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  1. 千葉県議会 2019-12-17
    令和元年_総合企画企業常任委員会(第1号) 本文 2019.12.17


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時0分開会 ◯委員長(實川 隆君) ただいまから総合企画企業常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。朝日新聞千葉総局ほか15者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に田中委員、鈴木委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長(實川 隆君) 本委員会に付託されました案件は、総合企画部関係が議案2件、請願1件、企業局関係が議案3件であります。  なお、審査の順序は、初めに企業局関係、次に総合企画部関係とします。        ─────────────────────────────        審査の開始(企業局関係) ◯委員長(實川 隆君) これより企業局関係の審査を行います。        ─────────────────────────────
           議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案の審査を行います。  企業局長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  玉田企業局長。 ◯説明者(玉田企業局長) おはようございます。本日、御審議いただきます議案の概要説明並びに諸般の報告について申し上げます。  今回提案しております企業局関係の議案は3議案でございます。  まず、議案第5号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正内容といたしましては、令和元年人事委員会勧告に準じた給与改定に係る所要額及び災害対応に係る時間外勤務手当等を計上するものでございます。その結果、収益的支出資本的支出合わせた補正額は6,100万円の増額となります。  次に、議案第6号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正内容といたしましては、令和元年人事委員会勧告に準じた給与改定に係る所要額及び災害対応に係る時間外勤務手当等を計上するものでございます。その結果、収益的支出資本的支出合わせました補正額は1,000万円の増額となります。  次に、議案第7号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正内容といたしましては、こちらも令和元年人事委員会勧告に準じた給与改定に係る所要額及び災害対応に係る時間外勤務手当等を計上するものでございます。また、下水道引継補修工事については、年度内に複数年の契約を締結するため、債務負担行為を設定するものでございます。その結果、収益的支出の補正額は500万円の増額となります。  続きまして、諸般の報告として2点申し上げます。  報告に先立ちまして、先般の相次ぐ台風と大雨により亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災した全ての方に心よりお見舞いを申し上げます。  初めに、令和元年台風19号及び10月25日の大雨への対応状況について申し上げます。  これら一連の災害において、当局の施設に被害はありませんでしたが、上水道事業では、台風15号での対応を踏まえ、給水区域11市との連携強化を図るため、事前に連絡体制を再確認し、定期的に浄・給水場等の稼働状況に関して情報提供を行いました。また、応急給水のための連絡調整員の必要性について確認し、要請のあった市に対しては職員の派遣を行ったところでございます。停電により集合住宅の給水ポンプが停止した場合でも給水可能である直結給水栓の活用等については、ホームページにより事前に周知を図りました。さらに、上水道、工業用水道の浄・給水場等においては、停電に備え燃料を補充するとともに、石油協同組合等と燃料の確保について調整を行いました。一方、断水となった県内水道事業体に6日間で延べ18台、東京都、福島県いわき市の県外水道事業体に7日間で延べ16台の給水車を派遣し、応急給水を行いました。  なお、10月25日の大雨では、取水している河川からの浸水に備え、上水道、工業用水道の一部の施設で監視の強化等を図りました。今後、企業局では、先月に県で策定いたしました千葉県災害復旧・復興に関する指針や県の災害対応検証プロジェクトチームの検証結果を踏まえ、さらに給水区域11市等の意見も聞きながら災害対策の強化に取り組んでまいります。  次に、水道料金等スマホ決済による支払い開始について申し上げます。  令和2年1月6日からスマートフォン用のアプリ、LINE Pay及びPayBを利用して水道料金等の支払いができるスマホ決済を始めます。このサービスにより、24時間いつでもどこでも簡単に料金等の支払いができるようになることから、お客様の利便性の向上が図られます。今後もお客様サービスの向上に向けてさまざまな手法について検討し、改善に努めてまいります。  以上、議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げました。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第5号関係 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案第5号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第5号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  お手元の議案説明資料1ページをお開きください。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は6,100万円の増額で、補正後の支出予算総額は1,375億9,000万円となります。  表の一番下、補正の内容をごらんください。2項目ございます。1つが、令和元年人事委員会勧告に準じまして、給料月額や期末勤勉手当の支給割合の引き上げ等に伴う給与改定に係る補正を、2つ目は、災害対応に係る時間外勤務手当等の補正をそれぞれ行おうとするものでございます。  表の中ほど、12月補正額2)という欄をごらんください。  まず、収益的収支でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては4,800万円の増で、その内容は全て人件費の増でございます。その結果、純利益につきましては4,800万円の減で、補正後の純利益は28億3,000万円となります。  次に、資本的収支ですが、収入の補正はございません。支出につきましては1,300万円の増で、その内容は人件費の増でございます。  続いて、資料の2ページをごらんください。こちら、議案書の写しでございます。議案書2ページの第2条、収益的支出の補正及び第3条、資本的支出の補正につきましては、先ほど御説明いたしましたとおりでございます。  次に、3ページをごらんください。第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございます。この経費につきまして、職員給与費の増額に伴い補正するものでございます。  以上で上水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終了させていただきます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第5号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第5号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第6号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第6号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第6号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明いたします。  資料の4ページをお開きください。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は1,000万円の増額で、補正後の支出予算総額は201億7,900万円でございます。  こちらも表の下、補正の内容をごらんください。上水道事業会計と同様、人事委員会勧告に準じ、給与月額や期末勤勉手当の支給割合の引き上げ等に伴う給与改定に伴う補正を、2つ目は、災害対応に伴う時間外勤務手当等の補正をそれぞれ行おうとするものでございます。  それでは、表の中ほど、12月補正額2)とございますが、こちら、ごらんください。  まず、収益的収支ですが、収入の補正はございません。支出につきましては900万円の増で、その内容は人件費でございます。この結果、純利益につきましては900万円の減で、補正後の純利益は4億2,800万円となります。  次に、資本的収支でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては100万円の増で、その内容は同じく人件費の増でございます。  続いて、資料の5ページをごらんください。こちら、議案書の写しとなってございます。こちら、5ページ、6ページの収益的支出の補正及び資本的支出の補正につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。  6ページをごらんください。こちら、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございますが、こちらにつきましても、職員給与費の増額に伴い補正するものでございます。  以上で工業用水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終了させていただきます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第6号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第6号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第7号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第7号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第7号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  資料の7ページをごらんください。収益的支出の補正額は500万円の増額、補正後の支出予算総額は179億5,900万円でございます。  表の一番下に補正の内容がございますが、1つとして、人事委員会勧告に準じ、給与改定等に伴う補正を行うもの、2つ目が、災害対応に伴う時間外勤務手当等の補正を、3つ目といたしまして、下水道引継補修工事につきまして、今年度内に複数年の契約を締結するために債務負担行為の設定をそれぞれ行おうとするものでございます。  表の中ほど、12月補正額2)の欄をごらんください。収益的収支でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては500万円の増で、人件費でございます。この結果、純利益につきましては500万円の減で、補正後の純利益は26億9,400万円のマイナス、26億9,400万円の純損失となります。  続いて、資料の8ページをごらんください。議案書に沿って説明するものでございますが、8ページの第2条、収益的支出の補正及び第3条の債務負担行為の補正につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。  次に、資料の9ページをお開きください。こちらにつきましても、これまでの会計と同様、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございまして、職員給与費の増額に伴う補正でございます。  以上で造成土地管理事業会計補正予算の説明を終了させていただきます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 8ページの第3条、債務負担行為の補正について質問いたします。この豊砂地区という場所が何市のどこら辺にあるのかということと、下水道引継補修工事、引き継ぎという言葉の意味も含めてちょっと御説明いただきたいと思います。
    ◯委員長(實川 隆君) 松上資産管理課長。 ◯説明者(松上資産管理課長) 済みません、資産管理課でございます。  場所につきましては、千葉市内の美浜区豊砂地区です。それで下水道の補修、なぜするか、千葉市のほうに引き継ぐに当たって老朽箇所を直さなければならないということで、延々とやっておるんですけれども、今回債務負担となりましたのは、この工事の場所がかなり下流の最終処理場の近くでして、水位調整をしなければいけないと。最初、年度内に終了させるという予定で進めていたんですが、まず入札の不調が1点ありました。再度、工期の設定を調整いたしましたときに、この流量調整ができるのが、次回が4月から5月、ここで流量調整をしませんと施工が難しいということで、今回、12月の補正をするという格好で債務の負担を組む必要が生じたと、そういうものでございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員、よろしいですか。     (秋葉就一委員、「結構です」と呼ぶ) ◯委員長(實川 隆君) そのほか質問はございますか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第7号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第7号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 諸般の報告について、私のほうから4点お聞きをしたいと思います。  まず、台風19号及び10月25日大雨についてですが、台風15号の対応を踏まえて台風19号等ではいろいろ対応したとのことでありましたが、今後は給水区域11市等の意見を聞きながら災害対策の強化に取り組むとのことでしたが、11市とはどのように検討していくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 宇内水道部次長。 ◯説明者(宇内水道部次長) ただいまの御質問についてお答えいたします。  台風15号等の対応を踏まえまして、今後の災害対策の強化のため、給水区域11市との意見交換の場を設けてまいりたいと考えております。今回の台風15号のケースは、当局では通常どおりに送水、配水を行っていた中で、広域的な停電により、広範囲にわたり点在する多数の集合住宅で同時期に水が出なくなるなど、これまでに経験のない状況でした。そこで、まずは当時の状況等を各市と共有した上で意見を伺いながら、今後一層の連携の強化に当たって検討すべき項目を整理し、応急給水や情報共有の方法など、よりよい体制を検討してまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 ありがとうございました。この件に関して要望申し上げます。災害時の連携は非常に重要だと考えます。今回の対応をしっかりと検証し、今後の災害発生に生かしてもらいたいと思います。  2問目、水道料金等スマホ決済においてお伺いしますが、さきの9月定例県議会の常任委員会において、私から電子マネー導入による支払い手段の多様化について質問と要望をしたところです。このたび水道料金の支払いにスマホ決済を導入するとのことでありましたが、具体的にはどのように支払いを行うものか。また、新たに利用するに当たって操作方法は難しくないのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) このたび導入する決済サービスは、先ほど局長の御挨拶もありましたように、LINE PayとPayBの2種類でございます。いずれも基本的な操作方法は共通しております。具体的には、お客様のところに届いている納付書のはがきに印刷されたバーコードがございます。そのバーコードをスマートフォンのカメラで読み取っていただいて、お客様のチャージ金額または口座の残高からお支払いをいただく仕組みであります。  なお、今回導入するスマホ決済につきましては、電気であるとか、ガスであるとか、ほかの公共料金でも既に普及しているものでございます。操作方法はこれらと同様でございますので、特段の支障なくお使いいただけると考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 ありがとうございます。要望申し上げます。自宅で簡単に支払いできるのであれば、多くの方にメリットはあると思われます。引き続き新しい技術を利用するなどして、ほかのライフラインと比較して遜色のないように利便性の向上に努めていただきたいと思います。  3問目、先ほどの秋葉さんからの質問の回答にもありましたけど、最近、入札の不調がふえてると聞いてるが、水道管路の更新、耐震化を進める上でも影響を生じかねない。入札不調対策として、企業局ではどのような取り組みをしていくのか、給水課長にお答え願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 入札不調がふえてる原因としましては、技術者が確保できないことが主な理由と考えております。そこで手持ち工事との調整が可能となるように、あらかじめ契約工期に余裕期間をとって、受注者が工事着手日を選択できるフレックス工期契約制度を導入してきたところでございます。さらに、大都市の住宅密集地では安全管理等の費用がかかることから、本年6月に厚生労働省が積算基準として導入した大都市補正について、当局でも10月に導入してきたところでございます。引き続き国などの動向を注視しながら入札不調対策に取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 しっかり頑張ってください。  4問目、これは地元の宍倉委員がおりますけれども、幕張新都心拡大地区における新駅の設置の状況についてお伺いしたいと思います。  造成土地管理事業において取り組んでいる幕張新都心拡大地区における京葉線新駅設置の進捗状況はどうであるか、お聞きしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 荒木土地事業調整課長。 ◯説明者(荒木土地事業調整課長) 京葉線新駅の整備につきましては、本年8月に詳細設計と工事を一体として実施する協定を、当局も構成員となっております幕張新都心拡大地区新駅設置協議会とJR東日本との間で締結をいたしました。現在は詳細設計を進めているところでございまして、この進捗を見ながら、来年秋には工事開始を予定しているところでございます。  あわせまして、当局で保有しております駅舎用地の分譲協議をJR東日本と進めております。今後も新駅整備が円滑に進みますよう、関係者と協議をしてまいりたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 新駅の整備について、詳細設計と工事を一体とする協定を結んだ効果は何か。 ◯委員長(實川 隆君) 荒木土地事業調整課長。 ◯説明者(荒木土地事業調整課長) 一体協定ということですけども、ホームなど、設計が先に終わったところから工事に着手することなどによりまして、全体の工程が6カ月程度短縮でき、これによりまして令和5年度の開業が可能になると説明を受けております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 ありがとうございました。  最後に要望です。新駅の開業は幕張新都心の発展にもつながるとともに多くの県民も期待していることから、少しでも早期の開業ができるよう、しっかりと取り組んでもらいたいと思います。  最後に、浄水課の各浄水場のセシウムの資料を後で提出してもらいたいと思います。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  礒部委員。 ◯礒部裕和委員 では、局長の報告にありましたスマホ決済について1点伺いたいと思います。  これらのスマートフォン用のアプリによる料金支払いに係る1件当たりの手数料がどの程度なのか。  それから、コンビニ払いクレジットカード決済等もあるのかと思うんですが、そちらの決済手法の手数料は幾らなんでしょうか。  それから、LINE Pay及びPayB以外の他のPayに関しての今後の検討状況はどうなっているのか教えてください。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) コンビニ収納の手数料と今回の手数料と、あとクレジットカードの手数料というのが1点。あと、ほかのPayの導入の見込みということがもう1点というふうに認識してます。  まず、コンビニの手数料でございますけど、税抜きで1件当たり50.5円でございます。なお、今回の電子マネーの導入につきましても、コンビニと同様の手数料で導入できるというようなことで、収納代行する会社を私ども企業局頼んでおりまして、その収納代行会社の1つのサービスというようなことで、コンビニエンスストアが1つふえたような感覚になりますので、50.5円、同額で今回のPayについては行うというようなことになります。  なお、クレジットカードの手数料につきましては、当局導入しておりませんので、詳細のところについては不明であります。  もう1つ、ほかのPayの導入についてでございますけど、申し上げたとおり、収納代行業者との調整等がありますし、今回、LINE PayとPayBを導入させていただいたのは、導入済みの水道事業体、ほかの水道事業体で導入している実績があったというようなことで、この2種類のものについて導入をさせていただきました。今後、市場の動向等を見て検討したいというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。
    ◯礒部裕和委員 ありがとうざいます。野田市でも、やはり公共料金の支払いにこのLINE Payを導入しているんですけれども、ちょっと野田市の場合だとコンビニ払いと手数料額が違っていたので、ちょっと伺ったのですが、同額ということで、これについてはある意味では進めていっていただくと、そんなに手数料で損しないのかなと思いますので、進めていただくと同時に、やはりLINE Pay以外の決済手法についても、恐らく収納代行のシステムをつくってる会社の都合もあるとは思うんですけれども、ぜひ拡大をしていただくことがより利便性の拡大につながるのかなと思いますので、引き続き検討を進めていただきたいとお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  坂下委員。 ◯坂下しげき委員 今のところですけど、以前からクレジットカード納付をしてくれという話をしているにもかかわらず、手数料が不明だというのは納得いかない答弁だなと。検討するに当たって、手数料ぐらいの検討が調べてあるべきだと考えるんですが、いかがですか。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) クレジットカードにつきましては、以前からお客様からも要望もあり、このような声があるということは認識しております。導入の単価につきましては、他の事業体等々の聞き取りもさせていただいてるんですが、なかなか詳細のところ、事業体の規模だとかカード会社によって若干差異があるというようなことは聞いております。具体的には金額はわかりませんが、おおむねの感触で言うと、金額の1%から3%、金額に直すと、恐らくでございますけど、1件当たり80円を超えるぐらいというような形になるのではないかというふうには思っております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 これ以上申し上げないけれども、大体において、本会議等でも税金の徴収や料金をクレジットカードで納付できるようにすべきじゃないかという議論をしてる中で、おおよその今答弁でしたけども、それじゃ困るんですね。だから、全てにおいて、本会議や委員会等で議論されたものをしっかりと各担当課においてやっていただかなければ、何ら質問したって何も感じてないということになりますので、そこら辺の徹底を局長以下お願いをして、要望して私の質問を終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 私からは企業局の水道施設の非常用自家発電設備の整備についてお伺いしたいと思います。9月の常任委員会でもお尋ねしたんですが、そのときは、既に非常用自家発電設備がある5施設の増強を令和4年度までに完了予定という御答弁がいただいておったんですが、11月の復旧・復興に関する指針の13ページを見ますと、令和2年度の3月末にある程度完了するかのようにも読み取れる矢印が引かれておるんですが、若干前倒しが可能になったのかどうかについてお答え願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 秋場浄水課長。 ◯説明者(秋場浄水課長) 浄水課でございます。  本指針におきましては、停電対策の推進ということで、非常用自家発電電気の整備等に積極的に取り組んでまいるということを示したものでございます。県営水道では、今年度、4施設について、既に増強に向けた実施設計に着手したところであり、残る1施設につきましても、今後、実施設計に取り組んでまいります。これらの施設については、いずれも令和4年度を完了見込みとしているところですが、それ以外の施設につきましても、今回の台風の経験を踏まえまして早期に取り組んでいきたいと考えてるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 大きな設備でしょうから、簡単な前倒しは難しいとは思いますが、引き続き小さな設備の増強も含めて、少しでも早目の導入を進めていただきたいと思います。  2点目は、予備排水関係。印旛沼の予備排水の絡みは工業用水の利水と絡んでくると思いますので、本委員会でお聞きできると思うのでお尋ねしたいと思います。2点。  1点目として、確認ですけど、印旛沼の利水には本県の企業局の工業用水が含まれていますよねというのを確認したいのと、それから、それを前提に、今般の台風等の、6年前の台風を受けて48時間もしくは72時間の雨量の予測が150ミリを超えた場合に水資源管理機構が予備排水をする取り決めになっていたけれども、今般の大雨の関係では、事前の予想が92ミリであったため排水は見送られましたが、検討はしていくという本会議での答弁がありました。また、12月8日の千葉日報でも、実際には234ミリだったということ等も報道されております。150ミリに満たない場合でも、可能な限り事前予備排水をすることの協議をしているかと思いますが、そこら辺の検討状況についてお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 林施設設備課長。 ◯説明者(林施設設備課長) 工業用水部施設設備課でございます。  まず、1問目の御質問、印旛沼の利水に工業用水は含まれてるかということですが、含まれております。私どもの印旛沼の利水につきましては、鹿島川の下流部からの取水も含めて毎秒6.51トンの水利権を有しておりまして、工業用水の水源として利用しております。  それと2点目でございますが、雨量予測が150ミリに満たない場合でも可能な限り水を引き込むなどの柔軟な対応がとれないのかという、そういった御趣旨かと思いますが、私どもの浄水場には小規模な沈砂池、つまり沼から水をくんだ汚れを落とす沈砂池という池、あるいは着水井という小さな水槽がございます。ただ、いずれも非常に小規模である上に、通常、満水の状態で使用する施設ですので、通常の取水量以上に浄水場に水を引き込む、要するに予備放流というような趣旨で水を引き込む余裕はないものというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 ちょっとそういう方法だけに限定して聞いたわけではないので、予備排水が事前に可能な方向で協議は始まっているのかとか、それは前向きに参加して──前向きというのは、なるべく150ミリを下回る予測でも事前予備排水を承認する方向での検討はされてるんでしょうかという趣旨だったんですが。 ◯委員長(實川 隆君) 林施設設備課長。 ◯説明者(林施設設備課長) 印旛沼予備排水の見直しの件につきましては、12月6日の本会議、あるいは秋葉委員、お聞きになられたと思いますけど、先日の県土の常任委員会でも質疑がされまして、知事のほうからは、今後運用の見直しをしていくんだというような答弁、それと県土の部長のほうからは、来年の出水期まで間に合わせるように調整を進めていくんだというような答弁がありまして、そのこと自体は私どもはよく存じております。  そして、特に鹿島川から水があふれるということになると私どもの浄水場も困りますので、ぜひ治水安全度は上げる方向で、その辺は期待したいと思いますが、私どもとしては、受水企業に水を安定的に送るという責務がございますので、その範囲内で協力していきたいというふうに考えています。ただ、まだ具体的な協議は、今後始めるとは聞いておりますが、まだ協議はいただいておりませんで、その動きを注視してるような状況でございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 はい、わかりました。ぜひ知事と県土整備部長の答弁もあったわけですから、前向きな方向での御検討、よろしくお願いします。  最後3点目は、これもやっぱり工業用水及び一般の家庭用水道の利水と両方絡むので本常任委員会でお聞きしたいんですが、八ッ場ダムの稼働が本格的に始まった場合の予備排水の検討と本企業局の利水権もやっぱり絡んでくると思いますので、2点お尋ねします。  八ッ場ダムの本格稼働はいつからなのかとか、試験湛水はいつごろ完了の予定かというのが1点目。  2点目としては、これも同じく大雨等に備えて、予備排水について行う場合は利水者の事前承認が必要だと思われますが、その辺の協議が始まってるのかとか、協議のスケジュール等について御存じであれば教えていただきたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 後藤工業用水管理課長。 ◯説明者(後藤工業用水管理課長) 工業用水管理課でございます。  初めに、1点目の八ッ場ダムの試験湛水の状況等についてでございますけれども、試験湛水につきましては、10月1日から水をため始めまして、10月15日に最高位に達しまして、その後、水位を低下させる操作をしていたところ、去る12月12日に最低水位になったと伺っております。現時点で地すべりなどの異常は確認されておりませんで、今後はその水位を維持しながら、ダムの堤体や貯水池周辺の安全性を確認するということでございまして、残されておる工事とともに、本年度末の完成予定に変更はないというふうに報道されてるところでございます。  それから、2点目の八ッ場ダムのほうでの予備排水、事前放流の関係でございますけれども、これにつきましては、現時点では河川管理者である国からは特段の協議等は、お話等はいただいていない状況でございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 要望ですけど、今回はたまたま大雨の前の段階で空に近い状態だったから、全て満水させることで最終的な防災機能に役立ったという面はあったと思いますが、最低水位がもとから維持されていた場合は同じ雨の水量を受けることができないわけですから、今回の10月の大雨、台風の場合に備えると必ず予備排水が必要になってくると思われますので、それについては前向きな御協議をお願いして私の質問を終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        閉会中における継続事件 ◯委員長(實川 隆君) 次に、閉会中における継続事件についてお諮りいたします。  企業局関係について、お手元に配付の継続事件項目表のとおり閉会中も調査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 御異議ないものと認め、そのように決定します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長(實川 隆君) 次に、委員の派遣について申し上げます。  ただいま決定されました継続事件項目の調査に伴う委員の派遣については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(實川 隆君) 次に、委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「委員長、副委員長一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で企業局関係の審査を終了します。  暫時休憩いたします。        午前10時40分休憩        ─────────────────────────────        午前10時46分再開 ◯委員長(實川 隆君) 休憩前に引き続き審査を再開します。        ─────────────────────────────
           審査の開始(総合企画部関係) ◯委員長(實川 隆君) これより総合企画部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        人事紹介 ◯委員長(實川 隆君) なお、審査に先立ち、執行部に人事異動がありましたので、人事の紹介を行います。  人事委員会事務局長から紹介をお願いします。  藤田人事委員会事務局長。     (藤田人事委員会事務局長から、給与課長新田徹を委員に紹介)        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案の審査を行います。  総合企画部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  石川総合企画部長。 ◯説明者(石川総合企画部長) それでは、初めに議案の概要について御説明申し上げます。  本日、御審議いただく総合企画部関係の議案は2議案でございます。  まず、議案第1号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第4号)についてですが、人事委員会勧告に基づき、職員の給与改定を行うこと等に伴い、職員人件費3,544万9,000円を増額し、既定予算と合わせた総合企画部関係の予算を105億6,792万3,000円としようとするものでございます。  次に、議案第13号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、旅券法の一部改正により条項ずれが生じたことに伴い、規定の整備を行うものでございます。  詳細につきましては、担当課長から御説明いたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。  次に、諸般の情勢等について4点御報告申し上げます。  報告に先立ちまして、先般の相次ぐ台風と大雨により亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災した全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  それでは、まず、台風19号及び10月25日の大雨による県内上水道の被害への対応等について申し上げます。  県内の水道事業体においては、台風19号により8事業体で2,491戸に、10月25日の大雨では鴨川市で4,699戸に断水が発生したため、県内事業体の協力を得て迅速な応援給水に取り組みました。県では、今回の被害を踏まえ、水道事業体における停電対策を迅速に推進するため、まずは国に対し、非常用発電設備の整備に係る補助金の拡充を要望したところでございます。また現在、水道事業体などとともに、台風15号等における課題の検証を進めており、今後、有効な対策の検討を行う中で県としての支援策について考え、県内水道事業の災害への対応力強化に取り組んでまいります。  次に、千葉県地方創生総合戦略について御報告いたします。  千葉県地方創生総合戦略は、今年度が計画の最終年度となることから、国が今月末に策定予定の第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を勘案し、本県においても次期総合戦略の策定を進めているところでございます。策定に当たっては、さまざまな分野における人手不足の深刻化が大きな課題となっていることから、人材の確保、育成やICTなど、先端技術の利活用による若者に選ばれる魅力的な雇用の場の創出等を新たな視点といたします。さらに、台風15号、19号及び10月25日の大雨による被害を受けて、復旧・復興を重要な視点として加え、今後の取り組みを盛り込みながら検討を進めてまいります。  次に、成田空港の機能強化に関し御報告いたします。  最初に、A滑走路の夜間発着時間の延長でございます。この変更は、さらなる機能強化策として既に4者で合意されておりましたが、10月27日から運用が開始されました。内陸空港として極めて重要な変更でありましたが、オリンピック・パラリンピック開催に向けた国際空港としての使命、飛行ルート下の家屋に対する内窓設置工事の実施などを踏まえ、実現に至ったところでございます。また、さらなる機能強化合意から1年半が経過する一方、環境対策や地域づくりを推進するために必要な騒音区域の決定がなされていないため、10月24日、県は成田空港圏自治体連絡協議会とともに、国に対し、騒音区域の決定の前提となる空港等変更許可手続の早期着手を要請いたしました。11月5日、国は成田国際空港株式会社法に基づく基本計画を改定し、7日には空港会社から国に対して変更許可申請が行われたところでございます。県では、この申請が許可された後、速やかに騒特法の移転補償の根拠となる対策区域の決定に向けて手続を進めたいと考えております。他方、県は地元の皆様から、いわゆる1戸残しの問題や内窓設置工事の対象範囲拡大などの課題の早期解決を要望されており、機能強化に向けた重要な課題として重く受けとめております。スピード感をもって、国、空港会社、関係市町と協議し、本年度内には対応案をお示しできるよう目指してまいります。  また、空港周辺の地域づくりについては、具体的な施策を取りまとめた(仮称)実施プランの本年度中の策定に向け、市町等との実務者会議で検討を重ねております。県だけでなく、4者でプランを策定し、地域活性化策を実施することにより地域の発展と空港の発展が好循環する地域づくりの早期実現を図ってまいります。  最後に、陸自オスプレイの暫定配備要請について御報告いたします。  防衛省からの木更津駐屯地への暫定配備要請について、県では広域的な観点から、木更津市では、オスプレイの安全性や基地周辺に関するさまざまな疑問点について、それぞれ質問書を提出し、10月31日に防衛省から回答がありました。県では、回答内容について、報道発表やホームページに掲載するとともに、市町村へ情報提供を行ったところでございます。県に対する回答では、市街地上空を避け固定翼モードで飛行するなど、訓練内容や地域環境への影響に対する配慮を行う旨の回答をいただきました。一方、訓練の具体的な内容や態様については現時点で確定していないとのことでしたので、国との間において、陸自オスプレイの運用等に関する情報の共有について確認が必要と考えております。今後については、木更津市と連携を図りながら、県として対応を進めてまいります。  以上、諸般の情勢等について御報告を申し上げました。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案第1号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。議案第1号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  お手元に配付の議案説明資料の2ページをごらんください。今回の補正は、去る10月9日に出された人事委員会勧告に基づき、職員の給与改定や災害対応に係る時間外勤務手当等について所要額を計上するものであり、人事委員会事務局を含む総合企画部関係といたしまして、表の上段、第2款総務費を3,481万円、表の下段、第3款民生費を63万9,000円増額するものでございます。全体の所要額は、一番下の合計欄に記載のとおり、3,544万9,000円となっております。  主な内訳につきましては、お隣の1ページの一番下の合計欄の右端の欄に記載してありますが、給料が188万9,000円の増、職員手当等が3,252万3,000円の増、共済費が103万7,000円の増となっております。  なお、今回の給与改定の内容は、給料表を平均0.2%引き上げるほか、期末勤勉手当については、年間支給月数を0.05月分引き上げて年間4.45月分から4.50月分とするもの等であります。改定実施時期は、給料表の引き上げについては平成31年4月1日から、期末勤勉手当の年間支給月数の引き上げについては令和元年12月1日から遡及適用するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 企業局では時間外手当と期末手当の内訳があったんですが、総合企画部3,252万3,000円の内訳をお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 3,544万9,000円の内訳でございますが、給与改定分が954万9,000円、それから時間外勤務手当分が2,590万円でございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 今、3,252万3,000円の内訳を聞いたんですけど、ちょっと違う御答弁だったと。時間外手当と期末手当等の内訳なんですけど。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 申しわけございません。ちょっと今、手元にございませんので、確認しまして後ほど御報告したいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 先ほどの御答弁で、2,590万が期末手当の人事委員会勧告分なんですよね。それ、3,252万3,000円から引けば、残りが時間外手当という理解でよろしいですか、差し引き。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 失礼いたしました。3,544万9,000円が総額でございますけれども、給与改定分が……     (秋葉就一委員、「手当についてだけ聞いてる」と呼ぶ) ◯説明者(野溝政策企画課長) 手当の内訳につきましては、ちょっと後ほど御報告したいと思います。     (秋葉就一委員、「時間外手当じゃないの。もう1回、委員長」と呼ぶ) ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 1ページの右下の欄に職員手当等3,252万3,000円と書かれていて、1回目の御答弁で、期末手当の人勧改定分2,590万という御答弁ありましたので、差額の600から700万ぐらいの分が災害対応の増加分ととっていいんじゃないのか。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 申しわけございません、失礼いたしました。ちょっと手当の内訳については、今、手元に総合企画部分のみの数字しか、ちょっと手元にないんですけれども、総合企画部分の職員手当の合計が3,181万2,000円でございまして、その内訳は、地域手当が15万8,000円、時間外勤務手当が2,422万7,000円、夜間勤務手当が1,000円、期末勤勉手当が552万6,000円、管理職特別勤務手当が190万円といった内訳でございます。     (「詳しい資料じゃなくて、結果何が言いたいか、秋葉委員、言ったほうがいいですよ、     もう」と呼ぶ者あり)     (秋葉就一委員、「今のでわかりました。今ので数字はいただけました」と呼ぶ) ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。     (秋葉就一委員、「はい」と呼ぶ) ◯委員長(實川 隆君) じゃ、先進めます。  そのほか質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第13号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第13号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 議案第13号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。  引き続きお手元資料の4ページをお開きください。  改正の概要ですが、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律により旅券法の一部改正が行われ、条例で引用している条文に条項ずれが生じましたので、所要の規定の整備を行うものでございます。  具体的には、旅券法第8条第2項が削除され、条項ずれが生じましたので、これにあわせ、引用する条項を1項繰り上げるもので、条例の内容には変更はございません。  施行期日につきましては、先ほど申し上げた一部改正法の施行日とするものでございます。  なお、先週13日に当該法の施行日を定める政令が公布され、施行期日は12月16日となりますことを申し添えます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第13号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第13号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        請願第10号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、請願の審査を行います。  請願第10号を議題とします。  書記に請願文書表を朗読させます。     (書記朗読) ◯委員長(實川 隆君) 当局に状況の説明を求めます。  野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。請願第10号に係る状況について御説明いたします。  まず、10月31日に防衛省から得た回答につきましては、速やかに報道発表を行うとともにホームページに掲載し、県民に対し公表したところでございます。また、10月31日に得た回答については、11月11日に全市町村へ周知したところであり、市町村からの具体的な要望に応じて対応してまいります。今後につきましては、木更津市等と連携を図りながら県として対応を検討してまいります。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 意見等がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  取り扱いについては、項目ごとに分割して行います。  請願第10号第1項の取り扱いはいかがいたしましょうか。     (「採決」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより採決を行います。  請願第10号第1項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。よって、請願第10号第1項は不採択と決定しました。  次に、請願第10号第2項の取り扱いはいかがいたしましょうか。     (「採決」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより採決を行います。  請願第10号第2項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。よって、請願第10号第2項は不採択と決定しました。  次に、請願第10号第3項の取り扱いはいかがいたしますか。     (「採決」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより採決を行います。  請願第10号第3項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。よって、請願第10号第3項は不採択と決定しました。  次に、請願第10号第4項の取り扱いはいかがいたしますか。     (「採決」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより採決を行います。  請願第10号第4項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。よって、請願第10号第4項は不採択と決定しました。  以上で請願の審査を終了します。        ─────────────────────────────        香港当局に事態の改善や在留邦人の安全確保等を求める決議(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、決議案が1件提出されておりますので、御協議願います。  決議の文案はお手元に配付してあります。  立憲民主党から提出されております香港当局に事態の改善や在留邦人の安全確保等を求める決議案について御意見がありましたら御発言願います。 ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の決議案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手
    ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        陸上自衛隊オスプレイの木更津駐屯地への「暫定」配備計画の撤回を求める意見        書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、意見書案が1件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  共産党、平和の党、市民ネットワーク、リベラル民主から提出されております陸上自衛隊オスプレイの木更津駐屯地への「暫定」配備計画の撤回を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 私のほうから5点をお聞きしたいと思います。成田空港関係、羽田騒音関係。  まず第1点目、成田空港のさらなる機能強化について質問したいと思います。先ほど部長の挨拶でもありましたが、11月に空港会社から国に対し変更許可の申請が行われたとのことであります。さらなる機能強化の実現へ向けて、まさに大きな一歩が踏み出されたと感じているところであります。成田空港のさらなる機能強化は、その前提となる環境対策や地域づくりに県が中心となってしっかり取り組んでいく必要があると考えます。  そこでお伺いしますけども、成田空港のさらなる機能強化についてどのように取り組んでいくのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  成田空港のさらなる機能強化にどのように取り組んでいくのかという御質問でございます。県では、成田空港がさらなる機能強化によって、今後増大が見込まれる国際航空需要をしっかりと取り込み、その効果を本県経済の発展につなげるとともに、空港周辺住民の生活環境を保全するための環境対策を着実に実施していくことが重要であるというふうに認識しております。特に地域住民の関心の高い騒特法による地区決定については、航空法の変更許可後、速やかに都市計画変更を行うなど、機能強化に対応した環境対策が着実に実施できるように進めているところでございます。県といたしましては、さらなる機能強化の実現と住民の生活環境の保全との調和が図られるように、引き続き4者でしっかりと連携して取り組んでまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 延長された深夜の時間帯を有効に活用するため、空港会社はどのように取り組んでいくのか、お伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 延長された深夜の時間帯に関しての空港会社の取り組みについての御質問です。空港会社からは、延長開始時点での深夜の新規乗り入れについては1便と聞いておりますけれども、一方で22時以降の発着回数については週106回から126回と20回ほど増加し、その多くは、それまで21時台のダイヤであったものが22時台、23時台に変更されたものでございます。空港会社では深夜の時間帯を活用するため、航空会社に便を張っていただけるよう積極的に働きかけるとしておりまして、県としても、空港会社にしっかりと対応するよう求めてまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 今後、空港会社が深夜時間帯の有効活用に向けて取り組んでいくことはわかりました。  そこで1点要望します。空港周辺地域の方々は、成田空港の発展により、地域がよりよくなることを期待してると思います。このような背景があることを忘れずに地域の発展のため、さらには県経済を発展させるため、成田空港のさらなる機能強化にしっかりと取り組んでいただくことを要望します。  次に、空港周辺の地域づくりについてお伺いしたいと思います。先ほど(仮称)実施プランの今年度中の策定へ向け、県が中心となって進めておりますが、空港の機能強化だけが前に進み、地域づくりが進まなければ、空港ばかりがよくなって、地域の対策がないがしろになっているということにもなりかねません。  そこでお伺いしますけども、(仮称)実施プラン策定に向けた進捗状況はどうか。また、どのようなプランを目指していくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 実施プラン策定に向けた進捗状況と、どのようなプランを目指すのかという御質問でございます。  (仮称)実施プランの策定に当たっては、空港周辺市町等との実務者会議を開催し、意見交換を行ってきたところでございまして、先月には、各主体で取り組む地域活性化策の枠組みを示して共有したところでございます。引き続き4者で緊密に連携し、本年度中の策定に向け調整を進めるとともに、策定後においても、空港内外の整備の進捗等に応じ、関係機関と不断の見直しを行う成長する実施プランを目指してまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 空港周辺の地域づくりに1点要望します。今回のさらなる機能強化は空港周辺のみならず、千葉県の発展に向け千載一遇のチャンスです。特に東側、南側を初め地元の期待は大きいので、(仮称)実施プラン策定に当たっては地元市町とともに相談し、地域に寄り添いながら進めていただきたいと思います。  2点目として、羽田空港問題についてお伺いします。  羽田空港の機能強化については、来年3月29日から実施することとされておりますが、残すところ、あと3カ月余りであります。国、県及び関係25市町で構成する連絡協議会との協議の中で、この羽田空港の機能強化に際し、南風時の新到着ルート、いわゆる都心上空ルートの導入などの方策によって、本県の騒音影響を軽減させるという説明があります。私の地元千葉市は、南風好天時に羽田空港への到着ルートが集中してるため騒音影響を大きく受けておりますが、機能強化に伴って導入される都心上空ルートの運用によって騒音軽減につながるものと聞いております。  そこでお伺いしますけども、羽田空港の新飛行ルートの運用開始に向けた国の準備状況はどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 羽田空港の新飛行ルート運用開始に向けた国の準備状況についての御質問でございます。  国は、来年3月29日から新飛行ルートの運用開始に向け必要な施設整備を進めるとともに、飛行検査や航空会社への周知などを行っているところでございます。また、来年1月30日からは、新飛行ルートを実際の航空機で飛行する飛行確認を実施する予定となっております。  なお、この飛行確認は、気象条件が整った場合に7日間程度行われると聞いているところでございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 飛行確認の実施については、しっかりと住民に周知をするようにお願いします。羽田空港の機能強化と騒音軽減策については、これまで連絡協議会の場において、国から説明を受け、協議を重ねてきました。県及び関係市町としては、国と協議結果の確実な履行を求める必要があると思います。  そこでお伺いします。これまでの国との協議結果の履行をどのように担保するのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 国との協議結果をどのように担保するのかということでございます。委員の御指摘のとおり、国との協議結果についてはしっかりと履行していただく必要があるというふうに考えておりまして、連絡協議会としては、機能強化に伴って導入される飛行ルートや航空機の運用方法、騒音軽減策など、これまでの国との協議結果を踏まえた確認書を締結することとしております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 私を含め、地元では都心上空ルートの導入などによる騒音軽減に期待してますので、国に対しては、その着実な履行を求めていただきたいと思います。また、都心上空ルートが運用されるのは、南風時の15時から19時までの間の3時間と一部の時間帯に限られていることから、国に対しては、現行飛行ルートについても、さらなる騒音軽減にしっかりと取り組むよう強く求めていただきたいと思います。  3点目、「がんばろう!千葉」キャンペーンについてお伺いします。県では、先月、相次いだ台風や大雨による被害を受け、復旧・復興の取り組みを推進するため、災害復旧・復興に関する指針を策定したと聞いております。この復旧・復興に関する指針の中にある取り組みの1つには各地域の復興に向けた機運の醸成とありますが、私は「がんばろう!千葉」のようなキャンペーンを実施し、被災した県民を勇気づけ、観光や農林水産業を初めとする県内産業の振興に歯どめをつけることが大変重要だと考えております。  そこでお伺いします。「がんばろう!千葉」キャンペーンについては、具体的にどのような取り組みを行い、盛り上げていくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 報道広報課です。「がんばろう!千葉」キャンペーンについてお答えを申し上げます。  キャッチフレーズでございます「がんばろう!千葉」という言葉と、あと専用にデザインしましたチーバくんの絵、これを用いたのぼり旗を作成いたしまして、県内の観光地ですとか直売所、あるいは市町村の市役所、役場において掲出をしていただきまして、県全体で復興機運を盛り上げていこうという取り組みでございます。また、キャッチフレーズである「がんばろう!千葉」の合い言葉のもとに農林水産物のフェア、あるいは観光のイベント、こういった行事も開催しまして、被災地の復興を支援していくということとしております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 キャンペーンを効果的なものとし、被災した千葉県を盛り上げていくためにはしっかり周知していくことが必要だと考えます。  そこでお伺いします。「がんばろう!千葉」キャンペーン」による取り組みを県内外の多くの方に知ってもらう必要があると思うが、どのような方法で周知していくのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 周知の方法についてお答え申し上げます。  このキャンペーンを広く県民、あるいは県外にも知っていただくということで、県の有してますテレビ、ラジオ、それから紙媒体の「県民だより」、これはもとより、ホームページ、それからSNS、県の有してます広報媒体をフルに活用しまして、観光地、イベントなどを周知してまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 現在も大変な思いをしている被災者の方々、まだ多くいらっしゃいます。このような中において、千葉県に来ていただき、県産の農林水産物をたくさん買っていただくことなど、復興を後押しすることとなります。そのために復興に向けた機運の醸成は大変重要であり、民間企業や市町村などと連携し、県全体で元気な千葉を大いにPRしていただくよう要望します。  最後に、千葉市におけるIRをめぐる動きについてお伺いします。  IRについては、私の地元千葉市がMICE機能強化の選択肢の1つとして、誘致の可能性について検討を進めています。今般、千葉市はIRを誘致する、しないの判断をするため、IRに関する民間事業者への情報提供依頼を実施したところです。こうした動きについては、県に対し情報提供されていると聞いています。  そこでお伺いします。これまで千葉市からどのような情報提供があったのか、お伺いしたいと思います。
    ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  千葉市からの情報提供の内容についての御質問ですが、千葉市からは、本年5月の市内民間事業者からの提案と千葉市の対応、それから7月のIRに関する情報提供依頼の実施及びその情報提供依頼において8事業者から提案があったことにつきまして、いずれも市が記者発表する内容について情報提供を受けたところでございます。また、8事業者から提案された地域は全て幕張新都心を対象としたものであったことについても情報提供を受けております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 12月7日の新聞報道によれば、千葉市は県に対し、幕張新都心にIRを誘致する場合の課題を示した上で、所有の土地や新設の取り扱いなどに関して、県の考え方を確認してるとのことです。幕張新都心は、これまで県が国際業務都市として長年まちづくりに取り組んできたものであります。県民の財産とも言えるものであります。県の対応は大変気になります。  そこでお伺いしますけど、千葉市から示された幕張新都心にIRを誘致する場合の課題とは何か。また、県所有の土地や施設の取り扱いに関して県の考え方を確認しているとのことだが、対応状況はどうか、お聞きしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 千葉市から示された課題と、それから県有地等に関する県の考え方の確認、対応状況についての関係でございますが、千葉市からは、幕張新都心にIRを誘致する場合には、IR整備法に定める手続を進める中で、民間事業者に対し、県有地は売却または賃貸、県有施設は売却することが必要になるなどの説明がありました。県としましては、市に対し、そうした課題について協議する前提として、地域における議論や市としての具体案が必要であるとお伝えしたところでございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 千葉市は、国のスケジュール案などを踏まえ、誘致の是非について早期に判断する必要があるとしています。そして、市が誘致を判断するに当たって、観光や地域経済の振興などのプラス面と治安の悪化やギャンブル依存症などのマイナス面の両方を検討するとともに、地元の声にしっかりと耳を傾ける必要があると思います。  そこでお伺いします。県では今後、千葉市のIR誘致の動きに対してどのように対応するのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 千葉市のIR誘致の動きへの対応でございますけれども、IRについては地域へのさまざまな影響があることから、まずは千葉市において、具体的な想定に基づいて効果や懸念される事項とその対策などを整理し、地元での合意形成を図ることが重要です。県としましては、今後、地域において必要な議論が行われた上で、市から具体的な相談があれば適切に対応してまいります。なお、千葉市が今年度内に公表するとしている民間事業者への情報提供依頼に係る報告書の取りまとめなど、市が今後検討を進める中で必要となる情報の提供を求められた場合には、県としても対応してまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 千葉市が幕張新都心にIRを誘致する場合には、県を初めとするさまざまな関係者との調整が大変重要になります。地元に対し、必要な情報について、市がきちんと説明できるよう、千葉市とよく連携とって取り組んでいただくよう要望して私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  今井委員。 ◯今井 勝委員 私から、先ほど本間委員の質問にもありました成田空港の機能強化のうち、鉄道でのアクセスについて1点お伺いしたいと思います。  さきの13日の金曜日にJRのダイヤ改正について、私のところにも交通計画課から説明をいただいたところでございます。  そこで伺いますけども、成田空港のさらなる機能強化には鉄道アクセスの利便性向上を図ることが大変重要と考えますが、現在の鉄道事業者の取り組み状況はどうか教えてください。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  成田空港の鉄道アクセスの関係の事業者の取り組み状況について御質問ということでございます。成田空港では、10月末からの冬季ダイヤにおいて深夜フライトの時間延長を行っておりますけども、鉄道事業者においても、これに対応するため、1時間前後の終電繰り下げなどを行っております。具体的には、JRでは、成田空港駅を23時45分に出発する快速列車を増便し、京成電鉄では、成田空港駅を22時零分と23時20分に出発するスカイライナーを2本増便するなどの対応をしています。また、あわせて京成電鉄では、スカイライナーの1日当たり運行本数を59本から82本と大幅に増発しまして、終日20分間隔で運行するといった輸送力の増強に取り組んでいるところです。県としましても、空港アクセスの中心的な役割を担います鉄道の運行本数の充実については、成田空港の機能強化を図る上で大変重要と考えておりますので、引き続き鉄道事業者への働きかけや意見交換を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 今井委員。 ◯今井 勝委員 ありがとうございます。東京方面からのアクセスに改善が図られていることはわかりました。私が今回質問したのは、私の地元我孫子に近い埼玉県や東京北西部の方々にとって、成田空港は羽田空港より非常に遠いイメージがあるからです。武蔵野線を今度利用する方は東松戸駅で乗りかえる場合が多いんですが、乗り継ぎなど不便さを感じているようでございます。  一方で、毎年、年始には武蔵野線から常磐線を経由して成田駅へ向かう臨時列車が運行していることから、成田空港への直通運転は可能となっています。過去に臨時快速「エアポート常磐号」というものが平成19年の冬、また20年のゴールデンウイーク、夏休みの頭と末に運行された経緯がございます。これは上野発の成田空港間であります。このときには1日2往復を運行してたんですけども、利用者が非常に少なかった。考えてみますと、上野からだと京成さんが早い時間でありますので、何も時間かけて、この「エアポート常磐号」を使う必要がないというふうに感じられました。が、しかし、そういうことで今は運行取りやめになっておりますけども、武蔵野線を使うことによって東京北西部の方々、また埼玉の方々が非常に成田が近くなるというふうに私は感じています。そのためにも直通運転ができる路線を県として考えていただければ、あと事業者に調整をしていただければありがたいなというふうに思っているところでございます。成田線の単線区間でございますから、課題が多少あると承知してますけども、成田空港の機能強化を図るためにも、武蔵野線を活用した空港アクセスの可能性についても今後研究していただきたいと要望させていただきます。よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにありませんか。  宍倉委員。 ◯宍倉 登委員 私は、さきの定例議会で一般質問いたしました、国が検討を始めた第二東京湾岸道路、この3月に検討を始めたというふうに伺っておりますけれども、あの中で述べたのは京葉道路の渋滞だとか、あとは国道14号も産業道路化していますし、京葉工業地帯──戦後、本県の発展というのは、京葉工業地帯によって飛躍的に発展してきたということがございますけれども、そういう、これからさまざまな産業の、今、過渡期というか、いろいろ地球温暖化とか、いろいろ言われておりますけれども、そういう中にあって、第二東京湾岸道路というのができると非常に県の交通ネットワークというか、道路ネットワークが変わってくるなというふうに思っておりまして、今ある課題も解消しつつ、将来に向かって、県としてどんな考えを持っているのかなというのを伺いたいんですけれども。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  第二東京湾岸道路に関しましてでございますけれども、東京湾岸地域につきましては、委員御指摘のとおり、京葉臨海コンビナートや物流施設、大型商業施設等が集積しているほか、新たなまちづくりが進展しておりまして、湾岸地域の交通網は本県経済や県民生活を支える大動脈として大変重要だという認識はしております。来年度になりますが、県総合計画が最終年度を迎えることから、この湾岸地域における規格の高い新たな道路ネットワークがもたらす生活利便性の向上や経済活動の進展をしっかりと見据えながら、首都圏における地域の競争力向上を目指した方策について検討を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 宍倉委員。 ◯宍倉 登委員 可能性というのは、先ほど本間委員のほうから成田空港の話とか、いろいろ機能強化とか出ましたけれども、千葉港もありますし、可能性としては、物すごい首都圏の一翼を担って、可能性があるというふうに思います。そういう状況をこれからうまく利活用しながら長期戦略を立てて取り組んでいかなければ、道路がやっとできました、よかったですねだけでは済まないと思うんです。  現在、「輝け!ちば元気プラン」とか、そういう長期構想ありますけれども、例えば東京なんかは「2040年代の東京の都市像とその実現に向けた道筋について」というようなことで、超長期にわたって、東京、首都ですから、どういうまちづくりというか、東京の将来像というものを検討してるわけですよね。そんな中に社会変化の見込みとか、2040年代に果たすべき東京の役割とか、都市像とか、その実現に向けてはどういうことをしたらいいんだというようなことを超長期にわたってやってるわけですよね。この第二東京湾岸道路というのは、千葉県のいろいろ性格を変えていくほどの大きな事業になっていると思うんです。そういったときに、やっぱりこれからの将来の千葉県はどういう形で首都の一翼を担っていくんだというのをやっぱり考えておかないと、つぎはぎだらけになっていってしまうんじゃないかなと。ですから、それはいろんな事情で変更するときもいろいろあるんでしょうけれども、長期にわたって、そういういろんなことを考えていったほうがいい。そのきっかけとなるのが第二東京湾岸道路ではないかなと。京葉臨海部も接してますし、新産業三角構想って、昔ありましたけれども、その中心となるのが幕張新都心。今お話ありましたけれども、幕張新都心は横浜とか東京とかと競争してるわけなんですけれども、まだまだ競争する段階にはいってないんじゃないかなというふうに思うんですよね。そういうことを考えると、これからもひとつ、そういう超長期にいろいろ計画を立てて、千葉県の戦略性を持って積極的に国とのやりとりをしながら総合戦略を立てていっていただきたいなという要望をしておきます。ありがとうございました。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 それでは、大きく2点お伺いしたいと思います。あとは1点要望です。  まず最初に、オスプレイについてお伺いします。ハイチの要望に対する現在の検討状況について、本年5月に防衛省から要請のあった木更津駐屯地へ暫定配備については、先ほど石川部長からのお話で、県では広域的な観点から質問書を提出し、10月に防衛省からの回答があったとの御報告ありましたが、現在、検討状況はどうなっているのでしょうか、お伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  オスプレイの関係の現在の検討状況についてでございます。先ほど部長から、10月に防衛省から回答があった旨を報告いたしましたが、県としましては、オスプレイの訓練内容や地域環境への影響などについて広域的な観点から確認を進めてきたところです。その内容としては、陸自オスプレイは市街地上空を避け固定翼モードで飛行するなど、訓練内容や地域環境への影響に対する配慮を行う旨の回答でした。一方、訓練の具体的な内容や対応については現時点で確定しないとのことでございました。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 これまでの検討状況をお伺いしました。県として今後どのように対応していくのかをお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 今後の対応についてでございますが、県としては、今後も引き続き広域的な観点から、県内における陸自オスプレイの飛行、発着等の運用について、防衛省から情報を得て対応していくことが必要と考えています。このため国との間で陸自オスプレイの運用等に関する情報を共有できる関係の構築について、改めてしっかりと防衛省に確認してまいりたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 じゃ、要望したいと思います。配備が行われるのは木更津市ですが、オスプレイが県内各地を飛行するということですので、県としても、しっかりとした対応が必要と考えます。ついては、地元市としっかりと連携をとりながら今後も取り組んでいただけるように要望いたします。  次に、水道事業についてお伺いしたいと思います。水道事業は、改正水道法で都道府県の役割を、水道事業者間等の広域的な連携の推進役が県の責務というふうにあります。そうした中で、災害時には水道事業団同士の広域連携が必要だと思いますが、市営水道事業は給水人口5万人程度の小規模の事業者が多くあり、また将来の人口減少が見込まれる地域が多い中で、県は広域連携としてどのように考えてるのでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。水道事業体の広域連携に関しましての御質問にお答えさせていただきます。  災害時におきまして、迅速な応急復旧ですとか、広いエリアにおける応急給水を行うためには、水道事業体のまず広域的な連携による対応が大変重要であると考えております。こうした中、現在は私ども県を初め県内水道事業体と災害時応援協定等を締結しまして、災害時においての応急給水、応急復旧の協力を要請のもと行うこととしており、また、それでも足りない場合は他県の水道事業体等の協力等を得ながら応援活動を行っていくという広域連携体制はとっております。  ただ、そうした中、今後、人口減少が見込まれる中、特に人口規模が小さい水道事業体についてでございますけれども、やはり一事業体としてのまずは対応力強化というものも必要になってくると。そうした場合には、やはり事業体としての基盤強化を図っていくという意味では、県内水道事業体における統合・広域連携、これの推進というのは大変重要であると認識しているところでございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 私も阿井議員の考え方に非常に賛成でありまして、国の指針の中でも、県が事業体の中心となるべきという考え方がある中で私も感じるのが、やっぱり県の事業体持ってる給水地域というのは人口が多いところで、ほかに任せてる企業体というのは、かなり人口が減って今後人口減少が見込まれる地域である中で、給水の配管とかも考えながら、広域連携という中でスリム化または県のリーダーシップをとってやっていただきたいなと思います。  また、高滝ダムの堆砂もそうなんですけども、結局、今、受益者負担という方で、3者がこの堆砂についてのお金を出し合ってると思います。特に市原市はお金がない中で、国の国庫補助とかを考えながら、そういったものを有効活用して、今の入ってくる堆砂の量と撤去する量というのは圧倒的に入ってくるほうが多い状況ですので、本当にまず堆砂をとめるところと、あとは一気にとるというようなことを考えていただきたいなと思います。  最後に要望は、これは交通計画課なんですけども、交通計画、先ほど成田空港のアクセスのお話が出ておりました。特に交通計画、いろんな要望があると思うんですけども、小湊鉄道はありがとうございます。いろいろと皆さんの御配慮をいただいてるということを伺っております。ぜひまた、よろしくお願いしたいと思います。  そんな中で、市原市においても、圏央道が全面開通を5年後にすると思います。そうした中で、また流れが変わってくると思うんですね。私たちの市、県中南部からすると、非常に成田空港よりも羽田空港のほうがアクセスをしやすいというような現状があります。
     そうした中で、この成田空港のアクセスをどういうふうに変えていくのか。特に市原市の場合であると、荷物を大きく持ってる場合なんかは高速バスが非常に有効だというふうに考えます。そうした中で、高速バスのもっと配備の仕方とか、また、今、袖ケ浦とか金田のインターが飽和状態で、ハブ化というふうに高橋議員なんかはおっしゃってますが、なかなか厳しい部分もあると思います。そうした中で、各市から要望があれば、また成田空港や都心へのアクセスの高速バスのあり方というのもぜひ御相談に乗っていただければ幸いだと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  守屋委員。 ◯守屋貴子委員 それでは、よろしくお願いいたします。私からは先般の台風及び大雨災害についてお聞きしたいと思います。  本会議で我が会派の代表質問において、避難所の問題を、福祉避難所を中心として3点お伺いをしたんですけれども、ここでは男女共同参画の視点における避難所運営についてお聞きしたいと思います。  まず、10月19日の東京新聞の夕刊に、内閣府が女性に配慮した避難所運営を各都道府県に要請したといったような内容の記事がありましたが、その内容について、どのような内容だったのかお聞かせいただきたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  今、男女共同参画視点での避難所の運営に関します内閣府からの要請について御質問いただいたところでございますが、内閣府からの依頼文の内容につきましては、台風19号の接近に際しまして、平成25年に内閣府が示しました取組指針等に基づいて、女性と男性のニーズの違いに配慮した避難所運営等がなされるよう、再度、市町村や関係機関に周知の徹底を求めるものでございました。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 守屋委員。 ◯守屋貴子委員 ありがとうございました。この周知の依頼について、一部の市町村から、県からの連絡がおくれたとの話を伺っておりまして、一部の市町村からは、1カ月以上もおくれたということも漏れ聞こえております。このことによって、この市町村への通知がおくれてしまったことによって、今回のこの避難所運営に支障があったのかどうか。それからまた、これを踏まえて今後どのように対応していくのか、このあたりをお聞かせいただきたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。市町村への通知がおくれたことによります支障と今後の対応についてお答えいたします。  今回の国の通知につきましては、本来、県におきましても、速やかに市町村に周知すべきものであると考えておりまして、改めましておわびを申し上げたいと思います。  避難所運営の手法につきましては、個々に聞き取り調査をしたわけではございませんが、既に市町村には周知されていた内容であったということもございまして、特段支障があったというお話は聞いておりません。  また、今後の対応についてでございますが、県では現在、第4次の千葉県男女共同参画計画に基づきまして、男女共同参画の視点を取り入れた防災対策の促進を位置づけて、現在、防災担当部署のほうが作成しております災害時における避難所運営の手引きですとか、国の取組指針等に基づきまして、男女のニーズの違いに配慮した避難所の設置運営等が進むよう努めているところでございます。今後は男女共同参画の視点からの災害対応につきまして、市町村担当課長会議などを通じて取組指針を周知するなど、平時から市町村への働きかけを行いまして、支障を来さぬよう努めてまいりたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 守屋委員。 ◯守屋貴子委員 御答弁ありがとうございました。了解をいたしました。  それでは要望させていただきたいんですけれども、今回通知がおくれたといったようなことがありましたけれども、今、御答弁にありましたけれども、指針が平成25年に示されていたということでありますので、これ、まだ継続的に行っていて、現時点で、先ほどの御答弁で、市町村から支障があったとの話は来ていないというふうに、苦情もないようでありますので、推測ですけれども、各市町村できちんと対応していただけていたんだろうなというふうに思っております。今後災害、起きてくると思いますけれども、男女共同参画の視点から避難所運営を行うことを引き続き市町村に積極的に働きかけていただくように要望させていただきます。  あわせて、今回、突然の災害で総合企画部の職員の方々、災害対策本部や市町村に応援に行ったというふうに伺っております。そのような状況の中で事務手続、事務のミスが出てしまったのかなということも考えております。体力的にも精神的にもとても大変だったと思いますので、管理職の方は特に若い職員の方々へのケアもしていただくことをあわせてお願いをいたします。  また、これも災害と関連したことなんですけれども、台風15号のときに成田空港が陸の孤島になってしまったといったような内容のテレビなどでの報道がありました。その大きな要因として、東関東自動車道が通行どめになってしまって高速バスの運行が乱れたということでありました。災害時には非常に難しいことだと思うんですけれども、通行どめの解除時はまず高速バスを優先に走らせていただくことや、通常時渋滞対策のため、一般道におけるバス専用レーンなど、先ほども成田空港の機能強化、あるいは高速バスの話が出ておりましたけれども、成田空港の機能強化が求められておりますので、空港へのアクセスは大変重要だというふうに思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。これは要望です。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。 ◯守屋貴子委員 はい。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  礒部委員。 ◯礒部裕和委員 3項目ありますが、一遍にまとめて聞いてしまいますので、御答弁をよろしくお願いいたします。  まず、人口問題についてということでございます。数字をお答えいただければと思うんですが、厚労省の発表によりますと、本年1月から9月に生まれた子供の数が67万3,800人となっておりまして、前年同期に比べて5.6%減少しているそうですが、千葉県における同期間の出生数と前年同期比はどうなっていますか。  (2)同期間における出生数の多い自治体、少ない自治体のそれぞれ3団体を教えてください。  3つ、同じく本年1月から9月における県内の死亡者の数と前年の同期比について教えてください。  4番、また、同期間における転入者数と転出者数はどうなっていますか。また、前年の同期比を教えてください。  (5)結果として、自然増減と社会増減の動向がどうなっているのか教えてください。  最後に、社会保障・人口問題研究所の発表する将来推計人口がございますが、これの千葉県の推計値と、今、これから御答弁いただくような実人口について、現状がどのようになっているのか。また、社人研の推計、低位、中位、高位とさまざまなパターンでありますけれども、どのカーブに近似をしているのかということをデータとしてお示しをいただきたいと思います。  それから2項目め、多文化共生推進プランについて伺います。千葉民主の会の代表質問において、多文化共生推進プランを策定するとの御答弁がございましたが、このプランの具体的な内容について教えてください。また、千葉県としてどのような役割を果たしていくのかについてお示しください。  3項目め、ICT利活用戦略について伺います。今、第4次産業革命が進展をする中でICT利活用戦略の着実な推進と最新の取り組みのアップデートが必要となってまいります。政府におきましては、補正予算で新たにデジタル・ニューディールと銘打ち、1兆円規模の補正予算を計上するということでありまして、政策についてもどんどんスピードが上がってきているような状況だというふうに認識をしております。  まず、そこで総合企画部における来年度予算における要求状況として、どのような内容を要望してるのか伺います。  それから、仕事のやり方など、予算をかけずに改善が図られるような取り組みについて、どのように行っているのかを伺います。  最後に、こういった第4次産業革命、Society5.0ということで、社会が大きく変わる可能性のある事柄が今進行しているわけでありますけれども、今、現状、体制としては、総合企画部の政策企画課のICT戦略班ということで、班である意味対応しているということで、この産業革命とか社会の次元が変わると言っているようなことに対して、班で対応してるというのが果たして適当なのかどうかというのは非常に、要はもっときちんとした組織で対応するべきだというふうに思うんですが、御見解を伺います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 統計課でございます。  最初に、本県の出生数に関する御質問ですが、厚生労働省が実施いたします人口動態調査の速報値によりますと、千葉県において、本年1月から9月に生まれた子供の数は3万1,366人となっておりまして、前年同期比では4.9%の減少となっております。  次に、県内市町村における出生数に関する御質問ですが、先ほどの人口動態調査における市町村別の数値はまだ公表されておりませんので、かわりに本県で実施しております千葉県毎月常住人口調査の数値を申し上げますと、本年1月から9月の出生数は、多い順に千葉市4,833人、船橋市3,456人、市川市3,084人となっております。また、出生数の少ない順では大多喜町が14人、御宿町、鋸南町が同数で16人となっております。  続いて、本県における死亡者数に関する御質問ですが、同じく千葉県毎月常住人口調査によりますと、本年1月から9月の死亡者数は4万6,471人となっておりまして、前年同期比では4.4%の増加となっております。  次に、本県における転入者数及び転出者数に関する御質問ですが、同じく千葉県毎月常住人口調査によりますと、本年1月から9月の県外からの転入者数は16万6,242人となっておりまして、前年同期比では4.4%の増加となっております。一方、同期間の県外への転出者数は13万9,250人となっておりまして、前年同期比で3.7%増加しております。  続いて、本県における自然増減と社会増減に関する御質問ですが、同じく千葉県毎月常住人口調査によりますと、本年1月から9月の自然増減は1万4,788人の減となっておりまして、前年同期比では減少数が33.8%増加しておるところでございます。また、同期間の社会増減は2万3,696人増となっておりまして、前年同期比では8.9%増加しておるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。最後の質問の人口推計の関係は政策企画課からお答えさせていただきます。  推計値と実人口の現状と低位、中位のどちらのカーブに近似しているのかという2つの御質問でございますが、平成30年3月の国立社会保障・人口問題研究所、いわゆる社人研が示した地域別将来人口推計は中位推計のみが公表されているところでございます。それによりますと、本県人口は2015年、平成27年でございますが、その622万3,000人をピークに減少に転じ、2045年には546万3,000人まで減少していくことが示されております。  一方、千葉県毎月常住人口調査によりますと、本年、令和元年10月1日現在で実人口が約627万9,000人でございまして、5年連続で増加しているところでございます。県の毎月常住人口調査では、県人口は増加し続けていることから、2015年をピークとして減少に転じるとする社人研の中位推計とは乖離が生じている状況にあります。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 多文化共生推進プランにつきましては国際課からお答えをさせていただきます。  まず、具体的な内容でございますけれども、このプランの基本目標といたしまして、外国人県民と日本人県民がともに地域社会の一員として安心して暮らし働き、活躍することができる県づくりということを目標として掲げております。7つの分野ごとに、分野の例といたしましては、例えば多文化共生意識の醸成ですとかコミュニケーション支援、もしくは子どもの教育環境の整備などでございますが、7つの分野ごとに課題や取り組みの方向性等を記述することとしております。12月11日に有識者から成る第2回の策定懇談会を開催をいたしまして、今、骨子案を作成してるところなんですが、骨子案への御意見を伺ったところでございます。今後、具体的な施策を織り込みました原案を作成する予定でございます。  また、県がどのような役割を果たしていくかということでございますが、本プランの県の役割といたしましては、プランの策定によりまして、多文化共生の理念ですとか方向性を市町村や関係団体と共有しました上で、例えば専門的なボランティア人材の育成のように、市町村ごとの取り組みが難しいものへの対応ですとか、また、さまざまな関係団体の連携を図るネットワークの構築等があるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) ICTに関しまして3問御質問いただきました。  まず、1つ目の来年度予算の要求等の内容、要望についての御質問をいただきました。県では、本年度策定しましたICT利活用戦略に基づきまして、県がみずから取り組む波及効果の高いプロジェクトとして3つの取り組みを進めているところでございます。来年度以降のICT利活用推進に向けまして、現在、定型的作業を自動化するRPAについては、対象業務拡大に向けた庁内調査を実施しております。また、児童相談所におけるICTを活用した現場業務改革につきましては、先月末に提出された委託事業者からの報告書を踏まえ改善策の検討を行っております。  3点目、県立高校の授業におけるICT活用については、モデル教材作成に向けた学校現場へのヒアリング調査等を行っているというところでございます。  それから、御質問の2点目、予算をかけずに改善する取り組みについて御質問いただきましたが、ICT利活用戦略では、庁内の業務効率化に向けた取り組みとして、行政手続のオンライン化や電子決済、ペーパーレス化の推進などに取り組むこととしておりまして、既に導入済みのシステムの有効活用が重要と考えております。このため、現在、オンライン化が可能な手続を抽出するため、申請、届け出等の全庁調査を実施するとともに庁内横断的なワーキンググループを編成し、電子決済やペーパーレス化の推進策について検討を進めています。今後も引き続き業務効率化に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。  それから3点目、今後の組織的な対応についての御質問でございました。これにつきましては、ICTの進展に伴う社会変化は行政のさまざまな分野に影響を及ぼすことから、全庁一丸となって取り組むべき課題であると考えております。このため、社会変化に的確に対応できるように行政改革推進課、情報システム課、それから私ども政策企画課などの関係課と連携して各種取り組みを進めるとともに、各部主管課長等で構成する千葉県ICT利活用推進委員会を活用して、庁内におけるICT利活用を推進する各種取り組みの総合調整を行ってまいります。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 細かいことを言ってると、どんどん時間が過ぎてしまうので簡単に申し上げますが、人口については、1月から9月ということで3万1,366人ということで、やっぱり意外と少ないなという印象がございます。転入、転出等も含めて外国籍の方の数というのも恐らくあるんだろうなと思うんですが、今回、そこまでは伺っておりませんが、そこら辺の動向も見ながら、今回、統計課さんということで、あくまで数字の処理ということなのかなと思うので、これはいろんな部局に波及的に活用、また参考にしていただくように、情報を広めて活用していただくようにお願いをしたいなというふうに思います。  そういう中で、基本的には自然減と社会増、これは千葉県の構造だと思いますので、やはりその中で外国籍の方との多文化共生ということで今プランをつくっていらっしゃるということでありました。県としては、市町村や難しい事業であったり、ネットワークの事業であったりということで、これもきちんとプランを作成した上で実効的な取り組みをまた今後期待をしたいなというふうに思います。  それからICTに関しましては、1点だけ、言ってもいいですか。今、最後にありましたICT利活用推進委員会、これについて開催頻度等はどうなっていますか。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  千葉県ICT利活用推進委員会につきましては、今年度は9月1回のみの開催でございます。例年ですと年数回という程度でございますが。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。
    ◯礒部裕和委員 こうやって全庁的に進めていくものがいろんな部とか課にまたがるのは承知をいたしますが、であるのであれば、もっときちんと開催をして定期的に着実に進めていただきたいし、それが難しいのであれば、もう少し組織を見直したほうがいいのではないかなというふうにも思います。  先ほど来年度の状況ということで、例えば県立学校のICTの話もありましたが、結局、国のほうで1兆円の中で小中学校1人1台パソコンみたいなことがどかんと出てきてしまうわけですね。スピードが全然違うので、ぜひそういったものも見ながらICTの利活用をどうやって本当に進めていくのかということについて、予算も組織もしっかり検討していただくように要望したいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) お昼を過ぎて大変恐縮なんですけども、最後まで終わらせたいと思いますので、御協力のほどをよろしくお願いしたいと思います。  次に、じゃ、鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 済みません。じゃ、私のほうから交通関係2点、それから県内のDVの相談窓口について1点お伺いさせていただきます。  まず1点目ですが、千葉県内における乗り合いバスのノンステップバスの導入状況についてお伺いいたします。県全体の導入率、また、その導入の地域性がわかれば教えていただければと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  県内のノンステップバスの導入状況に関する御質問でございますが、平成29年度末の県内のノンステップバスの導入状況は、高速バスの特殊な車両を除きました対象車両数2,202台の約60%に当たる1,327台に導入されております。  ノンステップバス導入に関する地域性というところでございますけども、平成29年度の国の調査をもとに、高速バスなどを除いたバス事業者単位で再集計いたしますと、主に北西部を営業エリアとするバス事業者の導入率では約70%、それ以外の地域のバス事業者の導入率では約33%となっておりまして、利用者数や導入コストなどの兼ね合いはあると思いますけども、都市部において、ノンステップバスの導入が進む傾向にはなってございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 高齢化に関しましては全地域で高齢者がふえてること、また、来年に関しましてはパラリンピックを迎えるという中で導入を推進していくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 今後、オリパラもあるので、どんどん導入していくべきじゃないかということでございますけども、ノンステップバスの導入促進、大変大事だと思っております。御指摘のように、高齢者、それ以外も障害者などの利便性向上に加えまして、また、公共交通に乗っていただける方もふえていくんだろうというふうに思っておりますので、県としては、引き続き国とも連携を図りながらバス事業者への支援に取り組んでまいりたいと思っております。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 ありがとうございます。  2点目は、これもオリパラ関係なんですが、来年7月のオリパラを控えまして、多くの外国人観光客の方を迎えることになると思います。先日、新聞にも掲載されておりましたけれども、バス会社では、語学に応じて英会話ドライバーを認定する動きもあるようでございます。案内表示の多元語化を含めまして、県内バス業者の対応状況はいかがでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 県内のバス事業者の外国人対応の状況というところでございますけども、成田空港から都心や東京ディズニーリゾートなどを結ぶ高速バスを初めまして、幕張新都心、県内観光名所、大型商業施設などにおいて、路線バスを運行する一部の事業者においては、増加する訪日外国人への対応といたしまして、バス停留所等の案内標識の多言語化、バス車両に多言語対応した無料Wi−Fiサービスを整備した。あと交通系のICカードシステムの導入によりましてキャッシュレス化を進めたということ、そして、訪日外国人向けの接客対応研修などに取り組んでいるというところでございます。県としても、今後増加が、インバウンド見込まれておりますので、今後もこうした取り組みの効果でありますとか課題などにつきまして、バス事業者と意見交換をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 ありがとうございます。  最後に、県内のDV相談窓口につきまして、相談方法について、電話以外にはどのようなものがあるか教えていただければと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  DV相談の実施方法ということでございますが、現在は電話のほか、面接による相談を実施してるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 ありがとうございます。ことしの夏行われた高校生を対象にしたSNS相談窓口、これが今回の本会議の中でも一定の効果があったというようなお話でありました。要望でありますけれども、DV相談窓口についても、電話、面談だけでなく、SNSの窓口を検討していただければというふうに思います。  あと交通計画課への要望なんですが、伊豆倉副委員長の一般質問の中でもありましたけれども、市原市、小湊鉄道があります。今回、15号の復旧の後、復旧したかと思えば、また19号、それから25日の大雨で大変な被害がありました。ぜひ県としても御支援いただければというふうに思います。  以上であります。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 ペーパーレス化とか、そういったことが進んでるようですけれども、キャッシュレス化も進んでいて、先ほどもちょっと企業局の中で話しましたが、コンビニ収納だったり、何とかPayだったり、またクレジット納付であったり、こういったものって、議会の中で結構議論されているんですけれども、担当部局でやってると全然意識がなかったりもするようなので、政策のほうでしっかりハンドリングをとっていただいて、そういったものを進めていただけるようにチェックをしていただきたいなと、管理をしてもらいたいなと、このように思います。  以前からクレジットカード納付についてはいろいろ──キャッシュレス化が進んでますから、いろんな徴収に当たっても、現金でやるよりもキャッシュレス化にしたほうが、たまたま懐に入っちゃったとかということがないように、これは職員自身のそういった窓口の人たちの身を守るためにも、こういったものって必要だなというふうに思ってますので、ずっと提案をしてることなんですが、なかなか意識がないので、ぜひそういったところでハンドリングとってもらいたいという要望をしておきます。  それともう1点、成田空港の関係なんですけど、この間もテレビで羽田空港はこんなにすばらしいんだというのをやってまして、それを見た方からも、やっぱりそうだよねということなんですね。見てみますと、韓国、台湾で見ると、羽田─金浦、羽田─松山、成田─仁川、成田─桃園というふうに、結局、都心から離れたところの空港というのはなかなか使い勝手も悪くて、時間かかるから嫌だよねなんていうのをやっぱりコメンテーターなんかもお話をしておりました。やはりそこの利便性、それでも成田がいいんだよって思わせるためには、先ほど伊豆倉委員もおっしゃったように、羽田のほうが便利なわけですよね。だから、そこら辺、交通計画課と空港のほうがしっかりタッグ組んでやってもらいたいと思います。市川の人も大きな荷物持って、電車があるから電車乗れよと言ったって、もし自分だったらどうです……。バスがあったら、バスのほうが便利じゃないですか。だって、バスはトランクへ突っ込んじゃって乗って、羽田第1ターミナルですって、ぱって目が覚めればつけてくれるわけですよ。やはりそういった利便性を、空港と連携を図りながら、電車があるからいいとか、そんなことじゃなくて、それは鉄道会社の関係もあるんでしょうけど、そこら辺はタッグ組んで、県として、成田空港を守るのか守らないのかという、もう本当に瀬戸際というか、国には、僕、何となく、見ていると見放されているような感があります。多分、そういう感覚の人が多いと思いますよ。     (「ないってよ」と呼ぶ者あり) ◯坂下しげき委員 はい。ということで、しっかりやってくれということで要望です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 短く1点だけ、済みません。ちょっと御記憶にあればということで、国際交流と台風、被災対応の関係で1点お尋ねしたいんですが、9月9日の週にウィスコンシン州の知事さんがこちらの知事を表敬訪問されてると思いますが、その週の行事で台風対応を優先させるために国際交流関係の行事を縮小したとか、知事が早目に戻ったとか、参加する職員の数を減らしたとか、そういう取り組みはあったのかについてお聞きしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課からお答えいたします。  台風の15号が来た週の9月12日に、確かにウィスコンシン州の知事が県庁にいらっしゃいました。そのときの行事については、もう当初からかなり短い時間でということで予定を組んでおりましたので、後から変更というのはなかったかと思いますが、その前の9月8日に都内で日米中西部会という大きな行事がございまして、それに当初は知事が開会式に出席して講演といいますか、ちょっと講話をする予定だったんです。開会式の挨拶をする予定だったんですが、それにつきましては急遽キャンセルというふうになった記憶がございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。  それでは、以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        閉会中における継続事件 ◯委員長(實川 隆君) 次に、閉会中における継続事件についてお諮りいたします。  総合企画部関係について、お手元に配付の継続事件項目表のとおり閉会中も調査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 御異議ないものと認め、そのように決定します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長(實川 隆君) 次に、委員の派遣について申し上げます。  ただいま決定されました継続事件項目の調査に伴う委員の派遣については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(實川 隆君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「正副一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 申しわけございません、1つ訂正でございます。知事の開会式でございます。出席予定だった開会式ですが、私、9月8日と申し上げてしまったんですが、9月9日の間違いでございます。申しわけございません。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員、よろしいですか。        ─────────────────────────────
           閉  会 ◯委員長(實川 隆君) それでは、以上で総合企画企業常任委員会を閉会します。        午後0時22分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....