3月13日
3月14日火
水
木
金午前10時
予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査3月15日
3月16日土
日休会3月17日月午前10時
予算特別委員会議員協議会室付託案件の審査(討論、表決)3月18日
3月19日火
水休会3月20日木午前10時本会議議場委員長審査報告
質疑・討論・表決 議事日程第1号 平成26年2月28日(金曜日)午前10時開会 第1 会期の決定 第2 会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 ア 議会事務処理状況報告 イ その他 第4 議第60号 平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号) 第5 議第61号 平成25年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第6 議第62号 平成25年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 第7 議第63号 平成25年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号) 第8 議第64号 平成25年度天童市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第9 議第65号 平成25年度天童市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号) 第10 議第66号 平成25年度天童市水道事業会計補正予算(第2号) 第11 議第67号 平成25年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号) 第12 議第68号 平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 第13 議第69号 平成26年度天童市一般会計予算 第14 議第70号 平成26年度天童市国民健康保険特別会計予算 第15 議第71号 平成26年度天童市
用地買収特別会計予算 第16 議第72号 平成26年度天童市財産区特別会計予算 第17 議第73号 平成26年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算 第18 議第74号 平成26年度天童市介護保険特別会計予算 第19 議第75号 平成26年度天童市市民墓地特別会計予算 第20 議第76号 平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計予算 第21 議第77号 平成26年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算 第22 議第78号 平成26年度天童市水道事業会計予算 第23 議第79号 平成26年度天童市民病院事業会計予算 第24 議第80号 平成26年度天童市公共下水道事業会計予算 第25 議第81号 天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 第26 議第82号 天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について 第27 議第83号 天童市立保育園設置条例の一部改正について 第28 議第84号 天童市障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正について 第29 議第85号 天童市学校給食センター設置条例の一部改正について 第30 議第86号 天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について 第31 予算特別委員会の設置及び議案付託 第32 議案の付託 議案付託表 (平成25年度第8回定例会)
付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第69号平成26年度天童市一般会計予算議第70号平成26年度天童市国民健康保険特別会計予算議第71号平成26年度天童市
用地買収特別会計予算議第72号平成26年度天童市財産区特別会計予算議第73号平成26年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算議第74号平成26年度天童市介護保険特別会計予算議第75号平成26年度天童市市民墓地特別会計予算議第76号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計予算議第77号平成26年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算議第78号平成26年度天童市水道事業会計予算議第79号平成26年度天童市民病院事業会計予算議第80号平成26年度天童市公共下水道事業会計予算 議案付託表 (平成25年度第8回定例会)
付託委員会議案番号件名総務教育常任委員会議第81号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について議第82号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について議第85号天童市学校給食センター設置条例の一部改正について議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について環境福祉常任委員会議第83号天童市立保育園設置条例の一部改正について議第84号天童市障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正について ●本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
△開会
○小松善雄議長 ただいまから、2月14日に招集告示されました平成25年度第8回天童市議会定例会を開会いたします。
△開議
○小松善雄議長 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。
△会期の決定
○小松善雄議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 鈴木照一議会運営委員長。 〔鈴木照一議会運営委員長 登壇〕
◆鈴木照一議会運営委員長 御報告申し上げます。 本日招集になりました平成25年度第8回天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、2月21日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、会期は本日から3月20日までの21日間とし、議事日程は皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 以上で報告を終わります。
○小松善雄議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月20日までの21日間と決定いたしました。
△会議録署名議員の指名
○小松善雄議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 14番 後藤和信議員 15番 山崎 諭議員 16番 石垣昭一議員 以上、3名を指名いたします。
△諸般の報告
○小松善雄議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議会事務処理状況などについて、事務局長に報告させます。 野口事務局長。
◎野口忠司事務局長 諸般の報告を申し上げます。 議会の事務処理状況につきましては、12月定例会以降の事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、市監査委員から報告ありました定例監査及び例月出納検査等の結果の一覧並びに今定例会に説明員として出席通知ありました方の職氏名の一覧表を皆様のお手元に配付しておりますので、ごらんくださるようお願い申し上げます。 以上、諸般の報告にかえさせていただきます。
○小松善雄議長 以上で諸般の報告を終わります。
△選挙管理委員会委員長挨拶
○小松善雄議長 ここで、去る12月25日に就任されました
秋葉俊一選挙管理委員会委員長から就任挨拶の申し出がありますので、発言を許可いたします。
秋葉俊一選挙管理委員会委員長。 〔
秋葉俊一選挙管理委員会委員長 登壇〕
◎
秋葉俊一選挙管理委員会委員長 おはようございます。 前委員長の辞任に伴いまして、その後任として昨年12月25日に選挙管理委員会委員長に就任をいたしました秋葉俊一でございます。 本日は、本会議の大変貴重な時間を割いていただきまして就任の御挨拶を申し上げる機会をいただきましたこと、まことにありがたく厚く御礼を申し上げます。 さて、私は民主主義の根幹をなす選挙の管理執行という職責の重さを改めて痛感をいたしております。 職務に当たりましては、公平公正を旨とし、公職選挙法を始めとする関係法令や条例に基づき厳正に執行してまいる所存でございます。 当面の課題といたしましては、投票率の向上がございます。まずは若年層を対象にした選挙啓発活動と投票をしやすくする投票所の改善等の環境整備になお一層努力をいたしてまいる所存でございます。微力ではございますが、力を尽くし職責を果たしてまいりたいと考えております。 議員皆様の御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げ、簡単ではございますが、就任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
△議第60号 平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)外8件
○小松善雄議長 次に、日程第4、議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)から日程第12、議第68号平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案9件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 おはようございます。 平成25年度天童市の一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算案について、その大要を御説明申し上げます。 初めに、議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算第4号について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に14億925万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ231億6,653万1,000円とするものであります。 年度末における各事業の精査を行うとともに国の好循環実現のための経済対策に伴う補正予算を積極的に活用し、平成26年度において計画していた一部の事業を平成25年度へ前倒しすることにより事業の早期着工と着実な推進を図るための予算としたところであります。 今回の補正の主な要因である国の補正予算に伴う事業について申し上げます。 第1に、地域介護・福祉空間整備事業であります。社会福祉法人が行う
地域密着型特別養護老人ホーム等の施設整備及び開設を支援するため、補助金を交付するものであります。補正に計上した予算額は2億4,340万円であります。 第2に、子育て支援施設整備事業であります。今年度から着手した子育て支援施設の整備工事について、平成27年度のオープンに向け、その着実な進捗を図るものであります。補正に計上した予算額は4億8,026万3,000円であります。平成26年度予算とともに執行してまいります。 第3に、天童高原整備開発事業であります。恵まれた自然環境を生かした魅力ある天童高原を目指し、中核的施設である地域交流センターを整備するものであります。補正に計上した予算額は1億1,328万円であります。 第4に、道路新設改良事業であります。幹線道路である矢野目高擶線及び清池南小畑線の改良工事について、早期開通を目指し、引き続き推進するものであります。補正に計上した予算額は2億3,702万円であります。 第5に、市立寺津公民館改築事業であります。社会教育施設等整備計画に基づき、耐震性能が低く、老朽化している寺津公民館の改築工事を行うものであります。補正に計上した予算額は3億1,659万6,000円であります。 これら5つの事業に係る補正予算は繰越明許費として翌年度へ繰り越すものであり、執行については平成26年度予算と一体的に取り組むこととしております。 そのほか、更生堰地区ほ場整備事業に係る県営土地改良事業負担金、芳賀土地区画整理事業に係る
組合等施行土地区画整理事業負担金の県事業負担金等についても、国の補正予算に伴うものとして増額をしております。 これらの国の補正予算に伴う事業費は、合計で14億3,550万3,000円であります。 財源については、国庫補助金として地域介護・
福祉空間整備等施設整備交付金及び推進交付金並びに社会資本整備総合交付金、県補助金として森林整備促進・林業等再生事業費補助金を充当し、そのほかに市債及び一般財源により対応しているところであります。 また、国の補正予算に伴う事業以外の補正については、歳入では、鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計繰入金の減額及び財源調整のための財政調整基金繰入金の増額が主なものであります。 歳出については、
工業団地整備事業特別会計繰出金の増額が主なものであります。 予算第2条の繰越明許費については、先ほどの国の補正予算に伴う5つの事業に係る金額を計上するとともに、老人福祉施設整備支援事業及び道路新設改良事業に関しては、工期の都合により既決予算の一部を加えて第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 予算第3条の債務負担行為の補正については、各指定管理委託料について、4月からの消費税引き上げに対応するための限度額を追加するものであります。 また、天災対策資金利子補給については、実績がないことからこれを廃し、小百合第二保育園施設整備利子補給については借入額の確定に伴い変更するものであります。これらの変更等により、債務負担行為の限度額を第3表のとおり設定するものであります。 予算第4条の地方債の補正については、事業費の精査による減額及び国の補正予算に対応した事業の前倒しによる増額に伴い、第4表のとおり起債の限度額の追加及び変更をするものであります。 次に、議第61号平成25年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額に235万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ73億1,827万2,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、社会保険診療報酬支払基金からの療養給付費交付金の減額、国、県からの保険基盤安定繰入金及び事務費に係る一般会計繰入金の増額であります。 歳出については、軽減特例措置の見直しに伴う
国民健康保険システム改修業務委託料の増額及び基金積立金の増額であります。 次に、議第62号平成25年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から7,388万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ4,780万1,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保留地処分金の精査に伴う減額が主なものであります。 歳出については、事業完了年度の繰り延べに伴う事業費の精査による減額及び一般会計繰出金の減額であります。 次に、議第63号平成25年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から258万円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ44億8,811万9,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、地域支援事業費に係る国庫支出金及び県支出金、一般会計繰入金の減額であります。 歳出については、事業の精査に伴う地域支援事業費の老人福祉扶助費の減額、利用見込みの増加に伴う食の自立支援事業及び乳酸飲料支給事業委託料の増額であります。 次に、議第64号平成25年度天童市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から207万9,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ5億8,533万2,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、保険基盤安定繰入金に係る一般会計繰入金の減額であります。 歳出については、後期高齢者医療広域連合納付金の減額であります。 次に、議第65号平成25年度天童市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正予算は、既定の予算総額から9,271万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ6億869万円とするものであります。 その内容は、歳入については、今年度の工業団地分譲が見込めないことによる工業用地分譲収入の減額、事業の精査に伴う一般会計繰入金の増額及び工業団地整備事業債の減額であります。 歳出については、事業の精査に伴う工事関連委託料の減額及び市債償還金の減額であります。 予算第2条の繰越明許費については、
天童インターチェンジ周辺工業団地の整備工事について、工期の都合により、第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 予算第3条の地方債の補正については、事業の精査に伴い第3表のとおり起債の限度額の変更をするものであります。 次に、議第66号平成25年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入及び資本的収入については、
芳賀土地区画整理事業関連工事の減少に伴う区画整理組合からの負担金の減額であります。 資本的支出については、
芳賀土地区画整理事業関連工事の減少に伴う工事請負費の減額であります。 次に、議第67号平成25年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については、業務量の精査による入院収益及び外来収益の減額並びに健診等の公衆衛生活動収益の増額が主なものであります。 収益的支出については、精査による賃借料等の経費の減額であります。 資本的収入及び支出については、建設改良費の減額とこれに伴う一般会計出資金及び企業債の減額であります。 次に、議第68号平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収入については、営業外収益の他会計負担金の増額であります。 収益的支出については、営業費用の水洗便所改造資金利子補給金の減額及び特別損失の増額であります。 資本的収入については、公共下水道事業債及び流域下水道事業債の減額並びに受益者負担金の増額であります。 資本的支出については、
芳賀土地区画整理事業関連工事の減少に伴う工事請負金の減額及び流域下水道負担金の減額であります。 以上が平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)ほか8件の補正予算の大要であります。 よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
△予算議案概要の説明
○小松善雄議長 次に、ただいまの予算議案9件の概要についての説明を求めます。 最初に、土屋総務部長。 〔土屋 信総務部長 登壇〕
◎土屋信総務部長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書14ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 10款1項1目地方交付税654万8,000円の増額につきましては、国の予算に合わせて減額調整されていた普通交付税が今回の国の補正に合わせ追加交付されたことによる増額であります。 次に、16ページであります。 14款2項国庫補助金について申し上げます。 2目民生費国庫補助金2億4,265万2,000円の増額につきましては、障害者総合支援法改正に対応するためのシステム改修に要する障害者総合支援事業費補助金の計上、額の精査に伴う
セーフティネット支援対策事業費補助金の減額のほか、国の補正予算を活用した地域介護・
福祉空間整備等施設整備交付金及び地域介護・福祉空間整備推進交付金の計上であります。 3目衛生費国庫補助金514万9,000円の減額につきましては、内示に伴うがん検診推進事業に係る疾病予防対策事業費等補助金の減額が主な内容であります。 4目土木費国庫補助金3億1,584万4,000円の増額につきましては、事業費の精査に伴う減額のほか、国の補正予算を活用した事業の前倒しに伴う社会資本整備総合交付金の増額が主な内容であり、道路橋梁費補助金については矢野目高擶線、清池南小畑線に係る道路新設改良事業の前倒し、都市計画費補助金については、子育て支援施設整備事業の前倒しによる増額を含むものであります。 次に、18ページであります。 6目商工費国庫補助金4,319万5,000円の増額につきましては、国の補正予算を活用した天童高原整備開発事業の前倒しに伴う社会資本整備総合交付金の増額であります。 15款1項1目民生費県負担金719万3,000円の増額につきましては、国民健康保険事業に係る保険税軽減分としての保険基盤安定負担金の交付決定に伴う増額が主な内容であります。 次に、20ページであります。 15款2項5目農林水産業費県補助金8,430万7,000円の増額につきましては、事業費の精査に伴う補正のほか、国の補正予算を活用した市立寺津公民館改築事業の前倒しに係る森林整備促進・林業等再生事業費補助金の計上が主な内容であります。 次に、22ページであります。 16款2項3目出資金等返戻収入1,031万1,000円の増額につきましては、財団法人山形県労働者信用基金協会の解散に伴う出捐金の清算による返戻金の計上であります。 次に、24ページであります。 18款1項2目鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計繰入金7,096万9,000円の減額につきましては、保留地処分金の減額に伴う減額であります。 18款2項2目財政調整基金繰入金1億1,551万4,000円の増額につきましては、財源調整に伴う増額であります。 次に、26ページであります。 20款3項2目産業立地促進資金貸付金元利収入2,670万円の減額につきましては、産業立地促進資金貸し付けの精査による減額であります。 20款5項4目雑入500万1,000円の増額につきましては、前年度負担金の精算による後期高齢者医療広域連合精算金及び山口地区住宅地開発事業負担金の精算による公的宅地開発整備負担金返還金の計上が主な内容であります。 21款1項市債について申し上げます。 3目土木費1億760万円の増額につきましては、国の補正予算を活用した矢野目高擶線、清池南小畑線の道路新設改良事業の前倒しに伴う増額に、歩道等整備事業の精査による減額を加えた地方道路等整備事業債の増額及び国の補正予算に対応した芳賀土地区画整理事業の前倒しによる組合施行土地区画整理事業負担金の増額に伴う土地区画整理事業債の増額並びに芳賀調整池整備事業の精査に伴う都市施設整備事業債の減額であります。 4目教育債2億1,390万円の増額につきましては、国の補正予算を活用した市立寺津公民館改築事業の前倒しに伴う公民館施設整備事業債の計上であります。 6目民生費2億8,800万円の増額につきましては、国の補正予算を活用した子育て支援施設整備事業の前倒しに伴う子育て支援施設整備事業債の計上であります。 7目農林水産業債1,020万円の増額につきましては、国の補正予算に対応した更生堰ほ場整備事業の前倒しによる県営土地改良事業負担金の増額に伴う土地改良事業債の増額であります。 次に、28ページであります。 8目商工債6,470万円の増額につきましては、国の補正予算を活用した天童高原整備開発事業の前倒しに伴う天童高原施設整備事業債の計上であります。 以上、一般会計歳入の補正予算概要を御説明申し上げました。 次に、総務部所管の歳出について、その主な内容を申し上げます。 58ページをお開きください。 12款1項公債費3,811万2,000円の減額につきましては、平成24年度に借り入れた市債の償還額の確定に伴う長期債利子償還金の減額が主な内容であります。 次に、ページを戻りまして、6ページであります。 予算第2条繰越明許費につきましては、第2表のとおり、工期の都合等により次年度に繰り越すものであります。 その内容は、老人福祉施設整備支援事業については、国の補正予算に伴う地域介護・福祉空間整備事業に加え、既決予算の明幸園増改築整備事業費補助金を合わせて繰り越すものであります。子育て支援施設整備事業及び天童高原施設整備事業については、国の補正予算に伴う事業費を繰り越すものであります。 道路新設改良事業については、国の補正予算に伴う事業費に加え、既決予算のうち、矢野目高擶線に係る高擶橋橋梁整備事業負担金、清池南小畑線に係る物件移転補償費及び土地購入費の一部を合わせて繰り越すものであります。寺津公民館改築事業については、国の補正予算に伴う事業費を繰り越すものであります。 次に、7ページであります。 予算第3条債務負担行為の補正につきましては、第3表のとおり、既に協定を締結している指定管理委託料について、4月からの消費税引き上げによる費用増加に対応するため、債務負担行為の限度額を追加するものであります。また、昨年7月の大雨による農作物被害対策として設定した天災対策資金利子補給については、利用の実績がなかったことから、これを廃止し、小百合第二保育園施設整備利子補給については、事業費の増加に伴い借入額が増加したため、その限度額を変更するものであります。 次に、9ページであります。 予算第4条地方債の補正につきましては、第4表のとおり、起債の追加及び限度額の変更を行うものであります。その内容は、先ほど市債の歳入補正において説明した内容に基づき、それぞれ設定するものでありますが、子育て支援施設整備事業、更生堰ほ場整備事業に係る土地改良事業、芳賀土地区画整理事業に係る土地区画整理事業、天童高原施設整備事業、寺津公民館改築事業に係る市立公民館施設整備事業については、国の補正予算に伴い、追加するものであります。 また地方道路等整備事業については、国の補正予算に伴う増額に歩道等整備事業の精査による減額を加えた額とし、都市施設整備事業については、芳賀調整池整備事業の精査に伴う減額により、それぞれ変更するものであります。 以上、総務部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、武田健康福祉部長。 〔武田 淳健康福祉部長 登壇〕
◎武田淳健康福祉部長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、健康福祉部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書34ページをお開きください。 3款1項1目社会福祉総務費1,323万1,000円の増額につきましては、保険基盤安定繰入金の増額に伴う国民健康保険特別会計への繰出金の増額が主なものであります。 2目老人福祉費2億3,862万2,000円の増額につきましては、国の補正予算に伴い、老人福祉施設の整備支援に要する経費としての交付金を増額し、全額を平成26年度に繰り越すものであります。そのほか保険基盤安定繰入金の減額に伴う後期高齢者医療特別会計への繰出金の減額が主なものであります。 3目障がい者福祉費2,552万3,000円の増額につきましては、障害者総合支援法改正に伴う福祉システム改修業務委託料及び介護給付費などの利用人数の増加に伴う障がい者福祉扶助費の増額が主なものであります。 次に、36ページであります。 7目公衆浴場費93万5,000円の減額につきましては、ふれあい荘・かまた荘耐震診断業務の確定による委託料の減額であります。 3款2項1目児童福祉総務費4億8,026万3,000円の増額につきましては、国の社会資本整備総合交付金が補正対応となったため、子育て支援施設整備事業費の一部を前倒しで計上するものであります。こちらも全額を平成26年度に繰り越し、平成26年度当初予算と一体的に執行してまいります。 2目児童措置費70万円の減額につきましては、育成医療の利用実績に伴う児童福祉扶助費の減額であります。 4目保育園費851万6,000円の減額につきましては、事業費の精査による保育委託料及び一時預かり事業費補助金の減額、額の確定による保育所運営費負担金の返還金が主なものであります。 次に、38ページであります。 7目放課後児童クラブ費504万7,000円の減額につきましては、事業費の精査による放課後児童健全育成事業委託料及び額の確定に伴う放課後児童クラブ施設整備工事費等の減額であります。 8目わらべ館費21万3,000円の減額につきましては、ファミリー・サポート・センターの利用実績に伴う報償金の減額が主なものであります。 3款3項2目扶助費157万5,000円の減額につきましては、申請者数の減少による緊急特別措置事業住宅手当給付費の減額であります。 4款1項1目保健衛生総務費380万3,000円の減額につきましては、未熟児養育医療の利用実績などに伴う母子福祉扶助費の減額が主なものであります。 次に、40ページであります。 2目予防費2,001万円の減額につきましては、子宮頸がん予防ワクチンの副反応により、国から積極的勧奨を差し控える勧告が出され、接種者が減少したことによる定期予防接種委託料の減額が主なものであります。 4款4項1目病院費881万3,000円の減額につきましては、建設改良費の減額による天童市民病院事業会計への出資金の減額補正であります。 次に、54ページであります。 10款4項1目幼稚園費74万4,000円の増額につきましては、事業費の精査による私立幼稚園子育て支援事業費補助金及び私立幼稚園運営費補助金の増額であります。 次に、補正予算書63ページからの議第61号平成25年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、87ページからの議第63号平成25年度天童市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び99ページからの議第64号平成25年度天童市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略をさせていただきます。 以上、健康福祉部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、西澤市民部長。 〔西澤 仁市民部長 登壇〕
◎西澤仁市民部長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、市民部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書30ページをお開きください。 2款1項8目市民生活対策費199万6,000円の減額につきましては、公衆街路灯修繕料の精査による減額であります。 9目交通安全対策費186万7,000円の減額につきましては、啓発用看板の購入及び道路反射鏡設置工事が完了したことによる減額が主なものであります。 10目市民文化会館費126万1,000円の減額につきましては、今年度予定していました市民文化会館耐震改修工事プロポーザル審査会の延期による減額であります。 次に、40ページであります。 4款1項3目環境衛生費98万9,000円の減額につきましては、退職した環境衛生委員に対する報償品費及び合併処理浄化槽の設置に要する経費の額の確定による減額であります。 5目斎場費831万6,000円の減額につきましては、冷却塔下部地盤改良工事が完了したことによる減額であります。 2項1目清掃総務費100万円の減額につきましては、集団資源回収等の報償金の精査による減額であります。 2目ごみし尿処理費1,348万4,000円の減額につきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合負担金の確定による減額であります。 次に、56ページであります。 10款5項8目文化振興費191万円の増額につきましては、芸術文化振興基金への積み立てを目的とする本市への寄附を受けた芸術文化振興基金事業費補助金の増額であります。 9目旧東村山郡役所資料館費67万2,000円の減額につきましては、害虫防除業務委託料の確定による減額であります。 6項4目体育施設費65万円の減額につきましては、天童市グラウンドゴルフ場の管理業務委託料の精査による減額であります。 以上、市民部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、木嶋経済部長。 〔木嶋忠史経済部長 登壇〕
◎木嶋忠史経済部長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、経済部及び農業委員会の所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書42ページをお開きください。 6款1項農業費について申し上げます。 1目農業委員会費345万7,000円の増額につきましては、認定農業者農地流動化事業費補助金の額の確定による増額であります。 3目農業振興費521万9,000円の減額につきましては、農地集積協力金及び米等経営支援事業費補助金は額の確定により増額となりますが、その他の事業費の精査による減額が主なものであります。 次に、44ページであります。 4目畜産業費113万円の減額につきましては、緊急県産稲わら確保対策事業費補助金及び畜産振興総合資金利子補給金の額の確定による減額であります。 5目の農地費919万7,000円の増額につきましては、団体営土地改良事業費補助金及び県営土地改良事業費負担金の増額が主な内容であります。 次に、6款2項林業費について申し上げます。 2目林業振興費21万3,000円の減額につきましては、松くい虫防除事業委託料及びナラ枯れ防除事業委託料の事業費の精査による減額であります。 3目基本財産造成費83万5,000円の減額につきましては、市行造林保育事業委託料及び保全林整備事業委託料の事業費の精査による減額であります。 7款1項商工費について申し上げます。 2目商工振興費1億856万4,000円の増額につきましては、事業の精査による産業立地促進資金貸付金等の減額がありますが、工業団地分譲収入が見込めないことや事業の精査による
工業団地整備事業特別会計繰出金の増額が主なものであります。 次に、46ページであります。 3目観光費34万5,000円の増額につきましては、ことしの山形デスティネーションキャンペーンに向けたおもてなしの気運を醸成するための講演会の開催及びパンフレット作成のための経費の計上であります。 4目観光施設費163万3,000円の増額につきましては、市内に設置された3基の歓迎看板のキャッチフレーズを刷新するための修繕経費及び電気料金の値上げに伴う観光情報センターの共用管理負担金の増額であります。 6目中心市街地活性化推進費33万4,000円の増額につきましては、電気料金の値上げに伴うパルテの光熱水費等の増額であります。 8目自然公園費1億1,328万円の増額につきましては、国の補正予算を活用した、天童高原施設整備工事の前倒しに伴う経費の計上であります。 次に、補正予算書111ページからの議第65号平成25年度天童市
工業団地整備事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略させていただきます。 以上、経済部、農業委員会所管に係る補正予算の内容について御説明を申し上げました。
○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。 〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、建設部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書48ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費299万1,000円の減額につきましては、木造住宅耐震改修補助金の確定による減額が主なものであります。 8款2項2目道路維持費20万円の増額につきましては、市道郭南仲町線用地買収による増額であります。 3目道路新設改良費2億2,738万3,000円の増額につきましては、国の補正予算を活用し、市道矢野目高擶線及び市道清池南小畑線の道路新設改良工事の事業進捗を図るための増額が主なものであります。 8款3項1目河川総務費366万6,000円の減額につきましては、国で示している洪水ハザードマップ作成の手引の改訂が行われたことにより、市の洪水ハザードマップを作成するために国及び県管理河川の改訂後の浸水想定区域図のデータ提供が必要であることから、洪水ハザードマップ修正業務委託料を減額するものであります。 次に、50ページであります。 8款4項2目土地区画整理費6,109万5,000円の増額につきましては、国の補正予算に伴う芳賀土地区画整理事業の都市計画道路整備に係る県負担金の増額及び鍬ノ町土地区画整理事業特別会計における保留地処分金の減額等に伴う一般会計繰出金の増額であります。 3目街路事業費351万4,000円の減額につきましては、事業費の精査に伴う県施行都市計画道路山形老野森線整備事業の県負担金の減額であります。 4目公共下水道費1,697万6,000円の増額につきましては、下水道事業の精査に伴う公共下水道事業会計負担金の増額であります。 6目都市施設費5,043万3,000円の減額につきましては、国の補助事業の交付決定及び事業費の精査に伴う天童古城地区の整備に要する経費の減額及び事業費の確定に伴う芳賀調整池の整備に要する経費の減額であります。 8款5項2目住宅建設費65万1,000円の減額につきましては、市営住宅等長寿命化計画策定業務委託料の確定による減額であります。 次に、第62号平成25年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでありますので、省略させていただきます。 以上、建設部所管に係る予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き、議第66号平成25年度天童市水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書125ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款水道事業収益につきましては、既決予定額から228万6,000円を減額し、補正後の予算額を14億987万5,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から4,000万円を減額し、補正後の予算額を3億8,970万6,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 支出の第1款資本的支出につきましては、既決予定額から6,000万円を減額し、補正後の予算額を9億1,039万円とするものであります。 その内容は、芳賀土地区画整理事業の事業進捗に合わせ、配水管布設工事を減工し、工事請負費を減額するものであります。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を改め、また、補填財源の当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに建設改良積立金を改めるものであります。 続きまして、議第68号平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)の主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書139ページをお開きください。 第2条の業務の予定量につきましては、今回の補正に伴う予定量の変更であります。 第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款下水道事業収益につきましては、既決予定額に1,697万6,000円を増額し、補正後の予算額を15億4,059万円とするものであります。 その内容は、一般会計繰入金の増額による営業外収益の他会計負担金の増額であります。 支出の第1款下水道事業費用につきましては、既決予定額に465万6,000円を増額し、補正後の予算額を15億3,886万1,000円とするものであります。 その内容は、水洗便所改造資金利子補給金の精査による営業費用の減額及び五日町地内汚水管撤去工事の増工と資産除却費の増額等による特別損失の増額であります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款資本的収入につきましては、既決予定額から2,389万9,000円を減額し、補正後の予算額を9億7,815万4,000円とするものであります。 その内容は、単独事業及び流域下水道負担金の減に伴う公共下水道事業債及び流域下水道事業債の減額並びに一括払いの増による受益者負担金の増額であります。 支出の第1款資本的支出につきましては、既決予定額から4,707万8,000円を減額し、補正後の予算額を15億4,820万6,000円とするものであります。 その内容は、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。 なお、これに伴いまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を改め、また、補填財源の当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに当年度分損益勘定留保資金を改めるものであります。 第5条につきましては、今回の補正に伴いまして改めるものであります。 以上、水道事業会計並びに公共下水道事業会計の補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、三浦消防長。 〔三浦正行消防長 登壇〕
◎三浦正行消防長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、消防本部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書42ページをお開きください。 5款1項1目労働諸費26万円の減額につきましては、緊急経済雇用対策として消防本部で雇用している日々雇用職員の賃金の精査による減額であります。 次に、52ページであります。 9款1項1目常備消防費149万4,000円の減額につきましては、119番通報に係る位置情報システムの発信地検索サービス利用料の改定による減額及び消防指揮隊車両の購入費の確定による減額が主なものであります。 2目非常備消防費21万円の減額につきましては、小型動力ポンプ軽積載車2台の購入費の確定による減額であります。 3目消防施設費561万4,000円の減額につきましては、防火水槽スラブ設置工事などの消防施設整備工事費、消火栓管理に伴う維持負担金及び消火栓新設負担金の額の確定並びに消火栓用ホース更新等の消防施設整備事業費補助金の精査による減額であります。 以上、消防本部所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、酒井教育次長。 〔酒井孝二教育次長 登壇〕
◎酒井孝二教育次長 議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)のうち、教育委員会所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書の事項別明細書52ページをお開きください。 10款1項3目教育指導費181万3,000円の減額につきましては、教職員健康診断委託料、すこやかスクールプロジェクトに要する経費の嘱託職員通勤手当、地域学習のための自動車借上料及び英語指導助手社会保険料の額の確定による減額であります。 次に、54ページであります。 10款2項1目学校管理費50万円の増額につきましては、燃料単価の上昇による小学校施設の燃料費の増額であります。 10款3項2目教育振興費100万円の減額につきましては、就学援助者の見込額の確定による減額であります。 10款5項1目社会教育総務費70万8,000円の減額につきましては、新成人を祝う会の開催に要する経費の減額が主なものであります。 3目公民館費3億1,529万6,000円の増額につきましては、国の森林整備加速化・林業再生事業費補助金を活用した市立寺津公民館の改築工事による増額、燃料単価の上昇による市立公民館の燃料費の増額及び今年度に予定していた分館の耐震補強工事の取り下げによる公民館整備費補助金の減額であります。 次に、56ページであります。 10款6項2目小学校保健費12万4,000円の減額につきましては、健康診断委託料の額の確定による減額であります。 以上、教育委員会所管に係る補正予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 最後に、柏谷市民病院事務局長。 〔柏谷 忍市民病院事務局長 登壇〕
◎柏谷忍市民病院事務局長 議第67号平成25年度
天童市民病院事業会計補正予算(第2号)に係る主な内容について御説明申し上げます。 補正予算書131ページをお開きください。 初めに、第2条の業務予定量について申し上げます。 入院患者数及び外来患者数は、市民病院改革プランに基づき予定したところでありますが、今年度は地域医療連携の強化をはじめ、産婦人科や常勤の小児科医師の確保による小児科外来の充実等に努めてきましたが、結果として業務予定量におきまして入院患者数8.8%及び外来患者数5%の減を見込んだところであります。 次に、第3条収益的収入及び支出について申し上げます。 収入の第1款病院事業収益の補正につきましては、既決予定額から5,999万9,000円を減額し、補正後の予算総額を14億2,837万8,000円とするものであります。 第1項の医業収益につきましては、入院及び外来収益において業務予定量の減に伴う減額並びにその他医業収益では、ドック健診や予防接種等の増による公衆衛生活動収益の増額を見込んでおります。 第2項の医業外収益につきましては、県補助金の内示額確定による減額を見込んでおります。 支出の第1款病院事業費用につきましては、既決予定額から1,500万円を減額し、補正後の予算総額を15億8,934万1,000円とするものであります。 第1項の医業費用につきましては、光熱水費や賃借料、委託料の精査による経費の減額であります。 次に、132ページであります。 第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入及び支出につきましては、それぞれ既決予定額から1,781万2,000円を減額し、補正後の予算総額を1億125万5,000円とするものであります。 収入の第1項一般会計出資金及び第2項企業債については、建設改良費の減による減額であります。 支出の第1項建設改良費につきましては、器械備品購入費の減による減額であります。 次に、第5条の企業債につきましては、今回の補正に伴って限度額を改めるものであります。 以上、天童市民病院事業会計の補正予算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○小松善雄議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案9件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案9件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
△質疑
○小松善雄議長 これより順次質疑を行います。 初めに、議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)について質疑を行います。 12番赤塚幸一郎議員。
◆12番(赤塚幸一郎議員) 3点について質問をいたします。 最初に、事項別明細15ページの歳入、13款1項3目衛生使用料の墓地使用料が786万円の予算に対して290万円ほどプラスになって1,076万円になるというふうになっております。恐らく墓地を取得された方が予定よりもふえているんだと思いますが、この具体的な内容についてと、それからこの墓地の運用に関した今後の見通し等についてお伺いをしたいと思います。 2番目が、事項別明細23ページの歳入、16款2項3目財産売払収入出資金等戻入ということで、先ほど部長から説明があったわけですが、その県の何とか基金が解散したので出資金が戻ってくるというふうな説明だったと思いますが、もう少し具体的に、どんな基金で、なぜ解散に至ったのか、あるいはこの出資したお金はいつ出資しておったのかというふうな点についてちょっとお伺いをしたいと思います。 3番目ですが、36ページの歳出、3款2項4目保育園費であります。これが6億7,081万4,000円から6億6,229万8,000円、851万6,000円の減額ということで、先ほど減額された理由の説明はいただきました。ただ、財源内訳を見ますと、国・県支出金がマイナス1,762万5,000円、一般財源がプラス910万9,000円というふうになっております。全体で減額補正ということで先ほどの説明でわかるんですが、一般財源では増額になっているというふうに金額的には記載はされております。 1つ目というかクエスチョンは、歳入面で国・県からの支出金の減額というふうな部分はないわけですが、なぜここで1,762万5,000円の減額表示がなされているのか。 それから、委託料が871万6,000円減額したためということになっておるんですが、支出金全額というか、この辺はまた後であれしますが、歳入面のその財源の関係について、まずお伺いしたいということで、以上3点お願いいたします。
○小松善雄議長 西澤市民部長。
◎西澤仁市民部長 墓地に関連してお答え申し上げます。 初めに、歳入のほうでございますが、当初15件の貸し出しを予定してございましたけれども、このたび新たに13件の貸し出しを行いましたので13件、それに今年度貸し出しした1件について返還という1件がございましたので、このようなことで補正をさせていただいたところでございます。 あと市民墓地の今後の見通しですけれども、今年度測量設計をいたしまして、次年度以降、二次整備に取りかかるわけですけれども、昨日現在の残区画が31区画ということでございますので、新たな貸し出しまでにつきましては緊急を要する方、そういった方に限定をして貸し出しするという考えで進めてございます。 以上です。
○小松善雄議長 次、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 この内容でございますが、山形県労働者信用基金協会というものがございまして、そこに市のほうで出資しておりました。そこで昨年の平成25年10月31日をもって解散すると、そして国のほうに移行するということになりました。その国の機関でございますが、日本労働者信用基金協会というところに事業を統合するということでありましたので、これまで天童市が出捐しておりましたお金につきましてこのたび返還があるというような内容になっております。 それで、これまでの、いつどれだけのお金をというような内容につきましては、ちょっと現在手持ちがございませんので、後ほどお答え申し上げます。
○小松善雄議長 次、武田健康福祉部長。
◎武田淳健康福祉部長 お答え申し上げます。 最初に、特定財源のほうの国・県支出金のほうが1,700万円ほど出ているが、歳入にないのかということですけれども、事項別明細書の17ページをお開き願いたいと思います。 14款1項1目の2節の児童福祉費負担金ということで、保育所国庫負担金1,140万円の減がこれに1つ該当いたします。 あともう1点は、事項別明細書の19ページ、15款1項1目の民生費県負担金のほうの、これも同じく右になりますが、保育所運営負担金570万円の減、これが歳入のほうの減となっております。 それから、一般財源のほうなんですけれども、これ全体の国庫と県のほうの見直しの中で出てきた分と、あともう一つ、今回返還金ありまして、返還金については単独で持たざるを得ませんので、その分を合わせた計上になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○小松善雄議長 赤塚幸一郎議員。
◆12番(赤塚幸一郎議員) 今の最後の保育園費の財源の問題ですが、国・県からの補助金とか支出金を見ていると1,700万円なんて該当する、これを上回るような三角というのは見当たらないですね。先ほど説明いただいた民生費県負担金も、これは補正が増額ですから、その辺がちょっといま一つよくわからないんですけれども、県補助金とか負担金とか、どの部分の歳入が減った分がここの財源のマイナス1,762万5,000円になっているのかということがいま一つよくわからないのでお願いしたいということと、これやっぱり単純に委託料が870万円つかなくなっての補正額の851万6,000円ですから、なぜこういうふうになってしまうのかということをもう一度お願いしたいというふうに思います。 それから、墓地のほうですが、先ほどの説明でよくわかるんですが、今後の見通し、空きがどのくらいあって、どのくらい、あと何年ぐらいもつような観点で今計画立てているかということをお伺いしたいというふうに思います。 その2点についてお願いします。
○小松善雄議長 武田健康福祉部長。
◎武田淳健康福祉部長 ちょっと説明が足りなくて申しわけございませんでした。 先ほどの入の1,762万5,000円の内訳について申し上げます。 最初に、事項別明細書の17ページ右側の2節にありますとおり保育所運営費国庫負担金が1,140万円の減額であります。それから、2つ目が事項別明細書の19ページ、これも中段の2節になりますが、保育所運営費、これは県の負担金の減が570万円、それから、その下の15款2項2目の右側の真ん中の一時預かり事業補助金、これが52万5,000円の減額でありますので、これを3つ足しますと先ほどの1,762万5,000円となっております。 それから、一般財源とのかかわりなんですけれども、国庫負担、市の負担、県の負担、それぞれ変わりましたので、その中での変更の部分が1つと、あとここにありますとおり返還金が約200万円ほど出てきておりますので、この辺は単独でしか見ざるを得ませんので、それについての増額になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小松善雄議長 西澤市民部長。
◎西澤仁市民部長 市民墓地の見通しについて申し上げます。 昨年は92区画整備したということもございまして37区画の貸し出し、今年度も28区画ということで、通年ですと20ないし30ということでございますが、このままいきますとやはり1年ないし1年半ぐらいで貸し出しがゼロになるわけですので、先ほど申し上げましたように納骨等緊急性のある方に限定して貸し出しをするということで、現在の計画ですと平成27年に第2次の百数十区画を予定してございますので、その間はそういった形で緊急の方が御不便にならないような形で貸し出しを行いたいと考えてございます。
○小松善雄議長 よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。 10番海鋒孝志議員。
◆10番(海鋒孝志議員) 歳入のほうで15款の21ページ、先ほど説明がございました林業費補助金ですが、森林整備促進林業等再生事業費補助金8,734万8,000円ございました。これは寺津公民館のほうに充当するというふうなお話ですが、この補助金の補助基準といいますか内容についてちょっと御説明いただきたいということが1点。 それと、工業団地のほうの121ページ、ここで2款1項1目不動産売払収入、これで大きな減額1億4,700万円近い減額がございます。 これは当然売ろうと思って計画したやつが売れなかったと、収入がその分入らないということだというふうに理解をしておりますが、これについては一般会計の繰入金をここで1億3,500万円ほど受けて補填をしております。こういうふうな内容ですが、金額そのものは土地が動いていないですから、この数字の回りだと思うんですが、この辺について、どういうことだったのかということについて御説明をいただきたいというふうに思います。 それともう1点、鍬ノ町のほうでも同じようにそういうふうな内容がございました。鍬ノ町、83ページ、これについて保留地処分金がマイナス1億200万円減額されております。これについても一般繰入金から2,800万円、それと一般会計への繰出金が7,000万円ほどマイナスしていると、ここで帳尻が合っていると、こういう形になっておりますが、この辺が何となく計画と、当初予算をするときの計画と年度末での精算でこういう形で出てくるというのは、計画が読みが甘かったのか、それとも何らかの事情があってこういう経過に至ったのかの御説明をお願いします。
○小松善雄議長 酒井教育次長。
◎酒井孝二教育次長 ただいまの御質問の森林整備促進・林業等再生事業費補助金の補助基準についてでございますが、こちらのほうは県のほうの補助金ということでいただくわけなんですが、そもそもが国の補正予算、2月6日に成立しました消費税増税に係る経済対策を受けまして県の補助金ということでいただくものでございます。 全体の補助金の基準としましては、事業費の上限全体が15億円、補助率の上限が2分の1以内、補助対象経費としましては建築費、木材費、部材費ということで、木造を使った公共物に限定される補助金というふうになっております。 なお、補助基準の中で、緊急経済対策でございますので、年度内に設計が完了し平成26年度中に完成できるものというふうな補助基準になっております。 以上でございます。
○小松善雄議長 次に、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 工業団地の分譲収入のことだと思いますが、これにつきましては当初2区画1事業所を予定しておりましたけれども、その方と交渉を進めてまいりましたが、今現在操業している事業所用地の売却のめどがちょっと立たなくなったということから、今年度の売却が難しいということで、今後もこの事業所につきましては交渉を進めまして、できる限り努めてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答え申し上げます。 補正予算書の事項別明細書の83ページとそれから85ページの関連というふうなことになろうかと思います。 最初に85ページの歳出のほうから御説明申し上げたいというふうに思います。 1款1項1目土地区画整理事業費につきましては、先ほど概要説明申し上げましたように、この部分での減額につきましては、鍬ノ町の土地区画整理事業が1年延長になったことによりまして竣工式関係の経費が減額になっております。それから、換地処分の委託業務が確定しましたので、この分も減額になっているという中で鍬ノ町土地区画整理に要する経費が記載のとおり291万8,000円減額になっているところです。 それから、2款1項1目の一般会計繰出金7,096万9,000円減額をしまして、補正後の額1,898万7,000円になっております。この1,898万7,000円という額につきましては、平成24年度の決算の繰越額と同額になっています。これまで鍬ノ町土地区画整理事業のルール、一般会計と鍬ノ町特別会計の一般のルールとして、これまで前年度の繰越金を全額一般会計に同額戻しますというふうなルールになっておりました。そういう中で、まず歳出が金額として固まりまして、それに見合う歳入というふうになるわけですけれども、本来ならば保留地処分金が入れば、計画どおり入れば一般会計への繰り入れは考えなくてもよかったんですけれども、残念ながら7区画ほど処分できなかったというような状況にございまして、保留地処分金については1億269万9,000円減額をさせていただきまして、歳出に見合う一般会計からの繰り入れるということで、先ほど議員おっしゃいましたように帳尻合わせというか歳入歳出の額が合うように2,881万2,000円を一般会計のほうから繰り入れしていただきたいというふうな予算構成になっておりますので、よろしくお願いします。
○小松善雄議長 海鋒孝志議員。
◆10番(海鋒孝志議員) 一応寺津公民館というのはその基準、補助率が今2分の1というふうにお伺いをいたしました。3億1,000万円ぐらいの内容ですよね、事業費が。それと、その補助率2分の1、私どこかで聞き漏らしたのかもしれませんが、これの金額がちょっと違うので、それについての確認を一つ。詳細するとこうになるかもしれませんが、ちょっとお願いします。 それと、工業団地のものですが、これは2区画が今年度のその既存の事業展開している場所だと思うんですが、これが売却できないということで、こちらのほうの金が入ってこないと、こういう説明でよろしいでしょうか。もしそうだとしたら、次年度というか後年度にしっかりとその2区画の販売というか売り上げに引き寄せることになるというふうにお考えになっているのかどうか、これをお願いします。 それと、鍬ノ町についてですが、これは当然終わっていなければいけない事業だったはずですが、ずっと継続、繰り延べされております。今回また保留地の処分はうまくいっていないというようなお話でございましたが、これについての見通しについてお聞かせいただきたいというふうに思います。
○小松善雄議長 最初に、酒井教育次長。
◎酒井孝二教育次長 ただいまの御質問で、寺津公民館の整備工事費が3億1,600万円ほどでございますが、補助金が8,734万8,000円というふうな計上になっておりますので、これにつきましては補助対象経費、あくまでも木材利用の部分が補助対象ということでございまして、3億1,600万円のうち補助対象部分というのが1億7,400万円ほどでございます。こういったこともございまして、他の経費でございます電気工事とか機械設備、上下水道とか、あと備品工事等についてはこちらの補助対象にならないものですから、その補助対象額の2分の1ということで補助額が8,700万円ほどになっております。 以上でございます。
○小松善雄議長 次、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 お答えいたします。 2区画、約1万平方メートルを1事業者に売り払いするような形で用地交渉を進めておりましたけれども、その事業所が所有している現在の本社用地の売却がほかの方に売り払いをするということのめどが立たなくなったので、今年度のこちらでお願いしている用地の買い取りは難しくなったということであります。 それで、この用地交渉につきましては引き続き次年度も行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
○小松善雄議長 三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答え申し上げます。 今後の見通しはどうなのですかというふうな御質問でございますけれども、今回減額させていただきました1億269万9,000円の中身といたしましては、7区画、面積にして1,937平米ほどございます。7区画今回減額させていただいたのですけれども、そのうち2区画については前年度処分できているような状態ですので、実質現在5区画、1,683平方メートルほど売れない、未処分として残っているような保留地がございます。 鍬ノ町土地区画整理事業については、1年間事業を延長しまして平成26年度までというふうな今期間になってございます。近日中に換地処分を予定しております。換地処分が終わりましたらば、その保留地については創設された土地ということで、保存登記されて天童市の名義になります。 通常換地処分が終われば土地区画整理事業が完了というふうな見方もございますので、換地処分が終わりましたならば、換地処分の公告の翌日保存登記されて天童市の名義になりまして、その時点で天童市の普通財産というふうな扱いの中で今後処分されていくものと見込んでおります。 できるだけ早い時期に売れるように市のホームページあるいはいろいろなマスコミ等々なども考えながら売却促進に努めてまいりたいというふうに考えているところです。よろしくお願いします。
○小松善雄議長 海鋒孝志議員。
◆10番(海鋒孝志議員) ありがとうございました。 寺津公民館のものについては、2月の国の緊急経済対策というふうなことをお聞きをしました。ということは、寺津公民館ももう改築をしなきゃいけないという時期に入っていて、前もって計画をしていたはずなんですね。これがなかった場合のその財源というのはどうなったかということについて再度確認させていただきたいのと、それから、鍬ノ町の件ですが、これについては隣接する、今、土地が1,937平米ぐらい残っているというふうなお話でしたが、これ隣接する方が安くすれば売れるとか、何とか買ってくれないかというような交渉なんかももしかしたらしているのかもしれませんが、早目に処分をして、ダンピング、財産で持っていても何もならないわけですから、その辺のところはよろしくお取り計らいをいただいて、早目に完結できるように、整理ができるようにお願いしたいというふうに思います。 1点だけ質問します。
○小松善雄議長 確認ですね。 酒井教育次長。
◎酒井孝二教育次長 寺津公民館につきましては、平成25年度に設計しまして、26年度の改築工事ということで進めておりました。御案内のとおり公民館本体には補助金制度が今ございませんので、平成26年度の当初予算計上時には市債と一般財源ということで考えておりました。今回こういった緊急経済対策でちょうど寺津公民館については設計のほうまで進んでおりましたのでこちらが該当したということでございますので、よろしくお願いいたします。
○小松善雄議長 ほかに質疑ございませんか。 6番狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) 事項別明細書47ページ、自然公園費天童高原の施設についてお尋ねします。1点は天童高原。 参考資料いただいております。新たなロッジをつくると、地域交流センターの整備を図るとあります。内容が全然わからないんですけれども。記載になっておりません。 泊まり施設があるのかどうか、売店がどうのこうの、食堂をして何席のものを想定されているとか、一体どのようなものをつくるのかというのが一切ないんですね。そういったものを詳しく説明願います。資料があれば、後ででも結構ですが、詳しい資料をお願いしたいということ。 建築工事費として1億1,100万円、あと監理業務が210万円ほどあるんですが、木造平屋だから2階建てでないんですね。天童高原、スキー場あるところですから、雪が多いわけです、当然。平屋1階でだめだということないんだけれども、雪が多いところだと基礎部分を上げたりして、雪が積もっても2階から上がっているような感じ、いわゆる基礎部分が高くなったりして、尾花沢あたり行くと基礎部分が高くて雪が積もってもすぐ入れるような状態になっている建物が多いと思います。どういったものを平屋で想定しているのか。 総事業費2億3,800万円のうち1億1,000万円なんですが、これは地域交流センター自体に2億3,000万円かけて、そのうちの1億1,000万円の工事なのか、それとも天童高原の全体の事業費2億3,000万円のうちのこの交流センターのみ1億1,000万円で、これで完結なのかどうかという説明をお願いいたします。 続いて、事項別明細書51ページの上段、区画整理費、芳賀土地区画整理に要する経費で、今回補正で3,200万円ほど補正で負担金として計上になっているわけですが、芳賀のあの事業というのは年間で事業するものを決めて、国の予算でたしか65%で、残りの35%の3分の1を天童市、県が3分の1ということに負担割合になっていると思うんですが、今年度予算で4億5,000万円でした。今回それの基準となるものが1億3,000万円で、5億8,000万円になっているようなんですが、今後、平成26年度、27年度、28年度の事業の前倒しなのかどうか。26年度、27年度、28年度、それぞれ決まっていたわけですが、今後その補助対象になる金額が変わってくるのかどうか、年度別に説明をお願いいたします。 以上です。
○小松善雄議長 今、2点ございました。 まず、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 お答えいたします。 まず初めに、宿泊施設でございますが、これについては宿泊できません。宿泊スペースはございません。 また、この施設の内容はということであります。補足資料ということで提出させていただいた内容には、この概要がわかるようなものがありませんでした。したがいまして、後ほどこの平面図、それから正面図等につきまして提出させていただきたいと思います。 そして、その内容でございますけれども、厨房、会議室等々がございます。そのほかに多目的ホールといいましてメーンのフロアが予定しております。それから、当然トイレ、便益施設がございます。そういった内容が今回の内容でありまして、先ほど議員が申されました2億3,000万円等々の金額が全てセンターの事業費になります。そのほか予定しておりますのがキャンプ場周辺の沿道、駐車場等の工事なんかも予定しておりますし、さらにはこの今現在のロッジがございます。これの解体工事等々も予定してございます。 それから、先ほど雪が多いのでというお話もございましたので、先ほどのとおり資料、図面を提示させていただいて御理解をいただきたいというように思います。よろしくお願いします。 以上です。
○小松善雄議長 三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 御説明申し上げます。 芳賀土地区画整理事業の中の市が負担金を出している補助事業につきましては、区域内にある4路線の都市計画道路の整備に要する経費について、国の補助金をいただきながら市それから県の金を負担しまして組合のほうに補助金を流しているというふうな状況にまずございます。 そういうふうな補助制度になっているんですけれども、芳賀土地区画整理事業の総体の補助事業費につきましては、これまでも御案内のように27億9,700万円が芳賀土地区画整理事業の都市計画道路の整備に要する補助事業費というふうな中身になっております。 そのような中で、平成25年度、先ほど議員おっしゃいましたように当初予算と今回の補正を加えますと事業費、補助事業費としては5億8,000万円になっております。その5億8,000万円の市が負担する分については、これも議員御発言なさいましたように工事費分、工事費ですね、事務費を除いた工事費については補助事業65%を除いた35%の3分の2が市が負担する金額になります。 それから、事務費につきましては、事業費の4.5%の2分の1の3分の2、これが事務費に市が負担する額というふうになります。 そのような総体の事業費と、あと年度ごとの事業費があるわけですけれども、今後の予定といたしましては、今のところ組合の事業計画の上では平成28年度が事業終了年度になっています。それで補助事業の事業の完了といたしましては、平成27年度まで終わらせる予定でおります。これを27億9,700万円の補助事業を平成27年度まで終わらそうというふうな計画を立てておる中で、今後の予定といたしましては、予定ですけれども、国の補助金の交付決定の状況とか、あるいは組合の進捗の状況とか等々によって、状況の変化で毎年毎年の補助事業費あるいは事業費が変動しますけれども、今のところ予定しているものといたしましては、平成26年度には1億1,400万円で、平成27年度については4億4,010万円を今予定をしていると。これあくまでも予定ですので、今後国の補助事業の内示の状況、あるいは組合の事業の進捗状況によっては変動する部分がございますので、よろしく御理解をお願いしたいということであります。よろしくお願いします。
○小松善雄議長 狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) 予算審議というのは、やはり想定されるものをきちんと説明していただいて、こういったものをつくりたいからこういう予算をとりたいというもので提出するものだと私は思います。 今の天童高原のそのロッジの説明では、どういうものができるかもちょっと理解できないんですね。 私は、頭の中で図形が描けないのか、想像力が乏しいのかわかりませんが、そういったものがやっぱり思い描いてできて、あ、こういったすばらしいものをつくるんだなというものがわかれば、ああ、じゃ、ぜひともつくっていただきたいというふうになるわけです。その辺をもう少し説明お願いしたいんですが、食堂がどうなるかとかの説明も一切なっていないし、その辺もう少し詳しく説明お願いします。 あと芳賀の負担金の件なんですが、当然これは国の予算が決まらないと確定しないと、その割合で35%の分の3分の2の市のものが確定しないということなので、国では補正予算可決したわけですけれども、県議会でも補正予算可決したという話でした。じゃ、国でも可決したから、補正予算可決したから前倒しでやるから、県も市も、じゃ国の補助に従って、結局これは起債ですから、起債して天童市でも出してくださいというふうになっているわけです。 国の言うことを聞いてこういうふうにしなければならない、その理由もちょっと理解できないんですが、年間のやっぱり計画決めて補助金は出す、負担金は出すべきだと思うんですが、今の説明で、組合へ渡すという説明だったんですが、たしか県が集めて、天童市は県に出す、国は県に補助して、県が組合に渡すと私は以前聞いたことあるんですが、変わったんでしょうか。今の話だと組合へ渡すということなので、天童市が独自に組合に渡すことになるのか、その辺間違っていないのか、もう少しお願いします。 平成26年度、27年度のその補助金、上限額の規定になる金額ですが、26年度で1億1,000万円で、27年度で4億4,000万円とおっしゃいましたね。ということは、平成26年度の分を前倒しになるという考え方なんですか、今回のその1億3,000万円の補助対象額、基準になる対象額というのが、そういった考え方でいいのか。結局は、最終的に27億9,000万円ほどの金額は変わらないのかどうかということで説明お願いします。
○小松善雄議長 まず、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 詳しくということでございますので、まず、面積でございますが、お手元の資料のとおり約640平方メートルになります。縦掛ける横でいきますと約34.5メートル掛ける18.2メートルぐらいになる予定でございます。そして、屋根の形式については、拝み勾配で、片屋根ではございません。両面に開いて勾配がつくというような内容になります。 そして、その施設約640平米の内容でございますが、まずは多目的ゾーンとして多目的ホールを230平方メートルほど予定してございます。これは約でございます。 それから、管理ということで管理ゾーンとして210平方メートル、そして飲食等棟につきましては約200平方メートルというような予定でございます。そして、席数については、区切り方等々がございますけれども、現在では約170席ほどを用意しながら、憩いの場として利用していただくというような考えになっております。 トイレにつきましても、当然女子と男子に分けまして、身障者用のトイレにつきましても計画を立ててしたいというように考えております。 それから、管理室、更衣室というような部分も併用して計画をしております。 また、管理部分につきましては、管理室のほかに会議室を有して、それらが隣り合わせのような形で計画して有効利用を図っていきたいというふうに考えているところです。 詳細につきましては以上でございます。
○小松善雄議長 三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答えいたします。 御質問については2点ございました。 まず1つ目が補助金の流れ、それから2つ目が補助事業の平成25年度と26年度の区分というようなことだと思いますけれども、まず1つの補助金の流れですけれども、この点につきましては議員おっしゃいますように、国の補助金は県のほうで受けて組合のほうに流します。それから、市の負担金も県のほうに負担金を納入しまして国の補助金それから県の負担金、市の負担金を合わせて、県のほうから組合のほうに補助金が流れるということで、補助金の流れはそういうふうになっておりますので、よろしくお願いします。議員おっしゃるとおりでございます。 それから、2点目の今回の1億3,000万円の件につきましては、平成26年度の前倒しというふうな形になっております。前倒しにつきましては、提案理由にもございましたように、事業の進捗を図るというふうなことで、その1億3,000万円を加えまして平成25年度の補助事業費としては5億8,000万円というふうな形になっております。26年度については、その前倒し分を除いた1億1,400万円というふうな中身になっておりまして、これに伴う市の負担金として2,831万円、今回の平成26年度当初予算のほうに計上し、審議をお願いするような中身になっております。 以上です。
○小松善雄議長 狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) じゃ、天童高原のほうで、口頭ですが詳しく説明いただきました。何となく私の頭の中でも描くことできました。 何はともあれ天童高原、市民の憩いの場でもあります。やはり誰もが行きたい天童高原になってほしいし、ならなければならないし、そうしなければならないと思っていますので、ぜひともすばらしいものをつくっていただきたいということをお願いします。 当然だと思いますけれども、トイレ、男女別にするのは当たり前、身体障がい者の方のトイレも考えているということですが、今、やはり欧米化なっていて、家のトイレは洋式のウォシュレット、やっぱり水洗というかトイレなっているんですね。公的施設でもまだまだなっていないところもあります。そういったことを考慮して、やはり小さい幼少のころから温水で洗浄トイレ使っていますと、なかなか和式トイレでは使えない子供もいらっしゃるようですので、その辺の配慮もしながらすばらしいトイレをつくっていただき、そして、すばらしい交流センターをつくっていただきたいと思います。 何かありましたら結構ですが。
○小松善雄議長 木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 ありがとうございます。 トイレにつきましても、当然冬場の利用者もおられるということから、洋式トイレを採用していきたいというふうに思っています。 また、身障者という言葉を使ってしまいましたが、多目的トイレというような表現でこの施設整備を図っていきたいというように考えておりますので、よろしく御協力お願いしたいと。 それで、先ほど赤塚議員さんのほうから出資の状況というような御質問がございましたので、この場でお答えを申し上げたいと思います。 この出捐金の状況でございますが、昭和45年から平成13年まで出しておったというような状況のようでございます。 当初は1年10万円程度でありましたが、終盤にかけまして40万円程度のお金を出しているという状況でありまして、それらを全て合計しての先ほどの返還金というような内容になりますので、御理解をお願いいたします。
○小松善雄議長 ここで暫時休憩をいたします。午後の再開については午後1時からといたします。 午後零時02分 休憩 午後1時00分 再開
○小松善雄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑ございませんか。 13番結城義巳議員。
◆13番(結城義巳議員) 一般会計につきまして、3点ほどになるかと思いますが、御質疑を申し上げます。 まず1点目は、これ国の補正予算に対応する事業といたしまして資料出ておりますが、この表紙の部分全般的に繰越明許する事業など書いてあります。それらについて、あと予算全般にかかわる問題でありますが、若干申し上げたいと思います。 今回の補正予算は、先ほど市長から説明がありましたように好循環実現のための経済対策ということで国の政策に呼応した補正予算であるというふうな説明があったところです。 こういった国の政策は、今年だけでなくて去年から、平成25年3月の議会でも20億7,932万1,000円ほど補正をしております。そして、今回14億3,550万3,000円という多額な補正になったわけであります。 私が一番心配しているのは、このような国の好循環実現のためと言っているわけですが、果たして功を奏するんだろうかという点について疑問を抱いております。 なぜかと申しますと、これは経済対策として成功するのかどうか、それは先のほうは誰もわからないということになろうかと思いますが、昔から言われているように過去に学ぶと言われますけれども、国では平成8年度に経済対策を重視していくか、それとも健全財政を堅持するか、どっちにするかということで大揺れした経過にあります。 そういった中でかじを切ったのは経済対策を図らなければならないということで、平成9年度以降、赤字国債をどんどん発行してきた、そして今のような赤字、火だるまになったわけです。 じゃ、その間、景気がよくなったのかと振り返ってみますと、何も景気はよくならなかったというような経過にあるわけです。 また同じように2年間続けてこういった景気対策だというふうにやっておりますけれども、同じような政策なのでないのか、また、結果が同じにならないのか、そういう心配を抱くわけであります。 これやはり経済対策といっても、けさの山形新聞の社説にちょうどそういうような論評出ているんですよね。これまで公共工事は抑えられてきたわけでありますけれども、大幅に転換するようだというわけであります。 本県は、非常に東北で一番賃金も安い、そういう県だそうであります。そういったことで賃金なども改正される。上げられれば、その業界を始め地域はよくなるだろうということが言われておりますけれども、ただ、心配されるのは、最後のほうに出ておりますが、一時的に受注がふえただけで、雇用拡大、それにつなげるのは難しい。将来的な公共事業の発注量の見通しを示したり、計画的に工事を受注したりして業者が安心して若手を雇用した技能労働者を育成できる環境づくりも必要だと。待遇改善とともに業界を魅力ある産業、職場に育てていく中長期的な視点が欠かせないというふうに言われておりますけれども、市長が今回の補正を組むに当たって、その辺どういうふうな考えに基づいて方針を決められたのか、まずその辺、1点お伺いしたいと思います。 それから、2点目は、市債の総額についての考え方であります。 事項別明細書の62ページ、平成25年度末の市債残高が216億7,532万4,000円というふうな残高になるわけであります。どんどん市債がふえていくことについては、やはり常に警戒していなければ、注意を払っていかなければならない、これは市長も当然思っておられると思います。 ただ、私は、何か歯どめというものを考えているのかどうか。例えば昔、国が防衛費というのはGNPの3%とか5%とか何か言ってきた記憶ありますが、市でも起債を起こすに一般会計としては最大限はこれくらいだと、何か目途を持っているのか。例えば市税の何倍ぐらいが限度だとか、あるいは一般会計総額の何倍ぐらいかとか、いろいろあると思いますが、そういった一つの目途、そういうものを持っておられるかどうか、その点。2点目ですね。 それから、3点目は天童高原、一般会計7款1項8目、事項別明細書の47ページになります。 まず、天童高原の開発事業でありますが、先ほども質問ありましたが、私は全体的に今回の議会の構成がえ前は経済建設常任委員会でもありましたので、所管にいろいろ計画なども示されました。その中でいろいろ意見を申し上げてきましたが、今もって6億円ほどかけて天童高原を整備するということについては、本当にそれでいいんだろうかというような大きな疑問をぬぐい切れません。 今回はロッジだけの補正でありますが、このロッジというか交流センターですね、交流センターの予算でありますけれども、これまでこれも経験があるわけですね。ロッジを建てて、それからそば道場なんかもつくって、そして運営してきたわけですけれども、なかなかうまくいかなかった。成功していなかったと私は言っても過言ではないのじゃないかというふうな思いをいたしております。 季節によっては少し多く登るとしても、年間を通して登らないと、こういうふうな交流センターの運営というのはなかなか厳しい、そういうものだと思います。したがって、これを成功させるにはかなりの決意があると思いますが、これまでやってきた過去の経緯もあるわけですから、それらをどのように踏まえ、検討して今回の天童高原の計画を策定されたのか、その辺についてお聞きしたいと思います。 以上3点、よろしくお願いします。
○小松善雄議長 山本市長。
◎山本信治市長 結城議員の御質問ですけれども、昨年に引き続きまして大型の補正ということになりました。 これは先ほども申し上げましたように国の好循環の実現を図るための国の対策に乗って提案しましたところですけれども、それを抜きにしまして、私どものこれまでの第六総の計画の中で、ちょうどこの平成25・6・7あたりをピークに投資的な予算が非常に多く組まれているというようなことでございまして、ある意味、逆な意味で考えれば、国のそういうものに利用できるという意味ではもしかしたらよかったのかなというふうに思います。 いずれにしても起債とかさまざまな形での残っているわけでありますけれども、少なくともこの一定の期間内では一定の投資をして、やはり将来に備える、あるいは、これは一般の企業も当然そうなんですけれども、先行投資あるいは将来投資というような部分のことかというふうになるかと思うんですけれども、今、ちょうどそのようなとき、ただ、社会背景が非常に少子高齢化の時代でどうなんだろうという疑問持っている方もいらっしゃると思います。それは重々承知しておりますけれども、そういうような中でしっかりと3年ごとの見直ししながら中長期の財政計画を見据えながらやらせていただいているというようなことでございまして、ぜひその辺のことは御理解いただければと思っております。 この14億925万5,000円の今回の補正ですけれども、ある意味、先ほど申し上げましたように大変大きな金額でありますけれども、やはり国の対応、国の政策に呼応した政策と、そしてまた、今、本市が直面している部分についてのものを前倒しさせていただいたというような予算でございますので、ぜひひとつ御理解をいただければと思います。
○小松善雄議長 2つ目については、市債の考え方についての基準。 山本市長。
◎山本信治市長 この基準というのは、これは一つの考え方で、いろいろあろうかと思います。やはり一つの基準とすれば、この自治体の中では他市と比べるということが一つの基準の判断材料になるのかなというふうには感じています。 ただ、少なくとも、いずれにしましても自分の持っている財布は自分で管理しなきゃなりません。そういうような意味では先ほど言ったようなことだと思っております。やはり将来も含めて、やはり今、そういう時期にあるというような中でこういう予算編成ですから、例えばどのぐらいの金額とか、そういう部分については私は承知しておりませんけれども、ぜひその辺のところは御理解をいただければと思います。
○小松善雄議長 3つ目が木嶋経済部長ですね、天童高原について。交流センターの件。 木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 お答えいたします。 議員の申される内容としましては、相当の事業費を投資してそれでよいのか。そして、これまでの経過を踏まえてどのように成功させていくのかというようなことかと思います。 これまで、やはり天童高原につきましてはロッジには宿泊施設棟がございました。しかしながら、老朽化も原因の一つでございますけれども、利用される方が少なかったというのが現状でございます。 それから、夏の施設といたしましてはキャンプ場があるわけですけれども、やはりそれらの附帯施設、今どこに行っても、炊事場の整備等についてはなっているわけですけれども、旧態依然とした内容でありました。 あとそれから、冬のスキーにつきましても、社会的現象でございますが、スキー人口が減っているということを踏まえながら検討させていただき、よりよい天童高原、自然環境に恵まれた天童高原を活用して、市民の憩いの場、そして健康の場、教育の場に資するようにという理念のもとに計画を立ててまいったところでございます。 そして、交流センターにつきましては、当然宿泊施設については今回は計画されなかった。また、議員御存じのように、昨年ですけれども、ターザンロープとかそり滑り、そういったものもオープンさせていただきました。これらについては相当のお子様方から喜ばれている現状であるというように思っております。 また、平成26年度からはNPO天童高原が指定管理者になる予定でございます。これまでの事業を踏まえながら、さらに民間活力を加えまして、さらなる天童高原の発展、そして市民の皆様の憩いの場となるように努めてまいりたいというように考えておるところでございますので、どうぞ御理解をいただきたいと思います。
○小松善雄議長 13番結城義巳議員。
◆13番(結城義巳議員) 1点目の市長の考え方、今、お聞きしましたが、今のところ2年間の継続的な国の計画に呼応しまして2年ほど補正予算を組んで明許繰越をして事業をやっていくというふうな方法でやっているわけですが、いわゆる好循環実現の経済対策と言っておりますけれども、これは2年だけでは決して功を奏さないというふうに思います。ですから、もう少し中長期的にやっていく方針が国ではあるのかどうか、その辺市長としてお聞きになっているかどうか、もしいろいろ、そんなに具体的な例でなくても、ぼーっとしたものでもいいですが、話、何か聞いているかどうか。 これやはり、両方ちょっと心配ですね。 今、一つは、そこらの接点だと思いますが、一つはこういうふうに集中してやるということによって、今、資材不足など、人材不足などもあって、非常に公共工事としては高い工事費になってしまうということになります。そういう面では、業界とか建設業界にとってはいろいろ人件費なども上げられるしということを考えれば、これはやはり雇用対策においてはいい面もあるわけですが、反面それだけまた市民の負担が多くなっていく。短期的に集中してやっていくがために大きな負担になっていく。その接点をどうするかという問題も出てくるわけです。 果たして本当にこれは2年で終わるのか、あるいは3年、4年ぐらいになるのか、少し中長期的にそういった方針でやっていくのか、その辺少し執行部として聞いている状況があれば、お伺いしたいと思います。 それから、2点目の起債の制限というか、みずからの規制、方針は具体的にはないようであります。いろいろ公債費比率とか起債制限比率、いろいろな財政指標があります。それを見ると、かなり天童市はいいわけですね。立派なものだと思います。 ただ、私は、その指標を余り全面的に信用してしまうのもいかがなものかという思いもあります。何といってもやはり総額がふえればふえるだけ市民の負担が後年多くなってくると、これは事実でありますので、その点やはり何か設けるべきじゃないかと思います。 ちなみに、今、来年度の予算が新聞に各市の状況が出ております。市債残高が各市の市税のどれくらいになっているんだろうかということを調べました。 一番いいのはやはり山形市ですね。山形市になります。次、天童市のようであります。酒田市がちょっと出ていなかったのでわかりませんが、山形市に次いで天童市がいいようです。山形市が市税の0.64倍、天童市が市税の2.95ですね、当初予算の、そういうふうになっております。 ただ、いろいろ各市によっては6倍を超えているというところもあります。それだけ財政事情厳しいということを物語っていると思いますが、ですから、私は一番基準になるのはやはり市税じゃないかと思いますので、目途としては財政、中長期的な財政を考えれば市税の何倍ぐらいまでに抑える努力をするんじゃないかと、そういうような目標をもちろん定めるべきだと思いますが、もう一度お伺いしたいと思います。 以上、お願いします。
○小松善雄議長 山本市長。
◎山本信治市長 この補正が今2年続いているわけですけれども、国のほうの考え方を情報として入ってきているかということですけれども、そういう情報というのはなかなか、また来年やりますとか何年続けますというようなことはないわけでありますので、だからそういう詳しい情報というのは入ってきていないわけですけれども、少なくともデフレ経済の脱却を抱えて新たな政権が誕生して、今、そのアベノミクスがようやく効果を出そうと。しかし、まだまだ4月からの消費税などで、あるいは海外景気の下振れなんかもありますし、非常に不透明感があるというようなことを言われております。 これは世界的なグローバルなもう経済、日本だけの話でありませんから、全くグローバルな世界でございますので、我々のところだけということにはならないんだろうと思います、日本経済を考えたとき。 そうした場合、ただ少なくとも今日本に求められている経済、デフレからの脱却については、やはりスタートダッシュをかけながら、それ相応の支出が上向いているという事実を考えますと、成果を出しているんだろうと思います。 これが今度後半に成長戦略が実を結んで長期的に、あるいは中長期的な形で成果を出せればというふうに願っているところでありますけれども、かといって、それが将来間違いなくそうなるのかと問われますと私はわかりません。 ただ、少なくとも、それとは別に、やはり我々はみずからの財布の中でやはりしっかりとやっていくということが大事なことだと思っています。そんな中で、やはり国の政策とも呼応しながらやっているわけでありますので、ぜひひとつその辺のところは御理解をしていただきたい。 それから、市税が市債の借金のどのぐらいなんだろうということになりますけれども、やはりこの辺も経営をする上では我々としても検討していく必要があるとは思いますけれども、少なくとも山形県で2番目ぐらいにいるということですけれども、これ決して山形ということでなくて、やはり全国的な、我々との同じような規模の自治体と一緒に比べるべきだろうとは思っております。その辺のところは十分注視しながら市政運営に当たっていきたい、こういうふうに思います。
○小松善雄議長 結城義巳議員。
◆13番(結城義巳議員) 最後になりますが、今、市長がくしくもグローバルな世界の状況などもあるお話ありましたけれども、やはり今、日本はもう赤字財政で物すごい火だるまになっているわけですね。自治体ならば、とてもそのような財政運営というのは許されない。しかし、国がああいうふうな、今のような状況が果たして許されるのか。むしろ非常に無責任だと思っております。 これはもう世界各国から、逆に日本おかしいと言われている状況ですから、そういうような政策にやはり呼応していく、これはやはり市長としても当然国の政策に呼応していくという姿勢もとっていかなければならないのは重々わかります。 ただ、やはりこれからそういった政策、どんどん進められていく中においては、十分やはり自治体、地方自治体としての考え方もやはり市長会あるいは知事会あたりにもお願いしながら、やはり地方の主張ももっとしてほしいということをまず、これはお願いになりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○小松善雄議長 ほかに質疑ございませんか。 21番伊藤和子議員。
◆21番(伊藤和子議員) 今の結城議員と中身は同じなんですが、やはり国の経済対策ということで昨年の3月補正の大型補正、ことしもまたということなので、やはり何としても去年は消費税を上げる決断をしなければならないので景気を浮揚させないと、というふうな政策のもとに大型予算が組まれたということもありました。 また、今回のこの経済対策も、要するに4月からの消費税アップに備え、景気が前に3%から5%に引き上げたときも景気が落ち込んだということの経験から、やはりそれを防ぐためにという形で公共事業をやれということでの大型補正だと思うんですね。 やっぱり、そこら辺で交付税措置がある、今回なんかもそれを、起債を含めれば100%交付税で措置されるというふうな形のもあるわけなので、やはりそうなってきた場合に、その地方交付税は限られたものしかないので、その中で交付税対策のある事業というのがどんどんふえて、本当に本来の地方交付税というのがどのくらいになっているのかというのが、もう全く見えないというふうな中で、自治体はその国の政策のもとにやらなければなりませんから大変になっていると思うんですね。 そんな中で、やはり起債のとり方なんかも含めて、その指標に合わせて大変にならないようにという努力されていることは認めますけれども、やはりそれが後年度の負担になっていくんだろうなというふうに思います。 やっぱり今回の大型補正、国の大型補正にしても、やはりそういった将来のことなんかは、地方自治体の財政対策なんていうのは本当に地方のことを考えてやっているのかなというふうな疑問がある今回の大型補正ということを最初申し上げておきます。 その中でお伺いしたいのは、まず最初に補正予算の資料が出ていますが、後に来たほうの1ページに福祉バスの運転業務について、利用者が多くなった、契約単価が増額したというふうな説明がありますが、この利用団体がふえているということはいいことで、バスが小さ過ぎるというふうな御指摘もあるわけなんですが、この契約単価が増額したと、年度途中での増額になりますが、この契約の仕方はどうやって契約していたのか、また今回この増額になるということについてどのような協議をされてきたのか、それ1点伺います。 それから、天童高原、47ページになりますけれども、今回市民の憩いの場、健康づくりの場、そして教育の場として整備をするんだということなんですが、今も結城議員も言われたわけですけれども、四季を通してどのように活用していくのか、その辺の利用の仕方の考えがありましたら、それをお聞かせいただきたいと思います。 それから、3つ目は、49ページになりますが、8款2項3目の道路新設改良費の件です。高擶橋とそれから、それに続く清池南小畑線の計画ですが、これ平成28年度までに開通させるということで進めていくわけですが、平成26年、27年、28年のどのくらいの距離数をとっていくのかという計画がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。 それだけちょっとお願いします。
○小松善雄議長 今、3点の質疑がありました。 まず、武田健康福祉部長。
◎武田淳健康福祉部長 お答え申し上げます。 福祉バスの件なんですけれども、基本的に業者選定につきましては、入札で行っております。 今回の単価改正につきましては、当初見積もりをとりましたところ、前年度と同額を見ておったんですが、なかなか入札に付することができなかったということもありまして、入札に付する段階で調整をさせていただきました。これについては人数をある程度、少し余裕を持って見させていただいておりましたので、当初予算の中で間に合うであろうということで進めてまいりましたが、それよりも最終的に人数がふえましたので今回補正をお願いしたところであります。よろしくお願いいたします。
○小松善雄議長 次に、2番目については天童高原、四季を通じての活用方法について。 木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 ただいま御質問ありました四季を通しての利用ということについてお答えを申し上げます。 冬につきましては、ホワイトシーズンにつきましては当然スキーということを捉えておりまして、また、先日行われましたスノーフェスタ、そういったものでにぎわいを創出しながら市民の皆様に憩いの場を提供してまいりたいというふうに思います。 春夏秋、その3シーズンにつきましては、いろいろな取り組みを考えておりますが、現有施設は当然更新をしながら、さらには改築をして、このたび補正をいただきながら来年という方向で整備をしてまいります。 それらの施設の整備をした中で、どのような取り組みをするかということだと思いますけれども、当然施設の利用促進はもとよりでございますが、天童高原という自然豊かな憩いの場、健康の場、そういったものにつきましては、例えば観光面につきましては、山寺、面白山、そういったものと周遊できる、回遊できるような観光資源として捉えながらにぎわいを創出してまいりたいというふうに考えております。 また、今、舞鶴山でクアオルトということで行っております。来年度は若松寺周辺を予定していまして、コースづくりを行うようにしております。 3つ目といたしましては、天童高原、そこにそういったものをコースをというふうに考えております。また、ウオーキングという中でも天童高原の自然豊かなコースを創出しまして考えております。 そういう中で、桜の季節から秋までの部分でいろんな取り組みを考えておりますし、先ほど申し上げましたようにNPO法人のお力をかりながら、また、角度を変えますと天童高原というのは風を感じ、そしてにおいを感じ、そして土に親しめる場所でございます。草に親しめる場所でございます。そういった中で、健康づくりも当然できるのではないかというように考えておりますので、お子様から大人まで天童高原にいらしていただけるような取り組みを今後とも考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小松善雄議長 3点目については、三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答え申し上げます。 御質問なされた路線につきましては、清池南小畑線という市道が1線、それから矢野目高擶線という市道が1線で、2路線についての今後の平成28年度完成までの予定はどうなんですかというふうなことでございます。 まず、最初に清池南小畑線につきましては、今回の補正でお願いしている部分については、さきに資料として配付しております6ページの中で、清池南小畑線640メートルということで記載させていただいております。この640メートルにつきましては、芳賀の土地区画整理事業のところから高擶にある農業者トレーニングセンターの北側の市道のところまで640メートルぐらいあるのですけれども、そこを今回の補正で下層路盤まで、あとそれから側溝、それから排水路溝などを計画しているというような内容でございます。 平成26年度の予算、当初予算になるわけですけれども、それから、先ほど申しましたトレーニングセンターから部分まであるんですけれども、県道長岡中山線から免許センターまでの通り、県道天童寒河江線については平成26年度の当初予算では用地買収、物件補償、それからそれに関する物件算定業務などを予定しております。 具体的な道路の総延長についてはこれからちょっと不透明なところもあるのですけれども、事業費ベースでは平成26年度末では大体61%ほどの進捗率を今のところ予定しています。それから、平成27年度末では約78%ぐらいの事業費ベースの進捗率、そして平成28年度では100%というふうな事業費ベースでの予定を今のところ立てているところです。 この辺についても国の予算の内示の状況とか出てくると思いますけれども、今そういうふうな形で平成28年度の完成を目指して清池南小畑線については取り組んでいるというような状況です。 それから、矢野目高擶線につきましては、今回お願いしている補正の中身につきましては橋脚、橋かける部分ですね、橋の橋脚など予定しております。これも今後の事業費ベースの予定では、平成26年度末で約36%ぐらい、それから平成27年度末で約69%で、28年度で100%というふうな事業費ベースでの予定を立てているところです。 特に矢野目高擶線については、高擶橋、橋の新設が主な事業になってきますので、橋については下部工、上部工ということで非常に金のかかる工事内容になってくるんですね。その辺もあるんですけれども、平成28年度まで完成を目指して、そのようなスケジュールで今考えているところです。 以上です。
○小松善雄議長 伊藤和子議員。
◆21番(伊藤和子議員) 先ほどの福祉バスの件ですが、入札するに当たって単価を考えているということですが、これ上がるのはいつ、今年度は上がらない単価なのか、上げるのか、ちょっと。いつから上がるのかというところをもう一回お願いします。 それから、さっき忘れましたが、37ページ、3款1項7目ふれあい荘・かまた荘の耐震診断をして、残ったということで減額になっていますが、耐震診断の結果としてはどうだったのか、ちょっとその辺お願いいたします。 あともう一つ、49ページ、8款1項1目土木総務費の中の木造住宅耐震改修補助金ですが、今回409万1,000円の減額で、大体200万円ぐらい使ったということになるかと思いますけれども、この木造家屋の耐震診断、年間15件ほどやっていて、それでやっぱり耐震工事が必要だという場合にこういった改修資金なんかが補助金が出るわけなんですが、この約200万円の件数といいますか、その辺わかればちょっとお願いします。
○小松善雄議長 武田健康福祉部長。
◎武田淳健康福祉部長 お答え申し上げます。 まず、福祉バスの件なんですけれども、これは今年度当初から入札時の価格ということで適用させていただいております。 なお、先ほど、ちょっと追加して説明させていただきますが、落札率も去年よりちょっと高かったので、その辺も影響しているものと考えております。 あともう1点、かまた荘・ふれあい荘の耐震診断の結果でありますが、ふれあい荘につきましては耐震判定基準を満たしているという結果が出ております。 かまた荘につきましては、建物が大きく3つの構造に分かれております。浴室棟につきましては、これも耐震判定基準を満たしている結果になっております。 それから、2つ目のかまた荘管理棟については、これは残念ながら耐震判定基準を満たしていないという結果であります。 それから、最後にかまた荘の休憩棟につきましても、残念ながら耐震判定基準は満たしていないという結果になっているところであります。 以上であります。
○小松善雄議長 三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答え申し上げます。 木造住宅耐震改修補助金ということで、今年度この補助金を活用して耐震改修の工事をなされた件数につきましては、今年度は3件でございました。 以上です。
○小松善雄議長 ほかに質疑ございませんか。 1番武田正二議員。
◆1番(武田正二議員) 1点だけお尋ねいたします。 今回の補正で、今回も大型予算となるものでありまして、14億何がしの補正が出たものであります。 先ほど来、いろいろ質問出ていますが、私としては予定していた計画のものに国からの予算が該当になるということは、本市にとってみれば大変よかったなと認識をしているところでございます。 そうでありますので、国もきょう予算が通るかどうかわかりませんが、予算が通りましたら、補正予算が通りましたら、早期に着工していただきたいということをお願い申し上げます。 質問は、私は、例えば子育て支援と天童高原等のインフラ的なものがよくなることは、ふえるとかよくなることは大変結構だと思います。重要なのは、結果的に物ができて、利用客がいるかどうかというところが最大の問題になろうかと思います。私たちも議論するには、その決めたものができてよかったと言われるようなものにしていただきたい。 そこで質問ですが、今回の補正により、例えば子育て支援が前倒しで予算計上になるという。天童高原も前倒しにより予算を補正により行うということですが、私は、プラスしてそれと同時に利用していただくような効果を含めたPRを考えているのかどうかというところをお尋ねしたいと思います。つくるだけつくって、できたから利用してくださいというものではなくて、つくるのであれば利用効果の、費用対効果ではないんですが、十分に発揮できるような考えを持ってやらなければいけないと思いますので、その辺、例えば子育て支援と天童高原等の多目的利用ですか、そういったところの2つについて、そのPRまで考えているのかどうかだけ確認させていただきたいと思います。 以上です。
○小松善雄議長 確認しますけれども、子育て支援の前倒しの件と、もう一つが天童高原ですか。
◆1番(武田正二議員) そうです。
○小松善雄議長 まずは、武田健康福祉部長。
◎武田淳健康福祉部長 お答え申し上げます。 子育て支援施設につきましては、来年度内の工事の完成を予定しておりまして、再来年度なるべく早い時期にオープンしたいと考えております。そういったこともありますので、PRについても前倒しで積極的にやっていきたいと思っております。 具体的には、子育ての関係の団体、保育園、児童館あるいは小学校、学童保育所、こういったところに集中的に前もって十分なPRをしていきたいと考えております。あと、あわせて、市内の市民だけの施設でもございませんので、ホームページとか市報等でもPRをしていきたいと思っております。 あわせてマスコミですね、対外的なPRも大変重要でありますので、これについてもPR効果を考えて積極的に対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
○小松善雄議長 続いて、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 天童高原施設につきましては、昨年度も同様でございますが、広報紙を利用しながら、また、地元の方々にお知らせしながら、施設の利用促進のためにPRを行ってきたところでございます。 このたびの施設の整備に並行しまして、また完成した段階で、当然マスコミ等を積極的に活用しながらPRをしていきたい。そして、その利用ばかりでなくて、施設の内容等についてもPRをしていきたい。そして、先ほども申しましたような観光面での取り組みも考えてまいりたいと思っております。 そういったことから、総合的にこれらについてはPR、そしてマスコミを活用した周知を図ってまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
○小松善雄議長 武田正二議員。
◆1番(武田正二議員) ありがとうございます。 やはり投資でございますので、効果が大なるような形でPRをお願いして、市民はもとより多くの方の利用を拡大していただくようにお願いして終わりたいと思います。
○小松善雄議長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、議第60号についての質疑を終結いたします。 次に、議第61号平成25年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から議第68号平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案8件について、一括して質疑を行います。 質疑はございませんか。 13番結城義巳議員。
◆13番(結城義巳議員) 工業団地特別会計、事項別明細書の121ページ、123ページ、その辺になるわけでありますが、一般会計からの繰入金では、先ほど一般会計の中にも質疑が出ておりますが、私がお聞きしたいのは次の3点であります。 用地分譲収入が1億4,727万8,000円減少した、そのために一般会計からの繰入金を1億3,596万4,000円を増額すると、そういう予算になっているというふうに見ております。 私がそれでちょっと疑問なのは、やはり特別会計を設けているわけでありますが、一般会計と特別会計の関係がそのようなルールによっての繰り入れを考えているのか。それでは特別会計を設置している意味があるのかというような疑問を持つわけです。それが1点。 それから、特別会計で市債を発行していますね。年度末の見込みとして12億7,720万5,000円の残高になる見通しだという見通しを立てておられます。 この特別会計で発行している市債、これがいわゆる工業団地全体の用地処分ができた段階で、その市債は全部返還できる計画になっているのかどうか、その辺をお願いいたします。 あとそれから、もう一つは、これ市債の元金償還額が4,596万6,000円の減額になって、事業債が8,140万円の減額、そのようになっているわけですが、これ相互の関係があるのかどうか、その点お伺いしたいと思います。 よろしく、以上3点お願いします。
○小松善雄議長 3点についてです。 土屋総務部長。
◎土屋信総務部長 私のほうからお答え申し上げたいと思います。 この工業団地特別会計につきましては、分譲収入をもってその償還に充てるということの分での会計でございますので、そのような形での対応をさせていただいたということであります。そのような関係の中で、今回一般会計の繰り入れも含めた対応をさせていただいたというふうな考え方であります。 以上です。
○小松善雄議長 市債について、市債の件で木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 124ページの工業団地整備事業債のことかと思いますけれども、現在残高が12億7,700万円程度ございますけれども、用地処分をすれば償還が可能なのかということがあるわけですけれども、総体的にはそのように考えておりますが、この売却の時期等々においては精査をしていかないと、ここの段階でこうだということにはちょっと申し上げられないような内容かなとも思っております。 いずれにいたしましても、この工業団地を整備して、いろんな情報を得ながら用地交渉をしながら、適切に売却がなるような形で進めてまいりたいというふうに考えております。 それから、公債費の元金償還のことかと思いますけれども、この4,596万6,000円につきましては、このたび売却する予定の箇所が売れなかったということで償還金が減額になったと、また、その下のほうの市債利子の償還に関する経費につきましては、これは売却できなかったので繰上償還金はないと、元金のみの償還だということで、これも減額になるというような内容でございます。
○小松善雄議長 結城義巳議員。
◆13番(結城義巳議員) もう1点だけお聞きします。 今、御説明いただきましたが、そういう計画になっているのであれば、今回は用地処分収入が1億4,700万何がしの金額が減少した、そのために一般会計から1億3,590万円ほど繰り入れたということになっているわけですので、いずれ用地処分ができれば一般会計に戻すと、そういうふうに理解していいんですか。
○小松善雄議長 土屋総務部長。
◎土屋信総務部長 お答え申し上げます。 今、議員おっしゃったような形で、特別会計ですのでその収入をもって充てますので、そういった形になるというふうに理解しております。
○小松善雄議長 よろしいですか。 ほかにございませんか。 狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) じゃ、今の同じところで工業団地整備についてお願いいたします。 分譲地が売れなかったというところは荒谷西工業団地だと思うんですが、実際その2区画見込みがあったんだけれども売れなかったというようなんですが、たしかあそこは15ヘクタールぐらいあったんでしょうか。 今現在、何区画決まっていて、何ヘクタール分の何区画決まって、何%売れているのかというところと、そしてたしかここは天童インターチェンジ周辺も工業団地として整備をするということで当初予算に上がっていると思うんですが、その辺、天童インターチェンジの進みぐあいはどうなったのかということでお願いいたします。 あともう1点、鍬ノ町の特別会計でお尋ねいたします。 当初予算で鍬ノ町の予算というのはここの保留地を売れると見込んだのが1億円ほどあります。何を事業しようとしてなのかというと、委員の報酬とか日々雇用職員の賃金とかあります。一番大きい金額が2,500万円ほどで調査測量業務委託料というものがあります。これは今回執行しているんだと思うんですが、結局この分を一般会計から入れているような感じに何となく見えるんですが、この調査測量委託料、どうしてもしなければならない事業だったのかどうか、その委託した内容の説明をお願いいたします。
○小松善雄議長 木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 お答えいたします。 荒谷西工業団地の分譲の達成状況でございますが、約60%でございます。 (発言する者あり)
◎木嶋忠史経済部長 約60%でございます。 企業数については、現在7社進出していただいておるところであります。 それから、インター周辺の見込みはというようなことでございますが、現在浄化センター跡につきましてはおかげさまで事業を進めていると、造成をしているという状況であります。したがいまして、来年度からセンター跡地につきましては分譲開始ができると。インター周辺につきましては、今、農林調整、農用地除外の調整をやっておりまして、一定のめどが2月につきまして、今後のスケジュールに沿って進むという現状にありまして、平成26年度には一定の方向が出るというふうにこちらでは捉えているところであります。 以上です。
○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 事項別明細書85ページの調査測量業務委託料について、中身と、やる必要があったんですかというふうな御質問でございます。 この件につきましては、行った業務の内容につきましては、土地区画整理事業の権利を確定するために換地処分をしなければなりません。その換地処分をしなければなりませんので、換地処分のための業務を委託しております。 それからもう一つ、その前提として、法務局のほうに登記されている登記の権利調査などもございますので、その辺の区画整理関係の登記の調査も行っています。 それから、保留地についても、買われた方の登記、名義人にしなければなりませんので、その辺、保留地に関する登記の業務も委託しているところでございます。 そのような中身でございますので、土地区画整理事業を行った場合には必須の業務というふうな位置づけになっておりますので、よろしく御理解をお願いします。
○小松善雄議長 狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) 質疑の時間にちょっとやじが入るようですので、議長、注意してお願いいたします。 あと前に聞いたところによると、60%は売れていないと私聞いたんですけれども、5割強ぐらい、ここの2区画が売れると大体6割ぐらいになるんじゃないかなと聞いていたんです。本当にその数字が正しいのかどうか。 結局、荒谷西工業団地、埋まってくれれば大変ありがたい話なんですね。8割、9割埋まる予定だというふうな方向で進めるといいんですが、同時にもう天童インターチェンジ周辺の開発もしていると。そこは下水道センター跡地だけではなくて、その周辺も購入して、市で購入して11ヘクタール以上の工業団地として整備しようとしているわけです。そんなに急ぐ必要があるのかと。 この荒谷西で購入すべきところ、購入しようとしていたところは、今後は購入する方向があるのか、また、ほかの会社に打診をしているのか、打診があるのか。荒谷西のほかの4割強のところが売れる見込みがあるのか。 そこで売れたもので、その中で工業団地の整備していくのではわかるんですが、結局は一般会計から持ち出して事業をやっていると。 最初事業を始めるに当たって資金はないですから、一般会計から入れて、そこの整備始める。それは理解できます。しかし、ここで保留地が売れなかったから、結局は事業しなきゃいけないから、測量も進めなきゃいけない。今度新しい土地も買わなきゃいけない。それで一般会計からどんどん入っているわけですから、そういう工業団地整備する進め方でいいのかどうかと私は疑問が思うわけです。その辺の考え方をもう一度お願いいたします。 あと鍬ノ町についてお尋ねします。 先ほどの換地処分、保留地の登記とかいろいろあったようで、最終的にそれをしなければならなかったという説明です。 やっぱり鍬ノ町というのはもうずいぶん前からやっている事業で、本当は終わっていなければならない事業だったわけですね、2年、3年ほど前に。それを延長、延長してやっているんです、鍬ノ町。保留地は、もう本当に隣地で狭いところしかあいていないとか、そんなところしか、もう余りいいところが残っていないようなところもあります。 そんなに売れなくて、今後事業だけ進めていって、結局は一般会計から繰り入れる。先ほどの特別会計の考え方は、やっぱり特別会計の中で保留地を処分して、そこの中で事業をするというのが大前提とおっしゃいました。 それなのに、また最後にかかわらず、最後、最後だと言って、結局は一般会計から繰り入れる。これではおかしいんじゃないかなと申し上げているので、今後鍬ノ町、この特別会計でまたやるべき事業、工事なり委託料があるのかどうか、ないのかどうか、今後の見通しをお願いいたします。
○小松善雄議長 まず、木嶋経済部長。
◎木嶋忠史経済部長 荒谷西工業団地につきましては、分譲は先ほどのとおりでございます。 また、どのような形でなっているのかということにつきましては、今年度予定されておりました企業につきましては残念ながら先送りということになっておりますが、現在5件の事業所と交渉しながら、また、ハウスメーカーなどとタイアップをして情報を仕入れたりしているところであります。 それで、今、予定しているといいますか話を進めているところについて進めていけば、ある一定の成果が見込まれるというような予測を立てておりますが、何はともあれ、これは相手があるところでございますので、情報、それから今進めていること、それらを総合的に今後とも検討、解析しながら、できるだけ早い期間に、荒谷西工業団地のめどをつけていきたいというように考えております。 なお、インター周辺でございますが、これについては流通業務系ということで業種を特定いたしまして、今進めているところです。何社か問い合わせがあります。そして、つい先日も事業所、会社様の代表の方も見えられまして現地調査もしていただきました。今のところについては、今、現地調査につきましてはセンター跡地です。それから、インター周辺については今後ともPRを重ねながら情報を入れ、そしてこちらからもPRしながら進めていきたいというふうに考えております。 売却の進め方でございますが、あくまでも相手がございますので、ちょっと企業名については申し上げられませんが、とにかくこちらではいろんな情報を駆使しながら、また、県とも連携をとりながら進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いいたします。
○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 お答え申し上げます。 御質問の内容につきましては、鍬ノ町土地区画整理事業、これから工事、それから事業内容をどう進んでいくんですかというようなことだと思います。 平成26年度を鍬ノ町土地区画整理事業の最終年度というような形で今事業が進んでおります。 平成26年度の内容については、当初予算の中で予算審議していただくようになりますが、平成26年度の予定といたしましては、土地区画整理事業の換地処分関係の事務が残っております。つまり土地区画整理事業をすると従前の土地が新しい換地にかわりますので、換地処分をして、換地処分の翌日に権利が確定して、その後、土地区画整理事業の登記を行っていくというような一連の事務手続があります。その事務手続を平成26年度の中で予定しているというような内容でございます。 あと鍬ノ町土地区画整理事業の事業そのものについては、工事は終わっておりますので、ないというふうに考えておりますけれども、残るのは清算事務、つまり区画整理する前の従前の土地の関係と、それから整理後の換地の関係で清算金が出るんですけれども、その清算金の徴収と交付の事務が残ります。これは平成26年度以降、数年残ると思うんですけれども、そういうふうな清算事務関係が残ると。だけれども、土地区画整理事業としては平成26年度の完了であるというふうに御理解いただきたいというふうに思います。
○小松善雄議長 狩野佳和議員。
◆6番(狩野佳和議員) 工業団地に関しましては、やはり先手先手で先行投資で工業団地を新たに開発する方法もあると思いますが、現状、地方ではそんなに景気がばかみたいに回復しているなんていうことはないわけですね。都会で日本全国的に、じゃ投資をいっぱいして企業がいっぱい立地して、新たな雇用を生み出すなんてことがあればいいんですけれども、それはあるにこしたことがないんですが、じゃ、現状荒谷西だってそうそううまくいかない、頓挫することがあると。何社かまだ当たっているということですが、天童インターチェンジにおきましては、3.6ヘクタールの下水道センター跡地は流通系で何とか今話があると。ほかにまた、それに輪をかけて4倍の工業団地を整備しようとしているわけです。そんなにそんなに流通系いっぱいあるのかと、どうしても疑問に思うわけです。 その辺考えながら、結局は特別会計で、その中で売ってやるべき事業です。売れなきゃ、結局一般会計からの持ち出しがいっぱいふえてくるわけです。 今回この工業団地会計はやっぱり保留地が1件も売れていないから結局は一般会計から入っているというような状況なので、これぜひとも1年間保留地が売れなかったなどということがないように、今後ないようにぜひともしていただきたいというところです。 あと鍬ノ町に関しては、今説明ありました。平成26年度は最終年度として取り組んでいくという方向ですので、ぜひそれに期待したいと思います。 やはり保留地は売れたほうがいいんですよ。売ったほうがいいと思うんです。結局市で持っていても、ずっと何もならないわけなので、その辺、もう少し考えながら、ぜひとも。工事は終わっているわけだから、多少の登記はあるというお話ですが、ぜひともその中で、平成26年度で終わるようにしていただきたいという希望を述べて、まず終わります。
○小松善雄議長 ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 質疑なしと認め、議第61号から議第68号までの議案8件についての質疑を終結いたします。
△討論
○小松善雄議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 討論の通告がありませんので、終結をいたします。
△採決
○小松善雄議長 これより順次採決をいたします。 最初に、議第60号平成25年度天童市一般会計補正予算(第4号)について採決いたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議第60号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議がありますので、起立によって採決をいたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第60号について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○小松善雄議長 起立多数であります。 よって、議第60号については原案のとおり可決されました。 次に、議第61号平成25年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から議第68号平成25年度天童市公共下水道事業会計補正予算(第2号)までの議案8件を一括して採決いたします。 お諮りをいたします。 ただいまの議案8件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、議第61号から議第68号までの議案8件については、原案のとおり可決されました。
△議第69号 平成26年度天童市一般会計予算外17件
○小松善雄議長 日程第13、議第69号平成26年度天童市一般会計予算から日程第30、議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定についての議案18件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○小松善雄議長 これより、平成26年度施政方針並びに議第69号から議第86号までの議案18件について、提案理由の説明を求めます。 山本市長。 〔山本信治市長 登壇〕
◎山本信治市長 平成25年度第8回天童市議会定例会に当たり、市政運営の基本的な考え方について、所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。 平成26年度は、私が市政をお預かりして6年目の年に当たります。これまで5年余りを振り返りますと、市長就任以来、私は、一貫してマニフェストに掲げた「子育て支援」、「観光・ものづくり」、「スポーツ・文化・健康づくり」の三つの日本一への挑戦、そして、その挑戦を支える「市役所改革」に取り組んでまいりました。 平成25年度においては、子育て支援日本一への挑戦として、児童の生活及び活動の場を確保するため、放課後児童クラブの移転改築に取り組むとともに、子育て支援施設の建設工事に着手しました。また、第一中学校の改築事業が完了するとともに、第四中学校の大規模改造工事も終了し、教育環境の充実を図ることができました。さらに、天童ターミナルビル内に学習支援施設「リバテラス ちえふる」を開設し、中高生等の学習の場を確保するとともに、さまざまな学習支援活動を行っております。 観光・ものづくり日本一への挑戦では、新たに観光基本コンセプト及びキャッチコピーを策定し、さまざまな場面で活用し情報発信に努めてまいりました。また、舞鶴山については、市民や観光客の憩いの空間となるよう親水空間及び公園の整備を推進しました。さらに、
天童インターチェンジ周辺工業団地のうち下水道管理センター跡地について、平成26年度の分譲に向け、敷地の造成や取り付け道路などの整備を行いました。 スポーツ・文化・健康づくり日本一への挑戦では、昨年11月に、第2回天童ラ・フランスマラソン大会を全国からのお客様を含む約1,900名の参加のもと、盛大に開催することができた次第であります。 市役所改革の面では、市民サービスの向上を図るため、利用者の増加が見込まれる市スポーツセンターや市立図書館など7施設の開館日時を拡大いたしました。また、業務見直しの基本方針に基づいて、市民課窓口職員を段階的に嘱託職員に切りかえ、窓口サービス推進員を配置しました。 このように、本市が抱える課題の解決について一つずつ着実に進めることができました。これらも議員の皆様を始め多くの市民の御協力の賜物と、深く感謝申し上げます。 さて、本市では、昨年7月に大雨の影響による断水が発生し、一時は市内全域が断水となり、一部の地域では最長8日間の断水という甚大な被害に見舞われ、市民の皆様に大変な御迷惑をおかけしました。このたびの断水の根本的な原因は、村山広域水道の水源域での記録的な大雨により、県の西川浄水場に浄水能力を超える高濁度の水が流れ込んだため、浄水ができなくなり給水が停止したことにあります。 このように断水を含め、災害は突然やってきます。災害は多種多様であり、その時々の状況によって対応は異なってきますが、今回の断水が、これまでに経験したことのない災害であったことへの反省を生かし、今後の災害時においては、最善の対応が行えるよう対策を進めていかなければなりません。 さて、国政においては、安倍総理大臣がこのたびの通常国会の施政方針演説において、この国会を「好循環実現国会」と位置づけ、企業収益の伸びを雇用や賃金・所得、そして消費の拡大につなげる政策に取り組むと表明しております。特に、平成26年度当初予算を早期成立させ、最大の懸案事項である4月の消費増税による景気の腰折れを防ぐ考えであります。消費税率の引き上げという難関を乗り越え、安定した経済成長を実現するために、経済の好循環とデフレ脱却を期待するところであります。 このような状況の中、地方としては、地方分権改革を着実に進めるため、権限移譲などによる国と地方の役割分担の見直しや、地方財源の充実強化に向けた地方交付税の総額の確保と法定率の引き上げなどが実現するよう、国に対して引き続き要請していかなければなりません。一方、本市としては、財源の確保と政策の整合性を重視しながら、将来にわたって持続可能で、健全な行財政運営を堅持していくことが自治体運営にとって重要であると考えております。 平成26年度は、第六次天童市総合計画の5年目、後期計画の2年目に当たります。将来都市像である「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現に向け、五つのまちづくりの目標に向かって次の施策を展開していく考えであります。 第一は、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」です。 市民の健康づくりや介護サービスの向上、子育て支援などを推進するため、福祉と保健と医療の連携を強化し、きめ細かで総合的な行政サービスを展開します。 中でも、子育て支援については、「子育てするなら天童市」と言われるよう、幅広い分野の施策を連携して実施し、子どもを安心して生み、育てることができる環境づくりをより一層推進します。 健康づくりでは、「第二次健康てんどう21行動計画」に基づき、市民一人ひとりの健康に対する意識の向上を図り、ライフステージに応じて健やかで心豊かに生活できる社会を目指します。 高齢者福祉では、お年寄りの方が元気で安心して生活できるよう、社会参加や生きがいづくりを進めるとともに、第5期介護保険事業計画に基づき、介護予防事業の積極的な展開と介護サービスの充実を図ります。 第二は、「魅力と活力ある産業のまちづくり」です。 元気で活発なまちづくりを進め、地域経済の活性化と定住人口の確保・増加を図るためには、農林業、工業、商業、観光の振興を図り、業種間の連携を深めるとともに、企業誘致に積極的に取り組み、安定した雇用の確保を図る必要があります。 そのため、荒谷西工業団地及び
天童インターチェンジ周辺工業団地への企業誘致を推進し、新しい雇用の場を創出します。 また、農業政策では、新たに創設される「農地中間管理機構」を活用することで、担い手農家への農地の集積・集約をさらに加速化させるとともに、「人・農地プラン」との連携により、あすを担う農業後継者と新規就農者を支援していきます。 第三は、「緑ある住みよい環境のまちづくり」です。 安全・安心な生活環境の確保は、市民生活の基本となるものです。災害に強い都市基盤の整備を始め、消防・防災体制や消費者行政の充実を図るなど、安全で安心なまちづくりに万全を期します。 特に、倉津川流域の雨水対策が喫緊の課題であることから、雨水排水対策事業に取り組みます。 公共施設の耐震化については、天童市市有施設耐震化実施計画に基づき、市庁舎の耐震化工事を平成25年度からの2カ年事業で引き続き実施します。 自然環境や景観保全の面では、舞鶴山の公園整備を引き続き実施するとともに、市民の憩いの場、健康づくりの場、そして教育の場として天童高原の整備に取り組みます。 また、交通基盤の整備では、市街地と田園集落間や市外を結ぶ幹線道路の計画的な整備を推進します。さらに、低炭素社会の構築と公共交通の利便性の向上を図るため、芳賀地区におけるJR新駅の整備を促進します。 第四は、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」です。 未来を開く子どもたちが、健康で心豊かに成長できるよう、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を担い、連携して子育てに取り組みます。 特に、活力ある地域づくりと市民の社会参加活動を促進するため、天童市社会教育施設等整備計画に基づき市立公民館の改修・改築事業を推進します。また、連携協定を締結している明治大学と、産・学・官の分野でさらに密接な連携を図り、市民の生涯学習を支援するとともに、地域の未来を担う人材の育成に努めます。 また、スポーツの面では、ラ・フランスマラソン大会をさらに規模を拡大して開催するとともに、J1復帰を目指すモンテディオ山形を始め、パイオニアレッドウイングスと東北楽天ゴールデンイーグルスに対して、ホームタウンとして引き続き力強い支援を行っていきます。 第五は、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」です。 厳しい財政状況の中、行政サービスを充実させ、魅力あるまちを目指すため、適正で健全な行財政運営に一層努めます。また、より多くの市民がまちづくりに参画できる開かれた市政運営を図るため、行政情報を積極的に発信するとともに、市民と行政が一体となった協働のまちづくりに取り組みます。 特に、これまでの行財政改革を発展的に継承し、第六次天童市総合計画が掲げる目標を実現するために策定した「天童市行政経営計画」に基づき、経営資源の再配分と経営の視点からの行政運営をより一層推進します。 次に、平成26年度当初予算の大要について申し上げます。 我が国の景気は緩やかに回復しており、物価は底がたく推移しています。先行きについては、輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えする中で、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待されますが、海外景気の下振れが引き続き我が国の景気を下押しすることが危惧されるとともに、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要による反動が見込まれるところであります。 このような状況の中、国の平成26年度予算は、デフレ不況からの脱却・経済再生と財政健全化の両立を目指し、25年度補正予算と一体として、日本の競争力の強化につながる未来への投資や、生活の基盤を守る暮らしの安全・安心といった事項に重点化するとともに、社会保障と税の一体改革を実現するため最初の予算として、消費税増収分を活用し、社会保障の充実と安定化を図るとしています。 一方、地方に対しては、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の地方の一般財源の総額について、最大限配慮するとしているものの、地方の税収増を反映して地方交付税交付金等を縮減するとしています。地方財政においては、これまで同様、社会保障関連経費の自然増や公債費が高い水準で推移するなど、財源不足であることは変わりなく、依然として厳しい状況にあります。 こうした中、本市の平成26年度当初予算編成に当たっては、中長期的な視点に立った持続可能な財政運営に努めながら、第六次天童市総合計画後期計画の未来創造重点プロジェクトの推進や、政策的な当面の課題に対応するための積極型の予算としたところであります。 歳入予算については、これまでの実績や国の経済対策も踏まえ、2年ぶりに市税の増加を見込むとともに、地方消費税交付金についても消費税率引上げに伴う増加を見込んでおります。また、基金の積極的な繰り入れなど、これまで培ってきた財政力の有効活用を図ったところであります。 歳出予算については、今年度から始まった市庁舎耐震改修事業、調整池整備事業などに引き続き取り組み、安全・安心に関する事業を着実に推進することを目指しました。子育て支援に関しては、子どもの医療費無料化、第3子以降の保育料等無料化に引き続き取り組むとともに、待機児童の解消に向けた保育所の整備などを支援します。また、本市の新たな魅力となる、新駅を始めとした市街地整備の推進を図ったところであります。加えて、国の経済対策に関連した臨時福祉給付金などの事業についても取り組みます。 この結果、平成26年度の一般会計予算総額は、231億6,000万円で、前年度比23億9,000万円、11.5%の増としました。また、一般会計並びに特別会計、企業会計を含めた全会計の予算総額は、448億354万4,000円で、前年度比45億726万円、11.2%の増としました。 次に、平成26年度の重点施策について、第六次天童市総合計画の基本計画に沿って御説明申し上げます。 初めに、「安心して健やかに暮らせるまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 子育て支援の面では、芳賀土地区画整理事業地内に整備する子育て支援施設について、平成27年度の早い時期のオープンを目指し、25年度からの繰越事業と合わせて施設整備に取り組みます。また、本市の子育て支援を代表する施策である中学3年生までの医療費の完全無料化に引き続き取り組むとともに、第3子以降の児童に係る保育料等の無料化事業についても継続して実施します。さらに、社会福祉法人が実施する保育所整備事業に対して国の補助と合わせて積極的に支援します。 放課後児童クラブについては、児童の生活及び活動の場を確保するため、放課後児童クラブ整備計画に基づき、放課後児童クラブの専用施設の建設を年次計画により引き続き進めていきます。 子育て発達支援事業について、新たに「発達支援専門員」を配置し、保育園等の年中児を対象に発達支援相談を行い、障がいの早期発見と早期療育に努めるとともに、幼児期から学齢期を経て、就労時までの切れ目のない支援を行うため、関係行政機関と情報の共有化を図ります。 高齢者福祉については、第5期介護保険事業計画に基づき、小規模特別養護老人ホームの建設等に対して、平成25年度からの繰越事業と合わせて引き続き支援します。また、健康寿命の延伸を図るため、運動機能向上、健康てんどう元気塾などの介護予防事業を実施します。 さらに、健康づくりの面では、市民が楽しみながら健康づくりに取り組めるよう「TendoすこやかMy進(まいしん)事業」に新たに取り組みます。 第二に、「魅力と活力ある産業のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 本市の基幹産業の一つである農業については、天童の特産果実の輸出拡大を図るため、天童市農業協同組合と連携しながら、台湾において「ラ・フランス」と大粒系ぶどう「シャインマスカット」の海外プロモーション活動を昨年に引き続き実施します。さらに、関西圏におけるラ・フランスの知名度を高めるため、大阪でのトップセールスを初めて展開します。 新規就農者の確保と育成を総合的に支援するための「結い農プロジェクト事業」については、国が打ち出した新規就農総合支援事業と市独自の支援事業を組み合わせて引き続き取り組みます。また、農地の基盤整備では、天童土地改良区の更正堰地区ほ場整備事業を継続して支援するとともに、農業水利施設の長寿命化を図るため、天童土地改良区及び三郷堰土地改良区が実施する基幹水利施設ストックマネジメント事業を引き続き支援します。 観光面では、今年の6月14日から9月13日にかけて開催される山形デスティネーションキャンペーンに合わせ、本市の魅力を発信するため、新聞等を活用した観光情報の発信強化に努めるとともに、仙台圏でラッピングバスの運行を行い、宮城県内からの誘客を図ります。一方、好評をいただいている「天童温泉しだれ桜まつり」については、天童桜まつりと合わせて開催し、さらなるにぎわいを醸成していきます。 将棋については、6月下旬に本市で開催が予定されている「第27回アマチュア竜王戦全国大会」を支援するとともに、モンテディオ山形の試合に合わせ、試合会場に将棋ブースを設置し、将棋とサッカーのコラボレーションイベントを行い「将棋駒のまち天童」を全国に発信します。 中心市街地の活性化については、中心市街地活性化基本方針に基づき、中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業に引き続き取り組みます。特に、昨年好評を得た「軽トラ市」については、さらに内容を充実して開催することが計画されており、継続して支援します。また、市内商店街のお店の方々が専門知識を生かして講師となり開催している「まちなかゼミナール」に対して負担金を支出して、中心市街地の活性化を図っていきます。 さらに、昨年開催された「織(お)ら田の天童 楽市楽座」については、秋まつりイベントの一つに位置づけ、駅前通り商店街の活性化と交流人口の拡大を図るため、本市独自で新たに支援していきます。 産業と雇用の面では、平成26年度から分譲を開始する
天童インターチェンジ周辺工業団地への新たな企業誘致に取り組むとともに、荒谷西工業団地へのさらなる企業誘致に努力していきます。 ふるさと応援寄附については、平成26年度から制度の仕組みを見直し、市外在住の寄附者に対して地元特産品等を贈る内容に改めます。これにより、本市の知名度の向上及び市内産業の活性化を目指します。 第三に、「緑ある住みよい環境のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 環境保全については、ガソリンなどの化石燃料の消費量と二酸化炭素の発生を抑制する電気自動車の普及促進のため、道の駅「天童温泉」に電気自動車急速充電施設を設置します。また、再生可能エネルギーへの転換を促進するため、市スポーツセンターに太陽光発電システムを設置するとともに、住宅用太陽光発電システムの設置支援事業にも引き続き取り組み、地球温暖化防止に向けた取り組みを進めます。 天童古城地区については、社会資本整備総合交付金事業を活用して舞鶴山の公園整備を進めるとともに、事業区域内の市道整備など継続して取り組みます。 天童高原については、平成26年度から指定管理者に移行する中で、地域交流センターの整備を25年度からの繰越事業と一体的に行うとともに、キャンプ場周辺の施設整備などを実施します。 空き家対策については、「天童市空き家等の適正管理に関する条例」を制定するとともに、市内の空き家の老朽度・危険度調査を行いました。平成26年度は、この調査の結果をもとに空き家の適正な利活用に取り組みます。 継続事業である道路整備については、市道矢野目高擶線、清池南小畑線などの幹線道路の改良工事を引き続き推進するとともに、各地域から要望の多い生活関連道路の改良及び維持補修工事についても、計画的に取り組みます。 土地区画整理事業については、組合施行で実施している芳賀地区について、保留地分譲を促進するため、都市計画道路や区画道路等の整備を支援します。 公衆街路灯のLED化については、事業実施期間を当初の5カ年から3カ年に前倒しして整備を推進します。 消防活動については、消防団の再編計画に基づき、消防団の消防ポンプ自動車を年次計画で更新します。また、自主防災会の消火栓ホースの更新及びホース格納箱の修繕塗装についても引き続き支援します。 公共交通については、芳賀地区のJR新駅の設置に向けて、JR東日本が国に対して行う申請の認可等に合わせて、駅の整備や開業に伴うシステム改修に係る経費をJR東日本に対して負担金として支出し、事業を促進します。さらに、新駅の駅前広場についてもあわせて整備を進めます。 防災対策については、倉津川流域の雨水対策として、市街地からの雨水流出の抑制を図るため、芳賀地区に調整池の整備工事を実施します。また、自主防災組織育成事業については、市内の3地域に設立する自主防災会連絡会に対して、資機材購入等の支援や研修会等を行い、組織の育成強化を図ります。 地籍調査事業については、平成25年度策定の全体事業計画に基づいて、26年度から寺津地区の一部及び中山町行政区域内の天童市飛び地を対象に調査を開始します。 第四に、「生き生きとした人をはぐくむまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 明日を担う子どもたちが明るく健全に育つことは、本市の将来にとって極めて重要です。子どもたちの快適な教育環境を確保するため、市内の全小学校に空調設備を導入することとし、平成26年度から設計業務に着手し、28年度までの3カ年で整備していきます。また、小学校のグラウンド及びプールについては、年次計画に基づき改修を行います。 昨年、移転改築を終えた第一中学校については、旧校舎跡地に、駐車場、自転車置き場、倉庫などを整備するとともに、市道改良と合わせてグラウンドの環境整備を行っていきます。 学校教育においては、すこやかスクールプロジェクトを拡充し、特別支援教育に対する専門的な教師を養成するため、特別支援教育コーディネーター養成研修を実施します。また、いじめ・不登校等の対策として、学習集団アセスメント(Q-Uテスト)を実施します。さらに、豊かな「こころ」を育むために行っている課外教育について、実践を生かした教育の充実を図ります。 市立公民館の整備については、市有施設耐震化実施計画及び社会教育施設等整備計画に基づき、各市立公民館の改築や耐震化工事を順次実施していきます。平成25年度からの繰越事業である寺津公民館の改築工事を始め、26年度事業として成生・蔵増公民館の実施設計、高擶公民館の用地買収に伴う敷地造成を行うとともに、津山公民館ほか2館の耐震改修事業を実施します。また、天童中部公民館及び長岡公民館については、以前からの要望のあったエレベーターの設置工事を行います。 スポーツの面では、昨年開催した第2回天童ラ・フランスマラソン大会の反省を生かし、平成26年度には、参加者を3,000人規模に拡大し、より一層にぎやかな大会になるよう盛り上げていきます。 また、平成29年度に山形県を主会場に開催されるインターハイに向けたジュニア選手層の競技力向上を目的に「ジュニアスポーツ選手育成強化事業」に継続して取り組みます。 サッカーJ2のモンテディオ山形に対しては、今年1月、市内9地区の応援サポーターから成る「天童市モンテ応援隊」が組織され、市民一丸となった応援態勢が構築されたところであります。本市としても、市民応援デーなどを企画しサポーターの拡大を図り、J1復帰が実現するようモンテディオ山形を支援していきます。さらに、ホームタウンTENDO推進協議会を通し、三つのホームタウンチームを継続して支援します。 スポーツ施設については、市スポーツセンター施設の修繕を計画的に行うため修繕計画を策定するとともに、緊急性の高いメインアリーナの床の張りかえ工事を実施します。 芸術・文化の面では、今年の8月、多賀城市の協力のもと、天童氏の歴史を天童家や伊達家の資料などを通して紹介する「(仮称)舞鶴山天童古城城主 天童氏展」を天童市美術館で開催します。また、平成26年度には天童市文化団体協議会が設立50周年を迎えることから、記念誌発行等の記念事業を支援します。レコードサロンの運営については、市立公民館や福祉施設へ出前コンサートを展開していきます。 第五に、「健全な行財政運営と協働のまちづくり」を実現するための施策について申し上げます。 行財政改革については、平成25年度に策定した「天童市行政経営計画」の三つの基本方針である「経営資源の有効活用と重点配分」、「行財政改革の推進による行政経営の効率化」、「組織マネジメントの強化」に基づき、行政サービスの向上を図ります。 平成26年度は、業務の見直しの中で、天童高原施設及び市営住宅の指定管理委託や学校給食センターの調理・搬送業務の民間委託を新たに実施します。 窓口サービスでは、庁舎1階のフロアレイアウトの改修工事に取り組むとともに、事務分掌を見直し、より機能的な組織体制へと改変します。また、来庁者へのスムーズな案内と手続のスピードアップを図るため、繁忙期にフロア案内職員を増員して対応します。 業務改善の面では、平成25年度から取り組んでいる「駒やかカイゼン運動」を引き続き実施し、職員の資質と政策形成能力の向上を図り、市民サービスの向上と業務の効率化を目指します。 人材育成型人事管理制度の充実については、人材育成基本方針で求める職員像を目指し、各種研修事業に取り組みます。また、人事評価制度については、平成26年度から本格実施し、職務能力の向上を図ります。さらに、人事管理の見直しでは、再任用職員を活用することにより、行政の知識と経験の継承と業務の効率的な執行を図ります。 また、市庁舎の耐震化工事に合わせ、議場棟の議会傍聴席の改修工事を行い、議会傍聴者の環境改善を図ります。 協働のまちづくりの面では、明治大学との連携事業の中で、行政と市民の協働によるまちづくりを実践する地域リーダーを育成するため、未来塾を引き続き開催します。また、明治大学の学生派遣プログラムを継続して受け入れ、市に対する学生からの政策提言をまちづくりに生かしていきます。 次に、水道事業について申し上げます。 断水の検証を踏まえ、各市立公民館に臨時給水所を設置することを想定し、給水車と給水タンクを整備するとともに、芳賀地区などの管路整備と老朽化した配水管等の耐震化を推進します。また、厚生労働省が発表した新水道ビジョンを受け、本市水道事業のマスタープランとなる新水道ビジョンを策定します。 安全な水の安定供給のため、より一層の効率化と健全な経営に取り組み、水道サービスの充実に努めます。 次に、病院事業について申し上げます。 昨今の病院を取り巻く医療環境は、慢性的な医師・看護師不足を始め、地域や診療科における医師の偏在などを背景として、医師の確保が依然として厳しい状況にありますが、地域の中核病院として、安全で安心できる医療サービスの充実を目指し、市民の信頼と期待に応えられるよう努めていきます。 特に、平成26年度は、診療報酬改定や消費税率の改定、公営企業会計制度の大幅な見直しなどが行われることから、今後の経営のあり方に大きな影響を受けることが予想されます。 このような状況下、平成26年度からの天童市民病院中期経営計画に基づき、職員一丸となって病院経営の健全化を目指します。 最後に、公共下水道事業について申し上げます。 芳賀地区などにおいて管渠整備を推進するとともに、老野森地区や久野本地区周辺において老朽管の更生工事を行い、管渠の耐震化・長寿命化を図ります。雨水事業については、老野森地区、東久野本地区などにおいて雨水函渠築造工事を推進します。 地方公営企業として、より一層の効率化と健全な経営に取り組み、下水道サービスの充実に努めます。 以上が各会計における施策の大要であります。 次に、議第81号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、県人事委員会勧告に準拠して、給与構造改革の期間中に昇給を抑制してきた45歳未満の職員の給料を復元するため、平成26年4月1日に、最大で2号給上位の号給とするものであります。 また、大規模災害からの復興に関する法律の施行に伴い、本市で大規模災害が発生した場合、復興のために派遣される職員に災害派遣手当を支給できるようにするものであります。 次に、議第82号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例等の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、国の退職手当制度に準拠して、現行の勧奨退職制度を廃止し、対象年齢を45歳まで引き下げた早期退職募集制度を導入するものであります。 次に、議第83号天童市立保育園設置条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、待機児童の解消を図るために、さくら保育園の増築を行いましたので、その定員を現在の90人から100人に改定するものであります。 次に、議第84号天童市障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議第85号天童市学校給食センター設置条例の一部改正について申し上げます。 平成26年4月から本市に(仮称)県立村山特別支援学校天童校が開校することに伴い、当該校への学校給食の提供を行うため、関係する規定の整理を行うものであります。 次に、議第86号天童市消防長及び消防署長の資格を定める条例の設定について申し上げます。 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、消防組織法の一部改正に伴い、消防長及び消防署長の資格を定めるものであります。 以上、施政方針、平成26年度予算議案及び条例議案について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願い申し上げます。
○小松善雄議長 ここで暫時休憩をいたします。再開は午後3時にします。 午後2時47分 休憩 午後2時59分 再開
○小松善雄議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△予算議案概要の説明
○小松善雄議長 次に、議第69号から議第80号までの予算議案12件の概要についての説明を求めます。 最初に、土屋総務部長。 〔土屋 信総務部長 登壇〕
◎土屋信総務部長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算の主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書14ページをお開きください。 初めに、歳入について申し上げます。 1款市税でありますが、市税全体では前年度比3.3%の増収を見込んでおります。以下、主な税目について申し上げます。 1項1目個人市民税につきましては、これまでの実績を踏まえ、経済対策等の影響による所得の伸びが期待できること、また、地方税の臨時特例法による均等割額の加算などから、前年度比3.8%の増収を見込んでおります。 2目法人市民税につきましては、消費税増税による先行き不透明感はあるものの、景気が回復基調にあることから、前年度比16.9%の増収を見込んでおります。 次に、16ページであります。 2項1目固定資産税につきましては、土地評価額は依然として下落傾向にあるものの、消費税増税前の駆け込み需要などから、前年度比1.4%の増収を見込んでおります。 2目国有資産等所在市町村交付金につきましては、山形県が所有する資産についての交付金であり、前年度比4.3%の減収を見込んでおります。 3項軽自動車税につきましては、消費税増税前の駆け込み需要などによる登録台数の増加などから、前年度比1.2%の増収を見込んでおります。 次に、18ページであります。 5項入湯税につきましては、入湯客数が増加傾向を示していることから、前年度比7.9%の増収を見込んでおります。 次に、20ページであります。 6項都市計画税につきましては、固定資産税と同様の理由により、前年度比1.7%の増収を見込んでおります。 2款地方譲与税につきましては、過去の交付実績などから、前年度比7.9%の減収を見込んでおります。 次に、22ページであります。 3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金につきましては、国の地方財政計画や県の動向、過去の交付実績等を踏まえ、見込額を計上しております。 6款地方消費税交付金につきましては、4月からの税率引き上げ等を踏まえ、前年度比33.3%の増収を見込んでおります。 次に、24ページであります。 7款ゴルフ場利用税交付金、8款自動車取得税交付金、9款地方特例交付金につきましては、利子割交付金などと同様の理由により、見込額を計上しております。 10款地方交付税につきましては、国の地方財政計画や市税収入の増加などを踏まえ、前年度比1.3%の減収を見込んでおります。 11款交通安全対策特別交付金につきましては、利子割交付金などと同様の理由により、前年度と同額を計上しております。 次に、26ページであります。 12款分担金及び負担金につきましては、財産区議会議員選挙に係る負担金や養護老人ホーム入所者自己負担金、保育料の増加により、前年度比5.1%の増収を見込んでおります。 13款使用料及び手数料につきましては、指定管理移行に伴う天童高原施設使用料の皆減などから、前年度比15.0%の減収を見込んでおります。 次に、32ページからの14款国庫支出金、40ページからの15款県支出金につきましては、いずれも歳出各款の事業に伴う見込額の計上であります。 国庫支出金につきましては、国の経済対策に基づく臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の給付に係る補助金の計上、道路新設改良事業及び芳賀地区整備事業に係る社会資本整備総合交付金の増加などがあるものの、市立第一中学校改築に係る公立学校施設整備費負担金、昨年度の国の緊急経済対策に係る地域活性化・雇用創出臨時交付金の皆減などから、前年度比10.1%の減収を見込んでおります。 県支出金につきましては、山形県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費補助金の皆減などがあるものの、給付費の増加に伴う障害者自立支援給付費負担金の増加、地域密着型小規模特別養護老人ホームの整備に係る社会福祉施設等開設準備交付金の計上、小百合第二保育園の移転改築に係る保育所等緊急整備事業費補助金の増加、新規就農総合支援事業に係る青年就農給付金事業費補助金の増加などにより、前年度比14.3%の増収を見込んでおります。 次に、58ページであります。 17款寄附金につきましては、篤志家からの寄附金及びふるさと応援寄附金の計上であります。 18款繰入金につきましては、特別会計からの繰入金のほか、退職手当基金、財政調整基金、減債基金、市有施設整備基金、交通安全基金、スポーツ振興基金などからの繰入金を計上し、前年度比107.4%の増収を見込んでおります。 次に、62ページであります。 20款諸収入につきましては、産業立地促進資金貸付金元利収入の減少などから前年度比4.8%の減収を見込んでおります。 次に、70ページであります。 21款市債につきましては、各事業を推進するための所要額を計上したところでありますが、市立第一中学校改築に係る学校教育施設整備事業債の減少などがあるものの、市庁舎耐震改修事業に係る総務債の増加、子育て支援施設整備事業などに係る民生債、土地改良事業などに係る農林水産事業債、天童高原整備開発事業に係る商工債の計上、道路新設改良事業及び都市施設整備事業などに係る土木債の増加などにより前年度比59.1%の増収を見込んでおります。 以上が歳入の概要であります。 次に、総務部所管の主な歳出について申し上げます。 76ページをお開きください。 1款議会費につきましては、議員報酬を始めとして、行政視察旅費、政務活動費交付金などの市議会の運営に要する経費を計上しております。 次に、78ページであります。 2款1項総務管理費につきましては、1目一般管理費につきましては、職員給与費、文書法令の管理に要する経費、市民との連絡調整に要する経費、人事管理に要する経費、秘書渉外に要する経費などを計上しております。 新たな事業といたしましては、87ページの都市間交流に要する経費に、5年ぶりとなるニュージーランド・マールボロウへの市民訪問団派遣に係る経費を計上しております。 2目広報費につきましては、市報てんどうの発行経費などに係る広報に要する経費及び広聴に要する経費を計上しております。 次に、88ページであります。 3目財政管理費につきましては、予算の編成・執行管理、財務会計システムの借り上げなどに係る経費を計上しております。 4目会計管理費につきましては、出納の管理に要する経費を計上しております。 次に、90ページであります。 5目財産管理費につきましては、財産の管理に要する経費、市庁舎の管理に要する経費、公用車の管理に要する経費などを計上しております。 主な事業といたしましては、91ページの市庁舎の管理に要する経費に着工2年目となる市庁舎耐震改修に係る経費のほか、市庁舎1階のフロアレイアウト改修に係る経費を計上しております。 次に、94ページであります。 6目企画費につきましては、企画調整に要する経費、高速交通対策に要する経費などを計上しております。 新たな事業といたしましては、97ページにふるさと応援寄附に関連した本市のPRと、その推進を図るための経費を計上しております。 7目情報管理費につきましては、電子計算機借上料を始め、全庁的な情報システムの運用・推進に要する経費を計上しております。 次に、102ページであります。 11目防災諸費につきましては、防災対策に要する経費及び東日本大震災に要する経費を計上しております。 次に、104ページであります。 2項徴税費につきましては、市税の賦課に要する経費、市税等の収納に要する経費などを計上しております。 次に、110ページであります。 4項選挙費につきましては、山形県議会議員選挙費、農業委員会委員選挙費、津山及び田麦野の財産区議会議員選挙費などを計上しております。 次に、118ページであります。 5項統計調査費につきましては、基幹統計調査などに要する経費を計上しております。 次に、120ページであります。 6項監査委員費につきましては、監査事務に要する経費を計上しております。 次に、286ページであります。 12款公債費につきましては、市債の元金及び利子の償還に要する経費を計上しております。 次に、288ページであります。 13款諸支出金につきましては、前年度と同額を計上しております。 14款予備費につきましても前年度と同額を計上しております。 ページを戻りまして、9ページであります。 予算第2条債務負担行為につきましては、各種資金の利子補給について、それぞれの期間と限度額を定めるものであります。 次に、10ページであります。 予算第3条の地方債につきましては、各事業に係る限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものであります。 ページを戻りまして、1ページであります。 予算第4条一時借入金及び予算第5条歳出予算の流用につきましては、前年度と同じ内容となっております。 続きまして、特別会計についての御説明を申し上げます。 初めに、議第71号平成26年度天童市
用地買収特別会計予算についての御説明を申し上げます。 349ページをお開きください。 平成26年度の予算総額は302万3,000円で、前年度比14.8%の減額となっております。 次に、356ページであります。 歳入については、財産収入、繰越金及び諸収入となっております。 次に、358ページであります。 歳出については、公共用地の先行取得に要する経費が主なものであります。 次に、議第72号平成26年度天童市財産区特別会計予算について御説明申し上げます。 361ページをお開きください。 本会計は、高擶地区、大字高擶有、干布地区及び大字荒谷有の各財産区の管理費の集合予算であり、予算総額は1,676万円で、前年度比223.9%の増額となっております。 その主な理由としては、高擶地区財産区、大字高擶有財産区における一般会計繰出金の計上と、これに伴う財政調整基金繰入金の増額であります。 以上、一般会計の歳入及び総務部所管に係る主な歳出並びに用地買収特別会計及び財産区特別会計の予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、武田健康福祉部長。 〔武田 淳健康福祉部長 登壇〕
◎武田淳健康福祉部長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、健康福祉部所管に係る主な内容について御説明を申し上げます。 予算書の事項別明細書122ページをお開きください。 3款1項1目社会福祉総務費につきましては、民生委員・児童委員の活動費や福祉団体への補助金、国民健康保険特別会計への繰出金が主なものであります。 また、新規事業といたしましては、非課税の低所得者への消費税率引き上げによる影響を緩和するため、臨時福祉給付金の給付に要する経費を計上しております。 次に、126ページであります。 2目老人福祉費のうち老人の一般福祉に要する経費につきましては、敬老会の開催に伴う経費が主なものであります。 また、いきいきサロン21事業の委託料や軽度生活援助事業委託料などの在宅老人の福祉に要する経費のほか、老人の社会活動支援及び老人ホーム入所措置に関する経費を計上しております。 新規事業としては、老人福祉施設の整備支援に要する経費として、小規模特別養護老人ホームの開設準備のための交付金を計上しております。 このほか、後期高齢者の療養給付費負担金や介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金などを計上しております。 次に、130ページであります。 3目障がい者福祉費のうち、障がい者の一般福祉に要する経費につきましては、更生医療などに係る障がい者福祉扶助費が主なものであります。 そのほか、生活介護や施設入所などの障がい者自立支援の給付に要する経費、福祉タクシーなどの障がい者地域支援事業に要する経費、特別障がい者手当等の給付に要する経費が主なものであります。 次に、132ページであります。 4目福祉医療費につきましては、障がい者の医療給付、一人親世帯の医療給付、児童・生徒の医療給付に要する福祉医療扶助費が主なものであり、中学3年生までの医療費の無料化を継続して実施いたします。 次に、134ページであります。 5目国民年金費につきましては、国民年金事務に関する事務に要する経費であります。 6目総合福祉センター費及び136ページの7目公衆浴場費につきましては、施設の管理運営に要する経費であります。 3款2項1目児童福祉総務費につきましては、認可外保育施設の支援に要する経費や第3子以降保育料無料化事業費補助金などの多子世帯の支援に要する経費が主なものであります。 また、子育て支援施設の整備に要する経費として、工事費や施設用備品購入費などを計上し、平成26年度中の完成を目指します。 新規事業としては、子ども・子育て支援事業計画の策定に要する経費や、子育て世帯への消費税率引き上げによる影響を緩和するため、子育て世帯臨時給付金の給付に要する経費を計上しております。 次に、140ページであります。 2目児童措置費につきましては、児童手当の支給に要する経費や障がい児通所支援の給付に要する経費などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、142ページであります。 3目母子父子福祉費につきましては、母子及び父子の相談などに要する経費や、児童扶養手当などの児童福祉扶助費が主なものであります。 次に、144ページであります。 4目保育園費につきましては、市立保育園の運営や私立の保育所への保育委託料が主なものであります。また、待機児童の解消のため、国の補助制度を活用した保育所緊急整備事業費補助金などを計上しております。 5目児童館費につきましては、児童館の管理運営に要する経費であります。 次に、150ページであります。 6目特別保育所費につきましては、田麦野へき地保育所の管理に要する経費であります。 7目放課後児童クラブ費につきましては、放課後児童クラブ運営のための委託料や、干布児童クラブ、荒谷児童クラブの移転改築に係る工事費が主なものであります。 次に、152ページであります。 8目わらべ館費につきましては、管理運営に要する経費であります。 9目心身障がい児小規模通園費につきましては、のぞみ学園の運営委託料が主なものであります。 3款3項1目生活保護総務費につきましては、生活保護等の事務に要する経費であります。 次に、154ページであります。 2目扶助費につきましては、生活保護に要する経費や中国残留邦人の生活支援に要する経費が主なものであります。 次に、156ページであります。 4款1項1目保健衛生総務費のうち、保健衛生一般に要する経費につきましては、休日救急医療事業委託料や健康管理システム借上料などが主なものであります。また、新規事業としましては、健康づくりの推進に要する経費について、健康意識の向上を図るためのTendoすこやかMy進事業費に係る経費や、受動喫煙防止対策検討委員会の謝礼を計上しております。 このほか、精神保健対策としての心の健康づくりや、自殺予防対策などの精神保健対策に要する経費、がん検診推進事業や、健康診査委託料などの健康増進対策に要する経費を計上しております。 また、母子保健に要する経費としましては、母子健診委託料や母子福祉扶助費などが主なものであります。新規事業としましては、発達支援の相談体制を強化するための経費を計上しているほか、特定不妊治療事業については、1回当たりの限度額を10万円に引き上げ、支援を充実いたします。 次に、160ページであります。 2目予防費につきましては、子供の定期予防接種や大人の風疹予防接種、高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種に要する経費が主なものであります。 次に、164ページであります。 4目健康センター費につきましては、健康センターの管理に要する経費であります。 次に、170ページであります。 4款4項1目病院費につきましては、天童市民病院事業会計への負担金であります。 次に、256ページであります。 10款4項1目幼稚園費につきましては、保護者の経済的負担を軽減するための私立幼稚園就園奨励費補助金が主なものであります。 続きまして、特別会計について御説明申し上げます。 初めに、議第70号平成26年度天童市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。 305ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は、70億1,842万1,000円で、前年度比3.6%の増となっております。これは、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金などの増加が主なものであります。 次に、議第74号平成26年度天童市介護保険特別会計予算について申し上げます。 397ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は47億1,805万5,000円で、前年度比15.2%の増となっております。これは、保険給付費などの増加によるものであります。 次に、議第76号平成26年度天童市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 予算書457ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は6億1,809万円で、前年度比9.7%の増となっております。これは、保険料の改正に伴う後期高齢者医療広域連合への負担金の増加によるものであります。 以上、健康福祉部所管に係る一般会計予算並びに国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、西澤市民部長。 〔西澤 仁市民部長 登壇〕
◎西澤仁市民部長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、市民部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書98ページをお開きください。 2款1項8目市民生活対策費につきましては、安全・安心なまちづくり市民大会に要する経費や、子ども見守り隊の活動を支援する経費、公衆街路灯の維持修繕に要する経費、市営バス運行委託料や予約制乗合タクシー運行事業費補助金などが主なものであります。また、公衆街路灯の整備促進に要する経費や商店街街路灯の電気料を計上しております。 次に、100ページであります。 9目交通安全対策費につきましては、交通安全専門指導員等の報酬や交通安全のための各種事業費、交通安全基金を活用した交差点カラー舗装等の交通安全施設整備費が主なものであります。 次に、102ページであります。 10目市民文化会館費につきましては、ステージ用テーブルの備品整備や大ホールの椅子点検調査費に要する経費など市民文化会館の管理運営に要する経費であります。また、施設の耐震改修工事等を行う業者選定をプロポーザル方式で行うための経費を計上しております。 次に、108ページであります。 2款3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、住民記録や戸籍のシステム機械器具借上料、各種証明書の作成、交付などに要する経費、証明書自動交付機の運用に要する経費であります。 また、窓口サービスの向上を図る窓口サービス推進員の増員に要する経費を始め、来庁者へのより細やかな手続のサポートとスムーズな案内を行う繁忙期のフロア案内職員の増員に要する経費、社会保障・税番号制度導入に伴う住民基本台帳システム改修に要する経費を新たに計上しております。 次に、136ページであります。 3款1項8目市民保養施設費につきましては、指定管理委託料や男子露天風呂のろ過機交換工事などに要する経費であります。 次に、160ページであります。 4款1項2目予防費につきましては、狂犬病予防注射及び登録に要する経費を狂犬病の予防に要する経費に計上しております。 次に、162ページであります。 3目環境衛生費につきましては、水質測定や騒音等の環境測定業務委託料、花いっぱい推進運動の花の苗代、省エネルギー・長寿命などの利点があるLED公衆街路灯の設置業務委託料や住宅用太陽光発電システム設置支援事業費補助金、合併処理浄化槽の設置を推進するための補助金などが主なものであります。 また、地球温暖化防止対策として「道の駅天童温泉」に設置する電気自動車用急速充電施設整備工事や市民墓地の第2次整備に向けた土地購入費用を新たに計上しております。 次に、166ページであります。 5目斎場費につきましては、斎場の管理運営に要する経費であります。 4款2項1目清掃総務費につきましては、不法投棄防止の啓発や集団資源回収団体への報償金、資源物拠点回収業務委託料などごみ減量推進に要する経費であります。 次に、168ページであります。 2目ごみし尿処理費につきましては、東根市外二市一町共立衛生処理組合に対する負担金であります。 次に、206ページであります。 7款1項7目消費者行政推進費につきましては、消費生活相談員の報酬や消費者の啓発を図るための経費であります。 次に、268ページであります。 10款5項8目文化振興費につきましては、市民芸術祭委託料や芸術文化団体に対する補助金、芸術文化一般の振興に要する経費のほか、レコードサロンの運営に要する経費であります。また、設立50周年を迎える天童市文化団体協議会の記念事業に対する補助金や多賀城市との文化交流事業として開催する企画展の委託料を新たに計上しております。 次に、272ページであります。 9目旧東村山郡役所資料館費につきましては、旧東村山郡役所資料館の管理運営に要する経費であります。 10目美術館費につきましては、美術館の管理運営に要する経費であります。 次に、274ページであります。 10款6項1目保健体育総務費につきましては、天童ラ・フランスマラソン大会などの各種スポーツ大会の開催に要する経費のほか、ジュニア育成強化に要する経費、モンテディオ山形支援負担金、ホームタウンTENDO推進協議会負担金などのプロスポーツの支援に要する経費、明治大学・天童市連携事業に要する経費などが主なものであります。 次に、280ページであります。 4目体育施設費につきましては、総合体育館メインアリーナの床の張りかえや、市民プール解体などに要する経費のほか、スポーツセンター及びスポーツレクリエーション施設の管理運営に要する経費などが主なものであります。また、スポーツセンターにつきましては、災害時における広域避難所としての機能を向上するための太陽光発電システムの設置に要する経費、スポーツセンター修繕計画の策定に要する経費などを新たに計上しております。 続きまして、議第75号平成26年度天童市市民墓地特別会計予算について御説明申し上げます。 445ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は344万1,000円で、前年度比47.7%の増となっております。これは人件費や修繕料など墓地管理に要する経費の増加によるものであります。 以上、市民部所管に係る一般会計予算及び市民墓地特別会計予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、木嶋経済部長。 〔木嶋忠史経済部長 登壇〕
◎木嶋忠史経済部長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、経済部及び農業委員会所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書170ページをお開きください。 5款1項1目労働諸費につきましては、新たな常用雇用を創出した中小企業者に対する利子補給金などに要する経費や、中小企業の勤労者を対象とした生活資金融資の原資貸付金が主な内容であります。 次に、172ページであります。 6款1項1目農業委員会費につきましては、農業委員23名の報酬や、指導業務に係る事務局経費や農地基本台帳システムの管理、遊休農地解消のための補助金等、農業者年金に係る事務諸経費が主なものであります。 次に、176ページでございます。 2目農業総務費につきましては、農政推進員の報酬が主なものであります。 3目農業振興費につきましては、稲作の振興に要する経費として、特別栽培米に対する支援や、野菜・花きの振興に要する経費として、山形赤根ほうれん草の産地形成に対する支援、果樹の振興に要する経費として、さくらんぼ結実対策や特産果実のトップセールス、海外プロモーション事業への支援のための経費を計上するものであります。 また、農業担い手の確保・支援に要する経費としまして、人・農地プランに基づく青年就農給付金や農地集積協力金や、第三者への経営移譲希望者と経営受託希望者を結びつける「結い農プロジェクト」に要する経費、米の需給調整を推進するための経費を計上するものであります。 さらに、鳥獣被害対策実施隊の設置、電気柵の設置に係る取り組みに要する経費や、耕作条件が不利な中山間地域における農業生産の維持と農村環境を保全するための経費、農業農村活性化公開講座の開催及び明治大学において開催する天童フードフェアに要する経費を計上するものであります。 次に、184ページであります。 4目畜産業費につきましては、高品質牛の育成を促進し、天童ブランドの確立を図るための畜産農家の経営を支援する各種事業の推進や、天童高原放牧場の指定管理の委託に要する経費が主なものであります。 次に、186ページであります。 5目農地費につきましては、農道の維持に要する工事費や、土地改良区の水利施設の整備補修及び維持管理に対する補助金、県営土地改良事業負担金及び農用地の環境保全活動への支援費、地籍調査を実施するための経費が主なものであります。 次に、188ページであります。 6目農業センター費につきましては、農業センターの管理運営費に要する経費が主なものであります。 次に、190ページであります。 7目農業者トレーニングセンター費につきましては、農業者トレーニングセンターの管理運営費に要する経費が主なものであります。 6款2項2目林業振興費につきましては、松くい虫やナラ枯れの防除、みどり環境フェアの開催や里山林の整備などに要する経費が主なものであります。 次に、192ページであります。 3目基本財産造成費につきましては、市行造林の下刈りや間伐などに要する経費が主なものであります。 次に、194ページであります。 4目森林ふれあい広場費につきましては、遊歩道の刈り払いや広場の維持管理に要する費用が主なものであります。 次に、196ページであります。 7款1項2目商工業振興費につきましては、中心市街地の通行量調査に要する経費や天童将棋駒など産業の振興に要する経費、商工会議所を始めとする商工関係団体の運営事業などに対する補助金に要する経費のほか、工業団地などへの立地・移転を積極的に促進するため、県の融資制度であります産業立地促進資金の原資として、金融機関へ貸し付けるための経費等が主なものであります。 また、企業誘致に要する経費として、荒谷西工業団地などへの企業立地を促進するための経費と、明治大学・天童市連携事業として、明治大学が持つ知的財産を活用した地域産業活性化公開講座を開催するための経費が主なものであります。
工業団地整備事業特別会計繰出金につきましては、工業団地整備事業特別会計に対する繰出金であります。 次に、198ページであります。 3目観光費につきましては、天童温泉協同組合や天童市観光物産協会への補助金、観光関係12団体への負担金や、山形デスティネーションキャンペーンを契機とする本市観光の効果的なPRのため、仙台市におけるラッピングバス及び全国紙による広告料、天童桜まつり・天童夏まつりを始めとした四季折々に開催される計12のまつり・イベントを開催するための負担金、クアオルトの新たな若松コースの全体案内板及び矢印案内板の工事請負費、明治大学のホームカミングデーにおいて、観光物産の振興を図るための物産展開設に要する経費が主なものであります。 次に、202ページであります。 4目観光施設費につきましては、歩道詰将棋の修繕工事請負費や指定管理者制度による観光情報センターの指定管理委託に要する経費が主なものであります。 次に、204ページであります。 5目将棋のふるさと費につきましては、「将棋駒のまち天童」を全国に発信するため招致したアマチュア竜王戦全国大会の開催地負担金や将棋文化の底上げを図りながら交流を広げるために開催する、大山杯争奪将棋大会及び市民将棋大会に要する経費が主なものであります。 6目中心市街地活性化推進費につきましては、商店街などの意欲ある取り組みを支援するための中心市街地商店街等にぎわい創造支援事業費補助金及び個店の魅力を発信していただくためのまちなかゼミナールへの負担金や、市営駐車場の指定管理に要する経費、パルテ共用部分の管理費負担金及び商業フロアの管理運営等に要する経費が主なものであります。 次に、208ページであります。 8目自然公園費につきましては、天童高原施設の指定管理委託に要する経費や、地域交流センターの新築、キャンプ場周辺の整備、老朽化した施設の改修に要する経費が主な内容であります。 続きまして、特別会計について御説明申し上げます。 議第77号平成26年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算について申し上げます。 479ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は、10億9,920万6,000円で、前年度比57.6%の増となっております。これは、天童インターチェンジ周辺地区の土地購入費及び公債費の増加によるものであります。 以上、経済部及び農業委員会所管に係る一般会計予算及び
工業団地整備事業特別会計予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、三瓶建設部長。 〔三瓶昭弘建設部長(併)上下水道事業所長 登壇〕
◎三瓶昭弘建設部長[併]上下水道事業所長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、建設部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書210ページをお開きください。 8款1項1目土木総務費につきましては、北目地区で実施している県の土砂災害対策事業に対する負担金や木造住宅の耐震改修及び住宅リフォーム総合支援事業に係る補助金が主なものであります。 次に、212ページであります。 8款2項1目道路橋梁総務費につきましては、市道台帳補正に係る業務委託に要する経費が主なものであります。 次に、214ページであります。 2目道路維持費につきましては、除排雪業務、街路樹の管理及び応急的な修繕に要する委託料など、市道の良好な維持管理を図るための経費並びに側溝や舗装、小規模な道路改良工事等に要する経費であります。 次に、216ページであります。 3目道路新設改良費につきましては、国庫補助事業で整備を進める清池南小畑線及び向原1号線、起債事業で整備を進める矢野目高擶線、金石段芳賀線、天童東根線及び片羽南原線の6路線の道路改良事業や県道の整備事業に対する負担金が主なものであります。 次に、218ページであります。 4目橋梁維持費につきましては、市内57カ所の橋梁の点検業務及び4カ所の調査設計業務委託に要する経費を計上するものであります。 8款3項1目河川総務費につきましては、都川しゅんせつ工事に要する経費や排水ポンプ車の購入等に要する経費が主なものであります。 次に、222ページであります。 8款4項1目都市計画総務費につきましては、都市計画行政の一般事務に要する経費のほか、新駅整備とシステム改修に係るJR東日本への負担金や雨水浸透施設設置補助金が主なものであります。 2目土地区画整理費につきましては、区画整理の一般事務に要する経費のほか、鍬ノ町土地区画整理事業の換地処分に伴う清算金や芳賀土地区画整理事業の県負担金が主なものであります。 次に、224ページであります。 3目街路事業費につきましては、山形老野森線街路事業の県負担金が主なものであります。 4目公共下水道費につきましては、公共下水道事業会計負担金及び出資金であります。 5目公園費につきましては、天童公園の「文学の森」の改修を始め、市内118カ所の公園・緑地の管理に要する経費であります。 次に、226ページであります。 6目都市施設費につきましては、都市施設の一般事務に要する経費のほか、わくわくランドや市内3カ所の足湯の維持管理経費を始め、社会資本整備総合交付金事業による天童古城地区第2期のまちづくり整備事業及び芳賀地区における街区公園、駅前広場、駐輪場整備などに要する経費並びに芳賀地区の調整池整備に要する経費が主なものであります。 次に、230ページであります。 8款5項1目住宅管理費につきましては、本年4月から導入する指定管理者制度に伴う市営住宅指定管理委託料や、老朽化した設備等の整備に要する経費が主なものであります。 2目住宅建設費につきましては、市営久野本第一住宅4号棟の外壁改修に要する経費であります。 続きまして、特別会計について御説明申し上げます。 議第73号平成26年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。 383ページをお開きください。 平成26年度の歳入歳出予算総額は、それぞれ1億9,983万6,000円で、前年度比94.6%の増となっております。これは、換地処分に伴う清算金の計上によるものであります。 以上、建設部所管に係る一般会計予算及び鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算の概要について御説明申し上げました。 引き続き、議第78号平成26年度天童市水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の水道事業会計予算書の1ページと2ページであります。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 給水件数を2万3,600件、年間総給水量を669万7,750立方メートル、1日平均給水量を1万8,350立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 3ページであります。 附属書類1の平成26年度天童市水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款水道事業収益につきましては16億1,240万7,000円で、前年度に比べ15.0%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業収益14億2,482万9,000円の主な内容は、給水使用料であります。 2項の営業外収益1億9,757万7,000円の主な内容は、他会計からの繰入金及び地方公営企業会計制度の見直しに伴う長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、4ページであります。 支出の1款水道事業費用につきましては、15億8,309万8,000円で、前年度に比べ16.0%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業費用13億7,621万円の主な内容は、村山広域水道の受水費、料金徴収等業務委託料及び減価償却費であります。 5ページ、2項の営業外費用8,063万円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 6ページ、3項の特別損失の主な内容は、地方公営企業会計制度の見直しに伴い、職員手当及び貸倒引当金繰入額を計上したものであります。 このことにより、収益的収入及び支出では、消費税収支調整前の差し引きで3,930万9,000円の利益を見込んでおりますが、これにつきましては積み立てを行う予定であります。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 6ページであります。 収入の1款資本的収入につきましては2億1,592万7,000円で、前年度に比べ49.8%の減を見込み計上したものであります。 主な内容は、芳賀土地区画整理事業に係る配水管布設工事、下水道事業関連工事及び消火栓更新工事による工事負担金であります。 次に、7ページであります。 支出の1款資本的支出につきましては8億6,322万3,000円で、前年度に比べ11.1%の減を見込み計上したものであります。主な内容は、施設整備費及び企業債償還金であります。 施設整備費につきましては、老朽化した配水管の耐震化工事、芳賀土地区画整理事業地内の配水管布設工事、若松加圧系計装設備更新工事、給水車車庫建設工事などに要する経費であります。 ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き6億4,729万6,000円の不足額が生じますが、これにつきましては当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び建設改良積立金により補填を予定しております。 次に、第5条から7条までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 続きまして、議第80号平成26年度天童市公共下水道事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の公共下水道事業会計予算書の1ページから3ページまでであります。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 排水件数を2万800件、年間総処理水量を862万3,664立方メートルにそれぞれ見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 4ページであります。 附属書類1の平成26年度天童市公共下水道事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の1款下水道事業収益につきましては16億9,124万7,000円で、前年度に比べ11.0%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業収益10億8,201万3,000円の主な内容は、下水道使用料及び一般会計からの負担金であります。 2項の営業外収益6億923万4,000円の主な内容は、一般会計からの負担金及び地方公営企業会計制度の見直しに伴い、長期前受金戻入益を計上したものであります。 次に、5ページであります。 支出の1款下水道事業費用につきましては、16億9,538万8,000円、前年度に比べ12.7%の増を見込み計上したものであります。 1項の営業費用13億4,756万6,000円の主な内容は、下水道管渠の維持管理費、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費であります。 6ページ、2項の営業外費用3億3,823万9,000円の主な内容は、企業債利息と消費税及び地方消費税であります。 3項の特別損失858万3,000円につきましては、地方公営企業会計制度の見直しに伴い、職員手当及び貸倒引当金繰入額を計上したものであります。 このことにより、収益的収入及び支出では、消費税収支調整前の差し引きで414万1,000円の不足額が生じますが、これにつきましては前年度繰越利益剰余金により補填を予定しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 7ページであります。 収入の1款資本的収入につきましては、10億9,969万9,000円で、前年度とほぼ同額を見込み、計上したものであります。 主な内容は、企業債、一般会計からの出資金、国庫補助金及び受益者負担金であります。 次に、8ページでございます。 支出の1款資本的支出につきましては、17億8,349万9,000円で、前年度に比べ5.4%の増を見込み計上したものであります。 主な内容は、下水道建設費、流域下水道事業建設負担金及び企業債元金償還金であります。 下水道建設費につきましては、芳賀地区の管渠整備、老野森地区及び東本町地区周辺の老朽管の更生工事並びに浸水対策として雨水清池第2号幹線、雨水倉津川第1号幹線、雨水倉津川第2号支線の整備などに要する経費であります。 ページを戻りまして、2ページであります。 以上のことから、資本的収入及び支出では、収入支出差し引き6億8,380万円の不足額が生じますが、これにつきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び繰越利益剰余金処分額により、補填を予定しております。 次に、第5条から10条までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 以上、水道事業会計及び公共下水道事業会計の予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、三浦消防長。 〔三浦正行消防長 登壇〕
◎三浦正行消防長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、消防本部所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書232ページをお開きください。 9款1項1目常備消防費について申し上げます。 職員給与費につきましては、消防職員60名に係る給料、手当などであります。 消防行政の一般事務に要する経費につきましては、応急手当等の指導補助業務や防火対象物、危険物施設の台帳整理業務を行う日々雇用職員1名分の賃金、119番受信時の位置情報通知システム回線や災害情報案内回線使用料、県防災ヘリコプターの運航のための負担金、救急救命士資格取得研修や新規採用消防職員の消防学校などにおける研修に要する研修会参加負担金が主なものであります。 消防庁舎の管理に要する経費につきましては、通信指令台などの修繕料や清掃業務委託料、高機能消防指令センター保守点検業務委託料のほか、消防庁舎屋外階段屋根や外壁の改修に要する経費が主なものであります。 常備消防活動に要する経費につきましては、各種機器、車両等の点検・検査に要する手数料や、自動体外式除細動器、呼気中二酸化炭素濃度測定器及び空気ボンベの購入に要する経費が主なものであります。 次に、236ページであります。 2目非常備消防費につきましては、消防団員の報酬や、CD-1型消防ポンプ自動車1台の更新配備に要する経費、消防活動中における補償のための災害補償費負担金、消防団員に退職金を支給するための退職報償費負担金が主なものであります。 次に、238ページであります。 3目消防施設費につきましては、防火水槽新設・解体工事、防火水槽スラブ設置工事、消防団ポンプ車庫トイレ設置工事などの工事費や、消火栓用ホース格納箱の新設に対する補助金のほか、自主防災会等が行う消火栓用ホースの更新に対する補助金が主なものであります。 以上、消防本部所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 次に、酒井教育次長。 〔酒井孝二教育次長 登壇〕
◎酒井孝二教育次長 議第69号平成26年度天童市一般会計予算のうち、教育委員会所管に係る主な内容について御説明申し上げます。 予算書の事項別明細書170ページをお開きください。 5款1項2目勤労青少年ホーム費につきましては、青少年等の余暇活動やサークル活動を促進する事業に要する経費、各種講座や研修会の開催費及び施設の維持管理費に要する経費であります。 次に、238ページであります。 10款1項1目教育委員会費につきましては、教育委員報酬及び教育委員会の運営に要する経費であります。 次に、240ページであります。 2目事務局費につきましては、教育委員会事務局職員の人件費や事務局の管理費、教育関係団体に対する負担金や私立高等学校学費補助金が主なものであります。 次に、242ページであります。 3目教育指導費につきましては、いじめ防止対策推進法に基づく調査委員会に要する経費、Q-Uテストや一人ひとりの子供たちの教育的ニーズに対応したすこやかスクールプロジェクトに要する経費や、豊かな体験活動の充実を図るための課外教育の充実に要する経費、外国語指導助手を4名配置するための外国語活動の推進に要する経費が主なものであります。 次に、246ページであります。 4目教育研究所費につきましては、教育委員会内に設置しております市教育研究所の運営費及び小・中学校の学力検査に係る事務経費であります。 5目理科センター費につきましては、理科教育推進のため天童中部小学校内に設置しております市理科教育センターの運営費であります。 次に、248ページであります。 10款2項小学校費について申し上げます。 1目学校管理費につきましては、小学校12校の学校技能士の人件費や学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費などが主なものであります。 次に、250ページであります。 2目教育振興費につきましては、教材備品の購入費や教育用パソコン、校務用パソコンのリース料、経済的理由で就学が困難な世帯に対する扶助費、田麦野地区からの遠距離通学を支援するための経費が主なものであります。 次に、252ページであります。 10款3項中学校費について申し上げます。 1目学校管理費につきましては、小学校と同様に学校技能士の人件費や学校管理事務経費、校舎設備の保守点検委託経費、施設の営繕費などが主なものであります。 次に、254ページであります。 2目教育振興費につきましては、教材備品の購入費や教育用パソコン、校務用パソコンのリース料、経済的理由で就学が困難な世帯に対する扶助費が主なものであります。 3目学校建設費につきましては、第一中学校の旧校舎跡地に駐車場等を整備するための経費であります。 次に、256ページであります。 10款5項1目社会教育総務費につきましては、家庭教育の推進に要する経費、新成人を祝う会の開催費、地域づくり委員会活動を促進するための経費、視聴覚教育の推進に要する経費のほか、明治大学との連携事業として実施するてんどう笑顔塾、てんどう未来塾、婦人会・女性会講座などに要する経費であります。 次に、260ページであります。 2目青少年費につきましては、青少年の健全育成に要する経費、青少年指導センターの運営費及び市内12の全小学校区において実施する放課後子ども教室の開催に要する経費であります。 次に、262ページであります。 3目公民館費につきましては、市社会教育施設等整備計画に基づく市立公民館改築事業、耐震補強工事、エレベーター設置工事等に要する経費、各市立公民館の施設の管理費及びレクリエーション大会や文化祭などの公民館事業の実施に要する経費であります。 次に、266ページであります。 4目図書館費につきましては、市立図書館の管理を指定管理者に委託するための委託料及び図書利用者カードの作成に係る消耗品費や図書の購入費であります。 5目市民プラザにつきましては、市民プラザの管理、生涯学習講座の実施及び市学習支援室を指定管理者に委託するための委託料、学習支援室「リバテラス ちえふる」の管理を指定管理者に委託するための委託料及び共用部分に係る管理費負担金などであります。 6目高原の里交流施設費につきましては、高原の里交流施設「ぽんぽこ」の維持管理費、耐震補強等の工事費及び田麦野地域の交流の促進を図るための事業に要する経費であります。 次に、268ページであります。 7目西沼田遺跡公園費につきましては、西沼田遺跡公園の管理を指定管理者に委託するための委託料、駐車場内の水路にふたを設置する工事費などであります。 8目文化振興費のうち、271ページの文化財に要する経費につきましては、本市の文化財の保護及び調査に要する経費、市内にある国及び県の指定文化財の管理及び保護に要する経費、文化財に対する市民の意識の向上を図るために毎年度実施している市民史跡めぐり、歴史講座等の開催費のほか、平成24年度から3カ年で実施している天童古城の発掘調査事業費などに要する経費であります。 次に、278ページであります。 10款6項2目小学校保健費につきましては、小学校の学校医に対する報酬などの学校保健に要する経費や、新1年生を対象とした就学時健康診断に要する経費が主なものであります。 次に、280ページであります。 3目中学校保健費につきましては、小学校と同様に学校医に対する報酬などの学校保健に要する経費が主なものであります。 次に、282ページであります。 5目学校給食費につきましては、学校給食センター職員の人件費、給食調理・配送等業務委託に係る経費や施設の維持管理経費のほか、食物アレルギー対応食を提供するための経費が主なものであります。 以上、教育委員会所管に係る一般会計予算の概要について御説明申し上げました。
○小松善雄議長 最後に、柏谷市民病院事務局長。 〔柏谷 忍市民病院事務局長 登壇〕
◎柏谷忍市民病院事務局長 議第79号平成26年度天童市民病院事業会計予算の概要について御説明申し上げます。 別冊の天童市民病院事業会計予算書の1ページからでございます。 初めに、予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量について申し上げます。 診療科目7科で、病床数は、一般病床54床、療養病床30床の計84床であります。 年間延べ患者数は、入院患者数では、一般病床1万5,177人、病床利用率77%、療養病床8,870人、病床利用率81%、外来患者数では5万9,048人、1日平均242人を見込んでおります。 主要な建設改良事業につきましては、統合医療情報システム更新等の医療器械整備事業費として1億9,000万円、リース資産購入費として2,430万2,000円を計上しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出について申し上げます。 4ページであります。 附属書類1の平成26年度天童市民病院事業会計予算実施計画に基づいて申し上げます。 収入の第1款病院事業収益につきましては、市民病院中期経営計画を踏まえ、総額16億534万4,000円、前年度比7.9%の増を見込み計上しております。 第1項の医業収益につきましては、12億2,154万2,000円で、前年度に比べ0.1%の増であります。主な内容としましては、入院収益、外来収益、検診・予防接種等の公衆衛生活動収益などに加え、救急医療等に係る一般会計負担金を計上したものであります。 第2項の医業外収益につきましては、3億8,380万2,000円で、前年度に比べ42.9%の増であります。 主な内容としましては、一般会計負担金は、退職給付費を含めまして2億5,911万3,000円、県の医療提供体制推進事業費補助金46万2,000円などに加え、新たな科目の長期前受金戻入1億2,344万6,000円については、会計制度の見直しに伴う減価償却見合い分の収益化により計上したものであります。 次に、5ページであります。 支出の第1款病院事業費用につきましては、総額17億1,993万2,000円、前年度に比べ5.7%の増を見込み計上しております。 第1項の医業費用につきましては16億506万1,000円で、前年度に比べ3.3%の増であります。 主な内容としましては、給与費は退職給付費の増額等で前年度に比べ5.9%の増であります。材料費は各種予防接種ワクチン、小児用成長ホルモン剤等の薬品費の増を見込み、前年度に比べ9.3%の増であります。経費は、会計制度の見直しで、リース費用が資産購入として資本的勘定に変更することなどにより、前年度比5%の減であります。 6ページの減価償却費は、リース資産の減価償却が新たに加わりましたが、器械備品について一部減価償却が終了したことから、前年度に比べ1.3%の減となっております。 第2項の医業外費用につきましては、6,938万9,000円で、前年度に比べ2.5%の増であります。主な内容としましては、消費税及び地方消費税の増、新たにリース資産利息計上などによる増などであります。 第3項の特別損失4,048万2,000円につきましては、家計制度の見直しに伴い、過年度損益修正損としまして期末・勤勉手当等の引き当てを計上するものであります。 このことにより、収益的収入総額が16億534万4,000円、収益的支出総額が17億1,993万2,000円となり、1億1,458万8,000円の不均衡予算となっております。 7ページであります。 第4条の資本的収入及び支出について申し上げます。 収入及び支出につきましては、それぞれ3億2,157万2,000円で、前年度に比べ170.1%の増を見込み計上しております。 収入の第1款資本的収入につきましては、第1項の一般会計負担金は、会計制度の見直しにより、これまでの一般会計出資金から負担金に切りかえた1億4,157万2,000円で、前年度に比べ29.8%の増であります。第2項の企業債は1億8,000万円で、前年度比18倍の計上であります。 支出の第1款資本的支出につきましては、第1項の建設改良費は2億1,430万2,000円で、前年度に比べ971.5%の増であります。主な内容としましては、統合医療情報システムの更新等器械備品購入費が1億9,000万円、会計制度の見直しによるリース資産購入費が2,430万2,000円であります。第2項の企業債償還金は1億727万円で、平成20年度債の償還が新たに始まることから、前年度に比べ8.3%の増であります。 ページを戻りまして、2ページであります。 第5条の企業債から第9条までの棚卸資産購入限度額までにつきましては、記載されている内容のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。 以上、天童市民病院事業会計の予算の概要について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
△議案に対する総括質疑
○小松善雄議長 次に、議案に対する質疑を行います。 通告がありませんので、終結をいたします。
△予算特別委員会の設置及び議案付託
○小松善雄議長 次に、日程第31、予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りをいたします。 議第69号から議第80号までの予算議案12件については、予算特別委員会を設置して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○小松善雄議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案12件については、予算特別委員会を設置して審査することに決定をいたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。 なお、予算特別委員会の審査の結果については、来る3月20日の本会議において、委員長の報告を求めることにいたします。
△議案の付託
○小松善雄議長 次に、日程第32、議案の付託を行います。 議第81号から議第86号までの議案6件については、お手元に配付しております付託表のとおり、総務教育常任委員会及び環境福祉常任委員会に付託をいたします。 審査の結果と経過については、来る3月20日の本会議において、各常任委員長の報告を求めることにいたします。
△散会
○小松善雄議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 したがいまして、本日の会議はこれで散会いたします。 午後4時32分 散会...