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  1. 甲府市議会 2020-09-08
    令和2年総務委員会 本文 開催日: 2020-09-08


    取得元: 甲府市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年総務委員会 本文 2020-09-08 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 353 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯輿石委員長 選択 3 : ◯輿石委員長 選択 4 : ◯工藤副市長 選択 5 : ◯輿石委員長 選択 6 : ◯輿石委員長 選択 7 : ◯輿石委員長 選択 8 : ◯工藤副市長 選択 9 : ◯輿石委員長 選択 10 : ◯輿石委員長 選択 11 : ◯輿石委員長 選択 12 : ◯高野市民総室長 選択 13 : ◯輿石委員長 選択 14 : ◯輿石委員長 選択 15 : ◯輿石委員長 選択 16 : ◯藤原収納管理室長 選択 17 : ◯輿石委員長 選択 18 : ◯山田(厚)委員 選択 19 : ◯輿石委員長 選択 20 : ◯渡辺収納課長 選択 21 : ◯輿石委員長 選択 22 : ◯山田(厚)委員 選択 23 : ◯輿石委員長 選択 24 : ◯渡辺収納課長 選択 25 : ◯輿石委員長 選択 26 : ◯山田(厚)委員 選択 27 : ◯輿石委員長 選択 28 : ◯渡辺収納課長 選択 29 : ◯輿石委員長 選択 30 : ◯山田(厚)委員 選択 31 : ◯輿石委員長 選択 32 : ◯渡辺収納課長 選択 33 : ◯輿石委員長 選択 34 : ◯山田(厚)委員 選択 35 : ◯輿石委員長 選択 36 : ◯長沢委員 選択 37 : ◯輿石委員長 選択 38 : ◯岡部国民健康保険課長 選択 39 : ◯輿石委員長 選択 40 : ◯長沢委員 選択 41 : ◯輿石委員長 選択 42 : ◯岡部国民健康保険課長 選択 43 : ◯長沢委員 選択 44 : ◯輿石委員長 選択 45 : ◯輿石委員長 選択 46 : ◯輿石委員長 選択 47 : ◯八巻行政管理室長 選択 48 : ◯輿石委員長 選択 49 : ◯山田(厚)委員 選択 50 : ◯輿石委員長 選択 51 : ◯雨宮職員課長 選択 52 : ◯輿石委員長 選択 53 : ◯山田(厚)委員 選択 54 : ◯輿石委員長 選択 55 : ◯輿石委員長 選択 56 : ◯輿石委員長 選択 57 : ◯輿石企画経営室長 選択 58 : ◯輿石委員長 選択 59 : ◯山田(厚)委員 選択 60 : ◯輿石委員長 選択 61 : ◯金子記念事業課長 選択 62 : ◯輿石委員長 選択 63 : ◯山田(厚)委員 選択 64 : ◯輿石委員長 選択 65 : ◯金子記念事業課長 選択 66 : ◯輿石委員長 選択 67 : ◯山田(厚)委員 選択 68 : ◯輿石委員長 選択 69 : ◯金子記念事業課長 選択 70 : ◯輿石委員長 選択 71 : ◯山田(厚)委員 選択 72 : ◯輿石委員長 選択 73 : ◯金子記念事業課長 選択 74 : ◯輿石委員長 選択 75 : ◯山田(厚)委員 選択 76 : ◯輿石委員長 選択 77 : ◯向山危機管理室長 選択 78 : ◯輿石委員長 選択 79 : ◯山田(厚)委員 選択 80 : ◯輿石委員長 選択 81 : ◯輿石委員長 選択 82 : ◯山田(厚)委員 選択 83 : ◯輿石委員長 選択 84 : ◯向山危機管理室長 選択 85 : ◯輿石委員長 選択 86 : ◯山田(厚)委員 選択 87 : ◯輿石委員長 選択 88 : ◯向山危機管理室長 選択 89 : ◯輿石委員長 選択 90 : ◯山田(厚)委員 選択 91 : ◯輿石委員長 選択 92 : ◯向山危機管理室長 選択 93 : ◯輿石委員長 選択 94 : ◯山田(厚)委員 選択 95 : ◯輿石委員長 選択 96 : ◯向山危機管理室長 選択 97 : ◯輿石委員長 選択 98 : ◯山田(厚)委員 選択 99 : ◯輿石委員長 選択 100 : ◯向山危機管理室長 選択 101 : ◯輿石委員長 選択 102 : ◯山田(厚)委員 選択 103 : ◯輿石委員長 選択 104 : ◯向山危機管理室長 選択 105 : ◯輿石委員長 選択 106 : ◯山田(厚)委員 選択 107 : ◯輿石委員長 選択 108 : ◯長沢委員 選択 109 : ◯輿石委員長 選択 110 : ◯青木市民課長 選択 111 : ◯輿石委員長 選択 112 : ◯長沢委員 選択 113 : ◯輿石委員長 選択 114 : ◯有野財政課長 選択 115 : ◯輿石委員長 選択 116 : ◯長沢委員 選択 117 : ◯輿石委員長 選択 118 : ◯有野財政課長 選択 119 : ◯輿石委員長 選択 120 : ◯長沢委員 選択 121 : ◯輿石委員長 選択 122 : ◯廣瀬委員 選択 123 : ◯輿石委員長 選択 124 : ◯西村情報政策課長 選択 125 : ◯輿石委員長 選択 126 : ◯廣瀬委員 選択 127 : ◯輿石委員長 選択 128 : ◯西村情報政策課長 選択 129 : ◯輿石委員長 選択 130 : ◯廣瀬委員 選択 131 : ◯輿石委員長 選択 132 : ◯西村情報政策課長 選択 133 : ◯輿石委員長 選択 134 : ◯廣瀬委員 選択 135 : ◯輿石委員長 選択 136 : ◯西村情報政策課長 選択 137 : ◯輿石委員長 選択 138 : ◯廣瀬委員 選択 139 : ◯輿石委員長 選択 140 : ◯有野財政課長 選択 141 : ◯輿石委員長 選択 142 : ◯廣瀬委員 選択 143 : ◯輿石委員長 選択 144 : ◯輿石委員長 選択 145 : ◯輿石委員長 選択 146 : ◯輿石企画経営室長 選択 147 : ◯輿石委員長 選択 148 : ◯山田(厚)委員 選択 149 : ◯輿石委員長 選択 150 : ◯金子記念事業課長 選択 151 : ◯輿石委員長 選択 152 : ◯山田(厚)委員 選択 153 : ◯輿石委員長 選択 154 : ◯金子記念事業課長 選択 155 : ◯輿石委員長 選択 156 : ◯山田(厚)委員 選択 157 : ◯輿石委員長 選択 158 : ◯輿石委員長 選択 159 : ◯輿石委員長 選択 160 : ◯山田(厚)委員 選択 161 : ◯輿石委員長 選択 162 : ◯内田消防本部次長 選択 163 : ◯輿石委員長 選択 164 : ◯山田(厚)委員 選択 165 : ◯輿石委員長 選択 166 : ◯萩原消防本部次長 選択 167 : ◯輿石委員長 選択 168 : ◯山田(厚)委員 選択 169 : ◯輿石委員長 選択 170 : ◯萩原消防本部次長 選択 171 : ◯輿石委員長 選択 172 : ◯山田(厚)委員 選択 173 : ◯輿石委員長 選択 174 : ◯小澤(浩)委員 選択 175 : ◯輿石委員長 選択 176 : ◯今村防災指導課長 選択 177 : ◯輿石委員長 選択 178 : ◯小澤(浩)委員 選択 179 : ◯輿石委員長 選択 180 : ◯今村防災指導課長 選択 181 : ◯輿石委員長 選択 182 : ◯小澤(浩)委員 選択 183 : ◯輿石委員長 選択 184 : ◯末木委員 選択 185 : ◯輿石委員長 選択 186 : ◯芦川防災企画課長 選択 187 : ◯輿石委員長 選択 188 : ◯末木委員 選択 189 : ◯輿石委員長 選択 190 : ◯芦川防災企画課長 選択 191 : ◯輿石委員長 選択 192 : ◯末木委員 選択 193 : ◯輿石委員長 選択 194 : ◯芦川防災企画課長 選択 195 : ◯輿石委員長 選択 196 : ◯末木委員 選択 197 : ◯輿石委員長 選択 198 : ◯山田(厚)委員 選択 199 : ◯輿石委員長 選択 200 : ◯向山危機管理室長 選択 201 : ◯輿石委員長 選択 202 : ◯山田(厚)委員 選択 203 : ◯輿石委員長 選択 204 : ◯向山危機管理室長 選択 205 : ◯輿石委員長 選択 206 : ◯山田(厚)委員 選択 207 : ◯輿石委員長 選択 208 : ◯向山危機管理室長 選択 209 : ◯輿石委員長 選択 210 : ◯山田(厚)委員 選択 211 : ◯輿石委員長 選択 212 : ◯向山危機管理室長 選択 213 : ◯輿石委員長 選択 214 : ◯山田(厚)委員 選択 215 : ◯輿石委員長 選択 216 : ◯向山危機管理室長 選択 217 : ◯輿石委員長 選択 218 : ◯山田(厚)委員 選択 219 : ◯輿石委員長 選択 220 : ◯向山危機管理室長 選択 221 : ◯輿石委員長 選択 222 : ◯山田(厚)委員 選択 223 : ◯輿石委員長 選択 224 : ◯向山危機管理室長 選択 225 : ◯輿石委員長 選択 226 : ◯山田(厚)委員 選択 227 : ◯輿石委員長 選択 228 : ◯鮫田委員 選択 229 : ◯輿石委員長 選択 230 : ◯芦川防災企画課長 選択 231 : ◯輿石委員長 選択 232 : ◯鮫田委員 選択 233 : ◯輿石委員長 選択 234 : ◯芦川防災企画課長 選択 235 : ◯輿石委員長 選択 236 : ◯鮫田委員 選択 237 : ◯輿石委員長 選択 238 : ◯向山危機管理室長 選択 239 : ◯輿石委員長 選択 240 : ◯鮫田委員 選択 241 : ◯輿石委員長 選択 242 : ◯輿石委員長 選択 243 : ◯長沢委員 選択 244 : ◯輿石委員長 選択 245 : ◯照沼管財課長 選択 246 : ◯輿石委員長 選択 247 : ◯長沢委員 選択 248 : ◯輿石委員長 選択 249 : ◯照沼管財課長 選択 250 : ◯輿石委員長 選択 251 : ◯長沢委員 選択 252 : ◯輿石委員長 選択 253 : ◯山田(厚)委員 選択 254 : ◯輿石委員長 選択 255 : ◯雨宮職員課長 選択 256 : ◯輿石委員長 選択 257 : ◯山田(厚)委員 選択 258 : ◯輿石委員長 選択 259 : ◯雨宮職員課長 選択 260 : ◯輿石委員長 選択 261 : ◯山田(厚)委員 選択 262 : ◯輿石委員長 選択 263 : ◯雨宮職員課長 選択 264 : ◯輿石委員長 選択 265 : ◯山田(厚)委員 選択 266 : ◯輿石委員長 選択 267 : ◯山本業務管理課長 選択 268 : ◯輿石委員長 選択 269 : ◯山田(厚)委員 選択 270 : ◯輿石委員長 選択 271 : ◯山田(厚)委員 選択 272 : ◯輿石委員長 選択 273 : ◯有野財政課長 選択 274 : ◯輿石委員長 選択 275 : ◯山田(厚)委員 選択 276 : ◯輿石委員長 選択 277 : ◯長沢委員 選択 278 : ◯輿石委員長 選択 279 : ◯青木市民課長 選択 280 : ◯輿石委員長 選択 281 : ◯長沢委員 選択 282 : ◯輿石委員長 選択 283 : ◯末木委員 選択 284 : ◯輿石委員長 選択 285 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 286 : ◯輿石委員長 選択 287 : ◯末木委員 選択 288 : ◯輿石委員長 選択 289 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 290 : ◯輿石委員長 選択 291 : ◯末木委員 選択 292 : ◯輿石委員長 選択 293 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 294 : ◯輿石委員長 選択 295 : ◯末木委員 選択 296 : ◯輿石委員長 選択 297 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 298 : ◯輿石委員長 選択 299 : ◯末木委員 選択 300 : ◯輿石委員長 選択 301 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 302 : ◯輿石委員長 選択 303 : ◯末木委員 選択 304 : ◯輿石委員長 選択 305 : ◯青木市民課長 選択 306 : ◯輿石委員長 選択 307 : ◯末木委員 選択 308 : ◯輿石委員長 選択 309 : ◯山田(厚)委員 選択 310 : ◯輿石委員長 選択 311 : ◯青木市民課長 選択 312 : ◯輿石委員長 選択 313 : ◯山田(厚)委員 選択 314 : ◯輿石委員長 選択 315 : ◯田中市民協働室長 選択 316 : ◯輿石委員長 選択 317 : ◯山田(厚)委員 選択 318 : ◯輿石委員長 選択 319 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 320 : ◯輿石委員長 選択 321 : ◯山田(厚)委員 選択 322 : ◯輿石委員長 選択 323 : ◯芦澤課税管理室長 選択 324 : ◯輿石委員長 選択 325 : ◯山田(厚)委員 選択 326 : ◯輿石委員長 選択 327 : ◯芦澤課税管理室長 選択 328 : ◯山田(厚)委員 選択 329 : ◯輿石委員長 選択 330 : ◯山田(厚)委員 選択 331 : ◯輿石委員長 選択 332 : ◯佐藤議会総室長 選択 333 : ◯輿石委員長 選択 334 : ◯山田(厚)委員 選択 335 : ◯輿石委員長 選択 336 : ◯山田(厚)委員 選択 337 : ◯輿石委員長 選択 338 : ◯清水(仁)委員 選択 339 : ◯輿石委員長 選択 340 : ◯輿石委員長 選択 341 : ◯輿石委員長 選択 342 : ◯輿石委員長 選択 343 : ◯山田(厚)委員 選択 344 : ◯輿石委員長 選択 345 : ◯廣瀬委員 選択 346 : ◯輿石委員長 選択 347 : ◯輿石委員長 選択 348 : ◯山田(厚)委員 選択 349 : ◯輿石委員長 選択 350 : ◯廣瀬委員 選択 351 : ◯輿石委員長 選択 352 : ◯輿石委員長 選択 353 : ◯輿石委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:             令和2年9月定例会 総務委員会記録   1 日   時   令和2年9月8日(火) 午前9時57分   2 場   所   本庁舎10階  委員会室1   3 出席委員    委員長 輿石  修   副委員長 鮫田 光一                 小澤  浩        末木 咲子                 清水  仁        長沢 達也                 廣瀬 集一        山田  厚   4 欠席委員    なし   5 当局出席者   副市長         工藤 眞幸             危機管理監       佐藤  敦             総務部長        萩原  優             企画部長        塚原  工             市民部長        白倉 尚志             税務統括監       有賀 研一
                消防長         横打 幹雄                       ほか関係室長及び課長   6 事務局     議事課長補佐   内池  進   7 議   題     第 1 議案第115号  市政功労表彰の決定について     第 2 議案第119号  教育委員会教育長の任命について     第 3 議案第106号  甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について     第 4 議案第107号  甲府市税外収入の督促等に関する条例等の一部を                  改正する条例制定について     第 5 議案第118号  特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の                  一部を改正する条例制定について     第 6 議案第101号  令和2年度甲府市一般会計補正予算(第8号)中                  当委員会所管分                   第1表 歳入歳出予算補正中                    歳入 第14款2項1目中市長直轄組織分、                       総務部分及び市民部分・7目、                       第17款1項1目中市長直轄組織分、                       第18款、第19款、                    歳出 第2款1項5目・8目・                       9目中市長直轄組織分・13目・                       2項・3項、第9款                   第2表 繰越明許費補正(追加)中                       東京オリンピック・パラリンピック                       事前合宿等推進事業     第 7 議案第116号  令和2年度甲府市一般会計補正予算(第9号)中                  当委員会所管分                   第1表 歳入歳出予算補正中                    歳入 第14款2項中市長直轄組織分、                       第18款                    歳出 第2款     第 8 閉会中継続審査中の請願について         請願第2-2号  治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定等を                 国に求める請願                 紹介議員  清水 英知  木内 直子  山田  厚                       山田 弘之 2:                午前 9時57分 開 議 ◯輿石委員長 ただいまから総務委員会を開きます。  昨日の本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。  なお、8月26日の議会運営委員会において、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営について確認されましたので、本日の常任委員会はその手順に沿って運営してまいります。  また、請願審査につきましては、所管事項調査後に行いますので、御了承願います。  この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。  発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されますようお願いいたします。  また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。  なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については自席へ戻るよう御指示願います。  それでは、最初に所管事項調査について、各委員より質問内容を聴取いたします。  所管事項について質問のある部署がありましたら、最初に申出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。                  (質問内容を聴取) 3: ◯輿石委員長 それでは、本日の所管事項の調査は、消防本部、市長直轄組織、総務部、企画部、市民部、議会局の順で行います。  では、会計室と選挙管理委員会と監査委員事務局の皆様にはお引取り願います。  なお、所管事項調査のある部等につきましては、調査に入る前にお呼びいたしますので、それまで自席にて待機くださるようお願いいたします。  それでは、これより審査を行います。  最初に、議案第115号 市政功労表彰の決定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  工藤副市長。 4: ◯工藤副市長 議案目録(その2)の101ページをお開きください。  それでは、議案第115号 市政功労表彰の決定についてにつきまして御説明申し上げます。  過日開催されました甲府市市政功労表彰者詮衡委員会におきまして、推挙の答申をいただきました2名の方を提案させていただきます。  まず、地方自治の分野で、甲府市国母3丁目15番12号、高野恒夫氏、90歳。主な経歴及び功績概要につきましては、102ページ及び103ページに記載のとおりでございます。  次に、保健衛生の分野で、甲府市池田2丁目6番24号、小松史俊氏、78歳。主な経歴及び功績概要につきましては、104ページ及び105ページに記載のとおりでございます。  以上2名をそれぞれ市政功労表彰するにつきまして、議会の議決すべき事件に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  なお、甲府市市政功労表彰者の詮衡基準、歴代甲府市市政功労表彰者の一覧表につきましては、お手元の甲府市市政功労表彰に関する資料のとおりでございます。  御審査の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 5: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯輿石委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第119号 教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  工藤副市長。 8: ◯工藤副市長 議案目録(その3)の145ページをお開きください。  議案第119号 教育委員会教育長の任命について、御説明申し上げます。  本市の教育委員会の教育長であります小林 仁が、本年10月11日をもって任期満了となりますので、後任として數野保秋を任命するにつきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  御審査の上、御協賛賜りますようお願い申し上げて、説明を終わります。 9: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 10: ◯輿石委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第106号 甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  高野市民総室長。 12: ◯高野市民総室長 それでは、よろしくお願いいたします。  議案目録(その1)81ページをお開きください。  議案第106号 甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  この改正につきましては、マイナンバーカードのさらなる取得促進のため、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正され、マイナンバーを証明するための通知カードが廃止されたことに伴い、甲府市手数料条例の一部を改正するものでございます。  改正条例でございますが、配付させていただきました新旧対照表を御覧ください。  別表(第2条関係)の(17)の2、通知カードの再交付に係る手数料の規定を削除するものでございます。  議案目録にお戻りいただきまして、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものといたします。
     以上で、甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定についての説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 13: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 14: ◯輿石委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第107号 甲府市税外収入の督促等に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  藤原収納管理室長。 16: ◯藤原収納管理室長 それでは、議案目録(その1)議案第107号 甲府市税外収入の督促等に関する条例等の一部を改正する条例制定につきまして御説明を申し上げます。  議案集の83ページをお開きいただきたいと思います。  本条例案は、所得税法等の一部を改正する法律が公布され、その中で租税特別措置法が改正されたことに伴い、甲府市税外収入の督促等に関する条例ほか4条例を一括して改正する必要があるため、本議会へ提出するものでございます。  改正条例につきましては、本ページから85ページにかけましてお示しをさせていただいておりますが、内容といたしましては、お手元に配付させていただきました新旧対照表によりまして御説明を申し上げます。  なお、左側の欄が改正後、また、右側の欄が改正前の条文となっており、下線部分が改正箇所でございます。  まず、1ページを御覧いただきたいと思います。  甲府市税外収入の督促等に関する条例につきましては、本市が徴収する分担金、使用料、手数料等の税外収入に係る延滞金の割合の特例措置の規定を改正するものでございます。  内容といたしましては、2ページ、附則第3項において、租税特別措置法の改正に準じ、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改正する等、用語の改正を行うものでございます。  次に、3ページをお開き願いたいと思います。  甲府市国民健康保険条例につきましては、本市が運営する国民健康保険の一般被保険者に係る基礎賦課額の所得割額の算定及び延滞金の割合の特例措置の規定を改正するものでございます。  内容といたしましては、3ページ、第12条において、租税特別措置法の長期譲渡所得の特別控除の改正に伴い規定の整備を行うとともに、5ページ、附則第5項において、租税特別措置法の改正に準じ、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改正する等、用語の改正を行うものでございます。  続きまして、7ページをお開きいただきたいと思います。  甲府市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例につきましては、本市が設置する都市計画下水道事業の受益者負担金に係る延滞金の割合の特例措置の規定を改正するものでございます。  内容といたしましては、7ページ、附則第3項において、租税特別措置法の改正に準じ、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改正する等、用語の改正を行うものでございます。  次に、9ページをお開きいただきたいと思います。  甲府市介護保険条例につきましては、本市が運営する介護保険の被保険者保険料に係る保険料率の算定及び延滞金の割合の特例措置の規定を改正するものでございます。  内容といたしましては、9ページ、第6条において、租税特別措置法の長期譲渡所得の特別控除の改正に伴い規定の整備を行うとともに、10ページ、附則第8項において、租税特別措置法の改正に準じ、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改正する等、用語の改正を行うものでございます。  次に、12ページをお開きいただきたいと思います。  甲府市後期高齢者医療に関する条例につきましては、本市が行う後期高齢者医療保険料の徴収事務に係る延滞金の割合の特例措置の規定を改正するものでございます。  内容といたしましては、12ページ、附則第2項において、租税特別措置法の改正に準じ、特例基準割合を延滞金特例基準割合に改正する等、用語の改正を行うものでございます。  以上で、議案第107号 甲府市税外収入の督促等に関する条例等の一部を改正する条例制定につきまして説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 17: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(厚)委員。 18: ◯山田(厚)委員 教えていただきたいんですけれども、租税特別措置法の改正に伴って、用語の改正ということだけで受け止めていいわけですか。延滞金特例基準割合から特例基準割合と、それが、特例基準割合に延滞金がくっついているというだけの受け止めでいいんでしょうか。その辺ちょっと、素人に分かりやすく説明してくれますか。 19: ◯輿石委員長 渡辺収納課長。 20: ◯渡辺収納課長 ただいまの御質問ですけれども、今回、特例基準割合、これは御承知のとおり、延滞金ですとか還付加算金を計算するときの基礎となっているものでございまして、これが租税特別措置法に規定をされております。  これにつきまして、延滞金については率が変わらないんですが、還付加算金等については率が、現状1%となっているものが0.5%に変わるということで、適用する割合によって、今まで1つだった特例基準割合というものが、延滞金特例基準割合、還付加算金特例基準割合とそれぞれに規定されたことに伴いまして、延滞金については特例基準割合から延滞金特例基準割合と用語の改正をするものでございます。  以上でございます。 21: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 22: ◯山田(厚)委員 その場合、用語の変更に伴って、この延滞金に関わる市民の負担が重くなるというようなことが当然あるわけですか、ないわけですか。 23: ◯輿石委員長 渡辺収納課長。 24: ◯渡辺収納課長 延滞金につきましては、現状1.6%ですが、これについて変わることはございません。  逆に還付加算金については、1.6%から1.1%、0.5%減るということになりますので、市民の方にこれで負担が増えるとか、そういうことは今のところは特別ございません。  以上でございます。 25: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 26: ◯山田(厚)委員 今のところというのは、今後はあるという意味ですか。そこのところを詳しく聞かせてください。 27: ◯輿石委員長 渡辺収納課長。 28: ◯渡辺収納課長 すみません。今のところと申し上げましたのは、財務大臣が規定する率というのにプラス1%ということですので、これが変われば変わるということで、甲府市がどうとかいうことではなくて、もともとの国が規定する率が変われば変わるという意味でございまして「今のところ」というのはそういう意味でございます。 29: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 30: ◯山田(厚)委員 じゃあ、変動があるという場合には基本的には省令ですか。 31: ◯輿石委員長 渡辺収納課長。 32: ◯渡辺収納課長 そのとおりでございます。 33: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 34: ◯山田(厚)委員 省令で。一応了解しました。 35: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありませんか。  長沢委員。 36: ◯長沢委員 私もちょっとよく分からなくて、事前に当然議案集を読んでくるわけなんですけれども、この第35条の3第1項を加えるというのは、もうちょっと説明をいただきたいんですが。 37: ◯輿石委員長 岡部国民健康保険課長。 38: ◯岡部国民健康保険課長 こちら租税特別措置法の第35条の3の追加でございます。こちらは国民健康保険の所得割という部分を算定する根拠になるんですけれども、その方の所得に応じて保険料を計算するときに、今回この租税特別措置法第35条の3が、租税特別措置法の長期譲渡所得の特別控除の改正に伴う規定の整備になるんですが、どういったものかといいますと、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除の創設に伴い、規定の整備を行うものでございます。  低未利用土地につきましては、居住の用・業務の用等に供されておらず、周辺の同一の用途等の土地の利用の程度に比べ著しく劣っている土地で、個人がその低未利用土地等を一定の条件で譲渡を行った場合、長期譲渡所得の金額から100万円を控除するものでございます。要は、こういった土地を売った場合に所得が出ますけれども、そこから100万円の控除ができることになりました。ですので、控除したものから保険料等の所得割を算定していくと。そういった改正でございます。  以上でございます。 39: ◯輿石委員長 長沢委員。 40: ◯長沢委員 いずれにしても、先ほどの説明と関連した形で加えなければならない条項になるということで理解しましたけれども、もう1か所ぐらい、同じ租税特別措置法第35条の3、1項を加えるというのがあったと思うんですが、それも同じような意味合いということでよろしいんでしょうか。 41: ◯輿石委員長 岡部国民健康保険課長。 42: ◯岡部国民健康保険課長 介護保険になりますけれども、同じ考え方でございます。 43: ◯長沢委員 分かりました。  以上です。 44: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 45: ◯輿石委員長 では、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第118号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  八巻行政管理室長。 47: ◯八巻行政管理室長 それでは、議案目録(その3)の143ページをお開きください。  議案第118号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  お手元に特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正について(概要)を御用意いたしましたので、併せて御覧ください。  この改正条例は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う厳しい社会状況等に鑑み、令和2年5月1日から同年10月31日まで、常勤の特別職給料を減額支給しているところでございますが、現下の社会状況等を踏まえ、引き続き減額して支給するものであります。  減額内容につきましては、市長、副市長、教育長、代表監査委員の給料月額について、10分の1を減じた額で支給するものでありますが、減額後の給料月額については、期末手当及び退職手当の算出基礎となる給料月額には適用しないものであります。  減額期間につきましては、現行の令和2年10月31日を、令和3年3月31日までの5か月間延長するものであり、これに伴う影響額につきましては資料記載のとおりでございます。  次に、一部改正条例について御説明申し上げます。  改めまして、議案目録(その3)の143ページを、また、併せまして新旧対照表を御覧ください。  先ほど御説明申し上げました改正内容につきましては、附則第18項の令和2年10月31日までとなっている期間を、令和3年3月31日へ改めるものであります。  なお、この条例の施行日は、令和2年11月1日とするものであります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 48: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(厚)委員。 49: ◯山田(厚)委員 これ自体は、議員のほうは10月末までとしていましたが、特別職の皆さんに関しては来年3月まで継続して減額して支給するということで、これ自体に反対するわけじゃないんですけれども、この根拠の提案理由の内容をもうちょっと正確にしていかないと、新型コロナウイルス感染症そのもの自体はずっと続く可能性がありますよね。その辺のところは今後、今日でなくていいですから、明らかにしてもらいたいということと、それから、こういうことをしながら、だんだん財政上に厳しくなるというときに、かつてのような管理職手当の削減というのは士気に影響しますから、そういうふうに向けないでいただきたいということは要望としておきます。  それから、質問ですが、これらの市長から常勤の監査委員まで、これ、共済費でいうと、どのぐらいの減額になるわけですか。法定内の共済費です。 50: ◯輿石委員長 雨宮職員課長。 51: ◯雨宮職員課長 すみません。今ちょっと手元に共済費に関する資料を持っていないので、また委員会後になってしまうかもしれませんが、内容を示させていただければと思いますが、よろしいでしょうか。
    52: ◯輿石委員長 それでいいですか。  山田(厚)委員。 53: ◯山田(厚)委員 はい。 54: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 55: ◯輿石委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第101号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第8号)中当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  輿石企画経営室長。 57: ◯輿石企画経営室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案目録(その1)の1ページをお開きください。  議案第101号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第8号)中、市長直轄組織、総務部、企画部、市民部及び消防本部に関わります補正予算内容につきまして、一括して御説明申し上げます。  初めに、繰越明許費につきまして御説明いたします。  6ページ、7ページをお開きください。  第2表繰越明許費補正(追加)のうち、2款総務費1項9目の東京オリンピック・パラリンピック事前合宿等推進事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が2021年へ延期となり、フランス共和国の卓球チーム、レスリングチームの事前合宿受入れ等の業務委託について、年度内の完了が見込めないことから、繰越明許費を設定するものであります。  次に、歳入につきまして御説明いたします。  12ページ、13ページをお開きください。  14款2項国庫補助金のうち1目総務費国庫補助金1節企画費補助金でありますが、補正予算額4億2,658万1,000円のうち、市長直轄組織、総務部及び市民部が所管する3,856万4,000円につきましては、危機管理対策事業費などの新型コロナウイルス感染症対策に関わる経費に充当するため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額するものであります。  3節総務費補助金のうち、番号制度システム整備事業費につきましては、住民基本台帳システム等に係る改修事業に対し、国庫補助金が交付されるものであります。  また、番号制度関連事務事業費につきましては、マイナンバーカードの申請件数の増加に伴う国庫補助金の増額であります。  7目消防費国庫補助金につきましては、消防団設備整備費補助金の採択に伴う国庫補助金の増額であります。  14ページ、15ページをお開きください。  17款1項1目総務費寄附金のうち、1節総務管理費寄附金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る寄附受納に伴い、企画費寄附金を増額するものであります。  18款1項1目財政調整基金繰入金及び19款1項1目繰越金につきましては、今回の補正予算に係る一般財源として使用するため、増額するものであります。  続きまして、歳出について御説明いたします。  18ページ、19ページをお開きください。  2款1項総務管理費のうち、5目広聴活動費につきましては、更生保護法人山梨以徳会の施設整備に係る山梨県市長会に対する法令外負担金であります。  8目基金管理費につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加に伴う地域振興基金積立金の増額であります。  9目企画費のうち、市長直轄組織の所管するこうふ開府500年記念事業費、危機管理対策事業費につきましては、信玄公生誕500年記念事業に係る山梨県の実行委員会に対する負担金及び本庁舎等における新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのサーマルカメラ等の物品購入に係る経費などの増額であります。  13目電算管理費につきましては、ウェブ会議等への対応を図るための備品購入等に係る経費などであります。  2款2項2目賦課徴収費につきましては、法人市民税の中間納付に係る還付金等の増額であります。  20ページ、21ページをお開きください。  2款3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、住民基本台帳システムの改修事業に係る経費及びマイナンバーカードの申請件数の増加に伴う、地方公共団体情報システム機構へ支払う交付金等に係る経費を増額するものであります。  26ページ、27ページをお開きください。  9款1項消防費のうち、2目非常備消防費につきましては、消防団設備整備費補助金の採択に伴う財源更正であります。  3目防災費につきましては、避難所等における新型コロナウイルス感染症拡大防止のための物品購入に係る経費の増額であります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 58: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(厚)委員。 59: ◯山田(厚)委員 19ページにある歳出の関係ですが、まず、こうふ開府500年記念事業で約500万円ということですが、その関係のことをもうちょっと具体的にお教えください。 60: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 61: ◯金子記念事業課長 信玄公生誕500年に関わる事業費約500万円につきましては、山梨県が主体的に整備いたしました山梨県の実行委員会に対する負担金でございます。  具体的な内容といたしましては、生誕当年のキックオフイベントの実施、また、ホームページの特集ページの開設、PR動画の作成、そういったものに対して事業費を負担する経費となっております。 62: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 63: ◯山田(厚)委員 山梨県の実行委員会への負担金なわけですけれども、県全体としての実行委員会の費用は幾らぐらいなんですか。そのうち占める割合ですが、甲府市はつまり500万円ほどですよね。県及び他の市町村というのは幾らになっているんですか。 64: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 65: ◯金子記念事業課長 山梨県の実行委員会で計上している事業費につきましては、おおむね1,400万円となっております。そのうち甲府市が500万円弱という形になっておりまして、それ以外の経費については他市町村という状況になっております。山梨県につきましては700万円、半分となっております。  以上です。 66: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 67: ◯山田(厚)委員 そうなってくると甲府の割合がかなり大きいわけで、約1,400万円のうち、山梨県が700万円で、甲府市が約500万円だと。この按分比がそもそもちょっと、甲府市がイベント好きだと思われているんでしょうかね。その辺のところをちょっと。なおかつ、甲府駅北口でのキックオフイベントとなるとよっちゃばれ広場でやるんでしょう。これは新型コロナウイルス感染症が今後秋から冬にかけてきた場合に、おおよそこれ自体が中止になる可能性もありますよね。そのときはどうされるんですか。 68: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 69: ◯金子記念事業課長 まず、負担割合につきましてですけれども、こちらは山梨県の実行委員会と協議をさせていただく中で、キックオフイベントにつきましては、甲府市内で開催をするということで、山梨県と2分の1ずつの事業費の負担となっております。  また、ホームページ、動画の作成、こちらにつきましては、信玄公生誕のPRの関係になりますので、県内の中で信玄公にゆかりのある場所というのが、やはり甲府が圧倒的に多い。全体で見ても、やはり半分程度は甲府のほうで紹介する場所があるので、その辺りで事業費の4分の1程度を負担させていただくということで、協議をさせていただいたところです。  また、キックオフイベントにつきましては、実際にプロポーザル方式というような形で事業を構築していく必要があるとは思うんですけれども、通常のイベント、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりとした上で、人数制限をする中で人を集めるイベント、そういったものも提案いただくというところが1点。  もう1点は、新型コロナウイルス感染症が拡大した場合に、人が集まれない、そういう状況でも信玄公生誕500年をしっかりとPRして、県内市町村もPRするようなイベント、そういったものも事業者のほうから提案いただいて、感染状況を見ながらイベントを実施していきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 70: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 71: ◯山田(厚)委員 これに対して直接反対はしませんけれども、何か釈然としないですよね。基本的には、キックオフイベントのほうは2分の1ずつということでしょう。武田信玄さんは甲斐の武田信玄なんだから、甲府市のみこの2分の1とか、こういうのはいかがなものかなと。そういう感じがします。  キャンセルの場合には一体どうなるんですか。このキックオフイベントが基本的にはキャンセルしやすいですよね、ほかのホームページとか、そういういろんなもののコマーシャルよりも。その場合はどういう費用割合になるんですか。かかったものはみんな払うということになってしまうんでしょう。 72: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 73: ◯金子記念事業課長 当然、人が集まるイベントができないというところの想定はされます。そういった場合につきましては、先ほど申し上げたとおり、オンラインとか、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりとした上でできるイベント、そういったものを山梨県の実行委員会と一緒になって考えて、実施はしていきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 74: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 75: ◯山田(厚)委員 特に心配なのはこのイベントですよね。これは早めに判断して、要するに大がかりに人を集めてやるものなのか、それとも違う形でのイベントにするのかというのは判断していただいて、大がかりのものに関してはもう事業者に委託するわけだから、その分どんどんお金がかかるわけですよね。キャンセルといってもその分は払うわけでしょう、普通は。だから、その辺の判断は山梨県とともに一生懸命こっちでやらないと、山梨県の2分の1の重みと本市の2分の1の重みは違いますので、ぜひ慎重な判断をお願いします。  以上、要望で終わっておきます。  危機管理のほうで、同じ19ページの話。お願いします。  危機管理対策について新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのサーマルカメラのお話が出ました。そのことについての御説明をもうちょっと詳しくしていただきたいと。 76: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 77: ◯向山危機管理室長 これまで本市では、市有施設等に消毒液の配置等をする中で、新型コロナウイルス感染症対策を講じてきたわけですけれども、今回サーマルカメラを設置しまして、来庁者の検温を行い、さらなる感染拡大予防対策を図るためサーマルカメラを7施設に9台と、イベント貸出用5台、合計15台を購入する予定でございます。  以上でございます。 78: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 79: ◯山田(厚)委員 事前に向山危機管理室長から資料を、どこの場所に置くのかという図面を頂いたので、議会局にお願いして印刷していただいたので、それは当局資料ですから配らせていただきたいんですけれども、いかがですか。 80: ◯輿石委員長 ただいま山田(厚)委員より資料配付の申出がありましたので、これを許可いたします。それでは、書記に配付させます。                  (書記 資料配付) 81: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 82: ◯山田(厚)委員 今、お手元に、これは当局の設置案で、丸がついたところがサーマルカメラの設置場所だそうです。それについては向山危機管理室長さんから改めて説明をしていただきたいと思います。 83: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 84: ◯向山危機管理室長 図面について説明をさせていただきます。  本庁舎につきましては、2台設置を予定しております。まず、1階のスペースには、今、エレベーターホール付近への設置を検討しているところでございます。次に、2階につきましては、エスカレーターを上った降り口付近という形で、設置を考えているところでございます。  西庁舎につきましては、1階の出入口付近という形で検討をしているところでございます。  甲府市健康支援センター1階につきましては、案内がございます出入口の付近に、設置を検討しております。2階につきましても、出入口付近という形の設置を検討しているところでございます。  甲府市リサイクルプラザにつきましては、建物の入り口に設置を検討しております。  風土記の丘農産物直売所につきましては、直売所の入り口付近の設置を予定しております。  信玄ミュージアムにつきましては、総合案内付近の設置を予定しております。  甲府市立図書館につきましても、カウンター付近か出入口付近という形で検討をしているところでございます。  以上でございます。 85: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 86: ◯山田(厚)委員 私、この図面を見せていただいて、ちょっと大丈夫かなという感じがしたんですよね。このサーマルカメラをつけていただくということは大変いいことだし、本当はもっと早めにやればよかったのかなと思いますが。  とにかく、これに対して反対はいたしませんが、設置場所が、例えば本庁舎を見た場合に、4方向から人が入ってくるのに、この最初の段階だとエレベーターの付近だけと。そして、2階のほうでエスカレーターのところということになっていますよね。そうなってくると、この南側のほうの3階までのエレベーターなどなどでは、かなり漏れが多くなり過ぎるんじゃないか。  それから、市民プラザのところは実質上、職員の方、市民の方が自由に往来するような形になっているわけだから、この1階のところの対応もしっかりされておかないと、ちょっと不備が目立ち過ぎるんじゃないかなという感じがするわけです。  それから頂いた資料に関しては、甲府市総合市民会館がなぜないのかなと。  その辺のところが、不安を感じたわけですが、いかがでしょうか。 87: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 88: ◯向山危機管理室長 まず、本庁舎につきましては、エレベーターホール付近、そして2階のエスカレーターの降り口付近ということで、山田(厚)委員がおっしゃるとおりに、全員ではないんですけれども、市役所に来られる大部分の方が検温をできる場所にという形で、設置をさせていただいているところでございます。
     また、4か所入り口があるということで、これについては、感染状況等を見ながら、私どものほうで、先ほど言いましたけれども、イベント貸出し用のサーマルカメラ5台を予備としておりますので、所管部と協議をする中で、必要に応じてはまた設置も可能という形になってまいります。  あと、甲府市総合市民会館につきましては、私ども、設置場所選定に当たりましては、時間当たり利用人数が30人以上の施設をまず原則として絞り出しをしました。その中で、遊亀公園附属動物園とか、そういう屋外のものは今回外させていただいて、甲府市総合市民会館につきましては、イベントのあるときとイベントのないときで利用人数の差がかなりあるという部分がございますので、甲府市総合市民会館については、先ほど言いましたイベント貸出し用サーマルカメラを、芸術ホール等でイベントを開催するときには、貸出しをさせていただいて、そこで検温をさせていただくという形で、今、考えているところでございます。  以上でございます。 89: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 90: ◯山田(厚)委員 甲府市総合市民会館に関しては、イベントがあるとき・ないときというふうにおっしゃられたけれども、でも、本庁舎のほうでも土曜日・日曜日は休みなんだよね。だから、その辺のところを判断して、予備で5台あるんだったら、そこを配置したほうがいいのじゃないかなという感じです。特に本庁舎のほうは人の出入りが激しいところですから、この4方向から来るのを、これは大体ということだったら、今後、季節性のインフルエンザも始まる、この秋から冬に関してせっかく構えようというときにいかがなものかなと。その辺のところは、まだこれは計画段階だとお聞きしていますので、ぜひ配慮等はしっかりしていただきたいと。  それから、全部で15台と言われましたけれども、1台幾らで総額幾らでしょうか。 91: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 92: ◯向山危機管理室長 すみません。私のほうで訂正をちょっとさせていただきたい。14台、7施設に9台とイベント貸出用に5台ということで合計14台になります。1台当たり約85万円、税込みでございます。総額につきましては、約1,190万円弱でございます。 93: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 94: ◯山田(厚)委員 このこと自体は全然否定するつもりじゃないんですけれども、設置計画を丁寧にしていただきたいと思うわけです。この場合に、発熱者を例えばサーマルカメラで見出したときに、どういう対応をされるんですか。この辺のやり方はもうちょっと丁寧にシステム的に考えないと、設置したけれども、何ともならないじゃ意味がないもので、その辺の対応をお聞かせください。 95: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 96: ◯向山危機管理室長 まず、サーマルカメラで検温させていただきます。37度5分以上の方につきましては、もう一度、非接触型の体温計で体温を測らせていただくという形になります。その方に対して、それでも37度5分以上ある方に対しては、まず、本庁舎への来庁自粛を要請させていただきますとともに、なぜ市役所へ来ているのか、御用件をお聞きさせていただきます。今日中にその対応をしなければ、来庁者の方が困るような状況もあろうかと思います。そういう場合には、あらかじめ私どもで考えております待機場所、または自家用車のほうに待機をしていただいて、担当職員を呼びまして、その方が全て用事を済ませられるような形で、対応をしていきたいと考えております。  以上でございます。 97: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 98: ◯山田(厚)委員 そこのところをしっかりしていただきたいと思うんですよね、計画段階で。というのは、市立甲府病院では先駆けてサーマルカメラを置きまして、入り口は1か所だけにして、その1か所で全部発熱者を見出すと。その場合には、もし見出した場合には、別室へ連れていって、体温計でもう1回測って、そして別の外来のところに連れてくると、そういう仕組みがあるわけです。今のお話だと、発熱者がいた場合に、それをどちらのほうへ連れていくかという場所も明記されていないですね。  それと同時に、機械だけの話じゃなくて、人的配置を言われていないですね。これ、そばにいる誰か職員とか受付の方とか、あるいはフロアで業務をしている人たちが対応すればいいという、そういう簡単なもんじゃないと思うんですよ。だから、このところをどういうふうにするのか。市立甲府病院ではもっと丁寧に行っているというのは当然ですけれども、一応、1日延べ5人で、2人が対応して、入り口で待っているんですね。だから、そんなにまで丁寧にしなくていいのかもしれないですけれども、とにかく人的配置はどうなっていますか。それに対応する人と場所がなきゃ駄目ですよね。 99: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 100: ◯向山危機管理室長 まず、本庁舎につきましては、所管部において人的な配置をどのようにしていくかということを今、検討をしているところでございます。  あとの本庁舎以外の施設につきましては、案内とかをしながらの業務という形に進んで、当初は対応していきたいと考えております。  まず、今回私どもが導入を予定しておりますサーマルカメラにつきましては、モニターのブザーが鳴るような形で、例えばずっと画面を見ていなくても、熱がある方が来た場合にはブザー表示ができるような形の機器の導入を考えておりますことから、案内をしながらでも対応していけるのかなと考えております。またいろいろな状況が出てくると思いますので、そのときにはまた検討させていただきたいと考えております。  以上でございます。 101: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 102: ◯山田(厚)委員 そもそもこの補正予算には反対はいたしません。しかし、計画は物すごく丁寧にしてもらって、人的配置、それから発熱の方の待機場所でもう1回非接触体温計で測るということでしょう。そういうやり方や何かは丁寧にマニュアルを作っていかないと、非常によくないと。必要なら会計年度任用職員等の人的配置もしないと。そこの人が見ればいいというわけにいかないですよね。受付の方も1人のときが多いし、一生懸命高齢者の方にお話ししていると。2階のフロアのほうだって忙しいですよね、今は。ましてや、発熱者を見出したときにサーマルカメラの音声が鳴るということだったら、いっぱい人がいるわけだから、みんな今おびえていますからね。その辺のところの対応を丁寧にしなきゃいけないと。ですから、これからもっと丁寧な計画を立てられると思うので、その辺のところを丁寧にしていただきたいと思います。  以上です。 103: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 104: ◯向山危機管理室長 すみません。私が説明不足で申し訳なかったんですけれども、サーマルカメラの設置の基本方針を関係部局と協議する中で、今、最終を詰めているところでございます。その中には、待機所の設置とか運用方法等もうたっておりますので、山田(厚)委員のおっしゃるとおり、間違いのないようにしていきたいと。  また、ブザーの音につきましては、カメラ自体のほうでも鳴るんですけれども、カメラのほうは音を鳴らさないで、モニターだけ鳴らすという形の方法もできますので、そのような運用をしていきたいと。ほかの来庁者の方に、この方は熱があるというのが分かるような形では、開庁時間は使わないという形の使い方をしていきたいと考えております。  以上でございます。 105: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 106: ◯山田(厚)委員 せっかく向山危機管理室長が追加していただいたので、私のほうもぜひぜひ、場所と人の配置、これをしていかないと、せっかくいいことをしても駄目なんです。  もう1つは、本庁舎はこの2台だけでは足りないです。予備があるんだったら、そういう予備をみんな使えばいいじゃないと。大がかりなイベントといったらあれでしょう、キックオフイベントぐらいでしょう。それで、総合市民会館のほうは必ず幾つか、2つ置いておいて、あと3つ残っているわけだから、その辺のところを何とか、取って置くだけにしないで、ちゃんと使用してもらえればありがたいと思います。  以上で終わります。 107: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。  長沢委員。 108: ◯長沢委員 1点だけです。歳出で、2款総務費の3項戸籍住民基本台帳費のところで、特定財源のことではあるんですけれども、ちょっと分からないので、審査する上で教えてください。補正予算額3,200万円の中で、国県支出金が3,700万円で、マイナスの補正予算の500万円が、その他というところであるんですけれども、これについて教えてください。 109: ◯輿石委員長 青木市民課長。 110: ◯青木市民課長 こちらの戸籍住民基本台帳費のその他マイナスの件につきましては、今回、社会保障・税番号制度システム整備費補助金で、歳入のほうで932万円を計上しているんですけれども、まず、戸籍に関する国外転出者によるマイナンバーカード等の利用によるもの492万8,000円は、当初予算に計上してありますので、その分でございます。 111: ◯輿石委員長 長沢委員。 112: ◯長沢委員 その他というのは結局どういう財源のものというか、マイナスの補正予算のこの401万円という、そこを少し知りたいんです。 113: ◯輿石委員長 有野財政課長。 114: ◯有野財政課長 今の御質問の492万8,000円につきましては、今回この事業をするに当たりまして、まず国庫補助金が入ってきました。その代わりに当初は戸籍の発行の手数料、証明手数料、これがそもそも当たっていたんですけれども、国庫補助金が入ってきたことによって、国庫補助金を使って手数料をマイナスしたというような財源更正という形になっています。 115: ◯輿石委員長 長沢委員。 116: ◯長沢委員 じゃあ手数料の更正ということですね。 117: ◯輿石委員長 有野財政課長。 118: ◯有野財政課長 そういうことです。 119: ◯輿石委員長 長沢委員。 120: ◯長沢委員 分かりました。ありがとうございます。 121: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。  廣瀬委員。 122: ◯廣瀬委員 18ページの総務管理費の中の13目電算管理費についてお願いしたいと思います。先ほど説明の中で、ウェブ会議等への対応を図るための備品購入等とありますけれども、もう少し丁寧に内容の説明をお願いしたいと思います。  具体的には、システムの概要、また数量や配置部署、そして使用方法というか使用目的ですね。この辺をまとめてお話をしていただければと思います。よろしくお願いします。 123: ◯輿石委員長 西村情報政策課長。 124: ◯西村情報政策課長 それでは、お答えさせていただきます。  まず、今回補正予算を計上させていただきました1,062万円につきましては、2種類のものがございます。先ほど来、話が出ておりますウェブ会議への対応、もう1つがAI議事録システムの導入でございます。それぞれウェブ会議につきましては713万3,000円余、AI議事録につきましては348万5,000円余でございます。  まず、ウェブ会議のほうから説明をさせていただきたいと思います。ウェブ会議につきましては、まず、備品の購入としましてパソコンの購入。また、ウェブ会議に使うSIMカード、いわゆるポケットWi-Fiの購入。もう1つは、今、こういったZoom等の利用をするわけですけれども、こちらのほう、有料のライセンスを取得したいと思っております。  パソコンにつきましては、SIMカードも同様なんですが、25台になります。こちらの25台につきましては、既に私どもは2台用意しておりまして、合わせて27台になるわけですけれども、一応災害対策本部、または今回の甲府市新型コロナウイルス感染症対策本部、この人数に合わせて予定しております。実際、各部に1台配付していくような形になります。  こちらのウェブ会議につきましては、新しい生活様式の一環としまして、民間企業をはじめ、自治体でも導入が進んでおります。社会においてウェブ会議の利用が普及すればするほど、本市に対するニーズも、導入ニーズというものも必然的に高まってきます。こうした観点から導入していくものでございます。  実際、現在は本庁舎6階のみで利用しているんですが、職員の要望も多くて、もう賄い切れないといいますか、そういう状況にもなっているほど多いということになります。  続きまして、AI議事録につきましては、アンプを置いて、マイクを使ってもしくはICレコーダーを使って、会議録を作成していくものになります。そういった意味では、ある意味オーディオ機器ということになります。オーディオ機器、そういった一式を2セット用意させていただきます。また、こちらを、録音したものを翻訳していくサービスがございます。こちらクラウドサービスを使っていく形になります。  AI議事録につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、本市においてもこれまでに想定していなかった業務が多数発生しております。現在職員流動とか超過勤務、様々な形でそこを乗り切っているところでございますけれども、新型コロナウイルス感染所の収束のめどが立っていない中で、今後、生産性の向上も含め、長期的な対応も視野に入れていかなければならないと考えております。そのため、議事録作成のような定型作業、こちらの作業については自動化で作業するAI議事録システムに任せる。そして事務効率化を図る中で、各種の新型コロナウイルス感染症対策に対応していくと。このために購入するというものになります。  以上でございます。 125: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 126: ◯廣瀬委員 概要が大体分かってきました。既存のものを入れて27セットということになるわけですね。これは完全にリモートですから、持ち運んで、必要な場所で会議ができるというか、リモートでできるという意味合いでよろしいでしょうか。 127: ◯輿石委員長 西村情報政策課長。 128: ◯西村情報政策課長 そのとおりでございます。  以上です。 129: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 130: ◯廣瀬委員 各部署によって使い道はいろいろと違うと思いますけれども、リモートの会議、また、私どもの会派でもリモートの行政視察をさせていただきましたけれども、ぜひ活用をしていただきたいと思います。各部署で1台ということですから、活用の方法等をまた報告をいただければと思いますし、これから、この活用については皆さんが慣れていく必要があるんだろうと思います。このシステム、単独で持ち運び、ポータブルというか、リモートになりますから、今、甲府市が持っているDO計画の基幹のリモートとか、そういう基幹系のものに接続するとか、そういうことはないわけですか。隔離されている状況かどうか。 131: ◯輿石委員長 西村情報政策課長。 132: ◯西村情報政策課長 おっしゃるとおりでございます。基幹系につないだり、もしくは1人1台パソコンにつなぐ、ネットワークにつなぐことはなく、このWi-Fiの環境単独で使用していくという形になります。その辺も、私どもは今、どうやって使用していくのかというルールづくりも併せて進めているところでございますので、そちらで周知を図っていきたいと思っております。 133: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 134: ◯廣瀬委員 またいろんなルールづくりを教えていただきながら、AI議事録システムを含めて、議会局のほうにもこの割当ては来るのでしょうか。お願いします。 135: ◯輿石委員長 西村情報政策課長。 136: ◯西村情報政策課長 先ほど申しましたように、マイク・アンプ等2セットのオーディオ機器を用意するということになります。こちらのほうは情報政策課が管理をしていきますので、各部、必要に応じて申請があれば貸し出すというような運用を、現在は考えております。ですので、議会局で何らかで使用するということがあれば、申請をいただければ貸出しするような運用にしていきたいと考えております。  以上です。 137: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 138: ◯廣瀬委員 だんだんといろんな省略化を含めてできてくると思いますので、私ども甲府市議会のほうでもいろんなAI関係、進めていきたいと思います。  これについて、歳入のほうですけれども、国庫補助金になっていると思いますけれども、その辺の歳入の関係で詳細をお願いしたいと思います。 139: ◯輿石委員長 有野財政課長。 140: ◯有野財政課長 こちらの財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。  以上です。 141: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 142: ◯廣瀬委員 了解いたしました。ぜひ有効に活用していただきたいと思います。ありがとうございました。 143: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 144: ◯輿石委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 145: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第116号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第9号)中、当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  輿石企画経営室長。 146: ◯輿石企画経営室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案目録(その3)の107ページをお開きください。  議案第116号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第9号)中、市長直轄組織、総務部、企画部及び監査委員事務局に係ります補正予算内容につきまして、一括して御説明申し上げます。  初めに、歳入につきまして御説明いたします。  116ページ、117ページをお開きください。  14款2項1目総務費国庫補助金につきましては、補正予算額3,141万円のうち、市長直轄組織が所管する2,000万円につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に伴うこうふ開府500年記念事業費に充当するため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額するものであります。
     18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算に係る一般財源として使用するため、増額するものであります。  続きまして、歳出につきまして御説明いたします。  120ページ、121ページをお開きください。  2款1項総務管理費のうち、1目一般管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う厳しい社会状況等に鑑みた、市長等の特別職給与費の減額であります。  9目企画費につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えた、信玄公生誕500年に伴う企画展の開催等に係る経費であります。  2款6項1目監査委員費につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う厳しい社会状況等に鑑みた、代表監査委員の特別職給与費の減額であります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 147: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(厚)委員。 148: ◯山田(厚)委員 今の御説明で、121ページ、こうふ開府500年記念事業で、説明の具体的内容が企画展と言われましたよね。この企画展って、内容は何ですか。 149: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 150: ◯金子記念事業課長 今回、補正予算に提出させていただいた中での企画展につきましては、昨年度まで、甲府駅北口のペデストリアンデッキにおいて、こうふ開府500年のメモリアルギャラリーというものを設置しておりました。あちらの場所につきましては、道路という位置づけになっておりまして、密にならない状況の中での企画展というものがございましたので、今回、信玄公生誕500年に向けまして、信玄公、武田家三代、そういったものに特化した企画展をペデストリアンデッキのほうに設置してまいりたいと。そのように考えております。  以上でございます。 151: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 152: ◯山田(厚)委員 期間的に言ったら、いつまでやるんでしょうか。それで人的配置もあるんですか、これ。 153: ◯輿石委員長 金子記念事業課長。 154: ◯金子記念事業課長 期間的な話ですと、来年の令和3年11月3日が信玄公生誕500年のちょうど記念の日ということになります。ですので、こちらの企画展につきましては、令和3年度も実際に企画展のほうは設置してまいりたいと考えています。  当然これまでも、開府500年のギャラリーでもそうだったんですが、実際にその入場のところで、運営管理という形で人的配置もしてございました。新型コロナウイルス感染症の関係もございますので、こちらの企画展につきましても人的配置をさせていただく中、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりする中で運営をしてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 155: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 156: ◯山田(厚)委員 あんまりイベントっぽいことは好きじゃないという感じがするんですけれども、ぜひ新型コロナウイルス感染症対策をしっかりされて、行っていただければありがたいと思います。  以上です。 157: ◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 158: ◯輿石委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 159: ◯輿石委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、所管事項調査に入ります。  消防本部の所管事項についての調査に入ります。  先ほど挙手された委員は、発言をお願いいたします。  山田(厚)委員。 160: ◯山田(厚)委員 細かいことは甲府地区広域行政事務組合のほうになりますから、大ざっぱに要望だけして終わりたいと思います。  消防に関しての公務災害で請求されている方というのがもう既に出ています。簡単に言うと、今までの救急車の対応というのは新型コロナウイルス感染症専用車じゃなかったということで、陰圧構造等も、それも含めて患者さんとスタッフの構造が分離できていなかった。その意味で、救急車だけ使っていたということで、今ではかなりの厳重な対応がされていると思いますが、その辺のところは十分に気をつけないと、今後新型コロナウイルス感染者を搬送する場合に、危険な状態にスタッフの方はなりかねないんじゃないか。これが1点です。ぜひその辺の注意をしていただきたい。もし御意見があって、どういう取組をしているのかあったら、教えていただきたいと思います。  で、甲府地区消防本部でも集団感染が出てしまったと。これについては、集団感染というのは、感染症も含めて公務災害ですから、集団感染の場合には特に、感染経路が明らかなわけですから、早急に公務災害の請求を当局の努力義務という形ですべきではないかと思いますが、これは要望として終わりますが、御意見がありましたら、ぜひ伺いたいと思います。 161: ◯輿石委員長 内田消防本部次長。 162: ◯内田消防本部次長 職員の公務災害の請求につきましては、現在検討しておりますので、前向きに行っていきたいと考えております。  以上でございます。 163: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 164: ◯山田(厚)委員 意見を聞きたいということで、救急車の関係でどのような今、配慮をされているのかということ。今後、熱中症の関係もまだまだ続いていますので、その辺のところの配慮も含めて、どのような御努力をされているのか、それだけ伺いたいと思います。 165: ◯輿石委員長 萩原消防本部次長。 166: ◯萩原消防本部次長 現在、新型コロナウイルス感染症関連の救急車につきましては、陽性という患者が明確に分かっている場合につきましては、新型コロナウイルス感染者専用の救急車での搬送を行っているところでございます。通常の救急搬送とは分けた中での運用を行っております。  以上でございます。 167: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 168: ◯山田(厚)委員 その場合の専用救急車というのは、対応がしっかりしているという意味で、本来の専用構造ではない車両ですか。それとも、新たに幾つか専用構造を持つ専用車両、輸送車ができていますけれども、そっちのほうですか。その辺だけお聞かせください。 169: ◯輿石委員長 萩原消防本部次長。 170: ◯萩原消防本部次長 現在、私どものほうで運用している新型コロナウイルス感染者専用救急車といいますのは、陰圧式の特殊構造を持っている救急車ではございません。患者さんと救急隊員との間を感染防止シートなどで遮蔽したものですので、特殊な構造を備えている救急車とは違います。 171: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 172: ◯山田(厚)委員 分かりました。ぜひ、なるべく対応をしっかりしないと、神奈川県横浜市のほうでクルーズ船から新型コロナウイルス感染者の搬送をしたときに、たしか危ない状態もあったんですよね。だから、防護服だけじゃ駄目だということですので、ぜひその対応をしていただきたいことと、必要ならばPCR検査等、健康診断もしっかり行っていただければありがたいと思います。  くどいようですが、ぜひ感染された方々に対する、感染者がそもそも公務災害を請求するなんていうことは困難ですから、当局のほうの法的にも明らかにされている努力義務、しっかり支えていただければありがたいと。  以上、終わります。 173: ◯輿石委員長 それでは、以上で消防本部の所管事項についての調査を終了いたします。  消防本部の方々にはお引取り願います。  次に、市長直轄組織の所管事項についての調査に入ります。  挙手をされた方々には御質問をお願いします。  小澤(浩)委員。 174: ◯小澤(浩)委員 総合防災訓練についてお伺いいたします。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、この夏に我が国での開催が予定されていた、世界的なイベントである東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が延期となり、また、本市をはじめ、日本各都市においても、イベントなどが中止や延期となっております。こうした中にあっても、災害発生時に備えて、毎年9月1日の防災の日に合わせ全国各地で開催されている防災訓練については、この状況下であっても、県内市町村や全国の多くの自治体において、規模の縮小等を行う中で開催がされました。  私としましては、災害発生時に自らの命を守るために取るべき行動や、地域住民相互の絆による助け合い、行政との連携などについて、平時に確認し訓練していくことは非常に重要であると考えております。  そこで、何点か質問します。  まず、本市では、熱中症から市民の命と健康を守るため、昨年11月に実施した総合防災訓練を、本年度はどうするのかお伺いいたします。 175: ◯輿石委員長 今村防災指導課長。 176: ◯今村防災指導課長 本年度の総合防災訓練についてお答えさせていただきます。  本年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の状況を考慮いたしまして、主会場訓練として相川小学校で実施する訓練は縮小いたしまして、各地区の訓練は中止とさせていただくということで、各自治会連合会・関係機関等にこれから周知をさせていただきたいと考えております。  以上です。 177: ◯輿石委員長 小澤(浩)委員。 178: ◯小澤(浩)委員 主会場訓練については規模を縮小しての開催、地区訓練は中止との回答でありました。主会場訓練である相川小学校ではどのような内容の訓練を行い、また参加者の安全対策も必要であると思います。また、地区会場訓練は中止となりますが、そのフォローは何か考えておられるのか、併せてお答えください。 179: ◯輿石委員長 今村防災指導課長。 180: ◯今村防災指導課長 それでは、今の3点についてお答えさせていただきます。  今年度の主会場訓練の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対策を講じました避難所運営訓練を実施することと、水害等のこともございますので、家庭でできる簡易水防工法というものを併せて行う予定です。簡易水防工法とは、家庭にございますポリタンクとかレジャーシート、あと水袋とか、段ボールとか、こういったものを使った床下浸水を防ぐような工法、これを実施していきたいと考えております。  また、新型コロナウイルス感染症の安全対策ということですが、相川小学校の体育館で避難所運営訓練をするということですので、もちろん3密は回避するということが大前提で、参加人員を制限しまして実施すること。避難者の体温測定、マスクの着用、体育館の換気とか、感染防止対策を徹底してまいりたいと考えております。  それから、地区会場訓練のフォローということですが、主会場訓練で避難所運営訓練を行うわけですけれども、新型コロナウイルス感染症対策も入っておりますので、これは非常に関心が高いところであると考えておりますので、その様子を写真とか動画で撮影しまして、それをDVDに保存して、その後、その成果物を自治会連合会等に配布して、今後の避難所運営に生かしていっていただきたいと考えております。  以上です。 181: ◯輿石委員長 小澤(浩)委員。 182: ◯小澤(浩)委員 相川小学校の総合防災訓練であったり、その安全対策、また、地区訓練のフォローであったり、いろいろなことが分かりました。ありがとうございます。  また、何点かは質問させていただきましたが、先ほども言いましたが、平時からの災害について考え、行動を確認することはとても大切であり、訓練をしていくことにより、災害時に自助・共助・公助により尊い命を守ることになりますので、ぜひ主会場訓練への参加者の安全確保を図り、有意義な訓練等をしていただくこととともに、中止となった地区会場訓練の各地区へのフォローもしっかりしていただくことをお願いし、質問を終わります。  以上です。 183: ◯輿石委員長 そのほか質問はありますか。  末木委員。 184: ◯末木委員 甲府市防災アプリと甲府市防災防犯メールマガジンについてお聞きしたいと思います。  私の認識ですと、甲府市防災アプリが情報とか、あとは状況の収集。そして、甲府市防災防犯メールマガジンのほうが、甲府市内に犯罪や災害の警報が出ると一斉にメールが来るというふうに認識しているんですが、詳しいその情報と、あとは今、どのぐらいの方がお使いになられているのか、進捗状況をお聞かせください。お願いいたします。 185: ◯輿石委員長 芦川防災企画課長。 186: ◯芦川防災企画課長 甲府市防災アプリにつきましては、今、末木委員がおっしゃったような情報収集はもちろん、ほかの気象情報であったり、甲府市からの伝達事項なども流れるような形になっております。  甲府市防災防犯メールマガジンにつきましても、本市からの情報伝達というようなところで、情報が流れるような形にはなっております。  登録者数ですけれども、甲府市防災アプリにつきましては、現在としまして1万382ダウンロードがございます。甲府市防災防犯メールマガジンにつきましては、5,064名となっております。 187: ◯輿石委員長 末木委員。 188: ◯末木委員 これはすごく両方使うと有効だと思うんですね。私もこちら甲府市防災防犯メールマガジンと甲府市防災アプリ、両方使わせていただいているんですが、本当に情報がよく伝わってきます。両方使っていらっしゃる方というのも大体どのくらいいられるんでしょうか。 189: ◯輿石委員長 芦川防災企画課長。 190: ◯芦川防災企画課長 両方使っている方というのは数字的には出ておりませんで、おのおの、甲府市防災防犯メールはメールアドレスで登録をされていて、甲府市防災アプリはもうダウンロードされてしまいますので、両方使っている方というのがどれぐらいいるかというのは分からない状況であります。  以上でございます。 191: ◯輿石委員長 末木委員。 192: ◯末木委員 ぜひ周知をしていただきたいと思います。  また、ちょっと要望とすれば、甲府市は結構南北に長いですよね。そういうところの地域がもう少し分かるような詳細な情報とか、そういうふうに、これは甲府市防災アプリでたまに見れば、これが違うのかなと思うところもあるんですけれども、そういうような詳細な地域別なということはやはり難しいんですよね。どうでしょう。 193: ◯輿石委員長 芦川防災企画課長。 194: ◯芦川防災企画課長 情報伝達の内容がということでいきますと、例えば避難情報などですと、地区別で出すような形になっておりますし、気象情報などですと、もう甲府地方気象台からの情報という形になってしまいますので、本市域全域というような形にはなってしまいますけれども、本市から出す情報、避難情報であったり、あとは動物の出没とか発見などは、どこの地域でどういうものが見つかったとか、どこに避難情報を出しましたとかいう情報は出しておりますので、本市から出すものについては、そういう地域を分けてというものは可能かと思いますけれども、甲府地方気象台等からの情報はちょっと、こちらのほうでは難しいのかなと考えております。 195: ◯輿石委員長 末木委員。 196: ◯末木委員 すみません。もっと詳しく私もお話をすればよかったですね。やはり甲府市防災アプリを見ていると、避難所の情報はよく分かります。気象情報がということをちょっとお聞きしたかったんですが、今のお答えでよく分かりました。
     以上です。ありがとうございました。 197: ◯輿石委員長 そのほか質問はありますか。  山田(厚)委員。 198: ◯山田(厚)委員 危機管理ということは、かなり今の新型コロナウイルス感染症の問題でも、福祉保健部以外でも重要なところになっているかと思いますので、そのことについてお伺いします。  福祉保健部等々と協力し合って、避難行動要支援者名簿というものがあるはずなんですけれども、今回の新型コロナウイルス感染症災害で、これの活用をされたのか、されなかったのか、その辺もお伺いしたいと思います。 199: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 200: ◯向山危機管理室長 今回の新型コロナウイルス感染症に関しましては、避難行動要支援者名簿について活用はしておりません。  以上でございます。 201: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 202: ◯山田(厚)委員 続いて、毎年度更新している甲府市新型インフルエンザ等対策行動計画がありますよね。これについての活用はいかがだったんですか。 203: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 204: ◯向山危機管理室長 甲府市新型インフルエンザ等対策行動計画につきましては、今回新型コロナウイルス感染症に関しましても、帰国者・接触者相談センターの設置等、あと市立甲府病院におきます院内感染マニュアルの見直し、市立小中学校等の臨時休業等々、様々な対応を甲府市新型インフルエンザ等対策行動計画に基づいて行ってきたところでございます。  以上でございます。 205: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 206: ◯山田(厚)委員 甲府市新型インフルエンザ等対策行動計画にはそれ以外にも幾つかありますよね。帰国者・接触者外来の問題とか、それから10年前の資料でいくと、保健所の機能の充実みたいのが書いてあったと思うんですけれども。ですから、今後その辺のところもちょっと思い起こしていただいて、充実を図っていただきたいと。  それから、甲府市地域防災計画には様々な災害の協定がありますよね。今回も国難と言われたほどの感染症ですから、この災害協定というものをもっと活用すべきではなかったのかと、私どもは思いますが、いかがだったんでしょうか。 207: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 208: ◯向山危機管理室長 春先にマスク等、消耗品等が品薄になった状況がございました。そこで私どもも、災害協定の協定先であります、そういったものを物販している協定先に、電話ではございますけれども、マスクとか消毒液等を手に入らないかという御相談を、協定先全てに連絡をさせていただいた状況でございます。その中でやはり手に入らない、品薄でそれだけの量が入らない等々の理由で、協定に基づいたところからは私どもに手に入れることができなかったような状況でございます。協定先から何とか手に入れようという努力はさせていただいたところでございます。  以上でございます。 209: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 210: ◯山田(厚)委員 当初、マスクとか防護用のガウン、手袋、それから消毒液、こういったものが非常に不足して、今年1月、2月の段階でね。全国的にも、甲府でも買えなかった。でも、本来は、企業さんが一定量備蓄している可能性が随分あったし、そのことが分かってきたんですよね、後半になったら。そうすると、災害協定というものをもうちょっとしっかり、信頼関係に基づいて考え合っていくということをしないとよくないなと。  それから、非接触型の体温計などは、体温計という名前じゃないけれども、一般財団法人関東電気保安協会などは、ブレーカーの温度を調べるというのに100本ぐらい持っているはずなんですよね。だから、こういうところも臨機応変にお願いするということをもっともっとしていけば、初期対応で十分な防護ができたんじゃないかと思います。今後ともぜひこの教訓を生かしていただければなと思います。これについては強く要望していくということで、お願いしたいと思うわけですけれども。  それから、新聞報道でもありましたが、この中心市街地に山梨県の指導で新型コロナウイルス感染者のうち軽傷、無症状者を受け入れる宿泊療養施設として、甲府市内の1施設を開設する予定と、このような資料も含めて令和2年8月31日に説明会を開いたと。この場合は、山梨県の指導だけじゃなくて、甲府市で、甲府市のまさに中心街でやるわけだから、危機管理担当の方と、それから福祉保健部、特に甲府市健康支援センターの方などは行かれたわけですか。全然行かなかったわけですか。そもそも山梨県からのこの通知はなかったんですか。 211: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 212: ◯向山危機管理室長 山梨県の担当者が甲府市のほうにお見えになっていただきまして、説明をしていただいたところでございます。  以上でございます。 213: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 214: ◯山田(厚)委員 この場合の31日の説明会には行かなかったということですか。説明を受けただけで。 215: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 216: ◯向山危機管理室長 当日は呼ばれておりませんので、行っておりません。改めて山梨県のほうからわざわざ来ていただいたという状況でございます。  以上でございます。 217: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 218: ◯山田(厚)委員 我が会派の中心街に住んでいる山田弘之議員がこれに参加して、随分時間がかかったという話で、この資料も頂いたんですけれども。やはりこの8月31日の説明会に、山梨県任せじゃなくて、本市としてもぜひ行って、いろんな皆さんの心配事を聞き入れて、今後の対応を山梨県にしっかりするということが必要ではなかったのかなと思います。  私、この資料を見ても、何か資料的にちょっと大ざっぱ過ぎるなという感じがしているんですよね。例えば、軽症者や無症状の方の、一定期間療養していただきますよと書いてあって、2ページ目は、一定期間の入院、5日間を過ぎて入院、ここに、施設に入れるんだと。文章的に言って、この2つは別々の問題なのに、何で一緒なのかと。最初から無症状の人を、陽性と分かった瞬間に入れるならば、かなり感染力は強いんですよね。感染力は8日から10日に関係して大分弱まるという話は聞いているんですけれども、この辺の差は随分あると。  それから、施設の運営体制は、警備スタッフが2名で生活支援スタッフが2名。看護師さんなどが2名でお医者さんはいないと。24時間常駐で交代制だって聞いているけれども、聞いたところによると、出入口が2つなので、この警備スタッフさん、ちゃんと大丈夫なのかなと。警備スタッフさんですから、民間にお願いするということでしょうから、強制力はないわけですよね。施設外に出ることはありませんと書いてあっても「私は出ます。」と言ったら、出すしかないんですよ。この辺のところをどういうふうに考えておられるのかと。  それから、感染性廃棄物というのを、当日の見学でいったら、ここに廃棄物を入れますと、それが普通の籠だったというんですよ。例えば感染性廃棄物というのは、市立甲府病院の扱いでも、密閉性の容器に入れてそのまま運ぶんですよね。だから、幾つもの疑問が出てきてしまうんじゃないのかなと。だから、この辺のところを、もうちょっと甲府市としてもお願いするということをしないとよくないと思います。  東京都23区では非常に自宅療養が多くなっているし、ホテル療養も多いと。この場合は、これよりレベルが低くて、今はちょっと対応がよくなったんですけれども、配食サービスも買物もしてくれない区が幾つもあって、これは少しずつ改善されていますけれども、感染者が外に行ってコンビニエンスストアで買物するみたいな時期があったと。これも今も是正がすごく求められていますが、これは一定程度の対応があるにしても、まだまだ安心できないと。いろんな声を聞いて、ぜひこの問題についても山梨県任せじゃなくて、市民の健康と命を守る立場として対応していただきたいと思いますが、いかがですか。 219: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 220: ◯向山危機管理室長 山田(厚)委員のおっしゃるとおり、これは山梨県の行う事業ではございますが、甲府市内にあるホテルの活用ということですので、山梨県のほうとまた話合いをさせていただいて、警備員2人の、実際、強制力がないという部分もございますので、その辺も大変なこともあるかと思いますけれども、そういう形で対象者の方は滞留をしていただくとか、そういう方法を考えていただくようにお話しさせていただいて、また、廃棄物についても確認をさせていただいて、適切な対応を甲府市のほうからもお願いをしていきたいと考えております。  以上でございます。 221: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 222: ◯山田(厚)委員 感染症廃棄物に関しては、例えば一般ごみとは違うよと、そういうふうに言われても、持っていく先が甲府・峡東クリーンセンターだったら、またばらばらにして落とすわけでしょう。だから、その辺のところも丁寧に聞いていただかないとよくないと思う。普通なら、よくいろんな方々が既に言われていますけれども、アイメッセ山梨はもうほとんど使われていないと。ああいうところでこそ、山梨県は責任を持ってやるべきだという意見が随分あるんですよね。パーティションは広いし、駐車場もあるし。だから、危機管理の問題で、今後このことをやはり丁寧に考えていただきたいと。  最後に、もし分かっていたら教えていただきたいんですけれども、最近街宣車が甲府市役所の前にかなり来て、何を言っているか我々も分からないんですが、どのような内容でどうしてこんなに来ているのかなと。もし分かっていたら、分からなかったら結構です、分かっていたらちょっと教えていただきたいと思います。内容は何なんですか。最近よく来るんだけれども。 223: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 224: ◯向山危機管理室長 実は私、今、分散業務ということで、西庁舎で業務を行っているのでよく分からないんですけれども。本庁舎へ来たときに話を聞きますと、感染性廃棄物の補助金の関係とかいうお話をしているようでございます。  以上でございます。私はその程度しか、申し訳ございません、分からないということで。 225: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 226: ◯山田(厚)委員 あんまりしつこいようだったら、今、市民の方々は不安に感じているときですから、市長さんの名前も呼び捨てにして言っているようなところも、私、聞いたんですよ。内容は分からなかったんだけれども。ぜひ内容を確認して、ちょっと行き過ぎみたいなところとか、おかしいじゃないかというものは一定の抑止をしないと、このまま続くと、不安を感じている方もいるみたいで。我々、ここに来ても中身は分からないんですよね。ぜひその辺のところもちょっと注視していただければと思います。無理やりやる必要はありませんが。  以上で終わります。 227: ◯輿石委員長 鮫田委員。 228: ◯鮫田委員 危機管理で2点質問させていただきます。  1点目が、災害時の避難所のキャパシティーについてでございます。昨年の令和元年東日本台風で、一部の指定避難所では、多くの方が避難されて、避難所のキャパシティーを超えてしまった状況でありました。昨年12月定例会の総務委員会、今年3月定例会の一般質問でも質問をし、対策を求めてまいりました。そのときには、民間の力も借りていくという回答でありました。さらに、今回は新型コロナウイルス感染症対策もする中で、密にならないような対応も求められるわけであります。一昨日の九州・四国・中国地方などを襲った台風10号では、避難所のキャパシティーを超えた避難所が数多くあったと報道されております。  甲府市として、避難所のキャパシティーの対策として、どのような対策を検討されてきましたでしょうか。よろしくお願いいたします。 229: ◯輿石委員長 芦川防災企画課長。 230: ◯芦川防災企画課長 避難所のキャパシティー、収容人数の増加対策としましては、本市においては、今年6月の広報こうふに避難行動判定フローというものを掲載させていただいて、市民の皆様に、自宅での垂直避難や、安全な場所にお住まいの親戚・知人のお宅などへの避難など、分散避難の検討を促すとともに、自治会連合会のほうにもお願いをしたところであります。  また、避難所の収容人数の増加について、学校の教室の開放についても、教育委員会に承諾をいただきまして、教室のほうにも避難ができるような対応をしております。  また、先ほど鮫田委員からも言われたように、引き続き民間の企業の社屋等の利用についても、協定の締結に向けて努めているところであります。  一昨日の台風10号に関し、避難者が避難所のほうで満杯になってしまったという状況もありますことから、本市のほうでも同様のことが想定されると思います。そのような際には、やはり天候とか、河川それから道路の状況を見る中で、ほかの、まだ空きのある避難所のほうへ誘導するような対策を取っていきたいと考えております。  以上であります。 231: ◯輿石委員長 鮫田委員。 232: ◯鮫田委員 長崎県長崎市は2018年からマイ避難所という愛称で、親戚や友人宅を避難所として検討するようにチラシやホームページで求めてきたり、ほかの地域でも、自治会長が一軒一軒、世帯ごとに避難所を相談しながらもう決めて、ある程度指定しているような地域もあるというようなことを報道などで聞いたことがあります。  そんな中で、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の中で本市から説明をもらった中でもあったんですけれども、避難所の新型コロナウイルス感染症対策の状況というか、避難所のキャパシティーのところを自治会連合会には伝えてあるというような回答がその中ではあったんですけれども、実際のところ、住民に伝わらないと住民が判断できないんじゃないのかなということは思ったところでありまして、実際の自分の避難するところのキャパシティーがどのくらいで、新型コロナウイルス感染症によってどのぐらいの制限がされているのかなというところが伝わらないと、住民が判断できないんではないかなという疑問を持ったところでありました。  先ほどの今年6月の広報こうふのほうで、避難行動判定フローだったり、分散避難ということでいうと、指定避難所には避難するのは消極的にしていくような避難ですかね。基本的には分散避難してくださいということを、どれだけの強さで訴えられているのかなということも、住民からするとちょっと分からないところもあって、例えば一昨日の台風10号のようなものが来て、国、気象庁等から、1週間前ぐらいからもう対策を取ってくれ、もう物すごいものが来るんだというようなことが言われた場合、甲府市としてどのような対応が今後取れていくのかというのを、もっともっとシミュレーションをしていただきたいと感じました。  また、これは要望で終わりますけれども、先ほどの民間と連携したという一時避難所についても、令和元年12月定例会でも質問いたしましたが、実際にここを活用する場面が訪れるのか。実際、自治会連合会がここを活用しようと思う判断がつくのかどうかというのは、本当に疑問に感じていまして、例えば今回、中道地区連合自治会では、防災訓練のときに民間の一時避難所を一度みんなで、避難訓練で活用させてもらおうというような計画はあったんですけれども、先ほどの地区の防災訓練は中止ということで、多分それもなくなるのかななんていうことで、ちょっと残念なんですが、民間企業さんも新型コロナウイルス感染症対策で多分弱っているところだと思いますので、そういったところも甲府市自治会連合会が一緒になって、一時避難所として締結している企業さんをフォローしていただきたいのと、また、先ほど言ったとおりの、一軒一軒がどうしたらいいのかということが分かるようなものを、自治会連合会と一緒につくり上げていっていけるような検討をしていただきたいなということを要望いたします。  これも一昨日の台風10号というのが、台風9号があったので、少し勢力は抑えられたそうですね。海面の温度が少し下がったので、台風10号はそれほど、想定よりも少し弱体化したというような報道もあります。今後、台風というのは、すごく大型の台風が数多く来る可能性があるということを聞きますので、ぜひ早急な検討をしていただきたいと思います。この質問はここで区切りにします。  続きまして、災害発生箇所の一元把握とか、改善に向けた管理という趣旨で質問させていただきます。  甲府市内でも、同じところで数年に一度、道路などが水没してしまって、お店も床下浸水してしまうと。会社の倉庫も水浸しになってしまう箇所があります。国道も浸水で通行止めになってしまいます。市内には、浸水だけでも多くの箇所があると思います。このような災害の発生した箇所について、本市としてどのように把握、管理をされているのか。また、改善に向けての取組についての把握、管理をされているのかお伺いいたします。お願いいたします。 233: ◯輿石委員長 芦川防災企画課長。 234: ◯芦川防災企画課長 災害箇所の把握につきましては、災害発生時には各担当部署からシステムに入力をいただきまして、その中で一元管理ができるような形になっております。  また、その改善・防護策につきましては、防災企画課で毎年出水期の前に市内数か所を回りまして、そのときには河川の氾濫、それから土砂の危険区域を、本市の所管部署、山梨県、警察、それから消防本部、消防団と巡視をしております。その中で、水害時の対応についての確認もしておりますので、その改善の状況も確認をさせていただいております。  以上でございます。 235: ◯輿石委員長 鮫田委員。 236: ◯鮫田委員 災害発生時は一元管理というのをされているということですけれども、例えばここ最近10年、20年という中で災害があって、また繰り返し起こった。それがどのようにハードとかソフト面で対応してきたかというところについては、一元管理とか把握というのはされていないということでよろしいでしょうか。 237: ◯輿石委員長 向山危機管理室長。 238: ◯向山危機管理室長 各担当でそういう過去のデータ等は管理をしてはいるんですけれども、一元管理という部分でいきますとしていない状況でございます。  以上でございます。 239: ◯輿石委員長 鮫田委員。 240: ◯鮫田委員 同じところで何度も災害が起こると、そこの住民の方とか、本当にたまったものではない状況でありまして、それでもまだ改善もされていないところも幾つもあると思うんです。どうにもならないところもあるのかもしれませんが、ぜひハード・ソフトそれぞれを一元管理できるような部署というのは、多分こちらの防災企画課であると私は思っているんですけれども、それがやはり相当忙しい部署ですので、業務もいっぱいありますので、ぜひ職員の増員をする中で、そういった防災に関して一元管理をして、これ、予算を組み立てる際にも、こういったものというのは必ず必要だと私は思いますので、ぜひその災害時だけでなく、過去10年、20年起こったものが、今どのような形で改善されたのか。繰り返し起こっていないのか。そういったところをきちんと把握して管理できるような対策、改善に向けて対策できるような機能、仕組みをぜひ構築していただきたいと思います。要望で終わります。  以上です。 241: ◯輿石委員長 以上で、市長直轄組織の所管事項について調査を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。  再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午前11時56分 休 憩    ──────────────────・──────────────────                午後 零時56分 再開議 242: ◯輿石委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、総務部の所管事項の調査に入ります。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  長沢委員。 243: ◯長沢委員 それでは、庁舎の感染症対策ということで質問をさせていただきます。  2点ほどあるんですけれども、まず1点目としまして、市役所を訪れる方々と職員の方の感染防止対策として、今、各課の、特に2階を来訪される方が多いと思うんですけれども、窓口にビニールシートが、突っ張り棒みたいなものをしてホチキスで留めたりとか、そういうふうな形で感染防止対策をされていると思います。また、エスカレーター下の、総合案内のところにも、こういう枠組みを作った、そういったものにビニールシートを取り付けていただいて、総合案内の職員が来訪者の方と直接接しないような形で、感染対策をしていただいていると思います。また、2階以外の各課でも、そういう形で厚手のビニールシートを垂らしたりして、来訪者との感染防止対策をしているところだと思うんですけれども、これについては、今回このコロナ禍に入った中で、本市議会からの要望も受けていただいた中で、迅速に対応していただいたと認識をしているところです。そのときとしては本当に大変にありがたい、そういう感染対策であったと感謝申し上げたいと思います。  そこで、第2波と言われるような感染者数が増えてきたり、また、なかなかこのコロナ禍が収まらない中で、ウィズ・コロナと言われるような時代にもなってきていると感じているところです。そこで、2階の窓口などもそうなんですけれども、ビニールシートを垂らしているんですが、いかにも暫定的な、そういう感じがしまして、突っ張り棒で、ビニールシートもかなりめくったりとかいろいろして、曇ったりとか、汚れたりとか、よれよれになったりとか、留めているホチキスも、当時としてはもうそれで仕方なかったと思うんですけれども、乱雑に留めてあったりですね。また、総合案内のところの枠組みもよく見ると水道の給水パイプなんですね。濃いグレーの給水パイプに製造した会社のロゴマークなんかも入っていたりするので、当時としては緊急対応で本当にありがたかったと思うんですけれども、ウィズ・コロナということになると、この辺できちんとその辺のものも、中核市の市役所としてしっかりやっていくべきではないかというようなお声もいただいているところです。  また、各課の窓口と来訪者の方と職員の方が接するところも、今いろんな飲食店に行ったりなんかしてもそうですけれども、アクリルのボードが立ったりしているんですね。そうしたビニールシートというのもいいのかもしれませんけれども、しっかりしたそういうアクリル板等で、見栄えもよく、そして感染対策をしっかりと今後していく必要があるんじゃないかと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 244: ◯輿石委員長 照沼管財課長。 245: ◯照沼管財課長 飛沫感染予防につきましては、今年4月当初の感染症拡大に伴いまして、当時、窓口等におきまして濃厚接触のリスクが高まったということに対しまして、早急な対策をしなければならないということで、長沢委員おっしゃるように、緊急的にビニールシートを利用した飛沫感染防止対策を取ってきたところであります。本庁舎につきましては、窓口等に約120か所設置をしておりまして、これまで濃厚接触を防止してきたところでございます。  しかし、長沢委員おっしゃるとおり、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況の中で、今後は長期的な視点に立ちまして、ビニールシートの劣化や耐久性などを考慮しまして、ビニールシートの取替えや材料を変えるなど、今後、対応を検討してまいります。  以上です。 246: ◯輿石委員長 長沢委員。 247: ◯長沢委員 対応を検討していただけるということで、ぜひそのようにしていただければと思います。先ほども申し上げたんですけれども、職員の方の安全対策というようなことも、私も過去に何度か、2階に行ったとき、あるいは3階ですね、大きな声を上げているような男性の方と会ってしまったことがあります。職員の方は大丈夫かなというようなことも感じたこともありまして、全国の市役所庁舎では、ニュース報道等を聞きますと、刃物を持ったそういう男性が来たとか、そういう話も聞いているところであります。ぜひ感染対策をする中で、強化アクリル板等、そういう職員の方の安全対策も含めた中で、ぜひ今回の感染対策を進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  もう1点なんですけれども、これも感染対策なんですが、トイレの便座除菌クリーナーの件でございます。これは以前平成30年12月定例会の総務委員会で当会派の兵道委員から要望をしたところです。当局におかれましても、3階までの特に多く来訪者が見えるところについては、設置をしていただいたと認識をしているところなんですけれども、4階以上のトイレに関しては、順次また検討していきたいというようなお答えであったかと思っております。それは、コロナ禍に入る前のそうしたやり取りだったと認識していますけれども、こうしたコロナ禍になってきている中で、やはり早急に4階以上のトイレに関しても、便座除菌クリーナーの設置は進めていく必要があると考えるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
    248: ◯輿石委員長 照沼管財課長。 249: ◯照沼管財課長 便座除菌クリーナーにつきましては、平成31年1月から、本庁舎におきまして、特に利用者の多い洋式トイレの1階から3階につきまして、試行的に設置をしたところでございます。  本庁舎4階以上の洋式トイレへの設置につきましては、本庁舎のみならず、市施設全体に便座除菌クリーナーの設置をという考えにも発展していくところでございますので、現在のところ、まず1階から3階までの試行ということで、今、考えておるところでございます。  以上です。 250: ◯輿石委員長 長沢委員。 251: ◯長沢委員 もちろんそうですね。市有施設のトイレ、そうしたもの全部がそういう対策の対象になってくるんだと思います。そういう意味でもあれが1個幾らするかというのは私も詳細は存じ上げませんけれども、そうしたことを考えても早急な対策としてやっていける範囲ではないかと考えるところです。  今、お答えいただきましたので、これ以上は申し上げませんけれども、要望にとどめますけれども、ぜひ本庁舎4階以上、また今お話が出た市有施設のトイレなども、感染対策ということを念頭に置いて、早急にそうした便座除菌クリーナーの設置をしていただきたいということを要望させていただきます。  以上で終わります。 252: ◯輿石委員長 次に、山田(厚)委員。 253: ◯山田(厚)委員 長沢委員の質問に続いてお願いをしたいところですけれども、やはりビニールシートということじゃなくて、今後とも、インフルエンザとか結核なんかもまだまだ続いていますし、新型コロナウイルス感染症もあることだから、この際、新年度以降、やはりビニールシートじゃなくて、恒久性・耐久性があるアクリル板等々が必要だと思います。新型コロナウイルス感染症の消毒というのは何も入り口の消毒液だけじゃなくて、手すりとか、エレベーター、特に長沢委員が言われたようにトイレというのがかなり重要になってきているそうです。ですから、ここのところも対応する必要があるのかなと思います。  それから、ビニールシートとかアクリル板に関しても、一旦付着したウイルスが段ボールとかよりも長続きするらしいんですよね。だからこういうところの消毒、清掃というものも必要になってくるかなと。これはやはり人手の問題になるかなと思いますので、ぜひ職員課とも相談して行っていただきたいと思います。  それで、職員課のほうの質問をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  健康診断が、当初、法定の義務としてまずはやると。そういうことになっていたわけですけれども、この間のお話だと、本庁舎の職員さんというのは基本的には冬になってしまうと。全体の数でいうと、どのぐらいがまだ健康診断が未実施なのでしょうか。その辺の数が分かりましたら、それと割合ですね、分かりましたらお教えください。 254: ◯輿石委員長 雨宮職員課長。 255: ◯雨宮職員課長 ただいまの健康診断につきましては、昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延状況等々によりまして、国のほうからも、法定で義務づけられている健康診断につきましては、その状況を見ながらのところで実施をしていくということで何回か通知が来ているんですけれども、現状ですと、基本的には10月、状況によってそれ以降でも差し支えがないというような文書を頂きながら、対応させていただいているところでございます。  そうした中で、当初今年5月に予定しておりました、本庁舎で実施をいたします健康診断の対象者は988名が対象となっていまして、こちらのほうが現状未実施という形になってございます。  それとは別に、幸町の甲府市地域医療センターで行っている、健康支援センターまた西庁舎その他の出先機関の方々のところが、約600名いらっしゃいます。こちらについては、当初の予定どおり今年5月に実施をしています。  それから市立甲府病院につきましても600名弱いらっしゃるんですけれども、こちらについても当初の予定どおり実施をさせていただいたというところでございます。  あと、環境センターのほうでも行っているんですが、そちらのほうが150名弱の方がいらっしゃいますけれども、こちらにつきましても当初の予定どおり実施をさせていただいたというところになっておりまして、実際、現状で未実施というところになりますと、本庁舎で行っている988名の方々が今まだ健康診断が行われていないという状況になってございます。  以上です。 256: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 257: ◯山田(厚)委員 国のほうの健康診断は、3密回避ということで延ばしてもいいよというような指導はしたんですけれども、これはやはり国の初動の見間違いと。一、二か月でそろそろうちは終わるかなという発想で考えていたんですよ。だから3か月ぐらいでしょう。これはやはり全然違っていたわけですから。そして、甲府市役所で働いている人は、受付の方々も含めて、エッセンシャルワーカーに近い方々なわけだから、本来は早めに健康診断をして、ほかの疾病などの防止も含めて、必要ならばPCR検査などもすべきだったのかなと。  これからも遅くないですから、ぜひ早めに健康診断等々をやっていただければありがたいと思いますが、いかがですか。 258: ◯輿石委員長 雨宮職員課長。 259: ◯雨宮職員課長 山田(厚)委員がおっしゃるように、私ども、なるべく早く実施をするということで、健康診断を行っていく業者ともいろいろお話をしているところなんですが、現状でいきますと、今年12月の中旬ぐらいになってしまうというような状況を伺っておりまして、そういった状況も、こちらに出向いていただいて行っていくということになりますので、そちらの事業所のほうの体制等々によって、そのような状況に今なっているという状況でございます。  そういった中でも、実際、そのときの状況がありますけれども、当然ソーシャルディスタンスですとか、これまで以上に密集にならないような手だてというところは考えていきながら、実施をさせていただければと考えております。  以上です。 260: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 261: ◯山田(厚)委員 ぜひ早めの実施をしていただきたいと思います。複数の人たちが入ってくる職場というのは、市役所ですし、民間のほうで不況にこれからなるという時期だけれども、なればなるほど忙しくなるのが市町村役場ですから、その辺のところをぜひ対応をしっかりしていただければと思います。  それから、甲府市においても多忙化の職場が結構出ています、特別定額給付金等々の関係で。そして、内部流動の関係で対応しているところもありますが、今のところ、お聞きしたところ、病気休職とか傷病休暇はさほどは伸びていないと思いますが、メンタル系は一応今までよりも少し伸びているという感じもします。一定程度のこういう、仕事が忙しくて精いっぱい頑張っておられる真面目な職員さんたちは、収束の状況とか言っているような落ち着いたときに、爆発的に出る可能性があるんですよね。  ですから、そういうところも含めて、対応をしっかりしていただければありがたいと思いますが、今後の見通しということも含めて、何か見解がありましたらお聞かせください。 262: ◯輿石委員長 雨宮職員課長。 263: ◯雨宮職員課長 本年7月末現在のところでお話をさせていただきますと、傷病休暇を取っている職員が11名いらっしゃいます。そのうちメンタルと言われる傷病が5名ということになっております。  それに対して、病気休職という形になっている職員が、7月末現在ですと、メンタルと言われる症状で18名、あとメンタル以外で1名という形で、都合19名の職員が傷病休暇もしくは病気休職という形でお休みをしているという状況がございます。  こうした中で、私たちのほうも、お休みをしている間に本市の保健師が、随時その当該者とも連絡を取りながら、その症状ですとか、あとまた当該者が通っている病院の先生ですとか、そういった方とも意見交換をしながら、復帰に向けた取組をしているという状況もございます。  また、ストレスチェック等々も行っておりますので、そういった中でまた出てきたところの、ストレス度が高いような職員につきましても、保健師のほうがその状況を確認しながら個別に、本人の意向があればという形にはなりますけれども、そういった職員にも相談に応じているという状況がございますので、今後またこの新型コロナウイルス感染症拡大の状況で負担がかかっている職員もたくさんいらっしゃると思いますが、そういったところからの相談にも、保健室の保健師もしくは私どもの服務係の係長等々で丁寧に対応していければと、このように考えております。  以上です。 264: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 265: ◯山田(厚)委員 超過勤務の関係でいうと、例年は年度末、年度始めというのが非常に多いんですよね。ただ、今度は新型コロナウイルス感染症の問題がありますから、今年3月、4月が終わっても、お聞きしたところ、今年5月、6月、7月、8月というのが意外と伸びてきているんですよね。45時間のイエローライン、80時間のレッドラインの関係ですよね。ぜひその辺のところも考えていただかなきゃいけないと。これは職員課だけじゃなくて、財政課のほうもお聞きするつもりでいますけれども、最終的には人手になってくるわけです。年度途中ですから、新規採用というのはなかなか難しいと思いますけれども、会計年度任用職員さんでもやっていただくことはいっぱいあると思いますので、ぜひ対応していただきたいと。  そのためにも現状をお聞きします。条例定数で今何名でしょうか。みなし定数でいうと何名、実数だったら何名ですか。 266: ◯輿石委員長 山本業務管理課長。 267: ◯山本業務管理課長 職員数ですが、令和2年4月1日現在における条例定数が2,173人、みなし定数が1,949人、実員数が1,854人となっております。  以上でございます。 268: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 269: ◯山田(厚)委員 条例はいわゆる自治体にとっての法律で、ありとあらゆるものはその法律に従って、行政ですから守っているけれども、人手のところだけ、全国的にここだけじゃないんですが、みなし定数というのは不思議な概念なので、さらに、みなし定数より低い実定数。実定数で見ると、条例定数から比べて、本市は何と300名以上も足りないということになりますよね。やはりこれはちょっと、他市に比べて甲府市は人手の数が少な過ぎるという、私は前から指摘していましたけれども、ぜひこの辺のところも改善していただかないと、先ほどの新型コロナウイルス感染症拡大の状態が続けば続くほど、メンタルといわれる症状の方々とか、体調が悪い方々が出てきて、その分、さらに大事な人手の穴が空くわけですから、残された人は厳しくなってきてしまう。ですから、ぜひ、対応できる会計年度任用職員の皆さんに、臨時的でもいいから対応してもらっていかないとよくないと。例えば消毒だとか、要するにそういうものに関する人手が今後必要になってきますよね、秋から冬に。ぜひその辺のところの検討をお願いしたいと思います。  以上で終わります。 270: ◯輿石委員長 以上で、総務部の所管事項について調査を終了いたします。  総務部の方々にはお引取りをお願いします。  続きまして、企画部の所管事項の調査に入ります。  山田(厚)委員。 271: ◯山田(厚)委員 じゃあ手短に。先ほどからこだわっている人手の関係で、財政的な対応をしないとうまくないなという気持ちが非常にするわけです。これは、令和2年3月定例会の本会議でもお願いしましたが、10年前の新型インフルエンザとリーマンショックのときには、国がわざわざ雇用基金、雇用のための基金をこさえて、自治体で使いなさいということをして、甲府市は2億円以上使って、91名の方を2年間ほどお願いしたと。今回も新型コロナウイルス感染症拡大で人手は必要になっているわけですけれども、結局人手というのは、臨時特別給付金等々の人手ということで来ていると思うんです。だから、今言われている主な新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に対しても、自治体の判断で使えるわけですから、今後、例えばアクリル板を拭くだけでも、便座を拭くだけでも、それから、地域にこれから感染症が広がった場合に関しては、地域のごみの集積場、資源物ステーションでも、前もってグループでもって消毒するとか、いろいろ人手が必要になってくる可能性は大だと思うんです。秋から冬、想定できないことがあるかもしれないですよね。それに関してはやはり人手で防災する、つまり防疫ですよね。  そういうことも含めて、今後の財政的な確保というのはいかがお考えなのか、お聞きしたいと思います。 272: ◯輿石委員長 有野財政課長。 273: ◯有野財政課長 今の山田(厚)委員の御質問ですけれども、人件費、会計年度任用職員、こういったところに、これまでも新型コロナウイルス感染症に関わるところで、かなりの経費をかけてきているところです。  人件費のみならず、今おっしゃいました様々な業務といったところも、事業の優先度、あとは必要性、この辺のところを見極めながら、国の補助金等といったものを活用して、財源の確保に努めていきたいと考えております。  以上です。 274: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 275: ◯山田(厚)委員 何か随分さっぱりしたお話で。今後いろんなところでお願いしたいと思いますけれども、例えば先ほど午前中にお願いしたサーマルカメラでも、人手が要るんですよ。サーマルカメラで見ていればいいという話じゃなくて、見る人もいないし対応もできなきゃ困るわけで、例えば10台置いたら10台置ける分の人手は最低要るわけになってくるんです。ですから、今後やはり人手は不可欠だと。そのための財政的裏づけが不可欠だと。そういうふうに担当課としてしっかり認識していただいて、対応していただければありがたいと思います。  以上、要望で終わります。 276: ◯輿石委員長 以上で、企画部の所管事項について調査を終了いたします。  企画部の方々にはお引取り願います。  次に、市民部の所管事項の調査に移りたいと思います。  挙手をされた方はよろしくお願いします。  末木委員、長沢委員、山田(厚)委員です。  長沢委員。 277: ◯長沢委員 先ほどもちょっと輿石委員長からの質問内容の聴取のときにも話したんですけれども、エスカレーターを上がったところの市役所の2階のロビーの呼出しのことで、お聞きしたいと思います。  今、2階は、マイナンバーカードの取得申請あるいは受け取り等で訪れる方も多く、いろんな年度始めなども業務が繁多な時期だと思います。そういった中で、私もお声をいただいたり、自分自身も何度か市民課等を利用させていただく中で、そのとおりだなと感じているところでして、またお考えをお聞きしたいと思っているところなんですが、案内担当の職員にお話ししたりしながら、発券機から番号カードを頂いて、それを持ってロビーで座って待つというような、あるいは申請した後、待つというような形になると思うんですけれども、そのうち自分が持っている番号を、大きなディスプレーも幾つかありますが、そうしたものにも番号が表示されますし、また、ピンポンという大きな音とともに、女性の声で「何番の方」ということで、放送もしていただいているところです。ところが、お名前ではなくて番号ですので、うっかりしていたりとか、また、あるいはあそこは広いですから、郵便局の近くのほうに座っていたりして、なかなか気づかなかったりして窓口に行かれない方がいると、あそこに立っていらっしゃる案内担当の職員が声を張り上げて今度呼んでくださるわけなんですね。それも、2度、3度と「114番の方」とか、そういう形で何度も声を張り上げてお声がけをしている姿を見かけているところです。  そこで、1つ提案というか、またお考えもお聞きしたいところなんですけれども、放送で最初ピンポンというときは、音量はいいと思うんですね、非常に。ところが、今度案内担当の職員も御自分の声で言われますので、声を張り上げて言われるのも大変だなということも思いますし、また、郵便局の近くまで声が届くのかなということもあります。そうした中で何かインカムマイクというんですか、そういったものとスピーカーをセットで行うとか、あるいはマイクでちょっと言っていただくとか、郵便局をはじめほかの業務の方もいらっしゃるので、大き過ぎてもまたちょっと支障があるんだろうとは思いますけれども、もう少し何かそうした拡声器的なものを案内担当の職員にも使っていただくほうが、業務をされている方も、また何よりロビーの市民の方によく伝わるのではないかというお声もいただき、私も感じているところなんですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 278: ◯輿石委員長 青木市民課長。 279: ◯青木市民課長 総合案内では、システムにおいて呼出しの表示をするとともに、チャイム音、それからお手元に番号札の配付、窓口の番号を音声により案内をしております。その後、呼出しを窓口においてしても、おいでにならなかった場合、気づかれないでお待ちいただいてもいけませんので、案内担当の職員によりましてお声がけをしているところでございます。  最近では、マイナンバーカードやマイナポイントのお客様も増えているところでございますので、案内担当の職員が再度お呼出しや案内する機会も、これまでに比べて多少増えてきているようには思っております。  今後につきましては、マイクの使用などの必要性についても含めまして、検討をしていきたいと思っております。 280: ◯輿石委員長 長沢委員。 281: ◯長沢委員 検討していただけるということで、ぜひ早期の実施をしていただければということを要望いたします。  私はそんなに待ち時間が長かったことはないんですけれども、お声をいただいた数名の方のお話などからすると、今おっしゃったようなマイナンバーカードの関係で、1時間近くロビーで待ったということです。その中で、案内担当の職員が声を張り上げて、お呼びになっても窓口のほうへ向かわない方の呼出しを何度も何度もされていたというふうなことをお聞きしています。業務をされている方ももちろん、もうちょっと拡声器のようなものがあったほうがいいと思いますし、1時間待っているとなると、そういうことがもう度々、何度も何度も目にすると、これじゃよくないんじゃないかなと市民の方も思うのではないかということも当然かなと思いますので、ぜひ、今もうこうした混雑している時期ですので、早めに御検討いただいて、実施をしていただけるよう要望させていただいて、質問を終わります。ありがとうございました。 282: ◯輿石委員長 末木委員。 283: ◯末木委員 2点ほど質問させていただきます。  まずは、日本女性会議2021in甲府大会の件でお願い申し上げます。今定例会本会議で同会派の小澤(浩)議員から日本女性会議2021in甲府大会の質問がありましたが、もう少し具体的にお示しいただきたいと思います。まず、プレ大会のことなんですが、この開催期間、結構何日もありますよね。どのようなイベントを予定しているのかお示しください。 284: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 285: ◯伏見人権男女参画課長 プレ大会につきましては、プレ大会の開催期間を設け、新型コロナウイルス感染拡大予防を考慮し、各イベントを分散かつ継続した形式で開催することといたしました。  大会では、マルシェ、展示会、プレ大会のフィナーレ、市民・学生の意見交換会等を行う予定です。 286: ◯輿石委員長 末木委員。 287: ◯末木委員 オンラインマルシェというのはオンラインなので、購入方法とかオンラインのメリットとか、どんなものがあるのかをお示しください。 288: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 289: ◯伏見人権男女参画課長 女性達で創るマルシェにつきましては、今年度は、密になるということで、一応オンラインマルシェに切り替えたところでございます。本年11月16日から12月18日にウェブ上のサイトでの販売といたしました。皆さん御利用になっているか分からないんですけれども、メルカリのようなイメージで販売をいたします。ただ、その際にはハンドメイド等の物販や、出店者とのリモート形式での交流会や、トークショーなども予定しております。  メリットにつきましては、時間等に制約のある女性にとって、コロナ禍後の新たな働き方の1つとして、オンラインマルシェを周知する機会となると考えております。  以上です。 290: ◯輿石委員長 末木委員。 291: ◯末木委員 結構期間も長いんですね、このオンラインマルシェ。これはその後、何か引き続き続くようなことがあるんでしょうか。このマルシェをして、その後、いろいろな形でいろいろな方たちが、このオンラインマルシェで販売するということですよね。それがまた、そのまま購入が続くような仕組みとかはあるんですか。 292: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 293: ◯伏見人権男女参画課長 女性達で創るマルシェの出店者には、日本女性会議2021in甲府大会にも御参加をいただく予定ですので、出店をいただける店舗を取材いたしまして、本市ホームページや甲府市女性活躍支援サイトなでしこPlus等で、本市で活躍している女性たちを事前に全国に発信していきたいと考えております。 294: ◯輿石委員長 末木委員。 295: ◯末木委員 女性たちの仕事が広がれば、またこれも楽しいですね。  あと、先ほどのパネル展示のことで場所とか、あとは詳細を教えていただきたいのですが、お願いいたします。 296: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 297: ◯伏見人権男女参画課長 こちらの展示会ですが、こちらのほうも同期間、本年11月16日から12月18日を予定しておりまして、甲府市役所の本庁舎1階の展示スペースで、日本女性会議の特設展示や、日本女性会議の特設ホームページでの掲載も考えております。  内容といたしましては、日本女性会議に関するパネルの展示のほか、女性団体や男女共同参画推進委員会、また、LGBT関係者による展示等を予定しておりますが、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大状況に注意してまいりたいと考えております。 298: ◯輿石委員長 末木委員。 299: ◯末木委員 ぜひ周知していただきたいと思います。  あと、リモート講演会ですよね。これはどなたでも、山梨県以外の方でも参加できるんですか。
    300: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 301: ◯伏見人権男女参画課長 プレ大会のフィナーレは、式典には日本女性会議2021in甲府実行委員会、甲府市職員や実行委員会の関係者による式典を予定しておりますが、リモート講演会につきましては、市内また県内の方、また、全国の関係者から、全国の皆さんからも、登録をいただく形にはなるんですけれども、全国で聞くことが可能となっております。 302: ◯輿石委員長 末木委員。 303: ◯末木委員 本当に昨年度の栃木県佐野市では令和元年東日本台風のため開催中止になって、今年度の愛知県刈谷市も残念、新型コロナウイルス感染症の関係でオンラインでの開催となり、残念だったと思います。本当に今度、甲府大会は全国の方がすごく楽しみにしていると思いますので、プレ大会、ぜひ成功していただきたいと思います。  あと1点、お聞きしたいことがあるんですけれども、多文化共生の件でお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。  いつも多文化共生では外国人のケアをいただいていて、今回のコロナ禍でなかなか自国に帰れない方たちとか、大変多いんじゃないかと思っているんですが、この新型コロナウイルス感染症のことで大変不自由しているような方たちにどのようなケアをしているのか、お示しいただきたいと思います。 304: ◯輿石委員長 青木市民課長。 305: ◯青木市民課長 新型コロナウイルス関連につきまして、外国人の方の対応に関しましては、甲府市のホームページの外国人市民向け情報の中で、新型コロナウイルス関連情報というところで情報提供しております。  そちらの中におきましては、言語は6言語から10言語、いろいろございますけれども、内容は、特別定額給付金や緊急小口資金、それから住居確保給付金等、全部でリンクを9つつけて情報を発信しております。  また、窓口におきましては、外国人相談ということで、3言語できる職員が対応しておりますので、多言語の情報の周知とともに、外国人相談窓口と連携しまして、引き続きこれからも外国人の支援をつなげていきたいと思っております。 306: ◯輿石委員長 末木委員。 307: ◯末木委員 結構、職がなくなってしまった方が多いということもお聞きしております。遠いところからおいでになられて、そして不自由している人たちにぜひ手厚くしていただきたいなと思うところがあります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。  以上です。どうもありがとうございました。 308: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 309: ◯山田(厚)委員 超過死亡という言葉がありまして、全国的に言われていることですけれども、そんな難しいことではなくて、亡くなっている方がどうなのかというのは、市民課中心にちょっと傾向を見ていったほうがいいと思います。さきの本会議で、私のほうでは青木市民課長に調べてもらった数字等を見ましたが、やはり甲府市で新型コロナウイルスの感染が強まった今年6月、7月、8月というのは、過去の5年間に比べてかなり伸びていると、そういう傾向があって、6月、7月、8月。7月は11%増えていて、8月は14%増えていたと。そういうことになってきているわけです。  これは、何も甲府市ですから、東京都とか首都圏と違って、新型コロナウイルス感染症による死亡者ということだけじゃなくて、やはり私は、介護の利用抑制とか医療の受診抑制というのもかなり大きな状態を占めているんじゃないかと。だから、高齢者が亡くなっていくこととか、持っている基礎疾患が悪化してという形がうんと多いと思いますので、まずはこの辺のところは、統計というか数字で分かりますので、健康政策課等々とも連携しながら、死因、数、この辺のところを、この8月、9月、10月等々も注意していただきたいと思いますが、いかがですか。 310: ◯輿石委員長 青木市民課長。 311: ◯青木市民課長 山田(厚)委員のおっしゃるとおり、今後も引き続き、数字等を通しまして状況を把握していきたいと思っております。 312: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 313: ◯山田(厚)委員 市民課は以上です。  あと、今新型コロナウイルス感染症拡大の状態で、新たにいろんな被害が出ていると。それは、1つは消費生活ということが全国的に言われています。例えば、新聞報道でも明らかにされましたが、キャッシュレスによる犯罪。それからITの活用による、ITの機器が暴走してしまっていることとか、それから給付金の詐欺などなど。今までになくオンライン、デジタル化というのを求められているだけに、新しいことに対する詐欺とか、いけない事態が続くと。給付金もそうですが。これに関しては本市の状況はどうなんでしょうか。それに対するもし状況がありましたら対応等、相談の方も含めて報告していただければありがたいと思いますが、いかがですか。 314: ◯輿石委員長 田中市民協働室長。 315: ◯田中市民協働室長 今、山田(厚)委員からお話がありました甲府市の消費生活センター、こちらのほうの相談状況でございます。  本年4月から8月末までの相談件数につきましては726件。この件数につきましては、例年同時期でほぼ変わりございません。  しかし、本年度につきましてはコロナ禍ということでして、ここにつきましては、例年ですと商品一般、インターネット関係、融資サービス等々の質問の相談内容が多いんですが、今年度は、先ほど言いましたコロナ禍ということで、マスクや消毒液に関する保健衛生の関係、また、国の持続化給付金、特別定額給付金、こちらのほうの相談も増えてきております。  このような状況の中で、私どもも定額給付金課と連携しながら、本市ホームページ、広報誌、またラジオ、大型ビジョンなどで、この給付金の注意喚起は行っておるところでございます。  以上です。 316: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 317: ◯山田(厚)委員 甲府市の消費生活課で頑張っておられる皆さんはかなり優秀だなと私は思っていますけれども、それについても新たな事態が次々に出てくる可能性が強まっています。これらの方々の研修の機会等々も確保していただいて、今後とも市民の救済等々にも頑張っていただきたいと、そういう相談だと思います。  続きまして、同じ相談の関係ですが、人権男女の関係で、女性の関係です。女性の総合相談ですが、やはりこの新型コロナウイルス感染症の関係で、家庭内のDVとか鬱とか、それから雇用されている女性が真っ先に、非正規雇用の方々が雇い止め、解雇されていると。そのような状況が結構伝えられていると思うんです。  まず、本市の状況をお聞かせください。 318: ◯輿石委員長 伏見人権男女参画課長。 319: ◯伏見人権男女参画課長 女性総合相談室の相談内容は、生活への不安や、心理的・生理的不調など、緊急性の低い相談がほとんどでございますけれども、DV相談や家族問題等の中には重大な事象に発展しかねない相談もございます。  令和元年度は、DV相談を含め、女性の多様な悩みの相談で782件に対応したところでございます。 320: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 321: ◯山田(厚)委員 女性自体が随分精神的に参る事態もあるわけですし、これからを見ると、放置とかを含めて、非人間的な事件も結構あるような感じがしてなりません。ぜひ女性の総合相談の対応を、労働相談などとも連携しながら、ぜひ対応をしっかりしていただければありがたいと思います。これについては以上です。  最後に、税の関係で、やはり生活困窮が続いていると。私どもが思っていた以上にこれは長続きすると。政府も二、三か月で収束するかなという予想があったかもしれませんが、今後は新型コロナウイルス感染症に対する防災・防疫・公衆衛生の体制とともに、生活の対応をしっかりしなきゃいけないと思います。  そこで、市税の減額制度、免除制度、本市は、憲法に規定された応益負担・応能負担、この原則もあるわけですし、納税者の権利の規定もあるわけですが、その意味で、様々な税を中心とした減額・免除制度もあります。新型コロナウイルス感染症の関係でも新たな猶予措置等々も言われています。その辺の件数等や傾向をお知らせください。 322: ◯輿石委員長 芦澤課税管理室長。 323: ◯芦澤課税管理室長 市税の減額、免除、猶予などの周知についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの市民の方の収入が急減しているという現下の状況を踏まえまして、市税につきましても、無担保かつ延滞金なしで1年間猶予、徴収を猶予できる特例を設けております。  また、減額制度につきましても、生活困窮になって担税力を著しく喪失された方、貧困により甲府市の扶助を受ける方など、一定の該当となりますと、申請により納税を軽減または免除している制度であります。  新型コロナウイルスの感染を理由とする減免につきましては、税につきましては、今のところ申請は出ていないところであります。  あと、税の徴収猶予につきましては、令和2年8月31日現在、税全体で373件、1億1,000万円余の徴収猶予があるところではございます。  以上です。 324: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 325: ◯山田(厚)委員 いずれにしても、窓口に来られるということで、本市の職員の方々の知識とか経験とか対応がかなり問われると思います。ですから、いろんな意味での税の対応、それから税からつなぐ保険料だとか、いろんな問題がありますよね。そういう知識をまずはここで持ってもらうということが大切になっているので、忙しいと思いますけれども、ぜひ職員の皆さんのそういった様々な包括的な知識といったものの研修とか学習という機会もぜひ確保していただいて、市民サービスの向上に努めていただきたいと思いますが、いかがですか。 326: ◯輿石委員長 芦澤課税管理室長。 327: ◯芦澤課税管理室長 今回、新型コロナウイルス感染症という想定外のことがありまして、各課におきましても、減免についての研修を職場内で行ったところであります。  また、市税に関します徴収猶予や減免の周知につきましては、現在、納税相談や市ホームページ、新聞の折り込みチラシ「甲府市の緊急対応策をご活用ください!」を2度にわたりまして出したことと、直近では、甲府市広報こうふ8月号を通じまして周知に努めているところです。  今後につきましても、引き続き制度の周知に努めるとともに、市民や納税者の方に対しましてきめ細やかな対応を図ってまいります。  以上です。 328: ◯山田(厚)委員 了解しました。以上です。 329: ◯輿石委員長 それでは、以上で市民部の所管事項について調査を終了いたします。  市民部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでございました。  続いて、議会局について所管事項の調査を始めます。  山田(厚)委員。 330: ◯山田(厚)委員 これは、大丈夫でしょうかねみたいなところなんですけれども、今年度からレイアウトが随分変わりまして、嶋田議会局長が離れ小島にいるんじゃないかという心配があるわけで、ぜひ皆さんが働いているそばで管理者としての役割を果たしていただきたいと。だから、嶋田議会局長もあんな1人で向こうへ行っていると寂しいんじゃないかと。レイアウトの関係で、まず隣の部屋ぐらいにドアを開けっ放しにして、お互いに仕事を励まし合おうというふうにしてもらったほうがいいんじゃないかなと思うんですけれども。真ん中に1つボンとあると、嶋田議会局長さん、寂しくないですか。その辺のところも含めてレイアウトの改善はしたほうがいいと思うんですけれども、ちょっとお願いみたいなものですが、お答えがありましたらお願いします。 331: ◯輿石委員長 佐藤議会総室長。 332: ◯佐藤議会総室長 ただいまの議会局のレイアウトにつきましては、今年度、関東市議会議長会の会長市ということで、担当職員が2名増員となりました。また、議会の機能強化という観点から、管理職といたしまして政策調査担当課長が配置されたということによりまして、ちょっと事務局内のスペースが狭隘になったという状況がございました。  そういったことから、会派代表者会議におきまして、この議会局のレイアウトについて、暫定的に今の形を取らせていただくということを御承認いただいたということでございます。  今後人事異動、また、その状況の変化によって、職員配置が確定してスペースが確保されましたら、また検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 333: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 334: ◯山田(厚)委員 これは要望ですから、そんな難しい話じゃなくて、議会局の職員の皆さんがあまり減っても寂しいし、減らないように、なおかつ嶋田議会局長はみんなのそばにと、そういうところのお願いですから、今後新年度から一応検討していただければということです。  以上で終わります。 335: ◯輿石委員長 以上で、議会局の所管事項について調査を終了いたします。御苦労さまでした。  以上をもって、所管事項の調査を終了いたします。  次に、閉会中継続審査となっております請願について、審査を行います。  審査に入る前に、議案に係る個人情報につきまして、各委員にお願いいたします。  個人の氏名等が記載されている案件を審査する際は「記載されている方」などの表現をし、個人の氏名等を発言しないよう留意することで、議会運営委員会において確認されておりますので、発言する際は御留意いただきますようお願いいたします。  請願第2-2 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定等を国に求める請願を議題といたします。  請願の内容につきまして、お手元に資料が配付してありますが、取扱いについて御意見をお伺いいたします。  山田(厚)委員。 336: ◯山田(厚)委員 これは過去の治安維持法に基づく犠牲者の問題だと思うんです。治安維持法も、始まった当初は随分、何か死刑まではないようなものだったんですけれども、それが軍国主義体制になってどんどん強化されて、数十万人の方が逮捕されたり、検挙された方はこの7,000人、いや1万人ほどの方になるだろうと。これは過去の歴史をちゃんと振り返って、今後、平和な社会を続けるためにも、この問題は、過去に振り返っていろいろなことを認めたり、賠償するということは当然だと思いますので、願意妥当だと思いますので、採択願います。 337: ◯輿石委員長 清水(仁)委員。 338: ◯清水(仁)委員 前回も私、意見を発言させていただきましたけれども、継続審査ということでお願いしたいと思います。  内容は、見てみると、人権というふうな言葉も出ておりますし、私は以前から人権に関しては相当いろいろなことに対して取り組んできましたけれども、今回も、もうちょっと国の動向などを見ながら、また、現状等も調査・研究していく必要があるんじゃないかと思いますので、今回も継続審査でお願いしたいと思います。 339: ◯輿石委員長 ほかに御意見はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 340: ◯輿石委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。  ただいま、採択を求める意見と継続審査を求める意見が出ております。  それでは、まず継続審査についてお諮りいたします。  本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 341: ◯輿石委員長 起立多数であります。  よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案及び請願の審査を終了いたします。  なお、委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 342: ◯輿石委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。  次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。  山田(厚)委員。 343: ◯山田(厚)委員 危機管理のところもあるわけですから、ぜひこれに新型コロナウイルス感染症対策についてというのを、1項入れていただければありがたいと思います。 344: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 345: ◯廣瀬委員 議会運営委員会のほうから各常任委員会に依頼されている、昨年の「市民と議会の交流会~議会報告会・意見交換会~」での項目があると思いますけれども、これについても、改めて閉会中の継続調査の事項に加えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 346: ◯輿石委員長 今、山田(厚)委員のほうから、新型コロナウイルス感染症の事項について加えるということと、廣瀬委員のほうから「市民と議会の交流会~議会報告会・意見交換会~」での事項を加えるということで、それも継続調査でよろしいでしょうか、皆さん。加えるということで。加えた内容でよろしいでしょうか。 347: ◯輿石委員長 山田(厚)委員。 348: ◯山田(厚)委員 いいんだけれども、廣瀬委員が言ったのはもうちょっと具体的な項目にして、分かりやすく加えていったほうがいい。 349: ◯輿石委員長 廣瀬委員。 350: ◯廣瀬委員 数項目、たしか総務委員会にも来ているので、言葉はちょっと正副委員長で考えていただきたいと思いますけれども、幾つか項目を分けて、ちょうど議会運営委員会小委員長の長沢委員がいらっしゃいますけれども、これについてどういう言葉がいいかな。議会局の御意見も聞きながらだと思いますが。よろしくお願いします。
    351: ◯輿石委員長 すみません。もう一度、山田(厚)委員の新型コロナウイルス感染症に関する意見、廣瀬委員の「市民と議会の交流会~議会報告会・意見交換会~」での事項について閉会中の継続審査及び調査申出事項の項目に加えることについては、皆さんよろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 352: ◯輿石委員長 じゃあ、あと文言についてはまた正副委員長に一任ということで、よろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 353: ◯輿石委員長 御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。  御協議を願う事項は以上でございます。  最後になりますが、私から1点御報告させていただきます。  6月定例会におきまして、正副委員長に御一任いただきました行政視察の件でございますが、7月31日に開かれました正副委員長会議の際、甲府市議会として足並みをそろえるため、その実施の可否について正副議長に一任いたしましたところ「これまでと同様な公共交通機関を利用する県外への行政視察については、今年度、見合せとする。ただし、県内において日帰りでの行政視察は可能とする。なお、オンラインによる行政視察については、庁舎内の設備が整い次第、可能とする。」との回答がございました。  当委員会といたしましても、これに従った対応とし、例年10月に実施されております県外視察につきましては、中止とさせていただきます。  なお、県内視察やオンライン視察につきましては、今後、正副委員長で検討してまいりますので、御了承願います。  それでは、以上をもちまして総務委員会を散会いたします。                午後 1時54分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...