△
予算特別委員長報告
○
小澤精議長 最初に、
予算特別委員会に付託しました
予算議案10件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。
佐藤正男予算特別委員長。 〔
佐藤正男予算特別委員長 登壇〕
◆
佐藤正男予算特別委員長 おはようございます。 12月5日の本会議におきまして、当
予算特別委員会に付託になりました議第31号平成19年度天童市
一般会計補正予算(第5号)から議第40号平成19年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第1号)までの
予算議案10件につきましては、12月14日に委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 当
予算特別委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
総務教育常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、各
常任委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務教育常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
後藤和信総務教育常任委員長。 〔
後藤和信総務教育常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信総務教育常任委員長 12月12日の本会議におきまして、当
総務教育常任委員会に付託されました
条例議案等を審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。 初めに、議第41号天童市一般職の職員の給与に関する条例及び天童市特別職に属する者の給与に関する条例の一部改正については、執行部の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第45号天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について申し上げます。 児童館への給食の
搬送方法等について質疑がありました。
給食準備室に相当するスペースや配ぜん台、台車等の確保を各児童館に要請するとともに、食缶・食器を現在のものより小さくして搬送する予定との説明がありました。 また、児童館への給食の量は小学校3・4年生の75%以上としており、給食費については
学校給食センター運営委員会で決定することになるものの、現在の給食費より安くなる見込みとのことであります。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第50
号天童市立図書館の
指定管理者の指定について申し上げます。
教育委員会と
指定管理者との関係について質疑がありました。
指定管理者制度への移行後、当分の間は生涯学習課に担当職員を置き、運営計画や
図書選定計画の策定、
図書館協議会の運営等を行い、
指定管理者は館長を含め5名の司書の有資格者が中心となり、図書の貸し出しなどの窓口業務のほか、
レファレンス業務、
ボランティア団体への支援等を行う予定とのことであります。 なお、
指定管理者の役員体制については、見直しを行う方針が示されております。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第51号天童市
西沼田遺跡公園の
指定管理者の指定について申し上げます。 設立間もない
NPO法人を新しい施設の
指定管理者に指定する理由について質疑がありました。地域振興の意味も含めて、
NPO法人が立ち上げられ、これまでもイベントに積極的な協力をいただいているほか、
文化振興課から職員を派遣して勉強会を週3回行うなど、
指定管理者の指定に向けて意欲的に取り組んでいるとの説明がありました。 また、会員の中には学芸員の有資格者が3名おり、最低1名を常時現地に配置できるメリットも大きいとのことであります。 なお、運営が軌道に乗るまでは、
教育委員会としてもバックアップしていきたいとのことであります。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第52号天童市
市民文化会館及び
天童市立中央公民館の
指定管理者の指定について申し上げます。
指定管理者が行う事業について質疑がありました。幼稚園・
小・中学校音楽演劇鑑賞教室と
小・中学校の音楽会を
指定管理業務としているほか、
教育委員会との協議を経て、市民の意向を踏まえた独自事業を開催していただきたいとの説明がありました。 ポピュラー・
クラシックコンサート等は集客の見きわめが難しく、興行にリスクが伴うことから、直営で行うとのことであります。 なお、
指定管理候補者は
市民文化会館のオープン当初から舞台操作に携わっていただいており、また
仙台市民会館、
宮城県民会館を始め、東北地方の多くのホール等の
指定管理者の指定を受けており、その舞台技術は高く評価されているとのことであります。 採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第7
号私学助成予算の充実について申し上げます。 委員からは、親の就労不安が子供の
教育環境に直接影響を及ぼし、
経済的理由による退学者が毎年のように出ていることから、願意妥当であるとの意見がありました。 採決の結果、
全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
環境福祉常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
環境福祉常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
結城義巳環境福祉常任委員長。 〔
結城義巳環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
結城義巳環境福祉常任委員長 去る12月12日の本会議において、
環境福祉常任委員会に付託になりました一般議案4件、請願陳情4件を審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題になったことを中心に申し上げます。 最初に、議第44
号天童市立天童病院事業の設置等に関する条例の一部改正について申し上げます。 委員からは、新
天童病院が療養病床を設置することに対して、市民が大いに期待しているが、一方、国では
療養病床数を減らす方向でもあり、今後の病床数をどのように考えているのかとの質疑がありました。 これに対しまして、病床数は新病院開設の申請を県に行い、天童市における
医療需要予測に基づき許可されたものであるということ、また大病院等では手術後約2週間程度で退院する例もありますが、特に高齢者には丁寧なリハビリテーションが必要であり、そういった方を療養病床で引き受け、十分に回復した後、退院してもらい、社会復帰へつなげていきたいという方針であり、当面は今回提案した病床数を基本にして運営を進めていきたいという説明を受けたものであります。 次に、議第46
号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の
住居表示の方法について申し上げます。 委員からは、地域への説明会はどの程度行われたのか、また町名の決定は重要なことであり、住民の理解が得られるよう、地域のこれまでの歴史や伝統を重視しながら決定してほしいとの意見がありました。 これに対しまして、説明会は1回行い、住民、事業所をまとめて行ったということ、また町名の決定については住民の意見を尊重したいが、全住民の意見の一致は困難なので、ある程度の民意を諮るためにアンケートをとり、参考にし、変更案を天童市
住居表示審議会に諮問の上、議会に提案したいとの説明を受けたものであります。 次に、議第47号天童市わらべ館の
指定管理者の指定について申し上げます。 委員からは、
指定管理者となる団体の詳細や
指定管理者制度に移行することのメリットについての質疑がありました。 これに対して、法人の役員名、会員数、目的、事業等についての説明、また
指定管理者に移行するメリットとしては、経費面は若干の削減だが、専門性を生かした企画の運営や開館時間の延長など、より市民のニーズに合った多岐にわたる事業を行えるようになるものと考えているとの説明を受けたものであります。 次に、議第53号山形県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更については、説明を受けて特に問題なく、了とした次第であります。 以上、議第44号、議第46号、議第47号、議第53号の4議案につきましては、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第6
号割賦販売法の
抜本的改正に関する請願について申し上げます。 請願の趣旨は、
クレジット契約を利用した
悪質商法被害、
過剰与信被害を防止するため、
割賦販売法を抜本的に改正するよう国に求めるものであります。 委員からは、願意妥当で採択賛成の意見が出され、採決の結果、
全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第8号大
規模学童保育所の
早期分離開所に関する請願について申し上げます。 請願の趣旨は、平成22年度以降、71人以上の大
規模学童保育所への
国庫補助金打ち切りが示されたことで、基準を超える市内3施設の分離開所に向け、速やかな対応を市に求めるものであります。 委員からは、願意妥当で採択賛成の意見が出され、採決の結果、
全員異議なく採択すべきものと決定した次第であります。 次に、請陳第9
号後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを求める請願について及び請陳第10号2008年4
月実施予定の
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願書について申し上げます。 請陳第9号の趣旨は、
後期高齢者医療制度は75歳以上の高齢者に大きな負担を強いるだけでなく、県や市町村にも大きな役割と責任を負わせ、国民皆
保険制度を形骸化させるおそれがあるもので、制度を抜本的に見直すよう国に求めるものであります。また、請陳第10号の趣旨は、
後期高齢者医療制度を中止・撤回し、制度の見直しを国に求めるものであります。 執行部からは、
後期高齢者医療制度は急速な少子・高齢化に伴う高齢者の
医療費増大を踏まえ、国民皆
保険制度を堅持し、持続可能な
医療保険制度にするとともに、高齢者の心身の特性に応じた適正な医療を行うために導入された制度である。また、低所得者に対しても、さまざまな軽減措置が設けられており、
後期高齢者広域連合と連携を図り、適切に事務処理を行っていきたいとの意見が出されたところであります。 委員からは、賛否両論の意見が出されましたが、採決の結果、この2件につきましては、賛成少数で不採択とすべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、御報告を終わらせていただきます。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
経済建設常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
経済建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
森谷仙一郎経済建設常任委員長。 〔
森谷仙一郎経済建設常任委員長 登壇〕
◆
森谷仙一郎経済建設常任委員長 去る12月12日の本会議におきまして、
経済建設常任委員会に付託になりました議第42号、議第43号、議第48号及び議第49号の4つの議案につきまして審査をいたしましたので、話題になりました主なものと審査の結果について御報告申し上げます。 初めに、議第42号天童市
農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の当該条例の一部改正は、平成19年3月5日に
住居表示が変更になったことに伴い実施するものであり、執行部の説明を聞き、了とした次第であります。 次に、議第43号天童市
市営住宅条例の一部改正について申し上げます。
駐車場使用料については、
近隣自治体の状況や市内の
県営アパートの状況がどのようになっているのかについて質疑がありました。 これに対しては、寒河江市、東根市は
駐車場使用料の設定がされていませんが、山形市においては月に1,300円から1,600円の使用料が決められており、さらに市内の
県営アパートの状況は1,700円から2,000円の範囲で使用料が定められているとのことであります。 使用料の設定根拠には、地代や、
整備償却費などが挙げられますが、
固定資産評価額によってその地代が使用料の決定に反映するということでありました。 次に、議第48号市道の認定及び廃止について申し上げます。 今回新たに市道認定する路線については、
市スポーツセンターの南側の路線であり、年次計画で整備を進めていきたいとの執行部の説明がありましたが、委員からは、この路線は将来的にますます重要な路線となるものであり、また
スポーツセンターの
施設利用者からも前々から要望等が出されていたという経過もあるので、できるだけ早い整備、対応をしてほしいとの要望がありました。 次に、議第49号天童市水道施設の
指定管理者の指定について申し上げます。 委員からの質疑として、
指定管理者とする団体の組合数や構成はどのようになっているのか、経費的なメリットはあるのか、電気計装関係で故障になった場合に、
指定管理者として対応できるのかなどの質疑がありました。 これに対して、まず
指定管理者とする天童市管工事業協同組合は市内の水道工事指定店28社で構成されており、技術者は100人程度になっているとのことであります。 また、委託料の経費については、毎年実績に基づいて精算が出てくるので確定ではないが、5年間で350万円ほどの縮減を見込んでいるとのことであります。 また、管工事業協同組合では、電気計装関係の故障の場合には、敏速に対応するため、今後電気技術者を雇用したいとの意向があるとのことでありました。 委員からは、電気技術者の任用やより専門性の高い漏水対策などの熟練した技術者の体制整備など、
指定管理者としての体制整備について、市としても適切な指導をしながら対応していただきたいとの要望があったところです。 以上、採決の結果、議第42号、議第43号、議第48号及び議第49号の4つの議案につきましては、
全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 当
常任委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、御報告とさせていただきます。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。 以上で各委員長の報告を終わります。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 最初に、議第50
号天童市立図書館の
指定管理者の指定についてに対する反対討論の通告者、
伊藤和子議員。 〔20番
伊藤和子議員 登壇〕
◆20番(
伊藤和子議員) 議第50
号天童市立図書館の
指定管理者の指定について、反対の討論を行います。 6月議会で
天童市立図書館設置及び管理に関する条例の一部改正の折に指摘しておりますので、重ねて申し上げませんが、
指定管理者の選定に当たっては、専門的なノウハウを生かして経費節減や市民サービスの向上を図るとしております。今回、市立図書館の
指定管理者に天童市文化スポーツ振興事業団を指定しようとするものです。 天童市文化スポーツ振興事業団は、平成元年設立され、以来、
市スポーツセンター、市美術館、旧東村山郡役所資料館、農業者トレーニングセンターの
指定管理者になっていますが、図書館業務に対する専門的な知識を有しているとは理解できません。 説明では、図書館の基本方針や図書の選定・購入に当たっては、生涯学習課に図書館担当を置き、直接やる。
教育委員会の中に従来の図書館運営協議会を設置する。
指定管理者には図書館の維持管理、窓口業務、レファレンス、ボランティア支援などをしてもらうと言っているわけであります。これでは業務委託の範疇であり、図書館の管理体系が二元化することになり、図書館の設置目的を効果的に達成できるのか、心配するものであります。 図書館は、基本的人権の一つとして、知る自由を持つ国民に資料と施設を提供することを最も重要な任務としています。図書館法、地方教育行政法、これからの図書館像、公立図書館の設置及び運営の望ましい基準などに図書館のあるべき姿が定義されています。図書館は単なる公的施設であるだけでなく、教育機関としての位置づけもあります。図書館に
指定管理者制度はなじまないと、導入を見送る自治体も多く見られます。図書館長が図書館の設置目的達成のため、率先して取り組むべきであります。 市の外郭団体である文化スポーツ振興事業団に次々と委託をしていますが、文化スポーツ振興事業団の役員等についても、先ほどの総務教育委員長の報告にもありましたように、今後見直しの方向性であるというふうなことが出されておりますが、あわせて指摘しておきたいと思います。 直営が望ましい図書館の
指定管理者の指定について、反対の討論といたします。
○
小澤精議長 次に、請陳第9
号後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを求める請願についてに対する賛成討論の通告者、
石垣昭一議員。 〔14番
石垣昭一議員 登壇〕
◆14番(
石垣昭一議員) 請陳第9
号後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを求める請願について、賛成する立場から討論をいたします。 今、格差と貧困の拡大、相次ぐ社会保障制度の改悪、後退によって、高齢者の生活はかつてなく厳しさを増しています。全日本民主医療機関連合会が高齢者の生活実態を調査したところ、家計の状況では、この間の税制改定、それに連動した国保料・介護保険料の引き上げで、回答者の6人に1人、16.4%が「生活費が足りなくなり支出を切り詰めている」、1割強、11.7%が「支出を切り詰めるとともに預貯金を取り崩している」との回答が寄せられています。 また、市民からも、
後期高齢者医療制度について、もうこれ以上の負担には耐えられない、金がなければ医者にもかかれない、年寄りは早く死ねということかといった制度への怒りの声があります。 そもそも来年4月から実施される
後期高齢者医療制度は、請願の理由でも述べておりますが、まず一つには、これまで保険料負担のなかった家族に扶養されている人を含め、75歳以上のすべての高齢者から保険料を徴収する。2つ目は、月額1万5,000円以上の年金受給者は年金から保険料を天引きされる。3つ目は、保険料滞納者には保険証を取り上げ、資格証明書を発行し、窓口で医療費を全額負担させる。4つ目は、75歳以上を対象にした別立ての診療報酬を設けるなどです。
後期高齢者医療制度に国民の批判が広がっているのは、この制度が75歳以上の人を国保や健保から追い出し、高い保険料を無理やり徴収しながら、必要な医療を受けられなくする空前の改悪だからです。 政府は、保険料徴収の一部凍結と言っておりますが、現行制度で健保の扶養家族の人から保険料を徴収することを半年程度延期するだけで、後期高齢者の大半を占める国保加入者の保険料は予定どおり4月から徴収され、根本的な解決にはなりません。重要なことは、一般質問でも申し上げましたが、高齢者が医療を受け、高齢化が進む限り、保険料は際限なく値上げされていく制度が実行されようとしているのです。 また、後期高齢者の診療報酬を包括払いとし、保健・医療の制限と差別医療を導入することであります。政府は、後期高齢者の心身の特性にふさわしい報酬にするとしていますが、それは複数の疾病を抱えるなどの特性のある高齢者は受けられる医療を制限されることにほかなりません。 このたび提出された請願は、
後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを行うよう、国への意見書提出を求めているものであります。しかるに、現状での高齢者の生活実態と制度上での問題から、高齢者の命にかかわるものとして、願意は極めて切実なものとなっております。 最後に、議員皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、請陳第9
号後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを求める請願についての賛成討論といたします。
○
小澤精議長 以上で討論を終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより順次採決いたします。 最初に、日程第1、議第31号平成19年度天童市
一般会計補正予算(第5号)から日程第10、議第40号平成19年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第1号)までの10件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案10件については、
予算特別委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第31号から議第40号までの10件については、原案のとおり可決されました。 次に、日程第11、議第41号天童市一般職の職員の給与に関する条例及び天童市特別職に属する者の給与に関する条例の一部改正についてから日程第19、議第49号天童市水道施設の
指定管理者の指定についてまでの9件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案9件については、各常任
委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第41号から議第49号までの9件については、原案のとおり可決されました。 次に、日程第20、議第50
号天童市立図書館の
指定管理者の指定について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 議第50号については、
総務教育常任委員長報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第50号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第20、議第51号天童市
西沼田遺跡公園の
指定管理者の指定についてから日程第23、議第53号山形県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてまでの議案3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案3件については、
総務教育常任委員長及び
環境福祉常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第51号から議第53号までの3件については、原案のとおり可決されました。 次に、日程第24、請陳第6
号割賦販売法の
抜本的改正に関する請願から日程第26、請陳第8号大
規模学童保育所の
早期分離開所に関する請願までの請願3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの請願3件については、
総務教育常任委員長及び
環境福祉常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、請陳第6号から請陳第8号までの3件については、採択と決定いたしました。 次に、日程第27、請陳第9
号後期高齢者医療制度の
抜本的見直しを求める請願について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 ただいまの請願については、
環境福祉常任委員長の報告は不採択であります。 お諮りいたします。 ただいまの請陳については、採択することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立少数と認めます。 したがって、請陳第9号については、不採択と決定いたしました。 次に、日程第28、請陳第10号2008年4
月実施予定の
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願について採決いたします。 この請願は、起立によって採決いたします。 ただいまの請願については、
環境福祉常任委員長の報告は不採択であります。 お諮りいたします。 ただいまの請願については、採択することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立少数と認めます。 したがって、請陳第10号については、不採択と決定いたしました。
△
議会案上程
○
小澤精議長 次に、日程第29、議会案第4号
私学助成関係予算の充実を求める意見書の提出についてから日程第31、議会案第6号
道路整備財源の確保・充実に関する意見書の提出についてまでの議会案3件を一括して議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 最初に、議会案第4号の提出者、
後藤和信総務教育常任委員長。 〔
後藤和信総務教育常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信総務教育常任委員長 山形県の
私学助成関係予算は、行財政改革の一環として、2006年度、2007年度と2年連続で削減されております。2年連続の削減は全国的に数件にとどまり、また高校生1人当たりの削減額も5,951円と全国的に高い水準にあります。 こうした中、ことし1月には県庁前広場で、私立学校に通う生徒たちが、授業料を払えず退学する友達を出したくないと抗議行動を行いました。
経済的理由による退学者は毎年のように出ており、授業料滞納者も数多く存在するのが現状です。景気回復の実感が乏しい本県においては、親の就労不安が子供の教育不安に直結し、教育格差が拡大するとともに、私学に子供を通わせる父母、さらには私学経営自体にも深刻な打撃を与える危険性が潜在しています。 よって、父母負担の軽減及び教育条件の改善、公私格差拡大是正のため、2008年度予算における
私学助成関係予算の充実が図られるよう意見書を提出するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○
小澤精議長 次に、議会案第5号の提出者、
結城義巳環境福祉常任委員長。 〔
結城義巳環境福祉常任委員長 登壇〕
◆
結城義巳環境福祉常任委員長 議会案第5
号割賦販売法の
抜本的改正に関する意見書の提出についての提案理由を申し上げます。
クレジット契約は、代金後払いで商品が購入できる利便性により消費者に広く普及している一方で、強引・悪質な販売方法と結びつくと、高額かつ深刻な被害を引き起こす危険な道具にもなるものであります。 現在、クレジット会社の与信審査の甘さから、年金暮らしの高齢者に対し、支払い能力を超えるリフォーム工事、呉服等の次々販売が繰り返されたり、年齢・性別を問わず、
クレジット契約を悪用したマルチ商法その他の詐欺的商法の被害が絶えないところであります。 このように、クレジット被害は、悪質な販売行為を誘発しがちとなる
クレジット契約の構造的危険性から生じる現象であると言えるものであります。 経済産業省では、クレジット被害の防止と取引適正化に向けて、
割賦販売法の改正に関する審議を進めており、法改正の方向性が示される見込みであります。 今回の改正に当たり、消費者に対し、安心・安全な
クレジット契約が提供されるため、クレジット会社の責任において、クレジット被害の防止と取引適正化を実現する法制度の整備が必要であります。 よって、一つ、クレジット会社が顧客の支払い能力を超える
クレジット契約を提供しないように、具体的な与信基準を伴う実効性のある規制を行うこと。 二つ、クレジット会社には、悪質販売行為等に
クレジット契約を提供しないように、加盟店を調査する義務だけでなく、販売契約が無効・取り消し・解除であるときは、既払金の返還義務を含むクレジット会社の民事共同責任を規定すること。 三つ、1回ないし2回支払いの
クレジット契約を適用対象に含め、政令指定商品制を廃止することにより、原則としてすべての
クレジット契約を適用対象とすること。 四つ、個品方式のクレジット事業者(契約書型クレジット)につきましては、登録制を設け、契約書面交付義務及びクーリングオフ制度を規定すること。 以上4点の実現を強く要望し、意見書を提出するものであります。 皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○
小澤精議長 次に、議会案第6号の提出者、
森谷仙一郎経済建設常任委員長。 〔
森谷仙一郎経済建設常任委員長 登壇〕
◆
森谷仙一郎経済建設常任委員長 道路整備財源の確保・充実に関する意見書の提案理由の説明をいたします。 道路は、市民生活や経済・社会活動を支える最も重要で基本的な社会基盤である。経済を始めとする地域間相互の交流・連携の拡大や活力ある地域社会の形成の推進、安全で安心できる生活を実現する上においても、道路網の整備は必要不可欠である。 本県においては、高速道路の整備率が低く、さらに供用区間が分断されていることから、高速道路ネットワークの構築がおくれ、利用者が真の高速道路の恩恵を受けることができない状況にある。また、バスや電車などの公共交通機関の利便性が低いため、自家用自動車への依存度が高く、さらに雪国の冬期間の安全・安心な交通を確保する上からも、幹線道路から生活道路に至る道路網の整備が、今後とも極めて重要な課題となっている。 今般、公表された道路の中期計画の素案においては、地域の個別の事業箇所を整理したものではなく、政策課題や計画推進に当たっての基本的視点などについて取り組む事項をまとめたものとしているが、地域の実情を十分に踏まえ、素案に基づいて今後進められる道路の中期計画の策定に当たっては、引き続き道路整備が強力に推進されるよう強く要望いたします。 それに当たって、今後の具体的な整備の姿を示した中期計画において、真に必要な道路の整備・管理が着実に推進されるよう必要な財源を確保すること。道路特定財源諸税については、受益者負担の趣旨にそぐわない一般財源化や転用をすることなく、すべてを道路整備を強力に推進するために充てること。 以上を提案理由といたしまして、御賛同賜りますよう、よろしくどうぞお願い申し上げます。
○
小澤精議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議会案第4号から議会案第6号までの議会案3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
△質疑
○
小澤精議長 これより、ただいまの議会案3件について、一括して質疑を行います。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより順次採決いたします。 最初に、日程第29、議会案第4号
私学助成関係予算の充実を求める意見書の提出について及び日程第30、議会案第5
号割賦販売法の
抜本的改正に関する意見書の提出についての議会案2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 議会案第4号及び議会案第5号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議会案第4号及び議会案第5号については、原案のとおり可決されました。 次に、日程第31、議会案第6号
道路整備財源の確保・充実に関する意見書の提出について採決いたします。 この議会案は、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議会案第6号については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
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小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議会案第6号については、原案のとおり可決されました。 最後にお諮りいたします。 今定例会におきまして議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他整理については、議長に委任することに決定しました。
△市長あいさつ
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小澤精議長 市長から発言の申し出がありますので、許可することにいたします。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎遠藤登市長 平成19年度第6回市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 現在、石油価格の高騰により、冬期間に不可欠な灯油を始め、石油製品が大幅に値上がりになるなど、市民生活に大きな影響を与えております。こうした状況を受けまして、本市におきましても、政府の対応がまだ定かでない点がありますが、専決対応をさせていただき、迅速に対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げる次第であります。 今定例会は去る12月5日に開会をいたしましたが、提出いたしました諸議案につきましては慎重な御審議を賜り、いずれも原案どおり御可決いただきましたことに厚くお礼を申し上げる次第であります。 また、今会期中に皆様からお寄せいただきました市政に対する御意見や御提言、あるいは改善すべき点等につきましては、速やかに検討いたしまして、今後の市政運営にできるだけ反映していきたいというふうに考えております。 年の瀬も迫り、2007年も間もなく終わろうとしておりますが、来る2008年が皆様にとりましても健康で幸多い年でありますようにお祈りを申し上げるとともに、ことし1年間の御指導、お力添えに深く感謝を申し上げましてごあいさつとさせていただきます。
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小澤精議長 ただいま市長から発言がありました詳しい内容については、後に開催されます全員協議会で配付しますので、御了承をお願い申し上げます。
△閉会
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小澤精議長 以上で、今定例会の日程は全部終了しました。 これをもちまして、平成19年度第6回天童市議会定例会を閉会いたします。 午前10時53分 閉会 議長 小澤 精 会議録署名議員
森谷仙一郎 同 赤塚幸一郎 同 結城義巳...