○
山崎諭議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
武田正二環境福祉常任委員長。 〔
武田正二環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
武田正二環境福祉常任委員長 去る12月10日の本会議におきまして、当
環境福祉常任委員会に付託されました議案7件について審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 まず初めに、議第80号天童市
市税条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、
税制改正に伴い、国保税の軽減判定に関しての所得の基準額を現行の33万円から43万円に引き上げるなどの
税制改正後においての影響をなくすことが目的の改正であるという説明がありました。 委員からは、今回の改正で軽減の対象者はどのように変わるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、今回の10万円の引上げは、基礎控除が10万円引き上げられることに伴い適用されたものであるため、
給与所得者に関しては変わりはないが、
事業所得者に関しては、収入状況が変わらなくとも
軽減対象に該当しやすくなるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第85号天童市
総合福祉センターの
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市
総合福祉センターの
指定管理者の
指定期間が令和3年3月31日に満了することに伴い、
社会福祉法人天童市
社会福祉協議会を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、
管理運営を行う
指定管理者として指定するものという説明がありました。 委員からは、前回と比べた
指定管理料の増減の額と主な要因を示してほしいとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、5年間で約1,000万円の増加である。日々雇用職員の給与体系の変更などによる人件費や
施設清掃を委託している業者の賃金の上昇による委託料の増加、そして
消費税改定が主な要因であるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第81号天童市
市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議第84号公の施設の
区域外設置に関する協議についてを申し上げます。 以上の議案2件については、一括して議題といたしました。 執行部からは、天童市
市営バスの利便性を図るために、
天童寒河江線のバスの起点を
ららパークから天童南駅に、終点を寒河江駅から
寒河江市立病院に変更し、運行区間を延長するもの。また、現行では料金を大人200円、高校生から小学生までを100円と定めているが、それを大人300円、高校生200円、小学生及び中学生を150円に改めるものという説明がありました。 委員からは、通学時に利用する高校生にとって、料金が2倍になる。
減免措置や定期券などはないのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
減免措置については10回分の料金で11回利用できる回数券の販売を予定している。また、定期券に関しては、今回の改定では導入できなかったが、今後の
検討課題としていくという説明がありました。 それぞれの議案について採決を行った結果、議第81号及び議第84号とも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第86号天童市
市民保養施設の
指定管理者の指定についてを申し上げます。 執行部からは、天童市
市民保養施設、
天童最上川温泉ゆぴあの
指定管理者の
指定期間が令和3年3月31日に満了することに伴い、
株式会社スポーツクラブ天童を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、
管理運営を行う
指定管理者として指定するものという説明がありました。 執行部の説明を了とし、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第87号天童市美術館及び
天童市立旧東村山郡
役所資料館の
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市美術館及び
天童市立旧東村山郡
役所資料館の
指定管理者の
指定期間が令和3年3月31日に満了することに伴い、
公益財団法人天童市
文化・スポーツ振興事業団を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、
管理運営を行う
指定管理者として指定するものという説明がありました。 委員からは、前回と比べた
指定管理料の増減の額と主な要因を示してほしいとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、天童市美術館については、前回から1,283万9,000円増加しており、主な要因は人件費、事業費及び公課費の増加である。また、市立旧東村山郡
役所資料館については、803万7,000円増加しており、主な要因は人件費、管理費及び公課費の増加であるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第88号天童市
スポーツセンター及び天童市
農業者トレーニングセンターの
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市
スポーツセンター及び天童市
農業者トレーニングセンターの
指定管理者の
指定期間が令和3年3月31日に満了することに伴い、
公益財団法人天童市
文化・スポーツ振興事業団を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、
管理運営を行う
指定管理者として指定するものという説明がありました。 委員からは、前回と比べた
指定管理料の増減の額と主な要因を示してほしいとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、年間約1,000万円ほどの増額である。主な要因は人件費、
消費税増税による各種費用及び
新規事業等による事業費の増加であるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○
山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
経済建設常任委員長報告
○
山崎諭議長 最後に、
経済建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
山口桂子経済建設常任委員長。 〔
山口桂子経済建設常任委員長 登壇〕
◆
山口桂子経済建設常任委員長 去る12月10日の本会議におきまして、当
経済建設常任委員会に付託されました議案1件について審査しましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 議第89号天童市
観光情報センターの
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市
観光情報センターの
指定管理者の
指定期間が令和3年3月31日に満了することに伴い、
一般社団法人天童市
観光物産協会を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間、
管理運営を行う
指定管理者として指定するものとの説明がありました。 委員からは、
一般社団法人天童市
観光物産協会を
指定管理者に選定するに当たり、どのような点に留意されたのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
選定審査会において、これまでの実績を評価するとともに、市の
イベント等に多大な協力をいただいていることを考慮し選定したとの説明がありました。 また、委員からは、これまでの実績を踏まえた改善点や要望についてはどう考えているのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
コロナ禍で集客が厳しい状況であり、
観光物産センターの運営の見直し及び
自主事業である駒食堂の活性化を要望しているとの説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、御報告を終わります。
○
山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより順次採決いたします。 最初に、議第72号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第9号)から議第79号令和2年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの議案8件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案8件については、
予算特別委員長の報告は
原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第72号から議第79号までの議案8件については、原案のとおり可決されました。 次に、議第80号天童市
市税条例の一部改正についてから議第82号天童市
火災予防条例の一部改正について及び議第84号公の施設の
区域外設置に関する協議についてから議第90号天童市
市民プラザの
指定管理者の指定についてまでの議案10件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案10件については、
総務教育常任委員長、
環境福祉常任委員長及び
経済建設常任委員長の報告はいずれも
原案可決であります。 各常任
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第80号から議第82号及び議第84号から議第90号までの議案10件については、原案のとおり可決されました。 次に、請陳第4号国に対し「消費税5%以下への
引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請願については、
総務教育常任委員長の報告は不採択であります。
総務教育常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳第4号について、採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
山崎諭議長 起立少数であります。 よって、請陳第4号については不採択にすることに決定いたしました。
△
追加議案の上程
○
山崎諭議長 次に、日程第20、議第95号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第10号)から日程第27、議第102号令和2年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案8件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○
山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 おはようございます。 令和2年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算案についてのその大要を御説明申し上げます。 初めに、議第95号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第10号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に2億9,217万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ372億2,934万6,000円とするものであります。 その主な内容は、一つには農林水産費の増額であります。今般の大雪に伴う除雪業務委託料の増額であります。 次に、商工費の増額であります。
新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい経営状況にある市内飲食店の経営を支援するための飲食業等緊急支援給付金を計上するものであります。 次に、建設費の増額であります。農林水産費に同じく大雪に伴う除雪業務委託料の増額であります。 このほか、期末手当及び市町村職員共済組合負担金の減額を行うものであります。 これらの補正に係る財源としましては、財政調整基金繰入金を充当するものであります。 次に、議第96号令和2年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)から議第102号令和2年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)までについて申し上げます。 山形県人事委員会勧告に基づく12月の期末手当の減額に伴う人件費等に係る補正をそれぞれの会計ごとに行うものであります。 議第96号令和2年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の予算総額から11万3,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ64億2,241万5,000円とするものであります。 次に、議第97号令和2年度天童市
介護保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の予算総額から23万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ63億1,114万円とするものであります。 次に、議第98号令和2年度天童市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の予算総額から5万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ7億9,176万7,000円とするものであります。 次に、議第99号令和2年度天童市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、既定の予算総額から3万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億1,189万5,000円とするものであります。 次に、議第100号令和2年度天童市
水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、収益的支出及び資本的支出に関して、期末手当及び法定福利費を減額するものであります。 次に、議第101号令和2年度
天童市民病院事業会計補正予算(第4号)について申し上げます。今回の補正予算は、収益的支出に関して、期末手当及び法定福利費を減額するものであります。 最後に、議第102号令和2年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。今回の補正予算は、収益的収入に関して、期末手当等に係る他会計負担金を減額するものであります。また、収益的支出及び資本的支出に関して、期末手当及び法定福利費を減額するものであります。 以上、8議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
○
山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、
会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
山崎諭議長 これより一括して質疑を行います。 質疑ございますか。
遠藤敬知議員。
◆13番(
遠藤敬知議員) 今回のこの増額補正、この内容を見ますと、除雪費、それからコロナウイルス感染症対策が市内の飲食店の経営の支援というものが主なものでありますけれども、この中の除雪費について少しお尋ねさせていただきます。 これまで何度か指摘をさせていただいた経緯があるわけでありますけれども、今年度の予算委員会においてもこの予算立ての在り方について申し上げた経緯があります。 毎年、ほとんど補正を組んでいるわけであります、除雪費については。こういった予算組み、私はある意味不適切ではないかというような意見を申し上げてきました。専決処分あるいは補正というようなことも一つの手法ではありますけれども、補正ありきの予算組み、これをどのように捉えておられるのか、一点。 それから、さらにお尋ねしますけれども、山本市政になってからで結構ですけれども、お分かりになれば平成20年から今年度、令和2年までで13年間になると思うんですけれども、補正を組まずに当初予算のみで事足りた年度、これは何回ほどあるのかお尋ねをいたします。
○
山崎諭議長 伊藤
建設部長。
◎伊藤芳春
建設部長[併]
上下水道事業所長 お答え申し上げます。 まず、一点目でございますが、補正を毎年申し上げているわけでございますが、近年1億5,000万円というふうな形で除雪費のほうは頂戴してございます。そうした中で、毎年降る雪の量が変わりますので、そういった中で、ただ近年、昨年は暖冬ではございましたが、今年度は12月にこのような一気にピーク時のような雪が降ったということで、大変除雪費のほうが経費がかさんでおるということでございます。 こちらにつきましては、今後も適正な予算組みにつきまして考えてまいりたいなというふうに考えておるところです。 以上です。
○
山崎諭議長 伊藤
建設部長。
◎伊藤芳春
建設部長[併]
上下水道事業所長 2問目でございますが、平成20年度から令和2年度の13年間の除雪費の補正を組まないでというふうな御質問でございましたが、昨年は暖冬というふうなことでもございましたが、昨年度の実績といたしまして1億2,500万円程度でございましたので、昨年は補正はいただきませんでした。あと、平成27年度、これも1億300万円程度でございましたので、補正はいただきませんでした。あと、そのほかにつきましては、今ちょっと手元のほうには平成26年度からしか、ちょっと手元に資料ございませんが、過去6年間の中では二度補正なしで除雪を執行させていただいたというような状況にございます。 以上でございます。
○
山崎諭議長 遠藤敬知議員。
◆13番(
遠藤敬知議員) 今お話しいただきましたけれども、平成20年からの13年間で、私が調べた範囲内では予算内で、当初予算で賄えたというのは3回あるわけです。 そういったことでありますけれども、私は地方自治体にとってこの予算というものは、1会計年度の行政目的、あるいは行政活動を財政面から市民に対して明示するものであると、明らかにするものであると思っております。 大雪になれば市民生活に様々な支障を来すわけであります。もう既に、多分農林課、あるいは建設課のほうに相当の苦情、あるいはお願いの連絡が入っていると思います。 これは毎年、毎年こういったことがほとんど起こると思います。我々のところにも多くの議員のところにもこういったあれは届きます。 そういうことを考えると、事業の担当部、あるいは財政担当課、このサービスを受ける市民の目線、こういったものを大切にした予算というものを考えることが私は求められているというふうに思うわけであります。 それぞれのできれば所管、所管のお考えをお聞きできればと思います。
○
山崎諭議長 新関副市長。
◎新関茂副市長 遠藤議員からただいま大変有意義な御意見をいただいたところでございますが、これまでは年度当初1億5,000万円ということで、あまり実績にとらわれずにしてきた経過がございますが、仮に予算が暖冬等で余りますと、財政補助、半分でしたか、ちょっと詳しいことはあれなんですけれども、積立てしなきゃならないような状況もございますので、そういった経過の中でこれまで進めてきた経過があるわけでございますが、ただいまの御指摘もありましたので、他市の事例なんかも含めまして、今後検討させていただきたいと思っております。 以上です。
○
山崎諭議長 遠藤敬知議員。
◆13番(
遠藤敬知議員) これまでも過去の事例を見ますと、当初予算そのものを増額してきた経緯もあるわけでありますけれども、過去に先ほども話、
建設部長のほうからありましたけれども、過去最も少なかった昨年、内容を見てみますと大体約1億2,000万円ぐらいかかっているんです、それでも。予算は1億5,000万円です。 例えば、待機保障の費用だけでも8,000万円を超すというような状況であります。ほかに排雪場の開設、あるいは凍結抑制剤の散布、それから間口除雪等も要するに近年は盛り込まれてきているわけです。 こういった中、この状況を考えますと1億5,000万円の予算ではなかなか大変だというふうに私は見てまいりました。市道1回分、1億5,000万円で昨年の分を見ても3,000万円ほどしか余っていないので、約1回分ぐらいしか残っていないというような状況になるわけであります。 確かに、降雪量そのものを予測することは難しいわけでありますけれども、昔に比べて少なくなったと、それは私も感じます。しかし、近年は災害が全国至るところで頻発しておりまして、これは要するに降雪、雪害も同じであります。こういうことを考えると迅速な除雪対応で市民生活を守り抜くという観点からすれば、当初から補正予算ありきというような予算立てでなくて、もう少し過去3年の事例の平均とか、何かもう少し迅速に市民のために動けるような体制を取っていただけないものかと、毎年感じているところであります。 なかなか財政面、それから当の建設課のほうでもそれぞれの思いがあって難しい面もあろうかと思いますけれども、これは市内全域に網羅しての市民サービスであります。 そういうことを考えると、建設課の予算から、私はある意味こういったものは除外しても対策をしっかり取っておかなきゃならないものではないかなという思いをしているわけで、そういったことに対して、今の私の申し上げたことに対して何か市のほうで思いがあればお聞かせをいただきたいと思います。
○
山崎諭議長 新関副市長。
◎新関茂副市長 お答え申し上げます。 遠藤議員の御意見を参考に、他市の予算組みなど、その辺も含めまして、十二分に検討させていただきたいと思います。 以上です。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。
笹原隆義議員。
◆6番(
笹原隆義議員) 補正予算所の24ページ、25ページ、14款1項1目の予備費についてなんですけれども、今回財政調整基金から切り崩して各項目のほうに振り分けておりますけれども、予備費のほうも約2,000万円ほど増額しているものでありますけれども、この積算根拠といったところをお示しいただければと思います。
○
山崎諭議長 佐藤
総務部長。
◎佐藤雅
総務部長 お答えを申し上げます。 ただいま笹原議員から御質問がありました予備費の件でございますが、除雪費の今回増額しているところでございますけれども、これまでの12月に入ってからの大雪で大変な除雪費用、これまでも支出しているところでございます。また、年末年始に向けての降雪も予報によりますと予想されている中で、市民生活に影響があってはならないということで、そういった除雪費、主に除雪費の対応を念頭に置いた予備費の今回増額ということでの補正とさせていただいたところでございます。 以上です。
○
山崎諭議長 笹原隆義議員。
◆6番(
笹原隆義議員) でありましたら、最初から除雪費のほうに2億円ではなく、2億2,000万円なり3億円という形でやるべきではないでしょうか。 こういう形で予備費としますと、うがった見方をしますと執行部のほうで幾らでも使えるようなお金に振り替えているという形、議会を通さずに振り分けているという形にも見ることもできます。そういう中において、果たしてこれがいいのかどうか、私は甚だ疑問でありますけれども、その辺いかがでしょうか。
○
山崎諭議長 結城財政課長。
◎結城洋史
総務部財政課長 ただいまの御回答に対しましての追加で、私、補足で説明させていただきますが、これまで補正予算などをいただきながら予備費を執行してきたところでございますが、これまでで一番歳出で、支出分で多かったのが、
新型コロナウイルスへの緊急の対応、こういったところへ支出をしてきたところでございます。また、今年度につきましては、7月豪雨という災害に見舞われまして、補正予算を待たずに執行が必要な部分が出てきまして、予備費を充当させていただいた経過がございます。 そういった中で、さらにこの年末に当たりまして、菅総理のほうからひとり親世帯への緊急の特別給付金、これを年内に支給するということが突然発表されたものですから、そちらへ予備費で対応せざるを得なかったというところで、現在予備費の残が約800万円ほどしかなくなっております。 今後、年度末にかけまして、そういった雪への追加でのもしかしたら緊急の対応、もしくは
新型コロナウイルスに関わる緊急の支出、こういったものがあるかもしれないという、そういった想定の下、はっきりとした算定の根拠はございませんが2,000万円を計上させていただいた、こういった次第でございます。 以上であります。
○
山崎諭議長 笹原隆義議員。
◆6番(
笹原隆義議員) では、その2,000万円ほどあれば、大体それで国からの突発的な形の施策が来たときに、各自治体でも対応してくれとなったとき、これで賄える形というような、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○
山崎諭議長 結城財政課長。
◎結城洋史
総務部財政課長 お答え申し上げます。 今年度の国の施策に対するこちら側の対応を求められた額、こういった額をこれまでの執行額の実績から大体算定しまして、おおよそこのぐらいあればある程度のことには対応できると判断して2,000万円とさせていただきました。 以上です。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。
狩野佳和議員。
◆15番(
狩野佳和議員) 予算書21ページ、上段、除雪費でお尋ねします。 当初予算1億5,000万円ということになっています。今週は比較的暖かくて除雪も出ていないと思いますが、先週からの大雪、火水木、金曜日休んで土日月ぐらい降ったのかな、その辺で一斉出動を何回ぐらい出ているのか。この予算1億5,000万円でどれぐらい執行してしまったのか。その辺の説明をお願いします。
○
山崎諭議長 伊藤
建設部長。
◎伊藤芳春
建設部長[併]
上下水道事業所長 1億5,000万円の今の支出の状況でございますが、道路除雪費といたしまして1億370万円、それから凍結抑制剤散布費といたしまして、約620万円、それから大雪注意報が12月20日に出まして、その発令に伴います業者さん方の待機費用ということで、37社待機いただきまして、約110万円、それから初期除雪でございます機械準備費、こちらが約2,000万円ということで、1億3,100万円の支出をしてございます。 御質問にございました一斉除雪でございますが、1億370万円の中に含まれておるわけでございますが、これまで23日まで10日連続で行っておりまして、一斉除雪しましたのが4回ほど一斉除雪ということで、ほぼほぼ一斉除雪に近い形でございますが、今回市内全域でまとまった雪が降りましたので、一部分欠けた部分もございますが、一斉というのが4回というふうな状況になってございます。 以上です。
○
山崎諭議長 狩野佳和議員。
◆15番(
狩野佳和議員) そうすると1億300万円の全てが一斉除雪の4回分ではないということですね。そうすると、今後の追加する2億円でどれぐらいできそうな計算で、今回補正予算組んだんでしょうか。 一斉除雪何回分、後はもしかして量が多かったときには、今度は排雪、持ち出しで排雪しなければならないですよね。そういったどれぐらいの予算を見込んでいるのかお願いいたします。内容。
○
山崎諭議長 伊藤
建設部長。
◎伊藤芳春
建設部長[併]
上下水道事業所長 お答え申し上げます。 今回の2億円補正の内訳でございますが、道路除雪費ということで1億4,000万円、こちらにつきまして、内訳といたしましては一斉除雪が7回分というふうな形で考えております。あと、道路の幅出し費用ということで、道路両脇のほうに積もった雪を幅出しということで、道路のほうの広さを確保する部分ということで、こちらが約2,000万円でございます。 あと、凍結防止剤散布、こちらが2,500万円、あと排雪場の管理費ということで1,500万円、合わせて2億円ということで試算をしているところでございます。 以上です。
○
山崎諭議長 狩野佳和議員。
◆15番(
狩野佳和議員) 雪は降るところには降って、降らないところには降らない、山には降って、スキー場には降って、平地には降らないほうが本当はいいわけですけれども、そんなこと神様でもできることではないので、降ってしまうものはしようがないから、何とか対応しなければなりません。 今回もやっぱり補正で対応するしかないんですけれども、先ほど遠藤議員が言ったとおり、分からないですよね、どれぐらい降るか。やっぱりその都度補正なんていうことじゃなくて、やっぱりもう少し最初から予算化していて、年明けぐらいまでには補正組まなくてもいいような感じで、何とかしていただきたいなということで、今後とも市民生活に支障を来さないように、除雪をきちんとしていただきたいと、この2億円もぜひとも有効に使っていただきたいということでお願い申し上げます。 以上です。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。
遠藤喜昭議員。
◆8番(
遠藤喜昭議員) 予算書19ページ、農道の管理に要する経費600万円、除雪費ということで、この件についてちょっとお伺いいたします。 最初に、今回の本当の大雪で果樹等の枝折れが相当被害が大きいように見受けられますが、その辺のところをまず現在把握されているのかだけ、ちょっと最初にお伺いいたします。
○
山崎諭議長 大木
経済部長。
◎大木真
経済部長 お答え申し上げます。 先週の大雪に伴いまして、農作物や農業資機材の被害の状況でございますが、まだ幹線農道から支線といいますか、細い農道に入っていけないような状況になっておりまして、今、幹線農道の除雪を行っているところでありまして、各農家の方がまだ畑に入れないような状況でございますので、全体の農業被害についてはまだ、今、調査中でございます。
○
山崎諭議長 遠藤喜昭議員。
◆8番(
遠藤喜昭議員) 確かに市民の生活を守るという部分では、今、道路を一生懸命業者さんたちが除雪やっていただいております。 ぜひ、しっかりとどれくらいの被害があるのかを後日でも結構ですので把握していただきたい。少しでも被害を食い止めるために、農道の今回こういう予算を組んでいただいたんだというふうに理解しておりますけれども、仮にこの正月にまた大雪が降るんじゃないかというふうなことが想定されております。 今回、すぐこの600万円で一斉にやっていただけるものというふうに思っておりますけれども、その後、また大雪降った場合に、もう一度こういった組み直しをする予定があるのかどうかお伺いいたします。
○
山崎諭議長 大木
経済部長。
◎大木真
経済部長 議員おっしゃるように、この年末年始、また大雪の予報が出ておりますけれども、この600万円の予算でありますが、幹線農道の除雪費2回分を見ております。 今後の降雪状況を見ながら、除雪を行いまして、春の2月の剪定前にもう一度除雪が必要だというようなことで2回分を計上させていただいておりますが、それ以上にまた降った場合には、財政のほうと協議させていただいて、補正、追加の補正になるか、予備費の対応になるか分かりませんけれども、対応してまいりたいと考えております。
○
山崎諭議長 遠藤喜昭議員。
◆8番(
遠藤喜昭議員) ぜひ、しっかりと対応いただきたいと思いますが、まず今回、今日ここで承認をもしいただけた後、早急に対応していただけるのか、まずそこをお伺いいたします。
○
山崎諭議長 大木
経済部長。
◎大木真
経済部長 お答え申し上げます。 もう今週から幹線農道の除雪に入っておりまして、おおむね今週中には予定している幹線農道の除雪は実施済み、完了する見込みであります。 現在、除雪しておりますのは、既決の255万円の予算で対応しているところでございます。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。 水戸保議員。
◆20番(水戸保議員) 今回、農道除雪費が600万円、これは当初足りないということで、これまで1回目で足りない分もこれに入っているのかどうか。これ、本当にこれから2回ほどやるというようなあれだけれども、特に今年の場合はちょっと異常のような感じで、やっぱり天候自体もなかなか把握できないというか、当てにできないみたいな、そういうことで、まだ12月の段階でこういった大雪があったと、そういう面で私のところはとにかくバイパスから東のほうの山岳部というのは、ほとんどやっぱり雪が多いんです。 だから、特に果樹が多いから、やっぱりさっきからあるように枝折れだなんだというのが結構出ているんだけれども、実際被害が把握できていないのは、やっぱり農道がきちっと除雪なっていないから畑までいけないんですよ。だから、被害がどれぐらいあるか分からない。 だから、それをきちっとやっていく方法を考えていかないと、だから除雪してくれと頼んでも、いや生活道路が優先だと、それは分かります。しかし、農家にとっては要するに財産なんです。生活の糧なんです。それが枝折れだなんでなくなるということは非常に残念なことなんですよ。財産がなくなるんだから。 その辺を生活道路が優先だから、農道は後だと、雪下ろしに行きたくても行けない。そして、枝折れとか、ブドウの棚が潰れていても、そこに今度は資材を運んで、それを補修することもできない。道路が掃かれていないから。それはずっと昔から、前から私たち言われております。 だから、予算がない、それは当初予算がないからであって、先ほど副市長が言ったように、当初予算で大きくすれば、いろんな面で大変だと。そうであれば、追加と専決処分、農道の除雪なんていうのは、1,000万円以上なんて、一度にかかるわけでないんだから、すぐにできるわけなんですね。だからそういったものを何でできないか、その辺のところをちょっと考えたことありますか。
○
山崎諭議長 大木
経済部長。
◎大木真
経済部長 お答え申し上げます。 議員おっしゃるように農業の除雪につきましては、過去5年間で補正、12月に除雪を行ったという実績がなかったような状況でありまして、今回急に大雪に見舞われたということで、現在、既決の予算で今週中に何とか幹線農道の除雪は終わらせたいということで、稼働していただいているわけでありまして、補正、今後の補正ということで600万円追加させていただいておりますが、これでも足らないというような状況になった場合には、やはり議員おっしゃるように専決処分なりで補正予算、もしくは予備費で対応していくような状況になってくるのかなということで考えております。
○
山崎諭議長 水戸保議員。
◆20番(水戸保議員) 当然、これからどういうような降雪になるか分からないですけれども、やっぱりそういった面で天童市も豪雪対策本部、これ立ち上げないんですかと聞いたところが、まだ60センチまでは何センチか足りないと。それじゃ、その基準地というのはどこだといったら消防署だと。消防署というのは、あそこは温泉が出る、200メートル出るぐらいだから暖かいんです。だから、雪なんか本当に市内全域から見ると一番少ないところなんです。私はいつも通っていますけれどもね。それを基準にして対策本部つくれなかった。 そういった安易な考えじゃ危機管理というのはちょっとおかしいんじゃないかと思っております。 予算がない、予算がないと言うけれども、予算は当初予算ないかもしれないけれども、種はあるんじゃないですか。特にふるさと納税で果樹関係10億円はいっているんじゃないですか。それを有効にやっぱり使ってやっていくというのが財政課の務めじゃないんですか。 ふるさと納税なら果樹が倒れて、そこから上がってこないんですよ。そうすると納税だってそれだけ来ないという、そういう心配はしていないんですか。 だから、いろいろ私も決算委員会で言ってきましたけれども、各部署からそういうものが上がってこないといったけれども、こういうときこそ機転を利かせて、すぐ対応できる。そうでないと農家は困っているんです、本当に。今までずっと除雪しないと市民が金ないんだべなと諦めているんです。 だけれども、最近もういろいろな間口の除雪とか、そこまで市民生活考えているんなら、農家のそういう困っていることをもうちょっと考えてもらいたい。その辺はどうなんですか。
○
山崎諭議長 新関副市長。
◎新関茂副市長 水戸議員の御質問にお答えしたいと思います。 農道につきましては、これまで先ほど来
経済部長のほうで答弁させていただいたように、春先に選定前に1回除雪するような状況でございましたが、今回の一挙に3日間、4日間ですが、とんでもない大雪に見舞われたということで、緊急に既決のほうで、先ほど来水戸議員おっしゃるような御意見も多数いただいておりましたので、それを鑑みまして、既決でさせていただいて、今後、何回か足りない分を今回補正させていただいたところでございまして、なお今後も今いただいた御意見などを参考に、迅速に対応してまいりたいと考えております。 また、災害対策本部でございますが、先ほど60センチの降雪の基準に満たない云々の話あったわけでございますが、そのような形ではございますが、現在コロナ対策と相まって、災害対策関係の連絡関係もその中でやっておりまして、いろいろ情報共有をさせていただいて、市民生活に影響の出ないように最大限の努力をさせていただいておるところでございます。 また、災害対策本部につきましては、災害対策本部を立ち上げなくても、仮に立ち上げなくても市民生活に影響ないような最大限の努力はさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○
山崎諭議長 水戸保議員。
◆20番(水戸保議員) 今回、コロナでいろいろ大変で農業の支援に対してもサクランボでそれだけの予算を組んでもらいましたけれども、実際サクランボの単価が下がらなかったんで、別に4,000万円でしたか、それが結局使わないでしまったと。だけれども、その後はやはりほかのものはやっぱりこういった経済状況が悪い中で、結構リンゴなんかもかなり安くなっていると、そういう面でみんながっかりしているわけですよ。だから、そういうとき、ほかの業者というか業態というのは、いろいろコロナで支援あるけれども、農家にとっての支援というのはないんです。 だから、果樹のコロナでいえば、去年の黒星病ですけれども、最後の農薬一つでだまされたと言ったら語弊がありますけれども、それで収められたという。 だから、そういう面でやっぱりもうちょっと農家のことをきちっと対応してもらわないと、だからそういう平場にいる人は分からないけれども、やっぱりそういった山麓にいる人というのは、本当に鳥獣害から、そういった自然災害、もう非常に頭を悩ませているわけですから、とにかく対応だけは早くお願いします。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。
鈴木照一議員。
◆19番(
鈴木照一議員) それでは、資料18ページ、19ページでございます。 7款1項2目の商工費の部分でございますが、これは既に報道等にも先行的に情報が提供されてございます山形県の今回の飲食業等緊急支援給付金の内容でございますが、今回天童市の思い切った、そして迅速な対応に大変敬意を表する次第でございますが、まずは県のほうもできる限り年内に早いうちに対応したいというふうな意思はあるようでございます。 天童市の場合もこれまでの説明ですと、あくまでも県の給付決定が決まった事業者に対する給付でございますので、県の決定が決まらない限りは進まないというふうなことでございます。ですので、いち早く県のほうに申請していただくことを積極的に促す必要があるんだろうというふうに思います。 そういった点で、対象となるだろうと思われる事業者に対して、こういったことが今、緊急に行われているということをどのように周知される今、運びになっているのか、なかなか市報のタイミングもこれからだと難しいところもありますし、これまでも多分流しているんだと思いますが、実際それを確認されているのがどのぐらいあるのかなというふうなところも心配でございます。 また、こういった
新型コロナウイルスの感染症が拡大している状況でございますので、これまでのように市役所のほうに来庁いただいて、直接的な相談というのもお互いに緊張感が高まる状況でもございます。来ていただいて相談に乗っていただいて、丁寧な御説明、御指導いただくのも大変必要なんですが、お越しいただかなくても分かりやすい何らかの書類の記入の方法であったり、申請のお手伝いであったりということができればいいのではないかなというふうにも思います。 隣市の山形市におきましては、山形県の事業でありますけれども、山形県の申請書の記入方法を動画によってホームページに載せて、それを御覧いただければ簡単に記入できますよというような取組もされているようでございます。 そういった意味も含めて、天童市どのように今後この事業を速やかに実施するためにも考えているのかなというところをお伺いしたいと思います。
○
山崎諭議長 大木
経済部長。
◎大木真
経済部長 お答え申し上げます。 まず、一点目のPRの方法でございますけれども、去る12月15日に市内の飲食店の方々に感染症の対策の徹底についてということで、お願いの文書351件ほどになりますが、市長名で送付いたしましてお願いをしたところでございますが、今回も同様に個別に該当すると見込まれる飲食店の方々に直接個別に御案内をしたいということで考えております。今日議決いただければ、今日中には発送できるものと思っております。 また、県の事業との連携したものでございますので、その案内文に同封しまして、県の事業の内容が分かるような資料も一緒にお送りしたいなということで考えております。 それから、議決後、速やかにまた市のホームページに掲載いたしまして、商工会議所の商工天童という会報誌の1月号と、さらに1月15日号で市報でお知らせしたいということで予定しているところでございます。
○
山崎諭議長 鈴木照一議員。
◆19番(
鈴木照一議員) 手抜かりなく対応をお願いしたいと思います。 それと、これは
新型コロナウイルス感染症対策本部に呼応するように議会でも支援本部が設置されてございますので、こちらからも今後提言させてもらいたいなというふうに思いますが、認識されているように、そういった夜間営業されている飲食店やそれに伴う運転代行業等の売上げは極めて厳しい状況にございますが、それに伴うようにそういったところの売上げが落ちるということは、当然そこで流通が止まっておりますので、そこに卸していらっしゃる酒販店であったり、食料品を卸していらっしゃる卸業者であったりといったところも同様にかなり逼迫した状況に追い込まれているのは事実だろうと思いますし、恐らく行政のほうもその辺はある程度認識されているんではないかなと思われます。 この事業でこれで終わりではなく、そういった形で裾野の広い形で、今後対応をされることを強く求めておきたいと思います。 これに関しては、この案件とは直接的に関係ありませんので、改めてさせてもらいたいと思います。 以上です。
○
山崎諭議長 ほかに質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより議第95号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第10号)から議第102号令和2年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案8件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案8件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第95号から議第102号までの議案8件については、原案のとおり可決されました。
△
議員提出議案の上程
○
山崎諭議長 次に、日程第28、
議員提出議案第1号
議員定数・
議員報酬検討特別委員会の設置に関する決議についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○
山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。
議員提出議案第1号の提出者、
遠藤敬知議員。 〔13番
遠藤敬知議員 登壇〕
◆13番(
遠藤敬知議員)
議員提出議案第1号
議員定数・
議員報酬検討特別委員会の設置に関する決議についての提案理由を申し上げます。 これまで本市議会においては地方分権が進展する中、二元代表制の一翼を担う機関として、市民の負託に責任をもって応え、真の地方自治を実現するため、不断の議会改革に取り組んできたところであります。とりわけ
議員定数に関しては、昭和62年には30人から26人に、平成19年には26人から22人へとそれぞれ4名削減することを決定し、また平成24年から26年までの設置の議会改革特別委員会においては、
議員定数を含めた全16項目にわたる課題について、そのあるべき姿について議論を深めてきたところであります。 しかしながら、昨年9月22日執行の市議会議員選挙においては、告示日直前に至るまで無投票となる公算がささやかれるなど、議員のなり手不足といった課題は決して一部の自治体特有の課題ではなく、本市においても市民の議会活動に対する関心が薄らいでいるのではないかと危惧される状況が生じております。 こうした議会を取り巻く環境の変化や今後の人口減少社会の進行を踏まえ、去る11月12日、
議員定数と議員報酬の在り方についての新たな検討の実施について、議長から
議会運営委員会に対して諮問があったところであります。 議会改革の取組については、現在、
議会運営委員会における協議事項となっておりますが、議長の諮問を受けて協議した結果、特にこれら
議員定数・議員報酬の在り方につきましては、特別委員会を設置して、集中的に議論を進め、スピード感をもって見いだすべきとの結論に至ったものであります。 このような経緯の下、今般委員10名からなる
議員定数・
議員報酬検討特別委員会の設置につき御提案を申し上げるところであります。 議員各位の御賛同を賜りますようお願いしまして提案理由の説明といたします。
○
山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、
会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
山崎諭議長 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの
議員提出議案第1号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第1号については、原案のとおり可決されました。
△
議員定数・
議員報酬検討特別委員会委員の選任
○
山崎諭議長 ただいま設置されました
議員定数・
議員報酬検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が指名いたします。
事務局長に委員名を朗読させます。 湯村
事務局長。
◎湯村耕司
事務局長 それでは申し上げます。 1番
佐藤孝一議員、2番
五十嵐浩之議員、 3番
野口さつき議員、7番
三宅和広議員、 8番
遠藤喜昭議員、12番
水戸芳美議員、 17番
山口桂子議員、19番
鈴木照一議員、 20番 水戸保議員、21番
伊藤和子議員、以上10名でございます。
○
山崎諭議長 ただいま
事務局長が朗読したとおり、
議員定数・
議員報酬検討特別委員会委員に選任いたします。 この際、選任されました
議員定数・
議員報酬検討特別委員会委員においては、直ちに正副委員長の互選を行っていただきますようにお願いいたします。 ここで暫時休憩をいたします。 午前11時25分 休憩 午前11時39分 再開
○
山崎諭議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ただいま
議員定数・
議員報酬検討特別委員会の正副委員長が決定しましたので、御報告いたします。 委員長に水戸保議員、副委員長に
山口桂子議員であります。 以上で、
議員定数・
議員報酬検討特別委員会正副委員長の報告を終わります。
△決議案の上程
○
山崎諭議長 次に、日程第29、決議案第1号誹謗中傷をなくし共に支え合いながら
新型コロナウイルス感染症の克服を目指す決議についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○
山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。 決議案第1号の提出者、
鈴木照一議員。 〔19番
鈴木照一議員 登壇〕
◆19番(
鈴木照一議員) 決議案第1号誹謗中傷をなくし共に支え合いながら
新型コロナウイルス感染症の克服を目指す決議の提案理由を申し上げます。
新型コロナウイルスは全国的に感染拡大が進んでおり、本市においても12月にクラスターが発生するなど、身近に感染リスクが存在する状況にあります。 このような中、感染者や医療、福祉関係者及びその家族などがSNSなどの媒体による誹謗中傷、間違った情報の拡散などの事案が発生したりしている状況にあります。これらの行為は不当な差別や偏見であり、人権擁護の観点からも看過できるものではありません。 こうした誹謗中傷を恐れ、感染の疑いのある方が検査、行動歴や濃厚接触者の情報提供を拒んでしまうと、さらなる感染拡大につながる悪循環に陥ることにもつながりかねません。
新型コロナウイルスは誰もが感染したり、感染させたりする可能性があります。 今、私たちが行うべきことは、新しい生活様式に沿った感染防止策の徹底であり、感染者を誹謗中傷することではありません。医療、福祉従事者をはじめ多くの方々が困難な状況の中で頑張っています。今こそ私たち一人ひとりが共に支え合うことが何よりも大切であります。 よって、本市議会はコロナウイルス感染症の諸課題の解決に全力を挙げて取り組むとともに、
新型コロナウイルス感染症に関わる誹謗中傷の根絶を目指していくため、天童市議会の総意として決議するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○
山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案については、
会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの決議案については委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
山崎諭議長 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの決議案第1号について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの決議案第1号については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に委任することに決定しました。
△市長挨拶
○
山崎諭議長 ここで市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 令和2年度第8回市議会定例会の閉会に当たり、特に発言の機会をいただき、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会は、去る12月10日に開会し、提出しました諸議案については慎重な御審議をいただき、いずれも原案のとおり御可決をいただいたことに厚く御礼を申し上げます。 会期中に賜りました市政に対する御意見・御提言につきましては、速やかな検討・対応を心がけ、4期目の市政運営に反映していきたいと存じます。 さて、
新型コロナウイルス感染症は昨年末に海外での初の発症例が確認されてから1年が経過するところであります。いまだ収束が見えず、今月に入り本市においてもクラスターが発生し、特に感染予防対策の徹底に努めてまいりましたが、このたび市の職員の感染が確認されたところであります。このことにつきましては、重く受け止め、さらに感染予防対策を徹底してまいります。 市民の皆様には穏やかな年末年始を迎えられるよう、今こそ一人ひとりの感染予防対策の実践が極めて重要であるため、改めてぜひ皆様の御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 本年1年間を振り返りますと、
コロナ禍や7月の豪雨災害により、改めて安全・安心なまちづくりの大切さを強く感じた1年でありました。また、6月には天童温泉はな駒荘、道の駅天童温泉もり~な天童がオープンし、8月には生産量日本一を誇るラ・フランスが国の地理的表示保護制度、いわゆるGIに山形ラ・スランスとして登録されたという明るいニュースもあったところであります。 今後とも本市が持っている優位性と素晴らしい宝を生かしながら、大きく変化をしている社会の中でも、未来を描くような天童市にしていきたいと考えておりますので、引き続き皆様からの特段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 年の瀬も迫り、令和2年が間もなく終わろうとしております。
コロナ禍の一日も早い収束を願うとともに、来る新年が市民の皆様や議会の皆様にとりまして健康で幸多い一年になりますよう御祈念申し上げます。 結びに、今年一年の御指導とお力添えに深く感謝を申し上げまして、挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
△議長挨拶
○
山崎諭議長 ここで、令和2年度第8回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会においては、15日間の会期で、補正予算や条例の改正をはじめとする重要議案について、全議案の審議を終了して閉会の運びとなりました。 執行部におかれましては、今定例会において成立しました諸議案の執行に当たり、市政各般において速やかに対応していただき、市民皆様の福祉の向上や安全・安心な市民生活の一層の向上が図られますようにお願い申し上げます。 議員各位におかれましては、市民の代表として本市の発展と市民生活の向上のために御尽力を賜りましたことに心から御礼を申し上げます。 また、ただいま
議員定数・
議員報酬検討特別委員会が設置されましたが、委員を中心に閉会中においても熱心に議論を深めながら、市民から信頼される開かれた議会を推進するために、皆様方の御協力をお願い申し上げる次第であります。 最後になりましたが、この一年間、議会運営に御協力くださいました執行部をはじめとする関係各位に対しまして、厚く感謝を申し上げる次第であります。 本年は
新型コロナウイルスの感染拡大、豪雨や大雪等の自然災害など災いの多い一年となりました。厳寒に向かう折、皆様方にはくれぐれも健康に御留意いただきまして、来る新年が幸多い年になりますように心から御祈念を申し上げます。
△閉会
○
山崎諭議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了いたしました。 したがいまして、令和2年度第8回天童市議会定例会を閉会いたします。 午前11時50分 閉会 議長 山崎 諭 会議録署名議員 渡辺博司 同
武田正二 同
水戸芳美...