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  1. 千葉県議会 2017-10-03
    平成29年_総合企画水道常任委員会(第1号) 本文 2017.10.03


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時1分開会 ◯委員長五十嵐博文君) ただいまから総合企画水道常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。  朝日新聞千葉総局ほか16者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。  また、委員会風景千葉県議会ホームページに掲載するため、事務局の広報を担当する職員による撮影を許可しましたので、御了承願います。  撮影が終わるまで、しばらくお待ちください。     (写真撮影)        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長五十嵐博文君) それでは初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員武田委員天野委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長五十嵐博文君) 本委員会に付託されました案件は、総合企画部関係が議案3件、水道局関係が議案1件であります。  なお、審査の順序は、初めに水道局関係、次に総合企画部関係とします。        ─────────────────────────────
           審査の開始(水道局関係◯委員長五十嵐博文君) これより水道局関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        人事紹介 ◯委員長五十嵐博文君) なお、審査に先立ち、事務局職員人事異動がありましたので、人事の紹介を行います。  私より異動のあった事務局の担当書記を紹介します。  山口書記。  以上で人事の紹介を終わります。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長五十嵐博文君) それでは、議案の審査を行います。  水道局長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  伊藤水道局長◯説明者伊藤水道局長) おはようございます。よろしくお願いいたします。  本日、御審議いただきます議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げます。  今回提案をいたしました水道局関係の議案は、議案第7号千葉県水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての1議案でございます。  本議案は、市原市内の県営水道給水区域において字の区域及び名称の変更が行われることに伴い、関係条例を一部改正し、規定の整備を行うものでございます。  議案の詳細につきましては、担当課長から説明させますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  続きまして、諸般の報告として3点申し上げます。  まず、千葉県営水道事業中期経営計画に基づく平成28年度事業の実績及び評価結果について申し上げます。  水道局では、平成28年度から32年度までの5カ年を計画期間とする中期経営計画を策定しており、強靱な水道の構築、安全な水の供給、お客様からの信頼の確保を3つの基本目標とし、健全で計画的な事業運営に取り組んでおります。計画初年度となる平成28年度に実施した主な事業としましては、強靱な水道の構築として、ちば野菊の里浄水場第2期施設整備事業の本体工事に着手するとともに、湾岸埋め立て地域を含む給水区域内の管路の更新、耐震化を実施、安全な水の供給として、水源の水質保全、監視のための水質調査を508回実施、お客様からの信頼の確保として、千葉市など4市と平成30年1月から実施する上下水道料金徴収一元化に関するシステムの開発などを進めました。こうした施策や取り組みに係る目標の達成状況については、水道局がみずから行う内部評価と、その妥当性を外部の有識者に客観的に判断していただく外部評価の2段階で評価を行っています。平成28年度事業の実績については、おおむね成果が出ていると内部評価しており、計画全体としておおむね順調に進捗したものと考えています。また、この内部評価について、総じて妥当であるとの外部評価をいただいております。引き続き、本計画に基づき、いつでも安全でおいしい水をお届けすることで、お客様からのさらなる信頼を得るとともに、中長期的な視点に立った健全経営の確保に取り組んでまいります。  次に、東ティモール民主共和国における国際協力活動について申し上げます。  県では、アジア諸国との国際協力を進めており、当局においては、JICA、独立行政法人国際協力機構からの要請を受け、平成24年度から東ティモール民主共和国へ職員1名を長期派遣し、現地における水道システムの改善に向けた技術的な支援を行っております。このたび、平成27年度から2年間にわたり、同国の浄水場設備の修繕方法の指導、適切な薬品の注入方法の指導及び配水管の設計、維持管理に関する指導などを行ってきた職員が7月26日に帰国しました。JICAから引き続き職員派遣の要請を受けたことから、同国への技術支援を行うこととし、後任の職員を8月21日から2年間の予定で長期派遣したところでございます。今後も、国際協力の観点から同国への職員派遣による技術的な支援を継続してまいります。  次に、登録有形文化財の答申について申し上げます。  当局の千葉分場1号配水池及び栗山配水塔は、平成29年7月21日に開催された国の文化審議会文化財分科会の審議、議決を経て、登録有形文化財建造物として登録するよう、同審議会から文部科学大臣に対し答申されました。両施設は、当局の創設期に当たる昭和12年に建設され、現在も現役で稼働しております。建設から80年以上経過してもあせない特徴的なデザインが、再現が容易でないものとして認められ、登録することがふさわしいという評価となりました。当局としては、このたびの答申を大変名誉であり、意義深いことだと考えております。今回答申された両施設及び既に登録されております千葉高架水槽については、当局の歴史を伝える貴重な財産として、また、お客様に安全でおいしい水を安定して送り続ける施設として、今後も保存、活用してまいります。  以上、議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げました。よろしくお願いします。  最後に、去る8月25日に記者会見で発表いたしました総合評価方式を適用した工事における評価の誤りについて申し上げます。  当局では、予定価格が5,000万円以上の工事を発注する際には、技術評価点及び入札価格により算定した評価値で落札者を決定する総合評価方式による一般競争入札を採用しております。平成28年度及び平成29年度に同方式で発注した工事の4件について技術評価点の決定に誤りがあり、そのうち、平成28年度に発注した1件の工事については、適正な評価をしていた場合、入札結果の順位に変動があったことが本年8月に判明いたしました。入札に参加された業者の皆さんには大変な御迷惑をおかけし、また、お客様を初め県民の皆様に御心配をおかけしたことについて、まことに申しわけなくおわび申し上げます。大変申しわけございませんでした。  この評価誤りは、入札参加者技術評価に当たり、優良工事表彰の配点について事故発生により本来零点とすべきところを2点加点してしまったものであり、この影響により評価値の算出に誤りが生じてしまったものでございます。今回の誤りは、複数の職員が制度について正確な知識を有していなかったことが原因であり、まことに申しわけなく思っております。今後、総合評価を適用する工事については、このようなことが二度と起きないよう、チェック体制の強化を図るなど再発防止に努めてまいります。  なお、評価に誤りのあった工事の対応状況としましては、入札結果に変動があった1件の工事については誤りが判明した時点で完成しておりましたので、入札のやり直しはできませんでした。このため、本来落札者となっていた業者に対しては、本年8月に謝罪を行い、あわせて4件の工事の全ての入札参加者の皆様にも謝罪し、いずれも御理解をいただいたところでございます。  以上、御報告申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第7号関係 ◯委員長五十嵐博文君) 初めに、議案第7号千葉県水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題にします。  当局に説明を求めます。  渡辺給水課長◯説明者渡辺給水課長) 給水課長の渡辺でございます。よろしくお願いいたします。  議案第7号千葉県水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  お手元にお配りしてございます平成29年9月定例県議会総合企画水道常任委員会議案説明資料により御説明いたします。お手数ですが、資料1ページをお開きください。  改正の概要でございますが、市原市の姉崎駅前土地区画整理事業の進捗等に伴いまして、市原市姉崎の一部が姉崎東一丁目、姉崎東二丁目、姉崎東三丁目に変更になったことにより、千葉県水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の別表第1に規定されている給水区域の表記を改正するものでございます。なお、当局の給水区域を変更するものではございません。  資料2ページの位置図をごらんください。中央にJR姉ケ崎駅がございます。今回、字の区域及び名称の変更があった区域は、図の赤と青色で表示した部分でございます。  資料3ページの新旧対照表をごらんください。上段、改正案のとおり、本件条例の別表第1に新たにできた字名を追加するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長五十嵐博文君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第7号に賛成の委員は挙手をお願いします。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) 挙手全員。よって、議案第7号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 まず第1点、今、諸般の報告の中で、中期経営計画について28年度はおおむね順調に推移したとのことだったが、事業計画執行状況はどうだったのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 山口総務企画課長◯説明者山口総務企画課長) お答え申し上げます。  中期経営計画に係る主な事業として、ちば野菊の里浄水場第2期の施設整備や管路の更新、耐震化などを実施いたしました。計画事業費執行状況として、当初予算額約524億円に対する執行額は約415億円となり、執行率は8割でございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 事業費は金額としてはかなり大きい額だが、経営には影響はなかったのかどうか。 ◯委員長五十嵐博文君) 横尾財務課長◯説明者横尾財務課長) 事業費は金額としてかなり大きい額だが経営に影響はなかったかという御質問でございます。平成28年度の経営状況については、人件費や動力費等の費用の減や企業債残高の縮減などにより、経営の健全性をあらわす経常収支比率などの主な経営指標は良好な水準を維持しております。しかしながら、将来的には給水収益の大幅な増加は見込めない一方で、老朽化した浄・給水場や水道管路の更新、整備など、今後、さらに多額の建設事業費が必要となる見込みです。そのため、中長期的な視点に立って、一定の内部留保資金を確保しながら、収支バランスを考えた計画的な事業運営を行い、健全な経営の維持に努めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望ですけども、引き続き中長期的な視点に立って、計画に基づいた事業を進めるとともに、健全な計画に取り組んでもらいたいと思います。  2問目に入ります。登録有形文化財の答申についてだが、水道局としては、栄誉あるレガシーとしてPRなど広報に活用する考えはないのかどうか。 ◯委員長五十嵐博文君) 岡戸浄水課長◯説明者岡戸浄水課長) 水道部浄水課でございます。  当該施設は、これまで毎年春に見学会を実施しておりまして、多くの方に杉並木とのコントラストを楽しんでいただいてるところでございます。このたびの答申は、水道局として大変名誉なことであり、今後正式な登録を受けて、これまで実施している見学会とは別に記念イベントを速やかに企画してまいります。イベントが具体的に決まりましたら、マスメディアの活用やホームページ、「県水だより」などを通じて広くPRしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員
    ◯本間 進委員 既に登録されている千葉高架水槽と同様に、歴史的な建造物として大切に保存、活用するとともに、地域の皆様にも親しんでいただけるような努力を続けてもらいたいと思います。  3問目、先ほど局長のほうから、総合評価方式を適用した工事における評価の誤りについて説明があり、再発防止に努めるということだが、具体的にはどのような対策を講じたのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 長田計画課長◯説明者長田計画課長) 水道部計画課でございます。  水道局といたしましては、今回の評価誤りを重く受けとめ、関係する全職員に対して再発防止に向けた文書通知をするとともに、水道部及び工業用水部合同所属長会議を開催し、二度とこのようなことを起こさないよう指導いたしました。また、具体的な対策として、今回の評価に当たっては、所属長や担当課長を含めた複数の職員によりチェックを行うなど、再発防止の周知徹底を図りました。さらに、総合評価を正確に把握していない職員がいたことを重視し、総合評価を担当する全職員に対して評価点の決定に関する留意事項などを再認識させる実務研修を行いました。今後、総合評価を適用する工事につきましては、職員が一丸となり、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 水道局では、ことしの7月にも積算等システム単価改正作業に誤りが生じ、過少積算が発覚するなど、今回の評価の誤りを含めると、工事発注に関する誤りが短期間で連続して発生しています。これらは県民の信頼回復に向け、しっかり再発防止対策を図り、入札制度の根幹にかかわる誤りを二度と起こさないよう全力で取り組んでもらいたいと思います。  4問目、これは資料だけで結構です。東日本大震災のこれまでの各浄水場の放射線セシウムの数値の資料を後でもらいたいと思います。さらに要望。今、水道工事だとか、工事で夜間に水道管を撤去する場合、音がしないよい機械があるということで、そういった形で被害のないようなよい工法機械があるようですが、それを使用すると近隣からも苦情がないもので、ひとつ給水管でしっかりそういった工法をやるといいかなという要望だけです。  以上、終わり。 ◯委員長五十嵐博文君) 岡戸浄水課長◯説明者岡戸浄水課長) 先ほど、登録有形文化財の答弁の中で、多くの方に杉並木と申し上げてしまいましたが、桜並木の間違いでございました。訂正しておわびいたします。申しわけございませんでした。 ◯委員長五十嵐博文君) 本清委員。 ◯本清秀雄委員 私の地元で、町会の人々が幾ら広報をかけても、お話ししてもわからないから、町会長を通じてパンフレットを配ってくれませんか。周りの町会に。一方的に言ってますけど、町会長にこのようになりました、そして、こういう理由で行いますという回覧板をつくってもらって、みんなに回してください。それで、どうなるんだと、もし売られたら困るとか、いろんな話が私のところに来ますから、何とか地域で利用できるだけのことをできると、局長の後ろで顔が見えないから立ってください。あなた、しっかり回覧板をつくって町会長に回してください。それで町会の人たちが私らには質問してこないと思いますから、よろしくお願いします。     (「水道、PRしたほうがいいよ」と呼ぶ者あり) ◯本清秀雄委員 ありがとう。いいことだからうれしいです。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) 矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 1問だけ質問させていただきたいのですけど、いただいています平成28年度の事業報告書の概況の基本目標ごとの概要の3の運営基盤の強化のところで、民間活力の活用による事業の推進というふうにありますけれども、具体的にどのようなことをやっていたのか教えていただければと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 長田計画課長◯説明者長田計画課長) 水道局では、今後、増加する管路の更新、それから整備の需要に対応するために、監督職員が行う工程管理ですとか、工事現場における立ち会いや施工状況の確認等の業務を可能な限り民間業者に委託することにより、効率化を図ってまいります。また、着実な施設更新や整備を行っていくための技術的な課題の解決を図るため、水道にかかわりを持つ多様な団体と協働して調査、研究を推進していくこととしております。具体的な事業といたしましては、排水管等の整備、工事に伴う施工管理業務委託、それから水道技術に関する協働調査及び研究などを推進してまいります。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございました。今、お聞きしましたけれども、ぜひそういった民間の力も使いながら、事業の効率化のほうをさらに進めていただければというふうに思いますので、要望させていただきます。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        閉会中における継続事件 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、閉会中における継続事件についてお諮りします。  水道局関係について、お手元に配付の継続事件項目表のとおり、閉会中も調査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 御異議ないものと認め、そのように決定します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、委員の派遣について申し上げます。  ただいま決定されました継続事件項目の調査に伴う委員の派遣については、正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「委員長、副委員長一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては、正副委員長に一任願います。  以上で水道関係の審査を終了します。  暫時休憩します。        午前10時25分休憩        ─────────────────────────────        午前10時33分再開 ◯委員長五十嵐博文君) 休憩前に引き続き審査を再開します。        ─────────────────────────────        審査の開始(総合企画部関係◯委員長五十嵐博文君) これより総合企画部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        人事紹介 ◯委員長五十嵐博文君) なお、審査に先立ち、執行部に人事異動がありましたので、人事の紹介を行います。  人事委員会事務局長から紹介を願います。  板倉人事委員会事務局長。     (板倉人事委員会事務局長から、次長柳橋良造を委員に紹介) ◯委員長五十嵐博文君) 以上で人事紹介を終わります。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長五十嵐博文君) 初めに、議案の審査を行います。  総合企画部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  遠山総合企画部長◯説明者遠山総合企画部長) それでは、議案の概要等について説明をさせていただきます。  初めに、本日御審議いただきます総合企画部関係の議案は3議案でございます。  まず、議案第1号平成29年度千葉県一般会計補正予算について御説明いたします。  今回の補正の主な内容でございますが、総合企画部及び人事委員会事務局職員人件費につきまして、4月の人事異動に伴い、それぞれの所要額を計上いたしました。  また、いすみ鉄道の鉄道基盤の整備等に対する補助について、現行の補助制度を変更することに伴いまして、今年度の補助金額を増額するものでございます。その他、過年度統計調査委託費国庫返還金などを含め、合計で1億3,214万8,000円を増額し、既定予算とあわせた総合企画部人事委員会事務局の予算を107億1,696万5,000円としようとするものでございます。  次に、議案第5号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、県民の利便性向上を図るため、旅券事務を住民に身近な窓口でございます市町村に移譲するものであります。
     次に、議案第8号千葉県行政に係る基本的かつ総合的な計画の変更についてでございますが、これは千葉県総合計画「新 輝け!ちば元気プラン」を新たな総合計画に変更するに当たり、千葉県行政に係る基本的かつ総合的な計画を議会の議決事件として定める条例第2条の規定によりまして、議会の議決に付するものでございます。  各議案の詳細につきましては、それぞれ担当課長から説明をいたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。  次に、諸般の情勢等について、2点御報告申し上げます。  まず、東京オリンピックパラリンピックについて御報告をいたします。  3年後の東京オリンピックパラリンピックに向けました機運を高めるため、両大会の開催期間に当たります7月24日から9月6日までをオリンピックパラリンピック機運醸成期間と位置づけまして、各種イベントを開催いたしました。両大会の開会日に当たります7月24日と8月25日には、会場所在地におきまして、カウントダウンボードの除幕やオリンピアンによりますトークショーなどを行いました。また、千葉市や経済団体、大学と連携した競技体験会等のイベントや九十九里・外房地域の16市町村と一体となったビーチクリーンキャンペーンを実施いたしました。今後とも、市町村、大学、経済団体、さらには競技団体と連携を図りまして、オール千葉で盛り上げてまいります。  東京オリンピックパラリンピックに向けました財源措置要望について御報告をいたします。  都外の競技会場が所在いたします自治体が実施する業務に係る経費、いわゆる行政的経費につきまして、その財源を確保するため、9月6日に東京都及び関係自治体の連名で、宝くじによる支援の追加等を要望いたしました。行政的経費の自治体ごとの詳細につきましては、現時点で決まっておりませんが、引き続き立候補ファイル及び大会基本計画に基づきまして、組織委員会、東京都、国と協議してまいります。  次に、千葉県国際戦略の策定につきまして御報告をいたします。  経済社会のグローバル化のさらなる進展や東京オリンピックパラリンピックの開催などによりまして、今後さらに多くの国、地域との交流の広がりが見込まれますことから、海外に対しまして、より一層効果的な施策展開を行っていくための指針といたしまして、この8月に千葉県国際戦略を策定したところでございます。この戦略では、2020年度までの4年間を計画期間といたしまして、外国人観光客の誘致、県産農林水産物・食品の輸出促進、県内企業の海外展開支援、外資系企業の誘致、文化・スポーツ・教育交流の促進の5つの分野につきまして、基本戦略を定めるとともに、トップセールスなどによる海外への魅力発信を積極的に行うこととしております。今後は、この本戦略に基づきまして、各分野において対象国、地域の特徴に合わせた事業を行うことにより、世界の活力を取り込んだ県経済や文化の活性化を図ってまいります。  以上、諸般の情勢等について御報告申し上げました。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長五十嵐博文君) 初めに、議案第1号平成29年度千葉県一般会計補正予算(第4号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  高橋政策企画課長。 ◯説明者(高橋政策企画課長) 政策企画課の平成29年度9月補正予算案について御説明いたします。  お手元の総合企画水道常任委員会議案説明資料の5ページをごらんください。上段、第2款第2項第1目企画総務費の補正額は、5,418万4,000円の増額で、その内容は、4月の人事異動に伴います職員人件費の増によるものでございます。  続きまして、下段をごらんください。第3款第1項第1目社会福祉総務費の補正額は、198万7,000円の増額で、その内容は女性サポートセンターの4月の人事異動に伴います職員人件費の増によるものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長五十嵐博文君) 久保統計課長。 ◯説明者(久保統計課長) 統計課でございます。  統計課の9月補正予算案について御説明いたします。  同じ資料の6ページをお開きください。初めに、上段をごらんください。第2款第7項第1目統計調査総務費の補正額は、90万9,000円の増額でございます。その内容は、当課の運営費でございまして、日々雇用職員1名分の経費でございます。  次に、下段をごらんください。第2款第7項第2目委託統計費の補正額は、3,505万1,000円の増額でございます。その内容は、過年度統計調査委託費国庫返還金といたしまして、平成28年度に国から委託を受けて実施いたしました各種統計調査事業に係る委託費の精算によりまして確定した執行残額を国に返還するための経費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長五十嵐博文君) 野村交通計画課長。 ◯説明者(野村交通計画課長) 交通計画課でございます。  交通計画課の平成29年度9月補正予算案について御説明をいたします。  同じ議案説明資料の7ページをごらんいただきたいと思います。上段の表をごらんいただきたいと思います。第2款第2項第9目交通計画費の補正額は、5,069万7,000円の増額でございます。その内容でございますが、下の表にございますが、いすみ鉄道基盤維持費補助につきまして、同額を増額するものでございます。その理由でございますが、この補助金は、いすみ鉄道の線路、あるいは踏切、信号など、インフラ部分の維持修繕にかかる費用につきまして、関係市町とともに補助を行うものでございますけれども、当該年度にかかった経費分を翌年度に補助するという現行の制度から、当該年度に必要な経費は当該年度に補助する制度に変更することに伴いまして、今年度の経費に対する補助額を補正予算として計上したものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長五十嵐博文君) 榎本任用課長。 ◯説明者(榎本任用課長) 人事委員会事務局任用課でございます。  人事委員会事務局の9月補正予算案について御説明をいたします。  同じ資料の8ページをごらんください。第2款第8項第2目事務局費でございますが、補正額は1,068万円の減額で、その内容は本年4月の人事異動に伴う職員人件費の減額でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長五十嵐博文君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第5号関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、議案第5号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  笹生国際課長。 ◯説明者(笹生国際課長) 国際課でございます。  議案第5号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  お手元にございます総合企画水道常任委員会議案説明資料の10ページをごらんいただきたいと思います。本条例は、県民の利便性の向上を図るため、旅券事務を住民に身近な窓口である市町村に移譲するものでございます。  内容は、旅券法及び旅券法施行規則に基づく旅券の発給申請受理及び交付等の事務について、市原市へ権限を移譲することとしております。  施行期日は平成30年4月16日となります。なお、市原市への権限移譲は、県内8団体目でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長五十嵐博文君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第5号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) 挙手全員。よって、議案第5号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第8号関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、議案第8号千葉県行政に係る基本的かつ総合的な計画の変更についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  高橋政策企画課長。 ◯説明者(高橋政策企画課長) 議案第8号千葉県行政に係る基本的かつ総合的な計画の変更について御説明を申し上げます。  お手元の説明資料の12ページをごらんください。本議案は、千葉県総合計画「新 輝け!ちば元気プラン」を新たな計画に変更するに当たりまして、千葉県行政に係る基本的かつ総合的な計画を議会の議決事件として定める条例の第2項の規定によりまして、議会の議決に付すものでございます。変更後の計画につきましては、「くらし満足度日本一」を目指して進めてきました実績をベースとし、人口減少、少子高齢化などへの対応を図るとともに、さまざまなチャンスを生かし、次世代が誇れるような光り輝く千葉へさらに飛躍するための計画であり、千葉県が目指す姿の総仕上げとなる計画でございます。  性格は、県政全般に関する最上位の基本的かつ総合的な計画でございます。  期間につきましては、基本構想は当初基本構想の策定からおおむね10年後の平成32年度まで、実施計画は平成29年度から32年度までの4年間でございます。  計画の内容につきましては、議案第8号別冊が計画の全文となります。  計画の決定期日は、議会の議決を頂戴いたしました後の知事の決裁の日をもって決定の日としたいと考えております。  次の13ページから15ページにおきましては、新たな計画案の概要をまとめてございます。計画案は4章立ての構成でございまして、第1章は策定の趣旨、構成と期間、基本的な考え方などを記してございます。  第2章が基本構想編でございまして、時代背景や課題、基本理念、3つの基本目標などをまとめてございますが、一部時点修正を行ったほかは前計画と大きな変更はないところでございます。  3章が実施計画編でございます。第1節では、今回、次世代につなぐチャレンジといたしまして、急激な人口減少・少子化への歯どめ、超高齢社会への対応、交流基盤・ネットワークの整備・活用、国内外への魅力発信の4つの横断的な視点を掲げました上で、女性や高齢者を含みます県民みんなの活躍を通じて、将来のための基礎づくりを進めることとしております。第2節では、4年間に重点的に取り組む施策等を体系的に整理してございます。分量が多いため御説明は省略させていただきますが、体系の概要につきましては、次のページに別紙の形でまとめてございます。
     お戻りいただきまして、第4章では、計画の効果的かつ着実な推進を図るため、PDCAマネジメントサイクルに基づきまして、政策評価を行うことなどについて記載してございます。  あわせて、計画の推進に当たりましては、県民の皆様と力を合わせて実現を図るべき62の社会目標を掲げたところでございます。  恐縮でございます。私、冒頭の提案理由の説明のときに条例を引用する際に条例の第2項と申し上げてしまいましたが、第2条の間違いでございます。訂正いたします。  議案第8号に関する説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長五十嵐博文君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  本清委員。 ◯本清秀雄委員 これはいろんなことを並べておりますけど、課長、女性特区というのをつくったらどうだい。市原の駅のところの前に山があるんだよ。あそこの山をとって独身の女性だけを住まわせるという特区をつくれば、男性がみんなそこへ集中するから、独身の女性に限って安く地所を売ってやって、そんなことをやればどんどん人口ふえるよ。市原の山あるでしょう、駅のところの向こうの山。     (「いっぱいあるよ、山」と呼ぶ者あり) ◯本清秀雄委員 問題になった山。     (「低い山はいっぱいあります」と呼ぶ者あり) ◯本清秀雄委員 問題、昔。     (「問題になった山」と呼ぶ者あり) ◯本清秀雄委員 まあ、いいや。やめておくよ。そこの山の土を取って、そこへ独身の女性だけを特別価格にして売れば、男性がみんなそこへ通うから、そうすれば子供ができるから。まず市原からそんな計画を、委員会であったって部長考えてみたほうがいいよ。人口が減るんだから、ふやす方法はそれしかないよ。要望でいいです。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 この計画をつくるに当たって、例えば市町村、各種団体、それからパブリックコメント、どういうような意見が多い意見、それは肯定的であったり、否定的であったりするんだと思うんですけど、主なものを聞かせてもらいたいんですけども。 ◯委員長五十嵐博文君) 高橋政策企画課長。 ◯説明者(高橋政策企画課長) 委員御指摘のとおり、計画の策定に当たりましては、パブリックコメントだけではなくて有識者の会議、また、地区別での市町村との懇談会、また、各経済団体初め、各種の団体の皆様の視点からの今日的な課題など、さまざまな形で御意見を伺うような努力をしてまいりました。御意見の中には、やはりそれぞれの分野に応じた御意見等ございましたけれども、全般的には、やはり行政的な用語が多いので、自分たちにもわかりやすくしてくださいという意見はさまざまなところからいただいております。特に、今回も前回と同様に、一番最後のところに社会目標という指標がございましたけれども、こういったところもわかりやすくというような御意見を頂戴しております。あと、積極的な時代変化にかかわる御意見としては、例えばIoTとか、ICTとか、AIとか、これは本会議でも議員から御要望いただいたところではございますけども、こういう新しい流れを千葉県にちゃんと取り組むべしというような能動的な御意見もいただいているところでございます。あと、特に市町村等からは、やはり前回の計画の策定以降に、それぞれの市町村で特徴的な取り組みがどんどん進んでいる。例えば、柏のほうではAIの東大の拠点が進んでいる、成田のほうでは医療大学が新しく開設している、こういったような新しい動きを地域の特性として、地域の方向性の中にしっかり書き込みながら、地元と共有して元気づけていってほしいというような御意見などを頂戴しているところでございます。幾つかのかいつまんでの御説明で恐縮でございますが、以上のようなところでございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 このいろんな御意見を聞いて、最初の案から割合でいいんだけど、どの程度の変更があったのか。 ◯委員長五十嵐博文君) 高橋政策企画課長。 ◯説明者(高橋政策企画課長) 私ども一覧の形で整理してはございますけれども、特に数として何分の何というような形の数字の整理はしておらないところでございます。いただいた件数だけをとりあえず御説明申し上げますと、パブリックコメントでは延べ205件の御意見を頂戴しているところでございます。御意見を踏まえて微修正をしたりとか、また、計画上では、文面上の反映はできないにしても、全てのいただいた意見につきましては、全庁の関係課に共有してございまして、県民の皆様からの御意見等が直接の事業課に伝わるようにいたしまして、今後の事業の推進において、十分に留意するようにというふうに配慮してるところでございます。     (阿井伸也委員、「ありがとうございます」と呼ぶ) ◯委員長五十嵐博文君) その他、質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第8号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) 挙手全員。よって、議案第8号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        北朝鮮による弾道ミサイル発射と核実験の強行に抗議する決議(案)関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、決議案が1件提出されておりますので、御協議願います。  決議の文案は、お手元に配付してあります。  共産党から提出されております北朝鮮による弾道ミサイル発射と核実験の強行に抗議する決議(案)について御意見がございましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の決議案を当委員会として提出することに賛成の委員は、挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、賛成者がいませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        航空機の運航トラブルの原因究明の徹底と整備点検の強化等を求める意見書        (案)関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、意見書案が5件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  初めに、民進党、自民党、公明党、千翔会から提出されております航空機の運航トラブルの原因究明の徹底と整備点検の強化等を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「賛成」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、当委員会として本趣旨の意見書案を提出することに決定します。  なお、意見書の文案については正副委員長に一任を願います。        ─────────────────────────────        地域公共交通維持のための財政支援の拡充を求める意見書(案)関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、民進党、千翔会から提出されております地域公共交通維持のための財政支援の拡充を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        唯一の戦争被爆国として「核兵器禁止条約」の速やかな批准を求める意見書(案)        関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、共産党から提出されております唯一の戦争被爆国として「核兵器禁止条約」の速やかな批准を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、賛成者がいませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        オスプレイの「暫定配備」に反対し、速やかな飛行中止と撤去を求める意見書(案)
           関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、共産党から提出されておりますオスプレイの「暫定配備」に反対し、速やかな飛行中止と撤去を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、賛成者がいませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        陸自木更津駐屯地への陸自オスプレイ暫定配備中止を求める意見書(案)関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、市民ネット・社民・無所属から提出されております陸自木更津駐屯地への陸自オスプレイ暫定配備中止を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長五十嵐博文君) それでは、賛成者がいませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、諸般の報告・その他について、御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 5点。先ほどのオリンピックパラリンピックに向けた財源措置要望についてお聞きしたいと思います。9月6日に、東京都及び都外の競技会場が所在する関係自治体が連名で全国自治宝くじ事務協議会に対してオリンピックパラリンピックに向けた宝くじの追加支援の要望を行ったとのことですが、今回の要望に当たり関係自治体の負担に関して新たな行政的経費という考え方が示されました。  そこでお伺いしますけれども、この行政的経費について、宝くじという新たな財源を活用できるようになったことで、関係自治体に新たな業務や負担が押しつけられたということはないか、まずそれを聞きたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 東京オリンピックパラリンピック推進課でございます。  先ほど部長から御報告いたしましたように、都外の競技会場が所在する自治体が実施する業務に係る経費を行政的経費という形で位置づけたわけでございますが、この宝くじ財源の要望に当たりまして、東京都、組織委員会、国と関係自治体の間で、この行政的経費につきましては、次の3つの経費が該当することを確認したところでございます。1つ目といたしましては、輸送、セキュリティー対策など、大会が開催される自治体が通常無償で提供している行政サービス、2つ目といたしまして、自治体が所有する施設の恒久的な改修、3つ目といたしまして、機運醸成など、競技会場が所在する自治体としてみずから実施する業務と、この3つを経費に相当する業務として位置づけたところでございます。この業務の詳細につきましては、先ほどございますように、まだこれから協議をしていくところでございますが、この考え方の整理に当たりまして、1つ目の無償で提供する行政サービスと、2つ目の恒久的改修につきましては、さきに5月31日の時点で4者におきまして、関係自治体の役割分担、費用負担として確認されたものを改めて確認したものでございます。また、3つ目の自治体が取り組む業務につきましては、従来から県が主体的に取り組むとしている業務でございまして、これまで県議会でも御説明してきたところでございます。したがいまして、今回の整理に当たりまして、新たな業務が追加、あるいは加わったということはないということでございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 新たな業務を押しつけられるということはないと聞いて安心しました。しかし、宝くじによる支援については配分が決まっていないという報道がありました。なぜかというと、この宝くじ協会の会長は東京都の小池知事なんですね。ですから、そういった形で非常に問題があるので、私も非常に心配しております。だから、配分の決定に当たり、県の立場をしっかり主張して、必要な財源を手当てすることが当然大事ですが、同時に、大会の成功に向けて各自治体が足並みそろえて協力していくことも大切と考えております。引き続き、東京都、組織委員会、国やほかの自治体としっかり連携して、大会の成功に向けて準備を進めてもらいたいと思います。  次に、オリンピックパラリンピックまであと3年を切りました。さきの議会における質疑においては、県では、両大会の開催期間に当たる、先ほども部長のほうから報告がありましたけれども、7月24日から9月6日までを機運醸成期間と位置づけ、会場となる幕張、一宮を初めとする九十九里・外房地域では、さまざまなイベントを開催したということですが、大会まで3年を切り、今後は県内全域で大会に向けた機運をさらに盛り上げていく必要があると思うが、どのように取り組んでいくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 先ほど部長から御報告いたしました機運醸成期間中のイベントにつきまして、7月24日、8月25日のイベントについて御報告いたしましたけれども、このイベントのほかに、今回8月に大規模商業施設で開催いたしました機運醸成イベントがございます。こちらでは、県として初めて県内の経済6団体、あるいは国の経済団体で言いますと、オリンピックパラリンピック等経済界協議会と連携したことによりまして、より発信力の高いイベントを実施することができたところでございます。大会まで3年を切りまして、会場所在地だけでなく、千葉県全体で機運の醸成に取り組むために、経済団体や市町村との連携をこれまで以上に強め、機運醸成に取り組んでまいります。また、競技団体、大学等と連携した競技普及の担い手育成、あるいは小中学校における競技普及体験に力を入れたいと考えております。また、より多くの県民の皆様がオリンピックパラリンピックに関心を持ち、大会にかかわっていただけるような都市ボランティアの募集、育成、あるいは文化プログラムの展開など、さらにオリンピックパラリンピック教育などにも取り組むことで機運の醸成に努めたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 これは、あくまでも一宮とか、幕張じゃなくて、千葉県全体を盛り上げなくちゃまずいと思います。ですから、引き続き経済団体、また市町村、競技団体としっかり連携して、3年後、世界中から訪れる世界の観客の皆様に千葉県のおもてなしが評価されるようなしっかりとした大会をしてもらいたいと思います。  2問目、羽田空港の問題について質問したいと思います。御承知のとおり、羽田空港に着陸する航空機については、そのほとんどが千葉市を初めとする本県の上空を通過しております。このようないわゆる都心上空ルートの設定を含む羽田空港の機運強化が進められているが、国は昨年12月から本年1月にかけて、羽田空港に関する市民相談会を県内の3カ所で開催し、このうち千葉市会場には2日間で270名以上の方々が訪れ、この問題の千葉市の関心が非常に高いと改めて感じました。私は、この市民相談会で住民から寄せられた率直な御意見こそ、今後の国の政策や、あるいは県や各関係市の対応でとても重要なものと考えております。  そこでお伺いしますけれども、国は住民からの意見を含めた市民相談会の結果を公表しているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 山中空港地域振興課長。 ◯説明者(山中空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  御質問の件でございますが、国が開催をいたしました市民相談会、こちらにおける主な意見でございますが、市民相談会の開催を評価するとともに、広く情報提供を求めるもの、あるいは早朝、夜間につきまして配慮を求めるもの、新飛行経路等における経路の分散を求めるもの、千葉県上空での到着経路の交差解消など、現行経路の騒音軽減を求める、こういう意見等があったところでございます。なお、国におきましては、こうした御意見を含む開催結果につきまして掲載をいたしました情報紙、ニュースレターという名前でございますが、これは本年7月に発行いたしまして、県内の関係市町の窓口等で配布をしているほか、国のホームページにも記載をしているところでございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 やはり、騒音軽減を求める声が多いようだが、羽田空港の着陸機のほとんどが集中している本県の状況を踏まえれば、当然のことであると思います。羽田空港の機能強化に当たっては、本県の騒音負担がふえることのないよう、しっかりと取り組んでいかなければならないと思いをますます強くしました。  そこでお伺いしますけども、羽田空港の機能強化に当たり、国が示していた騒音軽減策の進捗状況はどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 山中空港地域振興課長。 ◯説明者(山中空港地域振興課長) 国では、低騒音機の導入、これを促進するために、国際線の着陸料の料金体系を見直すとしておりまして、既に本年4月から航空機の重量に加えまして、騒音の要素を組み合わせました料金体系に変更したところでございます。また、海ほたるに設置しております航空灯台の明るさを10倍にするということを示しておりまして、これによって北風時の富津沖海上ルートの運用比率の向上を図るということ、そういう方策を目指しております。平成30年度中の運用開始に向けて、現在準備中ということの報告を受けているところでございます。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 市民相談会で寄せられた意見もあったが、新飛行経路による経路の分散の進捗状況についてはどうか。 ◯委員長五十嵐博文君) 山中空港地域振興課長。 ◯説明者(山中空港地域振興課長) 国が示しております2020年までに実施をするという南風時の新しい到着経路、いわゆる都心上空ルートでございますが、国では、本年度に引き続きまして、平成30年度予算の概算要求におきましても、飛行経路の見直しに必要な航空保安施設や、あるいはその進入灯の整備などにつきまして、計上してると聞いてるところでございます。また、国では、現在都心上空ルートの詳細な飛行ルートなど、羽田空港の機能強化に伴います航空機運用等の設計を進めていると伺ってるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 南風時に東京側から着陸する都心上空ルートの導入によって、一部の時間帯とはいえ、首都圏で騒音負担の分担が実現することになり、また、南風時に着陸機が集中する千葉市の騒音軽減にも一定の効果があると考えております。県においては、市民相談会で寄せられた意見も踏まえ、本県の騒音負担が確実に軽減されるよう、千葉市を含む関係自治体と連携して、国との協議にしっかり取り組んでもらいたいと思います。また、最後に、先ほども意見書でもありましたけれども、この1カ月間に大阪や茨城県稲敷市で航空機の一部落下物による事故がありました。我が県は、成田空港と羽田空港のルートが、千葉市を初め本県上空で通過しているので、このような落下事故のないように、国としっかり協議をしてもらいたいと思います。  3問目、京葉線とりんかい線の相互直通運転についてお伺いします。今回の一般質問でも、我が党からの要望がありましたが、京葉線の相互直通運転について質問したいと思います。9月13日、自由民主党千葉市連合支部では、市選出の国会議員と、私を含む県議会議員が京葉線とりんかい線との相互直通運転の早期実現を国土交通省に要望しました。政務官からは、相互直通運転について、事業者間の協議を進めるよう鉄道局に要望するという言葉もいただきました。臨海部には、先ほども言いましたけども、東京オリンピックパラリンピックに使用する競技会場が多数あり、相互直通運転は競技会場への円滑な移動の確保からも必要不可欠と思います。オリンピックは、もう3年を切っております。今、国は予算要望の時期でもありますが、県は国とJRに要望をいつごろ行く用意があるのか、具体的に日程を教えてほしいと思います。さらに、これは要望ですけども、森田知事も再度JR、都、国へも要望を願いたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 野村交通計画課長。 ◯説明者(野村交通計画課長) 交通計画課でございます。  京葉線とりんかい線の相互直通運転についてでございますけれども、今御指摘ありましたとおり、県といたしましても、オリンピックパラリンピック開催時に国内外から訪れるお客様をスムーズに輸送するためには、この相互直通運転は実現すべきと考えているところでございます。今後の要望についてでございますけれども、現在、県も会員となっております千葉県JR線複線化等促進期成同盟におきまして、JR東日本に要望活動を行うため、今細かい日程を調整しているところでございます。具体的な日にちまではまだ決まっておりませんけれども、何とか10月、11月中で調整をしたいと、できるだけ早期に伺いたいというふうに考えております。また、そのほか、東京臨海高速鉄道株式会社のほうにつきましても、県、千葉市、幕張新都心まちづくり協議会で要望を実施したいということで時期を調整しております。また、国につきましてですが、7月14日に平成30年度の国の施策に対する重点提案・要望、これの1つとして、要望活動を行ったところでございますけれども、これからオリンピックパラリンピックの観客の輸送計画についての議論が本格化していくものと思っておりまして、そうした協議の中で県も積極的に参加をして、国や東京都、組織委員会に対して、この相互直通運転の働きかけを行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 4問目、千葉県男女共同参画センターの移転についてお伺いします。千葉県男女共同参画センターは現在、千葉市稲毛区天台にあり、青少年女性会館に入居していますが、今年度末に同会館が廃止されるため、私の地元、千葉市中央区都町の旧ちばキャリアアップセンターを改修し、平成30年度の秋以降に移転すると聞いております。移転先は千葉駅もほど近い市街地となることから、この際、事業等にさまざまな面で見直しをして、センターがより幅広い県民に利用、活用されるよう施設のありようの検討を進めるべきと考えます。当課においては、移転を機会にセンターの機能を充実させるためアンケート調査を実施したと聞いていますが、移転後のセンターの運営や事業実施に当たって、アンケートで寄せられた意見が反映されることと思います。  そこで伺います。まず第1点、アンケートの調査の実施時期や対象など、概要または質問内容はどのようなものか。また、今後、センターでの充実を希望する事業としてどのような意見が多かったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 福田男女共同参画課長。 ◯説明者(福田男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  男女共同参画センターの移転に係るアンケートは、本年6月中旬から7月上旬にかけて、一般県民、センター利用者、男女共同参画地域推進員、関係団体、県内市町村の担当課などを調査対象といたしまして、県のホームページですとか、それから郵送、メール等により実施したところでございます。さらに、8月上旬に開催いたしました男女共同参画センターフェスティバルの参加者に対しましても、同じ内容で調査を実施させていただきまして、総計で263件の御回答をいただいたところでございます。アンケートの主な内容といたしましては、現在の利用状況や移転後の開設日、それから開設時間帯の希望等、施設運営についての御意見を伺ったほか、それから、今後充実を希望する事業などについて伺ったところでございます。センターで今後充実を希望する事業としていただいた御意見は、これは複数回答でございましたが、まず講演会、シンポジウム等の企画開催が最も多く約17%ございました。これに次いで、男女共同参画の情報等の収集と提供、地域の男女共同参画に向けての活動支援、いつでも誰でも立ち寄れる交流の場、これがおおむね大体13%前後でほぼ同じ割合でございました。大変申しわけありません。いつでも誰でも立ち寄れる交流の場は約12%でございました。それから、女性のための就職講座等の開催が約10%となっておりました。全体的な傾向といたしましては、一般県民の方がやはり幅広く参加、利用できる事業についての要望が多くなっていたところでございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 アンケートを集計した充実を希望する事業については、意見の傾向はわかりました。  次に伺います。アンケートで寄せられた意見は今後センター運営にどのように反映していくのか、よろしくお願いします。 ◯委員長五十嵐博文君) 福田男女共同参画課長。
    ◯説明者(福田男女共同参画課長) 今回いただいた御意見につきましては、今後の男女共同参画センターの事業や施設運営に可能な限り反映させてまいりたいと考えております。例えば、充実を希望する事業として最も回答が多かったのが、講演会、シンポジウム等の企画開催ですが、移転先の旧ちばキャリアアップセンターにはホールがございません。そのため、講演会などの開催に当たっては、参加者に便利な場所にホールを借りるなどして会場を確保したいと考えております。また、施設の運営面につきましては、例えば、いつでも誰でも立ち寄れる交流の場を希望する意見が多かったことを踏まえまして、移転後のセンターに新設する交流スペース、こちらが男性、女性、子育て世代の方々など、幅広い県民の方々にとって気軽に集ったり、交流できたりする、そういう空間となるようにテーブルや椅子の配置等の工夫や充実を図ってまいりたいと考えております。このほかにもいただいた御意見等を参考に、今回の移転を機会といたしまして、男女共同参画センターが本県の男女共同参画施策の推進拠点として、男性にとっても女性にとっても利用しやすい、より充実した機能を持つ施設となるように努めてまいりたいと考えております。 ◯委員長五十嵐博文君) 本間委員。 ◯本間 進委員 男女共同参画センターが女性だけに限らず、男性もいますので、また、子育て世代を初め、さまざまな年齢層の皆様にも幅広く利用される施設になるよう、機能の充実と強化に向け努力されるよう要望します。  これが最後です。水道事業の立入検査について。我が自民党からも今回の定例県議会の一般質問でありましたけれども、水道の老朽化に関する質問を行いました。水道事業はほかにもさまざまな課題を抱えていますが、まず各水道事業者が適正に業務を行うことが利用者への安全・安心につながるものと考えます。県では、水道事業者への立入検査を行っているとのことなので、立入検査について2問お伺いします。  まず、第1点、立入検査はどのような目的で行われているのか。  もう1問、立入検査の実施状況及びその結果はどうか、お伺いします。 ◯委員長五十嵐博文君) 井田水政課長。 ◯説明者(井田水政課長) 水政課でございます。  立入検査の目的についてでございますけども、立入検査は県内47水道事業者のうち、給水人口5万人以下の知事が認可した21事業者を対象に、水道法第39条第1項の規定に基づきまして実施しております。立入検査の目的としましては、水道法等の遵守状況、施設整備、危機管理対策の状況、水質管理の状況等を確認するために現地に赴き、施設及び書類の検査を実施しており、不備がある場合は指導、助言等を行っております。また、実施状況、その結果についてでございますけども、立入検査は平成15年度から実施しておりまして、3年で知事認可の21事業者を一巡するように年間7事業者を対象に実施しております。平成28年度の結果では、水道法等の違反に対して指導している文書指導が3件ございました。内容といたしましては、認可変更手続を受けた上で施設の整備を行うよう求めたものが2件、水道法に定める水圧が確保されていなかったため、速やかに水圧確保に向けた対策を講じるよう求めたものが1件でした。また、国からの通知や指針に適切に対応していない事項に対して指導しております口頭指導が56件ございまして、内容といたしましては耐震化計画、水安全計画、各種マニュアルなどを策定するよう求めたもの、警備体制の強化を求めたものなどがございました。なお、文書指導を行った際には2週間後を目安に、口頭指導を行った際には1カ月後及び1年後を目安に改善状況及び改善方針の報告を求めているところでございます。  以上でございます。     (本間 進委員、「はい、終わり」と呼ぶ) ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問ありませんか。  本清委員。 ◯本清秀雄委員 今のオリンピックの話を聞いておりますと、交通機関はどうするかという話は1つも出てこない。これが第1点。  次に、聖火リレーの問題でありますけど、各市町村はオリンピックの練習場で来ないところにはできる限り聖火リレーを回してもらいたいと、こういう要望がありますけど、これについては重要だと思いますから、聖火リレーについてだけ答弁願います。  あとは、交通問題は要望ですから、期間中に相当道路が混むと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) オリンピックパラリンピック推進課でございます。  聖火リレーに関しましては、7月末に開催されました全国知事会におきまして、組織委員会から聖火リレーについての説明、依頼がございました。その内容といたしましては、各都道府県において聖火リレーの実行委員会を設置し、ルート選定、ランナーの募集などを行っていただきたいというものでございます。詳細は、まず組織委員会がつくりますガイドライン、こちらに沿って私どものほうで実行委員会の中で検討していき、組織委員会と協議をした上、IOCの承認を得てという形の決定手続をとることになってございます。私どもといたしまして、全国知事会もそうでございますけれども、これらルート選定に当たりましては、各自治体が柔軟にルートを決定できるように、できる限り自治体の意向を尊重できる、そういうようなものにしてほしいということは伝えているところでございます。具体的なルートにつきましては、実行委員会の場を通じまして、またいろいろ協議をさせていただき、検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 本清委員。 ◯本清秀雄委員 これは非常に大事だから、うかつなあれはしないほうがいいと思うんだよ。  以上になります。 ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問はありませんか。  矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 私から2点質問させていただきます。  1点は、パスポートの市町村への権限移譲で、先ほど市原市の移譲は解決されましたけども、これで8団体目ということで、平成30年度までに全県に移譲するという目標だと思うんですが、これの見通しについて現在のわかっているところで教えていただければと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 笹生国際課長。 ◯説明者(笹生国際課長) 国際課でございます。  先ほどの議案の中で、市原市は8団体目と申し上げましたが、これまでに平成28年度には5団体、それから、29年度には野田市に昨日移譲したばかりでございまして、さらに1月に多古町に移譲を予定しておりますので、今年度2団体に旅券の権限が移譲されることになります。都合7団体になりますが、先ほどの市原市を加えまして8団体でございます。今後の見通しにつきましては、つい先ごろ8月に市町村に対しまして、旅券の権限移譲に関する検討状況調査を行いましたところ、さらに平成30年度におきまして、市原市を含めまして、20団体が検討しているというところでございまして、目標の30年度までに、かなりの団体が翌年度、移譲することになろうかと思います。さらに、この目標に向けまして、市町村と綿密な打ち合わせをしまして、さらにこの数字を上げていきたいと思っております。各市町村で予算の問題、あるいはスペースの問題、あるいは庁舎建てかえと重なる、いろいろな個別の事情がありまして、なかなか思うように進んでいないところがございますけれども、さらに市町村と綿密な打ち合わせをしまして、より一層移譲の率を高めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 今、課長の答弁がありましたけども、なかなか平成30年度までに全部やるというのは難しそうなんですけれども、いろんな課題があって消極的な市町村の理由もわからないではないですけれども、やはり30年度までにやるという目標があるわけですから、これからまた市町村に対していろいろサポートしていただいて、さらに進めていただければというふうに思います。  それからもう1つなんですけれども、東葉高速鉄道の件です。一般質問でもやらせていただきましたけれども、長期収支推計ですが、その後、会社からいつぐらいに出すという具体的な期日というものが出てきたかどうか教えていただければと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 野村交通計画課長。 ◯説明者(野村交通計画課長) 交通計画課でございます。  本会議でもいろいろ御指摘を受けましたけれども、県といたしましても、この長期収支推計につきましては非常に重要な資料だと考えておりまして、会社のほうに今策定を急ぐように求めているところでございます。具体的な日にちまでは今伺っておりませんけれども、会社としても今全力でつくっているところでございまして、これを早期にまとめまして、その後、それを踏まえまして、自立支援委員会で今後の支援のあり方等につきましても、早急に検討していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 課長から毎回昨年の12月議会から、12月、2月、6月、そして今回と、同じような答弁をいただいておりまして、その都度次までには出す、次までには出す、これは別に課長に対して責めているわけではなくて、会社に対して言ってるんですけども、本当に皆さんにも御理解いただいたと思いますが、この会社には既に千葉県、船橋市、八千代市で500億円以上投入されているわけです。支援期間がことしの3月末で終わっているわけですから、今、その支援計画というのがないという状況ですから、本当に会社が支援を要らないというふうに言ってるのと同じことだと思うんですね。ですから、私は本当に早く出して、とりあえず出してもらうというのが筋だと思います。社長の問題もありますけれども、代々県庁のOBが社長になって、今は前の企業庁長、吉田さんが社長ですけれども、例えばそれが逆に現役の職員の人たちが強く言えないということはないんでしょうか。それについてちょっと教えていただきたいんですけど。 ◯委員長五十嵐博文君) 野村交通計画課長。 ◯説明者(野村交通計画課長) 例えば、私どものほうから会社のほうにいろんな要求をするに当たって、社長が県のOBであるからということで私どもが指摘を緩めるとか、そういったことは一切ございません。 ◯委員長五十嵐博文君) 矢崎委員◯矢崎堅太郎委員 それはそう言われても、結果が出ていないので、そんたくしてるんじゃないかなという気もしないでもないですけども、とにかく本当に今年度中には支援計画を、来年度以降のつくっていただかないと、やはり私としてもそれは不安になりますし、大体皆さんが不安にならないのが私は不思議でなりませんので、ぜひ、先ほど課長がおっしゃられましたけども、早く会社に長期収支推計を本当に出していただくことを強く要望させていただきまして、今回は終わりたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問はありませんか。  天野委員。 ◯天野行雄委員 東京オリンピックパラリンピックの会場の件で御質問させてもらいます。ちょっと内田課長に質問が集中してしまって済みません。この前、会派で矢崎政調会長が企画した会派視察の中で、幕張メッセのほうを会場の整備だとか、また改修計画だとかを勉強させていただきました。その際、職員の皆様にも、そしてまた株式会社幕張メッセの方にも本当に丁寧に説明していただきまして、どうもありがとうございました。そういう中で、これからの会場の取り扱いについて何点かお聞きをしたいと思うんですが、実際にオリンピックパラリンピックがあって、おのおのの準備があり、会場の設定変更だとか、後工程で後片づけがあったりあると思うんですが、その借用する期間というのは基本的にはどのくらいの期間になるのか、それについてお伺いしたいと思います。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 東京オリンピックパラリンピック推進課でございます。  幕張メッセに限定という形でお答えさせていただきたいと思います。幕張メッセの使用期間につきましては、私どものほうで組織委員会のほうに早期提示を求めてきたところ、ことしの3月末に幕張メッセの使用期間について、組織委員会としてのまず回答でございますが、2020年の4月初旬から9月末までを使用したいということを示されました。私どもといたしまして、それは従来実施されています大規模イベント等の実績を踏まえても著しく長いものであり、また、幕張メッセの利用者への影響も非常に大きいということもございまして、その提示を受けた場で使用期間の短縮の再検討を求めました。その後、何回か私どもも事務的に期間の短縮の要請は行ってきたところですけれども、この6カ月余りの使用期間の短縮については今まだ回答はございません。そのため、昨月末に幕張メッセを所管いたします商工労働部長と、それから総合企画部長の連名で文書によります期間短縮についての要請を行いました。その中では、ちょっとまだ具体的に申し上げることはできないんですが、展示会などで幕張メッセでの実施を希望している具体的なイベント名などを私どものほうで盛り込んだ、全体をすぐにではなくて、段階的にこういうイベントがあるので、この部分をまず圧縮してほしいという段階的な圧縮についても求めていったところでございます。組織委員会のほうから、今、仮設設備等の基本設計を進めておりますけれども、その基本設計を進める中で、県のこれからの要請につきましても検討していきたいという回答はもらっておりますが、まだその具体的な短縮の回答はいただいていないところでございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 天野委員。 ◯天野行雄委員 関連してお聞きしますが、大会会場があり、そして横には付随して国際会議場等があるわけですけど、その借用範囲というのは、期間によってまたちょっと変化はあるんでしょうけど、その範囲はどれくらいで示されてるんですか。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 具体的な使用範囲につきまして、明確な形ではないんですけれども、私ども、展示ホール、それから国際展示場というイベントホールが会場として使われたほかに、国際会議場なども含めてメッセの全館が使用範囲になるということで、使用範囲といいますか、借りたいということで意向は受けております。私どもといたしまして、会場にならない部分につきまして、まずいつまで使えるのか、あるいはセキュリティーが入るまでは自由に使えるのではないかというような、そういう個別施設ごとの提示と、それから私たちとしては利用できる期間をなるべく多くする、いわゆる期間の短縮を求めておるところでございます。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) 天野委員。 ◯天野行雄委員 ありがとうございました。それに関係して、半年本当に借用するということになると、その設備の利用料についても相当の額にわたるというふうに思うんですが、それは全額ちゃんと負担していただいて、それが入れば株式会社幕張メッセの経営上の部分もある面きちんとした形になるのかもしれませんが、逆にこれがもし支出されないようなことがある、その負担を誰がするかという部分ももちろんあると思うんですけど、それがどういうふうになるのか、また、それによってこれは商工労働部じゃないと答えられないと思うんですけど、それによって利用料のやっぱり減少につながって、そして損失が出ると思うんですが、損失が出た場合、どう対応するのか、その辺をちょっとお聞かせください。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 幕張メッセの使用料につきましては、私ども商工労働部を中心に全館を使用すれば、これだけの費用がかかるということは組織委員会にはっきりと伝えております。組織委員会のほうでといいますか、東京都、組織委員会、国、自治体の4者で5月31日に確認をした費用負担の内容によりますと、当該施設の使用料につきましては、東京都、あるいは組織委員会が負担するということが明記されましたので、使用料について誰が負担するかということはこれで明らかになったと考えております。ただ、具体的な使用料については、まだその使用期間、使用施設がはっきりしていない部分もございまして、まだ明らかになっておりませんが、こちらについては明らかに幕張メッセの場合はそういう場所を貸す施設でございますので、使用料をいただくということは当然と考えてございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 天野委員
    ◯天野行雄委員 ありがとうございました。使用料の部分は整理されたということで、それに伴って定例でやっているいろんなイベント等がその年はできないということで、またそれが次年度以降に大きな影響を与えるのかと思いますが、そういう意味でいうと、やはりいろんなイベントの実施等を含めて、その大会期間中の借用期間と短縮のことについて十分検討のほうをお願いしたいというふうに思います。  それと含めて、これはまだ想定でしかお答えできないと思うんですが、その準備期間中があって、それによって多分周辺地域の道路規制だとか、いろんな他の商業施設への影響も懸念されるんですが、その辺はまた商工労働部さんと議論をする必要があると思うんですが、今時点で影響が出そうだというのは見えてるところがあるんですかね。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 期間短縮を求める中には、やはりもちろん幕張メッセでのイベントができなくなる、いわゆるイベントに関連する方々の問題だけでなく、その周辺での経済活動への影響、あるいはイベント期間中の住民活動への影響というものも当然考慮しなければいけないと考えております。恐らく、宿泊施設及び宴会、バンケットの施設のようなところにも影響はあるかと思います。具体的な影響について、まだちょっと私どもも把握しておりません。これは商工労働部としっかりと調整して、連携した上で組織委員会とも協議をしていきたいと考えております。 ◯委員長五十嵐博文君) 天野委員。 ◯天野行雄委員 ありがとうございました。これで質問を終わりますが、やはり千葉県側も、そしてまた県民も含めて、きちんと理解できるような形での開催運営と、これがオリンピックによって地域が活性化するように、またこれからも努力のほう、また工夫のほうよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問ありませんか。  阿井委員。 ◯阿井伸也委員 3点。やっぱりオリンピック関連なんですけど、1つ目が、一宮のサーフィン会場の件なんですけれども、ちょっと地元と県とそれぞれがばらばらなようにお見受けしていて、例えば今自然保護課で公園の条例改正をやってますけども、地元では県道の上側も保安林が解除になると思ってるんですね。駐車場スペースとして。いわゆる公園区域じゃないところも。でも、農林水産部に聞くと、保安林を解除できませんと言ってるわけ。その部分については。とか、例えば駅舎についても、一宮なんかは今、町長が駅のいわゆる東口をつくると言って、職員は困っているんだけど、お金がないから。とか、そういう非常に、それぞれの所管ごとに何かばらばらなようで、これは例えば地元からのそういう会場周辺の施設要望というのは、どこが一括で受けているのか、それとも個々の所管で受けているのか教えてもらいたいんだけど。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 東京オリンピックパラリンピック推進課でございます。  先ほど、委員御指摘の保安林の解除につきましては、非常に保安林という、私どもではなかなか専門知識がない部分でございます。保安林の解除については、農林水産部のほうでお話を聞いているということで、私どももその詳細はまた聞いているところではございますけれども、窓口としては農林水産部になるということでございます。あと、駅舎、あるいは自然公園施設、今回自然公園施設を県のほうで整備いたしまして、その上に町のほうで恒久的な施設を整備したいという意向がございまして、その準備を今進めているところですけれども、そういう自然公園の整備との調整であったり、あるいは駅舎の改修につきましても、特に問題になりますのは、組織委員会がどのようにその駅舎を使おうとしているかということもございますので、私どもが窓口となって組織委員会と話、調整をしているところでございます。自然保護課のほうにつきましても、自然保護課が直接やる部分、もちろん技術的な部分はございますが、全体としての工程調整は私どもオリンピックパラリンピック推進課のほうで行ってるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 例えば、前の県道の整備についても、それは内田課長のところを経由して県土整備部に要望するのか、それとも直でやっているのか。 ◯委員長五十嵐博文君) 内田東京オリンピックパラリンピック推進課長。 ◯説明者(内田東京オリンピックパラリンピック推進課長) 県道部分、あと植栽のお話など、今回私どもも町長さんから県のほうへの要望があるということは聞いておりますが、そちらについては、県土整備部のほうで、対応したかと記憶してございます。会場そのものでない部分につきまして、やはり直接私どもが対応できない部分がありますので、そこについては直接所管部局のほうで対応している件、確かにございます。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 できることならワンストップサービスじゃないけど、きちっとオリンピック総合企画部が窓口で、県土整備部なり、農林水産部なり、各それぞれの調整をするというふうにしないと、食い違いというか思い違いが出てくるので、地元の希望と実際の現実というのを、やっぱりぜひ注意して、きちっと取りまとめをしていったほうがいいんじゃないかなというふうに思います。  それから2点目なんですけど、県の国際戦略って聞くんですけど、千葉県は中途半端で、ウィスコンシン州が姉妹都市ですよね。それからデュッセルドルフが友好都市、今度は台湾、何て言ってたかよくわからないけど、そことも何かを結んだんだけど、それって余り戦略的じゃないというふうに思うのね。今、例えばウィスコンシン州はほとんど姉妹都市を結んでいる意味がないんですよね。デュッセルドルフも確かに行き来はしてるんだけれども、何かの効果が上がっているかというと、余りないのかなという気がして、そういう意味ではもう少し戦略的に姉妹都市とか、交流都市というのを考えていかないと、どちらかというと市町村のほうが友好都市とか姉妹都市を古くからやって進めている。そういうつながりのほうがやっぱり強いので、逆に、だから県はそういう必要がないのか、それともそういう必要性があるのかという、国際課としてはどういうふうに考えてるの。 ◯委員長五十嵐博文君) 笹生国際課長。 ◯説明者(笹生国際課長) ただいまお話がございましたウィスコンシン州、それから、デュッセルドルフ市、桃園市とそれぞれ交流をしているわけでございますけども、主な交流の内容としましては、国際戦略にも書いてございますが、教育、文化、スポーツの面が主でございまして、例えばウィスコンシン州でございますと、ことしもちょうど今週末になりますけども、使節団がウィスコンシン州を訪問することになっておりまして、それは文化団体と、それから団員としては、千葉大の看護学部の先生方ですけども、そういった教育の面の交流をすることになっております。デュッセルドルフにつきましては、スポーツの交流が最近では多くなっております。それから、桃園市につきましては、先日も市長さんがお見えになりましたけども、文化の交流、それからスポーツ、新しい分野での交流が始まろうとしているところでございまして、そういった各方面におきまして、県民の方々に、皆様に参加していただいているということが1つの大きな成果だろうと思います。委員御指摘のように、市町村でもいろんな姉妹提携をしまして、それぞれのゆかりのあるきっかけに基づいて交流をしてるという状況でございます。それぞれの市町村は市町村、県は県で、今活動してるのは3つでございますけども、それぞれの分野におきまして、県民が参加して、海外と交流するという体験を得ていくというところに姉妹交流、あるいは友好都市としての交流の意味づけ、位置づけがあるのかなと思っておりまして、その部分はさらに促進していきたいと思っております。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 何が言いたいかというと、例えばウィスコンシン州、それは州と県は対等というか、立場ですよね。デュッセルドルフは単なる市でありますよね。それから、桃園市なんて台湾の中でもそれほど大きくない市であって、だから何を基準に友好都市とか、姉妹都市とか、そういうのを選んでいるのか、よくわからないんだよね。行き当たりばったりなのよ。だから、そういう意味では戦略的ではないというふうに私は思うんだけど、例えば今後、どこと友好都市とか、そういうのを結ぼうと思ってるの、それが戦略じゃない。例えば、東南アジアを中心に知事がトップセールスするのであれば、そういうところと結んだほうがいいんじゃないと私は思うんだけど、課長はどう思うの。 ◯委員長五十嵐博文君) 笹生国際課長。 ◯説明者(笹生国際課長) 今まで交流を持っております今話題に上っております州、あるいは市につきましても、それぞれきっかけがございまして、先方からのお話があったとか、そういうきっかけがございまして交流をするようになったものでございます。今お話しございましたトップセールスの対象国というのは、主に経済面のこちらから売り込むというところがメインになってまいりますので、また、県民が交流できるという場とは、またちょっと違った性格の面もあるのかなと思っております。そういった意味で必ずしも重なるわけではないとは思いますが、交流の場合には、相手の気持ち、立場、意欲というのも関係してくると思いますので、その辺は総合的に考えて促進してまいりたいと思っております。 ◯委員長五十嵐博文君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 これ以上言ってもあれでしょうから、戦略的にというのであれば、もう少し。だからもうみんな結んじゃってるわけよ。先に、そういうところは。だったら、これからどういうところとそういう関係を結んで、それが県民の交流なり、経済の交流に結びついていくかというのを持つのが戦略だと思うので、ぜひともそういう観点で取り組んでいただきたいなということを要望して終わります。  以上です。 ◯委員長五十嵐博文君) ほかに御質問ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        閉会中における継続事件 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、閉会中における継続事件についてお諮りいたします。  総合企画部関係について、お手元に配付の継続事件項目表のとおり、閉会中も調査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 御異議ないものと認め、そのように決定します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、委員の派遣について申し上げます。  ただいま決定されました継続事件項目の調査に伴う委員の派遣については、正副委員長に一任願います。  次に、本日の委員会終了後、成田国際空港の現状に関する調査のため委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) それでは、そのように決定します。  なお、詳細については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長五十嵐博文君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「一任」、「委員長、副委員長一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長五十嵐博文君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては、正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長五十嵐博文君) 以上で総合企画水道常任委員会を閉会します。        午前11時52分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....