山陽小野田市議会 2006-03-08
03月08日-02号
平成 18年 3月定例会(第1回)平成18年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録平成18年3月8日 午前10時00分 開議 議員定数 (27名) 現員数 (27名) 出席議員 (27名) 欠席議員 ( 0名) 議 長 大 空 軍 治 君 副議長 硯 谷 篤 史 君 議 員 伊 藤 武 君 議 員 伊 藤 實 君 議 員 岩 本 信 子 君 議 員 衛 藤 弘 光 君 議 員 江 本 郁 夫 君 議 員 岡 田 事 君 議 員 小 野 泰 君 議 員 尾 山 信 義 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 川 村 博 通 君 議 員 河 村 雅 伸 君 議 員 佐井木 勝 治 君 議 員 佐 村 征三郎 君 議 員 髙 松 秀 樹 君 議 員 千々松 武 博 君 議 員 津 野 啓 子 君 議 員 中 島 好 人 君 議 員 中 元 稔 君 議 員 二 歩 材 臣 君 議 員 福 田 勝 政 君 議 員 正 村 昌 三 君 議 員 三 浦 英 統 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 好 川 桂 司 君 議 員 吉 永 美 子 君事務局職員出席者 局 長 尾 原 勇 次 君 次 長 蔵 本 一 成 君 主査兼議事係長 清 水 保 君 調 査 係 長 西 田 実 君 主 任 玉 田 拓 男 君 書 記 安 重 賢 治 君説明のため出席した者 市長 白 井 博 文 君 総務部長 野 村 宗 司 君 総務部次長 三 戸 正 樹 君 企画政策部長 尾 崎 謙 造 君 企画政策部次長 山 縣 始 君 市民環境部長 笹 木 慶 之 君 市民環境部次長 原 川 清 樹 君 保健福祉部長 蔵 川 安 雄 君 保健福祉部次長 笠 井 良 壽 君 産業経済部長 横 田 信 夫 君 建設部長 坂 辻 義 人 君 建設部次長 福 重 亨 君 監理室長 野 田 武 廣 君 山陽総合事務所長 金 光 康 資 君 公営競技事務所長 山 本 耕 二 君
公営競技事務所事業課長 安 田 克 己 君 病院局長 山 下 勝 之 君 病院局次長 山 根 雅 敏 君 教育長 江 澤 正 思 君 教育次長 加 藤 佳 雄 君 水道事業管理者 山 本 暎 二 君 水道局副局長 山 縣 武 士 君 消防長 中 里 裕 典 君 消防本部次長 安 部 学 君 監査委員 白 川 英 夫 君 監査委員事務局長 川 村 輝 吉 君 総務課技監 佐久間 昌 彦 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第3号、議案第15号、議案第16号、議案第19号、議案第20号及び議案第23号の6件について委員長報告、質疑、討論、採決(
総務文教常任委員長報告)議案第3号 平成17年度山陽小野田市
土地取得特別会計補正予算(第1回)について議案第15号 山陽小野田市国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部条例の制定について議案第16号 山陽小野田市国民保護協議会条例の制定について議案第19号 市町村の廃置分合に伴う山口県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について議案第20号 市町村の廃置分合に伴う山口県市町村災害基金組合を組織する地方公共団体の数の減少について議案第23号 字の区域の変更について日程第3 議案第2号、議案第5号から議案第7号まで、議案第14号、議案第17号、議案第21号、議案第22号及び議案第24号の9件について委員長報告、質疑、討論、採決(
民生福祉常任委員長報告)議案第2号 平成17年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2回)について議案第5号 平成17年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3回)について議案第6号 平成17年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第3回)について議案第7号 平成17年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第3回)について議案第14号 平成17年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について議案第17号 山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第21号
養護老人ホーム長生園組合規約の変更について議案第22号 小野田・楠清掃施設組合規約の変更について議案第24号 字の区域及びその名称の変更について日程第4 議案第4号、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第13号及び承認第1号の6件について委員長報告、質疑、討論、採決(建設常任委員長報告)議案第4号 平成17年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第9号 平成17年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第2回)について議案第10号 平成17年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)について議案第12号 平成17年度山陽小野田市
水道事業会計補正予算(第1回)について議案第13号 平成17年度山陽小野田市
工業用水道事業会計補正予算(第1回)について承認第1号
山陽小野田市営住宅管理条例の一部改正に関する専決処分について日程第5 議案第8号、議案第11号及び議案第18号の3件について委員長報告、質疑、討論、採決(
産業経済常任委員長報告)議案第8号 平成17年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第11号 平成17年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について議案第18号 山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第1号の1件について委員長報告、質疑、討論、採決(
総務文教常任委員長報告)(
民生福祉常任委員長報告)(建 設常任委員長報告)(
産業経済常任委員長報告)議案第1号 平成17年度山陽小野田市一般会計補正予算(第7回)について日程第7 議案第25号から議案第49号までの25件に対する質疑、委員会付託議案第25号 平成18年度山陽小野田市一般会計予算について議案第26号 平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計予算について議案第27号 平成18年度山陽小野田市
土地取得特別会計予算について議案第28号 平成18年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計予算について議案第29号 平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計予算について議案第30号 平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計予算について議案第31号 平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計予算について議案第32号 平成18年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計予算について議案第33号 平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計予算について議案第34号 平成18年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計予算について議案第35号 平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計予算について議案第36号 平成18年度山陽小野田市病院事業会計予算について議案第37号 平成18年度山陽小野田市水道事業会計予算について議案第38号 平成18年度山陽小野田市
工業用水道事業会計予算について議案第39号 山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第40号 山陽小野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について議案第41号 山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第42号 山陽小野田市文化会館条例の一部を改正する条例の制定について議案第43号 山陽小野田市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例の制定について議案第44号 山陽小野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第45号 山陽小野田市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の変更について議案第46号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について議案第47号 山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について議案第48号 山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第49号 山陽小野田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第50号から議案第61号までの12件を一括上程、提案理由の説明、質疑、委員会付託議案第50号 山陽小野田市職員給与条例の一部を改正する条例の制定について議案第51号 平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)について議案第52号 平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1回)について議案第53号 平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について議案第54号 平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)について議案第55号 平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第1回)について議案第56号 平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第1回)について議案第57号 平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)について議案第58号 平成18年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について議案第59号 山陽小野田市組織条例の制定について議案第60号 山陽小野田市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について議案第61号 山陽小野田市保健施設条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 意見書案第1号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、委員会付託意見書案第1号 市民生活を支える道路整備財源の確保を求める意見書の提出について委員会付託表[平成18年3月8日]┌─────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名
│ 付 託 内 容 │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│総務文教常任委員会│・議案第25号 平成18年度山陽小野田市一般会計予算について(関係分)
││ │・議案第27号 平成18年度山陽小野田市
土地取得特別会計予算について
││ │・議案第39号 山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正
││ │ する条例の制定について
││ │・議案第40号 山陽小野田市職員定数条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第41号 山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第42号 山陽小野田市文化会館条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第46号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について
││ │・議案第47号 山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する
││ │ 条例の制定について
││ │・議案第48号 山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田市
││ │ 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の
││ │ 一部を改正する条例の制定について
││ │・議案第49号 山陽小野田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する
││ │ 条例の制定について
││ │・議案第50号 山陽小野田市職員給与条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第51号 平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)
││ │ について(関係分)
││ │・議案第59号 山陽小野田市組織条例の制定について
││ │・議案第60号 山陽小野田市社会教育委員条例の一部を改正する条例の
制定││ │ について │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│民生福祉常任委員会│・議案第25号 平成18年度山陽小野田市一般会計予算について(関係分)
││ │・議案第26号 平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別 ││ │ 会計予算について
││ │・議案第29号 平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計予算に
││ │ ついて
││ │・議案第30号 平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計予算について
││ │・議案第31号 平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計予算について
││ │・議案第36号 平成18年度山陽小野田市病院事業会計予算について
││ │・議案第39号 山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正
││ │ する条例の制定について
││ │・議案第41号 山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第43号 山陽小野田市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例の
制定││ │ について
││ │・議案第44号 山陽小野田市介護保険条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について
││ │・議案第45号 山陽小野田市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する
││ │ 規約の変更について
││ │・議案第51号 平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)
││ │について(関係分)
││ │・議案第52号 平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別 ││ │ 会計補正予算(第1回)について
││ │・議案第53号 平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │・議案第54号 平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │・議案第55号 平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │・議案第58号 平成18年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)
││ │ について
││ │・議案第61号 山陽小野田市保健施設条例の一部を改正する条例の
制定 ││ │ について │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│ 建設常任委員会 │・議案第25号 平成18年度山陽小野田市一般会計予算について(関係分)
││ │・議案第28号 平成18年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計予算について
││ │・議案第33号 平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計予算について
││ │・議案第34号 平成18年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計予算 ││ │ について
││ │・議案第37号 平成18年度山陽小野田市水道事業会計予算について
││ │・議案第38号 平成18年度山陽小野田市
工業用水道事業会計予算について
││ │・議案第51号 平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)
││ │ について(関係分)
││ │・議案第56号 平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │・意見書案第1号 市民生活を支える道路整備財源の確保を求める意見書の
││ │ 提出について │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│産業経済常任委員会│・議案第25号 平成18年度山陽小野田市一般会計予算について(関係分)
││ │・議案第32号 平成18年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計予算に
││ │ ついて
││ │・議案第35号 平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計予算││ │ について
││ │・議案第41号 山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定に
││ │ ついて
││ │・議案第51号 平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)
││ │ について(関係分)
││ │・議案第57号 平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計 ││ │ 補正予算(第1回)について │└─────────┴───────────────────────────────────┘────────────午前10時開会────────────
○議長(大空軍治君) おはようございます。ただいまの出席議員数は27名で会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において小野議員、尾山議員を指名いたします。────────────
△日程第2議案第3号・第15号・第16号 ・第19号・第20号・第23号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第2、議案第3号平成17年度山陽小野田市
土地取得特別会計補正予算(第1回)について、議案第15号山陽小野田市国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部条例の制定について、議案第16号山陽小野田市国民保護協議会条例の制定について、議案第19号市町村の廃置分合に伴う山口県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について、議案第20号市町村の廃置分合に伴う山口県市町村災害基金組合を組織する地方公共団体の数の減少について及び議案第23号字の区域の変更について、以上議案6件を一括議題といたします。 本件に対し、
総務文教常任委員長の報告を求めます。中元委員長。(中元 稔君登壇)
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) おはようございます。去る3月2日の本会議において、議長より付託されました議案6件について、3月3日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果と概要を御報告申し上げます。 まず議案第3号は、平成17年度山陽小野田市
土地取得特別会計補正予算(第1回)についてであります。 執行部の説明の後、質疑を行い、その質疑の中で、「土地開発基金の運用の考え方は」との質問があり、「土地取得特別会計は土地の売却収入しかなく、財源不足については土地開発基金から繰り入れ、売却した時点で基金に積み戻すということになる。基金で保有している土地は30件で、基金充当額が11億円ぐらいある」との答弁がありました。 また、「古い土地もあると思うが、今後どうするのか」との質問があり、「本来は将来の事業目的のために購入するものであるが、その後の情勢の変化等により活用の見込みがなくなったものについては公売にかけている。まだある土地については、平成18年度に事業化できるのかを精査して、売却できるものは早目に売却していきたい」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に、議案第15号は、山陽小野田市国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部条例の制定についてであります。 執行部の説明の後、質疑を行い、その質疑の中で、「対策本部の構成は」との質問があり、「市長、助役、教育長、市職員等で、基本的には防災対策本部と同じである」との答弁がありました。 また、「国が地域を指定したことを受けて行動するか」との質問があり、「国が警報の発令、避難措置の指示を行い、県は警報の通知、避難の指示を出す。市は、警報が出た場合は、住民への警報の伝達、避難措置が出た場合は避難誘導を行う」との答弁がありました。 また、「
緊急対処事態対策本部とは」との質問があり、「警報が発令した時点では対策本部で、避難指示が出た場合は
緊急対処事態対策本部である」との答弁がありました。 また、「
国民保護現地対策本部とは」との質問があり、「県の国民保護計画においては、山陽小野田市が該当するものとして、石油コンビナート等に係る武力攻撃災害や安全確保をしなければ周囲の地域に著しい被害が生ずるおそれのある施設として発電所が上げられている。何かあった場合は、そこが現地対策本部になる」との答弁がありました。 また、「避難誘導を拒否した人に対する強制力はあるのか」との質問があり、「協力を求めるということであり、強制力はない」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に、議案第16号は、山陽小野田市国民保護協議会条例の制定についてであります。 執行部の説明の後、質疑を行い、その質疑の中で、「協議会で協議する内容は」との質問があり、「避難誘導の方法など具体的なものについての国民保護計画である。だれを委員に指名すればいいのかということが国から出ているので、それに基づいて委員を任命する。防災計画と重複する指導がほとんどである」との答弁がありました。 また、「委員の公募はあるのか」との質問があり、「国が法律で示したものの中には公募は入っていないので、公募はないと考えている」との答弁がありました。 また、「部会はどのようなものを想定しているのか」との質問があり、「これはできる規定であるので、山陽小野田市として特殊性があれば必要に応じてつくるということになる」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に議案第19号は、市町村の廃置分合に伴う山口県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少についてであります。 執行部の説明の後、質疑を行い、質疑の中で、「負担金は変更になるのか」との質問があり、「17年度の負担金は4万6,046円で、18年度は5万3,323円になり、7,277円プラスになる。これは均等割と職員数割がある」との答弁がありました。 また、「どのような組合か」との質問があり、「山口市に自治会館があるが、その建物の管理である」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に、議案第20号は、市町村の廃置分合に伴う山口県市町村災害基金組合を組織する地方公共団体の数の減少についてであります。 これは議案第19号と同様の理由によるものであるとの執行部の説明があり、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に、議案第23号は、字の区域の変更についてであります。 平成16年度において実施した地籍調査の結果、字の区域の変更を行うもので、耕地番64筆、山林番166筆であるとの説明があり、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 以上であります。議員各位の御審議のほどよろしくお願いいたします。(中元 稔君降壇)
○議長(大空軍治君)
総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第3号平成17年度山陽小野田市
土地取得特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第3号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第15号山陽小野田市国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部の制定、これはこの後の議案の16号と一体となって、国がその設置を求めてきているものであります。 この国民保護法は、有事関連法案として2004年の6月の国会で、ほかの関連法案と一緒に採択をされています。ですから、国民保護法という部分だけを抜き出して考えていったら非常に狭い見方になってしまうというふうに思います。 このとき成立された有事関連法案は、一体どういう中身であったのか。これを上げていきますと、まず軍行動円滑化法、これは武力攻撃予測事態の段階から、日本の自衛隊が米軍と共同行動をとることであると。 次に、特定公共施設利用法がありますが、これは民間空港や港湾施設、山陽小野田市にもあります。道路、電波を米軍と自衛隊に優先使用させること。これには非常に多くの国民の権利が失われるということになるわけです。 さらに、海上輸送規制法は、民間船舶に対する臨検を行えるようにする、こういうものであります。 そして、国民保護法でありますが、これは米軍と自衛隊が軍事行動を自由に日本国内で行うために、国民保護の名目で国民を統制管理するために、地方自治体を動員をしていこう、こういう計画のもとにつくられた法律です。 市長は、この議案を提案されたときに、「山陽小野田市として仮想敵国は持たない」、このように言われました。しかし、国の方は米軍とともに戦争体制を着々と準備をしているとしか思えません。 これは本日の新聞記事に載っているんですが、千葉県の富浦町という所で先日、この法律を条例化して、早速有事訓練が行われているというのが出ております。 これを見ますと、最初に当地域にテロリスト攻撃の可能性があります、こういう有事を知らせるサイレン音とともに、この上空にヘリコプターが飛び回っていく。有事法制の一部である国民保護法に基づいた住民避難訓練が行われたと書いてあります。ここでは富浦小学校の児童125人や住民、さらに陸上自衛隊第一空艇団、警察機動隊、海上保安庁など約400人が参加しております。 この訓練の名目は、国籍不明のテロリストがこの富浦町の海岸から上陸をしたと、そういう想定であります。警報が鳴り終わった後、小学生たちは直ちに警察、消防に誘導されて、引率の教員とともに2列に並んでバスに乗り込み、緊張した表情で避難所へ向かったと。頭上では警察のヘリコプターが逃げおくれた住民への呼びかけを行い、救急車や消防車、自衛隊の装甲車が列をなして、その訓練を行ったと。 この訓練終了後、富浦町の遠藤一郎町長は、児童たちを前にこのように言っております。「日本の頭上をミサイルが飛ぶ。中国はどんどん国防予算をふやしている。何がどうなるかわからない時代に、こうやって訓練を行うことは大きな意味がある」、このように児童を前にして言っているわけです。日本政府さえ否定をしている中国脅威論を、この町長は主張をしたということでありますが、こういったことがこの法律のもとで山陽小野田市でも行われなくてはいけない、こういうことなんですが、こういった国民保護法の持っている危険性について、どういった議論が行われたのか、その点についてお聞かせください。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎総務文教常任委員長(中元稔君) 「国民保護法は、武力攻撃などから国民の生命や財産を保護し、国民の生活や経済に与える影響を最小とするため、国、県、市などが担うべき役割や、その具体的な処置について定めた法律である」ということですから、審議した結果、全員賛成で今回の保護条例については可決いたしました。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 次に、モデル計画についてお聞きをいたします。 国の示したモデル計画というのがあるわけです。このモデル計画では、武力攻撃事態について四つの事態を想定をしております。一つが着陸、上陸侵攻との本格的な侵略事態、これは今言いました富浦町で実際に行われたものであります。二つ目が、弾道ミサイル攻撃への対処、三つ目がゲリラや特殊部隊による攻撃への対処、四つ目が航空機による攻撃の場合、さらにこの四つにそれぞれ生物兵器による攻撃まで想定をされている。本当に戦時を思わせる事態が想定されており、仮想敵国がないとは到底思えないわけです。 また、先ほど説明もありましたが、具体的に攻撃される対象物にまで言及されております。その中にははっきりと石油コンビナート、発電所、軍事基地、通信基地、危険物製造施設、こういったものが入ってるわけですが、当山陽小野田市内には西部石油の石油コンビナートがあり、中国電力の火力発電所、さらには埴生地区に自衛隊の通信基地、火薬の製造工場まであるわけです。 このようなこの国民保護法を考えたときに、このモデル計画に示された大変危険な施設が市内全体に配置されているというふうにといいますか、全市民が危険にさらされる。もし仮にこれらの施設に対して想定されているような攻撃が仕掛けられた場合、到底避難誘導などできるはずはない、そのようにしか思えません。このモデル計画について、市民の安全を守るという立場から、どのような議論がされたのでしょうか。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) 山陽小野田市の国民保護計画については、今後作成されると思いますので、この審議については対象外ということです。計画の内容については、今後検討されると思います。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 私も傍聴しておりましたけど、ほとんどの委員からそういった事態についての質問や質疑がなかったのは、非常に残念に思っております。 今回の国民保護法は、最初に述べたように、アメリカが起こす戦争に日本が巻き込まれていく、そしてそのために日本中を駆り立てていく、そういう計画なんだということです。 今アジアでは、アメリカ主導の軍事一辺倒の国際紛争の解決策からこれを断ち切って、対話と協調を旨とする脱アメリカ路線が主流になってきております。中南米では、ボリビアで反米政権が誕生しましたし、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイも、既にそういうアメリカ言いなりの政権ではなくなっております。ヨーロッパでもイラク戦争を境に、これまで軍事的な同盟であったNATOが事実上解体されている、そういう事態です。 さらに、アジアでは国際紛争を非暴力、平和的対話による解決を掲げて、東南アジア友好協力条約が結ばれて、これには現在中国、インドなどが入っておりますので、世界人口の53%がこれに加わるという事態です。世界が脱アメリカ路線を探求しているのに、日本だけはアメリカにつき従っていく、軍事的な、しかもすべての国民が協力をさせられる、そういう恥ずべき行動をとっているのではないか。 この国民保護法に基づく地方自治体への条例整備は、法律制定後、5年以内に整備をしなさいということを求めております。保護の名目をかりて、日常的に自衛官が市役所に出入りをして、綿密な連絡を取り合い、そして先ほどあったように、自衛隊も参加した訓練を行う、大変異常事態だと言わなければなりません。このようなやり方は、いつか来た道をたどっているのではないのか、こういう心配をするわけであります。 社民党の福島瑞穂党首は、国民保護法が提出されたとき、次のように発言しております。「国民保護法では、自衛隊が所有者の同意なく、土地、家屋の使用が前提とされる。国民の思想、良心の自由を著しく侵害をする、そういう中身です。自衛隊と自治体の平時からの連携を要求し、指定公共機関には平時からの訓練を義務づけるなど、戦争協力体制づくりを進めるものだと言わざるを得ません。」まさに私が今心配をし、多くの国民が心配をしている、そういう中身そのものではないでしょうか。このような問題点に対し、全く異議なく賛成となる、そういった理由についてお答えをください。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) 今回の国民保護法は、国民の生命や財産を保護する法律として制定されており、慎重審査の結果、全員賛成で可決しております。必要性があるということです。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。二歩議員。
◆議員(二歩材臣君) 簡単にお聞きしたいんですが、先ほど来から山田議員がいろいろ言われましたが、私は日米安保条約というのは大変60年間の日本の平和と安定を維持できたということ、また東アジアの軍事バランスもうまくいったというふうに評価しておるんですが、それは別として、万が一この地域が敵に占領されて軍政がしかれたときの、先ほど申された身の安全、市民の安全をどのように守っていったらよいのか、議論があったら教えてください。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) それらについては、今後の国民保護計画の中で策定されると思います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論ありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) 議案第15号国民保護対策本部及び
緊急対処事態対策本部の条例制定について、日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。 まず、この条例案は、国が国民保護法制定以後、5年以内に地方自治体において関係条例を整備することとして求めてきたものであり、国による地方自治体への強制そのものです。そもそも国民保護法は2004年6月、国会で有事関連法案の一つとして制定されたもので、憲法を根底から突き崩すものとして、日本共産党と社民党が強く反対をいたしました。 この法律の内容は、米軍と自衛隊が軍事行動を自由に行うために、国民保護の名目で国民を日常的に統制管理を目的に、自治体を動員していこうとしているものであります。日常的に訓練と称して、自衛隊の制服組が市役所に入り込み、市民に戦争を想定させ、第二次大戦のときに経験したように、心の自由、財産の自由さえ侵害しかねません。地方自治体は、国の命令で緊急事態を宣言されれば、議会の承認を必要とせず、市民の権利や言論の自由、財産権を封鎖することを率先して行うことが求められることになります。 また、この法律は、仮想敵国を前提に、日本が攻撃にさらされることを想定し、あらゆる分野で国民の権利や財産権が侵害されることになります。港湾や道路は封鎖され、必要とあらば市民の財産である住宅や土地を強制収容されることも可能です。 また、国の示しているモデル計画では、武力事態について四つの事態を想定していますが、いずれの場合でも、もしそのようなことがあれば、石油コンビナートや発電所、通信基地など多くの危険施設を抱える山陽小野田市民は、大きな危険にさらされることになります。現代の紛争は、多くのテロ事件が示しているように殺傷能力が高く、広範囲に及びます。そうなれば市域が狭く、民家や工場が密集している山陽小野田市民の安全な所への避難は、到底及ばないことも容易に想像できます。 沖縄県議会は、この法律が県民の安全を守るものではないということを見抜き、慎重な議論を重ねています。沖縄県は、第二次大戦の折、日本で唯一地上戦を経験し、地上戦となれば県民の安全は保障できないことを知って知り抜いているからこそ、この法律に縛られることがどんなに危険か、平和のためには戦闘を前提と考えるのではなく、武力によらない平和外交を求めているのであります。 国がなぜこのような法律を制定することになったのか、それはいつも国際紛争の解決に軍事一辺倒の対応しかしてこないアメリカにつき従い、アメリカの起こす戦争を否定せず、最近では憲法違反の自衛隊派兵でこたえているように、アメリカ言いなりの姿勢を政府がとり続けているからにほかなりません。国民を危険にさらすアメリカ言いなりの姿勢を改め、国民の安全を考えるなら、憲法9条を前面に押し立てて、アジアの国々とともに平和の連帯こそ広げるべきであります。 市民の安全を脅かす仮想敵国を想定し、全市民を戦争体制に駆り立てるような、この法律につき従う本条例案は廃案にすべきであり、反対をするものであります。(山田伸幸君降壇)
○議長(大空軍治君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって討論を終わります。 これより議案第15号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第16号山陽小野田市国民保護協議会条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) 私は、この議案が提案されたときに執行部に質問いたしました点について、総務文教委員会でどのように審議されたのか、その点についてお尋ねしたいというふうに思います。 まず1点は、私は今後この計画がつくられる中で、基本的に何に沿ってつくられていくかという点については、基本指針に沿ってつくられていくと。したがって、その基本指針とは何かと、どういうものか、その内容についてお尋ねいたしましたけども、その点について総務文教委員会の中で、どのように内容、中身について審議されたのかお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎総務文教常任委員長(中元稔君) 議案第16号については、保護協議会の設置に関連する制定でありまして、この設置を行った後に、そのような論議がされるんじゃないかと、そういうふうに考えております。
○議長(大空軍治君) 中島議員。
◆議員(中島好人君) 2点目にお尋ねしたのは、要するに協議会の決めたことに対して、承認事項になるのか、それとも報告事項になるのかという点についてお尋ねしたわけですけども、再度その点の委員会での審議の内容についてお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎総務文教常任委員長(中元稔君) この保護計画についてのあれですが、審議の中ではそういう具体的な審議はございませんでしたが、他の例を見ると報告とかそういう例があるように聞いております。
○議長(大空軍治君) 中島議員。
◆議員(中島好人君) 3点目として、住民の生命、身体、財産にかかわる重要な問題である、国民保護法の性格から、議会の審議、検討が必要であるということで議会が関与する、チェックする機能が必要ではないかという点について質問したわけですけども、その点についての審議内容についてお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎総務文教常任委員長(中元稔君) そういう内容の審議はございませんでした。
○議長(大空軍治君) ほかに、御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたしますが、ここの国民保護協議会は、協議会の委員の定数は30人、これをつくる際の委員の報酬等、そういった問題はどのようになってるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) その中身についての審査とか、その辺の執行部からの説明はありませんでしたので、協議会の設置ということのみの、30名以内で設置するということで、質疑の中ではどういうような方々が委員として選任されるかという審議はありましたけど、そういう内容はありませんでした。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この協議会の専門委員には、自衛隊の制服組が参加をする。そして、さまざまな助言をすることができるというふうになってるわけですが、こういった制服組が入ること、まさに戦時体制をほうふつさせるのではないでしょうか。 沖縄で沖縄県議会がこの問題を慎重審議している背景には、先ほども言いましたように、沖縄県は唯一国内で第二次世界大戦のとき地上戦を経験し、そしてそのときに日本陸軍は沖縄県民を守るのではなく、沖縄県民を盾にして、自分たちだけ逃げ隠れていた。そして、多くの県民、10万人と言われておりますが、犠牲にさらされる。どのような計画をつくっても、近代的な紛争、戦争の前には無力であるというふうにしか思えません。 このような危険を前提にする、そして仮想敵国を想定をして、そして国民を危険な目に巻き込んでいく、そのようなやり方ではなくて、先ほど言いましたように、平和的解決を模索するように、それを山陽小野田市議会としても、そして山陽小野田市としても、国に対してもっと声を上げていくべきではないかというふうに思うわけですが、本当にこの保護計画、そしてそれを協議していく協議会によって、市民の安全は守られる、そのように考えておられるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) 先ほども申し述べましたように、国民保護法は国民の財産、生命を守る法律でございますので、そういう趣旨にのっとって今回は審査して、全員賛成で可決したという経緯でございます。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 今までの委員長の答弁を聞いておりまして、この総務文教委員会でまともに議論されていなかったとしか思えないわけです。本当に市民の安全、そして私たちの町が平和で安心して暮らしていけるまちづくり、そういうことがまともに議論されていなかったとしか思えません。私は、ぜひともこの議案は廃案をして、あるいは継続審議をして、もう一度深く深く全員で協議をすべきではないかというふうに考えるわけですが、委員長のお考えをお尋ねいたします。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) 総務文教常任委員会の各委員は事前に勉強され、この議論については最大限の審査をしたということで、まともに審査をしてないということはあり得ないと思います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。中島議員。(中島好人君登壇)
◎議員(中島好人君) 議案第16号山陽小野田市国民保護協議会条例の制定について、日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。 市は、国民保護計画を作成し、国民保護措置を実施していくようになるわけですが、この計画作成は、設置される協議会に諮問されることとなります。設置された協議会は、何に基づいて作成されるかといえば、基本指針によって作成されます。となると基本指針の内容について審議しなければ、設置に反対するか賛成するか、まず判断できないのではないでしょうか。また、この協議会でどのような計画を作成しようというのでしょうか。 米軍と自衛隊が共同行動をとる有事事態の中で、住民保護を図る計画は非現実的であり、不可能なことではないでしょうか。これまでの歴史を振り返ってみても、戦争における住民保護は、軍隊の軍事行動を優先し、その円滑な実行を図るためのものでありました。太平洋戦争で国内で唯一地上戦闘を経験した沖縄県では、日本軍隊によって県民は邪魔者扱いにされたり、スパイ容疑をかけられた上に、捕虜になることは許されないといって集団自決を強要されるなどの悲惨な経験を重ねました。また、上陸侵攻してきた米軍によっても、戦闘作戦の円滑化のために土地を立ち退かされたり、強制的に収容所に収容されたりしました。こうした経験を持っているわけであります。 また、協議会条例が成立すれば、協議会の委員の任命は市長の専権であり、国民保護計画は議会の承認は必要とされません。したがって、住民の命、身体、財産等にかかわる案件に対して、議会が関与する道筋が保障されてないことは重要な問題であります。 さらに、国民保護法のどこにも今議会で協議会を設置しなければならないという規定はありません。基本方針の内容に対して十分な審議もないし、たとえどんな市の国民保護計画をつくってみても、国民を保護する点に対していえば無意味であるし、本3月議会で設置させなくてはならない緊急性もありません。 したがって、本議案であります協議会設置条例に対して反対をいたします。(中島好人君降壇)
○議長(大空軍治君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって討論を終わります。 これより議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第19号市町村の廃置分合に伴う山口県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第20号市町村の廃置分合に伴う山口県市町村災害基金組合を組織する地方公共団体の数の減少について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第23号字の区域の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第3議案第2号・第5号~第7号・ 第14号・第17号・第21号 ・第22号・第24号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第3、議案第2号平成17年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2回)について、議案第5号平成17年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3回)についてから、議案第7号平成17年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第3回)についてまでの3件、議案第14号平成17年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について、議案第17号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号
養護老人ホーム長生園組合規約の変更について、議案第22号小野田・楠清掃施設組合規約の変更について及び議案第24号字の区域及びその名称の変更について、以上議案9件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。津野委員長。(津野啓子君登壇)
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) おはようございます。3月2日の本会議におきまして、議長より付託されました議案第2号、5号、6号、7号、14号、17号、21号、22号、24号の計9件につきまして、3月3日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その結果と概要について御報告いたします。 初めに、議案第2号平成17年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算についてです。 「平成16年度決算の繰越額確定により、歳入の繰越金では、前年度繰越金25万3,000円を増額し、歳出の訪問看護事業費で25万3,000円を訪問看護ステーション事業財政調整基金に積み立て、歳入歳出とも総額を3,312万円とする補正です」との説明を受けまして、採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第5号平成17年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算について、歳出の保険給付費の退職被保険者等療養給付金については、医療給付費の伸びを見込んで8,500万円を増額して19億2,986万4,000円の補正をしております。 高額療養費の一般被保険者高額療養費については1,100万円増額補正しております。次に、共同事業拠出金の高額医療拠出金を1,570万2,000円減額補正するものです。 続きまして、歳入について、国民健康保険料では、一般被保険者保険料及び退職者被保険者等国民健康保険料合わせて6,644万5,000円増額して、合計を17億581万1,000円に補正しております。 国庫支出金は6,316万円減額しております。これは歳出にありました共同事業拠出金に伴うものです。基金繰入金の1億円は、医療給付費の伸びに伴う補正です。繰越金は6,186万6,000円を減額して、1億6,313万4,000円に補正するものです。 以上、歳入歳出とも65億8,149万5,000円となります。 審査の中で、「介護納付金の3億1,568万6,000円の対象者は何人か」との問いに、「被保険者数は約6,500人で、1人当たり約4万9,000円弱の費用額になる」とのことです。 「最終的に基金の残高は幾らか」との問いに、「平成16年度決算で4億2,454万1,465円でしたので、これから1億円を取り崩すので3億2,454万1,465円となります」とのことです。 「基金の残高としては」との問いに、「基金としては最低でも2億円以上は確保しておかねばなりません」とのことです。 採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第6号平成17年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算についてです。 歳出では、保険給付費の在宅介護サービス利用者が当初1,397人に対し1,595人と利用者が増加しており、在宅介護サービス給付金を3億4,000万円の補正をいたしました。 歳入では、介護保険料の第1号被保険者保険料5,919万5,000円、介護給付費、国庫負担金6,800万円、国庫補助金の調整交付金1,900万5,000円、支払基金介護給付金交付金1億880万円、介護給付費県負担金の4,250万円、一般会計繰入金の介護給付費繰入金4,250万円は、歳出の介護給付費をそれぞれの割合で負担したものです。 また、平成17年12月議会での決算認定後、平成16年度の第1号被保険者の保険料の不足分を介護保険準備基金から取り崩し、一般会計繰入金の事務費繰入金に充当しております。 結果、歳入歳出とも3億4,000万円の追加となり、予算総額は41億815万2,000円です。 審査の中で、「第1号被保険者の特別徴収と普通徴収の割合は」との問いに、「対象者は1万6,000人で、2,000人が普通徴収で1万4,000人の方が特別徴収」とのことです。 「普通徴収が少ないが、どのような分析をされるか」との問いに、「年金が年間18万円以下の方は普通徴収ですが、65歳の方も最初の1年間は普通徴収で納めてもらう」とのことです。 「普通徴収の滞納の実態は」との問いに、「普通徴収は2,000人で、約半数の1,000人は口座振替です」とのことです。 「滞納率は」との問いに、「普通徴収では約92%の収納率」とのことです。 採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第7号平成17年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算についてです。 歳入の繰入金で、事務費の繰入金を204万5,000円減額補正しております。繰越金では、平成16年度決算の繰越額確定により242万3,000円減額し、252万3,000円に補正するものです。 歳出では、総務費で一般管理費の手数料、委託料を37万8,000円増額し、1,836万7,000円に補正するものです。 以上、歳入歳出とも87億8,539万3,000円となりますとの説明を受けまして、採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第14号平成17年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算についてです。 医業収益の入院収益は、両院とも入院患者が減少し、小野田市民病院では1日に179人、山陽市民病院は1日に115人で、収益は3億7,940万7,000円減の28億1,553万円となります。 外来収益は、両院とも外来患者が減少し、小野田市民病院は1日に490人、山陽市民病院は1日に257人で、外来収益を1億3,986万6,000円減の17億4,080万2,000円といたしました。 入院、外来とも当初の予定に対しての減少ですが、投薬の長期投与が認められたこと、保険診療の自己負担が増額されるなどの医療費抑制政策の影響もありますが、山陽市民病院につきましては、年度途中での医師の退職が相次ぎ、その補充ができなかったことが大きく影響していると思われます。 次に、その他医業収益は、医療相談収益の人間ドックが減額となりました。また、二次救急運営補助金、救急医療負担金、保健衛生行政負担金は実績に応じそれぞれ増減し、その他医業収益は減額としております。 以上により医業収益は5億5,515万4,000円の減額の49億8,295万円といたしました。 医業外収益の他会計補助金、他会計負担金につきましては、繰入基準に基づき補正しております。また、患者外収益は、入院患者さんの付き添いの方々の給食を利用が少なくなり減額しております。 以上の結果、医業外収益は388万7,000円減額の2億2,974万円となりました。 特別利益ですが、過年度損益修正益は、山陽市民病院の第5次病院事業健全化計画に係る追加の1億3,000万円です。その他特別利益は、山陽市民病院で退職した事務職員の退職金の一般会計負担分を本年度精算したものです。 これらから特別利益は1億4,957万6,000円の増額で3億957万6,000円といたしました。 以上の結果、病院事業収益は55億2,226万6,000円といたしました。 医業費用では、医師給、看護師給、事務職員給、医師手当、事務職員手当、賃金で減額をしておりますが、医療技術職員給、看護師手当、その他職員手当を増額しております。さらに、両院とも退職給与金の大幅な増額があり、給与費全体では29億7,975万9,000円といたしました。 材料費は、患者数の減少により投薬用薬品費、注射用薬品費、検査材料費、X線材料費、その他材料費で減額をし、材料費全体では15億848万6,000円といたしました。 経費は、原油価格高騰の影響を受けた燃料費は増額としておりますが、厚生福利費、消耗品費、光熱水費、修繕費、委託料、手数料で減額し、経費全体では7億8,530万6,000円といたしております。 減価償却費は、建物減価償却費で2億1,292万9,000円といたしました。研究研修費は、謝金、旅費、研修雑費をそれぞれ減額し、1,212万5,000円といたしております。 この結果、医業費用は55億13万9,000円となります。 次に、医業外費用は、支払利息、患者外給食材料費、雑支出、消費税で減額をしておりますが、退職給与負担金で一般会計の途中での退職者が出ましたので、それぞれの病院で増額しております。 また、山陽市民病院の不良債務のため、小野田市民病院から資金を拠出する目を新たに設け、山陽市民病院拠出金として増額補正しております。 これらにより医業外費用全体では2億4,933万2,000円となりました。 次に、特別損失ですが、これは特別利益のその他特別利益と逆になりますが、かつて山陽市民病院に勤務していた職員が一般会計で退職した際に、病院が負担すべき費用を本年度精算したもので1,094万9,000円増額しております。 また、予備費は350万円増額でございます。 以上の結果、病院事業費用は57億7,842万円となりました。これらより税抜き予定損益計算では、病院事業収益55億1,145万円に対し、病院事業費用が57億6,944万8,000円となり、当年度純損失として2億5,799万8,000円の欠損金が生じ、累積欠損金として37億8,235万円が見込まれます。 次に、資本的収支の補正ですが、収入につきましては、他会計負担金の減額、国、県負担金の減額及び医療機器等の購入に係る落札減などにより企業債の減額はありましたが、退職勧奨による退職職員の退職金の財源として退職手当債1億9,110万円増額補正いたしました結果、資本的収入は4億2,272万1,000円といたしました。 支出ですが、工事請負費を350万円減額、医療機器の落札減や購入の取りやめで5,796万円を減額しております。また、企業債償還金を111万2,000円増額し、さらに退職勧奨に伴う退職職員の退職金として1億9,302万円を増額しております。この結果、資本的支出は1億3,267万2,000円の増額の5億2,319万7,000円となりました。 なお、資本的支出が資本的収入に対し不足する1億47万6,000円は、内部留保資金等で補てんいたしました。 予算書には記載されておりませんが、病床利用率は78.5%で医業収支比率は91.3%、対医業収益比は給与費は59.9%、材料費は30%、経費は15.1%となっております。不良債務は6億8,220万3,000円となっております。 説明を受け審査の中で、「特別損失は平成16年度に退職の方の精算ですか」という問いに、「退職金は平成16年度に病院を退職の方に対して、一般会計で持つ分と病院会計で持つ費用とがありますが、平成17年度での処理ができませんでしたので、過年度分の特別損失と特別利益という形で処理をいたしました」とのことです。 「合併前、山陽町は市町村の退職手当組合に加入していたが、退職手当組合の還付金は」との問いに、「平成16年度の決算で退職手当組合からの還付金は、特別利益で1億6,300万円、山陽市民病院に繰り入れた」とのことです。 「小野田市民病院の単年度損益の2億9,000万円の主な理由は」との問いに、「退職金が1億5,000万円で3,000万円の拠出金を含みますが、約1億円の赤字です」とのことです。 「山陽小野田市病院事業将来構想検討委員会の中間的まとめにどのように対処するか」との問いに、「中間報告ですので、最終が出た時点で市としての考え方を取りまとめますが、現時点では平成20年度までに経営状態を見ながら、存続について再度検討すべきであるという意見。外来診療では、地域住民の診療的な役割として、住民の検診、急性期と慢性期疾患の診療を行い、山陽市民病院で難しいところは照会先を相談するようにとの意見があった」とのことです。 「材料費でジェネリック薬品使用の状況と今後は」との問いに、「山陽市民病院はジェネリックの薬品の導入率は40%で、小野田市民病院は5%ぐらいです。ジェネリックの採用は両病院で審議しながら進められるものでありまして、進められるものについては、これから進めていきたい」とのことです。 「退職手当債の条件は」との問いに、「今回の退職手当債は山陽市民病院で、小野田市民病院の方は対象ではありません。第5次健全化計画中であり、定員を削減し、給与費の見直しが条件」とのことです。 「未収金で社会保険から以外の未収金は、滞納は」との問いに、「未収金の患者の負担金は、小野田市民病院は約4,200万円で、山陽市民病院は約4,000万円ですが、月が変われば入ってくる分も入っております。滞納には医事課の職員が対応するのは難しいところがあり、督促を発送し対応しています。患者の方が相談に来られた場合は、分納ということをアドバイスしています」とのことです。 採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第17号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、条例第18号の12の改正で、国民健康保険法施行令改正の介護給付金賦課限度額を「8万円」を「9万円」に引き下げることに伴うものです。 附則15の改正は、地方税法附則第35条の3第8項が廃止され項ずれとなったため、国保条例で引用している附則条項を改正するものです。 審査の中で、「8万円から9万円に引き上げる影響については」との問いに、「影響は今のところ予測できません。所得では年間320万円前後の方がこの限度額8万円を上回る形で、対象世帯数は約500から600世帯になろうかと思う」とのことでした。 討論として、年間320万円前後の世帯の方が負担増となる形になるので反対するとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数にて原案可決といたしました。 次に、議案第21号
養護老人ホーム長生園組合規約の変更について、今回の規約の改正は、養護老人ホーム長生園組合の構成団体の山陽小野田市では収入役を置かず、助役がその事務を兼務するようになっておりますので、同組合規約を一部変更ですとの説明を受けて、採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第22号小野田・楠清掃施設組合規約の変更について、小野田・楠清掃施設組合の収入役は、組合事務所の所在する市の収入役をもって充てると規定されておりますが、本市では昨年8月1日に収入役を置かない条例を公布し、市長が収入役の事務を兼掌しておりましたが、本年1月1日から助役が収入役の事務を兼掌するように改正いたしました。これに伴い組合規約を一部変更し、組合の収入役は組合事務所の所在する市の収入役の事務を兼掌する者をもって充てるとの説明を受けまして、採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 次に、議案第24号字の区域及びその名称の変更について、さきの10月議会におきまして、街区方式で実施を承認いたしました、大字小野田内の旧字名の弐番溜井、素麺、小野田及び江の尻の一部を平成18年5月22日から地方自治法の規定により「千代町二丁目」に変更するものです。今回実施の区域の街区数は15街区で、面積は105haです。新町名につきましては、該当自治会と協議の上、山陽小野田市住居審議会に諮り承認されておりますとの説明を受けまして、採決の結果、全員賛成にて原案可決といたしました。 以上で御報告を終わります。議員各位の御審議のほどよろしくお願いいたします。(津野啓子君降壇)
○議長(大空軍治君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第2号平成17年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第2号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第5号平成17年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第5号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第6号平成17年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第6号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第7号平成17年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第7号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第14号平成17年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 今、再建計画が進められているわけですが、この進捗状況といいますか、今年度の見通し等、どのような審議をされたのかお答えください。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 中間報告のことですけども、これは中間報告ということで、最終が出た時点でまた考えて取りまとめていくということでやられておりますが、今、今年度は3病棟の内1病棟を休止しております。今現に山陽市民病院は2病棟体制をしております。そのことと、なるべく早く医師を確保してほしいということがございまして、医局の方からは今年度の中間まとめには医師の確保をあらゆる方面で努力してらっしゃるとのことでした。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 不良債務の解消の進みぐあいについては、いかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 不良債務の進めぐあいも、今回退職者が多かったものですから、不良債務が多くなりましたけども、患者増を目指して不良債務をなくすというお話でございました。
○議長(大空軍治君) ほかに、御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) この度この補正の中で、山陽市民病院は病棟も減ってということで、減ってくるなということはわかるんですけれど、小野田市民病院の方も、通院患者も入院患者も減ってるわけなんですよね。このことについての質疑、なぜ減ってきたかとか原因とか、そういうことは審議されたんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 山陽市民病院に関しましては、医師の減とか病棟が少なくなったことが原因でございますが、小野田市民病院の患者数減、本来ならば患者が減るということは、山陽小野田市にとりましてはいいこと、健康な方が多いということじゃないかと思いますが、そういう件に関しては審議しておりません。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岡田議員。
◆議員(岡田事君) 岡田でございます。委員長にお尋ねしますが、委員長の報告の中で、退職手当債は給与費の見直しが条件だと、こういうふうな発言ございましたが、今後団塊の世代の退職者が多い中で、退職債を利用できるかできんかは大きな問題だと思いますが、この退職債の給与見直しの条件というのは、どのようなことでございますか、お尋ねします。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 給与見直しのことは、これから出てくるんだと思うという話でございます。そして、退職債の条件といいますのが、今第5次健全化計画、山陽市民病院乗っておりますので、その中ということが一つと、それともう一つは定数を削減しました、2病棟になりましたので、そのことが一つで、今後給与費の見直しもこれから考えていこうということでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第14号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第17号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 国民健康保険料にこの介護保険料を上乗せをして今徴収をしているわけで、その介護保険料の部分の最高額を8万円から9万円に引き上げるということなんですが、これでただでさえ国民健康保険料というのは、今市内で最も高い公共料金としてあるわけで、私自身も今この支払いに大変苦労しているところですが、この引き上げによって相当多くの人に影響が出てくるのではないのかと考えるわけですが、これがそのまま滞納につながって、国保財政に大きな影響が出てくるわけですが、その点についてどのような議論がされたのかお答えください。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 対象の世帯数は500から600でございますが、滞納処理、滞納に関しての審議はしておりません。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決をいたします。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第21号
養護老人ホーム長生園組合規約の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第22号小野田・楠清掃施設組合規約の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第24号字の区域及びその名称の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第4議案第4号・第9号・第10号・ 第12号・第13号・承認第1号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第4、議案第4号平成17年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第9号平成17年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第2回)について、議案第10号平成17年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第12号平成17年度山陽小野田市
水道事業会計補正予算(第1回)について及び議案第13号平成17年度山陽小野田市
工業用水道事業会計補正予算(第1回)について、以上議案5件並びに承認第1号
山陽小野田市営住宅管理条例の一部改正に関する専決処分について、以上承認1件、計6件を一括議題といたします。 本件に対し、建設常任委員長の報告を求めます。三浦委員長。(三浦英統君登壇)
◎建設常任委員長(三浦英統君) おはようございます。去る3月2日の本会議におきまして、議長から建設常任委員会に付託されました5議案及び承認1号を3月6日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その審査の結果と概要について御報告いたします。 まず、議案第4号平成17年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)の概要について御報告いたします。 執行からの説明でございますが、3款公債費は、当初山口県魅力創造資金や公営企業金融公庫への借入金の繰上償還を見込んでいましたが、償還計画どおりとしたため、その差額分を減額し、収入の増額分とともに予備費に繰り入れたものでございます。 慎重審査の結果、さしたる質疑もなく、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第9号平成17年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第2回)の概要について御報告いたします。 執行からの説明でございますが、1項1目下水道建設費、13ページ、13節委託料のうち調査設計委託料は、国に補助申請をしたものが全額補助とならず減額されたものです。業務委託料は事業団への入札減です。 15節工事請負費は、国の内示額の減少と区画整理事業内での工事を同時発注したための経費節減です。22節補償補填及び賠償金は、水道管移設で仮設工事のみで本敷設は行わなかったためです。 歳入ですが、1款、2款は、下水道負担金の増額及び使用料の増額であります。 3款国庫支出金、1節下水道事業国庫補助の一般分は内示額の減であり、償還時補助金は16年度に入金されたものである。なお、平成17年度の事業実績見込みは、汚水管施工延長4,132.35m、整備区域面積15.93ha、普及率が41.7%となります。 また、繰越明許費は、総額1億4,090万円となっており、内訳は補助事業費1億2,586万円、単独事業費2,323万円で、工期の関係で繰り越しをするものです。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「借換債は幾らから幾らになったか」という質問に対して、「借換債は金融公庫からの借り入れが対象ですが、基準が平成16年度から7%以上が6%以上に緩和され、6.7%のものを1.95%に借りかえ、総額で4,986万5,000円の利子の軽減となる」との回答です。 「単独事業が多くあるが、下水道事業でどのくらいあるか」との質問に対して、「17年度で管渠が33件のうち単独が24件あり、これは処理場につなぐまで流量に応じて補助があり、行きどまりとか、また量が少ないところは単独です。流量ですが、19年度までは合併により優遇措置があり、現在は山陽地区は10m3、小野田地区は25m3以上が補助対象ですが、平成20年度からは対象が45m3以上となり、かなり補助対象管が減ってくる」との回答でございます。 「18、19年度で工事をしないと厳しくなるということか」という質問に対して、「この件は下水道協会を通じて3年間の措置は短かすぎますので、延長の要望をしています。また、補助金の申請は何種類かの要望枠は提出できるが、要望どおりにいきません。年次計画や国の動向を見ながら事業を進めていきたい」という回答です。 「現在の市の財政を考えると、工事の進捗も思うようにいかないと思う。また、使用料も小野田地区と山陽地区との違いがあるが、早く統一すべきではないか。また、事業費が多くかかるが、どのように考えているか。普及率であるが、50%を超えると経費等よい方に影響すると思うが、どうか」という質問に対して、「現在、行政改革推進本部でいろいろ検討されているが、財政難の中で予定どおりの事業実施は困難と思われ、普及率のアップは工事場所により相違が出るが、次年度は0.9%は伸びます。ただ公共下水道のみならず、区域外の水の環境整備のこともあるので、議会とタイアップしながら合併浄化槽などの他の手法も研究していきたい。使用料は、合併前に料金改定をし高い位置にあり、急激に上げると収納率の問題等もあり、総合計画の中で考えていきたいと思います。料金の格差は、次回の料金改定でどうするかは、財政当局と調整しながら検討したい」、こういう回答でございます。 「現在、埴生地区の工事が滞っているように思うが」との質問に対して、「18年度予算で工事箇所は詳しく説明いたしますが、17年度については小野田地区、山陽地区と個別に要求しております。埴生地区は前場川の改修や国道横断という問題があり、各方面とのタイアップが必要になってきます。前場川が事業に着手して、下水も工事着手できるのではないか」という回答です。 「一般会計の繰入れがかなりふえていますが、要因は何か」という質問に対して、「資本平準化債が当初予算の中で過大に見積もられており、旧市町がそれぞれ提出したものを足したからであるということでございます。これによって事業が減ったのではない」という回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第10号平成17年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)の概要について御報告いたします。 今回の補正は、決算を見込み予算調整であります。歳入は、農業集落排水使用料を71万1,000円、一般会計繰入金を12万3,000円、繰越金を86万6,000円増額し、市債を170万円減額しました。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「整備状況について、小野田西地区4戸、上地区2戸とのことでありますが、新築か既存の方がつながれたか」との質問に、「仁保の上は既存の建物です。小野田西地区は既存が2戸、新築が2戸である」との回答です。 「未利用戸数がありますが、現状で数は足りるか」との質問に対して、「最初は数で管理をしていましたが、現在は流入水量が計画水量よりかなり少ないので、計画水量に達するまでは新しい建物の受け入れを開始しています」との回答です。 「まだつないでいない方は、今後つなぐ予定があるのか、また最初からつながないのか」という質問に対して、「全くつながないと答えた方はおられません。昨年の春に理由を調査したところ、経済的に苦しい、家の改修を考えているから様子を見ているという調査結果」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第12号平成17年度山陽小野田市
水道事業会計補正予算(第1回)の概要について御報告いたします。 今回の補正は、給水量並びに建設改良事業の予定量を改めるとともに、職員給与費等の諸経費について、決算を見込んだ予算調整です。 なお、有収水量については、当初予定量より9万5,000トン増の896万トンを見込み、有収率は87.1%の予定です。 1款水道事業収益1項1目給水収益の減額の主なもので、有収水量は当初予定量より9万5,000トンふえたにもかかわらず、大口径の使用料金が減少となる見込みから減額をしたものです。 支出ですが、1款水道事業費用1項1目原水及び浄水費の減額の主なものは、浄水場の電気代の減や薬品費の購入費の減です。4目受託工事費は、下水工事関連給水管移設受託工事の減額です。6目総係調査費は、給与システム構築調査費等の減額です。 資本的収支の支出については、工事内容の変更や事業量減などにより、浄水道施設費、配水施設移設費、事務費等の減額、また工事内容変更や事業量増などにより配水施設費、庁舎施設費、営業設備費を増額し、総額は6億565万9,000円です。収入は企業債の増額、工事分担金の減額により、総額5,940万1,000円です。 以上の結果、5億4,625万8,000円の収入不足が生じますが、損益勘定留保資金や各積立金の取り崩しなどで全額補てんすることになっております。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「使用水量の小口径はふえたのに大口径が減った理由はなぜか」という質問に対して、「特定用水の戸田工業の件ですが、主力としていた磁気テープの需要が減って、燃料電池に転換されたのが一番大きな理由です。一般用水が24万トン伸びていて、特定用水が14万5,000トン落ちたということで、差し引き9万5,000トンふえています。大きな理由は特定用水です。戸田工業さんとの話し合いの結果、ことしはある程度使用するということである。昨年は燃料電池を大量につくり、在庫調整ができていないということで、磁気テープについては近い将来撤退する」という回答です。 「18年度予算でも減収するか」という質問に対して、「特定用水から一般用水に組み込まれることになり、特定用水だと安くなるのですが、この権利がなくなるということです」との回答です。 「簡易水道の考え方であるが、これまで公営企業でなく、一般会計として取り扱っていたが、合併により企業会計になったのか。今まで一般会計であったが、一般会計でお金が出せないので、企業会計に負担をお願いするということで、言いかえれば、企業会計にはそれぐらいの余裕があるということか」という質問に対して、「簡易水道事業は、市の行政施策ということで、他市では市の環境保全課等が主管するところが多いが、旧山陽町時代から、水道事業に組み込んで処理していた。合併しても組み込むことになり、水道事業としても行政施策の分の維持管理については一般会計によるのが妥当と考えている。ただ、一般会計が厳しいということで、要請がありましたので、安くすることに対して、水道事業に余裕がありませんが、厳しい一般会計に協力するものがないかということで、できるだけ減額した」との回答です。 動力費ですが、「ポンプの効率運転をしたとのことですが、具体的にはどのようにしたか」という質問に対して、「ポンプ予算に対しては年間当初排水量を予想して100%を計上するということです。浄水場のポンプの運用の仕方によって節約できますので、浄水場の職員が日夜、効率的な運転に努めた結果」との回答です。 「調査費で給与システム改善をやめた理由はなぜか」という質問に対して、「全体的に新しいシステムを構築しようと考えていたが、合併で検討できなかったことにより、18年度予算に計上しました」との回答です。 「厚狭駅前の火災で水の出が悪かったとの話がありますが、消火栓との関係は今後どのように対処されるか」という質問に対して、「例の管は昭和26年の敷設で、50年を経過しています。今回の火災は、朝3時30分過ぎに通報があり、浄水場に連絡し、送水をふやし、対処しています。使用水量は500トン程度です。消火栓の水圧についても、1束3kgから3.8kgであり、昭和26年の鋳鉄管が使用され、現在、水道の総合計画をつくっていますので、この中で改良していきたい。全体的にいろいろな問題があり、石綿管も5km以上山陽地区に残っており、総合計画の中でやっていきたい」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で、原案可決されました。 次に、議案第13号平成17年度工業用水事業会計補正予算(第1回)の概要について御報告いたします。 収益的収支の収入は、退職給与引当金戻入益の増、修繕引当金戻入益の減額、他会計負担金及び雑収益を増額し、総額を2億9,994万2,000円となっています。 支出については、退職給与金を含む職員給与費を増額し、総額を2億9,342万5,000円となっています。消費税処理後の損益は64万6,000円の純利益が生じ、年度末未処分利益剰余金は81万5,000円の予定となっています。 資本的収支の支出は、工事繰り延べにより、送水設備費を全額減額、工事内容変更により、庁舎施設費を増額し、総額は4,643万3,000円であります。 収入は、企業債を全額減額し、収入なしであり、以上の結果、支出総額と同額の4,643万3,000円の収入不足が生じますが、損益勘定留保資金などで全額補てんすることになっています。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「今回、30%カットをもとに戻されたということですが、30%カットしても料金収入は変わらないか。また、変わらなければ、使用者からの苦情はないか」という質問に対して、「年間契約ですので、料金収入は入ります。また、市も県も工水は年間契約ですので、それなりのハンデはあるが、料金も県の半額ということですので、苦情はありません」との回答です。 「企業誘致との関連ですが、県内の他市の工水の単価と比べてどうですか、同じですか」という質問に対して、「今、手元に単価の資料がありませんが、昭和57年に料金改定をしております。当時からすると、かなり変わっていると思います。工水があるのは、下関市、下松市、岩国市、山陽小野田市です。最近の資料がありませんので、新年度予算のときに説明いたします」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で、原案可決されました。 次に、承認第1号
山陽小野田市営住宅管理条例の一部改正に関する専決処分の概要について御報告いたします。 改定の内容は、公営住宅法施行令の一部が改正され、現在、市営住宅に入居している者において、公募によらずに、他の市営住宅への入居が可能となる事由が拡大されました。世帯構成等と住戸規模等の不つり合いの解消、防止の促進を図るため、世帯構成及び心身に係る現在の状況に照らし、他の市営住宅へ住みかえることが適切である場合は、公募によらずに、他の市営住宅への入居を可能とするものです。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「入居希望で待っておられる方がいますが、入居者を最優先で転居さすのか」との質問に対して、「入居者が優先です。ただ、移動されるということは、移ったことにより、あくということですので、ローテーションで入れるということです」との回答です。「当局は移動させたいが、本人が拒否したときはどのように対処するのか」と質問に、「強制力はありませんので、誘導したい」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で、原案承認されました。 以上であります。議員各位の御審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。(三浦英統君降壇)
○議長(大空軍治君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第4号平成17年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第4号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第9号平成17年度小野田市下水道特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) ちょっと私もよくわからなかったんですけど、一般会計から繰入金が3億入っております。先ほどそれをおっしゃったのは、どこなんですか。高資本債対策とかおっしゃったんですけれど、これ事務費等の繰入金というふうにして説明には書いてあるんですが、ちょっともう一度この一般会計の繰入金の3億180万8千円のそのことについて御説明願えませんでしょうか。すいません、よろしく、7ページ、8ページなんですが。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) 歳入ですか。(「歳入です」と呼ぶ者あり) これは、資本平準化債との関係で、事務費の繰り入れ、これはできなかったと、こういうことでございます。これは、3億180万8千円、これは歳出の中にも、歳出にもございますが、要は、市債分がつかなかったと。当初、過大に見積もっておったと、こういうことでございます。それで、予算がつかなかった。国の予算もつかなかったということでございます。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) じゃ、一応市債が高資本債対策、これ借りかえがつかなくて、これが一般会計から出すようになったんですけど、一般会計の方の繰入金の財源というのはどのような形で出るようになっていたんでしょうか。それ聞かれましたか。審議されましたか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) 一般会計からの繰り入れについての審議はしておりません。 以上でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第9号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第10号平成17年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第10号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第12号平成17年度山陽小野田市
水道事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 支出は、収入が減っているのはいいんですが、支出の中で8ページなんですが、業務費というところがございます。これ2,538万2,000円ですか、備考として給料、手当、委託料等と書いてありますが、ふえているんですけど、このことについては、何か審議かなんかされましたでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) これは、当初退職者を1名予定しておったんですが、まずこれが2名になったということで、1点はそういう問題も一つあります。 それと、異動等によって若干変わっておると、こういうことでございます。 以上です。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 次にもう一回、13ページですが、未収金が5,930万9,000円ふえているわけなんですけれど、これはどういうことでふえていったんでしょうか、お聞きになりましたでしょうか、審議されましたでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) 未収金の件は審議をしておりません。ただ、見込みということで出ておるということでございます。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) じゃ、もう一つ、17ページにございますが、給料とかのところの部分なんですが、この中で時間外勤務手当というのがかなりふえているんです。599万6,000円、こういうことなんかも業務の量の増加とかいうことで出ているんですけど、例えばどのような業務で、どのようなことがあったのかという審議はされましたでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) その件の審議はしておりませんが、合併によっていろいろな事務量の増加と、こういうことでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。好川議員。
◆議員(好川桂司君) ちょっと1点だけ質問させていただきます。 先ほど一般会計との絡みの中で、簡易水道の補助等について、一般会計、本来でしたら一般会計の方から支出すべきもんだけども、こちらの方から支出をしたというお話がありました。補助金等も出しておる状況の中で、そういう形が今後も行われるのかどうなのかということ。本来、独立採算という形でやっとるわけですから、これが正常な姿でないというふうに私は認識しておるわけですけども、そのあたりについての議論はどのようになっておりましたでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) その件につきましては、今回の減額の主なものは、人件費の高い職員を持ってきておったのを、安い職員を持っていったと、そういう関係で減額をしておると、こういうことでございますが、本来の姿は、委員の質疑の中にも出てきましたように、環境関係の、簡易水道については、環境関係が主管課と、こういうことで、旧山陽町時代にこれが水道に回されたと。それで、水道が引き受けておると、こういうような事情であったと。あくまでも一般会計という考え方でとの回答でございました。 以上でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第12号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第13号平成17年度山陽小野田市
工業用水道事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第13号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 承認第1号
山陽小野田市営住宅管理条例の一部改正に関する専決処分について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたしますが、専決処分をされておりますが、これが専決処分をしなければならなかった、いとまがなかったということでそういう審議になったんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) これは、国の法の改正のもとに、2月に施行されておりますので、それによって議案が出てきたと、こういうことでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより承認第1号について採決いたします。本件に対する委員長報告は承認であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案承認することに決定いたしました。 ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。 では、休憩いたします。────────────午前11時52分休憩午後 1時00分再開────────────
○議長(大空軍治君) これより午後の会議を開きます。 午前中に引き続き会議を続行いたします。────────────
△日程第5議案第8号・第11号・第18号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第5、議案第8号平成17年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第11号平成17年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について及び議案第18号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、以上議案3件を一括議題といたします。 本件に対し、産業経済常任委員長の報告を求めます。岡田委員長。(岡田 事君登壇)
◎産業経済常任委員長(岡田事君) 産業経済委員長の岡田でございます。ただいま付託されました議案の審議の状況報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、議長から、当産業経済委員会に付託されました議案8号、11号、18号の3件につきまして、3月6日に委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、その結果と概要を報告申し上げます。 まず初めに、議案第8号平成17年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について御報告申し上げます。 まず初めに、歳出について説明いたします。補正予算書の5ページから6ページにかけて、1款卸売市場費1項青果市場費1目市場管理費を200万円増額して、1,696万4,000円とするものであります。この内訳につきましては、山陽小野田市地方卸売市場の管理業務に係る人件費について、小野田中央青果株式会社に補助するもので、19節負担金補助及び交付金、市場管理運営補助金200万円を新たに増額計上いたしたということでございます。 次に歳入について説明いたします。補正予算書5ページ、6ページの3款繰越金、1項繰越金1目繰越金をさきの平成17年度第3回市議会定例会における平成16年度同会計の決算認定に伴う精算によりまして、前年度繰越金を56万9,000円に増額して、66万9,000円計上いたしたものであります。 その結果、歳入歳出それぞれ200万円を増額して、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれに1,977万5,000円とするものでございます。 委員からの質疑がございました。この第1点では、「勤務していた職員が退職したから、当然補助金を出してくれるという企業側も思っていたのではないかと、そのように、その思いのとおりに処理したのか」、この質問に対しまして、答弁といたしましては、「既に4月から話し合いは進んでおりまして、その結果、中央青果の方で雇用されるということでございますので、市の方からは7月の当初予算では計上すべきところでございましたが、今回の計上となった」と、こういうことでございます。 それから、第2点の質問ですが、「市場運営の方向はどういうことか」というような問いがございましたが、「今年度からは仲買人の参入予定もあって、上向く方向にある」という答弁でございました。 以上の質疑を経た後に、慎重審査の結果、全員賛成で、原案を可決いたしております。 次に、議案第11号平成17年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算の第3回について御報告いたします。 今回の補正は、平成17年第3回市議会定例会において認定された平成16年度決算に伴う措置と債務負担行為の補正であります。 まず、繰越金については10万円減額し、予備費で調整を行い、その結果、補正後の予算総額は141億349万2,000円となります。 次に、債務負担行為の補正については、18年度実施予定のGI第12回平成チャンピオンカップを4月8日土曜日から12日水曜日の5日間、全場場外発売で実施予定でありますので、この宣伝業務経費について、その債務負担行為の追加をしようとするものであります。限度額については1,396万1,000円であります。 このことにつきまして、委員からの質疑を御紹介をいたします。 質問の第1点は、「歳入予算等で141億円になっているが、達成見込みはどうか」との問いに対しまして、答弁では、「12月のGIのスピード王レースで、天候の影響だと思うけれども、予算より5億円弱の減額を余儀なくされた。しかし、もう1節ありますので、その分の取り返しは難しい──1節あるのでございますけれども、その分の取り返しそのものは難しい」という答弁でした。 第2点での質問では、「141億の売り上げには達しないが、収支の点ではどうか」との問いに対しましては、「スピード王での減収は歳出で経費削減で行い、収支の点では最低限プラスマイナス以上は達成できるという状況にある」との答弁でありました。 第3点では、「債務負担行為の1,396万円は確定した経費を計上したのか」、問いに対しまして、「この債務負担行為はGI第12回平成チャンピオンカップの宣伝業務費で、主に新聞やテレビ等の契約金が主体である」との答弁でありました。 第4点で、「市長が民間委託の話もあるということだが、どのあたりまでこの検討が進められているのか」という問いに対しまして、「オート界では、包括的な民間委託がよいだろうという一般的な状況にあります。構造改革検討委員会で今後のオート事業の進め方には、民間のノウハウを取り入れて施行することがベターであり、つまるところ一定額の収入を確保し、経営リスクは民間に背負ってもらって実施しようという考え方が示されているようであります。平成18年4月から船橋場と浜松場で包括的な民間委託が実施されようとしておる」との答弁でした。 第5点で、「山陽小野田市の民間委託はいつからやるのか」という問いに対しましては、「やるかということと、また、どのような事業者と協議しているか」との問いに対しまして、「山陽も民間委託の方向で考えていると言われているが、いつからということはまだわからない。18年4月とははっきり決めてはいない。また、今、特定の業者を決めてはいないが、オート界は受け皿が非常に少ないので、全国的に協力していかねば、オート競技そのものが危ないという危機感が構造改革へと進んでおります。山陽の場合も、それに乗りおくれないように、おくれないような形で日動振と協議をしておる」と、こういうことでございます。そして、「山陽が話をしているのは3社であるけれども、条件面とか、考え方とか、将来構想を含めて何回も話し合いを続ける予定である」ということでございます。 オートの方の質疑につきましては、以上のような質疑の状況でございましたが、慎重審査の結果、全員賛成で、原案を可決いたしておるところでございます。 次に、議案第18号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について御報告いたします。 議案第18号は、山陽小野田市火災予防条例の一部改正であります。改正内容は、林野火災の主な原因であるたばこによる出火防止を図るために、火災に関する警報発令中の山林、原野等での喫煙を制限することを新たに制定するものであります。 また、ボイラー蒸気管を覆う遮熱材料から健康障害を発生させる石綿を削るものであります。 この説明に対しまして、委員からの質疑を紹介します。この質疑に入る前に、消防から、2月11日の厚狭駅前の火事の状況について説明を受け、質問と答弁をしたところであります。 それでは、この条例の制定についての質疑の状況を御説明申し上げます。 質問の第1点は、「石綿について、行政の方では進んでおるけれども、民間側での調査は進んでいるか」との問いがありましたが、答弁では、「推測であるが、ある程度の規模の事業所ではきちんとされているやに聞いております」ということでございました。 それから、質問の第2点では、「条例にたばこの吸い殻などを始末することを規定しているが、この条例に罰金という規定はあるか」との問いに対して、答弁では、「特にこの条例では罰則は定めていない」ということでございました。 質問の第3点では、「休耕田等で所有者、耕作者が草の焼却処分をしたいときに、消防署への届出が必要なのか。どの程度の規模から必要であるか」との問いに対しまして、「届出は火災と紛らわしい行為と呼んでおる」そうでございます。「一般の人から見て火災ではないかと思われる規模のときに必要な届出だ」という答弁でございました。 質問の第4点で、「叶松団地付近で火事があったが、消防に事前相談をしたが、消防での具体的な指示がなかった。そのことによって火事になって、大変だったが、はっきりとした諮問はすべきではないか」と、こういう御質問に対しまして、「消防の現場の話を聞いてみる」という答弁でありました。 その他、いろいろと質疑もございましたが、慎重に審査の結果、全員賛成で原案を可決いたしました。 以上で報告を終わります。どうもありがとうございました。(岡田 事君降壇)
○議長(大空軍治君) 産業経済常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第8号平成17年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第8号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第11号平成17年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。中島委員。
◆議員(中島好人君) 委員長報告の中で、民間委託の件についても審議された報告がなされましたけども、その点についてちょっとお尋ねしたいなというふうに思うわけですけども、本市では累積赤字が10億円ちょっとあるわけですけども、他市では2,000万円程度ほど繰り入れてきているわけです。繰り入れると、こういう形になっていますけども、そうすると、その2,000万円を当市に当てはめますと、50年かかるわけですけども、そうした点の可能性の問題について、あわせてそういう話が出されたのかどうか、その点についてお尋ねしたいなというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 岡田委員長。
◎産業経済常任委員長(岡田事君) 今の繰越欠損金の問題につきましては、特に審議はしておりませんけれども、この民間委託への将来方向の中で、いろいろ論議されているということだけでございまして、この繰越欠損金処理については論議しておりませんので。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第11号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第18号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第6議案第1号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第6、議案第1号平成17年度山陽小野田市一般会計補正予算(第7回)についてを議題といたします。 本件の取り扱いにつきましては、申し合わせにより行いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、ただいまから委員長報告をお願いいたします。 まず、総務文教常任委員長の報告を求めます。中元委員長。(中元 稔君登壇)
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) 総務文教委員長の中元稔でございます。それでは、委員長報告をさせていただきます。 去る3月2日の本会議において、議長から付託されました議案第1号当委員会関係分について、3月3日、委員全員出席のもと、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果と概要を御報告いたします。 執行部の説明の後、質疑を行い、その質疑の中で、「17年度の退職者数と今後の見込みは」との質問があり、「一般会計において、17年度では定年退職12名、勧奨退職6名、普通退職5名、計23名である。今後については定年退職者が18年度11名、19年度28名、20年度40名である」との答弁がありました。 また、「一般管理費の委託料で、文化会館関係の委託料とのことだが、どういうことか」との質問があり、「合併記念式典のためのもので、式典の前日と当日は文化会館の休館日に当たるので、臨時的に出てもらうということで、その2日間の業務の委託料等であると。内訳は、記念コンサートの委託料が49万円、音響照明委託料が42万円、記念植樹が15万円である」との答弁がありました。 また、「企画費で17年度の委託料が減となっているのが、総合計画策定事業全体として総額は変わっているのか」との質問があり、「当初、17年度450万円、18、19年度550万円で、総額1,000万円の予算としていたが、17年度分が377万円となり、今回の補正で17年度予算を73万円減額している。そのかわり、18、19年度分の事業が37万円増額となるので、合計964万円の事業となった。全体としては36万円の減額である」との答弁がありました。 また、退職手当債については、「今後の状況は」との質問があり、「退職手当債について、17年度までは定年退職に係る退職手当は対象にならないが、18年度からは10年間に限り、定年退職についても退職手当債の対象となる。過去10年間に支払った退職手当の平均額以上に支払う年度について、その上積み分が対象となる。ちなみに、18年度は退職者が少ないので、今のところ対象にならないが、19年度以降については資格があると思われる」との答弁がありました。 また、「磨崖仏の調査の予定は」との質問があり、「3月19日に調査検討委員会を開き、研究内容の発表や報告を行い、協議する予定にしている。18年度で何らかの報告書の提出をする予定で進めている」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で、原案可決いたしました。 以上であります。議員各位の御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。(中元 稔君降壇)
○議長(大空軍治君)
総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この総務費の一般管理費の中で諸行事補助金として25万円、これは「山陽小野田音頭」に対する補助金だということですが、今、この「山陽小野田音頭」について唐突に出されてきて、市民的盛り上がりもなくて、公募も急遽行われ、皆が知らん間に締め切られていたというような状況もあります。これは自治連でも支出をしているわけですが、その金額は50万円です。しかし、この50万円の支出についても、自治会関係者の中には、どうして一部の役員だけで、そのような支出ができるんかということで、この「山陽小野田音頭」のあり方そのものについても議論があるわけですが、その点についてどのように議論されたのかお答えください。
○議長(大空軍治君) 中元委員長。
◎
総務文教常任委員長(中元稔君) この「山陽小野田音頭」に対する補助金というか、この内容については、質疑はありませんでした。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 次に、民生福祉常任委員長の報告を求めます。津野委員長。(津野啓子君登壇)
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 3月2日の本会議において、議長より付託されました議案第1号当委員会関係分につきまして、3月3日委員全員出席のもと、委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その結果と概要について御報告いたします。 なお、当委員会関係分につきましては、2款の一部及び3款、4款であります。 歳出から、総務費の自治会館活動推進費の補助金は、自治会館建設補助金440万円の減額補正で、自治会での用地取得の不調によるものです。 民生費の社会福祉費の社会福祉総務費の補助金2,391万円の増額の主な理由は、社会福祉協議会の旧山陽地区の減収分の補てん及び退職金の精算です。 繰出金での国民健康保険特別会計繰出金228万1,000円の増額及び介護保険特別会計繰出金1,822万1,000円の減額並びに、老人医療特別会計繰出金204万5,000円の減額は、それぞれ議案第5号、議案第6号、議案第7号の補正予算の決算見込みによる補正に伴うものでございます。 福祉センター運営費の55万9,000円の増額は、中央福祉センターの管理委託料の決算見込みに対する精算です。 児童福祉費の補助金は、国の補正予算で採択された石井手保育園の施設整備費補助金で9,016万8,000円を追加計上しております。 生活保護費の償還金の1,483万6,000円は、平成16年度の生活保護費を概算払いで受けた国庫負担金の最終の精算調整です。 衛生費の償還金の霊園使用料返還金16万円は、東墓地公園の墓地返還に伴う1件分の返還金です。 衛生費の環境衛生費の病院会計繰出金7,343万1,000円は、小野田市民病院、山陽市民病院の決算見込みによる増額補正です。 補助金の2,108万7,000円の減額は、浄化槽設置推進事業補助金の減額補正で、内訳は5人槽を41から44基、6人から7人槽を84基から44基、8人から10人槽を13基から2基にそれぞれ最終調整するものです。 清掃費の負担金の653万9,000円の減額は、小野田・楠清掃施設組合負担金の減額補正で、昨年12月27日の組合議会で前年度繰越金の歳入増に伴い、各市の負担金を減額することになったものです。 次に、歳入について、国庫支出金の児童福祉費国庫補助金は、国の補正予算で採択された石井手保育園の社会福祉施設等整備事業費で7,154万円を新たに計上しております。 保健衛生費国庫補助金、浄化槽設置推進事業費は702万円の減額でございます。 県負担金の社会福祉費県負担の国民健康保険負担軽減対策費420万4,000円の増額は、県と市で2分の1の負担で行っている福祉医療費助成措置に係る決算を見込んでの補正です。 県補助金の保健衛生費も同じく浄化槽設置推進事業費を702万9,000円減額するものです。 市債の民生費の社会福祉債の1,600万円の増額は、PFIにおける施設整備事業債の増額です。 児童福祉費の福祉債の3,570万円の増額は、石井手保育園施設整備補助金に係る保育所施設整備事業債を新たに計上しております。 衛生費の保健衛生債は、斎場整備事業債として310万円の増額で、小野田斎場のエアコン設置に係る経費に地域再生事業債を充当するものです。 清掃債は、一般廃棄物処理施設整備事業債を1,630万円増額で、合併特例債のほかに地域再生事業債を充てるものです。 第2表繰越明許費について、住居表示整備事業260万3,000円は、市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についての議決が本年度において諸事情により11月されましたが、この字の区域及びこの名称変更については3月に上程となりました。したがいまして、住居表示の実施が5月22日の予定となり、翌年度に予算を繰り越すものです。」 保育所施設整備費補助事業1億731万円は、国の補正予算で採択された石井手保育園の施設整備費補助金で全額を翌年度に繰り越して執行するものです。 衛生費の清掃費のごみ焼却施設整備事業8,263万5,000円は、合併特例債を充当の事業で、特例債の申請受理の決定が11月中旬となり、設計協議、業者選定等に日数を要したため、工事費及び管理委託料合わせて翌年度に繰り越すものです。 最終処分場ストックヤード整備事業916万1,000円は、既存施設の移設工事と新設工事の比較に手間取り、コンクリート等の養生期間等を勘案すると、年度内の完成が見込めないことから、翌年度に繰り越すものです。 次に第3表債務負担行為について、水道局との調整により、簡易水道の維持管理に係る水道事業会計負担金1,938万7,000円について、平成20年度まで支払いの延期をするため、債務負担行為として計上するものです。 第4表地方債について、歳入の市債のところで説明しましたが、社会福祉施設設備事業債を今回1,600万円増額いたしまして、5億2,100万円ということで、起債の限度額まで持っていっております。 また、斎場整備事業債を310万円追加し、一般廃棄物処理施設整備事業債を1億8,770万円から2億400万円に変更するものです。との説明を受けまして、審査の中で、「総務費で自治会館の補助金を出す基準は」との問いに、「今回の440万円は二つの自治会が合同で自治会館を建設される予定でしたが、用地取得ができないことでの補正です。補助基準は、用地取得費の2分の1以内、ただし330万円という上限がありますが、2自治会以上で建築面積150m2を超える自治会館の用地を取得する場合、当該自治会の合計世帯数が180世帯を超えるときは440万円という上限があります。建物も2分の1以内600万円という基準がありますが、2自治会以上が建築面積150m2を超える自治会館を建設する場合、当該自治会の合計世帯数が180世帯を超えるときは770万円という上限があります。」 民生費で「繰越明許になったという理由は」との問いに、「石井手保育園の施設整備は当初採択されませんでしたが、この2月の補正予算で可決されましたので、市も17年度の予算で組み、翌年度に繰り越すという措置をとった」ということです。「事業は大規模な改修か」との問いに、「木造一部鉄筋コンクリートづくりで建設され、現在84人の定員ですが、120人規模になる」とのことです。「PFIへの経緯の考え方は」との問いに、「遅延金等につきましては、事業者と決着がついておりませんので、その時点での補正になろうかと思います」とのことです。 衛生費で「債務負担行為では、水道局と調整されているということでしたが」との問いに、「簡易水道事業は旧山陽町地域で随光・松ケ瀬地区、西山・鋳物師屋地区、平原・加藤畑地区と三つの地区で簡易水道事業を行っております。簡易水道事業は一般会計で処理するものですが、厳しい財政状況の中で、20年度まで支払いを猶予してもらうということで、財政当局と水道局で調整された」ということです。 「浄化槽設置推進事業補助金の減額は、申請の状況だからということか」との問いに、「合併後の需要が見込めず、前年度並みに要求で138基予定しておりましたが、最終的な見込みが90基」とのことです。 「小野田・楠清掃施設組合負担金の小野田、楠それぞれの負担金は」との問いに、「負担金は826万1,000円の減額ですが、内訳は山陽小野田市分が653万9,000円、宇部市分172万2,000円」とのことです。 採決の結果、当委員会関係分につきまして、全員賛成で原案可決といたしました。議員各位の御審議のほど、よろしくお願いいたします。(津野啓子君降壇)
○議長(大空軍治君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 民生費の中で1項社会福祉費、ページで言うと30ページに、先ほど説明がありました社会福祉協議会補助金は、山陽側の減収ともう一点、そのためにこの2,391万円の補正をするものだという説明がありましたが、どういう理由で減収があったのか、どういう部門の減収があったのか、その点についての説明をお願いいたします。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) その減収の理由はの質疑はしておりません。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 次に、歳入の方で21款市債で民生債、20ページにあります社会福祉施設整備事業債、これはPFI事業にかかわるものということですが、その詳しい中身について御説明ください。
○議長(大空軍治君) 津野委員長。
◎民生福祉常任委員長(津野啓子君) 社会福祉施設整備事業債1,600万円の増額で5億2,100万円ということは、起債の限度額まで持っていったということの説明を受けております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 次に、建設常任委員長の報告を求めます。三浦委員長。(三浦英統君登壇)
◎建設常任委員長(三浦英統君) 去る3月2日の本会議におきまして、議長から建設常任委員会に付託されました議案第1号平成17年度山陽小野田市一般会計補正予算(第7回)を3月6日委員全員出席のもと、委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その審査の結果と概要について御報告いたします。 執行からの説明ですが、補正予算書7ページ、第2表繰越明許費についてであります。 8款土木費2項道路橋りょう費は、単独道路改良事業1路線、地方特定道路整備事業5路線、地方道路整備臨時交付金事業1路線です。3項河川費は、有帆川洪水ハザードマップ作成業務の委託料です。5項都市計画費は、大知田桜線道路工事等の工事請負費です。6項住宅費は、山口県内の公営住宅の予算調整で、前倒しで予算の割り当てが来たので、それに対応するもので、今年度の契約、前払金支払い後の金額を繰り越すものです。 補正予算書9ページの第4表地方債補正は、各事業の精算金額を見込んだ財源補正です。 まず、歳出について8款土木費3項1目河川費、40ページ、13節委託料は、有帆川洪水ハザードマップ作成業務委託の増額分です。4項1目港湾管理費19節負担金補助及び交付金は、県事業の海岸及び港湾事業の精算金額が確定したための増額です。5項5目区画整理費、42ページ、19節負担金補助及び交付金は、土地開発公社への元利補給金で、減歩率緩和のための先行取得用地購入に伴う元利補給金及び保留地処分に係る利子補給です。6項住宅費3節職員手当等は、繰越明許で発注する市営住宅建設工事の準備等であります。 次に歳入について、21款市債、22ページ、土地計画債の土地区画整理事業債の増額は、土地区画整理事業に係る合併特例債の大幅な借り入れが認められたための補正です。 執行からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「ハザードマップについてはいつごろできるか」という質問に対して、「ことしの6月を予定しています。有帆川の洪水と小野田地区の高潮の二つのマップをつくることにしています。4月に地元の方や学識経験者と委員会を立ち上げて、ハザードマップに落としていきたいと考えております。県の方で浸水予定区域などの基礎的なデータは今年度事業でつくっていただいておりますので、実際のマップをつくる作業に入っており、梅雨に間に合わせばと考えている」との回答です。 「住宅費の時間外勤務手当というのはどういうものか」という質問に対して、「山陽小野田間で施設に温度差があるということで、施設整備について集中して委託が来ました。焼却場を初めとした施設等です。従来の時間外では対応できなくなりましたので、今回補正を上げさせていただきました」との回答です。 「物見山に公衆トイレがあり、水が出ないが、改修を前からお願いいたしておりましたが、どうなっているか」という質問に対して、「トイレの下に用水のタンクがあって、そこからポンプアップをしていますが、管がどこで破損しているか、箇所が特定されておりません。以前、1カ月前で160万円の請求が来ましたので、そのくらいの漏水があります。漏水箇所の調査には費用が100万円くらいかかるとのことですので、行事等のときは簡易トイレ等で対応しております。道路側に漏水していないので、場所の特定ができない状況で、すぐ対応ができません」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で、原案可決されました。議員各位の御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。(三浦英統君降壇)
○議長(大空軍治君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 8款土木費で土地区画整理費、ページで言うと42ページに土地開発公社の元利補給金が3,000万円ばかし計上されておりますが、これは全部土地開発公社が町から買い取ったその分の元利補給金と考えていいんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
◎建設常任委員長(三浦英統君) この件は、まず減歩に係るもの、先ほど申しましたが、減歩に係るもの、これはもう用地や道路、公園等に公共施設としてなっているものと。それと、保留地に係るもの、これは利子補給ということでございます。今年度の償還の元金が、減歩に係るものが2,584万511円、それから保留地に係るものが494万6,218円、こういうふうになっておる状況でございます。 以上でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 次に、産業経済常任委員長の報告を求めます。岡田委員長。(岡田 事君登壇)
◎産業経済常任委員長(岡田事君) それでは、3月2日の本会議におきまして、議長から当産業経済常任委員会に付託されました議案第1号平成17年度山陽小野田市一般会計補正予算の第7回分の当委員会について、3月6日委員全員出席のもとで委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、その結果と概要を御報告申し上げます。 まず、商工労働課関係分でございますが、5款労働費の勤労青少年ホーム費ですが、需用費の修繕料26万3,000円、これは勤労青少年ホームの1階壁面のガラスブロックが破損したための修繕料であります。 それから、次に第7款の商工費の1目商工総務費は1,317万6,000円を増額して、1億7,492万9,000円とするものでありますが、この内訳は、昨年10月に実施した路線バスに関するアンケートを実施した経費として、需用費の24万7,000円、それから役務費としての146万7,000円を増額すると、こういうものでございます。それから19節の負担金及び交付金については、市内を走るバス会社3社の地方バス路線維持費補助金が確定したために、不足額1,146万2,000円を増額するというものであります。2目の商工振興費は2,324万7,000円増額し、3億4,287万6,000円とするものであります。これは小野田・楠企業団地の造成費に係る土地開発公社利子補給金が確定したために2,324万7,000円を増額して、3億4,287万6,000円とするものであります。 次に歳入についてでありますが、15款県支出金2項県補助金67万4,000円を増額し、837万4,000円とするものです。これは広域乗合バス支援事業県補助額が確定したために増額されたということでございます。 次に、農林水産課関係分でございますが、6款農業費2目農業総務費が143万1,000円増額されております。2億18万5,000円となっております。この内訳は、平成17年度の山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計補正予算で第1回において市場管理運営費200万円の増額及び平成16年度同会計の決算認定に伴う精算による繰越金56万9,000円の増額に伴い、地方卸売市場特別会計繰出金を143万1,000円増額計上したとしておるものであります。次に第3目農業振興費は48万円増額して2,100万1,000円とするものであります。この内訳は、将来の畜産基盤の再編につきましての計画、畜産基盤再編総合整備事業計画策定に係る事務費として消耗品23万円、備品購入費25万円を増額して、合計48万円を計上したとするものでありまして、この畜産基盤再編総合整備事業計画というものは、県の事業ということでございます。それから、次に6目農地総務費は12万3,000円増額しておりますが、この内訳は、山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算の決算を見込んで予算調整するということでございます。農業集落排水使用料71万1,000円及び繰越金86万6,000円を増額し、市債の170万円を減額することに伴い、農業集落排水事業特別会計繰出金12万3,000円を増額計上するとするものでありました。次に7目の土地改良事業費は、一般財源370万円を市債に組み替えるもので、予算上の変更はありません。 次に2項林業費2目林業振興費は、一般財源80万円を市債に組み替えるものでございまして、これも予算総額には変更はありません。 それから、3項水産業費3目水産業振興費は当初予算6,553万3,000円から259万4,000円の減額となり6,293万4,000円となりました。内容としては県事業であります「内海西部地区漁場環境保全創造事業」の事業費の確定に伴う市負担金の調整による359万4,000円の減額であります。もう一つは刈屋漁港の水産施設の改良に係る「水産施設等新設改良事業補助金」の100万円の増額ということであります。「内海西部地区漁場環境保全創造事業」とは、県事業として平成15年度から平成17年度の3カ年で瀬戸内海西部地区の埴生沖、刈屋沖、長府沖の3カ所に50cm程度の覆砂、砂をまくことでございますが、覆砂をおこない、魚介類の生育に適する漁場環境の改善を目標とする事業でありまして、市の負担金は総事業費の15分の1を負担することになります。当初予算では、市の負担金1,333万4,000円を計上しておりましたが、今回、事業費が確定して、市の負担金は974万円となりましたので、その差額359万4,000円を減額したということであります。 「水産施設等新設改良事業補助金」の100万円の増額についてですが、これは刈屋漁港の水産施設であります船台、船の補修や塗装をするための船を陸に引き上げる施設でありますが、この台座部分が朽ちかけておりますので、漁業者の日常の生産活動に支障を来しておりますので、県漁連小野田支店が補修改良するに対しまして100万円の補助金を行うものであります。 それから、漁港建設費でございますが、当初、1億6,597万7,000円から1,066万1,000円の減額となり、1億5,531万6,000円となりました。内訳は15節工事請負費の1,066万1,000円の減額であります。これは埴生漁港の漁港整備事業の事業費が確定したことによる減額でありまして、事業内容は漁港泊地のしゅんせつ土運搬と、沖防波堤の詳細設計であります。当初事業費として7,000万円を計上しておりましたが、今回6,100万円に事業費が確定したために、その差額900万円、それに伴う諸経費166万1,000円、合計1,066万1,000円を減額するものであります。この漁港整備事業には、事業費に対して国が10分の5、県が10分の3の補助金ということでございまして、特定財源の国県支出金も900万円の減額に対する補助分720万円を減額しております。 補正予算の災害復旧費でございますが、農林水産業施設災害復旧費は、一般財源50万円を市債に組み替えるということでございまして、予算額の変更はありません。 次に歳入についての説明をいたします。補正予算の県支出金の農林水産業費県補助金の720万円の減額は、先ほど説明いたしました埴生漁港の漁港整備事業の整備費の確定による国県補助の減額であります。それから県支出金の畜産基盤再編総合整備事業計画策定に係る調査事務費は48万円を増額したと、こういうことでございます。 それから21款の市債のうち5目の農林水産業債については1,620万円の増額をいたしております。内訳は、1節農業債に450万円、3節水産業債に1,170万円であります。これは、それぞれ市の一般財源分に起債が認められたということで措置したものであります。 次に繰越明許費でございますが、補正予算書の7ページ、第2表の繰越明許費のうちの6款農林水産業費については1,004万4,000円を繰り越しいたします。これは、石炭地区のかんがい排水路整備事業で、JRとの協議が必要となっておりますので、この協議がおくれたことによるものであります。この事業の完了予定日は9月25日を予定しておるということでございます。 3項の水産業費につきましての繰越明許費では、埴生漁協改修事業で3,050万円を繰り越しいたします。これは事業費6,100万円に対して50%になりますけれども、これは埴生漁港内のしゅんせつ土の運搬に強風時を避けたために事業期間が延長したということになっております。事業完了日は4月24日に予定しておりますし、刈屋漁港改修事業での3,150万円を繰り越しておりますが、この刈屋漁港の場合はノリの漁期に工事を中断しなくてはならないために事業期間を延長したと、こういうことでございまして、工事の進捗率はいまだ37%ということでございます。 内海西部地区漁場環境保全創造事業負担金である580万円を繰り越しておりますが、これも事業の進行がおくれておるということでございます。 それから債務負担行為の補正のうち、「花の海整備事業」における農業経営基盤強化資金に係る利子補給で、期間は平成18年度から平成37年度までを、当初2カ年の据え置き期間は年1.92%据え置き、期間後は0.32%を県と市が2分の1ずつ利子補給をするというものであります。 次に、消防予算についてでございます。41ページの消防費歳出予算を6,202万5,000円減額いたそうとするものであります。これは、1款1目の常備消防費を7,073万4,000円減額して、1項2目の非常備消防費を870万9,000円増額するものであります。その内容は、常備消防費につきましては、消防緊急通信司令システム整備工事の入札減に伴い、7,073万4,000円減額したということでございます。また、非常備消防費につきましては、消防団員の年報酬を122万1,000円を減額し、消防団員の退職者増加による消防団員退職報償金を587万5,000円増額して、合併に伴い、消防団員統一被服等購入のための消耗品費を405万円増額しようとするものであります。 14款消防費国庫補助金の市町村合併推進体制整備費補助金を641万2,000円増額いたしております。これは消防団員の被服等統一購入に伴うものであります。また、雑入の消防団員退職報償金を587万5,000円増額するもので、これは消防団員等公務災害補償等共済基金から入ってくるものであります。 以上が予算の概要であります。 委員からの主な質問の状況を御紹介いたします。商工労働課関係分の勤労青少年ホームのガラスブロックの修繕でございましたが、これはガラス窓が、ガラスの明かりとりが破壊しておるということの説明がありましたし、それから質問の第1点といたしましては、「商工費の役務費の中で、通信運搬費でアンケートは何通出したか、また、回収はどの程度のものであったか」という質問に対しまして、このアンケートはバスの運行についてのアンケートでございますが、「15歳から64歳までの2,000人に出しておられるようであります。また、65歳以上では、1万1,632通が出されておるということでございますが、回収率は15歳から64歳まででは1,012通で50.6%、65歳以上では7,476名で64.3%、こういう回収率でございました。このことにつきましては、おいおいに検討して、また広報でも知らせる」と、こういうことでございました。 それから、質問の2点では、「地方路線バスの補助金が1,146万2,000円の追加計上となっているが、全体では一体幾らの補助金なのか」と、こういうことでございましたが、答弁では、「17年度はこの路線バスに1億2,246万5,000円を出している」ということでございます。 それから、質問の3点では、「この路線バス運営は、市民の利益性を第一に考えなければならないが、乗車率等についてはどの程度になっているか」と、こういう質問がございましたが、「1%を切っているのはどの路線か」という質問でございますが、「45路線中13路線が1.0%を割っている」ということの答弁がございましたし、「その路線の中では、1日のうちに空で走る車も何路線かある」、こういうふうな話でございました。 それから、質問の第4点ですが、「バスの小型化で補助金の削減につながらないか」という質問がございましたが、「バス会社の方では、小型化では大して費用が変わらんというような答弁になっておる」そうでございます。 それから、質問の5点で、「バス路線を需要のある労災病院などに乗り入れる、そういう企画を会社に合理化を求めることはできないのか」、こういう質問でございますが、答弁としましては、「合理化の話をずっとしてきていたが、経営の中身までは入れない。しかし、ことしは1,000万円以上の削減の理解を得た。今後の合理化を検討するようお願いを続ける」、こういう答弁でございました。 次に、土地開発公社の利子補給でございますが、「いつまで続けるか」と、こういう質問でございましたが、「土地が売れるまでは続けるんだ」、こういうことでございます。 次に、農林水産課関係の質疑でございますが、質問の第1点は、「花の海事業は、市の負担が出ることはないと、こういうことになったが──なっていたはずだが、その花の海事業に補助金を改めて出すようになったのか」、こういう質問でございますが、答弁としては、「整備にかかる事業費には一切金は出しておりません。ただ、金を借りて支払う利子の補給分について行うものであるので、ということでございますので、理解しておいてほしい」と、こういうことでございましたし、それから「この利子補給は、20年も続くのか」と、こういうことでございますが、「この融資の制度そのものは20年となっておるので、やむを得ない」と、こういうことでございます。 それから、質問の第3では、「総額の利子補給は幾らになるのか」、こういうことでございますが、「最後まで計算すれば、全体の額では4,800万円を超えるだろう」と、こういうことでございます。 質問の第4では、「継続事業は総事業費は幾らかかっているのか」ということでございまして、「花の海の総事業費は18億6,000万円になっている」そうであります。 それから、消防予算についてでございますが、質問は「7,000万円という入札減というのは非常に大きい金額だが、総事業費は幾らであったのか」、こういうことでございまして、答弁では「2億2,000万円の予定価格に対して、1億5,000万円で落札した。この差額は入札減という形で減額された」と、こういうことでございます。そして、この2番目の質問では、「この緊急司令システムの変更にはどんなメリットがあるのか」、こういう質問でございますが、「第1番の目玉は、発信地表示装置ができまして、これは電話で通報があったときに、電話の発信地の検索ができることだということでございます。電話番号簿に載っているものは、すべて表示ができるようなシステムになっているのが最大のメリットだ」ということでございます。また、「携帯電話からの通報はどうなっているか」ということでございますが、「この通報システムに、今では入りませんけれども、将来的にはソフトの組み込みができる」ということのようでございます。また、「現在、携帯での通報は、宇部消防を通じて、この山陽小野田市の消防に来ておるので、少し遅れているが、今後は直接山陽小野田市の消防の方に入るような予定になっている」そうでございます。 以上、付託されました案件につきましては、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決いたしました。議員各位の御審議のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(岡田 事君降壇)
○議長(大空軍治君) 産業経済常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。津野議員。
◆議員(津野啓子君) ちょっとお聞きしますが、県支出金の農林水産業費の委託料のことで、18ページの畜産基盤再編総合整備事業計画策定とありますが、これは県での策定で、山陽小野田市の38ページで、今度は需用費の消耗品費として庁舎庁用器具費が出ておりますが、山陽小野田市内で畜産業者は何業者ぐらいあるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 岡田委員長。
◎産業経済常任委員長(岡田事君) 畜産業者の数までは論議しておりませんが、随分山陽町時代にはたくさんあったと思いますが、今はほとんど牧場がなくなってるんじゃないかと思いますけれども、この事業につきましては、県が将来の畜産業という問題を、どういうふうにやればいいかというその調査の委託でございまして、そういうことでございますので、すべて県の費用でございまして、県の事業というふうに聞いております。 以上です。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) 委員長報告はかなり地方バス、この維持のための補助金の問題で審議された様子が伺われたわけですけども、議案提案をされた際の質疑の中で、「安くしてもらった」と、こういうような答弁がありました。となると、この補助金に対する基準というものは、あるのかないのか、その辺のところの審議についてお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 岡田委員長。
◎産業経済常任委員長(岡田事君) 補助金の基準の分までは審議しておりませんので、御了解願います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって委員長報告に対する質疑を終わり、これより討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) 議案第1号2005年度平成17年度山陽小野田市一般会計補正予算(第7回)について、日本共産党市会議員団を代表して、反対討論を行います。 今予算は、決算を見込んだもので、合併初年度の評価を下す上で重大な課題を幾つも含んだものとなっています。 まず、歳入では、資金不足のために一般財源から市債への振りかえが大幅に実施されたことです。補正額は3億9,800万円にも及んでいます。 この中には、山陽町時代に、財源不足から土地開発公社を使い、厚狭駅南部土地区画整理事業の保留地を買い取らせ、新市になって毎年買い戻すということを行い、結局、新市の市民にそのツケを回すものが含まれています。 また、資金難から退職手当債を借りなければ退職手当が払えないということも明らかになっています。 次に、歳出関係では、小さな問題ですが、総務費の一般管理費で、「山陽小野田音頭」への補助金25万円が計上されています。この計画は唐突に出されてきたもので、市民的気運の盛り上がりとは関係なく、一部の市民が計画し、しかも、全市民の財産とでもいうべき自治会関係の予算を多くの賛同を得る努力をしないまま、勝手に流用しようとしています。 商工費関係では、地方バス路線維持費補助金が1,146万円計上され、バス路線維持補助金は、ついに1億2,000万円を超える事態です。バス路線維持は、交通弱者の足を守るという大事な面がありますが、赤字になれば補助金を出し、その上に便数減で不便になり、ますます乗車率が悪くなるという悪循環を伴っています。抜本的な対策が求められているところです。 また、商工振興費には、土地開発公社への利子補給金が2,300万円計上させています。これは、小野田・楠企業団地の借入利息を補給するもので、無駄な開発の結果、市民の負担となっています。 このほかにも、土木費でも、土地区画整理事業で土地開発公社への利子補給が行われ、小野田市政、山陽町政の失敗のツケが、市民の肩に重くのしかかっているわけであります。 これらの問題点を指摘して、本議案に反対をするものであります。(山田伸幸君降壇)
○議長(大空軍治君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって討論を終わります。 これより議案第1号について採決いたします。本件に対する委員長報告はそれぞれ可決でありますが、賛成多数のものもありますので起立により採決いたします。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第7議案第25号~第49号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第7、議案第25号平成18年度山陽小野田市一般会計予算についてから、議案第49号山陽小野田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの、以上議案25件を一括議題といたします。 なお、これらの議案25件は、過ぐる3月2日の本会議において、市長から提案理由の説明が終わっております。 これより本25件に対する質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第25号平成18年度山陽小野田市一般会計予算について質疑を行います。 御質疑ありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) それでは、お伺いをいたします。 予算全般について、合併前に、旧小野田市では、「合併をしたら財政はこれまで以上に強化をされる、スケールメリットが働いていくんだ」と、このような説明をされてきました。また、「地方交付税については、合併がなかったものとして、特別措置によって計算をされて、財政的にも非常に強化をされる、問題ない」と、こういうふうな説明をしてまいりました。 しかし、今予算を見る限り、この説明が随分違っていた、大うそだったと言わなければならないと思います。 当時の説明と、今回の予算案の歳入、歳出等で大きく食い違ってきた、その理由について御説明をお願いいたします。
○議長(大空軍治君) 野村総務部長。
◎総務部長(野村宗司君) それでは、お答えします。 当初の計画どおりというわけではございませんが、税については伸びておると思います。 ただ、それに伴いまして、地方交付税、これは、いろんな形の中で減額をされております。 ただ、市債について、今、これ、今年度は退職手当債を18年度は組んでおりませんが、いろんな形の中で、当初の財政計画を立てたときには、合併前に立てたときと大分ほぼ状況が変わります。我々、昨年の暮れに立てた財政計画は、一月たって、また変わる、また、1月たってまた変わるということで、日々国の関係の中で大きく変わっております。そういう形の中で、今私ども、どういう形でほんとに財政計画が立てられるのであろうかということで、なかなか疑問点を持っております。 こういうことなので、今この予算、平成18年度当初予算を組まさせていただきましたが、今、こういう形の中で組まさせていただいて、これからの不安といいますか、今までと違った点は、特に、国勢調査によって人口が減ったと、これに伴って地方交付税も減額されたと、ただ、市税につきましては、特に、市民税につきましては国の税制改正がなされ、定率減税、それから、老人控除のいろんな制度が変わった中で、市民税についてはふえてる、特に、法人市民税については大きくふえてる、また、ふえる要素もあると。ただ、固定資産税については、大体予定どおり、ことしは評価がえの年でございますので、平成18年度減額をされてると。 ただ、そういう形の中で、税については、ほぼ若干上向きである、地方交付税については下がっておると。ただ、そういう形の中で、いろんなほかの税についてはほぼ予定どおりであろうと私ども思います。ただ、歳出につきましては、扶助費が伸びている。ただ、それからいろんな維持管理費、それから、物件費についてもなかなか減額が難しい、そういう形の中で、普通建設事業につきましては、ほぼ25億の大体の予定どおりを組んでるわけでありますが、そういう形の中で、裏づけとなる市債、これが、今、結構合併特例債もございますけど、地域再生債、行政改革債、いろいろございます。そういう形の中で、有利な市債を組んでおります。当初のほんとに財政計画というのが、ほんと日々、ほんと一月ごとに変わる中で、また国の制度が大きく変わる中で、私ども、なかなか厳しい予算組みであったというふうに思いますので、なかなか、この財政計画は日々国の制度が変わる中でなかなか厳しい予算であったというふうに、私ども思います。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) もう1点は、行財政改革ということで随分たくさん取り組まれて、「12億円余りの効果」、このように説明をされています。 しかし、これらの中を見ていくと、合併協定の中で決められたことが、この文書一遍で変えられていく、市民には何の説明もされないまま、少なくとも法定合併協という場で双方の自治体の代表者が出て、合意をした、そういった中身まで含まれておりますが、なし崩し的に市民サービスのカットや負担の引き上げ、さらには、職員給与の大幅なカットなどが行われていますが、こういったやり方で、法定合併協での決定事項がどんどんなし崩し的に切りかえられていく、こういったことでいいんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 合併協で決められたこと、特に、給与、それから、議員さんの報酬、それから、いろんな形の中の報酬、それから、補助金等もございますが、そのときと大幅に情勢が変わっているという、私どもの認識でおります。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) それともう1点、今言いましたように、市民サービスのカット、市民負担の引き上げ、その一方で、厚狭駅の南部開発については、聖域扱いで予算が確保されている。これをやり切って、その後、この開発をした土地の売却があるのかいう問題があるんです。 私は、以前、小野田・楠企業団地が造成されるときに強調してきたんですが、そのときに、当時の執行部が都市間競争に打ち勝つ、そのために、この小野田・楠企業団地は必要なんだと、こういうふうに言っておられました。もう、これは決まったことだからどんどん計画が進められていったわけですが、結局は、全く売れずに、今議論したように、大変大きな負担が市民の方にのしかかってきてるということです。 これは、厚狭駅南部開発も同じ轍を踏むのではないかという心配をしているわけですが、その点の見通しについてお答えください。
○議長(大空軍治君) 坂辻建設部長。
◎建設部長(坂辻義人君) 今、小野田・楠企業団地と厚狭駅南部土地区画整理事業を同一に扱っておられるような感じを受けましたが、これは全く要素が違います。小野田・楠企業団地は、企業誘致のために土地造成をして、売却をして、誘致をする。厚狭駅南部開発につきましては、町づくりの核として、新幹線厚狭駅を中心とした地域の町づくりをつくっていく、これは、企業に誘致ももちろん出てきますが、個々の土地の地権者が減歩という土地、それから、自分のお金、これを出して、公共と一緒になって、自分たちの町を、自分たちの土地を有効に活用するということで、共同施行であります。これは、行政主体の区画整理事業でありますから、民間とは違います。そうしたことで、町づくりの根幹を成す事業であります。 したがいまして、合併後の新市の町づくりの核となる地域、活性化に結びつける地域の核となる地域というふうに位置づけております。 したがいまして、土地利用については、個々の所有者が区画整理完成後、売却をされる方もおありでしょう、そして、自分の土地を自分の土地として自分で使われることもありましょう、そういう事業の内容でありますから、投資をする内容が、企業団地の造成とは違うという取り方をとっていただきたい。そして、あくまでも、この山陽小野田市の町の核として活性化を求める事業として、今後認可期間を持っております平成21年度までには何とか完成をして、個々の地権者の方に土地をお返しをして、有効に活用していただく、もちろん、行政もタイアップをして、その土地利用を有効活用するという気構えで、18年度予算を、前年度よりは伸びておりますが、取り組む姿勢を打ち出したところであります。 このように御理解をいただきたいというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 18年度予算、何とか組まれてやれたと思うんですけれど、この中で、先ほども、今おっしゃいましたけど、有利な市債があったということで、いろいろとそれを使って、活用して、予算を組まれているということもわかりますが、この市債、今22億3,100万ほど、このたび組まれてるんですけど、この中で、例えば建設的なものと、消費的なものといいますか、部分があるんじゃないかと思うんですけれど、その辺はいかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) この中に、合併特例債を2項目設けております。合併特例債につきましては95%、それから、交付税算入75といいますか、それから、これにつきましては、総務債の市庁舎空調関係に、それから、区画整理事業に充当させていただいています。これは、交付税算入に有利な、それから、臨時財政特例債、これは全額地方交付税算入、それから、議案第51号で出させていただきます地域再生債につきましては、一部交付税が算入されるということの中で、私ども、こういうお金を借りなくてはいけませんけど、有利な財源を確保したいというような気持ちを持っております。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 今ちょっと質問は、建設的なものと消費的なものがどのぐらいあるかて聞いたんですけど、(笑声)それはまた今度おいおい聞きます。 それと、次に、年度末の債権の残高の推移の件なんですけれど、これは、一般予算の付表でいただいたんですけれど、この中で、17年度と18年度末が大体一般会計で5億9,000万ぐらいの返済という、逆に言ったら、そのぐらいになってるんですけど、今、こちらの方の予算表を見ると、こういう計算あるのか、できるのかどうかわからんですけど、公債費が一応……公債費ですよね、34億1,694万4,000円の、結局、借金の返済です。そして、市債の方が、結局起こすのが22億3,100万です。そうすると、その差額というものが、こちらの方の返済の方の金額になるのじゃないかなと思うんですけど、その辺がちょっと合わないんですけど、ちょっと、その辺なんかはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか、ちょっとお願いしたいと思います。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) それは、据え置き期間があるということ、普通、縁故債については2年という形の中でありますので、そういう形でなるんじゃないかと、私ども理解をしております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) 今、国との関係、かなり地方と密接になってきているわけですけども、特に、三位一体の改革によって、当市がどんだけ、どういう形の影響を受けるのか。先ほど、地方交付税の減額、国庫補助の減額、そして、税源移譲のプラスの方の関係、そうした問題で、具体的にはとうしてはどういう影響になっているのか、その辺についてお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 私どもとしましたら、減額をすればある程度補てんをしていただくということで、それは全部ではないと思います。ある意味では、税が伸びたという、これはほんと、皆さん、老齢者控除、それから、いろんな形の中の定率減税もあります。市民の方々には御負担をいただいておるわけでございますが、そういう方の中で、減税をされたときには補てんがあります。それは、全部ではございません。ただ、税としては伸びてるということの中で、なかなか私ども、市民の方々に負担をする、そういう形の中の増、それから、地方交付税、人口の減もございますけど、制度改正、それから、譲与税についても減がありますけど、私どもとすると、税が伸びるということは、ある意味では、市としては増だと、ただ、国の制度の中の増でございます。それから、いろいろ交付税とか、いろいろ国からいただく補助金ちゅうか、交付税の関係の中の減につきましてはある程度制度を加味、そして、プラス、マイナスどうかというと、やっぱり今の現実としては、ある程度税が伸びてるということは、若干プラスかなと。ただ、減で、所得税減税があったときには、全部補てんをしていただけませんので、ある程度減であったけど、今税が伸びてる、市民税、特に中心で伸びてるわけでございますが、いわゆる、財政としたら、ある程度プラスの面が若干あるかなというふうに認識をいたしております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第26号平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第27号平成18年度山陽小野田市
土地取得特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第28号平成18年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第29号平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この予算を見ていきますと、保険料収入が約3億円、前年度より伸びています。単純に保険料が18%引き上げられると考えていくと、大変な大きな負担だなあというふうに思います。 今回、市民にあらゆる場面で負担の引き上げが行われているわけですが、特に、この国民健康保険料は、先ほども言いましたが、市民が負担する公共料金の中で最も高いもので、そして、滞納が最も出やすいものです。これ、こんなに引き上げて、滞納がさらにふえていくのではないかなという心配をしているんですが、その辺のことを見極めた上で、このような負担の引き上げとなったんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) このたびの保険料の引き上げにつきましては、保険給付費を見据えて積算をしたわけでございますが、昨年度、17年度とを比べまして9,700円程度、1人当りでふえております。 これにつきましても、この保険料で見合う給付額を保険料で見てみますと、この1人当りの9,700円増で、1人当りが7万139円になります。これでやりましても、実際には1億1,000万円ぐらい不足するということになります。 これにつきましては、基金、それから、繰越金等が3億8,000万円程度ございまので、その辺で調整をしたいということで、目いっぱい保険料を上げたということではございません。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) これも以前から議論をしてきたとこですが、保険料が引き上げになれば、先ほど言いましたが滞納という心配が出てきます。当市では、滞納を理由にして、資格証明書を発行をしております。それは、もう数百世帯になってるわけですが、私がいつも求めてるのは、この支払いの責任のない子どもにまで連帯責任をかけてるということです。子どもの成長を何よりも期待をされている、大事にしておられる白井市長のやられることとは到底思えません。子ども達の健やか成長のためには、正規の保険証を出していくことがどうしても必要ではないでしょうか。この際、適応の基準などを見直して、せめて子どもには正規の保険証を渡していく、そういう努力が必要だと思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) これは、何度も一般質問等でお答えをしておるわけですが、やはり国保運営の安定化を図るために、それと、公平・公正を図る上で、やはり資格証明書の発行はやむを得ないというふうに考えております。 ただ、その発行につきましては、いろいろな特別な事情とか、そういうのを考慮しながら、また、子どもさんでも慢性の病気を持っておられる子どもさんとか、そういう方については個別に保険証を出しておりますし、やたらに資格証明書を発行しておるというわけではございませんので、その辺の御理解はお願いしたいと思います。 ただ、今後、子育て等の関係もございますので、また、いろんな意味での検討はしてみたいというふうには思ってます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第30号平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この介護保険料についてですが、山陽地区の住民にとって、今回の保険料値上げが50%以上という、大変大きな引き上げになろうとしています。余りにも大き過ぎる負担ではないでしょうか。その点で、何らかの対策等を考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 議員さんの御指摘のように、今まで山陽地区につきましては、2,600円の介護保険料につきましては、今回、この議会に上程をしておりますけれども、3,950円に、旧小野田地区と同じように改正をしていきたいというふうに考えております。 今、御指摘のように、山陽地区につきましては、施設等も今までなかったわけですけれども、これらが建ちましたこともございまして、当然のこととは思いながら、今回、このような改正になったということでございます。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 質問に答えていただきたいんですが、山陽住民の50%に引き上げちゅうのは余りにも過酷だから、何らかの軽減策が必要ではないのかという質問をしたんですが、それについてきちんと答えてください。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 今のところは、特に考えておりません。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 介護保険の制度では、年収18万円以下の人、それと、今度法律が変わって、65歳に到達した人も、もうそのときから保険料の徴収が、特別徴収が行われるということですが、普通徴収で、こういった人、非常に低収入の人が自分で支払う能力がほとんどないにもかかわらず、払っていかなくちゃいけない、そういった点で、今現在滞納しておられる方に、法律では罰則適用、サービスを提供しないというふうなことが決められているわけですが、それが実際適用されておられる方いらっしゃるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 今実際にサービスを行っているところでは、そういった方はいらっしゃいません。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第31号平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 老人医療の特別会計なんですが、昨年度の予算書から比べると、随分と老人の受給者対象数とか、70歳以上寝たきり老人、少なくみていらっしゃるんですけれど、その辺はどうなんでしょうか。そういうふうに少なくなったんでしょうか。その辺をお聞かせください。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) これは、15年の10月に改正になりまして、それまで70歳であったものが75歳というふうに変わりました。10月1日時点で70歳の人は受給されるわけですが、それまでに70歳に到達してない方は、5年間ほど老人医療の対象にならないということで、15年から5年間につきましては、老人医療対象者が減っていくということになっております。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) いや、15年からって、去年から減ってるということを言ってるんです。だから、例えば去年が9,509人でしたか、70歳以上が、ことしが9,231人という人数です。そして、寝たきりも去年が407人という予算が354人に減ってるわけなんです。そのことについてお伺いしたいわけなんですが、どうなんでしょうか。15年から減ってるのは、そうなんでしょうけど、17年度も減ったのでされてるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 先ほど申しましたように、15年の10月から改正になりましたので、16年度、15年の受給者よりも16年度の受給者が減っておる。16年度の受給者よりも17年度の受給者が減ってると、それから、17年度の受給者よりも18年度の受給者が減っとる。 だから、5年間の70から75に変わりましたので、段階的に今の69歳の方が75歳になるまで5年間ほど自然減になっていくということでございます。(「わかりました。」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第32号平成18年度山陽小野田市中央卸売市場事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第33号平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) ことしの下水道の計画で、普及率は何%ぐらいを見込んでおられるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 坂辻部長。
◎建設部長(坂辻義人君) 18年度末では、先ほど補正の中で組ませていただきましたが、17年度末が41.7%、18年度末が42.6%予定してまして、約0.9%の伸びを見込んでおります。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第34号平成18年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第35号平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第36号平成18年度山陽小野田市病院事業会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 病院では、今、病棟を1つ、山陽病院の方を減らすということで実施を、もうこの1月からでしたか、されているわけですが、1カ月、2カ月ぐらいたっているわけですが、計画どおり、この削減の効果といいますか、黒字が出るというふうに言っておられましたが、その辺の結果が出ていれば、お答えいただきたいと思います。
○議長(大空軍治君) 山根次長。
◎病院局次長(山根雅敏君) ちょっと正確な数字としてはちょっとお示しできませんが、傾向として聞いていただくということで、ちょっと話させていただきましょう。 病院の月ごとの収益ですけど、これは、例えば支払いを考えていただきますと、例えば12月というのは、いわゆるボーナスといいますか、期末勤勉手当の支払い等がありますから人件費がふえます。それから、季節的な影響で、患者の増減というのがあります。そうすると、単純に12月分と18年度1月分、これを比べて、費用が減って、収益がふえたという比べ方はちょっとできませんので、一般的に、その影響の少ない、例えば昨年の11月分とことしの1月分を比べてみますと、一般会計の繰り入れ分といいますか、こういうものとか、特別利益とか、こういうものを引いて、いわゆる医業収益と医業費用、医業費用の中の、いわゆる減価償却費とか、資産減耗費とか今あります。こういうものを引いた傾向を見ますと、昨年の11月に比べまして、ことしの1月、収益で行けば、入院はふえておりますが、外来は減ったと、トータルすると、一応収益は若干ふえております。それから、費用の面につきましては、11月と1月を比べますと、結局1月で病棟を削減しましたので、職員の配置がえ等をいたしておりますので、給与費の中の、いわゆる給料に当たる部分と、いわゆる手当──手当というのが、夜間看護手当とか、そういうものが減ったというふうな理解をしていけば、11月分は数百万単位の赤であったが、1月分については、そういう範囲で行けば、数百万単位の黒があったというような、そういう傾向は述べることはできると思います。 以上です。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第37号平成18年度山陽小野田市水道事業会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 水道事業は、もう長い間、山陽では3年前、4年前でしたか値上げをされているわけですが、大体毎年大きな利益を上げ続けておられますが、その分を市民に還元をするといいますか、料金の引き下げを検討したらどうでしょうか。
○議長(大空軍治君) 山本水道事業管理者。
◎水道事業管理者(山本暎二君) 料金の引き下げの御質問ございましたが、現在、総合計画がことしの10月にできる予定にしております。総合計画の中できちっと対応してまいりたいとは思いますが、まず、料金値下げの前に、旧山陽町と旧小野田市の料金がまだはっきり統合されておりませんので、まず、その統合が先だというふうに考えております。 以上です。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この水道事業の中で、私は、水源涵養林事業については非常に高く評価をしております。あそこに私も何度も行っておりますが、非常にすばらしい山域と、それから、美しい渓流があって、これが私たちののどを潤す、そういう水となっているわけですが、この水源涵養林周辺には、カツラの巨木があります。さらに、その下に日ノ峯川という、これは厚東川の上流部になるんですが、非常に美しい渓流があります。こういったものを、ぜひとも、もっともっとたんさんの市民の方に、私は知っていただく必要があるんじゃないか、そういう活動が必要ではないかなあと思います。 特に、夏の前には、源氏蛍がすごく飛び交いまして、あんなにたくさんの蛍を見たのは、私はほかでは経験がありません。 また、秋には、渓流沿いが大変紅葉で美しく彩られていきますが、そういったすばらしい環境を、水道事業をもっともっと市民の人に理解してもらう上で、こういった水源涵養林をもっともっとPRしていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 山本水道事業管理者。
◎水道事業管理者(山本暎二君) 山田議員には、山田議員のホームページの中で、秋芳町嘉万の水源涵養林を多いにPRをしていただきまして、この席を借りて、御礼を申し上げます。(笑声)ありがとうございます。 水源涵養林につきましては、現在16ha購入してるわけですけど、最終的には30haにもっていきたいということで、るる先ほど申し上げられましたように、自然の草花、それから、蛍もおりますし、川のせせらぎもございます。きれいな写真を撮りにこられるプロのカメラマンもおられるようでございますので、おっしゃるように、今後は市民の皆様と一緒になってバスハイクを計画するとか、そういう企画を考えておるとこでございます。 以上でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 水道事業でございますが、これを見ますと、配水施設の移設事業とか、配水施設の新設改良事業が取り組まれてるようになってるんですけれど、どういう部分でしょう。どういうふうな新設があったり、移設とかがあったりするんでしょうか、もしわかればお願いします。
○議長(大空軍治君) 山縣水道次長。
◎水道局副局長(山縣武士君) 工事の概要ですが、今、先ほど管理者が申し上げましたように、今水道の総合計画をつくっておるわけですが、これが、全体計画、合併を伴っての全体計画ですが、これに伴う事業を進めるために、当面、今急ぐ必要のあるところの事業を今はやっていくということで、配水管整備、それから、道路改良に伴う整備、それから、橋梁等の移転等に伴う敷設がえとか、そういったものを今予定をしております。
○議長(大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 山陽地区と小野田地区を結ぶという線ができるという話を聞いたことがあるんですけど、そのようなことは、まだ計画はされてませんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 山縣水道次長。
◎水道局副局長(山縣武士君) それは、先ほど申し上げましたように、水道事業の総合計画の中で実施をしていきたいというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第38号平成18年度山陽小野田市工業水道事業会計予算について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第39号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第40号山陽小野田市職員定数の条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第41号山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この問題も、先ほど言った一つなんですが、合併協定では小野田の例によるということでされてきたものだと思うんですが、これが変えられたことに対して、やはり市民の方からは唐突だという御意見もあるわけですが、この点、きちんと説明をされて、これが実施されようとしてるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村総務部長。
◎総務部長(野村宗司君) まず、別表の第4の8はちょっと別だろうと思いますが、その150円が200円という点でございます。これにつきましては、県下でも13市ございますけど、9市が200円ということ、そして、山陽小野田市が150円という観点の中で、私どもが、その辺はぜひ御協力を願いたいと、実施時期は、周知期間を含めた7月というふうにさせていただいております。そういう形の中で、説明をしながら対応していきたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 上げることによってどのぐらい収益が見込まれてるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村総務部長。
◎総務部長(野村宗司君) 約407万5,000円ということでございます。7月実施でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第42号山陽小野田市文化会館条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 私は、旧山陽のときに、委員会等で、逆に下関市、隣接の下関市がなぜ入っていないのかということを言っていた方なんですけれども、このたび、その特例が外されるということで、現実に、この宇部、美祢市、また阿知須等の居住者で使われてきた、今までの実績でわかる分、教えていただけたらと思います。
○議長(大空軍治君) 加藤次長。
◎教育次長(加藤佳雄君) これにつきましては、年間二、三件と聞いております。このたび、阿知須が山口市に合併したことにより、山口市まで広げるかどうかということを検討してまいりましたが、小野田の市民館が、市内、市外という2つの区分で考えておりますので、今回利用もその広域としては、そんなに実績がございませんので、文化会館の方も市内、市外と2つに分けることといたしました。 以上です。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第43号山陽小野田市敬老祝金支給条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この敬老祝金については、法定合併協のとき私も随分傍聴に行きましたが、これは、何度も継続審議になった上で決められたもので、非常に慎重な審議をされた上で決定をされたんですが、今回たった1年でいきなり85歳、95歳、100歳以上のくくりがもう100歳以上だけということになったわけですが、その点について、やはり市民から唐突だという見方をされてるわけですが、その点についてどのようなお考えで、このようにされたのかお答えください。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 今言われたとおりだろうと思いますけれども、旧小野田市では、85歳、95歳、100歳についても随分前から論議がございまして、その当時、「全廃をしよう」というような話題もあったというふうに聞いております。 そういうようなことから、今回、県内の市町村の中でも廃止をしていくようなところもあるということで、今回、このようなことを考えて、現在のように至りました。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか……好川議員。
◆議員(好川桂司君) 今の山田議員の関連なんですけども、私もお伺いしたいのは、この結果として5万円に、100歳以上の方はされたと。このことについてとやかく言うつもりないんですけども、合併協議の中であれだけ議論したものが、そんなに簡単に覆るものかと、そういう姿勢についてちょっとお伺いしたいんですけども、どういう考えでこんなふうになったのか、そのことについてぜひ御説明をいただきたいというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) これにつきましては、まず、一番の要因が財政難と、それから、敬老会等につきましては引き続き実施はいたしますが、この敬老祝金につきましては、もう既に年金制度等も確立をしておりまして、以前から、先ほど次長が申しましたように、もう、こういう祝金等のものについては全廃がいいんじゃないかというような考えを持っておりました。 ただ、時期的に合併後1年たって行うということでございますけれども、やはり、こういう財政状況の中、考え方からすればやむを得ないことだろうということで実施をしたわけでございます。
○議長(大空軍治君) 好川議員。
◆議員(好川桂司君) 以前から、そういう考えがあったというふうにおっしゃいましたけど、その以前からそういう考え方があったというのは、どういう部局でどういうお考えがあったのか、あるいは、今回、こうやって決定をされた経緯は、どういう経緯でどういう協議を経て決定をされたのか、そのあたりについて御説明をいただきたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 実は、平成15年当時、この85歳、95歳、100歳に変わったときに、もう全廃をしようという考えがあったというふうに、私は聞いております。
○議長(大空軍治君) 好川議員。
◆議員(好川桂司君) そういうことも踏まえて、合併協で協議をされたというふうに私は認識しておりますし、さっき山田議員からもありましたように、その合併協の中では、このことについてはたかが祝金と言われるかもしれませんけども、非常に意見が対立した部分でもあったというふうに私は認識しております。 そういうものを本当に舌の根も乾かぬうちにと言ったらなんですけども、1年たたないうちに改正をしようという姿勢が、幾ら財政難といえども、もう少し慎重に考えていく、感情を考えれば、考えていく部分じゃなかったかなあというふうに思ってるわけですけども、その辺についてどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 先ほども申しましたように、私どもといたしましては、基本的には、こういう給付金については廃止をしたいというふうには思ってはおりました。ただ、合併協の中では、そこまでには至らなかったと。 それと、もう1点につきましては、先ほど申しますように、これを廃止いたしましたら、1,100万の財源が浮くということもございますし、やはり基本的には、財源不足から来るものも要因の一つではないかと思っておりますし、これは、市民の方にも御理解をいただきたいというふうには思っております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。福田議員。
◆議員(福田勝政君) 今、山田議員、そして、今の質問の関連してますけども、やはり、この祝金はものすごい楽しみにしてらっしゃるんです。それで、表彰状は表彰でいいんですけれど、やはり何らかの、やっぱりそれは3万でも2万でも多いんで、そりゃ、1,000円でも2,000円でもいいですから、気持ちとして、ちょうどまたうちのばあさん85歳になったんです。(笑声)それで、非常に楽しみで、それがもがれて言うたら大分ショックを感じていましたし、そういうお年寄りはたんさんいらっしゃると思うんです。それで、表彰状もいいんですけど、やはり何らかの1,000円でも、2,000円でも、その気持ちは酌んでやりたいと、私は思っております。 以上です。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 私ども、そうしてあげたいという思いはございますが、やはり、これは敬老祝金という、そういう支給でなくて、やはり9月の敬老の日に小学校校区で敬老会というのを実施をしております。その中で、かなりの金額も市が負担しておりますので、これにつきましては引き続き実施をしたいということで、敬老の精神は失ったわけではございませんので、御了承をお願いします。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第44号山陽小野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) ここで介護保険の段階設定が決められているんですが、今回7段階とされておりますが、これをもっと、国はもう法律では縛っておりませんので、地方自治体の自由裁量に任されているわけですが、そのような検討をされなかったのか、その点についてお伺いをいたします。
○議長(大空軍治君) 笠井次長。
◎保健福祉部次長(笠井良壽君) 今、山田議員さんがおっしゃいましたのは、隣の宇部市が8段階にした、そういうことではなかろうかというふうに思います。 当市としても、当初、今まで5段階であったわけですが、これを6段階に分けて、2段階目を2つに分けて6段階にしようということをやっておりましたけれども、結果的には、こちらも検討した結果、最終的に7段階にしたということでございます。 県下では、恐らく宇部市を除いて、ほかの市でも、恐らく当市と同じような7段階制をとっておるのではなかろうかというふうに考えております。今のところは、これで行きたいというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 先ほどから言ってるように、お年寄りを取り巻く状況ちゅうのは大変厳しいんです。やっと70歳になって医療費を払わんでもええかなと思ったら75歳に引き上げられていく。先ほど、福田さんの話じゃないですが、やっと75歳になって敬老祝金がもらえるでって喜んどったら85歳まで引き上げられて、85歳に達したと思ったら、今度は100歳以上。今度、年金も切り下げになってます、今。さらに、この介護保険料です。決して、お年寄りの収入が伸びたわけではない。逆に目減りをしている状況の中で、しかも、今まで税金を払わなくてもよかった人まで、たくさん課税になってる人が生まれてきてるわけです。そういった人が、先ほどの答弁で大体1,700人ぐらいおられると。そういった人たちに対して、やはり余りにも過酷な保険料段階設定ではないかと思うわけです。やっぱり、そういった点をもっとシビアに考えていただいて、少しでも保険料負担を小さくしていく、特に、低所得の方々の負担を小さくしていくという考えが私は必要だったというふうに思うんですが、先ほど、宇部が8段階と言いましたが、よそには10段階以上に設定してるとこもあるんです。横を見て、7段階だからうちも7段階という考えでは、余りにも自分の町の高齢者に対する考えがない、そういうふうに言わざるを得ないんですが、改めて、この検討をぜひとも急いでしていただきたいわけですが、いかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 7段階か、8段階かということでございますが、8段階になれば2倍になるということでございますし、私どもも検討しなかったわけではございません。その検討した中で、やはり8段階ということになりますと、ある程度の高額の高齢者、現役並みの高額の高齢者になろうかと思います。 その対象者につきまして、実際の1号被保険者の中で計算をいたしますと、その対象者が山陽小野田市では数が少ないということで、8段階をつくっても余り保険料に影響しないということで採用はいたしておりません。だから、8段階をつくっても、大体二、三十円ぐらいしか保険料が前後しないんじゃないかというふうな計算上、8段階には至らなかったということでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第45号山陽小野田市特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の変更について質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第46号公益法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) これは、要するに、職員の身分を変えて、公益法人に今までだったら、わかりやすく言えば天下りで行っていたものを現役の職員を派遣するということでいいんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 職員の身分をもって、そういう公益法人等へ派遣をするといって、3年以内、最長でも5年ですが、3年以内ということの中で派遣をすることができる条例でございます。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) では、その間の退職金の通算と、それとか、給与の補償、それは派遣されようが、されまいが、それは変わらないということなんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) はい、変わりません。 退職手当についても通算をいたしますし、給料についても、現在の給与制度の中で対応していくということでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第47号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) これを見ますと、俗にいう、報酬の5,300円のところが1,000円になるということで大変大幅な報酬の引き下げ、我々ももう既に議決したとこでございますが、25%近くの報酬カットをしておるわけであります。これは、率にするとおよそ8割以上のカットになるわけでありますが、少なくとも、このような形を提案されるという、特に、一番市民の目線に近い方の委員さんでございますが、それらに対して一番厳しい報酬カットしていくという姿勢に対して、私、全く理解いかんわけでありますが、どういう審議をされて、そのようになったんでありましょうか。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 審議会は全部で37あります。1つの審議会に15人ないし20人前後いらっしゃいます。随分たくさんの人数になりますが、そうした審議会と並行して、事実上の審議会ともいうべき町づくり市民会議というのを、私が市長になってから立ち上げました。もう既に4つないし5つ、「広報さんようおのだ」で提言書が提出される都度、全文掲載して、市民の皆さんにお伝えしています。 そちらの方の人数は、1組みについて20人です。1組20人の方が4回ないし5回、こちらは完全なボランティアです。ボランティアですが、夜の7時から9時、この年末年始忙しいときも、市の行政に自分たちも何か力になってやろうと、そういう形で参加してくれました。その影響か、審議会の皆さん方も、この5,300円の旅費、日当の件についてはだんだん意識が変わってきまして、この1月から2月にかけての、ある教育委員会での審議会では、座長の提案で5,300円を入り口で受け取ったんですが、財政厳しい山陽小野田市にみんなして返そうじゃないかと、既に状況は、そんなところまで進んでおります。審議会の皆さん方の御意見、手紙、その他で私のところに届きますが、多くの方は協力してやるぞと、そういうふうな方です。 そんなことを踏まえて、提案させていただきました。1,000円でも要らないという方、結構いらっしゃいます。その辺の実情を、先ほど申し上げました37審議会があります。1組に15人ないし20人、ぜひ、よければ、実情を調査していただいて、皆さんの気持ち、これがきちんと反映された、そうした金額にできればと考えてます。
○議長(大空軍治君) 伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 財政的に、先般のものから含みまして、非常に厳しいものもありましょうし、また、市民会議の中で一意見としてあったちゅうことも承知しておるわけでありますが、具体的には5,300円を1,000円に下げることによって、どれだけ経費が浮くというふうな計算をされておるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 415万9,000円でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) いろいろありましょうが、今市長が答弁の中で言われましたが、たまたま委員会が夜間を伴うような委員会だったら、中小零細業者の方並びに大企業に勤めてる人も、要するに、自分の時間でその委員会に出られる、また、市民会議に出られるからボランティアちゅうのも十分私も理解いくわけでありますが、結果的には、この委員会は、まず夜間に行われることはほとんどないと思われます。とするならば、ある程度の補いをしてあげるいう意味から行きましては、全く同列に5,300円をゼロでもいいんだから1,000円だと結構だというふうなもんじゃ、大変乱暴な言い方になるんじゃないかというふうに、一部、このことを知ってる市民からは訴えられるわけであります。 特に、要するに、中小零細の方が委員になっておられる方がいっぱいおられるけど、その意見必要な行政の中に反映せんにゃいけんことがいっぱいあるわけなんですが、その人たちに対しても非常に厳しい問題になってるというふうに思うわけですが、その辺の論議はどうされたでしょうか。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 財政の厳しさについての基本的認識が違います。先ほどのお祝い金にしても、好きで切り下げてるわけじゃありません。もう、みんな泣きながら、この三、四年何とか、この三、四年だけは我慢してもらおうと、予算のヒアリング、査定の一つ一つで、みんな心で泣きながら仕事をしました。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 関連質問ですが、ぼくは農業委員会におりまして、農業委員の方からの質問は、そういう質問ではありませんでした。やっぱりカット率が高いんじゃないかという質問をされてました。 まあ、それはそれとして、市長にお尋ねしますが、市長は市民会議を諮問機関ですね、あれは私的な諮問機関じゃないかと思うんです。だから、あれが公の機関ということであれば、当然、答申があったときに行政がそれを検討して、どうするのかというのを決めていくと思うんです。そういう決議機関が全然ない中で、市長は市民会議へ出られて、諮問会議、私的機関ですから、当然、市長がそのことを回答して、決めておられるような感じです。 普通、一般的には、少なくとも諮問機関が回答したら、機関として、それを協議するという場があるんでしょうか。全然、今、市長が言われる審議会と違うんじゃないかというふうに思いますが。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) また別の機会に答弁いたします。この今の議案との関連で、どういう御質問なのか、趣旨が不明でよくわかりません。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 私が質問したんですから、市長はそこにおられるのは、質問に対して回答するためにおられる。わからんかったら、どういう点がわからんが聞いてください。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 特にお答えすることありません。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) そこにおられて、回答することがないということは、市長としての職務を果たさんということですか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 先ほど、伊藤武議員さんの御質問の中で、今、先ほど申しました415万9,000円につきましては、この議案47号で節減をされる金額ということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(大空軍治君) 山縣次長。
◎企画政策部次長(山縣始君) ただいまの市民会議につきましては、私どもの方の企画が事務局ですから、一応、知り得る範囲で市長にかわりましてお答えいたしますと、市民会議は、市長の私的諮問機関というのは、地方自治法でいう附属機関ではない。附属機関が条例に委任された条例上の審議会ではないという、その区別をもって私的審議会と言ってるだけで、公の市長としての職務ですから、これは当然公の仕事です。 したがいまして、公費も出るわけですが、そういう意味では、私的諮問機関だから、そこはボランティアでいいんじゃないかという理論、ちょっと解釈が違うんじゃないかなという気がいたします。 それと、附属機関ですから、逆にいうと、きちんと非常勤の特別職の公務員ということで報酬を支払う必要があるということでございますから、片や、市民会議については、そういった任意のボランティアでありますから、それについては別に非常勤の特別職の公務員ではありませんので、そういった報酬を支払う義務がないということで、逆に支払うことができない、支払う根拠がないというふうに考えておりますので、ちょっとその辺の違いがあるので、ちょっと申し伝えておきます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) ちょっとこれは、費用の面に関してくるのかもわかりませんけれど、いつも思うんですけど、審議会の委員のメンバーの選び方なんです。なぜ、いろんな審議会があるんですけど、だから……(「……ちゃいけんということでしょう。」と呼ぶ者あり) その選定の仕方に、選定されるときに、このことを承知されることをなんか。(「総務委員。」と呼ぶ者あり) いやいやいや、だから、その審議会の委員の選定の仕方にも考えていかなくてはいけない部分があるんじゃないかと思うので、その辺を検討してください。
○議長(大空軍治君) 答弁はいいですか。(「はい、いいです。」と呼ぶ者あり)(「総務委員やろ。」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。津野議員。
◆議員(津野啓子君) この議案で、ちょっとわからないところは説明を求めたいんですが、今、この財政難だからということで、減額のお話は重々わかりました。そこで、文化会館芸術監督と芸術顧問、この違いについての説明と、なぜ、これだけは聖域なのかを教えてください。
○議長(大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 私の方からは、違いについてだけお答えさせていただきます。 文化会館の芸術監督は、文化会館において芸術活動、特に、音楽等を監督し、資質の高いものに高めるという職務を負って、従来仕事をされていたわけです。 しかし、本市におきましては、文化会館だけでなく、市民館、さらに、いろいろな場において、そういった専門の一級の力を発揮していただきたいというふうなことで、文化会館に縛ることなく、市全般、山陽小野田市の芸術顧問、そういった形で仕事をしていただきたいと、そういう思いで文化会館に限ることなくというふうなことで、それがのいているということでございます。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 金額につきましては、今教育長が答えたとおりの中で20万円ということで、今考えております。(笑声)
○議長(大空軍治君) 津野議員。
◆議員(津野啓子君) ですから、市全体の文化、芸術の顧問さんである、それはすばらしいことなんです。でも、先ほどから、敬老祝金にしろ、何にしろ減額になってるんです。じゃ、これは芸術だからいいんですか。そういう論理になりませんか。やはり、今……(「ボランティア」と呼ぶ者あり) ボランティアでも、……ボランティアということはない、これは、お金をいただくのはボランティアではありません、専門職です。ですから、先ほどもおっしゃいましたけども、今まで敬老祝金の説明もありました、そして、いろんな審議会の5,300円が1,000円もありました、このときに、この2,000円がいかがかと、私は思ってるんです。そのときの論理は……(「20万。」と呼ぶ者あり) ああ、20万。20万円はいかがかと思うんですが、いかがでしょうか。(「月20万。」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 白井市長。(「今度は答えるんか。」と呼ぶ者あり)
◎市長(白井博文君) 教育委員については、やはり15%カットになります。その後の方の次のページ、ごらんになってください。ですから、変わらないのは、芸術顧問です。これについては、山陽小野田市は、私以下職員が全部で1,070数名おります。全部を対象にして、今度人件費の引き下げについて協力していただきましたが、余人をもって変えがたい数人あるいはグループだけ別扱いにしました。その別扱いは、この方と、そして医師です。医師のグループです。その2つだけを除きました。そのほかは例外がありません。余人をもって変えがたい方だけ別扱いにしました。一応、その別扱いの合理性があると判断しました。 この方について、別扱い、なぜかとなると少し時間がかかりますので、また委員会の中で多分詳しい説明をすることになると思います。 医師については、山陽市民病院も医師不足に泣いてます。場合によると、さらに引き上げられて、実は、もう4月か5月、休業せざるを得ないんじゃないかというところまで追い詰められてるんです。何とか、何とかと頭を下げてお願いしてるんです。実際、引き下げについては、事務局からお願いできますかと問いかけました。協力してやるよと言ってくださった、そういうお返事をいただいた方もいますが、叱られた、そういう方もいらっしゃいます。そんなことで、公正さは一貫しないじゃないかと、内心多少はそう思いますけれども、一部例外を設けました。(笑声)
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。好川議員。
◆議員(好川桂司君) 先ほどの市長の御答弁の中で、まちづくり市民会議が事実上の審議会だという発言がございました。これについて、私はちょっと疑問を思ってるんですけど、まちづくり市民会議を決して軽んじてるわけでもありませんし、それなりに私は尊重しておるというふうに私は思っておりますけども、しかしながら、そういうふうに言われますと、先ほどおっしゃいました37の審議会掛け大体20人計算しますと、大体700余りの審議員さんに対して、余りにも失礼じゃないかなというふうに思うわけでありますけども、そのあたり、事実上の審議会がまちづくり市民会議だと言われた、その真意についてお伺いをさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 私は、選挙の間はずうっと事実上の審議会というふうなことで言ってきたんです。あるいは、議員は、私の演説をお聞きになったこと一度もないのかもしれません。私の演説を聞かれた方は、全部、そういうふうに認識しております。 市役所に入ってきてからも、事実上の審議会という表現を使ってたんですが、担当が企画政策部なんです。ちょっと紛らわしいから別なネーミングでどうかと、ということから、まちづくり市民会議という名称に変えました。変えたけど、私の気持ちの中では同じです。 しかし、片や条例に基づく市の附属機関です。他はあくまでも私の私的な諮問機関です。その違いは歴然としてあります。でも、今議員がおっしゃることは、ちょっと的外れではないかという印象を受けています。
○議長(大空軍治君) 好川議員。
◆議員(好川桂司君) すみません、私が言いたかったのは、今の附属機関としての審議会そのものを、逆に市長は軽んじておられるんじゃないかというふうに率直に申し上げたかったわけですけども、その思いが変わらないとおっしゃるということは、そういうことで受けとめてよろしいわけでしょうか。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) どういう具体的な理由で、附属機関としての公の審議会を軽んじているように見えるとおっしゃるのか、それを1つか2つ、理由をあげてください。
○議長(大空軍治君) 好川議員。
◆議員(好川桂司君) 理由といいますよりも、先ほどの「事実上の審議会が」とおっしゃられた背景がどうも私には理解ができませんで、「事実上の」という言葉の裏には、形だけの審議会あるいは機能してない審議会というような思惑がおありのように私には聞こえましたので、決して、そのような審議会では私はないというふうに思っておりますけども、そのように私は受けとめられましたので、そうじゃないということをぜひ市長にもおっしゃっていただきたいというふうに思いまして、質問をさせていただきました。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 全然、全然勘違いされてます。 今のまちづくり市民会議のことを事実上の審議会と、こう言ってるんです。私は、かつて事実上の審議会と言ってきたんです。今の法令上の根拠のある附属機関としての審議会、その他、全然関係がないんです。それは、きちんと制度して存在してます。37あります。 それと、全然別に、私の私的諮問機関としての事実上の審議会と言ってきたんですが、紛らわしいし、もっと素敵なネーミングでどうかということから、まちづくり市民会議という名称に改めたんです。ちょっと、全然混乱されてます。(笑声)
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 私も、報酬の支給される審議会の委員として話をしておりますが、では、その報酬を支給される審議会が本当に市民の立場で審議されてるかという問題なんですが、私が今所属している高齢者保健福祉推進協議会があるわけですが、ここでは、もう事務局の出してきた案を追認する、私が一生懸命にそれに対して質疑をしても、それは全く盛り込まれない、やっぱり、そういうところには大きな問題点があるまま、この審議会が存在しているのではないのか。その点について、ぜひとももっともっと審議会の委員さんの声が反映される、そういうものにしていただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 現在の山陽小野田市の附属機関としての審議会に、そういう審議会があると、今初めて聞きました。非常に残念なことです。審議会の内容をどう充実していくか、一人ひとりの審議委員が努力すべきことですが、しかし、裏方である事務局が率先しての意識改革が必要です。詳細は、承知しないままに今日に至りましたけど、いろんな提言箱とか、その他あるじゃないですか。市長への意見、伝達、具申の仕方いろいろあると思うんです。そういう具体例があれば、ぜひ持ってきてください。その担当の事務局と一緒に、これから先の審議会の運営の仕方について、ありようについて考えます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第48号山陽小野田市長等の給与に関する条例及び山陽小野田市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。 御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第49号山陽小野田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、このあり方について、ぜひとも私は見直していただきたい部分があるんですが、ここには盛り込まれておりません。それは、現在の旅費あるいは宿泊費が高額に設定されていて、差額が出た場合は、それにかかわった職員がもらうことができる。実費を弁償するという、そういう中身じゃないといけないと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 執行部、どなたか。野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 今、それぞれ過去私どもも前例でずうっとやってまいりましたが、一応、今現在では、この一つの規定の中の旅費、日当、宿泊料という形の中で実施をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって、議題となっております議案25件に対する質疑を終わります。これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所轄の常任委員会に付託いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。 ここで、5分間休憩いたします。35分です、よろしくお願いします。────────────午後3時29分休憩午後3時40分再開────────────
○議長(大空軍治君) これより休憩前に引き続き会議を続行いたします。────────────
△日程第8議案第50号~第61号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第8、議案第50号山陽小野田市職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第61号山陽小野田市保健施設条例の一部を改正する条例の制定についてまでの、以上、議案12件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。白井市長。(市長登壇)
◎市長(白井博文君) ただいま上程されました諸議案につき、順次御説明申し上げます。 まず、議案第50号は、山陽小野田市職員給与条例の一部改正であります。 現下の厳しい経済情勢及び財政状況等にかんがみ、職員の給料月額の減額及び管理職員特別勤務手当の支給を停止しようとするものであります。 改正の内容は、平成18年4月1日から当分の間、職員の給料月額にあっては5%を引き下げ、管理職員特別勤務手当にあっては、その支給を停止しようとするものであります。 ただし、今回の改正においては、医療職員給料表(1)の適用を受ける者については、いずれも適用から除外しております。 次に、議案第51号から議案第58号までは、議案第50号の職員給与条例の一部改正に伴う人件費の調整についての補正予算であります。 まず、議案第51号は、平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)であります。 今回の補正は、職員給与等人件費の補正及びそれに伴う特別会計への繰出金の補正であります。 歳入歳出とも2億5,810万円を追加し、補正後の予算額を258億510万円とするものです。 平成18年度の当初予算につきましては、予算編成上の作業日程から、職員給与のカット率が確定する前に予算書を作成せざるを得なかった関係で、10%カットで編成しております。 しかしながら、その後、5%カットで確定を見ましたので、それに伴う予算増加分については、この補正予算を御提案することで対応させていただきたいと存じます。御理解のほどよろしくお願いいたします。 なお、歳入では、市債を2億5,810万円増額しており、これは、歳出補正の特定財源としてではなく、一般財源として計上しています。 具体的には、地域再生事業債という地方債で、これは、地方財政計画の投資単独事業の対前年度比を上回って事業を実施する団体や、全国の標準的な投資規模を勘案して定める額を上回って事業を実施する団体が、投資単独事業の特定財源として借り入れ可能な地方債で、今年度に創設されたものです。 平成17年度におきましては、各普通建設事業の特定財源として3月補正にて計上させていただきました。 平成18年度におきましては、借入可能額は最大6億5,500万円を想定しておりますので、現在のところ充当先事業については未定であり、各事業を遂行していく上で、本債の充当残等にさらに充当するなど、有効的な活用を図ってまいりますので、特定財源としての予算上の充当は、今後の補正予算にて調整させていただきたいと存じます。 次に、議案第52号は、平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1回)であります。 補正の内容は、歳出で、職員の人件費60万1,000円を追加し、積立金で調整しており、予算総額の変更はありません。 次に、議案第53号は、平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1回)であります。 歳出の補正額として、職員の人件費265万8,000円を追加し、これに伴う財源は、一般会計繰入金であります。 結果、補正後の予算総額は69億893万4,000円と相成ります。 次に、議案第54号は、平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)であります。 歳出の補正額として、職員の人件費230万7,000円を追加し、これに伴う財源は一般会計繰入金であります。 結果、補正後の予算総額は39億2,539万6,000円と相成ります。 次に、議案第55号は、平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第1回)であります。 歳出の補正額として、職員の人件費61万1,000円を追加し、これに伴う財源は一般会計繰入金であります。 結果、補正後の予算総額は86億1,133万7,000円と相成ります。 次に、議案第56号は、平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第1回)であります。 歳出の補正額として、職員の人件費994万2,000円を追加し、これに伴う財源は一般会計繰入金であります。 結果、補正後の予算総額は36億6,107万9,000円と相成ります。 次に、議案第57号は、平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)であります。 補正の内容は、歳出で、職員の人件費338万円を追加し、予備費で調整しており、予算総額に変更はありません。 次に、議案第58号は、平成18年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)であります。 今回の補正は、給与費用8,162万6,000円増額し、病院事業費用を51億1,473万3,000円といたしました。 これに対し、病院事業収益は、当初予算と同じ52億2,627万1,000円といたしました。 この結果、税抜きの損益計算では、1億2,020万7,000円の単年度利益を見込んでおります。 次に、議案第59号は、山陽小野田市組織条例の全部改正であります。 今回の改正は、現行の6部1室を5部2室に改編しております。新たに、市長公室を設置し、市民とのパイプ役となる広報広聴部門及び行政改革部門を、市長直轄としたほか、市民環境部を廃止して、市民部門を保健福祉部門と統合して市民福祉部とし、環境部門を産業経済部門と統合して環境経済部として、業務の連携及び住民サービス機能の充実を図っております。 その他の改正の内容は、この組織の改編に対するため、所掌事務を改めるものであります。 また、附則において、組織の名称変更に伴う関係条例の一部改正を行っております。 次に、議案第60号は、山陽小野田市社会教育委員条例の一部改正であります。 今回の改正は、教育委員会の組織を改編することに伴い、社会教育委員の庶務担当部署の名称を変更しようとするものであります。 次に、議案第61号は、山陽小野田市保健施設条例の一部改正であります。 現在、山陽小野田市の保健センター、山陽保健センター及び健康指導係の3組織で保健事業を展開していますが、なお一層の保健事業を推進するために組織を統合し、このことに伴い、現在の山陽保健センターを基幹保健センターに定めるため、施設名を改正するものであります。 以上、提出いたしました諸議案につき、その概要を御説明いたしましたが、なお、詳細にわたりましては御質問に応じ、私及び関係参与から御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。(市長降壇)
○議長(大空軍治君) 市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑につきましては1件ずつ行います。 議案第50号山陽小野田市職員給与条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。 御質疑はありませんか。佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 市長が、先ほどちょっと言われましたけど、医者の場合は適用しないと、市長が言われる公平さが欠けるんではないかというのを、自分自身でもしゃべっておられました。私がここで聞きたいのは、確かに、医者の要するに給料は下げんと、それで、医者がかわる人がおらないんだと、そういうことは私もよく理解できます。しかし、そこに並んでる皆様方も、それぞれかけがえのない人たちじゃないかと思うんです。どこで、そういうふうな線引きをされるのか、お答えください。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 議案第50号の1枚目、下から4行目、議案第50号の1枚目の下から4行目、ただし、以下、ここを削除するかどうかは、議会の皆さんにお任せします。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 質問に答えてほしいんですが、どういう観点で、これを出されたんか、それをお聞きしてるんですが。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 先ほど御説明したとおりです。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 3回目ですから、次は、ぼくは立てません。議長、もし答えられんかったら、議長、とめてください。こっちは質問しよるんですから。 先ほど答えられたと言いますけど、芸術監督ですか、あれと医者とだけということですけど、その人を決めたというか、選んだのはだれですか。
○議長(大空軍治君) 執行部、どなたか。山根次長。
◎病院局次長(山根雅敏君) 先ほどの質問で、医師を除外したことについて、私の方から答えさせていただきたいと思いますが、市の職員というのは、一般的にそこに終身雇用といいますか、市の、いわゆる組織の中で異動があります。ところが、医師の場合は、市の組織の中でもあったりすることもあると思うんですけど、多くは、例えば大学病院に帰ったりとか、それから、民間の病院に行ったりとか、そういう広い意味での異動というのは可能です。となると、条件的に、例えば医師を招聘しようと思えば、例えば民間病院と比べて少しでもいい条件を出していかないと医師の獲得にはつながっていかないと、そういう特殊な事情がありますので、医師はこの中から外していただいたというふうなことがありますので、御理解をいただきたいなというふうに思っております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。衛藤議員。
◆議員(衛藤弘光君) 職員給与のカット率ですが、10%カットの場合と5%カットの場合の平均給与がわかれば。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 一般会計で申し上げます。給料月額です、10%カットの場合は32万2,942円、3、2、2、9、4、2でございます。 5%カットの場合34万883円、3、4、0、8、8、3でございます。
○議長(大空軍治君) 衛藤議員。
◆議員(衛藤弘光君) それともう1点、今、市長が説明書を読まれましたが、職員の給料月額と、それから、職員の今度は給与となっておるんですが、給料と給与の違い、定義が何かあるんですか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 給料月額に諸手当が入っているということで、それが給与でございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) 管理職の特別勤務手当、これの支給を停止しようと、こういうことです。職員では5%引き下げということで、この管理職の特別勤務手当の支給停止によって、全体的に5%、まあ職員だったら5%というのはわかるんですけども、管理職の人に対してはそういう計算でいくと何%の減というふうになるのでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 管理職員特別勤務手当は、国と準拠しておりますが、管理職の一定の時間以上、休日、時間外といいますか、休日に出た場合の手当で、部長が6,000円、部次長が5,000円、課長が4,000円という規定でございます。この減につきましては、今予算上では346万円ぐらいの減になろうと思います。ただ、今管理職につきましては管理職手当をそれぞれ50%カットしておりますので、それぞれ、部長の場合は、管理職手当、給料の10%、部次長の場合は9%、それから課長の場合は8%でございますので、部長の場合は通算して給料月額の10%がカットになります。それから、部次長の場合は9.5%、課長の場合は9%のカットになろうと、毎月の額でいえばカットになる。ただ、期末勤勉手当、ボーナスについては基本月額に係りますので、その率はちょっと若干高となりますが、毎月の給料月額でいえばそういうカットになろうというふうに思います。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第51号平成18年度山陽小野田市一般会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第52号平成18年度山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第53号平成18年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第54号平成18年度山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第55号平成18年度山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第56号平成18年度山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第57号平成18年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第58号平成18年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第59号山陽小野田市組織条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) お聞きしますが、これは本庁だけになるんでしょうか、山陽総合事務所には3部5課置かれているんですが、その点の変更等はないんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村総務部長。
◎総務部長(野村宗司君) これは条例関係でということの形でございますが、山陽総合事務所も部制を廃止するということで今考えております。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 山陽総合事務所に3部5課を置くというのは、旧山陽町住民の利便性等を配慮された上で決められてきたことなんですが、そういった利便性が損なわれる心配、そういった点はないんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 篠原助役。
◎助役(篠原宣行君) 山陽総合事務所については、今回のこの条例事項じゃあございませんが、今言われましたようなことは、まあ私が中心となって山陽総合事務所のあり方というのをいろいろ検討した経緯もございます。その中で、当然今の山陽総合事務所ということなんですが、将来的にはいろいろな形が考えられますけれども、合併してまだ1年ということでございますので、当然住民の利便性といいますか、その辺が損なわれないような形で、組織的には今総務部長が申しましたように、部制を廃止するという形をとっていこうと今考えておりますが、住民の利便性が損なわれないように、その辺は十分配慮して、組織といいますか、その辺のことを考えていきたいと思います。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この改編で部長職が合計4つなくなるということなんですが、それは今ここにおられる執行部の皆さん方の配置転換等を伴っていくわけですが、その点では降格ということになるんですか、その点についてちょっと説明してください。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) 総合的な人事配置の中で考えております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 直接条例には関係せんわけでございますが、今野村部長の方からも、人事異動の中でいろいろ考えるというような話が一部出ましたし、それから、この間議会の中でもいろいろな場を通じて、一般質問を通じて、山陽総合事務所の権限強化と職員数の拡大について、この間いろいろ質疑をされておりますが、その辺の見込みについて十分配慮されるんでしょうか。
○議長(大空軍治君) 篠原助役。
◎助役(篠原宣行君) 職員数につきましては、拡大ということはちょっとなかなか難しいと思いますが、基本的に住民の利便性を損なわないような形の組織づくりをやっていきたいということです。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) この条例については非常に危険な感じがします。特に、市長の権限がますます大きくなって、直轄になるんじゃないかという気がするんです。今まで私たちの感じでも、他の部を飛び越えて市民と直接約束をしたりやっておられるんじゃないかと思うんです。この組織編成を考えるときに、余りにも市長の権限が強くなると思いますが、その点どうでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) このたびの方針ということで、人事課がつくってくれました。6つほど掲げております。市民が利用しやすくわかりやすい組織機構、簡素で効率的な組織機構、総合計画が円滑に遂行できる組織機構、指揮命令系統がわかりやすく責任の所在が明確な組織、それから、行財政改革が柔軟に対応できる組織、新たな行政課題に迅速かつ的確に対応できる組織であるというふうな形の中でこの組織をつくっております。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 今言われたの矛盾しているところがあるんです。要するに、直轄になりますと飛び越えるんです。それで、柔軟にて言うけど、それは直接行くからほかの部は全然関係なしに飛び越えて行くいね。だから、僕が聞きよるのはそういうふうにこの中の組織図はあるが、もし市長公室で決めてしまえば、そのことがみんな波及するんじゃないかということなんです。その点はどうでしょう。例えば、総務で決めても市長公室で決めてしまえば、そのままそのとおりになっていくんじゃないかという恐れがあるんですが、どうでしょうか。
○議長(大空軍治君) 野村部長。
◎総務部長(野村宗司君) これは見ていただきますと、総務部には人事、それから企画政策部には財政・企画というとこございます。そういう意味の中では、ある意味では組織のそれぞれ部の中で、部、市長公室の中でそれぞれチェック・調整ができるんではないかと思っております。
○議長(大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) ということは、総務部がもうみんな市長公室に持っていって話しをしていくということなんでしょうね。僕は3回目ですからこれで座らんにゃいけんのよ。ただ、特に恐いのは、広報広聴課が市長の公室になると、市長の言い分だけが直接市民に行って宣伝されるわけです。チェック機関がないんです。そういう点が、このあれは非常に危険だと思いますが、どうですか。
○議長(大空軍治君) 篠原助役。
◎助役(篠原宣行君) そのようなことがないように私も部長も、今の市長公室の権限といいますか、今総務部長が言いましたように、総務には人事課、いわゆる企画政策には財政という、まあ地方公共団体の行財政にとって重要なセクションはそれぞれ総務部、企画政策部にありますので、そういったことで、調整をお互い、市長公室が皆やるという意味じゃなくて、市長公室の今回置いた一番大きな目標といいますのは、やはり今後厳しい行財政状況を乗り切るためには、いわゆる行財政改革を推進していくということが主な主眼です。確かに広報広聴という形で、いわゆる市長の掲げる公平・公正なという、市民参加の市民本位のまちづくりということもありますが、行財政改革の推進ということも大きな、まあ市にとって今後の将来の大きな課題ですので、今佐村議員が言われたような御懸念のことがないような形で、私らも調整機能を十分に果たしていきたいと思っております。
○議長(大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 市長の考え方を市民の1人でも多くの方に、もっともっと伝えていかなくちゃいけない、そんなふうに考えております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) ちょっと一応組織の条例、まあ今から改正されるわけなんですが、この中でちょっと盛り込んでほしかったといいますか、……
○議長(大空軍治君) 岩本議員、これは、あなたは総務ですけいね。(「いや、そうなんですけど、」と呼ぶ者あり)……(発言する者あり)──(「わかりました、じゃあ。」と呼ぶ者あり) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第60号山陽小野田市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第61号山陽小野田市保健施設条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。川村博通議員。
◆議員(川村博通君) 本件について1点お伺いします。 今の提案説明で、まあ基幹保健センターと、そういう趣旨でお話しありまして、その言葉どおりであろうと思いますが、現状の小野田にある保健センター、山陽にある保健センター、それぞれの現行果たしている機能、それから施設、あるいは物理的な条件等々、まあさまざまなことを考えられて、この保健指導係とあわせて改定を考えられたと思うんですが、その辺の詳細な事情なり背景なりを御説明ください。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 議会の行財政改革の特別委員会の報告にもありました訪問指導という点もございます。それから、今申しましたように、今までの保健センター、それぞれ2カ所、それから健康増進課の保健指導係という点もございますので、ある意味ではそちらにある程度本拠を置きながら、それぞれ訪問指導等もございますので、それぞれのこちらの旧小野田の保健センターも十分活用しながら、利用者の利便性を高め、またいろいろそういう訪問指導の成果も上げるという中でこういう形をとらさせていただきました。
○議長(大空軍治君) 川村議員。
◆議員(川村博通君) では、改めて今の答弁、確認なんですが。これまでの山陽の保健センター、今度の新しい名称は山陽小野田市保健センター、それから旧来の小野田市保健センターは山陽小野田市小野田保健センターと、こういうことでありますので、そういう意味で、基幹が従来の山陽保健センターが基幹になると、こういう解釈でよろしゅうございますか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) それに議案説明でありましたように、健康増進課の健康指導係がそちらの方に、基幹保健センターの方に一つの機関としてあるということでございます。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) それでは、私は一番心配なのが、市民に対するサービスが、では今後山陽地区にある山陽小野田市保健センターから全市に向けて保健師さんたちが訪問指導なりをしていく、そういう基本的な考え方でいいんでしょうか、人数的な配分等がもし構想の中にあるんであればお答えいただきたいんですが。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 今、保健センターが2カ所ございまして、所長が2人おります。そういった中で、まず命令系統の一本化、それから山陽地区、小野田地区の保健事業の平準化、まずそれを図りたいと。それと、まず器的に山陽事務所の保健センターの方が器的に容量があるということで、そういうこともございます。いろんな中で決めたわけですが、その中で保健事業に対しましては、当分の間は今までの形態でちょっと推移するんじゃないかなと。その事業の振り分けの仕方と、また人員配置等につきましても、今後どういうふうなやり方をするかというのは決めていかなければならないというふうに思っております。急激に変えますと、やはりちょっと事業に支障を来たす場合もございますので、その辺も徐々に期間的にやっていくということでございます。
○議長(大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 当分の間は今のままの人員の配置ということですが、どちらにしてもいずれは山陽側に主力がシフトしていくというふうに考えざるを得ないわけですが、そうなったときにこれは介護保険事業の方で包括支援センターが置かれて、その補完的な機能をかなり保健センターが担っていく必要が出てきますが、それがもし離れ離れ、今市役所と保健センターということなんですが、それがさらに遠い、距離的に遠くなれば、連絡を密にしていくとか、そういった点に不安を感じるわけですが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(大空軍治君) 蔵川部長。
◎保健福祉部長(蔵川安雄君) 今の保健センターのあり方は、山陽保健センターについては山陽地区のみ、それから、まあ忙しいときは別にしても、検診等の忙しいときは別にしても、基本的にはそれぞれの地区で活動を主にしているのが現状でございます。やはり、新市になっておりますので、やはり一つの保健センターの組織の中で、先ほども申しましたようないろんな事業の平準化をしなければなりませんし、それともう1点は、先ほど議員さん申されましたように、包括支援センターとの連携というのがございますし、やはりそういう面につきましては、組織の人員を一本化した方が動きやすいという面もございますので、支障がないように、十分連携をとりながら実施をしてまいりたいと思っております。
○議長(大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって議題となっております議案12件に対する質疑を終わります。これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所轄の常任委員会に付託いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。────────────
△日程第9意見書案第1号 ────────────
○議長(大空軍治君) 日程第9、意見書案第1号市民生活を支える道路整備財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。江本議員。(江本郁夫君登壇)
◎議員(江本郁夫君) それでは、ただいま上程されました意見書案第1号について御説明をいたします。 意見書案の中に示してありますとおり、活力ある地域社会の形成を推進するとともに、地球規模での環境問題に対処し、安全・安心を実感できる国土の実現を図るためには、道路整備は引き続き重要となっています。特に、公共交通機関の整備が不十分で、自動車交通に依存せざるを得ない地方においては、市内外との交流、連携を促進する交通ネットワークの整備を進めるとともに、人や自然に優しい交通環境の整備が必要不可欠であります。このような観点から、国に対し平成19年度の予算編成に反映されるよう強く要望するため、意見書を提出するものであります。 以上であります。議員各位の御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。(江本郁夫君降壇)
○議長(大空軍治君) 提出者の提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております意見書案第1号は、お手元に配付してあります付託表のとおり所轄の常任委員会に付託いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。明日9日から12日までは休会、13日は午前10時から本会議を開き、一般質問を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれで散会いたします。お疲れでございました。────────────午後4時17分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成18年3月8日 議 長 大 空 軍 治 署名議員 小 野 泰 署名議員 尾 山 信 義...