平成20年 9月 定例会(第3回) 平成20年9月3日(水曜日) 午前10時00分開議 小澤 精議長 伊藤護國副議長 ●出席議員(22名) 1番 矢吹栄修議員 2番 狩野佳和議員 3番 松田光也議員 4番 矢萩武昭議員 5番 山口桂子議員 6番 木村竹虎議員 7番
森谷仙一郎議員 8番
赤塚幸一郎議員 9番 結城義巳議員10番 武田達郎議員 11番 佐藤正男議員 12番 後藤和信議員13番 山崎 諭議員 14番 石垣昭一議員 15番 小松善雄議員16番 鈴木照一議員 17番 伊藤護國議員 18番 水戸 保議員19番 淺井健一議員 20番 伊藤和子議員 21番 秋葉 忠議員22番 小澤 精議員 ●欠席議員 なし ●出席要求による
出席者職氏名遠藤 登 市長 武田貞夫 副市長國井研一 総務部長 鈴木周宏
市民部長安喰邦男 経済部長 瀧口 廣
建設部長長瀬一男 市民病院事務局長 阿部邦敏
会計管理者伊藤正雄 消防長 土屋 信
総務部総務課長茂木健一 水道事業所長 武田良一
教育委員長水戸部知之 教育長 山口 孝 教育次長
農業委員会結城助一 農業委員会会長 松田 実 事務局長
選挙管理委員会 選挙管理委員会水戸部秀一 荒澤三滋 委員長 事務局長新関 茂
監査委員事務局長 ●出席した事務局職員 局長補佐兼村山 隆 事務局長 赤塚嘉知
調査係長原田まき子 副主幹兼庶務係長 武田文敏 副主幹兼議事係長 庶務係兼加藤博之 調査係主査 結城篤彦 議事係主査 ●議事日程 議事日程第3号 平成20年9月3日(水曜日)午前10時開議第1 市政に対する一般質問 (1) 15番 小松善雄 (2) 21番 秋葉 忠 (3) 10番 武田達郎 (4) 16番 鈴木照一 (5) 7番 森谷仙一郎 (6) 5番 山口桂子 (7) 4番 矢萩武昭 (8) 11番 佐藤正男 ●本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
△開議
○小澤精議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は全員出席であります。 本日の会議は、議事日程第3号によって進めます。 なお、出席要求による説明員のうち、奥山監査委員が欠席でありますので、御了承をお願い申し上げます。
△市政に対する一般質問
○小澤精議長 日程第1、市政に対する一般質問であります。 通告に従いまして順次質問を許可いたします。
△
小松善雄議員質問
○小澤精議長 最初に、小松善雄議員。 〔15番 小松善雄議員 登壇〕
◆15番(小松善雄議員) 皆さん、おはようございます。 定例議会通告に従いまして一般質問を賜りました政和会の小松善雄であります。 今回は、大別して2つの項目であります。1つは、
天童古城西まちづくり整備事業についてであります。細目は、3点の内容についてであります。2つ目は、初日、赤塚議員からの内容質問と関連しますが、市長のこれまでと現在の思いについてであります。 以上のことについて、誠意ある答弁をいただきたいと思います。 まず、
天童古城西まちづくりについての街路事業整備についてであります。 さて、当時、
駅前土地区画整理事業が幾多の歳月で困難を乗り越え、整備事業が推進をされました。当時は、現在から見れば財政面も比較的元気な時代であり、特に
国民体育大会主会場を目前にしての再開発であり、駅前を中心とした均衡のとれた商店街の活性化と、天童市の顔としての展望を切り開くためと、地域の安心・安全での土地空間の確保など、また
市街地振興整備にかかわる法的規制の問題、中心都市計画の市施行による補助率の問題、保留地などと、地権者の減歩率も含めてクリアしての事業でありました。幾多の取り組み結果が、中央商店街挙げての総意が現在の姿であります。 このような中で、長期間にわたる駅前再開発の推進中にも、南への事業延伸の話題が地域から要望、意見と提案されましたが、ほかの事業で先を越され、鍬ノ町や継続開発と
老野森区画整理事業が取り組まれ、以後ようやくにして地域民の総意により、平成8年11月、開発事業のための第1回目6町内会合同懇談会が開催され、承認を受けたのであります。平成8年12月に結果を踏まえて、6町内会長連署による市議会に都市計画開発にかかわる請願書の提出を行い、同年12月、議会採択を受けて地域民への浸透、理解を図るために、平成9年より2カ年間、関係課から都市計画にかかわることについて事前説明会を開催し、対応いたしたのであります。 その中で、時代の趨勢により、市街地の都市計画への国・県からの補助金の見直しと、国が進める行財政改革の壁があり、前に進めない状況になりましたが、延長674メートル、
県道山形老野森線の区間は、交通安全上からも、車の渋滞が続く中と歩道なしの全体家屋の安心・安全上からも、何とか前向きに進めなければならないことであるとの認識に立ち、行政との話し合いと一層具体性の検討を深め、6町内会合同役員会の席でも早い事業推進を求めるべきと熱意、要望が出され、県、市と関係団体に働き再三の合同会議を持ち、市所管当局との対話活動を行ったのであります。 その中で関係課から、都市計画でなく県主体事業の街路事業方式の提示があり、役員会での討議の結果、推進することに相なったのであります。 そこで、都市環境を形成していく新たなビジョン、都市個性の天童市らしさを大切にするまちづくりが重要であるとのことで、地域の歴史、文化、景観を大切にするまちづくりに対応する時代の推進事業であります。このような方向の
まちづくり基本構想が出され、街路事業を促進するために、国や県に出向き、実行実現まで取り組んでいかなければと確認いたしたところであります。 これまでの経過が、旧国道13号線の地権者を中心に
道路整備促進協議会も発足し、常時合同役員会議を開きながら再確認をいたしたところであります。平成12年12月、県議会にそのための街路事業にかかわる請願書の提出を行い、その年、採択を受け、地域内28ヘクタールの計画区域が、舞鶴山の一部を含む西側の
地区都市計画道路山形老野森線沿いは、昔の重みを生かした新しい整備事業の推進でもあります。 また、地域の歴史を見ますと、天童古城舞鶴山の西部一帯は、南北を走る
主要地方道山形老野森線で、特に一日町、五日町地内は、江戸時代から羽州街道沿い宿場町、町場を形成しており、明治以降は天童町の歴史、文化、政治、経済の栄えた中心地でありました。近年は、郵便局、市役所などの移転、都市化の波により、商店街も衰退の一途であります。また、奥の細道など、
アルカディア街道の由緒ある歴史街道でもありました。このような歴史的な背景や、舞鶴山の景観と周辺にある文化財や文化施設などを生かしたまちづくりを進めることであります。 そこで、当初事業の予算計画によれば、事業年度は調査測量もありますけれども、実質平成15年度から21年までの7年間で竣工とのことでありましたが、国の行財政改革と
地域まちづくり交付金事業編入などもあり、今後の674メートルの距離が現段階の工事進捗率3分の1と聞いております。こういう財政見直しでの市補助分も、年度ごと変わって補正減額をしなければならない事業の大幅なおくれであります。このような中で推移している街路事業の大きく減額された予算の復活の見込みについて、まずお伺いをいたします。 また、細目の2点についてであります。 下北目、仲町町内への一部拡幅道路だけの計画であります。前段も申し上げましたが、都市計画にかわっての街路事業と
まちづくり事業の中でそれぞれ承認している案件であり、東西線及び電線地中化の整備計画についてもお伺いをいたします。 3点目の安心・安全なまちづくりの全体計画でありますが、区域内一日町、五日町、上北目、下北目、仲町、田鶴町の市道も、緊急性を必要とする住宅密集地であります。狭い道路、変形道、L字型で車の対向と、交差ができない角度の市道もあります。ほかにも、田鶴町の旧
寒河江街道拡幅と以南の大変狭い交差できない一方通行車道などもあります。このような地帯が多くありますが、安心・安全なまちづくりの全体的計画の見直しをしなければならない現状とも思います。お伺いをいたします。 次に、市長の思いについて、市制施行50周年に当たり、ほぼ一緒に歩んでこられた政治活動の感想と、現在の心境についてであります。 さて、ことし天童市は、昭和33年10月1日に市制施行されて50年という節目の年を迎え、官民挙げてさまざまな記念行事が実施されております。 一口に50年と言いますが、戦後の混乱期をようやく脱したとはいえ、昭和30年代はまだまだ貧しい時代でもありました。しかし、昭和40年代に入り、高度経済成長の波にも乗り、政治経済はもとより、芸術文化、またスポーツなどのあらゆる分野において社会の進歩、発展は目をみはるものがあり、現在においても物質的な豊かさは世界のトップを走っていると言っても過言ではないと思うところであります。 ところで、遠藤市長が初めて市議会議員となられたのは昭和34年ですので、市制施行50年は、遠藤市長の政治家活動とほぼ一緒に歩んでこられた歴史でもあります。そういう意味において、遠藤市長には格別の歓喜と思い出がおありと思いますので、ぜひその一端でも御披露していただき、あわせてこれからの天童市の未来像についてもお聞かせを願えば幸いと思う次第であります。 以上、最初の質問といたします。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 おはようございます。 小松善雄議員の御質問に、順次お答え申し上げます。 最初に、
天童古城西まちづくりについて申し上げます。 まず、街路事業の大きく減額された予算の復活の見込みなどについて申し上げます。 一日町及び五日町地内における県施行の
都市計画道路山形老野森線の街路事業につきましては、平成15年度に国土交通省から事業認可を受け、平成19年度末における事業の進捗状況は、事業費ベースで約25%、建物移転率は約39%となっております。国の厳しい財政状況により、地方道路整備に対する予算の確保が困難になってきていることから、事業の進捗がおくれている状況にあります。 なお、平成21年度までとなっている事業期間につきましては、来年度に事業計画の変更を行い、事業期間の延長を行う予定であると伺っております。本市といたしましては、事業の整備促進に向け、本市の重要事業要望の中で重点事業に位置づけ、国や県に対して強く働きかけを行っているところであります。 次に、東西線及び電線地中化の整備計画について申し上げます。 東西線の道路整備につきましては、
まちづくり交付金事業で取り上げている道路については計画的に取り組むとともに、その他の道路につきましては、県の街路整備の進行状況と調整をとりながら地域の皆さんの意見を聞いて、優先度も含めて検討したいと考えております。
都市計画道路山形老野森線の電線地中化の整備につきましては、町並み協定と調和のとれた良好な景観の創出と防災性の向上を図るには、電線地中化が不可欠であると認識しておりますので、平成21年度から始まる第6次無電柱化計画の中に位置づけされるように、県に強く要望しているところであります。 次に、安心・安全なまちづくりの全体計画について申し上げます。 安心・安全なまちづくりの全体計画につきましては、緊急車両が進入できる道路整備や、電力柱の民地移転により道路幅員の確保、道路照明灯の整備などが重要な要素であると認識しております。したがいまして、整備対象路線の選定などにあたりましては、財政状況などを踏まえながら、今後地域の方々とも十分協議を重ね、計画的な整備推進に努めてまいりたいと考えております。 なお、今後とも引き続き国や県に対して事業の促進が図られるよう強く要望してまいりたいと存じます。 次に、市長の思いについて申し上げます。 本市は、昭和29年、1町6カ村の合併後、昭和33年10月に市制を施行し、さらに昭和37年10月20日には豊栄村の編入合併を経て、ことしで市制施行50年の歩みを迎えております。第1次合併当時は、私は天童町連合青年団の事務局長でありました。この節目の年を迎え、市制施行後の50年の足跡をたどれば、先人のたゆまぬ努力と市民参画による先進的なまちづくりにより、本市は着実な発展を遂げ、内外から高い評価をいただいていることは、まことに喜ばしい限りであります。 私は、市制施行直後に行われた初めての第1回の市議会議員の選挙で当選させていただき、政治活動の第一歩を歩み始めました。その後、皆さんの御指導と御支援を賜りながら県政に、国政にかかわらせていただきました。本市の歩んできた50年と私の政治活動の歩みは、ほとんど重なっております。 昭和33年の市制施行から始まった半世紀の市の歴史の中で、豊栄村との合併や土地改良事業、
農業構造改善事業等による農業基盤や
農業近代化施設の整備、土地区画整理、街路事業、下水道等の都市基盤の整備、統合中学校や地区公民館等の建設、輝きのべにばな国体の開催、
天童最上川温泉ゆぴあや、特に長い間懸案となっておりました天童市民病院の開設、西沼田遺跡の整備など、多くの施策にかかわらせていただきました。50周年という記念すべき年にめぐり合わせたことに深い感慨を覚えておるものであります。 私は、平成9年3月市長に就任しまして、「市民が主役の市民による市民のための市政」を基本理念としながら、市民が安全に安心して生活ができ、誇りと生きがいを持って頑張っていけるまちの実現に取り組んでまいりました。 今それを顧みるとき、議員各位を始め市民の皆さんから多大なる御理解と御協力をいただいたこと、これまで多くの指導者の方々の努力の積み重ねがあったことが、今日この天童市があるという思いを改めて深い感謝、御礼の気持ちでいっぱいであります。
○小澤精議長 小松善雄議員。
◆15番(小松善雄議員) 答弁をいただきまして、ありがとうございます。 再質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、最初の街路事業の大きく減額された予算の復活の見込みについてであります。 先ほども市長からも答弁ございました。計画年度の変更を行うと、こういうふうな答弁でございます。いろいろな時代の趨勢によりまして、そういう状況かなというふうに思ったところでありますが、先ほどもあったとおり、平成15年度に国の補助事業の国土交通省の採択を受けて、そして、県主体の施行の街路事業として、市のほうは窓口指導的役割として対応していただいているところであります。特に、事業推進等につきましては御礼を申し上げたいというふうに思うところであります。 特に、この区間、この
区域内まちづくり交付金事業なども入りまして面積がふえてきている状況であります。本市のとらえ方としては、重要事業の要望の中でも市の重要事業に位置づけをされておりますので、特に古城西まちづくり委員会挙げて県・国に対しても強く働きかけをいたしているところでありますので、一層の市当局の再度の対応をお願いしたいというふうに思うところであります。 先ほども報告ございましたが、延長が674メートル、3分の1の進捗率で、ただ、総事業費なんかも聞いておるわけですけれども、46億6,470万円、この事業費であります。莫大な金額であります。市の持ち分というようなこともあろうかと思います。特に、移転建物の戸数等についても61戸ということで、まだ半分も満たない事業状況の中で、これでいいのかと思います。年代が変わって息子の時代に入るのではないかと、そういうふうないらだちもあるようであります。何につけても予算の獲得が先決ではないのか。全体的な事業のおくれも予算の問題が一番大きいものがあるというように思いますので、その辺等について再度お伺いしたいと思います。 2点目の東西線及び電線の地中化の整備計画についてでありますが、それぞれ今回の
補正まちづくり交付金事業についてもいろいろ織り込まれている課題でもあります。そういう中における取り組みの強化、特に電線の地中化については、老野森も完全に地中化されました。南のほうだけ残すということもいかないのではないかと思いますし、まだ決まっていない状況で、地中化については。21年度から5カ年計画で検討したいと、こういうふうなこれまでの返事もあったと聞いております。その辺のめど等についてもお聞かせ願えれば幸いだと思うところであります。 特に、先ほど市長からもあったところでありますが、東西線等についての市道については順番もあるし、県との調整もしなければならない。地域民の話し合いもしなければならないと、これはわかります。しかしながら、大方下北目、一日町、五日町地権者については、何とかその東西線については全線対応してほしいと、こういうふうな要望のようでもあります。 次に、安心・安全なまちづくりの全体計画であります。先ほどの東西線とも重複するわけでありますが、特に旧寒河江街道もあのとおりの道路であります。線路を越えてもそうでありますが、線路までもそういう状況であります。歩道もない状況の中での交通の渋滞の問題、拡幅の問題なんかもあります。それから、南北線などもあります。やはり、狭い道路がかなり数多くあるようであります。その辺の見直しなんかも含めていただければ幸いだなというふうに思うところであります。 それから、これまでもそれぞれの下北目町内会でも挙げて要望しているはずでありますが、町内会で挙げて要望するというふうなことも私も聞いております。やはり、ミニ的な防災公園の対応なんかも防災上の対応も含めて、これも考慮すべきではないのかと。それから、その道路の街路事業の道路の駐車場の問題なんかも、これも都市空間としての対応ができるはずであります。この辺等についてもお伺いしたいと思うところであります。 それから、大変先ほど市長の思いについて申し上げたところでありますが、非常に激務の中での任務であります。これまで以上の健康に留意をされまして、ひとつ頑張って遂行に当たれるようにお願いを申し上げるところであります。 以上、申し上げた点に御答弁をお願い申し上げます。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 1つは、懸案の課題でありました天童老野森線の道路を基本にしながら、今事業が県施行を中心に展開をされているわけでありますが、県も国の予算も御案内のとおり財政が非常に厳しいということで、なかなか補助金なども減額されるという状況にあるわけでありまして、その中で特に今お話の
まちづくり交付金事業というのはまことにありがたい。 したがって、この
まちづくり交付金事業を関連させて、例えば県事業の街路事業とあわせて東西線の問題も並行して市の対応、これは地元の皆さんの御理解と御協力が不可欠であります。したがって、なるべく早く話し合いをして、路線の設定、それから電柱の地中化問題も含めまして、特に道路、消防自動車、救急車が十分入れるように、御理解と御協力をいただいて計画的に対応する以外ないのではないか。したがって、この
まちづくり交付金事業を精いっぱい活かして促進をすると。街路事業とあわせて、それには県と市と地元と一体になって対応して促進を早める以外にないと思っておりますので、
関係地権者はもちろんですが、天童市の歴史をある意味では背負ってきたというまちでもありますので、よろしくお願いしたいなという気持ちでいっぱいであります。 東西線ももちろん、それは電柱の地中化を含めて、各町内会、あるいは連合会として対応を強化して早めるということが極めて大事だというふうに思っておりますので、地元の皆さんのお力添えを、御理解を心からお願いをして、
まちづくり交付金事業をいかに有効に計画の中に組み入れて対応するかということが極めて大事だと。 その他、安心・安全なまちづくり全体については、生かせるところは存分に生かせる体制をつくっていきたいものだというふうに思っておりますので、道路問題はもちろんですが、都市街路はもちろんであります。町中で一挙に老野森のような都市計画事業が展開できるというような状況になっておりません。これは、将来展望を見ても、なかなか大変な課題だと思っております。したがって、南部を早く懸案の課題を終わらせて、既に今悲願されてきた久野本地区、旧13号線を中心にして県施行で街路事業との関連で整備を進めるということが原則ではないかというふうに考えておりますので、よろしく。やっぱり、地域の皆さんの御理解と御協力が不可欠だというふうに思っておりまして、予算の確保等については万全を期していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小澤精議長 小松善雄議員。
◆15番(小松善雄議員) 最後になりますけれども、安心・安全なまちづくり、これを進めているわけであります。特に、五日町線の佛光寺前、これ最後になりますけれども、ここも前から事故多発地帯であります。角度も90度の角度でありますので、例のことについてこれまでも再三再四申し上げてきた経過があります。この場所がL型道路になっております。この角度の問題がありますので、この辺について御検討くださいますようにお願いを申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございました。
○小澤精議長 以上で小松善雄議員の質問を終了します。
△
秋葉忠議員質問
○小澤精議長 次に、秋葉 忠議員。 〔21番 秋葉 忠議員 登壇〕
◆21番(秋葉忠議員) おはようございます。 会派かがやきの一番手として一般質問を行います秋葉 忠であります。 私は、農業問題について、2点ほどお伺い申し上げます。 農業問題は、今は深刻な状況でございます。先日は赤塚議員からありました。私の後には森谷議員のほうからも一般質問があるようであります。 1点目は、担い手支援の中で農業施設支援について、天童市独自な施策はできるものがないものかという点であります。 昨今の原油、飼料、農薬、肥料、農業資材などの高騰は、広範囲に強く影響を及ぼしているところです。原油価格の急激な変動に端を発した経済情勢は、農業経営を強く圧迫し、農業に期待が持てない現実であります。今の社会において少子・高齢化と言われるように、農家の現実を見ても、農業に従事している通称「鍬頭」が年金を受給しながら、65歳から85歳という高齢者が主流であります。新規農業者も数えるほどに少なく、若い担い手は急激に少なくなっているのも現状であります。 現在、農業に従事している高齢者であっても、夫婦が2人で働いているうちは田んぼや畑を耕作していますが、2人のうち片方が体が不自由になると、ほとんどの方がほかの人に貸すのか、または荒地の状況となっているのも実態であります。耕作する担い手が少ないため、農地を「買ってください」と言っても、買ってくれる農家はいないのであります。このような農家であっても後継者がいない近年の農家事情からしても、ことしは頑張って農業をしたが、来年からは担い手などほかの人に貸したいという人が数多く出ております。各集落の少ない担い手に農地集積となってくるのがこのような状況からでもあります。 この農業の現実を見るにつけ、担い手がいかに規模拡大をしていけるのか、その要素や課題を考えた対策を講じないと、規模拡大に限界が見えてきている現状でもあります。そして、その現状のままの農業を考えたとき、耕作をしない土地、つまり耕作放棄地が続出するのであります。先人たちが多額のお金を費やし整備した田んぼや畑が、荒れ放題になるのは見るに耐えがたいものがあります。まして、国民の食料自給率が40%未満と言われ、経済大国で一番低い現状を考えると、農業問題をもっと真剣に受けとめる必要があると考えます。 ところで、今農業を志す担い手が多くの面積を耕作するにしても、居住空間である集落内は、混住社会であり、農作業小屋をつくるにしても集落内に建てられない現状であります。そんなところから、農地に米の乾燥機や農機具格納庫を集落外に建てるようにしようとすると、農地以外に転用する許可が必要であります。自分の土地でありながら、農作業小屋も容易に建てられない現状であります。農地が自己所有地で、しかも農業施設用地については、農地法施行規則によると、農地転用制限の例外規定があるようであります。200平方メートル未満の農地転用については、農地転用許可除外事項を確認申請をすれば建設できるようになっているようであります。行政当局では、市道に接しているところはよいが、農道に接しているところは許可しない。また、建築基準法でもだめだと何度言っても断られるような状況であります。 担い手の若い人は、今までの家族経営から会社と同じような経営を目指し、貸し借りによって農地集積を目指している人も少なくありません。こうして20ヘクタール、30ヘクタール耕作すれば、当然機械も大型化し、乾燥施設も大規模なものが必要になってくるのは目に見えているものであります。担い手支援及び農地を荒らさないためにも、農業施設建設に際し、市道に接しているところは許可するが、農道に接しているところはだめというようなことのないように、天童市独自の方法がないものか、市長の考えをお伺い申し上げます。 次に、第2次山形県土地改良区統合整備基本計画の中間見直し案が、昨年の平成19年3月に山形県から示されております。それによりますと、基本方針として次の6点が挙げられております。1つ、土地改良区受益地の重複の解消、2つ、水系単位を基本とする統合、3つ、市町村単位を基本とする統合、4つ、国営などの事業単位の統合、5つ、おおむね100ヘクタール未満の小規模土地改良区の統合、6つ、解散可能な土地改良区の解散の6点が基本方針として示されております。 天童市には現在5つの土地改良区があり、19ヘクタールから1,140ヘクタールと受益地は大小さまざまであります。それぞれの土地改良区において地域の特性を生かし、その先人たちが苦労の末に築き上げてきた堰や揚水機場、ため池などをしっかりと引き継いでいるところであります。そして、厳しい農業情勢ながらも健全な財政運営のもと、維持管理に努力しているところでもあります。 市内の土地改良区の統合については、過去には昭和40年から50年代に重複の解消による統合や、近年平成11年度には同じ地域単位で小規模地区が統合した実例があります。 現在、農業経営に厳しさを増す農業情勢の中において、ますます維持管理や運営にも影響を及ぼすことも危惧されております。また、土地改良区の組合員であっても、耕作していない人や、土地持ち非農家が全体の50%以上となっているのも現実であります。このような耕作をしていない農家は、自分の土地であっても草刈りなど維持管理に無関心であります。こうした状況の中でも、農地、農業用水は農家だけのものではなく、その地域全体、そして天童市全体にその恩恵があるものと思われます。よく農業、農村の持つ多面的機能と言われますが、その目に見えない大事なものを農家が支え、農家が守り育ててきたのも事実であります。 昨年から戦後最大の農政改革とも言われる改革が始まっております。土地改良区の関係では、今一度、地域みんなで農地、農業用水を守り伝える活動でもあります「農地・水・環境保全向上対策」が始まっております。昨年のスタート時点では、天童市内では7つの活動組織でありましたが、地域住民への啓蒙、そして組織づくりで難しい課題も多かったように思います。大きなエリアで立ち上げようとすると、なかなかまとまらず、小さい単位ほどまとまるというものがあります。それでも、水路の草刈りなどの保全活動の頻度や各組織の温度差を比べてもばらつきが見られるようになろうと思いますが、この組織単位での農地や農業施設など、保全活動を通じ、耕作をしない農家や地域住民においても、農地、農業に目を向けさせる機会となっていると思います。 私は、単に地域内での保全活動だけでなく、しいては都市部と農村部の交流を通じ、環境保全活動になれば最高なのかなとも思います。この事業につきましては、国・県、そして市からの補助金によっての保全活動でありますので、今後とも天童市の強力な指導、適正な履行確認をお願いする次第であります。 このように、土地改良区が中心になって保全活動を展開している中での土地改良区統合基本計画であります。合併や統合と一口に言っても、市町村合併と同じように、それぞれの課題調整など、困難な問題が続出してくると考えます。天童市の5つの土地改良区の統合について、形態は市一本なのか、水系単位のまとまりなのか、天童市の整備統合についての考えをお伺いするとともに、この貴重な農地、農業用水を次の世代に的確につなぐために、農村部だけでなく都市部を含めた天童市民への共通認識の醸成に向けて市長の考えをお伺い申し上げまして、第1回目の質問といたします。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 秋葉 忠議員の農業問題についての御質問に順次お答え申し上げます。 まず、担い手支援策について申し上げます。 本市の農業生産を維持していくには、それぞれ地域の中で、中心的な役割を担う経営能力の優れた農家を育成する必要があります。そのために、安定的で効率的な農業経営体としての担い手である認定農業者等を育成することを目的とし、本市独自の施策として農業担い手等経営確立支援事業を実施し、農業機械や施設の導入、整備に要する費用に対して助成を行っております。 また、もう一方の地域農業の担い手であります集落営農組織を育成するため、組織の運営や法人化に向けた経営管理研修事業などに要する経費に対しても助成を行っております。 さらに、今年4月から、新たに農業担い手の育成のための施策として、村山総合支庁農業技術普及課、天童市農業協同組合、土地改良区などからなる天童市農業担い手育成総合支援協議会を設立し、意欲と能力のある担い手のための情報交換、各種研修会や講演会の開催などの施策を展開しているところであります。 なお、農家の方が、みずからの農地に農業用施設などを建設する場合には、関係法令等の要件を満たせば建設可能でありますが、個々の具体的案件につきましては担当窓口に御相談をいただきたいと存じます。 次に、第2次山形県土地改良区統合整備に関する合併について、市長の考えはについて申し上げます。 農業従事者の高齢化、混在化に伴う集落機能の低下、農産物価格の低迷などの農業情勢の変化によりまして、土地改良区の組織や財政基盤の脆弱化が懸念されておりますが、一方、基盤整備や施設の維持管理事業を通して、地域農業の振興とともに国土保全など、水田の持つ多面的機能の発揮に重点を重要な機能を担う土地改良区の役割は、ますます重要となっております。 こうしたことから、運営基盤の一層の強化を図るため、平成23年度を目途として、県内79の土地改良区を66に統廃合することを骨子とした第2次山形県土地改良区統合整備基本計画が策定され、さらに平成18年度には、激変する農業情勢に対応するため、53に統廃合するという中間見直しが行われております。この計画では、市内の5つの土地改良区のうち山口・田麦野土地改良区を除き、天童、三郷堰、荒谷、小原の各土地改良区は将来的に統合を検討する必要があると位置づけされております。 この基本計画を受けて、市では5つの土地改良区のうち統合の必要があるとの認識で一致した天童と三郷堰土地改良区を対象として、統合整備に必要な事項を協議する天童市土地改良区統合整備推進検討部会を設置し、重複組合員や財政状況の調査検討を実施しております。しかしながら、それぞれ独立した団体であり、維持管理手法や賦課金の違いなどもさまざまな課題があることから、今後両土地改良区が将来を展望しながら必要性を十分理解し合う中で、主体性を持って進めることが肝要であると考えているところであります。 なお、秋葉 忠議員は、三郷堰土地改良区の組合長として努力されていることでもありますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○小澤精議長 秋葉 忠議員。
◆21番(秋葉忠議員) 再質問でお伺いしたいと思います。 最初に、農地に建物を建てられないかというようなことであります。 1つは、相談しても若い人が行っても、農道についたところの農地はなく、市道についたところというのは1割ぐらいしかない。やっぱり、その辺のところは農道でも、農舎は法律的に100平米までは建てられるという法律であり、施行令でもあります。それは、法律を見るとわかると思いますけれども、それを建築確認とか都市計画法とか、天童市ではこういった時は4課会議をするわけでありますけれども、なかなか施設が建築基準法に満たないとか、そういうふうなことで大変困っているのが若い人なんですよ。そして、跡取りして農業をやるというのは本当にまれなんですよ。 これは、今からは、耕地、今までですと二、三町歩とか作れないんですけれども、当然そういうところは老人農業者でございますので、ほとんどそういうところに作ってくれと頼みにいく。そうしますと、うちのところではもう最高でも10町歩とか作れない。でも、10町歩作っても、到底採算がとれないんですよ。そうでしょう。減反がありますし、40%の減反があるんですよ。私の土地改良区には19%とか減反していないんですよ。三郷堰は作りやすいから作れるんだと。そして、ほかのところの土地には減反をするんだ。そういうふうな土地柄でもありますし、やはり若い人にはとにかく作っていただかないと荒地になるんです。誰も作らない。3年過ぎると、耕地はもう柳が出るんですよ。鳥が運んできて柳が出る。そうしますと、ほとんど荒地になる。そして、そういうふうな農家に作っていただかないと、もう誰も作らない。そして、市道でも農道でも当然その草刈りはその農家がやってくれるんですよ。そういうところにつきましても、やはりそういうふうなところは天童市独自でもう少し農道でもどこでもいいから、おまえらが作りたいのは作ってください。そのかわり、建築の格納庫でも乾燥機小屋でも何ぼでも作って耕作してくれ。こういうふうなものがないと、当然担い手も引っ込んでしまいます。 今、農業が本当に厳しくて、反別を多く作ればいいということでないんですよ。農機具は、もう6万円単価の米と同じように農機具が上がっていくんですよ。米は1万2~3千円ですよ。一番大変なのが、一番厳しいのが農業だと思います。その辺のところを独自に天童市でさまざまな法令も目をつぶるから、どうぞやってくださいと、こういうふうなことをやらないと、なかなか担い手が育ってこないというのが現実であります。やはり、確認はしなければなりませんけれども、その点について1点伺います。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 これは、秋葉さんが一番理解されておりますので、すべてが農地転用についてはですね、法律、あるいは規則によって、天童市独自で勝手にできるなんていうような代物ではありません。ただ、天童市ではなるべく窓口を一本化して、市民の相談業務については、たらい回しはだめだと。それで、その願いの趣旨がかなえられるように、ひとつ丁寧に相談窓口を一本にして対応するように最大の配慮を払う必要があるというふうに私は申し上げているのでありますが、なお具体的な対応については農業委員会の事務局からでも答弁していただきたいというふうに思います。 建築基準法の関係があるとすれば、それはいろいろ法律的な制約がありますので、できるだけ最大に願意に沿うように対応したいというふうに思います。 なお、担当のほうからよろしくお願いします。
○小澤精議長 秋葉議員は市長の考えを聞いているわけですから、担当部長の答弁は必要ないと思いますので、引き続き秋葉議員の質問をお願い申し上げます。 秋葉 忠議員。
◆21番(秋葉忠議員) 今、市長のほうからありましたように、やっぱりたらい回しをしないで、やっぱり農業関係は農業委員会あたりを主体にして、農業委員会と、それから農林課あたりを主体にして、何とかその辺のところを役所内の調整をやりながら、やっぱりたらい回しできないようなやり方でやっていただきたい。これがお願いであります。ひとつその辺のところはよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次にもう一つの質問に移らせていただきます。 今、土地改良区の合併の問題が出てきているわけでありますけれども、そして、天童市でも土地改良区統合整備推進検討部会というのを要綱を出して三郷堰と天童土地改良区はやっているわけですけれども、なかなか仕事におきましても違いますし、さまざまであります。今まで統合の話し合いをやってきたわけでありますけれども、賦課金の問題も違いますし、決済金の問題も違う。そしてまた、相手はかなりの反別は減ってきている。私のところは、道路ぐらいしか減っていないというようなことであります。なかなか組合員としてもさまざまな問題が出てきているのも現実であります。 その中で、仕事におきましても、やっぱりこっちの土地改良区はこれぐらいします。三郷堰は忙しくて役員のなり手もいないと、こういうふうなことがあります。仕事をしないと、土地改良区のほうの役員はだれでもいいんですけれども、仕事を始めますと役員になる人もいなくなる。こういうのが現実であります。その中で、その仕事をしないでもお金をくれるのか、仕事をしたところにはお金は出すと思いますけれども、そういうことをしなくても出すのか、その辺の役所の考え方もあろうかと思います。 そんな関係から、市長には先ほど質問をいたしましたけれども、なかなかさまざまな問題があるというような問題であります。それは、私たちなりにもう一度アンケートをとりながら考えを直していかざるを得ない。そして、いかにして安価に農地を守っていけるか。そして、農地を守るにしましても、天童市全体で守っていかなくちゃいけない。こういうのが現実であろうと思います。そんなことから、そんなことを申し上げまして、今、市長から言われましたので、大体なかなか難しいんだなというようなことがわかりましたので、これで質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
○小澤精議長 以上で秋葉 忠議員の質問を終了します。 ここで、10分間休憩をいたします。 午前11時13分 休憩 午前11時23分 再開
○小澤精議長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
△武田達郎議員質問
○小澤精議長 次に、武田達郎議員。 〔10番 武田達郎議員 登壇〕
◆10番(武田達郎議員) 歴史と伝統文化を大切にし、改革を基本に据えている会派かがやき2番手の武田達郎でございます。 遠藤市政におかれましては、3期12年の集大成の決算議会であります。そういう意味からしましても、その強い思いと将来展望に立った高い見識からの御答弁を御期待申し上げ、質問に入ります。 まず、二階堂屋敷跡の発掘調査であります。 西沼田遺跡がこの4月に見事完成をし、今後のにぎわいを期待されるところであります。その次に待たれていたのが二階堂屋敷跡であります。濠で囲まれたその規模は、1町四方と聞いております。今でいうと120メートル四方になります。昔は、成生庄の中心地として、成生庄地頭二階堂氏の屋敷か政所の跡との見方が有力と言われております。この調査により成生庄の解明にもつながれば、すばらしい価値ある遺跡の誕生となるわけであります。特に、遠藤市長は、歴史と伝統文化に殊のほか造詣の深い方であります。前向きな御所見を賜りたいというふうに思います。 次に、市有財産についてお伺いをいたします。 アメリカのサブプライムローンに端を発したアメリカの金融不安は、世界経済を混乱に陥れ、その後の原油高、穀物相場の高騰と相まって日本経済を直撃し、ガソリンを始め石油関連商品や食料品の値上がりにより、国民は今大きな痛手を受けております。このような状況の中で、景気の減速感が広がり、国も県も、そして市も税収の減少は避けられず、厳しい財政運営が求められております。 本市におきましては、これまで下水道事業や市民病院の新築、学校給食センターの新築移転、さらに健康センターの新築移転、そして何よりも莫大な投資となった鍬ノ町区画整理事業など、大型インフラ整備により、一般会計、特別会計合わせて375億円もの19年度末での市債残高であります。20年度にはまだふえることが予想されます。この莫大な借金返済は、単なる行財政改革だけでなし得るものではなく、我々の子供や孫に後年度負担として大きな負担を強いるものとなります。私は、今やるべきことは、行財政改革の断行とともに、市有財産を売却処分し、後年度負担を少しでも軽減することこそ、我々大人の責務であろうと考えます。 そこでまず、市有財産の管理と処分についてお伺いをいたします。 第1点目、学校給食センター跡地の処分についてお伺いをいたします。 市長は、これまで柔道整復師育成学校への売却という話でありましたが、その後の経過と見通しについてお示しください。 第2点目は、舞鶴山上り口の駐車場跡地であります。あの土地については基本的にどのようなお考えでおられるのか、これもあわせてお伺いいたします。 第3点目は、健康センター新築移転に伴い不要となるこれまでの保健センター跡地についてどのような構想をお持ちなのか、あわせてお伺いをいたします。 第4点目は、このたび補助金の不正受領が取りざたされました、一部の関係者からは廃校やむなしとの報道もあったわけですが、職業訓練学校の処分についてであります。市長はどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。 第5点目は、隣の元警察署の跡地について、今後どのようにされようとしているのか、これについても基本的な考え方をお伺いをいたします。 6点目として、下水道処理センターの跡地について、いろいろと検討がなされたようですが、市長のお考えをお聞かせください。 第7点目は、各地に点在しております市有地換地の払い下げや処分について、基本的にどのように考えておられるのかお伺いいたします。 次に、大きな2番目の問題として、この厳しい財政状況の中にありながら、新たな市有財産を取得しようとお考えのようですが、その取得の目的とそのねらいは何なのかについてもお伺いいたします。 1点目として、JA山形県中央会から要請のある紅葉苑の残地の取得について、市長はどのように考えておられるのかお伺いをしておきます。 2点目として、今年度当初予算に計上されております高擶橋周辺の用地買収については、どのような目的で購入を計画されたのか、市長の御所見をお伺いいたします。 第3点目、最後になりますが、市施行で実施してまいりました鍬ノ町区画整理事業も最終局面を迎えておりますが、保留地処分及び各地にわずかずつ残っておるところの保留地残地について、どのような処分を考えておられるのか。遠藤市政3期12年の集大成としてどう締めくくるお考えなのか、その市長の決意と基本的な考えをお伺いして、1回目の質問といたします。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 武田達郎議員の御質問にお答えを申し上げます。 まず、市有財産の管理と処分について申し上げます。 初めに、学校給食センターの跡地につきましては、柔道整復師専門学校の施設用地として、すべて購入したい旨の要望が市に対して提出されておりますので、用地の不動産鑑定を実施し、適正な価格で売却する方向で事務手続を進めております。 次に、公園用地として取得した土地であります沼下駐車場につきましては、春の桜まつりやイベントに訪れられます市内外からのお客様、また市内で開催されます大規模な会議の際に参加される方などの駐車場として、また冬期間の排雪場所として利用しております。今後ともそのように利用する考えであります。 次に、現在の健康センターの今後の利用方法につきましては、公共用施設としての有効的な利活用を、内部で検討を指示しているところであります。 次に、職業訓練校の貸付地につきましては、現に学校が存続しておりますので、施設設立の許認可権者であります山形県の調査の結果を踏まえて、当該訓練校を運営する職業訓練協会の動向を注視しながら対応策を考えていきたいと思っております。 次に、元天童警察署跡地につきましては、市中心部の駐車場として市役所に隣接するまとまった土地であり、市民文化会館を中心とした大規模なイベントや会議などに活用しており、通常イベントのない場合は職員の駐車場として利用しております。 次に、下水道管理センターの跡地につきましてはさまざまな課題がありますが、周辺の土地利用と一体的に検討を行っております。市有地や官地の払い下げ処分につきましては、集中改革プランに基づき、不要不急と思われる市有地につきましては積極的に処分をしており、今後も処分する考えであります。 次に、新たに取得とその目的について申し上げます。 公有財産の取得については、快適で住みよい生活空間の創造を担う公園の拡充整備や、道路などの都市基盤の整備などの事業を推進するに当たりまして、ぜひとも必要とするものであります。 次に、市道矢野目高擶線の高擶橋の周辺の用地につきましては、本道路整備に要する道路用地として買収するものであります。 最後に、鍬ノ町土地区画整理事業における保留地の処分につきましては、保留地として現在25カ所、1万1,263平方メートルを保有しておりますが、事業計画に基づき計画的に処分してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○小澤精議長 水戸部教育長。 〔水戸部知之教育長 登壇〕
◎水戸部知之教育長 武田達郎議員の二階堂屋敷跡の発掘調査着手についての御質問についてお答え申し上げます。 二階堂館や、二階堂屋敷跡と言われる二階堂遺跡は、先ほどもありましたけれども、一辺が約120メートルある「方一町の単郭式方形館」と呼ばれる形状を持つ、豪族の居館跡である可能性の高い遺跡であると言われております。時代的には中世前期の鎌倉時代のものと見られ、地名からして成生庄の地頭に命じられた二階堂氏に関連する屋敷跡と推測されております。平成2年に遺跡の北西部で行った試掘調査では、掘っ立て柱の跡や鉄のやじりが出土したほか、すぐ近くには墨書礫が大量に出土したことで有名な高野坊遺跡もあることから、成生庄の政治の中心地となった施設である可能性の高い遺跡であり、その重要性から西沼田遺跡に次いで本格的な調査が待たれているものであります。 今後、二階堂屋敷跡の発掘調査については、成生地区の地域づくり活動と連携する中で、市の財政計画や3カ年実施計画などとの調整を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。
○小澤精議長 武田達郎議員。
◆10番(武田達郎議員) では、二階堂屋敷跡から質問させていただきます。 今御答弁あったように、これが進むと成生庄の本当の全容が解明されるというふうに、地区民においても期待されておるところでございます。成生庄の古文書というかですね、なかなか現存していないのが事実でありまして、いいものが見つかった時は県のほうでお借りしていったというふうなことで返ってきません。そんなことから、まずは現場を発掘して、そして事実を確かめていくというのが手っ取り早い作業かなというふうに思います。 西沼田遺跡も完了しましたので、あそこと相まって栄えていくには、やっぱり文化財としてのまち天童というふうに銘打って、高野坊、二階堂屋敷跡、それから若松寺から佛向寺からすべて、高擶古城、天童古城もあります。こういったものを網羅した形の観光マップをつくって、そして交流人口をふやしていくと。さらには、山寺、あるいは寒河江の慈恩寺とかですね、常設展示になっているところの神社もございます。寺もあります。そうしたところでの天童市がまことに情報の発信地として、天童市を売っていくためにも大事なことじゃないかというふうに思います。 まさに、成生のところに本当ならばこの役所があってもしかるべきなところなわけです。文化の発祥地の成生ですから、言葉だけ文化発祥の地といっても、現存どこさあるだやとなると、我々も説明しにくいところでございまして、ぜひとも、今5,200平米ほどの市有地買っていますので、その辺からも手をつけていくのも1つの方法かなと思いますので、ひとつ前向きな御検討をお願いしたいというふうなことで、もう一度御答弁のほうをお願いしたいというふうに思います。 それから、学校給食センターの跡地ですが、市長は全部売却というふうにご答弁いただきました。今、柔道整復師専門学校みたいなの、仙台にも2校とかですね、盛岡にも1校あって定員割れもしているというふうな状況であります。今市内にもたくさんの整骨院がございますが、みんなお互いに患者の引き合いをしているというふうな状況でもございます。 私、あそこは、本当は住宅用地に供していくのが地元民も、交り江町内会も安心できるのかなというふうな考えもしております。また、これが学校法人になりますと、建てられますと非課税ですから、何も市のほうには税は来ないんでしょう。そんなこともありますし、もしこういう世の中の状況ですから、この学校は建って数年で立ち行かなかった場合なども考えていかないと大変なことになるというふうに思うんです。ですから、その辺も踏まえた十分な検討をされていかないと、建物だけ残っちゃってどうにもならないというふうにもなるわけで、そういうふうなこともあわせて再度お伺いをさせてもらいます。
○小澤精議長 水戸部教育長。
◎水戸部知之教育長 大変貴重な遺跡でありますし、天童市にとっては大切な文化財でもありますし、宝でもあると思います。先ほど申し上げましたように、今後市の財政計画と調整を図りながら進めてまいりたいというふうに思いますので、ぜひ御理解をいただきますようにお願いします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 二階堂遺跡については、今、教育長から答弁あったわけでありますが、なるべく全部公有化したいものだ。その上で文化財の発掘調査などが実施されるということが望ましいのではないかと。その辺は、地元の皆さんの維持管理を始め大変なお力添えをいただいておることに感謝申し上げます。 これは、天童市にとりましても貴重な文化財でありますので、成生の庄園との関連で私は時たま考えているんですが、若松寺1,300年祭に当たりまして、最上川に関連をして、成生庄と庄園とのかかわりの中で1,300年祭の、1,300年の歴史があるというような思いを強くしている者の1人であります。財政とも十分見合いながらぜひ調査を完了したいものだというふうに思っております。 それから、柔道整復師専門学校の問題でありますけれども、大体坪数にして1,400坪、そこに120人の定員と聞いておりますが、3年間で300人を超える専門学校が経営されるということであれば、若い者の定住、衣食住などを含めて、相当な天童市に経済効果があるものと推定されるわけでありますので、できるだけ支援をして成功を祈りたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 なお、その他いろいろ先ほど申し上げましたように、保留地等についての処分についてはできるだけ早く、将来にわたって不要な箇所についてはできるだけ早く売却をしたいというふうに基本的には思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小澤精議長 武田達郎議員。
◆10番(武田達郎議員) 学校給食センター跡地ですけれども、これやっぱり市長はどうしても売りたいというふうなことでありますが、あした教育総務常任委員会あるそうで、そこでも説明されると聞いております。ぜひ、学校経営の計画書とか、それから資金計画書などもきちんとした中での契約をされるべきではないかというふうに思います。でないと、年次別に金もらうとか、そのうち破綻になったんじゃもらえないので、その辺学校経営の計画書、資金計画書をきちんと添付をさせてもらって御提示願いたいというふうに思います。 あと、万が一のときに立ち行かなくなった場合は、その責任もどうなのか。市長が来年度終わりになると、今の部長たちが責任を負うのかというのがありますので、その辺の御確認をもう一度お願いしたいと思います。 あと、舞鶴山の上り口の駐車場、それから隣の元警察署のことですが、年一遍のイベントのためとか、そのために一等地を残しておくこと自体もこれは大変なマイナスだなというふうに思うわけです。公示価格がさらに下がらないうちに売却の検討をするのも責任者として当然じゃないかというふうに思いますけれども、その辺の御答弁もあわせてお願いをいたします。 あと、下水道処理センターの跡地ですが、なかなかあそこやっぱり汚物処理でしたから、企業さんに来いといったって、あそこになかなか来づらいと思うんですよ。地中にいろいろな管が深く埋まっているということもあります。相当それを解体するだけでも金かかる。といって、ほうっておくわけにもいかないと思いますので、私の御提案として、あそこを人工池でもして掘ったら掘りっ放しではなく人工池でもして、雨水の対策も含めてどうなのかな。周りに桜でも植えて、またあそこ別の散策路みたいなのをつくって、周りを。そんなふうにするのも1つの方法かな。生かしたやり方かなというふうにも思いますので、あわせて御答弁をお願いします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 特に、下水道管理センター跡地の問題でありますが、特にそのセンター跡地の単独の開発でなくて、いわば天童インターとその機能がどういうふうに将来あるべきなのかということを検討する中で、一体的に付加価値のあるようなものに対応したいというふうに思っておりますので、いいアイデアがあれば御提起いただきたい、御協力もいただきたいと思っております。 舞鶴山の問題に関連をしますが、沼下の公有地の問題。これは、いろいろ先ほども申し上げましたんですが、人間将棋を始め、舞鶴山を中心とする大イベントの駐車場用地などを含めて、それらを具体的に申し上げますと、また愛宕沼の問題、水の問題で、あれは少し水漏れが出ているというお話でありますので、何とか応急ため池の補助金等を利用して、それは何とか考えなければならないという事業も関連してくるわけでありますので、いろいろな角度から民地として売却するなんていうようなことまで至っていない状況でありますので、どうぞ御理解をいただきたいと思っております。
○小澤精議長 武田達郎議員。
◆10番(武田達郎議員) あと高擶橋ですね、その周辺の用地買収、これは高擶橋のつけかえに伴うところの買収というふうに話を聞きます。これは、山形市も同様に、同じように振興されているんでしょうか。それと、負担割合はやっぱり天童市、山形市五分五分で決まったんでしょうか。その辺を御確認させてください。 あと、紅葉苑の跡も今度JAでホテルにすることに決めたというふうに聞いております。その残地を市で買ってくれというふうなことがあったようにも聞いておりますので、それはどのように、何の目的でその土地を利用されるのか、これもあわせてお聞かせください。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 高擶橋の場合は、それは主に道路用地として買収すると。山形市分は、山形市のほうでそれぞれの手当を行うという方向で現在進んでおりますので、立谷川の半分、南側は山形市負担、橋の北のほうは天童市負担というふうな区分で対応いただいておりますので、よろしくお願いします。 それから、紅葉苑でありますが、私も全農に対して議長さんと一緒に陳情・請願を申し上げて、紅葉苑の再開、再生についてここで陳情をいたしました。それは、なかなか大変な経過なり、将来展望を見て、なかなか容易な状況ではないのでありますが、とにかく紅葉苑は再生を図ると。半分は貸し与えると。半分で何とか紅葉苑を再開したいというような計画が育ってまいりました。 紅葉が閉鎖されてから5年間、まず火災の場合、温泉街としても天童市としても大変な状況にあるというようなことから。それで、再開を図るというんだけれども、具体的な内容についてまだ明確に提示されておりませんので、県の全農を通して、今その具体的な内容についてお聞かせをいただきたいというお願いを申し上げている状況であります。できれば、温泉街はもちろんでありますが、鍬ノ町の関連で市の行政でもできるだけの対応をしたいというふうに思っておりますが、その内容いかんによっては議会の皆さんや市民の皆さんにも相談をしなければならない問題になってくる場合もあるのではないかと思っているところであります。その全容についてはまだ定かでないのであります。
○小澤精議長 武田達郎議員。
◆10番(武田達郎議員) 飛び飛びの質問で大変恐縮でございます。 先ほどの柔道整復育成専門学校ですね、これについて、先ほど言いました学校経営計画書、あと資金計画書、これの添付を確約させてください。 それから、そこの元警察署跡地は、イベントのときとか職員の駐車場というふうなことでございますが、一番一等地はそういうふうな理由でいいのかなというふうなことなわけです。私が先ほど言いましたような、今時代背景が非常に厳しい状況でございます。そんなことも考えて将来的に考えていかないと、いつまでも空き地でいいのかというふうなこともありますので、これ大変市民にとってもマイナスなところでございます。その辺も前向きなお考えをお聞きをして、質問を終わりたいと思います。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 元警察署跡は、御存じのとおり、なかなか求めようとしても求められない土地でないかと。公有地として市が買収した経過がありまして、それは相当な財政事情でもなければ売却するということにはならないのではないかと。市民の財産として、その利活用を十分考えていく必要があるのではないかという考えに立っておりますので、よろしくお願いします。
○小澤精議長 武田達郎議員。
◆10番(武田達郎議員) 学校経営計画書とか添付書類の確約、常任委員会でもいいですから、お願いします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 今具体的に、副市長を始め、事務局が中心になって進めております。したがいまして、土地の鑑定の経過状況を始めとして、具体的な、それから、早く学校建設するに当たりまして、土壌調査の問題もありますので、事務的な処理を進めている事務局のほうから、副市長を始め答弁をさせていただきたい。
○小澤精議長 武田副市長。
◎武田貞夫副市長 柔道整復専門学校については市長の答弁に尽きるわけでございますが、この専門学校については御案内のとおり、私学振興法に基づく学校というふうになりますので、今県の教育庁の教育やまがた振興課のほうで御意見ございました資金計画、あるいは事業計画、一番不安材料として残るのは御説のとおり、やはり開校後、将来にわたって安定的に経営がなされるかどうかというふうな御心配の向きと私は受けとめておるわけでございますけれども、その辺の審査については、県のほうでも逐次審査に入っておりますので、今聞くところによりますと、12月の私学振興審議会でその申請が許可される見通しだというようなことを踏まえまして、うちのほうでもそれなりに対応すべく今準備をしていると。したがいまして、用地を処分する上においても、やはり資金計画、あるいは安定的な経営計画の見通しというものを十分精査して、やはりリスクを負うことのないように十分配慮してまいりたいというふうに考えているところでございますので、御理解を賜りたいというふうに思います。
○小澤精議長 以上で武田達郎議員の質問を終了します。
△鈴木照一議員質問
○小澤精議長 次に、鈴木照一議員。 〔16番 鈴木照一議員 登壇〕
◆16番(鈴木照一議員) お昼の時間に入りましたが、しばらくおつき合いください。 9月定例会一般質問、かがやき、鈴木照一でございます。 通告に従いまして質問をさせていただきます。 初めに、教育行政についてお伺いします。 教育がゆがめば社会がゆがむ。国の趨勢は、教育によるところきわめて重大であります。国が教育ビジョンを打ち出しても、政治の趨勢にあわせ修正または見直しというよりは微妙にぶれる状況で、教育改革という言葉だけがむなしく響いている感を私はどうにもぬぐい去れません。 新聞やテレビなどの情報媒体は、地域の活性化のために活動するボランティアの姿や子供たちの活躍を報道する反面、残忍で痛ましい事件を報道しない日はありません。子供がそんな残忍な事件に巻き込まれたり、陰湿な事件の首謀者になることもあります。大人が変われば子供も変わると言いますが、大人はどのように変わればいいのか、今さらながら問わねばなりません。 今を生きる私たちは、日本という国をどんな国にしたいのか。この国の将来を担う子供たちに何を伝え託そうとするのか。そのために、どんな行動をすべきなのか。不平や不満を口にし、守るべきことを守らず、すべきことをせず、ただ自身の損得を善悪の基準とする大人に教育された子供たちはどこへ向かうのか。子供は社会の鏡といいますが、まさにそのとおりで、生まれながらに悪人などおりません。子供にあれこれと指導することも重要なことかもしれませんが、それ以上に大切なのは、子供の周りにいる大人が子供の目に恥ずべき言動をしない、子供の善悪の基準たる行動を示すことではないでしょうか。このような時代にあって、教育への寄せられる期待は大きく、その役割は極めて重要と考えます。 教育長も、先の議会で述べられましたように、学校や家庭、地域の教育力の充実と連携が大切であるということは、私も同感であります。これを実践する上でも、各地区にある市立公民館が異世代の交流の拠点として住民の連携に今後重要な役割を果たしていくものと考えております。天童市の教育行政について、水戸部教育長の御所見をお伺いいたします。 次に、子育て支援についてお伺いします。 平成18年度3月定例会にて、病児・病後児保育関連の質問に対し、市内医療機関と協議を行い、市民病院と健康センターの整備を急ぎ、一体的に検討する旨の回答がありました。その後、市民病院は完成し、本年7月16日には健康センターの工事安全祈願祭がとり行われました。平成19年3月から本日までの1年6カ月もの間十分に検討されてきたものと推察しますが、病児・病後児保育サービスの概要についてお伺いします。 また、天童市には保育施設が4種類あると理解しております。市立、認可、認証、認可外保育所と分類できると思いますが、それぞれの社会的使命は同じであっても、役割分担と連携が必要かと考えます。それぞれの施設に天童市が期待することと、いかにして連携させるのかお伺いします。 次に、舞鶴山の環境整備についてお伺いします。 初めに、天童市の木はもみじです。もみじの木が天童市の木でございます。先の定例会で、まちじゅうをもみじで覆い、歌に歌われるようにもみじの天童を演出してはどうかとお聞きいたしました。市長は、花笠音頭で歌われるもみじの天童の由来は、山漆などの木々の紅葉からきていると申した上で、昭和51年にもみじを天童市の木と指定してからは、市道53路線のうち約8割の42路線でもみじの木を植栽してきた。もみじにこだわったシンボルロード的な整備にも対応したい。その旨回答しております。 昨日、どなたか忘れてしまいましたが、もみじは街路樹にふさわしくない旨の発言があったように記憶しております。確かに、管理上難しい樹種だということは私も理解しておりますが、もみじを街路樹に選定するということは観光戦略的手法の1つでありまして、一概に否定するのは今後の事業へ少なからず影響があると考え、あえてここで申し述べさせていただきました。 さて、平成18年度6月定例会にて、愛宕沼の利活用について質問がございました。これに対し、親水空間に乏しい市街地において愛宕沼周辺は重要な空間だとした上で、佐藤養魚場さんが5年間の漁業権を更新中で、かつて市が交渉した際、莫大な請求額を提示され、手が出せません。水利権は天童土地改良区が受け継いでいるようだが、明確でありません。愛宕沼は、観光面でも極めて重要な位置にあるので、関係機関と話し合いの上対応していくと。また、ゴルフ練習場のところに古い観光協会の看板が立っているが、その権利がどうなっているか明確になっていない。歴史的に確かめなくてはならないと答弁してございます。 本日までおよそ2年の歳月が経過したわけでございますが、この間どのような経過をたどり、市は対応をされてきたのか。また、今後の舞鶴山の整備計画の中で愛宕沼をどのように管理しようと考えているのかお伺いいたしまして、1回目の質問といたします。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 鈴木照一議員の御質問に順次お答え申し上げます。 最初に、子育て支援について申し上げます。 まず、健康センターの病児・病後児保育の概要、ガイドラインについて申し上げます。 現在建設を進めております健康センターにおきまして、病気の回復期にあり、家庭や集団での保育が困難な児童を一時的に預かり病後児保育を実施し、保護者の子育てと就労の両立を支援するとともに、児童の健全育成を図りたいと考えております。 病後児保育は、保護者からも大きな期待をされているところであります。より多くの方々が利用しやすい環境を整えることが大切であると考えております。このことから、本市の病後児保育につきましては、利用定員は1日2人とし、対象は就学前児童だけに限らず、小学校低学年の児童まで拡大したいと考えております。事前登録制により、専任の看護師と保育士が児童の既往歴や予防接種の状況などを把握した上で、主治医の御意見を聞きながら適切な保育を行える運営体制を整備したいと考えております。保護者からは一定の利用料を負担していただきたいと考えております。 次に、市立・認可・認証・認可外保育所の社会的使命(役割分担)と連携について申し上げます。 本年4月に、一定の基準を満たした認可外保育施設を保育環境の充実をした施設として認証する天童市認証保育所事業を独自に開始し、認可外保育施設13施設のうち7施設が認証保育所となりました。このことにより、認可外保育施設全体の保育水準の向上と安全保育の推進が期待されますが、今後もより多くの施設が認証を受けられるように、事業の周知及び普及に努めてまいりたいと考えております。 また、市内には就学前児童を対象とする施設が30施設ありますが、それぞれが独自の特色を活かしながら、乳幼児の保育及び教育を担っていただいております。本市といたしましては、今後とも天童市幼児教育連絡協議会と連携を図りながら、施設職員を対象とした心肺蘇生法などの研修会を開催するなど、すべての施設が安全で安心できる保育環境を整備できるように、事業への指導を含めて積極的な支援を続けてまいりたいと思っております。 次に、舞鶴山の環境整備について申し上げます。 愛宕沼につきましては、平成14年3月、法定外公共物として市が国から無償譲与を受けており、現在は市の所有となっております。しかしながら、民間事業者が持っている漁業権は更新されて現在も存続している状況にあります。しかも、天童市観光物産協会が貸しボートの業務を民間事業者に委託し、水面利用の権利を与えているという状況にあります。したがいまして、愛宕沼の利活用につきましては、今後錯綜している権利関係の調整を図った上で、都市計画マスタープランなどに示されている観光とレクリエーションの森の整備方針に基づき、緑に囲まれ、しかも都市部の整池の機能を有する貴重な水辺空間として、老朽化している堤体の補強や水質浄化、水辺環境の整備などを検討しながら、親水空間としての利活用を高めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
○小澤精議長 水戸部教育長。 〔水戸部知之教育長 登壇〕
◎水戸部知之教育長 鈴木照一議員の教育行政についての御質問にお答え申し上げます。 今求められている子供たちの生きる力を育てるためには、学校における組織的、計画的な学習に加えて、家庭や地域社会における親子の触れ合い、友達との遊び、地域の方々とのかかわりなどのさまざまな体験を行うことがますます大切になってきております。生きる力は、学校だけでなく、家庭や地域社会を通してはぐくまれるものであり、その意味ではそれぞれの教育力の連携が求められてきております。 4月の就任のあいさつでも申し上げましたように、本市の地域社会の教育力の現状は大変充実しており、大いに心強く思っております。例えば、各市立公民館における生涯学習事業や地域づくり委員会活動などについて、地域内の学校としっかり連携を図り、さまざまな学習の機会を積極的に子供たちに提供しております。これらは、学校と地域社会の連携というより、学校と地域社会が一体化しているということを示しているようにも感じております。さらに、今年度から市内全小学校区で開催されている放課後子ども教室推進事業は、子供たちにとって新たな学習の機会になるとともに、地域社会の教育力の向上を図るものであると期待しております。同時に、その実施会場が市立公民館中心であることから、子供たちにとって市立公民館がより身近な、より親しめる場所として、さらには日常的に大いに開かれた場所として積極的に活用されることを期待しているところであります。 子供たちが生涯を通して学ぶという積極的な意欲や好奇心、あるいは問題を発見したり解決したりする能力は、学校外におけるさまざまな活動を体験する中でみずから考え、工夫することを通して身につけるものであると考えています。地域社会は教材の宝庫であり、特に体験の喪失ということが言われている今日、みずから体験を通して考え行動していくといった学びの過程が崩れてきております。それらを防ぐためには、まず体験することから確かな学習を出発させなければなりません。そのために、地域社会の自然環境、社会環境を子供たちの学習場所として大いに活用してほしいと願っているところであり、現実として地域の方々の生きざま自体が子供たちの生き方を支える時代になってきており、その意味においても地域の方々の御協力、御支援は、これからの子供たちの教育にとって欠かすことのできない重要な要件であります。今後とも、学校、家庭、地域社会が一体となって、さまざまな体験を通して多くの方々とかかわり、人を愛し、自然を慈しめる子供たちの育成に努めてまいりたいと思います。
○小澤精議長 鈴木照一議員。
◆16番(鈴木照一議員) 順次お伺いしてまいります。 教育行政について、関連でお伺いします。 環境がその子の人格形成に多大な影響を及ぼすことは間違いのない事実であると考えます。とすれば、昨今の社会の道徳心の乱れは、子供には罪はない。むしろ、大人たちの問題ではないかと考えるものであります。これまでいろいろな角度で、いろいろな場面で、いろいろな手法で子供たちへの道徳教育は学校の内外で展開されてきたのは重々承知しておりますが、今後はその子供たちを取り巻く社会、大人へのアプローチが強く求められると考えますが、いかがお考えかお伺いしたいと思います。
○小澤精議長 水戸部教育長。
◎水戸部知之教育長 確かに、子供の道徳心の乱れの前に、その親の道徳心を疑わざるを得ないような現実も数多く見てきました。そんな姿を見るたびに、子供は親の鏡であると思いながらも、振り返って自分の娘や息子たちに親として、生き方をこれまでどのように教えてきたのだろうかと、自分自身不安になることがございます。ただ、時々思い浮かぶのは自分の親の姿であり、親の教えであります。 家庭は、すべての教育の出発点でありますし、基本的な倫理観を養ったり、しつけを行ったりする場であるというふうに確信しています。やはり、家庭において親、身近な大人というのは、子供たちが最初に出会う子供の鏡としての重要な存在を担っているのではないかというふうに私は思っております。しかし、家庭だけでは、子供の健やかな成長をすべて望むということではいかない現実も明らかになっていると思います。積極的な意味での社会は子供の鏡、あるいは大人が変われば子供は変わるという、そういうことを実現するためにも、学校や家庭だけに任せておくのではなく、積極的に地域も一体となって子供の教育に取り組む体制をつくっていく必要があるのではないかというふうに思っています。ぜひ、みんなで力を合わせ、子育て支援や異年齢集団活動など、さまざまな体験活動をさらに充実させて、地域社会を挙げて大人みずからが子供たちを心豊かに育てていくような環境をぜひつくっていくべきではないかというふうに思っております。よろしく御理解いただきたいと思います。
○小澤精議長 鈴木照一議員。
◆16番(鈴木照一議員) 全くそのとおりだと私も思います。水戸部教育長の今後の教育行政におけるリーダーシップを期待し、積極的な施策展開を求めるものであります。 次に、子育て支援についてお伺いしてまいります。 病児・病後児保育のサービスの概要、ガイドラインについて先ほど市長からお示しいただきましたが、ガイドラインということでかなり大ざっぱな部分があると思いますが、大事なところもあったと理解しております。対象の年齢が小学校の低学年まで広げていくというところは、大変いろいろな先進事例を参考にされているんだなということがよくわかりました。県内の状況をかんがみて1日の定員を2名とされたのもわからなくもありません。 問題は、その子供たちをどのように受け付けるのか、引き受けるのか。要するに、何曜日から何曜日で受けるのか、何時から何時まで受けるのか、受け付けするのは当日でいいのか、前もってなのか、いろいろな部分が出てきます。市長の答弁の中では、保護者から大きな期待を寄せられた事業だと。できるならば、利用しやすい環境を整備したい。とすれば、県の利用実態は、余り1日平均の利用数は少ない。高いものではないと思いますが、むしろ、だからといって定数を減らすのではなく、利用していただけるように、いかに利用していただけるのかというところを再度調べて、利用しやすいサービスを提供することが大事なのではないでしょうか。 費用も同じでございます。全国的に進んでいるのは2,000円前後でございますが、その数字の根拠はよくわかりませんが、利用される保護者の負担のあんばいを見て、大体その数字が全国的に統一されているのかなと思いながらも、果たしてその数字でいいかどうかも含めて、しっかりと利用しやすい状況をつくっていただきたい。私も、このサービスに関しましては大変期待を寄せております。 次に、認証保育制度について特に触れながらお伺いしたいと思います。 起きてはいけない痛ましい事故を受け、認可外保育施設の機能強化、サービス向上のために認証制度をスタートさせたものと理解しておりますが、認証制度そのものがこの事故の再発防止の切り札になるとは考えておりません。認証を取得した施設は、ハード面においては市立や認可保育所と比較して不足する部分もあるかと思われますが、ソフト面においては市立や認可保育所に決して引けをとらないと言えるレベルにあると思っております。それだけの高いハードルを設定しクリアした施設だからこそ、天童市の認証というお墨つきを得られたのだと思っております。 市内のすべての認可外施設がこの認証を取得されることを期待してやみませんが、初期手続の煩雑さに申請を辞退する施設もあるように聞いております。各認可外保育施設がこれだけの自助努力をして、さらに低料金で高サービスを提供できると考えていらっしゃるのでしょうか。認証条件を満たし運営すれば、保育料は低くはできないはずです。子供の保育料が自由にならない保護者は、少しでも低料金の施設を求めることになるのではないでしょうか。この状況を根本的に見直さなければ、あの痛ましい事故が繰り返される可能性は常に高いと私は考えます。天童市は、あのような痛ましい事故を再発させないために、いかなる対策を考えているのかお伺いします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 なお、健康センター建設に向かって、今いろいろ具体的な準備がきめ細かに検討が進んでおります。 それで、特に痛ましい事故が認証問題に発展したわけでありますけれども、それをさらに充実するためにどうあるべきかも含めて今検討が進んでおります。市民部のほうから、健康センターのありよう、特に病後児童の扱いなどについてもきめ細かく今検討が進んでいるようでありますので、担当のほうから御答弁をさせていただきます。
○小澤精議長 鈴木市民部長。
◎鈴木周宏市民部長 健康センターにおける病後児保育の具体的な条件の詰めでございますが、まだ原案の段階ですけれども、概略御説明を申し上げます。 対象とする児童は、先ほど市長がお答え申し上げましたとおり、1歳から小学校3年生程度まで、住所要件は市内の方、利用時間につきましては平日土曜日、あわせまして午前8時から18時、午後6時までを予定しております。利用料につきましては、先ほどお話がございましたが、生活保護世帯、あるいは市民税非課税等もございますけれども、1日当たり2,000円をめどの利用料を検討してございます。給食等につきましては、実費負担を別に考えております。事前登録制ということで、前日までの申し込みを原則に考えております。主治医による病状がどういう判断なのかというのが大変重要な条件になりますので、主治医の方の考え方について保護者の方から確認をいただいた上で、実際に受け入れることができるかどうかという判断をさせていただきたいというのが考え方の基本でございます。 以上でございます。
○小澤精議長 鈴木照一議員。
◆16番(鈴木照一議員) さらに細かい数字を出していただきましたので、とすれば、先ほど対象とする子供の所在地でございますが、天童市の子供だけというような表現だったと思います、市内の子供だけと。できるならば、市内の保育所、幼稚園に在園、入所している子供まで含めるということが天童市の保育の環境をよくするものと私は考えますので、その辺を改めて御検討されることを期待して終わります。 それと、あの事故が再発しないようにということでいろいろと御検討いただくことになると思いますが、かの事故を起こした関連する施設の関係者の動きも十分にその動向を見据えながら、しっかりした天童市の保育行政を守っていただきたいというふうに思います。もし何かございましたら、お伺いしたいと思います。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 担当の部長のほうからお答えさせます。
○小澤精議長 鈴木市民部長。
◎鈴木周宏市民部長 認可外保育施設の認証制度でございますけれども、ソフト面での実際に保育に当たられる方々、保育士さんの条件等につきまして、できるだけ子供たちの安全・安心につながりますよう、議員さんからの御提言も含め、慎重に進めさせていただきたいと考えております。 以上でございます。
○小澤精議長 鈴木照一議員。
◆16番(鈴木照一議員) 次に、舞鶴山の環境整備についてお伺いしたいと思います。 愛宕沼の管理状況、権利の整理について、まだ進んでいないようでございますが、いつになったら整理が進むのか大変不安でございます。私が聞いている範囲では、佐藤養魚場さんの漁業権の更新は平成15年11月から5カ年ということで、今年度終わる見込みでございます。このタイミングを逃してさらに漁業権の更新が図られた場合、さらに問題は先送りになるんだろうと。よもや市長はそんなタイミングをはかっているとは思えませんので、このタイミングを逃すことは得策ではないと私は思いますので、しっかりとした権利の整理を願います。 また、水利権においても果たして今現在どうなっているのか、天童土地改良区さんで持っているようだけれども、はっきりしないということでこれまできているということですが、そんなことはきょう聞いてあしたわかることなのかなと。わからないというのは聞いていないんじゃないかなと思いますので、しっかりと整理されてください。 また、2年前の議会での答弁で、古い観光物産協会の看板がゴルフ練習場のところにあるといいますが、しっかり新しい看板になっております。新しいです、どう見ても。ということは、確実に観光物産協会があのゴルフ練習場を認めていると。さらには、この観光物産協会の事業は多く委託料によって運営されているわけでございます。だれが委託する。天童市でございます。天童市がそれを容認していると言っても過言ではないと私は思いますが、その点を他人事ではなく、みずからの問題としてしっかりその内容を確認して管理していただきたい。でなければ、あの問題はいつまでたっても解決しません。 さらには、ゴルフ練習場は、実際建築許可を得てあそこに存在しているのかどうかも含めて、市のお考えをお伺いします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 議員がおっしゃるように、漁業権は5年で、したがって、ことしの秋に5年の任期が終わると。その更新については、実際漁業は営んでいない状況にありますので、本当はこれ所有者の同意が必要とあるのでありますが、土地の所有者の同意もなくても交渉ができるというふうに法律ではなっているようであります。その具体的ないきさつ等には、副市長を始め具体的に調査いたしておりますので、それからゴルフ場の問題も含めて、いろいろな角度から内部的な調査検討が行われておりますので、副市長のほうから答弁をさせていただきます。
○小澤精議長 武田副市長。
◎武田貞夫副市長 御質問の愛宕沼のこれまで時系列的に調査をしてみました。歴史的背景を若干申し上げますと、愛宕沼は水田ため池として文久年間に築造された沼でございます。その後、愛宕沼耕地整理組合というふうなことで、愛宕沼土地改良区が事業主体になってこれまで管理、これは昭和24年から管理してきております。しかしながら、その前段として、24年3月に愛宕沼を含めて天童公園として、当時天童町として都市計画決定しているという経緯がございます。 御質問の漁業権のことでございますが、昭和32年に愛宕沼土地改良区と協議を調えまして、佐藤さんが漁業権を設定しているというふうなことでございます。それが、延々とこれまで更新されてきているというふうなことでございます。 それから、一方、ボートでございますが、市の観光協会が昭和32年からあそこにボートを浮かべているようでございます。その後、いろいろ業務の委託契約が転々としておりまして、55年に今ゴルフ場を経営している方がその委託を受けていると。ゴルフ練習場も、当時は国有地であったわけでございますが、沼の周辺にもう端的に言いますと無断であの建築行為をやって営業していると。ただ、どなたというわけにもいきませんけれども、あのゴルフ練習場を営業するに当たって、4人の方ですか、20万円ほど出資してお互いこれまで経営をやってきているという状況でございます。その後、要するに御案内のとおり、平成14年3月31日に、法定外公共物というふうなことで市のほうにあの沼が無償譲与されてきていると。 一方、水利権でございますが、従来まで天童土地改良区が水利権ということで持っておったわけでございますが、観光水利権は受益面積がなくなることによって水利権は消滅するということになりますので、現在土地の所有者が水利権を持っているというような法令解釈、あるいは判例なんかで調査しているところでございます。 したがって、今度具体的に漁業権でございますが、もう12月に更新するというふうな動きもありますので、今水面下で県のほうと実質的にやはり漁業をやられていないと、養鯉がやられていないという実態を踏まえまして、県のほうといろいろその辺の取り扱いについて指導を受けながら、できるだけやはりそうした権利の解消に努めて、名実ともにやはり愛宕沼周辺の水辺環境、あるいは親水空間として整備が図られるように努力をしてまいりたいというふうなことで今頑張っておりますので、御指導をいただければありがたいものだというふうに考えております。
○小澤精議長 鈴木照一議員。
◆16番(鈴木照一議員) やっているということでございますので、さらに進めてください。 昨日、市長が、5カ年のまちづくり交付金を利活用して可能な限り舞鶴山の民有地を取得したいと、そのような発言がありました。その際も、具体的なビジョンはここでお示しいただけませんでしたけれども、とりあえず買いたいんだというようなお話だったと思います。 今回の愛宕沼にしましても同じでございます。沼を市で管理するけれども、どうするのかということをしっかり今その権利の整理も含めながらしていかなければならない課題だと思います。あの沼は、手の入れようによっては大変な天童市の観光資源になり得るものでございますし、今まで全くできなかったことがとても残念でならないわけでございますので、そういった部分にしっかりと目を向けてください。 何をするかわからないけれども、民有地を買いたいんだというようなお金を、補助金はもらったから得だというようなお金があるんであれば、もっともっと使う部分があるはずなんですよ。もっともっと使う部分があるはずですよ。先ほど来市長からいろいろなあれもしたい、これもしたいと、しなければならないといったところに、お金がないから進まないというんだったら、何も考えていない部分のお金を回せばいいじゃないですか。すべての事業は、市長のためにあるんじゃないんですよ。市長がこれまで標榜されてきた市民が主役、その主役の市民のために、幸せのためにやるんですよ。本当に必要なもの、天童市の市民にとって重要なものは何なのか、もう一度この時期にお考えいただいて、事業を精査されることを強く期待しながら質問を終わります。
○小澤精議長 以上で鈴木照一議員の質問を終了します。 ここで休憩をいたします。再開は、午後1時50分といたします。 午後零時46分 休憩 午後1時49分 再開
○小澤精議長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 なお、伊藤副議長は、山形県老人福祉大会に出席しておりますので、御了承をお願い申し上げます。
△
森谷仙一郎議員質問
○小澤精議長 次に、
森谷仙一郎議員。 〔7番
森谷仙一郎議員 登壇〕
◆7番(
森谷仙一郎議員) 会派かがやき、森谷仙一郎でございます。 平成20年度9月定例会通告に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。 初めに、農業政策について伺います。 ことしの夏は暑い日が続き、農作物にもよい天気と喜んでおりましたが、8月中旬ころから毎日のように雨降りが続いて、逆に農作物に大きな影響を与えました。雨を嫌う桃、ブドウ、稲作においても水の必要がなく、収穫を前に大変な苦労をしている状態です。全国的にも大雨が続いてゲリラ豪雨などと呼ばれ、被害が出ております。ニュースなどによると、有数な田園地帯に被害が出て、稲作の作柄指数にも大きく影響するものと思っております。秋の好天が望まれるところであります。 ことしになってから我々農家を直撃したのが、原油価格高騰による農業資材、肥料、飼料の値上がりであります。特に、その値上がりの状況は、小刻みにことしになってから4月、7月、10月などと段階的に値上がりをしている状況であります。また、予定にもなっております。具体的な話を申し上げますと、肥料の原材料であるりん酸、カリなどは、50%から70%ぐらい昨年の冬の間に値上がりし、畜産農家のえさの飼料は大半が輸入に頼っており、世界的なバイオ燃料の陰で、トウモロコシなどの穀物原料高騰により値上げが続いております。お隣中国の経済成長で需要著しい鉄類の影響で、園芸資材の農業パイプなども値上がりをしている状況であります。御紹介のとおり、農家を取り巻く環境のすべてが値上がりをしております。そして、この雨続きの天候で作物は不良、値段は安値ということで、農家にとっては苦難の年になったと思っております。このまま農業を続けるのが大変厳しくなった年になっております。 御存じのとおり、漁業関係者は7月に1日休漁日として東京に集結し、漁業の大変さを強く訴えたところでありました。また、トラック協会も同じように訴えを起こしております。そして、山形県でも8月27日、農業危機突破県JA代表者緊急集会が開催され、農業者ら3,000人以上が集結いたしました。齋藤山形県知事、県関係国会議員も出席し、大変な状況を強く訴えました。 我が天童市の農家も例外ではなく、収入は減り、経費はふえ、経営状況は極めて厳しい内容となっております。このような危機的状況の中で本市の対応、支援策を必要と考えますが、市当局のお考えをお伺いいたします。 また、天童市農業基本計画のもとで昨年3月策定された果樹産地構造改革計画のことについてお伺いいたします。私も、策定のときの委員もしていたこともあって、責任の一端として質問させていただきます。 この計画の趣旨、骨子を見ると、天童市の果樹の目指す姿、そのための具体的な実践行動などと将来の果樹産地づくりの計画を策定しております。10年後の目指すべき姿を想定し、5年後を目標年次といたしております。目標達成のため、推進プログラムなども提示してあり、具体的のある計画だと思っております。そこで、現在の進捗状況はどのようになっているのか、また本市果樹生産農家の将来像をどのように考えているのかお伺いいたします。 次に、8月8日、9日に開催されました天童夏まつりについてお伺いいたします。 なお、この質問は、ちょうど1年前の定例会でも祭り、イベントの場所などについても質問しております。特に、今回はみこしの渡御コースについてお伺いいたします。 ことしのコースは、温泉街を全く通らず、通称アンジェリーナの前の通りからわくわくランドへ入るコースへと変わりました。前の夏まつりのときに大きく協力していただいた駅前通り商店街、東本町商店街、そして温泉商店街の人たちの姿は全くなく、ただ青年たちがたむろをしている状況でありました。概観は成功したかのように見えますが、私は市民の心の中はそう言えないと思います。地域住民とのかかわりもなし、ただ露店の間を練り歩くだけ。確かに、安全面だけを考えれば運営が楽だと思います。でも、何か違うと思います。みこしの運営は、各団体から出向している神輿会が運営しております。その神輿会の声が反映されているのかが不思議であります。 そこで、ことしの夏まつりをどのように市としては検証しているのか、また改めて市民の声がそのみこしの渡御のコースに反映されているのかを伺います。 以上を1回目の質問とさせていただきます。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長
森谷仙一郎議員の農業政策について、順次お答え申し上げます。 まず、原油価格高騰による農業資材、肥料、飼料の値上がりが続いているが、対応や支援策は考えているのかということについて申し上げます。 まず、原油価格高騰によるこれらの値上がりは、価格転嫁を行うことが難しい農畜産物の生産を直撃し、農業経営に大きな影響を与えております。 本市の対応といたしましては、これまで農業生産団体等が施設園芸作物栽培用燃油を共同購入した場合、燃油高騰差額分の一部を助成、国の補助事業を活用し、省エネルギー型農業機械導入の支援なども緊急的に実施してきたところであります。また、原油価格高騰分を農畜産物の販売価格に転嫁しにくい環境にある中では、生産費の削減が重要課題であります。このため、農産物の生産対策として、資材費の低減を図るための農薬や化学肥料の削減に取り組むエコファーマーの育成、減農薬栽培農産物の生産推進、施設栽培における省エネルギー対策としてのハウス内の被覆の多層化、暖房機の整備・点検、ハウス内の適切な温度管理、温度ムラの改善等の指導を行っているところであります。 また、肥料、農薬及び家畜飼料の価格動向の調査を行っておりますが、資材等の高騰については今後も続く見通しであります。このため、農業生産の維持、確保を図るため、県や国に対しても農業経営安定化のための資金の支援、省エネルギー型農業機械器具導入の補助制度の拡充など、総合的な対策を早急に講じるよう市長会等を通じまして要望いたしているところであります。 次に、果樹産地構造改革計画の進捗状況、また本市の果樹生産農家の将来像をどう考えているのかということで申し上げます。 果樹産地構造改革計画は、10年後の目指すべき本市の果樹農業を想定し、天童市果樹産地構造改善推進協議会が平成19年3月に策定したものであり、市といたしまして生産者、生産者団体及び関係機関と連携を図りながら計画の推進を図っているところであります。果樹産地構造改革計画では、本市の果樹の主要品目であるサクランボ、リンゴ、西洋ナシ、桃の4品目にブドウとスモモを加え、6品目の生産振興を図ることといたしております。 具体的な推進につきましては、果樹の主要品目であるサクランボの有利販売と経営安定化を目指して、県の補助事業等を活用した無加温ハウス栽培を促進し、その生産の拡大と品質の確保を図っております。西洋ナシにつきましては、高品質化に努め、光センサーで選別された高糖度の大玉果実だけをスーパーラフの名称で販売し、天童ブランドを市場や消費者にアピールしております。リンゴにつきましては、価格が安定している中生種への改植を進め、また桃につきましては中生種から晩生種の組み合わせによる労働力の分散と継続出荷の拡大に取り組んでおります。 本市の果樹生産農家の将来像につきましては、計画に掲げられたサクランボ、リンゴ、西洋ナシ、桃の4品目を中心に営農モデルを設定し、産地間競争に打ち勝つ果樹の品質向上と安定生産に取り組んでまいりたいと考えております。 なお、具体的には雨よけハウス、無加温ハウスを対象としたおうとう施設等整備資金の利子補給、優良品種への更新を図るための果樹苗木共同購入の支援、農業生産団体の施設、機械などの生産基盤整備の支援等を実施してまいりたいと考えております。 次に、夏まつりについて、ことしの夏まつりをどう検証しているのかについて申し上げます。 天童夏まつりは、市、観光物産協会、商工会議所、温泉協同組合及び商店街関係者を含む関係団体・機関が実行委員会を組織して、安全でかつ魅力に富んだ市民全体の祭りとなるように、その内容、会場及びルートについて企画し、実行委員会の総意に基づいて決定し、運営しております。 ことしも、去る8月8日と9日の両日、第18回天童夏まつりが94団体、4,100名の参加を得て開催されました。天候にも恵まれたことから、市内外から多くの来場者が訪れ、盛会のうちに終了いたしました。みこしパレードにつきましては、天童神輿会が企画、運営を主管し、実行委員会が全体で支援する形式となっております。 夏まつりのルートが現在地に移動しましたのは、1つには、従来のルートでは道路が狭いこと。2つ目には、歩道に露店が立ち並ぶため、交通規制が難しく、花笠パレードや将棋みこしパレードの障害になること。3つ目は、踊り手や担ぎ手と観客双方の安全の確保が極めて大事である。4つ目には、交通規制解除後、本来の正常な運行に戻るために長い時間が必要だったことなどの理由があります。そして、明石市の花火大会においての事故の教訓と、天童警察署からのルート見直し勧告などもあり、地元商店街とも十分話し合いをいたした上で、安全対策を最重要視することにより、実行委員会で現在の形に変更されたものであります。 市といたしましては、実行委員会の意向を尊重し、より安全で市民や観光客に喜ばれ、円滑な運営が図られるように支援をいたしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○小澤精議長
森谷仙一郎議員。
◆7番(
森谷仙一郎議員) ありがとうございます。 まず最初に、今の農家の現状の中においての支援策を講じるべきではないかということで、その点でお話をさせていただきます。 まず、今の市長の答弁ですと、県・国のほうに呼びかける中において支援策を見出していく中身の説明ありましたけれども、やはり今やっている中でその値上げ分とか、その分に対して補助するとか、そういったばらまき的なものは私も賛成いたしません。 先日、若い方々の農業の方々と意見交換の場があって、そのときの会話が、大変失礼ですけれども、お年を召したというと少し、高齢の方々ですと、その値上がった分のその補てんだけでもと、そういった言葉がよく出ます。しかしながら、若い方々は、そうではなく、今からの販路について、商品の販路拡大、そっちのほうについての支援策をぜひお願いしたいんだと。販路というのは販売価格も含めてです。経営というのは収入のほうの、逆に言うと、支出はそういうふうにしてもうたくさんのほうの経営がかかっている中においても、やはりその方々においても経営努力、自助努力の中において方策はとる。しかしながら、今ことしにおいてはなかなか収入の道のその価格が保障できないと。そういう状況で次の一手が見出せないと。そういう中身で意見交換が交わされたときに、何らかのその辺がお願いできないものかと、そういった逆に意見のほうが強く出されました。私も全く同感であります。 価格保障という大変失礼でしょうけれども、最低限度の生産費、これは皆さんのほうも重々調べればわかる中身であります。そういうことを考える中において、今後においてそういったものを継続的に経営を営む中においては、やはり一番の基本となるところではないのかなと。確かに、市場原理の中において何ぼで売れるんだべなと。伝票をもらってきて、何ぼだっけと。だけれども、きょうこの質問に対しては、先ほど秋葉議員のほうも同じように申していました。支払うものは逆に多くなっている。だけれども、入るものにおいても、不確かな中身で仕切り書をもらってくるんです。不確かな中身で。普通は、契約というのは見積書をお出しして、今回うちで何ぼ、何ぼで勉強してこの金額です、そういった感じでお出ししての契約が始まる。しかしながら、市場原理の中において、向こうのほうから値をつけられた金額でやっている。やはりこの辺は、大きく扉を開いてその辺は考えていく中身があると思います。ぜひ、そういった中身においてのまた違った面の支援策に、側面からの支援策になると思いますけれども、冬になる前にぜひまたその辺は考えていただきたいなというふうに思います。 実は、きょう私は議会があったから、こちらのほうに当然ながらいますけれども、果樹共済部会という損害評価会のほうの委員会がありまして、ちょうどサクランボのほうの共済の委員会が、金額が評価会のほうで決定の日でありました。さきに資料をいただいてきたところでした。ことしの共済金の支払いは、昨年とほぼ同様、3,300万円の樹体共済を合わせますと3,600万円ほど支払われる予定になります。この被害率をことし見ますと、上山市から最上のほうまで合わせますと、被害率では天童市が一番と多い状況になっております。3,600万円ほどになりますので、それを考えると、ことしの農家の人たちは大変な状況下にあるんだというのは改めて御理解いただきたいと。そして、この共済金は、今、評価会のほうに提示された金額ですので、9月の中旬以降支払われる予定になると、そのような形で思ってください。 そして、やはり前から市長のほうが言っている中で、加入率の話よく市長のほうはなさいます。確かに、残念ながら、戸数でサクランボに関してですけれども、天童市は147戸。寒河江市が499、500戸。そして、東根のほうが396、400戸。このような数字の流れであります。やはり、そういったところからも考えると、ちょっとその意識的にも市民のほうにおいてはやや薄いところもあるのかなというふうに思います、危機管理という中において。 やはり、これはそういうふうに考えると、前もちょっと1回ぐらい漏らした経過があるんですけれども、掛金に対して1回ぐらい助成するから、もっといっぱい入ってくださいなんて、そんなことも十分あり得るのでないかなと。ちょっと数字伸ばすためには十分私は考えられるのではないかなと。実際、私も共済のほうで何割助成した場合はどの程度の数字って換算しましたけれども、失礼ですけれども、大して多くなかったです。そういうふうに思えば、きょう何度か出ている優先順位という中においては、十分果樹農家の先ほど市長が言っているサクランボというのは、割合というのは高いものがありますので、その辺については優先順位高い位置に来るのかなというふうに思います。 今、まずサクランボを含めたその資材関係の、それに対する支援策に対して、この旨でまず今の市長のお考えをお願いいたします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 サクランボ、まず1つは、今お話を聞きまして、果樹の共済加入率が低いと。まことにそのとおりだと思っております。ただ、日本一の共済組合が天童市に存在するというのはいろいろな意味でありがたい。これを大事に、堅実に発展するような方向で天童市挙げてお力添えをしていく必要があるのではないかというふうに思っているところであります。したがって、天童市に建設したその存在価値を改めて我々も深く認識する必要があるのではないかというふうに思っております。 それから、私は常に思っているのは、グリーンツーリズムのまちをつくれないかと。1つは、果樹の体験農業、東京都の世田谷区から老人クラブ会長さん始め、天童市には特にサクランボの場合は人選が非常に大変だというぐらい天童市に集まるようであります。したがって、大変だけれども、簡単な宿泊施設をつくって、地元の料理で果樹の体験農業と。農業全体を体験農業を推し進めていくようなまちにならないものか、こう考えている次第でありますが、それを何とか販路拡大のためにも果樹の価格、質を向上するというような意味、いろいろな意味を含めて、それを何とか推進するような市民のネットワークを構築できないものかと。いろいろな意味で痛切に今考えているところであります。 なお、県や国に対して、農業の展望が開けないこういう状況の中で、もっと農業政策のありようについて早く将来展望を見出せるような施策を展開してもらいたいということをお願いしているわけでありますが、さらにそれを強めていきたいというふうに思っているところであります。日ごろ思っているところの視点の一端を申し上げて答弁にかえます。
○小澤精議長
森谷仙一郎議員。
◆7番(
森谷仙一郎議員) 力強いお言葉をいただいたところで安心しております。 まず、今、国とか県のほうのそういったその方策を間違いなく今度の補正とは言いながら、国の状況がああいった状況になっていますので、また混沌とした中身はあると思いますけれども、冬までの間には施策が出てくると思います。ぜひ、天童市においてはそういうふうに上乗せした形で支援策をお願いしたいと、このように思っているところであります。先ほど言ったように、掛金のほうにおいても少し考えてみてください。 続いては、果樹産地構造改革計画、これは中身については私はすごくいい、天童市においても自負できる中身が出ていると思います。 問題なのは、私も農協の職員のほうに行って、この文言を知っていますかとか、そういうふうに言ってもわからないのです。本当に知っているのは、農協でも何人か現場のほうの人間はわかっている。農家の人もわからないんです。対象者は農家全員なんです。農家全部を対象なんです。一つ一つ、大したページ数でもないですから、読んでいけば、今農家の方々が見ても全くこのとおりだと、こんな感じの計画を進められれば、そして年次計画とかそういうのを立てられれば、そのうちによっても十分活用できるなと、そのような中身の計画であります。 私は、この計画が、先ほども言いましたけれども、10年計画の中においておおよそ5年目を目安にした中身であります。はっきり言いますけれども、つくったっけという計画倒れにならないといいなと。見直しも、3年後に見直す中身があります。3年後、19年ですから、22年あたりに質問すればいいんでしょうけれども、このままいって3年後あたりになかなか進んでいないという状況になるのではうまくないなということを1年後に質問をさせていただきますけれども、まずその計画倒れにならないような感じのチェックをする機関が必要だということです。そのチェックする機関というのは、何ら問題なくつくった方々の委員ではなく、外部の方々がやはりチェックをしていただいて、そして足りないところは現場に赴いてやるという、そういった中身が必要かなというふうに思います。これがやはり、そして失礼ですけれども、その3年後あたりには中間報告の見直しをこれもオープンにして、農家のほうに冊子にしてお渡しする、このぐらいのものがあってしかるべきかなというふうに思います。 やはり、こういうふうな中身は、県のほうにおいても策定している中身もあるものですから、各ブロックごとに策定したと、こういった経緯も聞いております。こういう中で、県のほうにおいても重要視している中身は十分理解できますので、ぜひ、先立って我々天童市のほうにおいてのそのチェック機能、そしてまた細部にわたった事業のほうの推進について、指導、これはぜひ行っていくのがあると思います。その辺を考えても御意見をいただきたいんですけれども、1つだけ、これに必ず載っているのは、資源循環型のエコファーマーとか、そういった中においての堆肥の利用とか、必ずそういうの出てくるんですけれども、ぜひそういったものも今高齢者の中において、なかなかそれを散布するという中身も難しい中であります。マニアスプレッダー、今支所のほうにも用意はしています。使いこなせない状況ではあります。これは、やはり畜産のほうの方々とぜひ連携して振っていただけるような組織づくり、この辺のあたりも構築する必要があると私も考えます。その辺も連動した中において、この果樹産地構造改革、名前が大変難しく長い名前ですから、皆さんのほうも、農業者のほうも覚える中身が大変なのかなと思いますけれども、この辺のチェックに対して、市長の実行計画に対してのお考えをお願い申し上げます。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 御案内のとおり、実施主体であります、いわば農協の果樹部会、この計画が計画倒れにならないようなチェック体制なども、その会議において毎年見直しを行うという体制をぜひつくり上げたいものだというふうに思っております。したがって、市の行政と農業団体、特に農協については、一体的に大事にして相互の連携を深めて対応するということが極めて大事だと。いろいろな場合においても極めて大事だというふうに思っておりまして、その見直し部分についても重要視して対応したいというふうに思っております。 また、天童市内には果樹の販売業者も、やんばいそろっているという状況もありますので、それの連携を深めて計画的に対応したいというふうには思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小澤精議長
森谷仙一郎議員。
◆7番(
森谷仙一郎議員) まず、この計画の冊子、昨年3月にできたんですけれども、今からでもそのダイジェスト版みたいな感じで全農家、失礼ですが、先ほど議員の皆さんにも一部ぐらいずつお渡しいただいて、ぜひお願いさんないのかななんて。先ほど小松先生から、おまえさばりいったのんねがよなんて言われましたけれども、皆さんのほうに、こんな感じで進めているんだと、そんな感じで、ぜひまず周知をして、おらほの市が一生懸命果樹のことも考えたんだと、そういうのを見せてあげないと、やはりいろいろなところと比べ合って、どうせまた残されるんだべなんていうふうに思われないような感じで、先立ってお願いしたいなというふうに思います。 もう一つ、最後になります。みこしの渡御のコースになりますけれども、こういったものは先ほど説明の中で、実行委員会に任せておけばいい話でありますけれども、昨年同じ質問をさせていただいて、同じ質問をまた1年後させていただきます。 というのは、このままでいいんだべかなというのがやっぱり一番なんですよ。本当にまちの人たちなんか、全然お祭りだなんていう意識ゼロですものね、町場の人。だって、昔ですと、倉津川沿いに集まったりとか、先ほど露店の話しましたけれども、露店だって路地のほうを使ってやったとか、そんな感じで、駅前からずっと舞鶴堂を通った中においては、あの辺はやんやという人が集まっていました。確かに、今、あのアンジェリーナの前の通りは、道路も広い中において、スムーズな中で運行できる中身があります。私は、これは実際に神輿会の方々とも話をした中身で話しています。やはり、地域の人と一体とした中のお祭りを考えたいんだと。今度の会長さんなんか、ぜひそういった形で話がいくと思いますので、やはり心が祭りをつくるという感じで、ぜひその辺の観点でお願いしたい。 まず、毎年毎年地域住民の顔が少なくなっている状況は確かにあります。もう一つ、ことしなんか特にそうです。温泉組合の温泉街を通らないからかどうかはわかりませんけれども、浴衣の姿のお客さんはいませんでした。もう一つ、祭りというのは天童の勢いを表現する場所でもあります。だから、祭りかなんて思わないで、天童8、9、これは上山、山形、天童、ああいった感じで花笠昔はずっとそんな感じで上に上がってきたと。そんな中で、観光のお客様も、5、6、7、この辺はいっぱいだけれども、天童また次の日もしったよなんて、そんな感じでお客さんの流れをくめたルートもあったんですよ。今少し花笠のほうのお客さんも最後のほうは減っている中身もあるものですから、あれですけれども、ぜひそんな中においておろそかにすることなく、やはり温泉街というのも強く考えていただきたいというふうに思います。 あともう一つ、8、9、このときは、ことしは特にそうだったんですけれども、9日日曜日ありました。各地元においては、夏祭りをしている町内会があるわけです。町内会をまずやって、おらほの天童も祭りだと。天秤にかけたら町内会のほうさ行くと思います。やはり、その辺あたりの周知の仕方、このときは、8、9は、だけれども、今回土・日だったから、少し難しいところもあるかと思いますけれども、その辺でもやはり地域の市民の方に対する周知の仕方というのは少し考えるべきものがあるんではないでしょうか。 我々地元、小原の例を言うと失礼ですけれども、うちのほうにおいては夏祭りはやらない。これは、みこしに出るからやらないんです。春祭りはするんです。だから、そういう中において、やはりこの天童のほうさ一生懸命やろうとする町内会もあるというふうな感じをぜひ御理解ください。 あとは、やはりその駅前から温泉までの集客、これをぜひ考えて、それが次には中心市街地の活性化というものにもつながるというふうにも理解をしております。私は、別に露店商の方々が店あけるために、広い道路の歩道を使ってくださいと、別に必要ないのでないかなと。こんなのは失礼ですけれども、どこかそれよりかはまだもっともっと狭いんだけれども、その店先の何かを使って何か出してけらっしゃいと。そういうふうにやったほうが、もう少し心の連携がとれていいのかなというふうに思います。それが、ひいては市民の心の中においての夏まつりが成功したと、そういった思いになるんではないでしょうか。 1つだけ最後に、私の先ほどの言葉の中において、若者たちがたむろをしているだけという言葉を出させていただきました。そのアンジェリーナ通りのスーパーが1軒あります。売り上げはなるんでしょうけれども、あの目の前はすごいごみの山でした。あのスーパーにおいては分別の箱をしっかりと用意しているんです。それを撤去するとか、それを後から、終わってから自分らが片づけるとか、当然実行委員の方々も片づける中身もあります。商工会議所青年部とか、そういった方々も一緒になってやっているのを見ますけれども、若い者がそういったところの場に行って、やはりその外れた行為というのを、そういったものも防ぐ中身があるのではないかなと、このように思う次第でございます。 1年前にも同じ質問をした中においてのことしは終わりました。また、来年に向けての話になるかと思いますけれども、ぜひその中においての市長の御見解お願いいたします。
○小澤精議長 遠藤市長。
◎遠藤登市長 これは、毎年度の反省会が行われるわけでありますので、貴重な御意見として、ことしは特に9日、10日、土・日が天童市の当番という形になりました。それぞれの旅行も計画されているという中にあって、どのように盛り上げるかということが大きな隘路があったのではないかと思いますので、例えば東根市あたりは、天童市に続けということでありますが、前夜祭を設けたということがあったですね。したがって、その特徴もそれぞれ生かしてお祭りが開催されているようであります。したがって、特に森谷さんは議会の重要な委員長でもありますので、ぜひみこしの実行委員会、お祭りの実行委員会の中に入ってもらって、遠慮しないでそういう忌憚のない御意見を御披露いただけるようにお願いしたいなというふうに思っております。 まだ反省会が十分に行われる日程をまだ聞いておりませんが、ぜひ担当のほうではことしの反省を十分深めていただいて、反省の上に立って来年のお祭りが快活に計画されるように祈りたいと、このように思っておりますので、貴重な御意見ありがとうございました。
○小澤精議長
森谷仙一郎議員。
◆7番(
森谷仙一郎議員) 市長の前向きな御答弁をいただいてありがとうございます。 以上をもって終了させていただきます。ありがとうございました。
○小澤精議長 以上で
森谷仙一郎議員の質問を終了します。
△山口桂子議員質問
○小澤精議長 次に、山口桂子議員。 〔5番 山口桂子議員 登壇〕
◆5番(山口桂子議員) 通告に従いまして、9月定例会一般質問を行います。 会派かがやき、山口桂子です。 天童市が管理する駐車場について御質問いたします。 市が管理する各施設における駐車場の利用状況と、不法駐車の現状はどうなっているでしょうか。 先日、市民の方から、「図書館を利用しようとしても、美術館に作品を鑑賞しに行ったときも、いつでも駐車場がいっぱいでとめられないのはどうしてか」とか、「朝に美術館に行ったのに、朝から駐車場がいっぱいなのはどうしてなのか」と苦情が寄せられました。また、「夜習い事をして、市民文化会館の駐車場に駐車しようとしたけれども、たくさん車がとまっていてなかなかとめることができない」という声も寄せられました。 それを受けて、何日間か市役所周辺の駐車場を見て回ったところ、特に土曜日、金曜日、どこも車がいっぱいでした。また、図書館、美術館、市民文化会館とも午後6時から午前7時30分まで駐車場を閉鎖すると書いてある看板があるにもかかわらず、鎖は一度もかかっていませんでした。また、明らかに不法に駐車したままの車もあるようでした。たまたま休館日だったときに見回ったときも、駐車場の8割以上が車で埋まっていました。また、この先図書館または美術館利用者専用駐車場、ここまで図書館、美術館利用者専用駐車場と書いてある看板もありましたが、特に図書館においてはその境がはっきりわかりませんでした。 このように、いつも駐車場がいっぱいだということは、総合的に考えてみても、市民の方々も言っていますが、市の職員の方がとめているのではないかと考えられているようです。大勢の職員の方々の駐車場はどうなっているでしょうか。 わくわくランド駐車場にも常時20台ほどの大型トラックがとまっているようですが、道の駅機能を持ち合わせている駐車場なので、そのような状態になるのでしょうが、指定の場所でないところや駐車場でないところ、通路にとめている大型トラックもあるようでした。大型車と普通車のとめる場所が余り離れておらず、通路もそれほど広いというわけではないので、一般車、特に女性が運転する車に圧迫感を与えているところもあるようです。また、同じように、不法に長期間とめている車もあるようでした。天童市としてどのように管理しているのかお聞かせください。 市民にとって安全な駐車場にするための対策についてですが、図書館、市役所、美術館、市民文化会館、いずれも白線が薄く、大変とめづらそうにしている方もいます。安心して駐車できるように、きちんと白線を引いたほうがよいと思われます。また、不法にとめている車は、治安上も利用する効率も悪くなるので、できるだけ早急に撤去するようにしたほうがよいと思われますが、実態を把握されているのかお聞かせください。 次に、天童市環境基本計画の進捗状況について御質問いたします。 まず初めに、レジ袋有料化実施における天童市ごみ減量化の対策についてです。 地球温暖化の問題は、このごろのゲリラ的な大雨や地震にも見られるように、地球環境を破壊し、私たちの生活も脅かしていると感じます。天童市では、環境基本計画ということで、「人輝き 豊かな環境をともに生きるまち」という将来像を掲げ平成14年に策定し、平成18年には5年経過したということで見直しが行われており、計画の後半ではごみ減量、地球温暖化対策、倉津川の水質改善、そして環境学習に重点的に取り組むこととしてありました。今回は、その中でも特にごみ減量という点に着手して質問したいと思います。 このたび、10月1日からレジ袋が有料化されることが決定されました。山形市においては既に7月1日から有料化になっており、あるスーパーでは市内15店舗でマイバッグの持参率が約9割、原油に換算すると1カ月でドラム缶63本もの削減が実現したそうです。ごみ減量とともに、地球温暖化対策として非常に有効です。 昨日、松田光也議員の質問でもありました、市報、ポスターで協定を結んだ企業を紹介し、イメージアップを図る。そしてまた、賛同してくれる企業をふやしていくということでした。私も同じように考えますので、ぜひ市のほうでも企業がたくさんふえるように取り組んでほしいと思っています。 2番目に、生ごみ減量への取り組みについて質問いたします。 まず、家庭における生ごみ処理機の普及状況ですが、購入費の3分の1を天童市のほうで負担してくれるというシステムがあるにもかかわらず、一般の市民への認知度はまだまだ低い現状ではないでしょうか。そこで、家庭における生ごみ処理機の普及状況はどうなっているのかを教えていただきたいと思います。 次に、事業所から出る生ごみについてですが、ごみ減量化を図るために、学校給食や旅館から出る食べ残しを飼料化する取り組みはどのように進んでいるでしょうか。平成18年度は、生ごみを他の一般廃棄物と区別してリサイクルする場合、1キロ当たり3円の報奨金を出して年間1,000トン回収することを目標にしていましたが、その計画はその後どのように進んでいるでしょうか。 次に、市民のごみ減量の意識向上に向けての行政の取り組みについて。 10月1日からのレジ袋の有料化を前に、市民のごみ減量の意識が特に高まっていることと思います。そこで、天童市として新たに取り組もうとしている施策などあるかをお聞きしたいと思います。 生ごみをごみとして焼却するのではなく、大切な資源として利用していくことが、私たちにできる地球温暖化ストップの取り組みだと思います。資源をもっと集めることができれば、飼料の単価が下がりコストを抑えることができます。そして、いずれは生ごみゼロまちになるように、市民、企業、行政が一体となり、日本一環境に優しいまちを目指してみてはいかがでしょうか。そして、その活動の輪を広げることは、家庭内でも生ごみを減らすために子供たちに教育をすることになり、食についての関心を深め好き嫌いをなくす、そういうメリットも生まれてくるのではないでしょうか。 次に、女性の各種審議会登用についてお聞きします。 男女共同参画社会推進計画における女性委員の登用状況はどうなっているか。登用率を高めるための新たな対策についてお聞きいたします。 2年前の一般質問において、各種審議会への女性委員の登用について御質問しましたところ、男女共同参画社会の実現を重要課題として位置づけた中で、女性委員の登用の推進を進め、平成22年度までに40%と具体的な数値目標を掲げていることでしたが、その後その登用率はどうなっているでしょうか。PTA活動や婦人会活動、いきいきサロンなどの活動を通しても地域活動を積極的にしている方は多く見られますが、まだまだ登用率向上に反映されていないようにも見受けられます。今後、天童市として登用率を高めるための新たな対策を考えているのかお聞きします。 以上で1回目の質問といたします。
○小澤精議長 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 山口桂子議員の御質問にお答え申し上げます。 最初に、本市が管理する駐車場について申し上げます。 市が管理する施設における駐車場は、各施設において施設の運営時間や駐車場の利用の形態が異なり、施設利用者の利便性を最優先して駐車場の管理を行っております。 市役所周辺の駐車場につきましては、市役所西及び北側、中央公園西、市民文化会館の各駐車場で計302台、図書館、美術館駐車場は計214台、老野森スポーツセンター駐車場が126台となっております。市民文化会館、図書館、美術館では、それぞれの施設の利用者の駐車スペースを十分に確保した上で、一部職員の駐車場として利用させていただいております。 なお、市民文化会館や市の中心部でイベントが行われる際には、駐車場に駐車規制を行い、来場されるお客様の駐車場として御利用いただけるようにしております。庁舎及び市民文化会館の駐車場では、夜間、複数ある駐車場の出入り口を警備室前の1カ所として、市役所に常駐する警備員が夜間に2回、朝に1回の巡視を行い、温泉街の飲食店利用者などによる駐車場の不適切な利用が発生しないように管理をいたしているところであります。また、図書館、美術館におきましては、夜間1回、施設外周りの巡視とあわせて駐車場の管理を行っております。 わくわくランドにつきましては、多目的広場、森林情報館、道の駅の駐車場として普通車238台、大型車25台の駐車スペースを確保してあります。わくわくランド内では長期に放置されている車両が見受けられますが、これらの車両につきましては警察などの関係機関と連携を図り、既に所有者の特定が行われましたので撤去命令通告を行い、施設の利用者の利便、利用に支障や不安がないよう早期に撤去してまいります。 また、他の施設におきましても、同様の事案が発生した場合には、施設が安全で安心して利用できるよう管理を徹底してまいりたいと考えております。 次に、天童市環境基本計画の進捗状況につきまして順次申し上げます。 レジ袋有料化実施における天童市のごみの減量対策について申し上げます。 天童市環境基本計画には、ごみの減量について、1つには、使用済みトレーや牛乳パックの回収、2つには量り売り、ばら売りの利用、3つにはマイバッグを使ってレジ袋を断る、4つには、食材の余り物を利用するエコクッキング、5つには残さず食べる、6つには生ごみの水切り、7つには生ごみの堆肥化、8つには使用済みの食用油のリサイクルなどを提案しております。 市内で使われているレジ袋は、年間約1,500万枚、ごみの量にして約100トン、二酸化炭素の排出量としては約600トン、原油量にしては270キロリットル、ドラム缶1,350本分と試算しております。このたびのレジ袋有料化は、このうちのマイバッグ持参運動等を進め、レジ袋用資源の削減及びごみの減量につながるものと考えております。 次に、生ごみ減量への取り組みについて、どうなっているのかということを申し上げます。 本市では、一般家庭の生ごみを減量にするため、環境衛生組合連合会とともにコンポスターや水切りバケツのあっせん、電気式生ごみ処理機購入費の助成を行っております。このうち電気式生ごみ処理機購入助成の実績は、平成12年度から19年度までの8年間で317台となっており、今年度は8月末現在で12台となっております。 一方、事業系の生ごみにつきましては、平成18年度から天童リサイクルプランを実施しており、食品残渣を市内の施設で飼料にリサイクルした場合、一部助成しております。平成19年度の実績は、ホテル、旅館を含む15事業所で216トンのリサイクルしています。本年度は2つの事業所が増加して17事業所において取り組んでおります。学校給食センターにおきましても、民間事業所と同様に、市内の施設で家畜用飼料としてリサイクルしております。平成19年度は、71トンの生ごみをリサイクルしております。 次に、市民のごみ減量の意識向上に向けての行政の取り組みについて申し上げます。 省エネルギーや二酸化炭素の削減といった意識改革が浸透しつつありますが、消費者の中にはこれまでの大量生産、大量消費が豊かで快適な生活習慣だとする意識がまだまだ残っております。こうした生活習慣を環境や物を大切にする生き方への転換をする意識改革をさらに進めていく必要があります。 レジ袋の無料配布の中止は、その転換を図るきっかけとなる1つであります。市といたしましては、マイバッグ持参運動に加えて、集団資源回収団体への報奨制度や資源物拠点回収などの環境基本計画に基づいた取り組みを引き続き行ってまいりたいと考えております。環境衛生組合連合会や地域づくり委員会の皆様とともに、各家庭、事業所において循環型社会の形成に向けた3R運動を今後とも推進してまいりたいと考えております。 次に、各種審議会への女性の登用について順次申し上げます。 まず、男女共同参画社会推進計画における女性委員の登用状況について申し上げます。 推進計画では、各種審議会などの女性委員の構成比率の目標を平成22年度まで40%としておりますが、推進計画を策定した平成13年3月末は20.6%でありましたが、20年3月末現在では24.1%となっており、年々少しずつではありますが、向上しております。 次に、登用率を高めるための新たな対策について申し上げます。 審議会等の中には、法律等の充て職により大部分の委員が男性ということなどもありまして、現時点では女性委員の登用率は目標に達しておりません。女性の社会活動は、例えば市立公民館における運営審議会委員を始め、地区の役員への就任や、婦人会、若妻会会員としての地域活動などにも積極的に参加していただいております。また、地域づくり委員会にもその中核的な委員としての活動をいただいておりまして、女性の活躍の場は拡大しているものと考えております。 しかしながら、平成18年度に県が行った男女共同参画に関する意識調査では、職場の管理職や役員、審議会等の委員への要請があった場合どうするかという質問に対しまして、女性の回答はいずれの場合であっても断るのが最も多く、また男女共同参画社会の実現のために重要と思えることは何かという質問に対して、約4分の3の人が、職場における仕事と家庭が両立できるような環境づくりを進めることが大事だというように回答いたしておるのであります。 女性の任用を推進するためには、仕事と家庭が両立できる環境づくりや人材の把握、育成が重要な課題となっており、各地域懇談会などに女性の積極的な参加を促すとともに、県と連携して男女いきいき子育て宣言企業総合支援事業や女性リーダー育成事業などを推進していく必要があります。今後とも継続して、市男女共同参画社会推進委員会を中心として、男女平等への意識改革に努め、審議会の公募委員なども募集を拡大しながら女性委員の任用率を高めるために努力したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。