次に、議案第3
号平成25年度山口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第4
号平成25年度山口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
次に、議案第5
号平成25年度山口市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第6
号平成25年度山口市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第7
号平成25年度山口市
小郡駅前第三
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第8
号平成25年度山口市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第9
号平成25年度山口市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第10
号平成25年度山口市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第11
号平成25年度山口市
地域下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第12
号平成25年度山口市
国民宿舎特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第13
号平成25年度山口市
特別林野特別会計歳入歳出決算の認定については、いずれも全員をもって認定すべきものと決しました。
続いて、
委員会として
審査報告書に付記された意見について御報告を申し上げます。
まず、市税については、
徴収率向上の
取り組みにより十分な成果が見られ、
徴収事務の努力を評価するものであります。引き続き、
納付環境の整備・拡充を図り、
徴収率向上、
不納欠損の削減に努められるよう求めるものであります。
次に、市税を初めとする
自主財源の確保に努められているものの、中長期的には厳しい
財政運営になることが予想されることから、有利な市債の活用や徹底した
経費削減、
基準財政需要額の精査など、歳入・
歳出両面から財源の確保に一層努められるよう求めるものであります。
最後に、
予算編成時における
必要額の正確な算定に努められるとともに、
予算執行に際しては、適宜、予算の
組み替え等を行う中で、可能な限り
不用額の削減に努められるよう求めるものであります。また、
執行率の低い事業については、
事業そのものの見直しを検討されるなど、適切かつ計画的な
進行管理に努められるよう求めるものであります。
以上で報告を終わります。
◯ 議長(
俵田祐児議長) 以上で
委員長の報告が終わりました。ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯ 議長(
俵田祐児議長) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。8番、
尾上頼子議員。
〔8番
尾上頼子議員登壇〕
◯ 8番
尾上頼子議員 平成25年度
決算審査におきまして、
日本共産党を代表して、3つの議案の
決算認定について反対をし、討論をいたします。
反対する議案は、議案第1
号平成25年度山口市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第3
号平成25年度山口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第4
号平成25年度山口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件であります。
これらの議案に反対する理由を申し上げます。
議案第1
号平成25年度山口市
一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、第1に、子育て・教育では、依然として
待機児童の解消がされず、
就学援助制度は
部分給付、
部活動などへの
学校教育活動への重い
保護者負担も続いています。第2に、
健康長寿の
まちづくりという点では、予防と検診への努力は認められるものの、
検診率の向上など課題を残しています。また、
免許証返上を推進している中で、
コミュニティバスの延伸や
コミュニティ交通の
利便性の向上の努力が薄いと言わざるを得ません。第3に、
地域経済や景気を支援する対策と効果についてです。住まい安心安全・
省エネ改修促進事業費は、
経済効果を狙っているにもかかわらず、
市民ニーズにかみ合わず、
執行率も半分にとどまりました。
地域経済が疲弊している中、
市内地元業者への支援がどうであったか、どのような支援が必要なのか、真剣な分析と検証が求められます。その一方で、
企業誘致には多額の予算が配分されているにもかかわらず、
従業員雇用は正社員にと促す制度になっていないことは問題です。また、新山口駅
ターミナルパーク整備事業は、JRの負担が非常に少ない上に、ほとんどがJRの発注となり、
地元業者への発注は3割、これでは
地域経済への貢献は薄いと言わざるを得ません。第4に、
文化政策予算が
山口情報芸術センターや
大内文化に偏り過ぎている点です。地域にはさまざまな文化があります。支援が必要であることも明らかとなっているところですが、広域となった山口市全域の
文化政策へと改変されるべきです。第5は、
不用額の多さです。単
年度決算が黒字ということは、その分、
市民要望に応える余裕があったということも言えます。施策を講じず、事業をやらなかったとも言えます。
市民生活が厳しさを増している中、さらに予算の限界で
地域要望に応え切れていない中で、それに心を寄せる仕事をやらずに
基金残高はふえていく、こうした運営は改め、
予算編成はきちんと精査し、
市民要望に最大限応えること、年度途中でも
補正予算を組み、できるだけたくさんの事業を盛り込む、このことが市民の幸せにもつながり、
地域経済の
活性化にもつながるのではないでしょうか。
以上が
一般会計歳入歳出決算認定に反対する主な理由です。
議案第3
号平成25年度山口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、根本的なこの制度の問題として、年齢による
差別医療を持ち込んでいること、この点について、国の制度ではありますけれども、基本的に賛成できないという立場です。
次に、議案第4
号平成25年度山口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、これも
サービスを使えば使うほど
保険料が上がっていくという構造的な問題点から、基本的に賛成できません。
以上の理由から反対の討論といたします。
◯ 議長(
俵田祐児議長) 10番、
瀧川勉議員。
〔10番 瀧川
勉議員登壇〕
◯ 10番 瀧川
勉議員 県央創造清風会の
瀧川勉でございます。
県央創造清風会を代表して、全ての議案に対して認定する立場で討論に参加させていただきます。
平成25年度は、山口市
総合計画後期まちづくり計画の初年度を未来を描く確かな一歩と位置づけられ、
施策全般においてもおおむね順調にスタートしており、
財政面においても基金を取り崩すことなく
予算執行を継続されており、健全な
市政運営に努力されている点を評価いたします。また、市税の
徴収率向上においても十分な成果が見られておりますが、さらなる
収納率向上にも努めていただき、納税しやすい環境の整備や
市営住宅の家賃や他の
貸付制度の収納にもさらなる努力をしていただき、
不納欠損にならないように努めていただきたいと思います。今後の努力として指摘をしておきたい点としましては、
予算執行において、
不用額が予算現
額対比3.6%を超える高い比率の事業については、
市民生活が元気で生き生きできるよう、
市民ニーズに対応すべく
予算編成時に精査をし、
包括予算制度の活用はもとより、事業の
進行管理を適切に行い、
執行率のより一層の充実を図り、
不用額の縮減に努めていただきたいと思います。また、市税を初め、
自主財源の逓減が予測される中、
地方交付税や
国庫支出金、
市債等への依存が強まっているようにも見受けられるので、有利な市債の活用を図るなど、
基準財政需要額を増加させるための
取り組みなど、財源の確保にもより一層の努力をしていき、
経常収支比率の縮減のためのさらなる
行政改革にも取り組んでいただきたい。
以上、数点の指摘も踏まえて討論とさせていただきます。
◯ 議長(
俵田祐児議長) 以上で通告による討論は終わりました。以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第1
号平成25年度山口市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
◯ 議長(
俵田祐児議長) 起立多数であります。よって、議案第1号は、
委員長の報告のとおり認定されました。
議案第2
号平成25年度山口市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
◯ 議長(
俵田祐児議長)
起立全員であります。よって、議案第2号は、
委員長の報告のとおり認定されました。
議案第3
号平成25年度山口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第4
号平成25年度山口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての2件を一括して採決いたします。議案第3号及び議案第4号の2件について、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
◯ 議長(
俵田祐児議長) 起立多数であります。よって、議案第3号及び議案第4号の2件は、
委員長の報告のとおり認定されました。
議案第5
号平成25年度山口市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから、議案第13
号平成25年度山口市
特別林野特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの9件を一括して採決いたします。議案第5号から議案第13号までの9件について、
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
◯ 議長(
俵田祐児議長)
起立全員であります。よって、議案第5号から議案第13号までの9件は、
委員長の報告のとおり認定されました。
日程第16、
市政概況報告から日程第64、議案第48
号固定資産評価審査委員会の委員の選任についてまでの49件を
一括議題といたします。
市長から
市政概況報告及び各議案に対する
提案理由の説明を求めます。
渡辺市長。
〔市長
渡辺純忠君登壇〕
◯ 市長(
渡辺純忠君) おはようございます。本日、平成26年度山口市
一般会計補正予算その他諸議案の御審議をいただきますため、第6回
山口市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の
皆様方には何かと御多用の中を御参集賜りまして、まことにありがとうございます。
それでは、議案の説明に入ります前に、その後の市政の概況につきまして御報告申し上げます。
まずは、
本市職員の
不祥事につきまして、市民の皆様並びに議員の皆様に御報告と
おわびを申し上げます。既に、警察及び
報道機関から公表、報道されておりますとおり、10月24日に本
市上下水道局の
技術職員が、
汚水管施設工事の入札に関し、
官製談合防止法違反並びに刑法に基づく
公契約関係競売入札妨害及び
加重収賄の容疑で逮捕され、20日間の勾留後、11月13日に
山口地方裁判所に起訴され、さらには同日、別の工事についても同じ容疑で再逮捕されるなど、入札に関する公務において
重大事件が発生いたしました。本市の職員が、職務上課せられた
守秘義務や業務における公平・
公正性の確保という、当然にして厳正に守るべきルールをみずから犯すという、あってはならない事件を引き起こしましたことを、極めて重く受けとめているところでございます。このような事態により、本市の信用を著しく失墜させたことに対しまして、市民の皆様に改めて深く
おわびを申し上げます。職員の処分につきましては、裁判の
状況等を見ながら、適時・厳正に対処してまいります。今後二度とこのような事態を招くことのないよう改めて職員一人一人に対し、
規律保持の徹底及び
入札情報の適正な管理・運用について指示をいたしますとともに、業者による
入札情報の
不正入手防止策として、このたび、
入札制度の一部改正を行ったところでございます。また、山口市
機密情報の管理に関する
調査検討委員会を立ち上げ、入札に関する重要な情報を初めとした
機密情報の
取り扱いについて、現在の状況を厳正に検証するとともに、
不祥事の
再発防止に向けた
機密情報の
取り扱いのさらなる
適正化への
取り組みを進めているところでございます。今後とも
職員一丸となって、市民の皆様の信頼を一日も早く回復するために、全力で公務に取り組んでまいる所存でございます。
次に、やま
ぐち車座トーク21について申し上げます。例年開催しております
移動市長室について、今年度は、やま
ぐち車座トーク21と称しまして、地域と行政が
地域づくりに関する現状について改めて共通の認識を持ちますとともに、協働による
まちづくりをより一層進めてまいることを目的に、7月から11月までの間、市内21地域の各
地域づくり協議会との共催により開催をいたしました。各
地域づくり協議会の皆様には、論点、テーマの
設定段階から積極的に御協力をいただいたところでございまして、
大変感謝をいたしております。各地域が論点とされました各地域に共通する主な課題といたしましては、将来を見据えた
地域活性化への
取り組み、
高齢化や
人口減少等に伴う
防災対策や
空き家対策、あるいは道路や河川などの
環境美化活動の維持、
地域づくり交付金による事業の
推進等、多くの課題が挙げられたところでございまして、今後の
地域づくりを進める中で、地域が抱える
課題等についてより深い議論と情報の共有を図ることができたものと感じております。また、地域の
皆様方の
地域づくり活動の状況を直接お伺いいたしまして、地域の
皆様方の郷土愛に燃えた
地域づくりへの御努力に改めて感謝を申し上げますとともに、今回の懇談を契機に、より一層市民の皆様の市政への参画や主体的な
まちづくりの輪が広がり、各地域の特性を生かした協働による
まちづくりが進展することを期待いたしているところでございます。
次に、
井上公園の整備について申し上げます。
井上公園の整備につきましては、このたび、
公園名の由来である
井上馨の生家の離れであり、明治維新の
志士たちの政談の場となったとも言われる何遠亭をモチーフとした
施設整備の具体的な内容が決まりましたことから、11月10日に公表いたしたところでございます。
井上公園は、湯田温泉駅から温泉街に向かう道に面しており、公園内には足湯や遊具、
三条実美公ら七卿の遺跡之碑、また
湯田出身の詩人、
中原中也の詩碑や俳人、
種田山頭火の句碑などがございまして、現在も市民の皆様や観光客の
皆様方の憩いの場として広く親しまれているところでございます。このたびの
施設整備では、
井上公園の持つ歴史的な意義を踏まえた何遠亭の整備を進めてまいりますほか、園内の
バリアフリー化などの憩いの場としての機能の充実を図ることといたしております。何遠亭は、幕末に、いわゆる七卿落ちの一人である
三条実美公が宿所とした建物でございまして、現在、この建物はございませんものの、部分的な
間取り図が県の文書館に残されておりましたことから、貴重な
歴史的資源の一つである何遠亭を、当時の雰囲気を伝える施設として整備するものでございます。
井上公園につきましては、平成27年度中に全体の整備を完了する予定としておりまして、歴史を感じ、人々が集う公園として、より多くの皆様に親しまれる公園となることを期待いたしております。
次に、
企業立地について申し上げます。10月17日に、
本市黒川に本社を置かれます
有限会社れんげと、新
事業所建設協定を締結いたしました。同社は、山口産の食材を使用した弁当や惣菜を製造されている
地場企業でございまして、このたびは
事業拡張のため、
本市黒川に
包装惣菜を製造する新工場を建設されることとなっております。これにより、総
投資額として約1億1,000万円、新たな雇用の創出として約12人が予定をされておりますことから、
操業開始後の状況を踏まえまして、
立地奨励金や
雇用奨励金といった山口市
企業立地促進条例に基づく支援を行ってまいりたいと考えております。今後とも、雇用の創出や
地域経済の
活性化につながる
企業誘致に積極的に取り組んでまいる所存でございます。
次に、
レノファ山口FCのJ3入会について申し上げます。11月19日に開催されました
Jリーグ──
日本サッカープロリーグの
理事会において、本市を
ホームタウンとして活動する
レノファ山口FCのJ3入会が正式に承認されたところでございます。
レノファ山口FCの
Jリーグ入会の快挙をお祝い申し上げますとともに、山口県初となります
プロサッカークラブの誕生を大変うれしく思っております。本市では、
レノファ山口FCの地域に根ざした活動がスポーツによる
地域活性化に大きく寄与するとの考えから、平成24年度から市報や市の行事を通じた
周知活動による広報面からの支援を行ってきたところでございまして、このたびのJ3入会につきましても、市民の皆様と一緒に応援、激励していこうと市内4カ所に祝賀の
横断幕等を設置いたしたところでございます。来年3月からは、新たな戦いの場となるJ3リーグが開幕いたしますが、
レノファ山口FCが、多くの市民の皆様に元気と勇気、そして感動を与えるチームとして躍進されますことを期待いたしますとともに、
ホームタウンの本市といたしましても、引き続き応援してまいりたいと考えております。
以上で、市政の
概況報告を終わりまして、
議案説明に入らさせていただきます。
議案第1号の平成26年度山口市
一般会計補正予算につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億5,421万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ834億3,295万3,000円といたしております。それでは、
歳出予算からその概要を御説明申し上げます。まず、
人事異動に伴う
人件費につきまして、所要の補正をいたしております。このほか、
民生費につきましては、
社会福祉費406万8,000円、
児童福祉費3,200万円をそれぞれ追加計上いたしております。
衛生費につきましては、
保健衛生費200万円、
清掃費1,961万4,000円をそれぞれ追加計上いたしております。
農林水産業費につきましては、
農業費1,612万2,000円を追加計上いたしております。
商工費につきましては、1億10万円を追加計上いたしております。
土木費につきましては、
道路橋梁費6,000万円を追加計上いたしております。
教育費につきましては、
中学校費560万円、
幼稚園費1,500万円をそれぞれ追加計上いたしております。次に、
歳入予算につきましては、
特定財源といたしまして、
分担金及び
負担金864万円、
国庫支出金1,897万2,000円、
県支出金495万2,000円、市債5,400万円をそれぞれ追加計上いたしております。また、
一般財源といたしまして、繰越金1億6,764万8,000円を追加計上いたしております。第2条の
債務負担行為の補正につきましては、市報やま
ぐち発行業務ほか16事業に係る
債務負担行為の追加をいたすものでございます。第3条の
地方債の補正につきましては、今回補正いたします事業に見込まれる起債につきまして、その
限度額の変更をいたすものでございます。
議案第2号から議案第6号までにつきましては、各
特別会計において、
一般会計と同様に、
人事異動に伴う
人件費につきまして所要の補正をいたすものでございます。
議案第7号は、
住居表示の実施に伴う
関係条例の整理に関する条例でございます。これは、
大内地区の一部における
住居表示の実施に伴いまして、
関係条例の整理をいたすものでございます。
議案第8号は、山口市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例でございます。これは、次代の社会を担う子供の健全な育成を図るための
次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行に伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。
議案第9号は、山口市
地域包括支援センターにおける
包括的支援事業の実施に必要なものに関する基準を定める条例でございます。これは、地域の
自主性及び
自立性を高めるための改革の推進を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴いまして、
地域包括支援センターが
包括的支援事業を実施するために必要なものに関する基準を定めるものでございます。
議案第10号は、山口市
阿東簡易水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、
徳佐簡易水道について、県から
事業変更の認可を受けたことに伴いまして、
給水人口等の計数を変更いたすものでございます。
議案第11号は、山口市
国民健康保険条例の一部を改正する条例でございます。これは、
産科医療補償制度における掛金の額が見直されることに伴いまして、出産育児一時金の額を改正いたすものでございます。
議案第12号は、山口市指定介護予防支援等の事業者の資格並びに事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例でございます。これは、地域の
自主性及び
自立性を高めるための改革の推進を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴いまして、指定介護予防支援等の事業の人員等の基準等を定めるものでございます。
議案第13号は、山口市の宝箱設置及び管理条例の一部を改正する条例でございます。これは、阿知須地域において、市が設置し、地元自治会が管理運営されている集会所のうち、4カ所について市から地元自治会への譲渡の協議が整いましたことから、これら4カ所の施設を廃止することにつきまして、所要の改正をいたすものでございます。
議案第14号は、湯田温泉観光回遊拠点施設設置及び管理条例でございます。これは、湯田温泉を中心とした本市の観光資源、地域資源等に関する情報及び体験の場を提供し、観光客等の回遊を促すことによりまちのにぎわいを創出し、もって本市の観光振興及び
地域経済の
活性化に寄与するための施設として湯田温泉観光回遊拠点施設を設置することにつきまして、所要の事項を定めるものでございます。
議案第15号は、山口
市営住宅条例の一部を改正する条例でございます。これは、宮野第6
市営住宅の解体に伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。
議案第16号は、山口市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例でございます。これは、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための
次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令の施行に伴い、所要の改正をいたすものでございます。
議案第17号の、字の区域の変更並びに町の区域の新設及び変更につきましては、
住居表示の実施に伴い、大内御堀の一部及び大内矢田の一部を変更し、大内氷上一丁目から七丁目までを新設するとともに、大内矢田の一部及び大内長野の一部を変更し、大内矢田北二丁目に加えることにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。
議案第18号から議案第21号までは、字の区域の変更についてでございます。これは、宮野上、小郡下郷、秋穂東及び阿東生雲中の一部地域における地籍調査の実施に伴いまして、それぞれ議案に示しますとおり、字の区域を変更し、整理をいたすものでございます。
議案第22号は、市道路線の認定につきまして市議会の議決を求めるものでございます。
議案第23号から議案第38号までは、指定管理者の指定についてでございます。これは、来年4月1日から、それぞれ議案に示しますとおり、法人または団体を指定管理者に指定することにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。
議案第39号は、市有財産の無償譲渡についてでございます。これは、議案第13号で申し上げましたとおり、阿知須地域の集会所施設4カ所について譲渡の協議が整いましたことから、当該施設を地元自治会に無償で譲渡することにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。
議案第40号は、訴えの提起についてでございます。これは、市有地の売却処分を進めるに当たり、当該土地に設定された抵当権の抹消手続が必要となりましたことから、抵当権設定登記の抹消登記手続請求の訴えを提起しようとするものでございます。
議案第41号の平成26年度山口市
一般会計補正予算に関する専決処分につきましては、今月14日に実施される衆議院議員選挙につきまして、所要の経費を追加する
補正予算を専決処分いたしましたので、その御報告を申し上げ、市議会の承認を求めるものでございます。
議案第42号の教育
委員会の委員の任命につきましては、大野嘉香氏の任期が今月22日をもって満了することに伴い、引き続き同氏を任命することにつきまして、市議会の同意を得ようとするものでございます。
議案第43号から議案第48号までの固定資産評価審査
委員会の委員の選任につきましては、松永輝雄氏が辞任されたことに伴い、新たに藤井良平氏を、坂根忠氏の任期が今月22日をもって満了することに伴い、新たに西村俊爾氏を、栗林隆氏及び藤原淑雄氏の任期が今月22日、また松本淳氏及び八木哲郎氏の任期が来年3月31日をもって満了することに伴い、引き続き各氏をそれぞれ選任することにつきまして、市議会の同意を得ようとするものでございます。
以上で、本日提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては御質問に応じまして、私及び参与員から御説明申し上げますので、何とぞ慎重御審議の上、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。
なお、損害賠償の額を定めることに関する専決処分をいたしましたので、御報告を申し上げます。
以上で説明を終わります。
◯ 議長(
俵田祐児議長) 以上で
市政概況報告及び各議案に対する説明が終わりました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これをもって散会いたします。再開は8日午前10時であります。
午前10時42分散会
────────────・────・────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
議 長 俵 田 祐 児
会議録署名議員 桜 森 順 一
会議録署名議員 須 子 藤吉朗
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