○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
予算特別委員長報告
○
小澤精議長 次に、
予算特別委員会に付託しました予算議案13件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。 水戸
保予算特別委員長。 〔水戸
保予算特別委員長 登壇〕
◆
水戸保予算特別委員長 御報告申し上げます。 8月29日の本会議におきまして、当
予算特別委員会に付託になりました、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)から議第22号平成20年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算までの予算議案13件の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 審査に当たりましては、9月16日、17日に慎重に審査を行った結果、議第10号は賛成少数で原案否決、議第11号から議第22号までの12件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
総務教育常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、各
常任委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務教育常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
後藤和信総務教育常任委員長。 〔
後藤和信総務教育常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信総務教育常任委員長 去る9月4日の本会議におきまして当
総務教育常任委員会に付託されました条例議案等4件及び請陳2件を審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第29号天童市
土地開発公社定款の一部変更について申し上げます。 根拠となる法律の条文が変更されるが、その変更内容について質疑がございました。 これまで
土地開発公社の監事の職務は、民法第59条に規定する一般的な法人の監事の職務に含まれていたが、公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項第1号に
土地開発公社が規定され明確化されるとの説明がございました。 また、法令等に違反し、または著しく不当な事項があると認められたとき、これまでは民法の規定により総会または主務官庁に報告するとされていたが、公有地の拡大の推進に関する法律の規定により、主務大臣または
都道府県知事に報告することになるとのことであります。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第23
号天童市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部改正について、議第24号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について、及び議第25号天童市
特別会計条例の一部改正については、執行部の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第3号地方財政の充実・強化を求める請願について申し上げます。 委員からは、
基準財政需要額と収入額の差額をベースに交付される地方交付税だが、
起債償還相当額を後年度に交付税措置する補助事業等が増加し、地方自治体の裁量で使途を決定できる部分がほとんどなくなっており、地方交付税本来の役割を果たすのに十分な財源を確保するよう求めるべきであるとの意見がございました。 また、地方財政の充実のため、義務教育費を全額国庫負担化すべきとの意見もございました。教育における地域格差を是正するとともに、地方自治体独自の教育施策の具体化を期待するものであります。 採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 最後に、請陳第4号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める請願について申し上げます。 請願者の願意は妥当であり、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜るようお願い申し上げて、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
環境福祉常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
結城義巳環境福祉常任委員長。 〔
結城義巳環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
結城義巳環境福祉常任委員長 去る9月4日の本会議におきまして、当
環境福祉常任委員会に付託になりました議第28号字の区域及び名称の変更についてを審査いたしました。その経過と結果につきまして御報告申し上げます。 委員からは、採用になった石鳥居のほかにどのような名称が候補になったのか、また、その中で石鳥居になった理由は何だったのかとの質疑がありました。 これに対して、王将、天童南、新荒谷、真砂井、伊達城などの名称も候補として上がったこと、また、この中から石鳥居を選定した理由は、地元の
立谷川町内会と
王将工業団地協議会の代表者の会議を続けた結果、今後、子々孫々まで使うような名称として、史跡として由緒ある名称の石鳥居を選定したという説明を受けたものであります。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
経済建設常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
経済建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
森谷仙一郎経済建設常任委員長。 〔
森谷仙一郎経済建設常任委員長 登壇〕
◆
森谷仙一郎経済建設常任委員長 去る9月4日の本会議におきまして、
経済建設常任委員会に付託になりました議案及び請願について審査をいたしましたので、話題になりました主なものと審査の結果について御報告申し上げます。 初めに、議第26号天童市
市営住宅条例の一部改正について申し上げます。 当該条例の一部改正は、市営住宅の入居者及び周辺住民の生活の安全を確保するため、暴力団員について入居規制や明け渡し等の規定をするとの説明を受けました。 委員からは、暴力団とは構成員及び準構成員まで該当するものかという質疑がありました。 これに対して、執行部からは、
暴力団対策法での定義は構成員とあるので、準構成員は該当しないとの説明がありました。 それに対し、委員からは、準構成員や出入りに対しても条例の整備をお願いしたい旨の意見が出されました。 採決の結果、議第26号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 次に、議第27号天童市
下水道条例の一部改正について申し上げます。
公益法人制度改革を行うために、
一般社団法人及び
一般財団法人に関する法律等が施行されることに伴い、字句の整理を行うものとの執行部の説明を受けました。 採決の結果、議第27号については、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 次に、請陳第2
号北久野本地域の安全・
安心まちづくりに関する請願の審査の経過と結果を申し上げます。 請願の趣旨は、
北久野本地域につきましては、道路が狭隘で住宅が密集しており、災害時だけでなく日常生活においても安全・安心に生活できるよう環境整備の促進を求めるものであります。 委員からは、請願内容については地域の人々の思いがあり、十分理解できるもので、願意妥当であると意見が出されました。 採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 次に、請陳第7
号ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出を求める請願の審査の経過と結果を申し上げます。 請願の趣旨は、
ミニマムアクセス米を輸入することは、国際的な価格の高騰に加担することになり、国内では生産過剰が米価下落の原因で、生産調整が拡大・強化されるもので、輸入停止を国に求めるための意見書の提出を求めるものであります。 委員からは、
ミニマムアクセス米が食料危機や生産調整を招いているものではなく、複合的・構造的な要因により発生しているもので、この請願は国際的な問題であり、現実的ではないという意見が出されました。 採決の結果、不採択すべきものと決定されました。 以上でありますが、当
常任委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告とさせていただきます。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 最初に、認第1号平成19年度天童市
一般会計決算及び認第4号平成19年度天童市
用地買収特別会計決算に対する反対討論の通告者、
石垣昭一議員。 〔14番
石垣昭一議員 登壇〕
◆14番(
石垣昭一議員) 認第1号平成19年度天童市
一般会計決算並びに認第4号平成19年度天童市
用地買収特別会計決算について、あわせて反対討論をいたします。 平成19年度、国は、痛みを伴う構造改革を強力に推し進めました。特にお年寄りへの大増税と負担増、医療・介護・障害者の施策・制度改悪、雇用と農業の破壊などが国民生活に重くのしかかりました。 また、地方財政の大幅削減は、住民サービスの低下を招き、住民の命や健康、安全が脅かされています。 地方自治法では、第1条の2に住民の福祉の増進を図ることを基本とする地方公共団体の役割を規定しております。公平公正な負担を求めるとして、税負担や利用者負担がふえ、生活弱者の負担が重くなっている現状にあって、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するという憲法25条を生かした施策こそ必要なときでもあります。 決算の成果説明では、優先すべき事業を明らかにして継続事業の早期完成と新規事業の厳選に重点を置き、各種施策の推進に積極的に取り組みを行ったと述べ、愛宕沼天童原線、久野本若松線の街路事業、高規格救急車導入事業、健康センター整備事業、西沼田遺跡整備などを挙げております。 中でも就学前乳幼児の完全無料化は、子育て支援の前進面として評価するものであります。 しかしながら、予算審査の折にも指摘しておりますが、次の点について申し上げます。 住基システムの問題ですが、これまでも住基カードのメリットは市民にとって極めて少なく、国による個人情報の活用でしかないと指摘をしてきました。維持管理に多大な経費がかかっています。市民の個人情報の安全が守れる保証はなく、認められるものではありません。 次に、国民保護計画について申し上げます。 この計画については、天童市国民保護協議会を設置し、その運用を行っているものと思いますが、どう進められているのか実態が不透明であります。 そもそもこの計画は、米軍の戦争を自治体・民間が支える態勢づくりであり、国言いなりに事を進めることに危惧するものです。 土地区画整理事業負担金1,200万円ですが、これは芳賀土地区画整理事業に要する経費です。決算審査では、補助事業費4,000万円の内容が明らかになりました。今後も多額の費用を投入するものであります。監査のあり方はもとより、全体事業の進捗に地域経済の動向と市民生活を注視し、誤りのなきよう慎重なる対応を求めるものであります。 ここで、用地買収特別会計もかかわる点について申し上げます。 これは、当初予算で一般会計から1億5,000万円を繰り出し、鍬ノ町12街区の保留地1,040坪を買収するとしたものです。しかしながら、途中で議会には何の説明もなく取得場所を変更しました。 土地取得に当たっては、面積はいかほどか、単価や金額は幾らかも重要な項目でありますが、最も重要なことは、その目的は何かであります。その目的を事前の協議も通告もなしに変更されることは大きな問題であることを指摘するものです。 次に、都市施設整備費についてですが、屋外ステージや多目的広場などの利用拡大についてはこれまでもたびたび指摘をしてきました。 答弁では、わくわくランド管理運営委員会などでも協議を進め、全庁的に取り組むと言っていますが、何の努力もしていないのではありませんか。利用拡大の責任を明確にした対応を求めるものであります。 小学校での集団フッ素洗口についてです。 平成19年度は市内4つの小学校で実施し、児童数での実施割合は68.4%となっています。まだその効果についてのデータは出ないと言っていますが、フッ素の過剰摂取につながるフッ素洗口の賛否は歯科医師間でも分かれており、ましてや学校現場で教師の多忙さの中で誤飲を誘発しかねない実態にあり、慎重に再検討するよう求めるものであります。 次に、子育て事業についてですが、これまでひかり保育園を廃止し、民間のあけぼの保育園への委託により待機児童はないと言っております。 しかし、ゼロ歳児や未満児の保育は認可外施設に頼らなければならない現実があります。認証保育制度を立ち上げていますが、さらなる子育て支援の充実を求めるものであります。 最後に、農業施策について申し上げます。 歳出総額に占める農林水産業費は2.7%と年々減額されております。 稲作農家の昨年の家族労働報酬は1日8時間で1,430円、時給換算にするとわずか179円、これでは生産が続けられないのは当然であります。 農政の多くは国の施策によるものですが、国言いなりでは地域農業は守れません。担い手育成や産直支援、地産地消など自治体独自の対策を強く求めるものであります。 これらのほかにも、指定管理者制度や障害者自立支援法での問題点について指摘をしてまいりました。格差社会が広がり、市民の安全と福祉を守る地方自治体の役割は大変大きくなっております。 以上申し上げましたが、より一層市民の願いに沿った市政運営に励まれることを願い、反対の討論といたします。
○
小澤精議長 次に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)に対する反対討論の通告者、
赤塚幸一郎議員。 〔8番
赤塚幸一郎議員 登壇〕
◆8番(
赤塚幸一郎議員) 議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場から討論をさせていただきます。 予算書の歳出、8款4項7目都市整備費について、この案件は3月定例議会
予算特別委員会の質疑の中で、計画が明確でない、説明に具体性がないなどの意見が多く出されて、異例の当初予算案の修正に至った流れをくむものであります。 この修正に当たっては、準備不足であった、説明が十分でなかったとして、今後早急にこの部分を検討し、再度補正に提案させていただきたいというものであったはずです。 私は、今回そのように吟味されて、必要最低限に縮小された予算として提示されてくるものと期待もしておりました。 今回の補正予算書を見ると、施設工事費2億5,000万円、土地購入費2億1,000万円、合計4億7,000万円と前回を大きく上回る、補正予算としては異例とも思える大きな金額であるにもかかわらず、何に使用するのか説明欄には何の記載もない予算書であります。 このままでは内容がわからず、委員会質疑に臨めないことから、詳細の使用目的の資料を求めた結果、驚くことに、今までに聞いたこともなく所管の経済建設委員会に説明されたこともない、全く新しいことが記載されております。 3月議会で約束したはずの、しっかりと計画を立て、説明責任を果たしていくとの約束はどうしたのか。失敗を教訓とする能力がないのか。議会に対してはこの程度の対応でも問題ないと判断されたのかは定かではありませんが、私としては納得することができません。 世の中の背景として、物価高、雇用不安、金融破綻など今後の社会経済状況はさらに厳しさが増してくるものと予想されます。それは財源となる税収においても将来先細りを予測しなければならない中、このような大規模事業は、その目的を明確にして、基本計画を立て、それを実行するための具体的年次計画とそのエネルギーとなる予算は幾ら必要かと十分に検討した上で実行する必要があります。 思いつきや途中で安易に変更してしまうような大規模事業は、結果として市民の評価を受けられず、失敗だったのではないかという事例が過去に多く存在していることも事実であります。 市民の安全・安心を目指したまちづくり事業に対して正面から反対しているわけでないことは3月議会のときから変わっておりません。 本当に市民のニーズに沿っているのか、必要最低限の予算で目的達成を目指しているのか、そして何より市全体として優先すべき事業との整合性はとれているのかという側面からも指摘をさせていただきますが、これまで市民から請願を受け、議会全員一致で採択している事業よりも優先させる理由がよくわかりません。 また、安全・安心の観点から見れば、今、耐震診断している老朽化した各中学校の耐震化対策については、国からも補助額を大幅に増額するので急ぎなさいというふうな指示が来ていると思います。 私も、今、最も優先すべきことは、財政が厳しい中において借金をしても取り組まなければならないし、学童保育においても保護者のニーズの高まり、児童数が増加し、急ぎ分割や拡充に取り組む必要に迫られているはずです。 このように全体の優先度という判断からしても、この4億7,000万円の予算は余り大き過ぎるし、問題があります。 この中から2つの項目に絞って具体的に問題点の指摘をさせていただきます。 1つは、耐震性貯水槽工事4,900万円についてであります。 100トンの水をためておくのに約5,000万円のコストをかける、その目的とは何かとの質疑に対して、非常用の飲料水確保という答えでした。 万一の災害時の飲料水は、応援に駆けつける給水車で事足りますが、問題なのはトイレ、シャワー、ふろ、洗濯といった生活用水として膨大な水が必要となるのに供給がならずに困るということはだれもが知っていることです。この100トンで北久野本地区数千名の生活用水が満たされるわけはありません。 市内の業者団体の一部の方から、1本100万円程度で簡易防災井戸の提案がなされて、中部小学校に1本寄附されております。この予算金額を使えば、市内50カ所に同時に設置できます。 防災担当部門とよく協議、検討されてから事業として提案すべきです。 また、なぜこの地域に設備するのかという問いには、人口密集地だからという答えでした。他の人口密集地に順次設備していく予定はと質問したことには答えがありません。何の計画も存在しない事業と解釈いたしました。 さらには、当該地域から提出されている請願書には、これらしい記載がありません。市民住民のニーズは高くないと判断いたします。 2つには、天童公園舞鶴山約26ヘクタールを1億9,000万円で買収しますという予算です。 これも資料請求して初めて知りました。何で補正予算でとびっくりしたのは私一人ではないはずです。 今後、公園として整備していくためとの説明でありますが、具体的な整備計画は、所管の委員会にも示されていないように持っていないのが現状のようです。 この舞鶴山公園化構想については、さきに市の所有となっている愛宕山の整備や、最近何ヘクタールか取得した土地、また市に寄附していただいている土地がありますが、まずその部分から具体的な整備を進めることが必要だと考えます。さらにまた、広大な面積に巨費を投じて買うなど全く理解することはできません。 この議会で審議しているのは補正予算です。補正予算とは、年度途中でどうしても必要となった緊急性の高い事業が盛り込まれる。だれでもわかることです。 今、国で策定している補正予算、またこの25日招集の山形県議会に提案される予定の補正予算、いずれもことしに入っての急激な物価、特に燃料高騰に処すべく農林漁業に対する補助や、雇用不安に対する就職支援策などが主なものです。それらと比べ、比較すれば、明らかに何かおかしい、そう思いませんか。 今、天童市の市民が何に困って、何を憂い、何を求めているのか、全くわかっていないと結論づけられるこの
一般会計補正予算について、反対させていただきます。 議員各位におかれましては、趣旨御理解いただき、ぜひ御賛同くださるようお願いいたしまして、私の討論を終わります。
○
小澤精議長 次に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)に対する賛成討論の通告者、
結城義巳議員。 〔9番
結城義巳議員 登壇〕
◆9番(
結城義巳議員) 議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場から討論を行わせていただきます。 去る9月17日の
予算特別委員会におきまして、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)が反対討論も行われずに否決されました。したがって、なぜ反対なのか、その理由が全くわからないわけであります。 傍聴の市民もおられましたし、本日の本会議において反対討論を行うというもくろみがあったとしても、
予算特別委員会におきましても当然市民の前に反対の理由を明確に示し、否決すべきでありました。 ただいま
赤塚幸一郎議員のほうから反対の討論がありましたので、若干その反対の理由がわかりました。 耐震性の防火水槽については、計画性がない、そんなに緊急性があるのかというようなことのようであります。 舞鶴山については、その土地を買う必要があるのかという趣旨だと理解しております。 しかし、私にとりましては、その考えこそ全く理解できません。 以下、順次反論をさせていただきます。 どうやら、お聞きするところによりますと、事前に十分な説明がない、将来のビジョンが見えない中での用地購入は疑問、補正予算に盛り込むような緊急性があるのかという理由のようであります。 事前に十分な説明がないということでありますが、そうでありましょうか。
予算特別委員会におきまして十分に説明をしているのではないでしょうか。資料提示はむしろ十分過ぎると思っております。事前にという意味も判然といたしません。 将来のビジョンが見えない中での用地購入は疑問、なぜでしょうか。審議しているのはあくまで予算であります。予算というのは、費用の見積り額を計上したものであり、あくまで概要しか描かれていない段階で積み上げるものであります。その概要については執行部で十分に説明をしております。 予算が計上され、議決されれば、その後、具体的な計画設計をするものでありまして、設計や具体的な計画ができてから議会に予算を提示するものではありません。そのことをしっかり認識すべきであります。 ここではっきり申し上げますが、土地の購入に係る資料については、その場所や面積、特に購入予定価格などについて議会に示すことは市民に公表することでもあり、その後の買収交渉に支障が出ることも心配されます。議会としては、予算審議の段階でそこまで要求すべきものではないと考えるものであります。 補正予算に盛り込むような緊急性があるのかということであります。緊急性があるからこそ補正予算を提案しているものと理解しております。 まちづくり交付金の全体事業について、再検討している中で、飲料水兼用の耐震性防火水槽も盛り込むことを決断したものと理解しております。むしろその適切な判断については称賛しなければなりません。 大震災になりますと火災が起こります。水道が寸断されるため、消火栓が使えず、飲料水がなくなり、大変な事態になります。まさに地獄絵図になる心配があります。 そのため、これまでも住宅密集地に耐震性で100トン規模の防火水槽を設置しております。これまで北部近隣公園、老野森土地区画整理地内、駅西、わくわくランドの西側駐車場、以上4カ所につくってきた経過にあります。 この補正予算は、極めて住宅密集地である
北久野本地域にもつくろうとするものであり、近年、大地震が頻繁に起こっております。本市の西部にも山形盆地断層帯が南北に走っており、我が国の活断層の中でも発生率の高いグループに属しております。いつ動き出すかわかりません。 その対策として、飲料水も考慮した耐震性の防火水槽をつくろうとするものであり、まさに時宜を得たすばらしい対応と言わなければなりません。 念のために申し上げますが、山形市では既にこのような飲料水を兼ねた100トン級の耐震性防火水槽を山形市第2公園に約5,000万円を投じて設置しております。 これらのまちづくり交付金の予算については、3月議会において当初提出した予算を取り下げ、大半削除した予算として再提出し、議決されております。その後、今日まで全体計画について再検討を加え、提出した予算であると認識しております。 3月よりも増額されたことに対して疑問を持っているようでありますが、この6カ月間の再検討において当然あり得ることで、議会としても理解を示さなければなりません。 まちづくり交付金事業は、市単独の事業ではなく、国や県とのかかわりの中で、事前のたび重なる折衝を経て、国や県の理解が得られる見通しが立ったために、補正予算として今議会に提出したものと認識しております。 これら執行部の並み並みならぬ努力に対する理解ができないのでしょうか。本来ならば当初予算に計上されてしかるべきものであり、今議会がいわばタイムリミットでもあります。 もし、再び予算が計上されないという事態になれば、国や県との信頼関係は完全に損なわれ、今後の市政運営にも重大な影響が出てくる心配があります。そのときに市民皆様に対して、議会が責任を負えるのでしょうか。不幸なのは市民であります。 今、審議している補正予算には、まちづくり交付金事業だけでなく、納税相談員配置費用、地域介護などの老人福祉施設費、母子健診等の母子保健事業費、米飯給食の回数をふやす地域米消費拡大対策事業費、農地・水・農村環境保全向上活動支援等の農用地整備事業費、企業を誘致するためには急がなければならない工業団地整備事業費、小学校の耐震診断を実施するための施設営繕費……
○
小澤精議長 次に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)に対する反対討論の通告者、
伊藤和子議員。 〔20番
伊藤和子議員 登壇〕
◆20番(
伊藤和子議員) 議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)について、反対の討論を行います。 さきに討論されました
赤塚幸一郎議員の指摘のとおりでありますので、重複した部分は省かせていただきます。 私のほうからは、最初に、議案提出に当たって、執行部がどのように意志統一をしておられるのか不信感を抱かざるを得ない提案であります。 特に、まちづくり交付金事業は、事業費の4割が交付金措置があるというものの、残りの75%は起債対応であり、十分な検討と慎重な判断が必要であります。 まちづくり交付金事業は、地域の創意工夫を生かした総合的・一体的なまちづくりができる制度であり、交付対象事業は大変幅広く、事業間の流用が自由にできる、年度間の調整もできる、目標数値指標を明確にして事後評価を重視するものであります。 それだけに、担当各課の連携を密に図りながら、必要性、優先度などから判断して5カ年計画をつくり、執行部の統一した見解をもって予算を提示すべきものと考えるところであります。部長会にも内容が示されないで議案が提出されたことは大変ゆゆしき問題であります。 特にこの都市再生整備事業、天童古城地区、天童北部地区、この2つの事業について、当初予算に計上され減額修正されたわけでありますが、なるべく早い機会に十分な説明をしたい、このようなことが以後議会には示された経過もありません。 そんな中でこのたびの補正予算が提出されました。5カ年計画事業ですが、全体像や年次ごとの計画が明確に示されておりません。 特に土地購入費につきましては、先ほどの指摘のとおりですが、天童公園の用地約26万平米を購入する予算で、民地の公有化は以前から言われてきたものでありますが、一気にこの面積を購入する意図がわかりません。140筆72人の地権者との売買契約が来年3月までできるかについても至難のわざと言わざるを得ません。 そして、購入後の整備計画も明確なものがないままに土地を購入することについて、市民の理解を得られるものではないことは確かであります。目的のない土地の購入は認められないものであります。 これは、先ほどの用地買収の特別会計の決算についても石垣議員が反対討論を行いましたが、何の使用目的もないままに保留地を購入するということで進められた予算でありました。目的のない購入は許されるはずがありません。 当初予算で提案されたいちばん星の里整備、中道交流広場整備は、今回の補正予算には入っておりませんが、まちづくり交付金事業は事業間の流用が自由にでき、年度間での調整も可能という特徴からして、今回の補正予算で流用される可能性も否めません。 当初予算審議の際に指摘された点について、執行部からは理解を求める十分な説明や、また議員の考え方に対して考え直す点についても何ら示されないまま、新たな提案となったわけであります。まさに不要不急の予算措置であり、この今回の
一般会計補正予算(第2号)については認められないということで反対の討論といたします。 以上です。
○
小澤精議長 次に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)に対する賛成討論の通告者、
小松善雄議員。 〔15番
小松善雄議員 登壇〕
◆15番(
小松善雄議員) 議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算について、賛成の討論をいたします。 さきに結城議員からもそれぞれ賛成討論がございましたが、私は天童公園を中心に賛成討論を申し上げたいと思います。 さて、観光資源の乏しい天童市にとって、舞鶴山山頂で毎年開催される人間将棋は、天童市が全国に発信できるただ一つの名声高い行事でもあります。また、歴史的にも貴重な歴史等が数多く残っており、自然、観光、歴史の3つが調和し、観光とレクリエーションの基地と位置づけており、一帯は市街地の中心にあるという、しかも眼下の天童温泉と絶好の観光環境条件にあります。 そこで、民有地が多いためなかなか開発が進まなかったのが、ここに来て個人からの寄附や組織のまちづくり天童によってNPOの認可も近く受けられる予定で、今後、活発な活動が行われ、期待をいたしているところであります。 そこで天童古城準備委員会が、名称も新しく総合まちづくり天童の組織のもとに平成20年2月4日にようやくにして設立総会を行い、今後の山全体の事業計画と年次的事業推進を行政へ要望、反映をしなければと、次の4項目を確認いたしたところであります。 まず一つは、中世時代の城館跡地の実地測量と歴史調査を行うことであります。 2つ目は、整備については息長く日数をかけて、民間による財源確保と基金の造成を行い、市史伝説に基づき時代考証を少しずつ行い、全体の自然を生かした原形の復元であります。 次に、3つ目は、市民全体の課題として、中世時代を語り、そしてかかわり、多くの市民運動として多い曲輪群等の保存と有効活用を考えていく運動であります。 4つ目は、学術的に大学機関などの参画で推進チームの編成を行い、実施することであります。 こういう展望を掲げてのビジョンを掲げての基本計画であり、それには土地の民有地を公有化にお願いし、現在の自然を長く保存することであります。 そして、ことし西沼田遺跡のガイダンス施設もでき上がり、重要文化財国指定を受け、事業年度も終わり、オープンいたしたところであります。 今度は、市民挙げて舞鶴山含めての出羽の三森を国指定し、将来は天童市の一大名所にしなければならないと思います。 このようなこれまでの経過でもありますし、議会前に第2会派の会長に内容等も含めて代表の話し合いの場を再三申し上げたところでありますが、残念ですが受け入れてもらえなかったのであります。 今後は、このような市政の事業空白が起きないように、会派間の連携・協議を互いに努力し、そこから発展性を見出していかなければならないと思います。 それから、ふもとの市道五日町中央線につきましても、観光バスのみならず図書館のまいづる号のバスも危険と隣り合わせの中での運行がされており、拡幅整備は急ぐ必要があると考えているところであります。 古城まちづくり事業につきましても、東西線拡幅と住宅密集地の市道についても、さきの自治会長連署の要望書提出のとおりであり、交通安全上からも道路整備は緊急を要する待ったなしの状況にあるのではないかと思います。 また、工業団地整備事業の繰出金についても、今後の企業誘致についても、精力的に執行部で対応いたしているところでありますが、大事な時期であり、心配されるのが誘致希望企業が採決次第では進出を見合わせる企業が出るのではないかと、こう思うところであります。 このたびの平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、ほかにも、最も大事な学校教育に関する補正予算、農林予算、社会福祉費、社会教育費など重要な、しかも先ほど申し上げた都市施設整備のまちづくり交付事業の国からの交付と多くの補助歳入があり、天童市の今後の予算獲得するためにも信用・信頼のかかわることであり、議員各位におかれましては議案の重要性を再認識していただき、良識を持って判断していただきますようお願いを申し上げ、私からの賛成討論といたします。
○
小澤精議長 最後に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)に対する反対討論の通告者、
武田達郎議員。 〔10番
武田達郎議員 登壇〕
◆10番(
武田達郎議員) 会派かがやきを代表し、平成20年度9月定例議会、議第10号天童市
一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場から討論を行います。 国の三位一体改革が進められ、地方自治体は今、大きな政策転換が求められております。 天童市におきましても、ことしは市制施行50周年という記念すべき節目の年を迎えました。これまで先人が築いてこられた50年の輝かしい伝統と実績を高く評価しながら、これからの50年を想定し、するべきところはし、我々の子供や孫に誇りと生きがいの持てる夢のあるまちづくりを提唱していかなければなりません。 そのためには、行財政改革を始め、組織機構の見直し、定数管理の徹底、多様な市民ニーズに対応した迅速な政策決定システム、そしてコンパクトな市政運営が求められております。 今回示された19年度決算審査意見書の結びの中で、本市の監査委員は次のように指摘をしておられます。 「本市は、平成16年度まで比較的財政基盤が安定していましたが、三位一体改革などの影響を受け、平成19年度は経常収支比率が悪化し、ますます財政の硬直化が進んでおります。これ以上悪化させないために、行財政改革の柱である集中改革プランに基づき積極的な経費削減に取り組むことが求められております」とあります。 そしてまた、同じく後段においては、「今後の事業施策の展開に当たっては、これまでの投資効果の影響を十分に見きわめ、全会計のバランスに配慮しながら慎重に判断していく必要があるというふうに考える」というふうに結んでおります。 私は、この監査委員の御指摘は真摯に受けとめなければならないというふうに思います。 今回提案された補正予算は、国のまちづくり交付金の内示を受けての天童古城まちづくり計画と北部防災まちづくり計画の推進が柱の予算であります。 この2つのプロジェクトにつきましては、この3月定例議会の当初予算に計上されましたが、計画の将来ビジョン、全体計画、5カ年の年次計画が示されず、到底市民の理解が得られないという議会側の多数意見で取り下げられた経緯があります。 しかしながら、今回示された予算案を見ましても、3月定例議会の反省もないまま上程されており、このことからしましても議会軽視としか言いようがありません。 天童古城まちづくり予算でいえば、民有地25万平米を72名の地権者から買い上げるもので、それも来年3月末までになし遂げるという、全くといいほど無謀な計画であります。 また、舞鶴山に1基2,500万円もするトイレの建設など、市民感覚では到底理解できない予算の計上となっております。 そして、一方、北部防災まちづくり計画におきましては、
北久野本地域住民の強い要望である狭隘な道路の拡幅や側溝整備、電柱移動などの緊急性の高い事業が繰り延べされ、1基5,000万円もする貯水槽の埋設やトイレ・公園整備に8,100万円もの予算を計上するなど、これまた到底市民の理解が得られる予算ではなく、地区民の思いが反映されていない全く市民不在の予算であります。 遠藤市長は常日ごろ申し上げておりますところの市民が主役の市民による市民のための市政は一体何だったのかと、私は首をかしげたくなる思いであります。 議会と執行部は常に車の両輪であるという原則を再認識し、議会の理解が得られるような将来ビジョン、全体計画が示された予算編成が今強く求められていることを申し上げ、反対討論といたします。
○
小澤精議長 以上で討論を終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより順次採決いたします。 最初に、認第1号平成19年度天童市
一般会計決算について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 認第1号については、
決算特別委員長の報告は認定であります。
決算特別委員長報告のとおり決定することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数であります。 よって、認第1号については認定することに決定しました。 次に、認第2号平成19年度天童市
国民健康保険特別会計決算及び認第3号平成19年度天童市
老人保健特別会計決算の決算議案2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案2件については、
決算特別委員長の報告は認定であります。
決算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、認第2号及び認第3号の2件については、認定することに決定しました。 次に、認第4号平成19年度天童市
用地買収特別会計決算について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 認第4号については、
決算特別委員長の報告は認定であります。
決算特別委員長報告のとおり決定することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数であります。 よって、認第4号については認定することに決定しました。 次に、認第5号平成19年度天童市財産区
特別会計決算から認第13号平成19年度
天童市立天童病院事業会計決算までの決算議案9件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案9件については、
決算特別委員長報告の報告は認定であります。
決算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、認第5号から認第13号までの9件については、認定することに決定しました。 次に、議第10号平成20年度天童市
一般会計補正予算(第2号)について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 ただいまの議案については、
予算特別委員長の報告は原案否決であります。したがって、原案について採決いたします。 お諮りいたします。 議第10号については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立少数であります。 よって、議第10号については否決されました。 次に、議第11号平成20年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から議第21号平成20年度天童市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの予算議案11件について一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案11件については、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第11号から議第21号までの11件については、原案のとおり可決されました。 次に、議第25号天童市
特別会計条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、
総務教育常任委員長の報告は原案可決であります。
総務教育常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第25号については原案のとおり可決されました。 次に、議第22号平成20年度天童市
工業団地整備事業特別会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第22号については、原案のとおり可決されました。 次に、議第23
号天童市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部改正について、議第24号天童市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について、及び議第26号天童市
市営住宅条例の一部改正についてから、議第29号天童市
土地開発公社定款の一部変更についてまでの議案6件について、一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第6件については、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第23号、議第24号及び議第26号から議第29号までの6件については、原案のとおり可決されました。 次に、請陳第2
号北久野本地域の安全・
安心まちづくりに関する請願から、請陳第4号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める請願までの請願3件について、一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請願3件については、
総務教育常任委員長及び
経済建設常任委員長の報告は採択であります。各常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、請陳第2号から請陳第4号までの3件については採択することに決定いたしました。 次に、請陳第7
号ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出を求める請願について採決をいたします。 この請願については起立によって採決いたします。 ただいまの請願については、
経済建設常任委員長の報告は不採択であります。 お諮りいたします。 請陳第7号については、採択することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立少数であります。 よって、請陳第7号については不採択とすることに決定いたしました。
△閉会中の継続審査申し出事件
○
小澤精議長 次に、日程第38、請陳第5号地域医療の拡充を求める請願、及び日程第39、請陳第6号石油、肥料、飼料、農業資材等の価格高騰に対する緊急対策を求める意見書の提出を求める請願を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております請願2件については、
環境福祉常任委員長及び
経済建設常任委員長から、お手元に配付しております申出書のとおり、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの請願2件については継続審査とすることに決定いたしました。
△議会案上程
○
小澤精議長 次に、日程第40、議会案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、及び日程第41、議会案第3号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書の提出についてを一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 議会案第2号及び第3号の提出者、
後藤和信総務教育常任委員長。 〔
後藤和信総務教育常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信総務教育常任委員長 議会案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての提案理由を申し上げます。 地方分権の進展及び複雑化する行政需要の増大により、地方自治体が果たす役割はますます重要になっています。 深刻化する地方間格差の是正及び公共サービス水準確保のため、国と地方の税収配分が5対5となる税源移譲、地方交付税制度の強化及び義務教育費の全額国庫負担等により、地方財政の充実・強化を求める意見書を提出するものであります。 次に、議会案第3号生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書の提出についての提案理由を申し上げます。 原油価格の高騰は、国民生活や経済産業活動に多大な影響を及ぼし、特に生活困窮者においては健康で文化的な最低限度の生活を営むことが困難になりつつあります。また、地域経済のさらなる悪化や地方行政運営に深刻な影響を与えることが懸念されます。 国民生活及び地域経済の安定確保並びに実質所得低下の緩和のため、所得税の減税や生活困窮者に対する補助金制度の創設等を求める意見書を提出するものであります。 皆様の御賛同を賜るよう申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○
小澤精議長 ただいま議題となっております議会案第2号及び第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
△質疑
○
小澤精議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより採決いたします。 ただいまの議会案第2号及び第3号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議会案2件については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 異議なしと認めます。 よって、ただいまの議会案第2号及び第3号については、原案のとおり可決されました。 ここで、議長職を交代いたします。 〔議長退席、副議長着席〕
△議員の派遣について
○伊藤護國副議長 次に、日程第42、議員の派遣についてを議題といたします。 地方自治法第100条第13項及び天童市議会会議規則第159条第1項の規定により、お手元に配付しております資料のとおり、姉妹都市締結20周年記念の市民訪問団に参加するため、小澤 精議員をイタリア・マロスティカ市へ派遣しようとするものであります。 お諮りいたします。 議員の派遣については、このように決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○伊藤護國副議長 御異議なしと認めます。 よって、小澤 精議員を派遣することに決定をいたしました。 ここで議長職を交代いたします。 〔副議長退席、議長着席〕
○
小澤精議長 最後にお諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理については議長に委任することに決定しました。
△教育委員長あいさつ
○
小澤精議長 この際、武田教育委員長から発言の申し出がありますので、許可することにいたします。 武田教育委員長。 〔武田良一教育委員長 登壇〕
◎武田良一教育委員長 大変大事なお時間をいただきましてありがとうございます。 3期12年間、教育委員として、教育文化行政にかかわらせていただきました。ありがとうございました。 あしたにも市制施行50周年を迎えるときに至り、いただきました14年間は躍動する青年都市天童から人間性重視の品格ある都市天童への創造のときであった、このように考えております。 それは、国から地方へ、官から民への流れも受けて、歴史と伝統文化に立つ、子や孫に誇れる地域づくり、未来を見据えた品性ある子供の育成など、教育、芸術、文化、スポーツを重視した人づくりに期待が寄せられ、着実な歩みをいただきました。 その間、終始この天童市に誇りと品格あるまちづくりに向けた思いを持ち続けられ得たことを幸いに思っております。ありがとうございました。 最後になりますが、議員皆様方並びに天童市議会、遠藤市長を始め執行部の方々、天童市政の御発展と御隆盛を祈念させていただきます。 お礼のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
△閉会
○
小澤精議長 以上で、今定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、平成20年度第3回天童市議会定例会を閉会いたします。 午前11時23分 閉会 議長 小澤 精 副議長 伊藤護國 会議録署名議員 伊藤和子 同 秋葉 忠 同 矢吹栄修...