は国が目標とする水準に達していないことなどから、児童生徒が十分にICTを活用した学習活動を行うことができない状況にあります。そこで、本意見書案は、国に対し、学校におけるICT環境の整備が促進されるよう、教育のICT化の有効性や必要性についてさらなる周知徹底を図るとともに、地方財政措置の一層の拡充を図ることなどを求める内容となっております。
以上、三件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。
切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
─────────────
─────────────
25:
◯議長(
神野博史君) ただいま提案者から説明がありました六件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
26:
◯議長(
神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、六件の意見書案は可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第三 各常任委員会及び議会運営委員会における閉
会中の継続調査について
27:
◯議長(
神野博史君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付してあります
一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
─────────────
─────────────
28:
◯議長(
神野博史君) 各委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29:
◯議長(
神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第四 議員の派遣について
30:
◯議長(
神野博史君) 次に、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。議席に配付してあります
文書のとおり議員を派遣することに決定いたしまして、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31:
◯議長(
神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、議席に配付してあります
文書のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
─────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━
32:
◯議長(
神野博史君) 以上で本議会に付議されました案件は全て議了いたしました。
これをもって本日の会議を閉じ、
令和元年六月定例
愛知県議会を閉会いたします。
午前十時二十五分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 会 式
午前十時二十五分開式
33: ◯事務局長(高須浩君) ただいまから閉会式を行います。御起立願います。
〔全員起立〕
〔議長
神野博史君登壇〕
34:
◯議長(
神野博史君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位には、六月定例
愛知県議会に付議されました諸議案を初め、当面する県政の重要課題について、終始御熱心に審議を進められましたことに対し、衷心より敬意と謝意を表するところであります。
当局におかれましては、会期中に各議員から述べられました意見を十分に尊重され、県政の運営に格段の御尽力をいただきますよう希望するものであります。
今議会の運営に当たり、議員各位を初め理事者並びに関係各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。
厳しい暑さに向かう折から、皆様方にはますます御自愛をいただき、県政進展に一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)
〔知事大村秀章君登壇〕
35: ◯知事(大村秀章君) 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。
このたびの定例県議会に提案をいたしました各議案につきましては、議員の皆様方に十分御審議をいただき、また、各議案は全て御議決をいただき、厚く御礼を申し上げます。
御議決いただきました各議案は、審議経過を十分尊重いたしまして、適切な運用をしてまいります。また、御要望いただきました各事項につきましては、今後、慎重に検討し、努力をしてまいります。
さて、六月二十四日に、本県と世界有数の展示会主催運営企業であるGLイベンツとの間で、フランスで開催されているヨーロッパ最大級の産業展示会、グローバルインダストリーのような次世代産業に関する新たな国際産業展を立ち上げていくための覚書を締結いたしました。
これを受け、六月二十六日に、日仏両国政府の合意により発出された日仏協力の工程表にグローバルインダストリーの日本版の立ち上げが位置づけられました。
そして、六月二十七日には、東京の日本科学未来館で開催されました、フランスのマクロン大統領やル・メール経済財務大臣が出席する討論会、Tech4goodに、フランス大使館からの招待があり、私も出席してまいりました。
この討論会の最後に行われた日仏パートナーシップ調印式において、私も壇上に案内され、今回の覚書が紹介されました。
これを機に、日仏両国政府の協力のもと、アイチ・スカイ・エキスポにおいて、グローバルインダストリーの日本版の立ち上げに向けて、GLイベンツと連携し、しっかりと取り組んでまいります。
そして、七月一日には、総理官邸におきまして、安倍内閣総理大臣から、SDGs未来都市選定証を授与されました。
SDGsは、二〇一五年の国連サミットで採択された、持続可能な開発のための十七の目標のことであります。国では、経済、社会、環境の三側面における、新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市、地域をSDGs未来都市として選定、支援しており、このたび、本県から、その三側面の調和をとりながら活力と持続力を兼ね備えた大都市圏を目指すSDGs未来都市あいちを提案し、評価されたものであります。
今後とも、SDGs未来都市として、持続可能な発展を目指し、SDGsの理念の具現化に取り組んでまいります。特に、地球上の誰一人として取り残さないというSDGsのスローガンは、本県が目指す、全ての人が輝く愛知と合致するものであり、今回のSDGs未来都市の選定を契機に、本県の発展を支える人づくりに向けて、SDGsの理念や視点を踏まえた取り組みをさらに推進してまいります。
またそれに先立つ六月二十九日に、第百一回全国高等学校野球選手権愛知大会の開会式に出て、激励のメッセージを申し上げました。
令和初の甲子園への出場権をかけた全国最多の百八十八校による熱い戦いが幕を開けております。県民の皆様に元気と感動を与えるような熱戦を期待しつつ、球児の皆さんのさらなる健闘を祈っております。
これから本格的な夏に向かい、日ごとに暑さが厳しくなってまいります。議員の皆様方には、健康に十分御留意をいただき、県政発展のために格別の御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
36: ◯事務局長(高須浩君) これをもちまして閉会式を終わります。ありがとうございました。
午前十時三十分閉式
発言が指定されていません。 Copyright © Aichi Prefecture, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...