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09月24日-07号

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  1. 萩市議会 2014-09-24
    09月24日-07号


    取得元: 萩市議会公式サイト
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    平成26年 9月定例会                平成26年9月            萩市議会定例会会議録(第7号)                議事日程第7号         平成26年9月24日(水曜日)午後2時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第76号から議案第105号まで第3 議員提出議案第1号第4 議員提出議案第2号第5 委員会提出議案第1号第6 常任委員会の閉会中の所管事務調査について第7 議員派遣────────────────────〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第76号から議案第105号まで日程第3 議員提出議案第1号日程第4 議員提出議案第2号日程第5 委員会提出議案第1号日程第6 常任委員会の閉会中の所管事務調査について日程第7 議員派遣────────────────────〇出席議員(26名)       1番  五十嵐 仁 美 君       2番  石 飛 孝 道 君       3番  大 久   勲 君       4番  小 池 太 一 君       5番  佐々木 公 惠 君       6番  松 浦 俊 生 君       7番  美 原 喜 大 君       8番  森 田 哲 弘 君       9番  佐々木 武 夫 君      10番  関   伸 久 君      11番  西 中   忍 君      12番  波多野   勝 君      13番  椋   晶 雄 君      14番  大 村 赳 夫 君      15番  長 岡 肇太郎 君      16番  中 野   伸 君      17番  松 尾 義 人 君      18番  守 永 忠 世 君      19番  小 林 正 史 君      20番  斉 藤 眞 治 君      21番  柴 田 保 央 君      22番  西 島 孝 一 君      23番  平 田 啓 一 君      24番  宮 内 欣 二 君      25番  諸 岡 皓 二 君      26番  横 山 秀 二 君────────────────────〇説明のため出席した者 市長        野 村 興 兒 君 副市長       三 原 正 光 君 副市長       和 田 眞 教 君 教育長       中 村 哲 夫 君 総務部長      杉 山 寛 校 君 総務部理事     三 好 正 樹 君 総合政策部長    田 中   裕 君 文化・スポーツ振興部長           中 野 恵 子 君 市民部長      岡 崎 君 義 君 保健福祉部長    梅 尾 一 恵 君 保健福祉部理事   宮 本 英 二 君 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君 農林水産部長    大 田 直 志 君 農林水産部理事   貞 光 一 成 君 商工観光部長    岡 本 達 彦 君 土木建築部長    佐々木 康 典 君 歴史まちづくり部長 植 山 幸 三 君 上下水道部長    岡 本   隆 君 会計管理者     田 中 隆 志 君 教育委員会事務局長 伊 藤 富 之 君 消防本部消防長   中 原 滝 雄 君 商工観光部次長   横 山 和 也 君 総務課長      柴 田 一 郎 君 財政課長      齋 藤 英 樹 君 企画政策課長    福 島 康 行 君────────────────────〇事務局出席者 事務局長      藤 岡 敏 彦 君 次長        浜 村 祥 一 君 議事係長      村 本 行 繁 君 調査係長      戸 禰 憲 尚 君────────────────────     午後 2時08分開会 ○議長(横山秀二君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。──────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(横山秀二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、5番、佐々木公惠議員、6番、松浦議員を指名いたします。──────────────────── △日程第2 議案第76号から議案第105号まで ○議長(横山秀二君) 日程第2、議案第76号から議案第105号までの30件を一括して議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、一般会計決算審査特別委員長の報告を求めます。11番、西中委員長。  〔一般会計決算審査特別委員長 西中 忍君登壇〕 ◆一般会計決算審査特別委員長(西中忍君) それでは、一般会計決算審査特別委員会に付託されました議案第80号平成25年度萩市一般会計決算認定について、審査の経過並びに結果を御報告いたします。 当委員会には、9月12日、16日の二日間をかけ慎重審査を行い、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決しました。 審査では、まず平成25年度決算全般について審査した後、歳入、歳出の順に審査を行い、特に平成25年7月28日、萩市を襲った萩市東部集中豪雨災害に関連した事業等について重点的に審査したところであります。それでは、順に経過を御報告いたします。 まず、決算全般について申し上げます。 平成25年度当初予算は、3月末に市長選挙を控えていたことから、市民生活に直結する扶助費等の義務的経費や一般行政経費、そして投資的な事業は継続事業に限定した骨格予算の編成を行い317億8,300万円でスタートし、市長選挙後、新たな政策的経費や臨時的経費等を追加し、市民サービスの提供や地域の経済対策にとって重要となる通年予算が整えられました。その後、7月28日の萩市東部集中豪雨災害の発生に伴い、災害復旧・復興事業に係る必要な経費について随時補正を行ったことも影響し、14回の追加補正が行われました。 その結果、補正後の予算額は、歳入歳出ともに380億1,801万4,000円となり、これに平成24年度からの繰越明許費31億5,869万6,712円を加えた最終予算額は411億7,671万712円で、新市施行後、最大規模の予算となりました。 一方、決算規模では、歳入が362億8,794万6,635円、歳出が349億1,515万6,355円となり、昨年度に比べると歳入で3.9%、歳出で2.7%とそれぞれ増加し、決算規模においても新市施行後、最大規模の決算となりました。 主な要因としては、歳出においては、萩・長門清掃一部事務組合が行う新清掃工場建設事業及び小中学校施設耐震化事業により、事業規模が拡大したことがありますが、何よりも萩市にとって未曾有の災害となった萩市東部集中豪雨災害による災害復旧・復興関連事業を実施したところが最大の要因として挙げられます。 また、歳入においては、災害関連経費の需要増加に伴い特別交付税が増加したことや、山口県市町総合事務組合災害基金の処分及び臨時財政対策債発行額の増加等により、災害関連経費の財源を確保しました。しかし、災害関連事業の国県支出金や保険金等一部の受け入れが平成26年度となったことから、財源不足に対応するため、平成19年度以来となる財政調整基金の繰り入れを行ったとのことでありました。 その結果、歳入から歳出を差し引いた収支は、13億7,279万280円となり、繰越明許費の財源として繰り越した額等9億3,432万2,218円を差し引いた実質収支は、4億3,846万8,062円の黒字で、当該年度の実質収支から前年度実質収支を差し引いた単年度収支に財政調整基金への積立金及び取崩額を加味した実質単年度収支については、6億8,857万1,126円の赤字であるとの説明を受けたところであります。 また、説明では萩市東部集中豪雨災害関連経費全体についての概要説明があり、一般会計における災害関連の支出額、財源内訳、繰越額等について審査を行いました。 このほか、平成25年度の最終予算額と決算額との比較について、平成25年度決算の財政分析等についても執行部より説明を受け、萩市の財政状況についても審査を行いました。 決算全般に関する質疑では、委員から市債の状況、近隣市町との財政力指数の比較、交付税の一本算定など、萩市の財政状況についての質疑が交わされ、現時点での数値のみで言えば健全と言えるが、今後10年間、合併算定替だけで150億円近い交付税の減額が見込まれることから楽観できるものではなく、基金の積み立て、地方債残高の削減に努めていきたとの答弁がありました。 また、見島小学校耐震化事業の事故繰越の理由についての質疑では、平成24年度末の補正予算対応であったことや耐震化事業が市内各学校で重なっていること、離島という特殊事情や資材運搬が困難なことから、25年度中に完了できなかったが、1日でも早く耐震化をするために、事故繰越の手法をとったとの答弁でありました。 続いて、歳入について主な質疑項目を申し上げます。 市税については、歳入確保の重要性に鑑み、滞納整理の状況及び収納率の推移、収納率を向上させるための徴収事務についての質疑が交わされました。 また、分担金及び負担金については、児童福祉費負担金の収入未済額に対する時効の有無についての質疑が交わされました。 続いて、歳出について主な質疑項目を申し上げます。 まず総務費について申し上げます。 総務管理費については、市民サービス向上を図るため実施された総合受付窓口と電話案内のワンストップ化事業の内容と効果について、将来の本庁舎建てかえに備え22年度から積立を開始した庁舎整備事業について、萩市東部集中豪雨災害で被災した土地の今後の利活用について、萩市の人口対策の一つとして実施されている移住促進対策事業の相談件数及び地域別移住実績について等質疑が交わされました。 徴税費については、豪雨災害により廃車となった軽自動車等の納税義務者に対し交付する軽自動車災害補助金交付事業の不用額について、戸籍住民基本台帳費については、東日本大震災の教訓から行われている戸籍の副本データを管理センター及び所管法務局で管理するためのシステム改修経費の妥当性について、統計調査費については、萩地域で進められている地籍調査の進捗状況について、それぞれ質疑が交わされました。 次に、民生費について申し上げます。 社会福祉費については、地域福祉、児童福祉の増進を目的に委嘱される民生委員児童委員の委嘱状況や、地域の高齢者を日常的に支え合う体制及び要援護者を見守る体制を構築する地域見守りネットワーク整備強化事業について質疑が交わされました。 委員からは、各町内会や自治会等へ、災害時要援護者名簿が提供され、見守り体制が構築されたとあるが、災害時に地域がどのような役割を担うのか、また地域の支援体制が構築されていない地域に対し、市から指導する考えはないのかとの問いがあり、要援護者名簿自主防災組織や町内会長、自治会長に配布する際に、日ごろからの見守り体制についてお願いしている。また社会福祉協議会と協力し、町内会福祉部の設置をお願いしているとの答弁がありました。 児童福祉費については、児童扶養手当支給事業における父子、母子、養育者の世帯数について、生活保護費については、生活保護世帯数及び人数について質疑が交わされました。 災害救助費については、その大半が萩市東部集中豪雨災害に係るもので、被災直後の避難所運営経費や復旧に要した資材・物資の経費等でございます。 質疑では、仮設住宅への入居期間について、災害時要援護資金貸付金の内訳と内容、貸付要件等について質疑が交わされました。答弁では、仮設住宅の入居期間は2年間で、貸付金については、住宅の全壊、半壊、家財被害に対して貸付を行うもので、申請件数は10件あり、貸付は内閣府の基準に従い、浸水高で決定しているとの答弁がありました。さらに委員からは、基準に満たない場合の対応はどうするのかとの問いに対して、公平性を保つためにも、内閣府の基準に基づき行っている。救済できない場合は、個々の事情を聞き対応することとしているとの答弁がありました。委員からは被災者の実情に応じて対応すべきだったのではないかと意見がありました。 次に、衛生費について申し上げます。 保健衛生費については、医療従事者確保対策事業による就業実績と開業医の実情把握、医療従事者確保に対する行政としての対応について、清掃費については、萩・長門清掃一部事務組合負担金の支出について質疑が交わされました。また、萩市東部集中豪雨災害では、大量の被災ごみが発生したことから、被災ごみの処分方法等についても質疑が交わされました。 次に、労働費について申し上げます。 労働諸費では、中小企業労働者融資事業について質疑が交わされました。委員からは、ここ数年、金融緩和で長期金利が低下しているにもかかわらず、制度の金利が高どまりし、魅力ある融資制度ではなくなっていることについて、保証料を補給する立場として県に意見を寄せてほしいとの意見がありました。 次に、農林水産業費について申し上げます。 農業費については、土づくり対策事業の実績及び生産物への効果について、中核的担い手支援事業で導入された機械と対象者について、特定農業団体法人化支援と個人農家への支援について、それぞれ質疑が交わされました。 また、野猿被害軽減を目的に、市職員で編成されたサル捕獲隊の出動時の活動状況についても質疑が交わされました。 林業費、水産業費については、作業道補修工事及び小規模作業道開設補助金の要望と対応状況について、小規模治山事業の待機者の状況について、八里ヶ瀬漁場保全のための漁場監視活動の結果について等の質疑が交わされました。 次に商工費について申し上げます。 商工費については、まぁーるバス利用客の観光客と市民の利用割合について、25年度の道の駅等7カ所に設置された電気自動車急速充電器の電力契約及び契約単価について、企業誘致活動の推進を目的として実施した経済活性化支援事業の具体的な成果について等の質疑が交わされました。 また、観光費では、去年1月からNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放送され、観光客の増加が見込まれることから、おもてなし充実事業の具体的な取り組みと内容、その効果について質疑が交わされました。 次に、土木費について申し上げます。 道路橋梁費については、橋梁調査の実施状況について、都市計画管理費については、合併以後も継続されている陶芸の村公園の整備事業の事業計画について、住宅費については、危険家屋への対応策として制定された萩市空き家等の管理に関する条例に基づく対応実績等について、それぞれ質疑が交わされました。 次に、消防費について申し上げます。 消防費については、近年多発する豪雨災害や、地震・津波災害への備えとなる避難所用資機材の配備場所について、屋外拡声器の整備計画について、新防災行政無線システム整備事業の整備計画について等の質疑が交わされました。 また、昨年の災害で被災した小川支所の防災行政無線基地局の整備についての質疑では、被災した旧小川支所の防災行政無線基地局については、現在、小川小学校内に新規設置しており、小川支所完成後に移転させる考えであるとの答弁がありました。 次に、教育費について申し上げます。 主な質疑として、児童・生徒の農業体験として実施された萩農下村塾事業について、来年度世界遺産登録を目指す恵美須ヶ鼻造船所跡地土地買い上げに係る土地開発公社による購入価格と買い戻しの際の価格の差額について、萩図書館のNPOへの委託料に占める人件費の総額について等の質疑が交わされました。 歳出の最後として、災害復旧費について申し上げます。 平成25年度の災害復旧費については、主に萩市東部集中豪雨災害に係るもので、集中豪雨により被災した農地・農業施設、林業施設、漁港施設、土木施設、厚生労働施設、文教施設、その他公共施設の災害復旧を行ったものです。 質疑では、萩市東部集中豪雨災害に係る市単独事業の金額について、災害復旧事業債の充当率と交付税措置について等の質疑が交わされました。 また、厚生労働施設及び文教施設災害復旧費では、委員からあった被災施設の復旧状況についての問いに対し、須佐保育園については着工済みで、今年度の移転、田万川保育園小川分園須佐保健センターについては復旧が完了し、小川児童クラブについては小学校内に仮設置しており、学校内での開設を協議していく、また、小川支所については、被災していない土地に新たに2階建ての施設として来年の竣工を予定している、学校施設については、ことしの8月全て復旧が完了した、須佐歴史民俗資料館については、来年2月までに完了するとの答弁がありました。 以上が、委員会審査における質疑、意見の大要であります。 最後に、冒頭でも申し上げましたが、昨年萩市を襲った豪雨災害は、まさに未曾有の災害となり、被災直後の対応、その後の復旧・復興へ向けた取り組みのため、多額の予算と多くの人員、時間を要することとなりました。その結果、詳細は申し上げませんでしたが、当初予定した多くの事業を停止し、予算と人員を捻出し、災害対応に当たる一方、これまでの市民サービスについても維持・向上に取り組まれた点は評価をされるところであります。しかしながら、まだまだ被災地の本格的な復旧はこれからでありますので、委員会審査で出ました委員からの発言に留意され、限られた予算の中で、より効果的な財政運営がなされるべきということを申し述べ、本委員会の審査報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 一般会計決算審査特別委員長の報告は終わりました。 次に、総務委員長の報告を求めます。10番、関委員長。  〔総務委員長 関 伸久君登壇〕 ◆総務委員長(関伸久君) 総務委員会を代表し、本委員会に付託されました議案5件について、審査の経過及び結果を御報告させていただきます。 まず、議案第76号平成26年度萩市一般会計補正予算(第2号)です。 今回の補正予算の特徴的な事業としては、市内の篤志家から、萩市のまちづくりのために多額の寄附があったことから、基金に積み立てるものや、寄附を受けた幕末歴史コレクションを活用し、展示公開するもの、日本ジオパークの認定を目指し取り組む事業、法令改正に伴い新たに予防接種事業を行うもの、萩・石見空港の利用を促進する事業、福栄地域の小学校を統合する事業、そして前年の事業費の確定に伴い、補助金等の精算を行う事業等があり、萩市勢の発展及び市民の生活を守ることを主眼に行われる事業です。 今回の補正予算額は1億5,168万3,000円で、補正後の予算額を368億7,011万9,000円とするものです。 それでは、総務委員会内で主に交わされた具体的な質疑内容について、これから御報告させていただきます。 まず、ふるさと寄附推進事業、2,600万円についてです。これは、市内の篤志家から、萩市のまちづくりのための寄附を「あなたのふるさと萩応援基金」に積み立てるもので、審査では、寄附に至る経緯及び活用方法について質疑交わされました。 次に、旧萩藩校明倫館活用推進事業、2,800万円です。これは、下関市在住の方が所有する幕末歴史コレクション寄附受け入れが決ったことから、旧明倫小学校校舎での展示公開に向けて、展示スペースの基本設計やコレクション調査費用等、必要経費を計上するものです。この件については、委員から多岐にわたる質疑が出ました。その一部に、コレクションの展示場所について、登録文化財である本館の活用方法について、旧校舎の老朽度調査について、コレクションの所有権について、またその保管場所、湿気対策について、そして旧明倫小学校校舎の今後の全体計画についてなど、積極的な質疑が交わされました。 また委員からは、今回寄附を受ける小川コレクションの収蔵数が多いことから、萩博物館内やそれ以外の場所での収蔵庫の充実を求める意見が出たところです。 次に、ジオパーク推進事業、265万1,000円ですが、これは平成28年度の日本ジオパーク認定を目指し、その推進に当たり必要な経費を補正するものです。審査では、地学部門嘱託職員の配属と役割について、各地での推進方法について、ジオパーク認定の可能性等について質疑が交わされました。 次に、生活保護電算システム改修事業、178万2,000円ですが、これは社会保障・税番号制度の導入に伴い、必要となる生活保護電算システムの改修に係る経費を補正するもので、審査では、システム改修対応メーカーについて質疑が交わされました。 次に、新規事業となる予防接種事業、1,493万9,000円ですが、これは予防接種法施行令の改正に伴い、水痘が定期の予防接種の対象疾病となったことから、必要経費を補正するもので、審査では次に述べる高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種事業との個人負担額の有無の違いについて、この予防接種の対象者について質疑が交わされました。 次も、新規事業となる高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種事業、2,308万4,000円です。これも法令改正に伴い、高齢者肺炎球菌感染症が定期の予防接種の対象疾病になったことから、必要な経費を補正するものです。審査では、対象者向けの印刷物の配布方法について、その記載内容について、質疑が交わされ、老人クラブ等での周知にも努められたいとの意見も出たところです。 委員からは、現在の印刷物の記載内容では、予防接種の必要性についての訴求力が弱いことから、もっと工夫を施し、効果の得られる内容にしてほしいとの意見が出ました。 次に、萩諸島産業振興事業、1,022万4,000円についてです。これは、萩市の離島の特性を生かした産業振興を行うため、国の離島活性化交付金を活用して、戦略産品を本土へ移出する団体に対し、その移出軽費の一部を支援するもので、実施主体をあぶらんど萩農業協同組合、山口県漁業協同組合とするものです。審査では、移出対象となる戦略産品について、そして見島・大島・相島だけに限られた措置であるかについて質疑が交わされました。 次に、萩・石見空港利用拡大促進協議会負担金事業、355万2,000円についてです。これは、平成26年度の東京便利用者の目標数12万人に対して、これまでの利用実績では達成できない可能性があることから、そのてこ入れとして、目標達成に向けて利用促進対策の充実を図るもので、実施主体である萩・石見空港利用拡大促進協議会に対する負担金としては追加補正となるものです。審査では、8月末時点での利用実績について、山口宇部空港との料金格差について、この負担金が搭乗率により変動するかについて、過去12万人の利用者を確保できた年があるかについて、そして目標を達成できない場合の費用負担等について質疑が交わされました。 次は、新規事業であるはぎ温泉揚配湯施設管理事業、92万8,000円です。これは、この施設の指定管理者であるはぎ温泉配湯協同組合の組合員の一員であった市内ホテルが休業したため、利用料金等の収入が減少し、今後の施設運営管理に支障が出ることから、指定管理料を調整するものです。審査では、この施設の所有者がどこかについて、次年度からの対応等について質疑が交わされました。 次も、新規事業となる萩阿武川温泉設備調査事業、172万8,000円です。これは、川上地域の観光拠点施設である萩阿武川温泉において、湧き出る湯量が年々減少し、創業時の2割程度になっていることから、その改善を図るため、管内部等の調査を実施するものです。審査では、新しい泉源の可能性について質疑が交わされました。 次は、福栄地域小学校整備事業、3,380万2,000円です。これは、福栄地域の紫福小学校と福川小学校を統合し、福栄中学校との併設による新校舎を整備するための実施設計等の予算計上ですが、これについては特段の質疑はありませんでした。 次は、新規事業である花江茶亭屋根修理事業、650万7,000円です。これは、指月公園内にある市指定文化財花江茶亭の茅葺及び杉茅葺屋根の老朽、破損が著しいことから、早期の保存処理対応を行うものです。審査では、事業実施に当たり、補助採択の有無や利用実績について、車いす対応について、そして躯体の老朽度について質疑が交わされました。 委員からは、今回の修理工事に際し、山口県内では茅葺職人の確保が難しいことも考慮しつつも、事業者を特定して事業を進めることなく、適正な入札行為を実施の上、事業を進められたいとの意見が出ました。 補正予算の最後は漁業経営緊急対策資金事業です。これは、近年の燃油価格の高どまりや、漁業の水揚げの減少などが漁業経営を大きく圧迫していることから、資金貸付に際し、その債務保証を行う山口県漁業信用基金協会に対する損失補償について、債務負担行為の設定を行うものです。萩市では、この基金協会負担分30%の内、10%を債務負担の限度額として設定するものです。審査では、損失が出ない場合は、萩市の負担はないか等の質疑が交わされました。 以上、今回の補正予算についても、活発な質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第81号平成25年度萩市土地取得事業特別会計決算認定についてです。今回の決算では、主に萩市土地開発公社向けの貸付金を計上したものですが、審査では、本決算に直接的ではなく、間接的にかかわることとして、貸付先である萩市土地開発公社の支出に対して適正なチェック機能を働かせることができず、本決算が事後追認の性格を有するのではないかとの意見が出ましたが、この萩市土地取得事業特別会計の決算は、そのものが独立した決算であり、そこには恣意性がないとの説明から、採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次は、議案第101号工事請負契約の締結についてですが、これは、小川地区地域資源活用交流促進施設新設工事に際し、工事請負契約を締結するもので、審査では、施設の新設に当たり地元住民の意見が反映されているかや、具体的にどのような意見が出ているか、また車いすの対応について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第103号新たに生じた土地の確認について、そして議案第104号字の区域の変更についてです。この2議案については関連があることから、一括して質疑が交わされ、委員からは地番の付与の仕方について意見が出ました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 総務委員長の報告は終わりました。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。17番、松尾委員長。  〔教育民生委員長 松尾義人君登壇〕 ◆17番(松尾義人君) 教育民生委員会に付託されました議案12件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、議案第77号平成26年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)であります。これは、後期高齢者支援金及び前期高齢者納付金の負担額が確定したことに伴う支払経費、前年度の余剰金を基金に積み立てる経費、前年度の療養給付費等負担金などの確定に伴う返還金を予算計上するものであります。審査では、国民健康保険基金積立金の累計額について質疑が交わされました。採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第78号平成26年度萩市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)であります。これは、平成25年度の保険料の負担金額が確定したことから、広域連合に支払う必要な負担金について補正を行うものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第79号平成26年度萩市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。これは、平成25年度の介護給付費及び地域支援事業の精算に伴う、国、県支出金、社会保険診療報酬支払基金交付金及び一般会計に係る超過交付分の返還金等並びに平成25年度に生じた剰余金の介護給付費準備基金への積立を予算計上するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号平成25年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定についてであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第83号平成25年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定についてであります。審査では、一般会計で運営していた診療所と国民健康保険法に基づいて特別会計で運営される診療所との財政運営に関する差異についての質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第84号平成25年度萩市休日急患診療事業特別会計決算認定についてであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第85号平成25年度萩市後期高齢者医療事業特別会計決算認定についてであります。審査では、昨年の災害で、後期高齢者医療保険料の減免を実施したことによる萩市への影響についての質疑に対し、執行部からは、実施主体である山口県後期高齢者医療広域連合へ保険料を納めており、災害による萩市への影響はないと答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第86号平成25年度萩市介護保険事業特別会計決算認定についてであります。審査では、介護保険料の徴収方法について、介護予防事業の実施効果についてなどの質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第97号平成25年度萩市病院事業会計決算認定についてであります。まず、決算概要といたしましては、平成25年度の入院患者数は延べ2万9,907人、一日平均81.9人、外来患者数では延べ7万1,140人、一日平均291.6人で、前年度と比較し、入院患者数では1,124人増加、外来患者数でも207人の増加となっております。 この結果、収益的収支における事業収益26億2,925万7,367円に対し、事業費用26億4,143万1,567円となり、差し引き純損失は1,217万4,200円であります。一方、資本的収支においては、収入4億4,687万3,913円に対し、支出は6億5,224万3,251円となり、差し引き2億536万9,338円の不足額が生じていますが、これは当年度分消費税等資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補てんしております。 なお、主な資本的支出は、放射線科改修工事、医療機器購入費及び企業債償還金であります。審査では、入院及び外来患者数が増加した理由について、市民病院の医師が市内に開業することによる市民病院への影響について、看護師の離職率についてなどの質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第98号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例であります。これは、平成27年4月1日から始まる子ども・子育て支援新制度において、認定こども園等の事業を行うものが財政支援を受けるに当たっては、事業の運営に関する市の確認を受けることとされることに伴い、該当確認に係る基準を定めるため条例を制定するものであります。審査では、認定こども園へ移行した場合の保護者負担金及び手続きについての質疑に対し、執行部からは、認定こども園へ移行した場合の保護者負担金は、国が今後定める基準を上限として、市が定めることとなり、3つの区分による認定を受けることなど変更点はあるが、手続き的には現行の制度と比べ特段差異はないとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号萩市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例であります。これは、子ども・子育て支援新制度において、市の認可事業として位置づけられた家庭的保育事業等の4事業の認可基準を定めるため条例を制定するものであります。審査では、市内該当の小規模保育の有無について質疑が交わされました。採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第100号萩市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例であります。これは、子ども・子育て支援制度において、放課後児童健全育成事業を行う者が遵守しなければならない設備及び運営に関する基準を定めるため条例を制定するものであります。審査では、放課後児童健全育成事業所の遊び及び生活の場としての機能を備えた区画等の面積基準について質疑が交わされました。採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 教育民生委員長の報告は終わりました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。15番、長岡委員長。  〔経済建設委員長 長岡肇太郎君登壇〕 ◆15番(長岡肇太郎君) 経済建設委員会に付託されました議案11件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、議案第87号平成25年度萩市簡易水道事業特別会計決算認定についてであります。審査では、福栄地域水道施設統合整備事業の平成25年度事業概要と今後の事業計画について質疑が交わされました。これに対し、平成25年度は地域の実態調査と基本計画等の策定を行っており、平成26年度は詳細設計を作成し、平成27、28年度で工事を行うとの説明がありました。また、紫福地区の水量に関する質疑も交わされ、委員より、重要なライフラインであり、今後も予算確保による早期整備に努められたいとの意見がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第88号平成25年度萩市公共下水道事業特別会計決算認定について、議案第89号平成25年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計決算認定についてであります。それぞれ審査を行い、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第90号平成25年度萩市農業集落排水事業特別会計決算認定についてであります。審査では、昨年の萩市東部集中豪雨で被害のあった下水道関連施設の復旧状況及び市民生活への支障の有無について質疑がありました。これに対し、むつみ地域及び田万川地域の災害復旧工事については、すべて完了しており、通常の処理を行っている。また、同災害に関連し、須佐地域の公共下水道施設等も大きな被害があったが、復旧は完了しており、市民生活には支障なく稼働しているとの答弁でありました。 このほか、萩地域以外の下水道使用料が人数制から水量従量制へ移行されたことに伴う影響等についても質疑が交わされ、萩市全体の下水道使用料及び算定方法が統一されたが、今後使用形態等についても検証していきたいとの答弁でありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第91号平成25年度萩市漁業集落排水事業特別会計決算認定について、議案第92号平成25年度萩市林業集落排水事業特別会計決算認定について、議案第93号平成25年度萩市特定地域生活排水事業特別会計決算認定について、議案第94号平成25年度萩市個別排水事業特別会計決算認定について及び議案第95号平成25年度萩市駐車場事業特別会計決算認定についてでありますが、それぞれ審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第96号平成25年度萩市水道事業会計決算認定についてであります。収益的収支においては、収入総額7億2,501万5,502円に対し、支出総額は6億7,534万9,237円となり、差し引き4,966万6,265円の利益を計上いたしました。資本的収支については、収入総額7,234万9,982円に対し、支出総額2億1,783万425円となり、差し引き1億4,548万443円の収入不足であります。不足分は、過年度分損益勘定留保資金等により補填されているとのことです。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 最後に、議案第102号市道路線の認定についてであります。これは山口県が実施した一般国道490号の整備に伴い、現道、一般国道490号の一部を市道殿河内池ヶ峠線として認定するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、各会計の審査に当たり、滞納整理等の取り組みについては、徴収事務に大変努力をされていることは承知しているが、公平性の観点からも、滞納整理等についてはしっかり対応されたいとの意見がありましたことを申し上げ、本委員会の審査報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 経済建設委員長の報告は終わりました。 以上をもちまして、各委員長の報告は終わります。 これより各委員長に対する質疑を行います。 まず、一般会計決算審査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。通告が6件提出されておりますので、順次発言を許します。 まず、議案第80号に関し、反対の立場から、23番、宮内議員の発言を許可します。23番、宮内議員。  〔23番 宮内欣二君登壇〕
    ◆23番(宮内欣二君) 2013年度の一般会計決算認定に、反対の立場で討論いたします。 2013年度の萩市一般会計決算は、歳入で362億8,794万6,635円。歳出で349億1,515万6,355円となっており、前年度より歳入で3.9%、歳出で2.7%伸びています。実質収支は、4億3,846万8,062円の黒字となっています。しかし、実質単年度収支は6億8,857万1,126円の赤字になりました。この赤字は財政調整基金からの繰り入れを7年ぶりに行った結果であります。しかし、だからと言って、萩市の財政状況が極端に悪化したというわけでありません。この決算にあわせて明らかにされた財政四指標は、健全で、良好な状態を示しています。 今後の財政は、地方交付税の一本化に向かって漸減することが示され、決して安心ではない。だから職員の削減、6つの総合事務所体制の見直しと統廃合を進めていくということが示されました。しかし一方では、地方交付税の支所費の増額など、一本算定の影響を少なくする対策も進められております。 合併10年で、萩市全体の過疎、人口減少も進みましたけれど、総合事務所のある地域、特に総合事務所の支所のある地域で過疎、人口減少、高齢社会の進み具合は激しくなっています。今でも地域の衰退が激しいのに、総合事務所が統合されれば、地域は崩壊してしまいます。だからこそ、地方交付税の支所費の増額が講じられたのではないでしょうか。金がないから統廃合というのは、だれでも考えることです。萩市政には、そこをやり繰りして地域振興のために総合事務所、支所が核になるよう強化するということが求められているのではないでしょうか。それができなければ、この合併は世紀の大失敗となるということを指摘しておきたいと思います。 当該年度の予算は、3回目の萩市長選挙後の野村市長の政策が盛り込まれていましたが、昨年の東部集中豪雨による甚大な被害を受け、災害対策に予算を振り向ける組みかえが行われる、特徴的なものでありました。決算にもそれがあらわており、災害関連経費として支出された金額が25億9,907万9,000円にのぼり、翌年度への繰越額も33億2,485万8,000円になっています。 災害対策に迅速に対応されたことは、率直に評価をしたいと思っています。すべてを挙げることはできませんが、農地や林地、宅地への土砂流入撤去に助成措置を講じられたり、被災物の集積、仮集積場所を須佐グラウンドに設けて、住民負担の軽減に努力していますし、軽自動車の税金分を補助する制度など、細かい配慮もなされていて、多くの住民が助かりました。須佐保育園の建てかえでは、災害復旧の現地建てかえの原則から、高台への移転復旧という住民要望を実現しています。 しかし、その災害対策においても、市民への正確な情報の不徹底や、きめ細かさ、配慮が不十分な点も見受けられました。あの現場の混乱の中にいたものとしては、言って仕方がないと思えることもありますが、もう少し市民の暮らしに寄り添えるといいなと思ったものもありました。 代表的なものとしては、住宅の被害認定について、国の示した基準が、しゃくし定規に適用されました。同僚の五十嵐議員が出席して臨んだ日本共産党の対政府交渉では、国の職員はあくまでも目安であって、実情を考慮し、柔軟な対応をするようにと明言しておりました。萩市の画一的な対応は、市民に冷たい行政だと映りました。また制度の理解が足らないことから、借りることができる資金を借りることができず、諦めてしまった市民もおりました。たくさんの復旧事業がある中で、業者の施工が間に合わず、長い期間通行どめになった生活道路もたくさん残っています。せめて仮設道をつくって、早期に通行可能にすべきだという市民の指摘は最もなものではないでしょうか。田万川の上組の流出した橋梁についても、災害復旧の対象にならないと言うだけで、地域の実情や歴史に考慮しない、冷たい対応になっています。仮設住宅では、市営住宅への入居が進められ、今入居しなければ優先的な配慮はもうなくなるよと言われ、しぶしぶ入居するという事例も見られています。また2年間の入居期間が過ぎた後の住居の確保についても、不安が残っています。 2013年度に予算が確保され、繰越もあわせて公共施設や農地、林地などの災害復旧は進んでいますが、住民への説明不足もあちこちで見られます。業者任せにするのではなく、行政も一緒に住民に情報を積極的に提供する必要があります。 先日も、むつみの農家から、蔵目喜川の浚渫を求める声を聞きました。河川の護岸を工事しているが、埋まっている河川の浚渫は別工事だ。こういって次にまた大水が出たら、また田んぼに水が上がるという不安を述べる住民もいます。このように、まだまだ住民から要望が寄せられてるものがあり、きめ細かい対応をするよう求めておきたいと思います。 歳入において、市税の収入が、前年度より1.2%、6,600万円程度減っています。税源の移譲があってなお減収しているということは、地域経済の深刻な不振が続いているということを物語っています。アベノミクスで景気がよくなったというのは、大企業だけのことであって、萩市においてはいまだに不景気が続いているということを示しています。農業も林業も水産業も、地域の零細商工業者も、必死な取り組みをしながら、所得が上がらない状態が続き、引き続き支援が必要なことを示しています。しかし、国の政策は、小さい規模の農林水産業や商工業、これを支援の対象とせず、萩市の大部分を占め、経済を支えてきた中小零細経営はお先真っ暗な状態です。萩市は規模拡大、法人ばかりでなく、こうした零細経営にも目を向けた支援策を講じなければ、経済の活性化は見込めません。 歳出においては、学校施設の新築や耐震化などの、要望の高いものが実施されました。一部では事故繰越という手法、使わねば、財政処理ができないほど、工事がおくれたものもあり、すべて順調とは言えませんが、教育環境の整備は急ぐ必要があると考えています。 萩・長門新清掃工場の建設が進められ、その負担金3億9,252万円出されています。溶融炉をやめ、ストーカ炉方式になったものの、大事業であることには変わりはありません。人口の減少と、廃棄物処理量の減量化が進めば、もっと規模の縮小が可能であったと思われます。さらに大島漁港工事にかかわって、日常的に元議会議員を接待していた業者が、施工にかかわっているということも、その適正な事業執行に関連して疑問を持つものであります。民間同士の契約とは言えども、その建設費用は公費です。十分な注意が必要ではないでしょうか。 農業費では、法人には支援策が充実されていますが、零細農家や個人農家には支援が少なくなっています。ある個人農家は、何でも法人が優先され、個人農家が規模拡大して地域を支えていても、がっくりするようなことがよくある。同じ地域を支えていく個人経営と集落営農のバランスをしっかりとってほしいということを求めています。 企業誘致対策費では、トーフレの進出に伴う事業と、SEガーデン萩の進出に伴う4億円余りが支出されました。トーフレへの支援が地域の健全化に、今後どう結びついていくかについて注目をしていく必要があると思います。 またSEガーデン萩は、当初DIOジャパンの子会社、現地法人と言われ、大々的にその進出が宣伝されましたけれど、DIOジャパンの経営が各地で問題を引き起こしたことから、萩市でもその動向に注目が集まっていました。企業誘致と言えば、何でも飛びつくのではなく、精査し、慎重に業者選びをする必要があるということを、このことは教訓として示しているのではないでしょうか。たまたま不幸中の幸いという形で、今のところ実害は見えておりませんけれど、その委託業務が終わった後の業務が、どんな効果をもたらすかについては、これはSEガーデンとしてもしっかり見ておく必要があると思います。SEガーデンの親会社は、ラバンセブン。売上額が8,000万円程度あるということもわかっています。40人近くの従業員の雇用を、今後どう確保し、業務の維持・継続を図るか、非常に注目をされるところではないでしょうか。 この誘致対策費が、本当に萩市の地域経済の発展、市民の所得向上に結びつくための行政の監視をしっかりするよう求めておきます。 都市計画費では、陶芸の村公園整備事業に今年度も1億8,360万円が投資されました。初期の目的から大きく外れ、今はグラウンドゴルフ場公園というような状況になっています。途中、明治維新館用地として候補にも上がり、二十数年間継続されている事業です。しかし、明治維新館についても、新年度の旧明倫小学校跡地活用、この事業を見れば、維新館の用地の方向は完全になくなったと思います。こんな事業は、早く終了し、これ以上の投資をやめるべきだと考えています。 また、香雪園の整備に過疎債が使われているということも、本当に過疎に苦しんでいる地域のことを考えると、認めるわけにはいきません。 文化財保護費の中の、世界遺産に向けた恵美須ヶ鼻造船所跡土地買上事業について、57万8,000円の委託料で積算業務が行われました。土地開発基金を活用し、土地取得事業特別会計を通し、土地開発公社が先行取得しています。しかしながら、その用地の取得過程には、納得がいかない部分があります。よって、これも反対理由の一つとして挙げておきたいと思います。 このほか、予算措置せずに決算処理だけしている事業があることなど、細かいこともいくつかあり、この決算の認定に反対したいと思います。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 宮内議員の討論は終わりました。 次に、議案第80号に関し、賛成の立場から、22番、平田議員の発言を許します。22番、平田議員。  〔22番 平田啓一君登壇〕 ◆22番(平田啓一君) 議案第80号平成25年度萩市一般会計決算認定について、2日間にわたる決算審査の場で、各所管から細部にわたる説明、そして質疑の状況を通じまして同意すべきと判断いたしましたので、賛成の立場でその理由を申し上げます。 平成25年度予算では、昨年7月の萩市東部集中豪雨災害の発生に伴う復旧・復興に向けての対応、また国の経済対策に呼応して、地域経済を下支えするための対応などを目的に、14回もの補正予算が編成されたことから、予算規模では前年度からの繰り越しを含め411億7,000万円余りと、新市施行後、最大規模となったとのことでございます。 歳入においては、特別交付税の増加や、災害基金の処分等のほか、平成19年度以来となる財政調整基金の取り崩しなど、災害関連の財源不足に対応されておられます。 この結果、実質収支は4億4,000万円近い黒字となっていますが、逆に実質単年度収支は6億9,000万円近い赤字となっております。前年度が6億1,000万円であったことからすると、災害による影響の大きさが伺えるところでございます。 一方、このたびの未曾有の大災害にもかかわらず、4億4,000万円近い実質収支を確保できたことは、合併以降の健全な財政運営により、市債残高の削減や基金の温存が図られてきたことからも感じたところでございます。 この9月議会には、財政健全性に関する指標の報告もあり、決算審査とあわせて、萩市の平成25年度決算は、健全性が保たれたものであると理解いたしました。 なお、指標を好転させることのみを目標に、財政運営に取り組んでいくわけではないとする説明もあり、市勢の発展と、市民生活の維持を大前提とした、各種施策を展開されている姿勢を理解したところでもあります。今後もその健全な財政力を活用して、引き続き復旧・復興事業に取り組んでいただきたいと存じます。その意味で、今回の決算については、特別会計を含め認定すべきと判断したことを申し上げます。 2日間の決算審査の過程では、さまざまな質疑があり、それらは先ほどの決算特別委員会の委員長報告でもあったところでございます。 その中で、土地開発公社の先行取得に係る土地等の一般会計による買い戻しにおけるその補償額についての質疑では、執行部から、あくまでも先行取得と同額での買い戻しが行われるもので、また先行取得に係る資金については、土地開発基金から土地取得特別会計を通じて助けているとの答弁がありましたが、これは土地開発公社と一般会計、また土地開発基金と土地取得特別会計の関係及び国庫補助の制度に沿ったもので、適正なものであると理解したところでございます。 またそのほかにも、災害援護資金貸付の対象基準についてなど、さまざまな観点から、あらゆる分野の質疑が交わされました。これらの質疑を通じて、事業の目的や効果、所管課の思いも確認しつつ、一方で、これらが国や県、そして法律や市の条例、あるいは災害の影響が見えない中での財政状況など、さまざまな制約の中で、事業実施されていることを再確認し、この決算に同意すべきと強く感じたところでございます。 2日間、長時間にわたって審査に当たられた議員各位におかれましては、これらの事業の執行状況、実施手法等にさまざまな意見がおありであろうと存じます。しかし、今回の決算は、市民5万2,000人の最大限の幸福を追求するための予算執行結果であり、また成果であることを御理解いただき、大所高所に立って、今回の一般会計決算認定はもとより、土地取得特別会計を初めとする、各特別会計の決算認定についても御同意いただきますようお願い申し上げ、私からの賛成討論といたします。 ○議長(横山秀二君) 平田議員の討論は終わりました。 次に、議案第82号に関し、反対の立場から23番、宮内議員の発言を許します。23番、宮内議員。  〔23番 宮内欣二君登壇〕 ◆23番(宮内欣二君) 2013年度国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算に、反対の立場から討論いたします。 国民健康保険は、国民皆保険制度として、相互扶助ではなく、社会保障制度として創設されました。この立場に立てば、現在の所得の2割にもなる国保料負担は限度を超えており、行政はその負担軽減に努力しなければならないと考えています。 昨年度の決算を見ると、収支残1億9,476万円余りが出ています。さらに、基金への積み立ても9,715万円支出されています。合計で3億円近いものになっているわけです。これをすべて負担軽減に回すことができないとしても、相当の保険料負担軽減ができたことを示しています。 国保会計は、当該年度の医療費の動向を見極めながら保険料を設定するために、さまざまな要因で財源歳出に変動が起こることは十分理解しておりますけれども、この決算の状況は、それを越えて、負担軽減をもっと進められたということを示しており、到底認めることはできません。今後、繰越財源や基金財源をもとに、一層の負担軽減を図ることを求めて反対討論といたします。 ○議長(横山秀二君) 宮内議員の討論は終わりました。 次に、議案第82号に関し、賛成の立場から13番、椋議員の発言を許します。13番、椋議員。  〔13番 椋 晶雄君登壇〕 ◆13番(椋晶雄君) 議案第82号平成25年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定についてに、賛成の立場から意見を申し上げます。 国民健康保険制度は、国民皆保険の基盤をなし、他の医療保険に属さないすべてを被保険者としているため、高齢化や不況の影響を受けやすく、国民健康保険事業の取り巻く状況は大変厳しいものがあります。一人当たりの医療費は毎年伸びている中、萩市においては、合併以来、基金を活用することによって、被保険者の負担を抑えてきました。平成25年度予算においては、医療費の伸びが鈍化傾向にあることから、国民健康保険料を一人平均5,000円程度の引き上げとされました。 これらの予算の執行状況について、今議会において配付された決算関係資料等から審査を行ったところ、適切な決算となっております。平成25年度における決算額は、歳入が76億4,995万4,898円、歳出が74億5,519万4,093円となり、歳入歳出差額1億9,476万805円の繰り越しとなっております。 しかし、繰り越しが生じた理由の一つに、概算交付を受けた国からの療養給付費等負担金などに2,201万9,000円程度の超過交付があったためで、平成26年度には、この負担金の精算に基づく返還金の財源とされる見込みです。 また、当初計上していなかった療養給付費等交付金、退職者医療制度のものですが、が約5,134万8,000円追加交付されたことも理由の一つとなります。 一方、保険料の収納率については、平成24年度と比較すると、現年度分で0.79%、滞納繰越分で3.15%上昇し、全体で0.30%の上昇となっています。保険料の滞納整理については、徴収員の雇用、平日の夜間収納窓口の時間延長等、収納率の向上に努められ、現年分の収納率については、引き続き県下の支部においては上位の収納率が維持されています。 歳出においては、一人当たりの医療費は下がっており、保険事業の人間ドッグ、任意検査等の健診事業や、針・灸施術に対する補助を行い、被保険者の健康保持、増進に努められ、特定健康診査、特定保健指導も直営で実施され、関係課と連携し、その受診率の向上に努められるなど、医療費の向上に努力しておられます。 あわせて、平成24年度からは、ジェネリック医薬品の差額通知を実施し、医師会を初めとした関係機関との協力推進に努力しておられます。 以上のことから、私は議案第82号平成25年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定については、適切に執行された結果の決算であると確信し、賛意を表したいと思います。 なお、全国の市町村も、国民健康保険の運営に苦慮していることから、制度自体が限界となってるのではないかと考えられます。国民健康保険制度の改善に向け、国や県に要望されるとともに、萩市独自でも医療費の抑制を図り、現行制度のもとでの適正な保険料賦課に努められるよう要望します。 また、負担の公平の見地からも、保険料の収納率向上に向けては、一層の取り組みをされますよう、またあわせて保険事業を推進し、疾病の早期発見、重症化防止等に努め、医療費の適正化を図り、引き続き国保財政の健全な運営に努められるよう強く要望するものであります。 以上で、私の賛成討論を終わります。議員各位におかれましては、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(横山秀二君) 椋議員の討論は終わりました。 次に、議案第98号に関し、反対の立場から1番、五十嵐議員の発言を許します。1番、五十嵐議員。  〔1番 五十嵐仁美君登壇〕 ◆1番(五十嵐仁美君) 議案第98号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。 来年4月から、保育・幼稚園、学童保育など、子育て支援にかかわる制度を根幹から転換する子ども子育て新制度の実施が予定されています。それに伴って、子ども子育て関連三法に示した国の基準を基に、新制度を具体化し、提案された条例です。これは、議案99号、100号にも関連します。 この制度は、介護保険制度をモデルにしており、これまでの市町村の責任によって保育を提供する現物給付の制度を改め、事業者と利用者の直接契約を起点にする、現金給付への仕組みへと変更しています。萩市では、今までと変わらないということでしたが、市は保育の契約に介入することができないため、市の責任が後退し、保育の市場化に道が開かれることになります。 さらに新制度では、保育所、幼稚園、認定子ども園などの施設類型に加えて、新たに地域型保育の各事業類型が導入されています。定員規模が小さいことを理由に、保育所等に比べて、保育者の資格要件の緩和などが盛り込まれ、施設事業によって、保育に格差が持ち込まれることになってしましました。萩市では今のところ該当する園はないということですが、中山間地域や島など、今後検討される可能性がないとも言えません。 加えて、児童福祉法24条1項に位置づく保育所は、現在と変わらず市町村の責任で保育が実施され、私立保育所には、市から委託費が支弁されます。保育料も市が徴収します。これに対して、児童福祉法第24条2項に位置づく、保育所以外の認定子ども園、小規模保育などでは、基本的に利用者と事業者が直接契約し、保育料も事業者が徴収します。このような差があるにもかかわらず、政府は保育所での保育はこれまでと変わらないと説明しており、とても曖昧になっています。 全国で補助金が減ることを理由に、新しく開かれた認定子ども園が、認定を返上するということが今ふえております。この7月のアンケートでは、既に認定子ども園を返上するという答えを、約11%がそのように答えています。それに対して、政府が対応に、今追われている状況です。基準、基準、基準等の条例化が、政府の想定は6月議会での対応となっていたのが、政府自体の作業のおくれで、ほとんどの自治体が、この9月議会での条例化をせざるを得なくなっています。そのため、市が条例案を検討する時間はほとんどなく、政府の案には多くの問題があるにもかかわらず、ほとんどの自治体が国基準どおりの条例案で提案されています。 萩市も暴力団の排除の部分を除いては、条例案どおりとなっています。実際に、条例第6条3で、特定教育保育施設が先行するものとするとなっていますが、児童福祉法第24条3では、市町村は先行することができるとなっています。このあたりでも、既にこの条例がおかしいということが明らかになっています。 市には、実施主体としての判断や裁量権があり、子供の権利保障の立場から、また子育てしやすい萩市をつくっていく上でも、これまでの自治体の基準改善の努力を踏まえて、国基準以上に上乗せした条例にすべきではないかと思います。 よって、議案第98号に反対の意見を述べさせていただきました。 ○議長(横山秀二君) 五十嵐議員の討論は終わりました。 次に、議案第98号に関し、賛成の立場から13番、椋議員の発言を許します。13番、椋議員。  〔13番 椋 晶雄君登壇〕 ◆13番(椋晶雄君) 私は、議案98号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について、賛成の立場から意見を申し上げます。 国において定められた子ども子育て支援新制度において、保育所や認定子ども園などに対する新たな財政支援制度が設けられ、その給付は市が行うこととなりました。この条例は、給付に当たって、施設や事業者が遵守すべき教育や保育、管理運営の方針などを確認するための基準を定めるものです。 条例の制定に当たっては、国より従うべき基準と参酌すべき基準が示されており、基本的にはその内容に沿ったものとなっていると、執行部より説明がありました。事実、事業者や事業所の職員から、暴力団を排除すべき条項を独自に定められているほかは、萩市の実情と国の基準に乖離すべきものはなく、国の基準と異なる内容を特に定める事情はないものと理解いたしました。 利用申し込みについて、正当な理由がなければ拒んではならないとあるのは、まさにそのとおりで、定員超過などの場合、狭い保育環境の中で子供たちが生活することは、子供の健やかな成長を阻害する要因ともなりかねません。 また、年度当初の申し込みであれば、兄弟が同じ保育所に入所できるよう、市において調整がなされているようです。なお、年度途中の入所の場合、希望園の入所状況によっては、別々の保育所となってしまうこともありますが、次の年度には同じ保育所に入れるよう調整をしているとのことでございました。 児童の健全な保育環境を維持するためにも、本条例の内容は適当であると思います。萩市においても、新しく給付の対象となる事業所もあると聞いています。就学前の子供たちの教育、保育の場が確保され、適切な環境のもとで教育、保育を実施する必要があります。 先ほども申しましたが、本条例は国基準に準拠した内容となっており、何ら問題はないと考えます。議員各位におかれましては、ぜひ御賛同賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。 ○議長(横山秀二君) 椋議員の討論は終わりました。 以上で、討論を終了いたします。──────────────────── △表決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 まず、議案第76号平成26年度萩市一般会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第76号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第77号平成26年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第77号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第78号平成26年度萩市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第79号平成26年度萩市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第80号平成25年度萩市一般会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第80号は委員長の報告のとおり認定されました。 次に、議案第81号平成25年度萩市土地取得事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第81号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第82号平成25年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 議案第82号は委員長の報告は、認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第82号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第83号平成25年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第84号平成25年度萩市休日急患診療事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第85号平成25年度萩市後期高齢者医療事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第86号平成25年度萩市介護保険事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。 議案第86号は委員長の報告は、認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第86号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第87号平成25年度萩市簡易水道事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 議案第87号は委員長の報告は、認定であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第87号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第88号平成25年度萩市公共下水道事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第89号平成25年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第89号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第90号平成25年度萩市農業集落排水事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第90号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第91号平成25年度萩市漁業集落排水事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第91号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第92号平成25年度萩市林業集落排水事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第93号平成25年度萩市特定地域生活排水事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第93号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第94号平成25年度萩市個別排水事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第94号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第95号平成25年度萩市駐車場事業特別会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第95号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第96号平成25年度萩市水道事業会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第96号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第97号平成25年度萩市病院事業会計決算認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第97号は委員長の報告のとおり認定と決しました。 次に、議案第98号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第98号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第99号萩市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例にに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第99号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第100号萩市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第100号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第101号工事請負契約の締結についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第102号市道路線の認定についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第103号新たに生じた土地の確認についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第104号字の区域の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第105号人権擁護委員の候補者の推薦については、次の者を推薦することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号は同意と決しました。 それではここで、10分間休憩いたします。     午後 3時50分休憩────────────────────     午後 4時01分再開──────────────────── △日程第3 議員提出議案第1号 ○議長(横山秀二君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第3、議員提出議案第1号を議題といたします。 提案者から、提案理由の説明を求めます。9番、佐々木武夫議員。  〔9番 佐々木武夫君登壇〕 ◆9番(佐々木武夫君) 議員提出議案第1号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書について。 お手元に配付の意見書の本文を読み上げ、提案理由といたします。 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書。 国内最大級の感染症であるB型・C型ウイルス性肝炎の患者は、全国で350万人以上にも上るとされ、肝炎対策基本法等においても国としての責任が確認されており、種々の対策が実施されているところである。 その対策の一環である肝炎治療特別促進事業として実施されている医療費助成制度において、山口県では、平成20年度の事業開始以来、約3,000人の患者が認定を受けているところである。 しかしながら、現行の制度は、B型・C型ウイルスを減少させ、肝硬変や肝がんへの進行を予防することを目的としているが、肝硬変・肝がんへ進行した患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労にも支障が出るなど、生活に困窮をきたしている。 また、身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準は極めて厳しく、患者の実態に沿ったものになっておらず、生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。 当市においても、こういった状況下に置かれた患者に対し、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。 よって、国におかれては、次の事項を実現するよう強く要望する。 1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成の拡充を図るため、新たな制度を創設すること。 2、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上でございますが、議員各位におかれまして、趣旨、御賢察の上、本案に御賛同賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。 ○議長(横山秀二君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 議員提出議案第1号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は、委員会付託を省略することに決定しました。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 討論なしと認めます。──────────────────── △表決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 議員提出議案第1号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。 この際お諮りをいたします。 ただいま可決されました意見書の提出方法並びに字句の整理等につきましては、会議規則第43条の規定により議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、提出方法並びに字句の整理等は議長に委任されました。──────────────────── △日程第4 議員提出議案第2号 ○議長(横山秀二君) 日程第4、議員提出議案第2号を議題といたします。 提案者から、提案理由の説明を求めます。19番、斉藤議員。  〔19番 斉藤眞治君登壇〕 ◆19番(斉藤眞治君) お手元に配付しております議員提出議案第2号「手話言語法」制定を求める意見書の提案理由を御説明いたします斉藤眞治です。 手話言語とは、御案内のように聾唖者にとって、日常生活を営む上で、情報獲得の大切なコミュニケーションの手段として使用されています。 平成18年12月に国連総会で採択をされた障害者の権利に関する条約の第2条で、言語とは、音声言語及び手話、その他の形態の非音声言語と定義をされました。 また、平成23年8月に改正をされた障害者基本法の第3条は、すべて障害者は可能な限り言語、手話を含むその他の意思疎通のための手段として、選択の機会が確保されると改正をされました。そこで、手話は音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、また、聞こえない子供が手話を身につけ、手話が学べ、自由に手話が使え、さらに手話を言語として普及・研究できることのできる環境整備を推進するための法整備として、手話言語法の制定を、国会及び政府に求める意見書として提案する内容でございます。 各議員におかれましては、趣旨に御理解を賜り、御賛同いただきますことをお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(横山秀二君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 議員提出議案第2号「手話言語法」制定を求める意見書に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、質疑を終了いたします。 お諮りをいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は、委員会付託を省略することに決定しました。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 討論なしと認めます。──────────────────── △表決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 議員提出議案第2号「手話言語法」制定を求める意見書は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。 この際お諮りをいたします。 ただいま可決されました意見書の提出方法並びに字句の整理等につきましては、会議規則第43条の規定により議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、提出方法並びに字句の整理等は議長に一任されました。──────────────────── △日程第5 委員会提出議案第1号 ○議長(横山秀二君) 日程第5、委員会提出議案第1号を議題といたします。 提案者から、提案理由の説明を求めます。19番、斉藤議員。  〔19番 斉藤眞治君登壇〕 ◆19番(斉藤眞治君) 主要道路整備促進調査特別委員会を代表し、お手元に配付しています委員会提出議案第1号山陰道(益田~萩間)の早期整備促進に関する要望決議の提案説明をいたします。 配付しています内容に加え、これまでの活動の経過を加えた提案説明とさせていただきます。 これまで萩市議会は、山陰道及び小郡萩間の道路の必要性を鑑み、主要道路整備促進調査特別委員会を設置をし、平成18年12月の定例市議会において、萩市を取り巻く主要道路整備の促進を求める要望決議を採択をし、関係機関への要望活動を含め、調査・研究機関としての活動を展開をしてまいりました。 とりわけ、山陰道、益田萩間の整備促進については、一つに地域の社会・経済活動の発展を支え、安全・安心な社会を実現をし、広域的な交流を促進するため、国土の最も基幹的な施設である高規格幹線道路等のミッシングリンクの解消を求めること。二つに国道191号は、萩市から益田市間の唯一の基幹道路ですが、交通事故や災害による全面通行どめが多発をし、十分な迂回路がないことから、救急医療、防災活動の支援としての命の道の道路のネットワークの整備であること。三つに、安全・安心な暮らしを守る災害に強い道路整備として、官民で構成をされた山陰自動車道益田萩間の整備促進期成同盟会との連携を視野に入れた、各種の調査・研究・要請活動を行うこと。これらを基本的な考え方として活動を展開してまいりました。 御案内のように、現在、山陰道須子萩間の優先区間、絞り込み調査区間の審議をする社会資本整備審議会道路分科会中国地方小委員会が開催をされてます。この委員会において、優先区間の絞り込み手続きがスムーズに進行され、整備を優先的に取り組む区間として決定をされ、早期のルートを示されることを強く要望するものであります。 よって、沿線住民を初めとする地域住民の熱意を表明し、萩市議会として以下のことを強く要望するものであります。 1に、社会資本整備審議会道路分科会中国地方小委員会において、早期の未整備区間の優先区間の絞り込み調査を完了すること。 2として、山陰道(益田~萩間)について、新規事業化を早期に実現すること。 以上であります。 各議員におかれましては、趣旨に御理解をいただき、要望決議に御賛同いただきますことをお願いし、提案理由とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(横山秀二君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 委員会提出議案第1号山陰道(益田~萩間)の早期整備促進に関する要望決議に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)23番、宮内議員。 ◆23番(宮内欣二君) 今回、委員会提出議案というのは初めて出されておりますが、主要道路整備促進調査特別委員会、これが提出した議案ですけれど、今回は山陰道の早期整備促進という決議を御提案したということであります。 しかし、この提案理由に示してあります国道191号のみであるというようなこととか、大雨で交通が途絶するというようなことから、高速道路というようなことになっていますが、それなら、その前に主要国道191号とか、県道、これらの整備というものを、もっと先に提案するということはできなかったものなんでしょうか。それらは、基本的に生活道路です。市民にとってのね、生活道路ですから、そこの整備促進というのが先に前提となって、その上で高速道路の要望決議というのがなされるべきではないかなと私は感じておるんですが、そこら辺はどう検討されておるんでしょうか。 ○議長(横山秀二君) 19番、斉藤議員。 ◆19番(斉藤眞治君) 宮内議員の言われることも、一つの論点だと思ってますが、この特別委員会は、主に山陰自動車道並びに小郡萩道路の早期整備を求めるということで設置された特別委員会であります。よって、委員会の中でも、生活道、実質の今の生活に係る部分も議論として上げるべきではないかということもございましたが、目的が目的であるということと、その他の今言われるようなことについては、個々の活動として、今までも要請をしておるという現状もございます。したがいまして、今回特徴的な山陰道についての要望決議ということで上げさせていただいたということでございます。 以上です。 ○議長(横山秀二君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)ないようでありますので質疑を打ち切ります。 以上で、質疑を終了いたします。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 討論なしと認めます。──────────────────── △表決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 委員会提出議案第1号山陰道(益田~萩間)の早期整備促進に関する要望決議は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。 この際お諮りをいたします。 ただいま可決されました決議書の提出方法並びに字句の整理等につきましては、会議規則第43条の規定により議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、提出方法並びに字句の整理等は議長に一任をされました。──────────────────── △日程第6 常任委員会の閉会中の所管事務調査 ○議長(横山秀二君) 日程第6、常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。 各委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りをいたします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。──────────────────── △日程第7 議員派遣 ○議長(横山秀二君) 次に、日程第7、議員の派遣についてを議題といたします。 お手元に配付いたしました議員派遣一覧のとおり、会議規則第160条の規定により、議員を派遣いたしたいと思います。 お諮りをいたします。 議員の派遣について、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議員派遣一覧のとおり、議員を派遣することと決しました。 続いてお諮りいたします。 派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、派遣内容の変更については、議長に一任されました。 ○議長(横山秀二君) 以上をもちまして、本定例会の議事はすべて終了をいたしました。 これをもちまして、平成26年萩市議会9月定例会を閉会いたします。     午後 4時20分閉会──────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成26年9月24日   萩市議会議 長  横 山 秀 二       議 員  佐々木 公 惠       議 員  松 浦 俊 生...