平成26年 3月 定例会(第8回) 平成26年3月20日(木曜日) 午前10時00分開議 小松善雄議長 結城義巳副議長 ●出席議員(22名) 1番 武田正二議員 2番 水戸芳美議員 3番 遠藤敬知議員 4番 茂木孝雄議員 5番 村山俊雄議員 6番 狩野佳和議員 7番 松田光也議員 8番 矢萩武昭議員 9番 山口桂子議員10番 海鋒孝志議員 11番 木村竹虎議員 12番 赤塚幸一郎議員13番 結城義巳議員 14番 後藤和信議員 15番 山崎 諭議員16番 石垣昭一議員 17番 鈴木照一議員 18番 伊藤護國議員19番 水戸 保議員 20番 淺井健一議員 21番 伊藤和子議員22番 小松善雄議員 ●欠席議員 なし ●出席要求による
出席者職氏名山本信治 市長 鈴木周宏 副市長土屋 信 総務部長 武田 淳 健康福祉部長西澤 仁 市民部長 木嶋忠史 経済部長 建設部長(併)三瓶昭弘 新関 茂 総務部政策調整監
上下水道事業所長柏谷 忍 市民病院事務局長 三浦正行 消防長小川博史 総務部総務課長 佐藤通隆
教育委員長水戸部知之 教育長 酒井孝二 教育次長
農業委員会片桐久雄 農業委員会会長 遠藤 浩 事務局長 選挙管理委員会
選挙管理委員会秋葉俊一 後藤豊彦 委員長 事務局長奥山吉行 監査委員 元木美智子
監査委員事務局長 ●出席した事務局職員 主幹(兼)野口忠司 事務局長 赤塚嘉知 事務局長補佐(兼) 議事係長 事務局長補佐(兼) 副主幹(兼)大内淳一 伊藤由紀子 調査係長 庶務係長 庶務係(兼)藤澤英昭 調査係行政主査 青柳利恵 議事係行政主査 ●議事日程 議事日程第4号 平成26年3月20日(木曜日)午前10時開議 第1 諸般の報告 第2 議第69号平成26年度天童市一般会計予算の組み替えを求める動議 第3 議第69号 平成26年度天童市一般会計予算 第4 議第70号 平成26年度天童市
国民健康保険特別会計予算 第5 議第71号 平成26年度天童市
用地買収特別会計予算 第6 議第72号 平成26年度天童市財産区特別会計予算 第7 議第73号 平成26年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算 第8 議第74号 平成26年度天童市
介護保険特別会計予算 第9 議第75号 平成26年度天童市
市民墓地特別会計予算 第10 議第76号 平成26年度天童市
後期高齢者医療特別会計予算 第11 議第77号 平成26年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算 第12 議第78号 平成26年度天童市
水道事業会計予算 第13 議第79号 平成26年度
天童市民病院事業会計予算 第14 議第80号 平成26年度天童市
公共下水道事業会計予算 第15 議第81号 天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 第16 議第82号 天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について 第17 議第83号
天童市立保育園設置条例の一部改正について 第18 議第84号 天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正について 第19 議第85号 天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について 第20 議第86号 天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について (追加議案の上程) 第21 議第87号 平成25年度天童市
一般会計補正予算(第5号) (閉会中の継続調査申出事件) 第22 閉会中の継続調査の申し出について (
委員会提出議案上程) 第23 委員会提出議案第6号 要支援者への予防給付を市町村事業へ移行するなどの改正に反対する意見書の提出について 第24 委員会提出議案第7号 一般国道48号の防災対策の強化等を求める意見書の提出について 第25 委員会提出議案第8号 天童市地元産酒等による乾杯を推進する条例の設定について 第26 委員会提出議案第9号
天童市議会基本条例の設定について 第27 委員会提出議案第10号
天童市議会委員会条例の一部改正について (特別委員会報告) 第28
議会改革特別委員会の報告について
委員会審査報告書 本委員会に付託された事件について、審査の結果、別紙のとおり決定したので、
天童市議会会議規則(平成3年議会規則第1号)第110条の規定により報告します。 なお、各事件に対する審査の経過は、「委員長報告」(会議規則第39条)によって承知願います。 平成26年3月17日
総務教育常任委員長 山崎 諭
環境福祉常任委員長 村山俊雄 予算特別委員長 海鋒孝志 天童市議会議長 小松善雄様 議案審査結果
表付託委員会議案番号件名審査結果
総務教育常任委員会議第81号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について原案可決議第82号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について原案可決議第85号天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について原案可決議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について
原案可決環境福祉常任委員会議第83
号天童市立保育園設置条例の一部改正について原案可決議第84号天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正について
原案可決予算特別委員会議第69号平成26年度天童市
一般会計予算原案可決議第70号平成26年度天童市
国民健康保険特別会計予算原案可決議第71号平成26年度天童市
用地買収特別会計予算原案可決議第72号平成26年度天童市財産区
特別会計予算原案可決議第73号平成26年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算原案可決議第74号平成26年度天童市
介護保険特別会計予算原案可決議第75号平成26年度天童市
市民墓地特別会計予算原案可決議第76号平成26年度天童市
後期高齢者医療特別会計予算原案可決議第77号平成26年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算原案可決議第78号平成26年度天童市
水道事業会計予算原案可決議第79号平成26年度
天童市民病院事業会計予算原案可決議第80号平成26年度天童市
公共下水道事業会計予算原案可決 ●本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
△開議
○小松善雄議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 最初に、本日の議事日程について、追加議案、
委員会提出議案等が提出されましたので、その取り扱いについて議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。
鈴木照一議会運営委員長。 〔
鈴木照一議会運営委員長 登壇〕
◆
鈴木照一議会運営委員長 御報告を申し上げます。 本日の議事日程につきましては、追加議案、委員会提出議案及び動議の提出がありましたので、その取り扱い等について、昨日、議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、本日の議事日程に追加して審議することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○小松善雄議長 お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加をして審議することに決定いたしました。 本日の会議は、議事日程第4号によって進めます。
△諸般の報告
○小松善雄議長 日程第1、諸般の報告を行います。 事務局長に報告させます。 野口事務局長。
◎野口忠司事務局長 諸般の報告を申し上げます。
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき作成されました天童市
新型インフルエンザ等対策行動計画につきまして、去る3月18日に市長から送付があり、さきに配付しておりますので、ごらんくださるようお願いいたします。 以上、報告いたします。
○小松善雄議長 以上で諸般の報告を終わります。
△付託案件審査報告
○小松善雄議長 去る2月28日の本会議において、予算特別委員会、
総務教育常任委員会及び
環境福祉常任委員会に付託をいたしました日程第3、議第69号平成26年度天童市一般会計予算から日程第20、議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定についてまでの議案18件を一括して議題といたします。
△
予算特別委員長報告
○小松善雄議長 最初に、予算特別委員会に付託いたしました予算議案12件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。
海鋒孝志予算特別委員長。 〔
海鋒孝志予算特別委員長 登壇〕
◆
海鋒孝志予算特別委員長 御報告を申し上げます。 去る2月28日の本会議におきまして当予算特別委員会に付託になりました議第69号平成26年度天童市一般会計予算から議第80号平成26年度天童市
公共下水道事業会計予算までの予算議案12件の審査の結果について御報告を申し上げます。 審査に当たりましては、3月11日から14日まで及び3月17日の5日間にわたり慎重に審査を行った結果、議第69号平成26年度天童市一般会計予算及び議第79号平成26年度
天童市民病院事業会計予算につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。また、議第70号平成26年度天童市
国民健康保険特別会計予算から議第78号平成26年度天童市
水道事業会計予算まで及び議第80号平成26年度天童市
公共下水道事業会計予算の議案10件につきましては、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、報告を終わります。
○小松善雄議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△
総務教育常任委員長報告
○小松善雄議長 次に、
総務教育常任委員会及び
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、
総務教育常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 山崎
諭総務教育常任委員長。 〔山崎
諭総務教育常任委員長 登壇〕
◆
山崎諭総務教育常任委員長 去る2月28日の本会議におきまして当
総務教育常任委員会に付託されました議案4件について審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第81号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、平成18年度から21年度の4年間に、国・県に準拠して一般職の職員の昇給を抑制してきたが、山形県人事委員会勧告に準拠し、平成26年4月1日において、45歳未満の職員については1号給、そのうち39歳の職員については2号給、それぞれ上位の号給に調整するものである。また、大規模災害からの復興に関する法律の施行に伴い、災害派遣手当の支給対象となる職員の範囲を拡大することが主な改正の内容であるとの説明がありました。 委員からは、昇給に関して対象者数と金額についての質疑がありました。 これに対して執行部からは、平成26年4月1日時点で45歳未満の職員は206人、そのうち39歳の職員は15人である。人件費総額では1年度当たり全会計で約540万円の増額を見込んでいる。1人当たり平均年額2万6,000円増額するとの回答がありました。 また、委員からは、災害派遣手当の受給要件に該当する職員はいるのかという質疑がありました。 これに対して執行部からは、多賀城市に派遣している職員1人が該当になると考えられるとの回答がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第82号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について申し上げます。 執行部からは、今回の改正は、国家公務員の退職手当制度に準拠し、従来あった退職勧奨制度を廃止し、早期退職募集制度を導入するとともに、定年前早期退職特例措置を拡充するものである。具体的には、対象職員の要件を勤続年数で5年、年齢で5歳広げ、勤続20年以上、45歳以上とする。また、退職手当の割り増し率も59歳は従来どおりの2%のままであるが、45歳から58歳までについては年3%に引き上げる。本制度への応募は職員の自発的な意思に委ねられるものであるという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第85号天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、平成26年4月の
山形県立村山特別支援学校天童校の開設に伴い、当該校へ学校給食の提供を行うため、対象施設に関する規定の整理を行うものであるという説明がありました。 委員からは、提供予定数やメニューに関する質疑がありました。 これに対して、児童10人、教職員等12人に提供を予定している。献立については、市内の小・中学校と同じメニューで提供させていただき、
食物アレルギー対応食についても、該当すれば対応していきたいとの回答がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について申し上げます。 執行部からは、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、消防組織法の一部が改正された。これに伴い、政令で定める基準を本市の実情に照らし参酌し、消防長及び消防署長の資格を条例で定めるものであり、これまで政令を参酌してきたものと変わりはないという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○小松善雄議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△
環境福祉常任委員長報告
○小松善雄議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
村山俊雄環境福祉常任委員長。 〔
村山俊雄環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
村山俊雄環境福祉常任委員長 去る2月28日の本会議におきまして当
環境福祉常任委員会に付託されました議第83
号天童市立保育園設置条例の一部改正について及び議第84号天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正についての2件を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第83
号天童市立保育園設置条例の一部改正について申し上げます。 執行部からは、市立さくら保育園の保育室増築工事等に伴い、定員が10名ふえることになったことによる条例の一部改正であるとの説明を受けました。 これに対して委員からは、定員がふえることにより保育体制はどのようになるのかという質疑がございました。 これに対して執行部からは、保育士の体制については、1歳児については6人の児童に対し1名の保育士という基準があり、その基準に合った保育体制をとっていくことになるという説明がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第84号天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正についてを申し上げます。 執行部からは、今回の条例の一部改正は、ことし4月1日から国の法律である障害者総合支援法の改正の中で「障害程度区分」の名称が「障害支援区分」に改められることを受け、条例の名称及び条例文中の2カ所について変更を行うものであるとの説明を受けました。 これに対して委員からは、名称のみの変更であるのか確認の質疑があり、執行部からは、国の法律改正に基づく名称のみの変更であり、審査会の委員の定数等の変更はないとの説明がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○小松善雄議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。 以上で各常任委員長の報告を終わります。
△動議上程
○小松善雄議長 ここで、本日提出されました日程第2、議第69号平成26年度天童市一般会計予算の組み替えを求める動議を議題といたします。
△趣旨説明
○小松善雄議長 ただいまの動議の趣旨説明のための発言を許可いたします。 狩野佳和議員。 〔6番 狩野佳和議員 登壇〕
◆6番(狩野佳和議員) 議第69号平成26年度天童市一般会計予算の組み替えを求める動議について提案理由を申し上げます。 天童駅から約2.07キロメートル、高擶駅から約1.34キロメートルの地点に設置予定の新駅については、進め方に問題があるので賛成できません。 自治体が新規事業、大事業を進めるに当たっては、まず全体計画、総事業費を提示し、議会に図るべきと考えます。6年前から説明はありますが、今回のような全体事業や9億円強の予算の説明は一切ありませんでした。 また、市長選挙のときには、市民に新規事業、大事業は選挙公報等で周知すべきと考えますが、一昨年の市長選挙においては、市長は公約らしい公約を出しておりません。 これまで新駅に関する説明は、少しずつ小出しに進行状況を議会に報告しております。当初5億円と説明していた新駅建設は、今は駅前広場を含め9億円強となっています。当初から新駅建設に関して進め方に問題があると考えます。 新駅建設には、市民の理解、合意が最大優先課題であると考えます。天童市が
東日本旅客鉄道株式会社に委託した
奥羽本線高擶天童間新駅設置基本計画調査の報告書には、新駅設置の条件の6番目に、自治体、地元住民の合意形成とありますが、市民の合意形成ができているとは感じられません。 市長は、各地域で開催している
まちづくり懇談会や平成24年7月に1回だけ開催した新駅の説明会で、特に大きな反対もなく、好意的な御意見をいただいている状況にあるので、事業に対する理解は得られたものと判断していると説明していますが、多くの市民の間で不要論は根強くあります。合意形成は醸成されていないと考えます。 新駅に関する説明会は、平成24年7月の1回のみで、市民には、駅前広場が2,000平米から4,000平米に変更した全体計画と総事業費が駅前広場を含め9億円強の事業費になる旨の広報も説明も一切ありません。国・県からの補助金も一切ない、全て市の独自単独予算で建設するには、市民全体の理解が絶対必要であると考えます。
まちづくり懇談会で大きな反対はなく、理解されていると言いますが、
まちづくり懇談会と新駅説明会は別物と考えるべきです。新駅説明会を何回も開催し、市民の理解が肝要と考えます。他県の某自治体では、市民への説明会を年に100回以上重ね、市民に理解をしていただき、新駅を設置した事例があります。もう一つのある自治体では、議会でも承認し進めていた新駅建設が住民投票で反対意見が多数を占め、廃止になった事案もあるようです。 何をおいても天童市の住民の理解が最重要と考え、新駅だけの説明会を少なくとも地区公民館で2回ずつは開催して、理解を得ることが肝要と考えます。また、反対意見等が多数を占めるようであれば、住民投票を実施することも必要と考えます。 よって、新駅の進め方に問題があり、市民への説明が不十分であり、新駅関連の予算計上は不要であると考えます。歳出8款4項1目都市計画総務費の新駅整備負担金6億300万円と歳出8款4項6目都市施設費の芳賀地区の整備に要する経費のうち、
地域生活基盤施設分(駅前広場整備・駐輪場整備工事)の経費2億1,027万円を削除するように求めるものであります。
△質疑
○小松善雄議長 ただいまの動議に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、議第69号平成26年度天童市一般会計予算及び議第79号平成26年度
天童市民病院事業会計予算に対する反対討論の通告者、茂木孝雄議員。 〔4番 茂木孝雄議員 登壇〕
◆4番(茂木孝雄議員) 無会派の茂木孝雄です。 ただいまより反対討論を申し上げます。 26年度の一般会計予算案は、25年度当初予算との対比では、歳出面で土木費が増加分の50%、歳入面では繰入金と市債の増発で増加分の約90%占めています。市長の強い意思を感じる予算ではありますが、借金と預金の取り崩しで土木費を賄うバランスの悪い、ある意味ではバブリーな予算であると考えてもいます。私は特に税金の使い方に疑問ありと考え、反対意見を申し上げます。 税金は、1つ、正しい行政プロセスを踏まえているのか、2つ、受益者と負担者がバランスしているか、3つ、効率的で、その効果が検証されているか、4つ、もっとほかに必要性の高い使い道がないのか、これを常に検証しなければならないと思っています。この点で、芳賀新駅関連予算について疑問を感じています。 1つ、無人の新駅を設置するための予算が駅周辺整備費を入れて8億1,300万円、最終総額約9億円と巨額です。ほとんど全額が天童市の独自財源で、なぜ急いでつくらなければならないのか、その説明が不足しています。 2つ、総額で約9億円という金額は、天童市市民6万人、1人当たり約1万5,000円を負担します。そういう計算にあります。軽い負担ではありません。この新駅整備のために1人当たり1万5,000円を負担することに、市民の多くは同意、あるいは納得はしていないと思っています。 この新駅ができることによる受益者は誰なのか。まずは区画整理組合と地権者、そして商業施設、また近隣地域の住民や通勤者は利便性を喜ぶでありましょう。受益者と負担者は、しかしバランスしていません。ほかの多くの事例があるように、受益者の中核である
芳賀土地区画整理組合にも応分の負担をしてもらうべきだと私は考えております。 新駅の効果が負担者である市民や天童市全域に幅広く及ぶのであれば、納得性もあります。しかし、執行部からの納得できる説明はされていません。包括説明について触れます。 1つ、新駅設置の費用対効果、B/Cについては、7年間で定数1を超えるので、満足できる効果であると言及されました。しかし、その便益算定の基本前提であります1分間当たり36円20銭、時給2,172円、この時間単価は疑問です。新駅の利用者は高校生、また芳賀地区のイオン、あるいは商業施設に働く従業員は多くは時給1,000円にも満たないパートさんが多いです。平均では時給1,000円以下ではないでしょうか。そうであれば、B/Cは1を超えるのは、7年どころか、倍の14年ぐらいになる計算になります。 2つ目、産業連関表を用いた経済波及効果の結果についても納得性に欠けると思っています。新駅設置費用のうちのシステム改修負担金、例えば3億円、これはJR内部の作業であります。地域への生産誘発効果はほとんどないと想定されます。この効果を除外するだけでも、経済波及効果は執行部がおっしゃられる1.59からかなりダウンするはずです。固定資産税が約5億円増加する、これは言わずもがなでしょう。駅ができてもできなくても変わりありません。税金の投入と、その効果を事業ごとにしっかりと峻別することが行政経営の基本のはずです。 天童市の人口は2040年には4万7,000人まで減少すると予測されています。人口減少による税収減、加えて行政の固定費と言える高齢者の介護・医療・福祉費、あるいは子育てのための財源などは、ますます重要になってきます。執行部は、百年の大計と曖昧なことで説明していますが、100年後どころか、二、三十年後を見通して、維持可能な天童市の設計をしていかなければならないといけません。必要な事業であれば、明確な効果説明をしてもらわなければなりません。 市長、執行部は、市民に対する説明責任を果たさず、市民自治の考えに基づく適正な行政プロセスを踏まえていません。今、狩野さんからありましたけれども、市民説明会に平成24年7月、1回開催されただけです。200人程度の出席者、市長はもちろん出席していませんでした。
まちづくり懇談会、これにも全体の計画、設置費用、効果などの説明はされません。賛否も問われていないはずです。市民からは、新駅についての疑問の声や意見が多く聞こえております。天童市民の合意は、まだ形成されていないと思っています。 先日、県内のある自治体で、まちづくり活動への市の負担金70万円について、経済効果の検証もしないままでは認めないという修正動議が予算特別委員会で可決されたと報道がありました。たかが70万円と言うなかれ、笑うなかれです。貴重な税金です。執行部の施策や事業の効果検証を厳しく行い、執行部へのチェック機能の役割を果たす、こういう姿こそ議会の本来の姿だと思います。ましてや、天童市議会はこれから議会基本条例を制定します。議員の皆さんは長いものには巻かれず、議員としての役割を認識し、しっかり判断していただきたいと思います。 次に、もう一つ、芳賀雨水排水調整池整備事業についての疑問を申し上げます。 芳賀区画整理組合、本来、区画整理地区域内に調整池を整備することに義務づけられています。しかし、執行部は将来の調整池の管理の手間やコストを軽減するためという理由で、区画整理地の西側隣地に土地を購入し、区画整理地内と区画整理地外の雨水排水量をまとめ、そういう調整池を整備する計画に突如変更しました。そして、この関連費用の総額は8億2,100万円膨らみました。 しかし、天童市が本来やるべき部分は、区画整理地外の貯水量5,800立米、全体の16%です。その部分だけであれば、せいぜい一、二億円以内の費用で済んだと想定されます。このような計画変更で、天童市の負担、つまり天童市民の負担を大きくふやしたのは、市の行政判断のプロセスに問題があるのではないかと思っています。 もう一つ、総額8億2,100万円に膨らんだ調整池事業費用について、天童市と芳賀区画整理組合の間の費用負担額はまだ決まっておりません。ただ、途中経過を見ますと、天童市の負担分が過大です。納得性がありません。このような状態で予算を承認することには無責任だと思います。負担割合をより精査し、組合側と確かな約定を交わした上で、調整池の予算を進めるべきであります。事業を進めるべきであります。 以上、議第69号平成26年度天童市一般会計予算に対する反対意見でございます。 引き続いて、議第79号平成26年度
天童市民病院事業会計予算について反対討論を申し上げます。 これまでの5年間、改革プランに基づき病院経営の改革を進めてきましたが、改革プランは未達成です。また、5年間での改革も全く不十分、医業収益は5年間毎年11億円台のまま、医業損益は年平均約3億5,000万円の赤字と低迷しております。26年度予算は5カ年の中期経営計画の初年度分になっています。一般会計からの繰り入れを除いた医業損益は4億5,000万円の赤字、かつ一般会計からの繰入額総額も4億6,000万円に達します。改善されてはいません。 キャッシュフローも一般会計からの繰り入れや市債の発行で、ようやく期末で6,700万円を維持していますが、これは医業収益1カ月分の半分ぐらいです。医業収益比率も76%と厳しく、給与比率は64%に達しています。改善は全く不十分です。予算案については、根本から見直し、早急に改善、改革のための具体的なアクションをとっていかなければ、過去5年を繰り返すことになります。これでは議会のさらなる責任放棄、市民に対する背信行為になります。 以上、税金の使い方を厳しく監視し、市民の思いを各議員が受けとめ、26年度の一般会計予算案及び市民病院予算案に対する反対討論に賛同していただくことをお願いして、反対討論を終わります。
○小松善雄議長 次に、議第69号平成26年度天童市一般会計予算に対する賛成討論の通告者、伊藤護國議員。 〔18番 伊藤護國議員 登壇〕
◆18番(伊藤護國議員) 議第69号平成26年度天童市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。 21世紀に入り、日本は世界的な経済不況の中で沈没寸前となり、国内消費も落ち込み、先の見えない閉塞感が漂っておりました。そんな閉塞感の中で誕生した安倍内閣は、デフレからの脱却を至上命題として、積極的な財政出動、大胆な金融緩和、経済成長戦略の3本の矢、いわゆるアベノミクスの断行により、1ドル80円台であった為替レートを100円台まで引き下げ、それによって技術関連産業は大きく業績を好転させ、9,000円台であった株価も1万5,000円台まで回復してまいりました。業績の向上は、賃金のアップや新規学卒者の採用にも大きく貢献をしてきております。 このような国の施策の中で、地方自治体はこのチャンスをどう捉え、どう施策を展開するのか、その力量が問われていると思います。天童市は今回、国の積極予算と地方交付税見合いの有利な起債を活用して、過去最大の予算編成をいたしました。私は今、天童市がやるべき施策は次の3つであると考えております。 1つは、将来の天童市を背負って立つ子供たちを含めた人材の育成であり、人づくりであると思います。人材は国の宝なりの格言のごとく、有能な人材を何人育てられるかに自治体の命運がかかっていると言っても決して過言ではありません。 平成21年に山本市政が誕生して以来、子育て支援日本一を目指して、さまざまな施策を展開してまいりました。特に子供の健全な成長のための教育環境の整備としての地滑り危険地帯にあった天童一中の新築移転を始め、老朽化した天童二中、三中の大幅リニューアル、そして四中を含めた冷暖房設備の完備、今年度からは市内12小学校全ての学校の整備や、27年、28年の2カ年間で12小学校全てに冷暖房設備の完備などが予定されております。子育て支援事業は、重視すべき事業であり、今後も継続するべきであると考えます。 2つ目は、定住人口、交流人口の拡大であります。昭和33年10月1日の市制施行時の人口は3万3,987人でありました。天童市の将来のまちづくりの柱として、昭和34年1月、市施行として、天童駅から当時の鎌田温泉まで南北に細長いふんどし町と言われた天童市を東西に広がるまちづくりに着手し、これまで市施行7地区、組合施行12地区の区画整理事業を展開し、交通の利便性や降雪量の少なさから他市町村から多くの人口流入があり、豊栄村との合併もありましたけれども、ピーク時の人口は6万3,800人と、市制施行時より3万人もの人口増加を達成いたしました。 さらに、区画整理事業による人口増加は、土地の購入、住宅の建設にも直結し、市民税の増、固定資産税の増といった税収面での大きな効果をも生み出しました。天童市は、山形市に次いで県内2番目の財政力指数にあるのも、区画整理事業による結果であります。酒田市、鶴岡市、新庄市、最上町、さらには米沢市、仙台市圏からも1時間圏内という地の利こそ、天童市の大きな利点でもあります。 あす21日は、芳賀土地区画整理地内にグランドオープンする東北最大規模のイオンモール天童店が開店をいたします。イオンモール天童店は、年間来店者数を800万人を見込んでいるとのことであります。さらに、集客数を当てにして、イオンモールの周辺には既に十数店の出店が予定されているとのことであります。 そして、昨日、市長からの発表によれば、天童市がJR東日本に設置を請願しておりました新駅が、天童南駅として国土交通省から認可決定がなされたとの報告がございました。この新駅設置により、県総合運動公園へのアクセスもよくなり、モンテディオ山形の試合やイベントの開催、各種大会の開催なども、これまでより以上、開催されるものと期待されております。 イオンモールを中心とした商店街への来店者数も合わせれば、恐らく年間1,000万人を超える交流人口が天童市に訪れるものと推定されるところであります。それは、天童温泉や飲食店などへの地元経済波及効果も大きなものがあると期待するところであります。 3つ目は、将来にわたり安定した財政健全化のための自主財源の確保であり、中でも市税収入の確保であります。御案内のように、天童市はさきにも述べましたが固定資産税が多く、固定資産税は区画整理事業によってもたらされるものであります。現在、天童市では市税収入が76億円であり、総予算に占める割合は33%であります。財政力指数は0.63であります。 現在、全国では財政力指数が1.0を超え、国からの地方交付税に頼らない自治体が東京都、25市、20町、9カ村の55自治体であります。これらの市町村の多くは、固定資産税が多いまちづくりをしてきた結果であると聞いております。天童市におきましても、荒谷西工業団地の造成、インターチェンジ周辺工業団地の造成、そしてそれに伴う企業の誘致並びに雇用の拡大は、地域経済の活性化を生み、活性化に欠かすことのできない重大事業であります。 また、
芳賀土地区画整理組合が進めている芳賀タウンの事業は、近隣商業地域の開発により、イオンモールを中心とした商業地域への出店により、単に交流人口の増加にとどまることなく、固定資産税、法人市民税、個人市民税など、数年後には5億円を超える税収が見込まれております。 さらに、荒谷西工業団地、インターチェンジ周辺工業団地の整備、企業誘致、雇用の拡大による税収見込みは、去年策定した土地利用計画に基づく古井戸地区や13号バイパス東側への均衡ある都市開発を進めれば、これまた数億円の税収が見込まれる、合わせて10億円の税収が確保できるのではないかと期待をしているところであります。 また、今回の芳賀タウンで2,000人を超える雇用、あるいは工業団地で500人を超える、合わせて2,500人を超える雇用も期待をされているところであります。 天童市の地の利を生かした、先を見据えた先見性に優れた先行投資予算は、今回、組まれているわけですけれども、近い将来、歴史的に評価されるものであると確信するところであります。天の時、地の利、そして先見性、洞察力、決断力に優れたリーダーの存在は、天童市に生まれてよかった、住んでよかった、これからもずっと住み続けたいという子供たちの未来に夢と希望を与え、「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」天童市の実現は、6万2,000市民の郷土愛と誇りを生み、必ずや天童市民の信頼を勝ち得ると私は確信をしております。 何とぞ賢明なる議員各位の御理解と御賛同を賜りますことを心からお願いを申し上げ、賛成討論といたします。
○小松善雄議長 最後に、議第69号平成26年度天童市一般会計予算に対する反対討論の通告者、伊藤和子議員。 〔21番 伊藤和子議員 登壇〕
◆21番(伊藤和子議員) 議第69号平成26年度天童市一般会計予算について、反対の討論を行います。 国の平成26年度予算は、4月1日から消費税を3%引き上げることによる8兆円の大増税を国民に押しつけ、年金や医療、生活保護など、社会保障の給付削減を始め、教育、農業、地方財政など、暮らしの予算を軒並み削減しています。反面、国土強靱化を看板にした大型公共事業のばらまき、成長戦略具体化のための予算など、大企業向けの予算や軍事費を増額しています。そして、依然として巨額の借金を重ね、財政再建の見通しが立たない予算となっています。 一方、地方自治体は、社会保障関係費の自然増や地方交付税措置のある事業に取り組んできたことによる公債費負担などで、地方自治体の財政的な厳しさは一層深刻さを増しているところです。 このような中、14億円の3月補正予算と合わせ231億6,000万円の積極型予算が提案されております。昨年、市長は無投票で再選されました。子供の中学校卒業までの医療費完全無料化や第3子以降の保育料無料化、また学童保育所施設の公設化計画、発達支援専門員の配置などの積極的な取り組みは、他の市からも一目置かれる施策となっています。また、公衆街路灯のLED化の前倒しや積極的整備、商店街照明灯の電気料の市負担化には心から敬意を表するものであります。 一般会計予算について、全てを否決するものではないことを先に申し上げて、次の点について反対の意見を述べます。 まず、子ども・子育て関連3法により、子ども・子育て支援新制度導入が進められますが、国の制度設計やシステム構築内容の提示がおくれ、年度内に管理システムの業務委託ができず、繰越明許費とします。制度をきちんと整備しないまま、導入日を決定してやっている結果でありますが、大きく制度が変わる市町村にとっては大変なことであります。特に、保育所、幼稚園などの施設を利用しなければならない保護者にとっては大きな問題ではないでしょうか。保育に対する公的責任のあり方が問われるものと危惧するものであります。 次に、新駅整備負担金3億300万円、新駅開業設備費負担金3億円です。昨年3月の予算でも、新駅設置基本調査設計委託料、新駅設置実施設計委託料に反対しました。この新駅設置については、請願駅にするというところから、議会への説明が事後報告で済まされてきました。基本的な要件6項目の一つ、住民の合意については、市民に十分な説明もなく、合意が図られたとは言えないものであります。 確かに、これまで出されたそれぞれの予算は議会で可決されてきました。しかし、住民合意とは、いかに市民にわかりやすく丁寧な説明を行ったかということであります。そういう点からいっても、新駅は強引に進められたと指摘します。 特に今議会では、6億300万円の整備費を計上したわけですから、当然、質疑されるであろう点について説明する準備をすべきでありました。3月5日に、JRが国交省に奥羽本線の事業基本計画変更認可申請を出しているわけですから、予算審査に向けて準備はできたと思います。執行部に対して真摯な姿勢が見られなかったと指摘しておきます。 14日の予算審査の中では、中身が不明であると、何も明らかになりませんでした。17日の予算特別委員会の表決は賛成多数で、予算案は可決となっています。 そして、きのう急に市長要請の全員協議会が招集され、国交省から認可がおり、駅名は天童南駅と、運行は来年3月ころと、17日の夜にJRから報告があったと説明がありました。市民からの生活道路や環境の整備などの要求はたくさんあり、要望したけれども、市は予算がとれないと断られたとの声がよく聞かれます。それなのに、新駅にぽんと6億300万円出すことに反対するものであります。 あわせて、駅前広場整備についててあります。約2,000平米は芳賀土地区画整理事業地内の緑地を出してもらうが、2,030平方メートルを取得する9,541万円、広場整備費1億1,171万円、駐輪場整備工事費315万円の予算についても、支出することに反対であります。 最後に、芳賀調整池について申し上げます。 昨年も芳賀調整池の土地買収を含む2億2,146万円について反対しました。理由は、芳賀区画整理区域外に2万7,000平米、3万7,000立方メートルの調整池を6億8,000万円で整備し、平成26年中に完成させようとするものですが、市と組合の費用負担割合がはっきり決まっていないことが明らかになり、基本的なことを決めずに事業を進めることに異議ありと反対しました。 あれから1年たち、芳賀調整池整備工事費5億5,650万円計上されました。建設経済常任委員会で費用負担についての考え方が示されましたが、芳賀地区と長岡地区の面積比では76.7対23.3ですが、工事費負担割は72.2対27.8、事業費総額の負担割は62.4対37.6となっています。工事費の数量を積み上げて、実態に即した負担額にしたと言っておられますが、事業費総額は8億2,130万円、市負担は3億880万円、組合負担は5億1,250万円です。 既に組合で整備している8,630万円を引いた残り4億2,620万円については、当初、組合で調整池費用として予定していた3億6,900万円、この分については平成27年度に市に支払い、残り5,720万円については、その後、組合の保留地の売れぐあいを見て払ってもらうと言っています。年度内に書面を取り交わすということですが、一昨年、調整池の外出しの話を出した時点で決めておくべき問題だと昨年の予算で指摘をしておりますが、まだ決めていないのは異常であるとしか思えません。 市の都合で外出ししてもらったからといって、組合で計画した調整池予算より1億4,000万円の増となることに配慮しているようでありますが、調整池予定地は保留地として処分可能になります。これについては1万2,300平米の造成費も必要になると言っています。大きな事業変更であり、土地区画整理事業の進め方にも問題があると思います。倉津川雨水排水調整池の事業の進め方として適切ではないと指摘しておきます。 以上、申し上げましたが、市民の安全と福祉を守る地方自治体の役割は一層大きくなっております。市民の暮らしの実態を的確に捉え、国政に対しても自治体としての意見をきちんと反映されるよう要請し、一般会計予算に対する反対討論といたします。
○小松善雄議長 以上で討論を終結いたします。
△採決
○小松善雄議長 これより順次採決をいたします。 最初に、議第69号平成26年度天童市一般会計予算の組み替えを求める動議を採決いたします。 この動議は起立によって採決をいたします。 お諮りいたします。 ただいまの動議について、賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○小松善雄議長 起立少数であります。 よって、ただいまの動議は否決されました。 次に、議第69号平成26年度天童市一般会計予算について採決をいたします。 討論がありましたので、起立によって採決をいたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議第69号については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○小松善雄議長 起立多数であります。 よって、議第69号については原案のとおり可決されました。 次に、議第70号平成26年度天童市
国民健康保険特別会計予算から議第78号平成26年度天童市
水道事業会計予算までの予算議案9件について、一括して採決をいたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議案9件については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第70号から議第78号までの議案9件については原案のとおり可決されました。 次に、議第79号平成26年度
天童市民病院事業会計予算について採決をいたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議第79号については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○小松善雄議長 起立多数であります。 よって、議第79号については原案のとおり可決されました。 次に、議第80号平成26年度天童市
公共下水道事業会計予算について採決をいたします。 ただいまの議第80号については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第80号については原案のとおり可決されました。 次に、議第81号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてから議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定についてまでの議案6件を一括して採決をいたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議案6件については、
総務教育常任委員長及び
環境福祉常任委員長の報告は原案可決であります。
総務教育常任委員長及び
環境福祉常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第81号から議第86号までの議案6件については原案のとおり可決されました。
△議第87号 平成25年度天童市
一般会計補正予算(第5号)
○小松善雄議長 次に、日程第21、議第87号平成25年度天童市
一般会計補正予算(第5号)について議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 おはようございます。 議第87号平成25年度天童市
一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、予算第1条繰越明許費の補正についての第1表のとおり、子ども・子育て支援新制度管理システム導入事業を追加するものであります。 その内容は、子ども・子育て支援法などの子ども・子育て関連3法に基づき、平成27年度から本格スタートする子ども・子育て支援新制度への移行に向け、市町村が行う利用者の認定や事業者の確認、給付費の審査、支払いなどの事務に関する管理システムの導入業務に関し、国の制度設計やシステム構築内容の提示がおくれているため、年度内での完成が見込めないことにより、次年度に繰り越すものであります。 この管理システムについては、子ども・子育て支援新制度の平成27年度の本格スタートに先立ち、平成26年度後半からの運用が必要であり、これに係る歳入歳出予算については
一般会計補正予算(第3号)で計上しております。また、その財源は、全て県補助金としているところであります。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いいたします。
○小松善雄議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案については委員会付託を省略することに決定いたしました。
△質疑
○小松善雄議長 これより議案について質疑を行います。 ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 なければ、以上で議案についての質疑を終結いたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決いたします。 議第87号平成25年度天童市
一般会計補正予算(第5号)について採決をいたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第87号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第87号については原案のとおり可決されました。
△閉会中の継続調査申し出事件
○小松善雄議長 次に、日程第22、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 議会運営委員会及び各常任委員会における所管事務の調査については、各委員長からお手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査の申し出については、各委員長の申し出のとおり決定をいたしました。
△
委員会提出議案上程
○小松善雄議長 次に、日程第23、委員会提出議案第6号要支援者への予防給付を市町村事業へ移行するなどの改正に反対する意見書の提出についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 委員会提出議案第6号の提出者、
村山俊雄環境福祉常任委員長。 〔
村山俊雄環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
村山俊雄環境福祉常任委員長 委員会提出議案第6号要支援者への予防給付を市町村事業へ移行するなどの改正に反対する意見書の提出について提案理由を申し上げます。 現在、国の社会保障制度審議会の場に、介護保険制度の根幹にかかわる政府案が提案されており、その中で、要支援者の介護予防給付のうち、ホームヘルパーによる訪問介護とデイサービスの通所介護を市町村事業への移行や、一定以上所得者の利用負担2割への引き上げなどが提案されております。 訪問介護と通所介護は、介護予防給付の中で大きな割合を占め、本市においても介護予防給付費の50%強となっております。これらが市町村事業へ移行した場合、財政的な負担が予想され、また市町村の財政力によっては、サービスの有無や訪問回数の制限など、地域格差も懸念されております。 また、一定以上所得者の利用負担の2割への引き上げは、負担増による利用の抑制によって介護の重度化が進むことが予想され、介護保険財政の負担を増大させることが危惧されております。 介護予防給付は、介護の重度化を防ぐ上で重要な根幹をなすものであり、全ての高齢者がひとしくサービスを受けるべきものであります。このことから、介護保険からの要支援者の訪問介護と通所介護外しと、一定以上所得者の利用負担の2割引き上げに反対し、全ての高齢者がひとしくサービスの提供を受けることが可能な介護保険制度の維持を要望し、関係機関に意見書を提出するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。
○小松善雄議長 ただいま議題となっております委員会提出議案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
△質疑
○小松善雄議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 (発言する者なし)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第6号要支援者への予防給付を市町村事業へ移行するなどの改正に反対する意見書の提出については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第6号については原案のとおり可決されました。
△
委員会提出議案上程
○小松善雄議長 次に、日程第24、委員会提出議案第7号一般国道48号の防災対策の強化等を求める意見書の提出についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 委員会提出議案第7号の提出者、赤塚幸一郎経済建設常任委員長。 〔赤塚幸一郎経済建設常任委員長 登壇〕
◆赤塚幸一郎経済建設常任委員長 委員会提出議案第7号一般国道48号の防災対策の強化等を求める意見書の提出についての提案理由を申し上げます。 国道48号は、山形県と宮城県を結び、物流、観光、地域振興の動脈として欠かせない重要な幹線道路であります。 本年2月半ばの大雪により、東北南部の内陸部では記録的な大雪となり、国道48号で重大な交通障がいが発生いたしました。県境の関山トンネルの仙台市東側で2月15日朝から、1.4キロの区間、数カ所で断続的に大規模な雪崩が発生し、この雪崩により、乗用車2台が巻き込まれたほか、80台を超える一般車両が立ち往生してしまいました。その後、実に10日間にわたる通行どめにより、物流や地域経済を始め、通勤、通学等に多大な影響を及ぼしました。 よって、国に対して、国道48号の安全な通行を確保するため、防災対策の強化等に向けた措置を講ずるよう意見書を提出するものであります。 以上、皆様方の御賛同を賜りますよう申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○小松善雄議長 ただいま議題となっております委員会提出議案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
△質疑
○小松善雄議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第7号一般国道48号の防災対策の強化等を求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第7号については原案のとおり可決されました。
△
委員会提出議案上程
○小松善雄議長 次に、日程第25、委員会提出議案第8号天童市地元産酒等による乾杯を推進する条例の設定についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 委員会提出議案第8号の提出者、赤塚幸一郎経済建設常任委員長。 〔赤塚幸一郎経済建設常任委員長 登壇〕
◆赤塚幸一郎経済建設常任委員長 委員会提出議案第8号天童市地元産酒等による乾杯を推進する条例の設定についての提案理由を申し上げます。 本市には、優れた日本酒、ワイン、その他飲料生産事業が多数あります。天童産の飲料及び農産物のブランド化の確立、関連産業の振興、発展を推進していく必要があります。今回の条例の制定は、本市の特産品である日本酒、ワイン、その他の飲料による乾杯の習慣を広めることにより、地元産酒等及び地元産農産物の消費拡大並びに地域の食文化の普及及び継承を促進し、もって地域文化の理解の促進並びに郷土愛の醸成に寄与することを目的とするものであります。 本市の特産品である地元産酒等は、観光資源となっているほか、農業、製造業及び小売業など、地域経済と深いかかわりがあります。このたび、条例の制定を機に、市行政、議員、事業者及び市民が連携を図り、それぞれの役割を果しながら、本市における地産地消の推進をするとともに、この取り組みによる本市の活性化への波及効果も期待することを目的とするものであります。 以上、皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
○小松善雄議長 ただいま議題となっております委員会提出議案第8号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
△質疑
○小松善雄議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第8号天童市地元産酒等による乾杯を推進する条例の設定について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第8号については原案のとおり可決されました。
△
委員会提出議案上程
○小松善雄議長 次に、日程第26、委員会提出議案第9号
天童市議会基本条例の設定についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 委員会提出議案第9号の提出者、村山俊雄議会改革特別委員長。 〔村山俊雄議会改革特別委員長 登壇〕
◆村山俊雄議会改革特別委員長 委員会提出議案第9号
天童市議会基本条例の設定についての提案理由を申し上げます。 本条例は、
議会改革特別委員会において条例案策定小委員会をつくり、昨年春から約4カ月間にわたって原案を作成し、その後、議会報告・意見交換会において市民へ説明を行うなど、
議会改革特別委員会で約1年間、協議してきたものでございます。 前文にあるように、議会の役割や責務、議員の活動原則を明確にするとともに、市長及び市民との関係について定めることにより、市民の負託に的確に応え、開かれた議会を実現し、もって地方自治の目的である市民の福祉向上と地域の活力ある発展に寄与する議会となるべく、
天童市議会基本条例を制定しようとするものであります。 御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。
○小松善雄議長 ただいま議題となっております委員会提出議案第9号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
△質疑
○小松善雄議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 委員会提出議案第9号
天童市議会基本条例の設定について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第9号については原案のとおり可決されました。
△
委員会提出議案上程
○小松善雄議長 次に、日程第27、委員会提出議案第10号
天童市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 委員会提出議案第10号の提出者、
鈴木照一議会運営委員長。 〔
鈴木照一議会運営委員長 登壇〕
◆
鈴木照一議会運営委員長 委員会提出議案第10号
天童市議会委員会条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 ただいま
天童市議会基本条例が可決され、4月1日から施行されます。議会基本条例の制定を受け、委員会条例をその趣旨に沿って、委員会の会議は公開すると改正するものであります。 御賛同いただけますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
○小松善雄議長 ただいま議題となっております委員会提出議案第10号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
△質疑
○小松善雄議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結をいたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより採決をいたします。 お諮りをいたします。 委員会提出議案第10号
天童市議会委員会条例の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第10号については原案のとおり可決されました。
△
議会改革特別委員会の報告
○小松善雄議長 次に、日程第28、
議会改革特別委員会の報告についてを議題といたします。 お諮りをいたします。 議会改革特別委員長から
議会改革特別委員会の報告の申し出がありますので、発言を許可いたします。 村山俊雄議会改革特別委員長。 〔村山俊雄議会改革特別委員長 登壇〕
◆村山俊雄議会改革特別委員長
議会改革特別委員会の最終報告を申し上げます。 平成25年9月20日の中間報告以降における本特別委員会の開催状況及び本特別委員会としてての決定事項については、お手元に配付しております報告書のとおりであります。 平成24年3月に
議会改革特別委員会が設置され、その後2年間にわたり通算45回の
議会改革特別委員会を開催してまいりました。付託された議会改革に関することの16項目について全て協議を行うとともに、本特別委員会として開催を決定した議会報告・意見交換会は平成24年10月から行うなど、少しずつではありますが、議会改革が進んできております。 先ほど御可決いただきました
天童市議会基本条例の制定は、本委員会の締めくくりと言うべきものであり、天童市議会として市民の負託に応え、より一層開かれた議会を目指すものであります。
天童市議会基本条例が実のあるものとなっていくためには、各議員が自己の能力及び資質を高める不断の研さんに励むとともに、山本市長を始めとする執行部の協力が不可欠であります。 これらを各議員と山本市長にお願い申し上げまして、
議会改革特別委員会の最終報告といたします。
○小松善雄議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ただいま議会改革特別委員長の報告がありましたが、ただいまの報告をもちまして、
議会改革特別委員会への付託事項の調査等は全て終了いたしました。 最後に、お諮りをいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については議長に委任することに決定いたしました。
△市長挨拶
○小松善雄議長 この際、市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 第8回市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 初めに、市内中学生の尊い命が失われたという大変悲しくつらい出来事についてであります。何物にもかえがたい大切な命が失われたこと、まことに重く受けとめております。生徒さんの御冥福を心よりお祈りいたしますとともに、改めて御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。 今後、第三者調査委員会の開催、調査状況を注視しながら、一般質問でも申し上げたとおり、必要に応じて適切に対応してまいりたいと考えております。 さて、本定例会は去る2月28日に開会いたしましたが、提出しました諸議案につきましては慎重な御審議をいただき、いずれも原案のとおり御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。 会期中に賜りました市政に対する御意見、御提言、御要望につきましては、速やかに対応を検討し、できる限り今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。 来る平成26年度も市議会の皆様と互いに切磋琢磨しながら、市民のための市政運営を進めてまいる所存であります。引き続き御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
△議長挨拶
○小松善雄議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了いたしました。 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会は、2月28日に開会以来、本日までの21日間にわたり、平成26年度予算案を始めとする数多くの議案について慎重に審議され、全議案の審議を終了して閉会の運びになりました。 議会におきましては、平成24年3月、
議会改革特別委員会を設置し、これまで議会改革への取り組みを推進してまいりました。このたび
天童市議会基本条例を制定することになりましたことは、本市議会にとって大きな一歩となりますとともに、今後、条例の精神に基づき、さらなる改革が図られるものと確信するものであります。 議員各位におかれましては、今後とも市民の皆さんから信頼され、市民とともに歩む開かれた議会を推進するため、なお一層の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 山本市長におかれましては、去る2月28日の本会議において表明されました平成26年度施政方針に基づき、第六次天童市総合計画の後期計画の着実な展開により、「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」を目指したまちづくりに邁進されますことをお願い申し上げる次第であります。 また、議案審査の過程で出されました各委員会等での意見を十分尊重していただき、各事業の実施に当たっては、きめ細やかなスピード感のある対応をお願い申し上げる次第であります。 なお、今年度限りで退職されます職員の皆さん方に対しましては、長い間、本市発展のために御尽力をいただきましたことに敬意と感謝を申し上げるところであります。今後とも、市政に対して御指導、御協力をいただきますように、よろしくお願いを申し上げるところであります。 結びに、今会期中に賜りました議員、執行部各位の御協力に対しまして、衷心より厚く御礼を申し上げるところであります。
△閉会
○小松善雄議長 これをもちまして、平成25年度第8回天童市議会定例会を閉会といたします。 午前11時29分 閉会 議長 小松善雄 会議録署名議員 後藤和信 同 山崎 諭 同 石垣昭一...