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02月29日-01号

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  1. 天童市議会 2016-02-29
    02月29日-01号


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    最終取得日: 2021-06-09
    平成28年  3月 定例会(第7回)             第7回定例会会議録     平成28年2月29日(月曜日) 午前10時00分開会        鈴木照一議長     後藤和信副議長 ●出席議員(22名) 1番 熊澤光吏議員   2番 笹原隆義議員   3番 三宅和広議員 4番 遠藤喜昭議員   5番 佐藤俊弥議員   6番 渡辺博司議員 7番 武田正二議員   8番 水戸芳美議員   9番 遠藤敬知議員10番 村山俊雄議員  11番 狩野佳和議員  12番 松田光也議員13番 山口桂子議員  14番 赤塚幸一郎議員 15番 結城義巳議員16番 後藤和信議員  17番 山崎 諭議員  18番 石垣昭一議員19番 伊藤護國議員  20番 水戸 保議員  21番 伊藤和子議員22番 鈴木照一議員 ●欠席議員    なし ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         新関 茂   副市長武田 淳   総務部長       吉田芳弘   健康福祉部長酒井孝二   市民部長       小川博史   経済部長       建設部長(併)           総務部大石章夫              遠藤 浩       上下水道事業所長          地方創生推進監齋藤忠浩   天童市民病院事務局長 工藤 仁   消防長高柳茂治   総務部総務課長    佐藤通隆   教育委員長水戸部知之  教育長        中島伸一   教育次長                         農業委員会片桐久雄   農業委員会会長    高橋正義                         事務局長       選挙管理委員会           選挙管理委員会秋葉俊一              佐藤 雅       委員長               事務局長奥山吉行   監査委員●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)阿部英弥   事務局長       加藤博之                         議事係長       事務局長補佐(兼)         副主幹(兼)伊藤由紀子             大戸正義       庶務係長              調査係長       庶務係(兼)青柳利恵              高橋佳司   調査係行政主査       議事係行政主査 ●議事日程     平成27年度第7回天童市議会定例会会期日程表                         (平成28年3月)月日曜日開議時刻会議名場所備考2月29日月午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告  委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 予算議案の概要説明・質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 施政方針及び提案理由の説明 予算議案の概要説明 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案・請願陳情の委員会付託3月1日 3月2日 3月3日火 水 木休会3月4日金午前10時本会議議場市政に対する一般質問3月5日 3月6日土 日休会3月7日月午前10時本会議議場市政に対する一般質問3月8日火午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月9日水午前10時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月10日木午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査3月11日金午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の審査3月12日 3月13日土 日休会3月14日 3月15日月 火午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の審査3月16日水休会3月17日木午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の審査3月18日金午後 3時予算特別委員会議員協議会室付託案件(当初予算)の討論・表決3月19日 3月20日
    3月21日 3月22日土 日 月 火休会3月23日水午前10時本会議議場委員長審査報告 質疑・討論・表決 議事日程第1号             平成28年2月29日(月曜日)午前10時開会第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告         イ その他第4 議第91号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第5 議第57号 平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)第6 議第58号 平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第7 議第59号 平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)第8 議第60号 平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)第9 議第61号 平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)第10 議第62号 平成27年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)第11 議第63号 平成27年度天童市民病院事業会計補正予算(第2号)第12 議第64号 平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)第13 議第65号 平成28年度天童市一般会計予算第14 議第66号 平成28年度天童市国民健康保険特別会計予算第15 議第67号 平成28年度天童市用地買収特別会計予算第16 議第68号 平成28年度天童市財産区特別会計予算第17 議第69号 平成28年度天童市介護保険特別会計予算第18 議第70号 平成28年度天童市市民墓地特別会計予算第19 議第71号 平成28年度天童市後期高齢者医療特別会計予算第20 議第72号 平成28年度天童市工業団地整備事業特別会計予算第21 議第73号 平成28年度天童市水道事業会計予算第22 議第74号 平成28年度天童市民病院事業会計予算第23 議第75号 平成28年度天童市公共下水道事業会計予算第24 議第76号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について第25 議第77号 天童市行政不服審査法施行条例の設定について第26 議第78号 天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例等の一部改正について第27 議第79号 天童市特別職に属する者の給与に関する条例等の一部改正について第28 議第80号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について第29 議第81号 天童市市税条例の一部改正について第30 議第82号 天童市手数料条例の一部改正について第31 議第83号 天童市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第32 議第84号 天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について第33 議第85号 天童市消費生活センターの組織及び運営に関する条例の設定について第34 議第86号 天童市レクリエーション広場の設置及び管理に関する条例の設定について第35 議第87号 天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について第36 議第88号 天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について第37 議第89号 天童市火災予防条例の一部改正について第38 議第90号 荒谷西工業団地の分譲地の処分について第39 予算特別委員会の設置及び議案付託第40 請陳第4号 平和安全保障関連法の廃止を求める「意見書」提出について第41 請陳第5号 奨学金制度の充実と教育費負担の軽減に関する請願第42 議案及び請願陳情の付託          議案付託表                     (平成27年度第7回定例会)付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第65号平成28年度天童市一般会計予算議第66号平成28年度天童市国民健康保険特別会計予算議第67号平成28年度天童市用地買収特別会計予算議第68号平成28年度天童市財産区特別会計予算議第69号平成28年度天童市介護保険特別会計予算議第70号平成28年度天童市市民墓地特別会計予算議第71号平成28年度天童市後期高齢者医療特別会計予算議第72号平成28年度天童市工業団地整備事業特別会計予算議第73号平成28年度天童市水道事業会計予算議第74号平成28年度天童市民病院事業会計予算議第75号平成28年度天童市公共下水道事業会計予算付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第76号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について議第77号天童市行政不服審査法施行条例の設定について議第78号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例等の一部改正について議第79号天童市特別職に属する者の給与に関する条例等の一部改正について議第80号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について議第81号天童市市税条例の一部改正について議第88号天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について議第89号天童市火災予防条例の一部改正について環境福祉常任委員会議第83号天童市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について議第84号天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について議第85号天童市消費生活センターの組織及び運営に関する条例の設定について議第86号天童市レクリエーション広場の設置及び管理に関する条例の設定について経済建設常任委員会議第82号天童市手数料条例の一部改正について議第87号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について議第90号荒谷西工業団地の分譲地の処分について          請願陳情文書表(付託表)                     (平成27年度第7回定例会)番号受理年月日件名提出者紹介議員付託委員会要旨428.2.19平和安全保障関連法の廃止を求める「意見書」提出について憲法九条を守る天童市民の会   阿部太彦   石垣千賀子   川崎利夫   斎藤正子   鈴木 実   原  裕   湯村章男狩野佳和 石垣昭一 結城義巳総務教育 国に対し、平和安全保障関連法の廃止を求める意見書の提出を求めるもの。528.2.19奨学金制度の充実と教育費負担の軽減に関する請願一般社団法人山形県労働福祉協議会 理事長   岡田新一狩野佳和 結城義巳 武田正二 石垣昭一総務教育 国に対し、給付型奨学金制度の導入と教育費負担の軽減に関する意見書の提出を求めるもの。 ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○鈴木照一議長 ただいまから、2月12日に招集告示されました平成27年度第7回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○鈴木照一議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は議事日程第1号によって進めます。 なお、出席要求による説明員のうち桃園正幸監査委員事務局長が欠席でありますので、御了承をお願い申し上げます。 △会期の決定 ○鈴木照一議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 水戸 保議会運営委員長。  〔水戸 保議会運営委員長 登壇〕 ◆水戸保議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集なりました平成27年度第7回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、2月22日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から3月23日までの24日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。 ○鈴木照一議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月23日までの24日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○鈴木照一議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  10番 村山俊雄議員  11番 狩野佳和議員  12番 松田光也議員 以上、3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○鈴木照一議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 阿部事務局長。 ◎阿部英弥事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、12月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から送付ありました定例監査の結果及び例月出納検査結果の一覧並びに今定例会に説明員として出席通知のありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、ご覧くださるようにお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○鈴木照一議長 以上で諸般の報告を終わります。 △議第91号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○鈴木照一議長 次に、日程第4、議第91号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○鈴木照一議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 おはようございます。 本日、ここに平成27年度第7回天童市議会定例会を開催し、平成28年度天童市一般会計予算を始め、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 最初に、議第91号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて申し上げます。 現委員の東海林節子氏は、平成28年6月30日をもって任期満了となりますが、同氏は識見、人格ともに人権擁護委員として最適任者と認められますので、再び推薦しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○鈴木照一議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第91号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○鈴木照一議長 これより質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○鈴木照一議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議第91号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第91号については、これに同意することに決定いたしました。 △議第57号 平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)外7件 ○鈴木照一議長 次に、日程第5、議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)から日程第12、議案第64号平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案8件を一括して議題といたします。 △補正予算議案提案理由の説明 ○鈴木照一議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 平成27年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に7億237万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ277億2,819万7,000円とするものであります。 その内容は、年度末における各事業の精査による補正を行うほか、国の補正予算や追加配分に伴う事業の前倒しを行うものであります。 歳入の主な内容については、法人市民税の増加による市税の増額、国の補正予算に伴う年金生活者等支援臨時福祉給付金に係る補助金の計上、都市防災施設整備に係る社会資本整備総合交付金の増額、国の追加配分に伴う学校施設環境改善交付金の計上等を行うものであります。 また、市債については、国の補正予算等を受けて前倒しとなる土地改良事業債、都市施設整備事業債及び学校教育施設等整備事業債を増額するものであります。 歳出の主な内容については、1つには、総務費の増額であります。山形県議会議員選挙、市議会議員選挙等の確定による選挙費の減額のほか、後年度の財政負担軽減を図るための財政調整基金積立金の増額が主なものであります。 2つには、民生費の増額であります。保険基盤安定負担金の交付決定に伴う国民健康保険特別会計繰出金の増額及び国の補正予算に伴う年金生活者等支援臨時福祉給付金の計上が主なものであります。 3つには、土木費の増額であります。国の補正予算を活用し、前倒しとなる都市防災施設の整備に要する経費の増額が主なものであります。 4つには、教育費の増額であります。国の追加配分を受け、前倒しとなる小学校空調設備大規模改修に係る工事費の増額が主なものであります。 このほか、人件費の精査に伴う職員給与費の補正等を行うものであります。 予算第2条の繰越明許費については、第2表のとおり、いずれも工期の都合により次年度に繰り越すものであります。そのうち、情報セキュリティ強化対策事業年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業、子ども・子育て支援システム改修事業、農道舗装整備事業、都市防災施設整備事業及び小学校空調設備整備事業については、国の補正予算等に伴う前倒しによるものであります。 予算第3条の地方債の補正については、精査に伴う補正のほか、土地改良事業、都市施設整備事業及び学校教育施設等整備事業については、国の補正予算及び追加配分に伴う前倒しにより、第3表のとおり、起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第58号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から3,027万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ78億1,199万3,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、精査に伴い国民健康保険税及び療養給付費負担金を減額するほか、額の確定等に伴い財政調整交付金、共同事業交付金、一般会計繰入金及び国民健康保険給付基金繰入金を増額するものであります。 歳出については、職員給与費を増額するほか、保険給付費については、精査による一般被保険者療養給付費の減額及び一般被保険者高額療養費の増額が主なものであります。また、共同事業拠出金については、額の確定に伴い、高額医療費共同事業拠出金を増額し、保険財政共同安定化事業拠出金を減額するものであります。 次に、議第59号平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から527万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ51億7,470万2,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、職員給与費の補正及び地域支援事業費の減額に伴い、国庫支出金、県支出金及び一般会計繰入金を減額するものであります。 歳出については、職員給与費及び介護保険給付費準備基金積立金を増額するほか、保険給付費のうち、居宅介護サービス給付費居宅介護サービス計画給付費とを組み替えるとともに、任意事業の精査により、地域支援事業費を減額するものであります。 次に、議第60号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に157万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億2,242万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、職員給与費の補正及び保険基盤安定拠出金の交付決定に伴い一般会計繰入金を増額するとともに、額の確定により広域連合特別対策補助金を増額するものであります。 歳出については、職員給与費を増額するほか、額の確定により後期高齢者医療広域連合納付金等を増額するものであります。 次に、議第61号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から1億2,456万9,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ3億8,191万7,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、今年度の工業団地の分譲収入が見込めないことから、不動産売払収入を減額するとともに、一般会計繰入金を増額するほか、精査に伴い工業団地整備事業債を減額するものであります。 歳入については、職員給与費を増額するほか、事業の精査により、工業団地整備工事費、工事関連補償金及び起債償還金を減額するものであります。 次に、議第62号平成27年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的支出については、職員手当を増額するものであります。 資本的収入については、下水道事業関連工事の見直しに伴い、下水道事業会計からの負担金を減額するものであります。 資本的支出については、職員手当を増額するとともに、下水道事業関連工事の見直しに伴い、工事請負費を減額するものであります。 次に、議第63号平成27年度天童市民病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については、退職手当に係る他会計負担金及び非償却資産に係る長期前受戻入を減額するものであります。 収益的収入のうち、医業費用については、給与費を増額するほか、経費及び減価償却費を減額するものであります。 医業外費用については、企業債利息を減額するものであります。 資本的収入については、器械備品購入費に係る一般会計負担金及び企業債を減額するものであります。 資本的支出については、器械備品購入費を減額するものであります。 次に、議第64号平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については、営業収益及び営業外収益の他会計負担金を減額するものであります。 収益的支出については、営業費用の職員手当を増額するほか、営業外費用については、精査により企業債利息を減額するとともに、消費税及び地方消費税を増額するものであります。 資本的収入については、事業の精査による企業債及び国庫補助金の減額であります。 資本的支出については、職員手当を増額するほか、事業の見直しや額の確定等による委託料、工事請負費、補償金及び流域下水道建設事業負担金を減額するものであります。 なお、補正予算の概要については、担当部長から御説明申し上げます。 以上が平成27年度天童市一般会計(第8号)ほか7件の補正予算の大要であります。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △補正予算議案概要の説明 ○鈴木照一議長 次に、ただいまの予算議案8件の概要についての説明を求めます。 最初に、武田総務部長。  〔武田 淳総務部長 登壇〕 ◎武田淳総務部長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書12ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 1款1項市民税2,500万円の増額につきましては、調定額の堅調な推移を見込んだ精査による法人市民税の増額であります。 10款1項地方交付税1,168万7,000円の増額につきましては、国の補正予算の追加交付に伴う普通交付税の増額であります。 12款1項負担金51万3,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴う山口・田麦野土地改良区総代選挙費負担金の減額及び精査による養護老人ホームの自己負担金の増額であります。 13款1項使用料50万円の減額につきましては、精査による市営駐車場使用料の減額であります。 13款2項手数料1万円の減額につきましては、精査による低炭素建築物認定審査手数料の減額であります。 次に、14ページであります。 14款1項国庫負担金5,646万4,000円の増額につきましては、交付決定に伴う保険基盤安定負担金及び増加が見込まれる生活保護費負担金の増額が主な内容であります。 14款2項国庫補助金について申し上げます。 1目総務費国庫補助金2,376万9,000円の増額につきましては、交付決定に伴う社会保障・税番号制度システム整備費補助金の増額のほか、国の補正予算に伴う個人番号カード交付事業費補助金の増額及び地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業費補助金の計上であります。 2目民生費国庫補助金1億6,948万5,000円の増額につきましては、精査に伴う臨時福祉給付金に係る補助金等の減額のほか、国の補正予算に伴う年金生活者等支援臨時福祉給付金に係る補助金及び子ども・子育て新制度管理システム改修事業費補助金の計上であります。 3目衛生費国庫補助金105万3,000円の減額につきましては、内示に伴う疾病予防対策事業費補助金及び循環型社会形成推進交付金の減額であります。 5目土木費国庫補助金8,521万9,000円の増額につきましては、国の補正予算を活用した都市防災施設整備事業に係る社会資本整備総合交付金の増額が主な内容であります。 次に、16ページであります。 6目教育費国庫補助金5,153万1,000円の増額につきましては、国の当初予算の追加内定を受けた小学校空調設備整備事業に係る学校施設環境改善交付金の増額が主な内容であります。 7目消防費国庫補助金538万6,000円の増額につきましては、交付決定に伴う消防防災施設整備費補助金の計上であります。 15款1項県負担金5,807万9,000円の増額につきましては、交付決定に伴う保険基盤安定負担金の増額が主な内容であります。 15款2項県補助金について申し上げます。 1目総務費県補助金41万1,000円の減額につきましては、交付決定に伴う山形空港周辺民家防音機能回復工事費補助金の減額であります。 2目民生費県補助金358万1,000円の減額につきましては、精査に伴う届出保育施設等すこやか保育事業費補助金の減額が主な内容であります。 次に、18ページであります。 3目衛生費県補助金97万5,000円の増額につきましては、交付決定に伴う地域自殺対策強化交付金の計上が主な内容であります。 4目農林水産業費県補助金4,185万1,000円の減額につきましては、精査に伴う青年就農給付金事業費補助金及び機構集積協力金の減額が主な内容であります。 5目商工費県補助金132万円の増額につきましては、交付決定に伴う消費者行政推進事業費補助金の増額であります。 6目土木費県補助金120万8,000円の減額につきましては、精査に伴う住宅リフォーム総合支援事業費補助金の減額であります。 15款3項委託金1,722万9,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴う山形県議会議員選挙費委託金及び国勢調査委託金の減額が主な内容であります。 次に、20ページであります。 16款1項財産運用収入1万5,000円の減額につきましては、額の確定に伴う配当金の減額であります。 16款2項財産売払収入71万8,000円の増額につきましては、消防団ポンプ自動車の売却に伴う物品売払収入の増額であります。 17款1項寄附金474万9,000円の増額につきましては、篤志家からの一般寄付金の増額が主な内容であります。 18款2項基金繰入金73万2,000円の減額につきましては、退職手当の増加に伴う退職手当基金繰入金の増額及び事業費の精査に伴う交通安全基金繰入金の減額であります。 次に、22ページであります。 20款3項貸付金元利収入5,000万円の減額につきましては、精査に伴う産業立地促進資金貸付金元金収入の減額であります。 20款4項雑入5,489万3,000円の増額につきましては、負担金の精算に伴う後期高齢者医療広域連合精算金及び交付決定に伴う消防防災航空隊派遣職員人件費助成金の計上が主な内容であります。 次に、24ページであります。 21款1項市債について申し上げます。 1目総務債30万円の減額につきましては、事業費の精査に伴う市民文化会館及び市庁舎施設整備事業債の減額であります。 2目民生債410万円の減額につきましては、事業費の精査に伴う放課後児童クラブ施設整備事業債の減額であります。 3目農林水産業債630万円の増額につきましては、事業費の精査に伴う農道整備事業債の減額のほか、国の補正予算に対応して県が前倒しする更生堰地区農地整備事業等に係る土地改良事業債の増額であります。 5目土木債9,170万円の増額につきましては、事業費の精査に伴う地方道路等整備事業債の減額及び県施行街路事業負担金の増額に伴う街路事業債の増額のほか、国の補正予算を活用して前倒しする都市防災施設整備事業に係る都市施設整備事業債の増額であります。 6目教育債1億7,660万円の増額につきましては、国の当初予算の追加内定を受けて前倒しする小学校空調設備整備事業に係る学校教育施設等整備事業債の増額であります。 以上、一般会計の歳入に係る補正予算の概要を御説明申し上げました。 次に、総務部所管の歳出について、主な内容を申し上げます。 補正予算書の64ページをお開きください。 給与費につきましては、補正予算給与費明細書のとおりでございます。人事院勧告、山形県人事委員会の勧告等に基づいた給与の改定に係る補正が主な内容であります。 以下、給与費につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承くださいますようお願い申し上げます。 ページを戻りまして、26ページであります。 2款1項総務管理費について申し上げます。 1目一般管理費783万2,000円の減額につきましては、精査に伴う日々雇用職員等の社会保険料及び賃金の減額が主な内容であります。 4目会計管理費189万5,000円の増額につきましては、精査に伴う公金の金融機関窓口取り扱いに係る手数料の増額であります。 5目財産管理費1億1,896万9,000円の増額につきましては、後年度における負担軽減を図るための財政調整基金元金積立金の増額であります。 6目企画費47万円の減額につきましては、交付決定に伴う山形空港周辺民家防音機能回復事業補助金の減額であります。 7目情報管理費1,477万7,000円の増額につきましては、精査に伴う情報システム機器等の借上料の減額のほか、国の補正予算に伴う情報セキュリティ強化対策事業委託料の計上が主な内容であります。 次に、28ページであります。 11目防災諸費19万1,000円の減額につきましては、防災会議及び国民保護協議会に係る委員報酬の減額であります。 2款2項徴税費について申し上げます。 1目税務総務費162万円の減額につきましては、納税相談員に係る報酬等の減額が主な内容であります。 2目賦課徴収費346万6,000円の減額につきましては、精査に伴う税システム改修業務委託料の減額が主な内容であります。 次に、30ページであります。 2款4項選挙費3,093万9,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴う山形県議会議員選挙費、天童市議会議員選挙費及び山口・田麦野土地改良区総代選挙費の減額が主な内容であります。 次に、34ページであります。 2款5項統計調査費63万3,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴う国勢調査の統計調査員・指導員報酬の減額が主な内容であります。 次に、62ページであります。 12款1項公債費5,580万6,000円の減額につきましては、芳賀調整池整備事業に係る繰上償還等の確定に伴う元金償還金及び市債の償還額の確定に伴う利子償還金の減額であります。 次に、ページを戻りまして、7ページであります。 予算第2条繰越明許費につきましては、第2表のとおり、工程の都合等により次年度に繰り越すものであります。その内容は、国の補正予算に伴う前倒し、国の当初予算の追加内定に伴う前倒し及び県の追加配分を受けた前倒しによるものなどであります。 次に、8ページであります。 予算第3条地方債の補正につきましては、先ほど市債の歳入補正について説明した内容に基づきまして、第3表のとおり限度額の変更を行うものであります。 以上、総務部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、吉田健康福祉部長。  〔吉田芳弘健康福祉部長 登壇〕 ◎吉田芳弘健康福祉部長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書36ページをお開きください。 3款1項社会福祉費について申し上げます。 1目社会福祉総務費3億692万1,000円の増額につきましては、保険基盤安定繰入金の増額に伴う国民健康保険特別会計への繰出金及び国の補正予算による年金生活者等支援臨時福祉給付金の計上並びに住居確保給付金及び臨時福祉給付金の減額が主なものであります。 次に、38ページであります。 2目老人福祉費776万4,000円の減額につきましては、地域支援事業費の精査等に伴う在宅老人の福祉に要する経費の減額が主なものであります。 3目障がい者福祉費1,626万5,000円の増額につきましては、支給人数の増加に伴う障がい者福祉扶助費の増額のほか、障がい者福祉扶助費の国庫負担金の額の確定による返還金が主なものであります。 次に、40ページであります。 3款2項児童福祉費について申し上げます。 1目児童福祉総務費772万3,000円の減額につきましては、第3子以降保育所無料化事業費補助金の増額並びに届出保育施設等すこやか保育事業費補助金及び子育て世帯臨時特例給付金の減額が主なものであります。 4目保育園費668万5,000円の増額につきましては、日々雇用職員等賃金の増額が主なものであります。 次に、42ページであります。 5目児童館費169万円の増額につきましても、日々雇用職員等賃金の増額が主なものであります。 7目放課後児童クラブ費154万9,000円の減額につきましては、放課後児童クラブ施設整備工事費の減額が主なものであります。 8目子育て未来館費20万5,000円の減額につきましては、ファミリー・サポート・センターの活動報償金の減額であります。 11目特定教育・保育施設費302万4,000円の増額につきましては、子ども・子育て支援システム改修業務委託料の計上であります。 3款3項生活保護費について申し上げます。 1目生活保護総務費190万8,000円の減額につきましては、社会保障・税番号制度への対応に係る中国残留邦人支援システム改修業務委託料の減額であります。 2目扶助費1,490万7,000円の増額につきましては、生活保護受給者数の増加による生活保護扶助費の増額であります。 次に、44ページであります。 4款1項1目保健衛生総務費67万2,000円の増額につきましては、職員給与費の増額のほか、社会保障・税番号制度への対応に係る健康管理システム改修業務委託料の減額が主なものであります。 次に、46ページであります。 4款4項1目病院費373万8,000円の減額につきましては、建設改良費の減額による天童市民病院事業会計への負担金の減額であります。 次に、補正予算書71ページからの議第58号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、91ページからの議第59号平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び109ページからの議第60号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略させていただきます。 以上、健康福祉部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、酒井市民部長。  〔酒井孝二市民部長 登壇〕 ◎酒井孝二市民部長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、市民部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書28ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 8目市民生活対策費13万3,000円の減額につきましては、地方バス路線維持費補助金の精査による減額であります。 9目交通安全対策費85万9,000円の減額につきましては、交通安全指導車購入費の精査による減額であります。 10目市民文化会館費78万9,000円の増額につきましては、照明設備の修繕費の増額であります。 次に、30ページであります。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費1,084万1,000円の増額につきましては、個人番号カードを追加発行する国の補正予算に伴うカードの作成等を委任する地方公共団体情報システム機構への交付金の増額が主なものであります。 次に、44ページであります。 4款1項3目環境衛生費363万6,000円の減額につきましては、精査による環境衛生委員の報償品費の減額並びに額の確定による市民墓地整備工事費及び合併処理浄化槽の設置に要する経費の減額であります。 4款2項清掃費について申し上げます。 1目清掃総務費171万1,000円の減額につきましては、精査によるごみ減量化分別指導員報酬、集団資源回収報償金及び資源物拠点回収業務委託料の減額であります。 次に、46ページであります。 2目ごみし尿処理費675万円の減額につきましては、額の確定による東根外二市一町共立衛生処理組合負担金の減額であります。 次に、60ページであります。 10款5項8目文化振興費91万7,000円の増額につきましては、額の確定による芸術文化振興基金への積み立てを目的とした芸術文化振興基金事業費補助金の増額であります。 次に、62ページであります。 10款6項保健体育費について申し上げます。 1目保健体育総務費1万1,000円の減額につきましては、主催団体からの開催地負担金申請の辞退による減額が主なものであります。 4目体育施設費につきましては、スポーツ振興くじ助成金の特定財源への充当であります。 以上、市民部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書46ページをお開きください。 6款1項農業費について申し上げます。 1目農業委員会費484万1,000円の増額につきましては、額の確定による認定農業者農地流動化事業補助金の増額が主なものであります。 3目農業振興費3,722万6,000円の減額につきましては、山形県農林統計協会の解散に伴う負担金の減額、山形県青果物生産出荷安定基金協会の積立金の増額による負担金の増額、その他事業費の確定及び精査による減額であります。 次に、48ページであります。 4目畜産業費49万9,000円の減額につきましては、事業費の精査による畜産振興総合資金利子補給金の減額であります。 5目農地費42万7,000円の減額につきましては、事業費の確定による農道維持工事費の減額及び国の補正予算による県営土地改良事業負担金の増額であります。 6款2項林業費について申し上げます。 2目林業振興費41万3,000円の減額につきましては、事業費の確定によるナラ枯れ防除事業委託料の減額であります。 3目基本財産造成費につきましては、事業費の確定に伴う財源の補正であります。 次に、50ページであります。 7款1項2目商工業振興費1,944万1,000円の減額につきましては、額の精査による産業立地促進資金貸付金の減額、交付予定企業の事業計画の変更に伴う天童インター産業団地環境整備費補助金の減額及び精査による工業団地整備事業特別会計繰出金の増額が主なものであります。 次に、補正予算書125ページからの議第61号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、大石建設部長。  〔大石章夫建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書50ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費705万6,000円の減額につきましては、嘱託職員報酬の減額並びに木造住宅耐震診断業務委託料、木造住宅耐震改修補助金及び住宅リフォーム総合支援事業費補助金の確定による減額が主なものであります。 次に、52ページであります。 8款2項3目道路新設改良費2,921万2,000円の減額につきましては、天童インター産業団地道路整備工事費の確定による減額及び県道整備に対する地元負担金の減額であります。 8款3項1目河川総務費1,146万8,000円の減額につきましては、天童インター産業団地排水施設整備工事の額の確定による減額であります。 8款4項都市計画費について申し上げます。 54ページであります。 3目街路事業費455万円の増額につきましては、事業費の精査に伴う県施行の都市計画道路山形老野森線整備事業の県負担金の増額であります。 4目公共下水道費3,734万円の減額につきましては、下水道事業の精査に伴う公共下水道事業会計負担金の減額であります。 5目公園費2億1,111万8,000円の増額につきましては、都市防災施設の整備に係る工事費及び土地購入費の増額であります。 6目都市施設費につきましては、事業の精査による財源の組みかえであります。 以上、建設部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き議第62号平成27年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書141ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の収益的支出について申し上げます。 支出の第1款水道事業費につきましては、既決予定額に30万2,000円を増額し、補正後の予算額を14億1,688万2,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から2,382万3,000円を減額し、補正後の予算額を9,096万7,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款資本的支出については、既決予定額から2,465万円を減額し、補正後の予算額を6億4,923万8,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を改め、また、補てん財源の当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに建設改良積立金を改めるものであります。 第5条につきましては、今回の補正予算に伴いまして改めるものであります。 続きまして、議第64号平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書163ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款下水道事業収益につきましては、既決予定額から3,734万円を減額し、補正後の予算額を16億9,210万3,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款下水道事業費用につきましては、既決予定額から13万5,000円を減額し、補正後の予算額を17億2,520万4,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から9,675万円を減額し、補正後の予算額を8億8,405万9,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款資本的支出につきましては、既決予定額から1億1,021万1,000円を減額し、補正後の予算額を15億6,616万2,000円とするものであります。その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を改め、また、補てん財源の当年度分消費税及び地方消費税資本的支出調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金の額を改めるものであります。 第5条及び第6条につきましては、今回の補正予算に伴いまして改めるものであります。 以上、水道事業会計及び公共下水道事業会計の補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、工藤消防長。  〔工藤 仁消防長 登壇〕 ◎工藤仁消防長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、消防本部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書56ページをお開きください。 9款1項消防費について申し上げます。 1目常備消防費179万4,000円の増額につきましては、職員給与費の増額のほか、消防職員の研修に要する参加負担金等の精査及び除雪機借上料の額の確定による減額であります。 2目非常備消防費45万4,000円の減額につきましては、発電機やチェンソー等の購入費の確定による減額であります。 3目消防施設費の1,550万円の減額につきましては、消防施設整備工事の見直しによる工事請負費並びに消火栓の修理及び新設に伴う負担金の額の確定による減額並びに消火栓用ホース更新等に係る補助金の精査による減額であります。 以上、消防本部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、中島教育次長。  〔中島伸一教育次長 登壇〕 ◎中島伸一教育次長 議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書56ページをお開きください。 10款1項3目教育指導費536万円の減額につきましては、教職員健康診断委託料、すこやかスクールプロジェクトに係る嘱託職員通勤手当、地域学習に係る自動車借上料、英語指導助手社会保険料及び小中学校各種大会出場費補助金の額の確定による減額が主なものであります。 次に、58ページであります。 10款2項小学校費について申し上げます。 1目学校管理費2億8,448万3,000円の増額につきましては、委託料の額の確定による補正のほか、国の学校施設環境改善交付金の追加配分を受け、天童中部小学校、成生小学校及び荒谷小学校の空調設備整備事業を前倒しで実施することによる工事費の増額が主なものであります。 2目教育振興費200万円の減額につきましては、精査による教育費扶助費の減額であります。 次に、60ページであります。 10款3項2目中学校費の教育振興費200万円の減額につきましても、精査による教育費扶助費の減額であります。 10款5項社会教育費について申し上げます。 1目社会教育総務費27万8,000円の減額につきましては、日々雇用職員等の賃金の減額が主なものであります。 3目公民館費123万4,000円の減額につきましては、灯油価格の下落による市立公民館の燃料費及び市立公民館の分館に対して交付する整備費補助金の精査による減額が主なものであります。 6目高原の里交流施設費112万4,000円の増額につきましては、施設の擁壁改修工事の設計を行うための業務委託に係る地下水観測等調査の調査期間延長に伴う工事関連委託料の増額であります。 次に、62ページであります。 10款6項保健体育費について申し上げます。 2目小学校保健費19万円の減額につきましては、健康診断委託料及び健康診断機材滅菌業務委託料の額の確定による減額であります。 3目中学校保健費20万円の減額につきましても、健康診断委託料の額の確定による減額であります。 以上、教育委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 最後に、齋藤天童市民病院事務局長。  〔齋藤忠浩天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎齋藤忠浩天童市民病院事務局長 議第63号平成27年度天童市民病院事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の151ページをお開きください。 初めに、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款病院事業収益につきましては、既決予定額から2,705万5,000円を減額し、補正後の予算額を15億6,082万9,000円とするものであります。その内容は、給与費の退職給付費に係る一般会計負担金の減額及び非償却資産に係る長期前受金戻入の減額であります。 支出の第1款病院事業費用につきましては、既決予定額から2,336万2,000円を減額し、補正後の予算額を16億1,849万5,000円とするものであります。 その内容は、第1項医業費用のうち、給与費は人事院勧告等に基づく勤勉手当の増額及び退職給付費の減額であります。経費は、山形大学医学部派遣医師等の減員に伴う報償費の減額、原油価格値下がりに伴う燃料費の減額、契約の見直しに伴う医療費の減額であります。減価償却費は予算の精査による減額であります。 第2項医業外費用につきましては、支払利息の減額であります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入及び支出については、それぞれ既決予定額から128万2,000円を減額し、補正後の予定額を1億3,354万4,000円とするものであります。 収入の第1項一般会計負担金及び第2項企業債につきましては、建設改良費の減による減額であります。 支出の第1項建設改良費につきましては、器械備品購入費の減による減額であります。 第2条の業務の予定量、第5条の企業債及び第6条の議会の議決を経なければ流用できない経費につきましては、今回の補正に伴って予定量及び予定額を改めるものであります。 以上、天童市民病院事業会計補正予算の概要を御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 ○鈴木照一議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案8件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案8件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○鈴木照一議長 これより順次質疑を行います。 初めに、議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)について質疑を行います。 赤塚幸一郎議員。 ◆14番(赤塚幸一郎議員) 3点ほど説明を求めたいと思います。 1点目は、事項別明細の62、63ページの公債費の利子償還金の減額5,052万6,000円とあります。元金返済がほとんど同じなのに対して、なぜ利子償還金が予算に対して5,000万円も減額になるのかということで、全体の利子償還金の18%ほど5,000万円だと減額になるわけですが、その理由ですね。ゼロ金利政策で金利が下がったからというふうなこともあるのかもしれませんが、私の認識からすると、こういった公債費は最初に固定金利でなされているのかなというふうな気もするので、その辺のところのこの5,000万円の内容の説明をお願いしたいのが第1点です。 第2点は、事項別明細の51ページの工業団地整備特別会計の繰出金、先ほどの説明ですと精査した結果4,400万円という金額が繰出金として必要になるというようなことなんですが、精査と言う割には金額が大きいし、その辺のところ、その精査の内容についてちょっとお示しをいただきたい。 3点目は、55ページの公園整備の部分で、土地購入費が1億630万3,000円とあります。これを3,823平方メートルで割り算しますと、平米2万7,800円、坪単価9万1,760円ほどになるんですが、この単価にした根拠、どういうふうなデータとか情報を根拠にしてこの価格になったのかということが1点と。 それから、国庫補助が8,760万円ほどこの内容からすれば含まれて事業がなされるわけですが、私の認識では土地購入費には国庫補助金は充当にならないんじゃないかなというふうに思っておったんですが、その辺もなるのかどうか、この8,760万円の国庫補助金は、工事費と土地購入費にどのように配分されているのかというようなところについて、以上3点について説明をお願いしたいと思います。 ○鈴木照一議長 武田総務部長。 ◎武田淳総務部長 お答え申し上げます。 利子につきましては、赤塚議員おっしゃるとおり、当初設定をしまして、大体20年償還ということで、固定金利になっております。今回の件につきましても、借入額が最終的に確定したことと、もう1つは一部繰上償還等もございまして、最終的に利子を積み上げしましたところ、こういった数字が出てきたところであります。利率の変動ということではなくて、元金全体ということでの御理解をお願いしたいと思います。 ○鈴木照一議長 小川経済部長。 ◎小川博史経済部長 お答え申し上げます。 繰入金の増額でございますが、分譲収入、先ほど皆減という御説明を申し上げましたが、この分譲収入をもとに、長期債元金償還金1億4,069万9,000円、そして定期償還分5,352万6,000円を見込んでおりました。こういったことでございますが、分譲収入が27年度としましては皆減になりましたので、こうした長期債の元金の償還金を返すということで、今回一般会計のほうから繰入金をさせていただくということでございます。 ○鈴木照一議長 大石建設部長。 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 土地購入費の算定基準でありますけれども、予算要求時点の土地鑑定により申請しております。事業実施に当たりましては、再鑑定をとって単価を再精査したいというふうに考えているところでございます。 補助につきましては、2分の1というふうなことで該当というふうなことで予定になっております。 以上でございます。 ○鈴木照一議長 そのほか。 結城義巳議員。 ◆15番(結城義巳議員) 1点お伺いいたします。 事項別明細書の7ページになりますが、繰越明許費、今回7億円ほどの補正を組んでいるわけであります。非常に多額の補正になっているわけでありますが、その補正よりも2億5,000万円ほど多く繰越明許しているというふうな実態になっております。 この繰越明許費というのは、やはり会計年度は年度、年度独立しているという大原則があると思います。そういった中にありながら、議会の議決を経て繰越明許をするというのは例外だと思います。今のいわゆる3月の時期にならないと国でそういった内示が出てこないのか、非常に遅いような気がするわけです。それに引きずられて3月補正になって繰越明許になるのか、その辺まず1点。 それから、今回、既決予算のほうでも繰越明許しているわけですね。そういったことで、既決予算についてはなぜ繰越明許をしなければならないのか。その2点をお願いします。 ○鈴木照一議長 武田総務部長。 ◎武田淳総務部長 お答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、今回、国の補正関係で随分大きな動きがございました。大きく分けますと、国の補正予算に伴う前倒しの部分がございます。あともう1つは、当初、来年度の当初予算に国のほうで組まれておったものの追加内定ということで、その前倒しがございました。あとは県の追加配分を受けた前倒しということで、これがぎりぎりになってこちらのほうに来ましたので、繰り越しをせざるを得ないという状況になったところであります。 あと一部既決の事業につきまして繰り越しになっておりますが、例えば一番下の高原の里交流施設整備事業でありますが、これについては当初設計をしまして、これは擁壁が少し傾いてきているということがございまして、その部分について設計をしまして取り組むというような当初予定でおったんですけれども、雨水の浸透の度合いをさらに調査すべきであろうという専門家の御意見もございましたので、来年度に雪解けの状況を踏まえて判断をさせていただきたいということで、これは繰越明許させていただいたところであります。 大きくは国の補正の内容が非常に連絡がぎりぎりまでなかったという状況でございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。 ○鈴木照一議長 結城義巳議員。 ◆15番(結城義巳議員) わかったんですが、やはり国の内示が遅いということだと、それに尽きると思います、補正予算については。 やはりもう少し今後そういった内示が遅くとも9月定例議会あたりまでに間に合うような補正にならないと、最初から繰越明許を前提にした内示のような形になると思います。したがって、国でもこれは市町村の予算というのは、会計年度独立というような大原則があるということを承知はしていると思うんですが、余りにも安易に繰越明許できるんだから、もう3月議会でもいいだろう、そういうふうなことにならないように国のほうにも意見として、地方の声として言っていただきたい。 以上をお願いしておきます。終わります。 ○鈴木照一議長 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) 補正予算の補足資料出ておりましたので、これでお聞きしたいと思います。 1ページになりますが、情報セキュリティ強化対策事業として、人口規模基準の2分の1の補助があってということでありますが、今この何かいろいろ情報セキュリティを守るためにということなんですが、もう既にこのシステムは社会保障・税番号システム、マイナンバーですね、それはもう稼働しているわけなんですが、この予算でそのセキュリティ対策をするということですが、いつごろまでに完成するのか。それまでの間の対策というのはどうとられていくのかお聞きします。 それから、次のページの2ページなんですが、年金生活者等支援臨時福祉給付金支給制度ということで、28年度中に65歳以上になる高齢者に対し、ということでありますが、これもやっぱり制限がありまして、市民税均等割とかということなんですが、扶養されている人には行かないということで、高齢者の間から、いろいろお茶飲み話をしていると、もらったか、もらわないかという話になって、大変不公平感があるというふうな声がたくさん聞かれるんですが、その辺については国の制度ですから、あげられないと言えば終わりなんですけれども、その辺の取り扱いについて市としてはどう考えているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 それから、次の3ページの子ども・子育て支援システムの改修事業であります。 これは今までも天童市はやってきていたわけなんですが、ちょっと後ろの4ページのシステム改修についてという表を見てましたら、改修イメージ枠というところに、利用者は申請しなければならないというようなことがあったのですが、これまではそういう支給等については、自動的にといいますか、そういうのでなっていたのでないかなと思ったんですが、その辺、利用者からの申請が必要になるのかどうかということをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○鈴木照一議長 武田総務部長。 ◎武田淳総務部長 お答え申し上げます。 システムの完成時期でありますが、今年秋以降を予定しております。 なお、このマイナンバー関係のいわゆる情報のやりとりでありますが、他機関との連携については平成29年の7月からを予定しております。それまでは他市町村との連携はございませんので、来年度中に完成をさせていただきまして、29年7月の運用開始に備えたいと思っております。 なお、それまでにつきましては、職員のほうには十分セキュリティ管理についての研修、あるいは通知等をしまして、内部的にも十分対応してまいりたいと考えております。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 お答え申し上げます。 国で考えている低所得者の高齢者というくくりをどう考えるかだというふうに思っているところでございます。 今回の制度につきましては、国のほうの制度ですので、これにのっとった格好で支給をせざるを得ないのかなというふうに思ってます。制度の中身等につきましては、御質問があれば御丁寧に説明するというふうに考えているところでございます。 あと保育料のシステム改修に伴いましての手続の件ですけれども、今のところこれまでと同様なシステムの中で、保護者から同意書等を得て、こちらのほうで調査をしてやりたいと考えておりますので、今回の改修に伴って手続が煩雑になるというようなことは想定しておりません。 以上です。 ○鈴木照一議長 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) この福祉給付金につきましては、国の制度で決まったからということでやらざるを得ないわけなんですが、やはりいくら扶養義務者がそばにいると言っても、なかなか年金だけで暮らしているという方々も多くいらっしゃって、その辺の不平不満が巷を歩くとよく聞かれるわけなんですが、かといっってどこに文句言ったらいいのかというような話になってますので、ぜひ問い合わせ等については親切にお答えいただくようにお願いしておきたいと思います。 それから、もう1つ忘れましたが、小学校の空調施設、前倒ししてやれるようになったわけなんですが、今回中部、成生、荒谷ということで予定されていますが、これで小学校のほうの空調施設は全部完了となるのでしょうか。 ○鈴木照一議長 中島教育次長。 ◎中島伸一教育次長 小学校空調関係の実施状況というふうなことになりますけれども、整備につきましては、今年、平成27年度から着手をしております。市内12校のうち今年は3校終わりました。寺津、津山、山口が終わりまして、平成28年、今回の事業では中部、成生、荒谷ということで6校が終わる予定です。したがいまして、29、30ということで、できるだけ早目に残りの小学校についても整備をしてまいりたいという計画でございます。 以上でございます。 ○鈴木照一議長 伊藤和子議員。 ◆21番(伊藤和子議員) このスケジュールを見ますと、10月完成ということになっておりまして、ちょっと中部小学校なんかは空調は4階建てなので、4階部分については暑くて大変だというような声が聞かれますが、その辺の工事期間については、やっぱり夏休みを活用してやるということになりますか。 ○鈴木照一議長 中島教育次長。
    ◎中島伸一教育次長 空調関係ですと、壁に穴をあけたり、それから配管をしたりというふうな工事が必要になりますので、どうしても長期の休み中に授業に支障のないようにということでは考えておりますけれども、どうしても本体部分については長期の休み期間にせざるを得ないということで、大変申しわけありませんが、夏休み以降の完成を目指したいというふうに思っております。 以上でございます。 △発言訂正について ○鈴木照一議長 先ほどの赤塚幸一郎議員の質疑の中で、大石建設部長の回答の内容に訂正の申し入れがございますので、発言を許可します。 大石建設部長。 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 先ほど赤塚幸一郎議員の用地費についての補助率というふうなことで御質問でございました。 施設整備につきましては2分の1でございます。公園整備ですと議員がおっしゃるように、単独で購入しなければならないんですけれども、この場合、土地の防災施設整備事業というようなことで、2分の1ではなくて3分の1の補助というようなことで、施設整備については2分の1、用地取得については3分の1というふうな補助の内容になってございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○鈴木照一議長 そのほか。 石垣昭一議員。 ◆18番(石垣昭一議員) 1点だけお伺いします。 事項別明細書の41ページでありますけれども、多子世帯の支援に要する経費の中での第3子以降保育料無料化事業補助金でありますが、この内容についてお示しをいただきたいことと、あわせて資料の3ページになりますが、いわゆる国の制度の改正によって、多子世帯の保護者負担の軽減がなされるわけでありますけれども、これとの関係で、この資料に示してある軽減措置の内容によって、制度が変わるわけでありますけれども、対象世帯が子どもの人数がどのように変わっていくのか、その辺についてお示しをいただきたいというふうに思います。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 お答え申し上げます。 今回の第3子以降保育料無料化事業補助金の増額でございますが、当初想定していた人数に対しまして、幼稚園分が112名、届出保育施設、いわゆる認可外ですが、それが131名ほど実績として増加しているということがありましたので、今回補正をさせていただいたということでございます。 あとは新たな保育料算定基準の中で、対象者がどう変わるかという御質問だと思いますが、基本的には該当者が増えてくるということはわかっているのですが、ちょっと現段階では細かい数字のほうはまだ捉えておりません。 以上です。 ○鈴木照一議長 そのほかございませんか。  (発言する者なし) ○鈴木照一議長 質疑なしと認め、議第57号についての質疑を終結いたします。 次に、議第58号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議第64号平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案7件について一括して質疑を行います。 ございますか。 狩野佳和議員。 ◆11番(狩野佳和議員) 2点お尋ねいたします。 国民健康保険税、75ページ、1款で国民健康保険税が減額、8,400万円入らない。減額の予定になってます。なぜこの減額になる予定なのかという説明。 それと、3款で国庫支出金、国からの入るお金がないという減額になってます。なぜこのような状況になるのかという説明をお願いいたします。 もう1点、工業団地整備、129ページ、総括歳入のところで、財産収入1億4,000万円ほどの減額になっております。先ほど質疑あったとおり、ここに一般会計から4,400万円ほど繰り入れるわけです。1億4,000円万減額するわけですが、当初見込んでいた1億4,000万円あったんですが、今回の議第90号に土地購入予定が出ているんですね。これから議案にかかるわけですが、この金額が1,400万円なんです。9,500平米ぐらいなんですが、これから議案にかかることなんですが、なぜ今減額なのか。この土地購入見込みあるわけですね。これは結局今年度に売れる見込みがなくなったのかどうか。でも、議案に上がってきているということは、次年度に対して、確定だから恐らく上がってきていると思うんですが、その辺の関連性、なぜ減額して、そして議案書には土地購入のもので上げているのかという説明をお願いいたします。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 お答え申し上げます。 国民健康保険税につきましては、経済状況がよくなりまして、保険者数が減少しているという実態がございます。この辺の関係で国民健康保険税自体の対象者が少なくなったということで、今回減額させていただいたところでございます。 国庫支出金につきましては、療養給付費等いろいろ支出の中で決まった制度の中で計算させていただきましたので、それを精査したところ、今回約2億円ほど減額というような計算結果が出ましたので、今回補正させていただいたということでございます。あくまでも制度の中と今年度の実績等を勘案して再計算した結果でございます。 以上です。 ○鈴木照一議長 小川経済部長。 ◎小川博史経済部長 御質問いただきました件についてお答え申し上げます。 議員御質問のとおり、今回減額します分1億4,069万9,000円でございますが、これにつきましては、当初予算のほうでここの9,593.79平米につきまして分譲を見込んで予算を組ませていただきました。 その後、今回、議第90号に提案させていただきましたとおり、こちらの企業様のほうと契約がなる予定でございます。これにつきましては平成28年度に入ってから契約を行うということでございまして、27年度の収入からは今回減額をさせていただきまして、改めて平成28年度当初予算のほうで入という形で考えさせていただきたいということでございます。 以上でございます。 ○鈴木照一議長 狩野佳和議員。 ◆11番(狩野佳和議員) じゃ国保のほうなんですが、保険税が8,000万円も入らなくなった理由として、経済状況がよくなって人数が減ったということなんですが、いわゆる失業していて国保税だったという方がたくさんいらっしゃったということなんでしょうか。結局それが会社に入ることになって、社会保険に入ったということで、会社の厚生年金等入ったからということだけなのかどうか。 例えば、やはり経済状況が厳しくて国民健康保険税が払えない人がふえているという状況はないのかどうか、その辺をもう一度お願いいたします。 3番の国庫支出金についてなんですが、制度が変わったとは思ってないんですが、国から入る見込みのお金が大幅に減るということは、結局持ち出し、一般会計から繰入金で出さなければならないんですね。市民の健康保険に関することだから、それは使うのは一向に構わないんですが、余りにも大きな金額の私は減額になっているんですが、何か大きい要因がなかったのかどうか、もう一度お願いします。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 保険税につきましては、現実的な話をさせていただきますと、加入世帯数で214世帯ほど減っております。あと被保険者数につきましても約700人ほど減っているというような状況があって、必ずしも失業者が就職をしたというよりは、そういう民間を含めていろんな働き口が増えたということの中で、そういう結果になっているのかなというふうに考えているところでございます。 あと国庫負担金の話ですが、76ページを見ていただきたいのですが、歳出の保険給付費の欄ですが、今回補正額で3,000万円ほど減っているというような結果もございます。この部分なんかも今回減額のほうに影響しているのかなというふうに考えているところでございます。 ○鈴木照一議長 そのほか。 結城義巳議員。 ◆15番(結城義巳議員) ただいまの狩野議員の質問と関連します。 国庫支出金が2億2,000万円ほど減額になったと、この3月議会でなったということ、非常にやはり大きな問題になるわけです。というのは、もう少し早くわからないのか。 例えば、天童市では今お聞きしますけれども、基金がまだあるんだと思いますので、1億1,800万円ほど基金を繰り入れて何とか対応するという形になっておりますが、国庫支出金が今の時点で2億2,000万円減りますよというのは、もう少し早く把握しておかなければならない問題だと思います。もし基金がなかったらどうするんですか。大変な問題になるわけですから、こういった問題はもっと早く実態を把握しておかなければならないと思いますが、どうなんでしょうか。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 やはりその実態を含めて予算化がまず前提になりますので、常に療養給付費の動向などを精査した中で、適宜その財源についても再精査していく必要があろうかというふうには考えているところでございます。 また一方、基金につきましては、いろいろな突発的なことに対しまして使用するという目的がございますので、この基金についても適宜有効に活用していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○鈴木照一議長 結城義巳議員。 ◆15番(結城義巳議員) 基金は当然そのように有効に活用しなければならないのは当然ですが、この1億1,800万円ほど繰り入れした後、現在、基金はどれくらいあるんですか。 ○鈴木照一議長 吉田健康福祉部長。 ◎吉田芳弘健康福祉部長 今回繰り入れた後ですけれども、2億6,367万3,000円ほどになるというふうに見込んでおります。 ○鈴木照一議長 そのほか質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 質疑なしと認め、議第58号から議第64号までの議案7件について質疑を終結いたします。 △討論 ○鈴木照一議長 これより討論を行います。 討論の通告ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。 △採決 ○鈴木照一議長 これより順次採決いたします。 最初に、議第57号平成27年度天童市一般会計補正予算(第8号)について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第57号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第57号については、原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議第58号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議第64号平成27年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案7件について一括して採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議案7件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第58号から議第64号までの議案7件については、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで、暫時休憩いたします。 午後の再開は、午後1時といたします。   午前11時37分 休憩   午後1時00分 再開 ○鈴木照一議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △議第65号 平成28年度天童市一般会計予算外25件 ○鈴木照一議長 日程第13、議第65号平成28年度天童市一般会計予算から日程第38、議第90号荒谷西工業団地の分譲地の処分についてまでの議案26件を一括して議題といたします。 △施政方針及び当初予算議案提案理由の説明 ○鈴木照一議長 これより平成28年度施政方針並びに議第65号から議第75号までの予算議案11件についての提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 平成27年度第7回天童市議会定例会に当たり、市政運営の基本的な考え方について所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。 平成28年度は私が市政をおあずかりして8年目になります。市長就任以来、私は一貫してマニフェストに掲げた「子育て支援」、「観光・ものづくり」、「スポーツ・文化・健康づくり」の3つの日本一への挑戦、そして、その挑戦を支える「市役所改革」に取り組んでまいりました。 平成27年度につきましては、子育て支援日本一を目指す上で拠点施設となる「子育て未来館 げんキッズ」がオープンしました。今年1月には来場者数が20万人を突破するなど、市民を始め多くの方々に親しまれる施設となっており、交流人口の拡大に大きく貢献をしています。 また、児童の生活及び活動の場を確保し、快適な環境をつくるため、放課後児童クラブの整備に取り組むとともに、本市の子育て支援の代表的な施策である「中学3年生までの医療費無料化事業」、「第3子以降の保育所無料化事業」などを引き続き実施することで、子育て世代を力強く支援してきたところであります。 次に、観光・ものづくり日本一への挑戦としては、活力あるまちづくりを進め、農林業の振興、企業誘致の推進や工業団地の整備、観光誘客の促進や商業の活性化など、地域経済の活性化と定住人口の確保を図るための施策に重点的に取り組んできました。 特に、新たな雇用の創出のための整備を行った天童インター産業団地については、企業の誘致に努めた結果、早期分譲を行うことができたほか、さらなる雇用創出を図るため、同エリアの2期整備を行っているところです。 また、ふるさと納税については、平成27年上半期の寄附金額及び寄附件数が日本一となり、本市の知名度の向上と地場産業の振興に貢献しました。さらに、「東洋経済 都市データパック」における住みよさランキングにおいて、本市が全国第38位、東北第2位、県内第1位となり、これまでの施策が実を結んできているものと実感をしております。 次に、スポーツ・文化・健康づくり日本一へ挑戦としては、第4回大会として開催した「天童ラ・フランスマラソン」に、全国から昨年度を上回る約4,500人の申し込みがあり、全国ランニング大会100選にも選ばれるなど、全国でも有数の大会に成長しています。 「市役所改革」及び「職員の意識改革」の面では、駒やかカイゼン運動の実施など、不断の取り組みを行い、市民サービスの向上に努めているところです。 このように本市が抱える課題の解決に向けて一歩ずつ着実に進めることができましたのは、議員の皆様を始め多くの市民の皆様の御協力の賜物と深く感謝を申し上げます。 さて、国政においては、安倍内閣総理大臣が平成28年を「一億総活躍・元年」の幕開けと位置づけ、少子高齢化に真っ正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目指すとしています。 このような状況の中、本市としましては、今年度策定した「天童市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の取り組みによる「まち」と「ひと」と「しごと」の創生と好循環の確立を図りながら、健全な行財政運営を堅持しつつ、平成28年度が最終年度となる第六次天童市総合計画の将来都市像である「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現のため、次の施策を展開していく考えです。 その第一は、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」です。 市民の健康づくりや介護サービスの向上、子育て支援などを推進するため、保健と福祉と医療との連携を強化し、きめ細かで総合的な行政サービスを展開します。 中でも、子育て支援については、幅広い分野の施策を連携して実施し、子どもを安心して産み育てることができる環境づくりをより一層推進します。 健康づくりでは、「第二次健康てんどう21行動計画」に基づき、市民一人ひとりの主体的な健康づくりを推進し、ライフステージに応じて健やかで心豊かな生活ができる社会を目指します。 高齢者福祉では、高齢者が元気で安心して生活できるように、社会参加や生きがいづくりを進めるとともに、第6期介護保険事業計画に基づき、高齢社会にふさわしい介護予防事業の積極的な展開と介護サービスの充実を図ります。 第二は、「魅力と活力ある産業のまちづくり」です。 活力ある安定した地域経済の構築や定住人口の確保と増加を図るために、農林業、工業、商業、観光の連携と振興により、元気で活発なまちづくりを進めます。 また、雇用機会の拡大のために、現在整備を進めている天童インター産業団地の早期完成と早期分譲を目指します。 農業政策では、「人・農地プラン」や「農地中間管理事業」の活用により、地域の担い手である認定農業者、集落営農組織及び共同利用組織体の経営基盤の強化を図るための支援を行い、地域営農の発展に必要な事業に取り組みます。 第三は、「緑ある住みよい環境のまちづくり」です。 安全で安心な生活環境の確保は、市民生活の基本となるものです。災害に強く、誰もが利用しやすい機能的な都市基盤の整備を始め、消防・防災体制の拡充により、安全で安心なまちづくりに万全を期します。 消防・防災体制の充実については、高機能消防指令センターを整備し、救急時の初動体制の充実を図ります。 自然環境や景観保全の面では、舞鶴山や天童高原の整備を行い、市民の憩いの場、健康づくりの場、そして教育の場の創出を図ります。 また、交通基盤の整備では、地域間交流を促進する上で重要な役割を担う幹線道路の計画的な整備を推進します。 第四は、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」です。 未来をひらく子どもたちが健康で心豊かに成長できるよう、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を担い、連携して子育てに取り組みます。 特に、児童の学習環境を整備し、充実した教育が行えるよう、小学校への空調設備の設置を引き続き実施します。また、連携協定を締結している明治大学と産・学・官の分野でさらに密接な連携を図り、市民の生涯学習を支援するとともに、地域の未来を担う人材の育成に努め、活気ある地域社会の実現を目指します。 また、スポーツの面では、天童ラ・フランスマラソンをさらに充実した大会にするとともに、J1復帰を目指すモンテディオ山形や東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍のホームタウンとして、両チームへの力強い支援を引き続き行っていきます。 第五は、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」です。 厳しい財政状況の中、行政サービスを充実させ、魅力あるまちを目指すため、適正で健全な行財政運営に一層努めます。 また、より多くの市民がまちづくりに参加できる開かれた市政運営を図るため、行政情報を積極的に発信するとともに、市民と行政が一体となった協働によるまちづくりを進めます。 特に、これまでの行財政改革を発展的に継承し、第六次天童市総合計画が掲げる目標を実現するために策定した「天童市行政経営計画」に基づき、経営資源の有効活用と重点配分及び組織マネジメントにより、行財政改革をより一層推進します。 次に、平成28年度当初予算の大要について申し上げます。 我が国の経済情勢は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を柱とする経済財政政策の推進により、雇用・所得環境が改善し、原油価格の低下等により交易条件が改善する中で、緩やかな回復基調が続いています。しかしながら、中国を始めとする新興国経済の景気減速の影響などもあり、輸出や生産活動に弱含みが見られます。民間設備投資や個人消費の回復におくれや地域間でのばらつきもあり、地方によっては経済環境に厳しさが見られるところです。 このような中、国においては、民需主導の好循環を確固たるものにし、財政の持続可能性を維持するため、「強い経済」の実現に向けて、これまでの経済政策を一層強化し、今後、2020年の基礎的財政収支の黒字化目標の達成に向け、「デフレ脱却・経済再生」への取り組みと、改革工程表を十分踏まえた歳出・歳入改革を着実に推進するとしています。 また、「一億総活躍社会」の実現に向けた緊急対策や「総合的なTPP関連政策大綱」等に基づき、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」に直結する政策や、攻めの農林水産業への転換を図る対策など、必要性・緊急性の高い施策を展開するための補正予算を編成しています。 一方、地方財政に対しては、地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額については、平成27年度地方財政計画と実質的に同水準を確保したとしています。地方税、地方譲与税等が伸び、リーマンショック以前の水準にまで回復していることを背景に、地方交付税総額については、今年度とほぼ同程度の額を確保しつつ、赤字地方債である臨時財政対策債の発行を大幅に抑制し、一般財源の質の改善を図るとしています。しかしながら、社会保障関連関係費の自然増や高い水準の公債費が見込まれることなどにより、財源不足が生じている状況は依然として変わりがなく、また、地方交付税の算定方法等の見直しが予定されるなど、国の動向に注意していく必要があります。 こうした中、本市の平成28年度当初予算編成に当たっては、中長期的な視点に立った持続可能な財政運営を確保しながら、第六次天童市総合計画の最終年度として未来創造重点プロジェクトを推進するとともに、「天童市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に積極的に取り組む予算としたところです。 歳入予算につきましては、個人の給与所得の伸びや法人の業績回復等に伴う市民税の増加、新市街地の開発等による固定資産税の増加などにより、市税収入の増加を見込んでいます。全国トップクラスとなったふるさと応援寄附金については、今年度の状況等を踏まえ20億円を見込むほか、基金については、引き続き効果的な投入を図るとともに、市債を削減することで基礎的財政収支の黒字化を達成しています。 歳出予算については、高機能消防指令センターの更新整備を行い、消防・救急業務を円滑に行えるようにします。市道清池南小畑線と矢野目高擶線については、引き続き整備を進めるとともに、高擶橋の架け替え工事においては2カ年工事となる上部工に着手します。 子育て支援については、中学3年生までの医療費の無料化、第3子以降保育料無料化にこれまでと同様に取り組むとともに、民間保育所の認可移行を促進するため、施設整備を支援します。 また、「乳がん死亡ゼロ」を目指し、検診を拡充するとともに、ピンクリボン運動等による啓発活動を積極的に行います。 また、本市を会場に開催される第54回技能五輪全国大会等を支援するほか、天童インター産業団地については、残る区画の整備を進め、さらなる企業誘致、雇用促進に努めます。加えて、国の補正予算に伴う事業や追加内示等に伴う事業についても、これを積極的に活用して当初予算と一体的に取り組み、将来の天童市を見据えた魅力あるまちづくりを展開していきます。 この結果、平成28年度の一般会計予算総額は247億6,000万円で、前年度比4億4,000万円、1.8%の増としました。 また、一般会計及び特別会計並びに企業会計を含めた全会計の予算総額は461億8,393万3,000円で、前年比9億1,307万5,000円、2%の増としました。 次に、平成28年度の重点施策について、第六次天童市総合計画の基本計画に沿って御説明申し上げます。 初めに、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 子育て支援の面では、認可保育所や認定こども園への移行を目指す届出保育施設等への支援を行い、保育需要の増加に対応します。また、放課後児童クラブを引き続き整備し、児童の生活と活動の場の確保と、働きながら子育てしやすい社会の実現を目指します。 母子保健については、新たに妊婦超音波検診の助成を行うとともに、天童市ピンクリボン推進事業として乳がん検診の無料クーポン券の交付や検診費の助成を行います。さらに、母子保健コーディネーターを配置し、子どもを安心して産み育てる環境整備と妊娠から出産、育児まで切れ目のない支援を行います。 また、本市の子育て支援を代表する施策である中学3年生までの医療費の完全無料化事業、第3子以降の児童に係る保育料等の無料化事業についても継続して実施するとともに、今年度オープンした「子育て未来館 げんキッズ」をさらに魅力あふれる施設として運営していきます。 高齢者福祉については、平成26年度に策定した第6期介護保険事業計画に基づき各種施策を展開します。 特に、近年課題となっている認知症対策に重点を置き、相談体制の確立を図ります。また、地域密着型介護施設の整備を引き続き支援するとともに、健康寿命の延伸を図るため、運動機能の向上事業や健康てんどう元気塾の介護予防事業を実施します。 健康づくりの面では、スマート健診を拡充し、若年層から健康づくりの普及を推進します。また、市民が楽しみながら健康づくりに取り組めるよう、「Tendo すこやか My進事業」の利用拡大を図ります。 第二に、「魅力と活力ある産業のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 本市の基幹産業の1つである農業については、サクランボの結実を安定させるため、雨よけテントの部材購入等への助成を行い、生産性及び安全性の向上と効率的な農業経営を促進します。 また、農業の担い手となる新規就農者や農業後継者に対しては、生産技術や農業経営に関する支援を行っていくほか、引き続き農業生産基盤の整備や生産設備の整備に対する支援を行います。 さらに、農作業の効率化や生産拡大を図るため、農道の現道舗装と天童土地改良区区域内の更生堰地区圃場整備の支援を実施します。 天童産の農畜産物の消費拡大をを促進するため、天童市農業協同組合と連携しながら、昨年に引き続き首都圏及び関西圏においてのトップセールスと、台湾での「ラ・フランス」と「シャインマスカット」の海外プロモーション活動を実施します。 観光面では、外国からの観光客を積極的に誘客するため、ソーシャルメディアを活用した情報発信を強化するほか、東南アジアでの商談会を開催し、インバウンドを促進します。 中心市街地の活性化については、中心市街地活性化基本方針に基づき、中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業に引き続き取り組みます。 産業と雇用の面では、新たに雇用支援専門員を配置し、市内企業とのマッチングによる就労機会の確保に努めます。さらに、新たに立地、移転新設する企業が市内から正規雇用した場合に補助することで、市内産業の振興と就労の安定化を図ります。 また、現在整備を行っている天童インター産業団地の早期分譲を目指すとともに、引き続き第3期分譲に向けた整備を実施します。さらに、本市の「地の利」という強みを生かし、新たな工業団地整備の可能性について調査研究を進めていきます。 第三に、「緑ある住みよい環境のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 環境保全については、新たにペレットストーブ等の購入を支援し、循環型社会の実現と地球温暖化防止抑制の取り組みを進めます。 交通安全の面では、高齢者による交通事故を減らすため、新たに運転免許証自主返納者にタクシー利用券等を交付し、高齢者が運転免許証を自主返納しやすい環境を提供します。 天童高原については、炊事場、バンガロー、シャワー棟などを整備し、新たな魅力に満ちた市民の憩いの場、健康づくりの場、そして教育の場としての充実を図ります。 天童古城地区については、社会資本整備総合交付金を活用し、幹線道路と連携した道路の整備を行うとともに、天童公園や天童公園駐車場の整備等を行い、地域の歴史と文化を生かしたまちづくりを推進します。 道路整備については、市道清池南小畑線、矢野目高擶線などの幹線道路の改良工事を引き続き推進するとともに、各地域から要望の多い生活関連道路の改良及び維持補修工事についても計画的に取り組みます。 芳賀地区整備事業については、組合施行で実施している都市計画道路や区画道路等の整備を支援するほか、JR天童南駅の駅前広場の整備と芳賀地区内の街区公園の整備を行います。 また、定住人口の確保を図るため、新たに補助制度を創設し、空き家バンクの登録の促進を図るとともに、空き家利活用のための支援制度を拡充し、危険空き家の解消と移住の促進に努めます。さらに、周辺集落部のコミュニティを維持するため、山口地区なでしこの里の第2期整備を支援します。また、転入者に対する新たな住宅建設への支援制度による移住・定住人口の拡大を図るほか、県と連携して奨学金返還支援制度を創設し、大学卒業後の若者のUターンを促進します。 消防活動については、通信指令業務の円滑化を図るため、高機能消防指令センターの整備を行うとともに、市民生活の安全を確保するため、自主防災会等の消火栓ホース及び格納箱の更新を引き続き支援します。 また、自主防災組織育成事業では、自主防災連絡会に対し、備品購入の支援を行い、組織間の連携強化を図るとともに、新たに自主防災会の資機材等の更新に対する補助を行い、地域防災力の向上を図ります。 防災対策では、北久野本地内に災害等が発生した際の一時的な避難場所としての機能を持つ都市防災施設を整備します。 第四に、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 明日を担う子どもたちが明るく健全に育つことは、本市の将来において極めて重要です。子どもたちの快適な学習環境を確保するため、昨年度に引き続き、小学校に空調設備を年次計画で整備していきます。 学校教育においては、今年度設置した日新製薬教育振興基金を活用し、小中学校のモデル校においてICT教育や自主学習等の取り組みを推進し、活力ある学校づくりを行います。 また、すこやかスクールプロジェクトを拡充し、新たに教育委員会内に相談員を配置し、相談体制の充実と学校と教育委員会の連携強化を図ります。 社会教育の面では、市有施設耐震化実施計画及び社会教育施設等整備計画に基づき、今年度改築を実施している各市立公民館の外構整備等を行います。また、地域づくり委員会が実施するまちづくりフォーラムの開催を支援します。 スポーツの面では、天童ラ・フランスマラソンをさらに魅力に満ちた大会とし参加者を募ることで、「日本一のラ・フランスの里」を全国にPRしていきます。 また、平成29年度に本市を主会場として開催される全国高等学校総合体育大会に向け、ジュニア選手層の競技力向上を目指した「ジュニアスポーツ選手育成強化事業」に継続して取り組みます。 モンテディオ山形と東北楽天ゴールデンイーグルスに対する支援や観客数の拡大に積極的に取り組むとともに、ホームタウンTENDO推進協議会を通じて市民応援デーなどを企画し、豊かなスポーツ環境の充実に努めます。 また、グラウンドゴルフ場とパークゴルフ場を市の直営で管理し、生涯を通して誰でも気軽に楽しめるレクリエーションスポーツの普及を目指します。 さらに、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されていることから、国際交流の促進及び観光振興を図るため、事前キャンプの誘致活動に着手します。 第五に、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 行財政運営については、平成25年度に策定した「天童市行政経営計画」の3つの基本方針である「経営資源の有効活用と重点配分」、「行財政改革の推進による行政経営の効率化」、「組織マネジメントの強化」に基づき、行政サービスの向上を図ります。 人材育成型人事管理制度の充実については、人材育成基本方針で求める職員像を目指し、各種研修事業に取り組みます。また、平成26年度から本格実施した人事評価制度を活用し、職務能力の向上を図ります。 協働のまちづくりの面では、明治大学との連携事業の中で、行政と市民の協働によるまちづくりを実践する地域のリーダーを育成するため、「てんどう未来塾」を引き続き開催し、また、明治大学の学生派遣プログラムを継続して受け入れ、市に対する学生からの政策提言をまちづくりに生かしていきます。 ふるさと納税については、新たに特設サイトを構築し、天童ファンの固定化を図ります。平成28年度も本市の知名度の向上及び地場産業の振興を目指して、より魅力的な地元産品のメニューを取りそろえ充実していきます。 次に、水道事業について申し上げます。 基幹管路耐震化計画等に基づき、管路耐震化事業を実施します。また、電気・機械整備等更新工事を行うほか、下水道関連工事等を行います。 安全な水の安定供給のため、給水量の減少に対応できる持続可能な経営と水道サービスの充実に努めてまいります。 次に、病院事業について申し上げます。 近年の病院事業を取り巻く環境は、医師の偏在、慢性的な薬剤師・助産師・看護師の不足を始め、国の医療制度改革による病床の機能分化の推進などを背景として、依然として厳しい状況にありますが、地域の中核病院として、安全で安心な医療サービスを提供し、市民の信頼と期待に応えられるよう努力してまいります。 平成28年度は診療報酬の改定が予定されており、また、国の新公立病院改革ガイドラインや県が策定する地域医療構想を踏まえ、地域において必要な医療供給体制を確保するため、天童市民病院中期経営計画の一部見直しを行いたいと考えております。 このような状況の中で、平成28年1月に開設した地域包括ケア病床の運用、健診の充実、医師の確保等を行いながら、職員一丸となって病院経営の健全化を目指してまいります。 最後に、公共下水道事業について申し上げます。 未普及地域の解消を目指し、管渠整備を推進するとともに、管渠長寿命化計画等に基づき、老朽管更生工事を実施し、長寿命化を図ります。 雨水事業については、清池第1号幹線の雨水管渠築造工事等を実施します。 快適な生活と環境を支える事業として、安全のための更新投資と持続可能な経営の両立に取り組むとともに、下水道サービスのさらなる充実に努めてまいります。 以上が各会計における施策の大要であります。 なお、当初予算の概要については、担当部長から御説明申し上げます。 以上、施政方針及び平成28年度予算議案について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △当初予算議案概要の説明 ○鈴木照一議長 次に、議第65号から議第75号までの予算議案11件の概要についての説明を求めます。 最初に、武田総務部長。  〔武田 淳総務部長 登壇〕 ◎武田淳総務部長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書14ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 1款市税でありますが、市税全体では前年度比2.7%の増収を見込んでおります。以下、主な税目について申し上げます。 1項1目個人市民税につきましては、景気が回復基調にあり、給与所得等の伸びが期待できることから、前年度比2%の増収を見込んでおります。 2目法人市民税につきましては、一部企業の業績回復や新市街地の商業施設等に係る増収が期待できることから、前年度比13.6%の増収を見込んでおります。 次に、16ページであります。 2項固定資産税につきましては、土地評価額の下落傾向はあるものの、新市街地等における新築の増加などにより、前年度比1.5%の増収を見込んでおります。 3項軽自動車税につきましては、登録台数の増加や税率改正により、前年度比18.9%の増収を見込んでおります。 次に、18ページであります。 4項市たばこ税につきましては、健康志向による減少健康があるものの、一部製品の税率引き上げなどにより、前年度と同額を見込んでおります。 5項入湯税につきましては、日帰り客数は増加傾向にあるものの、宿泊客数の減少が見込まれることから、前年度比3.5%の減収を見込んでおります。 次に、20ページであります。 6項都市計画税につきましては、固定資産税と同様の理由により、前年度比1.5%の増収を見込んでおります。 2款地方譲与税につきましては、これまでの交付実績などから、前年度と同額を計上しております。 次に、22ページであります。 3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款ゴルフ場利用税交付金につきましては、これまでの交付実績などを踏まえた見込額を計上しております。特に、地方消費税交付金につきましては、前年度比31.6%の増収を見込んでおります。 次に、24ページであります。 8款自動車取得税交付金、9款地方特例交付金につきましては、利子割交付金などと同様の理由による見込額を計上しております。 10款地方交付税につきましては、国の地方財政計画などを踏まえ、前年度と同額を計上しております。 11款交通安全対策特別交付金につきましても、前年度と同額を計上しております。 12款分担金及び負担金につきましては、27ページの養護老人ホーム入所者自己負担金の増加や山形市からの高擶橋橋梁整備事業負担金の計上により、前年度比131.8%の増収を見込んでおります。 次に、26ページであります。 13款使用料及び手数料につきましては、児童館使用料や29ページの市営駐車場の使用料、美術館の入館料、そして31ページの印鑑手数料などの減少によりまして、前年度比0.8%の減収を見込んでおります。 次に、32ページからの14款国庫支出金、15款県支出金につきましては、いずれも歳出各款の事業に伴う見込額の計上であります。 国庫支出金につきましては、認定こども園に係る施設型給付費負担金の増加及び保育所等整備交付金や高擶橋橋梁上部工等に係る防災・安全交付金の計上などにより、前年度比16.9%の増収を見込んでおります。 42ページからの県支出金につきましては、国民健康保険事業に係る保険基盤安定負担金の増加などがあるものの、市立公民館整備に係る補助金や交付金の減少などにより、前年度比12.7%の減収を見込んでおります。 次に、56ページであります。 16款財産収入につきましては、基金積立金利子の減収などにより、前年度比2.4%の減収を見込んでおります。 次に、58ページであります。 17款寄附金につきましては、篤志家からの寄附金及びふるさと応援寄附金の計上であります。特にふるさと応援寄附金につきましては、前年度の状況を踏まえ、20億円と大幅な増収を見込んでおります。 18款繰入金につきましては、特別会計などからの繰入金のほか、退職手当基金、財政調整基金、減債基金、市有施設整備基金などからの繰入金を計上し、前年度比21.4%の減収を見込んでおります。 次に、62ページであります。 20款諸収入につきましては、産業立地促進資金を始めとする貸付金元金収入の減少及び芳賀調整池負担金の皆減などにより、前年度比30.1%の減収を見込んでおります。 次に、70ページであります。 21款市債につきましては、各事業に取り組むための所要額を計上したところであります。高機能消防指令センター等整備事業に係る消防債の増加があるものの、市民文化会館施設整備事業債の皆減及び地方道路等整備事業債の減少などにより、前年度比34.8%の大幅な減収を見込んでおります。 以上が歳入の概要であります。 次に、総務部所管の主な歳出について申し上げます。 76ページをお開きください。 1款議会費につきましては、議員報酬を始め、行政視察等に係る旅費や政務活動交付金などの市議会の運営に要する経費を計上しております。 次に、78ページであります。 2款1項総務管理費について申し上げます。 1目一般管理費につきましては、特別職及び一般職に係る給与費、それから81ページの文書法令の管理に要する経費、人事管理に要する経費、そして85ページの市民との連絡調整に要する経費などを計上しております。 主な事業としましては、87ページの移住・定住促進に要する経費を新たに計上しております。地方創生総合戦略の一環として、本市の魅力や情報を発信するとともに、転入される方の住宅購入、建築等を支援するための補助金を創設し、UIJターンを促進することとしております。 次に、86ページであります。 2目広報費につきましては、市報の発行などに係る広報に要する経費及び広聴に要する経費を計上しております。 次に、88ページであります。 財政管理費につきまして、予算の編成・執行管理、財務関係システムの借り上げなどに係る経費を計上しております。 次に、90ページであります。 4目会計管理費につきましては、出納の管理に要する経費を計上しております。 5目財産管理費につきましては、財産の管理に要する経費、93ページからの市庁舎の管理に要する経費、そして95ページからの公用車の管理に要する経費などを計上しております。 次に、96ページであります。 6目企画費につきましては、企画調整に要する経費、高速交通対策に要する経費などを計上しております。 主な事業としましては、99ページのふるさと納税の推進に要する経費を20億円の寄附金額に見合うよう大幅に増加をしまして、さらなる本市のPRと地場産業の活性化を図ることとしております。 次に、98ページであります。 7目情報管理費につきましては、電子計算機借上料を始め、全庁的な情報システムの運用・推進に要する経費を計上しております。 次に、104ページであります。 11目防災諸費につきましては、防災対策に要する経費を計上しております。新規事業としまして、107ページの山形県防災行政通信ネットワーク再整備負担金を計上しているところであります。 次に、106ページであります。 2項徴税費につきましては、市税の賦課に要する経費、市税等の収納に要する経費などを計上しております。 主な事業としましては、109ページの市税の賦課に要する経費におきまして、平成30年度の固定資産税の評価替えに向け、標準宅地や路線価等の鑑定評価を行うほか、公図を電子データ化するための公図管理システムを導入することとしております。 次に、112ページであります。 4項選挙費につきましては、参議院議員選挙、山形県知事選挙、天童市長選挙及び三郷堰土地改良区総代選挙に要する経費などを計上しております。 次に、122ページであります。 5項統計調査費について申し上げます。経済センサス活動調査を始めとする基幹統計調査に要する経費などを計上しております。 次に、124ページであります。 6項監査委員費につきましては、監査事務に要する経費を計上しております。 次に、243ページであります。 9款1項1目常備消防費のうち、自主防災組織等の育成に要する経費につきましては、自主防災会が行う老朽化した資機材の更新に対して新たに補助をするものであります。 次に、294ページであります。 12款公債費につきましては、市債の元金及び利子の償還に要する経費を計上しております。 13款諸支出金、14款予備費につきましては、前年度と同額を計上しております。 ページを戻りまして、9ページをお願いいたします。 予算第2条債務負担行為につきましては、第2表のとおり、各種資金の利子補給について、それぞれ期間と限度額を定めるとともに、市道矢野目高擶線道路改良事業について、2カ年事業となる高擶橋の橋梁上部工に係る平成29年度事業費の限度額を定めるものであります。 次に、10ページであります。 予算第3条地方債につきましては、第3表のとおり、各事業に係る限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであります。 ページを戻りまして、1ページをお願いいたします。 予算第4条一時借入金及び予算第5条歳出予算の流用につきましては、前年度と同じ内容になっております。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 353ページをお願いいたします。 初めに、議第67号平成28年度天童市用地買収特別会計予算について申し上げます。 平成28年度の予算総額は300万1,000円で、前年度比15%の減額となっております。 次に、360ページであります。 歳入につきましては、繰越金及び諸収入となっております。 次に、362ページであります。 歳出につきましては、公共用地の先行取得に要する経費が主なものであります。 次に、365ページをお願いいたします。 議第68号平成28年度天童市財産区特別会計予算について申し上げます。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区及び大字荒谷有の各財産区の集合予算であります。予算総額は104万4,000円で、前年度比0.2%の減額となっております。 以上、一般会計の歳入及び総務部所管に係る主な歳出並びに用地買収特別会計及び財産区特別会計の予算の概要について御説明を申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、吉田健康福祉部長。  〔吉田芳弘健康福祉部長 登壇〕 ◎吉田芳弘健康福祉部長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書126ページをお開きください。 3款1項1目社会福祉総務費につきましては、民生委員・児童委員の活動費、福祉団体への補助金、国民健康保険特別会計への繰出金、生活困窮者自立支援事業、臨時福祉給付金の給付に要する経費などが主なものであります。 次に、130ページからの2目老人福祉費につきましては、老人福祉施設の整備支援に要する経費として、認知症対応型グループホーム及び小規模多機能型居宅介護施設の整備のための補助金のほか、後期高齢者医療に要する経費及び後期高齢者医療特別会計への繰出金を計上しております。 次に、134ページであります。 3目障がい者福祉費のうち、障がい者の一般福祉に要する経費につきましては、更生医療などに係る障がい者福祉扶助費が主なものであります。そのほか居宅介護、施設入所などの障がい者自立支援の給付に要する経費、日常生活用具給付、福祉タクシーなどの障がい者地域生活支援事業に要する経費、特別障がい者手当等の給付に要する経費が主なものであります。 次に、136ページであります。 4目福祉医療費につきましては、障がい者の医療給付、ひとり親世帯の医療給付、児童生徒の医療給付及び未熟児養育医療に要する福祉医療扶助費が主なものであります。 次に、140ページであります。 6目総合福祉センター費及び7目公衆浴場費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 次に、142ページであります。 3款2項1目児童福祉総務費のうち、児童の一般福祉に要する経費につきましては、母親クラブ活動育成事業費補助金が主なものであります。 届出保育施設等の支援に要する経費につきましては、届出保育施設等の運営を支援するすこやか保育事業費補助金、保育料減免に対して補助する子育て支援事業費補助金、保育環境の充実及び保育従事者の処遇改善を支援する認証保育所支援事業費補助金が主なものであります。 多子世帯の支援に要する経費につきましては、第3子以降保育料無料化事業費補助金が主なものであります。 次に、144ページであります。 2目児童措置費につきましては、児童手当の支給に要する経費及び障がい児通所支援の給付に要する経費などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、146ページであります。 3目母子父子福祉費につきましては、母子及び父子の相談に要する経費及び児童扶養手当などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、148ページであります。 4目保育園費につきましては、市立保育園4園の運営及び市立保育所への保育委託料が主なものであります。 次に、152ページであります。 5目児童館費につきましては、児童館3館の管理運営に要する経費であります。 次に、154ページであります。 6目特別保育所費につきましては、田麦野へき地保育所の管理に要する経費であります。 7目放課後児童クラブ費につきましては、放課後児童クラブ運営のための委託料やいなほっ子児童クラブ及び高擶児童クラブの工事費が主なものであります。 次に、156ページであります。 8目子育て未来館費につきましては、子育て未来館「げんキッズ」の指定管理委託料が主なものであります。 次に、158ページであります。 9目わらべ館費につきましては、わらべ館の指定管理委託料が主なものであります。 10目心身障がい児小規模通園費につきましては、のぞみ学園の運営委託料が主なものであります。 11目特定教育・保育施設費につきましては、子ども・子育て支援新制度に対応した認定こども園などへの施設型給付費が主なものであります。 次に、160ページであります。 3款3項1目生活保護総務費につきましては、生活保護等の事務に要する経費であります。 2目扶助費につきましては、生活保護に要する経費及び中国残留邦人の生活支援に要する経費が主なものであります。 次に、162ページであります。 4款1項1目保健衛生総務費につきましては、休日救急医療事業委託料、健康管理システム借上料などの保健衛生一般に要する経費、継続して実施するTendoすこやかMy進事業の推進、第二次食育推進計画策定などに係る健康づくりの推進に要する経費のほか、こころの健康相談及び自殺予防対策等の精神保健対策に要する経費、健康診査などの健康増進対策に要する経費が主なものであります。 また、新規事業として実施する健康センター内に母子保健コーディネーターを配置するための経費を母子保健に要する経費に、乳がん検診の拡大及び乳がん自己検診法の普及啓発事業などを実施する天童市ピンクリボン推進事業の経費を乳がん検診等の推進に要する経費に計上しております。 次に、166ページであります。 2目予防費につきましては、子どもの定期予防接種、大人の風疹予防接種、高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種及び肺炎球菌予防接種に要する経費が主なものであります。また、任意の予防接種として、昨年度から実施しております乳児期のロタウイルスワクチン及び中学3年生を対象としたインフルエンザ予防接種の経費を計上しております。 次に、170ページであります。 4目健康センター費につきましては、健康センターの管理に要する経費であります。 次に、176ページであります。 4款4項1目病院費につきましては、天童市民病院事業会計への負担金であります。 次に、262ページであります。 10款4項1目幼稚園費につきましては、私立幼稚園就園奨励費補助金が主なものであります。 続きまして、特別会計について御説明申し上げます。 初めに、議第66号平成28年度天童市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 309ページをお開きください。 平成28年度の予算総額は77億6,161万円で、前年度比4.5%の増となっております。これは保険給付費の増加などによるものであります。 次に、議第69号平成28年度天童市介護保険特別会計予算について申し上げます。 387ページをお開きください。 平成28年度の予算総額は54億29万6,000円で、前年度比6.6%の増となっております。これは保険給付費、地域支援事業費などの増加が主なものであります。 次に、議第71号平成28年度天童市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 453ページをお開きください。 平成28年度の予算総額は6億3,252万8,000円で、前年度比4.2%の増となっております。これは後期高齢者医療広域連合納付金の増などによるものであります。 以上、健康福祉部所管に係る一般会計予算並びに国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、酒井市民部長。  〔酒井孝二市民部長 登壇〕 ◎酒井孝二市民部長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、市民部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書100ページをお開きください。 2款1項8目市民生活対策費につきましては、安全・安心なまちづくり市民大会に要する経費、公衆街路灯の維持修繕や整備促進に要する経費、市営バス運行委託料、予約制乗合タクシー運行事業費補助金などが主なものであります。 次に、102ページであります。 9目交通安全対策費につきましては、交通安全専門指導員等の報酬や交通安全のための各種事業費、交通安全基金を活用しての交差点カラー舗装等の交通安全施設整備費などが主なものであります。また、高齢者運転免許証自主返納者支援事業費を計上しております。 次に、104ページであります。 10目市民文化会館費につきましては、指定管理委託料のほか、展示室の壁補修や大ホールの舞台設備改修工事など市民文化会館の管理運営に要する経費であります。 次に、110ページであります。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、窓口サービス推進員報酬、住民記録や戸籍のシステム機械器具借上料、各種証明書の作成・交付などに要する経費、証明書自動交付機の運用に要する経費であります。 なお、住民基本台帳システム改修につきましては、マイナンバー制度導入に伴う国との情報連携に必要なシステム改修であります。 また、地方公共団体情報システム機構交付金につきましては、マイナンバーカード製造等の事業を委託する経費を計上しております。 次に、138ページであります。 3款1項5目国民年金費につきましては、国民年金に関する事務に要する経費であります。 8目市民保養施設費につきましては、指定管理委託料、冷温水発生機等更新工事に要する経費を計上しております。 次に、166ページであります。 4款1項2目予防費のうち、狂犬病の予防に要する経費につきましては、狂犬病予防接種及び登録に要する経費を計上しております。 次に、168ページであります。 3目環境衛生費につきましては、環境衛生委員への報酬、水質や騒音等の環境測定業務委託料、花いっぱい推進運動の花の苗代、LED公衆街路灯の設置業務委託料、住宅用太陽光発電システム設置支援事業費補助金、合併処理浄化槽の設置を推進するための補助金、市民墓地の整備工事費などが主なものであります。また、ペレットストーブ等設置支援事業費補助金を新たに計上しております。 次に、172ページであります。 5目斎場費につきましては、斎場の管理運営に要する経費であります。 4款2項1目清掃総務費につきましては、不法投棄防止の啓発及び不法投棄物回収処理業務委託料、ごみ減量化分別指導員報酬や集団資源回収団体への報償金、資源物拠点回収業務委託料などのごみ減量推進に要する経費であります。 次に、174ページであります。 2目ごみし尿処理費につきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合に対する負担金であります。 4款3項1目上水道施設費につきましては、水道事業会計への負担金であります。 次に、212ページであります。 7款1項7目消費者行政推進費につきましては、消費生活相談員の報酬や消費者への啓発を図るための経費であります。 次に、276ページであります。 10款5項8目文化振興費につきましては、市民芸術祭委託料や芸術文化団体に対する補助金など芸術文化一般の振興に要する経費のほか、レコードサロン運営に関する経費であります。 次に、278ページであります。 9目旧東村山郡役所資料館費につきましては、指定管理委託料など旧東村山郡役所資料館の管理運営に要する経費であります。 10目美術館費につきましては、指定管理委託料のほか、展示室や収蔵庫の空調設備工事費など美術館の管理運営に要する経費であります。 次に、280ページであります。 10款6項1目保健体育総務費につきましては、天童ラ・フランスマラソン大会を始め、各種スポーツ大会の開催に要する経費や全国高等学校総合体育大会会場地実行委員会負担金、ジュニア育成強化に要する経費、モンテディオ山形に対する支援金、ホームタウンTENDO推進協議会負担金などのプロスポーツの支援に要する経費、明治大学・天童市連携講座などが主なものであります。 次に、286ページであります。 4目体育施設費につきましては、スポーツセンターの指定管理委託料、監視カメラ改修工事、野球場や屋内テニスコートの排煙窓改修工事などのスポーツセンターの管理運営に要する経費のほか、レクリエーションスポーツ施設の管理運営に要する経費であります。 続きまして、議第70号平成28年度天童市市民墓地特別会計予算について御説明申し上げます。 441ページをお開きください。 平成28年度の予算総額は434万4,000円で、前年度比18.1%の増となっております。これは維持管理や修繕料、外周道路側溝工事費など墓地管理に要する経費の増加によるものであります。 以上、市民部所管に係る一般会計予算及び市民墓地特別会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書176ページをお開きください。 5款1項1目労働諸費につきましては、平成28年度から新たに配置する雇用支援専門員の報酬などに要する経費や、平成28年度に本県で開催予定の「やまがた技能五輪・アビリンピック2016大会」の負担金などが主な内容であります。 次に、180ページであります。 6款1項1目農業委員会費につきましては、農業委員23名の報酬や農地管理指導業務に係る事務局経費及び認定農業者への農地流動化や遊休農地解消事業など農地の有効活用に要する経費、農業者年金に係る事務諸経費が主なものであります。 次に、182ページであります。 2目農業総務費につきましては、農政推進員の報酬が主なものであります。 3目農業振興費につきましては、特別栽培米に対する支援や野菜・花き生産組織の育成と経営の安定化を図るための価格安定対策、日本一のサクランボ産地の形成を図るための雨よけ施設の整備に対する支援、特産果実のトップセールス及び海外プロモーションを展開するための経費、桜桃施設等整備資金利子補給金を始めとする各種利子補給金を計上するものであります。 また、農業担い手の確保・支援に要する経費として、人・農地プランや農地中間管理事業を活用した青年就農給付金、機構集積協力金の給付に要する経費、認定農業者に対する支援の拡充や米の需給調整を推進するための経費を計上するものであります。 さらに、市内小中学校での地場産農畜産物を利用した米飯給食の推進に係る経費や、鳥獣被害対策実施隊の活動と電気柵の設置に係る取り組み、耕作条件が不利な中山間地域における農業生産の維持と多面的機能を発揮するための経費、明治大学との連携による農業農村活性化公開講座の開催や同大学で行われる天童フードフェアへの参加に要する経費を計上するものであります。 次に、190ページであります。 4目畜産業費につきましては、高品質牛の育成を目指し、天童ブランドの確立を図るための畜産農家の経営を支援する各種事業の推進や、天童高原放牧場の指定管理に要する経費が主なものであります。 次に、192ページであります。 5目農地費につきましては、農道の維持管理に要する経費や土地改良区の水利施設の整備補修及び維持管理に要する経費、県営土地改良事業負担金及び農業農村の持つ多面的機能の発揮のための経費、農村集落内の環境整備に要する経費、地籍調査を実施するための経費が主なものであります。 次に、194ページであります。 6目農業センター費につきましては、農業センターの管理運営に要する経費であります。 次に、196ページであります。 7目農業者トレーニングセンター費につきましては、農業者トレーニングセンターの管理運営に要する経費であります。 次に、198ページであります。 6款2項2目林業振興費につきましては、松くい虫やナラ枯れの防除、みどり環境フェアの開催や里山林の整備などに要する経費が主なものであります。 次に、200ページであります。 3目基本財産造成費につきましては、市行造林の下刈りや間伐などに要する経費が主なものであります。 4目森林ふれあい広場費につきましては、遊歩道の刈り払いや広場の維持管理に要する経費が主なものであります。 次に、202ページであります。 7款1項2目商工業振興費につきましては、小中学生に市内の事業所を紹介するガイドブックの印刷に要する経費、天童将棋駒産業の振興に要する経費、天童商工会議所が行う事業に対する補助金、中小企業の経営安定を図るための利子補給に要する経費及び信用保証制度に係る保証料補給に要する経費が主なものであります。 また、市内工業団地への立地・移転を促進するため、県の融資制度「産業立地促進資金」の原資として金融機関に貸し付ける経費を計上するものであります。 また、荒谷西工業団地及び天童インター産業団地への企業立地を促進するための経費、天童インター産業団地に立地する企業に対する地盤改良費等の補助金及び新たな工業団地整備地域を選定するために必要な調査業務に要する経費、明治大学が持つ知的財産を活用して地域産業活性化公開講座を開催するための経費が主なものであります。 工業団地整備事業特別会計繰出金につきましては、工業団地整備事業特別会計に対する繰出金であります。 次に、204ページであります。 3目観光費につきましては、茨城県土浦市を始めとする交流都市4市での物産展開催に要する経費、観光パンフレットの印刷費や紅花栽培のための経費、天童温泉協同組合や天童観光物産協会への補助金及び観光物産関係団体への負担金、仙台市におけるラッピングバスによる広告料や観光駅馬車運行に係る経費のほか、インバウンド推進のための補助金及び観光誘客関係団体への負担金が主なものであります。 また、天童桜まつりを始めとする四季折々のまつり・イベントを開催するための負担金、天童高原のクアオルトコースの整備やウォーキングの際の講師及びガイドへの謝礼、明治大学のホームカミングデーでの物産展開設に要する経費が主なものであります。 次に、208ページであります。 4目観光施設費につきましては、水晶山登山道の刈り払いに要する経費や観光施設の修繕に要する経費、観光情報センターの指定管理委託に要する経費及びパルテの共用管理費負担金の計上が主なものであります。 次に、210ページであります。 5目将棋のふるさと費につきましては、「全国中学生選抜将棋選手権大会」及び「全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」の開催負担金のほか、棋力向上のために開設する少年少女将棋教室に要する経費及び将棋フェスティバルの開催に要する経費が主なものであります。 次に、212ページであります。 6目中心市街地活性化推進費につきましては、商店街等の意欲ある取り組みを支援するための「中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業費補助金」及び個店の魅力を発信する「まちなかゼミナール」への負担金、市営駐車場の指定管理に要する経費、パルテの共用管理費負担金及び商業フロアの管理運営等に要する経費が主なものであります。 次に、214ページであります。 8目自然公園費につきましては、天童高原施設の指定管理委託に要する経費やキャンプ場内の施設整備に要する経費、リフトの安全運行のための改修に要する経費が主なものであります。 続きまして、議第72号平成28年度天童市工業団地整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。 初めに、歳入について申し上げます。 482ページをお開きください。 1款1項1目不動産売払収入につきましては、工場用地分譲収入の見込額を計上したものであります。 2款1項1目繰入金につきましては、一般会計繰入金の計上であります。 4款1項1目工業団地整備事業債につきましては、工業団地整備事業の歳出に対応した市債発行額を計上したものであります。 次に、歳出について申し上げます。 484ページであります。 1款1項1目工業団地整備事業費につきましては、天童インター産業団地の拡張に係る分譲地造成工事及び測量業務委託に要する経費が主なものであります。 次に、486ページであります。 3款1項公債費の1目元金及び2目利子につきましては、地方債の元利償還金が主なものであります。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る一般会計予算並びに工業団地整備事業特別会計予算について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、大石建設部長。  〔大石章夫建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書216ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費につきましては、北目地区で実施している県の土砂災害対策事業に対する負担金や、移住推進等空き家利活用支援事業、空き家バンク登録促進事業、木造住宅の耐震改修及び住宅リフォーム総合支援事業に係る補助金が主なものであります。 次に、218ページであります。 8款2項1目道路橋梁総務費につきましては、市道台帳補正に係る業務に要する費用が主なものであります。 次に、220ページであります。 2目道路維持費につきましては、除排雪事業、街路樹の管理及び応急的な修繕に要する委託料など、市道の良好な維持管理を図るための経費並びに側溝や舗装、小規模な道路改良工事に要する経費であります。 次に、222ページであります。 3目道路新設改良費につきましては、国庫補助事業で整備を進める清池南小畑線、向原1号線、矢野目高擶線及び天童東根線、起債事業で整備を進める金石段芳賀線及び灰塚街道線の6路線の道路改良事業や、天童インター産業団地関連の道路整備並びに県道の整備に対する負担金が主なものであります。 次に、224ページであります。 4目橋梁維持費につきましては、市内12カ所の橋梁の点検業務に要する経費を計上するものであります。 次に、226ページであります。 8款3項1目河川総務費につきましては、天童インター産業団地関連の排水路の工事や、都川及びまめた川改修工事に要する経費が主なものであります。 次に、228ページであります。 8款4項1目都市計画総務費につきましては、都市計画行政の一般事務に要する経費のほか、生け垣設置奨励補助金、雨水浸透施設設置補助金及び公的宅地開発整備に係る負担金が主なものであります。 2目土地区画整理費につきましては、区画整理の一般事務に要する経費のほか、芳賀土地区画整理事業に係る県負担金が主なものであります。 次に、230ページであります。 3目街路事業費につきましては、山形老野森線街路事業に係る県負担金が主なものであります。 4目公共下水道費につきましては、公共下水道事業会計負担金及び出資金であります。 5目公園費につきましては、公園の管理に要する経費のほか、都市公園のトイレの改築及び遊具の更新、水郷寺津沼公園の施設整備及び都市防災施設整備に要する経費が主なものであります。 次に、232ページであります。 6目都市施設費につきましては、都市施設の一般事務に要する経費のほか、わくわくランドや市内3カ所の足湯の維持管理経費を始め、社会資本整備総合交付金事業による天童古城地区第2期のまちづくり整備事業や芳賀地区の街区公園及び天童南駅駅前広場の整備に要する経費が主なものであります。 次に、236ページであります。 8款5項1目住宅管理費につきましては、市営住宅指定管理委託料及び老朽化した設備等の整備工事に関する経費が主なものであります。 2目住宅建設費につきましては、市営久野本第一住宅6号棟の外壁改修に要する費用であります。 以上、建設部所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き議第73号平成28年度天童市水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の水道事業会計予算書の1ページをお開きください。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 給水件数を2万3,600件、年間総給水量を613万175立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 3ページであります。 附属書類1の平成28年度天童市水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款水道事業収益につきましては、16億918万2,000円、前年度に比べ0.6%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業収益14億1,691万8,000円の主な内容は、給水使用料であります。 2項の営業外収益1億9,226万3,000円の主な内容は、公共下水道事業会計等からの負担金及び長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、4ページであります。 支出の第1款水道事業費用につきましては、14億3,798万4,000円で、前年度に比べ0.7%の減を見込み、計上したものであります。 1項の営業費用13億4,876万6,000円の主な内容は、村山広域水道の受水費、料金徴収等業務委託料及び減価償却費であります。 次に、5ページであります。 2項の営業外費用8,406万5,000円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 次に、6ページであります。 3項の特別損失の主な内容は、固定資産除却費であります。 このことにより、収益的収入と支出との差額は1億7,119万8,000円の収入超過を見込んでおります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の1款資本的収入につきましては、5,921万円で、前年度に比べ48.4%の減を見込み、計上したものであります。 主な内容は、下水道事業関連工事及び消火栓更新工事に伴う工事負担金であります。 次に、7ページであります。 支出の1款資本的支出につきましては、6億3,003万7,000円で、前年度に比べ6.9%の減を見込み、計上したものであります。 主な内容は、施設整備費及び企業債償還金であります。 施設整備費につきましては、基幹管路の耐震化のための布設替工事に要する費用及び水道施設の電気・機械設備等更新工事に要する経費であります。 次に、ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き5億7,082万7,000円の不足額が生じますが、これにつきましては、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収入調整額、減債積立金及び建設改良積立金により補填を予定しております。 次に、第5条から第7条につきましては、記載されている内容のとおりでありますので、御説明を省略させていただきます。 続きまして、議第75号平成28年度天童市公共下水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の公共下水道事業会計予算書の1ページをお開きください。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 排水件数を2万1,600件、年間総処理水量を868万7,000立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 4ページであります。 附属書類1の平成28年度天童市公共下水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款下水道事業収益につきましては、17億5,688万3,000円で、前年度に比べ1.6%の増を見込み、計上するものであります。 1項の営業収益10億9,615万円の主な内容は、下水道使用料及び一般会計からの負担金であります。 2項の営業外収益6億6,073万3,000円の主な内容は、一般会計からの負担金及び長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、5ページであります。 支出の1款下水道事業費用につきましては、16億3,051万5,000円で、前年度に比べ7.1%の減を見込み、計上したものであります。 1項の営業費用13億3,719万円の主な内容は、下水道管渠の維持管理費、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費であります。 次に、6ページであります。 2項の営業外費用2億9,182万5,000円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 このことにより、収益的収入と支出との差は1億2,636万8,000円の収入超過を見込んでおります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 7ページであります。 収入の1款資本的収入につきましては、10億4,645万2,000円で、前年度に比べ6.7%の増を見込み、計上したものであります。 主な内容は、企業債、一般会計からの出資金、国庫補助金及び受益者負担金であります。 次に、8ページであります。 支出の1款資本的支出につきましては、17億339万7,000円で、前年度に比べ1.5%の増を見込み、計上したものであります。 主な内容は、下水道建設費、流域下水道事業建設負担金及び企業債元金償還金であります。 下水道建設費の内容といたしましては、老野森や東本町地内などの優先度の高い老朽管の更生工事を実施します。また、浸水対策として、雨水流出抑制調整池の設計業務委託等を行うものであります。 次に、ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き6億5,694万5,000円の不足額が生じますが、これにつきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金により補填を予定しております。 次に、第5条から第9条までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 以上、水道事業会計及び公共下水道事業会計の予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、工藤消防長。  〔工藤 仁消防長 登壇〕 ◎工藤仁消防長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、消防本部所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書238ページをお開きください。 9款1項1目常備消防費について申し上げます。 消防行政の一般事務に要する経費につきましては、消防事務に係る事務経費のほか、119番受信時の位置情報通知システム回線や災害情報案内回線使用料などの通信費、山形県防災ヘリコプターの運航のための負担金、救急救命士資格取得研修や消防職員の消防学校などにおける研修に要する参加負担金が主なものであります。 次に、240ページであります。 消防庁舎の管理に要する経費につきましては、高機能消防指令センター整備工事や消防救急デジタル無線保守点検業務委託料などのほか、山形県防災行政通信ネットワーク再整備負担金が主なものであります。 常備消防活動に要する経費につきましては、消防・救急業務などに要する消耗品や燃料費のほか、各種機器、車両等の修繕料、自動体外式除細動器、救急訓練用ダミーなどの機械器具購入費が主なものであります。 次に、242ページであります。 2目非常備消防費につきましては、消防団員の報酬や、可搬ウインチ、油圧ジャッキなどの救助活動用資器材の購入に要する経費、消防活動時における災害補償のための負担金、消防団員に退職金を支給するための退職報償費負担金が主なものであります。 次に、244ページであります。 3目消防施設費につきましては、防火水槽及びホース乾燥台の整備のための工事費や、消火栓の修理、新設等に伴う負担金のほか、自主防災会などが行う消火栓用ホース及び格納箱の更新に対する補助金が主なものであります。 以上、消防本部所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 次に、中島教育次長。  〔中島伸一教育次長 登壇〕 ◎中島伸一教育次長 議第65号平成28年度天童市一般会計予算のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書、178ページをお開きください。 5款1項2目 勤労青少年ホーム費につきましては、勤労青少年ホームのサークル団体に対して活動の場を提供するための経費並びに各種講座の開催に要する経費及び施設の維持管理に要する経費であります。 次に、246ページであります。 10款1項1目教育委員会費につきましては、教育委員の報酬及び教育委員会の運営に要する経費であります。 2目事務局費につきましては、事務局の管理費、教育関係団体に対する負担金や私立高等学校学費補助金が主なものであります。 次に、248ページであります。 3目教育指導費につきましては、学校教育の一層の推進を図るための経費、一人ひとりの子どもたちの教育的ニーズに対応したすこやかスクールプロジェクトに要する経費や、豊かな体験活動の充実を図るための課外教育の充実に要する経費、マールボロウ青少年大使の相互交流に要する経費、外国語指導助手を4名配置し、外国語教育の推進を図るための経費、児童生徒のスポーツ及び芸術文化活動の振興を図るための経費、地域のひと・もの・ことを活用した学校づくり体制整備のための天のわらべふるさと大好きプロジェクトに要する経費が主なものであります。 次に、252ページであります。 4目 教育研究所費につきましては、教育委員会内に配置しております市教育研究所の運営費及び小中学校の学力検査や体力運動能力検査に係る経費であります。 次に、254ページであります。 5目 理科センター費につきましては、理科教育推進のため天童中部小学校内に設置しております市理科教育センターの運営経費であります。 10款2項小学校費の1目学校管理費につきましては、学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費が主なものであります。 次に、258ページであります。 2目教育振興費につきましては、寺津小学校を対象にタブレット端末等を整備するICT教育環境整備モデル事業を実施するほか、教材備品の購入費や教育用及び校務用パソコンのリース料、経済的理由で就学が困難な世帯に対する扶助費、田麦野地区からの遠距離通学を支援するための経費が主なものであります。 10款3項中学校費の1目学校管理費につきましては、小学校と同様に、学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費が主なものであります。 次に、262ページであります。 2目教育振興費につきましては、中学校の教材備品の購入費や、教育用及び校務用パソコンのリース料、教育費扶助費が主なものであります。 次に、264ページであります。 10款5項1目社会教育総務費につきましては、家庭教育の推進、地域づくり委員会活動の促進、新成人を祝う会の開催、明治大学との連携事業として実施するてんどう笑顔塾、てんどう未来塾、婦人会・女性会講座の開催に要する経費が主なものであります。 次に、266ページであります。 2目青少年費につきましては、青少年の健全育成及び青少年指導センターの運営に要する経費並びに市内全ての小学校区において実施する放課後子ども教室の実施に要する経費が主なものであります。 次に、268ページであります。 3目公民館費につきましては、市立公民館の改築事業に係る外構工事、各市立公民館のレクリエーション大会や文化祭などの事業及び各種講座の実施、施設の維持管理に要する経費が主なものであります。 次に、272ページであります。 4目図書館費につきましては、市立図書館の管理を指定管理者に委託するための委託料、図書及びDVD等の視聴覚教材の購入に要する経費が主なものであります。 5目市民プラザ費につきましては、市民プラザの管理を指定管理者に委託するための委託料、天童ターミナルビルの共用部分に係る管理費の負担金が主なものであります。 6目高原の里交流施設費につきましては、田麦野地域の交流の促進を図るための事業の実施、施設の維持管理に要する経費が主なものであります。 次に、274ページであります。 7目西沼田遺跡公園費につきましては、西沼田遺跡公園の管理を指定管理者に委託するための委託料、復元建物の改修工事に要する経費が主なものあります。 次に、276ページであります。 8目文化振興費のうち、文化財の啓発・保護・調査に要する経費につきましては、本市の文化財の管理及び保護、市民史跡めぐり等の開催、天童古城の発掘調査報告書の作成等に要する経費であります。 次に、284ページであります。 10款6項2目小学校保健費につきましては、小学校の学校医に対する報酬を始め、学校保健に要する経費、新1年生を対象とした就学時健康診断に要する経費が主なものであります。 次に、286ページであります。 3目中学校保健費につきましては、小学校と同様に学校医に対する報酬や学校保健に要する経費の計上であります。 次に、288ページであります。 5目学校給食費につきましては、給食調理・配送業務及び施設の維持管理業務に係る経費が主なものであります。 以上、教育委員会所管の一般会計予算の概要について御説明申し上げました。 ○鈴木照一議長 最後に、齋藤天童市民病院事務局長。  〔齋藤忠浩天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎齋藤忠浩天童市民病院事務局長 議第74号平成28年度天童市民病院事業会計予算の主な内容について御説明申し上げます。 別冊の天童市民病院事業会計予算書の1ページをお開きください。 初めに、第2条の業務の予定量は、診療科目は7科で、病床数は地域包括ケア病床を含めた一般病床54床、療養病床30床の計84床であります。 年間延患者数は、入院患者数で一般病床1万5,256人、病床利用率77.4%、療養病床8,957人、病床利用率81.8%を見込んでおります。外来患者数は、5万9,536人、1日平均244人を見込んでおります。 主な建設改良事業は、医療機器整備事業費として2,000万円及びリース資産購入費として520万9,000円を計上しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 3ページであります。 附属資料1の平成28年度天童市民病院事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の第1款病院事業収益につきましては、天童市民病院中期経営計画を踏まえ、総額16億1,855万8,000円、前年比2.9%の増で見込み、計上しております。 第1項の医業収益につきましては、12億5,458万4,000円、前年比1.3%の増であります。主な内容といたしましては、入院収益、外来収益のほか、新たに実施する宿泊ドックを始めとする健診・予防接種等の公衆衛生活動収益に加え、救急医療等に係る一般会計負担金を計上したものであります。 第2項の医業外収益につきましては、3億6,397万4,000円、前年度比8.8%の増であります。主な内容としましては、一般会計負担金は2億2,518万3,000円、山形県産科医等確保支援事業費等補助金58万4,000円及び長期前受金戻入1億3,749万円を計上したものであります。 次に、4ページであります。 支出の第1款病院事業費用につきましては、総額16億6,592万2,000円、前年度比1.2%の増で見込み、計上したところであります。 第1項の医業費用につきましては、15億9,639万4,000円、前年度比1.5%の増であります。主な内容としましては、給与費は、内科常勤医師の増員及び職員の退職給付費の計上に伴い、前年度比4.7%の増となっております。材料費は、医業収益の増加に伴い、医療材料、検査試薬等の増を見込み、前年度比2.1%の増となっております。経費は、整形外科の非常勤医師を増員いたしますが、山形大学医学部派遣医師の減員等に伴う報償費の減や、原油価格の値下がりによる燃料費の減少などにより、前年度比1.9%の減となっております。 次に、5ページであります。 減価償却費につきましては、建物及び器械備品の減価償却費が減少したことにより、前年度比5.9%の減となっております。 第2項の医業外費用につきましては、6,252万8,000円、前年度比5.5%の減であります。主な内容としましては、支払利息の減であります。 収益的収入総額が16億1,855万8,000円、収益的支出総額が16億6,592万2,000円となり、4,736万4,000円の不均衡予算となっております。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 6ページであります。 収入につきましては、1億7,897万8,000円の見込み計上で、前年度比32.7%の増であります。 資本的収入第1項の一般会計負担金につきましては、平成26年度に実施した電子カルテなどの総合医療情報システム更新に係る企業債償還金の増加に伴い、1億6,897万8,000円、前年度比35.4%の増となっております。 支出につきましては、1億8,137万8,000円の見込み計上で、前年度比34.5%の増であります。 資本的支出第1項の建設改良費につきましては、2,520万9,000円、前年度比0.3%の増であります。主な内容としましては、器械備品購入費として2,000万円及びリース資産購入費として520万9,000円を計上しております。 第2項の企業債償還金につきましては、1億5,376万9,000円、前年度比40.2%の増であります。 第3項の医療職員修学資金貸付金につきましては、近年の慢性的な医師・薬剤師・助産師の不足により、医療職員の確保が困難な状況になっていることから、医療職員として天童市民病院の業務に従事しようとする方に対し、修学に必要な資金を貸与することにより、その修学を支援し、優れた医療職員を確保するため、240万円を新たに計上したものであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き240万円の不足が生じますが、過年度分損益勘定留保資金により補填する予定であります。 次に、ページを戻りまして、2ページであります。 第5条の企業債から第9条の棚卸資産購入限度額までにつきましては、記載されている内容のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。 以上、天童市民病院事業会計予算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 ○鈴木照一議長 以上で、予算議案11件の概要について説明を終わります。 △条例・一般議案提案理由の説明 ○鈴木照一議長 次に、議第76号から議第90号までの議案15件についての提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 議第76号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について御説明申し上げます。 行政不服審査法が全部改正され、平成28年4月1日に施行されることに伴い、関係する条例について、不服申し立ての審査請求への一元化等の必要な改正を行うものであります。 次に、議第77号天童市行政不服審査法施行条例の設定について申し上げます。 新たな行政不服審査法の施行に伴い、審査請求に係る事件について調査審議を行う行政不服審査会の組織及び運営に関し必要な事項を定めるものであります。 また、審査請求の審理手続を行う審査員等に提出された書類等の交付に係る手数料を定めるものであります。 次に、議第78号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方公務員法の一部改正に伴い、天童市一般職の職員の給与に関する条例に等級別基準職務表を定めるとともに、関係する条例について所要の改正を行うものであります。 次に、議第79号天童市特別職に属する者の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、国及び県に準じ、特別職等の期末手当支給月数を平成27年度において0.15月引き上げ、平成28年度以降はさらに0.1月引き上げる改正を行うものであります。 また、一般職については、県人事委員会勧告等に準拠し、平成27年4月1日にさかのぼり、給料表の水準を引き上げるとともに、一般職の職員の勤勉手当の支給月数を0.15月引き上げるものであります。 次に、議第80号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、障害厚生年金等が併給される場合における傷病補償年金及び休業補償に係る調整率を改めるものであります。 次に、議第81号天童市市税条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方税法施行規則等の一部改正に伴い、地方税の関係書類の手続に関し、個人番号の記載事項について所要の改正を行うものであります。 次に、議第82号天童市手数料条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、長期優良住宅認定制度の対象として、既存住宅の増築及び改築が追加されることに伴い、その認定に係る審査手数料を定めるとともに、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画等の認定に係る審査手数料を定めるものであります。 次に、議第83号天童市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、介護保険法の一部改正により、本市が指定権者となっている地域密着型サービスに地域密着型通所介護が創設されること等に伴い、国の省令に基づいて、基本方針、人員、設備、運営等に係る基準を定めるとともに、所要の改正を行うものであります。 次に、議第84号天童市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、介護保険法の一部改正に伴い、本市が指定権者となっている介護予防認知症対応型通所介護の基準について、地域との連携や運営の透明性を確保するための運営推進会議の設置等に係る基準を定めるとともに、所要の改正を行うものであります。 次に、議第85号天童市消費生活センターの組織及び運営に関する条例の設定について申し上げます。 消費者安全法の一部改正に伴い、天童市消費生活センターの組織及び運営に関する事項について条例で定めることとされたため、必要な事項を定めるものであります。 次に、議第86号天童市レクリエーション広場の設置及び管理に関する条例の設定について申し上げます。 現在、山形県から河川占用許可を受けて運用しているグラウンドゴルフ場及びパークゴルフ場について、市民の健康及び交流の促進を目的とした天童市レクリエーション広場として管理するため、必要な事項を定めるものであります。 次に、議第87号天童市天童高原施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、平成24年度から計画的に整備している天童高原施設について、キャンプ場サイトの整備が完了したことに伴い、キャンプ場に係る利用料を見直すものであります。 次に、議第88号天童市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、市立公民館の改築に伴い、市立成生公民館及び市立高擶公民館の位置を改めるものであります。 次に、議第89号天童市火災予防条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、新たに規制の対象となるガスグリドル付こんろ及び大容量IH調理器について、火災予防上安全な距離である離隔距離の基準を定めるものであります。 次に、議第90号荒谷西工業団地の分譲地の処分について申し上げます。 このたび荒谷西工業団地の立地を希望する企業との間に土地売買の合意が調ったことから、分譲地の処分について議会の議決を求めるものであります。 以上、15議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。 △質疑 ○鈴木照一議長 ただいまから議案に対する質疑を行います。  (発言する者なし) ○鈴木照一議長 通告がありませんので、終結いたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託 ○鈴木照一議長 次に、日程第39、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第65号から議第75号までの予算議案11件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○鈴木照一議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案11件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る3月23日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案及び請願陳情の付託 ○鈴木照一議長 次に、日程第42、議案及び請願陳情の付託を行います。 議第76号から議第90号までの議案15件並びに日程第40、請陳第4号平和安全保障関連法の廃止を求める「意見書」提出について及び日程第41、請陳第5号奨学金制度の充実と教育費負担の軽減に関する請願については、お手元に配付しております付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。 審査の経過と結果については、来る3月23日の本会議において各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○鈴木照一議長 これで、本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。   午後3時06分 散会...