山陽小野田市議会 2017-12-15
12月15日-04号
平成 29年12月定例会(第4回)平成29年
山陽小野田市議会(第4回定例会)会議録平成29年12月15日 午前9時30分 開議議員定数 (22名) 現員数 (22名) 出席議員 (22名) 議 長 小 野 泰 君 副議長 矢 田 松 夫 君 議 員 伊 場 勇 君 議 員 大 井 淳一朗 君 議 員 岡 山 明 君 議 員 奥 良 秀 君 議 員 河 﨑 平 男 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 笹 木 慶 之 君 議 員 水 津 治 君 議 員 杉 本 保 喜 君 議 員 髙 松 秀 樹 君 議 員 恒 松 恵 子 君 議 員 中 岡 英 二 君 議 員 中 村 博 行 君 議 員 長谷川 知 司 君 議 員 藤 岡 修 美 君 議 員 松 尾 数 則 君 議 員 宮 本 政 志 君 議 員 森 山 喜 久 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)
事務局職員出席者 局 長 中 村 聡 君 主査兼庶務調査係長 島 津 克 則 君 議 事 係 長 中 村 潤之介 君 書 記 梅 野 貴 裕 君 書 記 原 川 寛 子 君説明のため出席した者 市 長 藤 田 剛 二 君 副 市 長 古 川 博 三 君 総 務 部 長 芳 司 修 重 君 総合政策部 長 川 地 諭 君
公営競技事務所長 上 田 泰 正 君 文化・
スポーツ振興部長 姫 井 昌 君 市民生活部 長 城 戸 信 之 君 健康福祉部 長 岩 本 良 治 君 健康福祉部次長 兼 本 裕 子 君 産業振興部 長 河 合 久 雄 君 建 設 部 長 森 一 哉 君 大学推進 室長 松 永 信 治 君 総合事務 所長 吉 藤 康 彦 君 教 育 長 宮 内 茂 則 君 教 育 部 長 尾 山 邦 彦 君 病院事業管理者 河 合 伸 也 君 病院局事務部長 堀 川 順 生 君 水道事業管理者 今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 一般質問────────────午前9時30分開会────────────
○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名で会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、松尾議員、宮本議員を指名いたします。────────────
△日程第2一般質問 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第2、一般質問を行います。 一般質問の要領については、前日同様に行い、本日は発言者を4名予定しておりますので、議事運営に御協力をお願いいたします。 それでは、ただいまから一般質問を行います。 10番、藤岡議員。(藤岡修美君質問者席へ)
◆議員(藤岡修美君) 改めて、おはようございます。21世紀に輝く山陽小野田市のまちづくりを目指して頑張っております会派みらい21の藤岡修美です。本日は、スポーツによるまちづくりの推進について、次に、明治150年記念事業への参画について、そして、歴史民俗資料館の企画展について、以上3件について質問いたします。 まず、最初はスポーツによるまちづくりの推進について質問いたします。 陸上競技のボルト選手やサッカーのロナウド選手など、世界の
トップアスリートの鍛えられたパフォーマンスは世界中を感動させます。
スピードスケートの小平選手、テニスの錦織選手など、日本の
トップアスリートが世界の舞台で活躍する姿を見ると、日本人として誇らしくもあり、また、感動もいたします。 ピッチャーと打者の二刀流で頑張っているプロ野球の大谷選手がメジャーに挑戦することになりました。同じ時代に生きて、彼の活躍が見れることに喜びを感じます。すごい選手があらわれました。 このように、現代社会におけるスポーツは、暮らしの中の楽しみとして、青少年の教育として、人々の交流を促し、健康を維持増進するものとして、さらには、生きがいとして、多くの人々に親しまれています。 また、スポーツは、幸福を追求し、健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものであります。 平成23年に制定されたスポーツ基本法において、スポーツは世界共通の文化であると規定されております。本市においても、平成28年に策定された山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画の基本方針において、「市民一人一人がスポーツを「する」のみではなく「観る」、「支える」活動に参画でき、多様なかかわりを通じて、市民の誰もが心身ともに健康で暮らせるように努めます」と定めてあります。 そこで、2011年──平成23年ですが──開催された「おいでませ!山口国体・山口大会」の本市における「観る」「支える」というスポーツの観点からの検証について、また、2015年──平成27年ですが──に開催された「ねんりんピック おいでませ!山口2015」の本市における「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証についてお聞きします。 次に、オリンピック・
パラリンピック競技大会組織委員会では、オリンピック・
パラリンピックは参加することに意義があるとの理念のもと、1人でも多くの人の大会参加を期し、東京2020
参画プログラムを昨年10月にスタートさせています。 県内でも、山口市や下関市で当プログラムに参画したスポーツ教室などを実施していますが、2020年
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた東京2020
参画プログラムへの取り組みについてお聞きします。 次に、山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画における「する」、「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証についてお聞きします。また、第二次総合計画との関係についてもお聞きします。 以上、よろしくお願いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) おはようございます。それでは、スポーツによるまちづくりの推進についてと、1番目のおいでませ!山口国体並びに山口大会における本市の「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証について御回答申し上げます。 平成23年に山口県において、おいでませ!山口国体並びに山口大会が開催されました。国体正式競技は37競技、
全国障害者スポーツ大会の山口大会は13競技が実施されました。 このうち、本市では、国体はサッカー、ゴルフ、軟式野球の3競技、また、山口大会ではサッカーを引き受け、本市が大会の開催地となりました。あわせて、開催前や開催中には、大会運営のボランティアの方々の御協力を初め、市内競技会場や沿道には花いっぱい運動、プランターの育成・設置、炬火イベントの参加、この炬火イベントは、オリンピックでいう聖火のトーチリレーのことで、市民の皆さんのリレー参加がありました。また、案内所でのおもてなしや市内の園児、小中高生皆さんが会場での応援など、市民皆さんの多くの御協力もありました。 御質問のありました「する」の選手の参加は約1,000人、「観る」の観戦は約1万4,000人、「支える」のボランティア等は約4,000人で、延べ人数、全体で約2万人近くの市民の皆様の御参加、御協力をいただきながら実施できたところであります。 全般の検証といたしましては、国体等の開催地を引き受けることは、本市のスポーツ振興や活性化、情報発信の強化等につながり、大変有意義であり、今後とも大規模大会の招致に積極的に努めてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 兼本健康福祉部次長。
◎健康福祉部次長(兼本裕子君) おはようございます。それでは、私のほうからは2番目の「ねんりんピック おいでませ!山口2015」の本市における「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証について御回答申し上げます。 ねんりんピックは、高齢者を主体とするスポーツと文化活動を通じて、高齢者が活躍できる地域社会の実現を目指すという趣旨のもとに、毎年、全国で持ち回りで参加者を募集して開催されております。 平成27年度大会は山口県が引き受け県として、
スポーツ交流大会、ふれあい
スポーツ交流大会、文化交流大会の計25種目の交流大会が開催されました。 本市におきましては、
サッカー交流大会を開催いたしました。
県立サッカー交流公園で競技が行われ、28チームの参加により42の試合が行われました。参加選手は492名でございました。 「観る」という観点からは、観客数は700人で、多くの市民にサッカー競技に親しんでいただいたと思っております。 また、「支える」という観点からは、延べ149人の
会場ボランティアや延べ683人の大会役員が支えるとともに、健康づくり教室や
食生活改善推進協議会の皆様による元気のりのり汁を1,200食でおもてなしをいたしました。 全体といたしましては、競技において、高齢者のはつらつとした表情と気力、体力に満ちた競技が行われ、それを見る者に元気を与えるといった非常に有意義な大会であったというふうに検証しております。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) それでは、3番目の2020年
東京オリンピック・
パラリンピックに向けた東京2020
参画プログラムへの取り組みについて御回答を申し上げます。 2020年
東京オリンピック・
パラリンピックに向けては、
パラサイクリング──これは障害者の方の自転車競技でございます。
パラサイクリングの支援による競技力の向上と合わせて、市民交流による
パラサイクリングの周知や
障害者スポーツの理解促進、応援機運の醸成などを図ることを中心に取り組みを進めているところであります。 御質問の東京2020
参画プログラムは、スポーツだけではなく文化やまちづくりなど多種多様な分野において、オリンピック・
パラリンピックに向けて機運を盛り上げていこうとするものであります。 開催までに既に3年を切っておりますが、国内で夏のオリンピック・
パラリンピック大会が開催されるという半世紀に一度の大きな大会でありますので、市としても、この機会を逃すことなく、今後、さまざまな行事やイベントなどで、こうしたプログラムなどを活用しながら、今後も
東京オリンピック・
パラリンピックの機運醸成を図ってまいりたいと考えております。 なお、
パラサイクリングにつきましては、来年1月にも約2週間の長期合宿が急遽決定するなど、本市が西日本の拠点地となりつつあります。また、国が進める
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトの事業では、
東京パラリンピックの
パラサイクリング部門における新人発掘、育成事業の拠点に、国内で唯一、
山陽オートレース場が指定され、先日の日曜日に不二輸送機ホール、文化会館でフォーラムが開催され、年明けにも、今後3回の予定で新人育成のための合宿を実施するなど、新たな取り組みも進んでおり、
東京パラリンピックのキャンプ地誘致は、
パラサイクリングは有望かと思っております。 続きまして、4番目の山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画における「する」、「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証、また、第二次総合計画との関係について御回答を申し上げます。 山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画は、平成28年度から平成37年度までの10年計画をもって、平成28年3月に策定をいたしたところであります。 この
スポーツ推進計画では、基本理念であるスポーツを通じた豊かな市民生活の実現を目指し、4つの柱、基本方針を定め、1つ目としましては、生涯スポーツの推進、2つ目、競技スポーツの推進、3つ目は人財の育成、4つ目として、地域活性化と環境整備に取り組み、推進計画の中でも重要な「する」、「観る」、「支える」という市民皆さんのスポーツ振興、生涯にわたる生涯スポーツの振興に努めてまいるものであります。 推進計画では、週1回以上スポーツを行う割合を30%から50%以上にする、
スポーツボランティア登録者数を64人から150人以上にすることを基本目標といたしております。 この間の検証についてでありますが、週1回以上スポーツをする、行う割合は、今後、市民の皆さんのアンケートを行う中で十分検証してまいりたいと思っております。
スポーツボランティア登録者数は、平成27年度の64人から、平成28年度は10人ふえ74人となっております。現在、10年計画の2年目であり、詳しい分析は難しいところでありますが、徐々に市民スポーツの振興、普及は進んでいるものと思っております。 計画策定をするだけではなく、検証が重要であることは十分に認識をしておりますので、今後とも適宜検証を行ってまいります。 なお、
スポーツ推進計画は、第二次山陽小野田市総合計画と整合性を図るため、総合計画策定後は見直しを行ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) まず、山口国体、ねんりんピックにおける「観る」、「支える」というスポーツの観点からの検証について再質問いたします。 私は、国体は選手としては参加はできませんでしたが、スタッフとして参加しましたし、各大会に応援にもまいりました。これが国体実施の報告書であります。このような立派な報告書ができております。 それから、ねんりんピックですけども、これは、私は選手として参加しました。こちらもこのような立派なプログラム、私はテニスで参加したんですけども、競技別にこのような別途のプログラムも準備されていました。 このように、多分、予算をかけ、立派な大会ではありました。そこで、まず国体ですけども、国体については、いろいろな問題点が指摘されています。まず、開催県の財政負担が大きい、それから、競技の国際化により、トップクラスの選手が参加できない、勝利至上主義で、開催県が優勝するためにはやしをしても構わないと話された方もおられました。 しかしながら、今、回答がありましたように、山口国体、そして、ねんりんピックのどちらも「観る」、「支える」という点では、たくさんの市民の方が参加されたようであります。大会としては、山陽小野田市としては十分効果があったと考えております。 そこで伺いますが、この2つの大会のように、ここまで盛り上がった市民のスポーツを「観る」、「支える」という熱い情熱をそのまま維持するための施策が何か取られたでしょうか。いかがですか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 国体を通じまして、市民の皆さんのボランティアを初め、あらゆる面で御協力をいただいておるということは感謝いたしております。 それと、この国体を通じまして、
スポーツ関係者の皆様方におかれましては、引き続きといいますか、さらに本市の市民スポーツの向上について御協力をいただいておるところでございます。 特にスポーツの関係団体と申しますと、体育協会であるとか、スポーツ少年団であるとか、
スポーツ推進委員の皆様であるとか、いろんな関係団体の皆さんの御協力によって、さらに進んでいるところでございます。特に、関係団体の皆さんとの協力、市民の皆さんとの協力、方策といえばそのように感じております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 山陽小野田市では、毎年、春に県外の高校生のサッカーチームがたくさん集まって
サッカーフェスティバルというのを開催されておりますけれども、これを国体、ねんりんピックとは言わないまでも、市民と一体になって盛り上げていくというようなことはできないでしょうか。 それこそ、市長が言われるシティセールス、県外の高校生が山陽小野田市に対してすごくいいイメージを持って帰って、またいつか山陽小野田市に来ようという気持ちさえ芽生えるんではないかと思いますがいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君)
高校サッカーフェスティバルですけど、本市における、かなり、一番と言ってもいいかもわかりませんけど、大きなスポーツ大会でございます。来年で第37回を迎えます。長年、歴史あるスポーツ大会となっております。 参加チームが、大体、毎年55チーム前後お越しになっておられまして、約40チームが県外の方々、県外のサッカーチームでございます。 参加者数も約2,000人ほど来られておられまして、大きな大会、本市のサッカー競技とサッカーを通じたスポーツの振興の役割を果たしておるものと思っております。 特に市民の皆さんとの関係でございますけど、今、私どもが思っておりますのは、市民の皆さんにもっと観戦をいただきたいな、応援をいただきたいなというふうに思っております。このあたりにつきましては、我々のPR不足かもわかりませんので、今後ともPRを一生懸命して、1人でも多くの皆様に会場にお越しいただけるよう努力したいと思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 関係団体との調整もいるでしょうから、ぜひこれは前向きに取り組んでいただけたらと思います。 次に、東京2020
参画プログラムへの取り組みについて再質問いたします。 先ほど姫井部長の回答が、さまざまなイベント等で取り組むというざっとした回答がございましたが、特に具体的に今言えるような計画はございませんか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) この
参画プログラムにつきましては、市としても、我々、今現在、文化・
スポーツ振興部ですけど、文化、スポーツ面においてもプログラムの参加に向けていきたいと思っております。 これ、組織委員会の認定でございますので、我々としては、特に大きなイベント、それだけではないですけど、小さなイベントも対象になるというふうにお聞きをいたしております。 例えば、来年度の現代ガラス展であるとか、そのようなことは、今、視野に入れております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 苦しい中のガラス展、ありがとうございました。 12月10日に開催された
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト山口県フォーラム、これは私も参加いたしました。世界で活躍できる
トップアスリートがどのように育成されていくのかというのを、大変興味深く、勉強にもなりました。 山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画にも
障害者スポーツの推進が掲げられており、
パラサイクリング競技の拠点施設に、本市の
山陽オートレース場が指定されたことは大変すばらしいことだと思いますし、これをきっかけに、山陽小野田市でも
障害者スポーツについての理解が深まればいいなと思っております。 それでは、次に、山陽小野田市スポーツによる
まちづくり推進計画の基本目標について再質問いたします。 まず、週1回以上スポーツを行う割合を、現在30%を50%にする目標、これ、具体的にはどのような施策で数をふやそうと考えておられますか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 特に市民スポーツ、生涯スポーツの振興につきましては、まずはそれを市民の皆さんが行っていただくためには、体育施設、スポーツ施設の整備充実はしていかなければならないというふうに思っております。 それと、
スポーツ関係団体の皆さんとの連携強化、それと、競技力向上も必要でございますので、指導者の方の研修会等の開催、あるいは研修派遣とか、それらを合わせまして、とにかく総合的に、今、推進計画にありますことを具現化しながら、生涯スポーツの振興を図っていきたいと思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 今、回答の中で、施設の充実がありました。私、テニスという競技をしている関係で、各テニスコートで練習もするんですけども、かなり傷みがひどくて、「お前、何のために市会議員をやりよるんだ」と。「私が担当課に行って何とかしてくれと頼んでもお金がないからなかなか厳しいよ」と、そういう答えをまた返すと、「お前なんか何の力も持っていないじゃないか」と、かなり市民からきつく怒られたりもしますんで、この辺は
川地総合政策部長さん、よろしくお願いいたします。 続いて、
スポーツボランティアの登録者数なんですけども、64人を、現在74人といわれましたか、将来的には150人にするという回答がございましたが、どのような形でふやされるのかお答えください。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君)
スポーツボランティアの方々の登録についても目標にありますので進めていきたいと思っております。 それで、特に
スポーツ推進委員の皆さんであるとか、体育協会の皆さんであるとか、直接
ボランティア登録のお願いをする中で進めていければというふうに思っております。 ただ、
ボランティア登録をされるだけではなく、実際に活動もしていただくように、連携を図っていきたいと思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) よろしくお願いします。 次に、生涯スポーツの推進についてであります。 生涯スポーツの環境整備の取り組む方向性として、スポーツ活動をする機会の充実を上げられておりまして、
スポーツイベントの開催と生涯にわたってスポーツにかかわることのできる環境整備に努めるとありますが、具体的にどのような施策が行われましたか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 生涯スポーツの振興は、特に重点を置いております。先ほどと重なる部分もございますけど、
スポーツイベントにつきましても、魅力あるイベント、市民の皆さんが参加したいと思われるようなイベントを開催を努めていきたいと思っております。 それから、藤岡議員さんがおっしゃられたように、体育施設の整備であるとか、
スポーツ関係団体との連携、それから、スポーツ教室の開催もいたしているところでございます。市民の皆さんがスポーツをするきっかけとなるようにスポーツ教室の開催、それから、指導者の方のレベル向上、それと、あわせて推進体制の強化にも努めているところでございます。外部の委員さんのスポーツによる
まちづくり推進委員さんの会議もありますけど、市役所の中、特に庁内体制、庁内外も含めて13課で横の連携を図るための連携会議も設けております。我々、文化・
スポーツ振興部だけではスポーツ振興ができるものではありません。横の連携を図りながらスポーツ振興を図っているところであります。体制整備には、特に力を入れています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) ここで、
スポーツイベントに対する御提案なんですけども、資料の1と2を見ていただければと思います。 チャレンジデーというイベントです。これは毎年5月の最終水曜日に開催されまして、人口規模がほぼ同じ自治体間で午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の数、参加率で競うんですけれども、敗れた場合は、対戦相手の自治体の旗を庁舎のメインホールに一週間掲揚し、相手の健闘をたたえることになります。これを見ると、全国で330万人の参加があります。 資料2の裏を見ていただくと、これは隣の宇部市さんが秦野市とやったときの結果です。このときは宇部市さんは負けたんで、多分、秦野市の旗を庁舎のホールに掲げたんだと思うんですけど、こういった取り組みもございます。 これは、文化・
スポーツ振興部だけでは難しいかなとは思いますが、こういった取り組みについて、市長いかがですか。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) 私も、宇部市でこういう取り組みをしていらっしゃるということは認識をしております。1つの手法論としてはすばらしいことだというふうに思っておりますので、担当課ともよく協議をしてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 本市の姉妹都市で、秩父市、あるいはオーストラリアのモートンベイ市、レッドクリフはモートンベイ市になりましたよね。こういった市とこういったチャレンジをするというのはいかがですか、市長。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) そういう具体的なことも含めての協議になろうかと思います。 よろしくお願いします。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) よろしく御検討をお願いします。 次に、スポーツへの積極的な参加に向けた普及啓発に
スポーツ推進委員との連携を上げられております。具体的にはどのような活動をされておられるのか教えてください。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君)
スポーツ推進委員さんでございますけど、現在25名の方がおられます。特に、活動が活発でございます。 具体的に申しますと、市内スポーツの市民の皆さんへの普及、それから、指導等をされております。そのほか、研修会等に行かれまして、競技力の向上であるとか、また、市内ではたくさんの
スポーツイベントがございます。市民ふれあいスポーツ大会であるとか、地域でもいろんな
スポーツイベントをされておられます。そのときの企画の協力であるとか、大会運営なんか、実際にお手伝いなんかをされまして、大会の実施の御協力なんかもされておられますし、先ほど、スポーツ教室と申しましたけど、水泳教室の指導なんかも
スポーツ推進委員さんでされておられる方もおられます。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) なかなか
スポーツ推進委員さんの活躍が見られないというか、以前、市民体育大会、旧サッカー場で開会式をやっておりました。そのときに、かなり
スポーツ推進委員さんが運営等々で活躍されていたので、その働かれている状況がよくわかったんですけども、市民体育大会の全体の開会式をもう一度やられるということは考えられないですか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) そのあたりは、今後、検討させてください。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) よろしくお願いいたします。本当に昔の市民体育大会はスポ少の子供たちから高齢者まで、いろんな競技、団体が集まってかなり盛り上がっておりまして、私もいろんな競技、山陽小野田市民の方、楽しんでおられるんだなというのを実感した思いがあります。ぜひ、この辺、検討していただけたらと思います。 次に、地域スポーツ推進拠点の整備についてであります。取り組む方向性として、総合型地域スポーツクラブ設立の拡大、充実を上げておられますけれども、現在、本市においてはどのような状況でありますか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 総合型地域スポーツクラブでございます。現在、2つのスポーツクラブがございます。高泊と出合、高泊の名称は、すげえちゃ・高泊、出合につきましては、出合いちょうクラブという名称で2つのクラブがあります。 現在も拡大に向けて他地域へのクラブができ上がるように、いわゆる新設するように、今、努力をいたしているところでございます。 特に、昨年、設立推進委員さんを委嘱をいたしまして、設立推進委員さんとも一緒になりながら他地域に行って、拡大に向け、努力をいたしているところでございます。 既存の高泊さんと出合さんのスポーツクラブの活動状況でございますけど、私が思っておりますのは、県内でもトップクラスのスポーツクラブではないかと思っています。すごく活発に展開をされて、県内でも注目されておる2つのクラブというふうに思っております。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 高泊と出合が現在あって、他のクラブを、今、検討中であるということでした。 下関市に東亜大学という大学がございます。そこで、東亜スポーツクラブという総合型のスポーツクラブがあるんですけども、ここは大学の先生を活用して、英会話とか、ドイツ語とか、スポーツもあるんですけど、そういった文化的なことにも取り組んでおられて、すごく盛んなスポーツクラブです。 本市にも山口東京理科大学という立派な大学がありますんで、このあたりと連携して総合型を立ち上げるということはいかかですか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 理科大さんのほうにも行ってお話を、今、たしかしておると思います。我々も、特に理科大につきましては、スポーツの拠点施設にもなろうかと思ってますし、それと、理科大生の皆さんと地域の皆さんが一緒になって行うということもいいんじゃないかと思いまして、このあたりも含め、視野に入れまして、総合型スポーツの拡大に向けて進めていきたいと思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) せっかくいい財産がありますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 次に、市民の健康及び体力保持増進の取り組む方向性として、健康づくりの推進を上げられております。団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者に達する2025年には、介護給付費が現在の2倍程度の約20兆円になるとの試算もあり、また、高齢者の5人に1人が認知症になると予測されております。 このような超高齢化社会を迎えるに当たって、多くの人が健康に年を取っていくためには、スポーツの果たす役割は大変大きいと思います。 姫井部長も昼休みにはウオーキングをされているのを時々拝見いたしますけれども、市民の健康及び体力の保持増進に取り組む方向性として、健康づくりの推進を上げられておりますけれども、これは、市の健康増進課が中心となって策定されております山陽小野田市健康づくり計画書とも連動するものだと考えますがいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 健康づくりの計画書、連動していきたいと思っております。思っておりますというか、実際に一緒になって進めていきたいと考えております。 特に健康福祉部関係においては、健康体操等を進められておられます。特に健康志向の皆さんが多いもんですので、我々としては、スポーツで、体力だけではなくて心身ともに健康であるちゅうのが非常に重要と思っております。 先ほどもちょっとお答えしましたけど、庁内等の連携会議、我々、文化・スポーツと福祉部と13部署で連携した会議を持っておりまして、当然、福祉関係も一緒に入っております。一緒になって進めていきたいというふうに考えています。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) ぜひ、関係する課と調整していただいて、山陽小野田市健康づくり計画書を推進していただきたいと考えます。 続いて、基本方針2番目、競技スポーツの推進と基本方針の3番目、人財の育成において、取り組む方向性として、スポーツ少年団活動の充実を上げられております。私が小学生のころは、スポーツ少年団というような組織はなくて、近所の子供たちが集まって、空き地や田んぼで野球をしたり、人数が足りないときは三角ベースとかいう競技で遊んでおりました。 当時、高泊小学校では、自治会対抗のソフトボール大会がございまして、私は大塚チームの一員として参加しましたが、残念ながら決勝戦で負けまして、そのとき、私とバッテリーを組んだのは、その後、小野田工業、新日鉄光、そして、読売ジャイアンツで強肩のキャッチャーとしてならした福島知春君でした。 時代的には、それほどスポーツ環境に恵まれていたわけではございませんけども、彼のほかにも同級生には高校のクラブ活動で頑張って、バレーボール、あるいはサッカー、あるいは軟式野球で国体などの全国大会に出た人物もたくさんいます。 ちなみに、私がテニスを始めたきっかけは、家の倉庫にあった父の古いカワサキかフタバヤだったと思いますけど、ラケットでした。以来、半世紀以上にわたってテニスを続けておりますけども、小野田高校当時、一緒に練習に励んだ後輩で、インターハイの個人戦で優勝したペアがおります。1人は山下君っていう立派な人物でしたが、残念ながら昨年亡くなってしまいました。ここにおられる今本水道事業管理者も、私の小野田高校のテニス部の後輩ですけれども、彼もインターハイの団体戦で準優勝という実績をもっておられます。 ところで、昔と違い、今の時代の子供たちが生涯にわたってスポーツ活動に親しむための基礎を身につけるためには、地域に根差したスポーツ少年団活動の充実が必要だと思いますがいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) スポーツ少年団、スポ少でございますけど、スポ少の活性化と言いますか、このあたりにつきましては私も同感でありまして、非常に大切と思っておりますし、特に子供のときにスポーツをしますと、スポーツをする習慣がありますと、大人になってもスポーツをされる傾向にあるんじゃないかと思っております。 特に子供のときにおきましては、先ほど議員さんもおっしゃられたかと思いますけど、青少年の育成といいますか、体力面はもちろんですけど、精神面、それから、友情であるとか仲間づくり、そして、チームワークにおいて人への思いやりも醸成できるのではないかというふうに思っています。 私どもとしましては、子どものスポーツ振興には特に力を入れていきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 姫井部長とは、子供が高泊小学校当時、スポーツ少年団、高泊ライオンズで一緒で、親の会で頑張った仲なんで、事情はよくわかっております。 それでは、続きまして、山陽小野田市体育協会との連携です。 最近よく言われるのが、スポーツの二極化です。スポーツをする人としない人で分かれてしまい、体力差が開く一方という状況です。このようなスポーツ無関心層をいかに減らしていくか、スポーツに興味を持ってもらい、スポーツをすることのメリットを伝えることが大変重要になってきておりますけれども、そこで、体育協会のホームページを充実されたらと思いますがいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 体育協会のホームページは、たしか、今はまだつくられておられないと思います。 体育協会につきましては、市のホームページでスポーツ振興等のことを掲載しますので、その中でPRしていきたいと思います。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 体育協会自体のホームページはないんですけれども、これは私が体協の理事会で提案して、市のスポーツ振興課の一部を使って体育協会らしいページを立ち上げておりまして、そこにテニス協会、それから陸上協会、合気道、それからバレーボール協会のリンクを張っておりまして、それぞれの協会のホームページが見れるようにはしていただきました。 そこで提案なんですけども、体育協会総会のたびに基金がたくさん残っております。この辺のお金を使ってホームページをつくるというわけにはいかないでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) そのあたりにつきましては、ちょっと体育協会の役員さんとも話をしてみたいと思います。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 私も体協の理事会でその辺は提案してまいりたいと思います。 続きまして、基本方針の4番目、地域の活性化と環境整備において、取り組む方向性として、先ほども申しましたが、
サッカーフェスティバル、あるいはプロサッカーチーム──これはレノファ山口のことだと思いますけれども──の活用、それから、スポーツツーリズムの展開を上げられておられますが、具体的な計画があれば教えてください。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君)
サッカーフェスティバルにおきましては、今後も継続してまいりたいと思っております。 それから、プロサッカーチーム、レノファとの連携、支援、活用でございますけど、特にことしの1月にクラブハウスのほうも設置がありまして、本市はレノファの練習の拠点会場となっております。これが本市の強み、特に
練習会場があるという強みを生かしながら事業展開を図っていきたいというふうに思っております。 それから、スポーツツーリズム、いわゆるスポーツ観光のことでございますけど、
パラサイクリングのときに自転車走行会であるとかいうことで、県内、あるいは県外の方もお越しになっておられます。昼には市内のドライブインに食事に行かれたとかいうような話も聞いております。 そのほかレノファの関係でございますけど、本市が
練習会場ということでトレーニングマッチ、練習試合もことし初めて、2回ほど行われて、たくさんの方、特に市外からも多くの方が来られていますので、この方たちが市内の観光であるとか、市内を周遊であるとか、なかなか難しいところもありますけど、そのあたりは観光部署とも連携しながら進めていくべきことと思っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) ちょっとスポーツツーリズムの関係が、もう少し展開していただければと思います。 確かにレノファ山口、私も体育協会の事務局、サッカー場のそばにありますんで、たまたま妻と行ったら、レノファの岸田選手を見かけまして、すごくハンサムで、私の妻は大変喜んでおりましたけども、こういった効果があるんだとは思います。 最後に、第二次総合計画との関係です。 スポーツを地域活性化に役立てるということで、「観る」スポーツだけが際立っているように思われます。また、機構改革により、文化・
スポーツ振興部が廃止され、地域振興部が設置されるということですが、「観る」スポーツに施策が特化され、「する」、「支える」スポーツが後退するのではないかという危惧をもっております。地域振興部の設置は市長の思いもあると思いますので、その辺、市長、回答をしていただけたらと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 組織のことになりましたので、私のほうから答弁させていただきますが、地域振興部、来年の4月に新しく発足するわけでございますが、その中に、やはり今の文化振興関係の部署、スポーツ振興関係の部署はちゃんと設置いたしまして、今、議員御指摘の「観る」スポーツから、また、今のスポーツ振興課が持っております業務は引き続きその部署でやることになっております。総合的に、またそこで、地域振興部の中でシティセールスを含めて情報発信もしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 実は、市長とは30年以上前になるんですけど、多分、市長が以前の会社に就職された当時、市のテニスの公式戦で一度対戦したことがあるんですけど、市長、覚えておられるかどうかわかりませんが、今、こうして市長と議員という立場で、こうやって相対していることにひどく感慨を覚えておりますけども、ぜひ「する」、「支える」スポーツもよろしくお願いしますということで、もし、市長、何か一言あればお願いします。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) スポーツによるまちづくり、いろんな意味で大切な要素を含んでいると思います。 今おっしゃるように、「観る」も大切なんですけども、「する」、「支える」と、本当に全体の、市民の多くの皆様方が興味、関心を持っていただいて、参画意識を持って一緒にまちを活性化する、そういう要素としてスポーツは大切な要素だというふうに認識をしておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) よろしくお願いします。スポーツに関する質問はこれまでにして、次に、明治150年記念事業への参画について質問いたします。 山口県では、平成30年に明治改元から150年を迎えるに当たり、明治150年記念事業山口県推進協議会を設置し、いろいろな事業に取り組んでおります。県内の各市においても、いろいろな取り組みがなされていますけども、本市の取り組み状況についてお伺いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) それでは、明治150年記念事業の参画についてお答えをさせていただきます。 平成30年に明治改元から150年を迎えるに当たりまして、山口県内におきまして、平成27年11月に山口県知事及び県内各市町の長が委員となります明治150年記念事業山口県推進協議会を設置し、今後の地域活性化に向けた機運の醸成を図りますとともに、これを国全体の発展を目指す機運の高まりにもつなげていくため、平成27年度から平成30年度までの4年間を記念事業の実施期間として、全県的な取り組みを推進していくこととなっております。 国におきましても、こうした取り組みを受けまして、各府省庁が連携し、明治150年に向けた関連施策を推進していくこととなっております。 このような中、今年度における本市の取り組みといたしましては、現在、PRの強化や寄附金つきのピンバッヂ、これは、今、私がつけておりますけど、各部長さんにつけていただいて、積極的にPRをさせていただいていますけども、こういった取り組みのほか、観光協会やボランティアガイドの御協力をいただきながら、厚狭毛利家ゆかりの地などの歴史に触れていただきます古地図を片手に厚狭地区をめぐるガイドウオークを開催をいたしているところでございます。 また、歴史民俗資料館におきましては、12月7日に幕末・維新期への思い、旧長州藩における志士の顕彰と題して、維新後、人々が幕末維新期の人物たちをどのように語り継いだのかを史料を通じて紹介する講演会を開催をいたしたところでございます。 こうした事業を通じまして、明治150年の意識の醸成に向けて、今現在、取り組んでおるところでございます。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) 明治150年記念事業、歴史は勝者がつくるといいますけども、長州、山口県が維新で勝者になったということでこのような企画も出てきたんだと思いますけども、私、実は福島県の会津若松で行われたテニスの全国大会に山口県の代表として出たことがございます。準決勝で、地元福島県のチームと対戦しました。何とか勝つことができたんですけども、いろんな意味で完全にアウェーの中での試合でした。何となく歴史のしこりが残っているなということを感じました。ただ、決勝戦で、負けた相手の福島県チームが私のチームを応援してくれて、何とか優勝ができまして、大変気持ちよく帰ることができました。 私自身は、会津若松の松平容保公、大変好きな人物なんですけども、こういったエピソードはさておき、ピンバッヂ、あるいはガイドウオーク、それから講演会等々の取り組みをなされているということでした。 本市には、維新前に志半ばで亡くなりました来島又兵衛、あるいは前原一誠という人物がいました。ぜひ、明治150年記念事業、どんどん参画していただいて、シティセールスの一助としていただければと思いますが、市長、いかがですか。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) 明治150年に限らずでございますけども、歴史、伝統文化、それをしっかり市の宝として活用していく、それがちょうど150年の期にも当たりますので、そういった意味でしっかり取り組んでまいりたいと思います。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) ぜひよろしくお願いいたします。 ちなみに、パドルテニスという競技がございます。これは卓球と硬式テニスの中間のようなスポーツでバドミントンコートをちょっと広くしたぐらいのコートで、インドアでもできるんですけども、あした、新人議員で須恵健康公園の体育館で体験を兼ねた練習会を行う予定にしております。 実は、来年、この明治150年記念事業の冠をつけた全国大会までいくかどうかわかりませんけども、そういった大会を山陽小野田市に誘致しようという動きがございます。実は、水津議員が高校時代、テニスで国体に行かれたという実績をお持ちなので、ぜひ水津議員を監督にして、チーム
山陽小野田市議会新人議員という所属名で大会にエントリーしたいとは思っておりますけども、あしたの練習次第で考えたいと思っております。 引き続いて、最後に歴史民俗資料館の企画展につきまして質問いたします。 地域の歴史文化資源は、その地域の個性を生かした魅力的なまちづくりに必要であると考えます。本市の歴史民俗資料館ではすぐれた企画展が開催されていますけれども、入場者が大変少ないように思われます。そこで、ほかのイベントと組み合わせるなど、まちづくりに生かす方法は考えられないかお聞きします。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) それではお答えをいたします。 歴史民俗資料館では、郷土の歴史や文化、昔の暮らしなどを身近に感じていただけるよう、毎年、企画展を4回から5回、歴史講演会を2回から3回開催しております。そのテーマは、本市を中心に県内のものを取り上げており、来館者からふるさとの歴史に興味を持つようになったとの御感想をいただいております。 このようなすぐれた資源があることをほかのイベントと組み合わせるなどして、もっと周知できないかとの趣旨の御質問と思いますけれども、連携そのものは、企画展開催中ではございませんけれども、今年度、市民館で行われた市主催のSOS健康フェスタの日に、歴史民俗資料館はSOS健康情報ステーションとして連携し、火おこしやこま回し、めんこ、竹馬、あやとりなど、昔の遊びを楽しめる体験コーナーを設け、親子連れに御来館をいただきました。 また、中央図書館と連携し、図書館フェスティバルの日に同様の体験コーナーを設けたほか、本市の歴史や文化財に関するクイズを行い、同じく親子連れに御来館いただいたところでございます。 歴史民俗資料館を知っていただくために、このような取り組みを行っております。 企画展の周知につきましては、市のホームページとフェイスブックに掲載するとともに、マスコミにも御紹介いただいております。また、チラシを2,500枚印刷をいたしまして、隣の市民館、図書館、そして、本庁、理科大、きらら交流館、テーマによっては、さらに小中学校、民間の福祉施設にも置かせていただいております。 企画展そのものをほかのイベントと組み合わせて、さらに入館者増を図るとすれば、例えばですけども、テーマやキーワードをかかわりのあるものにするといったものが必要かと思います。今回の御質問につきましては、研究させていただきたいと思います。
○議長(小野泰君) 藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) ぜひ他の主催のイベントと組み合わせるなど、入場者をふやす試みをしていただきたいと思いますし、先日の長谷川議員の提案にもございましたけども、市民館のロビー、改修工事が入られるということで、ぜひ、その辺も検討していただいて改修工事をしていただいて、一体となって、すばらしい企画展を開催していただければと思います。 地域の歴史や資源を残したまちづくりの成功例として、柳川市の例がございます。柳川掘割物語の主人公の広松伝さん、彼は柳川市役所の下水道係長だったんですけども、そのときに掘割を埋めて、下水の雨水渠に変える事業、自分が担当して、これはいかんということで反対して、地域の人々と一緒になって掘割を残す運動をされました。当時、マスコミで下水道係長の反乱として、すごく騒がれたこともございました。その結果が、今でも川下りの観光地として名所になっておりますし、私が水環境がテーマのシンポジウムのコーディネーターを務めたことがございまして、そのとき、その広松さんをパネラーに迎えて、直接御本人と話す機会がありましたけれども、もともと電気関係の専門職であられたのがこういう形になったと本人が話されていました。 この物語は、皆さん御存じのとおり、もののけ姫、あるいは風の谷のナウシカ、これをつくられたスタジオジブリの高畑勲さんと宮崎駿さんが実写映画化もされております。ぜひ一度ごらんになったらと思います。 このように、地域の歴史や文化を守りながらまちづくりに成功した例が全国にはまだまだあると思います。民俗資料館の展示、あるいは講演会、参考になることがたくさんあると思いますので、議員さんも、市の執行部も、ぜひ展示会、講演会に行かれることをお願いします。 そういったまちづくりの形もあるんですけれども、このあたりについて、市長、お考えがあればお願いしたいと思います。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) 先ほども申し上げましたとおりでございます。大変貴重な財産でございますので、それを市のまちづくり活性化に生かしていくということは本当に大切なテーマであるというふうに認識をしております。 以上です。
○議長(小野泰君) 挙手をして。藤岡議員。
◆議員(藤岡修美君) よろしくお願いいたします。 若干、時間が余っておりますが、以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(藤岡修美君自席へ)
○議長(小野泰君) 以上で、藤岡議員の質問を終わります。………………………………
○議長(小野泰君) ここで、若干の休憩を挟み、10時50分から再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。それでは休憩いたします。────────────午前10時41分休憩午前10時50分再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 一般質問を続けます。 次に、11番、吉永議員。(吉永美子君質問者席へ)
◆議員(吉永美子君) 私は、公明党の吉永美子でございます。藤田市政が誕生して、間もなく8カ月となりますが、このたび、スマイルシティ山陽小野田というキャッチフレーズのもと、総合計画案が上がってまいりました。待ちに待ったシティセールスという新しい取り組みをしようとされており、藤田カラーがこれからどんどん出てくるものと期待しております。 そんな中、笑顔あふれるまちを目指す藤田市長にとっても、大変明るいニュースが飛び込んでまいりました。山陽小野田市の将来を担う子供たちを育んでくださっている竜王中学校区のりゅうみんネットが地域協育ネット優良団体として、あす16日、表彰されるとのこと、それも県内5団体で、山陽小野田市では初めての受賞だそうでございます。地域の皆様を初め、学校の先生、保護者の皆様の日ごろの取り組みが大きく評価されたものと、感謝と喜びでいっぱいです。ありがとうございます。 こんな心温まるニュースが、これからも市内にあふれていきますよう強く願いながら、今回は4点にわたって質問、あるいは提案をさせていただきます。 1点目は、シティセールスについてでございます。 本市においては、市内にはシティプロモーションを、市外にはシティセールスを行い、市の魅力を発信するとのことでございます。藤田市長の手腕を大いに発揮していただきたいと思いますが、その手法について、まずお聞きいたします。 そして、2つ目は、若者の声の活用です。私は、本市がまちづくりにおいて、若い人たちの声を大事にするという姿勢を示すことの必要性を訴えてまいりましたので、今回、やっと若者みらい会議が開催をされ、本市の将来のまちづくりに向けて、総合計画に貴重な御意見をいただいたことは、一定の評価をするものでございます。しかし、この会議は一旦使命を終え、解散となっております。このたび、シティセールスを行っていくに当たり、若い人たちのみずみずしい声、斬新な発想をいただくことは絶対に必要だと考えますがいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) それでは、シティセールスにつきまして、まず(1)の手法をどのように考えているか、このことにつきましてお答えを申し上げます。 本市では、少子高齢化の進行や人口減少の到来による地域の活力低下が懸念される中、持続可能な地域社会を維持するために、市民にとって住み続けたいまち、もっと住みよいまちであることに加え、住んでみたいと思われるまちを目指していくことといたしております。 このため、シティセールスを第二次総合計画の重点プロジェクトに掲げ、本市の知名度や認知度の向上及びイメージの確立を図る取り組みを効果的に実施することで、市内の皆さん、本市に対する愛情や誇りを持っていただく機運を醸成していくとともに、観光、商業などの産業の活性化の推進に努めるなどして、最終的には移住、定住につなげてまいりたいというふうに考えております。 このシティセールスに取り組むに当たりましては、本市を売り込む対象によってさまざまな工夫が必要であり、戦略的な取り組みを行っていくこととし、まずは新たに担当部署を設置し、推進体制の構築を図ります。 また、市民、市民団体、企業、大学といった地域を構成いたします主体と市が一体となってシティセールス活動に取り組んでいくため、本市におけるシティセールスの考え方を共有し、戦略の方向性を定め、魅力の発掘、イメージ戦略の立案、効果的なPR戦略の実施、さまざまな情報媒体の活用など、本市の特色ある取り組みを実施をしてまいることといたしております。 続きまして、(2)の若者の声をどう生かすかということについてお答えを申し上げます。 まちづくりを行う上で、さまざまな行政分野におけます政策課題について、職員や専門家の考えだけではなく、市民の考え、中でも、そこに住む若者が互いに真剣に語り合い、意見を出し、それを施策に反映をさせることは大変有益なことであるというふうに考えております。 シティセールスの推進の目的は、本市の魅力を多くの人に知ってもらうことで、まちの活性化につなげ、交流人口や移住、定住人口を増加させようとするものでございます。 高校生や大学生から若者ならではの意見を出していただくことは、シティセールスの推進に非常に役立つものと考えております。 このシティセールスの具体的な施策は、来年度、詳細を詰めてまいることとなりますが、若者の意見を聞く場、事業に参加する機会などを設定し、多くの若者にシティセールスにかかわっていただくよう積極的に検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) それでは再質問をさせていただきます。 まず、このシティセールスの手法についてでございますが、山陽小野田市のホームページ、トップページにも載っております全国移住ナビ、この活用につきまして、今後も活用していかれるお考えなのか、まずお聞きいたします。
○議長(小野泰君)
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) この全国移住ナビ、平成27年度に策定をいたしております。一部、プロモーションビデオ、制作展開を中止いたしておりますけれども、このプロモーションビデオなどにつきましては、来年度以降、新たなビデオを制作するなどして、積極的に移住ナビを活用していきたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 今、動画については、今、準備中のままですが、これについては、今後、きちっとやっていくという方向性は当然のことでございますが、これにつきまして、以前から申しております、当時は国が500万円だったと思いましたが、出していただいた中でつくった。しかし、いろんな財政的なことを考えれば、当然ながら安くつくっていきたいということはあると思います。 そんな中で、先ほどの若者の声という部分にも関連をしてまいりますけれども、例えば山陽小野田市にも高校がございます。また、山口東京理科大学もございます。こういった学生の皆さんの中で、そういう映像をつくっていく、そういったクラブなのか、活動されている学生はおられると思いますが、そういった方々から出していただいて、応募をしていただいて、その中から作品をピックアップをしていくというような、そういった手法というのは考えていかれませんか。
○議長(小野泰君)
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) 平成27年度に地方交付税を財源としましたプロモーションビデオにつきましては、3分間の動画でつくっております。今、御提案のありました若者を中心としたビデオ、それにつきましては、若者の発想力ですとか、行動力、そういったものを存分に生かすためには非常に有益であるというふうに考えております。 ただ、今後は3分間に限定することなく、1分間のものを何分かとって、いろんな話題づくりのために提供していこうかというふうな取り組みを、今現在、考えておりまして、予算化するためには来年度になるのか、多少、年度がかかるのかわかりませんけども、今のところ積極的に考えていこうというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) とにかく早くつくっていただくほうがイメージが、ホームページを入っていったら皆さんわかると思いますけど、イメージ的に移住をしていただきたいという強い思いがなかなか伝わりにくい状況にあることは否めないと思います。 そして、あわせて、あえて発言させていただきますと、山陽小野田市のホームページから入っていく、そして、全国移住ナビから入っていきます。そうしますと、山陽小野田市の竜王山から見た写真だと思うんですが、そういったことで入っていくことは大変いいことだと思うんですけども、そこからさらに、移住しようかな、どうしようかなと考えている方が、例えば、「行ってみよう」というところがあります。これは観光情報を見る、次、「読んでみよう」というのがあります。体験談を見る。ここが閉じている状態です。 光市は、ここに映像を出して、そして、移り住んだ方の声まで上げている状況です。ここに大きく見られた方が差を感じると思うんです。 本当に山陽小野田市のいわゆる発信というのは、物すごく弱いと感じます。よそを見てしまえば、本当に移り住んでもらいたいと思っているのかなというふうにも捉えられかねません。こういった手法については、いま一度、どこがされるというのがあるのかわかりませんけれども、本当にこういったシティセールスは、当然、担当部署は決まりますけども、ほかの施策もそういうことがよくありますけれども、横断的にやっていかないと、観光の部分については観光の担当課、そういったところとかが一緒になってやっていかないと、本当にこれは難しいと思うんですけども、この全国移住ナビについて、今後、何としても、他市にせめて劣るように見えないようにはしていただきたいと思うんですがいかがですか。
○議長(小野泰君)
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) 今、議員御指摘のとおり、仕事を見る、住まいを見るにつきましては、これはいろいろな資料を関係団体の御協力によりまして入れておりますけども、行ってみようというところの観光的なところ、それから、体験談を見る、これにつきましては、まだ、地域おこし協力隊ができておりませんので、この2つにつきましては、今、全く見せれない状況となっております。 結果、私どもも縦系列の組織でちょっと考えておりましたので、非常にその辺は反省いたしているところでございまして、今後、地域振興部の設立とともに、横断的に、かつ積極的に早くこのあたりも物をつくって、データをつくって、どんどん公表できるようにしたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) やはり来年春にはシティセールスの担当部署をつくるわけですから、早々にこういった本当にやれることをどんどんやっていくという方向性はお願いしたいと思います。 また、希望条件の検索結果一覧というのがありますけど、今、申し上げた体験談の検索というところで、移住のきっかけとか、本当に家族・子育てとか、開けば開くほど、中に入っていけばいくほど、取り組んでおられるところとおられない差がどんどん出てまいります。御存じかと思います。 光市は、子どもを育てるならこのまち、光市、ということで出ているんです。山陽小野田市、子育て頑張るとなっていますよね。本当に私はこれを見たときに、光市はおっぱい都市宣言されておられますけども、それだけではなくて、住民みんながおせっかいという題名をして、移住された方の体験も載っているわけです。 こういったことを本当に、市長、トップにしていただいて、どんどん進めていただきたいと思いますが、市長の決意をお聞かせください。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) 議員さん御指摘の思い、全く同じでございまして、そのためにより体制を強化していくと。 シティセールスにかかわるところも、ただ単にPRに限らず、まず、市民の皆様方にも地域に愛着を持ってもらって、本当に誇りに思ってもらう、そういったことも含めて、幅広くこれから進んでまいりたいと。しっかりコンセプトをつくって、時間をかけるべきところもありますし、時間をかけずにすぐやること、できることもあろうかと思いますので、それはバランスをしっかり取って進めてまいります。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) とにかくスピーディーな取り組みを期待しています。 それでは、資料1を見ていただけますでしょうか。 ここは栃木市の取り組みです。本年度立ち上げられたと思いますが、このシティプロモーション課ということで、この中にシティプロモーションという言い方をされるわけですが、山陽小野田からするとシティセールス課、その中に、シティセールス係、そして、その中に広報広聴係、私はこういうイメージを持ってシティセールスを進めていただけるものだと思っているんですけど、イメージ的にはこういうふうに思っていてよろしいでしょうか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) イメージとしては、大方そういうあたりになろうかというふうに思っております。 課の名称につきましても、現在、仮称という形で、今、シティセールス課というふうには申し上げているんですけれど、これにつきましても、最終調整を今しているところですので、しっかりその辺を調整しながら、よりわかりやすい課名に努めていきたいというふうには考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) わかりやすいということで、わかりやすい取り組みの中に、この栃木市のを見ていただきますと、シティプロモーション係がされること、マスコットキャラクターに関することってあるんです。 山陽小野田市は、先日、農林水産まつりで、本当にすばらしいチェーンソーアートの世界チャンピオンの方がねたろう君をつくってくださって、今、玄関を入ったところにマスコットキャラクターのねたろう君が飾ってあるわけですけども、いずれにしても、こういったキャラクター、そして、またイメージキャラクターというのの設定も今後必要かと思うんですが、こういったキャラクターの活用及びイメージキャラクターの設定についてお考えをお聞かせください。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) キャラクターにつきましては、現在、総務課のほうがその使用の取り扱いの担当ですので、私のほうから回答させていただきます。 こういったキャラクターにつきましては、実は、平成17年の合併時に新市において調整するという形になっているんですが、そのままに至っておりまして、従来のものを活用させていただいているというのが現状であろうというふうに思っております。 こういったキャラクターも含めてなんですが、現在、第二次の総合計画の中でスマイルシティというふうなキャッチフレーズ、これも御提案をさせていただいているところです。 こういったキャラクターであるとか、いわゆるマークであるとか、こういったことにつきましては、いわゆるシンボライズといいますか、イメージ戦略を行うに当たっては極めて重要な部分であるというふうに考えておりますので、このあたりの出し方、当然、市民の方にとってもなじみやすいものである必要があるというふうに思っておりますので、このあたりについては、4月からの新しい部署の中で、しっかりそのあたりの協議、プランの策定をしていただく予定にしておりますが、そういう取り組みの中で、できるだけ早く決めていきたいというふうには考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 今言われたイメージキャラクターについては、私は一般質問で取り上げてまいりましたし、この間、本当に設定をされてこなかったことは、私は個人的には大変残念だと思っております。 市長がかわられたからこそ、今、イメージキャラクターを改めてつくられて、シティセールスを進めていただきたい。そして、今のマスコットキャラクターと合わせて、2倍の力になりますので、ぜひ期待しています。 そして、今、総務課使用といわれました。総務課使用と言われましたけど、キャラクター、現実には着ぐるみがいまもって山陽総合事務所にあります。ここは大きな問題だと私は思っておりますので、シティセールスの担当課ができた暁には、きちんと着ぐるみも市役所に持っていっていただく。本当に、あの当時、職員からもおかしいという意味の答弁もいただいておりますのでよろしくお願いいたします。 そして、あわせて栃木市にありますが、ふるさと大使に関すること。山陽小野田市はふるさと大使を設定していますか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 現段階ではしておりません。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) この山口県が山口県ふるさと大使として、山陽小野田市出身の声楽家、河野克典氏、また、皆様よく御存じのソルジェンティ、アーティスト、そしてまた、和田敏明さんというルーテル学院大学教授、こういった方々を山口県のふるさと大使として任命されているんです。お隣、宇部市は100人を超えるふるさと大使、その中に、レノファ山口の選手も入っています。 池上丈二選手が山陽小野田市の選手となっておられます。こういった方々、それとか、山陽小野田市出身でマスコットキャラクター、ねたろう君を作成されたなかはらかぜ氏、こういった本当に皆さんがよく知っておられる方々がおられるわけです。 ですので、ふるさと大使を任命して、宇部市のように名刺をお渡ししていただいて、いろんなところで山陽小野田市を売っていただくという、そういった取り組みは絶対に今後やらないといけないと思うんですがいかがですか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) いわゆる著名人の方であるとか、地元に対して貢献のあった方をそういったサポーターになっていただいて、どんどんPRをしていただくというのは非常に有効であろうというふうに思っております。 先ほど藤岡議員の一般質問の中でもありましたけれど、スポーツについても、「観る」とか、「する」だけではなくて「支える」という部分が非常に重要であるという御質問もありました。いわゆる「支える」という意味では、これはレノファにしても何にしてもそうなんですけれど、いわゆるそういうサポーターというのは当然必要になってくるのかなというふうには思っております。 そういった市民の方のサポーターも合わせて、そういった著名人の方のサポーター、ふるさと大使に代表されるような、そういった制度がより効果的であるという認識は持っておりますので、そのあたりも含めて、新しいプランの中で、シティセールスプランのような形の中で、しっかりまとめた上で取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) ぜひ、ふるさと大使を設定をされて、より山陽小野田市を全国に売っていただきますよう期待しています。 そして、あわせて、この栃木市の取り組みですけれども、これはカラーにしておりませんが、栃木市がつくられた栃木シティプロモーションのデザイン、これは10年間の計画、そして、これはクリエーションということで、ファーストということで、17年から19年の3年間の計画ということで、本当に写真をいっぱい使い、そして、ここのキャラクターのとち介君を使いながら、本当に子供が見てもよくわかるような形にされて、写真をいっぱい使って栃木市の魅力を発信されているんです。こういったこと、大変大事だと思います。 ここにあります「想いをカタチに。わたしたち栃木市の魅力を、住んでいる人、遊びに来たことがある人、まだ知らない人、多くの人に届けたい。そんな想いを伝えるために、『Tochigi City Promotion Design』と『Tochigi City Promotion Creation』の2つの冊子を創りました」。そして、キャッチコピーがあって、それをみんなの合言葉として進めていきますと。 山陽小野田市もキャッチフレーズをつくっていくわけじゃないですか。こういった形で冊子をつくっていって、本当に市民と、また、いわゆる山陽小野田市をまだ知らない方々にも山陽小野田市を知ってほしいという思いを形にしていただけたらというふうに思っています。 この栃木市は、今申し上げました10年間で方向性、10年間を3つに分けて具体性ということでしておられます。いわゆる計画ですよね。実施計画というか、そういう形で、具体的な取り組みという形で、まさにわかりやすい形でしておられるんです。 こういったこともぜひご参考にしていただいて進めていただきたいという思いを強く持っています。 そして、あわせて、今、全市的な取り組みということで部署をつくっても、そういうことをしていただきたいということを申し上げましたが、今、大きな課題となっております、以前にも同僚議員が取り上げておりますフィルムコミッションの参加、そういったことは好意的に取り組んでいかなきゃいけない。宇部市は彫刻で、ビエンナーレということですごい訴えています。ホームページを見るだけでもその熱い思いがボンボン伝わってきますが、山陽小野田市は以前から申しております現代ガラス、本当に全国に誇りえるような現代ガラスの取り組みをしている、こういったことを広域的に、お互いの魅力を出し合うことを一緒になってやっていく、そういったことも、広域的な取り組みも必要じゃないかと思うんですけど、フィルムコミッションと合わせて、そういった広域的取り組みは考えておられますか。
○議長(小野泰君)
川地総合政策部長。
◎総合政策部長(川地諭君) 今、議員さんが言われます他市との広域連携の取り組み、これは私どもも非常に有益であるというふうに考えております。 特に宇部市さん、美祢市さん、これら近隣との広域連携につきましては、今現在、広域の連携中枢都市圏の中でもいろいろ協議いたしておりますので、これは来年度以降、積極的に検討してまいるというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) よろしくお願い申し上げます。 それと、先ほど申し上げた栃木市の取り組み、ぜひ御参考にしていただきたいという思いがありますけども、いわゆるデザインとして基本方針、そして、行動計画として、クリエーションということでございますから、ぜひこれを参考に見ていただけたらと強く願っております。 よその本当にいい取り組みは、市民と一緒になって取り組んでいける取り組みは、山陽小野田市の参考にしていただきたいと心から願っています。 次にまいります。 2点目は、スポーツの推進についてでございます。 本市は、第二次総合計画を策定するに当たり、基本施策として、スポーツによるまちづくりの推進を掲げております。市民が心身ともに健康に暮らすためには、スポーツの振興は大変重要であると考えます。 そこでお尋ねいたします。 1つ目に、体育施設の整備・充実について、お考えをお聞きいたします。 2つ目に、本市が開催しております
パラサイクリングの支援についてでございます。先日は本市の文化会館、不二輸送機ホールにおいて、
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトが開催され、藤田市長の活動日誌に掲載されております野口選手がパネリストとして参加をされておりますが、このような選手がこれからも活躍されることを期待するものでございます。 3年後の2020年には、いよいよ
東京オリンピック・
パラリンピックが開催されます。基本計画に掲げる施策の現状と課題の中にも、
トップアスリート等を応援する機運を高め、地域の一体感の醸成に努めることが必要ですとあります。 そこでお尋ねいたします。
パラサイクリングについて、
東京オリンピック・
パラリンピックに向けて、どう支援をしていかれるのでしょうか。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) それでは、スポーツの推進で、1番目の体育施設の整備関係について御回答申し上げます。 市民の皆さんのスポーツ振興、スポーツによるまちづくりの推進を行うためには、市内の体育施設の整備、充実は、大変重要であると認識をいたしております。現在、スポーツ振興課では12の体育施設を所管をいたしております。ただ、どの体育施設も老朽化が進んでいるため、維持管理には苦慮をいたしているところでありますが、計画的な改修に努めているところであります。 平成21年度から指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを活用しております。また、利用者の要望を把握するために、実際に御利用をいただいている方々の生の声をお聞きする体育施設利用者会議を開催したり、随時、利用者の皆様から御意見をお伺いする中で、施設の維持管理に努めているところであります。 今後とも、利用者の皆様が安全で快適に御利用できるよう、施設の維持管理には努めてまいります。 それでは、2つ目の
パラサイクリング関係について御回答を申し上げます。 最初に
パラサイクリングの支援につきましては、平成27年度からこれまで通算6回の日本
パラサイクリング連盟の練習合宿を
山陽オートレース場で受け入れ、実施をされておられます。 先日、12月10日に市内で
パラサイクリング関係のフォーラムを行い、多くの皆様に御参加をいただき、感謝をいたしているところであります。市民の皆さんや県民の方々等に
パラサイクリングを知っていただけたものと思っております。
パラサイクリングは、障害者の方の自転車競技でありますが、練習場所がなかなか確保できないということが競技力向上の最大のネックとなっておられるようです。一般道路での練習は車との接触の危険性、また、信号などで停止することで、トレーニングの継続性が失われるとのことであります。 こうした中で、本市の
山陽オートレース場は、安心して走行できる環境であり、日本
パラサイクリング連盟から、自転車の練習環境としては国内トップレベルの走路のよさであると最大級の評価をいただいております。 実際に、昨年のリオデジャネイロ
パラリンピックでは、山陽オートで直前合宿を行われた5人の選手全員が入賞し、そのうち3人が銀メダルを獲得されました。選手からは、オートでの練習の効果があったとの声をいただき、我々としても、日本選手のメダル獲得に多少貢献ができたかと思っております。 また、市民交流の取り組みにも重点を置いており、監督や選手による市内の学校などでの講演、実技披露などで交流の場を設け、
パラサイクリングを通じてスポーツ機運の醸成と障害スポーツの認知度向上を図る取り組みを進めているところであります。 ほかにも関連した取り組みといたしましては、今年度、国が進める
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトに本市の
山陽オートレース場が拠点施設と指定され、
パラサイクリングの新人発掘、育成事業を進めていくこととなっております。 また、今年度、
パラサイクリングを初めとした
障害者スポーツを周知するための県のイベント、あいサポートスポーツフェスティバルが県内で初めて山陽オートで開催され、多くの市民、県民の方々に御来場をいただいたところです。 さらに、知的障害の方の競技、スペシャルオリンピックス自転車競技大会も県内で初めて山陽オートで開催されるなど、
パラサイクリングを軸として、国内における西日本の拠点化を目指しているところであり、2020年、
東京オリンピック・
パラリンピックのキャンプ地誘致については、
パラサイクリングが有望であるかと思っております。 今後も
パラサイクリングの日本選手のメダル獲得に向けて、我々も選手と同じ目標を持って支援し、合わせて
障害者スポーツの理解と関心、スポーツ機運の醸成、さらには
東京オリンピック・
パラリンピックに向けた市民一体感の醸成と盛り上がりなどを図るため、今後とも
パラサイクリングの支援、連携の取り組みを積極的に展開してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) まず、体育施設の整備、充実について再質問いたします。 資料2を見ていただけたらと存じます。 これが体育施設・運動広場使用状況ということでございます。 私は、これを見て、本当に大きく伸びている施設が1つあるなと思いました。市民体育館のトレーニング室です。ここの利用、平成26年度は9,690人、当然、延べ人数ではあるでしょうけども、27年度には1万3,892人、そして、28年度は1万6,018人ということです。 これまで計画的な改修を進めているという答弁ではございますが、私は市民の声を受けましたので、それを届けさせていただきます。 このトレーニング室を使っておられる市民から、今、利用者がふえています。本当に言われたとおりだったなと資料をお願いして思いました。そんな中、本当にこれはほかの施設でも当然大きな課題なんですけれども、トレーニング室を利用されている方の市民の声は、今申し上げましたように、「利用者がふえているんです。でも、暑いのは暑いままということで、空調機の設置をしていただくのはできないだろうか」、このように強く訴えられました。 私はそこで、トレーニングをされるときに、暑い中でするというのは、民間ではあり得ないと思っています。このことについては、何としても改善をしてあげてほしいということを私自身も強く思いました。 私は、総合計画のこのたびの第二次総合計画の中で、基本施策6だったかと思いますが、この中にあります健康づくりの推進、そこに評価指標として健康寿命、これを延伸させるとあります。市民参加による健康づくり活動を通じて、生活習慣病の予防、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸を図りますというふうに書かれてあるわけですが、健康寿命を延ばすという意味では、トレーニングをしていただけること、これは本当に大きく、ある意味、介護予防にもつながっているのではないかと思いますが、こういったトレーニングについて、利用者をさらにふやしていくことは、健康寿命を延ばすことにもかかわってくると思いますが、健康福祉部長はどうお考えでしょうか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) ただいま御紹介いただきましたとおり、基本事業といたしまして、健康寿命を延伸させるということは、市民の健康づくりにとって非常に大切なこと、重要なことであるというふうに考えております。 その中におきまして、本市の健康づくり計画におきましては、運動習慣を身につけることを大きな目標として掲げているところでございます。そのためのスポーツ環境の整備は、またこれも底辺から支える大切なことであるというふうに思っております。市として、一体の目標と思って取り組んでいきたい事項というふうに認識しております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) それでは、改めまして、文化・
スポーツ振興部長にお聞きいたします。 こういった体育施設の整備、充実をうたっているのであれば、こういった市民の願い、そして、今、客観的に見てトレーニング室を多く使っておられる、伸びがすごく高い、こういうことを認識された中で空調について考えていただく、そういったことを私は訴えさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) エアコンの設置については、ちょっと検討させていただきたいと思います。 それと、このトレーニング室につきましては、前年度から約2,000人余りの御利用がふえております。年々ふえておるのも十分認識をいたしております。 今後とも、施設整備につきましては検討をさせていただきたい、エアコンについても検討させていただきたいと思っています。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 先ほど答弁の中で、体育施設利用者会議で声を聞いているとありました。そういった声は、今、どのように反映をされておられるんでしょうか。
○議長(小野泰君) 姫井文化・
スポーツ振興部長。
◎文化・
スポーツ振興部長(姫井昌君) 利用者会議、実際に御利用されて、体育施設を利用されておられる方々、約30人ぐらい御出席をいただきながら協議をいたしております。 結論から申しますと、そのお話、要望、御意見等をいただいたものは、指定管理者、そして、我々の体育スポーツを所管している部署と検討して、修繕計画なんかも年次的にやっていこうということで、いろいろ計画を持って進めておるところであります。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 計画を持って進めているということではありますけれども、そういった生の声に寄り添う形で、ぜひ進めていただきたい。当然、予算を要求しなきゃいけない、本当に大変な立場にあると思いますけども、現場の声ほど強いものはないと私は思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 そして、2番目の
パラサイクリングの支援についてでございます。 今、るる御回答、御答弁をいただきまして、本当に思いを強く持っておられることは、私にも伝わってまいりましたし、山陽オート場、こういう形で本当に活用しておられることは、私はオートに行かれない方にも本当に大きく理解の輪を広げるのではないかという意味でも、大変ありがたく思っておりますし、これをぜひ、どんどん進めていただきたいと思います。 そんな中で、機運の醸成、ここは大変大きな課題だと思います。やっぱり市民を巻き込んでいくこと、どうやって巻き込んでいくか、いろんな手法があると思うんですけども、私がここであえて具体的に申し上げさせていただきたいのが、以前、国体のときに、今、副市長でおられますが、当時の水道局次長に対しましてお願いにいきました。国体に向けて、私は何としても市民の国体を応援しようじゃないかという機運を何とか上げたいという思いを持っていて、少しでも上げたいという思いを持っていたんです。それで、どこまで響いたかはちょっとわかりませんけれども、言うのが遅くてねんりんピックにはちょっと間に合わなかったんですが、水道局のほうで、こういうふうに国体バージョンに森響水をしていただいて、これはちょっと、ちょるるですけども、野球とか、サッカーとか、ゴルフとか、山陽小野田でやる分で、だから、ちょっと小さいんですよね。3つだったからどうしても。今度は大きくして、今の
東京オリンピック・
パラリンピック、
パラサイクリングの構図というか、デザイン、あれをバンと出すと。そして、合わせてそういった言葉をちょっとだけ入れてあげて、いわゆる応援しますという、
パラサイクリングを応援しますという感じで出していただき、かつ、いろんな会議に出ていくんだと思うんです。そこで、とりあえずは1枚出してあげて、こういうふうに山陽小野田市は山陽オートを使って応援をしているんですという紙1枚で、そこの会議で、これを皆さんにぜひ読んでもらってくださいという形で出していく。そうすると、山陽オートが応援しているんだということもわかる、そして、山陽小野田市がこういった水道局の協力を得ながら応援していこうね、みんなで応援していこうねという機運を上げたいという思いが伝わる。 私は、そういう意味では、ぜひ今回、何としても実現してもらいたいという思いを持っておりますが、これは以前より担当課には何とかならないかということは申し上げてまいりました。改めて、ここできちんとお答えを聞きたいと思います。今までちゃんとお答えをいただいていませんので、よろしくお願いします。
○議長(小野泰君) 今本水道事業管理者。
◎水道事業管理者(今本史郎君) 今、議員さんの御提案に対しては、水道局としては積極的に取り組んでいくということで考えております。 例年ですと、森響水につきましては、毎年5,000本作成をいたします。そして、そのうち1,600本は一時避難所に保管をしているのと交換しなきゃいけない。そういった作業もございますので、何年に何本つくって、ラベルのデザインをどうするのかということについて、今、文化・スポーツのほうと話を進めております。 先般も姫井部長、私も含めて、最終的な協議で、いよいよ詰めのほうの協議に入っておりまして、今、そういう状況の中で、とにかくここでやっていこうということで協議をいたしておるという状況でございます。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 私が文化・
スポーツ振興部のほうにお話をしに行ったのは、かなり前だというふうに認識しています。やはり、機運の醸成に少しでも役立てていこうという思いがあるのであれば、早くしないと、3年後、すぐにやってまいります。きのうきょう私言ったわけじゃございません。ですので、進めているんであれば早くに、当日になって、
パラリンピックがあるときに配るんじゃなくて、その前の機運の醸成ですから、早いほうがいいにこしたことはございませんので、よろしくお願いいたします。 この点については、本当に水道局の理解を得ながら一緒に進めていただき、先ほど申し上げましたように、山陽オートのアピール、そして、機運をみんなと一緒に進めていこう、そして、水道局も応援しているんですよということ、そういったいろんなところに波及していくと思いますので、ぜひ最大限使ってください。よろしくお願いします。 それでは、3点目は子供の読書活動についてでございます。 私ども公明党は、2000年、女性委員会のもとに子供読書運動プロジェクトチームを設置し、学校での朝の10分間読書運動や家庭での読み聞かせ運動の全国的な展開を推進してまいりました。 その後、党のプロジェクトチームのリードで、2001年には、子供の読書活動推進法が、そして、2005年には、文字活字文化振興法が制定をされ、学校図書館などの整備、充実が進みました。 子供の読書活動推進法により、4月23日が子供読書の日と定められ、5月12日までは子供の読書週間となっております。子供たちに多くの良書に触れてほしいという私の強い思いがあります。 子供の読書活動の推進状況について、まずお聞きいたします。 そして、2つ目に、読書活動を進めるための環境整備についてお聞きいたします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。宮内教育長。
◎教育長(宮内茂則君) ちょっとお答えする前に、冒頭、吉永議員さんのほうから学校支援にかかわっておりました、りゅうみんネットの表彰を取り上げていただきましたこと、まことにありがとうございます。 実は、りゅうみんネット以外にも、今年度、有帆小学校区で長く見守り活動をしていただいた有帆セーフティネットワークさんが学校安全功労ということで、文部科学大臣賞を受賞しております。 このように学校を支援していただいている団体が、全国レベルで、続いてこういった表彰を受けているということ、教育委員会としても大変うれしく思っております。どうもありがとうございます。 それでは、初めに読書活動の推進状況についてお答えいたします。 各学校では、全校一斉読書活動、地域協育ネット等によるボランティア活動等の取り組み、市立図書館による学校出前講座の実施等、読書活動の充実に努めております。 また、全学校に配置されている学校司書への研修や学校間での読書情報の紹介、交換も充実し、読み聞かせや調べ学習等の学校図書館の利用計画が整備されております。 学校図書館の平成28年度の貸し出し冊数は、山陽小野田市子供読書活動推進計画、第二次計画でございますが、この策定前の平成24年度と比べると、小学校で149%、中学校では264%とともに増加している状況でございます。 続きまして、読書環境整備についてお答えいたします。 蔵書に関しては、子供たちの要望を生かした内容となるよう、選書会を開いて子供たちに直接本を選ぶ機会をつくるなどして蔵書の充実を目指しております。児童生徒への働きかけでは、図書委員会を中心に6月と10、11月に読書週間、月間を設けて、図書の紹介や図書に関するイベントなどが行われております。中には、一定の条件をクリアすれば特典がある取り組みを行っている学校もあります。 また、図書館内には学校司書による特設コーナーが設けられ、テーマに沿った本の紹介や新聞記事の切り抜き等の掲示が行われております。 図書の整理については、学校司書が確実に行っております。学校だより、または学校によっては図書館だよりを発行し、新刊本の紹介をしたり、児童生徒の読書の様子を保護者、地域に伝えたりするとともに、家読(うちどく)といって、家庭での読書活動のことでございますが、そういった取り組みを促しており、読書習慣の定着を図っております。 以上のように、学校では図書司書を中心にさまざまな読書活動推進の取り組みを行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) それでは、まず、推進状況というところで取り上げていきたいと思うんですけれども、資料3を見ていただきますと、朝の読書運動ということで、取り組み、ここに、中学校はモジュール授業の中で取り入れたりされているというようにお聞きしていますので、週5日が一緒になっているというのは理解するんですけど、小学校は、学校によっては週1日という学校が2校あり、2日というところが1校ありということで、足並みがそろっていないなというふうに実感するんですけども、こういったところはなぜ差が出ているのかということは、教育委員会としては認識はされていますか。
○議長(小野泰君) 宮内教育長。
◎教育長(宮内茂則君) 朝のこういった限られた時間の中での取り組みでございます。現在、朝の読書活動以外にも、先ほどお話がありましたけど、各学校モジュール学習に取り組んでおります。また、4月に全国学力学習状況調査があり、秋には県が主催しております定着状況確認問題というのがございます。 そういったツーサイクルの中で、現在、学校、子供たちが抱えている学力への課題解決に向けてのそういった取り組みもしなければならないということで、それぞれの学校が抱えている課題というのは違います。それから、また、各学校の独自性といいますか、特色ある学校づくりに向けたいろんな方針もあります。そういった、向けての取り組みもあります。 そういったいろんな中でのバランスを考えて、各学校がそれぞれの読書活動の日程、回数等を決めていることなので、この辺については学校の裁量の問題として、学校の取り組みとして尊重をしたいと、教育委員会としては考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) しかしながら、極力この朝の読書というのは進めていただきたいという思いを持っております。なぜかと申しますと、朝の読書10分間運動を実施をした学校においては、授業での集中力が上がったりとか、本が好きになったといった効果が、報告を現実されています。 そういったことを考えますと、朝の授業に入る前の読書というのが効果が報告されている以上、やはり極力そこを進めていただきたいという思いは持っておりますので、この点については、学校の独自の取り組みというのはよくわかるんです。 だけど、朝というところです、私が言っているのは。朝読書をどう進めていくかというところで、その効果が報告されているというところでは、もう一度、教育委員会としてどうなのかなというところは、教育委員会内であっても協議をしていただきたいと強く願っています。 次の資料4でございます。ここは本当にそれぞれの、ここは資料4と資料5が、小学校の取り組み、工夫の状況です。これを見る限りにおいて、いろんな取り組みをしておられる中で、特徴のある取り組みをしておられる学校もあったりとかして、大変いいのではないかというふうに思います。 例えば、資料4の一番下の本山小学校は、親子読書の日を設定をしておられます。まさに家読(うちどく)です。だから、須恵小も一番下に家読(うちどく)ということをやっておられて、これは学校だけじゃなくて、家読(うちどく)という、おうちで読むということ、大変いいことだと思っています。 そして、資料5におきましては、例えば津布田小学校、ここは読書リレー、下から5行目、読書リレーを行ったということで、こういったことの取り組みとか、独自の工夫をもっておられること。 また、資料6に行きますと、これは中学校の取り組みです。それぞれ特徴があると思うんですけども、この中で、例えば高千帆中学校は、親しみやすいためだと思うんですけれども、上から3行目、図書館のPRキャラクターとして、たかまるくんをつくったということで、上記のしおりやブックカバーにもたかまるくんを使用し、読書活動が高まることを意識づけているとか、大変独自性があって、ユニークで楽しいなというふうに思いました。 こんな中で、厚狭中学校は、ここの、見ている限りでは唯一ですが、11月、ビブリオバトルを行っておられます。中央図書館では既にされているというふうにお聞きしておりますけども、ビブリオバトルというのは、書物を意味するラテン語由来のビブリオと戦いを意味するバトルを組み合わせた造語だそうです。自分が読んだ本の魅力をアピールするイベントで、知的書評合戦とも呼ばれます。 ゲーム感覚で楽しみながら読書意欲を高め、コミュニケーション力を磨く取り組みとして、教育現場でも注目を集めております。こういった読書につきまして、ビブリオバトル、これは中学校だけではなくて、もしかしたら、小学校の高学年だったら取り組めるかもしれません。こういった学校司書の方の研修において、例えば中央図書館から来ていただいて、このビブリオバトル、こういったことを行えないかということでの研修をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○議長(小野泰君) 宮内教育長。
◎教育長(宮内茂則君) ビブリオバトルの件でございますが、ちょうどことし、先進地視察ということで、図書支援員さんが静岡県に行かれて、このビブリオバトルを見てこられて、そのことを10月17日に行われました図書支援員さん方の研修会の中で復伝をされておられます。 そういったように、いろんなこういった好事例、いい事例は図書支援員の研修の中で情報交換等をしながら、積極的に取り入れていこうというようなことで取り組んでおりますので、ビブリオバトルを取り入れるか取り入れないかにつきましては、それは学校の判断に任せたいというふうに思います。学校の裁量として判断してやっていただいたらいいと思っております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 教育現場で注目されているビブリオバトルは、取り入れられるものは取り入れていく方向で、教育委員会としても押し上げていただく、そういうことが必要ではないかと思います。 図書支援員さんだけにお任せをするんではなくて、校長会とかありますので、そういった場で、教育委員会として、こういうことは進めたほうがいいんじゃないかという判断が至られれば、ぜひお話をしていただくことが必要ではないかと考えています。 そして、資料7でございますが、ここにありますけども、本当に大きく差があって、私もびっくりしました。夏休みの開館日です。津布田小学校だけが、例えば平成28年度23日ということで、冬休みも6日開けておられるんです。こういったふうに学校によって何でこんなに差が出てきてしまうのかなというふうに思うんですけど、こういった差がある理由というのは何かわかっておられますか。
○議長(小野泰君) 宮内教育長。
◎教育長(宮内茂則君) これは、津布田小学校のほうで校長の方針等もあると思いますし、学校を挙げて図書館を地域に開放していこうということの取り組みの一環としての開放というふうに認識しております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 私は、ここで少ない理由の一つとして考えられるのが、夏、暑いです。ある学校でお聞きしたのが、「夏休みに本を借りに来たけど、保護者が『暑いから早く帰るよ』と言って帰って行かれた」というふうにも聞いています。こういった意味では、環境整備ということは、後で触れますけど、大事ではないかなと思っています。 資料8を見ていただきますと、図書の購入費の部分での環境整備です。図書購入費、ここが、見ていただくと、小学校、中学校ともに頑張っておられると思います。しかし、図書館についてはなぜ伸びないのだろうと思っています。 ここを昨年の9月議会で私は取り上げさせていただいたときに、「本市の中央図書館は、今、県内で最も活気のある図書館として他の図書館から評価されている」と館長から聞いております。また、厚狭図書館も2月に移転オープンし、「来館者数、貸出数、冊数ともに旧館のときより大幅に増加しております」というふうに答えられて、「図書購入費の増額に努めてまいります」、このような答弁をいただいているんですけども、平成29年度予算を見ていただきましても本当になかなか伸びていかないというところがあります。 こういった、ましてや消費税が2019年には10%になる、となると、もし同じような金額でいけば冊数は当然減るという方向性になるのではないかと思います。こういった図書購入費につきまして、教育委員会として増額の要求をしておられるのかどうか、その1点だけお聞かせください。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) この予算というものは、財源が、歳入がなければ歳出は成り立ちませんので、そのあたりで調整がなされておりますけれども、教育委員会といたしましては、少しずつでもふえるようにということで要求はさせていただいておりますが、冒頭申しましたように、財源というものは限られておりますので、その中で、我々といたしましては、与えられた財源の中でどれだけ市民の方に喜ばれる本を購入して整備していくかというところで努力をいたしております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) これからも予算の増額を、ぜひ教育委員会として、本当に主張をしていただきたいと心から願っています。 そんな中で、環境整備についてでございます。 資料4に戻っていただきますと、本山小学校の一番下、「冬季期間、大型ヒーターを設置し、本を読みやすい環境を整えている」とあります。そして、竜王中学校、資料6でございますが、「夏休みに開館を5日間行っている。暑いため利用者は少ないが」云々と書いてあります。まさにこのとおりだろうと思います。 私は、何が言いたいかというと、学校において、大人のための空調設備、例えば校長室、教職員室、そして、事務室、それ以外にもあるのかどうかあれですけども、子供のためは保健室しかありません。 だから、私、例のミストシャワーが何で活用が余りできなかったのかなと思ったときに、教職員の方は、外で体育をして、暑い中戻っていかれても教職員室は涼しいんだろうと思うんです。子供たちは暑いまま暑い教室に戻っていくんです。だから、そういったことを感じてあげられない。 少しでも浴びて涼しくしてあげようというところが私は薄かったのかなって、とっても活用をされていないことがわかって、教育委員会にもすぐ対応をしていただきましたけど、こういった、本当に、せめて私は、大規模校にも小規模校にも1つしかない図書館、これについてはぜひ空調設備してあげて、子供たちの読書がより進みますように、この環境整備、この点は本当に強く主張したいと思うんですけれども、市長としては、今の実態を見られてどのように感じておられるかお聞かせください。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 今、教育環境なり施設の環境については、議員さんの熱い気持ちが伝わってきたところでございます。 先日のある議員さんの質問の中でも、本市の学校に関するエアコンの充実が若干劣っているということの指摘もございました。そのときの答弁で教育部長のほうも、今後、ちゃんとした形で、どのような形で教育環境を整えていくかというのは、また考えていきたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) ぜひ、本当に子供たちの教育環境という点では、大人よりも先に子供ということで頑張っていただきたいと心から願っています。 では、最後に4点目であります。6月議会で取り上げた高齢者を交通事故から守るための運転免許証自主返納に対する支援の拡充についてでございます。 その後の進捗状況をお聞きいたします。
○議長(小野泰君) 城戸市民生活部長。
◎市民生活部長(城戸信之君) それでは、お答えしたいと思いますけども、6月議会におきまして、吉永議員のほうから御提案をいただきました運転免許証の自主返納、これに対する支援をしていただいている事業所、これを本市独自のもので紹介してはどうかという御質問をいただいておりますので、これはすぐに取り組めることということで、すぐに担当課のほうにも指示をいたしまして、早速6月議会の後に、すぐに独自のものを作成して、市のホームページ、これに掲載するとともに、山陽小野田警察署の窓口、それから、本市の生活安全課の窓口にも配置をいたしまして、自主返納等を考えておられる高齢運転者の方に配付するようにさせていただいております。 今のところの実績としましては、山陽小野田警察署では、免許の更新に来られた高齢運転者の方等を対象に、100名以上の方に配付していただいております。 この活動が高齢運転者の方の原因となる交通事故の減少につながる一助になればというふうに考えておりますけども、市の生活安全課におきましては、まだ実績としては数枚お配りしただけというふうにも報告を受けておりますので、まだまだそういう意味では周知が不十分というふうに考えております。 今後、啓発の意味でも広く市民の方の目に触れるように、支所であるとか、公民館であるとか、そういったところにも配置ができればなというふうには今、考えておるところでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 資料9を見ていただきますと、今、部長が答弁していただいたものだと思います。こういうふうに一覧にして、鳥取県の警察のようにやっていただきたいということを申し上げて、頑張ってつくっていただきまして、タクシー料金については2割引にできないかと言っていたんですが、これはなかなか難しいということでございます。 その他ということで、いろんなところが支援をしていただいているわけですが、ここは一部、担当課には指摘させていただきましたが、漏れがありまして、その辺も含めて拡充という部分では、このその他というところでは、警察と協議をしていただいたのではないかと思いますけども、ここをぜひ、敬老お祝いセール協力店ということで健康福祉部がしておられます。ことしもやられたんですよね、これ。岩本部長、やられていましたよね、こういうの。 こういう取り組んでくださる事業所は、特に一緒に協力をしていただける可能性は高いと思うんです。これされましたよね、ことしも。 だから、こういったところを、要は何が言いたいかというと、市民生活部と健康福祉部と連携していただいて、高齢者の、要は運転事故から守るために、運転免許証返納があるわけですけど、卒業制度というのがあるんですが、運転免許証の。だけど、それをいかに支援するかというのは市町によって物すごい違うんです。 今、公共交通という部分がどうするかとされておりますけども、そういった高齢者、また、あわせて運転免許証を返された方々の支援という視点で本当にぜひ整備していただきたいと強く思っておりますけども、これにおきましては、その他という部分では、担当部が、いわゆる健康福祉部と城戸部長のところが連携して依頼をかけていくということをぜひやっていただきたいと思っておりますが、これはできますでしょうか。できるか、できないかでお願いします。
○議長(小野泰君) 城戸市民生活部長。
◎市民生活部長(城戸信之君) 今の件につきまして、こういった支援の事業所を拡大していくということは、非常に有効なことであろうというふうに考えておりますので、これは既に山陽小野田警察署とも協議をさせていただいておりまして、そういった敬老行事であるとか、さまざまな行事で市に支援をいただいている企業はたくさんございますので、そういったところにもぜひ趣旨を説明させていただきながら、この制度について御理解いただきながら、そういった支援事業所を拡大に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) だから、私が言いたいのは、健康福祉部としっかりと連携をして進めてくださいということです。どうせやるからには、そういった本当にきちんと出てきますように、協力店がいっぱい出てくるように頑張ってください。 そして、あわせて資料10を見ていただきますと、これは山口県の警察チラシから抜粋させていただきました。運転経歴証明書、運転卒業者サポート手帳ということで、身分証明書として活用できる運転経歴証明書は、交付手数料が1,000円かかり、また、右もそうですけども、写真が要るんです。私は、高齢者の方からいただいた声として、「免許証を返すときに1,000円かかるよ。そして写真も出さなきゃいけない」、そういった声を受けました。 本当に支援をしていくのであれば、私は、せめてたくさんおられないであろう市民の中で限られた方々になりますから、そういった支援という部分では、お風呂の入浴料を無料にするとか、そういうことだけではなくて、ダイレクトに支援をしてほしいということは、運転経歴証明書の発行には1,000円という部分のその負担を市が応援してあげてほしい。 それとあわせて写真を、市役所に来られた方については写真を撮ってあげて、写真をあげますよという、そういった支援を具体的に私は既に担当課には、こういうことはできないのだろうかということを訴えさせていただいております。 今回の本当に高齢者の死亡事故、昨年はゼロと聞いておりますが、山陽小野田市にお住まいの方が5人亡くなった中で、うち4名が65歳以上ということで、原因は私もわかりませんけれども、いずれにしても高齢者の命を交通事故から守る一つの施策として、こういった運転卒業制度があると思っているんです。そういう意味では、山陽小野田市が支援を頑張っていただきたいと思いますが、今の1,000円の負担を市が提供してあげる、そして、写真も市役所に来た人には撮ってあげて、そういう支援をしていますよということを進める、この点について御答弁ください。お願いします。
○議長(小野泰君) 城戸市民生活部長。
◎市民生活部長(城戸信之君) 今、議員からも御紹介がございましたように、昨年度は市内における交通死亡事故ゼロということで大変喜んだわけでございますけども、ことしに入りまして1月に国道での事故、それから、直近では11月27日に同じく国道でそういった高齢者の方が関係する死亡事故が発生しておるということで、11月以降3回にわたりまして、高齢者の交通死亡事故多発警報、それから、交通死亡事故多発全県警報等が3回にわたって発令されたということで、私ども担当部署としても非常に憂慮しているところでございます。 そうした中で、こういった高齢運転者の方の免許証の自主返納というのは非常にその一助となるものというふうには考えておりまして、ただ、今の支援を受けられる方への運転経歴証明書、こちらも1,000円の手数料がかかるわけでございますけども、同じく、これも警察が発表しております運転卒業者サポート手帳というのがございます。こちらは手数料が無料ということでなっておりまして。 ただ、運転経歴証明書につきましては、免許証のかわりの身分証明書として使えるということもございますので、今、市内で大体毎年200名程度の方が運転免許証を自主返納されておられますので、それを考えますと大体20万ぐらいの予算規模になろうかと思います。この効果につきましては先進事例もございますので、そういった検証をさせていただきながら、必要であれば検討はしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 実施計画等を上げていかないといけない、そういった期限が過ぎているとか、いろいろあると思うんですけども、市長としては、高齢者の命を守るという点では、今の支援という点について有効であるというふうに判断をしていただけるかどうかだけお聞きしたいと思います。
○議長(小野泰君) 藤田市長。
◎市長(藤田剛二君) 当然有効な手段の一つであろうというふうには考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 吉永議員。
◆議員(吉永美子君) ぜひ、高齢者の命を守る施策として進めていただきたいという思いをしておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。(吉永美子君自席へ)
○議長(小野泰君) 以上で、吉永議員の質問を終わります。………………………………
○議長(小野泰君) ここで、午前中の会議を閉じ、13時から再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。それでは、休憩いたします。────────────午後0時 休憩午後1時 再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き、午後の会議を開きます。 一般質問を続けます。 次に、12番、岡山議員。(岡山 明君質問者席へ)
◆議員(岡山明君) それでは、皆様、こんにちは。皆様の安心安全を守る公明党の岡山明でございます。2期目に入りました。よろしくお願い申し上げます。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず初めに、公営施設の老朽化対策についてであります。 本市において、1960年代の経済成長やその後の人口増加を背景に、これまでに多くの公共施設が建設されてまいりました。市民ニーズに対応し、市民生活の利便性を向上させるため、小中学校の教育施設のほか、公営住宅、公民館、福祉会館など、さまざまな公共施設を充実させてきております。 そして今、建設から30年、40年と経過して、老朽化した施設が多くなり、これらの施設が利用者にとって安全に使えるかどうか、限界を迎えつつある状況ではないでしょうか。今後、一斉に更新時期を迎えるであろう予測される中、人口減少や超高齢化社会の進展により、市の歳入の根幹であります市税の減少、また社会保障費の増加など、財政状況の悪化が懸念されます。また、人口構造や市民ニーズなど、施設を取り巻く環境の変化に対応させる必要もあります。全ての公共施設をこれまでと同様の施設規模、内容を維持することは、非常に困難な状況であると思われます。 このような状況から、厳しい財政や人口の将来見通しを踏まえながらも、施設サービスの維持と施設における安心安全を確保するため、将来を見据えての取り組み、課題解決が必要不可欠であると思われます。限りある財源の中で、地方自治法第2条第14項に定めております「住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の費用で最大の効果を上げる」とあります。本市にとっても、最適な公共施設再編に取り組みを進めておられると思います。そうした状況の中、公共施設等総合管理計画について、本計画の期間は、現在、築20年から30年を経過した施設が、今後本格的な建てかえの検討が必要となる将来を見据えて、「平成47年までの20年間」とあります。「おおむね10年を目安として、取り組みの方向性の再確認と検討を行う」とあります。現時点で築50年から60年以上の老朽化した公共施設の維持管理、安全確保等の対応策を確認したいと思います。 そういった意味で、3点質問をさせていただきます。 まず一つに、公共住宅の老朽化対策は進んでいるのかどうか。 2つ目に、雇用能力開発支援センターの老朽化対策はどうか。 3点目に、小野田児童館の老朽化対策はどうか。 この3点、よろしくお願い申し上げます。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) それでは、1番目の公営住宅の老朽化対策についてお答えいたします。 住宅マスタープランの市営住宅ストック活用方針に基づきまして、予防保全の観点から、できるだけ長期間活用すべき団地につきましては、屋上防水、外壁改修など、長寿命化工事を順次行っているとこでございます。 しかし、既に耐用年数を経過した住宅も多数ございます。その中で、入居者がおられる住宅につきましては、軽微な修繕等を加えながら使用していただくこととしておりますが、大規模な改修は予定していないのが現状でございます。 それらの中で、今後、退去されて空き家となった場合については、入居を停止するとともに、解体を検討してまいります。 以上です。
○議長(小野泰君) 河合産業振興部長。
◎産業振興部長(河合久雄君) 山陽小野田市雇用能力開発支援センターは、昭和35年にポリテクセンター小野田職業訓練校として設立された施設でございます。 御質問の老朽化対策についてでありますが、当初からある教室棟につきましては、老朽化は否めない状況にはございますが、職業の推進、労働者キャリア形成の支援は、労働者の地位を向上させ、地域経済の発展に資するものとして必要不可欠なものであると考えておりますので、施設の長寿命化を見据え、毎年不良箇所を修繕するなど、利用される方に危険や不便がないよう適切に管理しておるところでございます。 今後の修繕計画等につきましては、現在作成中の公共施設に係る個別施設計画におきまして、整備方針を定めたいと考えておるとこでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) それでは、小野田児童館の老朽化対策について御回答申し上げます。 小野田児童館は、昭和34年に旧図書館として建築された施設を利用し、平成8年から1階フロアを児童館また児童クラブとして使用しているとこでございます。このほかの6つの児童館については築20年前後でございますが、小野田児童館は築58年ということで、経年による劣化が見られる施設であるというふうに考えております。したがいまして、必要な修繕を適宜行いながら環境整備に努力しているとこでございます。 なお、小野田児童館は、現在のところ耐震化の計画を持っておりませんが、現在作成中の公共施設に係る個別施設計画において、修繕計画等の整備方針を定めたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) それでは、再質問という形とらせていただきます。 最初の部分なんですが、公営住宅。この公営住宅の中で50年以上たっている住宅の戸数、どのぐらいあるか。団地と戸数のほうですね。どのぐらいあるか。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 築50年たった住宅ですが、古開作第一団地が11戸、南中川第二団地が19戸、平原団地44戸、萩原団地15戸、大喜園団地15戸、吉田地団地16戸、6団地120戸が50年以上たっております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そうする状況の中で、私が調べた限り、大喜園団地、ここに昭和20年代の建物があると。ほかの施設は大体30年ですね。その中で、大喜園に関しては、昭和28年、29年の建物が現存していると。そういう状況の中で、これが築が62年、63年と。そういう建物があると。そういう建物、60年過ぎた建物なんですが、安全面という部分で、入居者がお金払って入居している、そういう60年たった住宅の安全性がしっかり確保されているかどうか、その辺ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 現在住んでおられる方につきましてですが、修繕等は当然行っております。しかし、大規模な修繕が必要と判断した場合につきましては、別の住宅への住みかえをお願いするようになろうと思います。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ今、移転の方向性もあると考えられると、そういう状況で、じゃあ入居の、ここは今15世帯入居されておる。そういう状況の中で、戸数が15と。入居の状況はどうなっています。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 現在、8戸に入居者がおられる状況です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 今、入居状況は8戸と。あと、15のうち8戸ということで、半分強入居されておると。ここの土地は市の土地ですか。ちょっと確認したいんですが。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 一部は借地でございまして、2件の方から借地という状況でございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ土地に関しては、2件の借地の形、今とられておると。今8戸ある。残りが、あと7戸。7戸の今、入居されていない土地の、これはもう60年たっていますので、廃棄して土地を返すと。宅地を地主に戻すような形はとれないんですか。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 今の借地の中には数戸建っておりまして、まだ入居されておる土地もあります。全ての方が退去された後は、解体して返却という形になろうと思います。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、この8戸の入居の方々が転居しない限りは、その土地の借地の借りた状況で、借りた土地の中に実際に今住まわれとるちゅうことで、今は返還は難しいと。そういう状況などで、先ほど転移の方向性が今、示されたんですけど、この60年過ぎた市営住宅を維持管理する部分で、やっぱりもう60年たっていますので、そういう新たな市のほうから、例えば、他のアパートに、新しい施設のほうに転居のお願いといったらもう申しわけないですけど、まあ入居者いらっしゃいますので。そういう形の建物自体がもう倒壊のおそれがあると。そういう状況の中で入居者の安全性を考えた意味で、転居の方向性を示すと。これは、市として今考えていらっしゃらないんですか。どうなんですか。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 現在入居されているところにつきましては、先ほど修繕は少しずつやっておるということで聞いていますが、まだそこの大規模にひどい状態というものではないため、現在はそのまま住んでいただいております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ今のままで住まわれると。それで60年たっておるんですけど、60年、昭和20年代の建物が市営住宅として提供する状況が、まあ私もちょっと現場のほうも見ましたけど、ある程度老朽化があると、実際にあるという状況の中で、今、ちょっとしつこいようなんですけど、住民、入居者の安全性を考えたときに、やはり転居を推進するという形は私は必要と思うんですけど、その辺の転居の安全性、まあ入居者の安全性をしっかり確認する、維持する形で、転居の方向性は示すつもりはありませんか。どうですか。最後にお聞きしたいんですけど。
○議長(小野泰君) 森建設部長。
◎建設部長(森一哉君) 今の現在の大喜園の家賃というのもあるでしょうし、移転して上がるということもあろうと思います。現在は、その辺、重要な危険度はないと判断しておりますので、そこまでのことは考えておりません。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうことで、維持管理はしっかりするということで、2つ目の雇用能力開発センターのほうにちょっと移ろうと思います。 築、こちらは56年ですね。耐震の調査、これは実際どういうことか、ちょっと確認したいんですが。
○議長(小野泰君) 河合産業振興部長。
◎産業振興部長(河合久雄君) 耐震の診断はしてはおりません。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 56年たって、ここはコンクリートの施設ですよね。鉄筋の施設です。56年たって、耐震調査を行わないと。ここ本庁舎、市役所、同じく市役所も30年度からやるような形になっとるんですけど、そういう部分で同じような建物じゃないんですか。どういう基準のもとでする、せんというのがあるんですか。
○議長(小野泰君) 河合産業振興部長。
◎産業振興部長(河合久雄君) 特に築何年だから耐震診断をするというふうな基準としては、市としては持っておりません。ですから、建物ごとに、先ほど申しましたが、公共施設に係る個別施設計画を建物ごとに立てまして、その中で考えていきたいと考えておるとこでございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ耐震も今していないという状況で、2階の教室、今利用をされていないと。施設の再編の考え方というか、状況はあるんですけど、利用の形をとるということで、ここの、雇用能力開発センターの再編、ほかの施設からも、今、問題ないという施設みたいですので、再編の対象になるという部分は、検討というか、その辺の話はどうなんですか。ありますか。
○議長(小野泰君) 河合産業振興部長。
◎産業振興部長(河合久雄君) 先ほども申しましたように、この雇用能力開発支援センター自体は、労働者のキャリア形成等に非常に効果的な施設として考えておりますので、これにつきましては、存続ということで考えておるとこでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、ここも存続ということで、再編のあれは、考えはないと。 じゃあ次、3つ目の小野田児童館ですね。この小野田児童館なんですが、ここの耐震調査どうですか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) 小野田児童館の耐震診断についてでございますけども、耐震診断につきましては、現行法の昭和56年6月以降に建築確認を受けた施設はもう耐震性があるということになりますが、それ以前については耐震性がないということで、耐震診断をする方向があるわけでございますが、小野田児童館につきましては、これまでの判断の中では、診断を行うべき施設としての要件にかなっていないという判断のもとに、行っていないというとこでございます。 しかしながら、子供たちが集う施設でございます。児童館のほかに加えて言えば、日の出保育園、出合保育園、厚陽保育園、津布田保育園がこのような施設と同じような状況にございます。ということでございますので、耐震化については、今現在のとこ計画を持っていませんが、子供たちの安全確保のために、今後の修繕計画の中でしっかりと対応を検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) ここも耐震の調査をされていないと。そういう状況で、市内の小中学校の耐震改修工事、これは先ほどお話があったとおり、昭和56年以前の旧耐震基準によって建てられた木造以外の学校施設については、建てかえを予定している埴生の小学校以外は終了していると。そういう状況で、この小野田児童館のまずは取り扱い。今1階は、児童館と放課後児童クラブの使用という形になっておりますが、2階ですよね。2階。これ山陽小野田市教育委員会心の支援室として今現在使われておると。そういう状況です。そういう意味で、この小野田児童館、学校としての扱いは考えられないかと。そういう、今先ほどお話されたように、学校関係は全部耐震化、耐震工事も終わっておると。そういう状況の中で、小野田児童館、これは今お話したとおり、心の支援室として使っておるという状況ですので、これは、準学校としての扱いはいかがなものか、ちょっと確認したいんですが。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) 学校施設等は、その名のとおりで、小学校、中学校、幼稚園、そのような名称がつく施設について学校施設と位置づけられておりまして、小野田の児童館につきましては、お部屋をお借りしているという形でございますので、学校施設としてみなすことはできないということでございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ名前が違うということで、学校の施設じゃないと。そこに通っているのは中学生、小学校、その生徒やないんですかね。それが名目上、児童館という名目のもとで学校ではない、学校施設ではないと。そういう、まあ申しわけないですが、中途半端な扱いという形が、今この小野田児童館の一つの大きな宿題になっているんじゃないかと私は思うとんですけど、その部分はちょっと置いときます。 そういう状況の中で、今、お話、耐震化も進んでいないという状況の中で、山陽小野田市に耐震改修促進計画ちゅうのができていますね。今、平成28年の3月、第1回目の変更、29年3月に2回目の変更という、こういうありますね。こういうことあります。その中に、この計画の目的という部分で、これはもう10年前に立てられたものなんですけど、計画の目的として、昭和56年5月以前に建築された建築物の耐震診断、現行基準を満たしていない建築物の耐震改修を総合的かつ計画的に進め、市内における建築物の耐震化の促進を図ることを目的とすると。それが、市の耐震改修促進計画の目的であります。 この目的の中にあるのが、その計画につきましては、平成20年からことしの29年まであります。耐震化の目標を設定する建物、これは市が建てられたものですね。耐震化の目標を設定する建築物についてはということで、「耐震化の目標を設定する建築物は、住宅及び多数の人が利用する建築物等のうち、耐震改修促進法第6条第1項各号に掲げる規模の用途の建築物、多数の者が利用する建築物とする」と、こういう表現があります。その中に、今言われた多数の人が利用する建築物、そういう指定する中に児童福祉施設、これが入っています。児童福祉施設、これ小野田児童館が該当するんじゃないかと私は思うとんですけど。そういう状況の中で、この用途条件が2階以上で1,000平米以上という、ちゃんとした条件が入っていますね、国が決めた。市も決めています。そういう状況があります。そういう状況の中で、じゃあ、この小野田児童館、2階建てですよね。総床面積が1,220あります。ということは、耐震改修、小学校と同じような、この小学校においては、この耐震の中にもあります。促進計画の中にも、小学校関係は市の市立学校施設耐震化促進計画として小中学校の分はあるんですよ。それで、今、小野田児童館、これは今、先ほどお話した児童厚生施設の対象になるということは、この中に対象になると、この10年間の間に調査して、耐震調査対応しなさいということを書かれているんじゃないんですか。市が書いたもんじゃないんですか。それが、今、耐震していない、していません、耐震検査もしていない、調査もやっていない。これは、私ちょっといかがなものかと思うんです。その辺はどうですか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) ただいま議員さんから御指摘のありましたとおり、児童厚生施設につきましては、階数が2階以上で、かつ1,000平米以上の施設については、そういった耐震診断を行う、そしてまた耐震改修を行うということが努力義務、あるいはそれ以上の義務とされているとこでございます。小野田児童館につきましては、実際に床面積自体は1,220と、今御紹介ありましたとおりでございます。 ただ、この耐震改修、この計画をつくる際の事前の判断におきまして、この児童厚生施設というとり方が、その床面積でとるのではなくて、全体の延床面積でとるのではなくて、実際に使用している床面積でとったというような説明を受けているとこでございまして、その中で判断する中で1,000平米以下ということで、この計画には載っていない、最終的な計画には載っていないという状況にあるというふうに今確認したとこでございます。これにつきましては、また法律の内容等、基準等精査して、今後の対応をまた検討してみたいというふうに思います。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 今お話ありました1,000平米以下と。じゃあ、その1階の児童館、放課後児童クラブの使用に関しては1,000平米もないですが、2階、今お話したとおり、市の教育委員会が心の支援室として使っているじゃないんですかね。上と下の総延べの1,220あるということは、1,000超えているんじゃないんですか。そういう意味で、まずは耐震診断じゃないんでしょうけど、そういう部分をもう早期にやっていただく私は必要性があると思うんです。これを今、検討します、じゃあ、そういう状況じゃないと私は思うとるんですけど、じゃあ、ここの本庁も来年やる、調査ももう済んでやっておる、そういう子供の命のかかわるような状況の施設を、今後ずっと検討してやりますと。それは、このもう状況の中で認める状況じゃないんですか。1,220というここは、これは市が出した平米ですよ。それに対して、国の出された基準が1,000平米という、ちゃんと載っとるんですから。なおかつ1階は放課後クラブ、2階は心の支援室として使っているのが現実なんですから、そういう意味で、耐震化を素早くやってほしいと。 それとともに、今の現状が、もうすごい厳しいという状況です。児童館に関しましても、1階においては、建設の当時にもう植えられた庭木というんでしょうか。その木は、1階の教室のフロアまで根が入ってきていると。それで、フロアが根上がりをしている状況で、フロアが波打っているというのが現実です。施設のほうも、アルミの窓ガラスの上から、もう大雨のときは、じゃじゃ漏れの状況になっておると。それが現実です。そういった意味で、10年前に逆に小学校と同じような耐震化をしていれば、長寿命化じゃないんですけど、それもできていたんじゃないかと。その10年かけたというとおかしいんですけど、10年過ぎた今の状況で補修がきかないと。そういう今、状況になっていると。そういう意味で、その考え方をもう一歩ちょっと進めていただいて、早期の耐震化、まずは調査していただいて、基礎の下に根が入って、フロアをがたがたにするような、そういう基礎の今、状態です。そういう意味で、まずは耐震化して、子供の安全を守る、そういった取り組みをするということで、耐震化の早期推進を今お願いしたいんですが、その辺はどうですか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) 議員さんの思い、一緒でございますので、内部でしっかり検討をして、結論を得たいというふうに思っております。 なお、床のフロアでございますけども、私もちょっと現地に行って見させていただいたんですけども、確かに水みちのようなへこみがあって、床がちょっとひび割れている状況がございます。ただ、これは以前にも同じような現象がありまして、補修を行っておるんですけども、その後また同じような、現状のような形で、またひび割れが出ているという状況でございます。児童の安全上はそれほど大きな問題はないんですけども、ちょっとカーリングとかそういった遊具する際には、少しは支障があるというお話を聞いておるとこでございます。しかしながら、こういう面も、今後、補修計画の中でしっかり対応をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 今から早くやってほしいと思うんですけど、今、児童クラブにおきましても、保育料をもらっておるんですね。1,500円徴収しています。この1,500円取った状況で、施設はこういう状況で、父兄としても、これは非常に問題が私はあると思います。児童館いろいろあるんでしょうけど、やっぱりお金の問題もあります。それとともに、今先ほどお話したとおり、根の木がもうフロアまで来とるという状況で、大変申しわけないですけども、もう木の伐採も2本、私もあの木を2本切っていただきたいということで、この要請もしております。まだ残りの木があそこまで、1階の教室のフロアまで伸びているとは思いませんでしたので、その辺の要請はなかったんですけど、前の2本は、私は隣の、近隣の迷惑ということで切らせていただいた、まあ要望させていただいたんですけど、このたびは、児童公園本体の根上がりがあるということで、もう本当至急やっていただきたい。まずは、根が太く、根上がりがこれ以上起こらんように、まず木の伐採をしていただいて、児童館の安全性じゃないんでしょうけど、早期の耐震化、補修も、それを願う状況です。 以上で、この質問は終了させていただきます。 議長、2問目よろしいでしょうか。
○議長(小野泰君) はい、どうぞ。はい。
◆議員(岡山明君) それでは、2問目のほうに移らせていただきます。 次に、障害者等の駐車場の適正利用についてであります。 多くの人が利用する公共施設や病院、ショッピングモールなどに設置されております車椅子マークのついた駐車場。マークを見る限り、車椅子利用者だけのように思いますが、松葉づえをついた人や高齢者、妊婦さんも使えるのでしょうか。実は、法律などで一律に決まっているわけではないようです。駐車場の管理者がそれぞれ決めていらっしゃる。これが実情のようでございます。 よく見かけるあの車椅子の正式名称は、国際シンボルマークといいます。1969年に国際リハビリテーション協会が定めたもので、障害を持つ人々が利用できる建築物や施設であることを示す世界共通のマークと。その車椅子マークの表示の駐車スペースは、障害を持つ人々という表現であり、誰が使っていいのかはっきりしていないのが現状であるということでございます。 本庁舎前の駐車場には、障害者等用駐車スペースとして塗装表示されたゼブラマークで周囲に目立つ思いやり駐車場が設置されております。この駐車スペースは、車椅子を利用している方、ドライバー自身が対象であることを考慮して、軽度の障害者、高齢者、妊産婦さん、けが人等が思いやりのための思いやりを持って別の駐車場にとめられているようであります。そういった軽度の対象者に対する駐車スペースが、一般の方々と同じスペースであり、車の乗り降りに結構難渋されております。本庁舎の駐車場から思いやりのための思いやりスペース、駐車ラインのまずは二重化、これを確保していただきたいと。このことは市民からの要請でもございます。 また、日本体育協会の
ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトにおきまして、平成29年度
パラリンピック自転車競技の拠点施設に、この山陽オートが選ばれました。山陽オートでは、かねてより
パラサイクリングの合宿も行われております。引き続き
障害者スポーツの理解と関心を深め、スポーツによるまちづくりに取り組むためにも、まずは、この思いやり駐車場、思いやりのための思いやりスペース設置といった駐車場管理、利用方法の見直しが必要と思っております。この障害者等用駐車場について、確認のために質問をさせていただきます。 1つ目に、山陽オート場、本庁舎の障害者用駐車場の管理状況はどうか。 2つ目に、駐車場の車椅子表示における利用者制限はどのようなものか。 3番目、駐車場の広さ、スペースに問題はないか。 4つ目、駐車ラインをダブル表示に、2本にする考えはどうか。 以上、4点質問させていただきます。よろしくお願いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。上田
公営競技事務所長。
◎
公営競技事務所長(上田泰正君) それでは、
山陽オートレース場の障害者用駐車場の状況について、それから、
パラサイクリングの合宿のときの対応を含めてお答えいたします。 山陽オートの障害者用駐車場については、段差なく入場可能な西入場口前付近に、7台分表示を行って確保しております。また、駐車場にはガードマンが常駐しておりまして、さらに入場口付近を巡回する特別警備隊や案内職員等によりまして、障害をお持ちの方にはできるだけストレスなく入場できるように、安全な誘導に努めているところでございます。 また、
パラサイクリングの合宿を現在行っておりますが、競走会側の管理地区については、文化・
スポーツ振興部と連携し、一般社団法人日本
パラサイクリング連盟のスタッフと確認の上、
パラサイクリングの選手がスムーズに練習できるように、そして車の駐車を配慮しております。ほかの一般の方が入れないエリアでございますので、合宿の関係者として、機材の搬入・搬出も含めて十分に対応できておるというところでございます。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 市役所本庁舎の駐車場につきましては、来客用で、現在77台が駐車可能となっております。そのうち、正面玄関に思いやり駐車場が2区画、それから東口と北口に障害者用の駐車場それぞれ1区画、合わせて4区画ございます。 なお、山口県の福祉のまちづくり条例の設計マニュアルによりますと、車椅子使用者用駐車場の設置数は、本市の市役所で2区画必要とされておりますので、現状におきましては、この基準を満たしているというふうな認識を持っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 兼本健康福祉部次長。
◎健康福祉部次長(兼本裕子君) それでは、続きまして、駐車場の車椅子表示における利用者制限はどういったことがあるのかということについて御回答申し上げます。 市内の施設には、車椅子等の表示のある駐車スペースがあります。これは建物から本当近いところに設置されていることが多く、主として障害をお持ちの方、高齢者の方で、歩行や車の乗り降りに配慮が必要な場合、また、妊産婦の方で重い荷物を運ぶのに配慮が要る方などに、優先的に利用をしていただくための駐車スペースでございます。 制度名といたしましては、やまぐち障害者等専用駐車場制度というふうに名前がついております。山口県が実施主体となって制度設計をいたしました。 この制度を利用するには、まず利用者証の発行申請が必要となります。申請窓口は県の福祉センターでも行っておりますけれども、市町村の窓口、本市におきましては、障害福祉課、高齢福祉課、健康増進課、保健センター、総合事務所、埴生支所で窓口を行っております。まず、障害者手帳をお持ちの方は一定の障害の等級、高齢の方では要介護1から5までの認定、または、妊産婦の方では妊娠7カ月以上、産後1年までと一定のルールがございますが、まずは、車の乗り降りや歩行が困難であることが第一要件になっております。利用者の申請により、県内共通の利用証として交付しております。 そして、この山口県の制度なんですけれども、この利用者証は、同様の事業を実施しております他の都道府県においても利用ができるということで、里帰り出産をされている方や里帰りされている方、そういう方もこの制度の利用の対象となっておりますことをつけ加えます。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) (3)と(4)駐車場の広さ、スペースに問題はないかという、それと、ダブル表示できないかというふうな御質問なんですが、一般来客用の駐車場につきましては、来客の多い日などは駐車場がいっぱいになっておりまして、決して十分に確保できているというのは言えないというふうに思っております。また、1台当たりの駐車スペースにつきましては、道路構造令によりますと、新設の施設では縦5メートル、横2.5メートル必要とされておりますが、市役所の正面駐車場では縦4メートル、横2.4メートルであり、現在の駐車場で十分なスペースが確保できているとは言えません。 御提案の駐車場のラインをダブル表示にしてはどうかということではございますが、近年整備された駐車場におきましては、ダブル表示のところも見受けられますが、市役所駐車場でダブル表示といたしますと、同じ面積の中で1台当たりの面積を広げると、広くとるということになりますので、結果といたしまして、全体の駐車可能台数がどうしても少なくなります。今よりもさらに駐車区画を確保できなくなるということもありまして、来庁される市民の皆様に御迷惑をおかけすることとなります。そうした事情もございますので、現段階で新たに駐車場のラインをダブル表示にすることは難しいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) それでは、1番の山陽オートのほうから再質問という形で。 山陽オート、今、西側のほうに障害者用の駐車場が7台あります。確保されておると。そういう状況で今お話されました。 この7台の駐車場なんですが、まず、ちょっと山陽オート場の駐車台数は、私が見た今回のマラソンの話で、パンフレットの中に3,600台という表示があったんですが、これは間違いないですか。
○議長(小野泰君) 上田
公営競技事務所長。
◎
公営競技事務所長(上田泰正君) 今、最大とまれる駐車場として、そのあたりの台数になっております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 駐車台数は3,600台ということで、この車椅子使用者駐車場施設に関する基準という部分になりますと、100台で3台と。100台から150台に関しては3台という形で、200台以上となれば、3,600台だったら38台ぐらい、まあ40台ぐらいのが実際要るんでしょうけど、実際は最大限で3,600台という状況なんです。じゃあ、今7台というのが適当かどうかという、ちょっと数字を出す根拠の部分で、じゃあ平日、まあ平日といったらおかしいんでしょうけど、本場開催のときに、参加というか入場される人数がどのぐらいいらっしゃいますか。大体平均でよろしいです。それぞれランク、冠がついたいろいろ試合があるもんですから、普通開催か、そういう冠開催か、そういう状況で人数がわかると思うんですけど、そういうミニマムとマックスの数字というか、その辺が、入場者数がわかれば教えていただきたいんです。
○議長(小野泰君) 上田
公営競技事務所長。
◎
公営競技事務所長(上田泰正君) 本場開催の入場者数としては、1,500人前後になっております。平日の開催で1,000人切るときもございますが、大体1,000人弱で、土曜日曜は、やはり多いとき、GI等で2,500人を超える日もございますが、大体土日で2,000人台で、日曜日が2,500人から3,000人という状況でございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、先ほど車椅子使用者用の駐車施設に関する基準に関しましては、大体7台じゃ非常にちょっと厳しいなと。今、平日少ないときで、ミニマムの状態で1,000人と車の方がいらっしゃって、500台が入場して入って初めて7台という、そういう数字になります。そういう状況の中で、山陽オート側としてもそういう状況にあると。そういう形で、本来は、もう少し数としては基準から見ると必要性があると。そういう状況の中で、7台西側に設置されとると。 見る限り7台の駐車場に関して、車椅子のマークはあるんですが、色がついていないと。先ほどもお話あったんですけど、色をつけるというか、障害者用の駐車スペースを目立つ色に塗装すること、目立たせることで、障害のない人は一般車両駐車スペースと区別がはっきりわかるよと。そういう状況の中で、不適切利用者の抑止にも効果があるという状況で、7台分の今あるんでしょうけど、7台分車椅子のマークだけではなくて、目立つ色を、まあグリーンとかこういう、ほかの施設に関しましては、駐車場のマークのベースに青色を表示していると。そういう意味で、ここ山陽小野田市にも、
パラリンピック自転車競技の拠点施設に選ばれております山陽オートであると。本業とともに
障害者スポーツの理解と関心を深めるためにも、この障害者スペースの対応を希望すると私は思うておるんですけど、そういう意味で、そういう施設に選ばれたということで、駐車スペースも車椅子の印だけじゃなくて、目立つような色をして、青色のベースを塗装していただいて、不適切利用も避けられるような形を進めていただきたいと思うんですが、その点いかがですか。
○議長(小野泰君) 上田
公営競技事務所長。
◎
公営競技事務所長(上田泰正君) 先ほど回答をした部分で、少し補足をしながら回答をしたいと思います。 バリアフリー対応として、障害をお持ちの方への対応として、山陽オートでは、西側にあるハイビジョンホールという3階建ての建物があるんですが、ここにはエレベーターなどがございます。そうした設置状況を踏まえて、西入場口側の南駐車場に障害者用駐車場を今設定しております。西入場口側を利用する西入場口前の駐車場、それからバックストレッチ側、確定板のほうになりますけど、そちらの駐車場の台数等を考慮して、実際の利用状況も考慮して、障害者用駐車場を設置しております。先ほど言いましたとおり、ガードマンそれから特別警備隊等の対応も有効に扱うことも考えております。 また、今、岡山議員が言われたように、目立つ色に塗装してということですが、これについては、やはり重要と思っております。不適正利用防止について、今後も包括的民間委託の受託者である日本写真判定株式会社と連携して調査を行って、そうした不適正利用の抑止の対応に努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうことで、前向きの方向で今お話いただきましたので、ぜひ早期に着手していただきたいと思います。そういう意味で、不適正利用の抑止力にもなると。そういう形でぜひお願いします。 じゃ、次の本庁舎の駐車場に関しまして、広さも今お話ありました。もう今、目いっぱいの状況であると。そういう状況で、外来者用の台数77台。これは先ほどお話したんですけど、正面のほうに2台と、あと、もう2台分はあるという状況なんですが、これは、この2台分、申しわけないですけど、外来者用ではなくて、例えば、職員用に使うスペースも、障害者スペースとして確保する必要性が私はあるんじゃないかと思うんです。職員のための、そういう職員が雇用の状況もいろいろある状況の中で、そういう障害者の職員として確保する駐車場の部分がと。その辺はどうなんですか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) そのあたりについては、当然必要であるというふうに考えております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうことで、4台という話を今聞いたんですけど、実質は、外来者用としては、実質使われておるのは2台じゃないんじゃないかなと私は思うとんですけど、その辺はいろいろ事情があるからあれなんでしょうけど、77台というのは、駐車台数として、この基準に関してはどう思われていますか。もう一度ちょっと確認したいんですが。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 来客者用の駐車場の必要台数というのは、特に基準がないというふうに思っております。できるだけ多くの枠をとるということには努めているところではございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、車椅子使用の駐車場に関しましては77台ということで、必要台数が2台あればという基準には達しておるんですけど、あとは、二重線というか、思いやりのための思いやりスペースが、今先ほどお話あったように、今、正面玄関の駐車場において、それを引くと狭くなって、要するに、結局ダブルラインすることで駐車場のスペースがなくなると。逆に市民の皆様に御迷惑をかけるんじゃないかと。確かにそういう形になると思うんですが、そういう状況の中で私が最初にお話したのが、じゃあ駐車場の広さはどうなんですかと、私、最初に質問したと思うんですが、そのときに目いっぱいと。目いっぱいに近いような今、使用状況であると。職員の駐車場、外来者の駐車場ということで、もうほとんど満杯の状況になっているという状況ですので、今後、駐車場の拡大というんですか。拡充というか、その辺の考えは、スペースの二重線を引くという状況の中で、もうないというお話をされましたので、今後、じゃあ、ないじゃ非常にちょっといかがなものかと思うんですけど、その辺は今後将来的にどういうふうにするか、その辺の考えはありますか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 先ほど申しましたように、現状におきましては、これ以上の変更といいますか、枠の拡大というのは難しいというふうに考えております。 ただし、一つ考えられることとすれば、先日も申しましたけれど、今、庁舎の耐震補強の工事を予定しております。構造の強化につきましては、一日も早くの早期完了が求められておりますので、来年度以降ということになってまいりますが、この場合、工法といいますか、まだ最終決定はしておらないんですけれど、いずれにいたしましても、例えば、建物の周りに足場を組むとか、そういったことも当然必要になってまいりますので、周辺の樹木の伐採等々もあるのかなというふうには思っております。そういったことも含めて、今回の耐震補強の工事との完了と合わせて、周辺の外構の整備、これについては考えていきたいというふうに考えております。 具体的に申しますと、どうしても市民の方、来庁される方につきましては、玄関周辺に駐車場をとりたいということもありますので、具体的に申しますと、例えば、この庁舎の南側になりますか。あちらのほうが、そういった駐車場のスペースとして確保できればなという考えは持っております。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうことで、南側の敷地の駐車場の拡大が可能性としてあるということで、もしその耐震化工事とともに、思いやりのための思いやりライン、この駐車場の二重化、ぜひ推進していただきたいと思います。あくまでも要望という形でさせていただきます。 じゃあ、この件に関しましては、以上で終わらせていただきます。 議長、3問目よろしいでしょうか。
○議長(小野泰君) はい、どうぞ。続けて。
◆議員(岡山明君) それでは、3問目に移らせていただきます。 選挙における投票についてであります。 今回の衆議院選挙、小選挙区の投票率53.23%、前回2014年12月の投票率は50.94%であります。投票率改善の要因になった一つに、期日前投票があります。2003年度の制度化以来、認知度が高まり、選挙のたびに利用する有権者がふえております。今回は県内で23万4,800名と、前回の1.5倍と急増しております。有効投票数のほぼ2割に達しているという状況でございます。今回投票に拍車をかけたのが、超大型で非常に大きい台風21号で、投票当日の荒天を避け、期日前投票の利用がしきりに呼びかけられた。そのことが人々に選挙を強く意識させ、結果的に全体の投票率を押し上げたと考えられております。 投票率が少し上がったとはいえ、まだ有権者の約半分が棄権しております。期日前投票の選挙への影響が大きくなりつつある中で、人の集まりやすい投票所、投票場所を、バスなど使い勝手のいい工夫をすることが、投票率改善に直結していると思われます。そういった意味からも、大型ショッピングセンター、山陽小野田市におきましては、サンパークがあります。そういったところでの期日前投票所の開設、これは、私は必要不可欠であると思っております。 県内では、来年2月には県知事選が行われます。前回の投票率38.82%、工夫余地が十分にあると考えております。期日前投票において、選挙当日に投票できない見込みであることを宣誓書に記載する際、最小限の質問に対しても、会場で公衆の面前で聞かれることといった緊張感があります。嫌がられる方もいらっしゃるのも事実でございます。この書面作成の煩わしさが解消できれば、期日前投票参加への足がかりになると思っております。投票率向上につながる期日前投票における課題等を確認する意味からも、5つ質問させていただきます。 1つ目に、期日前投票における動向はどうか。 期日前投票所について、問題点はないのか。 大型ショッピングセンターでの新規開設の有無はどうか。 4番目に、期日前投票宣誓書の運用についてはどうか。 5番目に、ポスター掲示板の見直しはどうか。 以上、5点質問をさせていただきます。お願いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) それでは、選挙における投票についての御質問でございますので、私のほうから御回答を申し上げます。 まず1点目、期日前投票における動向はどうかということでございますが、これにつきましては、全体的に増加傾向にあるというふうに捉えております。先般の衆議院選挙を例にとりますと、平成17年9月の第44回衆議院議員選挙では、男性2,126人、女性2,748人、合計4,874人でございましたが、先般の平成29年10月22日執行の第48回衆議院選挙におきましては、男性4,587人、女性6,122人、合計で1万709人となっており、約2倍強の結果となっております。投票所別に見ますと、小野田投票所におきましては、3,425人が7,704人で約2.5倍、山陽投票所におきましては、1,233人が2,591人で約2.1倍、埴生投票所におきましては、216人が414人で約1.9倍といったような状況になっております。 2点目の問題点はないのかということでございますが、先日の衆議院選挙におきましては、小野田、山陽両期日前投票所におきまして、投票最終日に受付に列ができる状態となりましたが、職員による適切な対応によりまして、市民からの苦情等は特に聞いておりませんし、現段階で特に要望等もないことから、問題点については特にないというふうに考えております。 なお、御存じのとおり、山陽小野田市における期日前投票所につきましては、この市内3カ所どこでも投票できるようになっておりますので、その意味で、投票者の利便性は非常に高いものというふうに考えております。 それから、大型ショッピングセンターでの新規開設についてはということで、この質問につきましては、これまでも同様の質問を受けているところでございますが、もう一度確認をさせていただきたいんですが、期日前投票所の設置要件といたしまして、大きくは4つ。1点目が、投票の秘密が確保でき、投票所内の秩序の保持、いわゆる静かな環境、静音の保持ができる場所であること。それから、突然の選挙にも対応ができること。先日の衆議院選挙などでは、本当に期間のない中で実施があったというふうなこともありますが、こういった突然の選挙にも対応ができること。それから、期日前投票所を管理する人員を適切に配置できること。それと、期日前の投票システムを運用できること。いわゆる情報セキュリティーの保持ということも非常に重要になってまいりますので、そういった専用線を整備しないといけないといったこと等がございます。 このほかにも、こういった設置、運営費用の問題などがあることから、当面設置する予定がない旨の回答をこれまでもしておりますが、現時点におきましても、基本的にその考えに変更はございません。先ほど申しましたけれど、いずれの投票所からも要望・苦情等は特には聞いておりませんので、現状の設置場所で特に問題はないというふうに考えておりますが、ただ、その一方で、先日の選挙を見ましても、期日前投票所の投票者の数が増加をしていると、増加傾向にあるといったことから、一時的にせよ、先日も受付に列ができる状態になったといったこと、こういったことを考慮すると、今後、何らかの検討が必要な時期に来ているのではないかというふうには考えております。 それから、期日前投票所における宣誓書の運用についてどうかということでございます。これにつきましては、こういった期日前の投票に来られた方に宣誓書、A4の1枚ものになりますけれど、これに自筆で氏名であるとか生年月日、住所等々、それと期日前投票の事由についての記入をお願いしているところでございます。 現在、本市における投票所の入場券につきましては、世帯ごとに圧着封書型で告示・公示までに送付するようにしております。今は1通で6人分になりますので、通常1世帯に1通という形で送付をさせていただいております。告示・公示の翌日から選挙期日までの間が期日前投票となりますので、当該選挙の選挙人名簿を作成し次第、早急に市内全域にこれを送付する必要がありますが、実際に入場券を郵便局に送致してから各世帯に送付到達までは、約5日の期間がかかるというふうなことでございます。選挙にもよりますが、限られた期間となることもあります。そういった中で、速やかな入場券の送付といったことが、極めて重要なことの一つと考えております。現在の世帯ごとの送付については、一人ずつとかそういう形で送付するよりも、費用的にも日数的にも有効であると、有効な方法であるというふうに考えております。 その上で、現在の方法で入場券の裏面を宣誓書という形でという御提案もございますが、1人分の入場券の大きさと申しますのが、もうおなじみだろうと思うんですけど、こういうふうな形で入場券のほうを送付させていただいております。この1人分の大きさが、およそ縦が6.5センチ、横が9センチでございますので、この裏面に先ほどのA4の宣誓書の内容を転記するということになりますと、記載事項が極めて小さくなり過ぎて、実際に使用するのは非常に困難になるのではないかというふうに思っております。 そのほかにも、宣誓書を封筒に同封するといった方法もございますが、この場合、封筒への封入作業であるとか確認作業と、これはミスが一切許されませんので、そういった確認作業が必要となりますので、その分、送付までに時間を要することになるということもございます。そういったこともございますし、現状、入場券とともに宣誓書を郵送してほしいといった選挙人からの要望も、特には把握はしておりません。 こういったことを総合的に判断する中で、現時点におきましては、投票所入場券の裏面に宣誓書を印刷する等によって、投票所入場券と宣誓書を同時に郵送するといったことは、現時点では考えていないということになります。 それと、最後、ポスター掲示板の見直しについてなんですが、ポスター掲示場の設置箇所数については、公職選挙法の施行令において、投票区ごとに選挙人名簿登録者数及び当該投票区の面積で定められておりまして、原則として定められた数を設置しなければならないということになっております。 本市における法定設置数は、現在、現段階で224カ所となっておりますが、実際には13カ所少ない211カ所としております。これについては、本市の北部において山林等の面積が大きな投票区が多く、設置場所が確保できない理由等によるものでございまして、こういう箇所数については、選挙の都度、県の選挙管理委員会と協議の上で決定をしております。したがいまして、新たに設置ができない理由が生じれば、減少することは可能だと思いますが、現在の状況においては、特段どこをどうこうするということもなく、現在の211カ所、これが適当であるというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 期日前再質問ということで、今、市役所2.5倍、期日前がふえたと。厚狭のほうが2.1倍、埴生が1.9倍、実質ふえておるという数字になっています。そういう状況の中で、最終日、投票に関して行列ができたと。ことし、今回の選挙はそういう形になったということで、先ほどお話したとおり、台風の影響もあったと。そういう状況で話があったんですけど、この3つ、バランスですね。それぞれのバランス、今後もう一カ所ふやす検討があると。やっぱり南のほうの南地区、南地域というか、そちらのほうの可能性があると、そういう状況ですかね。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 特に現状におきましては、この3カ所で十分足りているというふうに考えております。ただ、これまでも選挙管理委員会事務局のほうで答弁をしているかというふうに思うんですが、状況に応じては、本市の南部地域のほうでもう一カ所、検討の余地があるんではないかというふうなことではございます。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) 南部のほうになりますと、赤崎のほうの支所があります。それともう一つ、山口東京理科大学があります。その学生さんに関しては、今後の検討課題として、じゃあ住民票が実際問題に移っているかどうかと。実際この4月いよいよ薬学部も開設しますけど、じゃあ学生さんが在学したときに住民票が移っているかどうかと。その辺は、住民票が移ったかどうか、その辺の確認というのは、市のほうが調べていくか、ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 学生さんも18歳から当然もう選挙権があるということで、理科大学の学生は全員選挙権があるということになります。今、学生の山陽小野田の在住数もだんだんふえております。当然大学のほうも入学されれば、極力山陽小野田市に居を構えるようにというお願いもいたしておりますので、今後また薬学部ができて、この4月、120名の薬学部生が入ってくると思いますが、当然右肩上がりに市内の在住の学生はふえていくというふうには考えています。基本的には、大学のほうで人数は把握いたします。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうことで、今、不在者投票に関する住民票の移動に関しては、学校の方で掌握しているということで、市のほうは管轄外ということで今お話を受けましたので。 そういう状況の中で、もう一つ私もお話をしたのが、大型ショッピングセンター、サンパークでの期日前投票の開設はどうかと。いろいろ大学におきましてもそういう、全員が全員投票権がない、投票権利がないという、住民票の移動がない場合もあるということで、非常に難しいと。そういう状況の中で、一番利便性があると、有権者の利便性を考えた場合、やっぱりサンパークの期日前投票所の新設が必要不可欠と。現在の場所に関しましては、期日前投票のためにのみわざわざ足を運ばれていると、そういう状況です。サンパークで期日前が行われれば、買い物がてらの投票行動がとれると。また、従業員の方々も投票しやすい。そういう運営になると思うんですが、そういった意味で、サンパークでの新しく開設、その辺の考えは、先ほど今4項目言われたんですけど、宇部と山口市は今実施していると。阿知須のサンパーク、宇部に関しては、フジグランで今実際に運用をしとるという分に関しまして、山陽小野田市にもフジグラン、阿知須のサンパークよりも大きいメーンのサンパークがあると、大型ショッピングセンターあると思います。そこでの運用に関しての回答をちょっとお願いしたいんですが。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 大型ショッピングセンターということで、具体的にはサンパークということでございますが、先ほど申しましたように、いわゆる投票所内の秩序の維持、それから、突然の選挙にも対応であるとかシステムの導入、こういったことについては、かなり問題があると、いろんな課題があるということの中で、現段階では考えていないということでございます。 それと、今議員言われましたけれど、期日前投票のためにのみわざわざ足を運んでというふうなことを言われましたけれど、この投票につきましては、市民・国民の極めて重要な権利の行使でございますので、何かのついでにということも実際にはあるとはいうふうには思うんですけれど、これだけのためにわざわざということはいかがなものかということは感じましたので、それだけは申し上げておきたいと思います。 以上です。
○議長(小野泰君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) そういうわざわざ足を運ぶと、そこはちょっと語弊という、ちょっと語弊の部分がありました。それは訂正したいと思います。 じゃあ私のほうは、以上で一般質問を終了させていただきます。(岡山 明君自席へ)
○議長(小野泰君) 以上で、岡山議員の質問を終わります。………………………………
○議長(小野泰君) ここで若干の休憩を挟み、2時20分から再開をいたしますので、定刻まで御参集をお願いいたします。 それでは、休憩いたします。────────────午後2時11分休憩午後2時20分再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 次に、13番、森山議員。(森山喜久君質問者席へ)
◆議員(森山喜久君) じゃあ、皆さん、こんにちは。ことし最後の一般質問になります。市民ネットの森山です。よろしくお願いします。 臨時議会以降、10月末から12月初めまで議会で協議してきた第二次総合計画ですが、この計画を策定するに当たり、厳しい将来を見据えながらも、今でき得る限りの内容を盛り込んだ執行部には、まずは敬意を表したいと思います。特に、少子高齢化、人口減少の進行、それを背景とした生産年齢人口の減少と、それに伴う経済活動の縮小による税収の減少、その一方で、歳出面では、高齢者の医療・介護に要する費用など社会保障費の増加、市民ニーズの多様化、老朽化した公共施設の維持・更新などを直視した際、本当に頭を痛めたと思います。 今回、私のほうは通告で3点示していますが、これは、第二次総合計画基本構想における重点プロジェクト、子育て世代から選ばれるまち推進プロジェクトを念頭に置いて質問・提案をしていきたいと思います。 また、参考にはなりますが、同僚議員の中で話題になったのが、この「未来の年表」という本です。こちらも表紙のほうにもありますが、2020年に女性の半数が50歳を超える、2024年には全国民の3人に1人が65歳以上、2027年には輸血用の血液が不足、2033年には3戸に1戸が空き家に、2040年には自治体の半数が消滅、2042年には高齢者人口はピークを迎えるといった見出しの中で、やはり話をする中で言えば、このままで行けば本当暗い未来になる。ただ、そのままにしておけばという話であって、それを変えていく、別の未来をつくるように執行部として、そして議会、市民が頑張っていかなきゃいけないというふうに改めて思ったところです。 市長が就任の挨拶のときに、少子高齢化対策には特効薬がないと言われておったと思います。その言葉をひしひしと認識するとともに、今、子供たちのためにも、ここで踏ん張っていかなきゃいけないというふうに思います。 そして、この本含めて、各種の資料にもありますが、合計特殊出生率というのがあります。第二次ベビーブームのときには、まあ私自身そうなんですけど、1971年から74年生まれのところで言えば、合計特殊出生率は2.14、2016年にはそれが1.44まで減少しております。50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合を生涯未婚率といいますけれども、1970年の生涯未婚率は男性が1.7%、女性が3.3%であったけれども、2015年には男性が24.2%、女性が14.9%と、1990年を境にうなぎ登りとなっています。バブルの時期、バブルが崩壊し、非正規労働者の増加、年収の不安定さ、共働き世帯の増加というふうな要因はあるかもしれませんが、今現在、男性で4人に1人が、そして、女性が7人に1人が生涯未婚率というふうな割合になっているという状況を考えるならば、先ほど言った子育て世代から選ばれるまちの前に、やはりそれぞれの婚活を含めてそういった行動をしないと、していただかないと、恋愛・結婚をしていただかないと、そういうのが全然解消しないというふうに思います。 仕事漬けの生活スタイルというふうなところでは、やはり改善されない。晩婚化とか生涯未婚率が増加するという中で、やはりワーク・ライフ・バランスの徹底を、独身者も既婚者も仕事だけではなくて、家庭生活の充実をきちんと求めていただかないと、先ほどの数字はさらに悪化するのではと危惧するところです。 そこで、質問になりますが、1の職員のワーク・ライフ・バランスについて、職員の健康管理、職場の点検、メンタルヘルス対策についてはどのようになっているのか。 2、業務量に見合った適正な人員配置、業務内容に適した人材配置についてお聞きします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) それでは、職員のワーク・ライフ・バランスについてということで御回答を申し上げます。 近年の激しい社会環境の変化、あるいは行政需要の多様化等に伴いまして、業務内容の多様化・複雑化、さらには増加、こういったことがありまして、職員一人一人の役割が非常に重要となるとともに、その負担・責任も増してきております。 社会におきましては、仕事と生活の調和、いわゆるワーク・ライフ・バランスや労働力不足を解消し、一億総活躍社会の実現に向けた働き方改革など、職場環境に対する取り組みに注目が集まっておりますが、本市におきましても、仕事と子育てが両立できる職場環境の整備、また女性職員の活躍の推進に資するための特定事業主行動計画等を策定をいたしまして、健康で働きやすい、また仕事と育児の両立ができる環境づくりへの取り組みを行っており、職員の健康管理やメンタルヘルス対策もその一つということで、取り組みをしているところでございます。 職員の健康管理につきましては、定期健康診断に加え、任意ではありますが、がん検診やインフルエンザ予防接種等を実施するなど、昨年から義務化されましたストレスチェックと合わせて、健康管理に取り組んでいるところでございます。 また、働きやすい職場環境を整備するために、衛生委員会におきまして、各職場から職場環境の点検シートを提出してもらい、年1回職場を巡回し、問題点や改善点を把握しながら、その後の改善につなげております。 なお、近年増加しつつある心の問題により休む職員に対しては、本人や主治医との面談等を行うとともに、職場復帰支援制度を整備したほか、所属長にもメンタルヘルスの研修を通して職場環境の改善に努めております。 合わせて、多様化・複雑化する行政ニーズに的確に対応する必要があるために、これらを踏まえた組織体制づくりを進めております。職員の配置につきましては、毎年人事ヒアリングを行い、所属長から業務量や業務内容等についての聞き取りも行いながら、必要な人員・人材の配置に努めております。 また、予算を通して時間外勤務についてもヒアリングを行い、過重労働とならないよう現状を把握するとともに、職員からの自己申告書を通して、業務に対する意見や個人の健康状態を把握し、これらも参考にしながら適切な職員配置を行っているところでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) それでは、1番のほうの職員の健康管理という形のほうで、定期健康診断、ストレスチェックとかがん検診等もされているという話なんですけど、実際メンタルヘルスの状況の分で言えば、今、該当者、何人か休んでいらっしゃる方はいらっしゃいますか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 現在のところ、それが原因でということでの休職中の職員は1名と聞いております。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 以前に比べたら少なくなったというふうな形で、ある意味一安心なのかもしれませんが、ただ、公務員自体やっぱり真面目で、やっぱりそういったところの分で、仕事の関係含めてやっぱり真剣に取り組み過ぎて、やっぱりメンタルに、病にかかるという人も多いと思いますので、そういったところのケアのほうは、また十分していただくようにお願いいたしたいと思います。 どうしても先ほど言われたように、人事ヒアリングというふうな形を言われながら、職場の業務量、そういったところをきちんと点検するというふうに言われていらっしゃるんですが、やっぱり今、休日を含めて、日常的に勤務時間外にやっぱり職場の電気が明々とついているなというふうなところで、やっぱり5時15分までというふうな形になりながらも、6時は結局本庁の本館も別館も全て電気はついているような状況かなと。それが9時とかになって、あ、ちょっと減った、少し減ったというふうな形の部分になりながらも、やはり9時を過ぎても、1階に、2階に、3階にそれぞれ電気がついているというふうなところがやっぱりあるかなと。それがやっぱり恒常的な部署、やっぱり幾つかの特定の部署は毎年毎日やっているのかなというふうな形の部分がある中で、先ほどの部分もあるんですけど、やっぱり業務量に合った人員配置、適正な人材の配置がされているのかなというふうにちょっと思うので、その辺をちょっとまた教えてもらっていいですか。
○議長(小野泰君) 芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) それぞれの所属長の適切な管理と申しますか、業務の改善、効率化、それから相互の支援体制、こういったことについては、それぞれで取り組んでいるところというふうに思いますし、この適正な勤務時間ということについても、それぞれの責任においてということでありますが、お願いをしているところでございます。 人事課のほうで把握しております数字といたしましては、時間外の勤務時間ということで、平成26年度ではございますが、月によって違いますが、男性職員で大体月平均12.5時間、女性職員で月平均6.9時間という数字の報告があります。ただ、これはあくまで平均ということでございまして、職場によっての偏りというのは決して否定はできないというふうに思っております。そういったこともありますので、それぞれ自己申告書も出していただいておりますし、ヒアリング等々の中で必要な職員数であるとか、まあ業務量も当然考えていかないといけませんので、それに応じた職員数の配置、こういったことについては努めているところでございます。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 今言われたように、まずは、とりあえず職員自体も、まずは就業時間を守るという形、管理職にしても、もっと就業時間を守らせるという形の部分していただきたいと思いますし、残業ある分はあるでもう仕方がないとは思いますが、ただ、それについては、やっぱり管理職が事前に命令していくというのはもう当然のことと思いますし、残業が多いならば、先ほどから出ている人事ヒアリング、そして、自己申告書のほうでもやっぱり人員要望をする、そういう形での徹底を図りながら、ワーク・ライフ・バランスを進めていっていただきたいと。やはり公務のほうは、やっぱりそういったワーク・ライフ・バランスの徹底という形もする中で、民間にも、そして市民のほうにもそういったワーク・ライフ・バランスの徹底をしながら、また、先ほど言った未婚率の解消とか、そういったとこにつなげていっていただきたいというふうに思いますので、そういったことを訴えて、次の質問に移らせていただきたいというふうに思っております。 では、2番のほうに移らさせていただきます。(発言する者あり) 2、子育て環境の充実についてということになります。 1、保育園・児童クラブでの待機児童の実施について、2、保育園・児童クラブにおける地域間格差の状況と環境整備の状況、運営時間についてということでお願いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) それでは、子育て環境の充実、まず(1)の保育園及び児童クラブでの待機の状況について御回答申し上げます。 核家族化の進行や女性の社会進出などによりまして共働き世帯が増加していることで、近年、保育所及び放課後児童クラブへの申し込みが増加しております。保育所の待機児童につきましては、平成28年度ですが、9月から待機児童が発生し、28年度末時点では14人でありましたが、29年度におきましては、現時点まで待機児童は発生しておりません。ただ、今後、昨年同様、育児休暇明けなどによります低年齢児の入所希望者の増加が見込まれますので、引き続き待機児童が発生する可能性が否定できないとこでございます。 入所申し込みの増加している中にありまして、昨年度に比べまして待機児童数が増加していない現時点の要因といたしましては、小規模保育事業所を2園整備したこと及び企業主導型保育事業所の開園、これも2つございます、が考えられます。今後の施策を種々検討し、具体化しながら、保護者のニーズに合った受け入れが可能となるよう努力してまいりたいというふうに考えております。 次に、放課後児童クラブの状況についてでございますが、11月1日現在ではございますが、35人というふうに把握しております。現在、放課後児童クラブの運営は、山陽小野田市社会福祉協議会に委託しておりますが、今後は、さらなる民間委託も含めまして、支援単位の増加を進め、待機児童の解消に努めてまいりたいと考えております。 次に、(2)保育園・児童クラブにおける地域間格差・環境整備の状況などについてでございます。 現在の公立保育所5園につきましては、それぞれの施設の経年劣化が見られるとこであります。また、入所児童の不均衡などの課題があります。公立保育所再編基本計画に基づいて、現在再編に取りかかっているとこでございます。 放課後児童クラブにつきましては、児童館や小学校の空き教室を利用して実施しているとこでございます。現在、厚狭を除く山陽地区におきまして、小学6年生までの受け入れが実現されているとこでございますが、その他の児童クラブでは、施設の確保あるいは支援員の確保の問題から、小学校3年生までの受け入れとなっております。 なお、平成30年度からでございますが、施設の部屋の利用を効率的に行うことによりまして、新たに有帆児童クラブで6年生までの受け入れを行う予定にしているとこでございます。 次に、環境整備についてですが、耐震化につきましては、公立保育所、児童館ともに法律で耐震診断をしなさいというような義務づけが明確にされた施設要件にかなっているところではございませんので、現在まで行っておりません。しかしながら、引き続き必要な修繕を行いながら、子供たちの安全を確保するために、最善の環境整備に努めてまいりたいと考えております。 あと、洋式トイレにつきましては、保育所・児童館とも設置しております。 空調設備につきましては、保育所ではおおむね設置しており、引き続き整備を進めているとこでございます。児童クラブでは全て設置しております。 次に、運営時間についてですが、開所時間につきましては、保育所が7時15分から18時15分まで、児童クラブは平日は放課後から18時まで、長期休業中及び土曜日は8時30分から18時までとなっています。 なお、運営時間につきましては、兼ねて特に児童クラブでございますが、保護者からの要望もございますので、開所時間の延長を現在、委託先と協議しながら検討している段階にございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) ありがとうございました。保育園のほうは待機児童がいないという話やったんですけど、児童クラブで35人でよろしかったですか。もしその内訳がわかれば、ちょっと教えてもらいたいと思います。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) 内訳は、高千帆児童クラブが16名、厚狭児童クラブが19名となっております。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 今のこの高千帆の16、厚狭の19という形の上で、今この方々は結局待機して、結局保護者の方が見ているというふうな状況のみということですかね。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) 待機ということでございますので、児童クラブに来られずに御家庭か、あるいはお友達の家にお邪魔するとか、そういった形になっているのではないかというふうに推測しております。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 今現在すぐにという話にはならないかもしれませんけど、また今後、この待機児童、今、これからやっぱりふえていくと思うんですよね。こういった待機児童の方というか、保育ニーズの増加という形の分ですね。その分で、今、高千帆にしても厚狭小のほうにしても、そこの解消する予定とか計画というのは何かありますか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) まず、厚狭地区については、今回の補正予算でも御説明しているとこでございますが、社会福祉法人であります保育園さんに委託して施設を整備いたしまして、平成30年度から民間委託による児童クラブを開設する予定としております。ここの定員が、まだ未定ではございますが、35から40名程度というふうにお話聞いておりますので、厚狭地区につきましては、児童クラブの待機が、まあ3年生までではございますけども、解消できるのではないかなというふうに思っているとこでございます。 次に、高千帆地区についてでございますが、ここにつきましては、施設の確保に今協議を続けているとこでございますが、なかなか適当な施設の確保が難しいということで、今どういった解決策があるか悩んでいるとこで、正直申し上げまして。ただ、努力しているのは間違いございませんので、その辺を御報告させていただきます。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) すいません。高千帆については、そこの部分は、鋭意努力というふうな形の部分をしていただきたいというふうに思います。 先ほど運営時間の関係の話いただきました。基本6時ないし6時15分というふうな形の部分で、開始の夏休みとかの長期休暇ですかね。そちらのほうも、8時半からという部分をちょっと早めにというふうなお話だったかというふうに思いますが、やはりこの前ちょっと相談があったというか、お話があった部分で、やはり就業のミスマッチ、その分をやっぱりちょっと聞きます。 というのが、やっぱりお子さんを持っていらっしゃる方、働きたい時間帯というのが、正直なところで言えば9時から3時とか、子供がいない時間帯にとにかく働きたいというふうな形の部分で思われているんですけど、結局スーパーとか飲食店で言えば、やっぱり夕方、そういった忙しい時間帯に欲しい。会社とか病院とかにしても、結局就業時間が17時半とか18時というふうなところで、結局ぎりぎりになると。そういった形のところで、やっぱり働きたい人と、働きたい人が欲しいけれど時間帯が合わないというふうなところがあって、そういった延長のところも可能なのかもしれませんが、実際18時までというふうな形の分は19時とかいうふうな形の分に、そういった検討というのは今までしたことがあるのかどうかを教えてもらっていいですか。
○議長(小野泰君) 岩本健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩本良治君) 議員さん御指摘の点につきましては、かねてよりそういった御要望があるのは承知しております。そういうことで、検討は引き続き続けているとこでございます。30年度から、その中の一部でも実現するように、今努力しているとこでございます。確かに女性の働く方がふえているということで、そういったミスマッチのないように、そういう努力はしていく必要があるというふうに思います。 ただ、一方で、少し御紹介しておきたいと思いますけども、本市で子ども・子育て協議会という組織を持って、子育ての施策の評価をしていただいておりますけども、その中で、一部心配する声が出ているのも事実でございます。余りにもサービスをやり過ぎると、本当保護者がそこに、保護者の利益が優先してしまうんではないかということですね。国の保育所指針でもあります児童の利益を最優先とすべきということがございます。そこの観点からという御指摘を受けているとこでございますので、そういうジレンマはございますけども、そこをしっかり見極める中で、サービスの拡充は引き続き図ってまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 今部長が言われたとおり、本当どのスタンスに立つかというふうな形の部分で実際違ってくるのかなというふうに思います。確かに子供のほうは、やっぱり家庭でというふうな形の部分がある中で、やっぱりサービスをするのかどうなのかというふうな、どこまで拡充すればいいのかというふうなところがあると思います。そこのところを検討して、またよりよい運営をしていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 では、次、3番のほうに移らせてもらってよろしいですか。
○議長(小野泰君) はい、どうぞ。続けてください。
◆議員(森山喜久君) 教育環境の整備ということになります。 1、小中学校の老朽化対策について、そして2、小中学校の環境整備の状況についてお伺いします。
○議長(小野泰君) 執行部の答弁を求めます。尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) それでは、1つ目の小中学校の老朽化対策についてお答えをいたします。 本市には、老朽化が進んでいる建築後30年を経過した校舎等が46棟ございます。これまで児童生徒の安全性の確保を喫緊の課題と捉え、20億円以上を投じて耐震化工事に重点的に取り組んでまいりました。平成32年4月の移転開校を目指して現在進めております埴生小中学校整備事業の完了をもって、10年以上にわたって実施してきた耐震化事業に区切りがつくことになります。 この耐震化事業の中で、老朽化対策として、須恵・本山・厚狭・津布田小学校、厚狭中学校において、並行してあわせて9棟の校舎の外壁を改修いたしました。 また、耐震化事業とは関係のない単独事業として、約1億3,000万円を投じ、高千帆・厚狭小学校、厚狭中学校の屋内運動場の床改修、有帆小、小野田小学校の屋内運動場の屋根改修、高千帆・須恵・本山小学校の校舎の屋上改修を行い、現在、埴生中学校の校舎の屋上防水改修を行っております。 今後につきましては、公共施設等総合管理計画に基づく個別計画において、方針を定めてまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の小中学校の洋式トイレ、空調設備の状況についてでございます。 まず、トイレでございますが、児童生徒が日ごろ使用をするトイレは、多目的トイレを含め255カ所あり、そこに全部で783器のトイレを設置しております。そのうち洋式トイレは144器、全体の18.4%で、およそ5器に1器の割合。トイレの箇所数で見ると、個々の男子・女子・多目的トイレに洋式が1器以上あるトイレが118カ所、全体の46.3%で、おおよそ半分のトイレに行けば、洋式トイレが1器あるというような状況でございます。 このような状況ではございますけど、その原因といたしましては、考えておりますのが、校舎を建てた後に、例えば、体が不自由な児童生徒が入学なさったり、在学中にそのようなお体になられたりして、和式トイレの一部を洋式に改修する必要があったとか、多目的トイレを設置したケースを除いては、基本的に校舎を建てかえるときに洋式トイレを設置すると。こうしたことを始めたのが、平成元年からでございます。しかも、児童生徒が足を骨折された場合などに一時的に必要との考えもあって、1カ所のトイレ、複数の便器ございますけども、その中で洋式トイレは1器のみ設置すると、残りは和式トイレにするという設計思想で当時ございました。 これが大きく変化いたしましたのが、学校施設の耐震改修工事を始めた平成22年度で、この年度以降、建てかえや大がかりな改修を行った校舎等では、全てを洋式トイレにして、床にシートを張ったドライ方式の衛生的なトイレに改善していっております。近々に整備いたします埴生小中学校につきましても、全て洋式トイレにする方針で、今設計を進めているところでございます。 続きまして、エアコンでございますが、現在、先日も御質問いただいたところでございますが、全国に比べて大きく設置率が低いというようなことでございます。全国で見ましても、過去、文科省から資料が届いておりますのを見ましたら、今から約20年前の平成10年7月、特別支援教室を含む普通教室で、設置率は全国で3.7%だったと。約20年前。これが、平成19年7月、約10年前、もうほぼ10年前。これで10.2%の状態。次の3年後に、平成22年10月調査で16%になっています。ここで6%ぽこっと上がっていると。それから、26年の4月になりましたら、4年、いや、3年半後ですけど、ここで大きく変化があらわれて、32.8%ですから、16.8%伸びています。そして、直近調査が29年4月、ことしの4月で49.6%。やはりここでも16%近い伸びということで、この3年間は16、16のプラス32%の伸びということでございまして、やはり最近になって、非常に日本も暑くなってきているんだというふうなことが言えるんだろうと思いますけども。 ただ、本市におきましては、この平成22年以降、先ほど申しましたように、耐震化工事に集中的に取り組んできておりまして、ようやく2年後に終わろうかというような状況でございます中で、これから御質問の老朽化対策に取り組んでいくということも必要ですし、その中で財政状況もなかなか厳しいという状況には変わりないというような状況から、先日もお答えいたしましたように、なかなか設置が進んでいないというようなこと、取り組めていないというような状況でございますが、そのような中にありまして、今後どのようにすれば設置していけるのかというところを検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 1番の小中学校の老朽化対策、先ほど言われたように、結局耐震工事の関係、本当スムーズに、速やかに進んだのかなというふうに思っています。県内のほうでも、こちらの改修率、早い段階の分で進んできたなというふうな形の部分は、高く評価したいというふうに思っています。 ただ、その一方で、小中学校の環境整備のとこで、洋式トイレ、クーラーの設置というふうな形の部分でやったら、やはりなかなか低いというふうな形の部分の中で、特に、やはりクーラーの関係の部分でいったときに、やっぱりここ数年、本当暑くなる、年々暑くなってきているというふうな形の部分で、熱中症対策を含めてやっていらっしゃると思いますし、この間も、たしか扇風機を設置したというふうな話も聞いておりますけれど、いま一度、今の学校のちょっとこういった夏場の対策、どのようにしているかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) 今お話をいただきましたように、扇風機を昨年度から普通教室、特別支援教室に配置していきたいということで、普通教室については、最終的に1部屋4台ずつ配置するという計画で、今2年目でございまして、4年計画で進めているところでございます。 夏場の暑さが厳しくなってきたということで、全国的に熱中症というものが社会的に関心を集め、注目されるようになったのが六、七年ぐらい前なのかな。ちょっと記憶が定かでないので申しわけございませんが、そのようなことで、学校のほうでは、熱中症対策をきちんと取り組むんだということで学校サイドでは行ってきておられます。例えば、毎日、子供さんには水筒を持ってきてくださいと。体育の授業など体を動かして汗をかきやすいときには、いつも水分を補給できるようにグラウンドや体育館のほうに持っていきなさいと。そして、小まめに木陰で休憩をとって水を飲みなさいというような指導をさせていただいておりますし、先般は、体育館のほうでの熱中症というのを考えられるということで、暑さ指数というのが何か重要なようでございまして、熱中症対策に。温度とか湿度とかもあるんですけど、それらを総合して暑さ指数であらわすものがありまして、その暑さ指数を測れる、まあ温度計みたいなものなんですけど、時計のこれぐらい大きなものなんです。レッドゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンとあるんですけど、そういったものを全ての学校に購入して配らせていただいておりますし、教室等にも温度計は置いておられるというような状況で、学校を挙げて、暑い時期につきましては、よく子供の様子を見るようにお願いをさせていただいているところでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 私がちょっと小学校のPTAの会長をした時期もあったので、暑さ対策の部分で、ちょっと扇風機を配布したというふうな形を、ちょっとそういった後の役員たちから聞いたとき、正直ちょっと扇風機ですかみたいな感じの部分でちょっと驚いたときがあります。 実際、今、先ほども保育園のところ、児童館関係のところにしても、そういったクーラーは整っている。家に帰ってもクーラーの状況は当たり前というふうな状況の中で、小中学校の学校生活だけちょっとそういったクーラーの状況がないというふうなところはいかがなものかと。実際、さっきの整備率の部分でいったら、東京都の公立の小中学校のほうは、ほぼ99.9%の設置率だったというふうに思っております。 この間、やっぱり先ほど報告があったように、平成22年10月以降、軒並みにふえてきているという状況は、やはり子供たちのそういった体調、命、それをやっぱり第一義的に考えた結果、そういう形の部分で、クーラーという部分の必要性、時代に合わせた形の部分でやっぱり設置していかなきゃいけないというふうなとこになったのかなというふうに思います。そちら、そういう形の部分で、今現在そういったクーラーの設置を今後どのように考えるかというのを、改めてお聞かせください。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) 先ほど申しましたように、教育委員会といたしましては、エアコンは必要なものであると認識をいたしております。 ただ、繰り返しとなりますが、財源が、非常にたくさんのお金が必要だということでございますので、どのようにすればそういった財源を確保できるのかということを教育委員会自身も考えていかなければならないというふうに考えておりますので、全庁的にお話もさせていただく中で、みずからも努力していろいろな方策を考えてまいりたいと、このように考えております。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) やはりかなり多額の財源が必要というふうに私どもは理解しておるんですけど、実際、各小中学校に配置したら、どれぐらいの費用がかかるかというふうな形の部分の、見積もりや算定というところまでされておりますか。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) ことし、ちょっと試算してみたことがあるんです。他県で全校に一斉にリース方式で整備をされた自治体というのを、ちょっとホームページを調べていたら、ちょっとヒットしましたので、その自治体に実際にお電話をして、いろいろと詳しくお話を聞いていきました。学校数が、学校規模が違いますので、設置台数は当然異なるんですが、それはそれで置きかえた上で試算いたしましたところ、本市では、リース形式でやると、電気代を含め約6億弱ということが試算として数値として出たところでございます。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 実際6億弱、やっぱり少なくない、やはり高いというふうな数字の部分なのかもしれませんが、ただ、実際、県内自体も17%ちょっとですかね、クーラーの設置率で言えば。そういう形の部分で、裏を返せば、やっぱりよく行政的な部分であるのは、他市がそこまで突出していないから、まだいいだろうというふうな形の部分とかも考える要素というのもあるかもしれませんが、ただ、実際ほかのところが、周辺市、下関や美祢や宇部はどんどん設置すれば、こちらのほうもやらないとまずいなというふうな形の部分で、設置していくというふうな形の部分も生じてくるのかなというふうなところは思います。であるならば、早いうちに設置してしまう、そういった形の部分でやる中で、子育て世代に対しても、実際の教育環境を整える、子供たちが安心して、そして快適な学習環境を整えておりますよというふうな形の部分を、呼び水にする必要もあるのかなというふうに思います。そういったところの部分を早めにつくっていくというふうなお考えがあるかどうかをお聞かせください。
○議長(小野泰君) 尾山教育部長。
◎教育部長(尾山邦彦君) 子育てに熱心な自治体であるということをアピールするのは、非常に人口定住、人口減少抑制の策としては非常に有効な策であろうというふうに思います。 そうした意味では、議員さんがおっしゃるように、他市町に先んじてというふうなことになろうかと思いますけども、やはり現実を直視いたしましたら、やはり申し上げにくいですが、財源というものを確保しなければ一歩も前に進まないというのは本当現状でございますので、それをしっかりと考えながら対応をさせていただきたいと。それしか申し上げようがないものでございますので、回答になっていないかもしれませんが、申しわけございません。よろしくお願いいたします。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 教育委員会の段階では、それ以上申しようがないと思いますので、その辺の考えを、ちょっと市長のほうの今時点のお考えをちょっと教えてもらえると助かりますが。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 3日間一般質問をずっと聞いておりまして、議員さん個々申されることは至極真っ当で、的を射ている質問だなということで、担当もその時点では絶対必要だと思いますが、私、財政を少しかじっていた人間としまして、これを積み上げていくと、今の6億と、幾らの金が、財源が要るかと思うと、もうちょっと天文学的な数字になってぞっとするんですが、やはり今、今後の総合計画を推進する上で、集中と選択、先日もどなたかの議員の質問の中で、今後の予算編成方針を公表をいたしております。やはり限られた財源をどこに集中して、どういうようなまちづくりに特化するかということを、きょう、この今、教育委員会関係の教育環境の整備も出ましたし、子育ての関係、福祉の関係、いろいろこの3日間、御提言をいただきました。総合的に今後また予算の配分等は考えていきたいというふうに考えます。 以上です。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) 実際一般会計ベースだけだったら、そういった形の部分で本当財源がというふうな話にもなってくるんでしょうけど、実際こういう言い方もいいのかどうかというのもあるんですけど、寄附を求める。広く市民含めて、そういったとこで、小中学校のほうにクーラー設置したいというふうな形の部分で寄附金を求めるとか、そういう形の部分というのは、検討課題に乗りそうなんですか。どうなんですか。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 今、よくちまたでクラウドファウンドとか言われておる手法もあろうかとは思いますが、やはり寄附もいろいろ、指定寄附とかいろいろな寄附がございまして、またそういう手法があるのは、こちらのほうも承知いたしておりますので、その辺も含めた中で、いろいろ今後検討していきたいというふうに考えます。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) なら、ぜひ前向きに、早急に設置できるような形の部分で検討をしていただきたいというふうに思います。 ちょっと全般を通しての最後というふうな形になりますが、ちょっと紹介をさせてもらえたらと思います。 ハード事業を縮小して、子供を核にしたまちづくりを進めて、人口増、税収増を実現している自治体として、今、兵庫県の明石市があるというふうな形の部分。何人かの職員さんとか議員さん御存じというふうに思っています。こちら、子供最優先の発想で、公共事業から子育て支援策へ予算シフトを行ったということで、内容として、中学生までの医療費無料化、第2子以降の保育料も無料化、市営施設の子供の利用料なども無料化ということで、今言った中学生までの医療費や第2子以降の保育料、市営施設の子供利用料など、全て所得制限なしで無料化したというところがあります。応能負担である保育料が月に三、四万かかっていたという状況の世帯年収400万から600万の共働きの中間層の負担が一気に軽減されたというところで、実際、最初これをする部分で、かなりお金がかかったというふうな形の部分がある中で、ただ、30歳前後の中間層の夫婦が子連れで転入するというふうなことが典型で、2人目、3人目の出産につながって、出生数も回復しているというところ、そして、市税の収入も、納税者数や住宅需要の増加などによって、5年前に比べて約30億円ふえるというふうな形の勢いで、まあ一般会計ベースは1,000億円のところなので、30億円がという話にもなるかもしれませんが、そういう……。とにかく子育て世代をやっていくという形の部分で、周辺の神戸市とか、そういったとこのベッドタウンを含めた状況の中で、明石市自体は、もうとにかく子供最優先というふうな形の部分で、政策的な部分をやってきたところではあります。 今回も重点プロジェクトの中である、子育て世代から選ばれるまち推進プロジェクトというふうな形の部分を掲げられている状況で言えば、やはり今の市長さんの思いとか、今後の予算編成についての考えというのを、今お聞かせ願えたらと思います。
○議長(小野泰君) 古川副市長。
◎副市長(古川博三君) 今、明石市の件でございますが、私どもも承知いたしております。明石市は、基本的に標準時子午線が、135度が通っておりまして、結構有名なとこで、神戸のベッドタウンということで、またそういう形で特化したという一つの指標で成功した事例であろうと思います。どちらにいたしましても、今議員がおっしゃられましたような第二次総合計画におきましては、子ども・子育てに特化した施策につきましては、今後検討していきたいというふうに考えております。 最後に、私もつけ加えたいと思うんですが、先ほど議員が示されました本、河合何がしとかいう、書かれた本だと思いますが、私も購入はしました。(笑声)
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) この本に関して、また副市長を含めて、新人議員たちと一緒にまた意見交換をしていただきたいと思います。 それと、今、考え方とか含めて、行政のほうも執行部のほうも、情報を含めて今から行っていくと思います。その中で、あくまでやっぱり子供の幸せ、そういった形の部分をキーワードとしながら、これからも一丸となって行政運営していっていただきたいということは訴え、私からの一般質問のほうを終えたいと思います。 以上です。(森山喜久君自席へ)
○議長(小野泰君) 以上で、森山議員の一般質問を終わります。 これをもちまして、本定例会における一般質問通告者全員の質問が終了しましたので、一般質問を終了します。 来週金曜日、22日は、午前10時から本会議を開き、付託案件に対する委員長報告、質疑、討論、採決等を行いますので御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午後3時 7分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年12月15日 議 長 小 野 泰 署名議員 松 尾 数 則 署名議員 宮 本 政 志...