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06月16日-01号

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  1. 下松市議会 2021-06-16
    06月16日-01号


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    最終取得日: 2022-12-06
    令和 3年 6月 定例会(5回)令和3年6月16日令和3年第5回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和3年6月16日(水曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて      諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第4、議案第35号 令和3年度下松市一般会計補正予算(第3号) 日程第5、議案第36号 下松市税条例の一部を改正する条例 日程第6、議案第37号 下松市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 日程第7、議案第38号 下松市職員の特殊勤務手当に関する条例及び下松市消防吏員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例 日程第8、議案第39号 下松市選挙公報の発行に関する条例 日程第9、議案第40号 市道路線の廃止について      議案第41号 市道路線の認定について 日程第10、報告第2号 令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書       報告第3号 令和2年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 日程第11、報告第4号 令和2年度下松市水道事業会計予算繰越計算書       報告第5号 令和2年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書       報告第6号 令和2年度下松市工業用水道事業会計予算繰越計算書       報告第7号 令和2年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書       報告第8号 令和2年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書 日程第12、報告第9号 一般財団法人下松施設管理公社の令和3年度事業計画説明書の提出について       報告第10号 公益財団法人下松文化振興財団の令和3年度事業計画説明書の提出について       報告第11号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和3年度事業計画説明書の提出について       報告第12号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和3年度事業計画説明書の提出について 日程第13、監査報告第2号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第13まで出席議員(19人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        17番  磯 部 孝 義 君18番  山 根 栄 子 君        19番  矢 野 忠 治 君20番  原 田 真 雄 君        21番  近 藤 則 昭 君22番  渡 辺 敏 之 君        23番  田 上 茂 好 君24番  松 尾 一 生 君        25番  中 谷 司 朗 君26番  村 田 丈 生 君        27番  中 村 隆 征 君28番  金 藤 哲 夫 君        29番  堀 本 浩 司 君30番  高 田 悦 子 君                      欠席議員(なし)                欠員(1人)説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            玉 井 哲 郎 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           大 野 孝 治 君       企画財政部長         真 鍋 俊 幸 君       地域政策部長         原 田 幸 雄 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       子育て支援担当部長      大 崎 広 倫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           河 村 貴 子 君       消防長            原 田 保 寿 君       監査委員           棟 近 昭 典 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 空 之 文 君       議事総務課長         深 野 浩 明 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中村隆征君) おはようございます。ただいまの出席議員19人であります。これから令和3年第5回下松市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中村隆征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、磯部孝義議員堀本浩司議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中村隆征君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月30日までの15日間としたいと思います。これに御異議はありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月30日までの15日間と決定をいたしました。 △日程第3.諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(中村隆征君) 日程第3、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上の2件を一括議題といたします。 本件について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。諮問第1号及び諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、一括して御説明を申し上げます。 本市では、現在7人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱されております。このうち、中村千津枝委員髙橋眞智子委員の任期が、本年12月31日に満了いたしますので、その後任委員の候補者の推薦について、議会に意見を求めるものであります。 私は、髙橋さんにつきましては、再任をお願いしたいと思っております。髙橋さんは、平成28年に人権擁護委員に就任され、山口県人権擁護委員連合会子ども人権委員会委員としても活躍される一方、民生委員・児童委員や社会福祉協議会総合相談所相談員更生保護女性会等の幅広い活動を通じて、積極的に人権擁護の問題に取り組まれておられます。 また、私は中村委員の後任として、大木訓子さんを推薦したいと考えております。大木さんは、昭和55年から中学校で教員を務められ、周南市教育委員会等を経て平成24年から小学校2校で校長を歴任され、本年まで本市の教育指導員を務めておられました。 長きにわたり学校教育や地域連携教育に携わってこられた御経験から、子供たちが健全に育つための環境づくりや、高齢者など社会的に弱者と考えられる方々に寄り添い支えていきたいという、強い思いを持っておられます。 お二人は、人権擁護委員としての要件を十分に備えておられると考えておりますので、髙橋眞智子さんと大木訓子さんの人権擁護委員候補者への推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号及び諮問第2号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号及び諮問第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、順次採決いたします。 初めに、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件は異議のない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議のない旨、答申することに決しました。 次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。本件は異議のない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号は異議のない旨、答申することに決しました。 △日程第4.議案第35号令和3年度下松市一般会計補正予算(第3号) ○議長(中村隆征君) 日程第4、議案第35号令和3年度下松市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第35号令和3年度下松市一般会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億900万円を追加し、補正後の予算総額を215億1,172万6,000円とするものであります。 総務費は公共施設マネジメントの推進に向けた公共施設等総合管理計画改訂業務として500万円を計上しております。 土木費は、寄附に伴う星の塔展望台風景説明板作成経費として10万円、スポーツ振興くじ助成金を活用した恋ケ浜緑地庭球場改修事業費として1億640万円を計上しております。 消防費は、コミュニティ助成事業助成金を活用した浸水被害対応用ゴムボートの購入費として70万円を計上しております。 教育費は、寄附に伴うタブレット端末の購入費として20万円、同じく図書等購入費の増額として10万円、デジタルアーカイブ活用手引書等の作成経費として110万円を計上するとともに、地域活性化センター助成金の採択に伴い、図書館費の財源更正を行っております。 予備費は460万円の減額調整を行っております。 以上の財源として、寄附金、繰入金、諸収入及び市債を充当、調整するものであります。 また、下松市中小企業不況対策特別融資利子補給について、債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を説明いたしましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。堀本浩司議員
    ◆29番(堀本浩司君) おはようございます。補正予算(第3号)についてお尋ねしたいと思います。 歳出、公園緑化費工事請負費公園等改良恋ケ浜緑地庭球場1億640万円についてであります。大きい金額ですので確認いたします。 合計8面の人工芝化、約6,000平米です。単純に割りますと1平米約1万7,000円となります。そういうことなのか、あるいは人工芝化するにあたり、そのほかもろもろの工事等を含まれているということなのか、内訳を教えていただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) 今回の補正予算につきましては、テニスコート人工芝化の予算のみであります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) お聞きしたのは、人工芝化は分かるんですが、水はけが悪いとお聞きしておりますので、人工芝化のみなのか、あるいはもろもろの側溝等の工事も含まれているのか、そのあたりを確認したいと思います。 また、庭球部の小中学生については、テニス大会等で健闘、活躍されているようです。現在のコートは年月もたっており、水はけも悪く、凹凸があったり、穴でけがをすることもあるとお聞きします。 まだまだコロナ禍の中での補正予算です。このたび金額が合計約1億円と大きな金額であります。計上されるにあたり、改善を求める要望等あったのかどうか、また、起債されるに至った経緯、あるいは根拠等あれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) 失礼いたしました。当然、人工芝を設置する上で、路盤とかも直すようになります。今、内訳を言いますと、人工芝の設置工事がありますし、側溝も直します。集水ます工、溜めますもつけますし、地下のほうに地下排水の管も入れ直します。そういうもろもろのものを含めて、今回の予算額ということで御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 堀本議員さんのほうから、要望があったかという御質問をいただきました。 長年にわたり、下松市のソフトテニス連盟、下松市テニス協会、こういった団体のほうから庭球場の人工芝に係る要望書の提出をいただいております。 テニスの関係者の方々から何とかしたいと、何とかしてほしいという悲願でもあるというふうに認識をしております。 今回、スポーツ振興くじ助成金の内定を頂きましたので、本市のテニス振興または発展を図るという観点から、改修工事を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) 単純に計算しますと1平米約1万7,000円で人工芝化のみだとなるんですけど、詳しい工事内容が入っていませんでしたので、そのあたりをお聞きしました。 次に、この恋ケ浜緑地公園は、広域避難場所としてバリアフリー化等をはじめ災害時避難場所(公園)整備事業として当初予算に示されているわけなんですけど、そうなりますと、トイレ管理棟、あるいは駐車場につきましても台数に限りがあります。手狭と思われるんです。 また、公園の木々も鬱蒼と茂っており、閑散としているわけなんですけど、このあたりについても、今後、庭球場整備公園整備計画とが並行しながら進められるのだろうかと考えます。 庭球場が整備されることになりましたら、これらも気になるところであります。現在の考えや進捗状況が分かればお尋ねしたいと思います。 また、小中学校の庭球部につきましては、先ほど申しましたが大会等で健闘、また活躍されておりますので、しっかりこのあたりは運動しやすい環境の整備をお願いしたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) 恋ケ浜緑地の全体的な公園の基本計画のことだと思うんですけれども、これについては既に当初予算で審議されておりますので、ここでは議題の範囲外ということなんですけれども、今年度、一応総合的に多目的トイレの設置とかバリアフリー化、駐車場の拡大、その辺は検討することといたしています。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) おはようございます。同じようなテーマの質問ではありますが、先ほど部長の答弁のほうで、スポーツ振興くじ助成金、これを活用して、このたびテニスコート人工芝化を行うということでございました。 このスポーツ振興くじ助成金というのは、テニスコートに限らず、その他のスポーツ関連の施設でも活用できる、そういう内容のものであろうというふうに、私、勝手に思うんですが、気になっておりますのは、例えば武道館、さらには温水プール、ここあたりも一定の手入れをする必要がある施設ではないのかなというふうに思っておりましたが、今回、なぜこの人工芝化に全てのお金を、これだけのお金をつぎ込んだのか、また、このスポーツ振興くじ助成金には、今後も一定の助成があるのか、そのあたりについて、まずは一点お聞きをいたします。 それと、先ほど少し答弁がございましたが、現状のテニスコートが本当にプレーをするのに非常に危険だというふうに認識をされているのか、一定の努力をすれば、そのあたりは克服できる状況なのか、そのあたりを二つ目にお聞きをしておきたいと思います。 それと、実は人工芝、マイクロプラスチック、この言葉は御存じと思うんですが、環境省も、非常にこれは環境汚染の問題で重要だというんで調査を始め、いろんなこういう関連の企業に対して、このマイクロプラスチックによる汚染を抑制するためのいろんな技術開発なんかも進めてほしいというふうなことも行っているようであります。 ある会社の調査、これは環境汚染の実態を調査することを大きな仕事にしている会社でありますが、河川の中でマイクロプラスチックによる汚染がかなり進んでおる、さらにこのマイクロプラスチックのうち、およそ4分の1が人工芝だと。これの破断したものですよね、非常に細かくなったものがある。こういうふうな状況があるということが言われております。 このたび、かなり広い面積で人工芝を設置をされるわけです。今の国の流れに対して、環境汚染の問題、その辺りは検討されたのかどうか、この環境汚染を防ぐための施工内容なのかどうなのか、この点をお聞きしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 田上議員さんのほうから御質問いただきました。 まず、スポーツ振興くじ助成金テニスコートの改修に活用するという件についてです。 これは、先ほども堀本議員さんのほうの質問に御答弁させていただきましたけれども、長年、テニスの関係者のほうから要望書が出てきておりました。 今回、改修、改良工事につきましては、先ほどのスポーツ振興くじ助成金のほうに応募しておりました。これが、今年度の4月に内定いたしましたので、急遽、今回の6月補正予算として上程させていただいたわけですけれども、テニスコートにつきましては、今の現状、できたのが昭和50年に築造されまして、かなり経過をしております。 そういったところから、コートの状況につきましては、地面が固まっている部分や、へこみ等が多く見られて、使用に支障を来しているというような状況にあります。 そういったところから、今回の恋ケ浜緑地庭球場の整備に取り組んでいこうということを考えてきました。 温水プールの話もありましたけれども、市内、たくさん体育施設があります。体育施設の今後の管理運営を含めた在り方については、また別途考えていく必要があるというふうに考えています。 ですから今回は、恋ケ浜緑地の庭球場に絞って、スポーツ振興くじの助成金に応募して、それが内定して、今回の補正予算に至っているというふうに御理解をいただきたいと思います。 それと、現状のテニスコートについて、利用者にとって、特に小中学生、子供たちがテニスの練習をしたり、試合をする中で危険性はどうなのかということになりますけれども、先ほどお話ししましたように、ちょっと地面が固まっている部分や、へこみが多く見られ、使用については支障を生じているということで、特に今、危険な状態ではないんですけれども、今回、人工芝化を図ることによって利用しやすくなるという意味では、安全性は十分に確保できるというふうに理解をしております。 そういったところから、今回、人工芝化改良工事を進めることによって、たくさんの方々の御利用をいただき、スポーツに親しめるそういった機会をつくっていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) マイクロプラスチックの関連の御質問ですけれども、田上議員も御存じのように、今年の4月15日、参議院の環境委員会でもこの件が取り上げられております。 そのときの政府答弁によりますと、民間企業と、今、実証実験を行っているということで聞いております。 今回、恋ケ浜緑地テニスコートにつける人工芝につきましては、現時点で一番、耐摩耗性の高い超高耐久高密度ポリエチレンを使用することとしております。 また、先ほど議員さんが言われたように、結局、そのマイクロプラスチックが削れて雨とともに流れていって、それが結局、川や海に流れる、その辺が多分問題になっていると思いますので、今現在、5月に広域財団法人日本スポーツ施設協会屋外施設部会というのが、人工芝グラウンドにおけるマイクロプラスチック流出抑制に対するガイドラインというものを出しております。 ですから、今回の工事は、そのガイドラインに沿って、今できる最善の対策をするということで御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 今からは私の要望ですけれども、武道館の話を、以前からここで議論をしましたよね。そういう意味で、やっぱりテニスも大事ですが、ほかのスポーツについても、ぜひ意識を持っていてほしいなという、これは要望です。 それと人工芝のマイクロプラスチックの問題は、今、言われたように、ようやくガイドラインが出るというような状況なんです。 そのガイドラインで、本当に流出が、防止、あるいは抑制されるかというと、これは少し、まだ疑問があるんです。調査というか研究段階なんです。ですから、いわば確立された技術が、まだないんです。そういうときに、わざわざ人工芝かというふうに思うわけです。 だから、時期をずらすなりなんなり、あるいは現状の人工芝でなくても、ほかのやり方もありますよね。例えば、私、テニスのことはよく知りませんが、テニスをやっておる、やっておられた議員さんに聞きますと、コンクリートのところもある。生の芝、本当の芝ですよね。芝を敷いているところもある。そして、土のところもある。 今、いろいろと凸凹があってどうのこうのと言われますが、テニスを愛好される方は、最後の始末をきちっとされるんよ。くぼみがあれば、それを整地をして、きちっと固めて、次の人が使えるようにする、そういうふうな努力、それは通常そうなんです。野球のときもそうじゃないですか。最後にはきちっと整地をして出ていくというのがございます。そういうことも含めて、私は、なぜ人工芝なのかというふうに思うんです。 あそこの環境を、テニスコートの改善をするんだったら、ほかの方法もいろいろありますということで、その辺を、ぜひ検討してほしいと思います。 それで、これ、全く別の話ですが、このたびの補正予算、「コロナ」の「コ」の字も出てこないんです。私は、これはどうかなというふうに思うんですが、経済対策を含め、あるいはいろんなことがあると思うんですが、この6月の補正予算で、必ず私は出てくると思うちょったんですが一つもない。非常に残念に思います。 ぜひ、これからの下松市民の命と暮らし、そして生業といいますか、なりわいといいますか、そんなものも守ると、総合的な立場で、ぜひ対策の立案をしてほしいと、早急なというふうなことも求めておきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) このたびの補正予算でございます。コロナ対策はないのかという御質問かと思います。 まず、このたびの補正予算の中でも、債務負担行為の補正を上げさせていただいております。下松市中小企業不況対策特別融資の利子補給ということで、これ、昨年から行っておりますコロナ対策でございますが、引き続き事業者の方が借入れを行ったときに利子補給をすることで、借りやすい体制をつくるということで債務負担の補正をさせていただいております。 あとは、もう一つ予備費でございます。具体的には、ちょっと数値的には、これ、資料では分かりにくいところがございますが、ゴールデンウィーク中に学校が休校したときのタブレット端末を家に持ち帰って、急遽通信環境を整えなければいけないということで、ルーターの貸出しを行う、そういうふうな通信費を予備費で上げさせていただいております。 具体的には、政策としては二つございます。 それと、先般の議会でもお答えいたしましたが、今、事業所のアンケート等を行っております。それを基に、今後、早急に状況を見ながら予算化をしたいということで、内部で検討をしているところでございます。 あとは、まず前回もお答えいたしましたがワクチン接種、これに、今、最大限努力しておりますので、その辺の動向を見ながら、また臨時交付金等を活用して対応したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) 田上議員言われるように、確かに、まだ技術は確立しておりません。ですから、今一番できる最善の策をやって、当然、そのガイドライン等が変われば、それに沿った処置をしないといけないと思っております。 先ほど言いました天然芝につきましては、もし天然芝をやった場合には、相当な維持管理費がかかると思いますし、年間を通して利用することができません。やっぱり養生期間等が必要ですので、それで人工芝を選んだということで御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) おはようございます。今、同僚議員のところから、いろいろ質問がされましたが、今も指摘をされていましたけれども、今度の補正予算コロナ対策が、まとまった形で、それは債務負担行為だとか、いろいろあるけれども、数字として予算に計上される、それがないんですよね。 今の時期の市の補正予算、市民が苦しんでいる、そういうコロナのところで、その市民の苦しみを軽減をする、経営危機に陥っているそういう業者さんの、そういうあれを支援をする、そういう対応、対策が1円も計上されないと、具体的にです。ちょっと驚きなんです、私は。 コロナだけやっとったら、そういう市民の皆さん、業者さんの苦しみというのは解決されるのかと、私は解決されないと思うんです。その辺りの基本的スタンスのところが、ちょっと欠落しているんじゃないのかなというふうに、この補正予算書を見て、一番最初に感じたことです。 その辺り、基本的な認識の問題として、市長さんに、どう考えていらっしゃるのか、お尋ねをしておきたいというふうに思います。 二つ目の問題に入る前に、先ほど、どなたかの答弁にありましたが、下松のテニス連盟、テニス協会のほうから、前々から要望が出ていたと。テニス連盟、テニス協会のそれぞれの会長さんはどなたですか。お答えいただきたいと思います。 それから三つ目です。恋ケ浜の緑地が公害防止事業団の管轄で整備をされたのは、皆さん御存じだと思うんです。さっきの答弁では昭和50年に設置をしたと。財政破綻をする前に設置をされているんです。だから、職員の皆さん、財政破綻後に入所された方がほとんどですか。ですから、そういういきさつを御存じないのかなというふうに、ちょっと思うんですが、その公害防止事業団、公害から市民の暮らし、健康を守るということでつくったはずの恋ケ浜の緑地、そこに公害、環境汚染をする心配があるというふうに指摘されている人工芝を、わざわざ敷設をしてマイクロプラスチック発生させる、その要因をつくる、この辺が公害防止という観点からすると、まるで逆じゃないのかなというふうに私は思うんです。その辺りはどのように認識をしておられるのかお答えいただきたいというふうに思います。 それから、さっきの御答弁で、昭和50年に造って、かなり年月もたって、いろいろ支障が出てきている、くぼみも出てきている。そうだと思います。土のコートですから。 しかし、テニスをやる人たちは、さっきも田上議員が指摘をしましたけれども、自分たちが使った後に、コートが荒れたままでほったらかしにするんじゃなしに、トンボだとかブラシだとか使ってきれいにならして、その一日の練習を終わると、これは常識なんです。 テニスをやられる國井市長さん、あなたもそういう形でやってきておられるはずなんです。 日本のテニスの歴史は、土のコートで普及されてきたんじゃないですか。私はそういうふうに認識しているんです。土のコートが当たり前、違いますか。そういう観点からすると、何でわざわざ、土のコートで特別に支障があるわけじゃないのに、1億円も金かけて人工芝を敷設しなきゃならないのか、そこの理由がよく分かりません。 一遍で聞いたら長くなりますので、今の点、まずお答えいただいて、その次の質問にいきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) 1問目の御質問にお答えいたします。 コロナの対応ということでございます。 全般的には、先ほども申し上げましたが、コロナ対策本部会議で、今、下松市集中対策期間ということで、広報車等の巡回、事業に限らずいろんなことは行っているところでございます。 また事業者についてという御質問だったと思いますが、事業者につきましては、今、商工会議所さんから全体的にどういう状況になっているかというアンケートの集計を頂いております。それに基づいて分析して、いろいろ対応するという方向性では考えております。 ただ、新聞とかにもございましたけれども、6月の補正予算で県が先にいろんな事業をするということがございました。その辺での重複とか、県の動向を見ながら、ちょっとその辺の調整をしながら行いたいということで、若干、そういう意味では、実施したいという方向性ではございますけれども、その辺を併せて対応したいということでございます。 ですから、近々そういうふうな考え方はある、検討しておるということで御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 渡辺議員さんから御質問ありました、今現在、テニス連盟、協会のほうの会長さんのお名前ですけれども、下松ソフトテニス連盟國井益雄会長ということと、下松市のテニス協会は蔵本会長ということで、お二人が会長さんということになります。 それと人工芝の理由になると思うんですけれども、現在、県内でも人工芝生化したコートがたくさん増えております。利用者の方々からの要望もかなり強いということもありますし、今現状、その土のコート、いわゆるクレーコートのほうの手入れが悪いというのではなくて、より管理がしやすく、またプレーをする上でも有効的な観点から、人工芝生化改良工事を進めていきたいというふうに、今、考えているところなので、土が悪いとか、人工芝がいいという、いろんな見方があると思うんですけれども、人工芝のメリットを最大限に生かして、改良工事を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) 恋ケ浜緑地のテニス場の話で、いろいろ財源の話が出ておるので、ちょっとその辺でお答えさせていただきたいと思います。 全体的には1億600万円という、確かに高額な予算でございますが、内訳といたしましては、先ほどから御説明申し上げておりますとおり、国のスポーツ補助金、それが約4,000万円です。それと起債としましては、公共施設等適正管理推進事業債という起債を採用しております。これはどういう起債かといいますと、グレードアップするというよりも、その公共施設の老朽化とか、その辺、修繕に際して適正に直しなさいと、公共施設は適正に修繕するというのは当たり前という考えでございますので、まずはこの恋ケ浜緑地のテニス場、先ほどから昭和50年代から段階的に整備しておりますが、もう老朽化して、ある程度、もう土も替えなきゃいけないよという、それを修繕するという考え方で、まずこの事業に取り組んでおります。 それに併せまして、先ほどの補助金の話がありましたので、今の時代に合わせて芝ということですが、その芝についての御意見は、いろいろあろうかと思いますが、基本は施設を修繕するところで起債と補助金で約7,000万円、その辺の財源を確保して、あと続きの部分については、一般の起債とまちづくり基金で、一般財源はゼロということで対応させていただいておりますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 國井市長。 ◎市長(國井益雄君) 先ほど来、この6月議会にコロナ対策がゼロじゃないかというふうな指摘もあります。誤解のないように申し上げておきたいと思いますが、執行部はいろんな対策、いろんな協議を毎日のようにしております。 当面は、毎日ワクチン対策です。これに全力をというのが、今、現在の私どものスタンスであります。 コロナ対策についても、国が出す施策、また二、三日前、県が出しましたけれども、いろんな策についていろんな関係部署と協議をしております。この6月議会に出す前には、まだ整理ができておらなかった。この段階でも、一昨日、県が出したのを、これに上乗せするべきか、いや、新たな角度でやるべきかとか、いろんな協議をしています。 そういう中で、この6月議会に間に合っていません。先ほど真鍋部長が言いましたが、6月議会の途中から出すかも分かりませんし、終わってから出すかも分かりません。臨時議会開いてもらうかも分かりません。 何か何にもやっていないような、ゼロじゃないかということでしたが、それに対しては、誤解のないように御理解いただきたいというふうに思います。 それと、テニスコートに関しては、これは長年、もうずっと以前から要望が出ております。私は今、先ほど言いましたが、ソフトテニス連盟の会長であります。理事長かなんかのときには、当時の井川市長に連盟として、要望をテニス協会と一緒に出すような時期もありました。 そして市長になってから、今度は要望を受ける立場になって、これは長年の悲願であります。 これ、新たにどうこうするんじゃなし、修繕なんです。はっきり言いまして。危険なというか、いろんな面で。 先ほど、原田地域政策部長は、当面、すぐ危険じゃないですがって言うが、少し試合の途中でも雨が降り出して、ぬかったら、もう子供たちがころころひっくり返っているんです。老朽化しておりますんで。 実を言いますと、昨年のこの時期、日本スポーツ振興センターのほうから補助がつくよといううれしい通知を頂いておったわけです。しかし、昨年のこの時期、さすがに、いや、この時期やめておこうということで、提出は控えさせてもらいましたけれども、今からワクチンがどんどん進む中で、じゃあ、収束すれば、すぐ使えるか、今から修理ですから、そういうわけにはいきませんけれども、明るい展望もなければです。 各体育施設で、いろんな要望が出ているというのは、私も十分承知しておりますが、これも長い、もうはっきり言いまして県内、県の大会をやるような施設というのは、皆、オムニの人工芝のコートです。土のコートというのは、ほとんどありません。 したがって、下松で県大会とかいうのになると、「ああ、下松に、あそこは土じゃないか」というような、これはテニス関係者以外には分かりづらい話かも分かりませんけれども、例えば試合をやっている途中で雨が降り出す、人工芝ですと最後までできるわけです。ところが土なので中止にしたりすることになる。 それから、先ほど指摘がありましたけれども、コートを使ったら整備してコートにお礼をじゃないけれども「ありがとうございました」で帰るんじゃないかと。人工芝だからってほったらかしで帰りゃしません。きちっとブラシをかけて、ちゃんと整備をして終わるようにしております。 そういうことで、冒頭の、一番申し上げたいのはコロナがこの時期にないじゃないかと、毎日のように経済部や健康福祉部やいろんなとこと頭を悩ましながら、下松にとって最善の策でいこうということで、そういう意味では、ちょっと6月のこの議会には間に合いませんでしたけれども、どうも皆様方に誤解のないように、ちょっと説明をさせていただきました。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) テニスを実際にやられる市長さん、軟式庭球、今はソフトテニスって言うんですか。昔は軟式庭球って言っていました。今はソフトテニスと言うようですけれども、そこの会長さんをやっておられるというのが、今、知りました。 そのソフトテニス連盟の会長さんである國井さんのところから、雨が降っても試合ができるんだと、そうかもしれません。しかし、釈迦に説法ですが、軟式庭球のラケットというのは、あれ、張ってあるガットは、ぬれると駄目になるのよね。だから、そういうふうなガット、ラケットを駄目にしながら、やっぱり試合はするべきなんですか。 私は、やっぱり道具を大事にしながら、雨のときには途中でやめるということも含めて、それが土のコートの、日本で発展してきたテニスは、庭球は、土のコートをベースにやってきたんです。 国際的な試合で、國井さんも御存じだと思いますが、土のコートでやっているところ、ありますよね。ウィンブルドンは芝生ですが、他の全仏、全米、全豪、その中で赤土のところでやっているところもありますよね。そういう国際試合を。 ですから、その辺では、ちょっと御存じのはずなのに、土じゃったら駄目なんだみたいな、そういう言い方というのは、私は違うんじゃないのかなというふうに思います。 それからもう一つ、コロナ対策をやっているよと、それは、もういろんな検討もしておられるんだと思いますが、これはどこに聞いたらいいのかな。温水プール、今、使用禁止でしょう。5月ぐらいから休館しているんじゃない。天井から何かあって。あれが再開するめど、立てていますか。 ですからやらなきゃいけないことが、何かコロナ対策だけじゃなしに、ほかのことでも優先しなきゃならない、そういう課題が山積をしていると思うんだよ。 ですから、そっちのほうは脇に置いてテニスコートというのは、私には、よく分からないんです。 確かに周南市の緑地公園の中に19面ですか、庭球場があります。これ、全部人工芝であるのは承知をしています。しかし人工芝でなければならない、冒頭言いましたように日本の庭球、テニスは、土のコートをベースに普及されてきて、全く支障もない。使った後にはプレイヤーが自分たちが使ったコートを手入れをして、後日に備えるということを常識的にやっている。 もう一つは、そういうように劣化をするというふうなことを心配をされ、それであれと言うんなら、ついでにハードコートに変えたらどうなの。クレーコートからハードコートに。 ですからその辺では、何かこう、人工芝にするのが最善でというふうな、ちょっと理解ができないです。優先度合い、優先順位が違うんじゃないかというふうに、私は思います。 内容については、また、今、お尋ねをした、単に急いでやらなきゃならない事業があるよと、既に支障が出ている温水プール、そういうふうなものはいつ再開されるのかよう分からんが、そっちに置いたままで、恋ケ浜のほうに1億円余りをかけるというのは、事業の順番として違うんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、その辺りについても、ちょっとお尋ねをしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 温水プールのお話がありました。体育施設、下松市内、たくさんあるんですけれども、温水プールにつきましては、5月の13日から施設の不具合ということで、利用休止させていただいております。 本当に皆さんに御迷惑をかけているところでありますけれども、これにつきましては劣化の状況、この辺りを、調査を今現在しているところです。 そういったところで、調査の結果に基づいて、また今後のことを検討していきたいというふうに思っております。 たくさんの体育施設がある中で、今回は人工芝の改良工事、これについて補正予算のほうに上程させていただきましたので、この辺りについては進めていきたいというふうに思っておりますし、その他の体育施設につきましても、個別に今後、施設のあり方等について考えていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑ありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 先ほどから、恋ケ浜のテニスコートの改修について、いろいろ論議をされておるところです。 私はスポーツに理解をしている一人というふうに自負をしております。今回、土から天然芝でなく人工芝にするという御提案でございます。これも要望等が上がって、時代のニーズかもしれないというふうに理解をするところであります。 そこで、先ほどからいろいろやり取りを聞いておりますと、施工の内容が、いろいろマンホールを造ったりという話もございました。全体の予算に対する施工の内訳等が委員会までに示されれば、資料提供をお願いしたいというふうに思います。まず、それが第一点。 それから、施工にあたっては、釈迦に説法だと思うんですが、人工芝を敷く、施工する前に、極めて専門的な技術を要します。要するに完全にフラットじゃないと、なかなかあの人工芝を素人がやりますと、素人じゃなしに業者がやるんですからあれですが、普通やりますと波を打ちます。完全にフラットな状態でローラーをかけて、レベルがきちんと出た状態で施工をするということが求められると思うんですが、この辺りの専門的な施工ができる業者が、今、担当のところではどういった業者、何社ぐらいあるのか。 また、今後において人工芝であれば、管理もみやすいというお話もありましたが、今後の管理におけるランニングコストを、幾らぐらい年間見ているのか、その辺りもお示しいただいたらと思います。 先ほど質問者の中で、ウィンブルドンのお話が出ましたが、それと比較したら、それはもうお話になりませんが、やっぱり使う人が使いやすい、なじみやすい、そしてまた県の大会でもできるような施工にしないと、単に改修をして人工芝にしたよというだけでは効果が上がらないんだろうというふうに思いますので、その辺りは極めて重要になろうかと思います。 今、言いました施工における、予算におけるその内訳を委員会までに資料提供いただく、そのほか、二、三、お尋ねをしましたが、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) 予算における内訳ですけれども、これにつきましては今から詳細設計を行いますので、今、ざっくりの金額ですので、恐らくちょっと委員会までには、具体的な数字はお示しできないと思います。 管理方法につきましては、人工芝、これ19ミリの人工芝なんですけれども、この人工芝だけだったら、結局、その上を人が歩いたりしたら早く擦り切れるということで、その中に砂を入れるようにしています。19ミリということですから、ほとんど面ぐらいです。面ぐらいに砂を入れてやりますので、使った後は、当然砂が散らばったりしますので、モップなりをかけて、砂を均一していただくと。 あとは、何か月に一回か様子を見て、一応側溝のほうに、こういうマイクロプラスチックを集積するますをつけますので、この辺りの掃除も必要になろうかと思います。 詳細なランニングコストについては計算しておりませんが、実際にこの人工芝にあった、先ほどありました砂ですね。砂が流れたとき、砂を補充するぐらいで済むと考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) いやいや、部長、それは砂を補充するだけぐらいしかかからないとおっしゃるが、当然、その砂、ためますに流れるわけでしょう。だったら、ためますの掃除もやらにゃいかんですよね。そういったことでランニングコスト、幾らぐらいかかるか、そのぐらいははじいていただきたいと思うんですができませんか。 それと、今、土が固まって云々という話がありましたが、この土をコンクリートに固まらない方法というのは、國井市長、御存じですよね。 要は、塩カルをまいて耕うんする、それでローラーをかける。すると、弾むような状態でグラウンドが保持できるという、そういった方法も十分あるわけです。 ほかの施設で路面が出ているような土で管理をするようなところがあれば、そういった方法も御検討いただいたらと思います。しかし、ランニングコストはやっぱりはじいていただかないとです。 それから、さっき言いました、どういった施設整備をするのか、そのぐらいの内訳は委員会に出していただきたいというふうにお願いしておきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長原田克則君) ランニングコストについては、早急に、ちょっと検討してみたいと思います。 内訳につきましては、今、予算取りで今後入札とかも行いますので、こういうような施工するには図面とか、皆さんにお示しできるようなものがあれば、ちょっと検討してみたいと考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第35号は、総務教育委員会に付託をいたします。 △日程第5.議案第36号下松市税条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第5、議案第36号下松市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第36号下松市税条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、地方税法の改正に伴い、条例の規定の整備を行うものであります。 主な改正内容について御説明申し上げます。 まず、個人住民税についてでありますが、特定一般用医薬品等の購入費を医療費控除の対象とする特例について、適用期限を令和9年度分までとするものであります。 また、個人住民税の非課税限度額の算定基礎となる扶養親族の範囲が見直されることに伴い、同様の措置を講ずるものであります。 次に、固定資産税についてでありますが、特定都市河川浸水被害対策法、または下水道法の規定により整備された雨水貯留浸透施設に係る課税標準額について、価格に3分の1を乗じて得た額とするものであります。 以上、議案第36号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第36号下松市税条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午前11時01分休憩 午前11時11分再開 ○議長(中村隆征君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6.議案第37号下松市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第6、議案第37号下松市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第37号下松市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、行政手続の簡素化を推進することにより、市民等の負担の軽減及び利便性の向上を図るため、審査申出書における押印及び口述書における署名押印の義務づけを廃止するものであります。 以上、議案第37号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第37号下松市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第38号下松市職員の特殊勤務手当に関する条例及び下松市消防吏員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第7、議案第38号下松市職員の特殊勤務手当に関する条例及び下松市消防吏員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第38号下松市職員の特殊勤務手当に関する条例及び下松市消防吏員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、国家公務員に準じ、新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した職員及び消防吏員に対する感染症業務手当を支給するため規定を整備するものであります。 以上、議案第38号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第38号下松市職員の特殊勤務手当に関する条例及び下松市消防吏員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第39号下松市選挙公報の発行に関する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第8、議案第39号下松市選挙公報の発行に関する条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第39号下松市選挙公報の発行に関する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、公職選挙法第172条の2の規定により、市議会議員及び市長の選挙における選挙公報を発行するため必要な事項を定めるものであります。 具体的には、各候補者の氏名、経歴、政見等を記載した文書を発行し、選挙期間中に有権者の世帯へ配付するとともに、市内の公共施設へ配置し、周知を図るものであります。 以上、議案第39号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 山口県下で発行していないのは、下松ともう一市だというふうに言われてきましたが、今度、来年の春からの選挙で公報を発行するということになったことを高く評価をしたいというふうに思います。 そこで、ちょっとお尋ねなんですが、公報を発行するということになると、立候補の届出が終わって、編集、印刷というふうなことになるわけで、選挙人、有権者の手元に届くのは投票日の何日前に届くんでしょうか。 せっかくそういう選挙公報を発行されても、目を通す時間がないということになると、ちょっともったいない話なんですが、最低何日間、投票日の何日前までには、誰が届けるというあたりを、どういうことになっているのか御説明いただけますでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 大野総務部長。 ◎総務部長(大野孝治君) 選挙公報についてのお尋ねでございます。 市議会選挙につきましては、かなり短期間の作業になろうかと思います。その点での御質問だと思います。 配付につきましては、自治会のほうで配付していただきたいというふうに考えておりまして、遅くとも土曜日まで、選挙の前日までには届くように手配というふうに、今のところ考えております。 できるだけ可能な限り、早く届けるようにいたしたいというふうに考えております。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) もう今、御答弁で自治会のほうで配ってもらうと。今、どこの自治会も高齢化をして、市の広報を配るのもなかなか苦労していらっしゃる。市の広報は、1日や2日遅れたって、特別に問題があるわけではないんですけれども、選挙公報ということになると投票日を過ぎてから届いたんじゃ、どうしようもないわけで、その辺では確実に前の日だとか、投票日に届くんじゃあれなんで、なるべく有権者の皆さんが公報に目を通し、自分の投票行動にそれを生かしていくという時間を、やっぱり十分保障する必要があるということと、それから、今の高齢化している自治会の班長さんが、大概、広報なんかは配っていらっしゃるんだけども、そうなんでそこで何か配付が遅れると、せっかく発行しても無駄になるというふうなことにもなりかねないんで、その辺りではシルバー人材センターかどっかにお願いをすると、的確に配付が完了するような、そういう手立てを取ることはできないでしょうか。 それから、もう一つは前の日に、最低前の日だろうと思うんですが、期日前投票をなさる方というのは、目を通すことができないケースも出てくるのかな。ですから、その辺では発行を最大限、効果あるものにしていくという、そういう取組について、少し研究してみる必要があるんじゃないのかなというふうに思うんですが、その辺りはいかがお考えでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 大野総務部長。 ◎総務部長(大野孝治君) 配付の方法につきましては、自治会配付ということで、今のところ考えております。 自治会のほうに配付する日程なんですが、可能な限り早くというところで木曜日ぐらいまでに、最低でも自治会の配付員の方のところにお届けしたいというふうには考えております。 それから、期日前投票の関係です。期日前投票の方がいらっしゃいますので、公民館への配置など、それからホームページには即時に載せて、皆さんに周知していきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員、いいですか。──ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。渡辺敏之議員。 ◎22番(渡辺敏之君) さっきも申し上げましたけれども、投票率が低くなっているというふうなことの中で、積極的に選挙公報を発行し、市長選挙、市議会議員選挙にどういう方が立候補されるのかという、そういうことを選挙民の方々に一日も早く知らせるということでは、大きな前進だというふうに評価をしたいと思いますが、期限が非常に限られているということの中では、それをどうやって周知をしていく方法が、どうやったらいいのかというふうなところを、ちょっと引き続き研究をされる必要があるのではないのかなと。 せっかく努力をしてつくって配付しても、十分目を通してもらえなかったということであれば、苦労が報われないということにもなろうかと思いますので、その辺りは、まだ来年の春までには半年以上ありますので、さっき、ホームページ云々というふうなお話もありましたが、ちょっと研究をされる必要があるんじゃないかということを要望して終わりたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 議員の皆さんに申し上げますが、議案に対する賛否を明らかにした上で討論を行っていただきたいとお願いいたします。 ◎22番(渡辺敏之君) 賛成です。 ○議長(中村隆征君) はい。ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第39号下松市選挙公報の発行に関する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第40号市道路線の廃止について 議案第41号 市道路線の認定について ○議長(中村隆征君) 日程第9、議案第40号市道路線の廃止について、議案第41号市道路線の認定について、以上の2件を一括議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第40号市道路線の廃止について及び議案第41号市道路線の認定について、一括して御説明を申し上げます。 万ノ木3号通りにつきましては、生野屋市営住宅の一部の用途廃止に伴い市道を廃止するものであります。 天王台1号線ほか2路線につきましては、開発行為による団地造成に伴い、一旦廃止し、造成された団地内の道路を、桜町3丁目1号線ほか3路線として認定するものであります。 上地1号通りにつきましては、開発行為により造成された団地内の道路が延長されることから、一旦廃止し、延長部分を含めた路線として、再度認定するものであります。 花岡通り支線4につきましては、開発行為により造成された団地内の道路を認定するものであります。 この結果、市道路線数は882路線、総延長は約315キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第40号及び議案第41号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号及び議案第41号は委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号及び議案第41号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕
    ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、順次、採決を行います。 初めに、議案第40号市道路線の廃止についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.報告第2号令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書 報告第3号 令和2年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書 ○議長(中村隆征君) 日程第10、報告第2号令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書、報告第3号令和2年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書、以上の2件を一括議題といたします。 本件について説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第2号令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書及び報告第3号令和2年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、報告第2号令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について御説明をいたします。 笠戸島ハイツ解体事業は、跡地活用の加速化に向けて早期着手が必要なため、繰り越したものであります。 洪水土砂災害ハザードマップ作成事業、観光振興ビジョン推進事業及び消火栓設置負担金は、他事業との調整に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 地籍調査事業は国の補正予算に伴うもので、年度内の完了が困難なため繰り越したものであります。 新型コロナウイルスワクチン接種事業は、早期のワクチン接種に向けて、速やかに体制整備を行うとともに、切れ目なく事業を実施するため繰り越したものであります。 勤労者総合福祉センター施設改修事業は、令和2年度までとされていた緊急防災減災事業債の活用に伴い、早期着手が必要なため繰り越したものであります。 大藤谷地区暗渠排水整備事業、東幹線水路改修事業負担金、社会資本整備総合交付金事業、単独道路改良事業、花岡公民館講堂改築実施設計業務及び現年度災害発生災害復旧事業は、関係者との調整、協議に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 農道橋修繕事業は、出水期前の事業完了に向けて早期着手が必要なため、繰り越したものであります。 下松市養殖魚赤潮被害緊急助成は、稚魚の必要数確保に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 大海線道路新設事業は、地権者の移転作業及び関係者との調整に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 下松公園多目的トイレ建設事業は、請負業者の選定に不測の日数を要したため、繰り越したものであります。 豊井地区まちづくり整備事業は、沿道整備街路事業基本調査の実施及び豊井地区内の道路設計に係る雨水幹線設計見直し業務の追加に伴い、適正な工期を確保するため繰り越したものであります。 東陽小学校トイレ改修事業は、国庫負担金の追加内示に伴うもので、年度内の完了が困難なため繰り越したものであります。 公集小学校空調設備設置事業及び中学校空調設備整備事業は、夏の稼働に向けて早期着手が必要なため、繰り越したものであります。 末武中学校武道場床改修事業は、生徒等の利用上の安全確保に向けて早期着手が必要なため、繰り越したものであります。 なお、繰越明許費を設定した市庁舎受変電設備改修事業、感染症に負けない下松市がんばる中小企業応援事業、地域応援くだまる商品券事業及び河川改修事業につきましては、年度内に事業が完了しております。 次に、報告第3号令和2年度下松市一般会計予算継続費繰越計算書について御説明申し上げます。 これは、継続費を設定しております下松小学校建設事業について、令和2年度予定事業費の一部を翌年度に逓次繰越ししたものであります。 以上、御報告を申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。磯部孝義議員。 ◆17番(磯部孝義君) 報告第2号令和2年度下松市一般会計予算繰越明許費繰越計算書で、一点確認をします。 勤労者総合福祉センター施設改修事業についてです。 昨年の補正の8号で予算化、繰越明許費設定がされた事業で、そのときも議論がありました避難所の扱いについてです。 今回、参考資料のほうに、当初10月予定の完了見込みが、少し努力をされて9月末になったというふうに理解をしております。 昨年、ここにつきましては避難所として追加をされまして、ホームページや直近の広報の6月号の一覧表にも掲載がされているところですが、工事期間中は利用できないとのことでしたので、その周知が必要と思います。改めて、状況と考えを確認をしておきます。 ○議長(中村隆征君) 大野総務部長。 ◎総務部長(大野孝治君) 議員さんお尋ねのとおり、ホームページと6月の広報にて指定緊急避難場所31カ所を、市民の皆様に周知させていただきました。 その中で、周知させていただいたんですが、どの避難所を開設するか等につきましては、災害によって、また、その都度判断するようになるかと思います。 勤労者総合福祉センターが改修中であることにつきましては、今後、防災危機管理課のほうのホームページでもしっかりと周知させていただけたらと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 一覧表で繰越し理由がそれぞれ書いてございますし、市長もその説明をされたと思うんですが、繰越し理由の中身がよく分からないところが何箇所かございます。 笠戸島ハイツ解体事業、これは跡地活用の加速化に向けて早期着手が必要なためという理由が書いてございますが、これの文章の意味が分かりません。 繰越明許というのは、次年度に繰越しをするという、予算をです。次年度までも事業ができるということで繰り越すわけでしょうから、それを繰り越した理由が書かれなければいけない。ほかのところにはそういう理由は書いてございます。不測の日数が要したためとかいうふうなのがありますが、早期着手が必要なため繰り越したと、これ、よう意味が分からないんですが、その辺を説明してください。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) 繰越明許の理由についての御質問かと思います。 今、言われた早期着手が必要なもの、これは笠戸島ハイツ解体事業だけではなく、ほかにも何点かその記載がございます。 考え方としましては、本来は当初予算で行うべきものを、一刻も早く行いたいということで補正を上げさせていただいて、結果的に繰り越したという意味ではございますが、ちょっと分かりにくい繰越しの理由に適さないということであれば、今後、改善して検討したいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第2号及び報告第3号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第11.報告第4号令和2年度下松市水道事業会計予算繰越計算書 報告第5号 令和2年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書報告第6号 令和2年度下松市工業用水道事業会計予算繰越計算書報告第7号 令和2年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書報告第8号 令和2年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書 ○議長(中村隆征君) 日程第11、報告第4号令和2年度下松市水道事業会計予算繰越計算書、報告第5号令和2年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書、報告第6号令和2年度下松市工業用水道事業会計予算繰越計算書、報告第7号令和2年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書、報告第8号令和2年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書、以上の5件を一括議題といたします。 本件について説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第4号令和2年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について、報告第5号令和2年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書について、報告第6号令和2年度下松市工業用水道事業会計予算繰越計算書について、報告第7号令和2年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書について及び報告第8号令和2年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書について、一括して御説明を申し上げます。 まず、報告第4号令和2年度下松市水道事業会計予算繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、建設改良費を地方公営企業法第26条第1項の規定により繰り越すもので、同条第3項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の5事業6,430万円を繰り越しております。 次に、報告第5号令和2年度下松市水道事業会計継続費繰越計算書について、御説明申し上げます。 本件は、継続費を地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、逓次に繰り越すもので、同項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の2事業1億1,388万円を繰り越しております。 次に、報告第6号令和2年度下松市工業用水道事業会計予算繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、建設改良費を地方公営企業法第26条第1項の規定により繰り越すもので、同条第3項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の1事業1,226万円を繰り越しております。 次に、報告第7号令和2年度下松市公共下水道事業会計予算繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、建設改良費を地方公営企業法第26条第1項の規定により繰り越すもので、同条第3項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の5事業1億5,480万円を繰り越しております。 最後に、報告第8号令和2年度下松市公共下水道事業会計継続費繰越計算書について、御説明を申し上げます。 本件は、継続費を地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により逓次に繰り越すもので、同項の規定により市議会に御報告するものであります。お手元の繰越計算書のとおり、建設改良費の1事業1億3,000万円を繰り越しております。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第4号から報告第8号までの5件は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承をお願いいたします。 △日程第12.報告第9号一般財団法人下松施設管理公社の令和3年度事業計画説明書の提出について 報告第10号 公益財団法人下松文化振興財団の令和3年度事業計画説明書の提出について報告第11号 一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和3年度事業計画説明書の提出について報告第12号 公益財団法人下松水産振興基金協会の令和3年度事業計画説明書の提出について ○議長(中村隆征君) 日程第12、報告第9号一般財団法人下松施設管理公社の令和3年度事業計画説明書の提出について、報告第10号公益財団法人下松文化振興財団の令和3年度事業計画説明書の提出について、報告第11号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和3年度事業計画説明書の提出について、報告第12号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和3年度事業計画説明書の提出について、以上の4件を一括議題といたします。 本件について説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第9号一般財団法人下松施設管理公社の令和3年度事業計画説明書の提出について、報告第10号公益財団法人下松文化振興財団の令和3年度事業計画説明書の提出について、報告第11号一般財団法人下松笠戸島開発センターの令和3年度事業計画説明書の提出について及び報告第12号公益財団法人下松水産振興基金協会の令和3年度事業計画説明書の提出について、一括して御説明を申し上げます。 最初に、一般財団法人下松施設管理公社について、御説明を申し上げます。 同公社は、指定管理者として下松市温水プール、下松市市民体育館、下松スポーツ公園体育館などの体育施設や下松市地域交流センター、下松市駅南市民交流センターの管理運営を行っております。 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に伴う対応のために、昨年度に引き続き、今年度においても事業計画を予定どおり進めることができるか不透明な状況にありますが、各施設の利用形態を生かしながら、市民の健康や生きがいづくり、憩いや交流の場を提供するなどの公益目的事業の充実に努めてまいりたいと考えております。 次に、各施設の計画について御説明します。 体育施設はスポーツや健康づくりの普及振興に寄与し、地域住民が気軽に気持ちよく利用できる安全を第一に考えた施設となるよう、適切な維持管理に努めます。 温水プールは要望の高い水泳教室を充実させ、誰もが気軽に参加できる主催事業を積極的に行うことを通して、認知度を高めることを目指します。 また、恋路クリーンセンターの余熱を利用し、年間を通じて快適に利用できるだけでなく、県内随一の殺菌システムとろ過装置を持つ、安全で安心な施設であることを宣伝し、利用者を増やすことに努めます。 市民体育館、武道館及び公園プールは、立地条件を生かし、市民が快適に安心して利用できる施設環境をつくることを目指しており、各施設の特徴を生かした適切な運営と維持管理に努めます。 下松スポーツ公園体育館は、誰もが気持ちよくスポーツに親しめるよう、利用者のニーズを見極めながら、施設の環境を整えることに努めます。 特に市民体育館、下松スポーツ公園体育館は、比較的空き時間の多い時間帯を有効に活用するため、市内の中学校、高等学校の部活動に貸し出すとともに、幅広い年齢層の利用促進を図る事に努めます。 3年目を迎えた下松スポーツ公園全体の管理については、スポーツの普及、振興の活動拠点として、また、市民の健康づくり、憩いの場として、多くの人に利用されております。今後も安全で快適に利用できるよう、市の担当課及び施設間の連絡を緊密に取り合いながら、適切な維持管理に努めます。 地域交流センターは、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層や、障害者の方々に健康づくりや生きがい活動を通じて、ふれあい交流を行う場を提供することを目指しており、よりよい施設管理に努めます。 今年度は新型コロナワクチン接種の会場として、施設内が使用されることとなっており、市との協議により、4月から当分の間、一般利用の施設の貸出しを行わない予定となっています。 駅南市民交流センターは、市民の交流活動やまちづくり活動の拠点施設として、よりよい管理運営に努めます。 主催事業では健康体操教室の開催や、交流サロンでの絵画や写真、書道等の展示、各サークル活動の紹介など、市民に密着した事業を展開します。 以上のとおり、下松市施設管理公社は、各施設の管理運営を適切に行うとともに、市民の健康増進や生きがいづくりなどに寄与する公益目的事業を積極的に展開することを目指します。 次に、公益財団法人下松文化振興財団について、御説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の流行は、いまだ収束の兆しが見えず、文化会館の管理運営及び市民の文化活動への影響は計り知れません。 しかしながら、このような状況においても、文化芸術の灯を絶やさぬよう、文化の発信と交流の拠点施設としての役割を果たすべく、感染拡大防止ガイドラインにのっとった予防対策に万全を期し、市民の皆様に安全で安心な環境の中で文化芸術の鑑賞機会並びに文化活動及び発表の場を提供できるよう努めてまいります。 公益目的事業といたしましては、劇団四季の新作オリジナル作品「The Bridge~歌の架け橋~」をはじめ、春風亭一之輔独演会、さらには下松市出身でプロの演奏家として活躍されている京都市交響楽団バイオリン奏者の相本朋子さんを中心としたメンバーでお届けする「室内楽のひとときinスターピア シリーズ6」、ピアニストの森永康夫さんによる「第5回ふるさとコンサート」など、文化芸術の鑑賞の機会を提供いたします。 また、住民参加型事業及び青少年を育成する事業の推進、文化団体、芸術家等への活動支援事業などを積極的に展開し、文化における市民交流の促進と、本市における文化芸術の振興を図ってまいります。 最後に、引き続き、誰もが安全で安心して施設を利用できるよう、良好な施設管理運営に取り組んでいくとともに、市民文化の交流の場として、より親しみのある会館運営に努めてまいりたいと考えております。 次に、一般財団法人下松笠戸島開発センターについて、御説明を申し上げます。 令和3年度からの5年間を対象に、国民宿舎大城の指定管理者の公募を行い、引き続き、同センターと指定管理に係る協定を締結いたしました。 また、笠戸島家族旅行村につきましても、同センターと新たに1年間の指定管理に係る協定を締結したところであります。 同センターは、両施設の指定管理者として、地域住民の福祉の向上と観光の振興を図るとともに、地域活性化に寄与するために、健全な管理運営に取り組んでまいります。 令和2年度におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により、5月、6月を両施設とも休業したことや、国民宿舎大城の宴会利用者数が前年度の21%に落ち込んだことなどにより、収入が大きく減少し、現在に至るまで困難な状況が続いております。 令和3年度の予算につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況が予断を許さないことも踏まえつつ、この状況が徐々に回復するものと見込んで作成しております。 年間収支につきましては、はなぐり海水浴場管理運営業務の受託を含め、経常収益の合計額5億2,312万円から経常費用の合計額5億1,855万円を差し引いた当期計上増減額456万円の黒字を見込んでおります。 また、基本協定に基づき、2,000万円に当期経常利益の1%を加算した額が、本市に納付されることとなっております。 具体的な施設利用促進策としましては、アンケート調査を継続するとともに、リピーターへのダイレクトメール送付やSNSでの発信を行うほか、タイムリーなプランの発信などに積極的に取り組んでまいります。 また、スポーツイベントとの連携や地域産品の活用など、地域の諸団体との連携により、地域の特色を生かした運営を推進してまいります。 併せて、閑散期をベースとした人員配置や固定費の契約見直しなどに取り組み、損益分岐点を把握しつつ、経費削減を図ってまいります。 新型コロナウイルス感染症拡大による難局を乗り切るため、引き続き適正な施設運営に取り組むとともに、地域経済の活性化に向け、下松市観光振興ビジョンに基づく観光客誘致等に努めてまいります。 最後に、公益財団法人下松水産振興基金協会について、御説明を申し上げます。 同協会は、下松市栽培漁業センターの指定管理者として、種苗生産、中間育成、放流及び供給事業、養殖事業の公益目的事業及び収益事業を行っております。 まず種苗生産、放流及び供給事業については、マコガレイ、オニオコゼ及びキジハタの増産に加え、昨年度から新たにアイナメ、ウマヅラハギの種苗生産を実施しております。 また、本年度も周南地域栽培漁業推進協議会等と連携し、種苗生産及び放流に取り組むとともに、大阪府をはじめとする他府県からの需要に応える供給体制の構築に努めております。 中間育成、放流及び供給事業につきましては、ヒラメ、キジハタなど13魚種、約251万尾の中間育成を行い、周南地域の海域に放流することとしております。 笠戸ヒラメや笠戸のトラフグの養殖事業につきましては、本市を代表する観光資源の一つとして重要な役割を担っており、種苗導入サイズの見直しや数量調整等を多ない、歩留りの向上と適正かつ効率的な出荷が行える生産体制の構築に努めてまいります。 また地産地消を推進するため、消費者である市民や栽培漁業センターを訪れる方に対し、海産物への理解と魚食普及への啓発活動を行ってまいります。 水産業を取り巻く情勢は厳しい状況ではありますが、今後も生産物の歩留りの向上と生産管理の工夫など、経費縮減に努め、栽培漁業センターの経営健全化を進めるとともに、水産資源の維持拡大及び水産業の発展に貢献してまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) ただいま報告いただきました報告第11号下松市笠戸島開発センターの件に関しまして、2点ほどお尋ねをいたします。 今年度になりまして、コロナ禍の収束は、いまだ見られておりません。昨年より非常に厳しい状況が続いております。今、大城は市長が言われたように、土日を除き閉館と聞いております。 3月議会では、指定管理の議決を行い、財団と新しい契約をされたみたいでございますが、詳細に関しましては、今期の実績を半年ぐらい見させていただき、一般質問をさせていただきますが、今回は2点ほどお尋ねをいたします。 1点は、本年度収支に関しまして、今、市長が壇上で申し上げられましたように四百数万という数字を、予算ではございますが計上しております。 これ、今後ワクチンが接種され、若干数字も好転するかと思いますが、財団との新しい契約の今年の償還は1,000万円になっております。若干足らないということになりますが、この点はどのようにお考えになっているか、まず一点お聞きいたします。 2点目、大城との管理運営に関する基本協定書の中に記載されております27条、不可抗力の発生により著しく経営が悪化し、納付金の全部または一部が納付できなくなった場合、協議の上、その年度の納付金の額を決定するものとするという文言がございますが、今、世界で拡大しておりますこのコロナ禍、私は大きな災害と認識しておりますが、当局はこのコロナ禍がこの条文の不可抗力に当たると考えるのかどうかの認識を教えていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 永田議員さんのほうから長期貸付金の御質問をいただきました。 長期貸付金につきましては、令和3年3月29日付で1,000万円の返済がありましたので、現在の貸付金の残高は7,800万円ということになっております。 今後、7,800万円の償還計画につきましては、3月に開催されました理事会や評議員会でも議論をされたところであります。 現在、国民宿舎大城の経営状況につきましては、4月以降、新型コロナウイルスの関係の影響を非常に大きく受けて、本当に厳しい状況が続いているところです。 そこで、中長期計画の中では、令和3年度に1,000万円で、4年度以降、毎年1,700万円ずつ返済されるということで計画をされておりますけれども、令和3年度予算案の中では、その1,000万円という数字がなかなか見つかりにくいということになるわけですけれども、今年度につきましては、理事会の中、評議員会の中でも協議されたんですけれども、流動資産によって返済をしていくということになっているという説明がありました。 今後、状況によっては本年度の財団の予算執行の中で、プラスアルファの利益を出して、返済のための資金を捻出していければというふうに考えております。 そういったところで非常に厳しい令和3年度の予算ということで御理解いただきたいというふうに思います。 それと、もう一点の協定の中に示しておりますけれども、不可抗力の解釈になってくると思います。今現在、先ほどからの話のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大状況で、本年の4月、5月、本当に厳しい状況にあります。 そういったところで、今年度から指定管理者として基本協定、年度協定の締結をし、指定管理者として新たな5年がスタートしているというところで、その中の協定に永田議員さん、触れられたと思うんですけれども、この新型コロナウイルスを不可抗力として解釈するかどうか、こういったことの質問だと思います。これにつきましては、ただ単に、新型コロナウイルスの感染拡大のためにというような言い方ではなくて、具体的にそれぞれの事情に照らして判断していく必要があるのではないかなというふうに思っております。 いずれにしましても、毎月毎月、国民宿舎大城につきましては、定例会が開催されていますので、定例会の中で、随時、その月その月の具体的な状況を確認しながら、個別に判断をしていく必要があるというふうに思います。 したがいまして、新型コロナウイルス感染症がはやっているから、債務不履行の責任を免れるというものではなくて、その状況状況に応じて、不可抗力ということと新型コロナウイルスの感染拡大の状況を精査しながら、具体的な事象を検討しながら判断していく必要があるというふうに思っておりますので、ただ単に新型コロナウイルスの感染症の拡大が不可抗力という単純な抽象的なものの考え方で整理するのは、ちょっといかがなものなのかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) 今、よく分かりました。となりますと、当局としての不可抗力という問題は、どのようなものをお考えになっているかをお尋ねいたします。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 一般的に不可抗力というのは、合理的な支配を超えた現象というか、外部からのです。ですから、地震とか戦争は余りないと思うんですけれども、そういった地震、災害、こういった我々が生活する中で、今すぐに予想もつかないような、そういう事象になってくると思います。 そういったことを考えますと、新型コロナウイルス感染症の拡大についても、同じように不可抗力というふうに考えられると思います。 ただ、その納付金の額を決定する、減免をするのか免除するのか、こういったことは今すぐに考えることではなくて、新型コロナウイルスでどういう影響が出て、これがまた、いつ収束するか分かりませんし、そういった毎月毎月の状況をちゃんと確認をした上で、具体的に考えていくということになりますので、新型コロナウイルスの感染症が不可抗力というふうに、簡単には解釈できないんじゃないかなというふうに思いますので、考える余地は十分あるということで御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 単純なことですが、お聞きをしておきたいと思います。 笠戸島開発センターの収支予算で、納付金です。納付金がどの科目に入っているのか、これは多分10ページにありますように、上から3行目の負担金の中に入っておるんだろうというふうに思います。そこのところの確認をいたします。 それと、利益の1%を2,000万円にプラスするということがございましたが、その1%の計算をするのは、どこで計算をするのか、同じく10ページのちょうど真ん中辺り、当期計上増減額、この金額の1%なのかどうなのか、そこを、まず確認をしておきたいと思います。 もしも、もしそうであるということであるならば、これは提案ですけれども負担金の中の納付金については、経常経費の外に出さないと計算が変なことになってきます。経常外増減の部の下に、この負担金、納付金という項目を設ける必要があるというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 2,000万円プラス年度末の経常利益の1%という納付金のところですけれども、これにつきましては、負担金のところに計上をされております。 それと、年度末経常利益の1%の考え方ですけれども、これは最終的な年度末の経常利益の中で、法人税を引いた後の最終的な数字ということで、それが1%に反映されるということになります。 それと、費目の関係、予算の位置づけにつきましては、また理事会、評議員会のほうで、また提案させていただきたいと思いますので、この場でやる、やらないということは、なかなか答えにくいものですから、また検討させていただきます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 簡単な質問だと思ったんですが、10ページの当期一般正味財産増減額と、これが最終損益だろうというふうに思うんですが、これ以外に項目が、あと法人税とか様々、中に入ると思いますが、最終的には、これが一番最後の損益のところだと思います。 ここで判断するのか、その上のほうの当期計上増減額の金額で判断するのかと、それを質問したんで、具体的にこの項目ですというふうな答弁が欲しいんです。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 予算書の中にそういった項目が、ちょっと見つからないんですけれども、中長期計画の中では、先ほどからの御説明のとおり、法人税を引いた後の金額ということで考えておりますので、ちょっとこの予算書の中では分かりにくいかと思うんですけれども、御理解いただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 報告9と12について、さっき、ちょっと報告9、温水プールのことでお尋ねをしました。5月の中旬でしたよね。これ、閉館ということになったんですが、これはちょっとめどが立っているんですか、立っていないんですか、開館の。何かの原因でさびが落ちてきて危険だからというふうなことで閉館をするという措置を取られたんだと思いますが、いつまでに、これ原因を究明し、対策を講じて開館をしようという、そういう計画をお持ちなのか、その辺が一点、ちょっと明らかにしていただきたいということが一点。 それから、報告12号のほうで、あれを見ていますと、アサリの関係が、記述が初めてじゃないかな。簡易養殖に向けた干潟養殖、それから天然浮遊の幼生の確保というふうなものが、初めて計画書に出てきたように思うんです。 このアサリについては、下松でいえば一般市民の方が、切戸川の河口だとか末武川の河口だとかで、笠戸でもそうだと思いますけれども、一般市民の皆さんが潮干狩り等々でずっと楽しんでいらっしゃったはずなんです。 ところが最近は漁協のほうで禁止をして、立ち入るなというふうなことになって、時々トラブルが起こっているというふうなのを耳にするんです。 今度のこの水産振興基金協会のこの計画書の中で、アサリを誰の責任で養殖をし、それはどうするんかと。やはり、やっぱり市民の皆さんに、そういう、あそこの新しく栽培漁業センターのタッチグングプールを造りましたけれども、そういうふうなことやなしに自然の海岸があるわけで、そこで市民の皆さんが、そういう潮干狩り等、ワカメを取っても、何か保安庁から怒られるとか、罰金取るぞとかいうふうに脅しをかけられたとかいう話も聞くんで、何かそういう市民の皆さん、一般市民の皆さんの、そういう季節を楽しむそういうふうな行動が、随分規制をされてきているというふうにも思うんです。 ですから、この水産振興基金協会のこういう活動で、そういう市民の皆さんが楽しむそういう場を拡大をするようなことが、この中で考えられているのかどうなのかなというのが、結局はこれ、誰のためにやるんというふうなことも含めて、よく分からないんです。 ですからその辺り、私は市民の皆さんが自然の海岸を、いろんな角度で楽しむという、漁師の皆さんを邪魔しちゃいけんのですが、そういうふうにささやかな市民の楽しみは、きちんと楽しめるような、そういう場をきちんと確保する必要があるんじゃないのかなというふうに素朴に思うんですけれども、この計画書にある、この活字、文書、事業と、その辺りがどういう発想で、この事業計画がなされているのか、その辺りについて、ちょっと御説明いただけませんか。できれば、さっき申し上げるような方向で現状を見直して改善をしていくという、そういう一助にしていただくとありがたいなというふうに思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 渡辺議員さんの温水プールの件について、御質問にお答えしたいと思います。 先ほどからのお話のとおり、5月13日から温水プールのプールのみ利用を中止しております。この背景としましては、天井のほうから、ちょっとさびた塊が落ちてくるといったところで、それで、特に事故等は起こっておらないんですけれども、利用者の安全安心という観点から、早めに判断しまして、利用の停止と、休止ということで、今現在利用できなくなっております。 5月13日以降、直ちに事業者のほうにお願いをしまして、劣化状況、改修の必要性、そういった詳細な調査を、今現在行っている最中です。 ですから、具体的に何月何日に、今からどうする、こうするというような具体的なスケジュールは申し上げられないんですけれども、そういった詳細な調査が完了次第、今後の対応について検討していく必要があるというふうに考えております。 具体的には、現状の回復を基本としますけれども、長期的な視点を踏まえて、施設の在り方、こういったものも調査の結果に基づいて進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) このたび、水産振興基金協会の事業計画の報告書の中の4ページに、対象稚貝アサリということで、公益目的事業の中間育成の取組が記載をされております。 このアサリに関する中間育成の取組につきましては、令和2年度においても文言の記載はございまして、引き続き継続して事業に取り組むものでございます。 限りある水産資源の維持拡大を目的といたしまして、干潟の機能回復を図るために、漁業者らが構成をいたします干潟保全活動グループというのがございます。漁業者が実施するアサリ養殖、こちらのほうを財団、協会のほうが指導助言をしていくという事業でございます。 具体的な事業費のほうが計上されておりませんから、なかなかその辺りで事業がどういうふうに進捗しているのかということが見えにくいのかなというふうに思いますが、財団のほうといたしましては、指導助言、適切なアドバイスと技を漁業者らの皆さんに提供していると、そういった事業になっております。 本来のこの事業の目的が干潟の保全ということでございます。干潟生物の代表でありますアサリを増やす、こういった事業に取り組みまして、干潟の循環機能の活性化を図る、そういった取組でございます。 継続して議員さんが楽しみにされる潮干狩り、そういったことが実現できるような期待を持って、事業を見守りたいとは思いますが、これはなかなか長期的な見直しになる長い期間かかる循環機能を活性化させる干潟の取組でございますので、今後もこのような形で継続して事業のほうを進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 温水プールで、もう1か月以上になるわけ、5月の13日から、今日は16日かいね。その辺で、もう調査をし、何が原因なのか、どういう対策が必要なのかというのは、当然、技術的なことも含めて分かってなきゃいけないと思うんです。1か月以上になるんで。 そういう、その見通しも示されないまんまに、ずっと推移をするというのは、あんまり好ましいことじゃないというふうに思うんです。 ですから、何のどういう手立てを講じなきゃならないんだと、そのためにはどれくらいの日数が要るんだ、事業費もどのくらいかかるんだというふうなものを、議会にも市民の皆さんにも明らかにして対応していくと。 そうしないと、何のための施設なのかいということになるんで、その辺りは早急に、ちょっと調査をし、そういう原因等々も明らかにした上で、見通しは明らかにしていただきたいなというふうに思いますが、それはいつ頃になりましょうか。 それからもう一つ、経済部長のところで御答弁いただいた、やっぱり漁協さんがバックアップすると。市民の皆さん、いわゆる御高齢の方々が、春の潮干狩りだとかいうなんで楽しんでいらっしゃるのが、今頃は制約を受けているわけです。 ですから、その辺は昔に戻して、やっぱり水に親しむ、栽培漁業センターのあのプールだけじゃなしに、自然の海岸でそういう季節を感じる、そういう状況に、大都会じゃないんで、瀬戸内に面した、この下松の街で、そこに暮らす人たちが自然を楽しめる、そういう場を、やっぱり漁協さんもあることだから、単純に下松だけでどうこうはできんのかもしれませんが、ちょっとその辺り、市民の皆さんの楽しみを増やしていけるような、そういう御努力をこういう事業に併せてやっていただきたいなというふうに思いますが、その辺りは何か見通しがありますか。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 温水プールの件につきましては、現在行われている調査が完了次第、今後の見通しが立ってくるかと思いますので、それまでは、ちょっと具体的な日付等は申し上げられないんですけれども、調査の結果を待ちたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) このたび、水産振興基金協会のほうで、令和3年度事業計画をしております場所につきましては、6ページに掲載がありますように深浦地区、また小深浦地区の地先の干潟でございます。 そちらの干潟について保全をしていこう、循環機能の活性化を図っていこうと、これは、とても長い期間かかる、そういった事業というふうにもお聞きをしております。 アサリが養殖できる、そういった干潟の環境に、まずはつくっていこう、漁業者らで構成をいたします保全活動グループの皆さんが取り組む、そこを協会が指導助言して、何とかいい環境をつくっていこうという取組でございます。 その後に市民の皆さんが楽しめる潮干狩り、そういったことに移っていければいいかなというふうに思いますが、まだまだ期間のかかる長期的な事業でございますので、そこを協会のほうが指導助言、サポートしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 島のほうの、そういう小深浦、深浦のその干潟云々というそれだけもあるんですが、切戸川だとか末武川の河口で、昔は市民の皆さんが楽しんでいたのよ。そんなのも、今は規制されているんです。それが正常なのかどうなのかというのは疑問なんです。 ですから、その辺りもちょっと県条例が云々というふうなことは、恐らく出てくるんじゃろうと思うが、そういう市民の皆さんの、そういう昔ながらのそういうものを禁止をする、そんなことがあってええのかいなというふうに思うんですけれども、その辺りは県条例との関係があるんでしょうか。どうなんですか、その辺り、ちょっと不勉強で申し訳ないですが、お答えいただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 現在、漁協さんのほう等で県条例の関係で規制があるのかということでございますが、私のほうも、現在、そういう情報、知識のほうを持ち合わせておりませんので、その辺りはちょっと研究をして、また機会を改めて御報告させていただければと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第9号から報告第12号までの4件は、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第13.監査報告第2号例月出納検査報告について ○議長(中村隆征君) 日程第13、監査報告第2号監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。 写しを配付しておきましたから、御了承を願います。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 6月22日、6月23日及び6月24日の会議は一般質問の議事の進行によって、午前9時半に繰り上げて開くことにいたします。 本日はこれで散会いたします。熱心に御審議、お疲れでございました。ありがとうございました。午後0時29分散会 ─────────────────────────────────...