• "水産試験場長"(/)
ツイート シェア
  1. 群馬県議会 2020-03-03
    令和 2年第1回定例会農林環境常任委員会(農政部関係)−03月03日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年第1回定例会農林環境常任委員会農政部関係)−03月03日-01号令和 2年第1回定例会農林環境常任委員会農政部関係委員会の名称 農林環境常任委員会 開催場所   403委員会室 開議年月日時 令和2年3月3日 午前10時48分 散会年月日時 令和2年3月3日 午前11時35分 会議の目的  令和2年第1回定例県議会における付託議案審査        (令和年度関係農政部関係)        委員長 穂積昌信  副委員長 多田善洋   委員 岩井 均 出席委員   委員  橋爪洋介  委員   星名建市   委員 伊藤祐司        委員  本郷高明  委員   入内島道隆  委員 矢野英司        委員  神田和生 欠席委員   なし 執行部出席者       【農政部】        農政部長           吉野 努   副部長          石坂郁夫        農林大学校長         篠原信行   参事(鳥獣被害対策担当) 田中貴弘        農政課長           倉澤政則   農業構造政策課長     相澤 均        技術支援課長         藤井俊弘   蚕糸園芸課長       土屋真志        ぐんまブランド推進課長    砂盃 徹   畜産課長         富田 孝
           農村整備課長         女屋一之   技術調整室長       武井幸雄        農協検査指導室長       宇田川憲作  普及指導室長(代理:技術支援課次長) 関 直樹        生産環境室長         平井光浩   家畜防疫対策室長     砂長伸司        担い手対策主監        大朏 浩   絹主監          岡野俊彦        水利保全対策主監       富澤貞夫   農業技術センター所長   田村利行        蚕糸技術センター所長     須関浩文   水産試験場長       原田昌季        鳥獣被害対策支援センター所長 中里見信章  畜産試験場長       鈴木睦美 △再開 ○穂積昌信 委員長   ただいまから、農林環境常任委員会を再開します。  これより、お手元に配付の次第により、農政部関係審査を行います。  なお、本日は、普及指導室長から欠席届が提出されており、代わりに次長が出席しております。 △委員長あいさつ穂積昌信 委員長   (委員長あいさつ) △付託議案概要説明内容説明穂積昌信 委員長   それでは、本委員会に付託された議案概要及び内容について、説明をお願いします。 ◎吉野 農政部長   (第62号議案令和年度群馬一般会計補正予算(第9号)」の歳入歳出予算補正のうち歳出及び繰越明許費補正、第86号議案地方財政法第27条の規定による市町村負担について」、第89号議案地方財政法第91条の規定による市町村負担について」並びに承第1号「専決処分の承認について」のうち令和年度群馬一般会計補正予算(第8号)の債務負担行為補正について、概要説明した。) ◎倉澤 農政課長  ◎相澤 農業構造政策課長  ◎藤井 技術支援課長  ◎土屋 蚕糸園芸課長  ◎砂盃 ぐんまブランド推進課長  ◎富田 畜産課長  ◎女屋 農村整備課長   (以上、第62号議案令和年度群馬一般会計補正予算(第9号)」の歳入歳出予算補正のうち歳出について、「令和2年第1回定例県議会令和年度補正予算説明書」により説明した。) ◎倉澤 農政課長  ◎相澤 農業構造政策課長  ◎土屋 蚕糸園芸課長  ◎富田 畜産課長  ◎女屋 農村整備課長   (以上、第62号議案令和年度群馬一般会計補正予算(第9号)」の繰越明許費補正について、「令和2年第1回定例県議会議案令和年度関係)」により説明した。) ◎女屋 農村整備課長   (第86号議案地方財政法第27条の規定による市町村負担について」及び第89号議案地方財政法第91条の規定による市町村負担について」、「令和2年第1回定例県議会議案令和年度関係)」により説明した。 ◎富田 畜産課長   (承第1号「専決処分の承認について」のうち、令和年度群馬一般会計補正予算(第8号)の債務負担行為補正について、「令和2年第1回定例県議会令和年度補正予算説明書」により説明した。 ○穂積昌信 委員長   以上で、付託議案説明は終わりました。 △付託議案質疑穂積昌信 委員長   これより、付託議案質疑を行います。  委員質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いいたします。 ◆本郷高明 委員   畜産クラスター事業について質問する。先ほど、「吾妻地域で5件、利根沼田地域で1件の畜産農家がこの制度利用して施設整備を実施する」との説明があったが、県内では、これまで、なかなかこの事業利用が進んでいなかったので、職員の尽力に敬意を表するとともに、是非本県畜産業の発展に寄与してもらいたいと考えるが、今回の利用は、県が制度の良さを発信して利用に至ったものか。それとも、畜産農家自体が手を上げたものか。制度利用に至った経緯と県の取組の詳細を教えてほしい。 ◎富田 畜産課長   この事業は、例年、補正予算対応となっており、12月に国の要望調査が行われている。県では、これに先立ち、年度当初から、畜産農家畜産関係団体等を集めて事業説明会を開催し、早めに事業計画の策定に着手していただけるよう指導してきたところである。また、事業説明会には、既にこの事業を活用して施設整備を実施した生産者にもお越しいただき、実際の事業取組状況経験談を話していただくなど、制度推進を図っている。  今回の事業要望件数は、吾妻地域が酪農で5件、利根沼田地域肉用牛で1件となっており、事業費は、それぞれ9億7,400万円強、3,250万円となっている。 ◆本郷高明 委員   国はこの事業を今後も継続すると思うので、是非、これからも進めてもらいたい。 ◆岩井均 委員   蚕糸園芸費繰越明許費補正について質問する。漁場環境対策として碓氷川に設置されていた農業用取水堰人見堰魚道機能を発揮させるための追加工事を予定していたところ、台風19号等の大雨の影響等年度内の工事完成が困難となったとのことだが、是非、来年度はそのようなことがないよう、しっかりと工事を完成させてもらいたいと考えるが、今後、どのように対応していくこととしているのか。 ◎土屋 蚕糸園芸課長   工事の実施時期については、春はヤマメなどの放流とも重なること、また、いざ工事を実施するとなれば、国交省から河川の占有許可を得る手続も必要であることから、それらを考慮しつつ、漁協等関係者と十分な調整を行いながら、決定したいと考えている。  具体的には、10月頃までに受注業者選定等工事事務を進め、河川の水量が落ち着く11月頃には工事を開始し、ヤマメなどの放流が始まる2月下旬までには完成させたいと考えている。 ◆岩井均 委員   出水期には工事はできないのであるから、11月以降には開始できるよう、しっかりと準備を進めてもらいたい。よろしくお願いする。 ◆橋爪洋介 委員   台風19号からの災害復旧状況について質問する。そろそろ田植えの時期も近づいてきているが、農家皆さんの中には、例年どおり田植えができるのかどうか、危惧されている方もいらっしゃると思う。そこで、復旧状況がどうなっているのか、復旧田植えに間に合うのかどうかを教えてもらいたい。 ◎女屋 農村整備課長   台風19号は、本県の農地・農業用施設に甚大な被害を及ぼした。しかしながら、そのうち、災害規模の小さな工事については、農作物の作付けまでに完成する予定となっている。また、災害規模が大きく、復旧に時間を要する施設については、営農に支障を来さぬよう、応急対策を施した上で、秋以降に本格的な工事を実施する予定となっている。  現在のところ、営農に支障があるとの報告は受けてはいないが、田植え等影響がないよう、市町村及び土地改良区を支援して参りたいと考えている。 ◆橋爪洋介 委員   心配している方もいらっしゃると思うので、市町村関係団体と協力した上で、復旧に向けて、鋭意、努力してもらいたい。よろしくお願いする。 ○穂積昌信 委員長   付託議案質疑については、以上でよろしいでしょうか。  (「なし」との声あり。) ○穂積昌信 委員長   以上で、付託議案質疑は終了いたしました。 △付託議案の討論・採決穂積昌信 委員長   これより、付託議案採決を行います。  議案採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。  (「なし」との声あり。)  討論がありませんので、本委員会に付託された議案のうち、農政部関係議案について、採決いたします。  なお、議案採決は、一括で行うことでご異議ございませんか。  (「なし」との声あり。) ○穂積昌信 委員長   それでは、第62号、第86号、第89号の各議案及び承第1号について、これを原案のとおり可決又は承認することに賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員)  挙手全員であります。  よって、第62号、第86号、第89号の各議案及び承第1号は、原案のとおり可決又は承認することに決定いたしました。 ○穂積昌信 委員長 
     ここで、橋爪委員から、発言を求められておりますので、お願いします。 ◆橋爪洋介 委員   所管事項については、本来であれば、来週開催される令和年度関係委員会での質疑となることは承知しているが、ご承知のように、新型コロナウイルス影響で、昨日から大多数の学校が休校となっている。学校関係については、文教警察常任委員会所管ではあるが、学校への食材供給をはじめとして、新型コロナウイルス影響により、農家生産者皆さんにも混乱が生じている。このことについて、来週まで待っていると1週間も時間が空いてしまうので、本日、質疑する時間をいただきたいのだが、その可否について、各委員皆さんにお諮りいただきたい。 ○穂積昌信 委員長   新型コロナウイルス関係所管事項について、本日、橋爪委員質疑することにご異議ございませんか。  (「なし」との声あり。) ○穂積昌信 委員長   それでは、進めてください。 ◆橋爪洋介 委員   特段の配慮をいただき、感謝する。新型コロナウイルス関係については、連日、様々な報道がなされているとおり、各般にわたって影響が出ているところであるが、3月は学校給食がほぼ全部ない状況の中で、米、パン、野菜、肉類、生乳など、食材供給の現場が混乱していることと思うが、農政部としてその状況をどのようにとらえているのか。 ◎倉澤 農政課長   新型コロナウイルスによる本県農業への影響については、大きく分けて3つのカテゴリがあると考えている。まず、先ほど委員からも指摘のあった学校給食関係、次に、国内需要関係、そして、海外との関係である。  まず、学校給食関係では、委員からも指摘のあったとおり、米、野菜、肉類、牛乳などの需要への影響が既に出ていると考えている。特に、牛乳については、待ったなし対応を求められており、廃棄とならないよう、流通関係者が迅速に対応を行っていると聞いている。  また、国内需要関係では、様々なイベントの中止や自粛、外国人観光客減少等により、食材贈答用花き需要減少が懸念されており、既に影響が出始めていると考えている。  さらに、海外との関係では、外国人観光客減少等に伴う農畜産物需要減少のほか、輸入農産物も減少しており、需要減供給減が同時に発生しているものもあると考えている。また、技能実習生への影響も懸念されており、現在、情報収集を進めているところである。  いずれも、本格的な影響については、今後、明らかになってくるものと考えており、JAグループ等と連携しながら、最新の状況を把握・分析して対応してまいりたいと考えている。 ◆橋爪洋介 委員   国では、今後、予備費を使って、2週間程度で補正予算を編成すると聞いているが、実害が発生している部分についてはしっかりと補償できるよう、農政部として、各現場の状況をとらえて、国に対して力強く要望してもらいたい。給食については、(公財)群馬学校給食会が一括して契約するシステムになっていることとは思うが、食材供給については、やはり農政部の果たす役割が大きいと考えるので、しっかりとした対応をお願いしたい。農政部長の考えはどうか。 ◎吉野 農政部長   新型コロナウイルスによる本県農業への影響については、じわりじわりと出てきている状況にあると考えている。現在のところ、まだ先を見通せる状況ではないが、まずは情報収集をしっかりと行うことが第一と考えている。委員の指摘する国への要望については、今後、対応策をよく整理した上で、状況に応じて検討して参りたいと考える。 ◆橋爪洋介 委員   よろしくお願いする。 ◆伊藤祐司 委員   私も、国に対して、しっかりと実害の補償を求めてもらいたいと考えている。現在の国の対応は、「経営が不調となった場合には融資する」等の姿勢であり、それでは農業分野への影響が広がってしまうと考えるからである。  特に、学校給食等では、既に契約が済んでいるものがほとんどであり、今から「その食材は買わない」とされてしまえば、農家は困ってしまうことになる。でも、それらの食材はもう価格は決まっているものなのであるから、その部分はきちんと現金で補償してもらう必要がある。また、仮に、買ってもらえなくなった食材を市場に出す場合であっても、当初の価格との差額については補填してもらわなければ被害が広がってしまう。是非、その点も留意しながら対応してもらいたい。 ◆橋爪洋介 委員   この問題については、3月11日(水)に開催される令和年度当初予算関係委員会において、再度、状況等を教えてもらいたい。 ○穂積昌信 委員長   新型コロナウイルス関係所管事項については、以上でよろしいでしょうか。  (「なし」との声あり。) ○穂積昌信 委員長   以上で、新型コロナウイルス関係所管事項に係る質疑は終了いたしました。 △その他 ○穂積昌信 委員長   委員長報告については、正副委員長に一任願います。 △散会 ○穂積昌信 委員長   以上で、本委員会において審査すべき令和年度関係の案件は全て終了いたしました。  次回は、3月10日(火)に開催し、令和年度関係森林環境部関係審査を行います。  なお、令和年度関係農政部関係審査は3月11日(水)に行います。  本日は、これにて散会いたします。 (午前11時35分散会)   委員会記録署名委員    農林環境常任委員会     委員長 穂積 昌信...