◆
鈴木照一総務教育常任委員長 去る12月6日の本会議におきまして当
総務教育常任委員会に付託されました議案5件について審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第55号天童市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、
災害救助法が適用される大規模災害が発生した場合に生活の立て直しに必要な資金を貸し付ける
災害援護資金を受けている被災者の高齢化等により、
災害弔慰金の支給等に関する法律及び施行令の一部改正があり、条例の一部改正を行うもの、
災害援護資金の貸し付けを受けている者が支払期日に償還金を支払うことが著しく困難となったと認めるときは、償還金の支払いを猶予し、
破産手続開始または
再生手続開始の決定を受けたときは、
償還未済金の全部または一部の償還を免除することができるようにする。また、支払猶予及び償還免除を判断するため、貸し付けを受けた者またはその保証人の収入または資産状況の報告を本人等に求めることができるよう改正するものという説明がありました。 委員からは、ほかの自治体で被災した者が本市へ転入した場合、
災害援護資金の貸し付けはどこで行うことになるのかとの質疑がありました。 これに対し執行部からは、被災した時点で住民登録している自治体から貸し付けを受けるとともに、貸し付け後に転出した場合も、貸し付けを受けた自治体に返済することになるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第56号山形市との間における
連携中枢都市圏の形成に係る
連携協約の締結に関する協議について申し上げます。 執行部からは、山形市が中核市に移行したことに伴い、これまでの
定住自立圏から山形市とその周辺5市6町から成る
連携中枢都市圏へ発展的に移行するに当たり、
連携協約を締結するための協議を山形市と行うために、
地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものである。
連携協約では、
連携中枢都市圏の目的や連携内容、役割分担について定めるという説明がありました。 委員からは、
連携中枢都市圏の連携内容は市民の意見も踏まえながら検討するとともに、周知を十分に行い、市民の理解を得ることが必要ではないかとの質疑がありました。 これに対し執行部からは、外部の有識者による
ビジョン懇談会を設け、今年度末までに
連携ビジョンを策定するとともに、今定例会で可決された場合、理解を得られるよう市民に対し協約内容の周知を図るという説明がありました。 また、委員からは、本市での
連携中枢都市圏におけるメリットをどう捉えているのかとの質疑がありました。 これに対し執行部からは、山形市
売上増進支援センター、ワイビズの活用や、移住・定住事業の促進など、広域で行うことでの
スケールメリットを生かした事業に取り組めることが上げられると説明がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第57号字の区域及び名称の変更について及び議第58号字の区域及び名称の変更について申し上げます。 執行部からは、字の区域及び名称の変更について
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであり、議第57号では
山口西工業団地の整備区域内について変更するもので、令和2年度の分譲開始に向けて整備区域内の土地を合筆した後、道路などの公共施設や分譲区域に応じた土地に分筆していくために、区域内で混在している大字及び字の名称を
大字山口字大石に統一するものである。 また、議第58号では、
県営更生堰地区経営体育成基盤事業の進捗により、字の区域及び名称変更について、
土地改良事業施行者の
山形県知事から依頼があったため、最終的な換地処分に向けて変更するものであると説明がありました。 委員からは、変更に伴い
地権者個人で何らかの手続が必要になるなど負担はないのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
山口西工業団地については、変更後に企業側へ分譲されること、また、更生堰は換地処分により変更後の登記がなされるため、変更に伴い
地権者個人に対し何らかの負担を生じさせることはないという説明がありました。 それぞれの議案について採決を行った結果、議第57号及び議第58号とも、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 最後に、議第63号天童市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。 執行部からは、山形県
人事委員会の勧告に基づき、
本市一般職の
職員給与等の改定を行うものである。その内容は、給料表について平均して0.07%の増額改定を平成31年4月にさかのぼって行うものである。また、勤勉手当の支給月額を0.05
月分引き上げ、令和元年12月期の支給月数を0.9月から0.95月に引き上げるとともに、令和2年度以降は6月期及び12月期における支給月数をそれぞれ0.925月として平準化を図る。そのほか、住居手当の支給対象となる家賃月額について、下限額を2,000円引き上げるとともに、上限額を1,000円引き上げようとするものであるという説明がありました。 執行部の説明を了とし、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げ、報告を終わります。
○
山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
環境福祉常任委員長報告
○
山崎諭議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
武田正二環境福祉常任委員長。 〔
武田正二環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
武田正二環境福祉常任委員長 去る12月6日の本会議会におきまして、当
環境福祉常任委員会に付託されました議案3件について審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第52号天童市
高齢者健康福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、現在建設中の天童市
高齢者健康福祉施設について名称を公募により選定し、「
天童温泉はな駒荘」とすることとしたため、条例の一部を改正するものという説明がありました。 委員からは、「はな駒荘」に選定した理由はとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、名称を公募し、
名称選定審査会において天童の花笠と将棋の駒をモチーフにし、高齢者を含む市民の憩いの場としてふさわしい名称であるという理由で、「
天童温泉はな駒荘」に選定したという説明がありました。 また、委員からは、
名称選定審査会委員はどのような方で構成されたのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
公民館連絡協議会会長、
老人クラブ連合会会長、
連合婦人会副会長、総務部長、
健康福祉部長の計5名であるとの説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第59号天童市
高齢者健康福祉施設の
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市
高齢者健康福祉施設について、公募し審査会を行った結果、これまで、かまた荘、ふれあい荘等の
指定管理者として安定した施設の維持管理の実績や、
利用者拡大に係るさまざまな取り組みの計画内容を評価し、
株式会社山形環境エンジニアリングを選定したことから、
指定管理者の指定を行うため、議会の議決を求めるものであるという説明がありました。 委員からは、かまた荘、ふれあい荘と比較して、運営体制はどのようになるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、かまた荘については4名、ふれあい荘については3名の体制で運営していたが、はな駒荘については、館長1名、副館長1名、受付及び
施設管理業務6名、
健康相談員1名の計9名での運営体制の提案を受けているという説明がありました。 また、委員からは、
指定管理者を指定するに当たり、何社からの応募があったのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、2社からの応募があったとの説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 最後に、議第60号天童市子育て未来館の
指定管理者の指定について申し上げます。 執行部からは、天童市子育て未来館について、
株式会社東京ドームと
株式会社東京ドームスポーツの2社の
共同企業体である
株式会社東京ドームグループを選定したことから、
指定管理者の指定を行うため、議会の議決を求めるものであるという説明がありました。 委員からは、地元採用の職員を含め、どういった体制の中で運営をしていくのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、平日は12名以上、土曜日、日曜日、祝日等については16名以上のスタッフを基準としている。スタッフとして登録している人数は63名であり、そのうち7割以上は地元採用であるという説明がありました。 また、委員からは、利用者における市内・市外の内訳はとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、おおむね市内からの利用者が3割、市外からの利用者が7割である。今後は、より一層市報等でPRを行い、市内の利用者を増やす取り組みを行っていきたいとの説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして御報告を終わります。
○
山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
経済建設常任委員長報告
○
山崎諭議長 最後に、
経済建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
山口桂子経済建設常任委員長。 〔
山口桂子経済建設常任委員長 登壇〕
◆
山口桂子経済建設常任委員長 去る12月6日の本会議におきまして当
経済建設常任委員会に付託されました議案3件及び請願1件について審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第53号天童市
水道給水条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、水道法の一部改正により、
指定給水装置工事事業者は、その資質の維持向上を図るために、5年ごとの更新手続を要することとなったため、
更新手数料5,000円に関する規定を条例に追加しようとするものという説明がありました。 委員からは、
更新手数料5,000円とした根拠は。また、講習会の受講料は含まれているのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、
日本水道協会の
指定給水装置工事事業者制度の
指定更新制の導入におけるガイドラインに基づき、事務手続に係る人件費のほか、
印刷製本費、消耗品費、通信費、その他の経費を算定したものであり、講習会の費用については含まれていないという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第54号天童市
下水道条例の一部改正についてを申し上げます。 執行部からは、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律に基づき、
排水整備工事指定店の指定の基準についての規定から、「成年被後見人もしくは被保佐人」という文言を削除し、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう改めるものという説明がありました。 委員からは、「成年被後見人もしくは被保佐人」という文言を削除した場合でも、安全な工事は担保されるのかとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、このたびの改正は、成年被後見人等であるというだけで一律に除外する規定を改め、工事に際して適正な知識と判断力があるのかどうかを基準とすることで安全な工事を担保しようとするものであるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第61号市道の認定について申し上げます。 執行部からは、
北久野本地内及び乱川地内における
民間住宅分譲地開発の道路新設により新たに3路線を市道として認定しようとするものであるという説明がありました。 委員からは、市道については年々増加していると思われるが、その総延長と近年の傾向はとの質疑がありました。 これに対して執行部からは、平成31年4月現在の総延長は50万2,500.3メートルであり、市道延長は増加している傾向であるという説明がありました。 採決の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 最後に、請陳第1
号次期食料・農業・
農村基本計画に関する請願について申し上げます。 紹介議員からは、この請願は、農政の中長期的なビジョンである食料・農業・
農村基本計画の見直しに当たって、家族農業、
中小規模農家の経営維持、継承に係る支援の強化、既存農業の政策と移住・定住支援を統合・強化した新たな支援策の構築や
鳥獣害対策などの本市の農政に直結した内容を含む大別した四つの項目について、次期計画に反映するよう国に求めるものであり、同様の請願を全国で統一的に採択し、意見書を提出することにより強い姿勢を持って農政への確固たる対応を国に求めるものであるという説明がありました。 委員からは、農業の問題は、すなわち食料の問題であり、国民の
食料安全保障が揺らぐようなことはあってはならない。農家の共同体である
農業協同組合としての視点で、農家と農業の発展のための政策を国に求めるこの請願の内容は、願意妥当であるとの意見がありました。 採決の結果、
全員異議なく、採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして報告を終わります。
○
山崎諭議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 議第56号山形市との間における
連携中枢都市圏の形成に係る
連携協約の締結に関する協議についてに対する反対討論の通告者、
石垣昭一議員。 〔18番
石垣昭一議員 登壇〕
◆18番(
石垣昭一議員) 議第56号山形市との間における
連携中枢都市圏の形成に係る
連携協約の締結に関する協議について反対の討論を行います。 これまで、中心地宣言を行った山形市と、山形
定住自立圏の形成に関する協定を締結し、休日・夜間診療や子育て支援センターの相互利用、子ども安全情報配信など、10項目の広域連携に取り組んできました。3市2町の近隣市町で身近な連携でもありました。 今回の協議は、それに西村山の1市4町、北村山の2市を加えた6市6町と広範な地域での連携となり、連携事業も33事業となります。加わらない事業もあるわけでありますが、これに取り組んで、住民にとってどうなのかという点を考えなければなりません。 平成の大合併では、3,232あった市町村は1,821まで激減しました。中心の市に吸収された地域では、「役所が遠くなり地域の声が届かない」、「合併特例債の返済が大変だ」など、合併は大失敗だったとの声が聞かれます。 代わって出てきたのが、新たな広域連携制度であります。中核市の要件を人口30万人以上から20万人以上に引き下げ、集約とネットワーク化を進めようとしています。 国は、地方への財政支出削減を目的に行政サービスの縮小に向けた集約化を狙うものであり、道州制を視野に入れつつ、新たな自治制度の改変を目指す手法ではないでしょうか。道州制については、全国町村会や全国町村議会議長会などが、さらなる自治体再編を強いるものだと断固反対をしております。 連携協議については、定期的な首長の会や担当部課長会、ワーキンググループで話し合われるとしていますが、住民の意見をどう反映させるのか、住民自立の制度そのものが大きくゆがめられかねないものであります。 元鳥取県知事の片山善博氏は、山形新聞の「時を語る」という記事で、この圏域構想には乗るべきではないと、次のように指摘しております。 国は、地方が人口減少で大変になる。公共施設も、市町村ごとに設置するのではなく、圏域内で適正配置を心がけ、効率的な財政運営が可能になるなど、いかにも地方のことを心配しているように説明している。しかし、国は圏域構想を合併への一里塚と位置づけていて、一たび圏域に組み込まれると、もはや後戻りできなくなることを覚悟しておくべきだ。地域の百年の計は、国からこづかれたり誘導されたりして決めるのではなく、住民自身が真剣に考えることから始めなければ展望は開けない。これが平成の大合併の貴重な教訓である。 新たな広域連携が進めば、地方自治体の本来の役割、住民の福祉と暮らしを守るが後退し、行政サービスの低下につながることになります。市民への公表や意見も求めず協議を始めることは時期尚早でもあります。 山形市との間における
連携中枢都市圏の形成に係る
連携協約の締結に関する協議について、反対の討論といたします。
○
山崎諭議長 以上で討論を終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより、順次採決いたします。 最初に、議第44号令和元
年度天童市
一般会計補正予算(第7号)から議第51号令和元
年度天童市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの議案8件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案8件については、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第44号から議第51号までの議案8件については、原案のとおり可決されました。 次に、議第52号天童市
高齢者健康福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてから議第55号天童市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について及び議第57号字の区域及び名称の変更についてから議第63号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの議案10件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案10件については、
総務教育常任委員長、
環境福祉常任委員長及び
経済建設常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 各常任
委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、議第52号から議第55号及び議第57号から議第63号までの議案10件については、原案のとおり可決されました。 次に、議第56号山形市との間における
連携中枢都市圏の形成に係る
連携協約の締結に関する協議について採決いたします。 議第56号については、討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第56号については、
総務教育常任委員長の報告は原案可決であります。
総務教育常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
山崎諭議長 お座りください。 起立多数であります。 よって、議第56号については原案のとおり可決されました。 次に、請陳第1
号次期食料・農業・
農村基本計画に関する請願について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請願については、
経済建設常任委員長の報告は採択であります。
経済建設常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、請陳第1号については採決とすることに決定いたしました。
△追加議案の上程
○
山崎諭議長 次に、日程第21、議第64号令和元
年度天童市
一般会計補正予算(第8号)及び日程第22、議第65号天童市特別職に属する者の給与に関する条例及び
天童市民病院事業の管理者の給与等に関する条例の一部改正についての議案2件を議題といたします。
△提案理由の説明
○
山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 おはようございます。 議第64号令和元
年度天童市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に16万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ274億4,221万3,000円とするものであります。その内容は、市長、副市長及び教育長の期末手当に係る予算について賞与額を増額するものであります。 この補正に係る財源としましては、財政調整基金繰入金を充当するものであります。 次に、議第65号天童市特別職に属する者の給与に関する条例及び
天童市民病院事業の管理者の給与等に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、特別職等について期末手当の支給月数を0.05カ
月分引き上げるものであります。なお、先ほど補正予算の内容について御説明申し上げましたが、支給月数引き上げ後の議員分の期末手当につきましては、既決予算で対応することとなります。 以上、2議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
○
山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
山崎諭議長 これより一括して質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより順次採決いたします。 初めに、議第64号令和元
年度天童市
一般会計補正予算(第8号)について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第64号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議第64号については、原案のとおり可決されました。 次に、議第65号天童市特別職に属する者の給与に関する条例及び
天童市民病院事業の管理者の給与等に関する条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第65号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議第65号については、原案のとおり可決されました。
△
委員会提出議案上程
○
山崎諭議長 次に、日程第23、
委員会提出議案第1
号次期食料・農業・
農村基本計画に関する意見書の提出についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○
山崎諭議長 これより提案理由の説明を求めます。
委員会提出議案第1号の提出者、
山口桂子経済建設常任委員長。 〔
山口桂子経済建設常任委員長 登壇〕
◆
山口桂子経済建設常任委員長 委員会提出議案第1
号次期食料・農業・
農村基本計画に関する意見書の提出についての提案理由を申し上げます。 我が国は、飽食の時代を迎えて久しく、国民は日々の生活の中で食の裏側にあるさまざまなリスクを認識することが難しくなっております。そうした中で、今後とも国産農畜産物の安定供給を確保し、持続可能で豊かな食生活を守り続けるために、現行の食料・農業・
農村基本計画にある不測時の食料安定保障にとどまらず、平時より質と量の両面で
食料安全保障の確立を目指す必要があります。 現在、政府において、中長期の農政の指針となる食料・農業・農村の基本計画の見直しに向けた検討が行われておりますが、見直しに当たっては、
食料安全保障に資する基本政策を確立する観点から、生産面及び消費面からの対策を明記し、その現実に向けた具体的取り組みを進めることが必要であると考えます。 ついては、
食料安全保障を確立するための将来像の具体化、消費者の信頼、理解拡大に向けた政策の強化、国産農畜産物安定供給のための生産基盤強化と地域政策の強化、次期基本計画の実践に向けた政策の推進等について、次期計画に反映するよう強く要望するため、国に対し次期食料・農業・
農村基本計画に関する意見書を提出するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○
山崎諭議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については、委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
山崎諭議長 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
山崎諭議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
山崎諭議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの
委員会提出議案第1号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの
委員会提出議案第1号については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
山崎諭議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に委任することに決定しました。
△市長挨拶
○
山崎諭議長 ここで市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 令和元年度第5回市議会定例会の閉会に当たり、特に発言の機会をいただき、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会は、去る12月6日に開会し、提出いたしました諸議案については慎重な御審議をいただき、いずれも原案のとおり御可決いただいたことに厚く御礼を申し上げます。 会期中に賜りました市政に対する御意見・御提言については、速やかに対応・検討を心がけ、今後の市政運営に反映していきたいと存じます。 さて、平成から新たな時代令和が幕を開けた今年一年を振り返りますと、台風などによる自然災害が全国的に発生し、安全・安心なまちづくりの関心が高まった年となりました。 また、国・県そして市の議会議員選挙が重なったほか、10月からの消費税率引き上げなどにより本市を取り巻く社会経済情勢が大きく変化した年でもありました。 このような中、市政においては、第七次天童市総合計画で掲げる市の将来像「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市~ともに明日をひらく てんどう~」の実現に向けて、市民生活の安全・安心をはじめ、子育て支援や高齢者福祉の推進、地域経済の活性化と雇用の場の創出、そして教育の充実などに尽力をしてまいりました。 刻々と変化する現代社会において、今後ともその変化を的確に捉え、スピード感を持って魅力ある豊かなまちづくりに挑戦してまいりますので、引き続き、皆様方からの特段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 さて、年の瀬も押し迫り、間もなく令和最初の正月を迎えようとしております。来る新年が市民の皆様や議会の皆様にとりまして健やかで幸多い一年となりますよう、心から御祈念を申し上げます。 結びに、今年一年のご指導とお力添えに深く感謝を申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
△議長挨拶
○
山崎諭議長 ここで、令和元年度第5回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会においては、15日間の会期で、補正予算や条例の改正をはじめとする重要議案について終始熱心に審議され、全議案の審議を終了して閉会の運びとなりました。 執行部におかれましては、今定例会において成立しました諸議案の執行に当たり、市政各般において速やかに対応していただき、市民皆様の福祉の向上や安全・安心な市民生活の一層の向上が図られますようお願い申し上げます。 議員各位におかれましては、改選後の10月から新しい議会体制となって初めての定例会となりました。市民の代表として本市の発展と市民生活の向上のために御尽力を賜りましたことに対し、心から御礼を申し上げます。 今後とも議会活性化を図るために、議員皆様の御協力をお願いいたします。 最後になりましたが、この一年間、議会運営に御協力くださいました執行部をはじめとする関係各位に対しまして、厚く感謝を申し上げる次第であります。 新たな元号「令和」を迎えた本年も、いよいよ押し迫ってまいりました。厳寒に向かう折、皆様方にはくれぐれも健康に御留意いただきまして、来る新年が幸多い年になりますように心から御祈念を申し上げます。
△閉会
○
山崎諭議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了いたしました。 したがいまして、令和元年度第5回天童市議会定例会を閉会いたします。 午前10時53分 閉会 議長 山崎 諭 副議長 水戸芳美 会議録署名議員 古澤義弘 同 熊澤光吏 同 笹原隆義...