下松市議会 2013-02-21
02月21日-01号
平成 25年 3月 定例会(1回)平成25年2月21日平成25年第1回
下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程 平成25年2月21日(木曜日)午前10時開会、開議 日程第1、
会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、同意第1号 下松市
固定資産評価審査委員会の委員の選任について 日程第4、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第5、議案第1号 平成24年度下松市
一般会計補正予算(第6号) 日程第6、議案第2号 平成24年度下松市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第7、議案第3号 平成24年度下松市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第8、議案第4号 平成24年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号) 日程第9、議案第5号 平成24年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第1号) 日程第10、議案第6号 山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更について 日程第11、議案第7号 市長の給料及び期末手当の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例 議案第8号 副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給与の支給額の特例に関する条例の一部を改 正する条例 日程第12、議案第9号 市長の調査等の対象となる法人の範囲を定める条例 日程第13、議案第10号 市道路線の廃止について 議案第11号 市道路線の認定について 日程第14、議案第12号 下松市児童遊園、児童広場及び緑地に関する条例の一部を改正する条例 日程第15、議案第13号 下松市
新型インフルエンザ等対策本部条例 日程第16、議案第14号 山口県
後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について 日程第17、委員会提出1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例 日程第18、報告第1号 専決処分した
下松市庁舎空調設備更新機械設備工事請負契約の一部を変更する契約の締 結に係る報告について 日程第19、報告第2号 専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について 日程第20、報告第3号 専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について 日程第21、監査報告第1号 平成24年度
定期監査報告書及び
例月出納検査報告について 日程第22、議案第16号 平成25年度下松市
一般会計予算 議案第17号 平成25年度下松市
下水道事業特別会計予算 議案第18号 平成25年度下松市
国民健康保険特別会計予算 議案第19号 平成25年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)予算 議案第20号 平成25年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)予算 議案第21号 平成25年度下松市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第22号 平成25年度下松市
国民宿舎特別会計予算 議案第23号 平成25年度下松市
水道事業会計予算 議案第24号 平成25年度下松市
工業用水道事業会計予算 議案第25号 平成25年度下松市
簡易水道事業会計予算 議案第26号 国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るための国有林野の管理経営に関する法 律等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第27号
下松市役所出張所設置条例の一部を改正する条例 議案第28号 下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例 議案第29号 下松市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第30号 下松市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例 議案第31号 下松市
県収入証紙購入基金条例の一部を改正する条例 議案第32号
下松市立中学校設置条例の一部を改正する条例 議案第33号 下松市
市民交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 議案第34号 下松市道路の構造の
技術的基準等を定める条例 議案第35号 下松市
準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例 議案第36号
下松市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第37号 下松市
都市公園条例の一部を改正する条例 議案第38号 下松市
都市公園移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定め る条例 議案第15号 下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例本日の会議に付した事件 日程第1から日程第22まで出席議員(20人)11番 浅 本 正 孝 君 12番 藤 井 洋 君13番 森 繁 哲 也 君 14番 松 尾 一 生 君15番 古 賀 寛 三 君 16番 永 田 憲 男 君17番 河 内 裕 文 君 18番 磯 部 孝 義 君19番 堀 本 浩 司 君 20番 高 田 悦 子 君21番 近 藤 則 昭 君 22番 渡 辺 敏 之 君23番 城 市 進 君 24番 広 戸 一 見 君25番 村 田 丈 生 君 26番 山 本 朋 由 君27番 中 村 隆 征 君 28番 金 藤 哲 夫 君29番 内 冨 守 君 30番 中 谷 司 朗 君欠席議員(なし) 説明のため出席した者 市長 井 川 成 正 君 副市長 森 田 康 夫 君 教育長 相 本 晃 宏 君 水道局長 白 木 正 博 君 総務部長 原 田 雄 次 君
企画財政部長 棟 近 昭 典 君
生活環境部長 林 惠 二 君
健康福祉部長 村 上 孝 司 君
少子化対策担当部長 網 本 哲 良 君 経済部長 松 原 隆 士 君 建設部長 古 本 清 行 君 教育部長 石 田 純 一 君 消防長 田 村 一 正 君 監査委員 杉 岡 廣 明 君
議会事務局職員出席者 事務局長 森 重 則 彦 君
議事総務課長 大 空 之 文 君 議事総務係 田 中 智 幸 君───────────────────────────────午前10時00分開会
○議長(中谷司朗君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。これより平成25年第1回
下松市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
△日程第1.
会議録署名議員の指名について
○議長(中谷司朗君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において村田丈生議員、浅本正孝議員を指名いたします。
△日程第2.会期の決定について
○議長(中谷司朗君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月25日までの33日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、会期は33日間と決定いたしました。
△日程第3.同意第1号下松市
固定資産評価審査委員会の委員の選任について
○議長(中谷司朗君) 日程第3、同意第1号下松市
固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) おはようございます。同意第1号下松市
固定資産評価審査委員会の委員の選任について、御説明申し上げます。 この議案は、現委員のうち3人の委員の任期がこの3月10日で満了となりますので後任の委員の選任について、議会の同意を求めるものであります。 私は現委員の
狩野洋一委員、
金子光夫委員及び
兒玉正史委員に再任をお願いしたいと考えております。 狩野委員は5期15年、金子委員は4期12年、兒玉委員は3期9年にわたって、下松市
固定資産評価審査委員会の委員を務めていただいております。 いずれの方も、公平を要求される
固定資産評価審査委員会の委員として適任であると考えております。 狩野洋一さん、金子光夫さん及び兒玉正史さんの委員選任につきまして、御同意いただきますようお願いを申し上げます。 これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第1号については、人事に関するものでありますので、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより同意第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第4.諮問第1
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(中谷司朗君) 日程第4、諮問第1
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 諮問第1
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。 本市では、現在6人の
人権擁護委員が法務大臣から委嘱されております。このうち三
奈木勝美委員の任期が本年6月30日で満了となりますので、その後任の委員の推薦について、議会に意見を求めるものであります。 私は、三奈木さんに再任をお願いしたいと思っております。 三奈木さんは、平成19年7月1日に
人権擁護委員に就任されて以来、さまざまな人権相談に適切に対応されており、特に下松市
教育委員会教育指導委員を務めた経験から不登校やいじめ等、子供をめぐる人権問題に積極的に取り組んでおられます。また民生委員、児童委員として日常活動の中でも人権問題に取り組んでおられ、
人権擁護委員としての要件を十分に備えておられます。 三奈木勝美さんの
人権擁護委員推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、人事に関するものでありますので、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより諮問第1号を採決いたします。本案は原案のとおり答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は原案のとおり異議のない旨答申することに決しました。
△日程第5.議案第1号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(中谷司朗君) 日程第5、議案第1号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第1号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第6号)について、御説明申し上げます。 この補正予算は、
歳入歳出予算にそれぞれ2億7,351万1,000円を追加し、補正後の予算総額を190億5,644万7,000円とするものであります。 総務費は、
中央保育園耐震改修工事に伴う移転補償費として150万円、
深浦バス回転場用地購入費として193万円、
参議院議員補欠選挙の準備経費として250万円を計上しております。 民生費は、
地域人材育成事業費の増額として62万2,000円、
介護保険特別会計保険事業勘定繰出金の増額として812万5,000円を計上しております。
農林水産業費は、国の補正予算に伴い、
危険ため池整備事業に係る
県事業負担金の増額として170万円、
内海中部地区水域環境保全創造事業に係る
県事業負担金の増額として358万1,000円を計上しております。 土木費は、青葉台地区急
傾斜地崩壊対策事業の実施主体が市から県へ移行したことに伴う事業費の減額として2,440万円、国の補正予算に伴う
社会資本整備総合交付金事業の増額として6,000万円、
県道獺越下松線及び
県道笠戸島線改良工事に係る
県事業負担金の増額として800万円を計上しております。 教育費は、
図書整備指定寄附に伴う図書購入費の増額として10万円、
中村小学校建設事業として3億1,000万円を計上しております。 予備費は、14万7,000円の減額調整をしております。 以上の財源として、市税、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰越金及び市債を充当・調整するものであります。 また、
基幹系システム更新事業、
中央保育園耐震改修関連経費、
中央保育園耐震改修設計業務、
危険ため池整備事業、
内海中部地区水域環境保全創造事業、
社会資本整備総合交付金事業、
西条線道路改良事業、西河原2号線
道路改良事業、
青木線道路新設事業、
中部土地区画整理事業、
中村小学校建設事業について繰越明許費を設定するとともに、
参議院議員補欠選挙ポスター掲示場設置及び撤去業務について
債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を説明いたしましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 大変失礼いたしました。一部訂正をいたします。教育費は
図書整備指定寄附に伴う図書購入費の増額として10万円、
中村小学校建設事業として2億1,000万円を計上しております。ここを3億と申し上げたようでありますが、眼鏡の(笑声)十分な眼鏡でないので、御無礼いたしました。 以上です。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
堀本浩司議員。
◆19番(堀本浩司君) 平成24年度
一般会計補正予算(第6号)について、何点かお尋ねしたいと思います。 初めに、市債についてお尋ねします。
中村小学校建設事業(
緊急防災減災事業)で260万円と、
中村小学校建設事業(
教育福祉施設等整備事業)1億6,530万円であります。各建設事業がどういった事業なのか、まず内容についてお尋ねしたいと思います。また合計しますと1億6,790万円の市債の発行となります。このうち国が今後どの程度、支援あるいは見てくれるのかお尋ねしたいと思います。これがまず1点目であります。 2点目は、歳出の土木総務費の青葉台地区急
傾斜地崩壊対策事業の
実施主体変更、市から県によるものとして2,440万円と市の持ち出しが減ったわけです。市としてはとてもありがたいことですが、
県事業負担金がなぜ増額したのか、金額が大きいのでお聞きいたいと思います。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) 中村小学校の市債起債の絡みでございますけれども、まずはこれ2つの事業に分かれております。一つが耐震と申しますか
防災対策事業、もう一つが老朽化に伴う改修事業この二本立てになっております。それでそれぞれに国費がついておるんですけど、その補助裏というものを起債で私ども手当をいたします。 それでまず、260万円につきましてはあくまでも耐震改修ということで、これはまあ国の支援と申しますか、普通交付税の需要額に今年度、元利償還費が計上されると、その措置率でございますけれど、今のところ80%ということになっております。 それともう一つが、老朽化対策というものでございますけれども、これにつきましては一部が1億6,500万円相当ですか、このうち一部が約50%という形になっております。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君)
古本建設部長。
◎建設部長(古本清行君) 土木総務費の
緊急崩壊対策事業の関係での御質問でございます。 当初は県の補助金をいただいて、市の実施主体という形で考えまして予算計上させていただきました。ただ、その時にも県のほうといろいろ協議をさせていただいて、現在、当初に組んでおりました考え方でいくと地元の負担もある程度相当額を要するような形になります。それで、そうするとやはり地元への負担も大きいという形の中で、少しでも軽減をしたいという考えのもとで鋭意、継続協議をさせていただいて、今回県のほうを実施主体でもってしていただけるというふうな形になりましたので、今回減額補正をさせていただきました。それと県事業になりますのでやはり一部県のほうに負担をする必要がございます。その関係については今回60万円という形で予算計上を、
県事業負担金という形で計上させていただいたということでございます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。城市 進議員。
◆23番(城市進君) 何点か尋ねたいと思います。 国の補正予算がまだ参議院で決まっておりません。きょうは総理大臣が米国訪問だそうですが、全国地方の自治体も通年ですとあらかじめ1月の段階で国の補正予算があるとすればまあ決まると。当然各地方自治体も補正予算を組みます。まず24年度の会計処理をすると、緊急対策。そして本予算新年度に入っていくと。まあ今年の場合はちょっと総選挙があったという兼ね合いであれですが。 まず最初に全体として聞きたいんですが、ちょっと流れが変わっておりますので、いわゆる1兆4,000億円のいわゆる
元気交付金ですね。いわゆる地域の
元気交付金1兆4,000億円だと聞いておりますが、今後(7号補正)を組むんだと当然予測をされるんですが、これ国会で決まっておらんので質疑をするのはなかなか難しいんですが、どういうふうに今のところ情報を得ておられるんでしょうか、全体の流れとの関係でまず入り口で聞いておきたいと思います。 具体的なことで1点質問をいたします。 一つは市税で今回、法人市民税の部分につきまして1,600万円を歳入の補正で組もうとしております。そこででございますけれども、平成25年度の
予算説明資料の冊子の部分の15ページに、24年度の市税収入総額は、まあこれだけ見込めるだろうという見通しを91億2,510万円既に打っております。そこで私どもが検討するのは、とすると1,600万円の
市民税法人分を歳入で入れるんだけれども、補正財源で入れるんだけれども、残り部分9,610万円はいわばのけていると、保留をしているとこういうふうに当然予測するわけですが、そういうつかみ方、認識でいいのかどうか。約1億円でございますね、のけていると留保しているという理解でいいかですね、これ確認の意味で、一つは財源で尋ねます。 2点目は、今ございました青葉台の緊急傾斜地の
崩壊対策事業でございます。過年度、昭和団地でもこれに類する
崩壊対策事業がありまして、市で立ち上げる、しかし県との話し合いの中で県施工に移していくという事案がつい最近ございました。そこで今御説明があったわけですが。では現場のほうで実際の工事施工はいつ工事に入っていくのか、当然これ25年度の予算措置に県は移るかと思うんですが、実際の施工はいつ入っていくのか、完成はいつごろ見込まれるのか、これをお尋ねいたします。 それから2点目でございますが、道路橋梁の新設改良のかかわりで、宮前通りの歩道の整備が5,400万円提案されております。私の記憶では十三年、十五年前に宮前通りにつきましては県道殿ケ浴入口から旗岡山そして中央線に降りますところのガソリンスタンドのところですね、これにつきましては二カ年か三年か、わかりかねますけれども、車道部分も歩道部分も道路改良を行いました。今般行われようとする宮前通りの歩道でありますが、どの場所なのか、踏切までなのか旧188号は今は県道でございますが、まあそこまでのお金はまずないと思うんですが、踏切までなのか古川町のどの辺あたりまでなのか。歩道と記されておりますが、縁石を含めて改良がされるのかどうか、工事面ですね、この辺についてのお尋ねです。 3点目は、中村小学校のことについて少しお尋ねをいたします。総額2億1,000万円の
耐震補強工事をしようとする補正でございます。このまず工事の中身でございますが、下松の場合は当然耐震補強ですから倒壊を防ぐというのが主目的ではありますが、まあプラスをして財政と教育委員会がお話をされまして、公集小学校の事案のようにトイレを改善すると、あるいは教室と廊下の部分のあれは桟というんでしょうか窓枠も改善するということが下松の場合は施工されております。私はいいと思うんですけれども。全体の工事面はどういうふうな工事内容なのか。それから入札の時期ですね。さらには工事の着工、完成までの主な日程ですね。この点を御説明をお願いしたいと思います。 それからもう一点でございますけれども、この補正予算書の説明の5ページのところを伺いますと、款別と性質別歳出について補正前、補正後の当然数字が並んでいるんですが、この一番上の消費的経費の中での人件費のことについて総務部長尋ねます。昨年の秋の10月あれ5日だったと思いますが、いわゆる決算議会、本会議におきまして21年度、22年度につきましては、県内13市の中で下松市はこういうことだから3番目に人件費が高いのが下松市でございますと、まあ随分市長さんも移動市長室でも強調された面でございますが、昨年この点、23年度の決算に対してお尋ねを総務部長にいたしましたら、「調べておりませんのでわかりません」との会議録が残っております。その後お調べになったのでしょうか。ちなみに23年度は全体の歳出の占める割合17.3だと記憶しております。ここに資料にございます17.7ですね。17.7これはどういう県内の位置になるのか、多分お調べだと思います。まあ基礎的な数字でございますのでお調べだと思いますので御報告をいただけないでしょうか。どう位置にあるのかですね。 1回目は、以上です。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) まず1点目の
元気交付金、これを含めた今後の補正の流れ、まあどうかというお尋ねでございます。 まず今回この地域の
元気臨時交付金、確かに今、算入されるところでございますけど、まだきちんとした姿と申しますかそれが見えておりませんけれども、今の見込みでは、先ほど申した中村小学校の交付税措置の一部がこの
元気交付金の算定の対象になるというふうに私ども聞いております。 それと今後の補正でございますけれども、今ヒアリングをやっております。それで例の国の補正予算が、衆議院を通りまして今参議院に送付されてると。そういう段階でやはり追加的なものが私どもにもちらちらと来ております。これにつきましてはやはり私どもも、基本的に国費がつき、またその補助裏である起債も交付税措置がつくということで前倒しで、例えば当初予算に計上しておるのが前倒しでやろうというような話が来て、これ今ヒアリングの途中でございますのでいずれまた御審議いただくようになると思います。 それと税でございますけれども、おっしゃるとおり約1億円程度の財源留保をしております。これにつきましては、また今申しました今後の補正の財源に充てようと、一部充てる予定の見込みでございます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君)
古本建設部長。
◎建設部長(古本清行君) まず1点目の青葉台の工事の関係でございます。これ先ほども御答弁させていただきましたけども、県施工の自然災害防止事業という形で施工を県のほうにしていただきます。 この工事期間についてでございますけども、今年度24年度から3年計画。24年度についてはまず測量、現況測量ですね。それと25年度については実施設計と一部工事。で最終的に26年度で完成という予定でございます。この現時点での事業費の見込みは約2,200万円、総事業費ですね、ということで今考えております。 この関係についてですけども、地元負担として10%、そのうちの2分の1が地元負担というふうな形になります。それで3年間というふうな形の事業になりますので、やはりそのあたりについては地元地権者の方と御同意をさせていただいた上で、この事業を進めておるという状況でございます。それと地元の負担金というのがいずれ生じてまいりますけども、これについては最終的な事業が完了した後、要は26年度でもって最終精算をさせていただきたいというふうな形で、関係地権者との方と県とも協議をしております。それで御同意をいただいておるというのが実情でございます。 それと2点目の宮前通りの件でございます。これ先ほど城市議員さんおっしゃいましたように以前、歩道部分につきましては平成10年、11年にかけまして石油備蓄の交付金を活用いたしまして整備をしておるものでございます。また車道につきましては平成21年の経済対策関連事業の関係での補助金を活用して整備をさせていただいたものでございます。今回お願いするのは歩道の整備。これは県道下松田布施線から中央線までの間、延長でいくと約1.2キロ、1,200メーターになろうかと思います。片側の歩道の幅員が3.5メーターですから両歩道ですね。それについての改修をさせていただくと、舗装の整備をさせていただくと。それと今、樹木も結構大きくなっておりますので、そういったときに台風シーズンなり梅雨シーズンなりにいろいろと不都合が出ておる状況がございますので、樹木の整備も含めた形でさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。
◎教育部長(石田純一君) 中村小学校の建設事業の中身について御説明させていただきます。 まず大きく
耐震補強工事それから大規模改造としての老朽改修、校内LANの設置、それから議員さんもおっしゃったようにトイレの全体改修、まあもちろん洋式化という形で進めていきたいと思っております。それで一番大きいのが老朽改修ということでございますけども、具体的には廊下の改修であったり、議員さんおっしゃいましたように間仕切りの改修、木質化、それからロッカーの取りかえだったり、シャッターの取りかえ、それから外壁改修それから屋根の防水、そういったものが大きなものになっております。 それから入札時期をお聞きになったと思いますけども、入札6月中旬ぐらいになるだろうと思っております。その後契約して、まあ工事契約すれば着工ということになるんですけども、まあ学校行事等の打ち合わせ等やりまして、実際の工事はやっぱ夏休みが主になると、そういうふうに思っております。で完成が夏休み明け、すぐになるかどうか若干わかりませんけどもまあ8月末か9月の上旬と、そういった計画で今考えております。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 原田総務部長。
◎総務部長(原田雄次君) 人件費の御質問についてお答えをしたいと思います。 職員の人件費17.7%の構成比のことでございますが、この人件費というのは当然職員の給与もありますし議員さん方の報酬等も、あるいは各種審議会等の議員さんの報酬等も含まれておるものでございます。しかもこれらにつきましては事業の総事業費ですね、市が進める事業等に占める割合でございますので、事業の多寡によって変動するものでありまして、これが今他市に比較してどうかということについてちょっと申しわけありませんで調べておりませんし、なかなかお答えがしづらい数字だろうかというふうに思います。例年、職員給与の状況につきましては市広報なりホームページ等で公表をしておるところであります。これらにつきましても事業の状況によって大きく変動するものでありますけれども、これらにつきまして見てみますと13市の中におきましては、ちなみに人件費の割合は低いほうだというふうに考えております。まあそれは御承知と思いますけれども、年齢層の若年化あるいは退職等に伴う状況を加味した中で、人件費の額が他市に比べて比較的低い状況にあるというように考えております。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 城市 進議員。
◆23番(城市進君) もう一回尋ねます。
企画財政部長のほうから、今、国の24年度の補正予算に関しては地方自治体、下松市もヒアリング中であるということですが、そこで尋ねたいわけでございますが。私の理解では、このいわゆる
元気交付金ですね、デフレからの脱却、景気の回復、何が何でも今回やり遂げるとの決意のようでございますけれども。 そこで、きょう聞くのにはもう限界が、当然まだ7号補正は出ていないわけですので、あまり踏み込んでの質疑はいかがかと思いますが。 いわゆる公共事業だとよく言われます。5兆円の公共事業だと言われますが、私の理解では、ソフト事業も今回一部補正予算で施策の展開ができるのではないかと、私はそういうふうに、いろんな解説記事が出ておりますが、理解をする一人なんですが、いわゆるソフト事業も補正予算でやろうとすればできると。こういう理解でいいのか、いやそれは間違っているのか。どういうところが適正というふうに今のところにらんでいるのか。今度の
元気交付金のどういう政策の展開ですね、デフレからの脱却は主目標でありますが、カンフル剤とも言われておりますが、この点1点ですね聞いておきたいと。 2点目は、今の絡みで24年度の実質収支の見込みについては大きくこれ変わりそうでございます。23年度の決算が約6億円の実質収支、黒字を出したわけですが、この点について、まだこれはまたそろばん入れかえないといけなくなりましたので、なかなか作業が難しいかと思うんですが、24年度の実質収支についてはどういうふうに今のところ検討中、どういうシミュレーションをしているのかについて、もしわかれば出しておいていただきたいというふうに思うんですがいかがでしょうか。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) まずは
元気交付金、いわゆる地域の
元気臨時交付金、これは基本的には今回の国の経済対策補正による地方の負担分を国が肩がわりしてみようというのが基本でございます。それとまだ具体的なメニューというものが私どもに示されておりませんので、そういうソフト事業等そういうのが入るのかどうか、また私どもにそういう需要があるかどうか、まあその辺も踏まえて今後の検討課題ということに考えております。 それと実質収支でございますけれども、今おっしゃったよう、今の時点でいくらということは言えません。ですけれども基本的に平成23年度が約6億円でした。それで今、見えているのは例の地域
市民交流拠点施設、これ継続費を組んでおります。その入札残等が4億円弱ぐらい出ておりますので、もうこれは必然的に24年度の決算ベースになるであろうと。それとあと不用額がどのぐらいあるか。まあそれと市税は、約1億円留保してますけれどもこれはどうなるか。決算打ってみないとわかりませんけれども平成23年度並ぐらいかなと、まあそれから言えば数億円ぐらいと。基本的には絶対に黒字の決算が打てる見込みでございます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。藤井 洋議員。
◆12番(藤井洋君) 平成24年度
一般会計補正予算(第6号)の歳出について1点ほど御質問いたします。総務費の中にある財産管理費、中央保育園耐震改修に伴う移転補償費でございますが、この150万円はまず場所等、それとあと所有者についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) まずは場所でございますけれども東柳1丁目でございます。敷地といたしましては具体的に今藤井議員さんがおわかりになる説明で言えば、中央保育園の西側のもとの失対の詰め所があった用地でございます。それと所有者につきましては某政党の支部ということになっております。 以上でございます。いいですか。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) 議案第1号平成24年度下松市
一般会計補正予算(第6号)について何点かお尋ねをしたいと思います。確認でございますが先ほどからちょっと質問があります。 まず、歳入のところで分担金のがけ崩れ災害緊急対策事業の分担金625万円が0円。その下の県補助金のうちの1,250万円が同じ事業名において減額補正されておりますが、それで歳出のところの土木総務費、先ほどから縷々説明がございましたが、これイコール、この青葉台の地区の急
傾斜地崩壊対策事業この関係がイコールだという理解でよろしゅうございましょうか。それがまず第1点。 それと、市債の関係でございますが。いよいよ中村小学校の建設事業が動き出すわけでありますけれども、具体的にはいつごろ図面等で示すことができるのか。担当部署においては用地確保等に御尽力をされておられまして、また地権者の方々には特段の御理解をいただいたというふうに理解をいたしておるところでございますが。今後の建設費等の内訳等が、現時点で合わせて建設の図面等が示されればお示しをいただきたいと思います。まだ出せないということであれば、それはそれで結構です。 次に、歳出についてお尋ねをいたします。今、同僚議員のほうから質問がございました総務費の財産管理費でありますが、今言う
中央保育園耐震改修工事に伴う移転補償費150万円についてお尋ねをいたします。これは説明があったように、中央保育園耐震工事に伴って発生する保育園の仮園舎を当該土地に建てるためというふうに聞いております。この下松市が所有する土地に既存する、ちょっと見ますと3団体あるように思うんです。2009年のゼンリンの地図にはもう一つ個人名も入っておるわけでありますが、今、
企画財政部長のほうで某政党というふうにあるんですが、もう一回確認をしたいと思いますが、誰に支払う移転費なのか、ほかのところでなしに、ほかにも2団体と1個人あるわけですが、このあたりはどうなるのかですね。それと合わせてその150万円の移転補償費の算出根拠とその妥当性について御説明を求めておきたいと思います。 それで現場に行ってみますと、建交労下松支部それと下松中高年事業団、このあたりは言い方は悪いんですけども、ごみが散乱しておりまして何かしら使った様子もなくごみ屋敷の状態になっておりますが、それぞれ代表者等誰なのか。またこの団体は現時点で存在しているのかどうなのか。それから私非常に不思議に思うんですが、なぜこの3団体が市民の財産である下松市所有の土地にいるのか、その経緯と理由について説明をいただきたいと思います。それぞれの団体、個人との契約、今言いましたように1カ所については固有の個人の名前がゼンリンの地図に示されておりますが、それぞれの契約はいつごろどういった形で結んだのか御説明をいただきたいと思います。 それから次に、繰越明許費が設定されております、震災対策
農業水利施設整備事業、大年地区とありますがこれは大年ため池というふうに私は理解をしておりますが、危険ため池の指定を受けて事業着手されるものでありますけれども、総事業費が1億3,829万6,000円から1億3,999万6,000円とふくらんでおるわけですが、これによって受益者負担もふえるというふうに理解をすべきなのか。仮にそうだとするならば事業費がふくらんだ理由は何でしょうか。そのあたりを説明をいただきたいと思います。 それともう一件、土木費の中の道路橋梁新設改良費のうちの
県事業負担金800万円の増でありますけれども。
県道獺越下松線、これは久保の駅の前のあたりと聞いておりますけれども、見る限りにおいては現状では広い道路が整備されておるわけですが、どこの部分をどういうふうに改良されるのか、お示しをいただきたいと思います。 1回目は以上です。
○議長(中谷司朗君)
古本建設部長。
◎建設部長(古本清行君) 2点ほど、私のほうに御質問だと思います。 まずは1点目の土木総務費の青葉台の急傾斜地の関係ですね。今回予算書の19ページになろうかと思いますけども。まず当初に組まさせていただきましたのは、委託料が300万円それと工事請負費で2,200万円、合計2,500万円の事業という形で当初組んでおりました。これの財政負担と言いましょうか、この分の2分の1が県、4分の1が市、残りの4分の1が地元というふうな形になりますので、先ほど議員さん、おっしゃいました1,250万円については県の負担金が減額、625万円ですか、これが2,500万円の4分の1での地元負担の分担金が減額というふうな形になります。 それで、今回、県事業というふうな形で、県のほうに実施をしていただくわけですけども、今年度の事業費分の負担という形で
県事業負担金の60万円という形で、今回、補正をお願いしておるという形になります。 それと、もう一点、
県事業負担金の800万円でございます。これについては、説明資料にも掲載させていただいておりますけども、
県道獺越下松線、これについては、切山の農道の、大規模農道がございますですね、Y字型になってると思いますが、その付近というふうに理解をしていただければと思います。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。
◎教育部長(石田純一君) 中村小学校の工事についての図面は出せるのかという御質問だったと思いますけども、これ、実施設計の工期が3月25日までになってますんで、今時点上がったものができておりませんので、ちょっと今現在は出すことができません。 それと、用地の関係、議員さんおっしゃいましたように、地権者の方が子供たちのためにということで、非常に協力的で進んでおります。こっちのほうの造成工事等につきましては、建設工事のほうまでには終わらせなくっちゃいけないということなんで、今から3月ぐらいには造成工事の入札等に入りたいとは思っております。6月いっぱいかけて造成工事は完成させておかなくちゃ建設工事のほうに差し支えがありますんで、今、そのぐらいの予定でおります。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) 中央保育園の御質問でございます。 これにつきましては、議案でお願いしておりますものについて、まず、その経緯等についてお話ししたいと思います。 基本的には、私ども、甲乙の契約に基づいてやっておりますので、この場で具体的な個人名とか、具体的な法人名も言わないようなルールで私は認識しておりますので、そのように御理解願いたいと思います。 じゃちょっと経緯のほう。これは、もう古い話でですね、昭和40年から45年の当時でございます。その当時、下松市は、例の都市計画事業、下松駅裏区画整理事業、これを行っておりました。それで、当時、例の妙見大橋の西側に、中央青果市場ですか、これがございました。その裏手のJRとの間の裏手に、某政党下松支部の事務所があったと。それで、そういう土地区画整理事業の換地処分に青果市場の処分に伴いまして、当時の事業の円満な進捗ということもございまして、今の失対事務所の詰所ですか、あそこのところを当時の、まあ、市の幹部と申しますか、話し合いによってあっせんをして、あそこに移っていただいたと。事務所については御自分でつくられたとふうに聞いております。 ただ、これはきちんとした文書も残っておりません。45年前ぐらいの話ですから、ちょっと推測になるんですけれども、そういう経緯があって今日の土地の事務所用地としての賃貸借契約に至っておるというものでございます。 それで、中央保育園の建てかえを行う建設用地の一部でございますので、速やかに私ども今、協議いたしまして、基本的な合意に達しておるという現状でございます。 それと、どの団体がいるのかという話でございますけれども、御存じのとおり、もう1団体おられます。 じゃあ、どういう団体かと言われますと、先ほど議員さんがおっしゃった団体です。微妙なとこなんですが。 ただ、これにつきましては私ども、今、鋭意交渉中でございますので、詳しいコメントは控えさせていただきたい、そのような経過でございます。 それと、内訳でございます150万円。これにつきましては、私ども、公共移転等の補償等の算定基準を原則にして、弁護士さんとも相談いたしまして。ただこれは契約書にちゃんと明記してあります。まず、事務所の用に供することと。そして、公共用地、公共事業等の用に供するように場合になれば、その損害について補償することはできるという契約を交わしております。 ですから、そういう契約に基づいて私どもが算定したのが、まず、建物を御自分でつくっておられますのでその残価補償。もう築後40年たっております。これについて、約40万円を補償したと。それと、借地権が生じております。これにつきまして、当然、借地契約があって40年間の使用がなされたわけですから、この借地権は約3割と見ました。土地の評価のですね。それで、約95万円。それと、動産移転料。当然、引っ越ししていただくわけですから、通常の動産移転料、まあ、引っ越し代ですけれども、15万円相当見たと。これを合わせると150万円という内訳になっております。じゃ、その妥当性でございますけれども、やはり、そういういきさつのもと、賃貸借契約をやっておりますので、しかも、これは現在、普通財産です。そういう対価もいただいておりますので、法的には問題ないと。これは弁護士さんも相談してやっておりますので、妥当な適正な補償ではないかと、そのように考えております。
○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。
◎経済部長(松原隆士君)
予算説明資料の土地改良事業費、震災対策
農業水利施設整備事業大年地区とあるのは大年ため池のことではないかということでございます。これは、議員さん、御指摘のとおりでございます。大年ため池のことでございます。 それから、この事業に対しまして、地元の受益者負担がふえるのではないか、事業費がふえたのではないかという御質問でございますけども、これはそうではございません。全体計画は変わっておりません。25年度に行うべき事業を繰り上げまして、このたびの補正でお願いをしているものでございます。したがいまして、地元受益者の負担金総額は変わっておりません。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) それでは、2回目、ちょっと確認をしたいと思います。 先ほど、失対詰所という名称が出てきたんですが、失対事業については、たしか、平成2年ごろに廃止がされたと思うんですが、私も若いころにこの下松市の古いほうの庁舎の片隅にそういった集合場所等、皆さんが集まっておられる光景を何度も目にしておりますけれども、名称の中でその名残をいまだに、まだ残しておくのもどうなのかなというふうにも思いますが、この失対詰所、これは、建交労下松支部とあるところと理解をしていいのか。 もう一つ、下松市中高年云々というのがありますが、これはどうなのか。今、
企画財政部長のほうで説明があったように、建物などについては契約者において撤去がされて更地にして返すということだろうと思うんです。 それから、ちょっとわからんのが、広さが今、ちょっと確認ができないんですが、平米数が若干ちょっと理解できないですね。東柳の市有地、59.02平米というふうにあって、今、借地料が6万9,300円とあります。ここだけというふうな理解でいいのか。 ところが、これまでの決算書をめくると、普通財産の中に東柳失対詰所374平米というふうにあるんですが、探してもこのほかに東柳のこの場所に該当する項目が見当たらないわけでありまして、今言いましたように、59.02と、この374、この平米数が異なっておるので、この374平米のうちの59.02というふうに理解をしたらいいのか、そのあたりも確認をしておきたいと思います。 それから、ちょっと気になるのが、鋭意、ほかのところとも交渉しておるというふうに言われておりますけども、じゃ、これから先、このような移転費用、移転補償費がこれからも発生するという、そういった御提案がされるということでいいわけですか。 いきさつはともあれ、特定の団体にそういった状況で、市の有する財産を借地するというのはどういった市民の理解が得られるのか、私のところではちょっと理解ができないんですが。当時のいきさつで、今、説明があったようですね。どうしても動いてもらわにゃいけんという状況で、政治的な判断によってそれが執行されたというふうに理解をすべきなんでしょうが、そのあたりは、この際ですね、ほかの団体ともきちんと精査をされてやるべきではなかろうかと思うんです。あの1戸だけ、個人の名前が入っておりましたが、このあたりの清算はどういうふうにされるおつもりなんですか。 で、建屋が今3つありますよね。プレハブの建屋が。これは、今ここに挙がってきたのは政党の建屋だけというふうに理解をするわけですが、ほかの2つ建屋がある分はどういうふうなこれから交渉になりますか。そのあたりを説明してください。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) まず、いろいろと団体名が出てまいりますけれども、団体名が出てくる分につきましては、先ほど申しました建交労、あるいは全日自労、あるいは中高年事業団と出てまいります。 ただ、今回のお願いしておりますのは、某政党の支部事務所でございます。あそこには失対詰所として、本市が、まず、図面もないんですが、言いにくいんですけど、こういう大きい倉庫があります。倉庫が。それと、JR線路側にちっちゃい、また、軽量鉄骨の倉庫があります。これは市の所有物です。市の所有物。そして、北側と申しますか、木造のトタンぶきの事務所がございますのが、今回お願いしておる事務所でございます。 それで、面積でございますけれども、財産調書で374平米とおっしゃったんですか。これが、まず、市有地の広さと、あそこのですね、それと、契約で私どもが約59平米をお貸ししておると、一部をですね。当然、底地は下松市でございます。 それと、他団体の、鋭意、今、交渉しておるがどうかというお話でございますけれども、今、鋭意交渉しておりますので、そういうことで御理解をいただきたいということでございます。 それと、特定団体がいいのかと。これは、私どもやはり
地方公共団体、公共自治体として不偏不党、公正中立な立場、これは当然でございます。 ただ、行政財産におきましてはやはりそういう制約も受けますけれども、あそこにつきましては普通財産ということで、まあ、蛇足になると思うんですけど、私ども今、普通財産の売却とか、貸し付けとか、そういう自主財源をそういう努力もしておりますので、適正な対価もいただいておりますので、普通財産の貸し付けということで御理解願いたいと思います。 ただ、そういう、社会通念上そういう疑義も生じることもありましょうけれども、やはり、土地区画整備事業、これを円満に進めていきたいという、当時のそういう経緯があったと。 それと、今回も、中央保育園、これを一日でも早く建てかえないと、やはり、園児の安全とか、そういう確保の観点から速やかな事業進捗を私ども願っておる、そういう思いで今やっておりますので、御理解願いたいと思います。
○議長(中谷司朗君) 金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) 詳細については、今から委員会付託になりますから委員会のほうでまたやりますが。 ちょっと1つお答えがなかったんですが。ということは、これからも交渉するということであれば、移転補償費がこれからも発生するという、それを確認をしておきたいと思います。 それから、今言われた、普通財産とか、借地も売却もやりよるからという、そういう説明がありましたが、それは通用しませんよ。それは通用しない。それだけは言っておきます。あとは委員会でやります。 終わります。
○議長(中谷司朗君) 棟近
企画財政部長。
◎
企画財政部長(棟近昭典君) ちょっと蛇足でございます。 以後どうなるかと。今回は、あくまでもこの事務所の予算をお願いしておるわけでございまして、また、そういう分が出ないように、出れば、そういうまた一つの、私ども現有予算のある範囲内でやるかもしれません。ただ、これ、今から交渉まだ行っておりますので、コメントは差し控えさせていただきたいということで御理解願いたいと思います。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号は総務教育委員会に付託します。 会議の途中ですが10分間休憩します。午前11時02分休憩 午前11時12分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。
△日程第6.議案第2号平成24年度下松市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(中谷司朗君) 日程第6、議案第2号平成24年度下松市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第2号平成24年度下松市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。この補正予算は、
歳入歳出予算からそれぞれ1,700万円を減額し、補正後の予算総額16億2,700万円とするものであります。歳出では、合流式下水道緊急改善事業費の減額として2,900万円、国の補正予算に伴う上地北幹線上地地区下水道事業費として1,200万円を計上しております。以上の財源として、国庫支出金及び市債を充当、調整するものであります。 また、合流式下水道緊急改善事業について継続費を補正するとともに、西部2号幹線清瀬町4丁目地区下水道事業、中部地区下水道事業、上地北幹線上地地区下水道事業、処理場管理棟耐震補強事業及び浸水対策事業について繰越明許費を設定するものであります。 以上、概略を説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。磯部孝義議員。
◆18番(磯部孝義君) 議案第2号、下松市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、即決という見通しですので、少し細かい点を確認したいと思います。大きく3項目です。 まず、予算書の12ページ委託料、6ページ継続費補正の合流式下水道緊急改善事業費の減額について、3点質問します。 1点目は、24年度の事業費の内訳について、当初予算では年割額1億3,300万円で組まれておりましたが、4月議会の委託協定締結の議論時に、見通しは1億400万円であると、出来高払いで差額は25年度に繰り越しするという説明もありました。そういった中で、今回、減額があるわけですが、24年度の事業費の内訳につきまして、設計の業務委託や設備工事など、どの業務が減額というふうになったのか伺います。 2点目は、委託先への事業進捗状況の確認についてです。これも4月議会での委託協定締結時の議論時に、入札方法とか工事期間につきましては逐次協議しながら進めるという説明がありました。24年度事業の入札状況や工事監理の状況、委託先と市の確認方法などについて伺います。 3点目は、地元下請業者への発注の状況についてです。これも4月の常任委員会での議論の中で、地元下請業者の優先発注要望書を書面にて提出するという答弁がありました。地元の業者への発注状況、材料などの納入状況も含めてですね、把握をされているのか伺います。 大きな2項目めは、予算書の6ページ、繰越明許費、西部2号幹線清瀬町4丁目地区下水道事業です。繰り越される範囲、工事の進捗状況、完了時期について伺います。 大きな3項目めは、これも予算書6ページ、繰越明許費、処理場管理棟耐震補強事業についてです。繰り越しが必要となった内容。何の施工がふえたのか。当初予算、施設建設費処理場としては2億5,800万円。そのうち、耐震化として1,300万円、劣化改修として2,000万円、さらに、9月の補正では雨漏りのための屋根防水工事追加700万円、そういった予算が出されておりましたが、そういった予算との関連について伺います。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 林
生活環境部長。
◎
生活環境部長(林惠二君) ただいま御質問いただきました。まず1点目の合流式下水道緊急改善事業の継続費の関係でございますが、当初予算では平成24年度に1億3,300万円、平成25年度に2億円ということで、合わせて3億3,300万円ということで計上をしておりました。 今、議員さんもおっしゃいましたように、昨年の4月の契約議案のときにお示ししたように、国庫補助の減額の関係から事業費の年度割を変更いたしております。このたび、出来高の額が確定したことから、平成24年度の事業を2,900万円減額、平成25年度についてはその同額を増額するということにしたものであります。 平成24年度の事業費の内訳でございますが、設計施工発注分、DB部分でございますが、詳細設計業務委託については1,000万円、設備工事については8,930万円、それからDB発注以外、電気工事等の関係でございますが、その詳細設計業務委託については470万円ということで、合計額を1億400万円としております。 それから、委託先の事業の進捗状況でございますが、DB部分でございますが、これは、メタウォーターという株式会社に発注をしております。それから、DB以外の電気工事等の設計業務委託ですが、これを東京設計株式会社に委託をしております。これは、日本下水道事業団がしておるもので、入札後直ちに事業団、それから、落札業者のほうから市のほうには連絡がございました。 それから、平成24年度の進捗状況でございますけれども、現在、最初沈殿池といって、高速ろ過装置を設置する部分ですが、この部分の改良箇所の既設の設備器具等の撤去を完了いたしております。高速ろ過装置につきましては、工場で製作するということになっておりまして、現在、工場のほうで製作中ということでございます。 業者との打ち合わせの状況でございますが、現在毎月1回ペースで協議を重ねて進めているということでございます。 それから、下請業者の発注についてでございますが、地元の下請業者の優先仕様要望書というものを昨年の4月に日本下水道事業団のほうに提出をいたしております。これで、平成24年度につきましては、高速ろ過装置というものを工場で製作しているものがほとんどでございまして、地元の業者の活用は困難というふうに聞いておりますし、平成25年度は電気工事というのがございますが、これについては、地元の業者の活用を予定しているというふうに聞いております。 それから、繰越明許費の関係でございますが、1点目に、西部2号幹線清瀬町4丁目地区の繰越明許費の件でございます。これは、岩徳線を推進で抜く工事でありまして、市の発注工事部分とJRの委託工事がございます。市の発注工事については9割程度もう工事終わってるんですが、JRへの委託工事についてはまだ未着手という状況になっておりまして、この部分を平成25年度に繰り越すということでございます。 内訳としては、市の発注工事部分が637万円、JR委託工事分については3,355万円、それから、あとの補償費として508万円の、合わせて4,500万円ということにしております。現在は、7月末には完了するのではないかと思っております。 それから、処理場の管理棟の
耐震補強工事でございますが、これは工事を入札しまして工事にかかったわけですが、壁面の劣化改修について再度、詳細調査を行ったところ、施工面積がかなり増大をいたしました。そうしたことから、工事費が膨らんだということもございまして、25年度に繰り越すということにしたものであります。 限度額の根拠につきましては、本体工事が2,476万円、監理業務委託が105万円、それから、増額の見込みが1,700万円、合わせて4,281万円ということで、繰り越させていただくということにいたしました。 当初予算との関係でございますが、耐震化で1,300万円、劣化改修を2,000万円、それから、9月補正で屋上の防水工事ということで700万円を増額補正しておりますけども、あわせて4,000万円ということになりますが、今回の壁面劣化改修の施工面積の増大によりまして、総工事費につきましては5,921万円程度になるというふうに思っております。このうち、4,281万円について平成25年度に繰り越すということにしたものでございます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。城市 進議員。
◆23番(城市進君) 4点ほどお尋ねしたいと思います。 委員会の付託はないようでございますので、お尋ねします。 1点目は、使用料手数料の歳入でございます。当初予算で6億2,002万円、いうふうに組んでおりますが、少しふえるんではないかと私、思うんでございます。どれぐらいの24年度の使用料収入、手数料収入となる見込みなのか、1点、お尋ねします。 2点目は、一般会計からの繰入金のお尋ねでございます。当初予算で3億555万7,000円を組んでおろうかと思うんですが、過去の実績といたしましてはもう既に決算を23年度も終えました。終えておりますけれども、4年連続で、3億円を下回っております。 24年度も、これ下回るというふうに私、思うんですが、さて、これはどうなのか。 3点目は、地方債の残高、現在高についてであります。新年度の
予算説明資料で、63億1,766万3,000円として打っております。そこでの地方債、現在高のお尋ねは、第7次の基本実施計画は25年度をもって終わっておりますが、そういたしますと、特別な補正予算、大がかりな補正予算を組まない限りは、第7次、この段階でも63億円台の現在高の、地方債残高で推移をするというふうに私は見るんですが、これはどのように見とったほうがより適正なのでしょうか。 4点目、面的整備の人口普及率に関してのお尋ねです。第7次の4年目、24年度は79.4%、面的施工が行われるという数値をはじいておりましたが、これもやや前倒しで、大台の80%に24年度で乗るのではないかというふうに思われるわけですが、この点もどういうふうに見とったほうがより適正なのか、単純質問で恐縮ですが、4点ほどお尋ねをいたします。
○議長(中谷司朗君) 林
生活環境部長。
◎
生活環境部長(林惠二君) まず1点目の、使用料収入の関係でございますが、24年度の当初では、議員さんも言われましたように6億2,002万円ということで計上しておりましたけども、現在の見込みでは6億2,800万円程度になるだろうというふうに思っております。 これは、星が丘がことしの1月から供用開始をいたしましたので、約300世帯ぐらいはふえております。こうした関係からそういうふうになるというふうに思っております。これは、後の4点目で言われました普及率の関係にも影響するんですが、平成24年度の最終の普及率につきましては、2%ぐらい増加しまして81%になるだろうというふうに予測をしております。 それから、繰入金についてでございますけども、平成24年度は3億555万7,000円という形で計上しておりましたけども、この額程度は繰越金として入るだろうというふうに予想しております。平成25年度も、3億1,000万円程度を予算化しております。この3億円前後で、これからも推移していくもんではないかというふうに思っております。 それから、地方債の関係でございますが、これは、25年度の予算説明の資料の下水道の最後のほうにつけておりますけども、平成24年末で地方債は63億1,766万3,000円ということを今、見込んでおります。この63億円より少し少ないぐらいで、これから推移していくんではないかというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号については委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
△日程第7.議案第3号平成24年度下松市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(中谷司朗君) 日程第7、議案第3号平成24年度下松市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第3号平成24年度下松市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 この補正予算は、
歳入歳出予算にそれぞれ4,800万円を追加し、補正後の予算総額を58億557万5,000円とするものであります。 歳出では、決算見込みに伴う一般被保険者療養給付費の増額として1,000万円、一般被保険者療養費の増額として300万円、一般被保険者高額医療費の増額として3,500万円を計上しております。 以上の財源として、国庫支出金、繰越金及び諸収入を充当するものであります。 以上、概略を説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号については委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより、議案第3号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第8.議案第4号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号)
○議長(中谷司朗君) 日程第8、議案第4号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を認めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第4号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 この補正予算は、
歳入歳出予算にそれぞれ6,500万円を追加し、補正後の予算総額を41億3,012万1,000円とするものであります。 歳出では、決算見込みに伴う居宅介護サービス給付費及び施設介護サービス給付費の増額として6,500万円を計上しております。 以上の財源として、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号については委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより、議案第4号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
△日程第9.議案第5号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)
○議長(中谷司朗君) 日程第9、議案第5号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第5号平成24年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 この補正予算は、
歳入歳出予算にそれぞれ200万円を追加し、補正後の予算総額を2,600万円とするものであります。 歳出では、介護保険認定者の増加に伴う介護予防サービス事業費の増額として200万円を計上しております。 以上の財源として、繰越金を充当するものであります。 以上、概略を説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第5号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
△日程第10.議案第6号山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更について
○議長(中谷司朗君) 日程第10、議案第6号山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第6号山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更について、御説明申し上げます。 この議案は、山口県
市町総合事務組合が共同処理する事務について、交通災害共済事務を共同処理する団体から平成25年3月31日をもって山口市が離脱すること、また、非常勤職員公務災害補償事務を共同処理する団体に平成25年4月1日から光地区消防組合及び柳井地域広域水道企業団が加わることに関し、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第6号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第6号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
△日程第11.議案第7号市長の給料及び期末手当の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例 議案第8号 副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給与の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例
○議長(中谷司朗君) 日程第11、議案第7号市長の給料及び期末手当の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例、議案第8号副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給与の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第7号市長の給料及び期末手当の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例及び議案第8号副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給与の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例について、一括して御説明申し上げます。 市長の給料及び期末手当につきましては、支給額の10%を減額とする特例措置を実施しておりますが、この特例の適用期間を平成26年4月24日まで1年間延長するものであります。 副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給料及び期末手当につきましては、支給額の5%を減額する特例措置を実施しておりますが、この特例の適用期間を平成26年3月31日まで1年間延長するものであります。 以上、議案第7号及び議案第8号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号及び議案第8号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号及び議案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。議案第7号市長の給料及び期末手当の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号副市長、水道事業等の管理者及び教育長の給与の支給額の特例に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
△日程第12.議案第9号市長の調査等の対象となる法人の範囲を定める条例
○議長(中谷司朗君) 日程第12、議案第9号市長の調査等の対象となる法人の範囲を定める条例を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第9号市長の調査等の対象となる法人の範囲を定める条例について、御説明申し上げます。 この議案は、地方自治法施行令の一部が改正され、予算の執行に関する市町の調査等の対象となる法人の範囲が拡大されたことに伴い、当該調査等の対象となる法人を定めるものであります。 具体的には、現在、公益法人制度改革に伴う移行手続きを行っている下松市施設管理公社が新たに該当することとなります。 以上、議案第9号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
△日程第13.議案第10号市道路線の廃止について 議案第11号 市道路線の認定について
○議長(中谷司朗君) 日程第13、議案第10号市道路線の廃止について、議案第11号市道路線の認定について、以上の2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第10号市道路線の廃止について及び議案第11号市道路線の認定について、一括して御説明申し上げます。 これらの議案は、開発行為により造成された団地内道路について、廃止及び認定するものであります。 南花岡西3号線につきましては、当該市道が延長されることから一旦廃止し、延長部分を含めた路線として再度、認定するものであります。 南花岡15号通りにつきましては、路線番号が他の路線と重複しているため一旦廃止し、新規番号を付し、再度、認定するものであります。 また、南花岡西4号通りにつきましては、造成された団地内の道路を新たに市道として認定するものであります。 その結果、市道路線数は798路線、総延長は約307キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第10号及び11号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号及び議案第11号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号及び議案第11号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより順次採決いたします。議案第10号市道路線の廃止についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
△日程第14.議案第12号下松市児童遊園、児童広場及び緑地に関する条例の一部を改正する条例
○議長(中谷司朗君) 日程第14、議案第12号下松市児童遊園、児童広場及び緑地に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第12号下松市児童遊園、児童広場及び緑地に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、地籍調査により地番が変更になったことに伴い、切山児童広場の所在地を変更するものであります。 以上、議案第12号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第12号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
△日程第15.議案第13号下松市
新型インフルエンザ等対策本部条例
○議長(中谷司朗君) 日程第15、議案第13号下松市
新型インフルエンザ等対策本部条例を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第13号下松市
新型インフルエンザ等対策本部条例について、御説明申し上げます。 この条例は、新型インフルエンザ等対策特別措置法が施行されることに伴い、新型インフルエンザ等対策本部の設置について必要な事項を定めるものであります。 現在は、下松市新型インフルエンザ対策本部要綱で規定しておりますが、法律の規定に基づき、新たに条例で定めるものであります。 以上、議案第13号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。城市 進議員。
◆23番(城市進君) 13号議案でございますが、市の要綱を今度は条例、いわば市の法律にするということと思います。で、インフルエンザは1月、2月残念ながら下松でも毎年のようにかかってします。何か報道では下松小学校が学級閉鎖を一部しているだに聞いておりますが、なかなかこれ全部回避するというわけにはいかないと思うんです。問題はこの「新」がついている問題ですね。長い歴史の中では例えば義務教育でございますと、小学校、中学校でかかった生徒数によりまして、罹患率によりまして、学級閉鎖または学年閉鎖という措置をとってきたかと思うんですが。ここでございます、大変、私、勉強不足で恥ずかしいんですが、この国の緊急事態宣言というのがちょっと私まだまだ理解を及ばないわけですが、どういう状況に差し至ったときにこの緊急事態宣言を内閣総理大臣または厚労大臣が発するのか。この差し至った状況ですね、緊急事態宣言に差し至る状況、これはどういうふうに理解しておったほうがより正確なのでしょうか、御説明いただいたらと思います。
○議長(中谷司朗君) 村上
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(村上孝司君) 新型インフルエンザ等対策特別措置法の中で緊急事態宣言というのがあるわけですが、それに至るということですが、先ほど議員さんが御指摘がありましたインフルエンザなんですが、今回のこの新型インフルエンザ等というものがいったい何かというのが多分お知りになりたいところだろうと。 今回のこの法を制定するに至りましたのは、やはり強毒性のインフルエンザ。俗に皆さんのほうで言われている鳥インフルエンザ、致死確率が高い。こういったものが海外から国内に入ってきたとき、感染者、平成21年のときに新型インフルエンザが国内に海外から入ってきたときに、いろいろ国内でも下松市でも起きたわけですが、そういったことを想定しその経験を踏まえてこのたび要綱から条例に格上げというか、そういう形になると思います。要するに、この対策本部をどのタイミングで立ち上げるかというところ。それからその辺が全国の自治体の中ではまちまちです。先ほど言いましたように要綱で定めてますので、どのタイミングになるかという部分になるだろうと思います。 それから緊急事態宣言。これは政府が、国内にそういった新型インフルエンザ等、いわゆる強毒性の感染症、新型の感染症が入ってきたときに宣言をするということになります。それを受けて都道府県が対策本部を設置し、各市町が対策本部を設置するという流れで法律が定めてあります。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、13時まで休憩いたします。午前11時58分休憩 午後 1時00分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。
△日程第16.議案第14号山口県
後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について
○議長(中谷司朗君) 日程第16、議案第14号山口県
後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 議案第14号山口県
後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について、御説明申し上げます。 この議案は、住民基本台帳法の改正等に伴い、山口県
後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて協議するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第14号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
△日程第17.委員会提出議案第1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例
○議長(中谷司朗君) 日程第17、委員会提出議案第1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員会渡辺敏之委員長。 〔22番 渡辺敏之君登壇〕
◎22番(渡辺敏之君) 委員会提出議案第1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、御提案する経過と理由について申し上げたいというふうに思います。 平成24年度の議会費に計上されております政務調査費は、平成12年の地方自治法の一部改定で制度化され、下松でも条例によって平成13年度から議員に月額13,000円、年額15万6,000円を予算に組み、18年度からは月額11,000円に減額をし毎年会派か議員に交付し、残金が出た場合には戻し入れ例年によって精算をするということにしています。 この政務調査費の原資は言うまでもなく税金でありますが、全国ではおよそ税金の使い方としてはふさわしくない事例もあるようでありまして、監査請求や住民訴訟なども起こっているのは御存じのとおりです。下松市議会ではこれまでこの政務調査費の使い方で、市民の皆さんがいささかでも不信感を抱くことにならないようにと心がけてきたつもりです。 昨年の8月、通常国会で地方自治法の一部が改定をされ「政務調査費」の名称が「政務活動費」に変わりました。この法律の施行日が今年の3月1日ですので、政務調査費の条例を持っている地方自治体では施行日までに条例を改定することが必要になりました。 この条例を改定する準備過程の中で全国市議会議長会がモデル条例を示しています。これによれば、これまで支出対象としていた調査研究費、研修費、広報費、広聴費、資料作成費、資料購入費、これに新たに加えて要請陳情活動費、会議費、人件費、事務所費これらもこの政務活動費の支出対象にするということにできるというふうになっております。 しかし、この条例改定案を検討した議会運営委員会としては、下松市議会では支出の対象を従来のそういうものから拡大をせず従来どおりのままとし、またこれまでの使途基準に若干曖昧な部分がありましたので、それらを見直して政務活動費の手引というふうなものを新たにつくり、市民の皆さんの期待に応える議員活動を行っていくために、執行部提案という話もあったんですけれども、執行部提案ではなくて市議会議会運営委員会の責任で本条例の改定を御提案をするということにしたわけです。 以上、提案説明を終わります。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。磯部孝義議員。
◆18番(磯部孝義君) 委員会提出議案第1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例についてですが、今回の地方自治法改正のポイントは3つだと理解をしております。 一つは名称が政務活動費に変更されること。二つ目は交付の目的が議会議員の調査研究から調査研究その他の活動に改められ、範囲について条例で定めなければならないとされたこと。三つ目は議長がその使途の透明性の確保に努めるものとされたことです。 そこで1点確認をしたいと思います。使途の透明性の確保につきましては第11条で定められております。経費の範囲については第6条で定められておりますが、今回改正の交付の目的にその他の活動という言葉が付け加えられましたが、今回の提案では範囲としてはこれまでのものと変わらないように思います。現状を大きく変える必要はないと私も思いますが、他市では範囲を広げる動きもあります。 提案説明の中で少し触れられておりましたが、委員会の中でのその他の活動の認識、位置づけについてどう分析されたのか、と言うか議論経過について伺います。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之議員。
◎22番(渡辺敏之君) 御質問にお答えをしたいと思います。 その他の活動ということで先ほども提案理由で申し上げましたけれども、全国市議会議長会のところで、この使途の拡大というふうなことができるような、そういうモデル条例も参考にしたわけですけれども。さっきも申し上げましたが、今の制限をしている、制限をしていると言いますかね、現在の政務調査費でも不適切と思えるようなものがあるというふうな状況が全国であるようでありまして。さらにそれに使途を拡大をすると、そういう要素がまた広がってしまうというふうなこと。さらには陳情費だとか要請費だとか事務所費だとか、まあそういうような形で使途を拡大をした場合に、果たして税金の使い方としてどうなのかと、何でもかんでも税金というのはいかがなものかというふうな議論もありまして。かなり制約した形で、今度の名称が変わり法律的にはそういうふうに使途が拡大をされるそういうあれはあるんですけれども、あえてそこのところはセーブをして、市民の皆さんの期待に応えるようなそういう活動に資していくということで、今以上に拡大はすまいということを、委員会で議論をし確認をし御提案を申し上げた次第です。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) それでは何点かお聞きしたいと思います。 まず初めに、この条例の改正案は一部改正というより全部改正に近い改正になっているんではないかと私は考えております。この一部改正案は非常に、この文章はこう、案を見ますとわかりにくい。できれば何で全部改正をされなかったか。全部改正でやったほうが皆さんにわかりやすいんではないかと思っております。その一部改正をされた理由なりいきさつをお教え願いたいと思います。 それから第12条の条項については、もう条例では必要ないんではないかなと私は思っておりますが、今上がっております。そうしますといずれは要らなくなるんではないかな、と申しますのがほとんど条例でこのたび定めるようになっておりますので、規則に委任するというようなことは要らなくなるんではないかなと思いますが、その辺の見解をちょっとお聞きしておきたいと思います。 それからもう一つ考えますが、4条、5条におきまして議員とそれから会派と、はっきり区別して定められております。そうして権利と義務の、何て言いますか権限ですね、これは全く同等のものと定められていると思っておりますが、まあ委員長、この4条、5条で会派と議員とどのような関係にあるのかちょっと教えていただきたいと思います。 それからもう一点、この条例を、案を出されるに当たりまして資料がないと、このように思っております。それで、できますればせめて旧条例ですかまたは新旧対照表ですかね、そういうようなもの、また4条、5条、6条あたりの何か説明したようなものとか、こういうような資料があると非常にわかりやすい。我々はいつも執行部に対しましては「資料出せ、資料出せ」というような要望をしておりますが、我々自身が頼むときにやっぱり資料をつけ執行部の方にもよく吟味してもらう、こういう必要があるんではないかと思いますが、その辺の見解を聞きたいと思います。(「そうだ」と言う者あり)
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之委員長。
◎22番(渡辺敏之君) 第1点の全部改定をしたほうがわかりやすいじゃないのかという御指摘です。おっしゃるように全部改定にしたほうが現在の条例は例規集にあるわけですから、それがどう変わるのかというのは一目瞭然ということになろうかと思います。日常的に今議会でも執行部から一部改定の議案がいろいろと提案されています。前は私も、この場合は全部改定ぐらいしたほうがええんじゃないかという意見を申し上げたことはあるんですが、本格的に全部をやりかえるということであれば全部改定ということが一般的にはあるんですが、字句の修正だとか一部分を改定をするというのは、これまでの条例の提案の仕方としては部分改定と、ちょっと見ただけではわかりづらいというのは御指摘のとおりだと思いますけれども、従前の例に倣って全部改定ではなしに、一部改定ということで対応をさせていただいたということで、御理解をいただきたいというふうに思います。 それから12条のことで御指摘、御質問があったんですが、12条のことについては申しわけないですけれども、議会運営委員会では掘り下げた議論をそこではしておりません。ですから不十分さは御指摘をされるとおりだと思います。 それから3点目は、会派と議員の、交付されますね、その辺の違いについてお尋ねだったんですかね、ちょっと聞き取りづらいところがありましたので。以前、下松でも政務調査費等との場合には会派にしか出してないという時代がありました。その後に、この全ての議員が権利は平等だというふうなことで、会派に所属してらっしゃらない方々にも政務調査費は出してきたと交付してきたという歴史がありまして。使い方の問題としてはほとんど変わらないというふうに思います。 ただ今度、議会運営委員会で調整をした手引の中では、内冨議員は御存じだと思いますけれども、下松に過去に会派活動費でしたかね、そういうようなんで1人で出張に行かれるというふうなことで、ちょっとこう市民の皆さんから批判を受けるような事例もありまして、もう30年前ぐらい前でしたかね、それ以後はもう1人でのそういう出張等については認めないというふうなことが、その後はずっとやられておりまして、今回もそこのところは手引のところで若干見直しもいたしましたけれども、そこのところだけが過去の事例を踏まえてそういう制約と言いますか、そういうものが残されてるということは、そこに違いがあるというふうに言えるというふうに思います。 それから、資料の提出が少な過ぎるというのは御指摘のとおりでありまして、検討段階では新旧の対照表等に基づいて検討はしたんですけれども。全議員さんに行ってないのかな。その辺は委員会では新旧対照表は持って検討はいたしましたが、全体の資料にお配りしてないかもしれません。そのあたりは申しわけないというふうに思います。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) 今、答弁いただきましたが3条、4条ですね、これは比べて読みますと全く同じ条件で同じ権利を認めていると思います。 そうして何か手引のことを言われましたが、手引に説明を載せておりますが、この4条、5条で議員の権利を認めたものをまた規則とか手引とかで権利を阻害するようなことがあっては私はならないと思います。ですので、もしそのことがあるんなら、この際ですから条例の中にそのような一文をつけられたらそれでいいんではないかと思います。ましてや条例を手引でどうこうということはちょっといただけないと、私は思います。 それから、いろいろな過去状況があったかもわかりませんが、もう今すでに何十年か過去のことだろうと思いますが、そのことで我々議員がまた何か問題を起こすようなと、だから把握、規制するんだと、こんなことでは議会は失格じゃないんですかね、議員は。それで私は、そういう意味があるようでしたら、私はここのところに、何て言いますか、もし何かあったらこうしますよということをやられたらいいと思う。これは議員の尊厳にも当たる問題だと思います。今、会社等では2人、3人で行きよるところを1人で済ませれば、1人で行ってきなさいと、むしろ3人で行ったら無駄じゃないですかと、議員もそうだと思います。10人も一緒になって連なって行くことはない。1人で行けば済むことは1人で行けばいいんであって、そのようなことをその条例以外に定めるということはちょっといただけないんじゃないかなあと、この1点を委員長の考え方をお聞きしておきたいと思います。 それから、問題は、法や条例に違反するようなことを手引とか、または、規則が条例に違反する、条例が地方自治法に違反すると、こういうようなことを定めたとしても、それは、何といいますか、ただ議員のそのモラルを守ろうではないかというぐらいならいいですけど、定めてあってもそのことに異議があれば、無効なる行為だと、こう思いますので、この辺の考え方について、委員長はどう考えておられるのか、ひとつお聞きしておきます。 その問題が端的にあらわれているのが、手引の改正ですか、それを行うには3分の2の議員の賛成が要ると、こういうような定めがありますね。これは、手引じゃったら皆さん御存じないと思いますが、こういうふうな問題が出ております。 ただ、この問題も、普通、何といいますかね、過半数決議の原則というのがありまして、2分の1ですね、出席議員の賛成があれば成立すると思います。ですから、こういうような取り決めとか、これが3分の2でなけりゃいけないと、こんなことを定めてはちょっと問題があるし、定めたとしてもそれは有効なものではないと考えております。その辺の御見解をひとつお聞きしたいと思います。
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之委員長。
◎22番(渡辺敏之君) お答えしたいと思います。 議員は、ちょっと、私、耳が、最近遠くなりまして聞き取りづらいところがあって、今、内冨さんの言わんとすることが全て頭に入ってるかどうかよくわからないことを先にちょっとお断りしとかなきゃならないと思うんですが。 いろんな、手引のところでいろいろ制約をする、1人ではどうだこうだというふうなことも含めて、そのようなことも全部条例で課すべきではない、もし、そうするとすればね、いうふうな御趣旨かなと、一番最初のお話は。 しかし、内冨さんは理事者側の経験もおありですので、釈迦に説法ですけれども、条例で全て定めるということではなしに、骨格のところは条例で定め、あとの細目のところは規則だとか要綱で細目を定めていくというふうなのが、どこの役所でもそういうやり方がとられているというふうに思うんです。一般論としてですよ。そういうようなことで、全てを条例化しなかったというところを御理解をいただきたいというふうに思います。 ですから、議員1人での出張は認めて、多人数で行くのが、を、それ、逆じゃないかというお話もあったんですが、冒頭申し上げましたけれども、税金を使うということの中で、我々自身が自己規制をする必要があるんじゃないのか、よその例じゃなしに、下松にもそういう事例があったということで、もう30年前の話だというふうなことで、確かにそうなんですけれども、市民の皆さんからすれば、いささかでも、自分たちの納めた税金が的確に使われているのかどうなのかというふうなのが確認できる、そういうふうなことにしておくことが、我々、その税金を使わしていただく者のスタンスとすべきではないのかなあというふうに、一つは、私自身思いますし。これは、委員会で全部議論したものではありません。 それから、3分の2云々というのは、これは条例ではなしに手引のほうのことでありまして、ちょっと手引の改訂というふうなものも、これ、条例と直接関係はありませんけれども、朝令暮改にしてはならないというふうなことで、大方の皆さんが、そうだと、いうふうなことで、合意のできる中で手引そのものも見直しというふうなものもやろうというふうなことでありまして、ですから、手引のところで、手引の指針、管理に対する指針の11項目のところで、今後も、今回定めた手引について、コンクリートで、今から先、もう一切変えんよということじゃなしに、今から先、市民の皆さん方からいろいろ指摘を受けたり、議員の皆さん方から、ここは不合理だというふうな指摘があれば、みんなで相談をし、よりよいものに練り上げていこうというふうな柔軟な対応、そういう姿勢で、これからの運用に当たっていこうということも議会運営委員会では確認をしているところでありまして、ですから、全員協議会等々のところでそんなところはみんなで意見を出し合いながら、ちょっと厳し過ぎる、そこはこうせいということで、全体の合意ができれば、ここを見直すのは当然のことだというふうに思います。 ですから、全体で大方の合意というふうなことで、我々は、自分たちの行動について、いろんな活動について、全体の合意できるような、そういう内容で、大方の合意でそういうような起案をつくって定めていくというのは当然のことではないのかなあというふうに個人的には思ってますし、指針のところでも、その今から先も見直しは適宜行うと、必要であれば、いうことで、もうこれで一切動かしませんよというスタンスではありませんので、そのあたりは御理解いただきたいというふうに思います。
○議長(中谷司朗君) 内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) もう1点ほど、それでは、お伺いしますが。 議運のあり方は確かに、今、6人おられますから、6人おられますと、内容をいろいろ吟味されまして、そうして、大方の皆さんが賛成されれば一番いいという、そういうことはいろんなものに書いてありますし、そうだろうなと思います。これは、投票をする場でないという意味なんですね。 ところが、今の議運を見ますと、多数決です。で、決まったとする。そうして、議運の中で多数決で決まったら、そのことが議運の意思だと、こう思っておりましたが、多数決で決まっても、なおかつ、今度議会で、今度反対意見を述べられる議員がおられます。この前も同僚議員が指摘しております。 そういうように、何か、物が少しずつ、どうですかね、変わってきているんじゃないかと、物の考え方がですね。何か、御都合主義で、こういうときにはこうしょう、こういうときはこうしよう、というようなことが起こっているんではないかと、それを私は危惧するわけです。 だから、議員の権利が条例で認めたら、その条例のとおり、いささかも、個人の議員権利を阻害することがあってはならない、ほかのことならいいですよ。ただ、条例でこうですよ、会派も一緒ですよと、こういうのであれば、そのように素直にとられてやられればいいんではないかなあと、ここに来ておりますから、その考え方を、まあ、これは条例のあれでございますから、この条例を深く読み取っていただきたい。そうして、条例に違反することがないような取り組みを皆さんが、考え方を、運用の方法を考えておいていただきたいと、ただ、それだけを思うわけです。 ですから、さっきの話に戻りますが、手引で3分の2、または全員、20人もおる、その中で3分の2をクリアするって、そんなことが普通あるでしょうかね。まあ、どうでもいいと言うたら、おかしいんですが、これなら間違いないというんであれば、3分の2であろうが、4分の3であろうが、憲法みたいに、こういうものは強く決まっておりますから、変えられればいいんでありますが、我々が、議員が、手引であれ、規則であれ、条例であれ、そういうものはやっぱり過半数の原則という一つのルールがあるんですから、それに倣ってやるべきだと。手引だから100%でなければいけんとか、3分の2ですとか、4分の3と、こういうことがあってはいけませんと言うだけじゃありません。これは条例でないから関係ないので、私の質問はこれで終わります。
○議長(中谷司朗君) 答弁必要ですか。
◆29番(内冨守君) いいですよ。
○議長(中谷司朗君) いいですか。 ほかに御質疑ありませんか。金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) 委員会提出議案第1号に対する提出者に何点かお尋ねをしたいと思います。 これは御提案があったとおり、我々議員の政務活動費に関する条例変更でありまして、このことはさきの議員研修会において意見を出し合って審査してきたものでありますから、一応、議員皆、目を通していいものと理解をするところでありますが、やはり、先ほど委員長が提案をされましたが、提案ともなりますと、どういった提案の仕方をされるのか、そのことをより一層深めて、理解を深めておく。やはり、議員全体での共通理解をしたいという必要性を感じまして、提案理由たるものに目を通しておきたいということから、事務局を通じて、ぜひ提案理由を書いておられるんだったら見せてもらえんだろうかというお願いをしたわけでございますが、見せないと、渡せないと。議運の委員以外は事前に目をふれさせないということで、そういった返答をいただきました。なぜ、共通理解をしてより深めようと思う者に対してそういったものが事前に見させていただけなかったのか、その理由についてまずお答えをいただきたいと思います。 2点目は、今、同僚議員も言いましたように、この条例以外に手引なるものがあるわけでございます。今は条例の審議でございますので、このことを云々言うつもりございませんが、ただ、さきの研修会において、議長のところでは、この手引は憲法みたいなものだという発言がございました。同僚議員からも条例より手引のほうが上位なのかということで不快感を示された御意見もありました。 仮にも、そうしたことがないはずでございますので、提案者のところでは、条例と手引、この関係につきましてはどういった認識を持っておられるのか、今の2点についてお尋ねをしておきたいと思います。
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之委員長。
◎22番(渡辺敏之君) 提案理由を事前に開示をせよという要求が事務局にあったというのはお聞きしています。 今度の提案をするに当たって、議会運営委員会の、まあ、執行部提案ではなしに、議会運営委員会の提案にしようということにいたしまして、議会運営委員会でいろいろ議論をし、その結果については去る2月6日の議員研修会のところで、議会提案にするわけだから議員の皆さん方にそのあたりの内容については周知をしておく必要があるというふうなことから、2月6日の研修会なるものが開かれ、議長から今までの経過が説明をされましたし、私も、内容について手引が策定する途中にあると、で、不十分さがあると思うので、それらについてはいろいろ指摘をしていただいて、なるべく早く、そのあたりは成案を見て、新年度からはスタートさせようということで、宿題をいただいた問題も次回の議会運営委員会で、さらにその内容を詰めようということにしておるところであります。 ですから、事前に、全く、今質問者に、議会運営委員会のメンバー以外に内容を全く示していないということではなしに、事前に内容については明らかにして、先日の6日の日もいろいろと御指摘をいただき、御批判をいただいたわけですけれども、そういう形でみんなで練り上げていこうというスタンスは変わっていません。 手引は条例ではなしに、条例は、このようなところを条例で定めていただいて、手引のところは我々のところで、市民の皆さんがいささかでも不信感、クエスチョンマークをつけられることがないようにということで、自己規制をするというふうなものが手引だというふうに思います。 これは、執行部が提案するものじゃに、我々自身がそこは規制をして、公のお金を使うわけですから、いささかでも、市民納税者の皆さんに疑問符をつけることがないようにしていこうということで、これもみんなで相談をし、定めようと。 ですから、誰かがこれを決めて、強制をするというものではなしに、自己規制ですね、あくまでも。そういうものを手引で定めようということでありまして。ですから、さっき申し上げましたけれども、これががんじがらめで、一切訂正は、改訂はしませんよというんじゃなしに、みんなで決めることですから、大方の合意で進めていき、不十分さがあれば改めるということにはやぶさかではないというふうに、これは個人的にも思いますし、議会運営委員会でもそのあたりは、今から先も、例えば、ことしの夏に、2回目の出前議会をやりますけれども、そこのところでもこの骨子については、市民の皆さんに報告をし、さまざまな御批判の意見も出ようかと思いますけれども、それらを真正面から受けとめて、この運用の仕方について反映をさせていこうというふうなことも議会運営委員会のところで協議をし、そういう方向性は確認をしているところです。 何かこう、突然我々が、議会運営委員会が定め、提案をしているというふうに、ちょっと誤解をしておられる向きがある、そんなふうに受け取りますけれども、条例は条例で、さっきも冒頭申し上げましたけれども、3月1日が法の施行日になっておりますので、それまでに政務調査費を活動費という形で名称を変えておかなければならないというふうなこと、さらには、その使い道については、使途基準については各条例で定めるというふうなことになっておりますので、別表のところで、何にどういう経費に充てることができるということはあそこにお示しをしているというふうに思いますので、3月1日の施行日を前にやらなければならないこと。手引は今から先もいろいろ必要に応じて見直していくと、これは当たり前の話でありまして、特別にそこのところで異論を持つものではありません。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) いえいえ、委員長ね、そんなことは全然言っとらんよ。 議会運営委員会で決めて、我々に全然示しとらんということはこっからも言っとらんよ。さっきから言ったように、研修会でみんなで審査をして、いろんな提案をしながらやってきたと、そのことはよくわかってる。 だけども、提案するとなると、あそこの前で、あなたが御提案されるに至ったその枕言葉の部分で共通に理解をすることがありゃあせんかと、そういったことで、あなたが提案される内容についてそれを示していただきたいということでお願いをしたんです。 だから、この条例について全く、ぽんとここへ来て出したっていう、そんなこと言ってないですよ、一つも。私の質問をちゃんと聞いて、ちゃんと答えてください。 それで、さっきの条例の件ですが、今からもこの手引は精査しながら変えていくということで、私が聞いたのは、研修会において、その手引のほうがいかにも上位のような形で、これが憲法みたいなもんですよと言われたことに対して、あなたの見解はどうですかというお尋ねをしているだけです。それをどうかという一言で答えてもらったらそれで十分なんですよ。ほかのことをいろいろ聞いてはおりません。そのことを聞いている。
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之委員長。
◎22番(渡辺敏之君) 手引が条例の上に行くかと、そんなことはあり得ない話でありまして、さっきから何回も申し上げているように、条例は全体の大きな骨格を定めておるのであって、手引は、さっきも申し上げましたけれども、我々が自己規制をする申し合わせ事項ですよね、これは、あくまでも。 いうことで、先日の、2月6日の研修会のときも、提案の理由について、私のほうからも、こういう内容でやりたいという説明はしたつもりでおりますけれども、特別に、手引を大上段に掲げてどうのこうのと言うつもりは全くありません。あくまでも、条例は条例、手引は我々自身がつくることですから、議会の側で。 ですから、それは、この間も議論になってましたけれども、全員協議会なりのところで、議員の皆さんからそこの修正の意見が出れば、それを受けとめて、必要であれば見直しをするというのはこの間も明確にお答えしているとおりです。それ以上でも、それ以下でもありません。 以上です。
○議長(中谷司朗君) いいですか。金藤哲夫議員。
◆28番(金藤哲夫君) 手引が条例の上位には来ないという一つの認識をさせていただきました。 それから、さっきは、この間も言うとるじゃないかって、枕言葉言うちょるじゃないかって言われたけども、あそこの壇上で言われたような言葉は私は聞いておりませんので、その言葉を、どういったふうに理解をして御提案をされるんかということで非常に興味があったので、そのことについてお尋ねをしたのですが、出せないとおっしゃったんでその理由をお尋ねしただけでございます。何か反論があればおっしゃってください。
○議長(中谷司朗君) 渡辺敏之委員長。
◎22番(渡辺敏之君) この条例の提案は、議会運営委員会で合意した内容で、その経過等について、これも審議をしてきた経過等について、議会運営委員会を代表して私が本会議に報告をすると、上程をするということでありまして、議会運営委員会のメンバーの皆さん方には、こういう内容で提案しますよということは、当然、議運の名で提案をするわけですから、議会運営委員会の皆さん方には事前にそのことは了解をいただいておるということで、議運のメンバーの皆さんにはということであってですね、それ以上に、何でもかんでもということには私はならない、そこは一線を引いておく必要があるのかなあというふうに判断をしましたので、議会運営委員会の皆さん方にはお示しくださいということで、そういう見解を申し上げたわけであります。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております委員会提出議案第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。内冨 守議員。
◆29番(内冨守君) 委員会提出議案第1号
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から意見を申し上げます。 このたびの条例の一部改正の主な点は、先ほど同僚議員からも3点か4点挙がっておりましたが、私は、1点目は、
下松市議会政務調査費の交付に関する条例の題名を下松市議会政務活動費の交付に関する条例に改正し、当該条例の各条文に使われている政務調査費を政務活動費に改めることにあると思っております。 第2点でございますが、会派に対して交付する政務活動費及び議員に対して交付する政務活動費を4条、5条で明確に分けて定め、当該政務活動費の交付の対象、額の決定及び交付の方法等、この条例に定めております。ここで気をつけなければならないことは、会派及び議員は同等の権利を与えられたと、こういうことでございます。 3点目といたしましては、6条関係でございますが、政治活動の定義づけを行い、政務活動費を充てることができる経費の範囲を明確に規定しております。で、別表を参照していただきたいと思います。 4点目といたしましては、第11条で透明性の確保の条項を設け、住民の批判を招くことがないよう配慮され、一歩進んだ条例だと思っております。しかし、政務調査費は、先ほど委員長が申されましたが、交付するか否かは、各地方団体の判断に任せられており、全ての
地方公共団体が受け入れているわけではないことも我々は理解しておかなければならないと思っております。 さて、当該条例の改正に当たっては、先ほどの質疑応答でもいろいろな御指摘がありましたが、私は、地方自治法にのっとったもので、この条例自体には問題があるとは思っておりません。しかし、あるとすれば、今後の条例の運用の方法だと思っております。 特に、このたびの条例改正は、今まで規則に委任した事項まで全部条例に盛り込んで定められております。このため、この条例を施行するに当たりましては、規則等も必要ではないかなとは思っておりますが、しかし、まだ規則で定めていないとこが残っているかもわからないというので、残しておるのであれば、いらなくなった時点でこれは廃止するべきではないかと思っております。 最後に申し上げますが、とにかく、我々議員は、法を遵守する必要性があり、私は、ぜひ、このことだけは議員全部が心して守っていく、または、心にとめておくということを訴えまして、賛成の意見といたします。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見ありませんか。浅本正孝議員。
◎11番(浅本正孝君) この議案には賛成をいたします。 ただ、さっきからお話がありましたように、私も会議の中で1点だけ申し上げます。直接これには関係ありませんけど、手引というのがこれについております。手引の中で、3分の2条例、さっきからお話がありましたね、私は、3分の2じゃなくて過半数でいいじゃないかということを申し上げて、その辺については反対しましたがね。 これは、さっき、委員長の話では、また皆さんが話をしたら、それは修正はできるんだと、こういうふうな話をされましたんで、そういうことで、私はこの条例には賛成をいたします。 以上です。
○議長(中谷司朗君) ほかに御意見はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより委員会提出議案第1号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第18.報告第1号専決処分した
下松市庁舎空調設備更新機械設備工事請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告について
○議長(中谷司朗君) 日程第18、報告第1号専決処分した
下松市庁舎空調設備更新機械設備工事請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告について提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 報告第1号
下松市庁舎空調設備更新機械設備工事請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告について御説明申し上げます。 この議案は、議会の議決を得た契約の金額を1件300万円以下の範囲内で変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定の基づき議会に報告するものであります。 具体的には、去る平成24年6月議会において、議決をいただき、締結いたしました
下松市庁舎空調設備更新機械設備工事請負契約について着工後に判明した施工等の必要箇所に対応するため、契約金額を1億7,325万円から206万8,500円増額し、1億7,531万8,500円に変更する契約を締結したものであります。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第1号については、議会の承認事項でありませんので、以上で御了承を願います。
△日程第19.報告第2号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について
○議長(中谷司朗君) 日程第19、報告第2号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 報告第2号専決処分した損害賠償の額の決定にかかる報告について御説明を申し上げます。 この議案は、市道の管理瑕疵により生じた道路事故に対する本市の損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項のより専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。 昨年11月28日午後0時30分ごろ、相手方の運転する車両が市道旗岡環状線を走行していた際、水道管の破損により空洞化していた部分を通過したところ、その重みで路面が陥没し、車両の一部を破損したものであります。相手方との交渉の結果、相手方の損害額7万4,571円を本市が全額負担することで示談が成立いたしました。なお、損害賠償額につきましては、本市が加入している損害保険で全額補填されます。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。永田憲男議員。
◆16番(永田憲男君) ただいまの報告に対しまして、1点だけ御質問申し上げます。 たしか、12月議会でも御報告あったかと思いますが、やはり、道路の不備によって事故が発生しております。人身事故には至らず、大きなことになっておりませんが、今後やはり、そういった非常にいろんな道路の不備によって大きな事故が多発する懸念がございます。 本年度の施政方針の中に、緊急箇所から局部改良、舗装、排水路の整備を実施いたしますと記載しておりますが、今の時点で、緊急箇所とかそういったものを把握してしていらしておれば、ちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(中谷司朗君)
古本建設部長。
◎建設部長(古本清行君) まず、また再び、こういったことの報告をすることになりましたことにつきましてはおわびを申し上げます。 今の永田議員さんがお尋ねの件でございますけども、緊急箇所について個別には箇所を挙げてというふうな形では統計をとっておりません。もう、その場でわかれば、即座に対応というふうな形で、対応させていただいておるのが実情でございます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) 永田憲男議員。
◎16番(永田憲男君) 私も駅北のほうに住んでおりますが、そろそろ下水道の整備もあるように聞いております。 できるだけ、限られた予算の中ではございますけど、住民に多大なる迷惑がかからないように整備をしていただきたいことをお願いしておきます。 以上でございます。
○議長(中谷司朗君) ほかに御質疑ありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第2号については、議会の承認事項でありませんので、以上で御了承を願います。
△日程第20.報告第3号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について
○議長(中谷司朗君) 日程第20、報告第3号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について提出がありましたので、市長から報告理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 報告第3号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について御説明申し上げます。 この議案は、本市の損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。 昨年10月26日午後1時15分ごろ、下松市南花岡1丁目のアパートにおいて、本職員が公用車を駐車させるため後進した際、前方のアパートに接触し、その外壁を損傷したため、相手方の損害を賠償するものであります。相手方との交渉の結果、相手方の損害額1万500円を本市が全額負担することで示談が成立いたしました。 なお、損害賠償額につきましては、本市が加入している損害保険で全額補填されます。 以上、御報告申し上げます。
○議長(中谷司朗君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(中谷司朗君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第3号については、議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承願います。
△日程第21.監査報告第1号平成24年度
定期監査報告書及び
例月出納検査報告について
○議長(中谷司朗君) 日程第21、監査報告第1号。 監査委員から平成24年度
定期監査報告書及び
例月出納検査報告の提出がありました。写しを配付しておきましたので、御了承を願います。 会議の途中ですが、10分間休憩します。午後2時05分休憩 午後2時15分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。
△日程第22.議案第16号平成25年度下松市
一般会計予算 議案第17号 平成25年度下松市
下水道事業特別会計予算議案第18号 平成25年度下松市
国民健康保険特別会計予算議案第19号 平成25年度下松市
介護保険特別会計(
保険事業勘定)予算議案第20号 平成25年度下松市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)予算議案第21号 平成25年度下松市
後期高齢者医療特別会計予算議案第22号 平成25年度下松市
国民宿舎特別会計予算議案第23号 平成25年度下松市
水道事業会計予算議案第24号 平成25年度下松市
工業用水道事業会計予算議案第25号 平成25年度下松市
簡易水道事業会計予算議案第26号 国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るための国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例議案第27号
下松市役所出張所設置条例の一部を改正する条例議案第28号 下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例議案第29号 下松市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案第30号 下松市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例議案第31号 下松市
県収入証紙購入基金条例の一部を改正する条例議案第32号
下松市立中学校設置条例の一部を改正する条例議案第33号 下松市
市民交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案第34号 下松市道路の構造の
技術的基準等を定める条例議案第35号 下松市
準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例議案第36号
下松市営住宅条例の一部を改正する条例議案第37号 下松市
都市公園条例の一部を改正する条例議案第38号 下松市
都市公園移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例 議案第15号 下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例
○議長(中谷司朗君) 日程第22、この際、平成25年度関係の議案第16号から議案第38号及び議案第15号の24件を一括議題といたします。 まず、平成25年度施政方針を、その後、平成25年度関係議案について、一括して市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 大変お疲れのところ、平成25年度の施政方針を、約1時間前後かかると思いますが、よろしくお願いします。 平成25年度施政方針。 平成25年度の予算案及び諸議案の提出に当たり、施政方針を申し上げます。 我が国の社会経済情勢は、円高・デフレによる景気低迷が長引き、雇用問題を初めとする国民生活の多面において構造的な閉塞感に包まれており、加えて、急速な少子高齢化による社会保障費の増加や公債残高の増大など、財政的にも危機的な厳しい局面にあります。 この点を踏まえ、新政権による、デフレ脱却や経済再生を目指す金融・経済対策や予算措置が講じられ、社会保障と税の一体改革を初めとする各種諸制度の改革も行われる状況下にあります。 本市においても、市税収入が逓減傾向にある中、増大する社会保障経費や公共施設の耐震・老朽化に対応する建てかえ改修等が喫緊の課題であるものの、これからの財源見通しについては、極めて不透明な状況にあります。 このような中、市民が「都市と自然のバランスのとれた住みよさ日本一の星ふるまち」を実感し、安全・安心な市政を維持・実現するには、総合計画を踏まえた施策の展開とともに、行財政改革による堅実な財政運営を継続していくことが必須であると考えております。 本年度は、学校・公共施設の耐震化及び長寿命化、消防・防災拠点施設の整備など安全安心の確保、子育て環境の充実、観光振興の推進、都市インフラの整備などに取り組み、市民福祉や市民生活の質の向上に向けて鋭意努力してまいります。 今後につきましても、「意識の改革、制度の改革、財政の改革」による「自主・自立の市政運営」に鋭意取り組み、持続可能な行財政基盤の確立を推進するとともに、以下に掲げた諸施策を積極果敢に推進してまいる所存であります。 第1章、健康福祉。1、保健・医療の充実。(1)健康づくりの推進と医療の充実。 新たに肺がんCT検診に取り組む市内医療機関に対し、検診費用の一部を助成します。 また、がん検診率向上のケンシンファイブ広報事業を実施し、新たに幼児・小中学生対象のがん予防健康教育に取り組みます。 食育推進のため、「第二次くだまつ食育推進計画」を策定します。 国民健康保険は、ジェネリック医薬品による医療費の適正化対策や滞納整理・口座振替・納付勧奨などで収納率を向上させ、健全で安定した事業運営を目指します。 保健事業では、第2期特定健康診査等実施計画を新たに策定し、受診率・利用率を向上させ、生活習慣病の早期発見・進行防止に努めます。 2、多様な福祉の充実。(1)地域福祉体制の充実。 「第二次ふくしプランくだまつ」に基づき、地域づくりに取り組みます。 社会福祉協議会への運営費助成や民生委員・児童委員への活動支援を行うとともに、米川地区での地域見守り・交流事業米川あったか便を継続実施するなど、地域福祉のネットワークづくりにも努めます。 また、中村総合福祉センターの施設老朽化に伴う、整備改修を行います。 (2)高齢者福祉・介護の充実。 「第四次くだまつ高齢者プラン」に基づき、高齢者が住みなれた家庭や地域で自立し、安心して暮らせる社会づくりを目指します。 介護老人福祉施設の入所待機者の解消に向けた施設整備を、事業者を通じて推進し、サービスの質の向上を図ります。 認定、給付などについて適正化を図り、介護保険制度への信頼を高めます。 介護予防の普及啓発活動を推進する生きがいづくり支援を行うとともに、緊急通報装置の設置や高齢者バス利用助成事業など、高齢者が地域で生き生きとして暮らせる社会環境づくりに努めます。 (3)障害者福祉。 障害者総合支援法に基づき、身体、知的、精神、難病等の障害者について、特性やニーズに応じたきめ細かいサービスを提供します。 また、障害者の就労支援として、就労訓練サポート費を支給するとともに、市道の段差解消や点字ブロックの設置を推進します。 3、子育て環境の充実。(1)子育て支援の推進。 幼児期の子育て支援を総合的に推進するため、「子ども・子育て支援事業計画」策定のニーズ調査を実施します。 保育園の施設整備は、あおば保育園改築工事、
中央保育園耐震改修工事、潮音保育園外壁改修工事、花岡保育園厨房機器の更新を行い、保育環境の整備を図ります。 また、児童遊園のフェンスの整備などを行います。 乳幼児医療費助成制度は、3歳までの所得制限の撤廃や一部負担金の市単独負担を行い、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ります。 (2)保育・幼児教育の充実。 幼稚園就園奨励費や各種補助制度により、私立幼稚園の運営支援を行います。 第2章、生活環境。1、環境保全の推進。(1)環境負荷の低減。 「下松市地球温暖化対策実行計画(第3期)」を策定し、省資源、省エネに取り組むとともに、下松市地球温暖化対策地域協議会と連携して、環境負荷の低減に向けた意識啓発を図ります。 (2)環境美化の推進。 廃棄物の不法投棄防止のため、毎月定期的に環境パトロール及び廃棄物回収を実施し、早期発見・早期対応に努めます。 野犬対策は、住民の情報収集に努め、県との合同パトロールを定期的に実施します。また、野焼き禁止の指導を徹底します。 (3)市営墓地の管理。 茄子ケ浴墓地のフェンス設置工事を行います。 既存墓地の有効活用のため、放置区画の返還を促進します。 2、環境衛生の推進。(1)ごみ処理と資源化。 家庭ごみ収集運搬業務は、8コースのうち6コースを民間事業者に委託するとともに、収集コースの平準化を検討します。 東海岸通り不燃物中継基地の換気設備改修工事及び塵芥収集車の更新を行い、収集体制の整備を図ります。 ごみ分別辞典を改訂し、全戸配布します。 (2)下水道の整備と管理。 第7次基本実施計画に基づく管渠整備を進め、普及率向上に努めます。 汚水処理は、補助事業で上地、下広石、清瀬町、南花岡、望町及び久保市の各幹線整備を、単独事業で下松、末武、花岡及び中部の各処理分区の整備を行い、人口普及率は、81.7%となる見込みであります。 浸水対策は、市道上平田線から青木線までの竹屋川5号幹線整備を実施するとともに、雨水管渠基本設計及び水路改良工事を行います。 終末処理場は、沈砂池設備の更新工事及び合流改善事業を行います。 長寿命化計画に基づき、管路及び処理場の実施設計を行います。 本年度は第7次計画の最終年度であるため、次期計画を策定します。 (3)し尿の収集・処理。 適正な体制維持のため、下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法に基づく合理化事業計画に基づき、し尿収集・処理を行います。 (4)下水道事業の地方公営企業法適用と上下水道組織統合。 下水道事業は、地方公営企業法適用の企業会計に移行するため、移行支援業務を実施します。 あわせて、より効率的な事業運営の観点から、上下水道事業の組織統合を図ることとし、本年度は、来年度の統合に向けた協議を継続するとともに、水道局庁舎改修工事などにかかわる経費を支出します。 3番目、安全安心の確保。(1)消防体制の充実。 資質の向上のため、職員及び団員を消防学校等研修機関に派遣するとともに、老朽化した施設や消防資機材等の更新、消防水利を整備し、消防力の強化に努めます。 防火対象物・危険物施設等への立入検査を強化し、防火管理及び自主保安体制の確立を図るとともに、住宅用火災報知器の設置率の向上を図り、自主防火体制の強化に努めます。 救急体制は、予防救急の推進や救急車の適正利用の呼びかけ、医療機関とのさらなる連携を進めることで、患者搬送の円滑化及び救命率の向上を図ります。 消防・防災の拠点施設として、新消防庁舎建設事業を推進します。 (2)防災対策の推進。 南海トラフの巨大地震や津波に対応するため、指針である地域防災計画を見直します。 自主防災意識の高揚と防災関係機関との連携強化を図るため、防災フェスタを実施するとともに、自主防災租機に対する助成を行います。 災害情報伝達の充実を図るため、防災メールシステムの周知徹底、加入促進に努めるとともに、災害情報など緊急時の情報伝達手段を引き続き検討してまいります。 公共施設の耐震化を計画的に進めるため、「公共施設耐震化基本計画」を策定します。 (3)治水・治山対策。 河川事業は、西村川、宮本川等の準用河川や旧普通河川の改修工事を実施します。 県事業は、切戸川、坂本川、玉鶴川の改修工事、末武川の護岸補強工事が実施されます。 土砂災害対策は、危険箇所の崩壊対策工事及び土砂災害ハザードマップを活用した防災研修会を実施し、防災意識の向上を図ります。 末武平野及び恋ケ浜地区の浸水対策は、恋ケ浜地区の調整池建設事業に着手し、かつ、庁内各課が連携し、浸水被害の早期軽減に努めます。 (4)防犯・交通安全対策の充実。 地域防犯ボランティアの育成と不審者情報の迅速な情報提供に努めつつ、公民館を拠点とする安全安心まちづくり活動を支援します。 夜間の犯罪防止のため、LED防犯灯の設置助成を行うとともに、自治会の防犯灯管球取りかえ費用の一部を助成します。 交通安全対策は、年4回の交通安全運動期間を中心に、関係機関と連携し、交通安全教育及び啓発活動に取り組みます。 交通安全施設の整備は、老朽街路灯の安全点検を行い、計画的に建てかえ改修工事を実施します。 また、通学路の緊急合同点検による危険箇所の対策を実施します。 あんしん歩行エリア整備事業を継続し、市街地中心部における歩行者及び自転車事故の削減に努めます。 (5)消費生活の向上。 市民が身近に相談できる窓口として、下松市消費生活センターの機能強化や消費者相談業務を充実させるとともに、消費者の自立支援のため、市広報や出前講座による消費者教育に努めます。 第3章、都市建設。1、計画的な土地利用。(1)土地利用の誘導。 「下松市都市計画マスタープラン」に基づき、市街地の適正な開発や市街化調整区域の保全に努めます。 地籍調査は、来巻西周辺地区の地籍図・地籍簿作成、閲覧、修正等成果の認証請求に向けた作業を実施するとともに、来巻中周辺地区の地元説明会、一筆地調査、測量等を実施します。 (2)市街地整備。
中部土地区画整理事業は、都市計画道路大海線及び西市通線の整備、区画道路築造、宅地整地工事及び建物移転補償を行い、早期の仮換地の使用収益開始に努めます。 住居表示事業は、古川町・琴平町地区の現況調査を行い、住居表示台帳を修正します。 2、都市基盤の整備。(1)道路網の整備・管理。 国道は、2号の電線共同溝工事が実施されます。 県道は、下松鹿野線の歩道設置工事、獺越下松線の拡幅工事、荒神橋
耐震補強工事が実施されます。 市道は、中央線の舗装改良、蓮生寺通りの拡幅工事を実施するとともに、緊急箇所から局部改良、舗装、排水路の整備を実施します。 都市計画道路青木線は、事業区間の用地補償を行い、道路築造工事に着手します。 また、
中部土地区画整理事業の進捗に合わせた大海線道路延伸について、実施方法などの検討を行います。 橋梁、跨道橋の安全性確保は、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、今年度は切戸橋の補修工事を実施します。 維持管理は、道路パトロールの強化に努めるとともに、除草・清掃のボランティアに用具の貸し出し・材料支給を、冬季の除雪ボランティアに燃料費の助成等を行い、安全快適な道路環境の整備に努めます。 (2)港湾機能の整備。 港湾改修事業は、国際バルクターミナル建設等による港湾計画改訂への作業が実施され、海岸高潮対策は、笠戸島瀬戸及び洲鼻地区の護岸改良工事が実施されます。 (3)上水道の整備と管理。 水道施設の更新と効率化を進め、安全・安心な水道を目指します。 配水管の整備は、青木線配水管及び来巻配水管を布設するとともに水圧・水量の改善のため光ケ丘地区に配水管を布設します。 老朽管更新事業は、徳山下松線配水管、米川簡易水道配水管及び西市配水管の更新を行います。 また、御屋敷山浄水場及び旗岡配水池の耐震改修工事を実施します。 3、居住環境の充実。(1)緑地保全・都市緑化。 心豊かな人づくり事業の一環として、「しだれ桜の写真コンテスト」、「カサブランカ一鉢コンクール」、「コスモスまつり」などのイベントを実施するとともに、スポーツ公園にポピー・コスモス・菜の花の植樹を行うなど、「花いっぱいのまちづくり」を推進します。 (2)公園の整備と管理。 利用者の安全・安心確保のため、遊具改修など、維持管理に努めるとともに、
中部土地区画整理事業区域内の公園を整備します。 温水プール「アクアピアこいじ」は、効率的な管理運営に努め、計画的に点検・補修を実施します。 (3)都市景観形成。 「下松市景観計画」に基づき、景観のまちづくりに取り組みます。あわせて、「下松市景観ガイドライン」を活用し、建築行為の届け出・審査を行います。 (4)市営住宅の整備と管理。 管理施設老朽化に対応し、川瀬住宅、末武市営住宅の水道施設の更新、旗岡市営住宅の屋内給水管、屋上防水改修工事を行います。 また、旗岡・末武市営住宅について外壁危険箇所補修を実施するほか、内壁改修に向けた調査を行います。 (5)空き家対策。 市内の全域において、空き家の実態調査を行います。 第4章、産業経済。1番の農林水産業の振興。(1)農業の振興。 地産地消推進のため、学校給食への利用促進や生産量の確保、多様な担い手づくりの推進に努めます。 園芸農家の育成を図るため、施設整備に助成を行います。 地域ぐるみで環境保全活動に協働で取り組む農地・水・環境保全向上対策事業に支援を行います。 下松市農業公園は、倉庫新設、給水管布設、排水路を整備します。 ため池は、県営
危険ため池整備事業で改修やしゅんせつなど、適切な維持管理に努めます。 有害鳥獣による被害防止対策は、防護柵の設置や駆除活動を支援し、被害防除の充実に努めます。 (2)林業の振興。 市有林は、森林経営計画に基づき、間伐の施業を実施するとともに、林道舗装や作業路開設など、路網整備に努めます。 民有林は、森林施業の地域活動を支援し、計画的な整備に努めます。 (3)水産業の振興。 水産資源確保のため、タコつぼの投入、種苗の放流を行うとともに、県事業の
内海中部地区水域環境保全創造事業により、藻場の回復や漁場環境の改善に努めます。また、県や漁業協同組合と連携し、新規漁業就業者の確保・育成に努めます。 水産振興基金協会は経営改善を進めつつ、栽培漁業センターの施設維持工事を実施します。 2番目、商工業の振興。(1)産業の振興・企業誘致。 産業活性化・企業誘致推進協議会の活動を促進するとともに、企業へのアンケート調査や企業訪問を行い、企業誘致活動に取り組みます。 中小企業活性化のため、周南地域地場産業振興センターと連携し、新商品、新技術の研究開発事業を支援します。 (2)商工業の振興。 制度融資の利用促進、保証料補給、小規模事業者経営改善資金利子補給などを実施し、中小企業の経営基盤強化、商工業の活性化を推進するとともに、下松商工会議所中小企業相談所に助成し、市内企業の経営改善を支援します。 (3)雇用と勤労者福祉。 勤労者総合福祉センターの活用促進や中小企業の勤労者諸団体へ助成し、勤労者の健康・福祉の充実と勤労意欲の向上に努めます。 シルバー人材センターに助成し、高齢者の就業と交流の機会を確保し、生きがい対策の充実に努めます。 勤労者及び離職者の生活の安定を図るため、県と強調して労働福祉金融制度の実施に取り組みます。 3、観光の振興。(1)観光振興の推進。 国民宿舎大城の施設建てかえに向けた基本構想を策定します。 また、経営の効率化を進めるとともに、施設の維持改修を行い、顧客サービス、利用客の増加に努めます。 笠戸島の美しい景観や観光の魅力を向上させるため、県道笠戸島線沿いの園地を整備します。 観光協会や関係団体と連携し、「“元気づくり”くだまつ総踊り」を初めとした観光イベントを支援するとともに、くだまつ観光・産業交流センターの情報発信や交流イベントの運営について助成します。 第5章、教育文化。1、学校教育の充実。(1)小・中学校教育環境の充実。 学校施設の耐震化は、中村小学校校舎の
耐震補強工事のを実施し、末武中学校校舎の改築事業に着手します。 また、豊井小学校特別教室等の耐力度調査・基本設計、小・中学校屋内運動場バスケットゴールの耐震点検・補強を実施します。 学校施設の環境整備は、下松小学校第1校舎の外壁改修工事、東陽小学校屋内運動場の屋根改修工事、久保中学校の音楽室の空調設備設置工事を実施するとともに、公集小学校の児童数の増加に対応するため、プレハブ校舎を建設します。 学校の統廃合は、平成25年度末をもって江の浦小学校、深浦小学校を廃校とします。また、平成24年度末をもって廃校となる深浦中学校校舎の解体及び屋内運動場等の改修工事を行います。 (2)小・中学校教育の推進。 確かな学力と個性を育む教育の充実のため、下松市教育研究所の機能強化を図り、学習指導や道徳教育の実践研究を推進します。 特別支援教育は、教員補助員を配置するなど、児童生徒一人一人の実態に即したきめ細かな支援に努めます。 また、国際性豊かな児童生徒の育成のため、外国語指導助手による小中学生の指導の充実を図るとともに、語学セミナーや中学校英語スピーチコンテストなどを実施します。 2、社会教育の推進。(1)青少年の健全育成。 中学生のボランティア活動を支援・推進するため、学校や地域との連携を図り、青少年を健全に育成する環境づくりに努めます。 安全・安心な子供の居場所づくりの一環である放課後子ども教室を、下松小、久保・東陽小、花岡小校区に加え、新たに公集小校区に開設します。 (2)生涯学習施設の充実。
市民交流拠点施設「ほしらんど くだまつ」は、多機能複合施設の利点を活かした利用促進を図るとともに、図書館は、地域の情報拠点として蔵書の充実に努め、市民に親しまれる図書館を目指します。 文化会館「スターピアくだまつ」は、老朽化対策として施設改修や設備更新を計画的に進めます。 (3)生涯学習の推進。 山口県立大学との共催による専門講座や放送大学山口学習センターとの協働事業など、学術機関と連携し、多様な学習ニーズに対応した生涯学習の推進に努めます。 また、地域の公民館活動を支援し、出前講座や生涯学習情報コーナー活用による生涯学習機会の拡充を図ります。 3、文化・スポーツの振興。(1)文化の振興と文化財保護。 吹奏楽のつどいや市民美術展覧会の開催などの文化行事を支援し、市民文化のさらなる向上を図ります。 文化財愛護意識の啓発、指定文化財の適正な保存・管理を行い、貴重な文化財の保護に努めます。 スターピアくだまつ開館20周年記念として、BS日本のうた公開録画を4月に行うほか、節目の年として各種事業に取り組みます。 (2)スポーツの推進。 ハンドボールやバドミントンを我がまちスポーツとして地域に定着させ、生涯スポーツの推進や地域の活性化を図ります。 また、本市のスポーツ振興を図るため、下松市スポーツ推進計画を策定します。 (3)多様な交流の展開。 「笑い・花・童謡」を3本の柱とする心豊かな人づくり事業として地域や学校での挨拶運動を展開しつつ、「笑顔の写真コンテスト」や「星のふるまち童謡フェスタ」を開催し、心の交流の輪による笑顔あふれるまちづくりの推進に努めます。 第6章、地域経営。1、協働社会の形成。(1)情報ネットワークの充実。 温見地区において携帯電話エリア整備事業を実施し、緊急時における安全安心の確保、ダム周辺の地域振興、生活環境の保全に努めます。 (2)市民参加と協働の推進。 市民憲章の普及啓発活動は、市民憲章サポーターの募集を継続し、市民と行政による協働のもと、市民憲章のさらなる周知に努めます。 (3)コミュニティの形成。 自治会組織や地域の共同活動がより活力を増すように、自治会活動助成金制度を一部見直し、自治会連合会、地区連合会、単位自治会の連携強化に向けた支援を行います。 2番目、人権尊重の推進。(1)人権の尊重・男女共同参画の推進。 一人一人の人権が尊重された心豊かな地域社会の実現に向け、関係諸団体と連携を図り、人権啓発、人権教育、人権相談を行います。 男女共同参画社会の実現に向け、昨年度実施した調査結果を踏まえ、「男女共同参画プラン」を改訂し、新たに男女間の暴力を許さない社会づくりに向けた基本計画を策定します。 3、健全な行財政運営。(1)地域経営としての行政運営。 地域経営の視点に立った行政運営を進めるため、新行財政改革推進計画に基づく行財政改革を引き続き推進するとともに、時代や状況の変化に対応できる組織・機構の見直しを行います。 人事評価制度の試行や職員研修の拡充を行い、組織のレベルアップを図るとともに、人事情報の一元管理と給与業務の効率向上を目指した人事給与システムの再構築を行います。 庁舎の施設設備の老朽化や維持管理に対応するため、庁舎外壁や放送設備の改修、防犯設備の設置工事を行います。 (2)健全な財政運営。 景気や雇用状況など、地域経済の状況にリンクする税収動向は、自治体財政に大きく影響します。 少子高齢化がますます進展する中、増大する社会保障経費や社会インフラの老朽化など、喫緊の課題や財政需要に的確に対応するため、施策の選択と集中に努めます。 将来を見据えた健全な行財政運営を維持するため、行財政改革を継続しつつ、税収確保に向け納税環境を整備するとともに、遊休市有地の売却など、多様な自主財源の確保に努めます。 以上、平成25年度の諸議案を提出するに当たり、施政方針を述べさせていただきましたが、市議会議員各位を初め、市民の皆様のより一層の御理解と御支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 平成25年2月21日、下松市長、井川成正。 以上です。
○議長(中谷司朗君) 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。午後2時58分休憩 午後3時10分再開
○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。 引き続いて、平成25年度関係議案について、一括して市長から提案理由の説明を求めます。井川市長。 〔市長 井川成正君登壇〕
◎市長(井川成正君) 平成25年度関係議案提案説明を一括して行います。 それでは、平成25年度関係について、議案第16号平成25年度下松市
一般会計予算から議案第38号下松市
都市公園移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例まで及び議案第15号下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例の24議案を一括して御説明申し上げます。 最初に、当初予算の10議案について御説明をいたします。 議案第16号平成25年度下松市
一般会計予算につきましては、歳入歳出総額は178億6,000万円となり、前年度当初予算と比較しますと、5億6,000万円、3.2%の増となっております。 長引く円高・デフレ基調の中、新政権の金融・経済対策へ向けた期待感から為替や株価が好転するなど、経済回復の兆しが見られるものの、地方を取り巻く環境は依然として厳しさを増しております。 本市においては、市税収入が逓減傾向にある中、基金の活用や、これまで進めてきた行財政改革による歳出削減額を有効活用することなど、財源の確保に努めてきたところであります。 当初予算編成の基本的な方針は、「市民福祉や市民生活の質の向上」、「安全で安心な住みよいまちづくり」を重点とし、「選択と集中」の理念を念頭に、限られた財源を効果的・効率的に活用し、地域の活性化にも配慮した予算としております。 本年度の主な事業としましては、末武中学校改築事業や消防庁舎建設事業などの学校・公共施設の耐震化・老朽化対策事業、浸水対策事業や交通安全施設の安全点検など、市民が安全で安心して暮らすことができるよう、きめ細かく取り組んでまいります。 また、あおば保育園改築事業や中央保育園耐震改修事業など、乳幼児医療費助成とあわせ、子育て環境の充実に取り組んでまいります。 さらに、都市計画道路
青木線道路新設事業や
中部土地区画整理事業など都市インフラの整備や、笠戸島を初めとする観光振興対策にも積極的に取り組んでまいります。 今後も、引き続き、行財政改革の推進と「自主・自立の市政運営」を主眼に、健全な財政運営に努め、将来にわたって持続可能な行財政基盤を構築するとともに、「都市と自然のバランスのとれた住みよさ日本一の星ふるまち」の実現のため、諸施策を鋭意推進してまいりたいと考えております。 議案第17号平成25年度下松市
下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は16億2,000万円となり、前年度当初予算と比較しますと、600万円、0.4%の増となっております。 下水道事業につきましては、「第7次基本実施計画」に基づき管渠整備等を進め、普及率の向上に努めてまいります。平成25年度末の人口普及率は、81.7%程度となる見込みであります。 また、平成26年度に、より効率的な事業運営の観点から、上下水道組織の統合を図ることとしており、所要の経費を計上しております。 議案第18号平成25年度下松市
国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は57億3,500万円となり、前年度当初予算と比較しますと、5,500万円、1%の増となっております。 本年度は、保険給付費を1.2%の増額と見込んでおり財源不足が生じております。 議案第19号平成25年度下松市
介護保険特別会計予算
保険事業勘定につきましては、歳入歳出総額は43億300万円となり、前年度当初予算と比較しますと、2億7,900万円、6.9%の増となっております。 本年度は、サービス利用の増加等により、保険給付費を7.1%の増額と見込んでおります。 議案第20号平成25年度下松市
介護保険特別会計予算
介護サービス事業勘定につきましては、歳入歳出総額は2,330万円となり、前年度当初予算と比較しますと、70万円、2.9%の減となっております。 議案第21号平成25年度下松市
後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は7億3,500万円となり、前年度当初予算と比較しますと、700万円、1%の増となっております。 議案第22号平成25年度下松市
国民宿舎特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は1,600万円となり、本年度は国民宿舎大城の施設建てかえに向けた基本構想を策定いたします。 続いて、水道事業関係の当初予算について御説明いたします。 まず、議案第23号平成25年度下松市
水道事業会計予算についてであります。 予算の概要につきましては、説明資料2ページに記載しておりますように、収益的収入は、対前年度比で0.5%減の12億7,290万5,000円、収益的支出は3.1%減の10億4,066万円を計上いたしました。この結果、収支差し引きでは2億3,224万5,000円となり、損益計算上では2億687万5,000円の純利益となります。 次に、資本的収入は4億925万4,000円を、資本的支出は10億6,314万2,000円を計上いたしました。差し引き不足額6億5,388万8,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金並びに損益勘定留保資金で補填することとしております。 次に、議案第24号平成25年度下松市
工業用水道事業会計予算について御説明申し上げます。 予算の概要につきましては、説明資料5ページに記載しておりますように、収益的収入は1億9,547万2,000円、収益的支出は1億9,394万2,000円を計上いたしました。この結果、収支差し引きでは153万円となり、損益計算上では102万3,000円の純利益となります。また、資本的支出は1,066万6,000円を計上いたしました。 差し引き不足額1,066万6,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び建設改良積立金で補填することとしております。 次に、議案第25号平成25年度下松市
簡易水道事業会計予算について御説明申し上げます。 説明資料8ページに記載しておりますように、収益的収入は2,624万7,000円、収益的支出は2,372万7,000円を計上いたしました。この結果、収支差し引きでは252万円となりますが、損益計算上では損益なしとなります。 また、資本的収入は6,118万3,000円を、資本的支出は6,769万9,000円を計上いたしました。差し引き不足額651万6,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、建設改良積立金並びに損益勘定留保資金で補填することとしております。 以上、3議案について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 次に、条例関係の14議案について御説明いたします。 議案第26号国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るための国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、御説明申し上げます。 この条例は、国有林野事業が国営企業でなくなることに伴い、下松市下水道事業受益者負担に関する条例、下松市情報公開条例、下松市個人情報保護条例及び下松市公共下水道区域外流入分担金の徴収に関する条例の4つの条例について、語句の整理を行うものであります。 次に、議案第27号
下松市役所出張所設置条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、市の第2次行財政改革推進計画に盛り込まれた方向性等を踏まえて熟慮した結果、末武出張所について、平成25年3月末をもって廃止するものであります。 これにより、末武出張所の今後については、出張所業務を本庁に統合し、末武公民館として公民館業務のみを残すこととなります。 次に、議案第28号下松市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、職員の休暇制度について、国家公務員に準じて病気休暇制度を整備し、及び特別休暇の見直しを図るものであります。 特別休暇の見直しについては、職員の結婚にかかわる特別休暇の取得可能日数を10日から7日に改めるものであります。 次に、議案第29号下松市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、職員の給料月額の支給に当たって、その一定割合を減ずる措置を講ずるとともに、給与構造改革における経過措置を廃止するものであります。 具体的に申しますと、民間における雇用情勢、経済情勢等、非常に厳しい状況にあること等を参酌し、平成25年4月1日からの1年間、給料月額を0.5%減額するものであります。 また、平成19年度から実施している給与構造改革において、給料が減額となる職員に支給していた額について、平成25年度及び平成26年度の2年間はその半額を支給し、平成27年3月末をもってこの経過措置を廃止するものであります。 次に、議案第30号下松市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、「国家公務員退職手当法の一部を改正する法律」の施行に伴い、退職手当制度の見直しを図るものであります。 具体的に申しますと、民間における退職給付の実情に鑑み、官民均衡を図るための「調整率」を国に準じて段階的に引き下げるものであります。 次に、議案第31号下松市
県収入証紙購入基金条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 県収入証紙購入基金は、県収入証紙の購入及び売りさばきに関する業務を円滑に行うために設置しているものであります。 この議案は、平成23年10月から市でパスポートの申請及び受け取りが開始され、売りさばき量が増加したことに対応するため、基金を400万円から700万円に増額するものであります。 次に、議案第32号
下松市立中学校設置条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、平成25年3月31日をもって下松市立深浦中学校を廃校することに伴い、規定の整備を図るものであります。 深浦中学校におきましては、在校生数が4人であった平成13年度を最終年度として平成14年4月1日から休校としておりましたが、地域との協議を重ね検討した結果、生徒数の増加が今後も見込めないため、本年度末をもって廃校するものであります。 次に、議案第33号下松市
市民交流拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、
市民交流拠点施設「ほしらんど くだまつ」の使用料について規定の整備を行うものであります。 具体的には、交流プロムナードについて、施設開館からの利用状況を鑑み、中央公民館と同様に免除できる規定を設けるものであります。 次に、議案第34号下松市道路の構造の
技術的基準等を定める条例について、御説明申し上げます。 この議案は、道路法の一部改正に伴い、これまで政令で定められていた道路の構造の
技術的基準等を条例で定めるものであります。 次に、議案第35号下松市
準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例について、御説明申し上げます。 この議案は、河川法の一部改正に伴い、これまで政令で規定していた準用河川の管理施設等の構造の技術的基準について、条例で定めるものであります。 次に、議案第36号
下松市営住宅条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、公営住宅法の一部改正に伴い、これまで政令で定められていた市営住宅の整備基準、入居収入基準等を条例で定めるものであります。 具体的には、整備基準については入居者の便利で快適な生活ができるように、入居収入基準については、住宅に困窮する方々の市営住宅への入居が今までと変わりなくできるようにするものであります。 また、現在入居されている方々の費用負担についての規定を整備するものであります。 次に、議案第37号下松市
都市公園条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この議案は、都市計画法の一部改正に伴い、これまで政令で定められていた都市公園の設置基準等を条例で定めるものであります。 次に、議案第38号下松市
都市公園移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例について、御説明申し上げます。 この議案は、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴い、これまで政令で定められていた移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準等を条例で定めるものであります。 最後に、議案第15号下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、学童保育施設「下松児童の家」の建てかえによる児童室の増加によって分割運営されることに伴い、規定の整備を行うものであります。 以上、平成25年度関係の予算10件、条例関係14件について一括して御説明いたしましたが、添付しております資料も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(中谷司朗君) ただいま説明のありました平成25年度関係議案に対する質疑は、配付しております会期日程の別紙Aのとおり、2月27日に行います。また、一般質問は2月28日、3月4日、5日の3日間、それぞれ行います。 以上で、本日の会議を終わります。次の本会議は2月27日午前10時から開きます。長時間にわたり熱心に御審議お疲れでございました。午後3時35分散会 ─────────────────────────────────...