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02月25日-01号

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  1. 韮崎市議会 2016-02-25
    02月25日-01号


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    平成28年  3月 定例会(第1回)          平成28年第1回韮崎市議会定例会議事日程(第1号)                 平成28年2月25日(木曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 市長所信表明日程第5 議案第1号 平成27年度韮崎市一般会計補正予算(第4号)     議案第2号 平成27年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第3号 平成27年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第4号 平成27年度韮崎市簡易水道特別会計補正予算(第1号)     議案第5号 平成27年度韮崎市下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第6号 平成27年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第7号 平成27年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)     議案第8号 平成27年度韮崎市国民健康保険韮崎市立病院事業会計補正予算(第2号)     議案第9号 平成27年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)     議案第10号 平成27年度韮崎市旭山恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)     議案第11号 平成27年度韮崎市青木御座石財産特別会計補正予算(第1号)---------------------------------------出席議員(17名)    1番 金井洋介君     2番 木内吉英君    3番 小沢栄一君     4番 内藤正之君    5番 渡辺吉基君     6番 浅川裕康君    7番 守屋 久君     8番 宮川文憲君   10番 清水康雄君    11番 山本雄次君   12番 田原一孝君    13番 西野賢一君   14番 小林伸吉君    15番 輿石賢一君   16番 森本由美子君   17番 一木長博君   18番 小林恵理子君欠席議員(1名)    9番 高添秀明君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長       内藤久夫君   副市長      水秋人君   会計管理者兼            神谷壯一君   政策秘書課長   内藤一穂君   会計課長   総務課長     五味秀雄君   企画財政課長   藤巻明雄君   市民課長     功刀重文君   環境課長     戸島雅美君                    福祉課長兼   収納課長     山本 信君            秋山 繁君                    静心寮長   介護保険課長   小澤 徹君   保健課長     大木 純君   農林課長     伊藤保昭君   商工観光課長   大石智久君   建設課長     石川正彦君   上下水道課長   飯室光俊君   市立病院            内藤明彦君   教育委員長    内藤慶子君   事務局長   教育長      矢巻令一君   教育課長     山本俊文君---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   小泉尚志君   書記       今福 治君   書記       中田麻美君--------------------------------------- △議長挨拶 ◎議会事務局長(小泉尚志君) 平成28年第1回韮崎市議会定例会の開会に当たりまして、森本議長よりご挨拶を申し上げます。     (議長 森本由美子君 登壇) ○議長(森本由美子君) 平成28年第1回定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 議員並びに執行部各位におかれましては、年度末を控えて公務ご多忙の中を本定例会にご参集いただき、誠にありがとうございます。 さて、本定例会には、平成28年度の一般会計、各特別会計及び病院事業会計に係る当初予算案や条例の制定、改正など市長から多数の重要な案件が提出されております。 特に、昨年12月に市民との協働でつくり上げられた「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の着実な事業実施に向け、市民からも審議の行方等に大きな関心が寄せられていると思うところでございます。 議員各位におかれましては、市民のために、また韮崎市の今後を見据えていく中で、十分な審議を尽くされ、適正かつ適切なご審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(森本由美子君) ただいま出席している議員は17名であります。 定足数に達しておりますので、平成28年第1回韮崎市議会定例会を開会いたします。 それでは、日程に従いまして本日の会議を開きます。 議長よりお願い申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただきますようお願い申し上げます。 高添秀明議員は所用のため欠席する旨の届け出がありました。 平賀税務課長は所用のため欠席する旨の届け出がありました。                             (午前10時02分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(森本由美子君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、3番、小沢栄一議員、15番、輿石賢一議員を指名いたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(森本由美子君) 日程第2、諸報告を行います。 まず、議会の会務報告でありますが、平成27年第4回定例会以降の会議の概要につきましては、お手元に配付した報告書のとおりでありますのでご了承願います。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項及び第199条第9項の規定に基づく例月現金出納検査並びに定期・行政監査等の報告は、お手元に配付のとおりであります。 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。お手元に配付の議案目録(その1)のとおりでありますのでご了承願います。 以上で諸報告を終わります。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(森本由美子君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。 輿石賢一議会運営委員長。     (議会運営委員長 輿石賢一君 登壇) ◆議会運営委員長(輿石賢一君) 議会運営委員長の報告をいたします。 平成28年第1回定例会の開会に当たり、去る2月18日午前9時より委員全員の出席と執行部から内藤市長、水川副市長、五味総務課長藤巻企画財政課長議会事務局から局長、リーダーの出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。 お手元に配付されております平成28年第1回韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり提出議案の説明がございました。 次に、本定例会について慎重に審議した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日2月25日から3月16日までの21日間とすることに決しました。 以上で議会運営委員会の報告は終わります。 議長をして、よろしくお取り計らいのほどをお願いいたします。 ○議長(森本由美子君) 議会運営委員会の報告は終わりました。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から3月16日までの21日間とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本由美子君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は21日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定につきましては、委員長の報告のとおり、お手元に配付の第1回定例会会期日程表によりたいと思いますのでご了承願います。 また、代表質問及び一般質問の要領など申し合わせ事項につきましても了承され、議会運営に協力されんことを望みます。---------------------------------------市長所信表明 ○議長(森本由美子君) 日程第4、市長所信表明を行います。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 本日ここに、平成28年第1回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件の概要説明に先立ち、市政を担当するに当たりましての私の所信と施策の基本的な考え方について申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 昨年10月の大村智名誉市民ノーベル医学・生理学賞の受賞発表以来、本市におきましては、先生の銅像の建立計画や、幸福の小径の命名、特別企画展の開催など、ノーベル賞受賞に係る数々の祝賀関連事業を実施しているところでありますが、来月18日、本市と山梨県・山梨大学・山梨科学アカデミーの4者合同による受賞祝賀会と県内の高校生を対象とした記念講演会を開催することといたしました。 また、5月10日には、東京エレクトロン韮崎文化ホールにおいて、本市主催の祝賀会を開催し、大村先生のノーベル賞受賞を改めてお祝いするとともに、ふるさとならではの企画により感謝の気持ちを伝える機会としてまいる所存であります。 なお、かねてより準備を進めておりました穂坂産のブドウを原料とし、大村先生をラベルにデザインしたノーベル賞受賞記念特別ワインがこのたび完成の運びとなりました。今後はふるさと納税の返礼品として、また贈答品としてもご活用いただくことで、全国の皆さんにノーベル賞受賞の原点である本市の魅力を発信してまいりたいと考えております。 さて、我が国の経済状況につきまして、1月末に日銀が発表した新たな金利政策導入の影響により、国債の長期金利が初めてマイナスになるなど、混乱が生じているとの報道もされましたが、県内においては、今月9日、日銀甲府支店が山梨県金融経済概観において「県内景気は緩やかに回復しつつある」と発表し、前向きな景気判断を示したところであります。本市におきましても、国が行う施策の方向性につながる日本経済全体の先行きについて注視してまいります。 明年度の施策の展開方策につきまして、以下、主要事業の動向、補正予算を含め、その主な内容をご説明申し上げます。 はじめに、地方創生についてであります。 国の補正予算並びに平成28年度当初予算に盛り込まれた地方創生に関する新型交付金の効果的な活用などを図りながら、私が目指す市民目線の活力あるまちづくりを推進するための事業を着実に実施してまいる所存であります。 つきましては、本年度策定した「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に関する事業について、取り組み可能な事業と優先的に実施すべき事業についての検証を行い、国・県における財政支援も見据えた中で、明年度は39事業について実施を予定しております。 特に、本市の人口対策の課題とされる都会への大学等の進学に伴う社会的減少を克服するため、「にらさき愛」の醸成を図り、中学・高校生を対象とした人材育成を目的に、市民交流センターにおいてティーンズカフェ、放課後プロデュースなどの「Come back支援」事業を実施してまいります。 本事業は、新たなNPO法人を核として本市で初の試みとなる地域おこし協力隊の活用や、まちづくりに意欲のある若者をスタッフとして、大学生との連携事業なども視野に、地元企業や各種団体との協力体制を図りながら、県外に進学した学生たちが就職期を迎えるときに仕事するなら韮崎市、子育てするなら韮崎市という故郷へ回帰したくなるような運営内容を中学・高校生が主体となって取り組んでまいります。 また、明年度より市民交流センター1階に移住コーディネーターを配置して、土日、祝日にも対応できる相談窓口の体制整備により、移住・定住の促進、強化に努めてまいります。これにより、一層きめ細やかな相談対応と地元有志や先輩移住者とのネットワークづくり情報発信等を充実し、本市の魅力を深く理解してもらうことなどにより、人口減少の抑制を図ってまいります。 さらに、昨年7月からスタートしたお試し居住事業につきましては、これまで大変好評をいただき、利用者の中から既に2組の家族が本市へ移住し、新たに定住促進住宅への申し込みが5件と実績が上がっているところでありますので、明年度も事業を継続し、定住人口の増加につなげてまいりたいと考えております。 続きまして、「子どもを安心して産み、育てられる社会の実現」についてであります。 まず、子育て支援の充実につきましては、明年度から県と同様の基準で第2子の保育料を無料化するとともに、国に合わせて第1子の年齢制限をなくし、多子世帯の負担をさらに軽減して、これまで以上に子育てをしやすい環境を整えてまいります。 また、不妊症対策支援事業、治療費の助成の拡大についてでありますが、人工受精等一般不妊治療及び手術による男性不妊治療につきまして、新たに費用を助成することにより、子どもを望み治療を行うご夫婦の経済的負担を軽減してまいりたいと考えております。 次に、子育て環境の整備についてであります。 再編保育園第2園につきましては、現在の藤井保育園の敷地を拡張して建設する予定でありますが、藤井公民館との公共施設の集約化による複合施設として、現在、プロポーザル方式による設計業者選定作業に入っており、子育て、生涯学習の拠点としての環境整備を含めた提案を募集している段階であります。 再編保育園第2園は、すずらん保育園と同様に県産木材を主要構造材に使用した環境に優しく、温かみのある保育施設として、未来を託す子どもたちの豊かな成長を育む保育を目指し、明年度は設計委託、敷地造成等を進めてまいります。 次に、児童・生徒の健康管理体制の充実についてであります。 未来ある子どもたちが安心して健やかな生活を送る上で、学校などでの感染症の予防、蔓延防止には、より早い情報の把握と共有が求められております。そのため、明年度県下に先駆けて、欠席者情報収集システムを市内全ての幼稚園、保育園、小・中学校へ導入し、感染症流行の兆しを捉え、リアルタイムに情報を共有し、学校や医療機関、保健所と連携する中で、予防指導等の早期対応につなげてまいります。 続きまして、「健康な暮らしを守る保健・医療の充実」についてであります。 第2次韮崎市健康増進計画につきましては、基本理念を「健康寿命の延伸を目指して、心身ともに健やかに、一人ひとりの健康づくり」とし、明年度からの5カ年計画として策定いたしました。 この計画においては、ウォーキングイベント健康ポイント事業、百歳体操等について、地域・関係機関と連携して取り組む事業として位置づけ、生活習慣病の予防や市民の皆様の健康づくりへの動機づけを目的として積極的に取り組んでまいります。 続きまして、「安全・安心に生活できる地域体制の構築」についてであります。 まず、災害に備える相互協定の締結についてであります。 このたび、東京都国立市と大規模災害時における物資の供給や職員の相互派遣などの応急対策に必要な措置について定めた協定を締結いたしました。本市においては、初の相互協定であり、今後は同じ甲州街道の沿線市として、有事の際だけでなく、防災訓練なども視野に交流してまいります。 次に、防災行政無線デジタル化の推進についてであります。 既設のアナログ方式防災行政無線につきましては、機器の老朽化や電波法の規格変更に伴い、デジタル式のシステム構築が必要であるため、明年度から調査、基本設計等準備を進めてまいります。 次に、地域ハザードマップ作成モデル事業につきましては、子ども目線による危険箇所の確認や、地域コミュニティーの主体的な災害への備えを促進するため、現地確認を行いながら、地域の危険箇所等マップづくりを実施し、子ども自身の防犯意識の啓発や、地域での災害に備えた取り組みの支援を行ってまいります。 続きまして、「心地よい定住環境のあるまちづくり」についてであります。 まず、生活環境の充実についてであります。 増える空き家等への対策につきましては、韮崎市空き家等対策推進計画の策定を有識者からなる空き家等対策審議会においてご審議いただいているところであり、市民の皆様の安全で安心な生活の確保と生活環境の保全が図られるよう、推進計画を策定してまいります。 次に、市営火葬場の改修についてであります。 市営火葬場につきましては、供用開始から既に42年が経過し、これまでも改修を重ねてまいりましたが、明年度は定期的な火葬炉本体の修繕に加え、告別ホールや空調設備の刷新など、施設のリニューアルも実施して、利便性の向上を図ってまいります。 次に、道路等の整備についてであります。 国道141号線絵見堂交差点につきましては、県において、明年度も引き続き改良工事を実施するとともに、相垈交差点については、用地買収等を進めてまいります。また、主要地方道韮崎昇仙峡線歩道整備につきましては、4月以降、工事に着手する予定と伺っております。 次に、市道龍岡18号線にかかる堀切橋につきましては、橋脚の付け替え工事に着手したところでありますが、明年度以降も整備を進め、通行の安全性の向上を図ってまいります。 次に、新たな事業として、市道旭58号線につきましては、大雨時に倉の沢からの氾濫を防ぎ、地域の安全・安心を確保するため、水路等の整備を行ってまいります。また、市道神山2号線につきましては、通学時における生徒等の交通安全を確保するため、歩道等の整備に着手してまいります。 続きまして、「魅力あふれるまちづくり」についてであります。 まず、魅力ある観光施策の充実についてであります。 昨年は大村先生のノーベル医学・生理学賞の受賞により、本市が一躍全国から注目される年となりました。明年度も引き続き韮崎市の魅力を全国に発信する絶好のチャンスとして捉え、幸福の小径への芸術作品の設置や周辺整備をはじめ、南アルプスユネスコエコパークを周知するための看板を市内数カ所に設置するほか、年間を通じて本市を訪れる登山者の利便性の向上とPRを念頭に、市民交流センター内・情報発信センター山岳観光コーナーを新たに開設するなど、各種イベント等とも連携を図りながら、魅力ある観光施策の充実に努めてまいります。 次に、中小企業・小規模事業者への支援についてであります。 中小企業・小規模事業者振興基本条例の基本理念を着実に推進するため、明年度においては、飲食店ガイドブック発行事業小規模事業者店舗改修費補助事業就職ガイダンス開催事業などの新たな事業に鋭意取り組むとともに、プレミアムふれあい商品券の発行も継続実施して、地域経済を支える中小企業・小規模事業者を積極的に支援してまいります。 次に、農業生産基盤の整備についてであります。 穂坂町日之城地区や大草町町屋地区において、引き続き区画整理事業を実施するとともに、龍岡町においては事業実施に向け準備に着手してまいります。 また、円野、清哲、神山地区につきましては、県営中山間総合整備事業により、営農飲雑用水施設を整備するほか、鳥獣害施設などの改修も予定しております。 次に、新たな県営農業競争力強化整備事業につきましては、七里岩台上の穴山地区において、明年度より、排水路にあわせて道路整備、区画整理、ため池整備を計画し、農地の集積化による農業の生産性の安定を図ってまいります。 次に、健康ウォーク推進事業についてであります。 武田の里ウォークにつきましては、4月10日、初心者から上級者まで楽しめる8キロ、20キロ、45キロの市内を巡る3コースに内容を刷新して実施いたします。幸福の小径やわに塚の桜、新府桃源郷など、本市自慢の春爛漫の風景や富士山をはじめとする360度の展望を楽しみながら、市内名所の再発見の機会にもしていただきたいと考えておりますので、これまで以上の多くの皆様のご参加をお待ちしております。 次に、夏期巡回ラジオ体操の開催についてであります。 多数の候補地の中から本市が選ばれ、7月30日、市営総合運動場において、NHK夏期巡回ラジオ体操の開催が決定いたしました。当日は多くの皆様のご参加により、韮崎市民のパワーを全国へ向けて発信していただくとともに、この開催を契機にラジオ体操を習慣として継続し、健康づくりに役立てていただきたいと願うものであります。 次に、文化芸術の振興についてであります。 現在も多くの方々が訪れている韮崎大村美術館が平成29年10月に開館10周年を迎えるに当たり、その記念事業といたしまして、明年度、大村先生のご厚意により美術館収蔵庫を増築するとともに、収蔵品の記念図録の作成に着手してまいります。 また、本市といたしましても、大村先生のこれまでのご功績やお人柄などを来館される皆様に知っていただく機会とするため、館内に記念展示室を開設することを計画しております。 次に、さまざまな交流の充実についてであります。 市民交流センターは開設以来、市民の皆様をはじめ多くの利用者に好評で、韮崎駅前の交流拠点施設として、1日に1,300人以上の方にご利用いただいております。 本年9月で5周年を迎え、また、「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」においても、その機能強化や充実、さらなる活用が求められたことから、地下スペースに音楽やダンスの発表も可能なスタジオや充実した設備と広さを兼ね備えたアートギャラリーを設置するほか、中学・高校生を対象とした活動拠点の環境整備などを計画し、秋のリニューアルオープンを目指して改修工事を実施してまいります。 次に、国際交流の推進についてであります。 明年度は、アメリカ合衆国フェアフィールド市との姉妹都市締結45周年の節目の年でありますので、学生の相互派遣事業に加えて、市民を中心に結成した親善使節団の派遣とフェアフィールド市からの使節団をお迎えすることとしております。これらの機会を通じて、長年両市が培ってきた友好の絆や相互理解をさらに深めてまいりたいと考えております。 次に、効果的な行政運営についてであります。 介護保険業務サービス提供の多様化に対応するため、4月から介護保険課保健福祉センター内へ移転し、総合的な介護行政を推進してまいります。 次に、ふるさと納税制度の活用についてであります。 寄附手続の簡素化や寄附に対するお礼の品の充実などの効果により、本年度は寄附額が飛躍的に増加し、1月末で約3,400万円となっております。明年度は事務の効率化のため、管理運用システムを導入、大村先生のノーベル賞受賞記念ワインをPRするなど、さらに寄附額の増加を目指し、貴重な財源として有効に活用してまいりたいと考えております。 これら施策の具体化のため、今議会におきましてご審議をお願いいたします案件は、これまで申し述べましたことを踏まえ、予算案件27件、条例案件11件、その他案件5件であります。 以下、平成28年度当初予算案の概要についてご説明申し上げます。 明年度の予算編成に当たりましては、厳しい財政状況下ではありますが、本年度策定しました「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に重点を置く中で、本市が直面する諸課題に積極的に取り組むべく予算編成を行ったところであります。 その結果、一般会計当初予算額は、前年度当初予算に比べ、5.7%増の138億2,100万円といたしました。このうち、歳入についてでありますが、市税を対前年比1.2%増となる43億8,233万4,000円を計上するとともに、地方財政計画において一般財源の総額を前年度と同水準に確保された地方交付税は、前年度と同程度の27億2,300万円を、地方交付税の振替財源である臨時財政対策債は、5.1%減の6億4,800万円を計上したところであります。 また、地方消費税交付金を17.0%、投資的経費等に対する補助の増により、国庫支出金を2.1%、市債を21.9%、財政調整基金をはじめとする基金からの繰入金を7.6%の増としたところであります。 次に、歳出につきましては、退職金の増を見込むものの、共済組合等負担金の減等により、人件費を対前年比0.3%減の18億8,268万1,000円と見込むほか、生活保護施行事業費の減等により、扶助費を1.1%減の21億7,664万9,000円とする一方、防災行政無線デジタル化のための基本設計等により、物件費を2.5%増の24億1,073万2,000円、市道や公共施設の修繕等のため、維持補修費を48.4%増の1億3,877万2,000円、峡北広域行政事務組合負担金等の増により、補助費等を1.2%増の20億4,854万1,000円、平成24年借り入れの減収補填債の元金償還開始等に伴い、公債費を8.2%増の14億6,614万円といたしました。 また、普通建設事業費は、甘利小学校大規模改修事業や堀切橋拡幅整備事業等の継続事業、並びに市民交流センターの地下改修や再編保育園・藤井公民館整備事業に着手することなどから、対前年比33.7%増の19億6,420万円を計上しております。 なお、特別会計への繰出金につきましては、国民健康保険事業や介護保険事業等への繰出金の増により、対前年比2.2%増の15億8,383万3,000円といたしたところであります。 次に、特別会計であります。 国民健康保険特別会計ほか12会計において、0.7%増の総額77億9,565万5,000円の予算を計上いたしております。 また、企業会計につきましては、市立病院事業会計並びに水道事業会計、あわせて43億331万2,000円を見込んでおります。 続きまして、平成27年度補正予算案についてであります。 一般会計につきましては、1億3,491万4,000円を減額し、現計予算額は132億3,578万1,000円といたしております。 その主な内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、事業費の確定見込み等により特定財源を減額補正する一方、国の補正予算により、普通交付税の調整率が解消されたことに伴い、地方交付税を722万2,000円増額するほか、地方創生加速化交付金4,000万円や年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金等により、国庫支出金を8,375万8,000円増額補正いたしております。 次に、歳出予算についてでありますが、各種事業費の確定による精算並びに国庫支出金の交付決定額の減に伴う事業費の減額のほか、人事院勧告等に基づく職員給与費並びに国の補正予算に対応した各種事業を増額補正いたしたところであります。 この主なるものについてでありますが、「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけられた、にらさき愛育成「Come back!支援」事業のための支援環境整備として、地方創生事業に6,736万1,000円を計上するほか、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業に9,497万6,000円を計上する一方、国の補正予算の採択を得たものの補助対象事業費の減により、甘利小学校大規模改修事業費を1億6,929万9,000円減額補正しております。 次に、特別会計についてでありますが、いずれも各種事業費の確定、精算に伴う増減並びに人事院勧告等に基づく職員給与費の増額補正であり、国民健康保険特別会計では407万2,000円、後期高齢者医療特別会計では9万4,000円の増額、簡易水道特別会計では4,200万円、下水道事業特別会計では498万7,000円の減額、介護保険特別会計では151万5,000円を増額、介護サービス事業特別会計では93万9,000円を減額、病院事業会計では1,591万5,000円を増額するものであります。 なお、その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げます。 今後とも、国・県の動向を見極めながら、健全な財政運営に努め、チーム韮崎によるまちづくりに全力で取り組んでまいる所存でありますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(森本由美子君) 以上で市長の所信表明は終わりました。--------------------------------------- △議案第1号~議案第11号の上程、説明、委員会付託
    ○議長(森本由美子君) 日程第5、議案第1号 平成27年度韮崎市一般会計補正予算(第4号)、議案第2号 平成27年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第3号 平成27年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第4号 平成27年度韮崎市簡易水道特別会計補正予算(第1号)、議案第5号 平成27年度韮崎市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第6号 平成27年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第7号 平成27年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、議案第8号 平成27年度韮崎市国民健康保険韮崎市立病院事業会計補正予算(第2号)、議案第9号 平成27年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)、議案第10号 平成27年度韮崎市旭山恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)、議案第11号 平成27年度韮崎市青木御座石財産特別会計補正予算(第1号)の11案件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 議案第1号 平成27年度韮崎市一般会計補正予算(第4号)についてであります。補正予算額は1億3,491万4,000円の減額であります。 次に、議案第2号 平成27年度韮崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は407万2,000円の追加であります。 次に、議案第3号 平成27年度韮崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は9万4,000円の追加であります。 次に、議案第4号 平成27年度韮崎市簡易水道特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は4,200万円の減額であります。 次に、議案第5号 平成27年度韮崎市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。補正予算額は498万7,000円の減額であります。 次に、議案第6号 平成27年度韮崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。補正予算額は151万5,000円の追加であります。 次に、議案第7号 平成27年度韮崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は93万9,000円の減額であります。 次に、議案第8号 平成27年度韮崎市国民健康保険韮崎市立病院事業会計補正予算(第2号)についてであります。補正予算額は1,591万5,000円の追加であります。 次に、議案第9号 平成27年度韮崎市第一鈴嵐恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は17万円の減額であります。 次に、議案第10号 平成27年度韮崎市旭山恩賜林保護財産特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は23万2,000円の減額であります。 次に、議案第11号 平成27年度韮崎市青木御座石財産特別会計補正予算(第1号)についてであります。補正予算額は3万2,000円の減額であります。 以上であります。 ○議長(森本由美子君) 説明は終わりました。 お諮りいたします。 本11案件は、所管の委員会に付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本由美子君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第11号までの11案件は、財務常任委員会へ付託いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(森本由美子君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了いたしました。 あす2月26日から3月6日までは、議案調査のため休会であります。 休会明け本会議は、3月7日午前10時、会議を再開し、市政一般についての質問を行います。 本日の会議はこれをもって散会といたします。 お疲れさまでした。                             (午前10時47分)...