3月14日月
火
水午前10時各
常任委員会
予算特別委員会
各分科会
総務、厚生
文教経済、建設各
委員会室付託案件の審査3月15日
3月16日
3月17日
3月18日
3月19日
3月20日
3月21日木
金
土
日
月
火
水休会3月22日木午前10時
予算特別委員会議場各
分科会委員長審査報告
質疑
表決予算特別委員会閉会後本
会議議場委員長審査報告
質疑・討論・表決 議事日程第1号 平成19年3月2日(金曜日)午前10時開会第1 会期の決定第2
会議録署名議員の指名第3 諸般の報告 ア
議会事務処理状況報告 イ その他第4 報第15号 道路管理上の瑕疵による事故に伴う損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について第5 議第89号 天童
市監査委員の選任について第6 議第90号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第7 議第66号 平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)第8 議第67号 平成18年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第9 議第68号 平成18年度天童市
老人保健特別会計補正予算(第3号)第10 議第69号 平成18年度天童市
用地買収特別会計補正予算(第2号)第11 議第70号 平成18年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第3号)第12 議第71号 平成18年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)第13 議第72号 平成18年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第14 議第73号 平成18年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)第15 議第74号 平成18年度天童市
介護保険特別会計補正予算(第3号)第16 議第75号 平成18年度天童市
市民墓地特別会計補正予算(第2号)第17 議第76号 平成18年度天童市
水道事業会計補正予算(第3号)第18 議第77号 平成18年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)第19 議第53号 平成19年度天童市
一般会計予算第20 議第54号 平成19年度天童市
国民健康保険特別会計予算第21 議第55号 平成19年度天童市
老人保健特別会計予算第22 議第56号 平成19年度天童市
用地買収特別会計予算第23 議第57号 平成19年度天童市財産区
特別会計予算第24 議第58号 平成19年度天童市
交通災害共済事業特別会計予算第25 議第59号 平成19年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計予算第26 議第60号 平成19年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計予算第27 議第61号 平成19年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算第28 議第62号 平成19年度天童市
介護保険特別会計予算第29 議第63号 平成19年度天童市
市民墓地特別会計予算第30 議第64号 平成19年度天童市
水道事業会計予算第31 議第65号 平成19年度
天童市立天童病院事業会計予算第32 議第78号 天童市
職員定数条例の一部改正について第33 議第79号 天童市市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について第34 議第80号 天童市一般職の職員の給与に関する条例及び天童市特別職に属する者の給与に関する条例の一部改正について第35 議第81号 天童市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について第36 議第82号 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について第37 議第83号 天童市市税条例の一部改正について第38 議第84号 天童市
農業センター設置及び管理に関する条例の一部改正について第39 議第85号 天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第40 議第86号 天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について第41 議第87号
天童市立公民館設置及び管理に関する条例の一部改正について第42 議第88号 天童市斎場の
指定管理者の指定について第43
予算特別委員会の設置及び議案付託
議案付託表 (平成18年度第6回定例会)
付託委員会議案番号件名予算特別委員会議第53号平成19年度天童市
一般会計予算議第54号平成19年度天童市
国民健康保険特別会計予算議第55号平成19年度天童市
老人保健特別会計予算議第56号平成19年度天童市
用地買収特別会計予算議第57号平成19年度天童市財産区
特別会計予算議第58号平成19年度天童市
交通災害共済事業特別会計予算議第59号平成19年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計予算議第60号平成19年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計予算議第61号平成19年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計予算議第62号平成19年度天童市
介護保険特別会計予算議第63号平成19年度天童市
市民墓地特別会計予算議第64号平成19年度天童市
水道事業会計予算議第65号平成19年度
天童市立天童病院事業会計予算 ●本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
△開会
○
小澤精議長 皆さん、おはようございます。 ただいまから、2月15日に招集告示されました平成18年度第6回
天童市議会定例会を開会いたします。
△開議
○
小澤精議長 本日の会議は全員出席であります。したがいまして、直ちに本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第1号によって進めます。
△会期の決定
○
小澤精議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。 会期など議事日程については、
議会運営委員会に審議を願っておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 山崎
諭議会運営委員長。 〔山崎
諭議会運営委員長 登壇〕
◆
山崎諭議会運営委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 本日招集なりました第6回
天童市議会定例会の会期及び議事日程につきましては、2月23日に
議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、会期は本日から3月22日までの21日間とし、議事日程は、皆様のお手元に配付しております日程表に従いまして運営することに決定しております。 皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○
小澤精議長 お諮りいたします。 会期など議事日程については、ただいまの
議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月22日までの21日間と決定いたしました。
△
会議録署名議員の指名
○
小澤精議長 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。 17番
梅津謙一議員 18番
片桐郁弥議員 19番
伊藤和子議員 以上、3名を指名いたします。
△諸般の報告
○
小澤精議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
議会事務処理状況について、事務局長に報告させます。
奥山事務局長。
◎奥山助正事務局長 それでは、諸般の報告を申し上げます。 議会の
事務処理状況につきましては、12月定例会以降の
事務処理状況を印刷いたしまして皆様のお手元に配付しております。 また、
市監査委員から送付ありました定例監査結果報告及び
例月出納検査報告につきましても皆様のお手元に配付しておりますので、御了解くださるようよろしくお願いします。 なお、今定例会に説明員として出席通知ありました方の職氏名を一覧表にして配付しておりますので、ごらんくださるようお願い申し上げます。 以上、簡単でありますが、諸般の報告にかえさせていただきます。
○
小澤精議長 以上で諸般の報告を終わります。
△報第15号 道路管理上の瑕疵による事故に伴う損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について
○
小澤精議長 次に、日程第4、報第15
号道路管理上の瑕疵による事故に伴う損害賠償の額の決定についての専決処分の報告についてを議題といたします。
△市長報告
○
小澤精議長 これより市長の報告を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 おはようございます。 本日ここに平成18年度第6回
天童市議会定例会を開催し、平成19年度天童市
一般会計予算を始め諸議案を提出するに当たり、その大要について御説明申し上げます。 初めに、報第15
号道路管理上の瑕疵による事故に伴う損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について申し上げます。 今回専決処分を行った事故は、去る8月19日午後10時ごろ、被害者が市道の歩道を歩行中に発生したものであります。 事故の発生場所は、
市内交り江地内の市道駅西21号線の歩道上で、被害者がウオーキング中にジャンプし、着地したところ、過去に舗装圧を検査するためにアスファルトを抜き取った穴に左足の爪先が入り、転倒して左足首の関節を捻挫したものであります。 以上の事故の損害賠償の額の決定につきまして専決処分をいたしましたので、御報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
小澤精議長 ただいま議題となっております案件については、報告事項でありますので、御了承願いたいと思います。
△議第89号 天童
市監査委員の選任について
○
小澤精議長 次に、日程第5、議第89号天童
市監査委員の選任についてを議題といたします。 〔
奥山吉行天童市監査委員 退場〕
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 議第89号天童
市監査委員の選任について御説明を申し上げます。 現
奥山監査委員は、本年3月31日をもって任期満了となりますが、同氏は識見、人格とも
監査委員として最適任者と認められますので、再び選任しようとするものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願いを申し上げます。
○
小澤精議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第89号については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 異議なしと認めます。 よって、議第89号については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
小澤精議長 それでは、これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。
△採決
○
小澤精議長 これより採決いたします。 議第89号天童
市監査委員の選任については、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 異議なしと認めます。 よって、議第89号については、これに同意することに決定いたしました。 〔
奥山吉行天童市監査委員 入場〕
△議第90号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○
小澤精議長 次に、日程第6、議第90
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 議第90
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。 現委員の
瀬野きよの氏及び
水澤タカ子氏につきましては、平成19年6月30日をもって1期3カ年の任期が満了となります。 その
後任候補者として、新たに鈴木啓司氏及び
東海林節子氏を推薦したいと存じますので、議会の意見を求めるものであります。 よろしく御審議の上、御同意くださるようお願いを申し上げます。
○
小澤精議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第90号については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 異議なしと認めます。 よって、議第90号については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
小澤精議長 それでは、これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。 ここでお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認め、討論を省略することに決定いたしました。
△採決
○
小澤精議長 これより採決いたします。 議第90
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第90号については、これに同意することに決定しました。
△議第66号 平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)外11件
○
小澤精議長 次に、日程第7、議第66号平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)から日程第18、議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの議案12件を一括上程し、議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 平成18年度天童市の
一般会計及び
特別会計並びに企業会計の
補正予算について、その概要を御説明申し上げます。 初めに、議第66号平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 今回の
補正予算の歳入につきましては、たばこ税について平成18年7月の税率改正により増収が見込まれるものの、
個人市民税、
法人市民税等については給与・所得の減少や原油価格の高騰などによる減額を見込んでおります。また、各事業費の確定または精査に伴う国・県支出金の増減並びに繰入金及び市債の減額が主なものであります。 次に、歳出につきましては、事業の精査による鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計繰出金の減額や東根市外二市一町
共立衛生処理組合負担金を始め、各事業の確定または精査による事業費の変更に伴う減額が主なものであります。 これらの
補正内容により、既定の
予算総額から3億2,004万1,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ185億1,441万8,000円とするものであります。 次に、予算第2条の地方債の補正につきましては、各事業の精査による事業費の変更に伴い、第2表のとおり起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第67号平成18年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に6,309万1,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ59億9,313万1,000円とするものであります。 その
補正内容は、医療費などの精査により、一般被保険者・退職被
保険者療養給付費、
高額療養費、
保険財政共同安定化事業拠出金、
給付基金積立金等を増額し、
老人保健医療費拠出金、
介護納付金及び
高額医療費共同事業医療費拠出金について額の確定に伴う減額を行うものであります。 その財源としましては、国・県支出金、
共同事業交付金、
一般会計繰入金をもって充当するものであります。 次に、議第68号平成18年度天童市
老人保健特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に5,704万5,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ59億466万3,000円とするものであります。 その
補正内容は、
老人保健事務諸経費及び
老人医療給付費の増額を行うものであります。 その財源としましては、
国庫支出金及び
一般会計繰入金をもって充当するものであります。 次に、議第69号平成18年度天童市
用地買収特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に432万6,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ1,283万3,000円とするものであります。 その
補正内容は、歳入につきましては、
主要地方道天童大江線拡幅に伴う用地の売払収入及び事業の精査による増額を行うものであります。 歳出につきましては、
一般会計への繰出金の増額を行うものであります。 次に、議第70号平成18年度天童市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に153万2,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ1,802万3,000円とするものであります。 その
補正内容は、
交通災害共済事業見舞金を増額するものであります。 その財源としましては、
交通災害共済基金繰入金をもって充当するものであります。 次に、議第71号平成18年度天童市
都市計画公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額から4,130万4,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ24億4,073万3,000円とするものであります。 その補正の主なものは、歳入につきましては、
受益者負担金及び
下水道使用料の増額、
水道同調工事の減による
工事負担金の減額並びに
工事費確定による
公共下水道事業債の減額を行うものであります。 歳出につきましては、水道管の支障物件の減による補償金の減額と、事業費の確定による精査を行うものであります。 次に、予算第2条の
繰越明許費の補正につきましては、清池の
浸水対策下水道事業において、
河川管理者である県と
占用設計協議におくれが生じたことから、第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 予算第3条の
地方債補正につきましては、第3表のとおり
公共下水道事業及び
流域下水道事業の起債の限度額を変更するものであります。 次に、議第72号平成18年度天童市
老野森土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に415万8,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ5億606万3,000円とするものであります。 その
補正内容は、歳入につきましては、
不動産売払収入の増額に伴うものであります。歳出につきましては、
一般会計への繰出金の増額及び事業費の精査に伴う組み替えを行うものであります。 次に、予算第2条の
繰越明許費の補正につきましては、建物など
移転補償費について、移転の工程調整に伴い、第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 次に、議第73号平成18年度天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額から1億9,300万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ2億235万4,000円とするものであります。 その
補正内容は、
関係地権者の都合により建物などの移転に係る事業費の減額が主なものであります。 次に、議第74号平成18年度天童市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額から6,555万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ31億2,614万2,000円とするものであります。 その
補正内容は、
医療保険制度改正に対応するため
システム修正委託料を増額するとともに、総務費、
保険給付費及び
地域支援事業費について、精査により減額するものであります。 予算第2条の
繰越明許費の補正につきましては、
医療保険制度改正に対応するための
システム修正委託料について、作業の日程調整に伴い、第2表のとおり次年度に繰り越すものであります。 次に、議第75号平成18年度天童市
市民墓地特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
予算総額に2万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ160万2,000円とするものであります。 その
補正内容は、
墓地使用者の増加による
墓地管理料の増額に伴い、
一般会計繰入金の減額及び需用費の増額を行うものであります。 次に、議第76号平成18年度天童市
水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。
収益的収入及び支出並びに
資本的収入及び支出につきましては、
下水道関連事業及び
土地区画整理事業等々の同調工事の精査に伴う減額が主なものであります。 議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の
補正予算は、
資本的収入及び支出において、平成18年度
病院整備事業費の確定による
資本的収入の企業債の減額と、
資本的支出の
建設改良費を減額しようとするものであります。 以上、平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)ほか11件の
補正予算の大要であります。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願いを申し上げます。
○
小澤精議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第66号から議第77号までの12件については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの12件については
委員会付託を省略することに決定しました。
△質疑
○
小澤精議長 これより順次質疑を行います。 初めに、議第66号平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)について質疑を行います。 質疑ございませんか。 6番
結城義巳議員。
◆6番(
結城義巳議員) 1つだけお伺いいたします。 47ページになりますが、7款1項3目13節天童再発見及び観光ルートづくりの事業委託料170万円減額、観光情報ネットワーク事業委託料110万円の減額、両方とも当初予算に計上された金額全額が減額されております。 私は、この事業につきましてはかなり意義のある調査をするのかなというふうに思っておりました。今回、一般質問におきましても観光について申し上げるつもりでおりますが、非常に大事な事業だったというふうに思っておりますが、当初予算計上した全額がおろされている。どういった事情にあったのかお伺いいたします。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 結城議員の御質疑にお答えします。 初めに、天童再発見及び観光ルートづくりの委託事業の全部の減額でございますが、当初、各地区の地域づくり委員会とかさまざまな地域のいわゆる歴史文化等の見直しが行われております。それの成果を生かすとともに、それ以外の観光素材を新たな視点でもってルートを設定するようなことで委託費として計上したわけでございますが、委託先の観光物産協会におきまして、職員体制にちょっと、減員になったものですから、この事業については委託をやめまして、観光物産課が直営でルートづくりをやるため、今作業をやっているところであります。 もう1点でございますが、観光ネットワーク事業の委託につきましても、同様に観光物産協会に委託すべく計画しておりましたが、この目的は各観光施設との新たなネットワークシステムをつくりまして、各施設が持っています観光情報の共有化と観光事業等への情報提供を図るために予算化したものでありますが、今申し上げましたように観光物産協会の人的な体制の問題、それから観光物産協会の既存のホームページを見直ししておりまして、あともう1点が、各施設のいわゆるネットワーク化の認識にちょっとばらつきがあったため、時期尚早というようなことで今回この事業を断念したものであります。 もう少し各観光施設間の共通認識を高めまして、できるだけ早期にこういったネットワークを構築していきたいと考えているところであります。 以上です。
○
小澤精議長 11番
石垣昭一議員。
◆11番(
石垣昭一議員) それでは、私から平成18年度天童市
一般会計補正予算について、2点ほど質疑をいたします。 最初に、2款1項9目の市民生活対策費でありますが、この中で、バス路線維持費補助金ということで221万1,000円が減額予算ということで計上されております。 この減額予算でありますけれども、バス路線のこれまでの3路線が指定をされておったというように思っておりますが、この中でどういう経緯でこの減額されたのか、今後のそのバス路線の維持についてどう考えているのかお伺いをいたします。 次に、2点目は、7款1項5目でありますけれども、開発推進費、この中の中心市街地活性化事業、天童市新幹線利用地域活性化対策協議会補助金、これが859万2,000円ということで、これも同じく減額されております。これは当初予算でも859万2,000円予算化されておったわけでありますけれども、そっくり減額されているというようなことの中で、どういった経緯なのか、この点についてもお伺いをいたします。 よろしくお願いします。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長 石垣議員の御質疑にお答え申し上げます。
補正予算書30ページになりますが、2款1項9目市民対策費のバス路線維持費補助金、なぜ減額になったのかというお尋ねでございます。 石垣議員御指摘のとおり、補助路線は市内には3路線ございます。このうちの2路線、ヤマコービルから高擶経由の天童温泉線、それから同じくヤマコービルから長岡団地経由天童温泉線、この2路線が補助対象になったというふうなことで減額をさせていただいたということでございます。 以上です。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 お答えします。 中心市街地活性化事業の予算が全部減額になっているという背景でありますけれども、これにつきましては、新幹線が延伸する折に新幹線利用拡大と中心市街地の活性化を図るために天童市新幹線利用地域活性化推進協議会を組織しまして、それの活動を展開しておりました。新幹線利用者を中心としましたJR利用者の方の駐車場を確保するために、この組織に179台分のスペースを確保するような、駐車料は月決めで4,000円になっております。それの予算を補助金と交付しまして、最終的には市の駐車場の利用料金として入ってきますけれども、そういった利用促進の助成策を講じてきました。 今回、市営駐車場の管理が
指定管理者制度の移行に伴いまして、トータルに事務の見直しをしたところ、同額を協議会に支出し、同じ額を利用料金に入れるというのが事務的に非常にむだなことなのではないかと。一方、JR利用者と新幹線、それから切符を買ったJR利用者と駐車場の利用実態を2日にわたって終日調査しました。その結果、当初目的のとおりの利用実態にあるものですから、それらにつきましては別のいわゆる条例上免除できるような規定もございます。そういった方々、バス・電車等を利用する、公共機関を利用する方につきましては、JRの定期券利用者を別にしまして減額するような形で、今回平成19年度から取り組んだところであります。 したがいまして、これにつきましては補助金を交付しなくても、いわゆる免除措置で現行の機能を維持できるような、そういった制度改正を
指定管理者制度に合わせて事務の見直しの中で対応した次第であります。 よろしくお願いいたします。
○
小澤精議長 21番水戸 諭議員。
◆21番(水戸諭議員) 私から、
補正予算の6款農林水産事業費の1項の45ページの認定農業者経営確立支援事業補助金の200万円の減額について、ひとつお願いします。 それから、7款商工費の1項商工費の観光振興事業負担金の中で観光物産振興事業費補助金が430万円の減額補正でございますが、その辺についてひとつお伺いします。 以上です。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 後段の観光物産振興事業費補助金でありますが、これにつきましては今回観光物産協会が観光情報センター等の
指定管理者、それから委託事業、補助事業の見直しの中で、観光物産協会といろいろ1年間の事業計画を組みまして、その中で観光PR、物産振興、いわゆる公的な活動をする部分につきまして、市がそれに係る経費の2分の1を補助するような、そういった新たな補助政策を設けたところであります。 これにつきましては、先ほど申し上げましたように観光物産協会の人的な問題等が発生しまして、当初予定しました計画ができなくなった状況で、実績に合わせて事業費が確定したために減額するような内容になっています。 もう1点は、認定農業者の経営確立支援事業でありますが、これにつきましては、当初計画に基づき近代化資金の利用見込みで予算を計上したわけでありますが、これにつきましては予算措置した以下の6件しか需要がございませんで、それに応じた減額でございます。
○
小澤精議長 ほかに質疑ございませんか。 19番
伊藤和子議員。
◆19番(
伊藤和子議員) 歳入の方からお尋ねいたします。 23ページになりますが、財産収入であります。1項の財産貸付収入、土地建物貸付収入、新たに444万5,000円ありますが、どの貸し付けなのか明細をお知らせください。 それから、その2項の財産売払収入386万円、土地売払収入の明細について御説明いただきたいと思います。 それから、37ページ、歳出の方ですが、3款民生費の社会福祉費、2目の老人福祉費になりますが、在宅福祉事業費で社会福祉法人等利用者負担軽減事業費補助金、当初は243万6,000円が213万6,000円の減でありますが、それほど軽減策がなかったのかどうか、内容等についてお聞かせいただきたいと思います。 次の身体障害者福祉費の身体障害者福祉事業費の同じく社会福祉法人の軽減の補助金ですが、こちらの方、50万円増でありますが、この内容等について伺います。 それから、先ほど49ページの商工費ですが、確認ですけれども、中心市街地活性化事業、
指定管理者制度になったということで、その事務の見直しに合わせて条例上免除できるという規定があるので、そっちの方で出してやれるのでこの分はなくしたということだと思うんですけれども、これで利用している分というのがどれくらいあるのか。さっき駐車場の179台分ということで予算措置をしているということですが、その辺の実態、どのくらい使われていたのか。 平成18年度から
指定管理者制度になったので、18年度からそういった条例上の免除規定でやるということだと思うんですけれども、その辺なんかはほかの予算上、どういうふうな措置されるのかどうか、それもあわせて伺います。 それから、59ページ、教育費、社会教育費の青少年対策費です。研修センター若松会館増築事業費補助金、当初700万円で今回311万円の減でありますが、内容等について詳細をお聞かせいただきたいと思います。 以上です。
○
小澤精議長 秋葉総務部長。
◎秋葉俊一総務部長 それでは、
伊藤和子議員の御質問にお答えをいたします。 16款1項1目の財産貸付収入の中身でございますが、最初の444万5,000円のうちの最初の行、316万6,000円でございますが、これは土地建物の貸付分でございまして13件、それから使用許可をしているものが7件ございます。賃貸借契約をしておりますのは、商工会議所、県営住宅、それからスポーツクラブ天童等々でございまして、これが13件でございまして、18年度評価と19年度評価が変わったことに伴う増額と、このようになってございます。 それから、次の127万9,000円でございますが、これはパルテのテナントの分でございまして、これは2社ふえたというふうなことでの増額補正になってございます。 以上でございます。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長
伊藤和子議員の御質疑にお答え申し上げます。
補正予算書36ページになりますが、3款1項2目の老人福祉費のうち、在宅福祉事業費の社会福祉法人等利用者負担軽減事業費補助金についてのお尋ねであります。 これは、社会福祉法人が低所得者に対し、介護サービスの利用負担を軽減した場合に補助するものでありまして、事業費の精査によるものでございます。実利用者は35名でございました。 続きまして、3目身体障害者福祉費の身体障害者福祉事業費、これも同じように天童市社会福祉法人等減免事業費補助金でございますが、同じような内容でありますけれども、身体障害者にかかわるものでありまして、該当者は3法人8人という結果でございました。 以上でございます。
○
小澤精議長 秋葉総務部長。
◎秋葉俊一総務部長 ただいまの御質問で、大変申しわけございません、答弁漏れがございましたので、答弁させていただきます。 16款2項1目の不動産売り払いの収入の386万円の中身でございますが、これは全部で16件ございます。これはいわゆる水路、作場道等々が既に現況が宅地あるいは畑になっているというふうな部分についての売り払いをした収入でございます。 以上でございます。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 お答え申し上げます。 先ほどの駅東駅西駐車場の利用実態どうなっているかというような御質問でございますが、今年度、2日間にわたりまして利用者の実態を調査しましたけれども、ちょっとその数字、手元にございません。後ほど御報告させていただきたいと思いますが、駅東駅西の第1、第2駐車場を見ましても、ほぼ通常かなりの数の利用実態になっているものですから、所期の目的のとおり果たしているのではないかと理解しているところであります。数字につきましては後ほど御報告させていただきます。
○
小澤精議長 植松教育次長。
◎植松憲一教育次長
伊藤和子議員からの御質疑にお答え申し上げます。 59ページでございますが、10款4項3目の青少年対策費、研修センター若松会館の増築事業に関する減額補正でございますが、研修センター若松会館の工事の内容につきましては、当初から便所増築工事その他関連ということで、規模・内容については変更はございませんけれども、当初その補助対象事業費が2,100万円見込んでおりました。この3分の1を補助すると、こういうふうなことでございましたので700万円当初に計上させていただきましたけれども、実際施行の段階になってまいりまして、入札の結果、補助対象事業費が1,167万円になりました。したがって、これの3分の1ということで389万円の補助ということでありますので、当初の700万円から311万円を減額して補助をしたというふうなことでございますので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○
小澤精議長 伊藤和子議員。
◆19番(
伊藤和子議員) 先ほど財産貸付収入の中で、パルテのテナント2社分が新たに入ってきたということで、パルテの今のあいている場所ですね、それがもうふさがってしまったということで理解してよろしいのでしょうか。その辺だけちょっと確認しておきたいと思います。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 お答え申し上げます。 先ほど総務部長の説明の中にもありましたように、今年度新たにロコという児童服の店舗が入居しました。それから、フクフクという食品店あるんですけれども、これについては面積が増加した分の収入でありまして、あと1社はトルマリンという装飾品の会社あったんですが、これが退去しております。それらの関係でもって127万9,000円の増額であります。したがいまして、退去しましたトルマリンの分のスペースのみが今あいているような状況になっております。
○
小澤精議長 ほかに質疑ございませんか。 8番
佐藤正男議員。
◆8番(
佐藤正男議員) ちょっとお尋ねをさせていただきますが、41ページの4款1項2目の予防接種事業費なんですが、1,212万6,000円の減額ということなんですが、たしか9月の補正で630万何がし補正をしたはずなんですが、その補正額の倍ほどここで減額になっているということで、その内容等どうだったのかどうか、これをお尋ねさせていただきたいと思います。 あと先ほど来質疑がある中心市街地活性化事業、49ページなんですが、これ私、議員になったばかりのときにちょうど新幹線が来て、質問した記憶がありまして、当時何でこういう面倒くさいことをするのかなと、1回出して、また使用料で戻ってくるというようなことでやるのかなというのもやったんですが、それからすると単純化になったのかなというような思いをしているんですが、この免除するということで対応するというような今の説明だったと思うんですけれども、それの根拠となる条例というか規則というかそういうようなものが裏づけをどうされたのか。 それとこれ平成18年度中のどの段階でこのことが決定されたのか。もっと3月まで引っ張らなくて、もっと早く補正というようなことで決まった段階でできなかったのか、その辺について再度お聞かせいただきたいなというふうに思います。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長
補正予算書41ページの4款1項2目予防費の予防接種事業事務諸経費の中の予防接種委託料がなぜ減額になったのかというお尋ねでございます。 これは、予防接種には幾つかの種類がありますが、日本脳炎のワクチンの予防接種についての減額であります。 これまで健康被害が疑われる事例が発生しまして、厚生労働省ではこの予防接種を見合わせるようにというふうな指導がございましたので、今回全額その日本脳炎のワクチンの予防接種にかかわる事業費を減額させていただいたということでございます。 以上です。
○
小澤精議長 國井経済部長。
◎國井研一経済部長 お答え申し上げます。 根拠となる条例は、天童市駐車場の設置及び管理に関する条例の第7条にございます。 公益上必要があると市長が認めたときは、駐車料金の全部または一部を免除することができるという規定を受けまして幾つかの免除規定あるんですけれども、その中に天童駅前における公共交通機関への乗りかえのための利用者は全額免除すると。ただし定期券等を利用する経常的な利用者は除く。これの適用は今年度18年の4月1日からであります。 後段の3月でなくてもっと適切な時期に減額等できるんでないかというような御指摘はごもっともだと思います。今後、速やかに状況に応じて変化したら改正するように十分注意したいと思います。
○
小澤精議長 佐藤正男議員。
◆8番(
佐藤正男議員) 予防接種委託料については、日本脳炎の分についてということだったわけですが、そうしますと9月に補正したものは風疹・麻疹ということでの増額補正だったかなというふうに記憶しているんですが、組み替えするわけではなくて、その分は増額しなくちゃならなくて、こっちの分はこっちの分というふうに分けてしなくちゃならなかったということですか。それ確認のためにお願いしたいと思います。 あと中心市街地活性化の駐車料金については、これ私も所管なので余りどうこうということでないんですけれども、これまでいろいろ議会のたびに行政報告というような形で状況の変化等々について求めていたわけですので、こういったことについてもやはりその都度情報提供していただければなということ、そして適切に対処していただいて予算を有効活用していただければなということで、この点については御指摘だけさせていただきたいというふうに思います。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長 今回につきましては、組み替えすることなく、日本脳炎の予防接種につきましては全額を減額させていただいたということでございます。
○
小澤精議長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、議第66号についての質疑を終結いたします。 ここで10分間休憩をいたします。 午前10時56分 休憩 午前11時06分 再開
○
小澤精議長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 次に、議第67号平成18年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの11議案について、一括して質疑を行います。 質疑ございませんか。 19番
伊藤和子議員。
◆19番(
伊藤和子議員) 1つ、国保会計ですが、79ページになりますが、保健衛生普及事業諸経費の中で介護予防健康増進事業委託料360万円の減額でありますが、実質当初5,000万円ですので150万円程度になるわけですが、これとあわせて介護保険
特別会計の方で、175ページ、介護予防事業費の中で介護予防特定高齢者施策事業費、高齢者筋力向上トレーニング事業委託料111万7,000円の減、介護予防デイサービス事業委託料1,294万円の減。これ当初と比較しますと、筋力向上では実質227万円、介護予防デイサービスでは60万円、それから高齢者生活管理者指導員派遣事業委託料は54万円のこれは皆減でありますが、この辺との兼ね合いですね、介護予防に力を入れるということでこの程度なんですけれども、その内容等についてお聞かせいただければと思います。 それから、次のページの177ページ、
地域支援事業費の中に高齢者の生きがいと健康づくり推進事業委託料150万円を新たに出しているわけですが、この事業内容について伺います。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長
伊藤和子議員の御質疑にお答え申し上げます。 最初に、予算書79ページの6款1項1目保健衛生普及費の中の介護予防健康増進事業の委託料の減額についてのお尋ねでございます。 これは、高齢者生活支援事業ということで健康天童塾の委託料でございます。実人員が170名の参加でございました。参加された方の評判はよかったんですが、大幅な伸びを予想して予算化をしましたけれども、伸びが多くなかったというふうなことによるものでございます。 次に、
補正予算書175ページ、5款1項介護予防事業費の中の介護予防特定高齢者施策事業費の中の高齢者筋力向上トレーニング事業委託料、それから介護予防デイサービス事業委託料、高齢者生活管理指導派遣事業委託料、3委託料の減額についてのお尋ねでございますが、この介護予防特定高齢者施策事業と申しますのは、介護が必要になりそうなお年寄りなどに運動などをしてもらって介護予防をしようとする事業でございます。 健診時に65歳以上の方に生活機能評価に関するチェックリストを出しまして特定高齢者を把握しているところですけれども、厚生労働省では大体5%を予想しておりましたけれども、全国的には0.2%程度と、天童市では0.4%というふうなことで極めてその特定高齢者が少なかったと、こういうふうなこともありまして事業費を大幅に減額させていただいたということでございます。 次に、177ページ、5款2項1目の包括的支援事業任意事業の中の任意事業でありまして、高齢者の生きがいと健康づくり推進事業委託料の内容についてのお尋ねでございますが、これは高齢者が経験と知識を生かしまして地域社会活動に参加するための、それを促進するための事業委託料というふうなことで、国の年度途中の指導によりまして、こちらの方に任意事業として組み替えられるようにというふうなことがございましたので、予算計上させていただいたということでございます。 以上です。
○
小澤精議長 伊藤和子議員。
◆19番(
伊藤和子議員) 健康天童塾の方ですね、79ページの方ですけれども、利用した人は大変よかったと。ただ、余りそれが広まらなかったというのがあったと思うんですが、最初の事業量を計画したときに大体どの程度というふうな形でいったと思うんですけれども、なぜ広まらなかったのかというふうなところなんかはどうとらえているのか。施設があるのに利用されないというのが一番もったいないと思うんですけれども、その辺の今後の取り組みについてどう考えていらっしゃるのか、もう一回お聞きいたします。 それから、介護保険の方ですけれども、国の方で介護予防特定高齢者について予測した数字にほとんど届いていないということなんですけれども、こういう制度ができた経過といいますと、やはり介護にならないためにその辺のところを力を入れようということでやったんですけれども、要介護者に認定して要介護1あたりのところが要支援1、2に下げられて、その辺のところをもう少しこういったものを利用させたらいいのでないかといったようなところがあったと思うんですけれども、65歳以上でこのチェックリストをしたのが一体どういうところで判断なさったのか、その辺はどういうやり方をしたのか、そのやり方の問題が1つですね。 それから、あなたは筋力トレーニングした方がいいですよと言っても、なかなかしたがらないというのもあったかと思うんですけれども、その辺はどうとらえていらっしゃるのか伺いたいと思います。 それから、高齢者生活管理指導員派遣事業委託料54万円だけですけれども、これは当初計画して全然使わなかったということなんですけれども、これはどういうことに力を入れたいということだったのかどうか。要らなくなった理由をもう一回ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 それから、地域支援事業の任意事業の高齢者の生きがいと健康づくりについてですが、これは国から年度途中で言われたということですが、具体的にどういったところでこの高齢者の持っている知識や技術を生きがいとして使おうとしているのか、その具体的な内容等について伺いたいと思います。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長 まず最初に79ページの介護予防健康増進事業委託料、なぜふえなかったかというふうなことでございますけれども、予算上は、先ほども申し上げましたように実施された方の評判がよかったということで大幅な増を見込んで予算計上させていただきましたけれども、予想以上に伸びなかったとこういうことが一つありますけれども、あと時期的な問題がなかったんだろうかというふうなことが挙げられておりますので、今後、時期の問題、やり方等について、もう少し工夫なり検討をしていきたいというふうに考えているところであります。 次に、
補正予算書175ページの介護予防、いわゆる特定高齢者のチェックリストのやり方についてのお尋ねでございますが、このチェックリストにつきましては、地区ミニドック、病院のドック等の健診に合わせましてチェックリストを配布しまして、それを記入していただく。それに対して医師からの意見書を出していただいて、高齢社会課で国のルールに基づいて判定をするということでございます。 65歳以上でございますので、大体65歳以上の人口が1万3,899人ほどでございます。高齢化率22%でありますけれども、そのうち健診を受診される方が3,700人ほどになっております。こういった方にチェックリストを配布して記入していただいて、そして医師の意見に基づいて判定をするというふうなことで、先ほど伊藤議員からもありましたように受診をされない人をどう掘り起こすのかということが今後の課題とされております。 それからもう一方で、このチェックリストが厳し過ぎるのではないかと、こういうふうなことも指摘されておりまして、今、チェックリストの内容等について厚生労働省において検討しているというふうな状況でございますので、それを見守っていきたいというふうに考えています。 それから、健康づくり推進事業の具体的な内容ということでございますが、これは老人クラブに委託しまして、いろいろ健康づくりの事業とか、あるいは趣味の活動とか、こういった活動をしていただくというふうな事業でございます。
○
小澤精議長 伊藤和子議員。
◆19番(
伊藤和子議員) 健康塾の時期はサクランボの時期あたりから去年やったかと思うんですけれども、やはり足ですね、行くまでの足が確保できないとか、公民館からバスが出るとかという話はあるんですけれども、なかなかそういった意味では利用しにくかったのかなというふうなところもありますので、その辺と、それから年間通して取り組みができないのかどうかなどもあわせて利用できるようなやり方を考えていただきたいなというふうに思います。 それから、介護予防の方ですけれども、この筋力向上トレーニング等が出たいきさつは、やはり介護に至らない、その予防のためにというのが一番の視点だったと思うんですけれども、今のチェックリストはミニドック等の健診を受けた方のみということですので、やはり介護で認定のときに自立と認定されるか、要支援に認定されるとか、そういった方の方をチェックした方がもっと利用できるのではないかなというふうに思うんですけれども、その辺は入らなかったんでしょうか。 自立と認定された方とか要支援1、2になった方をこういった筋力トレーニングをして介護にならないように予防するというふうに力を入れた方が効果があるのではないかなというふうに思うんですが、その辺のところはこの対象になっていなかったのかどうか、その辺について伺います。 それから、厚生労働省の方でチェックリストをもう少し考え直すというふうなこともあるようですけれども、私は、健康で地域のドックを受けられる方対象ではなくて、もっと介護に近い人というのはもっといっぱいいるかと思うんですけれども、その辺の人数からすればもっと使える価値があるのではないかと思うので、その辺のところを1回お願いいたします。 あと、最後の高齢者の生きがいと健康づくりの推進事業委託料150万円が一体どう使われるのかなというふうに、まだちょっとつかめないのですが、今、地域のいきいきサロンとかいろいろな地域の行事がありますけれども、それらに対して高齢者の方が趣味を生かして教えてくれるとか、それから健康体操なども指導してくれるとかというふうにやっている方たくさんいらっしゃるわけなんですが、そういった方がこの事業の対象になるのかどうか、全然関係ないのか、新たな事業にするのか、その辺についてもう一回お聞かせください。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長 まず元気塾についてでありますが、ことし実施しましたのは7、8、9月の3カ月間と10月、11月、12月の3カ月間、先ほど伊藤議員からありましたように7月といいますとサクランボの時期とも重なるのではないかというふうなお話もありましたので、時期等についても検討すると同時に、もっと市報あるいは老人クラブ等でPRして、工夫してさらに多くの方から参加していただくように検討しなければならないというふうに考えているところであります。 次に、特定高齢者のチェックリストでありますが、先ほど言いましたようにやはり健康診査を受診された方だけを対象にしますと、どうしても本当にこういった事業が必要な方が受診できないのではないかというふうなこともございますので、地域の方、例えば民生委員の方とかそういった方々と連携をとりながら、さらに工夫していかなければならないと、こういうふうな意見が出されているところでありまして、さらに工夫をしていかなければならないというふうに考えております。 それから、高齢者の生きがいづくり事業につきましては、先ほど申し上げましたように老人クラブへの1つの委託事業というふうなことで御理解をいただきたいと思います。 以上です。
○
小澤精議長 6番
結城義巳議員。
◆6番(
結城義巳議員) 3点ほどお伺いいたします。 1つは、老人保健
特別会計でございます。89ページと91ページになるかと思いますが、歳入の方の過年度分医療費負担金、過年度分として5,500万円、そしてさらに歳出の方の2款1項1目19節5,500万円ということで同額の予算措置されておりますが、過年度分ということになりますと当然平成17年度中の医療費ということになると思いますが、なぜ今の時期に、もう18年度もまさに終わろうとしている時期になるのか。国からの金が入っているのでありますので、国からのいろいろ連絡が遅いとすれば、その辺が非常に問題だなというふうに思いますので、その辺お伺いいたします。 それから、鍬ノ町
特別会計でございますが、155ページ、歳入、保留地処分金、減額9,129万円、予算の70%ほどの減額であります。 そして、歳出、157ページになりますが、補償金減額、1億7,800万円が減額されております。 このように鍬ノ町
土地区画整理事業特別会計が非常に事業費の大半が減額されてきた。この補償金が減額されたのは、いろいろな事情があって事業がやれなかったのか、あるいは安くて済んだのか、その辺の事情をお伺いいたします。それから保留地処分金が70%ほど売れなかったということになりますので、どうして売れなかったのか、その辺の事情をお伺いいたします。よろしくお願いします。
○
小澤精議長 阿部市民部長。
◎阿部邦敏市民部長 結城議員の御質疑にお答えさせていただきます。
補正予算書88ページ、89ページの歳入、2款1項医療費負担金の医療費負担金過年度分についてのお尋ねでございます。 これは、ただいま御質問のとおり平成17年度の医療費給付費の国庫負担金の精算金でございます。市では、平成17年度の医療費給付費につきましては、4月に実績報告書を申請・提出しますけれども、実際、国から交付決定なるのが年明けてからということで今回も年明けに交付決定がまいりましたので、今回の補正になったということでございます。 以上です。
○
小澤精議長 池田建設部長。
◎池田博之建設部長 結城議員の御質疑にお答え申し上げます。 天童市鍬ノ
町土地区画整理事業特別会計補正予算の関係ですが、歳入の関係で、保留地の処分金9,129万円のなぜ売れなかったのかということ、また繰入金が1億171万円の関係、そして歳出については157ページの都市化事業費の単独費の補償費1億7,800万円の関係でございます。 まず補償費の関係申し上げますが、
関係地権者というようなことでは、
補正予算の説明書にも書いておりますように
関係地権者の都合によりまして、建物等の移転について事業費を次年度以降に送り込むというようなことでございます。早く言いますと用地交渉というか建物交渉が調わなかったというようなことでございます。そんなことで
一般会計の繰入金が事業費の精査した関係で1億171万円だということでございます。 また、保留地の処分については、このたび4,397万3,000円ほど処分しておりますけれども、3カ所を処分したというようなことで、残りについては、公募はしたんですが、価格の関係とかいろんなことがありまして処分できなかったというようなことでございます。 以上であります。
○
小澤精議長 結城義巳議員。
◆6番(
結城義巳議員) いろいろ地権者の事情もあったということでありますが、事業の推進に支障が出ないのかとか、その辺だけちょっとお伺いいたします。
○
小澤精議長 池田建設部長。
◎池田博之建設部長 事業に支障が出ないのかと申されますと、出ないというようなことではなく、やはり若干出ていますけれども、最小限に食いとめながら対応させてもらいたいというようなことでは、今、
関係地権者の方に足を運んでおるというような状況でございますので、よろしくお願いをいたします。
○
小澤精議長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、議第67号から議第77号までの11議案についての質疑を終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより採決いたします。 最初に、議第66号平成18年度天童市
一般会計補正予算(第4号)について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議第66号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第66号については原案のとおり可決されました。 次に、議第67号平成18年度天童市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計補正予算(第2号)までの11件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案11件について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第67号から議第77号までの11議案については原案のとおり可決されました。
△議第53号 平成19年度天童市
一般会計予算外23件
○
小澤精議長 次に、日程第19、議第53号平成19年度天童市
一般会計予算から日程第42、議第88号天童市斎場の
指定管理者の指定についてまでの議案24件を一括上程し、議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより平成19年度施政方針並びに予算議案13件について、提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 平成18年度第6回
天童市議会定例会の開会に当たり、施政運営の基本的な考え方について所信の一端を申し上げます。市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。 昨年は大雪に見舞われましたが、ことしは一転して記録的な暖冬となっております。果樹を始めとする農作物の影響が懸念されるところであり、関係機関と連携を図りながら農作物の技術対策等に十分配慮してまいりたいと考えております。 今、時代は大きな転換期を迎えております。私は、市政を担う者として改めてその責務の重大さを痛感し、「市民が主役の、市民による、市民のための市政」を基本理念として、「人輝き 誇りと生きがいのもてるまちづくり」に全力を傾ける所存であります。 さて、社会経済情勢は急激に変化し、市民生活や経済活動等に大きな影響を与え、その対応が重要になっております。 第1は、地方分権への対応であります。 地方の自主性を高め、活力ある地域社会をつくるため、昨年12月、地方分権改革推進法が成立し、三位一体の改革による所得税が個人住民税への税源移譲及び新型地方交付税の導入等が平成19年度から実施されることになっております。 本市としましても、制度改正に適切に対処し、地方分権に対応できる持続可能なまちづくりをより一層推進する考えであります。 第2は、経済の動向への対応であります。 日本経済は、いざなぎ景気を超える戦後最長の景気とも言われておりますが、地域や企業間で格差が見られ、地方では景気回復を実感できにくい状況にあります。 国では、地域の景気回復が日本経済の発展の源になるという認識から、地域経済の活性化を推進するとしております。一方、農業では、戦後農政を根本から見直し、担い手等を対象とした品目横断的経営安定対策を平成19年度から導入するとしております。 産業の振興は、活力あるまちづくりの根幹をなすものであります。本市としましても、こうした情勢の変化に的確に対応し、工業用地の確保や企業誘致などに積極的に取り組むとともに農業関係機関や団体と連携し、新たな制度の円滑な推進を図る考えであります。 第3は、少子高齢化への対応であります。 女性が産む子供の数を示す合計特殊出生率は、平成17年で国が1.26、本市が1.41に低下しております。また、65歳以上の割合を示す高齢化率は、平成17年国勢調査で国が20.1%、本市が21.6%と年々高くなっております。 少子高齢化は、労働力や社会保障費負担の問題、地域の活力低下などにつながることから、本市としましても子育て支援や高齢者福祉等に十分配慮する考えであります。 第4は、地球温暖化を始めとする地球環境問題への対応であります。 環境問題への関心の高まりとともに廃棄物を減らし、環境への負担の少ない循環型社会への転換を図る動きが活発化しております。本市としましても、ごみの減量化などの環境対策や地球温暖化対策により一層力を入れていく考えであります。 第5は、安全・安心の確保であります。 台風や竜巻などによる自然災害が全国各地で発生するとともに、子供が犠牲になる凶悪犯罪や食の安全の問題、飲酒運転による死亡事故等が続発し、安全な暮らしを揺るがす事態となっております。 安全の確保は、市民生活はもとより経済活動の基盤となることから、安全で安心なまちづくりに万全を期する考えであります。 こうした本市を取り巻く状況の変化に的確に対応するため、第5次天童市総合計画後期基本計画に基づき、選択と集中により優先すべき事業を明らかにし、市民参加による活力あるまちづくりに取り組む考えであります。 また、これらを着実に実現するため、行財政改革を推進し、財源の有効活用と効率的な行財政運営等により市民福祉の維持・向上に努めていく考えであります。 次に、平成19年度当初予算の大要について申し上げます。 国の平成19年度予算は、財政健全化の努力を継続し、歳出全般にわたる徹底的な見直しと予算配分の重点化・効率化を図るとしております。 歳入の面では、景気の回復、定率減税の廃止などによる国税収入の増加を見込み、国債発行額の大幅な減額を見込んでおります。 地方財政計画においては、規模を83兆1,000億円台とし、三位一体の改革による地方税の増収と地方交付税の削減、特例地方債の減額等により地方の一般財源総額を前年度比1%増の59兆2,000億円台とし、自主財源の強化が図られております。しかしながら、国庫補助金・負担金の大幅な削減と地方債事業の縮減などの制度改正は、社会保障経費等の負担増と相まって地方自治体独自の事業展開を困難にするものであり、地方の財政にとりましては極めて深刻な内容となっております。 こうした中、財政健全化へのさらなる努力が求められていることから、平成19年度予算の編成に当たりましては、自主財源の確保と行財政改革の推進、めり張りのある予算の構築を目標に編成を行ったところであります。 歳入予算につきましては、地方税等の地方財政制度改正に留意しながら、自主財源の確保を基本に
一般会計の起債を極力抑制し、後年度負担の軽減を図ったところであります。この結果、平成19年度末の市債残高は200億円を下回る見込みであります。 歳出予算につきましては、市立天童病院整備、都市計画道路愛宕沼天童原線及び久野本若松線、老野森
土地区画整理事業の早期完成を目指すとともに、高齢者や子育てに優しいまちづくり、教育環境の整備、障害者の自立支援、地域の安全や防災対策の充実などに安全・安心なまちづくりを一層推進することといたしました。 この結果、
一般会計当初
予算総額は約177億5,000万円、前年度比6億6,000万円の3.6%の減となりましたが、
特別会計と企業会計を含めた全会計
予算総額は430億4,069万5,000円、前年度比20億9,664万1,000円、5.1%の増となったところであります。 地方分権の推進や地域環境汚染の激化、住民意識の多様化とともに地方自治体の実力が問われる時代になっております。 このため、本市の持つ資源や優位性を最大限に生かし、活力あるまちづくりを推進するとともに市民や企業、行政が信頼のきずなのもとに互いに役割を果たし、生き生きと輝くよう、協働の取り組みをより一層推進していく考えであります。 また、行財政改革の推進により、健全財政を堅持しながら、地方分権に対応できる簡素で効率的な財政システムを構築し、持続可能なまちづくりに全力を傾注する決意であります。市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 なお、平成19年度の重点施策については、助役から説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○
小澤精議長 武田助役。 〔武田貞夫助役 登壇〕
◎武田貞夫助役 私から、新年度の重点施策につきまして、第5次天童市総合計画後期基本計画に沿って順次御説明申し上げます。 初めに、健康でうるおいのある文化のまちを実現するための施策について申し上げます。 子育て支援策といたしましては、3歳児未満の乳幼児に対する児童手当を1万円に増額するとともに、小学校入学前までの乳幼児医療費を無料化し、子育て世代の負担軽減を図ります。また、多様な保育サービスを提供するとともに児童の放課後対策の関連事業に取り組むなど、安心して子供を産み、健やかに育てられる環境づくりを進めてまいります。 次に、長寿社会・地域福祉の推進につきましては、万が一の住宅火災に備え、75歳以上の単身高齢者等を対象に住宅用火災警報機を設置いたします。また、平成20年度からの後期高齢者医療制度への移行準備を進めてまいります。 障害者福祉につきましては、自己負担の軽減を図るため、通所費用等への助成を行ってまいります。 次に、地域医療・保健の充実についてであります。介護予防、疾病予防は、市民の意識啓発と自己管理が基本であることから、地区ミニドックや市民ドックの普及を図り、検診結果に基づく健康相談、健康教室を開催いたします。また、地域保健活動の拠点となる仮称「健康センター」の基本設計及び実施設計に取り組んでまいります。 次代を担う子供たちが健康でたくましく育つことは市民の願いであります。学校教育におきましては、各学校の特色を生かした学校づくりに取り組んでまいります。学校給食センターにつきましては、外構工事等を行い、8月から新施設で給食の提供を開始いたします。また、市内全小学校に児童対応型の自動体外式除細動器を配置し講習会を開催するとともに、転落防止設備の設置やフッ素洗口事業等に取り組んでまいります。 文化面では、西沼田遺跡のガイダンス施設等の整備を行い、平成20年度のオープンに向け準備を進めてまいります。また、スポーツ面では、総合型地域スポーツクラブの設立を推進いたします。 第2に、快適な都市空間を創造するまちを実現するための施策について申し上げます。 都市計画道路愛宕沼天童原線及び久野本若松線につきましては、平成19年度末の供用を目指し事業を推進いたします。
土地区画整理事業では、老野森
土地区画整理事業及び鍬ノ町
土地区画整理事業の早期完成を目指します。芳賀
土地区画整理事業につきましては、組合事業による認可申請を進めており、事業の円滑な推進を図るため、市といたしまして技術的・事務的支援をしてまいります。また、生活関連道路や橋梁、農道の維持補修につきましては、計画的・継続的に進めてまいります。 下水道につきましては、田園集落の整備を推進し、新たに工業地域の整備に取り組むとともに既設の下水道管の老朽化調査や維持補修に取り組んでまいります。また、下水道管理センターの汚水処理につきましては、最上川流域下水道山形浄化センターへ全量切りかえを行ってまいります。あわせて市下水道管理センターの跡地利用及び
下水道使用料の見直しについて検討してまいります。 地球温暖化対策等を含む環境面では、容器包装プラスチック類のリサイクルを進めるため、クリーンピア共立の新たな処理施設の建設に取り組むほか、天童市環境基本計画の見直しを踏まえ、事業所系ごみのリサイクル等の環境保全活動を積極的に推進してまいります。 次に、安全・安心なまちづくりにつきましては、大規模災害の発生を想定し、県と合同で総合防災訓練を実施いたします。また、非常用の食料・毛布等の備蓄や自主防災組織の育成に取り組むほか、複雑・多様化する救急要請に対応するため、高規格救急車を導入いたします。さらに、光ファイバーにより、国の河川管理情報を瞬時に収集・伝達できる体制を構築し、地域防災力の向上を図ってまいります。 第3に、活力ある産業交流のまちを実現するための施策について申し上げます。 景気の回復基調を受け、企業の設備投資の意向が高まっております。このため、企業立地の受け皿となる工業団地の整備に取り組むとともに企業誘致や既存企業の育成を進めてまいります。 観光面では、各種大会等の将棋関連イベントの開催や将棋交流室の利活用、将棋駒産業の振興により将棋のまち天童を全国に発信してまいります。また、仙台・宮城と連携する観光キャンペーンの中で、県境を越えて本市への誘客促進を図ってまいります。 交流人口の拡大の面では、仙台圏居住者との交流を促進するため、在仙天童会の設立を進めるとともに、田麦野地区を対象に県と連携して団塊の世代誘致モデル事業に取り組んでまいります。 商業につきましては、活力ある商店街づくり支援事業等を実施し、中心商店街活性化と魅力ある商業環境の創出を支援してまいります。 本市の基幹産業の一つである農業では、桜桃施設等の利子補給事業等により果樹の生産振興を促進するほか、高品質牛の育成等により天童ブランドの確立を図ってまいります。また、農業の多面的な機能を維持するため、農地・水・環境保全向上対策を実施するとともに、集落営農の促進や農業生産基盤の整備、地産地消等に取り組んでまいります。 林業では、目的税である県の「やまがた緑環境税」の新設に伴い、環境緑化推進事業を実施するなど、森林保全に努めてまいります。 第4に、市民が協働で築くまちを実現するための施策について申し上げます。 町内会等を中心とした市民団体との協働により、歩道の植樹帯へのマツバギクの植栽など、歩道の美化運動を推進してまいります。 また、各地区で活発に活動している地域づくり委員会や子ども見守り隊の活動、市男女共同参画社会推進委員会の活動等につきましても引き続き支援するとともに、子供の健全育成を目指して「天の童をすこやかに育てる市民運動」を推進してまいります。 さらに、平成20年の市制施行50周年に向け、市民の皆様の御意見を伺いながら、記念事業等への準備を進めていく考えであります。 次に、水道事業について申し上げます。 第6次拡張事業といたしまして、田麦野地区への試験通水に向け、第三・第四送水ポンプ場の整備を進めます。また、老朽管の更新等を進め、安全な水道水を安定的に供給するとともに、より一層健全で効率的な事業経営に取り組んでまいります。 次に、病院事業について申し上げます。 市立天童病院整備事業につきましては、平成20年4月の開院に向け、主体工事の早期完成と電子カルテ、オーダリングシステム導入、高度医療機器の整備等を進めてまいります。市民医療の中核施設として、患者の医療環境の充実を最優先に、市民の医療ニーズに的確にこたえられるよう準備を進めてまいります。 以上が各会計における施策の大要であります。 よろしく御理解賜るようお願い申し上げまして、説明を終わります。
○
小澤精議長 次に、議第78号天童市
職員定数条例の一部改正についてから議第88号天童市斎場の
指定管理者の指定についてまでの議案11件について、提案理由の説明を求めます。 遠藤市長。 〔遠藤 登市長 登壇〕
◎
遠藤登市長 初めに、議第78号天童市
職員定数条例の一部改正について申し上げます。 近年の厳しい財政事情に対応するため、本市では集中改革プランを策定し、新しい視点に立った行財政改革に取り組んでおります。その中に示された職員定数適正化計画に基づき、行政需要を考慮した職員の配置に取り組んでいるところであります。 今回の改正の主な内容は、職員定数全体で34名の減員を行うとともに、各事務部局の職員数の見直しを行ったものであります。特に今回の改正においては、市民の安全と安心を守る市行政の透明性の向上を図るため、消防及び
監査委員の事務局についてはそれぞれ増員を行っているところであります。 次に、議第79号天童市市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について申し上げます。 近年の社会経済情勢は、回復基調にあるとはいうものの依然として停滞気味であり、国や県の財政事情も引き続き厳しい状況下にあります。したがいまして、本市の財政運営にも大きな影響を及ぼしております。そのため、常勤の特別職及び教育長の給料については、本条例を制定し、平成19年の3月31日まで減額措置を行ってきましたが、さらに平成20年3月31日まで1年間延長するものであります。 主な内容は、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの間、市長の給料月額を8%、助役の給料月額を5%、収入役及び教育長の給料月額を3%、それぞれ減額するものであります。 次に、議第80号天童市一般職の職員の給与に関する条例及び天童市特別職に属する者の給与に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、昨年の人事院及び県の人事委員会の勧告に基づき、国・県の給与改定に準じて給与改正を行うものであります。 改正の主な内容としましては、1つには扶養手当の3人目以降の子などの支給月額を1,000円引き上げるものであります。 2つには、管理職手当の改正であります。これらは年功的な給与処遇を改め、管理職の職務及び職責を端的に反映できるよう、定率制から給料表別、職務の級別、支給区分別の定額制に移行するものであります。 3つには、期末勤勉手当の支給月額を引き下げるものであります。一般職の職員においては、年間支給月額月数を現行の4.4カ月分から0.2カ月分引き下げ、4.2カ月分に、特別職の職員においては現行の3.3カ月分から0.15月分引き下げ、3.15月分に改正する内容でございます。 次の議第81号天童市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、一般職の職員の
特殊勤務手当に関し、勤務実績等を考慮し、
特殊勤務手当の見直しを行うものであります。 改正の主な内容としましては、税務等外勤手当及び火葬業務手当を廃止するものであります。 次に、議第82号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、地方公務員災害補償法の一部改正に伴い、災害補償の対象となる通勤の範囲及び障害の等級にかかわる規定を改正するとともに、並びに障害者自立支援法の施行により身体障害者養護施設等の障害者を支援する施設が障害者支援施設に移行することに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議第83号天童市市税条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、平成18年度における国民健康保険税の一部被保険者にかかわる応益割合が45%以上となっていることに伴い、地方税法第703条の5及び同法施行令第56条の89の規定に基づく国民健康保険税の減額について、低所得世帯に対する負担軽減を図るため、減額割合の改正を行うものであります。 次に、議第84号天童市
農業センター設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 農業センターの内部改修が完了しましたため、会議室等の使用区分の見直し及び新たに冷房料金の設定を行うとともに、字句などの整備を行うものであります。 次に、議第85号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正につきましては、山形県住宅供給公社が行う貫津地区の宅地分譲において、良好な住環境を確保するため、地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例に貫津石橋地区を追加するものであります。 その内容としましては、貫津石橋地区地区計画で規定する建築物の用途の制限、容積率の最高限度、建ぺい率の最高限度、建築物の敷地面積の最低限度などを定めるものであります。 次に、議第86号天童市
学校給食センター設置条例の一部改正について申し上げます。 初めに、学校給食センターの移転新築事業につきましては、順調に工事が施行され、3月末に完成の見込みであります。改めて議員の皆様の御理解、御協力にお礼を申し上げる次第であります。 また、平成19年度外構工事を予定し、新しい学校給食センターからの学校給食の提供は平成19年の夏休み明けから予定をしております。万全の態勢で臨みたいと考えております。 なお、このたびの条例の一部改正につきましては、学校給食センターの移転新築に伴い学校給食センターの位置について改正を行うとともに、字句の整理を行うものであります。 次に、議第87号
天童市立公民館設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 今回の改正は、社会教育法の一部改正に伴い、市立公民館運営審議委員会設置の必須規定を任意規定に改正するものであります。 次に、議第88号天童市斎場の
指定管理者の指定について申し上げます。 天童市斎場の
指定管理者に天童市葬祭具協同組合を指定しようとするものであります。 なお、指定期間につきましては平成19年4月1日から平成24年3月31日までとするものであります。 以上、施政方針、平成19年度予算案の条例議案等について御説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いを申し上げて、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いをいたします。
△
予算特別委員会の設置及び議案付託
○
小澤精議長 次に、日程第43、
予算特別委員会の設置及び議案付託を議題といたします。 お諮りいたします。 議第53号から議第65号までの予算議案13件については、全員で構成する
予算特別委員会を設置して審査することとし、委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により全議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、予算議案13件については、全議員による
予算特別委員会を設置し、審査することに決定しました。 なお、
予算特別委員会の審査の経過と結果については、来る3月22日の本会議において委員長の報告を求めることにいたします。
△散会
○
小澤精議長 これで本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日の会議はこれで散会いたします。 御苦労さまでございました。 午後零時11分 散会...