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  1. 長野県議会 2017-12-01
    平成29年11月定例会決算特別委員会-12月01日-01号


    取得元: 長野県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    平成29年11月定例会決算特別委員会-12月01日-01号平成29年11月定例会決算特別委員会 決算特別委員会会議録 (その2) ●招集年月日時刻及び場所  平成29年12月1日(金)本会議終了後、議事堂第2特別会議室に招集した。 ●出席した委員氏名   委  員  長     両 角 友 成   副 委 員 長     寺 沢 功 希   委     員     佐々木 祥 二      同        西 沢 正 隆      同        髙 橋 岑 俊      同        酒 井   茂      同        丸 山 大 輔      同        花 岡 賢 一      同        小 山 仁 志      同        小 川 修 一      同        和 田 明 子      同        竹 内 久 幸 ●欠席した委員氏名
        な  し ●説明のため出席した者の氏名    (会計局)    会計管理者会計局長       清 水   深    会計課長             柴 田 敬一郎    (企業局)    公営企業管理者(企業局長事務取扱) 小 林 利 弘    企業参事経営推進課長      波 羅 雅 文 ●付託事件   第17号 平成28年度長野一般会計及び特別会計決算認定について   第18号 平成28年度長野企業特別会計剰余金処分及び決算認定について   平成28年度長野一般会計及び平成28年度長野特別会計決算状況に関する事項   平成28年度長野電気事業会計及び平成28年度長野水道事業会計決算状況に関する事項会議に付した事件   付託事件採決開議時刻 午後3時29分 ●両角委員長 開会を宣した。  ▲ 日程宣告     付託事件採決  ▲ 議題宣告     付託事件を一括して議題とした。  ただいまから、議案採決に入ります。  最初に、第17号「平成28年度長野一般会計及び特別会計決算認定について」を採決いたします。  本案について、討論はありますか。 ◆和田明子 委員 2016年度、平成28年度決算認定については、同意できない立場から討論させていただきたいと思います。2016年度決算は、歳入では8,488億円、前年度207億円減、当初予算額8,757億円に対して、269億円下回りました。歳出では8,396億円、前年度170億円減といずれも前年度より縮小しております。歳入額に占める割合は、県税2,303億円、27.1%、地方交付税2,066億円、24.3%、県債1,045億円、12.3%であり、県債発行は対前年度46億円増です。このうち臨時財政対策債は422億円、対前年度98億円減ですが、県債発行額の4割を占めております。2016年度末の県債残高は1兆7,411億円、前年度より30億円減、このうち臨時財政対策債残高は6,562億円、37.7%に上っています。県債発行を抑制する努力をしている中で、年々、臨時財政対策債の占める割合が高くなることが不安要素です。そして、財政構造弾力性の指標である経常収支比率が、前年度92%台から、95%台に跳ね上がっていることも危惧されます。  予算でも指摘をしたリニア中央新幹線工事は、平成28年11月の大鹿村のトンネル工事着工から1年になりますが、いまだに建設残土受け入れ先が決まらず、仮置き場が処分地になるのではないかという地元住民の不安をよそに工事が進められており、県の支出額の多寡では測れない将来の禍根が心配されます。  森林林業行政をめぐって大北森林組合不適正補助金問題では、組合に対する公判が終わり、県の責任も重いとの指摘があり、国への補助金返還に当たって、国から補助金9億円に制裁金として、3億5,000万の加算金が請求されました。適正な補助金の執行がなされなかったために発生した加算金については、住民監査請求によって損害賠償という事態を生んでおります。また、大北森林組合からの補助金返還については、30年余にわたる返還計画実効性は乏しく、空手形のようなものと指摘せざるを得ません。また、長期にわたる債権の回収の責任は、現時点で北アルプス地域振興局にあることも問題と指摘させていただきます。コンプライアンス推進のため、造林事業検査体制申請回数の見直しがされることになりましたが、現地機関職員体制は従来通りということなども相まって森林づくり県民税は多額の基金残高を残しております。決算のこの姿からも、県政の信頼を回復するために、真相の解明は急務です。  以上のことを申し上げ、決算認定に同意できないということで討論を終わりたいと思います。 ○両角友成 委員長 ほかに討論はありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で討論は終局いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、討論を終局いたします。  本案挙手により採決いたします。  念のため申し上げます。挙手しない方は、本案を不認定とみなします。  本案認定すべきものと決するに賛成の委員挙手を求めます。       〔挙手多数〕  挙手多数であります。よって、本案認定すべきものと決定いたしました。  次に、第18号「平成28年度長野企業特別会計剰余金処分及び決算認定について」を採決いたします。  本案原案どおり可決及び認定すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は、原案のとおり可決及び認定すべきものと決定いたしました。  以上をもちまして審査は終局いたしました。  次に、平成19年12月定例会において議決した「決算認定議案審査報告に対する対応状況を明らかにすることを求める決議」に基づき、議会へ示していただく指摘要望事項について、正副委員長案を作成しましたので、書記に配付させます。       〔書記資料配付〕  ただいま配付しました指摘要望事項案について、何か御発言がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  それでは、御発言がありませんので、正副委員長案のとおり、委員長報告に盛り込むことに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ◎清水深 会計管理者会計局長 あいさつをした。 ◎小林利弘 公営企業管理者企業局長事務取扱〕 あいさつをした。 ○両角友成 委員長 あいさつをした。 ○寺沢功希 副委員長 あいさつをした。 ○両角友成 委員長 この際、特に御発言がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕   閉会を宣した。 ●閉会時刻  午後3時39分 △採決結果一覧 (付託議案)  ▲認定すべきものと決定したもの(挙手採決)    第17号 平成28年度長野一般会計及び特別会計決算認定について  ▲原案のとおり可決及び認定すべきものと決定したもの(簡易採決)    第18号 平成28年度長野企業特別会計剰余金処分及び決算認定について...