天童市議会 > 2015-08-19 >
08月19日-01号

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  1. 天童市議会 2015-08-19
    08月19日-01号


    取得元: 天童市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    平成27年  9月 定例会(第3回)             第3回定例会会議録     平成27年8月19日(水曜日) 午前10時00分開会        小松善雄議長     結城義巳副議長 ●出席議員(22名) 1番 武田正二議員   2番 水戸芳美議員   3番 遠藤敬知議員 4番 茂木孝雄議員   5番 村山俊雄議員   6番 狩野佳和議員 7番 松田光也議員   8番 矢萩武昭議員   9番 山口桂子議員10番 海鋒孝志議員  11番 木村竹虎議員  12番 赤塚幸一郎議員13番 結城義巳議員  14番 後藤和信議員  15番 山崎 諭議員16番 石垣昭一議員  17番 鈴木照一議員  18番 伊藤護國議員19番 水戸 保議員  20番 淺井健一議員  21番 伊藤和子議員22番 小松善雄議員 ●欠席議員    なし ●出席要求による出席者職氏名山本信治   市長         新関 茂   副市長武田 淳   総務部長       吉田芳弘   健康福祉部長酒井孝二   市民部長       小川博史   経済部長       建設部長(併)           総務部大石章夫              遠藤 浩       上下水道事業所長          地方創生推進監齋藤忠浩   天童市民病院事務局長 工藤 仁   消防長高柳茂治   総務部総務課長    佐野啓子   会計管理者佐藤通隆   教育委員長      水戸部知之  教育長中島伸一   教育次長       片桐久雄   農業委員会会長       農業委員会             選挙管理委員会高橋正義              秋葉俊一       事務局長              委員長       選挙管理委員会佐藤 雅              奥山吉行   監査委員       事務局長桃園正幸   監査委員事務局長 ●出席した事務局職員                         事務局長補佐(兼)阿部英弥   事務局長       加藤博之                         議事係長       事務局長補佐(兼)         副主幹(兼)伊藤由紀子             大戸正義       庶務係長              調査係長       庶務係(兼)青柳利恵              高橋佳司   調査係行政主査       議事係行政主査 ●議事日程     平成27年度第3回天童市議会定例会会期日程表                          (平成27年9月)月日曜開議時刻会議名場所備考8月19日水午前10時本会議議場会期の決定 会議録署名議員の指名 諸般の報告 委員会付託省略案件の上程 提案理由の説明 質疑・討論・表決 委員会付託案件の上程 提案理由の説明 監査委員の審査意見書の説明 決算議案の概要説明 予算議案の概要説明 決算特別委員会の設置及び議案付託 予算特別委員会の設置及び議案付託 議案の委員会付託8月20日木休会8月21日金午前10時本会議議場市政に対する一般質問8月22日 8月23日土 日休会8月24日月午前10時本会議議場市政に対する一般質問8月25日火午前10時総務教育常任委員会議員協議会室付託案件の審査午後1時環境福祉常任委員会議員協議会室付託案件の審査8月26日水午前10時経済建設常任委員会議員協議会室付託案件の審査8月27日 8月28日木 金午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査8月29日 8月30日土 日休会8月31日 9月1日月 火午前10時決算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月2日水午前10時予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査、討論・表決9月3日木休会9月4日金午前10時本会議議場委員長審査報告
    質疑・討論・表決 議事日程第1号             平成27年8月19日(水曜日)午前10時開会 第1 会期の決定 第2 会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告          イ その他 第4 議第27号 天童市教育委員会委員の任命について 第5 認第1号 平成26年度天童市一般会計決算 第6 認第2号 平成26年度天童市国民健康保険特別会計決算 第7 認第3号 平成26年度天童市用地買収特別会計決算 第8 認第4号 平成26年度天童市財産区特別会計決算 第9 認第5号 平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計決算 第10 認第6号 平成26年度天童市介護保険特別会計決算 第11 認第7号 平成26年度天童市市民墓地特別会計決算 第12 認第8号 平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計決算 第13 認第9号 平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計決算 第14 認第10号 平成26年度天童市民病院事業会計決算 第15 認第11号 平成26年度東南村山地区視聴覚教育協議会決算の認定について 第16 議第12号 平成26年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 第17 議第13号 平成26年度天童市公共下水道事業会計利益及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について 第18 議第14号 平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号) 第19 議第15号 平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第20 議第16号 平成27年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号) 第21 議第17号 平成27年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号) 第22 議第18号 平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号) 第23 議第19号 平成27年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号) 第24 議第20号 平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第25 議第21号 平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 第26 議第22号 天童市個人情報保護条例の一部改正について 第27 議第23号 天童市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について 第28 議第24号 天童市手数料条例の一部改正について 第29 議第25号 天童市日新製薬教育振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の設定について 第30 議第26号 市道の認定及び廃止について 第31 決算特別委員会の設置及び議案付託 第32 予算特別委員会の設置及び議案付託 第33 議案の付託          議案付託表                     (平成27年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名決算特別委員会認第1号平成26年度天童市一般会計決算認第2号平成26年度天童市国民健康保険特別会計決算認第3号平成26年度天童市用地買収特別会計決算認第4号平成26年度天童市財産区特別会計決算認第5号平成26年度天童市鍬ノ町土地区画整理事業特別会計決算認第6号平成26年度天童市介護保険特別会計決算認第7号平成26年度天童市市民墓地特別会計決算認第8号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計決算認第9号平成26年度天童市工業団地整備事業特別会計決算認第10号平成26年度天童市民病院事業会計決算認第11号平成26年度東南村山地区視聴覚教育協議会決算の認定について議第12号平成26年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について議第13号平成26年度天童市公共下水道事業会計利益及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について予算特別委員会議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)議第15号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議第16号平成27年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)議第17号平成27年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)議第18号平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)議第19号平成27年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)議第20号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議第21号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)          議案付託表                     (平成27年度第3回定例会)付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第22号天童市個人情報保護条例の一部改正について議第25号天童市日新製薬教育振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の設定について環境福祉常任委員会議第23号天童市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について議第24号天童市手数料条例の一部改正について経済建設常任委員会議第26号市道の認定及び廃止について ●本日の会議に付した事件  議事日程のとおり △開会 ○小松善雄議長 ただいまから、8月4日に招集告示されました平成27年度第3回天童市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○小松善雄議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。 △会期の決定 ○小松善雄議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 鈴木照一議会運営委員長。  〔鈴木照一議会運営委員長 登壇〕 ◆鈴木照一議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集なりました平成27年度第3回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、8月7日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から9月4日までの17日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。 ○小松善雄議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月4日までの17日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○小松善雄議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。   5番 村山俊雄議員   6番 狩野佳和議員   7番 松田光也議員 以上3名を指名いたします。 △諸般の報告 ○小松善雄議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 阿部事務局長。 ◎阿部英弥事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、6月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から報告がありました定例監査及び例月出納検査等の結果の一覧、平成26年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率についての報告、並びに今定例会に説明員として出席通知がありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、御覧くださるようお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。 ○小松善雄議長 以上で諸般の報告を終わります。 △議第27号 天童市教育委員会委員の任命について ○小松善雄議長 次に、日程第4、議第27号天童市教育委員会委員の任命について議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 おはようございます。 本日、ここに平成27年度第3回天童市議会定例会を開催し、平成26年度天童市一般会計決算の認定を始め、諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明を申し上げます。 最初に、議第27号天童市教育委員会委員の任命について申し上げます。 本年9月30日をもって任期満了となります本田孝之委員につきましては、識見、人格ともに、教育委員会委員として最適任者と認められますので、再び任命しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第27号については、会期規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 △質疑 ○小松善雄議長 これより質疑を行います。 ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。 △採決 ○小松善雄議長 これより採決を行います。 お諮りいたします。 ただいまの議第27号天童市教育委員会委員の任命について、これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第27号については、これに同意することに決定いたしました。 △認第1号 平成26年度天童市一般会計決算外25件 ○小松善雄議長 次に、日程第5、認第1号平成26年度天童市一般会計決算から日程第30、議第26号市道の認定及び廃止についてまでの議案26件を一括して議題といたします。 △提案理由の説明 ○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。  〔山本信治市長 登壇〕 ◎山本信治市長 認第1号平成26年度天童市一般会計決算から、議第26号市道の認定及び廃止についてまでを一括して御説明申し上げます。 平成26年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計並びに東南村山地区視聴覚教育協議会の決算等について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、認第1号平成26年度天童市一般会計決算から、認第10号平成26年度天童市民病院事業会計決算までの決算関係議案について申し上げます。 平成26年度の国の経済動向は、これまでのアベノミクスの「三本の矢」の一体的推進により、緩やかな回復基調にあるものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減、輸入価格の高騰、物価の上昇に家計の所得が追いついていないことなどにより、個人消費等に弱さが見られ、平成26年度の実質GDP成長率は5年ぶりとなるマイナス成長が見込まれています。 こうした状況を踏まえ、国では、予定していた平成27年10月の消費税率の引き上げを延期するとともに、「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」を取りまとめ、これに基づく補正予算を編成したところであります。 一方、地方財政においては、地方税収入などの一定程度の増加が見込まれましたが、社会保障関係経費の自然増や高水準の公債費などにより、財源不足は依然として変わらず、地方財政の運営に支障が生じないよう、国による補填措置が講じられたところであります。 このような中、本市においては、第六次天童市総合計画に掲げる将来像「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現に向け、未来創造重点プロジェクト後期計画を始めとする各種施策を実施してまいりました。 主な事業として、市庁舎耐震改修事業ふるさと納税推進事業、中学3年生までの医療費完全無料化事業子育て支援施設整備事業道路新設改良事業新駅設置事業芳賀調整池整備事業市立公民館改築事業などを実施したところであり、投資的事業については、将来に向けた先行投資として積極的に取り組んでまいりました。 その結果、本市の平成26年度一般会計の決算は、歳入総額261億7,115万6,000円、歳出総額249億5,774万6,000円となり、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、11億4,312万8,000円の黒字となったところであります。 また、天童市国民健康保険特別会計を始めとする8つの特別会計につきましても、実質収支がそれぞれ黒字となったところであります。 次に、認第11号平成26年度東南村山地区視聴覚教育協議会決算の認定について申し上げます。 東南村山地区視聴覚教育協議会は、東南村山地区の3市2町が共同で視聴覚ライブラリーを設置し、視聴覚教育の振興を図ることを目的として、昭和37年に設立されました。 しかしながら、時代の変遷に伴う視聴覚教材の多様化や低価格化、インターネットの普及などにより、設立当初の目的を達成したことから、本年3月31日に同協議会が廃止され、本市が事務を承継しておりますので、平成26年の決算について議会の認定を求めるものであります。 次に、議第12号平成26年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について申し上げます。 平成26年度水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金24億3,125万3,946円のうち、2,610万円を減債積立金に、7,830万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てを行い、23億2,675万5,743円を自己資本金へ組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求め、あわせて、平成26年度水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 次に、議第13号平成26年度天童市公共下水道事業会計利益及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について申し上げます。 平成26年度公共下水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金1億4,700万8,204円のうち、6,000万円を減災積立金として積み立て、4,696万6,922円を自己資本金へ組み入れるとともに、資本剰余金30億8,674万9,451円のうち、30億3,875万1,628円を自己資本金に組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項及び第3項の規定に基づき、議会の議決を求め、あわせて、平成26年度公共下水道事業会計決算の認定を求めるものであります。 なお、一般会計、特別会計及び企業会計各決算等の概要については、後ほど会計管理者上下水道事業所長天童市民病院事務局長から御説明申し上げます。 決算につきましては、監査委員から別冊のとおり決算審査意見書の提出を受けておりますので、御意見の趣旨を十分に尊重し、今後とも、より一層の経費削減と効率的な行財政運営に努めてまいります。さらに、財政健全化法による財政指標などにより、本市の財政状況を分析しながら、健全財政を堅持し、市民の負託に応えてまいりたいと考えております。 次に、平成27年度天童市の一般会計及び特別会計の補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に12億2,612万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ260億1,313万8,000円とするものであります。 その主な内容は、1つには、総務費の増額であります。ふるさと応援寄附金の寄附者に対する特産品等の贈呈に要する経費、並びに社会保障・税番号制度の施行に伴う個人番号の通知及び個人番号カード交付に係る経費の増額が主なものであります。 2つには、民生費の増額であります。子ども・子育て支援新制度の実施に伴い、従前の補助金制度を廃止し、委託料として組み替えるとともに、質の改善に向けた単価の引き上げによる保育委託料、放課後児童健全育成事業委託料の増額が主なものであります。 3つには、土木費の減額であります。国庫補助金の内示等による事業内容の見直しに伴い、道路新設改良費を減額するものであります。 4つには、教育費の増額であります。新設する天童市日新製薬教育振興基金への元金積立金の計上が主なものであります。 これらの補正に係る財源としましては、国庫支出金、寄附金等を充当するものであります。 また、後年度の財政負担軽減を図るため、前年度繰越金の一部を財政調整基金に積み立てるとともに、同基金からの繰入金を減額するものであります。 予算第2条の地方債の補正につきましては、事業内容の見直しに伴う地方道路等整備事業の精査により、第2表のとおり、起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第15号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1億1,445万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ75億4,218万円とするものであります。 その内容は、歳入については、額の決定に伴う療養給付費交付金の減額、前期高齢者交付金の増額及び前年度決算の確定に伴う繰越金の減額であります。 歳出につきましては、額の決定に伴う後期高齢者支援金の増額、前期高齢者納付金及び介護納付金の減額、並びに前年度決算の確定に伴う基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第16号平成27年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に17万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ370万5,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第17号平成27年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、歳入予算総額を補正前と同額とし、各財産区の前年度繰越金の確定に伴う財源の組み替え補正を行うものであります。 次に、議第18号平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1億1,122万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ51億7,566万7,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度の精算に伴う支払基金交付金の増額及び前年度決算の確定に伴う繰越金の増額であります。 歳出については、給付費の精査による居宅介護サービス給付費の減額、高額介護予防サービス費の増額、並びに前年度決算の確定に伴う基金積立金、返還金及び一般会計繰出金の増額であります。 次に、議第19号平成27年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に346万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ714万4,000円とするものであります。 その内容は、前年度繰越金の確定に伴う予算の増額であります。 次に、議第20号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に1,444万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億2,174万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度決算の確定に伴う繰越金の増額であります。 歳出については、後期高齢者医療広域連合納付金一般会計繰出金及び保健事業費の増額であります。 議第21号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に363万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ5億672万6,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、前年度決算の確定に伴う繰越金の増額であります。 歳出については、前年度決算の確定に伴う一般会計繰出金の増額であります。 なお、補正予算の概要については、後ほど担当部長から御説明申し上げます。 次に、議第22号天童市個人情報保護条例の一部改正について申し上げます。 今回の一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、個人番号、いわゆるマイナンバーを含む情報である特定個人情報について、その保護のため、利用の制限等を定めるとともに、開示、訂正、利用の停止等に関して必要な改正を行うものであります。 次に、議第23号天童市住民基本台帳カードの利用に関する条例の廃止について申し上げます。 住民基本台帳法の一部改正により、住民基本台帳カードが廃止されることに伴い、当条例の廃止をするものであります。 次に、議第24号天童市手数料条例の一部改正について申し上げます。 今回の一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の施行に伴い、住民基本台帳カードに係る手数料を廃止し、並びに個人番号の通知カード及び個人番号カードに係る手数料を新たに定めるものであります。 次に、議第25号天童市日新製薬教育振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の設定について申し上げます。 日新製薬株式会社から本市の教育の振興に寄与することを目的とした寄附があったため、天童市日新製薬教育振興基金を設置するものであります。 次に、議第26号市道の認定及び廃止について申し上げます。 今回の市道認定及び廃止は、工業団地整備に伴う道路新設路線及び路線の見直しによる12路線を市道として認定するとともに、これに伴い重複することになる市道の2路線について廃止するものであります。 以上、26の認定及び議案の提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御認定及び御可決くださるようお願い申し上げます。 △決算審査意見書の説明 ○小松善雄議長 次に、監査委員から一般会計、特別会計、公営企業会計及び東南村山地区視聴覚教育協議会決算審査意見書が提出されておりますので、その説明を求めます。 奥山監査委員。  〔奥山吉行監査委員 登壇〕 ◎奥山吉行監査委員 おはようございます。 監査委員を代表しまして、私のほうから平成26年度の決算審査意見書について御説明いたします。 最初に、公営企業会計決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査対象、審査方法及び審査期間は記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された決算書及び財務諸表は、いずれも地方公営企業法その他関係法令等に準拠して作成され、経営成績及び財政状態を適正に表示しており、決算の計数も正確で適正であると認めた。 2ページ以降が水道事業会計の分析結果で、14ページが「むすび」となっております。 14ページを開いてください。 平成26年度は、前年度に比べ給水人口は210人減少し、給水戸数は236戸増加しました。また、年間給水量は10万2,883立方メートル増加しており、増加傾向で推移しました。 有収水量は、前年度に比べ12万1,868立方メートル増加し、また、有収率も92.8%で前年比0.4ポイント高くなっております。 建設改良費については、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事等が前年度にピークを迎え今年度は減少に転じたため、前年度に比べ2億4,317万5,000円の減少となっております。 以下、決算数値に対する説明です。15ページ、7行目から説明いたします。 また、前年同様、資金不足は生じておらず、健全経営であり、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 平成27年度については、平成26年度と同様の営業利益は確保できるものと予想されます。設備投資については、約6億円を予定しておりますが、大口需要者による専用水道の導入や景気の動向を注視し、場合によっては財政負担を考慮し臨機応変に計画の見直しをする必要があります。さらに、収入率は前年度に比べ1.2ポイント高くはなっているものの88.2%と低く、また、平成26年度は減少しているものの、不納欠損処分額が234万3,000円となっており、将来、不納欠損処分額の更なる増加につながらないよう十分な対策を講ずるとともに、有収率の向上を図るよう要望いたします。 続いて、22ページ以降が公共下水道事業会計の分析結果で、35ページが「むすび」となっております。 35ページを開いてください。 当年度は、処理区域内人口は151人減少し、水洗化人口も5人減少しました。また、年間処理水量も86万9,755立方メートル減少しております。有収水量は17万4,568立方メートル増加し、有収率も65.8%で前年度比7.2ポイント高くなっておりますが、不明水等の原因をさらに究明する必要があります。 建設改良費については、既設管の長寿命化対策工事等が増加したため、前年度に比べ1億8,709万1,000円の増加となっております。 以下、決算数値に対する説明です。36ページ、6行目から説明いたします。 なお、下水道の収入率は87.3%で、前年度に比べ0.8ポイント高くなっており、一方、不納欠損額は、下水道使用については78万2,000円減少し、受益者負担金については新たに39万4,000円発生しております。 また、資金不足は生じておらず、地方公共団体財政健全化法による公営企業の資金不足比率は問題ありません。 平成27年度の収支計画については、2,542万7,000円のマイナスとなっており、予算管理を徹底していく必要があります。設備投資については、建設改良費として7億2,540万8,000円を予定しておりますが、上記収支とともに工事費用の進捗管理を行い、場合によっては臨機応変に対応していく必要があると思われます。 公営企業会計への移行を契機に、経済性、健全で安定した経営及び透明性の向上に努め、市民サービスの向上を目指し、効率的な事業運営に努めるよう要望いたします。 引き続き、43ページ以降が病院事業会計の分析結果で、55ページが「むすび」となっております。 55ページを開いてください。 平成26年度は、全国的な医師不足に加え、医師の地域的偏在、医療制度改革による医療費の抑制等があり、病院を取り巻く環境は、前年同様に厳しい状況にあります。 このような状況のもと、天童市民病院は改築7年度として、診療4科目、常勤医師8名を含む78名のスタッフと病床数84床で推移しました。 業務については、入院患者及び外来患者とも増加しております。入院患者については、特に外科が増加し、内科が減少しており、全科目で1.6%増加しております。一方、外来患者については、特に内科が減少し、小児科が増加しており、全科目で0.3%増加しております。病院全体として全患者数は前年度比0.7%増加しております。 下から3行目から説明します。 以上が本年度の概況であります。新病院開設7年度として、経常損失が1億2,219万9,000円減少しておりますが、長期前受金戻入1億895万円等があったためで、依然として厳しい経営内容となっております。 次に、56ページ、10行目から説明いたします。 平成25年度決算の審査意見書において、地方公共団体財政健全化法による平成25年度の資金不足比率に対して監査意見を述べましたが、平成26年度については、資金不足は生じておりません。 一方、平成27年度については、予定キャッシュ・フロー計算書で資金残高が7,988万5,000円減少する予想となっており、一層の収入増を図る施策が必要とされます。 また、平成22年度から地方公営企業法を全部適用するとともに、病院事業管理者が設置され5年目を経過し、一部改善が見受けられました。しかし、政府は医療費適正化を議論する専門調査会で、病床数が全国で約15万床から20万床、うち山形県が2,700床多いとしており、その結果が地域医療構想に反映されるとしています。今後は職員の意識改革や医師の確保等を図り、平成26年度から新たに策定された天童市民病院中期経営計画を計画的かつ着実に実行し、地域中核病院として市民の期待に応えられるよう努めることを希望いたします。 続いて、一般会計、特別会計歳入歳出決算について説明いたします。 1ページを開いてください。 審査対象から審査方法は、記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された各会計の決算及び付属書類は、関係法令に従って作成されており、計数的に正確であり、予算の執行についても概ね適正であると認められた。 また、各基金は、それぞれの設置目的に沿って運用されており、決算における計数は正確で適正と認められた。 2ページ以降が決算審査の概要で、50ページが「むすび」となっております。 50ページを開いてください。 「むすび」として述べた最初のほうは、平成26年度の決算概要であります。51ページ、13行目以降を説明いたします。 以上が、平成26年度の決算概要であります。アベノミクスにより、輸出企業の業績が回復しておりますが、円安により輸入物価が上がり業績が悪化している企業もあり、これからの成長戦略を含めた経済対策が期待されております。天童市をはじめとして、山形県は工場立地等を進めておりますが、景気は緩やかな回復基調にあるとはいえ、円安、工場の海外移転や消費税増税等による影響が引き続き懸念されるため、支援体制の構築も必要になってくるものと思われます。 本市では、施設設備の老朽化等に伴い、学校給食センター、天童市民病院、健康センターの建設、市民保養施設のリニューアル、市庁舎耐震改修工事、第一中学校の改築工事、子育て支援施設の整備、市立公民館の改築工事等を行っております。今後は、施設の適切な維持管理を行いながら、維持管理コストの削減が求められます。病院事業については別の意見書でも述べてありますが、経営状況については改善傾向が見られます。 本市の財政状況は、平成16年度まで比較的財政基盤が安定していましたが、三位一体改革による税源移譲、国庫補助金、地方交付税の削減などの影響を受け、平成19年度までは経常収支比率は悪化の傾向にありました。その後、平成20年度以降は改善していましたが、平成23年度からは増減を繰り返しており、平成26年度は、繰出金の減少等により1.8%改善しております。 また、各市有施設において導入を始めた指定管理者制度については、開始から9年が経過した施設も出てきています。この制度の導入目的に沿った具体的な効果が表れているのか、実地調査等により業務及び収支実績報告書の精査を行うとともに、新たに導入する施設については仕様書及び委託料を十分チェックする必要があります。 一方、第三セクターである株式会社スポーツクラブ天童は、利益剰余金がマイナスの5,412万6,000円になり、いまだ厳しい経営状況になっております。平成3年度に開業した1部門が毎年大幅な赤字で、他の3部門の黒字で支えている状況にあります。開業に際しての事業計画の見通しが甘かったと言わざるを得ず、同部門の抜本的な改善が必要とされます。平成22年度に経営検討委員会で、会社の経営改革に関し結果報告されておりますが、十分に生かされておらず、赤字部門の早期の抜本的な見直しが必要と考えます。 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴う平成26年度の実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率及び資金不足比率については、平成25年度と同様、各比率とも健全な段階であり、早期健全化基準に達している比率はありません。 最後に、近年、本市では大型の投資事業を行っており、将来の財政への影響度が大きいと言えます。平成27年度は、耐震化等に係る市民文化会館整備事業及び道路新設改良事業市立公民館改築事業費等の増加等により、約47億円の投資を予定しております。一方、国では、平成26年4月より消費税が増税され、経済や家計へ影響しております。また、国の補助金等の制度も目まぐるしく改正されていることに加え、政府からは地方創生への基本方針が示され、新型交付金の創設が明記されたことにより、平成27年度の予算に影響してくるものと予想されます。さらに、経済財政運営の基本方針と成長戦略、規制改革実施計画が示されました。特に財政健全化計画については、2020年度の財政の黒字化目標を堅持するために、経済成長による税収増と歳出改革に努めていくとしており、その過程で地方への財政にも影響してくることが予想されます。今後の事業・施策の展開に当たっては、投資効果を十分に見きわめ、全会計のバランスに配慮しながら、慎重に判断していく必要があります。 最後に、東南村山地区視聴覚教育協議会歳入歳出決算審査意見書について説明いたします。 2ページをお開きください。 審査対象から審査方法は、記載のとおりです。 審査の結果、審査に付された決算及び証書類は、いずれも関係規則に従って処理されており、かつ計数は正確であり、予算の執行についても適正であると認めた。 以上で御説明を終わります。 △決算議案の概要の説明 ○小松善雄議長 次に、一般会計及び特別会計決算並びに企業会計決算議案の概要についての説明を求めます。 最初に、佐野会計管理者。  〔佐野啓子会計管理者 登壇〕 ◎佐野啓子会計管理者 平成26年度決算の概要を御説明申し上げます。 先にお配りしております平成26年度決算に係る主要施策の成果説明書の1ページをお開きください。 平成26年度決算の大要につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 次に、普通会計の決算状況を御説明申し上げます。 初めに、普通会計の決算規模について申し上げます。 普通会計は、一般会計、用地買収特別会計、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計、市民墓地特別会計を一つの会計にまとめたものであります。 決算規模は、歳入が262億2,699万4,000円で、前年度比8.9%増、歳出が250億573万9,000円で、前年度比7.3%増となり、歳入歳出ともに前年度決算額を上回り、過去最大規模を更新しました。 歳入につきましては、地域活性化・雇用創出臨時交付金の皆減等による国庫支出金の減、指定管理制度導入に伴う天童高原使用料の皆減等による使用料の減等がありましたが、全国でもトップクラスに成長したふるさと納税による寄附金、積極的な投入を図った財政調整基金繰入金を始めとする繰入金、国の経済対策を活用した前倒し事業に係る補正予算債や耐震改修事業等に係る市債の増等により、増加したものであります。 歳出につきましては、第一中学校改築工事及び原崎橋橋梁架替工事の完了等による減があるものの、新駅設置事業子育て支援施設整備事業、市庁舎及び市民文化会館の耐震改修事業、ふるさと納税推進事業芳賀調整池整備事業等の大規模な投資的事業の増加を主因として、増加したものであります。 次に、決算収支の状況について申し上げます。 形式収支は、12億2,125万5,000円の黒字となりました。 実質収支は、11億5,097万3,000円の黒字となりました。 実質単年度収支は、5,248万1,000円の黒字となりました。 次に、歳入について申し上げます。 市税につきましては、法人市民税の減少に伴い市民税は減少しましたが、地価の下落はあるものの、新市街地の開発等によって固定資産税と都市計画税は微増となりました。軽自動車税と市たばこ税は増加しましたが、宿泊者数の減少等の影響を受けて入湯税は減少しました。 これらにより、市税の合計では、前年度に比べ1,822万6,000円の減となりました。 なお、税目ごとの内訳につきしては、表にしてありますので御覧くださいますようお願いいたします。 地方消費税交付金につきましては、平成26年4月1日からの消費税率引き上げ等の影響により、前年度に比べ1億2,026万1,000円の増となりました。なお、消費税率引き上げによる増収分は1億1,522万円で、社会保障関係経費に充てることとされております。 地方交付税につきましては、普通交付税は減少しましたが、特別交付税の増加により、前年度に比べ418万2,000円の増となりました。 国庫支出金につきましては、国の経済対策等に基づく地域活性化・効果実感臨時交付金や臨時福祉給付金関連補助金、地域介護・福祉空間整備関連交付金、臨時道路除雪事業費補助金の皆増があるものの、地域活性化・雇用創出臨時交付金や公立学校施設整備費負担金の皆減、学校施設環境改善交付金等の減により、前年度に比べ7億2,744万6,000円の減となりました。 県支出金につきましては、社会福祉施設等開設準備交付金の減、介護基盤緊急整備交付金の皆減等があるものの、保育所等緊急整備事業費補助金や放課後子どもプラン推進事業費補助金、青年就農給付金の増、地籍調査事業費負担金や森林整備促進・林業等再生事業費補助金の皆増等により、前年度に比べ1億2,093万3,000円の増となりました。 市債につきましては、第一中学校改築工事の完了した学校教育施設等整備事業債、臨時財政対策債等の減があるものの、市庁舎及び市民文化会館の耐震改修事業、芳賀調整池整備事業等による増のほか、国の平成25年度補正予算を受けて繰り越ししました子育て支援施設整備事業、公民館整備事業、地方道路等整備事業等により、前年度に比べ4億9,940万円の増となりました。 諸収入のうち、寄附金につきましては、ふるさと応援寄附金により、前年度に比べ7億6,014万円の増となりました。繰入金のうち、基金繰入金につきましては、退職手当基金繰入金、財政調整基金繰入金等の増により、前年度に比べ12億7,810万1,000円の増となりました。 次に、歳出について申し上げます。 歳出決算額について、性質別に申し上げます。 義務的経費のうち人件費につきましては、退職手当の減はあるものの、国の要請による給与の臨時特例の解除及び県人事委員会勧告に準拠した給与改定等により、給料及び期末勤勉手当、時間外勤務手当等が増加し、前年度に比べ2,992万8,000円の増となりました。 扶助費につきましては、児童手当等の減があるものの、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の皆増、障がい者自立支援給付費及び生活保護費等の増のため、前年度に比べ3億1,165万5,000円の増となりました。 公債費につきましては、これまでの地方債の発行抑制により、前年度に比べ3,875万円の減となりました。 これらにより、義務的経費全体としては、前年度に比べ3億283万3,000円の増となりました。 投資的経費につきまてしは、第一中学校改築事業及び公園整備事業の減、完了した原崎橋橋梁架替事業及び凍上災に係る災害復旧事業の皆減があるものの、新駅設置事業子育て支援施設整備事業市庁舎耐震改修事業芳賀調整池整備事業市立公民館改築事業及び保育所緊急整備事業の増、地域介護・福祉空間整備事業及び市民文化会館耐震改修事業の皆増等により、前年度に比べ11億1,136万3,000円の増となりました。 次に、特別会計の決算状況を御説明申し上げます。 初めに、国民健康保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は、383万6,000円の黒字となりました。 歳入は、保険税が15億7,726万2,000円で、前年度比5.3%の減となり、国庫支出金等その他を含め、全体で66億7,216万2,000円で、前年度比6.1%の減となりました。 歳出は、保険給付費が44億2,759万2,000円で、前年度比2.2%の減となりました。 次に、用地買収特別会計について申し上げます。 収支決算額は、317万7,000円の黒字となりました。 事業課からの依頼がなく、建築基準法に基づくみなし道路用地の買収はありませんでした。 次に、財産区特別会計について申し上げます。 収支決算額は、59万4,000円の黒字となりました。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区、大字荒谷有財産区の集合会計であり、各財産区に係る財産の管理運営を行いました。 次に、鍬ノ町土地区画整理事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は、歳入歳出同額となりました。 事業内容につきましては、区画整理事業の最後の手続となる清算金事務や竣功記念誌の作成等を行いました。 なお、当該特別会計は、平成26年度をもって廃止いたしました。 次に、介護保険特別会計について申し上げます。 収支決算額は、1億991万2,000円の黒字となりました。 歳入は、保険料が8億3,023万8,000円で、前年度比3.7%の増となり、支払基金交付金等その他を含め、全体で48億307万3,000円で、前年度比6.9%の増となりました。 歳出は、保険給付費が43億5,190万5,000円で前年度比6.5%の増、地域支援事業が7,768万9,000円で前年度比3.5%の増となりました。 次に、市民墓地特別会計について申し上げます。 収支決算額は、446万8,000円の黒字となりました。 事業内容につきましては、墓地管理施設等の維持及び樹木等の管理業務を行いました。 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。 収支決算額は、1,445万1,000円の黒字となりました。 歳入は、保険料が4億2,810万6,000円で、前年度比2.4%の増となり、繰入金等その他を含め、全体で6億22万8,000円で、前年度比3.7%の増となりました。 歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金が5億4,855万8,000円で、前年度比3.1%の増となりました。 次に、工業団地整備事業特別会計について申し上げます。 収支決算額は、365万円の黒字となりました。 事業内容につきましては、荒谷西工業団地の用地分譲並びに天童インター産業団地の造成工事及び用地分譲、同周辺部分の用地買収のほか、分譲収入による市債の償還を行いました。 最後に、平成26年度決算における主な財政指標を表にして記載しておりますので、御覧くださいますようお願いいたします。 以上が、平成26年度決算の概要でございます。よろしく御審議の上、御認定くださいますようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 次に、大石上下水道事業所長。  〔大石章夫建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 議第12号平成26年度天童市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。 別冊の平成26年度天童市水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 水道事業の総括事項について申し上げます。 平成26年度の水道事業につきましては、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、生活を支える水道事業として、前年度の断水の事態を検証し、断水リスク軽減対策を検討するとともに、引き続き芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事と配水管の耐震化工事を実施してまいりました。 また、公共下水道事業との組織統合から本年度で3年目になりますが、新たに料金徴収等業務委託を行うなど、一層効率的でサービスの向上した事業の運営を行っています。 業務状況について申し上げます。 給水人口は6万1,744人で、前年度に比べ210人の減少となり、給水区域内人口における水道の普及率は99.7%となりました。 年間給水量は659万9,697立方メートルで、前年度に比べ1.6%増加し、有収水量は612万6,060立方メートルで、前年度に比べ2%の増加となりました。 年間給水量に占める有収水量の割合を示す有収率は92.8%で、前年度より0.4ポイントの増加となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 建設改良費は4億9,273万9,558円で、前年度に比べ2億4,317万5,383円、33%の減少となりました。主な理由としましては、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事が前年度にピークを迎え、今年度は減少に転じたためであります。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は税抜きで15億3,029万5,196円で、前年度に比べ1億7,809万2,956円、13.2%の増加となりました。主な理由としましては、給水使用料が増加したこと及び会計制度変更による長期前受金戻入益を計上したためであります。 一方、支出合計は14億2,580万2,285円で、前年度に比べ1億3,920万3,187円、10.8%の増加となりました。主な理由としましては、水道ビジョン策定のための業務委託料の増加と退職給付費の増加及び制度改正による退職給付引当金等の増加です。 この結果、平成26年度の収支において、1億449万2,911円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は税込み1億3,281万9,406円で、前年度に比べ2億6,994万374円、67%の減少となりました。 一方、支出合計は6億7,079万5,460円で、前年度に比べ2億2,062万7,345円、24.8%の減少となりました。 収入支出ともに、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事がピークを超えたことによる影響であります。 この結果、資本的収支差引不足額5億3,797万6,054円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金並びに建設改良積立金で補填したものであります。 次に、利益の処分について申し上げます。 8ページをお開きください。 平成26年度の損益勘定における純利益1億449万2,911円に前年度繰越利益剰余金の5,292円を加え、さらにその他未処分利益剰余金変動額23億2,675万5,743円を加えた未処分利益剰余金24億3,125万3,946円につきましては、2,610万円を減債積立金に、7,830万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立てを行い、23億2,675万5,743円を自己資本金へ組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成26年度天童市水道事業会計の利益の処分及び決算の概要であります。 今後とも、効率的な事業経営により健全財政を維持するとともに、安全・安心な給水サービスの提供に努力してまいります。 引き続き、議第13号平成26年度天童市公共下水道事業会計利益及び資本剰余金の処分並びに決算の認定についての決算の概要を御説明申し上げます。 別冊の平成26年度天童市公共下水道事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 公共下水道事業の総括事項について申し上げます。 平成26年度の公共下水道事業につきましても、「緑ある住みよい環境のまちづくり」のもと、生活を支える下水道事業として取り組んでまいりました。 また、水道事業との組織統合による窓口業務等の一本化から本年度で3年目になりますが、一層効率的でサービスの向上した事業の運営を行っております。 業務状況について申し上げます。 処理区域内人口は6万1,171人で、前年度に比べ151人の減少となりました。水洗化人口は5万4,705人で、前年度に比べ5人の減少、水洗化率は89.4%で、前年度に比べ0.2ポイントの増加となりました。 年間処理水量は948万62立方メートルで、前年度に比べ8.4%の減少、有収水量は624万1,155立方メートルで、前年度に比べ2.9%の増加となりました。 年間処理水量に占める有収水量を示す有収率は65.8%で、前年度に比べ7.2ポイントの増加となりました。 次に、工事状況について申し上げます。 平成26年度の汚水管渠築造工事は、主に芳賀土地区画整理事業地内で整備を進めるとともに、引き続き既設管の長寿命化対策として管渠更生工事を行いました。整備面積は17ヘクタール増加し、整備率は96.9%で、前年度に比べ0.8ポイントの増加となりました。 次に、経営状況について申し上げます。 収益的収入及び支出につきましては、収入合計は、税抜きで16億8,518万183円で、前年度に比べ1億8,063万4,346円、12%の増収となりました。主な理由としましては、地方公営企業法の改正により、長期前受金戻入益を計上したためであります。 一方、支出合計は16億2,510万5,914円で、前年度に比べ1億4,994万1,916円、10.2%の増加となりました。主な理由としましては、こちらも地方公営企業法の改正によるみなし償却の廃止により、減価償却費が増加したためであります。 この結果、平成26年度の収支においては、6,007万4,269円の純利益を計上することができました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入合計は、税込みで9億6,131万2,660円で、前年度に比べ2,395万8,928円、2.6%の増加となりました。主な理由としましては、芳賀土地区画整理事業地内の工事に伴う企業債が増加したためであります。 一方、支出合計は16億6,512万5,927円で、前年度に比べ1億9,591万7,848円、13.3%の増加となりました。主な理由としましては、芳賀土地区画整理事業地内の工事に伴う建設改良費が増加したためであります。 この結果、資本的収支差引不足額7億381万3,267円につきましては、繰越工事資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、並びに減債積立金で補填したものであります。 次に、利益及び資本剰余金の処分について申し上げます。 8ページをお開きください。 平成26年度の損益勘定における純利益6,007万4,269円に、前年度繰越利益剰余金の3,996万7,013円及びその他未処分利益剰余金変動額4,696万6,922円を加えた未処分利益剰余金1億4,700万8,204円につきましては、6,000万円を減債積立金として積み立て、4,696万6,922円を自己資本金へ組み入れるとともに、資本剰余金30億3,875万1,628円を自己資本金に組み入れるため、地方公営企業法第32条第2項及び第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上が平成26年度天童市公共下水道事業会計の利益及び資本剰余金の処分並びに決算の概要であります。 今後とも、効率的で健全な事業経営を行い、市民サービスの向上に努力してまいります。 以上、2議案について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決及び認定いただきますようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 最後に、齋藤天童市民病院事務局長。  〔齋藤忠浩天童市民病院事務局長 登壇〕 ◎齋藤忠浩天童市民病院事務局長 認第10号平成26年度天童市民病院事業会計決算の概要について御説明申し上げます。 別冊の平成26年度天童市民病院事業会計決算書13ページの事業報告書をお開きください。 最初に、総括事項について申し上げます。 国の医療制度改革による医療費の抑制、新臨床研修制度を契機とする医師の偏在化、医療機関の機能分化と重点化を目的とする病床機能報告制度の導入など、天童市民病院を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。 このような情勢の中、天童市民病院中期経営計画の初年度である平成26年度におきましては、山形大学医学部から新たに院長を招聘するとともに、市民ドック、協会けんぽ健診、個別検診による市民の疾病予防の推進、地域医療連携機能の強化による患者の確保等の取り組みを行いました。その結果、入院患者数の数値目標を超えることはできなかったものの、一般病床及び療養病床の延べ入院患者数が前年度より増加するとともに、外来患者数が数値目標を超えた結果、中期経営計画の経常収支比率の目標を達成することができました。 診療体制につきましては、標榜診療科目5科、病床数84床により診療を行いました。また、山形大学医学部等の協力を得て、非常勤派遣医師による皮膚科、脳神経外科、整形外科の診療を行いました。 次に、業務の状況について申し上げます。 損益勘定につきましては、総収益は15億9,547万5,807円で、前年度対比1億8,624万8,802円の増となりました。これは、入院収益など医業収益が8,189万5,920円増加したことや、地方公営企業会計制度の改正に伴い、医業外収益として新たに長期前受金戻入の科目が設けられたことなどにより、医業外収益が1億437万9,882円増加したことによるものです。 14ページをお開きください。 医業収益の指標となる平成26年度の入院・外来患者数の状況につきましては、入院患者数は延べ2万2,838人で、前年度対比353人の増、診療収入は5億6,367万9,109円で、前年度対比1,495万7,033円の増となりました。 外来患者数は延べ6万661人で、前年度対比194人の増、診療収入は4億5,807万6,259円で、前年度対比168万9,144円の減となりました。 また、公衆衛生活動につきましては、市民ドックを始めとする健診の延べ人数は5,281人で、前年度対比71人の増、予防接種等の延べ人数は5,532人で、前年度対比100人の増、その収益は1億738万4,679円で、前年度対比512万9,939円の増となりました。 一方、総費用は16億4,414万5,091円で、前年度対比1億477万317円の増となりました。これは、人件費のうち退職給付費の増加、及び地方公営企業会計制度が改正されたことにより、特別損失として計上した期末勤勉手当が増加したことが主な要因です。 この結果、当年度の純損失は4,866万9,284円、当年度末の累積欠損金は2億6,367万1,661円となりました。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入及び支出の合計は3億1,758万5,174円で、前年度対比2億1,633万5,885円の増となりました。 内訳につきましては、収入は一般会計からの負担金、企業債及び補助金、支出は電子カルテシステムなどの更新に伴う建設改良費及び企業債償還金であります。 以上のとおり、平成26年度の病院経営につきましては、診療体制の整備や地域医療連携機能の強化による患者の確保、患者サービスの向上、病院施設や医療機器の適切な整備等に努めました。 今後とも、安心・安全な医療の提供と医療体制の充実に努め、市民の福祉の向上と経営の健全化に向けて、なお一層努力してまいる所存であります。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。 △予算議案の概要の説明 ○小松善雄議長 次に、予算議案の概要についての説明を求めます。 最初に、武田総務部長。  〔武田 淳総務部長 登壇〕 ◎武田淳総務部長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書10ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 13款2項1目総務手数料1,000円の増額につきましては、社会保障・税番号制度の施行に伴う個人番号カードの交付等に係る手数料を計上するものであります。 14款1項1目民生費国庫負担金885万9,000円の増額につきましては、子ども・子育て支援新制度の実施により、保育の質の改善に向けた公定価格の引き上げ等が行われたことに伴い、保育所運営費負担金を増額するものであります。 14款2項国庫補助金について申し上げます。 1目総務費国庫補助金2,347万3,000円の増額につきましては、社会保障・税番号制度の施行に伴う個人番号の通知及びカード交付等の経費に係る補助金を計上するものであります。 2目民生費国庫補助金5,432万8,000円の増額につきましては、子ども・子育て支援新制度の実施に伴い、組み替えによって廃止されます保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金及び放課後児童クラブ開所時間延長支援事業費補助金を減額するとともに、県補助金から一部が振りかえられる放課後児童健全育成事業費補助金及び子ども・子育て支援整備交付金を計上するものであります。 5目土木費国庫補助金3,014万6,000円の減額につきましては、道路新設改良事業に係る国庫補助金の内示に伴い、社会資本整備総合交付金を減額するものであります。 15款1項1目民生費県負担金442万9,000円の増額につきましては、民生費国庫負担金と同様、子ども・子育て支援新制度の実施に伴い、保育所運営費負担金を増額するものであります。 次に、12ページであります。 15款2項2目民生費県補助金2,115万1,000円の減額につきましては、民生費国庫補助金と同様、子ども・子育て支援新制度の実施に伴い廃止されます保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金及び放課後子どもプラン推進事業費補助金を減額するとともに、国庫補助金へ一部が振りかえられます放課後児童健全育成事業費等補助金及び子ども・子育て支援整備交付金を減額するものであります。 17款1項寄附金7億2,000万円の増額につきましては、篤志家からの寄附による教育費寄附金を増額するとともに、引き続き好調な申し込みとなっておりますふるさと応援寄附金を増額するものであります。 18款1項特別会計繰入金2,596万6,000円の増額につきましては、各特別会計の前年度繰越金の額の確定に伴う増額であります。 次に、14ページであります。 18款2項基金繰入金5億9,829万1,000円の減額につきましては、財源調整による財政調整基金繰入金の減額であります。 19款1項繰越金10億4,312万8,000円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定に伴う増額であります。 20款4項雑入593万円の増額につきましては、県道天童河北線の歩道拡幅工事に係る山口小学校の物件移転補償金を計上するものであります。 21款1項市債1,040万円の減額につきましては、内示により国庫補助金が減額された道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債を減額するものであります。 以上、一般会計歳入の補正予算の概要を御説明申し上げました。 次に、総務部所管の歳出について申し上げます。 補正予算書の事項別明細書16ページをお開きください。 2款1項総務管理費について申し上げます。 5目財産管理費5億7,156万5,000円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定による財政調整基金元金積立金の増額であります。 6目企画費5億7,330万7,000円の増額につきましては、ふるさと応援寄附金の申し込みが好調なことを受け、寄附者への特産品贈呈等に要する経費を増額するとともに、全国の主要自治体が参加する第1回ふるさと納税大感謝祭への参加・出店に要する経費を計上するものであります。 11目防災諸費79万5,000円の増額につきましては、昨年度に行いました災害時の避難行動要支援者の登録及び情報提供の同意確認を補完するため、案内文書の再送付等に要する経費を増額するものであります。 次に、ページを戻りまして、5ページをお願いいたします。 予算第2条「地方債の補正」につきましては、第2表のとおり、先ほど申し上げました道路新設改良事業に係る地方道路等整備事業債の減額に伴う限度額の変更を行うものであります。 次に、41ページからの議第16号平成27年度天童市用地買収特別会計補正予算(第1号)及び53ページからの議第17号平成27年度天童市財産区特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほどの市長の提案理由のとおりですので省略させていただきます。 以上、一般会計の歳入及び総務部所管に係る補正予算の概要を御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、吉田健康福祉部長。  〔吉田芳弘健康福祉部長 登壇〕 ◎吉田芳弘健康福祉部長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、健康福祉部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書18ページをお開きください。 3款1項1目社会福祉総務費1万円の増額につきましては、事業実績に基づく臨時福祉給付金事務費国庫補助金の確定による返還金の増額であります。 3款2項児童福祉費について申し上げます。 1目児童福祉総務費13万円の増額につきましては、子育て世帯臨時特例給付金事務費国庫補助金の確定による返還金の増額であります。 3目母子父子福祉費72万6,000円の増額につきましては、児童扶養手当国庫負担金の確定による返還金の増額が主なものであります。 次に、20ページであります。 4目保育園費992万6,000円の増額につきましては、今年4月からの子ども・子育て支援新制度の施行に伴う保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金の減額並びに単価改訂及び処遇改善に関する新たな加算項目の創設に伴う保育委託料の増額が主なものであります。 7目放課後児童クラブ費6,179万円の増額につきましては、子ども・子育て支援新制度の施行に伴う放課後子どもプラン推進事業費補助金の減額及び放課後児童支援員の処遇改善に関する新たな加算項目の創設に伴う委託料の増額が主なものであります。 次に、27ページからの議第15号平成27年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、61ページからの議第18号平成27年度天童市介護保険特別会計補正予算(第1号)及び87ページからの議第20号平成27年度天童市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、健康福祉部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、酒井市民部長。  〔酒井孝二市民部長 登壇〕 ◎酒井孝二市民部長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、市民部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書18ページをお開きください。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費2,271万円の増額につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が、平成27年10月5日から施行されることに伴い、個人番号通知カード及び個人番号カードの交付事務に要する経費並びにカードの作成等を委託する地方公共団体情報システム機構への交付金等の経費を増額するものであります。 次に、75ページからの議第19号平成27年度天童市市民墓地特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げましたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、市民部所管の補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、小川経済部長。  〔小川博史経済部長 登壇〕 ◎小川博史経済部長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、経済部及び農業委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書20ページをお開きください。 6款1項1目農業委員会費44万5,000円の増額につきましては、遊休農地の解消を図るための補助金を増額するものであります。 7款1項3目観光費50万円の増額につきましては、天童温泉協同組合が実施する台湾での商談会開催及び旅行会社訪問に対する補助金を計上するものであります。 次に、99ページからの議第21号平成27年度天童市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 次に、大石建設部長。  〔大石章夫建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕 ◎大石章夫建設部長[併]上下水道事業所長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、建設部所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書22ページをお開きください。 8款2項3目道路新設改良費4,173万8,000円の減額につきましては、先ほど市長が御説明したとおり、国庫補助金の内示等による事業内容の見直しに伴うものであります。 以上、建設部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。 ○小松善雄議長 最後に、中島教育次長。  〔中島伸一教育次長 登壇〕 ◎中島伸一教育次長 議第14号平成27年度天童市一般会計補正予算(第3号)のうち、教育委員会所管の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書22ページをお開きください。 10款1項2目事務局費2,003万円の増額につきましては、私立高等学校生徒学費補助対象者が増加したことに伴う学費補助金の増額及び日新製薬教育振興基金への元金積立金の計上であります。 次に、24ページであります。 10款2項1目学校管理費593万円の増額につきましては、県が実施する山口小学校西側の県道天童河北線の歩道拡幅工事に先立ち、支障となる小学校敷地内のフェンス移設及び樹木の伐採を行うための工事費の増額であります。 以上、教育委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 ○小松善雄議長 以上で決算議案及び予算議案の概要説明を終わります。 △決算特別委員会の設置及び議案付託 ○小松善雄議長 次に、日程第31、決算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 認第1号から認第11号まで並びに議第12号及び議第13号の議案13件については、決算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議案13件については、決算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く全議員を指名いたします。 なお、決算特別委員会の審査の結果については、来る9月4日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △予算特別委員会の設置及び議案付託 ○小松善雄議長 次に、日程第32、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第14号から議第21号までの予算議案8件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案8件については、予算特別委員会を設置し、審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る9月4日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。 △議案の付託 ○小松善雄議長 次に、日程第33、議案の付託を行います。 議第22号から議第26号までの議案5件については、お手元に配付しております付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。 審査の経過と結果については、来る9月4日の本会議において、各常任委員長の報告を求めることにいたします。 △散会 ○小松善雄議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。   午前11時41分 散会...