○
小澤精議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の会議は全員出席であります。したがいまして、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、
議事日程第5号によって進めます。
△日程の追加
○
小澤精議長 最初に、議会案2件が提出されましたので、その取り扱いについて
議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。 山崎
諭議会運営委員長。 〔山崎
諭議会運営委員長 登壇〕
◆
山崎諭議会運営委員長 御報告を申し上げます。 議会案2件の提出がありましたので、その取り扱いについて20日に
議会運営委員会を開催し協議いたしました結果、本日の
議事日程に追加し、審議することに決定いたしましたので、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして報告を終わります。
○
小澤精議長 お諮りいたします。 ただいまの
議会運営委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加して審議することに決定をいたしました。
△
付託案件審査報告
○
小澤精議長 3月3日及び3月10日の本会議において、
予算特別委員会及び各
常任委員会に付託いたしました日程第1、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算から日程第42、議第118号天童市
介護保険条例の一部改正についてまでの議案42件を一括上程し議題といたします。
△
予算特別委員長報告
○
小澤精議長 最初に、
予算特別委員会に付託しました
予算議案13件の審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
片桐郁弥予算特別委員長。 〔
片桐郁弥予算特別委員長 登壇〕
◆
片桐郁弥予算特別委員長 3月3日の本会議におきまして、当
予算特別委員会に付託になりました議第65号平成18年度天童市
一般会計予算から議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計予算までの
予算議案13件の審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。 審査に当たりましては、4つの分科会に付託いたしまして慎重に審査を行った次第であります。 審査の経過につきましては、先ほどの
予算特別委員会におきまして、各
分科会委員長の報告を本会議における
予算特別委員長の報告にかえさせていただくことに決定しておりますので、省略させていただきます。 審査の結果につきましては、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算及び議第66号天童市
国民健康保険特別会計予算2件については賛成多数で、議第67号平成18年度天童市
老人保健特別会計予算から議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計予算までの11件については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 何とぞ
予算特別委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げ、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
総務常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、各
常任委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
伊藤護國総務常任委員長。 〔
伊藤護國総務常任委員長 登壇〕
◆
伊藤護國総務常任委員長 去る3月10日の本会議におきまして当
総務常任委員会に付託になりました議第89号、議第90号、議第91号、議第97号、議第98号、議第99号、議第100号につきまして、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題になったことのみ申し上げます。 最初に、議第90号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について申し上げます。 委員から、昇給を勤務成績に応じて行うとあるが、評価はだれが行うのか、また評価表などの基準はあるのかとの質疑がございました。 これに対して、あくまでも職場の上司の勤務評価に基づいて行うことになるが、今後新たな給料表に切りかわるに当たって、国や県から具体的な勤務の判断の基準が示されるので、実際に適用される来年の1月1日までにそれを参考につくり上げていきたいとの説明がございました。 次に、議第91号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例の一部改正について申し上げます。 委員から、部課長級で定年退職すると退職金の支給率に格差は出るのか、また、これからの10年間で約200人の職員が定年退職する状況の中で人事をどのように考えているのか、その見通しについて質疑がございました。 これに対して、退職金の制度が変わるので、部課長の在職期間によって退職金に差が出ることは仕方がないと思われる。また、人事は例えば30人の
定年退職者があっても30人採用することは同じことを繰り返すことになるので、給料改定に合わせてできるだけ平準化していきたいとの説明がございました。 次に、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定について申し上げます。 委員から、国民の保護のための措置に関する法律によって設定しなければならない条例であるが、国の政策で武力攻撃を受けないように政策をつくっていくことが最も大切なことだと思うが、各市町村で直ちに条例を策定するよう動いているのかとの質疑がございました。 これに対して、平成16年9月に
国民保護法施行令が制定されてから、国では既に平成16年度末まで基本方針を策定し、県でも平成18年1月に
国民保護計画を策定している。各市町村の
国民保護計画を策定するに当たって、全国の市町村で協議会を設置して平成18年度に策定しなければならないことになっているので、御理解をいただきたいとの説明がございました。 次に、議第89号天童市市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について、議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について、議第98号天童市
災害対策本部条例の一部改正について、及び議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定についての4議案については、説明を受け、特に問題なく了とした次第であります。 以上、議第89号、議第90号、議第91号、議第97号、議第98号、議第99号、議第100号の7議案につきましては、採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようにお願いを申し上げまして報告を終わらせていただきます。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
厚生常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
厚生常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。
後藤和信厚生常任委員長。 〔
後藤和信厚生常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信厚生常任委員長 去る3月10日の本会議におきまして
厚生常任委員会に付託になりました7つの議案について審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議第92号天童市
市税条例の一部改正について申し上げます。 平成18年度以降の
国民健康保険税の見直しにかかわる内容であります。 なお、これに関連しまして、現在、国では
公的年金等控除の見直しや
老齢者控除の廃止の影響を受ける被保険者について、平成18年度からの2カ年において
保険税算定の際の特別控除を適用すべく準備が進められているとのことでありました。 以上、採決の結果、議第92号については賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第93号天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の設定について申し上げます。
障害者自立支援法の規定に基づき、
当該審査会の委員の定数を定めるものでありますが、5名以内の審査会の委員の選定については、身体・精神・知的障害の3障害のすべてに詳しい、経験のある方を人選していきたいとのことでありました。 以上、採決の結果、議第93号については、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第101
号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の
住居表示の方法については、特に問題なく、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。 次に、議第102号天童市
市民いこいの家、天童市
老人保養センター及び天童市公衆浴場の
指定管理者の指定について申し上げます。 委員から、
指定管理者となる団体の概要について質疑があったところですが、当該団体は現在、
寒河江市民浴場や
水沢温泉館、
県浄化センターなどの
公共下水道関連業務、上水道の巡回、監視などの業務を委託している会社であります。 採決の結果、議第102号については、賛成多数で原案どおり可決するべきものと決定しました。 次に、議第103号天童市
市民保養施設の
指定管理者の指定について申し上げます。 入浴料金が4月から値上げされるわけでありますが、想定以上の利益が上がった場合、
指定管理者と協議し、次年度からの
年度協定委託料を引き下げることが可能であるとの話題がこれまでにも出ておりましたが、これは法的にも対応が可能であるということで説明を受けたところであります。 また、豪雪により客数が減少傾向にありますが、雪がおさまった後は以前の水準に戻り、1日平均1,100人から1,300人、土曜日で2,000人、日曜日には2,500人程度の利用客でにぎわっているとのことであります。 以上、採決の結果、議第103号については、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定しました。 次に、議第104号天童市
総合福祉センターの
指定管理者の指定について申し上げます。 当該施設は、1社指名での対応になりますが、はっきりした理由づけが必要であり、市民への具体的なメリットなど提示すべきものであるとの委員の意見でありました。 1社指名での対応の理由は、これまでの実績に加え、行政としての継続性、
福祉サービスの充実の観点に立つとともに平成18年度の
管理委託料については平成17年度と比較するとおおむね170万円ほど削減に努力してもらったということでありました。 以上、採決の結果、議第104号については、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議第105
号天童市立のぞみ学園の
指定管理者の指定について申し上げます。 のぞみ光の家は、
市社会福祉協議会が直営で行っておりますが、
のぞみ学園について同協議会を
指定管理者として指定することにより、サービスの継続性、事業展開の効率性が図られるなどのメリットがあり1社指名で対応するとのことであります。 以上、採決の結果、議第105号については賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げて、御報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
文教経済常任委員長報告
○
小澤精議長 次に、
文教経済常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 佐藤正男
文教経済常任委員長。 〔佐藤正男
文教経済常任委員長 登壇〕
◆佐藤正男
文教経済常任委員長 去る3月10日の本会議におきまして、
文教経済常任委員会に付託になりました議第94号及び議第96号、並びに議第107号から議第111号まで、及び議第113号から議第117号までを審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 議第94号天童市
農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一部改正については、
住居表示の施行に伴い
農業委員会委員の選挙区内の区域の名称を改正しようとするものであります。 執行部からの説明を聞いて了とし、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第96
号天童市立高原の
里交流施設の設置及び管理に関する条例の設定について、委員から、天童高原キャンプ場やロッジとの兼ね合いをどう考えているのかとの質疑があり、執行部からは、天童高原を含めた田麦野地区の地域振興を考えている。例えばキャンプ場が雨で利用できない場合に交流施設をかわりに利用していくなど、今後、互いに連携しながら相乗効果を図っていくとの説明を受けたところです。 議第107号天童市
観光情報センターの
指定管理者の指定について及び議第108号天童市
天童高原青少年旅行村及び天童市
天童高原ウォーキングセンターの
指定管理者の指定については、公募の結果、1社のみの申請ということで、説明を聞いて了としたところです。 議第109号天童市
農業者トレーニングセンターの
指定管理者の指定について及び議第114号天童市
市民プラザの
指定管理者の指定についてから議第117号天童市
スポーツセンターの
指定管理者の指定についてまでは、1社指名で財団法人天童市文化・スポーツ振興事業団及び株式会社スポーツクラブ天童に5年間の
指定管理者の指定をするものであります。 委員からは、5年間の指定期間で職員の意識改革を始めとした体質改善がなされたかどうかを毎年度しっかりと検証し、そうでなければ指定の見直しを図るといった考え方をしっかりと持ってほしいとの指摘がありました。 議第110号天童市ジャガラモガラ森林ふれあい広場の
指定管理者の指定については、上貫津町内会で出資しているジャガラモガラ交流センター利用組合に広場の管理を行わせるために
指定管理者の指定を行うもので、説明を聞いて了としたものであります。 議第111号天童市
森林情報館の
指定管理者の指定については、株式会社JA天童フーズに
指定管理者の指定を行うものであります。 委員からは、施設の利用の大半を物販が占めている中で
森林情報館としての機能を果たせているのかと質疑があり、執行部からは、
森林情報館は道の駅としての機能も有しており、
森林情報館としての機能のほかに道の駅として観光案内の機能をあわせ持った内容を委託しているとの説明がありました。 議第113号天童市駐車場の
指定管理者の指定について、委員からは、
指定管理者となる団体について質疑があり、執行部からは、県内の警備業務を主とし、市内に支店を有し、市の公共施設の警備業務も一部担当している団体であるとの説明がありました。 以上、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。 当委員会の
決定どおり御可決賜りますようお願い申し上げて、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△
建設常任委員長報告
○
小澤精議長 最後に、
建設常任委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 小松善雄
建設常任委員長。 〔小松善雄
建設常任委員長 登壇〕
◆小松善雄
建設常任委員長 去る3月10日の本会議におきまして、当
建設常任委員会に付託になりました議第95号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について及び議第112
号市営日光住宅8号棟
改築主体工事請負契約の締結についての2議案を審査しましたので、その経過と概要について御報告を申し上げます。 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみを申し上げます。 初めに、議第95号天童市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について申し上げます。 市街化区域における用途区域による建築物の制限と比較し、制限はどの程度かとの質疑がございました。優良田園住宅地区においては、建ぺい率、容積率を厳しく制限し、ゆとりのある住宅地の形成を図りたいとの説明がございました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議第112
号市営日光住宅8号棟
改築主体工事請負契約の締結について申し上げます。
市営日光住宅建てかえ事業の今後の計画について質疑がございました。住宅の建てかえは、平成17年度及び平成18年度に実施する8号棟で終了し、平成19年度に集会所を建築する予定との説明がございました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げ、報告を終わります。
○
小澤精議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認めて終結いたします。 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 ここで10分間休憩いたします。 午前11時06分 休憩 午前11時16分 再開
○
小澤精議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算に対する反対討論の通告者、11番
石垣昭一議員。 〔11番
石垣昭一議員 登壇〕
◆11番(
石垣昭一議員) 議第65号平成18年度天童市
一般会計予算について、反対の討論をいたします。 政府が進めてきた三位一体改革は、地方分権の推進を看板にして行われてきましたが、国が本来責任を負うべき義務教育費や社会保障の切り捨てを行うなど国の財源保障の責任を弱めて、地方に財政負担を押しつけるものとなりました。 今、規制緩和万能の小泉構造改革が進められる中で格差社会の進行が問題になっています。日本世論調査会が実施した面接調査でも、87%の人が所得格差は広がっていると感じていると答え、理由として、給与水準が低い非正規雇用の増加を挙げた回答が最も多かったことがわかりました。 市長の基本理念であります市民が主役の市民による市民のための市政が生きる施策が求められております。 予算編成に当たっては、限られた財源の中で計画性と選択性に基づき、歳出のむだを省き、
指定管理者制度の活用と民間事業者との連携なども考慮して編成したと述べておられますが、市民生活にとって今必要な施策は、経済的弱者、低所得者の負担を軽減し、最低生活を保障するきめ細かな支援が求められているときでもあります。 市民の念願であった市立天童病院整備は、医療制度改正や医師の確保といった点で難しい問題もありますが、いよいよ工事に着工する段取りになりました。 また、学校給食センターについても移転新築工事が進められます。子供の食に対する問題点が指摘される中、教育としての給食、食育という観点からもおろそかにできない問題です。 また、子育て支援としての乳幼児医療費の無料化について、県の制度変更がある中で対象外となる子供を出さないとする答弁があり、新年度予算編成での前進面として評価するものであります。 しかしながら、地方交付税が前年度比12.1%の減額であり、大変厳しいものとなりました。市長は、このたびの議会答弁でも、国県が予算を減らすのは簡単、困るのは末端の自治体であると述べていますが、予算編成については大変御苦労なされたものと拝察するものであります。 国は、今後、集中改革プランに基づき、一層地方財政改革を進める方針です。 職員給与の引き下げについてですが、人事院勧告といえども、平均で4.8%、一律に引き下げるもので、民間準拠を口実にしていますが、民間の賃金が低過ぎ不安定雇用がふえてきて、職員給与引き下げが一層民間労働者の雇用条件を悪化させる要因となりかねません。 また、
国民健康保険、介護保険の値上げについては、受益者負担として住民に一層の押しつけをするもので、容認することはできません。 4月1日から
障害者自立支援法が施行されますが、細則も不明確なまま準備に当たっている職員の労苦もありますが、障害者へのサービス切り捨てにならないよう十分な配慮が必要です。
指定管理者制度と民間委託の問題ですが、費用対効果、市民サービスの向上といった点から、積極的に委託を推進するとしています。 このたびの予算にも14施設の
管理委託料が計上されていますが、本当に管理経費の削減になったのか疑問のあるところであり、物件費などの経費は節減できず、受託者のもうけを考えれば、そこで働く労働者の賃金で節減を図るしかなく、むしろ委託を受けた民間企業で働く労働者へのしわ寄せになることを指摘するものであります。 住基システム導入業務委託料ですが、これは平成16年8月に住民基本台帳ネットワークシステムが第2稼働しました。当時から、住基カードのメリットは市町村にも国民にもなく、国による個人情報の活用しかないと指摘してきましたが、金をかけた割には市民へのメリットが少なく利用者も多くない現状で、引き続きこれを推し進めることは大きな問題があると言わざるを得ません。 次に、天童市鍬ノ町地区観光施設立地促進奨励金についてですが、今年度も1,732万7,000円を計上しています。集中改革プランでは、所期の目的を達成したとして19年度に廃止するとしていますが、条例制定当初から一部企業への優遇措置であると反対をしてきたことでもあります。 次に、土地区画整理事業について申し上げます。 このたびの予算計上は44万6,000円と、事業費のみとのことですが、これは新たに計画人口4,000人、1,300戸を見込んで芳賀地区73ヘクタールの土地区画整理事業を進めるものであります。 平均減歩率が50%と高く、住民要求が一様でないなど、地権者の中には必要でないと言う人がいる中で、事を性急に進めることは問題と言わざるを得ません。 また、山形市でのニュータウン開発や近隣での宅地分譲地の売れ行きが芳しくない中で、天童市全体のまちづくりを考え、見直す必要があるのではないでしょうか。 都市施設整備費についてですが、わくわくランド内の整備は、道の駅開業などにより大方の整備は終了しました。このたびの予算では、電線の地中化工事などが主なものとなっていますが、野外ステージや多目的広場などの利用拡大とあわせ、にぎわいをどうつくるのかが問われています。16年度の利用実績は、11件の11万1,000円であり、積極的な活用策が図られていないのは残念なことです。 これまでも全庁的に取り組むと言っていますが、施設間の相乗効果を図ることとあわせ、利用拡大での責任を明確にした対応を求めるものです。 次に、研修センター若松会館増築事業についてです。 このたび新たにトイレ改修700万円の予算が計上されています。財団法人若松会館の今後の運営方針が明確でなく、補助要綱などにもかかわることであり、もっと明らかにすることが求められます。また、年間の利用者数が600人と大変少なく、利用方法についても明確にすべきです。今後、トイレだけ改修して済むのかどうかを含め、大変疑問のあることでもあります。 最後に、農業の問題について申し上げます。 多くの農家は、豊作を喜ぶこともできず、大きな不安にさらされています。農産物価格の暴落と、政府が農政改革の名目で大部分の農家を政策から排除する新しい担い手対策を進めようとしているからです。 生産者米価は、昨年の暴落がとまらず、30年前の価格水準に逆戻りしています。 深刻なのは米づくりだけではありません。野菜価格も大暴落し、産地廃棄が繰り返されました。また、果実でも、天童市農協では計画対比ですが57.9%に落ち込んでいます。その結果、農家経営は極めて厳しいものとなっております。 経営所得安定対策大綱についてでありますが、国は、来年度夏に向けて市町村での計画をつくることを求め、経営安定対策に参加する認定農業者や特定農業団体づくりを推進しようとしています。 地域農業を守るには、地域と経営の条件を生かして農地利用と生産の維持を図る取り組みが重要です。現に天童でも、集落営農、農業生産法人、機械利用の共同、請負耕作など、地域の条件に合ったさまざまな規模で行われております。 生産の努力を広げる活動に支援するところに行政としての役割があると思います。地域や農業生産の諸条件を無視して規模拡大を押しつけることのないよう強く要望するものです。 以上申し上げました、大型事業が相次ぐ中、財政が緊迫しており、集中改革プランに沿った中央集権型の予算編成となっていることから、この
一般会計予算に反対するものです。 これで反対討論を終わります。
○
小澤精議長 次に、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算に対する賛成討論の通告者、24番高橋 博議員。 〔24番 高橋 博議員 登壇〕
◆24番(高橋博議員) 議第65号平成18年度天童市
一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。 国においては、各種国庫補助金、負担金と地方交付金の減額、国から地方への税源移譲など三位一体改革が進められており、平成19年度の地方税制をもって税源移譲を完了させたいとの考え方であり、地方自治体を取り巻く社会経済環境は大きく変わりつつあります。 こうした未曽有の変革の時代にあって、地方自治体の
行財政運営、かじ取りは、より厳しく、時代を見据えた適切な運営が求められているところであります。 10年目を迎える遠藤市政は、市民生活の向上、市政の発展を念頭に、新世紀創造プラン後期計画の実現を目指して、緊急性・優先度に配慮しながらも、積極的で効率的な
行財政運営を図る極めて適切な予算編成に当たったと評価をいたしております。 特に市立天童病院整備事業、学校給食センター移転新築事業の二大事業に本格的に着手するなど優先すべき事業を明らかにし、安全で安心な生活環境の創造、少子高齢化対策、循環型社会の構築など市民の視線に立った的確な予算編成と評価をいたしているところであります。 具体的な項目については、救助工作車の導入やAEDの本格的設置、水防倉庫の設置、木造住宅耐震診断事業、自主防災組織の組織化など、市民とともに安全安心なまちづくりを推進したいとする適切な内容になっているものであり、天童南部第三学童保育の分離常設や西沼田遺跡の復元工事の継続、食料・毛布の備蓄、土地区画整理事業、道路整備・維持、下水道の普及など継続事業の早期完成と農業、商業、工業、観光の振興にも意を用いているところであります。 すべての事業について触れることはできませんが、全体的に見て、市民の負託にこたえ、時代を見据えた適切な政策・予算内容であると思っております。 地方自治体を取り巻く環境はまことに厳しいものがある中で、国の動きを見誤ることなく市民生活の向上に腐心をされた市長の努力を高く評価するものであります。 このほど上程をされている予算の適切な運営によって、平成18年度市政運営の一層の充実が図られることを願いながら、議員各位の御理解と御賛同をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 以上であります。
○
小澤精議長 次に、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算に対する賛成討論の通告者、20番秋葉 忠議員。 〔20番 秋葉 忠議員 登壇〕
◆20番(秋葉忠議員) 天新会を代表して、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算案に対する賛成討論を行います。 国の三位一体改革を受けて、今、地方自治体は厳しい財政運営を強いられております。例にも漏れず天童市におきましても財政調整基金、減債基金、市有施設整備基金などを取り崩して予算編成を行っているのが実情であります。 今後、地方交付税、国庫補助金、県支出金の減額は避けられず、さらなる歳出削減を図らなければ天童市の自治体はかなり厳しい状態に置かれることは明白であります。 そういう厳しい状況にあるだけに、従来の補助金の見直しはもちろん、新たな補助金の支出などは慎重に取り扱うべきことと思います。 執行部におかれましては、この予算執行には6万3,000市民の思いや意見を重く受けとめて、くれぐれも後年度においてあれは失政であったなどと指摘されることのないよう、最善の予算管理運営をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。
○
小澤精議長 次に、議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定について及び議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定に対する反対討論の通告者、19番
伊藤和子議員。 〔19番
伊藤和子議員 登壇〕
◆19番(
伊藤和子議員) 議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定について並びに議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定について、以上3議案について、国民保護法との関連がありますので、一括して反対の討論を行います。 3年前に国会で強行可決された武力攻撃事態法に基づき、翌年に武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律を始めとする関連7法案が定められ、それに伴う条例の設定であります。
国民保護計画は市民の安全を守るのかということについて一般質問いたしましたが、市長は、万が一国民の生命に危険が及ぶことになる場合、予期せぬテロやサリンなどの武力から守るため、警戒区域の設定などをあらかじめ整備しておくことが大事と答弁されましたが、多くの問題があるのではないでしょうか。 国は、武力攻撃事態の4類型を示し、テロやゲリラ、弾道ミサイルなどの類型を殊さら強調しています。
国民保護計画づくりは、テロ対策を口実に戦争に備えるのは当然という戦争意識を持たせ、戦時動員体制をつくることになります。地震など自然災害の対応と国民保護法を混同する動きも見られます。
防災会議条例の改正は、第3条の委員数の増は国民保護協議会に合わせるものとの説明がありました。新たに自衛隊員が加えられ、構成員も指定されています。国民保護協議会の自衛隊員は、防衛庁長官の同意を得た者と規定されています。 避難の指示は、防災計画は市町村の権限でありますが、
国民保護計画では、国、都道府県、市町村の権限、役割分担が国へ集中し、中央統制の仕組みが歴然であります。 また、国民の自由と権利を制限する問題では、制限は必要最小限と説明しておりますが、明確ではありません。 市長は、市民生活にかかわるものはできるだけないようにしたいと言っておりますが、学校や病院、公民館など市の施設を自衛隊や米軍に提供したり、医療関係者や輸送業者などを動員する計画もつくることになります。 指定公共機関が指定されており、民間労働者も動員計画に組み込まれ、拒否した場合の罰則措置など自由と権利を侵害するものになりかねません。 太平洋戦争で唯一地上戦となった沖縄県議会での質疑の中で、有事の事態に国民を保護するというのは大変困難なことだと歴史的な体験で知っていると部長さんが答弁しております。 沖縄県民は、アメリカの戦争に協力する有事法制のもとで、避難が必要な国ではなく、命と暮らしが守られる平和と安全な国づくりを求めているのです。 先ほど総務委員長の報告では、平成18年中に
国民保護計画を策定の方向でありますが、自治体によっては国の基本指針をそのまま受け入れるのは問題と
国民保護計画のあり方を徹底論議して慎重に進めるところもあります。 南米のコスタリカという国がありますが、この国は軍隊を持たず侵略される心配がないことを今実践しているわけであります。また、1979年、ジュネーブ条約追加議定書が規定されましたが、その第59条に、いかなる手段によっても紛争当事国が無防備地域を攻撃することを禁止しております。この国際法の住民保護の規定と日本国憲法の平和状況に依拠して、全国各地で無防備地域宣言の運動が進められてもおります。 非核平和都市宣言をしている天童市として、国民保護法で戦争の危機をあおり、市民の命、財産、人権が守られない条例の一部改正や設定に反対の意を表明するものであります。 以上です。
○
小澤精議長 次に、議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定について及び議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定に対する賛成討論の通告者、2番
木村竹虎議員。 〔2番
木村竹虎議員 登壇〕
◆2番(
木村竹虎議員) 議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定について及び議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定について、一括して賛成の討論をいたします。 平成16年9月に武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律、国民保護法が施行されました。 国民保護法は、武力攻撃を受けた場合や大規模テロが発生した場合などに、国民の生命、身体及び財産を保護し、武力攻撃に伴う被害を最少にするため、国、地方公共団体などの役割分担やその具体的な措置について定めている法律であります。 この法律に基づき、平成16年度に国が国民保護に関しての基本指針を策定し、平成17年度には県の
国民保護計画を策定しております。また、平成18年度には、県の計画を受けてすべての市町村が
国民保護計画を策定することになっております。
国民保護計画は、武力攻撃から市民の生命、身体や財産の被害を最小限に食いとめるために必要であり、警報の伝達や避難、誘導、収容施設の供与、食料・生活必需品の供与、医療の提供等の救援協力、安否情報の収集及び提供、退避の指示、警戒区域の設定のほか、復旧に関することが主な内容となっております。 この計画を策定するに当たり、法律で幅広く住民の意見を求め、関係者から意見を聴取する機関として国民保護協議会を設置し、計画案を市長が諮問するものであります。 したがいまして、これら関連する条例の設定及び改正はすべて法律に基づいて実施されるものであり、行政による危機管理体制の必要性が問われている中、本市といたしましても市民の安全を確保するという視点から
国民保護計画の策定は必要であると考えるべきものと思われます。 今回の関連する条例の設定及び改正につきましては、以上の理由により賛成するものであります。 議員各位の御理解と御賛同をお願い申し上げ、以上を賛成討論といたします。
○
小澤精議長 以上で討論を終結いたします。 ここで休憩をいたします。 午後の再開は午後1時といたします。 午前11時45分 休憩 午後1時00分 再開
○
小澤精議長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
△
厚生常任委員長報告の追加
○
小澤精議長 先ほどの
厚生常任委員会における審査の経過と結果についての
委員長報告の中で、議案1件の報告漏れがありましたので、
厚生常任委員長の報告を求めます。
後藤和信厚生常任委員長。 〔
後藤和信厚生常任委員長 登壇〕
◆
後藤和信厚生常任委員長 厚生常任委員会に付託になりました議案の審査の結果について、先ほどの
委員長報告の中で議第118号についての報告が抜けておりましたので、追加して申し上げます。 議第118号天童市
介護保険条例の一部改正については、平成18年度から平成20年度までの介護保険料を定める内容について説明を受けたところでありますが、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、当委員会の
決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げて報告を終わります。
△採決
○
小澤精議長 これより順次採決いたします。 最初に、日程第1、議第65号平成18年度天童市
一般会計予算について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第65号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第2、議第66号平成18年度天童市
国民健康保険特別会計予算について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
予算特別委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第66号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第3、議第67号平成18年度天童市
老人保健特別会計予算から日程第13、議第77号平成18年度
天童市立天童病院事業会計予算までの議案11件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案11件については、
予算特別委員長の報告は原案可決であります。
予算特別委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第67号から議第77号までの11件については、原案のとおり可決されました。 次に、日程第14、議第89号天童市市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
総務常任委員長の報告は原案可決であります。
総務常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 異議なしと認めます。 よって、議第89号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第15、議第90号天童市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてから日程第17、議第92号天童市
市税条例の一部改正についてまでの議案3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案3件については、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案3件について、各常任委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 賛成多数と認めます。 よって、議第90号から議第92号までの3件について、原案のとおり可決されました。 次に、日程第18、議第93号天童市
障害程度区分判定等審査会の委員の定数を定める条例の設定についてから日程第21、議第96
号天童市立高原の
里交流施設の設置及び管理に関する条例の設定についてまでの議案4件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案4件については、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第93号から議第96号までの4件については原案のとおり可決されました。 次に、日程第22、議第97号天童市
防災会議条例の一部改正について採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、
総務常任委員長の報告は原案可決であります。
総務常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第97号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第23、議第98号天童市
災害対策本部条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、
総務常任委員長の報告は原案可決であります。
総務常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第98号については原案のとおり可決されました。 次に、日程第24、議第99号天童市
国民保護協議会条例の設定についてから日程第25、議第100号天童市
国民保護対策本部及び天童市
緊急対処事態対策本部条例の設定についてまでの議案2件を一括して採決いたします。 討論がありましたので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
総務常任委員長の報告は原案可決であります。
総務常任委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第99号から議第100号までの2件については原案のとおり可決されました。 次に、日程第26、議第101
号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の
住居表示の方法についてから日程第41、議第117号天童市
スポーツセンターの
指定管理者の指定についてまでの議案16件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案16件については、各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、議第101号から議第117号までの16件については原案のとおり可決されました。 次に、日程第42、議第118号天童市
介護保険条例の一部改正について採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案について、
厚生常任委員長の報告は原案可決であります。
厚生常任委員長の報告のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議案については、
厚生常任委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、議第118号については原案のとおり可決されました。
△閉会中の継続審査申し出事件
○
小澤精議長 次に、日程第43、請陳第7号
教職員定数改善のための次期計画を策定するよう、国に対して「意見書」の提出を求める請願を上程して議題といたします。 ただいま議題となっております請陳1件については、
文教経済常任委員長からお手元に配付しております申し出書のとおり、
会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。
文教経済常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの請陳第7号については継続審査とすることに決定いたしました。
△閉会中の
継続調査申し出事件
○
小澤精議長 次に、日程第44、閉会中の
継続調査の申し出について議題といたします。
議会運営委員及び
常任委員会における所管事務の調査については、各委員長からお手元に配付しております申し出書のとおり、閉会中の
継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり閉会中の
継続調査とすることに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の
継続調査の申し出については、各委員長の申し出のとおり決定をいたしました。
△
議会案上程
○
小澤精議長 次に、日程第45、議会案第3号
道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出について上程し議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 議会案第3号の提出者、12番
小松善雄議員。 〔12番
小松善雄議員 登壇〕
◆12番(
小松善雄議員)
道路特定財源制度の堅持に関する意見書の提出について、提案理由を申し上げます。 昨年9月、平成17年度第3回定例会におきまして、道路特定財源の堅持及び道路整備予算の確保に関する意見書を議決し、提出しておりましたが、その後、政府与党による道路特定財源の見直しに関する基本方針が12月に公表されております。 この基本方針は、必要な道路は計画的に整備を進めるとしつつも、道路特定財源の一般財源化を前提とするものであります。 今後、経済財政諮問会議において、この基本方針を踏まえた議論が行われ、6月をめどに骨太の方針が閣議決定される予定とのことであります。 本市を始めとする地方都市における高速道路の整備率は低く、ネットワーク構築がおくれていることから、高速道路本来の利点を享受できていない状況にあります。 また、自家用自動車への依存度が高く、ほかのインフラ整備の要望と比較しましても道路整備に対する要望はまだまだ高い位置を占めております。 道路特定財源が一般財源化されれば、道路整備に必要な財源が確保できず、特に地方都市における計画的な道路整備の停滞が懸念されることから、こうした地方都市の実情を十分配慮されることを強く要望し、意見書を提出するものであります。 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○
小澤精議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議会案第3号については、
会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
△質疑
○
小澤精議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告がありませんので終結いたします。
△採決
○
小澤精議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議会案第3号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 ただいまの議会案第3号については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
小澤精議長 起立多数と認めます。 よって、ただいまの議会案第3号については原案のとおり可決されました。
△
議会案上程
○
小澤精議長 次に、日程第46、議会案第4号
天童市議会議員定数条例の一部改正について上程し議題といたします。
△提案理由の説明
○
小澤精議長 これより提案理由の説明を求めます。 議会案第4号の提出者、14番水戸 保議員。 〔14番 水戸 保議員 登壇〕
◆14番(水戸保議員) 議会案第4号
天童市議会議員定数条例の一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。 現在、少子高齢化による人口減少時代を迎え、国、地方ともに財政状況が厳しい中、地方公共団体が中心となって住民の負担と選択に基づき、それぞれの地域にふさわしい公共サービスを提供する分権型社会システムに転換することが求められております。 このような状況の中で、地方公共団体は新しい視点に立って決断を持って行政改革に取り組む体制を刷新していくことが必要となっています。 厳しい財政や地域経済の状況等を背景に、地方公共団体の財政改革の取り組み状況に対する住民の視線は厳しいものがあります。 市議会においても、地方分権の進展に伴い果たすべき役割と責任がますます増大し、厳しい財政事情の中、能率的な行政の確保と住民福祉の増進を図られるような
議会運営が一層求められております。 議会みずからもその機能を十分に発揮し、率先して行政改革の一層の推進と住民に対する説明責任を明確にしていかなければなりません。 このような状況を踏まえ、議員定数を次回の一般選挙より現在の26人から4人減じ、22人に改めようとするものであります。 何とぞ趣旨御理解の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
○
小澤精議長 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議会案第4号については、
会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
△質疑
○
小澤精議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
小澤精議長 質疑なしと認め、終結いたします。
△討論
○
小澤精議長 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、議会案第4号
天童市議会議員定数条例の一部改正についてに対する反対討論の通告者、19番
伊藤和子議員。 〔19番
伊藤和子議員 登壇〕