周南市議会 2003-07-02
07月02日-05号
平成 15年 6月 第2回定例会平成15年第2回
市議会定例会議事日程第5号 平成15年7月2日(水曜日)──────────────────────────────議事日程第5号 平成15年7月2日(水曜日)午前10時00分開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第56号から議案第76号まで (個別質疑)──────────────────────────────本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名 議案第56号 平成15年度
周南市一般会計予算について──────────────────────────────出席議員(76名) 1番 中 村 富美子 議員 25番 広 本 武 生 議員 2番 金 井 光 男 議員 26番 藤 井 啓 司 議員 3番 吉 木 正 實 議員 27番 樫 山 隆 議員 4番 竹 本 新 議員 28番 植 木 正 紀 議員 5番 田 中 和 末 議員 29番 藤 井 直 子 議員 6番 村 上 秀 夫 議員 30番 森 重 幸 子 議員 7番 伴 凱 友 議員 31番 吉 鶴 猛 議員 8番 長 嶺 敏 昭 議員 32番 米 沢 痴 達 議員 9番 友 田 秀 明 議員 33番 西 林 幸 博 議員 10番 立 石 修 議員 34番 歳 光 時 正 議員 11番 青 木 孝 二 議員 35番 神 本 康 雅 議員 12番 福 田 健 吾 議員 36番 藤 井 裕 二 議員 13番 藤 井 康 弘 議員 37番 宗 東 博 昭 議員 14番 尾 﨑 隆 則 議員 38番 渡 辺 輝 明 議員 15番 吉 光 一 枝 議員 39番 岸 村 敬 士 議員 16番 反 田 和 夫 議員 40番 山 田 武 朗 議員 17番 炭 村 信 義 議員 41番 藤 井 一 宇 議員 18番 中津井 求 議員 42番 西 田 宏 三 議員 19番 阿 砂 美佐男 議員 43番 形 岡 瑛 議員 20番 沖 田 秀 仁 議員 44番 松 永 正 之 議員 21番 藤 村 治 夫 議員 45番 宮 崎 隆 議員 22番 福 田 文 治 議員 46番 林 重 男 議員 23番 多 田 道 馨 議員 47番 小 林 雄 二 議員 24番 石 丸 鉄 郎 議員 48番 久 保 忠 雄 議員 49番 安 永 守 議員 63番 倉 住 栄 議員 50番 一 原 英 樹 議員 64番 石 川 光 生 議員 51番 梅 田 孝 文 議員 65番 三 浦 冨貴人 議員 52番 宮 崎 進 議員 66番 倉 増 悟 議員 53番 中 村 秀 昭 議員 67番 児 玉 研 一 議員 54番 田 村 勇 一 議員 68番 清 水 靖 夫 議員 55番 小 田 浩 生 議員 69番 和 田 明 信 議員 56番 浜 田 克 史 議員 70番 山 﨑 忠 男 議員 57番 中 原 重 之 議員 71番 木 原 正太郎 議員 58番 吉 平 龍 司 議員 72番 橋 本 憲 江 議員 59番 兼 重 元 議員 73番 中 邑 典 誠 議員 60番 古 谷 幸 男 議員 75番 橋 本 誠 士 議員 61番 井手上 利 夫 議員 77番 上 田 悟 議員 62番 礒 部 啓 槌 議員 78番 梶 山 正 一
議員欠席議員(2名) 74番 大 和 清 議員 76番 武 末 清 助 議員説明のため出席した者 市長 河 村 和 登 君 教育長 田 中 克 君
企画財政部長 武 居 清 孝 君 総務部長 津 田 孝 道 君
行政改革推進室長 秋 友 義 正 君
環境生活部長 西 村 惠 君
健康福祉部長 住 田 宗 士 君
福祉事務所長 藤 井 悟 君
企画財政部次長 松 原 忠 男 君 経済部長 藤 村 浩 巳 君 建設部長 髙 木 俊 郎 君
都市開発部長 瀬 田 忠 夫 君
競艇事業部長 石 田 公 希 君 消防長 南 克 彦 君 教育次長 河 村 弘 士 君 水道局次長 宮 川 政 昭 君
新南陽総合支所長 西 村 昭 徳 君
熊毛総合支所長 木 谷 教 造 君
鹿野総合支所長 神 田 宝 君
事務局職員出席者 局長 野村洋一 次長 石光秀雄 議事係長 友弘充洋 議事係 守田光宏 議事係 猪本治子 午前10時00分開議
○議長(
梶山正一議員) 皆さん、おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。──────────────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
梶山正一議員) 日程第1、
会議録署名議員の指名を議題とします。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、竹本 新議員及び
多田道馨議員を指名します。──────────────────────────────
△日程第2議案第56号から議案第76号まで (個別質疑)
○議長(
梶山正一議員) 日程第2、議案第56号から議案第76号まで21件を一括議題とします。 これより議案第56号について質疑に入ります。 まず、歳出の議会費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員) 2点ほどお伺いいたします。 議会費で議員報酬が書かれておりますが、この議員報酬の予算の計算の仕方として議員報酬をどういう形で算出されておるのか。その点が1点と。 もう一点、私どもが今まであまり言葉として経験しておりませんので、1点ほどお伺いしたいと思いますが、
議会交際費というが13万6,000円ほどありますが、この考え方は、これはどこに支出するかという判断をされるのは、これ議長さんがされるのか、それとも他の人がされるのか。議長交際費は議長がされるんだろうと思いますが、議長交際費以外に
議会交際費というのがあります。その点についてお伺いしたいと思います。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) それではお答えさせていただきます。 議員の報酬につきましては、旧徳山、それから旧2市2町の報酬の額に人員と、それから11カ月分を計上させていただいております。 それから、議会の交際費でございますけれども、これは
議長交際費等につきましては、議会の運営に当たっての不祝儀等の会費等というような関係もございますけれども、
議会交際費につきましては、団体等への賞品とか、消費物品類ということで、
議会交際費については支出しているということになっております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員)
議会交際費については、大体わかりましたが、議員報酬については今から
報酬審議会等の設置をされて当然検討される、その結果が今年度中の予算に反映されるのか、反映されないのかという面については、ちょっとまだ不明確なところがあるかと思いますが、もし報酬審議会で現在のような議員報酬の体系が変わるとなれば、おのずと減額なり、あるいは何らかの形で補正をされるというふうに考えていいのかどうか。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 議員さん、今、おっしゃるとおり、決定されましたら、それに基づいた対応をしていきたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。これをもちまして議会費の質疑を終了します。 次に、総務費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆72番(
橋本憲江議員) 151ページの職員手当と退職手当の7億8,389万円でございますが、この退職手当、何人分でございましょうか。 そして、今後の退職者の動向はどういうふうになっておりますでしょうか。
◎総務部長(津田孝道君) ただいまの御質問でございますが、退職手当の人数につきましては、若干動いておりますので、正確な数字が今、つかんでおりませんけど、予定者と変わった場合がありますので、今のところ45名程度でございます。 今後の動向というのも、若干動きがありますけど、大体似たような動向で進んでまいるように考えております。 以上でございます。
◆72番(
橋本憲江議員) 今年度の一般会計からの支出は約8億円、今言いましたように約8億円あるわけです。今年度は127ページの雑入の中に山口県
市町村職員退職手当組合脱退に伴う財産処分金、これが9億6,000万ありますので、一応これは対応できたと思うんですけれども、今後はどのような、やっぱり7億、8億と言いますと大変大きな金額でございますが、どのような対応をされるものか、積み立て等これまで取り崩しをしてきた新南陽とか、それから熊毛とか、鹿野もあったかと思いますけれども、徳山市だけが積立方式をしていなかったわけですけれども、今後はどのような対応をされるのか、お聞きしたいと思います。 行政の運営というのは計画性が必要だと思うんですけれども、こういった対応は今後どのようにされていくのでしょうか。
◎総務部長(津田孝道君) ただいまの御質問でございますが、要はこれからの退職手当をどうかということだろうと思うんですが。要は、先ほどありました
退職手当組合から9億いくばくかの金額が返還されております。それを今、台帳に積んでおりますが、今、実は検討段階でございますが、
退職基金条例をどうするかということで、今、検討しておりまして、議員おっしゃるとおり、今後の退職金の問題というのは大変な問題になりますので、早急にそのことを検討して結論を出していきたいという状況でございますので、御理解をお願いしたいと思います。
◆7番(伴凱友議員) 171ページの
地域審議会の報酬76万4,000円について質問します。これは結局、
地域審議会は年に2回開くというだけですね。その手当1万2,000円だと思うんですが、私たちこの
地域審議会については、合併前に熊毛などでは人口比にして議員は3名、よく出れて3名ぐらいになる。田舎があるいは地域が切り捨てられる、そういう私たちが疑問を呈したときに、地区懇談会あるいは県の出前講座、そういうものでこの
地域審議会を充実して地方の切り捨てをやらない、そのためにつくるんだという答弁されているんです。一体、年に2回の会議で、これ調査費何かどこかから出ているんですか。出ていないんでしょ。たったそれだけの審議で何で地方のニーズが把握できますか。これでできると思われてますか。 これは市長、答弁ください。
◎市長(河村和登君)
地域審議会のことについて御質問いただきましたけれども、4地区に今から
地域審議会を立ち上げるわけであります。 伴さんが言われました、年2回でその地域のニーズに対応できるかということでございますけれども、しっかり御指摘の、そしたら年何回やったら
地域審議会が充実するのかという考え方もあろうかと思いますけれども。今、今年度、
地域審議会を立ち上げて、
地域審議会でしっかり地域のいろいろな問題を議論していただきながら、今後のことについては対応していくのがいいんではないかなと思います。 今年度は
地域審議会、年2回開かさせていただきまして、これで対応させていただきたい、このように考えております。
◆7番(伴凱友議員) その年2回開くだけでしっかり把握できるという考え方自体がどこから出てくるんでしょうか。私たちの地区懇談会なんかでのこの合併協議会から説明に来た人は、地域の、極端にいえば熊毛町の議会にかわるぐらいの存在みたいな言い方してるんです。言ってない言うかもしれませんが、少なくとも私たちは会場で聞いていてそういうふうに受け取りました。私たちの中にもこれは単に住民をだますためだけの、とってつけた、なんか苦し紛れに何か
地域審議会やるじゃって住民をだましとる違いにないって言う人も大勢いました。これでは、それを裏づけるじゃないですか。住民をだましたということになるじゃないですか。 合併に関しては非常におかしいんですよ。いろんなことがありましたけど、確かに確約はしていなかったけど、議員の歳費でも今、問題になっていますけど、一番上にあわせる。それにあわせて予算を組んでいるというようなこと説明して、みんな高くなるというのが前提で決めてきているんですよ。
地域審議会も非常に地域の役に立つだろうと思って信じて前に進んでいるんです。私は個々の歳費を上げればいいとかいう単純な議論にはなりませんけれども、事実に反することをいかにも信じさせておいて、こういうふうに進んできて、いざなったら、これ
地域審議会、たった2回で、どういう審議をされるんでしょうか。熊毛町の問題、そんな簡単に地域の問題、決めれるもんじゃないし、しっかり議論なんかできないと思います。調査費も何もないんですよ。市長、本当これいいんですか。
◎市長(河村和登君)
地域審議会は非常に大事な会というふうに理解しておりまして、
地域審議会の中で今、お話がありました、例えば熊毛の問題、いろいろたくさん他の地域の
地域審議会でも今まで生活環境等々が変わって、今度2市2町が一緒になったんですから、今までと環境も変わることも含めて、意見がたくさん出るんではないかと思いますけれども、
地域審議会のこの中で、まず、開かさせていただいて、しっかり議論していただく中で対応していきたい。このように考えます。
◆7番(伴凱友議員) じゃ、もう一度お聞きしますけど、
地域審議会、これは合併した直後、最初に問題が多いと思うんです。10年間は
地域審議会あることになってます。初年度が2回で、10年目に10回開くということはないですね、恐らく。初年度2回ですよ。一番問題が多いときに。こういう審議会はそれでいいんですか、本当に。市長がどんなにあれだ、言われても、2回ということではできないと思います。 もう一度、質問します。本当にできますか。約束してくれますか。住民が納得いくような審議をするということ。 終わります。
◎市長(河村和登君)
地域審議会の役目は均衡あるということで、2市2町が、特に周辺も含めて一体的に発展をしていかないといけないということでしっかり議論をしていただくわけでございまして、今回
地域審議会、こういう形で開かさせていただく中で、今、伴さんの御指摘のことにつきまして、例えば2回で終えない、こういう問題がある、ということになると、その時点でまた対応していかないといけない。それが私は周辺に対応する温かい配慮ではないか、このように考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。
◆2番(
金井光男議員) 初めに1点、確認をさせていただきたいんですが。この薄い方の冊子の16ページ。それと、この厚い方の説明書、これの153ページ。ここに合併の記念行事の開催委託料というのがあるんですが、単純に見るとこれは委託料が100万ほど違うんですよね。この100万というのはどっちがどうなのか。ちょっとお示しをいただければと思うんですが、お願いします。
○議長(
梶山正一議員) 執行部の答弁をお願いします。少々お待ちください。
◎総務部長(津田孝道君) どうも申しわけございません。今、16ページとでしょ。66ページじゃなしに16ページとですね。 片方160万で、厚い方では260万ということ、どちらがどうかということでございますが、これひとつは合併の記念関係の開催行事は委託料で160万、それから既に閉町と、それから開市時期の関係での委託料が100万円ありますので、トータル的に片方は260万で上げておりますので、中身を細かく分けておりますので、片方には160万円しか上げておりませんので御理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。
◆2番(
金井光男議員) 要するに閉市式等の予算がこれに入っているということですか。これは暫定の方で入っていたんじゃないんですか。
◎総務部長(津田孝道君) 申しわけございません。開市式の方が入っているわけでございます。
◆2番(
金井光男議員) これはそうなると、ちょっと済みません。委員会で結構ですから、次の企画費なんかでもこの合併の記念行事の関係というのはあちこちに予算が散らばっています。1回、これは
合併記念行事としてこういう予算を組んでいるというものをお示しをいただければ、こういう混乱がなくて済むと思いますので、委員会で結構でございますので、そういうのをお示しをぜひいただきたいと思います。 次の項目そのまま入っていいですか。議長。
○議長(
梶山正一議員) 今のはそれでいいですね。どうぞ。
◆2番(
金井光男議員) 次の分ですが、同じく薄い方の冊子の21ページの一番下、
中核都市推進事業、これ、基本的に私どもは広域合併を早期に、ということで取り組みをさせていただいておる立場からお伺いをいたしますけれども、これがこの予算のボリューム的に前年の旧徳山市の
中核都市推進事業とボリューム的に余り変わらないような気がするんです。気がするというか、余り変わらんのですね。それで、これが今回2市2町合併をしての予算として、ふえるのがいいのか、減るのがいいのかはともかくとして、横すべりをしているというところに、この事業の事業目的みたいなことが場合によってはとわれるんじゃなかろうかと、いう気がするんですが、この辺の
中核都市推進事業のこの予算の組み方についての何というんですか、お考えをお示しいただけばと思うんですが。ちょっとアバウトで申しわけないんですが。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 今回の
中核都市推進費につきましては、今、企画部内の中で
中核都市担当ということで2名ほど職員が携わっておりますけれども、主なものにつきましては、そこの参考資料の方に書いてありますとおり、これまで合併をした実績、記録といいますか、それの冊子を作成する事業として100万円ということと。それから、これからの中核都市に向けた進めとして、民間団体とともに中核都市を進めていくということで、それの補助金としての100万円が主なものでございます。
◆2番(
金井光男議員) そういう中身について御答弁いただくと、どうしても言わなきゃいけないんですが。当然、今合併をして新市をどうするかということに主眼をもちろん置かなければいけませんけれども、先行合併という位置づけからして、もうちょっと広域合併に向けての取り組みをしっかりとしたスタンスを持つ必要があるんじゃなかろうか。大変、簡単な作業じゃないというのはよくわかっててお聞きをしているわけですけれども。その辺。 そういう意味でいえば、機運の醸成等々
中核都市そのものに対しては13万という、極めてどうなのかなと思うような数字でございますので、その辺の
中核都市づくりとしての取り組みの強化というのはもうちょっと必要じゃないかという気がするんですが、その辺もう一度、お願いします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 御存じのとおり、昨年までの予算といたしましては、やはり徳山市だけでも大きな数字が出ておったと思うんですけれども。今回、こういう合併になりまして、今、現在、中核に取り組んでいくという姿勢は変わりませんけれども、やはり今のところ、機運の醸成等につきましても、いろんな民間との一緒になってやっていくということで、若干的経費は随分落ちているかもわかりませんけれども、その方向としては変わらないということで進めてまいりたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆1番(
中村富美子議員) 2点ばかりお尋ねいたします。 まず、151ページのところなんですけれども、特別職の給料6人分が約4,600万計上されていますが、この中には特別参与の分も入っていると思われますが、そこで、特別参与のことについて聞いてみたいんですけれども。 前回の臨時会でも私ちょっと質疑させていただいたんですけれども、この特別参与が常勤としていらっしゃるというのにどうも納得がいかないんです。地公法何度読みなおしても、これは非常勤というふうに理解するんですけれども、どうして常勤でなくてはいけないかのというのを、いま一度河村市長にお尋ねしたいと思います。 そこで、参考資料の方の中に特別参与の問題でいろいろ経費が上がっております。例えば交際費が90万とか、旅費72万1,000円、あと食糧費とか使用料及び賃借料というふうなのが細々と上げられていますけれども、例えば特別参与さんに交際費というものが本当に必要なのかどうなのかということと、あと旅費って上がっていますけど、旅費はどういうことで使われるのか。どこか遠方に視察に行かれるのか、という思いもします。そのあたりどうなんでしょうか。 それから、あと使用料とか賃借料の30万、これはどういうものなのか、具体的にお尋ねいたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 特別参与につきましては、常勤という解釈を私どもはしておりますけれども 。(「市長にお願いしたいんですけれども」と1番
中村富美子議員呼ぶ)その件につきましては、あと市長の方から。 特別参与の交際費につきましては、市の交際費として市長交際費含めて380万ということでやっておりますけれども、やはり今までの経緯等から参与さんとしての市政に携わるそういうものも必要になってくるということで、それぞれ30万ずつの新南陽、熊毛、鹿野の参与に30万ずつの90万を計上をさせていただいております。 それから、自動車借上料につきましてもおっしゃいましたけれども、これは
使用料賃借料でございますけれども、これもタクシー等の借り上げについてそれぞれ参与分として10万ずつの計上をさせております。 先ほど申されました消耗品等につきましても、それぞれの中で参与さんの分としての計上をこの中に含めております。
◎市長(河村和登君) 特別参与のあり方についての御質問であろうかと思います。 御存じのように2市2町が合併をいたしまして、新市が4月21日に発足したわけでありますけれども。その中で、今、特別参与さん3人の方が旧自治体の首長をやっていただいておりまして、その地域の実情、その自治体のまちづくりに対するいろんなことに精通されておられることもありまして、周南市がこれから内外に誇れる町として発展していくためには、その力を、例えば
地域審議会でいろいろ問題が出て来ますけれども、その問題を特別参与さんはしっかり聞いていただいて、その
地域審議会の問題も生かしていただくとか、あるいは2市2町の全体のまちづくりについて御助言をいただくとか、そういう、今、周南市が発足して2市2町が一緒になってまちづくりに取り組んでいただく。そういうことに対しての2年間、特別参与としてお力を貸していただくというお仕事をしていただくために、このような対応をさせていただいているわけであります。
◆1番(
中村富美子議員) 特別参与の役割を今、市長おっしゃいましたけれども、合併協議会の中でまちづくりをきちんとこれからどうしていくかということを最後まできちんと決めておけば、特別参与の必要性というのも私はある意味では必要ではなかったんじゃないかというふうに思っております。 今、いろいろ市長おっしゃいましたけれども、私はこの地公法の第3条の特別職のところ、これには違反しているというふうに思うんですけれども、そういうふうに思われないのかどうか。 今、いろいろと交際費のことなんかの説明がありましたけれども、特別参与の方は権限がございません。ですから、こういう手厚いことをされると、何か予算の額は別として、市長待遇並みだなというふうに思うんです。それで果たして市民感情とマッチするかどうかというのも大変気になるところなんですけれども、そのあたりいかがお考えでしょうか。
◎市長(河村和登君) 合併して周南市がやはりいい形で内外に誇れる町をつくるためには、私は特別参与さんのお仕事は大変大事であると、そのように考えておりまして、特別参与さんの力をしっかり貸していただいて、また特別参与さんもしっかり働いていただいて、すてきな周南市にもっていきたい。このように考えます。
◆1番(
中村富美子議員) それでは、次の2点目の質問をお願いしたいと思います。 173ページにまちづくり総合計画の作成の委託料が約1,000万ありますけれども、どうしてこの自分たちのまちづくりをするのに、これを委託に出さなくちゃいけないのかなというふうに思うんですけれども、どうしてでしょうか。 それで、まちづくりに関しては6月15日号の広報でしたか、アンケートも出されていらっしゃるんですけれども、その集約結果というのは今後どういう形で行われるのか。 やはりまちづくりをしていくということについては、行政と市民が一体となってお互いに議論をしながら、まちづくりをどういうふうにしていくのかという方向性を見いださなくちゃいけないと思うんですが、河村市長は市民との対話について、まちづくりを進めていく上でどういうふうにやっていかれようとされているのか。私の思いとしては、各地域に出向いていろいろ対話していただきたいなという思いがあるんですが、そのあたりの御意見があればお願いいたします。
◎市長(河村和登君) 特に2市2町が一緒になりまして、今度15万8,000の町になったわけでございますけれども、今御指摘の市民との対話というのは物すごく大事であろうかと思います。 私はちょっと横道にそれるかもわかりませんけれども、4年前に徳山市長に就任させていただいたときに、まちづくりの柱は何かということを聞かれたときに、これから地方分権の時代、地方がしっかりして町を興していくためには、人づくりであろうと思っておりまして、人を大切にする町をつくる。一人一人を大事する町をしたい。15万8,000の市民の方を大切にする町をつくりたい。そのような気持ちで、今回もそういうことが柱になって予算も組まさせていただいておりますけれども、今御指摘の市民との対話というのは、これからタウンミーティングも含めまして、あるいはCAAの立ち上げも含めまして、しっかり取り組みをさせていただきたい、このように考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。今、中村議員の答弁抜けておるということについて、いいですか。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいま議員さんおっしゃいましたこのまちづくり基本計画につきましては、地方自治法に定められた基本構想というのを柱にしてつくるわけでございますけれども、今おっしゃいましたように2市2町にそれぞれ基本構想なりが備わっておるんですけれども、今度周南市としてそれにふさわしいものをということで、それぞれ職員でつくればいいんじゃないかというような観点もありますけれども、今、おっしゃいました市民アンケート等も実施して、それを職員で集計したりして、計画の中に反映させていただきますけれども、やはり専門的な知識を有するシンクタンクも活用させていただきたいということで、素案づくりまでを委託でもってさせていただきたいということでございます。
◆1番(
中村富美子議員) おっしゃることもわからないわけではないですけれども、自分たちの町なんです。ですから、やれない部分も多少あるかもしれませんけれども、周南市の職員は優秀な職員が私はそろっていらっしゃると思うんです。だから、1,000万もかけて委託出して計画をつくるというのはもったいない話だなあというふうに思うんです。委託料というのはここだけでなくほかのところでも出てきますけれども、特にこのまちづくりについては自分たちの手でやりあげていただきたいという思いがしているんですけれど、市長、どうでしょう。そのあたりは。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) おっしゃるとおりでございますけれども、職員が主体となってそれを補完する格好でこれをやっていきたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆16番(反田和夫議員) 181ページのJR徳山駅駅周辺整備調査委託料が420万上がっております。この事業はリーディングプロジェクトとして位置づけられておられます。また、事業名が中心市街地活性化事業となっておりますが、それと同時にこの目的概要としては7点上げられておりますが、この整備はどのような整備をされるのか、市長にお伺いいたします。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 中心市街地の活性化事業ということでございますけど、まず、最初に委託料でございますが、これは今、議員さんおっしゃいましたように、中心市街地の活性化ということで一昨年青写真ができております。実際に今回の21のリーディングの中にも上がっておりますけれども、それを実施するに当たりまして、どのように実施していくか、今から具体的な検討に入るわけでございますが、その一つといたしまして、特に周南市が発足したということで、駅前を中心にまずは着手していきたいという思いもございます。 そうしたことから、このたび駅前の整備を実施するにつきまして420万を組んだわけですが、その内容といたしましては、駅前を通る歩行者の流動状況とか、あるいはバス、タクシー、駐車場の利用状況等々も調査いたしますし、また、周南市の顔としての駅前のレイアウトの検討、交通バリアフリーとか緑化、そのあたりについての業務を委託するというふうに考えております。
◆16番(反田和夫議員) 概要の中に7点ほど事業がございますが、その中で徳山駅南地区の整備が1点ほどのっているんですが、駅西についてはどのようなお考えを持っておられるのか、お伺いいたします。
◎
企画財政部長(武居清孝君) これも以前、駅西開発の計画がございましたけれども、それとは全く別個の問題と考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆22番(福田文治議員) 1点ほどお伺いいたします。参考資料の17ページの職員研修事業で特別研修、議案説明でこれは体験学習という説明があったと思いますが、どういった業種に行ってもらうのか。それから期間はどの程度考えられているのかをお伺いいたします。
◎総務部長(津田孝道君) ただいまの御質問にお答えします。 特別研修ということでございますが、期間は最初に申し上げますと、いろいろ1週間とか、10日というのがございますが、今、当面考えておるのは大体10日未満の研修で民間との交流かある。そうした研修に参加をしていきたいという考え方をしております。 業種については、その時点でいろいろ考えたいということで、今、特別にどういう業種だということでは決めておりません。
◆64番(石川光生議員) 2点ばかりちょっとお尋ねいたします。 まず、1点目は17ページ。広報公聴活動事業。広報周南の編集発行というのがございますが、現在、月2回発行されております。しかし、これは市が発足したばかりでまだ無理なことかもわかりませんが、現在のものは本当にお知らせ版的なものでございまして、大変不評でございます。 それで、これは希望ですけれども、地域限定版といいますか、そういったものが、徳山は徳山、新南陽は新南陽、鹿野は鹿野、あるいは熊毛は熊毛というような地域限定版的なものが1ページでも入れられないものかなあというふうに私は感じております。こういったことはなかなか、お金がかかることで無理かもわかりませんが、いかがでございましょうか。 それから、これは予算説明参考資料の方の26ページ。地域振興費でございます。それから予算書の方は何ページですか、ここにコミュニティ推進事業というのがございまして、その中に市民憲章推進協議会交付金というのがございます。これは一体どこの推進協議会に交付されるのか。周南市に今、そういうものが今できておるのかどうか。むしろ、今市章を公募して決められようとしておりますが、まず、市民憲章を策定することの方が先じゃないかというふうに私は感じるんですが、どこに交付されるんでしょうか。よろしくお願いします。
◎
環境生活部長(西村惠君) お答えいたします。 コミュニティ推進事業の市民憲章推進協議会交付金でございますが、これは旧新南陽市の方で予算化をされておりましたもので、こういう協議会という団体があったわけでございますが、それが永源山のつつじ祭りでありますとか、そうした広報の発行等の事業をやられておりますので予算を計上したものでございます。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいまおっしゃいました地域限定版の広報ということでございますが、我々、今、広報につきましては皆様方にいろんなお知らせがたくさんございますので、保健の関係につきましてはある程度地域をまとめて載せて、それぞれの地域の方が行事等についてわかりやすいようにしておりますし、今回、今8月、この予算にもお願いしておりますけれども、8月号から広報のリニューアルということで今考えております。 その中で内容的に、今、議員さんおっしゃるように別個の限定版の広報的なものは出せないと思いますけれども、その中で皆様方にわかりやすい格好の広報にしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
◆64番(石川光生議員) 広報の件につきましては、ひとつよろしくお願いいたします。 それから、今の市民憲章推進協議会交付金の方でございますが、これはちょっと、これを見ると既に周南市には市民憲章があるのかなという誤解を受けます。これは旧新南陽市の区域だけに限られた交付金であれば、もうちょっと違う名目で出された方が誤解が少ないんじゃないかというふうに思います。 それと同時に、こういう項目があるわけですから、市民憲章について早急に制定されるように要望いたします。 以上です。
○議長(
梶山正一議員) ひとつ議員の皆様には、御意見ないしは要望については遠慮していただくようにお願いしたいと思います。
◆43番(形岡瑛議員) 行政改革推進費のところで参考資料の22ページに43万円、合併関係総合調査事業費というのが載っています。事業内容は合併にかかわる未調整項目の調整を行うとあるんですが、これはどれだけの量の仕事があるのか。43万円で何をするのか、ちょっとお答え願います。
◎
行政改革推進室長(秋友義正君) お答えを申し上げます。 具体的には合併協議会の中で、調整方針としまして新たに制度を創設する。それから、新市移行を速やかに調整する。それから、新市移行後も当分の間、現行どおりとし、随時調整する。そういった項目の具体的に調整をしていきたい。件数的には103件程度ございます。経費的には庁内での調整ですから、余り金額はかからないということでございます。 以上です。
◆43番(形岡瑛議員) 103件と言われましたが、暫定予算を審議した臨時議会でも、ちょっと合併協議の中で認識されなかったような問題がたくさんあると思われるんですね。それから予算でも限定版の予算というのがたくさんあるでしょ。それらが私は果たして合併協議の中できちっと認識されとったかというと、認識されてないはずなんです。 いろいろと考えますと、合併にかかわる未調整事項と調整といいますが、たくさん見落としがある。それは条例でも職務執行代理者が二、三回謝りましたね。気がつかんかったって。それがよく示していると思うんです。私はちょっと今、人員ともに、例えば市長は施政方針で一体化の形成、一体感の醸成、一体化を進める。施政方針で一番、これ一体化という言葉が出てくるんですが、一体化されてないことの最たるものがこれなんです。103件。そうすると庁内作業で、机の上で何をするのか。もうちょっと私は住民生活に即した、きちっとした調査が要るんじゃないかと思うんです。その点はいかがですか。
◎
行政改革推進室長(秋友義正君) お答え申し上げます。 具体的には、今、現時点でどのぐらいの調整事項があるかということにつきましては、7月中には関係各課の方に調査をして、それを踏まえて調整をしていく。ただ、調整の仕方とすれば、今までは2市2町がありました。今は一つの市になりましたので、基本的には部内調整、あるいは課内調整が基本になる。そういった中で調整が非常に難しいもの、こういったものについては行政改革推進室とそれから関係各課で共同して調整をしていくと、そういった考え方で取り組んでまいろうというふうに考えております。
◆43番(形岡瑛議員) 103件以外にもたくさん調整が必要なものはあると思うんです。臨時議会でもいろいろあらわになった。そうすると私はそれらを含めて一覧表がなければおかしいと思うんです。未調整項目の。予算でも、例えば生け垣の補助は出ていたら、これは新南陽だけですよとか。これらは未調整のまま、ぽんとくっつけているだけなんですから。それやこれや考えたら少々じゃないと思うんです。 資料はできているんですか、未調整項目一覧表。資料を今、出せる。いますぐ出せなければ、議長、この質疑が続く間に、未調整項目一覧表というものを提出いただけるようにとりはかっていただけないでしょうか。
○議長(
梶山正一議員) ただいま資料はすぐ出ますか。一応、答弁してください。
◎
行政改革推進室長(秋友義正君) お答え申し上げます。 合併協議会の調整項目につきましては資料は出せます。以上です。 それと合併協議項目以外の調整項目につきましては、御案内のとおり合併事務の段階でも4,400項目。そのぐらい調整をしてきたわけですけれども、その他の合併協定項目以外につきましては、今後調査をするということですから、現時点ではその概要をまとめた資料というものはありません。 以上です。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆50番(一原英樹議員) 資料の方の19ページの生活バスあるいは地方バス路線の維持についてであります。 旧鹿野町においても、5路線の過疎バスの代替を行っておりました。過疎バスについては15年度でもう県の補助も終わろうかというようなことで新しい交通システムの質問もよく出ていたわけでありますが、今後、この8,000万からの補助金の対象になっている路線、鹿野以外はよくわかりませんけれども、この地方の足を確保する方法について、どのように進めていかれるかをお尋ねいたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 地方バス路線の関係につきましては、地域住民の足ということで、我々も今、いろんな経営的な問題で廃止等があるというのは現状を認識しております。 今までも事業者さんの経営の方針と申しますか、そういうものについてお聞きしながら、それに対応できるのにつきましては、こういう補助金として上げさせていただいております。今から県の補助金、国の補助金等につきましても、いろんな状況が変化してくると思いますけれども、先ほども申しましたように住民の足ということでございますので、我々といたしましては最大の努力をさせていただきたいと思っております。
◆50番(一原英樹議員) 確かに辺地、私たちの方でもですが、乗車率としたら本当に悪いわけですよ。ただ、業者の意向を聞いてこのような補助を出しているというけれども、もっと有効な方法があるのではないか。私たちは市バスを導入したらどうかというような提案もしてきたわけですが、ほとんど空気を運んでいるバスというものが走っているわけです。もう根本的にこの辺地といいますか、市民の足を確保するためには、新しい交通システムの方法が必要ではないかと思いますけど、いかがですか。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいまおっしゃいますように、福祉の面とか、いろんな面で、こういう交通手段と申しますか、そういうものも問題点もありますので、役所の中の委員会等も利用して交通問題というのを徳山市の場合、ちょっと検討会をつくっておったんですけれども、そういうものを利用して将来的な交通問題全体といいますか、そういうものを含めて検討させていただきたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) 議員の皆様に発言の場合には、マイクを自分の方に引きつけて発言をよろしくお願いします。ほかに質疑はありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) 情報通信費、ページ182についてお伺いいたします。 予算説明の参考資料ではページが23ページになりますけれども、電算統合につきましては合併前からいろいろと言われておりまして、幾ばくか経費を計上したように聞き覚えておりますけれども、再度この額をお教えいただくともに、その内訳に入らせていただきます、今回の予算の内訳に入らせていただきますけれども、1億7,000万備品購入ということになっておりますけれども、この大半はどの部分にあたるんだろうかなあという御説明がいただきたい。これ2点です。 そして、その下に新システムの導入ということで上げられておるんですけれども、ここら辺が今の備品購入とは違いまして2億8,000万、システムエンジニアリングの委託料ということになるのかなあという感じ方をしているんですけれども、ここら辺の説明を3点ほどお願いいたします。
◎
企画財政部長(武居清孝君) このたび備品購入でございますけれども、統合に当たりまして、1次、2次とわけてやったわけでございますけれども、今回1次開発の残事業、それから2次事業の開発事業、そういう備品等、これがございます。そのほか委託料につきましては、これらの2次開発に伴うOA機器あるいは事務機器の保守点検等々の委託料、そういうものがこの中に大まかに含まれております。
◆6番(村上秀夫議員) 合併前に合併の電算統合といって、各市町村が出資したと思うんです。電算統合費としてこの額は幾らでしたでしょうか。ということをお尋ねします。
◎
企画財政部長(武居清孝君) それぞれ2市2町の持ち寄った金額については、ちょっと今資料を持っておりませんけれども、1次開発に伴う総額が15億2,300万程度でございました。
◆6番(村上秀夫議員) 先ほど御答弁の中にありましたけれども、備品購入ということで庁舎用器具で総体的なものかあるんだろうと思いますけれども、このパソコン配備300台というのは、どの課にどのように、いつまでに整備されるのか。 第2次開発ですから、これ年内でしょうけれども、早急にされることが行政の効率化に向けてはぜひとも必要なわけです。であるからして、合併前にも多額の経費を電算の統合ということで投資したわけですが、今、どの時点ごろまでこの電算化の統合が進んでいるんでしょうか。そのことも含めてこの300台のパソコンの行方、ちょっとマクロすぎるんですけれども、この2点ほどお願いします。
◎
企画財政部長(武居清孝君) まず、300台という数字でございますけれども、これは職員1人に1台のパソコンを整備するということでいろいろ検討したわけでございますけれども、現在、約1,770名程度の職員がおります。それに全員が要るかというと、まだその辺は検討する余地もあろうかと思います。例えば、自動車の運転手さんとか、あるいは調理員さんとかいろいろいらっしゃいますけれども、日常業務として常に使うという数字を一応我々1,400人程度じゃないかというふうにとらえております。その中で現在約540台程度ございます。ですから、あと補足が870台程度かなとそういう考えでおりまして、今年度そのうち300台を購入したい。そして、できれば16年度に残りの570台程度になろうかと思いますけれども、それを配備してまいりたいと、そういう考えでおります。 それから、どの程度まで進んでおるかと、統合でございますね。それにつきましては1次開発で50業務、例えば住民記録とか、税のシステム、それから国民健康保険、それから福祉関係というのをやっておりますけれども、15年度が第2次があと13業務残っております。それと1次のときに14、15の2カ年で開発、統合する予定でありましたものの残事業というのが23ございます。それを本年度やるという予定にしております。
◆6番(村上秀夫議員) これからまだ進めなくてはならないということでございますけれども、総体的にあと幾らで統合が終了するのかといったこと、また、できまたら、その統合することによって効率化が生じるのはよくわかっているんですけれども、そこら辺に向けての御説明を若干いただきたいなと思っております。よろしく。
◎
企画財政部長(武居清孝君) この統合に伴う総事業費ということでございますけれども、先ほど1次が15億2,300万程度、そして今回の2次が2億2,700万程度ということで、一応17億5,100万というふうに考えておりますけれども、今後、必要となってくると思われますのが、図書館のシステム化であろうかと思っております。これもいろいろ我々調査いたしたところ、図書館の新しいシステムを取り入れるのに約1億2,000万程度かかるんじゃないか。あとは庁内のLANの整備をもう少しするとか、上下水道の関係のシステムを統合するということで、あと算値の予定として考えるとすれば、1億5,000万程度で終わるんではないか。そういうふうには見ております。 ただ、その中で今まであります機種の更新とかということになれば、また別の費用も出てこようかと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆53番(中村秀昭議員) それでは、1点だけお願いいたします。 説明書の20ページの周南市誕生イベント事業ということで、1から6までありましていろいろあります。私は昨年の議会で市民の一体感を醸成するためには、子供に夢を持たすべきだと、こういうようなことも言って、また市民が多く参画できる式典にしたらどうかということで、徳山市野球場でやったらどうかということを2市2町の首長会議で図ってくれという提案したことがあるんですが。 そこで質問なんですけど、1番の周南市誕生記念イベント開催事業、500万と組んでおりますけれども、そういったイメージになるのかどうか。その辺をひとつまず聞いてみたいと思います。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 今、御質問の500万につきましては、これは一応予定としましては開市式にあわせてということでございますけれども、日程の関係がございますのでその近辺で、一応今のところ民間団体を主体にして開市式にあわせて自治体主導の式典ではなくて、アトラクション的なものも含めて民間の人にいろいろ考えていただきまして、民間主体の実行委員会でもって今から計画をして、それを実行したいと思っております。
◆53番(中村秀昭議員) 関連します。それで形式的な式典とか、今までの式典とはこうあるべきだというような式典が往々にして行政やるわけです。それでは意識改革にならんので、やっぱり思い切ったものの考え方に立った、そういった記念イベントにしてほしいというのが私の考え方ですから、その辺踏まえてもう一遍お願いします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 今、議員さんおっしゃいましたように、我々も民間の方と一緒に考えながら、そういった式典にしたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆46番(林重男議員) 1点、お尋ねをいたします。 予算書の方の175ページに超低床のステップバスの導入費の補助金が載っております。この件につきましては、予算説明が説明があったかもしれませんが、周南市の予算説明参考資料の19ページには戸田駅前から徳山駅前、そして下松駅間の路線に2台ほど導入するというふうに説明してあります。そして、予算の概要の方の14ページには、障害者といきいきと生活するまちというところでリーディングプロジェクトの事業として載せてあります。ここには路線に3台導入というふうになっています。何台なのかということをお尋ねいたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいま御質問の予算のお配りした概要については3台となっておりますけれども、この予算書に載せているように2台でございますので、概要が間違いでございますのでお許しいただきたいと思います。
○議長(
梶山正一議員)
企画財政部次長、概要の訂正は。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 概要につきましては、予算発表のときにわかりやすい書類として出させていただきましたので、ここで御訂正させていただきたいと思います。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 質疑の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。 次の会議は11時20分より再開いたします。 午前11時08分休憩 ────────────────────────────── 午前11時20分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 続いて質疑に入ります。林議員はいいですか。ほかに質問はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 市長に御質問申し上げます。この総務関係、それは企画あるいはそうした全体的なつかさどる予算でございますが、その中に施政方針等でうたってあります方針が、具体的にどのように実現され、そしてこの新市建設計画、これは10年間ですが、それについてどのように切り込んだというふうにお考えでしょうか。 10年間のうちのこれは最初の1年間です。やはり着実に新市としてその形態を整えて進捗するためには、大事な初年度であろうと思うわけです。ただ、単に今までの2市2町の予算の合算だけではやはりまずい。新たな姿勢といいますか、方針、それはどこにどういうふうに示したんだというのがあればお教え願いたいと思います。
◎市長(河村和登君) 一般質問をいただいている、そんな感じを受けないわけでもないんですけれども。2市2町が合併して新しい町をつくるということで今日まで随分苦労して新しい町が県下で最初に誕生したわけであります。 さて、15年度の予算につきましては、御存じのように今まで2市2町でしっかりやった。住民のために、市民のために、町民のためにやっていかないといけないことは、新年度の予算の中に盛り込んで組まさせていただいております。 その中で私は10カ年の中で21のリーディングプロジェクトを着実にやっていかないといけないんですけれども、まず、何回も先ほども御指摘ありましたけれども、15万8,000の市民の方がやっぱり周南市で住むこと、生活すること、この町に住んでよかったというお気持ちを持っていただけるような一体感を生み出せるような、そのことに一番配慮した予算の組み方をさせていただいていると思っております。 ですから、目玉がないんじゃないかとか言われますけれども、私の政治姿勢としては戦後58年たって、今、日本の国が3,200の地方自治体、大変な時期と思います。国も大変です。県も大変です。それは財政にも見られますように、そういう中でこの周南というのがやっぱり一体感を持って力をあわせて内外に誇れる町をつくりたいという気持ちで合併問題も一生懸命取り組んだつもりでありますけれども、個々に当たっては問題があることもわかっておりますけれども、やはり議員の皆さん方も力を貸していただきながら、この周南市が内外に誇れると、そういう町にしたいと思っておりまして、今、御指摘の企画総務の中ではその一体感を目指せるような、そういうことに配慮した予算だと心得ております。
◆43番(形岡瑛議員) 情報推進費のうちケーブルテレビの施設整備事業補助金というのがありますが、この予算の概要の方で見ますとエリア拡張地域がのっておりまして、熊毛は八代、高水、呼坂、鹿野が全域、徳山は鼓南、須金、中須地区(須金ダム下流域)とありまして、これが新聞報道で予算の概要で載るんです。 そうすると、私、この前ある人から中須にもケーブルテレビが来るらしいがどういうなんじゃろうか、来るんじゃったらすぐ申し込みたいという、質問があったんです。ところが(須金ダム下流域)ってなっているんです。それで、須々万もこれにのっていないし、須々万は岐北テレビがあるからこれはやらんのかなという推測をするんで。予算を出すときにやはり全体事業計画というのをきちっと出していただいて、今年度はここまでやるという形で説明されないと、提案されないと、理解がよくいかないわけです。 ここではそういう説明がないので、このケーブルテレビというのはこれで終わりなのか。全市に全部通すのか。全市に通すとすればいつまでにやるのか。それと全体計画と、そういう全体事業費、これちょっと示していただけないでしょうか。
◎
企画財政部長(武居清孝君) お答えいたします。 確かに今年度につきましては、そこへお示ししたとおりでございまして、将来的には徳山市全域にこのケーブルテレビを張るという予定でおります。 今、おっしゃいました須々万、長穂地区におきましては、他の業者もございますけれども、我々とすれば中須の一部地区が残りますけれども、長穂須々万それから中須地区につきましては、財政的な状況が許せば来年度実施したい。全市内ケーブルテレビが張りめぐらされるのは一応来年度で完成したい。そういう考えでおります。 全体の事業費ということでございますけれども、今年度は全部の事業費でここに上げておるのは補助金でございますけど、事業費とすれば7億9,000万、約8億程度事業費がかかります。これは15年度でございます。16年度につきましては少し下がりますけど、総額では6億3,000万程度下がるんじゃないか。その中で市の補助、国の補助、県の補助、どうするかというのはまた、来年度、計画を具体的に立てるに当たって検討していきたいと、そういうように思っております。
◆43番(形岡瑛議員) こうやって始めたからには全市にきちっとやらないと不公平になるんです。 それで、今、ちょっと気になったんですが、それは財政事情が許せばというのが、ちょっと正直に部長は言い過ぎたのかもわかりませんが。ですから、始めるときにやっぱり全体事業をやれるはっきり見通しを持った提案がないと、ことしはこれでやりますが来年度は財政事情が許せば、ということになると、中須は取り残されるんか。須々万の方は岐北テレビがあるからいいじゃないかとか、ちょっと市民間でせっかく市長が一体感、一体感って言いよるのに、旧徳山地域間でも何かこうちぐはぐな感情が起きかねない。 だから、当初の事業の始めるときの検討というのがどこまでだったのか、私はそれは金がなきゃというのはあるんです。ありますけれども、当初計画は全体やればどれだけかかって見通しがこうだというのがなしに提案されたわけじゃないとは思うんですが、今の財政事情が許せばというのは。言葉尻をとらえるわけじゃないが、ちょっと気になったので。当初のそういう財政見通し、計画というのはどうだったのか、再度確認しておきたいと思うんです。
◎
企画財政部長(武居清孝君) この事業を始める当初、金額的なものは別にいたしまして、とにかく全地域張りめぐらすんだというのは間違いございません。 当初からのスタートした時点からの総額の事業費というのは、予算は立てておりませんでした。我々、先ほど来年度財政が許せばということでございますけれども、合併の一つのメリットとしてやっぱり情報の共有化ということには、我々重きを置いておりますので、財政が許せばとは言いましたものの全力でこれは実施したいというように思っておりますので、そのあたりで御理解いただければと思います。
◆43番(形岡瑛議員) また、言葉尻をとらえるようで悪いんですが、これは合併のメリットじゃないんです。早くいえば。全地域にやればやらんにゃいかんのです。合併してもしなくてもこういうものは。合併のメリットで全地域に広がるというわけじゃないでしょ。そう思います。私は思っている。いかがですか。合併によってメリットでこれができるのか。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 合併のメリットと私が申し上げましたのは、今回御存じのように合併に伴う特例債、この事業が大いに活用できるという面では随分助かるんじゃないかなと思います。ここで確約というわけにはできませんのは、やはりこの事業は国とか県の補助金もかなりもらうことになります。そうしたこともございますので、確かに来年度16年度の事業、どういうものを考えておるかということで、そういう申請の前の一応協議という中でも来年度の事業は県の方と話はしております。ですから、できるだけ国、県の補助金ができるように頑張ります。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆48番(久保忠雄議員) 同僚議員に関連なんですけど、熊毛でもう前から私、ケーブルテレビのことは言っていたわけです。そのときに難聴地域、NHKからの難聴地域の補助とか、それからJRの障害とか、それの補助とかでやっているから、なかなかつなげないんだという回答があったわけです。で、合併したらいきなりつなげるというのは。 特例債の絡みもあったんでしょうけど。そのNHKとかJRの関係の補助とか、そういうことは解決できるんでしょうか。そして、ことし中にできるということでしょうか。そこらのところを聞かせてほしい。また、来年になってから、やっぱりNHKとは解決できないから、高水地区はこれは無理なんだということになったら、非常にまた困る問題になるんじゃないかなと思うんです。だから、そこのところを解決できるのかどうかをお聞かせいただきたい。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 今、おっしゃいました共同受信施設組合の関係でございますけれども、それはやっぱり組合とのいろいろな協議も必要となりますけれども、今回のこの地区からはそういう難視聴に対する共同受信施設組合は対象となっておりません。
◆48番(久保忠雄議員) 対象となっていないということは、そこは外すということですか。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 今、お尋ねの熊毛管内の清尾地区だと思うんですけれども、清尾、今市あたりですけれども、13年度NHK共聴アンテナを実施しております。5カ年間はそのアンテナを使用しなければならないというふうに、そういうことになっております。
◆48番(久保忠雄議員) じゃあ、これ高水というのは必要ないんじゃないですか。これ外しておかないといけんじゃないですか。そうでしょ。高水なんでしょ。これは。NHKの共聴アンテナしているのは。じゃあ、何でここへ高水っていうのがついているんですか。それは私は解決ができたから高水という名前がここへ入っているんだと思った。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 表示の仕方がちょっとあれかもしれませんけれども、高水地区ということで、今回、小成川、大成川、大歳あたりが入ると思います。
○議長(
梶山正一議員) 久保議員に申し上げます。4回目になります。簡潔にお願いします。
◆48番(久保忠雄議員) 今、大成川と何とおっしゃったか、広報にも載っていたんです、これ。高水地区解消すると。じゃ、成川、大成川だけは解消します。ほかの高水地区はだめですよと書いておきなさい、これ。広報にも。じゃなかったら、住民の方はみんな勘違いしています。私もきょうまで勘違いしていた。 そういう住民をだますようなあれはやめなさい。そうでしょ。もう、私は何回も元熊毛の議会でも私は特別参与ですか、町長にも何回も私は問い詰めたことがあるんですよ。そのときの回答では合併したら財政が豊かになるから、大きい財政であるから大丈夫だとそういう回答があったじゃないですか。これ合併していきなり高水が解消て書いてあるから解消したかなと思ったら、成川、大成川、あそこ何十軒あるんですか。二、三十軒しかないですよ。じゃ、高水じゃないじゃないですか、これは。 だから、こういうことは高水の住民をだますことですよ、これは。そうでしょ、解決しようと努力すれば、NHK、払っているんだから解決できるはずですよ。そうでしょ。違いますか。まともな答えください。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 小成川、大成川、大歳、それと今市、新町も今回の区域には入っているそうです。ただし、入居者全員の承諾がないと不可能であるというふうな、ちょっと調整的な面もございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はございませんか。
◆17番(炭村信義議員) まず、最初の今のケーブルテレビの関係で、先ほどの答弁で市内全域を網羅したいというような発言がありましたが、それは最終目標だということで言われておるのか。それとももう二、三年のうちには全部網羅するんだと。これは非常に早く来てほしいというところの人は期待を持って聞いていると思うんです。今、市内全域がどういう状況にあるかというのを理解されて全地域を網羅するんだという発言をされておるのかどうか。 と言いますのは、旧徳山市の地域ではどうかわかりませんけれども、旧新南陽市の地域では2軒、3軒という、それぐらいしか家がない部落も何箇所かあるんです。すぐ近くまでケーブルテレビ来ているけど、そこは外されておるんです。そこが近いうちに来るんだという期待感を持たす、今、発言だろうと思うんで、そういうところも含めて、その全地域を網羅するんだということを言われるのかどうか。発言をされるときにはしっかりとその実態を理解されておるもんだと私どもは思っておりますので、その点、もう一つ確認をさせていただきたいと思います。 それと、先ほどから出ておりますが、総合計画の策定の委託料とか、駅前の委託料、JR徳山駅の駅前の調査委託料というのがありますが、こうしたものを方針、自分の方針をつくるとき、委託にされるという、どういいますか、こういうものは委託するんだ。こういうものは自分でやるんだ。その辺の基本的な考え方があるのかどうか。これは市長の基本的な考え方だろうと思いますので、市長にお伺いしたいと思います。 それと、今回のこの予算の組み方、これは全体を通してということにもなろうかと思いますが、旧2市2町のあったものを余り物事を考えずにそのままぽんと一緒にしたんだ。今回は新市というものはほとんどこの予算の中には新市の開市事業とか、市章の制定とか、ああいうのは別にして、ほとんどが旧のままを集めたものだという理解をしていいのか。先ほどから市長は一生懸命新しい町で一体感を醸成しなきゃいけないということを言っておられますが、この予算書で見ればほとんどそういう 、集めただけじゃないかなというふうに思われるんですが、その点どうなのか。 それともう一点、中心市街地活性化推進費ということで何点か組まれておりますが、まず、この中心市街地活性化推進費、ここでいう中心市街地というのはどういう位置づけなのか。旧徳山市の中心市街地という前提で旧徳山市の予算をそのままここへ持ってきたので、ことし1年は旧徳山市の中心市街地だという認定をして予算を組まれておられるのか。それとも、いや、周南市としてこれは新しい発想のもとにこの中心市街地というものを考えておられるのか。その点をお伺いしたいと思います。
◎
企画財政部長(武居清孝君) それでは最初のケーブルテレビの方からお答えいたします。 全地域ということを申し上げましたけれども、来年度、先ほどは長穂、須々万、中須あたりを出しましたけれども、徳山、新南陽地域でも今おっしゃるような状況のところもございます。そういうことも調べまして、そこの残った部分も16年度には実施したいということで、その範囲に入れて考えるようにしております。 それと中心市街地活性化の場所的なものということでございますけれども、これは今回で上げておりますのは、あくまでも旧徳山市の中心市街地という位置づけでございます。 それから、委託料の件で駅前の委託云々ということがございましたが、これも総合計画とまた駅前の調査委託料というのは全く性格的にも違いますけれども、今の駅前委託料についてもある程度専門的もことも必要になりますので、そういう委託に出す場合につきましては、ケース・バイ・ケースで判断をさせていただいております。
◎市長(河村和登君) まちづくりの基本について、委託してやるのがいいのかどうなのかということに触れられたかと思いますけれども、私は1,700人の職員の力をフルに活用させていただきまして、それが正しいと思っております。そのためには、市の職員の意識改革に、これからさらに取り組んでいきたいと、このように考えておりまして、市の職員、1,700人がおりますけれども、有能な職員がたくさんおります。この人たちがしっかり外に向かってまちを興すという体制をつくり上げていくのが、私の仕事ではないかと、このように考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。
◆7番(伴凱友議員) 最初に、離島振興対策事業の新造船に対する補助費の件なんですが、これ、資料を請求してますが、まだ戻ってませんので、お聞きしたいのですが、これ、つくるのは120トンの乗客180人という計画になっておりますが、こういう巨大な船が果たして要るのでしょうか。これ、1日平均とか1便当たり何人乗ってるのか、私もあっこへ行ったことあるんですけど、ほんとに数名なんですよ。帰りなんか、家族で行ってそれだけしかいなかったというような現状があるので。聞く所によると、180人乗るのが1年に1回あると、ある行事のときと聞いております。それなら、そのときの対策だけでいいのであって、大きいのをつくるということは、それなりに維持費もかさみます。そういうコスト計算をちゃんとやられて、この計画がなってるのでしょうか。これはもちろん市がつくるんではないんですけれども、補助金を出すんですから、そういう経営上の諸問題、いろんな角度から判断して、この計画が出たんでしょうか。3,000万円を出すということですから、当然、その経過を質問いたします。 それから次に、23ページの電算システム、先ほど同僚議員が質問いたしましたけれども、このうちの2次開発、今4億1,400万円のうちの2次開発はそのうちのどれだけの費用でしょうか。2次開発というのは、今までの住民サービス、税関係、そういうものと違って、財務、給与、文書管理、滞納整理、これは庁内の事務改善の電算の作業なんですよ。私も以前こういう自治体のソフトの改善、こういうものをやってました。財務会計は鹿野町さんに納めさせてもらった経験があるんですが、私たちはずっと下請けですから、実質上、私が主に入った金額というのは1,000万円にもならないんですよ。時代が確かに違いますし、クライアントサーバー方式になって、いろいろ費用がかかり出したこともわかっています。でも、これ、4億のお金を使うとしたら、それぞれのシステムがどういう費用の内訳で、それから個々のこれを決められたときに、いろんな会社から見積もりなり打ち合わせなり、そういう経過があると思います。それをきちっと明らかにしていただけますか。費用、それから、もちろん打ち合わせた内容ですね、それを質問いたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) そいじゃ、まず大津島の方から、私の方から御説明さしていただきます。 この大津島巡航船は、大津島への貴重な足ということで、御理解はいただけると思うんですが、この巡航船のフェリーにつきましては、昭和57年に建造したものを、今走らせております。20年は経過しておるわけなんですが、今おっしゃいますように、実態的にとおっしゃいますけれども、我々といたしましては、観光客等、あるいは自動車の航送台数も、13年の10月から14年の9月の実績では、4,710台というような実績もあります。そういうものから勘案しまして、また、大津島は御存じのとおり高齢化率もたくさんふえておりますので、その辺の所から、今回フェリーの新造をしまして、バリアフリーに向けた新しい船で走行させていただきたいと思っております。 この3,000万円につきましては、大体3億程度のお金がかかるんでございますけれども、これにつきましては、運輸施設整備事業団との共有でもって、当初3,000万円ほどを巡航船が負担するということでございますので、それの補助金というような格好にさせていただいております。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 電算統合の件でお尋ねでございますが、先ほど2次開発の費用を申し上げました。今回、システム統合で4億1,000万円程度上がっておりますが、その中での2次開発が、先ほど申しました2億2,700万円ということでございます。それの内訳といたしましては、OA機器のリース料、電子計算機の借上でございます。これが993万5,000円ございます。それと、備品購入では、先ほどもちょっと御質問ございましたけれども、ソフトウエア、パソコン等の備品代が1億6,681万3,000円となっております。そのほか、2次開発で3事業ということを申し上げましたけども、そこのシステム改修の分が3,744万9,000円、合わせて2億2,740万9,000円というふうになっております。 それから、これは統合じゃなくて庁内の事務改善ではないかということでございますけれども、文書管理とか財務会計、あるいは市営住宅関係、老人医療等々、これはやはり統合に絡む調整でございます。 それから、予算を組むときに、会社の見積もりはどうだったのかということにつきましては、確かに見積もりはいろいろとって協議しておりますけれども、その具体的な内容については、今、資料を持っておりません。申しわけございません。
◆7番(伴凱友議員) まず第1点の離島振興の船の方につきましてですが、これは、なぜ180人乗りが要るのかということをお聞きしたんですよ。それは無駄な経費になるのではないのか。そういうことに関して市はちゃんとした努力をすべき、どういう努力をしたのかということを質問したのです。お答え願います。 それから、新システムの導入に関しましては、今ここで資料がないということであれば、後ででも結構ですので、それはちゃんと提示はしてもらえるということですね。いいですね、それ、御返答願います。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいまおっしゃいます現行船につきましても、今おっしゃいますようなことで、これはフェリーでございますので、ただ車が載らないあれとは全然やっぱり用途が違うと思ってます。ですから、今、20年前に、使っておりますこれにつきましても、大体同規模の200人程度の車両も4台程度と。これを若干車両につきましてはふやしていくという格好で、今回の計画につきましては、これは国、県の補助金等もございますので、巡航船とよく協議した上で提案をさしていただいております。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 先ほど見積もりを出せということでございますけども、これは予算組をするときに、いろいろ業者等見積もりもとっておると思いますし、そのあたりの経緯といいますか、その辺をまとめたものを、またお示ししたいと思います。
◆7番(伴凱友議員) 済みません、もう1つ。じゃ、フェリー、これ、120トンの、これ車のあれですか、造船の大きさじゃなくて車何台載せられるんですか、乗用車で。それだけを質問します。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) 今予定をしておりますのは、中型6台、または大型1台という格好にしております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆32番(米沢痴達議員) 1点だけお伺いいたします。 企画費ですが、地方バス路線維持対策事業、先ほどから出ておりました路線バスの運行でございますけれども
○議長(
梶山正一議員) マイクを近づけてください。
◆32番(米沢痴達議員) かねて旧徳山市のときでございますけれども、担当委員会、担当委員会といいましても健康福祉部でございましたけれども、徳山市の北部地域に、この低床バスの導入がなぜできないのか、できるように働きかけていただきたいというお願いをしておりまして、現在に至ってもこの低床バスが運行されていないという状況にございます。道路事情も云々という、当時そういう返事もありましたけれども、今聞きますれば、熊毛町の八代とか、旧熊毛町ですね、旧鹿野町の大潮とか、金峰山地区には、低床バスが走っていると聞いております。どのような事業者に働きをなされてあったのか、その辺の事情を1点だけお伺いをしたいと思います。先般もひとり暮らしのある老女と話をしておりまして、2週間に1回病院に行くんだ。タクシーで行く。何でタクシーで行くのって聞いたら、バスに足が上がらないと、バスのステップにですね。だから、片道7,000円、往復1万4,000円使って2週間に1回タクシー使って病院に行くんだって。この話を聞きまして、ちょっと胸を刺される思いでありましたけれども、北部地域の須々万、長穂、中須、須金、ノンステップ低床バスの導入についての考え方、お聞きいたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) お答えします。 ただいま議員さんおっしゃったように、これから先、高齢化等に向けて、やはり低床バス等は必要だとは認識しておりますけれども、今回につきましては、今ここに書いております2台ということで、今おっしゃいましたことにつきましては、高齢障害等関係諸課とよく協議をさしていただきたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆15番(吉光一枝議員) 157ページの情報公開個人情報保護制度審議会委員10人ということで書いてありますが、この件について3点お聞きしたいと思います。まず、委員の構成です。2つ目には情報公開については、今までより、よりよいものをつくろうとされるということでしょうが、どのあたりに力点を置いてつくられようとするかということ。3点目には、何回開いて、いつごろ条例制定を目指すかとお聞きしたいと思います。 それともう1つ、先ほどから出てましたCAAの事業、今年度はどのような問題について会議を開こうとされるのかお聞きしたいと思います。
◎総務部長(津田孝道君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。 委員の構成と、10人というのはどういうことかということでございますが、これは弁護士さんとか、いろいろ考えておりますが、全体のバランスに富んだ委員構成で10名を構成したいということで、現状考えて進めておるのが実情でございます。 2つ目に、よりよいものをと。前回の臨時会等で問題になりましたように、中身は十分その辺を踏まえて、よりいいものをつくるということで考えております。 それから、3つ目のいつごろでき上がってどうなるのかということがございましたと思うんですが、これにつきましては、今からこのことが準備をして、考え方としたら今年度中にこのものを作成をしてまいりたいと、条例化をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) CAAの問題でございますけれども、これは議員さん御存じのとおり、新南陽でやっておった制度を市民参画の立場で今回、周南市として進めてまいろうということで、予算計上をさしていただいております。これは今の予定でしたら10人程度の5部会をつくって、進めてまいりたいと思っております。これに今現在考えておる課題でございますけれども、各地域の今からまた各部の課題等もございますけれども、今、我々が考えておるのには、周南の鶴と周南の夢風車というようなロゴマークの活用とか、市内の観光地、名所などの掘り起こしと情報発信等というような格好の、今現在では予定をさせていただいております。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 質疑の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。次の本会議は午後1時15分より再開いたします。なお、12時40分から議会運営委員会を第1会議室において開催いたしますので、委員の方はお集まりくださいますようお願いいたします。 午後 0時00分休憩 ────────────────────────────── 午後 1時15分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 続いて質疑を行います。質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員) 先ほど1点ほどお聞きするのを忘れておりましたので、済みませんが。予算書の説明書の208ページ、参考資料の方では29ページになるかと思いますが、住民基本台帳ネットワーク整備事業費1,767万2,000円が計上されておりますが、まず1つは、住民基本台帳ネットワークを維持していくのに、この金額だけでいいのか、これ以外にも、まだこのネットワークを維持していくための費用が必要なのか、その点をまず1つ。 それと、住民基本台帳ネットワークへの個人の番号の受け取り拒否をされる、あるいは返納される、そうした方がどのぐらいあるのか、人数的なもんですね。 それと、この住民基本台帳ネットワーク、先般の長野県の審査会では、これは危険性があると、情報が外に漏れる危険性があるという答申を出しておりますが、これをずっとつないでこれからも運営していかれようとする、周南市として、この安全性をどう考えておられるのか、その3点について。
◎
環境生活部長(西村惠君) まず、住基ネットの予算としてこれで足りるのかということですが、電算関係の経費は、また企画の方で別にございますが、市民課にかかわるものについては、今年度は一応こういう予算で対応するところでございます。 それから、住基ネットに伴います番号の受け取り拒否件数でございますが、拒否件数については周南市として今21件あったと聞いております。それから、そのほかにコードの変更申請が72件あったやに聞いております。 それから、住基ネットにつきましては、非常に高度なセキュリティー対策がとられておりますので、庁内においてもそれ専用の体制を整備しておりますので、安全な制度だと考えております。
◆17番(炭村信義議員) 今3点、答えていただいたんですが、1点目のこの予算、1,767万2,000円で大丈夫かという意味じゃなくして、これ以外に住民基本台帳ネットワークを維持するために必要な経費が、まだどこっかに、ここ以外にも組まれておるのか、もうこれは、平成15年度はこの1,767万2,000円でいいんですよということなのか。これは平成15年の8月25日から運用されるために、これだけの金が要るということなのか、その点をお伺いしておるわけです。
◎
環境生活部長(西村惠君) 住基ネット整備事業の主なものにつきましては、おっしゃいましたように住基カードの購入費でありますとか、2次稼働に伴います開発費でありますとか、それから機器の借り上げ料あるいは使用料、そういうものでございます。ほかに電算の方でこれに絡むいろんな経費があるかどうかということは、私は勉強しておりません。
○議長(
梶山正一議員) これで全部ですかいね、これ以外に含まれているんかどうかということも。
◎
企画財政部長(武居清孝君) 電算情報の方には、その予算は組んでないというように思っております。
◆17番(炭村信義議員) これ3回目になるんで、あとは委員会で少し審議していただけたらと思いますが、住民基本台帳ネットワークを維持するのに、こんな小さい金じゃ、私はないんじゃないかなという気持ちがあります。今回、1,767万2,000円の計上については、これは平成15年8月25日から第2次稼働をさせるわけですね。これのための必要な経費なのか、いや、それは全部含めて、住民基本台帳ネットワークを維持するのに、すべてのお金がこれだけで済むのよと、1,767万2,000円で済むんですよということなのか、その辺をお聞きしたいんですが、今、担当部長さんはわからないということなんですが、住民基本台帳ネットワークを維持していくために、1年間にどんぐらいの費用がかかるというふうに見ておられるのか。そうなれば担当かわるかもわかりませんけど。
◎
環境生活部長(西村惠君) お答えいたします。 市民課に係る今の住基ネットの保守管理でありますとか、それから2次稼働に係ります開発経費あるいは住基カードの購入費、そういうものは市民課においてはすべて含んでおります。ただ、ホストの方を動かす経費等につきましては、一括で企画の方で計上されておりますので、わかりませんので、お許しいただきたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。これをもちまして、総務費の質疑を終了します。 次に、民生費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 239ページ、周南市社会福祉協議会運営補助金1億3,329万8,000円と上がってます。社会福祉協議会は2市2町それぞれの協議会が合併してでき上がった組織だと思います。この運営につきましては多岐にわたっておりまして、委託業務あるいはNPOに近い、そうした民間非営利団体的な活動まで多岐にわたっております。それで、この補助金はどういった部分に当たるのか。つまり、社会福祉協議会の中で旧徳山の分に関していえば、徳山社会福祉センター管理運営事業が委託になっております。旧熊毛で申しますと、心身障害者作業福祉施設なべづる園が委託業者になってます。そのように多岐にわたる事業というものを、この周南市社会福祉協議会の中でどのような整合性を出し、つまり統一的な見解、運営方法を出していくのか。似たような福祉センターというのは、旧徳山だけではなしに、各地にあるわけです。そうしたものも将来的には社会福祉協議会の中に委託をしていくのか、あるいは切り離していくのか、社会福祉協議会なるものに対してどのような市としてはスタンスをもっていくのか。 同じように、社会福祉協議会には、次のページですか、241ページには貸付金2,600万円上がってます。だから、そうしたこれはそのどの部分についての貸付金なのか、その下には新南陽福祉の会貸付金1,000万円、これはNPOだと思いますが、そうしたNPOに対してもそうした事業をしていくのかどうかお聞かせ願いたいと思います。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 社会福祉協議会につきましては、何点かのお尋ねでございましたけれども、まず、239ページの周南市社会福祉協議会運営費補助金でございますけれども、主なものは、職員11名、これは事業団へ一部派遣しておりますけれども、これを2名含みまして、それから役員、嘱託1名、主に人件費と事務費でございまして、徳山支部が大きなものでございますが、8,400万、そのほか新南陽支部が2,900万というふうな形で含んでおるものでございます。 それから、241ページの貸付金につきましてのお尋ねでございますけれども、これは御承知のように先ほどお話がありましたように、社会福祉協議会にさまざまなメニューを、市としてもお願いをいたしておるところでございます。この3,600万につきましては、居宅介護サービスの受託をお願いをいたしておりますけれども、これの介護報酬の受け入れが2カ月ぐらいおくれて入るというふうなシステムになっております。このために周南市の社会福祉協議会に2,600万、それから事業委託をお願いをいたしております新南陽市福祉の会の貸付金が1,000万というものでございます。 それから、社会福祉協議会について、今後の方向性あるいは整合性というふうなお話もございましたけれども、合併をいたしまして、社会福祉協議会といたしましても、市なり町なりからさまざまなメニューを受けてきておられるわけでございます。この辺の整理はこれから必要ではなかろうかというふうに思っておりますし、私どももどこまでが社会福祉協議会にお願いしたらいいのか、あるいは民間のNPOあたりにどういった形でお願いしたらいいのか、そういう受け皿があるのか、そういうことはこれから少し研究をさせていただきたいというふうに考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆43番(形岡瑛議員) 284ページの保育所費の中で、そこの報酬が、非常勤職員報酬とありますね。それで、保育所嘱託医とか歯科医とか、徴収金取り扱い員とか、これが非常勤ってのはわかるんですが、その上の46人の嘱託、これは事実上非常勤ではなくて常勤であるはずなんで、確認をしたいということがあります。 それから、次のページに賃金あります。これはいわゆる臨時ということで雇用されてる人の賃金だと思うんですが、その確認と人数、いわゆる臨時という身分で呼ばれている人の人数、まずその点をお答えください。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) まず最初に、285ページの報酬の嘱託でございますが、嘱託46名ということでございますので、これは臨時でなくて嘱託というふうな考え方でございます。したがって、これは内訳が徳山が40、新南陽が3名、熊毛が2名、鹿野が1名ということでございます。 それから、2点目の287ページの賃金につきましては、臨時保育士の賃金99名分でございます。それから、これに対します産休代替の関係の賃金、時間外、こういったものが含まれておるものでございます。
◆43番(形岡瑛議員) 質問を取り違えているんです、最初の方は。説明さしてください。嘱託は臨時じゃないかって聞いたんじゃないんですよ。非常勤職員という、報酬の中に嘱託の46人ってのがあるが、これは非常勤ではなくて、事実上ずっと勤務を継続している、実態としちゃ常勤じゃないかということを聞いたんです。ちゃんと答えてください。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 実態は、おっしゃるとおりでございます。その中に、あと下に嘱託医とか歯科医も非常勤も入っておりますので、そういう表現をしておりますけれども、実態は御指摘のとおりでございます。
◆43番(形岡瑛議員) ですから、2回目の質問ですよ、これは。そういう嘱託職員を費目の中で、ほんとの非常勤の嘱託と同じ所で報酬でくくってるのは、私は不適切だと思うんです。その点はちょっと今後訂正する考えはないのかということと、それから、臨時が今99名とおっしゃったですね。それで、この臨時も、つまりこういうことがありましたね、年度がわりのときに、今年度の。3年ぐらい臨時をやった人は嘱託に、それから3年ぐらい嘱託をやった人は臨時にと、そこで給料の支払い計算が変わってくるから、迷惑かけたですね、あなた方は、そういう方々に。そうすると、実態は同じなんですよ。臨時で賃金でもらう人と嘱託の報酬でもらう人も同じなんです。そうすると、予算の考え方として、正規の職員との関係は別に置くとしても、やはり保育所では正職員以外に、常時これだけの保育士が要るんだということが、これだと予算上出てこない。しかも、ほんとに臨時的雇用が年度の途中で発生したときに、ほんとに臨時として雇用しなきゃいけないものがどれだけということも出てこない。ですから、そういう身分の雇用形態を適切に改める必要があると思うんです。当年度こういう形で出てますが、これ見たって聞かなきゃわからんでしょ、今、そういうふうに。その点はちょっときちっとした3年ごとに入れかえなきゃいかんというようなことがないような方向性ちゅうのは検討できませんかね。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 形岡議員御指摘のように、合併に伴って今回そういうふうな事態も生じましたので、私どもとしては今形岡議員がおっしゃったような御意見を踏まえて、今研究をさせていただいておるところでございます。基本的に嘱託のあり方、それから臨時職員、これは保育園においては5時間パートとかさまざまな形もありますけれども、こういう形で置くのがいいのか、あるいは費目の置き方はどういう形がいいのか、その辺も研究をさせてもらいたいというふうに考えております。
◆43番(形岡瑛議員) それから、ここでは今149対99足すから、ほぼ拮抗してるわけですね。いわゆる正職と臨時・嘱託の人数が。で、数年間、徳山の場合で言うと四、五年正職員入れてなくて、そういう臨時・嘱託で対応していると。そうするとさまざまな、例えば職場でのいろんな問題が、摩擦が心配されるわけです、いびつになってくるから。正職の中での年齢の断絶が生じてくる。非常にこれは危険な雇用形態になってると思うんです、保育所の運営から見ても。ですから、正職と非常勤・嘱託の考え方ですね、どの部分までは正規、どの部分は臨時・嘱託というのがきちっと整理されてないと思うんです、現状は。ただ人件費を抑えるために正職の採用をやめて、ずっとこういう形で採用してきて、ついに徳山でいえば逆転して、合併前に臨時・嘱託の方が多くなっている。その点は、どういうふうに問題恬として意識されておりますでしょうか。そして、改善する方向性は検討しているかどうか。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 現状は御指摘のような状況にあろうかと思います。私どももその都度、人事課の方にも定数に合った職員の配置等につきましてお願いをしてきておりますし、それから、将来にわたって保育所職員のあり方ということも、いろいろ内部では議論をさせてきていただいておるところでございます。特に、ここ数年、保育に対するさまざまなニーズに対応するメニューが出てきておりますので、なかなか現状とすれば理想どおりには追いつかないということでございますけれども、引き続いて、この点については協議を重ねながら、いい方向に持っていきたいと、一歩でも近づくように努力をしたいというふうには考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員) 267ページ、これ、役務費の中で通信運搬費264万6,000円という予算が組まれておりますが、先般条例ができました敬老祝い金、これへの連絡あるいは返信を受けるのか、申請しなさいということなんで、そりゃどういう形で受けられるのかわかりませんが、そうした郵送分の費用は、この264万6,000円に入っているのかどうか、ここしかないのかどうかということになるかと思います。それが1つです。 それと、先般出された7月1日号の広報、これを読んでみますと、敬老祝い金については、文章をちょっと読んでみますと、「合併により敬老祝い金制度が一本化され、一部の場合を除き、支給を受けるためには申請が必要になります。御理解と御協力をお願いします」という記事が載っております。一方条例では、旧鹿野町、熊毛町、あるいは新南陽市、徳山市で敬老祝い金を受けておられた方には申請が必要ないという条例になってます。この辺で一部というのはそういう方をいうということなのか、ほとんどの人に実質的に申請を出していただくということになるのか。もし、ほとんどの人に出していただくということになれば、これは条例と違う行為をすることになるかと思いますんで、その辺はどうなってるのか、その2点について。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) まず1点目のお尋ねの点につきましては、議員さん御指摘のとおりでございますけれども、それから、2点目の今広報についてのお話でございましたけれども、本会議でもお話をしましたように、でるだけ条例が生きた形にしていきたい、あるいは祝い金の対象者に余り負担をかけないような方法でしていきたいということでございまして、今回、申請をお願いをしたケースにつきましては、基本的な考え方として、敬老祝い金がまず御本人の手元に確実に渡るようにということを考えておりまして、そのために、これまで口座振込みがない方については、特に申請をお願いしたり、従来の熊毛町のように、あるいはよその市あたりでも既に講座振込みを持っておられるところの確認ができるものについては、その必要がないということで、そういう表現をさせていただいております。
◆17番(炭村信義議員) 予算ですから、余り深い議論はしたくないんですが、これは広報に書いておられる申請と、口座を知りたいということは違うと思うんです。申請というのは、私は敬老祝い金もらえる立場ですから、出してくださいよという文章を書いて送るわけでしょ。そのことと、口座振替の口座を調べるということとは違うと思う。広報にはちゃんと申請を出してくださいと、申請を出すということはしなくていいですよちゅうのを、一方じゃ条例で決められておる。何ぼ間違いがないようにしっかりやりたいという気持ちは、私は十分わかるんです。しかし、それをやられるにしても、条例で決めた以上は条例に従ってやるべきだろうというふうに思って、この264万6,000円の、これで、はがきでやられるということは、まずほとんど考えられんのですが、多分封書だろう、それを往復でやって、この金額で十分できるのかどうか、それで、ましてや条例に違反する出費をすることは、丁寧なことだからいいんだということになるのかどうか、その点。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) その広報に書いておりますように、該当する方で口座の確認が現段階でできてないという方につきましては、封書で御案内を差し上げておるところでございます。したがって、対象者の漏れがないようにチェックを入れながら事務の作業をさせていただいておるというところでございます。
◆17番(炭村信義議員) 私が言ってるのは、条例とこの予算との関係を言ってるんです。少し丁寧に説明しましたけど、これは条例どおりの予算なんですか。条例では、こういう申請は、ほとんど私は要らないという理解をしておるんですが、申請の要る方と要らない方、この人数割合がどんぐらいにあるのか、対象者の中の。この広報の中では、口座を知りたいというのがひとつも書いてないんですよ。申請が必要だということが書いてあるんです。その辺で、今回これの対象者で申請が必要な方が、何人までとはいいませんけど、約何人、要らない方が何人、その辺の人数割合を言っていただきたい。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) お尋ねの件につきましては、現在手元にその資料は持っておりませんけれども、既に郵送の作業を始めておりますので、件数は確認できると思います。後ほどわかり次第、御報告をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 275ページの老人クラブ関係です。老人クラブ活動費補助1,226万5,000円、老人クラブ連合会運営費補助金325万6,000円、老人クラブ連合会健康づくり推進活動費補助金、313万5,000円と上がってますが、老人に関してそうした高齢者対策というのは必要ですが、じゃ、今現在、老人クラブの組織率は何パーセントぐらいだといってるんでしょうか、お知らせください。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 現在、周南市になりまして、クラブ数で186クラブ、会員数で1万29名いうことでございます。したがって、率はちょっと出しておりませんけれども、まだまだ老人クラブに加入しておられない方もかなりおられるということになります。
◆20番(沖田秀仁議員) やはり老人が生きがいを持って生きていくためには、そうした老人の組織率の向上も大変大事だろうし、なおかつ、そうした出すお金、補助金だとかそういったものが、老人全般に行き渡るものであれば結構ですけど、例えばその次の方に、ネンリンピックのわずか5万円ですけど、こういったものも受け皿も老人クラブじゃなないかなと思いますし、その下のゲートボール協会、これもほとんど老人クラブじゃないかなと思うんですね、受け皿としては。だから、特例の団体にそうした特化してくということは余り好ましくない。先ほど質問しました社会福祉協議会、そうしたものと深いかかわりを持つことによって、新たなNPOが参加しにくい状況をつくっていってはまずいというふうに思いますが、そうした全体の186クラブというものを、今後、じゃどのようにしてふやしていこう、あるいは会員数をふやしていこうというふうにお考えかお聞かせください。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 老人クラブのあり方について、いろいろ御議論もあるんだろうと思いますけれども、私どもとすれば、今高齢化率が21.2%でしょうか、そうした状況を考えますと、平成19年あたりには4人に1人がお年寄りになられるということでございますので、できるだけ元気老人をつくりたいというふうな基本的な考え方を持っております。これは福祉事務所の関係でもそうですし、介護保険の関係でも、そういう基本的な考え方で事業を進めさせていただいております。 老人クラブの方々もそういったことで、地域でできるだけ皆さんが一緒に活動ができるように、そしてできるだけ地域で元気なお年寄り、仲間をたくさんふやしていきたいというふうなりますことで、一生懸命取り組んでおられます。道は少し遠いかもわかりませんけれども、私どももこういう形のものについて、今後も支援をしてまいりたいというふうに考えております。
◆20番(沖田秀仁議員) ちなみに、その上の老人のための明るいまち推進事業委託料、これはどの団体に委託されるのか、最後にお聞かせください。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) これは旧徳山市で昭和51年から国の指定を受けまして取り組んできた事業でございます。事業は老人クラブ連合会へ委託をいたしておりますけれども、大きな柱といたしまして、健康づくり事業、これはシルバースポーツ等ございますけれども、旧徳山市においてはこの老人のための明るいまち推進事業の中でお取り組みをいただいておるところでございます。それから、生きがい事業、この中ではお年寄りが趣味を生かしながら、陶芸だとかあるいはわら細工だとか、そういったものを通して生きがいづくりをしていただいておる事業を行っていただいております。それから、もう1つは、福祉精神の高揚事業と、いわゆるふれあい事業といいますか、こういったもので、お年寄りだけではなくて地域の方々、あるいは若いお孫さんの世代の方々ともふれあいをしながら、お年寄りを敬う気持ちを育てるというふうな形のもの、この推進事業では、大きくこの3本の柱を立てて事業を展開しておるところでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆46番(林重男議員) 1点、お尋ねをいたします。ページ数が269ページでございますが、特別養護老人ホームのやまなみ荘の建設費補助金が1,986万円計上してございますが、このやまなみ荘の建設は、平成15年度並びに16年度にかけての事業になると思うんですが、私が聞いておりますところによりますと、今年度は建設予定地の造成工事をする。来年、建物の建設いう運びになるいうふうなことを聞いておるんですが、この1,986万というものについては、建設予定地の造成工事費に対する補助金、こういう理解でよろしゅうございますか。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) この金額は、議員さん御承知のようにやまなみ荘が建設をされましてから、その建設費の一部補助として債務負担行為を20年間起こしておるわけでございますが、ちなみに、やまなみ荘につきましては平成26年まで、これの債務負担行為の補助をいたしておるものでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆29番(藤井直子議員) 299ページですが、児童扶養手当費です。昨年8月に国の制度改定がありましたが、その影響額は幾らでしょうか。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 児童扶養手当でございますけれども、対象者が1,200名でございまして、議員さん今おっしゃいましたように、昨年の制度改正に伴う影響額というのは、今ちょっと資料を持ち合わせおりませんけれども、全部支給と一部支給の対象者が1,200名ということでございます。藤井議員さん、委員会に所属でございますんで、委員会の方で詳しく資料を準備したいと思います。よろしいでしょうか。
◆3番(吉木正實議員) 単純な質問を3つほどお願いしたいと思います。こっちの参考資料の方で行きますが、44ページ、ここにも一番下のところにやまなみ荘という実は名前の施設があるんですが、先ほどの特養とどういう関係にあるのか、これをちょっとお知らせください。 それから2点目は、同じく参考資料46ページですが、老人いこいの家改修事業費、この中で温泉の湯量不足及び施設の老朽化ということで予算が組まれておるんですが、ボーリング代を見ますと4,400万円かかっておる。かなりの額であるような気がするんですが、温泉の状況は単に掘りかえただけならこんなにかからないんですが、温泉の状況はどうなんですかね。これで湯量が確保できるのかどうなのか、というのが2点目。 それから、もう1点は、同じく54ページですが、扶助費の中に保護率がそこへ書いてありますが、保護率が大分違うようです。この保護率の違いはどういうことでこんなに違ってくるのか、都市部であればやはりそれだけ人が集まりやすいとかいうような条件はあると思うんですが、特に理由があればお知らせ願いたいと思います。 以上です。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 3点についてのお尋ねがあったかと思いますけれども、まず1点目の鹿野の生活支援ハウスのやまなみ荘の運営事業でございます。これはやまなみ荘の敷地の中に、生活支援ハウスを建設をされております。これは自炊型でございまして、定員が20名、個室が18名、夫婦部屋が2組ということでございまして、これに職員等の配置が5名ばかりされております。このことについて委託先の鹿野福祉会へ補助するものでございます。 それから、石船温泉の件でございますけれども、そこに書いてありますように平成13年ごろから湯量の不足分に伴いまして、泉源調査等をこれまでされてきておるところでございます。それに伴いまして、施設もかなり老朽化してきておりますので、これのニーズに対応できるような施設整備を整えていきたいということでございまして、このたびお願いいたしますものは、先般ちょっとお話をしたかと思いますが、浴室の改装、それから、泉源が新しく見つかりましたので、そうしたものに対するボーリングしたものを機械室をつくるというふうな整備を、4,400万円については、ボーリングの泉源調査でございます。これはこの前ちょっとお話をしたかと思いますが、湯量が毎分18リッターというものを、湯量の補充をするためにこの対応をさせていただくということで、これまで取り組んできたものでございます。済みません、資料を準備させていただきますので。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) それからもう1点、生活保護のお尋ねでございましたけれども、これは保護率がそれぞれ違いますのは、都市部におきましては非常に生活保護の受給率が高いということがございまして、それぞれそういう数字に実態はなっておるところでございます。
◆3番(吉木正實議員) それで、やまなみ荘という名称ですね、特養もやまなみ荘、こちらの生活支援ハウスもやまなみ荘と、こういう呼び方でずっと行かれるわけですか。例えば、逆に言うと、やまなみ荘と一言言うと、どっちのことかわからないんじゃないかと、こういうふうな私は疑問を持つわけですが、そういう心配はないですかね。 それと、温泉の件ですが、これは相当深く掘っているんじゃないかという印象が私あるんです、実は。だから、湯量そのものはそれで十分出るような温泉になったのかどうか、この辺をちょっと確認したいと思うんです。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 旧町内の数箇所で泉源調査をされたようでございまして、幸いにして、現地の石船温泉がございます所で泉源が見つかったということでございまして、湯量は十分今度確保できるということでございます。 それから、やまなみ荘の件につきましては、同じ敷地の中に施設ができておりますけれども、地域の方々を中心にやまなみ荘の支援ハウス、あるいは特養、それぞれ地域に親しまれた施設としてなじんでおるように思えます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆65番(三浦冨貴人議員) 237ページでございますが、社会を明るくする運動、啓発運動ですか、今まで鹿野町におきましては、各種団体長と多くの委員で運動されてきたわけでございますが、合併しまして大変予算的にも小さく、社会が余り明るくならないんじゃないかと思うんですが、その点について。 それから、267ページ、敬老の日記念行事の委託料でございますが、今まで各地域ごとにやられてきたわけでございますが、今年から大変大人数になりまして、これは一堂に会しての行事でございましょうか。その点につきまして、お願いいたします。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) お尋ねのまず1点目の社会を明るくする運動でございますが、費用的には非常に小さい数字になっておりまして、大変恐縮でございます。ここで237ページの委託料で4万6,000円計上しておりますけれども、これは熊毛町の実行委員会にお願いをしておるところでございますが、このたびは、なかなか明るくする運動の一本化というのが非常に難しい実態にございます。先般も実行委員会を開きましたけれども、当面は、本年度はそれぞれ2市2町でお取り組みをいただいた事業の中で啓発を行っていこうということで、実は昨日も5時過ぎから市中を行進しまして、啓蒙運動を行ってきたところでございます。したがって、この1年をかけて、この運動はできれば新市で一本化できるような方向で対応をしていきたいというふうに考えておるところでございます。御理解をいただきたいと思います。 それから、267ページの敬老の日の記念行事の件でございますけれども、この敬老の日のお祝いの行事につきましても、それぞれこれまで2市2町でさまざまなお取り組みをいただいておるところでございます。我々といたしましては、できるだけこうした事業の一本化をというふうなことも協議を進めてまいりましたけれども、今年度につきましては、なかなかその実現が難しいということでございまして、今年度は旧徳山市におきましては、これまで取り組んでおりましたように、市内の30の会場で、それぞれお年寄りの敬老祝賀会を催したいというふうに思っておるところでございます。これはそれぞれの地区の社会福祉協議会が受け皿となって事業を進めていただいておるところでございます。それから、旧新南陽市につきましては、実行委員会方式をとっておられまして、これはふれあいセンターで1カ所で行っておられるところでございます。実行委員会と総合支所の方で、お取り組みを本年度はいただくということにいたしております。それから、旧熊毛町につきましては、やはり実行委員会と総合支所におきまして、町内の5カ所で本年度は実施をしていただくということにいたしております。それから、鹿野総合支所におきましては、鹿野の総合体育館の方で1カ所でございますけれども、鹿野総合支所の方で主催して実施をお願いをしておるという実情でございます。 この事業につきましても、できるだけ早い時期に一本化で踏み切りたいというふうに思いますけれども、そうしたときに会場の問題、あるいはそういう対象者の輸送の問題、いろんな問題もございますし、それから、これまで2市2町それぞれ特色のあるお取り組みをいただいておりましたので、こういうことも大事にしながら、将来考えていかなきゃいけないというふうに考えております。御理解いただきますようにお願いします。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆48番(久保忠雄議員) ちょっと確認しときたいんですけど、石船温泉の湯量は十分だっていうのを先ほどおっしゃったんですけど、毎分18リッターということですけど、毎分18リッターで十分なんでしょうか。180なの、18リッターって言われたの。
◎
福祉事務所長(藤井悟君) 以前は毎分18リッターでございましたが、このたびの泉源開発によりまして、毎分110リッターの湯量が確保できたということでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。これをもちまして民生費の質疑を終了します。 次に、衛生費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆60番(古谷幸男議員) 338ページ、説明参考資料の方は66ページになります。合併処理浄化槽整備推進事業の所で、ここに事業内容が書いてありまして、鹿野地区においては1基当たり12万円の上乗せがあるということが書いてあるわけです。合併協議でいろいろお話し合いはされたと思うんですが、全体的に農山村地域には、いわゆる要望はたくさん出ておりますでしょうが、集落排水事業をまだ徳山地区においては非常に停滞しておる状況なんですね。その中で、どの議会じゃったか忘れましたが、暫定の議会じゃったかどうか、よう覚えてないんですが、経済部長の方も全体的に計画をやっていく中で、合併浄化槽とあわせて推進とあわせてやっていくということであったと思うんです。 この計画を見ますと、平成15年から平成17年設置したいと数が書いてあります。上乗せは鹿野地区ということが書いてあるわけです。私、全体的にこうした問題をなぜきちっとやって、ほんとに推進する気でやるんであれば、鹿野地区だけでなく、なぜ全体的にそうしたものが考えられないのかというような気がするんですが、その辺の考え方っていうんですが、鹿野地区においては12万円、これはいつまでなんだろうかとか、鹿野地区12万円が切れたら、もう国、県、市のこの決められた金額だけで終わっちゃうのかという問題もありますから、その辺の全体的な考え方というのを、あわせてお答えいただければありがたいと思うんです。
◎
環境生活部長(西村惠君) 確かに、今年度につきましては、12万の鹿野についてだけ上乗せということがございます。これは旧鹿野町のずっととってこられた制度でございまして、今年度はこれを引き継いでやるということでございます。旧鹿野町におかれましては、下水の普及が難しいということ、また農業集落排水等がなかなか困難であるということから、この合併浄化槽に非常に力を入れておられまして、こういう措置がとられておるところでございます。旧徳山の山間部あるいは熊毛の山間部等におきましても、同じような状況があると思いますので、これからいろいろ検討なり調整をさしていただいと思います。
◆60番(古谷幸男議員) 市長さんにお尋ねしますが、こうした問題はあわせて、農山村のいわゆるこうした合併浄化槽の推進とあわせて集落排水事業、このこととあわせて、私、早くきちっと結論を出してやっていかないと、去年やった人、来年はこういう計画が出たということで、非常に誤差が出ては、市民の方にいろいろな疑問が出てくる、そう思うんです。そうしたことで、私、ぜひこれいち早くそうした方向性を、一貫した考え方の中で結論を出していったらどうかと思うんですが、市長さん、いかがでありましょうか。
◎市長(河村和登君) 市民生活といいますか、快適なといいますか、下水の取り組みというのは大変大切だと考えておりまして、2市2町では新南陽が今まで一番進んでおられたかと思います。たしか90を超しておられるかと思います。徳山が82ぐらいだったかと思いますけれども、そういう中で、市街化区域の中の下水については、ある程度進んできまして、その外につきまして、集落がある所については農村集落排水等とも含めて取り組んで、例えば、粭島にあっては漁村集落排水事業でも取り組まさしていただいたり、今までの流れですね、来まして、今古谷議員御指摘の周南市として全体的に合併浄化槽のあるべき姿について、しっかりした考え方を持てという御指摘だろうと受けとめます。そういうことを頭に入れながら、今後の取り組みをさしていただけたらと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 説明資料68ページのごみ燃料化施設管理事業1億7,495万8,000円、それと旧熊毛町の廃プラ処理運搬費がどこに入っているのか、探すんですが、どうも見当たらない。ほかの項目、ごみ運搬費というのがございますが、その中に、351ページのじんかい収集運搬委託料4億274万8,000円の中に入っているのかなと思うんですが、旧熊毛町は廃プラは集めて、たしか今は、かつては福栄村の方の民間業者、今は岡山の方ですか、民間業者に委託して処理しているという方式をとっていましたが、それは、今後合併した新市の中でどのように取り扱うのか、もう既に決まってるのか、それが第1点。 第2点目には、周陽環境衛生組合で今旧熊毛部分は処理してますが、これもいつまでもあそこで処分していくということにはならないわけで、やがて年限が来れば、新たな土地を求めて、新たな施設をつくっていくということになります。合併協議の中では、当分の間、一部事務組合はそのまま継続するとなっておりますが、そうしたつくりかえの時期を迎えましたときに、新たに、では、この地域にございますごみ焼却場の方に持込が可能になるのかどうか、あるいはそうした話をしているかどうかといったことをお聞かせください。
◎
環境生活部長(西村惠君) 済みません、ちょっとページを探しておりましたら、前半の御質問がよくわからなかったんですが、熊毛の不燃物についてでございますけれども、熊毛地区はガラス類のみを処理されて、その他のものについては県外処理ということでございますが、当分の間は現行でやらしていただくということでございます。 それから、周陽環境施設組合の関係でございますが、これは、今までのいろんな経緯もございまして、そういうことになっとるわけでございますが、いずれにいたしましても、今後、今年度あるは来年度中には一般廃棄物の処理基本計画長期計画を策定をいたします。そのために、ごみ対策推進協議会でありますとか、あるいはワーキンググループでありますとか、あるいは地元の方々の意見をお聞きするとか、そういう作業を今年度どんどん進めてまいりますので、そういう話し合いの中で考えていきたいと思っております。
◆57番(中原重之議員) 予算書の337ページ、説明資料の方は。
○議長(
梶山正一議員) マイクを寄せてください。
◆57番(中原重之議員) 説明資料の方は65ページになるんですか、予算書の337ページで、光地域の広域水道企業団の負担金6,800万円余りと企業団への出資金1,700万円余りがあります。私どもは今回の議会で初めてなもんで、この光地域の広域水道の事業がどのように進められてきたのか、よく承知をしてません。そこで、最初の基本的な問題についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、中山川ダム建設の全体事業費は幾らであったのか。その事業を行うために国、県等の補助もあったでしょうし、起債もされていると思うんですが、その事業を行うに当たっての財源内訳はどのようになっていたのか。今日の時点で、起債残高が幾らあり、今後の償還計画はどのようになっているのか教えてください。
◎
環境生活部長(西村惠君) ちょっとたくさんありましたんで、抜けておりましたら、また補足をいたします。中山川ダムにつきましては、総事業費が131億円ということでございます。そのうちで上水事業に係る部分の負担金でございますが、58億9,400万でございます。それで、その内訳につきましては、国庫補助金が29億3,600万、1市4町の出資金が12億1,400万、企業債が17億4,300万ということになっております。それから、現在の企業債の残高でございますが、平成13年度末で29億7,887万8,000円残っております。一応平成41年まで償還の予定になっております。
◆57番(中原重之議員) およそ基本的な数字が出てまいりました。1市2町の出資金が12億1,400万という答弁だったと思いますけれども、数字が違っておれば訂正願いたいんですが、この出資金は、この事業を行うに当たって一遍には出資されていない。まだ残っているから、今年度も企業団の出資金、周南市として1,700円余りが計上されているというふうに思いますけれども、この出資金、あと幾ら足りません。
◎
環境生活部長(西村惠君) 今のダムの方の建設に係る負担金、1市4町負担金12億1,477万7,000円でございますが、これについては一応このうちの熊毛町負担分として3億4,439万円、これについては既にもう終わっております。今払っております出資金と負担金でございますが、これは同じ企業債の償還でございますが、経理の方法がちょっと違うということで、出資金の方が若干有利ということで、出資金に持っていけるものは出資金の方で対応しているということで、内容的には同じだと理解をしております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆32番(米沢痴達議員) 保健衛生費にかかわることで質問をするわけでございますが、今、SARSが大分鎮静化してまいりました。しかしながら、この冬、また蔓延するんじゃないかということが今いわれております。冬になりますと、インフルエンザとの区別が大変難しいっていうことも聞いておるわけでございますけれども、結核対策費の中で、これは考えられるのかどうかわからないんですけれども、SARSに対する対策費というようなものを考えなくてもいいのか、この辺のお考えをお伺いをいたします。
◎
健康福祉部長(住田宗士君) お答えいたします。 SARSにつきましては、今鎮静化の方向に世界的に向かっているというふうに理解しております。今、議員おっしゃったようにインフルエンザと非常に似ておるということも、中で冬場にまた再度発生する可能性があるということで、注意すべきであるというふうな県あたりの情報もあります。ということで、庁内におきまして、去る6月の11日ですか、関係部課が集まりまして、連絡会議を開催いたしました。その中で、やはりそれぞれの持ち場におきまして、SARSに対しての注意をしていこうというのを確認いたしましております。そして、その後の部長会議において、その会議の概要について御報告をいたしております。今、現実問題といたしまして、具体的に主として行う業務といたしましては、県と協力しての公の施設等の消毒、また、市民への啓蒙、普及、そして消防業務としての搬送ということになります。 ですから、実際にまだ具体的に予算を積み上げるという状況には、私はないというふうに思っております。ですから、もしそういう事態が起こりましたら、今既定の予算の先食いとか、また補正予算とか、そういうような対応を考えていこうというふうに考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆58番(吉平龍司議員) 先ほどの件とは関係ないんかもわかりませんけど、参考資料の60ページの休日夜間急病診療所運営事業の所で、誤字もあるんで、ちょっと確認をいたしますけれども、夜間の366日という記載がされておりますけれども、これはちょっと日にちが間違っているのかどうかいうことを1点と、従来ここの休日夜間急病診療所は2市1町の協議会ということで運営をされてきたわけですけれども、今回、委託先が周南市休日夜間急病診療対策協議会という委託先になるわけですけれども、従来でしたら市町村が別々でやってたわけですから、ある意味で言えば負担金等々があったわけでしょうけれども、新たな周南市になった対策の協議会の中身っていうんですか、どういう形で協議会が運営されていくのか、そこらについてお伺いをしておきたいと思います。
◎
健康福祉部長(住田宗士君) お答えいたします。 夜間の366日でございますが、来年度につきましては、うるう年でございますので1日ふやしております。 それと、委託先でございます。確かに2市1町で運営いたしておりまして、このたび合併をいたしました。ただ、対策協議会は解散しておりません。というのは、対策協議会で雇用しております事務職また事務長等がございますので、そういうのを考えまして、一応合併して、親元は1市になりましたけど、対策協議会として運営していこうということで、今行っております。
◆58番(吉平龍司議員) 今の御答弁で行くと、当面の間、現行のままで対応していくという中で、やはり急病診療所、ほんとに住民の方はかなり助かっておられるということを、私も伺ってるわけですけれども、今回、南陽の市民病院いう形で、ある程度いえば周南市に休日の受け皿が2カ所できたと。1次と2次といろいろあるわけでしょうけれども、そこのとの兼ね合いになりますでしょうか。そういうある意味では連携という部分でしょうか。休日とまた夜間の診療について、このことについては独自で今の休日夜間の運営と、また南陽の市民病院とのある意味でいったら連携の中で、今後どのような方向性があるのか、きょう、ここの時点ではお聞きしても御答弁いただけないかもわかりませんけれども、若干視野に入れておられるのかどうか、そこらについてお伺いをします。
◎
健康福祉部長(住田宗士君) お答えいたします。 救急医療対策につきましては、これは休日急病診療所、新南陽市民病院という直接の関係はございません。周南医療圏の中で第1次救急、第2次救急、第3次救急という形での対応をしております。その第1次救急といたしまして、休日夜間診療所があり、また在宅当番医制度があるということであります。そして、一方の2時救急として病院群輪番制がございまして、その中に新南陽病院が組み込まれておるということで、光市民病院から徳山中央病院、西の端が今の光市民病院という形でおります。また、第3次救急につきましては、県立中央病院という形になっておりますから、このシステムは継続していかれるということでございますので、これが合併によってどのようになってくるかという、別段の変更はないというふうに考えております。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) ここで、暫時休憩いたします。次の会議は14時40分より再開いたします。 午後 2時24分休憩 ────────────────────────────── 午後 2時40分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 続いて、質疑を行います。
◆43番(形岡瑛議員) 私は担当委員会でありますが、市長の見解をぜひお伺いしたいことがあるので、質疑をさせていただきます。 衛生費のうち、上水道、簡易水道費で水道事業補助金と、それから簡易水道事業特別会計繰出金でありまして、予算説明書では337ページであります。参考資料で言えば64ページから65ページになっておりますが、水道事業の補助金の方にも参考資料64ページにありますように、企業会計の中に組み込まれている簡易水道に対する補助金があります。それから、簡易水道事業特別会計繰出金は、簡易水道のそれぞれに対する繰り出しと。臨時議会のときに、それぞれの簡易水道の給水単価とそれから供給単価の、例えば非常に給水量の割に金がかかってる所は、給水原価が600円ぐらいで供給単価、つまり水道料金の単価が200円とか、そういう問題があって、どうしても市内の市街地の水道料金とある程度均一の料金にしようと思ったら、一般会計から補填せざるを得ないいうことがありますし、今からの、例えば今簡易水道がない所でも、簡易水道でなければ対応できないような地域があるのは、またいろいろ御承知だろうと思うんですが、同時に、現在行われている簡易水道も、事業のいろんな進展によっては、熊毛地域などの簡易水道は、現時点でのある程度の改修等の投資が必要になってくるかもしれない。もろもろの事情を考えますと、やはりこの簡易水道ないし、そういう意味での水道事業の補助金、これはやっぱりしっかり重視してもらわないと、ここれはなかなか水道会計大変になるなということが懸念されるわけです。ですから、全市的に新たに簡易水道で対応しなきゃいけない所と、それから新たに水道事業をやらなきゃいけない所、リーディングプロジェクトでも大きく重視されておりますが、この辺の予算の重視の仕方、やはり合併の経緯からいっても、きちっとその辺の市民負担を抑制するための考え方というのは、はっきりする必要があるんじゃないかということで、市長のお考えをお伺いします。
◎市長(河村和登君) 水道料金、特に簡易水道、この簡易水道が置かれている現況、例えば熊毛が今12の団地で42カ所の井戸から、簡易水道で、これがたしか56.4%ですか、1万6,000の旧熊毛町の町民の方に水が供給されておろうかと思いますけれども、残された方はまだ井戸水で対応されておられますね。ところが、熊毛町の56.4%の簡易水道の水道料金というのは、旧2市2町の水道料金と比べて、例えば旧徳山、旧新南陽と比べたら、半分以下ぐらいであったんじゃないかと私は思っておりますけれども、そういう全体的な水の問題を考えて、これからどう取り組みかということを今一生懸命考えているわけであります。 例えば先ほど意見が出ておりましたけれども、昭和57年に中山川ダムからの水利権1市4町が取り組んでおられますね。その流れ等も含めてしっかり今勉強さしていただいておりますけれども、やっぱり市民の立場から、全市的に簡易水道のあり方についても公平、公正っていうことも含めて、しっかりした方向を出していかないといけないと、このように考えております。
◆43番(形岡瑛議員) 私は、ここでは、熊毛に限定した質疑をしたつもりないんですよ。徳山の企業会計に入ってた簡易水道もありますから、それらを含めた、あるいは徳山地域でも、私ん所もそうですが、簡易水道でなきゃあ対応できないような地域が出てきてるわけですね。それらを含めて、こういう所への財政的な手当をやっぱり全体として重視する必要があるんじゃないかと。当然熊毛入りますけど。その辺をちょっと確認したかったんですが。全体的なことで、もう一度、市長お願いします。
◎市長(河村和登君) 今の2市2町の水道会計の中身が大変厳しい中身になりつつあります。 ですから、企業努力をしっかりやりながら、全体的なこれから補助することについてもそういう対応の仕方をしていかないといけないと私は思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆35番(神本康雅議員) 予算説明参考資料の70ページの一番後段でございます。再資源化対策事業ということでございますけども、これは合併協議の中でも議論になったと思いますけども、その後の方向を承知しておりませんのでお聞きしたいと思います。 この報奨金制度は徳山・熊毛地区のみとこういうふうになっておりますけども、その方向性ですね。全市的にその整合性をとるべきだと思いますけども、徹底的な維持組織による分別をしていくのか、それとも意識の高揚を図るためにそういう回収団体への育成をしていくのか、どちらの方向で考えておられるんでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。
◎
環境生活部長(西村惠君) お答えいたします。 確かに、ここの予算に載っておりますのは徳山と熊毛のものでございます。また、徳山と熊毛でもそれぞれ制度が異なっております。 で、これ今後どうするのかということでございますが、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、廃棄物の処理基本計画の策定の中で、またごみ対進等の協議の中で方向性を出していきたいと思います。 個人的には、一本で統一できた程度にできればと考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆59番(兼重元議員) 予算書の342ページ。
環境対策費で委託料13の委託料ですが、説明書は67ページです。この地域省エネルギー推進事業とこうありますが、これは昨年とことしと1,589万5,000円の事業費でこれに取り組まれておりますが、今年度平成15年ビジョンの策定とこうありますが、事業の概略とそれからこの平成15年ビジョンの策定ということでありますが、この策定後にどのような用い方をされるのか、全市にわたってこれが用いられるのか、それとも単純に旧徳山市でこの事業をやり、それはビジョンの策定にとどまるのか。これをお尋ねをいたします。
◎
環境生活部長(西村惠君) この地域省エネルギービジョンでございますが、これはNEDOの100%補助を受けまして、14年度、15年度の2カ年で策定をするものでございます。14年度につきましては、今徳山地域だけを対象にしてアンケート調査でありますとか、それからいろいろ企業の調査、運輸関係の調査等いろいろやっております。 で、15年度はこれに新南陽区域、熊毛区域、鹿野区域の調査もいたしまして、周南市としてのエネルギー削減目標とか推進体制の整備とか、そういうものを計画をつくり上げるということでございます。 で、事業につきましても短期、中期、長期といったような実施計画を持ちまして実施をして、市民ぐるみで、また公共施設も中心にやっていこうということでございます。
◆59番(兼重元議員) 大体わかりましたが、そもそもこれは何なのか。読めばわかると言われりゃあそれまでですけども、まるきりなじみがないもんですからね。で、いつそりゃあ、確かに15年度は新南陽、熊毛、鹿野と調査をされていくとありますが、こういったなじみのないものが反対して、市民も含めて、この事業として成り立つのかどうかといったことも当然懸念されるわけでありますが、ついやったらやったで単純にこの終わってしまうというわけじゃあないはずでしょうからですね、このもう少しどういう形で市民に周知させるのか、するのか、あるいは協力を仰ぐなら協力を仰ぐような、そうした取り組み方法があろうかと思うんですね。ですが、当然目的があるはずじゃから、その目的についてきちっとはお示しをいただいて、今後そりゃあ市民もくぐるみ、事業者も含めて周南市として取り組みというんならそれらしく、その方向性を見出す方をきちっと示していただく必要があろうかと思うんですが、再度お願いします。
◎
環境生活部長(西村惠君) 今、ちょっと詳しい資料を持っておりませんけれども、これは地球温暖化防止のための取り組みでございまして、地球温暖化の原因になっております、主として二酸化炭素の排出抑制を図ろうとするものでございます。で、京都議定書でも世界的にこういう運動が要請をされておりまして、日本では平成8年から12年ですか、この間のエネルギー消費量を1990年より6%削減するというような国の方針も出されておりまして、地域としてこれを率先して推進をしていくというものでございます。
◆20番(沖田秀仁議員) 337ページの水道事業補助金3億2,817万9,000円というのがございますが、たしか、水道業法には、その事業費の総額の4分の1を超えて一般会計から繰り入れていけないといったふうな制限規定があったと思いますが、その補助金をそれは全体として見るのか、この周南市水道事業会計予算書の中にあります個々の水道事業で見るのか。それはどういうふうな見解をお持ちでしょうか。
◎
環境生活部長(西村惠君) これにつきましては、地方公営企業法並びに国の基準に基づいて繰り出しておるもんでございまして、ちょっと詳しい部分については水道局の方でお願いできたらと思いますが。
◎水道局次長(宮川政昭君) お答えいたします。 今、簡易水道部分についてはちょっと基準といいますか、そういうものは繰り出し基準に基づいてやってますが、今ここに上がっています補助金並びに出資金等につきましては、今環境部長が御説明したように繰り出し基準に基づいていただいているものでございまして、主に水源開発に伴うものの元金に対するもの。それから、補助金としては、それに伴う企業債の利息の補てんということでいただいております。 それから、特別のものといたしましては徳山の水道事業に、大津島に海底パイプを引いております。それに対する、起債に対する、元利に対する補助なり出資金をいただいていると。 で、さきに、何%以上はということはちょっと詳しく知りませんので、勉強させていただきます。
◆20番(沖田秀仁議員) そこら辺ですね、やっぱり厳密にこの会計原則あるいは水道、そうした地方会計原則等に従って運営しませんと、まずいことに後でなったのではいけない。特に私が懸念しますのは、この水道事業会計の中に一本化してしまった部分の中の簡易水道事業、これに関してはやっぱりこの補助金で出している部分が明らかに4分の1を超えている。だから、それが宥恕規定、あるいはただし書き規定等があって宥恕されるのかどうか。ぜひ御確認をしていただきたいと思います。お約束いただけますか。
◎水道局次長(宮川政昭君) 法なり県なりといろいろ確認いたしまして、勉強させていただきます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆1番(
中村富美子議員) 317ページですけれども、子供たちの健康づくりネットワーク会議っていうのに負担金が200万予算化されてるんですけれども、このネットワーク、これはどういうものなのか。市内が対象なのか、それとも県内なのか、それとも全国組織なのか。ちょっと内容がわかりませんので、会議の構成とその中身について教えてくださいませ。
◎
健康福祉部長(住田宗士君) お答えいたします。 子供たちの健康ネットワーク会議負担金でございますが、徳山市の須々万地域におきまして、平成14年度から行っておる事業であります。この目的でございますが、生活習慣病を予防するということで、実際には予備軍と言われる子供たちが今増加傾向にあります。そういうことの中で、地域、学校保健の連携、協力のもとに、総合的な子供たちの健康教育や小児の生活習慣病対策のサポートをモデル的に行うということであります。 この地域を選定したのは、やはり地区の規模、そこにおります小中学校のそれぞれの構成等を検討いたしまして、徳山市内ではモデル地区として須々万地域がよかろうということでやっております。 その中にトップ会議といたしまして、子供たちの健康づくりネットワーク会議、またワーキンググループといたしまして、保健婦、養護教員を中心といたしました健康教育サポートプログラム会議。 また、その中間的な位置としまして健康づくりネットワーク企画会議。これは山大の先生とか病院の先生とか地区の先生とか健康福祉センターですか、そちらの方の方が入っていただいてやっております。 これは、県も同じように200万の国の補助を受けております。で我々の方も200万の国の補助を受けて、そのまま200万を生徒に出しておるわけでございますが、実際には県と市で400万の事業を実際に行っておるということであります。
○議長(
梶山正一議員) 中村議員、お願いいたします。議員が所属する担当委員会の内容でありますので、できるだけ御遠慮をお願いしたいと思います。 ほかに質疑は。
◆17番(炭村信義議員) 二、三点お伺いしたいと思います。 まず1つは、345ページ。これは、この厚い一般会計予算書の方の345ページに、共同福利施設譲受代金ということで、5,549万計上されておりますが、これはどういうものなんでしょうか。これが1次がなんか平成17年で、残事業が18年までとか書いてありますが、どういうものなのか。まず一つです。 次に、353ページ、委託料の中で1点ほどお伺いしたいと思いますのは、監理委託料。これは監理は「監」は監督の「監」ですね。それに理科の「理」、監理委託料。これは字をちょっと引いてみますと、取り締まりというような意味合いがあるようなんです。どこにこれは委託をされるのか。1,645万ありますが。 それと、359ページ、委託料の中で調査委託料ということで839万9,000円計上されておりますが、これは一応平成16年度で成案をつくるということだろうと思いますが、これはどういう調査をしていかれようとしているのか。その3点についてお願いいたします。
◎
環境生活部長(西村惠君) お答えいたします。 まず初めの共同福利施設の譲受代でございますが、これは遠石緑地でございます。コンビナート事故に伴います住工分離ということで緑地ができておりますが、あの緑地の譲受費でございまして、平成17年度まで残事業含めて18年度まで支払うものでございます。 それから、監理委託料でございますが、これは鹿野の最終処分場の建設に伴う施行管理業務でございます。この委託料でございます。 それから、359ページの調査委託料につきましては、先ほどから申しておりますように廃棄物の処理基本計画を長期計画を立てるわけですが、これを委託でやるということでございます。 ただ、この委託をやるといいましても丸投げするということではなくて、先ほど言いましたごみ対策推進協議会でありますとか、それからワーキンググループでありますとか、あるいは担当の方とキャッチボールをしながら、打っていくための経費でございます。 以上でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) 沖田議員が質問されたことと重複する面があるやもわかりませんけれども、参考資料ではページ69ページ、一部事務組合負担金の件でございます。予算書においては355になろうかと思うんですけれども、生活廃棄物のごみ焼却施設の管理運営に対する一般財源としての持ち出しについてですけども、周陽と周南地区衛生と2つの工場がありまして、合併後速やかに一部事務組合を統合するというようなお話も出ながら合併に至ってるわけでございますが、この負担金の額でございますけれども、負担金に対する決定事項であるから、従来から決まったことであるからということであろうかと思いますが、現在どのぐらいな償還が残っているのかということと、臨時議会にも質疑いたしましたが、この周陽の組合はごみ1トンを処理するのに25円という処理費というものが定められております。これは固定をしております。その固定をしている理由。そしてですね、周陽衛生組合施設においては、その1トンの固定した、周陽には固定した金額25円が16円からおおむね19円の幅を変動しております。そういったことの中で、負担金を認めないというわけじゃあないんですが、負担金というものの残金、2つの施設においての残金と償還期限でございますけれども、これと固定した25円というものの御説明と、16円から19円の幅を動いてるごみ処理場という2つの施設を周南市が担うことになりますので、そこら辺の御説明をお願いしたいと思います。 それと、同じく一部事務組合負担金、私ども熊毛町はよく熟知しているわけでございますけども、玖西環境衛生組合という水処理方式で新施設ができております。この返済期間等々も御説明しておいていただく必要性があろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上、大きな項目2つについてお願いいたします。
◎
環境生活部長(西村惠君) お答えいたします。 衛生施設組合の負担金でございますが、これはまあこういうことで一部事務組合をつくって、皆で一緒に事業をやろうということで設立をされた組合でございますし、この中につきましては、それぞれの議会で十分な審議をされて予算等が決められるもんでございますので、ちょっとその細かいことにつきましては私もよくわかりませんので、お許しいただきたいと思います。 なお、償還金でございますが、周南地区衛生施設組合につきましては、平成14年度末で86億7,900万。それから 済みません。ちょっと周陽についてはちょっと資料を持っておりませんのでお許しください。ちょっと待ってくださいね。ありました。14年度末で32億6,000 ちょっとやはりわかりませんので(笑声)、後また。 それから、玖西でございますが、これはまだ施設ができたばっかりでございます。で、平成29年度まで償還するようになっておりまして、その合計は17億516万9,000円になっております。ちょっとわからないところもございますので、お許しいただきたいと思います。
◆6番(村上秀夫議員) 委員会で精査していただきたい問題がございます。分担金を認めましたら、やはりその分担金が従来どおり使用されているということで、ランニングコストの軽減といいますか、そういった面に反映されてないというような考えを私持っております。そこの下松にありますクリーンセンター、そして、我が旧熊毛町が使っておりました周陽環境衛生組合、やはりいずれは広域事業としての一本化をなされる時点が来ると思うんですね。それまでにやはり負担金、あるいは分担金というものは、ランニングコストの中でできるだけ節約をしていただけない、効率よく使用していただきながら運営していただければ、償還期限が前倒しできるんではないかなあという思いもしとるところでございます。これは一部事務組合の議員の方々で精査していただくわけでございますけども、この一般財源から持ち出す分担金については、やはり納得のいく説明を委員会でいただいていきますようによろしくお願いしたいと思いますけども、その辺の考えをお聞きしまして、私の質問は終わります。
◎
環境生活部長(西村惠君) 私、今まで周南地区の衛生施設組合の協議会しか出ておりませんけれども、ランニングコスト等の節減につきましては随分と努力をされておるように思っております。議員さんの御意見につきましては、また協議会等で十分反映をさしたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆59番(兼重元議員) 予算書は358ページ、それからもう一つは360ページ、説明資料は70ページでありますが、ごみ対策推進事業、これについて平成16年度にその一般廃棄物処理基本計画を策定すると、この事業で16年度に成案の策定もなっております。これが今その前段にあります周南市のごみ処理の統合をと、このように書いてあります。 さらには、そのごみの問題の解決と。周南市ごみ問題解決のマスタープランいうふうにこう書いてあります。ならば、周南市のごみ処理の統合と言われるですから、現状はどういうことなのか。 それから、もう1個では周南市ごみ問題、ごみ問題を解決するっていうんですから、これも一体どういう状況にあるのか。そして、このごみ問題を解決するがためには推進体制づくり、それから基本計画の策定と、そういったこと一連のそういった作業がありますが、これのどのようなステップを踏んで取り組んでいくのか。ワーキンググループもつくられるということでありますが、これはいわゆる市民参画の一貫という位置づけでよろしいのか。 さらには、周南市15万7,000人の市民がこのごみ問題に対してどのようなスタンスで臨むのか、啓発普及事業といったこともありますが、当然主役はその排出する市民でありますから、その市民に対してどのようなかかわりを持っていただくのか、これらに対しての戦術的なものはあるのか。 ちなみに旧新南陽で分別収集を導入する際は、非常に厳しい時間の経過とともに、なかなか担当者も苦労をしたということも私どもつぶさに知っておりますが、現在ではきっちりその辺は定着しております。現実にはどこも一緒だと思いますが、何せこれだけの広域的な2市2町の合併でありますから、当然さっきの問題点が全体に出ておりますから、これらについてどのような認識で、また先ほどお尋ねしたような内容について御答弁をいただきたいと思います。 それから、いま一つは再資源化の対策事業でありますが、資源ごみの回収団体の報奨金制度、これについては合併協ではどのような確認をしたのかということですが、私も知らんわけではありませんが再度確認をさしてください。 そして、この考え方についてはそれぞれいろいろあるとは思いますけれども、実際には旧鹿野、そして旧新南陽、これらについてはこういった制度は従来から取り入れておりません。だから、全くないのとあるのとこういったことで、当面続けるのかどうかということでありますが、その方向性についてどうこれを取り扱っていけるのか。金額としてもそう小さい額ではありませんから、全市的にこうした方法を定着させるのか、それともこうした問題については十分市民としての意識、前段に言いましたそのごみ対策推進事業との兼ね合わせで、市民啓発をどうするのかといったことも問題になってくると思いますので、あわせてよろしくお願いいたします。
◎
環境生活部長(西村惠君) 廃棄物については大変大きなたくさんの課題がございます。 まず、ごみの処理の方法につきましても違いますし、収集方法も違いますし、処理施設も違います。そういうことでなかなか難しいわけでございます。 例えば、手数料はもう大体一緒になりましたけど、最終処分場への持ち込みの手数料なんかも皆違いますし、フェニックスのあり方、また整備地区のごみをどうするのか、ごみ袋を統一するのかしないのか、そういうさまざまな課題があるわけでございます。で、これを15年度と16年度2カ年をかけて、基本的な処理計画を作成しようということでございます。で、ごみ対策推進協議会であります、審議会でありますとか、それから町内の担当者のワーキンググループでありますとか、あるいはさまざまな関係の団体の御意見を聞きながら、これを今から進めていこうということでございます。 まだ、具体的にどうするということは、今ごみ対策推進審議会の設置につきましては、今回条例の中に入れらしていただいたところでございますけれども、具体的にどうするかということについてはまだ詰めをしておりませんが、市民の方にも十分、できるだけたくさんの方に入っていただいて、協議ができるようにして進めていきたいと思います。 それから、再資源化対策事業でございますが、これはちょっと合併協の方の調整方針についてはちょっとよくわかりませんけれども、リサイクルを推進していく上で非常に有効でありますし、子供や地域のそうした啓発、教育活動に大変役立つものであると考えておりますので、周南市全体として推進をしていきたいと考えております。
◆59番(兼重元議員) ありがとうございました。現状は大変難しい、厳しい。私らも知らぬわけじゃあありませんけれども、担当者の御苦労はいかばかりかと労を尊するところでありますが、ぜひともこれが周南市の進んだごみ収集対策事業と、こういったスタイルを築き上げていただきたいもんであります。 それで、推進審議会、こういったものも設置をされますが、とかく人選について、ここがやはり組織としては一番問題がなかろうかと思うんです。何の組織であっても目的をきちっと持って、そうしたリーダーが強いリーダーシップを発揮すれば物事は成る。ですから、とにかく人選だということを言われるゆえんであります。そのあたりについてはどのような人選の仕方を考えておられるか、いうことでありますね。 それから、先ほど答弁をいただきませんでしたが、排出者であります市民でありますね、その市民がいかにこの問題について認識をきちっとしっかり持って、そうした新しいごみのその収集体制っていうんですか、ごみ問題について十分な協力を得られるかっていうことが、もう成功のかぎを握ってるんじゃあなかろうかと思うんですね。そう意味でどのようなアプローチをされるのかということは、特に市長が公約にされております市民参画ということでありますが、これなんか非常になじむんじゃなかろうかなという思いをしておるんです。 そこで、その辺の見解なりを聞かせていただいて、市長に答弁をお願いをしようと思いますから、よろしくお願いします。 さきの推進審議会、これらについては担当部長で結構でありますが。 それから、いま一つはリサイクルの問題でありますが、これを全市的に拡大して、これから取り組んでいこうと言われておりますが、いささかその合併協での協議とは認識がちょっと違うんじゃないかなあと思うわけでありますね。で、これが果たしてそのリサイクルを推進する上で有効かどうかといったところのこの議論はしっかりまだ詰める必要があろうかと思うんですね。単にそれぞれ2市2町が別々の形でやってきたから、いきなりやめるという問題にもならんといったことも含めて、これについては十分なこれからの2市2町異なる事業をどうこう襲名するかといった問題になろうと思うんですね。こういったことを通して、本来ごみ問題、そういったことの意識喚起と、意識の醸成とこういったものになるよと私は思っておりますから、しっかりとこの問題についても方向性を定めて、周南市全域に対するその施策として取り組んでいただきたい。廃止まで進めるといったことは、あえて私は言うつもりもありませんが、もう一度合併協で協議をしっかり練りはんで、この問題については十分な取り組みをしていただきたい。こういう気持ちでおりますが、再度お願いいたします。
◎
環境生活部長(西村惠君) ごみ対策推進審議会でございますが、まだ具体化はしておりませんけども、学識経験者の方あるいは企業の方、そして公募の委員、そして団体の代表者、というような形で構成をさしていただいたらと思っております。 それから、資源ごみの方でございますが、これにつきましてもごみ対策審議会等で十分論議をするわけでございますが、私は子供の環境教育とか子供会活動の活動費とか、そういういろんな面からやはり推進をしていきたいと考えておるところでございます。
◎市長(河村和登君) ごみの問題というのは全国的に、きのうおとついですか、NHKで下関のごみ問題について流しておりましたけれども、どこの自治体でも本当大変な問題であろうかと思っております。 兼重議員御指摘の周南市として2市2町が今一緒になりまして、15万約8,000の人たち、周南市としてのごみの対応、それをこれからどう取り組むかということなんですけれども、まず現状をしっかりつかまえて、そして市民の方の協力をいただかないと私は解決できないと。 だから、基本的にどういう体制をつくってどういう処理をやっていくかというのは、市民参画の中でしっかり議論しながら対応していくのが、その中でやっぱり市民意識を高めていただく、また市民の方の協力、またお金も出していただくということも含めて対応していかないと、なかなか方向っていうのは見出せないんじゃないかと、そんな気持ちでおります。そういうことで、この周南市全体のごみ問題ということを進めさしていただきたいとこのように思います。
◆59番(兼重元議員) 担当部長、答弁が漏れちょるからもう一遍聞きますけどね、市長の今の基本の姿勢はよくわかりました。それに合わしてトップ何て言うんですか。トップダウンって言うんですか、しっかりその辺の腹ぐくりをして担当者への指示をよろしくお願いしたいと思いますが、担当部長、市民ですね、これはどのようにこのごみ対策問題について巻き込むか。今市長が言われる市民参画という言葉を言われました。そういう観点からどのような形で市民に加わっていただけるか。実際にやるのは市民でありますから、そこんところ十分な、戦術を立てになっておられると思うんです。あなたが指示されるはずでしょうから、当然今そのあたりはもう予算化されておる、この現実の中に青写真なりそのようなビジョンはお持ちだろうと思うんです。それをひとつお聞かせください。
◎
環境生活部長(西村惠君) 今は、分別方法にしましても収集体制にしましても全部別々でございますけれども、いずれにいたしましても、このごみの問題につきましては、市民の方の御協力がなければ決してうまくいかないということを十分認識しておりまして、市民の皆さんと一緒になってやれるような体制づくりを進めてまいりたいと思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員) 今、兼重議員の質問の答弁の中で、担当部長はリサイクル推進費の中の再資源化対策事業の資源回収の補助金、これについても子供会の事業の育成とか、そういう面からでも必要だというような答弁をされたような気がしたんですが、これ本来こういう補助金をつけることによって、資源回収が今の時代にどんどん進んでいるというふうに御理解されているのか。この624万がすごくその大きな資源回収につながっていると。今はむしろ非常に回収した物の単価が下がって、補助金をつけて少々もらったってでも、回収してもお金にはならんよという時代なんです。それであっても回収をすることが資源の節約につながるから、ぜひ回収をしようというのが基本的な考えだろうと思うんです。これを子供会とか何とかのお金もうけになるからこれは置いちょかんにゃあいけんというのは、これはもう根本的に発想が違うと思うんですが、その辺の基本的な考え方どうなんです。
◎
環境生活部長(西村惠君) 失礼しました。これは子供会だけではございませんで、いろんな団体、婦人会を初めとしてさまざまな団体があるわけでございます。で子供会についてはそういうメリットもありますよという意味でちょっと言ったわけですが、量としては確かに大したことはないわけでございます。 しかしながら、これを全市に広げていきますと量としてもすばらしい量になってまいりますし、これによって地域の皆さんのそうした意識啓発、あるいは子供たちの環境教育にも役立つと考えておるところでございます。
◆17番(炭村信義議員) これは、最終的には方向性の問題になると思うんで、市長の方からもお答えを願いたいんですが、このリサイクル、資源回収については、これは資源を大切にしようという発想で物を考えられる。これはどういう意味かと言いますと、少々お金がかかっても捨てるよりは回収して使うことがいいんだと。そのことが安くつくという意味やなくして、高くついてもいいから回収して使うという発想と、いやそうじゃなしに、安くなければ捨ててしまえという発想があるかと思うんです。今後、このリサイクルというこのことを進めていくときに、市長自身はどういう発想のもとにこのことを進めていかれようとしているのか。 私自身は私自身の考え持っておりますが、それはこの場では言いませんけども、市長の方針をお聞かせ願いたいと思います。
◎市長(河村和登君) 日本の国というのは資源がない国でございまして、これから環境等々を含めて考えてみますときに、資源をほんとに大事にしていかないといけないと、これ私の基本的な考えでございまして、今度構造改革特区で、例えば帝人さんが全国のペットボトルをここに10数%集めていただきまして、先日も帝人の社長さんとお話する中では150億ぐらい投資していただいて、資源を大事にしながらここでまた新しい産業を興そうということについて、私ども大賛成ということでいろいろ突っ込んだ話もしたんですけれども、物を大事にするということ、資源を大事にするということが基本であります。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。 これをもちまして衛生費の質疑を終了します。 次に、労働費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆66番(倉増悟議員) 予算書の365ページ、シルバー人材センター運営費の補助金につきまして質問をいたします。 まず、参考資料の74ページに徳山・新南陽・熊毛の各シルバー人材センターの事業補助金が予算化されております。まず、各シルバーセンターの人員の数、次が対象年齢について、まずお願いをいたします。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 これは県、国の支給基準によりますが、ABCのランクに分かれておりまして、徳山と新南陽につきましてはAランクという形で、たしか1,000人以上だったと思っております。それから、熊毛あたりがBランクのあたりに存在するというふうに思っております。 今、対象者の部分につきましては65歳以上というふうな決まりでございます。
◆66番(倉増悟議員) ただいまの対象者の年齢等はよくわかりました。 それでは、現在鹿野町ではシルバーセンターはございません。この場合シルバーセンターをつくりますと補助金の対象になるのかならないのか。そして、補助金が出るのか出ないのかということにつきましてお願いをいたします。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 鹿野地区につきましては、今現在議員がおっしゃいましたように人材センターがございません。今回16年の4月をめどにして徳山、新南陽、熊毛、それと鹿野地区に新しく支部をつくるという形で今、合併の協議のお話が進んでおります。 それから、補助金の件でございますが、現在のところ県と非常に協議する中では、従来の補助対象基準に応じてそれぞれの補助金を合算したものとして、周南市の方に支給したいというふうな、原則的にはそういう話になっておりますが、まだ確定したものではございません。
◆66番(倉増悟議員) 対象年齢につきましては、さきに申しましたようにわかったのですが、各シルバーセンターの人員の数について、おわかりになればお願いをいたしたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変申しわけありません。今、手元に資料持っておりませんので、委員会等で御報告したいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。──質疑なしと認めます。(「議長」と3番吉木正實議員呼ぶ)吉木正實議員。失礼しました。
◆3番(吉木正實議員) 1点ほど教えていただきたいんですが、参考資料の方の72ページに、労働者福祉協議会補助金というのがございます。これたしかまだそれぞれの労働者福祉協議会が統一されたということを聞いておりませんが、この補助金の相手先はどこかということ。で統一等についての今後の動向等がわかればお聞かせ願いたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 労働者福祉協議会につきましては、周南地区の労働者福祉協議会に対する補助金でございます。
○議長(
梶山正一議員) 今後の動向。今後の動向というのが質疑に。
◎経済部長(藤村浩巳君) この部分につきましては、合併して全体的な福祉協議会ができる方向に協議されているようにと思っております。
◆3番(吉木正實議員) それで、こうした団体の活動の中身ですね。それがそれぞれ違っていたのではないかと思うんです。そうした意味ではこうした補助金を出す場合にどのような方向になるのかといったような確認も必要ではなかろうかというふうに思いますが、この辺はいかがですか。
◎経済部長(藤村浩巳君) 吉木議員のおっしゃってるように、旧新南陽市においてこの労働者福祉協議会の部分については支出されております。その部分については周南市という取り扱いがあれば、全体的な統一した取り扱いというものが当然必要になってこようと思っております。参考にするのは当然新南陽市さんの部分を参考にして地域に広げていくというような考え方であろうかというふうに思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 1点だけお聞かせください。熊毛勤労者総合福祉センターですね。これはいつ買い取りができるのか。つまりですね、これが財団法人である限りは消費税及び法人税の支払い義務が発生します。で、買い取ってこの自治体のものになれば、地方自治体はこれは非課税ですから、そうした早く有利な方に行くべきであろうと思いますので、いつの時点で買い取りが進むのかお聞かせください。
◎経済部長(藤村浩巳君) 通称サンウィングの譲渡でございますが、雇用能力開発機構から旧熊毛町さんの方でお買いになるという形で今御提案をされておりまして、実際の事務といたしましては買収は平成16年度の早い時期に買収するという方向で今協議を進めております。
◆20番(沖田秀仁議員) 合併前に私たちが聞いた話では、これは平成15年の早い時期と聞いてたんですが、もう一度お願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変失礼いたしました。15年度の早い時期でございます。 ほかの部分については、新南陽市さんの部分もあったわけですが、これは14年度中に処理されておりますので、我々とすればできるだけ早い時期に、おっしゃるように買い取りしたいというふうに思っております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。これをもちまして労働費の質疑を終了します。 次に、農林水産業費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆49番(安永守議員) 中山間地域直接支払交付金事業、このことについてお尋ねをします。この予算が上げてあります所見ますと、これは周南市全体が対象になっているのかとこういうことがまず1点と。 それから、対象面積はどのくらい、幾らになるのか。 さらには、この対象可能面積というものがあるわけでありますが、これは一定の傾斜度が幾らから対象になるとこういうふうに言われておりますが、その可能面積はどのぐらいと見込んでおられるのか、以上3点をお願いします。
○議長(
梶山正一議員) 安永議員に申し上げます。答弁をやっていただきますが、担当委員会関係については可能な限り御遠慮をお願いいたします。
◎経済部長(藤村浩巳君) まことに申しわけありません。今、私の手元にありませんので、これについても委員会の方で御説明させていただきたいというふうに思っております。申しわけありませんが。
○議長(
梶山正一議員) 安永議員、了解でございましょうか。
◆49番(安永守議員) このことのみならばそれはもう委員会で質問しようというふうにも思いましたが、これが地域が限定されているということになりますと、やはり市全体でこれは予算化されているということで、そういうふうになっていくのかですね、さらにはこれがまた縮小されるというかなくなるのかと、こういうようなことにもつながりますので、ここであえて質問したとこういうことなんですが。これが地域限定されているということであるなら、周南市がこの中山間地域直接支払交付金制度から撤退する可能性があるんじゃないかと、こういうことを思いましたので質問をしたわけであります。お願いします。
○議長(
梶山正一議員) ただいまの質問、常任委員会で答弁をさしていただいてよろしゅうございますか。(発言する者あり)
◎経済部長(藤村浩巳君) お尋ねの件でございますが、当然指定地域につきましては地域限定というふうになっております。これを撤退するというふうな今考えがあるのかどうかというふうなお尋ねでございますけど、現在適用しておりますので、その部分についてはずっと継続していくというふうに考えておりますが。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。
◆32番(米沢痴達議員) 説明参考資料の80ページですが、有害鳥獣駆除対策事業費、そこの事業内容で農林水産物を有害鳥獣の被害から守り、効果的な駆除の実施をする。効果的っていうのどういうことなのか。何かいい方法が見つかったのか。ちょっとその辺の説明をしていただきたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えになってるかどうかわかりませんが、この部分については猿、イノシシ、この地域はありませんがシカ等の駆除について対策を講じるというものでございますけれど、その部分で今の猟友会等に呼応いたしまして、お互いに実効のある駆除を実施するというふうな解釈をしていただければ幸せます。
◆32番(米沢痴達議員) ほいじゃあ従前で余り変わらないところであるかなと思うんですけれども、山間地域におきましては本当限られた田畑で農作物を耕作され、その果実を得るということを大変生きがいにされていらっしゃる方たくさんいらっしゃいます。ところが、数年前から猿、イノシシの被害が続出をいたしております。ちょうどよく知っておりまして彼らは、収穫直前にきれいに奪っていくわけなんですね。そういう山間地に住まわれて田畑を耕作し、そういうことを生きがいとされる方にとりましては、大変こう残念な思いでいらっしゃいます。そして、何か効果的な対策はないかと、盛んにこう私たちにも求められるわけでございますけれども、この有害鳥獣駆除につきまして、何か長期計画的なものを持っていらっしゃるのかどうか。その辺をちょっとお伺いをしたい。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 この件につきましては、県の方も有害鳥獣対策協議会というものを立ち上げていらっしゃいます。私もその中の委員で、先日は出していただいたんですが、猿については発信装置とかそういうもののつけて、グループごとの出没状況等に対処して、そういう群れがこっちに来たときにはどういう対策をとるとか、そういうふうなことは研究されております。 しかしながら、残念なことに、現実には収穫前の部分に当然出てきてぱっと取ってしまうというのが実態なんだろうというふうに思っております。その辺は今お話があったように、猟友会等の御協力を得ながら、具体的な駆除方法というものは進めていかないというふうな意見は持っております。 それと、ほかの方策といたしましては、逆に農産物を囲い込むというふうな方向でしか今現実の対処方法では残念ながらないのかなというふうに思っております。 で、議員のお尋ねになってるかどうかわかりませんが、長期的には今明確なビジョンというのが現在にはないんではないかというふうに思っております。
◆32番(米沢痴達議員) 専業農家の方にとられましては、本当にもうこれは生活をかけた大変な問題なわけでございますね。で、そういう専業農家のような方に対してですね、今後助成とか保障をするとか、そういう考え方というものはあり得るのかどうか。その辺ちょっとお聞かせをいただきたい。
◎経済部長(藤村浩巳君) これも逆にお答えになるかどうかわかりませんけど、この部分については、個人保障というふうな部分にはどうしても立ち入れないのではないかなという考え方を持っております。その部分についてはいろいろ保障制度等が他市等に参考にするようなものがあれば研究さしてもらいたいというふうに思っております。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 質疑の途中でありますが、ここでお諮りします。本日の会議時間は議事の都合により、この際あらかじめ延長したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定しました。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) ここで暫時休憩します。次の会議は16時5分より再開いたします。 午後 3時47分休憩 ────────────────────────────── 午後 4時05分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 続いて質疑を行います。
◆43番(形岡瑛議員) 参考資料の方でちょっと伺っておきます。81ページから82ページにかけてですね。一つは林道開設事業に財源の内訳の説明で寄付というのがあります。 それから、小規模治山事業費の所に寄付というのがあって、それから土地改良費にも財源が、これ寄付というのが出てきとったと思うんですが、これはどういう性質のものか、財源として。ちょっと説明してもらえますか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 これは、受益者負担というとらえ方でございます。
◆43番(形岡瑛議員) いや、だからそれが何で寄付ということでこう財源として出てきているのかと。それを説明してもらわにゃあ負担でございますって言うたんじゃあ、あんた答弁にならんじゃないですか。負担でええんですか。なんで寄付なんですか。負担なら負担で書きゃあええじゃないですか。
◎経済部長(藤村浩巳君) 暫定予算のときにもお尋ねがあったかと思いますが、熊毛、鹿野、新南陽については分担金条例というものを制定されております。徳山市においてはその分担金条例というものがなく、全体的な形で寄付という部分でお話をさしていただいて、受益者負担分をちょうだいしてるというようなとらえ方でございます。
◆43番(形岡瑛議員) そうすると、今ここで、ここのいろんな所へ出てくる寄付とあるのは全部分担金であって、本来条例化しなきゃあいけない性質のものだということでありますね。そうすると条例化っていうのはどのように今考えておられるのか。
◎経済部長(藤村浩巳君) この件についてもさきの暫定予算の協議の中で、我々とすればこの部分の一本化という部分について、条例化に向けてできるだけ早く調整してまいりたいというふうに思っております。
◆43番(形岡瑛議員) じゃあ、次の問題を伺います。 まず、参考資料の79ページと、それから予算説明書では407ページへ載っておりますが、フォレストコミュニティ総合整備事業補助金、この参考資料の説明では、造林、下刈り、間伐等の云々とあるんですが、そこに幾つも幾つもその補助金があって、そうして横文字。フォレストというのはちょっと、あれはたしか森林か森かっちゅう英語じゃったと思うんですがね、まあわざわざ横文字までつけてね、こういうのがこう出てくるという意味がわからんのですね。で、これはどういう人が受けてやるんかいうこと。 それから、407ページには交付金っていうのがあって、森林整備地域活動支援交付金っていうのがありまして、これ参考資料の方には交付金の説明がないと思うんですよ。私が見た限りでは。これは何でしょうかということであります。
◎経済部長(藤村浩巳君) このフォレスト一般林道の補助事業費でございますが、これは従来より鹿野の部分で国の事業名をとられてそういう形で事業がなされておりますので、それ対する補助というふうに認識していただければと、幸せいたします。 それと、森林整備の活動支援の交付金でございますが、これは平成14年から始まりまして、山の保全をするために林道を一定規模共同作業をされれば、その部分について補助するという事業でございます。(「補助金はだれがもらってやるのか」と呼ぶ者あり)
○議長(
梶山正一議員) どういう人が受けるのかと。(発言する者あり)
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変申しわけありません。今受益者については今、ちょっと手元に今資料を持っておりませんで申しわけありません。 〔「そりゃあ部長困りますよ。そんなことじゃあ。調べて答弁しなさい」と43番形岡瑛議員呼ぶ〕
○議長(
梶山正一議員) 少々待ってください。(発言する者あり)
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変申しわけありませんでした。この部分につきましては個人、それから協同組合、森林組合、公社等が受給の対象になるわけでございますが、この部分についてはそれぞれが施業計画をなさって、それが承認されれば補助をするというふうなものでございます。
◆43番(形岡瑛議員) 国の補助事業のメニューをそのまま事業名でやるっていうのは内部的にはわかるんですけどね。だから何種類ありますかね、この同じ補助事業の中で。で中身は大体同じようなものでしょう。ね。こう今、だから部長もそういうふうにわけわからんで答弁できたと思うんですけどね。 あとさっきの交付金もね、あんまりちょっと性質としちゃあ変わらんような仕事の中身ですよね。で、ちょっと林業政策としてどこにどういう予算使うかっていうことを考えても、これをこのままぶらっとこう出してねそれでええのかと。つまり、例えば、こういう所にこういうお金を使いますよということがわかるような参考資料をつくらんとまずいと思うんですが、その点もうちょっとこう事務の改善の余地が随分あるような感じ受けるんですが、どうでしょうか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 補助の目的等につきましては、それぞれのメニューの対象の部分を使わせていただいておりますので、大変似通った部分があろうかというふうに思います。仰せのとおり表記等についてはもう少し簡略明快に記述するように努力いたします。
◆20番(沖田秀仁議員) この説明資料の方には、78ページなんですが、そこに山村振興費の中で「里山未来パーク(仮称)」を建設するとして、2億4,370万1,000円及びその下に3,114万2,000円、またその下のもこれもそれと関連してるんかなあと、513万6,000円等がありまして、この予算書の方を見ますとそうしたものが文言は全く出てこない。恐らく393ページの工事請負費等々に入ってるのかなあというふうにしかこれ推測できないんですが、この里山未来パークというのはこっちの方の予算の概要の方にも載っております。「水と緑に恵まれた町として、地域資源活用促進施設建設事業」というふうに銘打ってますが、この事業そのもの、どの程度の規模があって、どのような交流人口がここで見込まれているのか。で、恐らくこれは旧鹿野町のときに予定されたもんでしょうが、それが今度合併して周南市となって、この15万約8,000人の人口にふさわしい施設かどうか、ひとつ御説明願いたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) この件については、ちょっと鹿野の総合支所の方で御回答いただければというように思います。
◎
鹿野総合支所長(神田宝君) それでは、お答えいたします。 この山村振興事業でございますが、予算的には390ページからの山村振興費にもろもろが計上されておるわけでございますが、まず山村振興費の中の予算概要の78ページの地域資源活用促進施設の建設事業、これは国の第5期農山村振興特別事業の認定を受けて補助対象としての授業で計画はされております。で、この事業全体的には平成13年からもろもろの事業を進めた中での14、15、16年の3カ年で計画をされている事業でございます。 それから、下に本市と同じ名称の中で旧市町残事業と書いてございますけれども、これは繰り越し分の金が記載されております。 それから、その下に新山村地域、地域連携推進事業費513万6,000円が計上されておりますけれども、これはこの山村地域の振興するに当たって、いわゆるハード事業だけでなくソフト事業、地域の連携を深めて有効的な山村振興対策を図るということで、ソフト事業費として計上されているものでございます。 以上でございます。
◆20番(沖田秀仁議員) この事業が旧鹿野町で計画されて、そして今途中経過として進められている、仄聞しますとオートキャンプ場に隣接して、どういったものが具体的にできるのかは知りませんが、つくられているんだということだそうですけど、今まで既にある施設をも生かすためにはある程度の規模が必要であろうと思うんですね。だから、鹿野町当時に計画されていたものがそのまま継続でいって本当に、今度は周南市としてふさわしいかどうかという問題があります。そこんところをどのようにお考えかということを先ほど質問したつもりですが。
◎
鹿野総合支所長(神田宝君) どうも大変失礼いたしました。仰せのように、この計画は旧鹿野町時代に計画をして事業を推進しているものでございますけれども、前回三セクの事業報告の中にございましたオートキャンプ場、これは夏場に集中すると。冬場のとかの利用もなかなか伸び悩んでいるという状況の中で、年間を通じたそういうふうな都市と農山村の交流というようなことが図れないかということで、こういうふうな施設整備を計画しているわけでございますけれども、いわゆるクラインガルテンと言いますか、あとキャビンとかの整備を今計画をいたしております。 したがいまして、この農山村の交流ということを視点を置きますと、私どもの旧鹿野地域は農山村でございますし、支所のある南部の人口規模でいきますと、やはり交流を図れる人口にはまだ十分対応ができるというふうに思っておりますし、さらには周南圏だけでなく福岡、広島からのお客さん等も迎えながらの交流が進められれば、地域振興に役立つものというふうな理解をいたしております。
◆20番(沖田秀仁議員) 多大な投資を伴い、なおかつその後事業を実施していく。であれば、やはり懸念されるべきは、そうした目的はわかるんですね。でなおかつその役割も理解できます。で、これがそのリーディングプロジェクトの中にも位置づけられている。だから、旧鹿野町としても大変目玉の事業の一つであろうということはわかりますが、これはその後やはり運営をするに当たっては経費を伴う。であればその収益面ということも十分に考えなければいけない。規模の適正といったことも配慮しなければいけないと思うんですね。 だから、そこら辺のことが本当にちゃんと予測されているのかどうか。最後にお伺いして終わります。
◎
鹿野総合支所長(神田宝君) 当然、こういうふうなハード物を整備をいたしますと、当然後ほど維持管理という問題は出てくるわけでございますけれども、この計画するに当たっては雇用の確保の問題とか、あるいは農業の振興という部分でのこともございますし、またここの中ではいわゆる循環型ということの中で、太陽光とかあるいは、何ですか、ごみ処理の生ごみコンポストというようなことの中で、ランニングコストについての低減対策を一応計画的には見込んでおりまして、そうしたことの中で、また地域のいわゆる皆さんの積極的な協力といいますか、そうした中で大きな負担を伴わないような運営に努めなければならないというふうに理解をいたしております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆48番(久保忠雄議員) 先ほど同僚議員さんから有害鳥獣のことで質問がありましたけど、私もこれ非常に皆住民から御相談を受けている問題なんですけども、禁猟区も含めたやはり対策を考えてもらわなかったら、この熊毛の上河内とか院内、もう皆さんが生活されてる所と山と農地がもう一体化してるような所があるわけなんですね。それで、禁猟区にね、下松がその境は禁猟区になってるんですよ。イノシシは禁猟区で生活してるんです。そして熊毛の方に(笑声)えさを求めてくるわけですよ。でね、全く農家の方が生活意欲をなくすような被害をこうむってるわけです。 だから、近隣の禁猟区もあわしたそういう対策をしてほしいというのが住民からの非常に要望が強いわけです。 それと、ここに熊北支部に補助金っていうのがありますね。猟友会に補助金でしょうけど、2万円だったら子供の小遣いにもならんような補助金だと思うんですよね。本当に鳥獣の保護とかそういうことをやっていただくんであったら、もう少しこういうのも考えるべきじゃあないかなあと。そして、やっぱり生活に農家の方が一生懸命やってる所を被害がないように、時期的にね。で、聞いたところによれば、下松の境界の所は、あの山はね光と下松と熊毛が境界になってるわけですが、あの山には500頭ぐらいイノシシがおるんじゃないかということを言われております。 だからそれだけのイノシシがね、どんどんふえるわけですよ。禁猟区やったら何ぼうでもふえるわけです。イノシシが一番もうあの地区で、あの地区でもこの辺では一番強い野獣ちゅうたらあれでしょうけど、一番強いわけですね。だから、対抗する人間は、人間しかいないわけですよ。その人間側を禁猟区で守ってるわけですから、あの人方はもうやりたい放題なんですよ(笑声)。だから、そこらんところを含めてね、やはり真剣に取り組んでほしいと思うんですよ。 だから、たかがね、たかがってほんと言いたいぐらい。2,000万ぐらいの対策で本当にできるんかどうかと。これは熊毛だけで2,000万だったらできるかもわかりませんけどね、周南で2,000万ですよ。
○議長(
梶山正一議員) 久保議員にお願いします。簡潔に質疑をよろしくお願いします。
◆48番(久保忠雄議員) 簡潔に言ってるんですよね(笑声)。 だから、そこらんところも含めてね、近隣との禁猟区も含めた対策をやってほしいとそういうふうに思います。だから、そこらんところをお願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 議員の御質問にお答えします。 先ほど申しましたように、県の有害対策協議会の中においても農家の方を代表される方は同じような御意見を出されております。 しかしながら、動物保護団体等につきましては、当然計画的な駆除という部分について担保がほしいというふうな御意見もございます。 お尋ねの猟区の設定につきましては、国、県の方の保護政策という部分でとられております。 しかしながら、おっしゃるようにその辺のところは地元の第一次産業を守るものとすれば、その辺のところをもう少し検討いただくように御提案も御提言もしてまいりたいというふうに思います。
◆48番(久保忠雄議員) そこらんところはもう協議されるときに十分やってほしいと思うんです。ちゅうのは、熊毛の今、別所の地域もう細々と生活され米つくられてる所、米をつくりたくないようになってしまってはですね、秋になったらイノシシが出てくるわけですよ。 だから、そういう下松と協議し、光と協議して禁猟区も設定するとか、そういうことも含めてよく県とも協議してやってほしいと。熊毛だけの問題じゃなくて近隣との問題も発生するんじゃないかなあと思うんです。そこらのところもよろしくお願いします。もう回答ええ。もうわかっとる(笑声)。
○議長(
梶山正一議員) 答弁はいいんですか。ほかに質疑ありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) 質問が戻るよう、回答があったかと思うんですけども、80ページの林業振興費ということの中で、森林整備地域活動支援事業ということで、事業内容説明ということが参考資料の80ページでございますけども書いてあります。いろいろと答弁を聞いておりますと、県の支出金といいますか補助に乗ってやるということですけども、私が林業に携わるあるいは山をお持ちの方の年配の方にお聞きしますと、かつてそういう行政の指導を受けて杉林、あるいはヒノキの林に植林をしたけども、今は非常に竹林に押されてそういう木が多くなっているにもかかわらず出すのに困るといいますか、そういう価格的なものも相まってお金にならないんだというような実態の苦情を受けております。その年配者いわく、やはり老い先短いんでどうなるんだろうかなあということでございますけども、そういったことの支援交付金ということでもう既に額が3,900万、約4,000万近く上げておられますけれども、やはりそういった中の状況の把握をされて、全体的な施策が講じられるものか講じられないものか、今後の対応について、周南市における林業対策、ここら辺を今一度御答弁、お考えをお聞きしたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 この森林整備の地域活動支援交付金でございますが、これは山をお持ちの方のある程度の、一人だけではなくてある程度の団体が契約されまして、山をお互いに管理するという形で施業計画をつくられる。それからそれに森を整備するための林道をつくられる。それから、間伐をなされるというふうな一定の計画があった団体について交付する事業でございます。 徳山市全体とすれば、個人の部分の協同組合的なものに補助するわけでございますけど、私有林等の伐採については独自の部分で実施していくという形になっております。この部分については今おっしゃったように、保管されております森林が竹林等に侵されている部分の処理費等についても補助対象にはなっとるというふうには思っております。 で、全体的に、徳山市として森林を守るビジョンという形の中の一つというふうなとらえ方をしていただければ幸せます。
◆6番(村上秀夫議員) 森林を守る現状の把握などをするといったことでうたってありますけども、その現状の把握すら非常に困難な状態になった、奥山じゃありません。里山です。すぐ裏のそういうヒノキ林あるいは杉林が人が入られないような状態になってるのをよく目にいたします。そういった中でこうした環境保全という見地からも、こういった事業については積極的に調査されて指導される必要性があろうかと思います。もちろん、補助金がおりるからということではなくしまして、地下水の涵養という面からも含めまして取り組んでもらわなきゃいけない問題ではなかろうかと思っておりますけども、そうした観点に立っての施策が検討していただけるかいただけないか、これをお聞きして質問を終わります。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 当然森林を涵養するという部分の環境面の部分もございます。しかしながら、現状をとらまえますと、森林はおっしゃるように山をお持ちの方が高齢化して、現実には山に入られないというふうな状況がなって、森が荒れてるというふうな状況でございます。それを食いとめるための方策として、国、県では地域過疎支援事業というものを立ち上げて、できるだけそういう部分について補助して、森林を保全しようという目的でやっております。仰せのようにそれぞれの地域においてやっていただくようにお願いしとるわけでございますが、現実には森林組合等通して施業するというふうな形になっておるのが実態でございます。将来的には今おっしゃったように森林を保全するという何らかの形で、こういう補助金等も支出する必要があるのかなというとらえ方をしております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。
◆18番(中津井求議員) 重複すると思いますが、私も有害鳥獣駆除対策事業につきまして一言言いたいと思います。これは駆除件数が各地区でどのぐらいあるかということを把握されておりますか、それちょっとお聞きします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 徳山市ではイノシシが全体で400頭ぐらいの駆除があります。そのほかカラスと猿とか、そういう実態は今のところうろ覚えで、頭の中に覚えてる状況でございまして、大変詳しい資料は今、持っておりませんのでよろしくお願いします。
◆18番(中津井求議員) 旧熊毛地区ですか、これは猿が出るんです。ここ最近物すごくふえたんです。そういう猿が出るとこというのはほとんどが高齢化されてる山間部です。ですから、カキ、それから、クリ、スイカ、こんなのつくるんですけど、猿のためにつくってるということなんです。ですから、ここに被害から守りと書いてありますけど、本当にこのことを見したときに地域の方が納得するかどうか。先ほども同僚議員が言われてましたようにイノシシも大変ですけど、猿はさくをしても入ってくるというような、そういう苦情が出ております。そういう所はほとんど高齢化しております。「とにかくイノシシと猿をどうにかしてください」ということを言われておりますので、これは
地域審議会の方で取り上げてまたいただければ、また予算もふえるんじゃないかとも思いますけど、これは真剣に考えていただきたいと思います。その辺でコメントをお願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 県の有害鳥獣対策協議会の中においても、猿が山口県では27群程度あるというふうに報告されております。現在、猿については雌猿を捕まえて、発信機をつけて、テレメトリーというふうな事業をやっていらっしゃいます。具体的に猿の駆除をどうするかというふうな方法になりますれば、私どもも地元の猟友会等にお話をしてるわけでございますけど、どうしても昔の慣習といいますか、そういう部分については猿を駆除する、撃つという分についてはなかなか積極的な御協力が得られないのが実態でございます。その部分については作物等に農産物でございますけど、囲い込みをするとか、そういうふうな形で具体的な補助をいただいて実施しているのが実態でございます。現在のところ今、猿については、だから、今、猿がこちらに動いてるからちょっと注意しようよ、全体で追い払おうよというふうな形の方法しか、今現在のところないのかなというふうな考え方でございます。
◆18番(中津井求議員) 最後になりますけど、申請書です。被害届けの申請とか、それから、防護さくをつくるときに補助金とか出ますけど、これの申請方法が非常に今また厳しいちゅうんか、難しくなったとか、徳山の方に来なければ申請できないとか、そういうちょっと苦情が出ておるんですけど、その辺もしわかったら教えてください。どういうふうになってるか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 できるだけ各総合支所等でお受けするというふうな形に持っていきたいというふうに思っておりますが、若干御不便をおかけしてる部分があると思いますので、もう一度研究さしていただきたいと思います。
◆43番(形岡瑛議員) 里山パークについてですが、同僚議員の質疑の中で、リーディングプロジェクトというふうな話もちょっと出てたんですが、この里山未来パークとリーディングプロジェクトに出とったファンタジアファーム、どういう関係になっとるんですか、計画としては。
◎
鹿野総合支所長(神田宝君) お答えいたします。 今現在、進めております山村振興対策といわゆるリーディングプロジェクトとは今、直接的な関係といいますか、それは今時点ではないのではないかというふうに思ってます。
◆43番(形岡瑛議員) リーディングプロジェクトにあるのは大体それぞれの町で何か、総合計画何なりにあったものが出てきたということが合併協議の中で、合併の審議の中で説明があったと思うんですが、それはともかくリーディングプロジェクトのファンタジアファームは30億です。大体あそこでの想定された事業規模が。これが予算の概要によれば2億7,484万3,000円と、3億、10分の1なんです。今後の市政運営なり、建設計画なり、財政見通しから言うと、この未来パークで中身としては私はファンタジアファーム、趣旨というのは大体あると、ダブってるんです。これを10倍の30億というのをリーディングプロジェクトに掲げてる点についてはいかがなものかと、いろんな厳しい財政事情もありますから。そして、それからつくった後の維持管理費等を考えると、ここにこういうものがあれば、これはこれできちっとして効果を発揮すればいいと思うんですが、市長いいですかね。そういう大規模事業については豊田町でつくってさんさんたる現状もありますから、よく検討されて、見直しも視野に入れなきゃいけないんじゃないか。ちょっと控え目に聞いときますけどね。あなたの立場もあろうから、いかがですか。
◎市長(河村和登君) 里山未来パークについて今、議論いただいておりますけれども、自然をしっかり生かして魅力あるものとして、しっかりあそこに今まで鹿野で計画されていて、それをさらに多くの方に来ていただけるような、そういう自然との触れ合いの中で魅力あるものにしていきたいと思います。また、形岡議員御指摘の将来10カ年戦略で、リーディングプロジェクトのことについても触れられましたけれども、私は、財政ということを常に頭に置いて取り組まないと、今、御指摘のことも含めて取り組みというのは大変であろうかなと思っておりますけれども、今の21のリーディングプロジェクトについては10カ年戦略ですから、その中で協議を重ねながら進めていきたいと、このように考えております。
◆43番(形岡瑛議員) 具体的に答えてください。私、具体的にファンタジアファームというものの、中身としては未来パークの中身であると。規模が里山未来パークの10倍の規模を想定したファンタジアファーム、これは見直しが視野にあなたの立場考えれば、控え目に聞いたのは見直しというのを視野に入れるべきではないかと。すぐ見直すとはよう言わんでしょうから、見直しをちょっと視野に。これがあるんだから、できるんだから、入れるべきじゃないかということを聞いてるんです。
◎市長(河村和登君) 今、里山未来パークについての質疑の時間でございますけれども、ファンタジアファームについては今、御指摘のあったことも含めて今後の課題とさしていただきたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。 これをもちまして農林水産業費の質疑を終了します。 次に、商工費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆69番(和田明信議員) 435ページの負担金及び補助金交付金のところでございますけど、まず第1番目に、観光キャンペーンの負担金と観光宣伝隊の補助金との違いということと、観光宣伝隊が周南市になった場合、この予算でどういうような形で宣伝隊が出ていくのかということです。今まで観光宣伝隊につきましては、実際に行かれた方いろいろお話聞きますけど、問題があるというふうに思っております。 それと2番目に、
合併記念行事として中国・九州よさこい大会とのんたまつりが一緒ということございますが、この場合にのんたまつりの位置づけはどういうようになるのか。また、のんたまつりは、ことしはこういうような形で中国・九州よさこい大会と一緒ということでありますが、来年度からどういうような形にするのかということと。 もう一つは、サンフェスタしんなんようと、ここでは恐らく花火大会があるというふうに聞いております。また、ミュージカルナイターの花火大会というふうになって、この周南市でダブって祭りを近い時期に行われるようでございますが、このあたりの見解をどう思われてるのか。合併したから今年度はこのままでやって、今から先また考え直すということがあるのかどうか、今の3件をよろしくお願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) まず、観光キャンペーンの経費の負担でございますが、これは県の観光連盟が実施される山口県全体の観光宣伝に対する負担金でございます、それぞれ。 それから、観光宣伝隊の派遣費の補助金でございますが、これは従来の徳山市観光協会の実施される観光宣伝隊に対する補助金でございます。全体的には今、この部分について御提言がありまして、周南広域で実施すべきではないかというふうな形の御意見がありまして、それぞれ広域の部分で参加していただくというふうな観光宣伝隊を実施しております。 それから、徳山のんたまつり、中国・九州よさこい大会の補助金でございますが、これは10月の26、27日につきまして、中国・九州よさこい大会を中心市街地を中心にして実施しようというふうに思っております。のんたまつりにつきましては、もう一日前の前夜祭等がありますので、3日間というふうな形になろうかと思います。それから、よさこい大会を実施した後のあり方というふうなことのお尋ねでございますが、この部分については商工会議所さんの青年部あたりと協議して、商工会議所さんの中にも2チーム等が結成されておるやに聞いております。これを機会に新しく担当が結成されて、それをのんたまつりの方に生かされるような方向を模索できればいいのかなというふうに思っております。それから、ミュージカルナイター、サンフェスタしんなんようの事業でございますが、これは今、議員さんも御存じのように各観光協会が独自に実施されております。この部分については従来どおりの観光協会が実施される事業について補助をしてまいるというふうな予算編成になっております。将来的にはどうするのかというお話があろうかと思いますが、観光協会の一本化については、今回それぞれの観光協会の中において、周南市観光協会として立ち上げるかどうかというふうな形の準備検討会というものを、それぞれ各協会から3名程度御出席いただいて協議することになっておりますので、それぞれの事業内容につきましても、その中で御検討をいただけるものというふうに思っております。 以上でございます。
◆69番(和田明信議員) 今の観光宣伝隊ですけど、旧徳山市の形でやるということでございますが、これはちょっとむだじゃないんですか。せっかく周南市になったんですから、やるんならやるようにすればいいし、これがもうちょっとずばり言いますが、観光協会役員さんの慰安旅行なら別問題でございますけど、それじゃないんだたったらもう少し本気で取り組んで、観光宣伝隊というのは各地区どこもやってますが、どうも形的にやってるだけのことで、余り効果がないんじゃないかというふうに思われております。 それと先ほどのんたまつりについては、何か来年度は商工会議所の青年部がどうの。それは今のよさこいのことだろうと思いますけど、今までの徳山市の祭りにおいて、のんたまつりは徳山市と、夏まつりは商工会議所と、ミュージカルナイターは商工会議所という形に分かれて、のんたまつりに対して今まで商店街あるいは商工会議所が協力していただいたことがありますか。勝手に行政と商工会議所と商店街がばらばらにやってるというふうな意見があって、のんたまつりも、これも中止したらどうかというとこまで来てました。ただ、その後、よさこいが少し入ってきて、また盛り上がってきたような状態でございますけど、本当にこれが来年度から続いていくものかどうかということと。サンフェスタで新南陽でも花火大会をやるんでございますけど、せっかく周南市になってお祭りもして、よさこいも中国・九州のよさこい大会もよろしゅうございますが、花火大会も永源山とミュージカルナイターとを一緒に大々的にやるというふうな方法は全然考えておられませんか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 観光宣伝隊については、そのような御意見があったことは承知しております。しかしながら、先ほど申しましたように徳山市だけの観光宣伝ではなく、広域の部分まで含めて、周南市、周南地域という形で宣伝をしてまいってきております。果たして目に見える効果があったのかどうかというお尋ねだろうかと思いますけど、私どもとすれば、それぞれの地域において、今回も周南市が誕生のPRもしてまいってきておりますので、それなりの効果は十分あるというふうに思っております。しかし、まだこの部分についてはもう少しイベント等に合わした宣伝方法もあるのかなというふうな御意見もありますので、将来的には検討してまいりたいというふうに思っております。 それから、のんたまつりと中国よさこいの部分でございますけど、私は今そういった部分ではなくて、今回よさこいを実施するに当たって新しく事業展開ができて、それをのんたまつりの方にはね返ってきて実施できればいいなというふうに申した部分でございます。 それから、サンフェスタと商工会議所が実施される花火、ミュージカルナイターでございますが、それぞれ歴史がございまして、また、それぞれ事業主体が変わっておりますので、その部分で皆様方の御意見を聞きながら調整してまいりたいとは思っております。合併に伴いまして経済部会の中においても、その辺のところは若干話が出たわけでございますけど、先ほど申しましたようにそれぞれの事業主体が係わっていらっしゃいますので、その辺の御意見も聞きながら調整してまいりたいというふうに思っております。
◆69番(和田明信議員) 状況はわかったんですけど、それならそれでミュージカルナイターのときの花火大会ですか、これの予算は昨年とほとんど一緒だろうと思いますが、これを倍ぐらいにして、少し合併での大々的な形はとれないかどうかということでございます。今まで競艇場でやりようった3分の1ぐらいの花火でございますので、せっかくの花火大会が周南になってやるについては少ないんじゃないかというふうに、昨年見て思われた方たくさんいらっしゃいますが、そのあたりどうでしょうか。
◎経済部長(藤村浩巳君) ミュージカルナイターにつきましては、御存じのように県警の御協力をいただきまして、商工会議所さんが主体となって私どもと共催するというふうな実行方式になっております。この中で花火大会の部分につきましては、今、議員さんがおっしゃったように従来の大徳山花火大会、競艇場で実施しておりましたが、予算の関係で規模を縮小せざるを得なかったという実態があるのは御承知のとおりだと思います。しかしながら、この部分をなくするということにつきましては寂しいという形がありましたので、一体となって花火大会とミュージカルナイターをくっつけて、徳山市の夏の行事の一つとして実施したいという形で来ております。100万円が多いか少ないかということになろうかと思いますが、できるだけその100万円につきましては今年度はレーザー等、それと特殊花火効果等を組み合わせまして、皆様方にお楽しみいただけるような催し物にさせていく決意でございますので、よろしく御了承のほどお願いしたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆25番(広本武生議員) 簡潔に2点ほど質問をさせていただきます。 参考資料の方を、85ページをお開きください。中小企業金融対策事業費でございますが、この中で保証つきの制度融資の保証料、年0.85%を全額補助2,359万5,000円の金額が上がっております。ちなみに、その下の2番のところ、最初は小規模企業特別融資、それから、小規模企業緊急資金、無担保・無保証、起業家支援資金、中小企業近代化資金まで5件ありますけれども、それぞれの保証料は幾らなのか、まずその点をお尋ねいたします。 それから、もう一点目は、中小企業振興融資制度の預託金でございますが6億7,620万円、それから、下のプロパーでございますが、この方も5億3,793万5,000円の預託金が必要でございます。これは預託金で損にはならないわけでありますが、大変大きな金額で、この預託金を決めるこの金額の算定基準、どういうようなことでこのような金額が出てくるのか、その点についてまずお尋ねをいたします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 最初のお尋ねでございますが、中小企業の金融対策事業でございますが、それぞれ利率については1.8を大体基準にして利率を設定しております。(「保証率」と25番広本武生議員呼ぶ)保証率0.5というふうに設定してると思います。 それから、中小企業の融資制度のプロパーの、ちょっと今、申しわけありません。プロパーの部分の積算の部分が今ちょっと手持ちに持っておりませんので、申しわけありませんが。
◆25番(広本武生議員) 満足なお答えが出ないようでありますので、私の方からちょっと教えますけども、多分小規模企業特別資金から5件あると私が申し上げましたが、中小企業近代化資金の保証料はちょっと高くって、これは恐らく0.97ぐらいだろうと思います。あとは5%ということはありません。0.87ではないかと思いますが、保証料ですよ。それから、保証協会に払う保証料ですよ。私がお答えを出しましたので、私の答えに対して私がもう一回言いますが、(笑声)4件まで0.87で、中小企業近代化資金が0.97というふうに差がありますが、それをここで全額補助、0.85%で全額補助では足りないと思いますが、この下の保証料をここで補助をされるのではないかというふうに思いますが、その辺についてはどうですか。
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変申しわけありません。おっしゃったように起業家支援までは0.87で、市が全額助成をいたします。中小企業の近代化資金につきましては0.97でございます。それから、足らない部分の保証というふうに。今現在のところその差額につきましては、市が今、補助する制度というものは今、持ち合わせていないという。
◆25番(広本武生議員) どうも質問の真意がわからんのか本当にわからんのかわかりませんが、(笑声)私が申し上げますのはほかの保証率は違う。でも、そこに保証つき融資の保証料は括弧しまして年0.85%を全額補助と、こうなってるわけですね。でしょ。
◎経済部長(藤村浩巳君) はい。
◆25番(広本武生議員) そうすると、数字がわずかではありますが0.02%ほど違う。違うわけでしょ。そこはいいですよ。それはちょっとなかなかよう答えてくれませんので、それはいいと思いますが、なぜここでその数字が違ってくるかということとですね。 新しい質問にしますが、保証協会と各団体、行政もそうですけども、こういった保証料を決める場合には保証協会といろいろと相談するわけです。周南市においては、この保証料を決める場合にそういう保証協会とのどういうやりとりがあったのか、全然やられていないのか、言われるがままにされておったのか、その辺について正直にお答えください。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 保証の差額については今、本年度から0.87に全額保証をするような方向に進むというふうに考えております。 それから、保証料の設定につきましてですが、当然保証協会の方とは協議しておりますが、これは行政と保証協会、それから、商工会議所さん、商工会との御意見をお聞きして決定しております。しかしながら、正式の場においてというふうな部分については、そういう場は今は設定はしておりません。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆59番(兼重元議員) 商工振興費で、説明書86ページでございますが、それと予算説明書は431ページ、ただいま広本議員の言われた中で1つだけあるんです。起業家支援資金というのがあるんですが、これについて5つほどメニューが今、言われる中でありますが、この起業家支援資金については、全くいわゆるベンチャービジネスということで解釈してもよろしいのかということと。 それから、合併がなりましたので、盛んに言われておるいわゆる心理的な部分と経済的な部分との効果、これが相まって、また、その合併によるが、都市の活性化といった考え方というものが、ある意味じゃ正当化されておりますが、さて、そういった背景を受けていわゆるベンチャービジネスが起こるということを想定して、こういった制度がセットをされておるのかどうかということでありますが、施政方針にもいわゆるベンチャーの支援という言葉が使ってありますが、その支援の方法についてはどういうって、いろいろありましょうけども、その辺についてちょっと教えてください。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 起業家支援資金につきましては、目的といたしましては中小企業等に勤務している従業員や新技術を有する者等が新たに事業を起こすための融資というふうになっておりまして、融資対象といたしましては、市内で新たな事業を起こそうとする者で、直ちに事業化できる具体的計画を有する者、開業に必要な資金の20%以上を自己資金として準備できる者、起業家支援のアドバイスにつきまして、それぞれ紹介所等の中小企業支援センター等からアドバイスを受けられる者というふうな小規模企業者というふうな対象になっておりまして、当然ベンチャーという形で起業家される部分につきましても、運転資金として1,000万の融資限度額をしようという資金でございます。
◆59番(兼重元議員) 大体私が思っていたような内容でありますが、今るる言われましたけども、いわゆるベンチャービジネスをということでありますから、相当ハイリスクハイリターンということもありますが、問題は今回合併による効果を期待をして、こういった原資額が5,157万ということでありますから、この辺の見込みというものがどのような認識であるのか。 それから、従前からあったのかどうか、私もちょっとようわかりませんが、これについての実績はどうなのか。ベンチャービジネスというのは御承知のとおり、読んで字のごとし、非常にそういう意味では厳しい。当たれば大変いい形になるというようなものでありますからね。特に言われるのはベンチャーキャピタルと言われる、日本の社会の中にはそのベンチャービジネスを起こそうとするためにそれを支援する、そうしたキャピタルと言われる投下資本、こうしたものが十分備わらないと。銀行もやっぱりちょっと手を引くというようなことあります。だから、行政がこういう形で、ベンチャーキャピタルというところまで踏み込んで果たしてやれるのかどうかということです。その辺のここの腹ぐくりまであるのかどうか、簡単にこう書いてありますけど、どうなんですか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 起業家支援資金につきましては、新しく事業を想定する部分で資金として創設されたものでございまして、現在のところその部分については実績がございません。私どもとすれば、旧徳山でチャレンジショップ等を今、実施して30業者といいますか、それぞれ中小企業者といいますか、そういう部分がいらっしゃいました。そういう方ができれば、これを使っていただければというふうに思っております。 それから、いま一つ、起業家支援の融資だけではなくて、ベンチャーキャピタル、要するに、資金を注入するといいますか、その辺の部分についてのお考えでございますが、それぞれ市内の金融機関等でそういう部分も実施されてる金融機関がありますので、その辺に御相談しながら、お互い融資と資本とをマッチングさせるというふうな方向で発展していけばいいのかなというふうに思っております。
◆59番(兼重元議員) よくわかりました。ただ、こういったリスクの伴うこと、公金を注入、そこへあてがって、こういった係わり方をするということについちゃ、それなりの先ほど言ったような腹ぐくりが要ると、あるいは大体大方の認知がされべきであろうと、こう思っておるんです。それで、とかくこの間の選挙もあったときに、いろいろと地元の商店街もしっかり行政の方が支援をせえやというようなことがありましたけども、およそ商売にしても、事業にしたって、ほとんどはおのれの器量でもって、おのれの才覚でもって本来やるべきなんです。行政が手助けせんからとか、行政がその辺きちっとしてくれんから云々かんぬんというものではない。だから、今、私がちょっと実績を聞きましたが、こういった制度も踏み込んで市がやろうとされておるなら、当然それぐらいのファイトがあっていわゆるベンチャービジネスでも起こそうかという人が本来あるべきだと思うんです。だから、むしろ歓迎すべきことだろうと思う。こういったいわゆる起業家支援、こういう制度は。私はそう考えておりますけども、そうは思いませんか。もっともっとしっかりアピールして、市民の皆さんにもその辺の理解してもらって、本来の商業は自立精神がなければ、これは当然淘汰されていくといったことも含めて、こういった起業家いわゆるベンチャービジネスをしっかりと支援をしていくという、こういった制度的なものもよく私はアピールするべきじゃなかろうかと考えておりますけど、そうは思いませんか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 議員の御提言になるかというふうに思いますが、そういう部分で、将来の中小企業が立ち直っていただくためには業種の転換等も支援していく必要があろうかというふうに思っております。起業家の方ができるだけ頑張っていただいて、商店街、周南市等を盛り上げていただければというふうに思って、支援してまいりたいというふうに思っております。
◆60番(古谷幸男議員) 説明参考資料の方の88ページになりますが、産業等活性化推進事業費、それから、その次に書いてあります企業誘致推進事業費、こう書いてあります。中身は見たら大体わかりますし、上の産業活性化等については理解を自分でしておるつもりですが、これは下の企業誘致推進事業というのだけ具体的なことが書いてあるんです。名称が。いわゆる山口県企業云々かんぬん負担金と。 それから、次のがどうも意味がわからんのですが、米光企業団地用地整備等負担金と、こう書いてあるんです。これはどういう意味なんだろうかと。推進事業なのに、どういう意味かわかんないんですよ。多分上の産業活性化推進事業とリンクするものじゃないかと思うんですが、その辺についての関係と、企業誘致推進事業費の特に、2番目に書いてあります米光企業団地用地整備等負担金、この部分について御説明いただければと思いますが、よろしくお願いいたします。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 先ほど申されました産業等の活性化推進事業費につきましては、従来の企業誘致奨励条例それぞれの、あとこの部分については徳山市の企業対象9社、14件でございます。 それと2番目の中心市街地の事業所の誘致につきましては、中心市街地に活性化法に定める旧2号線より下に事業出ていただく事業所について、3年間までは補助しようというものでございます。 それから、下の企業誘致推進事業費でございますが、1つ目は、山口県でそれぞれ企業誘致団地をお持ちの行政機関で構成しておりまして、企業団地をお持ちの方については50万円という部分の定額の負担金になってる補助、負担金でございます。 それから、2番目の米光企業団地用地の負担金でございますが、これは造成費等の係わる利子補給をこの部分に企業、土地開発公社の方に実施してるものでございます。
◆60番(古谷幸男議員) 私は、御丁寧に皆御説明いただいたんですが、特に、企業誘致推進事業費の2番目の米光のやつが聞きたかったんですね。今、聞きますと、造成の利子補給で、これが企業誘致推進事業費の中に入ってるというのはどうも理解できんのですが、どういうふうに理解すりゃいいんですかいね。利子補給をするんなら、私は別の項目に上がるべきじゃないかと思うんですが、どうでしょう、その辺の考え方は。私が理解が薄いんでしょうか。企業誘致の推進事業費でしょう。造成したいわゆる利子補給ですから、それなら利子補給分は違うとこで上がるべきだと思うんですが、どうでしょうか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 2番目の米光企業団地の整備負担金の支出項目の計上についてでございますが、この部分につきましては旧新南陽市におかれまして、この負担金として企業誘致関係のところにセッティングされておりましたので、その部分でここに上げさしていただいたわけでございます。その負担金の項目についてはおっしゃる御意見はわからないことございませんので、次年度以降どういうふうな配置にするか、もう少し精査さしていただきたいと思います。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) ここで暫時休憩いたします。次の会議を17時35分より再開いたします。 午後 5時19分休憩 ────────────────────────────── 午後 5時35分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
◎経済部長(藤村浩巳君) 先ほど和田議員さんの中で、私の答弁といたしまして「サンフェスタしんなんようにつきましては新南陽市の観光協会が実施されておる」というふうに申し上げましたが、この部分については実行委員会で実施されておりますので、この件について訂正さしていただきます。
◆57番(中原重之議員) 先ほどの同僚議員の質問と経済部長の答弁聞いておりまして、これでいいのかなという点がありますので、85ページです。中小企業育成対策による補助融資制度のところで、同僚議員はそれぞれの制度の保証料は0.87%ではないかと質問をいたしました。部長は最初0.5%というような答弁をされましたが、その後の質問に対して、今年度から0.87%全額の補助をしたい、口答で答弁されました。私の聞き間違いかもわかりませんが、この答弁が0.87%全額補助するということであるとしたら、この資料の0.85%というのは間違いなんですか、どちらが正しいんですか、お答えください。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 それぞれの資金につきましては、保証料率は0.87%でございます。全額市の補助という形で実施してまいっております。この資料では「0.85」というふうになっておりますが、この資料をつくったときと違っておりますので、資料の方を訂正さしていただきたいというふうに思います。
◆57番(中原重之議員) 確認をしてよかったと思うんです。0.87%が本当だから、この資料の0.85%を訂正したいと答弁されました。右の予算額どのように変わりますか。0.02%ふえてこないといけません。右に書いてある金額はどのように訂正されます。
◎経済部長(藤村浩巳君) まことに申しわけありません。この部分につきましては、私どもが資料を出すときの部分につきまして0.85というふうにしておりましたが、実際には0.87ではじいておりますので、予算にはね返るというふうには今、思っておりません。──大変私の言い方が悪いのかもしれませんけど、私が資料を点検する中で、0.87というふうな形で今、予算編成をしておりますので、この部分について0.85としとる部分については記載ミスでありますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
◆57番(中原重之議員) 計算は0.87でやったけれども、この資料に0.85と書いたのが間違いであったということですか。ちょっとこの計算根拠を出してください。先ほどからの答弁聞いとると、口答で答弁したらもうそれでおしまいといったことで、この本会議が流れてしまう可能性があります。0.85で計算したら幾らになって、0.87で計算したら、ここに書いてある2,300万余りの金額になるんだと、その計算根拠をきちんと示してください。どうも部長さんの答弁聞いとったら、それは信用できない。(笑声)心配になります。根拠を出してください。
◎経済部長(藤村浩巳君) 単純な転記ミスでございますので、御容赦いただければと思います。──資料の提出をということでございますが、手持ちで今、持っておりませんので、委員会等で提出さしていただきたいと思います。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) ここで暫時休憩します。 午後 5時41分休憩 ────────────────────────────── 午後 6時00分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
◎経済部長(藤村浩巳君) 大変貴重な時間を割いていただきまして、大変申しわけありません。 それでは、中原議員のもし0.85になった場合等の計算式でございますが、0.87で想定した数字は今、資料に示すとおりでございます。0.85を想定した場合、2,305万2,000円になりまして、差額が54万3,000円となります。大変申しわけありませんでした。後ほどこの資料についての正誤表については、再度提出さしていただきますので、よろしくお願いいたします。
◆57番(中原重之議員) 私の質問は0.85で計算した場合、幾らになるのかということを聞いたんじゃないですよね。貸付額総額はもともとあって、それに0.87を掛けたらこの金額になるのか、その金額に0.85を掛けたら今、載っとる数字になるのか、それがわからないから、0.87で計算して、この金額になる、その算出根拠について尋ねたんですよね。お答えになってませんね。
◎経済部長(藤村浩巳君) この算出根拠でございますが、予想融資総額が9億8,620万7,000円でございます。それ掛ける融資の対象期間として5年、それとこの部分については全額、全員が5年間というわけでございませんので、保証協会が示しております係数0.55を掛けまして2,359万5,000円となるものでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆48番(久保忠雄議員) ちょっと2つほどお聞きしたいんですけど、435ページですか、泉源環境整備工事っていうのが入ってますけど、これとそしてもう一つは、温泉プールの管理事業費というのがあります。この2つについてちょっと御説明を。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 工事費の温泉環境整備工事費でございますが、三丘温泉の整備に関する工事費でございます。
◆48番(久保忠雄議員) 今のは回答になってないと思うんですけどね。どんな工事かと私聞いてるんですけどね。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 これは三丘温泉の温泉を送付するラインが、パイプが腐食してる状況にあるようでございますので、これを洗浄して、正常に機能するような形でするというものでございます。
◆48番(久保忠雄議員) 温泉の腐食しとるパイプはもう何年か前に全部かえたはずです。(笑声)
◎経済部長(藤村浩巳君) この部分ちょっと私どもとすれば、今の熊毛町より提出されましたラインの洗浄をする工事というふうにお聞きしておりますので、詳細についてはちょっと総合支所長、御存じでしょうか。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 今、言われましたものと、三丘温泉地内に植樹とかがございますけれども、そういうふうなものの環境整備工事だというふうに思っております。それと温泉プールの管理事業費です。これも現在、使われてはおりませんけれども、草刈り、そういうふうな費用でございます。
◆48番(久保忠雄議員) 多分これ私がお願いしてる所じゃないのかなと思うんです。というのはこの金額でやるということ、この費用でやるという熊毛の経済振興課にお聞きしたんですけど、というのは道路拡張で三丘温泉の看板を撤去してしまってるんです。そして、今、新しく県の補償でつくったんですけど、非常にかわいい、老眼鏡で見えないような小さい看板なんです。もとは非常に大きな看板が、古かったけど、道路をまたいだ大きな看板があったんです。道路拡張に伴って、それは取ってしまって、私、老眼ですから、見えないような看板なんです。だから、これはいけないから変えてくれっていうことで、町の経済課にもっとわかるような看板をつくってくれということで、それは住民からじゃなくて、観光客から言われるわけです。それで、依頼したら、これは温泉の入湯税の見返りで、それはやりたいという回答は得てたんです。それかなと思って聞いたら、今、パイプの洗浄だとか植栽とか、いろんなこと言われましたけど、多分これはそんなことするんかなと思ってるんですけどね。それは結構なことですけど、それをやればね。だから、適切な回答をお願いしたいんですけど、看板はどうするのかというようなことね。 それと温泉プール、去年もやってないんです。やってないのに管理事業費というのは、プールを使わないのに何でこんなのが要るのかなと思うんですけど、そこらのところを金額は小さいですけど、お願いしたいんですけどね。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 管理はことしから直営になっておりますけれども、私は熊毛にあります関係から、把握してる範囲内で申し上げます。確かに看板、このことも入っておりました。今、言われるように看板が小さくなったということで、それを大きく、見やすくするということも入っております。 それとプールの管理事業費ですけれども、先ほど申しましたように使われなくても、非常に寂しい所でございまして、草刈りとか、道路に出た枝等を環境整備するというふうなことを聞いております。
○議長(
梶山正一議員) これを最後に、久保忠雄議員。
◆48番(久保忠雄議員) 看板のことですけど、あれは周南市の予算じゃなくて、あれは撤去した費用ですから、県道の改修で撤去したわけですから、その補償でやるのが当然じゃないかと思うんです。もう既にあそこを撤去されてから3年ぐらいたつんです。看板が全く見えない状態、それを長く辛抱してたんです。それが1年ぐらい前ですか、つくられた看板がそういう小さな看板。3つの施設、三水園、つるや、バーデンハウスと書かれてますけど、もう一つ、町がやってる施設はそれは大きく別に書かれてます。でも、そういう個人が一生懸命努力してる看板は書いてないんです。本当見えないんです。だから、そこらんとこを含めて県の方に、撤去した補償ですから、それはやるべきじゃないかなと思うんです。町が細々と予算でやるから、あんな小さい看板になってしまうんじゃないかなと思うんです。そこらのところをどういうふうにするのか、お願いします。
◎
熊毛総合支所長(木谷教造君) 何年か前に県との関係は、もとあったものを補償していただいておりますので、残念ですけれども、県にお願いすることはできません。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) もう答弁があったかと思うんですけれども、ちょっと私、頭の中が錯誤しておりますので、お願いいたします。 説明参考資料のページ87、工業団地建設事業費利子補給費補助金ということで、予算書のページ429ページになろうかと思うんですが、上から1、2、3、574万8,000円でございますけれども、先ほど企業誘致推進事業費の項で、部長は米光企業団地整備等負担金の中で利子補給にということの御答弁があったかと思います。ここに記載するのはいかがなものかという質疑がなされて、次年度検討するということでございましたけども、ページ87ページの工業団地建設事業費利子補給費というのは、旧新南陽市か徳山市ということであれば、工場であれば、工場の企業名というのもお聞きしたいと思います。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 この部分につきましては旧徳山市が奈切の工業団地を建設いたしましたときに、その建設事業債の、金融機関に団地、組合の方が払われた部分について利子補給をするという制度でございます。
◆6番(村上秀夫議員) その利子補給はいいんですが、企業によりましていかような効果といいますか、あれが生まれてるものでしょうか。
◎経済部長(藤村浩巳君) お答えいたします。 御存じのように奈切地区においては、商業団地、工業団地等を整備をさしていただいております。工業を集約化することによって、お互いの事業展開というものができるという形でメリットというのがあるというふうに思っております。それから、重厚分離という部分で、その辺のところの環境に対する影響等もあるというふうに認識しております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。 これをもちまして商工費の質疑を終了します。 次に、土木費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆60番(古谷幸男議員) 土木費全般について100億余りの予算が組まれておりまして、構成比として16.3%ということであります。実際のところこれの中で、ざっと私が計算してみましたら、数字は確かじゃありません。ざざっとやっておりますが、土木費全般の中で工事費という名称が出たのが大体14億ぐらいかなと思います。これは区画整理費とか、市営住宅等の部分が5億とか入っております。もう一方、節で見ましたら、大体13カ所ぐらいで測量設計費とか調査測量費とか、そうしたものがあります。もう一つ、土木の技術屋さんがこの土木費の所管のところで、大体全体では26カ所になりますが、土木費の中の所管のところで約60人ぐらい本庁関係にいらっしゃいます。この関係を見たときに、先ほど言いました調査測量とか設計委託料、こうしたものが約5,700万余り上がっております。で、考えてみたとき、工事費といわゆる職員の配置、それといわゆる測量設計の委託、こうしたものが本当にバランスよくとれているかどうか。これ重要な問題だと思うんです。そこのところを、どなたがお答えになるのかわかりませんが、土木費のところですから、全般の部分についてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
梶山正一議員) よくマイクを近づけてください。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 確かに今、職員は60名ぐらいおりまして、100億近く、全部土木費ではございませんが、その中で委託料がどうかという御質問でございますが、今できるだけ職員でやって、足らないところを発注するという基本は持っております。その中で60人は決しては多くはないというふうに認識はいたしております。ただ、今の測量調査費についてどこがということで、限定は今はちょっとしておりませんけど、なるべく今、職員でやっておるというのが現実でございます。今、建築につきましても職員でほとんどやっておりまして、できない構造設計とか、そういうものについて発注をしておるというふうな原則をとっております。
◆60番(古谷幸男議員) 建設部長の御答弁は建設部に係わった問題であったかと思います。建設部については道路課、河川港湾課、建築住宅課までぐらいですか、それで大体建築屋さんを入れて34名、土木の技術屋さんを入れていらっしゃるんです。これでやっておられるということです。それじゃ都市開発部とかいったところは果たしてどうなのか。全体で土木費の所管のとこ、土木費全体で60人いらっしゃる。それと工事費を先ほど言いました金額とのバランス、技術屋さんの。それと委託料との関係、そのバランスが果たして適正かどうかということを私は聞いておるんです。これはなぜかと言いますと、今、部長さんがお答えになられたように、できるだけ委託料とかというものを控えるということでありましたけど、本当にこのバランスがとれておるかどうかということを私は聞いておるんです。お答えいただいたらと思います。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) お答えいたします。 工事費と委託料等のバランスでございますが、委託料で職員で全部やれるものというものが限定されまして、都市開発部のような関係では他の課にお願いをしなければならないものとか、それから、特殊性のあるものとか、そういうものはどうしても職員では対応し切れないというようなものがございます。そして、業務内容が工事に直接係わるようなものでない場合というようなものもございまして、適切かということでございますが、できるだけ職員の方で対応するようにはしておりますが、やむを得ず委託に出すというような形になっておるものがございます。
◆60番(古谷幸男議員) 全く答弁になってないんですよ。私が言ってるのは工事費。工事費があります、全体の。土木費の中の工事費、それと委託料。60人のこの土木費に入ってる技術屋、そうした職員の人数割合とがどうなっているかと、バランスがとれておるかどうかということをお聞きしてるんです。このバランスがとれておるかどうかということをきちっと確かめられたところがあるんなら、あるというようにお答えいただいたら、私はそれで納得しますが、少なくともある民間の調査では、技術屋さんじゃないんですよ。社員1人頭、建設業者さん等については1人頭1億仕事をやらないと採算ペースに合わないと言われてるんです、工事を。それから割り出してみられたら、どういう状況かということを私はわかっていただいておるのかということを申し上げておるんです。バランスがどうかということを。それで、今できるだけ、できるだけとおっしゃってた。本当にできるだけということになるんですか、お答えいただいたらと思います。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 例えば、私の方の建設部の中におきましては、土木課を例えば例にとりますと、道路建設にするためには7名の職員で今やっております。これについては工事費と委託料につきましてはバランスはとれとるし、技術屋が決して多いとは思っておりません。維持管理費についても工事、設計の方は余りやっておりませんけど、技術屋さんが別に余り多いというふうには感じは思っておりませんし、そういうふうなむだな委託もしておるつもりはございません。
◆60番(古谷幸男議員) 何度も何度も同じ質問はいたしませんが、現在の状況の中で、これでバランスがとれて一生懸命やっておると言われたらそうだと思います。しかし、考えてもみてください。行政改革をやろう、単に人数の削減だけ、予算の削減だけじゃないんです。効率的人員配置をし、予算の効率的運用をしていくという形がきちっと出てこそ、初めて行政改革の取り組みが見えてくるということになってくるんです。私は、この見直しは絶対やるべきだと思うんです。わずか110万とか200万で中身はわかりません。そうしたものまですべてこの設計委託料、測量委託料へ入ってるんです。建設部長さんはお答えになりましたけれども、それじゃ土木費について果たしてバランスがとれておるかどうか。単市のいわゆる徳山地区の部分は私が昨年度徳山市のときに聞いたのでは6,000万ぐらいしか予算がないから、かなり積み残すと、こう言われたんです。いいですか、土木費の中で全体の委託料の予算は6,000万近くあるんです。その比率が果たして正しいかどうかということを考えなきゃいけない。今のままでいいかどうかということを考えなきゃいけない。そういうことを考えられた配置になっておって、委託料とか、工事料が組まれておるのかということを私は聞いてるんです。それで当たり前だと言われるんだったら、それは徹底した状況の中で私どもは調査をしなきゃいけないということでありますが、市長さん、この見直しについていかがでございましょうか。
◎市長(河村和登君) 費用対効果といいますか、財政がだんだん厳しくなってる中で、周南市としての対応について御指摘をいただいたと思っております。これから今の御意見もしっかりいただきまして考えて取り組みをさしていただきたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(尾﨑隆則議員) 92ページの道路維持管理費のことについてちょっとお聞きしたいんですが、2市2町が合併して市道としての認定道路がここに2,708路線、そして、延長では1,133キロと膨大なものになっておりますが、そしてまた、今回の市道維持管理費、これが今、一応3億3,731万9,000円とついておりますが、これの配分といいますか、2市2町からいろいろな要望が出てこういうことになっておるんだろうと思うんですが、その配分はどのようになっておりますか、お尋ねします。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 例えば、今のページの92ページの市道補修工事1億3,600万、これにつきましては徳山が7,100万、鹿野が2,500万、熊毛につきましてが4,000万、新南陽についてはこの中ではなしに維持修繕料の方で数字が上がっております。
◆14番(尾﨑隆則議員) この管理維持費の中でも、今、言われた市道の補修工事とか、それから、舗装の補修工事ですか、こういうなのが私たちのとこでも一番要望が多いわけなんですが、それと合併の効果が一番目に見えるといいますか、そして、今、予算を見ても、市道の舗装補修工事ですか、2,300万ぐらいのことが組んであるんですが、両方合わせても今、市民の皆さんからはこういう要望が大変強く出ておると思います。各総合支所においてもです。ですから、この恐らく予算だけでは到底市民にこたえられるような予算ではないというのはわかります。そして、今後もし補正を組まれるときには総合支所とよく相談して、市民の期待にこたえられるようにしてほしいと思いますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 今回の予算につきましては、各総合支所から上がった数字をそれぞれ合計したという懸念がございます。しかし、それではやはり十分ではないというのは承知いたしておりますので、御指摘のようなことは十分協議して進めていきたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆20番(沖田秀仁議員) 497ページ、下水道事業特別会計繰出金、これも地方財政法上と下水道会計法上、これは繰入制限があるんです、法律による。その場合には適用除外の部分とそうでない部分とがありますが、認識されておりますでしょうか、お尋ねします。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) 下水道の繰入金の御質問でございますが、下水道の繰入金にはいろいろございまして基準内繰入分というものがございます。それから、あともう四つぐらい想定しとるわけですが、交付税参入繰入分、それから、赤字補填繰入分、それから、都市計画税充当繰入分、それから、そのほか今回では徳山市の使用料の未納の部分の影響分の繰入というふうな形で、性格的にはそのような考えをしております。基準内繰入分で全部済めばいいわけでございますが、どうしても赤字補填分がそれに入っております。
◆20番(沖田秀仁議員) 制限されるのは投資部分については、一般会計からたしか事業費の5%以内といったような厳しい基準だったと思うんですが、いかがでしょうか、御確認します。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) 私が十分承知をまだしておりませんが、一応法非適用で、制限には係らないのではないかと私は思っております。
◆20番(沖田秀仁議員) 十分にそこら辺は留意されてやっていくべきであろうと思いますし、こういった繰入をする際にはそうした法令一つ一つをきっちり当たっていく必要があると思いますが、今度各委員会の席ではそうしたことをきちっと説明されますか。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) はい、その辺はきちっと説明を申し上げたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑ありませんか。
◆1番(
中村富美子議員) 予算書の501ページです。住宅管理の中で住宅整備工事っていうのが約1億6,500万円計上されてるんですけれど、これはどういう整備なのか。 それともう一つ、あと需用費の中で修繕料が1億2,300万程度含まれてるんですけれど、どういう修繕なのか。私がここでお聞きしたいのは住宅管理で今、一番問題になっているのが、入居者が例えば、ここが悪くなったから修繕してほしいっていうときに、なかなか予算がないからっていうことで見送られることが多いんです。そういう営繕費はどちらの方に含まれているのか、お尋ねいたします。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 最後の方の質問につきましては、その営繕費は修繕料の中に入っております。ちなみに、これは徳山で約1億、これは空き家修繕も含めてでございますけど、その他修繕で約290万を含んでおります。 それと最初の質問でございますが、整備工事の内訳でございますが、これは下水工事とか、外壁工事、その他いろいろもろもろを含んでおります。説明ちょっとさしていただきましょうか。水道の直圧工事が1,500万、電気の容量アップが1,300万、外壁の改修が4,100万、防護棚設置が1,100万、これが大きなものでございます。
◆1番(
中村富美子議員) 営繕費が徳山では290万ということでしたけど、新南陽の方のことを言われませんでしたので、新南陽の方も聞いてみたかったんですけれども、例えば、旧新南陽なんかでは毎年300万程度くらいの予算しか上げられてなかったんです。今回どの程度上がってるのかなっていうのが気になっているんですが、市営住宅も年々老朽化してまして、入居者の方からの要望であちこち修繕してほしいっていうのがいろいろ意見としていっぱい上がってくるんですが、この程度の予算で果たしてそれが十二分に対応していただけるかどうかというところをお聞きしてみたいんですけれど。 それから、住宅整備の工事では大きい予算としては外壁工事が4,100万でしたけれども、徳山にしても新南陽にしても、外壁あちこちぽろぽろたくさん落ちてます。かなりの数があるんじゃないかなっていうふうに思うんですけれど、これは今年度だけでは終わらないというふうに思うんですが、きちんとした年次計画を立てていらっしゃるのかどうか、お尋ねいたします。
◎建設部長(髙木俊郎君) まず、一番最初の質問でございますが、新南陽におきましてはこの今の1億2,300万の中では1,000万を上げております。ただ、その使い道についてはちょっと把握をしておりませんので、御承知をお願いしたい。予算で全体とすれば1,000万ということでございます。 それと、外壁の改修のことでございますが、今年度の5月に全体を一応把握するために115棟、これを調査をいたしました。その中で改善が今必要でないんじゃないかというのが46棟、そして、部分的にすぐ改修が必要であるというのが31棟、全面改修が34棟という結果を今出しております。 その中で、部分改修につきましては、31棟につきましては15年及び16年でやりたいと。全面改修につきましては、今年度より大体3棟ずつどまりで補助に基づきまして改修をしていきたいという計画を立てております。
◆1番(
中村富美子議員) 内容のことでお聞きしたいんですけど、修繕費は1,000万組んであるっていうふうにおっしゃいましたけれども、この中での営繕費というところを私が聞いてみたかったんですが、議員団でおりますので委員会で詳しく説明してあげてほしいと思います。 それから、もう一つは、水道の関係で、直圧に切りかえる予算がこの中に、整備工事の中に上げられていましたけれども、全体的に見て、この直圧に切りかえるということは、今後、台風災害のときのことなんかを考えると必要ではないかっていうふうに思うんですが、これは今全体で進捗率はどの程度なのか。新南陽地域ではかなり進んでいたんですが、まだ、あと徳山、熊毛、鹿野さんの方ではどういう状況になっているのか。かなり、これは費用がかかると思うんですね。1戸に対して幾らかの負担金ていうか、加入金というか、そういうのも払わなくちゃいけないと思うので、かなりの予算が必要になると思うんですが、これも年次的に計画的にやっていく必要性があると思うのですが、いかがでしょうか。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 徳山につきましても、順次改修をいたしておりまして、まだ、今周2の団地をやっておるという状況でございます。それが終わりましたら、今度は周3、周4、いろいろの方に回っていきたいというふうに考えておりますが、まだ、周2の段階だけでございます。周2ですから、周南団地の扇町にある団地でございます。 〔「議長、今の関連で」と43番形岡 瑛議員呼ぶ〕
◆43番(形岡瑛議員) 私は、質疑、別に用意しとるんですが、ちょっととりあえず、今の部長答弁で外壁の補修ていうか、それはここの整備費の中で組んでおるという答弁だったんですが、臨時会のときに、臨時会のとき私は、外壁の補修はどこで組んどるんか言うたら、整備工事費じゃなくて修繕費で組んでると、こういう答弁あなたはされたんですね。臨時会のときに修繕費で組んだものが、本予算ではこっちの整備費に入るのか。ちょっと答弁の整合性がちょっとないんじゃないか。これはまあちょっと、どっちが本当なのか、答えてください。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 修繕費もゼロではございませんけど、今の整備工事の方が4,100万ということでは補助事業をそのまましてるというので、さっき整備工事の方でお答えをいたしました。
◆43番(形岡瑛議員) 臨時会のときは、整備工事費の方じゃなくて修繕費に入っとるんだと、暫定予算のとき。あの時はあの時で、あの時の暫定予算には外壁補修や整備工事費じゃなくて修繕費に入ってたのか。 ちょっとやっぱり予算の費目の関係では整理をしておいていただかんと、ちょっと困るんですが、私は。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 暫定予算のときの答弁で確かにそういう答弁をいたしております。それは、その今修繕費の中で空き家修繕ほかにその今外壁の修繕も単独でやらなきゃいかない。それはその今の全体の使用料の中で賄われるものについての外壁の補修をそこでやっていくということで一部お答えしたつもりでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆25番(広本武生議員) 1点だけお尋ねいたします。 参考資料の92ぺージのいわゆる地方分権一括法の施行によって行われますこの青線、赤線の贈与3,118万8,000円、とりあえず組んでおられますが、総事業費として8,064万円、2年間でおやりになるということだと思います。この内容を見ますと、まず、現地調査、それから、申請書類、図面の作成と、こうなっております。もちろんこれは総事業費が8,064万ですから、今年これは3,118万8,000円でおやりになる途中で、まだ追加しなくてはならないというときには補正でおやりになるんだろうというふうに思っておりますが、そのことでなくって、これ既に少しは旧徳山市でやっておられたのかもわかりませんが、私どもこの青線、赤線のことについては、旧鹿野町においては初めてでございまして、すべて全市内おやりになるということで、ちょっと不安に思いますので、ちょっと質問をいたします。 まず、この中に、この総事業費の中に登記料というのは、どういうふうになるのか。 それから、もう一点は、これいざ現地調査あるいはこの書類をつくるまでには、きちっとした境界ていいますかね。そういうものを出さなくてはならない現場がたくさん出てくるというふうに予想がされます。その場合に、裁判にかけるような問題も多々出るというふうに思っております。こうした費用は、この総事業費の中に組み込まれているのか。また、そういったことに対しての対応策はどういうふうに考えていられるか、お尋ねをいたします。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 今回、値上げさせていただいてる予算につきましては、あくまでここに書いておりますように、譲与申請をする書類をつくるための予算でございます。ですから、現実には分限図の中で申請書をつくり、現地を踏査して現に機能を有してるかどうかというのをきちんとします。その中でその図面によって申請をして、それをいただくということで、登記まではまだいたしません。 それと、境界確認もそれまではいたしません。だから、その次に、この譲与申請を受けた後にその辺がどう出てくるかというのは、今からまた法務局等と相談して進めるということでございます。
◆25番(広本武生議員) ちょっと物足りないんですが、例えば、具体的に申し上げますと、現地調査、そして、図面をつくるまでには、境界確認等を、これは行わないとできないと思うんですよ。例えば、よくあることですが、赤線の上に一部建造物を立てているとか、青線の上に橋等かけているとか、橋の上にはさらに建築物があるとか、こういう場所はたくさんあるんですよ。こういった場合に、どう処理をしていくのか。そこは、そのまま見過ごして図面の上に載せないのか。きちっと当事者と話し合って、境界いわゆる市に譲与を受けるところの土地、これをきちっと交渉して、明け渡していただく、こういうところの作業までできるのかどうなのか。それができないと、まず、申請書類を出す上にきちっとしたそういうものができていなければ、書類は出せないと思うんですよね。それまでにかかる費用等については、どうなるのかということなんです。どうされるのかということをお尋ねします。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 この譲与を受ける申請につきましては、あくまでそこまで具体的なもので譲与を受けるんでなしに、あくまで今の公図によるものをそのまま受けるだけのものでありまして、実際にそれがさっきおっしゃいましたように、家の中に道路が入ってると、赤線が入ってると、そういうものが受けたらあと困りますので、その辺を現地調査をやって、その分については譲与を受けないと。その辺をきちっと整備するものであります。だから、実測で譲与を受けるものではございません。その辺につきましては、今度受けた後に今度法務局等で果たしてそれが表示登記ができるかというのは、今そこまではまだやっておりません。この中にはその予算も入っておりません。
◆25番(広本武生議員) 最後にお尋ねいたしますが、そういう問題点のあるところは皆残して、現地のいわゆる今までの古い資料があるんだと思うんですけれども、赤線、青線について、それだけやっておく。問題点があるところは残されるということなんですかね。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 問題点があるという言葉がいいかどうかはわかりませんが、機能を現に有してないところは譲与を受けないというのが基本でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) 関連でお伺いいたします。 青線の機能が果たしてないかどうかという問題でございますけれども、要は、農業用水としての機能ですか。それとも災害ていいますか、雨水、山なんか大量な雨水が流れて雨が降った場合に、もちろん青線が昔からありますいね。そういったことの中で、機能とは何を指して言われるのか、お答えください。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 あくまで官行の水路とか、そういうものじゃなしに、公図に載っておる、分限図に載っておる青線でございまして、その青線が現実に生きてるか生きてないかと。そういうとこで機能を判断いたしております。
◆6番(村上秀夫議員) 委託されるんであろうかと思いますけれども、やはりそういった赤線、青線の機能が整備不備で農業がやりづらい、休耕田にしとったが後継ぎに帰ってみるともう既に機能を果たしてないような状態だというとこも熊毛地区にも多々あります。そういった中で、そこの判断をされる方法といいますか、調査方法、現地調査ですけれども、これは、どういう内容でなされるのかなという思いがするんですよ。やはりその地域地域に昔からのそういったあてこし水利権とかいうふうなものがあるそうですが、私は農業をやってませんからわかりませんけど、水利を利用するのに一たん停止してるけれども、保全してとってくれんと農業ができんというような話も多々あるわけですね。そういったところの調査を委託されるということでしょうけれども、そこら辺のもちろん公図に載ってるといったことですけれども、公図に載っておるけれども、ちょっと変更しておるところもあるんですが、そういったところも含めてですが、調査する方法ですよね。ここら辺はどのようなお考えでしょうか、委託先と申しますか。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 調査につきましては、委託もいたしておりますが、職員がある程度一緒に行ってその辺は確認をしたいと。それにまたこれはどうかなというとこは、なるべく私たちとすれば取りたくないというのが基本でございます。
◆6番(村上秀夫議員) そうしますと、ぺージ443ぺージに法定外国有財産、予算書のぺージ443ぺージでございますけれども、申請書作成業務委託料ということで委託費4,200何ぼがしかのものが載っておりますけれども、ここの項目と今質問しました項目が同じ事業費であるという解釈でよろしいでしょうか。その点は、御説明願います。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 内容は同じでございます。ただ、数字が違うのは、繰り越し分がその今の予算参考説明書の中には入っていないということでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆43番(形岡瑛議員) 私、4項目ばかりちょっと質疑をしたいと思いますが、まず第1点ですけれども、予算説明書の459ぺージ、橋梁新設改良費の中で、これが委託料、つまりかけかえ工事委託料ということになってるんですね。なぜ委託なのか、どこの橋をどこに委託するのか、お答えください。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 これは、熊毛の笠野川にかかっている市道を、橋を今4メーターでかかっておりますけど、それを改良されて6メーターにされると。その中で負担金として払うのがいいのか、委託料で払うのがいいのかということもありますけど、委託料でこれを組んでおるものでございます。だから、熊毛の県事業で河川改良で笠野川というのがございます。それに市道がかかって橋がかかっております。それに対する負担金でございます。それを委託しておるので委託料で組んでおるということでございます。(「委託先は」と43番形岡 瑛議員呼ぶ)委託先は、だから県でございます。
◆43番(形岡瑛議員) 次の項目2ですが、473ぺージですね。港湾建設費、港湾県事業負担金減免分、それから、港湾県事業負担金県債分というのがありまして、この減免分の負担金でどういう事業をどこまでやるのか。そして、全体的には、トータルで幾らの負担、事業で幾らの負担金かかるのか、お答えをいただきたいと思います。該当するのは14メートルバースじゃないかと思ってるんですが、そのことも含めて。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 前年度負担金でございますけど、14メーターバースは今これはないんですけど、例えば、海岸の高潮対策事業離島分と海岸分とか、港湾既設施設の有効促進利用事業、高潮事業、海岸高潮事業が離島と粭島がございます。 それと、局部改良と海岸の補修、環境整備単独港湾の整備などでございまして、晴海及び粭島等がございます。それと新南陽分につきましては、新南陽はこの中にはございません。 今年度の県の全体事業費が13憶6,860万円で、それぞれパーセンテージの割合がございますので、徳山分が約1億1,400万でございます。新南陽につきましては約1,000万円でございます。
◆43番(形岡瑛議員) それでは、次の項目を質問します。 区画整理費の方で、補助事業、単独事業ありますが、久米の区画整理の方でお聞きしますが、一番今まで問題になってたのが、換地のいろんな公平性と、それから、特に農地に対する減歩の問題で、いろいろなかなか住民合意が難しい状況があったということの状況は私ども承知をしてるわけですが、その点が今どうなってるのかということですね。それで、最終的には、トータルのこの区画整理費の総事業費の中で今年度どこまで進むのか、お答えを願います。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) 今の農地の関係は久米でよろしゅうございましたでしょうか。この土地区画整理事業の久米の関係でございますが、一応、農地等についていろいろ整備するに当たっては問題が発生するわけでございます。将来的な税の問題だとか、そういうことでのいろいろ皆さんの御協力をいただかなければ、御理解をいただかなければいけない状況というのがございますが、今、進めておる中では、一応農地を宅地予定地としての造成というか、そういうふうなことでのお願いをしております。そうして、どうしても農地でなければいけないと言われる方については、その辺の御協議も申し上げておる状況でございますが、できることなら畑地というような形での農地というような御協力をお願いをしておる状況でございます。 それで、どこまで道が進むのかということでございますが、鋭意努力はしておるわけでございます。区画整理というのが、よく御存じのことと思いますが、御理解がいただけた部分から順次整備をしていくと。最終的にはそれが一連の道になっていくというような状況でございまして、どこからどこまでが開通するというような状況にはただいまございません。
◆43番(形岡瑛議員) そういう状況は、十分認識をしておく必要があると思います。 それで、私ちょっと市長にお伺いしたいんですけど、徳山、区画整理の問題が出るたんびに、例えば、今のような難しい状況があるので、櫛ケ浜久米線の道路ですね。つまり、卸売団地を売り出すときに櫛ケ浜から高速道路のインターチェンジまで道路通しますからという、これは前収入役が随分苦労して、経済部長時代に苦労されとる。そういう約束のもとに卸売団地に誘致をしたと。ところが、今度は、その久米のその新幹線までは都市整備で街路整備でやってすっとできたけれども、そこから上に区画整理をかけたものだから、なかなか今言ったような事情もあるから進まないという問題を私の先輩議員が出すたんびに、先輩議員の時代は前小川市長ですよね。オウム返しに返ってくるのが、徳山は区画整理でまちをつくってきたからと。戦後のそういう状況の区画整理時代のことを振り返って、やっぱり区画整理でということが繰り返し答弁に出てくる。区画整理そのものの、やっぱそういう問題点をちょっと認識をしてもらわんと私困ると思うんですよ。 例えば、区画整理で減歩をするという根拠は、区画整理をして土地の価値が上がるから減歩をしたって資産としては変わらんでしょうという理屈なんですね。ところが、今言ったように、農地なんていうのは困るわけですよ、減歩された、減るだけですから。そういう難しい問題があるということを踏まえて、この久米の区画整理というのは考えなければいけないと私思ってるんですが、市長、今までの区画整理そのものが徳山のまちづくりの主な指標だから、それでいいんだという認識を改められるようなお考えはないでしょうか。
◎市長(河村和登君) 私はその当時、議会におりまして、そのことを議論する場に何回も出くわした人間の1人であります、32年間議会におりましたので。その中で久米の都市計画そのものは、本来なら本来の計画でいきますと、平成7年ぐらいにはもう終わる予定の計画だったわけであります。その中で、その当時は、たしか60憶ぐらいで全体が終わる予定だったんですけれども、今はもう200憶を超すという現況の中で、とは言え御指摘の土地が、地価が随分その当時と変わっておりまして、手法が区画整理事業で今ここまできて、去年までたしか13.7%のところまでこぎつけてきているわけでありますけれども、何とかあそこの近隣の団地の皆さん方の御期待にも沿えるように、メインの道路が早くのけないかということで今一生懸命、去年もたしか7億5,000万ぐらい予算がついていたかと思いますけれども、取り組んでる現況にあります。私としては、将来の周南の都市像を描いた場合に、できるだけ早くこの問題が少しでもいい形で地元の人たちの理解もいただきながら進めていきたいと、このように考えております。
◆43番(形岡瑛議員) そういうことのためにも、なぜ予定がおくれて、事業費も膨らんだからと。その基本的な問題点はああいうところに区画整理をかけたという出発点に大きな誤りがあったんだと、こういう認識に立って、その上で住民の皆さんに理解を得るということでないと、とにかく徳山のまちづくりは区画整理ですよ、どうぞよろしくっていう一辺倒ではますます難しくなるし、にっちもさっちもいかんようになるんじゃないですか。ですから、その出発点の、その誤りを認めにゃいけんのじゃないですか、こういう状況になったら。いかがですか、市長。
◎市長(河村和登君) 現状の認識をしっかり持って進めさせていただきたいと思います。
◆43番(形岡瑛議員) 都市計画費の、これの493ぺージですね。それから、491ぺージにかけて公園整備工事があって、土地購入費があります。それから、参考資料の方では、これは109ぺージ、高水近隣公園建設事業について伺います。 まず、近隣公園というのは、どういう定義なのか。公園にはいろいろありますよね、メニューが。なぜあそこに近隣公園をっていう、この目的がどういうものであって、それが近隣公園なんだということが一つと、それから、最初に聞いておきたいのは、全体事業はこれで終わりなのかどうなのか。ちょっと見た限り工事費も入ってはおるんですけど、何かまだ全部終わらないような感じもするんですが、いかがでしょうか。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) お答えをいたします。 近隣公園の定義でございますが、一応、読んでみますと、「主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする公園で、1、近隣住居当たり1カ所、誘致距離500メートルの範囲で1カ所当たり面積2ヘクタールを標準として配置する」というふうなことになっております。それが、近隣公園でございまして、高水につきましてはこの近隣公園で整備をしようとするものでございます。 それから、高水の近隣公園につきましては、一応、事業計画としましては平成14年から平成20年にかけての計画を現在持っております。総事業費としましては、7億9,700万ぐらいかかる予定で取りかかっております。面積につきましては、そこに書いておりますように3.8ヘクタールを予定をいたしております。(「なぜここにていう質問、それだけ説明して」と43番形岡 瑛議員呼ぶ)なぜここにということでございますが、旧熊毛町地域では以前から校区ごとに近隣公園を設置したいというような計画がございまして、構想がございまして、それで、高水地域には、これまでございませんので、高水地区に建設をしようというものでございます。そして、その位置の選定につきましては、地元の方にいろいろ御協議を申し上げて、この位置ならよかろうというような話で点を落とされたわけでございます。
◆43番(形岡瑛議員) そうすると、熊毛は、ほかの校区にも近隣公園が既にあるのか、今からつくるということなのか、どちらかお答えください。 それと、ついでに聞いときます、細かいことなんで。展望台等ってあるんですね、事業内容の中に。これは展望台つくることが設計で決まっとるかどうかあれなんですけれども、あの場所に展望台ったって、あそこの烏帽子岳の上に展望台つくるんならまだわかるんじゃけど、ちょっと設計内容がまだあやふやなんですかね。固まってないんですかね。その辺含めてちょっと答弁願います。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) ただいまの展望台のことでございますが、もう既に議員さん、土地も御存じだと思うんですが、小山がございます。そして、その小山をできるだけ有効利用して上に展望部分も設けてということで、それらの林間を遊具等も設けるような構想で現在進められております。(「ほかの校区」と43番形岡 瑛議員呼ぶ)ほかの校区でございますが、近隣公園は、現在、勝間地域、三丘地域、それから、中央部分の中央公園というところにございます。
◆43番(形岡瑛議員) それぞれ大体これぐらいの事業規模の公園なのかどうかということを確認しておきたいのが一つと、あの展望台、山があるのは知ってますけど、あの小山の上に展望台つくって何が見えるんかね。高水知っちょる人なら(笑声)笑い声出るでしょう。設計では、そういう細かいとこまでもきちっと詰めた設計して、むだがないようなちょっと事業計画立てないとメニューがあるからぽっと、あるいはそのどこかのコンサルタントの公園プランぽっと展望台という、そうしたとは言いませんけれども、ちょっとやっぱり精査する必要があるんじゃないですか。その点、もう一回確認。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) 今の熊毛の近隣公園の状況でございますが、それぞれ2ヘクから3ヘクぐらい皆ございます。それから、今の構想のことでございますが、一応、構想は、もう今までの経緯の中である程度練って、何回も練り直したりして構想を今つくっておる状況でございます。現在では、そういうふうな多目的広場とか展望台だとか、そういうふうな、余り眺望のきく台にはならないかもわかりませんが、そういう林間を利用した公園に整備していったらということで進められおります。
◆57番(中原重之議員) 説明資料の93ぺージ、道路維持費で市道用地取得事業っていうのが4,500万円近く予算計上されてます。その中の用地を購入しようとする一つに、開発公社が整備した駐車場用地の買い戻しっていうのがあるんじゃね。駐車場に既になっていたんですか、これ。それを買い戻して市道の用地にするという計画なんですか、これは。ちょっとこの事業の事業計画について説明をしてください。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 これにつきましては、熊毛町の「サンウイング熊毛」の駐車場用地でございます。これを開発公社が取得造成をされまして、市との債務負担行為によりまして、15年から19年で買い戻しをするということでございます。その中で15年度分の4,000万円をこの中に計上をさせていただいております。全体の事業費は2億381万2,000円でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆1番(
中村富美子議員) 予算書の472ぺージのN7の埋め立てのことでお聞きしたいんですけれども、ここでは補償費とそれから設計費ですか、これで1億ほど予算計上されていますけど、漁業補償については、何名の方が対象に上がったのか。まず、それをお聞きします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) ただいまの御質問ですが、今回、漁業補償として、主なものを漁業補償として1億円の負担金を上げておりますけれども、これは5漁協ございまして、下松、櫛ケ浜、徳山、新南陽、戸田のうち直接の交渉者である新南陽市と、それから戸田漁協との交渉を行った結果、こういう漁業補償の同意を得てるということで、今、おっしゃいます何名とかっていうのは把握しておりません。
◆1番(
中村富美子議員) 個人ではなくって漁協、各漁協に対しての補償というふうに理解をしてよろしいんですかね。 これを行うに当たって、問題としては何もなかったのかどうか。円満に話し合いがついたのかどうかということですね。 今、漁協の問題、特に、漁業を営む人の問題ですけれども、だんだん衰退していってるっていう状況にあるわけですけれど、こういうことが行われると、周南市の漁業推進のためにはならないっていうふうな思いもしてるんですけれども、円満なことで話がついて何も問題点は残さなかったのかどうか、お尋ねいたします。
◎
企画財政部次長(松原忠男君) これは、山口県さんも含めて、一応漁業の補償金額も合意に至っておると聞いておりますので、細かい問題点というのは、ちょっと把握しておりませんけど、ちゃんと合意をいただいておるということを聞いております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆59番(兼重元議員) 土木費と建設部都市計画、両部長にちょっとお聞きしておきたいんですが、新市がスタートして、この予算書を一見させていただいて、何がこの新市にふさわしいような目玉事業なのかなというのがぴんと伝わってこんのですけれども、もしあれば、それをこの際、強調しちょってください。建設部長、都市計画部長あわせて。 それから、参考資料の、極めて単純なことですが、110ぺージですね。緊急地域雇用創出特別対策事業っていうのがありますが、869万3,000円、公共部門における緊急かつ臨時的な雇用創出すると、こういうふうに言って、ア、イ、ウ、エ、オと、いろいろありますが、何やらいっそイメージがわかんのですけれども、これは一体何なのかと。緊急でしょうから継続性という問題も余り期待はできないと思いますけれども、最終的にはどう修練させるのかとか、どう成果として、これがきちんと市民に受けとめられる、こういうことなんですけれどもね。よろしくお願いします。 それから、もし一つ、その上の109ぺージ、周南緑道緑地、これは暫定予算のときに出ておりましたが、新規事業ということでありますから、これがただいま現在、緒についただろうと思いますけれども、どの程度進捗があるのかということであります。 以上。
◎建設部長(髙木俊郎君) お答えいたします。 まず、建設部からお答えをさせていただきます。 今回の予算につきましては、先ほどもちょっと申し上げましたが、2市2町の旧予算で引き継ぎをしてる継続事業に上げさせていただいております。現在、総合計画の策定調査のための基本調査を今策定をいたしております。その中でどういうふうに持ってたらいいかというのを緊急に決めていきたいというふうに考えておりますので、今回の予算の中には、これが特別だという予算は上げてはおりません。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) お答えをいたします。 都市開発部関係でございますが、ただいま建設部長の方からも申し上げましたが、都市開発部につきましても、これといって目玉として提示できるものはございませんが、先ほどもありましたように、継続をした事業でございまして、この継続した事業をいかに予算額を統合していくか。それらをこれまでの計画を継承していくということに努力はしてきたところでございます。
◎経済部長(藤村浩巳君) 緊急地域雇用創出の特別対策事業でございますが、これは、現下の経済不況状況の中で、公共においてできるだけ雇用を拡大する事業として提示されているものでございます。 公共の部分で6カ月を限度として雇用できる人を常時雇用できるような方法で方策をそれぞれの事業の部分、申しますと、学校教育とか、そういう部分の部分もあろうかというふうにいろいろ入っておりますが、緊急に今不況でリストラされたというふうな方を中心にして公共で雇用を創出するという事業で、この部分については都市計画の方でこれを利用して公共事業として事業を整備したいという状況でございます。
○議長(
梶山正一議員) 以上で全部終わったですね。
◎
都市開発部長(瀬田忠夫君) もう一つございまして、周南市緑道緑地の道路でございますが、緑地緑道の防災道路でございますが、現在、一応、これから測量設計基本計画実施設計査定整備工事等を発注する予定でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに。
◆59番(兼重元議員) 特別責めるわけでもなんでもありません。ただ、あれほど合併合併と騒がれた割には、現状は至って波静かと、こういうことであろうと思うんですけれども、これから総合計画を立てて、全く新しいまちの創造だという気合を入れてやられるんだと大いに期待をするところでありますけれども、総合計画、これを策定という作業、これについては特に河村市長にも確認をしておきたいんですけれども、市長は市民参画ということを盛んに強調しておられますし、市民対行政の協働あるいはパートナーと、こういうふうに言われております。少なくともまちづくりについては、やっぱり行政主導型で素案をつくって、さあこれをどうしましょうかというレベルじゃなさそうだ。今日的に言えば、これは計画段階あるいは意思形成をする、そういった段階から市民に参画していただくと、いわゆる参加じゃなくて参画という考え方に立って、これからまちづくりを進めていくいうのが、これはまさに常識になっておりますから、この土木関係、都市計画、あるいは建設ていうのは、まさにハード面に言えば、一つの形が目に見えたものが出てきますから、それに対しては、やはりさあできたから使いなさいよというんじゃなくて、どういうものをつくるんだという、いわゆる基本的なそうしたコンセプトですね。これをどうつくり上げていくかというところに、やっぱり私はハードというのがざっと結果として出てくるんだと、こういう考え方をしとるわけですね。 そうやって言うちょって河村市長どうですかって聞いて、そのとおりでありますということになるじゃろうけれども、まあそのように思われますかと、こう聞く方がええのかもわかりませんが、河村市長、どのように思われますかというふうにお聞きをさせていただきましょうね。 それと、もう一つは、この緊急雇用対策と。言葉を変えて言えば失業対策事業と言っては語弊があるのかもわかりませんが、非常に継続性もない、それから、こうした事業をやっても、その効果というのは、一体どの程度見込めるのかということ。さっきも私が言いましたけれども、やっぱりこれはいろいろ業務委託、業務委託と書いてありますからね。公共部門がそういう公がそういう形でもっていろいろ仕事を出していっても、これは国の、県のとこは補助金でありますから、市に特別腹が痛むわけじゃないと言われりゃそれですけど、出所は国民の税金ですから、やっぱりそりゃ費用対効果というものをきちっとやっぱりこれを見出さんにゃいけんかと思いますけどね。それについてもう一度、私の、そう思いますかと聞くのがええでしょう。ひとつよろしくお願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 緊急雇用対策事業についてお答えいたします。 これは、一応3年間の事業でございまして、先ほど申しましたように、公においてリストラされたとか、そういう部分について人を救済する事業というふうに認識しております。これが常時雇用に結びつくようにというふうな国の指導ではございますが、現在、昨年度まで147名の雇用を創出しとるわけでございますが、これが常時雇用に結びついたかというお問い合わせでございますけど、まだ5名以下のような数になっているように聞いております。
◎市長(河村和登君) その計画を今から2年かけて、具体的には来年の12月には皆さん方の前にお示しをしたいということで取り組みをさせていただきたいと考えております。その手法なんですけれども、やはり今兼重議員御指摘の市民参画型の手法で取り組みをさせていただきたい、このように考えております。
◆59番(兼重元議員) 今、雇用創出5名、147名のうち5名以下と。常時雇用の効果を得たと。雇用される状況ができ上がったというんかな、効果5名以下とおっしゃいましたね。 それでは、これだけ効果の薄い分でありますが、現下の状況から非常に費用対効果ということを言えば、大変、単にある分から食いつぶし食いつぶしというようなことになっているようにも見えますけれども、どうしたら今5名を6名、7名というふうに上げていけるかというような見通しはあるのかと。これは私がよう答えん、難しいからあなたにお聞きするんですけどね。どうしたら、これを常時雇用に結びつくような方向に持っていけるのかと。この辺をもし考えがあれば、難しければ難しいで結構でありますけれども、考えがあれば、単に当てがいがあるからさっとやるということじゃなさそうな、そう思いますけどね。 市長、私が言ったとおりのえどられたかどうかは別にしましても、その心意気は大いに了とさせていただきますので、ぜひともひとつ、その辺のところを気合を入れてやっていただきたいんですが、さあ、これでどうするんですかと聞いたらいけんでしょうけれども、再度、非常に市民参画と言われても、言うにはやさしいんですけどね。とりあえずは、まずは市民の心にしっかりと声をかけていかんにゃいかんのじゃないかなということでありますが、これ言うたら意見になりますから、再度、市長、単純にそういうふうに、そう思っておりますが、やりますと言われただけじゃどうもまだ具体論が、具体的にイメージがわきませんけれども、ちょっとよろしいですか。もう一遍、同じことを言わせるなと言われるかもしれませんけれど、よろしくお願いします。
◎経済部長(藤村浩巳君) 効果等については、なかなか難しいことのお問い合わせでございます。現実には、この雇用創出事業が期間限定の3カ年というふうになっております。常時雇用するということになりますと、当然、常時何らかの補助金等が、例えばの話でございますが、森林組合とか雇用されまして、そのまま補助金等が続けば雇用をしてもいいというふうなお声は聞いておりますが、何せこの期間限定というものがついておりますので、実際的になかなか常時の雇用には結びつかないのが実態であろうというふうに思っております。
◎市長(河村和登君) 市民参画の手法についてでございますけれども、今先ほど御答弁申し上げましたけれども、総合計画、これは10カ年司法上でも決まっておりますけれども、それに向けて、これから地方分権の時代を迎えますけれども、しっかり市民の方にこれからどういうまちをつくったらいいかということについて意見がいただけるような、また、その意見が開示できるような、そういう中で進めていく手法がいいんではないかなと、そのように考えております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。これをもちまして土木費の質疑を終了します。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) ここで暫時休憩いたします。次の会議は19時45分から再開いたします。 午後 7時30分休憩 ────────────────────────────── 午後 7時45分再開
○議長(
梶山正一議員) 休憩前の会議を再開いたします。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) 次に、消防費について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆6番(村上秀夫議員) 参考資料の112ぺージ、消防費の機能強化ということで予算計上してありますけれども、消防職員教育資格講習等の235万4,000円ですけれども、そこら辺の現在の教育内容といいますか、そういったところの御説明を賜りたいと思います。
◎消防長(南克彦君) お答えを申し上げます。 まず、学校教育でございますけれども、御承知のように、県に消防学校がございまして、その中で各、初めて消防職員になったときに入校する初任教育と、それから、在職中にそれぞれの現任教育と申しまして、警防、予防、救助、無線、救急、そういった各種教育がございますけれども、平成15年度は一応27名の派遣を予定いたしております。 それから、資格でございますけれども、私ども消防職員はいろいろ救助を行う関係で、各種資格が必要でございまして、15年度は特定化学物質等の作業主任講習あるいは小型移動クレーン技術講習、玉掛け講習、ガス溶接講習、それから、酸欠危険作業主任講習、それから、大型自動車免許取得、こういった資格に14人を今予定をいたしております。
◆6番(村上秀夫議員) 救命救急車なんかの面もあるんではなかろうかと思うんですが、そうした救命措置の講習といいますか、そういったものをやっておられるか、また、そういった配備を人員の配置をされておるかということをお伺いしたいと思います。 それで、現在、臨時議会にも申したと思うんですけれども、現在、携帯電話とか普及してますから、無線というものが余り必要ではないかという見方もできるんですが、やはりここに消防器具の整備事業ということで整備されるのは結構でございますけれども、やはり消防職員の皆さんで、すわといった緊急時には自前で修理ができるよといった教育も十分になされておかなくてはならないと思っておるところでございます。 やはり緊急時に使用するものでございますので、使えなくなっても自分で修理して使えるというようなふうに訓練されてないと、大きな災害があった時等、大変よい器具を積んでおっても、自分で修理保全ができないというような状況ではいけないという思いがするわけですが、そういった考え方の中で、もう少し教育という面は、日々訓練されておると思いますけれども、もう少し教育という面を強化していただきたいなという思いもするわけでございます。そこら辺のお考えをお聞きしたいと思います。
◎消防長(南克彦君) お答えを申し上げます。 まず最初の救急の資格を持った職員等の配備でございますけれども、私どもは今、4消防署、1出張所、1分遣所を抱えておりますけれども、消防署におきましては、それぞれ選任の救急隊員を配備いたしております。しかしながら、出張所、それから、分遣所につきましては、これは今救急のみを行っておりまして、出張所におきましては、救急隊員と、それから、警防隊員を兼ねた隊員を配備いたしておりまして、それぞれ救急の資格はすべて取得をいたしております。 それから、ただいまおっしゃいました教育の件でございますけれども、私どもできるだけ今おっしゃいましたような自分たちで保守管理ができるような形での教育も行いたいというふうに考えております。そういったことで、これからも十分努力をいたしたいというふうに思っております。
◆6番(村上秀夫議員) 最後になりますけれども、救急救命事業推進事業ということで995万5,000円計上されておりますけれども、その内訳のア、イ、ウのアの救命士の養成計画でございますけれども、これは何名ぐらい計画されて、どのような養成内容になるのか、お聞きします。
◎消防長(南克彦君) お答え申し上げます。 救急救命士の養成につきましては、これまでも年次計画でもって養成をしてまいりました。このたび合併をいたしました関係で、ただいま申しました部署で最低一つの部署に私ども交替制で勤務をしておる関係で4名の救命士が必要でございます。そういたしますと、6カ所ございますので、最低24名の救急救命士が必要でございます。現在、15名養成をいたしておりますので、これから年間2名程度は養成をさせていただいて、できるだけ早く充足をしたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆18番(中津井求議員) 参考資料の112ぺージの消防機材器具の整備事業というところに消防無線機というのがございます。この辺でもうちょっと詳しく説明してほしいんですけど、台数とか、いろいろあると思うんですけど、どういうものかというのをお聞きします。
◎消防長(南克彦君) ちょっと済みません。112ぺージの一番最後の消防無線機の内容でよろしゅうございますか。 これは、いわゆる移動式の無線機でございまして、消防車等に積載をする無線機が、これが10ワットでございます。これやはり老朽化をいたしますと、非常にこの無線の通りが悪くなりまして、年次計画でもって更新をさせていただいております。 それから、携帯5ワット4局というのが、これ隊員が保持して隊員同士が現場活動でいろんな情報交換をする、あるいは指示をするといった形で使う無線でございまして、これも老朽化した無線を年次計画で更新をさせていただいておるものでございます。
◆18番(中津井求議員) 当然、これは、救急を要したりとか、緊急の場合には必要と思いますので、ぜひそろえていただきたいと思うんですが、これのどこまでこれ届くようなものなのか、距離ですね。お互いが話し合う距離ですね、携帯のやつ。これ要するにページングちゅうんですかね、何かこういうやつですかね。距離的に問題があるかないか。要するに、私以前、実は火事やったことがあるんですけど、こういうやつで話しておられたんですが、聞こえなかったんですね。それで物すごくおくれたというふうなこともありましたので、機能としてもいい機能のやつでやるということが本当に必要だなということを身にしみて感じましたのでちょっとお伺いしようと思ったんですけど、どのぐらいの距離で話ができるかどうかということがわかったら教えていただきたい。
◎消防長(南克彦君) お答え申し上げます。 御案内のように、この無線につきましては、障害物があるかないかで非常にこれは変わってまいります。そういったことで、実は10ワットのこの無線で、極端に言えば、会場で全く障害がなければ、九州の無線が私どもの方へ入ってくるということもございます。そういったことで、大体10ワットでこの市街地内であれば、ほとんど通話が可能になるというふうな状態でございます。 それから、5ワットにつきましても、ちょっと距離で申し上げるのは非常に難しいわけでございますけれども、大体消防隊が現場活動をする範囲であれば十分に可能でございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかにございませんか。
◆57番(中原重之議員) 519ぺージの防災対策費に関連してお尋ねをしたいと思うんですけれども、防災会議委員8名の報酬等が組まれています。合併する以前は、2市2町それぞれ防災計画を持っていました。合併して、一つの市になったわけですから、市全体を統一した防災計画が必要になってくるというように思ってますけれども、この防災計画の作成についての計画はどのようになっているのか、お尋ねをしたいと思うんです。 その中で特に、海上での油が流出したときの資材等、徳山消防署にはきちんとそろっていたんだとは思いますけれども、例えば中和剤だとか吸油マットだとかですね。聞くところによると、十分そういった装備がないために、海上に油が出たときにコンビナートの企業からそういったものを急遽取り寄せて対応したといったような事例がこの近くでもあったように聞いています。そういったものは周南消防ではきちんとそろってると思いますけれども、そういった海上に油が流出したときの対策等も、この防災計画の中にはきちんと盛り込まなければならないと、このように考えてますけれども、周南市としての、合併した周南市の防災計画の作成について、どのような計画になっているのか、お尋ねをいたします。
◎消防長(南克彦君) まず、海上での油が流出したときの資機材については、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 私の方では、主に河川に油が漏れた場合の対応ということで、まずオイルフェンスは用意いたしております。それから、オイルマット等も準備をいたしております。 そういうことで河川が油が漏れた場合には、十分それが海に流れ出ないようにこのオイルフェンス等でカバーできるというふうに考えております。 海上につきましては、これは海上保安部等の資機材で主に対応をしていただいているところでございます。
◎総務部長(津田孝道君) 中原議員さんのもう一つの質問の防災計画の問題でございますが、4月21日合併をしまして、今タイムスケジュール的に今考えていろいろやってるわけですが、若干申し上げますと、素案を作成し、それから、関係機関及び庁内で調整をしたり、あるいは県の消防防災課へ事前協議したり、いろいろ県知事へ協議ということが出てくるわけですが、最終的に一応防災計画をきちっとしたものを11月初旬を目標に現在詰めておるのが実情でございますので御理解を願いたいと思います。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆17番(炭村信義議員) 御期待に反して悪いんですが、この合併により防災体制あるいは火災での戦闘体制というのは私は相当強化されたんではないか。合併をすることによって、それだけでも強化されたんじゃないかというふうに思っておりますが、実際にそういうふうな形になったのかどうか。その点まず一つ。 次に、高規格の救急車を購入されておりますが、これは通常の救急車をやめて、やめてというのはちょっとおかしいんですが、高規格をふやされたのか。それとももうすべてを使うつもりで高規格をもう一台ふやしたという格好なのか。 といいますのも、全員の消防署の職員さんの全員の体制がどうなのか。緊急出動をかけなくても、今1台の救急車が出動した。そのときに火災が起こったときに何台の消防車がきちんと出られるのか。その辺の消防体制というのは、今、周南中央署ちゅうんですかね、周南署になるのか。新宿通りにあるあそこの本部で考えてもらって、そういう時にどのぐらいの体制が今とれるのか。 といいますのも、やはりこれは命とか財産にかかわる問題なので、何でも人を減せということにもならないだろうし、むだをされても困るんですが、多少の安全性という意味では人を確保してやっていくべきだろうと思いますので、その辺、どうなってるのか、お聞かせ願いたいと思います。
◎消防長(南克彦君) お答えを申し上げます。 今おっしゃいましたように、合併によりまして、今まで三つのこの消防本部が対応しておりましたものが、今度は一つの消防本部で一体的な活動ができるということで、この消防力の機能が非常に充実されたというふうに私どもも考えております。 そういった中で、出動体制でございますけれども、私どもは建物火災あるいは車両、船舶、林野、中高層火災あるいはコンビナート、こういった火災の種別によりまして、それぞれ出動計画をつくっております。 そういったことで、例えば、一般的な建物火災で例を申し上げますと、従来であれば、建物火災のまず第1出動で、徳山であれば、消防車が3台というふうな体制になっておりました。新南陽であれば、恐らく消防車が1台ないし2台ではなかったかと思いますけれども、そういったところはまず第1出動で消防車が4台出動をいたします。これは近隣の署からそれぞれ出動する。あわせて救急車が1台出動すると。それで火災の状況によりまして、さらに第2出動で消防車が2台出動して、救助工作車が1台出動するということで、通常の火災であればこれで鎮圧できるというふうに私ども考えております。 ただ、非常に管轄が広いわけでございますから、余り全部が1カ所に集中するというわけにもまいりませんので、そういったときには、私ども交替制の勤務をやっておりますもんですから、この非番職員を招集して次の火災に備えるというふうな体制をとっております。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆59番(兼重元議員) 消防の隊員ていうか、職員は、やっぱり旺盛な士気と、それから、高い使命感、こういうものが常に求められるんだと思うんですね。 そこで、名実ともに14市の消防組織いわゆる広域消防というものが大方でき上がりつつあるという段階で、一つには、実践的な施設の整備はこれからどんどん進んでいくでしょうけれども、現実にその隊員が高いモラルをきちっと持続させるためには、それなりの施設なりスペース、こう常に待機するような場所、執務をするような場所については、それなりのレベルのやっぱりものにすべきじゃないかと思うんですよ。現状幾つか庁舎がありますけれども、そういうものをよくチェックされて、こんなほうとくないとこに住んでおるのかというようなところもありますから、ですから、そこにもしっかりやっぱり修理費をつぎ込んで、本当に先ほど言ったような状況が常に維持できるような、市民に安心してもらえるような、そういう消防隊員、あるいは消防署として私は今度いい形でスタートしてほしいと思うんですけどね。 消防長、かぶりを振っておられますが、私が言うことはよくおわかりでしょう。思いませんか。ちょっと返答してください。
○議長(
梶山正一議員) 兼重議員に申します。担当委員にかかわる消防でございますので、当件についての答弁は今からいたしますが、後ほどの関係については御遠慮願います。
◆59番(兼重元議員) どうも済みません。
◎消防長(南克彦君) お答え申し上げます。 消防に対しては、大変心強い御支援をいただいたというふうに感謝をいたしております。おっしゃいましたように、私どもはやはりこの災害に対応するということで、非常に強靱な精神力と体力が必要でございます。 御案内のように、先般、神戸市で隊員が4名殉職をするというふうな事故もございましたけれども、こういったことがあったからといって、私ども隊員が火災現場でひるんで消防戦闘にそごを来すようなことがあってはならないということで、もちろん安全管理には万全を期さなきゃいけないというふうに考えておりますけれども、そういった旺盛な士気と強靱な体力を養成するために、今おっしゃいましたように日々訓練を重ねておりますが、そういった訓練施設等についても、おっしゃいましたように、まだ十分ではございませんので、これから十分ひとつ配慮してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。
◆18番(中津井求議員) もう一つ、509ぺージの委託料の中に、石油タンク等検査委託料というのがございまして、これ1,600万というのが出ておりますが、これ詳しく説明してほしいと思います。
◎消防長(南克彦君) お答え申し上げます。 これは、1,000キロリットル以上のタンクを通称特定タンクというふうに申しておりますけれども、この1,000キロリットル以上のタンクにつきましては、その溶接部の検査あるいは保安検査等が、これは消防法で義務づけがされております。そういったことで、これが該当するのは、旧徳山市と旧新南陽市でございますけれども、こういった企業のそういったタンクを法令に基づいて定期的に検査をするものでございますけれども、この検査をするについては資格がございまして、私ども消防職員ではその資格がございませんので、現在、消防法で定める特殊法人に危険物保安技術協会というのがございます。全国の消防は、今この危険物保安技術協会に委託をして、検査をしてもらっておるところでございます。 今年度は、この溶接部の検査あるいは保安検査等36基を今予定をいたしておるところでございます。
○議長(
梶山正一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 質疑なしと認めます。これをもちまして消防費の質疑を終了します。──────────────────────────────
○議長(
梶山正一議員) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
梶山正一議員) 御異議なしと認めます。本日は延会することに決定しました。 本日はこれをもちまして延会します。次の本会議は7月3日午前10時から開きます。 午後 8時10分延会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 周南市議会議長 梶 山 正 一 周南市議会議員 竹 本 新 周南市議会議員 多 田 道 馨...