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06月08日-01号

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  1. 下松市議会 2022-06-08
    06月08日-01号


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    令和 4年 6月 定例会(5回)令和4年6月8日令和4年第5回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和4年6月8日(水曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第4、議案第30号 令和4年度下松市一般会計補正予算(第2号) 日程第5、議案第31号 下松市税条例等の一部を改正する条例 日程第6、議案第32号 動産の買入れについて 日程第7、議案第33号 市道路線の廃止について      議案第34号 市道路線の認定について 日程第8、報告第2号 令和3年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書      報告第3号 令和3年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 日程第9、報告第4号 令和3年度下松市水道事業会計予算繰越計算書      報告第5号 令和3年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書      報告第6号 令和3年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書 日程第10、報告第7号 一般財団法人下松施設管理公社の令和4年度事業計画説明書の提出について       報告第8号 公益財団法人下松文化振興財団の令和4年度事業計画説明書の提出について       報告第9号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和4年度事業計画説明書の提出について       報告第10号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和4年度事業計画説明書の提出について 日程第11、報告第11号 専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について 日程第12、監査報告第2号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第12まで出席議員(20人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  磯 部 孝 義 君        16番  三 浦 徹 也 君17番  森   良 介 君        18番  堀 本 浩 司 君19番  柳 瀬 秀 明 君        20番  守 田 文 美 君21番  渡 辺 敏 之 君        22番  田 上 茂 好 君23番  斉 藤 マリ子 君        24番  中 谷 司 朗 君25番  中 村 隆 征 君        26番  村 田 丈 生 君27番  松 尾 一 生 君        28番  木 原 愛 子 君29番  山 根 栄 子 君        30番  金 藤 哲 夫 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            玉 井 哲 郎 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       企画財政部長         真 鍋 俊 幸 君       総務部長           大 野 孝 治 君       地域政策部長         原 田 幸 雄 君       生活環境部長         片 山 弘 美 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           久保田 幹 也 君       教育部長           河 村 貴 子 君       消防長            原 田 保 寿 君       監査委員           棟 近 昭 典 君       健康福祉部次長        中 山   昇 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 空 之 文 君       議事総務課長         深 野 浩 明 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(金藤哲夫君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。これから令和4年第5回下松市議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 あらかじめ申し上げます。本定例会におきましては、議案等の質疑とこれに対する答弁は着座のまま行うこととし、一般質問とこれに対する答弁は起立により行うことといたしますので、御承知おきくださいますようお願いをいたします。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(金藤哲夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、中谷司朗議員近藤康夫議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(金藤哲夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月22日までの15日間としたいと思います。これに御異議はありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月22日までの15日間と決定をいたしました。 △日程第3.諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(金藤哲夫君) 日程第3、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、御説明を申し上げます。 本市では、現在7人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱されております。 このうち、林哲人委員の任期が本年12月31日に満了いたしますので、その後任委員の候補者の推薦について、議会に意見を求めるものであります。 私は、林さんに再任をお願いしたいと思っております。 林さんは、中学校教諭として長きにわたり、教育に尽力され、下松市教育支援センター教育指導員を経て、現在は本市の教育委員として、児童、生徒の指導等に携わられております。 平成29年に人権擁護委員に就任されてからは、いじめ問題や不登校対策等、子供たちを取り巻く問題の解決に積極的に取り組まれており、人権擁護委員としての要件を十分に備えておられます。 林哲人さんの人権擁護委員候補者への推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。諮問第1号は異議のない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、異議のない旨、答申することに決しました。 △日程第4.議案第30号令和4年度下松市一般会計補正予算(第2号) ○議長(金藤哲夫君) 日程第4、議案第30号令和4年度下松市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第30号令和4年度下松市一般会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ3億7,448万9,000円を追加し、補正後の予算総額を229億1,448万9,000円とするものであります。 民生費は、保育士や放課後児童支援員等処遇改善に要する経費として4,580万3,000円、低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業として7,825万3,000円を計上しております。 衛生費は、子宮頸がんワクチン予防接種事業費として4,334万円、60歳以上の人等を対象とした新型コロナウイルスワクチン4回目の接種事業費として8,354万円を計上しております。 農林水産業費は、農業委員会におけるICT機器購入費として9万3,000円を計上しております。 土木費は、平田昭和通り交差点改良事業費として2,200万円、社会課題対応型都市公園機能向上促進事業モデル事業に採択されたことに伴い、災害時避難場所整備事業を再編し、公園緑化費を5,000万円減額するとともに、新たに恋ケ浜緑地公園整備事業費として1億3,000万円を計上しております。 教育費は、幼稚園教諭等処遇改善に要する経費として1,663万円、小学校給食センターにおけるLPガスの価格高騰に伴うガス代の増額として300万円、事業採択に伴う誘客イベント開催事業費として210万円を計上しております。 以上の財源として、国庫支出金県支出金、繰入金、諸収入及び市債を充当、調整するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) おはようございます。何点かお聞きをいたします。 まず、一番最初の民間保育費です。 保育士等処遇改善臨時特例事業に関連したものであると思いますが、下のほうです。実施期間、令和4年10月以降の金額が書いてございます。その上の、要するに地域型保育給付費340万円、私立保育所保育実施費1,765万5,000円という項目がございますが、もう単純なことですが、この積算の期間です。10月から何月までの部分なのか。それが1点。 それと、10月以降は、この2つの項目で、ずっとこれからも継続して、恒久的だというふうに書いてございますが、こういう流れでいくんだと思うんですが、保育単価に、この対応が反映させられるというお話がございました。この保育単価に反映させることで、職員さんの3%程度の収入増が、どういうふうに確保されるのか。それをどのように確認をされるのか。これが2つ目です。 さらに加えて、対象となる職員の皆さんが3%引上げに、この処置によって、引上げになるのか。前回補正が出ておりましたが、そのときにも3%程度の引上げになってきたのか。そのあたりの実績と今後の予想について、お聞きをいたします。
    ○議長(金藤哲夫君) 中山健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(中山昇君) おはようございます。何月までかという御質問を、まず1点目にいただきました。 今回のこの事業につきましては、4月から9月までにつきましては、国庫全額補助という形で手当てがされます。10月以降、令和5年度以降もそうなんですけれども、こちらにつきましては、先ほどもありましたけれども、通常の運営費の中で、公定価格として反映をされて、国県、手当てをしていただくものでございます。 今回の先ほどの御質問は、この令和4年度に関しましては、10月から3月までの委託料あるいは負担金補助及び交付金のほうで、予算のほうを計上させていただいております。 それから、2点目でどのように確認するのかということなんですけれども、補助金の、前半の4月から9月につきましては、実績に応じまして支払いをするようになるんですけれども、事業が完了する9月が終わりましてから、申請書のほうを頂きまして、精算をして、支払いをするという形になります。 それから、10月以降につきましては、委託料等の中で反映をさせて支払うという形になりますので、どのように確認するかといいますと、毎月概算で各施設のほうに、この処遇改善分も含めて支払いをさせていただきまして、3月の年度末に精算をするという形で行うこととなります。 それから、3つ目の御質問で、3%の引上げになっているのかということの御質問ですけれども、今、現在、令和3年度の補正のほうでも予算を組ませていただいております。こちらのほうにつきましても、補助の基準に基づいて申請のほうをいただきまして、確実にお支払いのほうはしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 今、確実に3%程度は、実態からみてもきちんと引上げがされておりますというような答弁でございましたが。今の民間の保育園の保育士さんの状況は、私どもはよく分からないんですが、本来配置すべき保育士さんの数以上に、例えばパートの職員さんとか、臨時といいますか、そういうふうな職員さんを正規の、本来必要な数に加えて配置をされておるのではないのかなとも思うんですが。 そうした場合に、そのようなパートの職員さんですね。この方はこの制度の対象になるんでしょうか。もし対象になるんであれば、本来の正規の職員さんプラス何人かの人がおってですから、この予算で平均して、ならしていくと、多少差がある可能性もあるんではないのかなというふうにも思いますが。そのあたりの実態はいかがでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 中山健康福祉部次長。 ◎健康福祉部次長(中山昇君) これは国の事業でございまして、まず10分の10の国庫補助になりますけれども、この算定の仕方といたしまして、国のほうが基準を示しております。地域区分、それから定員区分、それから、その平均の、その施設の年間の平均児童数、これを掛けるような形で算定をするようになっておりまして、国の単価が施設の定員の割合で定められておりますので、その単価に基づいて積算をしております。 御質問の基準以上の保育士を雇った場合の手当につきましては、国の制度上におきましては、そこの補助の基準以上の数につきましては、その手当てをしないというわけではないんですけど、その施設に対しては支払いをします。その中で、その施設の裁量の中で、分配をする形にはなろうかと思います。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。ほかにありますか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 今、質問のあった保育士の待遇改善の問題ですが、口頭の説明だけでは、ちょっと理解が致しかねるんで、まあ、委員会に付託をされるというふうに思うんです。思うので、やっぱり資料として、委員会にそういう改定の資料について、準備し、御提出願いたいというのが1点です。 それから、質問ですが。民間保育園待遇改善というのは、今のところで努力はされようとしているんですけれども、下松の保育行政において、会計年度の職員さんがかなりの人数を占めているわけですよね。この方々の待遇というふうなものは、正規の職員さんに比べて大幅に低いと、悪いという状況があるんですが。そのあたりの待遇改善については、どういうふうに考え、対応しようとしておられるのか。それが質問の1点です。 それから、この補正予算の中で、ひとり親以外の特別支援というふうなものが3,450万円ですか、計上されているというふうに思うんですけれども。世帯数なり、対象人数なりというふうなものが、資料で出せればお出し願いたいというふうに思います。 それから、3つ目ですが。平田昭和通りに関わって、改良工事で2,200万円、予算が計上されていますけれども。3月の予算審査のときに、青木線の拡幅改良というふうなものに、今年度から取り組むというふうなことで、それの具体化の第一歩が、今度の補正予算、さらにそれを促進するのが2,200万円だというふうに思うんで。全体、この青木線、長年、この早く拡幅をという声は随分強かったんですが、やっと前に進み始めたということの中で、今回の家屋と立木1,570万円がここに計上されていますけれども、どういう形。とりあえずこの1,570万円はどこの位置というふうな、そういう図面もぜひ御提出いただきたいなというふうに思います。 それから、質問ですが。恋ケ浜の緑地公園に関わる予算について5,000万円減額をし、1億3,000万円が計上されるというふうなことでありますけれども。それで、図面も頂きました。図面も頂きましたが、私はあそこの中にある芝生広場というのは、非常に貴重な広場だなというふうに思っていたんですが。ここが残土置き場に、今、現状はなっていないかなと。テニスコートを人工芝に替えた、そのときに生じた土が芝生広場の上に積み上げられていると。そこに出入りするダンプカーによって、芝生広場がかなり荒らされているという状況があります。 あそこの芝生広場そのもの公害防止事業団があそこの公園を造ったんですが、市が要請をして、その芝生広場の役割について、市のほうはどういう位置づけをしているのか。残土を置いていますけれども、あの残土置き場の下には、芝生を守る、そういう養生の手だてが取られているのかどうなのか。 ダンプがそのまま乗り入れていますけれども、かなり荒れていますね、芝生広場が。通常そういうふうな施設にダンプ等が乗り入れる場合には、養生措置を取って、あまり被害を与えないようにという措置が取られているのが通常だと思うんですけれども、そういう通常措置も取られないままに、荒れているというのが。 これが、残土置き場の状況を示す写真です。入口等々に、この辺、道がついていますけれども、ダンプが走って、芝生ががちゃがちゃになり、赤土が出るという状況になっています。 こういう公共施設の管理の在り方がね、テニスコートを人工芝に替える、そういうようなことがやられたわけだけども、そのために他の事業がどうなってもええちゅうわけにはいかんだろうと思うんですよ。 このあたりについて、どういうふうに市長さんは考えておるのか。ちょっと明確に答えてください。 以上の点を、ちょっとお尋ねをしておきます。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺議員に申し上げますが、写真と資料を提示する場合は、議長の許可を得てやってください。 ◆21番(渡辺敏之君) はい、はい。はい。 ○議長(金藤哲夫君) それからもう一点、資料要求が3点ございますが、そもそも質疑でありますので、資料要求については、委員会の中で要求をされるように求めておきます。 大野総務部長。 ◎総務部長(大野孝治君) 私からは、会計年度任用職員の保育士という点で、お答えしたいと思います。 会計年度任用職員につきましては、職種ごとに給料や報酬を決定しておりますが、他の職種とのバランスや均衡を考えて決定しておりますので、保育士についてだけ現状アップするというのは難しいというふうな考えでございます。 いずれにいたしましても、人材確保の観点から、適切な対応をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 久保田建設部長。 ◎建設部長久保田幹也君) 恋ケ浜緑地公園についての質問をいただきました。 恋ケ浜緑地公園芝生広場に残土を置いているという問題でございますけれども、こちらの残土については、工事で発生した残土は基本的に工事間同士有効利用をすることを鉄則として、公共工事を進めております。 このたびテニスコートの工事で発生した土砂については、良質な土砂であり、それを有効活用するということは、資源の効率化、工事費の節約にもつながり、従来から取り組まれていることでございます。仮置きした場所が芝生広場の中で、利用者には御迷惑をかけていることは承知しておりますが、御理解をいただきたいというふうに思います。 今後、仮置きの土砂を受け入れる工事が始まれば、随時撤去してまいりたいというふうに考えております。こちらの状況、承知しておりますので、適切に管理し、また復元できるように考えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) もう一点、答弁が抜けております。平田昭和通り久保田建設部長。 ◎建設部長久保田幹也君) すみません。平田昭和通りの状況でございます。 このたび補正を出していただきましたけれども、対象となる家屋につきましては、現在、家屋調査の途中段階でありまして、また明確な金額も示されていない状況にあります。用地交渉の最中でありまして、現時点で詳細図面を提示して、対象者を限定するということにつきましては、今後の交渉に影響を及ぼしかねないということもございますので、図面の提出は差し控えさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 今のところ、平田昭和通り、青木線の拡幅改良についての、個別にどこの家をというふうなことを言っているんじゃないんよ。全体、どういうふうに、今後、買収をしていくのか。そういう概括的な図面。まあ、都市計画決定をしてるわけじゃから、それぞれの地権者に様々な規制がかかっていると。土地活用についてはね、というふうに理解をするんだけども、どういう形で何年度までに、どこまで行くというふうな、そういう概括的なものは議会にお示しいただかないと。いただくべきだというふうに思いますので、特別に今の単価がどうのこうのというつもりはありません。概括的な全体をどういうふうにしようとしているのか。そのあたりのところを、ちょっと理解できるものをお示しいただきたいというふうに思います。 それから、緑地公園芝生広場の関係ですが、有効利用をするというのは、そりゃあ、そのとおりで。残土を捨てるということじゃなしに、有効利用をしていくというのは、当然あるべきだと思うんですが。そういう既設の目的を持った芝生広場に、一定の面積でそこに占拠をすると、占有すると。目的外の利用なわけだよね。同時に、あそこの芝生広場の養生をするという手だてが取られているのかどうなのか。あのダンプが走っている跡が、かなり荒れていますけれども、そういう養生について、芝生広場の養生をするというふうな、そういう観点が欠落しているんじゃないのかなと。現場を見て、何じゃこれはというふうに、ちょっとびっくりしたんですが。 そのあたりでは、有効利用のところだけが先行して、既存のそういう施設を守っていく。あの残土置き場の下にブルーシートか何か敷いたり、通り道にコンパネか何かで、あそこの芝生が荒れないような、そういうふうな配慮というふうなものが成されて然るべきだというふうに思うんだけども。そういうことをやった形跡が、ちょっと見えないんですよね。 ですから、そういう事業の進め方というふうなものが、果たしてまともなのかどうなのか。全部税金でつくっているわけですからね。そこのところはきちんと……。まあ、もう既にやられているから、今さら取り返しはつかないんだけども。今からの事業を、いろんな事業を進めるに当たってね、そのあたりのところはやる必要があるんじゃないのかなというふうに思うんで、指摘をし、執行部の見解を確認しておきたいというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) 久保田建設部長。 ◎建設部長久保田幹也君) まず、平田昭和通りの件でございます。 このたびの補正予算道路事業として行う局部的な交差点改良事業で、通学路安全プログラム問題箇所解消、また県警が進めております点滅式信号の撤去に向けて、局部的に交差点改良を行うものであります。 同時に、こちらの交差点は都市計画道路、青木線が東西に計画されております。青木線につきましては、今後、交通量の増加も見込まれます。ということもありまして、今年度、都市計画道路事業として行う事業化の準備として、測量及び設計を行う予定にしております。 特に計画区域内の中に、二級河川、平田川と交差するという状況になりますので、河川協議によっては、線形を見直す必要が出てくることになり、都市計画道路の変更手続も行うということになります。 その手続等を考えますと、かなりの期間を要しますので、まずは局部的な安全対策に取りかかり、その後、都市計画事業にして抜本的な道路改良を進める予定としております。その際になれば、詳細な図面が提出できるということになります。 それと、芝生広場につきましては、残土の下には養生シートは敷いてあると思います。ただ、そこへ行くまでのトラックの通路につきましては、ちょっと現状のままトラックが走行したという状況になっていますので、早く改善できればというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。ほかに質疑はありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第30号は、総務教育委員会に付託をいたします。 △日程第5.議案第31号下松市税条例等の一部を改正する条例 ○議長(金藤哲夫君) 日程第5、議案第31号下松市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第31号下松市税条例等の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、地方税法等の改正に伴い、条例の規定の整備を行うものであります。 主な改正内容について、御説明を申し上げます。 まず、住宅借入金等特別税額控除についてでありますが、適用期限を4年延長して、令和7年12月31日までとし、控除限度額を所得税の課税総所得金額等の7%から5%へ引き下げるとともに、新築住宅等に対しては、控除期間を10年から13年とするものであります。また、カーボンニュートラルの促進を目的として、省エネ性能の高い認定住宅等について、借入限度額の上乗せを行うものであります。 次に、上場株式等の配当所得等に係る個人の市民税の課税方式について、現行は所得税の課税方式と異なる方式が選択可能でありますが、所得税の課税方式に一致させるものであります。 以上、議案第31号について、御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は、委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第31号下松市税条例等の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第31号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第32号動産の買入れについて ○議長(金藤哲夫君) 日程第6、議案第32号動産の買入れについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第32号動産の買入れについて、御説明を申し上げます。 この議案は、災害対応特殊救急自動車の購入について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。今回購入する車両は、高度救命処置用資機材を積載しており、救急救命活動に多大な効果を発揮することが期待できるものであります。 お手元の資料にもお示ししておりますとおり、去る5月25日に、6社による指名競争入札を実施し、落札者である山口トヨタ自動車株式会社と3,740万円で契約しようとするものであります。 以上、議案第32号について、御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第32号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第32号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第32号動産の買入れについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第32号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第33号市道路線の廃止について      議案第34号 市道路線の認定について ○議長(金藤哲夫君) 日程第7、議案第33号市道路線の廃止について、議案第34号市道路線の認定について、以上の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第33号市道路線の廃止について及び議案第34号市道路線の認定について、一括して御説明を申し上げます。 高橋3号線及び高橋4号線につきましては、開発行為により造成された団地内の道路が延長されることから、一旦廃止し、延長部分を含めた路線として再度認定するものであります。 常森線につきましては、国道2号の管理区域と、市道認定区域との整合を図るため、一旦廃止し、管理区域に応じた市道区域として再度認定するものであります。この結果、市道路線数は886路線、総延長は約315キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第33号及び議案第34号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号及び議案第34号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第33号及び議案第34号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、順次採決を行います。 初めに、議案第33号市道路線の廃止についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第33号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号市道路線の認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第34号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 △日程第8.報告第2号令和3年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書      報告第3号 令和3年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 ○議長(金藤哲夫君) 日程第8、報告第2号令和3年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書、報告第3号令和3年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書、以上の2件を一括議題といたします。 報告内容の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第2号令和3年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書及び報告第3号令和3年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、報告第2号令和3年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、御説明をいたします。 地籍調査事業及び戸籍情報システム等改修事業は、国の補正予算に伴うもので、年度内の完了が困難なため繰り越したものであります。介護施設等整備補助金事業、介護施設等開設準備経費補助金事業、災害発生土処理場建設事業、単独道路改良事業、社会資本整備総合交付金事業及び豊井地区まちづくり整備事業は、関係者等との調整等に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業及び子育て世帯への臨時特別給付金給付事業は、支給対象者の申請等が令和4年4月以降も続くことが予測されるため繰り越したものであります。 下松児童の家3・4建設事業及び花岡小学校特別教室棟改築実施設計業務は、年度内の完了が困難なため、繰り越したものであります。 新型コロナウイルスワクチン接種事業は、接種体制を引き続き確保するため繰り越したものであります。 下松赤谷土地改良区支援事業負担金、道路改良事業、新斎場周辺環境整備事業、河川改修事業及び港湾施設改修事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、資材調達に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 大海線道路新設事業は、他工事との調整に不測の日数を要したため繰り越したものであります。 小学校トイレ洋式化事業及び中学校空調設備整備事業は、国庫補助金の追加内示に伴うもので、年度内の完了が困難なため繰り越したものであります。 次に、報告第3号令和3年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 これは、継続費を設定しております旗岡住宅建設事業B号棟及び花岡公民館講堂建設事業について、令和3年度予定事業費の一部を翌年度に逓次繰越ししたものであります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第2号及び報告第3号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承願います。 △日程第9.報告第4号令和3年度下松市水道事業会計予算繰越計算書      報告第5号 令和3年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書     報告第6号 令和3年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書 ○議長(金藤哲夫君) 日程第9、報告第4号令和3年度下松市水道事業会計予算繰越計算書及び報告第5号令和3年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書及び報告第6号令和3年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書、以上の3件を一括議題といたします。 報告内容の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第4号令和3年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について、報告第5号令和3年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書について、及び報告第6号令和3年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 まず、報告第4号令和3年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、建設改良費を地方公営企業法第26条第1項の規定により繰り越すもので、同条第3項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の1事業500万円を繰り越しております。 次に、報告第5号令和3年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、継続費を地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により逓次に繰り越すもので、同項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の2事業1億4,924万円を繰り越しております。 最後に、報告第6号令和3年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、建設改良費を地方公営企業法第26条第1項の規定により繰り越すもので、同条第3項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の4事業2億2,100万円を繰り越しております。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第4号、報告第5号及び報告第6号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承願います。 △日程第10.報告第7号一般財団法人下松施設管理公社の令和4年度事業計画説明書の提出について       報告第8号 公益財団法人下松文化振興財団の令和4年度事業計画説明書の提出について      報告第9号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和4年度事業計画説明書の提出について      報告第10号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和4年度事業計画説明書の提出について ○議長(金藤哲夫君) 日程第10、報告第7号一般財団法人下松施設管理公社の令和4年度事業計画説明書の提出について、報告第8号公益財団法人下松文化振興財団の令和4年度事業計画説明書の提出について、報告第9号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和4年度事業計画説明書の提出について、報告第10号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和4年度事業計画説明書の提出について、以上の4件を一括議題といたします。 報告内容の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第7号一般財団法人下松施設管理公社の令和4年度事業計画説明書の提出について、報告第8号公益財団法人下松文化振興財団の令和4年度事業計画説明書の提出について、報告第9号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和4年度事業計画説明書の提出について及び報告第10号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和4年度事業計画説明書の提出について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、一般財団法人下松施設管理公社について、御説明を申し上げます。 同公社は指定管理者として下松市温水プール、下松市市民体育館、下松スポーツ公園体育館などの体育施設や、下松市地域交流センター、下松市駅南市民交流センターの管理運営を行っております。 今年度におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う対応のために、昨年度に引き続き事業計画を予定どおりに進めることができるか不透明な状況にありますが、各施設の利用形態を生かしながら、市民の健康や生きがいづくり、憩いや交流の場を提供するなどの公益目的事業の充実に努めてまいりたいと考えております。 次に、各施設の計画について御説明します。 体育施設はスポーツや健康づくりの普及、振興に寄与し、地域住民が気軽に気持ちよく利用でき、安全を第一に考えた施設となるよう適切な維持管理に努めます。温水プールは、天井からさびの塊の落下などがあり、利用者の安全を確保するため、昨年度からプール室部分を利用中止としております。 市民体育館及び公園プールは、立地条件を生かし、市民が快適に、安心して利用できる施設環境をつくることを目指します。また、各施設の特徴を踏まえた適切な運営と維持管理に努めます。 下松スポーツ公園体育館は、誰もが気持ちよくスポーツに親しめるよう、利用者のニーズを見極めながら施設の環境を整えることに努めます。 特に市民体育館、下松スポーツ公園体育館は、比較的空き時間の多い時間帯を有効に活用するため、市内の中学校、高等学校の部活動に貸し出すとともに、幅広い年齢層の利用促進を図ることに努めます。 4年目を迎えた下松スポーツ公園全体の管理については、スポーツの普及・振興の活動拠点として、また市民の健康づくり、憩いの場として、多くの人に利用されています。今後も安全で快適に利用できるよう、市及び施設間の連絡を緊密に取り合いながら、適切な維持管理に努めます。 地域交流センターは、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層や障がい者の方々に、健康づくりや生きがい活動を通じて、ふれあい交流を行う場を提供することを目指しており、よりよい施設管理に努めます。 また、今年度から当分の間、やまももホールに柔道畳を敷き、市民武道館武道場の代替施設として貸し出します。 駅南市民交流センターは、市民の交流活動や、まちづくり活動の拠点施設として、よりよい管理運営に努めます。 主催事業では、健康体操教室の開催や交流サロンでの絵画や写真、書道等の展示、各サークル活動の紹介など、市民に密着した事業を展開します。 以上のとおり、下松市施設管理公社は、各施設の管理運営を適切に行うとともに、市民の健康増進や生きがいづくりなどに寄与する公益目的事業を積極的に展開することを目指します。 次に、公益財団法人下松文化振興財団について御説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の流行は、市民の文化活動の縮小や、施設の利用制限など、現在もなお文化芸術及び文化施設を取り巻く環境に大きな影響を及ぼしております。 しかしながら、このような状況においても、文化芸術の灯を絶やさぬよう、ツイッターやインスタグラムなどを積極的に活用した情報発信を行うとともに、文化交流の拠点施設としての役割を果たすべく、新しい生活様式や感染拡大防止ガイドラインを踏まえた予防対策に万全を期し、市民の皆様に安全で安心な環境の中で、文化・芸術の鑑賞機会並びに文化活動及び活動の発表の場を提供できるよう努めてまいります。 公益目的事業といたしましては、劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化した作品「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をはじめ、世良公則と宇崎竜童によるスペシャルライブ、本市出身でプロの演奏家として活躍されている京都市交響楽団バイオリン奏者の相本朋子さんを中心としたメンバーでお届けする「室内楽のひとときinスターピアシリーズⅦ」、ピアニストの森永康夫さんによる「第6回ふるさとコンサート」など、文化芸術の鑑賞の機会を提供いたします。 また、住民参加型事業及び青少年を育成する事業の推進、文化団体、芸術家等への活動支援事業などを積極的に展開し、文化による市民交流の促進と、本市における文化芸術の振興を図ってまいります。 最後に、引き続き誰もが安全で安心して施設を利用できるよう、良好な施設管理運営に取り組んでいくとともに、市民文化の交流の場として、より親しみのある会館運営に努めてまいりたいと考えております。 次に、一般財団法人下松笠戸島開発センターについて御説明を申し上げます。 同センターは、国民宿舎大城及び笠戸島家族旅行村の指定管理者として、地域住民の福祉の向上と観光の振興を図るとともに、地域活性化に寄与するため健全な管理運営に取り組んでまいります。 令和3年度におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により合計97日間、両施設を休館したことや、国民宿舎大城の宿泊客数や宴会利用人数が例年に比べ大きく落ち込んだことなどにより、収入が大きく減少し、現在に至るまで困難な状況が続いております。 令和4年度予算につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が予断を許さない状況ではありますが、国や県の観光振興施策の効果等により、この状況が徐々に回復するものと見込んで作成しております。 年間収支につきましては、はなぐり海水浴場管理運営業務の受託を含め、経常収益の合計額5億4,831万1,000円から経常費用の合計額5億990万1,000円を差し引いた当期経常増減額3,841万円の黒字を見込んでおります。 具体的な施設利用促進策といたしましては、アンケート調査を継続するとともに、リピーターへのダイレクトメール送付やSNSでの発信を行うほか、タイムリーなプランの発信などに積極的に取り組んでまいります。 また、観光・スポーツイベントとの連携や地域産品の活用など、地域の諸団体との連携により、地域の特色を生かした運営を推進してまいります。 併せて、閑散期をベースとした人員配置や固定費の契約見直しなどに取り組み、損益分岐点を把握しつつ経費削減を図ってまいります。 新型コロナウイルス感染症拡大による難局を乗り切るため、引き続き適切な施設運営に取り組むとともに、地域経済の活性化に向け、下松市観光振興ビジョンに基づく観光客誘致等に努めてまいります。 最後に、公益財団法人下松水産振興基金協会について御説明を申し上げます。 同協会は、下松市栽培漁業センターの指定管理者として、種苗生産、中間育成、放流及び配布事業、養殖事業等の公益目的事業並びに収益事業を行っております。 まず、種苗生産、放流及び配布事業につきましては、マコガレイ、オニオコゼ及びキジハタの増産に加え、令和2年度からはアイナメ、ウマヅラハギの種苗生産を実施しております。 本年度も周南地域栽培漁業推進協議会等と連携し、種苗生産及び放流事業に取り組むとともに、大阪府をはじめとする他府県からの需要に応える供給体制の構築に努めております。 中間育成、放流及び配布事業につきましては、クルマエビ、ガザミなどの8魚種、約125万尾の中間育成を行い、周南地域の海域に放流することとしております。 ヒラメやトラフグ等の養殖事業につきましては、本市を代表する観光資源の一つとして重要な役割を担っており、種苗購入サイズの見直しや数量調整等を行い、歩留りの向上と、適正かつ効率的な出荷が行える生産体制の構築に努めてまいります。 また、地産地消を推進するため、栽培漁業センターを訪れる方々に対し、海産物への理解と、魚食普及への啓発活動を行ってまいります。 今後も生産物の歩留りの向上と生産管理の工夫など経費縮減に努め、栽培漁業センターの経営健全化を進めるとともに、水産資源の維持拡大及び水産業の発展に貢献してまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 報告第9号について、お聞きをいたします。 下松市笠戸島開発センターの収支予算です。 私、以前にも指摘をしたことがあるんですが、11ページ、12ページをぜひ御覧いただきたいと思うんですが。 契約内容は変わりまして、市に対する納付金2,000万円プラス経常利益の1%という規定が入りました。その規定がどのように実行されておるのかというのが、この収支予算では、なかなか見づらいんですよね。どこに入っておるのかというのがはっきりしません。私の勝手な判断ですが、12ページの上から3つ目の負担金2,064万円。この中に入っておるのかなというふうに思うんですが。その後に、実は当期経常増減額、要するに経常利益ですね。この欄が出てくるわけですよ。そういうふうにしますと、経常費用の中に入ってしまいますので、はっきり分からない。幾ら納付金を支払ったのかというのがですね。 という意味で、ぜひ経常費用の外に、この科目を移してもらえませんかと。そういう財務処理はできんのですかというふうに、前にも要請をしたんですが、変わっておりません。ぜひこれは、そういうふうにすべきだというんで、考え方をお聞きをしたいと思います。 それともう一点は、指定正味財産を減額して、一般正味財産に移していますよね、振り替えています。1,700万円。収支予算が3,841万円の黒字になるということですので、どういう、この正味財産を振り替えるのに目的があるのか。この点についてお聞きをしたい。それが2つ目。 それと、11ページを御覧ください。 経常費用の中の賃金というのがございますが、給料・手当は前年に比べて何百万円かの増加を予想されておりますけれども、賃金はおよそ700万円減少する。そういう予想を立てておられます。 一方で、当年度の収入額、これは前年に比べると約1億円増えると、増やすということになっていますよね。こういう経営はされるという方向なのに、売上げが1億円増えるのに、賃金を700万円減少させると。これは何か、体制的に何か大きな変更があるのではないかなというふうには思うんですが。これが、こういうような形で示されている理由について、お聞きをしたいと思います。 以上。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 納付金の御質問をいただきました。 納付金につきましては、議員さんのお見込みのとおり、負担金のところの2,064万円のうちに計上しております。 それと、その後、経常外に科目を移してはどうかという御提案をいただきました。これにつきましては、また理事会等の中で協議をしていきながら、また会計事務所の先生方にも相談をしながら検討させていただこうと思います。今、この場で、「移します」というようなお話はできないと思うんですけれども。このあたりを相談させていただきたいと思います。 それと、賃金についてです。賃金についての考え方になるわけですけれども。給料につきましては、正規の職員の退職と、新規の採用によるものの差額というのが予想されます。 また、人事異動等によって、財団法人の内部の職員の昇給と、この辺も給料に影響してくることになります。 また、賃金につきましては、パート、アルバイトの方々の退職と、それに伴う勤務体制の見直し、こういったことも考えられます。そういったことを踏まえまして、人件費に関わる予算が編成をされております。 また、皆さん御存じのとおり、支配人が5月1日付で交代しています。この辺の支配人報酬、給料に関係しても、このあたりの人件費に影響しているのではないかなというふうに思います。 いずれにしましても、コロナ禍の中で、いろんな工夫をしながら経営をしていかないといけないわけですけれども、多くの方々に御利用いただき、しっかりと利益を上げていくような体制で臨んでいきたいと思います。 また、それに伴いまして、支出部分につきましては、削れるところは削っていきたいというところで、その辺の差を見込みまして、今回、こういった予算を、理事会のほうで協議をしたところであります。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。(発言する者あり)正味財産の振替についての答弁漏れがあるという指摘です。原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 正味財産の振替のところにつきましては、今回、貸付金を納める関係で、指定正味財産から一般正味財産のほうに振り替えたわけですけれども。この正味財産の御質問につきましては、申し訳ありません。もう一度お願いできますでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 田上茂好議員。 ◆22番(田上茂好君) 基本的に指定正味財産は、言わば世間で言う会社の資本金なんですよね。そういう出資金みたいなところに当たるんで、むやみやたらとそこから外すのは、あんまりいいことではないと私は思うんですよ。 そういう意味で、前回も1,000万円振り替えて、それを返済のほうへ回しましたよね。今回、また1,700万円を振り替えておるんですよね。それ以外に、この予算では3,841万円の利益が出るということになっちょんですよ。 ですから、これで、このとおり行けば納付金は必ず納められるし、それでも残が出ると。というようなことで、その今の1,700万円を振り替える理由、根拠というのがはっきりしないということなんです。その辺を、ちょっと説明をお願いをしたい。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) できればですね。指定正味財産のほうから切り崩して、納付金を納めていくということや、貸付金を納めていくっていうことは避けていきたいと思うんですけれども。 実際のところ、令和4年度はどういうふうな状況になるかは、今から分かりませんが、できれば流動資産、また利益の中から貸付金、納付金等を払っていけるようにしていきたいというふうに思います。 ですから、正味財産のほうを切り崩して貸付金の返済に充てるということが、年度初めから、この予算の中に現れているように思えるんですけれども。一旦、予算ということで計上させていただきました。意識の中では、通常の利益の中から出していくのが大前提だというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 報告第9号で、3ページに、5のところに、「市民へのサービスの充実を図り、市内在住及び市内勤務の方々への利用促進を図る」ということが明記をされています。これにちょっと注目をしたいんですが。 言うまでもなく、国民宿舎の条例では「住民の福祉向上及び健康の増進並びに観光の振興を図るために設置をする」というふうなことが、条例にはそういうふうに明記してあるんですね。 しかし、現実にはそこのところが、住民の福祉向上、健康増進というふうなものが、私の見方で言えば、後ろに押しやられてきたんじゃないのかな。観光振興というふうなことに重点が置かれてきたんじゃなかったかなというふうに、今までを見ていたんで。今度のこの記述について、ちょっと注目をしているんですよ。 それで、市民の皆さん、下松に勤務していらっしゃる方々の利用促進をするというふうなことで、具体的に何を打ち出そうとしておられるのか。そこがちょっと見えないんです。 今、やられているのは、入浴料720円を下松市民は610円、75歳以上であれば510円というふうに、そういう優遇措置が、そこは入浴料ではあるんだけども、そのほかではあるんかもしれんが、私はちょっと承知をしていません。 今度はこういう形で明記をされたわけですから、そのあたりを促進するために、何をやるというふうなものが、私は非常に大事だというふうに思うんで、そのあたりにはどんなことを考えておられるのか。 やっぱり、身近なところでファンをつくっていくというのが、経営を安定させていく上でも非常に大事なことだというふうに思うんで。そのあたりの具体的にどういう内容なのか、一点お尋ねをしたいと思います。 それと、もう一つ。ちょっと、いささかびっくりしたんですが、財団としての見解として、「法令を遵守し、過去を反省し、正確、迅速な事務処理を行う」云々というのが9ページに出てくるんですよね。だから改めて、「法令を遵守し」というのが出てくると。さらには「過去を反省し」というね。いろいろここでは、推測はできるんですが。 これ、明記をしたらね、やっぱり、何らかのコメントがあって、原田部長さんのところでコメントしてもしょうがないんで、財団として、やっぱりそのあたりがもう少し姿勢として明確に示す必要があるんじゃないのかなというふうに思うんですが。何かそのあたり聞いておられれば、お示しをいただきたいというふうに思います。 それから、報告第10号のほうですが、これまでも何回か指摘をしているけれども、下松市、第77号海域での水産資源の涵養というふうなものが大きな目的ということになっていますよね。第77号海域で漁業をしていらっしゃる方々というのは、下松市民だけじゃない。周南市の方々も、まあ半分以上は周南市の方々というふうなことでね。そういう受益をする市民の方が多いところでの財政負担がほとんどなされていないっちゅうんかな。まあ、今までも指摘をしてきましたけれども。 やっぱり、そのあたりは令和4年度で、そういう関係する自治体のほうに財政支援を訴え、求めていくというんかな。そのあたりが必要なのではないかなというふうに思うんですが。 そのあたりは、市として財団のほうにどういう働きかけを、市としても当然、私は周南市等々に、漁協には申入書を何年前かな、一遍して、なしのつぶてだったというふうに思うんですが。 一回出して、なしのつぶてじゃったから、それでもう諦めて、あとは全部下松市民の血税で、そこをカバーするというのは、それだけじゃ、私は市民に対して申し訳ないというふうに思うんで。引き続きそのあたりの努力が必要なんじゃないのかなというふうに思っていますので。 下松の執行部として、財団のほうにそれをやれというよりも、下松の執行部として、下松だけがなぜその負担をかるわにゃいけんのかと。あんたらも少しかるうでくれよという働きかけはね、実現するまで求めていく必要があるんじゃないのかなというふうに私は思うんで。下松の執行部として、そのあたりはどういう見解をお持ちなのか。今後どういう努力をするのか。そのあたりをお尋ねしておきたいというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 最初に、大城の市民の利用促進の御質問をいただきました。 これは昨年度の議会の中でも御提案がありました。市民の皆さん、また多くの方々に利用していただくためには、どういった取組が必要かということで、実際のところ下松市の方の利用頻度は比較的低い。特に宿泊の関係が低いところです。 レストラン等は多くの方々に御利用いただいていると思うんですけれども、こういった状況を踏まえて、御提案を生かしていきたいというところで、大城のほうでは毎月、経営状況に関わる月例会を開催しております。こういったところで、私のほうから提案をさせていただいています。 また、理事会の中でも様々な視点で、こういったことを考えていこうじゃないかということで、これも私のほうから提案をさせていただいて、今現在、大城のほうではどういった策が考えられるかということを取り組んでおられますので、具体的なプラン等が今後決まりましたら、またいろんな形で広報、宣伝をしていきたいというところで聞いております。 もう一点。これは、資料を、事業計画のほうの9ページの財産管理のところで、過去の反省をというところに触れまして、御質問をいただきました。 まず、財産管理といいますか、いろんな事務処理をしていく上で、振り返りをしながら、正しくやらないといけないところを見つけていき、間違ったところは修正をしていく。こういったことの繰り返しの中で、過去を反省して、前に向かって進めていくというところであるというふうに、私のほうは認識をしております。 先ほどもお話をしましたけれども、支配人が5月1日から交代をしております。新しい体制の中で、大城の中の今後の取組が様々な、いいように変わっていくと思われます。そういったところの一つに、過去のいろんなことを振り返りながら、今後の展開策を検討していくということが、大きなテーマになっていくんじゃないかなと思います。 何を振り返るかということにもなるんですけれども、いろんな面で振り返りをしながら、前に進めていくという体制でスタートしておりますので、皆様方も最近の状況を確認される上でも、ぜひ国民宿舎大城のほうに行かれまして、レストラン等で食事をされるとか、宿泊をされるなど御利用をいただきたいというふうにお願いを申し上げたいと思います。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 栽培漁業センター、水産振興基金協会の関係で、一点御質問をいただきました。 議員さんから御紹介ございましたように、周南統括支店、こちらが5つの支店がございます。下松支店、櫛ヶ浜支店、徳山支店、新南陽支店、戸田支店、ここで共同漁業権海域、共第77号共同漁業権海域を設定しております。 栽培漁業センターを建設するに当たりましても、直接的な財政支援を求めてはどうかというような議員さんからの御指摘もございましたが、その中で、本市といたしましては、魚価の改定、稚魚の売払い、そういった魚価の改定につきましては、周南地域栽培漁業推進協議会、こういうところで、こういった組織で決定をさせていただいておりますので、積極的にこちらのほうでも発言をしてまいりたいというふうにも考えております。 市としての努力として、周南市等々について、間接的な支援としては、やはり栽培漁業センターで生産されます稚魚の売上げ、また中間育成、養殖業の売上げ、こちらのほうを積極的に、周南市にも漁協さんにも購入していただきたい。そういう働きかけを、本市としては取り組んでいきたいというふうに考えております。 少し具体的に申しますと、報告書の9ページの別表1のところには、公益事業の魚種として、例えばマコガレイの出荷先が、下松市でありましたら45万3,000尾というふうになっております。周南市には1万4,000尾、こういったところの数字を上げていきたいということで御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) 今の報告第10号の観点でね、魚を買ってもらうというのは、それはそれで、そういう努力は引き続きやっていただく必要があろうかと思うんだけども。それは微々たるもんだよね、全体の下松が財政負担をしていることからすれば。その辺では、なかなか容易な話ではないとは思うんだけども。 直接周南市のほうに、やっぱり、周南市の市民の皆さんがメリットを受けているということであれば、当然隣の町で財政的に苦労をしよるということについて理解をし、一定の財政援助があって然るべきだというふうに思うんでね。ここのところは諦めないで、引き続き強く求めていく必要があろうかというふうに思いますので、指摘をしておきたいというふうに思います。 それで、報告第9号のほうですが。さっきの答弁で、もう少し具体的に、例えばさっき明記した、まあこれからも検討をされるんだとは思うんだけれども、条例にあるのに、それがなかなか具体化されてこなかったというふうな、大きい問題点もあるんだけども。 やっぱり、そのあたりはもっと下松市民の活用が促進されるような、積極的な施策、そういうふうなものを具体化する必要があるというふうに思いますよ。下松市民がよその町の、よその町が設置をしている国民宿舎のほうに、県の補助金、奨励金を使って、そちらに泊まりに行くという話は耳に入ってくるんですよ。それはもう、情けない話だというふうに思うんですよ。下松にあるのにね、下松を利用しないで、よそを利用するなんていう事例があるなんていうのは耳に入ってくるとね、面白くないですよね。 ですから、その辺では、下松市民が積極的に利用するという、そういう利用をするように仕向けていく。何らかのそういう具体的な措置が欠けているんじゃないのかなというのが。 もう一つは、2点目の「過去を反省し」っていうのは、なかなか具体的にあなた方のところで言うのは難しい、微妙な問題があるというのは分かります。しかし、やっぱりそこのところは、会議の中で具体的に指摘をし、改善すべきところは改善をして、同じようなことが繰り返されないような、そういうことは市の責任として推進していただきたいなということを申し上げておきたいと思います。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 市民の皆さんの利用促進というのは、今年度大きな課題というかテーマになってくると思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。できれば、ぜひ渡辺議員さん、どうぞ大城のほうに宿泊されて、露天風呂を満喫していただきたいなというふうに思います。 また、その他、皆さん、ほかの議員の皆さんにおかれましても、どうぞ大城に行かれて、売店にはたくさんお土産ものもあります。また、レストランではおいしい食事も準備されております。積極的に大城を利用していただいて、市民の利用促進に向けた、何かいい策がありましたら、どうぞ御提案をいただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに質疑はありますか。斉藤マリ子議員。 ◆23番(斉藤マリ子君) 報告第7号の件についてです。 下松スポーツ公園等のお話なんですが、利用の促進で、「市内の中学校、高等学校の部活動で利用に協力するとともに、幅広い年齢層の利用促進を図る」とあります。それで、今、もし中学校、高等学校、部活がないときに、気楽にボールを使って利用できますか。部活でなくても利用できるところがあるでしょうか。 あと、小学校高学年の方もボール遊びとかが、するところがないんですが、そのスポーツ公園を気楽に利用できるところがありますでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) スポーツ公園の利用についての御質問をいただきました。 学校の関係の部活動については、しっかりと連携をしながら進めておるわけですけれども、現在、市内いろんなところで、ボール遊びをしましょうかと言ったら、なかなかそういった場所が見つからないのは見つからないと思います。 そういったことを理由に特別な対応をしていくという考え方は、今のところ持っておりませんし、施設管理公社のほうの考え方もありますけれども、ちょっと自由に広場というか、広いスペースだからといって使えるものではないということは、御理解をいただきたいなというふうに思います。よろしいでしょうか。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) 斉藤マリ子議員。 ◆23番(斉藤マリ子君) それでは、今後、もしそういうスポーツ施設とかが、また公園でもよろしいんですが、使えるところを造る可能性は、これからは考えていただけるということでよろしいでしょうか。 ○議長(金藤哲夫君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) これからそういう場所を考えていただけるのかというような御質問だったと思いますけれども。 施設は施設の使い方が当然あります。それが使えないからといって、また新たな施設を造っていくということになると、市内いろんなところに施設だらけになってくると思います。できれば遊びの場で、使いたい場所が適当なところがあったらよろしいかと思うんですけれども、スポーツ公園等いわゆる市の公共施設、体育施設については、決まったルールに従って、利用者の皆さんに楽しんで使っていただけるような対応をしておりますので、個人的な遊びの空間ということになりますと、なかなかそういう施設を造っていくというのは難しいんじゃないかなというふうに思っておりますので。今後造っていくということではありません。 以上です。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに質疑はありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第7号から報告第10号までの4件は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承願います。 △日程第11.報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について ○議長(金藤哲夫君) 日程第11、報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告についてを議題といたします。 報告内容の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第11号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について、御説明を申し上げます。 この議案は、本市の損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条の第1項の規定により、専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。 昨年11月11日11時5分頃、本市職員が公用車で市内大字瀬戸の県道下松鹿野線を花岡方面に走行中、急制動をかけたが間に合わず、相手方車両に追突したため、相手方の損害を賠償するものであります。 相手方との協議の結果、相手方の損害額173万9,883円を本市が全額負担することで示談が成立いたしました。なお、損害賠償額につきましては、本市が加入している損害保険で全額補填をされます。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(金藤哲夫君) これから質疑を行います。質疑はありますか。渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) この事故の過失割合が、どうなろうと、そこで発生をした保障、下松市が負担をしなければならない金額、それは保険会社が全額負担をするということなんだろうと思うんだけども。だからといって、しゃんしゃんしゃんちゅうわけには、ちょっといかんのじゃないのかなというふうに思うんです。 追突事故に関わる裁判事例等々を見ると、8対2というのが基本的な過失の割合だというふうに、弁護士が使っている、そういう損害賠償の、そういうものを見ると、8対2が基本だというふうになっていて。追突した側の運転手が重大な過失行為、法的な違反行為、そういうふうなものがあったらね、この8対2が9対1になり、10対0になるというケースもないわけではありませんけれども。基本は8対2だというふうに、私は認識をしています。 ここの道路状況が、工事中で片側交互通行いうことで、交互通行になる前に、そこに、その区間に入る前に、点滅、赤と緑のそういう信号が設置をされて、それに従って交互に車が走るというふうなことだと思うんですよね。 この先行の車両が停止をした位置というのは、そういう信号機があったところなのかどうなのか。この図面で見ると、信号機が設置をされたところを通過した後に衝突していると。 それから、そういう信号機のないところで、先行車両が止まったという、それに市の職員の車がぶつかったと。10対0ということになると、市の職員はまさに何を考えちょったのかということになるんだけども、そんなことないというふうに思うんですね。 だから、この本来8対2であるにもかかわらず、10対0になっている、この要因ですね。それは停止をしたのが、何らかの後続車両も気がつくような、そういう停止の必然性というふうなものが、客観的にあったのかどうなのか。そのあたりをちょっと、この図面だけでは分かりませんのでお示しいただきたいというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) このたびは経済部に所属いたします職員が、このような衝突事故、交通事故を起こしましたことに対しまして、深くお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。 事故の状況でございますが、市内米川から県道下松鹿野線を花岡方面に工事をしております片側通行規制車線を通行しておりました。相手車両が停車したところには、信号機はございません。前方の相手方車両が停車したところへ、本市の公用車が衝突したということでございます。 状況図にもございますように、県道の片側で建設機械による道路工事がなされておりました。この建設機械による道路工事の作業の安全確保のために、周辺には作業員が配置をされておりました。相手方の方は、この警備員の徐行を促すような止まれの指示に停車をしたと。このような中で急制動、ブレーキをかけましたが、間に合わず衝突をしたという状況でございます。 保険会社による過失割合の協議におきましては、いろいろな状況を話した後の保険会社による過失割合の協議におきましては、相手車両の停車は工事中の、走行中のやむを得ない行為であると。本市の職員が十分な車間距離を確保すれば回避できたという判断がなされ、市側の過失が10割というふうになっているものでございます。損害賠償額の全額を賠償するというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺敏之議員。 ◆21番(渡辺敏之君) やむを得ないというのが、今の部長さんの御答弁ですが。客観的にやむを得なかったのかどうなのかというのは、その辺はどうなんです。信号が設置をされていて、それに従って先行車両が停止をしたって言うんならね、これは当然後続車両もそこに信号があるというのは、承知をしていたことが類推されるんだけども。 そういうものがないままに、通常の通行ができるというふうに考えて走っていたところに、突然先行車両が停止をしたということで言えば、後続の車両がぼーっとして運転しとったちゅうことに、下手をするとなっちゃうんだよね。 ですから、その先行車両が判断をして、その判断がもう全て後続車両には、全然そこを回避する余地はなかったということになればね、確かに車間距離は十分あれば、追突ということにはならなかったろうと思うけれども。 通常、国道等、県道でもそうだけども、連なって通行する場合に、先行車両が急停車するなんていうのは予測をして運転している人はほとんどいないんじゃないのかな。通常のように走るというふうなことで、前提で、皆、運転していると思うんですよ。 ですから、その辺では客観的なそういうものが、全ての人に予測がつくということであれば、それは不注意だったということになるが、ちょっと、10対0なんていうのはね、全部後続車両が悪いということになっちゃうんだよね。ちょっと余地がないというね。それから、9対1だとか8対2だとかいうんなら、まあ。それでも、まあ、過失割合が後続車両のほうが大きいんだよね。 だから、何か10対0で、まあ結果として損害金については保険会社が払うんじゃから、あんまりそこのところは、あれするなと。 ○議長(金藤哲夫君) 渡辺敏之議員。簡潔にしてください。
    ◆21番(渡辺敏之君) はい、はい、はい。そこのところは安易に、そういう結論を出しちゃ、私はいかんと思うんだけどね。まあ、もう既に保険会社がそれで了解をしたということであれば、どうしようもないかもしれんが。今後の問題もあるから、十分これは、経済部だけの話だけじゃないから。そこのところはきちんとしておいていただきたいなというふうに思います。 ○議長(金藤哲夫君) ほかに質疑はありますか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(金藤哲夫君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第11号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承願います。 △日程第12.監査報告第2号例月出納検査報告について ○議長(金藤哲夫君) 日程第12、監査報告第2号。監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しを配付しておきましたから、御了承を願います。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 6月14日、6月15日及び6月16日の会議は、一般質問の議事の進行の都合によって、午前9時30分に繰り上げて開くことにいたします。 本日はこれにて散会をいたします。熱心に御審議お疲れさまでした。午前11時44分散会 ─────────────────────────────────...