下松市議会 > 1997-03-07 >
03月07日-02号

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  1. 下松市議会 1997-03-07
    03月07日-02号


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    平成 9年 3月 定例会(1回)平成9年3月7日平成9年第1回下松市議会定例会会議録第2号                   議事日程  平成9年3月7日(金曜日)午前10時開議 日程第1、議案第1号 平成8年度下松市一般会計補正予算(第6号)      議案第2号 平成8年度下松市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号) 日程第2、議案第4号 平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第3、(平成8年)請願第3号 山口県立東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書 日程第4、議案第11号 平成9年度下松市一般会計予算      議案第12号 平成9年度下松市林野特別会計予算      議案第13号 平成9年度下松市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第14号 平成9年度下松市緩衝緑地特別会計予算      議案第15号 平成9年度下松市公共用地先行取得事業特別会計予算      議案第16号 平成9年度下松市下水道事業特別会計予算      議案第17号 平成9年度下松市国民健康保険特別会計予算      議案第18号 平成9年度下松市老人保健特別会計予算      議案第19号 平成9年度下松市水道事業会計予算      議案第20号 平成9年度下松市工業用水道事業会計予算      議案第21号 平成9年度下松市簡易水道事業会計予算      議案第22号 下松市手数料条例の一部を改正する条例      議案第23号 下松市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 下松市行政手続条例      議案第25号 下松市固定資産評価審査委員会条例      議案第26号 下松市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例      議案第27号 下松市住宅新築資金等貸付条例を廃止する条例      議案第28号 下松市文化会館条例の一部を改正する条例      議案第29号 下松市立学校施設使用条例の一部を改正する条例      議案第30号 下松市公民館条例の一部を改正する条例      議案第31号 下松市立図書館条例の一部を改正する条例      議案第32号 下松市体育施設条例の一部を改正する条例      議案第33号 下松市末武総合福祉センター条例の一部を改正する条例      議案第34号 下松市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例      議案第35号 下松市国民宿舎条例の一部を改正する条例      議案第36号 下松市笠戸島家族旅行村条例の一部を改正する条例      議案第37号 下松市下水道条例の一部を改正する条例      議案第38号 下松市水道事業及び簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例      議案第39号 下松市工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例      議案第40号 下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例 日程第5、議員提出議案第1号 国民医療の充実と医療保険制度の改革に関する意見書の提出について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第5まで出席議員(28名)         1番  椎 山 昭 二 君         2番  浅 谷 吉 人 君         3番  福 井 幸 子 君         5番  福 田   稔 君         6番  中 川   幸 君         7番  大 谷 憲 史 君         8番  山 崎   勲 君         9番  小 林 莞 兒 君        10番  西 村   晃 君        11番  中 谷 茂 樹 君        12番  小牟礼 幸 雄 君        13番  林   孝 昭 君        14番  大 野 忠 吉 君        15番  広 戸 一 見 君        16番  磯 村 寿 夫 君        17番  平 松 輝 延 君        18番  小 田 節 政 君        19番  内 山 悦 治 君        20番  為 国 父子男 君        21番  山 田 靖 明 君        22番  内 山 寿 人 君        23番  山 根 照 男 君        24番  真 楽 史 子 君        25番  渡 辺 敏 之 君        26番  城 市   進 君        27番  浅 本 正 孝 君        28番  河 村   工 君        30番  井 川 成 正 君欠席議員(なし) 説明のため出席した者       市長             河 村 憐 次 君       助役             橋 本 清 之 君       収入役            河 村 敏 雄 君       教育長            相 本 晃 宏 君       水道事業等の管理者      沼 心 一 朗 君       企画部長           棟 居 則 夫 君       総務部長           森 田 康 夫 君       民生部長           中 村 宏 司 君       福祉保健部長         加 古 川 隆 君       経済部長           松 村 一 司 君       建設部長           大 村 芳 夫 君       教育次長           藤 崎 龍 男 君       消防長            小 田 政 光 君       監査委員           長 光 保 雄 君       建設部付           藤 井 栄 治 君議会事務局職員出席者       事務局長           山 本 喜 義 君       事務局次長          武 居 洋 次 君       次長補佐兼庶務係長      横 山 唯 一 君       次長補佐兼議事係長      武 重 和 成 君       調査係長           松 原 隆 士 君                               午前10時00分開議 △日程第1.議案第1号平成8年度下松市一般会計補正予算(第6号)  議案第2号平成8年度下松市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号) (総務委員長報告) ○議長(井川成正君) 日程第1、議案第1号平成8年度下松市一般会計補正予算(第6号)、議案第2号平成8年度下松市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)、以上の2件を一括議題といたします。 この2件に関し、総務委員長の報告を求めます。  小牟礼委員長。    〔12番 小牟礼幸雄君登壇〕 ◆12番(小牟礼幸雄君) おはようございます。それでは総務委員会の御報告を申し上げます。 去る3月3日の本会議において、当委員会に付託されました議案第1号平成8年度下松市一般会計補正予算(第6号)及び議案第2号平成8年度下松市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)について、3月4日審査いたしましたので、その経過及び結果について御報告を申し上げます。 当委員会は、この2議案につきましては、ふくしの里建設事業にかかる補正予算が主体であることから、一括審査いたしました。 まず、議案第1号についてでありますが、今回の補正予算は土地開発公社貸付金街並みまちづくり総合支援事業経費都市計画街路青木線道路改良事業経費、市道和田橋架替工事県委託料精算経費臨時福祉特別給付金支給事務費、福祉・民生・消防関連事業経費の増等に伴う決算見込み不足額等及び県事業負担金の適債による財源更正を含め、予算措置を講ずるものであります。 歳入歳出予算それぞれ3億7,350万7,000円を追加し、補正後の予算総額を175億3,170万2,000円とするものであり、これらの歳出予算の財源として、分担金及び負担金、国・県支出金、繰入金及び市債を充当するものであります。 なお、平田第2児童広場新設工事瀬戸線道路改良事業及び青木線道路改良事業については、繰越明許を設定し、ふくしの里親水池建設事業委託については、繰越明許費の変更をするものであります。 また、議案第2号についてでありますが、今回の補正予算は、平成7年度ふくしの里用地取得事業にかかる転貸債として土地開発公社に貸し付けた7億5,460万円のうち、国庫補助事業といたしまして一般会計で買い戻す、市道長寿線用地分でございますが、2,000万円及び街並みまちづくり総合支援事業用地で1億3,440万円、計1億5,440万円を繰り上げ償還するものであります。 初めに、審査の過程における主な質疑と、それに対する答弁を御報告いたします。 ふくしの里建設事業に関しまして、次のような資料の提出がございました。 1、ふくしの里用地造成工事ほか1件請負契約の締結について、2、ふくしの里建設用地造成工事ほか1件の概要、この資料の一つといたしまして、皆さんに配付されているのは、ふくしの里計画概要でございます。この資料は2月27日の工事  失礼しました。以上のような資料が提出されましたので、申し上げておきます。 それでは、ふくしの里建設事業に関する主な質疑と、これに対する御答弁を申し上げます。 1点目、ふくしの里建設用地造成工事ほか1件ということで発注しているが、親水池も含めて発注しているのか。 これに対しまして、用地造成工事ほか1件ということで発注しています。補正5号で2,640万円の追加をお願いいたしましたが、その中で親水池の工事が含まれています。これをこのたび造成工事にあわせて発注しました。ほか1件の中身は親水池の工事関係です。という答弁がございました。 2点目、しょうせいえんに隣接する東側用地は、未買収の土地ということであるが、今聞くのが初めてである。いつ説明されたのか。面積は何平米なのか。 これに対しまして、未買収の土地があるということは、昨年の6月議会で話しております。 面積は、6,050平米であります。この土地の買収が非常に難航し、ぎりぎりの選択として、ここだけは残して、そのかわりに同一地権者が所有する一番中心の土地は、譲渡をしていただくということで、最終的に決着しました。 したがって、開発面積の19.2ヘクタールの中に未買収の部分が入っています。ということは、ここの部分に土を捨てさせてもらわないと造成も仕上がりません。したがって、開発区域外に土を運び出すことになれば、残土処理に莫大な経費がかかります。という答弁がありました。 3点目、未買収の所有者は、代替地を要請していたが、この土地が代替地となったのか。 これに対しまして、そうではない。代替地をあっせんし、何とか買収したかったのであるが、ここだけはぜひ残しておきたいということであります。計画区域内であるが、この部分は譲渡できないということです。という答弁がございました。 4点目、未買収地は開発区域内であり、長寿線に接し、一等地になるが開発に係る経費等の協約をしているのか。 これに対しまして、そのような協約はしておりません。土地造成のためにわざわざ金をかけるということではございませんが、残土を捨てらしてもらうという約束をいただいております。という答弁がございました。 5点目、未買収地は都市計画の線引き上、どのように取り扱うのか。 これに対して、市街化区域に編入するという考えはないし、今後の取り扱いについては批判がないようにいたします。という答弁がございました。 6点目、開発区域外に買収地があるとのことであるが、なぜ開発区域に入れないのか。 これに対して、県との協議の中で、緑地面積を一定の率で確保することを求められておりますが、買収地域のすべてを開発の中に入れなくても、緑地面積の率を確保できるということで、県の指導もあって山林の一部を外しております。という答弁がございました。 7点目、補助対象がいろいろとあるということであるが、これらのトータルといたしまして、およそ市の持ち出しはどの程度になるのか。また、同仁会への土地譲渡金については、用地の取得及び造成原価をもとにして協議の上、妥当な価格で譲渡することになっているが、国庫補助金、市の負担金のかかわりについて説明をいただきたい。 これに対しまして、まだ全体の事業計画、財源内訳等が現時点で申し上げるところまではまとまっておらない。 財政当局として、大プロジェクトでありますので、これらを一日も早く確認していきたいと考えています。 したがって、現在所管の方で精力的に詰めて行っておりますので、時期は申し上げられませんが、できるだけ早く出したいと考えております。 同仁会に対する土地代金は、今後の財源計画の中で大きな要素を占めるわけでございますが、これが固まらないと難しい点がある。ただ、複雑な工事が絡んできているので、基本的にはこれまでの確認書といいますか、土地開発公社の簿価を下回らないという価格でいくということは申し上げております。現状では決まったわけではないが、これは決まってはおりません。という答弁でございました。 8点目、工流シティーの場合、道路や調整池をつくったが、これらは造成原価にすべて加えたと聞いている。ふくしの里はどのようにするのか。 これに対して、工流シティーの場合は、土地開発公社の帳簿価格に入っていると思う。不動産鑑定評価をして、これをもとにして売却をしているが、補助事業が全くなく、単独事業で行ったもので、ふくしの里は補助事業も入り、かなり複雑であり、また工流シティーのケースと異なっております。 以上のような質疑、答弁がございました。 次に、街路のその他に関する質疑、答弁を御報告申し上げます。 1点目、土曜、日曜日は、県道下松鹿野線が混雑しているが、青木線の開通はいつになるのか。 これに対して、青木線は平成11年の開通の見込であり、移転者は、平田の移転団地に順次移転していただくことになります。という答弁がございました。 2点目、瀬戸線の工事が遅れているが、完成はいつになるのか。 これに対しまして、橋梁の完成が3月末と見込まれています。これが終わって残りの工事にかかりますので、6月ごろまでには完成すると聞いている。若干延びるのではないかと思います。 御承知のとおり、水特事業で施工しておりまして、平成8年度で3分の2という高率の補助が切れます。したがって、当初の考え方は、工期に無理があっても年度内におさまるということでしたので、組み立てざるを得なかったということは御理解をいただきたい。という答弁がございました。 3点目、瀬戸線については、工区を分けて発注することができなかったのか。 これに対しまして、舗装工事の入札時には検討しましたが、橋が完成していないので、大藤谷側からしかできません。その中で工区を分けることは物理的にはできないということで1工区にせざるを得ませんでした。という答弁がございました。 4点目、和田橋架替工事は、7年度も事業が変更され、8年度も1,700万円の増額となっているが、この理由は何か。 これに対して、8年の増額要因の一つは、阪神・淡路大震災の教訓を受けて、橋梁設計の手直しを行ったこと。2つ目は、開通を9年3月に予定していましたが、地元の強い要望で、8年12月下旬に開通させるため、足場の仮設工事、橋梁上部工事等の関係に経費を要したことでございます。約2,500万円の増であり、本市の負担が1,700万円である。という答弁がございました。 5点目、普通交付税が1,000万円程度追加交付されているということであるが、この要因は何か。 これに対しまして、追加交付額は1,044万1,000円でありますが、これは7月算定時に調整率で減額調整をされた額です。国が2月に補正予算を組みましたが、その補正予算に法人税を取っていますが、その税収分が普通交付税特会に追加で入ってきます。その額を調整率で減額された額ほど戻すことになっており、これが交付されたものであります。という答弁がございました。 審査の過程におきまして、委員から次のような要望が出されましたので、御報告を申し上げます。 1点目、ふくしの里建設事業については、今後大きな変更とか新たな問題が発生したときは、積極的に全員協議会等で説明をすること。 2点目、造成用地の原価には、土地開発公社や市が行う工事はすべて含まれると思う。市が行ったものは別だという考え方をするとしたら、造成原価ということにはならないし、これを一部の者に利益をさすということがかりそめにもあってはならない。かかったものは、かかった形で原価計算の中に入れる考え方で対処すること。 3点目、用地の譲渡については、特定の者のために便宜を図るということがあってはならない。補助事業があるとかないとかという問題ではなしに、通常、公が造成した土地を民間に譲渡する場合、前例等があるのでそういったことを踏まえ、議会の意見を反映した形で対応すること。 以上のような意見、要望が出されております。 また、討論の場においては、この2議案に対する反対意見として、ふくしの里建設事業についてであるが、市の財政運営との関係でこのまま進んでよいのか心配である。開発公社は借金してでもできるが、市がどのように買い戻すのか、まだはっきりしない。とりあえず土地開発公社で借金して工事は何とかなるし、そのうち買い戻すということは、これほど怖い財政運営はない。何とかなるということで信頼し、理解をしてくれと言っているが、3度目の再建団体転落ということが絶対あってはならないし、そういう意味で非常に不安がある。 既に手おくれの要素があるが、規模の問題も含めて、もう一度洗い直し、財政規模に合った事業にしていくべきである。 2番目、19.2ヘクタールの用地がなければ、いろいろな施設の整備ができないということはない。市の負担を考えると、市内に散らばっても用地等にこれだけかけるのならば、そういう施設がつくろうと思えばつくれる。福祉の各種の施設の建設は進めて欲しい。努力は理解できるが、現在の計画は基本的な資金計画の面で、白紙委任という気持ちにはなれないので、この2議案については賛成できない。という反対意見が出されました。 また、この2議案に対して賛成意見として、事業の進め方によっては、いろいろ持ち出しができると思うが、造成原価の中で十分配慮されたい。極端な言い方になるが、病院をもってくるため、ふくしの里という名称をつけ、事業を行ったのではないかというそしりを受けることのないように行っていただきたい。という意見を付して2議案に賛成をする。という意見が出されました。 採決の結果、議案第1号及び議案第2号は、賛成多数で原案のとおり可決べきものと決定いたしました。 以上で、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(井川成正君) だだいまの委員長報告に対する質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。この2件に対する御意見はありませんか。渡辺敏之君。 ◆25番(渡辺敏之君) 議案1号、2号、8年度の一般会計の補正6号と公共用地先行取得会計の補正1号でありますが、今、委員長の報告にもありましたけれども、私は反対をいたします。 で、補正予算3億7,350万7,000円、そのうちの財源が、財調の繰り入れというふうなものが、2億4,400万9,000円、これが財調を取り崩して今度の補正予算の財源に充てられています。 今度の補正予算の中では、この3億7,000万円余の中で、でかい金額が開発公社への貸付金ということになっているわけであります。1億8,000万円。今、報告にもありましたけれども、ふくしの里、ふくしの里というよりも特別養護老人ホームのだとか、サルビアの家、簡易通園施設だとか、福祉作業所だとか、こういうふうな施設というふうなものは、このふくしの里の計画以前からも我々は早く整備をすべきだという立場で、当局にいろいろ提言もしてきたところであります。ですから、こういう福祉施設を充実するという点はですね、必要だというふうに思ってますけれども、イコール、だから、ふくしの里の建設がすべていいんだということに、私はならないというふうに思うんですね。それは、規模の問題、言いかえれば市の財政力、そういうふうなもの等を無視してこういうふうな開発がなされていいのかどうなのかというところではですね、慎重にならなければならないというふうに思います。 土地の関係の経費だけで37億7,000万円、このうちに2億ほどが金利分として含まれておるということですが、これほとんどがですね、この間の本会議でのやりとりでも明らかでありますけれども、開発公社が基本的には、市中銀行から借り入れを行って当面事業を推進をし、後で市が一般会計で予算を組んで買い戻していくという手順になろうかと思うんですが、開発公社が市中銀行から借りれば金利が当然つきます。金利が今計上されている2億にとどまるものではないと思います。何ぼ低金利だといってもですね、相当期間が、一定の期間になるでしょうし、相当の金額に金利が膨れ上がることも明らかだと思います。 そういうふうに、今土地代だけで37億7,000万円、これが40億円にもさらにはそれ以上にもなる。上に施設をつくる、その箱物をですね、そういう建設にかかわる確かに国庫補助だとかいうふうなものはありますけれども、かなりの部分が市債と一般財源を充当しなければですね、上の施設の整備はできないということなんですね。 ですから、土地代が今の時点で37億7,000万円、これはすぐに40億、40数億、もっとふえるかもしれませんし、施設の整備費というふうなものも面的整備の計画の中では、市債7億、一般財源自己資金13億ぐらいの金額に、あの時点での計算でもなるんですね。この大部分が市の負担ということになるとすればですね、膨大な事業費がこのふくしの里にかかわって必要になってくるということが否定できないところだと思うんです。 ところが、それらの土地代についても当面開発公社に借金をしてもらう。その借金どう返すんかと、返す財源手当てはどうするんかということを今までもですね、一般質問で、予算の質疑で、何回尋ねてきても当局から全くまともな答えが返ってきてないというのが現状であります。 この間のこの議案の質疑の中でも、開発公社の方が、資金何ぼ要るってはっきりさせんから予算の組みようがありませんみたいなですね、主たる責任が開発公社にあるみたいな答弁が平気で出てくるんですね、執行部のところから。このようなですね、何ぼかかるかわからない、その資金手当てをどうするか方針もない、いうまんまで金を使うことだけが先行するというふうなことでね、果たして将来に、将来の下松市政に責任が持てるのかどうなのかと、私はそこは非常に不安といいますか、まさに見通しのないままに、羅針盤も持たないまんまにですね、霧の中を大海にこぎ出すような、そういうことになっているのではないかというふうに心配をするんです。 で、今度のその1億8,000万円の開発公社に対する貸付金についてもですね、とりあえず平成8年度で開発公社が必要だという資金について、銀行から借りるんじゃなしに  銀行から借りれば金利がかかるから、市の方から財調を取り崩して貸すんです。目先の手だてだけしよるんですね。果たしてこんなやり方で、ええのかどうなのか。2回財政再建団体に転落をして市民の皆さん、職員の皆さん方に、大変な苦しみを与えた、そういうふうなことについてですね、全くもうのどもと過ぎれば何とやら、また同じ道を歩いてるんではないかというふうに、私には思えてならないんであります。事業もそういう行き当たりばったりの財政計画でありますし、この事業の進め方もなし崩し的なやり方だというふうに言わざるを得ないと思います。 先ほども、委員長報告の中でありましたけれども、あの19.3ヘクタールの中の土地利用計画についても、開発のあり方についても、さらには親水池の取り扱い方についても、記念病院との関係、費用負担、譲渡面積の問題、これらについてもですね、今までも指摘をしてまいりましたし、10日の一般質問では改めてこれらの問題を具体的にお尋ねをすることにしてますけれども、疑問だらけというふうな事業になってるというふうに思うんですね。 私はですね、これまでも指摘をしてきたけども、この事業このまま突っ走ったらね、私はその執行部にもよう責任を持てるような答弁が今できてないわけだし、議会の方もですね、それでいけというふうなですね、ゴーサインを、後押しをするだけのデータも何にもないんですね。そんな形でしゃんしゃんしゃんとこの予算を通し、事業も遠くの方から眺めちょくと、我々が。そんなことが議会に許されるのかどうなのかというところでは、我々議会も慎重にこの問題も足元をきっちり見詰めながらですね、審査をする必要があるんではないかなというふうに私は思うところであります。やはり、実力に合った事業を行っていく、財政規模に合った事業にしていく、そういう中で、知恵を出し工夫し、持っている市の市有地をですね、活用していくということの中で、最小の経費で市民の期待にこたえていく道は、私はふくしの里のこの20ヘクタール近いこういう規模でなくてもですね、市民の要望に積極的にこたえていく施策が打ち出せるというふうに思うわけであります。これは、一般質問でやりますけれども、この予算でもそのあたりのところは指摘をし、このまま突っ走ったんじゃ私は委員会で聞いても責任ある、任しときんさいという胸をたたくような答弁が全く聞けませんでした。このような状況では、私はこの補正予算についてもですね、大いに賛成という立場には立てませんので、以上意見を申し上げておきたいと思います。 ○議長(井川成正君) ほかに御意見ございませんか。山田靖明君。 ◆21番(山田靖明君) 一般会計補正予算第6号、議案第1号でございますが、それと公共用地先行取得事業特別会計補正予算第1号について、賛成をいたします。若干要望なりを申し上げておきたいと思います。 このたびの第6号補正は、3億7,000万円を歳入歳出に組む補正でございますが、先ほどもありましたとおり、その財源は基金の繰入金2億4,400万円でございます。この3億7,000万円のほとんどが財調の繰り入れになっております。じゃ果たしてこの財調がどこへ使われていくのかといいますと、それはさきの本会議でもありましたように、ふくしの里造成工事のための土地開発公社への貸付金1億8,000万円となっております。じゃあ、あとの6,440万円はどうなるのか。私はこれがいろいろな理由があるにせよ、ほかの事業に財調を取り崩して補正を組んでいるという今回の内容に私はなっているんではないか。もちろん3日の日の本会議で市民税や法人税、地方交付税等の今後の伸びの話も若干ございましたけれども、補正予算が財調を中心として取り崩して補正を組んでいくということに何か現在下松市が置かれている、財政が置かれている状況というものが、的確に出ているのではないかというふうに考え、大変財政運営について危惧を感ずるところでございます。まあ、事業をやらにゃいけませんし、いろんな事情もあるんでしょうが、そういう形があることにちょっと言及をしておきたいというところでございます。 さて、その内容でございますが、ふくしの里造成工事にかかわりまして、総務委員会におきましても各方面からも視点から論議され、議論をされてまいりました。今後、国庫補助対象事業として、街並みまちづくり総合支援事業や人にやさしいまちづくり事業、そういったものがかなり取り入れられるだろうと、そういったこともありました。長寿線はございました。親水池ももう既に出ておりますが、歩行者専用道路とかふれあい広場、それから斜行エレベーター、そういった10項目余りの今後補助事業を受けてふくしの里建設に取り組んでいくんだという説明がありました。 また、そういった国の補助がまたどの程度の補助対象事業があるのかが明確にならない限り、造成工事の原価も、また財源負担も、それから市が買い戻していく財源としてどれだけ必要なのか、そういったことも明らかにできないという答弁もございました。また、私といたしましては、これだけの大規模な事業が用地買収を終わり、造成工事が進んで発注もされ今取りかかっているときに、いまだにその造成工事の財源も、また市が買い取らなきゃならない買い取り財源についても、金額を明らかにされない、その財源も明らかにされないということは、大変に残念に思うところでございます。 そこで私が、やはり委員会でも質問いたしましたが、そこで気になる1点は、今申し上げましたような10項目にわたる国の補助事業、街並みまちづくり総合支援事業、人にやさしいまちづくり事業という国からの支援事業に、ここにつぎ込まれる国費また市税が、じゃあふくしの里造成工事の原価として、要するに同仁会への用地売却の価格の中にこういったものが算入されていくのかどうか、もちろん市が買い取り価格にも、こういった今申し上げたような国税や市税が投入されたものが、価格に転嫁されていくのかどうなのか、この点について見解を求めました。この点については、目下検討、議論しているという、これも大変残念な答弁で、いまだに明らかにされていないという状況でございました。この点につきまして、私自身もこの国庫補助対象事業がどこまで原価に組み入れていくのかという点では、私自身も研究していかなきゃならない、勉強していかなきゃならない点であるということもその際申し上げたところでございます。 大変難しい問題でございます。ただ、あくまでも特定の個人に経済的利益、特定の団体に経済的利益を与え、そういったことは基本的にはないという、そこらあたりの確かな答弁をいただいておりますのでその線に沿って今後ともこの件は慎重に対応をしていっていただきたいというふうに強く要望を申し上げたいと思います。 なお、今回の補正予算の中で、青木線の築造が入ってまいりまして、補正も組まれております。繰越明許もなされておりますけれども、できるだけ早い取り組み、積極的な取り組みを今後とも期待をいたしたいと思います。 以上、2件の議案につきまして、要望の意見といたして、賛成といたします。 以上です。 ○議長(井川成正君) ほかに御意見ございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御意見なしと認めます。これにて、討論を終結いたします。 これより、順次採決いたします。 議案第1号平成8年度下松市一般会計補正予算(第6号)に対する委員長の報告は可決であります。御異議がありますので、起立による採決をいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(井川成正君) 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号平成8年度下松市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は可決であります。御異議がありますので、起立による採決をいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(井川成正君) 起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 △日程第2.議案第4号平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  (教育民生委員長報告) ○議長(井川成正君) 日程第2、議案第4号平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に関し、教育民生委員長の報告を求めます。  平松委員長。    〔17番 平松輝延君登壇〕 ◆17番(平松輝延君) おはようございます。それでは、教育民生委員会の報告をさせていただきます。 去る3月3日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案第4号平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、3月4日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過及び結果について御報告を申し上げます。 今回の補正は、医療費の伸びに伴い、療養給付費負担金の支払いについて、一般被保険者分3,100万円、退職被保険者分3,500万円、計6,600万円が不足すると見込まれますので、歳入歳出予算にそれぞれ同額を追加計上し、補正後の予算総額を31億1,857万8,000円にしようとするもので、この財源といたしましては、国民健康保険税、国庫支出金及び療養給付交付金を充当するものでございます。 審査の過程におきまして、質疑及び答弁がなされましたので、その主なものを御報告をいたします。 1点目、今まで国保税の過年度分の減額補正をしたことはなかったが、どのような理由によるものか。 これに対し、過年度分については、10%ぐらいの収納率を目標として当初予算に計上したものであるが、現年度分の収納に重点を置いた結果、過年度分については、8年度も昨年度並みの実績になるということが、昨年12月時点で判明をいたしましたので、今回減額補正した、という答弁がございました。 2点目、国保税の一般現年度分の収納率が93%以上になれば、調整交付金5%のカットを免れるが、この数字はクリアできるのか。 これに対しまして、平成8年度までの3年間、収納対策特別事業を実施して努力してきた結果、収納率は徐々に上がってきている。7年度末の実績は92.48%であったが、昨年12月時点で前年度実績を比べると0.5ポイントの上昇があり、これを加えるとぎりぎり93%の見通しである。との答弁がございました。 3点目、インフルエンザが昨年からことしにかけて流行しているが、国保会計への影響はまだ出ていないのか。 これに対し、12月分まではすべての診療分について把握している。昨年12月診療分は伸びているが、過去の12月分と比較してそれほど伸びてはいない。診療実績は2カ月おくれで届くので、1月、2月分については3月半ば、4月半ばでないと、インフルエンザが本市の国保財政にどれだけ影響しているかわからない。との答弁がございました。 4点目、国保証の交付状況はどうなっているのか。 これに対しまして、この2月末の未交付が196世帯分ある。本年度も新しい国保証への切りかえのPRを市広報で行い、切りかえ期間が終わった後2回ほどはがきによる通知など努力をしているが、はがきの届かない世帯なども含む不在世帯などがかなりある。また、当面保険証を必要としない世帯もあって、196世帯が未交付という状況であります。との答弁がございました。 審査の結果、議案第4号平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(井川成正君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第4号平成8年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
    △日程第3.平成8年請願第3号山口県立東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書  (経済水道委員長報告) ○議長(井川成正君) 日程第3、平成8年請願第3号山口県立東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書を議題といたします。 本件に関し、経済水道委員長の報告を求めます。  内山悦治委員長。    〔19番 内山悦治君登壇〕 ◆19番(内山悦治君) 経済水道委員会の報告を申し上げます。 平成8年9月の定例会におきまして、当委員会に付託され閉会中の継続審査となっておりました、「平成8年請願第3号山口県東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書」につきまして、昨年11月22日及び本年2月24日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過及び結果について報告を申し上げます。 この請願の趣旨は、平成10年から施行されます理容・美容師法の改正に伴い、修業期間の延長など主な理由として、同校の理容科、美容科の廃止が検討されているところであり、山口県に対して理容科、美容科の存続と養成過程の充実を要望する意見書の提出を求めているものであります。 審査の過程におきまして、各委員から意見がありましたので、その主なものを申し上げますと、県内の理容・美容の組合が同様の学校を経営しており、公立と競合すると生徒数も少なくなり経営が難しくなるが、組合も継続を了解しているようだし、安く勉強でき資格も取れる東部高等産業技術学校理容科・美容科が継続される方がよい。 以上のような意見がありました。 審査の結果、「平成8年請願第3号山口県立東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書」につきまして、全員異議なく採択すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(井川成正君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。本件に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。 これより採決いたします。「平成8年請願第3号山口県立東部高等産業技術学校理容科・美容科の存続を求める請願書」に対する委員長報告は採択すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御異議なしと認めます。よって、平成8年請願第3号は原案のとおり採択することに決定いたしました。 ここで10分間休憩いたします。午前10時48分休憩 午前10時58分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第4.議案第11号平成9年度下松市一般会計予算       議案第12号 平成9年度下松市林野特別会計予算      議案第13号 平成9年度下松市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第27号 下松市住宅新築資金等貸付条例を廃止する条例      議案第14号 平成9年度下松市緩衝緑地特別会計予算      議案第15号 平成9年度下松市公共用地先行取得事業特別会計予算      議案第16号 平成9年度下松市下水道事業特別会計予算      議案第37号 下松市下水道条例の一部を改正する条例      議案第17号 平成9年度下松市国民健康保険特別会計予算      議案第18号 平成9年度下松市老人保健特別会計予算      議案第19号 平成9年度下松市水道事業会計予算      議案第20号 平成9年度下松市工業用水道事業会計予算      議案第21号 平成9年度下松市簡易水道事業会計予算      議案第22号 下松市手数料条例の一部を改正する条例      議案第23号 下松市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正す              る条例      議案第24号 下松市行政手続条例      議案第25号 下松市固定資産評価審査委員会条例      議案第26号 下松市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例      議案第28号 下松市文化会館条例の一部を改正する条例      議案第29号 下松市立学校施設使用条例の一部を改正する条例      議案第30号 下松市公民館条例の一部を改正する条例      議案第31号 下松市立図書館条例の一部を改正する条例      議案第32号 下松市体育施設条例の一部を改正する条例      議案第33号 下松市末武総合福祉センターの条例の一部を改正する条例      議案第34号 下松市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例      議案第35号 下松市国民宿舎条例の一部を改正する条例      議案第36号 下松市笠戸島家族旅行村条例の一部を改正する条例      議案第38号 下松市水道事業及び簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例      議案第39号 下松市工業用水道事業給水条例の一部を改正する条例      議案第40号 下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(井川成正君) 日程第4、議案第11号から議案第40号までの30件を一括議題といたします。 本日配付の日程別紙Cの質疑順により、これより順次質疑に入ります。 議案第11号について、御質疑はございませんか。中谷茂樹君。簡潔にお願いします。 ◆11番(中谷茂樹君) やられただい。ちょっとしゃべりにくうなったのう。簡潔にということでありますから、中身を濃いく、簡潔にやることにいたします。 まず、税のことから尋ねます、歳入ですね。これはですね、私はかつてこの納税組合に対する前納報奨金が100分の0.5というのは高いじゃないかと、今日の金利から照らし合わした場合にこれ下げるべきだということを指摘をいたしました。その結果、これは100分の0.3でしたかね、0.3でありましたね。これはまあそういうふうに下げてきております。 そこで今回のですね、予算の中で見ますと、最初に申し上げておきますが説明資料の中身の何ページでしたかね、前納報奨金、説明資料の方の前納報奨金というのがこれはページが13ページになりますが、説明資料のね。この中で納期前納付ですね、報奨金が800万円が同じく800万円になっておりますが、予算書の方では説明欄で830万円になってます。これはミスプリントじゃろうと思いますが、あえてこれを追求する気はありませんが、これはできれば正確にですね、お書きいただきたいと。 それでは、本論に入りますが、今回納税組合への報償費を80万円、賦課徴収費をですね、廃止をしております。これは、非常に評価をいたします。しかし、言いかえれば当たり前かもわかりません。そこでですね、納税組合のこの補助金ですね、納税組合に対する補助金、これが2.8%という高利であります、高利ですよ。これは毎月ですね、納税組合長が集金されたり、あるいは私たちが加入しておるように農協の方々が口座の中から振りかえて落としたりされる。こういうものに対するですね、ものでありますが、この2.8%というのではですね、これは今の低金利時代に、超がつくんですから、超低金利時代にこの2.8%をそのまま置くべきじゃないという考えを持ちますが、それに対する御考えをひとつお聞かせをください。 それから、次はですね、一借の問題です。これは、3,000万円の利子を計上しております。25億円の最高の限度額の一借の枠をとっておりますが、この今ですね、積み立てております基金の中から約40億円ぐらいのですね、繰りかえができるものがあるわけですね。果実を運用するものについては、これは条例の中に明記してありますが、これは、繰りかえという言葉を使ったり繰りかえ支出という言葉やらを使っておりますが、要するに一借を減して、そして繰りかえ運用の方を大いに活用すべきじゃないか、ということはですね、借る金が今大体1.9%ぐらいですね、借る金が。だから、したがって、政府債なんか借るよりも縁故債の方が安いわけです。それで、預ける金はですね、スーパー300でも多分6カ月か3カ月でこうローリングしてるんだと思いますが、スーパー300とかあるいは大口定期なんかは、6カ月で0.4%です、預けた場合。借れば1.9ぐらい。だからもう少しこの一借を減して、そして繰りかえ運用を活用すべきじゃないかというふうな意見を持ちますが、御見解をお聞かせをいただきたいわけであります。 それからですね、次はこの、このごろ非常にですね、金融機関もいわゆるディスクロージャーとかあるいはこの規制緩和とか、こういうもののためにですね、かなり安く、また営業活動も活発になってきておるわけですね。特に、企業もそうでしょうけれども、地方公共団体も彼らの営業の的になっておるわけです。したがって、都市銀行もですね、恐らく本市にもそういう営業活動で見えておると思いますが、従来のような閉塞された市内の業者、市内の金融機関、しかもですね、長期信用銀行とか信託銀行とかあるいは証券会社とか、そういうところは全くおつき合いはないようです。それをいい悪いと私は今申し上げるわけじゃありませんが、もう少しグローバルに、グローバルって外国を入れるわけにゃいかんでしょうけれど、広げたですね、取引関係を始めるべきじゃないかというふうに考えます。聞くところによりますとですね、近燐の自治体ではもう都市銀行との取引も始まっておるようでありますから、その辺に対する見解をお聞かせいただきたい。 それからですね、次は、この前にですね、意見のときに前回の議会で申し上げたと思いますが、燃料費の購入について、これは同僚の議員も一般質問でお尋ねをするようでありますから、深くは尋ねたくありませんが、あのとき私が指摘しました市内、県内14市の中で、光市と下松市が一番、例えば例をとればガソリンでありますが、ガソリンをなぜ高いの買いよるんかと、で私が考えてみますとですね、まあ別に弁護士に聞いたわけじゃないんですが、これは各自治体ともそういう買い方をしとる、いわゆる石商との交渉ですね、これはどうも公取が云々という話もないし、独禁法云々も関係ないんかなあと思うんですが、多分恐らく上限をと、今113円にこの前のときは設定しておりましたね、契約金額を。だから、上限をというようなことで逃げてんじゃないかと思うんですが、私はこれはね、もう統一してるんですよ、値段を。だから、もう独禁法、かかわり近いところにきているような気がしてならないんですが、これは自由にですね、今の時代にどこでも安いところで買えというふうに考えますが、その点について、安いところは例を申し上げますと、この前申し上げましたように下関とか宇部なんかは103円で買うておるんです。ガソリンに例をとるんですよ。軽油はきょうは言いません、簡潔にていうて議長から指摘をされておりますから。そこで、ガソリンだけに絞れば103円ぐらいで買うておるわけです。ここは、113円で買いよるわけです。だから、小さい経費で大きな行政効果ということを常に市長はおっしゃってるんですから、その辺に対する見解をひとつお聞かせをいただきたい。 それからですね、これ私は考え違いしとったんじゃろうかと思うんですが、あの例の市政だよりですね、今回ぐっとふえておる。今までの民放に453万6,000円ですか、これは民放3社に出してた金ですが、今回ケーブルテレビに630万円、これは原稿料だろうと思うんですよね。要するにもとをつくらなきゃならない。したがって、放映料はただですということになるんでしょうが、私は、まあ全くこっちのミスでしょうけれど、これはすべてサービスでやってくれるんかというように考えておりましたが、この辺をひとつ私の見解が間違ってたんだろうと思いますが、もう一遍御説明をいただきたい。 それから、さっき言い忘れましたが、税のことでですよ、税、税金に戻ります。法人市民税の申告制でありますから、この内容についてですね、個人の企業の場合は徳山税務署の方が一番もとをつくりますね。それに対して市の税務課は連絡をしながら、向こうのコピーをもらうていいますか、そういう形をもってそれに対して税を賦課していくわけでありますね、市県民税は。ところが法人の場合は、税務署の申告された額に対して、市民税は照合はやらないと思います。そうするとですね、法人の申告は、所得に対して従業員数で案分するわけですから、それが住民税として納付されると、その場合にチェックですね、チェック。例えば、従業員が50人しかおらんのに、いや50人もおるのに、例えばそれを35人で申告したとしますね、案分した場合。特に本社あるいは工場が市内に1社1工場の場合は、こういうことはあんまりない。が、しかしながらですね、営業所とか支店とかを本市に持つ場合には、本社の所得の総額に対して下松市の営業所、支店その他工場等で働く者に対する従業員数で案分されて税金がかかるわけです。これが申告制になってるからですね、追跡調査がなされなければ、先ほどの個人企業化のような税務署に追徴をされた場合には、即市民税もそれに沿うて追徴されるというふうなことが考えられないわけですね。それがしたがってですね、滞納ちゅう言い方は今ごろは言わなくなって申告漏れという格好のええ名前使うておりますが、それは脱税になるわけですからね。そういうふうなチェックをどのようにしてやっておられるか。 それから次行きます。この間不幸にもですね、桜大橋で交通事故がありました。このことについてもまた、同僚の椎山議員がまたるるこの一般質問をやるようでありますから、私はできるだけ簡単に言いますが、気の毒に18歳でしかも彼に何の瑕疵もないのに、命を失のうたということでありますが、これは私はね、大きい道路で自動車の追突とかいうふうな事故とは内容が違うと思います。私は専門家でありませんから、あそこの橋の構造や設計に欠陥があるとはよう申しませんが、なぜ、この間つくったあの橋にもう既に3件も事故が出ておるようですが、私は警察へ行ってですね、担当の署の方にお話を伺いましたけれど、今40キロ制限になっておりますね、あそこが。それから職安の周りから駅の方へ向いては30キロ、これは忘れんうちに言っておきますが30キロは将来なくなってすべて40キロにするんだそうです、これは警察の方が言われるんですよ。 それから、この間の事故ですね、この間の事故について下松工業高校のこの若き命を落としました、これは村木君ちゅうんですかね、この方のことについて触れてみたいんですが、時速40キロで走った場合には、ブレーキを踏んでも空走距離、空走りが11メーターあるそうです。そして、制動し始めてですね、とまるまでがですね、同じく11メートル。だから22メートルはですね、40キロで走って踏んでもとまらんのだそうですよ。で、あそこの場合に川の一方から向こう側に歩道の方の人が通っている場合に運転席から頭が見えるのがですね、32メートルだという計測をされております。ごめん、25メートルですね、25メートル、近寄らないと見えないと。これは、ほかの大橋、例えば大河内とか、あるいは殿ケ浴とかありますが、なぜ、あそこには事故がないかと私は現地をこう行ってみました。そうしますとですね、どちらも対岸にですね、左岸、右岸に市道がありますね。それがですね、大きい道路の方へ向かってすべてこう上りになっている、また大きい道路を越えたら向こう側では下りになるというふうに、小さい道路が皆上りになっている。ところが、ここの桜大橋の場合には佃のところのあの横断歩道まではですね、急勾配、あそこへ行ってですね平面交差にしておるということは、あの東柳通りの2号通りですね、東柳2号通りを平面で交差させよるという無理があるから見えにくいんではないかと、一方は。こういうふうに私は考えますが、その辺の見解、わかりますね、言うことは。 それで次行きますよ。どのようなこの事故防止に対する今後の方策というか対策ということをやろうとなさっておるか。 それから、そこにですね、凍結防止のいわゆる塩カルを置いておりますね。この塩カルはですね、だれかがいたずらに裂くんでしょうけれど、この間事故のあった時は、たまたまあそこには塩カルがまいてなかった。ほかの橋には皆まいてあったそうです。それは、警察のパトカーがほかの橋は職務上の問題じゃないけれどまいてくれてるんだそうです。たまたまあの日にまくのを忘れたというか見落としたとこういうことでした。で、あれはですね、塩カルはだれがまくのか。どなたにまくことをお願いしてあるのか。アクセサリーで置いてあるんとは思いません。その辺をひとつお答え願いたい。 それから、特に申し上げておきますが、下松工業高校の生徒主任とかいう方でした。その先生はですね、これからあの道路は通学道路で永久に通る道であるから、最大の事故がないように努力をしてもらいたいということをですね、涙ながらに訴えておられました、私と対談したんです。 それから、もう一つ最後。市長さんは、あの犠牲者に対してお悔やみに上がられましたか。 次、今回あの小型浄化槽、これ民生の話ですね。小型浄化槽がやっと腰を上げて、予算何ぼじゃったですかね。幾らか計上してましたね。500万円ばっかりじゃったかな。そこで、県内14市の中で下松が一番腰を上げるのが遅かったんですね、やっとここで腰を上げた。もう早いところは岩国なんかですね、もう100何ぼもやっとるわけです。この小型浄化槽の対象区域、それから負担割合ですね、補助金があるようですが、その辺を説明してください。 それからですね、次行きます。今度は今までのし尿浄化槽、このし尿浄化槽の維持管理の問題ですが、大体半分ぐらいはですね、設置をしております半分ぐらいは、維持管理がないやりっ放しなんです。これは、五、六年前に私は指摘をしたことがありますが、これは法律ではですね、何も処理業者に委託をして管理をしてもらわなきゃならないということは書いてないんですね。設置者の義務になっておりますから、設置者がやってもいいということはですね、設置者がこの維持管理、毎月毎月薬を入れたり、あるいは1年に1回抜き取ったり、そんなことはできるわけないんですから、こういうざる法がいまだに存在しておるわけですが、この今後のこれは恐らく市には権限がないと、ね、徳山の保健所だというふうに言われることはわかってるんですが、そうじゃなくて、市民というのは窓口はやっぱり保健所であろうと建設省だろうと市が窓口ですから、市民は、その辺をどういうふうな指導というか管理体制をやっておられるのか。それから特に公共施設の学校、公民館、次にこの大城、特に大城はですね、このどういう浄化槽、合併浄化槽をつくってるんか、あるいはし尿だけでですね、あとは垂れ流しなのか、もし垂れ流しであったとするならば、これは水質汚濁法に抵触するであろうと私は思います。 以上を、まず、そこまでしときます。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 中谷議員さんの御質問にお答えいたします。お答えいたします前に、私どもが作成しております平成9年度の予算説明資料に一部誤りがありましたことをおわび申し上げたいと思います。この資料の13ページの、先ほど中谷議員さんの御指摘のとおりでありまして、13ページに税務総務費の項目で、納期前納付報奨金の額が800万円、それからこれも前年度8年度の数字でございますけども、これが9年度も800万円となっておりますが、これは、誤りでございまして、830万円に御訂正をいただけたらと思っております。 それで、御質問の中で、納税組合の補助金これは現在規定によって100分の2.8という率で設定をされております。これが高過ぎるんではないかという御指摘でございます。我々も県内のですね、いろんな状況調査もしておりますし、以前からこれは検討はしておりまして、現状の納税組合の活動状況等から見てもですね、若干高過ぎるではないかという感じを持っております。これにつきましては、今後見直しをしていきたいと、このように考えております。 それから2番目に、市が行っております、いわゆる一借の運用の問題でございます。 1点は、繰りかえ運用ですね、繰りかえ運用をもっとふやすべきではないかと。で、御承知のように現在市の方でも積立金等のですね、中から繰りかえ運用を実際にはやっております。少しずつふやしてはおりますが、今後もですね、この繰りかえ運用については可能な限りふやしていきたいというように思っております。 それからもう一点、同じ一借の運用の問題で、都市銀行の関係もですね、取引関係として広げるべきではないかという御指摘でございます。我々としてもやはり地場の銀行にですね、非常に指定金融機関あるいは収納代理機関、こういったことでいろいろお世話になることもあります。また、地場の企業の育成という立場もありますので、全面的に都市銀行にかえるということは不可能だと思います。しかし、やはり全体としてですね、今後都市銀行からの借り入れについても検討する必要はあるんじゃないかとそのように思っております。 それから、燃料費の購入の問題でありますけれども、御指摘のように光、下松、各市に比べると若干高いという問題がございます。我々も今、石油商組合とですね、そういった状況もお話ししながら可能な限り引き下げていただくようにお願いはしておりますし、これからもその努力は続けていきたいと、そのように思っております。 もちろん、これはあくまでも上限でございます。上限でありますので、これより低い価格でですね、購入されるのはもちろん大いに歓迎しておるところでありますが、これが上限でなくてその額でですね買うということになっては、ちょっとぐあいが悪いと思います。まあその辺は今後それぞれの課にですね、通知をし、そういう認識で購入をしていただくように指示はしたいというように思います。 それから、法人市民税の関係で、特に他市にもある本市にもある他市にもある、いわゆる分割法人に対するですね、従業者数の把握の問題がございます。これは、確かに御指摘のように申告制ということになっておりますので、その辺の申告だけに頼ることについてはですね、若干問題もあるような気もいたしますが、現実に調査そのものが極めて困難であるという問題もございます。そういったことで、現状の申告制でいかざるを得ない面もあるのは事実であります。そこら辺でこの点についてはですね、御理解をいただきたいとこのように考えております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 桜大橋の付近での事故につきまして、私の方にかかわることを御答弁してみたいと思います。 これは、桜大橋は平成5年11月から桜大橋のところを通行のオープンをしております。これは、過去にも出てまいりましたが、市街地の道路でございますから、いろいろと道路のつくるときの基準がありまして、4種2級という形で、スピードは30キロ程度だと、道路の勾配は最大10%までですよと、そういう約束の中で橋をつくり、大手線をつくっていった経緯があります。これには、車は1日どれぐらい通るかという想定では、大体4種2級という市街地の道路では、大体4,000台から1万台程度というふうな想定で、道路の幅員等、勾配、そういった先ほど言われました見通しの距離と申しますか、安全視距というような言い方をしておりますけれども、これは大体運転される方の目の位置が地表から1メートル20ぐらいでございますから、1メートル20のところから前方、道路上10センチのところが見えるのが、何メートルかというのが実はあります。これが、先ほど25と言われましたが、最初言われた32メートル程度のですね、橋上で視距がございます。スピード的にはそういう問題。制動は確かにお調べのとおり、22メートルという制動距離があると思います。これは、道路の状況とかぬれておるとか勾配とかいろんな状況によって違うわけですが、見てとまるのが40キロぐらいのスピードで22メートルと。で、50キロぐらいのスピードで32メートルぐらいでとまるというふうに通常なっておるわけです。 前置きが長くなりましたが、私たちもいろいろとやかく言いましても現実に事故が起きちょるじゃないかと言われますとなかなか痛いところがあるわけでございますが、現在、警察で私どもも事故を統計的に調べてみますと、近年では大体年間に1,800件ぐらいの事故がありましてですね、人身に絡むのが380件ぐらいあるわけです。毎日毎日その1件ぐらい平均どなたかが大けがされとると、物損がその1.5倍ぐらいあります。そういう形の中で、亡くなられる方というのがですね、去年ことし4名、5名というような方がおられるわけですが、たまたま先ほどの件に触れられましたけれども、我々としたらですね、この道路が通常有すべき安全であるかないかというような判断もあるかと思うんですが、これは、時代の一つの流れ、皆さんの総意の中でですね、この状況も変わってくると思うんですね。私たちが何ぼ安全と言っても安全ではないと皆さんが言われれば、安全でないのかもわかりませんけどですね、それと道路を利用される利用者の方、今回運転者の方ですが、運転者の方がその適切な利用をされていたのかどうなのか、スピードとか前方の不注意の問題とか、いろいろな落としもあったのではなかろうかと、スリップ事故であったかもわかりません、まだ調書がとれないそうです。で、私たち道路を管理する者のですね、管理者の限界がどこまでなのかと、これが今言われました塩カルはだれがまくのかというふうな意見につながるんかもわかりませんが、私たちは担当者ぼけのところもありますが、塩カルがことしも50万円ほど組ましてもらっておりますけれども、予算にですね、一雪が降りますとですね、大体30万円ぐらいの塩カルを配って歩きます。34路線のですね、65カ所ぐらいのところに私どもが危ないなと思うのは配って歩きます。桜大橋も配って歩く範囲に入っております。そういう形で大体1俵が2,000円ぐらいかかります、買ってきて置きますとですね。そういう形で配っておりますが、いまばかと申しましたのはこれは必要に応じて道路を利用される方がおまきいただこうというふうに思って置いておったわけでございます。市がまくつもりで置いておったわけじゃないところもあったわけですね。もちろんパトロールしますから気がつきましたらまきます、気がつきましたらですね。ただ残念なことには、私たちは今までは提示以外のところはですね、特段なことがないと雪が降るからまた凍結しとるかもわからんからというんですね、事前にまくことは余り努力してなかった部分もあったやに思います。ただ、お断りしますけれども、皆さん方の御意見がですね、そういう方向になれば、予算も皆持っていって道路管理をどこまでやるかというような問題も出てきますですね。現在の状況はそういった管理の限界、また利用される方のそういう利用の、安全の利用の問題があるのか。 それと、3件と言われましたがですね、これは警察の方からコピーしてきておりますけれども、2件なんですよね。5年の11月にオープンしまして、6年の8月に市内の奥さんがですね、マミーの方へ行こうとされたんでしょう、大橋から100メートルぐらい離れております佃印刷のところでですね、マミーの方に自転車で行こうと思いまして、マミーの方からと大手線との右折をする車との接触で亡くなっておられます。そういう問題もあります。大橋の付近であったのは、今回を入れて2件ありますかもわかりませんが、私たちも道路の管理につきましてはですね、事件が最初に起こりましてすぐ、あれは実は青の点滅灯であったのをですね、黄色の点滅灯にし、それから減速ラインをですね、道路にマーキングしたりですね、そういったことはしとります。今回事故が起こりましてですね、より以上管理をする上において、何があろうかと、ノンスリップ塗装があるのか、信号機の問題なのか、看板なのか、その他ですね交通安全の啓蒙なのか、いろいろあると思いますが、今後できることは、人命にかかわることでありますから積極的にやっていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 河村市長。 ◎市長(河村憐次君) 見舞いに行ったかどうかという御質問でございますが、行っておりません。私が見舞いに行ったというのはですね、市の職員で徳山で交通事故を起こしまして、児童が亡くなったということがございましたときだけは、見舞いに行きましたけれども、交通事故で亡くなったからといって見舞いに行ったことはありません。 以上。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 市政だよりのことについてお尋ねでございますが、前年と比べて大幅にふえておりますのは、御指摘のようにKビジョン分でございます。去年は年度途中でKビジョンを予算化しましたから、当初予算対比では全く純増ということでございます。予算説明資料に書いてありますように、680万円でしたか、本年当初で組んでおるわけですが、放映料は会社との間では、放映料無料、制作料がこの600数10万円で放映料は無料で放映してくれるという協議になっております。去年の予算化のときには一応御説明申し上げておりますが、委託料の設定のときにはですね、国内方々の都市で実際にこういうものをやっておるところの最近の例を集めまして、その中で適当であろうと考えられるような単価で契約をしております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 河村収入役。 ◎収入役(河村敏雄君) 都市銀行から低い金利で一時借り入れしたらどうかという御質問でございますが、実際は本市の場合は指定金融機関と当座借り越し契約を結んでおりまして、これを現実に利用しておりますが、非常に低い金利でございます。都市銀行が言っております金利の半分ぐらいの金利でですね、当座借り越し運用ができるわけでございまして、現実にそういう当座借り越しの利用と繰りかえ利用、これを併用すれば都市銀行よりも低い金利で運用できるということで、現実もそういう形で運用しております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 中谷議員さんの合併浄化槽に関するお尋ねでございます。対象区域といいますか、エリアでございますけども、基本的には公共下水道計画区域とそれから農業集落排水の計画区域を除く区域というふうに考えております。大体、河内、吉原、小野、黒杭あすこのあたりですね、それから切山の上、大字切山、上、下という周辺になると思います。久保市の周辺ちょっと一部除くところが出てまいります。それから、来巻の方は東、西、東和町、それから山田上、下、笠戸島全域ですね、それから米川については、先ほど申し上げましたように今計画されております農業集落排水の計画区域を除く区域ということになろうかと思います。 次に負担割合についてでございますけど、国、県、市でおのおの3分の1ずつですね、補助をするわけですが、これは補助対象部分はですね、生活雑排水部分に係る部分のみが補助対象になるということでございまして、し尿関係の槽に係る費用については、補助対象にならないということでございます。 例えて申し上げますと、合併浄化槽をつくろうとすればですね、ちょっとやはり80万円程度は少なくともかかるんではなかろうかと思っております。5人槽の場合、国、県、市でそれぞれ10万円ずつ出しまして、30万円の補助をということになります。ですから、実質的には約3分の1ぐらいの補助しか実際に工事をした場合にですね、取れないのではないかというふうに見込んでおります。 それから、次に浄化槽の維持管理、公共施設の管理はどうしているかということでございますけれども、浄化槽の維持管理につきましては、先ほど中谷議員さんがおっしゃいましたようなことで現在維持管理をしているわけですが、本市といたしましてはですね、市民からいろんな相談や苦情等があるいは要望等が出てまいりますが、これにつきましては、徳山保健所と連絡をとりながら対応いたしております。市民への啓発としては、以前にも申し上げましたけども、浄化槽の適正な管理をしていただくよう広報等で啓発を図っているという状況でござます。具体的に大城の話が出ましたが、これは合併浄化槽で処理をされているというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 中谷茂樹君。 ◆11番(中谷茂樹君) 企画部長さん。これは我々の考え違いじゃったんだろうと思うんだが、4,000万円の出資したんだから、ね、あとはもうただでやってくれるんじゃ、ええことじゃと、もろ手を挙げて賛成しちょったが、この630万円は年々年々変わっていくからこのぐらいの金額に近い数字で予算計上していくと思うが、この制作費ちゅうのはこれはずうっとかかってくるんですか、毎年毎年。それでね、そうするとね、何か4,000万円も出して、そして今度あと600万円も入れて、今まで民放で400万円、あわせて1,000万円からこれ出しよるわけね、放映料を。放映料といったらおかしいが、同じようなもんですよこれは。制作費であろうと放映料であろうと同じだ。これはちょっとね、もう少し600万円を値切れ、安くやらせる方法はないか、こういうこと。 それから、建設部長さん。淡々とこう反論的におっしゃいましたね、あなたの顔見ちょりゃわかるんですが。あのね、こういうことを言いよるね、あなた、いいですか。安全の利用の問題、これ意味がわからん。この辺をよう説明してください。 それからね、信号があすこは、何だ、歩行者専用ベルですな、私はあの信号は押したらすぐいうことを聞いてくれる、即、対向ですか、車がとまるようになっておりますと、で歩行者がすぐ渡れますということを警察で聞きましたんで行ってはかってみましたよ。おっしゃるとおりすぐかわりますよ。ところがその啓蒙が足らないんだ。皆さんはですね、私を初めとして、あの歩行者専用のベルはですね、押しても当分変わりゃせんと連動してますから、ええくそどうなるかちゅうからちょろちょろと渡るわけですよ。で、ここをね、やっぱりベルの上に、この信号は押せばすぐ変わりますから必ず押してくださいとかいうね、やっぱり愛情がなきゃいけんね。つけときゃええちゅうんじゃだめですよ。これが政治ですよ。 それから、どうもその塩カルにしてもね、だれがどうのちゅうのは、どうも、あなたは、専門語か何かよう聞き取れなかったというか、解釈しにくかったんだが、国道や県道は業者に委託さして、これをばらまいておるというふうに受け承っておりますが、違いますか。 それからですね、あと何があったんかいな。民生部長、あのね、やっぱりわしが考えちょるとおりじゃわ。保健所が云々じゃからって逃げんにゃしょうがないもん、あなたがね、あしたからやりかえますちゅうわけいかんでしょうよ。 この今おっしゃった来巻とか何とかずらーっと出ましたね、どこから優先順位をつけますか。申し込み順番に受けるのか。例えば米川にしましても、今現在凍結というか中止というか、行き詰まっておるようですが、これは集落排水をやる予定になってますよね。その区域は外すであろうと私は思うんですよ。笠戸島についてもですね、行く行くはいずれですね、漁業集落ちゅうのはやらんにゃいけんでしょ。そういうことであるのにですね、線引きをしないと。例えば、米川であれば、菅沢あるいは下谷、山中この辺までが私は中に入ると見てるんですがね。それと外れたとこの滝ノ口からね、ずっと上の方へ行ったらこれはもう全然、まあやろうといっても向こうがやらんかもわからんですよ。くみ取りの方は畑しとる人もあるんですから。その辺がね、今の説明ではね、ちょっとその私は、あっそうかと言うわけにいかんのですがね。もし、あなた資料がなけりゃこれから勉強してください。そして、また教えてください。 大城は、あなた水質汚濁じゃなしにこれは合併と。 それからね、補助金の問題の負担割合ですが、国、県、市が3分の1とおっしゃいましたね。そしたらね、1つの浄化槽でこれだけはおしっこですよと、これだけは雑排水ですよと、これだけはふろ水よとどうして区別する。し尿浄化槽部分については、補助は対象にならないと、こういうお話でしたね。違いますか。どこでそれを分けるんですか。あの1つの槽を埋めるんでしょう。今まであるところのし尿浄化槽、単独のやつと同じ形と思いますよ。どうせバクテリアでの作用で浄化するんでしょうから、ちょっとその辺がやっぱり説明が足らんというか、私が頭が悪いんか知らんが、ようわからんから、もう一遍その説明をしてくれますかね。 以上です。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) Kビジョンの情報番組でございますが、ごらんになってると思うんですがね、名前は「みてみて広報潮騒増刊号」ちゅうんですいね。市の広報の一環としてやっておるわけです。Kビジョンという電波を通じてですね、視覚、聴覚による、要するに見やすい、わかりやすいようなそういう地域を下松市そのものを、下松市の皆さんあるいはこのテレビの入る区域の皆さんによく理解してもらう、そういうような意味合いでやっておるわけで、広報活動でやっておるわけですよね。ですから、その広報をつくるのに制作委託料を払っておるが、放映料については、サービスでただというのが、これは去年の補正予算のときに十分御説明したはずです。で、値切れと言うて、えらいひどい勢いですが、実は単価そのものを決めるときにもですね、全国の方々でやっておるとこを見ましたら、単価というのがいろいろばらばらにあります。現在私の方でKビジョンと契約しておりますのは、普通の絵の20分番組でありますが、1分当たり1万円、その20分でですね。月に2本の12カ月。こういうもんでそれに消費税を加えてこの金額になっておるわけですが、これが場所によってはですね、2万数千円というのもあります。若干安いところもあります。そういうのをいろいろ調査いたしまして、1万円ということで決めたわけでございます。値切るとか値切らんとかという問題ではない、というように私の方は理解しております。 以上です。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 3点ばかり、中谷議員さんお尋ねと思いますので、お答えしたいと思います。 第1点目は、紋切り調で言ったかもわかりませんが、これはぜひですね、反論したわけではございませんで、よくお考えいただきますと、問題が出ましたので、「中谷議員さん、教えてくださいね」というような問題も投げかけたようなところがあります。頼りにするところもございます。 適切な利用というのは言葉が足らなかったかもわかりませんが、あれは、4,000台ぐらい通っておる、割と市街地を流れる車にしては多い道路で、1日に4,000台ぐらい通りますし、「40キロ程度で走行してくださいよ」というのをもう法的にお願いしておるわけです。 で、今回の場合は車ですから、厳しい言い方をさしてもらいますと、皆試験を受け、免許証を取って、40キロ以下で走らんにゃいけんのと知っておられて、スピードを出される方が割と多いわけです。今回はどうかわかりません。まだ、現在いろいろな問題があって調書がとれないそうです。 ですから、警察の方でもどうなってどうなったかというのは立証されておられません。先週の金曜日現在ですけど。そういった形で、たまたま警察の統計にも平成8年度も375件の人身事故がありますけれども、やはり、そういった前方の不注意とかスピード違反であろうというランクに入っておりますのが84%ぐらいになります。 ですから、ほとんどの事故は、無法運転もスピード違反とかの中にはありますけれども、ほかのパーセンテージでありますが、ほとんどがスピード違反と前方不注意、直ちにとまれなかったというような事故が84%だというのは統計的には出ております。 ですからやはり、私たちは、道路管理者は道路管理の責任がありますから「40以下でお願いします」というとき、皆さんが「40以下で走れるか」と言われるそしりもあるかもわかりませんが、40以下で走られてなお事故が頻々と起こるといえば、これは道路が悪いんじゃないかということに、イコールにつながってくる問題もあるかと思います。 これを、先ほど言いましたように、私たちは、道路  、橋は通常有すべき安全性を備えておる橋だ、というふうに私は断定したわけでございます。ただ、今言いましたように1日4,000台ぐらい通っておりますけれども、たまたま2件ほどそういう接触事故があり、とうとい命が亡くなられたことは紛れもない事実でございますから、それがどうこうということも申し上げられませんけれども、そういうふうにいろいろな社会情勢の変化の中で、そういった弱者の問題、保護者と  1件は保護者と単車なんです。1件はまたそれと違って、状況が違うと思いますが、橋上でスリップをされたという証言までされておりますが、それから40メートル走って俊敏である高校生3人をはねておるわけです。だから、ふわーっと行ったんでなしに、私は、相当なスピードを持って、その40メートル先まで行ったんではないかなあと、事故現場までですね。これはわかりません、私は素人ですからですね。そういう問題ですから、できるだけ適切な利用と言いましたのが「40キロて書いてあったら40キロ以下でお願いしますよ」というのが、道路管理者の一端としての判断というふうに述べさしてもらいました。 それから、「信号機に、ベルの辺にでもその案内をつけえや」ということは確かにいいことだと思いますから、これは、公安委員会の方にお願いしまして、実現できますようにやってみたいと思います。 ただこれは、どの信号機もどの信号機もというようになるのかどうなのかというのは一般的な判断にゆだねるところがあると思いますが、今回は、御指摘が「あすこの信号機には」ということでございましたので、お願いしていってみたいと思います。 それから、塩カルの散布は、市も必要に応じてまいております。夕方または日中、どんどんどんどん雪が降って、これは、業者も活動しておりますから、あすことあすことあすこをというんで、さっき言いましたように、65カ所ぐらいは、こちらができるだけまいた方がいいと思うところはできるだけまいております。国道、県道もそうだろうと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 合併浄化槽に関連をしまして、優先順位はどう考えているのかということでございますけども、これから市の広報等でいろいろと啓発をしてまいりたいと思いますが、どれだけの需要があるかわかりませんけども、多かった場合については、今、中谷議員さんのお話にもありましたように、抽せんによる方法もありましょうし、あるいは新築を優先してやっていくかなというような考え方もありますし、いろいろあると思います。今、事務的にその辺詰めて  考えて検討させておりますので、いずれ結論を出してまいりたいというふうに思っております。 それから、人槽、人槽じゃなかった  失礼しました。生活雑排水部分をどう見るかと、あるいはし尿部分をどう見るかということでございますけども、実際、補助基準の中に、何人槽何人槽というのが実はございまして、5人槽の場合は、消費税含めまして30万9,000円、それから6、7人槽で46万3,000円、それから8人、10人槽で82万4,000円の補助の基準があるわけでございます。端数を申しましたのは、消費税部分の3%でございます。で、そういう数字になりますが、一応そういう合併浄化槽につきましては、そういう人槽人槽でつくられているようでございますんで、そういうことで、補助基準としては考えているところでございます。    〔「はい、ええよ。終わり」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 終わり。はい。 質疑の途中でありますが、13時まで休憩いたします。午前11時55分休憩 午後 1時00分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。引き続いて議案第11号についての質疑に入ります。ほかに質疑ありませんか。山根照男君。(発言する者あり)(笑声)ああいうように、声を出してやってください。 ◆23番(山根照男君) やっとですね、番が回ってきたいう感じで(笑声)一般会計ですので、ここには9年度当初、歳入歳出総額が167億2,500万円、これ書いてあるんですけど、前年度当初比で4.1%の増、骨格予算であった昨年の6月補正で2.5%の増と、そして、8年度の特徴としては、特に、歳入につきましては、特別減税の廃止による個人市民税の増と、土地及び償却資産の伸び、市たばこ消費税の税源移譲による増、そして法人市民税及び家屋関係税税収の減と、全体としては若干の伸びにとどまるというふうに言っております。 さらに、一般財源全般としては、地方消費税の創設があったものの、消費譲与税、減税補てん債の廃止などにより普通交付税の伸びにかかわらず大幅な増収は期待できない、と、こういうふうな特徴的なことが今回の一般会計ではある、というふうに説明されております。 最初に歳入ですけども、9年度の最大の特徴は、先ほど言いましたように、消費税率の2%アップとそれに伴う地方消費税の創設ということでありますけれども、質問ですが、今回、公共料金につきましては、消費税率アップ分2%を温水プール使用を除いてすべて、すべてと思いますけども、すべて転嫁しておると思いますけれども、このうちの一般会計分については、どの程度なのかお伺いしておきたいと思います。 ここで言っておきたいのは、来月4月1日から国民負担増が9兆円になるというふうになると言っておりますけれども、公共料金も、もちろん値上げラッシュとなっていくわけでございます。 そうした中にありまして、特に、中小小売業にあっては、消費税2%については、転嫁できにくいので、現状の価格で5%内税にするといった、そういった苦しい選択を迫られている現状であります。いわば、企業努力で乗り切ろうとしているのは、今の現実ではないかというふうに思います。 一方、一般庶民といたしましては、払うばかりで転嫁する何物も持たない、節約する余裕がない、というふうなことがあるわけであります。こういう状況下での、公共料金の安易な値上げには同意できないと、据え置きが妥当である、というふうに私は思っております。 特に、上下水道料金の転嫁につきましては、問題があるというふうに思います。これは、納税義務があるので仕方がないというのではどうしようもないんじゃないかと、全国の自治体の中でも、みずからのリストラで転嫁しないというふうなところもかなりあります。理由はどうでもつけられるわけでありますけれども、下松市でも、温水プールについては、現に、転嫁していないわけであります。さらに、上下水道については、軽減税率を適用するように国の方に強く要請すべきであるというふうに、私は思います。消費税ていいますか、消費税関連の先進国でありますイギリスとかフランス、ドイツでは、こういう軽減税率、あるいは上から入ってくる上水については、無税というふうなこともやっておりますし、これが、10%、15%ということになると、非常な負担になるわけでありますけれども、そういったことを強力に、国の方に要請していくべきであるというふうに、私は思うわけであります。 そこで、まず最初に聞いておきたいのは、あ、2番目に聞いておきたいのは、特別減税の廃止による、個人市民税の増については、正確には幾らになるのかということであります。下松市におきましては、この額を1億6,950万円というふうにしております。この差額分が、一応、特別減税分ちゅうふうになるんかと思いますけれども、これは、給与収入額3%の伸びを見込んだ額というふうになっておりますので、その点はどうなるのか。国全体でいいますと、この増収額が、特別減税分、増収額が6,235億円といわれております。そうして、このうち市町村分が4,250億円というふうに見込んでいるはずであります。この4,250億円からすれば、下松の1億6,590万円ちゅうのは、ちょっと厳し過ぎる見積もりではないかと、恐らく2億円近くあるんじゃないかというふうに、私は私なりの試算でそのように出しておるわけですけども、要するに、財源の留保がここではあるのではないかということを私は聞きたいわけであります。これは積み上げていって、そういうふうになったんかもしれませんが、私はそういう算定根拠というのを、私ども持ちませんので、グロスでやってみましたら、もうちょっとあるんじゃないかというふうに思いますので、ここはきっちりと、減税分としては幾らあったのか、これを聞いておきたいと思います。 それから、地方消費税交付金であります。これは、聞くのは、ちょっということもあるわけですけども、これは、市民への、市民サービスへの貴重な財源でありますし、また最近、特に逼迫してきた職員への人件費あるいは公債費への使える貴重な一般財源でありますので、ここは、のど入りのいくまでちょっと聞いておきたいというふうに思います。 初めにこの地方消費税ですけれども、県と市町村の精算基準ていうのは、たしか50対50、5%のうちの1%、それが地方消費税になりまして、そのうちの50対50が県と市町村分に分けると、半々というふうになっとったわけですけども、これが6対4、市町村6、県4、とそういうふうな精算基準になっとると思いますが、これはいつ変わったのか、そして、その理由についてお聞きしておきたいと思います。 それから、この地方消費税交付金についてでありますけれども、当初予算では、1億7,500万円が計上されております。これは、未平年度化、未平年度化というふうなことがうたってありますけれども、その未平年度化の補てんとして3億100万円の臨時税収補てん債というのを起こして、これを補てんしておると、この合計で4億7,600万円さらに消費譲与税の前年度精算分9,100万円ちゅうのが、これありますけれども、これを4億7,600万円に加えますと5億6,700万円と、この5億6,700万円が平年度ベースちいますか、通年ベースていいますか、そういうふうにとらえていいのかどうなのか、これをまず1点、聞いておきたいと思います。 次に、今言ったこの9,100万円、消費譲与税の前年度精算分の9,100万円ちゅうのがどんと出てきたわけですけれども、これはよくわからないんですね。消費譲与税が創設された平成元年度の歳入が約2億2,300万円ですか、その時点で、2年度が2億4,500万円と、こうずうっと出ておりますけれども、平成7年度が2億7,500万円消費譲与税ですね、だがこれは、少しずつ伸びていっているんですけれども、元年度が未平年度化になっとって、このぐんと落ちとれば、それが、次の年に上乗せされて、出てくるていうふうに思うわけですけれども、この9,100万円というのはどういうことなんで、余りにも大きい額ていうふうに、私は思うわけです。意味ようわかりますかいね。この平成元年度が2億2,000万、2年度が2億4,500万、3年度が2億3,400て、こう出てますけど、その元年度2億2,000万から五、六千万引いた数字が元年度出ておれば、これ9,100万円ていうのは、ああそうかというふうに納得いくわけですけども、これよくわからないから、どういうことなのか教えてください。 それと、臨時税収補てん債3億100万円。これまあ9年度限りということですけれども、この算出根拠ちゅうんですか、1兆2,000億円足らないからていうふうなことが言われておりますけども、この、これを地方と、地方が、市町村と県で分けると思いますけども、どういうふうな根拠になっておるのか、それと、これの元利償還については、従来の減税補てん債と同様の措置がされると思うんですけど、100%元利償還は、基準財政需要額に含まれるというふうに思うわけですが、その点を、ちょっと確認しておきたいと思います。 そして次、地方交付税。これ合計で14億3,000万円、8年度当初比で27.2%増というふうになってますね、それから、8年度決算見込みの合計約12億9,000万円  現時点ですよ、先ほど1,000万円ていうのが出とったわけですけども、これ入れてませんけども、これで11%の増と、そして、普通交付税に限りますと、財政、基準財政需要額と基準財政収入額との差が9億5,000万円、このように見込んだというふうにありますけれども、これは、8年度が現在の補正段階で普通交付税は8億6,300万円、約ですね、これ10%の増と、それで、地財計画としては1.7%の増というふうになっとったと思うんです。これ、何か精算分が入って、現実には、プラス・マイナス・ゼロだというふうなことが言われておりますけれども、これに比べればはるかに多いと、いろんな財政需要額がふえたという要素があるわけですから、それはどういうことなのか、これをお聞きしておきたいと思います。 それから、歳出です。中核都市推進費、これ説明資料では、足してみますと322万3,000円と、それに、周南都市振興研究会ていうな問題にちょっとなったあれがあると思うんですが、それの開催費負担金8万円ちゅうのが出ておりまして、合計330万3,000円で合併問題に取り組むというふうになるのかと思います。 ここでは、新しく設置された中核都市づくり一体的推進事業というのが87万円で上げられておりますけれども、これは、説明今されたわけですけれども、これは、民間組織の横断的交流、連携を図るといった、そういった説明がたしかなされたと思いますけれども、この件について、具体的にどのような事業を想定しているのか、今から考えるちゅうんじゃなしに、こういうことをやりたいから、こういうなのを設置したんであって、じゃ具体的に今年度は何をしていくのか、ということをちょっと聞いておきたいと思います。 それと高齢者福祉ですが、施政方針にもありますように、敬老祝金を見直して、在宅福祉サービスの充実を図ったと、このように言っております。 それから、この財源のシフトを図ったということのようですけれども、このシフトした金額が、報道によりますと2,032万1,000円ということに、こういうふうなちょっと書いてあったわけですけれども、そこで確認しておきたいんですが、敬老祝金に類するものが8年度は、8年度ですよ、総額幾らあったのか、そして、それがどれだけ縮小されて6項目の在宅福祉サービスの方に回されたのか、これをお聞きしておきたいと思います。 それと、この財源のシフトで6項目の施策を創設、あるいは拡充したわけでありますけれども、これらについては、将来的に財政需要の増財を伴うものであるというふうに思うわけです。高齢化が進みますので、どんどん財政需要は伸びていく、一方、敬老祝金の方も伸びるんで、伸びるのは伸びますけれども伸び率は少ない、というふうに私は思っておるわけですけれども、この心配なのは、将来的に老後のささやかな生きがいをさらに消すようなことがあってはならないと、私は思うわけです。これから、敬老祝金のさらなるカットというものがあるのかどうなのか、ここで、きちんとした方針を聞いておきたいというふうに思います。さらに縮小してはならないというように思いますので。 それから、教育費ですけれども、これは中学校の施設整備ですけれども、これは9年度は、これはやっぱり施政方針ですよ、9年度は基本設計と一部の実施設計に、いやいやそうじゃないんじゃ、これは議会答弁ですね、私の12月の議会答弁では、9年度は基本設計と一部の実施設計に着手するよう検討しているというふうに出とったわけですけれども、本年度の当初予算には影も形も見えないというふうになっております。施政方針におきましては「下松中学校を学校施設整備のモデルと位置づけ、先進地学校施設等を参考に基本構想の一部見直しを進める」て、これ何のことやらちょっとようわからんのですけれども、そのようにうたっております。先ほど言いましたように、12月の答弁から比べれば随分後退しておるというふうに、私は思うわけですけども、これはまあ、いろんな理由があるんじゃろうと思いますけども、なぜなのか、この辺をちょっとお聞きしておきたいと思います。 以上で1回を終わります。 ん、ちょっと待ってよ。あ、1回を終わります。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 山根議員さんの御質問にお答えいたします。 まず、このたびの消費税関連の税制改革に伴います使用料の変更をいたしております。この中で、増収につきましては302万1,000円、302万1,000円ですね、の増収が見込めると、現実にはただ、予算上は減の要素もありますので、具体的にはそんな数字にはなっておりませんけども、計算上は302万1,000円の増収になります。 それから、これに関連して若干、温水プールのことにお話が及びましたので、このたび上げておりません理由を申し上げますと、これは2%分を転嫁いたしますと、現在のいろいろな使用料の関係の、例えば、プリペードカードですか、こういったものの変更とか、多額のこれ金額かかります。したがって、2%程度の消費税のアップに対して、細かな引き上げが非常にしにくいといったことで見送ったものでございます。 それから、2番目に個人市民税の関係で、特別減税分はどれだけかということでございます。先ほど山根議員さんもおっしゃいましたように、今年度は、前年度に比較して1億6,950万円の増と見ておりますが、実際には、この中に特別減税分が1億7,500万円と見ております。1億7,500万円ですね、ですから、特別減税の廃止に伴います増収を若干下回っておるということでございます。 したがって、財源の留保ということは特別考えておりません。もちろん、税収全般に見ましては、私どもとすればできるだけかためにということではやっておりますけれども、意識したその財源留保はございません。 それから、地方消費税交付金の関係で、ちょっとあの、御質問の趣旨がわからない点があったんですが、四分六から五・五になったということですか、(「五・五が四分六になった……当初は50%ずつちゅうようになっちょったけども、  精算基準が」と言う者あり)いや、反対じゃないかと思いますが、(「うん、市町村が6ですよ」と言う者あり)そうやったかいな。  それとですね、未平年度化ということで、これが平年度化された場合の数字がどの程度かということでございますが、先ほど、議員さんもおっしゃったような形であろうと、我々も想定しております。 すなわち、特別減税分の1億7,500万円、それから、臨時税収補てん債の3億、あ、失礼しました。1億7,500万円は今年度の、平成9年度の地方消費税交付金でございます。それの1億7,500万円と臨時減税補てん債による3億100万円、それから消費譲与税の9,100万円、これで5億6,700万円になると思いますが、一応これが平年度分であろうと、我々は思っております。 で、その地方譲与税の9,100万円が、なぜ9年度に入るのかというのがわからないということですけども、一応国の方の説明では3分の1程度が翌年度に繰り越されて歳入をされると、そういうものがあるので、その3分の1を見て、見るということであります。したがって、2億7,500万円の3分の1ていうことで9,100万円ということでございます。 それから、3億100万円の臨時減税補てん債の根拠でございますが、これも、県の方の試算を私どもそのまま上げております。県の方が、国の地方財政計画の中でいろいろ試算した上で、市町村のこの額を試算をして、計上するように具体的な通知がございました。その数字で上げております。 したがって、先ほどの5億6,700万円という平年度分の差し引きからいって出しておるのではないかと、いうぐあいに我々は想定しておりますけども、一応県の試算値でございます。 それで、これに対しての元利償還でございますが、これは全額、元利合わせまして、償還分は100%の交付税措置がございます。 それから次に、普通交付税の関係でございますが、これが国の地財計画では、出口ベースで1.7%という極めて少ない増加率でございますけれども、伸び率でありますが、本市の場合、かなり10%近い数字になっております。これにつきましては、国の方で示されました経常経費の伸び、これは3%で算入するようにというようなこともありましたし、それから、起債の元利  事業費の関係の補正の、事業費補正があるわけですが、これの国の伸び率が1%増と、こういった国の試算値といいますか、これをもとにいたしまして、さらに、下松市における特殊要因と申しますか、いろいろ交付税措置の絡んだ起債の償還等が入ってまいります。それが、公債費とか投資的経費とかに入ってまいります。そういったものをもろもろ試算いたしますと、差し引きで最終的に9億5,000万円ぐらいになるということでございます。そういったことで、かなり過去の起債等の償還に対する交付税措置等が、かなりこの中に入ってきていると、そういう状況でございます。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 中核都市づくり一体的推進事業につきましてお尋ねでございますが、何を計画しておるかということですが、今現在まだ、具体的なものはありません。といいますのが、去年の12月に新南陽市に中核都市づくり協議会ができたんです。去る2月4日に徳山・下松・新南陽の3つの協議会が、周南中核都市づくり協議会というものをようやく設立したばっかりでございます。で、今から、具体的な事業を考えて、県からあるいは関係の3市から補助をもらって、事業を進めていくということになっております。 ○議長(井川成正君) 加古川福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加古川隆君) 敬老祝金についてのお尋ねでございますが、8年度の支給額が幾らかということでございますけれども、75歳以上の方と90歳以上の方、支給額が異なっておりますが、総額で申しますと2,762万4,000円という数字になっております。 それから、将来的に敬老祝金をさらに縮小するんではないかということでございますけれども、この敬老祝金に類するものにつきまして、全国的に、こういったものを縮小ないしは廃止という傾向にありますことはよく御存じのことと思います。将来にわたりまして、見直しをさらにやるかどうかということにつきまして、現在この時点で申し上げることはちょっとできません。 以上でございます。    〔「じゃ、2,762万から何ぼに減らしたんかということ、敬老祝金については」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 藤崎教育次長。 ◎教育次長(藤崎龍男君) 下松中学校の問題でおしかりでございましょうが、(笑声)基本的には、平成4年度につくりました基本構想と大きく情勢が変化してきておるということがいえると思うんです。 例えば、どういうふうに変わってきたかといいますと、まず、生徒数ですね、生徒数が平成4年度に、この時点では753人おりまして、21クラスが必要であるというふうに見込んでおったんですけど、平成8年度になりますと、現在少子化現象の中で、生徒数が142名減りまして、611名しかおりません。それで、学級数にしましても5クラス少なくなっております。だから、16クラスになっております。だからそういうふうにこの状況が変わってきておりまして、さらにこの10年度、11年度というふうにだんだん生徒数が減ってまいります。 今予測をしておるんですけれども、恐らく平成15年から20年には13クラスになるんじゃないかというふうに予測ができます。そういったことを、あるいはまた、この国の動向も見きわめていかなきゃいけんと、国が建築基準等を見直す予定でございます。恐らく9年度には行うんじゃないかと考えておりますから、そういったこと、あるいは週学校5日制に伴って、学習指導要綱もつくりかえられるというふうな情勢、状況がございますんで、そういったことを見きわめて、やっぱりこの、よりよい学校教育を行っていかなきゃというふうに考えておりまして、もうしばらく、下松中学校の関係につきましては、やっぱり学校建設のモデルにしようと、よりよい学校をつくろうということで、施政方針等にも示しておりますように、先進地の学校等をもう少し参考にしながら、基本構想の一部見直しを行って、その上で基本計画をつくっていこうということで遅くなっておるわけです。 以上、御勘弁をしていただきたいと思います。 ○議長(井川成正君) 山根照男君。 ◆23番(山根照男君) 2%分につきましては、一般会計分で302万1,000円の増というふうになっております。温水プールは、いろんな事情がありまして今回は据え置いたというふうなことですけど、これは、永久ちゃおかしいけども、これはずっと据え置いてもらいたいわけですけども、これはまあしかし、聞いておきたいんですが、これはいつごろ改定しようとなさっておるのか、想定ですね、これを聞いておきたいと思います。 それと、この歳入につきまして、現時点で、財源留保ていいますか、これは全体でどのくらいを見込んでおられるのか、全体としてですね、財源の留保は。今言いました、特別減税分については約1,000万円、これは……いや、違うんか、これは違うんかな。ま、いろいろあると思いますので、後ほども言いますけれども、どのぐらい見込んでおるのかということを、トータルでどのぐらいあるのかということを聞いておきたいと思います。 それから先ほど、地方消費税の精算基準ちゅうのは、去年の12月議会まで、私が勉強したときには、県と市町村は50%50%というふうな精算基準があったわけです、もちろん、中に人口割とか従業者割とかありますけども、そういうふうな割合で分けるていうんがあったわけですけれども、どうも、先ほど言いましたように、1兆2,000億円の消費譲与税の税源が足りないと、未平年度化に足りないという分については、市が、市町村が6、県が4、6対4のそういった精算基準で出していくていうのが、たしか私は、ものの本で読んだと思うんですが、そりゃ50%と50%なのか、恐らく6・4に変わっておると思うんですが、そこをはっきりしてもらいたいんですよ。 それと、じゃあ私、根掘り葉掘りちょっと、これ貴重な一般財源でありますので、のど入りのいくまで聞くて言いましたけど、ちょっと聞いておきたいんですけど、この平年度ベースで、5億6,700万円地方消費税交付金がですね、今言われましたように、5億6,700万円というふうになっております。こりゃあ少ないんじゃないかと思うんです。これまでの消費譲与税ちゅうのが歳入としてありましたけれども、その算定実績ていいますか、歳入実績から見ますと、下松市では、ほぼ人口数と、人口数にリンクしているというふうに私は思うんで、ま、従業者数とか人口割とかありますけども、ほぼ人口数にリンクしていると。 決算状況に消費譲与税でこうずうっとこう出とるわけですけれども、説明資料の中に出ておるわけですけれども、そういった算定、ずうっとこう計算しますと、平成4年度については、平成4年度の予算については、それはきちっとした計算根拠ちゅうのを出しておりましたよね、それもきちっと根拠として言えば、ほぼ人口数にリンクしていると、そうすると、これは6対4て先ほど言いましたけど、私は6というふうにとらえとるわけですけれども、6億6,000万円ぐらいにはなるんじゃないかと、地財計画では約2兆4,500億円、これはずうっと変わらずに2兆4,500億円、地方消費譲与税のあたりから1%あたり、そのように、1%じゃないな、2兆4,500億円ぐらいでずっときておると思うんですけれども、今回の1%分ちゅうのは2兆4,500億円ていうふうに地財計画には出ておりますね、これを人口割と市と県6・4で出しますと、約6億6,000万円という数字が計算すりゃすぐ出るんです、これね、ちょんちょんとやれば、1億円弱が取りっぱぐれるのではないかと、9年度にすれば、その半分の5,000万円はまだ上積があるというふうに、私はこれまでの消費譲与税いろんなこと勘案しますと、あるんじゃないかと。 それと、たばこ消費税が県税から市税ちゅうふうに、たばこ税が税源移譲されたわけです。それを含めるちゅうのはないと思いますけど、それはそれ、これはこれですから、まだまだ1億円ぐらいは平年度ベースでも足りないんじゃないかというふうに私は思うんじゃけども、そのあたりどうなんでしょうかね。 それと、消費譲与税の精算額9,100万円がようわからん。これまあ、聞いてもしょうがないかもしれんけど、決算の中に出てくるんがあるんですよ、これ、消費譲与税ざあっと平成元年に3、4、5、6、7ずうっと出てくるわけですけれども、元年度については、ほとんど同じように少しずつ元年度から7年少しずつ伸びていっておりますけれども、元年度が特別少ないわけじゃないんです、これ、経過措置で少なかったら、ことし8年度、9年度に精算分がどんと飛び出してくるちゅうのはわかるけども、なぜここに飛び出してきたのかちゅうのがようわからんから、聞いておきたいちゅうふうに思います。 それと、基準財政需要額がふえた要素の中に、今ありましたように、いろんなことが入っております。これ、起債の元利償還が、交付税措置されるとかいうんがあるわけですけども、これトータルとして、9年度予算では公債費が15億8,170万7,000円、15億8,170万7,000円、このうち、基準財政需要額に算入した額は、この15億8,170万7,000円からどれだけかと。 それと、新清掃工場の公債費が約2億5,000万円ていうんが出ております、これも恐らく半分あるんじゃないかと思う。 それから、東部組合これの約2,100万円、これはちょっと私もよくわからないわけですけど、これを含めて、トータルとしてどれだけ基準財政需要額に入れたのかどうか。 それと、今度は公債費をちょっと聞いておきたいんです。この経常収支比率でいえば、今回出とる予算の中で、経常収支比率の比率でいえば、公債費の割合が15.4%というふうになってます。もう当初予算で15%を超えておりますけれども、この時点で、公債費負担比率はどの程度になるのか。それと、8年度見込みでは公債費負担比率はどういった数字になるのか。もうこの15%を超えるちゅうのは、いつも超えるといつも黄信号、黄信号ていうんがあったわけですけども、こりゃまあ、公債費負担比率じゃありませんから、正確には、公債費負担比率ちゅうのがわかれば、そこのところを知りたいわけであります。いずれにしても、漸増ちいますか、各年度漸増していっておりますので、この分を聞いておきたいと思います。 それと、周南合併。これ私はもう、外的環境ちいますか、これは調ったと、調いつつあると、いろんな中核都市、何じゃ、地方拠点都市とかですね、いろんなことで、湾岸道路とかいろんなんがありますけれども、外的条件は調いつつあるというふうに、私は認識しておりますけれども、それから、いつか議会でこれからはメリット・デメリットを出していくというふうなことが言われております。 もう、大詰めに近づいてまいりましたので、メリット・デメリットもどんどん出していくというふうなことも聞いておりますけれども、一番私が大事な、大事な点は、大事だと思う点は、4市4町の現在の財政状況を、まず、広く市民に、地域住民に知らしていくべきであると。そうして、これは、単年度ではなしに時系列に発表していくべきであると。過去はどうだった、現在はどうであると、将来はこうなるであろうというふうなのをまずそれが第1点。時系列に財政の悪化状況を、悪化してますから、これはもう周知の事実ですが、悪化状況を示していると。 そうしてこの点につきましては、住民ちゅうのは、ほとんど知らないわけです、国の財政が悪いちゅうのは、テレビやら報道でばんばんやりますから関心のある人はわかっとるわけですけども、地方がそれほど悪化しつつあるていうのは、ほとんど知ってないんじゃないかと、9割以上が知ってないんじゃないかと、あるいは認識していないんじゃないかというふうに、私は思うわけです。 それでもう1つは、合併がなったときには、財政はどのようになるのかと、どれだけ改善されるのか、財政基盤が強化されるのは間違いないんですから、どれだけ財政状況が強化されるのか、これを提示していくと。 私は、かつて光のこうパンフが出とったわけですけど、34億円の経費節減がなるていうふうに言ったわけですけども、この前、ある経済新聞か何か読みますと、30万人規模で、もうしばらくしたら合併がなるというなところの、報道がなされてましたけども、そこのところでは、67億ちゅうたかな、そういった経費節減がなされると、もう、そりゃもう煮詰まった時点でやったわけですから、67億ぐらいの経費の節減がなるであろうというようなことが出とったわけです。だから、34億ていうのは私はやっぱり60億あるいは70億というふうな経費節減が図れるというふうに私は思うわけですけれども。 そして、こういったことは、4市4町の決算状況を見れば、目に見える部分については、計算として出てくるわけです。目に見えない部分は出ないけども、計算すれば出るわけですから、それはもう、いきなりなるわけじゃありません、5年なり、10年後にはずうっといろんな経費節減ていうのがなっていくわけですけども、その時点になったときには、どの程度のあれがなるのかと、ついてはもう出とるんじゃないかと、いかがですか。私はもう、試算はしとるんじゃないかと思うわけですけれども、あったら示してください。 そういうふうに、財政状況ちゅうのを、きちんと公表しなければ、靴の下から、靴の底から足をかくの例えで、合併論議ちゅうのは、周辺をぐるぐるぐるぐるいつまでも堂々めぐりというふうになるというふうに、私は思うわけです。くどいようですけども、山口と小郡のように、いつまでたっても周辺をコマネズミのように回って、いつまでも中心に向かっていかない、そういうふうな危惧の念を持つわけですけども、いかがでしょう。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 温水プールの料金の引き上げの時期に御質問がありますが、これにつきましては、まだ、いつごろ引き上げるという方針は全く持っておりません。いずれにしましても、次回、一定の時期に料金等の改定をする際に、今の消費税の問題も織り込んだ形になろうかと思います。 それから2番目の御質問、ちょっと聞き取れなかったんですが、どういう御質問だったんでしょうか。(「保留財源、保留財源、現時点での、新年度の」と言う者あり)新年度、当初予算段階での(「はい」と言う者あり)保留財源は特別ございません。これは、私どもの予算編成を見ていただきましたら、御理解いただけると思いますけども、財政調整基金を取り崩して、編成をしているという実態にございます。(「要素もなし」と言う者あり)ですから、税収の方もある程度かためには見たつもりですが、別に、これで保留を幾らするということはやっておりません。 それから、臨時税収補てん債の関係で、割合が、都道府県と市町村の割合がお尋ねがありました。これはそのとおりであります、これはですね。先ほどちょっと、私の聞き間違いかもわかりませんが、地方消費税交付金が50対50だったのが、なぜ4分6になったのかというように、ちょっと聞こえましたので申し上げたんですけども、これは今おっしゃっるように、都道府県と市町村との影響割合の差で、一応4分6ということになっておるようでございます。 それから、地方消費税交付金の見込みが、1億円ぐらい少ないんではないかという御指摘でございます。先ほどこの、私どもの当初予算の積算の仕方について申し上げたわけですが、あくまでも県の方の試算値をもとに、私どもは数値を置いております。 したがって、決算の段階でこの数字がどうなるのか、我々も非常に注目をしております。いずれにしましても、これ現状、不透明な部分もかなりございます、ふたをあけてみないとわからない部分もありますので、これが、少なくとも割れることのないようにということを、我々は思っておるわけです。 それから、例の消費譲与税の9,100万円、制度がなくなって翌年度にずれ込む経費でありますが、これは、国の方では、一応平成8年度中に捕捉できないものが、9年度にずれ込むものが3分の1程度あるという、そういう説明でございます。私ども正直な話、それ以上のことは存じません。 それから、基準財政需要額の中に、公債費がどの程度見込まれておるかということでありますが、ちょっと今、詳細なデータが手元にございません。いずれにしましても、これまで申し上げておりますように、ほぼ償還の3分の1程度が交付税措置がなされております。それに、先ほどちょっと御指摘がありましたように、新清掃工場に対する負担、これが事業費の中に算入されまして、一定割合、50%余りと思いますけれども、そういったものが加算されての積み上げでございます。 それから、公債費の関係の財政指標として公債費負担比率というのがございます。これについての試算がどうかということでございますが、これはあくまでも、この平成8年度も含めまして、決算段階で算定する数字でありますので、私ども今、8年度の決算見込みとかあるいは当初予算、平成9年の当初予算についての負担比率というものは持っておりません。先ほど、経常収支比率の中の占める割合で、公債費が15.4という数字を挙げられましたが、これとそれとは少し趣を異にいたしますので御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 周南合併に関して財政状況の悪化とか、それから、もし合併したらどれぐらいのスケールメリットというか経費が浮いてくるかと、いろいろ御意見をいただきまして、我々も大変ありがたいと思っておるんですが、今までも御説明したことがあると思いますが、アンケート調査をしたら、今自分のところがないかんがええからこれを全部使い切って合併を考えるべきとか、使い切ったら合併しようじゃないかというところもありましたですね、かつては、事業収益からの繰り入れが下松市の税収よりもちょっと多いぐらいあったところもあるわけです。だから、これをずっと見てみますと、皆軒並みに過去に比べたら非常に悪くなっておる、うちと似たような状況になっておると思うんです。 その辺がありますから、先ほど申し上げましたけども、新南陽市で新しいその民間の協議会ができたとかいうのも、やはり、そういうことも反映されておるんだろうと思うんです。それで、かつてはとにかく、バラ色の将来のための合併ということが前に出されておりましたが、今は、そのバラ色、バラ色ということでなくて、将来は、住民サービスを維持確保向上さしていこうと思えば、これは、ほかに選ぶ道がないんじゃないかというような見方でシビアに考えていかないと、合併というのは、なかなか着実、前に進まないというような状況になっておると思うんです。 その中で、おっしゃったような、今、4市4町が合併したら、34億円でなくて、60億円ぐらいのお金が浮くんじゃないかということをおっしゃっいましたが、これは、計算の出しようによって、かつて30億円とか30数億円というような概算経費が出されたことがあるかもわかりませんが、これは、大して根拠がない数字と思うんですね。 と申しますのは、今、4市4町の議員さんが、議員さん一番先に申し上げて大変申しわけないんですが、条例定数で176名おられるわけです。今度は、法定定数でも44人なんですね、4分の1になるんですいね。で、4分の1で、ただし恐らく、これはもちろん経過措置の後のことですよ、そのときに、議員さん方の報酬がどれぐらいになるかということで、額が随分違うわけなんですね。例えば今現在、多分徳山が一番高いでしょうが、徳山の金額に合わせるのかあるいはよその30万都市のレベルに合わせるのか、そういう問題が出てくると思います。職員給与につきましても、やはり、一応高いとこに合わすというのはもう間違いないと思うんです。 その辺がありますから、これはちゃんと計算をしていかんと、簡単に、合併したら何十億浮いてくるというのは、それなりの、こういう想定をした、想定をしたという細かい積み上げの計算によって出さないと、いたずらに何十億もうかるからやるべきだ、何ぼだったらやるべきでないというようなことになる、そういうおそれもありますから、慎重に対応したいと思います。 いずれにしても、財政基盤という非常に重要な問題が前に控えておって、それに対して財政状況、今どうあるのか、将来はどういうようになっていくのか、こういう見通しというのは大変に重要な情報だろうと思うんです。それを我々は一日も早く、4市4町で一緒に共同でやろうとしておるわけです。ただ、今のところもうちょっと話がまとまっておりませんが、できるだけ早いうちにそれをやりたいと思います。 ○議長(井川成正君) 山根照男君。 ◆23番(山根照男君) 合併ですけど、「ちょっと待ってくれ」じゃなしに、もう公共団体のいろいろな団体がありますけども、ありゃあどういう仕事をしよるんですか、開店休業じゃあないですか。下松市何とか推進何とかいうんがありますけども、私どもには全然どういうなことやっておるか全く目に入らない。そういうふうなことを早くやるべきであるというふうに思う。いつやるんですか。もう合併協議会みたいなんができた後やるんですか。そんな、そんなこと考えよると、合併ちゅうか、そこまでなかなか行き着かんと思うんですよ。 で、今、私どもが市民からいろいろ聞くのは、合併するちゅうのは、財政状況をよくするんじゃなしに、悪くしないために合併するんだと、そういう認識であるちゅうのがね、結構おるんです。「何しとるんかおまえら」と、「早うそういうなん出せ」と、で、「女房に言うたってそんなことわからせんしの」ちゅうてから言う人もおるしね。じゃから、そういうなわからんのやから「早く出してくれ」ということですから、早く出していただきたいと。これ、いつからかかるつもりですか。こういうなのは、どの段階でそういうなのを出していくのか、メリット・デメリットを出していくていうなことも言われてますし、どの段階で出すのか。 それと、市長さん、きょうの新聞を見ますと、随分意欲的なていうのがこう書いてあるんです。「住民の要望が強い市で合併の協議会を設置することを提案し、一歩踏み込んでいく時期ではないか」とかね、「執行部に対して早く合併の行動に移らなければという市民の声が強い」と、「議会、民間、行政が一体的に活動、前進すべきである」というふうなことが書いてあるわけですけど、私どもは本当、力強いコメントだと思います。市長さん、いかがでしょうかね。 それと、教育。じゃあ8年度議会で答弁した、あれはもうなくなったわけですか。基本、一部実施設計、基本  基本設計と一部実施設計ていうのが、私はもう、来年度は12月議会でそういうことがあったわけですからもう新年度には出てくるだろうと、出ないと、なら補正で出てくるだろうと、くるかもしれんというふうに思っとったわけですけども、これ、もう全然出てこないんですか。 で、先ほどおっしゃいましたように、私が一番思うのは、教育であと完全週休2日制ていうことで、これに対応するための施策が物すごいあると思うんですよ。これを、施設整備ハード面がきちっとして調わないと、前へ財政的にも進めんし、いろんな面で進めないというなことを、下松は、教育がおくれてくるていうなことを考えるわけですけども、その点、いかがでしょうか。 以上です。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 中核都市合併については、いろいろな行政における団体、民間における団体、県議さんがつくっておられる団体、それ以外にも何ぼかあるわけなんですが、今まで、たくさんの団体がある。それから、事業も例えば過疎化支援事業とかいうものもやっておりますですね。こういうようにかなりのものがあって、仕事もそれぞれにやっておる、我々行政でつくっておりますところの中核都市推進協議会、4市4町のですね、それとまた別に、その合併調査研究会とかいうのがいろいろあります。 で、それらが今までいろいろな仕事もしておりますし、いろいろ補助も出して、それなりの活動をしておられるんですが、いつまで待ったら何か目にもの見えるものが出てくるんかていうような、お気持ちは十分我々もわかります。特に我々も、特にその辺で一番焦っておる立場でございます。 それでまず、いつも言われるのが、温度差なんですが、温度差を解消するちゅうのが大変に難しい問題で、温度差はあっても、あったままでも一緒に調査しようじゃないかと、調査した結果で、それで判断してもらやええじゃないかということなんです。その申し入れというか働きかけを、今現在、一生懸命やっているとこなんです。 それともう1つは、現在までは、我々は行政のその横の関係でずっときておったわけですが、民間の方が横の関係が、完全とは言いませんが4市の中の3市にできておる。光は、JCのようなものが入っておる。そういう横の連携ができて、それが、執行部に対して、早うやらんにゃいけんじゃないかというように執行部の方へ要望書を出してこられたわけです。これは大変に我々としてもありがたい、推進する立場から見ますと大変ありがたいことで、もう一つ、議会は議会でそれぞれに論議はされておると思いますが、議会同士の横の結びつきというのがまだ全くないんです。 で、その辺を整備しまして、縦横十文字のネットワークをつくりたいなというのが、我々の考えなんです。これが一番実現するには、恐らく必要不可欠な手続じゃないかと思うんです。執行部が幾ら頑張って、あるいは住民が幾ら言うても、それがうまいこと、最終的に議決を要するものですから、そのように生かされないというんじゃ、これは空回りに終わってしまう。その辺で、住民の皆さん、それから議会の皆さんそれから執行部とが、縦横十文字にこの4市4町、できれば4市4町の全体のネットワークづくりをやって、その中で、論議をすることが、一番遠回りに似て実は一番早い確実な方法じゃないかというようなことも、今話し合ってる最中です。 いずれにしても、我々は執行部として最も責任があるわけですから、この作業については、最も大きな責任持っておりますから、できるだけ、先ほど申し上げた4市4町で、ひとつの方向というか、方向づけあるいは研究成果の発表、実際言うと、研究もある程度重ねてきておるわけです。ただ、それが発表できない段階でもあるわけです。そういうな事情がありますから、それについて、今からどんどん詰めていきたいというように考えております。 ○議長(井川成正君) 河村市長。 ◎市長(河村憐次君) 詳しく部長の方からお話が、話があったわけですが、先般、3月5日に拠点都市の  つくりました基本計画の中間報告というようなことで周南地域中核都市推進協議会で集まりまして、中間報告を聞いた後に、今、部長が申し上げましたように、やはりこの、先般3市の中核都市推進協議会の方々が横の連携をとられまして、周南都市づくり推進協議会なるものをつくって、市長のところと議長のところへ各市を回られまして、ひとつ急いでくれというふうな要請を受けたわけです。 それからまた、そのとき4市を済まして、知事のところへも行かれたようでございますが、その後、3月4日でしたかね、各町の方も回られまして、早く急いでくれというふうな要請を皆受けたわけですから、それを受けた後のこの先般の周南地区中核都市推進協議会がたまたま開かれましたもんですから、そこで私も、できるとこから、いろいろ各温度差がありまして町の事情、市の事情皆あるわけですから、4市4町が皆集まらなければそういう研究調査ができないということでは堂々めぐりではないかと、やはりこの際、横の連携をお互いにとって、実際に、今山根議員さんがおっしゃいましたようないろいろの問題、いわゆる市民に知ってもらいたい問題、あるいはどういう町になるんかと、4市4町が一緒になったら、どんな町になるかと、こういうものを具体的にひとつ調査をしていこうじゃないかと、それでもちろん、そういうとこへ正式に来れないところは、正式でない、正式でなくてもいいからのぞいてもらっとって、そういう作業をしてる市町村に、様子見とってもらってもいいから、そういうところまでひとつ一歩前進して、そういう調査をして、議会に対しても市民に対しても、いろいろな調査を報告できるような構えにしようではございませんかという提案はしてあります。 まだ、それで皆さんがすぐやろうというところまではいっておりませんが、そういう提案をしましたから、新聞にはそういうことが書いてあるんだと思いますから、やはり、周南の、周南地域の中核都市推進協議会に、我々はこたえる意味において、執行部としてはそういう方向でいこうと、で、もちろん議会にもそういう要望が行っておりますから、各議会でも、それに対してどういう手を打つかというのはこれからだと思いますけれども、そういうこと  こないだ提案しましたことに基づいて、一歩前進を皆していこうという、今、ことで検討なさってると思いますんで、議会に対しましても、また、お願いをするような事態が起こると、こういうふうに考えております。 以上。 ○議長(井川成正君) 藤崎教育次長。 ◎教育次長(藤崎龍男君) 先ほども申し上げましたが、一応平成4年度の基本構想に基づきまして、8年度、御答弁申し上げましたのが、基本設計なり実施設計を検討してみたいということで申し上げたんですけど、検討の段階でやっぱり状況の変化がございまして、やっぱりもう少し見直していくべきじゃないかということになりまして、それならば、下松中学校の建設を、やっぱりこの、特色ある学校にしていこうと、モデルにしていこうということで、もうしばらく検討さしていただきたいということでございます。 以上です。    〔「それじゃ実現せんじゃあ」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑の途中でありますが、10分間休憩いたします。午後2時04分休憩 午後2時14分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続いて、議案第11号についての質疑に入ります。ほかに質疑はございませんか。真楽史子君。 ◆24番(真楽史子君) 仕切り直して、聞かせていただきたいと思います。 新年度当初の予算総額167億2,500万円と、こう策定されています。で、さきの議員の方の質問とダブる部分と全く違う切り口の部分もあるというふうに思いますが御容赦いただきたいと思います。 で、歳入についてです。先ほどの質問に対しては、お答えになりませんでしたが、市民税の個人分が23億5,510万円、この予算です。で、前年度の決算見込みに対して、1億6,590万円のプラスの要素が説明をされておりますが、減税の廃止による影響額、この分お答えになりませんでしたが、これは幾らと想定をしておるのか、給与所得の伸びによる分が3%の給与所得の伸びというふうな説明ではありますけれども、この部分は幾らなのか、この点を明らかにしてください。 それと2つ目は、固定資産税の土地分。場所によって異なるというふうに理解をしてるわけなんですけども、最高ではどれだけの上昇率になるのか。かなりこの広い範囲にわたって引き上げがされているわけなんですけども、そういうその、例えばその何%以上はどれだけなのかっていうふうな形ででも結構ですから、その動きがわかるようなそういう数字を示していただきたいというふうに思います。 3点目は、その基準財政需要額及び基準財政収入額です。その差が云々ていうことで交付税の額が算定されているわけなんですけども、この収入額及び基準財政需要額のこの明確な数字を明らかにしていただきたいというふうに思います。 それと、4点目です。企画になるのかな、どこになるのかな、総務かな。女性問題審議会に対して、今年度はどのような内容の諮問をされる予定なのか。施政方針では「女性の参画型社会」と、こういう記述がなされておりますけども、そのためには一体どういうことをなさるのか、その具体的な内容をお示しいただきたいというふうに思います。あわせて、下松市における審議会や委員会等のこの女性参加の数、その中に何名参加していらっしゃるのか、さらには、その中でもこうダブって参加しておられる方がいらっしゃるのかどうか。 それと、県内各地、14市でもいいですけども、どのようになっているのか、加えて、その宇部だとか新南陽市では、女性の行動計画、こういったものが今、検討がされているというふうに聞いてるわけです。で、下松で具体的にどんなふうにお考えなのか、お示しをいただきたいというふうに思います。 5点目は、林野の関係です。私の理解が違うちょったら教えていただきたいんですけど、これまで松枯れ対策として行われてきた空中散布です。今年度、予定されていないようでありますけれども、空中散布についてはいろいろな御意見がございまして、より丁寧に対応するということが必要だというふうな指摘などもあったというふうに思うんわけなんです。 一方においてこの山の問題、林野の問題は、環境保全の意味でも非常に重要であるわけですけども、この現実問題として、余り緑豊かなというふうなことではない山も見かけるわけなんです。今後また、努力をされていくわけ  いらっしゃると思うわけなんですけども、その、緑豊かな山を取り戻すということでは、今後、どういったことについて気をつけていかれるのか、今後の課題も含めてお示しをいただきたいというふうなことであります。 6点目です。ちょっと民生の部分に入りますけども、敬老祝金、大幅に削られています。先ほどの部長さんの答弁では、全国的に見直しが云々というふうなことがありましたけれども、具体的にその見直しをしてるということがニュースになるような段階だと思うんです。で、県内のどこの市で、これほどばっさりと削るというふうなことをやられた市があるのかどうか、私は存じませんけども、そんなところがあるんだったらお示しください。 それと、そのお祝いは節目節目にするというふうに説明をしておられますけれども、毎年お祝いをする御家庭もあるわけで、具体的に888万5,000円、この内訳についてお示しください。具体的に75歳は何名いらっしゃるのか、77歳は何名、88歳は何名、100歳以上は何名と。 それと、同和対策分については、減額ではなくて増額になっているわけなんです。この内容についてもお示しをいただきたいと思います。ささやかな生きがいをさらにっていうふうにおっしゃる方もおられますけども、何でこれまで切り捨てをして、切り捨てをしなければならないのか、私はその点で絶対に納得いかないし、皆さんもいかないと思うんですよね。それも含めてお示しください。 7点目です。下松中学校の建てかえ、またもや先延ばしと。これは、きのうきょうじゃなくて10年も前からの課題であると。先ほどの説明で、17クラスが16クラスになると、で、13クラスまで減じると、だからというふうなことであれば、その、1年2年の先延ばしじゃなくて、とんでもない先延ばしになるのじゃないかというふうに非常に危惧を持つんですよね。 これ8年度の教育民生委員会の意見要望事項なんですけども「下松中学校の建てかえについては、平成9年度に実施設計をするということだが、可能な限り一日でも早く建設着手ができるように努力をすること」と、これ8年度の3月に教育民生委員会の総意として出した項目なんです。こんなことが、こんな結果も含めて、モデルの学校にされたらそれこそ大変なわけで、10年も前からのこの課題で、「下松中学校ひどかったいのう」と、子供たちが言うような学校が、またまた先延ばしになるというのはなぜなのか、そこらあたりを再度御説明をいただきたいというふうに思います。 8点目は、文化財の調査の関係ですが、社会教育指導員の設置で、今年度、新年度ではゼロではないというふうな対応はなされていますけども、これもまた、8年度の教民の委員会で、「下松市の貴重な歴史的民俗的な資料を専門的に収集、展示をする場所と人材の確保の検討に入ること」というふうなことなんかが要望事項としてまとめられていると。で、こういう結果から見まして、やはりその、系統的な研究といいますか、そういう文化財、民俗資料、それを研究し、活用し、展示するっていうためには、専門の学芸員の配置が必要だというふうに考えますけれども、そこらあたりについて、どういう論議になり、その、教育長さんの御見解も関連してくると思いますけども、今後の方向についてもお示しをいただきたいというふうに思います。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 真楽議員さんの御質問にお答えいたします。 まず、市民税で、特別減税の影響額でございますが、これは、先ほど山根議員さんにもお答えいたしましたけれども、1億7,500万円と見積もっております。 それから、固定資産税の上昇率でございます。これにつきましては、平均的には大体7%強と、約7%の上昇がございます。そういった中で、新しく道路が新設をされたり、特殊な要因がありまして上昇してるような、大きく上昇してるケースもございます。5割を上回るようなものもあるようですけれども、全般的には、市全般で7%少しの上昇という状況になっております。 それから、基準財政需要額ですか。このたびの9億5,000万円の算定根拠でありますけれども、一応需要額を83億3,500万円と見ております。で、収入額が73億8,500万円です。こういう数字で、差し引きで9億5,000万円の普通交付税と、そういう見積もりを立てております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 女性問題対策審議会に関する御質問でございますが、まず、今年度  新年度は女審にどんな諮問をするのかという御質問がございましたが、女性問題対策審議会に対する諮問というのは、要するに、目標としております男女の平等、共同参画平等とか、男女の共同参画社会をつくるためにいろいろな研究等を行ってもらうということで、この女審を設置して、お願いしておるわけで、たんびたんびに、今回は何に、本年度は何について、何についてということではありません。年間4回程度市の方から招集して、集まっていただくことを考えておりますが、女審の方では、自主的に御自分方でいろいろ集まって、研究等々もやっておられます。 それから、女審、女性問題につきましては、これから、最後に御質問されましたけども、新南陽市における女性の行動計画と、女性問題の行動計画というものを、市は、下松市ではどのような、どのようにするのかというような御質問がありましたが、女性プランというのがありますですね、県もつくっております。それから、そのプランの推進体制もつくっております。こういうものを、下松市においても、プランを策定して、そのプランを実施する体制をつくって、具体的に実施していきたいというように考えております。 時期は、今すぐどうこうということではなくて、実は、こないだも市内で男女平等に関する市民アンケートというのを、女審の方でやっていただきました。こういうようなアンケート結果なんかも参考にしまして、プランというものを今から女審の方にもお図りしながら、つくり上げていくというのが、第一段階の仕事になろうというふうに考えております。 それから、下松市における審議会、委員会等に女性委員がどれぐらいおられるかという御質問ですが、今、手元に資料持っておりません関係でここで申し上げるわけにいきませんが、まだ、もちろん人口割ほどにはいっておりません。ただ、いつか申し上げたかもわかりませんが、まちづくり委員さんについては、30名のメンバーのうち13名の方が女性でございます。で、婦人市政モニターはもちろん全員が御婦人でございます、女性ですね。その他の審議会、委員会等につきましても、できるだけ女性に参画していただきたいというふうに、我々は頑張っております。 ただ、あて職的なものあるいは団体等の代表というような形で、その委員会、審議会等を構成することが必要な場合が多々あります。その対象となる団体の代表に、まだ、女性がなっておられる数が、非常に少ないというようなことで、限界がありまして、すぐに、半数程度は女性になっていただきたいと思いますけれども、なかなかすぐにはならないのが実情でございます。できるだけ、女性の進出を促すように努力していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(井川成正君) 松村経済部長。 ◎経済部長(松村一司君) 松くい虫対策についての御質問でございますが、確かに、松くい虫の被害は御案内のとおりでございます。私どもも昭和48年から空中散布という方法で松くい虫の防除対策を進めてまいってきたわけです。当時は相当範囲の、市内の相当広い範囲で防除をやってきておったわけですが、途中環境問題等々が起こりまして、だんだん防除範囲が限られるようになってまいりました。 そして、最近は防除帯というような言い方をしておりますが、これは下松で例を申しますと、末武川ダムの位置から東側の方向になりますが、久保の添谷というとこがございますが、それを結ぶ範囲をベルト状に範囲を決めまして、そこの間の防除を中心にやってきた。 これはなぜそういう方法をとったかと申しますと、松くいを感染さしていくもとになるマダラカミキリが、その防除帯の中で駆除することによって、その背後地には進入しないという想定がされてきた、おったわけです。そういう方法でベルト状で防除方法をとってきたというのがこれまでであります。 で、私が今の仕事に携わって、数年見てきたわけですが、写真で見る限り余り成果が上がっていないというのが残念ながら現実でありました。で、そういうことから、この空中散布による防除についてはどうかという疑問をずっと持っておりました。 たまたま、実はこの今実施しているのは松くい虫被害対策特別措置法という時限立法でございますが、この法律の期限がこの3月で切れるわけです。国もこの制度の延長を今考えておりません。したがって、これを機会に、効果が薄かったということで中止をしようと、もうやめるということにいたしました。 今御指摘の丁寧な方法ということで御指摘になりました。恐らくこれは今、私どもが丁寧な方法ということで言い直すかなあと思ってるのが、木の幹に穴をあけて、薬剤注入する方法があります。これは確かに効果があります。ただし、非常に経費がかかると。 したがって今、真楽議員さんが御指摘のように、山を守っていくという全体的なところには非常に難しい状況にあるというふうに思っていますので、丁寧な方法はちょっと限られておるとこにせざるを得んだろうと。 ひとつこれからも続けていかなきゃならないというふうに今考えておりますのは、笠戸島の笠戸ハイツの下から、大城の下のあれは岬と申しますか、ここは景観緑地という形で松を残していくことが大事だと思ってますので、ここに限っては、樹幹注入の方法を続けてまいりたいと、こういうふうに思ってます。 それからもう1つは、今後どうこの山の緑を残していくかという御質問ですが、確かに残していくことが大事だというふうな認識は一致を、真楽議員さんと同じでございます。で、私ども今考えておるのは、緑を残すのを松でいくかどうかという問題もありますが、現実は、下松市全体で人工林は大体30%を超えております。 それから、山陽自動車道を堺に北側が大体50%が人工林になってます。この人工林は杉とヒノキというふうに御理解していただいて結構だと思います。これをどう残していくかというのが今の課題でございますので、これを中心に今、林業、山持ちの方と、山の所有者の方と森林組合を含めて、手だてをすることについていろんな施策を不十分ですが進めていると、これが今の状況でございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 加古川福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加古川隆君) 敬老祝金の件についてお答えいたします。 県内でどこの市が見直しをやったかと、こういう御質問であったかと思いますけれども、新聞報道で見ましたところ、下関市の場合が9年度から見直しを行うというふうな記事が出ておりました。そのほか、私どもの方で県内各市に照会してみましたが、そのほかにはなかったようでございます。 それから、888万5,000円になっておりますがその内訳はどうかと、こういうことでございますが、75歳の方が445人で311万5,000円でございます。77歳の喜寿の方が355人で355万円、88歳米寿でございますが、116人で金額は174万円、それから99歳の方は1人ということで3万円と、100歳以上の方が9名ほどいらっしゃいまして、金額としては45万円と、以上の金額を足しますと888万5,000円というふうになります。 それから、同和対策分の敬老祝金が増額しているがと、こういうことでございましたが、これにつきましては、同和地区の敬老祝金の支給要綱というのがございますが、これは、70歳から74歳の方について年額5,000円というものを敬老祝金で支給していくというのが、現在、要綱としてございますが、このたびの見直しに当たりまして、既に75歳以上の方々については一般施策に移行しておりましたけれども、この方々が70歳と74歳の方々との均衡がとれなくなるので従来の70歳から74歳というふうに限っておりました同和対策分につきまして、70歳以上の方について年間5,000円支給していくというふうに改めたためであります。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 藤崎教育次長。 ◎教育次長(藤崎龍男君) 下松中学校の問題は、先ほどこの、山田議員にお答えしたとおりでございますが、なぜかという問題でございますが、先ほど申し上げましたように、やっぱりこの平成4年度に基本構想をつくりました当時の生徒数が、先ほど申し上げましたように700人台であったわけです。現在8年度は600人台で、さらにこの年を経過しますと、最終的には400人台になってくるんじゃなかろうかということが予想されます。 先ほど、13学級なり申し上げましたけど、恐らく平成20年には13学級以上  まず12学級になるんじゃないかということが予測されます。そういった状況で基本構想なりをもう一度見直さんにゃいけんという現状が発生したわけです。そういった問題なりですね。 この、例えば下松中学校の問題につきましては、平成3年から平成8年まで11工事を学校のためにやっております。大体8年度までで総計しまして、1億まではいっておりませんが、8,000万、9,000万円ぐらいかけております。そういうふうにして、学校施設は、まあ私が言うのはおかしいですが、今の現状ではまだ大丈夫だと、というふうに思います。 で、確かに下松中学校は29年に校舎をつくっておりますが、下松市内の小中学校で、戦前からできておる木造校舎もあるわけです。実際、まだ特別教室等で使っておりまして、現役で働いております。そういった状況等もございまして、まだ、下松中学校以外にやらなきゃいけん問題がたくさんあるわけです。例えば、笠戸小学校あたりは下松中学校以上、以前にできた学校であります。それもまだ健全に校舎はございますし、働いております。そういったことでございまして、やっぱりこういった状況をとらえまして、十分な基本計画等をつくっていかんにゃいけんという中で述べたわけでございます。その辺で御理解いただきたいと思います。 それと、文化財の関係でございますが、確かにこの今、ふくしの里の古墳の関係で教育指導員を1名増員しまして、文化財担当の教育指導員を平成8年度に、まあ規則の改定をしまして、5名のところ6名にしております。そういった中で、今、常森古墳群につきましては、豊北町の方に委託をしておりますけども、為弘古墳群につきましては、教育委員会独自でですね、そういう教育指導員の指導のもとにですね、発掘調査等をやっております。 そういったことでございまして、その専門のですね、教育指導員につきましては、山本さんといいまして、県のですね考古学の理事でありまして、いわゆるそういう考古学の専門員でございます。そういった方をですね、一応、今、雇用いたしまして、発掘調査等をやってもらったということでございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 真楽史子君。 ◆24番(真楽史子君) ごめんなさいね、私の方が理解が及ばないのかな。市民税の個人分が23億5,500万円の予算。で、その前年度の決算見込みに対して1億6,950万円のプラスの要素があるというふうにこれで説明されてるんです。あの、財政の分ですね。その1億6,590万円、その市民税個人分が伸びるという理由の中にね、減税分が廃止になるからということがひとつあるわけなんですよね。で、3%、給与が伸びるであろうからという理由もあるわけなんです。 ですから、この1億6,590万円のプラスの要素の中で減税に、減税ができなくなったということでのプラスの部分と、3%給与が伸びるからであろうという見込みの分があると。だから、これは、幾らと幾らでその1億6,590万円になるのかということを聞いているわけなんですけども、どうもそこらあたりが明確でないんです。 だから、多分、質問の内容が伝わってないんだろうというふうに思うんだけど、もう一遍、お示しをいただきたいというふうに思います。 それとですね、その、先ほどの山根議員とのやりとりの中で、5億6,700万円が消費税関係の、入ってくる平年度のベースであろうと、ということであれば、下松の市民はこの5倍が消費税として納入しなければならないというほどの大きな額になっているというふうに理解をしてもいいのかどうか教えてください。 その9兆円にも上る大収奪がね、公共料金などの引き上げも加えて、この追い打ちをかけると、今でさえ大変なのに、どうしようか、恐ろしいよねというのが、台所の偽らざる声でありましてですね、で、結局、税がふえ、公共料金が高くなり、いろいろなこの分が納めんにゃいけん分がふえると、その市民の方たちが使うそういう可処分所得の部分が大幅に減っていくわけだから、この不景気はなおさら続くであろうというふうに、結果になるわけなんですよね。 そこらあたり、市長さんどんなふうに把握をしていらっしゃるのかね、私ども共産党としては、3%も、5%も消費税というのは困るという見解ではありますけれども、そういう庶民の暮らし、市民の暮らしに関連して、一言、見解をお示しいただきたいというふうに思います。 それとですね、女性問題審議会の部分ですが、女性が参画するためには、一体何をどうすればいいのか、それはその市長さんの見解としてあると思うんですよね。 私自身は、だからこそ、保育の問題を考えんといけん。だからこそ、学校の教育の問題を考えんといけん。親の介護の問題を行政として、支援をしていく、そういう問題が必要だ、そして、本人にとっても、より以上のというふうな形で、自分自身、取り組みを進めてきたというふうに思っているわけなんですけれどもね、そういうふうな意見を、いろんな方たちが審議会などにも反映をしていく、そういう公募の枠をね、とるべきじゃないかというふうなことを、7年度の女審がつくられる時点でも問題提起をしてきて、最近、この山口県の例でですね、2名ほど公募の枠があったと。 で、一応読んでいらっしゃるかと思いますけれども、その3けたに上る方たちが、応募されたというふうなことでは、やはり、手本にしていいことじゃないかというふうに思いますのでね、その女性を、積極的な、やる気のある部分を、どれだけ活用といいますか、受け入れていくかということで、どんなふうに考えていらっしゃるのか、改めてお尋ねをしておきたいというふうに思います。 で、林野の問題です。自然科学がいろいろと発達していく中で、方向を変えるのは、その時点、その時点でやぶさかではないと、それ自体がやっぱり見識であるというふうに思うわけなんですけども、とても御苦労をしていらっしゃる分野だというふうに思います。 地上の薬剤の注入は非常に手間も暇もかかり、費用もかかると、であるならば、やはり、どうしてもやらなければならない、そういう保全の任務として、必要な物はかけていくというふうなのを、今後、確保していくということが必要ではないかというふうに考えますので、これは感想でありますが、一言だけです。 敬老祝金などですけども、下松の市長さんは、県内でも一番高齢でいらっしゃって、お年寄りのお気持ちがようくわかっていらっしゃる方だと評価をしてきているわけなんですけども、あろうことか、このようなことをね、ばっさりとされる、しかもその下松市では見直しを、どんな見直しをされるのかというのは、ちょっとよくわからないんですけども、結局、皆さんの中に非常な不公平感が生じるんじゃないでしょうかね。 考えてみると、2回ぐらいしか、平均年齢からするとね、2回ぐらいしか受けられないという結果になりはしないかと心配をするわけなんですよ。これ要項なわけですから、ぜひともこのようなことを思い直すべきと考えてね、指摘をしておきたいというふうに思います。これは一般質問でもさせていただきます。 7点目の下中の建てかえなんですけども、その13クラスまで減るかもしれないというのは、随分前からわかっちょったことだと思うんですよ。子供が生まれた時点からね。だから、17クラスでいくのか、16クラスでいくのか、前の一般質問のときも食い下がって質問をしたわけでありましてね、その以前にやるべきことがあるということを、下中の建てかえを先延ばしする理由にはならないわけであってね、これでは納得できないということだけ、この7番目では表明をして、これも一般質問にします。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 市民税の平成8年度決算額との当初予算との比較でございますが、この中で3%の増と申しますのは、特別減税も含んでの算定でございます。そういったことで、1億6,590万円ですね、平成8年度の決算見込額より伸びると、そういう見込みであります。 それから、消費税、地方消費税交付金に関連いたしまして、可処分所得が減ると、景気がますます冷えるということが、これ、我々も心配しております。そういったことがあんまり大きな影響にならなければいいがと今思っておりますけれども、しかし、これは、国の方でですね、国会で、我々の代表が決めた制度でございます。それはそれとして、御理解いただきたいと思います。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。浅谷吉人君。 ◆2番(浅谷吉人君) 総務費の関係で行革、一連の行革の中でですね、文書管理改善事業ということで、500万円の債務負担行為を行って進めていこうということでありますが、これについてお聞きしたいんですけれども、まず、この情報公開制度の前段準備ということでありますが、他市では情報公開をするに当たって、庁内にプロジェクトチーム等を設けてですね、その中で公開に制度を実施に向けて、進めてきております。 下関、徳山、県内の14市、それぞれこうあるわけですけれども、下松市においては、こうしたですね、プロジェクトチームをつくってですね、進めていくのかどうか。市長の施政方針の中では2カ年で文書管理専門コンサルタントの支援も受けということですから、すべてコンサルタント会社に委託ということではないというふうに思っていますので、そこら辺、それと、人数ですね、大体チーム編成をすれば、で、どういった役職の方が携わるのかという点がわかりましたら、お聞かせ願いたいというふうに思います。 それと、老人福祉の関係ですか、行革の関連として、ホームヘルプサービス派遣事業、1,600万円、このたび増額をされておりますが、この増額された理由、介護、あるいはサービスの需要増によるものなのかどうか。また、あわせて、現在、前年度ですか、のですね、受給実績と、ヘルパーさんのですね、登録を、再確認という意味で教えていただきたいと思います。 また、このヘルパーさんの登録の人数、長期計画の中で何名とかいう形でですね、持っておられると思うんですけれども、そこら辺のですね、確保に向けてどういうふうにされるのか。この1,600万円の中に含まれているのかということとあわせてお聞きしたいと思います。 それと、もう1点は給食サービス事業、このたびこの予算で進められるということであります。で、具体的にその運営方法なり、あるいは、まあ運営方法ですけども、単価なり、あるいは対象人数、地域、いつからということがですね、わかりましたら教えていただきたいというふうに思います。 それと、子育て、児童措置費の関係なんですけども、少子化への対応ということになろうかと思うんですけども、子育て支援センター事業あるいはホリデイ保育サービス事業等が新しく導入されております。また、あわせて、これまでありました、延長保育費の補助ということで、それぞれ増額されて、中身の濃い形になってるわけですけども、こうした事業のですね、中身についてですね、さらに詳しくわかればですね、教えていただきたいということであります。 以上です。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 平成9年度から取りかかります文書管理改善事業に関連いたしまして情報公開の取り組みについて御質問いただいております。施政方針の中でも明らかにいたしておりますように、文書管理改善事業そのものはですね、基本的には平成11年度からの情報公開へ向けての準備作業と、そういう位置づけでございます。 今、御指摘のように、この情報公開についての作業が別途あるわけですね。これにつきましては、他市におきましても、いろいろ名称はございますが、おっしゃったようなプロジェクトチームを編成をしてですね、取り組んでおります。 私どもも、今年度中にはですね、一定の時期にこのプロジェクトチームを編成したいと、そのように考えております。 で、その前提が、やはり、この4月からスタートいたします文書管理改善事業の中でですね、一定の実態把握をした上で、その把握のもとにですね、プロジェクトチームをスタートさせたいと、そのように考えておりまして、現状、まだ何人でですね、やっていくかということは固めておりません。他市の例では10数名のですね、研究会をつくってやっているというケースが多いようです。 我々もこれからどういう形が一番スムーズにですね、機能していくか、どのレベルのですね、職員で編成したらいいのか、いろいろ検討した上でですね、一定の時期につくっていきたいと、そのように考えております。 以上です。 ○議長(井川成正君) 加古川福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(加古川隆君) ホームヘルプ事業で前年当初に比べまして1,600万円余り増額になっております。これにつきまして、一番大きなものといたしまして、敬老祝金の見直しにかかるもんでございますが、24時間対応型のですね、24時間対応の巡回型のホームヘルプサービスを新年度から取り組もうということで、このうち580万円。それが含まれております。それ以外につきましては、ホームヘルプサービスの需要の増ということで、ふえてきた分でございます。 それから、給食サービスの運営方法ということでございますが、これにつきましては、ひとり暮らしのお年寄、ないしは高齢者だけの世帯というふうな方で、食事をつくるのが困難な方々に対しまして、週2回以上の給食サービスをしようということでございます。 利用者からいただく料金につきましては、利用料につきましては300円ということを一応予定をいたしております。 地域につきましては、全市内を、全市を対象に、地域はですね、全市を対象にいたしております。 で、いつから実施するかということでございましたけれども、取りかかりの準備もございますので、大体7月ぐらいからをめどにいたしております。 それから、児童福祉の関係で、少子化対策として、子育て支援センターがございましたが、これにつきましては、平成8年に子育てステーションという事業を新たに始めたと思いますけれども、これを拡充をいたしまして、今の子育てステーションというのは、県の事業でございましたけれども、今回9年度からやりますところの子育て支援センターというものにつきましては、国の制度に格上げをしてですね、内容を充実していきたいと。事業の内容といたしましては、育児不安等についての相談、指導、子育てサークル等の育成、支援と、そういった内容のことを事業内容といたしております。 それから、ホリデイ保育でございますが、これにつきましては、もちろんホリデイですから、日曜、祝日、そういった日に勤務を要する家庭の児童で、保育に欠ける方につきまして、私立の保育園でホリデイ保育を実施したいと。これは、実施保育園は1カ所でございます。大体、開所日数は年間60日以上というのが予定されております。これにつきまして、1日当たりの保護者の負担は大体1000円程度になるのではないかというふうな考え方を持っております。 以上でございますかね。 ○議長(井川成正君) 質疑の途中でありますが、10分間休憩いたします。午後3時01分休憩 午後3時11分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続いて議案第11号についての質疑に入ります。ほかに質疑はありませんか。城市 進君。 ◆26番(城市進君) 当初予算につきまして何点かお尋ねをいたします。なるたけ財政を中心にお尋ねしようかと思っております。 1つは、法人市民税のことについてお伺いをいたします。 前年度の決算と対比いたしまして、5,200万円ばかり下がるという調定でございますけれども、そこでのお尋ねは、予算説明書にもうってございますように、大企業分が約1億円減ずると、その他法人については、ややふえるということになっておりまして、20年前、さらには10年前等でも結構でございますので、下松の5大法人ですね、俗に言われる大企業と言われる、今、笠戸がああいう形になりましたけれども、現在は4大法人かと思いますけれども、社員の推移についてどのようにつかまれておられるのか。法人市民税の歳入に大きなかかわりを持つ社員についてですね、報告をいただきたいと思います。 2点目。固定資産税の償却資産税について1つ伺います。 設備投資で東洋鋼鈑さんにおきましては、総額約4億円の設備増強が行われまして、400億円ですね、平成7年度から8年度ということで、2億7,000万円伸びました。さらにことしもですね、6,700万円ぐらい伸びるわけですけれども、その大きな要素は、この東洋鋼鈑さんかと思いますけれども、平成10年度以降の、次年度については、緩やかなカーブではないかと見通すわけでございますけれども、来年度以降については、この償却資産について、残念ながら大規模償却はございませんけれども、どういった推移を見せるのでございましょうか。 3点目。消費税にかかわることで何点か伺います。 今回の消費税、増税に伴う税制改革ということで、まず、増収という点では、現行の地方消費税が廃止をされまして、地方消費税が創設をされます。そこで、御答弁のございました平年度では約5億6,700万円程度、平年度ベースとして現在の消費活動で見れるのではないかと思います、との答弁の骨子であったかと思います。 そこで、増収の面でですね、もう一つお答えがありませんのは、24%から29.5%に消費税にかかわる地方交付税率の改定が今回ございます。24%から29.5%ですね。これについての交付税引き上げはどのような歳入見通しでございましょうか。 この2つの柱が下松市の増収になる分だと理解をします。 一方で下松市の減収見通しでございますけれども、1つは個人住民税等の恒久減税ですね、これがどれだけなるのかということですね。これも一部答弁がございます。 2つ目には先行減税実施に伴う償還財源ということで、償還する部分が下松にも影響が出てくるんじゃないでしょうか。これは幾らなのか。 それから、社会保障関係費ですね。補正予算で臨時福祉特例給付の事務手続がございますけれども、いろんな社会福祉法人の、例えば特養でございますとかですね、委託運営をしていただいておりますけれども、あるいは生活保護の措置費も少し関係があるのかと思いますけれども、そういった社会保障関係での支出がですね、市町村がふえてくるんじゃないでしょうか。これは幾らになるでしょうか。 もう一つは言うまでもなく1万円の箱物をつくったときに、1億円としますか、1億円の箱物の建設事業をやったときに、300万円の消費税でしたけれども、500万円の支出増加を伴う、今度はですね、建設事業になります。いわゆる消費税の増加分でありますね、歳出におけるところの。 この4つが今度は減収として見れるんではないかと思います。この全体で下松市財政が、財政強化になるのか、マイナス要因になるのか、これを関心がございますので、御提示をいただけないでしょうか。 4点目。地方交付税に関してです。 減税補てん債をさきに、平成6年度から減税実施ということで、各年度において約4億6,500万円、あるいは4億6,300万円、平成8年度につきましては、たしか、5億2,000万円の減税補てん債を発行したかと思います。平成9年については、この減税補てん債の措置分で、平成9年度に幾らぐらい入り始めたのか、措置が始まったのか、措置が始まりつつあるのかですね、その点について御説明をいただきたいと思います。 並びに、新清掃工場の公債費が増嵩いたしまして、約50%相当といわれる地方交付税で見てくれるという関係でございますね。これは、新年度の予算の中での地方交付税には、どれだけ措置をされてるんでしょうか。 この2つについて、まずはお尋ねをいたします。 5点目。川瀬住宅の市営住宅建設にかかわりまして、債務負担行為の設定が10億円ございます。下松の行政を過年度見てみましても、し尿処理の大規模改造事業、住宅都市整備公団に発注いたしました、あの温水プールもですね、本予算で継続費の設定で事業費を明らかにし、財源を明らかにしてまいりました。なぜ、今回、この市営住宅の建設に際しては債務負担行為の設定をなさるのでしょうか。こうした方が、市の財政メリットでもあるのでしょうか。私はないと思われますけれども、なぜ、債務負担行為設定で建設に入るのかですね。 6番目。公債費のことについてお伺いをいたします。 平成9年度当初予算で、公債費、いわゆる借金の返済でございますけれども、15億8,055万6,000円の返済が見込まれております。この中で、市長期債の利子分の返還が、7億424万9,000円かと思います。私、計算をしてみましたら、毎日の金利ですね、毎日の利子払いが、192万9,000円かかります。盆から正月も含めて、役所が開いとろうと閉まっちょろうと、借金の利子の返済が193万円かかります。およそ。 そこでの質問はおわかりと思いますけれども、少しでも金利負担軽減をし、今後の財政運営を少しでもみやすくするために、借換債をずっと提起をしてまいりました。しばらく、この金利払いはふえてまいります。一借を含めると、1日に201万円の金利であります。で、この問題で、もし単市で、これが相手方との折衝でできないならば、周南4市の、それこそ市長さんが一緒になり、あるいは県下14市の市長会として市中銀行に金利負担軽減で申し入れ会談をなさるなり、地方財政をお酌み取り願ってですね、折衝に当たることが必要ではないでしょうか。 全国的には相当の自治体がですね、この借換債、もう一つで用立てができますと、繰り上げ償還をこの二、三年行っておりますね。努力中だとは聞いておりますけれども、新年度については、どのような御努力を市長さん初め、財政当局は事に当たられるのでしょうか。その姿勢についてもお示しをください。 再質で恐縮ですけども、ちょっと二、三尋ねます。 1つは、周南合併に絡んでの問題であります。 秘書広報費の中にですね、徳山の市議会、光の市議会等で問題になりました周南都市振興研究会開催費負担金がございます。この10年間、どんな仕事をしてきたのでしょうか。決算が示されないとのことでありますが、どういうことを4市の市長さんと県会議員さんはなさったのでしょうか。 これ、年間、たしか100万円だったと思います。単年度ですね。思い切って、3分の1に減額ということですが、決算書が示されないどんな仕事をしたのか。まず、1点。 それから、中核都市推進室が、ああいうふうにできまして、一体化事業の推進で、4つが5つの負担金補助に増額されます。そこで、聞きますのは、10年前に市長さんが周南合併、ぜひしようではないかとの提起、周南合体研究会ができた経緯、最近の先行実施、4市4町がまとまらなければ2市1町でやろうと、というようなことでですね、先行実施ということも市民に示されたこともございます。 そこで聞きたいのは、10年前はさておいても、五、六年前と今日の4市4町が抱えるですね、財政実態というのは一変しておりますですね。私は、粗づかみですけれども、4市4町が持っている借金、市債残高、町債残高は一般会計中心に普通会計で、ほぼ1,100億円、下水道会計等を入れますと、ゆうに1,500億円の借金を周南4市4町では抱えているのではないでしょうか。 そこで、合併をすれば周南は将来こうなりますよ、30万都市がどっと人口がふえますよ、就業構造も変わって、若者も定着しますよというのもありますが、具体的なまちづくりではですね、中心部における都市機能を高めますと、魅力ある都市をつくります、懸念のある周辺の遠くの自治体のところも、差別なく整備を一体的に行いますというのが、合併の大きな政策ですね。 ところが、下松でも当時10年前、72億円の借金が、今や160億円の借金になっている。普通会計と下水道会計を粗勘定しても、1,500億円をゆうに超すようなですね、大借金をそれぞれの自治体が抱えている。 果たして、周南合併はこうなりますという合併圏の調査研究、山口県の研究です。そういう財源が整っておるでしょうか。私は、これは事態は一変したと思います。その点でですね、この点どうお考えなのか答えてください。 それから、もう一つはですね、一般質問の準備もありますけれども、何度、お聞きしましてもですね、特別職の市長、助役、収入役、私ども議員はこれこれで合体をしたら減ります。人件費、職員も減ります。これは、試算ができやすい相談だと思います。しかし、もう一つできやすい相談にですね、過疎債の発行、その他もろもろの特例法のかかわる財政活用ですね、それから地方交付税の措置ですね。例えば、地方、普通分だけでも今4市4町で、ほぼ100億円、ないし105億円でありますが、何度お尋ねをしても試算をしたことはありません。減ることは確実ですと。減ることは確実だが、どれぐらい減るかという、まだ試算を出したことはない。1回も答弁ありませんね。このこととあわせて、事態が一変しているということとあわせて、御答弁をいただきたいと思います。 周南新都市開発の問題について伺います。 地域振興整備公団が平成8年度は事業実施の可否についての調査を御承知のようにやっております。そこで、平成9年度も公団におきましては、この事業実施調査を継続中になると私は思いますけれども、平成9年度の市の予算に関しては1円も計上はされていないわけですけれども、これは今後、出てくる可能性があるのか。平成9年度は一部負担金もない、なくって公団だけでやるのかですね、この見通しについて知らせてください。 もう一つは、会計年度には、最後の最後ですけれども、現瞬間と平成9年度会計において、この公団の事業計画調査と下松市のかかわり合いはどういったことになっているんでしょうか。これを経過報告で述べてください。 最後に、スポーツ公園の第2期基本計画策定委託の問題について伺います。 私は、1,200万円の発注委託を行う前に、どういう施設をつくったら圧倒的な市民の御理解と御指示はいただけるだろうか、どういった事業費が適当なんだろうか、いつごろつくるのが適当なんだろうか、この3つは少なくとも厳密に調査、研究されて基本計画づくりにぜひ入ってもらいたいと思うわけでございます。 温水プールの二の舞を踏んでほしくありません。もし、運転委託経費だけでも1億円かかります。だれでもわかることです。立派な物をつくれば守り賃がたくさんかかる。だれでもわかることです。繰り返します。どういう施設をつくるのか、どういった事業を策定するのか、いつごろつくるのか、少なくとも、この3つについては、相当な調査、研究をなさって、第2期目のですね、運動公園建設に取りかかっていただきたいと願うわけでございますけれども、どのように御判断なさるでしょうか。 以上、質問いたします。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 城市議員さんの御質問にお答えいたします。 まず最初に、あの、法人市民税と、大企業のですね、従業者数との関連でございます。この状況を見てみますと、5大工場だけの数字でいきますとですね、年によって変遷がございます。で、近年の状況で言いますと、例えば、平成元年ですか、平成元年が3,000人程度、その後、若干伸びてきまして、平成5年ごろですかね、平成6年ごろですか、平成6年ごろには3,400ぐらい、それが、現8年の段階では、今、3,200程度でございます。 そういった変遷があります。これも御承知のように、1つの大企業と、その関連会社もいろいろございまして、それとのトータルで考えないと、少し難しい面もあるんじゃあないかという気はいたします。 ただ、法人市民税そのものは、やはり社会の景気の動向と申しますか、あるいは、下松市にございます大企業のですね、置かれておる産業の景気の動向、そういったものにも大きく反映すると思います。その辺は、まあ、いろいろ要素があるので、端的にですね、従業者数だけでの比較では難しいんではなかろうかと、そのような気がいたします。 それから、償却資産の見通しでございます。本年はおかげさまでですね、9年度は一定の増収を見込むことができます。今後はですね、現状を我々が聞いている範囲では、大きな設備投資の動きは聞いておりません。 したがいまして、そういう状況で推移するとすればですね、やはり償却資産でごさいますので、一定の期間にかなり償却してまいります。そういったことで、微減の傾向をたどるんではないかということを、今、想定をしております。ここらあたりは、まだ、具体的な各社のですね、情報が入りませんので、はっきりしませんけれども、一般論で言えばそういう傾向をたどるんではないかというように思っております。 それから、消費税の問題でですね、増要因で、このたびの消費税関連税制の改正で、交付税特会への繰り入れについても引き上げられたところでございます。まあ、それは、全般としてはですね、交付税特会にとってはプラスになるわけですが、現状は御承知のように、ことしの平成9年度の出口ベースで、1.7ですか、1.7%という数字に終わっております。 したがって、内容的に見ましても、交付税特会そのものが、これまでの不景気を反映して、かなり、借金をしてると。その借金の穴埋めにいってるという感じもございまして、この繰入率の引き上げがですね、即、地方への配分につながってないような気がいたします。 それから、減の要因でございますけれども、制度減税が、城市議員さんも御指摘のように、このたびの消費税の引き上げに先行してですね、3年前からスタートしたわけでございます。 で、これも実は、いろいろ数字が、これまで議会でも論議されておりますが、我々自身、非常につかみにくいというのが実態でございます。一時期、3億7,000万円とか、3億8,000万円ぐらいの数字を申し上げたような経過もございますけれども、現状はですね、そういう計算を、コンピューターとかでですね、入れてやったことがないわけですね。 したがって、あくまでも、減税補てん債との差し引きで、要するに特別減税を、例えば、1億7,500万円と想定をしてですね、それから、減税補てん債からそれを引いて、残りが制度分であろうという推定のもとにですね、議論しておったのが実態でございます。 したがって、これが本当に市の税収にどれだけ影響があったかということはですね、実は、私どもの担当の税務課でもわかってないというのが実態でございます。 それから、この減税補てん債の償還の影響がですね、これから、国全体ではあるわけですね。国全体ではこれから償還に入っていかなくちゃならないと。そういう中で、以前、議論も申し上げましたけれども、国全体では少し、平成9年度の段階ではまだ赤じゃないかというようなこともございました。これが将来、消費税全般に、消費税そのものがですね、これからふえていけばですね、要するに、率が上がるという意味ではなくて、全体の消費がふえていって、消費税そのものがふえていけばですね、これが、黒に変わってくる時期が来るんではないかと、そういうふうに思いますけれども、これまで我々が国の方から示されているいろんな資料によりますと、若干、その償還のためのですね、持ち出しの方が少しふえるというように伺っております。 もちろん、御指摘のように、社会保障といいますか、あるいは建設投資と申しますか、要するに、物件費、その他のですね、投資的経費、その他についてのですね、支出に対して一定の影響があろうかと思います。 やはり、その辺が2%ふえるわけで、具体的にどうかと言われますとですね、これ非常に難しいわけですね。毎年、毎年、歳出の予算額が変わってまいります。そういったことで、非常に、難しくて、我々も比較をしておりませんけども、そういったマイナス要因はあることは事実であります。 それから、減税補てん債を平成6年度から、7、8と3年間、続けてまいりました。これの、実際の交付税措置の状況ですが、ほぼ、我々の償還額に見合った額がですね、交付税措置をされております。ほぼと申しますのは、これは理論算定と申しましてね、理論算定、国の方では、実額に対する金額を入れるんではなくて、理論算定という形でやっております。 極端な例を言いますと、下松市がですね、減税補てん債を借り入れなくてもですね、借り入れなくても、それは見るわけです。交付税上はですね。そういったことで、借り入れの時期等、そういった若干の差がありますが、ほぼ100%ですね、措置されております。若干、今までの経過では少し、計算上、少し多いという数字になってますけれども、ほぼ100%だと御理解いただきたいと思います。 それから、清掃工場関連もですね、近年、償還の額がふえてきております。本市の負担につきましては、約2億5,000万円というのが平成9年度の負担でございます。これに対して、交付税措置が52%余り、大体1億3,000万円程度ですね。これが交付税措置をされる予定であります。これは、まだ交付税そのものの算定やってませんけども、理論的に言えばそうなるということになります。 それから、川瀬市住のですね、建設、これ川瀬市住の一号棟の関係で、10億円の債務負担行為をこのたび、予算でお願いしております。これにつきましては、本年度ですね、平成9年度に着工して、したがって、平成9年度は支出がゼロでございます。だから、平成9年度は業者を決めまして、それをまた議会にお諮りをして、かなりの金額になりますから、議会にもお諮りをしてですね、その契約議案を議決いただいて、年度末にですね、一応契約ということになろうかと思いますが、一応、今年度は歳出が予定されておりません。それで、そういう組み立てであります。それで、10年度、11年度にかけてですね、歳出が出てくるということでありますので、一応、債務負担行為で10億円かけてですね、スタートをするということでございます。 それから、公債費の利子の償還に関連いたしまして、過去のですね、高金利時代の金利を借りかえる。そういう努力をすべきじゃないかということであります。これはもう、これまで何度も申し上げておりますように、基本的に、相手方との、金融機関とのですね、話し合いの中でまとまらないというのが実態であります。 仮に、これがまとまるとすればですね、今、我々が最近、近年、何年か、かなり低金利の金利で借り入れておりますけども、これも高金利時代になればですね、引き上げてくださいよということが、銀行側から逆につくと思いますね、条件が。我々としては、本当にそれで得なのかどうかという問題もございます。 そういったことで、この問題につきましては、過去、申し上げてるような経過であり、また、考え方でございます。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 何点か御質問をいただきました。周南都市振興研究会の関係で、過去10年ぐらいの経理等について云々というのがございましたが、これは、城市議員さん、先ほど言われましたように、よくわかっておりません。 市の方の事務局というか、窓口になっております徳山市の方でですね、いろいろお聞きしたんですが、振興研究会と全く同じメンバーでですね、合体研究会。今は合体促進研究会ですか、協議会か、というのがありますが、この2つの団体が、全く同じメンバーでやられておりましてですね、なかなかその辺の経理がうまく分明できないというような事情があるようでございます。 いずれにしても、研修とかですね、会議等に使われておったのは、間違いないようでございますが、ただ、事務局そのものが、これは市の方が持っておるんでなくて、徳山市が窓口になっておったということで、事務局はその団体の方でですね、時の会長さんが、その事務局を持っておられたような事情がありましてですね、なかなか去年の議会でも、徳山市議会でもいろいろありましたけれども、よくわからないというのが実態でございます。 それで、このようなことではいけないというんでですね、ことしは出席するたびに必要な経費を持っていこうということで、今回のような予算の組み方をしたわけでございます。 それから次にですね、かつてのような、ないかんのええときではなく、景気のええときでなくて、今のように、皆、各4市4町がですね、景気悪い、収入は低い、その市債、町債の残高は高い、まあ、こういう時期になって、本当に合併、あるいは、その合併に伴う整備ができるんかというような御指摘なんですが、これは、合併しなかった場合と、合併した場合のですねメリット、デメリットというのを考えていかないといけないと思うんですね。 各市が財政状況がよかったときならばみやすく合併できるという問題でもないんですね。先ほど申し上げたようにですね、自分方にお金があるときは、一生懸命、皆使うてしもうて、整備を済ました後で一緒になろうというような話もあったんですが、景気ええからできるもんでもない、景気が悪いからできないというもんでもない。ただ、合併をしないと、合併をすることによって、その特例法によるプラスというのもありますし、未来永劫にわたって、スケールメリットによるプラスがあるわけですから、その辺を考えてですね、合併をしなかった場合と、した場合とを考えて将来のことまで、住民、周南地域の住民のサービスのことを考えるとですね、やはり我々は合併をしなければならない、しかも、できるだけ早くやらないといけないというように考えておるわけでございます。 それから、過疎債とか交付税の問題についておっしゃいましたが、私の理解では、過疎とか辺地とかですね、離島というのがありますですね、これは特別な優遇措置を設けてあります、これは、4市4町が一緒になって、28万6,000人の人口になったら、人口の1つの市になったからですね、全部、もげるというもんではありません。離島があれば離島もありますし、過疎地域の指定があれば過疎地域に係る税についてはですね、対象になります。 それから、交付税についてですね、どうなるんかというような、交付税の減少が非常に大きゅうなるはずだがというようなお考えのようですが、これは、実際に本当に交付税の算出のですね、これぐらいのノートがあるわけですが、それに実際の数値を入れて積み上げていかないとわからないわけですが、私は交付税がなくなるとは思っておりません。若干、減るとは思います。 ただ、大幅に減ることもないのじゃないかというのがですね、私は以前、去年あたりですか、大概算で計算しましたらですね、そんなにたまげるほど、半額も3分の1にもなるというようなことはない、そういうように、大体つかんでいる、おります。これは、実際にやってみないとわかりません。 ただ、類似団体と比べて、類似団体がこれであるから、こうなるであろうというような算出なんで、類団というのは、御存じのように自治省の方で、例えば、30万程度の、今の類型がありますが、この合併後の市町村の同じ類似団体、その団体というのは、現在、日本にある、ある市の実際の数値なんですね。 ですから、それが毎年、毎年ですね、類似団体は、例えば1の2というのは同じ市が1の2になってるわけないわけですよ。3年前は秋田市だったのが、今度は、例えば山形市とかですね、熊本市とか、そのようにかわるわけなんで、それと、たまたま比較して、今、大概算やってみたやつが、どれほど正確かというのは、全く自信がありません。 ただ、先ほど申し上げたように、交付税がなくなるということはないと思います。減るのは減るとは思いますけどね。 以上です。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 北部開発と、それからスポーツ公園の基本計画の変更につきまして、2点ほどお問いがあったかと思います。 最初に、北部開発の方の可能性の問題と、途中で補正があるのかというような問題、それから、8年度の調査とのかかわりという問題だったと思います。 北部開発は御存じのように、平成6年から調査が始まったわけでございますね。で、私たちが、補正をいただいて、今、657万円ばかり、調査費に使わさしてもらっておりますけれども、8年度のは、今までの議会等でも申し上げたかと思いますけれども、事業計画調査と環境現況調査、それから地質調査、大きく分けまして、3つほど国の方で行われております。六、七千万円になるかと思いますけれども、県に委託する部分と、国独自がやっておる部分がありまして、私どもは細かい数字はつかんでおりませんが、6,000万円から7,000万円ぐらいかかっておるんじゃないかと思います。 で、これとのかかわりでございますが、事業計画調査というのがですね、8年も9年も行われてくると思うんですね。これは、開発のコンセプトとか導入施設とかですね、市のそういった総合的な計画とのかかわりですか。それから、もともとが北部開発は周南の4市1町のとらまえの中でですね、下松の北部が、最適地であろうというような形で方向が決まっておりまして、そういった基礎的な調査をしておりますけれども、私どもが、市長も今まで答弁しておりますけれども、その調査の進みぐあいを見て、いくもんか、いかないものかというのは、非常に慎重に判断していかなければ、当然、大変な問題になりますですね。 それで、今、4市1町との協力、または、今から、導入施設や何かが、どういったものが周南をとらまえて挙がってくるのかというような問題。それから、ああいった地域にそういった、今、中核都市や何かの問題で、湾岸道路というようなそういった大胆な道路の計画、そういったタッチがどうなるのかというような外的な要因が、まだまだ十分煮詰めてないものがたくさんあると思うんですね。 ですから、国は国で、県との協力の中、私たちも露払いで住民の説明会とか協力はしておりますけれども、人的な資源でですね。そういった問題をよく煮つめないとですね、いくものかどうなのかというような議会でもおしかりをよく受けておりますが、とても、とても、はいはいと言うわけにはいかない問題があると思うんですよね。 これは、担当部長としての考え方が、現在、細かくいっておるわけでございますが、さあ、それでは8年度に、下松市はそのかかわりの中でですね、調査の分担はどうなるのかということになると思うんですね。これは、この2月25日もですね、8年度の開発は、調査は進むものの、関係が県、国、住宅都市整備公団、あ、地域振興整備公団、市という4つの絡みがありますが、委員会とか幹事会とかいうのがあるんですけれども、初会合を開きましてですね、顔見せといいますか、コンサルの説明をしまして、開発のコンセプトとか導入施設がこんなのがあるのではないかという提案を、素案を聞きました。第1回目というような形になります。 まだ、調査の結果とかですね、資料は、これは数カ月後になると思いますので、分析がありますからですね、そういったものを委員会、協議会、幹事会等々が開かれる中で、だんだん開発の可能性の問題、資金の持ち分、そういった問題が明らかになってくると思うんですね。それがありまして、やはり市長が私どもの報告を見ながら、判断をしましたときに、可能性として、最初に調査費が要るのではないかと、私が判断しておりますのは、用地買収にかかわるですね、基礎権利調査、どなたが、どれくらい、どこにお持ちであるというような調査費が、まず最初に要るのではないかなと。この調査をしてみないと、私の方も資料をですね、トップの方にのぞけられないのではないかと、どなたが、どれぐらい、どれぐらいの評価のものを、どこにお持ちかというのはわかりませんからね。そういったものが、数百万単位で出てくるのではないかなと、私は、今、思っております。 それで、北部開発につきましては、そういうことでございますので、よろしく御理解いただきたいと思いますが、スポーツ公園の変更の基本計画の1,200万円の関係です。どういうものをつくろうと思っているのか、いつごろつくろうと思っているのか、また、面積的にはどんな構想なのかということだと思いますが、御存じのように、現在のスポーツ公園は、公園としましては、下松市では、スポーツ公園として、一番大きい公園ですが、これは17.4ヘクタールなんですね、計画が。御存じのように。この17.4ヘクタールという公園は一般質問でもよくありますけれども、もっと大きい大会したらどうかとかですね、よく言われるんですが、公園のランクが3級でございましてね、市内大会程度という公園の規模以上のものはできないわけですね。国の費用も、国の補助も、県の方も認めてくれません。 ですから、ほしたら、もう少し上の、周南の地域とか県体をやれということになりますと、三十二、三ヘクタールの公園の規模で、2級というようなランクづけが必要になってきます。ですから、お気づきのように、今多目的広場がありまして、400メートルのトラックがありますが、市内の大会をやるぐらいと。周南とか県体をやろうと思いましても、サブトラックもありませんですね。サブトラックがないとですね、なかなか公認というような問題がランクが上がりません。ですから、例えば、サブトラックをつくりますと、そのサブトラックが多目的に使えてくると。野球場もないじゃないかと。しかも、かなりの市民の方が期待されておりますテニスコートもないわけですね。駐車場もまだ少ないと。 そういったものをもろもろのものを考えてみますと、どうしてもそれぐらいの規模になると、それをやるためには、まず、基本計画を直し、面積を広げて、法的な手続をとりながら、予算をいただき、次の事業にかかるということになりますので、まだまだ、いつごろやるのかということはわかりませんが、9年度中に手続を済まし、10年度以降は新たな拡張したところに挑戦していきたいというふうな考えでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(井川成正君) 城市 進君。 ◆26番(城市進君) 再度、お尋ねをします。最初に法人市民税の関係で、大企業の在籍社員のことについてを伺いました。そこで、具体的に尋ねます。 日本石油精製の昨年の一般質問で答弁のありました、ことし秋のですね、輸送部門の縮小の問題ですね。意見を申し上げておりますけれども、これについて、市として社に対して何らかのアプローチをなさいましたか。全く、何もしておりませんか。ひとつ、これをまず答えてください。 それから、2つ目、この大企業の在籍社員と稼働経営の問題について、市長さんの基本的なお考えは企業も、今日の経済動向の中で、企業には企業の生き方がありますと、こういうことをよくおっしゃいます。企業には企業の生き方があるんだと、もちろん、世界の経済、日本経済の中では当然、常識的にあるんですけども、企業には企業の生き方があるんだと。 そこで、私は、問題なのは、5万5,000人の命と暮らしを預かる市長としてですね、そういった景気動向、企業の運営に対して、じゃあ不干渉でいいのかということなんですね。やはり、炭鉱がつぶされようとする。当然、市長さんは運輸省にもかけっていってですね、炭鉱つぶれるのをちいとでも延ばしてくれんか、やめてくれんかと。ドックの問題も運輸省に、随分、かけ合いもありましたですね。私はこれは政治家であると同時に、5万5,000人の市民の命と暮らし、これを守るために当然な行政長に対する働きかけだと思うんですね。 きょうの私の質問は、市の財政を大きく左右するということを取り上げております。 そこで、下松では過年度、20年か23年前ごろは、5大企業でですね、たしか、7,350人の在籍社員を持っておりました。私の調査に間違いなければですね。半分をはるかに割ってるんです。 これが、法人市民税のですね、歳入に大きな影響を、私はもたらしているのではないか。これはきょうだけじゃないんですが、今まで申し上げたことありますね。平成元年度に、16億9,500万円ばかりの過去最高の法人市民税が入っておりますけれども、日石が細り、あってはならないですけれども、中国電力の2号機も間もなく営業をやめると、社員が、また減るということになると、また、ここの法人市民税が、好決算をやってもですね、下松にはお金が落ちんということになるんじゃないでしょうか。そういったことに対して、市長さんとして動くべきことがあるんじゃないでしょうか。このことを申し上げているので、ぜひ御答弁をいただきたいと思います。 それから、消費税と地方交付税に関してですが、結局、全体はどうもわかりづらいと、算定は難しいんだということがありますね。ちょっと、これは、本当、困ったもんだなと思いますけれども、しかし、確かに、5万5,000人の自治体として、全部が積算できるほどの情報では確かにないかもしれません。昨年の12月議会で森田総務部長は、全国トータルベースではですね、市町村財政がマイナスになる見通しだというふうに認められておりますね。市長さんはこの消費税論議をしたときの市の財政の影響のときに、市財政が強化される、市民の反対の意見は強いけれども、市の財政が強化拡充されるならば、消費税について、私は反対ではありません。 これが、今、根幹が崩れると、崩れつつあるんですね。市長さんは市の財政がよくなるなら、市民の意見は反対がどうも多いようだけれども、これはいたし方がないんじゃないかという。その市の財政がですね、私、よくならんと思うんですね。一般質問もありますので、12月答弁を総務部長は取り消されないと思いますけれども、少なくとも当初予算ベースでは市も少なくとも減収になるという答弁は続くと思いますけれどもね。これ、ここだけは確認させてください。一般質問はまた用意いたします。 地方交付税について尋ねます。 理論算定はできるということを減収補てん債の発行ということで、新年度に入ってくる問題でですね、言われました。この論議も随分やりましたですね。全部、1円まで補足できますという答弁でした。具体的に幾らになっているか、補足の具体的数値をお述べください。 それから、もう一つは地方交付税が税制改革に関してですね、結局、地方財政が細ってくる。全国では1,560億円細るらしいんですけれども、そこで、地方交付税、地方財政が、そもそもが財源不足になると。また、交付税特会の借り入れをですね、どんとふやしてくるということになりますね。それでも、実際の地方交付税率のカバー率はですね、決して、十分なものではありませんね。今から、十二、三年前の全国の交付税特会のですね、借入金残高は、当時5兆7,000億円でしたけれども、今、どれぐらいなってるか。結局、地方交付税法の本法を変えずにですね、とりあえず、とりあえずという策で来たんですね。この交付税特会を利用してですね。今、15兆2,000億円の借り入れになっている。これはまた、金利がまた大変ですね。こうなってくると、また、地方財政、地方交付税制度が、また、厳しくなるんじゃないでしょうか。金利がげた雪になりますからね。げたの雪といえば、一歩でも進むごとにふえますね。 そういう仕組みが、結局、ここでとられると、地方財政がよくなると、政府が説明しましたね。政府はですね、94年11月成立の地方税法等の一部改正で、国会でこういうふうに言っていますね。地方消費税を創設することにより、地方財源の充実を図りますと。これは政府の基本答弁なんだけれども、答弁ちゅうんか、方針ですね。そうなってこなくなるんじゃないでしょうか。この点についても御答弁いただきたいと思います。 公債費の金利負担の借りかえの問題で、じゃあ、平成9年度とすれば、金利負担軽減のための借りかえ等についての御努力はもう任に当られないということなんでしょうかね。困難だというのはわかりますけれども。この点どうなんでしょうか。 歳出で周南合併の問題について聞きますけれども、御承知のように、平成9年度の当初予算の提案は、地方財政計画という指針もそうでございますし、現実に県とのヒアリングもありますので、対比で簡単に予算をつくるふうにいかない側面もあります。 そこで、御案内のように、各市ともにですね、緊縮予算になっています。緊縮予算の提案ですけれども、そこには、また裏があると思いますね。つまり、長期債の残高が急増して、公債費というお金を用立てするのがこれ大変だということだと思うんですね。合併が、もし、万一でき上がってもですね、とりあえずはこういった緊縮財政でスタートせざる、つまり、普通会計でほぼ、1,100億円。下水道会計も含めると、軽く、1,500億円を超える、大借金を連れ添って、自治体ができますのでね、当分は特例法、合併特例法での多少の応援策があっても、緊縮財政で、自治体の運営を余儀なくされるんじゃないでしょうか。そういう御研究をなさったことはありませんか。御答弁をいただきたいと思います。 最後に、周南新都市の開発について伺います。 先般、第1回目の会合が4者で持たれたようでございます。3者ですかね。4者ですか。ここで、助役さんが、行政レベル委員会にお入りでございますね。助役さんがたしか。企画部長さんなり、建設部長さんと、経済部長もお入りかもしれませんけれども、これ、幹事会にお入りでございますね。さらに、この夏は次の予定があるんじゃないですか。具体的に事業計画調査の中で、もう夏に予定されてることが次にあるんじゃないですか。これを尋ねておきます。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 法人市民税に関連して、日精  日本石油精製株式会社下松製油所のですね、うすもののような動きに、市としてどういう働きかけをしたかということでありますけれども、我々としてはですね、会社側として、今後、生き残りをかけていろんな経営努力をされておられるわけでありますので、具体的に、これをやめてほしいという、そういう働きかけはいたしておりません。 それから、もう1点、市内の大手企業のですね、従業者数が非常に少なくなってきているという点を捕らえて、それが、その法人市民税の収入に大きく影響しているんではないかということでありますけれども、これは、過去の法人市民税の流れを見ていただきましてもわかりますように、先ほど、御紹介いたしましたが、平成元年が非常に少ないわけですね。ところが、この年に、この下松市の法人市民税の額の最高額を記録しておるわけです。ですから、これは必ずしも、従業者数だけではないと。 それと、もう1点は、議員さんにもですね、ぜひ御理解いただきたいのは、分母自体といいますか、日本全国における製造業の、従業者数ですね、これ、やはり、大工場等の機械化、こういったものがかなり進んでまいりますので、少しずつ減っていく、それが、第3次産業に流れていくと、そういう大きな流れがございます。で、下松市もその例外ではないということ。 それと、先ほどもちょっと触れましたけれども、同じ、その製造業の中でも、いわゆる5大企業、下松市でいうですね、5大企業と、その関連企業と申しますか、それにまあ少し流れていくと、そういったトータルのもので押さえないと、単に5大企業だけでですね、押さえていくと、事態がはっきり見えない、そういう、ちょっと、ばらばらなことを申し上げましたけれども、そういう実態があろうかと思います。基本はやはり、こういった製造業におけるですね、機械化、合理化、こういったことがかなり進んでまいりまして、全般としては減ってきてるというところもあると思います。 それから、消費税の関係でですね、市町村財政にとって、マイナスになると。これは、自治省の方のですね、試算を昨年、御紹介申し上げたわけですけれども、当面、若干のマイナスになるんではないかと。ただ、今後は消費そのものがですね、少しずつふえていく、そういう中で、また、償還もですね、一定時期に終わると思います。 そういう中で、このマイナス分はプラスに転じていくであろうというぐあいに思いますけれども、我々としても、もう少し、この関係のですね、収入の動向を見てですね、必要があれば、県を通じて国の方にもそういった要望を、その要望があればですね、出していきたいと思います。 これ、現状、まだ、この9年度、特に未平年度化分というようなこともありましてですね、まだ実態がはっきりいたしません。そういったものを十分分析して、今後、必要があればですね、国、県に、国、県にもですね、働きかけをしていきたい、このように思っております。 それから、交付税措置、さっき申し上げましたけれども、減税補てん債との関係ではですね、平成8年度の数字が具体的にございますが、平成8年度が、償還がですね、3,253万7,000円です。これに対して、交付税上の算入額が3,366万3,000円となっております。これ、まあ、一例でございますけども、こういった形で理論算入という実際の借り入れと若干、借り入れの時期とかですね、そういった関係がありますから、若干の相違はございますけれども、基本的に100%ですね、措置されておるというぐあいに御理解をいただきたいと思います。 それから、借りかえの関係でございますけれども、これは、先ほど申し上げたようなことでですね、やはり、こういう条件の、借り入れ条件の変更につきましては、相手方との了解のもとにやっていく必要があると思います。その中で、一方的に高金利のものをですね、低金利のものに借りかえるだけで済むんであればですね、非常に、我々も喜ばしいと思います。ただ、現状、そういう交渉は極めて困難でございます。 やはり、よそでも少しあるようですけれども、その、高金利のものをですね、低金利に引き換える条件として、現在、低金利で借りておるものをですね、今後、一定の金利水準に上がったときにはですね、見直しをするとか、そんな条件がついてきたりしております。それが果たして、我々の市財政にとってですね、プラスになるかどうかということを考えますとですね、決して、そういう状況にはならないと思います。 そういったこともありますので、我々としては、現状、一方的にですね、借りかえができれば、大いに結構なことですけども、現実は難しいと、そのように考えております。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 周南合併の件についてお答えいたします。 現在、4市4町がいずれも緊縮財政であるから、合併して、例えば、4市4町が合併してもですね、やはり、緊縮財政でいかないといけないだろうと、どういうお考えでそういう言い方をされるんかよくわかるんですが、そりゃもちろん合併したらですね、放漫財政できるわけありません。ただ、先ほど、申し上げたようにですね、合併した場合と、する前とした後とで、特別措置等でその新しい市でですね、住民サービス、あるいは行政水準の向上のために使えるお金が確保できる。それを先ほどから申し上げておるわけです。 ですから、社会一般が、全国が、市町村が、特別なものを除いては、皆緊縮財政でやっておるようなときにですね、合併したからといって、大変、そのサービスをどんどんどんどん引き上げて、バラ色の町ができるというような甘いことは、我々は全く考えておりません。それよりも、何回も申し上げますけれども、過去の合併はバラ色の色合いが強かったけれども、最近の合併についてはバラ色よりもですね、もっとこの迫られた、必死にならないといけないようなものがある、そういう状況にかわってきておるというのを、いつも私は、市長の答弁で申し上げておると思うんですけどね。今、やらないといけない、やれば、なおよくなるからという思いばかり強かったらですね、やらんでも済むんじゃないかという御意見も出るわけですね。今のままでもいいじゃないかと。そうじゃなくて、やらないと、どんどんどんどん悪うなって、どうもこうもならんようなるというのがですね、実際、担当しておる我々の、まじめな気持ちなんです。その辺で、ぜひとも合併は急いでやらないといけないというように考えておるわけです。 それから、先ほどちょっとですね、過疎債のことについて、区域は外れても云々と言いましたけども、区域が外れた場合にも特例があるんですね。過疎地域の区域がもし外れてもですね、合併したこと、したことによって外れても、まだ特例措置が講じてあります。外れなければそのまま、もちろん過疎債の対象ですしね。外れた場合でも特例があります。ちょっと追加しておきます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 北部開発の関係で、夏ごろ、何か予定されておるのではないかと。これは、私の方は全然わかりませんけれどもですね、一般的には、8年度の調査も一番環境影響調査をやりますのに、1年かかるものとか、半年とか、数カ月とか、いろいろあるようですけど、8年度の場合は一番環境のその活発なときといいますかね、9月から秋にかけて、春にかけてというんで、8年度の場合は9月から今の3月31日までかけて、今、やっております。 で、今の地質調査の関係もですね、人工震源を起こしまして、発破をかけるわけですね、ダイナマイト。ドーンとかけて到達の時間がどうかとか、乱れがどうこうというんで、大きな面での地質調査はやるようですが、この地質調査とか、環境影響調査とか、事業計画調査ですね、これは、よくA調査、B調査というような言い方をしますが、8年度をもって、おおよそ、私はA調査が終わるのではないかと、ほんなら、9年度以降B調査に入ってくるというような形に私はとらまえております。事実、そういう問題があると思います。 ですから、城市議員さんがどういうようなところからお耳にされたかわかりませんが、もし国の方が調査を進めていくことならば、また夏ぐらいから、また秋ぐらいからですね、入ってくると思いますですね。国の方も8年度は、過去の議会でも出たかもわかりませんが、7カ所ぐらい、全国的に、どうも調査しておるようです。あの、8年度もですね。各種調査を。そういった問題があると思いますが、まだ、私たちは具体的な協議は受けておりません。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) はい、城市 進君。 ◆26番(城市進君) もう一つだけ尋ねます。こないだの補正をお尋ねをしましたときに、平成8年度の決算見通しにつきましては、歳入歳出総額において、約3億円の決算、黒字決算見通しだということでございました。法律によって、2分の1を財調に回して、あとは保留活用といいますか、当然、そういうふうに、新年度は絡みでなってくると思いますが、そこで、お尋ねをいたしますが、平成9年度の当初予算では、予算説明書の74ページを伺いますと、積立金、基金の取り崩しが、普通会計で3億5,900万円ございます。少し端数はありますけれども、おおよそ3億5,900万円。国保は別でございますけれども。 問題は私たちが、今、注視しておりますのは、ふくしの里の造成事業が進捗してまいりまして、開発公社が市中銀行からお金を用立てをすることと、一般会計並びに、この基金の一般会計取り崩しですね、これをどの程度、想定されて、想定されて新年度の当初予算提案となったのかというのが、もう一つ私たちは聞きたいんです。こないだの6号補正では1億8,000万円ですね。6号補正だけで、1億8,000万円の開発公社への貸し付けを行いました。 つまり、こういうことが、額面を太らせて、2度、3度執行されるのかですね、どういう形で、この基金の運用について、基本的な新年度の提案との絡みが多分にこれはあると思いますからね。どれくらいの基金運用を想定をされて、裏財源としてそういう実態だから、こういう予算提案になったんだと、私は財政当局は思われるんですよ。当然、綿密な計算の上にですね。 そこで、この積立金、基金のふくしの里にはどれだけ充てようとするお考えで当初予算を市議会に今、お諮りになってるのかですね、そのお考えをちょって聞いておきたいと思います。 一応、終わります。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) ふくしの里の造成事業等にかかわるですね、土地開発公社に対する貸付金は、先般、御説明申し上げておりますように、1億8,000万円出す予定でございます。今後、この額をどうするかということにつきましては、見通しが得られ次第、必要であればですね、補正予算等で出していきたいと、そのようなことも申し上げております。 そのときにも申し上げておりますが、全体として、これをどうするかということの、まだ、最終的なですね、計画は立っておりません。やはり、全体として、今後、事業費がどういう形でまとめられていくのかですね、それから、土地開発公社における平成9年度の支出見通しですね、いつの時期にどの程度のものが出てくる、出るかと、そういったものも全部把握して、全体を見ながらですね、それから本市の全体の財政運営、これも勘案しながらこの方針を出していきたいと思っております。 結論から言いますと、現時点でですね、この貸し付けをどれだけするのかという見通しは固めておりません。 以上でございます。
    ○議長(井川成正君) 質疑の途中でありますが、10分間休憩いたします。午後4時16分休憩 午後4時26分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 引き続いて、議案第11号についての質疑に入ります。ほかに質疑ありませんか。渡辺敏之君。 ◆25番(渡辺敏之君) 歳入から、何点かお尋ねをいたします。こんな時間ですから、なるべく短くはやりたいと思いますが、項目が多いんでよろしくお願いします。 特別減税の廃止による影響額が1億7,500万円だというふうにおっしゃいました。平成7年度の財源対策債が4億6,350万円。それから平成8年度は5億3,800万円だったと思うんですね。対策債は。ということになると、残りは制度減税による、対策債ですね、そういうものなのか、どうなのか。対策債との関係でですね、ちょっと、その辺がよく理解できませんので、平成7年、8年と9年の、9年をこの財源対策債というのは、基本的にはないわけですね。さっきの消費税の関係でね。3億飛び幾ら計上してるけれども、制度減税については全くないということになるのでしょうか。そのあたりは、どういう、今までの減税対策債との関係でですね、ちょっと、説明をしてください。 それから、法人税割が落ち込んできてるという、特に、大法人についてですね、落ち込んできてるという状況があります。で、中小の法人については、最近、若干、盛り返してきているけれども、大法人については、落ちる一方という状況になるんですね。さっきも指摘をされてましたけれども、日本石油精製がさらに規模を縮小すると、輸送所の名前もなくなるんではないかというふうなですね、そういう話も町ではありますけれども、日石、日立に関してはね、ちょっと40万坪の埋め立てからの経過から考えて、企業が生き残りでやるのはしょうがないんですという立場に、下松市民としてはね、そういう立場であなた方に仕事をしてもらったら困ると思うんですよ。どれだけ、あそこの関係でですね、市の財政が混乱したか、そのあたりのことを考えたときに、生き残りをかけてる企業のあれですから、というふうなことでは、一切、その働きかけも何にもしませんというのではね、市財政を預かる方々の立場で、私はないと思うんですけれども、これは、総務部長の段階じゃなしに、市長のところで、ぴしっと答えてください。 それから、さっきの答弁の中で、次、行きます。3つ目。固定資産税の評価がえの問題で、先ほど、真楽議員の質問に対して、平均7%だというふうなお話がありました。ちょっと、この7%が何、何が7%なのかなというのが、よくわからないんですよ。あの、前回の評価がえのときからですね、評価という言葉自身も、一般的な、従来使われてきた問題とね、今、使ってるのが、随分、こう同じ言葉を使いながら、別の意味を、意味をあらわしているといいますか、そういう状況があるんですね。 あの、税制というのは、納税者にとって、すぐにでもわかるような、そういう税制でなければならないんだけれども、例の公示価格の7割を評価の基準にしていくというふうなことが起こってからね、その後に、読みかえだとか、さまざまなですね、負担調整についてのね、いろんなのが、毎年度やられましたね。そういうので、ますます、わからなくなってくる。 さっきのお言葉も、7%の上昇というふうなものがね、いわゆる、課税標準のそれなのか、評価格の上昇なのか、そこのところは正確にお示しいただきたいというふうに思うんです。 それでね、公示価格でいえば、地価公示でいえばですね、平成7年から8年については、7%上がってないですね。皆、1.何%という状況なんですよ。 ですから、逆に、下がってるところも、今までも指摘をしてまいりましたけれども、7年に比べて、8年の評価が下がってる、そういうようなところも何カ所か下松市内でも起こってるわけですね。全国のように、何割に落ちたというふうなことではありませんけれども。 ところが、税金だけは前年のですね、5%増し、2.5%増し、7.5%増しということでね、税額だけは引き上げられていくと。前年実績プラスそれに掛け算の2.5、5、7.5、10という形でですね、上乗せされるような状況があるんですが、今度の9年度の場合に、そういうふうな矛盾については解消されるのかどうなのかますますわからなくなる、複雑化さしよるだけの話じゃないかなというふうに思うんで、さっきの7%のとこだけ、ちょっと答えていただいて、あとは、素人でわかるような資料をですね、ぜひ調製していただいて、全員に配っていただきたいというふうに思うんですが、さっきのところ、もう少し、詳しくお教えください。 それからですね、市税の収入との関係で、最近、いろんな動きがございます。 例えば、典型的なのが、高速道路に対する課税の問題が日野市の市長さんが、平成9年から課税をするというようなことで、国会の答弁の中では、アルツハイマーがどうのこうのというふうなですね、その建設大臣の暴言まで飛び出たような事態がありましたけれども、道路審議会のところで、中間答申出してますね。 で、この中ではもう、はっきり将来、全部、将来にわたって、無料にすることはないよというふうなことでですね、こういう中間答申の、こういうパンフレットまでつくられて、出されてるということでいけばですね、将来にわたって、無料になることはない、いわゆる、公共の用に供する、そういう道路でなくなるというふうに思うんで、日野の市長の主張には、根拠があるというふうに、私は思ってるんですが、それについては、どのように考えておられるか。 もう一つ、高速道路に関して言えばですね、行政実例で、さっきも言いますように、将来、公共の用に供される道路については、道路とみなすと、無料になればですね、いうふうなことで、今の段階、無料なんですけれども、地方税法の348条の第3項、目的外に使用された場合には、課税ができると、こういうふうに、税法にありますね。 で、公共の用に供さない、そういう道路とみなさない部分というようなものが、高速道路の中にはあると思うんですよ。例えば、サービスエリア、商売やってますね。下松にも上り、下りにありますけれども、ここへの課税についてはどうしてますか。 これ、明らかにしてください。エリアの面積が幾らで、課税してるのか、してないのか、してるとすればどれだけしてるのか、そのあたりをお示しいただきたいと思います。商売やってるから、目的外使用ということで、当然、課税してしかるべきだというふうに、私は思いますけれども、どのようになっていますか。お示しください。 消費税のアップの問題については、これも、ちょっと、資料でわかりやすく、説明をしていただきたいと、あの歳入歳出それぞれにですね、口頭でいろいろ説明されても、ますますわからなくなりますので、そのあたりは、資料を御提出いただきたいというふうに思います。 それから、今度の本予算の中で、さまざま、繰入金が入れられてるわけですね。どこに、どのように充当されているのか、全く、追っかけるのが大変なんで、これも資料として提出してください。 それから、さっき、指摘をされてました、例の周南都市振興研究会、報道されるところによりますと、平成8年度については、7年度からの繰越金を充当して、充てるというようなことになってるようであります。毎年、昭和60年から下松が25万、各市が25万ずつ、それぞれ出していったというふうなことで、100万円が出されていったわけですけれども、平成7年から、8年に100万円近いものが、繰り越されたということのようですね、これでいくと。そのあたりは、どうなってるんですか。わからない、わからないでね、済ましてもらったんじゃ困るんですね。下松からも300万円、金が行ってるわけですから。それ以上に。 新聞では、ああいうふうに出てますので、そのあたりはわからないで済ましてもらっては困りますので、どのようになっているのか、明らかにしてください。 それから、物流ネットワーク、いわゆる工流シティーの問題です。施政方針の中で、進出企業の85%が操業開始云々というふうなことに、あれが、記載があります。しかし、工業団地部分が26区画中の、実際に建設し、操業してるのは20区画だと思います。 それから、流通団地の方については32区画中、建設操業っていうのが31だというふうに思うんですが、このタイムリミットが、この4月には来るというふうに思うんですね。督促などもしてらっしゃるようですけれども、この4月17日ですか、19日ですか、タイムリミット、契約上の。 買い戻し条項もついた契約がなされてますけれども、これは、これらの企業についてはどういう扱いを市長としては考えておられるのか。できないからしょうがないんだという立場なのか。そのあたりはどのような方針で臨まれる予定なのかお示しをいただきたいと思います。 それから、同和問題に関連をしてお尋ねをします。 去年の7月に閣議決定がされ、いわゆる昭和44年から28年間行われてきた特別措置が、事実上この3月31日で打ち切られるということになっています。で、山口県の場合も、昨年の秋からこうした国の動き、法律の動きに合わして、単県の30事業の見直しがやられてきました。 ところが、こないだ発表された施政方針でいきますと、ことしじゅうに方向を定めるというふうなことで、国全体の動き、県の動きとワンテンポもツウテンポもおくれてるといいますか、今から方針出すんですという調子なんですよね。 それでは私は、本来、地対財特法が執行された段階で、これはもう一般対策への軟着陸の移行措置だということが最初から言われてて、今日までこう推移してきたんですけれども、そういう地対財特法の、そういう精神からも、ことし1年で方針を出しますみたいなのはもう時代おくれも甚だしいというふうに思うんです。 どうするんか  例えば、単独事業もかなりまだ下松にも残ってます。体制の問題、県の方でも同対室を廃止をして、名称なり規模も縮小するというふうな状況もあるようでありますけれども、下松ではどうするのか。 閣議決定の中にも、行政の主体性の確立の問題だとか、えせ同和行為に対する態度の問題だとか、自由な意見交換の場を行政がきちんとやっぱり確立するというふうな課題だとか、運動団体への補助金の問題だとか、課題が列記されてます。 これらについては、下松ではどのような検討がこれまでされて、平成9年度では、それに対応しようとしておられるのか明らかにしていただきたいと思います。 それから、衛生の関係でちょっと何点かお尋ねをいたします。 基本的な問題が1つです。ちゅうのは、この予算説明資料の23ページ、衛生費のところで真ん中にありますが、収集率100%という文字が出てくるんですね。地方自治法227条第2項の規定との関係で、これはどういうふうに理解をしたらいいのかお示しください。 それから、周南衛生施設組合への分担金の問題、負担金の問題でお尋ねをしますが、平成8年度が、負担金が2億8,618万4,000円、9年度が4億4,036万9,000円とこうなってますね。こん中で、従来、通常分、その他分だとかいうふうなことが言われてきてましたけれども、いわゆる通常の運転をする部分、あっこのですね、そういうふうな経費に充てる部分と、現時点では建設債の償還に充てる金額、その部分もこん中に含まれてんじゃないかと思うんですけれども、そのあたりの内訳を一つは出していただきたいということが1つ。 それから、新清掃工場に対して、市も、この市債以外にね、あの交付税措置を受けたものも含めて、一般財源も含めて今まで負担してまいりましたね。新清掃工場の建設にかかわる経費。当初予算でいくと全体で206億1,689万9,000円というのが予算でしたね。一番最初よ。その後修正されて166億1,346万1,000円に、事業費全体が圧縮されたというふうに私は理解してるんです。 で、それぞれの自治体が、例えば自治体の負担金は42億7,974万3,000円、こうゆうなのが予算として総額、それだけの負担をする、市債も発行するというふうな形で、財源が組み立てられましたが、この決算、精算が全く報告されてないんですよ。 で、私がこうずっと調べてみると、修正予算の市債のところも、予算と決算の数字  実際の発行した数字のね、大分数字に違いがあるんですよ。最初は、私が知ってるところでは123億2,500万円の市債を発行するという予定だったけども、実際には2億5,000万円ぐらい余分に市債を発行してるんじゃないですか。 いやいや、私はその辺でお金が余ってんじゃないかと思うんですよ。この建設にかかわって、金が余っちょるのに引き続き予算に、通常の負担金を課してくるというふうなことになってませんか。そのあたり、どのような収支になってるのか明らかにしていただきたいというふうに思うんです。 それから、区画整理に関して、一般質問も通告しておりますけれども、今度の、この予算の中で債務負担行為が2億円計上されてますね。この2億円というのは、どの場所を何平米買おうとしてるのか。 もう一つは、開発公社にこれも委託をするんだと思うんだけれども、公拡法との関係で、その確かな買い戻しができない、そういう買い戻しする計画がきちんとないと、開発公社は受託を受けちゃならんというふうになってるはずなんですよ。これでは一応、平成9年から19年、この間に買い戻すという計画なんだろうと思いますけれどもね。戻せますか、その間に。 私はこういうやり方は、場所をどこ買うんかなというのも含めて、後で大変なことにならにゃええがなという心配をするんですが、いかがでしょう。 それから、さっきも指摘をされてましたが、例の川瀬団地の建設にかかわる債務負担行為ですね、何でこれ継続費じゃない、継続費を設定をしないんですか。なぜ、債務負担行為なんですか。さっきの答弁で、9年度の支出がないから債務負担行為ですっていうのは、これ理由にも何にもならないと思うんですね。市が建設をする事業でしょう。 ここで債務負担行為ちゅうことになると、業者に対して債務負担行為ということになろうかと思うんですが。業者に対して  建設業者に対してよ、債務負担行為などというのは、予算の立て方としては、私は問題だというふうに思うんですよ。 継続費を設定して、その財源内訳をきちんと定めた上で着手していくというのが筋ではないでしょうか。なぜ、こういう処理がされるのか。継続費としない理由について明らかにしてください。 それから、消防をお尋ねをいたします。一般質問やろうかなと思ってましたけども、一般質問じゃなしに、議案質疑でお尋ねをいたします。 1つは現在、消防の定数は54人ですよね、たしか。3月1日現在をこう見たときに、54人おられるのかどうなのか実際に。実質は52人しかおられないんじゃないですか。その辺の実態をひとつ明らかにしてください。 2つ目、3月末に3人の方が退職をされる予定になってます。4月1日からの体制はどうなりますか。それをお尋ねしときます。 3つ目、消防の。平成7年度の消防概況を、概要を見ますと、救急出動が1,433回と、こうなってます。平成8年については、これどのくらいになるのか。まあ、まだ年度途中ですから、集約はしてないかもしれないけれども。 私は体制の問題として心配をするのは、同時出動っていうのがあるんじゃないのかなあという気がするんですよ。同時出動2台までなら何とか対応できるかもしれんが、3台ちゅうことになると対応のしようがないというふうに思うんですけれども、同時出動の回数はどの程度あるんでしょうか、お尋ねをしときます。 それから教育委員会、先ほどから同僚議員からも指摘をされてましたが、去年の12月議会に、平成9年度で実施設計をやるというふうに、3カ月前に議会でお答えになったことが、なぜころっと変わるんですか。そこがよくわからないんですよ。 12月議会の答弁も三役を初め、執行部の皆さん頭を寄せて答弁の原稿、いろいろ分析をしたり、検討をなさってると思うんですけれども、それが3カ月後にイロハのところから狂ってくるというのはどういうことなんでしょうか。こんなことがあったら、何ぼここでやりとりしたって意味ないんですよ。答弁したことにはきちんと責任を持ってくれなきゃあ。違いますかね。 それからもう一つ、給食センターにかかわる問題ですが、委託料ですね、220ページに出てまいりますけれども、ことしの委託料について調理が2,300万円、ねえ。で、これは入札で1,977万6,000円、これで落札をされて、消費税を加えて2,076万5,000円で、平成8年度は委託をしたと思うんですね。 で、あの入札直後に、いろいろ本会議でもやりとりをしましたけれども、1円入札と同じように、次の年度からばんと委託料が上がるようなことはないなっということで念を押したら、そんなことありませんというふうに約束をされたはずなんです。 ところが、ぽんとこう113%に委託料が膨れ上がってるんですね。議会でのそういう約束と、実際の対応が違うというふうに思うんですけれども、これはどういう理由からなんでしょうか。 以上。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 渡辺議員さんの御質問にお答えします。 まず、あの特別減税、あるいは制度減税と申しますか、このたびの消費税、税制関連の制度改正に伴って先行いたしました、減税があるわけですが、特別減税については1億7,500万円程度であろうというぐあいに申し上げております。 ただ、制度減税の影響が、果たして減税補てん債からの差し引きの額で、果たして正しいのかどうかですね。これは実態、先ほどほかの議員さんにもお答えいたしましたが、実態が把握できてないっていうのが現状のところであります。 例えば、平成6年、7年、8年と数字がございますが、6年、7年はほぼ4億6,000万円程度ですね。で、平成8年はぐっと伸びて1億3,000  失礼しました。5億3,800万円、大きく伸びておるわけですね。 ところが実態、そういう状況にないはずです。やはり、これは国全般の地方財政計画の中で、全体の中の補てん措置として、国の方で定めて、これは一定の積み上げのもとでつくった数字じゃないわけですね。我々の税収の動向に応じて、積み上げでつくった数字でない。そういった実態がある中で、この辺の変化が果たして何を意味してるのか、我々としては、その差し引きの数字が制度減税の分だということに、果たしてなるのかという疑問を持っております。 したがって、これまで一時期は減収補てん債のですね  失礼しました。減税補てん債の額から、制度減税を除いたものがです  失礼しました。特別減税を除いたものが、制度減税の額であろうというぐあいに申しておりましたけども、実態はわからないというところでございます。 それから次に、日本石油精製さんの問題でございます。 まあ、私どももこれまで、市の方で埋め立て事業をやって、関係の会社に譲渡して、そこに、計画の大工場を建てていただくということでこれまでやってきたわけです。その後、いろんな紆余曲折もございましたけども、現状はまだ建ってないという状況でございます。 我々としては、これをぜひとも本格的な工場を建てていただくということを、これはもう引き続きお願いをしておるところであります。問題はそこであろうと思いますので、我々、この今後とも、関係の会社には強く働きかけを進めていきたいと、このように考えております。 それから、固定資産税の評価がえの関係がございます。 先ほど、平均的に7%というぐあいに申し上げましたが、これはあくまでも評価額ですね、評価額。 これまで御説明を申し上げておりますように、公示のほぼ7割評価にもっていくと、そういった場合の評価額でございます。それで、まだ市内全般では7%。前回の評価に対して7%程度というのが上がってると、そういう状況でございます。 先ほど、渡辺議員さんもおっしゃいましたように、非常に毎年、毎年、制度が変わっておりまして、大変わかりにくいわけであります。これは、やはりこの7割評価に変えた後に、国内での地価をめぐる急激な変動ですね、バブルの崩壊という急激な変動があったということに対する、いろんな補正措置が毎年度なされてまいりました。そういったことで、非常に現在の固定資産税の評価の見方がわかりにくくなっております。 そうは言いましても、基本的には、今年度の平成9年度の措置といたしましては、基本的に評価額の均衡はかなりとれてきたけども、負担ですね、負担額、税負担ですね、税負担の均衡が全国的にも、また地域的にもとれていないと。そういう実態がある中で、今度は負担の均衡を図ろうということですね、基本的に負担の水準が、いろいろなレベルでございます。 したがって、非常に高い負担をしているところ、これについては一定の額まで、例えば引き下げるとか、あるいは据え置くとか、そういった措置がなされておりますし、それから引き上げる場合でも負担調整率を1.025というような、非常に低い額で上げていくと、そのような、緩和策がなされておるのが実態でございます。 本市の場合は、基本的にまだその高い負担割合にかかる部分は非常に少ないと思います。しかし、全体としては、負担調整の額が微々たるもんであるということで、全体としては税収の面では、大きく上がっていないというのが実態でございます。 それから、高速自動車道に対する課税の問題でございます。 今、渡辺議員さんからも御紹介がありましたように、この高速自動車道に対する料金の将来的なあり方ですね、これについて道路審議会の方で一定の答申が出たと。そういったことを受けて、これまで、将来は、現在は有料道路であるけども、将来は無料に、無料化されていくと。そういったことで高速自動車道  日本道路公団が運営する高速自動車道については非課税にするということになっておりましたけども、その前提が崩れたんじゃないかという御指摘であります。 ただ、まあ自治省の方の見解も、確かにそういう審議会での結論が出たことについては、確かであるけども、現状、まだそれ決まったわけでないと、それが一応確定してから、その対応を法等の中で決めていきたいと、したがって当面、これに課税することは適当でないという、そういう自治省の考え方でございます。したがって、我々としては、引き続きこれに課税するというのはできないというぐあいに思っております。 サービスエリアの問題でございます。 一部売店等がありまして、中で商業活動が行われております。これにつきましては、内容的なことは守秘義務がございますから申し上げられませんが、基本的には、そのものに対する課税はなされております。 それから、中部土地区画整理事業に関連して、2億円の債務負担行為をこのたび予算でお願いしておりますけども、これが買い戻せるかどうかということであります。我々としては、今、期間を平成19年度までに設定をしておりますけども、この期間中に年次的に買い戻していきたいと、このように考えております。 それからもう1点は、川瀬市営住宅の1号棟の建設で、なぜその継続費の設定でやらないのかという御質問でございました。この点は、債務負担行為に対する若干、その誤解もあるんじゃないかというぐあいに思っておりますけども、債務負担行為でこれをやることを、あるいは継続費でもいいんですけども、どちらでもこれは予算編成上はできるとなっております。これはですね。 これは国でもそういった解説書にも書いてございます。どちらでもいいんだと。どちらでやることも、それは地方自治体の予算編成上の整理の問題だということでございます。ですから、法的に、こちらでなくちゃあならんということはありません。 今このたび、債務負担行為にしました大きな理由は、当面、この平成9年度末に、先ほど申し上げましたように発注をいたしまして  まあ発注するために、やはり歳出予算か債務負担行為の予算かどちらか必要でございます。そういった予算措置が必要でございますので、一定の予算措置が  失礼しました。債務負担行為をやったわけでありますけども。 これは、平成9年度は支出が、歳出予算が出てまいりません。したがって、平成9年度が、年割額ゼロの継続費というのはあり得ないわけですね。したがって、債務負担行為でいくと。 でまあ、この10年度、11年度、今予定されておりますが、これを引き続き債務負担行為でいく場合は、平成10年度に所要の歳出予算を計上し、それから平成11年度に、また所要の歳出予算を計上すると、このような手順になろうかと思います。また、平成10年度に継続費を設定することもまた可能だろうと思います。 したがいまして、その辺はちょっと債務負担行為に対する、ちょっと誤解があるように思いますので、この地方自治法上の手続としては、どちらでもできるんだということは御理解をいただきたいと、このように思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 棟居企画部長。 ◎企画部長(棟居則夫君) 周南都市振興研究会の件でございますが、8年度は、7年度からの繰り越しを充当されておるというような情報をつかんでおられるようですが、私の方は、その辺はよう聞いておりません。 ただ、まだ8年度が終わっておりませんから、8年度の事業実施、それと、その必要な経費ですね、その辺がきちんと決まるまでは、まだ25万円の予算は計上しておりますけども、4市とも交付していない。年度末までに決定しなければならないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 中部街区の、あの2億円の設定の関係で、具体的なお問いがございましたのでお答えしたいと思います。 これは御存じのように、負担率の軽減措置で、大体28.6%ぐらいの公共減歩率になりますけれども、これを26%にもってきますのに、大体8,500平米ぐらい必要じゃないかと、そのうちどうでも買わしていただけなければいけないのが4,000平米ぐらいございます。 御存じのように、平成6年には約1,000平米ほど取得しておりますので、残りの3,000平米を、今回、これをお認めいただきましたら取得したいと思っておるものでございます。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 渡辺議員さんからたくさんの質問をいただいて、ちょっとわかりにくかった面もありましたが、お答えしてみたいと思います。 同和対策に関連をしてのことでございますが、まず最初に、市の単独事業の見直しについての考え方を申し上げてみたいと思います。 先ほど、渡辺議員さんがおっしゃいましたように、県でも単独施策についての見直しが行われて、何か案ができたようでございます。3月中に、3月に、中旬ごろには多分決まりまして、今後、要綱等の改正、改廃作業等も行われるのではないかと思っております。 私たちとしましても、できるだけ早い時期に、市の検討委員会で方針を決めまして、隣保館の運営委員会にも御相談なり、御意見を伺うなりの方法でもって、一定の方向を見出していきたいというふうに思っているところでございます。 渡辺議員さん以前からおっしゃっておりますように、同和対策室をどうするのかと、あるいは自由な意見を交換できる場をどうしてつくるのかと、いろいろたくさん課題をいただいております。 私たちとしましては、下松市だけがということでは非常に難しい面がありますので、近隣の市町村、それから県の動き、国の動き等も参酌をしながら、できるだけ早い機会に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。 自由な意見の交換の場の環境づくりにいたしましても、私たちとしては、教育委員会や、あるいは隣保館の運営委員会や同和教育推進委員会等もございます。いろいろと知恵をかりながらやってまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 それから、予算説明資料の23ページの収集率でございますが、ごみ処理に関するとこでございますが、収集率を100%と書いております。これはどういうことか、どういうことを意味するかということであろうと思います。 実はこれまで、来巻の奥だとか、あるいは米川の奥など一部外していた部分がございました。それも含めて全部網羅していこうということで  それ回数、収集回数こそ若干少なくしてありますが、とにかく対象を全部にしようということで取り組んでいこうということにしたものでございます。 それから、清掃工場の関連でございますが、ことしの経費に関しましては26ページの中段にございます。これは、予算説明資料の26ページの中段でございます。 議会費・総務費関係で1,286万9,000円、それから、清掃工場の運営費でございますが、これでは1億7,797万2,000円、公債費を先ほどの御指摘のように2億4,952万8,000円、合わせて4億4,036万9,000円で、平成9年度下松市の負担分ということになっておりますので御理解いただきたいと思います。 それで、先ほど総務部長がお答えしましたように、負担金の中の公債費に関しましては、先ほど総務部長が説明をしたとおりでございます。 それと、新清掃工場の建設に係る最終決算といいますか、収支に関しての御質問でございますが、申しわけございませんけど、現在、資料の持ち合わせがございませんので、またの機会に資料をお見せしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(井川成正君) 小田消防長。 ◎消防長(小田政光君) 消防関係につきまして、3点御質問ございましたのでお答えをいたします。 まず、第1点の定数54人に対して、3月1日現在で52人ではないかと、実態を明らかにせよということでございますが、実態は52人でございます。 それから2点目でございますが、この3月に3名退職、4月1日からの体制はどうかという御質問でございますが、3名退職は、これはもうそのとおりでございまして、4月には新採を3名今予定しております。 したがいまして、消防長のことにつきましては、私からのお答えを差し控えさせていただきたいと思いますが、御承知のように、新採の3名につきましては、これは4月8日だったと思いますが、消防学校へ約半年間、初任課教育に入校をいたしますので、半年間は51体制になろうかと思います。 それから3点目の救急出動件数でございますが、御指摘のように平成7年  これは年度ではございませんので、暦年の統計でございますから、1月から12月でございます。よろしゅうございましょうか。したがいまして、平成7年は1,433件、これは年報に載っておるとおりでございます。平成8年も12月末までですから統計が出ておりまして、1,510件ということになっております。 まあ御承知のように、救急業務というのは最近非常に、こうウエートが高くなっております。したがいまして、出動件数につきましても、年々増加の傾向にございます。 それから同時出動があるんじゃないかと、何件ぐらいかという御質問でございますが、平均いたしまして、大体月に10件か11件ぐらい同時出動ということでございます。これはあくまでも平均ですから、月に、したがって年間で130数件ということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 藤崎教育次長。 ◎教育次長(藤崎龍男君) 下松中学校の問題で、私はやらないと言っておるわけじゃないのです。(発言する者あり)それで、この12月の答弁書を見てもらいたいんですが、この市長が答弁しておりますように、9年度に基本設計なり実施設計について、できるように検討してみたいという答弁をしておると思います。 それで検討したわけですが、先ほどから申し上げておりますように、諸般の状況は変わってますんで、やはりもう少し検討してみなきゃあいけんということで、基本構想を一応見直ししようじゃないかと、先進地にも行ってみようじゃないかと。 そういう中で、よりよい中学校をつくっていこうじゃないですかということにしておるわけです。その辺で御理解いただきたいと思います。決して、このやらないと言っておるわけじゃあございません。 それと給食センターの問題ですけども、給食センター、これもやっぱり、まだこの契約を今年度結んだわけじゃございません。今から結ぶわけですが、本議会で、何といいますか、通過しましたら結んでいくわけですが、私の方で、このセンターの方で、一応人勧分というふうなものを中心に試算してみまして、恐らく去年言いましたところで、余り違ってない数字であろうというふうに理解をしてます。そうゆうことです。 それで、たまたま給食の問題が出ましたんで御紹介しておきますけれども、実は、これは質問にはなかったわけですが、この5日に中学校の運営委員会が  今年度最後の運営委員会が持たれました。 その中で発表されたわけでありますが、2月に3中学校の生徒に対してアンケートを  自由なアンケートをとりました。そのアンケートを見てみますと、結果的に91%の生徒が満足しておるというふうな結果も出ております。 ちょっと御紹介しておきますと、まあ中には自由意見ですから、たくさんの意見が出ておりました。非常に1年間ありがとうございましたという意見もございましたしですね。だから、今まで議論、論議してきましたような、一応問題点はすべて解決しておるんじゃないかというふうに感じておりますんで、御報告をしておきます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 藤井建設部付。 ◎建設部付(藤井栄治君) 周南工流シティーの関係についてお答えいたします。 渡辺議員さん御案内のように、今参加していただきました企業さんのうちで、物流サイドで1社建物は建っておりません。それから、工場用地の方で3社ほど工場が建っておりません。 このことにつきまして、1月の  ことし1月末に4社に対しまして、会社の方針と、いつごろ建物等をつくるのかという照会をいたしましたところ、2月末現在で、4社のうち2社は少しおくれるけれども、工場は建設しますという回答をいただいております。 残りの2社につきましては、回答の内容が不明瞭でございますので、今、商工サイドでやりとりはやってる状況でございます。最終的には、山口県、下松市、それから県、市の公社、4者で協議しまして結論を出したいと考えております。 以上です。 ○議長(井川成正君) 渡辺敏之さん入るの。(発言する者あり) ちょっと質疑の途中でありますが、今の状況では、本日の会議が6時までに終わりませんので、ここであらかじめ時間を延長いたしておきます。 渡辺敏之君。 ◆25番(渡辺敏之君) 特別減税なり、制度減税の今までの説明が、それでは総務部長、余り正確じゃなかったということになるのかな。我々はそれを、説明を信じて、税制問題を論じてまいりましたが、そうするとね、また逆の問題出てくるんね。 その減収もしてないのに、借金いっぱい借りまくって、財政規模膨らましてというふうなことになるわけよね。結果的にはそういうことになるんじゃないですか。そういう口実で、実際に減収になってないのに借金だけ膨らましたと、そういう運営になったということになるんでしょうか。うちだけじゃないというふうにおっしゃるかもしれませんが。 それから2つ目、日精、日立の問題です。 本格的な工場建設してもらう、こりゃまあ今まで何回か言われてることなんだけども、そういうでかいことをね、そりゃあ基本的にはそうですよ、それやってもらわなきゃあならない。20年来、首、長ごうして待ってきちょるんだけども。 しかし、そういうでかいことを一遍にやってくれっちゅうんじゃなしに、当面、今の工場をこれ以上縮小してくれんなというふうなことはね、両社に対して、工場は、本来言えば、工場建ってもらわにゃあいけんのに、逆の方向とるのは、それはまかりならんという立場でね、やっぱり市長さんがきっちり話をしなきゃあならないんじゃないですか。 相手の御都合に合わせて静観をしちょるというんでは、余りにも市民を代表する方としては情けないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。次行きます。その辺の市長の見解をお尋ねをしておきたいと思います。 それから、さっき固定資産税の評価がえの問題については資料をですね、ど素人が質問してるわけですから、ど素人でもわかるように、資料をぜひ調製をしていただきたいというふうに思います。 それから、高速道路の問題です。 守秘義務の関係があるから云々というふうにおっしゃいましたが、私がいろんなところ、よその例なんかも聞いてみますと、あのサービスエリア  下松のサービスエリアでも、課税はされてるのは建物部分だけだと、売店の建物が建ってる部分だけで、そのほかのスペースについては全く課税されてないというのが現状だというふうに、よそからの事例でそういうふうに聞いておるんですけれども、それは事実なのかどうなのか。 実際に、下松のサービスエリアでも、どこのサービスエリアでもそうですけれども、売店の前にはフロアがあり、そこで買い物しようと思えば当然駐車場を使って、そこの買い物に行くということになれば、当然、そういう売店の前の土地、その駐車場にも課税してしかるべきだというふうに思うんですよ。 実際に課税してるのは建物部分だけでしょうか。それ以外のところには、課税はしてるんでしょうか、してないんでしょうか。実態をちょっと明らかにしていただきたいと思います。 それから、周南都市振興研究会の関係ですが、平成8年、25万円計上してるけれども、まだ交付してないと。3月末までどうするかということのようですが、計上してるけども交付しないで済むような交付金であるなら、そういうふうなものを、今まで交付してたということになるんじゃないですかね。 のうてもええような金が  平成8年よ。のうてもええような金を予算計上しちょったということに、逆になるんじゃないですか。その辺では、実際に平成7年の繰り越しがあったというふうに新聞で出てますよ。ここに私、新聞の切り抜き持ってますけれども。 7年の繰り越しで8年分は対応すると。いわゆる繰越金が出る状況もあるわけですから、どういう形になってるのか、明らかにする必要があろうかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。さっき指摘するように、出さんでも済むような金をあなた方、今まで出しよったということにも、逆にはなるというふうに思うんですけどね。まあ、実態だけ先に知らせてください。 物流ですが、2月末までに回答いただいて、2社について、おくれるけれども何とかしたいというふうな回答で、2社はナシのつぶて、返事がないということなのかもしれませんが、その回答してきたところも、私が別なところでいろいろお尋ねしてきましたね。つくるけれども、規模は今までの半分ぐらいに抑えたいという話もここあるんですね。 未回答のところも、もう無期延期だというふうなお話をしてる会社もあるわけですけれども、4月に4者で相談をするということのようですが、今時点、そういう現状にある中で、その契約を履行させる、こっちが履行していく、そういうスタンスにあるのかどうなのか、契約条項に盛り込んじょっても、そこをあいまいにして、ずるずる、ずるずる、その先までいってしまうということになるとね、かなり無理をして建設をしてこられた他の進出企業の皆さんとのバランスの問題もあろうかというふうに思うんですね。その辺では明確な方針をお出しいただいて、きちっとけじめをつけなきゃあならないんじゃないかなというふうに思うんですけどね。 市長は、このあたり、部長に答弁させるんじゃなしに、さっきからずうっと聞いてると、市長は全くお答えになりませんが、基本的な問題についてはきちんと答弁をしてください、市長のところで。 それから、同和問題でちょっと確認をしておきますが、この補正  あの本予算の中にもね、民生でも、衛生でも、土木でも、教育でも、同和関連の予算が大分出てくるんですね。これらについては単独事業の問題もあれば、県制度に合わせて上乗せしてる部分もあります。県制度で廃止をするという方向が打ち出されてる分も、この予算の中には出てくるんですが、不執行という形にしていくということになるのかどうなのか、これらの問題についてですね。 例えば一番ひどい例などは、土木の中の同和対策。900何十万が人件費なのに、水路整備ちゅうてから300万円で、予算額としては1,254万円計上しちょるのね。こんなのを、一般、水路の整備なんていうのは、一般対策の中で、何ぼでも対応できる問題でしょう。その辺では、本格的な見直しがされてしかるべきだというふうに思いますよ。どのようなお立場なのか。 衛生費の100%、全戸を対象にした収集だということになれば、自治法227条が、頭をもたげてくるんですけれども、このこっちとの関係はどうなんでしょうか。さっきお答えがありません。 施設組合の精算の問題については、精算書お配りになるんですね。そういうふうに理解していいね。精算書を配っていただける。 ◎民生部長(中村宏司君) 相談します。 ◆25番(渡辺敏之君) はい、相談ってね、さっきも言うように、私がこう今までの資料をずうっと集計していけばね、お金が余っちょるはずなんですよ、かなりの金額が。そういうお金が、その施設組合の方に留保されてるのに、それじゃのうても、そのさっき指摘はされていたけども、財調を取り崩さないとね、さまざまなその基金を取り崩さないと予算が組めないという事態の中で、出し過ぎた金があるのにね、ことしも通常どおり負担金を出していくなどというのはね、予算の組み方としては不正常ですよ。 ですから、私はここのところをきっちりする。そりゃあ1,000円残っちょるからどうのこうのっちゅうて言うんじゃないですよ。億単位で私は残ってんじゃないかなというふうに思うんですよ。 そうすると、億単位の金がどっかで眠っちょるというふうなことになると、やっぱりこれは放置しておくことはできないというふうに思いますので、そこの数字はきちっと出していただいて、やっぱりことしの予算との関係でどう始末していくのか、確かに煙突を8年、9年でやるって言いよったが、いまだに方針もないみたいですけどね。 だから一応、一般会計へ戻してもらって、そういう必要な経費はまた支出していくという形にするのが、予算の組み立て方としてはあるべき姿ではないかなというふうに思うんです。その辺のデータ、資料はこの予算の審査に合わせて提出していただけますね。 それから、これもちょっと確認の意味で聞いちょこう。 清掃工場を建設をするときに、エネルギーセンターとして位置づける、いうふうなことで発電ができる、余熱が供給できるというふうなことで、ごみ焼却場を下松につくるのを正当化してきたわけですが、温水プールに追いだきをしてるっちゅう話、ちょこっと聞いたんですがね。これ事実ですか。そんな事実ありませんか。温水プール追いだきをしてると。 それから、実際には、発電の状況はどうなってますか。今までこう宣伝をしてきたエネルギーセンターとしての、そういう活用のされ方ができるのかどうなのか。看板に偽りありだったということに、私の聞くようなところではそんな話を聞くんですが、事実かどうかよくわかりません。うわさですから。ちょっと、すべてを掌握しておられる執行部の皆さんにお尋ねをいたします。 川瀬の債務負担行為の問題ですが、総務部長。債務負担行為が、私は法律違反だというふうに言ってません。本来、幾らかかるかわからないという事業じゃなしに、国の補助金をもらってやる事業でしょう。2棟建てると、11年度中に9年から。いうふうなことでやらなければならない課題、国の補助金もらってこうやるというふうなことで、他の施策との関係でもね、財源の振り割りの問題だとか、いろいろ出てあるわけですよね。 そういう観点からすれば、債務負担行為で、あとは執行部の裁量に任してくださいというんでは、やっぱり我々の責任は果たせないんですよ。ですから、でかい事業をやるわけですから。あれ総額幾らぐらいになりますか。10数億かかるんじゃないですか。そういう金額について、執行部に白紙委任というわけにもいきませんので、財政が逼迫している折から、ぜひ、なぜそういうことをするのか明らかにしてください。 違法だとか  私は継続費をきちんと9年度から組むべきだというふうに思うんですけどね。さっきの話でいくと、継続費を10年になっても組むかどうかよくわからないと。所要の経費をその年度に計上しますみたいなことだったらね、白紙委任してくれというのと同じこっちゃあ。そりゃあ、きちんとした財政運営はできないと思いますよ、それでは。 それから消防の問題。現在52名。で、4月1日から51名体制ですか。51名の中に入院してらっしゃる方も入ってんでしょう。頭数には。そうすると、実際には50人で消防の体制を組まなきゃあならない。 今までの経過からすると、本部要員は14名ということになろうかと思うんですね。小隊、18人小隊で2小隊。週休2日を保証しようと思えば、13人は確保できませんよ。確保できますか13人が。今までは、13人は確保しないと通常の体制はとれないと、13人おったら通常の火災、救急には対応できるんだというお話で、最低13人だというふうにおっしゃってたけども、6人、週休2日との関係で休まなきゃあならない、と週休2日はとれないということになると、12人、残りの人は。13人の体制が組めないということになりますね。これで責任持てるんですか。 この消防長の問題じゃなしに、こっちの人事を握ってらっしゃる、この市長なり、助役の消防問題一番お詳しい助役あたりのところで、きちんと今のような実態があって、これで責任が持てるんかどうなのか、はっきりしてください。 今までも指摘してきたけどね、やっぱり定年退職等々で、まあ突発的にお亡くなりになったり、退職なさったりするケースもありますけれども、定年退職などがもう既にわかってる分については、前の年から、その方が退職なさったら、その明くる日から第一線に職員がつけるような、そういう体制をとって、初めて責任ある、私は消防行政だと思いますよ。 これでやったら非番の人を毎日駆り出すようになるよ、実際問題は。どうなんでしょう。助役なり、市長のところできちんと答えてください。 それから、これ藤崎さんに私は聞いてんじゃないんですよ。これも市長の施政方針の中にあることだから言ってるんですけれども、建てかえと言うてないと、だれもそんなこと言ってんじゃない。12月の答弁とね、3カ月後にはころっと中身が変わるというのは、議会と執行部との関係では不正常じゃないかと。 今のこのあなた方のあれでいくと、いつ建てるつもりですか。いや、その調査をします、今までも調査しておられると思いますよ。調査をします、調査をします、基本方針を再検討しますっちゅうて言うたらね、2年も、3年も、4年も、さらに先送りされて、当面のその応急対策で、応急対策でということでね、いつになるかわからないというふうなのが、今までのこう経過を見ちょると察しがつくからね。どうするんですか。これも市長のところで明確に答えてください。 それから、委託料の問題ですが、人勧部分を上乗せしたとしても2,300万円にはならないでしょう、委託料が。消費税分を例えば、今、国会でまだ議論してますけども、3%から5%にしたって2,300万円にはなりませんよ。 その辺では、1円入札の例じゃないけれどもということで、あの入札結果が発表されたときに、翌年度からばんとはね上げるようなことはしませんというのはね、これは総務部長かだれかの御答弁でしたね。そういうふうに約束をしてるわけですから。 そりゃあ税金が上がる分だけは見なきゃならないとかね、そりゃあ給与をずうっと何年も据え置いとけなどというようなやぼなことを言うつもりはありませんけれども、しかし、余りにもこう理屈が成り立たないんじゃないかなあというふうに思いますので、指摘をし、当局の答弁を求めたいと思います。 ○議長(井川成正君) これ以上は渡辺さん委員会でやってくださいね。 ◆25番(渡辺敏之君) うん、これで終わる。今ので終わります。きちんとそのかわりええ答弁してください。 ○議長(井川成正君) 河村市長。 ◎市長(河村憐次君) 渡辺議員さんが御質問なさったことを総括的に申し上げますと、渡辺さんが要求されてる事業、私も任期中に皆やりたいと、こういう気持ちでおるわけですけれども、やはり渡辺さんもいつも御心配なさってる、健全財政でいってくれなくちゃあ困ると、こういうことも言っていらっしゃいますので、そういう方針を、私はやはり堅持していかなくちゃあいけないと、こういうことになりますと、いるをはかって出るをはかるということで、やはり何もかもやりたいわけですが、やはりこれからの公共投資につきましては、十分選択をしてやっていかなくちゃあいけないと、こういうふうに私は肝に銘じておりますので、渡辺さんのおっしゃることもよく理解できます。 それから、私の気持ちとしても、任期も余りありませんから、何もかもやりたいと、こういう気持ちはいっぱい持ってるんですけども、やはり何といっても健全財政をまず打ち立てていくということになるわけでございますから、このたびの施政方針で書いてあることを、まあそういう私の気持ちをはかっていただきまして、読んでいただくといいんじゃないかと、こういうふうに思います。 以上。 ○議長(井川成正君) 森田総務部長。 ◎総務部長(森田康夫君) 減税補てん債の関係で、結局、もうわからないままに減税補てん債という借金だけふやしただけなのかということでありますけども、我々が以前、御説明しておりましたような内容については、平成6年、平成7年ですね、これはほぼ4億6,000万円程度の金額で推移しておりましたが、平成8年度に至って、七千数百万も上げて、5億3,800万円という数字にやっております。 まあ、ここら辺の状況を見ますと、やはり国全体の大きな地方財政計画の流れの中で、例えば交付税の原資の問題ですね、交付税の原資が非常に足らないとゆうようなこと、そんなことも何かいろいろ回り回って数字が変わってるような気もいたします。 現実に、制度減税そのものの積み上げというのは、私は本当は難しいと思います。我々でもわからないのに、なぜ国でわかるのかですね。これはやはり、私は国全体での一定の理論値のもとに、ある程度振り分けてるという気がいたします。 ですから、過去ですね、その確かに、例えば4億6,590万円から1億7,500万円引いた残りが制度減税の影響額ですという御説明を申し上げた時期もございますけども、実態はどうもそうでないということになるんじゃないかと思います。 もちろん借金がふえたということは事実であります。全体として、もうこの3年間で10数億の公債費残高がふえたわけですね。ただ、先ほども部分的にちょっと御紹介いたしましたけれども、この償還につきましては、国の方で、交付税できちんと応援をすると、そういうルールは守られておりますので、この辺の負担は特別ないというぐあいに思っております。 それから、東海岸通りの工場の問題でありますけども、確かに我々としても、このたびの会社側の縮小、部分的に配送部分を縮小するということは決して好ましいことだとは思っておりません。ただ、やはり会社としても、非常に業界全般として厳しい実態の中で、やはり生き残りをかけての対応をされておるわけでありますので、我々としては、決して望ましいことではありませんが、その辺をやめてくれというのもまた難しい面もあります。 ただ、我々としては、やはり全体として、あの土地を早く100%活用していただくような計画をぜひとも組んで、つくっていただきたい、それを実現していただきたいという気持ちで、市長も、会社の幹部の方々に機会あるごとにお願いしております。その辺はぜひ御理解をいただきたいと思います。 それから、高速道路のサービスエリアの関係でありますけども、一応、いわゆる道路に関係しない部分、これについては課税はされておりますけども、具体的なことはちょっと申し上げられません。基本的にこれ守秘義務に当たりますので申し上げられませんけども、先ほど言いましたように、いわゆる高速自動車道の運営とは関係ない部分については課税がなされております。 で、その関連で申し上げますと、駐車場につきましては、これはトイレも同じでございますけれども、関連の施設につきましては、道路の附帯施設という自治省の見解がございます。そういったことで、当然、そういったものについては課税の対象にはなっておりません。 それと、債務負担行為の件で御指摘がございました。我々も全体の計画を不明確にしたまま、これだけの事業を進めるという気持ちは全くございません。この債務負担行為の中でも、まず予算書の中で260ページか261ページあたりに示しておりますけれども、債務負担行為としての10億円の財源内訳は明らかにいたしております。 それで、平成9年度は執行がゼロでございますから、継続費を組むことは難しいということは御理解いただけたようですけども、まあ10年度、11年度につきましても、先ほど言いましたような方法は可能でございます。例えば、10年度に歳出予算を組みますれば、その年度の財源内訳が出てまいります。債務負担行為における財源内訳との差し引きで、これは明確になるわけですね。 それとやはり今、全体として2号棟の問題もございますね。これも今、実は実施計画の方の平成9年度、10年度、11年度の実施計画の編成に今、作業に入っておりますけども、この中にも恐らく位置づけるようになると思います。 そういった形で、全体像を皆様方にもお示ししながら、また、この9、10、11年度の3カ年度の財政計画の中で、そのことがやっていけるという見通しもお示ししながら進めてまいりますので、このあたりはぜひ御理解をいただきたいと思います。 どうも債務負担行為といいますと、過去の財政再建等の絡みで、えらい抵抗があるようですけども、実態はこの債務負担行為そのものは、法的にはこういう運営はやられておりますし、過去久保住宅ですか、このケースはたしか債務負担行為でやっておろうかと思います。 まあ、そういったこともありますので、もちろん継続費がいけないということは私も言っておりません。2つの方法があるというのを申し上げておるわけです。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 最初に同和対策事業の見直しと予算との関連でございますが、不執行にするかどうかというような御質問でございますけども、今から見直しを実施をしていくことにしたいと思っておりますが、予算につきましても、やはりそれによっての対応をしていくことになると考えております。 しかし、これもこれからの課題の一つでございますんで、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 それから、清掃工場の関連で、予算の残額の問題が指摘をされておりますけども、一応、閉鎖をした後は、一般会計の  清掃工場の一般会計の方に繰り入れをされて、関連事業に充てるというふうに、組合の議会の中でも報告をされているというふうに記憶をしております。 それから次に、衛生費の法227条の関連でございますけども、100%の問題でございます。実はこの紙袋につきましては、確かに手数料ということで今やっておりますけども、普通の手数料と、手数料の内容が実は紙袋の場合は違うというふうに私は認識をしておりまして、本当の紙袋代というふうに認識をしてるとこでございます。 それから  以上。 ○議長(井川成正君) 小田消防長。 ◎消防長(小田政光君) 消防関係の2回目の御質問にお答えをいたします。 1名、病気療養中の職員がおるじゃないかという御質問でございますが、現時点では1名療養休暇を継続中でございます。 医師の話によりますと、今年度末には復職が可能であると、こういう話を聞いております。まあ、これは一応そういうことでございましたので、先ほどの4月1日の人数には加算をしておったわけでございます。 それから3名、消防学校入校中の体制の問題でございます。大変御心配をおかけするようで申しわけないわけでございますが、私としましては、4月以降、新しい体制で消防活動がやれるような体制をとっておきたいと、このように考えております。 したがいまして、まあ、これは異動とも絡んできますので、今ここでどうこうというわけにはまいりませんけれども、小隊の人員につきましては、消防活動に対応できると、そういう体制をとりたいと、こういうふうに思っております。 人数につきましては、体制がとれる人数にしたいと。まあ、そのかわり本部要員で若干、それはしわ寄せが来るはずでございます。 しかし、統計的に見ますと、4月から10月、夏場を含めまして、比較的に本市の場合でも、あるいは全国的にも、今時期よりも12月から3月までの間と比較しまして、火災の発生件数比較的少ないと、こういう時期でございますから、その間は体制を考えながらも十分対応できるように考えていきたいと、このように考えております。 10月になりますと3名帰ってきますので、さらに小隊の方も体制が充実できるというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 温水プールの関係と同和事業の地区排水路改良の関係、2点ほど私の方にお問いかと思いますので、お答えしてみたいと思います。 渡辺議員がうわさでと言われましたが、まあこれはまことにうわさだろうと思うんですけれども、今の温水プールの施設には追いだきの施設がありませんですいね。ボイラーがないんです。ですから、まあそれこそ、マッチかライターしかないわけですから、追いだきはできないわけです。 だから、ごみが少なくてカロリーが低いときもあると思いますから、温水が来ないとクローズっていいますか、やめになります。お休みというふうになると思います。 で、これはちょっと申し上げますと、水が来ないと、冷えてしまうと今度は立ち上がりまで24時間ぐらいまたかかりますから、1日来ないと2日ぐらい休みというようなこともあります。これは本当にうわさだろうと思います。 それから、今の同和事業の1,254万円の関係でございますが、これまさに時の流れの中で、その流れが変わろうとしておるときかもわかりません。私どもはこの予算の執行に対しましては、最善と思われる施策をとってまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 橋本助役。 ◎助役(橋本清之君) 工流シティーのことにつきましてお答えいたしますが、ただいま建設計画がはっきりしないのが4社ございます。2社は一定の計画がございますけれども、2社がなかなか現在のような経済情勢の中で難しいと。しかし、まあ契約に基づいて、ぜひ私どもは計画どおり工場建設を図ってほしいということで、現在折衝中でございます。 ただ、2社についてはなかなか厳しい状況にあるということは事実でございまして、これからその扱いを今後どうするか、契約内容を十分審議した上で対処したいというふうに考えております。 それから、名指しで消防のことをお尋ねいただきましたんでお答えいたしますと、ただいま消防長も申しましたように、やはりいろいろ消防も事故があったりして、体制が最近、一二、問題が生じておりまして、ただ、新規採用3人にしましたから、あとはその人事上の問題も1点あると思います。 率直に申し上げまして、消防長も3月いっぱいでございますから、あとの人事配置等をこれからどう考えていくか、その辺は十分考えていかなきゃあいけない問題で、とにかく小隊の体制については細かく消防長と私も話ちょりますから、消防体制に影響がないような最善の措置を講じてまいりたいというふうに考えております。 ただ、渡辺議員さんおっしゃるように、学校へ入れるのに、1年先に補充したらどうかという御提案でございますが、それまではちょっと今、非常に難しいという状況でございますから、その辺は教育問題と体制との問題をうまく調整しながら、異漏のないように配慮していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(井川成正君) 藤崎教育次長。 ◎教育次長(藤崎龍男君) 下中の問題でございますが、いつできるかという問題でございますね。 それは9年度に、先ほどから言っておりますように、基本構想に中期の見直しを行いまして、それに基づいて基本計画を策定しなけりゃあいけません。それが恐らく平成10年以降になってくると思います。 まあ、そういうふうに考えますと、下中建設が12月議会で申し上げましたように、今の時点で20数億かかりますんで、まあ当然この財政計画も調整しなきゃあいけませんから、そうですね、それ以降でやっぱり1期工事、2期工事と分けてかかるようになると思いますから、早くて平成12年ごろに、工事に取りかかるというふうな運びになってくるんじゃなかろうかというふうな予測をします。 それと、給食センターの委託料の問題ですけども、この今、給食センターの業者が25名体制で行ってます。まあそういう中で、当然、先ほど申し上げますように、人勧等を加味した委託料としておるわけでございますが、当然、これは、だから消費税をのけますと、大体11%強のアップ率じゃないかと思います。 そういうことで、私は、昨年度申し上げました法外な引き上げはしてないと、約束どおりでやっておりますということでございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ここで10分間休憩いたします。午後5時58分休憩 午後6時08分再開 ○議長(井川成正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第12号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第13号及び議案第27号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第14号について質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第15号について質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第16号及び議案第37号について御質疑はございませんか。城市 進君。 ◆26番(城市進君) 下水道の平成9年度の当初予算並びに37号議案の下松市下水道条例の一部改正が、これ絡みがございますので、基本的にあわせてお尋ねをいたします。 まず第1点は、議会で、私と中谷議員さんは下水道の審議会委員をさせていただいております。 そこで、今度の予算上程、議案上程に先立ちまして、下水道審議会が本年の2月7日に持たれました  庁内で持たれました。 このときの下水道料金改定(案)の説明資料、わけても中心の財政収支の状況につきまして、つまり平成6年、7年、8年はこういう維持管理費だとか、建設費だとか、公債費をとってやってきたと。それに対する財源内訳はこうだったと。新年度からは、現在の推移でいくとこうなるけれども、下水道使用料を平均7.1%改定すると、財源内訳としての一般会計の繰入金がこうなり、下水道料金についてはこういうふうに歳入がふえてまいります。 まあ、このように下水道審議会で出された説明資料と、本市議会に出された収支状況についての説明資料が、一々は申しませんが、ひどいとこでは2億円単位違うんですよ。建設費用だけでも。例えば平成9年ですね。 これで議会は論議をしてください。市長が諮問された、審議会に出された公的な審議会の資料と、本市議会の資料がこんなに違っていいのでしょうか。この点についてはどうなんでしょうか、御答弁をいただきたいと思います。 2点目、今度の料金改定の背景には、一般会計からの投入が少しでも軽減をしたいという思いがあることは明らかであります。それは提案理由の説明で述べられております。 そこで、下松市は現在ほぼ60%ないし、61%の供用開始の普及率でございますけれども、昭和48年から平成7年度決算までで、昨年の秋に建設委員会に出されました資料によりますと総額74億155万1,000円ですね。23年間かけて74億円を一般会計から投入して、下水道の会計運営に当たってきたということになっております。 それで他市の状況は、じゃあどうかと見ますと、平成7年度決算で、単年度だけ見たときに、徳山市は18億1,000万円、約で言います。光市は7億6,000万円、新南陽市は8億2,500万円と、けた違いに他市は、一般会計からの投入が多いわけでございます。 そういう財政を強調しながら、下水道の事業運営もなされているわけでございます。この下松は決して多くない一般会計からの投入状況にもかかわらず、値上げをなぜ提案なさるのか、これを2つ目には御答弁いただきたいと思います。 3点目、使用料の対象経費にかかわる、原価計算が決算議会にも出されました。今回も提案の理由のところで  1ページのところで、本市の下水道使用料は、平成5年6月に改定をされ、既に4年近くが経過をしており、この使用料水準で推移をすれば、使用料回収率の低下が予想されます、いう、いわゆる値上げの根拠に、この使用料の回収率の低下が、一つの値上げ根拠にもなっておりますけれども、この資料の中にも出ておりますように、現行の料金を据え置いたとしても、平成7年度決算の回収率、県下で群を抜いて第1位であります79.2%が、現行の料金を据え置いても9年、10年、11年の3カ年をこのまま運営しても、その回収率たるや76.8%なんですね。 一言で言いますと2.4ポイントですね。これだけしか回収率は下がらんのに、さぞや大事だと、大変なことだと言わんばかりに、回収率が下がりますから、財政負担がしんどくなりますという意味なんですけどね。回収率そんなに下がらんです。2.4ポイント。 このような現行の料金で、平成11年まで推移をしても76.8%というのは、これも断トツの、県下の下水道会計の経営収支から見ますと、原価計算から見ますと、群を抜いて下松は優秀なんですよ。 なのになぜ、料金改定で、市民にさらに負担をお求めになるのかということでございますので、この点について納得のいくような御答弁をいただきたいと思います。 3点ほどお尋ねをします。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 3点につきましてお答えいたします。 まず最初に、下水道審議会の2月7日の資料の数字が違うという御指摘でございます。これはそのとおりでございまして、これはまず前段にお断りさしてもらわないといけませんけれども、2月7日の下水道審議会の資料というのは、それよりまだずっと前につくっていくわけですが、お気づきのように、これは第4次下松市の第4次5カ年計画、34億2,000万円の、この数字を上げらさせてもらっております。ですから、最大にして、9年度の関係というのは、第4次5カ年計画の数字を載せておりますので、実際に予算が確定した段階の、2月の中旬とは数字が違います。 ただ、これは数字が違うから、値上げとの関連はこれはないというのは御承知と思いますけれど、これは汚水のルール分ではありませんから、これはそういうふうに御承知いただきたいと思います。 2番目の61%の普及率で、一般会計からの繰入金云々という問題になると思います。これは今、3番目のお問いの回収率との関係になるかもわかりませんが、お手元にお配りしております、議案の説明資料の分の8ページの関係になるかと思います。この8ページのところで、考え方を詳しく申し上げさしていただきたいと思います。 この回収率と値上げの問題は、城市議員さんも審議会の委員さんでございますし、十分お含みの上での質問と思います。 回収率の問題につきましては、8ページで、ちょっと時間かかるかもわかりませんが、なるべく詳しく申し上げてみますと、現行の表の平成7年度が実績になっておりますですね。ここの一番下の回収率が79.2%というのが書いてあります。79.2というのがですね。これはお気づきのように、その上のところに145.8というのがありますが、これは処理原価、汚水を処理するために、1立方メートル当たり145円80銭かかりますと。 もう2つ、3つほど上がりますと使用料単価、これが115円50銭と。ですから、145円80銭、下水の処理をしますのに115円50銭ほど、皆さんから御負担をいただいておりますと。100%でもなしに79.2%ほどの、その回収率になっております。簡単に言いますと、約21%は一般会計から賄いをしていただいておるわけでございます。 で、これが、回収率の関係だけでさわりますと、前回、4年前に上げましたときの回収率の目標が82.5だったわけですね。ところがその、この今、現行のところの計のところ、平成9年から11年度の計画のところでは76.8%ぐらいの見込みになるわけです。これは8ページでございますけどですね。 でこれを、今回、この案を御承認いただきますと、一番右側の改定案の、一番この表の下になりますが、これが82.3%。4年前に値上げをさせていただきました分の、最終的な目標到達率に回収率がなるかと思いますが、まだまだ100%には遠いわけでございます。これ、100%にするためには、簡単に言いますと、これ割ればわかるわけですが、26%ぐらいのアップをお願いすれば回収率100%になり、もうそれ以上値上げができないと、反対に言いますとですね。 こういった値上げの場所は、次の9ページに、県内各種の下水道使用料の状況とゆうのが書いてありますけれども、これで現在、この表の中に、下の方の5、6行目の  下から五、六行目上がったところに、20立方メートルの使用料というのが書いてあります。下松市は1,850円です。現行がですね。これはまあ、県内で9番目ぐらいになります。それから、これをずうーと行きますと光市や何かが、下松市の1,850円に対して2,600円です。 それからもう一つ、その横の方に行きますと、一番右の方に柳井が2,400円と。まあ26%といいますと、大体2,300円ぐらいにさせてもらうと、もう使用料の値上げができないし、もう100%の回収率と。 そういうふうなですね、反対に言いますと、下水道会計そのものに言いますと、徹底的な行革が進み、もはやこれまでというぐらいの減量経営をしながら、この回収率を上げとるだけの問題です。ですから、これをなまけまして、これは回収率だけで申しますと、他市の表は、この回収率のところに載しておりませんが、今、繰入金が下松は少ないと言われましたが、これが回収率の効率につながっておるだけでございまして、細かい表はお配りしておりませんが、回収率の魔術的なものがあるわけです。 で、一番論議していただいてませんといけませんのは、14市の下水道使用料の御負担を、住民の方からいただいておりますが、9番目から11番目ぐらいであると。値上げしましても、各都市の値上げが一斉にありますので、やはり10番目から11番目と。 もし、値上げはしましてもランクが1つぐらい多くなるんですけど、まあ私どもがこの健全会計で、回収率を非常に高く上げながら経営しておりますが、皆様方に御負担をいただきますのは、県下でも10番目ぐらいと、非常に低位であるというのを、論議の中にしていただかないといけないと思うわけです。 健全な下水道会計というのは、城市議員さんたちも常に  役所の会計ですけれども、言っておられるわけですから、これはぜひそういうふうにお考えをいただいて、一般会計からの繰り入れがますます少のうなるように頑張りたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 城市 進君。 ◆26番(城市進君) とても納得できないというんかね、まあ私は該当する委員会ですからね、細かくやるつもりはありません。 後で上水道の会計も提案をされますが、部長やっぱり考えなければいけないのはね、上水の料金にしても、下水道の料金にしても、建設にかかわる歴史的経過があるんでございますね。釈迦に説法ですけども。 なぜ、下松が歴史的に水道料金が安かったかと。故人の篤志家の御貢献もありますけれども、何せあの温見ダムが早い時代につくられたということで、トン当たりが25円、20トン使っても500円、そういう過程によって全国的にも珍しく水道料金は安かった。今、途中5回の値上げで、現行料金になっておりますが、今でも水道料金は安いですよ。その論議を、14市の背比べで論議をしたら、審議の対象じゃないと思いますよ。それはあくまでも一面だと私は思うんですね。 そこで具体的に聞きます。下水道法の中で、この水道料金に対する法的根拠がありますが、つい先ごろまでは、全国の実態として、下水道使用料の算出根拠の中で、汚水の維持管理費に対しての、使用料の根拠というのが原則だったんですよ。ところが国の、建設省の審議会で、一般会計のことも考えて、公債費償還にかかわる資本費も導入したらどうでしょうかという検討が始まって、一部導入が始まったというのが、この5年間の推移ではないでしょうか。 ですから、汚水処理費に対して100%取ってるとか、80とか60%というのが、全国でまだ多数なんです。資本費導入を公債費元利償還で、一円もまだ取り込んでない自治体は多いんですね。これはもう部長が、私が言うまでもなく、本職ですから御承知のことです。 そこで具体的に言いますよ。下関市、小野田市、萩市、光市、美祢市、柳井市は、公の責任、法的な根拠としての  下水道使用料の法的根拠としての、汚水の維持管理費に対する100%に何ぼかというトライで、下水道使用料という条例を設定しております。資本費は一円も入れてないんですね。半数の自治体はそうなってるんですよ。下松はまだまだ取り分はむしろ足らんぐらいじゃと。 これは全国の公共下水道の会計運営の実態と、今言った歴史的な経過、これを無視した論議で、今でも県下で9番目、10番目の料金で上げたところでどだい中ぐらいじゃと。そんな論議は、私はいただけないと思いますよ、専門職としては。 あとは委員会でやりますので、私の意味するところはおわかりだと思うんですね。事ほどさように、公共料金っちゅうのは、そういう歴史と、根拠がやっぱりあると思うんですね。上水道でも。 そら水道代金でも、今70円とか60円ちゃ安いですよ。100円、120円にしたって、まだ中くらいじゃろう。その論議をしとれば、今までの先人の御苦労だとか、同僚の御苦労はどうなるんでしょうか。執行部にしても、私たち議会でもせんない思いをして、予算決算審議やることはないと思うんですよ。公共料金同じだと。窓口料金の150円、200円と私はちょっと違うんじゃないかと思うんですよね、こういう会計運営の場合は。 この基本的な考え方について、今の答弁は本当に残念な答弁でありますので、また答弁としては本当に適当でない答弁と私は思いますので、あえて申し上げたいと思います。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 公債費の関係ですね、使用料の中に公債費を導入せるというような問題。これはおっしゃるとおりに、私どもがこの前、改正させていただいたのが昭和61年なんですね。その昭和61年のときの改正時点で、資本費の云々というのが、まあここにも議員さんが、ほかの議員さんもおられますが、あったわけです。十四、五年前から、その考え方がなってきたところです。 現在、資本費の回収率といいますか、低率ではありますけど、県内で8市が、資本費が入っております。これも城市さんが言われたとおり、下松市が、資本費の回収率が79.2の汚水の回収率に対して、また資本費だけで言いますと62.3ぐらいです。これも大変、非常に高いわけですね。 2番目は、山口市の26%ぐらいなるわけですが、問題は、これは繰り返して言わんにゃあいけませんが、先ほどの約61%の普及率と言いましたけれども、これは反対に、むしろ一般会計からどしどし入れて、料金を安くするべきだというふうになるのでしょうかと、反対にですね。 しかも、県内で10番目か11番目かという低料金を抑えて、経営努力をするときに、その数字の魔術で、むしろまだ4割の方が下水道は全然享受されていないわけです。その人たちの税金も使って、この中にどんどん入れるのかと、安い下水道料金の中にですね。私はそうじゃないと、そういう言い方で申し上げたわけです。 ですから、資本費、またはその回収率で言いますと、非常に、例えば数字で言いましても、私たちが1人当たりで下水道を処理しておりますのは36万トンぐらいになるわけです。1人当たりがですね、10人でやっとるわけです。 これは周南3市でも、そんなとても減量経営やってるとこありませんです。新南陽にせよ、徳山にせよ、光にせよ、だらっとやっとるとは申し上げません。おりませんけれども、私たちは非常に少ない人数で、効率的に運営しておると。ですから、安い料金でも、たまたま回収率は上がってきておるというのを御理解いただきたいということでございます。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。渡辺敏之君。 ◆25番(渡辺敏之君) 今のような説明で納得できませんのでお尋ねをします。 さっきも指摘をされてましたが、下水道料金そのもの、まあ下水道事業そのものが単なる、その加入してる、利用してる人だけのための事業なのかどうなのかですね、大村さん。加入してる人、処理をしてもらって  水洗化をしてる人たちのための事業なのかどうなのかというとこが、基本の問題としてあると思うんですね。 で、さっきも指摘をされてましたが、その本来、この特別会計で運営がされてるわけですけれども、独立採算というのは処理費について、公的負担部分を除いて雨水等の、そういうふうな部分を除いて、あとは、処理費については、受益者の料金でペイするようにというふうなことが、もともとの姿ですよね。そういうふうなことで、ほとんどのところがそういう形をとってる。 下松の場合も、使用料と維持費との関係を見たときに、100%以上、使用料の収入の方が多いんですね、ずうーと見てみると。皆119%。使用料の方が維持管理費より多いんですよ。それお認めになりますか。14市の中で、さっきの回収率がよそでは20%台、30%台というのに、80%近い回収率というふうなものがよそにありますか。2つ目の問題としてそれをお尋ねをしときます。 3つ目の問題として、いただいたこの資料の8ページの対象公債費というのがありますね。上から2段目。これはどうやってはじき出されました。何か根拠がありますか。こうしなければならないというのが、どっかの建設省の指導だとかいうふうなものの中で、こういう基準があるんですか。これだけ入れなさいというのが。こういう入れなければ法律違反ですというふうなものがあるんでしょうか。私はないと思うんですね。その辺をちょっと確認をしときたいと思います。 それから、県下14市の一般会計の繰入金が、処理人口で1人頭どれぐらいになってるか、その資料も出してください。そうすれば下松の実態がおのずと明らかになると思いますので。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) 下水道事業というのはおっしゃるとおりで、10%できましても、例えば10%分公共水域が、汚濁のマイナスになると思いますね。これは地域、地方、全体的な問題は、広義的にはあると思います。 ただ、下水道を使用するそのものというのは、まあ例えば水洗便所とか、宅内の排水とかいいますと、下水道は道路とか公園と違って非常に限定されるわけですいね。この下水道管を、下水を使う人が直接な受益者になるかと思います。 まあ、受益者負担金というのが、その発想から出ておるんですが、他の公共施設の会議場、道路、公園というのは、そこに住まない人でも利用できると、そういうものはあると思います。 ただ繰り返しますが、公共水域の汚濁の問題等々はできますと、間接的には衛生的な問題も含めてあるかと思いますですね。 この特別会計でございますし、これは一番最後の14市の繰入金の資料云々というのも関係があるかもわかりませんが、この汚水公費、雨水私費というのは、これは原則ということで、全国的な指導のもとにやっておるわけです。法律はありませんですね。ですから、私どもは全国的な国の指導にのっとって、こういった過去から現在まで運営をしてきておるわけでございます。 それと、使用料と維持管理費が云々というのがありましたですね。例えば  あっ8ページの公債  公債費のところはそういうことでございますね。法律はありませんですね。 それから、使用料と維持管理費と言われましたか。維持管理費となりますと、これは、また別のデータになるわけですが、使用料の倍ぐらいかかるわけですね。維持管理費となりますとですね。 ただ、これを下水の今の公債費と、それから直接の汚水の処理費に限定しておりますから、こういった回収率の問題が出てきておるわけですね、この表でいきますと。これはですね。 維持管理費となりますとほかの要素も入ってきます。ですから、数字が、また違う数字がありますので、この8ページの数字でいきますと、全体で言いますと、こりゃあ2億3,700万円対4億1,800万円と、これを言われたわけですね。8ページの分は、平成7年度の実績の問題で、これを言われたんだろうと思います。ですから、そういった全体の問題と、数字のそういったトリックっていいますか、これはあります。事実、この8ページの表で見ましても。 それから、14市の繰り入れの資料、これは持ってますけれども、議長さんとも相談しまして、用意はそういう方向ならしてみたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) 渡辺敏之君。 ◆25番(渡辺敏之君) あのね、7ページの資料見たら一目瞭然なんだけども、維持管理費は平成6年度が3億5,337万5,000円なの。使用料は4億2,063万円という数字が出てるのね。維持管理費よりも使用料の方が多いんですよ。 本来、維持管理費がペイされれば、受益者のところでかかる経費ほどは受益者の皆さんに負担していただくということで、そこでペイするわけだけども、維持管理費以上に使用料を徴収をしてるわけですね。100%以上ですよ、徴収率は。79.何ぼっていうのは、それこそトリックだ。 維持管理費と使用料の関係見たらね、さっき言うように119%、117%、116%、120%、平成9年までのこの数字をずうーと見ていくとね、平成11年まででもいいけれども、皆100%以上ですよ。 だから、維持費以上に徴収をしてるのに、この100%以下、70何%だというふうな数字をわざわざ持ってきて、その100%徴収してませんなどというふうなのは、やっぱり説明としては不適切であるし、法律事項でもない、県下のよそでも、その同じようなやり方で見た場合に、下松が断トツに高いと。一般会計からの繰入金、今までの、その議会で配付された分を見ても異常に高いと。 私の各市の状況をこう調べてみましたけども、下松が1人当たりの繰入金は  年間ですよ、処理人口で  1万4,450円、徳山市が2万4,100円、光市が2万8,740円、よその半分しか下松は繰り入れてないんですよ。そういう実態で、さらにこれを引き上げていこうというふうなのは、私は随分理不尽なことをするなというふうに思うんですよ。 その入ってるのは、戸数が少ないじゃないかと。すべての人たちの税金で賄うのはどうなのかというふうにおっしゃるけれども、汚水の処理部分については、こういうふうに負担をきっちりしてるわけですよね。ですから汚水が外に流れないということの中で、公共水域の、その環境が守れるというふうなことのわけでしょう。 合併浄化槽に対する補助金の問題も一緒ですよ。公的資金がそこで出ていく。関係ない人にはね、何であの人たちに出すのかというふうなことになると思うけれども、公共水域の環境守っていくという観点から、公的な支援というふうなものも、そこで出てきてるわけでしょう。そうすれば、よそ並みの繰り入れをして対処するというのが当たり前じゃないですか。 ○議長(井川成正君) 大村建設部長。 ◎建設部長(大村芳夫君) これはやっぱあ、渡辺議員さんのお考えはそういうお考え。これ別に否定するもんじゃありませんですね。 ただ、8ページの問題が出ましたけれども、その汚水、現在の使用料の対象の維持管理費と見ますと、倍ぐらいもろうちょると、そういうようなことあるわけですね。 ただ先ほど、法律でどうかというような公債費の問題が出ましたが、これは日本全国が一つの、国の一つの指導のもとに、そういう経営に  下水道の経営ですね。特別会計として乗り出した経緯があるわけです。法律違反ではありませんが、そういうルールの中で使用料を決め、下水道の経営をやっておるわけでございますから、これ8ページの問題で見ますと、3行目のAプラスB対使用料の4億1,800万円で79.2だと、これは御理解いただかないと論議が前に進まないわけですね。 ですから、この確かにこの回収率は、まあ城市議員さんも言われましたが、日本の地方都市じゃあトップじゃろうと思うんです。トップグループじゃろうと思います。大都市は、こりゃあ100%超えてるもんもありますけどですね。 トップグループであろうと思いますけれども、果たして、今度は論議がこう非常に広くなりますけれども、公共水域まで言い出しますと非常に難しい問題がありますが、私は答弁の一端として考え方を言いましたけれども、果たしてそれでは皆様方に、負担の公平をかからざるものまで、過分な負担をお願いするのかどうなのかという観点に立っていただかないと、この使用料の値上げの問題は議論が進まない問題じゃないかと。 ちなみに、全国的に平均しますと20トンで、今2,200円ぐらいです。ですから、全国的に見ましても高い分ではないんですけど、何分、その辺の御理解を議員の皆様にお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(井川成正君) ほかに御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 次に、議案第17号及び議案第18号について御質疑はございませんか。山根照男君。 ◆23番(山根照男君) 国民健康保険じゃったそ。あの総合健康指導事業っちゅうのですけどね、これは予算を見ますと、コンピュータードック調査業務とか、電算システム開発、こういう新しい項目が上がってるんですけども、具体的にどういう事業をされるのかっちゅうことをですね、まあそういうデータ、健康のデータを集めると、ふやすということになると思うんですけども、この膨大なデータを集めても、この被保険者いいますか、これが利用できるようなシステムにしていくのかっちゅうことをですね、一つは。 で、じゃから将来的には、例えばICカードのようなものを発行して、その住民の利便を図っていくっていうようなものにしていくのかどうなのか。 そしてこのデータは、だれが利用するのか  利用するっちゅうたらちょっと語弊がありますけどね、個人情報ですから。だれが今活用しているのか。これ活用しなければ、膨大なデータ集めても、これどうしようもないと  どうしようもないっちゃあちょっと語弊があるんですけども、思うんですよ。 それ、どんどん私どもが健康保険を、もう40超えてますのでね、そういう方々が利用できるような状況にもっていかないかんじゃろうというふうに思うわけです。 それとね、これは下松市民全体を対象にしておるんですかね。国保会計の方々だけですかね。これちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) お尋ねの総合健康指導事業についてでございます。 これは5カ年の計画で実施を、基本的にはしていきたいというふうに思っております。国の補助事業でございまして、補助率が非常に高こうございますので、ぜひこれを取り入れていきたいということにしたわけでございます。 最初にコンピュータードックでございますが、これはまあ、自分が被保険者個人個人が申告をしていただくということになるんですが、健康チェック項目っていうのがございまして、それをチェック項目に書いていただきまして、それを保健推進員さんで集めていただきまして、コンピューターにかけるということになるわけでございます。そのソフトの開発も含めて実施をしていきたいと思います。 それから、節目検診、40歳、45、50、55、60歳という段階で、おのおのの、コンピュータードックを受けられた方を対象にして、節目検診を実施をしていきたいと、これは無料で実施をしていきたいというふうに、各節々で、無料で実施していくことになります。 それから、それをデータバンクという形で集めてまいるわけでございます。それを、おのおの個人指導、それから健康づくり施策という、この4段階で進めていきたいというふうに思っているところでございます。 対象人員が、今、国保に入ってる方、ちょっと4,000人ばっかりが対象者でございますが、その大体5分の1ずつぐらいが、何ていいますか、節目検診の対象者にもなるだろうといふうに思っております。 これは、私どものとこでは実際できませんので、保健センターと一緒になって、国保の被保険者の健康づくりの一助にしていきたいというふうに思ってるとこでございます。 概要でございますが、以上でございます。 ○議長(井川成正君) 山根照男君。 ◆23番(山根照男君) このデータは、例えば、私どもが何かこうぱっと自分のことで使えるのかどうなのか。一方的に私どもの利用価値っちゅうのはないんでしょう、これ、そんなに。 それと、これはだれがそのデータを利用するのか。まあ、利用ちゅうても先ほども言いましたけど、言葉悪いけども、だれがそれを活用するのか。まあ、保健婦さんぐらいのもんじゃろうと思うんですよ。それを持って、お年寄りのとこへ行って、あなたの健康状態こうだとわかるというぐらいの利用状況しかないんじゃないかと。せっかく膨大なコンピューターをつくりかえるんか、大きゅうするんじゃろうと思うんですけどね。それを、住民の利用価値のあるものにするのかどうなのかっちゅうこといね。 だから、ICカードと先ほど言いましたけど、私も一般質問でちょっとやろうと思うんですけども、こういう総合市民カードみたいのがあってね、カードを持っておれば、私の血液型から全部入ったやつがぽんとこう出てくると、データとして、医者に行けばですね。まあ、そういうなものに発展させるのかどうなのかっていうことをちょっと聞いておきたい。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 今んところ、まだICカードまでのところは考えておりません。一応、国の補助事業ということで取り組んでいこうということになったわけでございますが、いずれにしても、個人でも、個人の指導をしていくためのデータづくりというのが基本なわけでございますが、個人でも、それは自分のデータでございますんで、それもちろんお使いいただいて十分だと思います。 これから具体的に中身に入っていくことにしておりますんで、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。真楽史子君。 ◆24番(真楽史子君) 時間も余りありませんので、基本的なことだけお尋ねをしたいと思います。 1つは、国会で論議されているこの保険法の改定といいますか、改悪は、まあ下松市のこの国保会計に、どのような影響をもたらすと当局は考えていらっしゃるのか、把握していらっしゃるのか。 2つ目は、その薬価の問題、あるいは近代的な検査の機材、またその保険点数の関係では寝具類、パジャマ類、こういったその点数などの見直しを行うと、そのトータル的には非常に、この保険の点数が違うてくるというふうなことなんかが、薬価基準の見直しも含めて明らかになってきているわけなんですよね。そこらあたりについてはどんなふうに、こうであるべきと把握をしていらっしゃるのか、基本的なこの2点について教えてください。 ○議長(井川成正君) 中村民生部長。 ◎民生部長(中村宏司君) 非常に難しい御質問だと思うんですけども、国保会計にどうゆう影響を与えていくのか、あるいは薬価基準、あるいは、改正、あるいは診療報酬の改定等があるわけですが、非常に難しい問題ですけども、国保会計に与える影響については、どの程度どうなるかということについては、ちょっと今のところ試算をしておりません。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第19号、議案第20号及び議案第21号について御質疑はございませんか。城市 進君。 ◆26番(城市進君) 19号議案の、平成9年度の下松市水道事業会計予算でございます。このことで資料が添付してございますけれども、基本的には、財政基本計画をさらに1年延長しようということでございます。 しかし、この中で水道料金にも大きく作用する、地下のトンネル型の配水池建設が始まろうとしております。その事業としての1,600平方メートル、2,560万円の用地取得が入っております。これで大変大きな仕掛けが始まろうとするわけでございますので、基本的なことを含めてお尋ねを申し上げます。 まず第1点目は、第3次水道事業拡張事業計画は昭和49年1月に、国の認可を得た拡張事業でございます。その主たる事業展開は何といっても末武川ダム、吉原ダムの建設事業でございます。並びに浄水場をどうするかということが当然、その認可の中の大きな要素としてございます。 そこでの第1点は、昭和56年1月に国と相談をする中で、目標年次の昭和58年完成を昭和64年に延ばすと。今では平成元号に延ばすと言うたときの、国との約束ですね。 この約束の中の作業の1つに、御屋敷山上水道日量2万2,000トンの増設をやめて、1万8,000トンですね、日量1万8,000トンの新しい浄水場を建設いたします。いわゆる、華陵高校の反対側の花岡の浴の地所で先行取得をしております、あのところでございますね。そういう理解をしておりますけれども、地下型のトンネル式の1万4,000トン量の、これをつくることによって、よっぽどのことがない限りは花岡浴の新浄水場建設は、つまりもう要らないという理解になるのでしょうか、どうなんでしょうか。 これまず、大きな仕掛けの問題として、国と大きな相談事ですから、これが変わるということですから、これはつまりもうよっぽどのことがない限りは要らんということになるのかどうなのかですね。これが1点でございます。 2点目は、この1万4,000トン量のトンネル配水池建設につきましては、市街地の古い老朽管が、圧が上がるために一部やりかえなければいけないと、そのことも考えれば、全体の事業費は20億円だと  あらかた20億円だと、これマスコミも流れておりますけどですね。 この総額20億円という総事業費が縮まったり、あるいは事業費が23億も5億にも膨らむ可能性が、そういう幅の問題としてあるのかどうなのか、これもちょっと大きな提案でございますので、伸び縮みがどの程度の振幅で予想されるのか、これを詳しく御説明をいただきたいと思います。 3点目、第1次質問でお尋ねをいたしましたが、花岡浴の新浄水場をつくるということは、私は技術はわかりかねますけれども、新しい花岡浴に浄水場をつくるということは、配水池も一体的なものとして、当然整備されるというふうに、当然理解しますね。一体的なものだと。浄水滅菌処理、法律に基づく、飲まれるような状態にするということと、ためとく配水池は一体的な事業だと、私は素人ながら理解するんですけれども、新浄水場建設と、この地下トンネル式との総事業費との関係で、どちらがどれぐらい安くつくんでしょうか。 そういう質問が、ちょっととんちんかんな質問でしょうかねえ。ちょっと私、質問しながら自分で聞くのもおかしいですが、とんちんかんなただ質問じゃあ私はないと思うんですけれどもね。と言いましたのは、さっき言ったように、新しい浄水場をつくるっちゅうことは、一体的に新しい配水池もつくるという理解は、私はもちろんしてるんですよ。 そのことなので、新浄水場をつくるということと、このトンネル式の配水池をつくるということが全体とね、事業費の枠で、どっちがどれぐらい安いのかという面ですね。耐震性の問題は、私はトンネル式が安全かなとも思いますけどね。これは素人ながらですよ。素人ながら思うんですけどね。この点はどうなんでしょうか。 4点目、水道料金を1円でも値上げを抑えるための努力は、今までもなさっていると思うんですけれども、総額20億円と提案をされようとしている、その一部の2,560万円の用地取得費ということになりますけれども、1円でも水道料金をなるだけ抑えて、市民の方に御利用いただくという立場から見て、水道局管理者とすれば、どういう努力を今まで中央省庁との相談を含めてなさっておられるのか。まあ、平たく言えば、国庫補助をどれぐらいもらえるのかですね。そういうことです。国庫補助があるんでしょうか、ないんでしょうか。 最後、下松の水道年報を見ますと、この10年間の経過、あるいは、さらには20年の経過等を見ますと、総配水量の推移が年報に載っておりますけれども、昭和61年から平成7年度決算末の総配水量のデータによりますと、平成6年度の決算で1,816万トン、年総配水量ですね。年配水量が1,816万トンにぴくっとこの年だけ上がったことがありますけれども、10年を山で、単年度にならしたときには1,668万トンでございます。で、下松の水利権、日量6万3,100トンで、予算決算で私が申し上げます大きな数字で2,300万トンでございますね。 私はよく瀬戸内海に流すという言葉を使いますが、実は浄水場にもってこないんだから、本当は流してはおりませんが、まあ、そういう言い方も、しかしできんこともないと思うんですね。 つまり、それだけの能力と機能はあるけれども、使ってくださる方が限られているから、そういうふうに使わんということですからね。私はその意味することはわかっていただけると思うんですが、しかしこういった、20年経過の下松水道局の需要データ、最近の需要データを見たときに、今度の事業に着手を何が何でも、これはやらなければならないのか、何が何でもこの事業に着手をせんといけんのかということを最後に聞きたいんです。 これは意味がわからないか。5点ほどお尋ねします。 ○議長(井川成正君) 沼水道局長。 ◎水道事業等の管理者(沼心一朗君) 5点ですか、ありましたが、お答えを申し上げます。 新浄水場、花岡のですね、これと私どもが1万トンアップのトンネル配水池の関係でございますが、あくまでも新浄水場をあきらめておるわけじゃあございません。 これは、国のいわゆる配水能力のアップということから、この計画を私どもは考えたわけでございますが、ただ、今吉原ダムの進度調整をいたしておりますので、この約1万7,000トンの水は、当面、我々は需要が延びないのに足踏みをしとると、いわゆる進度調整をさせてもらっとると、こういう状況でございますので、吉原ダムの関係がはっきりしませんと、私どもは、この新浄水場の計画には着手はしないと、そういう基本的な立場でやっております。 それで、新浄水場は不要であるとは私は申し上げません。ただ、今のような形で進度を調節、調整をしておると、こういうことでございます。 それから、事業費の関係で、それじゃあ新浄水場と今のトンネル配水池はどうかといいますと、これは直接金だけで比較すれば今の方が安いわけですが、いわゆるトンネル配水池をやる方が安いわけですが、それはどういうことかというと、向こうはもう、全部土地から皆取得を、まあ土地は取得しておりますがね。で、ここはもう取得は今、9年度に上げております、あの部分と、あとは地上権設定を若干すると、こういうことだけでございますので、事業費対比ですれば安いと、こっちの方がですね。 それから、事業費の差というのはどのぐらいか、たしか新浄水場は35億円位といっとったと思いますが、これは今申し上げましたように約20億円としておりますが、大体20億円で老朽管の更新もやれると、私ども踏んでおります。まだ実施設計等では若干変わるかもわかりませんが、そのぐらいに踏んでおります。 それから、国費はあるかとこういうことですが、これが大変きついんですが、国費がない。で、これは現在の浄水場の改善計画という形になりまして、現在の厚生省の補助が、これではつかない。ただ、起債  企業債という形になります。 それから水利権と、現在の使用水量の問題、これは城市議員さん御指摘のとおりでございます。それは売れていないということですね、海に流れておるわけじゃないんですが、ダムに置いとるわけですが、結局、2,300万トン対1,600万トンの差ということになるわけですが、それは現在、私どものところでは売れていないと、こういうことになります。 以上のことからしますと、この事業というのが、どうして私どもが考えちょるかというと、新浄水場にかかるまでには、今のいわゆる浄水場では、いわゆる配水能力というのが6時間しかない。今、何か震災があって浄水場で、いわゆる浄水能力がストップしたと、浄水できなくなったとしたら、配水池にある水っていうのは、全市内の配水池も皆含めまして6時間ちょっとしかないわけです。それで終わりと、こういうことになるわけです。 それを12時間にするというのが、今私どもの考えでございます。倍にしようということでございまして、今トンネル配水池というのは防災上も大切ですから、いわゆる阪神大震災の教訓も得て、トンネル配水池にしようということで、現在の6時間を12時間という形で当面は、浄水場の能力アップで対応しようと、その方が、私ども現在の進度調整しておる水道事業の中では一番適切なやり方じゃないかということでございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 城市 進君。 ◆26番(城市進君) さらにお尋ねをいたしますが、花岡新浄水場日量1万8,000トンであれば、まあ精査ではないでしょうけれども、おおよそ35億円投資が必要だと。 そして、この計画であれば、今伸び縮みの振れの問題は御答弁が漏れておりますけれども、まあしかし20億なら20億だと。しかし、それでトンネル配水池の場合は、1円も通産  まあこれ通産じゃありませんから、厚生省になりますかね。浄水ですから厚生省でしょうか。1円も応援はありませんと、国庫はね。 そこで尋ねますが、新浄水場をつくるときには、厚生省の補助金はつくんでしょうか。と、私は思いますけれども。そうすると、20億円の現行の政策で予算を通過、議会の可決があれば行くけども、全部企業債発行だと。新浄水場の、もし花岡予定地で、需要は全然  全然じゃないけども、大幅にふえてはいないけれども、向こうの新浄水場と配水池つければ、精査をしてみなけりゃあいけないが、35億円が、精査をしてみなければわからないけれども、少なし2分の1なのか、3分の1なのかわからないけれども、国庫補助金はほぼ確実にもらえるということの理解でいいでしょうかね。それが2分の1なのか、3分の1なのか、つまみなのか、今の時点で、厚生省と自治体との関係でちょっと教えてください。 それから、新聞報道によりますと、全国的な水道局、企業局の時間的な給水配水能力は、全国的には8時間であると。貯水池全部を市民、まあ一部工場、下松のような場合は、一部工場というよりも半分は工場ですけれども、現在は6.3時間だそうですね。現在の給水能力は6.3時間たてば、後から入れてこなければ、もう空になると。全国的には、しかし8時間だと。今回やれば一気に12.2時間で倍増すると、能力がですね、配水能力が。 しかし、全国の現時点、それいい悪いは別にいたしましても、そんなに大きなすき間ではありませんね。つまり、単純に8時間と単純に6.3したら、技術の方に笑われるかもしれませんが、全国の水道局の配水能力からすれば、極端に下松は劣ってるっていうことじゃありませんね。 だとするならば、倍増の12.2という。まあ30年、50年をにらんだということの、その方が、急がば回れ、知恵ということになるかもしれませんが、1万4,000トン量の貯水トンネルでなしに、1万トンでもいいかもしれない。1万トン貯水量でもいいかもしれない。あるいは8,000トンの貯水量でも、給水能力ですね、これが12.2時間を10時間になるか、そりゃあ10.5時間になるかわかりませんが、この全体の地下にためる容量を1万4,000トンでなくっても、全国平均よりは相当上回るということもうかがい知れますね。 そこらあたりを、委員会ではないので大変申しわけないんですけども、でも基本的なことですから御答弁をいただきたいと思います。 3点目、新浄水場については、当然、国と相談をして決めた認可であるので諦めてもいないし、不要なものとも思っていない。しかし、現在の需要との関係では、何といっても吉原ダムに着手するかどうかとのかかわりがあるという御答弁でございます。 そこでお尋ねをいたしますが、また需給見通しとの関係に戻るわけでございますけれども、昨年の9月議会の決算、前年度決算の提案がありましたときに、今後どういう経営努力の一つに需要をアップさせるですね、水を使ってくださる御努力を、まあ公団のドライブインもあります。健康パークもあります。それから大型店もありますけれども、他ではどういう御努力がありますかと言ったときに、相当努力をしても、まあ1年10万トンだと。1年10万トンふやしていくのが、これが最大の努力的におっしゃいましたですね。 単純に見ますと、吉原ダムが国との約束では、平成22年につくるということになってます。まあ、これはもう現実にはあきらめているかと思うんですけれども、それでも算式を20年の歴史の、10年の歴史を振り返ったときの需要の実際を見ますと、その仮に約束で  約束といいますか、需要の伸びが最大の努力をしても、年率10万トンの伸びだというグラフを追いかけたときに、100万トンとか150万トンの単位になりますね。平成22年で。 よっぽどの大きな大開発があるとかですね、日石はもう来年にも来てくれるという騒ぎになりゃあ、こりゃあもう様相は一変いたしますけれども、残念ながら今の下松の行財政運営、あるいは下松の経済の実態の中では、年率10万トン水を使ってくださる方をふやすのが精いっぱいだという関係から見たときに、このトンネル配水池というものが本当に果たして今、今年度、新年度から着手せんといけんのかどうかというのがどうもまだ、のど元落ちませんですね。その点はどういうふうに理解したらいいんでしょうかね。 その3点について再度お尋ねをいたします。 ○議長(井川成正君) 沼水道局長。 ◎水道事業等の管理者(沼心一朗君) 新浄水場の国費の関係ですね、1点目の、国費がつくという、これは国費はつくと思います。何ぼつくかっていうのは、これはちょっと私今申し上げられません。つくことは確かです。 それから、何で1万4,000トンにするのかと、こういうこと。これをもう少しあれだと、ということですが、あくまでも私ども、今12時間を目指しておるわけでございますね。 したがいまして今、御屋敷山の浄水場と、それから全部の市内のポンプ所を入れまして、1万5,100トンでですね、今、6.3時間、あなたがおっしゃったように6.3時間になるわけですが、それをいわゆる1万4,000トンプラスしまして、2万9,100トンにいたすわけですが、そういたしますと12.2時間ということになるわけです。現在の6.3時間がですね。 これはあくまでも、先ほど申しましたように、国の「ふれっしゅ水道十箇年計画」の大きなねらいでもございますんで、これはどうしてもクリアしたい、こういうことでございます。 それともう一つは、市内の5カ所のポンプ所が廃止できると、こういうことでございまして、それから、トンネルというのは、先ほども言いましたように、非常に効率的に水がためられますし、また、震災対策では非常に有効であると。普通の外に出ておるタンクよりは、非常に防災上ではいいと、こういうことでございますので、ぜひこれをやりたいと。で、1万4,000トンを計画をした。 それともう一つは、ふくしの里ですね。ふくしの里を計画いたしましたので、ふくしの里にやはりやるということになりますと、一番、今位置とすれば、このトンネル配水池から差し上げるのが一番いいというようなこと。 それから、工事をやっても、ふくしの里から工事ができると。今の御屋敷山でやりますと、付近の住宅もありますし、また道も小さいというような状況がございますので、工事が非常に難しいということがございますので、ふくしの関連でこれをやるメリットっていうのは、非常に高いと、こういうことでやるということにいたしておるわけでございます。 で、用地買収にことしからかかりますが、まだ基本的には全体のですね、いわゆる20億円対応の財政計画はまだつくっていないわけですから、これをつくるということは、とりもなおさず料金改定ということを、当然に皆様方と、また大口の需要家とも相談をして、コンセンサスを得た上で、やはりこの本格的な工事にかからなきゃあならんと、こういうことでございますので、ことしはなぜ用地買収にほいじゃあ早くかかるのかというと、やはり今のふくしの里の関係がございまして、どうしても地主も同じような人でございますんで、ぜひ用地買収は早くかかっておきたいということがあって、ことしから頭をのぞけたということでございます。 それから3点目の、水需要の問題で、これ頭が痛いわけでございますが、ことしもこの予算では、去年の水量より4万トンしかふやしておりませんね。4万トンしかふやしておりません。10万トンをふやすというのはなかなか難しいですね。そういう意味からすると、なかなか水道の、現在の参画の計画と、現実というのは非常に乖離しておると。 それはあるわけでございますが、今、城市議員さんも御承知のように、吉原ダムは本体工事を残しておるだけでございます。あとはほとんど整備といいますか、用地買収も含めてできておるわけでございますので、これはやっぱり取りやめるわけにはまいりませんので、22年完成を予定をして、今後も財政計画をつくり、やっていかなきゃあならんと、こういう状況でございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) 城市 進君。 ◆26番(城市進君) 最後にお尋ねをいたします。 花岡の新浄水場をもしつくるとすれば、国庫補助金が幾ら入るのかと、国費がつくというのは御答弁がありました。まあ2分の1と3分の1で大きく、これは変わりますけれども、総事業費が日量1万8,000トンの新浄水場をつくり、まあ、配水能力、配水池のことはまだ説明がございませんけれども、しかし額面35億円の総事業費を新浄水場をつくった。厚生省、国から3分の1の補助があると、大まか12億円でございますので、23億円の企業債の発行ということに、今度下松の場合なりますね。この地下型のトンネルよりも、浄水能力はもちろん上がりますね。1万8,000トン新たにつくるんですから。 まあ配水量をどうするかというのうは、配水池の能力をどうするかというのがかかりますので、総事業費の35億円が、私は動くと思います。動くと思いますけれども、3分の1の国庫補助があれば30年、50年先を見たときに、万一需要が伸びない場合でも、二、三億円の、もし差であるならば、国庫補助を応援いただいて、つくっとく方がいいかという検討の選択肢の大きな一つに、私は変わってくるんじゃないかと思うんですね。この点はどうなのでしょうか。 それと、この点に関しましては、予算審議に、もう本会議入っておりますけれども、私、経済水道委員会でございませんけれども、すべての議員さんに対して新浄水場、仮に総事業費35億円で、3分の1の国庫補助が仮にあるということになれば、そういう試算書を、今、市が取り組もうとするこのトンネル式の配水池の分と、花岡に予定どおりつくるというときの試算表ですね、簡単に申しますと、これを私たち議員に配付いただけないでしょうか。この点の御答弁をいただきたいと思います。 最後にもう一つは、地震対策の問題なり、その火急の用でのっぴきならない事態の場合に、水道局が隣の徳山市さん、あるいは光市さんと協定を結んで、管をいざというときに、めったにないような大震災、あるいは19号台風のようなですね、いうときには、たしか管を接続すると、バルブをお互いに開き合うという協定をたしか結んだんじゃないでしょうか。 私の記憶に違いがあったり、もうそりゃあ全然見識違いといえばおしかりをいただきたいんですが、私はそういう協定を結んだんじゃないかと思いますね。これは水道局は違いましたですかね。これはどうなって、いざというときにですね、今言いましたね。 単純に言えば、下松の配水池が壊れたと。徳山市は大丈夫やったと。バルブ開いて、大きな太い管をつなぐことで、応急措置できるという協定をたしか結んだんじゃなかったでございましょうかね。その点はどうなっておるんでしょうか。御回答いただきたい。 ○議長(井川成正君) 沼水道局長。 ◎水道事業等の管理者(沼心一朗君) 事業費の対比の問題につきましては、少し考えらしてください。私も今、そこまで資料をちょっと持っておりませんが、いずれにしましても国費の問題等もありますので、協議をしましてお知らせをしたいというように思っております。 それから、もう一つ何じゃったですかいね。 ◆26番(城市進君) めったにないことですが大災害があったときに隣接市と……。 ◎水道事業等の管理者(沼心一朗君) あのですね、防災上の問題は、徳山とはいわゆる管をつなぐということを計画的にやるということにいたしております。1カ所はもう荒神のとこでつないでおるということでございます。 それから、全般的な、いわゆる阪神大震災のようなときの、いわゆる応援体制ですね。それは日本水道協会の方でやっております。したがって、山口県内でもそういうことを、日本水道協会に入っとる我々事業体、ほとんど入っておりますから、それによって応援協定をしておると、こういうふうに理解してください。 以上です。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。中谷茂樹君。簡潔にお願いします。 ◆11番(中谷茂樹君) やかましゅうてどうもならんな。19号と20号。まず19号で2点、20で1点聞きます。 まず、この水道の指定工事店の制度が、いわゆる規制緩和が、昨年の6月13日、衆議院の本会議で可決をされましたね。したがって、今度は、これからは一定の要件を備えておれば工事業者は、どこの市町村でも施工することができるということになりましたね。これはいつからですね、国会は可決されて  衆議院は可決されておりますが、いつからこれが施行されるのか。 それから2番目、今度は、こないだの東京都の談合ですね、バルブの、この件について東京都は20ミリの口径が5,500円、それから、県内の14市が、この新聞に出ておりますが、その中では、新南陽が1万1,660円で買うてますね。下松は1万円。一番安い徳山が8,000円、こういうふうな状況になっておりますが、これは向こうも業者は商売ですから、商取引の原則であります、大量仕入れの有利性と、余計買えば安くなると、これは考えられるわけですね。 それで、この価格を今さら追求しても仕方がありませんが、この工事請負契約にかかわる指名停止等の措置要綱によりますと、こういう談合事件に加わった者といいますか、かかわりを持った者については、認定をした日から  そうであったという認定した日から、1カ月以上9カ月以内というペナルティーが決められておりますが、私は多分、本市の場合には3カ月というふうに記憶をしておりますが、違っておるかもわかりませんが、これはねえ、業者にとっては痛くもかゆくもないと言うたら悪いけど、余り効き目はないと思うんですよ。 ただ、どういうんですかね、形式的に何か罰則を加えておかなきゃあならないということで科せただけで、やっぱり1年、1カ月から9カ月までということが決まっておるならばね、最高のね、最高の9カ月のね、やっぱペナルティーをかけなきゃあ、性根いらんのじゃないかという気がするわけですが。その3カ月にお決めになったのは、県内皆そのようにしておるようですが、その根拠、なぜ3カ月にしたのか、それ。 それから、次は20ですね。20号、これは工業用水。これがですね、鉄鋼や、石油化学などの工業用水の大口ユーザーであった重工長大型産業も、水を何度も再利用する節水技術の導入を進め、消費水量は減る傾向にあると。 現在、どこの水道も、責任水量性という制度をとっておるようでありますね。これはやっぱり一部、設備費の一部を負担させてということがもとにあるわけですが、これをこの通産省は、企業からの突き上げというか、要請であろうと思いますが、今後、二重料金制といいますね、基本料金をもとにして、あとは使用した水量を、料金を徴収すると。こういう方法に変えてくれえということを、のために通産省は、10の都道府県の事業者の、企業管理者を代表で構成する検討委員会をつくりましたね。 そして、これを昨年の12月中に設置をしまして、1998年3月、いわゆる平成10年3月に、その検討の結果をまとめまして、最終報告をまとめてもらい、そして検討結果を平成10年度の予算の概算要求などに反映させる考えと、こういうふうなことが問題になっておりますが、さてそこで、これがもし施行されますと、大変なことになるんじゃないかと私は想像するわけです。 それは何かといいますと、施政方針の中にも出ておりましたが、水道会計の  これはどこ行ったんかな。  ちょっと待ってね。この中に、国の「ふれっしゅ水道十箇年計画」による、水道施設基準の目標達成に向け、既定の第3次拡張事業を進めるとともに、御屋敷山浄水場の能力アップ対策関連の用地買収に着手するほか、ふくしの里を初めとする、新規開発団地への配水管網の布設工事を進めてまいるということになっておりますが、この本市の大口ユーザーであります、ある企業の新工場の建設も見通しが立たなくなったと、これもだめじゃないかというふうな状況の中で、かなりなこのダメージというか、大変なこの水道会計  水道事業においては、影響が出てくるだろうというふうに考えますが、この方策について何かお考えになっておるか。まだ先のことじゃから今から検討すると言われるかしれませんが、その辺の見解をひとつ御説明を願いたいと、もし検討しておられれば。 ○議長(井川成正君) 沼水道局長。 ◎水道事業等の管理者(沼心一朗君) 3点ほどありましたが、まず、規制緩和の問題で、いつかと言うんですが、施工時期ですね。これは9年の4月から  ああ10年の4月から、そういう形になります。 それまでに、いわゆる条件整備を皆するわけですが、ことしの10月に国家試験もやると、こういうことになっておりますし、それに向けて、私どもの工事指定店等の条例規則というようなものも整備をしていくと、10年4月に向けて、そういうことでございます。 それから2点目の、東京都の談合問題に伴う、私どもの対処の方法、指名停止処分を3カ月やった、その根拠は何かと、こう言ってるわけですが、これは3カ月の根拠というのは特別にございません。どういうことかと言いますと、最高は9カ月ですから、まあ9カ月やるということもできるわけでございますが、県内各市の状況、それから大もとの東京都が7カ月、7カ月やっておると、こういう状況でございます。 したがって、私どもの、下松の水道局の入札に対して談合があってということならば、これは当然、その今の3カ月というような形にはならないということでございますが、東京都の談合ということで、このたびはやったわけでございますから、いわゆる東京都が7カ月で、県内の私ども水道事業体が大体3カ月と、こういう形でございます。 それから3点目の、工水会計のいわゆる一番ネック、問題の見直し。通産省が見直しを基本的なものをやろうと、こういうことで今検討をされております。それは中谷議員さんがおっしゃったとおり責任水量制っていうのは、今の時代に合わないのじゃないかと、いわゆる企業もリストラ等で水は循環して使うと。それから、非常にそういう意味では、水を節約型になっておると。 そういう中から、そのダムなり、いわゆる、そういう工業用水道の水利権を確保した段階で投資した金、それをいわゆる責任水量制で、お金をいただいておるのが現実でございますが、そういうのは時代に合わなくなったんじゃないかということで、通産が見直しをするというのが現実でございます。 ただ、これを直接、まあ、どういう形になるかわかりませんが、これを私の方にそのまま適用するということになりますと、そりゃあ大変なことになります。工業用水道会計っていうのは、そういうことで今成り立っておるわけでございますんで、契約水量制で成り立っておるわけですから。 ただ、ちょっと時間をいただいて、今の現実を申し上げますと、現在は日量、日精さんと武田アグロさんが工業用水を使っておられるわけですが、それの日量の契約水量っていうのは4万2,000トンなんですね。 で、それを現在、両社で本当に使っておられるのが3,400トン程度なんですね。それで、4万トン、4万2,000トン分の契約水量としてのお金をいただいておるわけです。そうすると、お金で  その比較すると大変御無礼なんではあるんですが、大体12倍の  使用水量からすると12倍のお金をいただいておると、こういう状況でございます。そういう、現実はそうです。 しかし、私どもはこの契約水量制が見直され、どういうことになるか、基本料金が幾らで、従量制の1トン当たり何ぼという、その2段構えになるわけですが、なるはずですが、まあそれがどういう形で出てくるかわかりませんが、今それでなくっても、全国の工業用水の最高の1トン当たりのお金っていうのは、50円で上限を切られておるわけです。それ以上は取れないということになる。 今、下松の分水納付金を含めましたお金っていうのは、1トン20円84銭ですか、20円84銭でございます。まあ50円までには当分にあるのはあるわけですがね。 現実は今のように、契約水量と使用水量じゃあ12倍も違っておるという現実がありますので、私は今の状況で、ぜひそんな変わりはないとは思いますが、従量制がどのぐらいになるのかわかりませんが、この年度には大体方向が出ると思いますがね、通産の。 まあ、そういうことを注視していきたいというように思ってますし、また、日精さん、先ほどから、いろいろ日精さんの話もございましたが、いい状況で日精さんが、新工場等の対応ができるようにぜひお願いをし、また私どもも大いに期待をしておるところでございます。 以上です。 ○議長(井川成正君) ほかに質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第22号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第23号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第24号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第25号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第26号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第28号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第29号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第30号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕
    ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第31号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第32号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第33号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第34号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第35号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第36号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 次に、議案第38号、議案第39号及び議案第40号について御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号から議案第40号までの30件については、本日配付の日程別紙Cのとおり各常任委員会に付託します。また、議案第11号については、本日配付の日程別紙Dの各常任委員会の所管費目のとおり関係委員会の調査に付し、その結果の調整については、総務委員会と各常任委員長との連絡協議にすることといたします。 なお、常任委員会については、3月3日に配付しました日程別紙Bにより御審議くださるよう、よろしくお願いをいたします。 △日程第5.議員提出議案第1号国民医療の充実と医療保険制度の改革に関する意見書の提出について ○議長(井川成正君) 日程第5、議員提出議案第1号国民医療の充実と医療保険制度の改革に関する意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。河村 工君。    〔28番 河村 工君登壇〕 ◆28番(河村工君) 長時間にわたっての御審議お疲れのことでございます。 御案内のように今、国において医療制度の改革がなされようとしております。私たちの健康と生活を守る立場から、当議会として、国に対し格段の検討配慮を願いたいとの意見書を提出しようとするものであります。読み上げて趣旨説明にかえさせていただきます。 国民医療の充実と医療保険制度の改革に関する意見書。 医療、福祉など社会保障の充実はすべての国民の切実な願いであり、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進行している今日、国民皆保険として定着している医療保険制度が、国民の健康と医療の充実に果たす役割は非常に重要である。 しかしながら、政府は、2月10日に、被用者本人の2割負担、老人医療の自己負担の引き上げ、薬代1種類1日15円負担などを盛り込んだ医療保険制度改革関連法案を国会に提出したが、患者負担の増のみが先行しているため、これが実施された場合、経済的な格差が生命や健康に大きく影響することが危惧されている。 よって、政府並びに国会におかれては、下記の事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。 1、「誰でも、いつでも、どこでも」安心してよい医療が受けられるよう、国民医療を拡充すること。 2、医療保険制度の改革に当たっては、国民各界各層の意見を十分反映させること。また、患者やその家族の自己負担増については、極力その抑制に努めるとともに、社会的、経済的弱者にも配慮すること。 3、国民健康保険の改革に当たっては、保険者の意見を十分反映させ、制度の安定を図ること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 提出先は内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣でございます。 以上のとおりでございます。全員の御賛同をお願いいたします。 ○議長(井川成正君) これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御意見なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第1号国民医療の充実と医療保険制度の改革に関する意見書の提出についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(井川成正君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は3月10日午前10時から開きます。朝来熱心に御審議、まことに御苦労でございました。午後7時40分散会...