周南市議会 > 2012-06-29 >
06月29日-02号

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  1. 周南市議会 2012-06-29
    06月29日-02号


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    平成 24年 6月 第4回定例会平成24年第4回市議会定例会議事日程第2号  平成24年6月29日(金曜日)──────────────────────────────議事日程第2号  平成24年6月29日(金曜日)午前9時30分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸般の報告       書類提出第1号から第7号まで(報告、質疑)       報告第2号から第12号まで(報告、質疑)       議会報告第8号から第16号まで(報告)日程第3 議案第96号      (提案説明、質疑、討論、表決)日程第4 議案第97号      (提案説明、質疑、討論、表決)日程第5 議案第98号から第113号まで      (提案説明、質疑、委員会付託)日程第6 請願第1号、第2号及び陳情第3号      (委員会付託)──────────────────────────────本日の会議に付した事件      会議録署名議員の指名      書類提出第1号 周南市土地開発公社の経営状況について      書類提出第2号 財団法人周南市ふるさと振興財団の経営状況について      書類提出第3号 株式会社かの高原開発の経営状況について      書類提出第4号 財団法人周南市医療公社の経営状況について      書類提出第5号 財団法人徳山地区漁業振興基金協会の経営状況について      書類提出第6号 財団法人周南市都市開発事業団の経営状況について      書類提出第7号 財団法人周南市文化振興財団の経営状況について      報告第2号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分について      報告第3号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分について      報告第4号 損害賠償の額を定めることに関する専決処分について      報告第5号 平成23年度周南市一般会計繰越明許費繰越計算書      報告第6号 平成23年度周南市一般会計継続費繰越計算書      報告第7号 平成23年度周南市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書      報告第8号 平成23年度周南市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書      報告第9号 平成23年度周南市地方卸売市場事業特別会計繰越明許費繰越計算書      報告第10号 平成23年度周南市水道事業会計予算繰越計算書      報告第11号 平成23年度周南市水道事業会計継続費繰越計算書      報告第12号 平成23年度周南市下水道事業会計予算繰越計算書      議会報告第8号 例月出納検査の結果について      議会報告第9号 定期監査結果について      議会報告第10号 定期監査結果について      議会報告第11号 例月出納検査の結果について      議会報告第12号 例月出納検査の結果について      議会報告第13号 定期監査結果について      議会報告第14号 定期監査結果について      議会報告第15号 議員の表彰について      議会報告第16号 陳情の処理の経過及び結果報告について      議案第96号 周南市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第97号 周南市教育委員会委員の任命について      議案第98号 平成23年度周南市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第99号 平成23年度周南市交通災害共済事業特別会計補正予算(第3号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第100号 平成24年度周南市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第101号 平成24年度周南市一般会計補正予算(第1号)      議案第102号 平成24年度周南市一般会計補正予算(第2号)      議案第103号 周南市市長の給料の支給額の特例に関する条例制定について      議案第104号 周南市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について      議案第105号 周南市市税条例の一部を改正する条例制定についての専決処分を報告し、承認を求めることについて      議案第106号 周南市市税条例の一部を改正する条例制定について      議案第107号 周南市ぞうさんの夢基金条例制定について      議案第108号 周南市火災予防条例の一部を改正する条例制定について      議案第109号 訴えの提起をすることについて      議案第110号 訴えの提起をすることについて      議案第111号 市道の認定及び廃止について      議案第112号 字の区域の変更について      議案第113号 工事請負契約の締結について(消防救急デジタル無線整備工事)      請願第1号 伊方原発の再稼働を許さず廃炉を求める意見書の提出を求める請願      請願第2号 都市計画税の課税見直しを求める請願      陳情第3号 (仮称)学び・交流プラザにおける図書館の設置に関する陳情──────────────────────────────出席議員(30名)       1番  田 村 隆 嘉 議員      2番  島 津 幸 男 議員       3番  井 本 義 朗 議員      17番  立 石   修 議員       4番  岩 田 淳 司 議員      18番  坂 本 心 次 議員       5番  金 子 優 子 議員      19番  中 村 富美子 議員       6番  相 本 政 利 議員      20番  小 林 雄 二 議員       7番  土 屋 晴 巳 議員      21番  友 田 秀 明 議員       8番  福 田 健 吾 議員      22番  西 田 宏 三 議員       9番  田 中 和 末 議員      23番  福 田 文 治 議員      10番  長谷川 和 美 議員      24番  岸 村 敬 士 議員      11番  伴   凱 友 議員      25番  吉 平 龍 司 議員      12番  青 木 義 雄 議員      26番  兼 重   元 議員      13番  長 嶺 敏 昭 議員      27番  田 村 勇 一 議員      14番  金 井 光 男 議員      28番  尾 﨑 隆 則 議員      15番  中津井   求 議員      29番  米 沢 痴 達 議員      16番  清 水 芳 将 議員      30番  古 谷 幸 男 議員説明のため出席した者      市長             木 村 健 一 郎 君      副市長            青 木 龍 一 君      教育長            村 田 正 樹 君      監査委員           原 田 雅 史 君      上下水道事業管理者      磯 部 恒 明 君      企画総務部長         山 下 敏 彦 君      行政改革推進室長       久 村 信 幸 君      財務部長           住 田 英 昭 君      地域振興部長         増 本 俊 彦 君      環境生活部長         松 本 豊 一 君      福祉部長           箱 崎 秀 彰 君      健康医療部長         田 中 隆 之 君      経済産業部長         中 村 研 二 君      建設部長           吉 木 洋 二 君      都市整備部長         松 田 和 人 君      中心市街地整備部長      有 吉 一 男 君      競艇事業部長         山 本 貴 隆 君      消防長            河 本 晃 君      教育部長           手 山 恒 次 君      上下水道局副局長       渡 辺 隆 君      新南陽総合支所長       三 浦 和 之 君      熊毛総合支所長        大 宅 英 幸 君      鹿野総合支所長        岩 崎 哲 司 君事務局職員出席者      局長             原田英夫      次長             松田秀樹      次長補佐           末岡和宏      議事担当係長         石田典子      議事担当           今田百合夫      議事担当           橘理恵      議事担当           末次辰朗   午前 9時30分開議 ○議長(米沢痴達議員) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。────────────────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(米沢痴達議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、井本義朗議員及び岩田淳司議員を指名いたします。────────────────────────────── △日程第2諸般の報告          書類提出第1号から第7号まで(報告、質疑)         報告第2号から第12号まで(報告、質疑)         議会報告第8号から第16号まで(報告) ○議長(米沢痴達議員) 日程第2、諸般の報告を議題といたします。 書類提出第1号から第7号までについて、順次登壇の上、一括報告を求めます。   〔企画総務部長、山下敏彦君登壇〕 ◎企画総務部長(山下敏彦君) おはようございます。それでは、書類提出第1号、周南市土地開発公社の経営状況について御説明を申し上げます。 平成24年4月15日号の市広報でもお知らせしたところでございますが、周南市土地開発公社は、平成23年9月定例会において解散の議決をいただき、その後、保有土地による代物弁済や市の債権放棄などにより債務を解消し、平成24年3月31日付で山口県知事の認可により解散し、清算法人へ移行いたしました。 その後、清算手続を進めておりましたが、この6月26日に残余財産が2,250万3,902円に確定したことから、公有地の拡大の推進に関する法律第22条第2項の規定により、同日付でこの全額を周南市に帰属させ、清算を結了しておりますことを最初に御報告いたします。したがいまして、周南市土地開発公社の経営状況に係る書類提出は、今回が最後となるものでございます。 それでは、平成23事業年度事業報告書及び決算書の1ページをお願いします。事業報告書の1、総括事項、(1)事業概要、イの主な事業から御説明申し上げます。土地の処分といたしまして、一般国道2号「戸田拡幅」事業用地を国へ、また中央町用地を市へ売却いたしました。 次に、債務の整理といたしまして、公社の解散に伴い、公社保有現金による債務の弁済のほか、市の第三セクター等改革推進債の活用により市及び金融機関からの借入債務が解消されました。市からの借入債務1億5,600万円は、平成23年9月定例会において市の権利の放棄が可決され、免除されました。金融機関からの借入債務13億2,000万円は、市が代位弁済いたしました。公社は、市に対する同額の求償債務を弁済するため、保有土地による代物弁済などで10億5,188万8,994円を返済しましたが、残りの債務2億6,811万1,006円は、平成24年3月定例会において、市の権利の放棄が可決され、免除されました。 ウの損益収支といたしましては、主に市の債務免除などによる特別利益4億4,224万2,205円があった一方で、土地の評価損などによる特別損失10億5,426万6,359円の発生などで6億1,759万3,307円の損失となりました。この結果、年度当初に6億3,039万9,655円あった準備金は、1,280万6,348円となり、これと資本金1,000万円を合わせた2,280万6,348円により、解散後の清算業務を行うこととなりましたが、冒頭申し上げましたように6月26日に清算を結了いたしました。 決算書の3ページ、貸借対照表をごらんください。資産の部は、合計2,282万6,663円となっており、主なものは現金及び預金でございます。 一方、負債の部は、預かり金が2万315円、4ページの資本の部は、資本金と準備金の合計2,280万6,348円となっており、これら負債資本は、合計2,282万6,663円となっております。 5ページは、損益計算書でございます。先ほど御説明したとおり、債務の整理に伴う特別利益、特別損失の発生などにより、当期純損失は6億1,759万3,307円となっております。 6ページのキャッシュ・フロー計算書をお願いします。各キャッシュ・フローの差し引きの結果、現金及び現金同等物の期末残高は2,277万2,943円となっており、貸借対照表の現金及び預金と同額となっております。 7ページは、財産目録で、貸借対照表に対応したものでございます。 8ページは、公有用地の明細表です。市へ売却した中央町用地以外の土地は、市による再取得の見込みがなくなったため、土地開発公社経理基準要綱第13条第1項の規定により、9ページの特定土地へ移行しております。 9ページの特定土地、10ページの代行用地、11ページの完成土地等は、いずれも売却処分や代物弁済として市へ譲渡したため、期末残高はゼロとなっております。 12ページは、現金及び預金、固定資産などの明細表でございます。 また、13ページからは、決算報告書と収支決算明細書でございますので、御参照いただければと存じます。 22ページは、監査意見書でございます。平成23事業年度の事業報告及び決算につきましては、去る5月10日に監事による監査を受け、5月15日開催の清算人会の議決を得て、公有地の拡大の推進に関する法律第18条第3項の規定により、5月31日付で市長に提出されたものでございます。 以上で、書類提出第1号、周南市土地開発公社の経営状況について、説明を終わります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。   〔地域振興部長、増本俊彦君登壇〕 ◎地域振興部長(増本俊彦君) おはようございます。それでは、書類提出第2号、財団法人周南市ふるさと振興財団の経営状況について御説明を申し上げます。 まず、平成23事業年度事業報告書及び決算書、1ページの平成23事業年度の事業報告でございます。周南市ふるさと振興財団は、平成22事業年度に「ふるさとづくり推進プランⅡ五感で感じるふるさと周南」を策定し、平成23事業年度は、コミュニティを初め、地場産品やふるさとづくりに関する情報発信に重点を置き、事業の充実・発展に努めてまいりました。 それでは、主な事業について御説明を申し上げます。 まず、2ページから11ページまでの「市民が輝くふるさとづくり」でございます。コミュニティ(地縁型)では、コミュニティ情報の提供や、特色あるコミュニティ活動への支援等を行うほか、周南市コミュニティ推進連絡協議会事務局として、交流集会等の各種事業を行っております。 9ページの市民活動(テーマ型)では、市民活動情報の提供や特色ある市民活動への支援等を行っております。 次に、12ページから18ページまでの「ものからひとへのふるさとづくり」でございます。都市と農山漁村の交流では、地場産品推進拠点施設として、ふるさと産品の店こあを運営し、地場産品や郷土料理、生産者などに関する情報を提供するとともに、町なかの消費者と生産者とのふれあいを促進しております。 次に、19ページから27ページまでの「明日へつなげるふるさとづくり」でございます。地域の財産を次世代に継承することなどを目的に、ふるさとづくりに関する情報の提供やふるさとかわら版の発行等を行っております。 また、24ページからのふるさとづくり拠点施設の管理・運営では、市民交流センター、大田原自然の家、向道湖ふれあいの家の管理・運営業務を行ったところでございます。 続きまして、平成23事業年度の決算について御説明いたします。 37ページをお願いいたします。まず、収支計算書の事業活動収入のうち、公益事業収入は、基本財産利息収入のほか、ふるさと通信会員の会費収入や周南市からの補助金、並びに指定管理料、国の緊急雇用事業の委託料等でございます。また、収益事業収入は、地場産品事業費補助金販売手数料収入などでございます。 次に、事業活動支出でございますが、37ページ下段から39ページ上段までの公益事業につきましては、先ほど御説明いたしました「市民が輝くふるさとづくり」、「ものからひとへのふるさとづくり」、「明日へつなげるふるさとづくり」の各事業に係る経費、指定管理施設の運営に要した経費、また財団事務局の運営に要した人件費等を支出いたしております。39ページの収益事業につきましては、ふるさと産品の店こあの運営に要した経費などを支出しております。 以上により、39ページ中段の事業活動収支差額は972万2,931円となっております。これに下段の投資活動収支差額マイナス895万5,157円を加えますと、40ページに記載しておりますように当期収支差額は76万7,774円となり、これに前期繰越収支差額を加えた832万2,932円が次期繰越収支差額となります。 41ページに正味財産増減計算書を、42ページに貸借対照表を、44ページから46ページに財産目録を記載しておりますので、御参照いただければと存じます。 なお、本件につきましては、去る5月28日開催の周南市ふるさと振興財団理事会におきまして、御承認をいただいていることをあわせて御報告申し上げます。 続きまして、平成24事業年度の事業計画について、御説明を申し上げます。 地域におけるコミュニティ活動の重要性が高まる中、財団には、コミュニティ活動支援の中核として大きな役割を果たしていくことが求められています。平成24年度は、コミュニティの中核組織としての特徴を強化するための事業を推進していきたいと考えております。このため、2ページから17ページに掲げております各種事業を継続して展開していくとともに、特に2ページから5ページまでのコミュニティ(地縁型)では、新たにコミュニティコーディネート事業として、財団職員が地域に出向き、各地区と財団の連携・強化を図ってまいりますほか、地域間ネットワーク形成事業として、各地区の交流・連携を促進してまいります。 平成24事業年度の予算につきましては、19ページから22ページに記載しているとおりでございます。 なお、本件につきましては、去る3月21日開催の周南市ふるさと振興財団理事会におきまして、御承認いただいておりますことをあわせて御報告申し上げます。 以上で、書類提出第2号、財団法人周南市ふるさと振興財団の経営状況についての説明を終わります。 続きまして、書類提出第3号、株式会社かの高原開発の経営状況について、御説明を申し上げます。 株式会社かの高原開発につきましては、平成23年4月から、せせらぎパーク豊鹿里パーク鹿野天神山公園及び石船温泉憩の家の指定管理者として、3期目の管理運営を行っているところでございます。 初めに、平成23事業年度(第16期)の決算報告書をお開きください。まず、1ページの営業報告でございますが、せせらぎパーク豊鹿里パークの平成23事業年度の利用者数は、一般来訪者を含め3万47人となり、前期より約5.1%の減少となりました。 続いて、石船温泉憩の家でございますが、地域の方々の交流の場・やすらぎの場として利用していただいております。平成23年度の年間延べ利用者数は4万6,937人と、約12.3%の増加となっております。 次に、経常収支でございますが、せせらぎパーク豊鹿里パーク及び石船温泉憩の家をあわせた売上高は、新たな商品開発や経費節減等の努力をされ、前期より1.6%の増額となりましたが、キャンプ人口の減少や光熱水費の高騰により、当期純損失の計上となっております。 次に、決算報告でございますが、5ページの損益計算書をごらんください。売上高に受取手数料等を加えた純売上高から、売上原価を差し引いた売上総利益は、前期より1.5%の増となっております。 次に、販売費及び一般管理費は、前期より1.3%の増額となっています。増額の主な要因は、光熱水費等の高騰による増額でございます。売上総利益から、販売費及び一般管理費を差し引いた営業収支に営業外収益を加え、さらに営業外費用を控除した経常収支につきましては、97万6,409円の当期純損失となります。 当期末の株主資本につきましては、7ページの株主資本等変動計算書のとおりとなっています。 なお、この平成23事業年度の決算につきましては、去る5月17日に、監査役による監査を受け、5月29日に開催された株主総会において、承認されたものでございます。 続きまして、平成24事業年度(第17期)の事業計画書をお開きください。1ページの会社の事業方針でございますが、平成23年度より5年間、引き続いて指定管理者として、せせらぎパーク豊鹿里パーク、石船温泉憩の家、及び鹿野天神山公園の施設の管理運営を行ってまいります。また、鹿野地域の自然を活用した農業体験等による都市と農村の交流を促進し、交流人口の増加を図ることにより、地域の活性化、あわせて定住人口の増加を目指すとともに、今年度も、さらなる特産品開発・販売促進等に努め、指定管理業務以外の多角経営を行うことにより経営の安定を図ってまいります。 各施設の事業方針につきましては、事業計画書のとおりでございます。 なお、この平成24事業年度の事業計画につきましては、去る1月27日に開催された取締役会において承認されたものでございます。 以上で、書類提出第3号、株式会社かの高原開発の経営状況について、説明を終わります。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。   〔健康医療部長、田中隆之君登壇〕 ◎健康医療部長(田中隆之君) おはようございます。書類提出第4号、財団法人周南市医療公社の経営状況について御説明を申し上げます。 初めに、平成23事業年度財団法人周南市医療公社決算に関する書類の1ページをお願いいたします。 まず、事業概要と運営状況でございますが、医療公社は、公社の設立目的である、地域住民の医療と福祉の増進を目指して、病院事業、介護老人保健施設事業訪問看護ステーション事業在宅介護支援事業、及び居宅介護支援事業の5つの事業を展開し、医療・保健・福祉の一体となった事業運営を行っております。特に新南陽市民病院では、昨年から、市が設置する中須診療所に毎週木曜日の午後、医師及び看護師を派遣し、地域医療体制の維持・確保を担っているところでございます。 また、経営の効率化に向けて、平成20年度に策定いたしました周南市立新南陽市民病院改革プランに沿って、改革プラン推進委員会を中心に職員が一丸となって取り組みを推進いたしました。その結果、病院事業では、前年度と比較して約600万円の経営改善となり、病院改革プランの収支目標を約1,900万円上回り、3年連続して目標を達成したところでございます。 介護老人保健施設事業では、通所リハビリテーションの利用者の減少により、前年度と比較して、約60万円収支が悪化しております。 それでは、中段の病院事業から御説明をいたします。 新南陽市民病院は、「市民に奉仕する医療」という基本理念のもと、医療供給体制の整備充実、患者本位のサービスの充実、病院・診療所等との連携に努めてまいりました。延べ入院患者数は、4万6,829人、1日平均では127.9人で、病院改革プランの目標値128人をわずかに下回り、病床利用率は85.3%となっております。延べ外来患者数は7万8,647人で、1日平均では322.3人となり、前年度より3.4人減少をしております。 次に、2ページ中段の訪問看護ステーション事業でございます。利用者1人当たり月平均7.1回の訪問看護を行い、年間延べ訪問回数は3,607回で、対前年度比106.5%となっております。 次に、下段の介護老人保健施設事業でございます。延べ利用者数は、入所利用者が1万9,260人、短期入所療養介護利用者が900人、通所リハビリテーション利用者が5,842人でございます。1日当たりの施設入所者の平均は55.1人で、前年度より2.1人増加しております。通所リハビリテーション利用者の1日平均は23.9人で、前年度より0.5人減少しております。 次に、3ページの在宅介護支援事業でございます。受け付けた相談件数は18件で、ひとり暮らしの高齢者世帯等の実態把握は14件行っております。 次に、居宅介護支援事業でございます。居宅介護支援の契約に基づくケアプランの作成件数は739件で、前年度より184件増加しております。 次に、4ページから9ページには、医療公社の会議開催状況、公社職員数、主な行事等を掲載しております。 続きまして、医療公社の平成23事業年度決算について、御説明申し上げます。 10ページをお願いいたします。収支計算書総括表でございます。病院事業を初め、5事業の決算総額は、事業活動収入が28億1,534万4,869円、事業活動支出が28億3,789万5,659円でございます。 それでは、事業ごとの決算について、御説明いたします。 15ページをお願いいたします。初めに、病院事業であります一般会計でございます。事業活動及び投資活動を含めた決算額は、収入・支出とも25億6,736万3,543円でございます。収入の主なものは、市からの交付金の補助金等収入でございます。支出の主なものは、職員170名分の給料手当等の人件費、薬品、医療消耗品、給食材料費等の材料費、また設備や医療機器等の保守管理、食事、医療事務業務等の委託費でございます。 次に、22ページをお願いいたします。訪問看護ステーション事業特別会計でございます。決算額は、収入・支出とも2,661万9,548円でございます。次に26ページをお願いいたします。介護老人保健施設事業特別会計でございます。事業活動及び投資活動を含めた決算額は、収入・支出とも2億5,492万7,688円でございます。収入の主なものは、市からの交付金の補助金等収入でございます。支出の主なものは、職員27名分の給料手当等の人件費、薬品、給食材料費等の材料費、設備等の保守、食事、清掃業務等の委託費でございます。 次に、31ページをお願いいたします。在宅介護支援事業特別会計で、決算額は、収入・支出とも107万5,470円でございます。 次に35ページをお願いいたします。居宅介護支援事業特別会計で、決算額は、収入・支出とも1,357万3,182円でございます。 以上が、財団法人周南市医療公社の平成23事業年度決算に関する書類の説明でございます。 続きまして、平成24事業年度事業計画に関する書類について御説明を申し上げます。平成24事業年度財団法人周南市医療公社事業計画に関する書類の1ページをお願いいたします。病院事業等を取り巻く経営環境は、依然として厳しい状況にありますが、地域住民のニーズにこたえながら、病院事業を核として、介護老人保健施設事業訪問看護ステーション事業居宅介護支援事業及び在宅介護支援事業の5つの事業を展開し、安心安全な保健医療サービスの提供とともに、医療・保健・福祉の地域包括ケアシステムのさらなる充実を目指してまいります。本年度は、周南市市民病院におきまして、常勤医師が1名減員となり非常に厳しい経営状況になりますが、将来にわたって良質な医療を安定的に提供していくために、病院改革プランに基づき経営改善に努めてまいりますとともに、職員一丸となって改革プランの実現を図ってまいります。 それでは、事業ごとに御説明いたします。 まず、1、病院事業でございます。「市民に奉仕する医療」という基本理念のもと、安心安全をキーワードに、市民及び患者の皆様のニーズにこたえるため、経営の健全化を図りつつ、市民病院として皆様に信頼される病院の実現に向けて計画書に示しております事業に鋭意取り組んでまいります。 次に2ページをお願いいたします。3、介護老人保健施設事業でございます。介護保険事業サービスが安定的に提供できますよう経営の健全化に努めるとともに、市民病院や関係機関との連携により、明るく家庭的な雰囲気の中で自立した日常生活を営むことができるよう、看護、介護、リハビリスタッフが連携をして質の高いサービスを提供してまいります。また、2、訪問看護ステーション事業、4、在宅介護支援事業、5、居宅介護支援事業につきましても、病院や介護老人保健施設と連携により、在宅での看護・介護を積極的に支援してまいります。 次に、3ページをお願いいたします。予算の総括表でございます。平成24事業年度の医療公社全体の5事業の合計の予算規模は、29億4,260万6,000円で、前年度と比較して6,348万5,000円、2.2%の増となっております。 次に、4ページをお願いいたします。病院事業であります一般会計でございますが、予算総額を26億1,808万9,000円としております。収入の主なものは、市からの交付金の補助金等収入でございます。 次に、5ページの支出でございます。支出の主なものは、職員173名分の給料手当等の人件費、材料費、委託費等でございます。 次に、6ページをお願いいたします。訪問看護ステーション事業特別会計で、予算総額を2,964万9,000円としております。 次に、7ページをお願いいたします。介護老人保健施設事業特別会計でございます。予算総額を2億7,620万6,000円としております。収入の主なものは、市からの交付金の補助金等収入でございます。支出の主なものは、職員28名分の給料手当等の人件費、材料費、委託費等でございます。 次に、8ページをお願いいたします。在宅介護支援事業特別会計で、予算総額を158万8,000円としております。 次に、9ページをお願いいたします。居宅介護支援事業特別会計で、予算総額を1,707万4,000円としております。以上で、財団法人周南市医療公社の経営状況について、説明を終わります。 最後に、平成23事業年度決算及び平成24事業年度事業計画につきましては、いずれも周南市医療公社の理事会において承認をいただいておりますことを、あわせて御報告させていただきます。何とぞ御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。   〔経済産業部長、中村研二君登壇〕 ◎経済産業部長(中村研二君) おはようございます。それでは、書類提出第5号、財団法人徳山地区漁業振興基金協会の経営状況について御説明をいたします。 本協会は、徳山海域の水産業における社会的経済的基盤に係る事業を推進し、漁業経営の恒久的安定及び海面利用者と地域産業の調和ある発展に寄与することを目的といたしまして、昭和56年7月に設立され、現在、基本財産額は1億4,583万7,565円となっております。 なお、本協会は平成24年4月1日から一般財団法人に移行し、名称が一般財団法人徳山地区漁業振興基金に変わっておりますが、お手元の資料につきましては、昨年度の理事会で承認を受けたものでありますことから、旧法人名のままとしておるところでございます。 初めに、平成23事業年度の事業報告書・決算報告書をお開きください。事業について、2ページに記載のとおり、マコガレイ、トラフグ等の種苗放流事業及び漁港周辺の海浜清掃事業を実施しております。 次に、決算報告でございますが、3ページ、4ページの収支決算書のとおりでございます。収入の主なものは、基本財産利息収入、支出の主なものにつきましては、事業活動に係る種苗購入費等でございます。 続きまして、平成24事業年度の事業計画書・収入支出予算書をお開きいただきます。 1ページの事業計画でございますが、本年度は種苗放流事業及び海浜清掃事業を計画されておられます。 次に、2ページの収支予算書でございます。収入の主なものは、公益目的支出計画に基づいた基本財産の取り崩しと利息収入でございます。支出につきましては、事業実施に係る経費と一般財団法人に移行したことに伴う人件費等を計上しております。 以上で、書類提出第5号、財団法人徳山地区漁業振興基金協会の経営状況について説明を終わります。御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。   〔都市整備部長、松田和人君登壇〕 ◎都市整備部長(松田和人君) おはようございます。書類提出第6号、財団法人周南市都市開発事業団の経営状況について御説明申し上げます。 まず、平成23事業年度の決算につきまして、御説明申し上げます。 初めに、事業報告でございますが、平成23事業年度事業報告書及び決算書1ページをお願いいたします。街路整備無利子貸付金償還事業は、NTT─A型無利子貸付金を活用した櫛浜久米線の道路整備に係る借入金の償還業務を行っております。 2ページの市民参画による公園管理推進事業は、公園の美化推進のため、公園愛護会の皆様への支援を行っております。 続きまして、決算報告について御説明申し上げます。 5ページ、(1)収支計算書をお願いいたします。まず、1、事業活動収支の部の1、事業活動収入は、(3)負担金収入の櫛浜久米線負担金収入が主なもので、合計6,746万9,348円となります。次に、2、事業活動支出は、監事の費用弁償、登記簿謄本交付手数料等で、合計4万2,405円となります。以上により、事業活動収支差額は6,742万6,943円となります。 次に、6ページをお願いいたします。Ⅱ、投資活動収支の部の投資活動収支差額は、マイナス36円となります。Ⅲ、財務活動収支の部の財務活動収支の部の財務活動収支差額は、財団法人民間都市開発推進機構に対する長期借入金の返済金を差し引いた額、マイナス6,743万9,000円となります。以上により、当期収支差額は、マイナス1万2,093円で、前期繰越収支差額は、7万1,053円と合わせ、次期繰越収支差額は5万8,960円となります。 次に、8ページの貸借対照表をお願いいたします。Ⅲ、正味財産の部でございますが、正味財産合計は、資産合計から負債合計を差し引いた額、マイナス1億2,572万6,425円となります。 9ページ以降に、正味財産増減計算書、財産目録などを添付しております。 続きまして、平成24事業年度の事業計画について、御説明申し上げます。 平成24事業年度事業計画書収入支出予算書1ページをお願いいたします。平成24事業年度におきましても引き続き、街路整備無利子貸付金償還事業、及び市民参画による公園管理推進事業を予定しております。 続きまして、収入支出予算書について、御説明申し上げます。 まず、2ページのⅠ、事業活動収支の部でございますが、1、事業活動収入は、基本財産運用収入及び償還基金運用収入、櫛浜久米線償還負担金収入等で5,767万4,000円を見込んでおります。2、事業活動支出は、消耗品、振込手数料など6万2,000円を計上しております。以上により、事業活動収支差額は、5,761万2,000円となる見込みでございます。 3ページをお願いいたします。Ⅱ、投資活動収支の部の投資活動収支差額は、償還基金積立金支出により、マイナス1,000円としております。Ⅲ、財務活動収支の部の財務活動収支差額は、財団法人民間都市開発推進機構への借入金返済支出により、マイナス5,764万2,000円となるものでございます。当期収支差額をマイナス5万8,000円、また前期繰越収支差額を同額の5万8,000円としております。以上により、当期収入額及び当期支出額を5,773万2,000円としております。 最後に、平成23事業年度事業報告及び決算につきましては、去る5月28日に、平成24事業年度事業計画及び収入支出予算につきましては、去る3月21日に、当事業団の理事会において承認をいただいておりますことを御報告いたします。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。   〔教育部長、手山恒次君登壇〕 ◎教育部長(手山恒次君) おはようございます。続きまして、書類提出第7号、財団法人周南市文化振興財団の経営状況について御説明申し上げます。 最初に、平成23事業年度事業報告及び決算について御説明申し上げます。 事業報告書及び決算書の1ページをお願いいたします。周南市文化振興財団は、指定管理者制度が導入されて3期目に入り、文化会館、市民館、美術博物館、郷土美術資料館の4館の連携を図りながら、それぞれの施設の機能を生かした管理運営に努められるとともに、幅広い自主文化事業を実施されております。 それでは、文化会館と市民館につきまして、文化会館の管理運営事業における利用状況でございますけれども、利用者及び使用件数とも前年をやや上回ったものの、使用料はやや下回っております。 3ページの市民館の管理運営事業における利用状況も同じく、利用者及び使用件数とも前年を上回ったものの、使用料は下回っております。 14ページをお願いいたします。文化会館事業につきましては、ホール事業については、16ページから記載しておりますとおり、高嶋ちさ子「12人のヴァイオリニスト」など、27事業36公演を実施されました。 企画事業については、26ページから記載しておりますとおり、17事業を実施されております。 次に、会員の状況ですが、34ページに記載しておりますとおり、昨年を若干下回っております。 35ページをお願いします。美術博物館につきましては、美術、写真、歴史の3部門を持つ専門施設として、また自主事業としての企画展覧会、市からの受託事業である特別展覧会の運営及び資料収集などが実施されております。 管理運営事業における施設の利用状況は、年間入館者総数、使用料、利用率ともに前年を下回ったものの常設展示室の観覧料は上回っております。 36ページの展覧会事業については、特別展覧会として「児玉源太郎と近代国家への歩み展」が、また企画展覧会としての「林忠彦賞20回記念写真展」では、山口国体障害者スポーツ大会閉会行事に御臨席の高円宮妃殿下に御来館をいただいたところでございます。 次に、企画事業については、40ページから43ページにかけて記載しておりますが、平成3年の創設以来、写真文化の向上に寄与している林忠彦賞は、21回を迎え、千葉県千葉市在住の佐藤信太郎氏の「東京─天空樹Risen in the East」が受賞されております。 44ページをお願いいたします。郷土美術資料館につきましては、施設の利用状況は、年間の入館者数は前年を上回り、事業については、尾崎正章常設展が「漁夫」「灯台」「海」で紹介され、企画展では林忠彦写真展「東海道を撮るⅡ」など、3人の作家による展覧会が開催されました。 46ページから50ページにかけましては、財団の組織、会議の開催、登記及び届出等の庶務事項について記載しております。 次に、決算について御説明申し上げます。 51ページをお願いします。財団の会計は、一般会計と文化会館事業特別会計、美術博物館特別会計、郷土美術資料館特別会計で構成されております。 まず、一般会計について御説明申し上げます。 収支決算書、事業活動収支の部では、収支差額が1,764万6,309円のプラス、54ページ中段からの投資活動収支の部では、収支差額が585万6,471円のマイナスで、当期収支差額に前期繰越収支差額を加え、次期繰越収支差額は2,296万902円となっております。 なお、56ページから62ページに、正味財産増減計算書、貸借対照表、計算書類に関する注記及び財産目録を記載しております。 続いて、文化会館事業特別会計について御説明申し上げます。 63ページからお願いします。収支計算書事業活動収支の部では、収支差額は46万8,000円のプラス、投資活動収支の部では同額がマイナスとなっております。なお、67ページからは他の財務諸表を記載しております。 続いて、美術博物館特別会計について御説明申し上げます。 70ページからお願いします。収支計算書事業活動収支の部では、収支差額が56万7,000円のプラス、投資活動収支の部では、同額がマイナスとなっております。なお、74ページからは他の財務諸表を記載しております。 続いて、郷土美術資料館特別会計について御説明申し上げます。 78ページからお願いします。収支計算書事業活動収支の部のみですが、こちらは収支均衡となっております。なお、80ページからは他の財務諸表を記載しております。 続きまして、平成24事業年度事業計画及び予算について御説明申し上げます。 事業計画書及び収支予算書の2ページをお願いいたします。財団におかれましては、基本方針として、財団運営に当たり周南地域の文化活動の拠点施設として、文化会館、市民館、美術博物館及び郷土美術資料館の施設の特性を生かしながら、鑑賞機会の提供、文化の普及、市民文化活動の振興など幅広い文化事業の推進に努めることとされております。 また、4施設の指定管理者として設立以来30年余りの間に培ってきた実績と経験をもとに、地域とのさまざまなネットワークを生かした運営をさらに強化し、利用者へのサービス向上や自立した経営を目指すとともに、公益法人制度改革に向けて準備を進めるとされております。 まず、文化会館、市民館について御説明申し上げます。 3ページをお願いします。管理運営については、文化会館は西日本を代表する文化ホールとして機能を発揮し続けるため、利用率と集客力を維持していくと。市民館は市民の生活に密着した身近な施設として利用促進に努め、高い利用率を維持するとされております。 文化会館事業のホール事業では、子供から中高年まで幅広いジャンルで多彩な内容の20事業、5、6ページの企画事業では、文化の普及から特色のある事業まで14事業が予定されておられます。 8ページをお願いします。次に、美術博物館についてですが、平成7年に開館し、周南地域における文化の拠点としての重責を担ってこられました。展覧会事業は6事業が、企画事業は13事業が計画されておられます。 13ページの郷土美術資料館につきましては、展覧会事業では尾崎正章氏生誕100年に当たることから、記念展を3回シリーズで開催することを計画されておられます。 次に、平成24事業年度収支予算につきまして御説明申し上げます。 15ページをお願いします。まず、一般会計について御説明いたします。事業活動収支の部の事業活動収入では、基本財産運用収入で基本財産2億円の運用による利息を、事業収入は文化会館外3館の指定管理料と市からの展覧会事業等の受託事業委託料です。補助金等収入は、文化会館の市民文化推進事業、美術博物館の企画事業及び展覧企画展に対するもので、雑収入を合わせまして総額3億6,993万2,000円が計上されております。 次に、16ページの事業活動支出の主なものとして、管理費支出は事務局職員の人件費等を、施設費支出は文化会館及び市民館の施設の管理運営に関する経費、繰出金支出は3つの特別会計へ繰り出すもので、合わせて3億7,375万1,000円が計上されております。 18ページ以降の文化会館、美術博物館、郷土美術資料館の3つの施設特別会計は、先ほど御説明いたしました諸事業を実施する上での予算を計上されており、いずれの会計も収支均衡となっております。 最後に、本件につきましては、去る2月17日、さきの平成23事業年度事業報告及び決算は、去る5月25日開催の周南市文化振興財団理事会において御承認されておりますことをあわせて御報告申し上げ、書類提出第7号、財団法人周南市文化振興財団の経営状況についての説明を終わります。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。まず、書類提出第1号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆19番(中村富美子議員) 資料の11ページのところでお聞きします。ここの長田町の第2期の用地の住宅用地のところでございますが、これで一番上段に書かれてあるところで、当期減少額とか、それから期末残高というところで、当期減少額のところで減少高とそれから右端に評価額っていうような記載がありますが、これはどういうふうに理解をするもんでしょうか。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) この土地の評価減ということでありますけども、この完成土地と、それから、その前のほうにあります特定土地というところも関係しますけども、この時価が取得価格より著しく下落したときには、近い将来明らかに回復すると認められるという場合を除いて、時価をもって貸借対照表の価格としなければならないということが、土地開発公社の経理基準要綱の中にございます。ということで今回この部分をもって市のほうに代物弁済ということで返ってきました。その額もこの時価でやったということであります。ですから、当期減少額のところの減少高というところが時価になるということで御理解をいただければというふうに思います。 ◆19番(中村富美子議員) わかりました。それで、23年度は長田の住宅用地は1区画も売れておりません。それで、今時価のことも話をされましたけれど、以前、公社のほうでは、一度価格を引き下げをされています。その時点と今現在ですけれども、実勢価格に合った販売価格になってるかどうかっていうところが気になるんですが、そのあたりはいかがでしょう。やはりこれからは今度市のほうが直接携わっていかれますから、やはり販売価格としては実態に合ったものをきちんと示さなければ、なかなか市民のほうも買おうという気にならないと思うんですが、そのあたりはどうですか。実勢価格と見合った販売価格になっていますか、今は。どうでしょう。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) この長田につきましては、幾つかのお問い合わせもいただいているとこでございます。今おっしゃいましたように、分譲価格、一度改定をしたこともございます。ここで今回また時価評価してみましたら、その違いというのも明らかになったところでございます。今市のほうの財産ということになりましたけども、その辺については今後今155区画ありましたものが、まだ94区画残っているという状況でございます。今後きちんとどういうふうな販売、どういうふうなことをしていくかということも含めてきちんとしていきたいというふうに考えております。 ◆19番(中村富美子議員) 違う質問です。今度は15ページです。15ページの室尾一丁目用地の事業収益で、駐車場の収入が約100万円あります。これは室尾市営住宅の入居者の方の2台目からの車を駐車をさせようということで、土地開発公社が何年か前に好意で入居者の方と話し合いをされまして、駐車場用地として貸していただいてるとこなんですが。今雨水ポンプ場の計画がありますけれど、近い将来はここをきちんとお返しをしなきゃいけないのでということで、大変関係者の方が心配をされていらっしゃいます。この土地はいつごろにお返しをしなければいけなくなるのか、そのあたりはどうなっていますか。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) おっしゃいましたように、ここのところは雨水ポンプ場の建設予定地ということで、公共用地ということで先行取得をしているとこでございます。今29台ということで契約をしてお貸ししてるということであります。今のこの事業計画のほうもあります。ということでそこがポンプ場になりますと、今おとめの方は駐車できないということになっておりますので、そういうことも踏まえて事業計画の進捗もありますけども、実際利用されてる方ともしっかりお話をしていきたいというふうに考えております。 ◆19番(中村富美子議員) 済みません。ちょっと聞き漏らしたんですけれども、いついつまでには出なきゃなんなくて、そこを返さなきゃいけないっていう、そういう具体的な年度というのはまだ決まっていないということですか。ちょっと今答弁がなかったように思うんですけれど。 それで一つ、一番関係者が困っていらっしゃるのは、こういう問題だから自分たちで考えなさいよっていうことを役所のほうから言われてしまうと、大変困ってしまうということをおっしゃっているんですね。室尾市営住宅の中には駐車場用地が1台分はとめられるんだけれども、2台分目からのことについてはとめられないと。ほかの団地では、もしそういう場合は団地内の路上に駐車をするということもいろいろあるようですけども、あそこの場合はそういうわけにはいかなくて、どうしても2台目をとめるということになると、ほかのところに土地を求めなきゃいけない。その作業をするのが入居者ではできないというような実態があるんですけれども、そういう場合にやはり市のほうがきちんとした援助をしてくださらなければいけないと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
    ◎建設部長(吉木洋二君) 今の駐車場の用地は公社の土地を借りて暫定的にやっております。2台目以降の駐車場の件ですが、時期的なものを申しますと、下水道のほうの計画はまだ設計をやっている段階で、具体的に何年度までというのは現時点で出ておりません。二、三年うちにやるというようなことではございませんので、時期は少し長くなろうと思います。 それと、市営住宅の駐車場の用地につきましては、これは各個人個人で借りてくれというようなこともありましょうけど、室尾の地区については市のほうも皆さんとお話をしながら、駐車場の駐車の必要台数を実態を見ながら考えていきたいというふうに考えております。 ◆14番(金井光男議員) いよいよ公社が解散をしてということで、以前にもちょっと確認をさせていただいたんですけど、再確認をちょっと。今の御答弁なんか聞いてても、その不安が若干募るかなという気がしてるんですが。要するに特定土地にしろ、完成土地にしろ、今度は市のほうが管理をすると。一番何を懸念するかというと、公社の時代、言い方が適切かどうかはあれですけど、いわゆる塩漬け土地というようなものが明確に要するに我々にもよく見えた部分があると思うんですね。それが多分市に帰属をされると、今の御答弁にもあったように、それぞれのところに振り分けられると極めて市民から見えにくくなる。また、我々議会からも見えにくくなるのを非常に懸念をしております。以前にもちょっと御提案申し上げたシセツ・カルテのバージョンアップをして、不動産カルテをきちっと整備すべきではないかという御提案も申し上げているんですが、何らかの形できちっと市民によく見える形は、開発公社がなくなってもきちっとそれぞれの所管でそれぞれ調べなければわけがわからんみたいなことがあってもどうかなというんで、今後の公社から引き取ったその土地も含めて、また今の既存の土地も含めて、この辺の整理する、明確なやり方も含めた見える化ということを推進をする必要があると思うんですが、この辺はどういうふうな道筋を考えておられるのか、ちょっと確認をさせてください。 ◎財務部長(住田英昭君) 行政財産と普通財産という分類がございますので、行政財産につきましては、各所管する所管課が管理をするということでございます。普通財産、いわゆる売却したり貸し付けしてる財産につきましては財務部のほうで一括で管理をしておりますので、その情報は一括で整理をさせていただいてます。ただ、それをどういう形で今回の長田の土地もございますけれども、当然これは普通財産という管理ですので、財務課のほうで整理をさせていただくということになろうかと思いますけれども、それをどういう形で市民の方にもお見せする形にするかというのは、そのやり方については今からちょっと検討させていただきたいというふうに思います。管理上は財務部が一括して普通財産を管理します。 ◆14番(金井光男議員) そこの縦分けの中で教育財産もあります。そういったものを一括してきちっとしたそごのないといいますか、管理、また整理統合も含めてやっていくということになると、今のように普通財産はうちでやりますよ。特定のものについても今の建設部長がお話をいただいたように、こうゆう予定があるけれども、何十年間かほったらかしておくということではなくて、今のように例えばその間、便宜上駐車場の需要が多ければ活用して幾らかでも市の歳入にするというような考え方も非常に重要だと思うんですよね。そういうまた開発公社がなくなって、そういう自由度が増したという部分を活用する意味でも、トータル的に私は評価も含めた管理運営みたいなことが必要なんじゃないかなという、そういう方向性、まだ今の話を聞くと、当然それぞれの所管でしっかり頑張りますという感じなんですけど、その辺の方向性というのはどうなんですか。まず、あるのかないのか。 ◎財務部長(住田英昭君) 所管で管理をするのは学校であったり、公民館であったり、体育館であったりという形で、行政目的として既に公の施設が多いんですけれども、そういう形で実際に所管する、例えば教育委員会が管理をしているという状況でございます。それが不要になった場合、いわゆる行政改革の中で統廃合されたということで、この施設はもう要らないですよとなったときに、普通財産の落とし方というのは、国の補助金あるいは起債の残、そういうものを整理をした上で普通財産に落として、それを売るなり貸すなりという手続がございます。財務部としても、自主財源の確保というのは大きな課題でございますので、当然そういった普通財産につきましては売れるものは売っていく、必要に応じては貸すものは貸すという形で自主財源の確保には積極的に取り組んでいくという視点はございます。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第1号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第2号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆30番(古谷幸男議員) 以前も申し上げましたが、かの高原開発の経営状況ですね。このことについて今後市としてどこまで責任論として、役員にも入ってらっしゃるんで確認をしてきたわけですが、明確な方針は出ておりません。かの高原開発については一生懸命努力しておられるということは認めておりますが、今後の経営状況いかんによってどうなっていくんであろうかという不安感はぬぐい去れないものがあります。したがって、市として今後どこまで責任論として考えていらっしゃるのか、お答えをいただいておきたいと思います。 ◎地域振興部長(増本俊彦君) かの高原開発につきましては、今先ほど御説明いたしましたように、純損失が今回も出たということで、いろいろと危機感を私ども持っております。そういった中で議員さんおっしゃいますように、現場の方々で一生懸命経営努力をされておりまして、多角経営に努めておられます。また、石船温泉につきましても安定した収入と、さらにPRということで皆さん一生懸命今努力されている状況でございます。そういった中で今回赤字が出たということでございますけども、売り上げとしては増加になっております。しかしながら、今回の赤字の要因とすれば、重油の高騰などの光熱水費等が大幅に伸びたということが大きな要因でございます。それと、あとせせらぎパークといった従来のキャンプブームで10年前ぐらい6,000人いましたけども、それが4分の1ぐらいになったと。そういう収入の減もあります。ですから、いろんな要因がございますけども、市としましては、一生懸命支えながら多角経営に今努力しておられますんで、その辺をPRするなり一生懸命支援しながら、市としてどこまで考えておるかという御質問にお答えにならないかもしれませんけども、今一緒になって特産品の販路拡大とかPRをしながら、経営努力をしながら、黒字になるように持っていきたいというふうに今考えております。 ◆30番(古谷幸男議員) 例年のごとく、そうした内容の御答弁になっておるんです。今まで私はこの場でお聞きしても。それはそれとして努力されておられることは認めるが、市としての方針はどこまで考えておるのか。現在持っていないというんであれば、持っていないと、当面の努力をいろいろと市として考えていると言われても結構ですので。私が聞いておるのは、今後どこまで責任論として役員も出ていらっしゃるんで、市としての考え方を方針として聞いておきたいと。これは何度も今までも聞いておりますが、明確になっておらない。それでお聞きしておるわけです。 ◎副市長(青木龍一君) 株式会社かの高原開発につきましては、市とのかかわりといたしましては、やはり指定管理者という立場で公の施設の管理を代行していただいております。そうした中で鹿野地域の地域振興に多大な貢献をされているというふうに認識をいたしております。市としてもぜひともこの指定管理者としても赤字から脱却して黒字になるように、一緒になって取り組んでいきたいというふうにも思っております。 具体的な中身につきましては、ぜひともここ数年赤字になっているという結果を踏まえて、今後どうすれば黒字体質になるか。もちろん営業努力ということが第一でございますけども、その営業努力というものプラス、市としてどういうことができるかという具体的な経営改善といいますか、黒字化への道筋というものをぜひ今年度具体的に検討していきたいというふうに今考えておりまして、今現段階ではこういう形でということは今お示しすることはできませんけれども、ぜひ今年度そういった道筋をぜひつくり上げていきたいというふうに思っております。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第3号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆14番(金井光男議員) 2点ほどちょっと確認をさしてください。改革プランで非常に御努力をされているということはよく見えてきますが、私どもとして今回の報告で若干気になる点、2点。 一点は、これは2ページになるんですかね、人間ドック、健診が少し下がってるということで、この健診が例えば期間が短くなったせいであったりとか、そういったことが若干影響してるのかなという懸念があるんですが、これはむしろ多少踏み込んでも受診率のアップのためにもうちょっと利便性をいろいろな病院だけじゃなくて、その前の段階っていう話にもなりますが、この辺が一点どうなのか。そういう影響で今回病院も健診が少なくなったのかどうかちゅう点と。もう一点、市民病院は結構糖尿病の皆さんの信頼が厚いといいますか、病院側も糖尿病教室等開かれたりして、非常に力も入れられているし、それが十分にまた市民の皆さんの期待にもおこたえしてるんじゃないかという気はするんですが、そういう中で眼科の医師が非常勤になって患者数が減少しているということイコール、この辺の取り組みがちょっと若干後退したのかなという危惧を持ってるんですが、この2点、ちょっと現状を確認させていただければと思うんですが。 ◎健康医療部長(田中隆之君) 健診、それから人間ドックにつきましては、おっしゃいますように23年度少し下がっているという状況ではございます。ただ、現在の市民病院におきましては、健診にいたしましても人間ドックにいたしましても、診療の合間といいますか、健診センターがあるわけではありませんので、どうしても1日に診察、診断できる人数が限られてきているというのが現状でございます。特に人間ドックにいたしましては、1日に2人程度が限度だということで、余り人間ドックについては伸びていないというのが状況でございます。ただ、健診につきましては、前年度より下がっておりますので、これも病院のほうでは具体的な検証をされるということで聞いておりますけれども、また現在それがどういうふうな結果でどういうふうに進めていくというところまではありませんけれども、かなり気にかかっているところではございます。いずれにしましてもふえるような努力はしたいと。PRはしていきたいというふうに思っております。 それから、糖尿病の専門医といいますか、特に特化をしておるところでございますけれども、このことにつきましても病院側のほうの市民を対象にした講座でありますとか、そういった事業を展開する中で皆さん方にPRをしていっているという状況の中でかなりの市民の皆さんに利用いただいているというふうに考えております。 ◆14番(金井光男議員) 利用いただいているというのはわかって、だから眼科のお医者さんがあれで少し影響があるんじゃないかなと。ここはだから逆に言うと、私もそこに特化して頑張ってくださってることを高く評価してるんです。高く評価してるから、眼科のお医者さんがこういう状態でということはどうなのかなという点があるんで、ちょっと確認をさせていただいたのと。前後しますけども、健診のほうですね。これは出していただける、病院のほうでもきちんと原因究明というと大げさな言い方になりますが、精査をされるということでありますので、大事なことは、その結果を受けて市のほうの対応としても少しこれは市民病院さんだけじゃない、要するに民間の病院のことも含めて使い勝手がいいのか悪いのか、どの辺にどっか使い勝手が悪くなってる部分があるのか。若干私が見ても若干気になる部分もあるんで、その辺が反映されるのか。また、出たものについてはまた御開示いただけるのかどうか、再度ちょっと確認をしておきたいと思います。 ◎健康医療部長(田中隆之君) 失礼をいたしました。健診につきましては、先ほどお答えしましたとおり、現時点でどういった理由かというのはつかんでるということではございません。ただ、病院のほうも少ないということは危惧をされておられますので、その辺は調査をしてみるというふうなことで現在聞いております。もしそういったことで原因が究明できますれば、何らかの機会でお示しをしていきたいというふうに思っております。それと増加についての方策を考えていきたいということでは考えておるものでございます。 それと、眼科につきましては、やはり先生が毎日のようにかわるということがあります。どうしても同じ先生が診られるというよりも、毎日といいますか、日がわりというふうなことでかわるということはございますので、そういった関係で患者数は伸びてない。逆に減っているというふうなことではないかということで、私どもとすれば分析をしているところでございます。 ◆19番(中村富美子議員) 医療公社の24年の事業計画の中で、1名ほど医師が減るということを言われてますけど、これはどこの科の医師が減るのか。そして、山大のほうとはどういう話し合いがなされて、どうでも確保することができなかったのか、そのあたりの話し合いの内容をお聞かせください。 ◎健康医療部長(田中隆之君) 医師の1名減につきましては、整形外科医が1名減ということになりました。整形外科ですね。医師につきましては山大の医局のほうから派遣をしてもらっているという状況でございますんで、院長でありますとか、名誉院長が医局のほうと話をしながら派遣をということでお願いはしておりますけれども、全体の絶対数が足りてないという部分もありますので、現在のところ派遣には至ってないというところでございます。また、そうはいいましても市民病院にとりまして整形外科につきましてはかなりの患者さんを抱えているということがございますので、現在は小田名誉院長も外来のほうへ出てもらっておりますし、また、医師の確保のために山口県の医師のバンク、それから民間のバンク等にも登録をさせていただきまして、医師の確保には努めるようにしておるところでございます。また、院長とそれから名誉院長におかれましても、医局のほうとの協議はしてもらってるというところでございます。 ◆19番(中村富美子議員) 整形といいますと市民病院では目玉な診療科目というふうに私は思っているんですけれど、医師が1名減るということで、経営についてはかなり苦しくなるんではないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりはどういうふうに経営に影響が出てくると思われていますか。 ◎健康医療部長(田中隆之君) 整形外科医の1名減につきましては、減員になりまして4月と5月が2カ月が過ぎました。その状況を見てみますと、整形外科だけということではないんですけれども、4月、5月の全体の診療科目で見ますと、医業の収益につきまして、2カ月で4,500万円程度減収をしているという実態がございます。ですから、整形外科医1名減につきましては、それ以上の減収ということになるのかもわかりませんけれども、ほかの科目で頑張っていただいているという状況ではないかというふうに考えております。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで書類提出第4号について質疑を終了いたします。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) 質疑の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。次の会議は11時から再開をいたします。   午前10時50分休憩 ──────────────────────────────   午前11時00分再開 ○議長(米沢痴達議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) 次に、書類提出第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆2番(島津幸男議員) 部長さんに、過去4年間のお魚さんの放流実績をちょっと教えてもらえませんか。どういう種類で何匹放流したかというのをお願いします。 ◎経済産業部長(中村研二君) 放流実績でございますが、今ちょっと手元に持っておりませんけれども、基本的に今回御報告申し上げました実績の2ページでございますけども、種苗放流事業で一覧表を挙げておりますけれども、マコガレイ以下、何種類か挙げておりますけれども、これをベースにした数字で放流をしてるというように思っております。申しわけありません。ちょっと細かい数字は今手元に持っておりません。 ◆2番(島津幸男議員) 当市は、フグはやはり全国的にも有名でございますから、よくいう「ツルは千年、フグは天然」ということですから、やはり漁業振興というのは一生懸命やってもらいたいということで、これ、マコガレイを含めていろんな種類やっていただいていると思うんですけども、漁業振興に対する強いお気持ちを市長から一言お願いできればと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(木村健一郎君) 周防はも、周南たこ、そして徳山ふぐ、漁業というものは非常に、お魚さんは我が市の宝物と思うので、しっかり進めてまいります。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第5号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第6号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第6号について質疑を終了いたします。 次に、書類提出第7号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆8番(福田健吾議員) 済みません。1点だけ、収支予算書と前年度分の決算についてなんですが、その中の指定管理料の収入についてなんですが、これ予算がふえてます、管理料の収入が。この部分についての御説明をいただければと思います。よろしくお願いします。 ◎教育部長(手山恒次君) 4つの施設についての指定管理料を毎年執行予算も計上しておるわけでございますけれども、その中で前年度に比べて24事業年度では、極めて抜けて多くなっているのが、決算の数字と当初予算でごらんになられると、多分美術博物館指定管理料のことを御質問だろうということでお答えさせていただきます。 この美術博物館につきましては、ちょっと特殊要因がございまして、ここの施設は2年に1回収蔵作品、全作品につきまして薫蒸処理を行っております。したがいまして、隔年ではございますけれども、約800万円程度の指定管理料がふえた減ったというようなサイクルで多くなっております。 ◆8番(福田健吾議員) そうすると、だからもう来年はこれが前年度ベースに戻って、次の年はまた同じ額という形になると考えてよろしいですか。 ◎教育部長(手山恒次君) そのとおりでございます。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、書類提出第7号について質疑を終了いたします。 次に、報告第2号から第12号までについて、順次登壇の上、一括報告を求めます。   〔鹿野総合支所長、岩崎哲司君登壇〕 ◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 報告第2号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分について御報告申し上げます。 本件は、平成24年1月23日午前10時ごろ、周南市大字鹿野上の信号のない交差点において、鹿野総合支所市民福祉課職員が訪問先に向かうため公用車を運転して、鹿野小学校前の市道末永線を右折し、県道12号鹿野吉賀線に進入しようとした際、左方確認が不十分であったため、左側より直進してきた相手方車両の右側面に衝突し、双方の車両が破損した物損事故でございます。その後、双方で協議を行いました結果、当方90%、相手方10%の責任割合で示談が整いましたので、損害賠償の額を13万2,300円として専決処分を行ったものでございます。この賠償額につきましては、市が加入いたしております全国市有物件災害共済会から全額補てんされることになっております。 職員に対しましては、常日ごろから交通安全の徹底を図り、交通事故を起こさないよう指導しているところでございますが、こうした事故を起こし、申しわけなく思っております。今後の再発防止に向け、当該職員に対しては、直接注意・指導を行うとともに、これを職場全体の問題としてとらえ、職場全体での安全運転、事故防止への取り組みを指導したところでございます。以上で報告を終わります。何とぞ御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、報告第3号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分について御報告申し上げます。 本件は、平成24年2月18日午前6時15分ごろ、周南市大字鹿野下の県道9号徳山徳地線、若山石油鹿野給油所付近において、鹿野総合支所産業土木課職員の運転する公用車で除雪をする際に、除雪車の排土板、いわゆる除雪板が流雪溝のふたに引っかかり、ふたが上がった状態となったため後続車がこのふたに接触し、相手方車両が破損した物損事故でございます。その後、双方で協議を行いました結果、当方100%の責任割合で示談が整いましたので、損害賠償の額を37万2,000円として専決処分を行ったものでございます。この賠償額につきましては、市が加入いたしております全国市有物件災害共済会から全額補てんされることになっております。 今後の再発防止に向け、除雪車の後方に乗用車を配置し、安全確認を行いながら除雪作業を行う除雪体制を徹底するよう指導いたしたところでございます。 職員に対しましては、常日ごろから安全運転の徹底を指導いたしているところでございますが、こうした事故となりましたこと、申しわけなく思っております。以上で報告を終わります。何とぞ御理解を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。   〔教育部長、手山恒次君登壇〕 ◎教育部長(手山恒次君) 続きまして、報告第4号、損害賠償の額を定めることに関する専決処分について御報告申し上げます。 本件は、平成24年2月28日13時50分ごろ、周南市桜馬場通2丁目の市道徳山港線において、教育部文化スポーツ課職員が文具店駐車場から公用車をバックにて徐行発進時に、南側から市道を北進してきた自転車に気づくのがおくれ、公用車右後方が接触し、搭乗者にけがを負わせた人身事故でございます。その後、双方で協議を行いました結果、このたび示談が整いましたので、損害賠償の額を22万7,654円とする専決処分を行ったものでございます。なお、この賠償額につきましては、市が加入しております全国市有物件災害共済会から全額補てんされることとなっております。 常日ごろから安全運転の徹底を図り、交通事故を起こさないよう指導しているところですが、当該職員に対しては、改めて私、直接注意をするとともに、所属長に対しましても、職場全体のこととしてとらえ、安全運転・事故防止への取り組みを徹底するよう指導したところでございます。 本件後、文化スポーツ課におきましては、山口県警が示す「コースアウト4ない運動」を朝礼時に唱和するなど再発防止に努めているところでございます。以上で報告を終わります。   〔財務部長、住田英昭君登壇〕 ◎財務部長(住田英昭君) 議案第5号、平成23年度周南市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明を申し上げます。 このたび、平成24年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、基幹系システム制度改正対応事業を初めとする24事業、23億436万2,443円を繰り越しております。 続きまして、報告第6号、平成23年度周南市一般会計継続費繰越計算書について御報告を申し上げます。 このたび、平成24年度への逓次繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、建築基準法指定道路確認事業及び消防救急デジタル無線整備事業の2事業、7億3,986万7,000円を繰り越しております。以上で、報告第5号及び第6号の御説明を終わります。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。 申しわけございません。最初の言葉が「議案」となっておりました。報告第5号でございます。失礼いたしました。   〔福祉部長、箱崎秀彰君登壇〕 ◎福祉部長(箱崎秀彰君) 報告第7号、平成23年度周南市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 このたび、平成24年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、介護保険システム改修委託事業(制度改正対応)として1,827万円を繰り越しております。以上で、報告第7号の御説明を終わります。よろしく御理解賜りますようお願いします。   〔環境生活部長、松本豊一君登壇〕 ◎環境生活部長(松本豊一君) 報告第8号、平成23年度周南市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明を申し上げます。 このたび、平成24年度への繰越額が確定しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、市議会に報告申し上げるものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、熊毛地区簡易水道施設整備事業について7,825万8,200円を繰り越しております。以上で、報告第8号の説明を終わります。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。   〔経済産業部長、中村研二君登壇〕 ◎経済産業部長(中村研二君) 報告第9号、平成23年度周南市地方卸売市場事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明を申し上げます。 このたび、平成24年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、地方卸売市場火災復旧等関連事業について1,774万5,000円を繰り越しております。以上で、報告第9号の御説明を終わります。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。   〔上下水道局副局長、渡辺 隆君登壇〕 ◎上下水道局副局長(渡辺隆君) 報告第10号、平成23年度周南市水道事業会計予算繰越計算書について御説明を申し上げます。 この繰越計算書は、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございまして、同条第3項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、山陽本線戸田駅構内中塚第4踏切下下水道管新設工事委託及び戸田中村配水管布設替工事の2件、2,940万円を繰り越しております。 続きまして、報告第11号、平成23年度周南市水道事業会計継続費繰越計算書について御説明を申し上げます。 平成24年度への逓次繰越額が確定をいたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、周南市水道事業マッピングシステム構築事業の2,148万8,000円を繰り越しております。 続きまして、報告第12号、平成23年度周南市下水道事業会計予算繰越計算書について御説明を申し上げます。 この繰越計算書は、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございまして、同条第3項の規定により、市議会に御報告するものでございます。お手元の繰越計算書のとおり、下水道管渠整備事業と処理場整備事業の2事業、10億1,701万4,726円を繰り越しております。以上で、報告第10号、第11号及び第12号の御説明を終わります。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。まず、報告第2号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第2号について質疑を終了いたします。 次に、報告第3号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆11番(伴凱友議員) この除雪車の後に、先ほど公用車、普通車を運転して事故を防ぐという、結構な対策をとられたと思うんですが、実際に、この除雪車を私、余り見ていないので、こう現在の体制、何人体制でやってて、今度乗用車を後ろにつけることによって何人体制になり、年間にどのくらいの回数があり、予算の増としては幾らぐらいということぐらいはわかると思いますので、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) 現在、鹿野総合支所のほうに除雪車が3台配置をされております。ランドクルーザーが2台と2トンのトラックが1台配置をされております。先ほど御報告の中で申しました、乗用車を後方に配置するということを安全運転という形でやるわけでございますけども、今まで町の中の除雪というのは、ここ何十年という期間、鹿野の中で行われておりませんでした。(「聞こえん」と呼ぶ者あり) ○議長(米沢痴達議員) 大きな声でお願いします。 ◎鹿野総合支所長(岩崎哲司君) はい。町の中の除雪はここ何十年という期間、実施をされておりませんでした。というのが、町の中で実施をいたしますと、軒先に雪がたまるということでやっておらなかったんですけども、昨年の1月に実は大変な大雪が降りまして、町の中の交通に大変支障を来しました。その反省を踏まえまして、今年度から試行的に町の中の除雪をやろうということで、今回積雪量が15センチ以上になりましたら除雪をすると、町の中の除雪でございます。通常の市道につきましては、町の外はやっておりますけども、町の中の除雪につきましては、今回1月から試行的にやろうということで実施をさせていただきました。 それと、体制でございますけども、除雪車のほうに2名、通常は乗っております。今回、安全確認ということで乗用車、次からは配置いたしますけども、そちらにもやはり2名の体制で乗ろうかなというふうに思っております。 それから、予算的なことでございますけども、職員がこれにかかわりますので、予算的な計上というのは今回しておりません。以上でございます。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第3号について質疑を終了いたします。 次に、報告第4号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆15番(中津井求議員) この事故なんですが、乗られてるのは1人なんですか、2人なんですか。1人で乗ってたんですか、運転、2人なんですか。 ◎教育部長(手山恒次君) 市の職員は1人でございます。 ◆15番(中津井求議員) 私たちも、前回も言ったことあるんですけど、バックでこう下がるというのが、どうしても事故が多いんじゃないかと思うんです。正面を向けてとめるというような対策はあったかないか、お聞きします。 ◎教育部長(手山恒次君) 事故前に、必ずこういうところに駐車する場合には、バックにて駐車するというような詳細な指導なり、そういう指示等は出しておりませんでした。でも、この事故を踏まえて、要するに入りやすさよりも、今度はそこから出やすさ、そういうことを考慮しながら、もちろん、周りの交通環境の状況もあるかとは思いますけれども、そういうことに注意するよう私のほうから指示のときに申し添えております。 ◆26番(兼重元議員) ちょっと聞きますけど、この交渉の段階で相手は自転車ですよね。自転車といえども道路交通法じゃ軽車両ということでありますが、本来自転車が歩道をばんばん走って人間と事故起こすことも結構ニュースとして出ておりますが、この交渉の段階で自転車に対しての注意なりとか、いったこと、どういう内容、この話が出たのか。まあ、だれしもそういうことは、はっとしてみたりひやっとしてみたりすることは経験すると思っておりますし、自転車の最近の、歩道にしても横断歩道にしても本来はついて渡らんにゃいけんようなところでも、どんどん乗ったままで一気に入り込んでくるというようなことが現実にあります。ですから、こうした自転車のマナーについての問題、今回恐らく、過失のことでいろいろ協議をされたと思いますが、そういった点については何か警察との話で出ておりませんでしたか。 ◎教育部長(手山恒次君) 私も今回、この事故の報告を受けたときに、本来道路交通法では、歩道を自転車はいけないんじゃないのかということを、ちょっと部下に尋ねたわけでございます。そうしますと、平成20年6月1日から道路交通法第63条の4で改正が一部行われておりまして、「歩道を自転車で通行することができる」ということの中に、「70歳以上の者が運転する場合」というふうに、要するに、御高齢の方は歩道を自転車で通ることができるということでございまして、今回の事故の状況を、私が報告を受けて聞きました内容につきましては、これは、自転車の運転されてた方にほとんど落ち度はない──ほとんどといいますか、やはり私どもの注意不足ということに私自身も納得といいますか、理解しております。したがいまして、マナーが悪いとか、自転車の搭乗者ですけれども、マナーが悪いとかスピードを出して走行されてたとか、そういう事実もございません。以上でございます。 ◆26番(兼重元議員) 私が聞いたのは、マナーがええとか悪いとかちゅう話じゃないんですよ。軽車両である自転車が歩道をほいほい走ってもええのかということが問題になったんじゃなかろうと思う。今言われるような70歳以上については歩道の走行も認められちょると、こういうふうに言われておりますが、若い70歳以下の人でも、現実には歩道が自転車道になると、実態ですよね。そうしたときに、双方がやっぱりそれなりの危険予知をせんにゃいかん、注意義務、あるんじゃなかろうかということじゃろうと思うんですよ。 そういうことで、私はね、まあ、どこでもありますよ。だれも、そういう経験はしておりますから、一方的に、今回の事故が自転車に当たったということでしょう。自転車が相手じゃから、それはどういうことかということなんですよ、今、私がちょっと前段に言ったとおり。だれでもかれでも当たり前に通ってりゃあ、軽車両として自転車が歩道をばりばり通ってもええのかということですよ。予測できませんね、これバックするときでも。よもや、歩道を自転車がぼーんと通りよるとは、普通予測できんことが起こると。それでも100%車両のほうが悪いんだという話になるのかどうかということですよね。そのあたりのところはどういうこう警察との話になったのかということですよ。だれしも、恐らくこういう事故に遭うですよ。一遍考えんにゃいけんのやないかと思うんですよ、自転車の歩道の通行については。ちょっと確認さしてください、もう一度。 ◎教育部長(手山恒次君) 今回の件につきましては、道交法上についても、何ら問題がないということで、今、議員のおっしゃったような視点でのやりとりはございませんでした。ただ、おっしゃるように、確かに一部ではそういった自転車の走法・マナー、そういったものは目に余るものを現実に、私も生活の中で目にしたことは1回、2回というものではございません。したがいまして、今後そういったケースでの事故ということになったら、私どもは当時者の片方として十分その辺は主張しながら、過失割合のほうに反映していくべきものというふうに理解しております。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第4号について質疑を終了いたします。 次に、報告第5号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆10番(長谷川和美議員) 繰越明許の計算書でございますが、総じてすべての数字でもって、この何件かの内容について一括説明をされたんですが、個々についてよくわからないので。それはなぜかと申しますと、ちょっと飛びますが、報告12号で、上下水道会計予算報告書の中でも、その説明事項が載っております。今回、これについての説明があれば、もっとよくわかるのではないかと思うんですが、この辺について ○議長(米沢痴達議員) ただいま報告第5号についての質疑でございます。 ◆10番(長谷川和美議員) はい、そうです。だから、5号についての、その中についての説明について、ちょっともう少し補足をしていただきたい。説明欄がないものですから、ちょっと理解が難しいので、よろしくお願いします。 ◎財務部長(住田英昭君) 公営企業会計を除く一般会計あるいは特別会計につきましては、様式が定められておりまして、まず、繰り越しをする場合におきましては、予算をとるという手続が要ります。その予算をとるときにその理由を明確にあらわして予算をとっておりますので、今回はその実績として報告するということでございます。この様式も、地方自治法施行規則に定まっている様式でございます。そういうことで御理解をいただきたいというように思っております。 ◆10番(長谷川和美議員) よくわかりました。そういうことで文書上は問題ないのかもしれませんが、個々についてちょっとわかりにくいので、そこの個々についての説明がいただければと思うのですが、大変件数が多いものですから、それについて説明いただけないでしょうか。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) ここで暫時休憩をいたします。   午前11時33分休憩 ──────────────────────────────   午前11時45分再開 ○議長(米沢痴達議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── ◎財務部長(住田英昭君) 改めて、もう一度御説明申し上げます。先ほどと同じ説明になりますけれども、繰越明許費あるいは継続費につきましては、予算をとる23年度に補正予算として、それを、繰り越しの事業を上げまして、説明をして承認をとった上で予算として成り立っておりますので、今回はこれがどんだけ繰り越されたという実績を報告するのでございますので、その理由についてはもう既に了解をいただいてるという段階でございますので、一つ一つの説明については、必要ではないということで考えているところでございます。 ○議長(米沢痴達議員) 質疑を続行いたします。ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第5号について質疑を終了いたします。 次に、報告第6号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第6号について質疑を終了いたします。 次に、報告第7号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第7号について質疑を終了いたします。 次に、報告第8号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第8号について質疑を終了いたします。 次に、報告第9号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第9号について質疑を終了いたします。 次に、報告第10号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第10号について質疑を終了いたします。 次に、報告第11号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第11号について質疑を終了いたします。 次に、報告第12号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで、報告第12号について質疑を終了いたします。 次に、議長から報告いたします。 議会報告第8号、第11号及び第12号で例月出納検査の結果について、第9号、第10号、第13号及び第14号で定期監査結果について、また第16号で陳情の処理の経過及び結果について、それぞれ報告がありました。ついては、お手元に配付しております写しをもって報告にかえます。 また、議会報告第15号のとおり、議員表彰がありましたので報告いたします。おめでとうございます。 以上で、諸般の報告を終了いたします。────────────────────────────── △日程第3議案第96号         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(米沢痴達議員) 日程第3、議案第96号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第96号、周南市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、本年7月27日で委員の任期が満了することに伴うものでございます。新任の唐本和明氏及び松田訓明氏を含む12人の方が適任と考えますことから、委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして、市議会の同意をお願いするものでございます。 なお、お手元に12人の方の略歴を添えてございますので、よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第96号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 御異議なしと認めます。議案第96号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第96号、周南市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決をいたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定をいたしました。────────────────────────────── △日程第4議案第97号         (提案説明、質疑、討論、表決) ○議長(米沢痴達議員) 日程第4、議案第97号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第97号、周南市教育委員会委員の任命につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、平成24年7月25日で周南市教育委員会委員であります月谷慈寛氏の任期が満了することに伴うものでございます。後任の教育委員会委員として引き続き同氏が適任と考えますことから委員として選任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、市議会の同意をお願いするものでございます。 お手元に月谷慈寛氏の略歴を添えてございますので、よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆11番(伴凱友議員) 教育委員会とかこう人権擁護委員とかいろんなものがあるんで、そういうものにこう定年制というのは実際はないんでしょうけれども、何か地方自治体として年齢的な制限を加えるのか、今後ともそういうことは一切なしでやられる方針なのか、ちょっとお聞きしてみたいと思います。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) 今回、この月谷さんにつきましては、まだお若い方でございます。今申されましたような、それぞれ定年制というような考え方はないというふうに思っております。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第97号は、会議規則第35条第2項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 御異議なしと認めます。議案第97号は、委員会への付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第97号、周南市教育委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(米沢痴達議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定をいたしました。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) ここで暫時休憩をいたします。次の会議は13時から再開します。   午前11時55分休憩 ──────────────────────────────   午後 1時00分再開 ○議長(米沢痴達議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── △日程第5議案第98号から第113号まで         (提案説明、質疑、委員会付託) ○議長(米沢痴達議員) 日程第5、議案第98号から第113号までの16件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。   〔市長、木村健一郎君登壇〕 ◎市長(木村健一郎君) それでは、議案第98号から第113号までにつきまして、提案理由を順次御説明申し上げます。 まず、議案第98号、平成23年度周南市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについて及び議案第99号、平成23年度周南市交通災害共済事業特別会計補正予算(第3号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについては、関連がございますので一括して御説明いたします。 これらは、平成23年度末をもって廃止された周南市交通災害共済事業特別会計の余剰金1,797万9,000円を交通安全基金に積み立てたことについて市議会に報告し、承認をお願いするものです。このことにより一般会計の補正後の予算規模は688億4,801万5,000円となっております。 次に、議案第100号、平成24年度周南市国民宿舎特別会計補正予算(第1号)についての専決処分を報告し、承認を求めることについてでございます。 今回の補正は、平成23年度周南市国民宿舎特別会計の歳入に不足が生じたため、必要となった87万2,000円について平成24年度の予算総額を1億774万6,000円に増額し、平成24年度の会計から繰り上げて平成23年度の会計に充用したことについて、市議会に報告し承認をお願いするものです。 次に、議案第101号、平成24年度周南市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。 これは市内企業の確定申告に基づく税額決定に伴い、予定申告納付分を還付する必要が生じたことから、市税等過誤納払戻金及び還付加算金合わせて1億4,294万9,000円を増額し、補正後の予算規模を645億6,694万9,000円とするものです。 次に、議案第102号、平成24年度周南市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。 これは、当初予算編成後の制度変更に伴うものなど、当面緊急を要する経費につきまして所要の補正を行うもので2億1,811万1,000円を増額し、補正後の予算規模を647億8,506万円とするものです。 主な内容として、まず子ども手当から児童手当への制度改正に伴いまして、子ども手当を17億38万円減額し、新たに同額を児童手当に計上しております。また、後ほどの議案第107号で周南市ぞうさんの夢基金条例をお願いしておりますが、象などの動物の導入に向け、積立金1,000万円を計上しております。さらに、光地域広域水道事業団解散に伴い承継いたしました地方債につきまして、このたび補償金免除繰上償還の対象となりますことから、その償還元金として1億3,968万3,000円を追加計上しております。 次に、議案第103号、周南市市長の給料の支給額の特例に関する条例制定についてでございます。 これは私の公約の一つですが、昨年9月定例会において同じ内容の条例議案について、否決の御決定をいただいたところです。しかしながら、私といたしましても行財政改革の推進と選択と集中による市政運営を行うための体制の整備に努めるとともに、改めて周南市の行財政改革に全力で取り組む決意であることを、市民の皆様、議員の皆様にお示ししなければならない、という私みずからの考えから、条例の公布の日の翌月から、または公布の日が月の初日であれば、その月から平成27年5月24日まで市長の給料の支給額の50%の削減を行うことをお願いするものです。 次に、議案第104号、周南市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 これは民法等の一部を改正する法律が、今年4月1日から施行され、未成年後見人に法人がなることが可能となりましたことから、周南市個人情報保護条例の開示請求等の請求のための手続規定について、所要の改正をするものです。 次に、議案第105号、周南市市税条例の一部を改正する条例制定についての専決処分を報告し、承認を求めることについてでございます。 これは、地方税法の一部を改正する法律及び地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律が公布され、このうち平成24年4月1日から施行する必要があったものについて所要の改正をしたことについて市議会に報告し、承認をお願いするものです。 次に、議案第106号、周南市市税条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 これは地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律が公布され、施行日が平成24年4月2日以後のものについて所要の改正をするとともに、個人市民税の寄附金税額控除の対象を広げるために控除対象寄附金等を指定するほか、熊毛地区の用途地域等にかかわる都市計画税の課税を平成25年度から開始することについて所要の改正をするものです。 次に、議案第107号、周南市ぞうさんの夢基金条例制定についてでございます。 御承知のように、徳山動物園は昭和35年の開設以来、約1,500万人の方が来園されている施設ですが、象を初めとする動物が高齢化等により死亡していることを踏まえ、これらの動物等を導入する資金を確保するため、基金を設置するものです。 次に、議案第108号、周南市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 これは危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令により、炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が危険物に追加されたこと、さらに対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令により、急速充電設備が対象火気設備等の対象として追加されたことに伴う所要の改正を行うものです。 次に、議案第109号及び第110号の訴えの提起をすることについてにつきましては、市営住宅の管理上の必要な訴えの提起に関するものでございますので、一括して御説明いたします。 これらは市営住宅の入居者で家賃を長期間滞納するとともに、本市の行う納付指導にも応じない滞納者につきまして、滞納家賃等の支払いと住宅の明け渡しをあわせて、これらの滞納者の連帯保証人に対しまして滞納家賃等の支払いを求める訴えの提起をするものです。 次に、議案第111号、市道の認定及び廃止についてでございます。 これは宅地開発による16路線を含んだ計17路線の認定と4路線を廃止するものです。 次に、議案第112号、字の区域の変更についてでございます。 これは国土調査法に基づき、平成22年度に湯野地区の地籍調査を実施したことを踏まえ、土地の字の区域を変更するものです。 次に、議案第113号、工事請負契約の締結についてでございます。 これは電波法関係審査基準の改正により、平成28年5月までに消防救急無線を現在のアナログ方式からデジタル方式へ移行することが義務づけられていることから、条件つき一般競争入札を実施し、その結果、NECネッツエスアイ株式会社山口営業所と10億2,690万円で契約をするものです。 以上で、議案第98号から第113号までにつきまして提案理由の御説明を終わります。よろしく御審議、御決定のほどお願い申し上げます。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第98号及び第99号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第98号及び第99号について質疑を終了いたします。 次に、議案第100号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第100号について質疑を終了いたします。 次に、議案第101号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第101号について質疑を終了いたします。 次に、議案第102号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆19番(中村富美子議員) 一般会計の補正予算ですが、10ページ、11ページのところで市債の借換債がありますけれども、1億3,840万円ですが、これは何の借りかえでしょうか。 ◎財務部長(住田英昭君) お答えをいたします。先ほど市長のほうからも御説明ございましたけれども、これは光広域水道企業団が解散をいたしまして、その起債の継承いたした分がございますけれども、そのうち5%の利率以上のものを借りかえるということでございます。この借りかえるに当たりまして、その効果でございますけれども、利子がおよそ2,200万円ほど節約できるということでございます。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第102号について質疑を終了いたします。 次に、議案第103号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆2番(島津幸男議員) 私は子供のときは太華山のふもとの奈切の保育園に行っておりました。そのとき先生がいつも自分のことは自分でしゃんとしなさい、自分でしゃんとしなさいというのを教えてもらって今でも覚えております。さて、市長は司法の専門家でございます。一つ、まず第1問として具体的事例で教えてもらいたいんですけれども、去年の給料の2分の1というのは幾らになりますでしょうか。その分は今回の議案の中に入れないおつもりですかというのを、まず、第1問でお答え願いたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(木村健一郎君) 入れるつもりはありません。また、入れられないと考えております。 ◆2番(島津幸男議員) 先ほどこの会議では一般質問のときは資料はいけないそうですけれども、私、お見せしましょう。これ私の貯金通帳。早速6月から私は手当をいただきました。 ○議長(米沢痴達議員) 島津議員に申し上げます。申し出はありましたが、まだ、資料の持ち込みについて議長が許可をしておりませんのでお慎みください。 ◆2番(島津幸男議員) 結構です。もう皆さん見られたから結構です。 みずほ銀行でも山口銀行でも行けば10分で通帳はつくってくれます。司法の専門家の市長がこの議会を使ってわざわざ無駄な時間とお金をかけて、しかも自分のためだけに給料の半分する、しないでどうしてこの議案をかけるんですか。今からすぐみずほ銀行に行ってください。私と同じように、私は2割カットしますという約束したら、明くる日につくってもう入れてあります。わざわざ議案をかける理由が不思議でならない。ぜひともこれがもし法律違反なら法律違反と言ってください。私は、市長は先ほどおっしゃった。私みずからの考えで行財政改革に全力で取り組むと言うんなら、議案のあるなしにかかわらず、直ちにみずからの口座に昨年度からの給料の半額を入れていただけばいいんです。これ、私、県にも確かめました。わざわざ議会にかけて、しかも自分の任期のときだけに半分にするということはする必要ない。 もう一つ質問ですけれども、それならば市長みずからではなくて、ここにいる議員、特別職、部長、職員の給料も半分ということを考えていらっしゃるなら私は何も申し上げません。ただ、自分のスタンドプレーだけにこの貴重な時間とお金を使うのはやめてもらいたい。わざわざ、さっきも申し上げましたけれども、自分で自分のことはしゃんとしなさい、ということをはっきり申し上げて2番目の質問にかえさせてもらいます。以上です。 ◎市長(木村健一郎君) 給料支給額を減額をするためには、条例の制定が必要でございます。また、公職にあるものが寄附を行うことは禁止されておりますので、給与の支給額の減額を行う際には必ず条例を改正、または制定するというのが法治国家である日本の仕組みだというふうに思っています。 また、私は私の給与削減につきましては、私の意気込みでありまして、私だけのものでございます。他にだれにも求めないという考えでこの条例を提出させていただきました。 ◆2番(島津幸男議員) また、間違えていらっしゃいませんか。給料でしょ。給与も給料も、まだいまだに誤解されているのは困る。これは後で聞きます。 それから法治国家という、また大それたことをおっしゃるけれども、通帳に入れるのはだれも文句言わないんです。それで                 。いいですか。ぞうさん基金でも、熊毛の都市計画の増税でも含めて、この瞬間に木村市長のお金を入れる必要ないんです。もう木村さんが失礼ですけれども、天国に行かれたときとか、さらにはもう二度と市長をやらない、政治に足を入れないというときにためたお金をぞうさんであろうが、フグであろうが、               。わざわざ条例を変える必要はありません。私はこの件を議案の取り下げを要求しているわけじゃないんです。議案の取り下げの要望です。市長に対して要望を出したいと思っております。ぜひともひとつ御検討ください。よろしくお願いします。 ○議長(米沢痴達議員) 質疑をしてください。 ◆2番(島津幸男議員) 議長何をおっしゃいますか。質疑を申し上げます。最初からの質問についてきちっとみずからのお答えを賜りたい。司法の専門家でいらっしゃいますからね。よろしくお願いします。違法だったら言ってください。 ◎市長(木村健一郎君) 積み立てたお金を将来、寄附するつもりですと、こういうお約束をすること自体が私は公職選挙法にある寄附を行うことは禁止されているという199条の2の規定に脱法するものだというふうに考えます。 ◆11番(伴凱友議員) 私は前回、これ否決されたものを、また市長が出されたというその勇気に非常に感動しております。 ○議長(米沢痴達議員) 伴凱友議員に申し上げます。担当委員会でございます。質疑をされますか。 ◆11番(伴凱友議員) ちょっと市長でないと答えられないことを聞きますので、済みませんが1つだけ言わせてください。 ○議長(米沢痴達議員) 許可いたします。 ◆11番(伴凱友議員) そのときに感じたのですが、確かに市長には寄附が禁止されていますけれども、例えば当時、現在もですけど東北なんかで非常に大震災が起こっています。そこに市長が寄附するのは、これは違反にならないのじゃないかなと思ったんです。もし、周南市の市長が率先してそういうことをやられたら周南市の名前も随分有名になるし、たたえられるんじゃないかとちらっと感じました。それは市長の調査でどうなんでしょうか。本当に違反になるんでしょうか。 ◎副市長(青木龍一君) 公職選挙法で言われるところの寄附に当たるかどうかは条例を定めずに給料を返還するということが禁止されているということでございますので、今おっしゃったことについてはまだ確認はしておりませんが、明確にお答えすることはできないんですが、いわゆる給料を条例の支給額の一部を返還すること自体が違法になるというふうに考えておりますので、地域を越えて寄附をするということは当たらないんではないかなと思います。ただ、今、問題になっているのはあくまで、今の現行の給料を条例の制定なしに返還することが違法なので、ぜひ条例の可決をお願いしたいというお願いでございます。 ◆26番(兼重元議員) 市長の意気込みはようわかるんですが、ただ、特別職等の報酬、これを変えるとき、上げる、下げるとこうありますが、きちっとした手続があるはずなんですけれども、報酬等審議会というのがあります。──特別職報酬等審議会、これはどういう位置づけになるんですか。今回、市長がみずからの給料を半分にしたいと、こういうように言われるときに。ここにありますけど──周南市特別職報酬等審議会条例第2条、読まなくてもおわかりでしょう。「市長は市議会議員の議員報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該議員報酬等の額について審議会の意見を聞くものとする」とあるんです。だから、これは条例抜きで私の意思でございますから半分にするんですよと、そして、法的に根拠を求めるために条例化するんですよと、こういうことを言われたいんでしょうが、その前にやらないけんことがあるんじゃないですか。私が今、申し上げておるのは。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) 今の特別職報酬等審議会ということでお話しいただきましたけれども、給料の月額そのものや、また、給料のあり方に関する条例案を議会に提出していただく場合には、今おっしゃいましたようにあらかじめ特別職報酬等審議会において委員の皆様に御意見をお伺いするということが必要だというふうに思っております。 今回の50%の削減につきましては、給与条例に規定されております給料の月額は尊重した上で、あくまでも支給額についての削減を行うというものであります。給与条例の給料の月額そのものを変更するものではないということで、今、おっしゃいました特別職報酬等審議会にお諮りする必要がないというふうに考えております。 県内の他の市でも10%とか20%とか削減している例もございます。同様にそういう場合にも、各々の地にも特別職報酬等審議会は、ございますけれども、そういうところでお諮りしてなく、こういう特例としての臨時的に減額を行うことを規定をする条例をお願いをしているというところであります。 ◆26番(兼重元議員) 何のルールでも例外のないルールはないと言いますから。そういうことでしょう。だけど、特別職等というのに対して報酬の考え方というのは今日流にいえば、公務員やあるいは議員職にあるものというが、とかく特権階級かのように社会的には見られておりますね。今、とにかく議員の数を減らしなさい。給料が多いから。極端になれば議員なんていうのはボランティアでいいんだと。こんな話まで飛び交っておるです。だから、相当にやっぱり影響が大きいです、こういうものは。報酬は働きの対価です。どうかこうか言うても。だから、私は行財政改革に意気込みを見せるんです。そのあかしのために減らすんですよと言ってみたって結果的にその行財政改革の実が上がらんかったらどうするんですか。そんなものは関係ないんですよ。あなたはしっかり働きゃいいんです。そして、しっかり報酬をいただけばいいんです。そして、結果を出せばいいんです。ただ、それだけの話。どういうことなんですか、これは。みんな波及しますよ。私が反対したらどういう。この間もずっと言われてきたんです。あんたら何で市長の給料半分にせんじゃったのか。自分の給料を減らされるからじゃろうと、こんな皮肉まで言われるんです。現実社会はそういうことなんです、今。一生懸命額に汗して働く人たちがどれだけ厳しい生活をしているか。それにひきかえ、公務員だとかやれ特別職にある人間がどれだけ特権意識で、いわゆる特権にあぐらをかいて生活しよるかというようなことまでやゆされる。こういう社会情勢といやあ情勢、そういう認識を持つ。一生懸命選挙に出て、市民のために働こう、そういう気持ちで議会に打って出て、議席をいただく。これから働こうとする人たちに対してどういう考え方を持っていますか。そういう波及効果──効果とは言いませんね、こういう場合は。影響ですよ、悪い影響です。専業でもって議員職をやろうとする人たち、その人たちに対し働きの対価が44万5,000円だということが低いのか高いのか。こういう話ですよ。あなたが勝手にあなたのひとりよがりで意気を示すんですよというようなことを言うて市民にアピールしてしまうことが、どれほどのスタンドプレイと映るか。そういうことでしょ。パフォーマンスならいいんです。皆さんが影響を及ぼす行動だから。しかし、わざとらしい動作はやめてください。スタンドプレイは。私はしっかり働いていただけばいいんです。結果を出してください。それでいいんです。 だから、今のように山下部長が答えられる。まさに詭弁ですよ、そんなものは。じゃあ、上げるときもええのか。報酬審議会は通さんでも俺は一生懸命働くから、これじゃ少ないからもっと上げさせてもらいましょうと言ってお手盛りができるんですか。下げるときならよろしいって、これもお手盛りですよね。そんな理屈は成り立たないと思うけど、私は。明快に答弁してください。私以外には波及しない。そして、市民の皆さんにも議員の皆さんは応分の報酬をもらってしっかり働いていただいておるんでありますから、私は貧に処す道を知っておりますから。半分で、今、しっかりと市民のために働きますと、堂々と宣言なさってください。 ◎市長(木村健一郎君) 私は今の市長の給料が決して高過ぎるとは思っておりません。私は一つは公約でもありますし、また、私の行財政改革に対する姿勢、意気込みを見せるためにもぜひ、今現在の給与条例に規定されている給料の月額は尊重した上で、あくまでも支給額についての削減をお願いをさせてもらっておるところでございます。 ◆26番(兼重元議員) 給料の月額半分にするって、給料というのは報酬とは違って生活に必要な対価です。賃金ですよ、給料ってのは、定義は。だから、月額給料半分にせんでも当たり前もらって、何となれば退職金を返上したらどうですか。大方2,000万円ぐらいあるんでしょう。毎月、毎月、月額に直せば、恐らく平たく直せば50万円ぐらいになるでしょう、月額が。退職金を月額にならせば。だから、給料は生活給なんです。生活するため。だから、きちっと生活しながら退職金については返上させていただきます、というふうのがわかりやすい。先ほど島津議員が言われたように、終わってからぴゃっとお返ししましょうと。このほうがわかりやすいですがね。私らにとっても影響が非常に少なくて済むんですけど、いかがですか。 ◎市長(木村健一郎君) その考え方も一つの考え方かもしれませんが、私は今回、給料の半額をお願いしているところでございます。 ◆10番(長谷川和美議員) 今の質問でちょっとわからなくなったんですが、当該給料月額に100分の50を乗じて得た額を控除した額とするということになっておりますが、私は市長の月額給料というのをしっかり把握していないんですが、その金額が実際には幾らになるのか。金額的にお幾らになるのかということを言っていただけないでしょうか。それによって市長に入るお金というのはそれだけなのか。例えば役員とかやっていらっしゃる報酬とかもあるのかどうか。その辺のところをちょっと詳しくお知らせいただけないでしょうか。 ◎企画総務部長(山下敏彦君) 市のほうからお支払いする市長の月額の給料でございますけれども、これは月額97万円でございます。 ○議長(米沢痴達議員) 他の収入源について、あればということですが。質疑がありましたが、いかがですか。 ◎市長(木村健一郎君) あくまでも市長給料の半額を私は今回、条例として削減していただくようにお願いをしているわけでございます。 ◆10番(長谷川和美議員) ちょっと今質問の中で半分しか答えていただけないのですが、市が払われる給料は月額97万円。聞くところによると例えば私企業、ある放送会社、そういったところからの役員報酬とかもあるのでしょうか。そういうものが金額的に市長のほうに入るのかどうか。株主であれば、その株主報酬が入るのでしょうか。それも半分にされるというわけではないんですか。それは幾ら入るのかわかりませんので、その辺のところは97万円の2分の1だけがこの対象になるのか。そこを明確にお答えいただきたいというふうに思うんですが。 ◎市長(木村健一郎君) 市長としてもらう、市からもらう給料の支給額の減額をお願いしているわけでございます。 ◆2番(島津幸男議員) 市長、いけませんよ。ちゃんと答えないと。私は市長をやっていたんだから。KRYさんから20万円とか全部わかっています。だから、それを合わせると膨大な額になるんです。私はいただきました。それだけの仕事をしたと思っていますから。足らないぐらいだと思ってたから。だけど、今みたいなお答えはいけません。きちっと事務レベルはわかっています、幾らもらっているか。それをみんなの前にオープンにしたらどうですか。その上で判断する。残念ながら私は全部わかっていますから、必要なら全部出してもいいけれども、そういうことはしません。名誉がありますから、市長の。だから、しっかりお答えされたらどうですか。恥ずかしくないですよ、頑張っていらっしゃるんだから。お願いします。 ○議長(米沢痴達議員) ただいま議案となっておりますのは、周南市長の給料の支給額の特例に関する条例制定ということでございます。質疑が少し議題外となっているような思いがしております。 ほかに質疑はありませんか。 ◆2番(島津幸男議員) 議長、今のお言葉はちょっと。もう一回言ってください。 給料の半額を決めるときに、御本人がこれは市長として私はKRYの役員になれないんです。市長だからKRYの役員になれるんじゃないですか。それを今回の議案とは別だとは、何とおっしゃいますか。私は信じられない。これは議長に対する文句じゃないんです。市長がちゃんと市長としてもらっているんだから、おっしゃればいいじゃないですか。別に悪いことしているわけじゃないんだから。それで我々が判断するというだけですから、きちっとお答えいただきたいと思います。 ◎市長(木村健一郎君) 私の収入が幾らかということにつきましては、毎年1回、きちっと全部報告をしているわけでございます。そこで公開をしております。 ◆2番(島津幸男議員) 私は市長として、いたときにそういう侮辱的な発言はしませんよ。議員が何人もきちっと知りたいというときに、年に1回報告しているからそれを見てくれ。じゃ、今、持ってこられたらいいじゃないですか。お待ちしていますから。だめですよ、そういう詭弁みたいなことを使っては。だから、みんなが信用しなくなる。市長というのは、言ったことにちゃんと責任を持たなきゃいけない。うそを言っちゃいけないとおっしゃっているじゃないですか、本人が。出してくださいよ。別に恥ずかしくない。市民はみんな期待していますよ、幾らいただいているか。 ○議長(米沢痴達議員) 答弁はありませんか。 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第103号について質疑を終了いたします。 次に、議案第104号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第104号について質疑を終了いたします。 次に、議案第105号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第105号について質疑を終了いたします。 次に、議案第106号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第106号について質疑を終了いたします。 次に、議案第107号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第107号について質疑を終了いたします。 次に、議案第108号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第108号について質疑を終了いたします。 次に、議案第109号及び第110号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第109号及び第110号について質疑を終了いたします。 次に、議案第111号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆10番(長谷川和美議員) 111号についてお尋ねをいたします。市道認定でございますが、この認定をするときの一つの基準としてここに示されている認定路線でございますけれども、大体市道から入って市道に抜けるというか、出口と入り口がなければ認定できないというふうにお聞きしているんですが、この中の認定する路線の中でそれはすべてそういった条件が満たされているのかどうか。この地図ではちょっと確認が難しいので、この辺のところの認定する道路の場合、道幅とか、その辺のところが私の覚え違いであるかなと思うんですが、出口、入り口がしっかりしているのか、どうか。例えば、この中の東北山1号線とか、この辺は行き先がちょっとよくわからないような気もしますが、その辺のところをちょっと御説明いただけないでしょうか。 ◎建設部長(吉木洋二君) 市道を認定するためには、認定基準を設けております。今、おっしゃられましたように市道から市道に通り抜けるというのは機能的にそういうものがあればベストだろうと思います。ただし、認定基準の中で行きどまりの道であっても、終端部に回転場、そういったものが設けられるものについては特別事項として市道に認定するという規定を設けております。 今、この地図は少し大きい地図なので少しわかりづらいところもございますが、それぞれの道路において、終端部において回転場あるいは4メートルの道であれば35メートルに1カ所回転場、6メートルの道であれば100メートルに1カ所回転場というような基準を設けております。そういった基準を満たしたものについてこのたび認定しているという流れでございます。 ◆10番(長谷川和美議員) じゃ、確認ですが、今の回転場、その面積等の、例えば4メートルでしたらこの程度の広さというのが、何かある程度の基準は明確に上がっていますか。ちょっとそういう場所が結構たくさんあるものですから、回転場所があるかないかということのその広さの基準をあればおっしゃってください。お願いします。 ◎建設部長(吉木洋二君) 回転場としての機能でございますけど、幅が4メートル以上の回転場で長さが5メートル。これ2カ所あればいいんです。両側にあれば一番よろしいんですけれども、具体的に市道認定基準の中に細かく規定を設けております。これはもし必要であれば、委員会等でも配付したいというふうに我々は考えております。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第111号について質疑を終了いたします。 次に、議案第112号について質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第112号について、質疑を終了いたします。 次に、議案第113号について質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆19番(中村富美子議員) これは消防のデジタル化の工事請負契約の締結ですけれども、今回のこのデジタル化の契約の方法は条件つきの一般競争入札でございますが、この中で質問書の提出はあったのかどうか。それから、低入札に係ることで審査があったのかどうか。そして、予定価格はまだ発表できないと思うんですけれど、せめて何社が入札に加わったのか。その中で辞退はあったのかどうか。そのあたりをお尋ねします。 ◎財務部長(住田英昭君) このたびは条件つき一般競争入札ということで、これは基本的には1億5,000万円以上の工事については必ず条件つき一般競争入札を行う。そして、広く公告をして日本広く、入札に参加してくださいという制度でございます。 このたびこの参加者でございますけれども、実質的には1社でございます。1社ということで入札を執行いたしまして成立しているということでございます。質問書については把握はしておりませんけれども、落札率はちょっと言えませんが率だけは94.8%で落札をしております。 この制度で競争性があるかということでございますけれども、1社であっても条件的に一般競争入札あるいは一般の競争入札でございますけれども、システム的には事前審査ということでこちらが公告している資格があるかどうかを事前に審査をいたしまして、その者がオーケーですということであれば、入札に参加してくださいという制度でございます。そして、入札の日の前日までに入札書に記入をして郵送で届くようにしてくださいという制度でございます。ですから、当日の入札日においては何社来るかも相手もわからない。そういう状況でございます。 そういう形で1社であっても入札は成立しているということで、そこで封を開けまして予定価格より以下であれば落札したということで認定をするという手続でございます。 ◆19番(中村富美子議員) それで、この工事によって消防のデジタル化は100%行われるということになるんでしょうか。それともまだ若干残りの部分があるのかどうか。 そして、また、このデジタル化というのは大変な金額になりますけれども、総務省のほうでどうも進めていらっしゃるようですけれども、どうしてもやらなきゃいけないものなんでしょうけれども、これをすることによってどういうメリットがあるのか。そのあたりを教えてください。 ◎消防長(河本晃君) まず、今回の消防無線の工事でございますが、提案説明でも市長のほうからも説明をいたしましたが、電波法関係審査基準の改正ということで、平成28年の5月までに現行のアナログ無線機をデジタル方式に移行することが義務づけられておるということで、先般テレビのほうも地デジ化という問題がございましたが、これは全国的な問題でございまして、今回その部分の管轄のエリア内の消防署所や中継所、これに配置しております基地局と、それの無線設備、車両や消防隊員に配備しております移動局という無線設備というか、無線機でございます。それとそれに伴う電源装置等をデジタルするということで、一応無線のデジタル化を今回、26年3月14日までに実施をしたいということでございます。 それとデジタル化することでのメリットということでございますが、デジタル無線につきましてはアナログ無線に比べて秘話性のほうが高くて、通信の向上による例えば患者の個人情報、搬送の個人情報等の保護、また、当然音質等の劣化がほとんどないというふうな形のメリットがございます。以上です。 ◆19番(中村富美子議員) このデジタル化によって消防のほうではすべて100%デジタル化ということになるんでしょうかということをお聞きしましたけれど、答弁がありませんでした。 それで、工事概要の2ページのところにいろいろと工事内容が書かれておりますけれども、4番目の工事内容で移動局関係ということで車載無線設備更新工事及び携帯無線機の更新をするということになりますけれども、この携帯無線機の更新というのは、これも当然デジタル化をするということでありましょうか。 それが一つともう一つは、今回こうしてデジタル化ということになるわけですけれども、例えば防災行政無線をまた消防のほうと接続をするということになる。そういう話になれば、何か特段問題が起こるようなこととか、何か困ったようなことはありますか。そのあたりを教えてください。 ◎消防長(河本晃君) 失礼いたしました。先ほどのデジタル化がすべてかということでございますけれども、今回の工事ですべて無線のデジタル化を行うということでございます。 それから、携帯無線機、これは消防隊員が持つ部分でございますけれども、これにつきましてもデジタル化は実施してまいります。それとあと、防災行政無線との兼ね合いでございますが、そのあたりにつきましては、どういうふうな形で消防のほうとしましては、また、防災行政無線を考えていかれるのかがわかりませんので、ちょっと御返事の今しようがないというところでございます。以上でございます。 ◆24番(岸村敬士議員) 今、この消防救急デジタル無線整備工事は1社しか参加業者がなかったということですが、10億円する工事に1社しか参加がないということをちょっと考えますと大もとになる何か、どこか、メーカーがきちっと決まったようなものを使ってやるから1社しか参加できないという解釈をしてもいいんですか。 それと、これ消防署に問いたいんですが、このデジタル無線化を全国的に進めているということですが、県下の状況、隣の市、県下のいろんな市がありますが、そういうところの入札も恐らくかなりあったんじゃなかろうかと思うんですが、やはり1社ぐらいの参加なのか。御存じでしたら教えていただけたらと思います。 ◎財務部長(住田英昭君) このデジタル化につきましては、先ほど法律の改正によって義務づけられるということでございますので、この予算につきましては昨年度からの継続費ということで繰り越した予算でございます。それで、これは全国で今把握しているのが129カ所、一斉にスタートしているという状況でございます。したがいまして、この施行に当たりましては技術者ということで、大変技術者が必要になってまいりますので、129カ所もの事業が一斉にスタートするということもありまして、1社あるいは2社というところもございます、県内でも。ですから、そういう状況の中で資格を持った方が多数いらっしゃればいいんですけれども、常駐ということで専任でつけておりますので、そういった特別な資格を持った方がそれほどいないという状況もあろうかと思いますけれども、全国で今のところ129カ所、同様の工事が施行されるということですので、引く手あまたではありませんけれども、業者さんのほうも選択をして入札に入って来られたんではないかなというふうに思っております。 ◆24番(岸村敬士議員) 今、お聞きすれば業者側がすごい有利になるような入札に聞こえるわけです。業者が少ないから供給──どういったらいいか、仕事はあるけど業者が非常に少ないというように聞こえたんですが、そういう状態でしたら別に今やらんでも1年、2年おくれて業者がしっかり余裕があるときやっても問題があるのかどうか。なぜ、そんなに急いでまでやらないけないのかというのがあるんですが、いかがなものでしょうか。 ◎消防長(河本晃君) 今回の契約ということでございますが、予算計上につきまして1月の臨時議会ということでお願いをした関係でございますが、これにつきましては昨年3月11日、東日本大震災ということの中で、大規模災害ということで緊急援助隊、このほうが全国で出動しております。その中で今、消防救急無線デジタル化ということで、国のほうも特に急いで全国で使える消防の波、あるいは県で使える消防の波の無線等を早急に全国的に装備をしてまいろうと。その中で国の3次補正ということで補助金並びに有利な起債ということで、そのあたりで早急な整備を全国的にしていこうという中で国庫補助の内示をいただきましたので、それで工事を進めてまいるということでございます。 それとあわせまして、後にやったほうがということもあるんですが、そのあたりにつきましては今からどんどん、また出てまいると思います。まだまだ、消防本部もたくさんございますので、逆に後になればなるほど業者さんも大変な部分も出てくるのかなというふうに考えております。以上です。 ◆10番(長谷川和美議員) 今回の先ほどの中村議員の質問にも関連するのですが、デジタル化ということで28年までということはわかりましたけれども、この概要図を見まして、消防救急車両ですが、本市は多重無線ということでテレビ映像がそのまま消防本部に入ってくるような大変すぐれた機能を持っているとお聞きしております。そういう中で今回の消防救急車両への移動局、これに対して多重無線のそのままの映像、例えば定点カメラとか、そういうものの掲載が十分され、例えば夜市川のはんらんとか、そういった河川はんらん、または山崩れ、そういったところの映像の。 ○議長(米沢痴達議員) 長谷川議員に申し上げます。ただいまの議案は工事請負契約の締結についてということでございますのでよろしくお願いします。 ◆10番(長谷川和美議員) ちょっと外れました。わかりました。そういった救急車両の図面の説明がよくわからないので、そういうところまで含んでのすべてのデジタル化なのかどうかということをお聞きしたいと思います。 ◎消防長(河本晃君) 今回のは、今、図面の中で基地局のほうをそれぞれ位置図を示させていただいておりますが、その基地局の中にある無線機、電源設備、それから車両の無線機、それから人が手で持って使う携帯無線機ということで、無線機機器本体のデジタル化ということでございます。今度は基地局と基地局を結ぶ回線につきましては、既存のこれは多重のデジタルの回線、これはございます。これは今回、要請等はないものでございますので、今の例えば中継局から画像のほうを送っておる部分につきましては、今回の工事には対象外ということで、あくまでも無線機をデジタルに変えるというものだけでございます。 ◆10番(長谷川和美議員) よくわかりました。ただ、こういった携帯用移動局でこの28年までにやるのが、今回の工事の完了が26年3月14日までとなっております。一応、国のほうは28年までというふうになっておりますが、今回デジタル化で移動局にはそういった定点カメラ等の可能性はないというふうに、今、消防長おっしゃいましたけれども。28年までの可能性というのがまだ、存在しているのかどうか。定点カメラを常載するような車両ということで、今後こういったデジタル無線整備工事をさらに進めて、28年まで進める可能性があるのかどうか。 ○議長(米沢痴達議員) 長谷川議員に再度申し上げます。工事請負契約の締結ということでございますので。 ◆10番(長谷川和美議員) 済みません。ただ、やっぱりここが一番ネックなので。一応、この予算の範疇ですけれども、ここまででやれるということですけれども、この先、まだ、年月が28年まであるものですから。そこのところをちょっとお聞きしたいと思います。 ◎消防長(河本晃君) あくまでもデジタル化につきましては、期限が28年ということでございますので、今、本市消防で行いますのは26年の3月までにそれをやってしまうということで、今回の工事で終わりでございます。 ○議長(米沢痴達議員) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これで議案第113号について質疑を終了いたします。 以上で、質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第98号から第113号まではお手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。 付託した議案は議案第101号については7月2日までに、それ以外の議案については7月18日までに審査を終わるようお願いいたします。────────────────────────────── △日程第6請願第1号、第2号及び陳情第3号         (委員会付託) ○議長(米沢痴達議員) 日程第6、請願第1号、第2号及び陳情第3号を議題といたします。   〔「議長、議事進行」と26番兼重 元議員呼ぶ〕 ○議長(米沢痴達議員) 何ですか。〔「陳情第3号について付託前に確認をさせていただきたいことがありますので、発言をよろしくお願いします」と26番兼重 元議員呼ぶ〕 ○議長(米沢痴達議員) 兼重 元議員の議事進行発言を認めます。 ◎26番(兼重元議員) 学び・交流プラザにおける図書館の設置に関する陳情でございます。陳情第3号。これについては、署名が5,435名ということでつけてありますが、この署名を集めるために、当然趣意書があるわけでありますが、その趣意書にうたってある要望事項とそれから陳情書に今度改めて署名者を集めて陳情という形をとっておりますが、その内容が異なっております。だから、署名を集めるときに内容を署名者に説明したことと、集まった署名をもって陳情書といって提出しておりますが、その陳情の内容が違っております。明確に違っております。こういうときにはどういう扱いをするのか。この辺のことがちょっとわかりませんので、付託前に問題提起をさせていただきます。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) ここで暫時休憩をいたします。再開は追って連絡いたします。   午後 2時00分休憩 ──────────────────────────────   午後 3時45分再開 ○議長(米沢痴達議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) ここで先ほどの兼重 元議員の議事進行発言について、議会運営委員長から報告があります。   〔議会運営委員長、小林雄二議員登壇〕 ◎議会運営委員長(小林雄二議員) 陳情第3号の取り扱いについて議会運営委員会での協議の結果を報告いたします。 さきの休憩前に本会議におきまして兼重 元議員のほうから陳情第3号と陳情と同時に提出された署名(写し)でありますが、その趣意書の内容が異なっているため、委員会に付託する前にその取り扱いについて確認をしたいとの議事進行発言があり、このことについて議会運営委員会で協議をいたしました。 その結果、陳情としての体裁が整っている以上、議会として審査しなければならないため、付託をして陳情と署名の趣意書が違うという事実確認のみ行い、あとは委員会で審査をしたほうがいいのではないかという意見などがありましたが、最終的に陳情として受理、上程までは正当な形で済んでいる。ただし、現時点において陳情の内容と署名の内容が違うということが確認をされたため、議長預かりとし、その間、そのことについて陳情者に確認をし、一般質問の最終日までにその取り扱いについて協議することを決定をいたしました。 以上が、議会運営委員会の報告であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(米沢痴達議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(米沢痴達議員) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 よって、陳情第3号、(仮称)学び・交流プラザにおける図書館の設置に関する陳情についての取り扱いは委員長報告のとおりといたします。 なお、請願第1号、伊方原発の再稼働を許さず廃炉を求める意見書提出を求める請願及び第2号、都市計画税の課税見直しを求める請願については、企画総務委員会に付託いたします。 付託した請願及び陳情は、7月18日までに審査を終わるようお願いいたします。────────────────────────────── ○議長(米沢痴達議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。次の本会議は7月3日、午前9時30分から開きます。 なお、このあと第1会議室で予算決算委員会を開催いたします。委員の方はお集まりください。 本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。   午後 3時48分散会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                周南市議会議長    米   沢   痴   達                周南市議会議員    井   本   義   朗                周南市議会議員    岩   田   淳   司...