○山崎諭議長 最初に、決算特別委員会に付託しました議案11件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。
遠藤喜昭決算特別委員長。 〔
遠藤喜昭決算特別委員長 登壇〕
○
遠藤喜昭決算特別委員長 御報告を申し上げます。 去る8月31日の本会議におきまして当決算特別委員会に付託になりました、認第1号令和元年度天童市一般会計決算から議第45号令和元年度天童市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの議案11件の審査の結果について御報告を申し上げます。 審査に当たりましては、9月9日から9月14日までの4日間にわたり慎重に審査を行った結果、認第1号令和元年度天童市一般会計決算から認第9号令和元
年度天童市民病院事業会計決算までの9件につきましては、いずれも全員異議なく、認定すべきものと決定いたしました。 また、議第44号令和元年度天童市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議第45号令和元年度天童市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてにつきましては、いずれも全員異議なく、原案可決及び認定すべきものと決定いたしました。 以上、当決算特別委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げ、報告を終わります。
○山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
予算特別委員長報告
○山崎諭議長 次に、予算特別委員会に付託しました議案9件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。
水戸保予算特別委員長。 〔水戸
保予算特別委員長 登壇〕
◆
水戸保予算特別委員長 御報告を申し上げます。 去る8月31日の本会議におきまして当予算特別委員会に付託なりました、議第46号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第7号)から議第54号令和2年度天童市
水道事業会計補正予算(第1号)までの議案9件の審査の結果について御報告を申し上げます。 審査に当たりましては、9月15日に慎重に審査を行った結果、議案9件につきましては、全て全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、当予算特別委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。
○山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
総務教育常任委員長報告
○山崎諭議長 次に、
総務教育常任委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。
鈴木照一総務教育常任委員長。 〔
鈴木照一総務教育常任委員長 登壇〕
◆
鈴木照一総務教育常任委員長 去る8月31日の本会議におきまして当
総務教育常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件について審査しましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題になったことのみ申し上げます。 初めに、議第55号天童市市税条例等の一部改正について申し上げます。 執行部からは、地方税法の一部改正により、市民税におけるひとり親家庭に対する婚姻歴の有無や性別にかかわらず、公平な税制を行う観点から、税制措置及び寡婦控除を見直すもの。 また、たばこ税で1グラム未満の葉巻たばこについて、紙巻たばこ1本と換算して課税を行うとともに、延滞金関係では、延滞金の割合等の特例に係る改正を行うものである。 次に、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策では、
新型コロナウイルスの影響により中止したイベントのチケット払戻し等の請求権を放棄した場合の寄附金控除を市民税でも控除するとともに、住宅ローン控除の特例措置の適用期間を1年間延長する。 固定資産税では、中小事業者が生産性向上に向けて新たに投資した設備について、3年間免除する特例の対象に事業用家屋と構築物を追加する。 また、軽自動車税の環境性能割税率1%を軽減する臨時措置の適用期間を6か月延長する。 さらに、去る7月28日の豪雨のような災害等への対応として、国民健康保険税の減免申請について、納期限7日前までとなる申請期限に特例を設けるものであるとの説明がありました。 委員からは、今回の市民税の改正によるひとり親及び寡婦控除の対象とならない未届けの夫、妻とは具体的にどのような状態をいうのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、戸籍に入っていないが、本人から未届けの夫、妻として住民票の届出があった場合、住民票に表記される。このように、内縁関係が明らかに分かる場合は対象とならないとの説明がありました。 また、委員からは、今回のたばこ税の改正による歳入への影響はどのように予測するのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、国が動向について分析したものを参考に、どの程度の影響があるのか予測を行うとの説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第56号天童市産業集積の形成に関する
固定資産税課税免除条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、山口西工業団地の分譲が開始されるに伴い、新たな免除対象に同工業団地を追加するものであるとの説明がありました。 委員からは、免除される税額と免除が開始される時期、そして期間について質疑がありました。 これに対して執行部からは、分譲契約後、課税免除の申請を受けた年度から3年間の固定資産税が全額免除されるとの説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第67
号天童市立小・中学校教育用タブレット端末等の取得について申し上げます。 執行部からは、国の「
GIGAスクール構想」に基づき、容量32ギガバイト、画面サイズ10.2インチのタブレット端末を市内小・中学校の児童生徒一
人に1台整備するもので、児童生徒用で4,907台、教師用で83台の合計4,990台取得するもの。併せて導入されるソフトウエアは、教師と児童生徒との間で資料等のやり取りや提出された資料を画面で一覧表示できる授業支援ソフトのほか、ドリル教材の回答内容からAIで理解度を判定し、児童生徒に最適な出題を行う学習支援ソフトと閲覧サイトを制限するフィルタリングソフトを導入する。 入札は指名競争入札で、
山形教育用品株式会社山形支店が3億5,891万9,000円で落札し、納入期限は令和3年2月26日までに取得するものであるとの説明がありました。 委員からは、タブレット端末はネットワークのある学校で使用し、自宅で使用することはないのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、オフラインでも使用できる学習支援ソフトを選定したので、自宅に持ち帰って学習することも可能であるとの説明がありました。 また、委員からは、タブレット端末の使用に当たり、納入業者から運用の補助など支援はあるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、各学校の担当者を集め、納入業者から端末やソフトウエアの内容について説明会を実施してもらうとの説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 最後に、請陳第3号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書提出を求める請願について申し上げます。 紹介議員からは、今の学校現場は、いじめや不登校、貧困など解決すべき課題が多く、教職員が子どもの豊かな学びのための時間を十分に確保できていない。 教員の働き方改革には教職員定数の改善が必要である。また、過去に
義務教育費国庫負担制度の国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられたことに伴い、自治体間で教育格差が生じており、一定水準の教育を子どもたちがどこでも受けることができる財源の保障を国がすべきであるという請願趣旨の説明がありました。 執行部からは、本市の学校教育は支援員や
相談員など、様々な支援が充実している。しかしながら、教職員の質と数が高まらないと、学校として十分に力を発揮できない。請願趣旨のように改善されれば、本市の学校教育はさらに充実するという参考意見がありました。 委員からは、本市議会も加盟する全国市議会議長会の要望では、加配の拡充による教職員体制の充実を求めているが、この請願では加配によらない体制充実を求めており、どう取り扱うかという意見に対し、ほかの委員からは、加配の身分は非正規職員であり、充実した教育には加配でない正規の教職員が必要であるとの意見がありました。 また、ほかの委員からは、自治体間の教育格差とは、具体的にどのような状態かとの意見があり、紹介議員から、山形県のさんさんプランのように、地方が独自に財源負担をして教育に力を入れているような例が挙げられるとの説明がありました。 採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定した次第であります。 以上のとおり、当委員会の審査内容について御報告を終わります。 よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
環境福祉常任委員長報告
○山崎諭議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。
武田正二環境福祉常任委員長。 〔
武田正二環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
武田正二環境福祉常任委員長 去る8月31日の本会議におきまして当
環境福祉常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件について審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第57号天童市手数料条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、国の法律の一部改正に係る政令により、令和2年5月25日、マイナンバーの通知カードが廃止された。また、市民カードについても再交付を行わないこととしたため、それぞれの手数料を廃止しようとするものであるとの説明がありました。 委員からは、今後、
マイナンバーカードを持っていない
人に対する取扱いはどうなるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、5月25日までに発行された通知カードは、新たなカードを作る際、従来どおり使用できる。また、通知カード廃止以降は、本市より送られたデータを基に、
地方公共団体システム機構から発行される個人番号通知書を
マイナンバーカードの作成に使用していただくことになるという流れになるとの説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第58号天童市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、今回の主な改正点は、幼児教育・保育の無償化に伴い、これまで経過措置により国の基準を市の基準とみなしていた主食費及び副食費の徴収免除規定について、令和2年9月30日で経過措置の期限が切れることから、国の基準と同じ基準を条例に定めるものである。 具体的には、3歳児から5歳児までの子どものうち、年収360万円未満相当の世帯の子ども及び第3子以降の子どもの副食費について徴収しないことを定めるものである。また、満3歳未満児の主食費及び副食費は従来どおり保育料に含まれることから徴収しないことを定めるものであるという説明がありました。 委員からは、滞納があった場合、どのような対応がなされるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、公立の場合は、保育料と同様、市からの督促状や電話等により滞納解消に努めるが、私立の場合は各施設での対応になるという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第59号天童市介護保険条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、現在、介護保険料の減免については、納期限の7日前までに申請する必要があるとされている。しかしながら、災害により被災した場合の減免については、予測することが困難であることや、速やかな被災者支援を図る観点から、災害等の影響による特別な理由があるものについては、納期限7日前によらず、納期限が過ぎた後でも減免の申請を行うことができるよう、ただし書きの規定を追加するものであるという説明がありました。 委員からは、条例の中に、規則で定めるものに限るという文言があるが、その内容はどのようなものかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、災害が発生したら、全て自動的に減免になるという考えではない。基本的な目安の一つとしては、保険料の減免に対して、国または県から何らかの財政措置、支援があるものと考えているという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 最後に、請陳2号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出を求める請願について申し上げます。 紹介議員からは、加齢性難聴により高齢者が日常生活を送ることが困難になり、社会的に閉じこもりになることを防ぐため、補聴器の利用は有効である。しかし、各個人の状態に合わせた補聴器は高額になるため、欧米諸国のように補聴器購入に対する国による公的な補助制度を創設することを要望するものとの請願趣旨の説明がありました。 委員からは、ほかの治療の保険適用の基準を考えた場合、補聴器は高額な器具であるため、公的補助には適さないのではないかという意見に対し、ほかの意見からは、難聴によるコミュニケーションの減少は、高齢者の認知機能の衰えに大変影響があると言われている。鬱や認知症を防ぐ観点からも、重度にならないうちに利用できる補聴器の購入に対する補助制度は必要であるとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げて報告を終わります。
○山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
経済建設常任委員長報告
○山崎諭議長 最後に、経済建設常任委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。 山口桂子
経済建設常任委員長。 〔山口桂子
経済建設常任委員長 登壇〕
◆山口桂子
経済建設常任委員長 去る8月31日の本会議におきまして当経済建設常任委員会に付託されました議案1件について審査しましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 議第60号市道の認定及び廃止について申し上げます。 執行部からは、このたびの市道の認定及び廃止については、山口西工業団地で新設された道路4路線を認定し、重複することとなる1路線を廃止。また、長岡、高擶、干布の市内3地区において宅地分譲開発により整備される3路線を認定するものであるという説明がありました。 委員からは、廃止することになる既存の日光東6号線の一部は県が管理することになるのかとの質疑がありました。 これに対し、執行部からは、既存の日光東6号線は、山口西工業団地の整備に伴い、分譲地内に含まれる区間と押切川に隣接している区間であり、押切川と隣接している区間については、河川管理用道路として位置づけられ、今後は河川管理者である山形県が管理することになるという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして御報告を終わります。
○山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○山崎諭議長 これより順次採決いたします。 最初に、認第1号令和元年度天童市一般会計決算から認第9号令和元
年度天童市民病院事業会計決算までの議案9件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案9件については、決算特別委員長の報告は認定であります。
決算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、認第1号から認第9号までの議案9件については認定することに決定いたしました。 次に、議第44号令和元年度天童市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議第45号令和元年度天童市
公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての議案2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案2件については、決算特別委員長の報告は原案可決及び認定であります。 決算特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第44号及び議第45号の議案2件については原案可決及び認定することに決定しました。 次に、議第46号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第7号)から議第54号令和2年度天童市
水道事業会計補正予算(第1号)までの議案9件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案9件については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第46号から議第54号までの議案9件については原案のとおり可決されました。 次に、議第55号天童市市税条例等の一部改正についてから議第60号市道の認定及び廃止について及び議第67号天童市立小・中学校教育用タブレット端末の取得についてまでの議案7件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案7件については、各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。 各常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第55号から議第60号及び議第67号の議案7件については、原案のとおり可決されました。 次に、請陳第2号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出を求める請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳第2号については、
環境福祉常任委員長の報告は採択であります。
環境福祉常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 請陳第2号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出を求める請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳第2号については、
環境福祉常任委員長の報告は採択であります。 請陳第2号について採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山崎諭議長 起立少数と認めます。 よって、請陳第2号については不採択とすることに決定しました。 次に、請陳第3号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書提出を求める請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳第3号については、
総務教育常任委員長の報告は採択であります。
総務教育常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 請陳第3号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書提出を求める請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請陳第3号については、
総務教育常任委員長の報告は採択であります。 請陳第3号について採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山崎諭議長 起立少数と認めます。 よって、請陳第3号については不採択とすることに決定いたしました。
△追加議案の上程
○山崎諭議長 次に、日程第31、議第68号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第8号)から日程第33、議第70号天童市
学校施設校内ネットワーク整備工事請負契約の締結についてまでの議案3件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
◎山本信治市長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 おはようございます。 初めに、議第68号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第8号)について、その大要を申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に7,839万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額を、それぞれ364億8,763万2,000円とするものであります。 その主な内容は、一つには、総務費の増額であります。 令和2年4月28日から令和3年4月1日までに出生した新生児への特別給付金並びに7月豪雨の際に使用した避難所用備蓄用品等の補充及び今後の災害の備えた避難者用マット等の整備に係る経費の計上であります。 次に、農林水産費の増額であります。 7月豪雨により被害を受けた農家等を支援するための強い農業・担い手づくり総合支援事業費補助金の計上及び肉用牛の販売価格低下による収入減少を補填するための肉用牛経営安定緊急対策事業費補助金の増額であります。 次に、土木費の増額であります。 7月豪雨により、床上、床下浸水のあった住宅の復旧工事を支援するための浸水住宅復旧緊急支援事業費補助金及び
新型コロナウイルス感染症に対応したリフォーム工事を支援するための新・生活様式対応住宅リフォーム緊急支援事業費補助金の計上であります。 次に、災害復旧費の増額であります。 7月豪雨による路面浸食等の被害のあった林道の復旧に係る経費の計上であります。 これらの補正に係る財源としましては、県支出金、財政調整基金繰入金等を充当するものであります。 次に、議第69号令和2年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入及び資本的収入に関して国及び県の補助金を活用して
新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制を整備するため、医業外収益及び補助金の額を増額するものであります。 収益的支出及び資本的支出に関しては、同感染症に対応した医療体制の整備や院内感染の防止に係る人件費、賃借料等に係る医業費用、建設改良費等の額を増額するものであります。 次に、議第70号天童市
学校施設校内ネットワーク整備工事請負契約の締結について申し上げます。 国が推進する、全ての児童生徒がコンピューターを持ち、十分に活用できる環境の実現に向けた
GIGAスクール構想に取り組むため、文部科学省の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金により、インターネットの高速通信に対応したネットワーク環境を全小・中学校に整備するものであります。 入札につきましては、去る9月10日、指名競争入札により執行しました。 その結果、消費税を含めて1億6,225万円で山形パナソニック株式会社が落札しましたので、同社と工事請負契約を締結するものであります。 以上、3議案の提案理由について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
○山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については、委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○山崎諭議長 これより順次質疑を行います。 最初に、議第68号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第8号)及び議第69号令和2年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号)について質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認めます。 次に、議第70号天童市
学校施設校内ネットワーク整備工事請負契約の締結について質疑を行います。 質疑ございませんか。 松田光也議員。
◆16番(松田光也議員) それでは、一つだけ。 パナソニック株式会社さんに落札になったわけなんですけれども、この内容について、落札率等についてお示しいただきたいと思います。 あと、何社か。
○山崎諭議長 佐藤総務部長。
◎佐藤雅総務部長 お答え申し上げます。 入札者は5社でございます。 落札率は97.0%でございます。 以上です。
○山崎諭議長 松田光也議員。
◆16番(松田光也議員) 次点での内容についてもう一度お伺いしたいんですけれども、次点はどのくらいの落札になったのかお示しいただきたいと思います。
○山崎諭議長 佐藤総務部長。
◎佐藤雅総務部長 お答え申し上げます。 5社による入札のうち、4社が辞退でございます。 以上です。
○山崎諭議長 よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認めます。
△討論
○山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○山崎諭議長 これより順次採決を行います。 最初に、議第68号令和2年度天童市
一般会計補正予算(第8号)及び議第69号令和2年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号)について採決いたします。 お諮りいたします。 議第68号及び議第69号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第68号及び議第69号の議案2件については原案のとおり可決されました。 次に、議第70号天童市
学校施設校内ネットワーク整備工事請負契約の締結について採決いたします。 お諮りいたします。 議第70号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第70号については、原案のとおり可決されました。
△委員会提出議案の上程
○山崎諭議長 次に、日程第34、委員会提出議案第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出についてから日程第36、委員会提出議案第4号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出についてまでの議案3件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。 最初に、委員会提出議案第2号及び委員会提出議案第3号の提出者、
鈴木照一総務教育常任委員長。 〔
鈴木照一総務教育常任委員長 登壇〕
◆
鈴木照一総務教育常任委員長 初めに、委員会提出議案第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出について、提案理由を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延は依然として続き、国内では緊急事態宣言解除後も感染収束の見通しは立たず、先行きが不透明な状況にあります。 本年、我が国のGDPは大幅な落ち込みが確実視されるなど、特に経済への影響は甚大であります。また、その影響は、本市を含む地方経済にも大きく及んでおり、地方税、地方交付税等の大きな減収など、地方財政もこれまでになく厳しいものになることが予想されます。 よって、本市が今後とも地域の実情に応じた行政サービスを安定的に供給するため、地方税、地方交付税等の一般財源総額の確保について強く国に要望し意見書を提出するものであります。 続いて、委員会提出議案第3号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書提出について提案理由を申し上げます。 今日の学校教育における教職員は、特別な配慮を要する児童生徒の増加や、新学習指導要領への対応、教職員の働き方改革など山積する課題に対応しなければならず、本来重点を置くべき子どもたちの豊かな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難となっています。 また、本市においては独自の財源によって学校教育に対する各種支援策を展開していますが、本来は国の施策においてその財源を確保し、子どもたちの学びを保障しなければなりません。よって、子どもたちの豊かな人間性や創造性を育む教育を推進するために国の施策において教職員定数の安定的な確保と定数改善に向けた財源を保障するとともに、全国どこの自治体においても子どもたちが一定水準の教育を受けられることを国に要望し意見書を提出するものであります。 以上のとおり、当委員会から提出した議案についての提案理由説明を終わります。 よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○山崎諭議長 次に、委員会提出議案第4号の提出者、
武田正二環境福祉常任委員長。 〔
武田正二環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
武田正二環境福祉常任委員長 委員会提出議案第4号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出についての提案理由を申し上げます。 加齢による難聴は日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど、生活の質を落とす大きな原因になります。 また、最近では、会話による耳からの情報が少なくなることが脳の機能低下につながり、鬱病などにつながるのではないかと考えられています。 しかしながら、日本の補聴器の使用率は欧米諸国と比べて極めて低く、諸
外国と比べても普及が進んでいるとは言えません。 この背景には、日本において中等度以下の難聴者に対する公的補助制度の整備が進んでいないことが挙げられます。 よって、国においては、高齢になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながるように、加齢による難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度を創設するよう強く要望し、意見書を提出するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
○山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○山崎諭議長 これより順次質疑を行います。 最初に、委員会提出議案第2号について質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 次に、委員会提出議案第3号について質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 最後に、委員会提出議案第4号について質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○山崎諭議長 これより順次採決いたします。 最初に、委員会提出議案第2号について採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第2号について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第2号については、原案のとおり可決されました。 次に、委員会提出議案第3号について採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第3号について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員会提出議案第3号教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書提出について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの委員会提出議案第3号について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山崎諭議長 起立少数であります。 よって、委員会提出議案第3号については否決されました。 次に、委員会提出議案第4号について採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第4号について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員会提出議案第4号加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的補助制度の創設の意見書提出について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの委員会提出議案第4号について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山崎諭議長 起立少数であります。 よって、委員会提出議案第4号については否決されました。 最後にお諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に委任することに決定いたしました。
△閉会
○山崎諭議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和2年度第6回天童市議会定例会を閉会いたします。 午前10時59分 閉会 議長 山崎 諭 会議録署名議員 古澤義弘 同 熊澤光吏 同 笹原隆義...